約 4,794,568 件
https://w.atwiki.jp/ddo_story/pages/104.html
ハーバーへ 種類:クエスト 名前:ミラー・デット 依頼人:ベリガン・エンジ ベリガン・エンジと話す。 「お前はウェーヴクレスト・インの地下のカルト教団をつぶすのに 参加していた者ではないか?あれは本当によくやった! 私はベリガン・エンジといって、港地区で税金と関税を徴収する役目の コイン・ロードだ。 これは人には歓迎されない仕事なんだが、 ストームリーチの商売を安全に保ってくれる冒険家たちに声をかけるよう 努めているんだ」 PC「コイン・ロードの仕事についてもっと聞かせてくれないか?」 「コイン・ロードはストームリーチの主人なんだ。 我々が街のほとんどを所有していることからもわかるだろう。 あえて言うが、我々は下級階層には人気がない。 嫉妬の対象になるのは当たり前だし、税金を払いたい奴などいないからな! だが、我々は秩序を保つ。 物事に関して残酷でもないし気まぐれでもない。 そして我々の力は軽んじられるべきではない・・・」 PC「何かコイン・ロード達のためにできることはあるか?」 「現在、私は二年続けて税金を払っていないミラー・タリガンを探している。 港の封鎖のために私達の財政状況が緊迫している今、 これ以上待つわけにはいかない。 私達は未払いの昨年の税金の担保としてタリガンが申し出た品物を 押収しなければならない。 ミラーの家に行って、コイン・ロード達に帰すべき品物を回収してくれないか?」 PC「簡単そうだな。どこへ行って何をすればいいのかを教えてくれ」 「粉ひきの家はすぐそこだ。私は中に入るのは遠慮しておく。 コイン・ロードはちょっとした借金を取り立てるために、 生命の危機を冒すわけにはいかないのでね。 お前が帰ってくるのを待っているよ」 PC「すぐにとりかかるよ」 クエスト『ミラー・デット』を受ける。 会話終了 再度話す 「ミラー・タリガンは法律を馬鹿にしてきたがそれもおしまいだ。 奴の家を捜索して約束の品々を集めてくるように」 会話終了 入口:ミラー・タリガン・ハウス レベル:1 長さ:短い 【クエスト説明文-①-】 コイン・ロード・ベリガン・エンジによると、ある粉ひきが租税を滞納しているらしい。 滞納分の担保に差し出すと約束した家財をただちに没収しなければならないという。 アスピラント・スクウェアにある粉ひきの家を探しあて、 コイン・ロードに担保として差し出されるはずの家財を確保する。 ミラー・タリガン・ハウスに入る。 DM ハーバーには、お決まりのジョークがある。 「泥棒とコイン・ロードはどこが違うんだ?泥棒はポケットから盗むとき 後ろから来るのさ」 DM 「ミラー・タリガンの家を隅から隅まで捜索した。残るは地下室だけだ。」 DM 光続けるランプが地下室の床に散らばっている―誰かが光を消そうとしたようだ。 ミラー・タリガン・ローズソーンを発見。話しかける。 「わかってるよ、コイン・ロード達は支払いを要求している。 私は分割払いの一回目の分をあの扉の先の部屋に入れておいた。 あれを持っていけ!邪魔はしないぜ・・・」 PC「ミラー、楽にしてくれてありがとうよ」 DM ミラー・タリガンの話では、 コイン・ロードに献上するための品物が地下室の奥の部屋にあるらしい。 DM 特に残忍そうなアイアン・ディフェンダーが襲いかかってきた! クエスト『ミラー・デット』達成 DM ミラー・タリガンの品物を手に入れた。次はベリガン・エンジのところへ戻るのだ。 【クエスト説明文-②-】 ミラー・タリガンから没収した家財をベリガン・エンジに届ける。 ベリガン・エンジと話す。 「ほう、ミラーの担保物権を回収してくれたんだな!よくやった。 ミラーがお前になんと言ったか知らんが、 奴はストームリーチに対する借金を払うのに十分な資産を持っている」 PC①「実のところ、あの男は私を殺そうとした後、逃げて行った」 ⇒talk①へ PC②「お役に立ててうれしいよ」 ⇒会話終了 talk① 「そうかね。まあお前は元気なようだし、私の品物も無事のようだから、 ミラーの計画は無駄になったんだろう。 これからも同様にいい仕事を続ければ、ストームリーチ中に名前が 知れ渡っていくだろう」 クエスト『ミラー・デット』完了 【クエスト説明文-概要-】 ミラー・タリガンの家に足を運び、コイン・ロード・ベリガン・エンジに 差し出す約束になっている家財を確保した。 タリガンはこれを阻止しようと攻撃してきたが、責めたところで事故だと言い張るに 違いない。 いずれにせよエンジに家財を届け、このコイン・ロードから一目置かれるようになった。 ハーバーへ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2325.html
紬「えいっ♪」グニィ 唯「ひぎぃ!」 律「踏むの初めてだけど、なかなか柔らかいな!」グニグニ 紬「そうですね、あら?固くなってきた」 唯「ふあぁ……」ビクビク 澪「おいおい、踏まれてるのに興奮してるぞ」 唯「だ、だってぇ……前にあずにゃんにやられて……」 律「梓は軽いからなぁ、私たちなら梓よりは重いし、潰せるかもな!」 紬「そうですね♪」グニグニ 唯「ひああ!」 そして 唯「ふあ……もうらめ……」ビクンビクン 律「うーん、結局射精しまくって終わりか」 紬「唯ちゃんマゾだったのね」 澪「他の手を考えないとな」 唯「き、今日はもういいよ……」 律「だめだ!一刻も早く梓を戻さないと!」 紬「そうね、やっぱり切るしか……」 澪「あ、そうだ!アレなんてどうだ?」 ※安価 「引っこ抜いてみよう」 澪「引っこ抜いてみよう!」 唯「も、もう痛いのは嫌だよう……」 律「梓のためだ、ムギ!」 紬「我慢してね、唯ちゃん♪」ガシッ 唯「うぅ……」 澪「いくぞ?えい!」グイッ 唯「い、痛い!ホントに痛いから!」 律「澪は力ないんだよ、私にまかせろ!」 唯「ひえぇ……」 律「えいや!ふん!」グイグイッ 唯「も、もげる~!」 澪「もげていいんだよ」 律「う~ん……澪!手伝ってくれ!」 澪「あぁ、いくぞ!」グイー 唯「あぐぅー!」ビュルルル 紬「何されても出ちゃうのね」 律「ぷへっ!口に入った……!」 澪「取れないなぁ」 唯「ほ、他の方法にしようよ、ね?」 澪「そうだな、このまま取れても病院送りだ」 律「他に手はあるか?」 唯「もう痛いのはやだよ?」 澪「うーん……」 紬「じゃあ、アレしましょう?」 ※安価 「入れる→澪 」 紬「澪ちゃんに入れてみましょう♪」 澪「は、はぁ!?なんでそうなる!!」 律「ここは梓のために耐えてくれ……」 唯「そういえば憂とあずにゃん以外に入れたことないや!」 澪「やだやだ!は、初めてなんだよ!」 律「唯ならいいだろ、さぁ!」ガシッ 紬「足開いて♪」 澪「いやぁあ!」 唯「澪ちゃん!いくよ!」 澪「やだぁ!」 唯「よい、しょ……」グニグニ 澪「ひぃ!?」 唯「入らない……」 律「そっか、濡れてないもんな」 紬「まず前戯ね♪」 澪「ちょ、なにするんだ!」 唯「おまんこもほぐさないとね」 唯「ほら澪ちゃん、気持ちいい?」 澪「や、やだ……!」 律「流石に梓のいじってただけあって慣れてるな!」 紬「じゃあ私は胸を……」プチプチ 澪「ぬ、脱がせないでぇ……」 律「まったく、うらやましい胸だよ」ムニ 澪「や、律ぅ……」 紬「きれいな乳首♪」プニプニ 澪「む、ムギまで!」 唯「澪ちゃん、濡れてきたよ!」 澪「い、言うなぁ!」 律「じゃあそろそろ入れるか」 紬「そうね、唯ちゃん」 唯「うん!」 澪「ま、まって!」 唯「澪ちゃん?」 澪「先に……ちゅーがいい……」 律「まったく……ほら唯、ちゅーだってよ」 澪「ち、違くて……律の……」 律「わ、私!?」 紬「あらあら♪」 澪「いいでしょ……律……」 律「ま、まぁ……澪にこんなことさせてるんだし……いいぞ」 唯「まだー?」 澪「んっ……」チュッ 律「ふぅ……これでいいか?」 澪「うん……律、手握ってて」 律「……わかったよ」 澪「えへ、律だと思えば怖くないから……」 律「へ、変なこと言うな!まったく……」 紬「唯ちゃん、いいわよ」 唯「いくよ……」ズプリ 澪「い、いたっ……!」 律「大丈夫か?」 澪「う、うん……続けて」 唯「ふわぁ……久しぶりのおまんこ……それも初めての」 澪「んっ……!んあ……!」 唯「気持ちいいー……」パンパン 律「……」 澪「り、つ……!気持ちいいか……?」 律「へ?あ、あぁ……たぶん」 澪「よか、った……!あぁ……!」 紬「どうしてこうなった」 唯「そろそろ出すよー」 澪「律……!きて!」 唯「うっ」ドビュルルルr 澪「ふあ……出てる……」 律「がんばったな、澪」 澪「うん……」 唯「ふぅ~、気持ちよかった~」ズル 紬「取れないわねぇ」 律「まぁ、これで取れるんならとっくにないだろうな……」 澪「そ、そんなぁ……なら私はなんで……」 唯「運命だよ!澪ちゃん!」 唯「う~ん、他に手は……」 律「澪はダウンしちゃったし」 紬「どうしようかしら……」 ガチャ さ「話は聞いたわよ!」 唯「さわちゃん!?」 律「なにかアイディアがあるのか?」 さ「ふっふっふ……アレよ!」 律唯紬「!?」 ※安価 「性転換でいっそ男に」 さ「性転換で男になっちゃえばいいじゃない!」 律「それじゃ意味ないだろ……」 唯「バカだなぁ、おちんぽを取る話してるんだよ?」 紬「ホント、使えませんね」 さ「……」 ガチャ 和「失礼……って唯、なにしてるの!?」 唯「あ、和ちゃ~ん!」 和「い、いいからおちんぽしまいなさい!」 律「そうだ和、おちんぽを消す方法を考えてるんだけど、なにかいいアイディアないか?」 和「え?うーん……そうね」 紬「潰そうとしても引っ張ってもだめでした」 唯「痛いのはやだよ~」 和「……そうね、アレをしてみましょう」 ※安価 「噛み切る」 和「……噛み切りましょう」 唯「痛いのやだっていったのに!?」 律「しょうがない、手段は選んでられないよ」 紬「そうね、我慢してね?」 唯「うぅ……」 律「……で、誰がやるんだ?」 紬「私は遠慮しておきます……」 和「わ、私も忙しいし、帰るわね……」 律「ちょっとまて~い!」 和「な、なに!?離して!」 律「お前が言ったんだからお前がやれ!」 和「い、いやよ!」 紬「唯ちゃんと梓ちゃん……そして軽音部のためです、頑張ってください」 和「知ったこっちゃないわよ!」 律「抵抗するな!おりゃ!」ガポ 和「むぐっ!?」 唯「あ……和ちゃんのお口……」 紬「さ、噛み切ってください!」 和「ん~っ……!」ガリガリ 唯「い、痛!?痛い痛い!」 律「我慢だ唯……!」 紬「すぐに終わるわ……」 和「ん……!」カリッガリ 唯「い、いたいー!」 和「……!」ガリッ! 唯「あああああああああ!!」ドビュルビュビュビュル 和「……!?」 和「ぷはっ……!ゲホッ!」 唯「はぁ……はぁ……」 律「和!出して柔らかくなった今がチャンスだぞ!」 紬「がんばって!」 和「うっ……」チラ 唯「うぅ……痛いよう……やだよう……」ポロポロ 和「……で、できないわ……」 律「和!?」 和「こんな痛そうな唯見れない!!」タタタ 律「い、行っちゃった……」 紬「じゃあ……」チラ 律「う……こ、この方法はやめておこう……」 紬「そうね……」 唯「痛いよう……歯形ついちゃったよ……」 律「他に方法は……」 紬「そうだわ、憂ちゃん呼んでみましょう」 律「そうだな、唯呼べるか?」 唯「うん……ちょっとまってて」 憂「お姉ちゃん呼んだ?」 律「はやっ!?」 紬「憂ちゃん、唯ちゃんのおちんぽを消す方法を考えていたんだけど……」 憂「……なんですって」 唯「おちんぽ消したいんだよ~」 憂「なんで!?そのままでいいじゃない!」 律「う、憂ちゃん?」 憂「嫌だよ!おちんぽがなくなったらお姉ちゃんとセックスできないじゃない!」 唯「憂……」 憂「私はもうお姉ちゃんのおちんぽミルクなしじゃ生きていけないの!」 憂「最近はしてくれないから……朝お姉ちゃんが起きる前にしてたんだよ……」 唯「そ、そうだったんだ」 律「なんてこった……」 紬「調教されきってるわね……」 憂「とにかく!私は協力しないからね!」 唯「憂……お願いだよ……」 憂「そ、そんな顔してもダメ!」 唯「じゃあ……明日1日だけ、ずっと憂としてあげるから!」 唯「それならいいでしょ……?」 憂「う……で、でも……」 律「憂ちゃん、唯のお願いきいてあげてくれないか?」 紬「お願い、憂ちゃん……」 憂「……わかりました、そのかわりお姉ちゃん、約束だよ……」 唯「うん!」 律「それじゃあ今日はこの辺にしとくか」 唯「うん、今日はみんなありがとう!」 翌日 憂「お姉ちゃん起きて!」 唯「う~ん……いま何時……?」 憂「朝の4時だよ」 唯「ふぇ……?なんでそんな時間に……」 憂「お姉ちゃんのおちんぽはもう今日1日しか味わえないんだから、今から日付変更ギリギリまで付き合ってまらうよ」 唯「うぅ……でも眠いよ……」 憂じゃあ眠気覚ましにまず……」 ※安価 「セルフぶっかけ」 憂「おいしょ、まずお姉ちゃんをマングリさせて……」 唯「……zzz」 憂「いっくよー」シュッシュッ 唯「うーん……んん……」 憂「それそれ」 唯「あ……あふ……」 憂「もうちょっとかなぁ」 唯「あ、あうう!」ドビュビュルルビシャア 唯「ぷはぁ!?」 憂「おはよう、お姉ちゃん♪」 唯「うーん……ひどいよ憂ぃ……」 憂「お姉ちゃんが起きないからだよ」 唯「それでも……ふわぁ……」 憂「さ、起きてお姉ちゃん!」 唯「もう、少しぃ……」 憂「もー!起きてー!」 唯「うーん……」 憂「ほら、ちゃんと付き合ってくれないと協力しないよ?」 唯「うん……わかってるー……」 憂「もう!こんなんだから寝てる間にされても気づかないんだよ」 唯「ごめんー……」 憂「ほら、まず顔洗おう?」 唯「うん……もうちょっとしたらね……」 憂「待ってたら乾いてカピカピになるよ?」 唯「……zzz」 憂「……よーし、こうなったら……」 ※安価 「挿入」 憂「ふふ、入れちゃうもんね……」 唯「……zzz」 憂「って、いつもと変わらないじゃない……」 憂「まぁいいか……んっ」ズブリ 唯「うーん……?」 憂「んっ……!あは……ほら、お姉ちゃん……!起き、て……!」 唯「はぁ……はぁ……」 憂「あん……!はぁ……!」 唯「うーん……ガバガバ……」 憂「……」ピクッ 憂「……なんですってー……」 唯「うぅ……ゆるいよぉ……」 4
https://w.atwiki.jp/ktzw4/pages/15.html
劇場 ログイン 最奥 お疲れさまです。今日もよろしくお願いします。 共通 自撮り どうも。 ふれあい プロデューサーさん。今日は弟の迎えがあるので、早めに上がらせてもらいます ひとりで行けるので大丈夫です。それより、自分の仕事をちゃんとしてください。 ふれあい この前、素敵な本を見つけたんです。お話も素敵なんですけど、挿絵が綺麗で。 弟に読んであげるって約束したんです。……意外ですか? ふれあい アイドルは仕事なんですから、みんなもっと真剣にとりくむべきです。 プロデューサーさんからも、ちゃんと指導してください。 ふれあい 私……運動神経は、特別よいほうじゃありません。 だからちゃんと練習して、一歩ずつ前に進むしかないんです。 待機 あの、プロデューサーさん。来週のスケジュールなんですけど。 少し、相談にのってほしくて……時間がある時でいいので、お願いします。 エントランス 掃除 掃除、してました。 ドレスアップルーム 飲み物 どうも。……お湯、つかいますか? 衣装(チョコリエールローゼ) プロデューサーさん、衣装の事で、お願いしたいことがあるんですけど。 衣装にポケットをつけたいんですけど、いいですか? …はい。大事なものを、入れておきたくて。 事務室 スマフォ(右の席) あんまり、ジロジロ見ないでください。 台本を読む ……素敵なお話ですね。 スマフォ よかった……あっ、何でもないです。 雑誌を読む(固有) プロデューサーさんも、もう少し…あ、こっちの話しです。 控え室 ジュースを飲む んっ。これ、おいしいですね。 サインを書く あ、お疲れさまです。 ◆トップへ戻る◆ レッスン レッスン成功 まぁ、悪くはないですね。 レッスン大成功 まぁまぁだと思います。けど、これで満足したわけじゃありませんから。 マスターレッスン成功 レッスンは嫌いじゃありません。汗を流したことは無駄にならないと思いますから マスターランクMAX 私の目標はトップアイドルです。この程度のことで気を抜いてもらったら困ります。 ◆トップへ戻る◆ お仕事 ・お仕事(通常) お仕事 今日の台本ですか?もう覚えたんで必要ないです。 今日のディレクターさん……仕事のできる人、って感じでしたね。 もっと笑顔でって……。私は生まれつき、こんな顔なんです。 少しでも、たくさん仕事をこなさないと……。 プロデューサーさんにフォローしてもらわなくても……ちゃんと出来ますからっ。 プロデューサーさん…モタモタしていると置いていきますよ? ・お仕事「インストアライブ 終了後」 +... ステージ裏 P ライブお疲れまさ、志保!どうしたんだ? 難しい顔して……。 志保 歌詞を……一ヶ所、間違えてしまいました。あんな初歩的なミスをするなんて……。 P でも、その後ちゃんとフォローできてたし。そんなに気にしなくても大丈夫だよ。 志保 いいえ。たとえ1回でも、本番でミスをしたことが問題なんです。 同じミスを繰り返さないように、練習しなくちゃ。プロデューサーさんも付き合ってください。 ノーマルコミュニケーション ・お仕事「書店でトークショー」 +... 書店 志保 まさか、あの先生にお仕事で会えるなんて……。夢にも思っていませんでした。 P 今日のトークショーの相手は、絵本作家さんだな。有名な人だけど、志保も知ってるのか? 志保 もちろんです。小さいころから大好きで……。正直、緊張しています。 すごい先生なんですから、プロデューサーさん絶対に、失礼のないようにしてくださいね。 P わかってる、気をつけるよ。ところで、絵本は読んできたのか? 志保 当然です。持っている本は、全部読み返してきました。 プロデューサーさん。まさか、先生の本を読んでいないなんてことは、ないですよね? P ええと……。 一冊だけ読んだ +... 不正解 P その……時間がなくて、一冊だけ……。 志保 一冊ですか? ……まあ、予想よりはマシですね。一冊も読んでこないと思ってたので。 わかりました。プロデューサーさんは、くれぐれも、先生の前で口を聞かないでください。 トークは、私の力で何とかしますので。……ほんと、頼りにならないんだから。 バッドコミュニケーション 俺の書いた絵本を読んでくれ! +... 正解 P それより、俺も絵本を書いてきたんだ!ぜひ読んで感想を聞かせてくれないか、志保! 志保 はぁ……。プロデューサーさん、ふざけてるんですか? もういいです。ああ、絵本は、仕事が終わってから読みます。 だって、せっかく描いたんでしょう?……絵本そのものに、罪はありませんから。 グッドコミュニケーション もちろん全部読んだ +... 正解 P もちろん、全部読んできたよ。トーク中に志保が困っても、答えられるようにな! 志保 全部……ですか? まぁ、プロデューサーですし。当然の仕事なのかもしれませんけど……。 ……トークショーまで、まだ時間があります。よかったら、感想を聞かせてもらえませんか。 その……先生とのトークに、役立つかもしれませんし……。 パーフェクトコミュニケーション ・お仕事「ゲーム番組のお仕事 収録前」 +... 劇場内 P 志保。今日、紹介するゲームだけど、説明書は読んだか? 志保 ええ。PVも確認しましたし……予習はしてきました。どこが面白いのかは、よくわかりませんでしたけど。 P そうか。じゃあ、試しに俺と対戦してみないか?やっぱりゲームは、実際にやってみないとな! 志保 プロデューサーさんとですか?まぁ、いいですけど……。 志保 You lose……これって、私の負け、ってことですよね……。 P 驚いたな! 志保、本当に、このゲーム初めてか?いやぁ、危うく負けるとこだっ……。 志保 もう1回、お願いできますか。……次は絶対、負けませんから。 ノーマルコミュニケーション ◆トップへ戻る◆ ライブ ライブ開始 練習の成果を見せます。 LIVE REPORT D まだまだですね……、頑張らなきゃ。 C B 次はもっと上を目指します。自分の実力以上のものが出せたと思います。ベストを尽くせました。ありがとうございます。 A S LIVE REPORT「SCORE」 C ふぅ……お疲れ様でした。 B A S で、できたっ! ……ごほん、自分では上出来じゃないかと思います。 LIVE REPORT「COMBO」 C まぁ、こんなものじゃないでしょうか。 B A S 結構頼りになるんですね。見直しました。 LIVE REPORT「CLEAR」 C 歌に込められた気持ちが、少し分かってきた気がします。 B A S プロデューサーさん、この歌が好きなんですか? ふ~ん……。 覚醒 ① もっと上手くこなさないと……! ② 問題点があれば言って下さい。 ③ 心配しないで下さい。私、ちゃんとやれますから。 ◆トップへ戻る◆ メール ・届いてますか? 届いてますか? 北沢志保です。プロデューサーさん、お疲れ様です。テストをかねて、メールを送ります。これからは簡単な連絡は、こちらでお願いします。いちいち顔を合わせてだと、タイミングが合わなかったりするし。時間もかかりますし、お互いのためにならないと思うので。それでは今日はこれで。失礼します。 ・次のお仕事について 次のお仕事について 志保です。今日、次のお仕事の台本をもらいました。セリフはもう頭に入っているんですけど、ちょっとわからないところがあって。自分なりに色々考えてみたんですけど、やっぱり、よくわかりません。恋をする女の子の気持ち、と言われても……。すみませんけど、意見を聞かせてもらえませんか?明日、劇場に台本を持っていきます。よろしくおねがいします。 ・ドラマ撮影について ドラマ撮影について 志保です。今度のドラマのお仕事なんですけど、監督さんから「背景と出番が同じシーンは、まとめて撮る」と言われました。そのほうが、効率がいいからだそうです。でも私は、お話の順番どおりに撮影したほうがいいんじゃないかと思いました。プロデューサーさんは、どう思いますか?一応、意見を聞かせてください。 ・返信「スケジュールの都合かな」 +... Re ドラマ撮影について >スケジュールの都合かな────────────────────スケジュール……そうですよね。私みたいに、すぐに出演できる新人ばかりじゃないですよね。間違ったことを言ったとは思いませんが、自分の意見を押し通すつもりはありません。今回のことは、勉強になりました。返信、ありがとうございました。 ・返信「予算の都合かな」 +... Re ドラマ撮影について >予算の都合かな────────────────────予算って……そういうものなんですか?確かに、新人の私を使うくらいですから、あんまり予算がないんだろうと思いますけど。だからって、もう少し言い方とか……いえ、何でもありません。ドラマ撮影にはそういうことが多い、というのはよくわかりました。参考になりました。 ・母に 母に 志保です。今日、家族で食事をしてた時、私のアイドル活動についての話が出ました。母に、プロデューサーさんはどんな人なのかと聞かれたので、ありのままを答えたつもりなんですけど、なぜか笑われてしまいました。その後も、色々聞かれたんですけど……個人情報だし、許可をもらってからにする、と答えておきました。娘を預けている人のことだからって、少し気にしすぎだと思うんですけど。プロデューサーさんは、どう思いますか? ・返信「こんな人だよ」 +... Re 母に >こんな人だよ────────────────────こんな人……変わった人、ってことですか?変わった人にプロデュースされてるなんて言ったら、なんだか余計に心配されそうじゃないですか?大丈夫かな……。あまり母を心配させたくないので、一般的な回答をしておくことにします。返信、ありがとうございました。 ・返信「個人情報はちょっと」 +... Re 母に >個人情報はちょっと────────────────────わかりました。個人情報なので、これ以上は秘密だと母に伝えておきます。でも、プロデューサーさんでも、秘密にしておきたいことなんてあるんですね。なんだか意外でした。とりあえず、ありがとうございました。それじゃ、失礼します。 ・お茶に誘われました。 お茶に誘われました。 志保です。今日は用事がなかったので、レッスンの後、未来と可奈とお茶にいってきました。そこでふたりに、アイドルについての話を聞きました。プライベートなこともあるので詳しくは書きませんけど、正直驚きました。ふたりとも、あんな考えを持っていたなんて……。本当はすぐに帰宅しようと思ってたんですが、たまには寄り道も悪くないですね。すみません、それだけです。なんとなくそのことを伝えたくなって、メールしました。それじゃ。 ・お疲れ様でした(イベント「Shooting Stars」) お疲れ様でした 北沢志保です。今回のイベントの準備中、色々と時間をとらせてしまって、すみませんでした。あと、ライブの準備、お疲れ様でした。それだけです。失礼します。 ◆トップへ戻る◆ ブログ ・公演を終えて。(イベント「Shooting Stars」) +... 公演を終えて。 北沢志保です。私達クレシェンドブルーのライブを見に来てくださって、浦東にありがとうございました。無事、公演を終えることができました。初めてのユニット活動で、戸惑うことも色々ありましたけど……結果は出せたかな、と思っています。来てくれたみなさんも、楽しめたらいいんですけど。次のライブでは、もっと楽しめるものにしてみせます。期待しててください。それでは、また。 衣装のこと(限定カード「秋色に染まる世界 北沢志保」) +... 衣装のこと 北沢志保です。今日、新しい衣装をもらいました。とてもステキな衣装なので、みなさんにも見てほしいと思って、ブログを書きました。……どうですか?私は、とても気に入っています。よかったら、次のステージに足と運んでみて下さい。衣装に負けないよう、頑張るつもりです。よろしくお願いします。 ◆トップへ戻る◆ その他 プロデューサーランクアップ 共通 おめでとうございます、プロデューサーさん。これからも頑張って下さい。 ◆トップへ戻る◆
https://w.atwiki.jp/nao0322/
メニュー トップページ? メニュー メニュー2
https://w.atwiki.jp/higabeam/pages/63.html
今年もよろしくお願いします 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/83452/pages/10980.html
平沢憂は、朝方、クーラーを作動させて間もないリビング、そこに繋がるダイニングキッチンで、冷水に手を晒して食器を洗っていた。 どんどんと体温が奪われているような気がして、憂は窓から外を見た。 外ではじーわ、じーわ、と蝉の声が響いている。 その声はコンクリートと金属に住家を侵されているようで、心なしか寂しそうに聞こえた。 「みーんみーん」 小声で蝉の声真似をしてみてから、彼女は後悔した。 壁が声を吸いきってしまった後で彼女に残ったのは、虚しさだけだったから。 体の境界線を侵食してしまいそうな、物質的な圧力を持った静寂を、電子音が揺らして霧散させた。 憂は顔を輝かせて、急いで濡れた手を拭き、受話器を取った。 受話器から能天気な声が聞こえてきた。 『あ、憂? なんか梓が遊んでくれないんだよね。私一人だけど、憂の家行ってもいいかな?』 憂はその友人と、その日遊ぶ約束をしていたわけでは特に無い。 けれど、息苦しい空気の不動を、彼女なら簡単に崩してくれる気がして、憂は顔を綻ばせた。 「うん、是非来て」 あーい、という間延びした友人の返事を聞いてから、憂は受話器を置いた。 またしばらく、部屋には無音が闊歩した。 けれど、憂は外から聞こえてくる蝉の声に合わせて、歌うように呟いた。 「じーわ、じーわ、みんみん、つくつくぼーし」 だって、彼女は少し騒がしいもの、きっと部屋は賑やかになるだろう。 彼女なら、彼女と一緒にいる私なら。 そんな他力本願な考えを持つ憂の体温を、クーラーは少しずつ奪っていた。 すっかり部屋が冷え切ってしまった頃、憂は皿洗いを終わらせた。 少し肌寒く感じたけれど、それでも外の蒸し暑さを思って、憂がクーラーを切りかねているところで、インターフォンが鳴った。 憂は、はっと顔を上げて、玄関へと駆けていった。 扉を開けると、思わず顔をしかめるほどの暑さと、元気な声が飛び込んできた。 「やっほー、憂。いや、暑いねえ、たまったもんじゃなく暑いよお」 憂が渡したタオルで額を拭きながら、癖毛の女の子、鈴木純はへらへらと笑った。 楽しそうに、人差し指を立てて言う。 開いた扉から入ってくる蝉の音も、彼女の闊達さを際立たせているような気がした。 「アレだねえ、やっぱ夏はこう、空が透き通ってて気持ちいいね、思わず走りたくなる」 「そうなんだ」 空なんてまともに見ていなかった自分のことを思い出して、憂は曖昧に笑った。 純がさっさとリビングの方へ歩いて行ったので、憂は純の靴を揃えた。 靴の中にも熱気がこもっていて、やはり外はずいぶん暑いのだろう、憂は少し躊躇ってから、玄関の扉を閉めた。 「寒っ!」 リビングから声が聞こえて、憂は慌てて振り返った。 純がリビングから顔をのぞかせて、不満げな、そして心配そうな声を上げる。 「憂、この部屋寒すぎるよ……風邪引いちゃうんじゃないの」 でも、と憂は眉尻を下げて笑った。 「クーラー切ると、暑いし」 純は眉をひそめて、リビングへ顔を引っ込めた。 憂は笑顔を崩さないままため息をついて、同じくリビングへと向かう。 リビングに入ると、純が窓際に寝転んでいるのが見えた。 「なにやってるの?」 「日向ぼっこ」 ふうん、と返事をして、憂は冷蔵庫から麦茶を取り出して、氷を入れたグラスにそれを注いだ。 すぐにグラスは白く曇る。 暑いところと、寒いところの壁、薄いガラス一枚のその壁を憂は確かにその手に感じていた。 「憂、憂のお姉さんは、今日はいないみたいだね?」 憂は相変わらず笑顔のまま、純のいる窓際まで歩いていき、正座をして床に盆をおいた。 盆にはストローが顔をのぞかせているグラスと、ただ、冷たい麦茶だけが入っているグラスが載っていた。 「うん、なんか今度の合宿の準備するんだって。梓ちゃんが新しく入部してくれたから、凄く楽しみにしてたよ」 へえ、と気のない返事をして、純は首だけ持ち上げてストローに口をつけて、麦茶を吸い込んだ。 憂は彼女が、姉がリビングのテーブルにおいていた漫画を読んでいるのに気づいた。 純は憂の目線に気づいて、へらっと笑った。 「この漫画も合宿シーンだよ。果たして、彼らはあの強豪男子高校エースの魔球を打ち破ることが出来るのだろうか――」 純は寝転んだまま、大げさに腕を天井に向けて、ゆらゆらと振った。 憂はその様子をじっと不思議そうに見つめていた。 外の熱気をまとったままの彼女の腕が、一生懸命に部屋の空気をかき回しているようだ。 「なあんて、あっついよね、憧れるよ、合宿」 そう言ってため息をつき、純は腕を下ろした。 その腕が床についたとき、彼女は小さく悲鳴を上げた。 「冷たっ」 憂はなんとなく、掌をフローリングに当ててみた。 冷たい、だろうか。正座をしているから足に広く接しているはずの床も、彼女には冷たく感じられない。 少しずつ、少しずつ、クーラーは彼女を冷やしていったのだ。 憂は少し寂寥を込めた目で、純を、そして窓の外を見た。 「ういー、ういー」 純が自分の名前を呼んでいるのが、ずっと遠くでのことに感じられた。 憂は目を細めて、外の光景を見つめた。 蝉はどこにいる? 人工物の中で、一生懸命に鳴き続ける蝉は。 蝉の声はずっと聞こえていた、けれど、蝉は見つからなかった。 「ういってば……もう」 純がごろごろと、起き上がること無く移動していく。 彼女が転がっていた床は、体温と日光とで少し暖かくなっていて、憂はほっとした。 自分の太ももは、掌は、まだ温かくて、憂はほっとした。 ここだ。ここにいた。 後ろで電子音が聞こえた。 クーラーが悔しそうに、最後に大きく息を吐いて、動きを止めた。 憂が振り向いてみると、安心したように大の字に床に寝そべる純の姿が見えた。 「ふう。やっぱこんなに寒いのは駄目だよ。風情が無いもんねえ」 憂は彼女の言葉を聞いて、また外を眺めた。 歩道の脇には木があった、建物には日が当たっていた。 蝉は見えないけれど、やはり声は聞こえている。 「ねえ、純ちゃん……外はさ」 憂は背後の友人に声をかけて、窓ガラスに手を当てた。 ひんやりと冷たかったけれど、その薄いガラス一枚の壁は、これから確実に熱を帯びてくる、 そして、この部屋の中も。 「外は、暑いねえ」 ならば、いらない。 必要のないときは、窓を開けよう。 憂は顔に当たる熱気を感じて、明るく笑った。 「そりゃあね」 純は不思議そうに、相変わらずだらしなく寝転んだまま首を起こしてみたけれど、 窓から無遠慮に、楽しげに入ってきた熱気が額に当たって、引きかけていた汗がまたうっすらと滲むのを感じ、自然と笑顔になった。 どちらから言ったかは、どちらも覚えていないけれど、確かに彼女たちはこう言った。 「外に出よう、暑いから!」 蝉の声が膨張した空気を軽やかに揺らしていた。 …… 「軽音楽部、また今年も合宿するのよ」 クーラーの効いた生徒会室で長い髪を暑苦しく思いながら、山中教諭は冷たい麦茶を飲んでいた。 どうしてこんなことを言ったのかは分からないけれど、言ってしまった以上、教諭は相手の返事を待った。 生徒会室にいるもう一人の人物、短髪の真鍋生徒会長は、反応に困ったように小さく笑った。 「そうですか」 そう言って、生徒会長はまた書類とにらめっこをし始めた。 主に夏季休業中の部活動についてだろう。 しばらくして、生徒会長は顔を上げて言った。 「ああ、そうだ。一応先生も付いて行ってくださいね。監督責任者がいないと何かと困りますから」 山中教諭はつまらなそうに頬をふくらませて真鍋生徒会長を見つめて、麦茶に視線を落とした。 生徒会長は教諭のやけに子どもじみた表情に驚き、気まずくなって、窓の外を見た。 ぎらぎらと太陽が照っている。 めらめらと地面は熱されている。 ゆらゆらと熱くなった空気が揺れている。 薄い窓ガラスと、一生懸命動くクーラーがその熱を完全に生徒会室から締め出しているのを確認して、生徒会長は微笑んだ。 彼女には蝉の声も聞こえていなかった。 聞いているのは、ただ、かつかつと鳴り響くシャープペンシルの音と、クーラーの立てる低い音だけだった。 「のーどーかーちゃあん」 それと、教諭の歌うようなきれいな声。 冷たい大理石のような、透き通った声。 少し気だるそうな、つまらなさそうな声だった。 「どうしました?」 「合宿で泊まる別荘の傍にはね、海もあるの」 そういえば、軽音楽部が泊まる、とある部員の別荘は随分と広いと幼馴染から聞いた。 きっと大きな冷房やら、風呂場やら、色んな物があるのだろう。 ちょっと、羨ましい。 生徒会長はくすりと笑った。 「羨ましいですね」 教諭は顔を輝かせて、身を乗り出して言った。 「でしょう! それでね、良かったら和ちゃんも来ましょうよ。水着、選んであげる」 生徒会長は苦笑して、首を振った。 教諭の表情が曇った。 「私はあまり泳ぐのは……それに、暑そうだから遠慮しておきます」 最後まで言い切らないうちに、教諭はぐい、と麦茶を一息に飲み干して、一つ大きく息を吐いてから、呟いた。 「つまんないの」 生徒会長は、あんなに一気に麦茶を飲んでしまって、胃が冷えすぎやしないか、そればっかりを気にしていた。 自分もやろうかしら、そんなことばかりを考えていた。 …… 二人の女の子が日の照り返す道路を元気に歩いていた。 柔らかい髪を縛って、ショートポニーにした女の子は、優しく笑って言った。 「暑いね……どこ行こうか?」 憂はコンクリートのヒビから草が顔を覗かせ、車のタイヤの叫び声の間に蝉の求愛の歌が聞こえているのに気づいて、嬉しくなった。 まだまだ外は暑い。 暑さに顔をしかめて――自分から提案しておいたくせに、だ――癖毛を二つに縛った女の子は、うーん、と唸った。 彼女は空を見上げた。空には道路もビルも、車も人ごみも何もなくて、彼女は楽しい気持ちになった。 空に浮かぶ雲のうち一つが、やけに丸っこい形をしていたから、彼女は思いつくままに言った。 「グラウンド……学校の。そんで、キャッチボールでもしようよ」 「じゃあ、グローブとボール持ってこないとね?」 純は思ったより乗り気の憂に驚き、一度家に帰る手間を考えて、猫背になりながら言った。 「面倒くさい……適当にソフト部の友達から借りようよお」 そんな純とは裏腹に、憂の声は不自然なほど明るく、大きかった。 「よっし、じゃあ急いでいこう! 楽しみだね?」 少し歩調を上げた憂についていきながら、純はため息を付いた。 あんまり暑くて、楽しい気持ちも訳が分からなくなってしまいそうだ。 額にうっすらと汗が浮かんできて、ちょっとばかり涼みたいとすら思った。 「うい、暑すぎるよう……」 早歩きで高校へ着き、自主練をしていたソフト部に頼み込んで、予備のグローブとボールを貸してもらった頃には、二人は汗で襟元を湿らせていた。 憂は相変わらずにこにこと笑った。 「よーし、じゃあ行くよ。胸元の高さに、こう、しゅっ、だね」 大げさに動作の確認をして見せて、憂は大きく腕を広げ、膝を曲げて体を沈めさせ、腰を回して球を放った。 乾いた音を立てて、ボールは純のグローブに収まった。 純は、わあ、と短く声を上げた。 「上手いね、やっぱ流石は憂だね」 グラウンドはやけに暑かった。 運動部の空気特有の熱気が残っているようで、純は少し気が引き締まるように感じた。 だから、子供っぽく飛び跳ねる憂を見て、純は顔をしかめた。 「えへへ、ソフト部入ればよかったかもね」 憂は大きく手を振って、純にボールを催促した。 純は手元のボールを見つめて、球を放った。 力の無い球はひょろひょろと放物線を描いて憂の元へ届いた。 「純ちゃん、真面目にやってよね」 憂が頬を膨らませた。 一直線にボールが純のもとへ戻ってくる。 あれ、と純は首をかしげた。 それでも、もう一度ボールを投げた。 えへい、と妙な声が出た。 「純ちゃん、変な声」 くすくすと憂が笑った。 憂はグラウンドから見える並木や、雑草や、鳥がみんな暑さに歓喜して踊っているように思った。 彼女はとても楽しかった。 「純ちゃん、私……」 だから、胃の中に残っている氷を、クーラーの置き土産を、とっとと溶かしてしまおうと思った。 ボールを放りながら、言った。 「私ってさ、大人っぽいかな?」 ボールは真っ直ぐに純の胸へと向かっていった。 純はボールを右手に持ち替えて、しばらく憂を見つめた。 気の抜けた動作でボールを投げて、言った。 「しっかりしてるよね」 憂は放物線上を旅してきたボールを、真っ直ぐに投げ返した。 「それは、大人っぽいってことなの?」 また、力のない軌道で純から憂へボールが放られる。 「そうなんじゃない。なんかよくわかんないけど」 真っ直ぐに憂から純へ。 「それはさ、なんでだろうね。私もみんなと同じ高校生なのにね」 ゆっくりと純から憂へ。 「そりゃあ、お姉さんがあんな感じだから」 そこでボールは一旦止った。 ぎゅっと強くボールを握りしめて、憂は精一杯笑った。 「じゃあさ」 戸惑いがちな、小さな声は、それでもしっかりと純へ届いた。 純は耳を澄ませた。蝉の声が聞こえた。 「今はお姉ちゃんいないから……最近は部活で忙しいみたいだから」 憂は大きく足を開いた。 しなやかに腕を振って、ボールを放る。 ボールは遠慮がちに、山なりに純へと向かっていった。 「ちょっとだけ、子供っぽくてもいいかな?」 純は腕を上へ伸ばして、少し的を外れたボールを捕って、憂を見た。 相変わらずにこにこと笑っていた。 時折、いたずらっぽい、子どもじみた表情が覗いた。 純は手元のボールを見つめて、あれ、と思い笑った。 なんだか、可愛いじゃない。 「どうぞ!」 純は嬉しさに、外気以上に内側から体が熱くなるのを感じて力いっぱいボールを投げた。 きっと、憂はこの話を私以外にはしていない。 私以外は憂のこの話を聞いていない それって、嬉しいな。 にやにやと笑いながら投げたボールは、憂を通り越して、蝉の声が、夏の日差しが、熱気が、雲が満ち溢れる空へと飛んでいった。 憂はそれをぼうっと見上げて、そしてそのまま後ろへ倒れこみそうになり、なんとか足で体を支えた。 後ろを向いて、純が暴投したボールを拾いに行こうとして、ちらと純のほうを見た。 「……ありがと」 戸惑いがちな、小さな声は、やはり純のもとへ届いた。 純が親指を立てて、走って近づいてきたから、憂は大きく声を張り上げて、笑って言った。 「ありがとう、純ちゃん!」 2
https://w.atwiki.jp/behkee/
動物は何でも飼える 赤ちゃんの頃から育てた熊は大きくなっても家の中で飼えるらしいです。 アメリカでは不運にも親に恵まれない小熊を育てている人がいるそうです。 スナップにはすでに大型犬よりも大きくなってしまった熊と一緒に暮らす男性が写っています。 一緒にプールに入っり、食事をしたり、ゲームをハイタッチしたりしています。 しかし、熊なのでいつ野生を思い出さないか心配です。 今我が家では、祖母はネコを飼いたいといい、母はコブタを飼いたいといっています。 私はウサギをちょっと飼ってみたいと思うこともありますが、当分動物は遠慮したなと思う記事でした。 http //www.noexcusessummitdvds.com/
https://w.atwiki.jp/haruka17/pages/1041.html
ケッコンカッコカリ(大鳳の場合) 【1944年6月18日マリアナ沖海域上空:偵察機彗星】 上飛曹(*1)「兵曹長!」 兵曹長(*2)「どうした?上飛曹!」 上飛曽 「雷跡です!雷跡が6本、大鳳に向かっています!」 兵曽長 「しまった!敵の潜水艦か!」 上飛曽 「大鳳!大鳳!こちら上空偵察機「彗星」!雷跡6本を発見!4時の方向距離7000!至急回避されたし!」 兵曽長 「くそっ!大鳳は気づいてないのか?!」 上飛曽 「大鳳!大鳳!聞こえますか!大鳳!応答してください!」 兵曹長 「このままでは2本の魚雷が大鳳に直撃してしまう・・・・・・。」 上飛曽 「兵曹長!大鳳から応答がありません!」 兵曹長 「すまん!」 上飛曽 「はっ?兵曹長。何を?」 ブーーーーーーーン!! 兵曹長 「沈めてはならんのだ。これ以上帝国海軍の空母を。」 上飛曽 「兵曹長・・・。」 兵曹長 「そして1500の兵を沈めてはならん。・・・上飛曹。すまない。」 上飛曽 「兵曹長!私も覚悟の上です!」 兵曹長 「そうか!ではいくぞ!!せめて魚雷1本だけでもこの機で止める!」 上飛曽 「はい!兵曹長!」 兵曹長 「大鳳!絶対に沈めるものか!」 ブーーーーーーーーン! バッシャーーーーン! 【大鳳司令塔】 副官 「右舷後方!水柱と爆発を確認!彗星が海に突っ込んだ模様!あっ!」 司令官(*3)「どうした?!」 副官 「雷跡です!4時の方向から雷跡5本!本艦に向かってきます!」 司令官 「いかん!取舵一杯!!至急回避!」 副官 「駄目です!1本だけ避けきれません!被弾します!」 ドッカーーーーン! 副官 「右舷前方に被弾!」 司令官 「直ちに被害状況を確認させろ!」 副官 「了解!」 副官 「魚雷被弾による被害状況確認。装甲の亀裂による浸水あり。艦首やや沈下。」 司令官 「航行可能か?」 副官 「左舷後方のバラスト注水により速力26ノットでの航行が可能です。」 司令官 「そのほかの被害状況は?」 副官 「艦載機格納用エレベーターが破損停止。航空燃料タンクに亀裂が生じています。」 司令官 「戦闘は続行可能か?」 副官 「続行できます。」 司令官 「さすがは不沈艦だな。しかし、雷跡に気づくのがもう少し遅れていたら回避が間に合わず右舷に直撃していたかもしれん。」 副官 「そうですね。」 司令官 「あの彗星が大鳳を守ってくれたのだな・・・・。」 【時は流れて、ここはタウイタウイ泊地】 提督 「大鳳。」 大鳳 「はい。ショートランド泊地の提督。」 提督 「これを。これを受け取ってもらえないか?////」 大鳳 「提督、これは?」 提督 「いや、これは大鳳のリミッターを外すための小道具っていうか。大したものではないのだが。まあその見てみてくれ。」 大鳳 「ふふ。提督。私、これが何かわかりますよ。」 提督 「そうか。じゃあ是非受け取ってください。」 大鳳 「・・・・提督・・・・。私、夢を見るんです。」 提督 「夢。」 大鳳 「ええ。私が艦娘に生まれ変わる前の夢。」 提督 「生まれ変わる前の夢?」 大鳳 「そう。私が艦娘に生まれ変わる前のずっと昔の夢・・・・・。」 提督 「・・・・・・・・・・・。」 大鳳 「その夢では、小さな島国と大きな国が大きな海を挟んで戦争をしているの。」 〃 「私は、その小さな島国の船だった。」 提督 「船だって?!」 大鳳 「そう。とっても大きな船。飛行機を載せる空母だったの。」 〃 「私ね。艦載機を一杯載せていたの。ゼロ戦とか彗星とかいう飛行機。」 〃 「パイロットも一杯乗せていた。」 〃 「中でもね。ちょっと気になる人たちがいたの。」 提督 「気になる人たち?」 大鳳 「二人。彗星のパイロットだった。」 〃 「上官と部下だったみたいだけど、とても気が合ってるみたいだった。」 〃 「おかしいのよ。あの二人。出撃がないときなんか飛行甲板で二人でベースボールやってるの。」 〃 「戦争中なのに。緊張感がない。ふふふ。上官に叱られてた。」 〃 「そしてあの日が来た・・・・。」 提督 「あの日?」 大鳳 「そう、あの日・・・・・・。」 大鳳 「・・・・・・・・ねえ提督。」 提督 「ん?」 大鳳 「私、もしもう一度生まれ変われるのなら、平和な世界で高校生になりたい。」 提督 「高校生だって?」 大鳳 「それでね。放課後に校庭でベースボールするんです。三人で。」 提督 「三人で?三角ベースでもするつもりかい?」 大鳳 「ええ。楽しいだろうな。」 提督 「生まれ変わらなくても、いつかこの世界も平和になるよ。」 大鳳 「そうだといいんだけど・・・・・・・・・・・。」 〃 「提督・・・・ごめんなさい。この指輪、もらえないです。」 提督 「・・・・・・・・・・・・。」 大鳳 「私、心に決めた人がいるんです。」 提督 「・・・・・・そうなのか・・・・・・。」 大鳳 「それも二人。」 提督 「え?二人も?」 大鳳 「ええ、二人。」 提督 「そっか。残念だけど仕方がないな。二人も先約があるんなら。」 大鳳 「ごめんなさい。」 提督 「いいんだよ。逆にすまなかったな。こんなことしちゃって。」 大鳳 「いいえ。ありがとうございます。うれしかったです。」 提督 「はははは。今日のことは忘れてくれ。頼むよ。」 大鳳 「いいえ。忘れないです。提督は、私にとってとっても大切な提督です。」 提督 「はははは。許してくれよ。頼むよ。」 大鳳 「ご命令なら提督のこと綺麗さっぱり忘れますけど?」 提督 「はははは。こりゃ参ったな。ははははは。」 「あの彗星のこと?そうね。忘れたことはないわ。」 (2015.11.23up byはるか♪) 天山「解せぬ」(ロンシャン(作者)談)
https://w.atwiki.jp/ryuseinorockman/pages/102.html
ただいま、Wikiのメンテナンスのため、一時閉鎖します。 ご理解の上、ご了承ください流星
https://w.atwiki.jp/83452/pages/2159.html
梓「こんにちはー」 律「おお梓、ちょうどよかった、ちょっとこっちきてくれよ」 梓「はぁ・・・どうかしたんですかって唯先輩!」 唯「あずにゃんあったかいよぉ~、あずにゃ~ん」 澪「おい唯、それじゃ梓に抱きつくために呼び寄せたみたいだろ・・・」 紬「あらあら」 唯「ごめんごめん、あずにゃん見るとつい抱きしめたくなるんだもん」 梓「大丈夫です澪先輩。それより何か話があるんですよね?」 律「うん、最近えらい寒くなってきただろ?だから泊まりで温泉行こうって話しててさ」 梓「温泉旅行ですか、いいですね。でも今の時期じゃ予約は厳しいんじゃないですか?」 梓「それに予約とれたとしても旅館代もお高いんじゃ・・・」 律「そこはな、ムギ?」 紬「ええ、うちの系列で経営している温泉宿を使うから大丈夫よ」 梓「さすがというかなんというか・・・」 澪「いつもほんと悪いな、ムギ」 唯「ありがと~、ムギちゃん」 紬「うふふ、いいのよ気にしないで」 紬「あ、せっかくの旅行だもの憂ちゃんと和ちゃんも一緒にいかがかしら」 唯「え?憂と和ちゃんもいいの!?」 紬「ええ、人数が多い方がきっと楽しいわ」 唯「やったぁ~、ムギちゃん大好き!チューしてあげる」 澪「おいおい嬉しいのはわかるけど自重しろ」 とうじつ! 憂「お姉ちゃんそろそろ起きて、和さんももう来てるよ」 和「ちょっと唯、早く起きなさい、私達まで集合に遅れさせる気?」 唯「ん~・・・あ~二人ともおあよ~」 和「あいさつはいいからほら、早く支度しなさい」 唯「あい~わかりましたです和隊長」 憂「すいません和さん、お待たせしてしまって」 和「いいのよ、こうなることは予想していたし」 憂「あ、コーヒーでもいかがですか?お姉ちゃんの支度が終わるまで少しかかりそうですし」 和「ええ、いただこうかしら」 憂「どうぞ。お砂糖とミルクはどうしますか?」 和「それは自分でやるわ、ありがとう。」 和「それにしても私達まで軽音部の旅行に呼ばれるとは思わなかったわ」 憂「今回は合宿ってわけじゃないみたいですからね」 和「それに泊まりなのに旅館代はタダってどういうことなのかしら」 憂「そ・・・そうですね(たぶん紬さんのおかげなんだろうけど言わないでおこう)」 和「ところで、軽音部ってことは憂ちゃんの友達の子も来るのよね?」 憂「梓ちゃんですか?来ますけど・・・どうかしました?」 和「あ、いや、ほら、今までほとんど話す機会がなかったじゃない?」 憂「あんまり接点ないですもんね。学年も違いますし」 和「ええ、だから今回の旅行をきっかけに話せるようになっておこうかなって思って」 憂「そうなんですか。梓ちゃんとってもいい子ですよ」 唯「二人ともおまたせ~、準備できたよ~」 和それじゃあ行きましょうか、温泉旅行楽しんできましょう」 憂「はい。楽しい思い出になるといいですね」 …… 唯「お~いみんな~」 律「おーっす唯、今回は遅れないで来たな」 唯「当然だよ~、みんなに迷惑かけられないもん」 和「よく言うわ、私達がいなければ寝坊してたでしょ」 唯「そ、そんなことないよぉ。一人でも起きられたもん」 律「まだまだ唯はおこちゃまだな」 唯「律っちゃんひどいよぉ~」 憂「梓ちゃんおはよう」 梓「おはよ、憂とは泊りがけで出かけるのは初めてだね」 憂「そうだね。ほんと言うと昨日は楽しみでちょっと寝付けなかったよ」 梓「あはは、憂でもそういうとこあるんだ」 梓「あ、ねえ憂はあの生徒会の人と知り合いなの?」 憂「和さんの事?うん、お姉ちゃんの幼馴染の人だから昔から知ってるよ」 梓「そうなんだ。話したことないからちょっと緊張しちゃうな」 憂「大丈夫だよ。とってもいい人だから」 澪「おはよう和、朝から唯のフォローで大変だな」 和「おはよう。昔からこの調子だからね。もう慣れてるわ」 和「それより今日はお招きありがとう」 澪「お礼を言われるほどでもないさ。むしろ和が来てくれてよかったよ」 澪(私一人じゃこのメンツを引っ張っていくの大変だし・・・) 和「あ、中野さんはもう来てる?」 澪「来てるよ。ほら、あそこで憂ちゃんと一緒にいる」 和「ちょっとあいさつしてくるわ」 和「えーっと・・・中野さんだったかしら」 梓「えっ、はっ、はいっ」 和「いつもとメンバーが違って迷惑かもしれないけど今日はよろしくね」 梓「ぜ、全然迷惑なんてことないですっ!こちらこそよろしくです!」 和「一応自己紹介しておくわね。私は真鍋和。和って呼んでくれていいわ」 梓「な、中野梓です。私も梓って呼んでください」 和「そう。じゃあ梓ちゃんまた後でね」 梓(何か・・・かっこいいかも) 憂「ね?感じのいい人でしょ?」 梓「あ、うん、そだね・・・」 紬「それじゃあ皆そろったしそろそろ行きましょう」 さわ子「そうよ、早く行かなきゃ電車に乗り遅れるわよ」 律「ってさわちゃん来てんのかよ」 さわ子「あったりまえでしょ?タダで温泉行けるなんてめったにないんだから」 澪「まあいつものことだしな。どうせ呼ばないでも来るだろうし」 唯「なのであえて呼びませんでした」 和「なんていうか・・・この軽音部にしてこの顧問ありって感じね」 … 唯「とうちゃく~。うわ~すごい旅館だね」 澪「趣があるっていう感じだな」 律「それにしてもえらい山奥まできたな、周りが森しかないし」 和「まさに陸の孤島ね」 憂「先生起きてください、着きましたよ」 さわ子「うーん・・・私もうバスの中で寝てるからほっといて」 梓「何しにここまできたんですか。仕方ない、憂そっち担いで」 紬「二人とも大丈夫よ。私が背負っていくわ」 紬「よいしょっと・・・さあ中に入りましょう」 紬「こんにちはー」 「「「「「紬お嬢様、ご友人の皆様方、ようこそお越し下さいました!!」」」」」 和(軽く二、三十人くらいはいるわね) 律「おいおいすげ~な、こういう出迎えってマンガの世界だけだと思ってたよ」ヒソヒソ 澪「ムギがお嬢様だって再確認させられるな」ヒソヒソ 唯「・・・」 憂「お姉ちゃんどうしたの?いまのでびっくりしちゃった?」 唯「あいす食べたい・・・」 梓「この状況で・・・どれだけマイペースなんですか・・・」 紬「ここが今日泊まる部屋よ」 律「おー、すっげー広いな。走りまわれるぞこれ。よし零戦部隊出撃!ブーン」 唯「わたしもしゅつげき!ぶ~ん」 澪「おいおい、お前らいきなり暴れるな。他のお客さんに迷惑だろ」 紬「大丈夫よ、今日は貸切にしてあるから。私達以外誰もいないわ」 梓(さすが紬先輩、やることのスケールが違う) 和「畳の匂いが心地いいわ。それに窓からの眺めが最高ね」 憂「そうですね。ふもとの町が一望できますし。山と空もきれいです」 憂「ところで・・・紬さん」 紬「なあに?」 憂「ずっと先生背負いっぱなしですけど大丈夫ですか?」 紬「あら?すっかり忘れていたわ。とりあえずここに寝かせてっと・・・」 律「むぎすげぇ」 律「よーし、こういう旅館にきたらまずやることがあるよなー?澪ちゃん」 澪「何だよ?」 律「ふふふー、よし梓、その掛け軸の裏にお札が貼ってないか見てくれ」 澪「!!」 梓「えー、嫌ですよ自分で見たらどうですか?」 律「何だよー先輩に逆らうのかぁ?あ、もしかしてびびってるんですかにゃー?」 梓「そんなことないです!やってやるです!」 澪「いいよぉーそんなことしなくてぇー」 梓(澪先輩泣き出しそう・・・) 梓(ここはちゃちゃっと見て安心させてあげよう・・・どうせあるはずないし) 梓(・・・) 梓(嘘・・・なにこれ・・・本当に貼ってある) 梓(でもこのことを言ったら澪先輩が・・・) 律「どうだ梓、貼ってあるか?」 梓「貼ってあるわけないじゃないですか。そんなこといって澪先輩を怖がらせないで下さい」 律「なんだつまんないの。だってさ澪ちゃん、よかったね」 澪「よかったぁー・・・ほんとにそういうのやめろよな」 唯「澪ちゃんだいじょぶだよ、おばけなんていないよ」 唯「でもいたとしたら友達になりたいな~、一緒に空とかとべそう」 律「まったく、澪も少しは唯のお気楽さを見習えよ」 澪「うっさい!律のバカッ」 梓「・・・」 和「・・・」 和「ちょっと喉渇いたわ。自販機で飲み物買ってくるけど皆も何か飲む?」 律「んじゃコーラ」 澪「温かいミルクティーがいいな」 憂「私も澪さんと同じのでお願いします」 紬「はちみつレモンをお願いできるかしら」 唯「あいす!」 和「はいはいアイスコーンポタージュね」 唯「嘘ですごめんなさい。じゃあねぇ・・・ぐんぐんグルト!」 和「先生には無難なところでお茶でいいかしら」 和「梓ちゃんは?」 梓「あ・・・私はいいです・・・」 和「気をつかわなくていいわよ?それとも遠慮してるの?」 梓「いえ・・・本当に」 和「いいからいいから、それじゃ一緒に行きましょう」 和「それで好きなのを選ぶといいわ、おごってあげる」 梓「えっえっ・・・あの」 律「私たちもおごりじゃないいのかよー」 唯「和ちゃんのけち~」 和「ケチで結構よ、それじゃ言ってくるわ」 梓「あの・・・本当に私は・・・」 和「さっきの・・・お札が貼ってあったんでしょう?」 梓「・・・!」 梓「・・・はい。気づいてたんですか?」 和「ええ、その直後から少し顔色が悪いもの」 和「澪に気を使って言わなかったのね?」 梓「それもありますし、せっかくの雰囲気が悪くなると思って・・・」 和「怖い?」 梓「正直、怖いです。あんなものが本当にあると思ってませんでしたから」 和「それを自分ひとりで抱え込もうとしたのね」 梓「私一人に留めておけば皆さんは楽しくすごせますから」 和「あなたは優しい子なのね」 梓「優しいだなんて・・・って和先輩・・・?」 和「唯もこうして抱きついてくるでしょ」 和「体・・・少し震えてるわね」 和「こうされていると安心するでしょ?」 梓「あ・・・はい」 和「あなた一人で抱え込まなくていいのよ。何かあったら私に言って・・・ね?」 梓「・・・はい、ありがとうございます、和先輩」 梓(何でだろう・・・唯先輩のときと違って、ちょっと・・・ドキドキする) 和「ただいま、買ってきたわよ」 さわ子「遅いっ!喉渇いて死にそうよ」 和「先生起きてたんですか?ていうか五分もかかってないはずですけど」 さわ子「細かいことはいいのよ。さあその手に持っているものを渡してもらいましょうか」 律「ダメだ和、それを渡したら人類の未来が終わってしまう」 唯「わたし達はもうだめ・・・和ちゃんが最後の希望なんだよ」 さわ子「ころしてでもうばいとる」 和「殺されるくらいならはいどうぞ」 憂「そんなにあっさりと!?」 さわ子「ゴクゴク・・・フフフ、体中から力が沸いてくるわぁ」 律「何てことだ・・・最後の希望である和までがやられた」 律「人類はおしまいだ・・・こうなったら唯、世界の終わりまで一緒にいてくれるか?」 唯「うん、最後の最後まで一緒だよ、りっちゃん」 澪「お前らはよくそんなことを即興で思いつくな」 紬「うふふ、それじゃあ落ち着いたところで温泉に入りに行きましょう」 梓「やっぱり浴衣に着替えていった方がいいですかね?」 律「あたぼうよ、それが温泉のルールってぇなもんだ」 唯「りっちゃん男前~」 憂「浴衣はこのクローゼットの中ですかね?」 紬「ええ、人数分あるはずよ」 和「それじゃ配るわ。はい唯、律、澪・・・」 さわ子「澪ちゃん、着替えさせてあげましょうか」 澪「結構ですっ!」 唯「おんせん!」 澪「露天風呂か、やっぱり温泉はこうでなくちゃな」 梓「寒いです、早く温泉につかりましょう」 律「ダメ!ダメダメダメ!まずは体を洗ってから!」 梓「なんでそんな強否定なんですか」 律「今日の私は江戸っ子ですから。温泉のルールは破らせねぇ」 澪「意味がわからないけど確かにその通りだな。とりあえず体洗うか」 憂「お姉ちゃん背中流してあげるよ」 唯「ありがと~うい~。ねえ、和ちゃんもおいでよ~」 唯「ちっちゃいときみたいに三人で洗いっこしよ?」 和「いや、私は遠慮しておくわ」 唯「え~なんでぇ~、し~よ~う~よ~」 和「ハァ、わかったわよ」 唯「やった~。えへへ~、じゃあお客さんこちらへど~ぞ~」 律「澪、こっちも負けてらんないぞ、私たちもやろう」 澪「ええー、いいよ恥ずかしい」 律「あいつらだってやってんだからいいじゃんか」 澪「それに律変なことしそうだし・・・」 律「問答無用、ほらいくぞ!」 澪「お、おい律!腕を引っ張るな!」 唯「ふふ~、甘いなりっちゃん。わが軍は三人そっちは二人」 唯「こっちのほうが圧倒的に有利なんだよ」 律「こしゃくなー、よし、ムギ、梓、こっちに来るんだ!」 唯「なっ、卑怯だよりっちゃん」 律「ここは戦場だ・・・勝つためには手段を選べないのさ」 唯「ならこっちだって!さわちゃん先生、援軍おねがいします!」 さわ子「オッケー!さあ、覚悟なさい」 律「りょ、りょ・・・呂布だあっー!」 澪「このノリにはついていけないな」 梓「はい・・・」 紬「ほらほらけんかはやめて」 紬「そうだ、この際みんなで洗いっこすればいいんじゃないかしら」 唯「それ楽しそう~、そうしよう」 律「よーし、そうと決まったらみんな一列に並べー!」 梓(和先輩の隣がいいな・・・) さわ子(澪ちゃんの隣になってさりげなくさわさわしてあげるわ) 座り順 憂→唯→和→梓→紬→律→澪→さわ子 憂(お姉ちゃんの体、しっかり洗ってあげなくちゃ) 唯「そっとそっとそばにいま~すそよ風の~ように♪」 和(小さくてかわいい背中ね) 梓(何か嬉しいような、恥ずかしいような) 紬(こんな経験ができるなんて、本当に軽音部に入ってよかった) 律「おおっとー手がすべってしまったぁ」 澪「さりげなく胸を触ろうとするな!」 さわ子「それじゃあ皆、そろそろ逆になりましょうか」 2