約 2,801,262 件
https://w.atwiki.jp/galgerowa/pages/357.html
「塔-THE TOWER」「正義-JUSTICE-」(前編) ◆tu4bghlMI 「うおぉぉぉ!! すげー何だこの景色」 「……夜の灯台ってこんな風になるんだな」 純一ときぬは灯台の光源の真下に設置された展望台から見える景色に歓声を上げる。 つぐみはそんな二人を尻目に小さな溜息をついた。 気苦労。 一言で表現するならば、その単語に尽きる。 本来ならば目と鼻の先ぐらいの距離のはずのA-7エリアからここにやってくるまで、丸々一時間も使ってしまった。 しかも"車"という移動手段を確保していながら、だ。その時点で大幅な時間のロスをした事になる。 まぁ、ほとんどそのロスは車をえっちらおっちら押していた時間なのだが。 車を手に入れたのは、まだつぐみがネリネや音夢と一緒にいた頃まで遡る。 それ以来結構な距離を走ってはいたが、燃料切れにはまだまだ遠い。 だが深い森、しかもあそこまで足元のおぼつかない地形を走ったのは初めてだったのだ。 ジープや四輪駆動の車と言うわけでも無く、軽油を燃料にして走るオンボロ車なのだから少し無理をさせ過ぎてしまったのかもしれない。 結局エンスト。しかもエンジンは掛からない。ちなみにMT車だったりする。 セルモーターで動かそうにも平地までは大分距離があるため、どう考えても無理、という判断を下した。 森の中腹辺りで完全に機能停止してしまった車を置いていこうという意見も出たのだが(主にきぬから)、さすがにその判断を下す勇気はつぐみには無かった。 まず第一にこれから先、私達は相当長い距離を移動しなければならないという事。 ルートこそ確定ではないが、少なくとも島の東部に位置する病院辺りまで足を伸ばす予定。 ちなみに時間が掛かり過ぎる為、またきぬが「海の家にはポンコツしかいねーよ」などと言っていた為、海の家はルートから外した。 しかし"足"となる乗り物は絶対必要である。 そしてそう易々とキーが刺さったままの車を入手出来る訳がない事も拍車を掛ける。 これに燃料がしっかりと入っている確立、故障などの問題無く走行できる確立。 これらの要素を掛け合わせれば、あの時点で車が確保できたのは奇跡に近かったとさえ言い切れる。 「おい、ヘタレ! 見てみろよ、あそこ何か跳ねたぜ!」 「……どこだよ。気のせいじゃないか?」 でもまぁ……こんなご褒美があるなら、アレだけ苦労した価値はあったかもしれない。 無邪気にはしゃぐ二人の姿を視界の中に収めながら、つぐみはそんな事を思った。 頭の一部分では「おいおい婆臭いな、小町つぐみ」という突っ込みが聞こえて来そうだが。 ここまで辿り着くのに紆余曲折あったものの、それが報われたような気分になってくる。 ――第三回定時放送。 つぐみと純一の知り合いで名前を呼ばれた者は一人のみ。 百貨店で出会った少女、古手梨花の探し人である赤坂衛だけであった。 だけど、あの子。蟹沢きぬが見せた一瞬の深い、悲しみの表情。 出会い頭につぐみ達に問い掛けた『土見稟』という名前。 その二つが導く答えは一つだけ。 ――大切な人間の死、その結論に辿り着くために何の障害も無かった。 一言だけ、「やっぱりあいつ……」そう呟いたきぬの口元。震える肩。 伏目がちに地面を見つめる視線。前髪で隠れてよく見えない目元。 つぐみと純一はしばらく何も見ていない振りをするしかなかった。 ■ 島の最南端A-8エリア。太陽が完全に顔を隠し、黒色の壁紙で空が覆われた時間帯。 潮の臭いと絶え間なく鳴り続ける波音の中、この真っ白い塔は立っていた。 地図で何があるのかは分かっていたが、実際に足を運んでみると中々立派な代物で驚かされた。 そもそも灯台と言っても様々な種類がある。 天を貫くような高さを誇るものから、祠か何かと勘違いしてしまいそうになるくらい低いもの。 材質もコンクリートから木造、石造り、レンガと多岐に渡る。 この島の灯台は現代的なコンクリート造りのようだ。高さも意外とあって、30mから40mと言った所だろうか。 塔の内部にある程度の生活空間が作られているのも印象的だった。 「……まったく、二人とも。ここに何しに来たか、ちゃんと考え……!?」 自分達が今どんな空間にいるのかを忘れ、"海側"の風景にエキサイトしている二人を嗜めようと視線を散らした瞬間。 つぐみの眼に"全く今まで見た事の無いもの"が飛び込んで来た。 「……なに……あれ?」 山側。丁度自分達が立っている場所から見ると北東にキラリと光る建物が建っているように見えたのだ。 眼を凝らす。 そこにあったのは―― 「……塔?」 山の丁度山頂付近に黒く染まった塔が立っていた。 『塔』 タロットにおける大アルカナの十六番目。モチーフは有名なバベルの塔。 やはり絵柄として言えばマルセイユ版のやけにファンシーな―それだけに不気味な―、塔から人が落下している映像が浮かぶ。 正位置であろうが、逆位置であろうが不吉なカードである事に変わりは無い。 その意味は【崩壊】【災害】【悲劇】など最悪なものばかり。 もっとも『塔』と聞いて、いきなりマイナス方向に話を持っていくのはいくらなんでも有り得ないのだが。 島全体を見渡せる位置にある事、真っ黒いカラーリング。 そんな要素だけで何故か重苦しい支配的なイメージを受けてしまった。 加えて山頂の南西の方角。微妙に光って見えるのはB-6エリアに設置された「鉄塔」だろうか。 どうやら「鉄塔」というのは送電設備を備えた鉄塔、という意味だったらしい。 つまりはアレが電力を供給する為の重要な設備になっている、という事か。 これは山頂にある塔を含めて調べてみる価値がありそうだ。 ……ん。 あれ。 ちょっと、待って。 可笑しい。変だ。だって―― つぐみは浮かれているバカップルにしか見えない二人に向けて、ある一つの質問を投げ掛ける。 直線にして数メートル。声を張り上げれば十分に届く距離だ。 「ねぇ二人とも! あの山の上に何か立っているの、見えるわよね?」 「………………はぁ? クラゲ何言ってんだよお前。何もねーじゃんアソコ」 「え……カニ!! あなた視力は――」 「ボケ、両眼とも2.0だい!! ド近眼バカと一緒にするんじゃねぇ!!」 否定。何一つ淀みの無い完全なNO。 嘘。 そんな馬鹿な。 思わずつぐみはカニの隣に立っている純一を、縋るような視線で見つめた。 「純一は……見えるわよね?」 「……いや、俺も同意見だ。…………山の上には"何も"無いぞ?」 頭をハンマーか何かの鈍器で思い切り叩かれたような感覚。とんでもない衝撃をつぐみは受けた。 二人はまるで嘘や冗談を言っているようには見えない。 その返答は自分達の解答に疑問どころか、確信を持つ必要性すら感じていない。 完璧なまでの素の答え。彼らにとって今の行動は、ただありのままの事を喋ったに過ぎないのだ。 確かに今は丁度二十時を回った所。夜の帳が降りて完全に外は暗闇の世界。 "今は"赤外線視力を持つ自分でなければ、アレの存在には気が付かないのかもしれない。 ――だけど。 思わずつぐみは左腕の時計を確認する。時刻はそろそろ十九時半になろうとする辺り。 じきにゲーム開始から二十時間が経過する。 そして思い出す。 ゲームが始まって、最初に出会った襲撃者をやり過ごしたその後の自分の行動を。 そう、自分は確かに『山頂とコンパス』を使い、方角を確かめてから新市街地へ向かったのだ。 ――あんな塔なんて……記憶に、無い。 「おかしい、有り得ない……二人ともちょっとこっちに来て!!」 「わ、ちょ、おい!! 引っ張るんじゃねーよクラゲ!! 襟を掴むなって!!」 「つぐみ、どうしたんだ、一体……?」 つぐみは未だに状況がまるで理解出来ていない様子の二人を無理やり展望台の最北端に引っ張って行く。 ……いや、自分も似たようなものか。 十分に今在る現実と自分の中の記憶が結び付いていない。 記憶の欠落? 馬鹿な、そんなはずは無い。 だって今、塔は確かに目の前に見えるのだから。 「ほら、よく見て二人とも!! あそこにうっすらと光ってる黒い塔があるでしょう!!」 「はぁ~? ……やっぱり何もねぇじゃん。クラゲ、いくらUFOとクラゲの形が似てるからってソレを見間違うってどうなのよ」 「……純一ッ!!」 「変……だぞ、つぐみ。お前らしくも無い……いきなりそんな事を言い出すなんて」 「――っ!!」 なんで、どうして、そんな馬鹿な。 目の錯覚? 少し遅い白昼夢? 違う、自分は正常だ。至ってノーマル。どこもおかしな所なんて無い。 それとも何か、妙な病原菌にでも感染して頭に疾患でも出来てしまったのか。 いやそれもNOだ。だって自分にはどんなウィルスも効かないのだから。 (……おい、ヘタレ。クラゲ、どうしちまったんだよ? 落ちてる菓子でも拾って食ったのか?) (俺が知るかよ。それにヘタレとか言うなって) 衝撃に打ちひしがれるつぐみの目の前で、堂々と二人が内緒話をしている。 内容もまるで隠せていないのに。 多分、この二人はバカというよりもお人好しなのだろう。 その証拠に奇妙がるよりも心配するニュアンスの方が強い。 (ヘタレはヘタレだろうが。……塔、なんて無いよな) (ああ……確かにあそこには何も――ッ!?) 「つぐみッ!! 塔!!」 「……え?」 「おい、蟹沢。よく見ろ、じっと眼を凝らして離すんじゃないぞ」 「ちょ、おい、ヘタレ!! こら、顔を掴むな!! レディにはもっと優しく接しろ……って? ありゃ? 変……だな。確かに……なんか立ってんじゃん」 「良かった……でも何で……」 つぐみは思わず胸を撫で下ろした。 気付いた。やっと二人が塔の存在を認識してくれた。 ……アレ。 妙だ。 『どうして、三人ともじっと注視するまで塔の存在に気が付かなかった』のか。 そして『どうして三人ともこんな時間になるまで、あの塔の存在に気付かなかった』のか。 ……これは、もしかして。 つぐみは急いで自分のデイパックから筆記用具を取り出すと周りから盗み見されないように体勢を低くする。 そして純一とカニにもしゃがむように合図を送る。 紙にペンで文字を殴り書きすると無言でソレを二人に突き付けた。 【二人とも、今から気付いた事を話すわ――紙とペンを用意して頂戴】 ■ 「……鷹野様、緊急事態です」 「――何。まだ……放送の時間までは大分あるはずよ」 メインモニターに座っている数人いるオペレーターの中で、最も若い男が大声で鷹野の名前を呼んだ。 鷹野は特に何をしていた訳でもない。 眼を閉じ、虚空を眺め、脳内でこれから先の展望図を描いていただけ。 BGMはスピーカーから流れて来る様々な声。 怒り、悲しみ、恐怖、喜び、狂気、不安、欲望、嫌悪、羞恥、絶望、そして憎悪。 島内は複雑な感情の波で満ち溢れている。 そんな"生きた"声に耳を傾け、その空間に浸っていたのだ。 鷹野はそんな至福の時間を邪魔され、怪訝な表情のま部下に視線を送った。 「朝倉純一、小町つぐみ、蟹沢きぬの三名が山頂に設置された電波塔の存在に気付いたようです」 「…………あら、もう?」 笑った。先程までの不愉快な表情は何処吹く風な雰囲気で。 途端に彼女が見せたのは艶美でそして、身の毛も弥立つような怪しげな微笑。 何がそんなに嬉しいのか。顔面にゆっくりと刻まれた喜色の皺は室内の人間を威圧するには十分過ぎるものだった。 電波塔。 C-5エリアの山頂付近に聳え立つソレは参加者の首輪と島内の通信を管理する最重要施設だ。 そもそも衛星を使用した位置探査システムでさえ、"現代の科学力"に秀でた人間の力を借りなければならなかった。 故に首輪を管理するためにそれ専用の施設を建造する事は必須とも言えた訳だ。 管理施設を複数設置するプランも持ち上がりこそしたが、舞台として用意された島に適当な場所が無いという理由で見送られた。 結局、取られた手段は中央の山頂に島内全てをカバーする電波塔を建築する事。 ――そして。 「お薬、沢山プレゼントしたはずなのに。――フフフ、桜の力も弱まっているのかしら」 入江機関が製造した薬物と『枯れない桜』の力、そして深層催眠。 これらの力を併用して行われる意識の操作。 つまり『島のど真ん中に怪しげな塔が立っているのに、それをまるで気にしなくなる』という趣旨の暗示を全参加者に施したのだ。 「まぁ……いいわ。ところで、最初に気付いたのは誰?」 気圧されていた部下達が一斉に正気に戻った。 鷹野に報告した男(彼は小町つぐみを中心に彼女が所属するチームを担当している)が若干上擦った声で答える。 「はいッ。盗聴の結果によると小町つぐみ、であります」 『小町つぐみ』という名前を聞いた瞬間の鷹野は、一瞬非常に納得した感のある反応を示した。 つまり緩やかな肯定と受諾。 だがその直後、彼女はとある事を思い出す。 そして自らの記憶が間違いである事を祈るような、絶妙な顔付きで部下に一つの質問をぶつけた。 「……ねぇ、彼女以前も似たような事をしでかして無かったかしら」 「確か……数時間前程前、突然脈絡も無しに『これならゲームを潰せる』という旨の発言をしていたはずです」 「その時は言葉の意味が分からない、って理由で見逃したのよね」 「はい、あの時は鷹野様も『誰にでもうっかりする事はある』と申されていました」 「……百貨店でも似たような事、あったわよね?」 「はい、堂々と我々の――『東京』と『山狗』の話をしていたかと」 カリカリと軽く頭を描きながら目を伏せ、考え込む鷹野。 「……困ったわね。あまり積極的な介入はしたくないのだけれど。 内容も内容だし……何度もこんな気の抜けた行動を取られるのは、ね。 とりあえずここは投与した薬物をこんなに早く克服する辺りさすがキュレイ種、と褒めておくべきなのかしら」 「キュレイ種、でありますか」 男は聞き慣れない単語に思わず首を傾げ、その言葉を反復する。 そんな彼の反応が面白かったのだろうか、鷹野は口元を歪め途端に饒舌になる。 「……そうよね、知らないわよねぇ。くすくす……まだサンプルをうちの人間が夢中になって調べてるくらいだもの」 「サンプル……?」 「つまり純粋なキュレイ種たる小町つぐみの血液ね。フフフ……凄いのよ、コレ。 テロメアの無限回復、不老不死、代謝機能の著しい上昇、DNAの書き換え、あらゆる病気・ウィルスに対する抗生。 そう、例えばね……彼女何歳ぐらいに見える?」 モニターに映された小町つぐみの映像を横目に鷹野がそんな質問を投げ掛ける。 黒真珠色のしっとりとしたロングヘアー、若干釣り上がった目尻。 若い。どう見ても十代かそこらの少女にしか見えない。 その場にいた誰もが鷹野の質問、そして言葉の意味に少なからぬ疑問を抱いた。 「ええと……倉成武と夫婦なんですよね。でも、二人とも大分若いようですし……少し上澄みして二十歳くらいでしょうか?」 「四十歳」 「え?」 「四十歳よ、彼女。ちなみに二児の母。あなたより大分年上ね……くすくす」 「な……は……えッ!?」 瞬間、聞き耳を立てていた他の部下からも驚きの声が上がる。 それは当然、公式サイトのランキングでギャンブルに講じていた人間も含めての話だ。 所詮、彼らはカタログスペックだけを見て賭け事をしていたに過ぎない。 参加者達の詳しい情報まで十分に把握している人間は、この空間の中に鷹野三四を除けば誰一人として存在しなかった。 騒然となる室内。それもそうだろう。 賭けの対象、もしくは情欲を含んだ視線で見ていた少女が、まさか自分達よりも年上もしくは同年代だと知らされたのだから。 そんな部下達の喧騒を尻目に鷹野は眼を細め、独特の雰囲気のまま言葉を紡ぐ。 「ふふふ、お喋りはコレくらいにしておきましょう。さてと……ここは"盗聴"には気付いているチームなのよね?」 「は、はい。確証はまだ得られていませんが、おそらく間違いないかと。 加えて"脱出"を念頭に置いていると思われる不可解な行動パターンを取っています」 正気に戻った男が慌しくコンソールを操作すると、モニターに彼らのゲーム開始時から現在までの移動ルートが映し出された。 二つの光源が午前の段階でD-3エリアにおいて接近、そして接触。 島の北部を大回りに移動、その後真っ直ぐに南下。途中で蟹沢きぬと合流。 特に他の人間との交わりを避けている訳では無いようだが、明らかに他とは異なった進路を取っているのは明らかだ。 「どの盗聴器も健在?」 「はい。朝倉純一、小町つぐみ両名は正常に作動中。ですが……蟹沢きぬの盗聴器だけは機能を停止しています」 「……そう、ちゃんと盗聴器が作動しているグループなのよね、ここは。 とはいえアレだけは桜と例の機械技師が作ったインターフェイスの弊害、ね。 ゲームに意外性を盛り込む手段としては中々面白かったけど……。 短距離とはいえ、あの程度の特殊空間跳躍に盗聴器が耐え切れないなんて予想外」 そう憎々しげに呟く彼女の視線はモニター中央の地図、H-7エリアを見つめていた。 事は十二時間ほど前まで遡る。 契約者の戯れで設置された「海の家」の特殊義体、『メカリンリン一号』を介して行使される特殊移動装置を参加者の一人アセリア・ブルースピリットが初めて使用した時に起こった。 それまではどんな些細な独り言でさえ完全に拾い上げていた盗聴器が、彼女の空間転移と同時に機能を停止したのだ。 初めは単なる誤作動かと予測していたが、同様の事態が数刻前、月宮あゆ・蟹沢きぬが海の家を使用した時にも発生したのだ。 詳細は一切不明。首輪の製作者に問い合わせても「えー知らないよ、そんなの」の一点張り。 幸い首輪の根源的な機能である遠隔爆破装置と衛星測位システムに支障こそ無かったものの、予期せぬ失態であった。 「しかし鷹野様……どうなさるおつもりですか? この段階でアレの存在に気付いた以上、野放しと言う訳には……。 ですがあまりコチラから手を下す展開は望ましくないとも……」 男の表情には迷いがあった。 それもそのはず、ゲーム開始時に鷹野は自らの口で首輪を爆破する条件として"脱出しようとした場合"という条項を挙げている。 だが真相は違う。 ゲームに乗らない参加者が大多数を占める事など初めから予想通りなのだ。 加えて"首輪の解除や主催者側に牙を剥く参加者が現れる事"も分かっている。 なにしろこのゲームは初めから『最低限、脱出の可能性を残す』と言う大原則の元、行われているからだ。 参加者に施された暗示も特別な事をしなくても、ある程度の時間が経てば自然と解けるようになっている。 ――もちろんその時点でまだ生存者がいる、という保障は無いが。 その他にも例えば工学や科学に関するトップクラスの知識を持つ人間、首輪の解析を可能にする道具やプログラム。 愛用の武器を手に入れ万が一真っ向勝負になった場合、戦闘訓練を積んだ兵士でさえ瞬殺されかねない実力者。 そして島内に無数に残された複雑怪奇な謎解き。 『最後の一人になるまで殺し合え』という趣旨からは明らかに外れる要素が多過ぎる。 男には鷹野が何を考えているかなど、まるで分からない。 彼が知り得ている事実は自分達、そして鷹野の上に黒幕らしき人物が存在する事。 『桜』という謎の存在の力を借りている事。 そしてその人物の意思が、このゲームにおいて非常に大きなファクターを占めている事。 これはそもそも鷹野が一人単独でこのようなプログラムを開催する意図が分からない、という理由から流れた実しやかな噂ではあるのだが。 それだけ、たったそれだけなのだ。 だが彼が無知な訳ではない。 事実この司令部に所属する人間の大半が彼と同じような情報しか持ち合わせていないのだから。 鷹野三四の真意とは一体何なのか。 それを理解出来ている人間などおそらくこの司令部の中には存在しない。 せいぜい技術部の主任か、鷹野の身近な人間。可能性があるとしてもコレくらいだろう。 最悪彼らでさえ、その事実を把握していない事も十分に考えるられる。 「……そうねぇ、少し腑抜けてる人達に気合を入れ直して欲しいところかもねぇ……」 鷹野は顎に指を這わせ、少しの間モニターを眺めていた。 視線の先には朝倉純一、小町つぐみ、蟹沢きぬの三名。 いや、彼らは物陰に隠れてしまっているので正確には身体の一部分しかこの角度では見る事が出来ないのだが。 室内カメラもそれなりに設置されてはいるが、やはり衛星を使った監視がベース。 あまり多くのカメラを設置してもソレを処理する為の人間が圧倒的に不足しているのだ。 「仕方ないわ、首輪を爆破しなさい」 室内の空気が、凍りついた。 だがそれは『人間が死ぬ』というこれから予想される未来に気を病んだからではない。 そもそもこの部屋にいる人間の大半は既に"死"に関する感覚が麻痺してしまっている。 ほとんどが自分の娘と同じぐらいの子供が泣き喚こうが、血を流して死のうが笑ってソレを受諾出来るような者ばかりだ。 数少ない"まともな"(だがこの空間では極めて異端な)人間も、この殺戮遊戯を止める術を持たない自らの非力を呪う事しか出来ない。 そう、沈黙の理由はただ一つ『ゲーム開始後の管理者介入による参加者の離脱』に対する拒否感であった。 俗に言う"見せしめ"として亡くなった二人の男女。勿論彼らがソレに選ばれたのは紛れも無い偶然だ。 彼らがもしも普通にゲームに参加していれば強いリーダーシップを発揮し、グループの中心になっていたかもしれない。 だがソレは所詮仮定に過ぎない。 未来は極めて不鮮明なもの。あの時点では予測こそ出来ても、確定的な予言を下す事など出来るはずもない。 だが今回のケースは違う。 既にゲームが開始してから二十時間余りが経過。 人数も半分を割り、一部の参加者に戦力や期待が集中する事態が発生している。 そしてこの状況下における反ゲーム派グループの首輪を爆破すると言う行為は、この戦力バランスを一気にゲーム派へ傾けるのに十分な効果を持つ事が容易に推測出来た。 「な……鷹野様、本気ですかッ!?」 「フフフ……私、冗談は嫌いなの。知ってるでしょ?」 「しかし積極的な参加者への関与は極力控えるように忠告されているはずでは……ッ!!」 報告をした男が慌てて鷹野に詰め寄る。 そう、男の発言はある意味的を得ている。 大した情報を持たない一オペレーターである彼でさえ、『極力ゲームへの介入は控える』という原則を理解している。 ならばソレを設定した鷹野が理解していないはずも無い。 それなのに何故? 男の胸中は疑問で一杯だった。 「くすくす……だって仕方ないじゃない。山頂の電波塔はこの殺し合いにおける根幹なんだもの。 アレは参加者にとって"存在してはいないもの"じゃなきゃならないの……まだね。 それにね……一応、ミス。"三回目"でもあるし」 鷹野の独特で人を謀るような笑い方。 低い特徴的なモーター音と多くの人間の呼吸音、猥雑で耽美でそれでいて複雑怪奇。 限りなく静寂に近いその空間に彼女の笑い声だけが響く。 確かに、ぼんやりと『脱出出来ればいいなぁ』などと考えているグループが犯す失態。 一方で『計画的に脱出する』と考えているグループが犯す失態。 同じ失言、失敗であったとしてもその意味合いは大きく異なる。 例えばどこか抜けている参加者の暗示が早期に解け、同行者に向けて「おい、あの塔は何だ?」と尋ねたと仮定する。 しかし、この度に首輪を爆破していたのではゲームにならない。 そのグループにアレを脱出と結び付けられる者が居なければそのまま見逃すだろうし、居たとしても警告を与えるなど、時期と状況によって柔軟に対応出来る。 だが何度もミスを繰り返すようだと流石に処分を考えなければならない。 歯の抜けた獣は淘汰されるべき、ソレは自然界の掟とも言える。 「ゲームを壊したいのなら、壊すその瞬間までルールには従っている振りをしてもらなわければ困るのよ。それが原則。 不思議な事について話す時、相談事をする時は筆談、もしくは音の出ない手段で……そこが線引きでしょ? "脱出しようとした場合、首輪を爆破する"って、ちゃんと言ってあるんだから」 「とはいえ三人が山頂の電波塔に気付いたのはあくまで偶然であって――」 男は必死で食い下がる。 ここまでしつこいと周囲で成り行きを見守っている人間もこの彼の態度に疑問を持ち始める。 どうして、彼がここまで鷹野の決定に異を唱えるのか分からないのだ。 確かに彼は『賭け』には乗っていない。 彼がギャンブルに講じている姿を見た人間は誰一人としていないのだ。 彼はそこまで正義感に溢れた人間だったのか。 それとも自分が担当していた参加者に情でも移ってしまったのか。 そしてソレは、自分達の直属の上司である鷹野三四に真っ向から立ち向かえる程力強いものなのだろうか、と。 「――三人? ……ああ、あなた何か勘違いをしてるみたいね」 「か……勘違い、ですか」 目の前の部下を冷めた眼で見つめていた鷹野が彼の発言を聞いて「ああ、なるほど」と言う表情を見せた。 それは自分と相手における意見の相違。 根本的に話している土台が違った事を悟ったものが見せる特徴的な台詞。 「いくら私だって参加者が半分を切った段階でほとんど孤立しているチームを丸ごと爆殺させたりしないわ。 だってつまらないじゃない、そんな結末。 ……うん、どちらにしろ電波塔の存在は脱出ロジックとして欠かせない要素だものね。 今回だけは、対価一つで手を打ってあげましょう。……ね、コレならあなたも納得出来るわ、きっと」 157 決断の代償 投下順に読む 158 「塔-THE TOWER」「正義-JUSTICE-」(後編) 156 破滅の詩。 時系列順に読む 158 「塔-THE TOWER」「正義-JUSTICE-」(後編) 143 カニとクラゲと暫定ヘタレの出会い 小町つぐみ 158 「塔-THE TOWER」「正義-JUSTICE-」(後編) 143 カニとクラゲと暫定ヘタレの出会い 朝倉純一 158 「塔-THE TOWER」「正義-JUSTICE-」(後編) 143 カニとクラゲと暫定ヘタレの出会い 蟹沢きぬ 158 「塔-THE TOWER」「正義-JUSTICE-」(後編) 146 第三回定時放送 鷹野三四 158 「塔-THE TOWER」「正義-JUSTICE-」(後編)
https://w.atwiki.jp/tower_d/pages/32.html
TD系とは 概要 砲台を設置して、通路を攻めて来る敵から本拠地を守る防衛シミュレーションゲームの総称。 ジャンルはRTS(リアルタイムストラテジー)。TDとは"Tower Defense"の略称。 主に海外にて活発に製作され、無料Flashゲームとして数多く公開されている。 Flash以外にも携帯電話やiPhoneのアプリ、PCソフトウェア作品などもあり、 特にiPhoneでは人気ジャンルの一つになっている。 また、少数ながらコンシューマーでの商業作品も見受けられる。 基本的な特徴 通路を通って、一定数の敵が集団で一定時間毎に攻めて来る。 砲台を設置して、攻めて来る敵を倒していく。 敵が城(出口)に一定数到達してしまうとゲームオーバー。 砲台は何種類か用意されており、金を払う事で段階的にアップグレードする事が出来る。 敵には空を飛ぶタイプと地上を進むタイプがあり、それぞれ対応した砲台でしか攻撃出来ない。 砲台は敵を自動的に攻撃し、プレイヤーが自らターゲット指定などの操作を行わない。 ゲーム画面は真上からの見下ろし視点。 このような特徴を持つゲームをTD系と呼んでいるが、必ずしも全ての特徴が当てはまる訳ではない。中には変わったシステムを採用しているものもあり、広義解釈によってTD系かどうかの判断が人によって異なる事もある。 発祥 海外製のRTSゲーム「Warcraft III」のMOD(拡張パック)である「Tower Defense」と、同じくRTSゲーム「Starcraft」のMODである「Turret Defense」、「Age of Empires II」がそもそもの発祥。これらをベースにして、2007年初頭頃に「Tower Defense」や「Flash Element TD」などが作られた。以後、同じコンセプトのゲームが数多く作られ、シミュレーションゲームの一ジャンルとしての地位を確立した。 また、古くは1990年にATARI GAMESによって製作された「Rampart」というゲームに、現在のTD系の一端を垣間見る事が出来る。 どの作品がオススメ? もちろん、人によって好みの違いもあるので一概には言えないが、代表作として言うならば、TD系ブームの初期に公開され、先駆け的な存在となったFlash ElementシリーズやDesktop Tower Defenseなどが挙げられるだろう。 スタンダードな作品 Flash Elementシリーズ、Bloons Tower Defenseシリーズ 基本+αな要素がある作品 Defenderシリーズ、Onslaught、Elite Forces Defenseシリーズ 変則的なシステム Antbuster、Keep the Keep、Gem Tower Defense ステージ制のストーリー作品 Orbs、Gem Craftシリーズ 参考:ページ別PV(各ゲーム項目のPV数一覧) よく使われる言葉 ゲームシステムの種類レベル 敵の侵攻方法 敵の侵攻速度 その他 砲台の種類 問題点 よく使われる言葉 WAVE 敵の隊列。ゲーム進行度を示すレベル・ステージとほぼ同意義。 Range 砲台の攻撃射程。 Fire of Rate 砲台の攻撃速度。 DPS Damage per secondの略。秒間攻撃力。 Upgrade アップグレード。砲台の能力を強化する事。ちなみに「グレードアップ」は和製英語なので注意。 ジャグリング 自由配置型(後述)のTDにおいて、砲台の配置を巧みに変えて敵を通路内でウロウロさせて逃さないテクニック ゲームシステムの種類 レベル 有限レベル型 設定されたWAVE(レベル)を凌ぐとゲームクリアになるタイプ。 一定レベル毎にボスが出現する事が多い。 Flash Element TDなど。 エンドレス型 クリアがなく、ゲームオーバーになるまでゲームが続くタイプ。 その性質上、プレイスタイルがスコアアタックになりやすい。 中には有効な攻略法を用いれば、ゲームがPCのスペック不足で処理落ちして止まるまで続けられてしまう物もある。 Flash Circle TDやAntbusterなど。 敵の侵攻方法 通路侵入型 敵ユニットが決まった通路を通って侵入してくるタイプ。 TD系の基本で、多くの物がこのタイプに該当する。 Tower DefenseやFlash Element TDなど。 自由配置型 決まった通路がなく、マップ上に自由に砲台を配置出来るタイプ。 敵もマップ上を自由に侵攻して来る。 その性質上、砲台で通路(迷路)を構築して敵を誘導する戦略を取る事になる。また、「ジャグリング」と呼ばれるテクニックもある。これについてはDesktop Tower Defenseの項目が詳しい。 Desktop Tower DefenseやAntbusterなど。 敵の侵攻速度 自動進行型 敵が一定時間毎に自動で攻めてくるタイプ。 敵を素早く倒していかないと、後から来た敵にまで攻撃が回らずにドンドン押されてしまう。 時間よりも早く倒してしまった場合の為に、次のレベルへ早送りする機能がついているものもある。 Desktop Tower Defenseなど。 手動進行型 各WAVE(レベル)の合い間でゲームが一時停止し、ボタンをクリックする事で次の敵が攻めてくるタイプ。 自動侵攻型のように敵の侵攻を心配することなく、じっくりと砲台の配置を考える事が出来る。 Flash Element TDやDefenderなど。 その他 所持金利子制 毎ターン終了(もしくは開始)する毎に、所持金に一定率の利子が掛かる。 敵を倒す事によって得られる収入も大事だが、最低限の砲台で敵を倒し、資金を節約して増やしていく事が重要な戦略ポイントとなる。 人によって好き嫌いがはっきり分かれるタイプ。 Flash Element TDシリーズなど。 敵がこちらにも攻撃してくるタイプ 砲台に体力が設定されており、攻撃を受けて0になると消滅してしまう。 中にはコストを掛けて修理(体力回復)出来るものもある。 また、敵が攻撃する際に立ち止まったり、移動速度が低下したりする種類もある。 属性相性型 敵と砲台に属性が設定され、その相性でダメージが増減するタイプ。 砲台の種類 範囲攻撃(スプラッシュ)型 攻撃した敵だけでなく、その周囲の敵にも余剰ダメージを与える砲台。 敵が固まっている所に攻撃すれば、高いダメージ効率が期待出来る。下記の移動速度低下型と合わせてよく使われる。 移動速度低下型 冷気で凍らせる・電撃で麻痺させるなどして、敵の移動速度を低下させる砲台。砲台そのものの攻撃力は弱い。 ただし、なかにはとても強く、効果量が攻撃力と同じのもある。 多くのTD系ゲームで重宝され、攻略に欠かせない存在。 能力をより発展させ、敵を一定時間その場に停止させる能力を持った「麻痺型」もある。 継続ダメージ型 敵を毒や炎上状態にさせ、ダメージを持続的に与え続ける。 移動速度低下型と同じく、砲台そのものの攻撃力は弱い。 複数攻撃型 複数の敵を1回で攻撃出来るタイプ。意味合い的には範囲攻撃型もこの1種である。 複数弾を同時発射。 攻撃範囲は狭いが、範囲内にいるすべての敵に対して同時攻撃。 攻撃した敵の隣にも連鎖して命中する。 対空型 空を飛行するタイプの敵が登場するゲームの場合によく登場する。 飛行タイプの敵は、強い砲台の攻撃対象に含まれていなかったり、自由配置型の場合は砲台を無視して一直線に出口に進むなど、厄介な場合が多い。 従って、地上の敵とは別に対空専用の砲台を設置して対処するのが有効策の一つとなっている。 使い切り型 1回使用するとなくなるタイプ。ほかにも砲台ではなく、画面全体を攻撃する特殊攻撃などもある。 通路設置型 砲台ではなく、通路に設置して使用する罠タイプ。 問題点 作品の中にはシステムに不備があるものもいくつか見受けられる。 砲台の攻撃が敵に命中しない 砲台の攻撃が直線にしか飛ばす、移動している敵に命中させるのが困難。 弾速が敵の移動速度より遅い為に、敵に追いつかず当たらない。 など それを改善するために、 追尾効果をつける 一瞬で敵に玉がぶつかるようにする などの方法がある。 アップグレード効率が悪い 通常であれば、砲台はアップグレードする度に費用対効果の率が上昇していくのだが、なかには逆に悪くなってしまうものもある。 そういう場合は、レベル1の砲台を多く設置した方が効率的という事になり、ゲームシステムとしてはやや疑問が残る。 ゲームのテンポが悪い これは他のゲームでも言える事だが、ことTD系に関しては、最良の手数を探すためにリトライ回数が自然と多くなる為、致命的と言える。 一部の作品ではこれに対処する為、ゲーム進行速度を速くする事が出来るものもある。
https://w.atwiki.jp/tower_d/pages/154.html
Giants and Dwarves TD [部分編集] サイトURL http //www.kongregate.com/games/LabuGames/giants-and-dwarves-td 概要 横スクロール型の通路侵入型TD。 塔を設置し、迫り来る敵と巨人を撃退する。 基本事項 ヒーローVlad Bladefury 砲台Swordsman Tower Archer Tower Magic Tower Cannon Tower 敵MINIONS GIANTS 攻略 コメント 基本事項 敵に規定数以上、出口を通過されるとゲームオーバー。 ヒーロー Vlad Bladefury 近接剣士。特殊能力は衝撃波で周囲の敵をスタンさせる。 砲台 Swordsman Tower 剣士を出撃させて敵を攻撃&足止め。 Lv HP 攻撃 人数 Cost 1 50 8 3 65 2 85 10 4 120 3 145 12 5 240 4 246 14 6 420 5 420 17 6 720 Archer Tower Lv 攻撃 人数 Cost 1 24 1 70 2 28 2 150 3 32 3 260 4 37 4 480 5 43 4 860 Magic Tower Lv 攻撃 人数 Cost 1 32 1 85 2 37 2 180 3 43 3 320 4 50 4 555 5 58 4 940 Cannon Tower 砲撃でまとめて攻撃。 Lv 攻撃 人数 Cost 1 48 1 120 2 55 2 245 3 64 3 425 4 74 4 730 5 86 4 1240 敵 「逃」の項目は逃した時に失うライフ数。 耐性は0%でノーダメージ、100%以上で追加ダメージ。 MINIONS 通常サイズの敵。 名前 HP 攻撃 速度 逃 耐性 備考 Barbarian 48 5 普 1 Hyena 72 8 速 1 Bararian King 156 15 普 1 Goblin Warrior 72 10 普 1 Orc 240 20 普 1 Ghost 192 20 遅 1 近0 矢0 砲0 Weeant 96 17 普 1 Parathief 300 20 普 1 落下ダメージ無効 Orc Warchief 800 40 普 1 Parathief Captain 1000 105 普 1 落下ダメージ無効 Imp 70 0 普 1 矢と魔法のみ攻撃可能 Goblin Archer 400 22 普 1 Dark Wizard 1000 40 普 1 Cannon Bros 1000 100 普 1 Necromancer 400 27 普 1 Skeleton Knightを召喚 Skeleton Knight 200 20 普 1 近200 砲200 魔50 Doppelganger 500 50 遅 1 他のMINIONSに変身 Skeleton King 1000 33 普 1 近200 砲200 魔50 Flying Fish 100 0 普 1 Sailfin 216 0 普 1 Centaur 600 57 普 1 近70 Minotaur 300 20 速 1 Minotaur Warlord 800 50 普 1 近70 GIANTS 巨大な敵。 名前 HP 攻撃 速度 逃 耐性 備考 Golem 4000 200 遅 10 魔0 砲200 Treant 12000 200 遅 10 近70 Trojan Horse 16000 200 遅 10 - Mammoth 30000 300 遅 10 - Dragon 20000 500 遅 10 - Tortoise 40000 800 遅 10 - Flying Castle 遅 20 - 攻略 アップグレードでヒーローを強化してGIANT担当にする。 コメント プレミアム要素以外全クリしたけど弓が完全に要らない子だったw -- 名無しさん (2013-05-24 18 18 32) 最初にトロイの木馬が出るところが苦しかったけど、そこを超えると違うね。そして、アーチャーは確かに要らないw -- 名無しさん (2013-05-25 22 29 33) 魔法の超劣化版でしかないもんな、弓は。それに気付くまでクリアできんと思った -- 名無しさん (2013-05-26 03 05 55) 大型相手はヒーロー強化が普通に強い・・・でもやりたいのはTDなわけで・・・タワー強化しても砲台増えるだけだしなんか遊んでて楽しくない -- 名無しさん (2013-05-27 00 18 32) タワーの強化に分岐欲しいところ -- 名無しさん (2013-05-27 19 32 10) 剣士と魔法だけでいける -- 名無しさん (2013-05-27 21 28 58) 魔法が効かないのが確かゴーレムだけで、そのゴーレムもHP少ないからヒーローで簡単に沈められるしな -- 名無しさん (2013-05-28 05 25 36) フラッシュプレイヤー更新したらできなくなった糞が -- 名無しさん (2013-06-19 18 52 55) フラッシュプレイヤー更新してからプレイできなくなることが多発してる・・・ -- 名無しさん (2013-06-22 16 14 54) 全部魔法でも全ステージクリアできる…ちょっとバランス悪いかな -- 名無しさん (2013-07-02 08 21 08) よく見たら、紹介画面も全部魔法使いw -- 名無しさん (2013-07-30 22 36 54) タワーの強化が楽しくない… -- 名無しさん (2013-10-13 22 32 56) 出口が三つになったあたりからしんどい。これはこれで好きな人もいるかもしれないが、TDではない。 -- 名無しさん (2014-09-09 21 00 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tower_d/pages/76.html
Pirate Defense サイトURL http //armorgames.com/play/3593/pirate-defense http //www.herointeractive.com/pd/ 概要 多彩な罠を設置して、攻め入る海賊達を撃退する。 複数の罠を連携させて発動するとボーナスが獲得出来る。 動画URL http //jp.youtube.com/results?search_query=Pirate+Defense 基本事項 Linkage 罠・砲台 モード 攻略ピットループ タールループ 基本事項 画面下から画面上へ通り抜ける敵を、罠や砲台を設置して倒していく。 罠はリンクさせないと発動しない(下記項目を参照)。 罠同士を連携させて発動すると、コンボボーナスとしてスコア・ゴールドが獲得出来る。 砲台はコンボさせる事が出来ない。 Linkage 罠はただ設置しただけでは機能せず、トリガーや他の罠とリンクさせる必要がある。 トリガー(小さい丸)から罠へリンクを貼ると、敵がトリガーの地点を通過した時に、リンク先の罠が発動する。 罠から罠へリンクを貼ると、リンク元の罠が発動した時に、リンク先の罠が発動する。 画面右メニューの"Linkage"をクリックすると、リンク設定画面に切り替わる。緑がトリガーで、水色が罠。 リンクしたい丸から丸へ左ドラッグ&ドロップでリンク(矢印)を貼る事が出来る。 解除したい場合には、逆方向にリンクする。 なお、砲台はリンクする必要はない。 罠・砲台 LvUP 名前 ダメージ リロード コスト 効果 Spear Tower 3 20 75 槍を飛ばして攻撃する砲台。 → C-Bomb Tower 8 40 175 ココナッツ爆弾を撃つ砲台。 → Rifle Tower 2 10 175 威力は低いが攻撃速度が速く、射程範囲が広い砲台。 →→ Cannon Tower 18 40 350 爆風効果のある爆撃砲台。C-Bomb,Rifleのどちらからでもアップデートできる。 Swing (Left・Right) 10 110 30 左右それぞれの方向に敵を吹き飛ばす。 Tree Fling (Up) 10 110 30 上方向に敵を吹き飛ばす。 Log Roll (Down) 14 250 80 下方向に敵を吹き飛ばす。 Explosive Trap 15 110 60 火薬による爆破攻撃。 → Pit Trap 50% 100 250 敵を落とし穴に落としてダメージ。一定時間、動きを止める。 → Pirhanna Pond 1 80 150 敵をピラニアの池に落としてダメージ。一定時間、動きを止める。 Bee Hive 1 - 30 敵が通過する間、ハチによる持続ダメージ。 → Hot Coals 50 100 150 敵が通過する間、持続ダメージ。 → Sticky Tar - 160 50 敵が通過する間、移動速度を低下。トリガー不要。 Trigger - - 15 罠を起動する為のトリガー。 Standard Lure - - 50 Triggerの効果に加え、60%の確率で敵の動きを止める。 → Greedy Lure - - 10 Triggerの効果に加え、GreedyとCaptainに対し、100%の確率で動きを止める。 → Lusty Lure - - 10 Triggerの効果に加え、LustyとCaptainに対し、100%の確率で動きを止める。 → Rum Lure - - 10 Triggerの効果に加え、ThirstyとCaptainに対し、100%の確率で動きを止める。 Crate Barrier - - 30 敵が通る事の出来ない障害物。 モード 名前 内容 Pre-Set あらかじめ罠が設置してある Easy 画面下部に川と橋がある Medium 川と橋はないが、岩などの障害物がそこそこある Hard 岩などの障害物が少ない The 101 WAVEが101まである Fast 敵の移動速度が速い Continuous WAVEの間隔が短い Fixed スタート前にしか罠・砲台を設置出来ない 100k Gold 初期所持金が100k 攻略 ピットループ Log RollとPit Trapの組合せでPit Trapにかかった敵は左右に空きマスがあればそこへ抜け出ようとする。 敵の脱出マスを設けたトラップを並べ、Pit Trapの斜め上をCrate Barrierで塞げばトラップにかかった分だけ道を戻す事ができる。 配置例 タールループ ピットループが周回によるループを作るのに対して、Sticky TarとLog Rollによって直線的なループを作る配置。 敵がタール2つ分を通過する頃にはちょうど丸太のチャージが終わっていることを利用する。 配置例
https://w.atwiki.jp/doom2k/pages/181.html
E2M8 Tower of Babel map外観(classicdoom.comより) シークレットは0 Thingデータ monster SKILL 1/2 SKILL 3 SKILL 4/5 Cyberdemons 1 1 1 Lost Souls 0 4 20 powerups SKILL 1/2 SKILL 3 SKILL 4/5 Blue armors 1 1 1 Soul Spheres 2 2 2 Weapons SKILL 1/2 SKILL 3 SKILL 4/5 Rocket launchers 1 1 1 Ammunition SKILL 1/2 SKILL 3 SKILL 4/5 Rocket boxes 30 30 30 DEMO(lmp)の動画 Youtube Ultimate Doom PC e2m8 Nightmare speed run(Compet-N)world record(参考記録) Run Time Player Date File UV speed NM speed UV max NM100S UV -fast UV -respawn UV Tyson UV pacifist ●現在Compet-Nのサーバーが消滅してるため日本からダウンロードすることはできません その他のlmp DSDA The DooMed Speed Demos Archive Doomworld idgames detabase The Shores of Hell(mapデータ)に戻る DOOMシリーズのMAPデータINDEXに戻る
https://w.atwiki.jp/fallout3/pages/440.html
ミニクエスト/Power to the People 概要 発電機を修理する 発生方法 スローンのジェネレータを調べる 詳細と補足 採掘オフィスの横にジェネレータがある。 Repair 35 で修理できる。または廃棄部品×5、コンダクター×1、センサーモジュール×1 を使用。 破壊すると逆に上記のアイテムが手に入る。 チョンプス・ルイスに話すと、報酬を得る。 報酬 $100 NCR×2 NCRの好評 リンク The Vault (英wiki)
https://w.atwiki.jp/wiki13_medavip/pages/26.html
2009年9月3日発売の「週刊ファミ通」で発表された8年ぶりの新作。 今回もカブト・クワガタの2バージョンで発売される。 メーカー ロケットカンパニー 発売日 2010/05/27発売 価格 5,040円(税込) ジャンル RPG/育成・ロボット キャラクターデザイン ほるまりん シナリオ 手塚一郎(ベントスタッフ) Wi-Fiコネクション 対応 早期購入特典 トレーディングカード超豪華30枚セット(Ver.カブト,Ver.クワガタ)2本同時購入で抽選で、激レア!プレミアムパックをプレゼント!! 2001年末に発売されたメダロット5以来RPGとしては8年ぶりに発表された最新作。 え、2004年? また、デンゲキニンテンドーDSにて2009年11月号(9月18日発売)からほるまりん氏による漫画が連載されている。 リンク 公式サイト ファミ通.com内記事 デンゲキニンテンドーDS
https://w.atwiki.jp/mtgwiki/pages/78.html
《Aliban s Tower》 #whisper 微妙に赤らしく、また赤らしくない、クリーチャー 強化 インスタント。 使用条件的に『こちらのブロッカーに使い、相手の攻撃クリーチャーを除去する』ために用いる呪文。 クリーチャー強化が苦手な赤ゆえに、2マナで+3/+1というのは巨大化/Giant Growthに比べて割高なのは仕方ないところ。 パワー偏重な点も含めて、赤らしくはある。 が、ブロックしているクリーチャーにしか使えないのは防御的使用限定ということで、赤らしいとはいえないだろう。 血の渇き/Blood Lustに比べるとタフネスも強化されるため、『こちらのクリーチャーは生き残らせて、相手クリーチャーを倒す』ような使い方が狙える可能性がある。その意味でも防御的で赤らしくはない。パワー上昇にくらべてタフネス強化量が小さいので、相手クリーチャーも『タフネス重視型』でないかぎり、なかなか難しそうではあるが。 参考 カード個別評価:アイスエイジブロック
https://w.atwiki.jp/kusataro/pages/115.html
ポピュラスDS 2009/09/27 SFC時代のポピュラスにハマっていた時代がありまして その感じで購入してしまいました。 とりあえずレベル1のステージ4までクリアしましたが インタフェース周りが使いにくいなぁ( ・ω・)
https://w.atwiki.jp/tower_d/pages/31.html
Turret Wars サイトURL ttp //www.victorygaming.com/development/games/turret_wars.html http //www.games.com/play/sector3-games/turret-wars 概要 マップ上に砲台を自由に配置して、基地に攻めてくる敵を迎撃するゲーム。 レベルが進むと爆撃機が現れて砲台を破壊するのが特徴。 ゲームシステムなどがDesktop Tower Defenseに似ている。 基本事項 マップCliff Dune River ショートカットキー 砲台Cannon Howitzer Anti-Aircraft Battery Missile Launcher Flame Thrower Shock Tower Laser Tower 基本事項 敵が基地までたどり着く毎にHPが10減り、0になるとゲームオーバー。 砲台をアップグレードする際には一定の時間が掛かり、その間砲台は攻撃をストップする。 砲台を売却する際にも同様に一定の時間が掛かる。 マップ上には、地形によって砲台を設置出来ない場所がある。 敵には地上と飛行の2属性があり、それぞれ対応した砲台でないと攻撃出来ない。 飛行属性の敵は、設置された砲台を無視して基地まで一直線に進む。 一定レベル毎にボスが出現する。 ある程度レベルが進むと、通常の敵とは別に爆撃機が出現してランダムな位置を攻撃していく。攻撃された場所の砲台はレベルが1下がり、レベルが0の場合は消滅する。基地が攻撃された場合はHPが10減る。 敵の進路を完全に塞ぐように砲台を配置する事は出来ない。 プレイモードは、Easy・Normal・Hard・Crazyの4段階がある。 マップ 各難易度共通で、次の3種類が用意されている。 オプションメニューから画面上にグリッド(ます目)を表示させることが可能。 Cliff 基地手前の茶色い部分が障害物となっており、砲台が設置出来ない。敵も通り抜け不可。 Dune River 川の部分では敵の移動速度が低下する。 ショートカットキー キー 機能 1 Cannonを選択 2 Howitzerを選択 3 Anti-Aircraft Batteryを選択 4 Missile Launcherを選択 5 Flame Throwerを選択 6 Shock Towerを選択 ESC 選択解除 U アップグレード S 砲台を売却 砲台 Cannon 攻撃対象:地・空 Lv コスト 売却額 攻撃力 射程 連射速度 0 7 5 8 60 Average 1 14 16 25 60 Average 2 25 35 56 60 Average 3 58 78 130 60 Average 4 60 123 212 60 Average 5 70 176 260 180 Very slow Howitzer 攻撃対象:地 Lv コスト 売却額 攻撃力 射程 連射速度 0 15 11 19 140 Very slow 1 15 23 36 150 Very slow 2 39 52 79 160 Very slow 3 90 119 175 170 Very slow 4 175 251 360 180 Very slow 5 195 397 420 250 Very slow Anti-Aircraft Battery 攻撃対象:地・空 高い連射力を持つ砲台。 Lv コスト 売却額 攻撃力 射程 連射速度 0 19 14 5 110 Very fast 1 10 22 8 115 Very fast 2 35 48 18 125 Very fast 3 30 71 26 130 Very fast 4 60 116 43 140 Very fast 5 130 213 80 150 Very fast Missile Launcher 攻撃対象:地・空 Lv コスト 売却額 攻撃力 射程 連射速度 0 25 19 16 90 Slow 1 18 32 35 100 Very slow 2 30 55 58 110 Very slow 3 40 85 90 120 Very slow 4 50 122 120 130 Very slow 5 60 167 300 140 Very slow Flame Thrower 攻撃対象:地 火炎放射器。炎を照射して敵をまとめて攻撃する。 Lv コスト 売却額 照射時間(秒) 射程 連射速度 0 20 15 3 45 Slowest 1 20 30 6.2 45 Slowest 2 26 50 10.5 45 Slowest 3 65 98 21 45 Slowest 4 63 146 31.2 45 Slowest 5 64 194 42 45 Slowest Shock Tower 攻撃対象:地 電撃で敵の移動速度を低下させる。 Lv コスト 売却額 速度低下率 効果時間(秒) 射程 連射速度 0 30 23 50% 1.5 50 Slowest 1 25 41 50% 2.5 50 Slowest 2 50 79 50% 2.5 60 Slowest 3 100 154 50% 3 60 Slowest 4 185 293 50% 3.5 60 Slowest 5 355 559 50% 4.5 70 Slowest Laser Tower 攻撃対象:地・空 特殊砲台。3機1セットで使用する。1セットのみ使用可能。 設置場所に制限があり、画像のように黄色いサークル内に3機が収まるように設置する。 ゲームバランスを度外視した威力を持つ。 Lv コスト 売却額 攻撃力 射程 連射速度 0 100(300) 100 3240 10000 Slow