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ドラマCD テイルズ オブ ファンタジア(Chapter.1~3) + 目次 概要 内容Chapter.1 Chapter.2 Chapter.3 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 ドラマCD テイルズ オブ ファンタジア 発売日 1999年5月8日(Chapter.1)1999年6月5日(Chapter.2)1999年7月10日(Chapter.3) 販売/出版 株式会社ムービック(アニメイト) 編著 価格 2,940円(税込) 商品画像 内容 Chapter.1 1.ヴァルハラ戦没(1~12) 2.ふじばやしすずのにんじゃにっき~変化の術 3.ふじばやしすずのにんじゃにっき~高飛びの術 Chapter.2 1.アルペイン流最終奥義(1~10) 2.ふじばやしすずのにんじゃにっき~水蜘蛛の術 3.ふじばやしすずのにんじゃにっき~桃色の術 Chapter.3 1.大いなる実り(1~10) コメント チャプター1は過去編のダオス戦前、チャプター2は過去編のダオス戦後~現代のチェスター モリスン救出後、チャプター3は未来編が舞台のシナリオ。 関連リンク ふじばやしすずのにんじゃにっき 関連項目 関連商品:廉価版ドラマCD BOX テイルズ オブ ファンタジア 被リンクページ キャラクター:ファンタジア サブイベント:ナンシーとエルウィン ネタページ:その他キャラ(TOP) 関連商品:TOPなりきりダンジョン 関連商品:テイルズ オブ ファンタジア ドラマCDシナリオワークス 関連商品:ファンタジア 関連商品:廉価版アンソロジードラマCD BOX テイルズ オブ ファンタジア 関連商品:廉価版ドラマCD BOX テイルズ オブ ファンタジア ▲
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テイルズ オブ イノセンス 【ているず おぶ いのせんす】 ジャンル ロールプレイングゲーム(シリーズ内ジャンル名 想いを繋ぐRPG) 対応機種 ニンテンドーDS メディア 1GbitDSカード 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 アルファ・システム 発売日 2007年12月6日 定価 6,090円 プレイ人数 1人 レーティング CERO B(12歳以上対象) コンテンツアイコン 暴力、言葉・その他 廉価版 Welcome Price 2800 2008年10月30日/2,940円 判定 なし ポイント 良くも悪くもシンプルな出来 テイルズ オブ シリーズ 概要 システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 テイルズ オブシリーズのDS作品第2作。略称は『TOI』『イノセンス』。キャラクターデザインはいのまたむつみ。 製作はナムコ・テイルズスタジオではなく『式神の城』や『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』のアルファ・システムが手掛けている。 DS1作目の『テイルズ オブ ザ テンペスト』があまりにあんまりな出来だったことも手伝ってか、期待が寄せられた。 1年後に発売されたDS3作目の『テイルズ オブ ハーツ』と同じ時期に製作がスタートしていることから、『ハーツ』の布石、『テンペスト』の救済措置として発売されたのではないかと言われている。 システム DS LIBS(ディメンショナルストライドリニアモーションバトルシステム) 基本的なグラフィック等のベースはPS2『アビス』の物と同様。フリーランを使用し自由なライン移動が可能。 本作ではPS2『リメイク版デスティニー』と同様の空中コンボ「アサルト」を繰り出せる他、特技系統は『シンフォニア』の3段階制を継承、『レジェンディア』の敵HP表示とパッシングスルーに相当する避け移動も存在。 なお、敵HPが表示される事によってシリーズ恒例のスペクタクルズも無意味になると思われがちだが、本作のモンスター図鑑もスペクタクルズを使用したモンスターに完成率が適用される仕様にされているため、スペクタクルズの出番もきっちり用意されている。 覚醒システム お馴染みの「オーバーリミッツ」に相当するシステム。 連続で攻撃を当てたり、敵の攻撃を連続でガードすると上昇し、ゲージがMAXになるとステータスの上昇や秘奥義の使用、インフィニティジャム(後述)の発動が可能になる。 インフィニティジャム 『シンフォニア』の「ユニゾンアタック」の発展系とも言うべきシステム。覚醒ゲージがMAXになると発動可能。 発動すると発動者の覚醒ゲージが空になるまで敵が無防備になり、その間は自由に連携攻撃が可能になる。 発動中にLボタンを押すと操作キャラクターを他の戦闘メンバーに入れ替える事も出来、そのまま他のキャラクターの連携に繋げる事が可能。 要するに本作の戦闘は「これまでのシリーズ作品のいいとこ取り」とも言うべきシステムといえる。 スタイルシステム 『シンフォニア』のタイプセレクトとEXスキルを発展させた育成システム。本作では数種類のスタイルから選択してキャラクターをカスタマイズする育成制度を採用している。 基本的なスタイルは物理攻撃重視の「アドバンスト」、術攻撃重視の「ウィズダム」、防御重視の「ガーディアン」、機動力重視の「テクニカル」の4種類で、隠し要素として覚醒重視の「イノセント」と苦行・ボーナスの「ヴァーサス」も存在。 物理攻撃あるいは術攻撃重視のスタイルの存在から、全キャラが近距離系特技を取得していたり、本作では『デスティニー2』以来の全パーティーキャラが術を使用出来る様になっていたりしている。 各種スタイルのレベルを上げていくと「アビリティー」というスキルを取得する事が出来る。アビリティーはキャラクターにセットする事が出来、スタイル共々様々なキャラクターを作る事も可能。 ギルド・ギルドダンジョン 従来における「サブイベント」に相当する存在。各街の「ギルド」という施設で依頼を引き受ける事が出来る。 ギルドでのクエストは主に各地に点在する「ギルドダンジョン」というエリアにて行う。また、終盤戦になるとダンジョンを介しない物も登場する。 ギルドで行うクエストは「行方不明の子猫を探せ」や「特定のモンスターを規定数倒せ」といったありがちな物から、「ステータスダウン効果の付いた防具を装備して一定回数勝利する」という尖った物まで様々。 「ギルドダンジョン」は通常のダンジョンとは異なり、入る度に構造や宝箱の中身が変化する。出現敵もクエストのレベルに応じて変化。 絆システム 本作では特定キャラクター間との『絆』というパラメーターが設定されており、一緒に戦闘した回数、イベント、スキットでの選択肢や行動、料理を食べる(後述)ことによって上昇するようになっている。 要するに『シンフォニア』の「好感度」システムの発展系。ただし本作の絆値は『シンフォニア』における「主人公に対して仲間からの評価」という物では無く、あくまで「主人公含むパーティーキャラに対しての周りからの評価」程度に留まっている。このためか、本作の絆システムは『シンフォニア』のようなギャルゲーじみた物では無い。 料理について 本作の料理は体力回復効果はほぼ無く、一定時間ステータスが変動する物と絆が上昇するもののみに統合されている。 料理レシピの取得方法も「各地のワンダーシェフ等から料理のレシピを直接教えて貰う」から「ギルドでグレードと交換する等をしてレシピアイテムを取得した後に同アイテムを使用する」事に変更。本作では料理自体も「アイテム」として扱われている関係上、作成した料理もコレクター図鑑に登録されるようになっている。 覚醒リスト シリーズお馴染みの「称号」に相当するシステム。 本作では様々な行動を引き起こす事によって、「ライブラリー」内の「覚醒リスト」の項目が埋まっていく。要は「実績解除」。 通信モード 『テンペスト』同様、複数プレイヤーによるマルチプレイが可能。 ストーリーの進行からギルドダンジョンへの挑戦まで、戦闘を協力して行うことができる。 ただしメニュー操作や場所の移動等は1Pのみ可能で、戦闘中のキャラクターの切り替えやインフィニティジャムの使用は不可能。 なお通信プレイ終了後に、2P以降にも入手したガルドやグレード、ギルドポイント等が給付されるほか、全員に「ヴァーサス」スタイルが解禁される。 他 シリーズお馴染みの「ソーサラーリング」に相当する物が存在しない。 ただ、本作ではフィールド・ダンジョン移動中に物理攻撃(アサルト)を繰り出す事が出来る。 「アサルト」を敵オブジェクトに当てて戦闘に突入すると、敵の背後に回って戦闘開始した時と同じく、開始時に先制攻撃を繰り出す事が出来る。このシステムは後に『ゼスティリア』でも採用されているが… 評価点 グラフィックはDSの性能を考えれば出来が良い。 初めてまともにプレイできる様になったDSのテイルズ オブ シリーズ作品である事 前作『テンペスト』はキャラやストーリーはともかく、開発元のノウハウ不足の関係でシステム面の破綻によりまともにプレイする事すら困難な作品であった。 だが、本作は経験あるスタッフの制作により、システム面は通常の作品と遜色の無い程度に進化。ひとまず安心といったところだろう。 戦闘システムは好評。 『アビス』や『シンフォニア』を発展させた戦闘はスピーディかつ奥深く、空中でコンボが続いた時はかなり爽快。一体の敵を一定時間戦闘に参加しているキャラ全員で一方的に攻撃し続けられる「インフィニティジャム」や、一定時間攻撃力や詠唱速度が高まる「覚醒」を使って様々な組み合わせのコンボができる。 いのまたむつみによるキャラクターデザインもユーザーからの受けは上々。キャラクター自体も、気弱な主人公・ルカや、それをネタにルカをいじり倒す新機軸ヒロイン・イリアなど、これまでのシリーズにない魅力を持っている(描写が描写なので、好みは分かれるが)。 演出関連 OPはKOKIA氏の独特の世界観とプロダクションI.G製作のアニメーションも相俟ってハイクオリティに仕上がっている。 加えて、本作はDSシリーズの中で唯一EDにも主題歌(*1)が存在する作品でもある点も評価出来るだろう。 従来のシリーズ通り、豪華な声優を採用した個性の強いキャラクターは健在。 フルボイスではないもののイベントシーンにも声がついている。 サブキャラにも主要キャラとしての活動も多い若本規夫、杉田智和、沢城みゆきを採用しているほどである。 若本氏が演じる「第二のアナゴ」こと「ガードル」もさることながら、悪役の一人「ハスタ・エクステルミ」は、脱力系かつ電波過ぎる言動や声優の真殿光昭氏による狂演もあってか、非常にコアな人気を持つキャラクターになっている。 賛否両論点 シリーズ恒例のスキット(フェイスチャット)にほぼ声がついておらず、収録数も少なめ。また、テイルズではお馴染みの劇中アニメーションがない(Wiiの『ラタトスクの騎士』にも言えることだが)。 スキットに声が付いていない関係上、本作の多くのスキットには内容次第では絆値を上昇させる効果がある選択肢があり、話が分岐する物も多い。 この点はカートリッジの容量が少ないDS故、仕方ないところではある。とはいえ、少なくとも『テンペスト』よりは改善されている。 称号の廃止 テイルズ オブ シリーズでは恒例の収集要素としてキャラクター毎の「称号」が存在していたが、本作では廃止されてしまった。称号の無い本編タイトルはPS版『デスティニー』以来の事になる。 称号の廃止によりサブイベントの総数も激減していたり、ステータスボーナスも存在していない…と言いたい所だが、本作では称号に代わるイベント要素は「覚醒リスト埋め」で、ステータス増減要素は「スタイル」でそれぞれカバーされている。 アクセサリー種類の激減 従来のシリーズ作品には消費TP半減の「フェアリィリング」や詠唱時間減少の「ミスティシンボル」など様々な効果を持つアクセサリーが存在していたが、本作では「ポイズンチェック」を代表とする状態異常軽減系と「フレアマント」等の属性軽減系の2種類しか存在せず、従来作と比較してバリエーションに欠ける。 ただ、本作では各種スタイルを育てて取得する「アビリティ」のセットで詠唱時間減少やHPが徐々に回復などの効果を得ることができる。加えて、術技も熟練度を上げるたびに消費TP量が減少していくシステムになっている。このため最終的には従来シリーズ作品と遜色ない程度に収まるだろう。 問題点 フィールド画面と世界設定の問題 フィールドではこれまでの作品で登場していた宝箱やスキットポイントといった物が存在せず、探索の面白味に欠ける。 一応、フィールド移動中にカスタマイズアイテムや薬草を獲得できる「採取ポイント」が出現する事があるが、1回のみ調査できるフィールドの物よりもギルドダンジョンの同型の物の方が多く調査できるため、わざわざフィールドに採取ポイントを用意した意義が薄い。 また「ナム孤島」や「ねこにんの里」といった恒例のお楽しみスポットが存在せず、サブイベントは基本的に町かダンジョン限定になってしまった。シリーズ恒例のおまけダンジョンがフィールドに存在しているのがせめてもの救いか。 この「町・ダンジョン以外のフィールドオブジェクトは完全排除」という方針に従ってか、本作のマスコットと本作のねこにんポジションのキャラクターを務めるコーダの種族「ミュース族」の集落が存在してない事で生態系が全く分からず、街の住人との会話で情報が聞ける「鉄道」も序盤のイベントで登場したきりで町中の駅やフィールドで走っている描写が見当たらず、どちらも「ほぼ設定のみの存在」と空気化している感が否めない。 ダンジョンが単調な上長く、敵も多い。その上パーツのコピペを多用しているため似たような道が多く非常に迷いやすい。 加えて、「テンペスト」に続いて「マルチスクリーンを利用したダンジョンマップ表示」という親切な仕様も存在しない点も本作のダンジョンの迷いやすさを助長していると言える。 一応、宝箱やセーブポイント等のマップ内オブジェクトの存在を記憶する事で大体のプレイヤーの位置を把握出来るが、それでも迷いやすいと言わざるを得ない。 特に顕著と言われているのが「マムートのギルドダンジョン」。このダンジョンではカメラアングルがプレイヤーに近い、マップ内オブジェクトの数が少なく目印が分かりにくい、ダンジョン区分の関係で進入の度にマップ構成が変動する等々…只さえも迷いやすい本作のダンジョンの中でも屈指の迷いやすさを誇る。このダンジョンは区分の関係でクエスト受注対象になっているが、上述のダンジョン仕様が存在するため、ここを介してのクエストは達成難易度が非常に高い。幸いここでしか受けられないクエストは存在しないため、クエスト数をこなしたり各種コンプリートを目指すのなら他であたった方が良いだろう。 最終ダンジョンに至っては 延々と螺旋階段を上るだけ の構成。その上通路が狭いため敵を避けるのはほぼ不可能。 この作品の後に同社が開発したファンディスク『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2』でもこの点は同様。 また、隠しダンジョンは自動生成ダンジョンであるのだが、裏ボスと戦うためには セーブなしで地下100階 まで潜らなければならない。一応5階ごとに脱出ポイントはあるが途中入場は不可能と、あまりに面倒くさすぎる。 シナリオも評価が低い。前世との過去が複雑に絡み合うシナリオと書けば聞こえは良いが、その割には内容はかなりあっさりしており、全体的に説明不足。 主要キャラクターは前世で知り合い同士で、それが重要な部分を占めているのだが、大抵の敵キャラが前世にとらわれすぎている。チトセに至ってはルカを慕う理由もイリアを憎む理由もすべて前世から引きずっているものであり、「お前のアイデンティティは前世が絡んだものだけか」と批判されるほど。 前世の記憶を辿って行くのが中盤の旅の目的なのだが、それで見れる前世の回想が断片的であるところも、説明不足に拍車をかけている。 現世のキャラも大抵は登場してから初めて(あるいはその直前に)前世のキャラが初登場することが多い。そのため「この人物の前世はあの人物だったのか」というような意外性のある部分は少ない。 加えて、前世の因縁から一度は裏切る人物もいれば、こちらに向かって実際に攻撃してくる人物まで現れる。それなりの事情があるとはいえ、そこに同情できたプレイヤーは何人いることやら。 エルマーナ「ウチ前世はヴリトラやってん」ルカ「へー、ぼくアスラ」のような会話に代表されるように、まるでネットゲームで知り合った仲間が現実(オフ会)で出会ったかのような描写から「初めてのネトゲオフ会」と呼ばれる事も。 戦闘バランスにもやや難がある。 序盤こそ普通だが、中盤あたりから敵の能力がインフレし始める。プレイヤー側はHPやTPがレベルを上げてもあまり上がらず、こちらの取れる行動の選択肢が限られてしまう。これに耐えかねて投げる人も。 特技・秘儀・奥義の3段階のシステムを採用しているのに、セットできる術技が4つのみと少ない。そのため戦闘がワンパターンになりがち。 セットできる術技が少ない分、比較的シンプルな戦闘になっているの救いか。 『アビス』までの3D作品で登場していた「払い」の通常攻撃が廃止され広範囲攻撃が術技に絞られてしまった。この仕様からか全体的に攻撃範囲が狭く、戦闘の際に袋叩きに遭う率が高い。 特に顕著に見られるのが蟹の姿をしたモンスターとの戦い。これらモンスターは攻撃力・防御力共に高めでスーパーアーマー持ち。かつ複数で現れるモンスターでもあることから、基本的な攻撃範囲の狭さも相まって、いつのまにかフルボッコされていた…ということになりかねない。 本作での戦闘終了後のガルド及びアイテム獲得は敵を倒すと飛び散るオブジェクトを回収しないと獲得出来ない仕様になっているため、一つ取り逃すだけで取得ガルドが下がる上にアイテム獲得もままならない。 これの対策としてはテクニカルのスタイルのレベルを上げるで取得出来る「吸い上げ」のアビリティをセットする事や、作戦の優先行動で「お金を回収しろ」「アイテムを回収しろ」を設定すれば良い。しかし前者の場合はシステムの都合上、アビリティセットの容量を圧迫してしまいキャラクター育成の自由度が低下してしまう難点も存在する。 戦闘画面及びモンスターのデザインは『アビス』のほぼコピペ。見た目での新鮮味はほぼ無い。 しかも『アビス』で強すぎていた点が指摘されていたフリーランもほぼ未調整で登載されている。そのうえON/OFF可能だったアビスとは違って標準システムとして存在し、フリーラン中にも攻撃をくり出せる。このことから只さえも強すぎたアビス以上にフリーランの強さに磨きが掛かってしまった。 ニンテンドーDSのボタン数の関係かターゲット切り替えとフリーランが同一ボタン(短押しでターゲット切り替え、長押しでフリーラン)に統合されている関係で少しややこしく、3Dテイルズに慣れていると操作に混乱をきたす可能性が高い。 ボタンの長押しがフリーランに設定されているため、シリーズの伝統だった「ボタン長押しで時間を止め、じっくりとターゲットを絞り込む」事が不可能になってしまった。 本作の敵も秘奥義を放つが、『アビス』のように敵のHPが何%を切ったら発動させるという仕様ではなく、難易度が上がれば何度でも秘奥義を放つようになる。そのため、理不尽死が起こりやすい。 練り込み不足なギルドシステム 依頼内容は画一的で、ただポイントを稼ぐだけの作業ゲーになっている。 一応フォローすると、依頼の中にはギルドダンジョンでしか戦う事が出来ないモンスターや、特殊アイテムを装備して進める物も存在している事から各種図鑑のコンプリートには必要不可欠。クエストで獲得出来るグレード量も戦闘時の物と比べて多く、引き継ぎアイテム(後述)の購入には必須となっている。 グレードを消費して各種便利アイテムや2周目引き継ぎ権利を買うことが出来るが、過去の作品に比べて引き継ぎアイテムが高すぎる。ギルドでクエストを破棄しただけでここの消費ポイントを1%値上げされてしまう。(*2) こう書くと「じゃあ諦めずに全てクエストを達成したら良いのでは」と多くのプレイヤーは思うかも知れないが、クエストの中には「全ステータスが大幅にダウンしてしまうペナルティの付いた防具をパーティー全員が強制装備してストーリー後半戦の敵に10回戦闘で勝利する」という内容のライトプレイヤーお断りな物が2つ程存在する。このためかコレクター図鑑埋めを目的としているプレイヤーの場合は、クエストを受注して図鑑登録したら、受注したクエストをすぐに破棄してしまいやむを得ずギルドアイテムを値上げしてしまう可能性が高い。 また、ギルドで交換可能な引き継ぎアイテムの値段も記述では「高すぎる」と言い回しこそネガティブだが、実際は高ランクのクエストの受注を繰り返す事で意外とあっさりと交換に必要なグレードを稼げてしまう。このことから、引き継ぎの難易度もシリーズの中でも相当低い部類に当り、下手すると1周目クリアの時点で全ての要素が引き継げてしまう。対して戦闘時の獲得グレード量はいつも通りでクエストと比べると遙かに稼ぐペースが劣ってしまう。よって本作でのグレード稼ぎは最終的にギルド頼みになる点が否めない。結論を言わせてもらうとグレード関連のバランスが取れてない。 グレードとは別に戦闘評価がエターニア以来の復活となったのだが、戦闘ランクノーマルでは満点を取るのが非常に困難である一方で、ハード以上だとレベルを上げて序盤の敵を瞬殺しただけで満点が取れてしまう。 高評価のものは5つまで記録されるのだが、同評価のものは古いものから順に消去される。保存は不可能で、コンボが長く続いた記録等も雑魚との戦闘の記録に容赦なく上書きされてしまう。 引継ぎによって一部イベントが起こらなくなり、いくつかの要素がコンプリートできなくなるバグが存在する。 その場合引継ぎアイテムを捨てて周回すれば復活するが、引き継がなかった要素をまた集めなおす必要がある。 敵幹部の中にはボイス数が少なく序盤と終盤にしか用意されて無いキャラクターも存在する。 しかもそのキャラクターがボイス付きで登場した際のキャラクターモデルは既存の敵からの使い回しで、殆どの敵幹部が取得している秘奥義すら無いという酷い有様。 もっともその場面でのボイス自体は多く、戦闘ではやたらと喋りまくるのがせめてもの救いか。 総評 グラフィックなどはDSの性能を考えればかなり出来がいいが、上記の問題点が足を引っ張ってしまい、評価は割れ気味である。 ただ、あんまりすぎる出来であった前作である『テンペスト』による前評判の悪さを覆すには十分な出来であり、特に戦闘面にこだわるユーザーには満足できる内容である。 簡単にまとめれば、シンプルさが売りの出かけ先でも気軽に出来るRPGといったところか。 その後の展開 本作はシリーズ恒例の小説版が発売されている他、ジャンプスクエア創刊号からコミカライズ版も連載されていた(全12回)。 この作品の後にDSで発売された『ハーツ』(こちらはナムコ・テイルズスタジオ製作)では、今作の問題点をほぼ改善してはいるのだが、斬新過ぎる販売戦略によってゲーム外の部分で評価が割れることになってしまった。 2012年にPS Vitaで『テイルズ オブ イノセンス R』としてリメイクされた。 戦闘システムの変更、シナリオの一部書き換えおよびマップの追加、フルボイス化、グラフィックと音質の向上、キャラの追加などがされた。 余談 パーティキャラの半数は同社が本作の一年前に製作した『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』のキャラモーションの大半を流用している。 具体的には主にスパーダがロイドから、アンジュが盗賊から、エルマーナが格闘家(あるいはセネル)からである。技の大半が共通していることからも明らかであろう。 ルカに関しては主にプレセアやガイから技を引用しているが、モーションは異なる。 術については闇属性のもの以外は『シンフォニア』に登場したものが多い。 イリアやリカルドは当時のシリーズでは珍しい銃を扱うキャラということもあり技は本作初出のものが多い。 後に『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』にてガンマンがイリアのモーションより追加された。
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登録日:2010/02/27(土) 08 12 23 更新日:2024/05/30 Thu 03 20 52NEW! 所要時間:約 5 分で読めるパン ▽タグ一覧 2005年 PS2 TOL 「ステラァァァァ!」 ふっはっくらえ ゲーム テイルズ テイルズオブシリーズ ナムコ バンダイナムコ パン パンのある項目 ヒョオオオオオ レジェンディア 一人用 不遇の名作 任せてくれ 愛のある項目 涙腺崩壊 絆 豪華声優陣 鉄拳スタッフ製作 この項目は小生が独断と偏見で解説させていただくパン。 読みにくい、分かりづらい等の意見は受け付けないパン。 概要 ストーリー 登場人物パーティメンバー その他のキャラクター 特徴・評価 余談 概要 テイルズ オブ レジェンディアは、2005年8月25日にナムコから発売されたPS2用RPGだパン。 ジャンルは「絆が伝説を紡ぐRPG」、キャッチコピーは「信じる思いを力に変えて」だパン。 開発は従来のナムコ・テイルズスタジオではなく、ナムコが新設したチーム・メルフェスが担当していて、キャラクターデザインや作曲家を一新したテイルズオブシリーズの異色作パン。 キャラクターデザインは中澤一登氏、BGMは椎名豪氏が担当しているパン。 主題歌はDo As Infinityの『TAO』、オープニングを始めアニメパートは従来通りProduction I.G制作だパン。 ストーリー 世界の大半は、 荒れ狂う海に覆われていたパン 爪術(そうじゅつ)と呼ばれる特殊な技を使いこなす少年セネル・クーリッジとその妹のシャーリィ・フェンネスは2人で小型船に乗り、霧の立ちこめる海上を漂流していたパン。 食料は尽き、体力も限界に達しかけたとき、突如として霧の中から島が姿を現すパン。 しかもそれは鸞くべき速度で接近し、小型船は荒波にのみ込まれてしまうパン。 そして2人が目覚めた場所はさきほどの島パン。 それは土壌に覆われて植物が茂り、島のような外観になってはいるが足元に広がる大地は紛れもなく、人工的に造られた巨大な「船」だったパン。 古代文明の遺産である「遺跡船」パン。 そこで待ちうけていたのは、シャーリィを狙う者達パン。 彼女を「メルネス」と呼ぶ彼らが企むこととはパン……? セネルとシャーリィは、多くの仲間たちと出会いながら幾多の出来事を乗り越え、やがて世界や人類の真理をも巻き込む大きな問題へと導かれていくパン。 登場人物 パーティメンバー ◎セネル・クーリッジ CV.鈴村健一 本作の主人公。妹を守るため拳で戦う熱いお兄ちゃんパン。 ハッキリ言って最初はかなりDQNな印象を受けるキャラだパン。 けれどそれは妹を心配するお兄ちゃんゆえの暴走パン、本当は結構気さくな兄貴パン。 倒れた敵は取りあえずぶん投げるパン。 「ステラァァー!」は偶然パン。 ◎シャーリィ・フェンネス CV.広橋涼 本作のヒロイン。本編の彼女はずっと強制縛りプレイなため正義感が空回りする鬼畜仕様パン。 交わした約束はどんな手を使っても守ろうとするやたら律儀な奴だパン。 監禁生活15年、ずっと友達がいなかったらしいパン。 「わたしはだいじょうぶだから」 ◎ウィル・レイナード CV.千葉進歩 博物学者でメガネな筋肉のおっさんだパン。 みんなのまとめ役パン。 かなりの魔物マニアで珍しい魔物が関わると変人になるパン。 この鍛えられた腹筋とハンマーが武器なのにキャラ性能は魔法使いだパン。 ◎クロエ・ヴァレンス CV.浅野真澄 主人公っぽい技を使うクーデレ女剣士パン。 本作の裏ヒロインで、セネルもシャーリィも彼女を特に気に掛けているパン。 イイ奴だけど、わりと後先考えず行動する無鉄砲女パン。 「言ったはずだ。覚悟がなければ、死ぬと……」 ◎ノーマ・ビアッティ CV.水橋かおり 自称トレジャーハンターの家出娘パン。 パーティのムードメーカーとトラブルメーカーを兼任しているパン。 KYなキャラクターに見えるけれども、実際は空気をかなり読んでるみたいだパン。 他人に変なあだ名をつける癖があるパン。 セネル → 『セネセネ』 シャーリィ → 『リッちゃん』 クロエ → 『クー』 モーゼス → 『モーすけ』 ジェイ → 『ジェージェー』 グリューネ → 『グー姉さん』 ウィル → 『ウィルっち』もしくは『おやじ』 ちなみに小生のあだ名は『ワンパン』(*1)だパン。誰も呼んでないパン。 挙げ句の果てには滄我(そうが)と呼ばれる大いなる存在すら『滄我ちん』(*2)だの『滄我ぽん』(*3)だの呼び始めるパン。 「だーもー」 ◎モーゼス・シャンドル CV.中井和哉 魔獣使いで裸族な山賊パン。 仲間想いの熱い漢で、セネルとはかなり波長が合ってるパン。 だけどコイツがシャーリィを誘拐したせいで物語がイロイロとこじれたパン。 「ヒョオオオオオオ!」 ◎ジェイ CV.白石涼子 情報屋をしている小僧だパン。女の子でないパン。 皮肉を言ったりイヤミを言ったり、なかなか意地の悪い性格をしているパン。 敵には非情になれるクールなヤツだけど、仲間やモフモフ族には甘い所も有るんだパン。 「モーゼスさーん 死んじゃって下さーい」 ◎グリューネ CV.川澄綾子 天然パン。 多分本作で一番ツッコミ所が多いキャラパン。 何をやらせても必ず皆とズレる最強の天然パン。 記憶喪失を差し引いてもヒドすぎると思うパン。 称号で唯一TP消費半減ができるなど優遇されてるパン。 あとパンツはけパン。ノーノーパンパン。 「あらあら、それは大変ねぇ」 その他のキャラクター ◎ヴァーツラフ・ボラド CV.小杉十郎太 どっかの国の王子様パン。 本作の諸悪の根源みたいなヤツだパン。 かなりの極悪人なので、力の限り、消し飛ばすつもりでぶん殴るのが正解パン。 ◎ステラ・テルメス CV.園崎未恵 セネルにとってのヒロインパン。 シャーリィの姉でもあり、かなり不幸体質パン。 ◎フェニモール・ゼルヘス CV.小清水亜美 シャーリィのヒロインパン。 そして初めての友達だったらしいパン。 ◎テューラ・ウェルツェス CV.小清水亜美 シャーリィのもう1人のヒロインパン。 フェニモールの双子の妹だパン。 ◎マウリッツ・ウェルネス CV.大友龍三郎 水の民のジジイパン。 コイツも遠慮せずぶん殴るパン。 ◎ワルター・デルクェス CV.櫻井孝宏 水の民のイケメンパン。 コイツも遠慮せずぶん殴るパン。 セネル大嫌いなストーカーみたいなヤツパン。 通称過労死パン。 ◎ミミー・ブレッド CV.神田朱未 新主人公で真ヒロインの超絶美女だパン。 何を隠そう小生の事だパン。 ワンダーパン職人流パン術を世界に伝えるため遺跡船で大暴れするパン。 もしも小生と熱いデュエルがしたいなら闘技場で待ってるパン。 小生のことをパンの耳とか言うヤツには「魔神パン」だパン。 ちなみにPS2版テイルズオブデスティニーにも出てやってるパン。 レディアントマイソロジー3にも登場決定パン。えっへんパン。 特徴・評価 本作はシリーズ内でもシナリオやBGMの評価が高い一方で、肝心の戦闘システムの評価が微妙な作品となっているパン。 本作のシナリオは大きく2部に分かれていて、前編がセネルとシャーリィを中心とした「メインシナリオ」、後編がパーティメンバーそれぞれの物語が展開される「キャラクタークエスト」と呼ばれるパン。 前編は正直、よくある普通のRPG的なシナリオだパン。 ただ、後編のキャラクエはかなり好評で、各キャラの個人的な事情や心情に深く切り込んでいくドラマティックなシナリオになっているパン。 『絆』がテーマの本作らしい、感動的で泣けるエピソードも多いパン。 ただ、前編でも後編でも物語の舞台は遺跡船のままで、しかも後編では前編で攻略済みのダンジョンを使い回すので、その点は不評だパン。 それからBGMの評価はめちゃめちゃ高いパン。 フィールド曲の『鳥は鳴き、僕は歌う』を筆頭に、ボーカルコーラス付きの曲とかもあって、メロディアスで壮大な楽曲が多いパン。 日本のゲーム音楽の祭典『PRESS START』(*4)では、マリオだのペルソナだのといった音楽的に評価の高いゲーム作品と並んで、本作の楽曲が選ばれているパン。 戦闘システムはちょっと独特で、なんとシリーズ恒例の秘奥義が存在しないパン。 もともとは入れる予定だったらしいのに、大人の事情で没になったらしいパン。 だけどレディアントマイソロジーとかの外伝作に本作キャラが登場するときには秘奥義が設定されているパン。小生も欲しいパン…。殺劇舞荒パンとかがいいパン。 戦闘システムの独自要素として、ダウンした敵をつかめる『投げ技』(セネル限定)、敵全体の動きを止めて一定時間フルボッコにできる『クライマックスモード』というシステムがあるパン。 ただ、敵が硬すぎるとか、投げ技が微妙とか、エフェクトが地味で爽快感がないとかの意見も多くて、戦闘に関する評価はあんまり良くないパン…。 余談 本作発売の一ヶ月前に、『テイルズ オブ ジアビス』のタイトルが発表されたパン。 レジェンディアが制作チームを一新した異色作で、従来ファンから反発する声があったのに対し、ジアビスはいつものテイルズスタジオ制作で、しかもシリーズ10周年記念作品だったのもあって、レジェンディアは発売直前というタイミングで完全に話題をジアビスに持っていかれてしまったパン…。 とはいえ本作にも根強いファンはいるので、シリーズファンなら異色作と敬遠せずに手を出してみてほしいパン。 追記、修正お願いするパン。 タッタッタッ…ドテッ 「…いだいだパン…」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 後の真選組である -- 名無しさん (2013-09-01 13 31 46) ノーマとハリエットが後の魔法少女 -- 名無しさん (2013-12-31 13 46 38) ↑その前にノーマは魔法少女一応やってるがな、ハリエットはもっと前に魔法少女です -- 名無しさん (2014-05-16 01 04 58) キャラクターデザインが異色だった。 -- 名無しさん (2014-05-16 11 38 44) 戦闘が地味ってのはともかくダンジョンを徒歩で2回往復させられるのが苦痛だったわ… -- 名無しさん (2014-05-16 13 21 34) 詠唱が他作品と違うんだよなたしか -- 名無しさん (2014-05-26 23 18 35) 周りに一番勧められるテイルズ。なんとなくキャラデザが苦手で、まだプレイしてないんだが。 -- 名無しさん (2014-10-15 21 16 14) パーティの家族っぽい感じが好きだった -- 名無しさん (2014-10-26 23 43 58) 一番上↑偶然なのか狙ったのか -- 名無しさん (2014-10-27 00 00 08) これをやらずにテイルズを語ってはイケナイ -- 名無しさん (2014-10-27 08 49 32) 漫画かいてくれた藤村あゆみ先生はアンソロでアビスも描いてたね -- 名無しさん (2015-08-24 21 07 24) キャラクエの他に大陸編みたいな続きがあったみたいだけど容量の問題で泣く泣く削ったとか それでも今のバンナムとは大違いで大満足な量だったからこういうのならDLCも悪くはないんだよなぁ… -- 名無しさん (2015-08-24 21 36 03) ワルター使ってみたいんだけどな。中の人がアスベルやってるしもうプレイアブルキャラにはなれそうにないか -- 名無しさん (2015-08-24 22 24 43) リメイク希望。多分俺の中で一番リメイク欲高い。 -- 名無しさん (2015-10-29 13 15 19) ↑一番上 最近はワルターの人も登場したな。 -- 名無しさん (2015-12-09 13 06 07) この作品のパーティは銀魂だと幕府関係者だな。 -- 名無しさん (2015-12-18 16 57 05) シャーリィはそよ姫、ジェイは盛盛様。 偶然って凄いね。 -- 名無しさん (2015-12-18 17 49 14) ここまでくると実は向こうが狙ったんじゃないかとすら勘ぐってしまうな。 -- 名無しさん (2015-12-18 18 18 05) リメイク希望したい。幻の大陸編本当にプレイしたいわ -- 名無しさん (2016-02-03 05 29 17) 容量の都合であれ以上マップ用意出来なかったんだろうけどただでさえ移動スピードも遅くエンカウント率も高くて無駄に広いだけのダンジョンをキャラクエでもう一度全部マラソンさせられるという地獄の苦行。 -- 名無しさん (2017-03-29 03 42 55) セイバーとイクスが グリューネだったとは 外道丸 -- 名無しさん (2017-07-18 19 51 16) 未だにPS2実機でしかプレイできないのか・・・アビスもシンフォニアも移植あったのに -- 名無しさん (2019-07-23 13 50 31) 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-25 20 01 35) Wikipediaでは秀逸な記事だったのか。 -- 名無しさん (2019-09-04 13 00 08) 名前 コメント
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テイルズ オブ エクシリア 簡易紹介 テイルズ オブ シリーズのマザーシップタイトル第13作目。 主人公は男女選択型で、どちらを選んだかによってイベントが変化する。 関連ソフト テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジーシリーズ データ 公式サイト あり ※音量注意 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 ナムコ・テイルズスタジオ※2012年1月1日バンダイナムコゲームスに合併・消滅、2012年4月2日付で分社化し、バンダイナムコスタジオが設立 ジャンル 揺るぎなき信念のRPG 対応機種 PS3 発売日 2011年9月8日 価格(税込) 8,379円 廉価版 なし キャラクターデザイン いのまたむつみ、藤島康介 シナリオライター 木賀大介 プロデューサー 馬場英雄 ディレクター 宮寺直人、猪ノ木麻奈 音声量 あり 主人公 男女選択型、ミラ=マクスウェル 恋愛要素 あり 相手役 ジュード・マティス 備考 CERO:B 乙女@女主人公一般ゲーム総合スレッド その16 970 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/12 21 10 04 ID ??? テイルズ 好感度システムとかはなし。ストーリー中のカプは完全固定。 各キャラ同士のリンクバトル時間で取得できる称号に「二人はラブラブ」という説明がついてる 他カプで萌えるとしたらその称号ぐらい 固定のカプに萌えられりゃ、ゲームはかなり面白いしクオリティ高い良ゲー ショタより大人なイケメンが好き、という人には微妙か 971 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 投稿日:2011/09/12 22 56 26 ID ??? ショタってほどショタでもないしやってみるとジュード結構良いよ ゲーム自体も楽しいからわりとおすすめ 974 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/13 01 02 24 ID ??? ジュードはオカン気質のせいか、もしくはミラの天然のせいか 過度な年下っぽさは感じないな ショタは萌えないけど嫌いってほどでもない、という私のような人間は ミラの世話を焼いては、彼女の発言や一挙手一投足に頬染めるジュードが愛しいです 975 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/13 01 35 48 ID ??? ジュードいいよね! 15歳なのにしっかりしてて大人からも先生って言われてるし ミラがお腹減って倒れた時料理作ってくれたりして凄い優しいし まだ始めたばかりだけど既にラブラブな二人にニヤニヤしてるw 乙女@女主人公一般ゲーム総合スレッド その17 150 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/19 03 26 36 ID ??? 一応テイルズは女主人公で恋愛要素あったけどな ただそれ以上の缺点で萌え切れなかったが 151 : 名無しって呼んでいいか?投稿日:2011/09/19 08 53 30 ID ??? 缺点て欠点でしょ 日本語を使ってね 153 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 投稿日:2011/09/19 15 48 59 ID ??? 150 何か欠点あったっけ? ジュードが合わなかったなら仕方ないけど 155 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/19 16 38 50 ID ??? 私はやってないがオチが婉曲的にいって、p3pオチなのは本当のネタバレだったらしい 人にもよるだろうけど私はそんなオチは萎える あとジュードは可愛い幼馴染と凛々しいお姉さんでメリハリあったけど ミラはどっちも年下っていうのは微妙に不公平な気がした ミラはキャラスレみる限りじゃ、危惧されてた通りの俺の嫁主人公みたいだね 156 : 名無しって呼んでいいか?投稿日:2011/09/19 16 41 37 ID ??? 友人にあのネタばれが本当だったのかネタばれの知識そのまま聞いたら本当だったからビックリしたなw p3pオチというか、昔懐かしい聖剣オチというか…… あとジュードが微妙(というかクソだ)と友人は言っていたが つまり 150の最後の行に集約されるのか 157 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/19 16 46 01 ID ??? まだ途中までしかプレイしてないけど、俺の嫁主人公とは思わないけどな<ミラ ジュードから出てる矢印がハッキリしてるから、年下属性なくてもニヤニヤする 好みは分かれるけど、女主人公ゲーとしては良質な部類だと思うよ 158 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/19 18 00 55 ID ??? P3Pオチと同じとは思わなかったけどなあ 切ないは切ないけどジュード編もやると再会の希望もあるし あと 157と同じく俺の嫁主人公ってわけでもないとも思う 最終的にはきちんとミラ→←ジュードになってる ゲーム的な粗がないわけではないが 二人が気に入りさえすればニヤニヤできる要素はたくさんあるよ 159 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/19 19 51 35 ID ??? 言われてる欠点が何なのかは解らないけど、自分としてはミラ編は手抜きを感じる 特にストーリーはジュード編に比べていちいちワケわかめだった ジュードでクリアしてアンロックされるミラ編を最初から出来るようにしたという感じ ミラの行動理念や細かな心理描写が不十分で、主人公というよりカメラがミラを追ってるだけ 全部とは言わないけどそんな風に感じる場面があった 160 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/09/19 19 59 23 ID ??? というかミラ編だけだとイベントがぶつ切りな感じが強い 場面や説明が欠けてるのにそのまま進む シナリオが淡々としてる印象 敵の方が揺るぎなき信念を貫いてるように見える 乙女@女主人公一般ゲーム総合スレッド その18 772 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2011/12/05 21 43 44 ID ??? テイルズは今丁度プレイしてるが男女主人公にする意味無い感がありありだな ストーリーほぼ共通だし、ミラ編なのにミラが操作できずジュードを操作するしかないシーン結構あるし。 乙女@女主人公一般ゲーム総合スレッド その21 841 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2012/10/05 21 13 10 ID ??? 歴代テイルズヒロインに比べて恋愛脳じゃないのは良かったな、ミラ その分男があれだったけど 843 : 名無しって呼んでいいか? 投稿日:2012/10/05 21 24 42 ID ??? アルヴィンが乙女ゲームではありえないクズさと過去だったから、なんかあったら さすが一般ゲー!ってなったのにな 〈略〉 上へ
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Tales of Graces/TOG Wii/PS3(テイルズ オブ グレイセス エフ) ○PS3版 クロスメディアバーでゲームを選択してから、クリア後にセーブ画面が表示されるまで プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 ふずき「 sm19697512 4 04 55" 2012年12月30日 ふずき「 sm18953088 , sm18992178 4 13 03" 2012年09月23日 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2017/05/01 (月曜日) 13 00 00 更新日:2023/08/12 Sat 03 16 19NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 TOBe TOZ TOZ-X ドラゴン 中二病 兄 厨二 厨二病 天族 格闘家 森川智之 死神 海賊 災禍の顕主御一行 聖隷 『テイルズ オブ ゼスティリア』に登場するドラゴン。 ドラゴンとは憑魔化した天族の成れの果てであり、完全に実体化した浄化不能な最強最悪の魔物。 霊峰レイフォルクを住処とし、周辺で度々目撃されている。 何故か天遺見聞録に記載が無い八天竜伝説の一体とも噂される。 パーティキャラクターのエドナの兄であり、ザビーダのかつての親友。 人間好きな変わり者の天族だったが、ある日旅に出て帰ってきた頃にはドラゴンとなっていた。 ザビーダはアイゼンを殺そうとしているが、これは以前にドラゴン化した場合エドナを害する前に殺すようアイゼンと約束していたため。 スレイはドラゴン化の治療法を探すことを条件にエドナを仲間に加える……のだが、治療法の探索はその後殆ど行われない。 おまけにロゼの影響で「浄化できないなら殺すことも救い」という結論に至り、最終的にアイゼン殺害を決め実行に移す。 この決定を聞いたエドナは内心認めながらも号泣している。 一応ジークフリートで天族を「力の矢」として撃ち込めば浄化できる可能性があったが、災禍の顕主ヘルダルフに対する切り札だったため使えなかった。 結局ヘルダルフ戦で四連射しても天族の誰も死亡せず、悪影響は無かった。 アイゼンはとんだ無駄死と言えなくもない。 なお、このアイゼン討伐に関する一連の流れはサブイベントである。 追記・修正よろ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 自分の舵は自分で取る それが俺達の流儀だ CV 森川智之 『テイルズ オブ ベルセリア』の登場人物。 ▽目次 プロフィール 概要 キャラクター性能 劇中での活躍サブイベント テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 余談 プロフィール 年齢:1000歳(外見年齢30歳) 性別:男性 身長:187cm 戦闘タイプ:格闘家 ブレイクソウル:ドラゴニックドライブ 出身:霊峰レイフォルク 概要 鋭い眼付きと黄色の髪が特徴の強面の男。 特殊な術「聖隷術」を操る地属性の聖隷。 聖隷ながらアイフリード海賊団の副長を務めており、行方不明となった船長バン・アイフリードを探している。 ベルベット・クラウ達とは海門要塞を突破するために一時共闘し、その後も利害関係の一致から行動を共にするようになる。 『TOZ』に登場したデゼルの「周囲に不幸を齎す反転した加護」に似た「死神の呪い」を患っており、この影響で常識では考えられない事象が周囲で頻発する。 潜入した場所で業魔病が蔓延する、ババ抜きをすると必ずジョーカーを引く、釣りをするとまともなものが掛からない、いたはずの場所から海を隔てた別地方にワープする等。例の極一部だけでこれである。 元々はこの呪いを解除するために数百年旅をしており、異大陸にその解決策を求めてバンエルティア号に乗船。 しかし呪いの影響で船長、副船長、船長代理が立て続けに死亡、バンエルティア号は呪われた船として廃棄されることに。 その噂を嗅ぎつけたアイフリードが船を奪取、アイゼンを認識できる程の高い霊応力を持っていたアイフリードから「呪いを含めてアイゼンである」と諭され仲間に迎えられた。 呪いの影響でクルー達は常に死の危険に晒されているも同然だが、全員アイゼンに絶大な信頼を寄せている。 彼らにとって死神の呪いは冒険に刺激を与えるスパイスのようなものらしい。 一応常に最悪の事態を想定して動くことが身に染みるレベルで徹底されるというプラス?効果もある。 聖隷として宿る器は女神マーテルと魔王ダオスが描かれたカーラーン金貨。 これでコイントスをするのが癖だが、呪いの影響で裏のダオスの目しか出ない。 呪いの影響はこのコイントスにも徹底しており、両目が表のコインで試そうものなら鳥に搔っ攫われたり、コイン自体が自壊する事態も発生するほど。 基本的には物静かで冷静沈着な性格。 一見堅物だがノリも良く、漫才やおふざけにも積極的に参加する。 アウトロー故に目的のためなら手段を選ばないが、敵対した相手であっても認めた相手ならば助言を惜しまない等面倒見も良い。 ひたすら復讐に突っ走るベルベット、未熟なライフィセット、色々な意味でイカれているロクロウ・ランゲツ、いい加減なマギルゥ、優等生すぎるエレノア・ヒュームという個性的なパーティメンバーの中では最年長ということもあり、頼りになる兄貴分ポジション。 特にライフィセットの人格形成に大きな影響を与えている。 アイゼンを語る上で欠かせないのが「自分の舵は自分で取る」という流儀。 自分の行動に他者の意図が介入したり、行動を強制されたり、行動決定について他者に丸投げすることを一切許容しない。 これは海賊団全体の流儀になり、最終的にはベルベット一行の流儀としても定着した。 本作における一つのテーマとも言える。 多方面で非常に拘りが強く、一人で突っ走ることもしばしば。 死神の呪い抜きにしても本人が極度の中二病で技名から服のセンスも中々。海賊衣装に関するスキットではあまりの中二的な設定やネーミングセンスで男性陣には好評だが女性陣にドン引きされている。 拘りが高じてロクロウとしょうもないことで張り合うこともある。(クワガタとカブトどちらが恰好良くて強いかetc.) 職業柄故に宝や骨董品に目が無く、異海探索でお宝を発見すると子どものようにテンションが上がる。 1000年も生きている上に経験も豊富なので、様々な知識に精通しており説明役を担当することも多い。 ただし、知識が古いもので止まっているものも多く、エレノアに説明を修正されショックを受けることも。 何かとアイフリード海賊団の自慢をしたがったりする癖もあり、所謂残念なイケメンである。 妹が一人おり、冗談や興味本位で「会ってみたい」等と口にすると「妹に手を出す野郎はぶっ殺す」というテンプレ台詞を返す程にシスコンをこじらせている。 旅に出たのは死神の呪いが妹に害を与えるようになったからで、呪いを自分の一部であると受け入れられた現在でもまた害を与えることを恐れて帰ることができていない。 もっとも、妹への心配以上に現在の海賊生活が楽しくて仕方なく、自分に最も合う生き方と定めているので帰るに帰れないという事情もある。 その言い訳として各地で手に入れたお土産と共に定期的に手紙を贈っているが、まともな返事が返ってきたことは殆どない。 この妹こそ『TOZ』のエドナである。 穢れを生む人間と共に生活することで自分がいずれドラゴンとなることを予見しており、「流儀を貫いた結果のドラゴン化であるなら」とその未来を受け入れている。 一方で自我を失い、愛するエドナを襲うことになることに対しては恐怖を抱いている。 本作のサブイベントでは自分のドラゴン化への対処をザビーダやフェニックスに頼んでいる様子が描かれている。 真名は「ウフェミュー=ウエクスブ(探索者アイゼン)」 中の人公認で言いにくい。 劇中ではエドナに宛てた手紙や、ザビーダとの約束の際に名乗っている。 ちなみに、エドナの真名「ハクティム=ユーバ(早咲きのエドナ)」はアイゼンが考えたもの。 キャラクター性能 格闘術と地属性+αの聖隷術を操る魔法拳士型。 装備は一応ブレスレットだが実戦の上では装飾品のようなもので、パーティキャラクターで唯一武器を使わない。 これは呪いの影響で武器を使うと必ず動作不良を起こすので自分の身体以外全く信用ならないため。(剣で攻撃しようとすると刀身がすっ飛んでいく…etc.といった事態が以前頻発した。) 回復・蘇生術やバフも扱えるためオールラウンダーとして立ち回ることができる。 ブレイクソウル「ドラゴニックドライブ」 ダウンorスタン状態の敵に対し広範囲・高威力の追撃を行う。 レベルアップや特殊条件達成で追撃「ドラグーンダイブ」、より強力な追撃「タイラントセレブレイト」を習得する。 ソウルさえあればドラゴニックドライブを発動した時点でタイラントセレブレイトまでの発動が殆ど確定するので積極的に使っていこう。 秘奥義 覚悟はいいか? ウェイストレス・メイヘム 躱せるもんなら躱してみな! 第一秘奥義。消費BG:3。 どこからどう見てもデンプシーロールです、本当にありがとうございました。 CMでは構えた後いきなりラストのアッパーだけを放つ謎のカットが行われた。 ドラグーン・ハウリング 明日はいらねえ 今お前を殺すための、詰みの一手だ! 第二秘奥義。消費BG:4。発動条件:8連携以上。 ドラゴンの力を一時的に引き出し、敵を引きずり回した後に咆哮しながら黒炎で焼き尽くす。 アブレイド・ベノム 寝てんじゃねえぞ! 気付けの一発…くれてやるぜ! 消え失せな 第三秘奥義。消費BG:5。発動条件:タイラントセレブレイト発動中。 敵を蹴り上げて力を溜め、強烈な腹パンをお見舞いする。絶拳。ジャジャン拳。 ファイナリティ・ゼスト そろそろ白黒はっきり つけないとな! その前に! 目の前の敵を… 片づける! ロクロウとの合体秘奥義。消費BG:5(2人とも)。発動条件:連携中にスイッチブラストで相方と入れ替わる。 無数の斬撃と打撃で敵を挟撃する。クワブト論争の続き。 劇中での活躍 港町ヘラヴィーサを出港したベルベット達を急襲。 戦って実力を確かめた上で、王都ローグレスへ向かう唯一の航路である海門要塞ヴォーティガンを突破するため共闘を持ち掛ける。 ベルベットから行方不明の船長アイフリードの行方について特等対魔士メルキオルが関与しているという情報を聞き、その後も行動を共にする。 地脈点に配置された喰魔達を引き剥がす旅の中でメルキオルと遭遇。 メルキオルが使役する鬼のような業魔に既視感を覚える。 そしてエンドガンド領にてその業魔がアイフリードであることを確認。 流儀を無理矢理歪められ、らしくない手段すら平気で取るアイフリードに激怒し、自分の拳で命を奪う。 死に際に理性の戻ったアイフリードと言葉を交わし、海賊団に喧嘩を売った聖寮に対し落とし前をつけるため、ベルベットの旅に最後まで付き合うことを決めた。 最終決戦後はカノヌシの領域が消滅したことに伴いクルー達から姿が見えなくなってしまったが、開門の日以前と同様「死神」として彼らの旅路を見守っている。 サブイベント アイフリードが最後に戦ったとされたペンデュラム使いの風の聖隷ザビーダとは目的は同じながら流儀の違いから衝突を繰り返す。 ザビーダの恋人テオドラがドラゴン化していると知った際は彼女を殺すことに拘り、ザビーダの思いも理解した上で最終的に殺害する。 これは「人間を愛していたテオドラがドラゴンとして人間を傷つけることを望まないだろう」と考えたからで、「殺しによる救い」を与えた。 ザビーダもアイゼンの考えを理解し、「お前がドラゴンになったらテオドラの敵討として殺してやる」とお互いに真名を明かして約束を交わす。 テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス コイツは全部忘れちまったんだ 散々タイマン張ったことも、命懸けで旅したことも、潰れるまで飲み合ったことも、何もかも全部! お前は!アイゼェェェン!!! 『TOZ-X』でもゲーム版と同様、レイフォルクでドラゴンとして登場。 エドナを気にも留めず、約束を果たすために自分を殺しに現れたザビーダと戦闘を繰り広げる。 回想で聖隷(天族)だった頃の幼いエドナとの触れ合いが描かれた。 『TOBe』ではアイゼンの口から語られるだけだったが、実際に映像化されると非常に微笑ましい。 ゲーム版と違いエドナを僅かながら認識できているらしく、その様子を見たザビーダは今一度ドラゴン化の治療法探しを許容した。 そしてスレイは歴代導師の誰もが成しえなかったドラゴンの浄化ができるまでに成長、アイゼンの救済はほぼ確実視されていた。 エドナの了解の下、ヘルダルフの後に浄化される予定だったが、地脈から吹き出る穢れを纏うヘルダルフを完全浄化するためにスレイが自分を犠牲に封印を行ったためお預けを喰らってしまう。 しかし、スレイによる地脈の浄化と後を託されたアリーシャ達の尽力により世界全体の穢れが適正値となり、アイゼンも自我を取り戻すレベルまで回復。 姿こそドラゴンのままだがエドナと共に暮らしている様子が描かれ、この際に一言だけだが妹の名前を喋っている。 余談 『TOZ』では八天竜の一体に数えられているが、その内訳はマオテラス、アイゼン、ティアマット、イルルヤンカシュ、ファフニール、ドラゴンゾンビ(パーフェクトガイドより)。 マオテラスは見た目はドラゴンだが憑魔化止まりで本当の意味のドラゴンまで至っていないし、ティアマットは劇中リアルタイムで天族がドラゴン化させられた存在なので矛盾の塊になっている。 というか全部で六体しかいない…どういうことだってばよ。 『TOBe』での八天竜はカノヌシ、ヘルカイト、バジリスク、アジ・ダハーカ、ファブニール、イルルヤンカシュ、シェンロン、ヴィーヴィル。 やっぱり本当の意味でドラゴンじゃない奴や最近ドラゴン化した奴が混じっているが、今回はちゃんと八体いる。 そもそも八天竜=八頭竜カノヌシ一体を指し、目撃譚が伝説化された後に内容が忘れ去られ、各地で目撃されたドラゴンを適当に当てはめていった…というのが八天竜伝説の真相。 また、ディスティニー・ドーンにいた特別な八体のドラゴンが真の八天竜という伝承もある。 死神の呪いの正体は「加護の所有者に厳しくも適切な試練を与える」という地属性由来のれっきとした加護。 アイゼンは今の世界や人間達を気に入っているため、この加護はアイゼン本人だけでなく周囲にも同じ効果が現れる。 アイフリード海賊団が何人も仲間を失いながらも最大規模の海賊団に成長できたのはこの加護のおかげであり、ベルベットの復讐の旅が成し遂げられたのもこの加護あってこそ…なのかもしれない。 デゼルの「反転した加護」とは根本から別物である。 アイゼンの直接的なドラゴン化の原因は、『TOBe』より800年後のデス・エイジに出現した新たな災禍の顕主と戦い強力な穢れを受けたため。 この時にドラゴン化しながらも災禍の顕主を喰い殺し、穢れの脅威から世界を救った。 その場にはザビーダもいたらしい。 『TOZ』でエドナが履いている靴はアイゼンのお下がりである。 『TOBe』でエドナが幻として後姿のみ登場するシーンがあるが、この時はアイゼンの記憶から抽出した幻なので別の靴を履いている。 CVを担当している森川氏はテイルズオブシリーズ常連声優の一人で、故塩沢兼人氏から『テイルズ オブ ファンタジア』のダオス役を引き継いでいる。 『TOP』と同一世界観の『テイルズ オブ シンフォニア』でもユアン役として出演しており、カーラーン金貨関連はこれらのファンサービスである。 追記・修正よろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] この壺は! -- 名無しさん (2017-05-01 13 28 17) アイゼン滅茶苦茶フィーに影響与えてるけどフィーの教育に良かったのか悪かったのか… -- 名無しさん (2017-05-01 13 35 07) 貫禄のある子供 -- 名無しさん (2017-05-01 18 35 27) ゼクロスだとドラゴンのままだけど自我取り戻したっぽいのな。これから元の姿に戻っていくのだろうか…。 -- 名無しさん (2017-05-01 18 40 12) ↑3 自分の舵は自分で取るって考えはフィーの人格形成に大きな影響与えてるし、他にも好影響と思えるのも多いし問題ないだろ。女の涙には気を付けろとかはともかく -- 名無しさん (2017-05-01 19 10 09) 海賊なのに地属性の為泳げない模様、なお呪いの妨害受けつつ努力した結果、浮き輪有りで出来るようになったとどや顔で語る漢。 -- 名無しさん (2017-05-01 19 44 26) ↑3 なんにせよザクロスでは希望のあるラストでホッとしたよ。 -- 名無しさん (2017-05-01 20 11 02) 名前的にアルトとか付きそうだな 声的な意味でも -- 名無しさん (2017-05-02 22 21 03) 正直姿に関しては戻っても戻らんでもどっちでも良いかなと言う感じだ。アイゼンにとってはあの姿は流儀と覚悟を通した姿だろうし、自我さえ戻ってるなら否定する物でもない -- 名無しさん (2017-05-02 22 58 40) 「流儀と覚悟を通した姿」、良いこというな。まさにそれだ。見てみたいね、200年前の戦い。 -- 名無しさん (2017-05-03 10 55 37) 強面で口も悪い男が喜々としてうんちく語りまくる姿は笑いを誘ったなあ -- 名無しさん (2017-05-24 23 09 54) このガタイの良さでフィーやマギルゥよりも防御力が下だというw -- 名無しさん (2017-09-22 14 42 49) ベルベットとフィーと並ぶと本当に親子にしか見えない -- 名無しさん (2017-10-25 05 19 37) OVAか何かで、アイゼンがドラゴン化した原因である災禍の顕主との闘いを見たいな -- 名無しさん (2018-07-11 10 43 10) コンビ希望にはリカルド推してるけど、不幸体質なのでリカちゃんがどうなるかはご察し -- 名無しさん (2020-10-31 05 31 39) ゼスティリアクロスで自我を取り戻す程度に収まったのは「なんでもかんでもスレイ頼みじゃなく他の面々も努力した結果世界が変わる必要があるから」みたいなことだっけ。 -- 名無しさん (2021-09-22 08 50 01) ベルセリアの方しかしてないから用語が分からなかった...八天龍?それに後に別の災禍の顕主と戦ってんのかい...Zしてた人はもしかしてベルセリアのアイゼン見て驚いた感じなのかな -- 名無しさん (2023-04-13 16 58 36) 名前 コメント
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テイルズ オブ ファンタジア 4コマKINGS(全2巻) +目次 概要 コメント 関連リンク関連項目 被リンクページ 概要 商品名 テイルズ オブ ファンタジア 4コマKINGS 分類 漫画/アンソロジー 発売日 2003年10月25日(vol.1)2004年2月25日(vol.2) 販売/出版 一迅社 著者 価格 629円(税抜) 商品画像 コメント 関連リンク 関連項目 被リンクページ 関連商品:ファンタジア ▲
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701 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 00 00 ID 8xOarJPf0 TOA 702 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 00 00 ID JqZAwP3l0 RPGツクールSUPER DANTE 703 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 01 19 ID tB9cowt20 ほう。 704 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 02 12 ID rB2po9dB0 701 おめでとう! 遂にやったなw 705 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 03 06 ID 8xOarJPf0 いつもの人じゃないけど取ったどー テイルズ オブ ジ アビス 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 『テイルズ オブ ジ アビス』 (TALES OF THE ABYSS) は、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)から2005年12月15日に発売されたプレイステーション2用RPG。 『テイルズ オブ』シリーズの第8作にしてシリーズ10周年記念作品である。テイルズ独特の固有ジャンル名は「生まれた意味を知るRPG」。略称は「TOA」または「アビス」(「ジアビス」)。キャラクターデザインは藤島康介。 メインテーマ曲はBUMP OF CHICKENの『カルマ』。また、藤原基央は作中の譜歌など世界観にかかわる一部の曲を作曲している。 The 9Th CESA GAME AWARDS FUTURE を受賞し、その後日本ゲーム大賞2006 優秀賞を受賞した。 2007年6月28日にはPS2 The BESTとして廉価版が発売された。 過去のシリーズ作品と比べるとロードが長くバグが多いが、これは、早い段階で正式な発売日が決まり、製作期間が約1年と短かったためである。 2008年10月から2009年3月までMBSほかにてテレビアニメが全26話放送された。 706 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 07 40 ID qWKnUS/80 このシリーズはあんまり知らないんだけど、プロモビデオのBGMを聞いて吹きそうになった。 俺の勝手なイメージだが、ファン層的にバンプとテイルズって最強の組み合わせじゃないか。 707 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 08 37 ID 8gP11D5+0 これやったことないけど、いろんな意味で気になってるゲームだ。 なんか主人公も仲間もみんなDQNで、 RPG史上もっとも仲が悪い険悪パーティだとか… 708 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 12 07 ID 8xOarJPf0 気になる部分はたくさんあるけど中々面白いゲームだった 序盤のルークはぶん殴りたくなるけどw ナタリア可愛いよナタリア 709 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 19 13 ID 0ORKTkzw0 ロードが長いと聞いたのと、シンフォニアが合わなかったので手を出してないテイルズだな ロード改善版出してくれないかなぁ・・・ 710 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 20 37 ID c3XUgy4VO オープニングで盛大なネタバレがw フリーランニングは避けるのは簡単だが当てるのが少々面倒になったように感じた。 そう言えば一周目はサブイベントを一切見ずにクリアしたぜ! というか存在自体気付かなかったw 711 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 21 51 ID egh0kLVO0 アビスの人はヴェスペリアに変えたらしいけどなw なんというか、ナムコ祭りだな。 DQN主人公だけなら珍しくないけど パーティー仲が悪く、険悪ってのは気になるよな。 テイルズはPS時代でおさらばしたクチだがこれは少し気になる 712 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 31 28 ID lNoE7Nlp0 序盤のルークはとりあえず小1時間ほど殴り倒したい。 自分はジェイドが好きだ。 魔法系は元々好きだけど、黒いのがとっても。 713 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 31 45 ID rLxkMvGY0 ティアってどうなん? 714 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 34 23 ID rB2po9dB0 705 俺のおめでとうを返せw ラストの解釈は人それぞれのようだが 実際のとこ公式には何と言われてるんだろうか 俺は映画『スキャナーズ』のラストのようなもんだと思ってるんだけど 715 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 43 48 ID XqDRVpTt0 714 公式設定では燃えカスの方らしい 716 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 44 16 ID 8xOarJPf0 714 ごめんw ここってネタバレOKだよな? ラストは公式見解ではオリジナルのほうらしい。ソースはググればそこらで出てくる 攻略本にでも書いてあんのかな?持ってる人教えてくれ レプリカネビリム強かったなー それまで適当戦法だったけど以降ちゃんとガードするようになったw 717 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 45 14 ID 7h5WsPIO0 701 略称で取るなよカス 718 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 46 18 ID XqDRVpTt0 シンフォニアに慣れすぎてフリーラン最後まで忘れてた おかげでちょうどいい難易度になった 719 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 51 46 ID cUC/Tdz50 ゲーム的には面白かったんだとは思うが あまりのロードのひどさに途中で投げてしまったな。 あと、髪切る前のルークは確かにウザかったが あんなに皆して総スカン食らわすほどじゃねーだろと思った。 あれイジメだろw 720 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 22 57 47 ID NkLCQUbQ0 どう考えても攻められるべきは計画者の国王達とラスボスのヒゲの方なんだが、 メガネもティアも、一言もなかったよなー・・・ 721 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 01 59 ID lLgCKNuV0 712 TVでも殴ってろよw 二番煎じオールスターで萎えた 可哀想過去設定多過ぎで萎えた 設定と実際の言動の格差に萎えた 722 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 04 21 ID MMyahGn50 720 「預言は絶対のもの」が当たり前の世界だったから、責めるに責められなかったんじゃね 特にティアは、初期はモースに肩入れしてたしな RPGの統治者としては比較的まともな神経してるし…結構民思いだった モブが通せんぼしてたり、テープ張られてたり、モブしか歩けなかったりする場所があると すげー気になったな…街のデザインがわりとツボだっただけに リメイクして拡張したりしてくれないかな 723 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 08 22 ID 4Pgy5y1P0 オープントレイでティアと二人で旅したのも良い思い出 ナムコ島とかに入ったり楽しんでたのに、アクゼリュスに入ったらフリーズして萎えた 724 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 36 43 ID DOQFxnOt0 あそこまで主人公が総スカン食らってパーティが空中分解するゲームも珍しいw あれが険悪と呼ばれる所以だよなぁ まあ、そこからいかに主人公が頑張って更生していくのか期待してたら、 髪切っただけで心変わりして( ゚д゚)ポカーンだったけど そもそも総スカンの辺りからして、やっぱりテイルズはアクションとキャラがメインなんだと痛感したね 725 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 37 45 ID CR6HWjXr0 アビスとれたのかwいつもの人じゃなかったみたいだけど、おめでとうw 始めて途中で投げたゲームだこれ、髪切る前のルーク関連の話が微妙 怪我人に対する主人公の対応が、いきなり変わって、その後の展開が読めて萎えた、 あれナタリアと親友(?)だけは捨てていっちゃだめだろと ロードの長さも気になったな、序盤楽しかっただけに残念 726 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 43 08 ID Bc6B8fvJO 個人的に味方パーティより 敵側パーティのがキャラ的に魅力あった ゲーム内用語大杉 終盤のお使いがダルかった でも、テイルズではシンフォニアと並んで面白かった 他のは何か肌が合わないんだよな 727 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 49 55 ID SehvPaw70 最近クリアしたぜ 所々のイベントそのものはいいんだが全体で見るとやっぱ キャラの行動とそのキャラの性格がまるで合ってないのが気になる 皮肉にも最初から最後までキャラクターが一貫しているのは敵役の方だとかなんともはや あとめちゃくちゃ個人的な話だがルークとアッシュとナタリアの三角関係が気になっていたが 実際のところアッシュとナタリアが赤いごんぶとワイヤーで結ばれていてルークが俺はいらない子なんだ… で全くそんなことが無かったのがちょっと残念だったなwナタリア、アッシュにちょっとは申し訳ないと思わないのかとか 728 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 53 37 ID uZ41HM7s0 序盤からセブンスフォニムとかゲーム用語が出てきてよくわからなかった ロード長いわ重要な場面で誤植あるわ、もうちょっとなんとかならなかったのか 主人公よりガイが使いやすかった アクの強いキャラばかりだった FOFが楽しかった 729 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 23 55 17 ID T3H6Sm7s0 リバース→レジェンディア→アビス だっけ? このあたりのテイルズは次から次へと新作発表されてとてもじゃないが追いきれなかったわ 730 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 00 04 06 ID EUelJv6B0 729 俺がいる シンフォニアやディスティニー2までの作品ならなんとか。 731 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 00 06 33 ID L9X+EPHIO 最初のころはずっと喧嘩ばっかでキツいから、光の速さで進めたわ。面白いけど、未完成にもほどがあるゲーム 732 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 00 36 14 ID rHCMKQdP0 アニメ見てゲームが気になって始めて、結局8割くらい進んだあたりで飽きの限界が来てやめたな 締めはアニメと一緒なのかい? 733 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 00 40 07 ID GXigWv/V0 良くも悪くもテイルズっぽいというか 中学生以上がやるゲームではないよな 734 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 00 45 50 ID duzhEkAZ0 プレイ時疑問だったのがティアとジェイド。 なんであの二人は似たような髪型なんだ? 見分けがつかないって訳でもないがあそこまで同じような髪型にしなくてもよかろうに。 ティアが男顔でジェイドが女顔だから余計に見た目の印象がかぶるよ 735 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 03 20 ID xcnLzh/50 何この伸びっぷり・・・ 正直、序盤の主人公が色々ブッチギリすぎて、後半巻き返し切れてない感が凄い。 もうちょっとだけ優しい馬鹿野郎でも良かったのでは・・・ 戦闘はなかなか面白かったのはよく覚えてる。FOFは特に。 ただ、フリーランで簡単になりすぎちゃうのが困りもの。難易度あげりゃいいんだろうけど・・・ 736 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 04 12 ID ll8RNYKQ0 アビスはシステム面でいろいろ不満があがって叩かれてたのなら覚えてる アニメはゲーム用のシナリオをアニメ化すると つまらないのが良くわかるようなアニメだった(OPの曲には感心したけど…OP長過ぎ) ゲームでは面白かったのがアニメになると、うすら寒い厨展開にみえるのは何故だ 737 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 31 19 ID N7vdE7orO お、今日はついにアビスか。おめでとう! 確かに序盤のルークは少し度がすぎてるよな。 世間知らずでわがまま、ってだけならむしろ前半のほうが好きなんだが… ルークとティアの二人旅やってる途中で積んでるわ。 二人でも詰まらず進めるあたり楽ねー…ソードダンサーもティア一人でなんとかできるし。 738 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 34 37 ID 88TotiGc0 テイルズの主人公ってみんなキャラ一緒なのがなあ あれが中学生に受けんのかもしれないが、 もっとパターンが無いものか 739 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 39 49 ID 1ce5dFKz0 PとDしか知らないけど皆クレスやスタンみたいな好青年なのかな? それなら今まで敬遠してたけどやってみる気にもなる 740 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 45 16 ID JTnPStFT0 いつもの人だが、とれた人おめでとう ゲーム自体の話は・・・ 戦闘とバンプの主題歌はかなりいい。 製作時間の無さが原因なのかシナリオに若干の矛盾があると感じる。 (以下一応ネタバレ) たとえば、預言を絶対的に信奉してるはずのモースが 預言に読まれたはずの王女すり替えをネタにナタリアを批難するのはおかしい あと、詳しくは言わんけどパーティーメンバー全員を始め多くの所要キャラの言動・行動にかなり変な点がある。 特にアニス関連のイベントはもうちょっとちゃんと描写してほしかった。 それと公式のキャラ過剰持ち上げはやめてくれ 最後に、ナタリアが一番好き。変な所で天然な部分とかが。 こないだのVSでは・・・やめよう 741 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 47 03 ID A1azF/EbO ついにアビスの人取れたのか。おめでとう。 あ、自分はアビス知りません(^o^; 742 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 47 56 ID JTnPStFT0 ↑なんか文句ばっかになったが、ゲームとしては大好きです 743 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 50 27 ID A1azF/EbO よく見たらいつもの人ではなかった・・・。 744 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 52 51 ID X7jsqDFt0 739 E→事件に対して「国に任せとけよ」発言の無気力ヤロウ。終盤は暑苦しい D2→ヒロインに一目惚れして、ストーカーに。二言目には英雄だ何だとうるさいDQN S→男でも女でも構わず攻略する攻略王 R→クレアクレアうるさい男。氷使いなのに暑苦しい L→女性関係のトラブルついでに世界の危機を解決。まさに仙人 A→世間知らずでわがままなDQN→根暗、真ん中なし I→前世が魔王のむっつりスケベ V→ジャンル名の通り、作中で成長しなかった男 H→人の心をぶち壊したにも関わらず、その人を治すための旅で観光気分なDQN 745 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 01 57 20 ID HKm+BrOB0 740 モースは、戦争状態の維持のためにすり替えをばらしたんだと思ってた でないとあだ討ち不成立で戦争できなくなるから …といっても、細部の記憶が抜けてるから確証はないんだけど キャラは、途中から勝手に動いて変化したのに修正できなかった感があるな 設定も付け足し付け足ししてってるし…本当に、見切り発車で声を録ったのかもな 746 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 02 04 53 ID N7vdE7orO 739 F→リリスかわいいよリリス チェスターいい話だよチェスター なりダン1→可愛い子供たちが「いだいなるしどうしゃさま」と呼んでくれる なりダン2・3→地味、無個性。さすがなりきり師 サモリネ→ソフト自体が黒歴史 俺は好きだったが… 個人的に、Pやったならなりダン1は超オススメ テイルズと思えない話の深さだし、現状ではモリスンさんが使える唯一のソフトだ 747 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 02 15 57 ID X7jsqDFt0 Tとラタかわいそうです>< 740 アニスは何かキャラ薄くなったからスパイ属性付加しました感があるよなぁ。 色黒なんで好みではなかったが嫌いでもなかったのに「ん?」ってなっちまった でもティアはかわいい 748 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 02 18 11 ID 1ce5dFKz0 744 ありがとう。参考になったよ 主人公達とそりが合わなさそうだからやめとく 739 なりダン1はダオスを手に入れた辺りで多少だれたけど楽しめたね ディオスとメルティアだっけ? アビスは知らないけどカルマはカラオケ行くとよく聞くねぇ 749 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 02 25 09 ID 1ce5dFKz0 739→ 746ね 自己レスしてどうすんだよ 後アビスの人おめでとう。これでもう思い残すことはないね 750 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 02 26 40 ID we/ltu6t0 死亡フラグだったのかw 751 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 02 35 18 ID T2BHjNu40 ネビリム先生かわいい 752 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 02 38 41 ID Phe2WBBL0 748 744の解説はだいぶ悪意が入ってると思うぞ アビスについて なんか色々惜しいゲームだったな。バグ多すぎロード長すぎ いかにもシリーズ10周年に無理矢理間に合わせましたな感じのやっつけ感 ストーリーやキャラは嫌いじゃないんだが 矛盾点に首を捻ることが多かった アニスのスパイ関連とか、なんで天才設定のジェイドが気づかないんだ?とか タルタロスの乗員がそのせいで数百人死んだのにスルー?とか 753 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 03 56 42 ID sabgA1JH0 戦闘が楽しい 一生懸命FOFキャッキャして遊んでた でもキャラはみんなうざったすぎて困った 主人公だけがDQNならまだしも程度の差こそあれパーティーメンバーほぼDQN 正直ジェイドがケロっとしてんのも不愉快だった、お前のアレが元凶だろ?とか アニスのアレがスルーされてたり主人公はもうお前二度と口開くな!みたいな 無限に突っ込み入れなきゃならん そしてラスボスの人酷い事いっぱいしたよね でも戦闘が楽しい、そんなゲーム 754 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 03 58 17 ID N5o3ZGqw0 ロードは長かったな、それが最大の不満点だった。 755 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 04 18 11 ID fxVOuEEK0 俺は冗談抜きで、レジェンディアが今までプレイしてきたRPGで 一番ハマったゲームなんだけども、何か世間の評価が散々なのがなぁ…。 発売当時はそうでもなかったのに、ここまでの4年間での扱いが悲惨にも程があって。 もっと評価されてもいい作品だと思うんだけどなあ。 756 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 04 53 11 ID QX/4PQg70 残念だが今はTOAだ。 757 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 05 19 38 ID rtm7U/QYO なんかテイルズ全般を語る日だと勘違いしてる人がちらほらいるような 758 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 05 38 03 ID A1azF/EbO ちょっと触れる程度ならいんじゃない。 あまりに本題からズレるようならその都度修正してさ。 759 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 07 15 11 ID SnejPeEXO アビスとレジェンディアを比較してうんたらかんたらとかなら分かるが、レジェンディアについてしか言及してないのはさすがにお題の意味ねーだろw 760 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 07 42 17 ID iFRskbtG0 俺もそう言う流れになるのかと読んでたらそのまま終わってん?と思った 761 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 07 47 54 ID UcF3UlDz0 主人公は割と良い子じゃないか?精神年齢が著しく低いだけで。 序盤も終盤も、○歳のガキとしては無理のない言動だと思う 一度クリアしてから見ると、むしろ中盤の髪切るイベントが一番違和感強い ○歳のガキは変われるかな?なんて訊かねーよw 762 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 08 56 57 ID tC19rch10 なんだかんだでルークが一番新鮮というか意外な変化があったキャラで記憶残ってる ほかの主人公ズは似たような性格でそろい踏みだからかな 763 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 10 06 32 ID 2h4D+5d90 ライターがゆとり批判のために書いたシナリオだろ? 764 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 10 14 45 ID rwv9JZor0 戦闘は楽しかったし仲悪いパーティーも最後は仲良くなったり 好きな部分も多いけど矛盾してる所が多いよな 身分階級があるのに王族より軍人の方が偉そうとか 特定のキャラは犯罪行為をしても、捕まるどころか批判もされないとか スタッフインタビューを見てもお気に入りキャラとそうでないキャラの差がありすぎ 765 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 10 31 30 ID gL8sb2iT0 テイルズシリーズってスタッフはあまり変わってないのかな? 766 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 10 40 31 ID YcZwpXV90 お気に入りキャラとそうでないキャラの差がありすぎ この時点で全てが分かった気がする 767 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 11 43 49 ID Ryu0UXksO 世間じゃ評価されてるけど、2chじゃあんまりだよね 荒れるだけだと思うけど アビス厨だけどアビスの話は、あまりしないで頂きたい 768 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 11 51 05 ID QX/4PQg70 スレタイを読んだら頭叩き割って来い。 769 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 11 56 58 ID MIEwn6/tO 2~3時間やって,出てきたキャラが全員薄っぺらかったからやめたなぁ… 770 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 12 00 55 ID UcF3UlDz0 767 他のスレならともかく、ここはRPGを語るスレだ お題を取ったら一日だけここが専用スレになる。 だから安心して語ってくれ 771 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 12 02 59 ID YcZwpXV90 ほんと分かりやすいな 772 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 12 04 26 ID o817ze9C0 767 日本語でおk 戦闘はなかなか面白いしストーリーも各部分だが印象に残る作品 ロードが結構致命的で、演出や重要なシーンでいちいちロードが入ったりして テンポ悪くなり、緊張感が損なわれたりしてかなりもったいないと感じた あと話が長くて二周出来ても三周は少しキツイ 好きでやりこむ奴はとことんやるだろうが、自分は二周クリアで限界だった 話の内容はは賛否両論あるだろうが、嫌いでは無かったよ 773 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 12 11 55 ID wdHtd75O0 史上最悪主人公と思いきや 騒いでるのが2chでだけな件 先入観捨ててじっくり観てると結構味のあるキャラだと気付く 774 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 12 11 56 ID I1kfE2j/0 アビスの力を知れ 775 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 12 17 03 ID U/7eDfL4O 夢中でやっててロードは2ch見るまで気にならなかったけど LVUPでステータス上がる装備の付け替えが面倒だった。 776 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 12 27 06 ID xg3PqtLJ0 ルークのは、成長ってより人格改変だったな。 あんないい子ちゃんになるより、一見DQNだがイイヤツって具合になって欲しかった。 777 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 13 36 18 ID 5JlQ5gGzO パッて一変しすぎだろアレ あの手のシナリオはじわじわ成長していくのが面白いのに 778 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 13 49 01 ID jjuJIKTvO アビスの主人公の最初の方の性格は屋敷に閉じ込められてたこと考えれば許せる。むしろ性格改善後のほうがウザくてたまらなかった。いくらなんでもいきなり変わりすぎだし違和感があってしょうがなかった 779 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 14 04 36 ID BTiqBOro0 そのいきなり性格変わるきっかけってどんなエピソードなの? 780 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 14 29 11 ID X7jsqDFt0 779 お国の命令で毒ガス出ている鉱山に救援活動しに行く事に ↓ 師匠だと慕っていた男にそそのかされ、仲間に何の相談もなく超振動(主人公の特殊能力)発動。 大地を支えていた柱みたいなものを消滅させる ↓ アグゼリュス崩落、大勢の命が消える ↓ ルーク「俺は悪くねぇ! ヴァン師匠がそうしろって言ったんだ! 俺は悪くねぇ!」 ↓ 総スカン 781 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 14 48 46 ID 5JlQ5gGzO そのあと色々あって髪を切る ヒロイン許してくれる。終わり 782 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 14 52 44 ID UcF3UlDz0 そりゃ、あんな一大事やらかして 敬愛する師匠からネグレクト食らって 更に友人にまでそっぽ向かれりゃ必死に良い子になろうとするわなw 781 正確には許してない ヒロインの監視がついただけ 783 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 15 07 09 ID i+65jpu/O いやいやヒロインは許してくれたよ。 ヒロインが死んじゃった時は悲しかったなー え?ヒロインってイオンだろ? 784 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 15 09 38 ID ccgRWMIa0 水を得た魚のように伸びてるな 785 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 15 25 07 ID 5qsRvY4e0 780 総スカンってどんな感じなの? 同じパーティで一緒に冒険する仲間なんだよね 話しかけても「………」って無視されるとか? そんな奴がプレーヤーキャラなのかよ…なんという苦行 786 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 15 34 00 ID /rPU5ab10 785 無視はしない 何かにつけて言われる 787 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 15 46 02 ID rtm7U/QYO 785 「ここにいると馬鹿な発言にイライラさせられる」 「こんな奴ほっときましょう!」 「あまり幻滅させないでくれ」 「変わってしまいましたのね…昔のあなたとは別人です」 「少しはいい所もあると思った私が馬鹿だったわ」 ざっと覚えてる限りじゃこんな感じ ちなみに自分は「よく言った!」と思ってしまった 788 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 15 52 23 ID r/XKI8620 ルークは超振動を発動する前にも我侭で自分勝手な言動をしてたから 既に仲間の信頼が少ない状態で崩落を引き起こし その上自分は悪くなく師匠が悪いと言った後に見放されてる 仲間はルークが崩落させてしまったのを怒ったのではなく 責任転嫁したのを怒った、というより失望したの方が正しいな だからネットなどで騙されたルークは悪くない、それなのにフルボッコする仲間酷い!の 感想を見ると何だかなと思う ただ仲間に非が全く無いわけではなく、どのキャラにも多かれ少なかれ 問題はあるから、それをスルーしてゲーム中にルークだけが責められてる状況は変だ 789 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 16 15 43 ID Ff+JD8fM0 お前とお前に言われる筋合いはねえ、とは思ったな あとティア、君の怒りはもっともだが兄貴がやらかした事はどう思うよ? お前も兄貴に騙されてるよな?とかな ルークだけを大バカ野郎にしとけば良かったのに、 なんで腹黒やら逃げっぱなしの元凶やらお前も兄貴にやられっぱだろう、みたいな人間を混ぜるよ 味方チームはイライラしっぱなしで感情移入する場所が無いんだよなー 敵の方が一生懸命だしかわいそうになる 790 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 16 37 21 ID 5qsRvY4e0 786-787 ㌧ そこまでフルボッコだといっそすがすがしいw 791 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 16 45 52 ID N7vdE7orO それでもルークを見離さないガイは本当にいい奴 おそらくテイルズの親友キャラでも一番。 しかし前半ルークも、わがままだけど基本は元気でバカで素直ないい子なんだよな それだけに、断髪して前半の元気のよさがすっかり消えちゃったのにはガッカリ 792 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 17 01 13 ID HZBori1t0 なに、叱られたことのない子供が初めて叱られて 初めて自分の悪さに気付いたら、あんなふうになるもんだ 793 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 17 44 50 ID P2lTocvB0 791 ガイも親友と言ってたのに、意識の無いルークを見捨てたから実はいい人では無い 仲間も皆おかしいのに何故か7歳児だけが責められる理不尽なゲームだよ 794 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 17 53 13 ID wdHtd75O0 791 使用人の分際で仕えてる家の息子見捨てて 預言の遂行の為には、街一つ滅ぼすことも躊躇わない住民だらけの巣窟に 寝てて起きないからなんて理由で置いてく奴の、どこがいい人? 親友って心の奥底に憎悪と殺意を抱きながら、寝ている相手に剣突き付けたり 首絞めてみようかとか妄想したりする人のこと? っていう感じに、設定と実際に著しい乖離が見られる 795 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 17 58 02 ID CHrJ4hJTO なんか鬱ゲーみたいに感じるが…… 最終的に救いやカタルシスは有るの? 鬱エンドって事は無いよね……? 796 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 18 06 52 ID KVmx1CRh0 捉え方次第かな 797 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 18 08 40 ID QX/4PQg70 エンディングは捉え方で色々だな 抽象的ではっきりしてないという意味も含め。 798 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 18 14 41 ID 2SbiFKlU0 EDは切ないけど綺麗にまとまったと感じたな サブイベントをやればルークの生きた証もあるし この前出たシナリオブックには、ローレライのやり取りの辺りで ルークが誇らしげに笑みを浮かべるとあったから 決して不幸なだけじゃなかったと嬉しくなった 799 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 18 28 28 ID rtm7U/QYO 795 まあとりあえず主人公は死ぬエンド だそうだ。公式曰く 800 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 18 50 07 ID X0OMDpPF0 ジェイドにあんた忙しい人?らしいし、指揮とかとらなきゃならないだろうに なんでついてきてんの?と聞きたかった・・・ 身分高い人の護衛でとか、一応の理由はあっても こいつが自然にパーティに加わってるのが違和感あって 中盤くらいまで、お前なんでいるのと思いつつ使ってた 801 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 19 12 28 ID i+65jpu/O 793 真っ先に待っててくれたけどなw 794 なんか嫌な事でもあったのか? 802 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 19 16 26 ID CHrJ4hJTO 796-799 ありがとう テイルズシリーズは一つもやった事ないけど、 長く続いてるシリーズだから、たまには暗めのシナリオにしようと思ったのかね、製作者は それとも某アニメ監督みたいに白作品と黒作品があるとか 803 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 19 18 28 ID xHT+91jHO 仲間がラスボスの妹だったりレプリカ生み出した奴だったり女スパイだったり 復讐の為ラスボスと組んで主人公殺そうとか思ってた様なメンバーだからなあ ドロドロしてる訳では無いが深層心理での仲間との関係が複雑過ぎる そこが魅力でもあるんだろうけど ルークが見捨てられた時罵声浴びせつつも同調して連れてってやるアッシュが実はいい奴に思えてきた 804 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 19 21 00 ID 1f8XNHTz0 ティア…最初からなれなれしい ガイ…隠れたDQN アニス…トクナガ ジェイド…前半仕事放棄 後半は仕事? ナタリア…国放棄 アッシュ…最後に帰ってくる イオン…死んでも組織は別に慌てない 師匠…ありがとうございました 805 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 19 47 31 ID g5+v3jR8O ティアはもっと性格キツメなら良かったな 最初、見た目がオイラには軍人風に見えたから、 優しくガッカリした 806 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 20 35 39 ID xcnLzh/50 スレ伸びすぎだろw 807 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 20 44 18 ID slEm92pW0 805 オレも、見た目的にFF9のベアトリクスみたいなキャラかと思ってた 808 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 20 47 57 ID Phe2WBBL0 802 んー、つうかこれの脚本に雇ったフリーライターが こういうドロドロして暗いのが好きな奴みたいなんだよな アビスの前にシンフォニアも担当してるが そっちではある程度セーブかかってた(それでも暗い部分がある)のが アビスではタガがはずれて思いっきり本領発揮しましたって感じ テイルズはほとんど毎回ライター違うから ストーリーはそれぞれ雰囲気違うかも 809 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 20 55 35 ID ywQxXPmO0 ジェイドは子安ボイスも手伝ってホント嫌なキャラだったな。 何様だよお前、って何回思ったことか。 810 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 20 55 55 ID 2SbiFKlU0 808 インタビューによるとルークはもっとDQNだったらしいしな 自分のやりたい事を全部ぶち込んだ感じだ キャラへの解釈を見てもかなり思い入れがあるようだし 811 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 21 00 19 ID N7vdE7orO 793-794 親友だから何しても全肯定…ってのは違うだろ あそこまでして「俺は悪くヌェー」じゃ、見捨てて他にすべきことをやると思う まして事情のあるガイならな。 それでもルークを待っててくれたガイはいい奴だと思ったのよ。 812 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 21 38 40 ID 8KOpI63T0 811 言ってることが矛盾してるぞ 見捨てて他にするべきことをやるはずのガイは 外殻に戻っても何もせず、アッシュに嫌味を言うだけだっただろ アクゼリュス崩落の原因であるヴァンと裏で繋がってたのに ヴァンを止めようともせずにな あいつはきっと立ち直ると言いながら、ルークを信じてたなら仲間と共に待てばいいだけ 結局親友であるはずのガイにまで見捨てられた、とルークを余計に傷つけただけだ 813 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 21 45 09 ID xe+nx4Ib0 しかしここまでアビスでレスが伸びて話題が盛り上がって、 アビスの人もさぞ喜んでいることだろうw 814 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 21 47 35 ID XIWhPJL00 予想通りあのキャラはこうだから嫌い、いやその解釈は違うぞの応酬になってるな 815 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 21 50 41 ID QX/4PQg70 煽れてますか?w 816 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 21 55 48 ID xHT+91jHO カルマが良かったなあ 歌詞がアビスのストーリーそのもので
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1162.html
テイルズオブリバース 11-68~79・81・100~119 68 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 08 54 ID OUMy/JHA ○用語解説 ヒューマ=人型の人間 ガジュマ=獣型の人間 ハーフ =ヒューマとガジュマの間から生まれた子ども。体はヒューマ型で、角と尻尾があり能力も高い。 ヒューマとガジュマが愛し合うことは珍しいことであり、体も弱いハーフが大人まで成長するのはまれ。 フォルス=超能力の種類。もとはガジュマの何割かが持ってる能力だったが、ラドラスの落日の影響でヒューマにも覚醒。 ラドラスの落日=ラドラス王の崩御と、フォルスの暴走が起こった日 王の盾=カレギア王国軍隊の秘密部隊。フォルス能力者をスカウトして作られる。 月のフォルス=史上最大のフォルス。ラドラス王とアガーテが持つ ○主人公のグループ ヴェイグ(ヒューマ) =主人公。無口で暗い青年。孤児でクレアの両親に引き取られて育つ。クレア大好き。 マオ(ヒューマ)=記憶喪失の少年。王の盾を抜け、ユージーンと旅をする。無邪気で明るい。 ユージーン(ガジュマ)=有名な軍人で王の盾の元隊長。医師を殺害し軍を追われた。彼を慕い尊敬する人は多い。 アニー(ヒューマ)=ユージーンに父を殺され、ガジュマを憎む少女。医師見習い。ガジュマを徹底的に嫌う。 ヒルダ(ハーフ)=ハーフということで迫害されて育つ。ハーフの体を捨てるため角を折り、完全なヒトの体を捜している美女。 ティトレイ(ヒューマ)=シスコンの青年。おしゃべり。軽い。ガジュマとヒューマの争いに一番怒りをあらわにするキャラ。 クレア(ヒューマ)=ヒロイン。外見も性格も良い。しっかりもの。いろいろ大変な目にあう。 ○カレギア王国 ミルハウスト(ヒューマ)=カレギア国の若きイケメン将軍。各地で種別争いを鎮めるため飛び回る。いい人。 アガーテ(ガジュマ)=若き女王。国を混乱に落とさせる張本人。ミルハウストに片思い。 ジルバ(ガジュマ)=アガーテが一番信頼する家臣。女。アガーテの願いをかなえるために力を尽くす。 ○王の盾・四星 サレ(ヒューマ)=敵。基地外。ナルシストっぽい喋り方。人が苦しむ姿が大好き。 トーマ(ガジュマ)=敵。弱肉強食を絵に描いたような暴力男。サレに劣らず性格最悪。ヒルダを刺客に育て上げた ミリッツァ(ハーフ)=敵。ヒルダと同じくハーフの能力を買われ王の盾に。あがくヒルダとは違い、自分の境遇を諦めきっている。 ワルトゥ(ガジュマ)=敵。ユージーンの旧友。国のやり方に反発を持ちつつも、王の盾としてヴェイグたちの前に立ちはだかる。 ○脇役(主要人物ではないが、話に絡んでくるキャラ) キュリア(ヒューマ)=女医。アニーの父親のもとで医学を学ぶ。ガジュマの少年を引き取り医学を学ばせている ミーシャ(ガジュマ)=キュリアに引き取られたガジュマの少年。フォルス能力のせいで親に捨てられる ポプラおばさん(ガジュマ)=ヴェイグの近所のおばさん。ピーチパイの名人。孤児のヴェイグを可愛がっている バース(ヒューマ)=アニーの父。国王直属の医師。ユージーンに殺害される。 スージー(ヒューマ)=クレアと同じく誘拐された少女。逃げ出してヴェイグたちに遭遇 69 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 10 53 ID OUMy/JHA プロローグ 病床に臥したラドラス王が、月夜の晩、何かに取り付かれたように自らのフォルスを開放し、死亡する。 世界中に光が降り注ぎ、フォルスが覚醒する人が続出。そして覚醒は暴走を引き起こし 各地で大被害が起こる。のちに人々はこれをラドラスの落日と呼んだ。 スールズという小さな村でも、ヴェイグという青年が覚醒。氷のフォルスの暴走が始まり、 ヴェイグを心配して近づいたクレアが氷塊に閉じ込められてしまう。 一年後 クレアの氷塊の前でうなだれているヴェイグの前に、マオとユージーンというフォルス能力者が現れる。 マオは炎のフォルスで簡単に氷を溶かしてクレア救出。 マオとユージーンはクレアの家で接待されることに。そこでヴェイグはマオとユージーンから話を聞く。 ユージーンはフォルス能力者を集めた軍隊『王の盾』の隊長だったが、ラドラスの落日にまつわる陰謀に気づき追放された。 マオは記憶喪失の少年で、フォルス能力を買われ『王の盾』に入隊したが、そのやり方に不信感を抱き、 ユージーンにくっついて王の盾を脱走。2人は、王の盾に知られていないフォルス能力者を探す旅に出たという。 そこでヴェイグの噂を聞き、この村まで来たのだ。ヴェイグは仲間になってほしいと誘われるが、 クレアのそばにいたい、と断る。 そこにカレギア軍を引き連れた『王の盾』の四星、サレとトーマの極悪コンビが登場。 「この村で一番美しい娘をよこせ」と村人をフォルスの力を使って脅迫。 ヴェイグたちを蹴散らし、クレアを誘拐してしまう。 ヴェイグはクレアを取り戻すため、マオとユージーンは誘拐の真意を含めた国の動きを探るため、 3人はチームを組み旅立つ事に。 70 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 11 47 ID OUMy/JHA サレとトーマを追うヴェイグたち。途中、アニーという少女がユージーンを殺そうと奇襲をかけてくる。 彼女もラドラスの落日で、フォルス能力が開花した人間らしい。 アニーは「父をなぜ殺した!」とユージーンをののしる。しかしユージーンは何も答えない。 ユージーンは、王直属の高名な医師であったアニーの父を殺し、軍を追われたらしい。 アニーは力を使い果たし気絶。ユージーンはアニーを大事そうに抱え、女医のキュリアの元に運んだ。 目を覚まし、興奮したアニーはガジュマが憎いと言い放ち、 その場にいたガジュマの少年ミーシャに「近寄らないで!」と怒鳴ってしまう。 実はそのミーシャは、ラドラスの落日でフォルス能力が開花し、気味悪がられた両親に 同じことを言われ捨てられてしまっていた。ミーシャは悲しみのあまり暴走を起こし姿を消す。 女医キュリアは「あなたの父親は、命に色はない、と言っていた立派な医者だったのに!」とアニーを怒る。 ヴェイグたちがミーシャを探し、救い出して一件落着。アニーは反省をしている様子なのだが、 それでもかたくなに「ガジュマは嫌い…ユージーンを殺す…」と言い続ける。 ユージーンは「それなら俺と一緒に来い、いつでも俺を殺せばいい」とアニーを仲間に引き入れてしまう。 「アニーの父バースとは20年の親友であり、アニーも子どもの頃から知っている、アニーは優しい子だ」 心配するマオにユージーンはそう告げた。 以降ユージーンは、アニーに何を言われてもどんな態度を取られても優しく見守る事に終始する。 ペトナジャンカという街にサレとトーマが行ったという噂を聞き、急いで駆けつけると 一足遅く、この街でも拉致が行われた直後であった。 しかも姉を誘拐されたティトレイという青年がフォルス能力を暴走させ、町中が混乱中。 ひとまず、ティトレイの暴走を鎮めるヴェイグ一行。 ティトレイも姉を救うため、一緒に行くことになる。 底抜けに明るい性格のティトレイ加入で、それまでの重苦しい雰囲気が一気に和らぐ。 が、アニーはユージーンに対する敵対心を隠さず、そこは緊張感が漂ったまま。 71 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 14 01 ID OUMy/JHA 港町サニイタウンで情報収集。この街でもサレたちによる拉致誘拐が行われていた。 「娘のヒルダがさらわれた」という母親から、サレとトーマの足取りを聞いたヴェイグたちは急いであとを追う。 と、ヒルダという娘が助けを求めてきた。誘拐されたが逃げてきたのだと言う。 ヒルダをかばい、後を追ってきたらしいトーマと対峙するヴェイグたち。 と、後ろからヒルダがヴェイグたちを襲った。なんとヒルダは王の盾の刺客。すべて罠だったのだ。 ヒルダ「騙される方が悪いのよ」 しかし、ヒルダはヴェイグたちに負けてしまう。 トーマは「角を折ったから力が半減したんだ、馬鹿め」と言い放ち ヒルダの帽子(ターバン)を払いのけた。そこには折れた角とガジュマの耳が生えていた。 「見ろよ、こいつは醜いハーフだ。ハーフが嫌だっつーんで角を折りやがった。 純粋な人の体になる方法があるって嘘をついて利用してきたが、もう役立たずだ」 「人の体になる方法があるっていうのは嘘だったの?騙したのね!」怒るヒルダ。 「騙される方が悪いだろ」笑うトーマ。怒りでヒルダが暴走しはじめたのを見てトーマは姿を消す。 最初からヒルダを暴走させ、捨て駒にするつもりで連れてきたのだ。 ヴェイグたちは苦戦するも、ヒルダの暴走を鎮める。 傷ついたヒルダを抱えサニイタウンに戻り、サレとトーマの足取りを一から探すことに。 サニイタウンでは、王の盾・四星の一人、ハーフのミリッツァが、逃げ出した少女を探し回っていた。 監禁場所から逃げ出した少女は本当にいたのだ。ヒルダはミリッツァの前に飛び出した。 ヒルダ「聞いて!純粋な人の体になる方法はないの!私たちは王の盾に利用されてただけなの!」 ミリッツァ「…で?王の盾以外にハーフを受け入れてくれる場所があるの?ないでしょう?」 ヒルダ「………」 ミリッツァ「お前は角を折った。ハーフを嫌がりハーフとしての自分も否定した。お前は許せない」 戦闘が始まり、ヒルダはヴェイグたちと共に戦い、ミリッツァを倒した。 こうしてヒルダ姉さんも、仲間に加わる事に。 72 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 15 19 ID OUMy/JHA ヴェイグたちは逃げ出した少女スージーを探し出し、話を聞くことに成功。 囚われた少女たちはカレギア城に集まられるらしい。スージーは城から逃げ出してきていた。 少女たちは丁重に扱われ、アガーテ女王と一人ずつ対面させられるのだという。 スージーが「こんな綺麗なガジュマの女性は始めて見た」と言うと アガーテ女王は悲しそうに「ガジュマのわりには、という意味?」と聞き返した。その後の記憶は無いという。 一行はカレギア城に向けて出発する。 ヒルダの苦悩を目の当たりにしたヴェイグとティトレイとマオは ガジュマとヒューマの違いやハーフへの差別について意見交換、真剣に考えるようになる。 特にティトレイは、ヒューマとガジュマが恋愛するなんて考えた事も無かった自分にショックを受ける。 アニーはガジュマとヒューマが愛し合う可能性があることに拒否反応を示すが そのうち美人で姉御肌のヒルダに憧れ、慕うようになる。 ヒルダは未だに純粋なヒトの体を手に入れる方法をあきらめてはいないと宣言。 そのままでいいじゃないかというユージーンやティトレイの意見に耳を貸さない。 砂漠でアニーが高熱に倒れ、砂漠の村に立ち寄り看病する事に。 その村は外部の人間に冷たく、アニーも「ガジュマなんかに世話になる気は無い」と 余計な一言を言い放ち、介護をする場所の提供をことごとく断られる。 その村は昔、疫病にかかったヒューマが訪れ、疫病を蔓延させた後、姿を消したため わざとこの村をを滅ぼそうとしたのではないかと、住民が不信感を抱いてしまっていたのだ。 一行はアニーを助けるためオアシスにある治療の材料を取りにいく。 ヴェイグたちが持ち帰った材料の角を見た住人が、あの疫病のあと これを持ったヒューマが村の入り口で息絶えていたことを思い出す。 ヒューマは疫病を持ち込んだ事を気に病んで姿を消したのではないか・・・ そして薬を持って来ようとして息絶えたのではないか? 住民たちは反省し、ヴェイグたちを迎え入れてくれて、アニーの容態が回復する。 喜ぶユージーンだったが、アニーは相変わらずユージーンに拒否反応を示す。 73 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 17 15 ID OUMy/JHA カレギア城を目指し着々と進んで行くヴェイグ一行。 バビログラードという港町につく。そこでワルトゥという王の盾・四星の一人と対戦。 ワルトゥはこの港から捕らえた娘たちをカレギア城まで船で運ぼうとしていた。 ユージーンは旧知の仲らしく、ワルトゥに「なぜお前がこんな事に加担するのか?」と問いただすのだが ワルトゥは答えない。 そこにミルハウストという王国正規軍の将軍も現れ、ワルトゥに娘たちを解放するよう要求。 ミルハウストは女王と国民を守る使命に燃える正義の人であり、王の盾・四星も頭が上がらないらしい(おまけにイケメン。 無事娘たちが解放され、ティトレイと姉のセレーネが再会する。 しかしクレアはすでにカレギア城に連れ去られたあとだった。 がっかりするヴェイグ。 その頃、クレアはアガーテ女王と対面。ヒューマとガジュマの違いを問うアガーテに 「違いはありません、見かけは違っても私たちは同じヒトです」と毅然と答えるクレア。 アガーテはクレアの肩に手を置いた。クレアは気絶し崩れ落ちる。 アガーテは家臣のジルバに告げる「この人よ……私を助けてくれるのはこの人」 74 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 18 47 ID OUMy/JHA ヴェイクたちはカレギア城のあるバルカに到着。 アガーテ女王は、聖なる王の復活の儀式を執り行うと宣言していた。 クレア誘拐となんらかの関係がありそうだ。 ヴェイクたちは地下道を通ってカレギア城に潜入し、囚われていた少女たちの部屋を見つけ出す。 しかしクレアは祭儀場に連れて行かれてしまっていた。 立ちふさがる王の盾をぶっ飛ばし、ヴェイグは儀式執行の間に突入。 ヴェイグ「女王は一体何をする気だ!?クレアを返せ!」 が、アガーテ女王のフォルスの力は絶大でヴェイグは身動きが取れなくなる。 アガーテ女王は月のフォルスを使い、クレアを黒い球の中に取り込み、自らも中に入り込んだ。 そこで、力が暴走。その球体は聖獣ゲオルギアスへと変化してしまった。 聖獣ゲオルギアスは言った。「ガジュマとヒューマは共存できない。必ず争う。 ならばヒューマを滅ぼすのが世界を救う唯一の方法だ」 体が自由になったヴェイグたちは、ゲオルギアスに剣を抜き、立ち向かっていった。 そして見事ゲオルギアス撃破!その瞬間ヴェイグはジャンプして光の中に飛び込んだ。 そしてクレアを抱きかかえ、戻ってきた。 ヴェイグはクレアを連れ、村に戻った。ずっと気を失っていたクレアも目覚めた。 完。 というのは嘘で、ここまでが壮大なプロローグというか第一部です。 75 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 33 26 ID OUMy/JHA 第二部突入 クレアが目覚め、喜ぶ両親とヴェイグ。だがペットのザピィは大好きなはずのクレアに寄り付かない。 そこにアニーが現れ、自分と一緒にカレギア城のそばの洞窟に来て欲しいと告げる。 ユージーンの様子がおかしくなり、マオにヴェイグ達を連れてきてと頼まれたのだと言う。 「マオとユージーンには世話になったんだから行ってやれ」とクレアの両親にも言われ ヴェイグは出発を決意。そんな中、村で騒動が勃発。 ポプラおばさんというピーチパイの名人で、人のいいガジュマの主婦が性格豹変、 ヒューマの住人が気に入らないと喧嘩を売ったのだ。 止めに入ったヴェイグに殴りかかるポプラおばさん。ヴェイグがクレアを氷付けにした時、 クレアの両親と共に、追放寸前のヴェイグをかばい、鬱になったヴェイグを励まし続けたのは このポプラおばさんだった。あまりの豹変振りに驚くヴェイグ。 アニーが言うには、各地でヒューマとガジュマの似たような対立が勃発しているのだそう。 村が心配ではあるがユージーンを救うため出発するヴェイグ。 街道の休憩所で休んでいるとクレアがやってきた。 同行していた道案内の人が言うには、クレアはカレギア城を目指していたらしい。 ヴェイグは村に戻るよう説得をしたのだが アニーが「ヴェイグさんと一緒に居たいんでしょう?追い返すのは可哀相」と言い出し なし崩し的にクレアも同行する事に。 途中ペトナジャンカにも立ち寄り、ティトレイにも声をかけ、4人はユージーンとマオの待つ洞窟へ向かった。 ヒルダは、純粋なヒトの体を手に入れるためどこかへ旅立ち、居場所がわからないらしい。 立ち寄る先では「なんだか急に嫌気がさした」「顔を見るだけで腹が立つようになった」と ヒューマとガジュマが互いを嫌いあう様子が、どこでも見られるようになっていた。 76 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 34 42 ID OUMy/JHA 洞窟の奥ではユージーンがヴェイグたちを見つけるなり獰猛な叫び声を上げはじめた。 「ヒューマが憎い!お前たちを引き裂いてやりたい!だから・・・俺に近づくな!」 父親代わりと言ってもいいほど信頼しているユージーンの豹変振りに泣き出しそうなマオ。 アニーがとある地方に精神を安定させる強力な秘薬があるのを思い出し、それを見つけに一行は旅立つ。 ユージーンが心配なマオと、戦闘能力の無いクレアはここに残る事に。 ラジルダという村に向かったヴェイグたちだったが、この村はヒューマとガジュマの対立が恐ろしいほど酷く、 ガジュマ住民はヒューマであるヴェイグたちに口も聞いてくれない。 ヒューマ住民も、ガジュマのユージーンを助けるためだとわかると態度を一変させ、ヴェイグ達を追い払う。 苦労しながらもなんとか秘薬を手に入れたヴェイグたち。偶然ヒルダもラジルダに来ており再会、合流する。 その頃、クレアは洞窟を抜け出し、カレギア城に入ろうとしてミルハウスト将軍に発見される。 ミルハウストは「女王の一件を知る人間に見つかる前に、この街から出て行け!」とクレアを追い返す。 クレアはミルハウストに何かを伝えようとしたが適わず、 「どうして気づいてくれないの?」と気落ちして門を後にする。 ユージーンのいる洞窟へと戻ったヴェイグたち。 秘薬を飲んだユージーンは落ち着きを取り戻す。ユージーンとマオとアニーは ガジュマとヒューマが憎しみを爆発させるようになったのは、 聖獣ゲオルギアスに関係あるのではと考え、遺跡があるというこの洞窟に入った。 そこで突如ユージーンが暴れだし、奥の檻に閉じこもったのだと言う。 ユージーンがアニーに「ヴェイグ達を連れてきてくれてありがとう」と礼を言うが アニーは「マオに頼まれたから仕方がなかった」と下を向く。 ユージーンが落ち着いたので、一行は洞窟を隅々探して遺跡を発見。そこには 「王ゲオルギアスはヒューマを滅ぼすと決めた。が6人の聖者はそれに反対しゲオルギアスを封印した」 「ゲオルギアスの強大な思念は人々の心に憎しみを生む」 「ゲオルギアスの思念は、聖者の力で消すことができる」など、大昔の聖戦についての記述があった やっぱり人の心が憎しみで満ちた原因はゲオルギアスだった。が、聖者の力とはどこにあるのか? と、ヒルダがラジルダでこの石碑に書いてある紋章を見たと言い出し、一行はラジルダに向かって出発。 77 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 35 48 ID OUMy/JHA クレアが一人で出かけたことをマオから聞いたヴェイグは、クレアに注意する。 クレアは「…ヴェイクたちを洞窟の外で待っていただけです」と嘘をつく。 他にもクレアは、自分がヴェイグにプレゼントした石のペンダントのことを覚えてなかったり、 話しかけると、言葉に詰まり、しどろもどろになるなど様子がおかしい。だがヴェイグは 一年の氷付け→誘拐→しばらく意識不明ということもあり、追求する事はしなかった。 ラジルダ到着。クレアに話しかけてきた少女がいたがクレアは覚えてない様子。 少女も誘拐の被害者だった。カレギア城に囚われていた間、 クレアが「ヴェイグが助けに来てくれるから大丈夫」とずーっと励まし続けてくれたのだという。 「あなたがいてくれなかったら不安で押しつぶされていたわ」とクレアに感謝する少女。 「アガーテが誘拐なんてするから悪いんだ~!」と改めて憤慨するティトレイ。黙り込むクレア。 アガーテ女王はあの事件で行方不明になったのだが、カレギア国はそれをひた隠しにしている。 ラジルダは相変わらず種別対立をしており。ガジュマ住民にはユージーンが、 ヒューマ住人には、顔の割れていないマオとヒルダとクレアが聞き込みにあたった。 特にクレアの上品な言葉使いは、ヒューマの長にいたく気に入られ、やすやすと情報ゲット。 見事、近場の沼に『闇の力』の遺跡があることを突き止める。 「クレアは女王様みたいだったんだよー」というマオの報告を意外に思うヴェイグ。 ヴェイグ「どこでそんな言葉使いを覚えたんだ?」 クレア「・・・・ア、アガーテ様に教えてもらったのよ」 (もうバレバレではあると思うが一応補足。クレアの中の人はアガーテ女王) 78 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 37 42 ID OUMy/JHA 遺跡突入。そこでティトレイは白昼夢を見る。 姉のセレーネが、ガジュマを執拗に苛めている。止めに入り、ガジュマたちを助けるティトレイ。 助けてもらったガジュマは「覚えてろ!思い知らせてやる!」と捨て台詞を吐く。 愛する姉セレーネに「あなたは本当に差別したことないの?誰にだって差別の心はあるでしょう?」と 問いかけられ、ティトレイは自問自答を繰り返す(俺は本当に差別をしたことが無いと言いきれるのか?) 場面は変わって、ティトレイの家。先ほどのガジュマがセレーネを殺害して逃亡してしまう。 絶望や憎しみがティトレイの心に湧き上がる。 「ガジュマが憎いでしょう?」アニーの声が聞こえる。 「いいや!悪いのは姉を殺したヒトだ!ガジュマじゃない!」ティトレイは叫んだ。 悪夢が終わった。これはすべて闇の聖獣の試練だったのだ。 最後にティトレイは闇の聖獣の「信じるものはなんだ」との問いに 「ヒトはみな感情がある、そこに種族の差は無い」と言い切り無事合格。闇の力を手に入れる。 次の遺跡はピピスタにあると教えられ、ヴェイグたちはピピスタに向かう。 ヒルダがぽつりと「なんであんたなの?なぜ私じゃないの?」とティトレイにつぶやいた。 ユージーンが「聖獣の力が手に入っても、人の体が手に入るとは限らない」とさとすのだが ヒルダは「そんなの手に入ってみなきゃわからないじゃない!」と反論する。 ピピスタで次の遺跡を無事発見。 次の試練の対象はマオ。マオが見たものは6聖獣たちの談話。 ━━本当にゲオルギアスの言うとおりヒューマを滅ぼせば世界は救われるのか? ━━ヒューマは本当に危険なんだろうか?共存はできないのだろうか? ━━では、世界を見るために穢れ無き瞳を作りましょう マオは気づく。そうか僕に記憶がないのは無くしたのではなく この世界を見るため聖獣たちに作られた存在だったから。記憶なんて元から無かったんだ。 そして今までの旅で見てきた経験がさまざまと脳裏に蘇る。 ユージーンとの出会い、王の盾、憤り、旅、戦い、仲間、ヒューマ、ガジュマ、ハーフ、ヒト。 マオは「この世界を守るため力が欲しい」と言い、無事炎の力を手に入れる。 ここでヒルダが「私にも力を!」を聖獣に詰め寄る。 聖獣は次は雲海にそびえる塔を目指せと言って姿を消す。がっかりするヒルダ。 79 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 39 16 ID OUMy/JHA そのころ、ラジルダの海岸にアガーテが打ち上げられ、 数少ないまともなヒューマの青年に助けられ、かくまってもらっていた。 (アガーテは女王としてのお披露目がまだだったので、顔はそんなに知られていない) しかしヒューマ対ガジュマの対立が急激に悪化、暴動に発展。町中に怪我人があふれる。 アガーテは、怪我人を運び、薬草を使い介抱を始める(さすが中の人がクレアなだけある) 少し遅れてラジルダに戻ってきたヴェイグたちも、事態を収めるため奔走。 アガーテがいることにクレアだけが気づくが、クレアはアガーテに見つからないよう隠れ、やり過ごす。 そこにミルハウストが軍隊を引き連れ、ラジルダを制圧。ヒューマとガジュマの長を連行する。 住民の対立が起きないよう、ここを軍の監視下に置くことを決めると ミルハウストはあわただしくラジルダを出ていった。クレアは黙って見送った。 宿屋ではアガーテが怪我人の治療をしていたが、ヴェイグたちはまったく気づかず 雲海にそびえる塔に向けて出発してしまう。 だが、アガーテはヴェイグたちに気づき、後を追う。 キョグエンという裕福な街に着いた御一行。 塔の情報を得るため、街の富豪のもとを訪ねる。 富豪は情報を出す代わりに、自分が主催しているオークションの警備と クレアを接客に使わせることを条件を出す。 ヴェイグたちが客の出迎えと警備に当たっている頃、クレアは監禁されてしまう。 隣の部屋では、キョグエン付近で富豪の部下に拉致られたアガーテも閉じ込められていた。 オークションと言うのは人買いも兼ねており、富豪は上玉のクレアとアガーテを売り飛ばす気なのだ。 狼狽するクレアを、壁ごしにアガーテが励ます。クレアは、向こう側にいるのが、アガーテであることに気づく。 クレア「…あなたは強いんですね」 アガーテ「私は強くないわ。信じているだけ」 そこに、ヴェイグのペットのザピィがアガーテの部屋に飛び込んでくる。 アガーテはここにヴェイグが来ている事を確信。ヴェイグに「助けて」と手紙を書きザピィに託す。 ヴェイグは、クレアの字で書かれた手紙を読んで囚われた事を知り激怒。 クレアを助けるため富豪の家に突入する。いろいろあったが、クレアを無事に助け出す。 しかしアガーテは一足遅く売り飛ばされた後であった。 ヴェイグ「他に捕まってた女性はいないな?クレア」 クレア「……いません。私だけです」 81 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 41 43 ID OUMy/JHA ノルゼンと言う雪の村に移動した御一行。ここもヒューマ対ガジュマの抗争が勃発していた。 「種族争いなんぞけしからん!」と怒る頑固爺さんなど、まともな人が残っているので、暴動の心配はなさそうだ。 古の塔についての情報を探すと、村の青年が場所を教えてくれる。 ヴェイグたちは塔にのぼり、最上階に着いた。そこにいたのは王の盾・四星の一人、サレ。 サレはカレギア城で、いとも簡単にヴェイグにぶっ飛ばされたせいでプライドが傷つき、さらに狂った。 そしてヴェイグ達の心を傷つけ、倒し、復讐することを当面の目標にしてしまった。 この場所を教えてくれた村の青年もサレの変装。「ここならミルハウストに邪魔されずにお前らを倒せるからな」 サレはヴェイグたちと仲良くたわむれていた王の盾の下っ端、ドジッ子3人組「漆黒の翼」を改造して操り、 ヴェイグたちを襲わせ、自分はさっさと立ち去ってしまう。 戦いの後、自分を取り戻した漆黒の翼に、王の盾を抜けるよう説得するヴェイグたち。 ここは聖獣の塔ではなかった。3人を見送ったあと、うなだれる一行の前に、 遠くの平原に、雲の中までそびえ立つ塔のシルエットが見えた。雲海にそびえし塔・・・あれだー!!!! しかし塔に行くには船がないと無理なことがわかった。 船を借りる交渉をしようと、ノルゼンの港に行くと、軍が港を封鎖しており追い返されてしまう。 そこにアニーが仲間になるイベントで出合った、女医のキュリアと医師見習いのミーシャが現れる。 各地で暴動が発生しており、鎮圧するため出動した軍が2人に同行の要請をしたらしい。 軍の船を借りる事はできないか?と相談するヴェイグ一行。 宿屋で連絡待ちをしていると、ガジュマの兵士が尊敬するユージーンに挨拶がしたいと尋ねてきた。 そのガジュマの兵士は、ユージーンの元部下で、アニーの父バース殺害の現場にいたらしい。 アニーは「教えて!どうして父は殺されたの?」とガジュマ兵士に詰め寄る。 「父親?」兵士はバースの娘とユージーンが行動を共にしていることに驚く。 兵士「ユージーン隊長は悪くない。バース医師をかばっているんだ…ラドラス王を…」 しかしユージーンがそれ以上言わないよう兵士に口止めをしてしまう。 「父は立派な医者だった!ガジュマの言う事なんか信じない!」アニーは怒りまくり兵士を追い出してしまう。 100 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 27 07 ID OUMy/JHA そんな中、魔物が大挙して村に押し寄せ、勇敢に戦った兵士が大量に負傷する。 かけつけたヴェイグたちが魔物を撃退。その後みんな分散して怪我人を屋内に運び、手当てする事に。 キュリアは、医者の心得のあるアニーに、他の家に運ばれた患者を診て回ってくれと頼む。 「いい?アニー。命に色はないのよ!そこにいるのはヒューマでもガジュマでもなく、患者なの!」 アニーはしぶしぶ患者の元へ出向くが、その重傷患者は宿屋に尋ねてきたあのガジュマの兵士だった。 アニー「できない…ガジュマを助けるなんてできない……」 ユージーン「アニー、助けてやってくれ、頼む!」 しかしアニーが駄々をこねている合間にガジュマ兵士は絶命。アニーのその態度と兵士の死に涙を流すユージーン。 アニーは兵士の死でようやく自分が何をしでかしたかを認識。兵士を見殺しにした自分にショックを受ける。 アニーは走り出すと、雷のフォルスを持つヒルダを連れて戻り、電気ショックで兵士を蘇生させようと必死になる。 蘇生は成功。アニーは人が違ったように村中をかけずりまわり、すべての兵士たちの治療に精を出す。 アニーは生前父が言ったという「命に色はない」という言葉をやっと受け入れ、理解した。 そしてアニーの努力が認められ、軍が船を貸してくれる事になった。 しかし、アニーはガジュマに対する差別はやめたが、ユージーンにはやっぱり冷たいまま。 また、ユージーンもイライラしているのか様子がおかしくなってくる。 101 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 28 31 ID OUMy/JHA 古の塔に突入。次の試練の対象はアニー。アニーが見せられる白昼夢は、対ガジュマの記憶の数々。 父がユージーンに刺し殺される場面。ユージーンに奇襲をかけて返り討ちにあった思い出。 「近寄らないで!」「ガジュマなんか嫌いよ!」ガジュマの人々へ向けた自分の発した言葉。 ハーフの差別に苦しむヒルダの苦悩。いつも気遣ってくれるユージーンに対して冷たい態度を取り続ける自分。 ガジュマ兵士への治療。「命に色はない」という父の言葉。 アニーは自分が間違っている事に気づいていたのに、ガジュマを憎む事でその答えから逃げていた事を反省、 自分と向き合う事を決意する。 「種族争いを止めたい」未だにガジュマへのわだかまりが吹っ切れない自分をも認めた上で答えを出す。 聖獣は正直に自分の気持ちを答えたアニーに、風の力を分け与えた。 そして最後に父バースの殺害の真相をアニーに見せる。 ユージーン「国王はどうして亡くなったのだ?病気の原因はなんだ?答えろバース」 バース「気づいているんだろう?お前の予想通り、国王に毒をもったのは私だ」 ユージーン「バース!…なぜだ!」 バース「死ね!ユージーン」 ナイフを持って襲い掛かったのはドクター・バースだった。しかしもみ合ううちにナイフはバースの胸に突き刺さった。 呆然とバースの亡骸を見下ろすユージーンを、発見した兵士たちが取り囲む。 ユージーンは抵抗もせず連行され、軍を追放されて地位のすべてを失った。 アニーは真実を知った。塔から出たアニーは涙を流しユージーンに抱きつき、謝った。 「俺の知っているバースはあんな事をする男じゃない。何か理由があるはずだ。一緒に真実を探し出そう」 ユージーンの言葉にうなずくアニー。ユージーンとアニーのわだかまりはここで消えた。 次の聖獣の場所へ向かおうとする御一行。しかしマオに聖獣が乗り移り、 緊急メッセージをヴェイグに伝えてきた。 「ベルサスへ急げ!大切なものが失われる!」 急遽予定を変更、ベルサスに向かうヴェイグたち。 102 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 31 07 ID OUMy/JHA ベルサスでは、売り飛ばされたアガーテがこの街の権力者の家に連れられてきていた。 権力者スカラベの娘はアガーテに誘拐されており、娘は帰ってきたもののあれ以来元気がない。 そこで女王にそっくりのガジュマを買取り、娘のメイドとしてこき使い、気を晴らそうとしたのだ。 スカラベの娘とは、カレギア城を抜け出し、ヴェイグたちに助けられた少女スージー。 スージーは女王にそっくりなガジュマの出現に驚くが、「女王の顔はもう見たくないの」と打ち明け 「父に見つからないようここから逃げなさい」と、屋敷からアガーテを逃がす。 アガーテは、ベルサスの街をさまよう。どこへ行ってもガジュマは近寄るな!と追い返された。 ベルサスはヒューマが実権を握っており、ガジュマは迫害され、スラムに追いやられてしまっていた。 ガジュマのスラムに入ったアガーテは、迫害され疲労した住民に女王だということを見抜かれ 「助けてください」と懇願される。この状況を見過ごす事はできない。アガーテの姿ならできることがあるはず…。 アガーテは、権力者スカラベの屋敷に再度戻り、ガジュマ差別をやめるよう説得する。 ヴェイグたちもベルサスに到着。ベルサスのガジュマ差別に嫌悪感を抱きまくる。 スージーがヴェイグたちに挨拶に来て、ユージーンに対する父親の非礼を謝る。 そしてクレアを紹介され「あなたも怖い思いをしたのね、あんなことするなんて酷い女王様よね」 と声をかける。まったく返事ができないクレア。 クレアはヴェイグから、女王が行方不明になりミルハウストが泣いていたこと、 おそらく今は必死で女王の行方を捜しているのではないか、ということを聞く。 「嘘よ…私のことなんて…。あなたとは違いすぎるって言ったのに…」 クレアはミルハウストに思いをはせる。 103 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 33 40 ID OUMy/JHA アガーテがこの街に来ており、ヒューマとガジュマの和平宣言を行うという情報を聞き、 広場に行くと、ギロチンが用意され、アガーテが連行されてきた。 権力者スカラベは叫んだ。「ガジュマが女王なんてこの国はおかしい!ヒューマがこの国の実権を握るべきだ! アガーテは我が娘を誘拐した!そんな女王はいらない!ここで処刑する!」ヒューマの住人は歓声を上げた。 「和平を結ぶって言ったじゃないか!」ガジュマの住人が抗議の声を上げた。 アガーテがギロチン台に立たされた。最後に何か言ってもいいぞとスカラベがニヤニヤして命令した。 アガーテは前に出ると毅然とした態度で話し出した。 「皆さん、見掛けは違っても、ガジュマもヒューマも同じヒトです……」 それは立派な演説だった。その言葉に胸を打たれた人々が口をつぐみ、広間は水を打ったように静まり返った。 「私の知っている村では、近所のおばさんがピーチパイを作ります。それをみんなが美味しいねって喜んで食べます。 その美味しいと思う気持ちに、ヒューマもガジュマも関係ありません。心に種族はないんです。 みなさんもピーチパイを食べる時のことを思い出してください。美味しいと感じる心に…種族はありますか?」 ヴェイグは、気づいた。ギロチンの横にいるアガーテこそクレアだと。 ヴェイグたちは、アガーテの姿をしたクレアを助け出すため、群集に突入していった。 アガーテは、自分の姿をしたクレアの言葉に胸を打たれ、ただ立ち尽くすのみだった。 ミルハウスト率いる王国軍もアガーテ登場の噂を聞きつけ街に到着。民衆の制圧に取り掛かった。 あわてたスカラベは、アガーテ女王の首を落とすべく、ギロチンの紐を切り落とした。 ヴェイグは、氷のフォルスで落ちてくる刃を凍りつかせ、救出する。 以前はクレアを散々な目にあわせたフォルスで今度はちゃんと救ったのだ。 「私信じてた。ヴェイグならどんな姿をしてたって私に気づいてくれるって…」 「クレア…」 注・ここからクレア姿のアガーテは『アガーテ』、アガーテ姿のクレアは『クレア』と書いていきます。 104 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 35 31 ID OUMy/JHA 街も落ち着いたあと、ミルハウストとヴェイグたちがクレアの姿をしたアガーテを取り囲んだ。 ミルハウスト「あなたがアガーテ女王?なぜこんなことを…」 アガーテ「私……私は…あなたのために…」 ヴェイグ「それよりクレアに体を返してくれ、それが先だ」 アガーテ「…ごめんなさい…ごめんなさい!」 アガーテは、その場から走り去ってしまう。追いかけるミルハウスト。 ヴェイグたちも追いかけようとしたが、またマオに聖獣が乗り移り、 「君たちは先に聖獣の力を手に入れるべきだ。大切なものは守れただろう?」とヴェイグに問いかける。 ヴェイグは渋々、クレアの体の行方についてはミルハウストに任せる事にして聖獣探しを再開する。 次の聖獣の居場所は簡単に見つかり、遺跡に入って行く御一行。 ここの試練の対象はヴェイグ。見せられた白昼夢はアガーテとクレアの乱舞だった。 アガーテの姿をしたクレアが問う「私は誰?」「私はアガーテ」 クレアの姿をしたアガーテが言う「私がクレアよ」「だって体がクレアだもの」 2人が交互に現れては、混乱する言葉を吐いていく。 白昼夢は、一人だけに見せられるもので、一緒にいる仲間は 何が起こってるのかさっぱりわからない。他の仲間はみな表に出さず乗り越えたのに ヴェイグはみなの前で「お前はクレアじゃない!」と絶叫しまくり その度、現実に戻ってはクレアに「ごめん…」と謝る事になった。 聖獣からのお前の隣にいるのは誰だ?という問いかけに、 ヴェイグは「クレアだ」ときっぱり答え、無事試練に合格。 水の聖獣の力を得る。その水の聖獣は空を飛ぶために今後同行してくれるという。 この遺跡のある町では、ガジュマとヒューマの禁断の恋愛をしている住民がいた。この2人から 「ハーフが暮らしている村があると聞いた、そこなら私たちも暮らせるのではないか」と相談される。 ところがヒルダが「あんたたちみたいなのがいると迷惑なのよ!」とブチ切れ、追い払ってしまう。 ティトレイは、ヒルダに好意を持ち始めたらしい。シスコンなので年上にめっぽう弱いようだ。 マオは、ヒューマでもガジュマでもハーフでもない自分の存在に、一人で思い悩んでいた。 クレアは、みんなとわきあいあい楽しく過ごしている。しかし戦闘に加われない非力な自分を 少し気にしているようだ。 105 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 36 58 ID OUMy/JHA 水の聖獣が言うには、次はようやく待ちに待ったヒルダの番で、 ヒルダの出生にヒントが隠されているらしい。 ヒルダはハーフのせいか両親に捨てられており、手がかりといえば ずっと大切に持っている珍しいタロットだけ。 同じタロットを持つという占い師の噂を聞き、人里はなれた村に出向く御一行。 この村は驚く事に、ヒューマとガジュマの異種別結婚をして故郷を追われた人々が暮らす村であった。 一行は占い師に会いに行く。ガジュマの占い師ナイラはヒルダの母であった。 ヒルダに抱きつき、嬉し涙を流すナイラだったが、突如ヒルダに向かって「この村から出て行け」と叫ぶ。 ヒルダは落ち込み、もう一度会いに行こうと説得する仲間に「行かない!」とヒステリーを起こす。 そこに王の盾・四星の一人、トーマが現れ、ヒルダたちに襲い掛かった。 ナイラが飛び出してきて「私の娘にもう二度と手を出すな!」とヒルダをかばい、死んでしまう。 トーマは「父親もヒルダかばって死んで、次は母親かよ」と笑い、姿を消す。 村人から詳しい話を聞くと、 トーマに赤ん坊のヒルダは誘拐された。ナイラはヒルダを探し世界を放浪、この村に流れ着いた。 そして、いつか成長したヒルダがこの村の噂を聞きつけ来てくれることをずっと待ち望んでいたのだという。 「じゃあなぜ私を拒んだの?」泣き崩れるヒルダ。答えは簡単に見つかった。 ナイラは「角二本のタロット現れた時、自分の命がついえる」という予知をしており、 これがヒルダのことを指すと気づいたナイラは、母の死を娘に見せたくない一心でヒルダを遠ざけようとしたのだ。 ナイラの遺品と手紙を受け取り涙を流すヒルダ。手紙にはヒルダへのあふれんばかりの愛が綴られていた。 ナイラの遺品の紫水晶は、次の遺跡を開く鍵だということがわかり 傷心のヒルダを含めた一行は、遺跡に旅立つ。 ヒルダの試練は、それまでのヒルダの人生のフラッシュバック。 生まれたばかりのヒルダを抱き、幸せそうに笑う両親。 ハーフはたいてい成長できずに死んでしまう。ヒルダも死にかけ、助けてもらおうと聖獣のもとを訪れる両親。 だが、遺跡の中には魔物がいる。父親のアムジルは二人をかばい身を投げ出し死亡する。 ヒルダは聖獣に助けてもらったものの、ハーフ狩りをしていたトーマが現れ、ナイラからヒルダを奪う…。 ヒルダは迫害されて育ち、トーマの暗殺部隊の手ごまとして成長する。 「ハーフなんかに好かれるのは迷惑なんだよ。そんな目で見るなよ!」片思いの相手に罵倒されるヒルダ。 同じ境遇のハーフのミリッツァが言う「ハーフに居場所なんてないのよ」 己の運命に絶望し角を折るヒルダ。トーマに見捨てられ、ヴェイグたちと共に旅をし、母と再会する… 聖獣は「純粋なヒトの体が欲しければ与えてやってもいい」とヒルダに告げる。 しかしヒルダは断った「両親が与えてくれたこの体が私の誇り。今は角を折った事も後悔しているの」 ヒルダは光の力を手に入れた。 106 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 38 40 ID OUMy/JHA 残りはユージーンだけ。最後の聖獣がいるという幻の島を探しに御一行は旅立つ。 幻の島というのはサニイタウンのことだった。町の中ではすでに聖獣が待っていた。 光の中に入っていったユージーン。 ユージーンの試練は、ヒューマへの憎しみや猜疑心が渦巻く己の心に立ち向かうことだった。 やすやすとユージーンは試練を乗り越える。 ユージーンは言った「ヒトをつなぐものは種族ではない、絆だ」そして地の力を手に入れる。 実は、ユージーンは、精神安定の秘薬の効果は薄く、ずっとヒューマへの憎しみに囚われていたという。 それを押さえ、今まで旅を続けてきたのだ。 ユージーンの精神力の強さに改めて脱帽し、尊敬のまなざしを送るヴェイグたち。 そして聖獣から大昔、何がおこったのかを聞く。 その昔、文明を発達させたヒューマがガジュマを支配しようと戦争を起こしたという。 それに怒った聖獣の王ゲオルギアスはヒューマを滅ぼす事を決意。 他の聖獣はゲオルギアスに反対し対立。聖獣は力を合わせ聖獣王ゲオルギアスを倒した。 地上ではヒューマがガジュマを支配することなく、戦争も終結。 そして長い年月がたち、アガーテの一件でゲオルギアスの思念が満ちたのが現在の状況である、と。 ついにすべての聖獣の力が集まった。 ヴェイグたちは聖獣の力をあわせて、ゲオルギアスの思念を浄化した。 世界を光が覆い思念が消えた。胸をなでおろして町に戻るヴェイグたち。 だが町にガジュマ兵が押しかけヒューマ住民を理由も無く拘束してしまう。 人々も、前よりさらに憎しみ合っている様子。 聖獣があわててヴェイグたちに状況を知らせてきた。 ゲオルギアスの思念は確かに浄化されたが、 思念によって倍増した怒りや憎しみなどの『負の感情』が、かわりに世界中を覆い尽くそうとしている。 そして、それに感化されたヒトたちが憎しみに任せ、紛争を引き起こし始めたと。 107 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 40 22 ID OUMy/JHA 第三部 ヴェイグたちはあちこちの町や村の紛争を止めるため世界中を駆けずり回る。 砂漠の村では、ガジュマがヒューマの老人の家を乗っ取り、砂漠に追い出した。 老人たちは行き場も無く、魔物の出るオアシスに身を寄せていた。 いくら気に入らないとは言っても、今までは老人を砂漠に追い出すなどの 非道なふるまいは人々はしてこなかった。 これが負の感情の仕業なのか?ヴェイグたちは行く末を案じる。 ヴェイグたちは老人を助けて、村に連れて帰る。ところが今度は村が魔物に襲われていた。 ヴェイグたちは魔物を一掃。ガジュマもヒューマも協力し、一緒に魔物に立ち向かった。 住民たちは反省し、みんなで暮らすことを約束する。わだかまりは完全には消えていないのだが、 ここから先は住民同士で解決するべきだとヴェイグたちは判断して、次の町へ向かう。 ここらへんでマオは自分が聖獣に作られた存在であることをカミングアウトする。 ティトレイ「でも、マオはマオ、だろ?」 ヒルダ「…あんたはヒトよ。マオ。私たちと同じ、ヒト」 ヴェイグはというと、心がクレアであることが一番大切なのだと頭ではわかっていても アガーテの姿のクレアにどうしても馴染めない。 クレアもそんなヴェイグに気づいていた。 108 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 42 01 ID OUMy/JHA アガーテサイド 行方不明になっていたアガーテだったが、一人で旅を続けてカレギア城にたどり着く。 サレが近寄ってきてアガーテを入れてやれと門番に命じ、アガーテは城内に入ることができた。 「祭儀場で面白いことが起こってるよ~?w」サレの態度を不審に思いながら アガーテは一番の家臣であったジルバを探すことにした。 彼女なら私が入れ替わるまでの手助けをしてくれたんだもの、力になってくれるはず! そして目当てのジルバは祭儀場で見つかった。なんとガジュマ市民やガジュマ兵を集め ヒューマを殲滅するための戦争をしかけると高らかに宣言をしていたのだ。 「ヒューマは滅ぼさなければならない!いまこそ我らガジュマが世界を征服する時だ!!」 人が変わってしまったジルバを信じられない思いで見つめるアガーテ。 「ヒューマが紛れ込んでるぞ!」見つかったアガーテは逃げる事しかできなかった。 門まで逃げてきたアガーテに、サレが近づく「見た?面白かったでしょ?」 「・・・何が起こってるの?」 「さあ?でもそれを知って何ができるっていうんだ?今のアンタは無一文のヒューマの小娘。 誰もあんたが女王だって気づかない。大好きなミルハウストにも気づいてもらえなかったくせにw でもそれを望んだのは自分でしょう?ねえ、アガーテ様」サレは高らかに笑うと城内へ消えていった。 アガーテはしばらくうつむき、顔を上げると門を出て行った。 城下街に出たその瞬間、世界を光が覆った「ヴェイグたち…浄化に成功したのね」 城下街で、子どもを連れたガジュマの女性がうずくまり苦しんでるのに気づいてアガーテは声をかけた。 「ヒューマなんかに助けられたくない!」とは突っぱねられたものの アガーテは商店に急ぎ、ヒューマの店主に薬を売ってくれるように頼む。 しかしヒューマ住民が追いかけてきて「その女に薬を売るな!ガジュマに飲ませる気だ」と店主にちくる。 店主は「ガジュマに飲ませる薬はねえよ」と言ってアガーテを追い払う。 それでもしつこく頼み込み、アガーテはなんとか薬を入手。 ガジュマの女性の元に戻り、薬を渡すが「何よこれ、胡椒じゃないの!」と胡椒の入った袋を投げつけられる。 おろおろするアガーテ。見かねたヒューマの子どもが、家から薬を持ってきてくれる。 ガジュマの女性は薬を飲み、容態が治まったとたん立ち上がって去ろうとした。 「待って!せめてこの子にお礼を…」 「ふん!ヒューマなんかに助けてほしくないって言ったでしょう?」 「どうしてそんなことを…私たちは同じヒトでしょう?」 「ガジュマとヒューマは違う!一緒にしないで!」 言い争いになりかけたその時、ガジュマ女性の娘が、薬を持ってきてくれた少年に話しかけた。 「お母さんを助けてくれてありがとう、嬉しかった」 「ううん。僕もお母さんが苦しんでたら悲しいもの。当然だよ」 ガジュマ女性とアガーテは、その言葉を聞いて黙り込む。 109 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 43 45 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド ヴェイグたちは聖獣信仰のある遺跡の町(水の力を手に入れた街)に戻った。 この町でも対立が悪化。ヒューマはガジュマを崖下の港に追いやり、上がってこれないよう リフトを止めてしまっていた。ここには禁断の恋愛をしているあのカップルがいる。 ガジュマの少女は「駆け落ちをする約束をしたばかりなのに」と涙を流し、ヒューマの恋人の身を案じていた。 ヒルダは「私たちがなんとかするから、あなたはここで彼を待ちなさい」と優しく慰める。 そしてヴェイグたちの活躍で、ガジュマとヒューマは元通りの生活に戻ることができた。 ヒルダは、例のカップルを見つけると、 「できればこのまま町にいて、あなたたちが道を開いて行って欲しい。私の両親のように」と願いを託す。 アガーテサイド アガーテはティトレイの故郷、ペトナジャンカに来ていた。 ヒューマに町を追い出されたガジュマたちが、この町の工場で職を得ていたが ガジュマにだけ力仕事を押し付けられると不満をため、立てこもりストを起こしていた。 アガーテは工場に入ると、機材を勝手に動かしまくり、機械を暴走させる。 ガジュマたちは部屋から出てきて、ヒューマたちと協力しながら機械を止めるため奔走した。 怒られるアガーテだったが、しどろもどろになりながらも 「ヒューマとガジュマは力をあわせて暮らすべきです」と自分の思いを必死になって伝える。 そしてヒューマとガジュマの話し合いが行われることが決定。一件落着する。 ティトレイの姉、セレーネはアガーテに礼を言う。 「ありがとう。さすがはクレアね。いつも他人のことに一生懸命になって」 アガーテはクレアという女性の偉大さに気づいた。 そして同時に女王としても目覚めはじめた 110 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 46 14 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド ヴェイグたちはガジュマだけで暮らす町、ピピスタを見に行った。 そこではガジュマで階級を作り、お互いを見かけで差別するという愚考に走っていた。 (角があるのは特等民、羽があるのは優秀民、全部ないのは二級民。ヒューマの呼び名は劣等民) ガジュマ同士で差別が平然と行われ、思いつめた子どもが家出したり、自分の翼を切ろうとする事態まで発展。 いつもは寡黙なヴェイグが珍しく声を荒げ、ピピスタの長に詰め寄った 「ヒューマがいると、どうしても種族間の争いが起こるからガジュマだけで暮らしているとあんたは言った。 だが、これはなんだ?同じガジュマで階級を作り、壁を作って、ガジュマ同士で憎みあう! 姿の違いなんて問題ではないだろう!相手の姿によって態度を変えるなんてことはしてはいけないんだ!」 ピピスタの住民はヴェイグの言葉にしゅんとして黙りこくった。 ヴェイグたちはピピスタを出た。 思念が消え、まともになった人もたくさんいるのだが、 負の感情に囚われ、憎しみを増大させる人々のほうが圧倒的に多かった。 そして憎しみは憎しみを呼び、負の感情はさらに膨れ上がっていく。 クレアはヴェイグをじっと見つめていた。 「ヴェイグ?何か悩みがあるなら言ってね」 「大丈夫だ、大丈夫だよクレア……」 しかしクレアの心配は的中していた。ヴェイグの心は…… アガーテサイド アガーテは、女医キュリアと少年ミーシャの暮らす港町に来ていた。 港でミーシャが、ガジュマとヒューマの争いをやめさせようと必死で仲介に入っていた。 突き飛ばされたミーシャを、アガーテはかばう。「子どもを突き飛ばすなんて…」 アガーテはつかつかと中央に進み出ると、毅然と言い放った。 「あなたたちは種族の争いの前に、ヒトとしての行動を見つめなおしなさい!」 111 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 48 16 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド その次の日、ヴェイグたちがその港町にたどり着く。 前日にアガーテにあれだけ怒られたのに、住民は相変わらず対立。 そこにガジュマ兵がヒューマを制圧しにやってきて、やっと事態が収まる。 女医キュリアは、クレアとアガーテの入れ替わりについて説明を受け、卒倒しそうになる。 キュリアは、ヴェイグの手が手袋の中で凍り付いていることに気づき、ヴェイグを呼び出す。 俺じゃなくて先にクレアを治してくれと、突っぱねるヴェイグ。 そこにミーシャがこの町で昨日『クレア姿のアガーテ』を見たとヴェイグに告げる。 ヴェイグは部屋を飛び出し、町中を探し回る。が、すでに彼女は町を出て行ってしまったらしい。 そこにクレアを見かけたガジュマ兵が集まってきた。 「おい、アガーテ様じゃないか?」「まさか」「アガーテ様に似てるよなぁ」 ヴェイグはその言葉に反応した「アガーテじゃない!…ここにいるのはクレアだ!」 ヒューマへの憎しみを隠そうともしないガジュマ兵たちは それを言えばヴェイグが、気を悪くするという事に気づき、はやしたてた。 「アガーテ様にそっくりだ!」「アガーテ様!」「アガーテ様!ばんざーい!」 「やめろ!これはクレアだ!クレアなんだ!」ヴェイグの体が青く光りだした。 ヴェイグの氷のフォルスが完全に暴走したのだ。 ユージーンたちが、ヴェイグの暴走を止めるため、飛び掛ってくるが、 戦闘能力が高いヴェイグは、全員ぶっ飛ばしたあとに、ようやく力を使い果たし気絶する。 クレアはヴェイグにつきっきりで看病。 夢の中で、完全なクレアが「私のせいなのね。ごめんねヴェイグ。私がいるから…」と謝ってきた。 目覚めると、クレアは消えていた。 北へ向かったという情報を頼りに、ヴェイグはクレアを一人で追いかけ、町を出て行った。 橋のたもとでミルハウスト将軍がヴェイグを待っていた。 ミルハウスト「クレアさんは私があずかった。彼女の方から助けてくれと言ってきた」 ヴェイグ「嘘だ!クレアを返せ!」 ミルハウスト「なぜ、彼女がお前のもとを去ったか、よく考えてみるがいい」 ヴェイグはミルハウストに挑みかかるが、簡単に叩きのめされる。 112 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 50 03 ID OUMy/JHA ヴェイグ&アガーテ 港町でヴェイグは目を覚ました。そして、そこに『クレアの姿』があった。 「クレア!」 「…いいえ。私はアガーテです」 アガーテは橋で倒れているヴェイグを見つけ、ユージーンたちに知らせに来てくれたのだと言う。 「アガーテ、クレアはミルハウストのもとにいる。体を元に戻してくれ」 しかし、アガーテは首を振った。あれ以来、月のフォルスの力が使えなくなってしまったのだ。 フォルスは心の力なので、体が変わっても使えるはずなのだが、何度試しても出てこないだという。 ヴェイグはそれでもいいから一緒に来い、代わりにクレアを返してもらうんだ!と、アガーテに詰め寄る。 「クレアさんは自分から出て行ったそうですし、わたくしが行ったところで帰ってくるかどうか…」 「黙れ!クレアは帰ってくる!元はといえばお前がクレアをさらったから…!!!」 それまで黙って見ていた仲間たちだったが、ティトレイが止めに入ってきた。 ティトレイは2人きりで話がしたいとヴェイグを海岸に連れて行き、いきなり殴った。 「お前がそんなだからクレアちゃんは出て行ったんだ!」「俺のせいだっていうのか?」 「ああ、そうだよ!お前が何も言わないから悪いんだ!」「お前に俺の気持ちがわかるもんか!」 「だからそれを言えって言ってるだろ?言わなきゃ伝わらない事だってあるんだよ!俺たち仲間だろ!?…言えよ!」 夕日をバックに海岸で殴りあう2人w ヴェイグはティトレイをダウンさせる。仲間たちもぞろぞろ集まってきた。 そして初めてヴェイグは自分の気持ちを素直に口に出した。 「ベルサスでクレアを助け出した時は、アガーテの姿でもクレアに見えた。平気だと思った。 でもそのうち、クレアがクレアらしい行動を取るたび、アガーテの姿が邪魔だと思うようになり、 クレアを見るのも辛くなってきたんだ…。俺がクレアを追い詰めたんだ。俺のせいだ」 泣き出すヴェイグ。 落ち着いたヴェイグは、すぐ近くにある故郷に帰りたい、クレアの両親に会って話がしたい、と 仲間たちに告げる。快く了解する仲間たち。 アガーテ陛下も一緒に行きませんか?と、ユージーンが声をかける。 驚くアガーテ「いいのですか?」ヴェイグが答える「ああ一緒に行こう」 一方、クレアはミルハウストに連れられ、女王としてカレギア城に帰ることとなった。 クレアは入れ替わった事を悟られないよう、女王陛下として振舞うよう ミルハウストに指示される。 113 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 52 20 ID OUMy/JHA ヴェイグの故郷スールズ村に戻った御一行。ここでアガーテが提案する。 クレアの両親に体が入れ替わったことは心配をかけるだけだから言わない方がいい、 自分はクレアとして振舞ったほうがいいのではないか?と。 ヴェイグも、それに同意。アガーテはクレアとして行動することになった。 実家に戻ってきたヴェイグは旅の報告と素直な今の気持ちを、クレアの両親に打ち明ける。 ヒューマとガジュマの対立によって、それまで考えもしなかった種族というものを意識するようになってしまった事。 一旦意識してしまうと、どうしても相手の姿を気にしてしまうようになった事。 クレアの両親は「大切なのは姿じゃない。心だよ。種族でもない、心だ」とヴェイグに答える。 そしてヴェイグはポプラおばさんの家へ。 この村の人々は、思念が消えて善良なヒトに戻ってはいるのだが、未だに関係はギクシャクしている。 中でもポプラおばさんは自分の犯した行動にショックを受け、引きこもってしまっていた。 ドア越しにヴェイグはポプラおばさんを励ます。「元気になったら、またパイを一緒に食べよう」 そしてポプラおばさんはピーチパイを焼いてヴェイグ達を訪ねてきた。 ヴェイグとアガーテは村中を周り、「ピーチパイを食べよう」と村人たちを呼び集めた。 ギクシャクしていた村人たちも、パイを食べて打ち解けはじめ、村は元の姿に戻った。 『ピーチパイを食べる時のことを思い出してください。美味しいと感じる心に…種族はありますか?』 クレアがギロチン台の上で言った言葉の意味を、アガーテは身をもって体験した。 「心に種族はない…こういうことだったのですね」 アガーテは、クレアという女性の強さに感服していること、 世界を見てまわり、いかに自分が狭い世界でしか物事を見ていなかったのか思い知らされたこと、 そして自分の犯した罪の大きさを今頃になって実感、とても恥じているのだ、とヴェイグに伝える。 ヴェイグは、アガーテの事はとても憎くて許せなかったけれど、今のアガーテなら国を任せたいとさえ思う、 終わった事を振り返っても仕方がない、これからのことを考えよう、とアガーテに答える。 2人は、世界の事も、クレアの体の事も、すべてが元通りになるよう頑張ろう、と誓い合う。 迷いを吹っ切ったヴェイグは、再度旅立つ事を決意する。 見送りに来たクレアの両親は「お前のことは本当の子どもだと思っている。クレアのこともいつかちゃんと話して欲しい」 と告げる。クレアが別人だという事に、両親は最初から気づいていたのだ。 ヴェイグは答えた「わかった。行って来るよ。……父さん、母さん」(これまではおじさん、おばさんと呼んでいた) 114 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 53 44 ID OUMy/JHA 最終章 村を出たとたん、地響きが鳴り響き、ラジルダが陥没、海に飲み込まれてしまう。 地の聖獣に何が起こったのが聞きに行くヴェイグたち。聖獣が言うには、 住民の対立が一番酷かったラジルダは、負の感情が高まりすぎて飲み込まれてしまった。 これから先、さらに消滅する町や村が増えるだろう。 解決法はただひとつ、世界を動かす事ができる聖獣王ゲオルギアスを復活させる事。 しかしゲオルギアスはヒューマ殲滅の野望を捨てていないかもしれない。 ヴェイグは決断する。 「俺たちはヒューマにガジュマにハーフ、そして聖獣に作られた命、体が入れ替わった女王、 様々な命の集まりだ!でもしっかりと共存している。俺たちでゲオルギアスを説得して世界を救う!」 聖獣王の眠る場所は王族の管理する聖所、獣王山にあるという。 アガーテの案内で、一行は獣王山に入った。 しかし、ヴェイグたちの動きに気づいた王の盾・四星が全員揃って入り口をふさいでいた。 アガーテが女王として道を明けるよう命令するのだが、四星は実権を握っているジルバの命令が最重要だと宣言。 アガーテを無視して襲い掛かってくる。なんとか倒すヴェイグたち。 ワルトゥに向かって、なぜジルバの肩を持つのか問うユージーン。 ワルトゥは、バース殺害の汚名を晴らさずに、簡単に王の盾を抜けたユージーンが許せなかったのだと言う。 ユージーン「俺は世界を正しい方向に持っていくために動いていた。今からでもいい。俺に協力してくれ。ワルトゥ」 ワルトゥ「…わかった。協力しよう」 ミリッツァ「裏切り者!」 力を振り絞ってワルトゥにつかみかかったミリッツァを、ヒルダが体を張って止めた。 「ハーフだからといって全てをあきらめなくても居場所は見つかる、王の盾に縛られる必要はないの! 私は自分の居場所を見つけた、ミリッツァにも必ず見つかるはずよ!」と必死に説得する。 「ミリッツァという言葉は古代カレギア語で、愛、という意味よ。あなたが生まれてきた意味はここにもあるわ」 ヒルダの言葉を聞いてミリッツァは膝を突く。そしてワルトゥに連れられ、立ち去った。 115 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 59 18 ID OUMy/JHA 意識を取り戻したサレが、ヒトの心の強さを説いたヴェイグとアガーテの言葉に反論する。 「ヒトの心が強いだなんて俺は信じない!そんなものがなんだって言うんだ!」 ヴェイグたちはサレを無視して聖所に入っていった。 「俺にとどめを刺していけ!!俺を殺せー!!!!」 叫ぶサレの体を剣が貫いた。トーマが背後に立っていた。 「悪いな。ジルバ様から、ヒューマのお前を殺すように命令されてたんだ」 「…そんなの前から気づいてたよ。でも、そう物事はうまく進まないよ」 サレはいつの間にか手にした剣で、トーマの腹を貫いた。 トーマが絶命したのを見届けてから、サレも崩れ落ち、死んだ。 聖所を進んでいく一行の前に、ミルハウストがクレアを連れて現れる。 一対一のガチンコ対決をして見事打ち勝つヴェイグ。 ミルハウストは迷いを捨てたヴェイグの成長ぶりに驚き、賞賛する。 ヴェイグはクレアに謝る。クレアも勝手に出て行ったことを謝る。 アガーテとクレアはミルハウストに預け、ゲオルギアスのいる間に突入していくヴェイグたち。 そこに、アガーテ一番の家臣ジルバが登場。 ジルバの能力はアガーテと同じ月のフォルス。その能力でバースの体を乗っ取り、 ラドラス国王に毒を盛った。しかしユージーンが気づいたため、ナイフで殺そうとしたが失敗。 ジルバはバース殺害の濡れ衣を着せ、ユージーンを追放。 そして跡を継いだアガーテ女王に、ヒューマになるにはゲオルギアスを復活させることと吹き込み、 儀式をおこなわせた。アガーテ行方不明後は、カレギア国の実権を握り、各地でガジュマ兵を使ってヒューマを制圧。 ガジュマ帝国建設に向けての計画を着々と進行させていた。 「あとはお前たちを倒し、ゲオルギアスの力を手に入れ、ヒューマを殲滅するだけだ!」ジルバは宣言した。 おまけに、ヒューマやユージーン、ひいてはバースのことまで汚い言葉で罵倒しまくり、 サレなんか足元に及ばないほどの極悪非道っぷりを見せ付ける。 怒りに燃えるヴェイグたちは戦いを挑み、ジルバを倒す。 116 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 00 20 ID OUMy/JHA ヴェイグたちはゲオルギアスを復活させる。 ヴェイグたちの言葉に耳を傾けるゲオルギアスだったが、世界を救うにはもう遅いと言い出す。 ゲオルギアスのものだと思っていた思念は、あれは『ユリス』という憎しみから生まれる怪物のもの。 ゲオルギアスはユリスを抑える役割をしていたのだが、ユリスの思念がアガーテの儀式でもれて世界に広がった。 そして負の感情を食らいつくしたユリスは、ゲオルギアスも適わないほど強大な力を持ってしまった。 こんなことになるなら、大昔の大戦の時にヒューマを滅ぼしておくべきだった… 絶望的な現実をヴェイグたちに突きつけるゲオルギアス。 と、その時、獣王山を黒い闇が包む。ゲオルギアスの言う『ユリス』が領域を持ってしまったのだ。 ゲオルギアスは、実体を持ったユリスに襲い掛かった。 しかし、ユリスはその強大な力で、ゲオルギアスを簡単に叩き落としてしまう。 ゲオルギアスは言う。 「見ただろう。私でもユリスに勝つのは無理なのだ。世界は滅ぶ。あきらめろ」 ヴェイグ「ゲオルギアス!それでも俺たちはユリスを倒す!」 ティトレイ「やってみきゃわかんないだろ?」 アニー「ヒトの心は強いんです!ヒトは諦めないんです!」 ヴェイグたちは外へ飛び出していった。 ユージーンは、アガーテの父、故ラドラス王のことを思い出す。 なぜラドラス王は、月のフォルスを開放して死んだのか?ずっと謎だった。 ラドラスの落日の前は、フォルスはガジュマとハーフ、しかもその中の極少数だけが持つ能力だった。 それを自分の命を投げ出してまで、民にフォルス能力を開花させたのは何故だ? 制御できず暴走する人や、被害が出る事もわかっていたはずなのに… ラドラス王はジルバの陰謀に気づき、自分の死期が近い事を察したのではないか。 そしてジルバと王の盾を打ち砕くヒトたちの出現を願い、戦うための力を民に与えたのではないか。 ヒューマとガジュマが共存する未来を願って…。 今となっては真実を確かめる術はないが、それ以外の答えは出ないだろうとユージーンは思った。 117 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 01 27 ID OUMy/JHA ヴェイグたちはユリスの領域に突入した。 その中は負の感情が満ち、ヴェイグたちは進むだけで、力を使い果たし苦しむ事となる。 一同は決して今まで言わなかった弱音を口にするまで衰弱。 しかしそれでも力を振り絞り、進んでいった。 ユリスの出現により、世界は混乱に陥っていた。魔物が街中にあふれ、逃げ惑う人々。 「ガジュマを魔物に差し出しておとりに使え!」「ヒューマよりも先にガジュマを助けるべきだ!」 人々は、この期に及んでも、自分たちの種族だけ助かればいいという種族争いを繰り広げていた。 そんな中、ヴェイグたちやアガーテに助けられた沢山のヒトたちが立ち上がった。 「いい加減にしろ!魔物はヒューマやガジュマを区別しない!協力して一緒に立ち向かうんだ!」 ミリッツァは雑踏から押し出され泣き叫ぶ子どもを助けた。そして、母親に預けると、 人々を助けるため、街になだれ込んできた魔物に向かって走っていった。 女医キュリアのもとには、改心した人々が集まってきた。「俺たちにも何かできることはないか?」 とある村では、ドジッ子3人組「漆黒の翼」がへタレながらも精一杯魔物に立ち向かい、 それを見ていた人々が加勢に加わった。「一緒に魔物を村から追い出すぞ!」 あちこちの街や村で、ヒューマとガジュマは手を取り合い、魔物に立ち向かっていった。 118 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 02 17 ID OUMy/JHA 人の心の力が光となり、ヴェイグたちに降り注いだ。 ヴェイグ「力がみなぎる…?」 ユージーン「ユリスの力が弱まった!今なら倒せるぞ!」 ミルハウストも、クレアとアガーテを連れて乗り込んできた。 クレア&アガーテ「私たちも力になりたいの!」 ユリスに挑み、突入していくヴェイグたち。最終決戦が始まった。 そして死闘の末ユリスを撃破! しかし、ユリスは実体を失っただけでまだ本体が残っている… 月のフォルスでならユリスを消滅させられるのだが、アガーテはフォルスを失っている。 クレア「信じて!フォルスは心の力よ!きっと使えるわ」 そこにアガーテの父ラドラスの幻が現れ、アガーテとクレアの体を元に戻す。 体が戻ったアガーテは、前に進み出ると、月のフォルスを最大限に発揮。 聖獣たちも自分の力を分け与え、協力する。 光が、負の感情を消し去り、ユリスが消滅した。 ヴェイグ「…終わったのか?」 聖獣たちが集まってきた。 ヴェイグは「人は過ちを繰り返す。それでも人は自分たちの力で歩んでいくべきだ」と聖獣王に言う。 聖獣たちは満足げに、世界をヒトに任せ、自分たちは地上を去ると告げた。 ゲオルギアス「ヒトよ。汝らの希望の光が世界を照らす事を願う」 119 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 04 50 ID OUMy/JHA 聖獣王たちに別れを告げたヴェイグたちは地上に戻ってきた。 そのとたん、力を使い果たしたアガーテが倒れる。 抱きかかえるミルハウスト。 「…ヒューマの体になれば、愛してもらえると思ったけれど、それは間違いでした」 アガーテは、自分のワガママで世界を混乱に陥れたことを謝り、世界を正しく導いてほしいと頼む。 そして最後に「ずっと、あなたことが好きでした」とミルハウストに告白して死んでしまう。 涙を流してアガーテの名を呼び続けるミルハウスト。そして動かなくなったアガーテにくちずけをする。 エピローグ 負の感情は消え、ユリスはいなくなったが、まだ種族争いは続いていた。 アガーテの墓の前に集まったミルハウストとヴェイグたちは誓いを立てる。 ミルハウスト「アガーテの遺志をついで私はこの国を立て直すつもりだ」 ユージーン「大丈夫だ。ヒトは愚かなだけじゃない、きっとわかりあえる」 アニー「そうですよ。私たちのように、ね」 マオ「それぞれが、道を示していけばいいんだよ」 ヴェイグ「そうだ。きっと変えていくとことができる、俺たちで」 クレア「これから世界は生まれ変わるんです。聖獣もそう言ってたじゃないですか」 ティトレイ「しっかし、生まれ変わった世界ってどんなんだろうな?」 ヒルダ「こんなことが必要じゃない世界であるといいわね」 ヒルダはターバンを取った。折れた角があらわになった。 ターバンは風に乗り、海へ消えていった。 EDテーマが流れる。 クレアとヴェイグは村に戻った。 マオとユージーンは、世界を見る旅に出た。 ティトレイは、荒れはてた森でクワを持ち、汗を流していた。 アニーは小さな村で医者になった。 ヒルダは、学校(孤児院かも)で子どもたちに囲まれて笑っている。 ミルハウストはワルトゥと共に、壊れた街の再建にとりかかっていた。 ミリッツァはどこかの村で幸せそうに暮らしている。 カレギア城の玉座には、ミルハウストの兜と、アガーテの額の冠が一緒に置かれていた。 完