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怖い話は苦手。 痛い話なんて聞きたくない。 でも一生に一度くらいは、立ち向かわなくちゃいけないことだってあるんだ。 ◇ ◆ ◇ ようやく地獄のような時間が終わった。 『秋山澪ファンクラブお茶会』は、なんとか無事に幕を閉じた。 いろいろグダグダだったけど、最後の新曲のお披露目と写真撮影には会員の人たちも大満足だったみたい。 そして終わってしまった宴のあとで、いつもの軽音部のメンバーに和 ──なんと二代目ファンクラブ会長なんだよ、コイツ── を加えて、簡単な打ち上げをやっている。 とはいっても私は、もっぱら盛り上がるみんなを横で眺めているだけだ。 「いやーしかし、会員の子たちの反応が初々しくてよかったよなー」 「澪ちゃんの『板垣退助』めっちゃ受けてたし」 「そうそう。あ、それと、やっぱり澪ちゃんへ百の質問とか、」 断片的に聞こえてくる言葉のひとつが耳に残った。 百の質問とかいってたけど、あれはもう拷問のレベル。だいたいなんだよ。 「これまで聞いたなかで一番怖かった話は」とか「二番目に怖かった話は」とか。 なんて質問するんだよ。ありえんだろ常識的に考えて。 それにケーキ入刀なんて、正直わけわからん。 無理やり梓にもつき合わせちゃって、なんか悪いことしちゃったな。 あれ。そういえば梓がいない。 あたりを見回すと、少し離れた場所でひとりだけお皿を持って立っている梓の姿が目に入った。 どうやら例のムギの持ち込んだ超巨大ケーキに対して、終わりのない戦いを挑んでいる最中らしい。 しかしこういうのって、普通は入刀する部分以外は作り物だって聞いたんだけどな。 そんなことを思いながら私は立ち上がると、そっと梓のそばに歩み寄った。 「さっきは悪かったな」 「何がですか」 きょとんとした表情を浮かべながら、梓が振り返る。頬にホイップクリームをくっつけているのがとても可愛らしい。 「ほらあれ。あのケーキ入刀のことさ」 「ああ、『初めての共同作業』ですか。別にいいですよ。澪先輩のせいじゃないですし」 苦い笑顔を浮かべながら、梓はそばの机にお皿とフォークを置いた。 「このケーキの大きさにも驚いたけど、まさか唯があそこで梓に振るとは思わなかったよ」 「私もです。まさか先輩とケーキ入刀することになるなんて夢にも……」 そこで梓の台詞が途切れる。 「いえ、夢くらいなら……」 え……? あれ、なんか梓が落ち込んでる。まずい、なんか地雷踏んだか。ええと、話題話題。 「そ、それにしても、梓はいいよな。手、小さくて」 「そうですか? どちらかというと不便なんですけどね。ギターだってネックの細いの、選ばなくちゃならないし」 笑顔が戻った。よし、その調子で。 「まあ、そういうのはあるけどな。でもやっぱり、小さい方がカワイくていいよ」 「そう……ですかね」 ほんのりと頬を紅くしてモジモジしている。ああもうっ、可愛いなあ。 「ホントだよ。梓といっしょにケーキカットするヤツは、きっと世界一の幸せ者に違いないって」 ……あ。 自分の口を押さえたけど、もう手遅れ。一度飛び出した言葉が引っ込むわけじゃない。 「澪先輩」 どうした、と言いかけた私の台詞が喉の奥でつっかえた。あまりにも梓の浮かべていた表情が真剣、いや切迫したものだったから。 「私、この世にひとりだけ、いっしょにウエディングケーキを切ってほしい人がいるんです」 「へ……え、そうなんだ。もしかして、私の知ってる人だったりして?」 なんとか笑い話にしようと軽いトーンで返事する。だけど梓はそれに乗ってこようとはしなかった。 「それは……」 さらに言いよどむ。視線をそらす。胸の前で両手がグーの形に強く握りしめられている。紙のように白くなるくらい、強く。 そしてもう一度私に顔を向けて。 どういうわけか、彼女の可愛らしい桜色の唇に、私の目が釘付けになった。 ──とくん。 あ、あれ。なんだ。これ。 「それは、せ……」 そこでやっぱり言いよどんでしまう。でも私には、梓が何を口走るつもりなのか、もうわかってしまった。 耳まで真紅に染められた顔や、私のことを見つめる潤んだ瞳が。 恋する乙女そのものだったから。 ──とくんとくん。 あ、暴れるなよ私の心臓。なんでこっちまでトキめいてるっ、みたいな反応してるんだよ。 ──とくんとくんとくん。 もし梓が言ってしまったら、私はなんて答えよう。そしてもし……答えてしまったら。 どうなってしまうんだろう。 私と梓は。 ──とくとくとくとくとくとく。 いやいやいやいや。待て。落ち着け。 小さく頭を振る。 この子にそんなこと言わせちゃだめだ。その前に、なんとか、なんとかしないと。早くなんとかしないと。コイツがテンパってる間に、なんとか話題をそらさないと。 「ああああ、あず、梓。その、ええと……」 そうこうしているうちに、みるみる彼女のテンションが急降下していくのがわかった。 「もう、いいです」 ◇ ◆ ◇ ずいぶん遅い時間になっても、なかなか眠れなかった。 最悪だ。梓を悲しませてしまうなんて、最悪だ。 ケーキ入刀のときに触れた、梓のほっそりとした指の感触が思い起こされてしまう。きつく目を閉じても、さっきの梓の泣き出しそうな顔がちらついてしまう。 あの時、梓は私になんて言おうとしたんだろう。いや違うな。あの子の言いたいことなんてわかってる。わからないのは私のほう。 なんて答えればいいんだろう、梓に。 私は先輩、あの子は可愛い後輩。それだけだ。……いや、それはウソだけど。 でも、もし答えてしまったら。たとえそれがイエスでもノーでも。きっと今までみたいにはいかなくなる。もうただの先輩と後輩ではいられなくなる。 それが私には、どうしようもなく怖かった。大切だから。この世界で一番大切な人だから。だからこそ。どうしようもなく怖かった。 だけど。宴の終わりが。いずれ卒業の時がやってくる。その時までには、必ず答えを出すから。お願いだから、もう少しこのままでいさせて。 暗闇に浮かび上がる梓の泣き顔のまぼろしに両手を伸ばす。届かないとわかっていても。 机の上で、ぶるっ、と携帯が震えた。ベッドから跳ね起きる。 梓──? ── 差出人:あずさLove 件名:ごめんなさい 本文: 昨日はごめんなさいです 先輩を困らせるつもりじゃなかったんです ご迷惑をおかけして、本当にごめんなさい ── 思わず携帯を抱きしめる。 温かなしずくが後から後から自分の頬を伝わっていく。 違うよ。迷惑だなんて、これっぽっちも思ってないから。 ごめん、梓。 意気地なしの先輩でごめん。 ずっと律の背中に隠れていた。 できるだけ目立たないように生きてきた。 怖い話は苦手。 痛い話なんて聞きたくない。 でも……。 再び暗闇に梓のまぼろしが浮かび上がる。今度ははじけるような笑顔で。 ねえ梓。ずいぶんといろんなことがあったよな。 入部初日。梓の演奏を目の当たりにした日。忘れられない衝撃だった。世の中広いって思い知らされたよ。 それからだって。 尊敬のまなざしで見つめられたり。 ──梓が言うことも一理あるよ。 ──私たちももっとやる気出していかないと。わかりましたねっ!! 困ったような笑顔を浮かべていたり。 ──大丈夫? 軽音部、やっていけそう? ──あ、えっと、こののんびりした空気がちょっとあれですけど、まあ。 時には悩んでいたり。 ──澪先輩は、外でバンド組んだりしないんですか? 泣いていたり。 ──どうして新歓ライブの演奏にあんなに感動したのか。 ──しばらくいっしょにいてみれば、きっとわかると思ってやってきたけど。 ──けどやっぱりわからなくって。 気がついたら手を差し伸べてた。 ──この前、なんで私が外バン組まないか聞いたよね。 ──やっぱり、私はこのメンバーとバンドするのが楽しいんだと思う。 ──きっとみんなもそうで、だからいい演奏になるんだと思う。 なんとかして軽音部を梓の居場所にしようと、少しでもふさわしい場所にしようと頑張ってきた。みんなの不平不満も無理矢理に抑え込んで。 あの子と会えなくなるなんて、想像するのもイヤだったから。 まあ最近は逆パターンもあるけど。 ──ちょっと! みなさんもっと真面目に心配してあげてください。 ──ストーカーに狙われてるかもしれないんですよっ。 それどころか、私のほうが気合を入れられたこともあったよな。 ──唯先輩が戻ってくるまでの間、私が力の限り支えて見せますから。 ──だから、澪先輩もがんばってください。 もしここで逃げてしまったら。 きちんと梓に返事をしなかったら。 私は最低最悪のひきょう者じゃないかっ。 恥ずかしがり屋といじられたってかまわない。 ドジをふんで笑いものになったってガマンできる。 だけど。 ひきょう者とののしられることだけは。 私のせいで梓が悲しむことだけは。 絶対にイヤ。 嫌いならまだいい。もしその気がないのなら、まだ許されるのかもしれない。 でも、そうじゃないから。 そうじゃないから──! 怖れや迷いを押しのける。 震える手で携帯をあやつる。 返事は簡単。たったの二文字。 カチカチカチカチ。 メールの送信ボタンに指を合わせて。 そして、願った。 ──さあ、電子の妖精たち。 ──つどえ、私の元に。 ──届けて、梓のところへ。 ──ありったけの勇気を込めた、 ──たった二文字の私の応えを。 画面に『送信しました』と表示がでる。それを確認してから窓に目をやると、うっすらと外が明るくなりはじめていた。 もうすぐ朝がやって来る。誰も知らない、見たこともない未来をつれて。 再び手の中で、ぶるっ、と携帯が震えた。 ◇ ◆ ◇ 怖い話は苦手。 だってそれが、とても怖いことだから。 変わってしまうことが、とても怖いことだから。 立ち止まってしまうこともあるかも知れない。 倒れてしまうこともあるかも知れない。 でも、また歩きはじめるから。 必ず、また立ち上がるから。 梓といっしょなら。 梓のためなら。 何度でも。 絶対に。 (おしまい)
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依頼主 雷神 出現条件 雷神第一進化 クリア条件 7/12 12 00までに以下の神様を解放する雷神 成功報酬 天ぷら豪華盛り合わせ食材を衣で包み油で揚げた日本の伝統料理の盛り合わせ。揚げたてサクサクをいただこう。親密度が2500も上がります! 依頼時 あと一回で俺が最終進化できるねん!ここまできたら是非アンタに俺の本当の姿、見てほしいわー クリア時 ほんまおおきに!アンタはもう連れやなぁ!俺と風神と3人でトリオ組まんか?
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1 ※ 澪←梓←律←紬←唯←憂 2013/03/08 http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/14921/1362707729/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る ベタなコントみたいでエロ面白かった -- (名無しさん) 2016-07-04 01 20 33 なぁ…スケベしようや…を言って欲しかった -- (名無しさん) 2013-03-26 21 35 40 これは良作 澪は誰が好きなの? -- (名無しさん) 2013-03-24 08 33 52 だが待ってほしい よっこらしょと脱がせやすく動く澪 律に怒る澪 これはひょっとしてみおあずなのではないか -- (名無しさん) 2013-03-24 06 40 12 トンちゃんはすべてを見ていたんだな -- (名無しさん) 2013-03-11 20 45 47 オチがおもしろかったww 律と憂には引いた -- (名無しさん) 2013-03-11 05 32 20 こういうのおもしろいなww しかしこの変態共め -- (名無しさん) 2013-03-11 05 23 44 流石和ちゃんだな〜 -- (名無しさん) 2013-03-11 03 05 03 和ちゃん以外変態ばかりじゃないかw とりあえずあの長椅子に六人も寝れないだろうとだけ突っ込んでおこう -- (名無しさん) 2013-03-11 00 20 07
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後始末1 ルキアニスは、機体を野戦整備足場へと寄せた。そしてゆっくりと片膝をつき、足場の中に囲われるようにするのだ。 甲蓋から這い出すと、すでに機付長のシバチゲ士は、足場を登っていた。 「怪我はされなかったようで何よりです」 「すみません。傷だらけにしてしまって」 彼は、少し驚いたような顔をしたあと、いつもの真面目な顔を崩して、くすくす笑うのだ。 「いや、すみません」 いつもは見せない笑みをかみ殺し、機付長は言う。 「あなたは本当に面白いひとだ。傷で済まないことだってあるんですよ?」 「……すみません」 彼はもう一度笑いかけ、彼は咳払いをした。 「とにかく、損害確認点検を念入りにしましょう」 それから、いつもの通りのやり方にもどる。違和感の伝達をし、逆に機付長からの問い返しがある。表に受けた傷ほど、機体の感触は悪くない。むしろ調子は良いほうです、とルキアニスは答えた。 外から観察して、機体についた傷を、一つ一つ白墨で印をつけて行く。百八まで数えたところでやり方を変えた。砂利弾の擂り傷は、濡れ跡のように機甲を覆っていて、普段のようなやり方はできない。記録簿の図には、砂利弾を浴びたところを模様のように塗ることで、しめすことにする。 それから、機体を覆う甲をはずして、中を確かめるのだ。甲をはずした機装甲というのは、ほかに言いようのないほど入り組んでいる。正直に言うと、ちょっと気味が悪いとも思う。工部の者らは構わず、それら一つ一つの部材を検鎚で打ったり、あるいは差金をあてて、確かめてゆく。ルキアニスは作業進行を見つめていた。特に何かを知らせてくる様子ではない。それは特段の異常が無いということだ。表の傷ほど、機体は悪くないらしい。だから、少し安堵していた。 「アモニス、ちょっと来てくれ」 背後からの呼び声に、ルキアニスは振り向いた。アルヴィヌス小隊先任上騎だ。 「こちらはいいですよ」 機付シバチゲ士がルキアニスへと振り返る。 「すみません、行ってきます」 一つ頭を下げて、ルキアニスは駆け出した。 機体のいつもの手当ては、小隊で行う。ただ、傷を受けた機の点検と手当てをする所は、小隊の位置から離れている。それは連隊陣地の中のほうで、一方、小隊は、連隊陣地の外側に近いところにいる。 駆けていったルキアニスへ、アルヴィヌス上騎は言う。 「悪いな。中隊に報告する速報のまとめをやってくれ。お前たち二人を分遣させちまったからな」 アルヴィヌス上騎は歩き始めながら続ける。 「レオニダスのほうは、稼動機搭乗員で、機側待機中だ。引っ張ってくるなら点検不稼動中のお前が筋になる」 「はい」 ルキアニスはうなずいた。敵地にあれば、搭乗員は機側待機が原則だ。何かの理由で、機体を割り当てられなかった搭乗員は、無聊を楽しめるかというとそうでもなく、こまごまとした雑用をしなければならない。そして第一小隊は、定数より多くの機体を抱えた上、その機体の稼働率も今のところ悪くないものだから、騎士は機体の側にいるが、雑用をするものがいない。 「それで、だ。お前がとりまとめて、レオニダスが確かめて、印筆して、小隊長が確かめて印筆して、中隊に提出する」 「はい」 「まったく、手間なことだが、最初の実戦だからな。いろいろと残しておかないとまずいんだろう」 小隊は、小さな地のうねりの背後に陣を占めていた。九機の機装甲のうち、四機が四角を作り、互いに背を向け合って四方を見張り、残りの機体と小隊幕舎がその四角の中に立てられている。いつもの躍進中の防護陣だ。 「ルキアニス、機体はどうだった」 小隊のニコルの声だ。彼は膝をついた機体の脇から、伸び上がるように手を振る。 「今のところ、大丈夫みたい」 「よかったねー」 応えてルキアニスは手を振り、そしてアルヴィヌス上騎のすぐあとを追いかけて、小隊天幕の入り口をくぐる。 「頼む」 ヴィルヌス小隊長は、いつもどおり、そっけない。 「日誌分冊は一号筐だ」 「はい」 ルキアニスは、小隊文章行李から、それを抜き出して、幕舎の組み立て卓へと着いた。 今回の、小隊の行動は、今までにないものだった。 小隊は、一まとめに扱われる最も小さな結びの節だ。定数で七機、戦列維持には五機を保つよう手入れをしなければならない。五機というのは己を守り、保てる数として限りなく少ない、と教えられていた。それより少ない数で動こうとするな、と厳しく教えられてもいた。 それでも、ルキアニスと、マルクスは騎兵分隊に守られながらだけれど、二機で行動した。ルキアニス達の小隊の担当目標が、連隊の目標のなかで最も遠く、だから最も敵を取り逃がしやすいところだったからだ。しかも、村の前には、見張りの前哨砦が置かれていて、道沿いに行けば間違いなく取り逃がすとも思われていた。 だから、ルキアニスとマルクスの機体は、森を刺し貫くように動いて、その村の背後に出た。二人の機体には魔道の六分儀が取り付けられていて、森の中でも、夜でも、向きを見失わずに進むことができる。連隊で、ほかにそのようなものを取り付けているのは、オゼロフ第一中隊長機くらいなものだ。 野盗どもは、まったく油断しているようだった。村は静かで、見張りも少なく、たまに前哨砦へと交代の者らが出てゆき、また戻ってくるくらいだった。 ただ、前哨砦と村との間には、連絡があるらしく、村の側の一番高い見張り台で、松明をかざし、振る姿が良く見えた。 だとしても、小隊の行動ははじめと変わらなかった。 ルキアニス達が意を釣るために先んじて動き、見張り台をことごとく叩く。その間に小隊は、街道側から前哨砦の前を抜く。もちろん、前哨砦が抗う前に投擲で黙らせる。 定めの時に、定めの通りに攻撃した。 何が悪かったのだろう。 ルキアニスは硬筆の手を止めた。紙を汚さないように筆箱へと置く。 もちろん、速報は何が悪かったなどと書くための文章ではない。どんな行動をし、どんな結果を得たかを取りまとめるものだ。 攻撃中に三号機は被弾。戦闘行動に問題なし。時刻不明、直後に敵は士気崩壊の兆候を見せる。集団で村落を放棄、逃亡する。時刻詳細不明、直後。小隊本隊は戦列をもって前進を開始。 それで、戦闘は終わったも同じだった。逃亡した者らは座り込んで降伏した。それらは騎兵分隊へと任せ、機装甲小隊は村へと迫り、さらに降伏を命じた。そのときに、ルキアニスとマルクスの分遣隊は小隊に復帰し、ルキアニスの書くべきことは終わる。 その次は、中隊へとそれを届けるために、あれこれと手続きをすることだ。 その役も、ルキアニスがやることになった。
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《かけだしヒーロー》 《かけだしヒーロー》 ボスの対象 関連称号 関連リンク 獲得条件(説明) バージョン 悪の軍団を1回倒す 18 ポップンミュージック18 せんごく列伝のネット対戦に登場したボスバトル関連称号。 悪の軍団のボスのいずれかを倒せば獲得。 ボスの対象 ゴルゴン ワルドック エンプレス 極卒君#? スミレ 関連称号 撃破内容 称号 1回 《かけだしヒーロー》 テーマ別全員 《正義のヒーロー》 20回 《最終兵器》 関連リンク ボスバトル 称号/ポップン18 ネット対戦全般/ポップン18
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>>back >>next ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの朝はやや遅い。 彼女はいつものように、目を覚ました後暫しをぼーっと過ごし、 「ゲン、服~」 やがて起き出してクローゼットから制服を取り出し、のそのそと着替えを始めた。 「って、やっぱり居ないし」 一人時間差ツッコミ。 誰が居ないのかというと、昨日ルイズが召喚した平民の使い魔だ。 寝惚けていて気づくのが遅れた。 ここ、トリステイン魔法学院には、国内外を問わず貴族の子弟が多数在学する。 貴族とは、例外はあるが一般的に魔法を使う者。それはハルケギニアでの常識だ。 より強力な魔法を使いこなす事は、一流の貴族としての一種のステータスなのだ。 しかし、このルイズ、不憫な事に魔法の才が全くと言って差し支えないほどに 皆無だった。人よりも努力はしているのだが、成功した試しはまず殆ど無く、 名門貴族の出でありながら「ゼロ」という蔑称でからかわれる事も間々あった。 そんなルイズに好機が訪れた。新二年生最初の行事「使い魔召喚の儀」である。 この儀式はメイジに仕える存在、使い魔を決められた手順に則り自らの下へと 呼び出して契約を交わし、従わせるというものだ。一般に、メイジの実力は 使い魔を見れば分かると言われており、殊に有能な者は竜やグリフォンといった 強力な幻獣を使役していた。 つまり、ルイズはここで強力な幻獣でも召喚すれば一発逆転、 自分を馬鹿にしていた連中を見返してやれると踏んでいたのである。 ――同時に、自分は決して無能ではないとの証明にもなると、信じて。 それが、 「ミスタ・コルベール、返事をして下さい! 寝ちゃだめですー!」 どうして、 「あああんた、いきなり何してんのっ!」 こんな、 「あんたじゃのうて、わしゃ中岡元じゃ」 ……平民なのか。 平民。生まれつき魔法を使えず、貴族に従属する者達。それがルイズの使い魔。 これでは、お前は一生魔法を使えないと宣告されたも同然だった。 ゲンと名乗ったその平民は、それはもう見事に抵抗してくれた。 お陰で禿頭の中年教師――ミスタ・コルベールは救護班のお世話になっている。 皆の視線と罵声が痛い中、ルイズは元を無理矢理連れていこうとしたが、 「ええ機会じゃ。おどれらみたいな連中に言うてやりたい事が、 わしゃ山ほどあるけえのう、早う案内せえ。言い訳くらいは聞いてやるわい」 途中からは、寧ろ元に引き摺られる形で学院へと戻ってくる羽目に。 あれ、何で私が悪いみたいなの? と疑問が沸くルイズ。 因みに飛翔魔法、フライで空を飛んで帰る学院生を見た元は。 「うわっ! み、見ろっ。とり、鳥人間じゃ! ほうか、外人は空を飛ぶのか……わしゃ、たまげたわい」 カルチャーショックを受けていた。 こうしてルイズの頭痛の種が、また一つ増えるのであった。 石造りの大きな門を潜り抜けると、中世風の威容を誇る建物に元は声を上げる。 彼が当初想像していたような、無法者の巣窟とは雰囲気が違ったので、 警戒は解かないものの、内心やや安堵していた。かといって信用も出来ないが。 「ミス・ヴァリエール、宜しいですか?」 元達が中庭を抜け、中央の塔の前を通ると、一人の若い女性が入り口から出てきた。 学院長オールド・オスマンの秘書、才女ミス・ロングビルだ。 騒動を聞きつけた学院長がコルベールの代わりに寄越したのである。 「はい、ミス・ロングビル」 「こちらの平民の少年が、あなたの召喚した使い魔ですか?」 「ええ。そうですけど……」 「先程、報告がありましたので私が学院長の命で伺いました。 負傷したミスタ・コルベールに代わって、こちらの、ええと」 「中岡元じゃ。呼ぶ時は、元でええ」 「分かりました。私は、ここトリステイン魔法学院にて学院長である オールド・オスマンの秘書を務めさせて頂いております、 ロングビルと申します。以後、お見知り置きを」 穏やかな物腰と丁寧な言葉遣いで、妙齢の美女は元に応対した。 「マホウ……学院? ここは学校なのか?」 「ええ。貴族の子弟が魔法について学ぶ為の施設ですわ」 元は困惑していた。それなら、皆一様に同じ服装をしている事も、彼が今迄に出会った ごろつきやヤクザ者特有の剣呑な雰囲気が、少年少女から感じられないのも説明がつく。 しかし、そうなると一体自分は何故連れて来られたのか。 「ほいじゃが、なら何でわしを呼んだんじゃ。自慢にならんが、わしゃ優等生じゃないぞ」 「平民を勉強させるわけないじゃないの。黙って聞いときなさい」 相変わらず横柄なルイズにむっとする元を、まあまあと諌めるロングビルだったが、 元が未だに状況を理解していない事に気づくと眉を顰めた。 「ミス・ヴァリエール。彼に召喚の儀について説明されてないのですか?」 「……は、はい。騒ぎになって、それどころじゃなくて……」 「それでは、私の方から説明させて頂きます」 正確には、元がルイズの腕を掴んでずんずん進んでしまい、 ルイズが喚いたのが原因で説明が出来なかった、というのが正しいのだが。 当人のルイズは、気まずさに元をジトッとした目で睨みうーっ、と唸っていた。 とまれ、ロングビルが元に事情を話す事に。 一通りの話を聞き終えた元の顔は顰め面だ。実情は、彼が当初予想していた話と大差ない。 「わしにこいつのお守りをせえ、いうんか。大方そんとな事じゃろうと思うたわい」 「おおお守りじゃなくて使い魔! 平民が貴族に仕えられるのよ、有り難いと思いなさい!」 「やかましい、人攫いが偉そうに抜かすなっ!」 「人攫いじゃないって言ってるでしょ! 私だって、あんたなんか呼びたくなかったわよ」 「呼んだのはおのれじゃろうが! われ、言うに事欠いて呼びとうなかったとはどういう了見じゃ!」 早速口論になっている。売り言葉に買い言葉というか、二人とも熱くなりやすい性分だった。 「落ち着いて下さい。理由はどうあれ、あなたがミス・ヴァリエールに召喚されたのは 事実で、送還の呪文がないのも、また事実です。これからどうすべきかを考えましょう」 話し合いにすら発展しそうにない二人に、ミス・ロングビルが助け舟を出す。 「何れあなたが帰るにせよ、旅をするには先立つ物が要り用ですわ。 持ち合わせがあるならば宜しいのですけれど、失礼ながら、裕福そうには見えませんので」 「うむむむむ……ほうじゃのう。 社長さんに貰うた餞別のお金はあるが、外国じゃよう使えんのう」 元は上着の懐に忍ばせた、厚みのある茶封筒を手で確かめながら頷く。 両替出来るかも知れないが、社長が用意してくれた金を使ってしまうのも申し訳ない。 この金は、来るべき時の為大切に取っておく物で、軽々しく使ってはならないのだ。 「あんたトーキョー? へ行こうとしてたのだっけ。そこで何をするつもりだったの?」 餞別、という単語に反応したルイズが元に尋ねる。 元はルイズ達に話して聞かせた。絵の勉強をして一流の看板職人になる夢。 その為にも、人が多く集まる東京へと旅立つ中途だった事。 汽車(馬車みたいな物かしら?)に乗っていた筈なのに、気がついたら外国に居た事。 「……じゃけえ、わしゃ、東京へ行かんといけん。 何時までも油を売っとる訳にはいけんのじゃ。働け、いうなら働くわい」 ここで問答を繰り返していても、時間の無駄だと元は悟る。 ミス・ロングビルの言う事も尤もだったので、不承不承ながら元は留まる事を決めた。 「決まりですね。具体的にどのようにするかは、お二人で話し合って お決めになって下さい。私は次の仕事が控えているので、これで失礼致します」 「ま、待って下さい、ミス・ロングビル!」 元を上手く口で丸め込み、用は済んだとばかりに場を辞する秘書を、ルイズが制止した。 「はい?」 「働かすって……それって、この平民を雇えと言うんですか? 使い魔を、お金で雇うなんて! そんなの嫌です、おかしいじゃないですか!」 振り返った秘書に、ルイズは唾を飛ばして猛抗議する。 使い魔は無償で主の為に尽くすのが当然。報いる物は、忠誠を誓う者にこそ相応しい。 そんな私ルール適用によりルイズの脳内では、主に従わない元=タダ働きが確定していた。 ……自分が勝手に呼んだ、という事実は華麗にスルーして。 ルイズの理不尽さに、元の怒りは尚募る。この娘は自分を人間扱いしていない。 だが、彼女は雇い主になるかも知れないのだ。旅費が貯まるまでは辛抱せねばなるまい。 ロングビルはそんな元の様子を見て、彼に聞こえないよう、ルイズにそっと耳打ちした。 「何も本当に彼を雇用しろとは言っていません。見たところ、彼は相当の異郷から来た様子。 帰還は困難を極めるでしょう。言い包めてしまえば、その内こちらに住みたくなりますわ」 そう。それはルイズにも分かっていた。 このゲンという平民、恐らくはハルケギニア近郊の民ではない。 魔法を知らず、妙な服装をし、話を聞く限り文化も大きく異なる。 如何な理屈か、言葉は通じているのが不幸中の幸いだ。 「時が経てば人の心は変わるもの。彼が住みたくなるよう仕向ければ良いのですわ。 それが出来るか否かは、あなた次第。そうではありませんか、ミス・ヴァリエール?」 「私、次第……。そう、そうですわね。ありがとうミス・ロングビル。 ヴァリエール家の名誉と誇りに懸けて、必ずやあの使い魔を従わせてみせます!」 ミス・ロングビルに煽られ、ルイズはノリノリに。 使命感に燃えるルイズを誰にも気づかれる事のない刹那、冷ややかな目で見つめた ロングビルは、すぐにいつもの笑顔へと戻ると、今度こそ塔の中へと戻っていった。 後に残されたのは、ルイズと元。 「……」 「……」 空気が重い。ロングビル効果は既に消えている。 だが、こうしていても始まらない。 ルイズは一度深呼吸すると、意識してゆっくりと話を切り出した。 「ええと、その、そういうわけだから……、あんた、私に仕えなさい」 「どういうわけじゃ、さっぱり分からんわい。 ほいから、まだ給金が出るかも聞いとらんけえ、よう話してくれや」 話を端折り過ぎるルイズを嗜め、報酬の交渉をする元。 ここでの通貨価値の相場、生活費、働いて金はどの程度稼げるのか。それは重要だ。 しかし、ルイズは大貴族の令嬢。生まれてこの方、衣食住に不自由を した経験の無いルイズは、残念ながら金の有難みを理解していなかった。 「給金? そんなの無いわよ。最初は試用期間! あんたが使える奴だったら 報酬を払う事も考えてあげなくもないから、大人しく私に仕えときなさい!」 元は呆れた。彼にしてみれば、ルイズの言い分は子供が駄々を捏ねているも同然だ。 年の頃はそう変わらないと思う……思いたいのだが、この認識の差は如何ともし難い。 「ほうか。ならええ、別の働き口を探すまでじゃ」 告げて、元は深々と溜息を吐いてルイズに背を向ける。 働け、でも金は払わない。これではやってられない。他を当たった方が良い。 ルイズに仕える必要も義理も、彼には無いのだから。 「えぇ、何でよ? ちょ、待ちなさいったら!」 自分が優位だと思っていたルイズは、にべも無く断られて逆に慌てる。 一方の元は、そんな彼女を気にも留めず、何処かへ行ってしまうのであった。 回想終了。現実に引き戻されたルイズは、 寝惚けた頭を冷やすように顔を乱暴に洗うと、布を顔に当てて次には思索に耽る。 あの馬鹿使い魔、どうしてくれようかしら。 無断で外出は出来ないようにしたので、学院の敷地内に居るのは間違いない。 見つけるのはそう難しくないが、あの様子では説得は容易でないだろう。 答えの出ない問いに頭が徐々に煮詰まり、やがて臨界点を突破した熱がルイズを叫ばせる。 そして壁を何度も何度も蹴りつけた。八つ当たりである。 「うがあぁぁぁぁっ、犬の癖に、使い魔の癖にぃーー!」 「……無事に逃げられるといいがねえ」 中央の塔、最上階。学院長室にて。 ミス・ロングビルは部屋の奥に居るオールド・オスマンに聞き取れない小声で呟いた。 あの時、元を騙して使い魔にさせる事は可能だった。 だが、彼女はそれをしなかった。ルイズに敢えて任せ、元に逃亡のチャンスを与えたのだ。 使い魔を得られなければ、ルイズは学院の規則により留年するかも知れないが、 内心貴族を嫌っているミス・ロングビルにとっては、比較的どうでも良い事だった。 ――コツ、コツ。 前触れ無しに、学院長室のドアがノックされる。 「おや、こんな朝早くから誰かな?」 オスマンの疑問を背に、ロングビルは何方ですか、と扉の向こうへと声を掛ける。 「……その声、ロングビルの姉ちゃんか?」 学院長室に、明るく溌剌とした少年の声が響いた。 >>back >>next
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/7443.html
トルネコ2のPS版にのみ登場する巻物。 アイテムを指定するタイプの巻物で、壺に使うと、中身を割らずに吸い出すことができる。 これを使うと壺を再利用できる他、火薬壺やわれない壺からもアイテムを取り出せる。 ただし、合成の壺は合成された分だけ容量が縮んでしまうので、ほぼ再利用できない。 また、当然ながらまものの壺を吸い出すとモンスターが吸い出される。しかも無くならない。 それなりに便利な巻物だったのだが、【分裂の壺】を使ったアイテム無限増殖と、 【魔法の宝石箱】を再利用できるのが強力すぎたせいか、 GBA版では分裂の壺と一緒に削除されてしまった。
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発言者:クロウ・ムラサメ 対象者:アシュレイ・ホライゾン クロウ・ムラサメからアシュレイ・ホライゾンへ、師から弟子への最後の指導、その一シーン。 命を懸けてアッシュへ技を伝えていくムラサメの命はもはや風前の灯で余命幾許もない状態だが、それでも彼は最高の後継者へ剣を教えていく。 既に七割の型は伝え終え、そして残る技は限定的な応用のみであり、各々が独自に築き上げていく、正真正銘、己の剣にほかならない。 よって寂しいものの、次が最後の教えとなる。なぜならここから先は、本人が自分の力で構築すべきものなのだから。 だからもう、これで終わり。この技を最後まで見せ終えれば、後は晴れ晴れと免許皆伝を言い渡すだけなのだが……。 けれど……。 ああ、けれど……しかし。 「次は……そうだな、アレでいこう。癖はあるが使いこなせば中々便利だ。必ず役に立つだろう」 剣を振るたびに、ムラサメの中に湧いてくるのは未練だった。 あと一撃、もう一撃、そうともまだ伝えることがあるじゃないか。 「さあ、次だ……もう一度、あと一度」 繰り出した一撃を拙く受ける弟子がなんとも放っておけなくて、ムラサメは更にもう一度と、尽きたはずの魂に喝を入れる。 そうして何度も未練がましく、何度も……何度も。 止め処ない救いと感謝に突き動かされながら、剣を振る度に先とまったく同じことを願う。 あと少しだけ、もう一度だけ。 死にたくない、死にたくない。生まれて初めて心の底から、生きていたいと希う。 生きていたい、生きていたい。死の瀬戸際で命の意味を掴み、ムラサメはまたも最高の弟子に救われる。 作中屈指の感涙シーンが続くクロウ・ムラサメとアシュレイ・ホライゾンの剣舞の一シーン。 もう一度、あと一度と剣を振るムラサメ師匠の姿から、彼がどれほどアッシュに救われたのか伝わってくるシーンの一つ。 伝わってくれ、この想いよ。鳴り響く断刃(ムラサメ)の剣戟と共に。 言葉に出来ない幾千万の喜びを籠めて、天頂の星ではなくたった一人の誰も知らない英雄へ己のすべてを献上していく。 だから、いざ……あと一太刀、もう一太刀。 どうかあと一度だけ……もう一回だけ、ああ願わくばと。 願いながら何度も、何度も―― 何度も―― 師匠のかっこよさがにじみ出ている。泣くわこんなの -- 名無しさん (2017-02-08 04 55 33) やめろよ…これだけは真剣に涙止まらなかったんだよ -- 名無しさん (2017-02-08 05 26 06) 涙腺を切り刻まれましたよ、ええ… -- 名無しさん (2017-02-08 06 13 52) 潔いのもいいが、こういう未練がましさもとても良かった -- 名無しさん (2017-02-08 06 36 19) 諦めていた人生を救ってくれた人のために捧げたいってのはよくあるけど、救ってくれた人のためにもっと生きたいってのは珍しいよな。 -- 名無しさん (2017-02-08 06 50 51) この一連のシーンで泣かない奴がいたら、それはスキップ読みしていた奴か、心が乾いている奴に違いない(真顔) -- 名無しさん (2017-02-08 07 37 51) 師匠との決闘稽古はアッシュと師匠の魅力がこれでもかと詰め込まれた作中屈指の名シーン。これを見るだけでもトリニティは買う価値があるよ -- 名無しさん (2017-02-08 07 45 41) lightの燃えゲーってこういう泣かせに来るシーンがあんまりない印象だから結構不意打ち気味にやられた感ある。これは回避不可能だよ -- 名無しさん (2017-02-08 07 46 02) ここで涙腺を枯らしきったら後は魔法の言葉まで一気にノンストップ -- 名無しさん (2017-02-08 08 56 37) この稽古含めて、天地の狭間で舞うが流れる場面はは本当に泣きたくなる… -- 名無しさん (2017-02-08 16 38 51) 確かに…感動する…(どうしよう…ゼファーさんがミリィちゃんに金せびってる台詞かと思ったのに、凄く真剣な項目で巫山戯られない…) -- 名無しさん (2017-02-08 18 29 20) ゼファー「もう一度、あと一度」・・・発言した人と状況って重要だよねー -- 名無しさん (2017-02-08 19 31 55) パチンコやっているようにしか思えねぇよゼファーさん… -- 名無しさん (2017-02-08 19 33 44) ギルベルト「もう一度、あともう一度」 -- 名無しさん (2017-02-08 20 17 16) ルシード「も……もう一度、あと一度だけ!」 ヴェンデッタ「……」 -- 名無しさん (2017-02-08 20 21 08) ↑……………。 -- 名無しさん (2017-02-08 20 24 18) 5432↑感動返せ!! -- 名無しさん (2017-02-08 20 55 10) 6543↑ようやっと総て終わらせてウキウキで俺的作中最高のシーンの項目見に来た感動と期待と高揚を帰せ! -- 名無しさん (2017-02-08 23 24 21) 二人が「推して、参る」って言った時の名前の所が師弟になってたのが地味に感動した -- 名無しさん (2017-02-09 04 12 42) Gガンの影響をもろに受けた高濱ァ -- 名無しさん (2017-02-11 08 59 54) 今作で一番泣いたシーンだった -- 名無しさん (2017-02-11 20 25 52) この後のアッシュの泣きの演技が凄まじかった。 -- 名無しさん (2017-03-04 22 31 26) グランドでの佐和さんの演技はまさに熱演やで -- 名無しさん (2017-03-04 22 40 08) 状況的には師匠の行動は最悪の責任放棄になる筈だったのに、実感はアッシュに境界線のイメージと剣の極みという救世主を止める鍵を与えるという作中最高峰のファインプレーになったんだよなぁ -- 名無しさん (2017-03-04 22 43 54) 地の文「無論、それら一連の流れが趨勢に影響を及ぼすことは一切ない(大嘘)」「どちらが勝ち、どちらが生き残り、何をどう継承したかということに大局的な意味はなかった(大嘘)」 -- 名無しさん (2017-03-04 22 49 49) どう見ても「まだだ(和解)」と同じレベルの決定打です、ありがとうございました -- 名無しさん (2017-03-04 22 53 08) ↑2公式サイトの糞眼鏡共の説明文を見てみ。要するにそういうことよ -- 名無しさん (2017-03-04 23 09 20) ↑糞眼鏡のキャラ紹介文は本当のことを書いてないだけでよく読むと「公明正大な好漢」以外は嘘はあんま書いてないぞ。嘘は。 -- 名無しさん (2017-03-04 23 14 30) ↑「公明正大な好漢」というのが致命的過ぎる、アレは言語に絶する腐れ悪党だったぞ -- 名無しさん (2017-03-04 23 16 26) 「能力評価主義者」「実力ある相手には敵でも敬意を払う」「人望が厚い」「ヴァルゼライドを今でも深く尊敬」「不断の努力を何より好む」とアッシュの言うとこの「こちらが勝手に常識的な範囲で解釈してしまう」ってだけで糞眼鏡はだいたい書いてること本当 -- 名無しさん (2017-03-04 23 22 26) 二号の想いであり心も嘘は言ってないから困る -- 名無しさん (2017-03-05 00 37 58) 「公明正大な好漢」……総統と出会う前の眼鏡だったら実際そんな奴だったんだろうなぁ(遠い目 -- 名無しさん (2017-03-05 04 59 50) 総統と会う前だと好漢ではないと思う。今みたいに「誰しも正しく生きられるはず。すべては心一つなり!」とか光に満ち溢れてないからね -- 名無しさん (2017-03-05 22 57 29) 字面で見ればその通りなんだが、現実はなあ -- 名無しさん (2017-03-05 22 58 32) 総統もカグツチもヘリオスさんも本気おじさんもだけど歯止め効かないということがどれほどおぞましいことなのかということよ。師匠はその点ごく普通の人だからこそアッシュの師匠足りえたね -- 名無しさん (2017-03-05 23 02 01) ↑「まだだ」 -- 名無しさん (2017-03-05 23 03 36) ↑2アッシュに出会い指導することは師匠にとって、第二の人生の始まりに等しかったんだろうな -- 名無しさん (2017-03-05 23 06 33) ↑2投稿ミス。「まだだ」と「もう一度」で、似た言葉を並べる事で、光の亡者と只人の対比にしてる -- 名無しさん (2017-03-05 23 11 44) 嬉しかったと同時にああこうやってこれもエスペラントの糧にされてしまうかと思ったんだ。だがやってみるとこれが意外に中々楽しくてなの部分にじんわりくる -- 名無しさん (2017-03-05 23 14 13) 師匠の最期はグランドこそが至高と言うのは異論無しだが、個人的にはアヤ√で弟子のために命を捨てて道を示した場面もいいと思う -- 名無しさん (2017-03-05 23 19 13) ↑いいよねあのシーン -- 名無しさん (2017-03-05 23 29 59) そのあとに奮起したアッシュが猛攻をもってして格上のギルベルトを追い詰めていったのは燃えたわ -- 名無しさん (2017-03-05 23 33 43) ミステルさん√やレイン√でも弟子たちを助けている師匠マジ師匠 -- 名無しさん (2017-03-05 23 34 56) その後追い詰められたギルベルトがまだだの想い一つで覚醒するところはトシローさんVS伯爵思い出したなぁ。大切な人との想いでようやく主人公が出来たことを独力でやってしまうボスキャラ -- 名無しさん (2017-03-05 23 35 50) 糞眼鏡「もう一人、あと一人」 -- 名無しさん (2018-05-17 23 06 22) トリニティで好きなシーンランキングとか作ったらベスト3に入りそうな名シーン -- 名無しさん (2018-05-17 23 42 29) ↑2邪竜「(改造を)あと一回、もう一回……………!!!!」 -- 名無しさん (2018-05-17 23 43 31) アッシュ「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!何でもしますから許してください!」 -- 名無しさん (2018-05-18 23 24 20) ↑糞眼鏡「ん?今何でもするって言ったよね。じゃあ、英雄になろうか(ポチッ」 光堕ちビーム照射 -- 名無しさん (2018-05-22 11 57 20) ↑肉も、心も・・・・魂も何もかもを差し出して、僕は光に堕ちていったんだ・・・・・・。 -- ある被検体の独白 (2018-05-22 18 16 58) 師匠とかいう師匠。ヘリオスの反応を見てみると総統閣下に本当に足りないのは親だったんだろうなと思います -- 名無しさん (2018-05-23 21 51 29) いやぁ、親いても止められんだろうあれは -- 名無しさん (2018-05-24 08 19 59) 育った環境が人の人格を作り上げるからなぁ…ゼファーと総統が対照的ではあっても同質の人間になったのはスラム育ちがデカいと思うし -- 名無しさん (2018-05-24 10 29 32) 腐敗したアドラーに生まれた時点で、ある程度総統の進む方向性は固まる気がする。おっちゃんがカグツチばりにやり合えれば、「ぶつかり合うより共に歩む方が民を救える」みたいな理由でワンチャンあったんだろうけど……そうなるとおっちゃんに求められるものが超人的すぎるよなぁ -- 名無しさん (2018-12-02 16 59 15) 名前 コメント
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K-side 「もしもし・・・?ゆか、だけど」 「おー、ゆかちゃん。どした?」 その、愛しくて、ふわりと暖かい声を聴くと 思わず涙がこぼれそうになる。 ———なんでこうも切なくなっちゃうんだか——— 「・・・なんか、ね。なんとなく」 「なーんじゃそりゃあー」 ———ま、それはのっちのことが好きだから、なんだけど——— ははは、ってそんな笑い声が聴こえてきて、 あたしはそんなのっちの笑顔を想像してみる。 うん、なんとなく幸せ、だよね。 あたしがのっちのことを好き、か。 好き、だけどさ。 正直、わかんない。 これって、恋? いや、でもさ。 のっちは女だし。 ちなみにあたしも女だし・・・? まず、恋愛対象として・・・っておかしいよね? とりあえず、考えよう、うん。 友達、ってラインは余裕で超えてるでしょ。 うん、だからそれは親友、ってこと・・・? いや、でもそれでも足りないんよねー。 それこそ、親友以上に想うこの気持ちって何? Perfumeとゆう中での第二の家族、って感じ・・・? いやいや、それならあ〜ちゃんはどうなる・・・ 「ゆかちゃん?」 「ん?・・・っぁ、ああ、なんでもない、ごめん」 しばらく考え込んでたから、無言だったみたい。 そんな、心配そうな口調で話すのっちがやっぱりあたしの胸を締め付ける。 「のっち?」 「んん〜?」 「ゆかね、のっちの声、好き」 「はあ?な、な、な言ってんの〜?」 声が好きって言っただけなのに ここまで動揺するなんてね。 ほんとのっちっておもしろい。 ってほんとはこんなこと言って、自分が余裕持ちたいだけなんだけど。 「照れちゃって〜」 「そ、そ、そりゃ照れるでしょ」 「こえ・・・声、がね、聴きたいなーって思って」 「のっちの?」 「そ。のっちの声、聴きたくなって電話しちゃった」 ゆかちゃんってば、そうゆうとこ小悪魔なんよねー。 とため息混じりに小声でぶつぶつ呟くのっち。 あたしに聴こえないように配慮してるつもりなんだろうけど ばかのっち、全部聴こえてるよ。 「でもね・・・?」 「ん?」 「声、聴いたら・・・会いたくなっちゃって・・・」 あれ? なみだ・・・零れ、ちゃった・・・。 「ゆかちゃん・・・?」 「っ・・・ん?」 「いや・・・大丈夫?」 「・・・・・・・・」 なんだか、大丈夫、とは応えづらくて。 嗚咽するほどじゃなかったから、電話だし泣いてることが のっちにばれることはまず無いんだけど、雰囲気で勘付かれたかもしれない。 「会おうよ」 「え?」 「今、家?」 「うん・・・」 そこから、一歩も動かないように! そうやって念押しするとのっちは電話を切った。 —PM11 30 終電はもうすぐ。 こんな時間に女の子は外出しちゃ危ないのにな・・・ はあー。 まだ、あたしだけしか居ない部屋にため息が一つ。 なんで、会いたいなんて言ったんだろ? なんで、のっちのためなんかに泣いてるんだろ、あたし・・・。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ピンポーン。 しばらくすると静まり返った部屋にチャイムの音が響いた。 急いで玄関に向かったは良いものの、なんだかドアを開きづらい。 「ゆかちゃーん?・・・居るんじゃろー?」 返事をまだしてなかったから、不安げなのっちの声があたしを呼ぶ。 覗き穴を覗くと、あれえ?と頭を掻くのっちが見えた。 「っ・・・はぁー」 大きく深呼吸する。 なんで、こんなにためらってるの? ただ単にのっちが家に来た、それだけじゃん。 大丈夫、涙はちゃんと乾いてるし、目が赤くなってないこともチェックした。 笑顔でいらっしゃい、ってそう言えば良いだけなんだ。 あとは、こんな夜遅くにゴメンね、って。 よし、これだけ準備したんだから大丈夫だよ・・・ がちゃ。 ドアを開けた。 「っわあ!びっくりしたあ」 「いらっしゃい!」 ほら、ちゃんと言えた。 そうやってあたしはいつも通り、のっちを玄関に入れる。 のっちは居るんなら居るって言ってからにしてよねー、とぶつぶつ文句を言いながらドアを閉める。 「のっち、ただいまゆかちゃんちにやってまいりましたー」 玄関でおどけた振りをして不格好な敬礼するのっち。 鼻が赤い。 息も少し切れ気味。 やっぱり、走ってきてくれたんだろうな・・・。 人のためなら何でも出来る。 だけど、見返りなんて求めない。 そんなのっちはやっぱり、凄い人。 「ゆかちゃん・・・?」 「・・・あっ、うん。寒いでしょ?中、入ろ?」 また、ボーっとしてたあたしは我に帰り、のっちを中へと促す。 3人がけのソファにのっちを座らせ、あたしはあったかいココアを用意する。 「はい」 「おー、サンキュー」 のっちはさっそくカップへと口を付け、あちっ!と小さく叫んだ。 ああ、微笑ましい。 いつまでもそんな光景を見ていたい・・・ のっちが側に居て、のっちが笑って、ゆかちゃん、って呼んでくれて・・・ 「ゆかちゃん・・・?どうしたの?座らないの?」 「っあ、うん。そうじゃね」 だめだ、ボーっとしすぎだ、今日。 あたしはのっちの側に腰掛ける。 肩は触れそうで触れないくらいの距離。 だって、くっついちゃったらどきどきして大変だと思うから。 「今日、のっち泊まっちゃうよ?」 「え?」 「いーじゃん、終電もうないしぃ・・・やなの?」 って、そんな不安そうな顔して、そんなか細い声出すのっち。 だめだよ、そんなの反則だよ。 「や、じゃないよ」 「マジ!?やたー!」 のっちはカップをそばにあるテーブルに静かに置くとやりました!と言わんばかりにバンザイした。 眩しいくらいの笑顔があたしの目を捉えて離さない。 その視線に気付いたのっち。 のっちは笑うのを止め、ふうとため息を吐いた。 「ゆかちゃん、今日、変」 のっちはそういうと両手であたしの頬を包んだ。 目と目が絡まる。 自然とのっちの手が触れている辺りが熱くなってくる。 あの八の字眉ののっちがまた口を開く。 「いくらのっちがバカだからって、いい加減気付くよー?」 「・・・・・・」 「だんまりはずるいぞー。なーんか言えー」 口を尖らせた笑顔ののっちはあたしの頬を撫でるのをやめ、つねった。 わざと笑ってくれてるのも、わざとふざけたみたいに話してくれてるのも・・・ 全部のっちの優しさだって、分かってる。 「・・・ごめん、ごめんね」 「・・・・・・」 もう、だんまりはずるい、って言ったくせに。 何か言え、って言ったくせに。 なんでそんなに悲しい顔するの? 目の前にはあたしをつねることも止めてしまったのっちが居た。 「ほんと・・・ごめん」 ごめん、好きになって。 こんな気持ちはあたしにとってものっちにとっても お互いの心を傷つけるもの、でしかないのに・・・。 「・・・ゆかちゃん、もっと頼ってよ。やっぱ、こんなんじゃ、頼んない?」 のっち・・・。 あの泣きそうな顔で抱きしめられた。 優しく、でも力強く。 この匂い、のっちの匂い。 こうやって抱きしめてもらって初めて分かる、君のぬくもり。 だけど、だめなんだよ。 「だめだよ・・・、あたしなんか・・・に優しくしちゃ、だめだよ・・・」 「なんで?」 だめだよ、勘違いさせちゃ。 あたし、こう見えても惚れやすいんだからさ。 「・・・のっちのこと・・・す、き、になっちゃうよ・・・」 あー、言っちゃった。 もう、戻れないや。 あれだけ、のっちは恋愛対象じゃないって思い込もうとしてたのに。 声を聴くたび、ゆかちゃんって呼ばれるたび、触れられるたび、抱きしめられるたび、生まれてくる暖かい気持ち。 それはすべて「愛」なんだ、って・・・ やっぱり、誤魔化しきれないや。 「・・・それって本気?」 やっぱりね。 のっちはビックリしてるんだよね。 そりゃそうだよ。 あたしとのっちは友達だもん、親友だもん。 決して「恋人」という関係にはどう足掻いたって行き着けないんだ。 「・・・軽蔑、するよね?」 そういうと首を横に振るのっちの振動が伝わってきた。 ばか、そういうときは縦に振るんだよ。 「ゆかちゃんはさー、勘違いしてる」 のっちは抱きしめるのを止めて、両手であたしの肩を抱いた。 そして、君はその次にきっとこう言うはずだよ。 ゆかちゃんがのっちを好きになるはず無い、って。 その好きは、なんかの間違いだ、って。 「・・・ゆかちゃんは、のっちがそんなことに軽蔑する人間だと思って好きになったの?」 予想外だった。 なんか、のっちがどや顔でこっちを見てる。 悔しくてのっちの顔を見ていられなくて、下を向いた。 そんなことで、良いこと言ったつもり? まあ、あたしの負けだけどさ。 違う、って首を横に振るけど・・・説得力無いか。 なんたって、軽蔑する?なんて聞いたあとだし。 「のっちのこと、好きなんだ。へえー」 顔を上げればニヤつくのっち。 ああ・・・なんか、むかつく。 だから・・・ 「まだ、好きとは言ってない!なっちゃうかも、って言っただけ!!」 のっちの腕を振り解き、むすりと足と腕を組んで座りなおす。 こんなの、ただの子供だよ。 そう、自己嫌悪に陥るも素直になれないあたし。 「元気に・・・なった?」 視界の右端からのっちがひょっこり顔を出した。 やっと、いつも通りのゆかちゃんだね、って笑った。 優しそうな顔をしていた。 「・・・ぅん」 「そか、そか。よかった」 のっちってこんなに大きかったんだ、カッコよかったんだ。 今さらだけど、涙がこぼれた。 のっちは頭を撫でて、指で零れ落ちたそれをふき取ってくれた。 「ありがと」 「いえいえー、どういたしまして」 べこっと頭を下げるのっち。 なんかね、のっちってやさしさの塊みたい。 でもね・・・まだ、聴いてない一言があるんだ。 ———好き——— まだ、のっちはその言葉を言ってくれてないでしょ・・・? やっぱり、それはさすがにあたしの勘違いだったのかなあ・・・? 「のっちはさ・・・」 「うん?」 「ゆかのこと・・・好き?」 もう、怖くは無かった。 あたしがこの気持ちを打ち明けたところで、この関係が これ以上壊れることはないんだって、のっちが教えてくれたから。 もう、のっちの気持ちがどこを向いてようがあたしは怖くないんだ・・・。 「うん、好きだよ。でもさ・・・」 のっちはそういって柔らかくはにかんだ後、口を尖らせて続けた。 やっぱり、その好きはLOVEの好きじゃない、って言うのかな? 最後まで期待させるのって、なんか、ずるいよ・・・ 「ゆかちゃんはまだ・・・のっちのこと好きじゃないんじゃよね・・・」 不安は一気に打ち砕かれた。 さっきのことか。 のっちって変なとこは真に受けちゃうっていうか・・・ それはあたしが悪かったんだけど。 「それはさ・・・言葉のあやっていうか・・・成り行きって言うか・・・」 さっき強めに言い過ぎたせいであたしも素直になりづらい。 のっちの目を見れずに俯き加減で言い訳を並べた。 「・・・それじゃー・・・のっちが好きにさせてあげよっか?」 おずおずと控えめに聞いてきたのっちが居た。 言ってる言葉と口調がつり合ってないよ。 そんなのっちが愛らしい。 「もうちょい、カッコよく言えんのー?」 すこしイタズラっぽく言いながら顔を上げると 不意に抱き寄せられて キス、された。 「・・・んっ」 それはほんの一瞬だった。 そして気が付けば、唇と唇がつきそうでつかない、 お互いの吐息が間近に感じられる、そんな距離にあたしたちは居た。 「ねえ、ゆかちゃん・・・」 「ん?」 「のっちとほんとのキスしたい?」 顔を少し赤くさせたのっちが色っぽい。 へえー。 のっちって挑発するの、上手くなったんだ。 さっきといい、今といい・・・ 「したいかも」 完敗だね。 そこまで言うんなら、やってみてよ。 あたしを好きにさせて? のっちの虜にさせてみて? 「今日、のっち泊まっちゃうよ?」 そう言って、あたしの唇を撫でた。 さっきも聴いたよ、その言葉。 (続く)
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