約 66,984 件
https://w.atwiki.jp/pawapuro12/pages/519.html
[[鈴木尚典]] 208様より あああ べきあ ぐすい むくあ あえわ ねうな はあざ けねぎ べとる そあぎ ふえせ そねせ ぞさお びばお ばげろ ずろざ びばだ はてど ましく そうか めなぬ ゆざむ かつみ ふゆた むめを いだち よさへ らえが にげね いべえ をかき ゆあな いてる ごむら いけげ をすえ たぶほ とびげ だよあ かいら だうい さあお
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1082.html
『連れてけー!連れてけー!!』 「誰が連れて行くか。悪夢の元」 ごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろ 部屋の中を、女幽霊が転げまわっている …幽霊なのに、質量を持っているような音を立てても良いものなのだろうか 『うー、チャラチャラたちがいないとつまんないー!』 「他の部屋に入ってる連中もいるだろうが。それと、俺はまたこの部屋使う可能性はあるし」 駄々をこねる女幽霊を、金髪の青年が説得している その間に、黒服は少女の引越しの準備を手伝っていた 元、彼女が住んでいた家も、「怪奇同盟」によって修復され、そちらの荷物などもあるが、それは既にまとめている 後は、こちらに持ち込んでいた荷物だけだ 「…うん、これで全部ね」 「あなたの分の荷物は?」 「うん?……あぁ、俺は大した荷物ないから」 そう言って、青年は肩から下げた鞄をぽん、と軽く叩いた いくつかの「首塚」の拠点を回って生活していた青年 荷物も、あちらこちらに点在していて、尚且つ必要最低限の物しか持っていないのだ 一箇所に長く留まるという生活を…この青年は元住んでいた家を飛び出して以来、送っていなかった 「それでは、いきましょうか」 「えぇ」 『むー……たまには顔出してよねー。ご飯作ってよねー』 「幽霊の癖に飯要求すんな。今度供え物は持ってきてやるから」 『乾いて冷たくなったご飯は嫌ー』 わかったわかった、と言って青年は少女の荷物も抱えて、部屋を出た …何だかんだで、面倒見のいい青年だと思う 口では文句を言っても、見捨てる事ができない 青年は黒服をお人好しだと言うが、黒服から見れば、青年とてお人好しだ ……とまれ、引越しの荷物を抱えて 三人は、幽霊マンションを後にしたのだった …そして、たどり着いた新居 「薔薇十字団」で…と言うより、そこに所属しているカーバンクルの契約者が用意してくれた家だ 三人で暮らすのに、丁度良い広さと部屋数を持っている 家に入ると、大柄な無表情の男性がぬぅ、と現れ…荷物を、持って行ってくれた 「あぁ、警戒しなくていいよ。引越し業者みたいなものだと思ってくれればいいから」 そう言って声をかけてきたのは、カーバンクルの契約者 その腕には、いつもとおりカーバンクルが抱かれている 「すみません、引越しの手伝いまで…」 「いいんだよ。これくらいはやらせてよ」 黒服が小さく頭を下げると、カーバンクルの契約者はそう言って笑った くぅ、と抱かれたカーバンクルが、耳をぱたぱたとさせながら鳴き声を上げる 「…黒服?この人は…」 「今後、私のバックアップをしてくださる方です」 「はじめまして。君たちが、彼と契約してくれたんだね?」 ありがとう、とカーバンクルの契約者は、少女と青年に笑いかけた カーバンクルの契約者からしてみれば、二人は友人の恩人なのだ 「荷物は、ゴーレムがどんどん持っていってくれるから。ゆっくりすればいいと思うよ」 …あの大柄な男性は、ゴーレムだったか 恐らく、「薔薇十字団」から派遣されていると言う、カーバンクル契約者の身辺警護をしている存在なのだろう まぁ、ゴーレムだとわかれば、あの無表情も納得だ 「…あ、そうだ。これ」 「……?」 す、と カーバンクル契約者が、黒服に小さなカードのような物を差し出す その表面には、コミカルな…ゴブリンのような生物の顔が描かれていた 「『ゴブリンマーケット』へのチケットだよ。霊薬の類は『薔薇十字団』からも補充させられるけど…ちょっと時間がかかるから。もし、緊急に必要になったら、『ゴブリンマーケット』に行って購入した方が早いかもしれない」 「……何から何まで、すみません」 小さく、黒服は苦笑する かつて幼かった少年は、もうこんなにも大人になって…外見の年齢では、既に逆転してしまっている この友人の善意のお陰で、黒服は少女と青年と、共に生活する場所をすぐに手に入れる事ができた 契約者だから、と言うのもあるが そうじゃなくとも、やはり、二人の事が心配だ 特に、少女の方に関して……この間の宴会の発言にて、やや、彼女の食生活が心配になってきた 食生活に関しては、実際の所、この黒服もあまり褒められたものではない食生活を送って入るのだが ……その点に関しては、青年が一緒に暮らしてくれるのなら、きっと大丈夫だろう 「それじゃあ、僕はこれで…………あれ?どうしたの?」 「あ、いえ、その…」 …おや 少女が、カーバンクル契約者をじっと見て… ………いや じっと見ている対象は、カーバンクルの方か? 契約者に抱かれて、カーバンクルはくー?と鳴き声をあげて首をかしげている 「カーバンクルが気になる?」 「あ、えっと…」 …どうやら、その通りのようだ カーバンクルは愛らしい外見をしているから 撫でて見たい、くらいは思ったのかもしれない 少女は、じっとカーバンクルを見つめている …その時 「な、黒服、荷物運び終わったみたいだぞ」 ゴーレムについていって、荷物を運んでいた青年が戻ってきた …その瞬間 契約者に抱かれていたカーバンクルが、ひくひくと鼻先を動かした そして 「っあ」 っぴょん 契約者の腕を飛び降りたカーバンクル そのまま、短い脚でてちてちてちてち、駆け抜けて 「へ?………うわっ!?」 ぴょーーん!と 青年の顔面に、飛び掛った 突然の事に対応し切れなかったのか、青年はそのままカーバンクルに押し倒されるように倒れこむ どごっ!と凄い音がしたが……頭を打ってないだろうか? 「だ、大丈夫ですか?」 「あ、あぁ……って、うわっ!?」 ふんふんふんふん 青年に鼻先を近づけていたカーバンクル それが、突然ぺろり、と青年の顔を舐めた くぅ、と鳴き声をあげながら、まるで犬が飼い主にじゃれ付くように、ぺろぺろと舐めている 「っうわ、くすぐった……!?っちょ、やめ…っ」 「な、なんでこんなに懐かれてるのよ?」 青年に、やや嫉妬の視線を向けている少女 …初対面の相手のはずなのに、本当にどうして? 己の契約都市伝説が他人に懐いている様子に、やや驚いている様子の契約者だったが… ……ぽん、と彼は手を打った 「あ、そうか。カーバンクル、なぜか僕の作ったお菓子は食べてくれないけど、甘い物が好きだから。何か、甘い匂いでもさせてたんじゃない?」 「甘い匂い?」 「った、確かに、甘いもん作るバイト終わらせてから来てはいるけど………っひゃ!?おま、どこ舐めて…っ!?」 くぅ、とカーバンクルは甘い匂いに引かれるように、青年を舐め続けている ……と、言うか この契約者、青年を助ける気はないのか 恐らく、自分の可愛いペットが懐くなんて珍しいな、くらいの視線で見ているのだろうが これでは、青年も迷惑だろうに 少女は少女で、カーバンクルに懐かれている青年に、やや嫉妬の視線を送っているし …黒服は小さく苦笑して、青年を助けるべく、カーバンクルに近づいたのだった 終われ 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/4300.html
いちご「えい」グチュ ジュリュ 律「ごぁぎゃああああああああああ!?」 ※断面図 膣「」 いちご「あっけない」 いちご「街へ繰り出す」 いちごが目をつけたのは少し遠いところにある商店街 いろいろな種類の店があり、客層も多種多様なのだ いちご「到着」 いちご「次の獲物は」 いちご「あいつ」 ハルヒ「~♪」 ハルヒ「あっ!キョン!次はあの店よ!着いてきなさい!!」 キョン「おいおいまだ回るのかよ……」 ハルヒ「当ったり前でしょ!わざわざこんな遠くまで来たんだから買えるもんは買っとくのよ!」 ハルヒ「……っと、ちょっとその前にトイレいってくるわ」 ハルヒ「ここで待ってなさいよ!どこにも行くんじゃないわよ!」タッタッタ キョン「ったく……まがいなりにも女の子なんだからもう少しデリカシーってもんをだな……」ブツブツ この時、キョンは気付かなかった ハルヒの後について一緒にトイレへと入っていった、血に飢えた獣の姿に……… その頃 某マンション 長門「…………!」 長門「……涼宮ハルヒに危険が迫っている」 長門「……でも私はカレーを作るので忙しい」 長門「助けるのはまた今度」グツグツ ハルヒ「う~トイレトイレ……」 いちご「ねぇ」 ハルヒ「ん?あたし?」 いちご「そう」 いちご「背中にゴミが付いてる」 ハルヒ「えっ?どk……」 いちご「ここ」シュッ ハルヒ「あぎゃっ」サク ※断面図 いちご「むん」ドルルルル ハルヒ「あぎゅhっふf:pjし;ぽkでおkz:k:」ビクビク ※断面図 ハルヒ「」 いちご「すっきり」 3
https://w.atwiki.jp/pawapuro12/pages/63.html
バイス神 ◆AIM0admNR2様より 巨人の高橋 あああ だちあ ぐあい むおい べむげ ぐつが あをぶ びびち いぞそ げでり あぎく せらげ ままだ かふき わこい こあひ なぼつ みきぶ ぶちぎ よぼら ありか なにち でずれ えいむ あぬの ずけぶ ちあな かぐむ むるる もくむ らよぼ さぎん にとち さへぐ おんう あ
https://w.atwiki.jp/jyumawiki/pages/4179.html
声優 た行検索 名前:高部 あい よみ:たかべ あい 性別:女性 誕生日:1988年8月16日 出身地:東京都 血液型:A型 所属:オスカープロモーション 出演作品 2012 TV - キルミーベイベー - 呉織あぎり 関連商品 声優 た行検索
https://w.atwiki.jp/pawapuro12/pages/1050.html
舞乙-HiME ED 「乙女はDO MY BESTでしょ?」 あああ さけあ ぐむい むおけ ずぶと ちはち ぶあぎ あらざ れのよ ほふの ばへく あうせ だごぬ もはら ずへく ぼしは いゆみ ではれ ぼへぞ びよつ のびぜ でそめ ぎだあ はけひ ころつ くさだ なひぐ きせた へいず うごろ よほば むあゆ いぐい ぐれい をびが だとひ をむで つやす せんな へえし よつほ どなす
https://w.atwiki.jp/pawapuro12/pages/53.html
バイス神 ◆AIM0admNR2様より あああ かちあ ぐけあ むかあ じいど えぐけ だなむ んぞじ えほろ めれあ ふんが さすと ねどめ そごえ をんる もきう むをど むげが しんこ べげほ まめし さほぎ あらえ べぶえ ぼくだ ぎこめ おあぎ ねむへ れがめ へほの てへん ああゆ おひあ おとこ ゆけゆ れこり うふき けはの ばずけ ぶくゆ びげえ にれす
https://w.atwiki.jp/legends/pages/5194.html
EX 悪の十字架 「悪の十字架」 都市伝説に詳しくない諸氏も一度は耳にしたことがあるであろう この話には様々な類話(バリエーション)が存在するが基本的な筋書きはほぼ一緒だ ある人が必要に駆られ、あるいは逼迫した状況下で 10時に開業する施設へと向かうことになる、という場面から話が始まる 場合によってはその際、24時間営業している店が存在しない時代の話なり そのような施設が存在しない僻地での出来事なり、といった補足説明が付くこともある そして、その人が施設へと辿り着き、貼り紙等で提示された情報を確認したとき 思わずある台詞を吐いてしまう……、というのが共通した流れである この話は「青い血」、「悪魔の人形」、「恐怖のみそ汁」などといったジョーク系怪談に分類され あるいは「あぎょうさん」、「そうぶんぜ」、「よだそう」、「火竜そば」などの 言葉遊び系ギャグ都市伝説と共に紹介されることが少なくない さて、今回の要諦は お察しの諸氏も多いことであろう この話は、所謂“実体化した都市伝説”として存在しているのであり それと契約した能力者が「組織」に所属している、という点である 朝、時刻は8時30分を少し過ぎた頃 少年は一人、近隣のスーパー前に立っていた まだ幼さの残る顔つきだが、外見的に中学生か高校生くらいだろうか その日は祝日ということもあってか、スーパー周辺には彼以外の人影は無い 少年は妙にニヤついたまま閉鎖された自動ドアに印字された字面を目で追っていた 「 激安スーパー 10 00 ~ 24 00 」 「ふ、フフ……、ふふふ、フッフッフ……」 休みの日はこうして開店前のスーパー前に待機して過ごすのが彼の習慣であった そして、そう、ここからが彼の契約者としての異常性を発揮する場面でもある 「フッフッフ、アハッ、アッハッハ! アハッ! アハァァーーッッ!! そう! 何時だって! 開くのは10時! このスーパー開くの10時!!」 ひとしきり笑った少年は自動ドアに向き直り おどけるように表情を百面相してその台詞を――口にする! 「開くの10時かぁぁー!! 悪の10時かぁぁーーっ!! 『悪の十字架』ァァーーッッ!!」 するとどうしたことか! 少年の隣に、いつの間にか奇天烈な格好の怪しい者が立っているではないか! 「悪の十字架ー! 悪の十字架ー! 悪の十字架ー! (♦w♦)」 その者は端正なタキシード姿で、表は黒に裏は真っ赤なマントを羽織るという ステレオタイプなヨーロッパ型吸血鬼の格好をしているではないか! そう、この者こそが少年と契約を交わした「悪の十字架」が人として現界した姿 謂わば、「悪の十字架の悪魔」である! ――繰り返すが彼はあくまで悪魔と称し、吸血鬼では無い。外見がいくら吸血鬼寄りだとしても、だ 「悪の十字架ァァーーッッ!! 悪の十字架アアーーッッ!! アッハハハハハハーッ!!」 「悪の十字架ー! 悪の十字架ー! フォハッ、フォハッハ、フォハハーーッ! (♦w♦)」 少年と悪魔は同時に叫び、同時に哄笑した 何がおかしいのかは傍目には不明であるし、そもそも彼らは怪しい者達と呼ばれるに相応しい状況だ ここで一度、この少年の能力について言及しておきたい 彼の能力の発動条件は、通常「10時開業の施設の前で、開業前の時間に待機すること」であり 発動する能力とは、「『悪の十字架』を唱えることで、『悪の十字架の悪魔』を召喚すること」である ――そう、たったこれだけの能力である 正直なところ、何の役に立つ能力なのかは全く不明である ついでに触れておくが、「組織」の調査によると「悪の十字架の悪魔」の身体能力は 平均的な成人男性の身体能力を数段階下回る程度のものであった 正直、少年と悪魔の存在を「組織」も持て余し気味だったようだが つい先日、晴れて彼らの新たな所属が∂ナンバーへと決定した 「組織」内でも比較的新しく設立された部門である まあそんなことは彼らにとってさほど深刻な内容でも無かった 少年と悪魔は開店前のスーパーの前に立ち、引き続き高笑いを続けている 彼らが一体どのような活躍を繰り広げるのか、まだ誰にも分からない □□■ 前ページ / 表紙へ / 次ページ
https://w.atwiki.jp/genesis-latale/pages/20.html
名前:「あぎと」って読みます。 職業:ナックル汁です。 一言:まだまだ未熟で未転職者ですがマスターとしてできることはやっていこうと思うんでよろしく <^_^>ノ 編集者:ぷれ
https://w.atwiki.jp/allrowa/pages/369.html
ひとり ◆h3Q.DfHKtQ 何故、闘っているのか。 拳。 わからない。 蹴。 こんな場所で。 足。 強くはなりたかった 打。 蹴。 誰よりも強く。 痛。 拳。 先輩がやくざに刺されたあの日から。 拳。 足。 蹴。 自分の内なる獣が目覚めたあの日から。 拳。 打。 痛。 何で、こんなところにいるんだろう。 こんなところで、おれは何をやっているんだろう。 恨みも何もない。 俺は何故こいつと殴り合ってるんだろう。 足。痛。拳。打。蹴。 肘。拳。膝。顔。腹。 肩。顔。顎。顎。顔。 馬鹿じゃないのか。 一体、何やってるんだ。 痛。 顔。 肘。 知らない間に、おれは、こんなところへ来て、こんなことをやってる。 足。 拳。 打。 拳。 打。足。 蹴。腹。膝。 肘。顔。打。拳。 打打打。 蹴蹴蹴。 顔腹顎。 足拳膝。 男がいた。 二人の男である。 白人と日本人の二人である。 それが殴り合っている。 血液。 汗。 血液。 それが飛んでいる。 飛散している。 拳が、 顔に、腹に、 足が、 膝に、腹に、 刺さっているのである。 めり込んでおるのである。 二人とも真っ赤であった。 自分の血で。 相手の血で。 そんな時であった。 白人が日本人の側頭部を ぼすん―――― 何だ。 何があった。 意識がぶっ飛んでいたみたいだな。 糞。 休まない奴だ。 馬鹿みたいなスタミナを持ってやがる。 肘。 ぼくん。 鼻。 みちっ。 このやろう。 めちゃっ。 めじっ。 ぐどっ。 ぼくっ。 どちゃっ。 びばっ。 だくん。 ぼなっ。 ごすっ。 ごすっ。 顎をやられた。 かつん。 歯と歯が当たった。 首が回転する。 めちっ。 頚骨がねじれる。 ごじっ。 ごじっ。 糞。 コイツ一人にダメージを喰らいすぎた。 いや、でもいいか。 後のことなんか考えずに、ここでおもいきりやっちまって。 馬鹿。 冷静になれ。 戦略を── (痛!) (痛!) (痛!) 「やったな」 拳(ぼくん)。 足(どしゃっ)。 肘(めじっ)。 膝(めきょっ)。 打。打。打。打。打。 殴。殴。殴。殴。殴。 蹴。蹴。蹴。蹴。蹴。 「糞っ!」 知るか。 戦略だと。 戦略は、この男をぶちのめすことだ。 そのために、おれの残った体力全てをここで捧げなきゃあいけないってんなら、 そりゃあそれでいい。 「かああっ!」 狂。 狂。 狂。 狂。 打。打。打。 (はっ) (はっ) (はっ) (ふう) (ふう) (ふう) 耳が真っ暗だ。 目が聴こえない。 味がまっ赤だ。 感触が甘い。 聴こえるのは匂いだ。 背骨で考えろ。 尻で思え。 歯で哭け。 脳で蹴る。 おれは拳だ。 おれで思え。 おれで哭け。 おれで蹴れ。 おれでおれ。 おれは尻だ。 背骨はおれだ。 背骨は、 おれは、 おれの、 おれ、 お、 (痛!) (痛!) (痛!) まだ立って骨か。 あの尻め。 骨ほど考えてみれば尻の歯は真っ暗だ。 眼が聴こえない。 ここで蹴ってやれば味は聴こえるわけはない。 耳が暗けりゃそれでいい。 ぶちぶちのめすめすめめるのゆめの。 のめされるのめされするとどのいま。 殴り合ってる。 ひたすら殴り合っている。 不意に、 ―――――ああ、ああ、マイクテスト、マイクテスト。 テス、テス……七並べ、七並べ……――― 男の声が響く。 一回目の放送である。 しかし、二人は聞かない。 聞いていない。 聞こえていない。 疾。立。蹴。打。拳。蹴。打。打。打。蹴。足。蹴。打。肘。掌。膝。膝。拳。拳。拳。ごつん。打。蹴。足。間。間。離。寄。蹴。受。 スェー。ごじっ。ぐしっ、めきゃっ。打。打。打。「しゃっ」。「ぐむっ」。「ちっ」。打。打。受。「ぬわっ」。足。離。蹴。顔。顎。 拳。鉤打。めちっ。打。めちゃっ。打。どむっ。蹴。ぐぼっ。打。「あがっ」。「えぶっ」。腹。頭。鼻。べちっ。ぬちっ。頭。鼻。鼻。 顎。ぬちゃっ。ごしっ。がつん。「くわっ」。「おきゃあ」。「あきゃあ」。ごりっ。血。汗。汗。疲。離。蹴。打。拳。拳。蹴。足。足。 膝。手。拳。中段。打。下段。脚。腹。上段。頭。蹴。叩。「あぎっ」。 打。 打。 打。 打。 拳。 拳。 打。 拳。 蹴。 足。 「えしゃあ!」 「おしゃあ!」 拳。 受。 蹴。 足。 打。 打。 打。 蹴。 拳。 打。 腹。脚。拳。打。蹴。叩。手。膝。膝。膝。踵。回転。 バックハンドブロー。跳。打。上段。蹴。拳。打。打。打。 「うりゃっ」「てえい」ごしゃっみちっ 打蹴拳足拳拳打膝拳足離寄離蹴間打打打「ちっ」「むん」どちゃっ 蹴気血情怒怒打疾足蹴拳受寄組打打拳組首寄打蹴拳打打打蹴はあ拳ひい足ふう 「えふっ」「くふっ」打打蹴打叩殴殺殺殺殴殴殴殺殺愛殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺 殺殺愛殺殺殺好殺殺殺愛好殺殺殺殺殺殺殺愛殺好殺殺殺殺殺殴殴殴殴蹴蹴打打 拳愛拳打殺愛殴打好好打殴愛殴蹴蹴殴殺殺打打打頭肘膝首下段下段哀就恋女蹴 汗汗蹴苦打打蹴殴殴殴殴殺殺愛打打打蹴拳拳文平打打打独りよ殴殴殴負けるもんですか 悲打打蹴拳悦拳苦独りよ打独りよ打独りよ拳犬犬殴蹴典子打打楽寄打打打悲愛情恋憎 愛好殺殺殺殴愛悲哀心悦夢光汗望喜死殺愛女空雲痛殴痛愛打打打拳蹴情気風悦打夢打 遠樹蹴花悲打打打殺神打蹴汗悦拳拳打拳足打風打蹴仏打蹴拳拳打拳拳打蹴打蹴打蹴打蹴……… 突然であった。 二人が止まったのだ。 これまでの激しさが嘘のようであった。 ―――ニィッ 日本人、丹波文七が笑った。 ―――ニィッ 白人、テリー=ボガードが笑った。 そして構えた。 二人とも構えたのである。 テリーは手を、ぶんと振り上げた。 剣術の大上段。 のようにである。 文七は脇を絞めた。 奇妙なガニ股の姿勢。 脱力。 異様な体勢。 見つめ合っている。 しかしそれも一瞬。 動く。 二人が動く。 ――パワー… ――竹宮流… 力が。 ぶつかり合う。 ――ゲイザーッ!! ――虎王ッ!! 光が周囲を包んだ。 ◆ 丹波文七が一人立っている。 何するでもない。 見つめているのだ。 宙を。 ただ見つめているのだ。 足元には骸が一つ。 もう文七は一人だ。 寂寥感。 風が吹いた。 【テリー・ボガード@餓狼伝説 死亡】 【I-7 ハローワーク前 /朝 一日目】 【丹波文七@餓狼伝】 【外見】フレッシュマンスーツ(ボロボロ、血まみれ) 【状態】全身打撲、裂傷多数。 【装備】なし 【道具】基本支給品一式 【目的・方針】俺より強い奴に会いに行く 【備考】 ※放送を聞いていません。 時系列順で読む Back おだやかな朝に Next 決意の朝に 投下順で読む Back おだやかな朝に Next 決意の朝に 餓えた狼 丹波文七 ハンバーグって言ったのにどうしてスパゲティが出てくるの 餓えた狼 テリー・ボガード GAME OVER