約 4,219,020 件
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/1672.html
佐々木「悪いな。助かるよ佐々木。」 佐々木「まったくキミは、僕がいないと何もできないと言うんじゃないだろうね。」くっく 佐々木「…そうだな、おまえがいないと俺は困る。」「佐々木、俺とずっといてくれないか。それこそずっとだ!」 佐々木「キョン…///」 女子A「うわ。またブツブツ言ってるよ、キモ。」 女子B「ほんとヤバクね?アイツ。」 橘「……佐々木さん…。」 佐々木「学校で、みんなとあんま仲良くやれてないのか?」 佐々木「ん…まあ、それなりにだよ。」「それにキミとこうやって話をしているだけで僕は正直他なんてどうでもいいんだ。」 佐々木「…おまえらしいといえば、おまえらしいが、…あんま無理すんなよ?」 佐々木「くっく。相変わらずキミは優しいんだね。」「でもきっと僕以外にもそうなんだろうね、うん、そんなキミだから僕は…」 佐々木「違うぞ佐々木。」 佐々木「え?」 佐々木「ここ最近…ええい、恥ずかしいがここんとこお前のことしか考えてないんだ。お前の元気のない顔を見て、その、俺がなんとかしてやりたいとずっと考えていたんだ!」 佐々木「…キョ、キョン///」 男子A「始まったよあの独り言。顔はマトモなんだがな~」 男子B「確かに、もともとキモイ言動のプラマイゼロだったのに、あれはな~。」 橘「……。」 橘「…これが最近の佐々木さんの学校生活での日常です。」 藤原「…どこぞの頭のおかしい女、いや人間といったほうがいいか、たいして変わらんな。気味が悪い。」 九曜「ここ1週間__校内で他人との会話__ない。」 橘「もともと孤立していたのに、独り言を言うようになってさらに拍車がかかって…。」 藤原「自業自得だ。」 橘「! そんなことないです!悪いのは他の人たちです!」「女子の一部が佐々木さんの容姿に嫉妬して佐々木さんを教室で孤立させるようなことしたのが始まりで、男子は男子で最初はかばってたのに、一部が佐々木さんに振られた腹いせに色んな悪口をひろめて…。」 橘「そりゃ、佐々木さんの喋り方とか、立ち振る舞いとか、ちょっと他の人とは違うなーって思うけど、みんなから仲間はずれにされることはないのです!むしろ魅力的なのです!」 藤原「ふん。いつの時代も異質なものは集団から徹底的に疎外される、なんと変わらぬ愚かさだ。」 藤原「で?会話の内容から察するに、あの女が現在、学業以外に精神の拠りどころにしているのは例のあの…」 橘「はい。キョンくんです。」 キョン「よ、佐々木。」 佐々木「キョン?キョンじゃないか。久しぶりだね!」 キョン「佐々木はこれからどっかいくのか?」 佐々木「うん。これから塾にね。キミこそどこかにいくのかい?ふふ、その様子だとこの後何もやることも行くあてもなくブラブラしているようだけど?と、すまない流石に失礼だったかな?」くっく キョン「うっせ。あー、悔しいがその通りだ。今日は暇でな。」 佐々木「くっく。その暇な時間を使って学業に精を出すというのもいいと思うんだが、キミはどう思う?」 キョン「いや、悪いがそれは遠慮しておこう。おまえみたいに進学校に行きながら塾に通うなんざあと百回生まれ変わっても俺には無理だろう。」 キョン「………そうだ、佐々木。塾までちょっと時間はないのか?」 佐々木「時間?んーそうだね、悪いが正直あまりないんだ。いつもは余裕をもって学校を出れるんだけどね、」 佐々木「……」 キョン「佐々木?」 佐々木「あ、いや、そのちょっと用事があってね、今日は学校を出たのが遅かったんだ。」「それより時間がどうしたんだい?」 キョン「いや、久々にお前に会った訳だし、何より俺は今日暇だからな。ゆっくりお前と話がしたかっただけだ。まあ、時間がないならしょうがないが…、また次の機会にするか。」 佐々木「!? いや、ちょっと待ってくれキョン。僕もキミと久々に会えたのにこのままハイまた次の機会にというのは少し、さ、寂しいよ。」「そ、そうだね、たまには塾を休んでも…」 キョン「あー、それには及ばん。終わるまで待ってるよ。少し遅くなっても平気だろ?いや、なに、言ったろ?俺は今日暇なんだ。」 佐々木「そ、そうかい///じゃあキョンのお言葉に甘えるよ、少し、いや大分待たせることになるけど終わったらまたここで待ち合わせしよう。」 キョン「おう。しっかり頑張って来い。」 佐々木「くっく、僕は塾で頑張った、とうことは一度もないのだけれどね。それじゃ、キョン、後で。」 キョン「あ、そうだ佐々木。」 佐々木「ん?何だい?」 キョン「……いや、何でもない、また後でな。」 塾の休み時間 佐々木(はあ、今日の講義はまったく耳に入ってこないな。これは帰って復習を完璧にしないとね。」 佐々木「……キョン。」 佐々木(キョン、キョン、キョン…///。久々にキミの声が聞けた。僕の目の前にキミがいた。) 佐々木(キョン…嬉しいよ。僕のために塾の終わりを待ってくれるなんて…、なんて優しいんだい。) 佐々木(…そ、それともキョンもそんなに僕と話をしたかったのかな。……ああ、キョン、キョン、…) ブツブツ 男子C「おい、あれ、例の…。」ヒソヒソ 女子C「そうそうウチの学校で有名な頭のおかしい、佐々木って娘よ。」ヒソヒソ 佐々木「キョン、お待たせ。」 キョン「おう、終わったのか。お疲れ様。」 佐々木「この時間になると肌寒くなってきたね、キョン寒くなかったかい?すまない、こんな時間まで待たせて。」 キョン「いや、俺は一向に構わんぞ。待つといったのは俺だしな。」「それより佐々木こそ寒くないのか?飲み残しでよかったら飲むか?まだ温かいぞ、もちろんブラックだ。」 佐々木「あ、ありがとう、キョン。せ、せっかくの君のご好意だ、甘えようじゃないか。」 佐々木「……。」ズズ キョン「…こうやってると昔を思い出すな。あのころと違って塾帰りってのはお前だけだが。」 佐々木「…そうだね。君は自転車を押しながら、二人で星を見ながら帰ったりしてたね。」 佐々木「……。」 佐々木「あの頃は、…楽しかったな。」 キョン「なあ、佐々木。」 佐々木「なんだい?キョン。」 キョン「…学校は楽しいか?」」 佐々木「ビクッ ……え、学校かい?…う、うん、まあそれなりといったところだね。」 「君がいればもっと面白くなるのかな?くっく。」 「でもせっかく進学校に入学したんだ、今は勉強に重きを置いててね、交友関係は多少おろそかになりがちかもしれないが、まあ、うん、それなり、だよ。それに一概に『学校が楽しい』といっても何に楽しさを見出すのかは人それぞれだしね。」 キョン「……。」 佐々木「……いや、でもここは素直に言うべきなのかな、うん、学校、すごく楽しいよ。」ニコッ キョン「…そっか…。」(笑顔…。) 佐々木「キョンこそどうなんだい?まあ聞かなくても実に充実した学園生活を送ってそうだけど。涼宮さんだったかな、とキミたちの武勇伝がウチの学校にまで届いているよ。くっく」 キョン「ああ、お察しの通りだ。楽しいかどうかは、また別の話だがな。」(残酷なこと聞いちまったな…。) 数日前 キョン「……佐々木がか!?」 橘「コクリ」 キョン「ちょ、ちょっとまってくれ、あいつは人に好かれることがあっても、嫌われるようなやつじゃないだろ。」 キョン「そうさ、あいつは男にだって気を遣わせないようにと口調を変えたりするくらい気のきくやつなんだ、お前らも知ってるだろ?」 キョン「しかもあいつと話してるとな、これまた話が面白いんだが、それだけじゃない、何か学んでる気になるんだ。あいつの頭の良さが言葉に滲み出てるんだと思うぞ。」 藤原「フン、その口調だがな、あの女の周りにいる低脳な女どもからすれば、男に媚を売っているようにしかみえないんだとさ。」 橘「…それに、佐々木さんの理知的なしゃべり方も一部の男子にとってすごく屈辱を与えるそうなんです。一応、進学校ですからね、プライドみたいなのがあるんでしょうか…。」 藤原「安いプライドだ、くだらん。やはりこの時代の人間は___」 キョン「…そんな…。」(あの、佐々木が…。) 橘「お願いですキョンくん。佐々木さんを助けてあげてなのです。」 キョン「助ける、ってたって、どうすれば…。」 橘「今度、一度でいいんです。佐々木さんに会って、そのときいっぱいいっぱい大切にしてあげて下さい!」 藤原「……それには賛同しかねるな。」 橘「ど、どうしてですか!?」キョン「…俺も聞きたい、どうしてだ。」 藤原「お前たちの思考は浅はかというしかないな。なるほど、あの女はお前に会い、自身で思い描いた状況を擬似的に過ごすことで一時の精神の安定を得るだろう。しかしな、そんなものは一時にすぎない。」 藤原「お前と別れた後、あの女に待っているのは日常という名の現実だ。」 藤原「お前と過ごしたひと時とのギャップに再び絶望し、むしろ会ったことによってますますお前への依存度が高くなるに違いない。あとは言わなくてもわかるだろう。」 九曜「彼女の__妄想は___閉鎖空間に___近い。」 橘「……う、確かに、…でも…。」 藤原「ふん。だがまあ、会う、ということについては賛成だ。」「だが、そこでお前がするのはあの女に中途半端な言葉をかけることじゃない。」 藤原「あの女と完全に決別するんだ!」 キョン&橘「…なっ!?」 藤原「簡単なことだ。今あの女が依存しているのは学業を除けばお前くらいだ。ふん、それこそ友情というものでは片付けられないくらいな。」 藤原「だったら、その拠り所をなくしてしまえばいい。もともと不安定な拠り所だ、あの女はずっとお前のことを思い続けてたらしいが、お前のほうはどうだ。」 藤原「あのいかれた女と忙しい毎日を過ごしてた間、一度でも我らが佐々木サマのことを思い出したことあるのか?ないだろう?」 藤原「だったら、できるだろう。何、今までと同じだ。きっぱりお前との関係、残念だがあの女が望むような関係はもうすでに実現不可能だということを教えてやったらどうだ。」 キョン「俺と佐々木はそんなんじゃない!!あいつと俺は親友なんだ、それこそ他のやつらとは比べ物にならんくらい大切な…」 藤原「あの女はそう考えてない。」 キョン「…っ!」 橘「で、でもでも、そんなことしたら、佐々木さん、壊れちゃいますよ絶対!もしかして、ショックで自分で…うう、」グスッ 藤原「その危険性もあるが、このままという訳にもいかんだろう。いい機会だ、個人的にはそろそろ別の『鍵』を探すべきだと思っていたんだ。」 藤原「何、おまえ自身にもメリットがある。今まで一瞬でも思い出さなかった『親友』など忘れて、今身近にいるやつらとの活動に専念できるだろう?こちらとしてももうお前たちとは関わりをもたないからな。」 橘「そんな、そんな… 」 キョン「俺は、俺は、……。」 キョン(俺はどうすればいいんだ。) キョン(佐々木……) 佐々木「キョン?どうしたんだい、さっきから難しい顔して。」 キョン「…佐々木。言っておきたいことがあるんだ。」 佐々木「?なんだい?こんな時間に人気のない場所で言っておきたいこと…、僕もこれでも女の子だからね。少しは期待してもいいのかな?くっく」 キョン「お前の学校での噂を聞いたんだ。」 佐々木「……え?」 キョン「お前が学校で孤立していること、いやお前が望んで孤立している訳じゃない事はわかっている。周りの連中が明らかに悪い。」 キョン「だがな、俺のいいたいのはそこじゃない。お前の口からでてる俺の名前まで噂になってることだ!」 佐々木「あ…、そ、それは…」 キョン「はっきり言おう。俺はお前のことを親友だと思ってたがな、俺の知らないとこでそれ以上の関係だと噂されるのは迷惑なんだ。」 佐々木「キョ、キョン、ご、ごめん…ごめんない…」 キョン「もう二度とお前に会わないつもりだ。」 佐々木「!? そ、そんな、キョン!ごめんよ謝るよ!君に迷惑をかけたんだ、許してくれとは言わないが…。」 佐々木「そんなことは言わないでくれ!もう会わないなんて、……うっうっ、お願いだ、君にまでそんなことを言われてしまったら、僕は、…」 キョン「悪いが佐々木、もう決めたんだ。俺は知ってるぞお前は強い人間だ、確かに学校はつらいかもしれんが、俺なんぞに頼らなくてもお前ならやっていけるさ。」 キョン「俺が言いたかったのはそれだけだ、…じゃあな、佐々木、元気でな。」 佐々木「うっ、うっ、やめてくれ…お願いだ、…僕は強くなんかない、…キョン行かないでくれ、キョン…」 佐々木「…キョン、キョン…」 佐々木(…キョン、………く、くっくっくっく、……キョンまでいなくなってしまった…) 佐々木(ふふ、めでたい女じゃないか佐々木。自分の言動で周りから孤立し、たった今…大切なキョンまで自分の所為で失ってしまって…) 佐々木(おめでたい……ふ、ふふふ、……うっ、…うっ、うっ) 佐々木「うっ、ひっく、うああああん、うわあああああああ、___」 橘「さ、佐々木さん!」 ガシッ 橘「な!?何で止めるのですか!!」 藤原「落ち着け。今、お前が出て行ったところでどうにもなるものじゃないだろう。」 橘「で、でも佐々木さんをあのままにしておく訳には絶対いかないのです!」 藤原「だから落ち着けといっている。…そろそろ行くぞ。」 橘「ちょっと!?どこに行くっていうんですか!?あのまま佐々木さんを放置できるわけないでしょう!」 藤原「『だから』だよ。あのまま放っておくことの愚かしさはわかっている。だから行くんだよ。まったく、面倒くさい。」 キョン「……雪?こんな季節に雪か?」 佐々木「おや、ほんとだ珍しいね。ここ最近この国では異常気象が良く観測されているそうじゃないか、柄じゃないが、こういうのロマンティックなのは大歓迎だよ。」 キョン「そうだが、このままじゃ身体が冷えてしまうぞ。そんな重装備はしてきてないからな。」 佐々木「くっく、そうだね。じゃあこういのはどうだろう、お互いもうちょっと身体を近づければこの問題は解決されると思うんだが?多少、だけどね。くっく」 キョン「やれやれ、相変わらずお前は俺をからかうのが好きなやつだな。」 キョン「……。」 キョン(…なんだろう、さっきから佐々木としゃべってて、昔と同じ、自然に会話が進み、楽しいんだが、…何かがおかしい) キョン(何だ、この感じ、違和感…、……、そうだ!何かおかしいと思ったんだが、靴!靴だ!) キョン(最初にあったときこいつは革靴なんて履いてなかった、校内用の靴を履いてたじゃないか。鞄だってそうだ、なにか切り刻まれたような痕があって…) キョン(今こいつの持っている鞄は新品といっても信じちまうくらい綺麗じゃないか!) キョン(あいつらから話を聞いてたから大体の想像はできた。あえて黙っていたが、それがどうして今変わっている?) キョン(これは…違和感に気づいた途端はっきりとわかった…この感じ、俺は何度か経験している…) キョン(これは…閉鎖空間!) ??「ふん、やっと気づいたか現地民。」 キョン(この声は、藤原か!?) ??「キョン君、私です。少ししか時間がないので手短に話しますね。キョン君のご想像通り現在、閉鎖空間が発生しています。」 ??「創造しているのは、もちろん佐々木さんです。ただ今回いつもと違うのは同時に2つの閉鎖空間を生み出したことなのです。」 ??「今、キョン君の目の前にいる佐々木さんは、キョン君が中学時代から知っている学校で孤立もしていない、『いつもの』佐々木さんです。」 ??「ただ、はっきり言ってそれは現実とは違います。佐々木さんが、他の誰より、あなたにだけは絶対に自分の今の境遇を知られたくない、そんな思いから創り出したもう一人の佐々木さんです。」 キョン(……佐々木。) キョン(…で?もうひとつの閉鎖空間ってのは…) ??「こいつが理解に苦しむとこでな、お前に惨めな自分を見られたくないと思えば思うほど、その恐れを現実のものとしてしまったらしい。」 ??「破滅主義者とでもいうのか、まったく面倒くさい。向こうの世界で目の前に現れたお前は皮肉にも自分で想像してしまった通り、あの女をこっぴどく拒否したぞ。」 キョン「な、なんだって!?」 佐々木「!? び、びっくりしたな、どうしたんだキョン、さっきから黙りこくったと思えば突然…。」 キョン(そ、それで、向こうの佐々木はどうなってるんだ?) ??「さあな。一つだけ言えることはお前がそっちの世界を受け入れてしまえば向こうのあの女、いや、世界はなかったことになる。」 ??「でもお前にとっても都合が良かったんじゃないのか?孤立している惨めな親友にどう声をかけていいのか困ってたじゃないか。それとも、どのみちはっきりと拒絶する気だったのか?」 キョン(俺は、俺は…) ??(向こうの佐々木さんは泣いていた。けど、これは言ってはいけないのです…、どちらにせよ佐々木さんの創り出した世界、『鍵』はあくまでもキョンくんだから…。) ??「時間が__きた」 ??「キョン君、佐々木さんが望んだこと、恐れていること、どちらも佐々木さんの本当の気持ちなのです。どちらかが違うなんてことはない、…佐々木さんをお願いします…」 スッ 佐々木「キョン、キョン!、どうしたんだいまったく、さっきはいきなり大声をあげと思ったらまた黙って…、もしかして体調が良くないのかい?」 キョン「……。」(どっちかを選べだと、そんなことできる訳ないじゃないか。) キョン「…佐々木。」(どっちかを受け入れる?受け入れなかったら拒絶?そんなんじゃないだろう。閉鎖空間が発生した以上、確かにどちらかの世界、佐々木は消えちまう。) 佐々木「…キョン?」 キョン「いいか、佐々木、突然だがな、言っておくことがある。」(だがな、どちらも同じ佐々木というなら俺の出す答えは決まっている。) ガシッ 佐々木「は、はいっ、キョ、キョン!?ど、どうしたのさ…///」 キョン(俺はあっちの佐々木を待たせたままじゃないか、俺はあいつと約束したんだ、) キョン「佐々木!ずっと言いたかったんだ!俺は、おまえのことが____!!!」 (お前を待ってるってな!!!) 佐々木(……どれくらい時間がたっただろう、…もう寒いという感覚もないよ……、…もう、疲れたな。何もかも…) 佐々木(ねえ、キョン、僕はもう疲れたよ…、キミは迷惑だったんだろうけど、僕の妄想の中でしかキミに甘えることしかできなかったんだ) 佐々木(ねえ、キョン、最後の僕のわがままだ。最後にキミに優しくしてもらっていいかい?……これが最後だ…ほんとうに、これが最期…」 佐々木(そう、そうやって僕を抱きしめてくれて…、頭も撫でてくれるんだ、くっく、何故だろうね、ほんとうに温かいよ…、…うっ、うっ、」ポロポロ 佐々木(もう涸れたと思ったのに、ああ、またキミに迷惑をかけたね、…ありがとう、キョン、もう十分だよ…) 佐々木(キョン…愛しているよ、世界で一番キミが好きさ、……遠慮なく言ってくれ、…怖いけど、これ以上なく自然で、残酷な言葉…) サ ヨ ナ ラ キョン「…佐々木。」 佐々木「……っ!!」 キョン「悪い。待たせちまったな。」 佐々木「……え?」 キョン「ほんとうに悪かった。待つと約束したのに逆にお前を待たせてしまったな。」 キョン「ちょっと近くで面白そうなゲーム見つけてな、それでちょっと時間のたつのを忘れちまったんだ、あ~、いや怒ってるよなやっぱ、スマン!」 キョン「こんなに冷えて…、ずっと待っててくれたのか、佐々木、ほんとうにスマン!」ギュッ 佐々木「あ、あ、キョン?…、????」 キョン「なあ、佐々木、俺気付いちまったんだ。俺は今までずっとお前のことを親友だと思っていた、それは今でも変わりない。」 キョン「だがな、お前の気持ちを知ってしまって気づいたんだ、そりゃ最初は戸惑ったさ、でも今ならはっきり言える。」 キョン「佐々木、俺はお前が好きだ。お前さえ良ければ付き合ってくれ。毎日学校終わりに迎えに行かせてくれ、塾もだ。昔みたいに自転車でお前を送らせてくれ。」 キョン「佐々木!愛してるぞ!」 佐々木「え、あ、あ、キョン?ああ…本当にキョンなのかい?…でも、さっき…、でも、これは妄想じゃ…、」 ガバッ 佐々木「!?んっ、んんっ…」 キョン「佐々木、親友なら頼みは断れないはずだぞ、今日は俺がお前をやり込める番だ。」 佐々木「ホントに?ホントにキョンなんだね?…ああ、キョン!今の話は嘘じゃないだろうね、うっ、うっ、ホントにこんな僕のことを…ううっ」ポロポロ キョン「『こんな』とはなんだ、佐々木だからいいんじゃないか。ほら泣くなよ、もう顔ぐしゃぐしゃだぞ、それで?答えはくれないのか?」 佐々木「うっ、ひっく、…ふふ、こういうときは泣いてても女性に好きにさせるものだよ、キョン、僕の答えかい?」 佐々木「も…もう一度してくれたら答えてあげるよ。…さあ、君はどうする?」 キョン「やれやれ、どうしても俺がやり込められることになる訳か、佐々木、」 (長いこと待たせちまってたんだな、俺は。) 橘「さ、佐々木さん、よかったのです。う、ううっ。」 藤原「ふん。見てられんなくだらん。あの古泉、だったかな、連中の苦労がわかるな。…まあ、これも規定事項だがな。」 九曜「数秒後__雪が__降る」「これは__異常気象による__ほんとうの__」 佐々木「雪だ。」 キョン「!? こんな季節に雪?ちょっと早すぎやしないか。」 佐々木「くっく、ほんとうだね。」 ねえ、キョン なんだ? 僕は今、幸せだよ …そっか、俺もだ ねえ、キョン なんだ? 明日から、学校も楽しみだよ …そうか、そりゃよかった ねえ、キョン なんだ? 愛してるよ、ずっとそばにいてね --『待っているとキミは言った』
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1207.html
梓「・・・へ?」 純「う゛・・・(やっぱこの嘘は無理あったか・・・)」 梓「純、ノーパンなの?」 純「えっと・・・(でも今更嘘でしたなんて言えない)」 梓「よかったぁー!!」 純「うん・・・って、はいぃ?」 梓「ノーパンなのって私だけじゃなかったんだぁ!」 純「そうそう、梓だけじゃって何ぃぃぃぃぃ!?」 梓「私ね、実は今日ノーパンなんだ!それで先輩達から逃げてきたんだけど・・・」 純「(こいつ・・・馬鹿じゃねぇの!?)」 梓「ノーパン人口って結構多いんだね!本当によかった!」 純「いや、ノーパン人口って何」 梓「いやぁ、それなら貸せないよね!だってパンツ履いてないんだもんね!」ウキウキ 純「あ、うん・・・(仲間を見つけたからか、嬉しそうな顔してるなー梓)」 梓「仲間を見つけたのは嬉しいけど・・・これからどうしよう・・・」 純「えっと・・・他に知り合いはいないの?」 梓「うーん、あとは・・・唯先輩の友達の和さんって人が・・・」 純「まだ学校にいるかな?」 梓「生徒会の人だから、多分まだ仕事してると思うけど・・・」 純「じゃあその人に頼るしかないんじゃない?」 梓「でも・・・あまり仲良くないし・・・」 純「事情を説明すればなんとかしてくれるよ」 梓「そうかなぁ?現実的じゃない気がする・・・それなら水泳部の方が・・・」 純「水泳部?」 梓「そう、きっと今の時間はまだ泳いでるから、更衣室に着替えが置いてあると思うんだ?」 純「いや、そっちの方が現実的じゃないでしょ!?」 梓「そうかなー?」 純「とりあえず、生徒会室行ってその和さんって人と話しなよ」 梓「うん、わかった。じゃあ行こっか」 純「へ?私はジャズ研に戻るよ?」 梓「はい?」 純「いや、いやいや」 梓「乗りかかった船、でしょ?」 純「えー」 ※安価 純ちゃんを連れてく 純「わかったよ、一緒に行ってあげる」 梓「うん!さすがノーパン仲間だね!」 純「大きい声で言わないで」 梓「そっか!ごめん!二人だけの秘密だったね!」 純「あ、うん・・・(梓、本当に生き生きしてるな)」 梓「えっと、じゃあどのルートからいこうかな・・・」 純「体育館の前を通るか、理科室の前を通るか、だね・・・」 梓「理科室の前の方が人いなさそうだよね?」 純「うーん」 ※安価 体育館の前を通る 純「あえての体育館で」 梓「本当にあえてのだね。でもなんで?」 純「ほら、そろそろ文化祭が近いでしょ?だから体育館でリハーサルとかしてるかもよ?」 梓「なるほど。それで、体育館にいなかったら予定通り生徒会室に行けばいいか」 純「そういうこと」 梓「純ってたまに頭いいよね」 純「梓ってたまに一言多いよね」 梓「さっ行こう!」 純「はいはい」 … … そのころ 紬「さっき窓が割れたような大きな音がしたけど・・・なんだったのかしら?」 律「さあ?とりあえず梓探そうぜ」 紬「ねえ、りっちゃん・・・」 律「んー?」 紬「澪ちゃんを探した方がいいんじゃない?」 律「へ?なんで?」 紬「だって・・・音楽室に入ってくるなり、泣きながら走って行っちゃったでしょ?」 律「・・・へ?澪のヤツ、泣いてたか?」 紬「え」 律「え?」 紬「気付かなかったの?」 律「ああ、ごめん。気付かなかった・・・」 紬「そのあとすぐにりっちゃんが『探しに行こうぜ』なんて言うから、私はてっきり澪ちゃんのことかと・・・」 律「いんや、『澪は戻ってきたってことは失敗したんだなー、じゃあ私達の出番か!』って思って言ったんだよ」 紬「すれ違う幼馴染・・・悪くないわ・・・!」 律「まーた始まったよー」 紬「あら、ごめんなさい」 律「ま、いいけどな。事実だし」ボソッ 紬「へ?今何か」 律「いいい言ってない!///とりあえず、澪と梓探すぞ!」 紬「りっちゃん・・・適当に歩いて、どっちか見つかればいいや、って思ってるでしょ?」 律「うーん、あたり」 紬「他に方法もないし、そうしましょうか」 律「お、体育館でなんかやってるぞ!」 紬「何かしら?」 律「うーん、文化祭の打ち合わせじゃないか?」 紬「なるほど、じゃああそこにいるのは実行委員達ね?」 律「うん、多分」 紬「あれだけ人がいれば二人を見かけた人もいるかも」 律「お!そうだな!行ってみようぜ!」 … … 梓「で・・・とりあえず体育館に来てみたけど・・・」 純「人はいるけど・・・和さんって人、いそう?」 梓「いそうなような、いなさそうなような・・・」 純「・・・。しょうがない、聞き込みでもしようか」 梓「そうだね」 純「すみませーん」 女子1「はい?」 純「和さんって人、見かけませんでしたか?」 女子1「和さん・・・あ、真鍋さんね?」 梓「はい!そうです!」 女子1「真鍋さんだったらステージの裏にいると思うわよ」 純「そうですか、ありがとうございました!」 梓「ありがとうございます!」 純「・・・案外簡単に見つかったね!」 梓「うん!」 ステージ裏 梓「えっと・・・暗くてよく見えないや・・・」 純「あ、あのすみません」 ???「はい?」 純「真鍋さんって方、いますか?」 ???「あら、真鍋は私よ」 純「和さんですか!」 和「ええ、どうしたの?」 梓「用事があるのはわたしの方なんです」 和「あなたは、梓ちゃんじゃない」 梓「あれ、私のこと覚えててくれてたんですね!」 和「ええ、唯から話は聞いてるわ。どうしたの?」 梓「あの・・・パンツを」 和「え?」 梓「だから、その・・・」 和「わかったわ。本当にいいのね?」 梓「へ?」 和「ふんっ」ドゴォッ! 梓「ぐはぁ!?!?」 純「」 梓「な・・・なん、で・・・?」ヨロヨロ 和「え、今パンチをって言ってたから・・・」 梓「パンチじゃなくて・・・パンツ、です・・・」ゼェハァ 純「梓、生きろ」 和「あら、ごめんなさい。でも、パンツ?」 純「そうなんです、梓は和さんにパンツを借りようとここまで来たんです」 和「」 和「はい?」 梓「だから・・・パンツを貸してほしいんです、今日1日だけでいいんで・・・!」 和「それは、なんで?」 純「軽音部のみんなにパンツを見せろって追いかけられてるらしいんです」 梓「はい、それで、今日のパンツは可愛くないからみんなに見せられなくて・・・」 和「あの子達がやりそうなことね・・・。主犯は唯?それとも律かしら?」 梓「いいえ、澪先輩です」 和「なんと」 梓「みんなかなりノリノリで、それで、私逃げてきたんです」 和「そうだったの・・・」 梓「お願いします!本当に一生のお願いです!」 和「・・・しかたがないわね」 梓「!?あ、ありがとうございます!!」 和「こんなのでよければ、どうぞ」 梓「」 純「・・・何このババアみたいな下着」 梓「純!シャラップ!」シッ 和「ふんっ」ドゴォ! 純「ぐはぁ!!!」 梓「・・・だから言ったのに・・・」 和「梓ちゃんは純ちゃんみたいなこと、言わないわよね?」 梓「えっと・・・(どうしよう、ノーパンの方がマシだ)」 和「梓ちゃん・・・?」ユラッ 梓「(ひぃぃぃ!)もちろん!ありがとうございます!感激です!」 梓(これは・・・この場は借りてポケットに仕舞って置こう、うん) 純「かはっ・・・おぇ・・・!」ゼェハァ 和「そう?」スルスル 和「はい、どうぞ」 梓「あ、あとがとうございました!」 和「ちょっと待って。梓ちゃんの下着は?」 梓「へ?」 和「交換しないと、私ノーパンになっちゃうわ?」 梓「えええ・・・っと・・・」 和「ほら、早く」 梓「キモいパンツだから、誰にも見られたくないです・・・」 和「そう・・・しかたがないわね。今日はノーパンで過ごすわ」 梓「あ、ありがとうございます!」 梓(ああ!これで和さんの下着がババ臭くなかったら完璧だったのに!) 和「それじゃ、頑張ってね」 梓「ありがとうございました」 純「ぐぇ・・・がはっ・・・!」 梓「・・・」 和「純ちゃんはここでしばらく休ませることにするわ」 梓「えっと・・・」 純(梓、置いていかないで・・・!殺される!) 梓「はい、純もちょっと疲れたみたいなんで、しばらく休ませてあげてください」 和「ええ、喜んで」 純(えええええ!?私にとっては全く喜ばしくないんですけどぉぉぉ!?) 梓「それじゃ!」 梓「純、ごめん。今度アイス奢る」ボソッ 純「(割に合わねぇぇぇぇ!!)」 … … 律「うーん、いそうでいないな、二人とも」 紬「一筋縄ではいかないってワケね?」 律「どうしよう、一旦部室に戻るか?」 紬「うーん、もうちょっと探しましょう?」 律「って、あれ・・・?」 紬「どうしたの?」 律「今、ステージ裏から出てきたの、梓じゃないか?」 紬「えーと・・・そうね」 律「はっはっは!梓みーっけた!」ダッ 紬「あらあら」ウフフ 梓「!?律先輩とムギ先輩!?」 律「待てこらー!!」ダッ 梓「もー!なんなのー!」ダッ 律「こらー!待てってばー!」 梓「次から次へと・・・!」 紬「うふふふふふふふふふふふふ」 梓「ムギ先輩怖っ!」 律「パンツ見せろー!」 梓「いやなこった!」 律「パンツくらいいいだろー?」 梓「駄目です!駄目ったら駄目です!」 律「細かいことは気にスンナ☆」 梓「全っ然細かくねぇです!」 律「梓ー!私の方が足速いこと、忘れんなよー!?」 梓「げっ!」 紬「うふふふふふふふふふふふふふ!」 梓「お前は日本語喋れよ!さっきから怖ぇよ!」 律「よっしゃ!!!」ガシッ 梓「きゃっ!?」ガクッ 律「捕まえたぜ!」 紬「りっちゃんナイス!」 梓「は、離せです!」 律「いやなこった!」 梓「いやー!いやー!」 律「なんだよ、スカートめくるだけだって!」 梓「それがイヤだって言ってるんですよ!」 紬「梓ちゃん、乙女には乗り越えなきゃいけないことがあるの!」 梓「パンツ晒されるのが乙女の務めだと言うなら今すぐ乙女なんてやめてやる!」ジタバタ 律「いいから!観念しろ!」 梓「律先輩!」 律「なんだよ!」 梓「澪先輩とは話しましたか!?」 律「話してねぇよ!」 梓「なんですって・・・!話して!そして離して!」 律「いやなこった!」 梓「早く行かないと!」 律「なんだよ!」 梓「手遅れになります!」 律「澪とは後で話すよ!」 梓「後でじゃ駄目です!」 律「なんでだよ!」 紬「そうよ!りっちゃん!やっぱり澪ちゃんを優先しましょう!?」 律「ムギまで何言ってんだよ!」 梓「ムギ先輩の言うとおりです!急ぐです!」 律「そんなこと言って逃げようとしてんだろ!」 梓「何言ってるんですか!今すぐ澪先輩を探してください!」 律「こ と わ る !」 梓「律先輩のわからずや!」 律「大体、なんでそんなに早く澪と話しなきゃなんないんだよ!」 梓「それは私の口からは言えません!」 紬「りっちゃんだって本当はわかってるんでしょう!」 律「なっ・・・!」 梓「そんなに私のパンツがみたいならいいですよ!私はここで待ってます!」 紬「!?」 梓「だから早く行ってあげてください!」 律「くっそ~・・・!わかったよ!///」 紬「りっちゃん、私も一緒に探すわ!」 律「おう!じゃあ見つけたらケータイに連絡してくれ!」 梓「・・・ケータイ持ってるなら澪先輩に電話しればいいじゃないですか」 律「あ、そうか」 紬「それもそうね」 梓「ほら、早く」 律「う・・・わかったよ、あとでな」 梓「なんで」 紬「澪ちゃんとの会話、聞かれるの恥ずかしいとか?」 律「ままままさか!///」 梓「じゃあ早くかけて下さいよ」 律「わ、わかったよ!」 律「うぅ・・・///」 プルルルル・・・ 只今電話に出ることが出来ません・・・ 3
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/3875.html
このページはこちらに移転しました お前は俺の肉便器 作詞/103スレ343 そうやって命乞いしてろよ 誰も助けにゃ来ない 情なんて欠片もないさ この街じゃ全てがFool 今夜からお前は俺の 肉便器 たっぷり可愛がってやるぜ 覚悟しな 人肌に程よく温めたそれは チクワ おもむろに竿を入れる標的 チクワ お前は俺の肉便器 チクワ チクワ チクワ チクワ チクワ!
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/464.html
「幻想郷? 幻想入り?」 「そうです。ここではあなたたちの住んでいたところが外の世界と称するように、こちら側の世界は結界によって隔絶されています。 隔絶されたこちら側の世界を『幻想郷』と呼ぶのです。日本の中にありますが、まあ中国とか亜米利加など、国名みたいな考え方で結構ですよ。 そして、幻想郷に入る場合、外の世界では神隠しに逢うなど、『急に行方が分からなくなってしまった』状態になっている、ということです」 「……うーん、にわかには信じがたいですけど……」 「ですが、あなたの残っている記憶とその前後のつじつまが合いませんからね。何らかの影響で気を失い、そのうちにこちらに来てしまったと考えるしか…… そのあたりは、現状では推理のしようがありませんから」 「そうなんですよね。とてもじゃあないけどイタリアから日本に、だなんて唐突すぎるし。あと、時間も気になりますが……」 「そこもなんですが、こちらとそちらでの年号の数え方が違うので、私にはうまく説明ができないんですよね。あなたと同じ、幻想入りした山の巫女や 人里のハクタク、他にも知識人はいくらか居ますので、そういった方々に聞くのがよろしいかと」 聖と呼ばれる、この寺のトップの元へ向かう途中、ドッピオは星からこの世界についての説明を聞く。 それはざっくりしたものではあるが、ある程度の納得は得ることができた。 結局は「分からないところはほかの人に聞け」ではあったが。 「それから、一番の違いは私たち妖怪の存在ですね。欧風に言えば悪魔とか精霊なんかが近いんでしょうか。 物語や伝承に残る、人ならざる者。恐れられていたり信じられていたりはするが、存在していないと思われているもの。そういったものが実際にいるのが ここ『幻想郷』なのです。もっとも、この言い方はあなた達側からの言い方となります。実際に私たちは存在しているのですからね」 「うん、まあ……確かに奇妙な力はさっき体感させられてしまいましたけれど。けどそれも嘘くさいように感じてしまうなあ。 もしここが日本の寺の中じゃあなかったら言われても全く信じませんよ。ただのコスプレ集団と笑われて終わりです」 「こす……? ま、奇妙な力といっても、そちらにもあるわけですからね。未知に対したものは多かれ少なかれ畏怖の感情を抱くものですが、あなたはあっさり受け入れているようですし」 「いやぁ、そんなことは……ぼくだって、ボスがいなかったら頭がおかしくなっちゃってたでしょうよ」 軽い談笑をしているかのように、二人は話せるようになっていた。ドッピオが幻想郷に来る前に既に体感していた奇妙な冒険と、星の人柄が成せる技なのかもしれない。 「と、着きましたよ。ここが命蓮寺の本堂で、聖のいる場所です」 そこには、質素であったが、荘厳にも感じられる本堂があった。 それを見たドッピオも、おもわず「ふわぁ……」とため息を漏らす。 「さ、この奥です」 星が先を行き、ドッピオを促す。呆けていたドッピオはそれに慌ててついて行った。 本堂に入ってすぐに、三度奇妙な人間が現れる。 グラデーションのかかった髪色、彼女の周りに浮かぶ巻物。 「ようこそいらっしゃいました」 凛とした声で尼僧―聖白蓮―が話す。 「あなたが近くの森で倒れていたという、ええと、ドッピオさんですか?」 「あ、はい」 「先ほど目覚めまして、一悶着ありました後に聖と話がしたい、とのことでお連れしました。二人きりで、ということでしたので私はこれで」 聖との受け答え後、星は本堂から下がる。 「改めまして、私が命蓮寺の住職、聖白蓮です。ドッピオさん、お加減はいかがですか?」 「ああ、その、もう問題はない、と思います。この通り、怪我している所はないので」 言いながら、体のあちこちを触って自分の体を大丈夫だとアピールする。確かに、肉体には傷一つなくなっていた。 「そうですか、それはよかったです。さて、聞いたところあなたは外からきたとのこと。そして、私と二人で話がしたいと聞いておりますが…… どういったご用件でしょうか?」 「ええと、そのう……」 ドッピオの頭の中で、どうしよう、という言葉が浮かんでいた。ボスは二人で話がしたい、と言ってはいたがここにはボスがいない。 間を持たそうと話を聞くにしても、ある程度のことは途中で星から聞いてしまった。 「それは、どうし、よう……あ、れ」 急に体全体に倦怠感が現れる。 それと共に急激な疲労。一体どうしたのか、そう思う前に体が立位を保てなくなり、膝をつくようにして倒れこむ。 その様子を、聖は当然のように見つめていた。 「あなたが二つの姿を持っている、ということの報告はすでに上がっています。そして、何らかがきっかけで性格が別人のように豹変する…… そして、存在しないはずのあなたの『ボス』。それは、これから話されることですか?」 淡々と今までにあったことをドッピオに告げる白蓮。 対するドッピオは、いや『少年だったもの』は倒れ伏したまま、語った。 「……いいや、それは話すことは、できない。だが、推測は自由にしてくれて構わない」 その体は先ほどまでの少年の体とは別物であり。がっしりとした成人の体に変わっていた。 しかし、その風貌は非常に弱々しく、顔を上げるのが精いっぱいと言わんばかりに弱り切っているように見えた。身体には全く異変がないにもかかわらず。 「だが、こちらからは聞きたいことがある……わたしを助けたのは、お前なのか? あるいは、お前たちなのか?」 「……あなたの助けた、がどこまでかかるかはわかりませんが、私たちはあなたが森の中で倒れていたから、助けました。ただ、それだけです」 「それは、何故だ」 白蓮の答えに、今度は成人―ディアボロ―が逆に問う。 弱々しく、今にも折れてしまいそうにも感じるその風貌からは考えもつかないほどの鋭い目線。 「困っているものを助けるのは当然のことです。それが人間であろうと妖怪であろうと。あなたは来たばかりで何もわからないでしょうが、森の中で一人で寝るのは自殺行為。 それは外でも変わらないはずです。むしろ、幻想郷であるからこそもっと恐ろしいことに見舞われるでしょう。そんなあなたを見捨てることはできません」 白蓮は特に怯まず、凛とした対応で返す。 「……そう、か……親切なことだな」 「命蓮寺は老若男女、人間も妖怪もすべて受け入れています」 「……わたしは、助けを請うた。そして、それは確かに受け入れられた、ようだ……しかし、それはまだ確定したわけではない。少し間が空いただけで、再び襲われるのではないか…… 今、それがわたしにとっての恐怖なのだ。……お前は、わたしを、このようなものでも救うのか?」 「当然ですよ。命蓮寺はある程度邪な心を持っていなければ誰でも受け入れますので」 ディアボロの弱々しい訴えを、白蓮はこともなく受け入れる。 相手はかつて、イタリアの裏組織を掌握し、人々を堕落させた張本人。『吐き気を催す邪悪』とも評された人間であることを知ってか知らずか。 「……グラッツェ」 その言葉を口にしたのは、本来の意味で口にしたのはいつ以来だったであろうか。 「わたしはもう戻る……この状態を維持するのは厳しいのだ。長くはこのままではいられない。最後にもう一つ頼みたいのだが……ドッピオの中にわたしがいるのは誰が知っている?」 「現在はあなたを発見した星と介抱したナズーリン、それと私の3人のはずです」 「……はず?」 「この幻想郷ではどこに目や耳があるかわかりませんので……私たちが発見する前に誰かが見ていた可能性は0ではありません。少なくとも、この寺の中では知っているのは3人だけということです」 最後の質問に、不安が残る答えが返ってきてしまったが、それでも今はどうすることはできない。 「そうか……わかった。自分の中で押さえておきたい情報ほど他には知られたくないものだ……このことは、他のものに他言無用で願いたい。もちろん、ドッピオにもだ。……わたしは短時間で3つも無理な願いを言っているな」 ディアボロは自嘲気味に笑う。帝王まで上り詰めたはずの男が、組織のトップとはいえ女に頭を下げて願いを乞う。これほど無様な姿がかつてあっただろうか。 しかし、ディアボロはこれをよい機会と考えていた。 まだ詳しくわかってはいないが、レクイエムの効果は今はない。レクイエムの輪廻にとらわれている間、これほど長い時間生を感じられたことはなかった。 あの時、確かに声を聴いた。その声の持ち主は彼女ではなかったが、それでもきっかけとなったことに違いはないだろう。 ここは、未知の世界ゆえに自分を知るものが少ない。マイナスからの出発点であったので僅かに知られてしまったのが苦ではあるが、そもそもドッピオが得た情報を聞く限りではただの人間以上に恐ろしい者たちが存在する世界らしい。その中で3人、しかもお人よしのような3人に知られただけであればまだリカバリーは効くだろう。 自分はほとんど再起不能の状態だ。だが、ドッピオは生きていた。ドッピオに貸し与えた『キングクリムゾン』は生きている。先のネズミとの戦いを見る限り、『エピタフ』も使えるようだ。 本来の使い手である自分が使えず、駒であるドッピオが使えることは理解がつかないが、これは回復したら自分にも使えるだろうという再起の手掛かりと考える。 ――――いつかは、自分も蘇ろう。結果を定め、その過程を歩むのだ ――――そして、返り咲くのだ。あの忌まわしき力に対抗する何かを『ここ』で掴む まだ機会は失われていなかった。神も仏も信じていないディアボロだったが、ここは信じる者が救われる、といったところかとも考えた。 「……わかりました。では、あなたがあの少年と同一であることも秘密にしておきましょう。そして、もし他に見ているものがいたとしたなら、それをあなたに伝えましょう。でも決して、その者を殺してはなりませんよ」 「!? な、何を……」 最後の思わぬ一言に、ディアボロは思わず反応してしまう。 何故わかった。表情に表れてしまったか。それともこいつは知っているのか? 白蓮は、穏やかな表情のまま続ける。 「人間は私が封印される前から何も変わってはいない。必死に隠れたがるその姿はまさしく大罪人のそれです。何故その少年と入れ替わりあなたが出てくるかはわかりませんが、何らかの能力を用いて彼を隠れ蓑として使っているのでしょう。 今は確かに弱ってはいるものの、元に戻ればあなたはその力を再び行使するでしょう。そうなれば、いずれ必ずあなたにも報いが舞う。悪因悪果を私の前で許すわけにはいきません」 「……そうか。そのこと、深く覚えておこう」 その短いやり取りの後に、ディアボロは再びドッピオに戻る。 ドッピオはしばし呆然としていたが、すぐに座りなおして、白蓮と対面する。 「ボスは、来てくれたみたいですね。そして、あなたと話をして帰って行った……そうですか?」 「ええ。いろいろあなたにも伝えておいてほしい、と言伝をもらっています。せっかちな方でしたね。お茶の用意をする暇もなかったですよ」 「あー、ボスも忙しい人ですからね。こっちに来ても、それは変わってないってことでしょう」 先ほどの剣呑な雰囲気とは変わり、穏やかな雰囲気で話し合う。 白蓮は先ほどの会話は伝えず、幻想郷のより詳しい情報を直接に聞きたかった、と伝えて、実際にドッピオに説明する。 詳しい幻想郷の地理、博麗大結界、その管理をする巫女、そして。 「そして、幻想郷では物事を解決するルールとして、スペルカードルールというものを多く使っています」 「スペルカード?」 「そうです。人間と妖怪では力の差がありますからね。普通の力比べであれば妖怪は人間に負けることはないでしょう。そういったことのないようにするルール、ということです。 要は、自分の得意技を弾幕という形で表現し、その美しさを競うというルールです。このルールが幻想郷の妖怪や少女たちの間で非常に流行しています。かくいう私も大好きですよ、これ」 「だ、弾幕、ですか……でもそれって当たったら痛いんじゃあ……」 「ですから基本的には避けるルールです。それを避けあって撃ち合い、より美しいほうが勝ちというスポーツといった見方もできます。不慮の事故は少なくはないですが」 「うえぇ」 「ですが、近年では弾幕と織り交ぜて直接拳やらなんやらを混ぜあうのもあります。そういったものにも気を付けてくださいね」 「……くださいねって……」 大丈夫なのかそれ。 そう思ったが、大丈夫ですよ。と言われたような気がする。 「いろいろ話していたら、そろそろ夕餉の時間ですね。今日はおなかいっぱい食べて、これからどうするかはゆっくりと考えてください」 「そうですね。いろいろありがとうございます」 「部屋は先ほどまで休んでいた部屋を使ってください。私はまだしばらくここにいますので」 白蓮の見真似で一礼し、ドッピオは貸し与えられた部屋に戻ることにした。 幻想郷。どこか不思議で、どこかが一緒で、どこかがずれているこの世界。 何故自分がここにいるのだろうか? ブチャラティチームとの戦いはどうなっているのか? そもそも戻る方法はあるのだろうか? そして、ボスはここに現れたともいう。それは一緒にここにきてしまったともいうことだ。 自分はボスを絶対的に信頼しているが、その上でおかしいものはおかしいとも考えられる冷静さを持っているつもりだ。 ボスの正体を探る、というわけではないが、今ボスはどういう状態なのだろう。どういうつもりなのだろう。 もう少し、ボスと話がしたい。 「まずは、電話かな……もうあんまりあの子の電話は使えないかもしれないし、まずは連絡手段をとらないと」 じっくり考えた結果は、電話を手に入れること、情報収集を行うこと。 人里へ向かうことに決めた。 前へ|次へ
https://w.atwiki.jp/cod4pc/pages/89.html
[ERO] [irc.tokyo.wide.ad.jp・#Clan[ERO]] [同意します] [JointOps] [irc.friend.td.nu・#CoD_JointOps] [同意します] [*Gear.] [irc.friend.td.nu・##CallofDuty4_Clan_G ] [同意します] [team Blood] [irc.friend.td.nu・#血ーム血] [同意します] [over drive] [irc.friend.td.nu・#over_drive] [同意します] [F s] [irc.friend.td.nu #F s] [同意します] [FSJP] [irc.friend.td.nu #JUnit] [同意します] [SCARFACE] [irc.friend.td.nu #SCFC] [同意します] [SSTD] [irc.nara.wide.ad.jp・#SSTD] [同意します] [smileydogs] [irc.friend.td.nu #smileydogs] [同意します] [OJ1] [irc.friend.td.nu・#俺じゃぱ] [同意します] [OJ2] [irc.friend.td.nu・#俺じゃぱ] [同意します] [S.F.] [irc.friend.td.nu・#CODSF] [同意します] [Dazzle] [irc.friend.td.nu・#dazzle] [同意します] チーム名 [ERO] [今回こそは最下位脱出するぞぉ!!] 代表者 [[ERO]Kamikaze] [コメント] 参加者 [[ERO]Arizo-] [コメント] 参加者 [[ERO]Delluser] [コメント] 参加者 [[ERO]Croro] [コメント] 参加者 [[ERO]Oyaji] [コメント] 参加者 [[ERO]marshall] [コメント] 参加者 [[ERO]Yamato] [コメント] 参加者 [[ERO]Ume] [コメント] 参加者 [[ERO]Ful] [コメント] 参加者 [[ERO]Boo] [コメント] 参加者 [[ERO]amema] [コメント] 参加者 [[ERO]Armric] [コメント] 参加者 [[ERO]Tako] [コメント] 参加者 [[ERO]apamu] [コメント] 参加者 [[ERO]YOU] [コメント] 参加者 [[ERO]ominae_yu] [コメント] チーム名 [JointOps] [混成クランです、リアルネームは下記] 代表者 TOMB [TNGT]TONBURI 参加者 ichi AFRO ichi 参加者 999 SoG-threenine 参加者 sasa susi-sasakama 参加者 MINO Sr-MINO 参加者 mania AFRO mania 参加者 maruk AFRO maru-K チーム名 [*Gear.] [今回はセクシー&エロティックにいこうかと思います] 代表者 [Aster] [amazing!] 参加者 [Airborne] [ネガティブ!だけどザナヴィー♪] 参加者 [Konig] [コナタンがんばるお(`・ω・´)] 参加者 [sarah] [ででっででっていう] 参加者 [SFG] [コメント] 参加者 [tailhigh] [MG要員] 参加者 [Valetta] 【柔軟剤】Airさんの生意気なHipのSOFT度は異常【使用】 参加者 [名前] [コメント] 参加者 [名前] [コメント] チーム名 [team Blood] [go ON!] 代表者 [Death13] [先輩] 参加者 [CompoundBow] [MBK=また棒か!] 参加者 [ZSSY] [まだ時間はあるぞ!] 参加者 [jamade] [勝ちゃいいんだよ] 参加者 JAPOOON] [ぼくミッキーだよ!] 参加者 [Ryo-kar98k] [なんで○killなのに○位] 参加者 [SusanoOH] [ジンクス?!] 参加者 [Virago Today] [おもしろ黒人] 参加者 [A-boy] [棒さん、そこ危ないって!] 参加者 [koromaru] [CoD4 買ったばかりの新人兵士です] チーム名 [over drive] [コメント] 代表者 [jero] [コメント] 参加者 [muck] [コメント] 参加者 [starfucker] [コメント] 参加者 [jet] [コメント] 参加者 [tokuri] [コメント] 参加者 [valiant] [コメント] 参加者 [moondoggie] [コメント] 参加者 [elixy] [コメント] 参加者 [stv] [コメント] 参加者 [akazukin] [コメント] チーム名 [チーム名] [コメント] 代表者 [kid] [コメント] 参加者 [Blizzard] [フヒヒサーセンw] 参加者 [SPRIT] [ハゲなんかだめだぉw] 参加者 [oracle12] [コメント] 参加者 [F.Brad] [コメント] 参加者 [503yuki] [コメント] 参加者 [barosu8] [コメント] 参加者 [BlackCandy] [コメント] チーム名 [チーム名] [コメント] 代表者 [kid] [コメント] 参加者 [398] [あぁ、段々忙しくなって練習が...] 参加者 [duck leek] [コメント] 参加者 [silverwolf] [コメント] 参加者 [catwalk] [コメント] 参加者 [ponJ] [コメント] 参加者 [JPNsmart] [コメント] 参加者 [anthem] [コメント] 参加者 [Walter] [わかりますね、わかります] 参加者 [svode] [コメント] SCAR FACE [SCFC] [弱いけどがんばりま~す。] 代表者 [SCFC]Ryowasabi [もう腹痛が・・・・] 参加者 [SCFC]tux [あ、あんてむぅぅぅぅ] 参加者 [SCFC]MINTIA (ゝω・)v☆キャピ 参加者 [SCFC]GATLING [コメント] 参加者 [SCFC]Dedorudy [M14かっこいい] 参加者 [SCFC]Tomiewasab [コメント] 参加者 [SCFC]Antares [コメント] 参加者 [SCFC]Beldin [コメント] チーム名 [チーム名] [コメント] 代表者 [IZAYOI] [何をするだぁーっ!!] 参加者 [Fmorgan] [メメタァ] 参加者 [panda_13] [だが断る] 参加者 [egawa] [貴様は今までに食ったパンの枚数を覚えているか?] 参加者 [ZGMF] [僕は、君が泣くまで、殴るのを、やめないっ] 参加者 [Miru] [ブラヴォー、オォブラヴォー] 参加者 [FOX] [またまたやらせていただきましたぁん] 参加者 [名前] [コメント] チーム名 [OJ1] [コメント] 代表者 [japchin] [OJ総代表] 参加者 [madao] [コメント] 参加者 [yaiba] [コメント] 参加者 [kirr] [コメント] 参加者 [SS] [コメント] 参加者 [karinn666] [コメント] 参加者 [PEKEPONG] [コメント] 参加者 [matakun] [コメント] 参加者 [hojihoji] [コメント] チーム名 [smileydogs] [コメント] 代表者 [taker] [コメント] 参加者 [kamaseinu] [コメント] 参加者 [10j0] [コメント] 参加者 [BD1226] [コメント] 参加者 [Reg] [コメント] 参加者 [totoMM] [コメント] 参加者 [Damdam] [コメント] 参加者 [Refsal] [コメント] 参加者 [Rune] [コメント] 参加者 [RushM] [コメント] 参加者 [puratina] [コメント] 参加者 [Hunk] [コメント] 参加者 [kana] [コメント] チーム名 [OJ2] [OJ2軍] 代表者 [uNI_TERROR] [コメント] 参加者 [AnyKey] [コメント] 参加者 [Magical_Hikky] [コメント] 参加者 [empire_eye] [コメント] 参加者 [YESMAN] [コメント] チーム名 [S.F.] [コメント] 代表者 [chappy] [コメント] 参加者 [PHALANX] [コメント] 参加者 [NABEBUGYOU] [コメント] 参加者 [gungray] [コメント] 参加者 [gamma] [コメント] 参加者 [beck] [コメント] 参加者 [convict] [コメント] 参加者 [boe] [コメント] 参加者 [The END] [コメント] 参加者 [lolicop] [コメント] 参加者 [gungray] [コメント] チーム名 [Dazzle] [ D] 代表者 [change] [コメント] 参加者 [DATE] [コメント] 参加者 [JizeL] [コメント] 参加者 [manjiro] [コメント] 参加者 [eileN] [コメント] 参加者 [fRisk] [コメント] 参加者 [Rasen] [コメント]
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17752.html
1 澪梓 2012/05/15 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1337087293/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 最初サラっと読んだけど、もう一度読み返したらじわじわラブラブなのが伝わってきたぞ -- (通りすがり) 2012-06-09 15 26 13 ふうむ、澪梓が一緒になるのも悪くない -- (名無しさん) 2012-05-31 01 08 07 この2人なら幸せに暮らしていくだろうね。 -- (名無しさん) 2012-05-28 22 21 23 澪梓はやっぱこういった澪が梓を優しくリード?しているのが一番いいな -- (名無しさん) 2012-05-16 23 27 59 澪梓こそ真の夫婦だな。 -- (名無しさん) 2012-05-16 23 21 07 みおあず最高! -- (名無しさん) 2012-05-16 20 32 59 吊り革に掴まったまま寝る俺って一体… -- (名無しさん) 2012-05-16 15 37 21 絵的に一番映える組み合わせ -- (名無しさん) 2012-05-16 14 21 40 ↓大学に入って一年たって澪もせいちょうしたもんだ、っていうとこかな? ともあれ澪梓のルームメイトとか何気に最高だということが分かったぞ兄弟! -- (名無しさん) 2012-05-16 13 09 39 付き合ってそれなりに経ってるようだけど、澪にほとんどてれがないのにちょっと違和感。 まあよかったんだけど -- (名無しさん) 2012-05-16 09 02 03
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/6212.html
536 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 17 13 11.37 ID ??? ちょっと前までいた鳥取でのこと ゴーストハンターで某ネタのシナリオをやったら、PCの1人がお前はクトゥルフの事をなにもわかっていないとか言い出した そもそも、深淵がありながらゴーストハンターでこれをやるなとか、俺が正しいやりかたを教えてやるとか しかも、そつの仕事が不定休なんだけどそいつの休日に俺の日程をあわせろとか無茶なこと言い出すし 教わる立場なんだからこちらの都合にあわせるのが当然だとか、こちらはそもそも教わる気が無いのに勝手に俺に教えることが確定して自己完結してる 教わる気は無いって断ったらせっかくの好意をないがしろにされたとかいってぶちぶちと絡んでくる こいつが古株なんで鳥取にいづらくなってやめた。 537 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 17 14 55.62 ID ??? 某ネタっていうのがなんだかわからんけどそいつ以外の奴に相談しなかった(絡まれてうざいとかそういうこと)お前も困 いや抜ける方は楽で良いよねっていう愚痴なんだけど 538 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 17 25 37.30 ID ??? 抜けるのが楽なわけねえだろバカか 539 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 17 25 39.46 ID ??? というか某ネタってなんやねん、ラプラスの魔か? 540 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 17 45 32.03 ID ??? そんな山岡みたいな事リアルに言い出す奴居たら、さすがに親しい周囲の人間も オイオイってならんか? その鳥取では美味しんぼワールドみたいな謎の世界法則に支配されてたのだろうか 544 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 18 50 52.58 ID ??? 536は『お前こそクトゥルフがシェアワールドだって理解してるか?』って聞けば良いんじゃね? 561 名前:銀ピカ[@やだ、雨戸の騎士がブラインドナイトでカッコいい…] 投稿日:2011/09/16(金) 23 10 26.08 ID ??? 539 ・「某」で通じるほど知名度が高い ・クトゥルフに関係している ・ゴーストハンターよりはむしろ深淵に向いている(CoCではない) この3つの要件を満たすネタは……ツインピークス? スレ283
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1112.html
§第一章§ ――1―― 「お茶です」 「あぁ、どうも」 いつもの風景。一年前から連綿と続いてきたSOS団団室こと文芸部部室での光景である。 「こないわねぇ……新団員。新入生、どうしてあんなに普通の連中ばかりなのかしら」 「そりゃお前が求める水準が高すぎるんだろうが。いきなり魔法を使ってみせろだとか、隣の校舎にワープしてみせろだとか言われて応えられるのは、プロのマジシャンくらいだ」 時は四月中旬。ハルヒは盛大にSOS団新団員勧誘を行い、その超新星爆発のごときエネルギーは全力を持って空回りし、結果この部室には想像もしなかったほどの静けさが訪れている。 「……」 まぁ、長門には静かな環境で本を読んでいてもらいたいし、そういう意味ではハルヒのオーバーヒート団員勧誘はありだったのかもしれん。 「ところで、古泉くんは今日も休みなの?」 ハルヒが両手を机に叩きつけながら言った。手が痛くなりそうな音である。 「らしいな。あんだけ派手に呼び込みすりゃ、反動がきてもおかしくねーよ」 と言いつつ、俺も相応に疑問に思っていた。去年の五月半ば、あいつはハルヒ言うところの謎の転校生という属性を持って北高に来て、そのままハルヒに引っ張られて強引にSOS団の団員となった。 間もなく自らが超能力者であることを俺に明かし、証拠までを見せて、今では俺にとってすっかり腐れ縁的な仲間と化している。その古泉が今まで連日放課後姿を見せないなどということはなかった。 今日でかれこれ三日になる。俺もハルヒも朝比奈さんも長門も理由を聞いていない。 普通は病欠なんかを心配するところだが、だとしても何も連絡をよこさないというのは古泉にしては不自然に思える。何せここにいる連中は俺以外の全員が尋常ならざる能力の持ち主である。普通の欠席をするほうが腑に落ちない気がするのも仕方がないと思うね。 「古泉くんは誰かと違って律儀だから、無断欠席なんかするはずないと思ったんだけどね」 焦点に穴を開けそうな眼光を飛ばしてハルヒは俺にそう言った。何の話だ。 「あんた、いつだったか無断で休んだじゃないの。シャミセンの病気がどうとかって。あれ、後になって考えてみたんだけどおかしなところがいくつもあるわ。猫って円形脱毛症になるわけ? それに、猫は散歩なんてしないでしょ。しかも冬よ冬。あんた、あの時ほんとは何してたわけ?」 即座にびびびくんとしたのはお盆を抱えた朝比奈さんで、長門に運ぼうとしていたお茶を入れた湯のみが小刻みにカタカタ震えていた。 「今さらその話を持ち出すのかお前は。シャミは確かに円形脱毛症だった。医者に珍しいって言われたからな。 お前がそう言うのも納得できるぜ。散歩の件は鶴屋さんのウソだ。言っとくけど悪気はないぜ。あの時散歩してたのは俺だけだ。あの人のことだ、俺と鶴屋さんが夜道でばったり出くわしたらお前が何か余計な推測をすると思って気を利かせたんだろ」 対ハルヒ用にイイワケをするのにも慣れてきた俺である。どうもこいつは最近嗅覚が鋭くなってきている気がしてならない。もともと犬じゃないかと思うほどなのに、それ以上となるとこの世にハルヒ以上に鼻の利く生き物はいないんじゃないか? そういえば坂中の犬を散歩させていた時も競い合うように走ってたしな。 俺がハルヒの前世は犬で決まりだと勝手な思い込みに判を押そうとしていると、 「まぁいいわ。所詮過ぎたことだしね。何か古泉くんがいないからイライラすんのよね」 おぉ、お前古泉のことが好きだったのかなどと俺は言わないぜ。たちどころに五十倍の威力のカウンターを喰らうからな。単に団長として団員全員が揃っていないことに不服なんだろう。 桜は一週間以上前に散り、木々は新芽を日に日に膨らませている。 実にうららかでのどか、平和なことこの上ない放課後だった。 昨日母親に予備校をそろそろ決めろと言われたことなど帳消しにしてあまりある和やかさだ。思うに、悟りってのは今の俺のような心境を指すんじゃないかね。宗教を開いたりするつもりは毛頭ないがな。 「古泉くん、風邪かなぁ……」 陽光で淡い輪郭をまとった朝比奈さんは、後世まで伝記として残しておきたいような抜群のたたずまいで無断欠席超能力者の心配をした。これで風邪なら四十度超えてようが三秒で治る。いっそ俺が風邪を引けばいいか。 そうすれば朝比奈さんが家に来て俺の看病をメイド服で「はい、あーん」などと言いながら―― 「いでっ!」 『団長』の文字が書かれた三角錐が俺の額にすこんと当たった。危ねぇだろ! 「あんたがみくるちゃんを見てやらしい妄想してるのがバレバレだったからよ! ほんと分かりやすいわね、あんた」 イライラするのは勝手だが、その矛先を俺や朝比奈さんに向けるのは勘弁してくれ。ついでに長門にもな。それこそ今ここにいない古泉にすればいいだろうが。 「はぁ~あ、何かこう思ったほど刺激的じゃないわね。新学期」 ハルヒは溜息を吐いて机に沈み込んだ。俺は若干に冷や汗の心地となる。まさかこいつのせいで古泉は部室に顔を出せないのではあるまいな。今さらあの念仏ものの灰色空間を量産したりするとは思えないが……。 それに古泉はハルヒの力が弱まってきていると言っていた。ならば意識的であれ無意識的であれ急に古泉の仕事が増えたりはしないはずだ。 俺は珍しく隣の席で本を読んでいる長門に小声で訊いた。 「長門、何か古泉の欠席に心当たりとかないか?」 すると長門はすっと横を向き、 「ない」 とだけ言ってまた視線を元に戻した。明快な回答だがもうちょっと何かないのかね。推測とか心配とかさ。 「ん。それ、懐かしいな。……また読んでるのか?」 長門が読んでいたのは俺がこいつから初めて借りた海外SF大長編のハードカバーである。ひょっとしてこいつも読書する書物を一巡させたのだろうか。だとするとこれまで何冊読んだのか、考えるだけでも頭の中が文字で押し潰されそうになるな。 長門はこくと頷き、 「統合思念体は静観の姿勢を変更していない。古泉一樹の不在は思念体のせいではない」 と、俺が思いもしなかったことを言って読書を続行する。 なるほどね。とするとやっぱり体調不良だろうか。あいつも意外とナーバスなところがあるのかもしれん。ポーカーフェイスの代わりのようにいつも微笑しているが、それも心情を悟られないためだったりしたら俺としてもちょっとはあいつに同情してやる気にもなる。 あいつのクラス担任にでも欠席の理由を訊いてみようか。……そうそう、クラス替えの結果、俺とハルヒ、谷口に国木田、阪中、長門が同じクラスになったのだが、さすがに特進クラスの古泉まではハルヒの力でも巻き込めなかったらしい。朝比奈さんのほうはまた鶴屋さんと同じクラスになったとかで喜んでいたな。 そんなわけで古泉は別のクラスにいる。だから一昨日の放課後、帰り際にようやく古泉が学校に来ていないらしいことを知ったのだった。 「じゃぁね。明日、古泉くんが来たらすぐにでもSOS団のミーティングをするつもりだから、遅れちゃダメよ」 というハルヒの言葉を受けて俺たち四人は駅前で解散した。 俺は自転車に乗って家路をたどり、無事わが家に到着したが、そこに突然の来客があった。 「ご無沙汰しておりました」 ――2―― 「森さん?」 そこにいたのは森園生さんだった。二月に会った時と同じ、ぱりっとしたスーツ姿だ。 背後には例の黒い車が見え、運転手の新川さんが精悍な顔で目礼した。 「どうしたんですか?」 俺はチャリを玄関脇に止めて森さんの元に戻った。 「古泉のことについて、あなたに話しておきたいことがあります」 立ち話も何ですから、との森さんの指示で俺たちは新川さんの車の後部座席に乗り込んだ。 「古泉が行方不明になっています」 森さんは何も前置きをせずに重要事項を伝えた。あんまり突然だったので俺は言葉の意味を正確にとらえられない。思わず訊き返す。 「何ていいました? 古泉が……」 「行方不明なのです。この三日間、自宅にもおらず、連絡もつきません。思い当たる場所全てに問い合わせをしましたが、どこも古泉の行方を知るところはありませんでした」 あいつが行方不明? どういうことだ? 今さら機関の任務が嫌になったりでもしたのだろうか。 「それはないと思われます。機関に協力しないことは、遠因的に自分の首を絞めることになりますから。 どこへ行くにしても、その行き先自体がなくなってしまうようでは意味がないでしょう?」 森さんの言葉の意味するところを全て把握できたかどうかは自信がないが、まぁ俺もあいつが無責任に機関のエージェントを放棄してトンズラするとは思えない。だとすると、古泉はどこへ消えたんだ? 「それが、何の痕跡もありませんでした。持ち物や金銭、衣服などすべてが手付かずで自宅に残されていて、メッセージやどこかへ出立する計画を立てていた形跡なども見当たりません」 「ってことは、古泉は一昨日急にいなくなったってことですか? まったく、突然に?」 「そうなります。もともといなかったかのように、綺麗さっぱりです」 話の表層だけ聞けば、そりゃどこの怪談話だと言いたくなるが、今は夏じゃないし、もちろん幽霊など登場しないことは俺もよく分かっている。となると…… 「誰かがあいつを連れ去った、とか、そういうことですか?」 「えぇ。私達もその可能性がもっとも高いと考えています」 森さんは神妙にうなずいた。前の席の新川さんからも、心なしかピリピリとした緊張を感じる。 「機関の他の人員にそのような消失現象は起きていません。古泉だけが突然に、姿をくらましたんです」 森さんの言葉を聞きながら、俺は考えていた。誰のしわざだ? 古泉だけを狙うってのはどう見ても作為によるものとしか思えない。そして、あいつは普通の手段で誘拐されるような奴じゃないとも思う。仮にも機関の人間だしな。どこかに幽閉されているなら、あいつ単独での脱出は無理でも、機関が色んな手段を使って古泉を救出するんじゃないだろうか。実際森さんは機関側で手を尽くしたかのような物言いをしている。 「二日間、我々は古泉を捜しましたし、今なお継続中ですが、芳しい結果は何一つ得られません」 なるほど。とりあえず、これで古泉が三日も学校とSOS団を休んだ理由は分かった。ハルヒに言えるようなものじゃないのがちと厄介だが、どうにかして古泉を見つけ出さなきゃならないらしいな。 「今日私達があなたに伝えたかったのはそれだけです。古泉の行方が心配なことには変わりないでしょうが、理由だけでも伝えておくべきだと判断しました」 「わざわざすいません。俺のほうでも、無理のない範囲であいつを捜せないか当たってみます」 俺は車を降りて会釈をした。暗くなった空の下を、真っ黒に輝くハイヤーが静かに走り去った。 ……さて、まずは長門のところに行く必要があるだろうか。 「いなくなった古泉くんが心配?」 俺の背後から声がした。するはずのない声が。 ――3―― 「当たりまえよね。これまで一緒に困難に立ち向かってきた仲間なんだもの」 振り向いて凍りつく俺にそいつはあざ笑うように言った。 ……どうしてお前がここにいる!? 「あら、驚いてるわね。ふふふ。無理もないわ。あなたが今推測できることなんて、たかが知れてるものね」 北高の制服、腰まで届く長い髪、整った目鼻立ち、不敵な笑み……。 「朝倉……涼子……?」 間違いない。俺がこいつの姿を間違えるわけがない。会うたびに戦慄の度合いが桁を増やしている。 たちまち嫌な汗が俺の表皮を伝う。 「覚えててくれたのね。ありがと、感謝するわ。転校して、だいぶ経つものね」 その笑みは、表の顔。かつて委員長として一年五組に滞在し、普通のクラスメートとして振舞っていた時のもので間違いない。なぜ、お前がここにいる。 「わたしの知ってる情報が正しいのなら、これで再開は二度目みたいね。もっとも、今のわたしにはデータとしての記憶しか残っていないけれどね」 「質問に答えろ! どうしてお前がここにいるんだ。お前は長門に二回も――」 「そう。消されたわ。情報結合解除。ねぇ、わたしは彼女に勝てない運命なのかしら。どう思う?」 意図的に俺の記憶を想起させるような台詞を使っている。教室、校門。夕方、明け方。 銀と赤のイメージ。鈍く、不気味な感触――。 どうして朝倉がここにいるんだ!? 幻なんかじゃない。だが長門がこいつを野放しにするとも思えない。 「不思議がってるわね。うーん。そろそろ答え合わせしてあげてもいいかしら? わたしが今まで二回も負けたことを考えると、これくらいじゃ甘い気もするけど」 くそっ。逃げも攻めもできん。こいつなら俺をあっという間に囲い込んでしまうだろう。こいつが俺に襲い掛かる瞬間に備えるくらいが関の山だ。……誰か、誰か歩いてないか? 「助けを求めようったって無駄よ。周囲20mに情報結界を張ったから。近付いた人間は急用を思い出して道を引き返すの。便利でしょ?」 朝倉は自分の姿を俺の網膜に焼き付けるかのようにウィンクした。こんなに突然現れるなんて、反則にも程があるだろう。もともとルールなんて意識してないような奴だったが……どうすればいい、絶体絶命だぞ。 「わたし個人の気持ちとしては、今すぐあんたを殺してしまいたいんだけどね? 残念なことにわたしに課せられた役割はそれじゃないみたいなのよ。ね、ちょっとは安心した?」 ちっとも安心できない。いつぞやみたく体の自由を奪われたりはしていないようだが、実質身動きできないのも同然だ。くそ。家の目の前なのに何てことだ。 「何しに来たんだ。そもそもどうしてお前が存在してるんだ」 朝倉はこの状況が楽しくて仕方ないかのようにその場を歩いて回った。 「わたしがいない間、楽しかった? 涼宮さんと仲良くなった? 長門さんとはどう? ふふふ。いいわねあなたは。 わたしね、自分の立場がうらめしくなったこともあるのよ。どうしてわたしはあなた達の輪に入る役じゃないんだろうって。でも、今さらそんなこと思ったってしょうがないでしょ? わたしは、急進派の対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースなんだから。命令には従わなきゃいけない。それは、今回だってそうなのよ。わかる?」 知るか。俺にとってのお前は殺人犯という印象しかない。それこそ、インターフェースの感情の概念が分からんという奴だろう。 「せっかくまた会えたんだから、挨拶のひとつもしてくれていいと思うのに、冷たいのね? まぁいいわ。じゃぁわたしがここに来た理由を教えてあげる。あんたに伝えるためよ」 「何をだ」 声が上ずってしまう。油断できない。警戒なんて無意味かもしれないがな……。 「あなたの大切な仲間、わたしが結合解除したわ。どう? 驚いてくれるかしら?」 「……!」 まるで、体中の感覚が夜の闇に溶けて出てしまったようだ。今、何て言った? こいつが古泉を消しただと? 「ふふふふ。驚いてるわねぇ。その顔が見られただけでも復活した甲斐があったってものね。いい気味だわ」 長門がどうして感知できなかったんだ? そもそも、こいつも長門も派閥は違えど同じ情報統合思念体の一端末だろう。こんな勝手な振る舞いができるはずがない。 「あんまりネタばらししすぎちゃうのもつまんないわよね。わたしがどうしてここにいられるのかは宿題にしておくことにする。今日のわたしは、あなたにもうひとつ、予告をしてここからいなくなるわ」 朝倉はずっと笑っていた。いつの間にか裏の顔。俺を二回も殺そうとした時の、邪気を思わせるイメージの違う笑いに変化している。 「もうひとり。あなたの先輩も、近いうちに消すわよ。ふふ、楽しみにしてなさい」 「てめぇ!」 俺が駆け出すと同時に朝倉は姿を消した。 瞬時に圧迫感も消え、元の静寂のみが俺を包む。 朝倉涼子……。もう会わないと思っていた。何か、何かが起きている。あいつが古泉を消しただと? そんな簡単に人ひとり消したとかいうあたりからして、もうどうかしているとしか言いようがない。さらに、あいつはこう言った。 ……朝比奈さんを近いうちに消す。 古泉と同じようにか? だとすると俺が今まで会っていた朝比奈さん(大)のほうはどうなるんだ。消えてしまったなら大人になって超絶なスタイルとなった彼女の存在はあり得ない。 俺はしばらく道端に突っ立ったまま考えこんでしまっていた。 今日三人目の来訪者が、俺に声をかけるまで。 「こんばんわ」 ――4―― まったく突然に、それこそ瞬きした間に、朝比奈さん(大)が俺の目の前に出現していた。 「久しぶり。って言っても、キョンくんにとってはふた月しか経っていないんですね」 俺の覚えているままの大人版朝比奈さんだったが、彼女の時間では前回会ったときから二ヶ月以上経っているのだろうか。だが、今はそんなことはどうでもいい。 「朝比奈さん! これは一体どういうことなんですか!」 つい大声になってしまう俺に動じず、朝比奈さんは艶やかな声で告げる。 「キョンくん……ここが分岐点です。以前わたしが言った、大きな運命。ここを正しく乗り越えないと、私たちのいる未来はわたしの知っている姿にならないの」 「朝比奈さん? 今朝倉が来て……」 「えぇ。古泉くんを消した。彼女の言葉に嘘はないはずです。彼女は古泉くんを跡形もなくこの時空から消してしまった」 大人版朝比奈さんの声に冗談の色は微塵もなかった。 いつだって突然だった非日常。それがまたとんでもない形で俺たちの前に立ちはだかろうとしている。 「一体何者のしわざなんですか!? 誰が朝倉を復活させたんです?」 朝比奈さん(大)は一瞬困ったように目を伏せてから、 「ごめんなさい。言えません」 「えっ」 俺は当惑した。どうしてだろう。 「キョンくん。これからのあなたの行動に変化が及ぶからです。今回、わたしが直接あなたにできることは、ほとんど何もないといってもいいくらいなの。あなたひとりでも解決できない。SOS団員全員の行動がうまく行かないといけません」 俺だけじゃない、って、それは一体……。 「詳しく言うこともできないんです。未来は微細な原因の集合で絶えず変化するものなの。いつだったか、わたしがあなたにわたしのホクロの位置と形を言ってしまったことがあったでしょう?」 そう言われて俺は一年近く前の記憶を掘り返した。……そういえばあったな、そんなことが。どぎまぎして身動きできなくなってしまった、入学して間もない俺の記憶。 「あれだけで、誰が初めにホクロのことを知ったのか分からなくなってしまった。それは、わたしがうっかりしていたから。既定事項だったはずの物事が、不明瞭になってしまうの」 分かるような、分からないような……。確かに、これまでどっちが原因か分からないようなことはいくつかあった。 鵜が先か卵が先か、って奴だ。例えば俺がハルヒに言ったあの台詞「世界を大いに盛り上げるための、ジョン・スミスをよろしく!」あれを俺はハルヒから聞いたが、ハルヒはそれを四年前に現れた俺から聞いたわけだ。どちらが先に言ったのか分かったものじゃない。そうか、知っているし、禁則事項と明確に決まってはいないけれど、言えないことってのもあるんだな。 「分かりました。何が待ってるのか分かりませんけど、俺はあなたも部室の朝比奈さんも、もちろんハルヒたちのことも信じています」 「ごめんね……キョンくん」 朝比奈さんは曇り顔になった。古泉がいつか言っていた。この表情や振る舞いは、言わば演技かもしれないと。 実際、俺は二月の誘拐の一件で、この朝比奈さんへの疑いを少なからず抱いてしまった。自分のいる未来のために、過去の彼女やこの時代にいる俺たちを都合よく操っているのではないか、と。だが、今回はSOS団そのものに攻撃が 仕掛けられている。そんな猜疑心は今はお預けにしておくべきだろう。 「朝倉涼子から聞いたと思いますが、次はわたしが狙われています」 朝比奈さん(大)は気を取り直して続けた。 「子どもだったわたしが消えてしまうと、その間、わたし自身がこの時代に来ることができなくなります。だから、わたしは今回キョンくんにできる事が本当にないのも同じ……。できることではなく、できないことを伝えにわたしはここへ来ました」 そういうこともあるんだな。未来人の優位性、だったか。過去に対して未来は万能だとどこかで思い込んでしまっていたが、どうやら必ずしもそうではないらしい。 俺がそう思っていると、温かく、柔らかい気配を感じた。初めてこの朝比奈さんと会った時と同じように、彼女は俺の肩に額を当てていた。 「がんばってね……キョンくん」 声が震えているように感じたのは気のせいだっただろうか。十秒ほどで大人版朝比奈さんはいつもの色っぽい笑顔に戻り、ウィンクをすると、俺が瞬きする間に消えた。時間跳躍にはどれだけか手間がかかるものかと思ったのだが、俺がそれを見極める暇もないなんてな。 我を取り戻すために、俺は深呼吸をする。古泉、待ってろ。必ずお前を元に戻して見せるし、朝比奈さんを消させはしない。まずは長門に連絡をとらなければならないだろう。あいつに負担をかけたくないのは事実だが、SOS団そのものの存続が危ぶまれる今は、その限りではない。ごめんな、長門。また力になってくれ。 俺は自宅に入って一言声をかけると、再び自転車に乗って、今度は長門のマンションを目指してペダルを踏み込んだ。 ――5―― 「入って」 耳馴染みとなったインターホン越しの声を聞いて、俺はエントランスをくぐる。 朝比奈さんが二人になったあの一件以来来ていなかったマンション。皮肉なことだが、ここに来ないことがSOS団の平和の証なのかもしれない。いつか、何も気にすることがなくなった日に、ハルヒや朝比奈さん、古泉と一緒に長門をびっくりさせるために来るのもいいかもな。あいつがどんなリアクションをするのか、興味深くもある。 俺がエレベーターを降りてドアの前に行くと、インターホンを押す前にドアが開いた。 「長門……」 「分かったことがある」 長門は俺を中に促しつつ言った。俺はコタツテーブルの向かって左側に腰を下ろす。 「情報統合思念体急進派が、秘密裏に自らの一部を独立させていた」 お茶を出したりなどの前置きを一切しない長門というのも珍しかった。自分から先に話すことこそ稀だが、こいつが単刀直入に重要事項を言うこともまた滅多にない。 「……まずお前の話から聞いたほうがよさそうだな。続けてくれ」 長門は顎を数ミリ引く特有の肯定姿勢をみせて、淡々と話し出した。 「急進派は長い間主流派の姿勢に異を唱えなかった。その間に、自情報の半分を分解し、再構成した。思念体は各派の意識が『ある』か『ない』かの意識しか持たない。流派ごとの意識は独立していて、一部が分離していても、他の流派は気がつかないケースが見られる。そうして思念体は意識を分け流派を分けていった。今回もそれに近いことが行われたのだと推測できる」 「……」 すぐに考えを整理するのは困難な、言わば抽象論だった。情報統合思念体ってのは、そんなアメーバみたいな増え方をする存在なのか? 「実体を持たないから質量もない。よって身体的感覚による存在の認知は不可。情報量を計測する概念もない」 俺はますます分からなくなる。これまでえらい高度な存在だと思っていたが、ある意味単純なことを平気で見過ごしたりするのだろうか? 「人類とは意識レベルが根本的に異なる。完全に理解しようとすることは無為」 長門の言葉に、俺は少し手前まで話を戻す。 「……それで、その急進派は、何でまた急に分離したんだ?」 「涼宮ハルヒは自らの能力を弱めつつある。このまま行けば、遠からず彼女の力は消滅しうる。おそらく、急進派は観測のみの現状を打破したいと考えた。そして、その考えに基づいて行動することを選択した」 ある意味人間的だな。欲望の赴くままに行動するか。だが普通はそんなこと許されないぜ。統合思念体にはそういう社会のルールみたいな物がないのだろうか。 「主流派は他派と共に急進派そのものを消滅させるか審議している」 聞けば聞くほど人間社会だな。 「ただ、仮にその決定がなされても、独立した方の急進派を抑えることは不可能」 長門は真っすぐに俺を見ていた。日数を重ねるごとに、わずかに増していく瞳の輝き。 「それはまたどうしてだ」 「急進派は、自らを構成する情報を一度素子レベルまで分解し、残った思念体側の情報を用いてアトランダムに意識体の再構成をした。そこに自らの意識を乗せるよう、あらかじめベースプログラムを仕込んで。それは、新しい広域宇宙体を生み出す行為に近しい」 自らをまっぷたつにして、その片方が反対の姿を基本脳思考形態を残してまるっきり変えちまったってことか? 人間界だったら倫理感を巡って何年も議論になりそうな行為だな。そりゃ。 「普通はそのような行為をしない。わたしの知る限りにおいて、意識体の行為においても非常に稀有」 半分死ぬようなものだからな。それに、失敗するとか考えなかったのか? そいつら。 「涼宮ハルヒの力に、そうするだけの価値があるのだと判断したためだろう」 ハルヒの力のために半分自殺するような真似をするのか……すまんが俺には理解できそうにないな。急進派とやらは。 「ってことは」 俺はようやくさっきまで次々と俺の元を訪問した人たちを思い出し、 「あの朝倉涼子を作ったのは……」 「朝倉涼子……?」 俺は長門に森さんと朝倉と大人版朝比奈さんに会ったことを話した。朝倉のくだりになると、長門は驚いたように数度瞬きをした。 「わたしや情報統合思念体が感知し得なかった……」 つぶやくような長門の台詞に俺は仰天した。……何だって!? 「おそらく、その朝倉涼子は思念体が既知とする結合法則とはまったく異なる規則によって構成されている。ゆえに、わたしや統合思念体には存在の認識が困難。我々の認識方法に対するアンチプログラムを持っていると思われる」 それじゃまるでステルス殺人鬼じゃないか。いや、今回の朝倉が殺人鬼と決まったわけでもないが。 「我々に敵対する要素が確認できるだけで、危険度が含まれることはまず間違いない」 長門は鈴の音のような声で続ける。やっぱり平和的解決は無理なのか。 「わたしの対抗処置にも限界があるかもしれない。今回の朝倉涼子と急進派は、まったくの未知数。行動も予測不能」 長門。今は仮にも春なんだぜ。そんな心が凍りつきそうなこと、冗談だって言うものじゃないだろう。 「……本当のこと」 長門は顎をわずかに引いた。どこか後ろめたそうに見える。 「このままだと、朝比奈みくるも消えてしまう」 今やはっきりと分かる。長門は……動揺していた。 第二章
https://w.atwiki.jp/gasegase/pages/15.html
ツイッター上で、腰パン(ズボンの位置をずっと下げてはくファッションスタイル)の発祥についていくつかの情報が流れているのでそれについてまとめる。 掲載例 1000RT 腰パンってアメリカの囚人が脱走しないようズボンを緩めて走りにくくしたのが始まりなんだって。 つまり街中にいるパンツが見えそうなくらい腰パンしてカッコいいって思ってる若者は「囚人みたいに囚われたいですっ///」っていうどMの気持ちの表現でうわ引いた… feat_sean 絶対に笑ってはいけないtweet 【腰パンをしている男性へ】腰パンは、元々アメリカの刑務所で自殺防止のためベルトが支給されなかったことから生まれたファッションで、今はゲイの間で“ いつでも俺のズボンを下ろしていいぜ♂ファックミー!// "のサインとして使われているそうです。 その他「腰パン」のホンマの意味知ってまっか? 【驚愕の事実】腰パンをしている男性へ伝えたいこと。 検証 掲載例からわかるように、腰パンにまつわる話でいくつかの俗説があるが次のようにわけることにする 腰パンは刑務所が発祥である 腰パンはゲイのセクシャルアピールに使われている そして、この二つの複合からなる、「腰パンは刑務所のゲイがやっていたのが発祥である」という説である。 刑務所発祥説について 日本語ウィキペディアをみると その始まりには諸説あるが、囚人服の風采に由来するとの説が有力視されている。囚人服は、たいてい大きめの物が用意されており、自殺防止や武器として使用を防ぐ理由で、ベルトの着用が許されていなかったため、自然とずり落ちてきた。 となっており、その根拠はNewYorkTimesにあるようだ。 NYTの記事によると、 Sagging began in prison, where oversized uniforms were issued without belts to prevent suicide and their use as weapons. The style spread through rappers and music videos, from the ghetto to the suburbs and around the world. となっており、NYTを信じるなら正しいようだが、根拠は不明である。 英語版ウィキペディアをみると次のように書いてある。 According to Greg Mathis, sagging was adopted from the United States prison system where belts are prohibited.[3] Belts are sometimes prohibited to keep prisoners from using them as weapons or in committing suicide by hanging themselves.[4][5] The style was later popularized by hip-hop artists in the 1990s.[4] It has since become a symbol of freedom and cultural awareness among some youths[6] or a symbol of their rejection of the values of mainstream society.[7] これによると腰パンの発祥はアメリカの刑務所であり、囚人服においてベルトが許されていなかったことからはじまったらしい。 その証拠写真はBBCにある。 英語版は刑務所発祥説の根拠をGreg Mathisという人物においているようであるが、ソースを読んでみるとMathis氏個人の体験談が書いてあるのみで、この事実を客観的に証明できる内容ではない。 ゲイのセクシャルアピール説について 英語版ウィキペディアはこう続けている。 Mathis also states that sagging has sexual connotations in prison ("Those who pulled their pants down the lowest and showed their behind a little more raw, that was an invitation"). [8] According to Snopes.com, however, this is merely an urban legend.[5] どうやら「腰パンは刑務所のゲイ文化から始まった」という1と2の複合説もMathis氏が述べたものであり、その部分についてはSnopes.comにおいて否定されているようだ。 「今現在においてゲイのセクシャルアピールに使われている」という主張は、「英語の先生から聞いた」などの伝聞情報しかなく、信頼性のおけるメディア上でそのような主張をしているものはなかった。 腰パンは州の法律で禁止すべきかどうかというのが大論争になるほどポピュラーなものになっており、ゲイであるかないかにかかわらず広く一般にみられるファッションである。そのような状況で一部の人間のためのセクシャルアピールに使われているという状況は考えづらい。今後、有力なソースが見つからない限りこれは嘘といって差し支えがないだろう。 その他の参照 AlterNet Homophobic – and unsubstantiated -- scare tactics aside, Judge Mathis’ panoramic perspective as former gangbanger turned judge and prison advocate, suggests that the sagging trend is nothing more than a prison uniform encapsulating the wreckage of our communities. About that homophobic ‘sagging pants’ picture going viral on Facebook… Sagging Pants, Criminality, and Prison Clothing 情報提供および質問は情報提供へ。
https://w.atwiki.jp/niman/
このWikiについて このサイトは、2ちゃんねる少年漫画板内の 『2ちゃんねる漫画用語辞典』スレ住人の手によって編集された項目のまとめサイト(4つ目(仮))です。 詳しいことは案内をご覧になってください 2ちゃんねる漫画用語辞典【第34版】 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1244991225/ 過去ログ倉庫 http //manga2ch.web.fc2.com/niman/kakolog.html 旧辞典[2ちゃんねる漫画用語辞典ver.3(仮](※閉鎖) http //f3.aaa.livedoor.jp/~abal/ 旧々辞典[2ちゃんねる漫画用語辞典スレ辞典版(仮)] http //mangago2ch.s41.xrea.com/ 旧々々辞典[2漫] http //www.geocities.co.jp/AnimeComic-Palette/1181/ 更新履歴 2009-11-29 更新再開。【エクアドル産のGペン】【岸辺露伴】【鬼畜眼鏡】【専門板ねじれ現象】【ベジータ】 【無論、死ぬまで】 2009-10-10 過去ログ倉庫に第33版追加 2009-06-04 第33版更新開始。俺たちの更新はこれからだ!!【キチ凱】【このカシオミニを賭けてもいい】【これからは手術のことをカトリーヌと呼ぼう】 【ジャンプキャラの801本】【ターン制バトル】【強さ議論スレ】【発禁チキンレース】 【ポルタカヤツギハギ斬】【麻雀雑誌の漫画】【魔力を使わずどうやって○○!?】 【男ヒロイン】【今日逃げたら明日はもっと大きな勇気が必要になるぞ】 【ただし○○、てめーはダメだ】【チャンピオン淑女】【ネッ広(ネットは広大だわ)】 【表紙詐欺】【ベラ】【ワシズコプター】【ン】【2ちゃんねる】 2009-02-25 第32版更新。あと過去ログ倉庫更新しましたどうでもいいけど過去ログ倉庫開設1年経ってたよ。この辞典も今年で3年目だよ 「ま行」分割しました。(「ま」と「み~む」) 【肩の後ろの2本のツノの真ん中のトサカの下のウロコの右】【四天王】 【十年周期の大型新人】【多摩坂】【同性愛はいかんぞ非生産的な】 【ふざけるなァ!!】【ブラックカレー】【ミクシーと馬車】【ミニ四駆】【Jガイル】 【赤マル補完】【アリシアさん寿退社事件】【運介】【大阪】 【おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?】【「かんなぎ」騒動】 【クロワッサン】【さようなら吾妻さん】【島流し】【ジャンプSQ】 【寿司屋】【師匠】【先生はやめよと申しておらぬ】【妥協・日和見・五里霧中】 【だったらお前が描けよ!】【テヨギン】【同人臭い】【不死身】【変態という名の紳士】 【北斗の拳】【無敵の『○○』でなんとかしてくださいよォーーーーー!】 【諸君、私は戦争が好きだ】の項目に関連用語として【よろしい ならば戦争だ】追加 【ユンボる】の項目に関連用語として【チャゲる】追加 2008-11-30 第31版追加・修正項目【アッー坊】【いるじゃないですか…一回もうサンデーでは描かないといってまた戻って描く人が】 【饂飩玉】【壁村耐三】【掲載順】【構想10年】【サンデスノ】【ジャギ】 【神話の時代】【ソードマスターヤマト】【タコは哺乳類】【タンコーボンダシタイナ号】 【つーかあり得ぬだろ】【度胸星事件】【でかいババア】【デス様】 【ババア】【腹空手】【FOREST謝罪騒動】【マルコス・イメルダ夫妻】 【マンセー】【水島新司の呪い】【「メガバカ」トレース騒動】 2008-09-30 第31版追加【「株」という字が「妹」に見えてしまうほどオタク】【ゲヒ】 【この漫画がアニメ化したときは声優は誰々などとわけのわからないことで一人もりあがる男】 【それが…………ドロヘドロ!】【ベルダンディー佐々木】 【魔王姉】【よくもだましたアアアア!!だましてくれたなアアアアア!!】 2008-09-10 6月にページ分割した時にうっかり消えてたのを復活。全然気づかなかった自分に絶望してみたりorz【くやしいのうwwwくやしいのうwww】【クレしん後追い自殺】 【このあらいを作ったのは誰だぁっ!】【コミックジャパン】【「ぼくらの」監督発言事件】 【ポロロッカ】【前が見えねエ】【私の目的はお前の娘の体だった】 2008-08-30 第30版追加・修正項目【オーバーボディ】【蟹】【キレイなジャイアン】【黒服】【鯖スレ】 【ジャンプ打ち切りサバイバルレース】【スゴイね、人体】【何…だと…?】 【富士鷹ジュビロ】【プログさん】【マルティスト】【ミムラ】【やんや】 【良い子の諸君!】【雷句が小学館を提訴&裏話を暴露】【○○○を描いてください】 2008-06-21 第29版追加・修正項目【赤い核実験場】【アビィ】【イバリア】【えなりの奇妙な冒険】 【外泊証明書】【極地法など登山家の恥だっ!】【熊田さん】【死亡確認】 【ジャンル「平松」】【星座カースト】【電子レンジ】【鳥山「桃白々…?」】 【パンタ】【ヒロシ天皇】【間違った方が正解だーッ!】【モツカレ】 各ページの分割と整理を行いました。 2008-06-19 ちょっとしたお知らせページ当りの容量が増えてきたので、更新ついでに近々各ページの分割と整理を行います。 項目にリンクを貼られている方は、再リンクをお願いします。 2008-06-17 初めて「ね」の項目が出来たもんで、つい…【ネタバレ:イカ娘可愛い】【ネタバレ:ゴレイヌ登場】 2008-06-15 第28版(29版)追加・修正項目【ェェェ~~~!】【お察しください】【おつかれちんちーん】【キレイなジャイアン】 【ザエルアポロ戦】【ジェバンニが一晩でやってくれました。】【知ったことかー!】 【すぎたん】【確かみてみろ!】【丁度いいや】【テニスの王子様】【何もない】 【バキしか読まない】【漫画能力検定】【漫画読み】【よう来たなゲーメスト!】 2008-05-29 追加はしてたけど更新履歴に載ってなかったやつ【ソードマスターエルト】【特攻のユタ】 2008-02-16 過去ログ倉庫開設 2008-01-27 第27版追加項目【恐ろしい子】【くやしいのうwwwくやしいのうwww】 【クレしん後追い自殺】【このあらいを作ったのは誰だぁっ!】 【コミックジャパン】【殺人犯なんかと一緒にいられるか、俺は自分の部屋に戻るぞ!】 【三国志大戦】【ところで俺のキンタマを見てくれ。こいつをどう思う?】 【特攻】【ブレ四天王】【「ぼくらの」監督発言事件】 【ポロロッカ】【前が見えねエ】【やよ】【私の目的はお前の娘の体だった】 引き続き第28版追加・修正作業開始 2007-09-08 第26版追加・修正項目【アビィ】【オレはようやく登りはじめたばかりだからな。このはてしなく遠い男坂をよ…「未完」】【不殺(ころさず)】 【サンデーなら打ち切られなかった】【じょっぱる】 【大した奴だ】【駄目だこいつ・・・、早く何とかしないと】【悪魔(デビル)赤也】【ニヤニヤ】 【バックベアード】【ブランカイザー】【ブ】 2007-07-30 項目修正【裏返る】【ユンボる】【オニンニンがヴォッキッキ】 2007-07-22本当にごめんなさい…25・26版更新作業再開します。 【アフロ】【絵はプロレベル。話はまんがをバカにしているとしか思えません。】【犯されておるわ!】 【オレはこいつらとは違う…】【極上だぜ!】【ここまでの子とは…】【コナン=新一】 【上級者】【田亀源五郎】【童貞】【トーナメント展開】【ハンコ絵】【ビキッ】 【必要な分は見せたということだ。これ以上は見せぬ。】【ブサ銀】【マメガ】 【焼きたてジャぱん最終回】【ユンボる】【連載中スレ】 【~は○○ではない。もっとおぞましい何かだ。】【150ガーベラ】 2007-06-13ごめんね、更新滞っててごめんね(´・ω・`) とりあえず特に気になってた2つだけ追加です 【ソードマスターヤマト】【わしの波動球は108式まであるぞ】 2007-02-26 第24版追加・修正項目結構量が多いので、また整理するかもしれません。 【仁D】【ウホッ!いい男…】【エロ描写】【蟹】【キサマ等のいる場所は既に我々が2000年前に通過した場所だッッッ】【虚無る】 【合コンに気をつけろ】【こち亀の後ろ】【コナン「ペロッ…これは青酸カリ!!」】 【SAGA】【さん】【銃弾】【ちゅぱ衛門】 【テニヌ】【でも おれは まちがってるほうにいくわ】 【バトルロワイアル】【復ッ活ッ!範馬刃牙復活ッッ!範馬刃牙復活ッッ!範馬刃牙復活ッッ!範(ry】 【ホモが嫌いな女子なんていません】【魔王】 【持ち帰り!そういうのもあるのか】【モヒカン】【やらないか】【リーマン】 【わい、男の桜ちゃんが好きなんや!】【15歳と16歳】【17歳】【○○分】 2007-02-22 第23版追加項目【ありのまま】【アンチェイン】【お前気配りの達人だな】 【貴様は電子レンジに入れられたダイナマイトだ!】【逆に考えるんだ】【原作レイプ】 【作者萌え】【週間】【シンクロニティ】【世界一ィィィ】 【そこにシビれる!あこがれるゥ!】【チャンピオンの逆法則(ジンクス)】【速さが足りない!】 2007-02-20 第23・24版項目更新開始・カウンター設置 ここ4ヶ月近く更新できず申し訳ありません。 2006-10-28 項目更新・修正 項目修正【ゴノレゴ】【隣子】【ば~~~~~~っかじゃねぇの!?】 項目追加【諦めたらそこで試合終了ですよ】【荒木は吸血鬼】【ウソみたいだろ・・・死んでるんだぜそれ】 【お遊戯的な事なら外でやってくんない?】【薫たんのおまんちょ舐めたいお^^】【ギギギ・・・】 【ここからが本当の地獄だ】【新刊難民】【ローゼン閣下】 2006-09-17ネタ別索引を追加 2006-09-02 項目更新【囲炉裏の会】【乙ひより】【くやしい】 【クレしん「厄いわね」事件】【自主規制】【真剣は切れ味がある分~】 【乳】【ば~~~~~~っかじゃねぇの!?】【反重力スカート】 【ぱんつはいてない】【ふたなりは邪道】 【よっしゃああああッッ!THE ENDォオ!】【リアルシャドー】【若先生】 2006-07-25 項目更新【悪魔狩りのベルセルクパクリ問題】【あなたが神か?】【IZO】【奇才】 【車田吹っ飛び】【欠番】【コンボ】【質問は一切認めん!】 【昭和】【たわし】【どうでもいい】【何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!】 【~ばかり食べてちゃ胸やけしてしまって体に悪いぜ。合間…合間にキャベツを食べるんだ。】【パール】 【ヒコロウって食えてるの?】【安永肛一郎】【誘拐】 2006-07-03 項目更新・修正【熱くなれ少年心!】【グラビアアイドル】【こんなこともあろうかとみそだけは】【知欠】 2006-06-25 項目更新【煽り文】【嘘です】【下膨れ】【邪道喰いはよせ!】 【ジャンプ混沌期の人】【信じねェ……】【ちくしょうこの酒井梅安!】 【チャンピオン紳士】【ヒロインはロック】【ペペレポッテントー】 【山賢と担当】【>>232】【○○と申したか】 2006-06-24 旧辞典(Ver.3)全項目の移行完了 2006-06-15 サイト開設