約 3,247,461 件
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/15.html
韓国推理作家協会編・発行 2008年7月 特集 日本推理小説ミニガイド 日本の推理小説について知りたいいくつかのこと 現代日本の名探偵と作家たち 日本に紹介された韓国の推理小説 国内短編 「그리고 아무도 없었다」 - 설인효 (『ミステリマガジン』2009年1月号に邦訳 ソル・インヒョ「そして誰もいなくなった」) 「흙의 살인」 - 정명섭 (「土の殺人」ジョン・ミョンソプ) 季刊ミステリ新人賞 「제비둥지 성의 살인사건」 - 손선영 (「Swallow s Nest castle殺人事件」ソン・ソニョン) 海外短編 「イコールYの悲劇」 - 法月綸太郎 「ル・ジタン」 - 斎藤純(1994年日本推理作家協会賞短編部門受賞作) ミステリ短編漫画 「목격자」 - 김종섭 評論 「探偵小説の本格的興味」 - 井上良夫 ミステリガイド - James Sandoe 連載長編 「地球の南側で始まった好奇心(第5回)」 - 이상우(イ・サンウ、李祥雨) 「더러운 도시(汚れた都市)(第5回)」 - 김성종(キム・ソンジョン、金聖鐘) 海外ミステリニュース 新刊案内 書影(ネット書店 アラジン) http //www.aladdin.co.kr/shop/wproduct.aspx?ISBN=6000282005
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/18.html
韓国推理作家協会編・発行 2009年3月 特集 世界のミステリ文学賞 世界のミステリ文学賞紹介 ミステリ文学賞こぼれ話 国内短編 「나는 행복하다」(わたしは幸せだ) - 김지아(キム・ジア) 「마지막 장난」 - 박하익(パク・ハイク) 「착한 사마리아 인의 법」 - 송시우(ソン・シウ) 「12시간-바위로 계란 치기」 - 손선영(ソン・ソニョン) インタビュー 新人女性作家 - キム・ジア、パク・ハイク、ソン・シウ 季刊ミステリ新人賞 「목 없는 인디언」(首のないインディアン) - 김재성(キム・ジェソン) 「무인년 천주교 사교 기록」 - 최지수(チェ・ジス) 海外短編 현관 앞의 검은 가방 - C.L.퍼키스 불독 앤드류 - 아서 트레인 コラム 반 다인의 빛과 그림자 - 한광현 登場人物の名前 - 夢野久作 連載長編 더러운 도시(汚れた都市) - 김성종(キム・ソンジョン、金聖鐘) 고양이 눈을 가진 여자 - 이수광(イ・スグァン、李秀光) 書影(ネット書店 アラジン) http //www.aladdin.co.kr/shop/wproduct.aspx?isbn=6000334539
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/201.html
2012年9月1日 最終更新:2018年11月6日(ページ末尾の「更新履歴」参照のこと) 1959年4月に創刊された東京創元社、《創元推理文庫》の非英語圏作品一覧。 (「非英語圏作品」だと日本の作品も含むことになるが、日本の作品はリスト化していない。創元推理文庫で刊行された海外ミステリの非英語圏作品の一覧である。) 関連ページ:ポケミス非英語圏作品一覧(早川書房、1953年9月創刊) Index 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリ/フランス語圏作品一覧 創元推理文庫/海外ミステリアンソロジー/非英語圏作品一覧 おまけ1:創元推理文庫/ホラー&ファンタジイ/非英語圏作品一覧 おまけ2:創元SF文庫/非英語圏作品一覧 参考文献 更新履歴 創元推理文庫/海外ミステリ/非英語圏・非フランス語圏作品一覧 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 原題(年) 備考 ラテンアメリカ(特記なき場合、原語はスペイン語) パコ・イグナシオ・タイボ二世(メキシコ) 影のドミノ・ゲーム 田中一江 1995年1月 Mタ2-1 Sombra De La Sombra (1986) 英語からの重訳 スウェーデン(スウェーデン語) ヤーン・エクストレム 誕生パーティの17人 後藤安彦 1987年1月 Mエ1-1 Ättestupan (1975) ヘニング・マンケル 殺人者の顔 柳沢由実子 2001年1月 Mマ13-1 Mördare utan ansikte (1991) リガの犬たち 柳沢由実子 2003年4月 Mマ13-2 Hundarna i Riga (1992) 白い雌ライオン 柳沢由実子 2004年9月 Mマ13-3 Den vita lejoninnan (1993) 笑う男 柳沢由実子 2005年9月 Mマ13-4 Mannen som log (1994) 目くらましの道【上下巻】 柳沢由実子 2007年2月 Mマ13-5,6 Villospår (1995) 英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞、フランス・ミステリ批評家賞 タンゴステップ【上下巻】 柳沢由実子 2008年5月 Mマ13-7,8 Danslärarens återkomst (2000) 五番目の女【上下巻】 柳沢由実子 2010年8月 Mマ13-9,10 Den femte kvinnan (1996) 背後の足音【上下巻】 柳沢由実子 2011年7月 Mマ13-11,12 Steget efter (1997) ファイアーウォール【上下巻】 柳沢由実子 2012年9月 Mマ13-13,14 Brandvägg (1998) 霜の降りる前に【上下巻】 柳沢由実子 2016年1月 Mマ13-15,16 北京から来た男【上下巻】 柳沢由実子 2016年8月 Mマ13-17,18 2014年刊行作品の文庫化 ピラミッド 柳沢由実子 2018年4月 Mマ13-19 モンス・カッレントフト 冬の生贄【上下巻】 久山葉子 2013年3月 Mカ11-1,2 Midvinterblod (2007) 天使の死んだ夏【上下巻】 久山葉子 2013年10月 Mカ11-3,4 Sommardöden (2008) 秋の城に死す【上下巻】 久山葉子 2015年12月 Mカ11-5,6 カーリン・イェルハルドセン お菓子の家 木村由利子 2013年6月 Mイ4-1 Pepparkakshuset (2008) パパ、ママ、あたし 木村由利子 2014年3月 Mイ4-2 Mamma, pappa, barn (2009) 子守唄 木村由利子 2015年6月 Mイ4-3 リザ・マークルンド ノーベルの遺志【上下巻】 久山葉子 2013年11月 Mマ26-1,2 Nobels testamente (2006) M・ヨート、H・ローセンフェルト 犯罪心理捜査官セバスチャン【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2014年6月 Mヨ1-1,2 Det fördolda (2010) 模倣犯 犯罪心理捜査官セバスチャン【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2015年1月 Mヨ1-3,4 白骨 犯罪心理捜査官セバスチャン【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2017年6月 Mヨ1-5,6 少女 犯罪心理捜査官セバスチャン【上下巻】 ヘレンハルメ美穂 2017年11月 Mヨ1-7,8 アンナ・ヤンソン 消えた少年 久山葉子 2014年10月 Mヤ2-1 死を歌う孤島 久山葉子 2015年3 Mヤ2-2 クリスティーナ・オルソン シンデレラたちの罪 ヘレンハルメ美穂 2015年8月 Mオ5-1 カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ 犯罪は老人のたしなみ 木村由利子 2016年9月 Mイ8-1 老人犯罪団の逆襲 木村由利子 2017年10月 Mイ8-2 シッラ ロルフ・ボリリンド 満潮【上下巻】 久山葉子 2016年10月 Mホ12-1,2 トーヴェ・アルステルダール 海岸の女たち 久山葉子 2017年4月 Mア18-1 レイフ・GW・ペーション 許されざる者 久山葉子 2018年2月 Mヘ19-1 デンマーク(デンマーク語) エルスベツ・イーホルム 赤ん坊は川を流れる 木村由利子 2015年2月 Mイ6-1 過去を殺した女 木村由利子 2016年6月 Mイ6-2 ノルウェー(ノルウェー語) アンネ・ホルト 凍える街 枇谷玲子 2014年12月 Mホ10-1 ホテル1222 枇谷玲子 2015年9月 Mホ10-2 カーリン・フォッスム 晴れた日の森に死す 成川裕子 2016年9月 Mフ36-1 アイスランド(アイスランド語) ヴィクトル・アルナル・インゴウルフソン フラテイの暗号 北川和代 2013年11月 Mイ5-1 Flateyjargáta (2002) アーナルデュル・インドリダソン 湿地 柳沢由実子 2015年5月 Mイ7-1 2012年刊行作品の文庫化 緑衣の女 柳沢由実子 2016年7月 Mイ7-2 2013年刊行作品の文庫化 声 柳沢由実子 2018年1月 Mイ7-3 2015年刊行作品の文庫化 フィンランド(フィンランド語) レーナ・レヘトライネン 雪の女 古市真由美 2013年1月 Mレ7-1 Luminainen (1996) 推理の糸口賞(1997年) 氷の娘 古市真由美 2013年9月 Mレ7-2 Kuolemanspiraali (1997) 要塞島の死 古市真由美 2014年5月 Mレ7-3 Tuulen puolella (1998) ドイツ語圏 アンネ・シャプレ(ドイツ) カルーソーという悲劇 平井吉夫 2007年5月 Mシ11-1 Caruso Singt Nicht Mehr (1997) ドイツ・ミステリ大賞受賞シリーズの第1作 ネレ・ノイハウス(ドイツ) 深い疵(きず) 酒寄進一 2012年6月 Mノ4-1 Tiefe Wunden (2009) シリーズ第3作 白雪姫には死んでもらう 酒寄進一 2013年5月 Mノ4-2 Schneewittchen muss sterben (2010) シリーズ第4作 悪女は自殺しない 酒寄進一 2015年6月 Mノ4-3 シリーズ第1作 死体は笑みを招く 酒寄進一 2016年10月 Mノ4-4 シリーズ第2作 穢れた風 酒寄進一 2017年10月 Mノ4-5 シリーズ第5作 悪しき狼 酒寄進一 2018年10月 Mノ4-6 シリーズ第6作 フォルカー・クッチャー(ドイツ) 濡れた魚【上下巻】 酒寄進一 2012年8月 Mク18-1,2 Der nasse Fisch (2007) 死者の声なき声【上下巻】 酒寄進一 2013年8月 Mク18-3,4 Der stumme Tod (2009) ゴールドスティン【上下巻】 酒寄進一 2014年7月 Mク18-5,6 Goldstein (2010) アンドレアス・グルーバー(オーストリア) 夏を殺す少女 酒寄進一 2013年2月 Mク19-1 Rachesommer (2010) 黒のクイーン 酒寄進一 2014年1月 Mク19-2 Schwarze Dame (2007) 月の夜は暗く 酒寄進一 2016年2月 Mク19-3 刺青の殺人者 酒寄進一 2017年4月 Mク19-4 バルドゥイン・グロラー(オーストリア) 探偵ダゴベルトの功績と冒険 垂野創一郎 2013年4月 Mク20-1 Detektiv Dagoberts Taten und Abenteuer シャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(1) ドイツ語圏編 ヴォルフラム・フライシュハウアー(ドイツ) 消滅した国の刑事 北川和代 2013年6月 Mフ28-1 Torso (2011) シャルロッテ・リンク(ドイツ) 沈黙の果て【上下巻】 浅井晶子 2014年9月 Mリ7-1,2 Am Ende des Schweigens (2003) 失踪者【上下巻】 浅井晶子 2017年1月 Mリ7-3,4 ペトラ・ブッシュ(ドイツ) 漆黒の森 酒寄進一 2015年2月 Mフ31-1 フェルディナント・フォン・シーラッハ(ドイツ) 犯罪 酒寄進一 2015年4月 Mシ15-1 2011年刊行作品の文庫化 罪悪 酒寄進一 2016年2月 Mシ15-2 2012年刊行作品の文庫化 コリーニ事件 酒寄進一 2017年12月 Mシ15-3 2013年刊行作品の文庫化 禁忌 酒寄進一 2018年12月? 刊行予定。2015年刊行作品の文庫化 フレドゥン・キアンプール(ドイツ) 幽霊ピアニスト事件 酒寄進一 2015年9月 Mキ12-1 『この世の涯てまで、よろしく』改題文庫化 ニーナ・ブラジョーン(ドイツ) 獣の記憶 遠山明子 2015年10月 Mフ34-1 ライナー・レフラー(ドイツ) 人形遣い 事件分析官アーベル&クリスト 酒寄進一 2015年10月 Mレ8-1 ウルズラ・ポツナンスキ(オーストリア) 古城ゲーム 酒寄進一 2016年4月 Mホ11-1 ザーシャ・アランゴ(ドイツ) 悪徳小説家 浅井晶子 2016年7月 Mア16-1 シュテファン・スルペツキ(オーストリア) 探偵レミングの災難 北川和代 2017年7月 Mス15-1 天国通り殺人事件 北川和代 2018年7月 Mス15-2 アンドレアス・フェーア(ドイツ) 弁護士アイゼンベルク 酒寄進一 2018年4月 Mフ37-1 オランダ(オランダ語) ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク アムステルダムの異邦人 池央耿 1981年1月 Mウ17-1 Het lijk in de Haarlemmer Houttuinen (1975) 英題:Outsider in Amsterdam オカルト趣味の娼婦 池央耿 1981年5月 Mウ17-2 Buitelkruid (1976) 英題:Tumbleweed 大道商人の死 池央耿 1987年5月 Mウ17-3 De dood van een marktkoopman (1977) 英題:Death of a Hawker スペイン(特記なき場合、原語はスペイン語) マヌエル・バスケス・モンタルバン 楽園を求めた男 田部武光 1985年8月 Mモ4-1 Los Mares Del Sur (1979) フランス語からの重訳/フランス推理小説大賞、スウェーデン推理作家アカデミー賞 死の谷を歩む男 田部武光 1986年4月 Mモ4-2 La Soledad Del Manager (1977) フランス語からの重訳 R・リーバス、S・ホフマン 偽りの書簡 宮﨑真紀 2016年5月 Mリ8-1 マルク・パストル(カタルーニャ語作家) 悪女 白川貴子 2018年3月 Mハ24-1 ギリシャ(ギリシャ語) アンドニス・サマラキス きず 小池滋 1987年10月 Mサ2-1 Το λάθος (1965) フランス推理小説大賞(1970年) ブルガリア(ブルガリア語) アンドレイ・グリャシキ 007は三度死ぬ 深見弾 1985年8月 Mフ10-7 Срещу 07 (1966) 『ミステリマガジン』1967年2月号に『ザホフ対07』のタイトルで訳載(袋一平訳) ※注記したもの以外にも重訳の作品はあるかもしれない。 創元推理文庫/海外ミステリ/フランス語圏作品一覧 数え方にもよるが、以下では32人、164冊をリストアップしている(2017年11月発売のグザヴィエ=マリ・ボノ『狩人の手』までをカウント)。 冊数の多い作家ジェラール・ド・ヴィリエ … 50冊 カトリーヌ・アルレー … 25冊 モーリス・ルブラン … 23冊 ジョルジュ・シムノン … 12冊 ボワロ&ナルスジャック … 6冊 ミッシェル・ルブラン、セバスチアン・ジャプリゾ、フレッド・ヴァルガス … 各5冊 1990年代には創元推理文庫でフランス語圏の作品は1冊も出版されていない。(ちなみに、早川書房のポケミスでも1990年代にはフランス語圏のミステリは1冊しか出版されなかった) 創元推理文庫に収録されたのが早い作家から順に並べた。 2000年代以降に新訳が出たものについては【新訳】と示した。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 備考 ガストン・ルルー 黄色い部屋の謎 宮崎嶺雄 1965年6月 Mル2-1 旧訳は水谷準訳(1959年5月) 黒衣婦人の香り 石川湧 1976年3月 Mル2-2 2008年の復刊フェアで新カバー化 ジョルジュ・シムノン(ベルギー) 男の首/黄色い犬 宮崎嶺雄 1969年5月 Mシ1-1 『男の首』(1959年9月)、『黄色い犬』(1959年9月)合本 13の秘密/第1号水門 大久保輝臣 1963年8月 Mシ1-2 『13の秘密』改題 ゲー・ムーランの踊子 他 安堂信也 1973年9月 Mシ1-3 『ゲー・ムーランの踊子』(1959年11月)、『三文酒場』(1960年8月)合本 猫―ねこ― 三輪秀彦 1985年1月 Mシ1-4 サン・フィアクル殺人事件 三輪秀彦 1960年4月 Mシ1-5 『サン・フィアクルの殺人』改題 怪盗レトン 木村庄三郎 1960年5月 Mシ1-6 オランダの犯罪 宗左近 1960年9月 Mシ1-7 アルザスの宿 原千代海 1960年11月 Mシ1-8 メグレ警部と国境の町 三輪秀彦 1961年1月 Mシ1-9 港の酒場で 木村庄三郎 1961年4月 Mシ1-10 死んだギャレ氏 宗左近 1961年7月 Mシ1-11 影絵のように 望月芳郎 1961年8月 Mシ1-12 ボワロ&ナルスジャック 女魔術師 江口清 1961年7月 Mホ2-1 技師は数字を愛しすぎた 大久保和郎 1960年3月 Mホ2-2 2012年4月【新版】 思い乱れて 大久保和郎 1959年10月 Mホ2-3 呪い 大久保和郎 1963年4月 Mホ2-4 仮面の男 井上勇 1964年7月 Mホ2-5 犠牲者たち 石川湧 1967年8月 Mホ2-6 カトリーヌ・アルレー わらの女 安堂信也 1964年8月 Mア5-1 大いなる幻影/死者の入江 安堂信也 1973年9月 Mア5-2 『大いなる幻影』(1968年11月)、『死者の入江』(1962年4月)合本 黄金の檻/泣くなメルフィー 安堂信也 1974年8月 Mア5-3 『黄金の檻』(1963年4月)、『泣くなメルフィー』(1964年12月)合本 死の匂い 望月芳郎 1963年10月 Mア5-4 目には目を 安堂信也 1961年1月 Mア5-5 二千万ドルと鰯一匹 安堂信也 1974年12月 Mア5-6 剣に生き、剣に斃れ 荒川浩充 1975年4月 Mア5-7 犯罪は王侯の楽しみ 安堂信也 1975年6月 Mア5-8 2014年の復刊フェアで新カバー・新解説 決闘は血を見てやめる 鈴木豊 1975年8月 Mア5-9 黒頭巾の孤島 安堂信也 1976年2月 Mア5-10 死ぬほどの馬鹿 安堂信也 1976年10月 Mア5-11 さよならメラニー 荒川浩充 1978年1月 Mア5-12 『またもや大いなる幻影』改題 砂の鎧 安堂信也 1979年6月 Mア5-13 地獄でなぜ悪い 安堂信也 1979年10月 Mア5-14 三つの顔 窪田般彌 1980年3月 Mア5-15 共犯同盟 小野萬吉 1980年10月 Mア5-16 死体銀行 加藤尚宏 1981年6月 Mア5-17 理想的な容疑者 荒川浩充 1981年12月 Mア5-18 2010年の復刊フェアで新カバー化/フランス冒険小説大賞(1981年) 白墨の男 安堂信也 1982年12月 Mア5-19 罠に落ちた女 安堂信也 1983年9月 Mア5-20 呪われた女 安堂信也 1984年4月 Mア5-21 21のアルレー 安堂信也 1985年6月 Mア5-22 死神に愛された男 安堂信也 1986年2月 Mア5-23 アラーム! 安堂信也 1987年3月 Mア5-24 疑惑の果て 安堂信也 1988年2月 Mア5-25 ミッシェル・ルブラン 殺人四重奏 鈴木豊 1961年4月 Mル3-1 旧訳は鈴木豊・河村正夫訳(1961年4月)/フランス推理小説大賞(1956年) 贋作/モンタージュ写真 望月芳郎・三輪秀彦 1972年12月 Mル3-2 *注1 未亡人 鈴木豊 1972年7月 Mル3-3 まちがえた番号/ストリッパーの死 鈴木豊 1973年4月 Mル3-4 ミッドウェイ水爆実験/自殺志願者 鈴木豊 1973年11月 Mル3-5 ノエル・カレフ 死刑台のエレベーター 宮崎嶺雄 1970年5月 Mカ2-1 2010年7月【新版】 その子を殺すな 宮崎嶺雄 1961年8月 Mカ2-2 パリ警視庁賞(1956年) ミラクル・キッド 宮崎嶺雄 1963年8月 Mカ2-3 『名も知れぬ牛の血』改題 フレッド・カサック 殺人交叉点 平岡敦【新訳】 2000年9月 Mカ8-1 フランス・ミステリ批評家賞 *注2 セバスチアン・ジャプリゾ シンデレラの罠 平岡敦【新訳】 2012年2月 Mシ2-1 旧訳は1964年11月、望月芳郎訳/フランス推理小説大賞(1963年) 寝台車の殺人者 望月芳郎 1966年10月 Mシ2-2 新車のなかの女 平岡敦【新訳】 2015年7月 Mシ2-3 旧訳は1968年10月、望月芳郎訳『新車の中の女』/英国推理作家協会 最優秀外国作品賞 殺意の夏 望月芳郎 1980年9月 Mシ2-4 スウェーデン推理作家アカデミー賞 長い日曜日 田部武光 2005年3月 Mシ2-5 モーリス・ルブラン 怪盗紳士リュパン 石川湧 1965年6月 Mル1-1 リュパン対ホームズ 石川湧 1965年7月 Mル1-2 水晶の栓 石川湧 1965年9月 Mル1-3 奇巌城 石川湧 1965年10月 Mル1-4 リュパンの告白 井上勇 1966年3月 Mル1-5 金三角 石川湧 1972年12月 Mル1-6 虎の牙 井上勇 1973年3月 Mル1-7 カリオストロ伯爵夫人 井上勇 1973年1月 Mル1-8 謎の家 井上勇 1973年7月 Mル1-9 緑の目の令嬢 石川湧 1973年1月 Mル1-10 二つの微笑を持つ女 井上勇 1972年11月 Mル1-11 『ふたつの微笑を持つ女』改題 バール・イ・ヴァ荘 石川湧 1973年8月 Mル1-12 特捜班ヴィクトール 井上勇 1973年10月 Mル1-13 赤い数珠 井上勇 1974年1月 Mル1-14 カリオストロの復讐 井上勇 1973年6月 Mル1-15 オルヌカン城の謎 井上勇 1973年5月 Mル1-16 ジェリコ公爵 井上勇 1974年4月 Mル1-17 リュパンの冒険 南洋一郎 1965年10月 Mル1-18 綱渡りのドロテ 三好郁朗 1986年12月 Mル1-19 ノー・マンズ・ランド 大友徳明 1987年7月 Mル1-20 三つの目 田部武光 1987年10月 Mル1-21 バルタザールの風変わりな毎日 三輪秀彦 1987年11月 Mル1-22 リュパン、最後の恋 高野優監訳池畑奈央子訳 2013年7月 Mル1-23 クロード・アヴリーヌ U路線の定期乗客 三輪秀彦 1977年6月 Mア13-1 ブロの二重の死 三輪秀彦 1983年6月 Mア13-2 ジェラール・ド・ヴィリエ SAS/セーシェル沖暗礁地帯 伊東守男 1978年12月 Mウ18-1 SAS/イスタンブール 潜水艦消失 伊東守男 1979年2月 Mウ18-2 SAS/イラン CIA対マルコ 大友徳明 1979年3月 Mウ18-3 SAS/ソマリア 人質奪回作戦 鈴木豊 1979年3月 Mウ18-4 SAS/ニューヨーク 大追跡 鈴木豊 1979年4月 Mウ18-5 SAS/日本連合赤軍の挑戦 鈴木豊 1979年6月 Mウ18-6 SAS/ヨルダン国王の危機 飯島宏 1979年8月 Mウ18-7 SAS/ブルンジ スパイ衛星墜落 小野萬吉 1979年9月 Mウ18-8 SAS/怒りのベルファスト 小野萬吉 1979年11月 Mウ18-9 SAS/鄧小平の密命 三輪秀彦 1979年11月 Mウ18-10 SAS/リオ マンガン鉱争奪戦 鈴木豊 1979年12月 Mウ18-11 SAS/シンガポール 華僑の秘密 飯島宏 1980年2月 Mウ18-12 SAS/ロンドン スパイ連合作戦 大友徳明 1980年2月 Mウ18-13 SAS/クワイ河の黄金 小野萬吉 1980年3月 Mウ18-14 SAS/ケネディ秘密文書 加藤尚宏 1980年4月 Mウ18-15 SAS/エチオピア皇帝の宝 鈴木豊 1980年5月 Mウ18-16 SAS/ローデシアの陰謀 飯島宏 1980年7月 Mウ18-17 SAS/ワルシャワ 同志を売る男 小野萬吉 1980年7月 Mウ18-18 SAS/カリブ海 ハリケーン作戦 田部武光 1980年8月 Mウ18-19 SAS/モンテビデオの天使 小野萬吉 1980年10月 Mウ18-20 SAS/インディアン狩り 小野萬吉 1980年10月 Mウ18-21 SAS/伯爵夫人の舞踏会 飯島宏 1980年12月 Mウ18-22 SAS/カンボジア式ルーレット 荒川浩充 1980年12月 Mウ18-23 SAS/バグダッドの黒豹 飯島宏 1981年2月 Mウ18-24 SAS/北極圏の逃亡者 小野萬吉 1981年3月 Mウ18-25 SAS/アンゴラ 独立前夜 小野萬吉 1981年4月 Mウ18-26 SAS/サイゴン サンライズ作戦 飯島宏 1981年4月 Mウ18-27 SAS/寄港地パゴ・パゴ 田部武光 1981年6月 Mウ18-28 SAS/香港 三人の未亡人 三輪秀彦 1981年7月 Mウ18-29 SAS/アメリカ 石油封鎖ショック 飯島宏 1981年7月 Mウ18-30 SAS/リスボン KGB秘密計画 秋本紀夫 1981年9月 Mウ18-31 SAS/バリ島の狂気 田部武光 1981年10月 Mウ18-32 SAS/ゲバラ万歳! 飯島宏 1981年10月 Mウ18-33 SAS/ザイール レッド・アイ・ミサイル 三輪秀彦 1981年11月 Mウ18-34 SAS/ラオス 黄金の三角地帯 田部武光 1981年12月 Mウ18-35 SAS/ハイチ 黒犬に化けた男 三輪秀彦 1982年1月 Mウ18-36 SAS/ニカラグアの十字軍 秋本紀夫 1982年2月 Mウ18-37 SAS/ボリビアのナチ狩り 三輪秀彦 1982年3月 Mウ18-38 SAS/ベイルートの連続殺人 田部武光 1982年4月 Mウ18-39 SAS/セイロン 舎利塔の秘宝 飯島宏 1982年5月 Mウ18-40 SAS/チェックポイント・チャーリー 佐藤到 1982年6月 Mウ18-41 SAS/ハワイ CIA危機一髪 飯島宏 1982年7月 Mウ18-42 SAS/ザンジバルのために死す 三輪秀彦 1982年9月 Mウ18-43 SAS/コロンビアの決闘 飯島宏 1982年10月 Mウ18-44 SAS/イスラエル 嘆きの壁の女 田部武光 1982年11月 Mウ18-45 SAS/サンチアゴ 冷たい手の男 荒川浩充 1982年12月 Mウ18-46 SAS/ハンガリー 我が祖国 飯島宏 1982年12月 Mウ18-47 SAS/アブダビ 王宮の陰謀 三輪秀彦 1983年2月 Mウ18-48 SAS/マルタを見て死ね 三輪秀彦 1983年3月 Mウ18-49 SAS/エル・サルバドル 殺人指令 田部武光 1983年4月 Mウ18-50 ピエール・マニャン アトレイデスの血 三輪秀彦 1981年4月 Mマ19-1 パリ警視庁賞(1978年) スタニスラス=アンドレ・ステーマン(ベルギー) 殺人者は21番地に住む 三輪秀彦 1983年12月 Mス4-1 六死人 三輪秀彦 1984年8月 Mス4-2 フランス冒険小説大賞(1931年) ギ・デ・カール 破戒法廷 三輪秀彦 1984年4月 Mテ3-1 ドミニク・フェルナンデス シニョール・ジョヴァンニ 田部武光 1984年7月 Mフ18-1 ブリス・ペルマン 穢れなき殺人者 荒川浩充 1984年9月 Mヘ5-1 顔のない告発者 荒川浩充 1985年5月 Mヘ5-2 モーリス・ドニュジエール 暗号名はフクロウ 小野萬吉 1985年4月 Mト8-1 パスカル・レネ 三回殺して、さようなら 田中淳一 1988年6月 Mレ6-1 ジャン=ジャック・フィシュテル 私家版 榊原晃三 2000年12月 Mフ14-1 フランス推理小説大賞(1994年) ジャン=クリストフ・グランジェ クリムゾン・リバー 平岡敦 2001年1月 Mク11-1 2018年11月【新版】 コウノトリの道 平岡敦 2003年7月 Mク11-2 狼の帝国 高岡真 2005年12月 Mク11-3 フレッド・ヴァルガス 死者を起こせ 藤田真利子 2002年6月 Mウ12-1 フランス・ミステリ批評家賞、英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 青チョークの男 田中千春 2006年3月 Mウ12-2 英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 論理は右手に 藤田真利子 2008年4月 Mウ12-3 裏返しの男 田中千春 2012年1月 Mウ12-4 フランス・ミステリ批評家賞 彼の個人的な運命 藤田真利子 2012年8月 Mウ12-5 モーリス・ルヴェル 夜鳥(よどり) 田中早苗 2003年2月 Mル4-1 ジャン=ピエール・ノーグレット ハイド氏の奇妙な犯罪 三好郁朗 2003年10月 Mノ2-1 カトリーヌ・キュッセ ジェーンに起きたこと 長谷川沙織 2004年7月 Mキ4-1 アンドレア・H・ジャップ 殺人者の放物線 藤田真利子 2006年8月 Mシ10-1 ジャン=クロード・イゾ 失われた夜の夜 高橋啓 2007年2月 Mイ3-1 トロフェ813受賞 ジャック・ルーボー 麗しのオルタンス 高橋啓 2009年1月 Mル5-1 誘拐されたオルタンス 高橋啓 2017年2月 Mル5-2 マルセル・F・ラントーム 騙し絵 平岡敦 2009年10月 Mラ6-1 ピエール・シニアック ウサギ料理は殺しの味 藤田宜永 2009年12月 Mシ12-1 カミ ルーフォック・オルメスの冒険 高野優 2016年5月 Mカ14-1 『ミステリーズ!』vol.77で特集 ジョエル・ディケール(スイス) ハリー・クバート事件【上下巻】 橘明美 2016年11月 Mテ15-1,2 2014年刊行作品の文庫化 グザヴィエ=マリ・ボノ 狩人の手 平岡敦 2017年11月 Mホ14-1 注1:ミッシェル・ルブラン『贋作/モンタージュ写真』(1972年12月) - 『不許複製』(1962年2月)と『モンタージュ写真』(1963年3月)の合本。『不許複製』は合本時に『贋作』に改題。 注2:フレッド・カサック『殺人交叉点』(2000年9月) - 1962年7月に創元推理文庫で『連鎖反応』(諏訪正訳)が単独で出版され、1979年には「殺人交差点」(荒川浩充訳)と「連鎖反応」(荒川浩充の新訳)を収録した『殺人交差点』が出版された。そして2000年9月には、収録2作を平岡敦が新訳した『殺人交叉点』が出版された。 創元推理文庫/海外ミステリアンソロジー/非英語圏作品一覧 江戸川乱歩編『世界短編傑作集』【全5巻】(1960年7月 - 1961年5月)第1巻 - アントン・チェホフ「安全マッチ」 - ロシア 第2巻 - モーリス・ルブラン「赤い絹の肩かけ」 - フランス 第2巻 - バルドゥイン・グロルラー「奇妙な跡」 - オーストリア(ドイツ語) エラリー・クイーン編『ミニ・ミステリ傑作選』(1975年10月)W・ハイデンフェルト「月の光」 - 南アフリカ(1911年、ベルリン生まれ。執筆は英語だと思われる) フェレンツ・モルナール(名-姓)「最善の策」 - ハンガリー ミゲル・デ・セルバンテス「サンチョ・パンサの名探偵ぶり」 - スペイン アントン・チェーホフ「子守歌」 - ロシア アレクサンドル・デュマ「ナイフの男」 - フランス ギイ・ド・モーパッサン「復讐」 - フランス ギイ・ド・モーパッサン「正義の費用」 - フランス ヴォルテール「犬と馬」 - フランス オットー・ペンズラー編『魔術ミステリ傑作選』(1979年8月)マニュエル・ペイロウ「ジュリエットと奇術師」 - アルゼンチン(スペイン語) エドワード・D・ホウク(エドワード・D・ホック)編『最後のチャンス――年刊ミステリ傑作選 78』(1982年5月)ポール・セルー「犯人(ホシ)はシロ」 - フランス ピーター・ゴドフリ「殺人の治し方」 - 南アフリカ(執筆は英語だと思われる) ピーター・ヘイニング編『ディナーで殺人を』【上下巻】(1998年1月)上巻 - ガストン・ルルー「胸像たちの晩餐」 - フランス 上巻 - アルフォンス・ドーデー「三つの読唱ミサ」 - フランス 上巻 - アレクサンドル・プーシキン「葬儀屋」 - ロシア 下巻 - ジョルジュ・シムノン「競売の前夜」 - ベルギー(フランス語) おまけ1:創元推理文庫/ホラー&ファンタジイ/非英語圏作品一覧 1969年2月に創元推理文庫の「怪奇と冒険」部門としてスタート。1989年から「ホラー&ファンタジイ」部門という名称に。1991年まで使用されていた分類マークでは「帆船マーク」。 日本の作品は省略。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 分類 備考 フランス語 アレクサンドル・デュマ(フランス) 黒いチューリップ 宗左近 1971年3月 Fテ1-1 歴史ロマン 王妃の首飾り【上下巻】 大久保和郎 1972年4・5月 Fテ1-2,3 歴史ロマン マルセル・エイメ(フランス) 第二の顔 生田耕作 1972年3月 Fエ3-1 幻想小説 ジョリス=カルル・ユイスマンス(フランス) 彼方 田辺貞之助 1975年3月 Fユ1-1 幻想文学 ガストン・ルルー(フランス) ガストン・ルルーの恐怖夜話 飯島宏 1983年10月 Fル1-1 ホラー オペラ座の怪人 三輪秀彦 1987年1月 Fル1-2 ホラー ジャン・レー(ベルギー) 新カンタベリー物語 篠田知和基 1986年4月 Fレ2-1 幻想小説 ロラン・トポル(フランス) カフェ・パニック 小林茂 1988年1月 Fト3-1 奇妙な味 トーマス・オーウェン(ベルギー) 黒い玉――十四の不気味な物語 加藤尚宏 2006年6月 Fオ2-1 ホラー 青い蛇――十六の不気味な物語 加藤尚宏 2007年5月 Fオ2-2 ホラー ドイツ語 H・H・エーヴェルス(ドイツ) プラークの大学生 前川道介 1985年9月 Fエ2-1 幻想小説 エーリヒ・ケストナー(ドイツ) 消え失せた密画 小松太郎 1970年2月 Fケ1-1 ユーモア 雪の中の三人男 小松太郎 1971年11月 Fケ1-2 ユーモア 一杯の珈琲から 小松太郎 1975年9月 Fケ1-3 ユーモア ケルスティン・ギア(ドイツ) 紅玉(ルビー)は終わりにして始まり 遠山明子 2015年11月 Fキ4-1 ファンタジイ カイ・マイヤー(ドイツ) 魔人の地 嵐の王1 酒寄進一・遠山明子 2015年12月 Fマ11-1 ファンタジイ 第三の願い 嵐の王2 酒寄進一・遠山明子 2016年4月 Fマ11-2 ファンタジイ 伝説の都 嵐の王3 酒寄進一・遠山明子 2016年7月 Fマ11-3 ファンタジイ ロシア語 イワン・エフレーモフ(ソ連) アレクサンドロスの王冠【上下巻】 飯田規和 1979年6・9月 Fエ4-1,2 ファンタジイ チェコ語 ヤン・ヴァイス(チェコ) 迷宮1000 深見弾 1987年8月 Fウ3-1 幻想小説 2016年の復刊フェアで新カバー化 ※分類は『東京創元社 文庫解説総目録』より 『怪奇小説傑作集 4 フランス編』(1969年6月、【新版】2006年7月)(東京創元社公式サイト 内容紹介) 『怪奇小説傑作集 5 ドイツ・ロシア編』(1969年5月、【新版】2006年8月)(東京創元社公式サイト 内容紹介) S・P・ソムトウ(タイ)『ヴァンパイア・ジャンクション』(2001年9月、金子浩訳)(Vampire Junction (1984)) - タイの作家が英語で執筆した作品。著者は別名、ソムトウ・スチャリトクル。 アンソロジー平井呈一編『恐怖の愉しみ』上巻(1985年5月) - エルクマン=シャトリアン「見えない眼」 - フランス アル・サラントニオ編『999 聖金曜日』(2000年2月) - ピーター・シュナイダー「紛う方なき愚行」 - ドイツ おまけ2:創元SF文庫/非英語圏作品一覧 1963年9月に創元推理文庫のSF部門としてスタート。1991年に「創元SF文庫」として独立した。ここでは創元推理文庫のSF部門の作品も一緒に扱う。 日本の作品は省略。 著者 タイトル 訳者 出版年月 # 備考 フランス語 ジュール・ヴェルヌ(フランス) 月世界へ行く 江口清 1964年10月 SFウ1-1 地底旅行 窪田般彌 1968年11月 SFウ1-2 悪魔の発明 鈴木豊 1970年8月 SFウ1-3 オクス博士の幻想 窪田般彌 1970年11月 SFウ1-4 海底二万里 荒川浩充 1977年4月 SFウ1-5 動く人工島 三輪秀彦 1978年2月 SFウ1-6 八十日間世界一周 田辺貞之助 1976年3月 SFウ1-7 サハラ砂漠の秘密 石川湧 1972年3月 SFウ1-8 必死の逃亡者 石川湧 1972年6月 SFウ1-9 十五少年漂流記 荒川浩充 1993年8月 SFウ1-10 地軸変更計画 榊原晃三 2005年9月 SFウ1-11 ピエール・ブール(フランス) 猿の惑星 大久保輝臣 1968年7月 SFフ7-1 ジャック・ヴァレ(フランス) 異星人情報局 礒部剛喜 2003年5月 SFウ10-1 ドイツ語 ハインリッヒ・ハウザー(ドイツ) 巨人頭脳 松谷健二 1965年8月 SFハ18-1 K・H・シェール(ドイツ) 地底のエリート 松谷健二 1966年7月 SFシ1-1 地球人捕虜収容所 松谷健二 1968年3月 SFシ1-2 地球への追放者 松谷健二 1969年7月 SFシ1-3 宇宙船ピュルスの人々 松谷健二 1970年6月 SFシ1-4 テア・フォン・ハルボウ(ドイツ) メトロポリス 前川道介 1988年12月 SFハ16-1 FからSFに移動/2005年の復刊フェアで新カバー化/2018年の復刊フェアで復刊 ロシア語 アレクサンドル・ベリャーエフ(ソ連) ドウエル教授の首 原卓也 1969年1月 SFヘ3-1 2016年の復刊フェアで復刊 セルゲイ・スニェーゴフ(ソ連) 銀河の破壊者 深見弾 1983年12月 SFス4-1 ペルセウス座進攻 深見弾 1984年3月 SFス4-2 逆時間の環 深見弾 1985年3月 SFス4-3 チェコ語 カレル・チャペック(チェコ) 山椒魚戦争 松谷健二 1968年2月 SFチ1-1 『ロシア・ソビエトSF傑作集 上』(1979年3月) 『ロシア・ソビエトSF傑作集 下』(1979年4月) 『東欧SF傑作集 上』(1980年9月) 『東欧SF傑作集 下』(1980年11月) 文庫ではないが、2011年9月には東京創元社より『時間はだれも待ってくれない 21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集』(高野史緒編)が刊行されている(東京創元社公式サイト 内容紹介)。 アンソロジージュディス・メリル編『年刊SF傑作選 5』(1973年9月)ヨゼフ・ネスワドバ(ヨゼフ・ネスヴァードバ)「第三帝国最後の秘密兵器」 - チェコ ロマン・ギャリー(ロマン・ガリー)「退廃」 - フランス ホセ・マリア・ヒロネリャ「赤い卵」 - スペイン ジュディス・メリル編『年刊SF傑作選 6』(1975年3月)ホルヘ・ルイス・ボルヘス「円環の廃墟」 - アルゼンチン(スペイン語) スチュアート・デイヴィッド・シフ編『マッド・サイエンティスト』(1982年4月)ヴィリエ・ド・リラダン「ハルリドンヒル博士の英雄的行為」 - フランス 参考文献 高橋良平+東京創元社編集部編『東京創元社 文庫解説総目録』東京創元社、2010年12月2010年3月までの目録。それ以降の出版物については東京創元社公式サイトで調べた。 「Mシ1-1」のような方式の整理番号が付されるようになったのは1991年以降だが、この本ではそれ以前に刊行されたものについても整理番号が付されている。 更新履歴 2018年11月6日2014年7月で更新が途絶えていたが、2014年8月以降に刊行された海外ミステリの非英語圏作品50タイトルのデータを追加(2018年10月刊行分までのデータを反映/11月・12月の刊行予定もいくつか記載)。 ただし、原題および原著刊行年のデータは未記載。 リストに新たに追加した作品については、作品名をクリックすると東京創元社の書籍紹介ページが開くようにした。 関連記事 非英語圏ミステリ各種リスト ポケミス非英語圏作品一覧 ハヤカワ・ミステリ文庫非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況 ヨーロッパの推理小説 - ヨーロッパの推理小説に関する日本語文献の一覧
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/222.html
2013年6月18日 ドイツ語圏版の『東西ミステリーベスト100』、のようなもの。 姉妹ページ「ドイツ語圏のミステリファンが選ぶドイツ語圏ミステリベスト100(2002年)」もご覧ください。 「ドイツ・ミステリ大賞」(1985年~)を主催するミステリ愛好団体「ボーフム・ミステリ・アーカイブ」の調査による「ミステリ・オールタイムベスト119」(1990年)。ミステリ作家やミステリ評論家、ミステリファンが調査に協力しているが、参加者は37人とあまり多くない。(新版『東西ミステリーベスト100』は387人がアンケートに回答しているので、その10分の1の規模である) DEUTSCHER KRIMI PREIS - Die 119 besten Krimis aller Zeiten (ドイツ・ミステリ大賞公式サイト>ミステリ・オールタイムベスト119) ドイツ語部門と翻訳部門の区別はない。119作中、邦訳がないのは12作品。 なお、このオールタイムベストは1990年のものだが、この後ドイツのミステリ事情は大きく変化していく。1990年代初頭にスウェーデンのヘニング・マンケルのヴァランダー警部シリーズ(1991年~)が翻訳されてドイツの読書界を席捲し、その後北欧のミステリが続々と翻訳されるようになるのである。その結果、現在のドイツでは北欧ミステリが英米のミステリに匹敵する存在感を持っているのだという。また、その北欧ミステリの大量流入に刺激を受けて、ドイツの国産ミステリ市場も活性化していったそうだ。今同じようなオールタイムベストのアンケートを取ったら、北欧やドイツ(語圏)のミステリの占める割合がもっと大きくなるのではないだろうか。 (参照:ドイツでの北欧ミステリ人気については、マライ・メントラインさんのエッセイ「マライ•de•ミステリ2 「黒船」は極北の地から!」[2012年3月5日]が詳しい) 表の見方 作品タイトルの後ろの数字は、その作家の作品が何作ランクインしているか、またその中でその作品が何番目であるかを示している。たとえばレイモンド・チャンドラー『長いお別れ』の後ろの「1/6」は、チャンドラーの作品が6作ランクインしており、その中で『長いお別れ』が一番高い順位であることを示す。 「英」イギリス、「米」アメリカ、「独」ドイツ、「ス」スイス、「仏」フランス、「伊」イタリア、「典」スウェーデン、「ノ」ノルウェー、「蘭」オランダ。 4種のオールタイムベストとの比較を付した。「旧×位」…旧版『東西ミステリーベスト100』(1985年) 「新×位」…新版『東西ミステリーベスト100』(2012年) 「英×位」…英国推理作家協会(CWA)によるベスト100(1990年)(「海外ミステリ総合データベース ミスダス」の「CWAが選んだミステリベスト100」で見られる) 「米×位」…アメリカ探偵作家クラブ(MWA)によるベスト100(1995年)(「海外ミステリ総合データベース ミスダス」の「アメリカ探偵作家クラブが選んだミステリBEST100」で見られる) 第一席(第1位) 26ポイント 【米】ジェイムズ・M・ケイン 『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』(1/2) 旧56位 英30位 米14位 WENN DER POSTMANN ZWEIMAL KLINGELT 第二席(第2位) 25ポイント 【米】レイモンド・チャンドラー 『長いお別れ』(1/6) 旧3位 新6位 英15位 米13位 DER LANGE ABSCHIED 第三席(第3位) 24ポイント 【米】レイモンド・チャンドラー 『大いなる眠り』(2/6) 旧43位 英2位 米8位 DER TIEFE SCHLAF 【米】ダシール・ハメット 『マルタの鷹』(1/5) 旧19位 新36位 英10位 米2位 DER MALTESER FALKE 第四席(第5位) 18ポイント 【ス】フリードリヒ・グラウザー 『シュルンプ・エルヴィンの殺人事件』(1/3)(シュトゥーダー刑事シリーズ) WACHTMEISTER STUDER 【英】エリック・アンブラー 『ディミトリオスの棺』(1/6) 旧71位 英24位 米17位 DIE MASKE DES DIMITRIOS 【米】ダシール・ハメット 『影なき男』(2/5) 米31位 DER DÜNNE MANN 第五席(第8位) 17ポイント 【英】ジョン・ル・カレ 『寒い国から帰ってきたスパイ』(1/4) 旧33位 英3位 米6位 DER SPION, DER AUS DER KÄLTE KAM 第六席(第9位) 16ポイント 【英】アーサー・コナン・ドイル 『バスカヴィル家の犬』(1/2) 旧45位 新47位 英32位 *注1 DER HUND DER BASKERVILLES 【米】ダシール・ハメット 『ガラスの鍵』(3/5) 旧88位 英31位 米88位 DER GLÄSERNE SCHLÜSSEL 第七席(第11位) 15ポイント 【英】ハドリー・チェイス 『ミス・ブランディッシの蘭』 KEINE ORCHIDEEN FÜR MISS BLANDISH 【米】レイモンド・チャンドラー 『さらば愛しき女よ』(3/6) 旧13位 新79位 英7位 米21位 LEBWOHL, MEIN LIEBLING 【米】ダシール・ハメット 『血の収穫』(赤い収穫)(4/5) 旧29位 新38位 英94位 米39位 ROTE ERNTE 第八席(第14位) 13ポイント 【ス】フリードリヒ・デュレンマット 『判事と死刑執行人』(裁判官と死刑執行人)(1/2) DER RICHTER UND SEIN HENKER 【米】パトリシア・ハイスミス 『太陽がいっぱい』(リプリー)(1/8) 英45位 米71位 DER TALENTIERTE MISTER RIPLEY 【米】エドガー・アラン・ポー 「モルグ街の殺人」*注2 旧36位 新34位 英23位 米3位 DIE MORDE IN DER RUE MORGUE 【米】ミッキー・スピレイン 『裁くのは俺だ』 米45位 ICH, DER RICHTER 第九席(第18位) 12ポイント 【英】ジョン・バカン 『三十九階段』 英20位 米22位 DIE NEUNUNDDREISSIG STUFEN 【英】ダン・キャヴァナー 『顔役を撃て』 DUFFY 【米】レイモンド・チャンドラー 『高い窓』(4/6) DAS HOHE FENSTER 第十席(第21位) 11ポイント 【独】Jörg Fauser (未訳) DER SCHNEEMANN 【ス】フリードリヒ・グラウザー 『狂気の王国』(シュトゥーダー刑事シリーズ)(2/3) MATTO REGIERT 【伊】ウンベルト・エーコ 『薔薇の名前』 新7位 英13位 米23位 DER NAME DER ROSE 【英】アガサ・クリスティー 『アクロイド殺し』(1/2) 旧8位 新5位 英5位 米12位 ALIBI 【英】レン・デイトン 『イプクレス・ファイル』(1/2) 英9位 米43位 IPCRESS - STRENG GEHEIM 【英】ブライアン・フリーマントル 『消されかけた男』 旧41位 CHARLIE MUFFIN - AGENTENPOKER 【米】レイモンド・チャンドラー 『湖中の女』(5/6) 英47位 米59位 DIE TOTE IM SEE 【米】チェスター・ハイムズ 『暑い日暑い夜』(1/3) BLIND, MIT EINER PISTOLE 【米】ロス・トーマス 『大博奕』(1/3) 米85位 UMWEG ZUR HÖLLE 第十一席(第30位) 10ポイント 【典】シューヴァル&ヴァールー 『テロリスト』(1/4) DIE TERRORISTEN 【英】エリック・アンブラー 『グリーン・サークル事件』(2/6) DER LEVANTINER 【英】E・C・ベントリー 『トレント最後の事件』 旧74位 英34位 米33位 TRENTS LETZTER FALL 【英】ドロシー・L・セイヤーズ 『学寮祭の夜』 英4位 米18位 AUFRUHR IN OXFORD 第十二席(第34位) 9ポイント 【伊】フルッテロ&ルチェンティーニ 『日曜日の女』(1/2) DIE SONNTAGSFRAU 【英】アーサー・コナン・ドイル 『緋色の研究』(2/2) 新96位 *注3 STUDIE IN SCHARLACHROT 【米】パトリシア・ハイスミス 『見知らぬ乗客』(2/8) 英38位 ALIBI FÜR ZWEI / ZWEI FREMDE IM ZUG 【米】ハリイ・ケメルマン 『金曜日ラビは寝坊した』 AM FREITAG SCHLIEF DER RABBI LANG 【米】ジム・トンプスン 『内なる殺人者』(おれの中の殺し屋)(1/3) 米49位 DER MÖRDER IN MIR 第十三席(第39位) 8ポイント 【典】シューヴァル&ヴァールー 『笑う警官』(2/4) 旧30位 新30位 米46位 ENDSTATION FÜR NEUN 【英】エリック・アンブラー 『シルマー家の遺産』(3-4/6) SCHIRMERS ERBSCHAFT 【英】エリック・アンブラー 『真昼の翳』(3-4/6) TOPKAPI 【英】ジョン・ル・カレ 『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』(2/4) 英33位 米30位 DAME KÖNIG AS SPION 【英】アースキン・チルダーズ 『砂洲の謎』 英92位 DAS RÄTSEL DER SANDBANK 【米】ジェイムズ・M・ケイン 『殺人保険』(2/2) 米34位 DEN HAIEN ZUM FRASS 【米】トルーマン・カポーティ 『冷血』 米54位 KALTBLÜTIG 【米】パトリシア・ハイスミス 『アメリカの友人』(3-4/8) RIPLEYS GAME 【米】パトリシア・ハイスミス 『愛しすぎた男』(3-4/8) DER SÜSSE WAHN 【米】チェスター・ハイムズ "Run Man Run"(未訳)(2/3) LAUF NIGGER LAUF 【米】エルモア・レナード 『グリッツ』 GLITZ 【米】グレゴリー・マクドナルド 『フレッチ 殺人方程式』 米29位 FLETCH 【米】マーガレット・ミラー 『狙った獣』 英75位 米79位 LIEBE MUTTER, ES GEHT MIR GUT 第十四席(第52位) 7ポイント 【独】Hans Werner Kettenbach (未訳)(1/2) MINNIE 【仏】ガストン・ルルー 『黄色い部屋の秘密』 旧16位 新28位 DAS GEHEIMNIS DES GELBEN ZIMMERS 【英】エリック・アンブラー 『ドクター・フリゴの決断』(5/6) DOKTOR FRIGO 【英】ウィルキー・コリンズ 『月長石』 旧51位 新67位 英8位 米7位 MONDDIAMANT 【英】グレアム・グリーン 『第三の男』(1-2/4) 英72位 米48位 DRITTE MANN 【英】グレアム・グリーン 『ハバナの男』(1-2/4) 米61位 UNSER MANN IN HAVANNA 【米】W・R・バーネット 『リトル・シーザー』 米75位 DER KLEINE CÄSAR 【米】ジョー・ゴアズ 『ハメット』 DASHIELL HAMMETTS LETZTER FALL 【米】ロス・トーマス 『女刑事の死』(2/3) SCHUTZWALL 【米】アンドリュー・ヴァクス 『フラッド』 KATA 【米】コーネル・ウールリッチ 『黒衣の花嫁』 DIE BRAUT TRUG SCHWARZ 第十五席(第63位) 6ポイント 【独】Michael Molsner (未訳)*注4 ROTE MESSE 【伊】フルッテロ&ルチェンティーニ "A che punto è la notte"(未訳)(2/2) WIE WEIT IST DIE NACHT 【典】シューヴァル&ヴァールー 『唾棄すべき男』(3-4/4) DAS EKEL AUS SÄFFLE 【典】シューヴァル&ヴァールー 『警官殺し』(3-4/4) DER POLIZISTENMÖRDER 【英】ジョン・ル・カレ 『スクールボーイ閣下』(3/4) EINE ART HELD 【英】アガサ・クリスティー 『そして誰もいなくなった』(2/2) 旧4位 新1位 英19位 米10位 ZEHN KLEINE NEGERLEIN 【英】エドマンド・クリスピン "The Glimpses of the Moon"(未訳) DER MOND BRICHT DURCH DIE WOLKEN 【英】マイクル・イネス 『ハムレット復讐せよ』 英68位 HAMLETS RACHE 【米】レイモンド・チャンドラー 『かわいい女』(リトル・シスター)(6/6) DIE KLEINE SCHWESTER 【米】ジェイムズ・エルロイ 『ブラック・ダリア』 新55位 DIE SCHWARZE DAHLIE 【米】ローレン・D・エスルマン "Motor City Blue"(未訳) DETROIT BLUES 【米】パトリシア・ハイスミス 『贋作』(5-6-7/8) RIPLEY UNDER GROUND 【米】パトリシア・ハイスミス 『水の墓碑銘』(5-6-7/8) TIEFE WASSER 【米】パトリシア・ハイスミス 『変身の恐怖』(5-6-7/8) DAS ZITTERN DES FÄLSCHERS 【米】チェスター・ハイムズ 『黒の殺人鬼』(3/3) HARLEM DREHT DURCH 【米】ロス・マクドナルド 『地中の男』(1/4) DER UNTERGRUNDMANN 【米】ジム・トンプスン 『ポップ1280』(2-3/3) 1280 SCHWARZE SEELEN 【米】ジム・トンプスン 『ゲッタウェイ』(2-3/3) GETAWAY 【米】ジョゼフ・ウォンボー 『ハリウッドの殺人』(1/2) DER HOLLYWOOD MORD 【米】チャールズ・ウィルフォード 『マイアミ・ブルース』(1/2) MIAMI BLUES 第十六席(第83位) 5ポイント 【独】ヤーコプ・アルユーニ 『異郷の闇』 HAPPY BIRTHDAY TÜRKE 【独】ピーケ・ビーアマン (未訳) POTSDAMER ABLEBEN 【独】Hans Werner Kettenbach (未訳)(2/2) GLATTEIS 【ス】フリードリヒ・デュレンマット 『嫌疑』(2/2) DER VERDACHT 【ス】フリードリヒ・グラウザー 『シナ人』(シュトゥーダー刑事シリーズ)(3/3) DER CHINESE 【仏】ボアロー&ナルスジャック 『死者の中から』(1-2/2) AUS DEM REICH DER TOTEN 【仏】ボアロー&ナルスジャック 『私のすべては一人の男』(1-2/2) MENSCH AUF RATEN 【仏】エミール・ガボリオ 『ルルージュ事件』 DIE AFFÄRE LEROUGE 【仏】モーリス・ルブラン 『怪盗紳士ルパン』 ARSENE LUPIN - DER GENTLEMAN GAUNER 【伊】レオナルド・シャーシャ 『真昼のふくろう』 DER TAG DER EULE 【ノ】Ingvar Ambjørnsen "Stalins øye"(未訳) STALINS AUGEN 【蘭】J・ヴァン・デ・ウェテリンク 英題"The Japanese Corpse"(未訳) TICKET NACH TOKIO 【英】エリック・アンブラー 『恐怖への旅』(6/6) DIE ANGST REIST MIT 【英】ジョン・ル・カレ 『スマイリーと仲間たち』(4/4) 米58位 SMILEYS LEUTE 【英】G・K・チェスタートン 『ブラウン神父の童心』*注5 旧24位 新8位 米57位 PATER BROWN UND DAS BLAUE KREUZ 【英】ジョゼフ・コンラッド 『密偵』 米86位 DER GEHEIMAGENT 【英】レン・デイトン 『ベルリン・ゲーム』(2/2) *注6 BRAHMS VIER 【英】イアン・フレミング 『007/カジノ・ロワイヤル』 CASINO ROYALE 【英】フレデリック・フォーサイス 『ジャッカルの日』 旧12位 新17位 英17位 米20位 DER SCHAKAL 【英】ニコラス・フリーリング 『アムステルダムの恋』 LIEBE IN AMSTERDAM 【英】グレアム・グリーン 『ブライトン・ロック』(3-4/4) 英46位 米69位 ABGRUND DES LEBENS 【英】グレアム・グリーン 『おとなしいアメリカ人』(3-4/4) DER STILLE AMERIKANER 【米】ラリー・バインハート 『見返りは大きい』 ZAHLTAG FÜR CASSELLA 【米】ジョン・エヴァンズ 『灰色の栄光』 DER GESCHMACK VON ASCHE 【米】ウィリアム・フォークナー 『騎士の陥穽』(駒さばき)*注7 DER SPRINGER GREIFT AN 【米】ダシール・ハメット 「シナ人の死」(5/5)*注8 FRACHT FÜR CHINA 【米】パトリシア・ハイスミス 『妻を殺したかった男』(8/8) DER STÜMPER 【米】リチャード・ホイト "The Manna Enzyme"(未訳) CASTROS COUP 【米】ロス・マクドナルド 『ブルー・ハンマー』(2-3-4/4) DER BLAUE HAMMER 【米】ロス・マクドナルド 『象牙色の嘲笑』(2-3-4/4) EIN GRINSEN AUS ELFENBEIN 【米】ロス・マクドナルド 『魔のプール』(2-3-4/4) UNTER WASSER STIRBT MAN NICHT 【米】サラ・パレツキー 『センチメンタル・シカゴ』 FROMME WÜNSCHE 【米】メアリ・ロバーツ・ラインハート 『螺旋階段』 米40位 DIE WENDELTREPPE 【米】レナード・シュレーダー 『ザ・ヤクザ』 YAKUZA 【米】ロス・トーマス 『五百万ドルの迷宮』(3/3) AM RAND DER WELT 【米】ジョゼフ・ウォンボー 『クワイヤボーイズ』(2/2) 米93位 DIE CHORKNABEN 【米】チャールズ・ウィルフォード 『部長刑事奮闘す』(2/2) BIS UNS DER TOD VERBINDET 注1,3:アメリカ探偵作家クラブ(MWA)のベスト100では《シャーロック・ホームズ・シリーズ》が第1位。 注2:第八席(第14位)エドガー・アラン・ポー「DIE MORDE IN DER RUE MORGUE」…短編の「モルグ街の殺人」だと思うが、ひょっとしたらそれを表題作とする短編集のことかもしれない。 注4:第十五席(第63位)Michael Molsner(ミヒャエル・モスルナー)『ROTE MESSE』…未訳だが、水野光二「現代ドイツの推理小説について」(『明治大学人文科学研究所紀要』37号、1995年)に簡単なあらすじ紹介がある。「明治大学学術成果リポジトリ」からPDFで閲覧可能(リンク)。 注5:第十六席(第83位)G・K・チェスタートン「PATER BROWN UND DAS BLAUE KREUZ」…「青い十字架」だが、このタイトルで短編集『ブラウン神父の童心』が出たことがあるようなので、おそらくは短編集の方だろうと判断した。 注6:レン・デイトン『ベルリン・ゲーム』…英国推理作家協会のベスト100では『ベルリン・ゲーム』『メキシコ・セット』『ロンドン・マッチ』のスパイ小説三部作が第58位。 注7:第十六席(第83位)ウィリアム・フォークナー「DER SPRINGER GREIFT AN」…短編「騎士の陥穽」か、またはそれを表題作とする短編集『騎士の陥穽』。おそらくは短編集の方だろうと判断した。 注8:第十六席(第83位)ダシール・ハメット「FRACHT FÜR CHINA」…短編の「シナ人の死」。ただ、それを表題作とする短編集『シナ人の死』(「シナ人の死」「新任保安官」「チューリップ」収録)が出ているようなので、ひょっとしたらそちらのことかもしれない。 補足:ドイツ・ミステリ大賞公式サイトの「ミステリ・オールタイムベスト119」を見ると「119」のはずなのになぜか120タイトルが示されている。この謎は邦題を調べてみて解けた。第十二席(第34位)にパトリシア・ハイスミスの『ALIBI FÜR ZWEI』と『ZWEI FREMDE IM ZUG』の2作品がランクインしていることになっているのだが、これはどちらも『見知らぬ乗客』のことなのである。 ドイツ語圏からのランクイン(7人、11作品)スイスフリードリヒ・グラウザー(3作品) フリードリヒ・デュレンマット(2作品) ドイツJörg Fauser(イェルク・ファウザー)(1作品) … 1988年のグラウザー名誉賞受賞者 Hans Werner Kettenbach(ハンス・ヴェルナー・ケッテンバッハ)(2作品) … 2009年のグラウザー名誉賞受賞者 Michael Molsner(ミヒャエル・モルスナー)(1作品) … 1998年のグラウザー名誉賞受賞者 ヤーコプ・アルユーニ(1作品) ピーケ・ビーアマン(1作品) その他の非英語圏からのランクインフランスガストン・ルルー(1作品) ボアロー&ナルスジャック(2作品) エミール・ガボリオ(1作品) モーリス・ルブラン(1作品) イタリアウンベルト・エーコ(1作品) フルッテロ&ルチェンティーニ(2作品) レオナルド・シャーシャ(1作品) スウェーデンシューヴァル&ヴァールー(4作品) ノルウェーIngvar Ambjørnsen(イングヴァル・アンビョルンセン)(1作品) ※ドイツ在住のノルウェー人作家。作品はノルウェー語で書いている。 オランダヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク(1作品) ※オランダ語と英語で作品を発表した。 関連ページ ドイツ語圏のミステリファンが選ぶドイツ語圏ミステリベスト100(2002年) ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 非英語圏ミステリ各種リスト北欧ミステリ邦訳一覧 南欧ミステリ邦訳一覧 フランスのミステリ賞受賞作の邦訳一覧 フランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 非英語圏ミステリ2013年の邦訳出版一覧 ドイツシャーロック・ホームズの異郷のライヴァルたち(1) ドイツ語圏編 ドイツ語に翻訳された日本の推理小説/ミステリ
https://w.atwiki.jp/2ch_otmegame/pages/27.html
ミステリー板 ミステリー板は眼鏡キャラ。頭の中で策謀を練る事を好む。 知識が豊富で教えたがり。 妹系タイプに弱いっぽい。 探偵事務所の新米所員。22歳。 任されている仕事は主に電話番と事務処理。 口数少なく淡白な性格で、何を考えているのかよく分からない。 趣味は旅行。何故か行く先々で事件に巻き込まれてしまう。 事件に直面すると口数が増え、豊富な知識・観察力・分析力で解決していく。 女向ゲーが夏休みに孤島に建つ洋館へ遊びに行くと登場。 仲良くなると冬休みに一緒にスキー旅行に行ける。 ミステリー「君が僕の相棒……“助手”だったんだな」 1:「そうよ、“探偵”さん」と笑って握手する 2:「いいえ、あなたが“助手”で私が“探偵”よ」と訂正する 3:「私は“神”だ!この愚か者!!」と張り倒す 1選択で好感度大UP、2で小UP、3でフラグ消滅。 3はイベント企画板が登場しそうだw →3選択 ――ドサッ 一撃でミステリー板が昏倒。 イベント「うぉい!なんだその選択はぁ!?」 女向ゲー「あ、ダメじゃないですか。“作者”が出て来るのはルール違反ですよ?」 イベント「お前の選択も十分ルール違反だ!!」 女向ゲー「ちゃんと選択肢から選んでいるから違反じゃないです」 イベント「あーあぁ、攻略対象を普通のすかなぁ……」 女向ゲー「不都合なら叙述トリックでも使って誤魔化せばどうです?」 イベント「……やけにミステリー用語に詳しいな」 気絶しているミステリー板を指差す女向ゲー。 女向ゲー「この愚か者の受け売りよ」 イベント「だー!!とにかくコイツが目覚めたらちゃんとフォローするんだぞ!?」 女向ゲー「ふふっ、目が覚めたら“犯人”認定されるかもね」 文芸・書籍サロン板と知り合い。 探偵事務所の所長は心理学板。 冬到来ということで、ミステリー板の小ネタ投下。 好感度400以上必要なイベント。 冬休みに入り、女向ゲーはミステリー板に誘われてスキー旅行に出かけることにした。 レンタカーで走ること5時間、ようやく宿泊先に到着した。 女向ゲー「わあ、可愛いペンションですね」 ミステリー「喜んでもらえて良かった。スキー場から遠いのが難点だが……料理が自慢という点に期待しよう」 女向ゲー「雪も十分に積もってるし、思いっきり楽しめそうですね」 ミステリー「そうだな。……ただ天気が心配だ。今夜から吹雪になると予報で言っていた」 女向ゲー「じゃあ、今日は早めにペンションに戻るようにしましょう」 ミステリー「ああ、その方がいいだろう。……それに、君とゆっくり話せるというのも魅力的だ」 女向ゲー「もう、何言ってるんですか!」 ペンションの玄関のドアを開け、中に入っていく2人。 それが惨劇へと続く扉とは知らずに……。 続……かないw ペンションのオーナーはホテル・旅館板かな? 宿泊客に冬スポーツ板、スキースノボ板、グルメ外食板、サバゲー板、国内旅行板あたりがいると妄想。 だとするとペンションの名前は『シュプール』で決まりだな ヒロイン「犯人はヤス!」 続かないと言ったけどミステリ小ネタ追加。 映画予告風ダイジェスト。 ホテル・旅館「自分の家のように寛いでくれたら嬉しい」 ボーンボーンボーン…… 居間の柱時計が鳴り響く。 冬スポーツ「……あれ?おかしいなぁ、スノーモービルのエンジンがかからないよ」 ――にゃあ 鳴きながら廊下の奥へ消える黒猫。 スキースノボ「オレ様のテクニックなら楽々下山できるぜ?吹雪なんて関係ない」 ドンドンドンッ! 激しく叩かれるドア。 グルメ外食「……私は自分の部屋にいよう。オーナー、ワインとチーズをいただけるかな?」 ガチャン! どこかで何かが割れる音。 サバゲー「目標発見!追跡開始!」 ギシ……ギシ…… ゆっくりと近づいてくる足音。 国内旅行「嫌っ!もう、何なのよ!私はただ温泉とエステと美味しい料理を楽しみたいだけなのに!!」 震える女向ゲーを引き寄せ、ぎゅっと抱き締めるミステリー板。 ミステリー「必ず君を守る。……僕の全てをかけて」 女向ゲー「……うん」 暖炉の脇に立ち、1点を指差すミステリー板。 ミステリー「犯人は……あなただ」 設定のない板を勝手に使ってスマン。 後で設定を作る時はこれを気にしないで欲しい。 スピンオフ映画『雪山山荘殺人事件!ゲレンデが溶ける頃、アナタを思う私がいる』意味不明な長いタイトルと共に、脳内を駆け巡った
https://w.atwiki.jp/mysteryhousemobage/
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/16.html
韓国推理作家協会編・発行 2008年10月 特集 推理小説の黄金時代 推理小説黄金時代略史 シャーロック・ホームズのライバル人名録 本格推理小説耽読のための3分レシピ - 이대환 国内短編 「샤갈의 눈 내리는 밤」 - 강형원 「아내마저 사기 친 남자」 - 최종철(チェ・ジョンチョル、崔鐘澈) 「대리자」 - 김주동 「모사(謀士)」 - 김창규 季刊ミステリ新人賞 「여름휴가」 - 김지아 「화면 저편의 인간」 - 박하익 海外短編 殺人!(Murder!) - Arnold Bennett 멕시코의 천리안(メキシコの千里眼) - 그랜트 앨런(グラント・アーロン??) ミステリ短編漫画 아버지의 이름으로(父の名前で) - 김종섭 連載長編 地球の南側で始まった好奇心(最終回) - 이상우(イ・サンウ、李祥雨) 더러운 도시(汚れた都市)(第6回) - 김성종(キム・ソンジョン、金聖鐘) 海外ミステリニュース 新刊案内 書影(ネット書店 アラジン) http //www.aladdin.co.kr/shop/wproduct.aspx?ISBN=6000293919
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/17.html
韓国推理作家協会編・発行 2008年12月 特集 2008年推理小説総まとめ 2008年 推理小説観光状況 推理小説専門出版社アンケート 2008年 海外のミステリ賞 総整理 2008年 国内刊行推理小説目録 国内短編 「칼」 - 오현리 「불한당」 - 김경로 「그리고 그 후」(そしてその後) - 설인효(ソル・イニョ、ソル・インヒョ) 季刊ミステリ新人賞 「좋은 친구」(良い友達) - 송시우(ソン・シウ) 海外短編 오번 가문의 비극 - M. P. Shiel 名前のない男 - ロドリゲス・オトレングィ コラム 推理小説を読むのと同じぐらい愉快な人生はほかにない - 김남(キム・ナム、金楠) 推理雜文 - 夢野久作 ミステリ短編漫画 암흑시대(暗黒時代) - 김종섭 連載長編 더러운 도시(汚れた都市) - 김성종(キム・ソンジョン、金聖鐘) 고양이 눈을 가진 여자 - 이수광(イ・スグァン、李秀光) 書影(ネット書店 アラジン) http //www.aladdin.co.kr/shop/wproduct.aspx?ISBN=6000309620
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/128.html
2012年5月12日 関連ページ:「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」(2012年5月12日)も合わせてお読みください。 オランダ語に翻訳された日本のミステリ小説の一覧。ミステリを中心として、周辺のエンターテインメント作品についても調べている。 調査方法 最初はオランダのネット書店で、オランダ語に翻訳されていそうな(≒ほかの欧米の言語に翻訳されている)作家の名前を入力・検索して調べたのだが、その後、以下のサイトで「Japan」と入力して検索するだけでオランダ語に翻訳された日本のミステリ一覧が簡単に入手できることが分かった。 VN Detective en Thrillergids このサイトには日本ミステリのオランダ語訳を調べている過程でたまたまたどり着いたのだが、『ミステリマガジン』2009年1月号(世界のミステリ雑誌特集号)で翻訳家の塩崎香織氏がこのサイトを紹介していることにあとから気が付いた。それによれば、オランダのニュース週刊誌『Vrij Nederland』(VN)は年に一度、一年間に出版されたミステリの目録と作品レビューを載せた『VN Detective Thrillergids』(VN推理小説・スリラーガイド、以下、VNDT)を付録につけている。上でリンクを貼ったサイトは、このVNDTのWebサイト版である。この付録がつきはじめたのは30年ほど前からだそうだが、Webサイト版にはそれ以前の出版情報も登録されているようである。 VNDTで「Japan」と入力して検索してみると、江戸川乱歩、桐野夏生、高木彬光、戸川昌子、松本清張、宮部みゆきの作品がオランダ語に翻訳されていることが分かる。このうち高木彬光については、オランダのネット書店を検索した際には発見できなかったのでありがたい。なお、ネット書店で検索した際に、鈴木光司の作品がオランダ語に翻訳されていることが分かっていたが、VNDTには鈴木光司の書籍のデータは登録されていない。日本では鈴木光司の『リング』や『らせん』は『このミステリーがすごい!』や「週刊文春ミステリーベスト10」のランキングにも入っており、ミステリを中心とするエンターテインメントに含まれるとも考えられるが、オランダの「推理小説・スリラー」の枠には入ってこないようだ。また、今月(2012年5月)刊行予定の東野圭吾『容疑者Xの献身』のオランダ語版のデータも、当然ながらまだVNDTには登録されていない。 なおVNDTのデータはオランダでの出版年、出版社などのデータが示されていないことも多い。以下の書誌データは、オランダ王立図書館、WorldCat、およびオランダのオンライン書店bol.comのデータに基づくものである。 Index 著者名50音順江戸川乱歩 (Edogawa Rampo) 桐野夏生 (Natsuo Kirino) 鈴木光司 (Koji Suzuki) 高木彬光 (Akimitsu Takagi) 戸川昌子 (Masako Togawa) 東野圭吾 (Keigo Higashino) 松本清張 (Seicho Matsumoto) 宮部みゆき (Miyuki Miyabe) アンソロジー 著者名50音順 江戸川乱歩 (Edogawa Rampo) Griezelverhalen uit Japan / (江戸川乱歩短編集) 1961年刊 ディック・ブルーナデザインの表紙(VNDTより) ISBN 9022904377、1981年刊 ※表紙は2008(2011?)年版と同じ ISBN 9044930753、2008年(WorldCat)または2011年(ネット書店)刊 表紙 収録作De menselijke stoel (人間椅子) De psychologische test (心理試験) De rups (芋虫) De rots (断崖) De hel der spiegels (鏡地獄) De tweelingen (双生児) De rode kamer (赤い部屋) Twee verminkte mannen (二癈人) De reiziger met het bonte schilderij (押絵と旅する男) ブルーナ社より1961年刊行。その後、同出版社より何度か再刊されているようである。収録作は1956年出版の江戸川乱歩英訳短編集『Japanese Tales of Mystery Imagination』と同じ。オランダ語版の表題は、Google翻訳で英語に訳すと"Horror Stories from Japan"となった。編訳者は「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」で紹介したオランダのミステリ作家のハファンク。おそらく、英訳版からの重訳だろう。 なお、ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンクが編んだアンソロジーにも乱歩の短編が収録されている。当リスト末尾の「アンソロジー」も参照のこと。 De hel van de spiegels / 鏡地獄 (『Een Oosterse huivering』に収録、ブルーナ社、1980年) De rode kamer / 赤い部屋 (『Brief uit het dodenrijk』に収録、Loeb社、1983年) 桐野夏生 (Natsuo Kirino) (オランダ語版Wikipedia) De nachtploeg / 『OUT』(1997) ISBN 9024553520 (Sijthoff、2005年2月) ISBN 902100531X (Poema Pocket、2008年7月) ISBN 9021008475 (Poema Pocket、2009年5月) Grotesk / 『グロテスク』(2003) ISBN 9021800268 (Sijthoff、2007年5月) ISBN 9021007967 (Poema Pocket、2009年3月) Echte wereld / 『リアルワールド』(2003) ISBN 9021802465 (Sijthoff、2009年4月) ISBN 902107110X (Poema Pocket、2010年10月) この3作品は英訳も出ている。VNDTによれば『OUT』は英訳版からの重訳。ほかの2冊もおそらく同じだろう。辛口で知られるVNDTの五段階評価では『OUT』から順に四つ星、二つ星、三つ星の評価を受けている。 鈴木光司 (Koji Suzuki) Ring / 『リング』(1991) ISBN 9022989208 (ブルーナ社、2005年3月) 電子書籍版もあり Spiraal / 『らせん』(1995) ISBN 9022991385 (ブルーナ社、2005年11月) 電子書籍版もあり Dark water / 『仄暗い水の底から』(1996) ISBN 9022991113 (ブルーナ社、2005年8月) 電子書籍版もあり 3冊とも英訳版からの重訳。『リング』『らせん』『ループ』は三部作だが、『ループ』のオランダ語訳は出ていないようだ。 高木彬光 (Akimitsu Takagi) De zaak Segawa / 『密告者』(1965) ISBN 9027436878 (Het Spectrum社 《Prisma-detective》269、1973年) 表紙(VNDTより) Rouw voor de bruid / 『ゼロの蜜月』(1965) ISBN 9027436908 (Het Spectrum社 《Prisma-detective》272、1974年) 表紙(VNDTより) この2作品は英訳も出ている。『密告者』は英訳版からの重訳。『ゼロの蜜月』もおそらく同じだろう。Het Spectrum社のミステリ叢書《Prisma-detective》の刊行作品一覧(全576巻?)はこちらで見られる。 戸川昌子 (Masako Togawa) De ladykiller / 『猟人日記』(1963) ISBN 9062912753 (BZZTôH、1987年) 表紙(VNDTより) 英訳版からの重訳。その後何度か再刊されているようだが、詳細不明。VNDTで見られるこの表紙は1989年のHema社版(ISBN 9069761637)だろうか。なおどちらの表紙にも、下の方に「日本のパトリシア・ハイスミス」と書いてあるのが見える。 なお、ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンクが編んだアンソロジーにも戸川昌子の短編が収録されている。当リスト末尾の「アンソロジー」も参照のこと。 De vampier (『Een Oosterse huivering』に収録、ブルーナ社、1980年) おそらくは、1978年刊行の日本ミステリ英訳短編集『Ellery Queen s Japanese Golden Dozen』に収録の「黄色い吸血鬼」(The Vampire)をオランダ語に重訳したものだろう。 東野圭吾 (Keigo Higashino) De fatale toewijding van verdachte X / 『容疑者Xの献身』(2005) ISBN 9044521128 (Geus De、2012年5月) 『容疑者Xの献身』はいわずと知れた、本格ミステリ大賞と直木賞を受賞し、『このミステリーがすごい!』、『本格ミステリ・ベスト10』、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位となり、アメリカ図書館協会により年間ベストミステリに選出され、アメリカのエドガー賞最優秀長編賞およびバリー賞最優秀新人賞にノミネートされた作品である(バリー賞の受賞作は2012年10月に確定)。2012年5月までに、韓国語、中国語、タイ語、ロシア語、ベトナム語、英語、カタルーニャ語、スペイン語、フランス語に翻訳されている(ほぼ出版順に並べた)。オランダ語版は2012年5月刊行予定。『容疑者Xの献身』の海外出版状況およびアジアと欧米での東野圭吾の受容については以前に「こちら」でまとめた。 松本清張 (Seicho Matsumoto) De Amsterdamse koffermoord en andere verhalen / 中短編集『アムステルダム運河殺人事件(and other stories)』 ISBN 9029530464 (Arbeiderspers、1979年) 表紙(VNDTより) 収録作中編「アムステルダム運河殺人事件」(De Amsterdamse koffermoord) 短編「顔」(Het gezicht) 短編「地方紙を買う女」(Het opgezegde abonnement) 短編「巻頭句の女」(De haiku dichteres) 【収録作は、ブログ「浩寧の事件簿」のホーリンさん(twitter)に教えてもらいました。感謝。/2013年4月17日 記】 「アムステルダム運河殺人事件」(1969)はオランダが舞台になっている作品。英訳はないので、日本語から直接訳したのだろう。訳者はM. Vos-Kobayashi。日本で刊行されている作品集『アムステルダム運河殺人事件』は「アムステルダム運河殺人事件」と「セント・アンドリュースの事件」の2編が収録されているが、オランダでは後者は翻訳されていないようだ。 なお、ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンクが編んだアンソロジーにも松本清張の短編が収録されている。当リスト末尾の「アンソロジー」も参照のこと。 De behulpzame verdachte (『Een Oosterse huivering』に収録、ブルーナ社、1980年) おそらくは、1978年刊行の日本ミステリ英訳短編集『Ellery Queen s Japanese Golden Dozen』に収録の「奇妙な被告」(The Cooperative Defendant)をオランダ語に重訳したものだろう。 宮部みゆき (Miyuki Miyabe) Dubbelrol / 『火車』(1992) ISBN 9029055405 (Meulenhoff-M、1997年) 英訳版からの重訳。VNDTの五段階評価では四つ星の評価を受けた。 アンソロジー 邦題は推定である。 Een Oosterse huivering (ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク編、ブルーナ社、1980年、表紙[VNDTより]) 谷崎潤一郎 De tatoeeerder 「刺青」の抄訳か? 谷崎潤一郎 Verschrikking 魯迅 Dagboek van een gek 「狂人日記」の抄訳か? 戸川昌子 De vampier 「黄色い吸血鬼」 クシュワント・シン Daulat Ram sterft 松本清張 De behulpzame verdachte 「奇妙な被告」 馮夢竜 De kanari moorden ロバート・ファン・ヒューリック Vier vingers 江戸川乱歩 De hel van de spiegels 「鏡地獄」 芥川龍之介 De folteringen van de hel 「地獄変」 蒲松齢 De herberg in Ts ai-tiyen ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク Spelevaren ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク Een kleine vergissing 表題は「東洋のホラー」(機械翻訳)。戸川昌子「黄色い吸血鬼」と松本清張「奇妙な被告」は1978年刊行の日本ミステリ英訳短編集『Ellery Queen s Japanese Golden Dozen』に収録されている。クシュワント・シン(Khushwant Singh)はクシワント・シンとも表記される。 Brief uit het dodenrijk(死者の便り) (ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク編、Loeb社、1983年、表紙[VNDTより]) 上田秋成(Oeda Akinari) De raad van de kookketel 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン) Twee legenden 谷崎潤一郎(Junichiro Tanizaki) De dief 芥川龍之介(Ryonosuke Akutagawa) In het struikgewas 「藪の中」 江戸川乱歩(Edogawa Rampo) De rode kamer 「赤い部屋」 ロバート・ファン・ヒューリック Moord op oudejaarsavond 三島由紀夫(Yoekio Mishima) Dood in midzomer 「真夏の死」 西村京太郎(Kiotaro Nishimoera) De vriendelijke afzetter 「優しい脅迫者」 三好徹(Tohroe Miyoshi) Brief uit het dodenrijk 「死者の便り」 筒井康隆(Yasoetaka Tsoetsoei) Hele aardige dames 「如菩薩団」 草野唯雄(Tadao Sohno) Het herstelde hoofd 「復顔」 ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク Het flaporen dossier ヤンウィレム・ヴァン・デ・ウェテリンク De nieuwe leerling 三好徹の「死者の便り」が表題になっている。このアンソロジーでは日本人の名前の綴りが特殊なのでそれも示した。 西村京太郎「優しい脅迫者」、三好徹「死者の便り」、筒井康隆「如菩薩団」、草野唯雄「復顔」は1978年刊行の日本ミステリ英訳短編集『Ellery Queen s Japanese Golden Dozen』に収録されている。 「日本ミステリの海外刊行」に戻る 関連ページ:「オランダ推理小説略史/日蘭ミステリ交流史」(2012年5月12日)
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/225.html
非英語圏ミステリの各種リスト。 非英語圏ミステリ2013年の邦訳出版一覧 非英語圏ミステリ2014年の邦訳出版一覧 フランスミステリベスト100 (2014年7月~8月アンケート実施) 非英仏語圏ミステリベスト100 (2014年9月アンケート実施) (1)叢書等 ポケミス非英語圏作品一覧 創元推理文庫海外ミステリ非英語圏作品一覧 ハヤカワ・ミステリ文庫非英語圏作品一覧 年間ミステリランキング 非英語圏作品一覧 (2)地域別 フランスフランス・ミステリ必読30冊(『ミステリマガジン』2003年7月号) 文庫で刊行されたフランスミステリの一覧 その他欧州北欧ミステリ邦訳一覧 南欧ミステリ邦訳一覧 ドイツ語圏ミステリ邦訳一覧 オランダ語圏ミステリ邦訳一覧 ロシア・中東欧ミステリ邦訳一覧 その他中南米ミステリ邦訳一覧 東アジアミステリ邦訳一覧 東南・南アジアミステリ邦訳一覧 中東ミステリ邦訳一覧 アフリカミステリ邦訳一覧 (3)賞 フランスのミステリ賞 - 受賞作の邦訳一覧 北欧のミステリ賞 インターナショナル・ダガー賞 受賞作・候補作一覧2012年のCWAインターナショナル・ダガー賞の対象となる翻訳ミステリ76作品の国別一覧 (4)文献 ヨーロッパの推理小説 - ヨーロッパの推理小説に関する日本語文献の一覧 (5)その他 ドイツ語圏のミステリファンが選ぶミステリ・オールタイムベスト119(1990年) ドイツ語圏のミステリファンが選ぶドイツ語圏ミステリベスト100(2002年) フランスのミステリ編集者が選んだ必読ミステリ100 ポーランドのミステリ評論家が選んだ最重要ミステリ100 現代欧米探偵小説傑作選集(オリエント書房、1947年) 《世界探偵小説全集》のラインナップを本当に「世界」規模で考えてみる 『ラテンアメリカ・ミステリ作家ガイド』で扱われている54人の作家の一覧 長谷部史親『欧米推理小説翻訳史』『続・欧米推理小説翻訳史』 『ミステリマガジン』洋書案内〈世界篇〉で紹介された本とその邦訳状況