約 106,061 件
https://w.atwiki.jp/japan_dorama/pages/2793.html
amazonで探す @楽天で #笑う大天使 を探す! 映画 2006.07.15 wikipedia Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2864.html
『魔法使いのお姉さん』 23KB 虐待 野良ゆ ドスまりさ 現代 虐待人間 希少種愛であり 花見の季節は過ぎ去り、葉桜だけが残された山の公園。 少し前の喧騒が嘘のように風と草の音だけがさざめく広場。 「ふぅ……」 そこに、一人の女性の姿がありました。 「すーさーん!」 「こっちがすごくゆっくりしてるよー!」 そして、二つの饅頭。 希少種・捕食種に分類され、ゆっくりの死臭を好み、毒饅頭の別名で知られるゆっくりめでぃすんです。 「元気ねえ。あの子たちは」 自分の前を元気に跳ねてゆくめでぃすん達を見て、少しあきれたかのように一人で呟く女性。 彼女は加工所で働く小市民。 少し前に遠足の小学生を見たときに、ピクニックがしたいなぁ。と思って、飼いゆっくりであるめでぃすんたちを連れてきたのです。 薄い化粧が引き立てる整った顔。 何処と無く品が漂う佇まい。 野原に咲く一輪の花のように儚げな、お嬢様のような美女。 彼女は、 彼女こそは、 知る人ぞ知る、魔法使いなのです。 【魔法使いのお姉さん】 「いい風ねえ」 白い手袋をはめた手で帽子を押さえながら呟くお姉さん。 空を見上げると、青い空に白い雲。 晴天の空には当たり前で、だけどそれ以上が無い姿。 それは普段、少し薄暗い加工所に勤務するお姉さんの胸に溜まった何かを解毒して言ってくれるように思えました。 「いい天気」 空を見上げたまま、緑の原っぱに腰を下ろしました。 ブルーシートはちゃんと用意してありますし、少し歩けばベンチがあることも知っています。 しかし、今この瞬間はこうするのがきっと正しいんだ。と彼女は考えました。 「あのくもさんすーさんににてるよ!」 「そっくりだね!」 彼女に釣られて空を見上げていためでぃすん達がそんな声を上げました。 ちなみに「すーさん」とは、めでぃすんが特別ゆっくり出来る人間を呼ぶときに使う呼称です。 「えー、どの雲?」 「あれあれ!」 「あっちのやまさんのあいだだよ!」 「似てなーい!」 きゃはははは! と愉快な笑い声が上がります。 それは普段の街中の生活の中では決して得られないゆっくりとした光景でした。 「たくさん歩いちゃったから少し疲れたね。ちょっと早いけど、おやつにしようか?」 「おやつ!!」 「たべたい!!」 女性はリュックから水筒と小さな水皿、そして箱を取り出しました。 箱を開けると、そこには女性の姉お手製の餡子のパイが入っています。 ゆっくりの専門家を自称する姉が原料であるれいむとまりさを痛めつけるところからこだわって作った極上の一品は、女性とめでぃすん達の大好物です。 「美味しそう!」 今日のパイはいつにもまして出来栄えが良く見えます。 それはきっと、昨日の虐待に力が入っていただけが理由ではないのでしょう。 ルンルン気分の女性の様子に、めでぃすん達も待ちきれなさそうにしています。 「はい、おひとつどうぞ」 女性がパイを二切れ取り出した紙皿の前に置くと、めでぃすん達はお礼を言ってから食べ始めました。 銀バッジ、その中でも優秀なゆっくりに分類されるめでぃすん達は決して浅ましくがっつく事はありません。 ゆっくりと、味わいながらむーしゃむーしゃします。 そしてしっかりと飲み込んでから、 「「しあわせーっ!!!」」 と叫びました。 お姉さんはめでぃすん達の様子を見ながらニコニコ。 めでぃすん達もお姉さんの笑顔を見ながらニコニコ。 ほんわかふわふわとした空気の中で、体を伸ばしながらお姉さんは言いました。 「んー、来てよかった!」 ############################################ お姉さんとめでぃすん達がまさにゆっくりしているその時。 それを崩す不吉な音が近くの茂みからガサゴソと鳴り響きました。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 お馴染みの掛け声とともに飛び出してきたのは、これまたお馴染みのれいむとまりさの番でした。 なんとれいむの額からは茎が生えています。 しかも生っている実ゆっくりはもうすっかり形が形成された生まれる直前のものです。 母体のゆっくりが実ゆっくりをゆっくりさせるために日向ぼっこに来る事事態はそう珍しい事ではありません。 しかしここまで成長してしまったら、巣の中で誕生に備えるのが一般的。 間違っても人間や捕食種の前に姿を現すような事はするべきではありません。 この二匹は若さからくる経験不足を差し引いて考えても、相当なアホのようです。 「ゆ! おねえさん! あまあまちょうだいね!」 「みんなでたべるとゆっくりできるよ!」 どうやらこの二匹のお目当ては女性が持っているあまあま――特製餡子のパイのようです。 しかし、いきなり現れて食べ物をよこせとはなんと命知らずなゆっくりなのでしょう。 たくさんあるから(ゆっくりは何故か甘いものの匂いをある程度嗅ぎ取れます。同属の匂いに近いからでしょうか)少しは分けてもらえると思ったか。 可愛いおちびちゃん(あくまでゆっくり視点)がいるのだから分けてくれると思ったか。 それとも単に餡子脳なのか、いずれにしても愚かとしか言いようがありません。 ちなみに言うまでも無いでしょうが、この二匹は木苺など自然界のあまあまを見つけても他のゆっくりに分けようなどとは考えた事もありません。 所詮ゆっくりなぞその程度のナマモノなのです。 「ええ、そうね。美味しいものはみんなで食べないとね」 しかし、女性はそんな救えない汚物饅頭にも聖母の微笑を向けてやさしく語りかけます。 一方、めでぃすん達は飼いゆっくりの基本を守り、黙って行く末を見守ってました。 「はい、どうぞ」 新しく取り出した紙皿にパイを一切れ載せて、れいむとまりさの前に差し出しました。 「うめっ! これめっちゃうめ!」 「ぱねえ! まじぱねぇ!!!」 女性にお礼を言う素振りすら見せず、食べかすを撒き散らしながらパイに汚らしく貪りつくれいむとまりさ。 特にれいむは、額の実ゆっくりの先端の子が地面や紙皿にこすり付けられて苦しそうにしているのに見向きもしません。 先端の実ゆっくりがぼろぼろになりながらも茎から外れなかったのは、ただただ運が良かっただけです。 めでぃすん達は嫌気が差した顔をして、お姉さんの後ろ側に回り込みます。 女性は特に表情を変えず、ただし目元から暖かさだけを取り去って、白い手袋を外しました。 「ゆっ! これだけじゃたりないよ!」 「もっとちょうだいね! れいむにはあかちゃんがいるんだよ!!」 図々しく次を催促する汚物饅頭ども。 ここまで来ると虐待派どころか一般人でも即座に潰しにかかるレベルです。 「そうねえ……そうだ!」 しかし、女性は慌てず怒らず、 「可愛いおちびちゃん、良く見せて頂戴。そのくらいいいでしょう?」 いかにも今思いつきましたと言う風を装ってそのようなことを口走りました。 勿論、れいむとまりさは 「いいよ! かわいいおちびちゃんをみてゆっくりしてね!!!」 「ゆっくりできたらあまあまをちょうだいね!!! やまもりでいいよ!!!」 「うふふ、あ・り・が・と」 女性は口の中でもう一度妖艶な笑いを響かせ、実ゆっくりに手を伸ばし、優しく撫でました。 そして、その瞬間、 「「「「「ゆっぐぢでぎないいいいいいいいいいいいい!!!!???」」」」」 れいむの額の実ゆっくり達は、まだ動かないはずの口を使って初めての、そして最後の雄叫びをあげました。 「ゆ!? ゆゆっ!!? どうしたのおちびちゃん!?」 「おちびちゃん! ゆっくりだよ! ゆっくりしてね!?」 れいむとまりさは必死に実ゆっくりに呼びかけます。 当然ながらその程度ではなんの解決にもならず、実ゆっくりは次々と地面に落下し、急速に黒ずんでいきます。 「もっちょゆっきゅりしちゃかっちゃ…」 と、お決まりの台詞を言える元気が残っていたのが一匹だけと言う有様でした。 「でいぶのおぢびぢゃんがああああああ!!!?」 「どぼじで!!? どぼじでええええええ!!!?」 さっきまで元気で、今日にも生まれるはずだった我が子。 その突然の死に親…になるはずだったれいむとまりさは悲痛な叫びを上げます。 一方の女性は、 「まあまあ、二人とも」 あくまで優雅に微笑みながら、しかし、笑いを抑えるために顔の筋肉を震わせながら、 「おちびちゃんなら、また産めばいいじゃない。そんなことよりゆっくりしましょう」 まさに外道! な台詞を吐いてパイを一切れ、れいむとまりさのあいだにある紙皿に置きました。 仮に目の前にいるのが人間の夫婦だったら人間失格の烙印を押されても文句なんていえません。 「そうだね! おちびちゃんのことはもうしかたないよ!」 「しんじゃったおちびちゃんのぶんまでゆっくりするよ!」 …しかしまあ、ゆっくりとはこんなナマモノ。 それが分かっているからこそ彼女もあんな台詞が言えたのでしょう。 れいむとまりさはおちびちゃんの亡骸を埋葬する事も無くパイにがっつき、 「「「「しあわせー!!!」」」」 めでぃすん達と同じタイミングで叫びを上げました。 めでぃすん達が食べているのはさっきまでれいむの額になっていた実ゆっくりなのですが、それをとめようとするるものはここにはいません。 「ゆゆ~ん♪」 野生では決して味わえない極上のあまあま。 そのあまりにもゆっくりした味に、れいむの口からは自然とおうたという名の雑音が流れ出ました。 「ゆっくり~♪ゆっく……ゆゆ? れいむはとりさんになったよ!」 れいむの雑音は、全く無意味な本能からくる台詞で中断されました。 女性が両手でれいむを優しく掴み、目の前に引き寄せたからです。 「あまあまはお口に合ったかしら?」 「ゆ! すごくおいしかったよ!」 「またたべさせてね!」 れいむとまりさは女性の質問に飛びっきりの笑顔で答えました。 おちびちゃんのことは残念だったけど、こんなにゆっくりしたあまあまが食べられた。 ひょっとしたら、生まれてから一番しあわせーっなのかもしれない。 だからこそ、れいむは気づけなかったのです。 女性の手から、とてもゆっくりできない匂いがしていることに。 「ふふっ、ありがと。ところで、二人とも」 「ゆ?」 「なに? おねえさん」 「ここだけの話だけどね。実は私、魔法使いなの」 「「ゆゆっ!!?」」 トーンを下げて本当に内緒話のように切り出すお姉さん。 れいむとまりさはそんなお姉さんを目を輝かせながら見つめています。 「まほうつかいさんなの!?」 「すごいゆっくりしてるね!」 お姉さんはくすくす、と軽く笑ってから。 「お姉さんの魔法、見たい?」 「みたいみたい!」 「ゆっくりみせてね!」 よしきた、と女性はまずれいむをくるりと回してまりさの方に向けました。 「そうねえ……まずは、」 「れいむちゃんのあんよが黒焦げになって動かなくなっちゃいまーす♪」 「「ゆ?」」 軽いノリの宣言。 そして女性は、人差し指をれいむの頭頂部に軽く突き刺した。 それと、同時。 「ゆっぐぢでぎないいいいいいいいいいいいい!!!!???」 れいむは叫びました。 先ほどの実ゆっくりと同じ叫びのようでいて、全く違う声。 恐怖、絶望、苦しみ、あらゆるゆっくり出来ていない感情が込められている。 その声を聞いた女性は思わず頬を緩ませました。 ああ、これだ。 やはり何も分からぬ実ゆっくりより、ある程度ゆん生経験を積んだゆっくりの叫びの方が味がある。 そうお姉さんは思います。 「でいぶううううううううううう!!!? どぼじだのおおおおおおおおおお!!!???」 番の突然の絶叫にまりさも叫びを上げました。 この時点ではまだ女性が何かをしているとは考え付かないのでしょう。 もちろんまりさが叫んでも状況は好転しません。 時間の経過と共に、ただただ悪化の一途をたどるだけ。 「あづっ!!? あづ、あづいいいいいいいいいいい!!!!!! おもにあんよがあづいいいいいいいいいい!!!!!!」 れいむがそんなことを叫びだすとどちらが先だったか、れいむのあんよから突如煙が立ち始めました。 当然ながられいむの下には火など無いし、土下座につきものの焼けた鉄板も無し。 青く茂った草が敷き詰められた春の大地はやさしい暖かさを秘めているはずです。 しかし、火の無いところになんとやらという言葉をあざ笑うかのごとく、れいむのあんよから立ち上る煙と香ばしい匂いは止まりません。 そしてれいむのあんよの色はもうキツネ色を通り越して、段々と墨色へと変わってゆきます。 「やべっ、やべでね!? でいぶのあんよざんいじまるじないでね!!? ゆっぐぢでぎなぐなっぢゃうがらあ!!」 今の状況をれいむの餡子脳は自分のあんよが意地悪していると捉えたのでしょう。 あながち間違いではありません。地面の温度は一切変わっていないのに、れいむのあんよだけが文字通り燃えるように熱いのだから。 「どぼじででいぶのあんよざんいじばるやべでぐでないのおおおおおおおおお!!!!!??」 「やべでね! でいぶがいやがっでるでしょおおおおおおおおお!!!!!?」 二匹の渾身の叫びは何も実を結ばず、とうとうれいむのあんよは真っ黒焦げになってしまいました。 「れ、れいむだいじょうぶ? ゆっぐりできる?」 「ゆぴぃ…どうしてれいむのあんよさんうごいてくれないの? きょうのあんよさんすごくいじわるだよ…?」 黒こげて炭化したれいむのあんよはぴくりとも動きません。 「あーあ、れいむちゃん、歩けなくなっちゃった」 「ゆぴっ!? へんなじょうだんいわないでね!? きょうはちょっとあんよさんのようしがわるいだけだよ!!」 「可哀想なれいむちゃん」 お姉さんはれいむの言葉など聴いていません。 歌うかのように、次々と言葉を紡ぎだします。 「赤ちゃんに嫌われちゃった。可愛いおちびちゃんはもういない」 「ゆぎっ!?」 「自分のあんよさんにも嫌われちゃった。もうずーりずーりもぴょんぴょんも出来ないね」 「れ…れいむはきらわれてなんか……」 「でも大丈夫」 お姉さんは、れいむに向かってやさしく微笑みました。 「あんよは直せないけど、おちびちゃんなら作ってあげられるから」 そういうと同時に、先ほどとまったく同じようにれいむの頭頂部に指を差し入れました。 唯一つ違うのは、れいむの反応。 「すっすすすすすすすすっきりーっ!!!!!!!!」 「どぼじでずっぎりじでるのー!!!!???」 そう、れいむは色んなステップを飛び越えて突然すっきりーっ! をしてしまったのです。 れいむの額から、新しい命を宿した茎が生えてきました。 それも、一本だけではありません。 「すっきりーっ!!!!!」 二本。 「すっきりーっ!!!!!」 三本。 「すっきりーっ!!!!!」 四本。 「すっきりーっ!!!!!」 五本目が生えても、れいむのすっきりーっ! は終わる気配を見せません。 「やべっ、やべでねでいぶ! それいじょうすっきりーっ! したらえいえんにゆっくりしちゃうよ!!?」 「すっきりーっ!!!!!」 まりさの言葉も何処吹く風……というよりは、ただ単に聞こえていないのでしょう。 れいむの額からは六本目の茎が生え出していました。 大量に餡子が吸われる感覚は、自分の命が削られていく様子をリアルに伝えているのでしょう。 「すっきりーっ!!!!!……やだああああああ!!! もうずっぎりじだぐない! ぢにだぐないいいいいい!!!!」 れいむはこの上なく悲痛な顔で叫びました。 ここまでの表情をしているゆっくりは、加工所の生産饅頭にもそうそういません。 「まっててねでいぶ! いばばりざがだずげるがらね!?」 いい加減これ以上のすっきりーっ! したられいむが耐えられないと判断したのか、まりさがれいむの前にとびだしました。 「しねっ! ゆっぐりできないおぢびぢゃんはじねっ!」 まりさはそう言うと、れいむの額の茎を乱暴に引き抜きました。 れいむの命を守るために、ゆっくりの間では最大級の禁忌であるはずの我が子殺しに迷わず踏み切ったのです。 「おお…!」 その光景は、事の張本人であるはずのお姉さんも思わず感動しかけてしまうもの。 そして、 「れいむっ! もうすぐいじわるなおちびちゃんはいなくなるからね!!」 「すっきりーっ!!!!!」 「すっきりーっ!!!!!」 「すっきりーっ!!!!!」 「すっきりーっ!!!!!」 「どぼじでいっばいはえでぎぢゃうのおおおおおおおお!!!!???」 お姉さんの加虐心をこの上なく煽る光景でした。 次々と生えてくるれいむの茎。 まりさが一本抜く間に三本生え、三本抜く間に九本……とても追いつきません。 そしてとうとう、 「すっぎ…もっどゆっぐりじだがっだ……」 「れいむうううううううううううう!!!!!!」 生えてくる茎に餡子を吸われ続けたれいむは、黒ずんで永遠にゆっくりしてしまいました。 萎んで真っ黒になり、額から茂みのように茎を生やしたそれは、リボンが無ければれいむの死体だといわれても分からなかったでしょう。 「あーあ、死んじゃったね」 「おばえのぜいだろおおおおおおおお!!!!!!!!」 「えー、何? いまさら気づいた?」 まりさが本当にお姉さんの所業に気づいたのか、それとも事の責任を全てお姉さんに転嫁しようとしているのか、それは分からないし、些細な事です。 ただただお姉さんは、このまりさ『で』もう少し遊んでみたいだけなのですから。 「じねええええええええ!!!!!」 まりさはお姉さんに向かってゆん生最高の体当たりを仕掛けました。 まるで今永遠にゆっくりしてしまったれいむが力を貸してくれているような、まりさにも信じられない速さの体当たり。 たとえ相手が胴つきのふらんであっても一撃で永遠にゆっくりさせてしまいそうな一撃。 「ゆううううううううううううううう!!!!!!!」 それを、 「私、ドッヂボール苦手なんだけどなあ」 お姉さんはいとも簡単に、面倒くさそうに両手でキャッチしてしまいました。 「どぼぢ……」 まりさは一瞬何かを叫びかけて、そして停止しました。 何故ならば、 「ぐざっ、ぐざいいいいいいいいいいい!!!!!?? ぐざぐでゆっぐぢでぎないいいいいいいい!!!????」 「あら失礼しちゃう」 女性の手に、ゆっくりの死臭――それも超高濃度のものがまとわりついていたからです。 そう、死臭。 このお姉さんは、並みの虐待お姉さんではありません。 年が一桁のうちからゆっくりを虐待しつづけ、れいむを潰し、まりさを沈めて、ありすをもぎ、ぱちゅりーをあざ笑い、みょんを切り裂き、れみりゃを焼き、ふらんをバラバラにして、らんにちぇんを食べさせ、さなえをアマギり、ドスを捻り潰し続けたキャリアの持ち主。 来る日も来る日も虐待を繰り返すうちに、ゆっくりの死臭が両手から離れなくなりました。 ゆっくりの死臭とはある種の怨念のようなもの。 女性は両手の死臭を更に強め、とうとうそれによって道具を使わずともあらゆる苦痛をゆっくりに『思い出させる』ことを可能にしたのです。 そして思い出された『苦痛』はゆっくりの持つ思い込みの力によって現実として現れます。 今のまりさには、女性に殺されたゆっくりの苦痛がゆるやかに襲い掛かっているだけ。 もっとゆっくりしたかった…… もう痛いのは嫌だ…… 苦しい…もう死にたい…… れいむはその中の、足を焼かれたゆっくりとれいぱーをけしかけられて殺されたゆっくりの声を強く聞かされたために、自らの思い込みの力によってああなったのです。 「ゆ…ゆぎゃ……ゆぎゃあああああああああああああ!!!!!!!」 まりさは狂ったように叫びました。 実際に狂えたのならきっと楽だったでしょう。 しかし、彼女が潰したゆっくりの中にここで狂ったゆっくりはいませんし、死臭だけで狂うほど成体のゆっくりはもろくありません。 「さぁて、まずは――」 「そこまでだよ! にんげんさん!!!」 背後から聞こえてきた声に、お姉さんはゆっくりと振り向きました。 その顔から表情は読み取れません。 今日は邪魔が良く入る日だと思ったのか、 それとも上手く餌が働く日だと思ったのか、 全く分かりません。 「そのまりさをかえしてね! いますぐだよ!」 お姉さんの背後には、ドスまりさが立っていました。 「…別にいいわよ。こんなカビ饅頭、いらないもの」 お姉さんは表情を凍らせたまま、まりさの右目に指を突っ込みました。 「ゆべっ!?」 そしてそれと同時に、まりさの体が一気に緑に染まっていきます。 「やべで! ばりざまだじにだぐ――」 ない、という直前でまりさの体は崩れてしまいました。 「汚ーい」 女性は極自然な動作でまりさだった何かをドスの顔めがけて投げ飛ばしました。 あまりの光景に、まりさだったものがぶつかるまでドスは身動きどころか一言も発せずにいました。 女性はめでぃすん達と一緒にケタケタと笑っています。 「に……ににににににんげんさん!!!」 「なにかしら?」 「じぶんがなにじだがわがっでるのおおおおおお!!!!!?」 「あら」 女性は、優雅に髪をすきながら言い放ちました。 「あなたこそ、誰に向かってそんな口をきいてるのかわかってるの?」 「ゆっ!?」 「一つだけ教えてあげるわ」 ドスの額をビシッと指差し、 「あなたが下で、私が上よ」 そう、きっぱりと宣言しました。 「ゆ…ゆがあああああああああああ!!!!!!」 ドスの雄叫びが周囲一帯に響きました。 ドス―になったのは最近ですが―も初めて人間にあったわけではありません。 今までたくさんのゆっくりできる人間さんやゆっくりできない人間さんを遠巻きに見てきました。 そして、このお姉さんはその人間さんたちの中で一番ゆっくりしていません。 「ゆっくりしてないにんげんさんはしねええええええええ!!!!」 ドスは帽子からキノコを取り出すとすぐさま租借し始めました。 ドスの必殺技、ドススパーク。そのチャージです。 「もうあやまってもおそいからね!! ドスはようしゃしないよ!!!」 必殺の一撃による勝利を確信するドス。 一方女性は、冷めた目つきのままめでぃすん達の紙皿に水筒の紅茶を注いでいました。 ドススパークがまじかに迫っているのに、慌てる様子も怯える様子もありません。 「くらえドススパー……ゆげっ、ゆげええええええええええ!!!!」 だって、こうなるのが、ドススパーク発射直前で吐餡に変わるのが分かっているのですから。 「ゆっぐりでぎな…ゆげえええええええええ!!!!」 まるで毒でも盛られたかのように餡子を吐きながら苦しみだすドス。 そんなドスに向かって、お姉さんはあざ笑う顔を隠さず、 「だから言ったじゃない。私が風上で、あなたが風下だって」 そう、これもお姉さんの死臭が引き起こした事。 お姉さんの死臭は普段はただのゆっくり出来ない匂いでしかありません。 しかし、ある条件――例えば特定のワードを強く意識するだとか、特定の行動に踏み切るだとかをする事で、具体的な『ゆっくりできない記憶』を呼び起こすのです。 あの一瞬で、ドスは見てしまったのでしょう。 彼女に向かってドススパークを撃ったドスが、その群れがどんな悲惨な結末を迎えたのかを。 「ゆっゆっゆ……」 何匹ものドスの記憶を流し込まれて、そのあまりのゆっくりできなさに息も絶え絶えなドス。 風向きにさえ気を使えば、お姉さんはドスとの戦いに動く必要さえないのです。 そんなお姉さんはようやく立ち上がり、お尻の草や土を軽く払ってからドスに近づいていきました。 「やべで…ドズにひどいごどじないでぐだざい……あやばりまずがら…」 「嫌」 お姉さんはドスの懇願を秒で却下し、ドスの体に勢い良く右手を突き刺しました。 「ゆぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!!」 何千ものゆっくりの死臭が染み付いたお姉さんの右手がドスの体内に侵入します。 それはドスにとって、体の中に百万のゆっくりの死体を入れられるよりおぞましいものでした。 「@#$%”!!!!!?? \*+;>?@!!」 ドスは最早意味のある言葉を吐き出すことさえ適いません。 お姉さんはゆうかもはだしで逃げ出すようなサディスティックな笑みを浮かべ、 「針千本の刑!」 とドスに向かって宣言しました。 同時に、ドスの体表にそれこそ針で刺したような小さな穴が現れました。 「!!!!???」 穴は女性の右手の近くから現れ、そして瞬く間にドスの体に広がってゆきます。 そしてドスの口内、目玉、帽子までもが穴だらけになり、饅頭とも呼べぬ姿になってやっと女性は手を引き抜きました。 「ふぅ」 お姉さんは一仕事終えた顔で額の汗を拭う仕草をしました。 実際には汗なんて一滴もかいていません。 「本当はちゃんと殺さないとなんだけどなー。まあいいや、後は任せましょ」 「「すーさーん!」」 そんなお姉さんの下に、めでぃすん達が駆けつけてきました。 足元に着いたところでお姉さんがしゃがむと、右手を舐め始めました。 どうやら餡子がついた右手を綺麗にしようとしているようです。 お姉さんは良く出来た飼いゆっくりに笑みを向けて、 「帰ろうか!」 と呼びかけました。 そして荷物を拾うと、めでぃすん達といっしょに鼻歌を歌いながら山を降りていきました。 遠足は帰るまでが遠足。だから帰り道も楽しまなくては損なのです。 ############################################ 「ゆひい…ゆひいい…」 一方こちらは取り残されたドスまりさ。 体中穴だらけにはされましたが、餡子の流出量自体はたいしたことが無く、虫の息でしたがまだ生きていました。 「どぼじでどずがごんなべに…」 今のドスに出来る事は、自らの不運を嘆く事だけでした。 しかし、突然、 「ほらよ」 聞きなれない声が聞こえたかと思うと何かゆっくり出来るものをかけられ、みるみるドスの体に力が戻ってきました。 「ゆ? ゆゆ! ゆっくりできるよ!」 ドスにかけられたもの、それはゆっくりの万能薬オレンジジュース。 ドスの体の穴はすっかりふさがり、見えなくなっていた目玉もはっきりと見えるようになりました。 本当にいい加減なナマモノですね。 「はは、もう元通りになっちまったみたいだな」 ドスが声のほうを振り返ると、そこにはたくさん…十数人の人間さんがいました。 「にんげんさんがたすけてくれたんだね! ゆっくりありがとう!!!」 ドスは満面の笑みで人間さんにお礼を言います。 しかし人間さんは皆、ドスのほうを見ていません。 人間さんがみている方向、それはお姉さんとめでぃすん達が去っていった方向でした。 「噂以上だな…」 「ああ、あれが『毒花魔術師』…」 「アイツがゆ虐十連星最弱とは……たまんねえな」 「ゆ? ゆゆ?」 ドスには人間さんたちが何を話しているのかは分かりません。 しかし無視されるのはドスにとってゆっくり出来ない事でした。 「ドスをむしずるな!…ゆげっ!!?」 抗議をしようとした瞬間、ドスの頬にはさっきまでの針穴とは比べ物に出来ない穴が開いていました。 人間さんの一人がドスの頬に金属製の棒を突き刺したからです。 「いだいいいいいい!!!!! どぼじでごんなごどずるのおおおおおお!!!!??」 「あはは! 『どぼじで』だってよ!」 「そんなのひとつしかねえに決まってるじゃねえか!」 この人間さんたちがドスの怪我を治した理由、それは親切でも同情でもありません。 というか、わざわざドスの全身にかけられるほどのオレンジジュースを用意して山に登る人間の目的なんて決まっています。 『ひゃっはー!!! 虐待だぁ!!!』 そう、彼らはドスを虐待するために集まった虐待鬼意山! ドスの絶叫は日が暮れるまで山に響きましたとさ。 めでたしめでたし。 「ぜんぜんめでだぐないでじょおおおおおお!!!!??」 ############################################ 『ぼくのかんがえたさいきょうのぎゃくたいおねえさん』の話。 もうちょっとこう、ねちっこい虐待がかけるようになりたいなぁ。 あ、めでぃすんの毒はゆっくりには猛毒ですが、人間には対してききません。 だからめでぃすん達が舐めてもお姉さんは平気なんです。 今まで書いたお話 anko2458 どっちが本当? anko2461 街中の狩人 anko2480 たいせつにするということ anko2509 神は饅頭の信徒を裏切るか? anko2587 れいむ種に対する概論
https://w.atwiki.jp/shipwiki/pages/31.html
画像 データ 船名 フェリーあざれあ 英名 Ferry Azarea 総トン数 20,564トン 全長 195.4m 全幅 29.4m 就航年 1994年 乗客定員 926名 乗組員数 - 所有 新日本海フェリー トラック積載台数 186台 乗用車積載台数 80台 造船 石川島播磨重工業 データ 2012年2月29日更新 履歴 1994年 就航 解説
https://w.atwiki.jp/storys/pages/32.html
「……ふん、初戦はP0-6型のパンだ」 ダークネクロファテスマンはすぐ隣にいる三体のパンに話しかけた。 「まったくですね」 一人は長い長い、鉄壁の生地を持ったもの。 「……愚かな」 一人はぐるぐる巻きにされたやや黒ずんだ者。 「これが……違いか」 そしてもう一人はツルツルした表面に球体。……チョコパンマン。 彼らは哀れなアンパンマンたちを見てあざ笑った。 「P1-7Bのパンは既に開発されている。P0-6のパンなど、所詮は補欠だ」
https://w.atwiki.jp/anchorlegendscenario/pages/678.html
システム クトゥルフ 「仮面の下の謎を追え!」 ハアーハッハッハーーー、警察や探偵の方々 サラバダーー! そう言ってアナタ達をあざ笑って消えていく男こそが 地域密着型 ローカル怪盗 おジャマ・ジョーカー 盗むモノは意味不明なガラクタばかりでその目的も正体も一切不明 アナタ達はナンヤカヤあってタッグパートナーを組んで怪盗を追いかけ 奴の正体へと迫っていく・・・ 人間とは闇深ければ深いほど覗き込みたくなる生き物である。 そこに見るのは絶望か、はたまた可能性の光か・・・
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/4627.html
441: 影響を受ける人 :2017/04/05(水) 22 22 34 この作品にはTS要素が含まれています。 オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。 最低系である最強要素があります。 オリジナル設定、個人的解釈が入っています。 それでも良い、という方のお読みください。 提督憂鬱×ストパン+零 第百五話 ―扶桑海事変-09― ―― 第一打撃艦隊旗艦:戦艦【紀伊】 ―― 古賀峯一はこの世界に来れたことを感謝と共に、怒りをもって神に祈りをささげている。 まずはもう一度戦艦に乗れること、しかも架空戦記のともいえるアニメの戦艦だ。 映像にはなっていないが、それでも史実世界に生まれなかった船に乗れるというのは転生者ならではだと思っている。 一応前世でも伊吹型戦艦がったが・・・ちょっと違う気がする。あっちはある意味妥協の産物だし。 だから、 一 応 は満足している。 怒りは「また転生か。」と言う事。 前世で戦艦ノリとして、大砲屋として満足する人生を送った。 気が合う友人や、趣向の合う同志に会えたのも大きい。 【古賀峯一】になった時はどうした物かと思ったが、家族も出来て悠々自適の生活が送れた。 自分達の干渉のせいで激変した世界に苦労したが、それでも大往生とげてあの世に旅立った・・・はずだった。 しかし暗い闇の落ちたかと思えば、前世よりも遥かな前に再転生。 「なんでだよ。」と思ったのも無理はない。子供らに看取られて、大満足だったのだから。 その後は、不純な思い(主に女性の下半身の隠蔽率)を抱きつつ、再び海軍に道を定めた。 半ば確信めいた考えもあったがそれは正しく、生活をして行く中で同じような転生者達に巡り合い、前世の有名人たちも転生していると驚き、夢幻会の重鎮に収まった。 「順風満帆・・・とは言えんな。」 「は?」 すぐ後ろにいた副官が反応して此方を向いた。 「あ、ああ・・・ 本来なら、紀伊型四隻で向かう予定だったのだがな。」 「ああ、なるほど。確かに順調とは言えませんね。」 「予定はしょせん未定だ。」 「しかし予定通りに行かせるのも、仕事を持つ者役目です。」 「そうだな。」 取りあえず誤魔化せたようだ。 しかし頭の痛い問題ではある。予定では脱落しても一隻だろうと思われていた。 夢幻会の介入により主砲の換装は早く済ませてあり、対空装備も上げてある。 しかし予想以上の敵圧力、原作にはいなかった種類の出現。これらの結果、甚大な被害をこうむった。 「第二打撃艦隊は上手く捌いたというのに。」 「新参者には負けない。でしょうかね?」 戦艦【長門】を中心としていた第二打撃艦隊の“オニグモ”撃破は遅れると思われいた。 無論最初は警戒して詰め寄らない敵に業を燃やしたが、後背から忍び寄る様に接近していた戦艦【陸奥】の砲撃により、特徴的な足を破壊する事に成功する。 結果的に奇襲となった事で敵の足並みが乱れ、速力を上げた【長門】【伊勢】【日向】が【陸奥】との間に挟むように移動して攻撃を開始。 機動力を破壊された“オニグモ”は、なんとかその場で旋回して【陸奥】に攻撃を仕掛けたが時すでに遅く。 【陸奥】の護衛としてついてきていた重巡【田代】【焼石】が、猛烈な対空砲火でもって攻撃能力を減殺し。 交戦から30分もしない内に沈めてしまった。 【陸奥】が合流を急いだことと、挟撃できると踏んだからこそ短時間で仕留める事ができたのだ。 その際、恐慌状態に陥ったネウロイが逃げ出す者達と、果敢に反撃に出る者達に分裂してしまった事だけが、唯一の計算外だった。 逃げ出した一部のネウロイが第二機動艦隊に向かい、偶発的な戦闘を引き起こして、空母【飛龍】が被弾して発艦不能になった事も含めて。 「後は時間との勝負だ。」 「ええ。敵の交代する為の戦力が来る前に仕留めなければ・・・」 「作戦は失敗する確率が大きくなる。」 本当に嫌になると思う。しかし前世でも、よくあったのである意味慣れた。 艦隊は駆逐艦と軽巡を置いて既に台風に突入している。 戦隊が猛烈な風と波の影響を受けて、右へ左へと傾く。今更ながら本当に無茶な作戦だと思う。 船乗りとなって、航海は危険が付き物だと経験している。要因は大小さまざまだが、一つ間違えれば死に直結するのだ。 敵戦力を可能な限り集中した航空戦力で漸減させ、決戦戦力でありながら囮となった打撃艦隊でエネルギー消費を狙う。 442: 影響を受ける人 :2017/04/05(水) 22 23 47 交戦した敵戦力は交代時間半ばであったから、あっと言う間に息切れを起こして大陸に戻らなければならない。 補給地点となるブラウシュテルマーの建設をしていないが為に、侵攻を急いだ敵は長距離を戻らないと息継ぎが出来ない。 まさに餓島にきた零戦のような状況に追い込まれるわけだ。 そして交代する予定の次戦力は、交戦した時間が短いほど時間の間が空く。 その間に“ヤマ”を仕留めなければならない。 「時間制限つきプレイは前前世でも、苦手だったなぁ・・・」 「今この時代に無いゲーム機など、喋らんでください。」 振り返って副官をじろりと睨む。副官はキリッ!とした表情で言い放った。 「やりたくなっちゃうじゃないですか。」 「すみません。」 素直に謝る偉い人。 その茶番をしっかり見ていた艦長は、もう突っ込みを入れるのやめている。 一々付き合っていたらメンタルが持たない。っと。急に視界が明けた。 台風を抜けたのだ。 「おぉ・・・」 艦長は思わず感嘆の声を上げる。 暗い防風の中を突き抜け、解放さるかのように飛び込んできた陽光は、気持ちを僅かでも向上させてくれた。 しかしすぐに気を引き締める。報告によれば、大量の“コバエ”が存在するという。 小生意気にレーザーを発射してくるる為、艦艇には驚異的な敵と見られている。 “オニグモ”は大型だけあって主砲も使える。しかし“コバエ”は小さいうえにすばしっこいので当てにくい。 群れで動く分まだ殲滅しやすい、が小集団になると面倒になるというのが共通認識になっている。 しかしその心配はしなくてもよい状況となっていた。 “コバエ”の群れは、すでに到着していた第二打撃艦隊に向かっていたから。 ―― 第二打撃艦隊旗艦:戦艦【長門】 ―― 少し時間は巻戻る。 堀川吉郎は台風から出ると、すぐさま上空に双眼鏡を向けた。 視線の先ではウィッチの部隊が応戦しているのが見える。報告の通り苦戦しているようだ。 「ふむ・・・」 状況をすぐに認識し、後ろを振り向かずに言った。 「一発ぶちかませ。」 「了解しました。主砲、射撃開始! 相手はデカブツだ。全弾命中させよ!」 砲術長が答え、すぐさま指示がとんだ。 すでに【長門】と【陸奥】の主砲は仰角がつけられており、いつでも発射可能になっていた。 だから間をおかずに主砲は轟音と共に鉄塊を吐き出す。そして、あっさり全弾命中した。 台風の目に突入して、ほぼ間を開かずに攻撃したおかげで迎撃されずにダメージを与えたことに、幾人かの船員が握り拳を作る。 「まだまだ【長門】と【陸奥】は働けるな。」 「なに。まだ後輩に道を譲るには早いですからな。」 嬉しげに呟く堀川に対して副官もにやりと笑う。 士気が向上した第二打撃艦隊に対し、攻撃を喰らった側は混乱するとともに怒りを向けた。 “ヤマ”の主砲が戦艦【長門】に向けられて発射される。だが、巨大なシールドであっさり防がれる。 その事実に対して“ヤマ”は憤激にかられ、全ての護衛に排除を命令した。 指揮官型も脅威の出現に対して狼狽していたが、さすがに激戦を潜り抜けた個体だけあって立ち直りは早かった。 すぐに細かい命令を下し、“コバエ”を包囲するように突撃させる。 もっとも脅威が高いモノが来た以上、空を飛ぶ小さなモノに対しては時間稼ぎでいい。 だが、同じように突撃しようとしていた“アホウドリ”二体は押しとどめた。 敵は狡猾だ。自分たちをここに閉じ込めて、現れた敵戦力が た っ た こ れ だ け のはずが無い。 指揮官型の考えはあっている。 この戦場に現れた戦艦四隻の他に、あと十隻やってくるのだから。 だから戦力の温存は当たっていた。ただし、 「【伊勢】【日向】、出ます。」 「うむ。」 戦艦と言う、 「“コバエ”か・・・」 戦力価値をよく知らないが故に、 「対空戦艦になった、二隻の敵ではないな。」 その考えは間違いになってしまう。 【伊勢】【日向】に対空射程範囲に入った“コバエ”達は二隻が放ち始めた対空砲火に飲まれて砕け散っていく。 退避する輸送船団を守り、時折少数で前線を無視してやってくる敵相手にしていた二隻は、連合艦隊内でもっともネウロイ相手の対空戦闘が得意な戦艦となっていた。 無論【山代】【若狭】も同じように対空戦闘が出来る。四隻そろっていれば、その対空砲火はさらに苛烈になっていただろう。 それでも、戦艦と言う地上戦力とは比べ物にならない密度の火力は、彼等にとって未知の事だった。 443: 影響を受ける人 :2017/04/05(水) 22 24 21 もし襲撃していた生き残りがいればよかったのだが、最悪なことに誰も帰ってこなかった。 夢幻会としても、海軍としても、情報を持ち帰るような行為だけは避けたかったが為に、襲撃者はすべて殲滅していたのがここに来て役に立った。 先程まで襲撃を担当していた構成部隊が、燃料切れになって大急ぎで戻ってしまい。報告がされなかったことも、要因となった。 “コバエ”とともに突撃した“スズメバチ”があっと言う間に粉砕され、指揮官型はしばし呆然となる。 すぐに正気に戻ると、なけなしの戦力である“アホウドリ”二体に挟撃を命じた。 遅れて正気に戻った“ヤマ”が猛烈に抗議するが右から左に受け流す。 いま指揮官型がする事は可能な限りの時間稼ぎ。とにかく味方が到着すれば何とかなる。 だが、そんな考えをあざ笑うかのように反対側に別の戦力が出現した。 第一打撃艦隊が到着し他のはこの時。 双眼鏡で艦隊を確認した堀川は、ニヤリと笑いつつ伝令を呼んだ。 「第一打撃艦隊に電文。 『我、第一撃を与えたり。共に奮闘せん』とな。」 言い終わると同時に、【長門】と【陸奥】は第二射撃を放った。 ―― 北郷隊:学徒兵 ―― 「す、すげぇ・・・」 「うわぁ。」 「・・・・・・」 初めて目にする戦艦の火力に、学徒兵も見とれるように見つめていた。 しかし、すぐさま御叱りの言葉が通信機から飛んできて鼓膜を揺らす。 慌てて周囲を警戒するが、足止めの少数戦力だけとなったので先程よりは対処しやすくなっている。 二回三回攻撃を加えると、竹井醇子は通信機に手を添えた。 「こちら観測班。応答をお願いします。」 『こちら北郷だ。どうした。トラブルか? それとも下か?』 「ちがいます。」 『ア、ハイ。スミマセン。』 なんとなく和ませようとした北郷章香は、精神的成長をとげた冷徹かつきっぱりとした低い声の否定に、思わず謝ってしまった。 それに気が付いき、慌てて軽く咳をして調子を整える。それを見計らって、醇子は伝えるべきことを通信機越しに告げた。 「これより観測班は任務を遂行します。」 『ふむ・・・』 一時沈黙した。恐らく周囲の戦況を確認しているのだろう。 しかし割と早めに答えが返ってきた。 『承知した。任務を遂行せよ。』 「はい!」 醇子が元気よく返答して振り返ると、幼馴染の二人が背を向けつつ迎撃しているのにも拘らず、こちらがわかる様に親指を上げていた。 「それじゃ。美緒ちゃん、行こう!」 「わかってる。徹子?!」 「もう切り上げた。いけるぞ!」 三人は、そのまま飛翔して観測が安全に出来そうなポイントを探しにいく。 同時に第二打撃艦隊の艦砲射撃が放たれるのであった。 いじょうです。 視点移動が大変やねんなぁ・・・ でもそうしないと、ネタと戦場風景が・・・
https://w.atwiki.jp/azazyo_kingdom/pages/26.html
名言というか起こった出来事とかとか。 ・「あざ嬢まだウィッチ当たらないの?」 ギルマスこと、あざ嬢がクリスマス初代確率アップなどで石ガチャを何度回しても当たらなかった伝説。 星となった石の数は大体200個らしい。ただし現在、あざ嬢のウィッチは虹枠で活躍している模様。 あまりに当たらなさすぎて(ギルマスを煽るために)こんな画像も作られてたり。 余談だが、ウィッチで煽られる前はラフィーナで煽られていた。 ・「サポにハーピ貸して→これ歌姫じゃねーか!」 ギルイベで連携をとるためにメンバーで通話中に某袖氏が発した名言。 サポートでベーコン氏からハーピを借りる某袖氏だったがHP2倍になる普通のハーピだと思ってたら歌姫だったという。 歌姫のLSじゃ耐えきれずの倒しきれず泣く泣く帰ってきた。 ・「今日はそんなに落ちてない→回線落ち」 お決まりのごとく発言直後綺麗にフラグ回収を決めるギルマスは流石である。 クソ雑魚回線だからちかたないね。 ・「毒りんごスキル1発で落ちるよ→あっ・・・(察し)」 ギルイベであざ嬢が凸ろうとしたときに出た言葉。 なんとこのあざ嬢、プレゼントで金枠にするための素材を受け取り忘れ消滅させるという凡ミスをしていた。 みんなそれを知っていたからこそ察してしまったのである。 ・「それでもしょうたさんなら!しょうたさんならやってくれる!」 ここぞというときにものすごく頼りになるしょうたさんを信頼しての言葉。 ロックラッシュの仕様の前の10n階で封印ループに全く入れない中結構な確率で入る様はまさにギルドのエースであった。 ・「余裕ですbyそでさん」 袖氏が凸ってる時にしょうたさんが倒せるかどうか掲示板で聞いてそれをベーコン氏が答えたときにこれが書き込まれた。 尚、袖氏は一言も余裕なんて言っていない(いけるいけるとは言った) ・「あざ嬢すまん・・・」 ただ謝っているように思われるかもしれないこの言葉だが、この言葉が使われるときは主にギルイベ中にエール消化せず寝落ちしてしまったときである。 しかし、謝られている当の本人はギルイベに限らずイベント最終日などによく寝落ちしてしまっているという落ち。 だから寝落ちしても罪悪感を感じる必要などないのだ。 ただし、ギルメンを引っ張るあざ嬢が寝落ちしてはいけない(戒め ・「次あざ嬢凸な→ギルマスだもんな瞬殺だろ→毒入らず→ツモが悪かった(言い訳)」 ほかの人がきちんと確殺毒してくる中、ギルマスなのに毒を入れきれれずのこのこと帰ってきたときに発した言葉。 言い訳するとか悔い改めて。 ・「タフネスリダは○ね」 某袖氏が口癖のごとく言っている言葉。その口ぶりはまるで自分の親が殺されたかのよう。 ギルイベ中は許される、通常時は許されない(迫真) ・「あざ嬢厳選♡♡♡♡」 今のギルド名になる前は「あざ嬢厳選」という意味わからないギルド名であったのだが、あざ嬢が一瞬だけギルド名を「あざ嬢厳選♡♡♡」という遊びをしていたところをオレオ氏に見つかってしまった。 今思えばあざ嬢がつけた「あざ嬢厳選」という意味はなんだったのだろうか・・・。その真相はあざ嬢しか知らない・・・。 ちなみに今のギルド名の名付け親は某袖氏である。
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/25664.html
わらうつきのよるに【登録タグ VOCALOID わ スノーノイズP 曲 鏡音レン】 作詞:スノーノイズP 作曲:スノーノイズP 編曲:スノーノイズP 唄:鏡音レンAppend(Cold) 曲紹介 スノーノイズP の15作目。 月が笑ってたのでレン君に歌ってもらいました。(作者コメ転載) 歌詞 通りすぎる赤の照明と 揺らいだ思い出 きっとこれが最後なんだ わかっているんだ 崩れ落ちる色の情景と 触れ合った言の葉 いつかそっとこの心も 隠してしまおう ただいつもより 冷たくて かける声も届かず 笑う月に見下されて 歩くことも出来ない僕は 吐き出すように嘆くように 笑い方も忘れたのだろうか 指にすがる愛の証明も 揺らめく想いも そっとここに置いていこう 忘れるときまで ただいつもより 眩しくて 前を向けないままで 笑う月に見下されて 灰に染まる落ちる影も 忘れるように泣き出すように 見上げたままこぼれた星空を 願うならば叶うならば いつの日にか消えた夢を 許されるなら許せるなら このままただ傍に居させて 笑う月に見下されて 歩くことも出来ない僕は 吐き出すように俯くまま 笑い方を忘れたのだろう 笑う月の夜は 煩わしさも忘れるようで 許されるなら許せるなら このままただ傍に居させてよ コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2013-06-02 19 31 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/puern/pages/18.html
《巻物の君、あざみ》EDH+ 《巻物の君、あざみ》20110320 《巻物の君、あざみ》20110502
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/36928.html
ほもをわらうな【登録タグ 2017年 ほ ほぼ日P 初音ミク 曲 曲は】 作詞:ほぼ日P 作曲:ほぼ日P 編曲:ほぼ日P 唄:398曲目 曲紹介 保毛尾田保毛男が逆鱗に触れているらしいので曲にしてみました。 テレビの前のよい子の皆さんは差別と偏見が見たくた見たくてたまらないのです。自分より弱い者、劣った者を指差して笑ってストレスを発散したいのですよ。 もとよりお笑い番組みたいな馬鹿と差別と偏見を煮詰めた低俗にいちいち文句言う方もどうかしていると思いますが。(作者コメより転載) ほぼ日Pの398曲目。 歌詞 (動画より書き起こし) ホモを嘲笑うな ホモを嘲笑うな 無邪気な笑い声の陰で 自ら命を断つほどに 傷ついてる人もいるんです ホモを嘲笑うな ホモを嘲笑うな 体型や学歴のような 自分自身の意志によって 選択できるものとは違うのです デブは甘えだ デブは甘えだ “普通”の人なら食欲を 自分でコントロールできてます 嘲笑われたくないなら痩せましょう 低学歴は甘えだ 低学歴は甘えだ どんな貧しい環境でも 大学を出てる人もいます 怠惰を棚に上げてませんか? 本人の自覚にかかわらず “笑い”の底には差別がある “弱い者”“劣った者”を見下ろす時 脳内は快楽で満たされる “被害者面”って言われる方々にも お笑いが好きな人がいるだろう 愚か者やデブやブスに投げつけられる 容赦ない嘲りの笑い声 ※ ホモを嘲笑い デブを嘲笑い バカを嘲笑い ブスを嘲笑う ホモが嘲笑い デブが嘲笑い バカが嘲笑い ブスが嘲笑う デブは切ない デブは切ない 太りやすさは遺伝なのに 努力が足りないと詰られる 体質は自分では選べない デブは切ない デブは切ない 誘惑に負けてしまった後 苛まれる罪悪感を 誰よりも自分が感じてる 低学歴は切ない 低学歴は切ない 知的能力は遺伝すると 知ってしまった絶望感 親を恨むわけじゃないですが 低学歴は切ない 低学歴は切ない 奨学金あるとは言うけれど 親の価値観や文化資産 金だけじゃどうにもなりやせぬ 本人がどうにもできないこと “笑い”は残酷に抉り出す 低学歴やデブが声を上げたとして 「甘え」と鼻で笑われるだけ ハゲ デブ ブス バカに貧乏人 空気読めない人 田舎者 “弱い者”“劣った者”を見下ろす時 脳内は快楽で満たされる ※くりかえし (間奏) LGBTがこれまで勝ち取ってきた 笑ってはいけないという風潮 正面から毀損するのは暴挙ってわけだ フジテレビの保毛尾田保毛男は もともと目指されていた社会は 当たり前の個性が受け入れられた 笑い飛ばせる寛容さではなかったか こうしてますますタブーになる ※くりかえし ホモを嘲笑うな ホモを嘲笑うな “差別”のない社会を作れ “笑い”のない社会を作れ 私はとても傷ついています コメント 共感って言うだけで怒られるのか。 -- 774 (2017-11-09 16 22 34) ”ホモ”という呼び方、単語自体差別用語なんだけどなぁ -- ななしさん (2017-11-10 17 55 29) 笑う側は楽しいけどねぇ…。 -- 名無しさん (2017-11-10 20 17 37) ↑↑「ホモ」はゲイをさすちゃんとした用語だから差別用語ではないよ。 -- ああああ (2017-11-10 20 57 41) 結構好きな曲w -- エンジェルサタン (2017-11-10 22 45 51) めっちゃ良い歌。 差別する奴は全員死ねば良いと思う。 -- 匿名 (2018-02-23 22 06 02) 淫夢厨にこの曲を大音量で流してやりたい。 -- 名無しさん (2019-04-02 09 21 13) 名前 コメント