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登録日:2011/03/21 (月) 06 10 40 更新日:2023/12/14 Thu 22 44 12NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 コミックボンボン ボンボンが子供向けでなかった一因 メダロッターりんたろう メダロット 後の→メダロットR 漫画 藤岡建機 講談社 1998~1999年にコミックボンボンで連載されていた漫画。 作者はガンダム関連でもヘイズルなどのデザインで有名な藤岡建機。 全3巻。 続編に「メダロッターりんたろう!メダロットR」がある。 ほるま版の漫画とは毛色が大きく異なり、軽く挙げるだけでも よく叫びノリがいい勢いのある展開 メダロットが直線的でメタリック トーンを多用した絵柄かつ緻密なメカ描写 オモチャなのにアスファルトをえぐったり電車に穴を開ける高威力 と、シリアスで丁寧なほるま版と比べ、全体的にダイナミックなアクションを重視しており、スピード感のあるギャグ要素も含んだ内容。 また基本的にメダロットは喋らず、喋っても機械的な発言しかしない。 そして何よりエロい。 女性キャラが一部を除き、JSですらメダロットすら みんな可愛くてエロい パンチラ、パンモロはもちろんのこと、服が破れたりノーブラ疑惑も浮上するおっぱい。さらにパンツはペン描きこそされていないもののトーンでスジが入れられていたりと、もはや子ども向けのエロ漫画である。 そのあまりのエロさに電子書籍化した際に雑な修正が施されたほど。 なお、ロボトル中に女性の服が破れる演出は後に『メダロット ガールズミッション』に逆輸入された。なんで取り入れるんだというツッコミはさておき、時代が追いついたのだろうか…? ◆あらすじ 2020年、春――。亀山小学校に通うりんたろうは今日から4年生。 新しく部活に入れるということで迷わずメダロット部を希望するが、男子メダロット部の悪ガキ三人組は特訓もせずイタズラばかり。真面目な女子メダロット部とは雲泥の差で付いたあだ名も「ダメロット部」。 ――今ここからりんたろうのロボトルいっぱいな物語が始まる! ◆登場キャラクター 〈亀山小男子メダロット部〉 りんたろう以外の部員は全員5年生。 ◆波島 鱗太郎(なみしま りんたろう) 「~だぜ!」が口癖の主人公。 伝説のメダロッターあがたヒカルに憧れる元気いっぱいで好奇心旺盛な男の子。 天然気味だがメダロットにひどい事をするorさせるのは許さない正義感も持つ。 愛機は最新式KBT型メタルビートル"カンタロス"。身軽で射撃のみならず格闘戦も得意。物語序盤では頭部の反応弾が使えなかったが、ある人物と出会い使用可能になった。 ほるま・りん版やアニメ版など他メディアにも登場。 そちらではメタルビートルの軽量改造機の設定だが、何故か普通の機体より装甲が厚い。 ◆佐藤 玉魚(さとう たまを) りんたろうのクラス担任で男子メダロット部顧問。エロ担当。 メダロット初心者のため部員からもナメられがちだが健気に頑張る先生。可愛い よく転び、よく服が破れる。巨乳。 ◆鮫島刃助(さめじま ハスケ) 部長。油断さえしなければりんたろうにも引けを取らない実力を発揮するが、よく油断する。 愛機はシアンドッグタイプの"ドギー"。トレードマークとして首輪と専用のマークが付けられている。黒いアイツがゴックンチョ。 ◆金目睦月(きんめ ムツキ) /梅胆羽二作(うにくら バフサク) ロボトルはお世辞にも強いとは言えず、まず真っ先にやられる。 キンメは情報通で機転を利かせるのが上手く、愛機はドンドグー"ドングート"。 バフサクはあだ名が「クマ」。愛機ベティベアの名前も"クマ"。 〈亀山小女子メダロット部〉 男子メダロット部と違って厳しく人気もある。 部長以外の部員は全員セーラーメイツを使用している。 ◆一ツ橋瑠璃代(ひとつばし るりよ) 女メダ部長のレディ・アン。 刃助の幼なじみだが犬猿の仲。眼鏡を取ると…… 愛機はマゼンタキャットの"オリビア"。パキーーーン 〈その他〉 ◆海馬竜(かいば リョウ) 別の学校に通う5年生(続編で辛口コウジたちの通う花園学園と判明)。 全国小学生ロボトル大会の優勝者であり、愛機はヘッドシザース"マッハマッシヴ"。 必殺技は相手機体に「MACH(マッハ)」の字を刻む『サウザンズクリンカー』。 ちなみに彼はゲーム版には話題で出たことはあっても出演できなかったうえ、 愛機"マッハマッシヴ"はメダロットnaviにて初めてゲーム参戦したのだが、 クワガタverにおけるりんたろうの使用機体という色々微妙な扱いをされたことが一部で有名。後に8でも再登場した。 ◆鮟倉親子(あんぐら) メダロット社専務の父・具兵衛(ともべえ)と豚勝小5年生の息子・具視(ともみ)親子。 相手を蹴落とし自身がのし上がるためなら卑怯な手も厭わない。 家族間のスキンシップとしてお互いの顔を舐め回す。一族全員同じ顔をしている。 この親子を含めた一族は本作きっての吐き気を催す邪悪。 ◆以蔵の妹 本名不明。 メダロットR後半、プールでの宇宙ロボトルの際 全裸でプールに飛び込んだりんたろうに倣って 自ら服を脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿に。 全国のボンボン読者に衝撃を走らせた。 しかもそのまま最終話までずっと全裸。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 久々に引っ張り出して読んでみたら、たまをせんせーエロかわいすぎワロタ -- 名無しさん (2014-08-31 07 15 37) 大人ヒカルと大人ナエが一緒にいたのってこれぐらいじゃないだろうか -- 名無しさん (2017-11-15 01 43 45) りんたろうにキスした蜘蛛メダロットを使う女の子の名前って何だっけ? -- 名無しさん (2019-06-29 22 59 53) 女メダ部長一人だけ魚由来じゃないんだな -- 名無しさん (2020-04-16 22 56 13) これでロボ娘に目覚めた人も多いんじゃないだろうか -- 名無しさん (2021-05-22 22 19 58) 誰か以蔵本人について追記してやれよ… -- 名無しさん (2023-02-06 23 16 44) 名前 コメント
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※めーりん好きは見ない方がいいです。 後、ちーちー注意です とある森にあるゆっくりの巣。100匹程度からなるその群れは実にゆったりとした日々を過ごしていた。 そんなある日。 「ドス~たいへんだよ!」 「ゆー? どうしたのまりさ?」 群れのリーダーであるドスの所にまりさがやってきた。何やら慌てている様子である。 「このさきのむれですぃーにのっためーりんたちをみたんだぜ! となりのむれにひどいことをしてたんだぜ!」 「ゆゆ! それはゆっくりできないね! いますぐみんなをあつめてね! あとはちかくのむれのおさたちもよんできてね!」 こうして群れのゆっくりと近くの群れの長達はドスのの元へ集まった。そして何やらゴソゴソと準備を始める。 それから二日後。森へ一つのゆっくりできない集団がやってきた。騎馬めーりんの一団である。 めーりんから進化した彼らの本能には"ゆっくり"する事は完全に消え去っており。崇拝する女神と戦いの為に常に移動を続ける 好戦的な集団であった。 スィーを巧みに操るめーりん達。その数は40匹といったところか。 集団の真ん中に居るのは、他のゆっくり達の飾りで作ったパッチワークの帽子を被るめーりん。 この群れのリーダーである。百戦錬磨の彼女は今日もゆっくり達を襲撃しようと森へやってきた。 それぞれの巣を襲撃するために、いくつかの集団に別れためーりん達は各々の目的地へと向かった。 森に入ってしばらくすると、めーりんの集団は急に止まりだした。後100mも走れば巣と思われる洞窟にたどり着くという所でだ。 そして集団から何匹かのスィーにのったゆっくりが先頭に押し出された。それはまだ幼いめーりん種以外の子ゆっくり達だった。 「ゆゆ・・・ゆっぐりざぜでぐだざい・・・」 「ありちゅたちをゆっきゅちちゃちてね!」 そんな彼らを無視して、めーりんは前に進むように目を前方へ向ける。 「ゆゆゆ・・・ゆっくりはしればいいんだね。ゆっくりはしるよ。」 逆らっても意味のない事を知っている子どもたちは大人しく従った。 まだたどたどしい動きでスィーを進める。すると 「ゆぐぐぐぐぐ!!! どうじでじべんがゆれでるのおおお!!! ゆっぐじでぎにゃぎゃ!」 急にガタガタと揺れ出したスィー。それによりバランスを取れなくなった子ゆっくり達はそのまま落下してしまった。 理由は簡単だ。そこには大量の小石が敷き詰められていたからだ。平地での移動には最適なスィーだが、こういった悪路での走行は危険だ。 むしろ歩いた方が効率がいい時もある。 「いぎゃいよ! ゆゆゆ・・・ゆっくりたすけてねめーりん! おねがいだからね!」 「とかいはのあんよがらあんこがでてるの! おねがいだからたすけてね!」 そんな話など最初から聞いていなかった。めーりんたちはリーダーを中心に何か話している。 「JAOOO! JAO!JAON!」 「J、JAJAJAO!」 「JAOOOOOOON!!!」 リーダーのめーりんにしてみればこの程度の罠は予想の範疇だった。だからわざわざ奴隷の一部を連れ出して こうして当て馬として利用したのだ。 めーりん達は話し合いの結果、二手に別れて左右から挟み撃ちにする事にした。 このような罠を仕掛ける相手である。逃げられる可能性もあるからだ。 リーダーが率いる側が右、残りが左から攻める事にした。そうして二手に別れるめーりん達。 「ゆ! まってね! どうしてれいむたちをおいていくの! ゆっくりたすけてね! おねがいだからだづげでええええええ!!!!」 さて、左の部隊。この部隊を指揮するのはまだ若いめーりんだった。 実力あるがどうにも経験不足なこのめーりんの為に、リーダーが気を利かしてくれたのだ。 わざわざ自分を選んでくれたリーダーへの感謝と、これから始まる戦い、そして一方的な蹂躙に胸躍るめーりんであった。 めーりんと言うだけで迫害されてきた子ども時代。親を失くし後、この一団に拾われなかったら野たれ死んでいただろう。 ゆっくりするなど愚かだ。戦いに生き、戦いの中で死ぬのが本当の生物だ。 ギラギラと目を輝かせながら、めーりんは静かに巣へと近づいていく。 その時だった。 「JAO!」 突然、目の前にいためーりん達が視界から消えた。慌てて進行をストップさせためーりんは、消えた場所を確認する。 そこには落とし穴に落ちためーりん達が居た。しかもただの落とし穴ではない。 下には小石や木の枝などが大量に落ちていた。しかも石はわざわざ縦に埋めてあるのだ。石に刺さっためーりん達は苦しそうに上を見上げていた。 「JA・・・JAO! JAO!」 「JAOOOOOOON!!!!!!」 生き残った部隊はそのまま走り去っていった。めーりん達の傷はもう治せるレベルのものではない。 そしてめーりん達は戦えなくなっていったものは躊躇なく捨ていく。何故なら彼女らにとって戦えないのは恥だからだ。 それを知っているために落ちためーりん達も何も言わない。ただ己の未熟さを恥じて死を待つだけだった。 森を抜けて群れの住処の前でリーダー達と合流した。右の部隊もだいたい同じ様な状況であったらしい。 各々の被害を報告した彼らは、ふと目の前の地面の異変に気づいた。 周りの草木とは明らかに違う草が敷き詰められているその地面の一角。どうみても落とし穴だった。 まさかこんなものに引っかかると思っているのだろうか。半ば呆れながらリーダーと共に目の前の洞窟へ進んでいった。 周りにゆっくりが居ない以上、ここへ逃げ込んだのだろう。洞窟の入口の近くには石が積み上げてあったが、 別に洞窟を守っている訳でもなかった。せめてバリケードにでもすればいいのだろうに。 ゴツゴツとした洞窟も、めーりん達にしてみれば大した事のない所である。文字通りスィーっと洞窟の奥へ進むめーりん達。 そしてそのまま行き止まりまで来てしまったではないか。 「JAO? JAON! JAON!」 「JAOOOON!」 群れのめーりん達も流石にわからなかった。とりあえず洞窟から出ようという事になり、入口へと向かう。 そして入口が見えたところでそれは起こった。 「JAO!」 先頭を走っていためーりんがスィーから落下したのだ。しかもそのめーりんの頭には石が刺さっている。 そして目の前を見て若きめーりんは気づいた。入口にある石の壁と、その上からこちらを覗いているゆっくり達が。 「ゆっくりできないめーりんはゆっくりしんでね!」 そういうやいなや、口に石を含んだゆっくり達は思いっきり石を吐き出す。 やたら数が多いために、それはまるで散弾銃のようにめーりん達に襲いかかってくる。 「JAON!」 「JAOOOON!!!!!!!!!」 「JA!・・・」 次々と襲いかかる石の雨。しかしこれが通常の地形なら避けれただろう。しかしここは洞窟。 横幅も狭く悪路な場所。その上めーりんたちは大軍なのだ。回避行動は難しかった。 「ゆっくりこうたいしてね!」 「ゆ! わかったよ!」 ゆっくり達は一度石を吐き終えると、すぐさま次のゆっくりと交代する。 このとき実は石のバリケードの上から攻撃できるように、まりさやみょんなどの比較的頑丈な種類のゆっくりが踏み台になる。 そうして他のゆっくりが攻撃している間に石を補充する。 これにより断続的な攻撃が可能になった。 また、運よくバリケードまで近づくめーりんも居るが、それでもこのバリケードを突破する事はできなかった。 このめーりん。負傷覚悟でバリケードに突撃しようとしたのだが、それも失敗に終わった。 なにせ相手は石の壁。しかも裏では複数のゆっくりが壁を押さえつけているのだ。スィー体当たりでも突破する事はかなわなかった。 そうしてドンドンとスィーからめーりん達を落とすゆっくり達。打ちどころがよくて生きてる者も結構いたのだが、 そのたびに止めの一撃をお見舞いしてやった。 若いめーりんはこの状況が理解できなかった。何故自分たちが愚鈍なゆっくりに後れを取っているのか。 すかさずリーダーの命令を仰ごうと、リーダーの元へ移動しようとした瞬間、リーダーの帽子が飛んだ。 「JAOOOON!!!!!!!!! JAN! JAOOON!!!!!!!!!」 他のゆっくりが自分の指示を仰ごうとした。とりあえず無傷のめーりん達を連れて一旦下がろう。 洞窟の奥ならば奴らの砲撃も来ないだろう。しかしそれは最も愚かな手だった。 なにせ食糧も何もない状態で持久戦を挑んだのだ。その結果がどうなるかなど、あえて言う必要もないだろう。 2日後、そこには衰弱しためーりん達が居た。もう自分たちが戦えないことがわかっているめーりん達は 自決しようと決意した。若いめーりん以外のめーりんはスィーから降りると、若いめーりんの前に並んだ。 このまま轢いて貰うためだ。そして若いめーりんはその後、あのゆっくり達へ突っ込むつもりだ。 例え勝てぬ戦いでも引くわけにはいかない。逃走は誇りが断じて許されない。 「JAOOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!!!!!!!!!!」 そうして一人のめーりんを残し全員が死んでいった。 後は自分が突撃するだけだ。敬愛する女神に祈っためーりんは全速力で入口へ向かう。 せめて一糸報いようと。その願いが叶わぬ事を知らずに。 めーりんが気がつくと、周りには愚鈍なゆっくり達が居た。そして自分が半分ほど地面に埋まっている事に気づいた。 かろうじて眼だけは埋まっていなかった。しかし振り向く事もできずにただただ、前を見るだけしかできなかった。 「あのめーりんがうわさのきばめーりんたちだね! おお、ぶざまぶざま!」 「ゆっくりしないめーりんはゆっくりしんでね! いますぐしんでね!」 「めーりんのぼうしなんていらないね! まりさがゆっくりすててくるよ!」 「むきゅん! さすがはわたしのこどもね!」 どうやら複数の仲間が同じ様な状態らしい。しかしこの光景・・・忘れる訳もない。 あの子供の頃と同じ光景だ。 「いまからどすがしゃべるわ! とかいはなみんなはゆっくりしずかにしてね!」 その声と共に、ドスの後ろ姿が急に現れた。 「ゆゆ! みんな! おつかれさま! むれをこえてのきょうりょくのおかげで、ゆっくりできないくずめーりんどもを ゆっくりさせることができたよ! みんなありがとう!」 「ゆーーーーー!!!」などと言う喧しい声が聞こえる。 「このめーりんたちはおろかなめーりんとして、ここにうめることにしたよ! みんなでゆっくりのなんたるかをおしえてあげてね! それからこんどおにーさんたちがきたら、みんなでおれいをしようね!」 「むきゅん! それではかいさんするわ! みんなゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 まず最初に行われたのは、言葉による攻撃だった。 「すぃーにのったからってどすにかてるとおもったの? ばかなの? しぬの?」 「なにもまもれないんだねー。わかるよー。」 「れいむたちをおそうなんてばかなめーりんだね! ゆっくりしないなんでゆっくりのかざかみにもおけないよ!」 「おびゃきゃなめーりんはゆっくちちね! ゆっくちちね!」 子ゆっくりがポヨンポヨンよめーりんの頭に体当たりをしてくる。 「ゆゆ! だめだよおちびちゃん! めーりんにさわったらゆっくりできなくなるよ!」 今すぐ死にたかった。こんな饅頭どもに上から目線で何かを言われるなど、自ら死んだ方が何億倍ましな事か。 しかし動くこともできない自分にそれは無理だった。 ある程度ゆっくり達が消えると今度は残ったゆっくり達が攻撃を仕掛けてきた。わざわざみんなが居なくなるまで待っていた 連中である。やり口は口だけで済む訳がなかった。 「ゆゆ! じね! じね! ゆっくじじね!」 「ゆっへへ・・・めーりんごときがまりささまにさからうなんておろかなんだぜ!」 抵抗できないめーりんへの攻撃。噛み付きや目潰しが何度も何度も行われた。 ただただ殴られ続けるめーりん。そして 「ゆぅ・・・・・すっきりー!」 残ったゆっくり達はめーりんに向って"ちーちー"をすると、すっきりした顔で帰って行った。 もうめーりんの頭の中は狂い始めていた。ただただ相手を呪い殺すような目で睨み続ける。 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す「とかいはなありすがゆっくりのごくいをおしえてあげるわあああああ!!!」 思考の中に変な声が混じった。前には誰もいない。居るとしたら後ろだ。 「とかいはのありすはすっきりしたいのよね・・・・しょうがいないからめーりんですっきりしてあげるわ」 そういうやいなや、気持ち悪い舌の感触がめーりんを襲った。 「ベロベロしてあげるわあああああああああ!!!!! めーりんったらいがいときもちいいのねえええええええええ!!!!」 激しい嫌悪感が湧きあがる。しかしありすは止まらない。 「すりすりしてあげるわああああああああ!!!!!! ありずのごをうんでねええええええええええええ!!!!!!」 湧きあがる何か。めーりんは認めたくなかったし、認めるつもりもなかった。 こんな相手にすっきりなど。しかし体はどうしようもなかった。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!! すっきりいいいいいいいいいいいい!!!!」 ありすと同時にすっきりしためーりん。その頭からはすぐに蔦が生えてきた。 「ゆゆ~♪ すっきりできたわー! でもめーりんとのこどもなんてとかいはじゃないから、いらないわね~♪」 そういってどこかへいってしまった。あれがゆっくりなのだ。自分の快楽さえ達成できれば、子供ですら見捨てる。 こんな物たちと同じ種族である自分を呪った。死にたかった。誰か殺してほしい。 早く早く! 早く! 早く早く早く早く早く!!!!! 誰か殺してくれ! 誰か! 誰か! ゆっくりなどしたくない! 名誉ある死を! 誰か! 加工所勤めの男が一人、国が所有する森へ入っていった。加工所は公的機関が運営している そのためいくつか国の所有地を使えるのだ。この森もその一つ。ゆっくりの知能を調べるための森だ。 ここに住んでいるのは知能を大幅に上げたゆっくり達だ。野生とは比較になるまい。 しばらく森を歩くと、ドスに出会った。どうやら狩りの帰りらしい。帽子の中にはたくさんのキノコや葉っぱが入っていた。 「どうだいめーりんたちは? だいじょうぶだったかい?」 「あんなめーりんたちなんてよゆうだったよ! でもどすがいないむれは、おにーさんのさくせんがなかったらあぶなかったよ! ありがとうおにーさん!」 「ありがとうおにーさん!」 「照れるなあ~。そんな大した事はしてないのに。」 ドスの群れへ来た。みながこちらに向かってくる。お礼をいったり、すりすりしたりと様々だ。 辺りを見回すと、一部色の違う地面があった。アレはゆっくり達の隠れ家である。 あれほどわざとらしく隠しておけば、めーりん達は落とし穴か何かだと思って通り過ぎるだろうと思ってたが どうやら成功したらしい。これが普通のゆっくりならば意気揚々と隠れ家へと近づいただろう。なまじ強いばっかりに 裏をかかれたのだ。 「ゆゆ? おにーさん! それはびでおだね! なにかうつってるの?」 ドスが持っていたビデオカメラに興味を示した。 「見てみるかい? めーりんたちがうつっているよ。」 そこに映っているのは、何周も何周も同じコースを走らされているめーりんの姿だった。体力やスィーの耐久力を調べていた時の映像だ。 このあと、疲れ果てためーりんは運転を誤り事故死した。 「ゆゆ! このめーりんはほんとうにゆっくりできないね! こっちのめーりんはゆっくりできてるのにね!」 ドスが得意げに指した方向を見た。埋まっている6体のめーりん。その頭には蔦が生えている。妊娠したのだろう。 しかし母体はもうすでに死んでいるようだ。蔦の子供も黒ずんでいる。 「一体貰っていいかな?」 「ゆ? もちろんだよ! すきなだけもらっていってね!」 「ゆゆ・・・でもまりさがちーちーしちゃったんだぜ。たべるのはおすすめしないんだぜ。」 別に食べるつもりはない。そして食べる訳でもないのに動物のちーちーを気にするなら生物を扱う仕事などやっていない。 俺は一体のめーりんを掘り出した。その顔は恨みだけで出来ていた。 見る物全てを呪い殺すような眼だった。 しかしつまらない。 こんな眼は今まで何度も何度も、それこそ飽きるほど見てきた。種類に関係なく、周りを恨みながら死んでいったゆっくりは皆このような眼をしていた。 進化した新種ならもしやと思ったが、これもゆっくりだったという事だ。 まあこの状況で恨むなと言う方が無理な話だが。 そこいらにめーりんを捨てて俺は戻ることにした。 これでめーりん撃退のテンプレは完成した。洞窟を持たない群れもいるが、まあ落とし穴と投石を応用すればどうにでもなる。 あのめーりん達は暴れ過ぎた。ゆっくりの数を極端に減らすほどだ。バランスは常に一定に保たれるべきなのだ。 この対処法を野生のゆっくり達の間で布教すれば、被害は減るだろう。意外とゆっくり間でのコミュニケーションの輪は広い。 でなければ、まだ数か所にしか加工所がなかった時代に、全国各地で加工所が恐れられることはないだろう。 そのあたりは割と謎なのだが。まあ今は関係ない。 まあ頭の悪い個体は死ぬかもしれないが人が駆除に出るよりはよっぽど安上がりだ。 それに飼いゆっくりにまで手を出したのは愚行と言うほかなかった。人間と友好的に付き合うならその辺りも考えるべきである。 そうしてトボトボと加工所へと戻った。これからまた実験だ。もっと難易度を落としたマニュアルを作成できないか考えよう。 俺は帰宅して居間でゆっくりしようとすると、目の前にコーヒーを飲んでいるまりさがいた。 「きょうはゆっくりのごくいをおにーさんにおしえてあげるね! ゆっくりきいてね!」 れいむはというと、先日買ってやったスィーに乗っていた。 「すいすいうごくよ! すごくゆっくりしたのりものだよ!」 どっちだよ。まあいいや。とりあえずまりさのぼうしをとって、中にコーヒーを注ぎ込む。 そしてそのまままりさに被せた。 「ゆびぎゃあ!!!! おべべがあづくでばえがびえない! おにーざんだづけでええええええ!!!!」 俺は移動中のれいむの前に足を出しながら、テレビのスイッチを付けた。 「ゆぎゃあ!」っとれいむは吹っ飛び、そのまま置いてあった猫の手に刺さった。ほっぺが痛そうだ。 「いぎゃいよおにーざん! とびだしなんてしないでね! ゆっくじあやばっでね!」 このれいむは意外と我慢強い。まりさは逆に泣き虫だ。そこが二人とも可愛い。 「おお、今日のニュースは・・・何ぃ! 早苗ちゃんが引退宣言! なんで!? アルバム出したばっかじゃん!」 大好きなアイドルの引退にショックを隠せないまま俺は寝ることにした。また明日も三人で グダグダな毎日を過ごすのだろう。 【あとがき】 作中で名前の出ている人物は、どこぞの風祝と一切関係ありません。 by バスケの人 このSSに感想を付ける
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こっちの投票箱は固定です、二週間に一度リセットする事はありません。 15回みてます投票をベースに、新規投票の結果を追加しています。 新規作品は見てます投票(新規)のあと、次の投票からこちらに追加されます。 その他のルール、決まりごと、お約束、マナー等のルールは投票をご覧下さい 選択肢を追加しないで下さい。 001-100人目101-200人目201-300人目301-400人目←今ここ401-500人目501-600人目601-700人目701-800人目801-900人目901-1000人目1001-1100人目 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 355 キモヲタニートですら幻想入りしてしまったようです。 468 (14%) 2 357 RIKISHIが幻想入り 429 (13%) 3 362 皮肉屋なトマトが幻想入り 343 (10%) 4 327 ちょっと幻想郷までいってきまうs。 302 (9%) 5 367 うちの看板娘が幻想入り 279 (8%) 6 380 魔導探偵が幻想入り 261 (8%) 7 313 コスプレしたまま幻想入り 194 (6%) 8 339 拉致られて幻想郷Ⅱ 169 (5%) 9 365 家出と幻想入り 159 (5%) 10 392 幻想入りしたら二心同体 139 (4%) 11 322 幻想入り ~異世界を渡る者~ 121 (4%) 12 371 好奇心に惹かれて幻想入り 101 (3%) 13 381 厨二病が幻想郷入り 73 (2%) 14 310 そっくりさんが幻想入り 72 (2%) 15 320 忘れ去られた少女 49 (1%) 16 323 記憶喪失で幻想入り 49 (1%) 17 373 猫目の人が幻想入り 49 (1%) 18 374 幻想入れ 24 (1%) 19 306 俺幻想譚 21 (1%) 20 324 東方見聞録 12 (0%) 21 340 糸使いの執事が幻想郷へ 12 (0%) 22 305 幻想郷の一人の物書き 9 (0%) 23 304 ノリで幻想入り!? 4 (0%) 24 353 自衛隊みたいな人が幻想郷に武力介入 4 (0%) 25 338 メダロットが幻想入り 3 (0%) 26 366 そこは夢見た幻想郷 3 (0%) 27 395 空から幻想入り 3 (0%) 28 309 頼まれて幻想入り 2 (0%) 29 325 強制召喚幻想入り 2 (0%) 30 345 with疫病神 2 (0%) 31 349 後頭部どつかれて幻想郷…。 2 (0%) 32 359 今更、幻想入りしてみた 2 (0%) 33 364 やっちまった幻想入り・・・ 2 (0%) 34 377 SOS団が幻想入り 2 (0%) 35 394 こじ開けて幻想入り 2 (0%) 36 319 東方SD戦国伝 1 (0%) 37 337 えーりんえーりん!と叫んで幻想入り 1 (0%) 38 346 幻想入りさせてみた 1 (0%) 39 350 幻想夷物語 1 (0%) 40 379 観光ついでに東方幻想入り 1 (0%) 41 302 人妖繋ぎ物語 0 (0%) 42 307 どうやってか俺も幻想入り 0 (0%) 43 308 代理で幻想入り 0 (0%) 44 311 騒霊と幻想入り。 0 (0%) 45 312 就活中に幻想入り 0 (0%) 46 314 携帯片手に幻想入り 0 (0%) 47 315 居眠りして幻想郷 0 (0%) 48 317 適当に歩いていたら幻想入り 0 (0%) 49 318 刷り込まれて幻想入り 0 (0%) 50 329 スキマ送りで幻想郷 0 (0%) 51 330 幻想のなかで 0 (0%) 52 331 幻想放浪記 0 (0%) 53 332 鳥居から幻想入り 0 (0%) 54 333 みんな楽しそうだから幻想入りしてみる 0 (0%) 55 334 引きずりこまれた先、幻想郷 0 (0%) 56 335 神隠しされて幻想入り 0 (0%) 57 336 俺が何やら神隠し 0 (0%) 58 341 AAと幻想郷 0 (0%) 59 342 一人旅の準備をしていたら幻想入り 0 (0%) 60 343 ドアを開けたら幻想郷 0 (0%) 61 344 車の中から幻想入り 0 (0%) 62 347 幻想入りを描こうとしたら幻想入りしてた。 0 (0%) 63 348 俺も幻想入りしてみた!すごく・・幻想郷です・・ 0 (0%) 64 351 ゼル幻 0 (0%) 65 352 俺も来ちゃったぜ幻想郷 0 (0%) 66 356 東方犬聞録 0 (0%) 67 360 東方俺も幻想入りですぜいぃぃぃ 0 (0%) 68 361 ネガティブ思考な男が幻想入りしたようです 0 (0%) 69 363 今更ながら幻想入り 0 (0%) 70 368 戦闘中にTFが幻想入り 0 (0%) 71 369 崖から落ちて幻想入り 0 (0%) 72 370 いつの間にかダチが先に幻想入り 0 (0%) 73 372 傍観者として幻想入り 0 (0%) 74 375 飛び込んで幻想入り 0 (0%) 75 376 ならば俺も幻想になろう! 0 (0%) 76 378 無能が幻想入り 0 (0%) 77 382 ラムザ君が幻想入り 0 (0%) 78 384 力を求めて幻想入り 0 (0%) 79 386 幻想闘霊伝 0 (0%) 80 387 綾鷹幻想郷入り 0 (0%) 81 388 野郎2人で幻想入り 0 (0%) 82 390 森で迷って幻想入り 0 (0%) 83 391 東方狂災起 0 (0%) 84 393 無謀にも自ら幻想郷入り 0 (0%) 85 396 記憶喪失と幻想の竹林 0 (0%) 86 397 俺なんかが幻想入り? 0 (0%) 87 398 幻想入りシリーズ・錬魔譚 0 (0%) 88 400 かえるのおきものが幻想入り 0 (0%) その他 投票総数 3373
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天候効果一覧 天候名 効果 快晴 回避性能上昇 霧雨 技の威力1.25倍 曇天 MPの消費が半分で技を出せる(WP消費はそのまま) 雹 WPが自然回復 武器スキルの威力上昇(WP回復量はWP最大値の十分の一) 花曇 回避できないスキルが回避可能になる 濃霧 与えたダメージの半分のHP回復 雪 攻撃時に相手のMPを減少させる(減少量はダメージを受けたキャラの最大MPによる) 天気雨 防御・精神低下 疎雨 spが足りてなくて自分が覚えていない技をすべて使用可能になる(メイン、サブ共にsp100まで?) 風雨 素早さが2倍に 晴嵐 技欄が「@???」と「@????」になる。選択した場合、現在覚えている技からランダム発動 MPが足りなくても発動する模様。あと、@すくしょや@ささやきや@ライブラもできない。@どうぐも使用不可。5階、9階で移動したいときに晴嵐だと@移動もできない。ボス戦で出られると困る天気No1デメリットがでかすぎて、多くの人に嫌われてる天気でもある 台風 特殊効果(防御など)の無効 凪 行動ごとにHP回復(回復するのは行動したキャラのみ。また、回復量は行動したキャラの最大HP依存) ダイヤモンドダスト 氷属性威力上昇 攻撃を受けるごとにさらにHP減少(多段技の時にも適応、減少量はダメージを受けたキャラの最大HPによる) 極光 上記の天候の何らかの効果 以下未実装 蒼天 武器スキルの威力が0.75倍になる代わりに2回発動 川霧 毎ターン強制位置変更 黄砂 全員が行動毎に魔反撃か攻反撃になる 烈日 炎属性威力上昇 行動ごとにHP減少 梅雨 ダメージを与えられるとたまに動封になる コメント 情報などはこちらに -- windC (2011-02-27 01 22 14) 疎雨のとき ジョブ 現 橙 前 ルーミア の時、両方の技が全開になっていました -- 藤原さん (2011-02-27 18 17 32) 晴嵐のとき、残りMPが不足してても(たとえ残り0でも!)技使えるようです。 -- ニート社長 (2011-04-10 05 25 16) 疎雨のときはsp1000技が使えないかも -- rsty (2011-04-10 16 11 50) 晴嵐のときに覚えていない技も発動するのを確認。ナズの夢国鼠覚えてないのに晴嵐の元で発動した。他の技についてどうかは未確認ですが他の方も確認お願いいたします -- ニート社長 (2011-04-12 00 17 11) 晴嵐の時、覚えていないはずのえーりんえーりん発動確認。SP1000技が発動してしまう模様。不具合? -- windC (2011-04-12 00 34 22) 晴嵐の時に覚えてもいないフルーツ(笑)の発動をさらに確認。やはりSP1000技が発動してしまうようだ。 -- ニート社長 (2011-04-16 23 03 37) 未実装と書かれている天候になったのを確認ばしょは魔界(法界上空)です -- ドリーム (2011-05-08 21 18 21) 未実装の天候は、天候自体は出るけれども効果が発動しないようです。 -- windC (2011-05-08 21 19 57) 雪・ダイヤモンドダストのときにアイスナイフ装備時ヒャダルコlv3が出てきたWP消費12氷全体攻撃 -- 名無しさん (2011-06-08 18 10 25) よく考えたら天気にも細かい変更入ってるかもしんない・・・ -- rsty (2012-03-10 17 30 26) 晴嵐だとステージ移動もできない -- うぐぅ (2012-03-15 00 07 25) 重要なことだが、敵が眠り・汚染・凍結・麻痺などの状態異常で行動できないときは、天候が変化しない。これを利用することで、好ましい天候を長続きさせることも可能だし、逆に晴嵐などが早く終わってほしいときは要注意。 -- NEET社長 (2012-03-15 02 13 23) 風雨は2倍になってない気がします… -- elsy (2012-03-15 10 57 06) 晴嵐のときまったくおぼえていない技がでてきました。 -- 雑魚 (2012-11-28 16 06 22) 梅雨出たんですが -- 名無しさん (2013-04-12 17 11 37) 疎雨のときに、チルノのsp999技が使えるようになっていました -- 鉄鉱石 (2013-12-27 10 01 43) ステージが終わったあと(宝箱のところ)は天候が変化しないようです。これを利用すると凪の時宝箱をとる前に防御をし続けて体力を全回復。などということもできます。 -- 名無しさん (2014-02-25 20 48 38) 天候が雹なのにWPが回復しない…だと?… -- レイナ (2016-01-06 17 58 14) 雪の天候の時、エンチャントが無いのに「追加で○に0のダメージ」と出るようです。私の場合、0ダメージですけど全員そうなのか確認お願いいたします -- レイナ (2016-01-10 16 50 26) ↑のやつなんですけど、@こうげきや@だんまくなどは追加のやつはないようです -- レイナ (2016-01-18 10 54 01) 名前 コメント
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名前:hiso 称号:萬子姫。 PR 俺の打杯は⑨に劣る! キャラ:えーりん ~大会成績~ "オプーナを買う権利の大会" 優勝 "vipチーム麻雀大会カモネギ杯" 優勝 カモネギチーム(hiso、あぶー、カモネギ、武士) 3/28 "サタデーナイトフィーバー!" 主催 4/24 "MSN勢リーグ戦" 主催 また4月21日現MSN勢での最も最も最も最も最も最よわである。 それと同時に長き童貞氏から長き童貞氏自身の童貞を授けられた これで長き童貞氏も童貞卒業で萬子姫も自信のピーを失った ,,.. -──- ...,,,,___ ,. '" `"゙''=-..、_ / ・ ╋ .゚ i ./ ' . ; --、─---、._ ,' 〈 ,.-' / ヽ,、_ 、`ヽ、; / 'γ´ / ハ !_二!ハ `ヽ. ,' / i ._! /!/ !,ィ'ン リゝ! i. ', イ i i´ハi .! ´ ゝー-'゙ イ ハノ ! i ハ .!ィ'i´リ "" !/ i. | マソコ姫じゃないんだからねッ!! V ゝ . ハ 'ゝ'゙ ´ 〈 ,.ヘ i | Y .从" ^ ´!ノ .ハ! ,.イ ヽ、>.、 ,.ィ 「ノ ン / ヽ、 ゝイ`゙ 'r-=7-i┬'i ノ´ イ、 ,. ' "´ ̄`ゝヽ、___¥_ト、!_ ) / iヘ ┼ i `ヽ. ,.イ , `ヽキi ';, くィヽr-、 イ、 ┼ Y ,.ヘ γ` 7ヽン-、r、 ハ」 ┼ iイヽ_〉
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迷い竹林の中、えーりん実験室の地下にはすっきりルームというものがあった そこにはゆっくりたちが集められていた 「仲良し家族のお部屋」と可愛らしい文字で書かれた部屋に 八意永琳はいる ここはゆっくりたちの家族愛を見る施設 ゆっくりたちは地上の実験室でめでたく子宝に恵まれた夫婦が家族としてここに連れて来られる 「ちかのへやではかぞくでゆっくりできる」 ゆっくりたちの宿舎でそんな噂を少し流してやると 噂には尾が付き鰭が付き、ゆっくりたちにとって地下の部屋に連れて行かれる事は最大の幸福となっていた 永琳はベンチに腰掛、家族の惨状を見ている 親れいむはとうの昔に死んだ。バカなことに踝までしかない深さの小川で溺れ死んだのだ それからというもの家族はバラバラになっていった 元々あまり育児に関心の無い親まりさはネグレクトを決め込み あまつさえ、食事を持ってくる兎にすっきりしたいから他のゆっくりをもって来いと命令する始末 子ども達の餌は独占され、兎も永琳からきつく干渉をしないようにと言付かっているため 子ども達が飢えて痩せていこうと決められた場所に餌をおくことしかできなかった もし、永琳の言い付けが無ければすぐにでも親まりさを蹴飛ばし、子ども達に食事を与えただろう だが、ここではそんな倫理観など必要ないのだ。ここで求められるのは実験のために徹底してルールを守る事だ 一番幼いゆっくりれいむは早々に死んだ たまにおこぼれをもらっていたが、姉妹全員を養うには量が少ない 長女であるゆっくりれいむはその子を言葉がおかしくゆっくりできない子として徹底的に差別した 他の姉妹もそれに同調する 「ゆっくちしちぇいっちぇね」 赤ちゃんが故の言葉を、昔は自分達も話してきた言葉を蔑んだ いつしか幼いゆっくりれいむは死んだ。長女は姉妹が寝静まった後 頬に涙を一杯溜めて、死んだゆっくりれいむのために穴を掘った 「おお、こわいこわい」野菜を食い散らかす親まりさが笑う 長女は親まりさを睨みつける「おお、こわいこわい」 体格差で絶対に負けることは無いと確信している親まりさはそうやって何度も長女を挑発した 「師匠、これからどうしましょう」 「どうするって・・・」 ベンチの前には鈴仙が立っている 「そうね。もういいわ・・・てゐに言ってガスを用意させて。ねぇ」 「はい?」 「この前、人里で人間に捕まってね。何かと思えば娘が転んだから診て欲しいって。別に私じゃなくても良いのにね」 永琳は資料にガス注入の旨を書きながら喋る 「泣きながら私の腕を引っ張るのよ。周りの人間は私が普通の人間じゃない事を知っている者もいるから心配そうに見てる」 河童に渡す発注書に小川ではなくゆっくりでも安全に水が飲める噴水の設計をして貰えるよう書き込む 「私が家に行くと女の子が顔に傷を作っていてね。手持ちの薬と道具で顔に傷が残らないようにしてあげたら、とても喜んでくれてね」 あとはにとりに個人的な手紙を書く。ゆっくり加工工場の様子を知るために 「高価な着物まで頂いてね」 永琳は立ち上がり今まで膝の上で書いていたものを全て鈴仙に預ける 子どものゆくりたちを苛めゲラゲラ笑う親まりさ 「そういうのが親なのよ」 永琳は弓矢を構え、親まりさを狙う 「だから、アレはそもそもこの実験場には不適合なのよ」 放たれた矢は親まりさを笑顔のまま吹き飛ばした 「鈴仙、今度はちゃんとした家族を連れて来てちょうだい」 四日後、再び実験が開始された 噂もあってか親れいむと親まりさはとても楽しそうに部屋に入ってくる それをコントロール室から永琳とてゐが見守る 「全く・・・前回は散々だったわ」 永琳は不満そうにモニターを見つめる 「でも、どうせ片親を殺すのには変わりないんじゃない」 「あんな浅い川で死ぬなんて予想外だったのよ。それも実験開始当日によ」 永琳は資料にある親まりさという項目に×と書いた 「今度は失敗しないでちょうだい。あと残った親が育児放棄をしたらその時点で実験終了でいいわ」 モニターを見ると鈴仙がゆっくりたちに歌を歌ってあげている 「あの子は早くお婿さんでも貰って子どもを授かった方が良いのかもね」 永琳はモニターの電源を消す、不意に前回の実験の資料が落ちる 親まりさの項目には「×⇒予定変更」と 親れいむの項目には「事故死、親まりさを片親としこのまま実験を続行」と 書かれていた ~あとがき~ 雷でモデムが壊れ、甥っ子にゆっくりフォルダを消され やっと帰って来れました。スレが26とか気分は浦島太郎 fuku1650を読んだけど、阿求は可愛いな えーりんは怖いです。ホント怖い。夜中に布団の中に入ってこられたらと思うと本当に怖い by118 このSSに感想を付ける
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外が騒がしいので、部屋の窓を開けてみるとゆっくりが居た。 「やい!くずめーりん!さっさとそこからでていくんだぜ!」 「ここはれいむと、まりさのおうちだよ!くずのめーりんはどこかへいってね!」 俺の住んでるアパートの隣には、人通りの少ない裏通りがある。 故に最近では粗大ゴミを捨てて行く、不届きな奴らが居るのでゴミ通りになりつつあった。 当然アパートの住人はあまり良い顔をしてないが、俺を含めて積極的に片付けようともしなかった。 そればかりか大家に至っては、退去者が残していった粗大ごみをそこに捨てる始末。 そんなゴミ通りを住処に選んだゆっくりが、たまに現れたりするのだ。 「じゃおじゃおぉぉん!」 「やっぱりめーりんはくずなんだぜ!まりささまがみつけた、すてきなおうちに、かってにすみついているんだぜ!」 「どうやら、せいさいがひつようみたいだね!くずのめーりんは、くずらしくしんでね!!」 黒帽子と赤りぼんのゆっくりが、大声で騒ぎ立てる。 たしか、まりさとれいむとか言う奴だ。 それと対峙しているのは、緑色の帽子の奴、ちぇんとか言う奴だっただろうか? 古びたプラスチック製の衣装ケースの中から、二匹を威嚇している様だった。 「じゃおぉぉぉぉぉ!!」 「くずのめーりんのくせに、まりささまにはむかったことを、こうかいさせてやるんだぜぇぇぇ!!」 「れいむのつよさを、おもいしってねぇー!!」 どうやら縄張り争いか何かの様だ。 それにしても、五月蝿くて敵わない。 俺はマグカップにお湯を注ぐと、外で騒ぎ立てるゆっくりに浴びせてやった。 「ゆっくりし 『バシャァァァ』 ゆ?………ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁ!あついんだぜぇぇぇぇ!!」 「まりさ?!どうしたのぉぉぉぉ?!」 「じゃ…お?」 お湯は見事にまりさに命中、さっき沸かしたばかりだからさぞかし熱いだろう。 まりさは両目を飛び出さんばかりに見開き、お湯か涙か判らない物を飛び散らせながら転げ回った。 「あついぃぃぃぃ!!どぼじでまりさが、こんなめにぃぃぃぃぃ?!」 「くずめーりん!まりさになにをしたのぉぉぉ?!」 「じゃ、じゃおぉ?!」 れいむは何を勘違いしたのか、緑帽子のゆっくりに罵声を浴びせる。 どうやら、俺の存在に気がついてない様なので、俺はもう一杯のお湯をれいむに浴びせてやった。 「ゆっばじゃぁぁぁ?!…ゆっぎゃぁぁぁぁぁ!あづいぃぃぃぃ!!なんなのごれはぁぁぁぁ?!」 熱湯を浴びて跳ね回るれいむ。 絶叫しながら動き回っているので、周りが見えてないらしく、もがき苦しんでいたまりさの底部を踏み潰した。 「ゆげべぇ!…で、でいぶ…なにずるんだぜ…ぎぎ…」 「あづいよぉぉぉぉ!!だれかでいぶをだずげろぉぉぉぉ!!」 駆除するつもりでお湯を浴びせたのだが、体がでかい事が幸いしたのか、騒ぐだけで未だに死にそうにはない。 このままでは、余計に五月蝿いだけなので何とかしようと考えていると、ある事を思い出した。 ゆっくりという奴は苦い物と辛い物が苦手だという事に。 俺は早速濃い目のブラックコーヒーを作り、大騒ぎしている二匹にそれを浴びせた。 「ゆげっべぇぇぇぇ?!にがあつぅぅぅぅ?!ゆげろぉぉぉぉぉぉ!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁ!!げろあつぅぅぅ?!エレエレエレエレ……」 熱湯とブラックコーヒーの死のハーモニーに、大量の餡を吐いて沈黙する二匹。 それを呆然と見つめていた緑帽子のゆっくりが、ふと俺の方を見上げる。 「じゃお?」 俺と目が合うと、首を傾げる様な仕草をしてしばし固まる。 俺はこいつにもコーヒーを浴びせてやろうかと思ったが、ポットのお湯が切れてしまった。 仕方ないので何か無いかと探していると、面白半分に買ってきて食べ切れなかった激辛スナックの袋が目に入る。 それの中身を2、3個取り出すと、緑帽子ゆっくりの目の前にそれを放った。 「じゃおぉ?」 緑帽子はスナック菓子を警戒しているのか、しばらく様子を伺っていたが、菓子を一舐めするとそれを食べ始めた。 ゆっくりは辛い物が苦手という話を聞いて居たのだが、こいつは美味しそうに放った分を完食してしまった。 「じゃおん!」 食べ終わると、お礼のつもりか、笑顔で俺に頭を下げるような仕草をした。 駆除するつもりでやったのだが、そんな態度に少し腹がたったので、残った菓子を全部ばら撒いてみた。 緑帽子は目をまん丸にして驚いたようで、何度も頭を下げると、撒かれた菓子を丁寧に拾い集めてプラケースの巣に運んでいった。 「じゃおぉん!」 スナック菓子を回収し終えた緑帽子は一声鳴くと、俺に再度頭を下げて巣の中に入っていった。 「それは、めーりん種だな。希少種のはずなんだが、そんな所に居るって野良って事か?」 昨日見たゆっくりの事を友人に説明した所、珍しそうにそう語った。 友人の話ではめーりん種は「じゃお」としか喋れず、辛い物も平気で食べるそうだ。 そして他種から苛められやすいゆっくりらしい、道理で昨日二匹に絡まれていた訳だ。 捕まえてゆっくりショップに売りに行こうかと考えたが、俺を見るなりニッコリ笑って「じゃお!」っと頭を下げた。 そんな仕草を見て、あげる気なんかまったく無かったはずの、コンビニで買った唐揚げの一つを与えてしまった。 めーりんは驚いた表情で俺を見て、何度もお礼を言うように頭を下げた。 野良ゆっくりの殆どが、ペットが捨てられた物だ。 たまに、調子に乗ったアホが町にやってくる事もあるそうなのだが、殆どは飽きられたか、ゲス化して捨てられ野良になる。 これだけ善良そうなのに、どうして野良生活をしているのだろうか? 俺が不思議そうにめーりんを眺めていると、めーりんが同じように首をかしげる仕草をしていた。 それからしばらくの間、俺はめーりんの行動を観察するようになった。 俺が家に居る時は、大抵巣に使用しているプラスチックケースの中で昼寝をしているようだった。 たまに、何か食料をもって帰ってくる事があるが、どこでそれを調達しているのかは解らない。 ただ、どうも生ゴミを漁っているというよりは、どこかの飲食店の残り物をビニール袋に詰めて貰ってきたような感じであった。 俺も時折、窓からスナック菓子を与えたりしてやったが、めーりんはその度に頭を下げて「じゃおん!」っと嬉しそうに声をあげた。 野良ゆっくりに餌を与えるのはマナー違反なのかもしれないが、めーりんを見ていると、なんだかついつい餌をあげてしまっていた。 野良猫等に餌付けしている人達も、こんな心境なのだろうか? それからも、俺は飽きもせずにめーりんの様子を見ていた。 特に騒ぎもせずに、暇さえあればのんびり昼寝をしているめーりん。 割と賢くて綺麗好きなのか、巣の周りはわりと綺麗に片付けている。 時々、他の野良ゆっくりに苛められて居る所を見た事があるが、俺が助けてやると、嬉しそうに何度も頭を下げていた。 めーりんが幸せそうにしているだけで、俺もなんだが幸せな気分になっていく。 ゆっくりに癒し効果があるとは思っても居なかったが、 それまで、ゆっくりに特に興味が無かった俺だったが、めーりんを観察しているうちに、こいつなら飼っても良いと思うようになっていた。 だが、俺の住むアパートはボロな上にペットは禁止。 その内どこかに引っ越そうかとも考えたが、俺のあるバイトの給料ではそれも難しかった。 「じゃお、じゃお、じゃおおん!」 その日は珍しくめーりんが鳴いていた。 気になって窓を開けてみると、めーりんの巣の前に一人の少女が居た。 めーりんは少し怯えている様子で、俺は思わずめーりんに声をかけた。 「めーりん、大丈夫か?!」 「じゃ、じゃおぉぉん!!」 めーりんは俺に気がつくと、大きな声で返事をした。 少女も俺のほうに向き直ると、俺の顔を見て微笑んだ。 「こんにちは、おにいさん。このめーりんは、あなたのめーりんですか?」 「いや、飼ってるわけじゃないよ。まあ、その…隣人ってとこだな」 俺と少女のやり取りを不安そうに見つめるめーりん。 見た所、少女に何かされた訳でもなさそうだが、少しオドオドしているのが気になる。 「どうした、めーりん?この子に何かされたのか?」 「じゃ、じゃおおん」 俺の問いに慌てて顔を左右に振るめーりん。 少女も、何もしてませんよと俺に言う。 少女の話では、町でめーりんを見かけたので後を着けてきたのだそうだ。 「のらのめーりんは、めずらしかったので…」 めーりんは見知らぬ人間を見て、怯えていたのだろうか? そんな事を考えていると、少女がめーりんの頭を優しく撫でた。 めーりんは気持ちよさそうに目を細めた。 そんなめーりんの様子に、少女も嬉しそうに微笑んだ。 少女が帰り際に、バッチの申請をした方が良いのでは?と俺に提案してきた。 バッチが着いていれば、ゆっくりの一斉駆除でめーりんが捕まっても、即潰されたり加工所送りにされたりする事は無いそうだ。 最低ランクの銅バッチでも、捕獲されるとまず飼い主に連絡が入るそうだ。 確かに、めーりんをこのままにして置いたら、その内駆除されてしまうかもしれない。 俺は本気で引越しを考え始めていた。 引越し先を色々探してみたが、やはり良い物件は見当たらなかった。 本格的に転職でもして、住居を変えようかと考えていると、公園の方からゆっくりの悲鳴が聞えてきた。 「ゆべら!…いだいぃぃぃぃぃ!!どぼじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉ?!」 「ゲスにんげんは、まりささまがせいさいして…ゆっぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃ!やべろぉぉぉぉ!!」 「やめてぇぇぇ!!こんなのとかいっばぁ?!」 「おかーしゃん!ゆびぇぇぇぇぇぇん!!」 公園内では、制服を着た人間によるゆっくりの一斉駆除が行われていた。 親を潰されて、泣き叫ぶ赤ゆっくりや子ゆっくり。 人間に向かっていって、返り討ちにあうゆっくり。 逃回っている所を踏みつけられるゆっくり。 必死に命乞いをして潰されるゆっくり。 正に公園はこの世のゆっくり地獄と化していた。 そんな中で一匹のゆっくりと目があった。 駆除から逃れようと、公園のフェンスまでやって来たゆっくりの様だ。 薄汚れた、れいむ種と、傍らにはその子供と思われる、小さなまりさがいた。 「ゆひぃ!に、にんげんさん!!」 「ゆびぇぇぇ!こわいのじぇぇぇぇ!!」 俺の姿を見て怯えるれいむ。 それに反応するかのように、泣き叫ぶ子まりさ。 だが、親れいむは俺に向かって話しかけてきた。 「おねがいです、にんげんさん。れいむはどうなってもいいから、おちびちゃんだけは、たすけてください!!」 そう言われて、俺はあらためて子まりさに目をやる。 子まりさは俺と目が合うと、慌てて親れいむの陰に隠れる。 「このままだと、れいむたちはころされちゃうんですぅぅぅ!!だから、せめておちびちゃんだけでもぉぉぉぉ!!」 「そういわれてもな…」 正にその言葉通りだった。 こいつらは善良そうな種でも、めーりんを苛めたりする者もいる。 だが助けを求められて、拒むのも気が引けると思ってしまった。 以前なら、ゆっくりに対してこんな事は考えもしなかっただろう。 しかし、俺の言葉を聴いた子まりさが、俺に向かって罵声を浴びせた。 「なにしてるのじぇ?!はやくまりちゃをたすけるのじぇ!!このくじゅにんげん!!」 「おちびちゃん!どぼしてそんなこというのぉぉぉぉ?!」 親れいむは、慌てて子まりさを叱るが、子まりさは悪びれる様子はなかった。 「くじゅはくじゅなのじぇ!まりちゃをゆっくちさせないやつは、みんなくじゅなのじぇ!!」 助けて貰おうという立場のはずなのに、俺をクズ呼ばわりする子まりさ。 そんな子まりさの態度に少し呆れてしまったが、ふと、大変な事に気がついた。 駆除は公園だけなのか? もしかしたら……… 「すみません、職員の方!ここに逃げ出そうとしてるゆっくりが居ますよ!!」 「あーどうも、ったく、糞ゆっくりが…」 「「どぼじでぇぇぇぇぇ?!」」 俺は子まりさが少々気に入らなかったので、ちょっと意地悪をしてその場を去る事にした。 親子ゆっくりの悲鳴を後ろで聞きながら、慌てて家に向かった。 アパートの裏のガラクタ通りに足を踏み入れ、めーりんの巣に向かう。 普段は窓から見ているだけだったので、こんなにガラクタが散乱しているとは思わなかった。 TVだのエアコンだのをここに捨てに来る神経も分からないが、そんな事を気にしている場合じゃない。 ようやく、見慣れたプラスチックケースを見つけたが、めーりんの姿はどこにも無かった。 あれから、めーりんは戻ってくる事は無かった。 外が騒がしいと思って覗いてみれば、別のゆっくりがめーりんの巣に住着こうとしているくらいだった。 俺はそんなゆっくりを駆除しながら、めーりんの帰りをひたすら待った。 捕まって駆除されてしまったのではないかとも思った。 それでも、どこかで生きているのではないかという思いは捨て切れなかった。 そして、めーりんが居なくなって数日たったある日の事。 バイトから帰って来てしばらくすると、外から聞き覚えのある鳴き声が聞えてきた。 「じゃお、じゃお、じゃおぉぉん!」 俺は慌てて窓を開けると、そこには以前ここで出会った少女に抱かれためーりんが居た。 「じゃおん!」 「おにいさん、こんにちは」 俺を見て微笑むめーりんと少女。 俺は家を出てめーりんと少女の下へ向かった。 少女の話によれば、一斉駆除があった日にたまたま町でめーりんを見かけたので、慌てて保護したとの事だった。 そしてそのままの流れで、めーりんは飼いゆっくりになったそうだ。 じゃおっと得意そうにめーりんは俺にバッチを見せてくれた。 めーりんの帽子には胴色のバッチが輝いていた。 俺としては、少し残念で寂しい気もしたが、これがめーりんにとっては一番良かったのかもしれない。 そんな事を考えていると、めーりんが器用に帽子を脱ぎだした。 そして帽子の中から虹色に光るプラスチックの宝石の様な物を取り出した。 「じゃおじゃお、じゃーお」 「いままで、おせわになった、おれいにどうぞっていってます」 少女がめーりんの通訳をしている。 どうしてめーりんの喋っている事が解るのかは知らないが、俺はそれを受け取った。 「貰っていいのか?」 「じゃおじゃーお、じゃおおん」 「めーりんのたからものだっていってます。おにいさんに、もらってほしいそうです」 「そっか、めーりんありがとうな」 「じゃおん」 めーりんは照れながら一声鳴いた。 あれから、あのめーりんとは一度も会ってない。 あの後俺は仕事も変えて引越して、今では一匹のめーりんと暮らしている。 後から解った話だが、めーりんが俺にくれた物はペットショップ等で売られているゆっくりグッツの一つのようだ。 めーりん種が好むおもちゃらしい。 あのめーりんはどこであれを手に入れたのかは解らない。 もしかしたら、元飼いゆっくりだったのかもしれないが、今となっては詳しい事は解らない。 ただ、あのめーりんが幸せであるならそれで良いだろう。 少女だと思っていた子も、どうやら胴付きゆっくりだったようだ。 あの時は気にもしていなかったが、ペットショップで似たような子を見つけたときは驚いた。 俺ももう少しよく彼女を見ていれば、背中から生えていた変わった形の羽に気が付いていたのだと思う。 「じゃお?」 俺の隣に居るめーりんが、不思議そうに俺を眺める。 「何でもないよ、めーりん。ちょっと昔を思い出していただけだよ」 「じゃおん!」 めーりんは一声鳴くと、あの不思議な虹色のおもちゃを眺めたり転がしたりして遊び始めた。 めーりんはあのめーりんと同じ様に、のんびりゆっくりしていた。 完 徒然あき
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「これはマズいな……」 ファンダリア国王……名前なんだっけ。 空気王でいいや空気王で。 空気王はとてつもなく困っていた。 アサシンのサーヴァントである笑天のピンクと逸れてしまったのだ。 まぁこれは令呪を使って呼べばいいので… 「何、気にすることはない」 と自己解決した。 というかそれよりも重大な問題がある。 あろうことかセイバー、ライター、アーチャー、ライダー、バーサーカーが組みやがったのだ。 これはマズい。非常にマズい。 自分のサーヴァント、アサシンは戦闘能力が低いので奴ら連合に突撃したら間違いなく死ぬ。 自分達の影の薄さを利用した暗殺も限界が来るだろう。 何だか新聞にもう、自分たちのこと知られているし。 かと言って自分も連合に入るとなったら「だがアサシン、てめーはダメだ」みたいなノリで追い返される可能性は高い。 空気王は考える。 そして空気王にいい考えが浮かんだ。 自分も連合つくればいいじゃんと。 幸い連合を組んでいないサーヴァントならマーラ様ことランサーやてつをことブッチギルンジャーとかギルガメッシュとかエミヤとかいる。 そしてアサシンが加わって奴らと戦えば勝てる見込みも出てくるはず。 問題はどう仲間にするかだ。 「よろしい、ならば行動だ。 サーヴァントを集めて連合を作るぞ」 決意した空気王は自らの影の薄さを利用して空気と同化し、他のサーヴァントと接触すべく歩き始めた。 【一日目・20時30分/金星・蒲田】 【空気王@テイルズオブデスティニー】(マスター) 【状態】健康 【装備】無し 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 基本:笑点のピンクを従え活躍し、空気脱却 1:ランサー、ブッチルンジャー、エミヤ、ギルガメッシュで連合を組んでえーりん連合に対抗する。 2:何、気にすることはない 3:アサシンのサーヴァント、笑天のピンクを呼び戻す
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※めーりん好きは見ない方がいいです。 後、ちーちー注意です とある森にあるゆっくりの巣。100匹程度からなるその群れは実にゆったりとした日々を過ごしていた。 そんなある日。 「ドス~たいへんだよ!」 「ゆー? どうしたのまりさ?」 群れのリーダーであるドスの所にまりさがやってきた。何やら慌てている様子である。 「このさきのむれですぃーにのっためーりんたちをみたんだぜ! となりのむれにひどいことをしてたんだぜ!」 「ゆゆ! それはゆっくりできないね! いますぐみんなをあつめてね! あとはちかくのむれのおさたちもよんできてね!」 こうして群れのゆっくりと近くの群れの長達はドスのの元へ集まった。そして何やらゴソゴソと準備を始める。 それから二日後。森へ一つのゆっくりできない集団がやってきた。騎馬めーりんの一団である。 めーりんから進化した彼らの本能には"ゆっくり"する事は完全に消え去っており。崇拝する女神と戦いの為に常に移動を続ける 好戦的な集団であった。 スィーを巧みに操るめーりん達。その数は40匹といったところか。 集団の真ん中に居るのは、他のゆっくり達の飾りで作ったパッチワークの帽子を被るめーりん。 この群れのリーダーである。百戦錬磨の彼女は今日もゆっくり達を襲撃しようと森へやってきた。 それぞれの巣を襲撃するために、いくつかの集団に別れためーりん達は各々の目的地へと向かった。 森に入ってしばらくすると、めーりんの集団は急に止まりだした。後100mも走れば巣と思われる洞窟にたどり着くという所でだ。 そして集団から何匹かのスィーにのったゆっくりが先頭に押し出された。それはまだ幼いめーりん種以外の子ゆっくり達だった。 「ゆゆ・・・ゆっぐりざぜでぐだざい・・・」 「ありちゅたちをゆっきゅちちゃちてね!」 そんな彼らを無視して、めーりんは前に進むように目を前方へ向ける。 「ゆゆゆ・・・ゆっくりはしればいいんだね。ゆっくりはしるよ。」 逆らっても意味のない事を知っている子どもたちは大人しく従った。 まだたどたどしい動きでスィーを進める。すると 「ゆぐぐぐぐぐ!!! どうじでじべんがゆれでるのおおお!!! ゆっぐじでぎにゃぎゃ!」 急にガタガタと揺れ出したスィー。それによりバランスを取れなくなった子ゆっくり達はそのまま落下してしまった。 理由は簡単だ。そこには大量の小石が敷き詰められていたからだ。平地での移動には最適なスィーだが、こういった悪路での走行は危険だ。 むしろ歩いた方が効率がいい時もある。 「いぎゃいよ! ゆゆゆ・・・ゆっくりたすけてねめーりん! おねがいだからね!」 「とかいはのあんよがらあんこがでてるの! おねがいだからたすけてね!」 そんな話など最初から聞いていなかった。めーりんたちはリーダーを中心に何か話している。 「JAOOO! JAO!JAON!」 「J、JAJAJAO!」 「JAOOOOOOON!!!」 リーダーのめーりんにしてみればこの程度の罠は予想の範疇だった。だからわざわざ奴隷の一部を連れ出して こうして当て馬として利用したのだ。 めーりん達は話し合いの結果、二手に別れて左右から挟み撃ちにする事にした。 このような罠を仕掛ける相手である。逃げられる可能性もあるからだ。 リーダーが率いる側が右、残りが左から攻める事にした。そうして二手に別れるめーりん達。 「ゆ! まってね! どうしてれいむたちをおいていくの! ゆっくりたすけてね! おねがいだからだづげでええええええ!!!!」 さて、左の部隊。この部隊を指揮するのはまだ若いめーりんだった。 実力あるがどうにも経験不足なこのめーりんの為に、リーダーが気を利かしてくれたのだ。 わざわざ自分を選んでくれたリーダーへの感謝と、これから始まる戦い、そして一方的な蹂躙に胸躍るめーりんであった。 めーりんと言うだけで迫害されてきた子ども時代。親を失くし後、この一団に拾われなかったら野たれ死んでいただろう。 ゆっくりするなど愚かだ。戦いに生き、戦いの中で死ぬのが本当の生物だ。 ギラギラと目を輝かせながら、めーりんは静かに巣へと近づいていく。 その時だった。 「JAO!」 突然、目の前にいためーりん達が視界から消えた。慌てて進行をストップさせためーりんは、消えた場所を確認する。 そこには落とし穴に落ちためーりん達が居た。しかもただの落とし穴ではない。 下には小石や木の枝などが大量に落ちていた。しかも石はわざわざ縦に埋めてあるのだ。石に刺さっためーりん達は苦しそうに上を見上げていた。 「JA・・・JAO! JAO!」 「JAOOOOOOON!!!!!!」 生き残った部隊はそのまま走り去っていった。めーりん達の傷はもう治せるレベルのものではない。 そしてめーりん達は戦えなくなっていったものは躊躇なく捨ていく。何故なら彼女らにとって戦えないのは恥だからだ。 それを知っているために落ちためーりん達も何も言わない。ただ己の未熟さを恥じて死を待つだけだった。 森を抜けて群れの住処の前でリーダー達と合流した。右の部隊もだいたい同じ様な状況であったらしい。 各々の被害を報告した彼らは、ふと目の前の地面の異変に気づいた。 周りの草木とは明らかに違う草が敷き詰められているその地面の一角。どうみても落とし穴だった。 まさかこんなものに引っかかると思っているのだろうか。半ば呆れながらリーダーと共に目の前の洞窟へ進んでいった。 周りにゆっくりが居ない以上、ここへ逃げ込んだのだろう。洞窟の入口の近くには石が積み上げてあったが、 別に洞窟を守っている訳でもなかった。せめてバリケードにでもすればいいのだろうに。 ゴツゴツとした洞窟も、めーりん達にしてみれば大した事のない所である。文字通りスィーっと洞窟の奥へ進むめーりん達。 そしてそのまま行き止まりまで来てしまったではないか。 「JAO? JAON! JAON!」 「JAOOOON!」 群れのめーりん達も流石にわからなかった。とりあえず洞窟から出ようという事になり、入口へと向かう。 そして入口が見えたところでそれは起こった。 「JAO!」 先頭を走っていためーりんがスィーから落下したのだ。しかもそのめーりんの頭には石が刺さっている。 そして目の前を見て若きめーりんは気づいた。入口にある石の壁と、その上からこちらを覗いているゆっくり達が。 「ゆっくりできないめーりんはゆっくりしんでね!」 そういうやいなや、口に石を含んだゆっくり達は思いっきり石を吐き出す。 やたら数が多いために、それはまるで散弾銃のようにめーりん達に襲いかかってくる。 「JAON!」 「JAOOOON!!!!!!!!!」 「JA!・・・」 次々と襲いかかる石の雨。しかしこれが通常の地形なら避けれただろう。しかしここは洞窟。 横幅も狭く悪路な場所。その上めーりんたちは大軍なのだ。回避行動は難しかった。 「ゆっくりこうたいしてね!」 「ゆ! わかったよ!」 ゆっくり達は一度石を吐き終えると、すぐさま次のゆっくりと交代する。 このとき実は石のバリケードの上から攻撃できるように、まりさやみょんなどの比較的頑丈な種類のゆっくりが踏み台になる。 そうして他のゆっくりが攻撃している間に石を補充する。 これにより断続的な攻撃が可能になった。 また、運よくバリケードまで近づくめーりんも居るが、それでもこのバリケードを突破する事はできなかった。 このめーりん。負傷覚悟でバリケードに突撃しようとしたのだが、それも失敗に終わった。 なにせ相手は石の壁。しかも裏では複数のゆっくりが壁を押さえつけているのだ。スィー体当たりでも突破する事はかなわなかった。 そうしてドンドンとスィーからめーりん達を落とすゆっくり達。打ちどころがよくて生きてる者も結構いたのだが、 そのたびに止めの一撃をお見舞いしてやった。 若いめーりんはこの状況が理解できなかった。何故自分たちが愚鈍なゆっくりに後れを取っているのか。 すかさずリーダーの命令を仰ごうと、リーダーの元へ移動しようとした瞬間、リーダーの帽子が飛んだ。 「JAOOOON!!!!!!!!! JAN! JAOOON!!!!!!!!!」 他のゆっくりが自分の指示を仰ごうとした。とりあえず無傷のめーりん達を連れて一旦下がろう。 洞窟の奥ならば奴らの砲撃も来ないだろう。しかしそれは最も愚かな手だった。 なにせ食糧も何もない状態で持久戦を挑んだのだ。その結果がどうなるかなど、あえて言う必要もないだろう。 2日後、そこには衰弱しためーりん達が居た。もう自分たちが戦えないことがわかっているめーりん達は 自決しようと決意した。若いめーりん以外のめーりんはスィーから降りると、若いめーりんの前に並んだ。 このまま轢いて貰うためだ。そして若いめーりんはその後、あのゆっくり達へ突っ込むつもりだ。 例え勝てぬ戦いでも引くわけにはいかない。逃走は誇りが断じて許されない。 「JAOOOOOOOOOOOOOOOOOOON!!!!!!!!!!!」 そうして一人のめーりんを残し全員が死んでいった。 後は自分が突撃するだけだ。敬愛する女神に祈っためーりんは全速力で入口へ向かう。 せめて一糸報いようと。その願いが叶わぬ事を知らずに。 めーりんが気がつくと、周りには愚鈍なゆっくり達が居た。そして自分が半分ほど地面に埋まっている事に気づいた。 かろうじて眼だけは埋まっていなかった。しかし振り向く事もできずにただただ、前を見るだけしかできなかった。 「あのめーりんがうわさのきばめーりんたちだね! おお、ぶざまぶざま!」 「ゆっくりしないめーりんはゆっくりしんでね! いますぐしんでね!」 「めーりんのぼうしなんていらないね! まりさがゆっくりすててくるよ!」 「むきゅん! さすがはわたしのこどもね!」 どうやら複数の仲間が同じ様な状態らしい。しかしこの光景・・・忘れる訳もない。 あの子供の頃と同じ光景だ。 「いまからどすがしゃべるわ! とかいはなみんなはゆっくりしずかにしてね!」 その声と共に、ドスの後ろ姿が急に現れた。 「ゆゆ! みんな! おつかれさま! むれをこえてのきょうりょくのおかげで、ゆっくりできないくずめーりんどもを ゆっくりさせることができたよ! みんなありがとう!」 「ゆーーーーー!!!」などと言う喧しい声が聞こえる。 「このめーりんたちはおろかなめーりんとして、ここにうめることにしたよ! みんなでゆっくりのなんたるかをおしえてあげてね! それからこんどおにーさんたちがきたら、みんなでおれいをしようね!」 「むきゅん! それではかいさんするわ! みんなゆっくりしていってね!!!」 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」 まず最初に行われたのは、言葉による攻撃だった。 「すぃーにのったからってどすにかてるとおもったの? ばかなの? しぬの?」 「なにもまもれないんだねー。わかるよー。」 「れいむたちをおそうなんてばかなめーりんだね! ゆっくりしないなんでゆっくりのかざかみにもおけないよ!」 「おびゃきゃなめーりんはゆっくちちね! ゆっくちちね!」 子ゆっくりがポヨンポヨンよめーりんの頭に体当たりをしてくる。 「ゆゆ! だめだよおちびちゃん! めーりんにさわったらゆっくりできなくなるよ!」 今すぐ死にたかった。こんな饅頭どもに上から目線で何かを言われるなど、自ら死んだ方が何億倍ましな事か。 しかし動くこともできない自分にそれは無理だった。 ある程度ゆっくり達が消えると今度は残ったゆっくり達が攻撃を仕掛けてきた。わざわざみんなが居なくなるまで待っていた 連中である。やり口は口だけで済む訳がなかった。 「ゆゆ! じね! じね! ゆっくじじね!」 「ゆっへへ・・・めーりんごときがまりささまにさからうなんておろかなんだぜ!」 抵抗できないめーりんへの攻撃。噛み付きや目潰しが何度も何度も行われた。 ただただ殴られ続けるめーりん。そして 「ゆぅ・・・・・すっきりー!」 残ったゆっくり達はめーりんに向って"ちーちー"をすると、すっきりした顔で帰って行った。 もうめーりんの頭の中は狂い始めていた。ただただ相手を呪い殺すような目で睨み続ける。 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すす殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す「とかいはなありすがゆっくりのごくいをおしえてあげるわあああああ!!!」 思考の中に変な声が混じった。前には誰もいない。居るとしたら後ろだ。 「とかいはのありすはすっきりしたいのよね・・・・しょうがいないからめーりんですっきりしてあげるわ」 そういうやいなや、気持ち悪い舌の感触がめーりんを襲った。 「ベロベロしてあげるわあああああああああ!!!!! めーりんったらいがいときもちいいのねえええええええええ!!!!」 激しい嫌悪感が湧きあがる。しかしありすは止まらない。 「すりすりしてあげるわああああああああ!!!!!! ありずのごをうんでねええええええええええええ!!!!!!」 湧きあがる何か。めーりんは認めたくなかったし、認めるつもりもなかった。 こんな相手にすっきりなど。しかし体はどうしようもなかった。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!! すっきりいいいいいいいいいいいい!!!!」 ありすと同時にすっきりしためーりん。その頭からはすぐに蔦が生えてきた。 「ゆゆ~♪ すっきりできたわー! でもめーりんとのこどもなんてとかいはじゃないから、いらないわね~♪」 そういってどこかへいってしまった。あれがゆっくりなのだ。自分の快楽さえ達成できれば、子供ですら見捨てる。 こんな物たちと同じ種族である自分を呪った。死にたかった。誰か殺してほしい。 早く早く! 早く! 早く早く早く早く早く!!!!! 誰か殺してくれ! 誰か! 誰か! ゆっくりなどしたくない! 名誉ある死を! 誰か! 加工所勤めの男が一人、国が所有する森へ入っていった。加工所は公的機関が運営している そのためいくつか国の所有地を使えるのだ。この森もその一つ。ゆっくりの知能を調べるための森だ。 ここに住んでいるのは知能を大幅に上げたゆっくり達だ。野生とは比較になるまい。 しばらく森を歩くと、ドスに出会った。どうやら狩りの帰りらしい。帽子の中にはたくさんのキノコや葉っぱが入っていた。 「どうだいめーりんたちは? だいじょうぶだったかい?」 「あんなめーりんたちなんてよゆうだったよ! でもどすがいないむれは、おにーさんのさくせんがなかったらあぶなかったよ! ありがとうおにーさん!」 「ありがとうおにーさん!」 「照れるなあ~。そんな大した事はしてないのに。」 ドスの群れへ来た。みながこちらに向かってくる。お礼をいったり、すりすりしたりと様々だ。 辺りを見回すと、一部色の違う地面があった。アレはゆっくり達の隠れ家である。 あれほどわざとらしく隠しておけば、めーりん達は落とし穴か何かだと思って通り過ぎるだろうと思ってたが どうやら成功したらしい。これが普通のゆっくりならば意気揚々と隠れ家へと近づいただろう。なまじ強いばっかりに 裏をかかれたのだ。 「ゆゆ? おにーさん! それはびでおだね! なにかうつってるの?」 ドスが持っていたビデオカメラに興味を示した。 「見てみるかい? めーりんたちがうつっているよ。」 そこに映っているのは、何周も何周も同じコースを走らされているめーりんの姿だった。体力やスィーの耐久力を調べていた時の映像だ。 このあと、疲れ果てためーりんは運転を誤り事故死した。 「ゆゆ! このめーりんはほんとうにゆっくりできないね! こっちのめーりんはゆっくりできてるのにね!」 ドスが得意げに指した方向を見た。埋まっている6体のめーりん。その頭には蔦が生えている。妊娠したのだろう。 しかし母体はもうすでに死んでいるようだ。蔦の子供も黒ずんでいる。 「一体貰っていいかな?」 「ゆ? もちろんだよ! すきなだけもらっていってね!」 「ゆゆ・・・でもまりさがちーちーしちゃったんだぜ。たべるのはおすすめしないんだぜ。」 別に食べるつもりはない。そして食べる訳でもないのに動物のちーちーを気にするなら生物を扱う仕事などやっていない。 俺は一体のめーりんを掘り出した。その顔は恨みだけで出来ていた。 見る物全てを呪い殺すような眼だった。 しかしつまらない。 こんな眼は今まで何度も何度も、それこそ飽きるほど見てきた。種類に関係なく、周りを恨みながら死んでいったゆっくりは皆このような眼をしていた。 進化した新種ならもしやと思ったが、これもゆっくりだったという事だ。 まあこの状況で恨むなと言う方が無理な話だが。 そこいらにめーりんを捨てて俺は戻ることにした。 これでめーりん撃退のテンプレは完成した。洞窟を持たない群れもいるが、まあ落とし穴と投石を応用すればどうにでもなる。 あのめーりん達は暴れ過ぎた。ゆっくりの数を極端に減らすほどだ。バランスは常に一定に保たれるべきなのだ。 この対処法を野生のゆっくり達の間で布教すれば、被害は減るだろう。意外とゆっくり間でのコミュニケーションの輪は広い。 でなければ、まだ数か所にしか加工所がなかった時代に、全国各地で加工所が恐れられることはないだろう。 そのあたりは割と謎なのだが。まあ今は関係ない。 まあ頭の悪い個体は死ぬかもしれないが人が駆除に出るよりはよっぽど安上がりだ。 それに飼いゆっくりにまで手を出したのは愚行と言うほかなかった。人間と友好的に付き合うならその辺りも考えるべきである。 そうしてトボトボと加工所へと戻った。これからまた実験だ。もっと難易度を落としたマニュアルを作成できないか考えよう。 俺は帰宅して居間でゆっくりしようとすると、目の前にコーヒーを飲んでいるまりさがいた。 「きょうはゆっくりのごくいをおにーさんにおしえてあげるね! ゆっくりきいてね!」 れいむはというと、先日買ってやったスィーに乗っていた。 「すいすいうごくよ! すごくゆっくりしたのりものだよ!」 どっちだよ。まあいいや。とりあえずまりさのぼうしをとって、中にコーヒーを注ぎ込む。 そしてそのまままりさに被せた。 「ゆびぎゃあ!!!! おべべがあづくでばえがびえない! おにーざんだづけでええええええ!!!!」 俺は移動中のれいむの前に足を出しながら、テレビのスイッチを付けた。 「ゆぎゃあ!」っとれいむは吹っ飛び、そのまま置いてあった猫の手に刺さった。ほっぺが痛そうだ。 「いぎゃいよおにーざん! とびだしなんてしないでね! ゆっくじあやばっでね!」 このれいむは意外と我慢強い。まりさは逆に泣き虫だ。そこが二人とも可愛い。 「おお、今日のニュースは・・・何ぃ! 早苗ちゃんが引退宣言! なんで!? アルバム出したばっかじゃん!」 大好きなアイドルの引退にショックを隠せないまま俺は寝ることにした。また明日も三人で グダグダな毎日を過ごすのだろう。 【あとがき】 作中で名前の出ている人物は、どこぞの風祝と一切関係ありません。 by バスケの人 このSSに感想を付ける
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ふたばゆっくりいじめSS一覧 501~600 ふたば系ゆっくりいじめ 501 ゆっくりしたモノの義務 ふたば系ゆっくりいじめ 502 ドスの上手い活用法 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 503 売れるゆっくりを開発せよ!! プロローグ ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー ふたば系ゆっくりいじめ 505 灼熱の冬 ふたば系ゆっくりいじめ 506 ゆ ふたば系ゆっくりいじめ 507 火の用心 ふたば系ゆっくりいじめ 508 Run For Yukkuri ~逃走中~ ふたば系ゆっくりいじめ 509 おかされいむ 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 510 俺とありすのゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 511 れいむと幸せを呼ぶ金バッジ 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 512 恐怖! ゆっくり怪人 ふたば系ゆっくりいじめ 513 ネリアン ふたば系ゆっくりいじめ 514 僕とさくやとおぜうさま ふたば系ゆっくりいじめ 515 公認虐待 ふたば系ゆっくりいじめ 516 サバイバル・ウィンター ふたば系ゆっくりいじめ 517 てるよ ふたば系ゆっくりいじめ 518 ゆっくりれいぱー ふたば系ゆっくりいじめ 519 ゆっくりの電車01_02 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 520 てるよ2 ~俺と希少種と森と~ ふたば系ゆっくりいじめ 521 元銀バッジまりさの末路 上 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち 絵×7 ふたば系ゆっくりいじめ 523 対決!? あんちれいぱーありす 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 524 対決!? ごきぶりくそぶくろ 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬 ふたば系ゆっくりいじめ 526 ゆっくりした宝物 ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 528 としあき博士のれいぱーありす矯正計画 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 529 れいむ讃歌 ふたば系ゆっくりいじめ 530 絶対的虐待意思 ふたば系ゆっくりいじめ 531 無い頭を精一杯振絞って ふたば系ゆっくりいじめ 532 川原の一家 ふたば系ゆっくりいじめ 533 カマキリさんの卵でゆっくりするよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 534 ラストれいむロストホープ ふたば系ゆっくりいじめ 535 換 ふたば系ゆっくりいじめ 536 ゆんごく ふたば系ゆっくりいじめ 537 地べたを這いずる饅頭の瞳に映る世界 ふたば系ゆっくりいじめ 538 UOD ふたば系ゆっくりいじめ 539 ぱちゅりーの奇妙な影響 ふたば系ゆっくりいじめ 540 浮浪者とゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 541 静かにゆっくりするよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 542 れいむのゆっくりを鬼意山にささぐ ふたば系ゆっくりいじめ 543 元銀バッジまりさの末路 中 ふたば系ゆっくりいじめ 544 モチモチを生かして ふたば系ゆっくりいじめ 545 対決!? あかばえでいぶ 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 546 リウム ふたば系ゆっくりいじめ 547 変わらない 絵×2 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 548 てんことれいむとフィーバーナイト 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 549 胴付きにしてやったぞ 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 550 食後の余韻 ふたば系ゆっくりいじめ 551 真実を知るということ ふたば系ゆっくりいじめ 552 てるよ3 ~俺と希少種と森と~ ふたば系ゆっくりいじめ 553 ゆっくりごろしあぶらのじごく ふたば系ゆっくりいじめ 554 ゴキブリ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 555 ゴキブリ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 556 ゆっくりこしていってね! ふたば系ゆっくりいじめ 557 捕まりゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 558 中枢餡 ふたば系ゆっくりいじめ 559 てんことれいむとフィーバーナイト 後編 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を 絵×3 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 561 お母さんにプレゼントを 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 562 俺とてるよともこうとえーりんと~平穏な日々とゆっくり捕獲大会~ ふたば系ゆっくりいじめ 563 エコを目指す加工所 ふたば系ゆっくりいじめ 564 冬を越す為に ふたば系ゆっくりいじめ 565 エリート虐待士三郎 第1話『超新星!エリート虐待士三郎登場!』 ふたば系ゆっくりいじめ 566 赤ゆっくりには罰を ふたば系ゆっくりいじめ 567 やくにたつ ふたば系ゆっくりいじめ 568 共生する群れと草原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 569 ねとられいむ ふたば系ゆっくりいじめ 570 俺の癒し系ペット ふたば系ゆっくりいじめ 571 ゆっくりに関係する怖い話序幕 ふたば系ゆっくりいじめ 572 ぎゃんぶらー ふたば系ゆっくりいじめ 573 ゆっくりに関係する怖い話1話 ふたば系ゆっくりいじめ 574 けがれなきゆっくりパーク ふたば系ゆっくりいじめ 575 ゆっくりに関係する怖い話2話 ふたば系ゆっくりいじめ 576 たった一つだけ叶った夢 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 577 俺とてるよともこうとえーりんとⅡ~ゆっくり捕獲大会~ ふたば系ゆっくりいじめ 578 ゆっくりまりさの気まま旅 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 579 残酷な夜にれいむの叫びは鬼意山に届かない 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 580 ゆっくりに関係する怖い話3話 ふたば系ゆっくりいじめ 581 静かにゆっくりできないよ!!(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 582 ビルディング・フォレスト 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 583 ゆっくりしたけりゃ余所へ行け ふたば系ゆっくりいじめ 584 ゆっくりに関係する怖い話4話 ふたば系ゆっくりいじめ 585 煙草とゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 586 静かにゆっくりできないよ!!(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 587 バトル・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 588 ピュアな心でゆっくりするよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 589 喋るな ふたば系ゆっくりいじめ 590 ゆっくりに関係する怖い話5話 ふたば系ゆっくりいじめ 591 エリート虐待士三郎 第2話『復讐の酷鬼!屋上のチェーンデスマッチ!』 ふたば系ゆっくりいじめ 592 コールド・ソング ふたば系ゆっくりいじめ 593 迷作劇場 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース ふたば系ゆっくりいじめ 595 ゆっくりに関係する怖い話6話 ふたば系ゆっくりいじめ 596 復讐の為の人生なんて ふたば系ゆっくりいじめ 597 ゆっくりに関係する怖い話7話 ふたば系ゆっくりいじめ 598 赤ありすと、まりさ一家 前編 「餡子ンペ09」 ふたば系ゆっくりいじめ 599 はじめてのくじょ~少女奮闘中~ ふたば系ゆっくりいじめ 600 ゆっくりに関係する怖い話終幕.7 いじめSS 一覧 401~500 いじめSS 一覧 601~700 トップページに戻る