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930 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 00 24 23.87 ID MKZOWtyjo 秋・清澄高校―― ~教室~ ガラッ! モブA「きょ、京太郎! 京太郎はいるか!?」 京太郎「あいよー。血相変えてどうした?」 モブA「大変なんだよ!」 京太郎「だから何が?」 モブA「……校門で見慣れない制服の美少女がお前のことを探してる」 京太郎「大変だああああああああああああああああああああああああああああああ!!?」 モブA「お、俺は夢を見てるんだよな……? 女子が京太郎を訪ねてくるなんてありえないもんな……?」 京太郎「くっ、失礼過ぎるけど確かに俺自身まったく心当たりがねえ!」 モブA「じゃあやっぱり夢なのか!?」 京太郎「いや現実だけどな。とりあえず行ってみるわ」 タッタッタッ... 京太郎「(それにしても……見慣れない制服の美少女って、いったい誰だ……?)」 932 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 00 34 35.16 ID MKZOWtyjo ~校庭~ /´〉,、 | ̄|rヘ l、 ̄ ̄了〈_ノ _/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /) 二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/ /__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉 '´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く// `ー-、__,| '' / \ ,.' \ / \ / . . . . . . . . ', . ` .、. / ヽ ヽ 、 Χ 、 . !¨ヽ 、 ヽ / \、 . /`ΧV ', 「 } . . . . \\. . / ヽ/ヽ代J}ヽN !) / . . . . . ヽ / ; イ ハ \__ `' V ! 「 ! ! ヽ ヽ }ヽ} // |/ .V 〉 ` リ .| /! ハ } ハ } \! ヽ. / | V ト、 ,_ァ / ´ ̄¨| √} 厂 }!、 j V / `i r- 、 j . . !/`、| / >、. V j! } 「! l / /\ `>、 j ハ l l ヽ ... ≧x /y ! 〉、 > 7/ /=l ,_... / } /´ V / 〃 { /=≦ム //' ∨ _ ,小 `ー―.v´ >'"¨∨/ x ´ / ハ Lヘ´ 'i / / / , , ,. / ;イ / く ` , , l / | / }` } ! | / l / / . . l l l / l / / . , ! N / ,7 ..... . j | 〃 ,’ { 京太郎「ファッ!?」 938 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 00 50 15.47 ID MKZOWtyjo 照「ねぇ。須賀京太郎って生徒を知らない?」 モブB「ひっ!? し、知りませんごめんなさい!!」ドヒューン 照「ねぇ。須賀京太郎って生徒を――」 モブC「ごめんなさい急いでますんで許してください!!」ドヒューン 照「ねぇ。須賀――」 ザワザワ ナニアレコワーイ センセイヨブ? 京太郎「………………」 ツカツカツカ... 京太郎「あのー……」 照「何?」 京太郎「いや、あなたこそ何を……」 照「人を探している。須賀京太郎って生徒を知らない?」 京太郎「俺です」 照「え?」 京太郎「ですから、俺がお探しの須賀京太郎で間違いありません」 940 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 01 15 57.73 ID MKZOWtyjo 照「キミが……?」ジロジロ 京太郎「はい。……あの、俺の顔に何かついてます?」 照「あ、ごめんなさい。私は――」 京太郎「咲のお姉さんですよね」 照「……前にどこかで会った?」 京太郎「いや初対面でも分かりますって」 照「どうして?」 京太郎「そりゃあ、宮永照といえばインターハイチャンピオンとして有名ですから」 照「違う」 京太郎「へ?」 照「元、チャンピオン」 京太郎「あー……そうでしたね。すいません」ペコ 照「別に謝ることじゃない」 941 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 02 01 16.75 ID MKZOWtyjo 京太郎「それで今日はどうして清澄に? 現チャンピオンに会いに来たとか?」 照「ううん、咲とは家で会えるから」 京太郎「え、実家に帰ってきてるんですか?」 照「昨日から。一週間したらまた東京に戻るけど」 京太郎「そっか。じゃあ咲のやつ、すげー喜んだでしょう?」 照「うん。すごく……すごく喜ばれた」 京太郎「やっぱり。あいつ、お姉さんとやっと仲直り出来たって本当に嬉しそうにしてましたから」 照「だから」 京太郎「はい?」 照「だからキミに会いにきた」 京太郎「………………はい?」 943 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 02 25 57.17 ID MKZOWtyjo 照「どうかした?」 京太郎「えっと、ごめんなさい。仰ってる意味がよく分かりません」 照「……? どの辺りが?」 京太郎「今の流れからお姉さんが俺に会いに来る理由が」 照「だって、キミには咲が色々迷惑をかけてるみたいだから」 京太郎「迷惑だなんて、そんなこと………………なくはないですけど……」 照「だからお礼が言いたかった。ありがとう、咲がお世話になってます」ペッコリン 京太郎「こ、こちらこそ。咲には色々お世話に……お世話、に……?」 照「ふぅ……こういうの、なんかお姉ちゃんっぽくていいかもしれない」 京太郎「自分で言いますかそれ」 944 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 02 54 18.28 ID MKZOWtyjo 京太郎「ところで、俺これから部活に出るんですけど、お姉さんも一緒に来ます?」 照「私も……?」 京太郎「ええ。咲とは家で会えるって言ってましたけど、部活してる姿とか新鮮なんじゃないかなーって」 照「確かに見たことはない……けど、本当にいいの?」 京太郎「もちろん」ニコッ 照「ん……じゃあお邪魔しようかな」 京太郎「決まりっすね、早速行きましょう!」 照「」コクリ ←ブラジル|旧校舎→ 【校 門】 照京 ←ブラジル|旧校舎→ 照 京 【校 門】 京太郎「 待 て 」 949 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 03 18 57.46 ID MKZOWtyjo 照「?」 京太郎「……あの……つかぬ事をお伺いしますが……」 照「うん」 京太郎「………………方向音痴ですか?」 照「違う」 京太郎「即答!?」 照「私は方向音痴ではありません」 京太郎「なんですかその原稿を棒読みしたような言い方」 照「私が自分なりに編み出した処世術」 京太郎「常習犯じゃないですか」 照「でもこれで状況が好転した試しがない」 京太郎「でしょうね……とにかくこっち、こっちです」カムカム 照「分かった」コクリ ←ブラジル|旧校舎→ 照 京 【校 門】 ←ブラジル|旧校舎→ 京 【校 門】 照 京太郎「 お い 」 950 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 03 35 30.00 ID MKZOWtyjo 照「?」 京太郎「二度目は許されませんよそのキョトン顔! なんでまた校門くぐるんですか!?」 照「……」 京太郎「……」 照「私は方向音痴ではありません」 京太郎「アドリブ効かねえええええ!! そりゃトラブルも回避出来ねーわ!!」 照「あまり怒鳴らないで欲しい……」 京太郎「あ、すいません」 照「……清澄にも朝には着いてる予定だった」ボソッ 京太郎「放課後になってやっと辿り着いたってことですか!?」 照「そういうことになる」 京太郎「おお、もう……あの、差し出がましいことかもしれませんけど」 照「何?」 京太郎「よければ部室まで俺が手を引いて行きましょうか?」 照「え」 951 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 04 02 39.02 ID MKZOWtyjo 京太郎「ダメですかね。正直このままだと今日中に部室に着ける気がしないんですけど」 照「けど、年下にそんなことをしてもらうのは……」 京太郎「あー……じゃあ、俺がお姉さんをエスコートさせてもらうってことでどうでしょう?」 照「エスコート?」 京太郎「はい。久しぶりの長野は何かと勝手が違うんじゃないですか? だから、土地勘のある俺が責任を持って案内します。ね?」 照「……そういうことなら」スッ 京太郎「ええ、そういうことなんで――」スッ _,. -――------- 、_ . ´  ̄`) , '"´ ̄` 、 . ´ _,. -- 、_,.二∠ -‐ '´ ` 、 ⌒ヽ' ´  ̄ ̄` ー-<´ r―- 、 __ ノ/ 丶、 ', ` ー-=ニゝー  ̄ ̄ ̄ ´ \ ', ` ¬=‐ 、_ l ` ¬ - 、 _ _,/  ̄`ヽ、 | ` ̄ ̄ ̄_ノ ` ー-、 丶----- | 、_ -―一ァ'´ ̄ ̄ 丶..,,_ _ | _ _,. -‐ '"´  ̄ ̄´ \ |―- _ _,. -‐ '´ |\ 0 /  ̄ | ノ\0 / ‘く 「――お手をどうぞ、お姫様?」 952 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 04 14 48.20 ID MKZOWtyjo 京太郎「これで迷いようがありませんね」ギュッ 照「うん。ありがとう京ちゃん」ギュッ 京太郎「えっ!?」 照「えっ?」 京太郎「いや、あの、今、京ちゃんって……?」 照「あ……ごめん。咲がいつも京ちゃん京ちゃんって言ってるから、私もつい京ちゃんのこと京ちゃんって……あ、また」 京太郎「あはは……」 照「……でも、キミさえ良ければ私もそう呼びたい」 京太郎「え」 照「だめ?」ジッ 京太郎「う……べ、別に断る理由はありませんけども……」 照「良かった。じゃあ呼ばせてもらうね、京ちゃん」ニコ 京太郎「っ――!」ドキッ 照「京ちゃん?」 京太郎「あ、いえ、その……ナンデモナイデス」 照「? ならいいけど」 京太郎「(いきなり微笑むのは反則だろ……)」 954 名前:某月某日(EX)[saga] 投稿日:2013/07/03(水) 04 48 07.54 ID MKZOWtyjo 京太郎「さ、さぁーて! 気を取り直して行きましょうかお姉さん!」 照「待って」 京太郎「……今度はなんすか」 照「名前で呼んで」 京太郎「はい?」 照「私だけ好きに呼ぶのも悪いし、『お姉さん』は他人行儀が過ぎる。京ちゃんも名前で呼んで」 京太郎「………………と、年上ですし」 照「……」ギュルルルルルルルルルルルルル 京太郎「て、照さん! これでいいですか照さん!?」 照「……」シュオオオオオン... 京太郎「た、助かった……」 _,〉 / /´ \ /\ 〃 丶.._ /^\. \ /  ̄ ̄`丶、 / \ / ヽヘ \ / \ / ヽ、 >'"´ )_/ ', \/ / ', ', / ', ', / / ', ', _/ | ', ヽ ̄ ,' 、 ヽ ヽ / / \ __ ー-、 \ \/ / ノ 、\ \ 丶、 / / 〈__,/{ `T¨´ ̄`)-‐-、 `/ / ', |、_,>'´ / ̄/ / V 丶-' 丶-‐ '´ {_(/ 照「じゃあ、連れて行って。京ちゃん」 京太郎「……仰せのままに。照さん」 【TO BE CONTINUED...?】
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実存主義(哲学)は、おもに人間の実存(実際の存在。実在)についての哲学。それまでの哲学は神や真理などについて議論されていたが、焦点を人間の存在に当てた。 第一次世界大戦後から第二次世界大戦後にかけて、ヨーロッパを中心に世界中で流行した。 実存とは 語源はex-sistere(続けて外に立つ、という意味)。 サルトルによれば「実存は本質に先立つ」という。人間が本やナイフなどを作る場合、その使い方や目的があって作られる。つまりその本とはなにか、ナイフとはなにか、というイデア(本質)が先にあって作られるのであり、本質から実存へと移る。 しかし人間の場合は、あらかじめ決まった目的がない。だから人の本質とは、その人が生まれた後に培っていくものである。 人物 最初期の実存主義者としては、キルケゴールとニーチェが挙げられる。他の実存主義者には、ハイデガー、サルトル、バルト、ティリッヒ、ブルトマン、メルロー・ポンティなど。それ以前のパスカルも実存主義と見なされる場合がある。 アルトゥール・ショーペンハウアー ニーチェ 参考 EXISTENTIALISM 実存主義 - Wikipedia 実存主義 - coliwiki
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あらすじ ストーリーが大変長いため、折りたたみ表示をしています。[+]ボタンを押して展開して読んでください。 イベント「村長からの依頼」 +... 村をうろついていると村人から「村長が呼んでいる」と連絡を受ける。 村長の家に入り、村長に話しかけると村長から次の話を受ける。 「最近モンスターが強くなってきて、数もずっと増えた。 農作業もやりにくくなったし、どうしたものかと思っていたら、 村と町をつなぐ洞窟にモンスターが住み着いたらしい。 腕に自信のある男達が洞窟に入ったが、みな逃げ帰ってきた。 まだ子供だからお願いしづらかったのだが、こうなっては村一番の使い手のお前に頼むより他ない。 どうかモンスターを倒してくれ。」 カスケードはそれを了承すると、軍資金をもらう。 以降危険だからと洞窟への道が閉ざされいた部分を通行可能になる。 イベント「洞窟の魔物」 +... 洞窟はモンスター達の住処になっていた。 しかも落石や落盤のため回り道をしなければならなくなっている。 ダンジョンをうろつくが、聞いた場所に魔物の姿は見えない。 さらに彷徨っていると噂のモンスターと出会う モンスター「クラウディ・ナイト」との戦闘。 モンスターを倒し、カスケードが止めを刺そうとするとクラウディ・ナイトが次のように話す。 「ちょ、ちょっと待て!お前は確かに強いがワシを殺す事はできん!」 「・・・!?何言ってんだお前?」 「いいか、ワシはこの鎧に魂を封じられた者なのだ。」 「・・・・・・・分るように頼む。」 「ワシはな、昔魔力で意思を持ったこの鎧を倒した騎士だったのだが、 倒したとき鎧にかけられた呪いにより、ワシはこの鎧に封印されたのだ。」 「・・・・・・・本当か・・・・」 「もちろんだ。それから長い年月が経ってワシの肉体は滅びたが、魂は開放されなかった。 ワシはアンデッドじゃあない。死ぬことも生きることもできず彷徨っとるんだよ・・。」 「・・・・・・・そう・・・・・か・・・・」 「それで人里離れたところに身を潜めておったのだが、人はどんなところにでも入ってくる。 里の者がワシを見つけて騒ぎ出したら、また別の山に入って身を潜める。 そんな暮らしをもう何百年もしているわけよ。わかったか?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やる。」 「ん?何か言ったか?」 「俺が助けてやるって言ったんだよ!」 「・・・・無理だ、この呪いは解けはせん・・・。」 「何でそんなに簡単にあきらめるんだよ!もっと熱いハートを持てよ!」 「ワシもう何百年も色々試したんだがのぉ・・・。」 「そんなことは聞いてない!いいから俺についてこい!・・・そういえば」 「なんだ?」 「どうして村人に怪我させたりしたんだ?」 「魂だけになったワシだって殴られれば痛いんだ。反撃くらいはさせてくれ!」 「わかった、そういうことか・・・じゃあ行くぜ!」 かくしてクラウディ・ナイト、本名ブライアンはカスケードの仲間になるのだった。 イベント「試練」 +... ブライアンを連れて村に帰ったカスケードだが、すれ違う村人みんなに気持ち悪がられる。 村長に報告に行き、事情を全て説明する。 村長「・・・よく分った。本当にご苦労だったな。だが、そちらの騎士様・・でいいのかの、ブライアン殿はどうする? 申し訳ないがいつまでもこの村で生活してもらう訳にも行くまい。」 カスケード「・・・村長、俺考えたんだ。」 村長「・・・・?」 カスケード「俺は世界を旅して、世の中を見て回りたい。そしていつかきっと立派な騎士になってこの村に帰ってくる。 そうやって旅をしていればこのおっさんの呪いの解き方だって分るはずだと思うんだ!」 ブライアン「・・・・!」 村長「そこまでの覚悟ならもう何も言うまい。ただ、無理はするな。怪我をしてつらいときは村に帰って治療するが良かろう。お前の好きなようにするがよい。」 カスケード「ありがとう!じゃあ俺すぐに準備するよ!」 カスケードは両親に事情を話し、別れを告げる。母親は猛反対するが、父親は理解を示し、自分がかつて若い剣士だった頃に使っていた剣をカスケードに渡す。 「これを持って行け。そして俺がかなえられなかった夢をかなえてくれ!」 「・・・・・うん!」 カスケードは村を出て、洞窟を抜け、町に向かうことにした。 イベント「酒場の女」 +... 町に着いたパーティーはこれからどうするか相談するため、酒場に入る。 カスケード「これからどうする?」 ブライアン「そうだな・・・ん?あのおなごこっちを睨んでおるぞ。」 カスケード「本当か?・・・おお、かわいい!・・・あれ?」 自分を見られていることに気づいた女は酒場から去っていった。 カスケード「なんなんだ?あれ」 イベント「フリーディア」 +... パーティーが町の宿屋で寝ていると夜中に物音がする。 それでもパーティーが寝ていると、部屋に酒場で見かけたあの女が入ってくる。 女はしのび足でブライアンに近づき、持っている短刀を振り下ろした。 ブライアンはそれを察知していて避け、女を取り押さえる。 ブライアン「女、貴様何をしている!」 女「く・・・!何故分った!私の忍び足を気づくなんて・・・!」 ブライアン「わしは寝ないのだ。残念だったな。」 女「・・・・!?」 カスケード「ふわぁあ~あ・・ブライアン何してるんだ?もう飯か?・・・・・!その女!」 ブライアン「そうだ。」 カスケード「魂だけになっても男が考えることは同じだな・・・・。」 ブライアン「勘違いするな。」 話を聞くと女は仇討ちの旅をしているフリーディアという娘だった。 たった一人の肉親であった兄を殺されたうらみを晴らすために、 レンジャーとしての技術を身につけ、世界中を旅していた。 その途中、噂に聞いた姿とブライアンが似ていたため、寝込みを襲うことを考えたのだ。 ブライアン「悪いが人違いだな。ワシはこの姿になってからこのかた人を殺めたことはない。それにこの姿になる前は全く違う姿にだったのだからワシのはずはなかろう。」 フリーディアにブライアンの身の上を説明するカスケード。 フリーディアは驚きつつも、ブライアンもまた終わりの見えない旅を続けていることを知る。 カスケード「よし、じゃあみんなで旅すればいいじゃないか!」 かくしてフリーディアが仲間に加わった。 ダンジョン「王の回廊」 +... フリーディアによると、西に大きな街があるという。 駅馬車を使って行く方法もあるが、金がかかる上に遠回りなので、危険だが近い道を行くことになる。 そこは古代の魔物が未だに彷徨っているという「王の回廊」と呼ばれるダンジョンだった。 回廊は、かつて王の墓があった古代の遺跡だった。 その名残で、魔力を伴ういくつかの仕掛けが残っていた。 それを解除し、魔物を倒しながら回廊の反対側の出口から地上に出る。 そこは王国最大の都市ブルトレイクを見下ろす崖の上だった。 イベント「ある噂」 +... ブルトレイクで人々の話を聞いていると「土の魔導師」の話題が上る。 土の魔導師は元々某大国の正教会に勤める神官であった。 しかし、教会で禁止されていた呪術に興味を持ち、その技術を身につける。 さらに教会を訪れる者達にその呪術を試すことさえし始めたため、教会の知るところとなり破門となった。 魔導師は各地を彷徨った末、ブルトレイクから少し離れた森の中に塔を築き、住み着くようになったらしい。 魔導師は街の人々に気持ち悪がれながらも、特に悪事を働く様子もないので問題にはされなかった。 しかし、ここ数年土から栄養が無くなり、作物が育たなくなってきた。 そのうえ一部では土が腐りだし、ひどい臭気を放つようになった。 人々はきっと「土の魔導師」の仕業に違いないと言い合いながらも、 魔導師を恐れて誰も塔に近づこうとはしなかった。 かつて魔導師が興味を持った呪術が人の魂を扱うものだと知ったとき、一向はある可能性を見出した・・・。 カスケード「・・・おい。」 ブライアン「・・・うむ。」 カスケード「奴ならおっさんを助けられるんじゃないか?」 ブライアン「かもしれぬな。」 フリーディア「ちょ、ちょっと待って!相手は教会を破門された破戒僧よ!?私達の頼みなんか聞いてくれるはずないじゃない!」 カスケード「だったら何かいい方法があるのか?少しチャンスがあるなら試してみればいいじゃないか!」 ブライアン「・・・・。」 フリーディア「だけどもし駄目だったらどうするの?頼みを聞いてくれないだけならいいけど、相手は白魔法も黒魔法も使いこなすバケモノなのよ?だいたい・・・」 ブライアン「ワシが行く。」 カスケード・フリーディア「??」 ブライアン「ワシが一人だけで行くというのだ。まだ若いお前達を危険に晒す訳にはいかん・・・。」 フリーディア「え・・あ・・その、そういう意味で言ったんじゃ・・・」 ブライアン「これはワシ一人の問題だ。心配には及ばんよ。」 ドカッ!カスケードはブライアンを殴る ブライアン「な、なにを・・・!」 カスケード「ふん、何百年生きてるのか知らないが、人は長生きするもんじゃないな!」 ブライアン「・・・?」 カスケード「俺はおっさんを助けると約束した。その言葉はウソでもないし、強い魔法使いがいるからってコソコソ逃げ出したりするような薄っぺらいものでもないぜ!」 ブライアン「カスケード・・。」 カスケード「俺のそんな気持ちも知らずに、勝手に俺の元からコソコソ逃げ出そうってのか!?おっさん、そいつは女々しいことだし、俺の気持ちだってさっぱり分っちゃいねぇ事だと思わないか!?」 ブライアン「・・・・。」 カスケード「俺は一度決めたことから逃げ出したりしない。おっさんを助けるって決めたんだ。塔へ行こうぜ!フリーディア!」 フリーディア「・・!はい!」 カスケード「お前は一人で仇討ちの旅を続けていいぜ、あとは俺達で何とかするよ。」 フリーディア「・・・・馬鹿な男達ね・・・・。私もついていってあげるわ。忍び込むならお手のものよ?」 カスケード「よし、これで決まりだな!魔導師の塔へレッツゴーだ!!!」 かくして一向は森の奥に立つ塔へ向かうことになった。 ダンジョン「湖畔の塔」 +... 複雑な森はそれそのものが迷路のようで、なかなか思い通りの方向に進めない。 やっと塔にたどり着いたかに見えたが塔は湖の向かいにあり、容易に近づけそうにない。 なおも森を彷徨うと森の中に一軒の小屋を発見する。 その小屋の中には地下室を降りる階段があり、それは地下道に続いていた。 地下道は複雑に分岐したり曲がりくねりながら塔の方向を目指している。 地下道を抜けるとそこは既に塔の地下だった。 塔の内部にはモンスターの気配はなく、生活感を感じるいくつかの家具があった。 魔導師の存在を意識しながら塔を上ると、その最上階に魔導師はいた。 噂に聞いていた魔導師は相当の年齢がいっているはずだったが、豪華な椅子に座っていたのはまだ二十歳そこそこの若者だった。 ブライアン「・・突然邪魔をする。土の魔導師に取り次ぎを願いたい。」 若者「俺が・・・土の魔導師だ。」 ブライアン「冗談はよしてもらおう。魔導師は在宅ではないのかな?」 若者「・・・。」 若者はおもむろに呪文を唱えると、ブライアンの近くにあった家具に炎の矢を当て、粉々にした。 ブライアン「・・・!」 若者「・・・くっくっく!まだ信じられんか?」 カスケード「・・・どういうことなんだ?土の魔導師ってもうヨボヨボのじいちゃんなんだろ!?」 ブライアン「まさか・・・!」 若者「そうだ。このあたりのマナを魔力と化し、我が命としたのだ。どうだ?この肉体は?まるで90歳の年寄りには見えまい!」 フリーディア「・・・狂ってるわ・・・。」 若者はパーティーに近寄ってこう続ける。 若者「狂ってる?大いに結構!ワシは永遠に行き続けるのだ。そして全ての魔法を身に付け、魔の道を究める!さしづめお前達はその生贄ということだ!!」 モンスター「土の魔導師」との戦闘 魔導師を倒し、それを見下ろすブライアン。 ブライアン「・・・・。」 カスケード「残念、だったな・・・。」 フリーディア「どっちみちこいつはブライアンの呪いを解くことはしなかったと思うわ。例えそれができたとしてもね!」 カスケード「ああ、そうだな。でも同じような呪術を使うのはこいつだけじゃないんだろ?他当たってみればいいじゃないか!」 ブライアンはパーティーの方を向き、 ブライアン「・・そうだ。みんな、手間をかけたな。さぁ、行こう!」 一向は塔の出口へ向かう。 ブライアンは最後部屋を振り返り、 「・・・・魔導師よ・・・永遠の命など、むなしいものなのだ・・・。」 そういうと足早にパーティーを追いかけ、去っていく。 イベント「大地の恩恵」 +... 大地から湯水のように魔力を吸っていた土の魔導師を倒したことで、大地には急激に力が蘇ろうとしていた。 土が腐り、通れなくなっていた道も通行できるようになり、一向は次の目的地ジ・ハンクの町を目指す。 その道は崖の途中に点在する小島のような岩場をつり橋で結んだ、大変危険なものだった。 イベント「黒魔導師セラ」 +... 桟道と言われるその危険な道を進む一行に不気味な影が見える。 明らかにドラゴンの一種と見えるモンスターが道を塞いでいるのだ。 カスケード「おい・・・あれ・・・。」 フリーディア「ドラゴン・・・、いやワイバーンね。」 カスケード「回り道、するか?」 ブライアン「他に道はなさそうだ・・・。やるしかあるまい。」 フリーディア「・・・そうね。やるなら先手必勝よ!」 カスケード「今なら寝てるから、速攻でってわけか・・。よし、一丁やってやるか!!」 モンスター「ワイバーン」との戦闘 ワイバーンは最初寝ていて、全く攻撃してこない。 しかしHPが高いうえに鎧のような鱗に阻まれ、打撃がなかなか効かない。 カスケード「どうするんだ?これじゃ倒せないぞ!?」 そうこうしているうちにワイバーンが目を覚まして反撃してくる。 全体攻撃のブレスを使うなど非常に強力な攻撃をしてくるワイバーンに、一向はピンチに陥る。 そこに一人の女魔法使いが助けにくる。 ?「下がってなさい!私がしとめるわ!」 カスケード「!?」 女魔法使いはワイバーンの弱点をつく魔法を使い、あっけなく倒す。 カスケード「ありがとう、助かったぜ!」 フリーディア「本当に助かりました、ありがとう・・!」 セラ「おやすい御用よ、気にしないで。私はセラ。それにしてもこんな危険なところにどうして?」 一向はジ・ハンクへの旅の途中で、近道をするためにここを通ってることを説明する。 セラ「道が通れるようになったのはあなた達のおかげだったのね。それなら私の方が礼を言わなきゃ・・・ありがとう。」 セラの師匠は、ジ・ハンクを陥とすため帝国から部隊が差し向けられていることを察知、それをセラに知らせた。 ジ・ハンクにはセラの恋人ストライカーが僧院の守備兵として赴任していたので、手紙でそれを知らせようとするがいても立ってもいられず自ら知らせに行く途中なのだ。 セラと一向は向かう先が同じなのでこれから旅を共にすることにした。 イベント「炎の騎士団」 +... 桟道を抜け、峻険な山道を急ぐ一行。 もうすぐジ・ハンクというところで街を狙う帝国の部隊の野営地に紛れ込んでしまう。 カスケード「これはヤバイぜ・・・。他に回り道もないし奴らが去るのを待つしかないのか!?」 フリーディア「バカ!それじゃあセラさんが間に合わないでしょう!」 セラ「・・・・。」 カスケード「あ、そっか!じゃあどうすればいいんだ・・・?」 ブライアン「突破してはどうだ?」 フリーディア「・・・・!そうね、その手があったわね!」 カスケード「おいおい、どういうことだよ。この人数で戦えるわけないじゃないか!」 フリーディア「バカね、違うわよ。いい?私はレンジャーなの。こっそり見つからずに歩くプロなのよ・・・。」 カスケード「・・・!それだ!」 一向は兵士に見つからないように野営地を進んでいく。 そしてもうすぐ野営地を抜けるというあたりで、将軍のような風貌の騎士とその取り巻きを見かける。 ロウデス「戦況はどうだ?参謀」 参謀「は、僧院はほぼ落ちました。ただ円卓の騎士が随分とねばっとるようですなぁ・・。 ロウデス「円卓の騎士・・・最後の生き残りはストライカーか?」 参謀「そのように聞いております。・・何しろジ・ハンク僧院最強の騎士ですからなぁ~ここはひとつロウデス様のご出陣を仰がねばいささか骨が折れるかと・・。あ!失言でしたな、ヒャッヒャッヒャッ・・・」 ロウデス「・・・・・・。」 ロウデスは振り返り少し考え事をしていたが、パーティーの存在に気づく。 ロウデス「貴様ら、何者だ!」 参謀「む、曲者め!衛兵、追え!」 一向は何とか追っ手から逃れ、野営地を抜け出した。 そこからジ・ハンクを目指すが、既に街は業火に包まれていた。 イベント「ジ・ハンク」 +... 街は戦闘状態と化しており、街の人々は既に避難するか殺されていた。 一向はセラの手引きで少しでも安全に僧院に近づけるルートを進む。 何人かの帝国兵を倒し、僧院に到着するが、僧院の中も外同様の戦闘状態となっていた。 多くの敵が攻め寄せる中、一人でそれらを撃退する騎士がセラの恋人ストライカーだった。 ストライカー「セラ!何故ここに!!?」 セラ「そんな事はもういいの。私も戦うわ!」 ストライカー「ここはじきに陥ちる!法王を連れてここから逃げてくれ、頼む!」 セラ「・・・そんなことできないわ!私もここで死ぬ!」 一向は戦いながらそういう会話をしている。 そうするうち、僧院の正門大扉からおもむろにあの騎士と参謀が入ってきた。 攻撃を続けていた帝国兵も脇によけ、騎士に道を譲る。 ストライカー「ロウデス・・・貴様・・・!」 ロウデス「法王を渡せ、さもなくば殺す。」 ストライカー「・・・断る!」 ロウデス「ならば、死ね!!」 ストライカー・セラとロウデスの戦闘が始まる。 プレイヤーは操作できず、戦闘を見守る。 ロウデスは異様に強く、ストライカーとセラはロウデスに倒される。 ストライカー「悪魔に心を売って得た力に・・満足か?」 ロウデス「・・・。法王を渡せ!」 ストライカー「カスケード、頼む!法王とセラを・・・セラを連れて逃げてくれ!」 カスケード「・・・・分った!」 カスケードが逃げようとするとロウデスが追おうとする。それをストライカーが止める。 ストライカー「させん!」 ロウデス「・・・貴様ぁ!!!」 カスケードがその様子を見ていると・・ ストライカー「何をしている!早く逃げろ!!!!」 セラ「ストライカー!やっぱり私・・・・・・ううん、何でもない・・。さようなら・・・!」 セラはそういうとダッシュで立ち去る。 ストライカー「セラ・・・幸せになれよ・・・。」 カスケード達は半ば廃墟となりかけているジ・ハンクの街を走りぬけ、街から脱出した。 イベント「夜道」 +... あたりは真っ暗になっていて、夜の山道を一向は進んでいた。 途中、ひらけた空き地でキャンプを張る。 法王「ジ・ハンクが滅んだ今、ファーランドの助けを請うより他あるまい・・。みなのもの、大変申し訳ないが私をファーランドまで連れて行ってはくれぬか。」 カスケード「ああ、もちろんですとも法王、俺達は命を懸けても法王をお守りします!」 ブライアン「しかし困ったことだな、このあたりは既に帝国の手におちていることだろう。ファーランドへ行くには敵の勢力圏を突破しなきゃならんが・・・。 セラ「しばらく行ったところにドワーフの山があるわ。彼らなら帝国に見つからずにファーランドに行く方法を知ってるかもしれない。」 フリーディア「・・・・・!」 カスケード「どうしたんだ?」 フリーディア「わたし・・・いけないわ。」 ブライアン「いかがした、具合でも悪いのか?」 フリーディア「みんな気づいてなかったの?私エルフなの。正確に言うとハーフ・エルフなんだけど・・。」 カスケード「エル・・フ・・・?」 ブライアン「知らないのか?」 カスケード「名前だけ・・・」 エルフとドワーフは伝統的に仲が悪い。それは人間界にも広く知れ渡っている事実だ。 フリーディアは自分がパーティーにいると、とてもドワーフが頼みに応じてくれないと思ったのだ。 カスケード「何言ってんだ?いまさら置いていけないよ。ブライアンのときだってそうだったろ?」 フリーディア「・・・エルフとドワーフの事全然知らないのね・・・。どうなっても知らないわよ?」 一向は不安を残しつつもドワーフの山に向かうことにしたのだ。 イベント「夜道2」 +... ドワーフの山に向かうことになった一行。フリーディアは不安をどうしても消すことができず、寝付けなかった。 山の高台まで歩き月を見ているとセラもやってきた。 セラ「こんなところで何をしているの?」 フリーディア「どうしても寝付けなくて・・。」 セラ「ドワーフのことが心配なのね。」 フリーディア「・・・。」 セラ「大丈夫よ。彼らだって鬼じゃないわ。誠意を持って話をしたら聞いてくれるわ、きっと・・・。」 フリーディア「そうかな・・・。」 セラ「そうかな・・・。」 フリーディア「ええ・・。」 セラ「・・・。」 フリーディア「・・・・・・私が子供の頃ドワーフとの間に戦争が起きたわ。」 セラ「・・・ええ。」 フリーディア「私が見ている前でお父さんもお母さんも殺されたの。」 セラ「・・・・・・・・・・・・・ええ。」 フリーディア「おじいちゃんもおばあちゃんも、いとこもおじさんも殺されたわ。」 セラ「・・・うん・・。」 フリーディア「私をつれてお兄ちゃんが逃げてくれなきゃ、私も死んでた。」 セラ「・・・ごめんね・・・。」 フリーディア「え?」 セラ「私がドワーフに助けを求めるなんて言ったからあなたを苦しめてしまった・・。」 フリーディア「・・・いいの。」 セラ「・・・フリーディア・・・。」 フリーディア「本当にいいの。私、何故かドワーフが憎くない。お兄さんはみんな殺されたけど、ドワーフを憎んじゃいけないって言ってた。ドワーフにもエルフに親を殺された子供がいるはずだって。」 セラ「・・・。」 フリーディア「今は争ってるかもしれない。でもいつか分かり合える日のために、今生きている私達がそういう苦しみを絶えなきゃいけないって。そう言ってたの。」 セラ「・・いいお兄さんね。」 フリーディア「憎しみあっても戦いは終わらない。誰か、できれば私達がこの悲しみを乗り越えれば、いつか戦いが終わるはず・・そうでしょ?」 セラ「そのとおりよ。」 フリーディア「でも・・・・ドワーフは怖い。とっても怖いわ・・・。」 セラ「大丈夫、きっと分かり合える。もし駄目なときは・・・私が守ってあげるわ。」 フリーディア「ありがとう・・・、セラさん・・。」 セラ「さ!もう遅いわ、もう寝ましょ?」 フリーディア「うん!」 二人はキャンプを張った広場への坂を並んで下りていった。 ダンジョン「ドワーフの山」 +... 一向はドワーフが住むという山にたどり着いた。 しかし、ドワーフの住処である洞窟の入り口は山のさらに奥にある。 そこへは崖や森、洞窟が入り混じる複雑な山道を進まなければ辿り着けないのだ。 イベント「ドワーフの王」 +... 山の中腹にドワーフの住処の「メイズ」と呼ばれる洞窟があった。 洞窟の入り口には数人のドワーフが見張りをしている。 見張りはパーティーに気づくと、話しかけてきた。 見張り「お前達は何者だ?ここはドワーフの山、何者をも侵すことはできん。立ち去れ!」 法王「私はジ・ハンク僧院の法王ルイ・カトーリアだ。危急の用件にて王に取り次ぎを願いたい。」 見張り「・・・・ここで待ってろ・・・。」 見張りのうちの一人が洞窟の中に入っていく。 カスケード「会ってくれるかな・・・。」 フリーディア「・・・・。」 セラ「・・・大丈夫よ・・・。」 しばらくすると見張りが戻ってきた。 見張り「王はお前達にお会いになる。ついてくるが良い・・。」 カスケード「よっしゃ!」 ブライアン「まだ喜ぶのは早い・・・。」 カスケード「・・そうだな。」 一向は先導のドワーフにぞろぞろと付いていく。 複雑な迷路の中を曲がり、階段を上がり、降り、何層も移動して王の下に向かっていく。 作業などをしているドワーフたちが一向に気づき、驚く。 「なんだ!人間じゃないか!」 「おい!エルフだ!エルフがいるぞ!!!!」 「何だ、何が起きてるんだ?!」 「こやつら何者なんだ?」 フリーディア「・・・・。」 そしてかなり長い道のりを経て、ようやく王の下にたどり着く。 王は精悍な感じがする壮年のドワーフだった。 テムト「ワシがドワーフの王テムトだ。用向きを聞こう。」 法王「私はジ・ハンク僧院の法王ルイ・カトーリアと申す。ドワーフの王に頼みがあって、そのお願いに参った次第です。」 テムト「法王は噂には聞いておる。わざわざのご足労大儀であったな。で、頼みとは?」 法王「ジ・ハンクは帝国に攻められ、滅びました。今我々はファーランドの庇護を求めて、かの地まで旅をしているところなのです。」 テムト「・・・なるほど、わかった。ワシにファーランドへの手引きをしろと申すのだな?」 法王「おお!ご明察恐れ入ります。全くそのとおりでございます。この辺り一帯は既に帝国の勢力化にあります。ファーランドへはドワーフの助け無しには成しえないと思い、ここにお願いに参ったのでございます。どうかよろしくお願いします・・。」 テムト「ふむ、実はジ・ハンクが燃えておるとの報告は受けておったのだ。大変苦労なされておるな・・・。ところで!」 法王「・・・?」 テムト「そこにエルフの娘がおるのう・・・。さっきからプンプン匂って仕方がない・・・!」 フリーディア「・・・・。」 法王「あ、あの娘は・・・。」 テムト「ハーフ・エルフだな。どうしてドワーフの山に入った?どうしてドワーフの王に会っている?何をしにきたのだ?」 セラ「・・・ドワーフの王!実は・・・。」 フリーディア「待って!私から話します!」 フリーディアは仇討ちの旅をしていて偶然この一行に加わっていること、ドワーフに敵意は無く他意がないこと、兄との思い出などを語った。 テムト「・・・なるほど。そういう事であったか。私はな・・・。」 テムト玉座から立ち上がり遠い目をしながら語る。 テムト「私はつい先日ドワーフの王になったばかりなのだ。王になる前は前線で戦う兵士の一人に過ぎなかった。 昔戦いに連れて行った私の息子はエルフに弓で射られ、殺された・・・。」 フリーディア「・・・。」 テムト「フリーディアとやら、私はエルフが憎い!息子を殺されたのだからな!だが、私は考えた。」 フリーディア「・・。」 テムト「ならば何故私は戦っているのか?とな。所詮父や祖父が始めた戦いを意味もなく続けているに過ぎんのだ。そして殺し、殺された恨みだけが積み重なって、やめるに止められぬ戦いの泥沼にはまっているのだ!」 テムト「エルフの娘よ、私もそなたと同じ考えだ。この戦いを止められるのは王たる私しかいない。」 フリーディア「・・・!あ、ありがとうございます!」 テムト「私はいつかエルフの王に出そうと思い、出せなかった手紙を持っている・・・。 王は傍らのチェストから何かを取り出す。 テムト「戦いをやめよう、これからは争いの無い関係を築こう、というエルフの王への手紙だ。エルフの王に渡して欲しい。」 フリーディア「・・・・必ず、必ず渡します!」 テムト「うむ、頼んだ。法王、私はこれからあくまでもエルフとの戦いを望むドワーフ達を説得しなければならない。それはとても長い時間をかけてやり遂げなければならない長い仕事になるだろう。」 法王「は・・。」 テムト「ファーランドへの間道の場所を教えよう、ただしドワーフを先導させることはできん!実は帝国は少し前からドワーフの国をも侵しつつある。我々はそれに備えねばならん!」 法王「かしこまりました。これ以上ドワーフの手は煩わせませぬ。このたびのご協力誠に感謝いたします。」 テムト「うむ、道中気をつけられよ!」 一向は最初に先導した見張りのドワーフにより引率されて、間道方面への出口へと向かう。 王の間を抜けるときテムトはフリーディアを呼び止める。 テムト「エルフの娘!」 フリーディア「はい。」 テムト「・・・頼んだぞ?」 フリーディア「・・・・はい!」 一向は王の間から去り、また複雑なドワーフの住処を縫うように進み、山の出口に到着した。 見張り「ここからしばらく行くとちいさな村がある。そこで装備を整えて行くがよかろう。間道はファーランドへの近道だが、闇の魔物が多く住むとも聞く。くれぐれも気をつけてな・・。」 そういうと見張りは去っていった。 セラ「・・・フリーディア、良かったわね。」 フリーディア「うん、私がんばるわ。エルフとドワーフの橋渡しになるために・・。」 ブライアン「さて、ではまずは村を目指さなくてはな!このあたりはまだ帝国の勢力下ではないらしいが急がねばいつ追いつかれるやもしれん。」 カスケード「そうだな、よし、行こうぜ!!」 イベント「宿屋にて」 +... 一向は村の宿屋に到着し、テーブルで休む。 カスケード「ブライアン、色々あったがなかなか解放の手がかりがつかめないな。」 ブライアン「まぁ時間はいくらでもある。ゆっくり探すさ。」 法王「解放とはどういうことかな?」 ブライアンの呪いの事情を話す。 法王「おぉ、そういうことであれば早く話してくれればよかったものを!私は若い頃白魔法の研究に没頭したものだが、解呪は得意分野だった。今は解呪に必要な道具がないが、ファーランドに着いたらすぐにでもその魂を解放しよう!」 カスケード「おおおおおお!!やったな!ブライアン!!!」 ブライアン「・・・!ほ、本当ですか、法王殿!」 法王「ああ、間違いない。私は元々解呪が専門なのだ。ファーランドにはジ・ドレイア僧院がある。そこには解呪の道具が揃っておるはず。心配いらぬ。」 ブライアン「・・・・。かたじけない、感謝します・・・。」 フリーディア・セラ「良かったわね!」 ブライアン「・・・・・。」 カスケード「よし、じゃあ今晩はゆっくり休んで、明日闇の間道とやらにレッツゴーだ!」 ダンジョン「闇の間道」 +... このダンジョンは元々呪術師の修行場であった場所で、今では黒きマナに引き寄せられたかのように強力なモンスターが集まり、その住処になっている。 特に謎解き的なギミックはないが、強力なモンスターがパーティーの行く手を阻む。 かつて呪術師が使った祭壇跡を通過しようとしたとき、パーティーは怪しい霧に包まれる。 その霧はひとつに集まり、かつて呪術師だった魂が悪霊化したモンスター「ディープブラック・スピリット」へと姿を変え、パーティーに襲い掛かって来た。 モンスター「ディープブラック・スピリット」との戦闘 カスケード「ふぅ、てこずったな・・。」 ブライアン「法王、お怪我はないですか?」 法王「ああ、私は大丈夫だ。」 セラ「まだ先は長いわ、急ぎましょう!」 間道はその後ほぼ一本道に続き、ファーランド方面の地上に至る。 イベント「ロウデス」 +... 間道の出口はドワーフ山の裏の滝の裏だった。 水辺の道を進みながらファーランドの首都「ファーランド・グランデ」を目指す。 暗く深い森を進むと、ファーランド平原が木々の隙間に見えてきた。 カスケード「もう少しだ、急げ!」 森の出口に差し掛かったとき、そこに、静かに一人の騎士が立ちはだかった。 ロウデス「私はずっと運がないと思っていたのだが・・・」 脇から現れて、パーティーの方にゆっくり歩きながらロウデスは語る。 ロウデス「案外、土壇場ではついているのかもしれんな。」 セラ「ロウデス・・・・!」 ロウデス「エルフの娘がいるのでまさかとは思ったが・・」 フリーディア「・・・・。」 ロウデス「ドワーフの助けが無くば逃げ場は無い・・・。」 そこへ参謀も向こうからやってくる。 参謀「おお!ロウデス様、こんなところに・・・。・・・・!こいつらあのときの!」 参謀もロウデスに追いつき、同じペースで迫ってくる。 パーティはジリジリと後ろに下がる。 カスケード「・・・これは・・・やばいんじゃないのか・・・?」 ロウデスとパーティの動きが止まる。 ロウデス「貴様らザコには用は無い。法王さえ置いていけば命だけは助けてやろう・・。好きなところへ行くがよい。」 カスケード「できるか!お前には絶対に法王は渡さねーぜ!それに・・・」 カスケード、セラの方を向いて。 カスケード「ストライカーの仇だからな!お前を・・・。」 セラ「カスケード・・・!」 ロウデスの方に少し歩いて。 カスケード「お前を倒す!!!!」 ロウデス「・・・・ふ、そう言うだろうとは思ったが・・・。」 ロウデス、スラリと剣を抜く(できれば専用チップでアニメーションさせる)。 ロウデス「止むを得ん、皆殺しにしてくれる!!!!」 モンスター「ロウデス」「参謀」との戦闘 ロウデスは一定以上のダメージを受けると本気モードになってパラメータ上昇。 参謀は一定以上のダメージを受けたりHPが0以下になるとると逃げ出す(絶対に倒せない)。 ロウデスを倒すと会話シーンになる。 ロウデス「く・・・貴様ら・・・!」 カスケード「よし、セラ!ロウデスに止めを刺すんだ!」 セラ「・・・。」 セラはロウデスの近くに移動し、少し躊躇している。 ブライアン「何をしている、逃げられるぞ!」 屈み姿勢だったロウデスは立ち上がり・・。 ロウデス「まだ・・私は死ぬわけには行かん!!」 すると魔法を唱え、どこかへ瞬間移動して逃げる。 カスケード「おい、どうしたんだよ!ストライカーの仇だったんだろ!?」 セラ「ええ、憎いわ。八つ裂きにしてやりたいくらい・・。」 カスケード「ならなんで・・・。」 セラ「エルフとドワーフ・・・それと同じことよ・・・。」 それだけ言うとセラは森の出口へと歩き出した。 カスケード「・・・???どういうことだ?」 ブライアン「・・・憎しみは憎しみしか生まない、そういうことだ・・。 ブライアンも森の出口へと歩き出す。 最後に残されたカスケードはうつむいて考えている。 カスケード「分る、分るけどよ・・・。」 そしてみんなの方へ走っていく。 カスケード「おーい、待ってくれー!!」 イベント「ファーランド・グランデ」 +... 間道出口からやや長い行程を経て、一向は目的地ファーランドの首都「ファーランド・グランデ」に到着する。 一向はファーランド王から歓迎され、法王を僧院「ジ・ドレイア」に保護することを約束した。 法王はパーティーにお礼の言葉を述べて、ブライアンに対しては解呪の準備に時間がかかるので、数日後また来て欲しいと伝える。 パーティーは王城内の控えの間で会話をする。 カスケード「おっさん、良かったな!ついに解放されるんだぜ!」 フリーディア「良かったね!」 ブライアン「・・・・・。」 カスケード「おっさん・・・?どうしたんだ?元気がないな・・・。」 ブライアン「ワシは・・・。ワシは解呪を受けてこの呪いが解ければ、私の魂はこの鎧から解放される。」 カスケード「ああ、そうだな。それが望みだったんだろ?」 ブライアン「もちろんだ。私は数百年それを願って生きてきたんじゃ。だが・・・。」 フリーディア「どうしたの?」 ブライアン「今のワシには解放された魂が拠るべき肉体がない。ワシは、もうこの世の者ではないのじゃ。」 カスケード「・・・・そう・・・だな。ということはどうなるんだ?」 ブライアン「ワシは消えてなくなるだろう。どうじゃ、消えてなくなるのじゃ。」 カスケード「・・・。」 ブライアン「だがな、ワシはお前達と旅が出来て幸せだった・・・。できることなら・・、できることならもっとお主と、みなと旅をして、みなの行く末を見守りたい、そう願ってさえおるのじゃよ。」 カスケード「・・・おっさん・・・。」 ブライアン「だがな、それではワシはずっとお主の、カスケードのお荷物となるじゃろう。だから、解呪を受けて400年ぶりに眠りにつこうと思う。」 フリーディア「ブライアン・・・。」 ブライアン「みな、これまでありがとう。死出の道の良い思いでができた・・・。」 フリーディア少し離れてうつむいて泣いている。 そして場面は変わる。 イベント「新しい旅」 +... 舞台は「ジ・ドレイア」僧院、解呪の準備を整えて、法王やジ・ドレイアの大僧正、パーティー一向などが勢ぞろいしている。 法王「ブライアン殿、お待たせして申し訳なかった。ではこれより解呪の儀式を始める!」 ブライアンがパーティーから抜けて、数歩歩き、振り返る。 ブライアン「では、みんな・・・、さらばだ。」 そして法王の方を向く。 法王「では・・・よいかな?」 ブライアンうなづく、法王は解呪の呪文を唱え始める。 詠唱は長く続いた。しばらくしてカスケードが前に来て叫ぶ。 カスケード「やめてくれ!おっさん!行くな!」 ブライアン「カスケード・・・。」 カスケード「こんなん悲しいじゃないか!せっかく仲間になれたのに、友達になれたのに!」 フリーディア「だって、しょうがないじゃない!ブライアンは鎧から解放されるために旅をしていたのよ!?」 カスケード「こないだだって言ってたじゃないか!ブライアンは本当は俺達と旅してたかったって!俺だってそうしたい!ブライアンは俺達の仲間だ!おっさん、そうだろ!?」 ブライアン「・・・・。」 法王「・・・うむ・・・。ブライアン殿、どうされるか?今ならまだ止められるが・・・。」 ブライアン「・・・・・法王!」 法王「うむ。」 ブライアン「・・・・申し訳ないが、解呪は少し・・・いや、しばらく待ってもらえまいか?」 法王にっこり笑い・・。 法王「いつでも来られよ・・・。」 カスケード「おっさん!」 ブライアン「カスケード・・・もう少し、世話になってもいいか?フリーディアの仇討ちを手伝いたくなったでな!」 カスケード「もちろんだ!また、また一緒に旅をしようぜ!」 フリーディア「私もよ!地獄の底まで付き合ってもらうからね!」 セラ「・・・・私も、お供するわ!」 カスケード「よし、じゃあ行くか!!!」 エンディング +... ファーランド・グランデから異国へ行く船が港に入る。 それに乗り込む多くの客の中にカスケード達がいた。 法王「では気をつけてな・・。」 カスケード「ああ、ありがとう!」 ブライアン「では、御免!」 フリーディア「さようなら!」 船は港を出て、新しい旅の舞台へとカスケード達を運ぶ。 そこでカスケード達を待つのは何か? それはまた別のお話・・・。 END
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閑雲野鶴>メルマガ>バックナンバ>どたばた>てるてる坊主 てるてる坊主 04/09/07 てるてる坊主の話になった。 晴天を祈る為に、生贄を首吊りにして捧げる効果の全く保証されない呪術であるが、あまりにも簡便であることから暇潰しの一種として作成されることが多い。 作成するには塵紙と糸に輪ゴムと油性の筆記具があればよい。ここまでは合意したものの吊るし方で紛糾した。 「首から吊る」 「頭の天辺から吊る」 「背中から吊る」 冷静になって作成手順を思い起こしてみると、手前の場合は首から吊るすが、しかしそれは残酷であるばかりか吊るされた姿が俯き加減で効果の程が疑問である旨の反論があった。頭の天辺から吊るす派は、作成に於いて頭の形を整えて首を縛る前に脳天を貫通させねばならず、丸めた脳を包んで首を縛る標準的な手順から大きく外れることで、それは少々煩雑ではないかと疑義を呈した。糸の貫通など形が整ってからでも針を使えば問題ないとの弁明が為されたが、たかがてるてる坊主に針まで使うのは大人気ないと切り捨てられた。背中から吊るす派は、主に強度と安定度が攻撃された。 吊るし方は統一など不可能である事が合意されて、次に容貌の提示に移った。油性か水性かで揉めることはなかったが、その表情で再び意見が分裂した。鼻を書くか書かないか、口は開いているか閉じているか、笑みを浮かべた曲線の口か、真一文字か、への字か、点か。目は点であることに全員めでたく同意したが、眉毛の形でついに口汚き罵倒合戦に突入した。ハの字か、逆ハの字か、一一か、あるいは書かないか。 組み合わせの多さが災いし、同盟関係を結ぼうにも誰と誰が似ているのか判断不可能であり、じゃあ作ってみようとの提案は「そこまでする程の事じゃない」と却下され、何故てるてる坊主如きが激論の対象になるのか理解出来ないまま、場の回転数がいよいよ絶頂に達したと思しき頃、誰かの「顔なしじゃ駄目か?」発言により突然の沈黙が訪れた。各々それまでの興奮を照れつつ、これは時間潰しの話題として絶妙なものであることを認識し、さりげなく話題は逸れてゆく。 しかし今考えてみれば、顔は書いてある方がよい。布ではなく塵紙を使うことで、微妙な湿気を吸収して顔が萎びてあれば雨の予感・ぱりぱりに乾いてあれば晴れる予感の、顔を見て雨かどうかが判断出来るような科学の力が結集された「予報するてるてる坊主」の作り方と容貌を知りたく思う。 TOTAL ACCESS - Today - Yesterday - LAST UPDATED 2021-12-03 06 21 42 (Fri)
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平川一成氏,またも改名 このたび「にこハム」は「にこちゃん」に変更しました・・そのうち「ウサギ」アイコンつけますので~ こんばんは~もと「にこハム」今度は「にこちゃん」で再デビューです~ ハムというのがいやなので~変更しました^^御迷惑かけてすみません~ こんばんは~偽物騒ぎで迷惑かけました・・このたびコノアカウントに変更しました。「ウサギ」アイコン付けるつもりですよろしく~ 由来は翌24日に明かされた。 default_profile_3_normal.png @naturalBB クリスマスですね~~○4年2月21日生まれです・・逆にしたのですよ~http //twitter.com/#!/niko1224/status/18055683832287232 淳ちゃんUSTREAMで独り言 ツイキャスを使いこなせずUSTREAMを利用することにした淳ちゃん,ゆあらいふのチャンネルを開設し,記念すべき第1回放送をおこなった。 視聴者の声 「8人来てるんだけどな~。誰も何も言わないんだもんな~」 「心理ナビカードの話しましょうか」 奥さんが心理ナビカードの情報を仕入れてきて、次の日に新年会があるから、一緒に来てくれと言われた、などという話。 「今日のUSTがどうしてこういう状態になってしまったのか」「みなさんなんで黙っているのだろう? そんなことまで見ちゃいます」と心理ナビカードを引いてるらしい。 コボル、C、C+、C++、jabaのほかにあと3つ位言ってた 「自分の苛立ちや怒りを人に向けてみても、それは結局自分に還るだけです」 「一回サラリーマンを辞めて、派遣を4年位やったことがあるんです。そのときにSB関係グループとオシゴトをさせていただいて、北尾さんとか孫正義さんにも…お世話になっていましたね。」 フォロー・フォロワー数の話で言えば、昨日の誰かさんのひとり語り聞いてるとそこに拘り無いと言ってた 放送を終えての一言… b3fee131-1733-4032-bd3a-8bbe8ba498fd_reasonably_small.png とりあえず、第1回目は終了!この時間ではありますが、予想より人が多かったです。ただ誰も発言をされなかったのが残念^^;まあ、僕の一人トークになってしまいましたが、ゆあらいふの概念は伝わったかな?ではでは。。。次回に向けて三省☆和気愛逢♪
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「あらすじ」のまとめ 葬儀場スレの 1に書かれているあらすじのまとめです。 スレッド全体のあらすじ 「あらすじ」のまとめ 1 〜 30 「あらすじ」のまとめ 31 〜 58 「あらすじ」のまとめ 59 〜 95 「あらすじ」のまとめ 96 〜 140 「あらすじ」のまとめ 【GTX680】GeForce合同葬儀場 ⑭①【300w】(2012/03/11) 【nVidiaの】GeForce合同葬儀場 ⑭①【本気?】(2012/03/21) 【久々の】GeForce合同葬儀場 ⑭②【喪主登場】(2012/03/24) 【切望】GeForce合同葬儀場 ⑭④【ミドル以下】(2012/04/08) 【何よりも】GeForce合同葬儀場 ⑭⑤【数を出せ】(2012/05/04) 【求めるは】GeForce合同葬儀場 ⑭⑥【量と品数】(2012/05/25) 【GK107】GeForce合同葬儀場 ⑭⑦【DDR3】(2012/06/17) 【で660は】GeForce合同葬儀場 ⑭⑦【いつ?】(2012/07/11) 【GTX660tiが】GeForce合同葬儀場 ⑭⑨【発売?】(2012/08/10) 【GTX 660】GeForce合同葬議場⑮◎【GK106?】(2012/09/02) 【GTX 660】GeForce合同葬議場⑮①【販売開始】(2012/09/18) 【GTX 650Ti】GeForce合同葬議場⑮②【発売】(2012/10/13) 【ドライバ】GeForce合同葬儀場⑮③【覚醒?】(2012/11/04) 【謹賀】GeForce合同葬儀場⑮④【新年】(2013/01/04) 【titan】GeForce合同葬儀場⑮⑤【販売】(2013/02/22) 【GTX 650Ti Boost】GeForce合同葬儀場⑮⑥【発売】】(2013/04/21) 【火山島で】GeForce合同葬儀場⑮⑦【ご臨終w】(2013/09/04) 【ハワイで】GeForce合同葬儀場⑮⑧【全滅!?】(2013/11/16) 【GTX680】GeForce合同葬儀場 ⑭①【300w】(2012/03/11) CeBIT2012を前にようやくGK104のサンプルと思われるカード写真がリークされた。 GK107の基板図と思われる画像もリークされ、発売はそう遠い未来ではないものと思われる。 Radeon HD 7800シリーズの発表で28nm世代ラインナップを粗方揃えたAMDを横目にしつつ、 CeBIT2012ではついにGK104やモバイル用Kepler搭載ノートPCの実働デモが公開され、 関係者限定でカンファレンスも行われた。 新しいブランドロゴやカードの外観写真もリークされており、 3月12日ローンチ&3月26日頃発売という噂に信憑性を帯びてきた。 パフォーマンスについてはRadeon HD 7970を上回り尚且つ省電力で死角が無いという噂であるが、 TSMCがただでさえ生産量の少ない28nmプロセスの生産ラインを2月半ばに停止したという噂(*)もあり、 事実だとすれば発売後しばらくは店頭価格の高騰や品薄状態が続くことになるだろう。 * … http //semiaccurate.com/2012/03/07/tsmc-suddenly-halts-28nm-production/ 【nVidiaの】GeForce合同葬儀場 ⑭①【本気?】(2012/03/21) GTX680がいよいよ発売直前にまで迫り、数々のリークが見られるようになった。 しかしその内容は回数を重ねるほどパフォーマンスが低下していくという、 次こそは逆転してくれると信じていた購入予定者たちの不安を煽る展開となっている。 それだけでは飽き足らず予価65000円という強気の価格設定で有ることも判明。 価格通りの性能を発揮できるのか・・・・それとも歩留まりが悪い分を補うためだけなのか・・・・? 「我々のユーザーは,従来製品から“たった”1.5倍程度の性能向上では満足しないだろう。」 nVidia自身が述べたこの言葉を裏切らない結果であることを切に願う。 【久々の】GeForce合同葬儀場 ⑭②【喪主登場】(2012/03/24) GTX680がいよいよ発売された。 心配された性能面は各種ベンチマークにて飛び抜けた物こそ無いものの悪く無い数字が並んでいる。 消費電力の重要性に気付いたのかワットパフォーマンスも今までと比べたら格段に良くなった、と言えるだろう。 しかしご祝儀込みとは言え強気な価格設定にコストパフォーマンスの面で不安が残る・・・ だが価格、性能、消費電力と今までの製品と比べれば十分な購入検討対象となりえるのも確かだろう。 今回のGTX680発売によってnVidiaとAMD双方の開発力競争が我々ユーザーにとって利益となる事を祈りつつ、 これが最後の喪主とならんことを望む。 【切望】GeForce合同葬儀場 ⑭④【ミドル以下】(2012/04/08) GTX680は性能と消費電力的にはFermi世代以前とは比較にならない改善を見せた。 懸念材料は価格の高さだが、ご祝儀価格が終わったあとの価格下落が期待される。 GTX580から相当程度の進歩は見せたものの、事前に出回った噂の ・GTX580/3Wayより(特定のベンチで)高速 ・GTX580比で1.5倍を超える性能 は残念ながら風呂敷が大きすぎたようだ。 VRAM2GB、バス幅256bitに賛否両論もあるが、これで不足する場面は限定的だろう。 残るはGTX670以下のラインナップの充実が期待されるも、TSMCのキャパシティ不足や 28nmライン停止の噂など、nVIDIAのみならずTSMCを利用する各社共通の問題は残る。 GT620はFermi世代のGT520リネームで、誤差と推測されるが1Wほど消費電力も増加。 Kepler世代のミドル以下製品を希望する声は強く、今後の展開が注目される。 【何よりも】GeForce合同葬儀場 ⑭⑤【数を出せ】(2012/05/04) TSMCの28nmについて各社とも供給不足を表明しているが、歩留りを非難しているのはNVIDIAだけである。 GK104/GTX680は出荷から1か月が経ったが流通状況は改善しておらず、ほぼ完売状態である。 初期出荷は全世界で1,000ユニット、現在までも合計10,000ユニットに満たない。 http //semiaccurate.com/2012/05/01/why-cant-nvidia-supply-keplergk104gtx680/ GK104/GTX680デュアルGPUのGK104x2/GTX690は、GTX680 2Way-SLIとほとんど変わらない性能で、 消費電力は約80W低い驚異的なワットパフォーマンスで登場した。 しかし、NVIDIA発表の価格で999ドル、日本では119,800円での予約がスタートされた代物である。 元々求める人の少ないエンスークラスであり、多くの人が求めるクラスではないのが実情である。 GK104/GTX670についても5月10日に発表/発売が行われるものの、日本での予価は45,000円~50,000円、 品薄商法での暴利が予想される。 モバイル向けのGTX640も40nmFermi世代のリネームが多くを占めており、 28nmKepler世代の歩留りやそれによる生産能力は深刻と言う他無い。 まだ見ぬGK106やGK107に関しても、最短で2012年Q3という情報が飛び交っており、 マスク改訂された新リビジョンを待つ他無い状況である。 GK104/GTX680が良い出来だっただけに、それに続くものが無いのが残念でならない。 【求めるは】GeForce合同葬儀場 ⑭⑥【量と品数】(2012/05/25) NVIDIAがTSMCの28nmウェハを、優先的に買い取る権利を取得したようだ。 供給量の改善に期待したいとことだが、5月25日現在、GK104以外の28nmは未だ姿を見せず、 また、5月予定と言われていたGK104三番手のGTX660TiやGK107のチップ群も遅れており、 スイートスポット、GK106のチップ群に至っては詳細リークすら無いのが実情だ。 Huang氏は語った「“Kepler”の立ち上げは難しい局面を迎えており、より多くのウエハを使うことになる」と Huang氏は語った「グロスマージンの低下は28nmプロセスのイールドが予想よりも低かったことが大きく影響している」と 飛ばし記事の可能性もある「長時間高負荷によるパフォーマンス低下疑惑」、これは別にいい。 お馴染み「リネームでのGT630、GT620、GT610」、まあいつものことだ、構いやしない。 「シェア下落、前年同期比で減収減益」、こんなのユーザーにとっちゃどうでもいい。 求めるは安定した供給量と、ミドルチップ、それによる価格低下だ。 【GK107】GeForce合同葬儀場 ⑭⑦【DDR3】(2012/06/17) 6月4日にGK107コアを使用したGeforce GT640が発売された。 Keplerアーキテクチャとしては初となる補助電源なしモデルであることと 上位のGK104の出来の良さから期待の声も大きかったが メモリがGDDR5ではなくDDR3だったために同じ補助電源無しのRadeon HD7750には全く及ばず、 ベンチによってはHD6670にすら負けることがあるほどで期待外れであった。 また、多くの人が待ち望んでいるであろうGTX660はGTX570の在庫が大量に残っているために発売が遅れるという話が出ており ミドルレンジに大穴が空いているという状況はまだしばらく続きそうである。 一方AMDはARMと組んでHSAの普及に尽力することを宣言したほか、現時点ではまだ噂の域を出ないものの 従来より大幅にクロックを上げ、且つ電圧を大幅に下げたHD7970 GHz Editionの発売を計画しているらしく 今後もハードとソフトの両面で攻勢を続けていくようである。 久々にMacにGeforceが採用されるなど、決して悪いことばかりではなかったが 他にあまりいい話がないのも確かであるためNVIDIAには不安を除くための情報公開を期待したいところである。 【で660は】GeForce合同葬儀場 ⑭⑦【いつ?】(2012/07/11) 6月4日にGK107コアを使用したGeforce GT640が発売された。 ただ、ミドルレンジとなるGTX660関連に関しては、未だにいつ販売かわからない状況で 一説には、7月中には販売されないという話もあり、当分出てきそうにはなさそうだ。 【GTX660tiが】GeForce合同葬儀場 ⑭⑨【発売?】(2012/08/10) Acerが謎のGeforce GTX660を搭載するPCを発表。 GT640のファンレス発売するも価格の高さがネックに。 GTX660tiのベンチのリーク、OC時のデータも登場し、8/16にGTX660tiが正式発表? GTX660、650Ti、650は9月第3週にローンチ予定する順調な延期っぷり。 【GTX 660】GeForce合同葬議場⑮◎【GK106?】(2012/09/02) 8月16日にGTX 660Tiが発売された。 GTX670での失敗を活かし、今度はメモリ帯域を削る荒技で位置付けを確たる物にした。 メモリ帯域をあまり使わない低画質ではGTX670と大差無いものの、少し画質が上がると途端に差が開くという結果に。 ようやく出たミドルレンジであるものの値段もGTX670と大差無く、当て馬なのかと思わせる。 ミドルレンジ第二弾にあたるGTX660 GTX650は12/09/06から12/09/12へと延期されたが、 延期の発表が発売一週間前とは相変わらずの小売り泣かせである。 【GTX 660】GeForce合同葬議場⑮①【販売開始】(2012/09/18) 去る9月13日にGTX660とGTX650が発表された。 GTX660は新コアのGK106を搭載した製品で、RADEON HD7800シリーズが競合製品である。 性能はHD7850とHD7870の中間というところで、「補助電源1本」のカテゴリでは最速ではあるが、 北米価格$229に対し初値2万4千円~5千円という御祝儀価格が炸裂しており、市場価格の低下が望まれる。 GTX650は既出のGT640をクロックアップしてメモリをGDDR5にしたものであるが、補助電源つきでの登場となり、 HD7750と比べると「補助電源なし最速」ではなく、HD7700と比べると性能や価格で優れるものではない、 何とも微妙な製品に仕上がってしまい、参列者からは溜息が漏れた。 ベンダーオリジナルの補助電源なしモデルの登場に期待したい。 GTX660とGTX650の間は今のところ価格で1万円以上、性能で倍以上という極端な格差がある。 この間を埋める新製品として、GTX650TiまたはGTX660SEの登場が待たれるところである。 【GTX 650Ti】GeForce合同葬議場⑮②【発売】(2012/10/13) 10月9日にGTX650Tiがローンチした。 性能としても価格設定としても、GTX650とGTX660の隙間、 そしてRadeon HD7770とHD7850の隙間を埋める製品である。 穴埋めの役割を果たすためにひり出された存在とはいえ、 AMDが対抗製品をリリースするか対抗値下げをするかでもしない限り、 それなりに市場で存在できるだろう。 これで今世代のGeForce製品ラインナップはローエンドからハイエンドまで体裁上は出揃ったと言えよう。 次の話題は既に発表済みのGK110を搭載したGeForceは発売されるのか、 発売されるのならばいつなのかということであろう。 また、具体的な話は一切ないが、GTX650の「Green Edition」が果たして登場するのかも 省電力志向ユーザーの関心の的である。 1四半期のちにはAMDの次期GPUがローンチすると思われ そろそろリークと称する噂話がネットを賑わし始める時期である。 2013年に現行GeForce製品群が死屍累々とならぬよう、盤石の迎撃体制を整えてもらいたいところだ。 【ドライバ】GeForce合同葬儀場⑮③【覚醒?】(2012/11/04) GTX680のデビューから7ヶ月 Radeonのドライバも熟成され、倍精度を捨て、一部処理をCPUに丸投げしたにもかかわらず HD7970に負けるゲームベンチの方が多くなってしまった 価格的にも結局ビミョーな立ち位置に・・・ 最後に登場したGTX650Tiも消費電力は押さえられてはいたが、価格がネックなのか皮肉にも GTX660にユーザーが流れる結果に・・・ 【謹賀】GeForce合同葬儀場⑮④【新年】(2013/01/04) 【titan】GeForce合同葬儀場⑮⑤【販売】(2013/02/22) ついにGK110ことtitanの詳細とベンチが公開された 690が比較対象になるが結果がまちまちで乗り換えるかどうか微妙な判断に 価格も予価136,800円と一般人にはとてもでが出ない価格となった。 一方のAMDは今年末まで7000シリーズで行くと宣言した。 700シリーズの噂すら出ない状況で停滞する状況はいつまで続くのだろうか? 【GTX 650Ti Boost】GeForce合同葬儀場⑮⑥【発売】】(2013/04/21) 3月26日にGTX 650 Ti Boostが発売された。 192bit化とクロックアップ、GPU Boostの追加により性能が上がったが、 順当に消費電力、価格も上がりGTX 660に匹敵したため いまいち方向性が見えないカードになってしまった。 どちらかといえば650Tiより660 SEと命名するべきで、 その辺は改善してほしいところではある。 【火山島で】GeForce合同葬儀場⑮⑦【ご臨終w】(2013/09/04) GeForce Titanに始まったNVIDIAのTesla選別落ちゴミの再利用ボッタくり商売もとうとう終わる時が 訪れようとしている。 9月中にHawaiiコアのFire-Pro、10月には2年近くのインターバル、当に満を侍して新RADEONのトップエンドが発売される。 これまでのRADEONは新製品では必ずNVIDIAのシングルGPU最上位製品を凌駕してきたので今回も多分に漏れずTitan超えをしてくるだろう。 それが$600以下で発売されるというのだからTitanやGTX780を大量に仕入れたショップ&代理店は戦々恐々であることは想像に難くない。 はたしてNVIDIAとNVIDIA贔屓なショップ 代理店の行き先は天国か?それとも・・・・ 【ハワイで】GeForce合同葬儀場⑮⑧【全滅!?】(2013/11/16) コードネーム「Hawaii」のRADEON R9 290 290Xが発売され、予想通り64ROPs + 512bitGDDR5でその 高性能さをまざまざと見せつけ、Titan他NVIDIA-GPUを一気に葬り去ってしまった。 一部では「ここ最近に 発売されたビデオカードの中では最速で売り切れる。」とまで言われている。 方やRADEON R9 290Xへのカウンターとして発売した「Geforce GTX780Ti」は売れてないドコロか 中国では「Galaxy GTX780Ti」が発火しリコールするという事態にまでなり、 改めてGeforceの「何が何でも 最強 を騙りたい!!が、何か問題が有ったら全てベンダーの所為に擦り付ける!」というチョンな気質の顕れとなった。 そもそもビデオカードは5万円台がハイエンドシングルGPUの価格帯であったはずが NVIDIAがGTX680の300mm2台ダイサイズの本来ミドルに位置するゴミカードを 6万円台で売る、というチョンも真っ青な暴利を貪り始めたタメに ある種の歪さを醸し出していたが、流石RADEONはそんなチョンイズムに犯されることなく 正々堂々と正規の価格を維持しているのは実に潔い。 NVIDIAが本当にインチキ企業であることが浮き彫りになってるといって良いだろう。 はたしてNVIDIAとその子飼いのベンダーはハワイの猛攻を凌ぎ切れるのか? 座して死を待つのみ、なのか・・・・
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仏教は、インドのシャカを開祖とする世界三大宗教のひとつ。 非殺生・植物食を説き、部分的にヒンドゥー教へ受け入れられることとなった。 インドで仏教はほとんどヒンドゥー教に吸収されたが、東南アジアや日本、チベット、モンゴルなどで現在も信仰されている。 シャカ(釈迦) ヒマラヤ山麗のシャカ族の王子として生まれる。生老病死の苦しみ(四苦)に触れて世の無常を感じ、地位・財産・家族を捨てて出家ののち修行し、35歳のときに悟りに到達して仏陀(真理を悟った人)となったという。 シャカの思想はインドの業に依るところが多く、その因縁を断ち切ってニルヴァーナ(涅槃。無の境地)に達することで「悟り」とする。そのための方法として「八正道」という修行法が挙げられる。 八正道 正見 (正しい智慧) 正思惟 (正しい意欲) 正語 (正しい言葉) 正業 (正しい行動) 正命 (正しい生活) 正精進 (正しい努力) 正念 (正しい気遣い) 正定 (正しい精神統一) 当時の極端な苦行やふしだらな自由を排して中道を行くものだった。 80歳でシャカが入滅(亡くなった)後、100年ほど経つと、仏教は上座部と大衆部とに分裂する。 上座部(小乗仏教) 比較的シャカの教えを伝統として守った流れで、大衆部の人によって小乗仏教と呼ばれた。 戒律を厳格に守り、「人間のすべては仏に近づくことはできても、誰もが仏になる素質を持っているかどうかわからない」として、悟りに段階をつけた。 労働が禁じられているので、食べ物は信者から毎日「喜捨」してもらい、ひたすら瞑想にふける。 紀元前3世紀の中頃にスリランカに伝えられ、東南アジアに拡がった。 大衆部(大乗仏教) 自己の悟りにふける上座部を批判して、自らを大乗仏教と名乗る。 「誰でも人間は仏になる素質をもっているから、積極的に多くの人に教えを説き、救済して仏にする」という流れをもつ。そのためにより多くの人を成仏させるために活動する菩薩(ボーディサットヴァ)が高く評価される。 その積極性のため哲学的思弁も多岐になり、詳細かつ精密に展開された。主にチベット・中国・朝鮮・日本で栄えた。またチベットでは密教を中心に得意な発展をし、中国・朝鮮でも栄えるが後に形骸化した。日本では現在でも広く信仰されている。 ヴァルダマーナ シャカとほぼ同じ頃の人でほぼ同じ教えを説き、ジャイナ教を開いた。しかしシャカよりも不殺生を強調して、虫を殺すおそれがあるとして農耕を禁止したりしたため、インド以外の外へ出ることはなかった。そのためジャイナ教徒には商人が多く、質素な生活をしているので金持ちが多い。 マハトマ・ガンディーもジャイナ教徒の家に生まれている。 中国では、後漢時代(25~220年)に仏教が中央アジアを通じて伝えられ、多くの経典・論書・戒律(合わせて三蔵という)が漢訳されることとなり、新しい発展もした。 後世に影響を与えたのは、天台宗と浄土宗と禅宗である。華厳宗もそのひとつだが、難解で大衆化しなかったようである。 浄土宗 いっさいを阿弥陀如来に対する信仰(念仏)に集約させるもので、救済は「信仰のみ」によるとしている(ルターの思想に通じるものがある)。 禅宗 不立文字(ふりゅうもんじ)という経典の言葉に頼り切らず、自己の徹底した瞑想と精神集中によって悟りを開こうとする。 天台宗 真言宗 空海によって開かれた密教。密教とは、大乗仏教の精密な哲学を前提として、これによって古くからの呪術を神秘主義的に体系化したものである。 インドでは7世紀中葉に、現実の欲望を肯定し、祈禱ではインド古来の神々を取り込んで呪術を行うという「大日経」の出現によって正式に成立した。大日経は陀羅尼(呪文)を唱え、護摩(ホーマ)を焚くといった秘技によって恍惚境を求め、それを即身成仏だとして、そのため愛欲を利用することも辞さないものだった。曼荼羅やその他の絵画・図表・音楽などを小腸として活用し、豪華絢爛たる神秘主義を展開した。 参考:面白いほどよくわかる哲学・思想のすべて(湯浅赳男著) 仏教 - Wikipedia 八正道 - Wikipedia 後漢 - Wikipedia 名前 コメント すべてのコメントを見る
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名前 そあら 種族 主人公(♂) うp主 そあらの人 特記事項 ・シルフカンパニー社員。 ・所属は商品開発部企画課 兼 クレーム対策部部長補佐 そあらの人の「萌えっ娘もんすたぁ(鹿ver)社会人編」主人公。(*1) タイトルの社会人が示す通り、シルフカンパニーの社員である。 数少ない良識人らしく、シルフカンパニーのクレーム対策部の人間のためか相手との交渉が上手い。 また、萌えもんに対しては優しいので、お月見山のふもとの萌えセンで、コイキングを売買する男に対して説教するなど。 童顔。本人はそのことを気にしているが、周りからは子ども扱いされ、 萌えっ娘もんすたぁ(鹿Ver.)社会人編 12話以後は母と妹かれんによって女装される(させられる)ことになる。(*2) だが、エリカの影響により13話からはなんか吹っ切れた(むしろなんか間違った方へ覚醒した?)ようで、 喋り方などが変わり、デパートの店員が誘おうとするまで女性になり切った。 さらに、それまで苦手だった大人の女性は抗体ができるようになって、普通に接することができた。 人形(というよりはぬいぐるみ)が好き。 12話では必要なものそっちのけで大量のピッピ人形を買おうとした上、貞操の危機に陥ってもまだピッピ人形に執着し、 銀様の人の水銀燈のバタフリーの超音波で混乱、レナ化してしまった時にも、デパートでピッピ人形を大量に買おうとしていた。 なお、どちらもセリたちによって止められた。 関連用語 ヒサシ 上山 ゼロ メガ☆ラバ(仮) 銀様同盟水銀燈 アクト 手持ち セリ(フシギバナ) ひより(ピジョット) ラメ(ピカチュウ) ししょう(ギャラドス) ユイ(フーディン) フレイ(ブースター)
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あらすじ2 あらすじ21ページ目へ あらすじ21 お尋ね人 あらすじ22 リフィルの帰還 あらすじ23 ホントなんだ あらすじ24 負の想念 あらすじ25 世界樹の根を守れ! あらすじ26 苦い報告 あらすじ27 ジャニス来船 あらすじ28 精霊と共に生きる村 あらすじ29 白夜の森へ あらすじ30 氷の精霊 あらすじ31 ディセンダーなの? あらすじ32 緩やかな破滅への道 あらすじ33 家出青年 あらすじ34 広がる「負」 あらすじ35 謎のカケラ あらすじ36 それぞれの怖れ あらすじ37 世界樹の息遣い あらすじ38 ニアタ・モナド あらすじ39 ディセンダーの玉座 あらすじ40 失意のカノンノ 3ページ目へ 1ページ目へ あらすじ21 お尋ね人 ある時、他国のギルド主のショー・コーロンが やって来た。 人探しの依頼の為である。 尋ね人は、ハロルド・ベルセリオス。 あまりに破天荒な仕事をするので、クビに していたが、その後、今までハロルドが受けた 仕事の依頼者が被害を訴えてギルドに 押しかけたらしい。 被害者に対し、責任をとらせる為、探してくれとの 話だった。 捜索するのは、カレンズ諸島。 現在、その土地では火山活動が活発になっており、 以前、村がひとつ滅んでいる危険な場所だ。 しかも、捜索対象者がやや問題アリな人物と あっては、誰も志願の手をあげようとは しなかった 結局、主人公が、 捜索依頼を引き受ける。 依頼の詳細を聞くと、別件でハロルドの 捜索依頼があった。 依頼主は、ハロルドと同僚だったナナリー。 そして、カイルとリアラの三人である。 捜索対象のハロルドから送られた絵葉書で、 詳細な居場所がわかり、 主人公、ナナリー、そしてカイルで カレンズ諸島のレーズン火山へ向かう事になった。 カイルとリアラは、ハロルドの知恵が 必要なのだという。 彼らは、異世界からこのグラニデへ訪れたのだが、 帰る術が無く路頭に迷っている所をナナリーに 保護されたのだ。 カイル達の問題は、ナナリーにはどうにも出来ず、 ハロルドの知恵を借りるしかないという。 マグマに囲まれた暑さの中を進むと、 ピクニックとサウナと実験に興じている 女性がいた。 なんとも能天気そうなこの女性こそが、 捜索対象となっていた、ハロルド・ベルセリオス だった。 前に務めていたギルドの後始末と、カイル達の件を ハロルドに話し、主人公達は、 半ば強引に船へ連れ帰る事にした。 あらすじ22 リフィルの帰還 ハロルドを連れて船へ戻ると、依頼人だった ショー・コーロンが待っていた。 だが、ハロルドには全く反省の色は無く、 アドリビトムでラルヴァの研究をすると 言い始める始末。 結局、チャットが代わりにショー・コーロンへ 賠償金を支払い、ハロルドはアドリビトムで 働いて返済するという形で事は落ち着いた。 そして、ナナリーも、自分の仕事は済んだと 所属するギルドへと帰っていった。 珍客ばかりを相手して、チャットがグッタリ していると、リフィルが帰還する。 ついに、ラルヴァの生成に成功したらしい。 荷解きを終えたリフィルが、赤黒く光る メノウのような石を見せてくれた。 ラルヴァは、この石に蓄積させてあるという。 早速、興味を沸かせたハロルドが飛びつく。 かくして、アドリビトムでのラルヴァ解析が 始まったのである。 あらすじ23 ホントなんだ カノンノが海を見ている。 ふと、例の「声」について聞きたくなり、 主人公が声をかけた。 彼女は、思い出を紐解くように 少しずつ語り始めてくれた。 声はまず、3歳くらいの頃、夢の中で見ていたらしい。 やがて5歳になると、海沿いを歩けば、 その声が聞こえるようになったという。 カノンノは、パニールが語ってくれた事 そのままに、話してくれた。 戦い方、身の守り方、生きて行く為の知恵。 声は様々な事を教えてくれたらしい。 荒唐無稽な話だったが、 カノンノはただ「ホントなんだ」と 寂しく呟くだけだった。 あらすじ24 負の想念 ラルヴァの解析が終了した。 自然界のありふれたエネルギーに 「負の想念」を付属したもの。 それこそがラルヴァの正体であった。 負の想念は、怒り、恨み、悲しみなどの ネガティブな想い。 つまり、ラルヴァを生成する事は、 呪いを生産している事と同義であるという。 無論、人体に無害なわけは無く、このエネルギーに 晒されていれば精神、肉体も蝕まれてしまう。 マナが少ない土地は、負の想念が溜まりやすい。 故にラルヴァが生成出来る。 一方、マナには、場の穢れを浄化し、 活性化させる力がある。 生成される場所がマナの恵みの少ない場所なのも、 そういう理由があっての事だった。 世界樹のマナの生産力がこのまま落ちてしまえば、 世界中に負や穢れが留まるという事になる。 そして、さらには人の心と身体を蝕むだけでなく、 大地の活力も衰退させていく事になるのだ。 ラルヴァの危険性がわかった以上、 面と向かってジャニスに狙いを差し止められる。 早速、ジャニスに接触する為の計画を立てようと したところに、クレスが帰還した。 クレスがもたらした情報に、皆が耳を疑う。 ジャニスが、世界樹の根を切る計画に 取り掛かっているらしいのだ。 あらすじ25 世界樹の根を守れ! ジャニスが、世界樹の根を切ろうとしている。 これを阻止する為に、主人公が 名乗りをあげた。 クレスの情報によると、ジャニスは粘菌の巣へ 向かったらしい。 事は急を要する。 主人公は、プレセアとゼロスを率いて ジャニスの元へ急いだ。 粘菌の巣には、世界樹の根が露出している 場所がある。 ジャニスもそこに目をつけているはずだと、 道を急いだ。 ようやくジャニスを追い詰めた時は、 もう根を爆破する準備が整っていた。 相手は武力を持たない民間人。 こちらから手を出す事は出来ない。 説得を試みるが、論議は並行するばかり。 ジャニスも、ラルヴァの普及はあくまで 恵まれない人々の救いになるようにという 思いからであり、悪意をもって世界樹を 傷つけようとするわけではなかった。 ある意味、ジャニスは誰よりも民衆の幸を 願っているのかもしれない。 論点を変えて、説得を続けた。 ラルヴァがなぜ、痩せた土地でしか生成されない のかをジャニスに問う。 だが、ジャニスはラルヴァが負の想念から 成っているものとは知らなかった。 なおもジャニスが抵抗を続けるかと思ったが、 意外にも話に興味を示し、一旦世界樹の根の 爆破は中止する事に承諾してくれた。 しかし、災いは思わぬところで現れる。 誤って爆破装置のスイッチが入り、 世界樹の根に傷を入れてしまったのだ。 爆破と共に、黒い蒸気が湧きあがる。 やがて、蒸気の中に人の影が見えた。 影色は濃さを増し、その影の正体が蒸気から 現れ出る。 醜悪な右腕を持った男。 人間ではなかった。 男はゲーテと名乗り、 愚弄するような口ぶりで主人公を 「世界樹の落し子」と呼んだ。 ゼロスが男からの殺意を感じ取ったのか、 急いでジャニスを逃がした。 主人公も構えて、男の動きを待つ。 今までに、見た事も無い技、魔法。 「彼に、一体何をしただろう?」 そう思わずにはいられないほど、 男からの強い敵意を感じた。 だが、主人公は迷いを捨て、 ぶつかる事に集中した。 男の身体がぶれる。 安定を欠いた肉体だったのだろうか、体勢を崩す。 男には、もう攻撃する力は残っていなかった。 主人公を見据えながら、 空間に溶けるように男の姿が消える。 静まり返る場。 主人公達は、世界樹の根の傷を確認し、 重い足取りで帰り道を歩いた。 「世界樹の落し子。いつか、お前もろとも 世界樹をへし折ってやる…」 男が消える直前に言ったその言葉が、 いつまでも耳に残った。 あらすじ26 苦い報告 世界樹の根が爆破された事、 根の傷口から何かが噴き出した事、 そして、その噴出したものと共に現れた存在について 一部始終をリフィルに報告した。 リフィルは心底参った様子で、 今回の件がどう世界樹に影響するかを懸念していた。 眉を寄せてばかりのリフィルを見かねたハロルドが、 部屋から駆け出した。 ハロルド自身が粘菌の巣へ向かい、 世界樹の傷と噴出したものの分析をするという。 今は何も手立ては無く、ハロルドに任せる他 無かった。 ほどなくして、分析を終えたハロルドが帰還する。 世界樹の根から噴出していたのは、「負」だという。 リフィルは、にわかには信じられない様子だった。 なぜ、マナを生み出す世界樹から負が噴出したのか。 理由はまだ、ハロルドにもわからないらしい。 それよりも問題なのは、傷ついた根の部分から 世界樹が弱り始めている事。 このままでは、マナの生産量は更に低下し、 世界樹は弱っていく。 そして、ついには枯れてしまう事になる。 それは、この世界の全ての死を 意味する事なのだ。 あらすじ27 ジャニス来船 世界樹の傷の回復は容易ではなく、 暗中模索のまま時間だけが過ぎていった。 そんなある日、ジャニスがアドリビトムに 姿を現したのである。 ジャニスは、主人公達の説得をふいにし、 世界樹に傷を付けた事を一番に詫びた。 そして、ラルヴァに関しての様々な報告を 語り始めるのだった。 世界樹の根が傷ついた日を皮切りに、 各村に搬入していたラルヴァが突然暴走を 始めたらしい。 そのラルヴァの影響で、植物や動物に変異がおき、 人々に害を与えるようになったという。 実験の結果ばかりを急ぎ、検分を怠り、 学者としての心を忘れていたとジャニスは悔いる。 科学部屋にて、リフィルがジャニスから 詳しい話を聞いていると、剣を抜く音が聞こえた。 ジャニスに刃を向けるアッシュ。 アッシュは、ラルヴァ開発の上に、 世界樹を傷つけたジャニスを罵り、 飛び掛っていった。 とっさに、主人公が アッシュを押さえ、事なきを得る。 しかし、アッシュはジャニスの命を奪おうと なおも抵抗を続けた。 ジェイドは、ラルヴァを生み出した優秀な頭脳を 失うのは今の世界にとって得策ではないと説く。 また、ジェイドは、アドリビトムに入り、 世界の為に行動する事を強く勧めた。 アッシュが、剣を収めて部屋を去る。 どうやら、煮え切らないながらも、 同意を得たようだった。 ジャニスも重ねて謝罪し、 自分の研究所があるペリー鉱山へと帰っていった。 あらすじ28 精霊と共に生きる村 ナナリーが、元のギルド仲間のスタン、 ルーティ、リオン、ウッドロウ、フィリアと 連れ立ってアドリビトムに移籍してきた。 ハロルドの件もあったが、元々そりが合わなかった ショー・コーロンにたんかを切って、辞めてきた のだという。 珍しい来訪者は他にあった。 ガレット村のギルドに所属している アニーという少女が来船したのだ。 アドリビトムに、依頼を届けて来たのだが、 それはあまりにも非現実的なものだった。 「ディセンダーを探して」 チャットが面食らう。 おとぎ話の人物は、探す事は出来ないと断るが、 アニーも、ふに落ちない様子で説得する。 何でも、ガレットに住む精霊が、ディセンダーの 出現を察知していたという。 そして、アニーは、精霊よりディセンダーを連れて くるように命じられたとの事だった。 話を聞いていたリフィルが、精霊への興味を示し、 ディセンダーが実在するというのなら、 まずは精霊に詳細を聞いてはどうかと提案した。 精霊からの情報を元に、ディセンダーを探す。 そうであれば、チャットも依頼として 受け付けられると承諾した。 あらすじ29 白夜の森へ 今回の目的は、ガレット村に住む精霊、 「セルシウス」に会うこと。 ディセンダーを探し出す為に、 より詳しい情報を聞かなければならない。 ガレット森林区を抜けるにあたって、 道中の案内としてアニー。 そして、護衛の為にルカが同行する事になった。 ガレット村には、世界の人々から生まれる 「負の想念」を、精霊の力を借りて、 世界樹へ送り込むという儀式があるという。 その儀式を「穢れ流し」と呼び、 古くからそのセルシウスという精霊を頼りに 行っていたらしい。 しかし、ここ最近「負の想念」が増加し、 容易に世界樹へ負を送り込む事が 出来なくなってきているという。 セルシウスは、世界樹の異変に気付き、 この事態を解決するのはディセンダーだけで、 あると唱えた。 アニーが、ディセンダーを探してアドリビトムへ 訪れたのも、こういった経緯があっての事だった。 白く積もった雪の道を進むと、 アニーのギルドの仲間、 ユージーンとマオに出会った。 二人の話によると、負の影響か、 セルシウスが正気を失ってしまったという。 そして、ガレット村も魔物で溢れ、 人が住める場所ではなくなり、ユージーン達は 村人を避難させる為の誘導中という事だった。 二人は後ほど合流する事を約束し、 主人公達はセルシウスの元へ走った。 やがて、凍り付いた滝へ到着した。 対峙している二つの影。 アニーの同僚ヴェイグと精霊セルシウスだ。 正気を失ったセルシウスにより、クレアという 大事な人を氷付けにされているらしい。 ヴェイグが剣を構え、セルシウスと戦う姿勢を見せた。 あらすじ30 氷の精霊 主人公達は、ヴェイグに加勢し、 セルシウスを押さえつける。 セルシウスの身体には、黒いもやが 掛かっているのが見えた。 くもの巣を払うように、主人公が もやを払うと、セルシウスは正気を取り戻した。 やはり、負の影響で自己を失っていたようだ。 クレアもセルシウスの術が解け、 氷の中から開放された。 セルシウスが、主人公を見る。 そして、主人公を「ディセンダー」と呼んだ。 唖然とする一同。 これから探す事になるはずだった、ディセンダーは 予期もしない形で見つかったのである。 天候が変わり始め、吹雪になりそうだった。 避難したガレットの民と合流する為に、 主人公とルカは、 皆を引き連れて帰還する事にした。 船に戻ると、パニールがクリームシチューを 作って待っていた。 ガレット村の民はジェイドの計らいで グランマニエに受け入れられ、アニー、 ユージーン、マオ、ヴェイグ、クレアは アドリビトムで働く事になった。 あらすじ31 ディセンダーなの? リフィルは、精霊に会うだけでも驚きだったし、 よもや主人公がディセンダーだとは つゆほどにも思っていなかった。 ディセンダーは、精霊にしか見えない 光をまとっているという。 セルシウスには、まさにその光が 主人公に見えているのだ。 だが、リフィルからすれば、主人公に ディセンダーとしての特別な能力があるとは とても思えなかった。 セルシウスは、いくつか世界樹について 人間たちが知らない事を話してくれた。 世界樹は負を受け入れ、浄化して無に還す能力が あり、世界が負で覆われないように働いていると いう事。 そして、精霊は負を世界中へ送り込む役割を 担っている事…。 根が傷ついた事で、世界樹は能力を大幅に失い、 世界はどんどん穢れていく事になる。 負が増えると、魔物が増え、人々の心も荒む。 そうして負は更なる負を生んでいくのだという。 暗然とした未来に、溜息をつくリフィル。 しかし、セルシウスには、もっと危ぶむべき事が あった。 「ゲーデ」。 精霊のみが認知している、負の想念の化身。 本来であれば、世界樹内部で生まれ、 そして消え、再び生まれるのを 繰り返すだけの存在である。 しかし、世界樹や精霊の力が弱まった今、 そのゲーデが人間の世界に現れる事になるかも しれないのだ。 あらすじ32 緩やかな破滅への道 主人公は、なんとなく、 ゲーデという存在が引っかかっていた。 どこかで会ったような気もする。 そう考えていると、プレセアがやって来て ゲーデという名に心当たりはないかと尋ねる。 主人公は思い出した。 世界樹の傷から、負と共に現れた男。 その男が、まさにゲーデと名乗っていたのを。 プレセアに促されて、リフィルにその事を 報告しに向かう。 主人公の報告に、 セルシウスもリフィルも目を丸くした。 まだ、未然に防げるかも知れないと 思っていた事態は、とっくに起きていた からである。 皆が肩を落とす中、パニールが小首をかしげた。 ディセンダーは、話によると世界に危機が 訪れた時に現れる。 しかし、主人公は 世界樹が傷つく前に、この船に現れているのは なぜなのかと。 それに対して、ハロルドは、世界の危機は、既に 訪れていたと唱える。 世界樹は傷つく前から、負を抱える容量の限界を迎え、 マナの生産力は落ち、負をこれ以上抱える事も 出来なくなった。 これこそが本来の危機だった。 現状はこれに加えて、その世界に留まった負から ラルヴァが生成され、ゲーデまで解放してしまった のである。 人々が生み出す負。 怒りや妬み、悲しみ…。 それが、世界樹にいかに大きな負担を 掛けていたか、皆は自分自身を省みた。 世界はますます混迷の道を辿っている。 これらの状況を生み出す、負とゲーデを 何とか世界樹へ送り流さなければならない。 しかし、術が無いのだ。 傷ついた世界樹には、再び負を抱える力は無く、 何より、送り流す先は世界樹の中。 そこは人間の世界ではなく、精霊の世界だという。 精霊の手でなくては出来ないのだ。 セルシウスは、負を浴びすぎて、精霊とは程遠い 人間に近い身体になっており、世界に自由に溶けたり、 精霊の世界へ戻る事も出来ない。 負を送り流そうにも、その力を発揮出来ないのだ。 あらすじ33 家出青年 家来人の捜索の仕事を引き受けた。 依頼者の話によれば、引きこもりだった息子が 突然家を出て行き、何度連れ戻しても獄門洞という 土地に向かうという。 今回も獄門洞へ向かったのだろうと、 カノンノとコレットを同行者に迎えて、 捜索に向かう事にした。 捜索対象者の名は。ビクター。 18歳の青年だった。 獄門洞の、花が舞い散る道を歩く。 伝説では、死者が黄泉の国へ向かう為の門が ここにあるのだという。 すずの故郷は、ここに近い土地らしい。 その独特の異文化の匂いを感じながら、 主人公達は走った。 程なくして、うずくまる青年を見つける。 ビクターだろうか。 カノンノが近づくと、青年には黒いもやが かかっているように見えた。 カノンノが、無事を確認する為に 青年に声をかける。 だが、青年はうめき声をあげながら、 その姿を魔物へと転じさせた とりあえず、動きを封じる事を第一に 主人公達は、一戦を交える事にした。 魔物の体力を削り、気を失わせると、その姿は 元の青年に戻った。 主人公が、近寄ってセルシウスにもしたように 青年にかかっていた黒いもやも払う。 やがて、青年が目を覚ました。 青年は、やはり捜索対象者のビクターだった。 獄門洞へは、無意識に引き寄せられたのか、 気がついたらこの場所にいたのだという ビクターを連れて出ようとしたが、 彼本人に戻る意思は無かった。 帰っても、親の跡継ぎが待っており、 自分の望む仕事が出来ない。 ならば、ここで死んでもいいと言うのだ。 コレットが説得しようと歩み寄った時、 盛大に転んでアクセサリーを壊してしまう。 コレットが手の中のアクセサリーを悲しそうに 見ていると、ビクターがアクセサリーを手に取り いとも簡単に修理した。 ビクターは、親の跡継ぎではなく、 細工の仕事をしたいらしい。 喜ぶコレットを顔を見て、 ビクターは家へ帰る決心をする。 親に縛られる事無く、本当にやりたい道を 歩む為に帰るのだと…。 船に戻ると、ビクターの両親から報酬が 届いていた。 ハロルドの説によれば、ビクターに見られた 魔物への変化はやはり、負の影響らしい。 獄門洞は負が溜まりやすい土地であり、 ビクターは自分自身の負と感応して 引き寄せられていったのだろう。 今や、世界は負の蔓延で人の心も暗くなり、 国同士のいさかいや、犯罪が急増しているらしい。 一方、カノンノは今回のビクターの姿を見て 「変わること」の素晴らしさに思いを馳せていた。 自分も変わりたい…、と。 あらすじ34 広がる「負」 内戦の報が続いている。 今や、あちこちで紛争が起き、 負が負を呼ぶという悪循環か、 その数も日に日に増えていっている。 一方、ゲーテは、人々から生まれる負を食らい、 人々の心を暗く染める負を生み出していた。 全ての存在に対しての激しい憎悪。 ゲーデは、何を支配したいわけでもなく、 そうしてただ世界の滅びを待っていた。 あらすじ35 謎のカケラ カノンノに頼まれ、科学部屋へ薬品を運んだ。 部屋では、リフィルが夢中で何かを覗き込んでいる。 遺跡か何かのカケラらしい。 漂流物だったそれは、不思議な文字が浮かび、 グラニデの技術を超えた未知のものであるかも しれないという。 文字の規則性はリフィルにすら計れず、 解読不能の文字だった。 カノンノが、じっとその文字を見つめ、 小さく呟いた。 「我は、ニアタ・モナド。ディセンダーの玉座なり」 驚愕するリフィル。 カノンノが、文字を読んだのだ。 しかし、なぜ、文字を読めたのか、 本人にもわからない様子だった。 カノンノは、困惑した様子で下を向き、 部屋を後にしていった リフィルには、文字を解読する術はない。 かといって、検証も無しにカノンノの言葉を 鵜呑みにするわけにもいかない。 解読は進まず、リフィルはカノンノが呟いた 言葉を繰り返すばかりだった。 その時、フィリアがカケラに付着した藻を 特定したと部屋に入ってきた。 藻は、「マグネエラの藻」といい、 細胞内で強力な磁力を発生するという 珍しい海草だという。 この藻が生息する一帯は、強力な磁界となる為、 通常船はこの海域を絶対通る事はない。 生息地域は一つしかなく、もしバンエルティア号で 行く事が出来れば、カケラの本体の調査が 出来るのだ。 未踏の遺跡に出会えるかもしれないと リフィルが興奮する。 そして船の機器が磁界に耐えられるよう、 再び船の改造が始まったのである。 あらすじ36 それぞれの怖れ 世界樹をどうする事も出来ぬまま、 刻々と時間だけが過ぎていく。 変わった事があったといえば、 スタンの妹、リリスが新しくアドリビトムに 仲間入りしたくらいである。 一方、パニールはカノンノに真実を どう伝えようかと思い悩んでいた。 パニールは、カノンノが幼い頃、 わがままを言った時は両親の事を持ち出して、 あやしたりわがままを直させたりして いたという。 だが、そうした結果、カノンノは「声」と 「親」への依存が増したのだろうと、パニールは 自責の念でいっぱいだった。 それからカノンノを訪ねると、 いつものように海を見つめていた。 話に伝えられる事が本当であれば、 主人公は、 世界を救った後は世界樹に戻ってしまう。 アドリビトムの仲間もそれぞれ夢を持っていて、 夢をかなえる為に、いつまでもこのまま 一緒にいられるわけではない。 海の果ての、そのまた果てを眺めながら、 カノンノはそう呟いた。 皆が何かを目指して生きている。 だが、カノンノは「声」の正体に出会う以外は、 何も無いのだと言う。 あの文字は、読んだのではなく、 語りかけてきたというのだ。 しかも、いつも海から聞こえる、 あの「声」のニュアンスだったという。 声の正体が、両親かどうかもわからない。 だが、カノンノ自身は、両親であって欲しいという 願いも捨てられずにいた。 声の正体が両親でなかった場合、カノンノの 目的は失われてしまう。 カノンノは、いつの間にか声の正体を知る事を 恐れるようになっていた。 あらすじ37 世界樹の息遣い 多くの人々の目から見ても、世界樹が弱っているのは 明白だった。 今、わずかながらに生み出されているマナも、 いつかは尽きてしまうのだろうと、 民衆は不安にかられている。 一方その頃、世界樹の麓。 弱々しくマナを生み出す世界樹を、 ゲーテが見つめていた。 世界樹を一思いに破壊しようと手をあげるが、 手を振りかざそうとしたその瞬間、 葛藤がゲーデの中に芽生えた。 ここで手を下さなくとも、 いずれ、世界も世界樹も負で覆われ自滅する。 ゲーデは、言い訳のようにそう呟いて、 破壊を行おうとしたその手を下ろした。 なぜ、そうしたのかはゲーデ自身にもわからなかった。 ゲーデは、悲しげにうつむく。 世界中の人々から生まれながら、 どこにもゲーデの場所は無い。 世界が自分を生み、自分を拒んでいる。 世界樹へ送られ、無に還されるだけの 存在である事を、ゲーデは認めたくなかった。 だが、再び弱さを振り払うように顔を上げる。 人間から生まれ、世界樹へ送られ、消滅するだけの 運命を否定し、自分以外の存在全てに同じ苦しみを 味あわせてやると吠え立てた。 それは、孤独な叫びだった。 あらすじ38 ニアタ・モナド 船の改造が終了し、 強力な磁界が存在する海域へ赴く事が かなうようになった。 カノンノは、恐いが、声の正体を突き止める事を 選択した。 本当は、声ばかりを頼って生きていくわけには いかないと思っていたという。 自分自身にけりをつける為に。 変わる為に。 例の海域に到着すると、みんな甲板へ出た。 カノンノが真っ青になって、海を見つめている。 「知らないはずなのに、何かを知っている」 そう不可解な焦燥を抱え、カノンノは 怯えているようだった。 「ニアタ」。 身体から湧き上がるように、ひとつの言葉が 突いて出る。 そして、叫びたくてたまらなかったというように 大きくその名を叫んだ。 突然、海鳴りが起こり、海中から何かが隆起する。 みるみる見上げるほどにそれは浮上していき、 やがて神殿のごとき巨大な建造物として、 その全貌をあらわした。 カノンノの呼びかけに応えたのか。 しかし、カノンノはただ呆然とし、 肩を震わせて怯えるばかりだった。 あらすじ39 ディセンダーの玉座 海中から姿を現した謎の建造物は、 カノンノの言ったままに「ニアタ・モナド」と 称されるようになった。 そして、リフィルが早速ニアタ・モナドの 調査を希望する。 主人公が護衛として加わり、 またカノンノもついていく事を強く希望した。 グラニデには存在しないテクノロジー。 ニアタ・モナドを構成している物質ですら、 未知のものだった。 何かの回路と思われるものも、機能している。 まるで、その建造物そのものが生きているかの ようだった。 主の帰還を待っているかのように。 だが、カノンノが言った様に、ディセンダーの 玉座である事や、カノンノとの関連性については、 まだなにもわからない。 主人公達は更なる調査の為に 奥へと進んでいった。 光を放つ回廊を歩く。 全てが異彩を放つ光景だった。 突然、主人公達を包むような声がした。 姿は無い。 リフィルが、姿を求めて呼びかけると 無機質なその声は、森厳に答えた。 「我々はニアタ・モナド。ディセンダーの玉座なり」 誰よりも驚いたのは、カノンノだった。 惑乱して、硬直する。 声がカノンノを呼ぶ。 そのニアタと名乗る声に敵意は全く無く、 リフィルの問いに答えていった。 この世界グラニデは、ニアタの故郷 「パスカ」の子だという。 そして、カノンノはそのパスカという世界の ディセンダーだったらしい。 パスカという世界は寿命を迎え、もうディセンダーも 存在しない。 今横に立つカノンノは、正しくはパスカの ディセンダーの因子を持っている存在だという。 カノンノは、突然我が身に降りかかった現実に困惑し、 黙り込んだ。 次に声は、主人公の姿をとらえ、 グラニデのディセンダーである事を確認する。 リフィルが、ニアタに姿を見せるように要求する。 しかし、ニアタには姿は無く、この建造物そのものが 本体である事を告げられる。 ニアタは、ディセンダーと「パスカ」という世界を 永久に見届ける為に、肉体を捨て、機器に宿った 精神集合体だという。 故郷の滅んだ後も朽ちる事無く、様々な世界を旅して 見届けているらしい。 ニアタが呼ぶ。 ディセンダーの玉座まで来るようにと。 主人公は、カノンノの肩を押し、 三人は更なる奥を目指して歩き始めた。 道中も、ニアタは導くように語り続けた。 世界樹はマナとディセンダーを生み出す ばかりでなく、新たな世界となる種子をつけ、 世界を生み出す超生命体だという事。 世界とは、世界より生まれしものであり、 世界として「寿命」がある事。 それ故、新たな世界を生み出し、世界の記憶を 次へ受け継がせる事。 そしてそれは、パスカという世界がグラニデに 受け継がれたように行われ、カノンノが存在する ように、記憶を共有する世界が他にも存在すると いう事。 それは世界の理だった。 最奥部に到達すると、確かに玉座の様なものが あった。 三人は、歩いて玉座の前に出る。 ここがニアタ・モナドの中枢だという。 ニアタが問う。 主人公が存在すると言う事は、 この世界に何かあったのではないかと。 主人公が、グラニデの状況を説明する。 世界に溢れた「負」を消すにはどうしたらいいのかを 尋ねた。 だが、「負」を消すという事は不可能であるという。 リフィルが落胆する。 やはり、世界樹でなければ、負を無に還す事が 出来無いのか。 しかし、ニアタは「無」というものは無いと答える。 世界樹が「負を無に還す」などとは 考えられないという。 ただ、世界樹の傷の回復を促進させる方法は あるかもしれないとの事だった。 その方法を探る為に、「世界を覗く」と ニアタがしばらく沈黙した。 世界樹の回復だけでも叶うのであれば、 マナの生産量の低下は防げるのかもしれない。 リフィルはもどかしい思いで、ニアタの答えを待った。 突然、リフィルに強烈な閃光があたる。 ニアタによって、世界樹を回復する方法が リフィルの記憶へ転写されたのだ。 しかし、ニアタにとっては大きな力を要したらしく、 機能が次々に落ちていった。 ニアタが、途切れる声で主人公に カノンノを託す。 周囲が暗くなり、場は静かになった。 もう、ニアタの声は聞こえない。 リフィル達では、どうする事も出来ず、 一旦船へと戻る事になった。 あらすじ40 失意のカノンノ 帰り道、カノンノはずっと塞いでいた。 異世界のディセンダーの因子を受け継いでいた事、 声の正体が両親ではなかった事、 どれもカノンノには、重い現実だった。 リフィルが気を遣って、早々にパーティを 解散してくれた。 3ページ目へ
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読み仮名の最初のひらがな【と】 【共通スキル】 (範囲) フィールド/自分のいるマス (係数) なし (特殊効果) なし (備考) 自分のいるマスに砦を建てることができる。