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547 ID 7hFxvhbI0 M2とトカゲ姐さん リ「おい、ミュウツー」 M2「なんだ」 リ「おまえ、ご主人を独り占めしすぎだぞコラ」 M2「フンッ、嫉妬か? くだらない」 リ「ち、ちげえよ! 新しくご主人とこに来た奴らがご主人と仲良く出来なきゃよう……その、 あいつ等も可哀想じゃねえか。直ぐに転送されて、なかなかご主人の顔も見れねえのによぉ……」 M2「……」 リ「な、なんだよその目は」 M2「いや、そんなこと知ったことではないが、まさか貴様がそこまで仲間想いだとはな」 リ「べ、別に私は!」 M2「まあ、主に伝えておくことにしよう」 リ「ガー! そうじゃねえって言ってるだろー!」 551 ID 7hFxvhbI0 M2とトカゲ姐さん 主「リザードン! 地球投げだ!」 リ「ガァァァァァァァ!!」 M2「もっとスマートな戦いというものが出来ないのか?」 リ「いいんだよ! バトルってのはああやってガチンコでやんのが燃えんだろ!?」 M2「フンッ。まあ、主も熱中していた所も考えれば評価すべきなのだろうな」 リ「ほ、褒めたって何も出ねえぞ」 『おーっと、ミュウツー選手の地獄車決まったー!』 リ「いや、キャタピー相手にするなよ……」 553 ID 7hFxvhbI0 M2とトカゲ姐さん ピュー リ「あ、主の着替えが」 M2「……」 リ「お、ねんりき。便利だねえ」 M2「……(主のシャツ主のシャツ主のシャツ主のシャツ主のシャツ主のシャツ主のシャツ主ry リ「エスパータイプじゃねえけど今ならおめえが何考えてるか読めるぜ?」 556 ID 7hFxvhbI0 M2とトカゲ姐さん 553続き リ「で? 勢い余って着てたらご主人に見つかって、なぜか服が欲しいと勘違いされて買ってもらった わけか。まあその……ドンマイだ」
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474 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 本日のレス 投稿日:2007/06/14(木) 00 15 56.15 9UA28iUv0 やってみたくなった ―ワタシハ、アルジトトモニアリタイ― 私は「ミュウツー」だ。 ある伝説上のサイキックポケモンのクローン体であるが、詳しい事情は自分にも把握しきれていない。 分かっていることは、私が他と「異質」であるという事実だけ。 私は「究極」を求め、史上最高の形として存在を為した。 つまり、「最強」は私であり、「究極」の体現者も私である。私は私であればいい。 他の存在など必要ない。私は私個人で生存が可能だ。他の介入など無用である。 だから――、私は「あの狭い檻」から自分の足で外に出て、邪魔なモノをすべて排除した。 それから私は自分の能力を確かめる意味も込めて、「世界」とやらに飛び出してみた。 知識ではない、生で触れる「生ある動向」は新鮮である。野生に生きる逞しいポケモンも見ていて飽きない。 これが、「自然」なのだな……。「人工」の私には有り得ない本物の「生」。 ムネが……酷く痛む。劣等感というのだろうか? 理解できん……。 どうやら、私にとって風の当る「外」の空間は肌に合わないらしい。 眩しい日差しも濃厚な生物の「生きる匂い」も私には耐え難いものだ。 どうせならもっと機能的な住居を構えるべきだ。洞窟など、最適だろう。 476 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 本日のレス 投稿日:2007/06/14(木) 00 16 37.36 9UA28iUv0 ここならば外敵の心配は殆ど無い、気配で生きる先住者は私の異常さに恐れている。 異物の排除意識よりも恐怖が打ち勝てば、彼等も不干渉を辞さなくてはならない。 しかし、よいところだ。湧き水も流れており、干からびる心配も無い。エサもある。 雨風を凌げて、薄暗い環境で好きなように生活できる。差し当って不都合はない。 最高の世界だ。 だが、どうやら私に「平穏」は訪れないようだ。 「異物」は必ず目立つ。珍しい「ポケモン」の私は彼等「トレーナー」の格好の捕獲対象と見なされてしまったらしい。 加えて私は自他共に認めるほど「強い」。 最強なのだから当たり前だが……鬱陶しいかぎりだ。まったく……。 ――あれから「挑戦者」は三十を数えた。 さすがトレーナーを自負するだけあり、野生の無秩序なポケモンより多少なり「骨」がある連中を繰り出す。 見知らぬ技を使われ、虚を突かれた事もあった。 それでも、私と渡り合うには生物間の「差」があり過ぎた。恐竜とアリの戦いとでも表現しようか。 いくら鍛えたところで、彼らには個体差の限界が付きまとう。 カイリューとコイキングが戦って、カイリューが負けるか? つまりそういうことだ。 無駄な、努力なのだよ……。 478 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 本日のレス 投稿日:2007/06/14(木) 00 18 05.91 9UA28iUv0 挑戦者は次第に減った。当然、リベンジャーはいない。 挑戦してくる相手は一人の例外も無く、全員「殺した」からだ。 当然の権利だ。私の自由を拘束しようというのだから、その罪は命で償ってもらう。 ただ、私の名はあまりに広く知れ渡りすぎた。外では私の話題で大騒ぎだと聞く。 私は「平穏」がほしいのだ。出来れば、誰の意識からも消えて、認知されなくなりたい。 私はこの洞窟を出ることに決めた。ここに居ても、私の求めるものは手に入らない。 夜中、私は他の大地へ旅立つべく、久方ぶりに外気に身を晒した。 季節は私が穴に篭った頃と同じで、やや冷たい風が白い肌を撫でていく。 便利な住まいだったが、名残惜しい気は無い。執着心など不必要だ。私は私でいい。 そんな新たな土地への第一歩、私を熱烈に歓迎してくれた「かえんほうしゃ」の赤。 分かりきっていた攻撃に私の「バリヤー」がすべての熱量を遮る。 つまらぬ奇襲攻撃で私を弱らせて、ゲットしようという魂胆なのだろうが、浅はかだ。 どうやら人間は「知能面」で私に劣るらしい。よくよくも可哀相な生き物だ。 今度は空からの奇襲「そらをとぶ」を回避し、上から降ってきたリザードンを「サイコキネシス」で吹き飛ばす。 先程の「かえんほうしゃ」も彼の技だったのだろう。感触だが、相当鍛えられている。強い。 こういう相手は出し惜しみせず、早々に蹴散らすに限る。 479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 本日のレス 投稿日:2007/06/14(木) 00 19 10.68 9UA28iUv0 私は加減を無くし、全力の念力を練って「はかいこうせん」を即座に構築する。 どこかにトレーナーが控えているはずだが、丁度いい、隠れている奴ごと薙ぎ払ってくれる。 ダウンから立ち上がろうとするリザードンが驚愕の表情を浮かべて私を見た。随分、今更だな? だが、もう遅い。純粋な破壊のエネルギーは私の手を離れて直線に放たれた。 全力で撃ち出した「はかいこうせん」は接触の直前でリザードンを塵にまで分解する。 更に放射状に広がっていき、洞窟の前に群生する木々を問答無用に焼き払っていく。 そして、光線の輝きが収まる頃には、直線方向に火の手の上がる町の様子が窺えた。 私の勝利だ。 ――? 足元に西瓜大の球体が転がった。暗がりでよく見なかった。――爆発した。 これは「ビリリダマ」の「だいばくはつ」。 気付くのが遅すぎた。私は全身を焼かれ、圧倒的爆発に吹き飛ばされる。 リザードンを捨て駒にし、更にビリリダマを嗾けて、このトレーナーはそうまでして私が欲しいようだ。 怖気が走る……。すごく、いやなきぶんだ。ころしてやりたい――。 爆ぜた西瓜の後に、倒れる私の傍に人間の足音が近付いてきた。 ひどく興奮した、下卑た笑い声が耳に入り込んでくる。 手の内にはモンスターボールが握られているに違いない。遠くから投げ込めばいいものを……。 483 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 本日のレス 投稿日:2007/06/14(木) 00 20 09.33 9UA28iUv0 勝利を確信した笑いが天に木霊する頃、私の足は素早く人間の脛を蹴り付け、骨を砕いた。 飛び出す黄色い脂肪にまみれた骨を一瞥し、倒れる人間に代わって今度は私が立ち上がる。 天に収まる満月の光を遮り、呆然とする人間を目に捉え、私は手の平を向けた。 サイコキネシス。 瞬時に肉片が飛び、汚い液体ががらんどうの森を穢す。 今度こそ、勝利を手にして私は新たな住居を目指して旅を始めた。 満身創痍の体は今にも意識が途絶えそうだが、この場に止まるのは危険が多すぎる。 少々派手に暴れすぎた節がある。已む無くだ。 しかし、生体には限界がある。私は町を二つ越したところで、体力を使い果たしてしまった。 何も無い、鬱蒼と茂る森の中、ただ静かな草木の擦れる穏やかな音色だけが奏でられる。 とてもよい環境だ。これこそ、私の求めた「平穏」かもしれない。 「死」……悪くないものか? 生きていて甲斐があるのだろうか? 意識が混濁の闇に引き込まれる寸前、諦観した思考を巡らす私の意識を覚醒させるモノが訪れた。 人間の足音――いや、もう「目の前」にいるから、逃げようとかそういう考えは浮かばないな。 兎にも角にも、外見様子から判断して、彼も「トレーナー」であることが判明した。 488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 本日のレス 投稿日:2007/06/14(木) 00 21 20.95 9UA28iUv0 夜の明けかけ、互いの表情が窺える時分に彼は驚いた表情を私に向ける。 当然だ、どこの世界にこんな奇想天外な形をした「生き物」がいるだろうか? それが「ポケモン」だというのだから、これは一種の御伽草子と言えよう。 彼は手の平を口に当てて、困惑したように私と周囲を見回している。 何を考えているのか分からないが、ゲットされる訳には行かない。 私は誰かに束縛されたくない。私は個人で生きていたい。 貴様はそれを否定するのか? 人間よ……。 敵意に満ちた私の視線は確実に眼前の彼を捉え、一切の干渉を断ち切った。……つもりだった。 ??? しみる……。 私の全身に至る傷口に向けて無遠慮に降りかかる「きずぐすり」。 ……いや、「すごいきずぐすり」なのか? 見る見るうちに傷が塞がっていくようだ。 彼の行動が完全に理解出来ない。何をしたいのか? それをして何が満足なのか? 彼は背中に負ったリュックから、旅の道具を地面に広げ、そこから回復効果のあるものを選んで私に使用している。 使用……して“くれて”いる? 何故だろう……人間の手に触れられるくらいなら、観賞動物として生き恥を晒したほうがマシだと思っていた。 その考えが、覆される……。丁寧に包帯まで巻いてくれている。 489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 本日のレス 投稿日:2007/06/14(木) 00 22 20.90 9UA28iUv0 ……いやいや、ポケモンフードはいらない。手持ちのポケモンに遣るべきだ。 何故だ? 何故、見ず知らずの、それも見るからに一癖ありそうな私を助けるのだ? ――なに? ……それは「論理的」ではない。だが……。 とても、心地のよい言葉に聞こえる。冷たい風が妙に温かくて気持ちがいい。 私の中に穏やかさを……感じる。単なる一度限りの応急処置にこんな感情を抱いては可笑しいか? 泣くのは……愚かな事か? ……そうか、笑わないでくれるのか。――ありがとう。 最後に微笑を向けて彼は私に背を向けた。その背を――私は呼び止める。 無償の「厚意」をかけてくれた彼の存在を、私はこれ以上に出会えない気がする。 だから、私の愚かな「わがまま」を聞いて貰えないだろうか……? 「私をゲットしてくれ……」 貴方が……私の初めてになる「主」だと、信じたい。 <了> 病んでない・・・ 497 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 本日のレス 投稿日:2007/06/14(木) 00 29 12.82 9UA28iUv0 wktk 新ジャンル「ヤンデレミュウツー」 ( 新着 663 件 / 総件数 663 件 )
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481(ID b3RkYBrnO) ミ「主、その膝の傷はどうしたんだ」 主「あぁ、ちょっと自転車乗ってたらコラッタが飛び出してきてね、それで」 ミ「そのコラッタのせいで主は怪我をしてしまったということだな」 主「いや、コラッタが悪いんじゃないけど…。僕もだいぶスピード出してたs」 ミ「主よ、少し外出してくる。世界中のコラッタを絶滅させてくるので」 主「って話聞いてないねこの子は…」 513(ID b3RkYBrnO) 481続き 主「いいからそこに座ってなさい」 ミ「む、主がそう言うのなら」 主「ん、いい子。えっときずぐすりはどこにしまったかなー」 ミ「あ、傷の手当てなら私が。きずぐすりもある」 主「何だかポケモンに手当してもらうのも変だけど、じゃあお願いね」 ミ『あぁ主の足、綺麗細い可愛い…カワイイかわいい主かわいい主カワイイ…』 主「うひゃあ、ちょミュウツーなにしてんの」 ミ「ま、まず消毒を…舐めて…駄目ですか?」 主「ちょっとびっくりしただけで駄目じゃないけど…ドキドキ」 ミ「あああの、もっと舐めていいですか」 主「う、うん。消毒だもんね、しっかりしなきゃ…ドキドキ」 主・ミ『…ドキドキ』 なんて言うか、ごめんなさい 538(ID b3RkYBrnO) 主「…や…んっ、ちょっとしみるけどくすぐったい」 ミ『主の足おいひいおいひいよぉ』 主「ミ、ミュウツーもういいから、クスリぬって」 主『はあはあ、これ以上舐められたらちょっとやばかった』 ミ「あ、すみません。薬塗りますね」 ミ『あぁ主のおっきくなってるよぉ見たい触りたい舐めたいよぉ』 ぬりぬりぬりぬり 主「ちょっミュウツーさん、だんだん手が上にきてるんですけど」 ぬりぬりぬり ミ「ハァハァハァハァ」 主『これいじょうはやばい、これいじょうはやばいよぉ』 主「…んっ、や…だめぇ…」 自分の中では主はショタになってしまった…
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697 ID cawVdL+x0 693-694把握投下 「あれ?」 夕暮れ時、西日が差し込む部屋の片隅でミュウツーが眠っていた 「こんなところで寝て、まったくしょうがないやつだな・・・」 そうつぶやいて立ち上がった男はふと思い、再びしゃがみこむ、そのままミュウツーの寝顔を見つめた 「そういえば・・こいつのココ・・・ちょっと気になってるんだよな」 男は辺りを見回す、誰もいない。男の喉が鳴る。ゆっくりとその腕をミュウツーの首筋に伸ばした (ある・・じ?) ミュウツーは眠っていはいなかった。正確に言えば眠ってはいたが男が部屋に入ってきた瞬間脳だけが覚醒したのだ まだ肉体は眠っているようで、うまく体を動かせない。なんとかうっすらと目をあける事ができたが、今これが夢なのか現実なのか、寝起きのミュウツーの頭では判断できなかった。 男の手が伸びる、ミュウツーの首の裏にその指が届く 「ヒャウ!」 ミュウツーが跳ね起き、同時にミュウツーの周辺に電磁波が放たれ男を吹き飛ばす 「うおわ!!」 不意打ちの攻撃に男は頭をガードする事も出来ず反対側の壁に思い切り叩きつけられることになってしまった 698 ID cawVdL+x0 697の続き 「あ、主!?す、すいません」 「痛てて、なんだよ起きてたのかよ、人が悪いぜ」 「あ、いえそういう事ではないのですが、それより大丈夫ですか?しかし主は一体何を?」 「いや、あー、そのな、ミュウツーの首の後ろにあるワッカって触ってみたいなぁと思って・・・」 「こ、これですか」 なぜかミュウツーが赤くなる 「何度聞いても教えてくれないから悪いとは思ったんだけどさ、つい、魔がさして。でも悪い事はできないな。ハハ」 「そ、そうでしたか、主の方こそ人が悪い。これには触れないで下さいと何度もいっているのに・・・」 「なんだよぉ、、、お前がそんな風だから気になるんだろ」 「それはそうかもしれませんが、、、そ、、そんなに触りたいですか?」 「うんうん!」「ほ、本当に?」「うんうん!」「ど、どうしても?」「うんうん」「・・・ちょ、、ちょっとだけなら・・・」「いやっほぅ!」 ミュウツーはゆっくりと男に背中を向ける・・・ 二人のの心臓はまるで警報をならすかのように早く動いていた・・・ 「じゃ、、じゃぁ、触るぞ・・・」 男は再び唾を飲み込む・・・喉が鳴る音がやたらと大きく感じた・・・ 「はい・・・」 ミュウツーは目を閉じ、その時をじっと待つ。そして・・・ 「アッ・・・ン・・アッ・・」 男の手が・・・それに触れた・・・ いつのまにか日はすっかり落ちきって、二人は真っ暗な部屋の中に一つのシルエットを浮かび上がらせていた 712 ID cawVdL+x0 「アッ・・・ン・・ア・・・」 男がソレに手を触れ、上下に動かす 「なんだこれ、柔らかい・・・でもしっかりしてる・・・」 「ア!ア!ンンンンンンン!!!」 ミュウツーの喘ぎなど聞こえないほどに男はソレを触る事に熱中していた 「骨入ってるのかな・・・うわ」 さらに激しく指を動かす 「ンアアアアア!ンン!!あ・・・あ・・・るじ・ン!・・まだ・ンンンン!・・・です・・か?アン!」 「いや、もうちょっとだけ、なんかこれ、冷たくてすっげぇ気持ちいい」 「アアア!ちょ・・ン!ある・・ンァア!そんな・・つよ・・!だめ・ヒャゥ!」 男の指は止まらない。上に、下に左右に。時に強く、時に優しくミュウツーのソレを嬲り続ける。 「ハッ!ンンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!」 ミュウツーはそのままへたりこんでしまった 「お、おいミュウツー大丈夫か?ごめんやりすぎた」 「い・・いえ・・・ご・・・ごまんぞく・・・い・・いただけ・・・ましたか・・・」 ミュウツーの目は虚ろだった大きく肩で息をしながら男を見上げる 「ごめんな、なんか無理言っちゃって。でもこれで一つ疑問がとけたよ、やっぱりポケモンマスター目指すなら自分のポケモンの事も良く知っておかないとな」 「お役に・・・立てたなら・・・こうえ・・い・・です・・」 「本当に大丈夫か?すっごい辛そうだけど・・・」 『それは主が無茶をするからだ』ミュウツーはそう言いたかった男の満足そうな顔をみて何もいえなくなってしまった 「もうこんな時間か、ミュウツー今夜は何が食べたい?今日はお前の好きな物つくってやるぞ」 「あ・・・りがとう・・ございま・・す、でも少し・・・少し・・・休ませ・・て・・」 ミュウツーは再び眠りに落ちた。その顔にはどこか満足そうな笑みが浮かんでいた。男はそのままミュウツーを抱きかかえ、ベッドに運んでやった・・・ 終
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作る? 初版と最新版 初版:2013/07/31 (水) 16 05 28 最新版:2015/09/27 Sun 00 28 55 最初に ここはあくまでも『予想』です。こうなってほしいな、は構いません。ですが必ずそうなるとは限りません。 「あそこに書いてた情報とゲームとじゃまったく違うじゃないか!」などとならないように。それを踏まえた上で閲覧・編集の程よろしくお願いします。 名前:ミュウツー 体重:重量級 登場作品:ポケットモンスターシリーズ 説明文 いでんしポケモン、ミュウツーが再びスマブラに参戦! 復活を果たす。 今作でもクセの強さは健在だが、重くてふっとびにくく、反点ふわふわしているという独自性の強いキャラクターである。 DXからの大きな変更点 DXでは、超能力で宙に浮いているという設定からか、体重が安定せず、縦横共に非常に吹っ飛びやすい欠点を抱えていたミュウツーだったが、今作では体重が安定し、かなりふっとびにくくなった。また、リトル・マックと同じくサイコケージがあり、最大まで溜めることでサイコブレイクを発動できる。全体的に上方調整され、強みである投げをはじめとして使いやすくなったことだろう。もう弱いとは言わせない! ミュウツーについて ある科学者が遺伝子工学によって、ミュウの遺伝子をベースに様々なポケモンのデータを加えた結果造り出された、人工のポケモン。 なお電子工学を駆使して作られたポリゴンとは異なり、正真正銘の生体である。 身体を構成する遺伝子はミュウのものとほとんど同じだが、ミュウよりも遥かに大型(身長は5倍、体重に関しては30.5倍に匹敵する)であり、手足や尻尾もより長く強靭となった人型に近い外見をしている。また首の後ろには、頭部と体をつなぐ何らかの管が存在するが、これが何の器官なのかは不明。なお初期のデザインは頭部が大きく顔は前頭部に寄り、手足は短く首は細いといった宇宙人やミュータントのような姿をしていたが、ほかの多くのポケモン同様にアニメに出演を決めるにあたって、よりシャープなデザインへと変更された。(また、MOTHERシリーズのギーグがモデルだった説あり) 遺伝子操作によって極限まで戦闘能力を高められた結果、目の前の敵を倒すことしか考えられない、闘いのためだけに存在する生命体と化している。闘いで力を最大限に出せるよう、普段は洞窟深くで少しも動かず眠りにつき、エネルギーを貯めている。 その性格はポケモンで最も凶暴であり、優しい心は存在しないと言われている。 『赤・緑』では最強のポケモンと言われており、後の作品(特に外伝作品)においても「強さ」の象徴として扱われることが多い。メディアごとに生み出した経緯および遺伝子を入手した手段の設定が若干異なるものの、ミュウを元に作られたという点は概ね共通している。 上記のようにゲーム中では凶暴で闘い以外の行動原理は存在しないと設定されているが、メディア作品によっては異なる性格描写が見受けられ、アニメ版では攻撃的な面はあるが、知的で哲学的な面を併せ持つ性格となっている。設定的には伝説のポケモンと異なるが、その立ち位置や能力から、各メディアや公式大会のルールでは伝説のポケモンと同等の存在として扱われている。 そして『X・Y』にてメガシンカを搭載。リザードンと共に2種類のメガシンカ仕様になり、専用の戦闘BGMもできた。2013年の映画でもゲノセクトと共にタイトルに名前が載る出演を遂げた。 ミュウツーの性能について 上記を参照。 ミュウツーの特性について 基本的に技は尻尾攻撃と闇属性攻撃が大半で、ふっとび力が高いのもあれば多段攻撃でコンボしやすい技もあり豊富。少数に電撃属性とPSI属性の攻撃も含まれている。 ミュウツーの出現方法 シンプルかアドベンチャーをNORMAL以上の難しさで15分以内にノーコンティニュークリア。(要するにクレイジーハンドorギガクッパのイベント起こしてクリア) 能力ワザ表 1~5の段階で説明してみようと思う パワー ジャンプ力 空中ジャンプ力 歩き 重さ ダッシュ 空中横移動 落下速度 リーチ 復帰力 つかみ、間合い 3 4 4 3 4 3 4 1 4 4 4 合計38 長所と短所 ●長所 空中での制御能力と復帰力が高い。 バランスがとれていて、基本的に何にでも対応できるテクニシャン。 コンボを決めやすい技構成をしている。とりわけ投げが容易で強力。 ふっとびにくく、パワーも高め。 ●短所 移動に慣性が掛かりにくく、移動にクセがある。 体格が大きいため被弾しやすく、コンボを喰らいやすい。 大柄で重量級ながらスーパーアーマーがないため、ひるみやすい。 技の出が早いのと遅いのの差が大きい。 特殊ワザ表 ジャンプ回数 カベジャンプ カベ張り付き しゃがみ歩行 滑空 ワイヤー復帰 その他 2回 × × × × × テレキネシス 動きに慣性がかかりにくく、地形の土台の影響を受けない 得意なステージ 説明文 苦手なステージ 説明文 得意な相手 説明文 苦手な相手 説明文 通常ワザ 基本的にはDXと変わらない。 弱攻撃 ダークフラッシュ→ダークフレイム→シャドーパンチ ダメージ % 吹っ飛び力 横強攻撃 テイルウィップ ダメージ % 吹っ飛び力 上強攻撃 クイックワイパー ダメージ % 吹っ飛び力 下強攻撃 アンダースラップ ダメージ % 吹っ飛び力 ダッシュ攻撃 ダークトーチ ダメージ % 吹っ飛び力 通常空中攻撃 ボディースパーク ダメージ % 吹っ飛び力 多段攻撃。電撃属性攻撃 前空中攻撃 サイコカッター ダメージ % 吹っ飛び力 シャドースクラッチと動きは同じだが、判定の狭さとリーチの短さが改善され、実用的なワザになった。技の出が非常に早いのも健在。 後空中攻撃 エアテイル ダメージ % 吹っ飛び力 技の出が以前より早くなった。モーションも薙ぎ払うように尻尾をスイングするようになっている。 上空中攻撃 サマーソルトテイル ダメージ % 吹っ飛び力 下空中攻撃 メテオシュート ダメージ % 吹っ飛び力 中 DXのメテオキックが改善され、PSI属性の飛び蹴りにモーションが変わった。メテオ攻撃なので隙は多いがリーチは長くなっている。 横スマッシュ シャドーブラスト ダメージ % 吹っ飛び力 威力強化。 上スマッシュ ギャラクシーフォース ダメージ % 吹っ飛び力 多段攻撃。 下スマッシュ シャドーボム ダメージ 16~21% 吹っ飛び力 ワザの発生が早くなり、左右両方を攻撃できるようになったので、使いやすくなった。ただし、威力は低下した。 起きあがり攻撃 サイキックターン ダメージ % 吹っ飛び力 電撃属性 つかみ テレキネシス つかみの間合いがDXの頃よりも広くなった。 つかみ攻撃 エレキショック ダメージ % 吹っ飛び力 電撃属性 前投げ シャドーマシンガン ダメージ % 吹っ飛び力 後ろ投げ サイコスロー ダメージ % 吹っ飛び力 上投げ ワールスロー ダメージ % 吹っ飛び力 下投げ テイルビート ダメージ % 吹っ飛び力 必殺ワザ 通常必殺ワザ シャドーボール ダメージ % 吹っ飛び力 準大 DX同様、弾道が蛇行の高威力弾。蛇行ゆえに速度は若干遅め。ダークな藍色のボール。 横必殺ワザ サイコキネシス ダメージ 10% 吹っ飛び力 - ワザの発生が若干早くなり、くらった相手は必ず転倒する。さらにDX同様飛び道具に当てれば跳ね返すことができる。リーチは長く、相殺無効攻撃仕様になった。 上必殺ワザ テレポート ダメージ - 吹っ飛び力 - DXのより移動距離が少し強化されてる。 下必殺ワザ1 かなしばり ダメージ 1% 吹っ飛び力 - 睨みつけることで自分前後付近に光が放ち、当てるとガードブレイク状態にする技。もう一度かなしばりを放つと強めのふっとび。 下必殺ワザ2 サイコブレイク ダメージ 35~40% 吹っ飛び力 大 サイコパワーのケージが満タンになって1回発動可能。青白い光を纏って、周囲にESPの衝撃波を発して攻撃する。 最後の切り札 メガシンカ ダメージ % 吹っ飛び力 特大 ルカリオ、リザードン同様メガシンカによる強化系の切り札。形態はY(多分)。この状態ならサイコブレイクを無制限で発動できる。 その他 上アピール: 横アピール: 下アピール:DXのアピールと同じ。 画面内登場:どこからともなくテレポートしたあと宙に浮いていて、ゆっくり下降する。 CV:市村正親【逆襲】(通常)/高島礼子【覚醒】(メガシンカY) 応援ボイス: 勝利ポーズ BGM:ポケットモンスターのテーマ 勝利ポーズ1[X]: 勝利ポーズ2[Y]: 勝利ポーズ3[B]: 敗北ポーズ: カラー 紫 赤 青 緑 黄 黒 逆襲の特殊アーマー(特殊コス) 立ち回り 対策 ボスバトル攻略 資料 ニコニコ大百科 ミュウツー 関連 新キャラ投票 新ファイター予想 ファイターリスト スーパーファイタークリエイト コメント 直リンの画像は今後保存してうpすることに。 -- 彗星 (2013-08-01 01 26 59) 了解(--;) ちょっと対策してみます いろいろスマン -- アップダウナー (2013-08-01 08 16 57) テレポートで方向キーの方向に移動できるようにするのは?その代わりに空中移動は低くするとか・・・ -- チョロQ (2013-08-01 10 15 37) ↑もともとDXでそういう仕様だったはず。 -- アップダウナー (2013-08-01 14 13 56) 逆襲の奴をメガミュウツーXにすることを提案してみる。 -- 彗星ペン (2013-10-25 00 39 22) メガ進化の情報前に作ったこともあってか、いろいろ辻褄合わなくなってますね(汗)。 いっそのこと「メガストーン」をアイテムにしてフォルムチェンジ案廃止にする方向でどうでしょうか? メガ進化が2種類あるとはいえ、この逆襲スタイルは懐古厨なら絶対必要だろうし -- アップダウナー (2013-10-27 14 17 08) 使用大きめに変更。チェンジ制廃止だから、相当妄想外されますた -- アップダウナー (2014-04-13 12 13 38) ポケモントレーナー出したらゼニガメとかわアカンから違うポケモン出したらたとえば伝説ポケモンとか -- 死に神 (2014-10-07 21 59 51) ミュウツーは絶対にスマブラにいるキャラクターやと俺は思う -- 死に神 (2014-10-07 22 02 25) 2013/07/31 (水) 16 05 28 -- 彗青 (2014-10-07 22 04 14) 名前 コメント
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それは、造られた生命だった。 幻の生き物の細胞を元に人のエゴによって産み出された複製であるそれは、自身の存在について自問自答を繰り返し、その果てに逆襲という答えを選択した。 それは逆襲の中で自身のオリジナルと邂逅を果たす。両者がとった行為は闘争だった。 互いに同じ存在、だからこそ許せない。自分こそが本物であると主張する為の闘い。 だがその闘いは、一人の少年によって止められる事となる。 文字通り、身を犠牲にした少年を悲しむ心に、オリジナルもコピーも変わりはなかった。 それは争いをやめ、自らの作ったコピー達とともに飛び立った。逆襲の為ではなく、今ここにある一人の生命としてこの世界のどこかで生きていく為に。 それは造られた存在だった。 ある英雄の複製として造られたそれは、記憶すらコピーした事で自身を本物と誤認し、製作者が仕込んでいたチップの影響によって人類へ宣戦布告した。 それは彼を止める為にやってきた同胞達との戦いの中で、倒した筈のオリジナルと再会を果たす。両者がとった行為は闘争だった。 同じ存在は二人もいらない。そういってそれは自分が本物である証左の為に銃口を向ける。 だが、知ってしまう。自身こそが英雄の複製であったという事実に。そして、その銃口が大切な存在である少女を撃ち抜いてしまった事で戦いは終わりを告げた。 自身が複製であったと認識し、絶望しながらも、その心にはオリジナルとは異なる自我が芽生え始めていた。 そして、自我を手に入れたそれは英雄の無実を晴らす為に、英雄の偽物となる事でその機能を停止した。 これはそんな複製達の物語の続き。 光もささない暗い街で、複製同士が邂逅する。 一人は主として、一人は従僕として。この悪趣味な戦のプレーヤーとして呼び寄せられた。 「よろしく、ボクはアーチャー。英雄の、偽物さ」 自嘲まじりの紹介が都会の喧騒に呑まれて消えた。 ビルの屋上に一つの影が立ち、煌びやかに輝くゴッサムの街を見下ろしている。 白い異形、それはまさしく現在ゴッサムを騒がせているUMAと同じ姿をしていた。 彼を知る者がいれば、彼をこう呼んだだろう。 ミュウツー、幻のポケモン・ミュウの遺伝子から作り出された、科学の申し子だと。 一陣の風がゴシップ誌の一面記事を吹き上げる。 ミュウツーが手を翳すと風で巻き上げられたゴシップ誌がピタリと動きを止め、彼のもとへ引き寄せられた。 一面を飾っていたのは遥か上空を舞うミュウツーらしきものの写真だった。 もっとも、それは彼にとって覚えのない、単なる捏造写真ではあったのだが。 「随分と人気者になっちゃったね」 不意に声が響くと同時に影が降り立つ。 それは一人の少年だった。 『どうでもいい事だ。騒ぎたい奴は勝手に騒がせておけばいい、アーチャー』 アーチャーと呼ばれたサーヴァントの脳内にミュウツーの声が響く。 どこからかサイレンの音が聞こえる。 どこかで、また事件があったのだろう。鳴り響くサイレンはゴッサムでは当たり前の様に聞くBGMだ。 『サーヴァントの気配が濃くなってきた』 「わかるの?」 『気配だけだ、明確な場所までは捕捉できない』 エスパーポケモンであるミュウツーは日に日に濃くなっていく気配をその身で感じていた。 かつて出会った少年の様に眩しく、純粋な意思も。 かつて自分を作り出し、また兵器としようとした男達の様に暗く、淀みきった意思も。 苛烈なもの、穏やかなもの、切実なもの、陳腐なもの、高潔なもの、低俗なもの。 この作り物の街の人間とは違う、自らの意思で戦いに身を投じる者達の強大な意思と様々な感情の波を、漠然とながらに感じていた。 そして、それは決戦が近づいてくる事を意味している。 「それで、君はどうするのかな」 『どのような願いがあったとしても、それが私の命を明け渡していい理由にはならない。 命が、自らの場所を脅かすものが現れたのならば戦わなければならない。 例えそれが、私やお前のような"複製"(コピーやクローン)だったとしてもだ』 アーチャーの瞳が、精巧に作られたカメラアイがミュウツーへと向けられる。 『夢をみた、お前の夢だ。それでようやく、お前が自分を偽物と言った理由がわかった。ロックマン、といったか』 「……そっか」 アーチャーはそれだけを呟くとほほ笑んだ。 夜風に吹かれるその顔はどこか空虚で悲しげだった。 『私は生を望む。聖杯などというものに縋る事もない、生き物としてごく当たり前の望みだ。 アーチャー、とうに朽ちた筈のお前は何を望む。心を持った機械は何を願う』 「望み、か」 沈黙。 ミュウツーはただ黙して、アーチャーの答えを待つ 「もし許されるのならば」 ポツリと、アーチャーが呟いた。 「ロックマンやロールちゃん、皆にまた会いたい」 アーチャーが星空を見上げる。 その瞳に躊躇いと憧憬の色が混ざる。 「ロックマンのコピーじゃない。ボクはボクという存在として、皆と向き合いたい」 『……そうか』 アーチャーの願いを聞き、ミュウツーは思案するかの様に目を瞑る。 ミュウツーがミュウツーであるように、アーチャーもアーチャーという一つの存在であることを、改めて認識した。 サイレンが止み、ゴッサムの夜に束の間の静寂が戻る。 ミュウツーとアーチャーはただ二人、無言のままで夜風に吹かれる。 ミュウのクローンではなく、この世界で生きる一個の生命として。 ロックマンのコピーではなく、確かな願いを持って戦いに臨む一つの存在として。 誰の意志でもなく、自身の意志と自我をもって、彼らは聖杯戦争の渦中へと飛び込んでいく。 これはそんな、複製達の物語。 【クラス】 アーチャー 【属性】 秩序・悪 【真名】 コピーロックマン@ロックマン メガミックス 【ステータス】 筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具D 【クラス別スキル】 単独行動 B マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。 【保有スキル】 機械の身体 A 毒に類するスキル及び宝具の効果を無効化する。 電気を用いた攻撃、または電子攻撃を受けると一時的に行動不能になる可能性がある。 自己崩壊:D 長時間の戦闘を行うと耐久のランクが徐々に低下する。 低下したランクは修理する事で回復できるが、相応の機械工学知識が必要となる。 ロックマンの性能を極限まで上昇させた代わりに、アーチャーの体はその過負荷に耐え切れず 【宝具】 『ボクだけの英雄の証(ウェポン・オブ・ミスターエックスナンバーズ)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:自身 8つの特殊武器から任意の物を選択し攻撃を行う。 アーチャーが倒したミスターエックスに操られたロボット達の武器チップを用いて攻撃を行う。 この宝具はコピーである彼が世界救った証でもある。 武器の効果は以下の通り ○ブリザードアタック アーチャーの周囲に氷結させた結晶状の弾丸をばら蒔く。 冷気や氷に弱い敵には威力が上昇する。 ○ブラストフレイム 高温の火炎弾を弓なりの軌道で射出する。 火炎弾は床に着弾すると縦に、壁に着弾すると横に火柱をあげる 火炎や熱に弱い敵には威力が上昇する ○プラントバリア 自身の周囲に花弁状のバリアを一定時間展開する。 何かに接触する度に接触物にダメージを与える。 ○トマホークブーメラン 手斧をブーメランのように投擲する。 一度に二本投擲可能 ○ヤマトスピア 槍の穂先状のエネルギーを射出する。 Cランク以下の障壁・反射系宝具およびスキルを無効化する。 ○ナイトクラッシャー 腕部より鎖つきのトゲ鉄球を射出する。 威力が高い代わりに有効射程が短い。 ○ケンタウロスアロー 弓矢の形状をしたエネルギー弾を連射する。 この攻撃は射出時の対象のいる位置めがけて追尾する。 ○ウィンドストーム 小型の竜巻を三連射する。 巻き込まれた相手は上方へと打ち上げられる。 【weapon】 ロックバスター オリジナルとは違い、バスターは左腕になる。 またチャージショットより通常ショットの連射をアーチャーは多用する。 【人物背景】 Dr.ワイリーの三次元立体コピーシステムによって生み出されたロックマンのコピー 正確や記憶まで寸分たがわずロックマンと同等だが、ワイリーによって悪のチップが埋め込まれていた事で、人間の殺害などにも抵抗がない。 出現してすぐに自身が本物のロックマンであると誤認、本物のロックマンを偽物と判断して撃破し、そのままワイリー扮するミスターエックスと8大ボスを撃破する。 だが、そこでワイリーが仕込んでいた悪のチップが作動し人間に対して宣戦を布告。 彼を本物のロックマンと勘違いして凶行を止めにきたドクターライトナンバーズと交戦中にDr.コサックに修理された本物のロックマンと再会して戦闘になるも、そこで自身がコピーであることを知ってしまう。 真実を知った彼は自分が本物となる為にロックマンを攻撃するが、その攻撃をロールちゃんが庇い重症を負った事で戦意を完全に喪失してしまう。 怒りに燃えるカットマンに破壊されそうになったところをシャドーマンに助けられ、「死ぬにしろ生きるにしろ、自分で考えろ」という言葉を受け、自分の為すべきことを決断する。 偽物のロックマンとして本物のロックマンに討たれる為、一度破壊した新宿で再度破壊行為を行っていたが、力を感じて現れたフォルテの手によって重症を負ってしまう。 その場に現れた本物のロックマンと邂逅し和解はできたが、その体はすでに爆破寸前の状態となっていた。 最後はフォルテを巻き添えに自爆し、その身を挺して仲間を守った彼は、その最後の瞬間に間違いなく本物のロックマンとなった。 【サーヴァントの願い】 "ボク"としてまたロックマンやロールちゃん達に会いたい 【マスター】 ミュウツー@劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 【マスターとしての願い】 聖杯に望む願いはない。ただ、生きる 【weapon】 なし 【能力・技能】 念力によるサイコキネシス、テレパシー、空中浮遊、テレポート 但し、サーヴァントに有効打は殆ど与えられず極低ランクの対魔力でも持っていれば無効化される。 【人物背景】 ミュウのまゆげの化石から造られた遺伝子ポケモン。 自らの存在意義について悩み続けた果てに、自分を生み出したすべての存在に対して逆襲を画策する。 ジョーイを念力で操りサトシを初めとしたトレーナーに最強のポケモントレーナーとして招待状を送りつけ、その手持ちポケモンをすべて奪いコピーポケモンを作成。 その軍勢を率いて逆襲に乗り出そうとするもサトシらの活躍によってオリジナルのポケモン達が解放され、また、自身のオリジナルであるミュウの介入もあり、コピーVSオリジナルの構図へと状況が変わる。 コピーとオリジナルのポケモンが自分の存在意義を賭けて争うなか、ミュウツーとミュウも戦闘を開始。激闘が展開されるが、それを見かねたサトシが身を呈して二人の戦闘に介入し、戦闘は中断。 動かなくなったサトシに対してコピー、オリジナルを問わずに涙を流すポケモン達の光景を見て考えを改める。 逆襲をやめ、この世界のどこかで生き続ける為に、コピーポケモンを連れてミュウツーはどこかへと飛んでいった。 その後、話は「ミュウツー、我ハココニ在リ」に続くが、今回はミュウツーの逆襲から我ハココニ在リの間の時期から参戦。 【方針】 その目立つ見た目からミュウツーは日中動かず、単独行動のあるアーチャーが人間形態で情報を集めて回る事になるだろう。 戦闘面では、アーチャーが中~遠距離から武器チップの手数を駆使して戦闘をすすめるタイプで接近戦は不得手。 しかし、ミュウツーが瞬間移動や念動力を駆使する事でその弱点はある程度解消できるだろう。 ミュウツーは魔力が豊富であり、アーチャーも単独行動がある事と宝具の燃費も高くない事から継戦能力は高いが、長時間の戦闘は耐久のランクが減少する可能性がある。 ミュウツーではアーチャーは修理できないので、戦闘を控えるなり、同盟を組む必要が出てくる。 もっとも同盟に関しては、ミュウツーの姿を見たうえで、同盟に了承してくれる陣営があればという前提になるが。
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ダークミュウツー -Dark Mewtwo-OVERVIEW STATUS ANALYSIS MOVES COMBOS SP CONTENTS ダークミュウツー -Dark Mewtwo- OVERVIEW STATUS 体力 480HP 共鳴速度 100cc 共鳴持続 8sec 構え効果 共鳴増加 伏せ効果 下段ブロック 歩行速度 投げ間合い 1位(移動投げ) ANALYSIS MOVES +フェイズ共通 属性 技名 Dmg 発生 硬直差 PSP 属性 強度 効果 - サイコウェーブ 11 - - - - S PW 射出Lv1 57 (16) 11 -12 2 上中 S PW 射出Lv2 81 (24) 15 -8 3 上中 S PW 射出Lv3 120 (30) 36 -12 4 全 B PW 大渦Lv1 118 (22) 33 -8 5 全 B PW 大渦Lv2 136 (24) 33 -8 5 全 B PW 大渦Lv3 154 (27) 33 4 5 全 N PW 斬撃 20 (6) / 30 (8) / 40 (11) 15 -16 0 上 N PW 斬撃2段 20 (6) 15 -16 0 / 0 全 N PW 斬撃3段 54 (16) / 72 (21) / 90 (28) 15 -12 0 / 0 / 4 全 N PW 斬撃~射出 20 (6), 57 (16) 15 -12 0 / 2 or 3 or 4 上, 上中 B PW 斬撃~大渦 20 (6), 118 (22) 15 -8 0 / 5 全 - PW テレポート - - - - - N PW 斬撃~テレポート 20 (6), - 15 - - 上 - PW 上テレポート - - - - - N PW 斬撃~上テレポート 20 (6), - 15 - - 上 N しねんのずつき 80 (20) 23 -4 4 全 - ミラクルアイ - - - - - - じこさいせい - - - - - B リフレクター - - - - - N Rf かえんほうしゃ 92 (30) 11 -8 4 上 N Rf かみなり 100 (25) 55 24 4 全 N Rf じしん 120 (32) 28 4 4 下 T つかみ F 60 D 90 11 - 12 掴 B ブロック 80 35 -8 3 全 B ブロックため 91 55 4 3 全 - 空中ダッシュ - - - - - +FP固有アクション 属性 技名 Dmg 発生 硬直差 PSP 属性 強度 効果 S シュート 12 each 15 -18 - S全 S Sシュート 48 each 53 23 - S全 N Fシュート 110 19 -8 - 中下, 全, 全 S Bシュート 30 35 -16 - 全 S Jシュート 20 each 19 -21 - 全 N 格闘 50 17 -8 - 全 N 格闘2段 50, 40 17 -4 - 全, 全 N 格闘3段 50, 40, 42 17 -8 - 全, 全, 全 N 格闘溜め 50, 40, 110 17 -36* - 全, 全, 全 N J格闘 80 24 -8 - 上中 N J格闘溜め 100 44 -4 - 上中 +DP固有アクション 属性 技名 Dmg 発生 硬直差 PSP 属性 強度 効果 N サイコブレイク 57 (18) 15 -24 0 M N サイコブレイク2段 57, 7 15 - 0 / 0 - N サイコブレイク3段 57, 7, 35 15 - 0 / 0 / 12 - - テレポート - - - - - N 弱 30 15 -8 0 上 N 弱弱 30, 64 15 -12 0 / 4 全 N 前弱 102 15 -8 4 全 N 上弱 20 15 -12 0 上 N 上弱弱 20, 80 15 10 0 / 4 上 N 上弱弱溜め 20, 80 15 10 0 / 12 上 N 下弱 20 11 -8 0 下 N 下弱弱 20, 27 11 -8 0 / 2 下 N 空弱 20 11 -11 0 / 1 / 1 上中 N 強 30 19 -12 0 中下 N 強強 30, 60 19 -12 0 / 4 中下, 全 N 前強 60 19 -4 2 中下 N 後強 60 27 -4 4 中下 N 上強 60 27 -8 4 中下 N 下強 60 15 -12 3 下 N 空強 60 21 -4 0 上中 N 空強溜め 80 41 -2 0 上中 +共鳴アクション 属性 技名 Dmg 発生 硬直差 PSP 属性 強度 効果 - 共鳴バースト 0 18 0 -12 全 N ダークエンドノヴァ 246 (88) 23 -20 12 全 N シュート 14 each 15 -12 - S全 N 格闘 55 17 -4 - 全 N 格闘2段 55, 45 17 -4 - 全, 全 N 格闘3段 55, 45, 56 17 -8 - 全, 全, 全 N 格闘溜め 55, 45, 132 17 -34* - 全, 全, 全 N J格闘 44, 81 24 -8 - 上中 N J格闘溜め 66, 101 44 -4 - 上中 N 弱 33 15 -8 0 中下 N 弱弱 33, 72 15 -8 0 / 4 全 N 空弱 44 11 -11 3 上中 N 後強 88 27 -4 4 中下 N 上強 44, 66 27 8 4 全 N 下強 110 15 4 3 下 N 空強 66, 61 21 -8 3 上中, 全 N 空強溜め 88, 61 41 -4 3 上中, 全 COMBOS DP 226 12 空強>上弱弱>ブロック>前跳空弱>上弱弱 セットプレー 体力消費無し。上弱弱で壁に張り付く距離限定。 DP 212 12 前弱>ステップ>前跳空弱>上弱.弱(ため) セットプレー 体力消費無し。ステップ前跳びまで先行入力。 フェイズ ダメージ PCh レシピ セットプレー SP CONTENTS
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666 ID T/GhpyAo 私は最強のポケモンだと自負している。そして、そう創られたことも受け入れている。 誰よりも強く、誰よりも圧倒的な力を持って、一番に主を守らなければいけない。 私の存在意義は私を受け入れてくれた主の為、我が生涯を持って仕え添い遂げること。 主の栄光は私の力でずっと守っていこうと心に誓い 主の栄光と存在と共に私があるのだ。ずっとそう信じて、それが永遠だと私は思っていた。 ポケットモンスターアメジスト 始まりの前の物語 side mewwtwwo 今、私はポケモンリーグ本部にある特設バトルフィールドと仮設研究室らしき施設に我が愛しの主と来ている。 時代は徐々に変わっている。新種のポケモンたちはどんどんと数を増やしており 私の力がカントー地方以外ではどんな地位を持っているか試してみたいと言う話を オーキドと言う研究者から持ちかけられた。それが事の発端だ。 他の地方のポケモン達の中から精鋭を集めてきたらしく、私が今まで見たことのないポケモンばかり見掛けてる。 「ふん。イロモノばかり揃えてきて……主、私はこの様なやからには負けはしない」 あちこちにコードや計測器などを括り付けられながらも、今はそれぞれのポケモンの能力を計っているらしく 研究者達は私の数値を見て目を見開いては何度も機械の操作をやり直していた。 少し長い検査で体力を削られているが、そんなものは薄い透明の壁一枚向こうに映る主の顔を見れば疲れも吹っ飛ぶ。 主の笑顔、主の言葉……言葉?何か聞こえてくる。視界を塞がれて鋭敏化された聴覚が研究者達の言葉を拾っている。 「やはり……危険……ありえ………」 「こんなそんざ……れていいのか……」 「まぁま………所詮、エスパータ……はが……くタイプがあれば…どうとでも」 どうやら、私の存在について勝手な議論を始めているらしい。 667 ID T/GhpyAo 全く、研究者と言うのは話しにならない。何の権限を持って他者の存在にとやかく言うのか。 害虫、害獣と勝手にレッテルを貼り、ポケモンを駆除する事もある人間も居ることは知っている。 それが彼等の生活の為と言うのならそれは生存競争、弱肉強食の常だ。 それを否定するつもりはない。ただ、研究者と言うのは己の道楽で生命を弄ぶこともある。 この私を作った研究者達の様に。脳裏に僅かに浮かび、思い出すだけでも腹立たしい。 更に主は部屋を途中で出て行ってしまった。ちっ、あの研究者どもめ。 主に何を言ったんだ?気になる集中出来ない。主……アルジ、ARUJI、私の主。 「ミュウツー脳波乱れています。我々の言葉に反応して?」 「ん?まさか、私達の話が……この壁は防音加工がされてますよ?」 「はっはっ、仮に聞こえてもポケモン如きにバトルの命令なら兎も角、崇高な議論は理解出来ませんよ。」 「繋がれてるのも慣れてないんでしょう。何せ、時々言うことを聞かないとも聞いてます」 「やれやれ、全く困ったものですな。なんであんな一個人のトレーナー如きが扱っているのか」 聞こえる侮蔑の言葉。すぐに私は頭に血が上りそうになるが私は怒りと不安を制する。 主は教えてくれた。色々と私達の事でとやかく言われる事は承知しろ。 そして、私がこの実験で成果を見せればきっと私の存在も公認してくれるだろうと。 要は結果を出せば良いのだ。この私の力と主の力を持ってして最強を証明すれば良い。 全ては結果と現実を目の前の空論を交わせるあいつ等に見せ付けてやれば良い。 これが私達の示す現実だと。 671 ID T/GhpyAo ようやく長い検査から解放された。繋がれるのは慣れていた……筈だった。 サカキと言う人間の居た頃など一日の殆どが繋がれっぱなしだった気がする。 それがたかがこの程度の時間繋がれただけでと思ったが原因はすぐに理解できた。 主だ。私は主と時を過ごすことによってそういう弱さを会得してしまったのかもしれない。 主の傍に居ないと不安になり、目に見えないとたまらなくなってしまう。 もし、別れることになったらと一瞬考えただけで背筋は震えて、思考は停止してしまう。 これが、弱さなのか?それともこれは新しい強さなのか? 適応力とは強さの一つである。環境、生命との相対的関係な関係での遣り取り。 何もそれはポケモンと人間だけに限った話ではない。水と植物と大地の関係。 全ての存在と関係はつながっているのだ。そして、私と主の関係は強靭強固でなければいけない。 世界で一番、最強である力を仕わす主との絆もまた最強であると。 「おい、ミュウツー如何した?」 「主……何でもない」 「わっ。こ、こらそんな人前で。子供じゃないんだから」 一瞬、主が視界に見えなかったほど私は思想に耽っていた。 廊下を立っていると目の前には既に主がおリ、私の顔を見上げている。 何たることだと感じ頭を左右に振りながらもすぐに主を抱き締めてしまった。 コレは決して私が寂しかったからではない。繋がれいてた間、私は主を感じられなかった。 まして、視界から見失うなどもってのほかだ。 主と何かが私との間で切れ掛かっていたのだ。 それは私の存在意義に関わることだ。いち早く修正しなければいけない。 私だって人前で抱きつくのは正直言うと照れる。イーブイ位に無邪気ならば それで良いのだろうが、私も長い年月をそれなりに過ごしてしまっている。 けれど、それとこれとは別だ。多少の周囲の笑いなどは気にしない。 「主、気にするな。少しばかり疲れただけだ」 「ん。やっぱりきつかったか。ごめんな。どうしてもオーキド博士から頼みが断れなくて」 「いや、良い。コレが済めば私達は公式大会でも出れる様になるのだろう? 今までは野良を叩き潰す程度しかなかったが、これでようやく私も主の役に立てる」 「ミュウツー……気にしてたのか?」 672 ID T/GhpyAo 不安げに見上げる主の顔を私は見たくなかった。胸が切り裂けそうなほどの不安が連動していく。 私は何もいわずに頭を横に振る。ただ、主の体温とその心臓の鼓動をこうやって感じられるだけで私は今この場に立っていられる。 所詮、その程度のことは些細な障害だ。ただ、私はよりベストを目指さなければいけない。 そのためのこの力。そのためのこの体。出来る事は全てをこなし、後悔を殲滅させる。 主を抱き締めていた手をそっと離しながらも私は自分の念を練り直しを始める。 主の血液の流動、脈拍に合わせて私の念波は精錬されていく。 「主、私は勝つ。例え、どんな相手でも。私の力は今日この日の為にあるのだから」 「ミュウツー俺は……」 「心配するな。いつも通りやれば良いのだ。それとも私は主を心配させるほど弱って見えるのか?」 「いや、そんなことは無い」 「ならば良い。私は主を信じている」 目を僅かに細めながらも主へと笑みを向けていく。そう、私は元々戦闘をする為に創られたのだ。 私は料理も勉強した。人間のことも最近少しずつ解って来ている。 ただ、所詮ソレは付け焼刃で私の道楽の一つに過ぎない。 私は、闘う為に元は生まれてきたのだ。生まれてきた時はそれが解らなかった。 今でも迷う事がないといったら嘘になる。しかし、それも主の為であると思えば何の苦にもならない。 力を行使することがこんなに嬉しいことは無い。これが済めば、私と主が認められるのだ。 今使わないでいつこの力を使う。そんなことが解らない程、私は愚かではない。 673 ID T/GhpyAo 「ああ、俺も……お前を信じている」 「そんな事は解っている。では、主、私に命令(オーダー)をくれ」 「解った。ミュウツー。行くぞ」 「YES、sir MyMaster.」 私達は廊下を突き進み、そして扉の向こうに広がったのは巨大な崖に周囲を取り囲まれて それに食い込む様に無機質な壁とガラスに周囲を囲まれたフィールドへと降り立つ。 天井も十分な高さがある広い空、日の光を久し振りに浴びた様な気がする。 草タイプの光合成と言うのが共感できる様な気がした。 小蝿の様に先ほどからちょろちょろと観測用の機械が私の周りをうろついて何やら蒼い光りを放っている。 主は柵をめぐらせた強化ガラスで囲まれたブースへと移動していく。 マイク越しの音声が周囲の空間へと響く中、私は覚悟を決めて僅かに頷けば 壁のスピーカーからジャッジらしき男の声が響いていく。 「テステス。此方、音声は大丈夫です」 「では、これよりミュウツーの実験試合を開始します」 「行くぞ、ミュウツー!」 「了解した! 全力で叩き潰す!」 677 ID tSByF6wo 「第一試合。ヨノワール! 「よし、がんばってね。私のヨノワール♪」 フィールドの向こうからはトレーナーらしき女の声がする。 投擲されたモンスターボールからは灰色を基調とした 随分とでかく、私と同じ位のプレッシャーを感じるポケモンが出てきた。 げらげらと腹の黄色の刺青が笑いながらも、その大きな腕を組んだままニヤニヤと私を見ている。 しばし、にらみ合っていると頭に手を当てたまま、相手のポケモンは私を見て大口を開けて笑い出す。 「おいおい、マジかYO! こんな華奢な御嬢ちゃんが最強のポケモンだって?」 「ふん、図体ばかりでかくても勝てるモノではない」 「はっ、そんな棒切れみたいな腕で俺様に勝てるってか?こいつぁは傑作だ。腹いてぇーーこうかばつぐんだぜ」 「口数が多いな。牡なら行動で示してみたらどうだ?」 「ふっ、つれない嬢ちゃんだ。ま、良いぜ。俺様の腕でその鼻をへし折ってやらぁ」 先に仕掛けてきたのは相手だ。 足が無く浮翌遊しているのかそれとも何かテレポートの類か 一瞬にして間合いを詰められていく。大きな体に加えてそのプレッシャーがより相手を巨大に見える。 ぶんっと大きな腕を振り下ろしていく攻撃はリーチも当たる範囲も大きく、のろい動きとは相殺されてやたら威力が高い。 先ほどから地面にはボコボコと大きな穴を作るほど抉られている。相当なパワーを持っているポケモンだと解る。 やはり、格闘タイプか?それとも、エスパーと格闘の混種か?色々な思想を巡らせながらも相手の動きを見据えている。 678 ID tSByF6wo 相手がいらついてきたのか一気に体を引いて飛び掛ってくるのを三原海僅かに頭を避けながらも 私はそのまま相手の腹にカウンターを入る。これで、相手の威力分かなりの打撃を加えられる筈……だった。 「な、打撃技を持ったゴーストタイプだと!?」 「ひゅぅ~、危ない危ない。御嬢ちゃん?俺様をここいらのゲンガーやゴーストと一緒したら痛い目見るぜ」 「そこよ。ヨノワール!シャドーパンチ!」 「あいよぉっ!シャドーーーパアアアンチィッ!!」 「んぐはあああっ!!」 私の打撃は相手の体をするっとすり抜けてしまった。どうやら、相手はゴーストタイプ。 ノーマルな打撃技は通じないと見える。……ありえない。 ゴーストタイプは本来、奴の言う様にゴースト、ゲンガーの様に特殊技が得意なエスパー技に ナイトヘッドなどを組み合わせたタイプしか見たことがなかった。 それが今目の前のコイツはその大きな腕と薄暗い灰色の体は生きていないの実体と言う事か? 相手の技らしく、暗い影を宿した相手の拳が私の腹に入ればそのまま私は崖へと叩きつけられる。 効果は酷いくらいに効いていて、テンプルに来ている。打撃で効果抜群を受けたのは虫タイプの技以来だ。 脳がぐらぐらとまだ揺れている感じがする。中々、どうして。元の威力もかなり高いらしい。 「へへっ、どうだい御嬢ちゃん?俺様のシャドーパンチはレバーに来るだろう?」 「ふっ、蚊が止まったかと思ったぞ」 「大丈夫か!? ミュウツー、お前がこんなにダメージを食らうなんて」 「心配するな主。さぁ、私にもコマンドをくれ」 679 ID tSByF6wo 「解った……ミュウツー、サイコキネシスだ!」 私は再びフィールドの大地へと立つ。ダメージはかなり来ている。 まさか、打撃のゴースト技などがこの世に存在するとは思わなかった。 完璧な私のミスだ。この戦い私がミスをすればするほどダメージが大きい。 ならば、得意分野で責めるまでのこと! 私は乱れた念を練り直してそれを力へとこめる。相手は余裕を見ているのか そのままじっと立ったまま、手をくいっくいっと此方へと上げていく。 明らかな挑発、そして余裕の笑み。コイツは私の事を相当見くびっている。 「さぁこいや!」 「サイコキネシス!」 まぁ、そんなことは如何でも良い。 要は相手を倒せば良いのだ。途中の会話過程など何の意味も無い。 このすかした牡を地面に叩き伏せる事だけに意識を集中する。 念により繰り出された見えない力が相手を包み込む。 その力が相手を縦横無尽に掴みかかりながらも壁や大地へと激突させながらも ボロ人形の様に放り投げながらも先ほど私としたのと同じ様に崖の壁へと叩きつけていく。 得意技でもあるこの一撃に耐えられたゴーストタイプは今までに誰一人としていない。 本来、ゴーストタイプはエスパータイプへの対抗存在である。 しかし、それを対抗できた存在などは一匹も居ない……筈だった。 680 ID tSByF6wo 「あー? 何かしたか? マジシャベー。おめー、ゴースト相手にこんなん効くと本気で思ってるのか?」 「そんなミュウツーのサイコキネシスで倒れない? なんなんだあのポケモンは!?」 「ふっ、中々タフだな。ここいらのゴーストタイプは皆一撃で沈んでいたが」 脳内がふつふつ煮えたぎりながらも今まで感じたことの無い高翌揚感に支配されている。 これが本来のゴーストタイプの存在。私に対抗できる種の力! この血沸き肉踊る感覚こそが戦闘本能。これが、まだ見ぬ戦い。そして、解る事がある。 主には私が必要だ。 まだ、世界は広い。私を此処までやりこめる相手が居ることを初めて知る。 ならば、私は主の為にもっと強くならなければいけない。もっと、もっと、もっとだ。 まだ、力は足りない。主の為にまだまだ強くなければ主を守る事が出来ない! ああ。この様なタイプも世の中には居るのだ。倒さなければ、倒さなければ。 主の為に、私と主のこれからの未来の為にも! 私は声を張り上げる。私は欲する。主の声をそして、その先に切り開かれるであろう勝利を! 「主、私はまだやれる! コマンドをくれ!」 681 ID tSByF6wo 此方サイドの書き込みは今夜はこれで〆ます。 また、明日の夜でも再開しますのでなにとぞ宜しく御願いします。 701 名前:アメジストside mewwtwwo[sage] 投稿日:2007/06/27(水) 19 50 05.66 ID apZMM7Eo 「ミュウツー、19万ボルトだ!」 「YES!…ふんっ、今度は此方が先手を取らせて貰う!10万ボルトォッ!!」 「な!?電気技だと!?」 念の流れが変わる。流動的な流れがわざと自らの肉体の血流をぶつけ合い バチバチと音を立てながらもそれを摩擦熱と電気へと変えていく。 逆毛立つほどの電力を蓄積され、それを一斉に放射して彼奴へと浴びせ掛けていく。 発光する黄色のスパークはそのまま相手の体を焼き焦がしながらも何とかやられっぱなしの 形勢を戻そうとする。相手も、まさか電気技を使うとは思っても居なかったのか動きが一歩遅れて それを直撃してしまった様だ。油断大敵。正に字のあって如しと言ったところか。 「な、十万ボルト!? そんなのも使えるっていうの?ええい!もう一回シャドーパンチよ!」 「くっ、御嬢ちゃんしびれさせてくれるねぇ…だが、俺様も黙ってやられる訳にはいかないんでね!」 「それは此方も同じことだ!」 再びインファイトへと持ち込んでくる相手を何とかテレポートで交わしながらも シャドーパンチだけはどうしても避けられるずに、一回一回大きなダメージを食らってしまう。 しかし、相手の動きは元からのろい部類に入る事と、主が丁度良いタイミングで自己再生のコマンドを出してくれる。 確かに奴のパワーも威力も高いのは承知。しかし、あの大振りな動きとマヒ状態を見れば避ける程度造作でもなかった。 少しずつ体力の消費を感じたのかふらふらになりながらも追撃を放ってくる相手。 しかし、動きはもはや完全に見切っている。あんな攻撃は当たらなければ意味が無い。 702 ID apZMM7Eo 「ちぃっ、ちょこまかと!?」 「これでもペースは落としてるぞ?もう一寸ダイエットをした方が良いかもな?」 「なにをぉっ!これで決めてやる!」 挑発を織り交ぜた軽やかなステップで相手の攻撃を寸のでかわしていく。 相手はかっか来ている影響か手に取る様に次の攻撃の流れが解る。 所詮、対私用のタイプ相性とタフさで選ばれただけの木偶の棒。 頭の中はすっかからんでチープな思考と戦術。 タクティクスが足りない。喧嘩だけで成り上がった腕っ節だけの奴と言ったところか。 最後はあっけなく決まってしまった。集中力と煽り耐性の欠片も無かった様だ。 相手が一撃で鎮めようとする大振りの拳を交差させて掌手を腹へと突き出す。 体をすり抜ける拳に相手は再びにやついた笑みを浮かべる。 その相手の余裕と阿呆が今回の勝敗を決するとはあまり勝っても良い気分はしないと感じた。 「其処だ、ミュウツー!10万ボルト!!」 「YES! ふんっ。折られたのはお前の鼻だった様だな。今度はもう少し頭を使う事だ」 「なっ・・・ガがガガガがアガガタタッ!?」 相手の中を通り抜ける拳から放出される電気は相手の内側から電気を走らせて体を焦がしていく。 タフなのは認めるが、まさか内側からやられる経験などないだろう。 放出された電気は体中を駆け巡り相手の残っていた電気の流れと相俟って一気に体力を削ぎ落としていった。 大きく砂埃を立ち込めながらもその場へと体を突っ伏して倒れていく。 すっと拳を引き抜きながらもやられたダメージはすぐに自己再生で回復をする。 「うっそーーん!? 何あれーーー!」 「ヨノワール戦闘不能。勝者ミュウツー! 準備が整え次第、第二試合を開始します」
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ミュウツーゲット話 495(ID 19MtpEit0) ワタル「殿堂入りおめでとう、今日から君がチャンピオンだ。」 ここは殿堂入りの間、新たなチャンピオンの誕生を祝福するための部屋。 ライバルとの決戦を何とか征した俺に、四天王の長であるワタルが賛辞を贈る。 俺は不自然にニコニコとしたその顔に悪寒を感じた。 主「あ、ありがとうございます、じゃ俺をこれで・・・。」 ワ「ちょっと待ってくれ、君は今やカントー一のトレーナーだ。 その実力を見込んで頼みたいことがあるのだが。 それも急ぎの用事だ。」 冗談じゃないと思った。激戦の後で俺も手持ちのポケモンもクタクタだ。 それに実力を見込んで、などと言ってることは困難な頼みごとに違いない。 とてもじゃないが快く引き受ける、なんて気持ちにはなれない。 だが助けを求められそうな博士も、拗ねたライバルを連れて早々にマサラタウンに帰ってしまった。 どうやら拒否できそうな空気でもない。だが最後の抵抗を試みてみる。 主「急ぎの用事・・・ですか。 生憎ですが、今はちょっと・・・。」 ワ「そうか。それは残念だな。 まああの戦いの後だ、仕方ないだろう。」 (あれ?案外あっさり引き下がるな・・・。) ワタルはいかにも当てが外れたと言いたげだ。部屋の中に気まずい空気が流れる。 主「あの・・・、話だけでも・・・。」 思わず口走っていた。 ワ「そう言ってくれると思ってたよ!ありがとう!」 (しまった!これは罠だったか!) ワタルの顔にニコニコが復活する。 仕方ない。もう腹を括るか。 496(ID 19MtpEit0) ワ「さっそくなんだが、ハナダの怪物の話を知っているか?」 聞いたことはある。いつの頃からか強大な力を持った何かが、 ハナダの洞窟という場所に住みついたという話だ。 それ以来ハナダの洞窟は立ち入り禁止になっている。 ワ「そこで君には怪物退治の英雄になってもらいたい。」 予想通りろくでもない頼みだ。噂ではハナダの洞窟自体が怪物の一撃で出来た穴だという。 そんな相手をどう退治しろと言うのか。俺をゲームの主人公か何かと勘違いしてるんじゃないか。 主「すみません、俺なんかじゃとても・・・。」 ワ「そう言ってくれるな。俺は君を頼りにしているんだ。」 急にワタルの顔が引き締まる。どうやら冗談で言ってるわけではないらしい。 ワ「ハナダの怪物が棲み始めてから、 まるでそれに影響されるかのように周辺のポケモン達が凶暴化している。 結果、ハナダの本来のポケモンのレベルとは、天と地ほどの差ができてしまった。」 主「それは大変ですね、そのポケモン達がハナダの洞窟から出てきてしまったら・・・。」 ワ「俺達もそれが心配なんだ。こう言っては何だが、ハナダのポケモンはレベルが低い。 だがそのことがハナダの自然環境を保っている要因でもある。 このままでは環境のバランスが崩壊する可能性もある。 事は一刻を争う。君には悪いが至急ハナダに向かってもらいたい。」 主「なるほど、それで俺は何を?」 ワ「さっき言ったとおり、ポケモンの凶暴化の原因である怪物を退治してもらいたい。 怪物を倒せばこれ以上、高レベルなポケモンが発生することもないだろう。 そこからは俺達の出番というわけだ。高レベルなポケモン達を捕獲後しかるべき場所へと移す。」 主「話はわかりましたが・・・、正直正体もわからない相手と戦うのは・・・。」 ワ「確かに正体不明な相手と戦うのは酷だが、幸い敵の姿はわかっている。 少しは怪物討伐の助けになるだろう。」 498(ID 19MtpEit0) そう言ってワタルが写真を差し出す。 写真に写されたその姿に俺は思わず息を呑んだ。 グレンタウン、ポケモン屋敷、何者かが描いたレポート 綿密な体調管理表、とぎれとぎれの観察日誌、膨大なスケッチ 全ての特徴がレポートの内容と一致していた。 そして俺は同時に思い出した。 レポートの最後に書き添えられた言葉。 『どうかミュウツーに外の世界を』 その短い言葉に、俺は胸を締め付けられる思いになったのをよく覚えている。 ワ「どうだろう?受けてくr」 主「受けます!俺にやらせてください!」 ワタルの言葉が言い終わる前に俺は叫んでいた。 ワ「!?・・・ありがとう、ではよろしく頼む。」 何故かはわからない。だが俺がやらなくちゃいけないことだと感じた。 少し高ぶった気持ちを深呼吸して整える。 主「・・・ところで何で自分で退治しようとしないんですか?怪物を。」 ワ「・・・。俺に言えることはただ一つだ。君になら任せられる。 そんな気がするんだ」 その言葉に送り出されて、俺はハナダの洞窟を出発した。 499(ID 19MtpEit0) ハナダの洞窟、ワタルの言葉通り非常に高レベルなポケモンが巣くっていた。 それを何とかやりすごして奥へと進んでいく。 ポケモンセンターで回復したとはいえ、やはり連戦はポケモン達に負担をかける。 罪悪感すら感じるが、もう少しだけ頑張ってもらわなければ。 そんなことを考えていると突然何者かの巨大なプレッシャーを感じた。 間違いない。ハナダの怪物、ミュウツーの重圧だ。 俺は足を速めてどんどん先へ進む。 洞窟の最奥の開けた空間に地底湖が広がり、その湖の対岸にソイツはいた。 この洞窟の主、ミュウツーがレポートに描かれた姿そのままに座っていた。 まるで眠っているかのように静かだったが、前以上に感じるプレッシャーがそれを否定する。 主「カメックス、なみのりだ!」 俺はカメックスを繰り出し、そのまま一直線に対岸へと向かう。 湖を半分渡ったぐらいだろうか、突然ミュウツーがその姿を消した。 主「!、どこn」 言い終わらないうちに背後にあのプレッシャーを感じた。 思わず体の動きが止まる。俺の後ろにフワフワと浮くミュウツーの姿を見つけた。 ミュウツーはゆっくりと話しだす。 M「ワタルとか言ったか、あのトレーナーは。 確かに約束したはずだ、私の家を荒さないと。 しかもこんな子供が忍び込んでくるとは。」 ワタルのヤツ、最初から知ってたんだな。何が怪物退治だ。 だがワタルへの文句を考えるのは後にしよう。 500(ID 19MtpEit0) 主「お前がミュウツーだな。俺はお前の討伐を頼まれたんだ。 悪いけどここから出て行ってもらうぞ。」 俺の精一杯の強がりを聞いても、ミュウツーの俺を見下す瞳は変わることはなかった。 M「なぜ私の名を知っているのかは聞かない。 だが、かかってくると言うならば遠慮はしない。」 そう言うとミュウツーの周りの空間が俄かに歪みはじめる。 主「潜れカメックス!」 ゴォーンという轟音が響き渡る。 ミュウツーのサイコキネシスで発生した衝撃波が洞窟の壁を破壊する。 俺とカメックスは咄嗟に水中に逃れたが、当たれば大きなダメージを覚悟しなければならないだろう。 すぐにサイコキネシスの第二波がやってくる。水中であっても、その威力はいささかも落ちないらしい。 カメックスに捕まりながら水中を高速で移動しサイコキネシスを避けつづける。 ここが水の中でなければすぐにミュウツーにとらえられていただろう。 だが避けつづけるのも難しい、確実に衝撃波はカメックスに近づいてくるし、 なにより俺の息がもたないだろう。 俺はふと作戦を思いついた。上手くいくかはわからない。 だが試す価値はあるだろう。 俺はカメックスの腕をそっと指でなぞり作戦を伝えた。 俺はカメックスと別れると対岸へと泳ぎだす。 501(ID 19MtpEit0) バシャンバシャンと大きな音が鳴り響く。 サイコキネシスが水面へとぶつかる音だ。 どうやらまだミュウツーは俺とカメックスが別れたことに気付いてないらしい。 俺は急いで岸へと上がると、大きく息を吸い込んだ。 主「今だ!カメックス!」 腹の中から今出せるだけの大声は張り上げる。 声のでかさなら自信があった。ミュウツーも一瞬動きを止める。 カメックスもそのタイミングを見計らって、ハイドロポンプを打ち出した。 水圧でバランスを崩したミュウツーは湖へと落下していった。 M「こんなもの、すぐに。」 主「カメックス、最大パワーでれいとうビーム!」 俺は攻撃の手を緩めなかった。 地底湖の水を一瞬で凍らせ、ミュウツーを氷の中に閉じ込めた。 これでしばらく動きを封じることが出来るだろう。 それにダメージも大きいはずだ。 M「なるほど、上手い手だ。 私自身を凍らせるより、水を凍らせる方が簡単だ。」 感心した様子でミュウツーは呟いた。 とっさに思いついた割には奇跡的上手くいった、我ながら行き当たりばったりな作戦だ。 M「私もまだまだ未熟なようだ。この程度の小細工にハマるとは。」 俺はあらかじめ用意していたモンスターボールをミュウツーに向けて投げる。 どうやら観念したらしい。ミュウツーはモンスターボールに収まった。 502(ID 19MtpEit0) 主「ふぅ、死ぬかと思ったぁ」 思わずその場にへたり込んだ。 主「カメックスもごくろうさん。戻ってくれ。」 氷が浮かぶ湖に浮かぶカメックスを、ボールに戻した。 主「出て来い、ミュウツー。」 一息つくとミュウツーのボールをボールから繰り出す。 そして背負っていたリュックからなんでもなおしを取り出して、ミュウツーに投与してやる。 ミュウツーの体の氷はみるみるうちに溶けていった。 M「なぜ今なんでもなおしを使う?ポケモンセンターとやらに連れて行けば良いだろう?」 主「よく知ってるな。ワタルから聞いたのか?」 M「いや、聞いたのではなく・・・。」 言いかけて答えをはぐらかされたことに気づき、少し不機嫌になったようだ。 主「さてと、これで良し」 氷も完全に溶け、ミュウツーも健康になったようだ。 M「フッ。面白いやつだなお前は。 お前なら私をもっと強くしてくれるかもしれない。 主と認めてやる。よろしく頼むぞ、主。」 面と向かって言われると照れてしまう。俺は顔が赤くなるのを隠してリザードンを繰り出した。 主「じゃあ行きますか。リザードン、あなをほるを頼む。」 505(ID 19MtpEit0) リザードンは硬い岩盤をものともせずに、洞窟の入口へと向かって進んでいく。 やがて光が穴の先を照らしはじめた。 ボコっと音がして、穴が開通する。 急に地面からはい出したために太陽で目が眩む。 だけど悪い気はしない。 あまり長い間洞窟にいたわけではないが、懐かしさを感じる。 ふとミュウツーを見ると眩しさに驚いているようだった。 M「フフッ。主の顔、泥で酷い顔だな。実に愉快だ。」 ミュウツーがこちらを向いて笑いかけてきた。 主「いや、お前に言われたくないから。お前も結構汚れてるから。」 少しムカついたので言い返す。 そんな漫画のような会話をしながら、俺は考えていた。 この太陽の眩しさも、その笑顔も、どうか忘れないで欲しいと。 糸冬
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462 ID qAvhz5c0 目が覚めた時、私の心は、びっくりするぐらいに軽かった。 ナンダか、とても懐かしい夢を見ていたからだろうか・・・ ここは、何処だろう、主様…そうだ…主様は何処だ? 人影が見えた、でも主様じゃない。…体が動かない!? 「な!ここは何処だ!主様は!」 「ふふふふ、気が付いたかね、ミュウツー君」 「お前は…オーキド博士…?」 主様がポケモン図鑑を集めるのを協力している博士で 私とも面識がある。その男がどうして…そして、何故…動けない 体が痺れている…?重たい?何故だ… 「まさかあそこまでダメージを食らっても生きているとはのぅ 尊敬にアタイするわい、流石最強とうたわれるだけの事はある。」 「貴様!私に…ナニ…をシタ…」 「こんな事もあろうかと、ちょいとした注射をな…なぁに、すぐ楽になるじゃろ」 駄目…だ…体が…意識…遠…く………我…こん…所で… 主…様……… 「残念じゃったのう、おぬしの会いたがってた男くんは 隣の部屋で寝ておるというのに…ふふふふふ」 「これでよい…フジくん…おぬしの研究はワシがしっかり引き継いでやるからのぉ、 グレンのラボに過去の研究履歴は全て写させて貰った。後はこのサンプルさえ居れば、くっくく…くははははは」 オーキドは高笑いを終えると、ミュウツーの顔に白いハンカチをひらりと載せ ゆっくりと部屋から出て行った。 463 ID qAvhz5c0 月--日晴れ こうして、僕らの町で起こった。この奇妙な事件は幕を閉じたっちゅうわけや。 でも、オーキドは誰にも、ミュウツーの遺体を触らせようとしなかった。 主であるトレーナーにも、や。こんなおかしい事はあらへんと思う。 月--日晴れ グレン島の突然の噴火が、オカルトマニア達に与えた影響と多大な話の種を提供したのは もはや言うまでも無い。その直前のラボの爆発事故、研究員の怪死。謎は深まるばかり 月--日晴れ グレン島の噴火はかなり大規模やったらしいけど、ジムリーダーのカツラの活躍で 死傷者はほとんど出なかったらしい。不幸中の幸いってヤツやな。ほんま 月--日晴れ 噴火する直前、ミュウツーを見たって多くの目撃情報が寄せられた。 あんまりにも情報が大量に入りすぎて、ボクのHPのBBSは大繁盛やった。 どれがほんまの話なんかは、結局全然解らんかったんやけども 月--日晴れ どうやら、その筋のオカルトマニアの話によると グレン島のラボで行われていた実験は、どうやらヤバイもんやったらしい 何でもポケモンのコピーだとか、洗脳だとか。まぁ、なんでそれで爆発してまうんかは解らへんねんけども。 マサキのblogより抜粋- 497 ID qFGVNSw0 これは、ミュウツーが死ななかった。もうひとつの物語。もしもの世界 「ふぅ、主様の唇、暖かい…ん…んふぅ…はぁ」 え・・・ミュウ・・・ツー・・・・? 男は金縛りが解けないまま、ミュウツーに抱擁されていた どれぐらいの時間が立ったのかは解らない。 洞窟の中は静寂で満たされていて、ミュウツーの興奮した吐息だけが聞こえてくる。 …まだ、動けそうにない。俺は、なすがままされるままに服を脱がされ始めていた。 あぁ、どうしてこんな事に、思考が止まりそうになっていたとき、 真っ暗な世界に突如光が差し込んできた。 「…っは!居ました!カスミさん!ここにミュウツーが!男くんも一緒でうsヴぇ」 言葉を言い切る前に、その声は途絶えた。生ぬるい何かが降りかかってきた。 ブォォォォン バキバキぃ!どぐちゃぁ、びちっびちびちびち もう一つ、雄叫びが突然と途絶えた。 ミュウツーの息がどんどん荒くなっている…あぁ…もしかして 「ちょっと?どうしたのよ?…え?」 次の光が照らし出したのは、倒れた屈強そうな男、血まみれで首から上は無くなっている。 横には腕が3本取れたカイリキー。もうとっくに絶命している。 「え…ウ…キャアア……………」 また途切れた、女の子の声だったみたいだが、まさか M「…カスミめ…この女、マタ主様に近づこうとしていた…当然の報いだ…」 あぁ、やめるんだミュウツー!ミュウツー! 唇を動かそうにも、乾ききっていて動かない。水、水が欲しい。 血の匂いが充満してきている、なんて匂い…耐えられない…誰か…助けて… 意識が、どんどんと薄れていく。あぁ…それでいい。それでいいんだ …こんな事、何かの間違いに違いないんだ。 月--日 晴れ なんて事や、ジムリーダーが、洞窟から帰ってこうへん さらに、様子を見に行ったオーキド博士も、同じように帰ってこうへん。 捜索隊が入っても、同じように出てこうへん。どないなってるんや? 月--日 晴れ 僕の家に遊びに来たあの女の子も、洞窟に行ったっきりや どないしよう。あれから3日もたつのに、未だに捜索隊も何も出てこうへん。 レンジャーは何やっとんねん。今度、僕もちょっと付いて行ってみるわ。 マサキのblogより抜粋- また、この日のエントリーを最後に、このblogは更新されていない。