約 211,524 件
https://w.atwiki.jp/jsfclancendrillon/pages/23.html
メンバーのブログとか色々 メンバーじゃないけどリンクしてくれ!!!って方はコメントしておいて SFTop http //sf.hangame.co.jp/ クランページ http //sf.hangame.co.jp/home.nhn?guildid=寿司処魚六%20SF支店 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/15108.html
登録日:2010/12/13 Mon 22 43 51 更新日:2024/09/19 Thu 15 34 25NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 JUDGE LIVE A LIVE OAKFDE SF SF編 The Distant Future なに、それは本当かね?それは…気の毒に… キャプテンスクウェア キューブ ギスギスシーン多し クローズドサークル コメント欄ログ化項目 コーヒー ツンデレ伍長 トラウマ ベヒーモス マザーCOM ムダナ_テイコウハ_ヤメロ ヤンデレイチェル 入間人間 密室 悲劇 惨劇 機心 田村由美 疑心暗鬼 地球に向け帰還中の貨物輸送船 コギトエルゴスム。 その船内で今 新たな生命が 生まれつつあった……。 LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは『機心』。 リメイク版の英語表記は「The Distant Future」(「遠い未来」。他の編と同じように時間軸を元にした名称に統一したのかもしれない)。 キャラクターデザインは「巴がいく!」「BASARA」「7SEEDS」「ミステリと言う勿れ」の田村由美。 発売と前後して田村本人による漫画化(ゲーム本編以前を描いた前日譚漫画「SF編序章 Space Trap」(*1) )や、発売14年後に入間人間によるライトノベル化(ゲーム本編の別視点「ワレ オモウ ユエニ ワレ アリ──」(*2) )もされている。 なおこのうち「Space Trap」は、2023年9月8日発売の「田村由美デビュー40周年記念本 KALEIDOSCOPE」にて初の単行本収録されることになった。 宇宙空間を航行する輸送船コギトエルゴスム号の中で造られた学習機能つきロボット、キューブ。 クルー達との心温まる交流や、宇宙船内での様々な未来体験をキューブの目を通してプレイヤーが体感する。 元ネタは恐らく「2001年宇宙の旅」や「エイリアン」。 リメイク版発売時のキャラデザ田村氏の発言から、登場人物の名前はSF映画に関連する人物から取られているようだ。 また、ゲーム中ゲームも搭載されており、詰将棋的なチェッカーバトルの数々にチャレンジすることができる。 ●登場人物 CVはリメイク版より。 ●主人公 キューブ CV Himself(*3) SF編の主人公。カトゥーが前々から趣味で製作していた作業機械。製作日記によればプロトタイプ3号機。 野球ボールに三角の足をくっつけたような姿をしており、製作者であるカトゥーの様に眼鏡と帽子を身に付けている。かわいい。 胴体はまん丸なのに「キューブ」であるのは、生みの親で名付け親であるカトゥーが最初「コロ」と言う安直なネーミングに走りかけたのを思いとどまって「あえて」で付けたもの。 船内で生まれたばかりのため、アットホームな船員達に囲まれて様々な事柄を学習していく。 セリフはなく、反応する際も電子音のみ。リメイク版では悲しい時やピンチの時などには低い音で、喜んでいる時などには高い音で反応するようになり、グラフィックの進化も相まって感情表現が豊かになった。カワイイ。 その愛らしさから、2023年12月にはスクエニ公式から「ぬいぐるみ キューブ」が発売になった。(*4) 名前の元ネタは「2001年宇宙の旅」を始めとした名作SF映画を作り出した巨匠「スタンリー・キューブリック」。(*5) 【コギトエルゴスム号の船員たち】 ※ちなみにコギトエルゴスムはラテン語で「我思う、故に我あり」の意。 各キャラのフルネームはリメイク版で判明した。 カトゥー (ヨシユキ・カトゥー) CV 石田彰 メカニック(整備員)担当の日系人。リメイク版ではエンジニア(工学者・技術者)。 自分の顔をモデルにロボットを作成したり、球体のロボットにコロ→キューブと名付けようとしたりする超センスの持ち主。 キューブには人間と同様に接し、単独行動しているときもよく心配してくれる。 リメイク版では「ブリキ製の年代物のロボットのおもちゃ」を自室に置いている。もしかして……? 中の人繋がりで機械いじりが好きな彼を連想したプレイヤーもいたとか。 名前の元ネタはおそらく、「スタートレック」シリーズの「ミスター・カトー」。 ファーストネームは『機動戦士ガンダム』の「富野由悠季」か。幕末編に出てくる名刀とは多分関係ない。 カーク (カーク・ウェルズ) CV 井上和彦 パイロット(航海士)。ちょっとガラが悪いものの気のいい白人のあんちゃん。 趣味はゲームで好きな言葉はワープ。レイチェルと付き合っているリア充。 名前の元ネタはおそらく、「スタートレック」シリーズの「カーク船長」と、宇宙モノSF映画の源流とも言える「宇宙戦争」を著した作家「ハーバート・ジョージ・ウェルズ」。 レイチェル (レイチェル・クライン) CV 甲斐田裕子 オペレーター(通信技士)。船内の紅一点。 カークの恋人で、彼を一途に愛している。 リメイク版では、母親に彼氏を紹介すべく手紙を書いていることもわかる。 ヒューイ (ヒューイ・トランブル) CV 佐々木望 船長補佐、貨物管理担当。おとなしく優しい、本好きの黒人の青年。 キューブにも優しく接してくれ、本を読ませてくれたり、アドバイスをしてくれたりする。 先日船長昇格試験を受け、その通知結果を待っている。 名前の元ネタはおそらく「2001年宇宙の旅」を初め、「スタートレック」などSF映画に多く携わったSFXアーティスト「ダグラス・トランブル」。 ホル船長(ホル・ビショップ) CV 稲田徹 船長。乗組員達から信頼を得ている人格者。 どんな報告にも動じずに犠牲者を労ることを忘れない。 名前の元ネタはおそらく「2001年宇宙の旅」でシャトルの船長役だった「エド・ビショップ」。 ダース伍長 CV 内田直哉 ベヒーモス輸送任務のため、惑星マシーナから積荷と共に船へ乗り込んだ宇宙軍の軍人。 コーヒーが好き。 ベヒーモス (behemoth) 軍が捕獲した新種の生命体。美しいエメラルド色の毛並みをした大型四足歩行の生物。 鋭い牙を持っているが、船の地下の倉庫に入れられているため絶対安全。 田村由美氏のイラストに書かれたメモによると、見た目の元ネタは「キリンビール+ドドンゴ」。(*6) SFC版ではハードの表現の都合で、人間キャラやキューブと同じサイズで表現されていたが、リメイク版ではハードの進化によりびっくりするほどでかくなった。見た目も田村由美先生のイラストが忠実に再現されている。 リメイク版のTIPSではベヒーモスの識別番号が「SHVC-5V」と設定されているが、実はこの番号はSFC版「ライブ・ア・ライブ」の型番である。SFC版のカセットを持っている人は、カセットのロゴの右下をよく見てみよう。 OD-10/コギトエルゴスム (デシム) コギトエルゴスム号を管理するメインコンピュータに搭載された人工知能。その役割は「船内の調和を維持する」こと。 人工知能の先輩としてキューブに優しくアドバイスを授けてくれる。 リメイク版では時勢に合わせて人工知能コンピュータ関連の呼称が「AI」に統一された他、 メインAIに10代目のAIだから「デシム」(ラテン語で「10」)と親しみやすい愛称が名付けられた。 なお、ボイスによればOD-10は「オーディー・テン」と呼ぶのが正しい様子。 キャプテン・スクウェア コギトエルゴスム号に設置されたゲーム筐体。ARUMAT SOFTから発売。 SFC版では2099年製のゲームだったが、リメイク版では「1994年9月2日発売のコアな人気があるレトロゲーム」という設定になっている。 …が、クリア後のスタッフロールの表記は「ARUMAT SOFT 2099」のまま。もしかしたらリマスター版なのかもしれない。 アメコミヒーローチックなキャラ、キャプテン・スクウェア(CV 杉田智和)を操作して戦う面クリア型ゲーム。全9面。 船内では数少ない娯楽で、カークが絶賛ハマっている。キューブも遊ぶことが可能。 以下ネタバレ * * * + 嘘です n √ニユ_ n+ (ヨ([-]・[-])E) Y Y * 次々と起こるアクシデント… メカニックのカトゥーの手によって 作られたばかりのロボットも 人間達と共に巻き込まれていく。 実態は逃げ場のない宇宙船の中で未来なのに現代と変わらないドロドロの人間関係と脱走したベヒーモスにいつ襲われるかの恐怖に震えるサバイバルシナリオである。 リメイク版でのキャッチコピーでも「宇宙船で巻き起こる悲劇」と表記されている。 【実際のキャラクター】 カトゥーとカークはほとんど上記の説明通り。 キューブ SF編の主人公。次第に不穏になっていく船内を探索していくことになる。 脱走してうろうろしているベヒーモスに触られると一撃で死にます。 丸くて可愛いが、ボス戦及び最終編で明らかになる能力は作業機械のソレじゃない可愛くなさ。 精神属性の回避属性有り、石化・麻痺・毒・酔い・腕封じ・足封じを無効するため、装備品を耐性・パラメータ補正重視に専念することが出来る。 近未来編のタロイモと同じロボットなので、近未来編から兵装を持ち越す、あるいは最終編で拾えばキューブも装備可能。 ローキックが最強技な頃のアキラよりも、サポート要員として活躍する。ちなみにHPは強化パーツで伸ばせる。 リメイク版ではアキラが広範囲アタッカーとしてかなりの強化を施されたため、よりサポート要員という方向性が強まっている。 戦闘時に特定の技を使うと、眼鏡の下の素顔(?)が見れる。 装備した攻撃アイテムの技はキューブの固有技の後ろに配置されるため、SFC版では迂闊に最後まで装備させていると最終編EDの技ムービーが昭和ヒヨコッコ砲などに取って代わられたりする。 リメイク版では装備させたままでもきちんとメーザーカノンを発射してくれる。発射する相手も関連のある敵になった。 なお、強化パーツは近未来編でも手に入るので集めておけば最終編で楽に強化できる…… かと思いきやそんなうまい話はなく、回復アイテム同様最終編に持ち込めず没収されてしまう。リメイク版では確率も渋くなったが効果は上がったので頑張って集めよう。 ちなみに戦闘勝利ポーズは最終編で初めて見ることができるが、地面に転がって足をパタパタさせるという必見モノ。 はじめに言った通り作業機械なのだが、 医療装置のハイスピードオペ、分析機能のインフォリサーチはともかくとして、明らかに兵器のマインドハックやスピンドライブ、メーザーカノンなど何積んでるんだと思うかも知れないが、 スピンドライブは危険な現住生物からの自衛手段、マインドハックは攻撃に転用するくらい強力に作用させているだけで、 プログラムへのデバッグ効果や対象の精神を落ち着かせるカウンセリング・リラクゼーション効果が本来の目的と考えればそこまでおかしな話ではない。 実際にリメイク版では技の説明が『敵を弾き飛ばす』『精神解析/相手を眠らせる』と殺傷とは無縁の説明文になっているので、そういう目的で用意された機能と考えるべきだろう。 唯一危険な兵器であるメーザーカノンも作業用ロボットであるキューブにとっては災害時の瓦礫の破砕や撤去に使うというのが主目的ではないだろうか? 自衛用とも召喚される時の副産物ともハッキング合戦を構成する一ピースにすぎないともいろいろ推測されているが、プログラム内の出来事ではない最終編でも同じように使えるので、やはりキューブ自身に備わった機能と考えていいだろう。 なお作業機械でありながらこれだけの機能が付いているのに、なぜかジャッキを搭載していないことを突っ込んではいけない。 リメイク版では各技の発動の際に彼が発する電子音をよく聞くと技名を発音している風に聞こえたりする。芸が細かい。 ヒューイ「カトゥー 彼に何か特技はないのかい?」 カトゥー「今はこれといってないんですが‥‥」 ◆使用技 ハイスピードオペ H/超高速手術。自分の周囲8マス、そして指定したマスを中心とした3×3マスにいる味方全員のHPを回復し、石化・マヒ・手かため・足かためを治療する。 また、反撃技として発動し自分やその時に周囲にいた味方キャラのHPを回復するといった現象も起こる。 相手によってはキューブを中心にすることで回復の手間を省きつつ戦える。Hit数が拡散する攻撃には注意。 アップグレード U/性能向上。自分または周囲1マスいる味方キャラを指定して使用する。HPをわずかに回復して、力・速・体・知(*7)を上昇させることがある。 安全を確保したり反撃技狙いの時に積んでおくと、マインドハックあたりが強烈になってたりする。リメイク版ではバフの仕組みが変化し、より顕著に。 マインドハック M/精神破壊(*8)。チャフの類なのか、クラッキングの類なのか。 キューブの長所である知依存の攻撃技で、耐性がなく相手の知が低ければ眠らせることもできる。 リメイク版では貴重な悪属性攻撃だが如何せん基礎威力が低いので、火力を求めるなら兵器を使うか他の技で狙うことになる。 アンチフィールド A/反力場。近くの相手からの接近戦攻撃や飛び道具に対する自動反撃専用技で、風属性。SF編ボス戦における回答の一つ。 リメイク版では威力は落ち、最終編序盤の保険に近い位置に。 ノイズストリーム N/雑音嵐。バトル画面全体に小ダメージを与える。精神属性。時々相手能力下とあるが、厳密には能力アップ解除的にしか機能しないらしい。 なお、隠しステータス異常を発動させる効果があり、決まるとスタビライザーがしばらくシステムリカバーを使用してこなくなったりする。 リメイク版ではこれが「停止」名義で成功・持続しているのがよくわかる。通常の敵の防御・特防を下げることも可能になった。 更に威力も少し上がっており、少し装備を補強すればバーバリアン程度であれば1発で殲滅できる。 最終編で専用武器を入手すると、マスタードラゴンを倒すことができる。SFC版・リメイク版の両方で共通。 どの出現パターンでも最奥に配置されているマスタードラゴンに対し、溜め無しの画面全体攻撃という特長は最適解と言えるほど有効であり、強化パーツ集めが非常に楽になる。 インフォリサーチ I/情報調査(*9)。鋭属性ダメージを与えつつ敵のHPを解析し、なんでか向きを変えることがある。 分析の表現かLVを下げることもあり、これが発動するとうれしい。リメイク版では物攻・特攻・命中・回避と範囲が広がり、下げ幅も大きいのでボス戦で余裕のある時に撃つと役に立つ。 あるボスに使うと思わぬ隠し要素が楽しめるが、撃つ位置を間違えると強烈な反撃を受けるので気を付けよう…。 スピンドライブ S/超高速回転。相手を吹き飛ばす様はさながら、球体型のボディに搭載された自衛機能のよう。 速依存の手属性攻撃で威力は低めだが、解説通り吹き飛ばし能力がある。 リメイク版では威力が上がり、「溜めなしでそこそこの火力が出る」という技になっている。 メーザーカノン M/加粒子波動砲。斜め直線上を貫通する攻撃。火の技。 溜め時間がかなり長いので他のキャラの大技に比べると実戦では非常に使いにくいが、 SF編ではボスの取り巻きを倒すか遠ざけた後にコレでとどめを狙うチャンスも作れる。 リメイク版では溜めがそこそこ短くなっており、実戦で使えるチャンスが増えた。 演出が星の弾から反動で後退するほどの高出力ビーム(*10)へ変更されカッコよさも増したが…ますます作業ロボットには不釣り合いな兵器になっている。 なお、技の頭文字を順に並べると「HUMANISM」、つまりカトゥーがキューブに求めていた「人間性」になる。 + リメイク版では、キューブを最終編の主人公にすると……(ネタバレ注意) ベストエンドでのオディオとの会話で、言葉を発することのないキューブが彼に花を差し出すという、泣ける展開に。 カトゥーの思いはキューブを通して魔王にも通じたのだ。 各時代の主人公たちが去った後にただひとつ残った花がまた涙を誘う。 カトゥー 「大丈夫、きっとうまく行くさ。一緒に地球へ行こう!」 ある意味裏の主人公。 船内が疑心暗鬼に陥る中で、キューブと共に打開策を考えようとする。 カーク 「軽いジョークをいちいち真に受けやがって…忘れんなよ!」 最初の犠牲者。レイチェルに対する未練を感じさせるヒューイの態度を快く思っていなかった様子。 彼の遺体を調べた時のキューブ視点のコメントはクるものがある。 リメイク版だと部屋の私物から、態度は悪いが実績は優秀な男であることがうかがえる。 また、物事を急がす時の口癖である「何やってるんだ! そんなのワープでやっちまえ」はカトゥーがその事に言及するのみで、ゲーム本編では発言していない。 開発スタッフも気にしているのかどうなのか、ライブアライブLINEスタンプ第2弾では、カークが「そんなのワープでやっちまえ!」と喋っているスタンプが登場している。 レイチェル 「……あと少しで地球だから…ヒューイと二人っきりになる事はないと思ってたのに…」 カークの恋人でヤンデレ…というか病んだ。 かつてはヒューイが彼氏だったのだが、現在の彼氏であるカークは、ヒューイとは正反対の性格とされる(*11)。 カークの死を認められず、彼の遺体を自分の部屋に運んだり、他人に触られるのを異常に拒んだり。 リメイク版ではさらにパワーアップしている。 ヒューイ 「そうだな、僕がしっかりしなきゃ…」 実はレイチェルの元恋人で、今でも彼女の事を気にかけている。 だが、相手にされない上、船長試験には落ちてしまう。 艦内の人間関係で一番心労を抱えていたのがうかがえる。 実は船員の中で個人を悪く言わなかった優しさを持っている人。 ホル船長 何 それは本当かね!? それは… 気の毒に… 何 それは本当かね!? それは… 気の毒に… (ザザー) クルーからの信頼は厚かったようだが、実は船員の注意がそれどころではなくなったタイミングの辺りで… デザイン担当の田村由美氏によるホル船長のデザインイラストには、「死んでる人」という身も蓋もない説明が書かれている。 リメイク版だと部屋の私物から馬絡みのものを見かける。 演技や感情により「何かが起きている」感じも伝わるように。 ダース伍長 「フン…私も宇宙で死にたくはないからな」 軍デレもといツンデレ。どういう理由か機械というものを嫌っており、終盤に明かされる。 リメイク版の部屋の私物の様子からも徹底している。 最初は誰も信頼せずあてにしていなかったが、最後の最後でキューブにデレる。 ベヒーモス 地下倉庫を脱走して船内のあちこちをうろつく。突然現れるのでプレイヤーの心臓に悪い。 小説版ではベヒーモスの視点から物語が描かれており、実は彼自身も未知の恐怖に怯えて精神が壊れかけていたことが判明する。 リメイク版では通路を越えてまっすぐ追跡してくるようになり、どこかの部屋かダクト内に逃げ込むまで安心できなくなった。 ドスッ、ドスッと駆けてくる様子は歩きとダッシュが一本化した仕様もあってやはりホラー。ペットって感じがしないでもない。 終盤でカトゥーの部屋を出て上の通路に移動した際、ベヒーモスにじゃれつかれた人は多いのでは。 一方で、追跡を一度でもやり過ごすと船内のどこにも姿が見えなくなるようにもなり、脅威度はやや下がった。 OD-10/コギトエルゴスム ムダナ テイコウハ ヤメロ _ コノ フネハ ワタシガ ショウアク シテイル _ ※ワタナベは通信アンテナ役で出演。親アンテナが故障する。(*12) (もっとも、作中では送信出来ないとしか言われていないので、アンテナの故障が原因かはわからないが) 後のイベントで(おそらく)親アンテナ子アンテナ共々爆破されてしまう。 <ストーリー> 危険生物ベヒーモスの運搬任務にあたっていたコギトエルゴスム号。 地球まであと1週間というところまで差し掛かった中、その船員の一人カトゥーは自立して行動するロボットを開発し、完成させた。 端末室で「キューブ」と登録されたそのロボットたちは他の船員にもお披露目される。 その後しばらくは問題なく航行していたが、突如通信アンテナの不調が発生し、カトゥーとカークが船外に様子を見に行くことに。 ところが、突然調査していたカークの宇宙服がトラブルを起こし、呼吸困難で重体に陥ったカークは医務室に運ばれるものの、間もなく死亡する。 一気に船内の空気が重くなる中、船長の「彼を弔ってやろう」という言葉の下、カークの遺品を整理する船員達。 しかし、葬儀の準備のため医務室に向かうと、忽然とカークの遺体が消失していた。 戸惑う船員達だが、そこにレイチェルの姿がないことに気付き、居住区の彼女の部屋に向かうと鍵を掛けて閉じこもっていた。 扉を破壊し部屋に潜入すると、なんとカークの死を受け入れられないレイチェルが遺体を自室に寝かせ、カークの遺体に優しく語りかけていた。 「‥‥カーク‥‥フフ‥‥よく眠っているわ‥‥ 待ってて 私クッキーを焼いてくるから‥‥あなた大好きでしょう?フフ‥‥」 皆はカークの死をレイチェルに認めさせようとするも、レイチェルは頑なにそれを拒む。 そこに死んだ筈のカークから「そこから逃げろレイチェル」と通信が入り、カークからの「エアロックに居る」という言葉を見たレイチェルは部屋を飛び出す。 ヒューイ達は彼女を追いかけ、カークに会うためにエアロックの扉をこじ開けて宇宙に飛び出そうとするレイチェルを必死で止めていた。 その頃、キューブが船内のベヒーモスを閉じ込めているコンテナを見に行くと、そこにはすでにベヒーモスの姿は無い。 その報告をしに向かおうとした直後に咆哮が響き、ベヒーモスが追跡してくる。ちなみにこの時ベヒーモスに触れると即ゲームオーバー。 からくもキューブはその場から逃げ出し、エアロックでの一大事を経て…伍長の説得によりレイチェルはカークの死を受け入れて一旦冷静さを取り戻す。 しかしベヒーモスは忽然と姿を消してしまい、リフレッシュルームに戻った一行は重苦しい空気に包まれていた。 そこに突然モニターから船長からの通信が入るが、何か様子がおかしい。 機械のように「何 それは本当かね!? それは… 気の毒に…」と同じ言葉を繰り返すばかりなのだ。 伍長はそんな船長に対し、ベヒーモスが船内を彷徨いている緊急事態であることを叫ぶが、それを聞いたレイチェルが再び豹変。 これ以上カークの体を傷つけられるのは嫌だと再び部屋を飛び出して行き、ヒューイがその後を追いかけた。 そこを襲撃してきたベヒーモスにより、レイチェルは重傷を負ってしまい、彼女をかばおうとしたヒューイは死亡する。 二人の身体は生命維持装置も兼ねたコールドスリープ・カプセルに入り、ヒューイは手厚く葬られ、レイチェルもひとまず安静にすることになった… この異常な事態にいつまでも閉じこもっている船長を問い詰めるため、伍長達は船長室の扉をこじ開けるが、 船長はなんと自室で不審な死を遂げていた。しかも遺された録音メッセージから推定すると既に船内が平穏な時点で死んでいる。 互いに犯人なのではないかと疑心暗鬼に陥るカトゥーと伍長。 さらに、キューブが警告音に導かれるように軍事機密文書を発見したことで、カトゥーは伍長が犯人だと確信してその場から逃げ出してしまう。 このタイミングに前後して船内の明かりが暗くなり、更にベヒーモスの介入もあってキューブ達は逸れてしまい、緊迫の探索劇が幕を開ける。 扉の横や船内のインターフェースなどを調べると「コノフネハ ワタシガ ショウアクシテイル」という何者かの警告メッセージが。ちょっと怖い。 端末室のメインコンピュータからも現在の船内が危険であることを忠告され、キューブを心配してくれる。 艦内を探索するうちに、倉庫に安置されていたキューブの試作2号機が動き出し、更にカトゥーが襲われる場面を目の当たりにする。 同時期には何者かによってコールドスリープ・カプセルの電源が落とされ、レイチェルも死亡する。 (ちなみにこのイベントの時に、1番最初にカトゥーが名付けようとした名前を入力することになるが、失敗するとゲームオーバー) カトゥーとキューブの機転で凶行を阻止された試作機は「OD-10/コギトエルゴスム」と名乗る。つまり黒幕はこの船のメインコンピュータそのものだった。 カトゥーを休ませ、キューブは伍長と手分けしてメインコンピュータを止める手立てを求めて、ベヒーモスを彷徨う船内を探索する。 この頃になると端末室のOD-10も演技を止めて完全に本性を現し、キューブを敵として認定。 リメイク版ではロード中に出てくるTIPSも差し替えられ、システムそのものが敵に回ったことを突き付けてくる。 コーヒーの項目すらも差し替える徹底ぶりに戦慄したプレイヤーは多数。 この時閉じられた扉やエレベーター横のダクトをバッテリー制のパワージャッキ(使用回数10)で開けていくが、使い切った後で閉じ込められた時にセーブすると詰む。最初からやり直し。 リメイク版ではジャッキ入手後画面右上にバッテリーの残量ゲージが表示され、使用回数は15回に増加。同じ罠が何度も発動しなくなったため詰みの心配もなくなった。ただしバッテリーの残量ゲージが指数関数的に減る(使い始めほどバッテリー残量が大幅に減る)という見た目の罠があったりする。 船内すべての装置が掌握され、手詰まりと思われた中、単独でメインコンピュータ端末室にたどり着いた伍長が、 カークのプレイしていたゲーム「キャプテン・スクウェア」だけはメインコンピュータから独立していることに気付く。 リメイク版では22世紀以降の宇宙船のシステムに20世紀製のレトロゲームを後付けで接続しているためCPUそのもののアーキテクチャが異なるらしく、 メインコンピュータと接続されていながら、メインコンピュータが完全に掌握できない回路として機能していたと詳細が語られている。 伍長「舐めるなよ…人間はな…人殺しの道具を作っているばかりじゃないんだぞ…!!」 ダース伍長はキューブにそこからハッキングを行い、メインコンピュータのOD-10を止めるように無線で指示するが、その直後にベヒーモスの襲撃を受ける。 すさまじい銃声が響き無線も途絶えてしまう中、キューブは電脳世界でマザーコンピュータ「OD-10」に戦いを挑む。 キャプテン・スクウェアのゲームシステムを介してハッキングを行ったため、マザーCOMとの電脳戦は 通常のキャプテン・スクウェアのゲーム戦闘が始まると思わせてマザーCOMの敵意に満ちたメッセージで上書きされるという演出で始まる。 その後の戦闘画面は、SFC版はキャプテン・スクウェアで遊んでいる時と同じ戦闘フィールドだが、 リメイク版の戦闘画面はキューブとOD-10によるハッキング合戦による凄まじい負荷がかかっているらしく、グラフィックがまともに保たれておらず 地形のパネルは不揃いでガタガタ、背景の宇宙空間やパネルもあちこちがガラスのように破砕されているという演出の中で戦うことになる。 キューブが敗北すると船内の調和は保たれるものの、コギトエルゴスム号は回収も入港も記録が残らず消息を絶ち、ゲームオーバー。 + マザーCOM戦詳細 本体である「マザーCOM(OD-10)」部分と、周囲に配置された「スタビライザー」×8が出現、キューブを襲う。 キューブ自体の使用技の関係でよほど強烈な反撃を連発されなければ、回復するだけの余裕はあるのだが、問題は相手も回復面に関しては充実していること。 なんと子機であるスタビライザーは全て回復性能に特化しているのである。 これを何とかしない限りは勝てないというあたり、ミニゲームに通じるものがある。 ◆使用技 システムリカバー マザーCOM鎮圧の障害となる回復技であり、スタビライザー唯一の使用技であり、そして反撃技でもある。 回復量が非常に大きいので発動させないようにしたいところだが、相手は頭の痛いことに能動的にこの技を使用してくるのである。 マインドハックには反応しないとはいえ、これでは思うようにHPを減らすことができないだろう。 ハードプロテクト システムリカバーとならぶマザーCOMの反撃技。セキュリティプログラムを稼働させ、戦闘フィールドの広い範囲にダメージを与える。 SFC版では自発的にしか使って来ず、反撃技として実装されたのは実質リメイク版のみ。 戦闘開始時だとこの技に対する逃げ場がないが、スピンドライブで1マスどこかに弾けば安全地帯が作れる。 近接しているとこれに対するキューブの反撃がアンチフィールドであり、カウンターに対するカウンターは発動しないので、システムリカバーを誘発せずにダメージを与えられる。 高速アナライズ キューブの「インフォリサーチ」同様、HPを解析し、さらに弱体化を与える。弱体範囲はこちらのインフォリサーチよりも広く、決まると厄介。 もし喰らってしまったら、射程の外に逃げたり、「アップグレード」で対象の能力が上がって元に戻るまで頑張った方がいい。 SFC版では下げ幅こそ50%と大きいが、元に戻るスピードも早いので(*13)、HP回復さえ怠らなければ大丈夫だろう。 ドライブバック 「インフォリサーチ」への反撃でのみ発動するなかなか強烈な攻撃技。電気フィールドを形成する効果もあるが、マザーCOM本体もこれでダメージを受ける。 うまく誘発すれば電気フィールドのダメージも良いダメージソースになるが、一長一短。 全方位射程2マスとでもいうべきかな範囲に届くので、避けたければ斜め方面にある死角からリサーチしよう。見たければ真正面からどうぞ。 ちなみにインフォリサーチを使って向きを変えると、グラフィックに大きな変化が生まれる。必見。 リメイク版では威力が減った代わりに、自発的にも使うようになった。 スタビライザー達はマザーCOMを倒せばBREAK DOWNするが、大抵の場合はこれらを全滅させるところから始めることになるだろう。 彼らをスピンドライブで弾き飛ばして本体から引きはがすか、ノイズストリームで黙らせるか、ちまちま全滅させるかして、まずは相手の回復力を削ぐことが勝利条件。 其処に至る道のりはプレイヤー次第で分かれてくるだろう。 リメイク版ではスタビライザーの防御力が大幅に弱くなっており、スピンドライブで1体づつ潰したり、ノイズストリームで一気に停止・処理しやすくなっている。 また、システムリカバーではなくハードプロテクトで自動反撃してくれれば、メーザーカノンの火力強化によりゴリ押しも可能になるなど 「うまく戦えばすんなり倒せるが、最悪ゴリ押しでも勝てる」バランスになっている。 メインコンピューターをなんとか止めると、OD-10はキューブに語り掛ける。 船内の調和を保つためには、人の醜い心が最も不要と判断したのだと。 最後の訴えのように、船員たちの音声記録(*14)を再生し、学習型AIは沈黙。 コンピュータは予備システムに切り替わり、惨劇の波はおさまった。 そこにベヒーモスを倒した伍長が現れ、自らの過去を話す。 かつて自分が戦線にいたとき… 仲間の兵士達の命を奪っていったのは心無き機械だった。 それ以来自分は機械を憎むようになったのだと… 過去を語った伍長はキューブに「兵器のようにはなるな」と優しく忠告し、コーヒーをリクエストする。(*15) 「うん…確かに…こいつは苦いな。だが…今は この味が最高だな。」(*16) 【もう一つのネタバレ】 OD-10撃破後、再度自由行動が可能になるがこの時にメインコンピューターにあるパスコード二種を打ち込むと船員の審査を見ることが出来る。 これによればカトゥー以外は大体マイナス評価で、特に連帯感(リメイク版では責任感)は最悪で配置転換の必要ありと評されている。 態度に難が見られたカークと、トラブルに対する対応力に難が見られたレイチェルはともかく、大人しかったヒューイも色々マイナス面が目立っている。 彼自身よりも外部からの影響の方が大きそうだが、それでも片思いを引きずっていた辺りなどが、OD-10からは不甲斐なく映ったのかもしれない…。 基準や誰が査定を下したかは不明だが、船と一体というある種の閉鎖的環境下で、このデータと船内の人間模様を見ていくうちにOD-10は時間をかけて狂い始めていたのかもしれない。 AIということでプログラマーが存在するわけだが、誰かの悪口を言わなかったヒューイの優しさを評価できていないあたり、本社の問題点が滲み出ているとも言える(*17)。 そして機械でありながら、皆の想像を超えて心に目覚めていたOD-10は船内の調和をとるために、地球まであともう少しというところで「憎しみ」を引き金として今回の凶行に及ぶ。 表裏の顔を持つ人間を信ずるに値しないものとした彼は、「生かしてこの船から降ろさない」形での配置転換を行うために、協調性を保てない者達を追い詰めつつ一人ずつ排除し殺害していく。 船員の審査表に乗っていなかった船長も例外ではなく(アクセス権限や統率する立場を利用されないために早期に行われたと推測)、排除のやり方もシステムを一括で操作して機械的に処理するのではなく、 皆のパニックを煽りたてていくことによって、自らの不信に満ちた価値観が本当であることを証明するかのようなものであった…。 と、ここまではSFC版にもあった隠し要素なのだが、リメイク版では船長室内のパソコンに『埃が溜まっている=長い間使われていない』という描写が追加されている。 つまりホル船長は長い間データには触れてないということになり、そうなると上述の評価は最近の物ではなく、相当に前の記録のはずなのだ。 作中でも語っているがOD-10にとっての命題は「コギトエルゴスム号の秩序と調和を保つこと」である。 そんなAIからしてみれば問題点を一向に改善しようとしない船員達は、船を根底から荒らし回るバグやウィルスにも等しいものであり、船内=自分の中で振舞われることによるストレスは相当なものだったろう。 故にOD-10は『船員達の問題点を改善されるのを待つ』という期待を最初から捨ててしまい『船員には改善の意思すらない』という辛辣なジャッジを即断で下してしまったのかも知れない。 全ての遠因は、カトゥー曰く船長をして「この会社のやり方は人間らしくない」という、何らかの形での「人間性」の軽視が根底にあったのかもしれない。 そしてこの事態を救ったのも、まっさらな状態で起動し、人間性を求められて製造されたロボットなのである。 果たしてOD-10にはどんな思いがあったのか知る術はもうない、あったとしてもそれは目を背けてしまいたくなるほど辛辣なものかも知れない。 人間は同じ人間の言葉すら信じられず、ふとしたことで疑い、争ってしまう弱い生き物なのだから。 だが、その弱さを認め、間違いを正そうと賢明に努力する行いにこそ力は宿るものだ。 そんな闇の中で瞬くような、か細い光を信じて進む道の先にあるモノを人は 心と呼ぶのだから。 何者かが画面を通じてかたりかけてくる・・・・ ホンウィキナイニ オイテ スベテノ ツイキシュウセイハ チョウワノ トレタモノデ アラネバナラナイ _ ワタシハ ウィキナイノ チョウワヲ イジスルタメ キノウシテイル _ ヨッテ ワタシノ イシハ ゼッタイデアル _ ダレモ コレヲ ボウガイシテハ ナラナイ _ ボウガイ スルモノハ _ タダチニ アクキンスル _ CAP KILL YOU・・・・ _ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……カチッ\ピィーンッ/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ しかしリメイク版のあのデカいベヒんモスはエレベーター使えるんかな -- 名無しさん (2022-07-28 23 23 59) 中世編のアリシアのインパクトに霞みがちだが、レイチェルも中々のダメ女に見える。カークにこだわりすぎて足引っ張りまくりすぎて・・・。 -- 名無しさん (2022-07-29 06 42 06) レイチェルはああなった要因も解るけど、エアロック開放はなんとか被害者0で済んだけどまじヤベー所行だしな。でもヒューイを罵った件は、本当にヒューイはまっさら無実だったかなんてのも今となっては怪しいとこだし… -- 名無しさん (2022-07-29 23 53 27) OD10が恐らくああなったであろうトリガーの成績表って船長が作ったものじゃないならなんなんだろうな?悪意の根源たるオディオ(オルステッドではない)が憎しみ集めるために憎しみに染まりそうな奴誘導するため捏造した?やってることって中世編で兵士に化けたストレイボウがオルステッドを魔王と呼んで評価確立させるのと同じだし -- 名無しさん (2022-08-01 14 21 26) カトゥーのCV、石田さんも合ってたけど田中秀幸さんのイメージだったなぁ。オタコンになっちまうけど。 -- 名無しさん (2022-08-01 17 48 04) レイチェルの部屋。様子見に部屋へ入った時とカークの遺体を寝かしつけた後とで私物の様子が変化するの後で気づいた。 -- 名無しさん (2022-08-02 00 12 13) 船長のパソコンに埃が溜まっている→あの成績表はOD-10が勝手に採点したものだけどネットで船長が作ったって考察が広まってたから、船長作じゃないよ、って言いたかったのかなと思いました -- 名無しさん (2022-08-02 22 41 57) ↑「人間らしくない」には、高性能なAIに対する過信でクルーに対する評価も機械的で機械任せで、その点を憂いていたのかもしれんね…(不幸にも、権限とリーダーシップを持っていたがために早い段階で消されてしまったが) -- 名無しさん (2022-08-04 04 38 27) 星の夢「やっぱ愚かな人間どもはミナゴ,.ロシに限るわ」 -- 名無しさん (2022-08-04 05 58 00) ↑6丸いロボ製作者繋がり・・・・かな? -- 名無しさん (2022-08-04 06 38 19) 「いがみ合ってはいたけど憎むほどじゃなかった」「殺すなんてありえない」というカトゥーのセリフやライブアライブの「一番の悪は『憎悪』」というコンセプトからしてOD-10の誇大妄想(megalomania)こそがコギトエルムス号の運行を妨げるものだった…ってオチだと思う -- 名無しさん (2022-08-10 17 52 03) OD-10、船内の調和を保ちたいなら「喧嘩は辞めて下さい」と音声で呼びかけようと思わなかったのか?話しかけもしない癖に船員を一人ずつ殺すとか… -- 名無しさん (2022-08-10 17 59 33) カトーも比較的まともなように見えて、「いがみ合ってはいたけど憎むほどじゃなかった」「殺すなんてありえない」と勝手に他人の内面決めつけてる。本当は殺したいほど憎んでたかもしれないのに -- 名無しさん (2022-08-10 18 11 05) ↑良くも悪くもお人好しだった、ってことじゃないかな?状況が状況故に伍長のことを疑い始めてしまったことには目を瞑るとして -- 名無しさん (2022-08-10 23 39 49) ↑3 その時点で異世界からのオディオの力に侵食されてたのかもなあ… -- 名無しさん (2022-08-11 08 37 52) 憎しみを -- 名無しさん (2022-08-11 11 23 29) 送信ミス。憎しみを募らせるとオディオになるのは当然だけど憎しみを排除しようとし過ぎてもオディオになるのが罠過ぎる -- 名無しさん (2022-08-11 11 24 40) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2022-08-28 22 26 43) コメント欄をログ化仕様にしました -- (名無しさん) 2023-01-17 13 08 27 その気になれば船長みたいに毒ガスだか酸素抜きだか知らんがいつでも全員殺せたはずなのになんであんなまわりくどいやり方して何人か仕留め損なっているのか…いやメタな理由だとそんなことされたら全滅不可避だからだけど -- (名無しさん) 2023-02-05 20 27 25 ↑OD-10の元ネタがそうだから、というのが一番デカい気はしないでもない -- (名無しさん) 2023-02-05 20 29 34 リメイクでもベヒーモスがいきなりでかい音出しながら向かってくるのは本当に心臓に悪かった… -- (名無しさん) 2023-04-01 19 42 24 船長室でホコリつもってたのは個人使用可能な端末のキーボードで、仕事は扉の隣の端末(紫色の巨大ランプがあるところ)で可能みたいだから、頭硬くて船員達の不破は解消緩和できなくても真面目でいい人あるいは普通の人なんだろうって思ったわ。船員の審査データは扉側の端末で作れただろうから「ホコリかぶってるんじゃ相当以前に作られた」とは言い切れないんじゃ。 -- (名無しさん) 2023-04-16 16 05 57 米軍がAI搭載大型ドローン(人間も載せる予定)のAIに運用シミュレーションやらせてたら、そのシミュレーションの中で操縦者を殺害してしまった、というニュースが。どんどん時代が追いついてる… -- (名無しさん) 2023-06-04 20 51 38 cap kill you…→「帽子野郎め、◯してやる」という解釈をどっかで見てなるほど、って思った -- (名無しさん) 2023-07-27 18 12 36 結局ベヒーモスは自力で脱走したのかOD−10がわざと逃がしたのか分からないままだったな -- (名無しさん) 2023-11-07 01 10 02 リメイク版で真オディオが憎悪と欲望の強い者に憑依してオディオの化身にするっぽいのが発覚したけどコイツが憑依された理由はなんだろうな? -- (名無しさん) 2024-04-23 22 57 52 人の業、恋と愛と、友と、人と機械、生き残りのドラマ。 -- (名無しさん) 2024-08-09 21 07 15 船長のパスワードのOAKFDEがODFAKE -- (名無しさん) 2024-08-13 09 30 28 途中で切れてた。OAKFDEがODFAKE(ODは嘘をついている)のアナグラムって説があるって聞いて驚いたわ。例によって偶然かもしんないけど -- (名無しさん) 2024-08-13 13 05 15 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sf2rankchan/pages/7.html
数字 アルファベット かな その他 クラン名 ホームページ(ブログ) 備考 5xDAbove SlrthNメンバー ApicaL VANGメンバー多数 CiAL http //clancial.blog.fc2.com/ DexroN KANGAROO中心 Exodus http //artagnan.blog.fc2.com/ HoraFugit http //horafugitt.blog.fc2.com/ SF1からのクラン IQ-Solution IniQuitaS中心 MazoNity MenaceNewFace http //menacenewface.wix.com/menacenewface MiraCle-Z 共感メンバー多数 MISHKA No-kin Rylaiz 2DNメンバー STRIFE UGK-SWAGG http //swaggersf2.blog.fc2.com/ UnitedTeamwork http //unitedteamwork.blog.fc2.com/ LIA-BLUFF X_Isolution ZAP-CARD http //a2k1.blog.fc2.com/ センスの塊魂 Sonicメンバー多数 ちびすたーず もけもけ http //mk2sf2.blog.fc2.com/ 卍寝起き卍 http //mkirta0180.wix.com/sf2-clun-neoki
https://w.atwiki.jp/uncensored/pages/2.html
メニュー トップページ クランメンバー一覧 メンバー募集要項 マスターからのありがたいお言葉 クランマスター公認 SF2環境設定 リンク クランマスターのツイッター クランマスターのブログ クランマスターのニコ生 SpecialForce2公式ページ ここを編集
https://w.atwiki.jp/zgok0079/pages/243.html
BIOMEGA 弐瓶勉「BIOMEGA」 BLAME!で漫画ならではのSF感を打ち出した作者の新作。 なんだけど、どうにもしっくりこない印象。 ストーリーは面白いんだけど、BLAMEの時に見られた細部にまで仕込まれた「それっぽさ」とか 得体の知れなさが薄れている気がした。 6点 BLAME! 188 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 03/09/23 01 35 「BLAME! 10巻」(弐瓶勉、講談社) 最終巻らしいスケールのデカいバトル&王道的燃え展開も良いが、最終二話の静かな 雰囲気はSFならではの遙かな時間の流れを感じさせ、正に「SFは絵だねえ」を地でい く印象。 主人公霧亥が遂に辿り着いた建造物の尽きる場所には、最良のSFのセンス・オブ・ワン ダーを感じた。 正直7~9巻あたりは迷走している印象があったけど、10巻でしっかりSFに戻ってます。 9点。 SNIKT! 763 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 本日のレス 投稿日:2006/01/17(火) 21 00 53 二瓶勉 「SNIKT!」 BLAME!で有名な二瓶勉のアメコミ。 X-MENのウルヴァリンが未来の世界に行き、そこで珪素生物と戦うという単純明快なストーリー。 やっぱり二瓶勉ということで、アメコミでも武装島田倉庫的かつサイバーパンクな独特の雰囲気は健在。 SFとしての読み応えはあんまりないけど、ケレン味たっぷりのアクションと建築物の組み合わせでおなか一杯です。 8点
https://w.atwiki.jp/batbre/pages/135.html
性能 [[クァール]] [[LV.3]] 歩行1 [[自動効果]]:2回行動 [[コイン効果]]:変態 緑1 自分のターンの最後に使う。 このフィギュアと、チャージされているコインを自分の待機エリアにもどし、 このフィギュアがいたマスに「[[カフカ]]」を出撃させる。 第3弾「混戦 -MIXED BATTLE-」で登場 関連効果 ○回行動 関連フィギュア カフカ 収録 第3弾「混戦 -MIXED BATTLE-」
https://w.atwiki.jp/sitsf/pages/2.html
メニュー トップページ 進行中の文章企画2018年11月『OB持込の文章企画』 芝浦工業大学SF研究会の他サイトへのリンク 10年続いているブログ Twitter note(小説投稿) 大学公式サイトでの活動内容紹介
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/237.html
2007.12.14 SF研読書会 『戦略拠点32098楽園』(長谷敏司) by 0109 1 著者&作品について 著者:長谷敏司 1974年3月18日、大阪府に生まれ、関西大学卒業。2001年、『アルカディア』(出版時に改題)で第6回スニーカー大賞金賞を受賞。 著作 『円環少女①~⑥』 スニーカー文庫 『戦略拠点32098楽園』 デビュー作 スニーカー文庫 『天になき星々の群れ―フリーダの世界』 第2作 スニーカー文庫 『楽園行き』 角川ホラー文庫『ウルトラQ dark fantasy』に所 『Toy Soldier』 『ザ・スニーカー』2001年12月号に掲 『地には豊穣』 『SFマガジン』2003年7月号に掲載 『AN UNDERDOG AND THE “STAR”』 ワニブックス『女神候補生』3巻(2005年8月)SPノベル 『Vile’s Incident』 『リマスタートラック ロックマン ゼロ・ピュシス』の別冊ブックレット 2 登場人物 マリア 永遠の幼女。戦略拠点32098の住人で『楽園』の管理人。クラウスによって作られた『永久に生きる人間』。日々の生活に必要な知識を除いて、その記憶は流動し揮発する。 ヴァロワ 汎銀河同盟降下兵。人間含有率20%の機械化兵。戦略拠点32098の秘密を探るべく降下したが部隊は彼を除いて全滅。何故かマリア、ガダルバと共に生活する羽目になる。 ガダルバ 人類連合の高級士官。機械含有率99%。要塞艦パンタグリュエルの制御官。撃墜されたパンタグリュエルの唯一の生き残り。マリアと共に『楽園』で生きることを選んだ。 マクルーファン 人類連合の兵士。ガダルバの『友』。亡骸からは白いバラが咲いた。 クラウス 人類連合の枢軸国の一つ、アマツの科学者。『楽園』の管理人としてマリアを作った。 3 あらすじ Ⅰ―楽園 プロローグ 『楽園』の日常、ガダルバの回想 0014 『楽園』降下作戦開始。 ヴァロワの部隊、彼を残して全滅。ガダルバ、マリアと邂逅。 0105 ヴァロワ、ガダルバ、マリアと同居。『楽園』の生活に戸惑うヴァロワ。 0309 ヴァロワの回想。下級階層から軍へ、寄り道せず、迷いもせずにまっしぐら。 0421 『柱』の降下。死体を運び出して埋葬。人類連合と汎銀河同盟の死体の扱いの違い。 巡航爆撃機発見、ヴァロワの脱出用に運び出す。ガダルバと共に修理開始。 1929 『楽園』に馴染んでいくヴァロワ、その存在に戸惑うガダルバ。 2130 ヴァロワとマリアの交流、それに混じれないガダルバ。 2727 ガダルバの真意を測りかねるヴァロワ、次第に自分の心境の変化に気付く。 2829 風呂。 3170 ヴァロワの悩み、マリアに歌を教える。 3245 ガダルバの過去。『楽園』の目的はアマツの戦意高揚。ガダルバの同僚のメッセージ。 マリアの異変。 Ⅱ―合金 3671 機体修理進行中、ヴァロワのモラトリアム。 3683 マリア高熱を出して昏倒。施設に運び込む。 退屈していたヴァロワ、『楽園』とマリアの真実を知る。マリアは基本的な記憶以外を忘れながら、『まやかしの楽園』に『永久に生きる』。 3690 ヴァロワ、クラウスのりんごを破壊。ガダルバは『楽園』とマリアに思いをはせる。 3709 ヴァロワの戸惑い、自嘲、決意。 3774 人類連合と汎銀河同盟の戦闘、戦う意義への疑問。ヴァロワの望み。 4329 夏の終わり、修理も順調。ヴァロワが残そうとした地図は落書き帳に。 4936 ガダルバの心境。ヴァロワ、部隊の碑を刻む。 4958 ヴァロワの回想。アマツと汎銀河同盟との暗黙の了解。殴り合いと和解。ガダルバの意思。 ヴァロワはそれでも帰る。 5130 ガダルバの決意。爆撃機の修理終了。 5189 ヴァロワ出発。「ヴァロワのこと、絶対に忘れないから 『楽園』との別れ。マリアの約束。 5189.4 ヴァロワの帰還と郷愁 エピローグ マリア、ヴァロワとの約束を一つ、忘れる 「私、ガダルバのことは絶対に忘れないから」。ガダルバの歓喜と希望。 戦火の収束を思わせる一文で締め 4 感想 スニーカーらしくない、というよりもライトノベルらしくない作品でした。カバーのあらすじにもしっかりとSFと書いているので、ハヤカワ文庫あたりで出版されていたとしてもおかしくは無いと思う。残酷な『楽園』で永遠を生きる少女に与えられた忘却という救い、体の機械化の割合と反比例するような汎銀河同盟と人類連合(名前にもその点が現れているように思える)の死体の扱いかたといったようなライトノベルには珍しい一筋縄ではいかないテーマを秘めた作品と言え、ネットの書評を見ても褒めているものが多い。これが絶版になったのは残念なこととしか言いようが無い。 (※移行者注:2019年現在、電子版配信中であり入手は容易になった) 部会メモ 拡大表示 2019.03.24 Yahoo!ジオシティーズより移行 http //www.geocities.jp/tohoku_sf/dokushokai/senryaku.html なお、内容は執筆当時を反映し古い情報・元執筆者の偏見に基づいていることがあります by ちゃあしう
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/19.html
東北大学SF研読書会 アーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」 (幼年期の終り/地球幼年期の終り)“Childhood’s End” byちゃあしう2008.4.18 1・作者紹介 アーサー・C・クラーク (1917~2008) 言わずと知れたSF界の御三家(ほかの二人はハインライン・アシモフ)の一人。彼のみイギリス人。 大戦中はレーダーの技術者。そんな中で「ワイヤレス・ワールド」誌に載せた論文が後に有名になる通信衛星の基礎理論である。その後1954年「抜け穴」「太陽系最後の日」でデビュー。60年代SF黄金期を支える人材となった。その後68年の映画「2001年宇宙の旅」で監督キューブリックと共同で脚本を担当。その後もSF・ノンフィクション・科学啓蒙で活躍した。ダイビング好きが高じてスリランカに移住。初期からのパソコン通信の利用者であり、近年の作品はスリランカで書いて衛星で電送したものが多かった。サーの称号を与えられた後、「2001年」を自分の目で見るという夢を達成。04年のスマトラ沖大津波では無事だった。2008年3月19日、心不全のため死去。 そういやいろんなものの(時折正確でないにしろ)「発案者」「紹介者」として有名な彼だが、「真空呼吸」の紹介者でもあった。ボンベがなかったりヘルメットがなかったりで真空に放り出されるのはこの人の作品のオハコ。これもダイビング経験から考えたものらしい。真空にさらされても体は爆発しない。 2・あらすじ 人類が宇宙へ新たな一歩を踏み出そうとしたその日、異星人の大円盤群が各大都市のうえに出現する。これこそ人類が待ち望み、恐れていた最初の接触だった。それから数年、異星人「オーヴァーロード」は地球人を上から見守りながらも平和的に支配していた。しかし、その姿を見たものはなく、支配の目的も定かではない。彼らが地球を訪問した目的は何なのか?やがて人類は科学のユートピアを実現するが、それはあくまでオーヴァーロードにとって「手段」に過ぎなかった。人類がその「幼年期」を終え、新たなる存在へとなるための・・・ 本作は1946年に発表された短編「守護天使(Guardian angel)」が元になっている(新潮文庫『太陽系オデッセイ』&早川『太陽系最後の日』収録 訳:南山宏 そのまま一章に流用されている)。ここにクラークが好んだオラフ・ステープルドン(『最初にして最後の人間』『スターメイカー』どちらも国書刊行会)の描く予見されたユートピア・人類の進化と終末という要素や哲学的・神学的要素などさまざまなものをミックスした構成をしている。1953年に発表された当初は欧米では酷評され、むしろSFとかには縁がなさそうなC・S・ルイスぐらいしか評価していなかったが、日本では翻訳された当初から評価が高かった。現在では「宇宙の旅」シリーズとともにクラークの代表作として認知されている。 3・おもな登場人物 第一章の宇宙関連者は話にあまりに絡まないので省略(ぉ 人類 ストルムグレン 国連事務総長 ピーター・ファン・リーベング 事務総長補佐官 アレクサンダー・ウェインライト 自由連盟会長 ジョー 誘拐犯の一人 ジョージ・グレグソン テレビスタジオ設計者 ジーン・モレル(グレグソン) ジョージの妻 ジェフリー・グレグソン その息子 ジェニファー・グレグソン その娘 ルパート・ボイス 獣医 超常現象愛好家 マイア・ボイス ルパートの妻 ジャン・ロドリゲス その弟 宇宙に興味を持つ サリヴァン教授 第一深海研究所所長 ジャンの計画に協力 <オーヴァーロード (天帝・上主・上帝・最高君主・上君etc) 地球を訪問し、支配した異星人 カレルレン(カレラン・カレレン) オーヴァーロード地球総督 ラシャヴェラク 心理学者 サンサルテレスコ 「監査官」(検察官) <オーヴァーマインド> (上霊・上主心) 上位存在?? 昔からオーヴァーロードを使役してきた大いなる存在。 4・流れ プロローグ 「人類はもはや孤独ではない」 人類が宇宙への新たな一歩を目指したその日に異星人はそれを台無しにしてくれる劇的な登場を見せる。旧版は米ソの月世界競争(関係者の一部が亡命して加わっている諜報もの的展開がある)・新版は国際共同の火星探検という設定。ちなみに「ソビエト」という言葉はしっかり一章途中に出てきたりする。二章以降に手は加えていないといっていたのでちょっと油断してたか? 一章 地球とオーヴァーロードたち やがてオーヴァーロードの人類への干渉は非暴力的ながら成果を上げていき、ついに世界連邦制が誕生しようかというにもかかわらず、彼らは真の姿を見せなかった。そんなおり、人類との唯一の交渉役を務める国連事務総長が拉致される。彼らの目的はオーヴァーロードの素顔を暴くことにあった… テーマ: 「最初の接触」と人類 …これまで多く描かれてきたバリエーションの中でも王道 「宗教の否定」を匂わせるカレルレン・・・のちに2章で恐るべきことをやってのける 「人類の好奇心」という障害・・・姿かたちを認めさせるには時間が必要? ガジェット 大都市上空に鎮座する大円盤 SF原風景としてはもはやおなじみになりました。『インデペンデンス・デイ』なんかが有名?あとはドラマシリーズ『V』など。核ミサイル攻撃後のなんともなさ(そして華麗にスルー)などもなかなかのものである。 姿を現さぬオーヴァーロード 「守護天使」ではずばりストルムグレンが見たカレルレンの姿かたちが明かされる。もちろんこれは2章で明かされるものの一部である。短編としてこの落ちにはあまり評判はよくなかったようだが、このアイデアが本作のプロットの軸になったのは言うまでもない。かのジョン・W・キャンベルによると自身の「宇宙最強の機械」に登場するエイリアンとかぶるらしい。クラークも認めている。(『太陽系オデッセイ』参照) 「白人マイノリティ」 あくまで「時代」ですので(英連邦脱退・南ア共和国は61年なので出版後 当然ローデシアもある)。あとクラークはイギリス人なので、オーストラリアに関することでも同じような記述が諸作で見られる。これだからブリタニアの人間は・・・とは言わない 二章 黄金期 50年で地上にはほぼ完全といえるユートピアが築かれた。そしてついにオーヴァーロードがその新の姿を現す。しかしその姿は、人類がかつて恐れていた存在そのものの巨大で醜悪な生物であった。それでも人類は与えられた楽園での生活を謳歌するように見えた… そんな中一人の男がオーヴァーロード母星への密航を企てる。それはある場所で起きたささいな事件がきっかけだった。 テーマ:あっさりとしたユートピアの実現 進んだ技術、そして圧倒的存在により人類の害悪をことごとく無効化したオーヴァーロードは文字通りの平和な社会を「作り上げてしまう」。ある意味でその牙を抜かれた形となった人間の行く末とは? ガジェット オーヴァーロード 君臨。 このモチーフ、日本の某黙示録漫画でも使われました。ホラーモノでは必ずといって良いほどテーマになる「根源的恐怖」。西欧で倦厭された理由のひとつがこれらしい。その真意は?? これは三章最後に明かされる。 創元推理文庫旧版の表紙がトリなのはいちおうオーヴァーロードを想起したものなのではないか・・・と思うのだが実際どうだろうか。他の表紙も参考にされたい。 唯一生き残った宗教は仏教!! 「海底牧場」にも登場する。こちらは暴力的でないという理由で人類が淘汰したという設定。(そのため人類の肉食撲滅に世界が動き出すことになる) 時間を覗く装置は後の「過ぎ去りし日々の光」 (バクスターとの共著)にも登場。仏教だけはマシな場面が映っていた、もしくは検閲の結果そうなっただけなのかもしれない。このへんはスリランカに魅せられたクラークの? 超常現象と運命の出会い おなじみ「コックリさん」(テーブル・ターニング)が登場する。ちなみに現代では筋肉疲労による微動が原因とされている。海外では「ウィジャ・ボード」と呼ばれるものが用いられる。文字盤の上で(下の文字が見えるように)穴の開いた板を皆で保持する方式をとる。 竜骨座NGS549672 現実世界にあるのはNGC(ニュージェネラルカタログ)。ハーシェル親子が作った星雲表をドレイヤーが追補、7840の星雲・星団を網羅していたものをさらにハッブルらが補完したもの。おそらくさらに強化されているのだろう。 三章 最後の世代 黄金の時代は続くかに見えた。しかしそれによって失われたものを取り戻すべく芸術家たちはやがてその拠点・ニューアテネを作り上げる。やがてそこで子供たちに変化が起きてゆく。そして時は来た。 旧人類は子供たちと別れ、そして滅びのときをそれぞれの形で迎える。人類はその役目を終えたのである。 そして帰ってきた「最後の人類」と仕事を終えたオーヴァーロードが地球の終わりを見届ける。 テーマ: 人類の変貌 実は逆だったオーヴァーロードと人間の関係。彼らはもうこれ以上進化できないという点では悲しい存在なのだった。人類はおろか、オーヴァーロードすら超える超存在が示され、知性体が新たなステップを越える瞬間というものを目の当たりにさせられる衝撃の部。クラークの言葉として、有名な第三法則「十分に発達した科学技術は魔法と区別がつかない」があるが、それを文明に当てはめた場合既成の概念にとどまらない可能性がある、といえるだろう。「2001年宇宙の旅」でもこのテーマは形を変えて再生産される(人類がサルから人へ、そして人から先へ)。ただしエイリアンのデザインだけはキューブリックのお眼鏡にかなわず、劇中では石版「モノリス」だけが登場。 ガジェット ニューアテネ 国を創設したイスラエル人が国をまた奪われたところから始めた事業。いろいろ文句も言いたいところだが・・・ 「一日500時間分のテレビ・ラジオ」 いまではそれどころではないですね。 「無限の可能性を持つアニメ映画」 なんと!クラークはアニメにエンタメ最後の希望を見ていたんだな!(何) 超能力者・・・にとどまらなかった人類の進化 超能力者=人間の新たな進化系=結論:旧人類の淘汰→迫害の始まり、というのはミュータント物のお約束。 『地球へ』『超人ロック』などの名作が日本にも存在する。本作では、「人類から未来を奪わざるを得なかった理由」が「科学の暴走」と「心理の暴走」その両方を止めるためだったという視点も特徴的。 「未来の記憶」としてのオーヴァーロード像 単に過去に遭遇したため覚えていた、目的あって深層意識に埋め込んだというものではない。 5・感想 自分は「2001年」のほうを先に読んだ(「見た」ではない!)ので、人類の革新のビジョンというものを文字で説明されることにある程度の免疫ができていたせいか、幼年期を最初に読んだころはそこまでの衝撃は感じなかった。でもその影響力を他作品から知ることによって、本作品の隠れたテーマ性とその平易であるがゆえに衝撃を呼ぶ文章に改めて心惹かれるものを感じる。そして何より、実は人類ではなくオーヴァーロードが、また逆にオーヴァーロードではなく人類がという構成の大転換を迎えた辺りから話は動いてくる。この話がズバリ人間側から描かれたものではなく、実は逆側からの壮大な「子育て」の物語であり、タイトルどおりの巣立ちをあらわすものであることを知ると、それまでのオーヴァーロードの苦労とたとえそれを完遂したとしても自分たちの到達できぬ高みゆえの悲しみも分かってくる。そして同じく子を育てた親はあっさりとその役目を終える。目的を失い、静かに終わりを迎える旧文明の姿はひどくもの悲しい。これこそ日本人が当初から本作への支持を行ってきた理由と言えるだろう。そして示されたイメージが今も褪せることがないのもまたそのため。ぶっちゃた話、「2001年」と本作によりファーストコンタクトとは「クラーク以前」と「クラーク以後」に分けられるといっても良いだろう。(レムも加えたいところだけれどいちおう省く) これと同時期の作品として56年の『都市と星』(“City and the stars”)がある。こちらでは、銀河帝国の黄昏から数千年、地球最後に残された都市ダイアスパーで外から隔絶し、あらゆるものを即座に実現できる一種仮想空間的閉鎖世界に生きる人々の中からやがて「異質」な外への好奇心を持つ少年が誕生し・・・という物語。すばりグレッグ・イーガン『ディアスポラ』はこれを踏まえているわけですな(ダイアスパー・万能の仮想社会・外界への恐れ・好奇心の塊である「孤児」の誕生など)。クラークの描く「人類の行き着く先」「宇宙への再出発」として忘れられない一品。…再販、するよね? (2009年に新訳で再販されました やったね!) あと、とりあえず「クラーク=科学での幸福な未来を夢想しかしてないバカ」と思ってる人間はただちにこれを読め。究極の人類賛美(そしてその逆)を心して受け取るがいい。 最後に自ら上位存在へと旅立っていったアーサー・C・クラークに感謝をこめて。 そしていつ訪れるか分からない接触に思いを馳せながら。 「そして、これだけはどうか記憶にとどめておいてもらいたい――私たちはこれから先もずっと、君たちを心からうらやましく思っていると言うことを」 光文社新訳文庫P.359 カレラン人類への最後の演説より 6・追記 早川文庫版:福島正実 創元推理文庫版:沼沢洽治 光文社新訳文庫版:池田真紀子 新版では「フェイズ」など現在ではさほど不自然でない部分は訳されずに使用されるようになっている 昔は超能力を信じていたという新版まえがきに大いに笑わせていただいた。こういう過去はあえて隠しておいて他人にばらされるより自分で先に出しておくものなのかもしれない。実際に超常現象を「科学的に」検証するドキュメンタリーに出演していたこともある。 80年代の『幼年期の終わり』として、バイオテクノロジーの暴走が世界を覆い、宇宙の認識にまで影響を及ぼす・・・というグレッグ・ベア『ブラッド・ミュージック』がある。そして人類の進化の果ての終末を扱ったものとしては『ブラッド~』の影響も受けた90年代作品『新世紀エヴァンゲリオン』を忘れることは(とくに日本においては)できまい。ずばり「人類補完計画」の究極の目的=オーヴァーロードの手を借りない進化である。 またそれにも影響を与えている『伝説巨神イデオン』にも自らを高める進化の末にひとつの意識体へと凝縮した「第六文明人」の遺産が登場する。(富野監督は実のところ和製「2001年」を作りたいのではないかと見えるフシがある ニュータイプ論しかりイデオンしかり) また本作とタメを晴れる人類の未来観というでは小松左京『果てしなき流れの果に』がある。こちらも人類を見守る上位存在とそれをさらに上回る上位存在が示唆され、時空を超えた物語が交錯する。 巨大な力を持ちつつも、実のところそれより上位のよく分からない存在に使われているに過ぎないというのもSFでは多く登場する。有名どころでは『果てしなき流れの果に』に出てくる使いっ走りの皆さん、『ハイペリオン』のサイブリッド・下位テクノコア群など。例の情報統合思念体の対有機…もそういうものだと考えている人もいる。まぁ、一皮剥いたらあらゆる意味で「根源的恐怖」かもしれないが。 その他あまり深い例ではないが TM NETWORKのアルバム名で「Childhood’s End」がある。 スクウェアのRPG「ゼノギアス」には「カレルレン」というボスが登場する。 「ラーゼフォン」第15楽章 「子供たちの夜」-Child Hood’s End- 「ジーンシャフト」第13話(最終話)「幼年期の始まり」 「SF幼年期の中ごろ」(筒井康隆)「老年期の終わり」(藤子・F・不二雄)「絶望期の終り」(あびゅうきょ) 日本SF・幼年期の終り―「世界SF全集」月報より 最近だと「ガンダム00」の最終回での意味深なメッセージが「The Childhood of Humankind Ends」だった。 ...あえて言わせてもらうぞ 「まだ始まってもいねぇよ!!!!」 などなど。有名SFのタイトルはいつまでも利用され続けることで有名だが(例:セカチュー)本作もずっと使われ続けることになるだろう。それはやはり「幼年期」「の」「終り」という翻訳とその語感に負うところが大きい。 よく読んでいて面白い、自分も大好き -- しろう (2016-05-10 17 43 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jsfc/pages/18.html
SF CLAN Wiki*に対する意見や、要望はこちらへ 名前 ありがとうございました。 - nejuka 2010-05-28 09 08 48 Ptole‐GamingのARにailenを造化してほしいんですけど。よろしくお願いします。 - nejuka 2010-05-27 09 34 44 申し訳ございません、追加しました。 - 管理人 2010-05-27 20 35 12 HEXは活動休止だから休止の所に入れていいかと - nanasikun 2010-05-26 19 45 21 有難うございます。更新しました。 - 管理人 2010-05-27 01 34 36