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慰安任務の演習授業 鹿島ユノ LBX学園には機体を失った者は退学する決まりがあるが、他にも厳しい校則がある。 ――慰安任務。 男子の士気を養うための性的奉仕が校則化され、女子生徒は事前に講習を受け、実践演習をこなす事が定められている。 慣れない初経験でぎこちないことをしては、士気を高める効果が薄まる。そこで事前に講習を受け、実践演習を通して経験を積ませるといったカリキュラムが組まれているのだ。 胸の大きい鹿島ユノは特に期待を寄せられている。 「いいか? ユノ、まずはそのおっぱいを活用することから覚えてもらうぞ!」 実践演習の実施日となり、ユノは猿田教官に指導室に呼び出されていた。 「……は、はい!」 姿勢良く背筋を伸ばし、敬礼と共に声を張り上げる姿は、まさに軍事を模したそれである。ただ、隊列をなすのはユノ一人。今回の演習は一人ずつ行われるため、その他の生徒は通常通りの授業に出席していた。 「おっぱいは揉まれるためにある! まずは揉まれることに慣れるんだ!」 「はい!」 これから卑猥なことをしようというのに、卑猥なムードはどこにもない。まるでテスト中に誰もが解答用紙に立ち向かっている時のような、極めて真剣な空気があった。 「では揉ませてもらうぞ」 猿田教官は制服越しの乳房に触れ、存分に揉みしだく。 ユノにとっては初めての男の手だ。恥ずかしさのあまりにすぐに目を合わせていられなくなり、思い切りまぶたを閉じながら天井を向く。 「ブレザーを脱げ!」 「はい!」 ユノが張り上げる声には羞恥が篭り、喉から上ずり震えた声になっている。 脱いだブレザーを机に畳み、猿田はワイシャツ越しの白い乳房を揉みしだく。こうして衣服の上から揉み、一枚ずつ段階的に脱がしていくことで少しずつ羞恥に慣らしていくのだ。 「ワイシャツを脱げ!」 「はい!」 ブラジャー越しに揉みしだかれ、大きな胸はパン生地でも捏ねているかのように、ぐにゅりぐにゅりと変形する。 「ブラジャーを外せ!」 「……は、はい!」 とうとう上半身裸になり、ユノはプルンと丸い乳房を露出した。恥ずかしさに頬を染め、込み上げる羞恥を堪えようと唇を内側に噛んでいる。いかにも大事な本番前に緊張に凝り固まっているかのような、強張った表情となっていた。 生乳を捏ねられる。猿田は太い指を食い込ませ、じっくりとほぐすかのように揉んでいき、存分に弄んでいた。 「うむ。芯がしっかししていて、露出時もほとんど垂れない。弾力があって中々の揉み心地だぞ?」 「……あ、ありがとうございます」 わざわざ感想を述べられて、ユノは声を震わせる。 「それでどうだ? ユノ、慣れてきたか?」 「いえ、まだ……」 ユノは性経験の全くない年頃の少女だ。 演習初日で慣れるなど、到底無理な話であった。 「まあ無理はない。だがユノ、この大きいおっぱいには可能性がある。例えばどんなことができると思う?」 「どんなことって……。挟める、とかでしょうか?」 女子生徒への講習で、性技に関する知識は一通りインプットされている。経験こそないものの、フェラチオからあらゆる体位でのセックスまで、要するにあらゆるエロ知識をユノは事前に学んでいた。 「そう、挟めることだ。パイズリだ!」 猿田は手を止め、ユノに床に座るようにと指示を出す。猿田自身は椅子に座り、その股のあいだにユノが正座で腰を下ろす形となった。 「ユノ、これからパイズリを行ってもらう。心してかかるように」 「――はい!」 目の前でチャックが下ろされ、勃起した肉棒が露出される。まともに直視できずに顔を背け気味にするユノだったが、意を決したように体を押し寄せ、それを谷間に挟みこんだ。 ふわりと柔らかい弾力に包まれ、挟み込む圧力で肉棒はしごかれる。 ユノのやり方はぎこちないもので、挟んでいるはいいものの、猿田には中々刺激が伝わらない。初めて感じる脈打つような熱さの前に、学習したはずの知識をユノは上手く活かせていなかった。 「ど、どうですか? 猿田教官」 「そうだな。いい具合だぞ? もっと大胆にしごけばなお良しだ」 「はい」 肉棒を谷間に抱えた乳房を使い、より強く乳圧をかけてみる。上手くできているだろうかと上目遣いで猿田を伺い、顔色を見ながら身体ごと上下に動かす。 「おおっ、だんだん良くなってきたぞ?」 「本当ですか?」 「本当だとも、慣れるのが中々早い。ユノ、お前はとても優秀だ」 コツが少しずつ掴めてきた。 たっぷりと乳肌の弾力を塗り込むように、強く圧力をかけながら上へずり上げる。すぐに乳房を根元へ下ろし、またずり上げる繰り返しが猿田に快楽を与えていく。 いつしか先端から透明な分泌液が先走った。 「ユノ、とても気持ちいいぞ」 「……良かったです」 これも授業の一環だ。 成績も絡んでいるので、快い評価にはホッとする。 「このままパイフェラをしてみるんだ。やり方はわかるな?」 「はい。挟みながら先っぽを舐めたりするんですよね」 「授業はしっかり覚えているようだな。それでは実践してみるんだ」 「はい」 猿田の亀頭に唇を沿え、鈴口を舐めずりながら乳でのしごきを加えていく。乳房を上下に動かしつつ、顔を自分の谷間に埋めるような勢いで、口内に亀頭を包みこむ。ユノの舌には分泌液の青臭い味が広がっていた。 「出すぞ? ユノ、精液は全て口に含むんだ」 ドクン、と肉棒は激しく脈打ち、熱い白濁が放たれる。 「んっ、んん……!」 口に広がる精液は頬の内側を塗り固め、喉奥にまでねっとり絡まる。吐き出してしまわないように唇を強く締め上げ、 チュゥゥゥゥ…… と、吸い込むように音を立てながら、少しずつ口を離していき、そのままぴったりと唇を閉じ、口内に精液を閉じ込めた。 「上出来だ! さあ、口を開けて飲んだ証を見せてみるんだ」 ユノは大きく口を開け、舌を浸した口内の白い水溜りを見せつける。 猿田は白濁の絡んだ舌や歯をじっくり覗き込み、頬の内肉にまでへばりついているのを確認し、満足げな表情を見せた。 「よし、飲んでよし!」 ゴクンッ、 ユノは大きく喉を鳴らし、猿田の精液を飲み込んだ。 「どうでしたか? 猿田教官」 「うむ、文句無しの百点だ。ユノには十分な才能がある。今後もしっかりと性技に磨きをかけるように!」 「はい!」 ユノは背筋を伸ばした敬礼の後、教官の許可を得てから着替え直す。 (慰安任務は兵隊の士気を養うためだから、エッチはみんなジェノック同士ってことになるよね) 指導室を出た廊下を渡り、ユノはある一人の顔を思い浮かべる。 (よーし、任務が出たらしっかり気持ち良くしてあげるからね? アラタ) 慰安演習は今後も続く。 この調子でしっかりと技術を身に付けていこうと、ユノは心に決めるのだった。
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. 【作品名】アーマード・コア~ザ・フェイク・イリュージョンズ~ 【名前】ハスラー・ワンinナインボール 【属性】レイヴンinAC 【大きさ】胴体部に人間一人がなんとか入れるくらいなので、7~8mくらいか。 【攻撃力】 WG-1-KARASAWA:レーザーライフル。直撃はしていないものの、ある程度の金属の壁を 撃ち抜く程度は出来る。重レーザーライフルなので、数m程度の爆発を起こす ミサイルに一発耐える、数mの大きさの虫を木っ端微塵に 吹き飛ばす威力の通常Lライフルより威力はあるだろう。 射程は少なくとも10000mはあるか。(他のLライフルは14000mなので) LS-99-MOONLIGHT:長さ数メートルの左手レーザーブレード。数mの爆発に耐える 虫を真っ二つにしたり、 7、8mのロボットを切り裂いたりできる レーザーブレード中で最強とされるが威力に大差はなさげ。 WC-G230:両肩に一つずつついたグレネードランチャー。 射程は数百メートル程度か。10m程度(ACを飲み込むくらい)の爆発を起こす。 速度はいいとこ亜音速程度のものかと。 【防御力】数m程度の爆発を起こすミサイルに一発耐える虫を、 木っ端微塵に吹き飛ばす威力のレーザーライフルに十数発程度耐える。 数発までなら戦闘に支障なし。 実体弾中和スクリーン、エネルギー弾中和スクリーンを 装備しているが効果の程は不明。 【素早さ】飛んでくる七つに拡散する銃弾(スラッグガン)を見切って 回避する相手と何度も交差しつつ互角に斬り合い、交差と 回避を繰り返しながらレーザーライフルで撃ち合いできる。 恐らくは射線を読んでの回避なので一流傭兵並か。 速度は不明だが、普通の車よりは圧倒的に早い様子。 【特殊能力】宇宙で戦闘可能。 【長所】唐沢の威力がそこそこ。 【短所】極めて普通。 【備考】 ナインボールの中の人は原典では人工知能なのだが、 この作品では何も言われてないので普通の人間とする。 MoAの方ではハッキリしているかも。 スラッグって単発じゃないかと思われる方もいる でしょうが、原作の仕様です。 不思議宇宙にいる状態(飛行可能状態)で参戦。 14スレ目 299 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 22 09 53 ID 9bw1ty/h ナインボール考察。 レーザーライフルのおかげで老山龍までは問題なく勝てるだろうとは思う。 ダイクロフトの下ぐらいか。 698 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/23(火) 02 45 39 ID MqUmvIrC ハスラー・ワンinナインボール考察。 神野メイ>新宮寺リカ>ミカル>グラフスこだわり王>ダイクロフト>老山龍>アリス>ヨブ>プルートゥ>ベヘモス>ゼロタイプ>ガクセイバー>バンシー4 ○バンシー4 長射程のレーザーで勝ち。 ○ガクセイバー 同上 ×ゼロタイプ 攻撃が通らない、負け。 ?ベヘモス 攻撃が力場を抜けるのか? ○プルートゥ レーザーで勝ち。 ×ヨブ 攻撃が通らないような。負け。 ○アリス レーザーで勝てるか。 ×龍 無理じゃね? ×ダイクロフト 絶対無理だろう。 ×グラフス バリヤーを突破できないような。ビーミ負け。 ×ミカル 勝つのは不可能。 ×新宮寺リカ このサイズ差じゃ無理じゃね。 ×神野 これに勝てとか無茶言うな。 704 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/23(火) 03 20 22 ID fIZn02xi 考察乙。 ハスラー・ワン ベヘモスの力場は貫けないと思うので負けか。 ニコラウス フィオナは逃げながら乱射だから相手認識できなくても問題ないんじゃないかな。 ただフィオナの攻撃も避けられるから追いつけなくて分けか。 ラファエルも初手が時間跳躍でその後範囲攻撃だからラファエルの勝ちだと思う。 Powered by FC2.com .
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A(オルタナティブ)モード D(デモニック)モード P(サイコ)スキャニングモード Vモード/アドバンスドVモード WVモード WXモード X(エクストリーム)モード アブソルートフェイズ インフェルノモード ギガボルテックモード ストライクモード セラフィックモード ナイトモード バーニングモード ラグナロクフェイズ
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ガーダインとの戦いが本格化し始めた。 ダッグシャトルにて 僕、大空ヒロは自分の部屋に閉じこもり、ベッドに座って丸くなっていた。 敵と戦っていくなかで僕の心は折れていた。 自分が無力だった事、 自分の行動がただのヒーローごっこだった事を実感されられて塞ぎ込んでいた。 (怖い…。怖い…。) 僕は電気もつけず暗い自室で体を震わせる。 たった一度の失敗で気を落とし、それがまた新しい失敗を呼び、 それが積み重ねられて悪循環を起こしていく。 今では何とも思って無かった弱い相手にさえ恐怖を覚えてくるようになった。 「僕、もう…、(ダメかも…)。」 そう呟き思うと、悲しくなってきて僕の目から涙が溢れてきた。 コンコン 「ヒロっ、入るよ。」 自動ドアから入ってきたのは。 「ラン…さん。」 僕とは対照的な女の子、花咲ランさんだった。 「大丈夫?ヒロ」 心配そうな顔で僕に近づく。 今座っているベッドの隣に腰掛け、顔を覗き込みながら尋ねてきた。 「みんな心配してるよ」 僕は何も答えず、涙を浮かべた顔を見られたくなくてランさんから背けた。 「恐いんです。戦う勇気が…出てこないんです…。」 勇気が出てこない。 涙を流す顔を見せなくても、その声で泣いているということがバレたかも知れない。 (もう何もいわないで…。一人にして。) 縮こまるように更に体を丸め、 今、ランさんのいるこの僕の部屋よりも更に自分の心の中へと閉じ篭ろうとした。 「ヒロ…!」 ランさんが僕の名を呼び、僕の手を取った。 「えっ…。」 僕は驚き、思わず伏せていた顔をランさんの方へ向ける。 「勇気、あげるよ…。」 ランさんは、僕を体を自分へ引き寄せ…、 「ラン…、さ… ンっ…!」 僕の口にランさんのそれが重なった。 突然の出来事に理解出来ず、 涙で濡れた目を大きく見開き、瞬きをする。 ランさんは口を付けたまま、ただ目をつむり、 彼女のその手が僕を取っていた手を強く握る。 ランさんの口から僕の口へ、そこから心の中へと強い何かが入り込んできて、 そしてそれが僕自身の心を覆っていた黒い何かを内側から吹き飛ばしていくような感覚。 でも、今ランさんにやられていることって…。 (これって…キス…?。) と… (わわっ) 手から体を引き寄せられてキスされた衝撃もあり、 バランスを崩し、ランさんを押し倒す形で倒れ込んでしまった。 口だけじゃなく体が触れる。 僕の膝はランさんの両脚の間に食い込み、 自分の体を支えようとした、手を取られていない方のもう片方の手は…。 フニ…。 ランさんの胸を掴んでいた…!。 「ふぁっ…!ランさんすいませ…!」 口を離し、ランさんから離そうとした僕の手を、 自分の胸ごと抑えてきた。 ランさんの胸の柔らかい感触や体温が伝わってくる。 触れたままだと更にそれを感じたくて、握ったり摩ったりしたくなってくる。 「いいよ。」 と、ランさんは僕の手の甲を、上から揉ませるように握ってきた。 お母さんやジェシカさんよりも無いけど、確かな柔らかさがあった。 (ランさんの胸を揉んでいる…。いけないことなのに。) 僕はランさんに釘付けになっている。 普段はバンさんを追っかけるように前だけを見てたのに。 今はランさんしか見えない。 格闘技をやっている僕よりも体力のある男らしいランさん。 今は、目の前で揉んでいる胸と湿っぽい表情を見て、 やっぱり女の子なんだな、と実感した。 「…したい…?」 ランさんにそう聞かれ、何がなんだかわからなかったけど 思わず声も出さず頷いてしまった。 (したい…。する…ってことは…) 「ヒロ、脱がして…。」 と、ランさんは囁いて自分からズボンの吊りベルトを外し、腰を浮かす。 「は、はい」 僕は仰向けになっているランさんの履いているホットパンツを お尻の側からズリ下げるようにして脱がした。 が、 ズボンだけだったのに、その奥の布まで指に引っ掛けてしまったらしく、 下着まで脱がせてしまった。 「うわ…ぁ…。」 ホットパンツ、そしてその下と、順々に心を決めてから脱がすつもりだったのに、 いきなり陰部を見てしまい、ひるんでしまった。 ランさんの髪の色と同じなフワフワした赤い産毛。 そして濡れた…。 僕たち男とは違うアソコ…。 ヒクヒクと動くソコは、まるで何かを食べようとする口みたい。 まじまじとランさんのソレを見ていると、 片脚で覆うように閉じられた。 ムっとした表情で。 「ヒロのも、見せて…」 「は、はい…。」 僕はベルトからズボンのボタンを外し、チャックを開けて脱いでいく。 そしてトランクスに手をかけ、少し戸惑いながらも下ろした。 「大っきぃ…。」 と、ランさんが僕のを見て小さく呟く。 ランさんとキスしたり、いろいろな事をしていたから、 トランクスに引っかかる程、大きくなっていた。 「来て、ヒロ…。」 ランさんは手を僕の方へ伸ばし掌を見せ、誘う。 その手を取り、 引っ張られてお互いの性器同士、触れる程に引き込まれ密着する。 ランさんのもう片方の指で僕の性器が掴まれる。 「多分ここに挿れれば良いと思う…。」 とランさんに導かれ、僕が思っていたよりも若干下にソレが向けられる。 ここから前へ進めばランさんとすることになる。 僕は覚悟を決めた。 「いきます…!」 「くっ…」 彼女の手にアシストされたまま腰を前に出し、少し入った後、膝で歩くようにさらに進む。 途中まで進んでいくと、 「痛っ…」 ランさんは苦悶の表情を見せ、僕は少し戸惑ってしまったけど、 構わず進めと言うように、両脚で僕の腰に絡み引き寄せ、無理やり進ませた。 「ぅう… ランさん…、大丈夫ですか…?」 ランさんの中の濡れた暖かい肉を無理やり掻き分け、奥まで到達し、 少し外に残して埋まる。 僕は噛み付くような締め付けにこらえながら、歯を食いしばり目を閉じて痛がるランさんの様子を尋ねた。 「…痛い…。」 「ランさん…抜いた方が「ダメっ!!」 彼女の目には涙が浮き出ていて、いかにも痛そう。 途中で止め、引き抜こうとすると、 両脚で僕の腰を拘束した。 「ヒロ… このままで、いて…。」 「ランさん…。」 僕は痛みを堪えるランさんに両手を繋いで上体を倒し、 顔を近づけて今度は僕の方からキスをする。 ランさんはすこし驚いていたようだけど。 すぐに受け止めてくれた。 ランさんは破瓜(って言うのかな)の痛みに耐える間、 シャツを開け、スポーツブラを上げて、 「服の上からだけだとアレでしょ。」 と、生の乳房と鴇色の乳首を晒し、 僕の手を取って、自分の胸に当て、揉ませる。 服の上で感じるよりも遥かにやわらかい感触と…、 綺麗な乳首。 それがとても美味しそうに見えて、ゴクリと唾を飲む。 思わずランさんの乳首を口でくわえた。 「あっ、ヒロ…。」 ランさんの膣がキュっと締まる。 その感触に視界が白くなりながら、 それでも我慢して、 舐めたり吸ったり喘ぐのも気にせず、 むしろその反応を楽しんで味わった。 ランさんに愛撫していくうちに、 いつのまにかランさんの中の様子が変わってきていた。 ただ締め付けてくるのではなく、 粘膜と筋肉が僕の側面を舐めるように絡みつき、 先端を奥の膨らみが密着して尿道に吸い付いてくる。 きつい締め付けも、抱きつくような優しく圧迫してくるようになっていた。 「ぅぅ… ヒロ、もう大丈夫。動きたいでしょ。 いいよ…。」 ランさんは痛みに慣れたらしく、僕にそう言ったけど、 ランさんの体液を伝う、電気が僕に走る感覚。 この感覚は多分<気持ちいい>ということなのだとわかったけど…、 初めての僕にはその気持ちよさが強すぎて…、 粘膜との刺激に、今度は僕がこの姿勢から動けずにいた。 「ヒロ…?」 ただでさえ動かなくてもランさんの中が僕を責め続けて限界へ追いやってくる。 僕自身、股間から何かが溜まっていくのを感じた ランさんが訪ねてくる。 少しの間の後、僕は思わずランさんに抱きつく。 「ランさん…、出そう…。」と呟くとランさんはすぐ察したのか、 「大丈夫。受け止めるから…」と、 僕の背中を赤ん坊をあやすように撫でながら答えてくれた。 そう答えてくれたのが嬉しくて僕は頷き、 限界へ向けて、それでも果てるのを我慢して突き進む。 声を出しながら腰を前後にスライドさせて、僕自身でランさんの中をかきまわしていく。 前後で突き入れ肉の一枚一枚が傘の部分を纏わりついて動きに抵抗がかかるが、 彼女の潤滑液で流れるようにそこを通り抜ける。 「あぅ…、ひ…、 ふぅ…。」 痛みの混じった艶のある喘ぎ声と一緒に湿った吐息が混じって僕の耳を刺激し、 僕の性欲の炎を燃やす。 そして限界が訪れた。 「ランさん…! ランさんッ!!」 「ヒロォ…!」 限界まで激しく彼女を使って自分自身を扱き…、 僕とランさん。互いの名を呼び合った後、 びゅーーぅ! びゅー! 粒子加速のような射精を始めた。 エッチな夢を見て起きたときの漏らした時のとは違う勢いのある射精。 液体と個体の間のような精液が、 ランさんの中を削るように注いでいく。 「出、てる…!!」 性教育の授業でこれでどうなるかは僕たちは知っている。 そんな知識とは裏腹に、 僕はランさんの中から抜き取るどころか射精しながら奥まで押し付けて、 ランさんは、自分の両脚を僕の腰に強く絡み付け、グイグイと自身の奥へと押し付け射精させる。 びゅる びゅく ビュク ランさんの中にある僕の先端部分が、 奥の盛り上がりの口のような部分に押さえつけられて、 さらに奥の部屋、子宮へと次々に射精させられる。 どくどくどく。 射精の勢いが弱まり始めても、ランさんの膣が尿道を圧迫させて、 精液の量を抑えさせ、その分女の子の中に出すという心地よい時間を長引かせてくれた。 どくぅ。 最後の一滴をランさんの子宮の入口に押さえつけるように出して、 長かった射精が終わる。 ランさんの下腹部がヒクつき、 下の口がまるで精液を飲むように収縮して子宮へ送ろうとしている。 尿道にまだ残っていた精液を吸い取られる感覚と、 性交後の体力消費で切なくなってランさんに抱きつく。 小ぶりな胸を枕にする。 ランさんが抱きつき返しながら、 「ヒロ…気持ちよかった?」 「…はい。」 「そう、よかった…。」 そういってランさんは自分に抱きついていたままの僕を抱きつき返す。 僕たちは、しばらく性交後の余韻に浸った。 ランさんのおかげでまた勇気が持てた。 いや、それだけじゃない。 ランさんの為にがんばりたい。頑張らなければいけない。 思い出した。 バンさん達は今も戦ってる。 勇気をくれたランさんの為にも頑張らないと。 息を整える。 「ヒロ…、行くの?」 「はい…。バンさん達のところに行かないと。」 ランさんの中に入ってたものを引き抜いた。 貫いていた肉棒とランさんのあそこに、僕の白い精液とランさんの赤い血液がかかっていた。 赤く滲んだ血は、見るからに痛そう。 「ランさん…。」 「ヒロ…、 あっちは大変だと思うから…行って。私はダメみたい…。」 「はい…、行ってきます。 ランさん」 ランさんにキスをする。 「行ってらっしゃい。ヒロ」 僕は部屋から出て、出撃した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ヒロを見送った後、そのベッドで再び横になる。 (ヒロと…、しちゃったんだ…。) 股間の裂けたような鋭い痛みの残るソコと、 ヒロの精液がつまった内側から圧迫感のある胎をゆっくり撫でながら、 天井を見つめ、思った。 彼はいつも前を向いていた。私は喜んでいる時も悲しんでる時も、いつもその横顔を覗いていた。 振り向いて欲しかった。何故だかわからない。 悲しんでいるヒロを見て思わずキスをした時、 こういうことだったんだな、と自分自身気づいた。 こんな形で振り向かせるのは間違っていると思っていたけど…。 もう片方の手で額の汗を拭う。触れた額で感じる。 体が熱い。 ヒロは頑張ってるかな…。 破瓜の痛みと快感が引き始めた途端、 急に眠気が私を包む込む。瞼が重い。 服を整えたり、後始末をしなきゃいけないのに、 このまま寝てしまったら、ヒロとの関係がバレてしまうだろう。 (別にいいかな…。) 古城アスカもヒロに気があるみたいだったし、 この事実を見せつけてやるのもいいかもしれない。 彼女に対してヒロと関係を持ったという愉悦感を感じて、 思わず口角を上げ、笑みを浮かべてしまう。 半分冗談と考えつつも、瞼を完全に閉じて、 心地よい眠気に抱かれ、そのまま眠ってしまった。
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早くオトナになってみたい 「あー、もうこんな時間か」 CCMに表示されている時刻を見て、僕はそう呟いた。現在、午後11時を指している。 「ついつい白熱しちゃったよ・・・」 夕食の後にアスカさんとバトルをしていたら、中々勝てなくて何度も再戦をしているうちについ燃え上がってしまい、気がついたらこの時間だ。 ちなみに、さっきアスカさんが「ヒロ、俺もう眠い、それに飽きた!」と言ってバトルをやめるまで、ずっとバトルをしていたことになる。 「3時間近くバトルしてたら、そりゃあアスカさんも飽きるよな・・・あ、そういえばお風呂まだ入ってなかった」 ふと、そんな事に気づく。 バトルに熱中すると、つい色々な事を忘れがちだ。そして1つ思い出すと、連鎖的に色々思い出してくる。 「喉も乾いたし・・・」 そう呟いて、僕はキッチンシンクに向かった。 「・・・流石に、みんな寝てるか・・・」 軽く水を飲んでから部屋に着替えを取りに行くと、部屋は真っ暗で、みんな寝静まっていた。 電気を点けてバンさん逹を起こしてしまうのも迷惑だと思い、CCMの僅かな光を頼りに、音を立てないように慎重に、着替えを取りに行く。 なんとか着替えの入ったバッグまで辿りつくと、ふと隣のベッドが視界に入る。 (・・・そういえば、ここでアスカさんと寝たことあったっけ) 一応弁解しておくと、コミケで売ってる同人誌のような、性的な意味合いの方の「寝た」ではない。 ただ純粋に同じベッドで気がついたら雑魚寝していただけです、と僕は一体誰にしているのか分からない弁解をする。 (アスカさん、女子部屋で寝ればいいのに・・・) 寝る時はバトル疲れで眠くてよく覚えていなかったが、朝アスカさんに起こされて凄くびっくりした目覚めになったのはよく覚えている。 そしてそれから3日ほど、そのネタでほかの人にちょっとからかわれたのも覚えている。 (まったくもう) 本当に、はた迷惑なからかいだった。 「・・・ふああっ」 お風呂場の手前で、僕は1つあくびをする。 考えてみれば、普段なら深夜アニメでも見ていない限り、この時間はもう寝ている。 ダックシャトル暮らしの生活が始まってからは、尚更だ。 ユウヤさんは「夜通しのミッションになることもあると思うから、規則正しい生活をした方がいいよ」と言っていた事がある。そんな世話焼きだから、ランさんに「ユウヤはあたしのおかんかー!」なんて言われてしまうんだと思う。実際はみんなのおかんだと思う。 「あれ、電気点けっぱなしだ」 風呂場に入って、まず最初にそれに気づく。普段だったら、この時間は間違いなくお風呂場の電気は切ってあるはず。というか、もったいないのでこの時間帯は、ほとんどの電気が消えてるはずだ。現に、キッチンの電気も消えていた。 「・・・まあいっか、誰かが消し忘れたんだな・・・」 後で出る時に自分が消せばいいや、と思い、僕は風呂場に入る。 脱衣カゴに自分の衣服をちゃっちゃと入れていき、トランクスを下ろしかけたところで僕は呟く。 「はぁーあ」 つくづく自分のモノを見るたび思うけど、もう少し大きくならないものだろうか。 一緒に他の人と風呂に入るたびに、サイズの歴然とした差を見せ付けられる。皮が剥けてる人もいる。 別に自分のが小さいと思っているわけではない(と、思いたい)が、年齢の差というのはものすごく残酷だ。たった1歳年齢が違うと、ああもあそこのサイズは違うのか。 なので皆と風呂に入る度に、僕はえもしれぬ劣等感に包まれる。トイレも同様。 「僕もバンさんと同じ年になったら、あのくらいになるかなぁ・・・」 と、1年先に少しだけ期待してみた。しかし今に戻ってみると、やはり、劣等感。 「そういえばセンシマンの同人誌で・・・」 自分のが小さいんじゃないかと悩むセンシマンの心に気付いて、センシガールの仲間のセンシポップが性的なご奉仕で大きくしようと頑張るという同人誌があった気がする。何で僕がそんなものを読んだことがあるのかは置いといて。 「そういえばあの女の子、センシマンには珍しいロリ属性の女の子だったなぁ・・・」 シャワーのお湯を、頭から被る。全身がいい具合にびしょ濡れになった所で、シャワーのお湯を止め、手探りでシャンプーのボトルを探す。 「あ、そういえばアスカさんにちょっと似てたかも・・・」 と、思った所で、一瞬その同人誌の女の子の顔がアスカさんにすり替わった幻影を見る。 『センシマン、これで大きくなるといいね』 そう言いながら、センシポップはその薄い胸でセンシマンのを・・・もしそれがアスカさんで・・・ (で、僕がセンシマンだったら・・・) 「・・・って、僕は何を考えてるんだあぁぁ!」 勢いよく押したせいで飛び出すぎたシャンプーを尻目に、僕は思わず正面の鏡に頭を打ち付ける。 「痛たたたた・・・、とりあえず、これであの妄想はおさまった「おいヒロ、さっきから1人で何やってんだ?」」 「・・・ん?」 今、明らかに僕のではない声がした。それも、湯船の方から。 この声には聞き覚えがある。この声で他人を挑発したりはしゃいでいるのを何回も聞いた事がある。 僕が恐る恐る、湯船の方に視線を向けると・・・ アスカさんが、いた。 「う、うわあああぁ!な、なんでアスカさんがここにいるんですか!?ここ男湯ですよ!?」 思わず後ずさりをするが、さっき頭を打ち付けた鏡に後頭部をぶつけて終わった。 「え?ん、あ、ここ男湯?・・・わりーわりー、間違えた!」 「間違えたじゃすみませんよ!それに・・・!」 今湯船に浸かってて見えませんけど、間違いなくアスカさん全裸ですよね!? そう言う前に、僕はまずアスカさんから視線を逸らす。これ以上直視するのは、男としてまず無理だ。 「なんだよー、こっち見て話せよ」 ざばり、と湯船の方から音がする。間違いない、アスカさんが立ち上がった時の水の音だ。 じゃぶ、じゃぶ、湯船の中を、こっちに向かって歩いてくる音だ。こっちに近づいてきてる。 僕はその状況に、思わずパニックに近い状態を起こしてしまった。 「あ、アスカさん、出ないで、出ないで下さい!湯船から! い、いや、やっぱ男湯からは出てって下さい!」 「どっちだよ!つーかまあ、寒いからもー少しここいていいか?」 じゃばん。多分、アスカさんがまた湯船に浸かった音だ。手で両目を覆いつつ、指の隙間から覗くと、確かに座っていた。 というか。 「寒いからもう少しって・・・よくないですよ!もう1回言いますけど、ここ男湯ですよ!? このまま、僕と一緒に風呂入る気ですか!?」 「いいじゃん別に。俺よく、タケルと一緒に風呂入ってるぞ?」 アスカさんの中では、タケルさんと僕は同じ扱いなんだろうか。 「じ・・・じゃあ、僕が女湯に・・・」 「行くまでに体冷えるぞー。風邪でも引いたらどーすんだよ」 「で、ですが・・・」 このままアスカさんと一緒に風呂に入るなんて主に下半身がいろんな意味で拒否反応を起こしているし、僕も前を直視できない。 「何でそんな嫌がるんだよ。別にいーだろ?風呂くらい」 ざばぁっ。じゃぶ。じゃぶ。ぺた。ぺた。 ぺたぺた、の部分で僕は確信する。アスカさん、湯船から出たな、って。 「う、うわっ!ちょ、こ、こっち来ないで下さい! は、入ります、一緒にお風呂、入りますから・・・!」 この場の状況をどうにかしようとして、つい口からますます状況を悪くする言葉を言ってしまったのは、軽く後悔している。 「はー、あったけー!」 横でアスカさんがそう言うが、僕はそっちを向けない。 さっき「一緒に入ります」と言った時、「最初っからそう言えばいいのに」とアスカさんが言い、足音が遠ざかったのを感じて安心して両目を覆っていた手をどけたら、見てしまった。 見てしまったと言っても後ろ姿だが、それでも僕には十分刺激が強かった。 (そういえばアスカさん、風呂ではさすがに帽子取ってますね) いつでもどこでも取らなかった帽子の中を見たのは、これが初めてだと思う。 帽子の下にしまいこんでいたらしい長い金髪が、姿を現していた。 髪の毛は水に濡れて地面の方を向いており、そして髪の毛で隠れ切れてない小ぶりなお尻を、僕の目はばっちり見てしまった。 小さくて、微かに桃色を帯びた子供のようなお尻。それは僕の股間を煽るには、十分すぎる材料だった。 (ま、まだ勃ってる・・・) 必死に抑えようとしても、横にアスカさんがいるせいで全然抑えられない。 横にいるなら離れればいいだろ、と思う人もいるかもしれない。 が、離れようとすると「なんでそんな隅の方行くんだよ。こんな広い風呂なのに」と言い、僕の腕を掴んで無理やり真ん中の方へ引っ張って来ようとする。 下手に距離を近づけられるくらいなら、こうしている方がまだマシだ。 そしてアスカさんの体を時々チラ見してしまうのが、自分ながら情けないな、と思う。 見たら股間がもっと大変な事になる、と分かっていても、ついつい見てしまうのが男の本能。なんとか理性で抑えようとするが、ついつい見てしまう。 そしてアスカさんの長い髪が視界の端に映る度に、僕は我に返って目を逸らす。 同人誌なら見てはいけない所にはちゃんと線が入っているが、生憎ここは同人誌の中ではない。 そしてまた欲望と理性と葛藤して、結局欲望に負けてまたアスカさんの方を見ると――――、目が合った。 「!?」 思わず、視線だけでなく体全体を反らす。 「なあ、何さっきからチラチラ見てんだよ。俺に何かついてんのか?」 「い、いえ、別に・・・」 胸と股間に僕にはないものがついています、と言いたかったが、言ったら間違いなくセクハラだ。 僕には、アスカさん相手にそんなセクハラ発言をする程の度胸はない。 「・・・変な奴」 そう言って、アスカさんは黙った。 (バレてたんだ、見てるって・・・) これはもう二度とアスカさんの方は見られないな、と思った。 そしてそれを最後に、会話が途絶えてしまった。 (く、空気が、重い・・・) 重いと思ってるのは僕だけだと思うが、現に沈黙がキツい。 下手に会話をしても股間が大変な事になるが、黙りっぱなしも嫌だ。 耐えきれない、そう僕は思った。 「あの、アスカさん、そろそろ僕お風呂出ますね・・・」 そう言い、なるべくアスカさんの方を直視しないように言い、前屈みのままこの場から脱出しようとすると、 「なあ」 と、アスカさんが呟いた。 「な、何ですか・・・?」 そう僕が、聞き返すと。 「俺って胸ないかな?」 予想もつかない言葉が、返ってきた。 「・・・はへ?」 僕はつい、間抜けな声で返事をしてしまった。 なんでこんな事を聞かれたのか、まったく分からない。 「え、えっと・・・なにを、おっしゃって?」 「だーかーらー、俺って胸ないかなって聞いてんの。 アミとかジェシカって、すっげー胸でかいじゃん」 確かに。 「だけどさ、なんか俺ちっちゃくね?年下のランよりもちっちゃいし・・・」 「は、はあ・・・」 アスカさんは僕に向けて、何を話しているんだろうか。どう考えても、これは異性の僕にする話ではない。 「なあ、ヒロはどう思う?」 そう言って、アスカさんに腕を捕まれる。細くて小さい手と指の感触が、腕を通して伝わった。 「いや、どうと聞かれましても・・・!」 まず僕から離れて下さい、と言いそうになったが、言わない。言ったところで離れるわけがない。 そしてこういう時、何て言ったらいいかが分からない。 ゲームだったら直前でセーブして全ての選択肢を何度もリセットして見るが、セーブもできないし、そもそも選択肢がない。 「こっち、見ろよ!見なきゃ大きいか小さいか分かんねぇだろ!」 僕の腕を掴んでいない方の手で、首をぐきりとこちらに向かされる。 「ぐおっ」 無理矢理首をひねられたせいで、喉から変な声が漏れる。下手にひねったらどうするつもりだったんだろうか。 しかしそんな愚痴も、首の痛みも、視界に映ったもののせいで全て吹っ飛んだ。 まず目の前にむすっとしたアスカさんの表情があり、そしてその下に・・・二つの小さな、薄桃色の、丸。 (う、うわあぁぁぁ!) 今ばっちり、僕の視界にアスカさんの胸が映った。 湯に濡れて上気して、微かに赤くなった肌。じっと目を凝らさないと分からない程度の、胸の膨らみ(凝らしてはいけないが)。 「あ、あの・・・「こっち見ろっ!」」 さりげなく視線を反らそうとするも、アスカさんに怒鳴られる。 何か、言わなければ。このままでいるわけにはいかない。 「あ、あの・・・ ほら、世の中には個性や属性がありますから、そんなに気にする必要ないと思いますよ・・・」 「・・・やっぱちっちゃいって思ってんじゃねえか!」 ぐい、と腕を引っ張られ、風呂から出ようとする体勢で固まっていた僕は後ろ向きに倒れ、そのまま風呂にダイブする。 思いっきり顔まで湯船に入った後にどうにか起き上がるが、鼻から口からと水が入ってしまった。 「ごほっ、げへっ・・・アスカさん、何するんですか!」 アスカさんに、急にこんな事をされた文句を言う。勿論視線は反らしながら。 「・・・・・・」 しかしアスカさんからは、何も返事が返ってこなかった。 さっきの半ギレに近い態度と言葉は、一体どこに行ったんだろうか。 「あ、あの・・・」 「・・・気にしてんだよ。ちっちゃいこと」 拗ねたような声で、アスカさんはぽつりと呟いた。 「アルテミスの表彰式でさ、俺、「姉ちゃん勝ったぞー!」って言ったじゃん。 そしたら、聞こえたんだよ。『えっ、あいつ女だったの?』って声がちらほら・・・ つーか、バンもそう言ってなかった?」 確かに、表彰式の時のあの発言は衝撃的だった。 僕とバンさん、2人揃って「女だったんだ・・・」って呟いてたのを覚えている。 「まあ、俺も確かに女っぽくないとは思ってたよ?だけどさ、実際あそこまで男に思われてた、って知るとショックっつーか・・・」 「そんなこと、思ってたんですね・・・」 これは初めて、僕がアスカさんの話にまともな返事をした瞬間だった。 さっきまでは軽くパニックになっていて、まともな返事ができなかった。 「せめて胸がもう少しあれば、女の子っぽく見えるかな、って思うんだけどよ・・・」 「きっと成長しますよ」 アスカさんの悩みには、どこか自分と当てはまる節があった。 まだ成長中だと分かっていても、どこか心の中で焦ってしまう。 僕は年上のバンさん達を見て劣等感を感じるだけだが、アスカさんは年下のランさんにも負けてるから、尚更つらいんだろう。 「そんなもんかなあ」 ばしゃり、と音がして、僕の左肩にアスカさんが寄りかかった。 もう、慣れてきたんだと思う。さっきに比べると、一々過剰反応をしなくなってきた。 アスカさんのちっちゃいのは、胸だけではない。体そのものが、年下の僕よりも1回り近く小さい。 最初見た時は、今となっては絶対に言えないが、正直小学生かと思った。 「大人になったら、少しはマシになるかなー?あーあ、早く大人になりたいぜ」 「ですよねー」 アスカさんは今の状態でもロリ的な意味では可愛いと思うが、今その発言は間違いなくしてはいけない。 それに、早く大人になりたいというのは同意できる。 「・・・でも、大人になるってどういう事なんでしょう?」 「うーん・・・・・・こういう事じゃね?」 ざばり。一瞬にしてアスカさんが正面にまわり、そしてそのままのしかかられる。 つまり、半分押し倒されてる。 「大人って、みんなこーゆー事してんだろ?」 そのまま、アスカさんは僕に顔を近づけていく。 「い、いや、え、ちょ、何し・・・」 「分かってんだよ、ヒロのここがさっきからずーっと上向きかけてんの」 「あっ・・・!」 アスカさんが、僕のそれに指を絡める。細い指が、僕のそれに触れる。 (アスカさん、気づいて・・・というか、この距離で気付かない方がおかしいか・・・) 風呂のせいかは分からないけど、アスカさんの頬が赤い。 そして至近距離で見ると、アスカさんの顔は綺麗だ。 大きな瞳に綺麗なまつ毛、そして湯に濡れた絹糸のような金髪。 薄い唇が、思わず貪りたくなるような気持ちをかき立たせる。 「やっぱタケルのよりはでけーよな・・・うわっ、また大きくなってきた」 アスカさんは、興味深々、と言った様子で僕のそれを触り続ける。 自分以外の手に触られるという初めての感じに、僕の体は敏感に反応していた。 「アスカ、さん、だめ、ですってば・・・!」 必死に抵抗しようとするも、快感を与えられ続ける体では満足に力が出ない。 「やばっ、これ楽しいかも・・・」 アスカさんはおもちゃを弄るように、僕のそれに触れ続ける。 興味本位なのかは知らないが、先端を指でぐいぐいと押さえつけられたり、きゅっと握ったり、 「―――んあっ!?」 いきなり、さっきよりも強い快感が訪れた。見ると、アスカさんの指が、僕のそれの裏筋を撫で上げている。 「お、ヒロってここ弱い?」 「駄目ですってば、アスカさん、そこばっかり・・・あっ!」 そこが弱いと分かった瞬間、アスカさんはそこばかりを弄る。 指でそっとなぞったり、片手で握ったり。 (す、すごく気持ちいい・・・) アスカさんの手が触れる度に、僕は未知の快感に喘ぐ。 こんな感じに、今までなった事がない。 (・・・そして) 考えてみたら、これは凄くレアなシチュエーションなんじゃないんだろうか。 これからもこのダックシャトルの中で一緒に過ごしていくアスカさんと、こんな状況になれるなんて。 ゲームで言うなら、これはレア中のレアルートだろう。これを逃したら、次いつこんな状況になるだろうか。 多分もう、二度とない。だったら、この状況を満喫しておくべきだろうか。 (・・・だとしたら) 少し、欲が出てきた。 1つ、アスカさんに頼んでみたいことがある。しかしこれは、頼んだら下手したらどんな顔をされるか分からない。 でもやはり、頼んでみたい。これは、アスカさんが同人誌のセンシポップに似ているせいもあるだろうか。 まあつまり、同人誌内で出てきたプレイがやりたいと、そういうことで。 「あの、アスカさん・・・」 「ん?なんだ?」 アスカさんが、こっちを見る。手は動かしたままで。 しゅっ、しゅっと、それ全体をしごき上げるように、手を上下に動かしている。 「その・・・ パイズリ、してくれませんか?」 「『ぱいずり』って何かと思えば・・・ヒロの変態・・・」 「変態って言わないで下さい、今ちょっとあんなこと言ったの後悔してるんですよ」 「後悔するくらいなら言うなよ・・・まあやるけどさ」 僕が頼むとアスカさんはまず僕が何を言ったのか理解できなかったようだった。 それで僕が説明したらきょとんとした目をされ、その後一瞬変なものを見るような目で見られた。 そして湯船の中ではパイズリはできないということで一旦湯船から出、やりやすいように僕は小さな風呂椅子に座った。 一応、「同人誌で見たのと同じプレイ」だということは黙ってある。 そして僕のそれは、湯船から移動するまでに少し間が開いたにもかかわらず、まったく固さを失っていなかった。 「それじゃあ・・・やるぞ?」 「・・・はい」 そう言うとアスカさんは下を向き僕のそれただ1つを見つめ、両手で胸の肉を寄せた。 「んっ、ん・・・中々肉が寄らないな・・・」 アスカさんは頑張って、そのほとんど肉のない胸で、必死に僕のそれを挟もうとする。 同人誌内のセンシポップも、こんな感じだった。必死にセンシマンのを挟もうと頑張るが、結局挟めずに拗ねてべそをかいていた。 アスカさんならべそをかくことはまずないと思うが、もしかしたら拗ねるくらいはあるかもしれない。 そして自分が同じプレイをやってもらうとあらためて思うが、気持ちいい云々よりも、 (すっごく、眺めがいい・・・!) 上から眺めるアスカさんの必死な様子は、すごくそそられる。 真剣な眼差しで自分の胸を掴んで、必死に中央に寄せようとするその様子。 僕はSではないが、それでもちょっと邪魔してみたいと思ってしまう。 ちょっと、アスカさんの胸の間に、自分のそれをすり寄せてみた。 「!?」 アスカさんは、目を白黒させてたじろいだ。 体とそれが擦れて起こる快感も、悪くない。 「・・・すげぇ匂い・・・」 今まで集中しすぎて気づいていなかったのか、そんな感想まで漏らしてくれた。 「どうですか?できそうですか?」 「・・・ダメだ、全っ然できねぇ・・・」 (いいんですよ、元々気持ちよくしてもらうのが目的じゃないんですから) それは言ったら怒られるだろうから言わない。 生暖かい息が、僕のそれにかかる。アスカさんのため息だった。 「ごめんな、ヒロ・・・これじゃ、全然きもちよくないだろ?」 「別に構いませんが、それなら・・・えっと・・・くわえて、もらえませんか?」 これは同人誌のプレイではない。ただ単に、僕がやってもらいたいだけだ。 あの小さな口で僕のそれをくわえて、舌で舐めて、口全体を上下に動かす―――考えただけでも、ちょっと僕のそれが元気になってくる。 やってもらわなきゃ損だ。 「くわえる、って・・・何を?」 「いえですから、さっきまで挟もうとしていたこれを・・・」 「・・・は?これを?」 「はい」 そう言うと、アスカさんは顔全体に難色を示した。 「いや無理無理無理、無理だって!なんでこんなすげぇ匂いのものを・・・!」 「いや、そこまで拒絶しなくても・・・」 「いや・・・だってさ?ここって、おしっことか出したりする所だろ?それを・・・」 「じゃあ、舐めるだけでも・・・」 「無理っ!」 確かに、アスカさんの言ってることは間違っていない。 そりゃ誰だって、これをくわえるのには抵抗があると思う・・・が。ここまで嫌がられるのは、正直ショックだった。 無理矢理やらせるのは可哀想だし、どうしたものかと考えていると、唐突にアスカさんが言った。 「・・・じゃあヒロは、俺のここ舐められんのかよ」 「えっ?」 そう言ってアスカさんが指を指したのは、アスカさんの股間だった。 指につられて、思わず僕の視線も動く。 そこは、男性とは比べ物にならないくらい複雑なものが揃っている女性器・・・なんだろう。上からだとよく見えない。 「・・・?」 アスカさんってよく分からない、そう心の底から思った瞬間だった。 何で僕のそれを舐めるのと、アスカさんの大事な部分を舐めるのを同じものとして考えるんだろうか。 寧ろ僕としては、舐めさせてくれるのならちょっと興味がある、といった感じだ。 「ほら、ヒロも無理だろ?だから―――」 「別に僕はいいですけど?」 「え?」 何も言わなかった僕を見てアスカさんが勝ち誇ったようにそう言いかけたので、僕がそう言ったらびっくりしたような顔をされた。 「やっぱ・・・ヒロって・・・変た「じゃないです」」 また変態と言われかけたので、今度はきっぱりと否定した。 このアスカさんの判断基準で行ったら、大半のことが変態認定されてしまう。 「それじゃあ、ちょっとここに横になって下さい」 そう言って、アスカさんを風呂のタイルの上に横にさせる。硬いだろうがしょうがない。 「さて、と・・・」 僕も風呂椅子から腰を浮かせ、椅子は邪魔なので端のほうにどける。 そして同じように横になり、アスカさんのそこに顔を近づけた。 「な、なんか恥ずかしいな・・・そんなジロジロ見られると」 「いいじゃないですか、僕だってアスカさんにここを散々見られてるんですよ」 アスカさんの顔の方に、わざと自分のそれを近づけてみた。凄く苦々しい顔をされた。 それはさておき、僕はアスカさんの股間を観察してみる。 柔らかそうな肉の割れ目の内側に、男性とは比べ物にならないくらい複雑なものが揃っている。洗うのが大変そうだ。 そしてよく見ると、もともとここが風呂であるせいで、全身濡れていて分かりにくいが――― 「アスカさんのここ、もしかして濡れてますか?」 「え?」 アスカさんは正座でパイズリをしていたが、実はその時何回か足をもじもじとさせていた。最初はただ単に足が痺れただけかと思ったが、こういう事だったのか。 「濡れてるって、俺達全身濡れてるんじゃ―――」 「ここですよ、ここ」 アスカさんの割れ目の隙間に指を這わせる。 「ひゃうっ!」 そのままゆっくりと指を動かし、ぴんと立った股間の突起の先端に触れる。 ちょっと触れただけでも、アスカさんは可愛らしい声を上げた。 「ヒ、ヒロ、どこ触ってんだよ、そこは・・・!」 「あ、また濡れてきましたね」 僕はさらに、突起を弄ってみる。爪でかり、と軽く引っ掻いてみた。 「んあっ・・・!ヒロ、ってば・・・!」 そういえばアスカさんには「舐められんのかよ」と聞かれていたことを思いだし、今度は舌で突起を舐める。 舌の上に、なんとも言い難い独特の味が広がった。 「んんんっ・・・ふぁうぅ・・・」 連続的に喘ぎ声を漏らし、体や足をばたつかせる。いかにも、全身で快楽を受けている、という感じだ。 が、ばたばたされると正直やりにくいので、アスカさんの腰の方に手を回し、体を引き寄せた。 その時大変偶然持ちどころが悪く、なぜかアスカさんのお尻に手が当たった。 片手で掴めるほど小ぶりなお尻に、むにゅう、と指が食い込んでいく。 「おまっ、どこ触ってんだよ!」 「あっ、す、すいません!」 思わず、慌てて謝ってしまった。 実はアスカさんを床に寝かせた辺りから、ここでビシっと決めないと男としてかっこ悪いと思い、多少普段の僕とは違う感じで振る舞っていた。 が、やはりこういう所でボロが出てしまった。 「・・・こほん」 僕は咳を軽く1つし、再びアスカさんのそれを舐めにかかる。 今度は、複雑な部分に舌を這わせた。 2本の指で隙間を押し広げ、ぐちゃぐちゃに濡れたそこに舌を伸ばす。 ぐい、と舌を突っ込むと、アスカさんは大きく身震いをした。 「あ・・・熱いのっ、ヒロの舌、熱いっ・・・!」 一瞬、アスカさんの声の高さにびっくりした。 そして、アスカさんは、普段じゃ絶対に出さないような声を出している。 女性のような(女性なんだが)、甘くとろりとした声。 そして声の甘さに比例するように、舐めてる所の奥から液体が溢れ出した。 じゅるるっ。 わざとそんな下品な大きな音を立て、その液体を吸い上げる。 「ふぁ、あうぅ・・・」 快感からか羞恥心からか、アスカさんの声がいまいち小さい。 そしてやっぱり、この味はなんとも言い難い。 一通り吸い上げたあと、舌も口も離す。透明な糸が、まだ僕とアスカさんを繋いでいた。 「・・・どうですか?」 「・・・きもちよかったけど、恥ずかしい、死にたい、もうお嫁に行けない・・・」 アスカさんの口から、お嫁という単語が出てきたのは少し意外だった。 (少しやりすぎたかな・・・) 僕は少し反省する。しかし、まだまだこれでは終わらない。 「で、アスカさん・・・僕はちゃんと舐めたんですから・・・」 「・・・うぅ・・・やっぱ、やらないと、駄目?」 「はい」 はい、の部分は、わざと思いっきり元気よく言った。 「ん~・・・」 アスカさんの顔の前に自分のそれを密着レベルに近づけると、恐る恐るアスカさんはそれに手を伸ばす。 そして両手でそれを包み込むように掴み、先端を、ちろりと舐めた。 「こ、こうかな・・・」 そのまま亀頭を舌で丁寧に舐め上げ、ゆっくりと舌は根元に向かう。 根元もまた、丁寧に舌で舐めてくれた。 じわじわと快感が来るが、正直なんか物足りなかった。 「アスカさん、そのままくわえて下さい。あと手も使って・・・」 「手も!?・・・んむっ、んっ・・・」 同人誌で得た程度の知識だが、アスカさんにはそのことはバレていないようだ。 「んんっ・・・」 小さな口の中に僕のそれが入っていくと、それだけでも凄く気持ちいい。舐めてる時とは段違いだ。 徐々に奥までそれが入って行き、入れている間もアスカさんは根元を手でしごいていた。 口内のむわっとした熱が、僕のそれに伝わってくる。 やがてかなり奥の方まで入ると、今度はアスカさんは僕の「玉」に手を伸ばした。 「んっ!?」 まさかそっちを触られるとは思っていなかったので、僕は思わず声を上げる。 その声を聞くと、アスカさんは勝ち誇ったように目で笑った。 しかしそれをくわえこんでいるせいで、いまいち笑っているように見えない。 そしてそれを皮切りに、アスカさんの攻めが激しくなった。 口の中にくわえこんだまま舌で竿をちろちろと舐め、また2つの玉を片手でもみしだく。 多分、僕が感じたことで、アスカさんは調子に乗ったんだろう。 (す、すごい・・・) さっきまで嫌々やっていたアスカさんが本気を出すと、こんなに上手いなんて。 「ん・・・むっ!」 くわえられる限り奥までくわえこみ、そのまま先端まで口を一気に動かす。 アスカさんの唇が竿全体を刺激し、それだけでも達しそうな快感に襲われた。 (負けて、られないかも・・・) アスカさんのこの攻めに僕は変な対抗心を感じ、アスカさんのそこに指を入れた。 アスカさんが1度大きく身震いするが、構わず指を進めていく。 「んっ、んうっ・・・」 気持ち良さにアスカさんは喘ぎつつも、口にくわえこんでるものがもののせいで、声が出ない。 しかしそれでも、負けじと僕のそれをしゃぶろうとした。 (さて、どのあたりが弱いんだろう、女の子って・・・) 同人誌で女の子が弱い所を刺激されて喘いでいるシーンはあるが、どこが弱いかは同人誌によってまちまちだ。 ましてやここは3次元なので、自分で探すしかないだろう。 そう思って指を進めていくと、中で何かにぶつかった。 (あれ?ここで行き止まり、なはずは・・・ちょっと短すぎる・・・) どの方向に行けばさらに奥に行けるのか分からなくて、指の感触を頼りに手探りで探す。 その時、アスカさんがこれ以上ないくらいによがっているのに気がついた。 「もしかして・・・これ、気持ちいいですか?」 実験的に、指をあちこち動かす。ぐるぐると、中で指を回す。 「んっ!?ふうぅぅぅ!んっ!」 途端に、アスカさんが激しくばたばたと暴れだした。 暴れる両足をとりあえず抑え付け、さらに指を回す。 「んうぅぅっ!」 暴れるほど、アスカさんの口から僕のそれが抜けていく。指を回す前は結構深くまでくわえこんでいた口が、今は先端部まで移動していた。 (あ、ここかな?) その時、やっと穴の続きを見つける。僕は指を回すのをやめ、そこに指を進めた。 「ふうっ、む、うん・・・」 とたんにアスカさんの大暴れもおさまり、まだ全身をびくびくさせてはいるものの、比較的おとなしくなった。 (奥は、さらに狭い・・・) 中がギチギチとしていて、1本の人差し指ですらも進めるのが困難だ。 中の肉の圧迫がきつい。 そしてそこでもまた指を進めていくうちに、行き止まりにたどり着いた。 (ここで、終わり?) 多分そうかな、と思い、一番奥に指を押し込んだ。 「ふうっ!」 するとアスカさんは、さっきよりも一層激しい反応を見せる。 また中で指を、回してみた。今度は回すだけじゃなく、中で指を曲げている。 肉圧で、指が折れそうだった。 「んんっ、ふっ、むっ、・・・ふあっ!」 またアスカさんは暴れ、身をよじらせ―――とうとう口から、僕のそれが抜けた。 口の中のものがなくなると、アスカさんの喘ぎ声はより一層激しくなる。 「ああっ!ヒロ、そこ、そんな、いじっちゃだめぇぇ!」 普段からは想像もつかない女性らしい声をBGMに、少しほぐれてきたそこに、もう1本指を入れてみる。 「あ―――っ!」 1本でも指が折れそうなくらいきつかったそこに、2本も指を入れたら、当然中はギッチギチだ。 しかしそれでも、無理やり押し込むようにして、指を進めていく。 「いあっ!だ、だめ、裂ける、裂けちゃうって!」 (2本で裂ける、って・・・) じゃあ仮にもう1本足したらどうなるんだろう、と考えたが、これ以上突っ込むスペースもないし、無理に入れたら本当に裂けるか、僕の指が折れるかのどっちかになりそうだ。 無理やり進めていく時に、爪が中の肉に当たる。 「あっ!なんか、かりかりする、いっ、やめ・・・」 やめろと言われても、ここが狭いんだからどうしようもない。 しかし中から液体が止めどなく溢れ出してきているおかげでぬめりが良くなって、奥まで入りやすくなっているのは幸いだ。 そしてかなり無理をしながらも、なんとか2本目の指も一番奥まで到達した。 「ふぅ――――」 なんとかここまで到達した苦労を感じ、1つ大きく息を吐く。 「はっ、ふうっ、はぁっ・・・ヒロ、お願い、お願いだから、抜いて、くれ・・・これいじょ、したら、おかしくなる・・・」 苦しそうな息を絶え絶えに吐きながら、アスカさんは僕に懇願する。 しかし、ここで抜いたら男として台無し、ということは僕にも分かる。 ぴったりくっつくようにして入っていた指を、中で広げた。 「んあぁっ!」 ぐにぐにと、中を押し広げるように指を動かす。 「ヒロ、だめ、だめぇ!」 ふと思いついて、中の肉を、指でツボ押しをするように押してみた。 指を曲げて、ぎゅっ、ぎゅっと、壁を押すようにして刺激する。 「ゆび、曲げちゃやらぁ・・・!」 今度はそれを、一番奥に向けてやってみる。2本の指で、押すように。 「ひうぅっ、だっ、だめ・・・ んっ、あっ、ちょっ、な、何か変な感じなってる、お願い、やめ・・・」 アスカさんの動きがおかしくなったが、僕はとどめ、と言わんばかりに、さっきよりも強く押した。 「ひっ、だ、だからだめ、だって、俺・・・あっ、ああああぁっ!」 一瞬の間の後、アスカさんが大きな悲鳴をあげる。 それと同時に、中が電気ショックを受けたように突然びくりと動き、アスカさんの全身の力が抜けたような感じがした。 にもかかわらず、中はまだびくびくと痙攣していた。 「もしかして・・・イっちゃい、ましたか?」 自分でやったことながらも、こんなに簡単にイってしまうとは思わなくて、軽く呆気に取られていた。 「イクって何か・・・よく、分かんねーけど・・・なんか、目の前、真っ白になって・・・頭ん中ぴかってなって・・・こう、すごいものが体中に来た感じ・・・」 荒い息を吐きながら、アスカさんはそう答えた。 (女の人って、イクとこうなるんだ・・・) 男みたいに露骨に何か出るわけじゃないんだなぁ、と僕は思った。 さて、目の前に息の荒い全裸の、ほぼ体力がゼロに近いアスカさんが横たわっているが、ここでまず何をすべきだろう。 答えは1つ。これは、 (最後まで、やるしかない!) ここまでしておいて続きをしないなんて、ありえない。 それに目の前で喘いでイったアスカさんを見せられて、既に僕のそれもありえないくらい怒張していた。 多分これが、本能というやつなんだ、と僕は思う。 早く、アスカさんのここに、指ではなくて、僕のそれを突っ込みたい。頭の中が、その思いだけに支配されていく。 僕はさっそく体勢を直し、お互いの股間が視界に映るような体勢ではなく、アスカさんと正面に向き合った。 そしてそのまま、僕のそれをアスカさんのぐちゃぐちゃになった大事な所にあてがう。 「・・・なに、すんだ・・・?」 正面の間近から、アスカさんが聞いた。 「これを、アスカさんのここに入れるんですよ」 そう言うとアスカさんは僕のそこを見、微妙に表情を変化させる。 「入んのか・・・?」 「多分・・・アスカさんが言う大人だって、みんなこうやってるんですし・・・」 「・・・そういう、もんなんだな・・・」 さっきのアスカさんだったら、間違いなく「無理だって!」と言っていた事だろう。 イったらこんなに態度が大人しくなるとは、思っていなかった。 「・・・で、いいですか?挿れても」 最終確認として、アスカさんに尋ねた。ダメと言われたらどうするかは、考えないまま。 するとアスカさんは、数秒の間の後、僕を見て、うん、と頷いた。 「それじゃあ・・・」 アスカさんを、僕の方を体ごと向いていた状態から仰向けにさせ、僕はアスカさんに覆いかぶさるように四つん這いになる。 そのまま体を低くし、アスカさんの大事な所にそれをくっつけ、 「―――いきます、よっ!」 その言葉を皮切りに、僕はそれを突っ込んだ。 「んっ、ああぁぁっ!」 風呂場全体に響き渡るような声を、アスカさんは張り上げる。この声で誰か起きてこやしないかと、心配になった。 「いっ、痛い、なんか痛い、これっ・・・」 アスカさんの処女の血が、床のタイルを伝い、排水口の方へとゆっくり、緩やかに流れていく。 その血は、床のお湯と混ざって色が薄くなり、あらぬ方向へと垂れていく。 「アスカさん・・・少し、止めた方がいいですか?」 「・・・やだ、止めないで、続けて・・・止まられると逆に痛いし、それに、もっとヒロのが奥に欲しい・・・」 僅かに微生物レベルに残っていた理性が、全て塗りつぶされる感じがした。 「・・・分かりました」 ぐいっ、と腰に力を入れ、さらに奥へ奥へと突き進んでいく。 さっきの指2本よりも太いものが入ってるんだ。血が出るのも、アスカさんが痛がるのもしょうがない。 血すらも滑りをよくする潤滑剤の代わりに利用した。 「んっ、んぐうぅぅぅ~!」 この声は喘いでいるのか痛がっているのか、よく分からない。 そして、なんとか根元まで差し込む。この頃には、血はかなり流れていた。 しかし、まだまだ終わらない。本番はこれからだ。 腰に力を入れる。そして、ピストン運動を始めた。 「んああぁっ!?は、激しすぎ、変になっちゃう・・・!」 ばちゅん、ばちゅんと、互いの肉を本能のままに打ち付け合う音が響く。 「ふうっ、あっ、あうっ!ヒロ、凄い・・・っ!」 少しずつではあるが、段々とアスカさんの声に艶が出てきた。 顔にも、苦悶の表情ではなく、快楽に悶える表情が浮かび始めている。 そして体はもっと快楽に正直で、膣の肉が僕のそれを締め付けて離さなかった。下手したら、食いちぎられそうな程に。 「ああっ、ヒロのが、俺の中でごりごりしてる・・・」 ごりごりしてると言われても、僕の知識じゃ中で何がどうなってるかなんてさっぱり分からない。 そしてそこで、僕は童貞を卒業してるんだな、とふと思った。 (下手したら、30過ぎくらいまで童貞のままかな、なんて思ってたけど・・・) こんなに早く卒業できるとは、全く思っていなかった。 というか、中1で童貞卒業なんて、エロゲかエロ同人のようだ。 今時はこんなもんなのかな、と考えてみる。 (ぶっちゃけどうでもいいですけど、ジンさんとかジェシカさんとかとっくに1線越えた事くらいありそう・・・) 勝手に根拠のない想像をして、こういう状況になったのは自分だけではないんだろうな、と勝手に安心する。 「あっ、すごっ、きもちいいよ・・・」 アスカさんの腕が、僕の背中にまわりこむ。 そのままぎゅうっと、抱き締めるようにさて僕の背中に爪を立てた。跡がつきそうだ。 そして。 (やばい、そろそろ出るかも・・・) 実を言うと、そろそろ、というか、もう限界に近い。早漏なんて言わないで下さい、とまた誰かに向かって謎の言葉を発した。 そして一旦外に出してから射精しょうかと考えたが、締め付けがすごくて抜く気になれない。 (・・・1回くらいなら、中に出しても大丈夫ですかね・・・) ふと、そんな考えが脳裏をよぎる。 1回なら多分妊娠しないだろう、うん多分。 それに、こんなことを考えている間にも、僕のそれはもう本当に限界だった。 早くアスカさんの中に出したい。男の本能がそう言っている。 腰を振る動きが、どんどん早まっていく。こんなに興奮したのは初めてだ。 「アスカさんっ・・・そろそろ、中に出していいですか?」 「出すって、何を・・・?で、どーなるんだ・・・」 「えっと・・・まあ、とにかく出されて見れば分かります!」 「・・・うん、分かった、なんかよく分かんねぇけど、ヒロのこと、信じる・・・!」 「っ・・・出します・・・!」 そう言った瞬間、僕は射精した。 びくびくと、アスカさんの中で僕のものが激しく暴れる。 そして待ってましたと言わんばかりに、僕のそれから精液が出ていく。 「んあああっ!ヒロ、ヒロおっ!」 そして出た精液は全てアスカさんの最奥にぶち当たり、アスカさんは僕の下で快感で背中を反らせた。 「は・・・あ、っ・・・ふぅ・・・」 暫くは僕も余韻に浸っていたが、やがて余韻も取れてくると、あることが気になってくる。 このあと、どうしよう。 次の日。 「あぁ・・・」 自室のベッドに体育座りになり、うつむいている変な男が1人。 そしてその変な男とは、紛れもなく僕の事だ。 (やって、しまった・・・) アスカさんの方から誘ってきたとはいえ、それに乗ってしまったのは僕だ。 それも生でしてしまった。もしアスカさんが妊娠してしまったら、僕はどう責任を取るつもりだったんだろうか。 一応ことが終わった後、お互い風呂場にもかかわらず汗だくだったので、シャワーで全身と―――主にお互いのそれを―――重点的に洗い流した。 そして、アスカさんの中に溜まっていたものを掻き出し、その後は疲れきっていたのでお互いおやすみなさいということになり、今日に至る。 (僕は馬鹿か・・・) なんであそこで、おやすみなさいで終わってしまったんだろうか。 今となっては、昨夜アスカさんにしたことが気になって気になって、昨日のように爆睡は絶対にできない。 (それに、考えてみたら、僕、凄く気持ち悪い・・・) アスカさんに言ったこと、したことを振り返ってみると、我ながら気持ち悪い。 パイズリやらせようとするは、アスカさんのそこを下品な音を立てて舐めるわ、挙げ句の果てには男の本能とかなんとかで中に出すわで。 (どんな顔して、これからアスカさんと接すればいいんだろうか・・・) 目を閉じると、まだあの時の光景と水音が鮮明に蘇る。 絶対気まずくなるよなぁ、と思いながら1つため息をつき、顔を上げると。 「どーしたんだ、ヒロ?」 目の前に、アスカさんの顔があった。 「うわっ、アスカさん!いつからそこに!?」 「今来たんだよ。にしてもちゃんと部屋入る前にノックもしたのに、全然返事なくてさ・・・」 ノックしていたなんて、全然気づかなかった。 「・・・で、アスカさんこそ何かご用ですか?やはり昨日の・・・」 「よく分かったなー。そうだよ、昨日のこと話しに来たんだよ」 (やっぱりか) 今の僕なら、アスカさんに何を言われても土下座できる自信がある。 さあ何でも言って下さい、と半分諦めの身構えをすると。 アスカさんの口からは、予想もしない言葉が飛び出した。 「いや、実は昨日やり忘れていたことがあってさ・・・これっ!」 その瞬間、アスカさんの顔が本当に目の前まで近づき―――唇が、触れた。 触れたといっても一瞬だけで、ぐいと唇を押し付けたかと思えば、すぐに離れる。 ちゅ、とリップ音がした。 「ちゅー、まだしてなかっただろ?」 「ア、アスカさ・・・!?」 アスカさんの行動は、本当によく分からない。文句の1つ2つ3つは覚悟していたのに、ある意味拍子抜けだ。 「昨日のあれ、すげー気持ちよくってさ、今日またやってほしいんだけど・・・いいだろ?」 いいだろ、の言葉で一瞬理性が落ちかける。 「だ、駄目ですよアスカさん!」 「なんで?昨日はあんなにノリノリだったじゃん」 「そういう問題じゃなくて・・・第一今まだ午前中ですし、それにここどこだと・・・」 ここは男子の共同部屋だ。 こんな所で始めたら、最中に誰か来たら、と考えると冷や汗が滝のように流れそうだ。 「別にいーじゃん、時間なんて。 それにあいつらなら、今バトルやってるからしばらく戻って来ないぜ?だから今のうちに・・・」 「え、っと、ちょっと・・・!」 なんか、すごく気に入ってしまったみたいだな・・・ そう考えている間に、僕はアスカさんに押し倒されたのであった。
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『こち亀』と総勢92名の有名作家陣とのコラボ作品が満載。 ●超豪華コラボ漫画ラインナップ『ゴルゴ13』さいとう・たかお先生、『ルパン三世』モンキー・パンチ先生、『キン肉マン』ゆでたまご先生、『ドラゴンボール』鳥山明先生 ●秋本治先生に贈る1ページ祝福漫画! ●秋本治先生×各界著名人スペシャル対談特集! ●ギャグ漫画家が一堂に集結! ●永久保存版CD-ROM『デジ亀』付き 画像
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LBXステッカー LBX Dキューブベース LBXカスタムウエポン LBXカスタムエフェクト LBXカスタムマーカー LBXベースコンテナ LBXニッパー LBXツールセット LBXショルダーバッグ
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LBX アキレス クノイチ(アミ専用) グラディエーター(北島店長専用) ジ・エンペラー ジョーカー(仙堂専用) デクーエース デクー改 ハカイオー ハンター
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基本ステータス 耐性(盾の耐性値は除く) 斬 貫 衝 火 水 雷 光 ソルジャーC(森上ケイタ) +48 +13 -27 +39 -37 -16 +41 ガニメデC -11 -8 +13 +34 +20 +20 -22 装備 ウェポンA ウェポンB ソルジャーC(森上ケイタ) 天槍ブラックパラソル(貫)セイヴディフレクター[斬+16][貫-3][衝+3][光+4] アバランチランチャー(衝・水) ガニメデC アキレスTAスパーク(衝・雷) アキレスTAスパーク(衝・雷) 必殺ファンクション 使用必殺ファンクション ソルジャーC(森上ケイタ) シャークブラスト[必](貫・水) ガニメデC 光速拳・一閃[必](貫・光) 攻略の手引き ストリートレギュレーションで、ルールは連帯責任のサドンデスマッチ。 リーダー機は近接攻撃のリーチ・威力が高く、僚機はウェポンBの射撃が強力。また、ジオラマの構造上段差に攻撃を阻まれることも多く、敵に回復の隙を与えてしまいがちな点も面倒。基本的にリーダー機は相手にせず、僚機を比較的戦いやすい平坦な場所に誘い込むのが有効だろうか。 リーダー機と僚機の必殺ファンクションは、共にQTEの横ステップで回避可能。 おススメの機体は、敵の全ての攻撃に耐性を持つMG通常カラーのイプシロンや、物理属性と雷属性に強く、レッグパーツが氷河のジオラマと相性の良いMGジ・エンプレスなど。 武器に関しては、僚機狙いなら物理属性は問わず光属性のもの、リーダー機狙いなら衝属性単体か、貫or衝+水or雷属性のものを選ぼう。
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微笑みを繋ぐ世界 灰原ユウヤは夢を見ていた。 それが「夢」だと認識できたのは、目の前にもう一人の…一年前の自分がいたからだ。 そして、その自分は機械的な動きでCCMを操作し、相手のLBXを蹂躙する。 腕を、脚を切り落とし、首をねじ切る。 LBXを愛するユウヤには…いや、例えユウヤ以外だとしても、見るに堪えない光景だった。 『…もうやめろ!やめてくれ!』 ユウヤがそう念じると、それがもう一人のユウヤに伝わったのか、その動きが止まり、そして消え去った。 だが、過去の自分が操作していたLBX…忌まわしき機体「ジャッジ」の姿は健在だった。 そして、だんだんとその姿が大きくなり、やがてこちらを振り向く。 ジャッジが掴んでいたLBXの残骸は、いつの間にかユウヤの生首になっていた。 それだけで心臓が止まりそうになるが、ユウヤの首は虚ろな瞳で何かを喋っていた。 やがて、ユウヤの耳にその言葉が伝わる。 ヒトリニ、シナイデ… 「うわぁぁぁっ!」 悲鳴とともに、ユウヤが悪夢から覚める。 この所、ほぼ毎日この悪夢を見ていた。 ディテクターとの戦いを通じて仲間は増えた。 BCエクストラスを経て、LBXへの想いを確かなものにできた。 しかし、ユウヤがそうして絆を深めていくごとに、その悪夢は色濃く蘇る。 過去の罪が、未来への歩みを阻んでいるかのようだった。 荒くなった息を整えようとする。 だが、いつまでも胸の鼓動が収まらない。 胸が締め付けられる感覚がする。 纏わりつく汗が体温を奪い、体を震えさせる。 自分の体ではなくなってしまったかのようだった。 ―――ユウヤ!?どうしたの、ユウヤ! 突然、扉の外から、声が聞こえてくる。 その声が誰の物だったかを認識するよりも早く、扉が開かれた。 声の主は、花咲ランだった。 「どうしたのユウヤ、敵!?」 「あ…いや、そういうわけじゃないんだ。ちょっと夢を見てただけだよ」 「夢?なんだぁ…」 そういうと、ランが安堵のため息をつき、同時に肩を落とした。 多分、侵入者か何かを叩きのめしたかったんだろうな…と、ユウヤは妙に冷静に考えていた。 「…ところで、ラン君はこんな時間まで何をしてたんだい?」 「え?あ、いや、あたしは別に…」 そう言って不自然に後ずさるが、ランが体の後ろに隠していた、木の剣と盾が地面に落ちる。 ランは慌ててそれを拾って隠すが、ユウヤにはそれが嬉しかった。 (まだ続けていたんだ…) それが何故か微笑ましくて、自然と笑みがこぼれる。 いつの間にか、胸の息苦しさは消え去っていた。 「あ、あはは…それよりユウヤ、すごい汗だよ。背中までびっしょり」 「あぁ…そうだね、それじゃあ」 「アタシが拭くよ」 …服を脱ぐから外に出てくれ、と言おうとしたがユウヤだが、ランに言葉を遮られた。 「いや、これくらい自分で…」 「遠慮しない、ホラホラ」 ランが半ば強引に、ユウヤの上着に手をかける。 ランの厚意を無駄にするのも気が引けたので、ユウヤは黙ってその動きに従った。 ユウヤの肌に、タオルの柔らかな感触が触れる。 それ以上は意識するとかえって恥ずかしかったので、目を閉じて何も考えないようにした。 「でさ、どんな夢見てたの?」 「それは…」 ユウヤは言葉に詰まった。 心配をかけたくなかったし、ランに過去の自分を知られたくはなかった。 そんなユウヤの心情を察してか、ランは言葉をつづける。 「アタシもね、昔は怖い夢を何度も見たよ。でも、そんな時はじいちゃんが話を聞いてくれて、それで一緒に寝てくれたの。 そしたらね、怖い夢を見なくなったんだ」 懐かしむように話すランだが、ユウヤの心情は複雑だった。 自分の家族はいない。 覚えているのは、イノベイターの施設と研究員の姿ばかりだった。 「…ありがとう。でも、こればかりはちょっと…」 「そこまで言うならいいけどさ…じゃあ、代わりに添い寝だけしてあげる」 「そ、添い寝?いや、それこそちょっと…」 「いいからいいから。さ、寝よう」 ランはタオルをベッドの脇に無造作に置いて、そのまま横になった。 ユウヤはせめて替えの上着を着ようとしたが、ランに腕を掴まれていたので、仕方なくそのまま眠ることにした。 「なんか…ドキドキするね」 ランが照れ臭そうな笑みを浮かべる。 ユウヤは正直緊張して、それどころではなかった。 目が覚めたばかりで眠る気分にもなれない。 更に体が熱を持って、先ほどとは違う意味での息苦しさが、ユウヤの意識を支配する。 「これじゃ眠れないな…」 「そうだね…アタシも疲れてたから、すぐ寝れると思ったんだけど…」 「僕は起きたばかりなんだけどな…」 「…それもそっか」 そういうと、ランが小さく笑う。 その笑顔を見て、ユウヤの緊張が少し解けた。 だが、胸の高まりは収まらなかった。 しばらくの静寂が続いた後、ランがユウヤの事を、深く抱きしめた。 突然の事で、ユウヤは頭が真っ白になる。 「ら…ラン君?いきなり何を…」 「いや、こうしたら寝れるかなーって思って…」 まるでぬいぐるみか何かのように、ユウヤの頭を胸元に抱きかかえる。 熱く、柔らかな感触が、ユウヤの顔を刺激した。 確かに目を閉じていたならば、その感触は眠りそうになるほど心地いい。 だが、それがランの体だと考えてしまうと、そうはいかなかった。 何より、互いの持つ熱のせいで、とても眠れる状況ではなかった。 「ラン君、ちょっと暑い…」 「もー、ワガママだなぁ」 少しムッとしながらも、ランはユウヤを解放する。 肌に触れる冷えた空気を感じながら、大きく息をついた。 「…どうして、僕にここまで構ってくれるんだい?」 照れ隠しにランに顔を背けながら、ユウヤが尋ねた。 「どうしてって…変?」 「それは、まぁ…ここまでされるとちょっと…」 「…アタシからすれば、ユウヤの方が変だけどなぁ」 「僕が?」 「すぐ色々言ってさ、なんだかんだで距離を置こうとするよね」 「それは…」 一理あるかもしれない、と思った。 いや、実際はその通りだった。 自分では、昔の事から決別し、大きく変わったと思っていた。 しかし、心のどこかで、人と深く関わる事を避けていた。 過去の自分を知られ、離れていくのが怖いから。 また一人になるのが、何よりも怖かったから。 「なーんか、壁感じちゃうなー」 そう言いながらも、ランの言葉はいつも通りの明るさだった。 だが、それとは対照的に、ユウヤの気分は沈んでいた。 (僕を孤独にしていたのは、僕自身だったんだ…) 今までどれだけ壁を作ってきただろう。 表面上は仲良くしていても、やはりどこかで一線を置いていたのではないか。 ユウヤは仲間全員を裏切っていたように感じてしまい、顔を俯かせた。 「ごめん…」 「…いいよ、謝んなくって。その代わり、これからはそういうの無しだからね」 ランが強引に、ユウヤの顔を自分に向けさせる。 「『でも』とか何とか言って距離を置くのは無しってこと」 「ラン君…」 「そりゃ、アタシじゃバンやジンみたく頼りにならないかもしんないけどさ…アタシだって、ユウヤの力になりたいんだよ」 「僕の、力に…?」 「うん。…やっぱ、アタシじゃ駄目?」 「…いや…ありが、と…っ…」 ユウヤは表情を隠すかのように、ランを深く抱きしめる。 だが、溢れる涙と肩の震えは、抑えられなかった。 それに気づいたランは、そっとユウヤの体を抱き返した。 「ユウヤは、一人じゃないよ」 ランが、ユウヤの髪を撫でる。 「アタシはずっと、ユウヤといるから…」 「…でも…本当に、いいのかい?」 「ほらまた言った」 「あ、そっか。その…」 「…アタシはいいよ」 「…僕もだ…いや、ラン君がいいんだ。ラン君に、傍にいてほしい」 「…アタシも、ユウヤに傍にいてほしい」 ユウヤは涙を拭って抱擁を解き、ランの瞳を見つめた。 「…ありがとう」 「こちらこそ」 そう言って二人は微笑みあい、そして、どちらからともなく唇を重ねた。 しばらくは唇同士の、幼い口づけだった。 やがて互いを深く求め、舌を絡める大人のキスを交わし始めた。 「ん、っ…」 「…ぅ…」 二人の喘ぎが交差し、混じり合う。 だが、息苦しさを感じたランが、ユウヤの体を軽く押し返す。 軽く息を整えて、ふぅ、と一息ついた。 「ユウヤ…最後まで、する…?」 その問いに、ユウヤは少しだけ迷ってから、小さく頷いた。 ランが服に手をかけていく。 ユウヤも服を脱ごうとしたが、その段階になって、ユウヤは自分が上の服を脱いだままだったのを思い出した。 残ったズボン、そして下着も脱いで、ベッドの横に軽く折りたたむ。 振り返ると、ランの脱衣はもう終わっていた。 流石に恥ずかしいのか、自分の腕で胸と、大事な部分を隠している。 その扇情的な姿に、ユウヤは息を飲んだ。 ゆっくりとランを押し倒し、胸を隠す手をどけさせる。 今度はランが、恥ずかしさで顔を逸らした。 「綺麗だよ、ラン君…」 「…それは、言わなくていい…」 ランは羞恥心から、少し不機嫌そうな声を上げる。 ユウヤはランの胸を手で覆い、軽く撫でた。 「っ…」 ランの体が小さく跳ねる。 露わになった首筋に、キスをした。 「んっ、ぁ…」 ランの嬌声が室内に響いた。 ユウヤは唇を鎖骨、胸元へと移していき、そして胸の先端を口に含んだ。 「や、そこ…んっ…!」 僅かな拒否の言葉とは裏腹に、ユウヤの頭を抱きしめるように手を回していた。 ユウヤの口内で、ランの乳首が固さを帯び始める。 一通りその感触を味わうと唇を離し、もう片方の胸へと移った。 「やぁ…ユウ、ヤ…っ…」 先ほどより甘く、蕩けたような声を上げるラン。 同じくらいの刺激を加えた後、ユウヤはランの胸から離れ、足の間に割って入った。 ユウヤの指が、ランの秘所に触れる。 だが、それは愛撫ではなく、確認のような手つきだった。 「…ここ…で、いいんだよね…」 「うん…多分、そう…」 二人とも知識として知ってはいても、経験などなかった。 互いに確認をしあったうえで、ユウヤが自身をランの入り口に押し当てる。 「…じゃあ、行くよ…っ…!」 ユウヤはゆっくりと、しかしランの奥まで、自身を突き入れた。 「うぁ…っ!」 一瞬だが、ランが声を上げた。 それは喘ぎとは明らかに違う、痛みの悲鳴。 自分の体が、そこから二つに引き裂かれるかのようだった。 だが、ランは必死に拳を握り、歯を食いしばって、その痛みに耐えた。 (…気に、しないで) そう言ったつもりだった。 だが、痛みで言葉にならなかった。 激しい痛みに襲われ、目に涙を浮かべながらも、ランはユウヤに微笑みかけ、その頬を撫でた。 ユウヤの方は、困惑していた。 ランのリアクションを見る限り、想像を絶する痛みに襲われたのだろうと思った。 結局自分の快楽に流され、他人を傷つけてしまったと考えていたのだ。 そんな深刻そうな表情を浮かべるユウヤの頬を、ランの指が容赦なくつねりあげた。 「い、いたたた…!」 「…これで、おあいこだね」 ようやく痛みに慣れてきたランが、少しだけ掠れた声で言った。 「お互い、したい事をしただけなんだから…気にしないで…」 「…ラン君…」 「確かに、死ぬほど痛かったし…大事な初めてだったけど…ユウヤだから、いいよ…」 「…分かった。じゃあ、また動くよ…」 「あ、ちょっと待って」 「え?」 戸惑うユウヤの体に手を回し、耳元で囁く。 「愛してるよ、ユウヤ」 いつもと変わらない笑顔を浮かべるランに、ユウヤも囁いた。 「僕もだよ…愛してる、ラン君」 ランの上に乗ったユウヤが、腰をランに打ち付ける。 「あ、あっ…んっ…!」 ユウヤの動きに合わせ、ランが喘ぐ。 痛みが完全に引いたわけではないが、それでも快楽の方が勝っていた。 「はぁ…いい…ユウヤ、っ…!」 その声に触発されるかのように、ユウヤの動きも早まる。 ユウヤには言葉を発する余裕はなかった。 少しでも気を抜いたら、果ててしまいそうだったからだ。 「ね、ユウヤ…もっと、奥まで…!」 その言葉に頷いて、ユウヤは更に深く強く、自身を突き入れる。 「あぁ…いい、それ…!」 ランの声のトーンが一層上がった。 互いに、もう限界が近かった。 「ユウヤ、ユウヤ…っ、あぁ…!」 体の奥深くにユウヤの感触を感じ、ランが果てる。 それとほぼ同時に、ユウヤもランの中で果てた。 その後、互いに息を整えていたが、既に疲労が限界を超えていた二人は、そのまま眠りに落ちて行った。 ユウヤが目を覚ますと、目の前にランの寝顔があった。 その無防備な表情が無性に愛おしくて、髪をそっとなでる。 刺激しないようにしたつもりだったが、ランも目を覚ましてしまった。 起こしてしまった罪悪感と、視線が合った照れ臭さで、気まずい沈黙が流れる。 だが、ランは迷わず笑顔を浮かべた。 「おはよう、ユウヤ」 その笑顔につられて、ユウヤも微笑む。 「おはよう、ラン君」 二人は一度だけ軽いキスを交わした。 昨夜の事が嘘のような、軽いキス。 その落差を感じて、二人は少しだけ、笑いあった。 やがて身支度を整えて部屋を出ると、ヒロとばったり出くわした。 「あ、ユウヤさん。丁度よかった。今度の町にセンシマングッズを扱ってるショップがあるらしいですよ。一緒に行きましょう!」 鈍感なのか気を使っているのか、一緒に部屋から出てきたランの事を無視してユウヤに話しかける。 ユウヤはランを気遣って困惑するが、意外にもランの方からヒロの手を取って話しかけた。 「ねーヒロ、アタシも連れてってよ!」 「え、ランさんが?こういうのに興味なかったんじゃないですか?」 「まぁいーじゃん。殺陣はカッコいいみたいだから、ちょっと見てみたいんだよねー」 「…っくぅ~!ようやくランさんにもセンシマンへの愛が…!分かりました、じゃあランさんも!今日は帰しませんよぉ~!」 「気を付けた方がいいよラン君、ヒロ君は本気だから」 「望むところ!」 そう言って3人は笑いながら駆け出していく。 もう、一人じゃない。 朝焼けの中で、ユウヤはそう確信していた。 それ以来、ユウヤがあの悪夢を見る事は、無くなったのだそうだ。