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ここまで異空人/イクウビト(仮 ver. 6.0 =================================================================================== ここから異空人/イクウビト ver.8.0 47話 忍び寄る不穏な空気 大陸有数の城塞都市であるゴルグが日本によって新しい防壁が築かれ、機械化が進んでから早数か月、 民間からの大陸進出の要望と圧力がかかり、日本国政府によって試験的に城塞都市ゴルグとその周辺に限り、 民間企業の進出が許可された。 「いやぁ、異世界の大陸でも醤油と味噌が手に入るのは本当に助かるな。」 「地球には無い食材の味を楽しむのも悪くないけど、基本的に味付けが塩だけだしな。」 「まだまだインフラ整備は出来ていないが、日本の企業が進出してきたお蔭で、随分と嗜好品が手に入る様になったよ。」 「ただまぁ・・・・やっぱりと言うか、ゴルグに元々あった屋台とかは端っこに追いやられちまっているな。」 「立地条件の良さそうな所は買い占められちゃっているし、少し気の毒だよ。」 「崩れた建物は重機で撤去されているものの、まだ、新しい建物は建てられていないからな。」 「ゴルグは大陸に進出するための足掛かり、この街にも復興して貰わないとこっちも困るな、現地の人にも協力して貰わんと。」 ビニール袋では無く、支給されたマイバッグに醤油や砂糖などの調味料を入れ、宿舎に戻ってゆく自衛官、その後姿を見つめる者たちが居た。 「斑模様の兵士さん達、自国の店がゴルグに進出して来てから、めっきり来なくなってしまったな。」 「けっ、だから言ったんだよ、ニーポニアの連中は信用ならんし当てにするだけ無駄だと。」 「いやいや、最初の頃は焼き鎧虫とか穀物粥を買ってくれたんだし、今だって少ないけど客として来てくれているじゃないか。」 「アンタの気持ちは解るよ、爆炎魔法で店を吹き飛ばされて働き場所と住む場所を奪われているからね、でも、無償で小屋を提供してくれたのもニーポニアなんだぞ?」 「はぁ!?あんな木で出来た小屋と石造りの家を比べろってか!?一方的に住む場所を奪ったのは斑の連中だろ!!」 「いい加減にしろよ、そもそも戦争に敗れた国の住民は全員住む場所を奪われ、奴隷にされるのが普通なんだよ!」 「ぐっ・・・・。」 「防壁の外にあったスラム街の住民にも新しい木造小屋を作ってくれたんだ、それも端材じゃないしっかりとした木材の奴をな。」 「それによ、前の防壁の外にあるスラム街だった場所を覆うように新しい防壁を作ってくれたんだ、昔よりも安全で心強いじゃないか?」 「だが、俺達の生活を奪った事は事実だろ!奴らが攻めて来なければ、俺は貴族相手に商売を続けられたんだ!」 「もうだめだコイツ・・・・話にならない。」 「貴族お抱えの商人って奴は、傲慢なのが普通なのか?ニーポニアが攻めて来た理由だって、その貴族さまや王族さまだといのに・・・。」 「まぁ、元々王族の連中は腐っていたからな、石投げ遊びをしていた少女に馬車が傷ついたと難癖をつけて、荷台に押し込んで拉致する事もあったし」 「まったく、ニーポニア様々だよ。」 そして日が沈み、辺り一面は暗闇に包まれた。。 昔のゴルグなら既に町全体が静寂に包まれている筈だったが、異世界の国、日本が持ち込んだ魔道具が街を明るく照らし、 特に日本から進出してきた店の内部は、昼間のように明るかった。 「いやぁ、ニーポニアの店は夜遅くまでやっていて助かるなぁ。」 「飯も上手いし、酒も上質だ!狩の後にはこの、ビィル とか言う奴が最高だぜ!」 「姉ちゃん、ネギマ と言う奴もう1本頼む!!」 「はいはい、少々お待ちくださいねー!」 夜とは思えない活気に、多くのゴルグの住民は、心を躍らせていた・・・一部を除いては・・・。 「畜生、奴らさえ現れなかったら、あの客は俺の物だったのに!」 「何なんだよ、・・・何で香辛料が庶民にも届く値段なんだよ、砂金と同じ扱いだったのにっ!」 「(悔しい、妬ましい・・・ニーポニアが憎い、生活を奪った奴らが憎い、仕事を丸ごと奪った奴らが憎い!!)」 「奴らのせいで商売上がったりだ!どうすれば腹の虫がおさまるんだ畜生!」 『ソルディ・ア・オツカマスター・テェンチョー・モ・キョーツケテェー(それでは、お疲れ様でしたー!店長もお気をつけてー!』 「店仕舞いか、ふん、こんな時間にまで商売を続けていたのか?金の亡者め」 「しかし、こんな夜中に帯剣すらしていないとは、無防備な・・・舐め腐ってやがる」 「お・・おい、早まった真似をするなよ?ニーポニアの憲兵がうろついているんだ、手を出すなよ。」 「奴らは大きな建物一か所に集まって暮らしている様だ、なに、ちょっとだけ見学するだけだよ・・・くくくっ」 「厄介事を起こすなよ、何かが起きても俺は関係ないからな。」 「(ニーポニアの民だ、欲しがる所なんて幾らでもある、一人や二人いなくなっても誰も気にやしないだろう・・・。)」 民間の進出で、大きく変化しつつあるゴルグ自治区、表面上は、かつての都市国家時代よりも大発展し、活気に満ちている様に見えるが、輝きが強い分また闇も濃くなる。 治安は回復し始めてはいるが、大陸に進出した日本に降りかかる災厄の芽は人知れず育っているのであった。 異空人/イクウビトをよろしくお願いします。 (仮・・・ 無茶しやがって
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848 :創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 23 42 02.86 ID jy5VWoMx 青の平原・・・・空中大陸の端に位置する平原で、魔鉱石の影響か降水量が少なく、晴天が続く土地で、これと言った 特産物も無いため、ソラビトに取って特に重要でもない空中大陸の一角と言う認識しか無い。 しかし、空中大陸に足を踏み入れた斑のリクビトは、この平原に集まり、異形の鎧虫を従えて、奇妙な魔導具を持ち込んでいた。 「ふむ、彼らは彼らの空の領域を持つらしいが、そこに我らが乗り込んできたと言うのか?」 「お父様、正確に翻訳できたわけではないのですが、彼らは元々別の世界に居て、天災によってこの世界に放り出されたらしいのです。」 「そして、偶々我々の移動ルートと被ってしまったと、お互い災難ではあるな、しかし、千と数百年間、我々はこの道を通ってきたのだ、後からやって来た者たちに彼是言われる筋合いはないだろう。」 「航路を修正できない事を告げると落胆していましたが、空の領域を持つ者同士、国交を結ぼうと彼らは言いました・・・。」 「しかし、大使館は用意出来ぬぞ?大地を捨てた時点で我々は腕を翼に変え、3本の指に辛うじてリクビトと同じ自由さを残し、物を作る事を止めたのだ、今更石切りなど出来る筈もない。」 「それは、彼らが用意すると、何でも大きな鳥をとめるための平らな石の道を作り、その近くに大使館を置こうと言うのです。」 「大きな鳥・・・例の怪鳥か?あれに乗って此処に来ると言うのか?」 「それよりも、もっと大きなものだと・・・あれほど大きな鳥より更に上をいくものが存在するとは・・・。」 「ふむ、何にせよ、彼らも空を飛べる以上、鎖国と言う選択も、もはや選ぶことも出来まいさ、彼らに伝えるがよい、大使館の建設の許可をすると・・・。」 「はい」 「(青の平原は、石材も木材も無い土地だ、果たして彼らにそれが出来るのか?)」 「大陸の端で、比較的地層も薄いが、十分に飛行機の離着陸に耐え得る強度を持つと・・・。」 「飛行場を建設するとなると、重機の持ち込みが必要になりますね・・・・。」 「あぁ、それに関しては、上の方で話をつけるらしいな」 「もし此処に出来た場合、着陸するときに空島を追いかけながら着地する事になりますね。」 「鈍足だが、向こうも移動している分、難易度も高そうだ。」 「まだまだ調査するべき所は多いです、空港と大使館を用意するにも、適している場所を見つけないと意味がありませんからね。」 後日、斑のリクビトが再び、青の平原に集まり、先日とは打って変わって慌ただしく活動をしていた。 「何やら騒がしいな、彼らは一体何をしているのだ?」 「分かりません、空を眺めては何かを耳に当て呪文の様なものを唱えている様ですが・・・。」 「大がかりな魔法を使おうとしているのかもしれんな、空をしきりに気にしている辺り天候に関係する魔法かもしれん。」 「何かを置いている?」 「まさか、建物が生える種でも植えているのでは無いだろうな?あれ程の怪物を従えているのだ、その様な物を持っていても不思議ではない。」 暫くすると、リクビトが眺めている空の方向に、奇妙な違和感を感じ、空の民はその方向に注視した。 前にも同じ事があった様な・・・そう、ニフォンの怪鳥が空の国に現れた時と同じ様な・・・。 黒い点が徐々に大きくなり、斑模様の巨鳥が数匹編隊を組んで、青の平原に現れ、轟音を響かせながら腹部から何かを生み落した。 「きゃああああぁぁーーー!!?」 「な・・何と!?」 「馬鹿な、巨大とは聞いていたが、あそこまで大きいなど・・。」 「何かを落としていったぞ?しかし、落ちる速さが妙に遅い?」 「斑のリクビトが、落下物に集まっている?」 「なぁぁぁっ!?鎧虫だ!黄土色の鎧虫が中から出て来たぞ!?」 「あれは、鎧虫の卵だったのか?一本腕の鎧虫とは・・・なんと面妖な・・・。」 斑の巨鳥・・・・C-130H輸送機は、重機と建築資材のコンテナを誘導ビーコンの位置に投下し、空中大陸を横切り空の彼方へ消えて行ったが、その巨体が故に、多くのソラビトに恐怖心を与えたという。 後に、空中大陸に空港と大使館を建設した日本は、空の国と国交を結び、世界を一周する空中大陸に観測機を持ち込み、観測衛星の代わりに利用し、低コストで大量の地形情報を集める事に成功した。 あとがき ぐふっ・・・・駄目だ、知らない事が多すぎて、まともに書けないOTL あ、投稿した後気づいたけど、国交を結んだ後に大使館と空港を建設したんだったOTL(この書き方だと勝手に作った後に国交結んだ事になるぞっ? 一応空の国の大使館も日本に置いております。わ・・・私の脳味噌のライフはゼロよ! 異世界の魔物を駆除しつつ、魔物の肉を食糧源にできないかなぁ・・・。(森を砂漠に変える数と食欲の巨大なイナゴ型の魔物とか 人工衛星 日本が主張するすべての領域は転移しています。また、史実通りの日本と思っていてください。(ただし、新世界の首相は不明という事で ただ単に打ち上げるタイミングが悪く、打ち上げた直後に転移が発生してしまった為、今現在、作っている最中という事です。 浮島を撃墜すべきか 日本の勝手な都合で罪もないソラビトの土地を撃墜するわけにも行きませんしね。 なんだったら、利用するものはとことん利用してやると言う感じで進んでゆくのが良いでしょう。
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うちっ娘 携帯画像 都道府県 香川県 肩書き 丸亀市マスコットキャラクター 公式サイト http //www.city.marugame.kagawa.jp/itwinfo/i17889/ 攻略難易度 ★★やや易。丸亀市のイベントにて。県外活動も多い。 名刺の有無 ? 狙い目イベント ? イベント情報
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うちの大家族 掲載雑誌 まんがタウンコミックハイ!(いずれも双葉社)(コミックハイ!以前はまんがタウンオリジナル(休刊)) 発表期間 2005年~(タウン)2006年~(コミックハイ!)2002~2006年(タウンオリジナル) 単行本 既刊10巻 掲載ページ数 6P(月12P) 見出しの書体 秀英明朝→ナール→スーラ(ただし例外として、HOME129の2ネタ目は、検索欄を参考にしたのかDFP-POPコンだった。) 概要 最初は「まんがタウンオリジナル」のみに連載していたが、後に「まんがタウン」版でも連載を開始した。「まんがタウンオリジナル」では表紙を3度担当している。「まんがタウンオリジナル」が休刊したため、その分はコミックハイ!に移行した。非4コマ系雑誌に連載されるのは「のの美捜査中!」に続き2例目。 母親を亡くしているという設定があるためか(もちろんそればかりではないが)、大抵ギャグ的展開を混ぜてはいるが重めの展開も見受けられる。 以前は2色カラー率が比較的高かったが、最近はカラー掲載は無い。 ページ数は稀に8ページ以上になることがある(最高で10ページ。非4コマ形式だと12ページ)。最近では単行本発売が近い場合は5ページ(6ページ目は単行本の宣伝。単行本掲載時は書き下ろしの挿し絵に差し替え)になることもある。コミックハイ!版は以前は8ページだったが、2010年に入ってからは6ページと縮小された。雑誌内での掲載順序はタウン版は前半、コミックハイ!版は基本的に定めていない。 コミックハイ版は1回休止した事がある。理由は明かしていないが、他社のじょしもんのゲスト掲載に重点を置いたためと思われる。 タウン版で「次回に続く」という展開がある場合は、続きは「コミックハイ!」版ではなくタウン版に掲載される事が多い。逆も同様。 2巻からは微妙に吹き出し等の書体が違っているが、双葉社がデジタル編集に切り替えたためと思われる(ゴナやナールなどは写植専用書体のため、一般のコンピューターで出す事が出来ない)。ただ、双葉社の作品はデジタル化が初期だったためか、いわゆるアンチック+ゴシックではなく、モリサワの見出ミンMA31+ゴシックMB101との組み合わせになっている。 タウン・コミックハイにも家族全員とフランダースの人物紹介はある。 9巻には作内で登場した「千葉県いろはカルタ」が載っている。 10巻巻末にはこれまで登場したモブキャラの詳細なデータが書かれており、名前や苗字がここで判明している。 単行本の巻頭には作内の背表紙のキャラのセリフから引用したものが載っている。 各単行本の最後の話は、背表紙のキャラがメインになっている。ただし、1巻は家族全員がメインの話のため、1巻に来るはずの愛子の話は3巻の最後の回に回されており、その3巻の大吾の話はその前の回になっている。 あらすじ 千葉県千葉市花見川区三つ葉台在住の一家、内野家が舞台。内野家は父親と22歳から5歳からなる三男五女+犬一匹の大家族。 母親・幸子はすでに他界しており、最も上の長女愛子はその母親代わりとなり、家族をまとめている。だけどちょっと天然。 兄弟姉妹は性格も趣味もバラバラだが、家族を思う気持ちは一緒。 千葉県が舞台だけあり、たまに千葉に関するデータも出る。 うちの大家族の登場人物
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ようちゅ ペット説明 何に進化するか分からない幼虫 初期ステータス HP SP 攻撃力 防御力 24 3 2 1 魔力 魅力 運 素早さ 2 2 2 0 火 水 風 土 3 3 0 17 技・魔法スキル スキル名 使用SP 第1スキル名 - 第2スキル名 - 第3スキル名 - 適正装備 装備箇所 装備適正 武器 不明 左手 不明 頭 不明 上 不明 下 不明
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着ぐるみイベントに着ぐるみを着て行くお嬢様。 モンハンとメガテンがすき 以下みやうちの性癖 ケモノ 搾乳 妊婦 ニプルファック 発言集 「(ヘルシングの)大佐の腹もふもふしてえ!」 作品 作品名 URL Necronomicon http //xxxgrimoirexxx.web.fc2.com/ 〒
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65 名前:UNNAMED 360[sage] 投稿日:2016/02/21(日) 00 36 14.09 ID q9fJVvr2 第64話 異形の羽虫 洞窟の深部にこだまする不気味な咆哮、巨大な凶器を振り下ろし堅牢な筈の城壁を大きく削り、土煙が舞う。 地下に潜み、土の民を襲い食らう黒き甲獣は、空腹より目覚め、再び災いを城塞都市に振りまこうとしていた。 『魔術師部隊!防衛兵器の起動はまだなのか!?』 『今やっています!』 『弓兵が火矢を放っているが、長くは持ちこたえられないぞ!?急がせろ!!』 岩盤を削るために発達した巨大な爪を振り回し、城壁の上から矢を放つ弓兵に城壁の破片をぶつけ、無力化する。 運の悪かった者はその場で即死し、更に運の悪い者は、甲獣の目の前に落ち、生きながらに食われた。城塞都市は混乱の極みに達していた。 「何て無茶苦茶な・・・。」 「大森林方面に派遣された部隊が遭遇した奴と同タイプの原生生物か・・・情報よりも小さい様だが・・・。」 「どちらにせよ、このままだとこちらも危険だぞ!?本部に早く連絡を!!」 「既に連絡済みです、増援が到着するまで持ちこたえてください!!」 『リクビトよ、間が悪い時に来てしまったな、だが、こうなっては覚悟するしかあるまい・・・しかし、今回はやけに凶暴だな。』 『寝覚めでも悪かったんじゃろう、ついでに腹も減っている様じゃ、幸いリクビトのお蔭で住民は奥に避難しているので、人的被害は兵士のみにとどまりそうだが・・・。』 『兵士も大切な我らの同胞だ!我々も加勢するぞ!ジルバ!ついてこい!!』 慌ただしく、館の兵士が武器を持って城壁方面に駆けて行く、自衛隊員達も背負っている武器の状態を手早く確認し、城壁に近く、背の高い建物へ向かう。 『準備完了、弓兵を退避させてください!!』 『良く持ちこたえてくれた!地獄に落ちろ!黒き甲獣よ!!』 事前に着弾予測がされた場所に投石器から発射された大岩が降り注ぐ、その殆どは近くに着弾するものの直撃はしなかったが、数発の大岩が甲獣の頭部と背中に命中する。 オオオオオオオオオオオォォォォォォン!? 曲線を描きながら直撃した大岩は、凄まじい運動エネルギーを持って、黒き甲獣に傷を負わせる。しかし、それだけでは終わらなかった。 『くははははぁっ!!これだけで終わりではないぞ!!』 直撃時に砕け散った大岩の断面は無数の青白い発光体が埋め込まれており、それが激しく光り輝き、青白い爆発を引き起こす。 外れて地面に落ちた大岩もそれに連鎖反応を起こして、次々と爆発を起こす。 『どうだ!黒鉄重甲獣め!!10年分の魔石を集めた、炸裂岩だ!貴様もこれでお終いだ!!』 『凄まじい魔力の濃度だ・・・これ程魔石を使えば当たり前か・・・。』 『やった・・・のか?』 青白い粒子の煙で覆われてその輪郭を薄ら確認できる程度だが、少しずつ煙が晴れて行き、その姿が現れる。 オオォォォン・・・。 『うっ!?こいつはっ?』 『手傷は与えたが・・・あれだけの爆発に耐えるだと!?』 鱗の隙間から赤黒い体液をまき散らし、爪や外殻などに細かいひびが割れているが、黒き甲獣は健在だった。それどころか、先ほどの攻撃で激昂している様である。 オオオオオオオオオオオォォォォォォン!!!! 地の底から響くような唸り声を上げると、後ろ足を何度も地面に蹴りつけ、首を引っ込める。 『いかんぞ!!突っ込んでくる!』 『弓兵!!火矢を放っている場合では無い!退避しろ!!』 今にも城壁に突進を開始しようとしていた、次の瞬間!!黒き甲獣に2本の光の矢が降り注ぎ、前脚の外殻を吹き飛ばし前のめりに転倒させる。 『なっ!?一体何だ今のは!!』 光の矢が放たれたと思われる監視塔の方向を向けば、斑模様の奇妙なリクビトが特大の杖の様な物を構えていた。 「こんな距離で当たるのかと思っていたが、当たるもんだな。」 「横風が無いのも大きいですよ、しかし、カールグスタフでは火力不足か・・・。」 「ツチビトとか言う連中も良くやるもんだよ。最初の岩石爆弾で倒せたかと思っちまったぞ?」 「指向性の爆発では無かったのだろう、黒色火薬と同程度と言った所か・・・。」 「もうひと押しだ!MINIMIを食らえ!!」 監視塔から放たれる無数の光の束は、黒き甲獣の頭部に殺到し火花や血しぶきを上げる、美しくも恐ろしい魔導にツチビトは戦慄していた。 『な・・・何と言う強力な魔法だ!!』 『見ろ!奴が後退しているぞ!?火矢の比では無い・・・なんて威力だ!!』 その一方、自衛隊側も焦りが見えていた。 「畜生、これだけ銃弾を浴びせても倒れないのか!」 「無反動砲に耐える獣に小銃を食らわせても牽制程度にしかならないぞ?」 「念のためにMINIMIを持ち込んだは良いけど、元々そんなに弾は持ち込んでいなかったのよね。」 「くそっ・・・増援はまだなのか?」 城壁の上から呆然と自衛隊の銃撃を見ていたツチビト達は、黒き甲獣の呻き声で我に返り、再び弓を構える。 『何だか知らんが、好機だ!我々も矢を放つぞ!!』 再び城壁の上から無数の火矢が降り注ぐ、自衛隊の曳光弾と弓兵の火矢が織り成す光の曲線が、美しく甲獣を血祭りにあげる。 その時、聞きなれぬ音が洞窟の上部から響いてきた。 『一体なんだ?この音は?』 『おいっ!!あれを見ろ!!』 弓兵の一部が指をさしながら、洞窟の天井を指さす。そこには、崩落して青空が見える大穴から異形の羽虫が2匹舞い降りる姿が見えるのであった。 「おいおい、増援ってコブラかよ!?」 「しかも、2機・・・地下洞窟にヘリコプターなんて、無茶な真似をするなぁ・・・。」 「てっきり後続部隊が携帯火器で砲撃してくれるもんだと思っていたが・・・・。」 洞窟内部に侵入した2匹の羽虫は、その羽音を洞窟中に反響させ、城塞都市周辺を睨みつけるように旋回をする。 『何という事だ・・・唯でさえ黒鉄重甲獣に襲撃されていると言うのに、羽を持つ鎧虫が2匹もだと!?』 『我々の命運も此処までと言うのか・・・・。』 気が付けば、監視塔のリクビトも魔力が切れたのか、閃光の魔導を放たなくなっている。黒き甲獣も2匹の羽虫に意識を向け睨みつけている。 次の瞬間、異形の羽虫の頭部から咆哮と共に強力な光の熱線が放たれた。 ヴイイイイイイイイイイイン!!! モーター音と発砲音が混じった独特の音を立てながらコブラの編隊がM134ミニガンを発射し、黒き甲獣の外殻を吹き飛ばし、蜂の巣にする。 オオオオオオオオオオオォォォォォォン!! 怒り狂った黒き甲獣も負けじと、手ごろな大きさの岩石をつかみ、その怪力を持ってコブラに向かって投石をするが、機動力に優れるコブラには命中せずに明後日の方向へ飛んで行く。 「こんな高さまで岩石を投げつけてくるとは・・・正直ヒヤッとしたぜ、お返しだ!!」 コブラの両脇に備え付けられたM200ハイドラ70ロケット弾ポッドから、無数のロケット弾が発射され、次々と鱗や甲羅に突き刺さりその体を解体して行く。 声にならない悲鳴を上げ、黒き甲獣は、原型をつかめない程にバラバラに粉砕されてしまった。 『な・・・ば・・・化け物っ!!』 『くそっ、この距離では矢が届かない・・・むっ、着陸するぞ!?』 『っ・・・人・・・リクビト!?あの羽虫にリクビトが乗っていたと言うのか!?』 『それにあの服装・・・斑模様の・・・まさか・・・。』 ふと監視塔の方に目を向けると、魔道具と思われる照明器具を点滅させ、鎧虫の方向に合図を送っており、手を振っている者も居る。 『あの斑模様のリクビトの戦力の一端だと言うのか、あの羽虫は・・・。』 『奴らは・・・一体何者なんだ・・・・?』 ツチビト達は、監視塔の上で手を振る自衛隊に畏怖の目で見続けるのであった。
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《アルビトロの部下 グンジ》 キャラクターカード コスト3/黄/CP5000/RANK1 【処刑人】/【ヴィスキオ】 ボーナスアイコン なし だっらしねぇなぁシキティー。 咎狗の血で登場した黄色・【処刑人】・【ヴィスキオ】を持つグンジ。 グンジのコスト3バニラ。 関連項目 グンジ 収録 咎狗の血 01-072 C
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《ヴィスキオの運営者 アルビトロ》 キャラクターカード コスト5/緑/CP5000/RANK1 【ヴィスキオ】 ボーナスアイコン なし [コネクト「アルビトロ」]→バックにいるコストを満たしている 自分の「キリヲ」または「グンジ」1枚を休息状態でフロントに移すことができる。 変人の考える事はわからん…まったく。 咎狗の血で登場した緑色・【ヴィスキオ】を持つアルビトロ。 アルビトロをコネクト対象とし、バックのキリヲまたはグンジ1枚を休息状態で蘇生させるテキストを持つ。 【処刑人】コンビを対象にした《頑固なお節介 ケイスケ》の互換。 《頑固なお節介 ケイスケ》に比べると、対象キャラは増えたもののボーナスアイコンはなし。 しかも【処刑人】プール自体は「アキラ」とほぼ同じなので少し見劣りする。 しかし、当然ながら【処刑人】中心のデッキにはほぼ必須。 バックに行ってしまった必要なキャラを蘇生させ、次ターンに反撃しよう。 残念ながら《アキラ&リン》のように自分から活動状態になってくれるキャラは【処刑人】にはいないのであしからず。 関連項目 ヴィスキオ キリヲ グンジ 【ヴィスキオ】 《頑固なお節介 ケイスケ》 収録 咎狗の血 01-022 R