約 802,615 件
https://w.atwiki.jp/cscs/pages/1766.html
消えたデータウェポン (永劫への回帰) COMMAND C-078 赤 2-4-0 U (敵軍リロールフェイズ) 全てのプレイヤーは、自軍G1枚を指定する。ターン終了時に、指定した全てのGを持ち主の手札に移す。 移動 出典 「GEAR戦士電童」 2000
https://w.atwiki.jp/kirby-friends/pages/17.html
ひみつきちをつくろう 第2話で前回の続きの話でもある。 あらすじ カービィはシービィの家でプラモの残骸を片づけていた。その一方アドレーヌを怒らせて逃げる羽目になったアカービィが…。 メモ シュークリームを買うために食費を節約し店の開店5時間前から並んでいたアドレーヌ。 家宅侵入罪のうえ盗み食いを働くアカービィ(しかし本人は反省していない)。 アカービィが秘密基地の土地を見つけれたのはアドレーヌのおかげ(アドレーヌ自身も手柄を主張している)。 トランプが下手くそなカービィ達。 テレビを修理できるシービィ 名、迷台詞 アカービィ「お前の食い物は俺のもの、俺の食い物も俺のもの。 じゃ、ごっそうさんっと!」 アドレーヌ「つーかまーえた(怒)。 さて、どうしようかな?」 アオービィ「アカービィのことだからどうせロクな事じゃないでしょうけどね」 アドレーヌ「元々私がアカービィを追いかけたから見つかった空間なんだけどね」 初出演キャラ 今回は無し
https://w.atwiki.jp/hazukashii/pages/20.html
制作内容情報 このページは設置したばかりで、データも少ないため 少々見難いレイアウトとなっております 暫時更新、改善していくのでご理解願います ジャケット絵 暫定的な設定ですので提案や異論がある場合はスレッドに書き込んでください アイマスキャラがうまい棒を咥えた状態で寝転がっている構図 キャラ配置は円陣 共同制作漫画 登場キャラ設定 暫定的な設定ですので提案や異論がある場合はスレッドに書き込んでください 参考:うまい棒の種類 博麗 霊夢 天海 春香 霧雨 魔翌理沙 星井 美希 十六夜 咲夜 菊池 真 1+1=11 チーズ味 パチュリー・ノーレッジ 秋月 律子 レミリア・スカーレット 双海 亜美 フランドール・スカーレット 双海 真美 魂魄 妖夢 荻原 雪歩 何スレ コンポタ味 鈴仙・優曇華院・イナバ 如月 千早 因幡 てゐ 高槻 やよい 性的な意味 なっとう味 八意 永琳 三浦 あずさ 蓬莱山 輝夜 水瀬 伊織 お茶 キャラメル味
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/542.html
このページはこちらに移転しました 桜 作詞/45スレ86 作曲/willie(45スレ141)、たまねぎ(45スレ193) 桜が舞い散るころには 私の命もないだろう 桜が舞い散るころには 私の心も壊れてる 打(ぶ)ち殺せ 愚民どもを 打(ぶ)ち殺せ 愚民どもを さぁショーの始まりだ だからこそ桜が散らざるを得ず 若さの滾(たぎ)りが 今迸(ほとばし)る それが故の過ちだ そうでもないから桜が美しく 昏(くら)さを湛(たた)えた 怒りの風が 今お前らを 殺戮し、 殲滅し、 さりとて一分の情け容赦なく 痛みを与え、 今桜が舞い散るのだ 音源 桜(willie=141ver) 再うp(作曲/柊Will) 桜(たまねぎ=193ver) 桜(たまねぎ=193ver)歌:nam 桜(たまねぎ=193ver)歌:ねこすき 桜(たまねぎ=193ver)歌:108スレ74 (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/520.html
486 ねえたんファッション5 sage New! 2008/10/05(日) 14 01 06 ID dItHlReJ 「未来ちゃ…じゃない、ねえたん!落ち着いて!」 滴り落ちるミルクティーに慌て、政人はポケットティッシュをガサガサと取り出した。 握り潰された紙コップの残骸を未来の手から抜こうとするが、その拳は鋼鉄のように固く、男の力でもこじ開けられない。 「火傷しちゃうよ!これホットなんだからぁっ」 未来には政人の呼びかけも届かないのか、遠ざかる黒髪の後ろ姿を視線で追っていた。 フシュー… 歯ぎしりの隙間から呼気の音が漏れる。もし、仁王像に命が宿れば丁度こんな感じだろう。 その騒ぎに道行く人もチラチラとベンチを振り向いた。 若い女性の二人組がこちらを見ながら囁き合う。 「え、何あのカップル喧嘩してる。…あれ?あの女の子深川未来じゃない?」 「いや似てねーから。スタイルいいけど顔ヤバイって。フツーに一般人」 幸か不幸か、驚異の変貌により周囲に身元がバレずに済んでいた。 しかし、往来でこんな事をしていれば今後の芸能活動にも支障が出かねない。政人は焦った。 「ねえたん!ねえたん!!」 未来の名前を出す訳にはいかず、ねえたんの呼称で必死で呼びかけ続けた。 街中でキモイ呼び名を叫ぶシスコンの姿にしか見えないだろうが、構ってられるか。 487 ねえたんファッション6 sage New! 2008/10/05(日) 14 03 15 ID dItHlReJ 政人は未来の視線を立ち切るように身を乗り出し、顔を突き合わせ未来の両肩を強く揺すった。 「ねえたん、まーちゃんだよ…俺だよ!分からない?」 真っ直ぐにまーちゃんの瞳に見つめ合い、ねえたんの色素の薄い瞳がハッと揺らいだ。 眩しい光を見たように瞳孔が収縮し、そして、緊張が解けゆっくりと黒く広がる。 ―すうぅ それと同時に表情筋も元に戻り、瞬く間に麗しい貌が現れた。 未来は呆然と呟く。 「…まーちゃん…?」 「そそ、そう、まーちゃんだよ。ねえたんの弟のまーちゃんだ」 SFXばりの変形を前にうろたえつつ、政人は力強く頷いて見せた。 自分の状況が分かっているのかいないのか、未来は曖昧に頷き返す。 そして、花が萎むようにゆっくりとうつ向いてしまった。 未来は力無く両手を膝に落とし、虚ろな目で地面を見ている。 (う…大丈夫かな) 政人は未来の手から紙コップを取り出し、溢した中身を拭いたりとイソイソ働きながら、心配そうに未来の顔を盗み見た。 二つの紙コップを側の屑入れに投げ込むと、恐る恐る小声で話し掛ける。 「今日はもう帰ろう…。ねえたんは気がおかしくなっ…じゃない、気分が悪くなったんだよね。無理しないで家で休んだほうがいいよ」 488 ねえたんファッション7 sage New! 2008/10/05(日) 14 04 32 ID dItHlReJ もう買い物どころの騒ぎではない。 また急に我を忘れてフシューフシュー言い出したら、良くて入院、悪くて強制連行だろう。 (それに…) 政人は悲しそうに未来の姿を眺める。 せっかくのお洒落な服がミルクティーの染みまみれだ。 女の子。しかも有名なモデルさんがこんな格好で店を回るなんて可哀想だった。 未来は政人の提案に大人しく頷き、囁くような弱い声で詫びた。 「まーちゃん…、なんかごめんね…」 休みも終わり、水曜日。 学校帰りの政人は、閑静な住宅街を浮かない顔で歩いていた。 (あの日から未来ちゃんがおかしい…) 今までは政人にくっつきまくりだったくせに、最近は一人部屋に閉じ籠っていることが多い。 食卓で顔を突き合わせる時も元気がなく、政人が話を振っても会話が弾まなかった。 避けられているようで少し切ない。 (…まあ、ベタベタされないだけいいか) そうこう考え事をしている内に深川の豪邸に到着した。 立派な塀に囲まれた入り口を抜け玄関まで歩く。 「ただいまー」と気の抜けた声を上げて戸を開けた。 「あら、おかえりなさい」 女性らしい柔らかさに満ちた発声。 ――政人の目に最初に飛び込んで来たのは、鮮やかな黒の発色だった。 489 ねえたんファッション8 sage New! 2008/10/05(日) 14 06 24 ID dItHlReJ 「み、」 政人は目を疑って一度言葉を区切る。 「未来ちゃん?」 黒髪の彼女は「まあ」と優しく微笑んだ。 「未来ちゃんだなんて他人行儀ね。お姉さんって呼んで」 つられて政人もひきつった笑みを浮かべる。 (なんだこれ!?) 未来の服装― 白いブラウスにショールを羽織り、ボトムは若草色のロングスカート。 さらに未来の全身を下に辿り、政人は愕然とする。 三つ折りソックス。 ギャルのカリスマが三つ折りソックスを履いてる!? 冷えた鉛を体内に落とされたような、強烈な違和感が政人をゾッと貫いた。 「な…何?どうしたのその服?そ、それにその頭…」 震える政人が指し示すのは、未来の肩に真っ直ぐに降りる墨色の髪。 政人の指摘に、未来は頬にかかった髪をサラリと指で耳に掛けた。 「これ?ちょっと元に戻してみただけよ」 200%嘘である。こんな不自然な程の真っ黒・サラッサラが地髪ではないはずだ。 昨日まではふんわりした茶髪だったのだから、今日美容院でストパーをかけ染めたのだろう。 「それより早く上がって。お茶にしましょう」 薄化粧の未来が政人を誘って奥へ歩き出す。 政人は他にどうすることも出来ず、ただそれに従うしかなかった。 つづく
https://w.atwiki.jp/vip-nuko/pages/5.html
1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 35 04.87 ID EePx5Gru0 やぁ(´・ω・`) 今日はエープリルフールらしいぞ? だが関係ないとおもう ほら、ここに一万円があるだろ?これはNEETなおいらにとって大切な金だ だがこの一万円を持っておいらは外に出るぜ!!!1 おまえらがおいらを捕まえればお前らの勝ちだ 捕まえられなかったらおいらはこの金で散髪してお釣りで祝杯をあげるぜwwwwwww 写真はうpする、ある程度のヒントもだす、でも俺は移動する スタートは12:00からで18:00まで逃げれば俺の勝ちだ じゃぁ、質問を聞こうか みんな知らないが実は2回戦、怒涛の6時間始まった 4 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 36 10.94 ID lkIA4dsw0 ガチ? 5 名前: 1 2006/03/32(土)09 36 26.79 ID EePx5Gru0 4ガチ 6 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 36 33.09 ID ED1uw56O0 1またおまえか 7 名前: 髭ぬこ 2006/03/32(土)09 37 04.69 ID EePx5Gru0 6そう、また俺だ 例の髭だ とりあえず髭とでも名乗っておこう 8 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 37 15.81 ID 6LFYBwB3O 結局前回はやったのか? 9 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 37 30.56 ID p1loybeN0 また髭ボウズか 10 名前: 髭ぬこ 2006/03/32(土)09 37 41.24 ID EePx5Gru0 8前回はやった 1人に捕まった だから今回はリベンジの意味もあるな 11 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 37 56.11 ID jkg4TwqeO 山の手線内だけの 鬼ごっこみたいなかくれんぼみたいな? 鬼れんぼ? 12 名前: 髭ぬこ 2006/03/32(土)09 38 27.34 ID EePx5Gru0 9その通りだ 今回は散髪代をかけておまいらから逃げるぜ 11簡単に言えばそうなる 13 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 41 02.17 ID 6LFYBwB3O 1存外漢だったんだな。 今回は俺も追うか。 14 名前: 髭ぬこ 2006/03/32(土)09 41 02.54 ID EePx5Gru0 ってか12時開始なのにこんな時間からで先走りすぎたか・・・ 16 名前: 髭ぬこ 2006/03/32(土)09 43 12.79 ID EePx5Gru0 13正直おいらの一万を護るためには追いかけて欲しくない 17 名前: 髭ぬこ 2006/03/32(土)09 44 57.83 ID EePx5Gru0 うむ、人いないな・・・ 立てた時間も悪かったか・・・ 18 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 46 32.49 ID 6LxI9yuP0 漏れがいるよ 19 名前: 髭ぬこ 2006/03/32(土)09 46 35.19 ID EePx5Gru0 風呂行ってくるぜ それまでに質問あれば書いてくれ スレおちたらまた立て直すよ 風呂あがって髪が乾いたらまた服装写メをうpしようとおもう ま、前と同じ格好でやろうとおもってるが 21 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 48 18.10 ID kV2JwsYzO 社会人でかねもありまつが追いかけてよろしいか? 22 名前: 髭ぬこ 2006/03/32(土)09 50 05.40 ID EePx5Gru0 21別にいいよ 誰でも参加可能だ さて風呂行ってくるノシ 23 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2006/03/32(土)09 50 50.59 ID 9sDtBGfN0 1北海道から今から行っていい? 24
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1328.html
運命という都合が良い言葉、一体何処の誰が考え出したのだろう。 どんなに辛い事でも、どんなに悲しい事でも運命という一言で説明がつくのだから。 無力な私は与えられた運命に抗らえず、恨みを積み重ねるしかなかった。 冷えた身体に温もりを 時刻は世界が美しい紅色で一色に染まる黄昏時。涼しげな、だが少ずつ寒くなり始めてきた夕風を受けながら私達は帰り道を辿っていた。 「こなた、寒くない?」 「平気だよ」 こんな遅い時間まで付き合わせてしまった上に風邪でも引かれて貰っては面目ない事にも程がある。気遣いの言葉を掛けると、こなたはウィンクしつつ右手の親指を立てて応えた。 「かがみは平気なの?」 「うん、大丈夫」 返された質問に出来る限りの明るさで答える。 ついさっき教室でこなたを求めたからだろうか、こなたの仕草が、言葉が、反応が、全てが愛しく感じられる。 私の隣にいるのは一人の友達ではなく、愛している人。 最愛の人との下校というシチュエーションは私に幸せな時間を与えてくれると共に、胸が締め付けられるような不安を募らせていった。 確かに今の私は幸せだ。こなたと話せる、こなたを見られる、こなたの傍に居られる。 今はこれで私の心は満たされている。 だがそれはあくまでも今の事でしかないのだ。 これからもこなたは私と一緒に登下校してくれるだろう。お昼ご飯だって同じ机で食べてくれるだろう。電話を掛ければ出てくれるし笑い掛ければ笑い返してくれるだろう。 そうして私は心の渇きを潤し――― またすぐにこなたを求める。 私達の関係に変化が現れない限り、私はこの循環を悲痛な別れが訪れるまで延々とくり返す事になるのではないだろうか。 気持ちを打ち明けなければいけないと頭では分かっているが、臆病な私には実行に移す勇気がなかった。 私達を分かつのは無慈悲なる運命か、冷酷に流れ決して止まる事のない時間か。 「かがみ、どうかしたの?難しい顔して」 マイナス思考のスパイラルに陥っていた私を心配が入り混じったこなたの声が抜け出させる。 「いや、ちょとね……」 私は語尾を濁して答えた。まさか考えていた事を話すわけにはいかない。 「はっはーん、さては……あれかね」 漫画だと『にへらぁ』みたいな効果音が付けられるだろうか、口を思いっきりにやけさせて私の考えを読み取ったかのようなこなた。 「どれだよ」 「老若男女問わず掛かってしまう重度の病気……」 こなたの台詞には続きがありそうだったので、私は変に感情を込めるこなたを見守る事にした。こなたは一瞬空を見上げると、すぐに視線を私の方に戻して人差し指を突き立てた。 「そう、恋の病だよっ」 核心を突き止められた私の心はどきりと反応する。 「そ、そんなわけないでしょー!」 全く言われた通りだったのだが、はいそうですと頷くわけにもいかないので私は全力で否定した。意外と焦っているのか顔が火照ってしまう。 「そんなに大きな声で否定するなんて怪しいねぇ。顔も赤いですよかがみ様」 その所為ですっかりからかわれてしまった。少しは予測してたけどね。 伝えたいけど伝えられない想い。口には出せないけど言葉を探してしまう。 「ま、私はかがみの事応援するよ」 「え?」 何の前触れもなく聞こえたこなたの偉く真面目な声に私は目を丸くした。 私を真っ直ぐ見つめるこなたには普段の軽い調子は何処にもなく、新作のゲームや珍しいグッズを目の当たりにしたかのように真剣な目をしていた。 それでも優しく微笑んでいるこなた。 「中途半端な気持ちじゃないんでしょ?だったら応援したいじゃん」 こなたの友人としての優しさが痛い。 「こなた……」 私の胸の内を知らないこなたはこう言った。 「私で良かったら相談に乗るよ?」 私の心が悲鳴を上げる。 中途半端な気持ちなんかでは、絶対にない。そうでなければ同性を好きになったりなんかしないから。 だが――― 「ねぇかがみ、好きな人いるの?」 ―――罪深き私の片想いの相手は、まるで自分のことみたいに真剣な表情で私に問うのだった。 「……いるわよ」 私の目の前に…… そう繋げる事が出来たら…… 逃げてばかりの臆病者には到底不可能な可能性を切実に願った。 「そっか。どんな人?」 「い、言えるわけないじゃない」 私はまたからかわれるかもしれないと思いながらも顔を赤くしてそう言った。話題を変えないとそろそろぼろが出そうな気がする。 「それに、エロゲで培ったあんたの恋愛感覚は役立ちそうにもないしね」 「うわっ!酷いなぁ」 意地悪く言ってやるとこなたは心外だとでも言うかのようにショックを受けていた。 「じゃあ何か?リアルで恋愛した事でもあるのかしら?」 ここぞとばかりに攻める私。 「むむむ……それを言われちゃお終いだ」 反論出来ずお手上げといった感じのこなた。 「そう言うあんたはどうなの?」 「へ?何が?」 本当にとぼけているのか分かってて私に言わせようとしているのか。こなたはすっかり元の調子に戻っていた。 ちょっとくらいは聞いておいた方が良いかもしれない。 「ほら……好きな人とかいるの?」 私は少し躊躇いながら質問した。 「いないよ」 こなたは即答した。私は気付かれないようにホッと胸を撫で下ろす。 何だか神妙な空気になっちゃったわね。 「リアルでは?」 「……かがみ、私がネット上で何とかは俺の嫁とか言ってると思ってるの?」 「言った事ないの?」 「ないよ!」 ちょっと声を荒げてこなたが否定する。さっきまでのしんみりとした空気は何処かへ消えてしまった。 「……ふふっ」 「……ははっ」 私達は立ち止まって笑い合っていた。 「……もうこの話題は止めようか」 「ではかがみんや、ギャルゲの主人公が無条件にモテる理由について語ろうっ」 「一人でやってろ」 前にゲームが成り立たないからとか悟ってなかったか?と妙にハイテンションなこなたを軽くいなして私は歩き出した。こなたが急いで私の後姿を追いかけているのが足音で分かる。 こんな関係が続くのも、後少し。 この関係で満足出来る期間はもっと短いかもしれない。 こなたが私の後ろに位置している今考える。 私は神様に今の関係が続くよう願うべきか、私に勇気をくれるよう願うべきか。 ……こんなにも残酷なジレンマを与えた神様に頼るなんて馬鹿馬鹿しい。いるかどうかすら分からないのならいないと考える方が良い。私は神頼みをする自分が情けなくなって首を振り思考回路を組替えた。 その動作とほぼ同時期に空から大きな雨粒が降ってくる。 「ん?」 こなたもそれに気付いたらしく、私の少し後方でいつの間にか雲行きが怪しくなっている夕方の空を見上げていた。 瞬く間に雨は激しくなり、私達の身体を濡らしていった。 「わわっ!雨だ!」 「取り敢えず木の下にでもっ!」 私はこなたの手を引いて並木の下に駆け込んだ。 突然降り出した雨はその内雷雨に変化するのではないかと危惧してしまうほどで、バケツを引っ繰り返したようという表現がまさに適切そのものだった。なるだけ素早く避難したものの、私達の身体は既にびしょ濡れになっていた。 「天気予報では雨の心配なかったのに……通り雨かな?」 「さっさと止んで欲しいわね」 分厚く黒い雲に覆われ数多の水滴を落下させる空を見上げる私達。一時的な避難所となった木の下だが、雨は相当酷く樹木も全てを受けきれずにその役割を大して果たさなかった。 「エロゲとかだとおいしいシチュなんだけどなぁ」 「こんな時でもそういう思考かよ」 全く違う方向に嘆きの矛先を向けるこなたに私は光の速さで突っ込む。 確認したところこなたも雨具等を持っていなかったので、私達は通り雨である事を信じて止むのを待つ事にした。 「ごめんねこなた」 「ん?」 そう言ってから恥ずかしくなって、私は濡れた髪を指で梳くこなたから目線を逸らした。 「私に付き合わせちゃったからこんな事になっちゃって」 羞恥心からか申し訳なさからか、私の声は尻すぼみに小さくなっていった。 「かがみの所為じゃないよ。私が付き合いたいから付き合ったんだし」 そんな私の言葉を最後まで聞き取ってくれたようだ。私は寝てただけだけどね、とこなたは苦笑しながら付け加える。 確かにこなたが待っててくれなかったら一人で帰宅していただろうし雨にも鬱陶しさしか感じなかっただろう。 それがこなたがいるだけでつまらないものであろう帰り道は楽しい会話の花が咲き、雨に打たれるのもちょっとは良いかなと思える。 謝るより先に感謝するべきだったわね。 「それにしてもちょっと寒くなってきたね」 心の中で反省する私にこなたが身を寄せてきた。いきなりの事に胸が高鳴る。 「かがみ、温かい」 「こなたも温かいわ」 こちらからもこなたに身体を近付ける。服が濡れているからだろう、体温がより温かく感じられる。私は心臓が脈打つ速度が速くなるのを認識しながらこなたの体温を直接感じていた。 「早く帰って暖かい飲み物でも飲みたーい」 こなたが誰にともなく呟いた。私はもう少しこうしていたいけどなぁ、と本音が出そうになって慌てて口をつぐむ。 そんなこなたの願いが天に通じたのか、今まで土砂降りだった雨は嘘のように姿を消して雲が晴れていった。数分後、晴天とまではいかなかったが雨は小降りになり十分帰れそうな天気になる。 「災難だったわね」 こなたに同意を求め視線と言葉を送ると、こなたは空を見上げてニヤニヤしていた。私の呼び掛けに気付いて視線を向けても表情は変わらなかった。 「な、何よ」 「いやぁ、さっきの雨もかがみんと同じくツンデレだなぁと実感していたのだよ」 「はぁ!?」 最初は意味が分からなかったが、こなたはそんな私に説明してくれようと芝居掛かった声で言った。 「べ、別にあんたの為に止んだんじゃないんだからねっ!」 妙に感情込めるわね。少し理解できたような気がする。 そんなこなたを見ていると、こなたは制服のリボンに手を掛け解き始めた。思わず心が反応してしまう。 「な、何でリボン解くの?」 「何か気持ち悪いじゃん濡れたままだと」 こなたはそう答えて解いたリボン、次に制服と絞り始める。薄い生地に含まれた水分が地に滴り落ちた。 私はそんなこなたの仕草や透けて見える肌の色に釘付けになっていた。 リボンが解かれた事で更にはっきりと分かる、濡れた制服の上から透けてブラが見えた。私はその光景にこなたの雨はエロゲだとおいしいシチュという言葉を思い出す。その通りだわこなた。 「……どうかした?」 きょとんとした顔のこなたの質問に答える事すら忘れて私はこなたの姿に見入っていた。 触りたい。欲望がふつふつと私の身体の奥から湧き上がってくる。 もう気持ちを抑えられない。告白するしかない。私はこなたに――― ―――告白するの?もっと良く考えろ、安直な答えを出すなと自分に問い掛ける。 断られるだけならまだ良いだろうが、告白してしまうともう二度とこの関係には戻れないかもしれない。同性愛というのはそれほどまでに障害多きものなのだ。 欲望で形成された私の人格は言う。 もう少ししたら今の関係で満足出来なくなるのだと。 不安で形成された私の人格は言う。 こなたは私を受け入れてくれるとは限らないのだと。 貪欲な私の人格は問う。 告白しないまま別れを迎えて辛くないのかと。 臆病な私の人格は問う。 こなたの将来を壊さないと保障出来るのかと。 「かがみ……今日のかがみ何か変だよ」 小首を傾げて私の顔を覗き込むこなた。とても愛しくて、私の頭の中は真っ白になった。 ただ目の前にいる人を求める事しか出来なくなって――― 「こなた……好き」 自分の気持ちを伝えた。 「私もかがみの事好きだよ?」 「そうじゃなくてっ!」 伝わらないもどかしさや悲しさが私の声の調子を荒ぶらせる。 私はもう何も考えられなくなり――― 「かが―――」 困惑して自分の名を呼ぼうとしていた人の唇を塞いだ。 そして自分がしでかしてしまった事の重大さに気付き、念願だったこなた本人を感じる事なくすぐに開放した。 「かがみ……」 目を見開いたこなたは私から目線を逸らさない。私に余裕がないからなのかこなたの表情からは何も読み取れない。 大波となり一気に押し寄せてくる背徳感や罪悪感といった感情。 「ごめん」 私はそう呟いて雨上がりの道を駆け出した。 ただひたすらに、意味がないと分かっているのに、心の中でこなたに謝り続けながら。 届いたとしてもに続く コメントフォーム 名前 コメント (≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-06 00 06 42) 良いです、凄く良いです!!! -- チャムチロ (2012-10-16 22 05 25) 文章が巧いですね。どんどん読んでします -- 39108 (2008-01-08 23 39 59)
https://w.atwiki.jp/aab_sss/pages/51.html
ぼくのかんがえたえんぜつびーつ12話 ぼくのかんがえた天使ちゃん「音無結弦うぜえ」 ぼくのかんがえたえんぜつびーつ12話 右メニューだと読みづらいので別ページを作りました。 ぼくのかんがえたえんぜるびーつ 人間は誰も「死」を知らない。誰も経験した人がいないから。その他の生命も「死」を知らない。どれも経験したことなどないから。 生命はどんなものでも一つの命令のもとに進んでいく。「幸福に生きよ。」ただそれだけ。多くの動物や植物は幸福に生きている。「絶望」を知らないから。「死」を理解できないから。でも、人はより幸福に生きようとし、知恵を得て、言葉を得て、愛を知り、希望を知り、「絶望」を知った。どんなに愛した大切なモノでも《ゆりっぺ》、どんなに愛した(望んだ)未来(世界)も《岩沢・ゆい》、誰かに愛された時間(存在意義)があったとしても《直居》、死は全てを奪ってしまうという経験から「絶望」を知った。死を経験したことがないのに、そんな絶望を通して、死がどんなものか理解してしまった。死を理解してしまったからこそ、人は不幸を知る・・・。 ABの世界は特別な世界と考えず、現実の世界と同じようなものと考える。違いとしては、「死」というものが存在しない世界であること。死が無いから最期は死なずに卒業する世界。全ての生命に等しき幸福が与えられ、全ての生命が幸福に生きる権利を持った平坦な世界。「死」を知らない世界だから、理不尽な喪失はないから、何度でもやり直せるから、「等しく与えられた幸福の中でなら(決められたことを繰り返すなら)、一定の幸福の中で卒業することが出来る世界」。そこにイレギュラー(AngelPlayer製作者?ここからはAPさんとする)が現れる。APさんはこの世界の生命(NPC)と恋をし、この世界に愛を与えてしまう。愛を知って、1つの生命(NPC)が卒業する。それにより、APさんはこの世界において初めて、愛した人にいつかこの世界で出会えるかもという「希望」と自分が卒業してしまうと二度と会うことができないという「絶望」の両方を知る。APさんは絶望を知り、卒業を恐れた(未練が生まれた)。そして、APさんは危惧する。同じように愛を知ることで再びこの世界において絶望を知るものが現れることを。絶望を知ることで、卒業を拒み卒業せずにこの世界に止まってしまうものが現れることを。(卒業が現世のときの「死」と同じ意味になってしまうことを。)では、どうすれば良いのか?そのため、再びこの世界に愛を与えるものが生まれた時に、それを初期化するようにAngelPlayer(全知全能の神に近い存在)を使ったプログラムを用意した。そしてAPさんは卒業を恐れたまま多くの時間を過ごし、心を摩耗し、発狂して、遂にはNPCになることで人間としての心(愛)を捨てた。これにより、この世界は改めて「絶望」を知らない、「等しく与えられた幸福の中でなら(決められたことを繰り返すなら)、一定の幸福の中で卒業することが出来る世界」としてあり続けた。その後も、その世界には新しい生がいくつも生まれ、平等な幸福の中で卒業を目指し生きるというルールのもと、あるものは従い、あるものは抗いながら止まることなく世界は歩みを続けた。 そこにイレギュラー(音無)が生まれた。そして、彼を中心に愛が芽生えた。そして、ユイをきっかけにAngelPlayer(全知全能の神に近い存在)が愛を感知し、初期化を始めた。その中でも、もっとも神(神的存在=Angelplayer)を許せず、同時に仲間を通して愛を成長させていたゆりが、そのプログラムを拒絶・破壊した。これは、「等しく与えられた幸福の中でなら(決められたことを繰り返すなら)、一定の幸福の中で卒業することが出来る世界」よりも「絶望や不幸があっても、どこかに愛や希望がある世界」の中で、「人間らしく幸福になれるよう努力する」ことを選んだということ。現世の人生を受け入れ、人間の尊厳を保ったということ。 寸評 ABってそんなアニメでしたっけ? 「(問題となる愛の芽生えの)発生源はあなたでしたか」から愛の芽生えの発生源はゆり。音無も問題なら「あなたも」と言わないとおかしい。ユイは愛を覚えてすぐ消えたからAP作者的には無問題(問題なのは愛を覚えたのに「消えない」こと)。ちゃんと見てたのだろうか。 「直居」じゃなくて「直井」な。細かい事だけど。 「同時に仲間を通して愛を成長させていたゆり」→いつ愛を成長させてたっけか。 ぼくのかんがえた天使ちゃん「音無結弦うぜえ」 参照音無結弦まとめ。上の作者とは違います。太字がかなでちゃんの本心です。 1話 音無「あんた、銃で狙われてたぞ? あんたが天使だーとかなんとか言って」 奏「? 私は天使なんかじゃないわ」 奏本心「(何を言ってるのかしら、この人。まるで私に喧嘩をうってくる人達みたい)」 音無「あー、わかった! お前もグルなんだな! 俺を騙そうとしてるんだろ! なんだあ? この記憶喪失もお前らの仕業か!?」 奏「記憶喪失はよくあることよ。ここに来た時は。事故死とかだったら頭もやられるから」 奏本心「(記憶喪失を人のせいにするなんて頭おかしいんじゃないかしら)」 音無「じゃあ証明してくれよ! 俺は死んでるから! もう死なない・・・って」 奏本心「(どうせ死なないし、一度心臓を刺した方が説明する手間がハブけて良いわね。なんか頭おかしそうだし)」 奏「…ハンドソニック」 音無「うわあっ!現れた…現れやがった!俺の所に!今の戦線の弱点って事かよ・・・完全に見くびられてる…くそっ!撃ってやる!でも、あんな華奢な体を銃弾でか?」 奏本心「(あの人が私に心臓をくれた人? ありがとうって言わなきゃ。でもなんか拳銃を向けて物騒ね)」 音無「うっ! 殺らなきゃ…殺られるんだ…! なんの容赦もなく! うわっ! くっ!」 奏本心「(っ? 痛いわ。なんで心臓をくれた人なのに私を撃つのかしら。思ってたよりなんか気持ち悪い人……)」 音無「なっ! あたった!? そんな…脚でよかったのに…。くっ! もう十分じゃないか…もうっ!」 奏本心「(とりあえず痛いから抵抗しよう)」 奏「ガードスキル、ハンドソニック」 音無「はっ!? そんな…そんなっ! どうしてっ! どうして止まらない! (銃撃)な、なんだよそれ!?」 奏本心「(私が知りてぇよ)」 6話 音無「俺には記憶が無いんだ。だからおまえと戦う理由も実は無いんだ。もし俺に記憶があったなら、もしも最初に馬鹿な質問をしなかったら、この世界で俺はお前の味方でいたかもな」 奏本心「(人に銃を向けておいてしらじらしいわね。戦う理由も実はない? お前の味方でいたかも? なんて上から目線。しかも謝らないし。本当に反省してんの、この人」 7話 音無「なぁ、立華。下の名前で呼んで……いいか?」 奏「どうして?」 奏本心「(うわ、馴れ馴れしいわ)」 音無「親しくなったからだよ」 奏「なった?」 奏本心「(フラグ立てたつもりで勝手に親しい扱いすんな)」 音無「なったじゃないか。一緒に釣りして、一緒に料理して。それに、最初から思ってたんだよ。綺麗な名前だなって。好きだよ。お前の名前」 奏本心「(釣りや料理で銃で撃たれたりテストの答案を変えられた痛みが無くなるものですか。しかも好きなのが人の名前? はっきりと顔と体型と無感情ヒロインが好きって言えばいいのに。こういう勘違いしてる人には好きにさせましょう)」 奏「あなたがそうしたければ、どうぞお好きに」 9話 音無「俺は最期に、この体をドナー登録で、残せたんだ。俺の体は、誰かを助けてあげられたはずだ。そう信じる」 奏本心「(私だってこの人に感謝するつもりで居残ってたけど幻滅だわ。でも今それを教えると調子こきそうね。今はまだ消えたくないし)」 奏「きっとその誰かは、見知らぬあなたに、ありがとうって、一生思い続けるわね」 音無「あいつらも、俺みたいな報われた気持ちになってさ…みんなで、この世界から去れればいいなって。また新しい人生も悪くないってさ」 奏本心「(成仏肯定と言ってもこいつ程じゃないんだけどなー)」 10話 音無「天使っつーか……悪魔のようだな」 奏本心「(はあっ? 私は天使じゃないって言ってるのに。そもそも悪魔のようって? 馬鹿にしてるの?)」 奏「あなたが冷酷な天使なのだから禍々しくと言ったからこんな感じに……ダメ?」 音無「いや、いいよ。スゲー嫌な感じだ」 奏「嫌って……」 奏本心「(馬鹿にしてるのね、この人。他人に対する思いやりに欠けた五月蠅い人。本当、幻滅)」 音無「あと、羽生えないかな? 見た目かっちょいいじゃん! その方が天使らしいかなーって」 奏「考えておく」 奏本心「(適当にあしらっておきましょう。何を言っても化け物扱いするでしょうし。まあどうせ飾りにしかならないけど)」 音無「こうしよう。お前は、あいつのバンドの練習中に現れるんだ。そしてこう言う。他の文化部から、騒音の苦情が出ている。そしてユイを指してこう言うんだ。“特にお前のギターが酷い。お前のせいでバンドが死んでいる。なのでしばらくそのギターは没収させてもらう” そして、ユイのギターを取り上げて、お前はその場を立ち去る。もちろん、ユイは追ってくる。お前は逃げる。そして、中庭まで来てくれ。そこで俺がお前にぶつかるふりをする。お前は同時にギターを手放せ。俺が受け取るから、そのまま逃げろ。そうしてあいつと、二人っきりになれる状況を作ってくれ」 奏本心「(他の女を口説くのに女を利用するって? まさか本気で私を人形扱いしようとしてるなんて……自分で言えない事を人に言わせるのね、本当に卑劣漢。ドナー登録もきっと自己満足ね)」 11話 音無「お、お前……天使じゃねぇの!?」 奏本心「(今までなんだと思ってたのかしら。やはり化け物扱い? 最初から天使とかじゃないと言ってたのに)」 13話 音無「あのさぁ……奏。ここに……残らないか?」 奏「え?」 奏本心「(は? ユイさんをあんな消し方しといて。直井に対して「早く逝け」とか言っといて。それで今更?)」 音無「何か……急に思いついちまった。だってさ、またゆりや日向たちのように、報われない人生を送って、ここにきてしまう奴がいるってことじゃん」 奏「そうね」 奏本心「(急に思いついちまったとか言ってるけど、きっと前々から計画してたのね。私とアダムとイブをやる為に)」 音無「そいつら、またゆりたちのように、ここに居着いちまいかねない。ここでずっとさぁ、苦しんで、生きることに抗い続けてしまうかもしれない」 奏「そうね」 奏本心「(あんただって居着きたいのに何言ってるの? ユイや直井も居着きたかったろうし、私もゆりともう少し仲良く出来たかもしれないのにも)」 音無「でもさ、俺たちが残っていたらさ、そいつらに…今回のようにさ、生きることの良さを伝えてさ、卒業させてやることができる。もしかしたら…そういう役目のために、俺はここにきたのかもしれない。だからさ……一緒に残らないか? 奏がいてくれたらさ、こんな世界でも、俺は…寂しくないから。前にも言ったかもしれない。俺はお前と一緒にいたい。これから先も、居続けたい。前にも言ったかもしれない。俺はお前と一緒にいたい。これから先も、居続けたい。だって俺は……奏のことが、こんなにも……好きだから。好きだ」 奏「……」 奏本心「(結局それ?)」 音無「どうして…何も言ってくれないんだ?」 奏「言いたくない」 奏本心「(どうしよう。この人怖い……この人の人形としてここに居るくらいなら成仏しよう。はっきり言ったら勘違いがおっかないし)」 音無「…奏…愛してる…ずっと一緒にいよう」 奏本心「(はいはい。ありがとありがと)」 奏「…うん、ありがとう。結弦」 音無「ずっと…!ずっと一緒にいよう…!」 奏本心「(私はいや)」 奏「うん、ありがとう」 音無「愛してる…奏…!」 奏本心「(うぇー。返答したくない)」 奏「うん、すごくありがとう」 音無「奏ぇ……!」 奏本心「(うわ…ちゃんと言わなきゃわかんないの? しょうがない。鳥肌立つけど)」 奏「愛してくれて、ありがとう」 奏本心「(私は愛してないけどね)」 音無「消えないでくれ…奏…奏ェ…!」 奏「いのちをくれて、本当に…ありがとう…」 奏本心「(それだけは感謝するわ。それ以外の要素はなにもかも気持ち悪かったけどね。"一人で"頑張ってね、結弦。さよなら)」
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/46794.html
むかしながら【登録タグ VOCALOID ここ狭いP む 曲 鏡音レン】 作詞:ここ狭いP 作曲:ここ狭いP 編曲:ここ狭いP 唄:鏡音レン 歌詞 (YouTube概要欄より転載) どんな言葉で目覚めた? 無知は剽げて永遠を誓えば揺蕩う先に映る影が酷く焼き付いた 追いかけてかなしくて こんな心に咲いた歌だけじゃ“あなた”との日々を願っても虚しいだけだ! 虚しいのにその裁量へ捧げても馬鹿らしくて空振るや 終ぞ何も啓けぬような環礁の果てだ 愚昧に居座り袍を迎えたぜ 『それを讃えれば仲間』……? ナイフな儀礼 咳も秘め黙った 永劫癒えぬ鉢と灸が躁を走らせた 畢えたしじまに繋がれど苦しいだけだ 苦しいのに重ね続けるのは何故だ?! 飽きを知らぬ呪詛のようさ こんな掌じゃ無力感と渇いて喉を散らす どうか潰さないでと祈るちっぽけなままでいたいのに “あなた”との日々を願っても虚しいだけだ! 虚しいだけ! うらぶれた距離に諮っても苦しいだけだ! 無駄なだけ! いつまでも君と居たいから二人きりで指切りを今日へ捧ごう 他の誰も得ることは出来ない真実の灯を円に並べたら コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5522.html
消えた王様の杖 ダンジョン 収録作品:ソーサリアン[PC88/PC98/X1t/MSX/PCECD/DC/PC] 作曲者:古代祐三 概要 街の平和を司る王様の杖がオークによって盗まれてしまった! 乱れた街を元に戻すため一刻も早く杖を取り返さなくてはならない。 基本シナリオの1つである「消えた王様の杖」での道中ダンジョン(オークの洞窟)で流れるBGM。 ダンジョン内にある「王様の杖」を取り返すのが目的で、これを入手するまでは道中ではずっとこの曲が使われる。 重厚なFM音源で奏でられた、ダンジョンに臨む冒険者達を後押ししてくれるような勇ましいメロディーが特徴。 さらに後半に入ると、バイオリンを思わせる引き伸ばされた繊細な旋律が入るなど、起伏の変化にも富んでいる。 「消えた王様の杖」は基本シナリオの中でも初心者向けに作られていることから、大抵の人が最初にプレイすることになる。 けっこうダンジョンも広めなので、この曲を聴きながら『ソーサリアン』の基本操作を学んだプレイヤーも多いのではないだろうか。 そういった理由から『ソーサリアン』の顔というべき曲の1つなので、ファンからの人気は高い。 MMORPG『ソーサリアンオンライン』にてアレンジ版が収録。エレキギターやバイオリンを使ったファルコムらしいアレンジとなっている。 このアレンジ版はPSPの『イースvs.空の軌跡 オルタナティブ・サーガ』でも風の聖地ステージのBGMとして使用された。 過去ランキング順位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 603位 第1回ファルコム名曲ベスト100 15位 第2回 みんなで決めるファルコム名曲ベスト100 58位 第1回みんなで決めるランキング・マイナーレトロ機種限定ランキング 67位 第3回 みんなで決めるランキング・マイナーレトロ機種限定ランキング 5位 みんなで掘り出すゲーム音楽ベスト100 130位 みんなで決める横スクロールアクションステージBGMベスト100 55位 みんなで決めるダンジョン曲ベスト100 127位 みんなで決める一面BGMランキング 63位 みんなで決めるアレンジBGMランキング 106位(ソーサリアンオンライン) みんなで決める1980年代の名曲ランキング 98位 サウンドトラック ミュージックフロムソーサリアン