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The LoverはDivination Cardの一種 交換可能アイテム 入手方法 関連リンク The Lover 必要枚数 2枚 JewelleryItem Level 79 I wanted to give you three things. I ve given you my eternal love. I ve sung to you my most beautiful song. I d have given you the moon last, but it couldn t be found. I hope you ll accept this instead. 交換可能アイテム アイテムレベル79のレアJewellery(Ring, Amulet, Belt) 入手方法 このカードがドロップするエリア Maelström of Chaos • Mineral Pools Map • Underground Sea Map カード等のドロップ以外の入手方法 アイテム 必要数 備考 The Gambler 5 Stacked Deck 1 関連リンク 英wiki https //pathofexile.gamepedia.com/The_Lover Divination Card
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. ――テレビの中で煌めいていた、皆の「夢」の素敵な貴方。 叶うならば、私も貴方のようになりたかった。 ……なんて過去形にしまうには、まだ早い。 だって、私の「夢」は―― ◆ 私、北条加蓮の歩んだ歴史の話をしよう。 歴史って言っても、こうしてフツーに生きてるわけだし、全然途中の、未完成の歴史なんだけど。 エピソードならいくらでもある。 運命の出会いを本気で信じているまゆの気持ちをきっかけに、女の子が持つ愛の重さを確かめたり。 本当は目指している先が違っていた凛と奈緒と喧嘩しながら、お互いの譲れない信念を認め合ったり。 アイドルの後輩ってことになるりあむや雪美を、貴方達も太陽みたいに輝けるんだって自分なりの言葉で励ましたり。 ……いつの間にか人にエラそーなこと言えるようになったんだって感じだね。 うん、じゃあ私がこんな風に自分に自信を持てるようになったきっかけの話をするよ。 私……アタシの、記念すべき『第1話』ってところかな? いろいろあって、最低最悪の人生諦めムードにどっぷり浸りながら、ただの女子高生として過ごしていた頃、アタシはプロデューサーさんと出会って。アタシをアイドルにしたい、そう彼に告げられた。 アイドルになるためにはたくさん努力とか必要だけど、アタシそういうキャラじゃないんだよね。なんて、最初は断ったよ……怖かったんだよね、何もできないかもしれないアタシ自身と、向き合うのが。 それでも、プロデューサーさんはアタシを受け入れた。その日から、アタシのアイドルを目指す日々は始まった。 ハッキリ言って、最初はただひたすらしんどかったなあ。 できる限りの努力はしたし、多少の無理すらしているつもりだったけど、アタシの身体はまるでついてきてくれないんだもん。ブランク長かったからねえ。 少しずつ実力は上がっているとプロデューサーさんは褒めてくれるけど、結局目に見えた結果を出せてない。悔しくて、申し訳なくて、焦ってた。 そんな頃、アタシにもようやくデビューの仕事が舞い込んできた。小さい会場のミニライブだったけど、アタシが初めてアイドルとしてステージに一人で上がる日がやってきた。 今も覚えている。ステージの前日、プロデューサーさんは体調を万全に整えるためにもレッスンをやり過ぎないようにって釘を差したんだけど……アタシは言うことを聞かなくて、夜になってからもこっそり追加の自主レッスンに打ち込んだ。 弱くて駄目なアタシが、せめて失敗しないために。怖じ気付くアタシの心から、目を背けるうに。頑固者、わからず屋なんてプロデューサーさんに言ったけど、どっちがだって話だよね。 結論だけ言えば、失敗だった。 ライブの途中から、アタシはほとんど意識が無いような状態だった。そしてライブが終わった途端、貧血で倒れてしまったらしい。言うまでもなく、前の日に体力使い過ぎたのが響いたってわけ。 そんなアタシに、プロデューサーさんははっきりと言った。 歌いきったから成功だ。でも心配させたから失敗だ。 ……効いたなあ。 アタシはアタシだけでなく、アタシのことを信じてくれたプロデューサーさんも信じていなかったんだと、嫌というほど自覚した。 ライブ前の体調管理が及ばなかったこと。ライブの仕事を引き受けたこと。日々の体力作りが不完全だったこと。それともアイドルとなる前に…… どれも違う。そんな言い訳は、アタシが犯した失敗の本質じゃない。 アタシは……北条加蓮は、結局、周囲の期待に応えられない人間だ。だって、アタシがアタシ自身に何も期待していなかったんだから。 目の前が真っ暗になったアタシの口が、ごめんなさいを何度も唱えて……でも、の一言も零れた。アタシの、諦めたくない本心だった。 そんなアタシをプロデューサーさんは真っ直ぐに見つめて、わかってる、とただ一言だけ答えた。両目は確かな光を宿して、訴えていた。祈っていた。アタシ自身を、今度こそ信じてほしいと。 その時、理解した。ああ、この人はまたチャンスをくれる。これからどれだけ失敗しても、悪態をついても、泣きそうになっても、絶対にアタシを見捨てず、手を差し伸べてくれる人なんだ。 だからアタシは、アタシの心を救ってくれたプロデューサーさんの前で約束したの。信じられるもの、一つずつ増やしていくから。これまで、あんまり信じられなかった分、一つずつ……って。 一番大切な人が、傷付けることを覚悟の上でアタシと向き合って、何も誤魔化すことなくちゃんと叱ってくれた。この経験が、アタシを奮起させる力の源になっていた。 体調管理がなっていないって、得意先にプロデューサーさんが嫌味を言われて頭を下げたらしいと後から聞いた時は、やっぱり恥ずかしくなったけれど、プロデューサーさんがアタシを叱った言葉には決して八つ当たりのような思いが籠っていなかったことを思い出して、気を引き締め直した。 アタシの失敗を嗤い合う誰かの声を聞いた。でも、平気だった。失敗だと突き付けられるのなんか、アタシの中ではとっくに終わった話だったから。次を成功させればアンタ達も文句ないんでしょ? って心の中で言い返しちゃったりして。 ……アタシは、絶対に屈しなかった。諦めなかった。夢を、手放さなかったよ。 こうして、アタシは自分に自信をつけられるようになり始めて、今じゃみんなご存知の武闘派な負けず嫌いちゃんになったのでしたとさ。おしまい。 これが、アタシのアイドルとしての『第1話』。 とりあえず、アタシの歩いてきた道を語る上で大事なエピソードを一つ挙げるなら、こんなところかな。 勿論、その後も色々あったんだよ。さっき例に挙げた以外にも、たくさんの経験を積んで。 ……そして、誰もが夢見る『シンデレラガール』の称号を、ついにこの手で掴んだりもして。 でも、まだ終わりじゃない。これからも思い出は増えていく。 アタシの……私、アイドル北条加蓮の物語はまだまだ続いていく。 「夢」は「夢」で終われない。 ハッピーエンドなんかじゃ、まだまだ満たされないんだ。 ◆ キャスターのサーヴァントとして召喚された僕のマスターである少女、北条加蓮は、聖杯に頼らなければならないような願いを持たず、ただ無事に生還できればそれで良いのだという。 実に残念なことだ。僕にはこの仮初の生を通してでも実現したい理想があり、そのための恩恵を得られる聖杯を獲得できるなら是非ともそうさせてもらうつもりだ。 サーヴァントを喪って暇を持て余している他のマスターを見つけた場合、そちらに鞍替えさせてもらおうと方針を決めるまで、時間はかからなかった。この意向は、既にマスターへ伝えさせてもらっている。 無論、何の貢献にもならない無益な死など生みたいわけではないし、サーヴァントとして呼び出された以上は最低限の責務くらい果たすべきだとは思うので、マスターがこの世界から脱出するための方法を確立するまでの間は契約を解消しないが。僕とお前との間柄は、それで終わる程度の薄いものであるべきだ。 第一、患者でもない健やかな日々を送っている人間など、本来は僕の関わるべき相手ではない。完全に管轄外だ、くだらん。 しかし、マスターは僕との交友が拒絶されるのは寂しいのだという。 訳が分からない。お前は縁もゆかりも無い人間だろう。僕の真名を忘れたか? お前にとっては数千年も前の、神話の時代を生きた身だ。西暦の世で呑気に生きている……じぇいけーであいどる、だったか。そんなお前とは生きた時も場所も隔絶している。倫理観だって、そうなのだろう。それとも人類皆友達などと博愛主義でも謳うのかマスターは? 生憎、媚びる義理など無い。お互い不快な思いをするだけだ。 まさか書物に残される以上の僕の過去でも垣間見て、勝手に親近感でも抱いたのではあるまいな? ああ、なんでもサーヴァントの生前の光景をマスターが夢に見る事例が、稀に起こるらしい。もしそうだというなら……なんだ、違うのか。昨日は穢れの無い瞳を輝かせる幼女と化したりあむのママになる夢を見て酷い寝汗をかいた? 知るか、誰だりあむって。 ともかく、僕の過去を無闇に漁ったわけでないならそれで構わない。診察ではない状況で行われる詮索など、気持ちの良いものではないからな。まったく、どんな理屈で僕はお前などに呼ばれてしまったというのか。 何、今日はオフだから一緒に街の散策に行こう? 探索の聞き間違いだと信じたいところだが? 過去の貴方のことは知らないけど、今ここにいる貴方とはちゃんと仲良くしたい。それにプロデューサーさんでもないのに現役アイドルと一日デートできる特権を逃すのは損だよ……無礼もここまで来ると、僕の方が目眩を覚えそうだ。 行くなら一人で行け、そして勝手に襲われていろ。何、死にかける頃合いになったらきちんと助けに行ってやる。希少な臨床データを取る良い機会になるだろうからな。喧しい子供の分際で、僕の心を射止めようなどと思い上がるのは甚だ…… おい、何をしている。「カッチーン」「令呪を以て命じまぁーすっ!」だと? ふざけるな。こんな阿呆な要望のために……くそ、目が本気だ……!? ああ、わかったよ! 散策とやらに付き合えばいいんだろう、だから令呪を使おうとするのを即刻止めろ! 死ぬリスクを無駄に上げるな! ……なんて無茶苦茶なザマだ。イアソンに見られたら、餓鬼の分際で俺の船医をこき使うな、とでも怒り出しそうなものだな。いや、僕はあの男の所有物でもないが。 ◆ 指差した先の大画面のモニターには、澄んだ海水のような透明感のある佇まいの、四人の少女が映し出されていた。 加蓮とは別の芸能プロダクションに所属する、幼馴染み同士で結成したというそのアイドルユニットは、初期の頃こそ始末書クラスの暴走を見せつけたことで良くも悪くも注目を集めたが。今では着実にファン数を増やし、感謝祭イベントに参加できる程には成長しているそうだ。 暴れん坊はどこにでもいるものだねーと、加蓮は笑う。どの口が言うか。 「詳しいな。敵の事情にも精通しなければならないということか」 「敵じゃなくてライバルね。学べることは多いんだよ? どんどん出てくる後輩に追い越されたりしないためにもさ。それに、前に李衣菜と夏樹が他所と対バン企画やったんだけど、そういうのも私だっていつかやりたいし」 「……学べるというのは、異性の同業でも同じということか?」 「その通り。ほら、こうして今のキャスターさんのコーディネートに活かせてるわけじゃん?」 キャスターが着せられることになった、シンプルながらも品位を保っているワイシャツとスラックスの組み合わせは、加蓮が買い揃えたものだ。元医者の男性アイドルとかいう人物が業界内にいて、彼のグラビア写真を参考にしたそうだ。 掛けている眼鏡は伊達眼鏡だ。そして今は、加蓮も伊達眼鏡を掛けていた。視力の矯正ではなく変装用としての眼鏡も現代では当たり前で、加蓮はプライベートで伊達眼鏡が必要になる程度には大変な有名人になっているのだという。 現役アイドルが若い男と一緒に広場で座ってファストフードをいただく姿は、発覚したらとんだスキャンダルだ、用心せねば……などと加蓮は語るのだが。 「だったら自宅まで持ち帰ればいいだろう。テイクアウトというのはそのための仕組みじゃないのか」 「駄目駄目。ポテトはアツアツでホクホクのうちに食べるのが良いんだよ?」 「大体、何なんだこの油分の多さ最優先の、あからさまに健康への意識を投げ捨てた食事は。人を肥えた家畜にするつもりか」 「残念ながら、これが売りなの。ていうか健康志向を目指してた頃は売上ガクッと落ちちゃってたんだよね。それ止めたからまたトップに返り咲けたのでして」 「知るか」 不貞腐れながら、キャスターはまたコーヒーを一口呷った。 加蓮に付き合わされて現代日本の観光に勤しんだことは……それで加蓮の気が済むのなら、もしかしたら全くの無意味ではないのかもしれないが。キャスターとしては、観光というならせめて医療施設でも見せてもらいたかったものだ。 「あー……病院かあ……」 キャスターの溢す愚痴を聞いた加蓮の目が、気まずさを帯びながら泳ぐ。物の例えで挙げただけなのに、まるで、思い当たる節でもあるかのような。 「ん? あれは……」 「ああ、あれ私だね」 モニターに映し出される映像が、別のものへと変わっていた。とある人気アイドルのドキュメンタリー映画が公開されたらしく、そのコマーシャル映像だ。主役として抜擢されたのが、今まさにキャスターの隣でポテトをつまんでいる北条加蓮であった。 三十秒程度の短い映像であったが、その中で情報をピックアップすれば。一つは、今の加蓮が本当に日本でも有数の人気アイドルに成り上がったのだということ、もう一つは、アイドルになる前の幼い頃の加蓮が、ベッドの上で毎日を過ごしていたのだということ。 正直、意表をつかれたような思いだった。ただのお転婆娘という印象しか抱けないような加蓮が、昔は重い病を患っていたとは。随分と変化するものだ。 「……うん。元々、今日ちゃんと説明するつもりだったし。言うね」 そう切り出して、加蓮は語り始めた。 真っ白な部屋と、消毒液の匂いと、繰り返される採血の痛みだけが与えられた、遠い昔の白々しい日々。 唐突に健康な身体を取り戻すことが叶い、しかし諦めることに慣れてしまった心までは治されなかった、少し昔の苦々しい日々。 己への失望と他者への嫉妬に呑まれた過去は、加蓮にとっては弱さの象徴のようで。または、同情で人目を引くための材料のようにも思えて。だから、プロデューサーと、特に親交の深い数名の仲間にしか打ち明けていなかったのだという。 しかし、同じだけ仲の良い仲間が増えるにつれて、知る者の数も少しずつ増えて。多少は打ち解けたと思える程度の仲でも、加蓮の方から明かせるようになり。演劇の名目で、過去の捻くれていた自分を擬似的に再現できるようになり。 そして、ドキュメンタリー映画という形で、日本の全国民へ向けて、自らの過去を赤裸々に表明することを決意したのであった。 「詮索されるのが嫌なのではなかったのか」 「そうだったんだけどさ。今なら本当に、自信が持てると思ったの。私の築き上げたものは、もう同情に頼ったものじゃない……それよりもファンや、昔の私と同じ立場の子に……いろんな人に映画を観てもらって、希望を与えたくなったから」 語る横顔は、凛然とした生命の力強さに満ちたものだった。 「私の夢は、今もまだ続いている。昔の私がテレビの中に見出だした輝きには……追い付けていないもん。栄光を手にしてハッピーエンドだなんて言う人もいるけど、まだまだ。私の物語は、終わらない」 こほん、と一つ咳払いをして。加蓮は、キャスターの正面に立った。 「キャスターさん……ううん、アスクレピオスさん」 呼び掛けられたのは、キャスターの真の名。 ジョン・ハンターやフローレンス・ナイチンゲールといった、西暦における医療分野での偉人達の生きた時代よりも、遥か以前。ギリシャ神話において医療という概念を築き上げたと伝えられる、医の道を志す万人にとっての祖となる神の名。 「貴方は、私と何の関わりも無いと言ったけど。私にとって、貴方は恩人」 「……昔のことを指しているのなら、お前を診たのは決して僕自身ではない。お前と同じ時代を生きたドクターだ」 「うん。あの日の私はお医者さんに……医療によって救われた。プロデューサーさんと出会えた日まで健康に生きられたおかげで、私はこうしてアイドルになれた」 加蓮は『魔法使い』と出会い、憧れの『シンデレラ』へと変身した。諦めずに自分の足で歩き続けた成果だ。 しかし、もしかしたら。シンデレラストーリーは始まることすらなく、病が加蓮の命を奪っていた可能性だって、あり得たかもしれないのだ。 「アイドル北条加蓮が始めた物語に、第1話や2話3話、10話や100話があって。それぞれにプロデューサーさんや仲間のアイドル達、スタッフさんやファンのみんなが恩人として登場するんだとしたら」 最悪の事態は、実現しなかった。加蓮の病を完治させるに至った医学の力によるものだ。 そしてそのルーツは、奇しくも加蓮が『マスター』の立場となったことで巡り合った『魔術師』が、死を克服せんと重ねた研鑽にある。 「貴方は……貴方が確立して、そしてこの21世紀まで発展してきた医療は。私の『第0話』の恩人なんだよ」 彼に出会えたこの奇跡の中で、贈るのだ。 加蓮が『アイドル』になるその日まで命を繋いでくれた、偉大なる『医神』へ。 「ありがとう。私を……アタシを救ってくれて」 『ヒロイン』から、『ヒーロー』へ。 心からの感謝を、贈るのだ。 「……それで」 目元を指で強く押さえる。伝えるべき感情を、整理しなければならない。 「今日の散策が、僕への御礼のつもりだったとでもいうのか」 「……まあ、その、他に今すぐできそうなことを思い付かなかったというのもあるけど。貴方にも、見てほしかったから」 「見てほしかった?」 「医療で救われた後の人が、どんな風に生きていくのかを。だってキャスターさん、医療の進歩のことには興味津々だけど、患者のことには関心無そうだったし。退院したらもう知らん、って感じで」 苦笑する加蓮を見て、交流を拒絶されるのが寂しいと語った真意を察する。 ちなみに、キャスターに対する態度が些か無礼ではないかとの自覚は、さすがに持っていたらしい。それでも、朗らかなコミュニケーションを好まないキャスターとの距離感を埋めるため、敢えてアイドル仲間やプロデューサーと普段接するような振る舞いを選択したという。 加蓮なりに、キャスターを楽しませようと思案していたようだ。 「だとしたら……とんだ迷惑だな」 しかし、本音は伝えなければならない。 キャスターは医術の発展する先に拓かれる未来にしか、喜楽を見出ださない。他者との不必要な交流を行わないのは、単に合理性故の選択だ。 人と人との営みが持つとされる価値を知らないわけでも、恐れているわけでもない。そうでなければ、あの喧しい船長の率いるアルゴノーツなど、自ら下りていたものだ。 確かな意思のもと、キャスターはきっぱりと告げた。お前の献身は、徒労なのだと。 「そっか、うん……ごめんなさい」 キャスターは、決して答えを誤ったなどとは思わない。不本意ながらも神に祀り上げられた自分と、今の世を生きる命との間に生じる価値観の違いは、絶えず在り続けるものだ……その表明によって、加蓮の好意的な感情を消沈させてしまう結果になるとしても。決して、キャスターの非ではない。 また、嫌気が差す。これだから成熟していない子供の面倒見というのは煩わしいし、好んで関与したいとも思わないのだ。 「…………ドラッグストア」 ああ、本当に煩わしい。 「え?」 「先程、案内で見かけた。この敷地内にもあるんだろう。医薬品をどんな庶民でも手軽に買えるという商店が。現代で実現している薬学の水準がどの程度のものか、興味が湧いた。病院が無理なら、そこを僕に見せろ。せっかく霊体化を解除したまま歩き回れる衣装をこうして着せられたんだ」 「キャスターさん……」 「……その時間を、今日のマスターからの礼ということで受け取ってやる」 加蓮の瞳が、表情が、再び煌めき始めるのが見て取れた。 「……うん、オッケー!」 揚々とした声色で先導を始める加蓮の後ろ姿は、今日ですっかり見慣れた快活な若者のそれへと戻っていた。 どうやら、悪くはない選択肢を選べていたようだ。 ◆ 画面の前にいた頃の私に……みんなに伝えたいんだ。 いつか見た夢の世界……私は今、そこにいるよって! この世界は、そことつながってるんだよって! 【クラス】キャスター 【真名】アスクレピオス 【出典】Fate/Grand Order 【性別】男性 【属性】中立・中庸 【ステータス】 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+ 【クラススキル】 陣地作成:A 魔術師として自らに有利な陣地である「工房」を作成する。 Aランクを所有するため「工房」を上回る「神殿」を構築することが可能。 無論、彼にとってのそれはただ医療行為の為だけの、診察室、処置室、手術室などの意味合いを持った場所である。 道具作成:EX 医術に関わる道具しか基本的に作らないが、作るものは超高性能。 彼がその道具のターゲットとした傷病には、ほとんどの場合、多かれ少なかれ効果がある。ただしそれ以外の部分はまったくない。 【保有スキル】 神性:A アポロンの子として(嫌々ながら)高い神性をもつ。 医神:EX 現代にまで伝わる、『医療』という概念の祖、医学の神としての存在を示すスキル。 一説によれば薬草による治療を初めて行った存在がケイローンであり、それを学び発展させ初めて『臨床医療』を行った存在がアスクレピオスであるという。 アポロンの子:A ギリシャの神アポロンの系譜であることを示すスキル。 アポロンは弓矢、芸能、予言、太陽等様々なものを司る神であるが、疫病の神でもあり、その二面性の発露として、医術も司っていた。 本人的にはできれば忘れたいスキルであるが、その血の力でなくては救えない患者がもし眼前にといるとすれば。おそらく彼は舌打ちしながらも、その使用を躊躇うことはないだろう。 蛇遣い:B 不滅の命の象徴である蛇を使役し、また医療に用いる技術。 古代ギリシャでは蛇は神の使いとして神聖視されていた。 死者を蘇生させた罰としてゼウスの雷霆で殺されたアスクレピオスは、死後へびつかい座(神の座)へと召し上げられた。 本人がそれを望んでいたとは限らないが。今も医の象徴として使われている意匠『アスクレピオスの杖』には一匹の蛇が巻き付いている。 【宝具】 『倣薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大補足:‐ アスクレピオスが作り出す、死者を蘇らせる蘇生薬。 ……なのだが、この宝具は『そのもの』ではなく、彼がそれを模倣した薬である。 かつて実際に作成し用いた蘇生薬は、唯一無二の特殊な原材料を用いたものであり、英霊となった今でも自動的に引っ張ってこられるようなものではなかった。 故に通常の聖杯戦争においては、彼はこの模倣蘇生薬を用いることになる。 模倣品であるため元々のものより効能が落ちており、実際に死者を蘇生させるには様々な条件を満たしていなければならない。 死亡後の経過時間や、死体の状態などである。 現代医療の知識を得た彼は「単純に、少し出来のいいAEDのようなものだ」と自嘲気味に語る。 また、この模倣薬自体もそれなりに貴重なものであり、何度も使えるわけではない。 『真薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)』 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:‐ 最大補足:‐ 使用不能宝具。 かつてハデスの領域を侵し、ゼウスを怒らせた真なる蘇生薬そのもの。 かなり無茶な状態からでも人や半神を完全に蘇生させる力を持つ。 彼はこれを用いてミノス王の子グラウコス、テセウスの子ヒッポリュトスらを蘇らせたと言われる。 この薬の原料はアテナから渡された(アテナはペルセウスから捧げられた)ゴルゴーンの血である。 ゴルゴーンの左半身から流れ出た血は人を破滅させ、右半身からの血は人を救済する力があったという。 実のところ、ただゴルゴーンから血を採っただけでは上手くいかない。 ヒッポリュトスを蘇生させたときには『アルテミスの力を得て為した』とされているため、蘇生薬はこの血に純度の高い(アテナ・アルテミス級の)神の力が込められてこそ初めて完成するものなのだろう。他にも隠し味として必要なものがあるのかもしれない。 結局のところ、かつての蘇生薬は彼の医術だけでなく様々な要因と偶然も関与して作り出せたものであって、アスクレピオス本人もこの蘇生薬の作り方について完全にマスターしているわけではないのである。 ―――勿論、だからこそ、彼は今日もその再現に心血を注いでいるのだが。 【weapon】 「アスクレピオスの杖」に巻き付いた蛇の使役。 【人物背景】 アスクレピオスはケイローンのもとで医術を学び、のちに『医神』と呼ばれるようになるギリシャ英雄である。 イアソン率いるアルゴノーツの一員でもある。 アポロンの子であった彼はやがて死者を蘇らせるほどの力を持つようになり、それを問題視した神の雷霆によって撃ち殺された。 【サーヴァントとしての願い】 医療の進歩、そのための『真薬』の再現。 【マスター】 北条加蓮@アイドルマスターシンデレラガールズ 【マスターとしての願い】 アイドルになれた私の未来を、ここで終わらせない。 【weapon】 特に無し。 【能力・技能】 アイドルとしての練習を積んだため、歌やダンスの腕前は常人より上。 元病人ということもあって体力は平均レベル、あるいはそれ以下……だったが、それも昔の話である。 【人物背景】 長い入院生活を余儀なくされていた元・病弱な女子高生。 テレビ画面の中のアイドルに憧れ、プロデューサーとの出会いをきっかけに自らアイドルデビューした。 当初は斜に構えた気怠げな態度を取るも、経験を積むうちに本来の真面目な素顔が前面に表れ、煌めく乙女へと変わっていく。 『シンデレラガール』の栄冠を勝ち取ってからも、彼女の未来は続いていく。 【方針】 ただ生きて帰れたらそれで良い。ただし、人を傷付けたくはない。 できればキャスターのためにも何かしてみたい。
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Overdrive Overdrive アーティスト 原田ひとみ 発売日 2015年11月25日 レーベル メディアファクトリー デイリー最高順位 18位(2015年11月25日) 週間最高順位 24位(2015年12月1日) 年間最高順位 425位(2015年) 年間最高順位 425位(2015年) 初動売上 2007 累計売上 2786 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 Overdrive VALKYRIE DRIVE -MERMAID- OP 2 Oh No, Oh No ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 12/1 24 新 2007 2007 2 12/8 ↓ 504 2511 3 12/15 275 2786 関連CD Schwarzer Bogen
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■事件簿ファイルナンバー:003 ■シナリオタイトル:『Wish over the hollow night』 ■セッション開催日:2006年11月2日(木) 22:00~ 2006年11月3日(金) 22:00~ 2006年11月4日(土) 23:00~ ■開催回数 :3回 ■募集人数 :3~4人 ■推奨レベル :3~5レベル ■シナリオ難度 :■■■■□ ■事件の重要度 :■■□ ■ゲームマスター名:精霊司英光 ■報告書作成者名 :管理人(御門) ■参加プレイヤーおよび配布経験点: ・GM :精霊司英光 [取得経験点:39点] 119÷3=39 ・PL1:扇風機 [取得経験点:30点] ・PL2:御門 [取得経験点:29点] ・PL3:ティティ [取得経験点:30点] ・PL4:ふゆき [取得経験点:30点] ■参加キャラクター名: ・PC1:氷室 燕 [レベル3:B1/AT2/ ]:扇風機 「あたしが届けるよ――あたしが、この声を、想いを、あたしの歌に乗せてさつきに届けて見せるよ!!」 ・PC2:近衛 御門 [レベル3:W1/B1/LG1]:御門 「―――昔、兄様から聴いたことがあります。 私の家に伝わる古い秘法―――死者の魂を甦らせ、 現世に繋ぎためるための儀式……。 ―――でも、そのためには 代償が必要……。」 ・PC3:リリエル=ルーシュ [レベル3:AC1/DP2/ ]:ティティ 「―――血塗れし十字架は、ルルドの狩人の象徴……。それを汚した罪は重いのですわ」 ・PC4:柏木 直人 [レベル3:F2/SM1/ ]:ふゆき 「お前なら出来るさ―――。 ―――いまさら、だな」 ■今回予告: 今宵の舞台はかつてN市において、貿易商である外国人達のベッドタウンとして栄えていた十文字区。 一人の女性の死がきっかけで、この街の伝統となっていたハロウィーンイベントが、今年は開けなくなってしまった。 そんな例年より寂しい万聖節の前日、街を訪れたのは『不死身の殺戮者』率いる『本物の怪物達』。 そんなハロウィーンの黄昏時、街に現れたもう一人の『異邦人』… 「祭りが開かれないからせめて…一緒に“ハロウィーン”を楽しもうよ?」 少女は悲しき記憶と邂逅し、時を越えた想いは、『虚ろなる夜』を越えていく… アルシャードガイアRPG 『Wish over the hollow night』 ―――この世に明けぬ、夜はない――― ■事件の概要: 10月最後の万聖節の日、今年、”殺戮者”魔女HollowはN市に顕れた。 かねてより、”殺戮者”を追っていた連盟は、その日の昼、N市十文字区にて”殺戮者”と遭遇したクエスター、柏木直人からその報告を受けると、公安霊課の協力の下、同区を封鎖、街中のクエスターを集めていた。 連盟の魔術師、高嶺巌は、集められたクエスター、近衛御門とリリエル=ルーシュに難解な指示を出す。 「この街に今、“居るはずがない人間”がいる。 それを探し出すのが先決だ」 首を捻りながら、二人のクエスターは事件の調査に乗り出した。 その頃、祖母・氷室翡翠の死によってもたらされた親族達の争いにやりきれない想いを抱いた氷室燕は、一人訪れた河原で、市内では見かけない古風な紺のセーラー服の女学生と出会っていた。 燕のことを「塔矢さん」と呼び、自分のことを「さつき」と名乗る謎の少女。 彼女は燕に問いかける。 「今年は、ハロウィンのお祭りが行われなくて残念だよね?」と。 彼女のいきおいに押され、ハロウィンの祭りでの再会を約束する燕。 そして、彼女が去った後、拾い上げた一枚のカラー写真。 そこに映っていたのは「さつき」と名乗る先刻の少女と―――確かにセーラー服を着た燕自身だった。。。 * * * N市内のルルド聖教会に移動して、事件に関する情報を集めるリリエルと御門。 黒衣と髑髏の指輪を身につけた魔女ホロウは、古の陰陽師によって古い遺跡に封じられていたが、6年前、高嶺導師が遺跡を発掘調査した際に、封印を破れ解放されたこと。 それから毎年、一年に一度、“居るはずのない人物”=死者の姿でいずこかの街に顕れて、殺戮を繰り返 すこと。 最初の犠牲者は、高嶺導師の妻であったこと。 そして、この街で見かけないセーラー服の少女の目撃証言。 不審な少女の足跡を追って、二人は、彼女の目的地と思しき公園、万聖節の祭りの行われる公園へと向かうのであった。 一方、フォーチュンから「“見覚えがない”不審人物を見つけたら知らせて欲しい」と指示を受け市内を巡回していた直人は、河原で燕と遭う。そして、燕が落とした写真に写っている少女が身につけている十字架が、先刻、対峙した魔女が身につけていた血まみれの十字架と酷似していることに気付く。気になった直人は、祭りで少女と会う約束をしたという燕に同行することにし、亡くなった燕の祖母、氷室翡翠の住んでいた家にむかうのだった。 祖母の家にてハロウィンの準備をするうち、箱の中からアルバムから剥がれた一枚の古びた白黒写真を見つけ出した燕。写真に写っていたのは、先ほど少女が落としたカラー写真と違わぬ二人―――そして昭和17年10月28日の日付。更に箱の中から祖母の小学生時代の日記が見つかる。 ―――燕の祖母と貿易商の娘で帰国子女だった小鳥遊(たかなし)さつきとは、小学校からの心の底から親友と呼べる間柄だった。昭和17年の10月、太平洋戦争が原因で、「敵国の文化…言葉や風習を禁じる」と国からお達しが出た。そんな情勢の中、さつきと翡翠は「二人だけでも“ハロウィーン”を祝うこと」を約束する。 だけど、待ち合わせの時刻に翡翠はやって来なかった。祖母の日記には「私が周りからどういわれようが、されようが構わない。だけどそのせいで家族や街の人達が軍に目を付けられるのは耐えられなかった」と、乱れた筆跡で記されていた。そして待ち合わせ中だったさつきは……夜警の憲兵隊に銃を向けられ……。 ――― そして、閉じた日記の表紙に記された祖母の旧姓が、「塔矢」であったことを知る。 祖母・塔矢翡翠に代わり、70年越しのさつきとの約束を果たすことを決意する燕。 ちょうど前を通りかかったリリエル、御門と合流し、直人を引き連れ、4人は約束の公園へとむかうのだった。 * * * 公園の一番大きな木の下にもたれ掛かって、カボチャを抱えたセーラー服の少女は一人で待っていた。 「良かったぁ、ちゃんと来てくれたんだぁ…。 はい、約束してたカボチャ。」 そう言って、さつきは燕にくりぬいたカボチャを差し出す。 引き替えに仮装の衣装に着替えたさつきと共に、街に繰り出しハロウィンの祭りを楽しみながら、やがて教会前にまで辿り着く一行。さつきの願いはかなえられようとしていた。 そのとき、路地裏の銃声と共に姿を顕すホロウの配下の奈落クリーチャーの群れが顕れる。 が、リリエルのチャンバースタッフから放たれた血染めの魔力弾で吹き飛ばされ、直人の薙ぎ払いにバタバタ倒れされる。 不意に、倒したと思ったゾンビが立ち上がり、さつきに襲い掛かる―ー―刹那、路地裏から駆けつけた公安の刑事達によって蜂の巣にされる。 周囲を警戒しつつ近づいてきた刑事達。しかしその銃口を見たさつきの瞳は虚ろになり……。 「嫌……兵隊なんて……戦争なんて……」 そして僅かなタイムラグの後……一斉に真っ二つとなる刑事達。 返り血が、さつきの体を血で穢す。そして目の前の遺体を見て自問する。 「……これが、私……なの……?」 さつきを中心にして血煙が巻き起こり、近寄ろうとした燕を弾きとばす。 血煙が収まった後、そこに残されていたのは、一片のお菓子であった。 そして……夜空が禍々しい赫に染まっていく。古の黒衣の魔女ホロウの顕現だった―――。 そのとき高嶺導師から連絡が入る。 導師から、魔女ホロウが、人の潜在意識の奥底にある、集合無意識に潜み、深い無念を抱きつつ生者に深く想い続けられ死魂を蘇生しやがて魔女そのものに変貌させる妖であることを聴かされた御門は、絶望に言葉を失う。 しかし、導師は言う。 死者を突き動かす”強い何か”が、希望の裏返しでもあるということを。 「だったら………あたしが届けるよ………あたしが、この声を、想いを、あたしの歌に乗せてさつきに届けて見せるよ!! ………あの娘の・・・さつきの願いの答えはもう出てるよね。今、さつきは存在してて、その居場所はおばあちゃんの、ううん、あたしの隣、それが答え、そして、あたしの願い!!」 さつきを黒衣の魔女から、そして裏切りの絶望の淵から解放するために、燕が自身の決意を宣言する。 クエスター達の呼びかけに自我を取り戻したさつきから追い出された魔女は、周囲の小動物を呼び寄せ仮初の肉体を創り上げる。 そして、魔女の腕から伸びた鎖が、クエスター達の動きを封じる。 古の黒衣の魔女とドールのようなルルドの狩人の、血に塗れた壮絶な撃ち合いが続く中、渾身の一撃が相打ちになり、血海に倒れ臥すリリエル。 「くぅっ! これで……、わたくしの十字架も血塗れましたわ……」 しかし、その血煙の死角から一瞬の隙をついた直人の斬撃が、ホロウの脇腹から片腕をザックリと切り落とす。 「所詮、肉の塊の感じる痛みなど、大したことはない……」 凄絶な哄笑と共に残った鎖がクエスター達を襲う。 が、魔女の反撃を耐え切り、燕のラストナンバーが響き渡ると、黒衣の魔女は消え去り、赫く染まった空は元の闇に戻ったのだった―――。 * * * 蘇ったとはいえ、魔女が消え去った今、さつきは夜明けの光と共に失われるひどく不安定な存在であった。さつきを失いたくない、と必死に訴える燕の熱意に押されて、家に伝わる死者の魂を繋ぎ止め蘇生させるという陰陽道の密儀、冥府の王、泰山府君に祈願すればさつきをこの世に留めれるかもしれないと御門が言う―――しかし、さつきの魂を留めおくには代償が必要だ、とも。 燕は、一振りの古いギターを差し出した。 「おばあちゃんの………塔矢翡翠の形見のギターだよ。きっとこれにもおばあちゃんの想いが詰まってるはずだよ。」 そして数刻の後、御門の儀式は滞りなく終わり、燕はさつきと二人、夜明け前の街を巡っていた。 願いが聞き届けられず、これが最後の夜になるかも知れない、という不安を抱きながら……。 二人が最後に辿り着いたのは、街の小高い丘の上にある燕の祖母、塔矢翡翠の墓だった。 日記に綴られた祖母の想いを燕から伝えられたさつきは、生きていきたい、という思いを取り戻す。 やがて、空は深い蒼から、徐々に茜色に染まっていく……昇りはじめた太陽の輝きが彼女を包み込んだその時―――。 軽い金属音が石畳に響き渡り、鎖のちぎれた十字架が燕の足元に転がった。 「やっぱり私…まだ行っちゃ駄目だって…」 逆光で蔭になったさつきの頬から伝いおちた涙が、朝露の如く朝の光を反射させて煌めいた。 リリエルを伴い墓地を訪れた御門は、儀式が成就したことを告げ、しかしさつきの魂の代償として翡翠の形見のギターから永遠に音が失われてしまったことを二人に詫びる。 が、二人は互いに笑みを浮かながら答えるのだった。 「別に大丈夫だよ。 おばあちゃんは……もっとステキなもの残してくれたんだから、さ」 「ええ。大事なものは…ここにちゃんとあるから」 * * * それから数日後―――。 直人は、大学の学祭に、燕とさつきを迎えていた。 燕は、二人を引っ張り回して次々と屋台を攻略していく。当然のように直人の財布を軍資金にして。 当たり前のことかもしれないが、戦前の女学生にとっては、目新しいものばかりのようだ。 と、二人からはぐれたさつきが男子学生から声をかけられているのを見咎めた燕が問答無用で乱入していく。 オオカミになりきれなかった憐れな学生達を、情け容赦なくイタブる燕を制しながら、燕と一緒にいればさつきもきっと今の時代にすぐに馴染むんだろうな、と少しの安堵とおおいなる不安の予感の中で思うのだった―――。 ―――そうして、騒々しくも楽しい、日の下の祭りが続いていく……人々の輪の中で。 一人一人が抱えた刻の輪の中で―――。 =了= ■GMより追記: さつきのその後ですが… 色々裏で処理された結果、彼女の実の弟の孫にあたる戸籍を用意され、現代の女子高生として生活することと相成りました。 時代のギャップによる彼女のズレにつきましては当面、PCの皆さんにフォローをお任せすると言うことで… ■追加コネクションの承認: ・氷室 燕:柏木直人 [関係:財布] さつき [関係:親友or友人] 折角仲良くなれたんですから~ ・近衛御門:リリエル [関係:(過保護気味な)妹分](PC間) ・リリエル:近衛御門 [関係:誠意/隔意] ・柏木直人:氷室 燕 [関係:後輩](PC間) ■特記事項: □重要なNPC:(セッションに登場したNPCのうち、今後も登場する可能性のあるNPC) ・小鳥遊さつき(たかなしさつき):蘇生した少女 「大丈夫? 今年はハロウィーンの祭りが中止 になって、凄く落ち込んでたよね?」 ・高嶺 巌(たかみね・いわお) :魔術師連盟 導師 「その子に声を、想いを届かせることが出来るのは、私ではない…ということだ。」 ・ホロウ:共同無意識に取り憑くとされる”奈落の使徒”。 古の陰陽師たちにより古代の遺跡に封じられていた。 古名:『虚(ウツホ)』。 「人の心の闇というものを、思い知らせてあげましょう」 ■セッションログ・リプレイなど: → 戻る ■掲示板ログ [34] 11/2 『Wish over the hollow night』 [解決済!] Name:精霊司英光 Date:2006/11/01(水) 23 48 [ 返信 ] ■シナリオ名 :『Wish over the hollow night』 ■募集締切 :11月2日(木)21時00分 ■開催日時 :11月2日(木)22時00分~翌04時00分(予定) ■予定開催回数 :1回 ■募集人数 :3~4人 ■推奨レベル :3~5 ■シナリオ難度 :■■□□□ ■事件の重要度 :■■□□□ ■開催チャンネル:#ALG蒼星門_GM-精 #ALG蒼星門_GM-精裏 ■参加条件 : 1.ルールブックを所持していること。 2.キャラクターシートを既に作成済みであること。 3.IRCの利用法を理解し、セッションに参加できる方。 ■GMからのコメント: PC1のキャラ設定に、ハンドアウトに準じた設定が追加(資産家だった祖母が亡くなったばかり)されますので、ご了承願います。 シナリオの雰囲気はダークで、PC側がかなり努力しないと、後味が悪い幕切れとなるでしょうけれども…宜しくお願い致します。 [37] ハンドアウト Name:精霊司英光 Date:2006/11/01(水) 23 52 □PC1(女子希望) 推奨クラス :レジェンド カバー:中学・高校生 コネクション:謎の少女「さつき」 関係 :忘却 状況説明: 先日、街の顔役の一人でもあった、君の祖母が亡くなった。 毎年ハロウィンを楽しみにしていた祖母だが、彼女の死がきっかけで、 今年は祭りを開くだけの協賛金が確保できなかったらしい。 そんな例年より寂しい10月末の下校中、静かな公園に一人寂しく 膝を抱えている少女と巡り会う。彼女の纏うセーラー服は、この街では 見覚えのない代物だ。 彼女は君を「とーやさん」と呼びながら抱きついてくる。 まるで長年の親友であるかのように接してくる彼女が、自分と同じく ハロウィーンに思い入れがあることを知って… 「祭りが開かれないからせめて…一緒に“ハロウィーン”を楽しもうよ?」 という彼女と、後でもう一度逢う約束をしてしまうのだった。 □PC2&3 推奨クラス :特になし カバー:組織系、組織の依頼を受けられる人 コネクション:高嶺 巌 関係 :ビジネス 状況説明: 10月末の16時…N市十文字区は突如、外界から切り離されてしまった。 理由は、さるクエスター(PC4)が遭遇した“魔女”だった。 もたらされた情報によると、この事件を起こした“魔女”は、 “Hollow(ホロウ)”と呼称される、奈落の力を振るう殺戮者… 21世紀に入ってから、、おおよそ年に一回のペースで街に現れては 奈落の怪物を街に放ち、殺戮を繰り返してきた。 その度に複数の対奈落組織が手を組み、辛うじて打ち倒してきたが… 奴は何度死亡を確認しても、翌年になるとまた現れる。奴のせいで “地図から消えた”街すらもあったという。 そこで、緊急に区を封鎖…内外への人の出入りを封じ、連盟から派遣されてきた 導師の指示に従い、事に当たらねばならなくなったのである。 □PC4 推奨クラス :特になし カバー:学生推奨。そうでなくても可。 コネクション:謎の“魔女” 関係 :殺意 状況説明: 君は10月末の昼下がりに、街中で奈落の気配を感知。現場へと駆けつけた所、 路地裏で子鬼のような姿をした怪物が人を喰らっているのを目の当たりにする。 その子鬼を退治して一息ついたその時…君の背後に、ハロウィーンの仮装と 言われても違和感のない、魔女といった出で立ちの女性が現れ… 「今宵は楽しいハロウィーン…魑魅魍魎が跋扈する夜になるわよ」 と君に告げ、姿を消した…今夜は、物騒なパーティになりそうだ。 PC間コネクションは、PC1→PC2(→PC3)→PC4→PC1…と結んで下さい。 [38] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [募集中] Name:AOI Date:2006/11/01(水) 23 54 参加希望します 剣林地獄 レベル:3 [S1/SM1/Lg1] ハンドアウトはどれでも大丈夫です [39] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [募集中] Name:ティティ Date:2006/11/01(水) 23 56 ■リリエル=ルーシュ アルケミ1ダンピール2 高校生ですが、どれでも大丈夫そう? [40] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [募集中] Name:扇風機 Date:2006/11/01(水) 23 59 ■氷室 燕 レベル:3 [BM1/AT2] 4・・・あたり? 身長低くてもいいなら1でも。 低さは小学生級ですが(ぇ [41] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [募集中] Name:ふゆき Date:2006/11/02(木) 00 06 参加募集します ■柏木 直人 [レベル:3 Fi2/SM1] PC2か3でお願いします 初めての参加です。よろしくお願いします [42] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [参加希望♪] Name:御門 Date:2006/11/02(木) 00 06 明後日は休日なので、セッション参加希望いたしまーす。 ■近衛 御門 [クエスターレベル:3/陰陽師] ホワイトメイジ:1/ブラックマジシャン:1/レジェンド:1 希望ハンドアウト:PC1>PC2~3 レジェンド、女性PC推奨ということだそうですので、希望ハンドアウトを変更して再応募~。 よろしくお願いします~。 [46] RE 『Wish over the hollow night』[募集中][参加希望] Name:ライデンシャフト Date:2006/11/02(木) 00 16 1枠は断られちゃったけどめげないですよ?w 2、3枠で参加希望です。 ■伊能万寿 レベル:4 [Ps1/Re2/Lg1] 所属組織:時空管理局 もしくは ■稲中ライゾー レベル:3 [B3] 所属組織:フリーランス さらには ■セルウィリウス・ナインライブズ レベル:3 [F1/Hk1/FT1] 所属組織:ナインライブズ一族 [48] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [募集中] Name:青の星 Date:2006/11/02(木) 00 27 一応希望だけ ■葛稲 蒼人 [レベル:3 FT1/Su1/Lg1] 一応PC1以外なら大丈夫かな [59] 参加者確定 Name:精霊司英光 Date:2006/11/02(木) 21 28 募集枠以上の参加希望、ありがとうございました。ハンドアウトと加護のバランスを吟味した結果、 PC1:氷室 燕(扇風機さん) PC2:近衛 御門(御門さん) PC3:リリエル・ルーシュ(ティティさん) PC4:柏木 直人(ふゆきさん) の4名様に決定させて頂きます。 今回落としてしまった皆様、申し訳ございません。また機会がございましたら宜しくお願いしますね。 [93] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [アフタープレイ] Name:御門 Date:2006/11/06(月) 04 30 GMそして参加PLの皆様、おつかれさまでしたー。 ■経験点: □セッションに最後まで参加した(日数): 2点 2日目に断りなく遅刻してご迷惑をおかけしましたので、1点返上して2点だけいただきます。 □パーソナルクエストを達成した : 1点 [継承/力の伝承] さつきを蘇生することで、家伝の秘儀を継承したので、[達成]と申請します。 □シナリオクエストを達成した : 2点 □登場したシーンの数(÷3) :8÷3=3点 □倒したエネミーのレベル合計(÷PC): 17点 □セッションの進行を助けた : 1点 □セッションの感想を掲示板に書き込んだ: 1点 □よいロールプレイをした: 扇風機さん、ティティさん、ふゆきさんにそれぞれ1票を。 それぞれのキャラの性格がよく掴めましたっ。 □他のプレイヤーを助ける発言や行動を行った: ティティさんに1票を。 調査場面や登場判定など、率先して行動して引っ張っていただき助かりました。 ■コネクション追加: ・リリエル [(過保護気味な)妹分](PC間) をGMに申請します。 ■感想: 3日におよびましたが、楽しい週末の夜をありがとうございました。 それにしても、ガイアの演出、私的には、やっぱり難しいですねぇ。。 あんまり考えもなく悲劇的な演出をしてしまいましたが、燕や他のキャラのフォローでなんとかハッピーエンドにまとまりホントに助かりました(汗)。 シナリオはダブルクロスからの転用という事前の話でしたが、PLのさつきの処遇に対する選択でシナリオが分岐する構成も緊迫感があってよかったです。 心理学的フレーバーから、「(ガイアの)ルール的に何をすればどうなるのか」というあたりが直感的に(PLが)理解できればよかったかなぁ、と思いました。 では、また、次回同卓の際にも、よろしくお願い申し上げます~。 [96] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [アフター] Name:ティティ Date:2006/11/06(月) 10 50 ■経験点: □セッションに最後まで参加した(日数): 3点 □パーソナルクエストを達成した : 1点 [渇望/奈落を葬る] 数年に渡り、事件を起こしていた奈落を葬れました事、満足行事ですわ、と。 □シナリオクエストを達成した : 2点 □登場したシーンの数(÷3) :8÷3=3点 □倒したエネミーのレベル合計(÷PC): 17点 □セッションの進行を助けた : 1点 □セッションの感想を掲示板に書き込んだ: 1点 □よいロールプレイをした: 燕ちゃん…阿呆いこだわり娘は大好きですよv 御門さん…リリエルのRPに良く着いて来てくれました~♪ 直人くん…元気な小娘どもに振り回されていたようでw □他のプレイヤーを助ける発言や行動を行った: 人生観の違いをロールしてみよう、と言うリリエルのRP方針に良く着いて来てくれた 御門さん、ありがとうございます。今後も言う事は相変わらずかもですが、命を救って頂いたり、 奇跡を見せて頂いたりなところに、眩しい優しさを感じそうかなv 直人くんは、さっさと死んじゃったリリエル砲台(笑)の変わりに、ボス戦ダメージソースとして 大活躍ご苦労様でした。実に3/4は直人くんダメージだったんじゃないかと、うんうん。 ■コネクション追加: 宜しければ、御門さんと仲良くなりたいですね。誠意/隔意みたいな感じで(ゲームが違います)。 ■感想:楽しくRPすることが出来ました♪ リリエル最初のセッションではあまり見せられなかったルルド聖教会所属者ロールもたくさん出来たかと。 御門PLさんには作成当初からお気に入り頂いて居ましたが絡んでみた実際ではどうでしたか? 沢山振り回しちゃって御免なさいでした~。 改めて気に入って貰えたのなら嬉しいですけれどv レスを見るに、まだ過保護したい妹分とは想ってくださってるようで。 直人くんと、燕ちゃんも、ご苦労様♪ さつきと仲良く過ごしていくのかな。 めでたしめでたしですv GM精霊司さん、長いセッションお疲れ様です。 ちょうど良く時期モノが出来ましたね~♪ 御門さん(此処では管理人さんの居)が目指しておられそうなシナリオ雰囲気って、こんななんだろな~、とか想いつつでした。 ではでは、また。メルシー・ボクー、オールヴォワール♪ [104] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [アフター] Name:扇風機 Date:2006/11/07(火) 01 16 ■経験点: □セッションに最後まで参加した(日数): 3点 □パーソナルクエストを達成した : 1点 [出会い/運命に出会う] さつきとの出会いを運命と言わずして何を言うのでせうか。 □シナリオクエストを達成した : 2点 □登場したシーンの数(÷3) :7÷3=3点 恐らく。。。 □倒したエネミーのレベル合計(÷PC): 17点 □セッションの進行を助けた : 1点 □セッションの感想を掲示板に書き込んだ: 1点 □よいロールプレイをした: 皆さんに~。よくこんなgdgdを引っ張ってくれまして感謝ですよぉ。 □他のプレイヤーを助ける発言や行動を行った: 御門さんに~。ダイガイアー助かりましたーw ■コネクション追加: ・直人センパイに[関係:財布]を取りたいですねw え?ないw? ・さつきに[関係:親友or友人]折角仲良くなれたんですから~ ■感想: いやはや、PC1はホント大変ですね。。。思い知りましたよ。。。そんなアホな燕をフォローしてくださった皆々様、感謝感激カルバリン砲ですw 言葉少なですがこんな感じでしょうか? [110] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [アフター] Name:ふゆき Date:2006/11/08(水) 19 24 遅くなりました。こんな感じでしょうか。 ■経験点: □セッションに最後まで参加した(日数) : 3点 □パーソナルクエストを達成した : 0点 [継承/力の伝承] 達成してないと思われるので。 □シナリオクエストを達成した : 2点 □登場したシーンの数(÷3) :7÷3=3点 □倒したエネミーのレベル合計(÷PC) : 17点 □セッションの進行を助けた : 0点 □セッションの感想を掲示板に書き込んだ : 1点 □よいロールプレイをした: 扇風機さん、ティティさん、御門さんへそれぞれ贈ります。 □他のプレイヤーを助ける発言や行動を行った: 扇風機どのに。ガンガン絡んでいただきましたし、戦闘時も救われました。 ■コネクションの追加: 氷室燕とは[関係:後輩]を取りたいですね。会う度にたかられることになりそうですが(笑)。 ■感想: 楽しく遊ばせて頂きまして、ありがとうございました! 週末の三日間があっという間でしたね。 今回の経験を活かして、次に繋げていきたいと思います。 キャラが成長していく分、自分も成長していかねば……。 見様見真似のアフタープレイですので、間違ってたら教えてください。 では、お疲れ様でした。また、遊べる日を楽しみにしています。 [114] 経験点発行 Name:精霊司 英光 Date:2006/11/11(土) 00 00 仕事の都合で、大変遅くなりましたが…こちらで初めての経験点を発行させて頂きます。 氷室 燕(扇風機さん)=30点 近衛 御門(御門さん)=29点 リリエル・ルーシュ(ティティさん)=30点 柏木 直人(ふゆきさん)=30点 悪霊GM精霊司=119/3=39点 まずは自推・他推のチェックにGM側からの補足ですが… 良いロールプレイ&他者を助ける言動につきましては皆さんの推薦で全員に。 直人君のチェックですが、、 「力を受け継いだ者として、祖母の想いを受け継いだ燕の手助けをしたこと」辺りを鑑みて、 パーソナルクエストはOK。 更に「セッションの進行を助けた」にはGMからチェックを入れさせて頂きます。 シナリオの雰囲気としましては、伝奇っぽさを目指した結果、PC1に追加設定を承諾して頂かねばならなかったところを、引き受けて下さった扇風機さんにまずお礼を申し上げます。 そして組織側の人間同士でありつつ、それぞれのスタンスをしっかりと打ち出して下さった御門さんとティティさん、燕ちゃんと組織側…2つののサイドの間に立って両者を良い形で結びつけて下さった、ふゆきさん達にも本当に助けて頂きました。 元々は御門さんの感想にもございましたように、1年前に別システムで開催したことのあるシナリオだったのですが…その時と違い、今回は「心理面を表現するシステムを利用したフラグ立て」という当初のコンセプトを活かせなかったことだけが悔やまれます。 ALGの公式シナリオの中でもあったように、「NPCに対してクエストを提示する」と言う案も浮かんだのですが、非クエスターであるNPCにクエストのギミックを利用する事は躊躇われまして… 最後に…楽しくて有意義な時間を過ごさせて頂き、重ね重ね有難う御座いました。また機会がございましたら、是非とも宜しくお願い致しますね。 P.S.追加コネクションの受理については全てOKです。さつきのその後ですが… 色々裏で処理された結果、彼女の実の弟の孫にあたる戸籍を用意され、 現代の女子高生として生活することと相成りました。 時代のギャップによる彼女のズレにつきましては当面、PCの皆さんにフォローをお任せすると言う ことで… [160] RE 11/2 『Wish over the hollow night』 [解決済!] Name:御 門 Date:2006/11/16(木) 00 53 『セッション報告書』および『事件のあらまし』をアップいたしました。 作成者の御門(管理人)が、追加の「経験点:2点」を受領させていただきます。
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#blognavi ○代理コード http //www.studio1k.com/progre1/03substi.html http //www.yo.rim.or.jp/~h_take/uk/riron/Substitute.htm http //supuhuri.sub.jp/dairi.htm ○リハモ http //www.e-regi.com/jazz/lecture/q a/q a2.html ○II-V分割 http //homepage1.nifty.com/kametaka/Msg060/067_25_Sub.htm ○裏コード http //guitar-mania.heavy.jp/chord-voicing7.html ○五度圏図(Circle of fifth) http //www4.plala.or.jp/ym-net/magazine/14th/figure14-1.html ○パッシングコード(dim) 半音上dim http //www.guitarholic.com/sok/sok_06.html ○「短3度」音程(3フレット分)での上下向 http //www2s.biglobe.ne.jp/~hongo/5a.htm ○コルトレーンチェンジ http //www.e-regi.com/jazz/lecture/q a/q a3.html カテゴリ [music] - trackback- 2006年03月24日 17 10 42 名前 コメント #blognavi
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