約 2,067,704 件
https://w.atwiki.jp/achdh/pages/258.html
「Armored Core - Vicissitude - 1‐1 * Armored Core - Vicissitude - 1‐2」 「──早くしてよ、つかえるじゃないのよ」 「待てよ、焦るなって。もう少し、もう少しで奇跡の一手が……」 絶望的なチェックの状態からの劣勢を丸ごと覆す一手──そんなモノがこの期に及んで、都合よくある訳はない。つまるところ、彼此20分ほども盤上を真上から覗き込むというナボの試みは、単なる意地の悪い時間稼ぎのようなものであった。 この勝負に決着がつかなければ、本番ではうまいこと立ち回ったもの勝ちという流れになる。 ただ、それでも順当に敗北を喫すのは癪であり、刻限の間際まで不毛な抵抗を続けてやろうと、正しく底意地の悪さを見せようとしていた。 高みの見物という特権を行使する気もないソルラは、盤上に興味を示す様子もなく口許で嗜好品の葉巻を弄びながら、時折アルコール瓶を浅く呷っている。 「そういえばさ……」 そのソルラが出し抜けに話しかけてきた為に、盤上とにらみ合いをしていたナボはそれを一瞬ただの独り言として聞き流しそうになった。 「……アンタが Form/05 に参加してたの、知らなかったわ」 「そりゃ言ってなかったからな」 Form/05 ──五年前に企業連合の加盟体が行った軍事強化演習の対外名称で、ナボも一兵士として帰属部隊と共に当時は演習プログラムに参加していた。 稼業を始めてから程なくしてパートナーを組み始めたソルラとは、身の上に関してを話し合ったことはない。必要ではなかったし、それ以上に互いがそれを求めていなかったようにナボは感じていたからであった。 だから無二の相棒であるソルラと組む以前の彼女の素性は一切知らないし、多分、今後も機会がない限り知ることはない。それは重要ではないからだった。ただ、互いを補い合うことのできる不足ない殺しの腕をもっているだけで、自分たちの関係は成立し得ている。 自分が Form/05 に参加していた経歴を彼女が知ったのは、仕事の都合上で発生した偶然という他にない。 「なんだ、どうかした?」 「別に、なんでもないわよ……」 盤上とお見合いをしているが為にソルラの顔を窺えない。しかし、後頭部に何やらぴりぴりとした感覚を憶えたのを、ナボは気のせいとは思わなかった。 最近になって時折、彼女がそんな気配を恣意的に放つ場面に遭遇しているような気がしていたが、あまりにその気配の色が薄い為に、ナボはそれがどのような感情に根ざしたものなのか理解できていない。そのために、それについては見てみぬ振りをしていた。 分からないが、聞いてはいけないような気がする。ならば、黙っていることが最善だというのは万国共通の理の筈だ。 やがてその感覚も退き、最初から何もなかった位に消えてなくなった。 代わりに、明確な意図を伝えようとする彼女の鋭利な気配が拡散意識に触れ、続いて間髪要れずナボは別の獣のにおいを捉えた。 チェス盤横の灰皿に吸い差しの葉巻を捻じ込み、ソルラはアルコール瓶を今一度、今度は深く呷る。 「随分とゆっくりだったみたいね……」 「じっくり考える気質は、そう悪いもんじゃないと思うけどなあ」 底意地の張った悪あがきが漸く功を奏し、痺れを切らしたソルラに袋叩きにされるのではないかという杞憂から解き放たれたことにナボは安堵する。その最中で二人が居座る廃棄物集積所に鋭く張り巡らせていた警戒意識が捉えている新たな"客分"の正確な位置を把握した。 「大逆転の一手がそろそろ出そうなんだけどな。もう少しだけ、待ってもらえないか──」 そう、オーディエンスに問いかけつつ、ナボは堅持していた前のめりの姿勢といて盤上を睨んでいた頭を戻し、頭上を振り仰いだ。 極至近距離、眉間の寸分先に迫っていた鈍色に煌く突端を紙一重で避け、その瞬間、ナボは肌に奔った灼けるような殺意に大きく口許を歪めた。 「、なあ──!」 レッグシースに納めたコンバットナイフを抜き払い、左腕部主体の強靭な筋力を用いてその刀身を、頭上目掛けて突き放った。予備動作を極限まで省略化した強襲攻撃は過たず、数メートル頭上の連結通路をその足場から突き破る。 連結通路の欄干を飛び越えてシルエットが廃棄物集積所の中空に踊り、その大柄な姿を捕捉するとナボは椅子を跳ね飛ばして立ち上がった。 全身の筋肉を余す事なく使役し、グローブに仕込んだワイヤーを引き込む。シース内部に内蔵のリールがワイヤーを巻き込み、それに追随してナイフの刀身が連結通路の足場を斬り崩した。鋭角、且つ最短距離を持って喰いかかるが、中空を落下中のシルエットは挙動を乱さず、堆く積まれた集積物のドラム缶を蹴り付けた。 その錆びた外面に刀身が深く突き刺さり、迫撃を阻害する盾になると同時にシルエットの姿を覆う。 ワイヤーを細かく操作して鉄製のドラム缶を側面へ誘導し、得物を強引に引き抜いた。その間にシルエットは全身の筋力を使って集積所の一階へ軟着陸する。怪我を負った様子はなく、数メートル上から飛び降りながら全くの無傷で負わせる辺り、余程鍛え込まれた身体らしい。 「さて、本命のお出ましだ──」 一連の接敵対応によって崩れた鉄缶が地上に散乱するなか、慎重に足場を選びながら今回の"遂行目標"であるシルエット──ツヴァイが、妥当な距離を保ってナボの正対に姿を曝す。 シース内部付随のリールを操作してナイフを手に戻す傍ら、ナボは正面に位置取る巨躯の男の佇まいを、本人に気取られないよう、しかし、その隅々まで吟味した。 事前の調査分析段階で、"遂行目標"である元MDRU隊員──基、元特部隊【ディエス・イレ】のツヴァイについては、その詳細を慎重に時間をかけて洗い出した。彼自身の現役時代の経歴、身体情報とそれに纏わる病状の有無、平時に於ける心理傾向、基本動作の習性その他諸々を把握する事は分析段階での極初歩であり、結果によって得た情報と現状に然程大きな違いはない。 しかし、ナボは、今この場で相対する"ツヴァイ"という戦場の練達とは、これほどまで巨躯の男だとは思っていなかった。 或いは、感覚がそう錯覚しているのか── だだっ広いだけの廃棄物集積所で戦陣に臨もうという者の殺意が満ち、互いの気質とその力量を推し量るべく絡み合う。 出会い頭に一発を受けた時もそうだった。得物の刃先に込められた、逡巡のない殺意──彼に、混じり気は一切ない。彼の湛える殺意は恐ろしく冷えていて、戦場に常に身を置く者であっても、誰にでもおいそれとできるモノではない。 つい、その場で小さく苦笑した。 「ツヴァイ──!」 希望に溢れた表情を滲ませたティアが、格子の傍へと走り寄る。しかし、名を呼ばれた当の本人は彼女の方へ視線を向けはしたが、自らも近寄ろうなどという積極的な行為はしようとしない。 「下がっていろ、ティア……」 自身が介在する戦場であれば接する人間が何者であろうと、差異はない。拉致された相棒を前に、ツヴァイという男の極めて冷淡とも言えるその行動力も、調査分析の段階で判明していた。 元企業連合の筋金入りの軍人だったという経歴、伊達ではないらしい── ナボは此れから臨む状況を前に、一頻り得心した。 「来賓承知の動機は必要ないかな、Sir ?」 細部に渡るまで密度の濃い緊張感を張り巡らせ、一切の隙をも見せないツヴァイは冷酷な眼差しを保ち、右のレッグシースへ瞬時に届くよう、右手を若干上げている。 「雇われに聞くものなど何もない──だが、手解き位はしてやったんだ。返してもらおうか」 視線が僅かに揺れ、彼が何を指して言っているのかに思い当たったナボはくるりと後ろを振り返った。既に状況をスイッチしたソルラが、ツヴァイに対して警戒態勢を張っている。背中を見せた所で大胆な動きを見せたりはしないだろう。 盤上に刺さった投擲ナイフの衝撃のお陰で駒は殆ど吹き飛び、卓上や足元に散乱している。直前の状況を正確に把握しているナボは、投擲ナイフの刃先が何れの駒もが進軍していないマス目を穿っている事に気づいた。それが偶然の産物であるとは思えず、緊迫した状況の中にあって、それとは程遠い感嘆の念を憶えた。 「騎兵を当てれば──へえ、こりゃあ中々……ソルラ、誓約違反じゃないよな?」 盤上を見つめながら、対戦相手のソルラに問う。すると暫くして、彼女のいやに大きい溜息が聞こえ、 「……仕方ないわね。まさか、そんな茶々が入るとは思わなかったけど?」 承諾を得てようやくナボは、盤上の得物を慎重に抜き取り、そこに自陣戦力である騎兵の駒を割り当てた。 騎兵の駒は手数を隔てていずれ、彼女の大将を捕らえるだろう。 「大したもんだなあ、ツヴァイ──君も嗜んでるのかい?」 緊張感を欠いた平々凡々な問いに、彼からの応答はない。その事を冗談ながら残念に感じつつ、ナボは手に握った投擲ナイフを眺め、 「返礼に、これは返すよ──」 振り返りざまに腰部の主要筋力を動員して投擲ナイフを弾き出し、自身の身体を間断なく追従させる。極力下げた前傾姿勢の中で、左手に持った強襲ナイフを同じ機軌道に這わせて放った。 互いの呼吸音すら感じ得る圧縮時間の中、その中で遂行目標のツヴァイは自らに牙を剥く得物に対し、指をたったの二本、差し出した。その僅かな間隙のみで刃先を差し止め、器用に手の内側へ回し込むと手首の返しのみを用いて得物をつき返してきた。 「!──」 経過時間にして未だコンマ数秒──その最中で成された反転攻撃に対してナボはワイヤーを繰り、前方に放ったコンバットナイフで眼前に迫っていた投擲ナイフを側面へ弾く。奇襲が失敗したと確信するやワイヤーの収納を終えた得物を左手に握り込み、肉薄した目標に対して逆袈裟から刀身を振り上げた。 鈍い衝突音が集積所内を反響し、手元から半身へ伝う震動に苦笑いする。レッグシースからコンバットナイフを抜き出し、切り結びに応じてみせたツヴァイは表情のひとつすら変えず、ナボと視線を重ねる。 「噂以上だ──物凄い腕をしているね?」 世間話にも等しいその言葉に対し、彼は言葉を返さない。しかし反応程度は見せたらしく、眉を僅かに顰めてみせた。臨戦時に於ける警戒態勢の散漫というには聊か小さすぎる隙であり、しかし、明らかに生じたその間隙こそが、ナボにとって次の先を取る為の必須要件だった。 左胸付近で結んでいた得物から手を離し、拮抗状態にあった力場を崩して相手の姿勢を乱す。ジャケットの内側、ヒップシースに差したもう一本の得物を右手で抜き払い、右側から頚部に滑り込ませた。 ツヴァイは焦燥の色を見せず落ち着いた所作を踏んで、結び合う対象のなくなった自らの得物を切り返す。 とりあえず、一本は欲しい所だな── 右側で得物が衝突するその直前、中空を落下していたコンバットナイフを拾い込み、反対側の結び目へ向けて薙ぎ払う。肉厚な刀身によって繰り出される強襲攻撃を同時に喰らえば、如何に強靭な合金配合によって形成される得物であろうと、唯では済まされない。 得物の一本を頂戴しただろうと確信した直後、ツヴァイはナボにとって予測外ともいえる反射行動を示し、手に握った得物ごとその身体を後方へ飛び退かせた。 果断といって差し支えない回避行動に対し、ナボは更に追撃を仕掛ける。その最中で感嘆していた。 流石は元一線級の企業戦力──自由傭兵へ身を落としても、その腕は些かも衰えを感じさせない。 しかも、元企業連合特殊任務部隊のツヴァイは奇しくも、白兵先頭に於ける趣を自分と同じくしている。 この機会を前に、どうして歓喜せずにいられようか──そう考えると、ナボは楽しくて仕方がなかった。 牽制の投擲攻撃を、低く保った姿勢から髪の毛数本でやり過ごす。突進の勢いそのままに刺突へと繋げ、攻防の応酬を一頻り満足往くまで堪能する。 うち何合かをほぼ全力で打ち込んだ後、互いが手に握る得物の単純な戦力数から生じた間隙の差を突き、ナボは振り抜いた左手のコンバットナイフでツヴァイの肩口を上着から切り裂き、刃先が肉を捉える。 瞬時に劣勢の気配を感じ取ったらしく、ツヴァイが再度身を引いた。 往かせない── 密着状態から決着まで持ち込むべく間合いを維持しようとした矢先、視界の左側に黒い影が飛び込んできた。投擲攻撃の代わりに仕掛けてきたのだろう蹴足に対し、コンバットナイフを握ったままの腕を跳ね上げ──直後、側頭部を信じ難い衝撃が襲った。それは凡そ生身の人間が放つ事の出来る領域を逸脱しており、一瞬ではあるが視界に火花が散る。その中でこちらの後退を垣間見たツヴァイが手に持つ得物を突き出す。 胸中で舌を打ち、ナボは上半身を逸らすと共に、痺れる左手から得物を放り捨て、後方回転気味に跳躍してその場から距離を保った。 「物凄い膂力だ──感心するよ、本当に……」 ナボの側面を直接襲ったのは、彼の蹴足ではなかった。その筺体を大きく凹ませたドラム缶が地面に転がり、衝撃によってキャップの抜けた大詮からどす黒い液体が漏れ出して辺り一帯に溜まり場を作り出している。 極至近距離で交戦状態を維持していたが故に、その視界の外側を最大限に利用した反転攻撃を喰らったのだ。相手の立ち位置を注視しつつ、ナボは人差し指でこめかみに触れた。 出血はないが、強い疼痛がある事から程度の悪い打撲痕が出来ているのを把握する。 ツヴァイはワイシャツの肩口に滲む出血を見咎めはしたものの、それだけであった。 攻防が始まってから初めて長い空白が生まれ、彼が口を開く。 「良い身のこなしだ──だが、この時世に生身で掃除屋とは、随分酔狂な事だな……」 「そうかい? 君と比べるなら、そうでもない話だけど。君だって、相棒の彼女を助けに来ただろう」 真意を測りかねる──言外にそういった意識を孕ませ、ツヴァイが言葉を返す。 「何の因果がある……俺は、責務を果たしに来ただけだ」 「──そう、それだ。素晴らしい。僕達のような仕事が誇れる訳はない。今だって、昔だってね。なら、その中で自分が納得の往く在り方を試す事ってのは、少なからずあるもんだろう。誰だって、自分の行いとの折り合いに納得したいものさ──でなければ、過去の君のままだったら見捨てただろう、彼女を?」 逆鱗に触れたのか、変わらず研ぎ澄まされていた彼の殺意に明らかな怒気が交じり込む。それがナボに叩きつけられ、頬に焼け付くような感覚を覚えさせた。 彼にとって幸いかどうか、彼女──ティア・ソールにはこの言葉の交わりは届いていないだろう。 「俺は全く幸運だ、素晴らしい話だ。君のような男と、優れた傭兵とこうして出会えたのだから。誇れないのなら、せめても俺は楽しみたい、この日常を──君には通じない話かもしれないがな」 通じはしなくとも、感ずる所はもしかしたらあったかもしれないが。 「長丁場は余り趣味じゃない、悪いけれど……」 ナボは先に断り、左手に握ったワイヤーを引き上げた。遮光性の塗布料を塗った極細のワイヤーを肉眼で目視するのは非常に困難であり、事実としてツヴァイは、ナボが仕掛けた攻撃に対して一歩反応を遅らせた。 足元へ捨て置いたと思わせたコンバットナイフの刀身が、ワイヤーから伝達した指示慣性を受けて宙に舞い、蛇身の様なしなやかさを持って這い上がる。その不意の殺意にツヴァイが身を逸らしてよろめき、ナボはその瞬間を逃さず前方へ突進した。 余儀なくされた後退をすら反転攻撃の力点に変換し、ツヴァイが右手から投擲ナイフを放つ。ワイヤーを全力で引き戻す傍ら軸足を前に大きく出して身体を旋回、自らを中心軸として引き戻したコンバットナイフへ強力な遠心力を付与した。 正確な軌跡を持って飛来した投擲ナイフを、頬肉を深く犠牲にして避け、半時計周りに軌跡半回転した所で充分な殺傷距離を保つ得物を振り払った。生身の純粋な膂力だけでは到達し得ない速度と、そこから発生する過剰殺傷力を備えた刀身は、狙いを定めた目標の半身を容易に切り裂くだろう。 激しく流動する視界が再び正対を捉える。その先に"遂行目標"の確かな姿を捉え、同時に自身の眼前に肉薄するもう一本の投擲ナイフの刃先を視認した。 身を逸らす隙は充分にない──ナボは代償を覚悟し、最後の交錯の瞬間を自らの双眸に焼きつけた。 左肩が後方に弾かれる衝撃、気に入りのジャケットを切り裂いて筋繊維にめり込む鋭利な殺意を纏った刃先の感触。不愉快だが、同時に極めて感じなれたものでもあった。 目標が二、三歩後ずさる。自らの得物が切り払った脇腹の傷口から、夥しい血潮が噴き出す。しかし、遂行目標は──ツヴァイは強靭な意志と頑健の身体を持って、そこに立っていた。中空を滑空していた得物を手元に手繰り寄せ、赤黒い血糊が付着した刀身を見つめる。 刀身の中腹に、合金同士の衝突によって与えられたと思しき亀裂が入っていた。 「全く、大したもんだよ……」 不可避の速度で間合いへ滑り込んできた脅威に対し、ツヴァイはその軌道上に自らの得物を寸での所で割り込ませたのだ。無論、過剰な殺傷力と付与された凶器を前に、それでは止められる筈もない。 ただ、彼はそれを狙っていたのではなく、軌道を逸らす事による致命傷の回避を最優先としたのだ。 結果は見て分かるように、互いに命を取り損ねたらしい。 ツヴァイの脇腹からは変わらず激しい出血が続き、瞬く間に彼の足元に血溜まりをつくり上げていく。しかし、当の本人は冷や汗の一つもかかずに冷徹な表情を崩さない。 進入口となった外腹斜筋には大きな損耗を与えたはずだが、それ以上の成果は見咎められない。軌道が変わった事によって、肝心の内臓系には触れなかったようだ。 恐ろしく、強靭な意志だ──どんな戦場を生き抜けばそんな覚悟を持つ事ができるのか、明確に意識すらしていなかったにせよ、ナボはその佇まいに何処か敬服していた。 程度として重傷の域にあることは違いない。だが、ツヴァイという名の戦士──練達の傭兵として昔も、今も変わらず戦場にあるこの渡り烏は、そんな瑣末な問題は無視してしまうだろう。 鎖骨の若干下方辺りを突き刺した投擲ナイフの柄を握り、力を込める。位置として恐らく心臓部を直接狙われたはずだが、運良く外れた。 鎖骨下動脈も辛うじて外れている──あちらとは違って重症ではないと判断し、ナボは迷いなく投擲ナイフを引き抜いた。傷口から鮮血が糸を引く投擲ナイフを足元に放り投げ、改めて感じた焼け付くような痛覚を意図的に度外視する。 得物として使い物にならなくなった得物をレッグシースに差し戻し、右手のコンバットナイフを強く握り込んだ。 あくまで仕事を続けるという意思表示こそ見せているものの、その実ナボには既にその意向はなかった。重傷をすら無視して戦い臨む事のできるような相手と戦陣を交えていては、何れ互いを潰し合う結末に終始することになるのは、火を見るより明らかだからだ。 我を重んずるのであればそれも有りだが、生憎とナボは自身にその分別程度はあることを自覚していた。 死んじゃあ、どうにもならないからな── 「ソルラ、帰り支度をしてくれ」 「了解、残念ね。あなた此れで、今月も負け越しよ?」 「そんなシーズンもあるさ、恥かしい話じゃないだろう」 しょうがないというふうに嘆息し、チェス盤と手荷物一式を片付けにかかるソルラを視界の隅に捉えたまま、ナボはジャケットのポケットから取り出した鍵束をツヴァイのもとへ放り投げた。手元が狂った訳ではないが、彼の足元に出来ていた血溜まりの中に鍵束が埋没する。 「俺達は此れで帰るよ、大事な彼女を付き合わせて悪かったね……」 「クライアントの顔が挿げ代わるのか、楽しみな事だ」 此方の仕事が結果的に未達成に終わった事を暗に述べているのだろう。 「俺達の様な仕事のやり方に、十全はない。そうでなければ──、」そうでなければ、流れ商売なんて面倒な真似などしないだろう。 後の半分は胸中に押し留め、僅かに怪訝な表情をツヴァイが浮かべるが、ナボはそれに対して構うことはしなかった。無秩序に積まれた鉄缶の群が成す人工の迷宮の中に歩を下げ、陰の中に身をゆっくりと溶け込ませていく。 その時、鍵束を拾い上げたツヴァイがナボを呼び止めた。 「気に入らんが……お前の理屈は分かる気がする。昔、俺の周りにもそんな奴らがいた……」 「そうかい……。実に楽しい時間を、ありがとう」 社交辞令というには余りに本心に近いその言葉を残し、ナボは闇の中へと姿を沈めると共にその場から離れていった。 廃棄物集積所から離れた歓楽街の街路を、ソルラと連れ立って歩く。傷口は止血処置を施した上で、彼女が用意した代えの上着を着込んでいるために目立たず、他者がそれに気づく事はまずない。 「ちょっと面白そうな男だったじゃないの、本当に残念だったわ……」 「次のシーズンはお前からだろ、前向きに考えてれば当たりも大きいもんさ」 「楽観的な言い方してくれるじゃないの、ナボ。そういうアンタは、あの男とヤッてどうだった?」 「──本当に大した男だったよ。流れ商売をやっていて良かったと、そう思ってるよ」 「ふうん……あ、今夜はアンタの奢りだからね。たっぷり呑んじゃうから」 ナボは軽く肩を竦めてみせる。街医者に適切な処置を施してもらったら、今夜は久々に良い酒を飲んで良い気分に浸ろう。 熱く滾る釘を手足に打ち、眼を開いてその心の往く先を見届けなさい── 滴る畏れを歎かぬ限り、貴方のその振る舞いを咎める者は、何人たりとも在り得はしないから── Armored Core - Vicissitude - end... コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/satoschi/pages/553.html
ラングドック語 |Indo-European languages|Italic languages| ※Retired. Merge into Occitan【oci】. 言語類型 現用言語 使用文字 type living language writing system ISO 639-3 【lnc】 言語名別称 alternate names Lengadocian Lengadoucian Languedoc Langadoc Occitan オック語 Occitani 方言名 dialect names Bas-Languedocien Guyennais Haut-Languedocien Languedocien Moyen 参考文献 references WEB ISO 639-3 Registration Authority - SIL International the LINGUIST List Ethnologue The Rosetta Project Wikipedia
https://w.atwiki.jp/beatmania/pages/18.html
beatmaniaIIDX 11 IIDX RED 2006/5/18発売 新要素 収録曲リスト 初出Ver. 曲名 アーティスト ジャンル SPN SPH SPA DPN DPH DPA BPM CS新曲 AC新曲 旧曲 まだ未完成 隠し要素
https://w.atwiki.jp/modo501/pages/24.html
[注意:これらのチュートリアルでは、彼らがmeshmixer02ためのものとして、2010年頃の早期-古くなっている。しかし、ホットキーがmeshmixer07用に更新されました!] meshmixerはかなり質素なインターフェイスを持っているので、学ぶべきことがたくさんがありません。私はそれらを取得するようにチュートリアルが上がるだろう。ここに私はこれまで持っているものです。 選択ツールは、 ツールをドラッグアンドドロップ 塗りつぶしツールの スムージングツール 独自のパーツを作成する これらのビデオチュートリアルにも便利かもしれません: チュートリアルビデオ1:基本的なドラッグ&ドロップ また、チェックアウトする場合がありますよくある質問。 meshmixerの操作の多くはホットキーを介してアクセスすることができます。ここで利用可能なホットキーの短いリストである(mm05に更新!) [基本コントロール] Altキー+ LeftMouse:オブジェクトの周囲にタンブルカメラ(ターンテーブルモード)Altキー+ MiddleMouse:カメラのパンAlt + Shiftキー+ LeftMouse:カメラのパンAltキー+ RightMouse:ズームカメラALT + CTRL + LeftMouse:ズームカメラ F:インポート新しいメッシュ(メッシュ)E:E XPORT現在のメッシュはCtrl + S:S。aveの現在のミックスファイル/新しいミックスとして保存します。Ctrl + Oキー:O。ペン既存のミックスファイル Ctrl + Zキー:元に戻すCtrl + Yキーを:やり直しAlt +左を:元に戻すAltキー+右: REDOログの ESC:現在の操作(選択、削除、塗りつぶし/カット)キャンセル:受け入れる(&C)現在のアクションを の:スイッチSの選挙ツール ワット:トグルW ireframe B:ドローB oundaryエッジ(デバッグに便利です)(:前のビュー):次のビュー [選択ツール] LeftMouse(+ドラッグ):選択(ペイントをクリック、またはドラッグ)に追加 Shiftキー+ LeftMouse選択から削除(クリックするか、ペイントにドラッグします): RightMouse +ドラッグ:縮小/拡大の選択 マウスホイール:ブラシのサイズ [ボリュームブラシツール] LeftMouse:プライマリブラシ適用するShiftキーを押しながら+ LeftMouse:適用され、セカンダリブラシはCtrl + LeftMouse:反転ブラシ(のみ特定のブラシ) マウスホイール:ブラシのサイズ[:減少ブラシサイズ]:増加ブラシサイズ [スムージングツール] 左/右の矢印は:増加/減少させるスケールのパラメータを上/下矢印を:増加/減少のスムーズなパラメータのマウスホイール:増加/減少させる滑らかなパラメータを ©2011 オートデスク株式会社。すべての権利予約。サービスの利用規約 | 法的事項|商標 | プライバシーポリシー | お問い合わせ Original Te
https://w.atwiki.jp/warofbrains/pages/18.html
【医者】と【戦士】が所属している国家。学問では、医学による「▶リワード」能力、文化学による「▶インパクト」能力がある。ステータスの水準が高い。メモリーを犠牲に、回復・強化といったサポートにも事欠かない。 ユニット スぺル トラップ +説明 ■ 各表記について カード名 レア 種族 学問 コスト AT HP テキスト 孤高の傭兵 ガンヴィート R 機械 2 1 1 1 ▶ログイン:ユニット1体をターン終了時まで+1/+0する。 A1 ・「画像」・・・縮小サイズのカード画像です。・「カード名」・・・そのカードの名称です。・「レア」・・・レアリティ(希少度)の表記です。・「種族」・・・種族の分類です。能力や効果でそれを参照するものがあります。・「学問」・・・学問の分類です。『ウイルス』能力で相手に与えるウイルスカードの種類に関係します。・「コスト」・・・それを使用するのに必要なメモリーの数です。・「AT」・・・パワーの略として。Attackの略から。・「HP」・・・体力の略として。Hit Pointの略から。・「テキスト」・・・そのカードに書かれている能力や効果です。・「 」・・・この列にはそのカードのエキスパンション(拡張パック分類)を記載しています。 ■ 表のソートについて ・リスト表の各列タイトルの右にある▲▼をクリックするとソート(並び替え)ができます。・「Shiftキー」を押しながらクリックすると、前のソート情報を残しつつ重ねてソートすることができます。(例:種族順に並べた状態 で コストの大きい順にする etc)・初期状態に戻したい場合は「カード画像」の列で並び替えてください。 ■ ページアップについて 各リスト表の右下端にある「△」をクリックするとページ上部に戻ります。 ■ カード種類数 ユニット スペル トラップ 32 7 3 ※ トークン&未実装カードを除く。 ユニット カード名 レア 種族 学問 コスト AT HP テキスト 愛の妖精 プリマイン Blank - 4 1 1 1 ▶リワード BASIC ガルーダ C - 5 1 1 1 ▶このユニットは2回攻撃できる。 A1 大器晩成医 アンズ R 医者 4 1 1 1 ▶ログアウト:あなたのソウルが5つ以上ある場合、<華の住人>を1体出す。 A2 魔導神兵 ミルディン C 戦士 5 1 1 2 ▶ログイン:あなたのソウルが最大である場合、+1/+1する。 A2 半人前剣士 ミンティ R 戦士 4 1 0 1 ▶チョイス・+1/+0する。・+1/+2し、あなたのメモリーを1つ破壊する。 A3 想受滅兵 ネクトン C - 2 1 0 1 ▶起動(1):ターン終了時まで、あなたのメモリーを2つ増やす。その後、このユニットを破壊する。 B1 イデア空兵 ガストン C - 2 1 1 1 ▶メモリーセーブ(2):+1/+1する。 B1 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (SHEDO) 夢見るデヴィ C - 4 2 2 1 ▶ログイン:他の味方ユニット1体を+0/+1する。 そのユニットが医者である場合、代わりに+1/+1する。 A1 戦場医 オリーブ R 医者 4 2 1 2 ▶ガーディアン▶対戦相手のターン開始時、ターン終了時まで+1/+0する。 A1 慌てんぼうのミンティ APR - 4 2 2 2 ▶ログイン:他の味方ユニット1体に「クイック」「ガーディアン」「インパクト」のうち いずれか1つをランダムに与える。 A1 恥ずかしがり屋のアイシャ APR - 4 2 4 4 ▶このユニットは攻撃できない。 A2 守神兵 オルシム C 戦士 5 2 1 1 ▶チョイス・+1/+1する。・+1/+2し、「ガーディアン」を得て、あなたのメモリーを1つ破壊する。 A1 古の巨兵 グオラス Blank - 5 2 3 4 ▶ログイン:このユニットにあなたのメモリー1つにつき1ダメージを与える。 BASIC ショットちゃん C - 4 2 1 2 ▶このユニットが攻撃するたび、攻撃対象に1ダメージを与える。 A3 おてんば王妃 レヴィ TGC - 1 2 2 2 ▶アブソーブ▶メモリーセーブ(6):あなたのソウルバーストが SUMMON-Lv3- である場合、このユニットは場から離れ、あなたのソウル上限を解放させる。ULTIMATE SOUL BURST-LEVI-▶ イデア神 ランガージェ を召喚する。その後、 おてんば王妃 レヴィ を場に戻す。 B1 希望の小枝 プルン APR - 1 2 2 1 ▶ログイン:ユニット1体を選ぶ。敵ユニットを選んだ場合、そのユニットのコストを-1のランダムなユニットに変化させる。味方ユニットを選んだ場合、そのユニットのコスト+1のランダムなユニットに変化させる。 B1 神官 アイリス R - 4 3 3 1 ▶ウイルス▶あなたか味方ユニットが回復するたび、+0/+1する。 A1 日傘のリリア C - 4 3 2 3 ▶対戦相手のターン開始時、ターン終了時まで+1/+0する。 A1 正義の姉妹 ケイ&ミイ C - 4 3 3 2 ▶オーバーヒート:+2/+2する。▶ログイン:パワー3以上の敵ユニット1体を選ぶ。 それは次の対戦相手のターン終了時まで攻撃できない。 A1 攻神兵 ガイ C 戦士 5 3 2 1 ▶チョイス・+1/+1する。・+2/+2し「インパクト」を得て、あなたのメモリーを1つ破壊する。 A1 龍狩兵 ヴァイパー C - 5 3 2 2 ▶ウイルス▶オーバーヒート:+2/+2する。▶ログイン:ドラゴン1体を破壊する。 A1 ジェリス SR - 4 3 2 2 ▶ログイン:ターン終了時まで、あなたのメモリーを1つ増やす。▶あなたがこのターンに2枚目のカードを使用したとき、+0/+1する。 あなたのソウルが5つ以上ある場合、代わりに+1/+1する。 A2 神楽隊長 マキュアン R 戦士 5 3 1 3 ▶ログイン:味方ユニット1体を+2/+0し、1回復する。 あなたのソウルが最大である場合、代わりに+2/+2し、2回復する。 A2 響水神 セイレーン SR - 4 3 1 1 ▶ログイン:ユニット1体の効果を消す。▶対戦相手はスペルを使用できない。 A3 夢追う医師 デヴィ C 医者 4 3 1 4 ▶起動(2):あなたは1回復する。 A3 砲神兵 アナスイ C 戦士 4 3 2 2 ▶ログイン:あなたの場に他にユニットがいない場合、+1/+1する。 A3 氷結のウェディングブレード SR 天空神 2 3 1 5 ▶このユニットがダメージを受けるたび、各ウレイヤーは未使用メモリーを1消費する。これによりいずれかのプレイヤーのメモリーが消費され、あなたのデッキにカード名の異なる天空神が4種類以上ある場合、カードを1枚引く。 B1 イデア象徴 サン R - 1 3 0 3 ▶メモリーセーブ(3):あなたの空のメモリーを1つ増やす。 B1 イデア空兵 ベイル C - 2 3 3 2 ▶メモリーセーブ(3):あなたのデッキから<イデア空兵 ベイル>を1体出す。 B1 巨砲医 ヴィマラ Blank 医者 4 4 1 5 ▶ウイルス▶あなたか味方ユニットが回復するたび、+1/+0する。 BASIC 天啓の猛き導 アニラ 0S-PR - 4 3 1 1 ▶アブソーブ▶ログイン:あなたの場に戦士がいる場合、+1/+1する。あなたの場に医者がいる場合、 ガネーシャ を1体出す。 B1 尖照神 メドゥーサ 0S-PR - 4 3 1 3 ▶このユニットが攻撃するたび、攻撃対象に1ダメージを与える。▶起動(2):ターン終了時まで「このユニットがダメージを与えたユニットを破壊する。」を得る。 B1 華の妖精 ポポリ C - 4 4 3 4 ▶ログイン:お互いのプレイヤーは2回復する。 A1 静寂の神 ヴィシュヌ SR - 5 4 5 4 ▶ウイルス▶対戦相手がウイルスカードを使用するたび、あなたのメモリーを1つ破壊する。 A1 無情な参謀 ヴォルカ R - 5 4 3 2 ▶チョイス・+1/+1する。・「クイック」を得て、あなたのメモリーを1つ破壊する。 A1 蛇神 ナーガ R - 5 4 4 8 ▶ログイン:このユニットにあなたのメモリー1つにつき1ダメージを与える。 A1 肉食医 ポテミータ C 医者 4 4 2 2 ▶ログイン:他の味方ユニット1体のHPを2倍にする。 あなたのソウルが5つ以上ある場合、さらにパワーも2倍にする。 A2 華の暗部 アマリス SR 暗殺者 4 4 1 2 ▶チョイス・あなたの場に<華の住人>を2体出す。・あなたの場に<華の住人>を2体出す。あなたは味方ユニットの数に等しいライフを得て、 あなたのメモリーを1つ破壊する。 A3 荊緑神 リャナンシー SR - 4 4 1 4 ▶ログイン:あなたの場に他にユニットがいない場合、+1/+1し、「アブソーブ」を得る。▶あなたの場に他にユニットがいないかぎり、あなたはダメージを受けない。 A3 魔法連刃のミネルヴァ 0S-PR - 4 4 3 3 ▶このカードは、あなたがターン中2つ目に使用するカードでない場合、使用できない。▶アブソーブ▶クイック▶あなたのターン終了時、あなたがそのターン2つ以上のカードを使用していない場合、このユニットを手札に戻す。 A3 烈風のカマイタチ SR 天空神 1 4 4 1 ▶チョイス・このユニット以外のすべてのユニットに1ダメージを与える。・このユニット以外のすべてのユニットを+0/+1する。▶ログアウト:あなたのデッキにカード名の異なる天空神が4種類以上ある場合、このユニットをデッキに混ぜる。 B1 忠嬌メイド ニアル R - 1 4 2 3 ▶アブソーブ▶メモリーセーブ(1):ランダムな敵ユニット1体に1ダメージを与える。 B1 忠嬌メイド リンゼ R - 2 4 1 4 ▶ガーディアン▶メモリーセーブ(2):+1/+1する。 B1 華の聖賢 アン・サリヴァン SR 医者 4 5 2 2 ▶リワード▶ログイン・ログアウト:あなたの場に<華の住人>を1体出す。▶このユニットにダメージが与えられる場合、そのダメージは1減る。 A1 炎神 アゴウ TGC - 5 5 5 1 ▶ログイン:<轟火球>1枚を手札に加える。▶あなたがソウルを得るたび、<轟火球>を1枚を手札に加える。 A2 幸運の神 ラクシュミー SR - 5 5 3 3 ▶ガーディアン▶ログイン:あなたのソウルとメモリーの数を入れ替える。あなたのソウルが最大である場合、 入れ替えた後のメモリーの数は8となり、<幸運の神 ラクシュミー>は+1/+1される。 (メモリーは、すべて使用済の状態となる) A2 土兵指揮官 タナトス SR 戦士 5 5 3 2 ▶チョイス・ログイン:+1/+1し、あなたの他の戦士1体を+1/+1する。・ログイン:+1/+2し、あなたの他の戦士1体を+1/+2する。あなたのメモリーを1つ破壊する。 A3 喧騒の神 チャンドラ R - 5 5 3 4 ▶ログイン:あなたの場に他にユニットがいない場合、+1/+1し、 「対戦相手のスペルや能力の対象にならない。」を得る。 A3 土轟のガーデン SR 天空神 1 5 5 4 ▶メモリーセーブ(1):あなたのメモリーを1つ破壊する。▶あなたのメモリーが1つ以上破壊されるたび、「アブソーブ」「インパクト」「ガーディアン」のうち得ていない能力いずれか1つをランダムに得る。あなたのデッキにカード名の異なる天空神が4種類以上ある場合、さらに+0/+1する。 B1 華の聖導 シェーラ SR - 4 6 4 4 ▶リワード▶ログイン:他の味方ユニット1体にターンの終了時まで「リワード」と ダメージを受けなくなる効果を与える。 A1 決意の華王 アン・サリヴァン TGC 医者 4 6 3 4 ▶リワード▶ログイン:このゲームの間、あなたは「あなたか味方ユニットの効果が対戦相手か敵ユニットを 回復させる場合、それは代わりに同じだけのダメージを与える」を得る。▶あなたのターン終了時に、お互いのプレイヤーとすべてのユニットを1回復する。 A2 華の女傑 ベル・クラウト SR 医者 4 6 3 6 ▶アブソーブ▶あなたが回復するたび、ターン終了時まで、あなたのメモリーを1つ増やす。 A3 鉄塊のピーナッツバター SR 天空神 1 6 5 5 ▶ガーディアン▶このユニットがダメージを受けるたび、-1/-0する。あなたのデッキにカード名の異なる天空神が4種類以上ある場合、さらに+0/+1する。 B1 華の女神 ヴェーダ TGC - 4 7 6 7 ▶ログイン:あなたとすべての味方ユニットを10回復し、あなたの手札をすべて捨てる。 A1 魔法結界のフローラ 0S-PR - 4 7 4 4 ▶チョイス・「味方ユニットにダメージが与えられる場合、そのダメージは1減る。」を持つ。・「味方ユニットにダメージが与えられる場合、そのダメージは2減る。」を持ち、メモリーを2つ破壊する。 A2 白界王 シン・ジェリス TGC - 4 7 5 6 ▶あなたのターンの2つ目に使用される、トラップを除いたカードのコストは(1)になる。 A3 報復の堕天妃 ベラ TGC - 2 7 7 7 ▶ログイン:あなたのデッキにある最大コストのユニット、スペル、トラップをそれぞれランダムに1枚ずつ残し、残りのカードを追放する。 B1 終末の巨人 ソドム SR - 1 7 4 4 ▶あなたがこのターン使用した、ウィルスを除いたカードタイプ1つにつき、このユニットのコストは(1)減る。▶ログイン:敵ユニット1体に、あなたがこのターン使用したウィルスを除いたカードタイプの数に等しいダメージを与える。▶対戦相手のターン終了時、対戦相手の未使用メモリーがある場合、+1/+1する。 B1 青空の賢者 スフィンク C - 2 7 6 6 ▶メモリーセーブ(4):+2/+2する。 B1 雷神 インドラ TGC - 5 8 5 5 ▶ログイン:<雷神 インドラ>以外のすべてのユニットを破壊し、あなたのメモリーを4つ破壊する。 A1 桎梏の神 パールバディ SR - 5 8 5 5 ▶あなたがソウルバーストを使用していた場合、コストは(4)減る。 A1 喝災神 ドンバルカン APR - 5 8 5 4 ▶ログイン:ターン終了時まで、あなたのメモリーを2つ増やす。▶あなたがこのターンに2つ目のカードを使用するたび、ランダムな敵ユニット1体に2ダメージを与える。 あなたのソウルが5つ以上ある場合、代わりにすべての敵ユニットに2ダメージを与える。 A2 土神 モルド・マルド TGC - 5 8 8 4 ▶起動(1):他のユニット1体を+4/+8し、「アブソーブ」を与える。その後、このユニットを破壊する。 A3 蕾命神 スーリヤ C - 5 8 6 6 ▶ログイン:あなたの場に他にユニットがいない場合、+1/+1し、「ガーディアン」を得る。 A3 豪神 ガリオン R - 5 10 8 8 ▶ゲーム中に破壊したあなたのメモリー1つにつき、コストは(1)減る。 A1 △ ユニット(トークン) カード名 レア 種族 学問 コスト AT HP テキスト 華の住人 ZTOKEN - 4 1 1 1 ▶ガーディアン(ユニットの効果で配置されるユニット) Z- ガネーシャ ZTOKEN - 5 1 2 2 ▶ログイン:あなたの場に他のユニットがいる場合、カードを1枚引く。(「ソウルバーストLv1」で配置されるユニット) Z- 幻獣 サモン ZTOKEN 幻獣 4 3 1 2 ▶ログイン:味方の 次元を見守りしもの ボグズ を+2/+2する。▶起動(3):味方の 次元を見守りしもの ボグズ にターン終了時まで「このユニットがダメージを与えたユニットの効果を消す。」を与える。(次元を見守りしもの ボグズの効果で配置されるユニット) Z- カーリー ZTOKEN - 5 4 3 4 ▶ガーディアン▶ログイン:あなたの場に他のユニットがいる場合、あなたは3回復する。(「ソウルバーストLv2」で配置されるユニット) Z- シヴァ ZTOKEN - 5 8 12 12 ▶インパクト▶ログイン:あなたのライフを1にし、あなたの手札をすべて捨てる。▶あなたはダメージを受けない。(「ソウルバーストLv3」で配置されるユニット) Z- イデア神 ランガージェ ZTOKEN - 4 8 3 10 ▶ガーディアン▶このユニットが与えるダメージはあなたの未使用メモリーの数に等しい。▶メモリーセーブ(8):このユニットのHPを完全に回復する。(ULTIMATE SOUL BURST-LEVI-で配置されるユニット) Z- △ スぺル カード名 レア 学問 コスト テキスト ファジー・ブリッツ Blank 4 1 ▶ユニット1体のパワーをHPと同じ値に変更する。 BASIC メディケーション Blank 4 1 ▶プレイヤーかユニット1体を2回復する。▶カードを1枚引く。 BASIC 炎神の息 Blank 5 1 ▶チョイス・ユニット1体に1ダメージを与える。・ユニット1体に4ダメージを与え、あなたのメモリーを1つ破壊する。 BASIC プロテクション C 4 1 ▶チョイス・ユニット1体に、ターン終了時までダメージを受けなくなる効果を与える。・ユニット1体に、ターン終了時までダメージを受けなくなる効果を与える。 その後、あなたとそのユニットを3回復し、あなたのメモリーを1つ破壊する。 A3 豪神の力 Blank 5 2 ▶チョイス・あなたの空のメモリーを1増やす。・ユニット1体を+1/+1し、あなたのメモリーを1つ破壊する。 BASIC 強者の裁定 C 5 2 ▶チョイス・ユニット1体の効果を消す。・ユニット1体に2ダメージ与える。このターン、あなたがソウルを得ていた場合、 代わりにユニット1体の効果を消し、2ダメージを与える。 A2 アンズの一撃 R 4 2 ▶パワーが4以上のユニット1体を破壊する。これによりユニットを破壊したとき、 あなたのソウルが5以上ある場合、<華の住人>を1体出す。 A3 キュア・ブリーズ R 4 3 ▶味方ユニット1体を+2/+2し、あなたは2回復する。 A1 イデアン・スポルティング C 1 4 ▶ユニット1体に4ダメージを与える。あなたは、あなたの未使用メモリー分のライフを得る。 B1 キュア・サンクチュアリ C 4 5 ▶対戦相手とすべての敵ユニットに2ダメージを与える。 このターン、あなたがソウルを得ていた場合、さらにあなたとすべての味方ユニットを2回復する。 A2 舞い降りし聖剣 R 5 5 ▶ユニット1体を+2/+4し、「アブソーブ」を与える。 あなたの場にユニットが1体しかいない場合、ターン終了時まであなたのメモリーを1つ増やす。 A3 堕天妃の急襲 R 2 8 ▶すべての敵ユニットに「このユニットは攻撃できない。」を与える。 B1 △ スペル(トークン) カード名 レア 学問 コスト テキスト 轟火球 TOKEN 5 2 ▶チョイス・対戦相手に2ダメージを与える。・プレイヤーかユニット1体に2ダメージを与え、あなたのメモリーを1つ破壊する。(<炎神 アゴウ>の効果で手札に入るスペル) Z- △ トラップ カード名 レア 学問 コスト テキスト リリーフ C 4 - 発動条件:対戦相手のターン中、2コスト以上の味方ユニットが破壊された。▶あなたの場に1コストのランダムなユニットを1体出す。 A1 弔い R 5 - 発動条件:対戦相手のターン中、2コスト以下の味方ユニットが戦闘で敵ユニットに破壊された。▶カードを2枚引く。 A1 発破 Blank 5 - 発動条件:対戦相手のターン中、対戦相手の場に4コスト以上のユニットが出た。▶あなたのメモリーを1つ増やす。 BASIC 決戦への備え C 5 - 発動条件:対戦相手のターン中、味方ユニットが攻撃された。▶攻撃されたユニットを+1/+2し、あなたのメモリーを1つ破壊する。 A3 リバーサル・ウェーブ R 2 - 発動条件:あなたのデッキにカードが無いときにあなたがカードを引こうとした。▶「このユニットは攻撃できない。」を持つすべてのユニットを破壊する。これにより破壊されたすべてのユニットのコピーをあなたのデッキに混ぜる。 B1 △ ▽コメント シェドは一枚で完結してるカードが多いからビルド戦だと圧倒的に事故らないんだよなぁ… - 名無しさん 2017-09-02 12 46 19 ほんとにね。場にほかのカードがない時、の効果もつユニットが出てきたしアブソーブもいるから安定感が半端じゃない - 名無しさん 2017-09-02 21 11 36 名前
https://w.atwiki.jp/zayin/pages/901.html
プレイヤースキル 財力 厨房度 ★ ★ ★ ランカークラス キルクラス デット数 所属部隊名 発言の痛さ 勝ち馬属性 戦闘スタイル 総評 本人への要望
https://w.atwiki.jp/shetake/pages/28.html
Red Dead Redemption 発売日:2010年10月07日 開発:RockStar 公式サイト:Red Dead Redemption 「レッド・デッド・リデンプション」日本版はノーカットで発売 ロサド氏は「ようやく日本での発売日が決まりました。何十万語にも及ぶ膨大なテキスト量があったのでかなり手こずりましたが、優秀なロックスター・ゲームス社スタッフによって素晴らしい日本語版が出来上がりそうです」と感慨深げに話した。吹き替えではなく、英語音声に日本語の字幕が付く。 残虐シーンが含まれているが、ロサド氏は「内容は変えずに発売したいと考えている」と語った。 『レッド・デッド・リデンプション』がDLCでゾンビを追加 ゾンビ以外にも新マップや新モード、マルチプレイポーカーなどの新要素が追加され、今後も長く楽しめる作品になりそうです。 ※マルチはいまいちとの噂が・・・ 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
https://w.atwiki.jp/meshi904/pages/31.html
カフェ、バル・バール、イタリアン 03-5459-6085 東京都渋谷区道玄坂2-25-12 星野ビル 渋谷駅徒歩5分 神泉駅から472m [月~木・日・祝] 8 00~23 00 [金・土・祝前日] 8 00~24 00 ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業 http //www.segafredo.jp/
https://w.atwiki.jp/stones/pages/272.html
■The Complete Woodstock Tapes (RED001/002/003/004) (4CD) Studio ■Knebworth! (RD004-1/2) (2CD) 1976.8.21 ■From Lakeland to Oakland (RED005/006) (2CD) The King Biscuit Flower Hour ■St. Louis (RED008/009) (2CD) 1997.12.12 ■More Bad Security (RED010) (1CD) 1998.9.2 BACK / NEXT
https://w.atwiki.jp/achdh/pages/194.html
Armored Core - Execution -*②*③ 誘導灯が不規則に明滅する薄暗い搬入路を十数秒で突き抜け、内郭部出口へリスタートを滑り込ませる。 「これは──結構な有様だな……」 進入に成功した内郭都市部の惨状を目にした時、先ほど作戦領域上空より緊急離脱した輸送機から通信要請が発信されてきた。戦術支援AIに口頭指示して、戦時回線を確立させる。 「此方、戦力コード【リスタート】。大丈夫か、カテリーナ──?」 『はい。後部カーゴをパージしましたが、何とか……。現在、友軍増援部隊との合流進路にて待機中です。ヴァロージャ、其方は──?』 「現在、シェルター内部へ進入した所だが──」 『成程、酷いようですね──』 稼動中のデータリンクシステムによって転送され続けている有視界映像を目にしたのだろう、カテリーナは自身と似たような言葉を口にした後、小さく息をついた。 搭載センサー群が戦域周辺部の環境情報を収集し、直後、頭上部から崩落してきた瓦礫片がリスタートの足先で粉々に爆ぜる。 ヴァロージャは視線を巡らし、既に戦場の成れの果てと化した都市部の惨状に、僅かに眉を顰めた。 密集して林立する超高層建築物群はその各所から黒煙と炎を燻らせ、時折起きる爆発が建築物から瓦礫を派手に吹き飛ばす。シェルター内壁部に敷設配備された環境維持用の大型照明群はその大半が破壊され、奇跡的といっていい割合で残った照明だけが地上の都市群を照らし出している。 超高層建築物によって照明の遮られた部分は深い闇に包まれ、その先端がリスタートのすぐ傍まで延びて来ていた。 しかし、夜間戦闘支援システムを起動するほどの光量の心許無さではない──ヴァロージャはそう判断して機能起動を撤回した。 第一種狭域索敵態勢で稼動中の搭載レーダーが現場領域で、自機以外に唯一動きを見せる動体の反応を捕捉する。カテリーナもデータリンクでそれを確認したらしく、 『未確認動体反応、捕捉しました。位置座標09335-S1252を現在南下中、此方へ接近してきます──』 「此れより戦闘機動を開始、作戦支援室とのデータリンクは第一種戦闘態勢を継続の限り、此れを維持する」 『了解しました──』 カテリーナの落ち着いた声を聞き届け、ヴァロージャはブースタペダルを軽く踏み込んだ。出力を絞った噴射炎がリスタートの機体を前方幹線道路へ押し出す。 聳える超高層建築物群が演出する影と光のコントラストが伸びる幹線道路を直進し、メインディスプレイに出力中のレーダーで動体反応を逐次確認。 前方数十メートル、幹線道路右舷の位置に鋼鉄の塊が黒煙と共に残り火を燻らせているのを、有視界に捉える。それは周囲に遍く散乱している瓦礫などではなく──ヴァロージャはその著しく破損したかつての友軍の亡骸を視界の隅に押さえて、傍を通り過ぎていった。 『動体反応との接触距離まで、想定443㍍。生存者が一人でも居る事を、祈りましょう──』 「ああ──」 現況では、全て撃破された機体のどれに生存者が居るかどうかも把握できない。 ──ならば、一刻も早く未確認動体を無力化し、その後の経緯に望みを託すことこそが、最優先とすべき行動規範になる。 最精鋭の第85強襲分遣隊を、単機で瓦解に追い込んだ異端戦力──どれ程のモノだろうな。 脳裏でそんな事を考えたとき、レーダー上を此方へ接近してきていた動体反応が不意に移動速度を跳ね上げた。 『動体反応、急速接近してきます──! レーダー上で急速接近してくる動体反応の機影は未だ捕捉できない。しかし、突き当たりに聳える高層ビルを挟んだ向こう側の道路に、相対すべき存在が肉薄してきている事を、ヴァロージャは的確に認識していた。 とるべき進路は、互いに決まっているだろう──。 幹線道路を突き当たると共に背部ブースタの出力方向を右舷へ変え、高出力の噴射炎が機体の進行方向を弾くように変える。搭載センサー群が高層ビル群を挟んで併走する未確認動体の駆動反応を詳細に捕捉、インナーディスプレイへ絶え間なく転送してくる。 併走する路上のすぐ後方、高層ビルの側壁が内部から派手に弾けとんだ。白燐の燃焼による光の軌跡を残しながら掃射の暴風が吹き荒び、ガラス片と瓦礫を大量に撒き散らしながら迫ってくる。 現在前進中の進路を行き当たると、いずれ併走する進路は一つの連絡車道に合流する。 ──其処が、ひとまずの転換期になる。 後背を轟音を立てながら迫り来る砲掃射の嵐を従えつつ、ブースタペダルを更に強く踏み込んだ。此れまで以上の機動力を要求されたブースタ機構が最大出力の噴射炎を吐き出し、未確認機影に先行して機体を僅かに突出させる。 寸分の差で連絡車道に先行し、先制打撃を先方に与える──連絡車道の合流路が前方十数メートルに迫った時、不意の情報を搭載センサーが拾い上げた。 高推力機構──オーバード・ブースト機構特有の甲高い起動音が、周辺戦域を突き抜けた。 併せてきたか── 驚異的な瞬間推力を得た未確認機が瞬く間に接近、機銃掃射の弾幕が後背部に肉薄する。 ヴァロージャは瞬間的に意思判断し、フットペダルを踏み込んで脚部膝関節機構を屈伸させ、【リスタート】の前進姿勢を半ば強引に引き下げた。リスタートの頭上数センチを掃射弾幕が吹き荒び、有視界に連絡車道への合流路が間近に迫っているのを視認。 ヴァロージャは機体姿勢を低く維持したまま攻撃態勢を整え、更に突進推力を機体に与えて合流路へ突出した。 先手を取られる格好になったが、此処まで踏み込んだ状態では機動停止は間に合わない──未確認機は、恐らく其れを接敵の瞬間から見越していたのだ。 「やはりコイツは──」 ──戦場に、無秩序の惨禍を振り撒くモノ 合流路への突出と同時に機体を左舷へ急速展開──激しく流動する有視界の中、此方へ飛来してくる物理飛翔体の弾影とその奥の黒い機影を、フレームシステムが瞬間的に捕捉。 低姿勢を維持していた為に寸分の狂いを見せた多目的対装甲榴弾が、頭頂部装甲を掠めて飛び去り後方のビルに着弾して大きな爆発を引き起こす。 その轟く爆発音と震動に気を取られる事なく、ヴァロージャは間断なく襲い掛かってきた次の脅威に目を向けていた。前方数メートルに着弾した多目的対装甲榴弾が炸裂、赤々しい爆炎と加害性破片を撒き散らす刹那、ヴァロージャはリスタートの機体姿勢を緊急浮上させた。背部背部兵装のミサイルコンテナを展開、爆炎の切れ目に捕捉した機影に向け小型ミサイル群を連続射出した。 後方ノズルから噴射炎を吐き出し、多目的対装甲榴弾の着弾によって大きく抉られた路面を裂けて小型ミサイルの群列の背後に追従、前方に広がる黒煙の中を突き抜ける。 捕捉目標の位置は高層ビル群が作る大きな暗闇に包まれており、未確認機の宿す頭部カメラアイの不気味な眼光と一瞬、視線が交錯──小型ミサイルの群列が捕捉目標を含む有効範囲で次々と炸裂、一際巨大な爆発音が都市内部に反響する。 『動体反応、まだあるわ。気をつけて、ヴァロージャ──!』 カテリーナが緊張感のある声で伝えてくる。 彼女の言うとおり、この程度でやられてくれるのならばそもそも第85先遣部隊を相手にした時点で排撃されていても充分におかしくはない。 インナー・ディスプレイに戦域環境情報が出力され、此方からのミサイル攻撃が命中する直前に瞬間的な妨害伝播が発生していた事を把握。其れが、射出した小型ミサイル群の追尾機能を著しく狂わせたのだ──。 そして、其れとは別に捕捉目標がまだ生存していると確信できるものが、ヴァロージャには有った。 ──燃え盛る戦場の全てを包み込み浸透する、永久凍土の様に矛盾した殺意。 そしてヴァロージャとカテリーナの見解通り、先ほど先制攻撃を行ってきた掃射弾幕が前方に轟く爆炎を切り裂いた。最初の数発を外部装甲で強引に弾いていなし、残りの集中弾幕を機体転回によって明後日の方向へやり過ごす。その回避機動に的確に反応した未確認機が、未だ燻る噴煙の向こうからその姿を突出させた。 回避機動によって左右に振り乱れた有視界の中、暗闇の中を此方へ突進してくる姿をヴァロージャの肉眼は正確に捕捉し、フレームシステムが其れに追従。 捕捉目標の左腕に備えた鈍色の銃口が煌き、同時に背部ブースタを最大出力で左舷展開、複数の射出弾体を置き去りにする。捕捉目標の背部搭載型機関砲から同時に吹き荒ぶ弾幕の中を、独楽の様に急速旋回して駆け抜け、互いの機体が肉薄した瞬間──ヴァロージャは【リスタート】の左腕に備えていた重散弾銃の銃口を捕捉目標の頭部へ突きつけた。 ──ヴァロージャは微動だにしなかった。 自らの登場機【リスタート】にも同様に、眼前の機体が備える散弾銃の銃口が当てられていた。 高密度に交錯した戦火の末に訪れた空白──深い闇の深遠から現出した敵性動体と、人工の陽光のもとに相対する。 その極めて"見知った"敵性動体の機影を正面から直視し、ヴァロージャは表情を変えはしなかったが、眉を僅かに顰めた。 相対する敵性機体から通信要請が入り、ヴァロージャはHMDの分割画面に映る作戦支援室内のカテリーナと視線を重ねた。 彼女はオペレーターとして冷淡に勤め、しかし、額に手を当てていた。 重ねる視線の中で互いの意図を汲み、ヴァロージャは自らの手でマルチコンソールを叩いて通信回線を確立する。 回線確立後、極めて聞きなれた声が其処から届いた。 『アンタが増援とは、願ってもなかったな──』 「お前が殺したのか、──ウーヴェ……」 中量二脚機体を基本に構成される敵性動体を見咎める。 その機体に搭乗している少年──"教え子"の名を、ヴァロージャは平淡に勤めて口にした。 『俺が殺した、か──。確かにそうだが……共喰いなんて今時、珍しいものでもないだろう、どうだ?』 最初の教え子──ウーヴェは自身が此処で犯した所業を隠す事もなく、此方に伝えてくる。戦況推移だけを見れば、此方からしてもその事実関係に戸惑う余地などありはしないのだが。 しかし、ウーヴェが共喰いという言葉を口にした時、ヴァロージャはその冷え切った殺意が見え隠れする言葉の裏に何らかの違和感を感じ、問いかけの言葉を返した。 「──なんの話だ」 『あんた達に拾われて十一年──俺も踊らされた一人だと知った時は、まあ、呆れたもんさ……』 十一年──まだ少年と呼ぶにも小さい年齢だったウーヴェを、彼自身の言う通り拾った頃だ。だが、十一年前に有った何か、彼が踊らされたと口にしたのはその事ではない。 ヴァロージャは蘇る過去の記憶を、脳裏にのみ押し留める。しかし、その抑え込んでいた疑念をウーヴェは自ら口にした。 『俺達のような"鴉"は、群に靡くもんじゃない。そうでなければ……【ミスティックハウンド】も死なずに済んだだろうよ、──ヴァロージャ』 その言葉と共にウーヴェの放つ冷え切った殺意が一挙に膨張し、ほぼ同時に突き付け合った得物から砲火を煌かせ、メインブースタを吹かした。 削り取られた頭部側面装甲の被害状況を戦術支援AIが報告してくるのを聞き流し、ヴァロージャはリスタートの機体を右舷後方へ下がらせる。 「何処で、何を知ったというのだ──」 『俺に問うなよ。アンタもその場に居たんだろう。なら、アンタ自身、よく知っているはずだ……』 最早これ以上の応答は無用、ヴァロージャはそう判断した。 教え子のウーヴェが何を知って、このような凶行に及んだのか──それは彼が口にした通り、ヴァロージャ自身がよく分っているからだった。 ヴァロージャもその発端に、十一年前に関与していたのだから。 機械化特殊戦力群帰属レイヴン・"ウーヴェ"の駆るAC機体【サージング・レイジ】を無力化、此れを制圧すべく、ヴァロージャはブースタ・ペダルに掛けた足に力を込める。 後方ノズルから機動戦闘用の噴射炎を吐き出そうとした時、搭載センサー群から出力された戦域環境情報がHMD画面にアップロードされ、ヴァロージャは其の中の一つに着目した。 位置座標1500534432に、重度の都市火災反応── ヴァロージャの意思判断にフレームシステムが反応、【リスタート】のカメラアイ内蔵の視覚センサーを移動させた。高層建築物の間を縫った先に搭載センサーの出力した戦域環境情報の位置座標があり、ヴァロージャは其処を注視する。 一際大きな黒煙が轟々と吹き上がり、直接肉眼で確認はできないが真上の天蓋部が赤銅色に染まっている事からその位置座標で大規模な火災が発生しているのを把握できる。 程度の違いは有れど、戦域での火災反応は至極当然のものだが、ヴァロージャはその火災反応が意図するものを瞬時に察し、眉間に皺を寄せた。 この都市の武力制圧を担当した第一戦力群第8強襲分遣隊はブリーフィングの際に、都市制圧の時点で生存していた非戦闘員は全て所定の地下避難施設へ収容するよう明確な指示を受けていた。 その地下避難施設のある位置座標が正に今、視覚センサーが向いている位置座標にある──。 【リスタート】のセンサー・アイが示す方角に気付いたのだろう、【サージング・レイジ】の搭乗者である"ウーヴェ"が確立状態の無線を通じて分かりきった補足を述べる。 『──手始めに殺した。そうでないと、奴らの火の付きが悪かったからな。何も言わなくて言い、ヴァロージャ──怨恨ならこの世に溢れている。3000人程度増えた所で、何も変わりはしない。其れに、生き延びた所で待っている末路に絶望するよりは、遥かにマシな最後だったろうさ──』 そうのたまう"ウーヴェ"の口調は淡々としており、その行為そのものに大した感慨などは無い事を、直接聞く者へ明らかに知らしめる。 ──そうやって、3000人以上の非戦闘員の命を地下の奥底へ押し潰したというのか 最早、師と弟子の間の諍いではない。 相対する一つの敵性個体として認識し、ヴァロージャは相応の年季を経た鋭利な殺意を双眸に湛える。 それを感じてかどうか、無線の向こう側で少年が言外に笑んだ気がした。 両者の機体が同時に戦闘機動を開始しようとした時、確立状態にある輸送機との通信回線を通じてカテリーナが、 『──ヴァロージャ、其処から至急離脱してください』 若干の抑揚を欠いた彼女の声を聞き、其処から現況に只ならぬ妨害因子が介入し始めているのを察する。そしてそれは、すぐにヴァロージャの目に見える形で頭上に現れた。 頭上の天蓋部が軋みの交じった重厚な動作音を立て、続いて起動した開閉設備が大型シェルターを左右へゆっくりと、しかし確実に押し開いていく。その隙間から天然の陽光が差し込み、致命的な戦火に見舞われていた内郭都市を明るく照らし出していく。 それに反応した搭載センサー群がシェルター外部の戦域環境情報を収集更新し、HMD画面とインナーディスプレイへ分割して情報を出力。それと同時に、索敵レーダーに多数の動体反応が浮上した。 『クレスト社陸軍は戦域都市の全面破棄を決定したようです。多数の重爆撃部隊が、都市上空の効力範囲へ侵入しています──』 全戦域に散在する陥落した前線都市をそのまま残す位ならば、重爆撃機を飛ばして敵対勢力の占領軍諸共、跡形もなく吹き飛ばしてしまおうというのだろう。 サージング・レイジもまた同じ情報を既に把握している様で、後方ノズルから準備推力の噴射炎を噴き出している。 『──俺はアークを抜ける。アンタ達のような鴉を、俺は決して逃さない──全て殺す』 灼け付くような、しかし同時に限りない冷たさを孕んだ怨嗟の言葉が──"ウーヴェ"という存在が決して、後の無い狂気に走ろうとしているのでない事を、ヴァロージャに否応無く理解させる。 今、この場に於いてはかつて教え子として導いたレイヴンが、ただの狂気に置かされて暴走しただけであってほしかった。 ──そうならば、此処を生きて去る事などできはしなかったはずだ。 レーダー上を接近してくる多数の爆撃部隊の機影を振り仰いで有視界に捉える。 各重爆撃機の底部ハッチが開放され、其処から無数の弾頭群が降り注ぐ。 数秒後、幾重にも折り重なる激しい爆発が都市全域を揺るがした。 容赦ない震動によって多数の瓦礫片が頭上から崩落し、そのうちの幾つかがリスタートの機体を叩く。 フットペダルを踏み込んで準備推力用の噴射炎を吐き出しつつ、ヴァロージャはぎりぎりまでウーヴェと対峙した。 『──ヴァロージャ。アンタも、いずれ必ず殺す。鴉の巣の、腐り切った暗部を全て焼き尽くしてやる』 絨毯爆撃の猛威が両者の留まる領域に降り注ぐと同時、ウーヴェは【サージング・レイジ】の機体を反転させ、襲い来る爆撃の嵐の中にその機影を呑み込ませていく。 ヴァロージャは追跡することも、呼び止める言葉をかけることもせず、かつて教え子であった少年の去っていった軌跡を視界の隅に残し、自らもまた搭乗機体を離脱軌道へと向かわせた。 40分後、介入領域外回収地点── 『──無事で何よりです、ヴァロージャ──』 「ああ。カテリーナ、助かった……」 BITCS接続を解除した後、被っていたヘルメットを脱いでマルチコンソールの脇に置き、ヴァロージャは汗ばんだ赤銅色の髪を前から掻き揚げた。 第一種広域警戒態勢で稼動中の搭載センサー群と索敵レーダーが、前方に臨む事のできる戦域環境情報を逐次収集、コンソールを叩いて幾つかの主要情報をピックアップしながら随時確認する。 約40分前にクレスト社空軍重爆撃部隊の攻撃を受け、その後増援戦力として到着した友軍航空部隊が戦闘を継続する機械化都市の成れの果てを、ヴァロージャははるか後方の焦土と化した丘陵地帯から、【リスタート】の有視界を解して静かに眺める。 友軍増援部隊からパージした機体部分の補填を受けた輸送機が牽引用フックを下げ、メインローターのけたたましい回転音を轟かせながら徐々に高度を下げてくる。 機体の回収作業を展開する輸送機から上空から牽引用フックを下げ、メインローター音を轟かせながら徐々に機体高度を降下させてくる。 回収作業が行われる傍ら、輸送機は作戦支援室内のカテリーナが、小さく呟く。 『まさか、あの子がね──』 「──カテリーナ。この件、わかっているな?」 『──心得ています。直ちに手配しますので、ヴァロージャ、貴方も早急に本社へ帰還してください──』 動揺や狼狽と言った感情を彼女は一切見せる事無く、完結した通信技官として作戦支援業務に徹する。 だが、心の内の在り様は互いを深く知った双方の間では隠しようもない。 そして、ディスプレイを介して交わるヴァロージャとカテリーナの視線が、その胸中に在るものを如実に物語っていた。 僅かな震動がコクピットを揺らし、メインディスプレイに牽引用フックの接続完了を知らせるメッセージが届く。 間もなく輸送機が高度の上昇を開始。 残るもの全てを焼き尽くす戦火に包まれた機械化都市の顛末を見届ける事なく、ヴァロージャは作戦領域を後にした──。 コメントフォーム 名前 コメント