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苦笑交じりのため息一つ。 いつにないお姉ちゃんの態度に困惑しつつも、その直後に見せてくれたいつも通りの笑顔に安心してしまう。 だから私は・・・ それ以上の疑念を抱くこともなく、調理の続きに戻るために再びキッチンに向き直ることができた。 もしもこの時・・・ もう少し深く、私がお姉ちゃんを”見る”事ができていたなら。 ”いつもの笑顔”の奥に隠されている。そんなお姉ちゃんの本当の心に、気付いてあげることができていたなら。 喫茶店での和ちゃんの態度と、意味の掴めなかった謝罪の言葉。それと、今のお姉ちゃんの不可解な抱擁と、を。 それらのピースを繋ぎ合わせて考えるだけの、視点の広さを持ち合わせていられたのなら。 その、いくつもの”~なら”を実践できていたの”なら”・・・ もしかして、これから先。お姉ちゃんを襲う悲しみのいくらかは、防げ得たんじゃないのか。 私はおねえちゃんを救うことができていたんじゃないのか。 そして私自身、後悔の足かせに身を縛られることなく、笑って過ごしてゆく事ができたのではないか・・・ そんな自問と自責の念を負い続け、これから数年を生きなくてはならなくなる事に。 このときの私はまだ。知る由もなかった。 数日後の日曜日!郊外の公園!! 純 「良い天気ーっ!」 憂 「うん。雲ひとつないね。日差しが強くて、日に焼けちゃいそう」 純 「夏は焼けるものだって。気にしなさんな!そんなことより、今日は思いっきり楽しもうね!」 憂 「・・・うん!」 そうして、やってきた日曜日。 純ちゃんと二人、自転車でやってきた片道30分のちょっと大きな市民公園。 私の自転車のかごには、お弁当が詰まったバスケット一つ。 早起きして、腕によりをかけて作ってきた自信作。 純ちゃん、喜んでくれるかなぁ。 純 「・・・で」 憂 「うん?」 純 「何して遊ぼうか」 憂 「え」 純 「え?」 憂 「いや・・・言いだしっぺだし。純ちゃんに何かプランがあるものだと」 純 「あっはっは。いやだなぁ、憂」 憂 「え?え?」 純 「もう二ヶ月も友達やってるのに、まだ分かんないの?私にそんな計画性、あるわけないじゃん」アハハハ 憂 「・・・そうだね。単純一直線の純ちゃんだものね」 純 「そゆこと」エッヘン 憂 「そんな、胸そらせて自信満々に言い切ることでもないと思う」 純 「ならさ、あそこ行こうよ」 憂 「どこ?」 純 「あそこ!あの芝生の中。大きな木があるでしょ。あの下、涼しそうで超いい感じじゃない?」 憂 「あ、良いかも。それにあそこなら日焼けも防げそう」 純 「決まりだね。そうと決まったら早く行こう!」 憂 「うん!」 大樹の下!! 柔らかな木漏れ日に照らされるのに身を任せ。 私たちは大樹の根元に頭をあずけ、芝生の上にごろんと転がった。 木の幹を枕に、柔らかな草をクッションに。 体を横たえながら、木の傘の隙間からこぼれ見える空を眺めていると。 ふわふわりと・・・ まるで雲の上でゴロゴロしているような。そんな心地よい錯覚に陥ってしまう。 純 「はぁ・・・気持ちいいねぇ」 憂 「そうだねぇ・・・」 純 「良い塩梅だねぇ・・・」 憂 「くすっ。おばあちゃんみたい」 純 「えへへ・・・うーん・・・むにゃむにゃ」 憂 「・・・」 純 「・・・」 憂 「・・・純ちゃん?」 純 「すぴーすぴー」 憂 「寝ちゃってる。寝付き良すぎ・・・」 まるで猫よろしく糸目になって、穏やかな寝息を立てている純ちゃん。 可愛い・・・ 憂 「私はどうしよう。一緒に寝ちゃおうかな・・・」 憂 「あ、そうだっ!」ゴソゴソ・・・ 憂 「一応、持って来ちゃったんだよね。マンガノート・・・へへ」 せっかくだもん。気持ちよく眠ってる純ちゃんの姿も、ノートに書き留めておこう。 勝手に描いたら、怒られるかな?でも、私の前で無防備な姿をさらしてる、純ちゃんが悪いんだからね。 ま新しいページを開き、筆記具を取り出し・・・そして。 純白な紙の上に、ペンを走らせると。 たちまちノートの上には新たな世界が、色彩を放って産声を上げる。 ・・・純ちゃんの寝姿という、新たな世界が。 憂 「純ちゃん・・・」 穏やかに時間は過ぎていく。 殺伐さや緊張や、まして孤独とは無縁の時間が穏やかに、緩やかに。 芝生を揺らす風とともに、私と純ちゃんの間をゆったり通り過ぎていく。 憂 「私、何に緊張していたんだろう・・・」 なんの警戒心もなく、のんきな寝顔を私にさらしている純ちゃん。 それはきっと、信頼の現れ方の一つなんだと思う。 私を本当の友達だと思ってくれているからこその気安さ。 私もそれに応えたいな。 緊張とか。いらない気遣いとか。そんなものとは関わりなく・・・ 裸の。素の。飾らない。 そんな自分で、純ちゃんの前に立っていたい。 だって・・・友達だから。 憂 「純ちゃん、ありがとう」 そう思えるまでになることができた。 ここまでになれたのは、ぜんぶ純ちゃんのおかげ。 だから。私はもう一度、声に出して言う。 私の心を研ぎほぐしてくれて。そして、私の友達になってくれて。 憂 「本当にありがとう。純ちゃん」 そして!お昼!! 純 「・・・んぐ・・・う・・・がぁ・・・・」 憂 「・・・」ギュー 純 「むぎぎぎ・・・ぐふっ・・・ぐぐぐ・・・」 憂 「・・・」ギュー 純 「・・・っ!ぷはぁーーーー!!!」ガバッ 憂 「あ、起きた。おはよ、純ちゃん」 純 「おはよ、じゃないよ!寝てる私の鼻をつまんで!死ぬよ?死んじゃうから!」 憂 「だって、なかなか起きてくれないんだもん。それにね、ほら。もうお昼だよ?」 純 「だったら、もぉー・・・普通に起こしてよね・・・」 憂 「顔まっ赤にして苦しがってる純ちゃんも、赤鬼さんみたいで可愛かったよ♪」 純 「さらりと恐ろしいことを言うよね、憂は」 憂 「えへ。さぁ、お弁当食べよ?」 純 「お!待ってました!」 バスケットから取り出したるお弁当は二段編成。 一段目には色とりどりの具を挟み込んだ、本日の主役のサンドイッチ群。 二段目には純ちゃんが飽きちゃわないように、いろいろ工夫を凝らしたおかずの盛り合わせ。 串揚げ・豚肉のアスパラ巻き・ミニハンバーグ・ほうれん草のシーチキン和え・ポテトサラダ・・・etc もちろん純ちゃんが好きだって言ってくれた卵焼きも忘れずに。 純 「わぁー・・・」 たちまち芝生の上を彩ってゆくおかずの数々に、純ちゃんは目を輝かせ見入っている。 純 「こんなに?こんなにあるの?!すっごーい!」 憂 「張り切りすぎちゃったかなぁ。ちょっと多すぎた?」 純 「多ければ多いほど、嬉しいってもんだよ!」 憂 「えへへ。じゃあ、いっぱい食べてね?」 純 「もちろん。残すなんて、野暮なマネはしないぜ!」 憂 「うん♪それじゃあ・・・」 憂・純 「いただきまーす♪」 純ちゃんが喜んでくれてる。早起きしてがんばって作った甲斐があったな。 純ちゃんが嬉しそうに笑うと、私も嬉しい。 だって、ニコニコ私のお弁当に箸をのばす純ちゃんを見ていたら・・・ 憂 「へへ・・・」 私も釣られて、つい笑顔になってしまうんだもの。 ・・・釣られて・・・? ううん、きっとそれは違う。これは。この私の笑顔は。 今が本当に嬉しくて、楽しいからこそ自然に浮かんだ、裸の。素の。飾らない。 つまり、心からの笑顔なんだ。 ・・ ・・ もぐもぐもぐもぐ・・・ 憂 「なかなか減らないね。さすがに作りすぎちゃったかなぁ・・・」 純 「んなことないよ?」モグモグ 憂 「無理しなくて良いからね・・・?」 純 「してないよ。いくらでも入るよ」パクパク 憂 「・・・で、どうかな?」 純 「どうって?」シャクシャク 憂 「・・・美味しい?」 純 「うん、さいこー!」ニパー 憂 「・・・///」 純 「ごっくん。・・・よし、じゃ次は・・・!」 C子 「・・・平沢さん」 憂 「え・・・?」 純 「んあ・・・??」 唐突に招かれざる客が私たちの前に現れたのは・・・ お弁当の残りも折り返しを向かえた、そんな時だった。 C子 「久しぶりだね。元気?元気だったかな・・・」 憂 「こ、寿さん・・・?」 C子 「うん。小学校の卒業式いらいだね。元気だったかな?・・・かな」 憂 「・・・う、うん」 純 「誰?憂の知り合い?だったら私にも紹介して・・・」 憂 「寿さん、どうしてここに・・・?」 C子 「だって、ここって公園だし。誰がいたっておかしくないし」 憂 「そ、それはそうだけど。でも・・・」 純 「・・・憂?」 C子 「えっと。鈴木純さん。純さんだよね?はじめまして」 純 「あ、うん・・・はじめまして」 C子 「私、平沢さんと同じ小学校出身の寿詩子。クラスは違うけど、いちお同じ中学に通ってるんだよ」 純 「へぇ・・・そうなんだ」 憂 「・・・」 C子 「ね、平沢さん。知ってた?知ってたよね?同じ中学に進学してたの。知ってたよねぇ」 憂 「う、うん・・・知ってたよ・・・」 C子 「だったらさ、だったらだよ。顔くらい見せに来てくれたって良かったのに」 憂 「え・・・どうして・・・」 C子 「どうしてって。私たち、友達でしょ?友達」 憂 「・・・友達?友達って・・・」 C子 「あ、お弁当!憂が作ったんでしょ?そうでしょ?おいしそうだなぁ・・・」 憂 「・・・憂って・・・」 今、私のこと・・・ 憂って名前で呼んだの?まるで友達のような気安い振る舞いで・・・? C子 「いいなぁ。私も食べたいなぁ。ね、鈴木さん。私も一緒して良いかなぁ?かなぁ」 純 「え、あ・・・えと。憂が良いって言うなら・・・」 憂 「・・・ダメだよ」 C子 「え・・・」 憂 「これは全部、純ちゃんのために作ってきたものなの。だから、悪いけどあなたの分は無いの・・・」 純 「う、憂・・・?」 C子 「そ、そっか・・・そうなんだ・・・」 憂 「・・・」 純 「・・・」 C子 「・・・」 憂 「・・・寿さん」 C子 「小学校の頃みたいに、C子ちゃんって呼んでよ。ね?呼んで欲しいな」 憂 「・・・寿さん。何か用でもあるのかな。なければ私たち、そろそろ他に行くけれど」 C子 「え、そんな・・・どうしてそんな風に・・・」 憂 「・・・」ギリッ C子 「・・・!!」 純 「憂・・・どうしたのさ。そんな怖い顔をして・・・」 C子 「・・・用って言うか・・・あの。あのね?憂・・・」 また名前で呼んだ。 言いようのない不快感が、私の感情を逆なでにする。 憂 「・・・」ギリギリ・・・ C子 「あぅ・・・あ・・・」 ふいっと・・・ 寿さんが私からの視線に耐え切れず、顔を背けようと動かした先。 たまたま彼女の視界に入ったのは、お弁当を入れてあったバスケット。 そして、バスケットの陰に隠れるように置かれた・・・私の宝物。 あの、マンガノートだった。 C子 「あ、それ。もしかして・・・」 重たい場の空気を変えたかっただけなんだと思う。 そんな気軽さでマンガノートに伸ばした彼女の手を。私は・・・ 憂 「触らないで!」 8
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嗚呼。それにしても酒が欲しい…… ◆AZWNjKqIBQ 振るう暴力を裁きの雷と言い放ち、自身を神と名乗る傲岸不遜な男――ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ。 狂王の実験場に落とされて間もなく一つの命を奪い、月の出る夜空に哄笑を響き渡らせる。 そのけたたましい笑い声にか、それとも彼の足下に転がる死体から広がる異臭のせいか、 そこに一人の男が近づいて来ていた。 簡素な着物に赤いスカーフを纏った長身の東洋人。 片方の手にバックを提げ、もう片方の手には水筒を吊ってゆっくりと道を歩いてくる。 様は静かであったが、その細い瞳に映るは剣呑な揺らめき。 その男の名は戴宗。国際警察機構、最強の九大天王が一人――神行太保・戴宗。 自分に酔っていたムスカも、影の中から月明かりの元へと踏み出されればその男に気付く。 「……なんだ東洋人か。私の世界には必要ないな。ここから帰り次第国ごと滅ぼしてやろう」 無礼で挑発的な発言。だが、戴宗はそんな相手の不遜な態度を無視して静かに問うた。 「こいつをやったのはお前さんかい?」 戴宗が指す「こいつ」とは、勿論彼の眼前に横たわる黒焦げた遺体のこと。 細い目が見つめる先には、まだ若かったであろうと思われる小柄な亡骸が薄煙を上げている。 「神に逆らった愚か者の末路だよ」 にへらと笑いながら答えるムスカの眼には、狂気と自信が満ち溢れ爛と輝いている。 一方、そんな彼へと向けられる戴宗の眼は至って静。 ――何時何時此の身が如何なろうと、何処で死のうと誰も悲しまない。だから、如何な任務にも耐えられる。 戴宗が仲間に繰り返し聞かせた言葉であり、また彼自身にとっての矜持でもあり覚悟。 彼は今までこの言葉の通りに生きて来たし、これからもそうであることは変わりはない。 命はすでに国際警察機構に預けた身。例え、死を賭せと命じられても迷いなく殉じる覚悟が彼にはある。 が、しかし! 眼前に横たわる少年はそうではなかったはずだ。いや、ここにいる誰もが! 訳も解らぬままに見知らぬ場所に落とし込み、素性も知らぬ同士を殺し合わせるあの男――螺旋王。 奴も勿論許す事ない大悪。いずれは落とし前ををつけさせなければならぬ! して、目の前の男。神と嘯き、自分勝手な都合で年少の者をいとも容易く殺めたこいつ。 混乱する機に乗じ、跳梁跋扈して己が勝手な願いを達成せんと無辜の者を襲うこいつ。 こんな奴を何と言う? 簡単明瞭! たった一言――外道と言う。 ◆ ◆ ◆ 戴宗は片手に提げたバックを落とす。 続いてもう片手に持った虎柄の水筒から一口取って喉を鳴らすと、それも地面に落とす。 そして、空いた両手を握り締め、ゴキリを音を鳴らすと一歩前へと足を踏み出した。 「このラピュタ神に素手で挑もうというのかね?」 対するムスカは、眼前に迫る相手の心の内に秘めたものが読めぬのか余裕綽々。 相対する者の返事を待たずして手を突き出し、稲妻を走らせた。 ドンッ、と響く音とともに身動き一つ取らなかった戴宗の身体に薄煙が上がる――が、それだけだ。 神を名乗る男はこの時初めて目を見開き、意も介せぬように歩みを止めぬ相手にたじろいだ。 戴宗が一歩前に出れば、一歩下がる。もう一歩前に出れば、もう一歩下がる。 神の雷が通じない。何故か――と、ムスカは困惑する。だが真実はそうではない。 雷だからこそ通じないのだ。 国際警察九大天王。その末席に身を置く神行太保・戴宗。またの名を――『人間発電機』 ピタリと足を止め次いで突き出された戴宗の拳が、ブンという羽虫の様な音と共に薄い光を纏う。 その原理はムスカが背負うエレキテル――電磁誘導装置、それと同じ。 異なる点を挙げるならば、 エレキテルの方はあくまで誘導装置であって蓄電はできても、それ自体では発電することができぬと言うこと。 そして逆に、戴宗の有する特異な能力はその名の通り自らの身体で以って電気を起こす事ができる。 その発電量。例えば目の前の総合病院。それが使用に必要とする量を賄うことも容易い。 戴宗の全身を駆け巡る電流は身体の中で螺旋を描き、強力な電磁力を発生させる。 そして、エレキテル同様に大気を操り戴宗は拳の先に電磁場によって作り上げた気の拳を纏う。 これが人間発電機と呼ばれる戴宗の力。名づけて――噴射拳。 彼は内に巡る膨大な電力を雷として発するのではなく、己が身体を武器とするために操る。 九大天王の中でも単純戦闘に特化した能力で、末席と言えど、こと単一同士の格闘戦となれば一、二位を争う。 仇敵であるBF団の十傑集においても、彼と格闘戦を演じられるのは衝撃のアルベルトのみと言われるぐらいだ。 その有形無形の圧力に、戴宗と対峙するムスカの頬に冷や汗が垂れる。 しかし、彼もまた伊達に神を名乗る男ではない。 一度効かぬなら二度目を。二度目も効かぬなら三度目をと、再び稲妻を空中に奔らせた――が! 彼の目の前で、戴宗が姿を消した。 放たれた稲妻は虚しく宙に霧散し残光だけを残す。 サングラスをかけているので、閃光に視力を奪われたなどということはない。しかし、見失った。 戴宗は何処に? 霞と消えたか。いや、彼はムスカの背後に立っていた――。 戴宗は常に人間発電機と呼ばれはしない。彼を呼ぶものは皆こう呼ぶ――神行太保、と。 神行法。それが今の一瞬の種明かし。 強力な電磁の力を脚へと転じればその脚力は常軌を逸し、駆ける速さは音の速さにも達する。 先に拳へと発した様に、気を足元に置けばその歩み神をも目を見張る。故に神行法。 この能力こそ、文字通り彼の右に立つ者は居ない。故に彼は呼ばれる――神行太保・戴宗、と。 彼がそれに気付くよりも疾く戴宗は拳を突き出し、ムスカに衝撃の一撃を見舞った。 神の鉄槌ならぬ、義憤の鉄拳。喰らったムスカはアスファルトの路上を何度も転がる。 次いで倒れた者を鞭打つように降り注ぐのは、爆散したエレキテルの残骸だ。 車に跳ねられた様な衝撃に、指一本動かせなかったムスカではあったが この期に及んでなお彼の傲慢な姿勢は変わらず、あくまで不敵。その態度は崩さなかった。 「……き、貴様。神に向かって拳を振るうとはこの身の程しらず、め。報いを、受けるぞ」 対する戴宗は一つ嘆息すると、その手をムスカの額へと伸ばす。 「お前さんには、ちぃと眠ってて貰うぜ」 瞬間、電流が戴宗よりムスカへと流れ出し、その衝撃が不敵なムスカの意識を奪った。 「……やーれやれ、だ」 そう一人ごちると、戴宗は気絶したムスカと小さな遺体を抱え上げ目の前の病院へと入り込んだ。 ◆ ◆ ◆ 冷たいコンクリートの床の上。狭くて暗い物置の中にムスカの身体を横たえると 戴宗は彼が持っていた荷物の検分を始めた。 すでに死んでいた少年――エドの遺体はここではなく霊安室へと預けてきている。 そして、外道であるムスカの命を奪わないのは、何も情けからという訳ではない。 いるかどうかは知れぬが、あの少年の身内や仲間がここにいるやも知れない。 ならば、仇は譲るべきだと……そう考えた結果であった。そして、いなければその時こそ自分が討てばよい、とも。 「なんだこりゃあ……」 まず鞄に手を差し込んで最初に出てきたのが、大量のチョコレートだった。 確かにチョコレートはエネルギー豊富で、この様な状況ならばありがたいものかも知れなかった。 だが、大酒呑みの戴宗はどちらかと言えば辛党で、甘いものは好みではない。 「酒でも出てくりゃあ、ありがたいんだがなぁ……」 とは言いながらも、一つ包みを剥がしては口に放り込む。 世界最強候補の一人である戴宗ではあったが、ここに来てより何やら調子が悪い。 腹が減っているわけでもないというのなら、やはり酒抜きのせいかと戴宗は考える。 よもや何らかの術のせいかも知れぬが、そうなると戴宗には手が出ない。戴宗は根っからの武闘派だ。 「……言ってみるもんだな」 と、戴宗がバックから抜き出した手には一本の洋酒の瓶が握られていた。しかし――、 「空っぽかよぉ……」 残念ながら、もうすでに封は開けられており、中身も失われた後だった。 戴宗は他にもないかとバックを漁るがもう出てこず、空になった瓶を逆さに振るも一滴も酒は垂れてこない。 漏れてくるのは僅かに臭う山葡萄の香りのみ……。 「……未練だぜ」 考えれば、あの男はこの酒を飲んでいたのか。しかし、あのような妄言が飛び出すとはどんな悪酔いか。 どうせ碌なものではない――そう考えを切り替え、戴宗は酒瓶への未練を払う。 一通り検め終わると戴宗は曲げていた膝を伸ばし立ち上がる。 その手にはチャラチャラと音を立てる細長い投げナイフが幾本も握られていおり、 「こいつは没収……」という訳で戴宗のバックの方へと収められた。 戴宗は物置部屋を出る際に、床に投げ出されたムスカの方を見やる。 ピクリともしない。死には至らないが相当の電流を流し込まれている。 戴宗の見立てでは、気を取り戻すのに半日。それから身体を動かせるまでにもう半日。そういう按配だ。 それでも、一応と扉に安物の鍵を掛けて戴宗はその場を離れた。 「衝撃の旦那に、十傑集がもう一人。それなのに、こちらときたら俺一人かぁ……」 その上、まだまだ未知の存在が多数いるという……。最初に出会った男が男だっただけに気は滅入る。 せめて一清でもいれば釣合いが取れるのに、と考えても詮無き事。 「……まずは、酒だな」 暗澹たる思いを胸に、戴宗は病院を出て月夜の下を一人歩いていった。 【D-6/総合病院近く/1日目-深夜】 【神行太保・戴宗@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】 [状態]:若干の疲労 [装備]: [道具]:デイバッグ、支給品一式(食料-[握り飯、3日分][虎柄の水筒(烏龍茶)]) アサシンナイフ@さよなら絶望先生×11本 戴宗に支給された何か(1~3つ)※戴宗は確認しています [思考]: 基本:不義は見逃さず。悪は成敗する 1.どこかで酒を調達したい 2.死んでいた少年の身内や仲間を探す 3.半日ごとぐらいにムスカの様子を見に病院へと戻る 最終:螺旋王ロージェノムを打倒し、元の世界へと帰還する ※登場時期は、アニメの1話開始直前です ◆ ◆ ◆ パタン……と、薄い扉が閉まる音がしてからしばらくのこと。 戴宗に痛めつけられ、ピクリとも動けなかったはずの男が弱々しいながらも身体を起こした。 「よ、よくも……あいつめ。私は神なんだ、ぞ」 サングラスの位置を直すと、男――ムスカは彼を痛めつけた東洋人が去った扉を睨み付ける。 「……しかし、幸運の女神はまだ私を見放してはいないようだ」 何故、ムスカが戴宗の鉄拳や電撃を受けたにも関わらず、こうも早く回復できたのか? 鉄拳の一撃は元よりそれ程の威力は込められてなかった。戴宗の目的はあくまで武器を奪う事だったからだ。 しかし、次の電撃はそうではない。殺しはしないまでもそう簡単には回復できないだけの量を戴宗は込めた。 ムスカは自信の両の手の平を見つめる。エレキテルの力ではあるが、何度かここから雷を放ったのだ。 その雷――何故、ダメージになるのか? 答えは簡単。電気抵抗がそこに熱を生み出すからだ。 電流が全身を駆け巡ることによって発生する熱。それによって、一人の少年は命を失った。 そしてその雷を放ったムスカは、エレキテルのもたらす二次作用として電流に対する抵抗が少ない体質へと 変質していたのだった。 それは、エレキテルを装備し全身に電気を纏う者に対する、エレキテル装置そのものの電磁ガード。 その不可視のフェイルセイフが、あの時エレキテルが破壊された直後も身体に少し残っていたのだ。 結果、ムスカの身体を駆け巡った電流は地に拡散し、戴宗の意図したものよりもはるかに少ないものとなった。 何度か手を握り身体が動く事を確認すると、ムスカはズボンの裾に手を伸ばして、 隠し持っていた1本の投げナイフを取り出した。 僅かながらに焦げが浮いてはいるが、使用に当たっては問題ない。 「待っていろよ。神への反逆は、神罰を持って迎えられる事を貴様に思い知らせてやる」 そう言うと、ムスカは自分の鞄を背負いなおし、ナイフを片手に扉へと立ち向かった。 【D-6/総合病院・物置部屋の中/1日目/黎明】 【ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(ムスカ大佐)@天空の城ラピュタ】 [状態]:激しく疲労、背中に打撲 [装備]:アサシンナイフ@さよなら絶望先生 [道具]:デイバック、支給品一式(食料-[大量のチョコレート][紅茶])、葡萄酒の空き瓶 [思考]: 基本:すべての生きとし生ける者に、ラピュタ神の力を見せつける 1.まずは、この部屋より脱出する 2.東洋人(戴宗)に復讐する 3.パズーらに復讐する 最終:最後まで生き残り、ロージェノムに神の怒りを与える ※エドワード・エルリック(@鋼の錬金術師)の遺体は病院の霊安室に移動されました ※エドワード・エルリック(@鋼の錬金術師)の荷物は病院の前の道路上に放置されています 時系列順で読む Back 私がみんなを知っている Next 失ったもの/失いたくないもの 投下順で読む Back ラッド・ルッソは大いに語り大いにバトルロワイヤルを楽しむ Next 紙は舞い降りた 神行太保・戴宗 080 紙視点――そして紙は舞い落ちた 007 ラピュタの雷 ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ(ムスカ大佐) 066 蘇れ、ラピュタの神よ
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人参はささがきにして塩、ごまで和える 201 :可愛い奥様:2006/01/13(金) 23 54 00 ID PJc8Ibva 生人参の匂いや硬さが苦手じゃなかったら試して欲しい。 人参はささがきにして塩を適量入れてもむ ↓ ごま油、指でひねったごまを入れて和える。できあがり。 少し小鉢に盛って食べる位の量がいいです。 これを炊きたてのご飯に混ぜても美味しい。 小さい俵型に握ったりするときれいだけど、弁当に持って行くと 傷むかもしれないので注意です。生だし。 202 :可愛い奥様:2006/01/14(土) 00 32 16 ID 9+q26zEX 塩入ってるなら大丈夫じゃないかと・・・ 203 :可愛い奥様:2006/01/14(土) 01 30 12 ID pRrre5Lx それってずばりナムルじゃね? 204 :201:2006/01/14(土) 01 46 38 ID DVv89qQo まぁ、ナムルのような物だけど。加熱しなくていいんでちょっと楽。 加熱すると出る甘みがないので好きなんです。 せっかく生で作るのにアレだけど、適当なだしでご飯に炊き込んでも美味。 誰か試して味噌~ 205 :可愛い奥様:2006/01/14(土) 03 07 04 ID /1tEjAJy 204美味しそ~! 人参単品でのレシピってあんまり知らなかったから嬉しい。 ちょうど風邪っぴきでここ2、3日買い物行けなくて、 米と人参しか食材無いから助かったよw 232 :可愛い奥様:2006/01/16(月) 04 20 07 ID EBxZ1bfu 205 亀スマソ。 人参生で使うので、風邪の時にはもしかしたら胃に負担かもです… 念の為ご注意を。 そうそう、ご飯にひじき炊き込んで(うおつか流のパクリ) そこに混ぜても美味しいですよ。独身時代よくやってました。 306 :可愛い奥様:2006/01/20(金) 10 16 50 ID WoSIYWzs 201 人参やってみたよ。 長ネギの千切りも一緒に和えたんだけどすごく美味しかった! 教えてくれてありがとう。 part5 http //human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1135555300/
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被害者に加害する恐怖のトキシン http //makimo.to/2ch/hobby7_occult/1122/1122856568.html なんと被害者に責任転嫁を始めました。 技レベルで言えば「大吉バーチャルネットアイドル説」並に大技です。 165 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/16(火) 18 00 30 ID Ofz1QgF70 159 ちゃんと放火予告ならな。 君が言う落書き及び放火予告を最寄の警察に持っていけば? そこで現実を知る事になるよw それすら人任せにするのかい? だからいつまでたっても無知なままなんだよww 自国の歴史も学ばず火病ってる香具師らと大差ねえじゃん、やっぱ。 166 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/16(火) 19 20 25 ID OshCD/iCO 一時は、店の迷惑になるからもう黙れって言ってたよねw 一夏の間、赤くなったり青くなったりご苦労だな カワイソス 169 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/16(火) 21 09 11 ID TpIbOXFt0 166 店の迷惑になるから? 少なくとも俺は知らんな。 君の中では自分に意見する香具師は皆トキシンなのかもしれんがw 168 ほら、このように逃げ出した。 で、自分では通報しないのかい? 出来るわけねえよな・・・ナゼナラバw 172 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/16(火) 21 53 01 ID hel11Mue0 火病患者がコピペ始めたか・・・ 結局自分では通報も出来ずに、おかしなところを指摘されたら 火病るんだね。 ほんと、似てる。 178 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/17(水) 08 32 29 ID dRH1rNev0 脅迫された店の人もきっとここを見てるだろうからw それなら店がまず通報するんじゃないか? して無いとすれば、その人は職務放棄してるか。。。。 自分で予告したか・・・wとなるな。 どっちにしろ最低な店員だと思うな、そいつは。 見ているならばねw 本人が一番よく知ってるでしょ、どれだけ最低かプゲラ 179 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/17(水) 19 14 27 ID BX0gyEj5O とうとう責任転嫁かw そんな事しても今までの罪は消えない事を解っての発言か? 180 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/17(水) 21 15 22 ID NXiodqVK0 責任転嫁? 178の言う事はけっこう鋭いと思うが・・・ なるほどな、いきなりビデオ店の店名とか出るとか 確かに変だなとは思ったんだよ。 で、脅されたはずの大吉とやらも騒ぎになるとだんまりだしな。 おーい、大吉もしくは他の店員よ! なんで脅されてるのに通報せんのだ? 何とか言ってみろよw マジで心配してやってるんだぞw 181 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/17(水) 21 28 32 ID +XNsNxAV0 店員はちゃんと見ている。 そしてその店員自身がこの騒ぎを このスレ以外に話を持ち出して事件には 出来ない理由がある。 そう、・・・・ry 183 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/18(木) 02 06 06 ID q79EkZqU0 通報しろ、通報しろってなんでそんなに急かしてるんだろう。 そこに執着してるのもなんだか・・・だな。 放火予告はされたけど、 「2chの掲示板で放火予告されました。犯人を逮捕して下さい。」 何て言って警察が動くかね?特にあの地方の警察が・・ww 事実は消えないんだから、証拠は残ってるんだから、あとは店に任せたら? 毎日ここを見ているだろう大吉の判断次第ってことでw そんなに心配なら 180が親切に通報してやればいいじゃんw その後の顛末も報告してくれ。楽しみにしてるよ。 すなわち「通報しない」=「店(員)側の自作自演」と言う理論で放火+落書き予告された店側を叩き始めるわけで。 本人としては会心の出来、鉄壁の理論と自負していたのかファビョって自爆wすることもなくきちんと一定時間ごとに書き込んでおりましたが。 184 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/18(木) 02 26 04 ID dseV/AoU0 いままでの事のあらましから、放火、落書き予告をされた店員を叩くのってありえねえだろw 被害者だぜ? まったくご苦労なことだな、犯罪者よ 185 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/18(木) 02 44 51 ID 7aEO6jZe0 183 特にあの地方の警察が・・ww 北九州、筑豊だしねwwww 犯罪者はその後の進展が気になってここでカマかけたり煽ってみたりして 毎日ビクビクしてるってわけですな。 186 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/18(木) 03 13 44 ID DHTJSksG0 178=180 大吉に怨みがある人ですか?w 3T・・・・ww 187 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/18(木) 03 24 54 ID IQYhsZo40 ええ?! 犯行予告して更に被害者叩き・・・・・・・・・・さすが自演王 …誰一人として釣れないw にもかかわらず必死でID変えつつカキコしていたが。 238 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/24(水) 00 28 45 ID tChe8XZu0 ていうか被害者被害者いうけど具体的な被害も受けてないのに被害者いるのかよw 問題は誰が放火予告をしたかってことだろ? 被害者はいなくても放火予告は十分犯罪として逮捕されるので犯人は存在するわけよ。 なぜか店員が自分で予告したことにしたいやつがいるようだが、そいつが犯人であることは確かだ。 それは誰か? まあ、普通に考えたらトキシンしかいないけどなw 236 ところで店とトキシンに怨みのある人って誰? そんなやつがいるとは思えんのだが。 お前の苦し紛れのでっち上げか? 反論できなきゃ自分で犯人と認めているということかね?トキシン?w 239 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/24(水) 01 07 09 ID AA9AYTiy0 235 店員見てるんだろ、ホラホラと挑発したのはトキシンだったっけ、たしか 毎日来てるよw あと、トキシンがこのスレの存在を意識してるというのは前スレですでに語られた こと。 この程度のことも覚えていられない馬鹿だから大学も続かないし、平気で反抗予告 とかしちゃうのかな。カワイソウ。 前々スレの反抗予告も含めて、よく読んでから来るといいよ。 240 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/24(水) 02 30 03 ID zcZZckFx0 被害者出て来いなんて見当違いの事を騒いでる奴はどうせトキシンだろw 新しい攻撃方法を思いついたと喜んでるんだろうが 弱い頭じゃそんな見当違いのことしか出来ないんだな。 なにせ「名誉破損」だしなw ファローだしなw ひとりで自作自演大変だな、乙!!! 自作自演大好きだもんなw リザードには泣きついたのか? おまえの信用もほとんど無くなってるからな皆見捨て始めてるだろうよ。 まあ、面白いからその調子で必死に必死に見当違いにガンガレ! ところで、なんで被害者が名乗らなきゃならないんだ? 世間でも今、犯罪被害者の名誉とか人権が取り沙汰されているのにな。 被害者出て来い!なんて責めるのはDQNしかいないだろう。 バカじゃなければわかると思うがなw やっぱり駄目w 挙げ句来ないときには全く来られない出来ない子ぶりを発揮。 244 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/24(水) 23 56 13 ID N8Itgxo00 そういえば過去スレでトキシンはゲイって出てたっけなw トキシンガンガレ、フォ~~!! で?放火予告被害者出て来いって非常識に騒いでいたバカはどうした? 245 名前: 本当にあった怖い名無し 2005/08/25(木) 00 47 32 ID Ox7VBXtD0 1人の馬鹿による自演だから、来ない日は擁護は1人もいませんw そしてやっと現れたと思ったら例によってとんでもないことを。
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戦略家にして大提督(タクティカル・アドミラル)「ナノ・ブレーム」 VR 火/水文明 (7) 進化クリーチャー:スプラッシュ・クイーン/デジタイザーズ 11000 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■マナ武装5:相手の呪文の効果または相手のクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、自分のマナゾーンに水のカードが5枚以上あれば、墓地に置くかわりに自分のバトルゾーンに置いてもよい。 ■デッキ進化-自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがクリーチャーであれば、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。そのカードがクリーチャー以外であれば、このクリーチャーを自分の手札に戻す。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から5枚を表向きにする。その中にあるすべてのレイドボスとレイダースを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 ■W・ブレイカー 作者:宇和島 フレーバーテキスト あのプレイヤー、俺たちの獲物である巨大なボスを手懐けているぞ。どういうことだ…!?———聖遊者 ドッチハッチ 収録 DMTend-06 「サイバーランド戦記 第2章 プレミアム・ストーム」 評価 名前 コメント
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※ちょっとだけグロテスクかもしれないシーンあり とあるゆっくり達がゆっくりと静かに暮らす、ゆっくりの森。 その一角にある、ゆっくりアリスの美容室に、閉店も間際にやってきたのはゆっくりゆかりだった。 律儀に入口から入ってくるわ、特に話しかけてくることもないわ、陰鬱な面持ちで髪を預けてくる。 かえって不安に思いながら注文を聞いた。 「――――”鶯の谷渡り”で」 「………ええっ!!?」 「どうしたの?きこえなかったのかしら? ”鶯の谷渡り”をおねがいね」 しばらく絶句した。 あまりにもらしくない。 ゆかりは確かに奇抜な印象を受ける事はあるが、それは時代に迎合し人口に膾炙し、若年層におもねる 様なセンスとは程遠いと思っていた。 「鶯の谷渡り」など、メジャーぶりを通り越し、そろそろ軟弱者や軽佻浮薄の代名詞となりかけている 最新のスタイル。 実際に、この美容室にもいまだ連日この注文をしに訪れるゆっくりはいるのだが……… 「かしこまりましたー」 しかし仕事は仕事。 驚きながらも、気は進まずとも、注文はこなす。 ややうつむき加減のゆかりの表情を、正確に読み取ることはできなかった。 ―――そして30分後 「こんなところでどう?」 「………ちょっとちがうわね」 「え………」 「ごねんなさいね。今から”獅子舞い絞り”に変更できない?」 声も出なかった。 これはもう、ミーハーだの流行だのの問題ではなく、ゆかりに合わないにも程がある。 安倍川餅に、ココアでも浸すようなものである。 「だから、”獅子舞い絞り”よ! 文句があるなら他のところを…・・・」 「や、やるわよ!!!」 その後も、「雁が首」や「首引恋慕」などにゆかりは注文をつけた。 流石に辟易したが、ありすは怒る気になれなかった。 作業中、うつむき加減のゆかりの目には軽くうるんだものが溜り、結局「こたつかがり」に行き着いた時には、 ポロポロと滴るものがあったのだった。 「どうしたの……」 「これじゃだめね………」 閉店作業を素早く終え、購入したココアを淹れて渡すと、ゆかりは悲しそうに啜った。 人も妖怪も億劫にさせる、寒い夜。しばらく、二人で無言で切り株に座って月を眺めた。 飲み干してやや経ってっから、帽子にしまっていたらしい本を、ゆかりは取り出して見せた。 「ん? どれどれ………」 ――『ゆっくりは見た目が9割』――― 天本裕著(2006.シルバーナイト社) 「古すぎるわ! なんだこんなもん」 バリバリ 「やめて!」 本を破くのには抵抗があったが、そもそも内容自体が薄く、タイトルだけで話題を呼んだにすぎないと悪評ばかりの、 4年も前のベストセラーである。 「結局、見た目が全てなのよ…… イメージだけで、全て判断されるんなら私は何だって……」 「まあ、何に悩んでいたのか大体わかるわね。―――だからって、髪型から下らないブームにおもねるなんて、ぐの骨頂」 「………」 最後にか細く言った。 ―――私より、良い見た目の可愛いゆっくりはたくさんいるだろうに―――と どうにも今日は気弱すぎる。 嘆息しつつ、ぽよぽよと付近を跳ね回りながらありすは言った。 「例えばそう―――れいむが、ゆっくりするばかりで金銭に汚く薄情で周りのゆっくりをゆっくりとも思わず単なる食料 扱いしかしないゆっくりだとしたら、そんな相手とゆっくりしたいと思う?」 「そんなゆっくり相手じゃ、ゆっくりしていられないし、最初から好きにならないわね―――いや、実際れいむはそんな 感じだけど」 「でしょう? 本当に見た目だけで判断してるなら、そんなにれいむの事も気にならないし、テルヨフやもこたん辺りがもっと 圧倒的に人気があってもいいのよ」 「ふむ…」 確かに外見や視覚への訴えは、大きい。 しかし、ゆっくりはそこまで愚かではないのだ。みんな見ていないようで、きちんと見るべきところを見ている 目に見えるものだけがすべてではない。 いや、本当に大切なものは目に見えない 「ありがとう」 「いえいえ。皆悩みは同じね……」 そう言って、ゆかりはありすの店を後にした。 ―――――「こたつかがり」のまま……… 翌日の仕事は順調だった。 相変わらず忙しかったが、てきぱきと片付け、午後9時には早くも帰宅できそうだった。 ゆかりの髪型は「こたつかがり」だったので、相方のれいむも最初は極端にひいていたが、そのうち気にならなくなっていた。 「疲れたわあ……」 「そうだね……」 こてり、と座布団の上で傾いたれいむに、そっとゆかりも寄り添う。 最初は多少驚いて恥ずかしがるれいむだが、抵抗は一切無し。 そして、いつしか全身を預けていた。 「ゆふふ……… ゆかりは何だか暖かくてやわらかくて気持ちがいいね……」 「あらそう。光栄だわ」 何度か言われたことがあったのだ。 こうして、ここまで二人でゆっくりするのは久しぶり。 最後の時は、「おかあさんをおもいだすよ!」と言われたものだ 「何か、匂いもちょっとちがうし………」 「…………この匂いは、嫌い?」 「ううん。いつもよりすきだよ!!! --―何だかおなかまですいてきちゃった」 その言葉だけで、ゆかりは報われた気がした。 そして、改めてありすに心の中で礼を言う。 そして改めて思い出す ――――――外側だけじゃない――― ゆっくりは中身で勝負!!! しかし、その幸せも長くは続かなかった。 「甘い! 甘すぎですよ!! 今からセンター試験でどうにかなると思ってるくらい甘い!」 「何ですって!?」 「結局外側に頼ってるじゃないですか。全く何が中身で勝負ですか。笑ってしまいそうです! あーーーっはっはっはっは!」 戸口に立っていたのは、ゆっくりさなえさんだった。 「わらってるじゃん…………」 「れいむさん、お腹が減ってるって言ってましたね。一口いかがです?」 「え? いいの?」 夕飯はまだ食べていない。 そっと覗き込んださなえさんに、特にためらうことなくれいむはかじりついた。 「どうです?」 「むーしゃ むーしゃ。 ん~…… やっぱり鶯餡はおいしいね!!!」 彩りも美しく、栄養価も高いエメラルドの様な鶯餡。空腹時の甘い物は、多少腹にこたえるが、 何者にも代えがたい満足感を与えてくれる。 さなえさんの中身は、ちょっと珍しい緑の餡子なのだった。 勝ち誇った笑顔で、楽しげなれいむとゆかりを見下すが…… ゆかりは物怖じもしていない。 「れいむ。本当はお仕事が全部終わってからにしようと思っていたけど、私もちょっと食べてみなさい」 「えー」 「あらあらいいんですか? 中身が出ちゃいますよ?」 「いいから。なんならあなたも食べなさいな」 れいむは左側から、さなえさんは右側から、そっとかじりつく。 「むーしゃ むーしゃ…… ゆ…甘い物の後の、辛い物もおいしいよね! ちょっといつもと違う カレーライスだけど…………」 「あら、割とおいしい。納豆……ひき割り納豆ですね! 練梅としらすも入って贅沢な」 「ゆ……ゆゆっ!!?」 「え………?」 別々の中身………? 「そんなはずは……」 もう一口深めに食べて、二人は気が付いた 「こ、これは納豆カレー!!?」 「す、すごい!!!」 「Coco壱番屋でも、店舗によっては不動の一位の人気を誇るという、あの……!」 「ふん。甘いわね。紀州みかんを武器に海軍に戦いを挑むくらい甘いわ。 ちょっと風味と色の違う鶯餡? それだけで一歩先を進んだ気持ちになってるなんてさらさら可笑しいわ 中身が一つだなんて誰が決めたの? カレーか納豆かなんてたいした問題じゃないわ。 結局安直な答えしか出せずに、単純なものに固執して全く何が中身で勝負ですか。笑ってしまいそう! あーーーっはっはっはっは!」 それは勝者の笑顔だった。 しかし、その時 「それは、こちらの中身も試してから言ってもらおうか!!!」 戸口に立っていたのは、ゆっくりれみりあと、ゆっくりふらんだった(なぜか妹は浮かない顔) 「さっきから聞いていれば、鶯餡だの、納豆カレーだのどいつもこいつも単調なことこの上ないな!」 「ど、どういう意味よ!!?」 「肉まん二人が何しにきたの!?」 「うー☆ れいむ、ちょっと食べてみてね!!!」 「むーしゃむーしゃ」 一口かじり、おいしそうなそぶりは見せたが、れいむは首をかしげた。 「おいしいけど……ソフトクリーム?」 「ん?」 「馬鹿な……」 「うぅうー☆ 分からないなら、ふらんも食べてね!!!」 気乗りしないふらんもかじる。 その時、ものすごい音がした! ガリっ! 「「「!!!?」」」 「ゆ……ゆううう! 痛い! 痛いけどおいしい!! かむのってたのしい!!」 「うー そうでしょ!!?」 「こ、これは………」 内部を覗き込むと、そこには…… 「肉まんがをベースに、蓮根・牛蒡・からすみ・金華ハム・ルーチン(鹿のアキレス腱)・押し豆腐……だと!!?」 対して、れみりあも中身は同じ。 なのに、れいむは「ソフトクリーム」と称した 「まさか………」 「そのまさかさ! ふらんは食感をそのままに、わたしはこの千差万別の歯ごたえをもった食材を、全て蒸して 同じ状態にしてある!」 「なんと!」 「どいつもこいつも、ただ食材をちょっと変えて詰め込めばいいと思考停止している愚か者たちよ! さあれいむ! もっとお食べなさい!」 「いや……もうおなかいっぱいになりそう……」 しかし、その時 「ならば私の出番だね!!!」 戸口に立っていたのは、ゆっくりすいか 「鬼せんべいがなにしにきた!」 「緒戦は食材という枠から外れられない連中ばかり。嘆かわしい―――――」 「ど、どういう意味!!?」 「れいむ」 すいかは、齧られることもなく、上下に分離した。そしてそこから出てきたのは……… 「おお、厚手のタオル!」 「いい生地ね………」 「これは………ゆっくりできる……くやしい……」 鬼なら、酒じゃないかと何人かは思ったが、そんなことはこのタオルの心地よさにしてみればどうでもよかった。 れいむが夢中になってタオルと戯れている。 しかし、その時 「即物的ですね……」 戸口に立っていたのは、ゆっくりもみじ 「紅葉饅頭がなにしにきた!」 「それでいいんだったら―――――私だって!!!」 「ど、どういう意味!!?」 もみじは、齧られることもなく、上下に分離した。そしてそこには……… 「おお、なんという精巧な盆栽!」 「盆栽の域じゃないね! これは箱庭…… いや、往年の特撮で見られるミニチュア技術のはるか上を行っている!」 おそらくは、故郷の山の風景なのだろう。 麓の川、森、そして周辺の人家まで、相当緻密な再現がされている事が分かる。 大きさは合わないが、中央にはかわいらしいあしらいの、にとりが将棋盤の前に座っている風景も再現されている 「これは………ゆっくりできる……くやしい……」 「何てことだ……… ゆっくりの中身は無限大……!」 全員もみじの中身から目が離せない。 れいむは、タオルも忘れて夢中になっている。 しかし、その時 「お前らひっこんでいろ!」 戸口に立っていたのは、ゆっくりてんこ 「なにしにきた!」 「―――――おまえらはぬるすぐる」 「ど、どういう意味!!?」 てんこは、齧られることもなく、上下に分離した。そしてそこには……… 「あ、買ったんだ」 「うん」 「すげー BOXで」 「ゲゲゲの女房」のDVDボックスだった。 「見るよね?」 「もー仕事なんてどうでもいいよ」 「冷蔵庫にキリンフリーだけあった」 「あーでも、プレイヤーがないわ」 しかし、その時 「そんなこともあろうかと」 戸口に立っていたのは、ゆっくりらんしゃま 「なにしにきた!」 「DVDだけじゃ、ただの円盤ですよ」 「ど、どういう意味!!?」 もみじは、齧られることもなく、上下に分離した。そしてそこにはポータブルプレイヤーが!!! すいかがまき散らしたタオルをクッション代わりに―――――キリンフリーを飲みながら、西麻布の深夜のオフィスで、 ゆっくり達はのんびりと「ゲゲゲの女房」の鑑賞を楽しみました。 そして、皆確信したのだった。 ――――――― ゆっくりは、中身こそ命!!! ――――――― 一か月後、れいむはらんしゃまと婚約しました。 理由は、しっぽがいろいろいい感じだから 終り 繰り返しギャグにやられましたwどんどんカオスになっていくというか、中身がDVDプレイヤーの饅頭って最早何なんですかー!! そして最後のオチが酷いw -- 名無しさん (2010-11-24 13 13 05) もう饅頭じゃねーよ!なんなのこれ!面白いわ! -- 名無しさん (2010-11-26 19 24 20) 最後のが饅頭と言うより最早ロボットとしか思えない仕様に吹いたwww -- 名無しさん (2010-12-02 01 37 27) 名前 コメント
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【配線】皆の愛機の中を晒してね Part34【電飾】 808 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/16(土) 23 39 05 ID ISHgi1E8 【CPU】 Core2Duo E8400 【クーラー】 風神鍛 【M/B】 P5K-E 【Mem】 銀馬2G*2 【HDD】 HDT722520DLA380 HDT725032VLA360 【VGA】 銀河7900GS-Z 【サウンド】 SB X-Fi DA 【光学ドライブ】 Pioneer DVR-212D 【PCIe】 クロシコGbE-PCIe 【ケース】 Solo White 【電源】 SSー600HM 5インチベイのカオスな状況をなんとかしたいのですが… 結構限界かもしれないです みなさんどうやって隠してるんですか? 812 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/16(土) 23 46 43 ID cmNO0pBT 昨日組んだBOINC専用機 【CPU】 Core2Quad Q6600 【クーラー】 SCYTHE SHURIKEN 【M/B】 GA-G31M-S2L 【Mem】 SP002GBLRU800O22 【HDD】 OEM80-72AS(Seagate) 【VGA】 onboard 【サウンド】 onboard 【ケース】 Antec NSK1380 【電源】 ケース付属 350W 【その他】 FP-15BM(メッシュパネル) 【その他】 XFAN RDM8025S エアフロー優先仕様 リモート接続操作のため接続コネクタは2つ 829 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 01 41 03 ID nf2tQTr0 Vcore1.55Vのガチエンコ機 【CPU】 Core 2 Quad Q6600 G0 【クーラー】 Apogee-GTX 【M/B】 GA-P35-DS3P Rev2.0 【Mem】 Team Xtreem Dark DDR2-1066 1GB*2 【HDD】 HDT725032VLA380*2 ICH9R RAID0 【VGA】 WinFast PX8400GS TDH 【光学ドライブ】 忘れた 【ケース】 P180 【電源】 SS-500HM 853 名前:694[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 14 28 10 ID bK+lzW2e 穴空け追加&SATA電源ケーブル再挑戦しました。 切り口保護はビニールテープで。 マザーボードの裏にケーブル通すのは初で不安でしたが、それなりの成果はありました。 上部に電源8pinとFANケーブルが通っていないだけでずいぶん幸せになりましたw 一昨日の仮組状態で使っててHDDの温度に感動したので、サーバー機から延命したいHDDも急遽移設 871 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 21 04 19 ID T/0kjTKW 電源を換えてみたが配線が・・・ 誰かアドバイスを 【CPU】 E8500@4.28 【クーラー】innovatek XX-Flow 【M/B】 P5E3DX WiFi 【Mem】 CORSAIR TWIN3X2048-1800C7DFG 【HDD1】Rapter 74G 【HDD2】WD5000AAKS 【VGA】 MSI 8800GTX 【サウンド】SB X-Fi XG 【光学ドライブ】LGのSATA 【ファンコン】風升 【ケース】900 【電源】ODIN GT 800W 今まで晒した順に → → → 中身 正面 全体 余りパーツで適当に組んだファイル鯖 【CPU】 Celeron 440 【クーラー】MaxOrb 【M/B】 P5K Pro 【Mem】 CORSAIR DDR2 800 1G X2 バルク DDR667 512M X2 【HDD】HGST 400G 【VGA】 X1550 【ケース】900 【電源】Antec TP3 550W 【OS】Windows Home Server 892 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 23 19 25 ID N16wmlCK 以前、鯖予定機として晒したPCですが 運用開始直前にHDD2機とファンコンを 増設したらカオスに・・・・orz 運用開始前 運用中 896 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/17(日) 23 26 39 ID m2vg5pEH 【CPU】Athlon64 X2 5000+BE 【クーラー】NINJA Mini ファンレス 【M/B】K9AGM3-FIH 【Mem】CFD 襟草 DDR2 800 1GB*2 【HDD1】HDP725050GLA360 500GB 【HDD2】HDC-U250 250GB 【VGA】ELSA GLADIAC 786 GT V2.0 256MB 【サウンド】オンボード 【光学ドライブ】LG GSA-4163B 【ケース】NSK2480 【電源】Seasonic SS-430HB 914 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 00 41 46 ID 5ebv6Hc6 【CPU】Athlon 64 X2 5000+ Black Edition 【クーラー】風神鍛 【M/B】M3A 【Mem】Patriot PSD24G800KH 【HDD】HDP725050GLA360 【FDD】FA404MX 【VGA】Radeon HD3850 Ultimate 【サウンド】ENVY24HTS-PCI 【光学ドライブ】PX-810SA 【PCIe】Intel PRO/1000PT 【ケース】Centurion 5(Silver) CAC-T05-UW 【電源】SS-500HM 【その他】船橋商店 スロットプロテクターキット 【その他】親和産業 SATAスマートケーブル 1式 【その他】静音ファン 一式 過去に自作したのが4年前で、浦島太郎状態から作成。 自分の血液型がA型だからか乱雑な配線が気になったので、 アルミパイプのガイド棒を縦に準備して配線を集約させてみました。 ガイド棒の材料費500円でこれは(・∀・)オトク!! 939 名前:Socket774[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 18 15 26 ID RO9stM4U 【CPU】C2D E4300 【クーラー】SI-128 【M/B】G31M-S2L 【Mem】馬2G 【HDD】i-ram 【光学ドライブ】LG マルチ 【ケース】stacker 黒 【電源 antec 500w 225だけどこのPCは初晒し スイッチが押し辛いんで交換した 後ほどUSBとかも追加したい 中 前 電源ボタン おまけ CPUクーラーをVanessa-Lからninjaに交換したんでついでに 【CPU】E2160 【クーラー】NINJA 【M/B】変態 【Mem】馬2G 【HDD】i-ram 【VGA】 【光学ドライブ】LG マルチ 【ケース】stacker 【電源】ENERMAX 495W stackerはまだ2台は未開封でストックしてある 830も買ったが剛性が悪かった(単にハズレかも)んで即オクに出した うさぎを飼ってるがUPは自重します 945 名前:694[sage] 投稿日:2008/02/18(月) 18 38 13 ID HTvL3XWF メインマシンがp182から900に模様替えでp182が余ったので サーバー機を星野のやつからp182に移し替え 【CPU】 Athlon X2 4200+ 【クーラー】 NINJA Rev.B 【M/B】 MSI SLI PLATINUM 【Mem】 虎 512MB*2 【HDD】 Seagate 250GB,300GB +スマドラ 【VGA】 Gigabyte 8600 GTS 【キャプチャ】 MTVX 2005 【ケース】 p182 【電源】 Antec NeoPower 430W 内部 スカスカ・・ 窒息 室温20度アイドル3時間でcpu 35度、hdd 35度、gpu 45度 意外と行けそう 900ABと 一般的にはこの角度なんでしょうが、 このスレ的にはこの角度でしょうw 968 名前:Socket774[] 投稿日:2008/02/19(火) 11 27 24 ID ngWOrwCi 〔OS〕Vista Ultimate 〔CPU〕Core 2 Duo E8500 〔M/B〕Striker II Formula 〔mem〕TX1200QLJ-2GK DDR2 PC2-9600 1GB*2 〔HDD〕HDS721616PLA380*6(RAID0) 〔VGA〕EN8800GT/G/HTDP/512M R2 *2 SLI 〔SC〕 prodigy 7.1 〔ドライブ〕光学バルク 〔電源〕OP650 〔ケース〕SST-TJ07B-W
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登録タグ:MAD グロ ジョーク・ネタ ビックリ ホラー ワード名が長い記事 個人差が分かれやすいワード 危険度2 東方Project 殿堂入り ''同人ゲーム『東方Project』内で使われているBGMをアレンジした楽曲「きゅうり味のビールを飲めばいいよ!」(IOSYS制作CD『東方河想狗蒼池』収録)のPVのパロディ動画。 タイトル通り、同ゲームのキャラクター「河城にとり」が2次創作作品「ゆっくりしていってね」シリーズの「にちょり」に置き換えられているが・・・ 平気な人はネタとして楽しめるものだが、トラウマになる人はトラウマになってしまう動画。 分類:ジョーク・ネタ、ホラー、殿堂入り、グロ、ビックリ 危険度:2 (人によっては1〜4まで変動する) コメント 怖く無かったけど後味が悪いな。 -- (スカービィ) 2023-06-15 20 28 51 途中で噎せてるのが最高に好き。敢えて録り直さずこのまま使った作者のセンスも好き -- (名無しさん) 2023-09-25 10 28 50 むせてるけどちょっとわからない -- () 2023-10-11 16 11 44 これ全部見たことある -- (東方大好き) 2023-11-02 16 31 41 ちょー怖い -- (東方大好き) 2023-11-02 16 32 11 リズムいいし癒されるしマジ神( ´∀`) -- (どこでもいるただの人間さん) 2023-11-05 17 46 16 リズムいいし癒されるしマジ神 -- (どこにもいるただの人間さん) 2023-11-05 17 47 42 え!まってww同じやつ二つ投稿してたんだけどww -- (驚いてる人間さん) 2023-11-05 17 49 00 むせるところ撮り直さなかったの投稿者一生の不覚だろうな… -- (増野サチ) 2023-11-18 23 31 30 ↑まあネタになってるし、結果オーライでしょw -- (名無しさん) 2023-12-17 09 17 09 名前 コメント すべてのコメントを見る 耐性自慢(「こんなのヨユーw」「俺小6だけど見れたw」など)のコメントはご遠慮下さい (過去そういったことが相次ぎコメント欄停止にまで至ったことがあります)
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「俺はブラックサンなどではない、俺は…」 ビッ!「仮面ライダー!」シュ!「ブラック!!」シュバ! 「ゆゆっ!『ぶらっくさん』はかっこいいね!!」 「違う!俺は『ブラックサン』ではない!俺は…」 ビシ!「仮面ライダーッ」シュッ!「ブラァック!!」シュバァ! 「ゆーっ!『ぶらっくさん』はとってもつよそうなんだぜ!!」 「『ぶらっくさん』ってなんだかとかいはね!」 「違うッ!俺は『ブラックサン』ではない、俺の名は!」 ビシィッ!!「仮面ライダァァァッ!」シュゥッ!!「ブラァッックッ!!」 「「「『ぶらっくさん』!ゆっくりしていってね!!」」」 「だから俺は!俺はッ!…」 ピョンピョン 「ぶらっくのおにーしゃん!ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」 「・・・・」 プニプニ…「ゆー♪」 「………ああ」 ローングローアゴートゥエンティーセンチュリ~♪ ◆ ゆイタニック号inでぃけいどがゆっくりしすぎてるのでちょっとブレイク。 てかまだだいぶ終わらない… by『とりあえずパフェ』 名前 コメント
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キーンコーンカンコローン♪ 純 「さて、もう六時間目が始まっちゃったねー・・・」 憂 「あ、わわ・・・ど、どうしよう・・・」オロオロ 純 「今さら慌てても仕方がないし、このままサボっちゃおうか」 憂 「え、えー・・・」 純 「校庭でお弁当を食べててさ。横になって休んでたら、いつの間にか眠っちゃってて。そんで気がついたら下校時間でした!」 憂 「・・・」 純 「なーんてシナリオ。速攻で作ってみました。先生には明日たっぷり絞られるだろうけど、それもまた一興てことで良いんじゃない」 憂 「で、でも・・・」 純 「ここで少し、落ち着いてから帰ろう。どうせ今戻っても、勉強って気分じゃないでしょ?」 憂 「それは・・・そう・・・かも・・・」 純 「普段まじめな憂のことだから、本当に寝ちゃったんだろうって、ね。先生もよけいに疑うことはしないだろうし」 純 「私も憂と一緒って事で、そこまで怒られはしないんじゃないかなーなんて。あははっ。甘いか」 憂 「あはは・・・」 純 「・・・」 憂 「あは・・・は・・・」 シーン 憂 (なんとなく気まずい・・・純ちゃん、やっぱり怒ってるんだよね・・・) 憂 「あ・・・あのね、純ちゃん」 純 「寝よう!」 憂 「え!?」 純 「既成事実、既成事実!今ここで本当に寝ちゃえば、先生にする言い訳も、あながち嘘じゃなくなるもんね?」 憂 「あ・・・う、うん・・・」 純 「てことで、お昼寝ターイム♪」ゴロン 純 「あ、いたっ!」ガバッ 憂 「ど、どうしたの!?」 純 「いや、殴られたところを下にしちゃって・・・えへへ」 憂 「あ・・・ご、ごめんなさい・・・」 純 「だからぁ、今のはたまたまだから。そんな痛くないから。ね、謝らないでよ」 憂 「でも、私のために・・・」 純 「さっきも言ったけど、こんなん唾つけとけば治るから。だから、ね?そんな顔をしなさんなって」 憂 「・・・唾」 憂 「・・・あ」 純 「・・・ん?」 憂 「純ちゃん・・・」スッ 純 「お・・・?私の腕を取って、どうするつも・・・り・・・?」 憂 (ちゅっ) 純 「お・・・お~~~~!?」 憂 (ちゅっ ちゅっ ちゅっ) 純 「ふ、ふおおおお!?ちょ、ちょっと憂!?あんた一体なにやってんの!?」 憂 「だって、唾をつければ治るって純ちゃんが・・・これは私のせいなんだから、せめて何かできることをって・・・」 純 「いや、言った!言ったけど、ちょっとこれは・・・あっ///」 憂 (ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ) 純 「う・・・憂・・・」ドキドキ 憂 (ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ ちゅっ) 純 「~~~~~~///」ドキドキドキドキ 憂 (ちゅっ ちゅっ ちゅっ ち 純 「だーーーーーーーーーーっ!」ドーン! 憂 「きゃぁっ」バターン! 純 「ぜはぜは・・・」 憂 「い・・・痛いよ・・・純ちゃんが急に突き飛ばした・・・」 純 「ば・・・バカ憂!なんていうか、もうバカッ!すっごいバカっっ!!!///」 憂 「・・・純ちゃん?」 純 「知らん!もう寝る!本当に寝るから!邪魔しないでね!」ゴロン 憂 「あ・・・う、うん・・・」 純 「・・・」 憂 「・・・」 純 「・・・」 憂 「・・・あ、あの・・・純ちゃん?」 純 (スピースピー) 憂 「あいかわらず、寝つきはやっ!」 憂 「・・・」 憂 「・・・純ちゃん、ありがとう。そして、本当に本当にごめんなさい」ナデナデ 純 「・・・むふ」スピー 純ちゃんの頭を撫でながら、私は明日以降のことを考える。 これでお姉ちゃんへのいじめは無くなるだろうか。 無くならなかったら、次はどうするべきだろう。それに、あいつらが仕返しに来たら・・・ 考えるべきこと、不安になっちゃうことはまだまだ山積。 いや、真の正念場はこれからやって来るのかも知れない。 なんにしても、私はもっとシッカリしなくっちゃ。 だって。 さっきだって、もし純ちゃんが助けに入ってくれなかったら、今ごろ私はどうなっていたか分からない。 もっと最後まで気を張っておくべきだったんだ。油断したから。これで済んだと、気を緩めてしまったから・・・ 純ちゃんに。大好きな友達に、私の代わりに怪我を負わせる羽目になってしまった。 こんな失敗、もう二度と犯しちゃいけないんだ。 憂 「醜い私。成長できなかった私。でも、自分への罰はもう、下したんだ。だから後は・・・」 今度こそ成長しなくちゃ。 失敗に心を縛られて、また自分の殻に閉じこもってしまっては、それこそ同じことの繰り返し。 元の木阿弥だけは避けなくちゃいけない。シッカリする。 それが、過ちを清算し純ちゃんの友情に応える、唯一の道だと信じるから。 純 「むにゃ・・・憂・・・あぶな・・・」スピスピ 憂 「・・・」スッ 眠っている純ちゃんを起こさないように、そっと。彼女の腕を取り・・・ ちゅっ もう一度口付ける。 感謝と友情と、そして早く怪我が治って欲しい。そんな気持ちとを込めて。 憂 「ありがとう、純ちゃん。大好きだよ・・・」 翌朝!二年の教室!! 和 「・・・」 和 (今日も唯は学校に来てない。来れるはずもないか。唯のあの状態じゃ・・・) (唯 「しばらくはそっとしておいて欲しいな。関わらないで欲しい・・・」) 和 「・・・唯」 (唯 「心のね、スイッチを切るの」) 和 「・・・っ」 和 (だめだ、このままじゃ。やらなきゃ。私が行動を起こさなきゃ。唯が安心して学校に来られるようにするために) 和 (だって・・・) (憂 「和ちゃんは。、とっても頼れる、私のもう一人のお姉ちゃん。大好きな・・・お姉ちゃん」) 和 (あんなにも私を信頼してくれていた憂。なのに私は・・・あの子の寄せる想いを裏切ってしまった・・・) 和 (わが身可愛さに大切な親友の心と、幼馴染の信頼を壊してしまった。耐えられないっ) 和 (取り戻す。唯の心も憂の信頼も。でなければ、私は私を許せなくなってしまうもの・・・!) ガラッ! 和 「・・・きたっ、あいつら・・・今日こそは・・・行くわよっ!」ガタッ 和 (怖くない怖くない・・・唯の方がずっと怖かったんだ。私は・・・怖じけない・・・!)ツカツカ 和 「は・・・話があるのっ!」 拓 「ああ・・・?」 和 「唯のことで・・・この前は言えなかったけど、今日こそ・・・は・・・」 不良1 「・・・」ボロ 不良2 「・・・」ボロ 拓 「・・・」ボロボロ 和 「・・・その怪我、どうしたの?」 不良1 「いてて・・・」 不良2 「どうもこうもねぇよ・・・」 拓 「黙ってろ・・・別に真鍋には関係ねぇよ。で、なんだよ話って」 和 「あの・・・余計なお世話かもしれないけど、大丈夫?あちこち腫れてて、かなり酷そうだけど・・・」 拓 「関係ねぇっつってんだろ。用があるならとっとと話しやがれ」 和 「あ、うん・・・唯の・・・平沢さんの事なんだけど」 拓 「・・・」ギロッ 和 「う・・・その・・・」ゴキュリ 和 (負けるな!唯が受けた痛さや怖さに比べたら、こんなのどってことない!怖がるな、私!!) 和 「も、もう・・・!もう彼女をいじめるのは止めてっ!!」 拓 「ああ?」 和 「あの子は私の親友なの!もう見ていられないのよ!こ、これ以上あの子を苦しめるというなら・・・」 不良1 「どうするってんだ?」 不良2 「言ってみろよ」 和 「あ・・・ぐ・・・わ、私はどうなっても、あなた達を・・・」 拓 「良いよ」 和 「・・・え?」 拓 「もう関わんねぇでやるつってんだよ」 和 「は・・・その・・・え?」 不良1 「ちょ、拓クン」 不良2 「いいのかよ・・・」 拓 「ちょうど奴を構うのも飽きてきたところだしな。つか、知るかよあんな奴。暇つぶしにもなりゃしねぇっての」 和 「なっ・・・!」 拓 「あー、白けたな。おい、ふけるぞ。かったるくてオベンキョウなんてやってらんねぇや」 不良1 「あ・・・」 不良2 「ちょっと待ってよ、拓クン!」 拓 「じゃあな、真鍋」ツカツカ 和 「え・・・あ・・・あれ?えーー・・・」ポカーン 廊下! 不良1 「拓クン拓クン、平沢から手を引くって本気かよぉ?」 拓 「ああ・・・」 不良2 「なんでだよ。あの妹に落とし前つけさせるなら、平沢を利用するのが一番だろ?」 拓 「お前ら・・・もう奴らとは関わるなよ」 不良1 「は、なに言ってんの?」 不良2 「まさかビビってるのかよ」プゲラ 拓 「・・・」キッ 不良2 「ご、ごめん・・・」 拓 「・・・良いよ、そーだよ。その通りだ、ビビってんだよ」 不良1 「え・・・な、なんであんな小娘に・・・?昨日のは、不意を突かれただけだろ?」 拓 「・・・お前ら気絶してたから知らないんだろうがな・・・お前らと俺の怪我の程度、見て気がつかねぇのかよ」 不良1 「は?」 拓 「一応よ、お前ら手加減されてるんだよ。あちこち痣だらけだが、急所は外されてるだろ?」 不良2 「そういえば、頭とか腹とか・・・無事だったもんな・・・」 拓 「あのガキ。瞬時にそれだけの事をやってのけてるんだよ。あの状況の中で、おそらく無意識にな」 不良2 「ま・・・まさか・・・」ゾー 不良1 「でも、だったら拓クンは・・・その怪我・・・」 拓 「おお。頭と言わずどこと言わず、滅多打ちよ・・・お前らが気を失った後、俺は奴を本気でキレさせちまったみたいでな・・・」 拓 「その時の奴の目・・・いま思い出しても鳥肌が立つ・・・」 不良1・2 「・・・」 拓 「俺をやたら滅法に打ち据えながらの、あの目・・・まるで本気で俺を殺そうと・・・」ブルッ 不良1 「はは・・・まさか・・・」 拓 「止めに入ってくれた奴がいてな。そいつがいなけりゃ、今ごろ俺は・・・」 不良2 「・・・嘘だろ」 拓 「あれは関わっちゃいけない人間なんだ。それでも仕返ししたいなら、お前らが勝手にやれ。俺はゴメンだ」 不良1 「わ、分かったよ拓クン・・・」 不良2 「拓クンがそこまで言うなら・・・」 拓 「ああ、言うこと聞いといたほうが利巧だぜ・・・」 拓 「・・・いてて・・・くそっ」 その日の午後!平沢家!! 憂 「・・・」 唯の部屋の前! 憂 「・・・お姉ちゃん・・・?」コンコン 憂 「・・・」 しーん 憂 「・・・入る・・・よ・・・」ガチャッ 憂 「おねえ・・・ちゃん・・・?」 唯 「・・・」 憂 「あ、お姉ちゃん。起きてたんだね・・・返事がなかったから、へへ。寝てたのかと思っちゃった・・・」 唯 「・・・」 憂 「・・・ただいま、お姉ちゃん」 お姉ちゃんはあの日以来。 私と和ちゃんの前で「心のスイッチを切る」と宣言したあの日から。 その言葉の通り、なにを話しかけても一切反応をしてくれなくなった。 笑いかけても笑顔が返ってくることもない。まるで目の前にいるのが、精巧にできたお姉ちゃんのお人形のよう・・・ 14