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【名前】 スクラッシュドライバー 【読み方】 すくらっしゅどらいばー 【登場作品】 仮面ライダービルド 【初登場話】 第17話「ライダーウォーズ開戦」 【分類】 変身ベルト 【各種機能】 装備wikiリンク先を参照 【使用者】 万丈龍我/仮面ライダークローズチャージ猿渡一海/仮面ライダーグリス氷室幻徳/仮面ライダーローグ 【詳細】 仮面ライダービルドに登場する変身ベルト。 各部機能については装備wikiリンク先を参照。 葛城巧が設計したものの、結局実物はつくられず設計図のみが残されていた。 しかし北都との戦争において必要に迫られた戦兎が設計図をもとに実物を開発、第17話にてハードスマッシュの驚異的な力を目の当たりにした万丈龍我が完成したドライバーを勝手に持ち出し、ドラゴンスクラッシュゼリーを使い仮面ライダークローズチャージへと変身。 以後龍我はビルドドライバーではなく、スクラッシュドライバーを使うようになった。 その運用にはビルドドライバー適応以上のハザードレベルが必要であり、第18話にて戦兎が使用を試みたが失敗している。 戦兎が参考にした設計図は石動惣一/ブラッドスタークによってコピーされ北都に横流しされた結果、難波チルドレンの一人である内海成彰が複数のドライバーを開発。 一つは北都の猿渡一海に与えられ、もう一つは西都に属することとなった氷室幻徳に与えられ、それぞれ仮面ライダーへの変身に使われている。 対応しているのはスクラッシュゼリーとクロコダイルクラックボトルやその他フルボトル。 変身が可能なのはスクラッシュゼリーとクロコダイルクラックボトルのみで、他のフルボトルでは内部成分を利用した特殊装備や特殊能力の発動に限られる。 葛城巧がこの装備を設計図のみで実物を開発しなかったのはとある副作用を危険視したため。 ハザードレベルに応じて身体スペックが上昇、装備も変身回数が増えるほど装着者の身体に馴染んでより高い戦闘力を発揮するという、 「戦えば戦うほど強くなる兵器としての完成形」と言えるのがこの装備の特徴。 だが副作用として変身者はパンドラボックスの光を浴びた状態に近い精神状態となり、使っていくと好戦的な人格へと変異、さらに肉体的な負担も大きく暴走すると変身者に歯止めがかからないという欠点が存在する。 そのデメリットの存在を知った葛城は対処する方法を見つけるまで封印していたらしく、未完成に終わったものとみられる。 更にビルドドライバーと違い、強化プランなどは存在せず、この手のドライバーによくある「強力な戦士に変身できるが、拡張性に乏しくスペックで上回られると追いつけなくなる」という弱点もあるが、「使い続けることで装着者のハザードレベル向上を促し戦闘力を底上げする」という機能でそれを補っている。 最も人間が到達できるハザードレベルは限界値があり、スクラッシュドライバーではそれを超えることは出来ない。 新世界ではいつのまにか作成されていた。 【余談】 ビルドドライバーとは別の変身ベルト。 変身したライダーは戦えば戦うほど強くなれ、無機物系生物系フルボトルの能力も仕えると拡張性もある程度高いが、ビルドドライバーと違ってハザードレベルの限界を突破できない。 また暴走を止められず、精神高揚もデフォルトで備わるなどセーフティ面でかなり問題を抱えている。 最終的にメインライダー全員がビルドドライバーで最終フォームとなったことを考えると、スクラッシュドライバーは通過点に過ぎず、到達点ではなかったのだろう。
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はねるのトびらWii ギリギリッス
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DOSboxWiiがリリースされました。Boot機能でWindows95を起動させましょう 必要なもの HomeBrewが動くWii USBマウスとキーボード(ワイヤレスもOK) DOSboxPSPのWindowsセット DOSboxWii(WiiBrewにもあります) SDカード(512以上は欲しい) まず、DosboxWiiを入れたら、SDROOTのDOSBOXフォルダにDOSboxPSPのWindowsセットを入れて(設定ファイルは上書き) 設定ファイルを開いて画面モードはSVGAに変えて、マウントする部分をUSB /DOSboxに変える あとは起動してキーボードとマウスを挿し直してキーボードで操作する Windows95英語版・日本語版ともに動作確認がとれました (なんと音まで鳴りますそれにmidiも)
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四人掛けの対面座席に紬と梓が座ると間も無くして車窓が流れ始めた。 最近導入されたばかりの新規車両なだけあって走り出しは滑らかだったがそれがかえって居心地の悪さを感じさせる。 「なんか、これはこれで変な感じですね」 レバーを引いて背凭れを起こしながら梓が言った。 「え?対面じゃないほうがよかった?」 「あ、いえ、そうじゃなくて、電車ってもうちょっと揺れるイメージがありません?」 うーんと唸った後、紬は「そう?」と返事をして、それが梓には少し素っ気無く思えた。 それから天気の話やテレビの話を芝居がかった調子で申し訳程度にして、30分もすると話題は尽きた。 梓が喋れば喋るほど紬は聞き役に徹してしまい、さらに梓が言葉を重ねると紬は微笑みながら頷くだけになる悪循環。 紬にとって会話というものは向こうからやってくるもので、と言っても相手に任せるという事ではなく、「会話」自体が布のように二人の上に降りてくるのを待つともなく待つといった具合で、「もたせる」とか「盛り上げる」という発想がなかったのだ。 いよいよ梓が次の言葉を見つけられなくなると、紬は車内を見渡したりシートを寝かせたり起こしたりするだけになった。 向かい合った座席がもう少し近ければ無理にでも会話を続けようと話題を捻り出すこともあったろうが、ゆったりとしたスペースは話すも寝るも自由といった具合で、徹しきるのが苦手な梓には仇となった。 時計のストップウォッチ機能で7を揃える遊びを梓は提案したがそれも数回やってお開きとなった。 八月の早朝の空が遮音壁の隙間から僅かに見える程度で、コンクリートを眺める趣味のない紬はすぐにそれに飽きてしまった。 紬につられて外を見ていた梓も、車窓の発見と言えば遠くにそびえる巨大な杭打ち機のみで、それすらすぐに流れていったので紬の方に視線を戻した。 紬はサンダルを履いた自分の足を動かして爪先を眺めながらシャララと鼻歌のようなものを歌う一人遊びに興じ始めた。 紬の爪の光沢。梓が話をしにくい理由が一つ増えた。 ペディキュアの光沢のえも言われぬ緊迫感。 無色の爪に重ねる無色が放つ気品の光を見て、梓は自分の真っさらな爪が野放の不恰好なものに思えた。 紬への憧念や畏れではなく、爪に彩りを施すという習慣の無さが違和となった。 しきりに足を動かす紬がふと顔をあげると、梓と目が合った。 困ったように笑って、梓はまた味気無い車窓を眺めることにした。 そしてやはりその味気無さに困るのだった。 新幹線はあくまでも移動手段であって、娯楽を目的としていないということに今更ながら梓は気付いた。 梓はノースリーブの青い服と七分丈のパンツを、紬はチュニックの白いワンピースとハーフパンツをそれぞれ着ていたが、その格好が季節に合っているかどうかもわからなくなった。 トランプでも持ってくれば良かったと思いながら、梓は高架線の内側が流れていく様子を見るともなく見て、遠方に杭打ち機を思い描いた。 ――大学の部活の合宿の他に桜高の現軽音部とOGの合同合宿を発案したのは澪で、紬の別荘以外の場所にしようと提案したのは梓だった。 「私達はいいですけど、ムギ先輩は新鮮味がないんじゃないですか?」 紬は最初、別荘を使うのは構わないしみんなとなら楽しいからと言ったが、三年の夏に苗場に行った時や卒業旅行の時の紬が、別荘での宿泊以上にはしゃいでいた事は誰もが覚えていた。 そういう訳で紬には頼らずに合宿の場所を探すことになった。 「私は大丈夫なんだけどなぁ」と言っていた紬も、いざ候補地を考える段階になるとやはり活き活きとし始め、唯は梓に「よかったね、ムギちゃん楽しそうだよ」と耳打ちしてにんまりとするのだった。 何度か話し合いをした後、桜が丘からは大分離れた場所の、海の近くにある宿に決まった。 その下見役となったのが時間の都合のついた紬と梓だった。 8月の頭の早朝、二人は新幹線に乗って目的地を目指した。 「あ、そうだ、お菓子持ってきたの」 思い出したように紬は言ったが、実際は言い出すタイミングを見計らっていたらしく、胸の前で両手を合わせる仕草もどこかぎこちない。 肘掛けに備え付けのミニテーブルを出してクッキーとアイスティーを広げる。 早朝でまだ活発化していない胃に詰め食べ飲み干し、当てなく言葉が漂う。 その言葉のほとんどは低く唸る走音に紛れて互いに聞き取りにくい事が多く、適当に相槌を打ったり、話の内容もわからないまま笑って見せたりするだけだった。 どうにも声を張ろうという発想が出てこない。 そのうち紬の瞬きが鈍くなった。 ほっとした梓は「着いたら起こしますよ」と言って寝るのを促した。 他の常客がいなかったせいか、買ったばかりの靴のような身体に合わない感覚に梓は覆われた。 いかにも用意してもらったような空間。 空間に合わせた振舞いをしなければいけないような。 その中にあっていい加減に打たれた杭のように座らされている。 それを思うと、梓は何を話したところで無様になる気がして、正しい態度を模索しているうちに新幹線はどんどん進んでいってしまうのだった。 時折遮音壁が途切れて野山、田畑、街並みがそれぞれ朝日に照らされているのを見ることが出来たが、他人行儀の側から見ても何の感慨も湧かなかった。 目的の駅に着くと、梓は紬を揺すって起こした。 車両から出てすぐに、紬は「あっ」と言って引き返した。 自分達が座っていた席まで戻り、お菓子のごみを急いで袋に入れる。 梓は窓の外からその様子を見守り、構内アナウンスが発車を予告すると、焦って「発車しちゃいますよ!」と言った。 が、分厚い窓ガラスに阻まれて紬の耳には届かない。 片付けを終えた紬は梓の方を見て微笑み、そこでようやく梓が焦っている事に気付いて急いで車両から降りた。 ベルが鳴って新幹線はさっさと次の駅に向かって走り出し、線路の中は空になった。 「もう、危ないところでしたよ」 「だって、ごみ置きっぱなしは良くないよ」 「そうですけど……」 と梓はばつが悪そうに言って、時計を見てから「行きましょう」と言って紬の意識を電車の乗り換えへと向けさせた。 改札を出て案内板を頼りに進んでまた改札を通る。 駅の中は蒸していてやや息苦しい。 別線のホームに立つと日は高くなり始めていて、さんざんじり焼かれた後二人は電車に乗り込み、がたがた揺れながら発車すると梓は少しほっとした。 「あ、本当ね。ちょっと揺れたほうが電車っぽい」 紬が揺れに合わせて身体を動かしながら言った。 車内はそれなりに人がいたため、うまい具合に二人ぶんの席が空いていなかったので二人とも吊革に掴まって立ち続けていたが、そのうち紬がぎこちなく足を捻り始めた。 「どうかしました?」 「うーん、ちょっとこのサンダル足に合ってなかったみたい」 「買ったばっかりなんですか?」 「うん」 見ると、紬の足の親指と人差し指の間が少し赤くなっている。 「でも我慢する」 「じゃあ今日は早めに下見終わらせて帰りましょうか」 「うん」 途中、駅に停まって発車するたびに紬は身体を揺らし、梓のほうを見て得意気に笑った。 降りる客はいても乗ってくる客はいなかったので、車両の中は閑散とし、目的地の二駅前ではとうとう紬と梓だけになった。 背の低い梓は吊革に掴まるだけで指先が圧迫されて白くなった。 発車の時以外はそれほど揺れないことに気付いてからは吊革に頼らずに立ち、カーブの時にはバランスをとりながら少しよろめいた。 その様子を見た紬も吊革を離し、同じようにして楽しみ始めた。 なんとなく座るタイミングを逃した二人は、そのまま立ち続けた。。 窓ガラス越しに見える広葉樹の緑の葉々が日射しを飲み込む。 電車が呑気な走り方をしているせいで風にそよぐ様もはっきり見えた。 山の中にゆっくりと電車は潜り、少しの間二人は風景の変化を眺めた。 山を抜けてしばらくして、目的の駅に着いた。 無人の改札をくぐるとロータリーの地面の照り返しが二人の目を眩ませた。 嬉しそうに顔をしかめると、紬はバッグから印刷しておいた地図を取り出して、 「こっちね」 と言って歩き始めた。 駅の周囲には、土産屋がぽつぽつと立っている他は小綺麗でやたら広い道路と木しかない。 道路を作ったはいいが往来が少ないため綺麗なままなのだろう。 宿までの徒歩二十分で二人は随分と汗をかいた。 自販機で飲み物を買い、蝉の爆弾に怯え、地図を逆さに見て、なるべく日陰を選んで歩き続け、ようやく目当ての場所に着く頃には背中に汗のシミができていた。 特に紬はサンダルの擦れで余計に体力を使い、前髪が額に張り付き、白い肌はみるみる紅潮していった。 起伏の多い道がそれに拍車を掛けた。 日差しが重さを持ったように感じられ、梓は納得できないといった目つきで太陽を睨んだ。 しかし熱気で睨み返され、やる瀬なく額と首筋を拭うのだった。 会議の際はあくまでも軽音部の合宿ということで最初はスタジオつきの宿を探したが、そんな条件に合う場所はそうそう見つからず、ならばと結局宿とは別にスタジオが近くにある所を選んだ。 奇しくもそれを見つけたのは唯でも律でも澪でも梓でもなく紬だった。 二人は先にスタジオをみて、これといった問題もないことを確認した後、すぐ傍の宿に向かった。 外よりはいくぶんか良かったが、ロビーは空調が効いているとは言えなかった。 「ムギ先輩はちょっと休んでてください」 「大丈夫。平気だから」 そうは言っても紬の顔は真っ赤なままで声にも力がない。 「いいから無理しないでください」 宿のパンフレットをラックから二冊とり、梓はそのうち一枚を紬に渡した。 「私が見てきますから、ほら、座って休んでてください」 梓はパンフレットで軽く紬を仰いでやりながら言った。 紬は目を閉じて吹かれながら申し訳なそうにありがとうと言って、ソファに座った。 梓を待つ間、紬はまずロビーのテレビを観て時間を潰した。 高校野球の中継を紬以外に見ていたのは、一番前のソファに座っていた老人だけだったので、ここは大して客の入らない宿なのかもしれない。 紬自身は特に野球が好きというわけでもなかったので、「あのお爺さんが応援してるほうが勝ってくれたらいいな」となんとなく思いながら中継を見守った。 しかし程なくしてその老人は席を立ってしまった。 どうやら老人も大して興味がなかったと見え、拍子抜けした紬はクテンと横になってパンフレットを開いた。 パンフレットによると宿泊客には送迎バスを出しているらしく、当日は今みたいに暑さにやられる事がないとわかって紬はほっとした。 その後はただ目を瞑って梓を待った。 下見の旨を受付で話した後、大体の紹介と案内をしてもらった梓は、 「じゃあ用も済みましたし帰りますか?」 と横になって休む紬に自販機で買ったスポーツドリンクを渡しながら訊いた。 「え?もう帰っちゃうの?」 赤いままの頬にペットボトルを当てながら紬が残念そうに訊いた。 「だってムギ先輩、足痛そうですし」 「あ、うん。そうだよね」 とは言え、梓も実際のところ物足りなさを感じていた。 そもそも下見をする必要自体なかったし、下見をしようと言い出したのも唯と律で、それにかこつけて遊ぶつもりだったその二人は結局夏季レポートを残してしまっていたせいで時間がなくなり、紬と梓になったのだ。 そういった経緯を思い返すと、梓も遊んでしまってもいいような気になってきた。 「ね、梓ちゃん。せっかく来たんだし、ちょっとだけ海見ていこうよ」 梓の心情を察したわけではなかったが、タイミングよく紬が提案した。 「足、大丈夫なんですか?」 「大丈夫よ。ただの靴擦れだもん」 「じゃあ……」 腹は決まっていたが、少し考えるフリをしてから、 「行きましょうか」 と梓は答えた。 ――宿から歩いて5分のところに、湾状の海岸がある。 潮風避けの雑木林を歩く。 塩の匂いをのせた風が木々の隙間を流れ、葉が日陰を作り、涼やかになった。 そこを抜けると潮騒の轟きが聞こえてくる。 長く高い堤防にところどころ階段があって、それをのぼってようやく海が見える。 しきりにサンダルと指の間を整える紬の手を引いて、梓はその階段をのぼった。 「あ。梓ちゃん、あれ」 紬が指差す方を見ると、「遊泳禁止」と書かれた看板が立っている。 「あ……ここ泳いじゃだめだったんですね」 「うーん……それなら合宿は他の場所にしたほうが良さそうね」 道理で……と紬はさっきの宿に客入りが少ない事を納得した。 あてが外れた二人は「ふぅ」と溜息を漏らしたが、いよいよ下見の大義名分はなくなった。 階段を上りきると、ぼっという音と共に髪が風になびいた。 人影はほとんどなく、犬の散歩をしている人、カイトをあげている人がいる程度の静かな浜辺。 カモメすらいなかった。 営々と築かれた雲と白い砂、蒼穹の空と海面が広々と並存し、そのパノラマの間に入るはうねった形状の小さな岬。 「わ……」 二人同時に小さく声を上げた。 体積のある風がばたばたと鳴る。 「叫んだらやまびこ聞こえる?」 「山だからやまびこなんじゃないですか?ここ、海ですし」 それでも紬はやってみたそうな顔をしていたので、梓はひとつ咳払いをしてから「せーの」と声をかけた。 「わーーーっ」 声は風に押し返されただけで反響しなかった。 顔を見合わせた後、一段一段、トントンと階段をおりた。 靴の裏から砂の柔らかい感触が伝わる。 「サンダル脱いじゃったほうがいいですよ」 歩くのが少しずつ早くなって、辛くなった紬に梓が促す。 「うん」 サンダルを脱いで指先に引っ掛けるように持つと、紬は梓を引っ張りながら軽くなった足で小走りになった。 流木の破片を避けながらさくさく砂を鳴らして波打ち際まで行き、紬はおそるおそる波に足をひたす。 「つめたい!」 嬉しそうに紬が言うと、梓も靴を脱いで足を出した。 砂の中に足を埋もれさせて、よせてかえす波の動きを感じているうち、動いているのは波ではなくて自分の足のような気がした。 その錯覚のすぐ後、やはり波が動いているという感覚。 かかとの周りに砂がひっかかって積もる。 時折、大きな波がくるとひざ下まで濡れて、そのたびに二人はうれしくなった。 裸足で砂を踏みつけ、水を蹴り上げ、しぶきが顔にかかるとことさらによろこんだ。 波から逃げて、波を追いかけ、手で水をすくってまき散らして、声を上げる。 梓の目に紬の金髪が空に溶け出すように映り、紬の目には波打ち際の濡れた砂と梓の黒髪が重なって見えた。 身体を日に晒しながら海水に冷やされて汗を気化させていると、水彩画の中にいるように輪郭が薄く透けていく気がした。 ――堤防に並んで座り、二人はカイトを見上げた。 太陽はもう真上まで来ていて影を短くしていた。 ぬるくなったスポーツドリンクを代わる代わる飲んで喉を鳴らし、空っぽになったペットボトル越しに海を見ると、容器の中で波が動いた。 「いいなぁ。私も凧あげてみたい」 「じゃあ合宿の時に持っていきましょう」 「うん」 「普通はお正月にやるんですけどね」 「私、やったことない」 「私も二、三回くらいしかやったことないですけど」 「あ、ねえ梓ちゃん。今日ずいぶん日に当たったけど平気?」 「え?」 「焼けて黒くなっちゃうんじゃない?」 「あっ!……もういいです、手遅れです」 ふふ、と笑って、紬は手を広げて仰向けになった。 「汚れちゃいますよ、髪」 「いいの。もう塩できしきしになっちゃったから、私も手遅れだもん」 そう言うと、紬はまたシャララと歌いだした。 梓はカイトを見上げたまま、紬に合わせて口の中で小さく歌ってみたがまるで別の歌に聴こえてしまいそうなのですぐにやめた。 きっとはしゃぎ過ぎからだ、と梓は思った。 首が疲れてきた梓は足元に視線を落とした。 サンダルを脱いだままの紬の素足の爪先に砂が残っている。 梓が手で払ってやるとペディキュアの光沢のある爪が見え、砂粒はぱらぱら落ちて地面に吸い込まれて見えなくなった。 おわり 戻る
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ウィーろくまるユーザー。【wii60ユーザー ◆wgS24tyGwE 】 通称wii60。様々なスレに登場するコテ。 暫定評価表【D-(24/80)】 http //anago.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1332918222/877-871 877 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2012/04/03(火) 17 49 23.00 ID xLUmVYWq0 [2/6] 【wii60ユーザー ◆wgS24tyGwE 】 ・粘着度(2/10)(書き込むのは主に夜から深夜にかけて平均十数レス。日によっては30を超える書き込みをすることもあるが、IDを真っ赤にすることはほとんど無く基本的には空気) ・狂人度(3/10)(書き込みに変換ミスやし忘れが多く、ぶっきらぼうな口調も相まって反応しづらい) ・面白度(2/10)(文章の間だろうが句読点は絶対に使わず代わりにスペースを空ける。変換し忘れも多いため、やや間抜けな雰囲気を醸し出す※1) ・有害度(1/10)(一つのスレに粘着したり、日記帳スレを立てたりといった代表的な迷惑行動はしないしそもそもあまり目立たない) ・知名度(6/10)(勢いのある単発スレ複数に書き込むため、人の目に触れやすい) ・低脳度(4/10)(おそらく実際はそこまで馬鹿じゃないと思われるが、いかんせん書き込みの誤字やひらがなの多さのせいでぱっと見馬鹿に見えてしまう) ・ゲハ脳度(4/10)(煽りスレに書き込むことも多いが、ムキになって煽ったり絡んだりすることはない。しかし蔑称は使うしブログ産は馬鹿にしている。 うるさくもないがおとなしくもない、平均的なゲハ民といった感じ※2) ・コミュ障度(2/10)(名無しの書き込みに対して脈絡のある答えを返すことができる) ・総評(24/80)(様々な単発スレに出現し、パートスレや老舗スレにはあまり姿を見せない。ギャルゲーやアニメが好きなようで、ほぼすべての現行ハードが守備範囲※3。 2010年までは、日にちを置いて数レスする程度の出没率だったが、2011年下半期あたりから少し活発に活動するようになった) ※1 53 :wii60ユーザー ◆wgS24tyGwE [sage]:2011/01/01(土) 20 10 05 ID UXfLFt9G0 7は神父のはなしが泣けるよ あの街の住人は死ねよ 未来も過去の人々も 80 :wii60ユーザー ◆wgS24tyGwE [sage]:2010/12/27(月) 01 06 42 ID tIC6ydup0 77 そうだよ 実はXF(PSP)だけはしていない SRPGだったし 5は個人的に神げーなんだけどなぁ 909 :wii60ユーザー ◆wgS24tyGwE [sage]:2010/12/23(木) 22 58 08 ID kgrp2Lvm0 実績コンプしたがおもろいよ おん対戦とか ※2 115 :wii60ユーザー ◆wgS24tyGwE [sage]:2011/07/20(水) 23 37 22.70 ID y9OTt2ia0 112 このコテにして数年後にPS3買ったし ゴキ好きじゃないし 変えないよw ※3 270 :wii60ユーザー ◆wgS24tyGwE [sage]:2011/09/13(火) 22 40 30.52 ID DNCalnEE0 9/15 Wii ドラゴンクエスト123 予約 9/22 ps3 ToHeart2 DX PLUS(限定版)予約 9/22 3ds 閃乱カグラ 予約 9/29 xbox360 コード18(限定版) 予約 11/3 3ds スーパーマリオ3Dランド 11/17 ps3 二ノ国 白き聖灰の女王 予約 11/23 wii ぜルダの伝説スカイウォードソード 予約 12/1 3ds マリオカート7 12/8 3ds ラブプラス3ds 2011年 xbox360 EVER17(限定版)予約 2011年 xbox360 FF13-2 2011年 PSP フロンティアゲート 予約 2011ロ 未定 ロボティクス・ノーツ 2012年 3ds ペーパーマリオ3DS 2012年 Wii WiiU ドラゴンクエスト10 未定 ps3 ファイナルファンタジー13ヴェルサス 未定 3ds ラビリンスの彼方 未定 3ds タイムトラベラーズ 購入予定 うっひょかねがもたねえ
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マリオカートWii 任天堂 ジャンル アクションレースゲーム 発売日 2008年4月10日 価格 5,800円 備考 Wiiハンドル1個同梱 ハンドルを傾けるだけでおkな簡単操作は好感触 新規アイテムは三つで今までのシリーズを遊んだことがある人ならすぐになじめそう 長所 12人のオンライン対戦が熱い!超熱い wi-fiを駆使したランキング表示が熱い!超(ry 世界一のゴーストデータもDLできるので参考にできる オートドリフトが追加され初心者にも優しい 短所 150CC以降のグランプリがマゾい位の難易度 バイクが速い為、wifiがバイクだらけな件 隠しマシン、隠しキャラの出現条件が厳しめな点 全体的に見れば短所はとても些細なことです さぁ 買っていっしょに世界に繰り出しましょうー 260 :名無しさん必死だな:2008/04/09(水) 21 12 26 ID MSUoH9m80 念願のハンドルを手に入れた! オン周りの快適さに感動。DSの不満点がのきなみ解消って感じ。 ハンドルは意外と小さいけど思ったより操作感良好でのめりこめそう。 後、ハンドル使ってタンバリン鳴らすゲームが出ないかなーと思ったw サイズも重さも振り回しやすさもピッタリ。スピーカーもついてるし。 WiiMusicでやってくれないかなー。 377 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 11 07 08 ID J7xDZ9CZO マリオカートおもしれー どう面白いかって? 面白いんだよ! 395 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 13 36 45 ID Odt3cyOc0 ハンドルコンで遊ぶマリカが面白いのは当たり前として、 エキトラで遊ぶとかなりエキサイトする件。 ただの輪っかなのになぁ。 とりあえず、マリカWiiで気になったのは、 1レース始めるまでのメニューが階層深すぎる。 397 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 14 11 24 ID +qilAugb0 マリカ買ってきた。こんなしんどい50CCは初めてかもしれんw CPUの緑甲羅の狙いが正確でまいった。 外に向かってドリフトしてしまってえらいことになるのはハンドルコンならではか 398 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 14 26 02 ID oLj2cHHs0 397 >外に向かってドリフト あるあるwwwなんども崖から落ちたぜそれで・・。 でもやっぱおもすれーなマリカ。ハンドル操作も違和感なくて新鮮だわ。 ところで今回は天界フレコ交換はしないの?? 401 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 14 46 58 ID n3CauUGW0 マリカ買ってきましたよ- やる前はハンドルだと曲がりすぎたりするんじゃないかと心配だったけど、傾きの反応が絶妙だな これならハンドルでタイムアタックも行けるかもしれん あと、デパートみたいなコースの壁に張ってあるポスター?の顔がmiiになっててワラタw 408 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 15 25 59 ID NTpmU2vx0 マリカ買ってきた。でも、遊べるのは夜だな。 ↓ 仕事前に、開封してハンドルにコントローラー付けるくらいやっとくか。帰ってきたら、すぐ遊べるように。 ↓ あぁ、忘れない内に、クラニンのポイントは登録しといた方がいいよな。JK ↓ そうか、ドリフトはBなのか。スーパーミニターボ、これ重要ね。 ↓ マリオカートチャンネルか。そういや、空き容量足りてんのかな。確認しとかんと。 ↓ 当然、Wiiにゲームディスク入れないといかんよな。起動、起動と。 ←今ここ 448 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 20 49 22 ID /bXCWfiG0 一通りハンドル操作してからGCコンでやってみると ごく当たり前にコントローラーを傾けて曲がろうとする俺がいた 癖でミニターボかけようとガチャガチャしちゃうし 早く慣れんと 451 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 20 57 11 ID EUAs2+uRP 448 ハンドル操作中ですらミニターボかけようと、 ドリフト中にハンドルを左右に回してしまう件について 462 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 21 20 13 ID t2X09DWs0 マリカをしばらくハンドルでやってみての感想なんだが ハンドル実に良いな GCコンのスティックでやるよりも、ハンドルの方が微妙な調整がし易い気がする 正直、ハンドルでここまで正確な操作が出来るとは思っても無かった まぁ、スティックでいまいちなのはそもそも私のゲームの腕が悪いだけなんだろうけどねw 463 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 21 22 19 ID Pd85D2+J0 462 それにこのハンドル、普通の横持ちゲーム用のグリップにも使えそうだよな。 まあグリップは色々出てるんだけど、これはファースト勢だけあって、 左側にきちんと穴があいてるから、メニュー画面とかのポインティング操作もできるし。 478 :名無しさん必死だな:2008/04/10(木) 21 39 39 ID BPhQu4tg0 マリカーのハンドル操作は想像以上に思い通りに動くな。 どんだけチューニングに時間を費やしたんだろうか。 ロードもあるんだか無いんだかよくわかんないくらいサクサクだ。 コースのギミックも邪魔だったりうまく使うと有利だわで相変わらずホント良く出来てる。 各世代のハードに1本しかでないクオリティは伊達じゃないな。
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日差しが差し込んでも大丈夫 。 BOXINGで発狂w 遅延も殆どないように見えるな。 GOLFの場合だけど。 テニスとボウリングをするおかん。合間合間で変な踊り。 もはや下手というレベルじゃねー幼女w 男女でボクシング。 何故、ボクシングの動画は笑えるのかw レイマンプレイ動画見たがワロス 女性もボクシングに挑戦 Wii be Boxing Hardcore 男二人でボクシング ボクシングとボウリングとゼルダ 周りが盛り上がってる しっかしまあ、アメさんもけっこう狭いところでぶんぶん振り回してんねw さらに続く -
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WII スポーツをやった人へのアンケートです。 wiiスポーツはファミコン通信のクロスレビューで見事 シルバー殿堂入りした作品です。一番の特長は体感できるところ。 体力も使うのでダイエットにも最適。 ただバリエーションが少ないのが欠点。 選択肢 投票 つまらない (10001) 最悪買って損した (10000) PS3でやってみたい (10019) XBOX360でやってみたい (10000) 感想などもよろしくお願いします。 もう秋田、ゲームっていうよりおもちゃの部類に入るね -- としあき (2007-01-27 18 03 31) 凄く面白かったです。二日で売りました。 -- としあき (2007-01-27 20 32 38) 名前 コメント
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Wiiウェアとは?ソフトのダウンロード価格 コントローラ その他 Wiiウェアとは? Wiiウェアとは、Wiiショッピングチャンネルでダウンロード購入するWii専用ソフト。リビングにいながら、お店で販売されていない新作ソフトを購入して、その場でお楽しみいただけます。手軽に遊べるパズルゲームから、じっくり遊べるRPGまで。バラエティ豊かなソフトを、お求めやすい価格でご用意しています。[引用:Wii.com] Wiiをインターネットに接続→Wiiポイントを用意→Wiiショッピングチャンネルでダウンロード、の3ステップを経て、Wiiウェアをあなたの手元で遊ぶことが出来ます。詳しくは、こちら ソフトのダウンロード価格 価格は500,600,700,800,1000,1200,1500円などソフトによって様々です。 ソフトによっては、wifiコネクションを利用した有料追加配信も存在します。 コントローラ 対応はソフトによって異なりますが、主にWiiリモコンを利用した操作が主流となっています。 他には、Wiiリモコン+ヌンチャク,クラシックコントローラ,ゲームキューブコントローラによる操作も対応している事があります。 少数ではあるものの、Wiiザッパー,Wiiボード,ニンテンドーDSによる操作を受け付けるソフトも存在します。 詳しくは各ソフトを参照してください。 その他 未定
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実況パワフルメジャーリーグ2Wii