約 56,772 件
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1479.html
ラノで読む 「ああ、穴があったら入りたい……」 忠郎《ただお》は今日の失態を思い出すたびに悶えたくなるような気分になった。今朝隣で寝ている妻が目覚まし時計を寝相の悪さからけったくって壊してしまい、朝寝坊をしてしまったのだ。 学園の事務所で働いているため遅刻するわけにも行かず、忠郎は慌てて支度を済ませて家を飛び出した。 その時に間違ってスーツの上着を裏表逆に着てしまい、その上ズボンのチャックも全開だった。髪もぼさぼさのままだったしきっと学園に着くまでの間街ゆく人たちに笑われっぱなしだったに違いない。なんて恥ずかしいんだろう。これも全部妻のせいだと忠郎は思った。 仕事を終えた忠郎は、今朝のことを恥じながら帰路についていた。残業のせいですっかり辺りは真っ暗で、灯りはわずかな外灯と家々の窓から漏れる光だけだ。 「ちょっとそこの辛気臭い顔したおじ様」 そんな暗闇の中で、若い女の声が聞こえてきた。 声の下方向に目を向けると、外灯の灯りの下に奇抜な格好をした女が立っていた。黒いドレスに黒いとんがり帽子という出で立ちだ。まさに見たままの“魔女”と言った感じがする。コスプレかと思ったが、魑魅魍魎や変身ヒーローが跋扈するこの双葉区において魔女なんて珍しくはない。だがその魔女はトランクを広げ、何やら怪しげな物を並べている。子供の頃に街で見た露天商のようだと忠郎は感じた。 この通りには自分とその魔女以外の人間はいないから「おじ様」とは忠郎のことだろう。やれやれ、まだ自分は三十になったばかりなのにと腹が立ったが、無視するのも気が引け、忠郎は魔女の傍に寄った。 「なんだか悩みがありそうな顔だわ。ちょっとあたしの商品を見ていきなさいよ」 「悩みってほどのことじゃないけどね……きみはここで何を売ってるんだい」 「とあるルートで仕入れたマジックアイテムよ。きっとあなたの役に立つわ」 そう言って魔女は自慢げに商品を紹介してきた。 「これは火蜥蜴《サラマンダー》の尻尾、ライター代わりにちょうどいいわ。もっとも火力を間違えると自分が黒焦げだけど。それにこれはインド秘術の水晶で、人間の死期が見えるの。それでこれは猿の手……のレプリカ」 魔女は次々とトランクから胡散臭い商品を取り出すが、正直興味をひかれるものはない。こんなくだらない物を買うぐらいなら雑誌の広告のパワーストーンでも買った方がいくらかましだろう。 「ん? なんだこれ」 だが忠郎は一つだけ気になるものを見つける。トランクの傍らに置かれた一本のシャベル。それだけがオカルティックな商品の中で浮いていた。 「ああ、それは大したものじゃないわ。異能者の異能を魔術付与《エンチャント》しただけの物よ」 「ふうん。どんな効果があるんだ」 忠郎はシャベルを手に取った。ずっしりとした重量で、ひんやりとした鉄の感触がする。一見普通のシャベルにしか見えない。 「嫌なことを忘れさせてくれる魔法のシャベルよ。それで掘った穴に記憶と関連する物を入れて埋めると、その嫌な記憶を忘れることができるの」 それを聞いて忠郎はピンと来た。これだ。これが自分に必要なものだ。 「それは素晴らしい。いくらだ」 「十万よ」 「じゅ……買えるか!」 「なんて、ここで会ったのも何かの縁、特別に一万円にしてあげるわ」 「そりゃ安い。買った!」 妻にお小遣い制限されている忠郎にはそれでも痛い出費だが、これ一本あればこれから嫌なことがあってもストレスとおさらばできることだろう。しばらく煙草を買うのを控えることになるだろうが。 「それではお買い上げありがとうございました」 魔女は不気味にも黒のルージュが引かれた唇をニヤリと歪ませ、溶け込むように闇の中へと消えていった。 「ただいまー」 すっかり帰りが遅くなってしまったが、忠郎は妻に無理矢理ローンを組まされて買った一軒家――愛しいマイホームにようやく帰宅できた。だが玄関を開けようと思ったら鍵がかかっており、扉を叩いても反応がないため忠郎は仕方なく持っていた合鍵で開ける。 家に入っても電気はついていない。リビングに行くとテーブルの上にはラップにくるまれている夕飯(ほとんどスーパーの惣菜もの)が置いてあった。「チンしてください」というメモが貼られている。 「はあ……」 忠郎は寂しさを込めて肩を落とした。 どうやら妻は先に寝てしまったらしい。しかも晩飯もこれだけとは。一体夫をなんだと思っているんだ。結婚して数年はあんなにラブラブだったのに、と忠郎は幸せな新婚生活を思い出し、今の現実とのギャップに溜息をつく。 「だけど今日はその方が都合いいな」 魔女から買った魔法のシャベルを持って忠郎は庭の窓を開けた。特に手入れをしているわけではないので、ここを掘っても妻は何も言わないだろう。 忠郎はシャベルの先を庭の地面に向けて突き刺す。ここは堅い土のはずだが、まるでカステラでも切るように簡単に掘り進めていける。これも魔法のシャベルの力だろうか。 妻を起こさないようになるべく音を抑えて忠郎は穴を掘っていく。それなりの穴を掘った忠郎は、そこに今朝妻が壊した目覚まし時計を放り込んだ。その後土をかけ直して埋め終わると、すうっと気分がよくなっていく感じがする。 「あれ。俺は何を埋めたんだっけ」 すっかり目覚まし時計のことを忘れていた。それどころか、それに関する忘れたい記憶、寝坊して慌てて支度を失敗したことも忘却の彼方である。もうあの恥ずかしい記憶を思い出すことは無いだろう。 「何を忘れたのかすら思い出せないけど、どうやらこれは本物のようだな」 正直眉唾だったが効果は抜群だ。こいつはいいものを買った。忠郎は良い気分で今日は眠れるだろうと、妻が用意した夕飯を食べ始めた。 それからというもの忠郎は、何か嫌なことや恥ずかしい失敗をした時はこのシャベルでその思い出ごと穴へと埋めていった。 上司に怒られた時はミスして捨てることになった書類を穴の中へ埋めた。 通りすがりの女子高生にあのネクタイキモイとか言われたときはネクタイを穴の中へ埋めた。 エロマンガを買ったのを知り合いの女性に見られた時は泣く泣くエロマンガを穴に埋めた。 子供の頃の黒歴史ノートもおしみなく穴の中へと埋めていった。 「なんだかきみ最近調子いいね」 などと同僚にも言われるぐらい、忠郎はストレス知らずで快適な毎日を送っていた。 いや、ただ一つだけ、大きなストレスの要因が存在する。 「あらあなたお帰りなさい。わたし今からドラマ見るからお風呂沸かしておいてね」 「…………」 忠郎は文句も言うこともできずに、妻の言う通りに風呂を沸かした。 「はあ。仕事で疲れてるんだから風呂ぐらい沸かしてくれてればいいのに。ドラマ見てちゃ飯も当分後だな」 出会った頃はあんなに可愛いかったのに。今じゃこうして自分をこき使うだけだ。 最近妻は外出も多くて自分より遅く帰ってくることがある。一体どこで何をしているのかなんて話もしないし、聞いたら文句を言われそうだから忠郎は問いただすこともしない。 浮気でもしてるんじゃないだろうか、そんな懸念が忠郎の頭によぎった。 「まさかね」 そう呟きながら忠郎はスポンジで風呂桶をゴシゴシと磨いていく。妻はあんな性格ではあるが、見た目は美人だ。そんな妻に忠郎は一目惚れをした。今でも美容管理を怠ることはない。そういう点で言えば理想の妻とも言える。だがそれだけに心配事も多い。 それからも妻は遅く帰ってくることが多く、ますます忠郎は不審に思い始める。そして妻は相変わらず忠郎をこき使った。 「あなた。ゴミ出しておいて」 「うん」 「あなた。晩御飯の材料買うの忘れたから買ってきて」 「うん」 「あなた。肩揉んで」 「うん」 「あなた。狭くて眠れないからもっと隅寄って」 「うん」 なんで自分がこんな思いをしなくちゃいけないんだ。忠郎は妻の言うことに逆らえないままだったが、妻への不信感から、いつも以上のストレスを負い始めていた。 「疲れた……もうこんな生活は嫌だ」 ある晩家に帰ってきた忠郎は、くたびれたようにソファに座り込んだ。仕事では上司にこき使われ、家では妻にこき使われる。仕事でのストレスは穴に埋めて忘れてしまうことができていたが、忠郎は妻のことに関しては今まで穴に埋めてこなかった。 でも限界だ。もうなにもかも忘れてしまいたい。 今日も帰ってきたら妻がいなかった。それどころかいつもは適当でも用意されていた夕飯すらない。 本当に浮気でもしているんじゃないだろうか。自分は妻の奴隷として夫をしているわけじゃないんだ。その上他の男に気を持っているとなったら……疲れ切った忠郎の心の中で、何か黒い感情が湧いてくる。 気が付けば、忠郎は手にあの魔法のシャベルを握りしめていた。 妻のことを忘れてしまえば、自分は楽になることができるだろうか。だけどどれだけストレスを埋めて忘れてしまっても、妻とは毎日顔を合わせ、毎日こき使われる。 ならどうすればいい。いったい何を埋めてしまえば妻のことをすっかり忘れることができるのだろうか。 「…………」 忠郎はぼんやりと、シャベルを見つめていた。 すると、がちゃりと玄関が開く音が聞こえてくる。妻だ。またこんな遅くに帰ってきたのだ。忠郎は虚ろな目で、ズルズルと重たいシャベルを引きずりながら玄関の方へ行き、妻を出迎えた。 「ただいま。あら、何よそのシャベル。庭の手入れでもするつもり?」 妻は悪気無さそうな顔でそう言った。それが余計に忠郎の癇に障り、自然とシャベルの柄を握る手に力が入る。忠郎の怒りと我慢は限界だった。 「お前……今何時だと――」 忘れてしまおう。何かも。 妻のことも、全部。 しかし、忠郎がシャベルを強く握り締めた瞬間、 「あなた。誕生日、おめでとう! はいこれ、誕生日プレゼントよ」 「――え?」 妻は忠郎にプレゼント用の包装がなされた箱を差し出した。 「……誕生日? 誰の、俺の?」 「やだあなた。自分の誕生日が今日だって忘れてたの? これ、いつもお仕事がんばってるあなたのお礼もかねて、新しいネクタイを買ってきたの。ほら、前の趣味の悪いネクタイ無くなっちゃったでしょ」 そう言って妻は忠郎にネクタイの入った箱を忠郎に差し出した。忠郎はただ茫然として、しばらく何も考えられなくなる。 「わたし最近あなたが帰ってくるまで出かけてたじゃない。実はあなたに内緒でコンビニの短期バイトをしてたの。プレゼントなんだし、わたし自身で稼いだお金でプレゼントが買いたかったもの。それに驚かせたかったから黙ってたの。ごめんね、いつも遅く帰ってきて。今日でバイトも終わったから、明日からちゃんと家にいるわ」 妻は新婚の時のような、愛らしい笑顔で忠郎にそう言った。 カラーンっと、忠郎の手から離れたシャベルが床に転がる。代わりにネクタイの箱を握り締め、忠郎の目からは涙が溢れ出る。 「ごめんよ、ごめん……」 気が付いたら忠郎は妻を抱きしめていた。強く、熱い抱擁だ。 そうだ。妻は確かに気が強く、自分を尻に敷くような女だ。ズボラだし、見た目ばかり気にしているが掃除だってろくにやらない。 だけど、それでも自分は妻が時折見せる優しさに惹かれて結婚したのだ。 それを自分は忘れていた。 忠郎は子供の様に泣きじゃくりながら、しばらく甘えるように妻を抱きしめていた。妻はあっけに取られていたが、優しく彼の頭を撫でる。 「もう、そんなに感動しなくてもいいじゃない。遅くなっちゃったけど夕飯の支度しなくちゃ。今日はあなたの好きなハンバーグを作ってあげるわ。誕生日ケーキも買ってあるわよ、コンビニのやつだけどね」 「ありがとう。ありがとう」 それから二人は楽しく食事をした。 忠郎が久しく忘れていた、幸せな食卓であった。 翌朝、忠郎はシャベルを手に持って庭に立つ。 「何をするのよあなた。こんな朝早くに」 眠たい目をこすりながらも妻は忠郎の行動を見守っている。忠郎はシャベルを使って今まで埋めてきた忘れたい思い出の物を総べて掘り返していく。 「もう俺にはこんなもの必要ない」 そうして空っぽになったその穴に、忠郎はシャベルを投げ込んだ。 その上に土をかけると、忠郎はすっかり魔法のシャベルのことを忘れてしまった。 (了) トップに戻る 作品保管庫に戻る
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/4524.html
掘る 発掘道具や発掘作業、ニュータイプの排除などによって、捨て山からカードをドローすること。 語源は、 MTGで、ドローカードなどを使ってキーカードを引き込むことを、俗に「ライブラリーを掘り下げる・掘り進める」と表現する。 茶のドローオペレーション(特に、古いカード)には、カード名が「発掘○○」というものが多い。 これらの複合であると考えられる。 とは言えエラッタなどにより、言わば発掘道具全盛期が過ぎ去って久しい。 この「掘る」という言葉自体を知らないプレイヤーも増えてきたのでは無いだろうか。 上記の通り、MTGでも「掘る」という言葉を、別の意味で使う。例えば、サラサ再臨や内部調査で「本国を掘る」という表現をする人もいる。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2669.html
律「はあ?」 梓「何ですか戻ってくるなり急に…ちゃんと手は洗いましたか?」 唯「それどころじゃないんだよ!お尻を触られたんだよあずにゃん!」 梓「やっぱり洗ってないんじゃないですか!洗ってください今すぐに!」 唯「むう…あずにゃんのゴム手袋さん!」 梓「何ですかその罵倒…」 ジャバジャバ… 唯「はいっ!これできれいになりましたっ!」 梓「ああ、ほら制服で拭かないで…私のハンカチ使ってください」 唯「おっ!ありがとあずにゃ~ん!かわいいハンカチだねぇ~…ほい、ありがと」 梓「どういたしまして。じゃ、練習再開しましょうか」 澪「そうだな、始めるか」 紬「おー!」 唯「おー!…ってそれどころじゃないんだよ!?」 律「ノリツッコミ入りましたー!」 唯「おし、お、お尻を触られたんだってば!」 梓「それは何度も聞きましたよ」 唯「何度も聞いたなら本気にしてよっ!」 紬「お尻を触られたって…まさかトイレに痴漢がいたとか!?」 澪「ひいいいいいいいいいい!?」 梓「痴漢!?た、大変じゃないですか!」 律「唯、痴漢の姿は見たのかっ!?」 唯「ううん。それにあれって痴漢なのかなぁ?」 梓「痴漢…じゃないんですか?じゃあ…」 律「痴女か!?」 紬「わ、私じゃないわ!」 さわ子「私でもないわよ!」 梓「誰もお二人だなんて言ってないです」 澪「どどど、どういうことなんだ唯!?詳しく話せよ!」 唯「う~ん、あのね、私しゃがんでおしっこしてたの。こんな感じで」 律「いや実演はしなくていいから」 紬「ちっ」 唯「そいでね、こう、じょろじょろじょろ~って」 梓「いちいちリアルにやらないでください!わかりますから!」 さわ子「ちっ」 唯「でね、終わってすっきりした~って思ったら、こう、ぺろんって触られたの!」 梓「…つまり個室に唯先輩のほかにもう一人誰かがいた、と?」 唯「うん!」 律「………入った時点で気づけよ!」 唯「え?あ、違う!違うよぉ!個室には私しかいなかったんだよ!」 紬「そうよね…さすがに唯ちゃんでも他に誰かいたら気がつくわ」 梓「まあ、元からいた人が何がしかのリアクションもするでしょうしね」 律「じゃあ誰もいないのにお尻を触られたってことか?」 唯「うん!そうなの!それで私びっくりして、急いで戻ってきたんだよ!」 梓「……つまり結論としては…」 さわ子「気のせい、ね」 紬「…ですね」 律「…だな。おーし練習すっぞー!」 唯「えーっ!?」 唯「気のせいって…そんな殺生な…」 梓「だって誰もいないんだったら誰がお尻を触るんですか?」 唯「それは…トイレの神様、とか?」 律「いるかそんなもん!気のせいでいいだろ?それで誰も困らないしさ」 唯「ううん…でも…わかったよ。気のせいだね!うん、気のせい気のせい!さあ練習練習! 澪「あ、ゴメン。その前に私もトイレ…」 律「何だ澪もかよ…神様に触られんなよ?」 澪「ひいっ!?へ、変なこと言うなよぉ!?」 律「わーったわーった、早く行ってこいって」 澪「も、もう…」 ガチャッ 澪「まったく…唯や律が変なこと言うから…」 ガチャッ、バタン 澪「な、なんか怖いかも…早く済ませちゃわないと」 ちゃぷん、チョロチョロチョロ… 澪「ふぅ…」 ヌッ ぺチョン 澪「ひっ!?」 にゅぐにゅぐん 澪「あ…あああ…」 ぺろりん 澪「いやああああああああああああああああああああああああ!!」 梓「澪先輩遅いですね」 さわ子「大きいほうなんじゃない?」 律「だとしても遅すぎる…まさか!?ちょ、ちょっと行ってくる!」 梓「律先輩!?わ、私も行きます!」 紬「あぁ、待って!私も!」 唯「ほえ?みんなどこ行っちゃったの?」 さわ子「…あなた流石に鈍すぎよ」 唯「?」 律「澪!澪いるか!?返事しろ!澪!」 梓「あ、そこだけ閉まってます!澪先輩!?澪先輩!?」 紬「待って!えーと、すみません中のかた!澪ちゃんじゃないなら違うって言ってください!」 律「…反応がない。やっぱり澪だ!澪!澪!」ドンドンドン!ガチャガチャガチャ! 梓「澪先輩…」 紬「梓ちゃん、肩車しましょう!私にまたがって!」 梓「あ、は、はいです!」 梓「よ…いしょっと…うわっ?」 紬「梓ちゃん、大丈夫!?」 梓「平気です!むぎ先輩こそ重くないですか!?」 紬「ええ!むしろ極楽よ!」 梓「はぁ?」 紬「いいから、早く中を見て!」 梓「あ、はい!し、失礼します、澪先輩!…あっ!」 律「どうだ梓!?澪はいるのか!?無事か!?」 梓「わかりません!」 律「わからないって何だぁ!!」 梓「いるけど白目剥いて失禁してます!」 紬「あらあら~♪」 律「…確かに無事かはわからないなっ!!」 唯「みんな遅いな~」 さわ子「ううん…私も行ったほうがよかったかしら…?」 ガチャッ 律「ただいまっ!」 唯「あ、りっちゃんおかえり~。遅かったねぇ」 梓「ただいま戻りました!えっと…とりあえずソファに!」 紬「うん!澪ちゃん、しっかりして!」 澪「」 唯「あ!澪ちゃんいいな~。むぎちゃん私もおんぶして~」 梓「少しは空気読みましょうよぉ!!」 律「梓!タオル濡らして持って来い!」 梓「は、はいです!」 紬「澪ちゃん!大丈夫!?しっかりして!!」 さわ子「ねえ、一体何があったの!?」 律「わからない…トイレ個室の中で失神してたから…」 唯「トイレで!?」 さわ子「そう…でも、とりあえず命に別状はなさそうね」 澪「うう…」 唯「あ!気が付いたよ!澪ちゃんどうしたの!?もしかしてお尻触られたの!?」 澪「お尻………ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」すとっ 唯「あ、また気絶した」 律「こいつは難儀だな…」 紬「でも…今の反応から考えると、澪ちゃんも誰かにお尻を触られたみたいだね…」 律「気のせいじゃ済まされないってことか…」 唯「ほらー!だから言ったのに!」 梓「唯先輩だって気のせいだってことで納得してたじゃないですか」 唯「そんな記憶はありませんな!」 梓「…それよりどうしましょうか?澪先輩もこんなだし…」 紬「…お茶にしようか?」 律「…だな」 梓「えぇー?」 紬「だって、大きな音を立てたら澪ちゃんに悪いでしょう?」 律「そうそう。澪が起きて、落ち着いて話が出来るようになるまでは先に進めないしな」 梓「まあ…それもそうですね…」 唯「私もそろそろお腹減ってきたしね~」 さわ子「私も~」 梓「さわ子先生はもっと心配して下さいよぉ!」 律「てなわけでむぎ!お茶の準備だ!」 紬「はいは~い♪」 澪「ん…んぁっ…」 唯「あ!澪ちゃん起きた!澪ちゃむぐっ」 梓「唯先輩は喋らないで下さい!」 紬「おはよう澪ちゃん。ほら、お水よ。ゆっくり飲んでね」 澪「あ、むぎ…ありがと…ん、美味しい…」 紬「ふふっ、よかった~♪」 澪「…ふぅ…みんな、ありがとう。それに、ごめん…」 律「なはははは!まあ、気にすんなって!で、澪…話せるか?」 澪「…うん。みんなのおかげで少し落ち着けたからな」 唯「ほれれみおひゃんほほひひほはわわれはお?」 梓「それで澪ちゃんもお尻を触られたの?と言っているようです」 澪「…ああ。さ、触られた…間違いない。あれは…手だった」 さわ子「ふうん…で、犯人は誰なの?というかどこにいたのかしら?」 澪「…便器の中です」 律「はぁ?」 澪「犯人は便器の中にいて、私のお尻を触ってきた。間違いない」 律「便器の中って…いや無理だろ」 さわ子「汲み取り式ならともかく、水洗だものねえ」 唯「はっ!ほうほう!わはひほへんひのはははらへがほびへひはんはお!」 梓「あっ!そうそう、私も便器の中から手が伸びてきたんだよ!と言っているようです」 紬「梓ちゃん、もう手を離してもいいんじゃない?」 唯「わはひほほうほもふお!」 梓「私もそう思うよ!と言っているようです。私もそう思います」 澪「私だってありえないと思うよ。でも、あれはどう考えても…便器から手が出てきたとしか思えない」 紬「ううん…3つの説が考えられるわね」 律「3つ?」 紬「ええ。ひとつは、本当に便器から何者かの手が伸びてきた。もうひとつは、やっぱり勘違い」 澪「か、勘違いじゃない!確かに私は…お、お尻を…」 紬「でも、唯ちゃんの話を聞いて、人一倍怖がりの澪ちゃんが感覚を鋭敏にさせすぎてしまった、ということは考えられるわ」 唯「あずにゃん、えいびんって何?」 梓「シッ!」 紬「幽霊の正体見たり、ということもあるから…滴の跳ね返りや吹き込んだ風を、手の感触と捉えてしまったという可能性もゼロではないと思うの」 澪「うう…で、でも…」 紬「そうだ、と断定しているわけではないわ。そういった可能性もある、というだけの話よ」 澪「わ、わかった。で、最後の説は?」 紬「…何者かのいたずらね。悪意と呼んでもいいのかもしれないけれど」 律「いたずら?」 紬「ええ。あの個室は、しゃがむと隣の個室に壁一枚隔てて背を向ける形になるわ」 梓「確かにそうですね」 紬「隣の個室との間に壁はあるけれど、完璧な壁ではない。下には隙間があるわ」 律「…まさか」 紬「ええ。例えば濡れた布巾を棒の先につけて、隣の個室から下の隙間を通して澪ちゃんのお尻に触れさせれば…」 梓「手の感触と思っても不思議ではない…」 紬「そういうことね。唯ちゃんも澪ちゃんも、手を見たわけではないんでしょう?」 唯「私見てないよ!」 澪「私も…」 紬「だったら、この説も、可能性としてない話ではないわ」 唯「すごいねむぎちゃん!探偵さんみたい!」 紬「ふふっ、そうかしら?」 律「で、名探偵、我々はどうしたらいいのでしょうか?」 紬「ううん…先生はどう思われますか?」 さわ子「そうねえ…面白いからいっそこのまま…」 澪「せ・ん・せ・い!!」 さわ子「……というわけにもいかないので、どうにかするしかないけれど…確証が欲しいわね」 唯「かくしょう?」 さわ子「ええ。現状では単に唯ちゃんの勘違いにおびえた澪ちゃんが失神しただけ、という可能性もあるわけでしょう?」 梓「実も蓋もないなあ」 さわ子「それだけでは問題にはできないもの。もっとサンプルケースが必要ね」 律「サンプルケース…ってまさか…」 さわ子「というわけで、囮捜査をしましょう!」 律「あー、やっぱりかー」 さわ子「というわけで善は急げ!トイレに直行よ!」 紬「おーっ!」 梓「ノリノリですねむぎ先輩…」 澪「じゃ、じゃあ私はお留守番を…」 さわ子「何言ってるのよ!当事者が来なくちゃ始まらないわよ!?」 澪「ひいい…」 律「あ、でも澪は残ってたほうがいいかも」 澪「り、律ぅ…ありがとぉ…」 律「制服とか洗ったほうがいいし」 澪「…へ?」 律「お前トイレで失神して失禁してたんだぞ?だからきっとあちこちに…」 澪「…あふん」 唯「…澪ちゃんが恥ずかしさのあまりまた失神したよ」 梓「かえって好都合です。行きましょう。あ、そういえばむぎ先輩はいいんですか?澪先輩をおぶってきたから…」 紬「うふん、いらぬ世話というものよ~♪」 律「とりあえず行く前に段取りを説明してよ、さわちゃん」 さわ子「え?」 律「…いや、囮捜査ったって具体的にどうするんだ?」 さわ子「トイレでおしっこをするのよ」 律「うん…それで?」 さわ子「えっ?」 律「…おしっこをして…その後は?」 さわ子「…むぎちゃん!」 紬「あ、はい!えっとね…今なら起こったことに対して冷静に分析・対処ができるでしょう?」 律「んー…まあ、そうかな」 紬「まず、風などが原因だったなら、その出所を探して、対処をすればいい」 梓「なるほど。目立たないところに穴か何かが開いていたなら、塞いでしまえばもう大丈夫ですね」 紬「ええ。それから、もし誰かのいたずらだったとしたら、犯人をその場で押さえてしまえばいいわ」 唯「うーん…でもさ、みんなで行ったらばれちゃわない?」 紬「もちろん、全員でトイレには入らないわ。一人が入って、他の人は少し離れたところで待機するの。階段の辺りかな」 梓「一人か…ちょっと怖いですね…」 紬「そこは勇気ね。で、何かあったら大声を出すの」 律「外まで聞こえるか?」 紬「多分大丈夫よ。それで、待機班が駆けつける。先生もいるから、きっと大人しくお縄を頂戴するわ」 律「もし逃げられちゃったら?」 紬「もし逃げられたとしても、それで懲りてもうやらないと思うの。結果的にはいたずらを止めることが出来るわ」 唯「おお、なるほど!」 紬「もし便器から本当に手が出てきたなら…まあそれはその時になってから考えればいいわ。流石にややこしすぎるから」 梓「何も起きなかったらどうしますか?」 紬「その時は一旦撤退しましょう。それから時間を置いてまた挑戦してみるの。それでも何も起きなければ、結局気のせいということで丸く収まるわ」 さわ子「と、いうわけよ!どう?素晴らしい作戦でしょう!?」 律「…説明したのむぎじゃん」 さわ子「ごくろうだったわ我が弟子!」 紬「ありがとうございます~♪」 律「…ああなんかもうめんどくさい!さっさとトイレ行くぞ!」 唯「おーっ!」 梓「お、おーっ」 2
https://w.atwiki.jp/testest-umigamedb/pages/2175.html
2022年1月15日 出題者:mi タイトル:「お尻を出した子一等賞」 【問題】 女は初めての時、1番だったのに皆に勝てなかった。 次の時は1番じゃなかったけど、余裕で勝てた。 一体どういうこと? 【解説】 + ... 女は市議会議員選挙に、新人無所属で立候補した。 街頭ポスターの貼る場所が1番の場所になったが、無名のため、結果は落選。 次の市議会選では海亀党から立候補し、海亀党の有名な国会議員と写ったポスターを用意。 ポスターの貼る位置は1番ではなかったが、海亀党の力のおかげで余裕の当選をはたした。 配信日に戻る 前の問題 次の問題
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/334.html
小鳥「千早ちゃんのお尻を開発!」P「ひゃっほう!」 執筆開始日時 2012/08/01 元スレURL ログ速URL 概要 千早「ちょっと!外して下さい!」 P「いや、外したら殴られそうだし」 小鳥「あれだけ絶頂を迎えたら、そんな体力ありませんよ」 P「それもそうですね」 小鳥「実は千早ちゃん、お尻の方の素質アリのようですから」 P「うむ、なら是非もないな」 タグ ^音無小鳥 ^如月千早 ^天海春香 ^R-18 まとめサイト 森きのこ!
https://w.atwiki.jp/mihoyowikiunofficial/pages/887.html
目次 性能ステータス スキル1 スコップ! スキル2 營戒! 入手方法 説明 関連項目 性能 ステータス No. 名前 3835 宝物を掘るホム 小分類 種類 ☆ 神格覚醒 設置・誘導人形 異彩 5 属性 HP 継続時間 残弾数 物理 19800 20 9
https://w.atwiki.jp/foxteils/pages/19.html
とりあえず基本からいきます。 また、これは私の個人的な見解ですので、これが正しいというわけではありません。 BGの主な攻撃手段は、言わずもがな空中爆撃(以下ABM)と地上爆撃(以下GBM)の2つです。 ABMはlvl50から、GBMはlvl20から覚えることができますが、 実用性からはABM lvl78、GBM lvl74はほしいところです。 使用するサブ武器はバウーで考えます。 1.ABMとGBMの違い ABM ミサイルのホーミング性能を無くす代わりに、同時発射数が増えます。 発射されたミサイルはそのまま直進し、何かに当たるか装備しているレーダーのサブ射程距離まで進むと爆発します。 ABMで撃たれたミサイルは、速度400以下のものは速度400まで上がり、 それ以上の速度をもつミサイルであれば、そのミサイルの速度が適用されます。※速度の値は体感です また、近接信管をもっている為、直撃させなくてもHitします。 余談ですが、この近接信管の範囲は、爆発範囲のエンチャントで広がります・・が、ネタ武器にしかなりません。 このスキルの利点は、ミサイルの同時発射数を増やす為、瞬間火力が上がります。 ちなみに、IGに似たスキルの"フレンジ"というものがありますが、あれは 発射回数を増やします。 GBM こちらもミサイルのホーミング性能を無くす代わりに、同時発射数が増えます。 ABMと違って、発射されたミサイルは前下方に落下するようになります。 スキルを使用すると、目安程度のマーカーが地面に表示されます。 また、射程はレーダーのサブ射程距離ではなく、ミサイルの射程距離が適用されます。 このスキルの最大の利点が、同時発射数の増加がABMより多い上に、攻撃力アップ補正がかかります。 しかし、こちらは近接信管がありません。※これも体感です スキル説明の爆発範囲は、地形等にあたって爆発したときにその範囲内にれば敵機を巻き込める・・という感じです。 このスキルの利点は、瞬間火力の増大がABM以上であり、これに耐えれる人は早々いません。 しかし、弾道が特殊な為、空を飛んでいる相手に当てるには相当練習がいります。 2.使い分ける 昔(未来?)の人は言いました、"当たらなければどうということはない " 折角の火力も当たらなければ意味がありません。 相手によって使い分ける必要があります。 ABM 対IG、BG、MG、AG・・ってあれ、全部じゃね? 具体的に言えば、"機動で飛んでいる相手"にはABMを使います。 もっとわかりやすく言えば、とりあえず攻撃するときはABMです。 クネクネ飛んでいる相手にGBMを当てるのは、基本的に考えない方が良いです。 GBM 地面にいるAG、回復しようと逃げているMG。 むしろ、このケース以外は全部ABMでFAとも言えるでしょう。 シージモードを発動していないAGは、実はあまり上を向くことが出来ません。 なので、遠距離高高度からGBMしても、結構そのまま食らってくれます。 もちろん、至近距離からの攻撃も地上にいるAGに対してはGBMです。 普段はリバースエンジンなどで高機動を誇るMGですが、 被弾が重なって煙が出そうな状態から自己回復しようとする時、直進する人が多いです。 なので、後ろから追いかけて相手に張り付くか、ちょっと上からGBMすれば全弾Hitします。 同じように、MGがスキル"無敵"を使用すると同じような動きをする人が多いので、 無敵終了直後に同じようにお尻を掘ることが出来ます。 3.応用編 ABMは相手の背後から撃っても、ミサイルに速度が無い為、 撃った瞬間に近接信管が働く至近距離か、失速している相手にしか基本当たりません。 かといって、正面から撃っても、ロールで回避されてしまいます。 そこで登場するのが、ターンアラウンド(以下TA)とバックムーブマッハ(以下BMM)です。 TAは、その場で反転します。 BMMは、高速で距離1000バックします。 TA ABM TAを使用してABMを撃ちます。 自分からは普通に撃ってるように見えますが、 相手からはミサイル自体が反転して飛んできているように見えます。 そのため、ミサイルがこっちに飛んできていないのに当たるといった現象がおきます。 使いどころは相手が後ろにいるときにやるといいでしょう。そのまんまですね。 但し、相手が自分を追いかけている時は、距離に注意しないとTAした瞬間は相対的に一瞬その場に止まる為、 逆に攻撃を受けてしまいます。 BMM ABM(GBM) BMMを使って、バック移動している間にABMもしくはGBMを撃つだけです。 この攻撃方法の最大の特徴は、 BMMで発射間隔が開くから当たる・・という人もいますが、それは問題ではありません。 重要なのは、同期ズレにより見た目の表示と実際の当たり判定が大幅にズレるということです。 見た目より、0.7秒くらい遅れて当たり判定が来る為、見た目通りにロールすると、全弾直撃する羽目になります。 また、上記のTA ABMとあわせて、TA BMM ABMというのもあります。 相手に自分を追わせて、TAし、そのままBMM ABMを撃つという方法です。 結構当りますが、リクール時間中、ずっと相手のターンになってしまいます。 ちなみにBMM GBMをする場合は、 正面からなら相手より高い高度を取り、機首を下げてBMMをして後ろ斜め上に上がるようにしてGBMを撃つと、 GBMの落下角度分が補正される+相手がそのままこっち向かおうと自分から角度をあわしてくれる為、 当たりやすいです・・が、熟練者にやろうとすると読まれて射線を外されてしまう可能性は高いです。 BMM ABM(GBM)の使いどころは、 相手がこちらの攻撃(ABM、GBM)をロールで回避しようとしているorこちらを攻撃しようと射線があっている状況で使用するといいです。 具体的には正面からとか、相手がこちらの死角をついていると思って側面から突っ込んできているときとかです。 また、火力か防御力に自信があるなら、相手が後ろから追いかけてきているとき、 被弾前提でそのままBMM ABMもしくはGBMを撃ち、力技でぶち当てる方法もあります。 参考までに、どのくらいズレているかの検証動画をあげておきます。 ABM検証動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm4550597 撮ったのは海外版のときですが、日本版AOでもズレは大差なかったです。 大まかなBGの空戦は以上になります。 とりあえず、TA ABM、BMM ABMを使いこなしましょう。
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2670.html
さわ子「はいっ、ここで一旦ストップよ!」 梓「で…誰が囮になるんですか?」 律「そりゃあお前…梓だろ」 梓「なっ、何で私なんですか!?」 律「だって一番後輩じゃん?危険をおっかぶるのは若手だろ~」 梓「そ、そんなのひどいです!律先輩が行ってくださいよ!部長なんだし!」 律「何をう!?部長の身に何かあったらどーする気だ!?」 梓「次期部長の身こそ大事です!未来の軽音部に響きますよ!?」 律「い、言うようになったじゃないか…!」 唯「んじゃ私が行こうか?」 律梓「それはちょっと」 唯「ええ~!?」 さわ子「さっさと決めなさいよ~」 律「じゃあさわちゃんが行ってくれよぉ!」 さわ子「先生が生徒用のトイレを使うわけにもいかないでしょう?もしいたずらだったとして、先生にまでやるとは思えないし」 紬「私が行こうか?」 梓「むぎ先輩は駄目です!」 紬「え?どうして?」 梓「だ、だって…な、何か駄目なんです!ね?律先輩?」 律「ううん…確かにむぎは…駄目だな」 紬「?」 唯「やっぱりここは私が一肌」 律梓「脱がなくていいです」 唯「えええ~!?」 律「何だよ梓~、もしかして怖いのか?情けないな~、お子ちゃまだな~?」 梓「…そうです!私、すごく怖いです!」 律「なっ!?」 梓「その口ぶりから察するに、律先輩は怖くないんですよね?じゃあお願いします!行ってきて下さい!」 律「い、いや、今のはその…」 梓「私は怖がりなんで、怖がりじゃない律先輩、囮になってきてください!」 律「あ、あうう……わ、わかった!行ってきてやろうじゃんか!」 唯「おおー!頑張れりっちゃん!」 紬「頑張って~♪」 梓「藪を突付いて蛇を出す」 律「うるせーなかの!」 律「じゃ、じゃあ行ってくるからな!ちゃんとここにいろよな!?な!?」 梓「大丈夫ですからちゃっちゃと行ってきて下さいよ~」 律「な、中野ォ…」 紬「大丈夫よ。何かあったら大声を出して知らせてね。あ、ちゃんとおしっこもしてね?」 律「あんましたくないんだけどなあ…おしっこ、しなきゃ駄目か?」 紬「大きいほうでもいいんだけど…」 律「そういうことを言ってんじゃないって!」 紬「ふふっ、ごめんね。でも唯ちゃんも澪ちゃんもおしっこをしている時に感じたわけだから、その方がいいと思うの」 律「そっか…そうだよな、おしっこしたほうが自然だしな…わかった、行ってくる!」 さわ子「てきとーに頑張ってね~」 律「…はぁ、やだなーちくしょー」 ガチャッ 律「さーて、一発おしっこしでもてすっきりするかー!」 律「(不自然な独り言だ…ああ、また藪蛇だなこりゃ…)」 律「(さて、と…澪がぶっ倒れてたところがいいんだよな?)」 ガチャッ 律「(……そういや片付けしてなかったなあ。床が妙に濡れてるし…)」 カラカラカラ…ぐいぐいっ 律「(…普通におしっこして、終わったらすぐ出て来ていいんだよな?だったらさっさと済ませたほうがいいな)」 律「んしょ…っと」 シュルッ 律「(んん…風とかは全然感じないよな…?てことはやっぱり…いたずら説が有力か)」 ちろっ、ちろちろっ 律「(あんま出ねーなあ…)」 ヌッ さわん 律「ひっ!?」 さすさすさす 律「ななななななな…」 ぐにゅん 律「うわあああああああああああああああああああああああああああ!!」 梓「何か聞こえました!」 さわ子「気のせいじゃない?」 バタン!! 律「ひあああああっ!?うお、うあああああああああっ!?」 ドタン! 梓「律先輩!?」 さわ子「あ、やっぱりりっちゃんの声だったのね」 律「お、大声出せば来てくれるんじゃなかったのかよぉ!?」 紬「ごめんね、意外とこっちまで響かなかったの~」 律「は、薄情者ぉ…」 梓「あ!は、犯人!逃げられちゃいます!」 紬「そうだわ!行きましょう、梓ちゃん!先生!」 さわ子「よしきた!」 梓「はいです!」 律「ま、待って、待てって…そ、その必要は、ないから!」 紬「え?」 梓「必要がないって…いたずらじゃなかったってことですか?」 唯「ってことは…やっぱり気のせい?」 さわ子「だとしたらりっちゃんビビりすぎよ?ショーツが足に絡まったままだし…」 梓「あ、本当だ」 紬「まあまあ~♪」 律「ち、違わい!風やらなんやらでこんなになるかよっ!」 紬「ということは…ええ!?」 律「そうだよ!本当に便器から手が出てたんだよ!」 唯「よっしゃあー!!」 梓「ガッツポーズ!?」 紬「ほ、本当に!?布巾とかそういうのの感触じゃなかったの!?」 律「ああ…間違いない。あれは…あの動きは手だ」 梓「…それこそ勘違いじゃないんですか?手で触るように布巾を動かしたとか…」 律「布巾が私の尻を掴むのか?」 梓「つか…!?」 律「そうだよ!私は確かに…お尻を掴まれたんだ!指の一本一本に…力が入っていた」 さわ子「隣の個室から手を伸ばしたという可能性は……ないわね。腕が通るほどの隙間じゃないし」 律「うん。それに手の位置も…ちょうど便器の中から上に向かって、こう、手を伸ばした感じだったし」 紬「じゃ、じゃあやっぱり…」 唯「トイレの神様のしわざだ!」 梓「神様はそんなことしません!」 さわ子「これはまたどうも…面白いことになってきたわね」 律「面白がるなっての!あー、肝が冷えたー」 紬「と、とりあえず…部室に戻りましょう?対策を練らないと…」 唯「そうだねぇ、神様を捕まえないといけないもんね」 梓「さらっと畏れ多いこと言いますよね…」 紬「捕まえるかどうかはともかく、何とかしないと。澪ちゃんがおびえてお手洗いに行けなくなっちゃうわ」 律「だなー。この話をした時点でトイレ行けなくなるような気もするけど」 さわ子「…じゃあみんな、後はよろしくね。私は職員室に戻るから」 梓「他の先生に話してくれるんですか?」 さわ子「ううん。今日やった小テストの採点しなくちゃいけないから…」 梓「えっ!?じゃ、じゃあトイレの話は…」 さわ子「まさか~、こんな馬鹿みたいな話、他の先生方に出来るわけないでしょ?だからあなたたちだけで何とかしてね?ばっはは~い!」 すたこら 律「…逃げたな」 ガチャッ 澪「あ、お、お帰り…」 唯「たっだいま~!おっ!澪ちゃんジャージだね!」 澪「ふ、服のことには触れないでくれ…で、どうだった?」 律「んあー、やっぱり便器から手が生えてたみたいだわー」 梓「はい。律先輩はお尻をわしづかみにされたそうです」 澪「…ひうん!」 すとん 梓「例によって失神です…」 律「ああもうほっとけほっとけ!どうせ起きてても戦力にはならん!」 紬「とりあえずお茶淹れるね~♪」 律「あー、頼むわ…喉がカラカラだぁ…」 律「おふぅ………んで、どうするよ?」 唯「このままだとおしっこするたびお尻をわしづかみにされちゃうもんねえ」 梓「そ、それは物凄く嫌ですね…」 紬「そうよね…冗談じゃないわ、何様のつもりなのかしら!」 唯「むぎちゃんも怒ってるよ!」 律「なんかベクトルが違う気もするが…まあいいや。で、具体的にどうする?」 梓「…というかそもそも、その手は一体何なんですかね?」 唯「トイレの神様だよ!」 梓「…そのフレーズが気に入っただけですね?」 唯「うん!」 律「でも…人じゃないよなあ?」 梓「やっぱりおばけですかね…?」 唯「あ!あのね!下水道にはすごく大きいワニが住んでるらしいんだよ!」 梓「はい?」 唯「あのね、昔ペットのワニを捨てた人がいてね、そのワニが下水道の中で大きく成長したんだって~!」 律「ああ、何か聞いたことあるな…でもそれ都市伝説だろ?」 唯「え~?でもテレビでやってたんだよ~?」 梓「…で、結局何が言いたいんですか?」 唯「だからね、トイレの下の下水道に…いるんだよ!」 紬「何が?」 唯「大てながざる!」 律「却下ー」 唯「えぇー?」 唯「下水道に住む大てながざるが下水管にその長い腕を入れて…」 律「まあ、正体とかは後回しだ!まずは目の前の問題を解決することだな!」 梓「そうですね。で、どうしましょうか?保健所に連絡するとか…」 紬「難しいところだと思うわ。さわ子先生が言っていたように、事態はあまりに荒唐無稽だもの。信じてもらえるとは思えないわ」 梓「まあ…そうか、そうですよね…」 律「私らで何とかできればいいんだけどなあ」 唯「じゃあ捕まえよう!」 梓「…危険じゃないですか?」 唯「大丈夫だよ!お尻を触るだけだから、きっと大人しい大てながざるだよ!」 紬「ううん…確かに捕まえられれば手っ取り早いけど…」 紬「でも捕まえるとなると…また囮が必要になるよね」 律「梓!」ぽん! 梓「ええっ!?い、嫌です!絶対に嫌です!」 律「何だよ~、私が行ったんだから今度はお前だろ~?」 梓「だ、だって律先輩の時と今度とは違うじゃないですか!」 律「違わないって!トイレでおしっこするだけだって!」 梓「その後で確実におばけに触られるじゃないですかぁ!」 唯「囮だから、捕まえられるまでずっと触られ続けなきゃだしね」 梓「嫌です!怖いです怖いですぅ!」 紬「ううん…困ったわ…」 コンコン、ガチャッ 和「ちょっといいかしら?」 唯「あ、和ちゃ~ん!」 律「おーす。どしたー?」 和「唯の教科書が私の荷物に入ってたから持ってきたのだけど…どうして澪はジャージで寝てるの?」 唯「失神してるんだよ!」 和「…何故?」 律「んまあ…色々あってな」 唯「大てながざるにお尻を触られたんだよ!」 和「…なるほど、よくわかったわ」 律「流すな流すなー」 3
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1178.html
【名前】シップウジンライ 【年齢】人間で言えば20代半ば 【性別】雄 【職業】乗馬用の馬(元競走馬) 【性格】至って温厚 【身体的特徴】茶色のサラブレッド種の馬。肉付きは良い 【服装】無し 【趣味】走る事 【特技】やっぱり走る事 【経歴】競走馬だったが怪我により若くして引退。乗馬用の馬として余生を送っていた。 一年程前、飼育されている牧場に侵入した碓井守夫、狼我秀秋、二宮優光に、 欲情させられる薬を飲まされ、碓井守夫の尻を掘ってしまった。だが以来、 碓井守夫と親密になった 【備考】足を怪我したが、一応走る事は可能 ≪本ロワでの動向≫ 現データ 004 スタンス ? 初登場話 004 最終登場話 004 登場話数 1話 現在 一日目深夜にロディオンに捕食される ≪キャラとの関係(最新話時点)≫ キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 碓井守夫 友好 碓井さん 薬で欲情させられ尻を掘る。その後親密に 再会せず 狼我秀秋 中立 ? 碓井の友人。薬で欲情させられ尻を掘る 再会せず 二宮優光 中立 ? 碓井の友人。薬で欲情させられ尻を掘る 再会せず ロディオン 敵対 グリフォン 捕食される 004
https://w.atwiki.jp/sengoku-taisen/pages/356.html
掘る 三国志大戦でも使われている単語で、おおまかに2種類の意味がある。 伏兵を「掘る」 戦場で敵の伏兵を探し出す行為。 相手の伏兵を放置しておくと、大事な時に自軍の高武力低統率力の武将が踏んで撤退、 伏兵状態からダメ計などの計略を不意に撃たれる(ステルス計略)などの被害を受けてしまう。 これらを防ぐためにも伏兵は早いうちに暴いてしまいたい。 なお自軍の被害を最小限に抑える為に、伏兵を掘る担当は「低コスト・高統率」の武将が望ましい。 機動力があって生還率の高い騎馬隊であれば尚良し。 カードを「掘る」 目当ての武将カード(主にSRやSSなどの高レアリティーのカード)を引き当てる目的で連続プレイする行為。 「カードの山の中に埋もれたレアを発掘する」と言えばわかりやすいだろう。 より多くのカードを手に入れるために効率を重視すると、無制限台や時間貸し台で初心の章か群雄伝の簡単な章をひたすら消化するのが常套手段だと思われる。 トレーディングカードゲームである以上、目当てのカードのために掘るのも立派な楽しみ方のひとつではある。 しかし、他のプレイヤーを無視した連コインや複数人での筐体占拠というルール違反は御法度である。 あまり混んでいない時間帯や無制限台を利用しよう。 逆に無制限台で掘っている人を貶すのもやはりルール違反。 ゲーセンのルールには従うようにしましょう。