約 211,521 件
https://w.atwiki.jp/sf2wiki/
SpecialForce2wiki ここはSpecialForce2wikiです。 武器の紹介とか称号の一覧とか試合終了後のコメントの調査がメインです。 初心者の方々は ちゃんとしたSF2wikiへどうぞ
https://w.atwiki.jp/ousf/pages/5.html
最近「Venus versus virus」というアニメにはまっています。8話まで見た感じはちょっと人間関係の描写が甘いけれども結構面白いと思います。 よろしければ一度視聴をしてみてください。 http //www.tbs.co.jp/anime/vvv/ ↑ 2年前のだけど、もしかして今、再放送してるの? 『イヴの時間』という、ネット配信とDVD限定のSF(っぽい?)アニメ、おすすめです。 アシモフの「ロボット工学三原則」が作品の根幹を成しており、また「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」的な、人間とロボットとの不思議な関係もSFっぽさの演出に一役買っています(SFとしてはありきたりなテーマに感じられるかもしれませんが)。背景には秀麗な3DCGが使用されており、3Dならではのカメラワークがすばらしい。音楽も良し、声優も有名どころの方々が名を連ねています。 GyaO / Yahoo!動画で09年10月19日まで無料で第1期全6話が配信されていたのですが、残念ながら無料配信期間は過ぎてしまいました(現在、第1話と最終話の配信がまだ一部動画サイトで行われています)。もう少し早く書けばよかったのですが、悪しからず。以下に、第1話へのリンクを貼っておきます。続きを観たいという方は、DVD(これまた限定生産です)を買うか、その他考えられる方法で視聴してください。一話15分程度、最終話のみ25分です。 第1話を視聴するには、こちらから(最初に広告動画が再生される場合があります)。 SF研では今GOD EATERが大人気!さあ、今すぐ君もハンターライフを開始しよう!
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/190.html
犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 586 名前: ◆GacHaPR1Us 04/05/05 22 56 『犬は勘定に入れられません』 コニー・ウィリス (著), 大森 望 (翻訳) http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152085533 読んだ。まず、結果だけ言えば問答無用でグリフィンドールに10点だ。 結末だけで考えれば、猫満足、主人公満足、ヒロイン満足、むろんレイディ・シュラプネル満足、 時空間の歴史修正関数も満足、ただし犬は勘定に入らないと。 なんかシリルかわいそーだ。 で、いろんなツッコミどころがあるわけだが、それはすべておいて置いて これは絶対にテレビで連続ドラマ化するべきだ。日本ぢゃだめ。イゲレスのBBCあたりで。 航路 767 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/04/30 23 08 コニー・ウィリス 「航路」 先に ドゥームスデイ・ブックを読み、わりに良い(10点満点6点ぐらい) と思ったので思い切って買いました。上下3,600円。 正直どうしてこれが1位なのか(sfが読みたい?かな)分かりませんでした。 なぜこんなものがベスト10なのだ、と思われるようなものが結構選ばれてい るので仕方ないですが。さすらいの銀河・・・は好きです。 どこが面白くないかというと SFっぽくない どっちかというと医療サイコとか医療ミステリとかみたい 感動した というところがまったくわからず タイタニックを皆が見てるはず、と思えなかったし<なわけないだろーって 脳が作り出す、というのはあまりにも定番だし 結論は皆が知っている事実だよね。だけどそれを突きつけられたからと いってなにか感じるものがあるのか?<人生やっぱ空しいよねって思っちゃう な、感じでした。 んー。もっとSFらしいSFが読みたい! 11 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2007/03/24(土) 02 00 27 「航路」 コニー・ウィリス 女が書いて、女が読む本。 登場人物は、認知心理学者を自称する主人公も含めて全て、 他人の話を聞かない、自分の要件がこの世で最も重要だと思っている、 独善的な性格の人間ばかり。 べらべら良くしゃべるが、まったく共感できない。 訳者は、主人公キャラ・悪役キャラ・活発な女の子キャラ・主人公の友人キャラ等が 明確でわかりやすいと書いているが、自分には全員おなじキャラにしかみえなかった。 キャラクタの書き分けはキャラクタの行動ではなく、主人公の感情でのみ示されている。 つまり、主人公が嫌いだから、悪役キャラなのだ。 キャラクタの行動自体は悪役キャラであるミセス・ダベンポートとなんら代わることの無い 「(私に言わせれば)狡猾でわがまま」な女の子メイジーは、主人公が「気に入っている」という理由だけで 「愛すべき」キャラになってしまう。 「メイジーは可愛い」と思えるような人じゃないと、本書は楽しめないだろう。 わたしにとって、文庫本で上下巻1300ページちかい分量は、苦行そのものだった。 唯一の救いは、会話文が多く、項数の割りに早く読めること。 ちなみに、冒頭で女が云々というのは、以前読んだジル・チャーチル(ミステリ作家)の小説に雰囲気が そっくりだったから。 3点 最後のウィネペーゴ 530 : ◆GacHAPiUUE :sage :2007/02/11(日) 21 47 49 最後のウィネペーゴ 著)コニー・ウィリス 訳)大森 望 この人の短編を楽しむコツは次の特徴を掴んだ上でそれを愛することにある。 1)登場人物は良く喋るが、お互いがお互いの会話を聞いていない。聞こうともしない。 2)やってる事と喋っている内容はまったく関係がなく、ともすればどちらかがどちらかに悪影響を与えてる。 3)キャラがどんどん増えてくる場合、作者もキャラ本人も含めて自分の立ち位置が誰もわかっていない。 その他、作品内で「自明の理」とされている内容はどんなムチャでもそれは正しいとして噺が進むなどなど。 この手の法螺はSFでは常套手段です。実にラファティです。 女王様でも 女三人寄ればかしましいというが、5人も揃えば、もうこれはやかましいという物で。 作品内でつまびらかに列挙されているのは、男の知らん世界。月経についての知識というより、 苦情、愚痴、よもやま噺、エトセトラエトセトラ。「そんなわけないでしょ。少なくとも五千回にはなるはずよ。」 女性だからこそ描ける話として、かなり貴重でしかもS-Fだからこそ描ける噺なので実に痛快なのです。 ―――俺は頼まれてもビッシュのような立場にはなりたかないね。よく耐えられたな…。 タイムアウト 人間の時間認識を至上として、その時間エネルギーをどーこーしてタイムスリップが可能でどーしよーって言う話なんだが、 とてもタイムスリップ物には読めない。みのもんたがいつ出てきてもおかしくない。ワイドショー的。 どーしてメリケン人ってのはこーも身持ちが悪いのかしらね?いや、話半分に聞いてもだよ。おまえら仮にもキリスト教徒だろうがと。 そんな中でも主人公とヒロインの「純愛」が実に清清しくまとめられてて、実にハッピーエンド。傑作やんか。 ―――続く――― 531 : ◆GacHAPiUUE :sage :2007/02/11(日) 21 48 41 530 スパイス・ポグラム アイリーン・ガン「遺す言葉」掲載の『スロポ日和』をコニーちゃんが書くとこーなるという話。 宇宙人「エアアロオフ」どもが小憎らしいくらい狡賢いので安心して読めます。 「喰えないペテン師め!あいつら、ぼくらの言うことを一語残らず完璧に理解してたんだ!!」そりゃ怒るわな。 主役よりも脇を固める端役たちをイメージするほうが楽しめます。ブラックラグーンのように。 最後のウィネベーゴ 「ペーゴ」ではありません。 我々人間には感情があるが、実はそれを表現するには表情も文学も詩も歌もまったく足りなくて、 だから例えばカメラマンが描けない「表情」というのは常にしてある、 いや、だからこそ、『芸術』や『美術』というのは存在していて、『文学』やファンタジーやSFは存在しているのだ、と。 犬の心が表情に出ないのは、人の心が表情に出ないのは、だから表情筋の所為ではなく、それは表現し得ない永遠だからこそ。 それを得た時、そして、それを捨てねばならない刻、そこに生まれる新しい感情、それを哀惜というのです。 我々はこんなことを永遠に繰り返す。ぐるぐると、ぐるぐると。いつかは止まる振り子のように…。 「アイゼンシュタット」は携帯型Hiビジョン・テレビカメラと ニコン辺りの一眼レフに付けたオート・セルフ・タイマーの合いの子のような存在で そんな中途半端なギミックが今では実にレトロで新鮮に感じられます。 今じゃフィルムカメラの技法なんて知らない世代のほうが多いんだろうな―――…。 「短編の女王」をご堪能ください。これが面白くない、って言う奴はどんな頭してんだ?おっかしーんじゃないの!? 10点 ドゥームズデイ・ブック 593 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/12/31 00 15 「ドゥームズデイ・ブック」 コニ―・ウィリス 早川書房 95年 これはマジ傑作だと思う。 後半のカタルシスは、同じ年に翻訳された 「ハイペリオンの没落」にも遜色ない。 子供と老人の描写が特に秀逸。とにかく上手い。 「リンカーンの夢」が全然つまらなかったから敬遠してたけど 「航路」も読まねば、と思った。 10点 1年の最後に読む本が大当たりでうれしい。 739 名前: でへ 03/04/15 21 21 ドゥームズデイ・ブック コニー・ウィリス ハヤカワSF1437,1438 おれ、女流作家は好きなんだけど、ウィリスは性にあわない。 最後はそれなりに盛り上がりを見せたけど、現代と中世を うまく対比して良かったけど、イマイチ面白くなかった。 7点 昔読んだ、「わが愛しき娘たちよ」は、結構面白かったけどね。 890 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/05/21 00 05 既に以前に評があるけど 「ドゥームズデイ・ブック」C・ウィリス ハヤカワSF文庫 ストーリーテラーとしての力量は確かなものがあるように思う。 SARSが流行してるだけに「未来篇」のインフルエンザ騒ぎは非常にコワい。タイムリーな時期に読んだもんだw でもまぁ、中世篇、ここまで悲惨にしなくてもイイじゃん、てのは甘ちゃんですけど。 読後、ストーリー上のある致命的な欠点に気付き、ちょっとガカーリしますた。 この欠点が無ければ、9点あげたいところだけど、う~ん7点かな。 340 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2005/10/19(水) 02 51 57 コニー ウィリス《ドゥームズデイ ブック》 歴史学者が中世の英国を研究するためにタイムトラベルする設定。 前半は〈世界ウルルン滞在記〉みたいな感じのほのぼのストーリーだが、 そこで仲良くなった「原住民」が、 後半ではバタバタ死んで《火垂の墓》みたいな重苦しい悲劇になっていくので、 読むのがつらくなる。 そういう過去の側の災難とは別に、 歴史学者を送り出した未来の側でもトラブルが起きているのだが、 こっちはドタバタ喜劇になっている。 本筋と無関係な面倒くさいだけのキャラやエピソードが多く、 このパートには増量ページ稼ぎの印象がある。 ……でも、とにかく泣ける。 もっと短かったら、ためらい無く名作と呼べるんだが。 456 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2006/06/26(月) 00 04 20 コニー・ウィリス「ドゥームズデイ・ブック」 登場人物は魅力的で描写も良く、感情移入させられたところでの後半の畳み掛けは 物凄い。 のだが、事件の鍵が「発覚」するまでの紆余曲折が長すぎる。特に現代パートは無理やりのばした ような感じで、(教授に)もうちょっと要領よくやれよ!と思ってしまった。 まあ、結局感動させられたので8点。 リメイク 238 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2008/05/28(水) 22 54 28 "リメイク" コニー・ウィリス 大量に引用される映画のほとんどを見たことがなく、注釈と本文をいったりきたりしているうちに 集中力がなくなって、しまいにはどうでもよくなった。 ヒロインにもうちょっと魅力が欲しいところ。 翻訳について。 大森望が翻訳した本をはじめて読んだが、翻訳とはいえ、これほど無色無臭の文章を書けるのは一種の才能かと思われる。 これは褒め言葉ではない。イヤミである。 日本語としてヘンな所がないのは結構であるが、個性が無さ過ぎておかしく感じられる。 5点。
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/31.html
最初にして最後の人類 638 名前: でへ 04/06/17 00 07 最初にして最後の人類 オラフ・ステープルドン 国書刊行会 1930年の作品 古くて難解ではありましたが、20億年に及ぶ人類 (正確に言うと、人類を含む地球を起源とする知的生命体たち) の歴史を描いた、壮大な話でした。 舞台が、太陽系の外に出ないのがちょっと物足りないのですが、 (太陽系の外までいったら、書ききれなかったと思う) 第1期人類から第18期人類まで、延々と20億年の歴史を語って しまっている、今まで読んだことのない、壮大な物語でした。 ここまで書いてしまえるなんてスゴイです。 書き込み方もスゴイ、難解ではありますが、、、 科学的な面で見たら、古さを感じざるを得ないのですが、 70年前のSFなので仕方ありません、現代の作品が、70年後に どれぐらい古さだけを感じさせるだろうかと思うと、 (特にハードSFと呼ばれる作品) それでもこんな壮大さを感じる、この作品のすごさが分かります。 今まで読んだ作品を基準にしたら、採点不能(ry マニア向け、読む人を選びます。 シリウス 304 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/09/08 03 27 オラフ・ステープルドン「シリウス」9点 1944に書かれた作品だが、全然読める特異能力モノ。かなりせつない。 シリウスの宗教的体験について書かれた章が惜しい! 絶版だが古本屋で見かけたら買うべし。オススメ! 379 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/12/19 02 20 「シリウス」 オラフ・ステープルドン ハヤカワ文庫 なぜまた今ごろそんな古い本を・・・って感じだが。 とりあえず表紙ぜんぜん関係ないやん、と思った。 手術で知能が高くなった犬の話で 舞台はずっとイギリスの片田舎なんだけど、 宇宙SFのような、惑星?が連なってる画。 犬好きの人間なら一読をおすすめ。 個人的にはクーンツの「ウォッチャーズ」を遥かに凌ぐ犬SFの決定版。 (あとは谷口の「ドッグファイト」なんてのもあったな・・・。あれはイマイチ) 8点。期待せずに読んだらまぁまぁの拾い物だった。 557 名前: ◆GacHaPR1Us 04/04/18 00 46 シリウス オラフ・ステープルドン (著), 中村 能三 (翻訳) http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150101914 「SF至上、とても重要な作家」というフレーズの似合う重厚さのなかに、 とんでもなくスナッフでシビアなギャグが唐突に炸裂するあたりに 70年代の少年向け小説という部門の偉大さを感じた。 っていうのはまあどーでもよくって、 「もし、犬に知性を与えたら?しかも、その『知性』の定義が単なる知能なだけではなく、 その精神性、つまり与えられた生活環境や育てられた家庭から得られる心理も含めた 知性、を与えられた犬の運命は?」 というためにこれでもかというほど冷徹に繰り広げられる科学的手段は、多少古臭くても まったく問題なっしんぐ。 この本読んだ直後に宮沢賢治の「フランドン農学校の豚」読んでもんだから なんかイメージが重なっておもろかった。 スターメイカー 668 名前: ◆GacHaPR1Us 04/07/12 20 56 スターメイカー オラフ・ステーブルドン(著 浜口稔(訳 や、やっと読み終えた・・・。 かって、夢にて芋虫から蝶となった男がいた。 また、やはり夢みた少年は、銀河鉄道に乗った。 そして、ステープルドンは夢にてスターメイカーに出会った・・・。 10点 えーっと、太陽を評するにそのプリズム分光で語っても、その力強さと偉大さは決して伝わらないように、 この本をある評価でもって語るのは、この本を過小評価することにしかならないってことは 十分に分ってるんだけど、それを踏まえた上あえて翻訳者によるある視点「存在の無根拠性」っていうテーマで語れば、 本書はその語り部たる著者そのものが「大戦」という巨大な歯車によって、 その存在を脅かされていることをこの哲学書は語って居るんだろう。 この本は、まさにあの時代、SFの黎明期に書かれたからこそ初めて価値のある存在になったように思う。 いまになっては。 でも最後は冗長すぎてつらかった・・・。 140 名前:でへ 投稿日:05/01/31 23 43 21 スターメイカー オラフ・ステープルドン 国書刊行会 何回も輪廻した、様々な宇宙の、その始まりから終わりまでに 出現した様々な知的生命体、そして、その宇宙と生命体を作り上げた 「スターメイカー」なる存在について、当時の知識で予想可能な 範囲で描いた作品でした。 物語の時間軸のとてつもない長さ、出てくる生命体と宇宙の バリエーションの豊富さなど、ここまで描ききってしまえることが すごいです。 宇宙の仕組み、どうしてそうなっているのかを考えたとき、 人はどうしても、宇宙は絶対者(スターメイカー=神)の手に よって作られた。と、思ってしまうのでしょうか この点については、はっきりとはいえませんが違和感を感じました。 ここまでくる(すべての森羅万象について書き尽くす?)と、何かの 宗教の聖典みたいです。 上記のような違和感はありますが、10点 これも読む人を選びます。 488 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 00 56 22 「スターメイカー」 オラフ・ステープルドン 10点 あえて最初に点数を書いておく 特に今更語る必要もないメジャーな作品だろうけどこの作品が書かれたのは1937年 だから70年以上も前に書かれたという事が特筆に価する 精神だけの存在となった主人公が地球を飛び出し、旅先で出会う異星人を仲間に 連れ出しながらさらに精神を拡張し過去、現在、未来の深宇宙に存在する銀河社会 への探索を進めていくというもの 古いせいかガチガチのSFというよりはファンタジー的ではある 生態も精神も異なる異星社会の中でテレビ、ラジオ、コンクリートと馴染みの言葉が 出てきたり、社会形成の肝となるテレパシー(ネタバレではない)に基づいた ある意味突飛で呑気な恒星間航行は素直で馬鹿馬鹿しい それでもなお数々の世界で出会う奇異な異星人達と宇宙を形作る星々のダンスが 織り成す幻想的な空間とエスカレートしていく知性達の描写は壮麗とさえ言える だんだんと解き明かされていく宇宙の仕組み、「音楽的宇宙」に生きる 音調的生物などワイドスクリーンバロック好きの想像を掻き立ててくれるような 要素もあり正真正銘神が存在し全てを見通している作品である バクスターのジーリーシリーズ、小松左京の果しなき流れの果てに、 ベイリーの作品群などスケールが大きな話が好きなら読んでもらいたい
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/160.html
東北大SF研 短篇部会 良い狩りを ケン・リュウ 著者紹介 ケン・リュウ(劉宇昆(リウ・ユークン))。1976年中国甘粛省蘭州生れ。作家、弁護士、プログラマー。11歳の時に渡米。ハーヴァード大学で英文学を専攻し、コンピューターサイエンスを学ぶ。卒業後マイクロソフト社に入社、すぐに独立しソフトウェア開発をしていたが、ハーヴァード・ロースクールに入学、卒業後弁護士として働く。2002年に第一回年間フォボス小説コンテストにCarthaginian Roseが入賞しデビュー。2011年に「紙の動物園」で史上初のヒューゴー賞、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞の短編三冠を達成。2012年に「もののあはれ」で二年連続ヒューゴー賞受賞、2015年には劉慈欣のSF小説「三体」の英訳などで引き続き話題を集める。本短編「良い狩りを」は2016年の星雲賞受賞作である。マサチューセッツに家族で住んでいる。(ちなみに彼のホームページには2015年のThe Grace of Kingsが初の単著として紹介されている。割と最近ですね。) あらすじ 13歳の誕生日に父と初めての狩りをした梁。商人を化かした妖狐を退治することになっていたが、自分の役割を十分に果たしきれず、悔しさを味わう。父の活躍により妖狐は退治されたが、梁はその妖狐の娘と出会い、妖狐が商人を化かさずにはいられなかった事情を語る。一度は妖狐である彼女を退治しようとした梁だが、寸前で哀れに思い、彼女を逃がした。 梁と彼女(名は艶)はそれ以来たびたび交流することとなる。ある年の清明節、艶は狐への変身に支障をきたしてきたことを、梁は妖怪が減り、仕事がなくなってきたことを話している所に、外国人と役人がやって来た。彼らの話に聞き耳を立てると、どうやら外国人が風水や仏にかまわず鉄道などを建設しているのが原因のようだ。艶はそれを聞き、生き延びるために学ぶことを決意する。 鉄道建設は進み、妖怪が現れなくなるまで土地の魔法の力が弱くなってしまったのを受け、梁の父は自殺した。同じく生き延びるために学ぶことを決意した梁は、鉄道の機関士として生計を立てるようになった。ある日梁は鉄道の中で艶と再会する。艶は狐への変身が完全にできなくなっており、売春婦として生計を立てていた。 梁は技師としての腕を認められ、35歳になった時には一流の技師として活躍していた。一方艶は愛人として侍っていた総督の息子から現金を奪い取り、梁のアパートに避難してきた。艶はそこで総督の息子がメカノフィリアであったこと、彼により体の大部分を機械化されてしまったことを明かした。この事態を何とかしようと協力を申し出る梁だったが、艶は梁に違うことを頼み込んだ。 一年間、梁は艶の頼みごとのために全力を尽くした。そして遂に完全に機械化した艶は、狐としての真の姿を取り戻した。今や魔法は新たなものへと変化していた。「良い狩りを」と梁は別れを告げ、香港の町を駆けてゆく艶を見送った。 感想と解説らしき独断と偏見 妖怪退治、ケモノ、機械化などと、拙者のようなキモオタ勢はデュフフ以外のボキャブラリーを喪失してしまうようなガジェットをふんだんに詰め込んだ良質のSFであります。正直に言ってしまえば私の感想はルイズコピペ以上の何者でもないのですが、それだけではあまりに内容がすっからかんでありますので、戯れに真面目そうな漢字なりを適当に並べた以下の文章のようなものをもって感想にかえさせていただきます。私の独断と偏見が多分に含まれておりますので、以下そのことをご留意いただくようお願いいたします。 私は今セメスターにおきまして、文学の授業と称した中国映画の鑑賞の授業を受講しております。その関係上、今まで全く触れたことの無かった中国映画の鑑賞を意識的に行っているのでありますが、その過程で発見いたしましたのは、多くの中国映画は、その根幹に、伝統と西洋化(工業化)の衝突がテーマとして存在している、ということでありました。ここで私は中国映画に限定して話を進めてまいりましたが、おそらくはこのテーマは現代中国文化にあまねく存在するものではないかと思われます。己とは異なった文化との衝突こそ文化をより高次の次元に引き上げるものであり、現在の中国はこの点で非常に理想的な環境にあるのではないかと確信する次第であります。話は長くなりましたが、この短編はまさしくこのテーマを主軸に据え、忘れがたき味わいをもって作品化した例であると言えましょう。 この議論はおそらく過去何度も行われてきたものであり、ここに紙面を割くことも申し訳なく思うのでありますが、我々が信ずる科学なるものは、我々が非科学的であると退けてきた非西洋圏の文化と等価であると言えるのではないでしょうか。本小説では最後に、艶が機械の力を借り、本来の姿を取り戻しましたが、これが象徴するのはまさにこのことであると思われます。そう考えてみると別に西洋文化であろうが東洋文化であろうが結局のところはたいした変わりはないと思われます。実際風水や呪術の流れから科学が発展していっても何の違和感も存在しません。そもそもニュートンが科学に巨大な足跡を穿ち得たのも偏に神が創造したもうた万巻の書を読み解こうとしたためであり、それと同様に、東洋において魑魅魍魎が跋扈するこの世の仕組みを解き明かさんとして科学が発展することもあり得たかもしれません。魔法の力が金属と炎に変わったのは、中国への科学の自然な浸透を表したもので、この可能性に直接言及したものではないのでしょうが、この物語の裏に科学を特別視することのない視点を感じる次第であります。 最後となりますが、かようなネタに走ったレジュメを読んでいただいた皆々様に、平身低頭深くお詫び申し上げ、結びとさせていただきます。
https://w.atwiki.jp/ousf/pages/48.html
2012年度冬会誌のページです。 構成(暫定版) 表紙 前書き 目次 2012年について 滅亡作品レビュー前編 コラム類 「アルマゲドンシリーズ」特集 滅亡作品レビュー後編 後書き 著者一覧 奥付 裏表紙 ◆会誌のテーマについて 滅亡SF(滅亡描写のある作品) 暫定版滅亡SF作品リスト https //docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AqFQ2PEa0h27dEdGRzZzR01kNkZJQ05UWEplOUZ2WXc 全員編集可能 原稿を執筆したい作品、あるいはネタがあれば自分の名前を入れてください。 滅亡系作品で思いついたものがあれば自由に追加してください。 破滅描写がある限り、これは良くてこれは良くないとか特に境界は決めません。気軽に追加してほしいです 参考になるかもしれないまとめ 人類滅亡を扱ったSFおしえ http //occult.blog62.fc2.com/blog-entry-382.html 【ネタバレ】地球滅亡映画でバットエンドで終わらすのは日本くらい? http //alfalfa.livedoor.biz/archives/51481433.html wikipedia世界の終末が描かれた作品 List of apocalyptic and post-apocalyptic fiction http //en.wikipedia.org/wiki/List_of_apocalyptic_and_post-apocalyptic_fiction
https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/1563.html
ダラーラ SF23 Super Formula / Honda '23 Image Credit gran-turismo.com メーカー スーパーフォーミュラダラーラ 英名 Dallara SF23 年式 2023 エンジン 直列4気筒ターボ タイプ フォーミュラカー カテゴリー Gr.X PP(初期値) XXXX 総排気量 2,000cc 最高出力 648PS/10,000rpm 最大トルク 50.9kgfm/7,000rpm パワーウエイトレシオ 1.02kg/PS 駆動形式 MR 吸気形式 TB 全長 5,233mm 全幅 1,910mm 全高 960mm 車両重量 660kg 重量バランス XX対XX トランスミッション 6速 最高速度 XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) 登場 グランツーリスモ7 備考 時代の変化とよりレースを盛り上げるマシンを。スーパーフォーミュラの新たな時代のマシン 概要 ダラーラSF23とは2023年シーズンのスーパーフォーミュラに投入される予定のマシンで、メインスポンサーはスーパーフォーミュラともパートナーシップを結んでいる会計事務所大手のデロイト・トーマツである。 カーボンニュートラルの対応として、Dallara社製のボディに、カーボン素材と同等の剛性および重量を担保しつつ、麻由来の天然素材等を使用することで、原材料ならびに製造過程でのCO2排出量を約75%抑制した「Bcomp社」のバイオコンポジット素材を新たに採用した。ボディについては、より接近戦でドライバーの力を発揮できるクルマづくりを目的に、エアロダイナミクス(空力)を見直している。 公式解説 2023年春、日本のフォーミュラレースの最高峰、スーパーフォーミュラ・シリーズの新型車両「ダラーラ SF23 Super Formula」がデビューしました。 SF23には、スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)の「モータースポーツのサステナブル化」を目的とした新プロジェクト「SUPER FORMULA NEXT 50(SF ネクストゴー)」に基づく新技術がふんだんに取り入れられています。 2019年から使用されてきたSF19のボディをベースにしたこのSF23では、従来のカーボン素材と同等の車体剛性や車両重量を維持しながら、そのシャシーに原材料と製造過程でのCO2排出量を約75%抑制したBcomp製バイオコンポジット素材を採用。横浜ゴムから供給されるレーシングタイヤも同様に、サステナブル化に注力され新開発されたものです。天然由来の配合剤やリサイクル素材といった再生可能原料を活用し、原材料全体の約33%をサステナブル素材としながら、従来と同等の性能を実現。この横浜ゴム製「カーボンニュートラル対応レーシングタイヤ」を装着することで、「SUPER FORMULA NEXT 50」で掲げた「カーボンニュートラルに対応したマシン」を具現化しました。 また、「SUPER FORMULA NEXT 50」のもうひとつのテーマ「エンターテインメント性の向上」に向け、エアロダイナミクスの見直しも実施。SF23はこれまでより、接近戦でドライバーの力を発揮できるつくりとなっています。なお、エンジンはこれまで同様、トヨタとホンダの2メーカーから供給されます。 登場シリーズ グランツーリスモ7 スーパーフォーミュラシーズン開幕から間もない4月下旬に追加された。ホンダエンジン搭載車の白寅、トヨタエンジン搭載車の赤寅バージョン双方の収録となる。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/351.html
プルトニウム・ブロンド 983 名前:でへ 投稿日:2006/04/09(日) 09 15 55 プルトニウム・ブロンド ジョン・ザコーアー&ローレンス・ゲイネム ハヤカワSF お気楽な娯楽物、ハードボイルドとかスペオペとかを 楽しんで読める人にオススメ 7点 1000まで感想で埋めるスレが、ひとつぐらい あってもいいじゃないか
https://w.atwiki.jp/soki2784/pages/11.html
ここはチラシの裏だ!わかったか!!!!!!!!わかったと言え!!!!!!!!!!!!!!!! とりあえず読んでみて面白かったおすすめの小説・ラノベなどを挙げます 小説 あまり長編は読まないので、短めなものばかり。 「家族八景」 「七瀬ふたたび」 「エディプスの恋人」(筒井康隆) 「七瀬三部作」とも。 普通のSF小説だが、ラノベっぽい感じで読みやすい。 ……個人的には、読むのは「家族八景」だけにしたほうがいいと思う。 「旅のラゴス」(筒井康隆) 雰囲気は好きだ。 「大人のための残酷童話」(倉橋由美子) 有名な童話を混ぜたりいじったりしたもの。 書名どおり、いろんな意味でエグくて毒の強い話が多いが、 笑える部分も少しだけあるのでおすすめ。 安易な「めでたしめでたし」が嫌いな人にはおすすめできる。 「日本アパッチ族」(小松左京) 小松左京の初めての長編。 荒唐無稽というかなんというか。。。。。。 「変身」(カフカ) 家族ひどすぎワロタ なんか哲学的な部分があるらしいが、わからないああうううう ラノベ 「キノの旅」(時雨沢恵一) 全巻持ってますおもしろい。 内容は……ダークな童話といった感じ。 残酷な話がまあまあある。 「狼と香辛料」(支倉凍砂) 一巻だけ……。 人の儲けようという工夫や知恵に満ちていてよかった。たぶん。 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」(桜庭一樹) 表紙のイラストによらず、けっこうハードな内容。 これは一冊で完結。 海野藻屑…………ああ……。 「少女には向かない職業」(桜庭一樹) 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』と似たテイスト。 これも一冊で完結。 Gyaoでドラマ化もされたらしい。 「レディ・ガンナーの冒険」(茅田砂胡) 西部劇が好きな人にはいいかもしれない。多分 おまけ 「Deep Love」(yoshi) 「dear friends」(yoshi) 「もっと、生きたい」(yoshi) スイーツ(笑) …………読むときは悪い小説の見本と思って読もう。 興味本位で読むんじゃなかったorz
https://w.atwiki.jp/isommelier/pages/20.html
ソムリエ様お願いいたします。 チョーモンインシリーズやタック タカチシリーズが有名な西澤保彦先生の、 『ナツコ』シリーズを読んで、これの男版が激しく読みたくなってしまいました。 ◆ゲイ・バイセクシャル大活躍のトンデモミステリ・トンデモSF でオススメがありましたらお願いします。 ◆萌え 作者にゲイ・ゲイ文化に対するきちんとした知識がある むしろゲイ(自分らしく生きる)礼賛? あっけらかんとしたお色気・爽快かつカオスなラスト ぶっとんだバカミス・バカSF歓迎 破天荒だがミステリーやSFとしても面白い ◆NG セクシャルマイノリティに対する無知、女性蔑視(敵方としては有り) 過度のグロ ちなみに西澤作品は好きなのですが、母子の情念めいたものは苦手だったりします… 媒体はなんでもかまいませんが、希望順位をつけるなら 小説→映画→漫画→ゲーム です。洋・邦問いません。 尚、依頼主はミステリーはかなり好きなのですが SFは昔ブラッドベリや『歌う船』をかじった程度です。 わがままな依頼で申し訳ありません。 どうぞよろしくお願いいたします。 ゲイ・バカミスと言ったら鉄板なのが トニー・フェンリーの「おかしな奴が多すぎる」でしょう。 ゲイバーのトイレのしきりの穴からティンコを突き出したまま、 アニャルに劇物を注がれた死体が発見され、ゲイの素人探偵が捜査するんですが、 主人公の同居人の少年やら、ゲイ解放戦線の少佐やら、 ゲイ・おかまだらけのミステリーです。 有名作品なので、既読だったらすみません。 (絶版ですけれど、密林ユーズドでも手ごろな値段で買えます。) こちらも亀で、しかもずれてるかもしれませんが。 『ナツコ』シリーズがお好きなら、そのモデルになった 森奈津子さんの著作は既読ですか? 私が手を出したものは、萌え部分はすべて当てはまりますし、NGもすべて回避されてます。 ただし、百合の方がメインです。 確実にゲイが出てくるのは『西条秀樹のおかげです!』(一応SF?短編) かなり古いラノベで学園ものですが『お嬢さまシリーズ』『女王様シリーズ』 『お嬢さま』は、この3月に復刊が開始しました。 ただ、全10巻が3・3・2・2の4冊になり、1冊2500円と高いですorz (でもオクでは10巻セット1万越えとか普通についてますが) 典型的悪役お嬢さまを目指す女の子(ツンデレの先取り)が主人公で、 恋愛面でのメインは男女ですが(恋愛要素は低いです)、 お杉くんというかなーりいい感じのゲイキャラが出てきます。 『女王様』は復刊予定もなく、古本でもあまり出まわってないようですが、 ゲイ要素はこちらの方が強いです。てか、登場人物の大半がゲイ・レズ・要素アリです。 こちらも主人公は女の子ですが。ちなみにレズですが。 既読だったら長々とごめんなさい。 でも、ぶっとんでてバカで破天荒であっけらかんとしてて、かなりおもしろいので。