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登録日:2015/02/25 Wed 22 22 53 更新日:2024/02/20 Tue 12 17 09NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 DM種族一覧 DM種族項目 アウトレイジMAX サイバー・ウイルス海 スノーフェアリー風 デュエル・マスターズ ヒューマノイド爆 ビーストフォーク號 ファイアー・バード炎 マイナーチェンジ種族 リキッド・ピープル閃 種族カテゴリ ここでは、デュエル・マスターズの、特定の種族群について説明する。 概要 差異アウトレイジ リキッド・ピープル ヒューマノイド ビーストフォーク サイバー・ウイルス ファイアー・バード スノーフェアリー 余談 概要 デュエル・マスターズは現在、100を超える種族が存在しており、それらの種族は中には互いに恩恵を与え合う関係もある。 例えばハイブリッド種族とサポート種族はその特徴的なものであろう。 中には、種族カテゴリを形成していて、カテゴリ間サポートが激しいものがある。 このために、特定カテゴリに属していないとそれだけでマイナスに見られることも少なくない。 (もっとも、カテゴリに属していない種族のほうが大半であり、イニシエートやガーディアン、デスパペット、パラサイトワームは強力な種族として扱われているのだが) 上記の種族カテゴリという概念は、黎明期から「ドラゴン」や「サイバー」「コマンド」で登場していたが、 本格的に注目されるようになったのは、エピソード3で「アウトレイジMAX」が登場してからである。 この「アウトレイジMAX」を持っていた《無重力 ナイン》は、以下のような効果を持っていた。 無重力(ゼロゼロ) ナイン 火文明 (3) クリーチャー:アウトレイジMAX 1000 G・ゼロ―バトルゾーンに自分のアウトレイジがあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。 《パラダイス・アロマ》が殿堂入りしていることを考えれば、こちらも 「普通のアウトレイジ」と区別して、自分では出せないようにする、という意味合いであろうと思われた。 …だが、子供たちにいざこれを説明しようとするとやや不自然なことになってしまう。 「なんでドラゴンはオッケーでアウトレイジはダメなの?」となってしまうからだ。 そこで、共通語句を含んでいればなんでも種族カテゴリとして扱う、既存の記述も 「○○から進化する」「○○はすべてスピードアタッカーを得る」などの○○に該当する種族が1つだけならそれは種族を指し、 2つ以上である、または後発種族の登場で2つ以上になった、ならばそれは種族カテゴリを指す、という裁定に変更された。 これによって、「アウトレイジ」と「アウトレイジMAX」の区別できる点が「イラストがフルフレームであるか否か」のみになってしまったが。 しかも初出の《無重力 ナイン》はフルフレームじゃないし(後にフルフレーム化したが)、逆にGTクロスがMAXじゃないのに再録でフルフレームになったりしたが。 そして、エピソード3最終弾「オメガ∞マックス」では、リキッド・ピープル閃やヒューマノイド爆が登場。 この後もドラゴン・サーガでビーストフォーク號が登場するなどした。 これらの種族は既存の種族とは別のデザインルールを適用するが、既存の種族とほぼ同じように扱うことができる種族群であり、 まさにアウトレイジの裁定変更がなければ実現しなかったかもしれない表現であった。 今後もじわりじわりこのような種族が登場することが見込まれている。 差異 アウトレイジ 通常アウトレイジは通常の枠を使用しているが、 アウトレイジMAXは初出の《無重力 ナイン》を除き、すべてフルフレームイラストになっている。 アウトレイジOMGも同様。 ただし後に「スーパーレア100%パック」で、《暴走龍 5000GT》と《百万超邪 クロスファイア》はフルフレームイラスト化したため、 上記の表現が完全に正しいとは言えなくなってしまっている。 命名ルールは違いはないが、進化クリーチャーは通常アウトレイジに限って、「カタカナを漢字読み」する。 (《ダークナイト(神砕き) クリストファー》《サイレンス(呪文たちの沈黙) トパーズ》) リキッド・ピープル 通常リキッド・ピープルはあくまでサイバーロードの人型戦闘兵器であるため、 人型とはいえ頭や腕が尖っていたりと、水で出来た宇宙人、みたいな感じの見た目をしている。 一方リキッド・ピープル閃はより人間に近づいており、 更に服を着用したり、近未来の科学のような武器(龍素を利用したもの)を装備したりしている。 なんでも、「通常とは異なる進化を遂げたリキッド・ピープル」であり、ヒーローの集団のようだ。 命名ルールは通常リキッド・ピープルは「アクア・〜」「クリスタル・〜(武器やその使い手の呼称)」だが リキッド・ピープル閃は「アクア○○ 〜」「超閃機 〜(西洋の怪物を捩ったもの)」となる。 ヒューマノイド 通常のヒューマノイドはややスチームパンク的な見た目をしている(一昔前の映画の主役や仲間みたいな感じ)のに対して、 ヒューマノイド爆は和装をメインとしている。 かつてのヒューマノイドは命名ルールは割りと自由なところがあったが(肩書+名前)、 ヒューマノイド爆は「爆」を含んだ肩書の後ろに、ウイスキーの銘柄やその生産地、醸造所の名前を持つ。 ビーストフォーク 通常のビーストフォークは獣人族といったなりをしているが、 ビーストフォーク號はそこにお面をつけている。 お面を外した姿を見られると力を失うため、朝起きたら急いでお面を付けなくてはならない。 お面をつけてても素顔丸見えなアイドルいるけど気にしない。 アイドル、というのもそうだが何より、「ファンシー系」「萌系」「グロ爬虫類系」など、 既存のビーストフォークにないデザインも多く見られた。 かつてのビーストフォークの命名ルールは肩書を英語で読んだ物だったが、 ビーストフォーク號は「○○の面 〜」となる。 サイバー・ウイルス 昔のサイバー・ウイルスはサイバーロードの手足のような種族であり、割りとリアルな海洋生物のイラストだったが、 サイバー・ウイルス海はややデフォルメされた感じを受ける。 サイバー・ウイルス海は大海賊時代が到来した世界のサイバー・ウイルスのようだ。 通常のサイバー・ウイルスの命名ルールは「〜・〜」で、サイバー・ウイルス海は「○(アルファベット) 〜」。 ファイアー・バード 通常のファイアー・バードに比べ、ファイアー・バード炎はやや機械化されているようだ。 詳しいことがまだ判明していない。 スノーフェアリー スノーフェアリーといえば、デュエマでは 「フェアリー」というよりはアイヌの民族衣装を纏った「コロボックル」というスタイルが一般的だったが、 スノーフェアリー風はよくイメージするところの 「羽の生えた妖精」であり、衣装も西洋の妖精のようなもの。 そして、通常のスノーフェアリーがドラゴンに肩入れするような種族であるのに対して スノーフェアリー風はデュエル・マスターズレースに興味がなく、気ままに生きることを望んでいる。 ここまで差異の大きい種族もなかなかないだろう。 余談 このようなマイナーチェンジ種族は、ほとんどの場合、ゲーム中ではそれまでの種族と同じような扱いばかりされる。 (例外はマイナーチェンジ種族側に専用サポートを持つヒューマノイド爆のみだが、そのサポートはドラゴンのついで) それゆえ、基本的に旧種族の爆発的な押し上げになっており、リキッド・ピープルやヒューマノイド、ビーストフォークは いちやくこれでメジャー化した(それまではファンデッキこそあったが一線級ではなかった)。 だがその手の歴史を皆が知っているわけでもなく、また光が「ジャスティス・ウイング」と正真正銘の新規種族だったドラゴン・サーガでは 当初からのサポートの圧倒的な差もあって、プレイヤー間でも賛否を巻き起こした(まあ光はドラゴン側が「エンジェル・コマンド・ドラゴン」だったのだが) しかし、この手の再フィーチャーは、エピソード2のような、ギャグ化によるフィーチャーに比べるとより使い手としても嬉しいという声もある。 なお、光は後に「ジャスティス・オーブ」という新種族も登場するが、「ジャスティス」がカテゴリ化されるかは不明。 闇の「ナイトメア」はすでにカテゴリ化されており、更に「ナイト」にも属している。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゴッドは? -- 名無しさん (2015-02-25 22 29 38) なるほどわからん。ゴッドノヴァはリンク型式、OMGは普通のノヴァと文明が違うのが差別点か? -- 名無しさん (2015-02-26 01 03 15) 禁断ソニック・コマンドも入らないですか? -- 名無しさん (2020-10-24 17 43 48) マジック種族、アーマード種族、ジャイアント種族、メカデル種族もはいるのか? -- 名無しさん (2023-01-10 08 32 21) どうやら一部のマイチェン種族はツインパクト計画の産物らしい -- 名無しさん (2024-02-20 12 01 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kitakami_pokemonsv/pages/17.html
桃モチーフのポケモンがともっこ4匹目? DLC発売後、「こいつ何?」とあにまん掲示板にてスレが立ち、考察が始まった。 (スレ画はグレーな可能性があるため本wikiでは割愛) https //bbs.animanch.com/board/2396138/ 桃太郎モチーフがいない 桃太郎モチーフの昔話を軸にストーリーが進む中、桃太郎ポジションと言えるポケモンや人間キャラクターは登場していなかった。 しかしキタカミの里でオリエンテーリングとして見ることになる3つの看板には鬼、ともっこ3体、そしてトレーナーらしき人型の何かが描かれている。 キタカミセンターにはこの人型の何かについて言及するモブが存在しているため、今後その正体が明かされる可能性はゼロではないのかもしれない。 伝承の真実が語られるシーンにて お面職人がオーガポンやともっこ達についての真実を話す中、ともっこ達がお面に惹かれてやってくるシーンで『判明しているイヌサルキジではない何か』→イヌ、サル、キジといった順番で表示される。 また、「数匹」の欲深いポケモンがやってきたというだけで「三匹」とは言っていない。 海外ユーザー等の解析によりこの物体は桃をひっくり返したような形の中心に顔のついた姿をしたポケモンのようだと判明したが、お面職人の伝承ではこれについての言及はない。 ちなみにこの桃ポケモン、伝承シーンでは困ったようなジト目だが、桃の形になるようひっくり返すとジャパニーズホラーじみた邪悪な笑みに見える。 あにまん掲示板では愛称を付けられ親しまれているが、ストーリー上で登場したものでも確定した情報でもないため、本wikiでは『桃ポケモン』と呼称する。 桃沢商店の置物 DLC前編の舞台となるスイリョクタウンには『桃沢商店』というショップが存在している。 キタカミの里の特産品はリンゴであり、新ポケモン・カミッチュの顔出し看板がある程度には観光資源としても利用していると考えられるだろう。 だが、ほぼ街の中心に唯一あるショップは『桃沢商店』、桃をモチーフとした名前だ。 そしてその桃沢商店の雑貨の中に、「埃を被った置物」が固有メッセージ付きで置かれている。 この置物が先述の『伝承シーンで見切れて登場した桃ポケモン』に酷似している。 桃ポケモンに関する何らかのイベントに絡んでくるかもしれない。 桃ポケモン=オーガポンとは別の鬼 オリエンテーリングにて確認できる看板のうち、1つ目と2つ目はオーガポンや判明しているともっこについての記述と考えられるが、3つ目については明らかに毛色が違う。(詳細は考察資料集を参照) 要約すると「夕方(黄昏時)に1人で歩いていると鬼に魂をとられ二度と帰ってこない」というもの。 オーガポンには魂に関する能力、ひいては精神干渉能力があると思われる描写は特にない。 これは『村人が過剰にオーガポンを恐れた結果事実が捻じ曲げられた』と捉えることもできるが、桃ポケモンの存在を前提とすると『オーガポンとは別の鬼がキタカミの里に元から住みついていた』とも考えられる。 掲示板にて出てきたこの説のまとめは以下の通り。 キタカミには元々鬼がいた 男とオーガポンがやってきたが鬼に取り憑かれているかもしれないから迫害、職人は里に来るため、鬼に取り憑かれないようにするためのお面を渡した 男に目をつけていた鬼は過去に鎖で願いを叶えた家来たち呼び寄せ、オーガポンがいない隙に男を襲う 翠の仮面で守ろうとはしたものの家来たちに剥がされ取り憑かれ、鬼と家来たちはそのまま里の方に向かった しかしオーガポンが異変に気づくと仮面を持っていた家来たちを殴り殺した その際に鬼はその場から逃げ出し、その様子を見た里の人たちはオーガポンが鬼だと誤解した オーガポンは鬼に取り憑かれた男を探しにすぐさまその場を去ったが、里の人たちは家来たちを英雄として認識して他の仮面も回収してしまった 職人は家来たちが持っていた仮面やオーガポンの様子、一連の事態が終わった後に男の住処を訪ねるもオーガポンしかおらず事態を察するが里の人々は信じない オーガポンも男を見つけられなかった (下手なことを言うと自分が鬼の標的になりかねない?) 職人は仕方なく一族にのみ真実を伝える 桃ポケモンのタイプと能力 ともっこ達3匹を見るに、桃ポケモンはどくのくさりを付与する力を持っていると思われる。 また、オモテ祭りにて飾られている提灯の中にオーガポンにもともっこ3匹にも当てはまらないゴーストタイプのマークがあり、これが桃ポケモンのタイプではないかと言われている。 桃ポケモン群体説 現実の岡山県に、桃太郎ブドウというものがある。 これはひとつの房に桃のような形の粒が並ぶ、変わったブドウである。 どくのくさりに関連していること、桃太郎ポジションと考えられることも含め、このポケモンはタイレーツやタマタマのような群体ポケモンであり、モチーフは桃太郎ブドウなのでは?という説がある。 オーガポンが「オーガ(鬼)+ポン(ポンカン、柑橘)」というネーミングであることから、今作本編のオレンジ/グレープアカデミーと対応して柑橘/葡萄というセットになっているかもしれない。 (※素顔がまさにポンカンのような色・ヘタのような突起があり、中国語名が「厄诡椪/厄鬼椪」(椪はポンカンのこと)であることから、ポンカン要素はほぼ確定と思われる) 桃ポケモンのモチーフについて 桃=林檎? このポケモンは3匹のけらいポケモンを従える「桃」太郎ポジションであること、置物など現時点で判明している色やシルエットが桃らしい姿であることから、桃モチーフではないかと推測されている。 『桃』については、Wikipediaに以下の情報がある。 英名ピーチ(Peach)は“ペルシア”が語源で、ラテン語のpersicum malum(ペルシアの林檎)から来ている。種小名persica(ペルシアの)も同様の理由による。 キタカミの里の特産はおそらくリンゴであり、桃太郎にちなんだストーリーが展開される中特に桃に関するポケモンや登場人物、ワードはDLC前編終了時点で出てきていなかった。 しかし、そもそも桃という果実が林檎と関係、もしくは同一視されている可能性があるのかもしれない。 新ポケモン「カミッチュ」との関連 林檎といえば、DLCで追加された新ポケモン「カミッチュ」がいる。 このポケモンはキタカミの里で初めて手に入る「みついりりんご」をカジッチュに使用することで進化する。ちなみに、みついりりんごはキタカミ南東の無人販売所でのみ入手可能だ。 スグリが桃ポケモンに出会い何らかの影響を受けたのではないかと考えられている『オリエンテーリング3枚目の看板イベント』の後、彼はカミッチュを手持ちとして使用する。 このことから、桃ポケモンのモチーフが桃と林檎の両方である示唆、 もしくは「桃ポケモンは大昔のキタカミの里で林檎を供物として受け取っており、スグリを通じて動けるようになったことで昔と同じ林檎を欲しがった」とも考えられる。 また、みついりりんごがキタカミの隅でひっそりと売られているのは「特別な林檎を桃ポケモンに見つからないようこっそり広めている」とも考察されている。この場合は林檎=桃ポケモンの弱点となる。 これを前提とすると、アップルヒルズは桃ポケモンからスイリョクタウンを守るために近年になって広がった、とも考えられる。 不死の果実? また、桃の品種として「蟠桃」というものがある。 果肉は平べったい円盤状、中央は黒いヘタがあり凹んでいるという、別名サターンピーチ、ドーナッツピーチとも呼ばれるものだ。 円盤状で真ん中が黒いという特徴と、桃沢商店の置物から考えられる桃ポケモンの形状は似ているようにも考えられる。 さらに、この蟠桃については以下の情報がある。 桃は中国文化において不老長生のシンボルであるが、特に蟠桃は道教の女神・西王母が天界で育てる桃であり、食べれば不老不死が授かるとされた。『西遊記』には、孫悟空が蟠桃を盗み食いした挙句、天界の神仙らと大立ち回りを演じる場面がある。 桃ポケモンが蟠桃モチーフであるとすれば、不老不死を得る宝として四災の5つ目に加わる可能性があるかもしれない。 余談だが、語源となった「ペルシアの林檎」の「ペルシア」については以下の情報があった。 また、この地に興ったペルシア帝国と呼ばれる諸王朝も指す。ただし、同じ地に興ったパルティア(アルシャク朝)はペルシアとは語源的に無関係である。
https://w.atwiki.jp/midkiseki/pages/224.html
ロケ地・福岡県福岡市。 玄界灘の潮風に、いざゆけ無敵のミッドヴィリーム! 博多を舞台に、ファータ・モルテ・テスラが大活躍! ウォッチとフォンも、博多で大暴れ! 次回、名産奇跡獣道中記・第41話『博多都市ニワカ・センペイ』 ごめーん。 名前:キセキニワカモメンタイ モチーフ:にわかせんぺい+にわか面(にわかせんぺいの箱のお面)+カモメ+明太子 能力:謝らせるにわか面を被せる程度の能力 (このにわか面が顔につくと、つい謝ってしまう。ニワカモメンタイを浄化しない限り取れない) 解説:にわかせんぺいの箱と明太子から生まれた名産奇跡獣。 明太子の胴体に、にわかせんぺいの翼が生えたカモメの外見をしていて、にわか面で目元を隠している。 ヴィリーム達が来る前には、福岡市民の殆どがにわか面を被って謝っているカオスな状態に。 福岡市にファータ・モルテ・テスラの3人と、奇跡団のウォッチとフォンに加え、リムラパンも駆けつけた。 そしてキセキニワカモメンタイと対峙。 するとどこからともなく、大量のにわか面が飛来! カポッ!カポッ! 次々とヴィリーム達の顔に被さるにわか面。 「悪かったわ!悪かったわ!」 「すまん!すまん!」 「申し訳ございません!」 「ごめんなさい!ごめんなさい!」 「すみません!すみません!」 つむじ風でにわか面を吹き飛ばしたファータ以外全員に、にわか面が被さりこの有様。 一方のファータも飛来するにわか面から逃げるしか無かった。 …そこに一つの影が! 「ファータ、…お面にはお面で対抗だ!」 そこにいたのは、リムモルテのお面を被ったリムテンツァー! 「ファータ、自分のお面を被るんだ!奴のお面は素肌の目元に密着しないと効果を発揮しない!」 そう言ってテンツァーは、ファータのお面をファータに被せた。 「ヴィリーム・テンツァー・マスクパス!ファータ・フェイス!」 自分のお面を被るカオスな心境のファータ。 だが能力が通用しなければこっちのもの。 「ヴィリーム・ファータ・カルーセル!」 得意技を決めて、見事に浄化。ローカルハートを入手した。 するとテンツァーが。 「…このローカルハート、気に入ったから私にくれないか?」 「え?いいですよ…」 ファータは自信のお面とローカルハートをテンツァーに渡した。 にわか面も消え去り、一件落着。 ロケ地・岩手県盛岡市。 そばにいるね、リムブレイブ。 そばをにるね、リムウェール。 そばかすなし、リムドワーフ。 次回、名産奇跡獣道中記・第42話『ワンワンコソバ!謎の名産奇跡獣は誰だ!!』 じゃじゃ麺にさせないで。 名前:キセキワンワンコソバク モチーフ:犬(ワンワンの鳴き声)+わんこそば+バク 能力:わんこそばを口に含ませる程度の能力 解説:わんこそばのお椀から生まれた名産奇跡獣。 バクの頭の上にわんこそばのお椀を乗せた、犬の胴体が特徴。 盛岡市民はワンワンコソバクのわんこそば攻撃に対し、 どうにかフードファイターを出して時間を稼いでいた。 駆けつけたのは、ブレイブ・ウェール・ドワーフに、チックとヨーヨードとラパン。 どうやらワンワンコソバクもヴィリーム達に気づいたようだ。 先手を取った、チックとブレイブ。 両者共自慢の剣でワンワンコソバクの出すわんこそばを切り刻む。 「ブレイブ殿!きりがないでござるな!」 「…くっ!このままだとミラクルパワーが尽きる!」 するとドワーフが巨大化。 「名産奇跡獣さん!私、貴方のわんこそばが食べたいです!」 どうやら巨大化して、ワンワンコソバクのわんこそばを食べ続けて時間を稼ぐつもりだ。 ウェールとラパンの2人は、この状態を打開しようとするが何も思いつかない。 「どうしますかー、ラパンさーん!」 「私に言われても…」 そんな2人を呆れ見のヨーヨード。すると何かを思いついたようだ。 (…確かわんこそばは蓋を閉めたら終わりのはずッス!ちょっと賭けてみるか!) そしてウェールとラパンに指示を出すヨーヨード! 「ウェール!ラパン!今回は2人にローカルハートを譲るから頼みを聞くッス! わんこそばの蓋を調達して欲しいッス!」 命令を受けて、ウェールがこの技で蓋を調達。 「ヴィリーム・ウェール・ダウジング!」 ポンポンを細かく振って蓋を調達! 今度はラパンが蓋をワンワンコソバクに投げ、そして被さった! これに気づいたドワーフが、ワンワンコソバクに必殺技をお見舞い! 「ヴィリーム・ドワーフ・チョップスティックス!」 持っている小槌状の針を2つに分け、お箸のようにさばいた! 浄化され、ドワーフがローカルハートを手にした ロケ地・新潟県佐渡市。 もしかイービスが好きならば、朱鷺にお願い呟いて。 もしかイービスが照れるなら、朱鷺に手紙を書けばいい。 朱鷺にもなれる、イービスにもなれる。もしかスペカを持っているなら。 次回、名産奇跡獣道中記第43話『決意のつばさ~ニッポ・ニア・ニッ・ポン』 朱鷺よ!君達は何故、奇跡に魂を売ったのか!? 名前:キセキサディストキ モチーフ:佐渡+サディスト+朱鷺 能力:人間を恨む程度の能力 解説:最後の日本産の朱鷺・キンの剥製から生まれた名産奇跡獣。 外見は普通の朱鷺と同じ。誕生と同時に佐渡市の朱鷺を使役し、人間を襲い始めた。 丁度実家に帰省していた朱鷺子と、同じく里帰りしていたマミゾウと同伴の小傘がそれに気付いた。 3人はそれぞれ物影で隠れて変身して集まった。 「セトネ!駆けつけたの?」 「イービス、わちきはマミゾウさんと一緒に佐渡市へ来たんだ!」 2人が会話をする中、ミラクーンは朱鷺の姿になり、交渉にあたっていた。 「こりゃ!何故お主達は人間を襲うのじゃ!」 「サディストキ様の命令だ!人間が俺達を乱獲したせいで日本の朱鷺が絶滅しちまった! この恨み、人間への罰として実行あるのみ!」 「待たんか!人間が皆そうとは限らんぞ!」 一方操られた朱鷺を追い払ったイービスとセトネは、そこである光景を目にする! なんとサディストキと大量の朱鷺に襲われているマミゾウさんの姿が! 「人間は…、皆そうとは限らんぞ…」 「ああ!マミゾウさん!今わちきが助けるから!」 セトネが人間の姿のミラクーンを助け出して一時逃亡。 イービスがその場しのぎに徹する事に。 「ねえ、何でこんな事するの?」 「お前も俺達と同じ雰囲気を感じるな。…どうだ?俺達と共に人間を襲わないか」 「…そんな事出来る訳が無い!必ず浄化して楽にしてあげる!」 「…フッ、やってみな」 そして朱鷺同士の戦いに! 大勢の朱鷺の群れに苦戦するイービスだが、背中の羽を鉄扇に変えて両手に持ち、高速で回転! 「人間は皆悪いとは限りません! ヴィリーム・イービス・フェザークロス!」 見事浄化して、イービスはローカルハートを入手した。 ロケ地・宮城県仙台市。 牛タン、牛タン、牛タンタン。 奇跡団、奇跡団、奇跡団団。 早苗さん、早苗さん、早苗さんさん。 次回、名産奇跡獣道中記・第44話『牛タンおにいさんのゆううつ』 何だコレ…(ヨーヨード談)。 名前:キセキギュータンバリン モチーフ:牛タン+タンバリン+牛 能力:肉を何でも牛タンに変える程度の能力 解説:仙台市の牛タンから生まれた名産奇跡獣。 外見は牛の服を着た筋肉質のかっこいいお兄さん。 どんな肉でも牛タンに変えてしまう能力を持ち、仙台市民からは一定の人気を誇っていた。 だが奇跡団が仙台市に来た事で、ローカルハートを取られる事になり…。 「牛タン、牛タン、牛タンタン!」 仙台市の焼肉店で牛タンゲームで盛り上がる奇跡団の皆さん。 当然今食べているの全員牛タン。 特に焼肉好きのレトロ・トラックが珍しく、皆に牛タンの蘊蓄を語っている。 「あたい達が今食べているこの牛タンは…」 だがそれを無視して食い続ける奇跡団の皆さん。 「あたいの話を聞いて…」 食後、奇跡団の皆さんとギュータンバリンが対峙。 「見つけましたよ、名産奇跡獣!私達が成敗します!」 コメットに変身した早苗が言った。 するとギュータンバリンは。 「牛タンになるビーム!」 なんとコメットが牛タンになった! 他の幹部も次々と牛タンに変わっていく! 「残ったのはあたいと…」 「…オイラのようッス」 残されたのはトラックとヨーヨード。 ヨーヨードは牛タンになった幹部の避難に専念し、トラックがタイマンで戦う事に。 「ねえ、確かにどんな肉でも牛タンになるのは夢のようだね。 …でも、人が迷惑かけるような事をするのはまずいんじゃない?」 「…俺だって、悪は退治しなくちゃならないんだよ!」 そんな中、仙台市民も奇跡団派とギュータンバリン派で揉めている。 「奇跡団に罪は無い!」 「ギュータンバリンを倒さないで!」 ちなみに決着は…! 「牛タンになるビーム!」 「トラック・ホイールカッター!」 ズサッ 見事トラックの車輪でギュータンバリンを浄化。 ちなみにその後、コメットの技でギュータンバリンは復活しました。 だがトラックはもう牛タンは懲りたとか。 ロケ地・長崎県長崎市。 修行旅行にやって来た美鈴。 そこに現れた名産奇跡獣に大苦戦! すると黒い烏の影が現れて…! 次回、名産奇跡獣道中記・第45話『リムドラグーン仕掛け獣人』 美鈴がリムドラグーンになるタイムは、僅か数秒に過ぎない。では、プロセスをもう一度見てみよう。 名前:キセキチャンポライガー モチーフ:長崎ちゃんぽん+ちゃらんぽらん+虎(タイガー) 能力:ちゃらんぽらん(いい加減)な武術を扱う程度の能力 解説:長崎ちゃんぽんから生まれた名産奇跡獣。 外見は長崎ちゃんぽんを頭に乗せた虎型の怪人。 長崎駅の駅前で強者を待ち構え、自慢の武術家達を投げ飛ばして来た。 武術修行の為に、師父の太歳星(タイサイセイ)と共に長崎市にやって来た美鈴。 だが実際は太師父がちゃんぽんを食べる為の付き添いである。 「また食べる気ですか、師父…」 「美鈴、食事も修行の一環じゃ」 そんな中駅前で待ち構えたチャンポライガーと遭遇。 太師父に唆された美鈴は彼と対決する事に。 だが今は一般人なので、美鈴はどこかに投げ飛ばされた。 「修行が足りんぞ、美鈴」 美鈴は佐世保市の人気の無い所に飛ばされて気絶。そこに1つの黒い影が。 「紅美鈴だな。お前にこの薬を飲んで貰うぜ」 無意識に不思議な薬を飲まされた美鈴。 「お前は再び暫くの間、ヴィリームになって貰うぜ。 フッフッフッ、心配する事は無いぜ…」 黒い影が消え去ったと同時に再び目を覚ました美鈴。 試しに懐にあったスペルカードを掲げてみた。 なんと!美鈴がリムドラグーンに変身! ドラグーンは持ち前の運動能力を活用して長崎市へ。 そしてチャンポライガーとドラグーンの戦いに。 (…凄い!こんな強敵相手に互角に戦える!) そう思いつつもドラグーンは、一瞬の隙を見逃さず必殺技を繰り出した! 「ヴィリーム・ドラグーン・ストライク!」 正拳でチャンポライガーを浄化し、ローカルハートを入手したドラグーン。 「…再見!」 その後再び太師父と合流した美鈴は、ドラグーンと比較されて怒られたらしい。 その懐には、ローカルハートがあった。 ロケ地・和歌山県田辺市。 パチュリーは健康の為に田辺市の龍神温泉へ。 一方てゐも、家族と一緒に龍神温泉に来ていた。 更にあの方も龍神温泉に潜入しているが…。 次回、名産奇跡獣道中記・第46話『リュウジンノツカイ』 紫もやしに代わって、お仕置きよ! 名前:キセキリュージンメ モチーフ:龍+龍神温泉+梅 能力:龍神温泉を操る程度の能力 解説:梅干しが落ちた龍神温泉から生まれた名産奇跡獣。 外見は中央部に梅干しとローカルハートが宿っている液体の龍。 その液体で龍神温泉に入った客を次々と溺れさせた。 そんな事も知らずに龍神温泉にやって来たのは、てゐとその家族に加え、健康の為に来たパチュリー。 龍神温泉に入ろうとしたてゐの前にキセキリュージンメが現れた。 てゐは物影でリムハピネスに変身して不意打ちを仕掛けた。だが。 「不意打ちは通用せぬ!」 ハピネスを龍神温泉に閉じ込めたリュージンメ。 一方パチュリーは、旅館で軽い喘息を起こしていた。 「むきゅ…。誰か咳止め取って…」 するとそこに現れたのは魔理沙。妖山学園の高校生。 パチュリーは、彼女の家庭教師をしているそうだ。 「咳止めはこれだぜ!」 「魔理沙…、何故貴方がいるの…」 「説明は後だぜ!これを飲んで温泉に行け!」 「…分かったわ」 不思議な薬を飲んだパチュリーは、龍神温泉に向かった。 するとそこには、ハピネスがリュージンメに閉じ込められていた! 無意識に隠れて懐のスペルカードを掲げたパチュリー。 パチュリーはリムケントニスに変身し、リュージンメと対峙。 すると空から何かが。 落ちてきたのは紀州備長炭。ケントニスはそれを手にして閃いたようだ。 (…備長炭は水を浄化する作用があるわ。それなら…) 「…ヴィリーム・ケントニス・マテリアル」 左手に備長炭を持って小声で囁いたケントニス。それを龍神温泉に投げた! 「グォア…!」 「備長炭は浄化作用があるのよ。更に私の力も込めているから、貴方は浄化されるしかないわね」 そのまま浄化されたリュージンメ。ローカルハートを手にしたケントニス。 ハピネスを助け出し、互いの正体を明かして温泉を楽しんだ。 そんな2人を、ひっそりと見守るウィザーグローだった。 ロケ地・広島県広島市。 広島市に現れた広島名産がごちゃごちゃに混ざった名産奇跡獣。 ヴィリーム・奇跡団・ラパンが挑む! 更にあの助っ人が登場! 次回、名産奇跡獣道中記・第47話『Episode.47 ファイヤーボール・メープルリーフ』 当たります!378円の食事券! 名前:キセキモミカキノミープ モチーフ:もみじ饅頭+牡蠣+広島風お好み焼き+カープ(鯉) 能力:もみじ饅頭と牡蠣とお好み焼きを操る程度の能力 解説:広島市の鯉から生まれた名産奇跡獣。 牡蠣の殻を纏い、尾鰭はもみじ饅頭、体は広島風お好み焼きの外見をしている鯉である。 ヴィリーム達が来るまでは、普通に池で泳いでいた。 「お肉の事ならトラック♪美味しいお肉だも~♪」 「も~♪…これでいい?トラック?」 某牧場のCM曲を歌うトラックと相槌を打つフォン。 一方上空では。 「さっさっさささとかき混ぜまして、丸く丸く作りましょ♪」 ラパンが某お好み焼きのCM曲を口ずさむ。 一方のブレイブ・セトネ・ルクスは、モミカキノミープがいる池の前。 3人は逃げ回ったり広島名産が飛び交うモミカキミノープの前に苦戦。 打開すべく、ルクスがフォールから貰ったオコノミラブ( 375)のローカルハートでフォームチェンジ。 「リムルクス!オコノミラブフォーム!」 ルクスの衣装がお好み焼き屋の従業員らしくなり、両手には蟹のハサミを模したヘラを装備。 「行くよ…!名産奇跡獣さん!」 飛び交う広島風お好み焼きを生み出した皿に乗せて、広島市民に渡していく。 もみじ饅頭や牡蠣は、ブレイブとセトネがどうにかあしらう。 だがモミカキミノープの攻撃が出来ない状況に。 すると、そこに現れたのは。 「助太刀するぞ!ミッドヴィリーム!」 炎の翼を纏ったリムポイニクスだ。 ポイニクスはいきなり池に入って池ごと蒸発する荒技を披露! 「ヴィリーム・ポイニクス・オーバーヒート!」 池の水が無くなった!無力化したモミカキミノープの前にブレイブが技を決める! 「ヴィリーム・ブレイブ・エスパーダ!」 浄化されてローカルハートに。 ローカルハートはブレイブがポイニクスに渡した。 ちなみに池は、セトネが局地的大雨で戻してくれました。 「何故わちき…」 ロケ地・大分県竹田市。 日本中のローカルハートを集めても、奇跡に届けたい思いに足りない。 という訳で竹田市に現れたヴィリーム達。 今回の名産奇跡獣は、どうやら岡城跡にいるらしいが…。 次回、名産奇跡獣道中記・第48話『荒城の月の挽歌』 どうにもならない今日だけど、平坦な道じゃきっとつまらない。 名前:キセキダルマオカボピ モチーフ:姫だるま(竹田市名産のだるま)+岡城跡+オカピ+カボス 能力:岡城跡を守る程度の能力 解説:岡城跡から生まれた名産奇跡獣。 外見はオカピ柄の姫だるまで、女性の名産奇跡獣。 何故かどこか悲しげな性格をしているが…。 竹田市の岡城跡にやって来た、ウェール・フォール・ビターとラパン。 どうやら奇跡団の面々は遅れている模様。 攻撃を一切仕掛けてこないダルマオカボピ。しかも岡城跡を動こうとしない。 「ヴィリーム・ビター・スカーレット!」 「ヴィリーム・ラパン・クレーター!」 攻撃を仕掛けていくヴィリーム達。 だが何故か攻撃が全て無効化される。 「攻撃が通用しませんよー!」 「何故かしら…」 幾多の攻撃や会話を試みるも、微動だにしないダルマオカボピ。 そして奇跡団のチックとチンも合流し攻撃したが、やはり効かない。 すると何を思ったのか、ウェールが滝廉太郎の『荒城の月』を歌い始めた。 「春高楼の花の宴♪巡る盃影さして♪」 少しずつウェールに寄ってくるダルマオカボピ。 「キキタイ…、キキタイ…」 そのまま歌い続ける事にしたウェール。 気づいたフォール達も、荒城の月を一緒に歌う。 そして最後の節まで歌いきった一同。 「アリガトウ…、タキレンタロウニヨロシク…」 そのままダルマオカポビが浄化されていく。ローカルハートが落ちた。 「誰がローカルハートを入手しますかー?」 そのウェールの質問に対し、一同は満場一致で突破口を開いたウェールが入手すべきと答えた。 ローカルハートをウェールが入手し、一同は竹田市を観光して帰路に着いた。 さて一方、ここはミラクルアースの某所。 「ケイオスとナノケイオスは上手く行ってるかしら…」 微笑んで呟く紫色の謎の少女が、群馬県の全市町村の様子を眺めている。 どうやら彼女は、群馬県のローカルハートのみを狙っているらしいが果たして…。 ロケ地・徳島県鳴門市。 回る回ってく、アイアイヤー。 グルグル回る、グルグル回る。 一体ヴィリーム達はいつまで回り続けるのやら。 次回、名産奇跡獣道中記・第49話『ヴィリーム達も回り出すあわ踊り大合戦』 くるりくるり、奇跡と僕とが。 名前:キセキウズシオドリ モチーフ:鳴門の渦潮+泡+阿波踊り+阿波尾鶏(徳島県の鶏) 能力:泡と回転を操る程度の能力 解説:阿波踊りの衣装から生まれた名産奇跡獣。 阿波踊りの衣装を着た鶏の外見で、腰に渦潮を模した回転部がある。 そこから渦潮を繰り出したり泡を出したりする。 鳴門市に駆けつけたグラース・モルテ・テスラと、奇跡団のコメット(変身済み)とブックス。 後ラパンも。 早速ウズシオドリと対峙した一同。 水の弱点は雷だと睨んだテスラが、早速技を決めようとする! 「ヴィリーム・テスラ・エレキショック!」 だが電気はウズシオドリの回転部に吸収され、テスラに向かって反射。 テスラは麻痺して技が出にくくなった! 今度はグラースが自慢の技で決める! 「ヴィリーム・グラース・ブリザード!」 またもや回転部に吸収。吹雪がグラースに向かって来た! グラースは氷漬けになった! 普通に戦っても勝てないと判断した残りの面々。 モルテはラパンと協力し、2人がかりでウズシオドリを持ち上げようとした! だがウズシオドリは2人の目を回し、混乱させた! 混乱した2人は、訳も分からず自分を攻撃した! もうどうしようもなくなった奇跡団の2人。 ブックスは気分を盛り上げようと阿波踊りを踊り始めた。 コメットも便乗して阿波踊り。更にお祓い棒から泡を出す技を披露。 「あわわわわ!こりゃおもろいわ!」 意外と好評だった。 奇跡団の2人は鳴門市民にも協力を仰ぎ、皆で阿波踊りを踊った。 「あわわ…、しまった!回転部が壊れた!」 ウズシオドリの回転部が笑いの衝撃で破壊! 「ブックス、今です!」 「御意!ブックストマホーク!」 見事ウズシオドリを切り裂き浄化! ブックスが念願のローカルハートを入手! 「遂に手に入れた!ローカルハート!」 「それでは鳴門市民の皆さん、奇跡団の勝利のポーズをお願いします!」 ビシッ 「「我ら、東風谷奇跡団!」」 一方ヴィリーム達も、無事に回復した模様。 「負けちゃった…」 ロケ地・宮崎市宮崎市。 名産奇跡獣を、どげんかせんといかん! ヴィリーム達が、どげんかせんといかん! そのまんま名産奇跡獣を浄化せよ、ヴィリーム! 次回、名産奇跡獣道中記・第50話『思い出のシーガイア』 次の公演は、さなえ&ザ・グリーンミラクルズです(嘘)。 名前:キセキインドームゾウ モチーフ:インド象+オーシャンドーム(シーガイアにある屋根付きプール・閉鎖している) 能力:宮崎県を歩き回る程度の能力 解説:シーガイアのオーシャンドームから生まれた名産奇跡獣。 オーシャンドームの胴体にインド象の頭と両足と尻尾が生えた外見をしている。 元がプールなので、水を用いた攻撃も得意。 ヴィリーム達が駆けつける前に既に宮崎市を歩き回り、宮崎市民はパニックに陥った。 ファータ・ハピネス・ドワーフと、奇跡団のウォッチとヨーヨードが宮崎市に駆けつけた。 ラパンもいるが、今日は何故か悩んでいる様子。 (…ローカルハートをウィザーグローさんに渡すべきか、それとも…) 巨大な名産奇跡獣相手なら、ドワーフの出番だ。 「ヴィリーム・ドワーフ・ジャイアント!」 技名を宣言し、ドワーフが巨大化。 巨大戦は互角の展開。 しかしインドームゾウが宮崎県高鍋町へジャンプした! ドワーフも追いかける。 インドームゾウは高鍋町の向日葵畑に着地。 だがこれがとある人物の逆鱗に触れる事になった。 「その足、落ちても知らないわよ?」 いつの間にかリムフルールに変身していた幽香の事である。 逃げるインドームゾウを向日葵の鞭で縛り上げるフルール。 「ヴィリーム・ドワーフ・シャドーソー!」 ドワーフがその隙にインドームゾウの影に小槌の針を刺して動きを止めた! 「お覚悟はよろしくて?…ヴィリーム・フルール・サンフラワービュート!」 容赦なくインドームゾウを叩きのめして浄化。 フルールはローカルハートをドワーフに手渡し。 丁度リムギリズマが宮崎市へ。 「待ちなさい、リムラパン!」 ラパンは羽衣で逃げ出した! 「また逃げられたわ…」 「私も一緒に追いかけていいですか?」 ファータがギリズマに訪ねた。 「…分かったわ。ついて来なさい」 ラパンを追跡するファータとギリズマ。 ラパンは果たしてどこへ? 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【肉質】 #right(){||CENTER 射撃 |CENTER 火 |CENTER 水 |CENTER 雷 |CENTER 氷 |CENTER 龍 | |CENTER 頭 |20|0|15|15|20|15| |CENTER 首 |30|0|10|10|15|10| |CENTER 背中 |20|10|15|15|25|15| |CENTER 腹 |40|0|10|10|10|10| |CENTER 翼骨 |20|10|15|15|25|15| |CENTER 翼膜 |45|0|10|10|20|10| |CENTER 足 |35|0|5|5|8|5| |CENTER 尻尾 |60|0|10|10|15|10| |CENTER 尾先 |10|10|15|15|30|15| 【推奨スキル】 ・高級耳栓 ・回避性能or回避距離 ・れうすのお面(オトモ) 弱点は尻尾(先端のハンマー部分は硬いので×)と翼膜(翼骨の部分は硬いので×)。 尻尾は各種動作後の隙を通常弾で狙撃したり、貫通弾で尻尾に沿って通すように撃つのが効果的。 翼膜は尻尾が狙えない時や音爆弾で拘束中に狙いたい。 散弾はMHP2G以前と違い尻尾に集中しないので注意。 毒ダメージが大きいので毒弾は有効な選択肢となる。 属性は氷>水=雷=龍。 部位破壊は角と尻尾。 角は肉質が非常に硬く、破壊するなら氷結弾や爆破弾、睡眠爆破、オトモの大砲に頼りたい。 貫通弾をメインで運用するなら頭から尻尾にかけて通すように撃つのも有効。 尻尾は的が大きく肉質も柔らかいので斬裂弾やオトモの大砲で破壊しやすいが、同時に弱点を撃てる範囲が縮む事にもなる。 MH3からは距離を詰める為に突進だけでなく小ダッシュをしてくるようになっている。 当たっても尻餅をつくだけだがG級だとダメージはばかにならず、特に機動力に欠けるヘビィには脅威となる。 小ダッシュで接近後は尻尾回転攻撃に繋げる事が多い。尻尾は時計周りに回してくる事が多いのでこちらも時計回りに回避したい。 体格が大きくリーチも長い為、回避性能で避けるか回避距離をつけて範囲から外れないと特にヘビィは被弾しやすい。 お馴染みの突進はMHP2G以前と比べればホーミングがそこまできつくはない。 だがG級になると走り出す直前までこちらを狙ってくるようになる。 早めに回避すると回避した先に走ってきてしまうので、走り出した直後に回避行動に移りたい。 怒り時は速度も増すので、回避距離がなければ無理せず納銃して備えたい。 角が片方でも残っていれば高台等に刺さる事があるが、高台の配置上あまり狙えないだろう。 もう一つのお馴染みの潜行は、非怒り時なら尻尾まで潜りきった後で音爆弾を使えば一定時間拘束できる。 少々タイミングが難しいが、れうすのお面をつけたオトモの咆哮も有効。 怒り時やエリア移動時は効かないので注意。 潜行後はこちらに向けて突き上げてくるので横に回避したい。 怒り時は潜行後即座に突き上げてくる場合があるので至近距離で潜られた場合は要注意。 潜行地点で何度も土煙が上がる場合はこちらに向かって大きく飛び出してくる。 威力が強烈なので納銃して緊急回避に備えたい。 飛び出してきた後は大抵威嚇モーションに入るので、回避できれば大きな攻撃チャンスとなる。 咆哮は高級耳栓でないと防げない。 なくても即死コンボに繋がるケースは少ないが、あればモーションが大きいので大きな攻撃チャンスにできる。 ------- こいつ毒450ダメージだな。 耐性もクソ低い。 効果時間90秒 初期耐性100 増加50
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※話の内容の「♪」「❤」はイベントです※ ※「♪」「❤」以外は吹き出しで喋っています※ ※人物の名前を勝手につけている場合があります※ 初等部 外 人物 名前 話の内容 みかん ♪ アンナ 「わたしは アンナ おかし作りがとくいなの♪」 「よろしく」 ののこ 「わたしは ののこですよろしくね♪」 廊下 人物 名前 話の内容 ペンギン 頭君 「おはよう 学校は楽しい?」 神野先生 「転入生 学園に害をなすようなことが あれば」 「仮入学中といえど ようしゃはしないわかったな」 委員長 ♪ 副担任 「Bぐみの ふくたんにんです」 「よろしく」 教室 人物 名前 話の内容 なるみ先生 ♪ 力持ち君(?) 「ふ~ん お前が転入生か」 北の森 手前 人物 名前 話の内容 ルカ ♪ 棗 ♪ 中等部 ピエロ 帽子さん 「この森にはね… 危険な場所があるんだー」 「後々わかると思うけど…」 「森の奥に行く時は 気をつけてね」 中間 人物 名前 話の内容 中等部 お面さん 「初めまして? ルッフッフ~♪」 奥 人物 名前 話の内容 No Data 小屋のドア 入ってます -イベント選択画面へ-
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登録日:2020/06/28 Sun 03 30 33 更新日:2024/03/18 Mon 20 22 38NEW! 所要時間:約 21 分で読めます ▽タグ一覧 わらしべイベント わらしべ長者 ゲーム用語 サブイベント ゼルダの伝説 ファイアーエムブレム ロックマンエグゼ 交換 物々交換 ここでは、ゲーム作品における「わらしべイベント」を紹介する。 概要 昔話の「わらしべ長者」に由来する特定のイベントの俗称。 使い道のよくわからないアイテムからスタートし、ひたすら交換を重ねていくことで最終的にここでしか手に入らない激レアアイテムが手に入る……というもの。 大抵はサブイベント扱いであり、攻略は必須ではないが、最終的に手に入るアイテムは終盤まで通用するような強力なものであることが多く、利用価値は高い。 逆に縛りプレイやタイムアタックでは無視されることが大半だが……。 昔話の「わらしべ長者」とは違い、「交換すればするほど価値が上がっていく」というようなこともあまりなかったりする。 ちなみに、ゲームではなくリアルわらしべイベントをやっている人も時々いる。 テレビ番組では「人間観察バラエティモニタリング」で実施されているのが有名。 わらしべイベントの登場する作品 ゼルダの伝説シリーズ シリーズおなじみのイベントの一つだが、登場しない作品も多い。 最終的には非常に希少なアイテムが手に入ることが多い。 夢をみる島 ヨッシー人形 →リボン→ドッグフード→バナナ→ぼうきれ→ハチの巣→パイナップル→ハイビスカス→ヤギの手紙→ホウキ→つりばり→ピンクのブラジャー(ネックレス)→人魚のウロコ→ 見通しレンズ →(ブーメラン) 初登場。そして、シリーズでも珍しく 攻略必須 。 一応、必須なのは「ぼうきれ」を入手する段階までなのだが、最後の「見通しレンズ」を手に入れておかないとラストダンジョンの攻略方法がわからない。 事前情報で知っていれば特に入手する必要はないのだが…… 少しわかりづらいのは、「つりばり」を使う場所だろう。明確なヒントがあまりなく、ステージを隅々まで探さないと気付きづらい。(*1) また、「ヤギの手紙」を渡す相手であるライトの家も、あまり赴く場所ではないのでピンとこない人が多いかもしれない。 途中段階の「ピンクのブラジャー」は、なぜか海外版・switch版では「ネックレス」に変更されている。理由は お察しください 。 しかしswitch版は「人魚のウロコ」をもらう(1枚剥がす)際にボイスやリアクションがついた分余計にエロくなっているとの意見もある。またこれ以外にも本作のリンクは万引きしたりマリンとのデートにチャンスと喜んだりやたらフリーダムである 最後にカッコでくくっている「ブーメラン」は、見通しレンズと直接交換するアイテムではないが、それがないと手に入らないアイテム。 作品によっては最序盤で手に入るようなおなじみのサポートアイテムだが、今作ではほとんどの敵を一撃で倒す最強の攻撃アイテムと化している。(*2) まあこのあたりは一連のイベント最後のボーナスアイテムとして意図的に強くされた、といったところだろう。 時のオカリナ こども時代と大人時代で別々のイベントがある。 こども時代 キータンのお面 →ドクロのお面→こわそなお面→うさぎずきん→ まことの仮面 こども時代のわらしべイベント。ただし少々特殊で、城下町の「お面屋」からお面を「借りて」それを欲しがっている人に「売って」代金をお面屋に納めることで次のお面が解放される、という仕組み。 最初のキータンのお面を除き、渡す相手は基本ノーヒント(*3)なので難易度はやや高めか。特にうさぎ頭巾を渡す相手であるマラソンマンを捕まえるのが大変。 マラソンマンの出現条件が「正規・バグ問わず精霊石を3つ揃えること」(*4)なので初見はなかなか気づけない。 またドクロのお面は値切られるので、他の手段でルピーを補わないとお面屋に叱られる。 ただ、最終報酬であるまことの仮面は「各地のゴシップストーンからヒントを聞ける」「森のステージでデクの実の所持数を増やしてもらえる」(*5)というだけの効果しかないので、無理に進める理由もあまりない。 むしろ、ウサギずきんをマラソンマンに売った時にサイフがカンストする程もらえるルピーが最終報酬と言えるかもしれない。 同時にゴロン、ゾーラ、ゲルドのお面も解放されるが、こっちは『ムジュラの仮面』と違い一部相手との会話内容が変わるだけの完全なオマケアイテム。 ただ、お面の中にはかぶるとキースやグエーに襲われなくなるドクロのお面や、ハイラル平原のスタルベビーの出現を防ぐウサギずきんなど有用な物もあるので進めておいて損はないだろう。 大人時代 ポケットタマゴ →てのりコッコ→コジロー→あやしいキノコ→あやしいクスリ→密猟者のノコギリ→折れたゴロン刀→処方せん→メダマガエル→特製本生目薬→ひきかえ券→ ダイゴロン刀 大人時代のわらしべイベント。非常に長い上に、途中制限時間の絡むアイテムもあるので、難易度は高い。その代わり、渡す相手についてはわかりやすいヒントがあるので、その辺りで迷うことはあまりないはず。 最後にもらえるのは、最強の威力を誇る大剣。詳しくはダイゴロン刀を参照。 ムジュラの仮面 月の涙 →土地の権利書→沼の権利書→山の権利書→海の権利書→ 200ルピー (ハートのかけら×5) ムジュラの仮面でも登場。しかし見ての通り、えらく簡素に縮小されてしまった。 渡す相手も、各地のアキンドナッツで固定でありバリエーションに乏しい。 イベントの流れとしては、各地のアキンドナッツが自分のデク花と引き換えに他の土地に引っ越したがっているため、それぞれの欲しがっている権利書を引き渡す……というもの。 最後にもらえるのは単なる現金だが、各権利書を貰う段階でそれぞれのデク花からハートの欠片を獲得できるため、実質これが報酬。 また、最初の「土地の権利書」は最初の3日間ではゲームを進めるために入手必須(これがないとデクナッツリンク状態で時計台の上に上がれない。通常リンクに戻った後なら必要ない)。 それと、「土地の権利書」は一番簡単に用意できる「紙」アイテムなので、紙を欲しがっている某所の人物に渡すアイテムとしては一番適切。ただし、これをやるとその3日間内でイベントを完結させることができなくなるので注意。 ふしぎの木の実 大地の章と時空の章、双方にわらしべイベントがあり、最終報酬は剣のレベルアップ。 大地の章 コッコずかん →ブキミドール→鉄のナベ→ヨーガンスープ→ゴロンつぼ→サカナ→メガホン→キノコ→きぼりのハト→キカイあぶら→ちくおんき→ ホワイトソード(マスターソード) 大地の章では、渡す相手にマロン、インゴー、タロンと牧場組が関わっている。 最後の蓄音機でデクナッツから剣のレベルアップ条件を聞くことができる。 それ故に、やり方を知っていればイベントを無視して剣の強化までいけるため、必須イベントではない。 ただし、イベントをこなしていないと、クリア後に合言葉を言ってアイテムなどをもらうイベントが行えないので、その場合はこなす必要がある。 時空の章 ポウのとけい →レターセット→ニオイぶくろ→デリシャスおにく→わんこのおめん→鉄アレイ→げひんヒゲ→大ウケするネタ→おセンチえほん→まほうのオール→海のウクレレ→おれた剣→ ホワイトソード(マスターソード) 時空の章では、渡す相手にポストマン、ママム・ヤン、お面屋とムジュラの仮面出演陣が関わっている。 大地の章と違い、こちらは剣のレベルアップをしたければ最後までこなすことが必須であり、最後の折れた剣をリペアのワナ儀式によって復元するミニゲームをすることになる。 やはり、こちらもクリア後に合言葉を話してアイテムをもらえるキャラがいるため、状況によっては必須となる。 なおレベル6ダンジョン「人魚の洞窟」に入るためにゴロン族内でのミニわらしべイベントがあり、 トク上カルビ岩 →ゴロンつぼ→タフゴロン2001→(ミニゲーム)→ ふるいにんぎょのカギ と、 ヨーガンドリンク →しょうかいじょう→(ミニゲーム)→ にんぎょのカギ の二つ。両方ともそれぞれの時代で人魚の洞窟に入るためのアイテムである。 夢幻の砂時計 見えない服? →望遠鏡→警備員の手帳→マロン→ 剣士の巻物 (大回転斬り) あまり段階は多くないが、本作にも登場。北東→北西→南東→南西と順番に回ればいいのでわかりやすい。 最後まで進めるとおなじみの大回転斬りを習得できる。 また、このイベントの後、最初に訪れた北東の船にもう一度行くと「懸賞ハガキ」がもらえ、これを投函すると以降時々プレゼントが届くようになる。 ロックマンエグゼシリーズ 『4』以外の全作で登場。なぜ4だけないのかはよくわからない。 基本的に、チップを手に入れて交換を繰り返すことで最終的に激レアなチップになる…というパターンだが、 ぶっちゃけ途中段階のチップの方が強い ケースが多々あり、プレイヤーを迷わせる。 また、コードも一致していないとダメなので他の手段で手に入れたチップで代用したい場合注意。 ロックマンエグゼ ダッシュアタックG→パネルリターンH→ブレイクハンマーM →パネルアウト3S →バスターボムD ダッシュアタックはキオルシンからの入手。最後に手に入るバスターボムはバスターがミニボムになるレアチップ。 途中に手に入るチップにあまりレアなものはないので、素直に最後まで交換していいだろう。 ロックマンエグゼ2 インビジブル1*→エスケープN→ブレイクハンマーZ→シルバーフィストV→ビッグボム*→おねえさんのフォルダ 最初のインビジブル1はゴースラーの高ランク討伐報酬で、ここから少し難易度が高め。 最後に手に入る「おねえさんのフォルダ」は チップ30枚フルセット という超豪華報酬。 しかし、その前段階の「ビッグボム*」も、非常にレアな*コード持ちなので利用価値は何気に高い。 二者択一の悩ましい選択を迫られることになる。 エグゼ2の仕様を利用すればいくらでも量産できるのは内緒。具体的には最初の交換をクリア直前まで我慢すること。 ロックマンエグゼ3 バブルショットC→ワイドソードC→リカバリー120S→ダイナウェーブV→スチールパニシュK→ゼウスハンマーZ 最初のバブルショットはエビロンから普通に手に入るのでさほど面倒ではない。 ゼウスハンマーは、敵味方問わず大ダメージという使いにくい効果で、使い勝手は良くない。ただ、前段階のスチールパニシュもレアではあるが、上位互換のスチールリベンジがあり交換を躊躇うほどの希少価値はないので、交換していいだろう。 ロックマンエグゼ5 ヘビーゲージ*→スーパーキタカゼ*→スチールリベンジF→ワラニンギョウT→カワリミ*→ダークインビジI 最初のヘビーゲージはエンドエリアの戦闘中ミステリーデータからの入手。 歴代わらしべでも特に報酬が物騒で、なんと ダークチップのダークインビジ が手に入る。 ぶっちゃけ、ダークチップは通常の攻略ではデメリットの大きさから手を出しにくく、そもそもダークインビジはコード*をナンバートレーダーで入手できるため、直前のカワリミ*の方が無難に使いやすいこともあってここで止めておくプレイヤーもちらほら。 というか、ダークインビジそのものが「ロックマンが無敵になるが、暴走して勝手にチップを使いだす」という使いにくい効果でダークチップとしても正直……な部分がある。 ただし、通信対戦では話は別 。詳しくは究極攻略シリーズ参照。 ロックマンエグゼ6 エナジーボムK→ダブルシュートC→ハイブーメランV→スチールリベンジI→ビッグボムO→ジャスティスワンJ エナジーボムは学校1-1の電脳で手に入れる。 最後に手に入る「ジャスティスワン」は、4のラスボス「デューオ」の拳を飛ばして攻撃するメガクラスチップ。 「スチールリベンジ」や「ビッグボム」など以前のシリーズのわらしべで登場したチップがいくつか混ざっているのが印象的。 マリオストーリー わらしべ、というか単に手紙を連続で配達していくだけなのだが。 ステージ2で「パレッタ」を仲間にする際、一緒に拾った3通の手紙の中に「クリパパへの手紙」があり、これをクリパパに渡すとイベントスタート。 手紙を渡す度に次の人、次の人と連続で手紙が渡されていくので、あて先まで届けていく。 と言っても、特に制限時間のようなものはない。というか、ステージ7まで進めないと完結しないので特に急ぐ必要はない。 全部で13通もの手紙を介するかなり長いイベントだが、渡す相手のヒントはちゃんともらえるので、ストーリーの進行に合わせて進めればさほど苦労はしないはず。 最後にはクリパパのところに戻って来て「ケッコウラッキー」のバッジがもらえる。一定確率で敵の攻撃をかわす激レアバッジである。 ちなみに、没データに「テンバーへのてがみ(2通)」「ゆきぐにへのてがみ」という謎の手紙があり、並び順からしてこの一連のイベント関連の手紙と思われるのだが、詳細は不明。 特に「テンバー」は作中に名前すら登場しないので、謎の人物になっている。 スーパーペーパーマリオ しきし→サイン入りのしきし→れいのもの(*6)→ トレーニングマシン→水晶玉→どこかの家のカギ→ぴっキョローン しきしを貰う前にも何度か頼まれ事をこなしに行ったら別の事を頼まれるというお使いイベントの連鎖。というか序盤からこの面倒なお使いイベントなどと言われるし中盤にはマリオたちも「またか」という顔をしている。 トレーニングマシンの形状がどう見てもアレだがどこをトレーニングするのかというと 脳 。どう考えても脳トレです本当にありがとうございました 報酬のぴっキョローンは特定のブロックを消せたり呪いを解いたりできるが結構使いどころが限られる。あとオマケ要素だがジャンプ時の効果音が変わったりもする。ところで他人の家に不法侵入してフェアリンを連れ出しているのはそれでいいのか勇者… ペーパーマリオ オリガミキング ストロー → 手裏剣 → (シュリケン道場および景品の解禁) → サインボール → 骨 → (忍者屋敷KARAKURIへのルート解禁) → 屋敷内でルイージ救出、OEDOランドのマスターキー入手 OEDOランドで発生するイベント。 行方不明になったOEDOランドのマスターキーを探しているうちに、ひょんなことからストローを貰い、それを場内で困っている人たちと次々に物々交換をした末にマスターキーまでたどり着く、というのが顛末。 OEDOランド内で完結するわらしべイベントであり、フィールドが狭く、最後の忍者屋敷以外は戦闘が発生しにくいことから、イベント自体は比較的安全にこなせる。それより、途中で挟まるミニゲームを体験させるのがメインと言えるだろう。 ところで、この肝心の鍵が紛失した理由が ルイージが勘違いで鍵を持ち出してしまったから なので、ルイージがそれさえ起こさなければ最初から鍵を入手で済む話だったのだが……。 ちなみに、ストローは本来は麦の藁のこと、すなわち「偶然入手したストロー(わら)が出発点」というのは、まさしくわらしべ長者そのもの。 おまけに終着点が「屋敷」であるという点も、元祖となる「わらしべ長者」と一致している(*7)。 マリオ ルイージRPG4 ネムルーゴのぬいぐるみ→めずらしいフルーツ→ヨッシーのたまご→ピーチ姫の写真→いせきブック→マメラ女王のブロマイド→ひろったカメラ→マクラノリング→1UPキノコ、ハートマメDX、マケンキウェア、ゲンナリハンマー 報酬は微妙だが、 全て序盤の街であるメザメタウン内で完結する のがありがたい。 この段階では、武器防具共にそれなりに優秀だし、1UPキノコやドーピングアイテムであるハートマメも普通に嬉しい。 ただ、ヒントを頼りに自力で探す必要はあるので、少し考える部分はある。まぁ街内で完結するので最悪しらみつぶしでもなんとかなるが……。 必須イベントではないが、ぬいぐるみと一緒にアタックピースも同時に貰える為、コンプリートを目指す場合は話しかけるだけでもしておいた方がいい。 ロボットポンコッツ ギャルル →トリペル→プリースト→ドクロイド→オヤカタ→スタンド→ボイラース→ウーマンボ→オネダリ→ヘビータ→バーナー→ストーン→ドライバル→コンボイル→マッドソン→ カスタムロボポン 「ガールズ8」という8人組の女の子とロボポンを交換していく。最初のギャルルは自力でゲットする必要があるが、あとは順番に渡していけばOK。ちなみに同じ相手で二周する(ウーマンボの後、最初の一人に戻る。最後のメンバーは二周目にしかいない)。 なお、途中のロボポンは他の手段で入手したものでも大丈夫だが、 直前の相手のイベントを終えていないと受け取ってくれない ので注意。 ストーリーさえ進めれば難易度はあまり高くないが、最後に手に入る「カスタムロボポン」が 完全にチートクラス の能力を持つことで地味に有名。 カスタマイズができない「ブート族」に分類されているのが欠点だが、そんな欠点をものともしない超性能のパーツとソフトを装備しており、ステータスの成長度も非常に優秀。 ソフトの関係上、一部の相手に苦戦することを除けばほぼ「コイツ一人でいいんじゃないかな」状態である。 ポポロクロイス はじまりの冒険 ハンカチ →えんぴつ→アメ玉→手ぬぐい→サンドウィッチ→腕輪?→カナリシア大砲の模型→オカリナ→古ぼけた鍵→ 竜王の牙 最初に手に入る「ハンカチ」はお城のナルシアから貰える。 最後の「竜王の牙」は全ステータス向上に加えて、敵出現率が低下する優秀なアクセサリーだが、このイベント、非常に悪質なことに 全ての進行段階が期間限定 。 しかも、「シナリオを進めないと達成できない段階」もあるので、「もうこの段階ではこれ以上進められないだろう」とシナリオを進めて見落としてしまう可能性が結構高い。 一段階でも飛ばしてしまうと、そのデータでは二度とコンプリートができなくなる、というサブイベントとしては致命的な問題点がある。 一応、「敵出現率低下」以外は「英雄証明書」の下位互換なので、戦力的にはそこまで響かないのが救いだが……でもこのゲーム敵出現時のローディングがやたら長いから快適性には大きな差が出る どうでもいいがこのゲーム、メインシナリオ以外のまともなサブイベントはこれぐらいしかなかったりする……。 ファイアーエムブレム 風花雪月 紋章学の謎の書→麗しき聖人の系譜録→火封じのお守り→光り輝く石→夜明けの軌跡の記録→凄い目薬→白と黒の砥石 カトリーヌとシャミアの依頼から始まる、「白と黒の砥石」を巡るわらしべイベント。 最初はそのへんに落ちている「紋章学の謎の書」を拾い、他のキャラと物々交換を繰り返していくことで砥石を入手し、 彼女たちのどちらかへ渡すことになる。 報酬として手に入るのは銀の剣/弓のどちらかと、玉鋼2個、刃物用の砥石1個、名声200Pt。 この時点では貴重な銀の武器が目玉だが、前データから引き継いでプレイしていれば既に店で買えるようになっていると思われ、 他に貰えるアイテムもそう貴重なものではないため、周回プレイ時に面倒ならばスルーしてしまっても可。 ちなみに、それぞれのアイテム名は歴代シリーズのタイトルがモチーフとなっている。 そして、最後には選択によって結末が変わるのも元ネタ通り。 そちらと比較すればほんの些細な変化だが。 がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め (江戸時代編)真っ赤な鼻緒→謎の豆→畑 /(未来編)風邪薬→デリシャス・ドッグフード→いかしたお守り→レモン→きゅうりの種→バイオきゅうり→暗号プレート×3 そのものズバリ「わらしべイベント」と銘うたれているイベント。 江戸時代編と未来編で2つあり、未来編のほうは攻略に必須。 江戸編で手に入れた畑が、未来編でバイオきゅうりを入手するのに役立つというタイムスリップを活かしたギミックがある。 ただし畑を手に入れていなくてもお金を払えばレンタルできるのでハマる心配はない。なのでレンタル料が惜しくなければ江戸編は無視しても構わない。 該当キャラは大抵「○○が欲しい」と何かを欲しがるセリフを言うのですぐわかるが、 「そのアイテムをどこで入手してくればいいのか」や「代わりに受け取ったアイテムを次はどこへ持っていけばいいのか」に関してのヒントは無いので若干難しい。 まあもともと「わらしべ長者」はそういう話なのである意味正しいのだが。 とはいえ渡す相手は基本街の住民で、街をくまなく探索していれば自ずと進められるようになっている。 最終アイテムは重要なイベントアイテム「暗号プレート」の最後の3枚。 ゲーム全編を通したイベントに相応しい報酬ではあるが、敵拠点を攻略して1枚1枚集めてた重要なアイテムが 急に3枚まとめて集まるという尻すぼみ感は本作の問題点の一つでもある。 しかしそれにはゴエモンらしくとんちの効いた理由付けがされており、地道な苦労が思わぬ決め手に結びつく展開はなかなか小気味良い。(*8) スーパーロボット大戦Z シルバーアクセ→化粧道具→花束→鋼の魂 トカゲのくんせい→納豆→大トカゲのくんせい→勇者の印 ray=out創刊号→サイン入りディスク→レアなウィール→ハロ ホンコン土産のビデオ→エマーン土産のペナント→チラム製のバイク→堕天翅の翅 様々な時空が混ざり合う多元世界らしいわらしべイベント。 多数の作品がクロスオーバーした果てに強力な強化パーツが手に入るのが特徴。 ただし、全て男主人公限定であり、かつルート限定のものも多い。 巨影都市 巨大エメラルド(6000万円)→第2すきま荘(1億円)→ヒヤシンスソフト(5億円)→宮都シネマ(10億円)→レストランテ・ミヤト(15億円)→エビネ出版ビル(20億円)→ビーチリゾート(60億円) ゲーム本編とは全く関係のない不動産のわらしべイベント。宝石店で火事場泥棒をしている女性に優しくすると譲ってもらえる巨大エメラルドからスタート。 本作のわらしべイベントは該当物件を所持しているだけでは意味が無く、ゲーム内のあちこちにいる買い取り屋に売却して現金に換え、その金で次の物件を購入するという形になる。()内が売却金額かつ次の物件の購入金額。 この仕様のためにイベントを完遂しようと思ったら折角の大金を迂闊に使うことができず、また完遂したところで このゲームにそんな大金は必要ない (*9)という完全なネタイベントである。 物件を購入する際、売り主との会話で適切な回答をしないと売却金額が下がってしまい、イベントが打ち止めになる。 龍が如く2/極2 ヒップホップCD→高級万年筆→ハイブリッド長靴→ダンスシューズ→イタリア製リング(2) マイケル直哉の自主制作CD→シックな万年筆→女性向け高級ブーツ→ピンクのマフラー→スイス製高級時計(極2) サブストーリー『わらしべ伝説1~4』にて。 2では全身の毛穴が嫌悪感から痛烈な悲鳴を上げそうなほど下手なヒップホップ歌手のCDを引退時に受け取るところからスタート。 神室町を舞台にした小説を書こうとしている小説家の万年筆と交換し、建築作業員のハイブリッド長靴と交換、 そして酔っ払った女性ダンサーが間違えて渡してしまった大事なダンスシューズとハイブリッド長靴と交換して取り戻して終了。 お礼にイタリア製リングを受け取ることができる。 極2では万年筆までは同じだが、コスプレイヤーのブーツと交換。 そして、亜天使で飲んでいる女性が酔っ払って渡してしまった大事なマフラーと(コスプレイヤーが何回か履いていたので)暖かくて女の香りがするブーツをホームレスと交換して取り戻す流れになっている。 最後には亜天使で飲んでいる女性が元彼から貰ったスイス製高級時計を譲り受けることができる。情念で祟られそう。 あと、本当にどうでもいい部分だがマイケル直哉が「養蜂場のインストラクターを目指す」から、「ぶどう農園を継ぐ」と変わっている。 神室町のあちこちを駆け回ることになるが最終的に全身の毛穴が嫌悪感から痛烈な悲鳴を上げそうなほど下手なヒップホップ歌手のCDが高級アイテムに変わるところは共通。 極2でなぜ内容が変わったのかは謎だが、 『建築作業員にそのまま万年筆を渡してしまう』『いくら酔っ払っていたからといって自分の履いている靴を渡すか』 という点が疑問視されたためだろうか。 龍が如く4 伝説を継ぐもの タバコ→腹痛用の薬→(おしゃれなボールペン→腹痛用の薬→)コンサートのペアチケット→名刺→高級そうな時計 秋山のサブストーリー『リトライ』にて。 4では秋山がかっての弟子・塩原と再会するところからスタート。 失敗続きで落ち込んでいたが、秋山の計らいで再度スカイファイナンスのテストを受けることになる。 テストの内容は「タバコ1本を1時間の間にどれだけ高価なものに変えられるか(質屋で判定する)」 まずはヤクザが持っていた腹痛用の薬と交換。 続いて漏らしかけている落ち着いた中年に渡して、会社が企画したコンサートのペアチケットを貰う。 今度は「銀嶺会」のセレブに渡して危機を救い、名刺を受け取る。 実は名士中の名士の社交クラブだった「銀嶺会」の名刺を名士になりたがっている男に渡し、高級そうな時計と交換して終了。 秋山が交換してきた高級時計はよく使用されていたものだったので質屋の鑑定額は98万円。 塩原が交換してきたものも偶然にも超高級時計だったが、同鑑定額は90万円であり、惜しくも負けてしまう。 良い勝負だったが負けは負けと語り、気力を取り戻したのかどこか晴れやかな表情で神室町を去ろうとする塩原。 だが、秋山は街のニーズを探り、答え続けた形になる塩原の商才を評価し、「以前に500万円を返した際に強引に渡してきた1000万のお釣り」として500万を投げ渡すのだった。 「自分の弟子が本来ありえないはずのスカイファイナンスの二回目の客第一号なんて、みっともないじゃない」と語る秋山に塩原は「頑張ります!」と答え、天下一通りのアーチを境に二人は別れ、サブストーリーは完結する。 実は漏らしかけている落ち着いた中年以外にも悶える青年にも腹痛用の薬を渡すことができる。 その場合は実は人気モデルだった青年がデザインしたボールペンと自称・音楽家の男が持っていた腹痛用の薬を交換することになる。ふりだしに戻る。建築作業員といい神室町ではペンを貸すと持っていかれてしまうのが定番なのだろうか。 そして、落ち着いた中年に戻ることになるが時間経過については謎。(正規ルートでも意外と余裕があったのかもしれないが) こちらはアイテムは手に入らず経験値入手のみだが、秋山の人を見る目の確かさの証明と気持ちが良い結末が待つ爽やかなサブストーリーになっている。 やたらと漏らしそうな人が居て、過程があんまり爽やかじゃないのは気にするな。 ザ・スクリーマー 大昔のダンジョンRPGではあるが、わらしべイベントがある。 最初、あるスクリーマー(同業者)からあるカードをもらい、それを他のスクリーマーと交換していくと、最後に伝説のスクリーマー『サムライ』から最強の武器をもらえる。 ぞくぞくヒーローズ もくぎょ→ブライトシール→月のいし→プラチナ→ダイヤ ヒーロー「ダイヤモール」に変身するために必要なダイヤはデパートで買うこともできるが、99990円とリアルで気の遠くなるお値段。 だがこの交換を経れば木魚代の1000円で手に入る。 取り逃し要素の多い本作だが、これは月の少年に勝ってさえいれば第四章(ギャラジャック編)からいつでも可能。 追記・修正は交換を重ねてお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ゼル伝ふしぎの木の実もわらしべイベントあるよ -- 名無しさん (2020-06-28 04 40 57) SFCゴエモン3必須だよね。 -- 名無しさん (2020-06-28 07 09 37) スペマリにもこれあったな。DS届けるやつ。ちゃんと「この面倒なお使いイベントを〜ゴホンゴホン」とか言いだすメタ要素も... -- 名無しさん (2020-06-28 07 38 50) ムジュラの仮面のわらしべの最後は200ルピーとハートのかけらという事になっているけど、そのハートのかけらのすぐ近くにあるゴシップストーンからは鬼神の仮面のヒント情報が手に入ることから、その情報こそが「ムジュラのわらしべイベントにおける真のラスト」なのかも知れない。 -- 名無しさん (2020-06-28 08 01 20) ファイアーエムブレム風花雪月にもなかったっけ?黒の砥石みたいな -- 名無しさん (2020-06-28 08 06 47) スパロボZにもあったよ -- 名無しさん (2020-06-28 08 56 01) 桃太郎伝説では重要アイテムである金色の毛皮を手に入れるのに攻略必須なイベントである。 -- 名無しさん (2020-06-28 09 36 39) ↑2 あれはアイテムがまた別のアイテムになって……っていうのとは違うだろ -- 名無しさん (2020-06-28 09 50 14) 比較的自由に歩き回れるRPGだとこういうサブイベントは遊びに幅持たせるのがあるし実現しやすいけどSLGのFEの最新作にあるとはちょっと驚きだな -- 名無しさん (2020-06-28 10 11 52) ところどころのアスタリスクはなんだ? -- 名無しさん (2020-06-28 10 51 09) 黄金の太陽(失時)にもある。報酬は隠しダンジョンにの一つに行けること。 -- 名無しさん (2020-06-28 10 52 58) ↑↑ロックマンエグゼのゲームシステム上の話だから誤記ではない。勝手ながら全角の方が見やすいと思ったから変更させてもらった。 -- 名無しさん (2020-06-28 11 23 05) ドラクエには無いのが意外 -- 名無しさん (2020-06-28 12 53 21) ワラシ=ベイベント -- 名無しさん (2020-06-28 12 56 26) ↑同じこと思ってた人いて良かったw -- 名無しさん (2020-06-28 13 29 49) 斉木「アポート」 -- 名無しさん (2020-06-28 14 08 59) おいでよどうぶつの森にもあったな それがどう森シリーズでは最初で最後なのだが… -- 名無しさん (2020-06-28 17 07 30) MOTHER2のサルが出るダンジョンも似た感じだったな。あれは最初のアイテム以外全部内部で調達できたし。どっちかというとわらしべじゃなくてパズルな感じだったけど。 -- 名無しさん (2020-06-28 17 13 22) 手紙を順に配達するだけでも該当するのならFF9にもあったな… -- 名無しさん (2020-06-28 17 45 08) わらしべイベントと聞くと自分は64のぬし釣りを思い出す。 -- ひ (2020-06-28 20 30 41) スパロボZのはイベント時の仲間達の会話が面白かったな トカゲのくんせいを巡るアポロとジロン達の掛け合いとか良かった -- 名無しさん (2020-06-28 20 55 20) falcomのツヴァイシリーズにもあるね。最終報酬は1では自動復活できるアイテム。2では最強武器のパーツ。ちなみに2では途中で渡す相手を間違えるとそこでわらしべイベント終了、最終報酬入手不可というなかなかイジワルな罠がある。 -- 名無しさん (2020-06-28 22 26 57) どマイナーなゲームだけど、『ぞくぞくヒーローズ』ってゲームでもあった。最後はダイヤモンドが貰える -- 名無しさん (2020-06-28 23 18 20) わらしべって言われたら、ゴロン刀みたくアイテム欄が目まぐるしく変わるとやってるん感がある -- 名無しさん (2020-06-29 01 07 03) 龍が如くのサブストーリーのもあった気がする -- 名無しさん (2020-06-29 02 52 34) 龍が如く言おうとしたら言われてた -- 名無しさん (2020-06-29 15 05 10) 風花雪月の歴代タイトルモチーフのアイテムで「凄い目薬」だけ何なのかわからなかったが、最近ようやく「覚醒」のことだと気付いた -- 名無しさん (2020-07-01 17 47 51) メタルサーガ鋼の季節にも存在する。しかも攻略本で『わらしべイベント』と明記されている -- 名無しさん (2020-07-01 20 09 34) 龍が如くは2(極2)と4だっけ…? -- 名無しさん (2020-07-01 22 57 47) シャドウハーツ2のわらしべイベントには触れないのかい?萎びたワラを貰うところから始まり物々交換をうまくこなしていくと国家機密について触れてしまってそれもうまく片づけるとあるキャラの最強武器が貰えるイベントだった。 -- 名無しさん (2020-07-08 18 20 17) FF9はそのものずばりわらしべ長者というイベントがある。一回しか交換ないけど -- 名無しさん (2020-07-08 18 46 42) アークザラッド3のギルド仕事の一つが会場でアイテム交換を繰り返していいものを競うというよく考えると謎の競技会 ライバルが酷い結果になる交換をしてくるがそれを受けるのが勝利への道 -- 名無しさん (2021-05-17 22 19 33) 時空の章ではレベル6ダンジョンに入るためにわらしべイベントをこなさなければならないという。 -- 名無しさん (2021-07-03 00 11 45)
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奇妙なお面!!ひょっとしてコレですか?ご所望でしたら、中身ごともって帰っ(ry §*´з`*) 基本情報 名前 : ケヴェット 国籍 : イスパニア→ポルトガル(今ここ) 性別 : オトコ それ以上は何も言うまい 職業 : 定職は持たず 爵位 : 上級騎士爵(ウソみたい) 称号 : 永遠の訓練生 MMO: 初心者。不手際等予想される。 レベル 冒険 … Lv47 地理学が意外と面白い。 交易 … Lv56 ダンジョン効果。 戦闘 … Lv57 装甲戦列目指してるけれど、寄り道が多い。ガレアスいいなぁ~ 自慢したいスキル 調理 R7 豚肉とカブのパスタが得意です。 鋳造 R13 14門クラスなら大砲も作れる!店買いが多いけど 縫製 R7 最近放置。 狙撃術 レベル的には大した事が無いのですが、伸ばして行きたいスキル コメント ソンブレロはエスプリ(心意気)だ。最近は兜被ってるけど ソンブレロは黒く染める。 いつも眠い。23時を回ると半分寝ている。 喋りだすとウザイぐらいに長い。静かにしている時は別の何かに夢中もしくは寝ている。 参考画像:サントドミンゴでZzzz... 参考画像:カイロでもZzzz...
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モデルデータ/東方Project関連 モデルデータとはMMD ver3.x~対応の「.pmd」とMMD ver7.31~対応の「.pmx」を指します。 このページでは、東方Project(上海アリス幻樂団製作)をキャラクタ別に紹介します。類似キャラ、関連キャラ(派生を除く)を含みます。分類はニコニコ大百科「東方Projectの登場キャラクター」を参考としています。 ニコニコ動画では「MMDモデル配布あり」、「MMD東方モデル」、ニコニコ静画「MMDモデル配布あり」、「MMD東方モデル」タグでユーザーモデルが配布されている動画が検索できます。ジャンルやキャラタグ等と併せて絞り込むなどして活用しましょう。 ニコニコ大百科「MMD東方モデル」,「MMD東方カス子モデル」の記事にもモデルの配布情報がまとめられています。 ゲーム > 東方Project関連 > 旧作|主人公|東方紅魔郷|東方妖々夢|東方永夜抄|ゲーム5|ゲーム6|ゲーム7|ゲーム8|ゲーム9|書籍・CD|その他 東方神霊廟(とうほうしんれいびょう)幽谷響子(かそだに きょうこ) 宮古芳香(みやこ よしか) 霍青娥(かく せいが) 蘇我屠自古(そが の とじこ) 物部布都(もののべ の ふと) 豊聡耳神子(とよさとみみ の みこ) 二ッ岩マミゾウ(ふたついわ まみぞう) 東方心綺楼(とうほうしんきろう)秦こころ(はたの こころ) その他 東方輝針城(とうほうきしんじょう)わかさぎ姫(わかさぎひめ) 赤蛮奇(せきばんき) 今泉影狼(いまいずみ かげろう) 九十九弁々(つくも べんべん) 九十九八橋(つくも やつはし) 鬼人正邪(きじん せいじゃ) 少名針妙丸(すくな しんみょうまる) 堀川雷鼓(ほりかわ らいこ) 各種データ(ユーザーモデル含む)の取扱いについては、著作権等の権利にご注意願います。また「作成者」は、必ずしもその配布物の著作権者であるとは限りません。 共通の各種注意事項(直リンク不可のアップローダのDL方法等)は配布物についてを参照ください。 掲載順序は各データ初版の発表日が古い順です。記事追加の際には、該当項目の最下行へお願いします。 参考リンク:上海アリス幻樂団創作物の二次創作・使用関連ページ モデルを使用しての動画投稿の際、readme等テキストに記載されている注意書きに沿ってご使用ください。 東方神霊廟(とうほうしんれいびょう) 幽谷響子(かそだに きょうこ) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 幽谷響子 nya/ SionF 2012/01/09 配布先 nya氏のてゐ改変再配布モデル 幽谷響子 みるちお/ とらはぜ/ 雪名 1.1 2013/01/27 配布先 初期型モデルも同梱DLキーは動画説明参照 幽谷響子 うどん猫 2013/06/28 配布先 ぎゃてコラ風 幽谷響子 テンパカ 1.00 2015/12/24 配布先 原画:ねこむら氏 幽谷響子 ニクムニ 0.94 2017/08/09 配布先 (NoLink) 通常衣装と半袖モデルの二種同梱箒と笠のモデル付属ニコニ立体からどうぞ 幽谷響子 そばかす魔理沙の人 0.1 2018/11/23 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 響子 新首振り式 首振りP 2023/01/28 配布先 ニコニ立体からどうぞ 宮古芳香(みやこ よしか) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 宮古芳香 きのこる 2.02 2013/06/02 配布先 東方系MMDモデルセットとして配布中DLキーは配布静画参照 宮古芳香 そばかす魔理沙の人 0.1 2019/09/22 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 宮古芳香 コンバット猫丸 1.1 2021/05/27 配布先 更新動画 VRoid由来モデル、改造モデル通常衣装・水着・制服風衣装モデルを同梱帽子とお札の単体モデル付属 芳香 新首振り式 首振りP 2023/01/15 配布先 ニコニ立体からどうぞ 霍青娥(かく せいが) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 霍青娥 きのこる 1.3 2013/08/15 配布先 鑿 (のみ) のモデル付属東方系MMDモデルセットとして配布中DLキーは配布静画参照 霍青娥 もものは(FUSHIMI) 4.10 2014/05/10 配布先 通常衣装版のみ配布テクスチャセットを別途DLする必要ありニコニコ動画・静画でのみ使用可、親登録必須 霍青娥 そばかす魔理沙の人 0.1 2016/10/13 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 青娥 新首振り式 首振りP 2022/10/25 配布先 ニコニ立体からどうぞ 霍青娥 ぽんぷ長/ アールビット/kaoru/ opagi/ たからばこ 2022/07/22 配布先 改変モデル【大切なお知らせ】要BowlRollログイン 蘇我屠自古(そが の とじこ) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 蘇我屠自古 改造式 モンテコア/ CODE F (とああP) /kasuya/ サイキョー 0.9 2012/04/18 配布先 改造モデル、試験配布DLキーは動画説明参照 蘇我屠自古 Sheldon 2011/08/15 配布先 配布先ページ内のDLリンク切れ 蘇我屠自古 きのこる 3.11 2013/09/13 配布先 配布静画 東方系MMDモデルセットとして配布中親作品登録は静画のほうへお願いしますDLキーは配布静画参照 蘇我屠自古 モンテコア 1.0 2012/11/05 配布先 配布立体 布都モデルとセットで配布配布先サイトの体験版DL またはニコニ立体からどうぞ動画で使用する場合は配布静画を親作品登録すること 蘇我屠自古 ぽんぷ長/ モンテコア/ すけ/ フリック 1.60 2017/06/27 配布先 改造モデル足ありと無しのモデル二種同梱DLキーは配布静画参照 蘇我屠自古 そばかす魔理沙の人 0.1 2018/04/14 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 屠自古 新首振り式 首振りP 2022/10/26 配布先 ニコニ立体からどうぞ 物部布都(もののべ の ふと) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 物部布都 Sheldon 2011/09/17 配布先 配布先ページ内のDLリンク切れ 物部布都 きのこる 1.0 2012/07/06 配布終了 2.2 2013/08/15 配布先 配布静画 磐舟のモデル同梱東方系MMDモデルセットとして配布中親作品登録は静画のほうへお願いしますDLキーは配布静画参照 物部布都 モンテコア 1.0 2012/11/05 配布先 配布立体 屠自古モデルとセットで配布配布先サイトの体験版DL またはニコニ立体からどうぞ動画で使用する場合は配布静画を親作品登録すること 物部布都 ぽんぷ長/ モンテコア/ フリック 1.30 2016/11/15 配布先 改造モデルDLキーは動画説明参照 物部布都 そばかす魔理沙の人 0.1 2018/04/14 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 布都 新首振り式 首振りP 2022/10/26 配布先 ニコニ立体からどうぞ 豊聡耳神子(とよさとみみ の みこ) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 豊聡耳神子 改造式 モンテコア/ kasuya/ サイキョー 1.03 2012/03/27 配布先 改造モデル (モンテコア式 ルカ&ルーミア ベース)アクセサリ用の七星剣と杓が付属DLキーは動画説明参照 豊聡耳神子 きのこる 3.0 2013/08/10 配布先 通常版と心綺楼版モデルを同梱マント・ヘッドホン・剣の単体モデル付属東方系MMDモデルセットとして配布中DLキーは配布静画参照 豊聡耳神子 モンテコア/ Furia 1.0 2012/06/13 配布先 配布立体 モンテコア式純正モデル、剣と杓はモーフで対応配布先サイトの体験版DL またはニコニ立体からどうぞ動画で使用する場合は配布静画を親作品登録すること 豊聡耳神子(さぼてん神子) さぼてん 2015/01/05 配布先 東方心綺楼モデル同梱配布先サイトリンク切れ 泥レビ式神子様 泥水レビト 1.51 2014/03/09 配布先 通常版と心綺楼版モデルを同一パッケージで配布マントと笏の単体モデル同梱DLキーは配布静画参照 泥レビ式心綺楼神子様 1.01 2014/03/09 豊聡耳神子 そばかす魔理沙の人 0.1 2017/07/11 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 豊聡耳神子 ぽんぷ長/ モンテコア/こんにゃく/ たからばこ 2022/05/16 配布先 改変モデル【大切なお知らせ】剣標準装備、笏と剣 (抜身) の単体モデル付属要BowlRollログイン ◆2022/05/16 readme更新 神子 新首振り式 首振りP 2022/10/26 配布先 ニコニ立体からどうぞ 二ッ岩マミゾウ(ふたついわ まみぞう) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 二ッ岩マミゾウ えと 1.00 配布先 二ッ岩マミゾウ Ki 1.03 2014/07/22 配布先 東方心綺楼風 二ッ岩マミゾウ とろぽっぷ 1.22 2016/01/10 配布先 参考動画 ファイル・動画非公開、実質配布終了 二ッ岩マミゾウ cham/ とろぽっぷ/すぺくたくら/ フリック 1.40 2017/05/05 配布先 改造モデル夏・春秋・冬服の各モデルを二種ずつ同梱DLキーは配布静画参照 二ッ岩マミゾウ モンテコア/OrientalCrimsonMMD 2017/01/28 配布先 (NoLink) 改変モデル、海外ユーザーモデル東方心綺楼風のモデルです、キセル付属使用時はモデル作者名の表記が必要とのこと 二ッ岩マミゾウ そばかす魔理沙の人 0.1 2018/01/18 配布先 配布動画 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ マミゾウ 新首振り式 首振りP 2023/01/16 配布先 ニコニ立体からどうぞ ◆外部リンク ニコニコ大百科MMD東方神霊廟モデル 東方心綺楼(とうほうしんきろう) 秦こころ(はたの こころ) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 秦こころ dashi (旧名 day) 0.50 2013/06/23 配布終了 β版 2.11 2015/01/26 配布先 完成版お面14個、薙刀、扇同梱DLキーは動画説明参照 秦こころ Ki 1.00 2013/06/25 配布先 2.00 2014/07/26 配布先 作りなおしました 秦こころ むー船長 0.94 2013/08/04 配布先 DLキーは配布動画参照 秦こころ たけ 1.10 2015/10/08 配布先 配布静画 配布終了静画リンク切れ (非公開設定) 2.00 2016/04/29 配布先 心綺楼と深秘録カラーのモデル同梱お面と扇子・薙刀が付属しています 2.00胸小 2016/05/04 配布先 秦こころv2.00の胸を小さくしたモデル心綺楼と深秘録カラーのモデル同梱お面と扇子・薙刀が付属しています 3.10 2016/12/08 配布先 全体的にリファインされています心綺楼モデル (深秘録テクスチャ同梱)お面と扇子・薙刀が付属しています 4.10 2017/07/27 配布先 配布記事 心綺楼モデル、お面と扇子・薙刀付属深秘録カラーにするモーフ実装v4.00モデル同梱、改造等に条件あり 秦こころ (制服) 4.00 2017/07/11 配布先 配布記事 お面と扇子・薙刀付属改造・改変に条件が付されています 秦こころ 5.04 2020/01/02 配布先 心綺楼モデル、お面と扇子・薙刀付属ツインテール版モデル・チビキャラ同梱改造・改変に条件が付されています 秦こころ (セーラー服) 5.04 2020/02/23 配布先 配布記事 ツインテール版モデル同梱改造・改変に条件が付されています 秦こころ 5.22 2021/10/06 配布先 心綺楼モデル、お面と扇子・薙刀付属ツインテ版とセーラー服モデルも同梱改造・改変に条件が付されています Kanata式改変 秦こころ Kanata/ anek 1.21 2015/12/05 配布先 改変モデルお面と扇子・薙刀はモーフで対応DLキーは配布静画参照 秦こころ そばかす魔理沙の人 0.1 2018/07/04 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 秦こころ エアレーズン 2.2 2023/10/05 配布先 扇子付属、お面はモーフで対応ニコニ立体からどうぞ旧名:カルマンフィルタ氏 こころ 新首振り式 首振りP 2022/10/25 配布先 ニコニ立体からどうぞ その他 [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 心綺楼モブ三人娘 mato/ニクムニ 2014/11/15 配布先 人里、命蓮寺ステージに登場するモブ三人娘改造モデル 東方輝針城(とうほうきしんじょう) わかさぎ姫(わかさぎひめ) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 わかさぎ姫 モンテコア/ ぷれでたぁ/ 雪名 1.02 2013/12/31 配布先 着物模様:Japanese Traditional Stencil DesignDLキーは動画説明参照 激おこわかさぎ姫 nya 1.0 2018/04/25 配布先 デザイン原案:216 氏readmeをよく読んでね 改変わかさぎ姫 cham/ モンテコア/ ぷれでたぁ/雪名/ ぐるみぃ/ アルト 1.00 2020/04/23 配布先 配布記事 着物模様:Japanese Traditional Stencil DesignDLキーは配布先説明欄参照、要BowlRollログインReadmeをよくお読みください、配布再開 わかさぎ姫 そばかす魔理沙の人 0.1 2022/02/08 配布先 配布動画 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 暁朱改変わかさぎ姫 cham/ モンテコア/ ぷれでたぁ/雪名/ Kanata/ 暁朱 (あしゅ) 1.0a 2023/09/11 配布先 着物模様:Japanese Traditional Stencil Design添付文書をよくお読みください 赤蛮奇(せきばんき) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 赤蛮奇 schwarz 2013/06/29 配布先 赤蛮奇 yas 0.81 2013/08/20 配布先 赤蛮奇 天コロ 2.21 2016/01/29 配布先 DLキーは動画説明参照 赤蛮奇 そばかす魔理沙の人 0.1 2018/01/18 配布先 配布動画 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 赤蛮奇 新首振り式 首振りP 2022/10/25 配布先 ニコニ立体からどうぞ 今泉影狼(いまいずみ かげろう) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 今泉影狼 うどん猫 2013/09/22 配布先 DLキーは動画説明参照 今泉影狼 Ki 1.00 2014/01/27 配布先 2.00 2017/08/11 配布先 リファイン (作り直し) されています 今泉影狼 天コロ 2.2 2014/08/04 配布先 DLキーは動画説明参照 今泉影狼 そばかす魔理沙の人 0.1 2019/11/03 配布先 配布動画 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 影狼ちゃん RYO 2022/02/28 配布先 デフォルメモデルですニコニ立体からどうぞ 今泉影狼New! Ki/ Illusion/RageXYZ/ ねるねるね 2.122.20 2024/05/14 配布先 配布静画 改変モデル解凍パスは配布先の説明欄参照 九十九弁々(つくも べんべん) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 九十九弁々 Ki 1.00 2013/10/26 配布先 2.00 2014/12/30 配布先 配布停止中ver1からほとんど作りなおしてます。 九十九弁々 トモリ 1.30 2017/08/29 配布先 配布静画配布立体 九十九姉妹として配布 (九十九八橋同梱)v1.30より横顔がシャープになりました配布先リンクまたはニコニ立体からどうぞ 九十九弁々 K13 1.00 2015/12/27 配布先 DLキーは動画説明参照九十九姉妹として配布 (九十九八橋同梱) 九十九弁々 そばかす魔理沙の人 0.1 2016/09/30 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 九十九弁々 零狐 1.00 2021/05/02 配布先 琵琶付属ニコニ立体からどうぞ 九十九八橋(つくも やつはし) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 Ki式改造 九十九八橋 Ki/ Moyonote (Tuki-san) 101b 2020/03/31 配布先 改造モデル、海外ユーザーモデルDLキーは配布静画参照 九十九八橋 トモリ 1.30 2017/08/29 配布先 配布静画配布立体 九十九姉妹として配布 (九十九弁々同梱)v1.30より横顔がシャープになりました配布先リンクまたはニコニ立体からどうぞ 九十九八橋 K13 1.00 2015/12/27 配布先 DLキーは動画説明参照九十九姉妹として配布 (九十九弁々同梱) 九十九八橋 そばかす魔理沙の人 0.1 2016/10/16 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 鬼人正邪(きじん せいじゃ) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 鬼人正邪 きのこる 0.21 2014/06/08 配布先 東方系MMDモデルセットとして配布中DLキーは配布静画参照 鬼人正邪 schwarz 2014/11/19 配布先 配布動画 ニコニ立体からどうぞ 鬼人正邪 首振り式 首振りP 2017/12/05 配布先 ニコニ立体からどうぞ 正邪 新首振り式 2022/10/25 配布先 ニコニ立体からどうぞ 鬼人正邪 カンコロ 1.06 2021/04/10 配布先 紹介動画 通常版とマント装備モデルを同梱ニコニ立体からどうぞ◆22/05/21 利用規約変更 鬼人正邪 (C-Type) 1.05 2020/02/02 配布先 ニコニ立体からどうぞ (22/05/21~)◆22/05/21 利用規約変更 鬼人正邪 コンバット猫丸 1.0 2020/12/05 配布先 VRoid由来モデル、改造モデル通常衣装・水着・制服風衣装モデルを同梱 ダンカグ風 鬼人正邪 鴨居能嵎 2021/12/19 配布先 二次創作ゲーム「東方ダンマクカグラ」風のデフォルメキャラモデルですニコニ立体からどうぞ 鬼人正邪 そばかす魔理沙の人 0.1 2022/08/06 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 少名針妙丸(すくな しんみょうまる) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 少名針妙丸 dashi (旧名 day) 2.12 2014/11/03 配布先 DLキーは配布静画参照 少名針妙丸 とろぽっぷ 1.03 2014/09/21 配布先 配布静画 配布終了、静画削除 2 2016/01/24 配布先 参考動画 ファイル・動画非公開、実質配布終了 少名針妙丸 schwarz 2017/01/16 配布先 (NoLink) お椀・輝針剣・小槌の単体モデル付属ファイルにreadmeが添付されていないので配布先に表示される使用条件を確認してね ぱりんこ 少名針妙丸 ぱりんこ 1.0+ 2015/03/31 配布先 (NoLink) ファイル非公開 少名針妙丸 Ki 1.00 2015/05/02 配布先 針妙丸216 nya 0.9 2015/10/18 配布先 216氏の絵のモデル化 少名針妙丸 モンテコア/ 金子卵黄/OrientalCrimsonMMD 2018/01/02 配布先 (NoLink) 改変モデル、海外ユーザーモデルお椀・輝針剣の単体モデル付属使用時はモデル作者名の表記が必要とのこと TN改変=少名針妙丸 cham/ Ki/ えと/ すけ/モンテコア/ 金子卵黄/ツナヨ (ツナ) 2019/10/13 配布先 配布静画 改変モデルファイル・静画削除 少名針妙丸 カンコロ 1.02 2021/04/10 配布先 サイズ違いでモデル二種同梱ニコニ立体からどうぞ◆22/05/21 利用規約変更 ちゅばき式改変ちび針妙丸ちゃん ちゅばき/ Ki/ びーとむと 2020/12/13 配布先 改変モデルDLキーは動画説明参照 少名針妙丸 そばかす魔理沙の人 0.1 2022/08/06 配布先 配布動画 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ 堀川雷鼓(ほりかわ らいこ) [部分編集] 名称 作成者 Ver 更新日 配布先 リンク 備考 堀川雷鼓 schwarz 2013/09/14 配布先 旧版モデルドラムのモデル付属DLキーは動画説明参照 2016/11/02 配布先 (NoLink) ドラムとスティックのモデル付属ファイルにreadmeが添付されていないので配布先に表示される使用条件を確認してね 堀川雷鼓 とろぽっぷ 1.00 2016/02/07 配布先 参考静画 ファイル非公開・静画削除実質配布終了 堀川雷鼓 そばかす魔理沙の人 0.1 2017/11/14 配布先 そばかす式純正モデルニコニ立体からどうぞ ◆外部リンク ニコニコ大百科MMD東方輝針城モデル ▲上へ コメント 情報の提供やリンク切れの報告、記事の訂正など、編集に関わる内容でご利用下さい。 新規制作・再アップの要望や、個々のデータに関する質問(使用方法など)は、VPVP wikiではお答えいたしかねます。 (不要なコメントは削除される場合があります) 編集は誰でも可能ですが、編集方法が分からず情報の追加・訂正ができない場合などは、配布動画のURLなどを添えてご記入ください。 VPVP wiki管理人の返信が必要である場合は、「このwikiの管理者に連絡」をご利用ください。 参考ページ リンク切れかな?と思ったら(403Error) 他のモデル・アクセサリ紹介サイトへのリンク 編集時のスパムエラーに関する情報 コメント すべてのコメントを見る 情報ありがとうございます。kaoru様の各モデル記事の備考欄に、配布サイト閉鎖のお知らせのリンクを載せました。 -- (ebiimo) 2024-04-19 09 53 47 Kaoru様よりMMD配布サイト閉鎖のお知らせ出てます。 https //twitter.com/kaoru_ekaki/status/1776267053475004871 -- 2024-04-08 09 20 06 情報ありがとうございます。「暁朱改変わかさぎ姫」モデルの記事を更新いたしました。 -- (ebiimo) 2024-01-22 06 20 37 暁朱改変わかさぎ姫が更新されていました。 -- 2024-01-21 22 09 55 情報ありがとうございます。ていらん式 日白残無モデルの記事を更新いたしました。 -- (ebiimo) 2024-01-09 16 39 12 ていらん式日白残無が更新されていました。 -- 2024-01-07 18 38 01 情報ありがとうございます。CASUI様のセメント式 宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンモデルの記事に、配布先等削除されている旨、反映させました。 -- (ebiimo) 2023-12-21 11 18 50 CASUI氏のセメント式宇佐見蓮子とマエリベリー・ハーンの配布先と動画が削除されています。 -- 2023-12-17 11 09 56 情報ありがとうございます。 impulse様の「ザコ妖精三人娘」と「メイド妖精」モデル、さらに霧雨魔理沙モデルについて、配布先がリンク切れしている旨、明記いたしました。 なお、配布終了の正式なアナウンスが見当たりませんでしたので、「配布終了」の表記については、念のため疑問符付きで記載いたしました。 -- (ebiimo) 2023-11-30 15 39 31 impulse式の「ザコ妖精三人娘」と「メイド妖精」モデルのURL配布先のサイトが終了したそうなので配布終了扱いにしていいと思います -- 2023-11-26 14 25 12 ゲーム > 東方Project関連 > 旧作|主人公|東方紅魔郷|東方妖々夢|東方永夜抄|ゲーム5|ゲーム6|ゲーム7|ゲーム8|ゲーム9|書籍・CD|その他 モデルデータ / ユーザーモデル紹介 MMD付属/VOCALOID/ボカロ派生/UTAU/音声ソフト ゲーム/THE IDOLM@STER・東方Project マンガ/アニメ/映画・本・放送/機械 / その他商業系 オリジナル/その他
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○× 四択 連想 画像タッチ 並べ替え 文字パネル スロット タイピング キューブ エフェクト 線結び 一問多答 順番当て グループ分け 問題 ○ × 補足 次のうち、アクシズ教徒が入信特典として渡そうとする物を全て選びなさい 石鹸洗剤鍋 お菓子クーポン券飲み物女神像 次のうち、カズマがスティールで盗んだものを全て選びなさい アクアの羽衣クリスのパンツベルティアの頭めぐみんのパンツ魔剣グラム ダクネスの甲冑バニルのお面ゆんゆんのパンツ 次のうち、カズマがチョーカーの呪いに犯された時にダクネスに出した命令を全て選びなさい スクワット身体を洗う腹筋腕立て伏せ コスプレパシリ膝まくら野球拳 次のうち、カズマが取得しているスキルを全て選びなさい スティールドレインタッチ千里眼潜伏狙撃 エクスプロージョンゴッドブローヒールファイアーボールライトオブセイバー 次のうち、カズマの死因として正しいものを全て選びなさい トラック衝突を勘違いして心臓麻痺呪いのチョーカーに首を締められる木から落ちた衝撃で首が折れる エクスプロージョンの巻き添えサキュバスに精気を吸い尽くされるベルディアの死の呪い怒らせたアクアのゴッドブロー 次のうち、めぐみんの家族を全て選びなさい こめっこひょいざぶろーゆいゆい どどんこふにふらゆんゆん
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. ― 何処かの世界・白玉楼? ― BGM♪:【東方ロストワードBGM】桜雪摩天楼 やぶれたせかいより何処かの世界へと辿り着いた「あなた」たち。 驚くことにそこは、彼らが知る白玉楼だった。 だが、その空気は何かが違っていた… その異変を決定付けるものが、真っ先に三人の目に飛び込んできた。 この地に初めて踏み入れた時からずっと目立っていたあの巨大な枯れ木が――― 盛大な"満開"を迎えていたのだ。 あなた「……!(見たことのある場所…けれども、先程ザ・ソローに促されて目にした枯れ木が満開していることに驚愕を覚える) 」 ホムラ「……ここって…白玉楼…?戻ってきたのかしら……?…それに、あの大きな樹…確かさっきまでは花をつけていなかったはずでは……(信じられない、と唖然そうに口を開けて巨大樹・西行妖を眺める) 」 メディ「………もしかすると、先程紫様がおっしゃっていたように、ここは私たちがよく知る世界とは似て非なる、もう一つの世界…並行世界なのかもしれません。かの樹木がこんな短時間であれほどの開花を果たすなど、幾ら未知の妖術が漂うこの地でさえ…… 」 白銀の剣士「―――――(三人が満開の妖桜に見惚れている中、その前方…一本道の中央にて背を向けたまま佇んでいる者ががいた。白銀色の髪を揺らす少女の風貌をしたその者はその身に二刀を携えている)……(「あなた」たちの気配を察した彼女は振り返る) 」 あなた「……!!(満開の桜に見惚れていたところに、前方の少女に気が付いた「あなた」は目を丸くした。何故ならその少女が、メディが見せてくれた「魂魄妖夢」と瓜二つの姿をしていたからだ) 」 メディ「……! 見つけました…あの方が、「魂魄妖夢」様…(「あなた」から一歩下がった箇所から剣士の姿を見据える) 」 白銀の剣士 → 魂魄妖夢「……満開を遂げた「西行妖」の妖力のせいでしょうか、こうも亡霊などの移ろい揺らぐ者たちが継続的に集まってくるなんて…(まるで独り言のように呟いては「あなた」たちを睨むように見据える)…ここは冥界―――亡霊たちの住まうところ。命ある人間たちよ、疾くお前たちの顕界に引き返すがよい。(強かな敵意の眼差しを向けた少女は番人のような佇まいでその場から微動だにせず、三人と対峙する)」 ホムラ「ちょ、ちょっと待ってください…!私たちはただ―――」 魂魄妖夢「――― 問答は無用!二度も忠告する気はありません。退かぬというのなら…… ス ラ リ …―――(携える二刀のうちの一振り「楼観剣」を水平に構え、徐に抜刀する) 」 メディ「……相当警戒しているようですね。本来ならば推奨いたしかねますが、ここは少し荒業に打って出ましょうか。(オーソライズバスターを構える) 」 あなた / ホムラ『……わかりました…。 / ……!(メディの提案に従い、不本意ながらも妖夢と対峙を示すかのように聖杯の剣を引き抜いた)』 魂魄妖夢「…私と剣を交えるというのですか。……よかろう、ならば斬り捨てるのみ!―――いざッ!!(小さな両手で柄を握りしめて疾駆―――大きく振りかぶった動作から袈裟斬りを繰り出さんとした) 」 ――― Vs. 魂魄妖夢 ――― BGM♪:【東方Instrumental】無賃庭師「オーライフジャパン」 あなた / ホムラ『―――!(一度の踏み込みでこちらの間合いへ瞬時に詰めてきた剣士に驚嘆する間もなく寸でのところで跳び退いた)……! / はああぁーっ!!(ホムラからのエネルギーに注力され熱を帯びる剣を手に「あなた」は妖夢へと斬りかかる)』 メディ「……参ります!(オーソライズバスターを斧型に変形して振りかぶり、「あなた」に次いで妖夢へと斬りかかる) 」 魂魄妖夢「ギッ、ガキィンッ!! ギャッギィンッ!! (初手「あなた」の燃ゆる剣を鋼刃で払いのけ、二手メディの鉞の如き一撃を咄嗟に水平に構えた刀で受け止めると、刀を斜めにずらして斧武器の軌道をずらし地面へと炸裂させる)――― ブ ォ ン ッ ! (直後、隙の生じたメディの首を掻き斬ろうと刃を振り抜く) 」 メディ「―――! ピロリ、ピロリ…♪ (妖夢の予備動作から演算処理による複数の行動パターンを予見。その中の一つを選択)――――はっ!(空ぶって地面へ炸裂した武器を一度手放すと同時に後方へとバク転。彼女の刃が胸元を掠め、緩慢化された時空の中で刀が頭上を過ぎていくのを確認すると同時にサマーソルトキックを行い、彼女と距離を取った) 」 魂魄妖夢「なっ――― く…っ…!(薙ぎを交わされた挙句反撃の蹴りを浴びせられ二歩退く) 」 あなた / ホムラ『……! / これなら、どうですッ!?(「あなた」は剣から斬撃波を、ホムラは掌より火炎弾を幾つも放ち、遠距離攻撃にて妖夢を翻弄しようとここと見る)』 魂魄妖夢「(―――!) ス ラ リ …―――― ガッギッギギンッ、ギャギィンッ、ギンギンキィンッ ! ! ! (前方から飛んでくる二つの攻撃をその瞳に捉えると咄嗟に二振りの刀「白楼剣」を振り抜き、エネルギー弾や火炎弾を正確無比に弾き返していく。鮮やかな剣舞から鋼の音と火花が飛ぶ中、二人の攻撃を完全にいなした) 」 メディ「…なんという太刀筋…!まさしく剣豪であるかのような剣裁き……油断大敵です…! 」 魂魄妖夢「妖怪の鍛えたこの桜観剣と白楼剣に…断てないものなど、あまりないッ!!(二刀で虚空を一度薙ぎ払うと一気に跳び出し、それぞれの刀を鮮やかに振り回しながら三人に苛烈な剣舞を叩き込んでいく) 」 あなた / ホムラ『……!! / …くっ…うぅ…っ…!(ホムラが展開する光の膜を、「あなた」が剣で支えることで防御力の増した障壁で次々と迫る斬撃を受け止めるが)……あ、うぅ…!やばい、です…!このままだと破られてしまいます! / ……!(光の膜に僅かながらも亀裂が生じていた)』 メディ「……!(地面に突き刺さっていた武器を引き抜き、盾にするように構えたそれで防御を試みる)……凄まじい攻撃力です…!(防御と同時に物理演算によるダメージ計算を行い、妖夢が披露する剣術の危険性を説く) 」 魂魄妖夢「人間風情が土足でこの地に踏み入れることなど、あってはならない!ここは「幽々子」様が愛した故郷…何人たりとも穢させるわけにはいかないッ!!(二刀を十字に交差)――――畜趣剣“無為無策の冥罰”(振り抜かれるとともに刻まれる剣閃より、幾重にも及ぶ米粒状の弾幕が拡散される) 」 あなた / ホムラ『―――! / ひゃんっ…!(一閃より繰り出された弾幕に、ついに光膜が破壊されて吹き飛ばされる)』 メディ「主様!ホムラ様! ッ……! グ ォ ン ッ ――― ズ ギ ャ ア ア ァ ン ッ ! ! (勢いよく石畳の地面へ一撃を見舞うと、弾幕から三人を守る岩壁を地中から盛り上げるように出現させる) 」 魂魄妖夢「 ク ル ン … ザ グ ン ッ ! (右手の一刀を回して地面に突き刺し、もう片方の手に握られた一振りに妖力を注ぎ込むように身構える)あなたの命を絶つ剣―――断命剣“冥想斬”ッ!!(一刀が怪しく光り輝く。その光を纏う刃を振り抜くと、分厚い岩壁さえも優に断裂する強烈な一閃を描き、障壁を斬り崩す) 」 あなた / ホムラ『―――!/ “ブレイズエンド”ッ!(岩壁が斬り崩されたその直後、この機会を待っていたと言わんばりに陰から勢いよく身を乗り出した二人が妖夢へと迫る。遠心力をかけた剣を投げつけると、その回転により空気中の酸素を蓄えて剣は更に燃え上がり、直線状の妖夢へと突き進む)』 魂魄妖夢「なッ―――!? ガッギギギギギギギィンッ !!! (死角から飛んできた焔色の剣に驚愕。瞬発的に突き刺さった刀を引き抜き、交差するように構えた二刀で回転する斬撃を必死に受け止め続ける) くッ……うううぅ…ッ……!!(苛烈な斬撃を抑え込むだけで精一杯なのか、吹き飛ばされまいと歯を食いしばりながら両脚に力を込め耐え凌ごうと試みる) 」 メディ「 ヒ ュ ン ッ ――― はっ!! ズッドドドド! (いつの間にか妖夢の真横へと遷移。片手の人差し指を突きつけ、活殺点を狙った連続怒涛の急所突きを見舞う) 」 魂魄妖夢「うううぅッ…!! ガ ギ ャ ァ ン ッ ――――!?(ようやく回転する剣を頭上へ弾き飛ばしかと思えばメディの接近を許してしまい…)――― かッ…ふぅ…ッ……!!?(全身の至る部位を強打され、よろりと後退を余儀なくされる)……こ、この程度の攻撃――――ッ…!?(すぐに前線へ復帰しようとするも、急所突きによる内部へのダメージが深刻化し、片膝をついてしまう) 」 メディ「……たとえ貴女様が冥界の使者だとしても、同じ人の姿形を成しているのであればその内部構造はただの人間と同じはず。その推測を狙った経穴抜きです。(人差し指を天へ突きつけたまま妖夢を見据える) 」 魂魄妖夢「…くッ、うぅ……ここで尻込みしては、幽々子様に会わせる顔が……!(悔しさの色を表しながら立ち上がろうと試みるも全身に走る痺れのような痛みに苦悶の顔を浮かべる) 」 BGM♪:東方 Piano Mystic Oriental Dream ~ Ancient Temple ホムラ「…私たちは、その幽々子さんの為に、貴女を探しに来たんですよ…妖夢さん!(これ以上の戦いに意味はないと訴えかけて) 」 魂魄妖夢「―――!?(ホムラの言葉に大きく開眼する)……何故、あなたたちのような人間が幽々子様のことを…?それに、その口ぶり……まさか、あなたたちも、私と同じように……この世界に誘われた…というのですか……っ…?(混迷の眼差しに瞬きが早くなる) 」 メディ「…とあるお方が仰っていました。妖夢様…貴女はあの彗星が落ちた日、主の幽々子様を庇って…何の因果か、この世界へと迷い込んだと…。……幽々子様は、妖夢様の帰りを心待ちにしています。ここは一度剣を引き、我々とご同行願えないでしょうか? 」 魂魄妖夢「………め……っ…(メディの発言を聞き、少女の双眸が泳ぎ始める)―――― だめです……っ… 私は……あの人の元へは戻れない…っ……!(ぎゅうと両の眼を瞑り、責苦の表情を浮かべる) 」 ホムラ「どうしてです…!?(妖夢の否定に一歩詰め寄る)聞きましたよ…お二人は長い間ずっと同じ時間を過ごしてきたと…!貴女は主である幽々子さんのために尽くし、そして幽々子さんもまた妖夢さんのことを信じていたと…!それなのに、なぜ…っ……? 」 魂魄妖夢「だからこそ…――― "だからこそ"なんですッ!!(両手を地に項垂れたまま悲痛の声を張り上げる) 」 あなた「………?!(そんな妖夢にただただ困惑の眼差しを向ける) 」 魂魄妖夢「はぁ……はぁ……っ… 私があの方のもとへ帰ってしまえば…――――― 今の幽々子様は完全に消滅(き)えてしまう…っ…!!」 ホムラ「……!? ……いったい、どういうことなんですか…っ……? 」 魂魄妖夢「………視てしまったんです……"幽々子様が消えてしまったこの世界"で、あの方に纏わる過去を…――― 」 夜空に舞う幾千の桜が仄かの桃色の光を帯び、互いが互いに反射し合うことで、 天辺に輝く満月に映像のようなものが映し出されていく――― ホムラ「……!(あれは……ひょっとして、妖夢さんが視たという……)(満月に映し出される映像のようなものに目を向ける) 」 BGM♪:東方 Piano Mystic Oriental Dream ~ Ancient Temple 『2』 魂魄妖夢「………数千年以上も前の出来事です。それはまだ、私も生まれていなかった頃……そして、「生前の幽々子様」がこの世を絶つ前のことです……―――(自分の語りと共に、満月に誰かの記憶を描いた像が断片的に映し出されていく―――) 」 遠い昔…穏やかな春が流れる村。その外れに大きな館「白玉楼」が立っていた。 暖かな日差しが照らす縁側に、春颯の音を枕に転寝している一人の若い娘「西行寺幽々子」がいた。 西行寺幽々子(生前)「……厭離穢士 欣求浄土 ――― 仏には桜の花を奉れ 我が後の世を人とぶらはば(舞い散りゆく桜を呆然と見つめながら、囁くような声音で詩歌を詠う)…願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の望月のころ…―――」 彼女の父は有名な歌聖であった。 彼は桜をこよなく愛し、死ぬときは立派な桜の木の下で死にたいと願い、その望みの通りに立派な桜の下で生涯を終えた… しかし、彼を慕っていた多くの民人が彼の後を追う様にその桜の下で命を落とし続けたため、いつしかその桜は人の生気を吸って妖怪となる。 花をひとつ咲かせる度に、また多くの人々を死へと誘(いざな)うようになってしまった… 西行寺幽々子(生前)「―――― はっ…!! …っは……はぁ……はぁ……! (血の色に染まる春…その悪夢から覚めた少女は置いてきた呼吸を取り戻すかのように大きく息を吸いながら胸元をぎゅうと強く握りしめる) 」 最初に桜の木の下で死んだ「歌聖の娘」・西行寺幽々子もまた、 この影響から"死"を司る妖力に目覚めてしまい、あの妖桜と同じく人を死に誘うだけの存在となってしまった。 西行寺幽々子(生前)「……花見ればそのいはれとはなけれども心のうちぞ苦しかりける(夥しいほどの死骸が転がる桜の木を前に、少女は短刀を振り抜く) あくがるる心はさてもやま桜ちりなむのちや身にかへるべき…―――― 」 彼女は父が愛した桜が人を殺すだけの妖怪になってしまっていること、 自分も同じ人を殺めるだけの存在になってしまっていることを嘆き疎んじ、その桜が満開の時に桜の下で自害を決意する。 西行寺幽々子(生前)「 ブ ワ ア ァ ッ … ! ! ! (短刀で掻き切った手首を宝に夜空へと突きつけると、そこからあ鮮血色の桜吹雪が盛大に舞い上がる。幾千の桜は互いに身を寄せ合いて反魂蝶となり、満開だった妖桜の花を悉く枯らしていく)…もろともに我をも具して散りね花うき世をいとふ心ある身ぞ。 」 ――― メ キ メ キ メ キ ィ ッ … ! ! ! (美しくも怪しい花が枯れていく中、桜の木の根元から太い根っこが幾つも飛び出し、まるで自分に歯向かった少女を道連れにせんと彼女のたおらかな体を包み込んでいく) その力がある限り転生しても同じ苦しみを味わい続けるだろう。故に、幽々子はその我が身を鍵として桜の木に封印を施す。 これにより妖桜「西行妖」が再び花を咲かせて人を殺す事は無くなり、同時に幽々子という人間が転生する事も無くなった。 西行寺幽々子(生前)「……仏には桜の花をたてまつれ我がのちの世を人とぶらはば……―――(少女は誰の手も届かない深い深い深層の中にて眠りにつく―――)」 やがて時を経て、亡霊となった富士見の娘は生前の記憶を全て捨て、 もう悩む事無く冥界で暮らすこととなったそうな…――― 魂魄妖夢「―――………そして、千年の安穏な日々の後のある日、今の幽々子様は書架で古い書物を見つけられました。そこに記されていた「富士見の娘」にまつわる記述を見て…死者のみがあるこの冥界に実体のある亡骸があることに興味を持たれたのです。 」 魂魄妖夢「それから、開かぬ桜木である西行妖の元に封じられているという「何者か」を復活させようと思い至った…他者を死へと誘うことしかできない幽々子様が、初めて死者を復活させようとしたのです。 」 魂魄妖夢「……そう…幽々子様が復活させようとしていた「何者か」は、紛れもなく「幽々子様ご自身」だったんです。 」 魂魄妖夢「…もし、「春」を集めて西行妖を満開にしてしまえば、かつての幽々子様が施した封印が解けてしまい…あの方の死体が解き放たれる。そうなると、今の幽々子様を亡霊として維持する力も失われ…結果的に、"今の幽々子様ご自身が消滅してしまう"事を意味するんです…っ……! 」 あなた「――――!? 」 魂魄妖夢「…そんなことを知る由もなく、私はただ従者として幽々子様に命じられるままにこれまで「春」を集めてきた… そして彗星が落ちたあの日―― 幽々子様とはぐれてしまったあの日 ―― 私はこの世界で、すべてを知ってしまったのです…っ…… 」 魂魄妖夢「……視えますか…?あの、満開になった桜の木を。(一同へ、背後にそびえ立つ満開の西行妖へ促す)…今の話を聞けば解ると思います…… ここは西行妖が満開を遂げた並行世界 ―― 「幽々子様がこの世から完全に消えてしまった世界」 ――なんです…… 」 魂魄妖夢「主である幽々子様を失ったこんな世界など、私には耐えられないッ…!!生きる術も、生きる意味もないこんなまやかしの世界で…!冥界よりも地獄よりも苦しいこんな場所でただ一人…生きていける自信がない……っ…(身を震わせ、声を震わせる) 」 魂魄妖夢「だから私は…ッ…!!幽々子様のもとへ帰ることはできない!あの方が消えてしまった苦しみをここで味わったから…ッ!!幽々子様のために尽くしてきたことが、かえってあの方を消してしまうことになると理解(わか)ったから…ッ…!! 」 魂魄妖夢「…私が幽々子様の傍にいたら…!西行妖を開花させるためにより多くの「春」を集めてしまう!従者として、主には逆らえない性(さが)である以上は尚のこと…!でも…そんなことをすれば……今の幽々子様は……っ……―――そんなことは…あってはならないのです……あの方は…あの方は…!私にとっても、何にも代えがたい大切な人だから…ッ!! 」 メディ「……だから、妖夢様はこの反転世界に留まることを決意されたのですね。これまでのように…主の身を守るために… 」 ホムラ「…とても、哀しい運命ですね……妖夢さんの気持ちを、ようやく理解できました… けれど……あちらの世界でも、幽々子さんは哀しい顔をしておりました…きっと、貴女がいなくてとっても寂しい思いをされているのだと思います。…一度元の世界へ戻って、幽々子さんに本当の"想い"を話してみませんか?きっと、幽々子さんも分かってくれるはず―――」 魂魄妖夢「――― 黙 れ ッ ! ! ! (剣士の怒号に、地に積もる桜が舞い上がる)…はぁ……はぁ……ッ……!分かってくれるはずなどない…っ……私だって、今でもこんな事実を信じたくないと思っているのに…!(白銀色の髪が、身を纏う衣が、次第に鴉色に染まっていく) 」 あなた「……!?(黒く変貌を遂げ始めていく妖夢に対し、咄嗟に身構えてしまう) 」 魂魄妖夢「はぁ……はぁ……もう何度も、あの方を消させたりなんかしない…っ……私が……守らなくては…ッ……(重い身を起こして地に横たわる二刀を握りしめると、その刀身が血染めの如き紅色に帯び始めていく) 」 魂魄妖夢 → 幽玄の剣聖「 ギ ュ オ ン ッ … (紺碧の瞳が紅蓮に渦巻き、剣聖は深淵たる幽玄に堕ちる) 」 幽玄の剣聖「―――――― 【 卍 解 】 " 千 本 桜 景 厳 " ――――――」 ―――― ブ ワ ア ア ァ ァ ッ … ! ! ! (剣聖を包み込む竜巻の如く荒れ狂う桜吹雪が渦を巻く。そして咲き乱れる、幾千の白桃色の刃として。淡い桃色に染まる夜空に、千本桜の刀の群れが春を詠う様に行進し、剣聖の黒少女の盾となり剣となる―――) 幽玄の剣聖(卍解)「 桜の木 ―― 幽々子様は ―― 私がお守りいたします 」 ――― Vs. 【BOSS】 幽玄の剣聖 ――― BGM♪:【Touhou -東方- Project Orchestra Arranged】VS 魂魄妖夢【広有射怪鳥事 ~ Till When?】 あなた「……!(堕ちた剣聖を前に「あなた」は意を決し前へ踏み込む)……(そして、背後にいるホムラとメディに対し、剣聖と一騎打ちをしたいと強い眼差しを向ける) 」 ホムラ「……!(「あなた」の強い眼からその意を汲み取り、不安ながらも一歩引いたところで留まるのだった) 」 メディ「主様…!? ………かしこまりました…っ……(不本意ながらも「あなた」に剣聖を託し、自身もまたホムラと共に数歩引き下がる) 」 幽玄の剣聖(卍解)「私と一騎打ちを臨みますか。いいでしょう…ですが容赦はしない。 」 ―――― ブ ワ ア ア ア ァ ァ ァ ッ ! ! ! (桜を象った刃が吹雪の様に吹き荒れ、向かい風と共に「あなた」へと襲い掛かる) あなた「……!(燃ゆる紅色の剣の腹部に空いた手を当てながら盾として刃を防御しようと試みるが)―――!(次々と襲い来る無数の刃に頬や肩、腕など全身を掠めていく) 」 幽玄の剣聖(卍解)「黄泉の国に眠れる大いなる魂の力を秘めた刀を前に、人間如きが立っていられるなどあり得ることのない話。春の終わりと共に散りゆく桜と等しく、塵となりなさい。(花嵐が吹き付ける中で睨みを利かせる) 」 ホムラ「……!(流石に黙って見過ごすことができなくなったのか、「あなた」に向かって掌を伸ばし、その身に聖杯の力をエーテルに乗せて送り届ける) 」 あなた「……!……!!(ホムラに届けられた力が剣へと宿ったのか、刀身が聖なる焔を灯し、自身に迫る桜刃を燃やし尽くしていく) グ ゥ オ ン ッ ―――― ボ ア ア ア ァ ッ ! ! (聖杯の剣を振るい回し、湧き起る業火に桜刃を無に消していく) 」 幽玄の剣聖(卍解)「……やりますね。ですが、これならどうです?(散り散りになっていた桜の刃がそれぞれに集約を始めると一本の刀を形作っていく) ジ ャ キ ィ ン ッ (空に浮かぶ幾重の桜刀、それらすべての切っ先が「あなた」へと向かれる)――― フ ッ (攻撃の合図を下すと、刀群は一斉に「あなた」に向かって飛んでいく) 」 ホムラ→ヒカリ「―――ホムラ、代わって!(咄嗟にヒカリへとチェンジされる)―――“因果率予測”!(ホムラがそうしたように、自分もまた「あなた」に聖杯の力を注ぎ込む) 」 あなた「――――!(ヒカリの影響により、因果率予測の効果がリンクされる)……!!(矢の様に飛んでくる大量の刀を前に、その軌道を先読みしつつ回避を行い、剣聖へと果敢に飛び出した) 」 幽玄の剣聖(卍解)「―――!?(馬鹿な…この攻撃を見切ったというのか…!?)……だけど…―――私の太刀筋は見切れない!!(刀が飛んでいく最中、こちらへと迫る「あなた」を迎え撃たんと二刀を振り抜いて駆け抜けていく)――――幽鬼剣“妖童餓鬼の断食”!(右から左へ、左から右へ、宛ら振り子のように揺れながら前進し、二刀による横一文字斬りを繰り出す) 」 あなた「……! ガ ッ キ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! (幽霊のように翻弄しながら移動する妖夢に惑わされることはなく、因果率予測…ヒカリが導くままに妖夢へと迫り、業火から輝煌へと変わった剣を振りかぶり、剣聖の一撃を食い止める) 」 幽玄の剣聖(卍解)「…ギチ……ギチ、ギチチ…ッ…!(鍔迫り合いに火花を散らしていく)――― フ ォ ン ッ (その最中、剣聖の姿が瞬間的に消え失せる) フ ォ ン ッ ――― 天星剣“涅槃寂静の如し” (上空に現出したと思えば一寸の隙もない挙動から刀を振るい、無数の白い斬撃の礫を雨のように降らせる) 」 あなた「……!?(両腕に力を込めて圧倒しようとしたため、瞬間的に消えられたことで転倒しかける)―――!(その隙を突かれ、頭上から降り注ぐ鋭い礫に斬り裂かれてしまうが、一歩遅れて剣を傘にすることで何とか致命傷は免れる) 」 幽玄の剣聖(卍解)「大切なものを失うことの怖さを知っていますか…?それがわからぬような輩に、私の心を理解するなど――― 六道剣“一念無量劫” (「あなた」が攻撃を防ぎ続けている間にも、剣聖は空に一閃を次々と描いていく。自身の周囲に刻まれた八芒星の剣閃軌跡から先程の比にならない無数の楔弾が放たれた) 」 あなた「――――(気が付けば、空から降り注ぐ無慈悲の弾幕に囲まれていた。回避はほぼ不可能ともいえるその絶望的な状況を前に、「あなた」はふとあることを思い出した―――) 」 (回想)お面屋「そうだ。お近づきの印に………こちらの面を差し上げましょう。そのお面をどうするか否かは、アナタ次第。アナタの思いがそのお面に力を与え、お面もまた力を貸してくれるでしょう。記憶も出生もわからないアナタだからこそ、その面で周りを映し出してみるのもいいかもしれませんね。 」 (回想)お面屋「お面を侮るなかれ、人は必ず、心に勇ましくも切ない面を宿すもの。そしてその中で本当の自分が呻き声を上げるもの……信じなさい、信じなさい――――」 あなた「―――……!! バ ッ ―――!(お面屋から譲り受けた鏡のようなお面を取り出して見つめると、躊躇うことなく装着する。お面に触れた「あなた」は、その心に誰かを"想う"―――) 」 あなた「――――!(その"想い"が届いたのか、アグネスタキオンの像が「あなた」へと重なりタキオン粒子をその身に纏う。光速で空間を駆け抜け、空へと跳び上がった) 」 幽玄の剣聖(卍解)「……!!?(そんな…ッ…!今ので避けられるはずが―――)―――!!(圧倒的な速さで上空に佇むこちらへと接近する「あなた」に対し、剣聖は二刀を交差し身構える)私に斬れぬものなど…殆ど無い―――人鬼“未来永劫斬”ッ!!(爆発的な脚力をもって虚空を蹴り上げ、天より「あなた」へと迫り、荒れ狂うような豪快な剣裁きから乱雑軌道の剣閃を刻みながら進撃する) 」 あなた「――――(更に強く"想う"。すると今度はテリーの像が「あなた」の傍に現れ、共に空を舞い上がりながら稲妻を纏う剣で剣閃を弾き返していく) 」 幽玄の剣聖(卍解)「 ガ キ ィ ン ッ ――― ガ キ ャ ァ ン ッ ――― ギ ィ ン ッ、 ギ ィ ン ッ、 ギ ィ ィ イ イ ン ッ !!! (宙を舞うように互いに斬り合い、白桃の空に交える刃の残響が届く) ッ゛……!!(何故…何故……ッ…!?こうも私の剣が退かれる…!?幽々子様の為に振るい続けてきた、この剣が…!こんな、素人の剣に…… 何故…)―――何故だッ!!?(焦燥混じりの絶叫を上げ、その悔しさに唇を強く噛み締める) 」 あなた「―――(消滅するテリーの稲妻を受け継ぐように、背合わせる様に誘われた葦名弦一郎の像が剣聖に強烈な雷撃“雷返し”を見舞う) 」 幽玄の剣聖(卍解)「 はぐぅッ…!!! (迸る雷撃がその身を貫き感電する)――――(…守らなくては…私が……私が、幽々子様を……)……っ……はぁ……はぁ…――― ッ゛……!!(痛みを噛み殺すようにギリギリと歯を食いしばる)―――人界剣“悟入幻想”ッ!!(時雨のような鋭い礫を解き放ちながら距離を取りつつ、二刀を納刀し妖力を込める) 」 メディ「あれは……!(お面を被り、新たな力にまた一つ覚醒した「あなた」に目を見張った) 」 あなた「―――(アスナの像が過り剣が光瞬く―――)――― ザグザグザグッ、ザギッ、ザグンッ、ザギャアァンッ!!!(十字を描くように神速の十連続突きによる進撃で礫を弾き返し、十字の交差点に一番強烈な十一撃目の突きで最後の礫を屠る) 」 幽玄の剣聖(卍解)「――― たとえこの身が成仏(ほろ)びようともッ!魂に賭けて守りたいものがあるッ!!そのために私は剣を振り続けるッ!!!(―― 天上剣“天人の五衰” ――)(空に漂う飛花の様に、数億枚以上からなる桜色の濁流とも捉えられる無数の桜刃を手繰り、広範囲に及ぶ凄まじい斬礫を放った) 」 あなた「―――!!(千本桜の花弁からなる大津波を前に、臆することなく、ただ当然のことであるかのように心に"想い"続ける)―――― ブ ワ ァ ッ ! ! (傍に現れたキリトの像と互いに剣を構え、真っ向からその濁流へと飛び込んだ) 」 あなた「――――(剣を振るい一連撃、先頭の桜刃を斬り拓き、ニ~四連撃で斬撃の奔流を斬り払う。五~十連撃で勢いを増し、重なる刃群を瞬く間に斬り進み、十一~十五連撃にて豪快に身を捩りながら衝斬にて斬り崩した。そして―――) 」 幽玄の剣聖(卍解)「――――― 剣伎“桜花閃々” ―――――(〆の段 ――― 桜色の剣閃が伸び、桜の花弁を模した大いなる斬撃を刻む) 」 あなた「――――!!!(最後の十六連撃“スターバーストストリーム”――― 星屑のように煌き飛び散る白光の剣は空間を灼くかの如き破壊力を齎し、剣聖の最後の剣とぶつかり合った) 」 ――――― ズ ギ ャ ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! ! (二人が放つ最後の一撃が衝突し合い、桃源郷の空に桜が一斉に舞い上がった) あなた「 ! ! ! (刃が激しく拮抗する中、「あなた」は剣聖…「魂魄妖夢」の瞳へ訴えかけるように彼女を見つめる) 」 幽玄の剣聖(卍解)「 !! (「あなた」の目に、剣聖は大切な何かを思い出されたかのように大きく目を見開く―――) 」 Song♪:【東方】【Aqua Style】 Callme ♪ ♪ ♪ "繰り返し繰り返す、音の中 振り返る、省みた、足跡を それぞれ 違う色 それぞれ……" ………ああ、そうか……私が守っていたものは…これまでの日々…その過去だった… …永い刻(とき)の中で紡いできた、あの方と過ごしてきた記憶を閉じ込めていただけだったのか… 私が本当に守りたかったのは……―――― ♪ ♪ ♪ "繰り返し繰り返す、音もなく 振り返り、省みた、足跡を 涙は奇跡を知らず 時に埋もれて解けた 深く消えた " 「あら~、妖夢~♪こっちにきて一緒にお茶にしましょうよ~」 「妖夢ぅ~…お腹空いたぁ~……」 「あらあら…妖夢ったら、稽古に励み過ぎて怪我しちゃって…ほーら、痛いの痛いの、飛んでけー♪…なんてね~♪」 「……綺麗な彗星ね…そう思うでしょう、妖夢?」 ♪ ♪ ♪ "始めよう 交差した、空の果て 愚かしくも、泣いて笑いあえれば 歩き出す その果ての、夢の先 君が呼ぶのならば、すぐに行くよ" ―――……そんな、実に他愛もない、ありふれた、いつまでも繰り返されるような、変わり映えのしない… けれど、ずっと大切にしていたかった…そんな、これからも続いていくような、貴女との日常――― ♪ ♪ ♪ "繰り返し繰り返す、人々の 振り返り、省みた、傷跡を 愛すら、形を変えて 意味をなくして、壊れ 深く消える また" 幽玄の剣聖「―――――――(静止した刻に流れる白昼夢で、少女の瞳から桜色の涙が零れ落ちる――) 」 ♪ ♪ ♪ "どうして、涙は溢れる? 無くし物要らない物 それが全てと、これまでを生きてきたはずだと なのにどうして" …私が寂しい思いをしていたら、あの方はそっと抱きしめてくれたのに… …どうしてあの方が寂しい時に、私は傍にいてあげられなかったのだろう… ♪ ♪ ♪ "始めよう 交差した、空の果て 愚かしくも、泣いて笑いあえれば 歩き出す その果ての、夢の先 君が呼ぶならば" 幽玄の剣聖 → 魂魄妖夢「――――(その涙で黒く歪んだ心が洗い流され、彼女を染めていた黒が再び白に変わっていく―――)」 ♪ ♪ ♪ "始めよう 閉ざされた、闇の中 瞳閉じず、前をむいて歩いた 続くはず 果ての先、その場所で 君が呼ぶならば" …あの桜(はな)を一緒に眺めながら、笑いあいながら、そして… …ずっと閉じ込めていた貴女への"想い"を…いつか、打ち明けるのなら… …今、伝えに行きたい… ♪ ♪ ♪ "すぐに行くよ" …幽々子様に、会いたいよ… ♪ ♪ ♪ "会いに行くよ" 魂魄妖夢「―――――……ん………っ……(閉ざされた瞳を開けると、そこに広がる花明かりの空と桜の枝木。どうやら桜木の下で気を失っていたらしく、朝焼けに目覚めるように上半身を起こす)……(ふと、頭上を仰ぎ見る。そこに広がる風花雪月を描いたような幻想風景に、少女はどこか懐かしくも真新しい感情を芽生えるのだった) 」 BGM♪:ひらひらり @ フリーBGM DOVA-SYNDROME OFFICIAL YouTube CHANNEL あなた「……(いつの間にか、目覚めた妖夢の隣で座り込んでいた。同じようにその風景を眺め、きっと同じような思いを抱いていることだろう)……? ……! (そして、目が合った彼女に"瞳で笑う") 」 魂魄妖夢「 ぁ……っ……(その瞳に少女は何故か見覚えがあった。大切だった人が自分によく向けてくれたものと、まったく同じだったから)………不思議な人間ですね、「あなた」は…(その目に、剣士はしてやられたように小さく噴き出した) 」 ホムラ「…私たちは、ここまで旅をしてきたんです。きっと幽々子さんと妖夢さんが過ごしてきた日々に比べれば、とてもとても短い時間です。…けれど、そこで得られたものは、長い時を過ごしてやっと手に入れたもののように…そのどれもがかけがえのないものばかりだったんですよ…?(意識を取り戻した妖夢のもとへ歩み寄っていく) 」 メディ「…主様は、多くのものを失ってきました。言葉、感情、記憶…きっと、私たちが知らない以上に多くの大切なものを失っているはずです。だからこそ主様は、失うことの恐怖を知る妖夢様のお気持ちを誰よりも理解できたのだと…私はそう思います。故に、貴女との一騎打ちを臨んだのでしょう。主様が自分の"想い"を行動に強く表した時こそ、主様が絶対に成し得たかったことなのですから。 」 魂魄妖夢「……!(ホムラとメディの言葉に耳を傾け、改めて横に居座る「あなた」に視線を配った)……本当に、不思議な人間ですね… でも、私も一つだけ分かったことがあります… 「あなた」が私にしてくれたことは、きっと…今の私に必要だったことなんだと…(瞳を閉じる) 」 魂魄妖夢「面と向かって、互いの気持ちをぶつけあって…そこに躊躇などなく、ただひたらすらに相手を"想い"ながら言葉や刃を交わすことで、はじめて通じ合えるのだと…。 」 魂魄妖夢「……幽々子様の前では決して強気には言えなかった…けれど、今なら……今ならきっと、あの方に、本当の"想い"を告げられそうな気がする…(ふっと口の端を吊り上げ、再びその瞳を開く)……感謝します、名も知らぬ人間よ。「あなた」に出会えて、よかった。 」 あなた「……! ……♪ (妖夢に手を伸ばし、その手を取って共に立ち上がった) 」 ホムラ「…そう、"想い"は届くのです。今まで出会った人たちのものをも繋いで、何処までも果てしなく遠くへと続いていく… 」 メディ「…私も…妖夢様の様に、誰かに仕える者として、またひとつ志を固めていきたいと思いました。貴女様や幽々子様との出会いも、わたくしたちにとって意味のあるものになっていくでしょう。 」 八雲紫「 コ ッ … … コ ッ … … (輪を結ぶあたたかな空気の中、花桜が散りゆく道を辿りながらかの女性が一同のもとへと赴いた)……やはり、私の見込んだとおりだったわね。あなたたちは変えられないとされた運命を変えてくれた。それは決して容易ではないこと…すごいわね。(ふふっと妖艶に微笑みながら) 」 魂魄妖夢「……!?紫様…?何故、貴女までこのような場所に……いえ、愚問でしたね…。神出鬼没のスキマ妖怪である貴女に、踏め込めない領域などありませんから… 」 ホムラ「……え…?えええぇっ!?なんだか不思議な方だと思っておりましたが…まさか、妖怪だったのですか…?(びっくりしたように口を開け、まじまじと紫を見つめる) 」 八雲紫「ふふっ…♪世にも珍しい唯一無二のスキマ妖怪よ。よろしくね。(改めてホムラたちに笑う。そして、改まった表情で向き合った) 」 八雲紫「……あの「はじまりの朝」に落ちた「12彗星」を、それにより齎された非日常な日常を。私たちはきっと忘れはしない。…けれど、あれはいつか、幾つもの素晴らしい世界を消し去るでしょうね。その歪みは、私たちの想像を遥かに絶する早さで進行している。もしかすると、もはや手遅れなのかもしれない… それでも……私からひとつだけ…ささやかなお願いよ。 」 八雲紫「――――― あなたのいる「世界」から目を逸らさないで ――――― 」 あなた「………! 」 八雲紫「だって世界は、「あなた」が生まれるのを待っていた。あなたと一緒に旅をした仲間も、あなたの親しいお友達も、これから更に繋がる人たちも、みんな世界に望まれて生まれてきたのだと私は思う。」 八雲紫「あなたが何かを大切に"想う"気持ちがあればこそ、世界もまたあなたに"想い"を託す。 そうすれば、現実世界も、この破れた世界も、そして…「あなた」や彼らが生まれた故郷(ふるさと)の世界も消えたりしない。」 八雲紫「―――― さあ、お行きなさい。夜が明ける前に。(目を向けた先の空間に黒い一線が迸り、左右に開かれたそれはいつか見た異空間の穴となる。その先は闇…けれど、そこにはもう不穏はない。彼らの進むべき未来(みち)が広がっているから――) 」 あなた「…… …… ……――――――!!(そして「あなた」は、ホムラとメディ、妖夢たちとその穴へ飛び込む。まだ終わることのない未来(みち)へと突き進むために―――) 」 前田慶次「―――…… …… ………っ……?(桜の木の下で気を失っていたところ目が覚める)……いっつつ……俺は…こんなところで何を……?(半ば寝ぼけたような顔をし、全身に走る僅かな痛みを噛み締めながらその身を起こしはじめる) 」 前田慶次「………――――!(ふと、青年は何かを感じ取ったかのように西行妖の方角へと振り返る)………――― ダ ッ (そして、妖なるその樹に向かって駆けだしていくのだった) 」 ― 白玉楼・西行妖 ― BGM♪:【東方Violin/Piano】 Ghost Lead 「TAMUSIC」 西行寺幽々子「………(華胥の幽姫は、未だ花を付けない西行妖を前にふわりと浮いている。目の前にそびえ立つ殺風景な樹を見て、何かを想うようにその麗しい目を細める……)……もう少しよ… きっと、もう少し……だから…――――」 ベール「―――― いいや、"全然"。(幽々子の独り言を遮るように、彼女を追ってきた魔法使いが颯爽と現れる) ……貴女、本当は分かっているんでしょ?どんなに「春」を集めたとしても、その樹が桜を咲かせることはないってことくらい。(春とは程遠い、冬のような冷ややかな目を向けながら) 」 天王寺璃奈「はっ、はっ……!(ベールに続くように幽々子のもとへと現れる)…はぁ……はぁ…… ……幽々子さん……(開花の兆しを見せない枯れ木を背にする幽々子を見上げ、どこかもの哀しげな瞳で彼女を見つめる) 」 ザ・ソロー「――――――(幽々子を邪魔するわけでもなく、ただ西行妖を眺めている。そしてベールの言葉にも耳を傾けているようでもあった) 」 西行寺幽々子「………(魔法使いの少女の言葉に背中を刺され、少女は静かに振り返る)………何を言っているのかしら?(不思議ね、と滑稽そうに微笑みながら、開いた扇子で口元を覆い隠す) 」 ベール「…貴女が待っているのはその樹の開花でも、春の到来でもない。もっと他にあるんじゃないかってことよ。…そうね…例えば……貴女の傍にいた誰かさん、とか―――」 マーニャ「―――――――もう逃げられないわよ、お幽々ちゃん。いい加減、観念しちゃいなさい。(同じく幽々子のもとへ現れる) 」 ヒロ「幽々子ちゃん…(彼女の姿を見て)……(どうしようもないと言わんばかりに唇を噛み締める) 」 西行寺幽々子「 ピ ク ―――(ベールの発した「誰かさん」に反応する)……面白いことを言うのね、貴女。まるで私の考えていることを見透かしているような口ぶりね。…けれど、私が求めているものは初めから変わらない。「春」を失ったこの幻想郷のために、私は主としてその"天命"を全うするだけよ。遮る者あらば、生者も死者も等しく…冥府へと送ってあげるわ。 」 ベール「………(幽々子の瞳と睨み合い、これ以上の問答は無意味化と言わんばりに防止の鍔に手をかけ目深に被る)…そうかよ。…じゃあ、本題に戻りましょうか。とっとと「春」を返すか、あたしらに痛い目に遭わされてから「春」を返すか、好きな方を選びな!」 お面屋「……ふむ(旅館の内部で西行妖の方角を見る。しばらく様子を見ていたが、物事が佳境に入りあることを決断する) 」 ――― Vs. 【BOSS】 西行寺幽々子 ――― BGM♪:【東方原曲】幽雅に咲かせ、墨染の桜 ~ Border of Life ―――― ズ ゥ ン ッ (突然、西行妖より歪な光が放たれる。その光は幽々子を守る様に強く光を放ち、地に積もる桜の葉をも巻き込む衝撃波として放たれ、彼女に歯向かう生者たちへと襲い掛かった) 西行寺幽々子「――― ここに留まって亡霊となるか、亡霊となってからここに留まるか…お好きな方をお選びなさい。(―― 桜符“西行桜吹雪” ――)(背後に展開された魔法陣より青と黄の二色に染まる無数の弾幕が螺旋状に描かれるように緩やかな速度で解き放たれていく) 」 ベール「―――っ…!?(対峙を決意したその時、西行妖から飛んできた衝撃波に吹き飛ばされまいと地に足を踏み込んで耐え凌ぐ)……そういうの、選択って言わないのよ…!(手繰り寄せた箒を手にすると、上空より飛来する弾幕から飛び退くように回避していく) 」 天王寺璃奈「……!(突風のような衝撃波に吹き飛ばされまいと、近くの桜の木に掴まる)……ヒロさん…!幽々子さんを…お願い……! 」 ミネア「―――――――「バギクロス」!(風の上級呪文を唱え、襲いかかる衝撃波に複数の強力な竜巻を放ち迎撃) 」 ヒロ「おう、任された…!!(吹き飛ばされまいと地面で足を巻き付け固定。そのまま腕を突き出し…)でやぁ!!(衝撃波に対し、土弾を連射する) 」 ベール「…っ……!“瞬き落る星《 フォールアウト 》”!(箒を鮮やかに振り回すとその軌跡に星屑が散らばり、魔法弾となって弾幕を相殺していく) 」 お面屋「~♪(旅館内部の一室。巨大な鞄に取り付けられたスイッチを押すと巨大なパイプオルガンへと変形する。軽く調律し、旋律が外へと届きやすいようにした) 」 マーニャ「そう来るなら………これよ!「メラマータ」!(火炎呪文を唱え、無数の弾丸に無数の火球を降らせる) 」 西行寺幽々子「(自身の放つ弾幕が相殺されていくのを見やり、その目を細める)…嗚呼、諸行無常… 死の香りに誘われて、生きとし生ける者は、必ず死ななければならない。死からは逃れられないわ。どうせ逃げられないなら…楽しみましょう?(―― 冥符“黄泉平坂行路” ――)(複数の淡く輝く菫色の魂魄を模した大きな弾幕が幽々子の身体から飛び出し、地上の者たちへ解き放つ) 」 ベール「…"死"…ねぇ…―――(少女の脳裏に一瞬だけ、自分ではない「他の誰か」―― 血まみれの金髪少女 ――が過る…)……きっとそうなんだろーな。逃げられやしないのなら、限りある"生"の中で藻掻いてやるだけよ。(「やってやろーじゃん」と口の端を僅かに釣り上げて好戦的な笑みを浮かべると、挑戦的な瞳で頭上の幽々子を睨みつける。魂魄型の弾幕を華麗な大跳躍で受け流し、地面へ着地する前に箒に跨り空へと舞う) 」 お面屋「……ンフフフフフフ(そして、鍵盤を撫でるようにその歌をすべてに捧げる――――「いやしの歌」を) 」 BGM♪:Majora's Mask Song of Healing 西行寺幽々子「 死への誘い、遊離する命、魂を吸う蝶の群れ…冥府への案内を今ここに届けましょう ――― 死符“ギャストリドリーム” (どこからともなく飛来してきた大量の光の蝶「反魂蝶」が幽々子を中心に大きく拡散。触れる者を爆撃する大群の蝶が舞い、彼らへと襲い掛かった) 」 お面屋の演奏が始まる。 悲し気な旋律の中にすべてを許してくれるかのような優しさがあった。 心に溜まった妄執の澱みを綺麗にしてくれるようなそんなメロディ。 「全て諦めて休んでしまえ」という諦観と休息を諭すようにも聴こえれば、 「哀しみや苦しみはここに置いていけ」とそっと背中を押して送り出すような曲にも聴こえる。 それはまさしく西行寺幽々子と、元凶である西行妖に向けられていた。 その音色はもはや生者も死者も分け隔てなく、彼等彼女等の心を解きほぐしていく。 声なき歌は自然と涙を誘う。 涙は死者のために、だがそれ以上に生者のために……。 まさしく鎮魂歌のような、生者と死者のための子守唄。 ベール「あっ…くぅ…ッ…!(反魂蝶の爆撃に迎撃されながらも、何処からともなく流れてくる「いやしの歌」の音色によってその火傷の痕が瞬く間に癒えていく)燃ゆる涙は泉にて水泡に消え、深き底で藍の目に染まれ――――“燃え尽る星《 バーンアウト 》”!!(反魂蝶の群れを掻い潜りながら幽々子へと突撃する中、前方へと掌を突きつけて放射状に灼熱の火炎を放ち、蝶の群れを焼き払っていく) 」 マーニャ「…!(大群の蝶を見て、何かを思いつく)あらあら……それなら、こっちのはどうかしら?――――「アゲハ乱舞」!(無数の蝶を呼び出し、幽々子の大群の蝶へと向かわせて攻撃させる) 」 ヒロ「死………(今まで出会ってきた者の"死"が一瞬彼の頭を過ぎる)………とことん、足掻いてやるよ…!(弾幕を土の膜で受け止める) 」 西行寺幽々子「ふふふ……――――!?(突然、それまで余裕の笑みを浮かべていた少女の顔が一変する。夜風に乗って流れくる鎮魂の音色を聴き、頭痛にも近い異変に僅かな狼狽の色を露わにする)………(この音色……どう、して……どうして、こんなにも…―――)――――!(感傷に浸りかけていた時、反魂蝶を焼き払われ、今まさにこちらへと向かってくるベールたちを目に我に返る) 」 西行寺幽々子「…身のうさを 思ひしらでや やみなまし そむくならひの なき世なりせば ――― …死を恐れても、逃げるのは無駄なことよ。死蝶からは、決して逃れられない。死蝶“華胥の永眠” (相殺されてもなお、交差弾のように全方位へ蝶を象った弾幕を発射する) 」 ベール「――― にゃろう…っ!!(箒の先端を両手で強く掴み上げてその軌道をズラし、第二波の蝶群を避けていく)…ちッ……奴の攻撃範囲が広すぎて思った以上に近づけない!攻撃を打ち消すだけで手いっぱいだわ…(どうしたものか…と考えあぐねる) 」 マーニャ「…なに、まだやろうっていうの?懲りないわね~……「アゲハ乱舞」!(再び蝶を複数呼び出し、死蝶へと向かわせる) 」 天王寺璃奈「……綺麗……でも…なんだか、哀しい感じがする…(幽々子が巻き起こす、七色に輝く反魂蝶の輝きに見惚れながらも、そこから感じるものになんだか胸を締め付けられる感覚に陥る) 」 ヒロ「ち、蝶が……!(土弾で蝶を狙い撃ちするも全ては落としきれない)…どうしても、近づけねえってのか…! 」 いやしの歌の音色は風に乗り、花びらに乗り、広く静かに響き渡っていく。 次元を超え、空間を越え、西行妖の奥深くや破られた世界にまで水のように浸透していく。 ベール「………――― しゃーねぇ、"アレ"をやるか。(帽子の内側で、その翡翠の目に決意の火を灯す) ――― 時間を稼いでッ!!(地上にいるヒロたちに向けて叫ぶと、反魂蝶から遠ざかりながらその右手を真横へと突き出す。彼女の手が、徐々に黒く染まっていく―――) 」 西行寺幽々子「………っ―――(いやしの音色に思考を掻き乱され、ぎゅうと目を瞑る。瞑目するその中で、少女は"想う"。今は隣にいない「誰か」のことを…―――)……針無き、毒無き、蝶なれど、この幻惑は霊魂に効く――― 蝶符“鳳蝶紋の死槍”(閉ざされた扇子を突き出すと、その先端に霊力を込めた淡い光が集い、極細閃光となって地上にいるヒロたちに向けて解き放たれた) 」 ヒロ「ベールちゃん…!?その腕は………わかった!(土の幕を傘のように展開し、死蝶に向けて突っ込んでいく) 」 ミネア「この数……姉さんも蝶を呼び出せるとはいえ、さすがに対処が追い付かない…… …!ベールさん……!何かを思い付かれたのですね…わかりました!では………「フバーハ」!(補助呪文を唱え、ヒロ達味方全員に炎や吹雪ダメージを和らげるあたたかな護りを付与する) 」 ヒロ「まだまだぁ………!!!!その魔法………よし…!(ダメージが和らいだのを感じ、閃光を受けつつ幽々子に接近しようと試みる) 」 西行寺幽々子「…嗚呼、可愛い…なんて可愛いのかしら…。まるで芽吹いたばかりの若い桜の様。おいで、最後の戯れを楽しみましょう。ここまで楽しめたのなら、きっと私はその果てに自分の企みが叶わなかったとしても、満足して笑っているわ。(必死の抵抗を示すヒロたちに、亡霊少女は不敵に笑う。だが、その笑みは束の間に消える。今も尚聞こえてくる音色に、まるで後悔の念を噛み締めるかのような歪んだ表情になっていく) 」 マーニャ「…! …はっ! そ~れっ!(極細閃光を華麗な舞踊の如くひらりと躱していく) 」 ベール「……ッ゛……――― ギ ュ ポ ン … ッ … (その右手に黒い水泡が沸き上がる度、そこに走る痛みに歯を食いしばる) 」 お面屋「……――――(ただ柔らかくその音色を奏で続ける。何度も何度も繰り返し。その歌はかつてあらゆる人々の無念や涙を癒し、浄化へと導いた。それはある少年が証明している。心に封じ込められた想いへ、優しく手を差し伸べるようでもあった。 」 マーニャ「ふふ…♪ ……いいわね。こ~んなに踊っていられるんだもの、わざわざこんなところまで来た甲斐があるってもんだわ。(躱した後もしばらく舞い踊り続け、お面屋の奏でる音色と相俟っていく) 」 西行寺幽々子「あなたたちの攻撃もまた、西行妖に「春」を渡してくれるのよ?さあ…もっと、もっと咲き誇りなさい。すべてはこの幻想郷のため…「妖夢」のため―――――!?(……今、私は何を……?)(ありもしない言葉を無意識に放ち、その口元を扇子で制するように覆った)………っ……――――(霞んでいく思い出に少女は首を振る) 」 西行寺幽々子「……残念だけど…ここまでかしらね。(これ以上の戯れは無用、そう言い聞かせるように手にした扇子を天高く突き上げ…) ―― ラストワード“西行寺無余涅槃” ―― (自らの背後に大きな扇の紋が開放。そこから前方位へと拡散する小弾幕、大玉のような礫、ひらひらと舞いながら進行する反魂蝶、そして最果てまで届くかのように突き進む五つの閃光が順番に解き放たれる。それは対峙する生者を全力で葬らんとする、幽姫が放つ最終奥義であった) 」 天王寺璃奈「……!(ダメ…あんなすごい攻撃…誰も避けられない……!)(幽々子が放つ最終奥義の弾幕の嵐に目を伏せる) 」 ヒロ「………っ!(璃奈の様子を後ろで見て横に飛び上がり、巨大な土の盾を発現させる) 」 ベール「ッ゛――――!!(魔力を溜め込んでいた矢先、切り札を持ち掛けてきた幽々子に先手を打たれ驚いたように目を見開く)…くそッ!まだ未完成だって時に…!ああっ、もうっ!どうにでもなれぇーーーーッ!!!(璃奈の言う通り、誰にも避けられはしない弾幕劇を目前に、半ばヤケクソ気味にその黒く染まった手を突き出した) 」 ベール「――――― “ 黒 く 歪 む 星 《 ブ ラ ッ ク ア ウ ト 》 ” ―――――」 幽々子が放った最後の弾幕を前に誰もが度肝を抜かれたその瞬間――― 魔法使いの少女の手から離れた"黒"が、夜空一面を覆い尽くす死霊の弾幕のすべてをその色で塗りつぶす。 弾幕は夜に同化したように瞬く間に消失し、激しい光に覆われたはずの白玉楼に再び穏やかな桜吹雪が舞うのだった… 西行寺幽々子「―――――!!?(まさしく全身全霊の最後の切り札。それが一瞬で消え去り、亡霊少女も何が起きたのか理解できずぽかんと口を開けて、ただただ呆然と宙に浮いていた) 」 天王寺璃奈「…………っ……? ……ぁ…! (恐る恐る目を開けると、視界一杯に広がったあの死へと誘う閃光が消え去ったことを見やり仰天するように目を丸くした) 」 ヒロ「…………桜…吹雪………?(状況が飲み込めない中、そっと呟く) 」 ベール「……ぜぇ………はぁ……っ……(黒く染まる右手がその手中へ吸い込まれるように消えると、元に戻ったその手が痙攣しだす)……ざまぁ…みろ…―――(魔力を使い果たしたためか、フッと脱力して箒と共に空からヒロのもとへと落下していく) 」 ミネア「―――――! あっ………まさか……あれだけの一撃を、退〔しりぞ〕けるだなんて…… ベールさん、あなたは………。 」 ヒロ「お、おっ……!(落下したベールを受け止める)すごいな…まさかあれを止めたなんて… 」 西行寺幽々子「……ちょっと、驚いちゃった…(心底信じられない光景を目にし、少女は面白可笑しそうに笑みを浮かべながら地上へと降り立つ)……けれど、惜しい惜しい。貴女のとっておきの攻撃も、私には届かなかった。 …さあ、受け入れなさい。黄泉の国への誘(いざな)いを―――(扇子を突き出し、更に攻撃を加えようとするが―――) 」 前田慶次「 ザ ッ ―――! (その途端、幽々子の前に颯爽と飛び出してくる)………(現れた青年は何も言わず、ただ幽々子と向き合う)」 BGM♪:戦国BASARAラストパーティーOST-15-アウトテイク弐-04 天王寺璃奈「……ベールちゃん…すごい…っ…(慌ててヒロたちのもとへ駆け寄ってくるが…)……!慶次さん……(ひょっとして、まだ…)……?(突如現れた慶次に対し、先程の様に再びこちらと対峙するものかと思わず身をすくめる。だが、こちらではなく、幽々子と向き合った彼の姿から何かを察し、それが杞憂だと気づく) 」 お面屋「……ザッザッザッザッ(演奏を止めて旅館をでる。そしてゆっくりと西行妖の方角へと向かう)ホホホ、永らく溜め込んだそれをいやすには、歌だけでは足りませんか。……まぁ、それはそうと。(ヒョコヒョコ歩く) 」 マーニャ「やれやれね……まったく、無茶もいいとこよ。……ま、あんたが無茶してくれなかったら、今頃私達が出ていくとこだったんだけどね。(ベールに) 」 西行寺幽々子「……あら、慶次さん。ちょうどいいところに来てくれたのね。さあ、あなたの手で…―――?(だが、対面する青年の瞳に生気を感じ、彼に食べさせた黄泉戸喫の効果が切れていることに気づき破顔する) 」 ミネア「姉さん…?それって…… 」 前田慶次「……通りすがりのお侍さんから話はぜんぶ聞いたよ。……幽々子さん…あんた…――― "春(こい)を失った"んだってな…(大きな溜息と共に、不愍に想うかのような瞳を浮かべる) 」 西行寺幽々子「………(慶次の言葉に、かの音色を感受した時のような顔色を窺わせる) 」 前田慶次「……恋はいいもんだよ。あったかくてさ、人として生きることの意味を教えてくれる。(舞い落ちる桜を優しくその手で受け止める) 」 前田慶次「…俺には親友(とも)がいた…かけがえのない親友がな。そいつぁ、俺と同じ女に惚れて、恋をしたんだ…そして二人は結ばれた。俺は心から親友の恋を称えた…けれど、ある日そいつは人が変わっちまったように、恋したはずの女をその手にかけたんだ… そいつは言ったんだ…「愛は己を弱くする、ならば弱さなどいらない」ってな…怒り心頭した俺はそいつと初めて大ゲンガをしたさ。結局…分かり合えないまま、親友はその生涯を終えた… 」 前田慶次「……確かにみんな言うんだよ、恋だの愛だののたまってもそれだけじゃあ生きていけねえって。でも俺は知っている… 真(まこと)の愛を知ってる奴はみんな強かったし、恋をしている奴等だって生き生きと輝いていたんだ! 」 天王寺璃奈「……慶次さん……(彼の言葉に耳を傾け、その辛い過去を感じ入りながらも、彼自身の強さを思い知る) 」 前田慶次「……幽々子さん…あんたは、あんたが愛した人のことを想ったことはあるかい?男じゃなくたっていい。友達とか、家族とか…そんな、かけがえのない大切な人を…そいつのことを、心から"想った"ことはあるのかい…!?当たり前の日々を共に過ごしてきた…いつだってその傍にいてくれた人のありがたみを!感じたことはあるのかよ!? 」 ヒロ「…………(ベールを安全なところへやるように離れながら話を聞いている) 」 西行寺幽々子「…………―――(脳裏に過る穏やかな春の日々。白玉楼の縁側で陽の光を浴び、団子を頬張りながら少女は何かを見つめている。庭で刀を振り続ける、白銀色の髪をした少女のことを――――)――……人間(ひと)の子が面白いことを言うのね… でも、私にとっては…「春」こそがすべて… 従者も友達も、私のその願いに異を唱えることなんかなくて…だから、受け入れてくれていると思って…信じてやまなかっただけ―――― 」 前田慶次「 こ の 分 か ら ず 屋 が ァ ッ ! ! ! (青年の強い叫びに、花桜が舞い上がる)……ほんとはもう気づいてんだろ…?あんたにとって大事なのは花よりも団子よりも―――それを一緒に楽しんでくれる思い人だってことをッ!!だからあんたは、その人に良い顔をさせてやりたくて…あの珍妙な桜木に花を咲かせようと躍起になっていたんだろ…? 」 天王寺璃奈「……!!(慶次の鋭い言葉に、思わず幽々子の方へ視線を配る)……そう、だったの……?幽々子さん… 」 前田慶次「…たとえ、世に忌み嫌われようとも…前世のしがらみがあろうとも…自分だけ罪を背負い込んででも、「大事な人に笑顔でいてほしい」…その本心が、今のあんたを突き動かしたんだ…――――……違うかい…? 」 西行寺幽々子「――――!!(青年の叫びに言葉を失う。本心を見抜かれた子どものように黙り込んだかと思えば…)……っ……(そのか細いからだが、小刻みに震えだす)……そう、ね……っ…ふ、ふふっ……(扇子を閉じ笑みを零す。だが、その笑い声には震えがあった。ずっと心の奥底に閉じ込めていた感情が溢れ出したかのように、唇が震え、紡ぐ言の葉にもぎこちなさが表れる)」 Song♪:幽閉サテライト / 『永遠に君、想う』 ♪ ♪ ♪ "サクラ、咲く君が遺した夢をひとり紡ぎゆく 胸に残る身勝手な孤独は 溢れた雨が揺らす" 西行寺幽々子「………はじめは、ただの好奇心だった…けれど……そんな私のひょんな思いつきに、嫌な顔せず…『あの子』はずっと私のために春を集めてきた… 」 ♪ ♪ ♪ "蘇るは 優しい 痛みへの誘い 続く未来を見守る どうか幸せになって…なんて" 西行寺幽々子「…あの大きな桜の木が花を付けたら、それはそれはとても美しいものになるはず…… だから、約束したの…西行妖が満開になったら、あの桜の木の下で…二人で春の宴を楽しみましょうって… 」 ♪ ♪ ♪ "サクラ、咲く君が遺した夢をひとり紡ぎゆく 嗚呼 胸に残る身勝手な孤独は天に還さぬように" 西行寺幽々子「……けれど、あの子は忽然と消えてしまった… …きっと、いつまでたっても花を付けない西行妖を、そして…もうすぐ、もうすぐ…ってあきらめなかった私に愛想を尽かしたのだと… 「彗星」が彼女の想いを体現したものだと…思い込んでしまったの… 」 ♪ ♪ ♪ "永遠を誓った二人だって静かに舞い散る 瞳から溢れた熱い雨が淡い記憶を揺らす" 西行寺幽々子「だから私は…!なんとしても西行妖を開花させたかった…っ…!でなきゃ……でなきゃ、きっと…あの子は戻ってこない………そんな気がして…不安が、止まらなかったの……っ…(扇子がその手からすり抜け、震える手で瞳を覆う) 」 ♪ ♪ ♪ "恋に落ちた 二人を誇らしくも思う 果たせないあの誓いを責めるつもりなんてない…けれど" 西行寺幽々子「……ええ…そうね……あなたたちの言う通り…本当は、既に気づいていたのかもしれない……どんなにやったって、妖怪の木に花を咲かせることなんかできないって……!気が付けば私も心の何処かで諦めかけていたこともあった…こんなことで、私の願いは…あの子への"想い"は届かないかもしれないって… 」 ♪ ♪ ♪ "サクラ、散る君は何処に消えゆく止まぬ雨の中 嗚呼 分かってる泣いてばかりの日々じゃきっと叱られるね" 西行寺幽々子「……ふ、ふふ……もう、どうしたらいいかわからなくなっちゃった……―――(涙に歪んだ瞳の中で、霞んでいた思い出が浮かび上がる―――) 」 ♪ ♪ ♪ "永遠に二人触れる事なくても変わらない想い 巡り巡るはまたこの世界へ 君を見つけ出すから 嗚呼…" 「ああっ!幽々子様ー!食べ歩きははしたないですよ~…! 」 「 幽々子様…またこんなに間食をなされて…!当分はもう少し量を制限させていただきますからね!! 」 「 もう…幽々子様ったら…またみょんなところでお昼寝なんかして… 風邪ひきますよ…? 」 「……美味しい… 幽々子様、また一段と上達されましたね…♪ 」 ♪ ♪ ♪ "サクラ、咲く君が遺した夢をひとり紡ぎゆく 嗚呼 胸に残る身勝手な孤独は天に還さぬように" ――― 葉隠れに散りとどまれる花のみぞしのびし人に逢ふ心ちする ――― 西行寺幽々子「―――……やっぱり……独りで見る桜は…寂しいわ……っ… 」 ♪ ♪ ♪ "サクラ、散る君は何処に消えゆく止まぬ雨の中 芽生え朽ちる儚き定めでも 永遠に君だけ想う" 西行寺幽々子「 もう春なんていらない… お願い…私のもとへ帰ってきて……――― 『 妖夢 』…っ…… 」 ―――― … … ピ キ … パ キ ン … ッ … … (泣き崩れる少女とその背を静かに見守るように佇む巨大な桜の木…その間隙の空間に、黒い亀裂が入る―――) あなた「―――― パ キ ャ ア ア ァ ァ ン ッ … ! ! ! (亀裂が砕け、空間の裂け目から飛び出してくる。その傍らには―――) 」 魂魄妖夢「―――――― 幽々子様っ……!!!(「あなた」と共に現世へと舞い戻るな否や、片時も忘れることのなかった主へ向かって両手を伸ばしながら落ちていく) 」 西行寺幽々子「――――― ! ! ! ――――― 」 ―――― ああ……やっと…"届いた"… ―――― ペニーワイズ「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ妖夢ぅぅぅぅぅ!!!!(涙で化粧が溶け落ち、ちゃちゃまる宅を水浸しにする) 」 カズヤ「(ペニーワイズを気絶に追い込んで担いでいき、マンホールに放り込む) 」 アスラン・ザラ「ペニーワイズーーーー!!!! 」 ヒロ「グソクムシ~グソクムシ~(関羽監督に蹴っ飛ばされたため洗脳されてしまった) 」 ペニーワイズ「(ちゃちゃまるのぴえん斬で丸坊主になる) 」 カスタマーザービス「(ソーラ・レイをちゃちゃまる宅の上にスタンバイ) 」 愛宕「食っってみせろよマシュティ!! 」 赤城「(これぐらいの量)なんとでもなるはずさ! 」 浜風「盛るペコだと!?(震え声) 」 盛るティ「₍₍(ง🎃)ว⁾⁾鳴らない言葉をもう一度描いて₍₍ᕦ(🎃)ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ(🎃)ว⁾⁾₍₍🙏⁾⁾₍₍🎃⁾⁾赤色に染まる時間を置き忘れ去れば₍₍₍(ง🎃)ว⁾⁾⁾哀しい世界はもう二度となくて₍₍ᕦ(🎃)ᕤ⁾⁾ ₍₍ʅ(🎃)ว⁾⁾🙏🎃荒れた陸地が こぼれ落ちていく₍₍ ʅ(🎃) ʃ ⁾⁾一筋の光へ (熱々のメガ盛りカツ丼数十杯を完食するまで浜風の顔面を叩きつけつつ提督に反省を促すダンスを踊り続けたという おしまい) 」 ヒロ「……!? 」 ― 白玉楼・高台 ― 八雲紫「………(片手に傘を、もう片方に開かれた菫色の扇子を持ちながら、高台より西行妖を眺めていた) 」 アコール「……貴女には視えていたのではないですか?この分岐が、「特異点」によって遷移される瞬間を。(アタッシュケースを両手に紫のもとへと赴く) 」 八雲紫「…そうね……そうかもしれないわね。(アコールの方へは振り返らず、依然桜木を眺めながら、どこか愉快そうに朗笑を零す) 」 アコール「……どう思いますか、この世界。 」 八雲紫「………―――――――――(アコールの問いかけに、少女の中でかつての記憶が過る―――) 」 ― 数千年前・白玉楼 ― 八分咲きの西行妖がその花を夜空へと散らす中、二人の少女が仲睦まじい様子で語り合っている――― 西行寺幽々子(生前)「…ふふっ…ねえ、紫。今日はどんな未来を見せてくれるのかしら?(青く茂る芝生の上に腰かけ、少女は隣に立つ金髪の妖怪に嬉々たる瞳を輝かせる) 」 八雲紫「……そうねぇ…(妖艶に微笑みながら傾げていると、何かを閃いたように顔を上げる) 」 紫の施す妖術により、夜空に投影される境界。 そこに映し出されるのは、12の彗星が緩やかな速度で流れていく光景だった――― 西行寺幽々子(生前)「……! ……綺麗ね……(天の川をゆっくりと流れる12の彗星に見惚れてしまう) 」 八雲紫「……貴女はいつかあの12もの彗星を見ることになる。それは明日かもしれないし、来年かもしれないし、あるいは…もっと遥か先かもしれない。けれど、あれを目にした時…貴女はきっと絶望し…でも同時に希望を抱くわ。あの青く輝く光こそが、私自身が垣間見たことのなかった貴女の可能性の未来の一つなのだから。(彗星が流れる夜空を共に見上げながら) 」 西行寺幽々子(生前)「ふぅ~ん…… じゃあ、楽しみに待っているわ♪(桜色の髪を揺らしながら少女は心の底から幸せそうに笑う) 」 八雲紫「――――……混沌世界は全てを受け入れるのよ。それはそれは残酷な話ですわ。(いつか過ごした記憶を思い出し笑いするように口の端を緩める)」 八雲紫「……それでも…―――― この世界は、きっと美しい。(ふふっ、と嬌笑をそこに残すと、開かれた境界の中へ踏み込んで観測者の女性と共に消え去った) 」 ― 西行妖 ― BGM♪:Xenoblade Chronicles OST - Main Theme 魂魄妖夢「――――………!(砕かれた境界から抜け落ちる様に落下する中、愛しき主へ両の手を目いっぱいに伸ばしていく) 」 西行寺幽々子「――――!!(こちらへ手を伸ばす愛すべき従者を受け止める様に、自分もまた手を伸ばし…)―――― ガ バ ッ … ! (その胸で受け止めるように、強く強く抱きしめた) 」 魂魄妖夢「……っ……っ…!……幽々子様ぁ……幽々子様あぁ…っ……!!(半身半霊の少女は華胥の姫君の胸の中で淡い青の雫を零しだす) 」 西行寺幽々子「……もうっ……主人をほったらかして…従者として失格よ……っ…?(我が子を愛でる母のように、胸の中ですすり泣く少女を抱きしめながらその白銀色の髪を優しく撫でおろす。一度(ひとたび)撫でる度に、自分の瞳からも零れるものがあった) 」 魂魄妖夢「――――! ……う゛っ……ぁ…… うわあああぁぁん…っ…!!幽々子様ぁ゛ぁ゛~っ゛…!!(すべてを抱擁するような優しい彼女に顔を埋(うず)め、大粒の涙でその身を染めるのだった…) 」 あなた「………(ついに再会を果たした二人を「あなた」はその瞳に収める。感情こそは失っているものの、いつかは自分も誰かのために涙を流す日が来るのだろうかと、そう感じ入る…) 」 天王寺璃奈「…璃奈ちゃんボード…うるうる…っ…〖 இωஇ 〗(感動の再開を果たした二人にもらい泣きする)…よかったね、二人とも…本当に… 」 ホムラ「……はい…っ…(璃奈にそう応えながら、自分もまたほろりと流れる涙を人差し指で拭う) 」 前田慶次「……(抱きしめ合う二人にうんうんと強かに頷くが…)……うおおおおぉぉぉっ!!やっぱだめだあああぁぁぁぁぁ~~~…っ!!!(耐えきれず号泣する←) 」 ミネア「この人が……魂魄妖夢さん。ならば、これでもう…… 」 メディ「……妖夢様、幽々子様…お二人が無事で会えてよかったですね。(少し離れたところから二人の様子を温かく見守っている) 」 魂魄妖夢「ぐす、ぐすっ……―――!(ここでふと、やぶれせかい…幽々子が消えた並行世界で見た西行妖の真相のことが過る)……っ……ぐす…幽々子様… ……ごめんなさい……「春」を集めることができなくて……で、でも…―――」 西行寺幽々子「――― もういいのよ…もう、いいの……っ… だって、妖夢が帰ってきてくれたから…(真相を語ろうとする妖夢の身を離し、改めて面向かい合い、涙で紅潮した顔で優しい微笑みを送った) 」 魂魄妖夢「……! ……幽々子様……(その優しさに、従者はやられた。再び幽々子の胸に顔を埋め、静かにすすり泣くのだった…) 」 西行妖から暖かな光が四方八方へと飛散するように飛んでいく。 雪が積もる山村の木に花が芽吹き、凍てついた川からせせらぎの音が鳴り始め、 どこからともなく小鳥のさえずりが聞こえてきた――― ベール「……(ヒロの胸の中で目が覚め、霞んだ視界が定かになっていく中で空を漂う光を静かに見上げる)……エーテルが、帰るべき場所へと戻っていく、か……―――!?(自身の目的を果たし安堵の笑みを浮かべた直後、今更になって自分の状況に気が付き)―――なにしてんだこのスケベが~~~~っ!!!(ヒロの目に無慈悲な目潰しを繰り出して離れる) 」 メディ「ともあれ、これにて一件落着ですね。みなさん、ありがとうございました。これできっと、この国を覆う雪はすぐに溶けていくことでしょう。 」 マーニャ「はぁ~……是非そう願いたいもんだわ、まったく。(メディの言葉に) 」 ヒロ「…ああ、そうだな……うぎゃあああぁ!!?ど、どうして…(目潰しで悶絶する) 」 西行妖へと続く桜並木の路…そのうちの一本が、いつの間にか枯れ果てていた。 よく見るとその樹の表面に器用なまでに彫り込まれたものがあった。 あの「混沌文字」である――― あなた「……!(すべてが落ち着いて安堵したのも束の間、ふと目が付いたその枯れ木に彫り込まれた文字に仰天する)……(彫られた文字にそっと手を触れて解読すると、取り出したメモ帳にその翻訳文を書き記す)……(メモ用紙を璃奈へと手渡し、代わりに読んでもらうようにアイコンタクトを送る) 」 天王寺璃奈「…ぁ…これって……!(あなたと同じように表情を強張らせるも、手渡されたメモ用紙を静かに受け取る)……君の思っていること、わかるよ。私も、同じだから。……でも、うん…きっと大丈夫。もう、怖気立ったりなんか、しないから…(深呼吸を一つし、そのメモに記された文字を言葉に発しようと唇を動かす―――) 」 ――― 「 沈黙を破る者、閊(つか)える虚無に屠られて、その想い沈黙に破られる Alan Smithee 」 ――― 「あなた」が解読した文字を璃奈が読み終えたその瞬間、空間が音もなく光に包まれた。 ― 空白の劇場 ― BGM♪:Nier Automata Soundtrack - 01 Significance - Nothing 光が途絶えた後、一行はかつて目にしたことのある、あの「劇場」に再び誘われていた。 劇場の幕が上がっていくと、その舞台上には、白い蓮の花が顔を出す泉。 その果てに、あの西行妖にも似た大きな桜の木がそびえ立っていた。 ホムラ「……また、この劇場に…。ここはいったい、何なのでしょうか…(今回で四度目となる劇場への招待に、やや不安げな表情を浮かべてその舞台上の光景を見やった) 」 メディ「……例の「混沌文字」。あの文字を主様が解読すると、決まってこの地へと誘われる。これは何の因果でしょうか…(広がる劇場に警戒を配る) 」 前田慶次「……おわっ!?なんだなんだ…どでけぇ~とこだなぁ~…!歌舞伎座か…?それにしては、ちょっと異様な雰囲気もするが…(初めて目にする劇場に興奮している) 」 ベール「………(一同に紛れて再び劇場へと引き込まれ、怪訝そうにその舞台を見つめる) 」 バ サ バ サ バ サ … ! (桜の木の下に数羽の鴉(カラス)が飛んでくる。カラスの群れは人の形を成し、やがてその黒から一人の少女が生まれ出ずる―――) ヒロ「いつつ…ひっでえ目にあった(両眼を押さえつつ)…また飛ばされたってやけかい… 」 桜坂しずく?「――――(鴉色の羽が舞い散る中、そこに立っていたのはかつて出会った少女。黒い衣装とペルソナマスクにその身を包んだ彼女は、静かに「あなた」たちの方角へと振り返る) 」 天王寺璃奈「――――!? ……しずくちゃん…っ……! (久しく再会を果たした少女を目に、思わず身を乗り出すように一歩出る) 」 BGM♪:【フリー素材MIDI】陽炎 《海月堂》 あなた「……!(踏み出す璃奈を横目に、冷静に舞台上のしずくに目配せする) 」 桜坂しずく?「……夜はまだ明けない。故に十二星夜はあの空に輝く。その演舞は止まることなど知らず、その美しい散り様を遺して観客を魅了する。拍手喝采は鳴りやまない。(遠い果てに立っているにもかかわらず、その声は至近距離で「あなた」たちへと響き渡る) 」 桜坂しずく?「嗚呼、なんて素晴らしき劇場。誰もが皆、「箱庭」を求めている。ならば私も応えましょう。彼らを夜明けへと導くため。私が『私』であるために。」 天王寺璃奈「……しずくちゃ―――!(淡々と言葉を紡ぐ少女に詰め寄ろうとしたその瞬間、その言葉から感じた異様な空気に思わず制止した)……違う……君は、誰…?本当に、しずくちゃんなの…? 」 ホムラ「…璃奈ちゃん…?(何かに気づき青褪めた表情をする璃奈を心配そうに見守る) 」 ヒロ「…!しずくちゃんじゃ、ない?(璃奈の言葉を聞き) 」 マーニャ「――――!? ちょっと、今度はいったい何だっていうのよ!次から次へと… 」 お面屋「ホッホッホッホッホ、ここが例の「箱庭」ですかぁ。ん~中々に乙な場所で。(いつの間にか紛れており)おや、語り部の方でしょうかね(しずくを見て)……いや、そのお面(かお)。(そう言って璃奈同様まじまじと) 」 天王寺璃奈「……なんとなく、だけど……違う、気がする… これは…しずくちゃんの声じゃない…っ……?(困惑に双眸が僅かに泳ぐ) 」 桜坂しずく?「……………(観衆の視線をその身に浴びる。少女の身体が、一瞬だけ別の何かと重なっているように"ブレた"―――) 」 桜坂しずく? → "黒幕"「―― 私は『 黒幕 』 古き悲劇の幕を引く者 そして 新たなる喜劇の幕を上げる者 ――」 "黒幕"「真白な庭の内側で、きっと『私』は感動の涙で啼(な)いている。その雫は雨となり、この空白を満たすのでしょう―――(少女の肉体は再び濡れ羽色に染まり、無数の鴉となって飛散する)」 ヒ ラ ヒ ラ … ―――― メ キ … … メ キ … ッ … … メ キ メ キ メ キ ィ … ッ … ! ! !(空より舞い散る黒き羽が桜の木に触れたその時、桜は灰となりてその枝木も腐食するように枯れ果てていく。やがて、あの美しい面影の一切を捨てた樹木は呪いの樹とでも言うような不気味な相貌へと堕ち、骸骨の大手を思わせる枝木が左右へと延びていく) 天王寺璃奈「……!待って…!君は――― きゃっ…!?(消えていく少女に手を伸ばそうとするが、それを遮るように現れた枝木に驚き退いてしまう) 」 ヒロ「………あれは…一体………(璃奈の横に立ち、枝木と相対する) 」 あなた / ホムラ『璃奈ちゃん…! / ……!!(璃奈を庇う様に前線へと滑り込み、剣を構えて戦闘態勢に入る)』 沙羅葬樹「 メ キ メ キ メ キ ィ … ッ … ! ! (呪樹を起点に泉が泥沼の如く黒く染まり、枯れた蓮が底無しの闇へと沈んでいく。青空もまた曇天よりも濃くなっていく中、その樹は自らを奮い立たせながら蠢き始める―――)」 お面屋「皆さまお気を付けを。ここから先は、亡者の見る悪夢。その集合体とも言えるものでしょう。光があれば影がある。影で蠢く死者たちの春は、まだ芽吹いたばかり(ンフフフフフ) 」 ベール「……オーケー、オーケー…ようやく視えてきたよ、あたしにも。進むべき路が…ブッ倒すべき真の障害が。(真剣な眼差しを眼前の呪樹へと突きつけながら、手繰り寄せた箒をぐるりと回して身構える) 」 前田慶次「…そういうことかい…(事情はよく分からないが、今己が何をすべきか、その答えだけははっきりとした様にほくそ笑んだ)……絆と縁(えにし)を守るためだ。いっちょ ――― 力比べと洒落込もうかァッ!!!(大太刀を引き抜き、威風堂々と身構える) 」 メディ「…璃奈様、ここはわたくしたちにお任せを…!(オーソライズバスターを両手に前線へと立つ) 」 そして、「あなた」たちは対峙する。 未だかつてない大いなる存在の、その一端―――「 黙想 」の名を象った化身と。 沙羅葬樹「 ギ、ギギ、ギギギギッ…――― メ キ メ キ メ キ ャ ァ ッ ! ! ! (呪われた大樹はその根を伸ばし、対峙する者たちを絞殺さんと伸ばし、ついに襲い掛かる―――) 」 ――― Vs. 【 空白の箱庭 】 黙想の劇団員《 沙羅葬樹 》 〖 Section 1 〗――― BGM♪ - Section 1 - : 【PSO2】採掘基地防衛戦 絶望(AIS.強力) ※(0 00~16 18) ヒロ「…よし(刀を構える)なかなかの、大物だな… 」 マーニャ「ああもうっ、こうなったら…全部焼き払ってやるわ!―――「メラゾーマ」!(火炎上級呪文を唱え、沙羅葬樹に大きな火球を放つ) 」 あなた / ホムラ『行きますッ! / ……!(意志を持つ根の進撃に臆することなく真っ向から飛び出す)はああッ!! / ……!!(赤熱する剣身から溢れる炎を振るい飛ばしながら、根を焼き払っていく)』 ベール「汚物は消毒だァーーーーッ!!!(マーニャと共に根っこへ向けて火炎弾を幾つも放射する) 」 沙羅葬樹「 ボ ッ グ ォ ォ オ オ オ ン ッ ! ! (根を焼き払われ、本体にもマーニャの火球が直撃する) シ ュ ゥ ゥ ゥ … ッ … (しかし、樹は焼失することなく、ただただ天に向かって伸び進めていく)…ギジュ…グジュル…ッ…――― ド プ ン ッ … ! (枝木に垂れ下がる果実のような物体を、気味の悪い音を立てながら腐食する地に落としていく) 」 果実 → 人の果て『ァ゛ァ゛~…ッ゛……!!(落ちた果実が地に弾け気色の悪い液体が飛び散ると、そこから無数の人の形をした「何か」が生まれ出ずる。まるでゾンビのように蠢く化物たちは、触れるものを溶かす酸性雨のような体液をその身に纏い彼らへと襲い掛かる)』 メディ「……!…あの者たちの体液…触れた地面が腐食している…っ…?強い警戒が必要です!(一同に注意喚起しながら押し寄せる化物らを砲撃で迎え撃つ) 」 ヒロ「…………こいつは、触れない方が良さそうだな…!(土弾を人の果てに向けて放つ) 」 前田慶次「あ^~、そこのけそこのけ!慶次が通るッ!!(すべてを溶かさんとする液体を纏う者たちに対し、臆するどころか「かかってこいや!」と言わんばりに前進しながら豪快に大太刀を振り回して吹き飛ばしていく) 」 ミネア「―――――それっ!(後方から化物へタロットを投げつけてマーク)――――「悪魔のカード」!(マークした化物にダメージを与え、守備力を下げる) 」 沙羅葬樹「 シ ュ ル リ … ッ … ――― シ ュ オ ァ ッ ! ! (亡者たちと小競り合いをしている中、呪樹の根元から飛び出した幾重の鋭利な根。その先端は鉄板さえも容易く貫かん鋭さを帯び、槍の如き勢いで突き刺そうと彼らに迫る) 」 人の果て『ダァ゛ァ゛~~~…ッ゛……!!(ミネアに投擲されたカードによって亡者たちの身動きにぎこちなさが現れ、その間隙を突かれるようにメディとヒロの砲撃に体を貫かれたり、慶次の斬撃に薙ぎ払われていく)』 ベール「―――はッ!!(呪樹が伸ばす鋭い根に向けて掌を突きつけると、手中から星が散らばる閃光を解き放ち、迫りくる根を葬り去っていく) 」 あなた / ヒカリ『―――“因果率予測”!!(すべての根がこちらへ迫ろうとしたその時、咄嗟にヒカリへとチェンジされる。ヒカリの能力によって迫りくる根の軌道を先読みし、その間隙を潜り抜けるように駆け抜けていく)合わせて―――“ライトニングバスター”! / ……!!(光輝く聖杯の剣で袈裟斬りから3連斬りへと繋ぐ怒涛の連続攻撃を呪樹本体へと炸裂させる)』 ザ・ソロー「これが、この世界の、俺の最後の任務。(ヌラリと現れ)―――(両腕に次元が歪むほどのエネルギーを溜め)ズバァァァァァンッ!!(両手をかざして放つのはサイコウェイブ。魂や精神そのものにダメージを与え破壊していく波動を呪樹に放った) 」 沙羅葬樹「――― ッ ド ゴ オ オ オ ォ ォ ン ! ! ! (交わる二つの閃光に、大樹が大きく傾倒する) グ ゥ ォ ン ――― ズ シ ャ ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ッ ! ! ! (だが、その反動を返すように大樹が突然回転し、その枝木であなたちヒカリを薙ぎ払う) ボ ゴ ォ ン ッ ――― ボ ゴ ォ ン ッ ―――― ボ ゴ オ オ ォ ン ッ ! ! ! (地中深くへと根を伸ばし、後方にいるヒロたちにの真下から鋭い根が突出し、串刺しにせんと襲い掛かる) 」 あなた / ヒカリ『ふふん、どう?これは効いたはず―――!?ひゃんッ…! / ……!?(大樹に薙ぎ払われるも、落下寸前で光の膜を張って軽傷へと抑え込む)』 メディ「ピロリ、ピロリ…―――!? ズサァァ…ッ…!! (地中に感じる僅かなエネルギー反応に気づき、刺される寸でのところで緊急回避する) 」 前田慶次「へへっ、これで雑兵は片付いて―――どわあぁッ!!?(咄嗟に水平に構えた太刀で串刺しは免れるも、そのまま上空へと吹き飛ばされて高所から尻もち落下してしまう)ってぇぇぇ~~~~~…!! ……!あぶねッ!! (痛みに悶える間もなく、次々と飛び出してくる根っこを大道芸人のような軽快なステップで回避していく) 」 ヒロ「…………!(地中から迫る根に気づき、璃奈を庇うように飛び込み回避する) 」 沙羅葬樹&人の果て『 バ キ バ キ バ キ ィ ッ ! ! ! (ザ・ソローが放ったサイコウェイブによって、右半分の枝木がこと如きそぎ落とされていく) ボチャ…ボチャ……グヂャァ…ッ…!(削ぎ落された枝木に実る果実が地に叩きつけられ、グロテスクな音を立ててまた弾けていく。そうすることでまた生まれる亡霊の群れ…)』 天王寺璃奈「わっ―――!?(突然ヒロに庇われたことで難を逃れる)…あ、危なかった……ありがとう、ヒロさん…… 」 マーニャ「――――!? はっ…!(咄嗟ながら舞い踊るような華麗なステップで鋭利な根を躱していく)ちっ……「ベギラゴン」!(呪文を唱え、ふたつの蛇行する高熱の炎を地面に走らせ鋭利な根を迎撃) 」 お面屋「おやおや、皆さんピンチですかねぇ。できれば生きて返して欲しいのですが(ホッホッホッホッホ)(かなり遠くに離れながら)……ですが、これはまたもう一度弾いた方がいいですかねぇ。(よいしょっと荷物を下ろして準備をしようとする) 」 ベール「ッ―――!!(箒へ跨り宙へと逃れる。呪樹の頭上を旋回する中、亡霊たちのいる箇所に向けて何度か人差し指を突きつけると、そこに星型のマーキングが施される)―――“点と繋ぐ星《 サインアウト 》”ッ!!(再び掌より放つ閃光。すると今度は直線状には飛ばず、マーキングされた箇所に向かって光は突き進み、点から点へと繋ぐようにその軌道を旋回。最後に呪樹本体へ届くように差し向けた) 」 ミネア「あっ…!(マーニャほどの動きはできないものの、鋭利な根から必死に逃れていく) 」 前田慶次「恋も喧嘩も、押しの一手よ!今を時めくバサラ者ってね!ならば焦がれてみせましょ、命のままに! それが茨の道とてもッ!! ガ ッ チ ン ッ ! ! (大太刀を鞘と合体させ薙刀「朱槍」に変形。豪快に振るってから大地へと叩きつけ、そこに生じた衝撃波で亡霊たちを吹き飛ばしていく) 」 ヒロ「怪我がなかったようで何よりだ…君は絶対にやらせはしない(璃奈にそう言い、再び亡霊の群れに向けて土弾を放つ) 」 沙羅葬樹「 チ ュ ゴ オ オ オ ォ ォ ォ ン ッ ! ! (蛇行するベールの閃光、マーニャの放つ高熱の炎が同時に直撃し、ただでさえ原形を留めない樹木がさらにその姿形を崩していく) 」 お面屋「ワタクシ、ただのお面屋であって戦場のピアニストではないのですが……この状況では仕方ありませんね。(そうしてまたいやしの歌を引き始める。その音色は満たされない妄執に囚われた魂を癒す音色。箱庭の劇場にゆるりと響いていく) 」 ――― 華霊“バタフライディルージョン” / 獄界剣“二百由旬の一閃” ――― フ ワ ア ァ … ッ … ――――― ザ キ ザ キ ザ キ ザ キ ィ ィ イ イ ン ッ ! ! ! (お面屋がメロディーを奏で始めたその時、何処からともなく七色に光り輝く反魂蝶の群れが飛来し、亡霊たちにまとわりつく。その直後、蝶に身動きを封じられた亡霊たちに鋭い一閃が幾つも刻まれていく) 西行寺幽々子&魂魄妖夢『――― あらあら…随分楽しそうね。私たちも混ぜてくださらない? / 及ばずながら、助太刀いたします!(幽玄の姫君は扇子を手に、半身半霊の剣士は二刀を手に、颯爽と「あなた」たちのもとへと参上する)』 天王寺璃奈「……!お面屋さん…!それに、幽々子さん、妖夢さんまで…!(駆けつけてきた者たちをその目に、ぱあと瞳に輝きが灯る) 」 沙羅葬樹「ジュ…グ……メキ……メキメキメキィ……ッ……!(お面屋の奏でるいやしの歌の旋律に枝木が悶えるようにくねくねと屈折。そこに、幽々子と妖夢が放つ弾幕が直撃し、呪樹の動きが緩やかなものに落ちていく。そして――――) 」 沙羅葬樹 → 彼岸桜花「―――― ブ シ ャ ア ア ァ … ッ … ! ! (衝撃に耐えきれなくなった呪樹から血飛沫が盛大に湧き起る。血に染まる樹は横たわるように枯れて果てて血溜まりを遺していく。すると、その血泉より一本の彼岸花がゆるやかな速度で咲いた。赤い花は徐々にその数を増やし、更に天へと延びていく。無数の花が瞬く間に絡み合い、宛ら繭のような姿を形作っていく) フ ワ ァ … ッ … ! ! (それは地獄に咲き誇る鮮血色の妖花。奇奇怪怪な紅の妖光を放つ)」 ――― Vs. 【 空白の箱庭 】 黙想の劇団員《 彼岸桜花 》 〖 Section 2 〗――― BGM♪ - Section 2 - : 【PSO2】採掘基地防衛戦 絶望(AIS.強力) ※(16 18~) あなた / ヒカリ『みんな…! / ……!(駆けつけてきた仲間たちの援護を受けて一縷の希望を見出す)……!?(だが、その希望をかき消すかのように本性を剥きだした地獄の花と対峙し、改めて意識を集中し警戒を剥きだす)』 彼岸桜花「 シ ュ ル シ ュ ル リ … … ―――― オ ゥ ン ッ (数多の彼岸花が絡み合う中、妖しい発光を繰り返す内部から強い光が放たれた) 」 人の果て「……維摩一黙 ――― 彼は云った、自らの聲(こえ)で。然し、其れに耳を傾ける者は居らず。返ってくるは沈黙。それでも彼は言の葉を紡ぎ続けた。(彼岸花が咲き乱れる地獄のような舞台の隅で、生き残った亡霊が一同へ怨嗟の声で語り出した)」 マーニャ「ま~だあるわけ!?どんだけしぶといのよまったく… こうなったら…………… 」 ザ・ソロー「地獄の花、か。あぁ……「君」との戦場を思い出すよ(薄くした双眸には人間の頃の思い出と大切な人への憧れに満ちていた)かつて渡り歩いた戦場も、こんな様相だったか。だがそれでも……君は任務を全うした。そうだろう、ボス。(そしてまた亡霊の様相へと変わる)任務を、遂行する……役割を果たす(サイコウェイブの準備をしながらも、亡霊召喚の儀を行う) 」 ベール「…あれが本体ってこと?軽く焼き払ってあげるわ!(手中に練り上げた灼熱の炎を頭上から解き放つ。だが…―――その矛先は彼岸花ではなく、何故かヒロたちに向けられた) 」 前田慶次「ほ~…!こいつは立派なもんだな……不気味なほどにな!(朱槍を頭上で振り回し、桜葉をまき散らしながら斬撃波を飛ばしていく。だが、それは彼岸花ではなく、「あなた」へと突き進む) 」 メディ「――――!?(あの光…何か…―――)―――お気を付け下さい、何かを仕掛けて…ッ……!?(ベールの炎に同行が開き、腕を交差しながら灼熱に耐え忍ぶ)なっ…ベール様、一体何を…!?(炎の渦に囚われてしまう) 」 あなた / ヒカリ『……!? / ちょ…っ…!?いきなりなにすんのよアンタ…!?(彼岸花に向かって駆けだそうとしたその時、突如飛来してきた慶次の斬撃波を剣で弾き返す)相手は"あっち"!どこ見てるのよ…! / ……!(二人同時に彼岸花へと掌を突きつけ、光弾を幾つも発射していく……と思われたが、その先にはマーニャたちがいた)』 天王寺璃奈「…えっ……?待ってみんな…!なにを、しているの……っ…?(突然仲間割れのように味方を攻撃し始めた一同に動揺する) 」 人の果て「杜黙詩撰 ――― 彼は残す、自らの眼で射抜いた独白を。もはやこの地に彼と均しき気魂を持つ者は居なかった。何故なら誰もが皆、既に聲を捨てて現世へと逝ったのだ。どれ程叫んでも響くことの無き鬼哭は、蜘蛛の巣の如き臍の緒を絶たれ、泥梨(ないり)へと転落(お)ちて逝く赤子のよう。世は正に、謬錯の理の導くままに。」 ヒロ「なっ…幽々子ちゃん、妖夢ちゃん…!よし!…ってうわっ!(炎の渦に巻き込まれる)な、何を…(慶次やヒカリの様子を見て)まさか、これは…! 」 ヒロ「………なんかの暗示がなされてる…?(炎による火傷を土を塗って修復)(動揺する璃奈に対し) 」 前田慶次「何って…決まってんだろ!あの花を叩き切ってやるんだ!ボケッとしてちゃあ駄目だぜ!(振り上げた薙刀を彼岸花―――ではなく、ヒカリへと振り下ろした) 」 マーニャ「―――――!! ……ミネア!(妹の名を呼び、あなた/ヒカリの攻撃を避けるべく天高く跳躍) 」 ベール「……あれ?巻き添え喰らっちゃった…?(地上から聞こえてくる悲鳴のような叫びに「やべ…」と人差し指で頬を掻く)悪ぃ悪ぃ~…!💦 次は気を付けるよ…それッ!!(彼岸花に狙いを定めて星型魔弾による一点集中砲火を行う。だが、魔弾はヒロとメディに向かって落下していく) 」 ミネア「――――姉さん!(マーニャに呼応するように同じく天高く跳躍し、マーニャと隣り合い…) 」 彼岸桜花「 オ ゥ ン … … オ ゥ ン … … (紅華はただ咲き乱れる。歪な輝きを放ちながら…―――) 」 彼らの目には、倒すべき敵の彼岸花が確かに写っている。 だが、そこに向けて攻撃を繰り出す度に仲間たちの叫びだけが返ってくる――― 佐々木小次郎「——————ほう、妖の桜の次は妖の彼岸花と来たか。スゥー……私としては花の品格を貶めるというのはいただけないなぁ(ソローの亡霊召喚術式に便乗して現れ、顎に手を添えて彼岸桜花を見上げる) 歪な輝き……"空間歪曲"のようなものか。無駄だ無駄だ、各々一度矛を納めるとよかろう(ヒロ、メディに降り注ぐ星形弾を残像すら残さぬ抜き打ちで払い除ける) 」 西行寺幽々子&魂魄妖夢『……妖夢、これは…――― / ―――……はい、わかっています。間違いなく、あの花が施した妖術に違いありません……(背合わせる二人の目には幾つもの彼岸花が広がっている)』 」 マーニャ ミネア「――――― 『〝 クロスマダンテ 〟』 ―――――(天高く飛び上がった姉妹は、声を揃えて呪文を唱えた。2人のすべての魔力を合わせて敵味方すべてを巻き込む一撃を解き放つ) 」 メディ「待って下さ―――!(降りかかる魔弾を対処しようと武器を構えるが、寸前のところで小次郎に助けられる)……ありがとうございます、小次郎様。……はい、どうやらそのようです。あの光…人間が持つ感覚に強烈な幻覚作用を齎し、敵と味方の認識を誤認させ同士討ちを狙うものなのでしょう。(ヒューマギア故にメディ自身は全員の姿が視認できているものの、互いに対峙し合う一同に狼狽の色を伺わせる) 」 人の果て「沈黙寡言 ――― 彼は謂った、自らの咮(くち)で。然し、やはり耳を貸す者は居らず。還ってくるは沈黙。やがて彼は言の葉を紡ぐのを諦めた。」 ヒロ「やっぱり、視覚面への攻撃ってわけかい……(サングラスをかける)こいつでなんとかなんねえかな…?(土刀を構えながら) 」 あなた / ヒカリ『……!! / うぅ…ッ……!どうして…っ……!(慶次の斬撃に続き、姉妹の強力な魔法をしのぐように剣を振るうだけで疲労困憊する)』 ザ・ソロー「(すでに亡霊ゆえ、全員の様子を一望できる)幻で哀しみを欺けると思ったか。真実の眼より流れし涙に。(そう呟きつつサイコウェイブを放つ) 」 お面屋「―――――(今度はいやしの歌ではなく、『嵐の歌』を奏で始める。かの歌と雨は怒りの涙。呪いを洗い流し、魂を鎮める激しいメロディ) 」 マーニャ「(魔力を使い果たし、着地)う……っふぅ………この際、なりふり構っちゃいられなさそうね。 」 彼岸桜花「 ヒ ュ ル リ … ――― ズ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ッ ! ! ! ! (事態が混乱に陥っている中、一方に動く気配のなかった彼岸花がついに動き出す。刺々しい花弁を槍のように伸ばし、彼らを串刺しにせんと襲い掛かる) 」 佐々木小次郎(Fate)「なんっ……とぉ!?(マーニャ ミネアの無差別攻撃に驚愕しつつも慌てず扇状のなぎ払いを放ち一人でも多くを巻き添えから退けようとする) ふ———— やはり一農民には誤った意味合いで"役不足"というものだな……。 「誓いを果たすとしよう」(何か一つ、常より秘めて居た思いを新たに決意したように、清々しい笑みを浮かべ「妖夢」を見やり、彼女へ一歩、歩み寄る) ————————「真実は眼では見えない、耳では聞こえない、真実は斬って知るものだ」(彼岸花咲き乱れ、狂乱の宴の渦中、 彼女自身が語り、そして彼女が「師」よりなんども聞かされた言の葉をそのまま紡ぐ) 」 メディ「サングラスですか…思わず「バ〇ス!」って叫びたくなりますね(ぇ …と、戯れている場合ではございませんでし―――た!\ バスターボンバー ! / (彼岸花から伸びてくる棘の如き花弁に対し武器をオーソライズ。エネルギー刃を纏う回転斬りで花弁を斬り落としていく) 」 ミネア「…はぁ………どうやら、そのようね。 」 佐々木小次郎(Fate)?「 フ ッ ( 『一閃』 桜の花を纏う白桃色の残光が駆け抜け、妖夢・幽々子に襲いかかっていた花びらの棘を砂塵に変えた)——————時を斬れる様になるには二百年は掛かると言う。先は長いぞ、たかだか怨嗟の雨ごときに遅れを取る暇はないだろう?妖夢よ 」 魂魄妖夢「――――!(耳元に囁かれた小次郎の声が、かつて何度も聞かされた教えに瞑目する)…………(そうだ…幽々子様を守るために授かったこの白楼剣と楼観剣に――――)―――斬れないものは、あんまりないッ!!!(―― 符の弐“心眼迷想斬” ――)(瞳を閉ざして守るべき人の姿を黙想すると、無我のままに二閃を振るった) 」 人の果て「熟思黙想 ――― 彼は遺す、自らの瞳で視抜いた独語を。もはやこの地に彼と斉しき野心を持つ者は居なくなった。ならば我も逝こう、聲を潰して、言の葉を踏み殺して。どれだけ嘆いても届くことの無き慟哭は、暁鐘に間に合わず息絶えた親鳥の行方も知らず、殻の内側(なか)にて未だ孵らぬ醜い雛鳥のよう。世は正に、沈黙の春が開花を鳴らすままに。」 彼岸桜花「―――― ズ ッ バ ア ア ァ ァ ァ ア ア ア ン ッ ! ! ! (サイコウェイブと二閃が絡み合い、その強烈な一閃が幻惑を貫いて彼岸花に届く。真っ二つに切断された赤き繭の内側より、現世惑わす光球…花の本体が顔を出す―――) 」 人の果て「神会黙契 ――― そして彼は知る、自らを手を掛けたその先で。言葉など不毛。声など雑音。神が与えられた唯一にして無二の駄作。この沈黙こそが我が求めていた平穏なのだと。いざ語り合おう。目を伏せ、耳を塞ぎ、鼻を劈き、口を紡ぎ、心を閉ざして。きっと分かり合える、分かり合えることなど無いことを。想いとは、そういうものだと。」 魂魄妖忌(佐々木小次郎)「(砕けゆく花弁の矛。その破片の嵐が晴れると、そこに涼やかな無銘の剣士の姿はない。あるのは、佐々木小次郎の羽織はそのままに「中身」のみが挿げ替えられ現れた初老の男。 嘗ての「白玉楼の守り人」)——————あまりない、か……奢りなく、しかして曇りもない。晴天を裂く陽光のよう……良い、剣士になったな(英霊、佐々木小次郎の「交ざり物」彼の霊基を借りた守護霊であった)——————(正しく五行、「上段の構え」 無念無想の果てにたどり着いた一閃の構えを取り、敵を見据え時を待つ) 」 マーニャ「……あら、ごめんなさいね。今は何が何でも、私達は私達で生き延びなきゃいけないの。こんなところで、おかしな子供騙しなんかにやられるわけにはいかないのよ。(あなた/ヒカリ達に言い放つ)……とは言ったものの……これで私達ももう、スッカラカン。お手上げだわ。 」 お面屋の奏でる「嵐の歌」によって、彼岸花の幻術が晴れていく――― 西行寺幽々子「……――――(目を閉じて、耳をすませば聞こえてくるあの日の春の歌―――)(背後に感じる存在―― 片時も忘れもしない「剣」 ――に絶対の信頼を寄せるかのように、ただ悠然と待ち構える)……ふふっ、流石妖夢ね…♪(花の妖術が晴れ、ようやく本来の姿が見えた彼女へにこやかに微笑む) 」 あなた / ヒカリ『……! / ……視えた!(ようやく仲間たちの姿を視認し、改めて武器を構え直す)決めて、ホムラ! (ホムラへと切り替わり、聖杯の剣が燃え盛る)』 天王寺璃奈「……言いたいことがあっても、言い返されちゃうかもしれない怖さや、誰にも聞いてもらえないかもしれない寂しさに、結局心に押し込めて言えず終いになること、あるかもしれない。それでも私は、自分の"想い"をちゃんと口に出したい。 」 天王寺璃奈「たとえそれが間違っていたとしても、無視されたとしても…きっと誰かに届くはず。そんな小さな言葉が届いて、誰かの心を少しでも動かせたなら…って、そう信じたい。 」 メディ「…人間には沈黙を恐れる心理があります。それはごく自然のことです。沈黙を恐れては返って沈黙の重圧に押し潰されてしまう…ですが、悩むことなどありません。人と人を繋ぐ最たるものは言葉ではなく、「心」ですから。 \ プログライズダスト ! / (オーソライズバスターをガンモードへと切り替え、黄色い稲妻のようなエフェクトを帯びたエネルギー弾を放った) 」 あなた / ホムラ『任せて、ヒカリちゃん!(「あなた」と共に剣を握り、大きく振りかぶる) 伝えることを放棄すれば楽だと感じますよね。それでも私は伝えたい、自分の"想い"を。誰かを悲しませたら「ごめんなさい」って、誰かに良いことをされたら「ありがとう」って。たとえ「この子」のように言葉に出なくても…言葉以外の方法で、言葉以上に伝えたい…!(そして二人同時に駆け出し、最後の一撃の焔刃を振り落とした)』 ベール「チッ…やってくれたな糞花がよぉ~…!そりゃああたしにだって、場面緘黙っつーもんがあったわ。身内には打ち明けられるけど他所だと黙り込んでしまうっていうアレね。言葉なんで煩わしいなと思ったことはある…けど…――(脳裏に過る金髪の少女が、こちらへ微笑みかけながら何かを語っている)―― そんな、他愛もない「言葉」に支えられたから、もう口を紡ぐのは止めだと大声を張り上げられるようになったんだよッ、あたしはッ!!(怒りの炎の槍に変えて、花の本体へと勢いよく投擲した) 」 ザ・ソロー「これが―――最期だ(最後の一撃、サイコウェイブを放つやその姿がユラユラと原形を留めなくなっていく) 」 ヒロ「百人中九十九人に届かなくても…ただ一人でも聞いてくれるなら俺は…!自分の想いを伝え続ける!!(土弾を放つ) 」 前田慶次「悪い悪夢(ゆめ)でも見ちまってたのか、俺は…?(参ったなあと後頭部を掻きむしりながらも、覚悟を剥きだした漢の眼差しに切り替わる)……知ってるかい?言葉じゃ通じないこと、通じないのはそれが言葉じゃないからだ。言葉だけが伝える手段じゃない。寂しい奴の傍にいてやること、一緒に笑ってやるだけで、人には通じるもんがあんだ…――――― それが、「愛」って奴なんだよ!(桜色に染まる朱槍の刀身を叩きつけ、強烈な衝撃波として放つ) 」 魂魄妖忌(佐々木小次郎)「「妖」よ……叶わぬな、先永き新芽の輝きには。 どうだ、私の孫は『強い』だろう(歯を見せて老獪に笑う。一生涯をかけて得た一つの答え、究極の一、一振りの斬撃を送る) 」 魂魄妖夢「……! ……―――― はいッ!!(顕現された偉大な祖父の姿に動揺しながらも、その言葉を受け止めて剣士は二刀を携え空間を駆け抜ける)―――(幽々子様と離れ、分かりました。互いの姿が見えなくとも、言葉が交わされることがなくなっても、私が幽々子様を想うように、幽々子様もまた私を想ってくれていた…。その魂魄(たましい)の鼓動が波長し合って、掛け離れてしまった私たちを繋ぎとめてくれるものこそが、"想い"だということを!) 」 西行寺幽々子「…そうねぇ…私はこれからもきっと"想い"続けるわ。たとえ愛したあの桜樹から最後の一枚が散ってしまっても ―― 再会を誓い合った想い人と別れても ―― 「春」はまた巡るのよって。(扇子を開くとその背後に扇の紋が開かれる。真っ先に駆け抜けていく従者を後押しするように、最後の「春」を送る―――) 」 西行寺幽々子&魂魄妖夢『――――― 奥義“西行春風斬” / 桜符“西行桜吹雪” ―――――』 彼岸桜花「 シ ュ ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ … ッ … ――――――(決して想う心を棄てなかった「あなた」たちの最後の一撃に、心無き妖花は朽ち果てていく―――) 」 「 黙想(もくそう) 」 目を閉じて静かに深く沈思し、その者の思いや人生、生きることの意味について思いを巡らすこと 黙想の化身を退けた次の瞬間、世界は白い光に包まれる――― あなた「―――――…… …… ……!(そして、誰もいなくなった劇場に取り残される。だが背後に感じる気配に 振り返る) 」 BGM♪:【フリー素材MIDI】帰り道 《紅眼少年》 オスカー「……誰かが言いました、「言葉は呪いだ」と。…確かにそうかもしれませんね。(観客席に居座っていた青年は、何処となくもの哀しげな瞳を浮かべている) 」 オスカー「かつて、私はある人と約束を交わしました。それこそ言葉を介して。けれど、その約束は今も果たされることはなく、延延と思い出の中を泳いでいる。もう忘れてしまったのかもしれない。そう思うと、どこか心に少し穴が開いたような気分になる。 」 オスカー「皮肉なことに、私は望まぬうちに大人になってしまったのです。願わくば、無邪気な子どものまま、信じてあげられていたならば幸せだったのかもしれません。交わした言葉も素直に受け入れられていれば幸せだったのかもしれません。(自嘲気味に目を伏せながら) 」 オスカー「言葉の呪いに縛られていたが故に、心は今も苛まれることがある。それでも私は信じたい。身勝手だと思われても、もう過ぎたものと嘲られても… 」 オスカー「ただ静かに、心の中で想い続けます。いつかきっと、この"想い"が届く、その日まで―――― 「 黙想 」とは、そういうものなのではないかと、私は思います。(伏せた顔を天へと仰ぎ、ふっと和らな笑みを浮かべる) 」 あなた「………(一瞬、悲しげな眼を浮かべたオスカーを不思議そうに見つめる) 」 オスカー「……ええ、大丈夫です。「あなた」との約束は、きっと果たされる。だから私は待ち続けます。その旅路の先で―――」 金髪の青年が指を鳴らしたその時、舞台はホワイトアウトする―――― ― 白玉楼・宴会場 ― BGM♪:Sengoku BASARA The Last Party OST - 14 - Outtake弐-03 西行妖を巡る異変は解決され、あの劇場で過ごした時間も過ぎた後、 一同は春の宴を謳歌していた――― 前田慶次「いよぉ~~…!ほいさ、ほいさっ!よいさよいさっ!!酒に酔い、桜に舞い、「人よ恋せよ」ってな!!(宴会場でマーニャと一緒に桜吹雪を散らしながら踊っている) 」 リリーホワイト「ハルデスヨー!私の春を聴けぇぇぇぇぃ!!(カラオケを熱唱し始める) 」 ホムラ「ん~~~~っ…♪ この桜餅…とっても美味しくって…いくつでも食べられそうです~~~♪(大皿に乗った桜餅を幸せそうに頬張っている) 」 お面屋「(宴会の雰囲気にいつも通りの笑みを零す。その傍らには一個のお面がある。これはあのザ・ソローの想いを形にした『スピリットのお面』。元々は降霊術に使われていたお面だったが、このお面にかの戦士の魂が憑りついたことで変形した)……今回は中々いい思い出となりましたね。これもあなたのおかげですよ(「あなた」に微笑みながら) 」 天王寺璃奈「なんだかとっても賑やかになった気がする…璃奈ちゃんボード、わくわくっ♪〖*╹▿╹*〗(室内に舞い散る桜吹雪とその中で踊る慶次らを見ては楽しんでいる) 」 佐々木小次郎(Fate)「ベベンベンベンベンベンンベンベン(舞に合わせ、即興ながらノリだけでそれなりにモノになっている三味線を引く)いやいやいやはっはっは……立ち直り早すぎはしないか其方ら。まあ私は構わんが……こう、あるだろう!?桜には侘び寂びというものがだな!(————嘗てこの地を守護した老人の姿はない。名も無き、佐々木小次郎という存在を借りた剣聖があるのみ) 」 ヒロ「…(周囲を見渡しながら甘酒をクイッとあおる) 」 あなた「……?……♪(三食団子を片手にお面屋と向き合っていたが、その微笑みに応える様に団子を握る手をくるりと回した) 」 マーニャ「ひゅう~♪ あなた、なかなかやるわね~!(優雅に舞い踊りながら前田慶次に) 」 西行寺幽々子「あらぁ~、いいじゃありませんの~♪せっかくの楽しい楽しい宴ですもの~。ところで桜餅食べます?(大皿に盛られた山盛りの桜餅をスナック感覚で食べながら小次郎にも一つ差し出す) 」 お面屋「……アナタには人を惹きつける魅力がある。ですが、それが少し強すぎるようなきらいがあるように感じられますねぇ。……お気をつけください。絆は心を繋ぎ合う黄金の輪であると同時に、心を蝕む邪悪な蜘蛛の巣にもなりうるのです。願わくば、アナタの旅路にこれからも光り輝くものがありますように。(そう言葉を告げると酒を注ぐような仕草で、「あなた」にお茶を注ぐ) 」 魂魄妖夢「あーーーーっ!幽々子様ーっ!また勝手に棚から全部おやつ用のお餅を卸してきたのですか!?食べ過ぎると喉を詰まらせますのでおやめください!>< 」 ベール「うぉ~~~~い、ヒロの字ぃ~~~~!ひっく…!あたしゃ酔ってないよなぁ~~~????なぁぁぁぁ~~~~~????(甘酒で泥酔しているのか、真っ赤な顔をしながらヒロにぐいぐいと詰め寄っていく) 」 あなた「……? …… (お面屋の言葉に傾げながらも、空になったお茶を注いでもらうように湯飲みを差し出しながら会釈する) 」 佐々木小次郎(Fate)「生憎と私は山育ち故な、花と月と酒、そして静粛を好む。こう……町にあるような宴には生前も今も馴染みがなかったのでな。といいつつもいただくのであった、忝い(演奏の傍刹那的に三味線から手を離し桜餅を掴み取るとまた演奏に戻る)——————妖夢殿が居た『あの世界』での話だ。当てもなく異界を渡り歩いていた私は妖忌殿の『思念』に出会うた。『お手合わせ仕ろう。その代わり、私の未練を一つ晴らしていただきたく』……自らの技と引き換えにしてま私という存在に憑依し、果たしたかった願いとはなんだったのか……ついぞわからず終いだった。心当たりはないかな、幽々子殿 」 お面屋「あぁ、これは失敬。宴席で話すようなことではありませんでしたね。それにしても、ホッホッホッホッホ、中々楽しい席だ。ワタクシも音楽のひとつ奏でたいところですが、生憎辛気臭い旋律しかしらなくてですね。(ホッホッホッホッホ) 」 ニュースキャスター「ではここで天気予報です。先日雪で覆われていたレストルムは、急激に活発化した温暖前線によって気温が上昇し、従来通りの真夏日となる平均温度となりました。暴風雪の原因は依然不明で、専門家によれば――― 」 ヒロ「……おわっ!?酔って……る!?思いっきり酔ってるぞ!(詰め寄ってきたベールを見て)そ、そんなに近づかれると、その… 」 ――― 己の想いに忠を尽くせ。さすればいずれ『時』をもお前は斬るであろう 幽々子様を任せたぞ ――― メディ「………(*´ `*)(どんちゃん騒ぎな宴会場の真ん中で一人静かに正座して佇んでいる) 」 西行寺幽々子「えぇ~…(ぶーぶーと頬を膨らませながら妖夢に対抗)……さあねぇ~…?私には何のことだかさっぱりだわ~。……けれど、わかることがあるとすれば―――(ぐいっと妖夢の腕を抱き寄せる)――― 私たちはやっぱり隣り合うべきだった、てことかしらね~♪(ふふふと妖艶に微笑む) 」 魂魄妖夢「わっ……!?// ゆ、幽々子様…っ……???///(唐突に抱き寄せられて、困惑気味に頬を赤らめてしまう) 」 ベール「なぁ~~~にぃ~~~…?あたしの貧相な体じゃ満足しないってわけぇ~~~?(いじいじ)こ~~~見えてもベールちゃんはグラマラスなんですけどぉ~~~…?そうは思いませんかぁ~~~?…ひっく…!(べろんべろんに酔ってる) 」 前田慶次「いいねぇ~♪ 踊る慶次に見るあんた! 同じ人なら踊らにゃ損々!(尚も桜を散らしながらマーニャと踊り続ける) 」 ミネア「まあ……!おふたりは本当に、仲が良いんですね。おふたりを見ていると、まるで……自分のことのように思えてきます。私と姉さんも…これまでずっと、二人三脚でやってきましたから。(幽々子と妖夢を見て) 」 ヒロ「ひ、貧相なんて言ってないって!いや、むしろその方がい……いや、こっちの話…(目を逸らす)グラマラス…(ベールを見て) 」 天王寺璃奈「……ヒロさん、鼻の下伸びてる…〖 ˙-˙ 〗(ベールに弄られてるヒロに) 」 佐々木小次郎(Fate)「——————フッ まあ察するに、年老いた者のいらぬお節介だった……そういうことにしておこう(腰を上げ、仲睦まじい二人の光景を流し目に身薄く笑む) 桜の樹の根には死体が埋まっている。誰の言葉であったか…… 桜は今も生きているさ、このように思い人をその腕に抱いて(そう、この事件を自らの中で締めくくると軽い足取りで『あなた』へ歩み寄る)そなたか、アサシンの語って聞かせた異邦の旅人は。『バーサーカー』より伝言がある 『"先"にて帝王はお前を待つ。愉快な土産話と"イチゴ"を用意せよ。』……だそうだ。面倒な者に好かれたものよな…… 」 お面屋「あ、そうだ。宴席で言うのもなんですが――――そろそろレンタル商品を返していただければと。さぁこちらへ(璃奈たちに) 」 メディ「ハレンチですね。始末いたしましょうか?(ヒロに向けて注射器を突きつける) 」 天王寺璃奈「あ、そうだった……ありがとうございました。(借りていた二つのお面をお面屋へ返却) 」 あなた「……??(歩み寄る小次郎からの伝言に何度も疑問符を浮かべる) 」 ベール「殺っちゃえ殺っちゃえ~♪(ぇ(メディに便乗するようい拳を突き上げる) 」 ヒロ「…………いや、待ってくれ!話せばわかる!(メディを見て) 」 お面屋「はい、確かに。たまにいらっしゃるんですよ。ネコババしてワタクシから逃げようとする愚かも……コホン、お客さんがね。まったくそういうのを見ると、ホホホ。(ニコニコとしながらもせこせこと荷物の中へ)あぁ、そう言えば、アナタに差し上げたお面。使い心地はいかがですか?実はそのお面、ある人物からの貰い物でしてねぇ。もしかしたら、この先出会うことになるかもしれませんねぇ。そのときは、このお面屋のこともお伝えください(「あなた」に) 」 あなた「……? …… (お面屋から貰ったあの鏡のお面を取り出して見つめると、「わかった」と小さく頷いた) 」 かくして、彼らは夏に溶け行く春を満喫する。 白玉楼に咲く西行妖は依然枯れ木のまま… けれど、桜は"想い"に応えてまた咲き誇る。春はまた巡るのだから――― そして、白玉楼での一泊を終えたその日――― BGM♪:東方Touhou Instrumental/Flute Ghost Lead ホムラ「……それでは、大変お世話になりました。(幽々子たちへ深々とお辞儀する) 」 魂魄妖夢「いえっ…!お世話になったのはこちらの方です…っ…💦 本当に、なんとお礼を申し上げたらいいのやら…… 」 西行寺幽々子「うふふっ…♪ そうねぇ…あなたたちにはとっても感謝しているわ。私からも礼を言わせてちょうだい。……あっ、そうだわ…♪お土産と言っては何だけど……はいっ…♪(手のひらサイズの小さな包み紙を璃奈に差し出す)…あの世名物「黄泉戸喫」♪食べるとそのおいしさに昇天するわよ~♪死にかけている時に食べるとなお美味しく感じるわっ♪是非とも召し上がれ♪(悪意のない満面の笑みを浮かべる) 」 前田慶次「……!?(黄泉戸喫の包み紙にんげっ!?と蒼白する)は、ははは…よ、よかったなぁ~…!幽々子さんから美味しそうなお菓子貰って…もったいなさ過ぎて俺なら食べられそうにないぜ…あははは…(遠回しに「下手に口にするなよ」と璃奈たちへ密かに釘を打つ) 」 天王寺璃奈「わあ、お土産――――!? ……あ、ははは……ありがとう…ございます……〖 ╹▿╹;〗(慶次の視線を感じながら渋々と黄泉戸喫の包み紙を受け取る)………(捨てたら罰が当たりそうだからお守りとして持っておこ……) 」 お面屋「えぇ、えぇ、実に、楽しい一日でしたよ。出来うるのなら、ここでも珍しいお面に出会いたかったのですが、また別の場所に期待するほかなさそうですね(ホッホッホッホッホ)……では皆様、お先に失礼しますよ(そう言って踵を返して階段を降りていく―――次の瞬間)スゥゥゥーーーーー(まるで霧のように、彼の姿は消えた。跡形もなく) 」 ベール「ん~~~~っ…すっかり疲れも取れちゃったし、あたしもそろそろ行くかね~…。(背伸びをしながら白玉楼から出てくる)…じゃっ、君たちとはまた別れるけども、今度こそ元気でね~。ばいび~☆(てっきり「あなた」たちに同行するものかと思われたが、さも当たり前のように我先に一人で立ち去っていった) 」 あなた「……――――?!(去っていくお面屋に手を振ろうとするが、忽然と消えたことに仰天する)………???(まるで亡霊でも見ていたのだろうか?と何度も目元を腕で擦ってみせた) 」 マーニャ「さ~てと、私達は………もうしばらく、ここに残ることにするわ。 」 メディ「…ありがとうございました。皆さま、とても快適に過ごされたみたいで何よりです。また必ず宿泊に参りますので、その際はよろしくお願いします。……ベール様…また行かれましたね…(別れの挨拶をかける間もなく去っていく魔法使いの少女の背を見送りながら)……慶次様たちはこれからどうされるのです? 」 前田慶次「…俺かい?俺もマーニャたちと同じさ。もうちょっとだけここに留まるよ。何せここには別嬪さんがたくさんいるもんでね…へへっ…♪旅館のお手伝いがてら、宴会の賑やかし役として踊ってやるさ!……あんたたちの恋路を、ここから見守ってやっからよ。 ヒロも達者でな。(にかっと笑いながら) 」 ヒロ「おおっ、旨そうだな!ありがとう!(幽々子に)…またな(ベールを見送り)まぁ、きっとまた次のとこに現れる…と思う(惜しむようにその背を見ながら) 」 ヒロ「…あんたもな。あんまりはしゃぎすぎるなよ?(別嬪さんと聞いて慶次に) 」 西行寺幽々子「ええ、また来てね。いつまでも待っているわ~♪ 」 ミネア「皆さんとご一緒したい気持ちもありますが、この場所には…いろいろ思うところもありますから。それに………『来たるべき迎え』を待たなければなりません。 」 ホムラ「……では、行きましょうか…次の冒険へ…♪ 」 天王寺璃奈「そっか……みんなも、元気でね………?(「来るべき迎え」―――その響きに小首を傾げながらも、残る者たちに手を振りながら白玉楼を後にする) 」 あなた「……♪(幽々子たちに見送られながら、花桜が散りゆく階段を下っていった) 」 メディ「それでは、また…―――(幽々子やマーニャたちに深くお辞儀をした後、一同に続くように階段を下っていった) 」 鴉「…………(一匹のソレが「あなた」たちを枝の上から見下ろし)バサバサバサッ!!(そのまま遠方へと飛び去って行った。すくなくともその鴉の瞳は生き物のそれではなかった)」 」 前田慶次「元気でなあああぁぁ~~~~!!(ぶんぶんと大手を振りながら、その姿が見えなくなるまで見送り出す) 」 ヒロ「(慶次の振りに返すように手を上げながら階段を下っていく) 」 西行寺幽々子「……ねえ、妖夢。(一行が旅立った後、花の咲かない西行妖を仰ぎ見ながら、隣立つ彼女へ静かに呼びかける) 」 魂魄妖夢「…幽々子様…? 」 西行寺幽々子「……―――― もう、離れちゃダメよ?剣士の手を優しく、それでも強かに繋ぐ。春のような暖かな微笑みを送りながら) 」 魂魄妖夢「……! ……―――― はいっ…!(忠誠を誓った主に、これ以上とない満面の笑みを浮かべるのだった) 」 たとえ掛け離れることがあろうとも、同じ空の下にいる誰かを感じる「黙想」に、旅人はその背を押されて歩き続ける――― 第4章 "花信は桜木、佳人は不死" ― ××× ― クラウス「……時は来た…――――(暗転した空間の中で、男は肘をついて両手を絡める。目元を覆うバイザーが不気味に点滅する―――) 」 クラウス「――― 今こそ、『 聖杯 』を賜る時が来たのだ ―――」 前半 / 僕らの物語へ戻る