約 2,640,939 件
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/149.html
第31話 第32話 第33話 サブタイトル:ウルトラセブン 散歩する惑星 リッガー対ウルトラセブン リッガー対アギラ アギラ プレミアムED版 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラ怪獣戯画4 ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編2 ウルトラ怪獣名鑑プレミアムエディション 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第32話(製作No.32)1968年5月12日放映 ●登場宇宙人・怪獣:メカニズム怪獣リッガー カプセル怪獣アギラ ●新宿伊勢丹の裏通りに「ぽろん亭」はあった。脚本家の山田正弘さんに行きつけの店で、ボクも誘われて通うようになった。店を切り盛りするのはおクマさん。美人で気さくなママだった。おクマさんのご主人がウルトラQ「バルンガ」の脚本家・虎見邦男さんである。ボク達が話していると、頃はよしとばかりに現れる。ビルそのものが虎見家のもので、虎見さんが最上階に住んでいた。お洒落で、性格もシャイで無口、バルンガのように茫洋とした人だった。山田さんとは兄弟のような仲の良さだった。1967年3月末、虎見さんは急逝した。虎見さんはウルトラセブンのプロットを用意していた。それが「散歩する惑星」である。原案・虎見邦男のタイトルには、山田正弘さんの友に対する愛情の情が込められている。 脚本 上原正三氏 ●リッガー(戯画4) メカニズム怪獣リッガーは長い強靱な尻尾を持っている。強力な電磁波のためにウルトラアイも作用せずダン隊員は変身出来ない。リッガーは迫る。そこでダンは、カプセル怪獣アギラを出動させる。アギラは必死に挑むがリッガーの敵ではない。カプセル怪獣は、ウルトラエネルギーで圧縮された特殊な細胞体の怪獣。戦闘用というより、セブンにアクシデントが生じた時などに出動させる、いわばピンチヒッター的怪獣。従ってその能力にも限界がある。強靱な尻尾攻撃にアギラはタジタジ。それでも果敢に挑むアギラの姿は感動的ですらある。リッガーはウルトラセブンに対しても強靱な尻尾攻撃を仕掛ける。ウルトラセブンは、アイスラッガーでリッガーの首を刎ねる。その首は、実は散歩する惑星の誘導電波装置であることがわかる。リッガーは怪獣に見せかけたメカ兵器であった。SF通の虎見さんらしい仕掛けである。 脚本 上原正三氏 ●アギラ(セブン編2) カプセル怪獣は最初から何体出そうって話はなかったですね。アギラが3パターン目のカプセル怪獣で、恐竜に近くて、これが一番怪獣っぽいですよね。ミクラスっていうのは、なんかこう、怪獣であるけれど特異な、純粋な怪獣スタイルとも言えないような格好をしてますし、ウインダムはああいう、最初からロボット型ということだから、これで3パターン出尽くしたから、「あとはいいか」ぐらいだったんじゃないかと思います。一応、3パターン、3種類網羅したから、これで役割は果たしたっていうことで。所詮すぐ戻ってこなければいけない存在だし、カプセル怪獣で解決するわけにはいかないですからね。アギラはオドオドしたなんか自信なさそうな目がイイですよね。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 同じ話数からですが、名鑑と戯画でアギラの色合いがかなり違います。名鑑のアギラはちょっと茶色っぽ過ぎません? 本編映像的には戯画の方が実際に近いようです。また、アギラは「ダン対セブンの決闘」に出てきたときは背中の模様が異なります。 リッガーは、ろくに視線が動かない、赤く光る眼が非生物的で印象的でした。と思ったらやはりロボット。硬い相手には、またもセブンは苦戦します。フィギュアのリッガーの眼も、よく見ると隅っこのほうが控え目にピンクががっています。 ● ● ● 第31話 第32話 第33話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/135.html
第17話 第18話 第19話 サブタイトル:ウルトラセブン 空間X脱出 ベル星人対ウルトラセブン グモンガ 隊員しりもちバージョン プレミアムED版 収録:ウルトラ怪獣戯画ウルトラ兄弟激闘史3 ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編2 ウルトラ怪獣名鑑プレミアムエディション 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第18話(製作No.15)1968年2月4日放映 ●登場宇宙人・怪獣:音波怪人ベル星人 宇宙蜘蛛グモンガ 宇宙植物 吸血ダニ ●ベル星人(戯画3) 円谷一監督の作品ですね。ロケ地は砧公園や生田辺りの近場だったと思いますが、生まれて初めてパラシュート装置を身にまとった時、「私はスーパーレディだ!」と錯覚を起こすほど心地よかったです。特に着地しパラシュートのヒモを手繰るシーンなんぞ「ウルトラ警備隊員」としての意義深さの表現には、何とも言えない演じ手ならではの醍醐味を覚えました。あの作品は隊員ひとりひとりの性格が立っていて、アマギ隊員の臆病さが特出してましたね。また作戦室でダンが他の隊員には聞こえないベル星人の声が極大に耳をつんざき手で覆うシーン、あのあたりは宇宙人を浮き彫りにしていて良かったです。キリヤマ隊長・ソガ隊員・マナベ参謀もそれぞれにご活躍でした。もちろんアンヌも。この回はベル星人が仇役ですが、他にもグモンガやトロロ昆布を大きくした帯状の蜘蛛の巣やら吸血ダニなどかなり印象に残るモノノケが多く円谷プロならではの特撮技術がてんこ盛りで楽しい作品でした。グモンガが底なし沼に現れ緑の煙りを噴くシーンは撮影スタッフの頑張ってる姿が未だに懐かしく思い出されます。 友里アンヌ役 ひし美ゆり子さん ●グモンガ(セブン編2) ソガ隊員とアマギ隊員がはまる底なし沼。今ではもう団地になっていますが、生田に東宝のオープンがあって、そこで撮りましたね。枯れたススキに、塗料を持っていって、着色して異空間のイメージをつくりました。だからスタッフも衣裳に色が付いていたはずです。途中で、アマギ、ソガのズボンも赤くなってましたね。さらにグモンガがヒューってガスを吹いてくるのですが、あれは圧縮空気みたいなのでヒューってやってるんですよね。またこれも足の操演が大変だったんですよね。だから1人2本くらいずつ担当して、3人がかりくらいでやってました。隊員とのからみでは、飛びついたりなんかしたあとは、今度は隊員が自分でやってくれて、動いているように見せてましたね。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 スカイダイビングにびびるアマギ隊員、吸血ダニにたかられるアマギ隊員、ベル星人の幻影に焦るアマギ隊員、なんとソガ隊員を沼から救出するアマギ隊員、すっとぼけた連絡でキリヤマ隊長に怒られるアマギ隊員、そしてクライマックス、グモンガに襲われるアマギ隊員。この話数、この場面までの主役は間違いなくアマギ隊員です。 ウルトラマンの時のように○○怪獣○○登場みたいなテロップもなく、初回放映時には名称の無かった連中さえ多いウルトラセブンの登場宇宙人・怪獣の中で(キングジョーでもペダン星人のロボットってだけでしたから)、劇中、地球人の方から「○○星人だ!」と呼んでもらったベル星人。まあ、凄いのは何故か全てをご存じだったマナベ参謀なんですが。 ● ● ● 第17話 第18話 第19話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/120.html
第1話 第2話 第3話 サブタイトル:ウルトラセブン 緑の恐怖 ワイアール星人 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編1 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第2話(製作No.2)1967年10月8日放映 ●登場宇宙人・怪獣:生物Xワイアール星人 人間生物X ●足元の線路は小田急線ロマンスカーのものですね。止まっているシーンは別の車両で撮ってましたね。“ワイアール=YR”は“葉緑素”から取っていたと思います。当時はクランクインして、スタッフ・キャストが慣れたところで第1話を撮るという方式を採っていました。なので、この回は「湖のひみつ」と共に放映第1話よりも先に最初の組で撮影していました。 ウルトラセブン監督/満田かずほ氏 補足 ●別角度画像 アップになると、ますますわけのわからなくなるワイアール星人。 このジオラマには、残念ながら電車がありません。実写に登場したのは小田急電鉄3100型ロマンスカー。ウルトラQ「あけてくれ!」の異次元列車も、この車両が使われています。 ●“ワイアール=YR”は“葉緑素” 学術用語のような難しいものではありません。「YouRyokuso 」と、単にローマ字の綴りから。 ●フィギュアには、所々、銀色に塗装されている部分があります。実写では鏡が張り付けてありました。空洞に見えるための工夫だそうです。 第1話 第2話 第3話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/13.html
第4弾 ウルトラ怪獣名鑑 ウルトラセブン編1 ギャラリー 1.ウルトラセブン(アイスラッガー) 2.姿なき挑戦者(ウィンダム) 3.緑の恐怖(ワイアール星人) 4.消された時間(ビラ星人) 5.ダーク・ゾーン(ペガッサ星人) 6.狙われた街(メトロン星人対ウルトラセブン)※夕焼けバージョンあり 7.ウルトラ警備隊西へ(キングジョー)※換装パーツあり 8.地底GO!GO!GO!(ユートム)※胸のマーク違い2種あり 9.地震源Xを倒せ(ギラドラス) 10.零下140度の対決(ポール星人) SP ガラダマ(ガラモン)※カラー、モノクロの2種 第5弾 ウルトラ怪獣名鑑 ウルトラセブン編2 ギャラリー 1.ウルトラセブン(エメリウム光線) 2.湖のひみつ(ピット星人) 3.空間X脱出(グモンガ)※バージョン違いあり 4.明日を捜せ(ガブラ)※首外しギミックあり 5.悪魔の住む花(ダリー) 6.散歩する惑星(アギラ) 7.蒸発都市(ダンカン) 8.勇気ある戦い(クレージーゴン) 9.セブン暗殺計画(ウルトラセブン)※クリアーバージョンあり 10.ノンマルトの使者(ガイロス) SP 1/8計画 ※カラー、モノクロの2種 第6弾 ウルトラ怪獣名鑑 ウルトラセブン編3 史上最大の侵略 ギャラリー 1.湖のひみつ(ミクラス)※換装パーツあり 2.第四惑星の悪夢(ロボット長官) 3.円盤が来た(ペロリンガ星人) 4.ダン対セブンの決闘(にせウルトラセブン) 5.あなたはだぁれ?(フック星人) 6.史上最大の侵略(セブン上司)※クリアーバージョンあり 7.史上最大の侵略(ゴース星人) 8.史上最大の侵略(パンドン) 9.史上最大の侵略(改造パンドン) 10.史上最大の侵略(ラストシーン) SP1 ウルトラセブン(ワイドショット) SP2 ゴーガの像(ゴーガ)※カラー、モノクロの2種 ウルトラ怪獣名鑑(マン編1〜3) ウルトラ怪獣名鑑(セブン編1〜3) ウルトラ怪獣名鑑(マン&セブン編1〜3) ウルトラ怪獣名鑑(コンプSP・プレミアム・ファイナル) 帰ってきたウルトラ怪獣名鑑 ウルトラ超獣名鑑 ウルトラ怪獣戯画 ウルトラ兄弟激闘史 名鑑EXウルトラパノラマファイト・ウルトラメカニックス 2chテンプレ総合
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/163.html
第46話 第47話 第48話・第49話 サブタイトル:ウルトラセブン あなたはだぁれ? フック星人 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編3 史上最大の侵略 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第47話(製作No.47)1968年8月25日放映 ●登場宇宙人・怪獣:集団宇宙人フック星人 ●作品的には、ずっとチーフ助監督をやっていた安藤達己くんの監督デビュー作なんですね。大概シリーズ毎にチーフをやっていた人が一人、監督にデビューっていうローテーションが多かったんです。「ウルトラQ」のとき私で、「ウルトラマン」のときが鈴木俊継で、「ウルトラセブン」のときが安藤達己くん。残念ながら彼はこれ一本だけでした。彼は他のシリーズはいっぱい撮っていますけど、なかなか新人監督だと着ぐるみをいっぱい作らせてもらえないんです。だから怪獣っぽいのが出てこないんですよね。フック星人だけで。やや巨大化はするんですけど、首から下は衣裳的な扱いだから、そんなにお金がかからないので、あれは首だけを3人まで勘弁してもらってますよね。 今みたいに簡単に合成できる時代じゃなかったんで、合成やるんだったら3人作っちゃた方が安いって考えで、妥協点で3人くらいになったんじゃないですかね。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 フック星人という名称はやはりフクロウからなんでしょうね。侵略基地にカモフラージュされる団地の名称もふくろう団地でした。もっとも、高性能な視力を持つフクロウと違って、フック星人は視力が退化し、聴覚に優れているという設定。どちらかと言えばコウモリ星人で、ろくに目が見えないはずですが、服装にはこだわりがあるようです。名鑑でも黒の艶有・艶無が塗り分けられ、シースルーの上着は別パーツ。背景の団地も丁寧に再現されています。フック星人自体にあまり人気が無いのと、ジオラマの色彩が全体に地味なので、名鑑の中であまり目立つ存在ではありませんが、デキは決して悪くありません。 ● ● ● 第46話 第47話 第48話・第49話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/154.html
第36話 第37話 第38話 サブタイトル:ウルトラセブン 盗まれたウルトラ・アイ ウルトラアイを着けた人たち 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編4 CONPLETE SPECIAL 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第37話(製作No.37)1968年6月16日放映 ●登場宇宙人・怪獣:マゼラン星人マヤ ●地球を不要な星と判断したマゼラン星人は、恒星間弾道弾で地球を消滅させようとしていた。地球に潜入していたマゼラン星人の少女マヤは、計画の邪魔になるセブンの出現を阻止するためダンからウルトラアイを盗む。ウルトラアイ奪還のため、マゼラン星に向けた電波の発信源であるスナックNOAに乗り込んだダンが見た光景が、このジオラマだ。店で踊っていた客の全てがウルトラアイを着け、ダンの前ににじり寄って、ついには襲いかかってくる||。作り手の作家性が迸る『ウルトラセブン』終盤にあって傑作の1本に数えられるこのエピソードは、着ぐるみキャラクターが登場しない。ジオラマ化が最も困難と思われた話数であったわけだが、ビジュアル的インパクトの強烈なこのシーンをセレクト。ついにフツーの人間(しかもエキストラ)がウルトラ「怪獣」名鑑に……。人物を背景と一体化するこれまでにない手法にも注目してほしい。 Text by Mizuki Eguchi 補足 文字通り背景な人たち 目的地到達するまで何万年もかかりそうなスピードで飛んでくる恒星間弾道ミサイルがいい味を出していました。 まともな宇宙人の出てこない話数は、子供の時に見たときは、飽きたのか寝ちゃったのか、記憶にないことが多いのですが、この話数ではマゼラン星人マヤの存在とラストの結末で、強く印象に残っています。もっともその分記憶が美化されるのか、大人になって見直した時は「マヤちゃんてこんなもんだっけ〜?」などど、演じた女優さんに大変失礼なことを考えてしまうのであります。 ● ● ● 第36話 第37話 第38話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/125.html
第6話 第7話 第8話 サブタイトル:ウルトラセブン 宇宙囚人303 キュラソ星人 収録:ウルトラ怪獣名鑑マン&セブン編1 1st.SEASON EPISODES 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第7話(製作No.8)1967年11月12日放映 ●登場宇宙人・怪獣:火炎怪人キュラソ星人 ●コスモポリタス第8惑星キュラソから逃亡してきた凶悪殺人犯303号は地球に潜伏、栄養素であるガソリンを補給するためガソリンスタンドを襲った。このエピソードの前半はホラータッチの演出で進むため、キュラソ星人はなかなかその全身を見せてくれず、ジオラマのモチーフになっているシーンも細かいカットの積み重ねで演出されている。ウルトラセブンとの戦闘がないこともあり、シリーズの中でもあまり目立たない存在のキュラソ星人だが、ウルトラ宇宙人の原点というべきケムール人の系譜に連なる(実は体は『ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」に登場した2代目ケムール人の流用。デザインが描き起こされたのは頭部のみだった)シュールなデザインをフィギュアで再確認してほしい。昔懐かしいガソリン計量器にもご注目あれ。 Text by Mizuki Eguchi 補足 ●別角度画像 後ろから見た方が芸の細かさを感じるジオラマ。キュラソ星人303号は侵略者ではなく、逃亡してきた凶悪犯罪者なので、通り魔的に強盗殺人をします。フツーに、と言うかリアルにおっかない話です。でも、つぶらな瞳とおちゅぼ口が意外とかわいい? 設定ではキュラソ星の囚人は覆面をさせられるということなので、これが素顔ではないのかもしれません。 ● ● 第6話 第7話 第8話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/131.html
第12話 第13話 第14話・第15話 サブタイトル:ウルトラセブン V3から来た男 アイロス星人 収録:ウルトラ怪獣名鑑マン&セブン編1 1st.SEASON EPISODES 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第13話(製作No.13)1967年12月24日放映 ●登場宇宙人・怪獣:宇宙鳥人アイロス星人 ●アイロス星人は、宇宙ステーションV3から出撃したステーションホークを撃破して地球に侵入するが、宇宙船の燃料が切れてしまったため、地球防衛軍からこれを奪おうと企んだ。部下を殺されたV3のクラタ隊長は、旧友のキリヤマ隊長を追って出撃。宇宙船に猛攻撃を受けたアイロス星人はついに巨大化し、ウルトラセブンとの激突の時を迎える。ジオラマが、巨大な翼を振ってセブンを威嚇する姿を再現。スーツアクターが立膝で演じるアイディアも秀逸な、ユニークな宇宙人だ。本作は、ウルトラシリーズ初登板となった市川森一脚本による、クラタをはじめウルトラ警備隊員たちの描写が印象に残るエピソードだが、第1クール最終話にして初めて登場したといっていい“強敵”アイロス星人の存在も重要。こいつには、エメリウム光線もアイスラッガーも歯が立たない。そこでセブンが初めて繰り出したのが、“新必殺技”(当時)、ワイドショットというわけなのだ。 Text by Mizuki Eguchi 補足 ●別角度画像 ある意味、クラタ・キリヤマコンビの方がネタにされがちな「V3から来た男」。 アイロス星人は、どうもギエロン星獣と記憶がごっちゃになりがちです。あっちが星獣なら、こっちも星獣だろ、と思います。ブックレットにあるように、かなりの強豪っぷり。ですが、やはり同程度の実力と思われるギエロン星獣がシャープでいかにもな感じなのに対し、アイロス星人は、どうにも鈍くさいルックスがイメージ的に損をしているような気がします。名鑑のジオラマも、他とのバランスが取り辛いのか、妙に上げ底で、かわいくこじんまりとまとまっています(下から見ると、怒り狂ってる黒○徹○さんのようですが。たぶん元々、和服で日本髪の女性がモチーフなんでしょうね)。 ●ワイドショット ウルトラセブンのページを参照 ● 第12話 第13話 第14話・第15話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/162.html
第45話 第46話 第47話 サブタイトル:ウルトラセブン ダン対セブンの決闘 ニセ・ウルトラセブン 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編3 史上最大の侵略 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第46話(製作No.46)1968年8月18日放映 ●登場宇宙人・怪獣:侵略星人サロメ星人 ロボット超人ニセ・ウルトラセブン ●サロメ星人が作ったロボットなんですけど、後々ニセ・セブンと本物のセブンが戦うから、区別つくようにっていうことでちょっと模様を変えているんです。本来サロメ星人の目的からいったらもっとそっくりに作るはずですよね。敢えてすぐ一目で分かるようにしたのは、製作者の立場というか、観るお客さんに親切なためですね。海面すれすれにニセ・セブンが飛んでくるあたりなんか、かなりかっこいいですよね。海面にバシャーってしぶきあげて登場したりするとこなんてね。だから海面飛ぶカットでは本物のセブンより格好よかったんじゃないですかね。ウルトラマンはもうちょっと前半だったけど、大概、なんか“ニセ”出してみようか?ってことになりがちなんですよ。 ウルトラビームっていうのは、ああいう光線をビームと呼ぶことが、もう一般的というか、普通名詞ですから。エメリウム光線っていうのは造語だからサロメ星人は知らなかったんじゃないですか? 大概最後に本性現すんですけど、サロメ星人ぐらいかな、本性を現していないのは。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 偽物ですが、名鑑で立体化されたセブンの中では、一番立派な感じがします。クリア素材の上に彩色した鉄骨や、一見プラ製かと思うかっちりした建造設備の背景など、丁寧に仕上げられたジオラマです。 本物のセブンとの戦闘シーンも見応えがありましたが、前座のアギラの困った感じもウケました。 ● ● ● 第45話 第46話 第47話 サブタイトル:ウルトラセブン
https://w.atwiki.jp/ultrakaijumeikan/pages/134.html
第16話 第17話 第18話 サブタイトル:ウルトラセブン 地底GO!GO!GO! ユートム(渦マーク) ユートム(鍵穴マーク) ユートム(傘マーク) プレミアムED版(鍵穴) ユートム(傘) 収録:ウルトラ怪獣名鑑ウルトラセブン編1 ウルトラ怪獣名鑑プレミアムエディション 解説ブックレットより ●ウルトラセブン第17話(製作No.16)1968年1月28日放映 ●登場宇宙人・怪獣:地底ロボットユートム ●胸のマークは3種類ありますが、スーツはもちろん1体だけですね。たくさんいると思わせる為にマークを変えました。ここでもダンはウルトラアイを奪われていますね(笑)。このウルトラアイは目から変身するイメージから決まりましたね。目に付けるから変身のパターンもシリーズ中で非常に多彩になりました。 ウルトラセブン監督 満田かずほ氏 補足 ●劇中では1体目(鍵穴)・2体目(傘)・3体目(渦)の順番で登場。 ※鍵穴・傘・渦は2ch名鑑スレ等での通称。傘は郵便(〒)とも言われました。 ●ジオラマの劇中シーンは3体目。 ●セブン編1は3体目がノーマル、1体目・2体目がレア。プレミアムEDではレアだった1体目・2体目をラインナップ。 本編同様、同じ連中がいっぱいいる名鑑。セブン編1(左)とプレミアムED(右)を比較すると、プレミアムEDの方が金銀の発色が鮮やかで、顔面部フード内のパーツの色分けがはっきりしていますが、見比べない限り、特に大きな差はありません。一番目立つのは赤のシールです。これは正直どうか?と思います。 第16話 第17話 第18話 サブタイトル:ウルトラセブン