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Our sociocultural constructs focus on daily practice and the embodied experience of places of social memory. This is observed and reflected in the artwork so as to recreate states of intensity along the spectrum of the collective affect between the human body, the nonhuman agents, the urban artifacts and all the infinitesimal steps in between as visual schemas. Consequently, the transduction process of these intensities as a time-image is transcribed in the artwork as a hybrid interface between the necessary actual and the possibilist virtual within a spatiotemporal continuum. The posthumanist approach to the health system acknowledges the implication of humans in the context of diversity-dependent meshwork, while also engaging with recent developments in the NIBC suite of technologies. On this basis, all manners and forms of contingent material relations in the biophysiological system are taken into consideration for the public health in the age of emerging biotechnology. The enactment for posthuman pathology is predicated on multiagent interactions between the human body and nonhuman entities in the meshwork of social and material assemblages. Ryota Matsumoto is an artist, designer and urban planner. Born in Tokyo, he was raised in Hong Kong and Japan. He received a Master of Architecture degree from University of Pennsylvania in 2007 after his studies at Architectural Association in London and Mackintosh School of Architecture, Glasgow School of Art in the early 90s. Matsumoto has previously collaborated with a cofounder of the Metabolist Movement, Kisho Kurokawa, and with Arata Isozaki, Cesar Pelli, Peter Christopherson, MIT Media Lab ,and Nihon Sekkei Inc. His current interest gravitates around the embodiment of cultural possibilities in art, ecology, and urban topography.
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第二幕 第一場 カードパーティ。 商工業顧問官の家の一室。モダンな雰囲気でまとめられている。舞台中央に吊るされた大きなシャンデリアの下にゲームのためのテーブルが据えてあり、法律顧問官、商工業顧問官、宮廷歌手、および宮廷楽長シュトローがカード遊びをしている。法律顧問官がカードをシャッフルし、配る。 商工業顧問官 いや、それは違いますな、法律顧問官殿!とんでもないですよ!彼は本当にいい人間です。もっとも、奥様は…簡潔に申しまして、身の毛がよだつようですがね。 宮廷歌手 あんたはあの女が好かないらしいね。 商工業顧問官 あんな環境で芸術に向かうのはいかがなものかと… シュトロー しかし、有能な奥様だと聞いていますよ。 商工業顧問官 それはまあ、そうかもしれませんがね。 宮廷歌手 彼を支えるにはちょうどいい女さ。 法律顧問官 さて、誰から始める? シュトロー 私です。 グランでエースを。 彼らはゲームに専念する。 法律顧問官 たしかにやつは強面の女房を持ってるな。 商工業顧問官 あの女はかしましいですからな、人前でもお構いなしですよ。 シュトロー シュトルヒ夫人はかなり誤解されているようですね。たしかに気性は荒いし、短気ですが… 宮廷歌手 (声を上げる。)シュナイダーだ!そっちは二十九で、私の取り分は六十だ。 シュトロー (いくぶん夢中になって勝負を続け、皆てんで勝手にゲームをする。)ですが彼女は、心根はいいですし、よく彼の世話をしてやってると思いますよ。 商工業顧問官 そりゃ、あなたにはいい面を見せてるかもしれませんがね。(法律顧問官に)あなたはあの奥さんをあまりご存じなくて、まったく幸運ですなあ。密に接していたら、悔しくて夜も寝られなくなりますから。十八だ、十八だ!宮廷歌手殿! 宮廷歌手 ちょっと待った。そうだな… 商工業顧問官 二十四! 法律顧問官 じゃ、あなたに分がありそうですね。 ローベルト (入ってきて)こんばんは、皆さん。遅れて失礼。プローベが長引いてしまって… 宮廷歌手 (うんざりして)いつだってきみはゲームの最初から参加してくれないんだからね。プローベばっかりで、特に三月は忙しいみたいだし。 ローベルト まあ、年に一度だからね。でも、おかげさまでこの三年は いつだって楽しませてもらってるよ。 シュトロー どうぞいらしてください。まだ勝負は続きますから。 宮廷歌手 (大声で歌う。)「汝、夕べの祈りは済ませしや?おおデズデモーナよ!」 シュトロー (声を上げる)五十九か。きみ、キングは持ってないのか?五十九でこっちは四がないんだ。最善を尽くしてくれよ。 法律顧問官 (宮廷歌手に)お歌いになるまでは万事順調でしたのに。(シュトローに)この分だとそちらは負けそうですな。 ローベルト (リラックスして)ああ、音楽の後でカードゲームをやるのは何より楽しい! 商工業顧問官 (ばかにしたように)奥様も遠くにおいでですしね。 ローベルト (機嫌よく)それは違いますよ。家内は優しいし、カードゲームになぞ文句は言いません。女性が隣の部屋に潜んでいるんでもないかぎり大丈夫ですよ。 商工業顧問官 しょっちゅうドアから顔を出して、「皆さん、もう終わったの?」などと聞かれちゃかないませんからな。「もう終わるよ、かわいこちゃん。」口ではそう言っても内心では悪魔に食われちまえ、と思わずにはいられない。じゃなかったら、「皆さん勝った?」とか聞くんでしょうな。口実を見つけちゃ入ってきて、自分の夫が負けたのか勝ったのか探りたがる。そうなれば家の中はめちゃめちゃですな! ローベルト それも悪くはないさ。ヌルで行こう。 法律顧問官 コントラ! 宮廷歌手 ヌル・ウヴェアかな? ローベルト レコントラ!見たまえ!(手札を公開する。) 商工業顧問官 これはコントラじゃありませんな。 法律顧問官 ですが、七が二枚ありますよ。 商工業顧問官 そういう問題じゃないのです。 ローベルト 負け惜しみ言うな。計算しよう。僕の取り分は二百だ。 宮廷歌手 あとどのくらい、ここにいるつもりだい? ローベルト 四週間さ。あとは二つコンサートをやればいいだけだ。(商工業顧問官に)きみは口が悪いな。 商工業顧問官 まだ言いたくてうずうずしてるんだがね。十だ! 宮廷歌手 今度は次の勝負だよ。単独プレイヤーが勝ったからね。 商工業顧問官 いつそうなったんです? 宮廷歌手 さっき勝ったじゃないか。 商工業顧問官 じゃ、またビットか。十八! 宮廷歌手 パス! 法律顧問官 パスだ! 商工業顧問官 いけませんな。どなたか吊り上げていただかなくては。 法律顧問官 こんなに値が低いのは今日初めてだ! 商工業顧問官 (カードを取って)ジャックが二枚だ! 宮廷歌手 手の内を明かしてはいけないよ。 商工業顧問官 わしが単独プレイヤーだ。さあ、かかってこい。 法律顧問官 (ローベルトに)奥様はお元気ですかな? ローベルト ありがとう、元気にしてるようですよ。今日手紙をもらったんですが、新しい友達が出来たと書いてありましたよ。若い男で、家内を散歩に連れ出してくれたり、スポーツの相手になってくれたりするとか。 宮廷歌手 ええっ!大丈夫なのか?! ローベルト どうして?きみは妻を知らないからそう思うんだろう。 商工業顧問官 ですが、私はよく存じ上げておりますよ。 ローベルト そうは思えんが。 商工業顧問官 おやおや! ローベルト きみは一回会っただけで… 商工業顧問官 一回?いやいや、十二回くらいお会いしたと思いますがな… ローベルト 何回会ったって、きみは彼女のことを正しく見ないで、あら捜しばかりしているじゃないか。 商工業顧問官 あまり関わり合いにはなりたくないですな。神経がすり減るので。 宮廷歌手 我々はカードをやるためにここにいるんだぞ。おしゃべりにうつつを抜かしてはかなわない。もっと集中しよう。 ローベルト たしかにそうだ。ただ、彼が家内の悪口を言いだすと黙ってはいられないものだから。ではグランでゲームを始めるよ。 法律顧問官 いつも誰かさんのせいで場の雰囲気が壊れる。 シュトロー (ローベルトに)あなたは心こまやかなご主人のようですね。 ローベルト まあ、そうかもしれない。 商工業顧問官 奥様には繊細な神経が欠けておいでかと存じますが。 ローベルト いいかげんにしてくれ!少しの欠点なぞ訓練で治る! 商工業顧問官 もちろんあなたご自身は繊細な神経をお持ちですよ。 宮廷歌手 (声を上げて)シュヴァルツ! シュトロー それは結構ですな! ローベルト 家内に関して思慮のない連中から、気性が荒いだの何だのと言われてはうんざりするよ。だんだんとどうしたら分かってもらえるか頭が痛くなるし… 商工業顧問官 頭が痛い?ほう、それは意外ですな。 ローベルト 痛くなるに決まってる。いらいらしてくるよ。神経質になるのが体に悪いことぐらいわかるだろうに。あまりあれこれ言わないでくれたまえ! 商工業顧問官 これはこれは、ずいぶんきつい口調ですなあ。 ローベルト 言いたくもなる! 宮廷歌手 ラムシュ! 商工業顧問官 あなたはまあ、よくやってると思いますよ。わしならあんな奥さんといたら、まず精神病院行きになるところですがな。 法律顧問官 私は六十五持ってますよ。 ローベルト (商工業顧問官に)そら、気をつけたまえ。 商工業顧問官 奥様のことを考えるとどうも震えが止まらなくなりましてね。 ローベルト (温かく)僕にとってはなくてはならない存在だよ。僕が自分の天分を発揮して仕事に専念できるのも、彼女のおかげだからね。家内には心から感謝してるんだ。僕がいつも健康でいられるのも、彼女があれこれといつも元気づけてくれるからさ。 商工業顧問官 元気づけ、なるほどですな。ダイナマイトでドカーンとね。 ローベルト きみは言い過ぎだ!僕にとってはそれが嬉しいんだよ。僕は生き生きとした気性が大好きなんだから。誰だって二つの面を持ち合わせているものだ。多くの人は他人に接するときになるべく悪い面を出さないようにしてるだけのことだろう。一方、家内は…本当は優しさそのもののような人だよ。荒っぽく振る舞うのは自分の弱さを感づかれないためなんだよ。僕にはよく分かってる。それも一つの処世術だと思うんだ。ハリネズミも敵に対しては針で身を守るじゃないか。( メイドが来てローベルトに一通の電報を差し出す。) (宮廷歌手に)ちょっと失礼。(封を切り、あっけにとられる。) 法律顧問官 何があった?まさか重大事じゃあるまいね?どうした? ローベルト いったいどういうことだ? 法律顧問官 差出人は誰? ローベルト 妻からなんだ。 商工業顧問官 あのハリネズミ女ですな。 ローベルト 今はふざけないでくれ! 法律顧問官 何か重大事件でも? ローベルト 話せないよ。(シュトローに)読んでみてくれ! シュトロー (読む。)「ミッツェ・マイヤーを知っているわね?あなたの不実は知れたわ!こうなったら離婚します!」署名はありませんよ。 ローベルト 妻はもともと電報にサインなんかしない。気でも狂ったんだろうか? 法律顧問官 もともとちょっと変なのでは? ローベルト いいかげんにしろ!冗談を言ってる場合じゃないんだ!ミッツェ・マイヤーだって! シュトロー あなたも彼女をご存じだったんですか? ローベルト 何者なんだ? シュトロー 何というかその…事情ってものがありましてね… ローベルト このご婦人を知ってるのか? シュトロー まあ、ほんのちょっとした顔見知りでして… ローベルト 僕は皆目見当がつかないぞ。 シュトロー まあ、浮気がばれたら誰でもそう言うでしょうね。 ローベルト 冗談じゃない! シュトロー すみません。もちろん、こんな事態になってご心中お察しします。 ローベルト もうたくさんだ、何も言わないでほしい…(急にしゅんとなって)皆さん失礼ですが、今日はもう帰らせていただきます。ゲームの楽しさも失せてしまいましたよ。この件についてよく考えてみなくては。そのためには一人のほうがいいのです。では、さようなら。(急いで去る。) 商工業顧問官 厄介なことが持ち上がりましたな。奥様が大荒れのようで。 宮廷歌手 これが病気につながらないか心配ですよ。 法律顧問官 いったいどうしたんだろう? シュトロー まあ、夫婦生活をやってるとよくあることですよ。 法律顧問官 打ちのめされたみたいだったな。 宮廷歌手 「ああ、彼も弱かったわ。みんな弱いのよ!」 商工業顧問官 やはり私が申しあげたとおりですよ。あのご夫人が関わってくるとまともに楽しめんのです。たちまち紛争が巻き起こるんですからね。 やれやれ、気の毒でたまりませんなあ! 宮廷歌手 「たった一つの過ちゆえに、そのような罰を受けねばならぬのか?」 シュトロー 彼がミッツェ・マイヤーを知ってるなんて、さっぱり解せないな。 法律顧問官 さて、皆さん。もう少しゲームを続けて、気分転換するといたしますかな? 商工業顧問官 しかしまあ、あのびっくりしたような顔を見ましたかね?ちょっとは気遣ってやらんと薄情ってもんですよ。明日になったら、ちゃんと片がついたかどうか電話するとしましょう。 彼らはまたゲームに戻り、シュトローがカードを配る。 商工業顧問官 十八! 法律顧問官 二十! 商工業顧問官 二十四! 法律顧問官 パスする! 宮廷歌手 こちらもパスで。 商工業顧問官 ではクローバーで単独プレイヤーになれますな。 間奏曲。場面転換。 第二場 公証人の事務所。 クリスティーネ (入ってきて、いやに物々しく)お世話になっております。 公証人 これは奥様、あなたでしたか。(机から立ち上がって)どうなさいました? クリスティーネ あの、離婚したいのですけれど。 公証人 やはりそう来ましたか。 クリスティーネ やはりって、なぜです? 公証人 ああ、失礼いたしました。妻が申しておったもんで。 クリスティーネ 奥様が?奥様が何をご存じですの? 公証人 (言いにくそうに)ほら、家に泊まっておいでではないですか。 クリスティーネ えっ、私の主人が? 公証人 いやいや、男爵ですよ。 クリスティーネ 勘違いなさらないでくださいな。離婚の理由はあの人のせいじゃありません。 公証人 (そっけなく)もちろん、もちろん。しかし、少しはそれも理由なのでは? クリスティーネ 寝ぼけたようなことは言わないでください!悪いのは主人なんです! 公証人 へえ、そうですか?ご主人のせい?だったら他の公証人のところに行くべきですな。私はご主人をたいそう尊敬申し上げておりますので。 クリスティーネ 尊敬ですって?ハハ、男たちはみんなならず者で、ぐるになっていらっしゃるわけね。 公証人 (きっとなって)そのようなことを言われてはたまりませんぞ! クリスティーネ いいですから、おとなしくお話をお聞きください。これはビジネスですのよ。 公証人 (半分笑って)そうでしたな。だったら神経を逆なでしないようにお願いしたいものですな。 クリスティーネ おたくに本当のことを言おうとしたら、ちょっとばかり逆なですることになってしまいますのよ。 公証人 まあ、いいでしょう。さあ、どうぞ。(座る。)ではお話をもとに返すとして、ご主人と離婚なさりたいということでしたね。 クリスティーネ そうですわ。 公証人 離婚理由の正当な証拠物件はお持ちですかな? クリスティーネ (勝ち誇った様子で手紙を突き出し)ミッツェ・マイヤーをご存じ? 公証人 誰ですかな? クリスティーネ 離婚の原因となった方ですわ。 公証人 それがどうしました? クリスティーネ これが証拠物件です。あなたの賞賛なさる私の主人はとんでもない人ですわ。あなたも含めて、男って本当に役に立たない代物ね! 公証人 まずはよく検討してみませんと。奥様は憶測で行動に出ておいでなのでは? クリスティーネ (あきれて)憶測ですって?お読みになったら一目瞭然。この女性はデートに誘っています。 公証人 で、ミッツェ・マイヤーとは何者です? クリスティーネ 知りたくもありませんわ。女性です。それだけで充分でしょ。 公証人 しかし、もう少し突っ込んで… クリスティーネ 何でもいいからすぐに離婚したいんですの!悪いのはあちらですから子供の親権と家は私がいただきます。 公証人 それでは証拠不十分といわざるを得ませんな。 クリスティーネ 何ですって? 公証人 まず、本当にその手紙があなたのご主人に宛てられたものと断言できますかね? クリスティーネ 当然ですわ。ここに住所が書いてあるじゃありませんか。 公証人 間違いということも考慮に入れられてみてはどうですかな? クリスティーネ 考慮に入れる?そんなこと、すぐに思いつきましたわ。だって私は主人にいつも尽くしてまいりましたもの。でも、男たちのやることは見え透いています。で、結局、離婚の手続きはしていただけるの、どうなんですの? 公証人 ご主人の同意がないかぎりできませんな。 クリスティーネ それじゃ、ごきげんよう!ほかの公証人を探しますわ。 公証人 (首を振って)奇妙だ、奇妙な話だ! 場面転換。間奏曲。 第三場 プラーター公園。嵐が吹き荒れている。 ローベルト (打ちのめされた様子で後方を歩き回りながら)まったく気違い沙汰もいいところだ!手紙を書いても電報を打っても返事一つ来ない。まるで奈落の底に投げ込んだ感じだ。女にこれほど手を焼かされたのはこれが初めてだ。この勘違いがどこで起きたのか説明しなくちゃいかんのに、僕自身何も知らないんだからな。やれやれ!クリスティーネがちょっとでも説明してくれたら分かるのに。まったく、あの女はいったい誰なんだ! 家に帰れたらいいんだが、だがこんなばからしいことで何でも放り出すわけにはいかんし。まったくどうしたらいいんだ。 シュトロー (あわてて飛び込んできて)楽長!楽長! ローベルト (振り返って)やあ、きみか。どうしたんだね? シュトロー (口ごもりながら 実はご説明しなくてはならないことがありまして… ローベルト 僕にかい? シュトロー あの時ミッツェ・マイヤーが手紙を出した相手の男性は… ローベルト 彼女は手紙を書いたのか? シュトロー ええ…ただ、あなたにではなくて、あの手紙は… ローベルト 僕じゃないんだろう? シュトロー ええ…間違いで… ローベルト 誰と間違ったんだ? シュトロー (悲しげに)私なんです! ローベルト きみだって? シュトロー ただ、住所を間違ったようで… ローベルト (怒りが込み上げてきて)僕の住所を!で、確認したんだな? シュトロー 朝早くここを出て、つい今彼女のところから帰ってきたところです。ご婦人方はまったく記憶違いが多いですねえ。彼女はてっきり私を有名人と思い込んだようです。それで間違いを犯したわけですが… ローベルト 間違い? シュトロー 彼女は電話帳を見て住所を探したんです。 ローベルト 電話帳… シュトロー で、見つけたのが、 ローベルト 見つけたのが? シュトロー (もじもじと)あなたの住所だったわけです。 ローベルト (かんかんになって)まったく、何て騒ぎを起こしてくれるんだ! 前代未聞だぞ!こんなひどい間違いをやっておいて、何をのほんとしてる? これで場合が場合だったら、取り返しがつかないところだった!事態が明らかになったからには…(怒鳴りだして)この償いはちゃんとしてもらうぞ!僕は何日も眠れなかったんだからな。おまけに妻にも迷惑が及んでるんだ。僕がどんな思いをしたか分かってるのか?公証人が今日知らせてよこしたから分かったことだが、僕の愛するクリスティーネは裏切られたと思って、離婚交渉まで進めてるんだぞ!彼女の立場からすれば当然だ!(ここで落ち着きを取り戻し、しっかりとした口調で)本当にとんでもない悲劇を引き起こしてくれたが、いいか、これをぜんぶ元通りにしてくれ。 シュトロー 我々の友情にかけて、ご希望の通りいたしましょう。すぐに電報を打ってきます。 ローベルト それだけじゃ足りん。ちゃんと妻のところに行って、確実な証拠を見せるんだ!おまえのうっかり者の恋人か何か、とにかくその娘の直筆の証拠を持っていきたまえ!こんな茶番劇は聞いたこともないぞ! シュトロー いや…でも…行ってる暇はなくて… ローベルト おい、ちゃんとやるのか、やらないのか? シュトロー そうですね、できたら参ります。 ローベルト できたら、じゃない!行かなきゃならん!いいかげん堪忍袋の緒が切れそうだ!今夜発たないなら、ぶんなぐってやるぞ! シュトロー そんな、とんでもない!怖いこと言わないでくださいよ!何をなさる気なんです? ローベルト きみはこの三日間を台無しにしてくれたんだぞ!どうしてくれる気だ!さあ電報を打って、すぐに駅に行きたまえ!ほかのことはぜんぶ後回しでいい。僕が休暇をもらってやるから。とにかく行ってくれ!僕は気が狂いそうだったんだぞ!(二人とも大慌てで退場。) 間奏曲。場面転換。 第四場 ひどく散らかったシュトルヒ家の衣裳部屋。クリスティーネが手当たり次第に物を引っぱり出し、戸棚も引き出しも開いたままになっている。彼女は思いつくまま部屋を荒らしまわる。アンナはおびただしい数のトランクに物を詰めている。 クリスティーネ (疲れ切ってソファーに座り込み、)ねえ、アンナ。男爵を調査に出さなきゃよかったと思うわ。 アンナ どこに行かせましたの? クリスティーネ もちろん当事者のいるヴィーンよ。 アンナ でも、どうやって確実な証拠を得るつもりなんですか?奥様はプライバシーには立ち入る権利がありませんでしょう?うまくいくとは思えませんわ。 クリスティーネ ええ、たぶんね。(きっとなって)ああ、いらいらする!(呼ぶ)テレーゼ、テレーゼ、どこにいるの? テレーゼ (外から)テーブルクロスが見つからないんです。 クリスティーネ 見落としてるんじゃない? テレーゼ ここにはありませんわ。 アンナ どのクロスですか? クリスティーネ 絹のテーブルクロスよ。 アンナ でも、奥様。あのクロスならもう出荷しましたわ。 クリスティーネ ああ、そうだったの。テレーゼ、もう探さなくていいわ。出荷したのを忘れていたの。もっとみんな、てきぱきしてよね。(また怒りが込み上げてきて)いったい何時間かかるつもり?急いで、黒いブーツを持ってきてちょうだい!(また引き出しをひっくり返して)ぜんぶ持っていかないと。私の持ち物は一つも置き忘れたりしないわよ。あの人にこの家のありさまを見せてやりたいくらい…(金切り声をあげて)ぼさっと立ってないで!指輪はどこ?指輪って言ってるのよ!(あちこち探しながら)さっきちゃんと見たのに。 アンナ (探して)ここにはありませんわ。 クリスティーネ じゃ、探してよ! アンナ 探してますわよ。 クリスティーネ 私にばかり押しつけて自分は何にもしないんだから、もう! アンナ 気がつかなかったものですから。 クリスティーネ (かっとなって)あなたはいつだってなーんにも気づかないんだから!(よけいイライラしてきて)あなたってこの段になっても怠けてるつもりなの? アンナ 奥様がそんなにお気に召さないんだったら… クリスティーネ (乱暴に)すぐに出ていったらいいわ!あなたっていつも楯突いてばっかりで、何一つちゃんとしないし、いらいらするのよ。そりゃ、ちゃんとしつけてももらってないんでしょうし、それは分かってるわよ。とにかく、あなたはいつも私に反抗してばかりで、この機に及んであのいやなご主人様に忠義立てするなんてあんまりだわ!出ていきたいんならご勝手にどうぞ!私はメイドなんかもういらないわ!(また探して)ああ、やっと指輪が見つかったわ。もう包んでいたのね。(くたくたになって)ところで、男爵はちゃんと調査してくれるかしらね。ねえ、アンナ、何か真新しいことがあるかしら? アンナ (泣きながら)さあ、分かりませんわ。 クリスティーネ あまりあっと驚くようなことはないかもしれないけど… アンナ たぶん、ないと思いますわ。 クリスティーネ あの人、夢中になって出発したけど、帰る時は手ぶらかもね。旅費はこちら持ちなんだけど。 アンナ 写真は持たせました? クリスティーネ 私の写真なんか役に立たないわよ。 アンナ 違いますわ、ご主人様のですよ! クリスティーネ いいえ。 アンナ だったら、どうやってそのご婦人が… クリスティーネ (気がついて)まあ、そうだわ! アンナ …ご主人様を知ってるかどうか確かめられますの? クリスティーネ しまったわ!なぜもっと早く言ってくれなかったのよ? アンナ 奥様は何も話してくださいませんでしたもの。 クリスティーネ そもそもあの人自身… アンナ そうですわ。 クリスティーネ ...思いつかなかったみたいね。 アンナ どうやって調査なさるつもりなんでしょう? クリスティーネ 主人に電報打ってみようかしら。男爵と一緒にミッツェ・マイヤーのところに行くようにって。 アンナ (ぎょっとして)奥様! クリスティーネ そうしたら男爵も主人の様子を探れるじゃない? アンナ ですが、そんなことをなさってはご主人様は気を悪くなさいますわ。 クリスティーネ (爆発して)あの不実者に気を遣えとでも言うの?あの人ときたら電報ばっかり打ってきて!何にも知らないふりして、私を丸め込もうって魂胆かしら。(きっとなって)もし主人が無罪ならけろっとしていられるはずだわ。アリバイなり、その他の証拠でもあるんなら徹底的に洗い出してもらいたいわ! テレーゼ (入ってきて)奥様、電報ですわ! クリスティーネ またなの。これで十通めよ。読むもんですか。 アンナ でも、もしかしたら… クリスティーネ あなたはいつもそればっかり言うんだから。そのまま捨てなさい! アンナ 奥様、これだけは読んでくださいな。私はまだあきらめてないんです。もしかしたら… クリスティーネ じゃ、お好きに。あなたが読みたきゃ読みなさいな。私はそんなもの触って手を汚すなんてお断りよ! アンナ (読む。)「同僚シュトローとの不幸な間違い。彼が明日そちらに伺って事情を説明する。無実を知ってほっとしたきみのローベルト。」 クリスティーネ 何?ちょっと見せて!(電報を読み返し、言葉を一つ一つ読み上げる。)これ、本当かしら?示し合わせているとも考えられない?あの人の罪を帳消しにするために別の人か手を貸したのかも。男爵は頭がいいし、こんなことに騙されはしないと思うけど。 (また読む。)「不幸な間違い」シュトロー…ねえ、アンナ、こんなことあると思う? 説明…明日きみのところに伺って…無実を知ってほっとした…ねえ、アンナ、あなた、本当に辞めたいの? アンナ (相変わらず泣きながら)だって奥様が役立たずっておっしゃるから。 クリスティーネ 役には立ってくれるわよ。ただ口にもう少し気をつけてほしいだけ。 テレーゼ (入ってきて)楽長のシュトロー様がお見えになっていますけど。 クリスティーネ まあ!もういらしたの? アンナ たぶん特急の夜行列車でいらしたんだと思いますわ。 クリスティーネ (腹を立てて)会いたくないわ。どうせ嘘をつくんでしょうよ。ペテン師のグループには関わりたくないの。(意味もなく歩き回る。)悪魔のところにでも行ってほしいと伝えておいて。 アンナ でも、本当に証拠を持っておいでかもしれませんわ。ちょっとお会いになったらどうでしょう?追い返すのはそのあとでも遅くありませんわ。 クリスティーネ それもそうね。じゃあ、応接間にお通しして、待っていただくようにお伝えして。すぐに行くから。 第五場 ダイニング。豪華に飾り付けられている。アンナはまだ食卓の準備に余念がない。 クリスティーネ (勢いよく入ってきて)あの人が帰ってくるんだわ!もう嬉しくてたまらない!(アンナに)朝食のテーブルはもう用意できた?まあ、きれいに飾ったわね。ケーキはちゃんとできた?(外に向かって呼ぶ。)テレーゼ!汽車は何時につくの?もうついてるの?こちらはもう準備万端よ。 テレーゼ (小走りで入ってきて)ご主人様です!(去る。) クリスティーネ (走り出ようとするが、急に思い直す。)いいえ!やめておきましょう。あの人は思いっきり喜んでもいいけど、こっちはあれだけ怒ったあとなんですもの。 ローベルト (飛び込んできて)クリスティーネ!クリスティーネ!とうとう帰ってきたよ!(妻を抱きしめようとするが、彼女はそれをよけ、手だけ差し出す。) クリスティーネ (突っぱねるように)そう興奮しないで。ぜんぶ元に戻ったとでもお思い? ローベルト もちろんさ!神に感謝するよ。この三日間どれほど苦しんだことか… クリスティーネ 苦しんだ、ですって?あなた、自分のことばかり言って、私がどれだけ傷ついたかお構いなしなの? ローベルト 怒っていたのは知ってるよ。 クリスティーネ 怒った?怒ったんじゃないわ。呆然としたのよ。怒鳴り散らしたりして、あなたの名誉を傷つける気はないわ。 ローベルト (彼女の発言には気をとめず、満足そうに) 幸いにも、すべてもう終わったことだ。きみの失ったはずの夫はここにいるよ。(強調して)不実な夫がね。ねえ、クリスティーネ、いったいどうしたんだ? クリスティーネ (噛んで含めるように)あなたは今度の一件を軽く見ているようね。 ローベルト そんなことないさ。三日間は地獄そのものだった。だが、そのあとで悲劇が喜劇に変わったわけさ。 クリスティーネ (滑稽なほど大真面目に)私にとっては面白くも何ともないわ。 ローベルト ごめんよ… クリスティーネ (ますます重々しく)しばらく時間をいただきたいわ。この痛手を忘れるにはまだまだかかりそうなの。 ローベルト あやまれとでも言うのかね? クリスティーネ あやまる、ですって?私の悩みはそれくらいじゃ償えないわよ。 ローベルト だが、それは私のせいじゃない。 クリスティーネ じゃ、私のせいなの? ローベルト そうさ。よく考えないでかっかするから… クリスティーネ 私が?初耳だわ! ローベルト いつものことじゃないか。 クリスティーネ 誰のこと言ってるつもり? ローベルト とにかく僕が無実だと分かったんだからいいじゃないか。 クリスティーネ そんなこと知らないわ。 ローベルト 証拠もあったじゃないか。 クリスティーネ この珍しい事件はもしかして…何がどうなってるか分かったもんじゃないわ。 ローベルト きみはもう分かったはずだよ。 クリスティーネ 何も分かっちゃいないわ。何が起こったのか知っただけよ。 ローベルト (楽しそうに、くつろいだ様子で)まあ、でも結局何も起こらなかった。 クリスティーネ 私、どんなに悩んだかしら。悲しくて… ローベルト こう言っちゃなんだが、きみがもう少しよく考えて事を進めていたら今度の騒ぎもここまで大きくはならなかっただろうよ。 僕の連絡を、まる二日間も完全無視するから、こっちはわけがわからなくて気が狂いそうだったよ。 公証人のところに離婚の相談をしたんだって? クリスティーネ あら、ご存じなの? ローベルト 彼が電報をくれたんだ。 クリスティーネ まあ、ずるいわ。あの公証人、極秘事項ってものを知らないのかしら。たいした役人ね! ローベルト 彼のほうがきみよりよっぽど気が利いていたよ。 クリスティーネ (怒って)あなた方は、ぜんぶうやむやにする気ね! ローベルト はっきり言うよ。 あれほどいやだった時はない。まる三日間、まんじりともできなかったんだから。 クリスティーネ こっちは眠るのは眠ったわよ。 ローベルト 仕事もだめになったし。 クリスティーネ (あざけって)それはお気の毒だったわね。 ローベルト きみがもうちょっと先に調査しておいてくれたらよかったのに。 クリスティーネ (勝ち誇って)ちゃんとしたわよ。まだ途中だけど。 ローベルト 何だって? クリスティーネ あなたのお友達のことなんて信用していないわ。どんな陰謀か分かりもしないし。 ローベルト (だんだんいらだってきて)僕は何てばかだったんだ!僕はのんきにも、きみのそそっかしさを赦そうと家に戻って… クリスティーネ あなたが赦すですって? ローベルト もちろん僕がだ!きみはひどいことをしたと後悔して、抱きついてくれるかと思っていたよ! クリスティーネ (ますます機嫌を悪くして)後悔?結婚しなきゃよかったと思っただけよ。後先考えず結婚したのがいけなかったわ。 ローベルト 何て言い草だ!いいかげんにしろ! クリスティーネ それはこっちのせりふだわ。離婚を取りやめたわけじゃないんだから。もうあなたとは暮らしたくないわ。 男なんてたくさん!私、あなたと一緒にいて幸せだったことなんか一度もないんだから。あなたってぜんぜん私を大事にしてくれないし、理解してくれないし、いつも置いてきぼりにするんですもの。私、もうあなたの家政婦なんかいやよ。さあ、お友達の公証人のところに行って、離婚でも申し出ていらっしゃい。 ローベルト (かっとなって)もうたくさんだ!好きにしろ!ひどいにも程がある! もうこんな茶番はたくさんだぞ!(走って出ていく。) クリスティーネ (夫の怒りようにかなりびっくりして) 一度ぜんぶ終わりと思ったんだからいいわ。明日はどんな悲劇が待っていることか。 第六場 ルンマー男爵 (急ぎ足で入ってくる。)奥様、ただいま戻りました! クリスティーネ (落ち着き払って)で、調査は済んだの? ルンマー男爵 あまりご期待には沿えないかもしれませんが。ご主人の写真を持っていくのを忘れましたしね。 クリスティーネ そうでしょう。あなた、忘れていったもの。だけど、書店で探せばいくらでもあったはずよ。 ルンマー男爵 ああ、それは思いつきませんでした。 クリスティーネ で、結果は? ルンマー男爵 まず、そのご婦人に会いに行きました。 クリスティーネ (ばかにして)あのご婦人に? ルンマー男爵 ええ。それでですね…彼女は宮廷楽長シュトルヒさんをよくご存知でしたよ。 クリスティーネ ああ、そう。彼女は主人を知ってるのね。それなら私のほうがまだ知ってるわ。 ルンマー男爵 (仰天して)えっ、ご存じなんですか? クリスティーネ ええ。でも、あなたは宮廷楽長シュトルヒをろくに知りもしないでしょ? ルンマー男爵 (だんだんばかみたいな顔になって)ええと、何がどうなってるんです? クリスティーネ (ますますあきれて)要するにね… ルンマー男爵 ああ、違う人だったとか? クリスティーネ そう、違うの、シュトローの間違いだったのよ。 ルンマー男爵 取り違えたんですか? で、その人は… クリスティーネ (誇らしそうにうなずいて)すごくばつが悪そうだったわよ。 ルンマー男爵 (ばかみたいに)ああ、そうだったんですか。 クリスティーネ そうだったのよ、男爵様。あなたの骨折りには心から感謝しますわ。(皮肉たっぷりに)あなたが探偵としては不向きだって先に分かっていたら、お願いしませんでしたのに。 今日はもうこれで結構よ。もう全部解決したあとですもの。 ルンマー男爵 解決? クリスティーネ (嚙み締めるように)ええ、もう解決済み。 ルンマー男爵 あっ、そうでしたか! クリスティーネ もう主人は帰ってきているのよ。(男爵はびくっとする。) クリスティーネ あなたと同じでさっき帰ってきたばかりなの。 ルンマー男爵 お帰りになったんですか? クリスティーネ また折を見て来ていただけない?あなたを主人に紹介するわ。いいこと、主人はまったくの無実なの。もうこれ以上調査の必要はないわ。 ルンマー男爵 ええ、だったらこれで失礼します。 クリスティーネ ごきげんよう、男爵様! 男爵はびくびくしながら手にキスをして逃げ去る。 ローベルト (入ってきて)あれは? クリスティーネ (いくぶんびくびくしながら)ええと、あの方が手紙に書いた若い男爵ですわ。 ローベルト (冷たく)ああ、公証人もあいつのことを書いてよこしたよ。今度帰ってきたのはあいつのことが気にかかったからなんだよ。 クリスティーネ (びっくりして)まあ、疑ってるの? ローベルト いや。だが、女を一人にしておくのはやっぱりよくない。特にあまり長い間はね。 クリスティーネ ほったらかすなんてあなたの恥よ。これだけは賭けてもいいわ。 ローベルト 今はそれが本題じゃない。 僕はおまえのことなら十分知っているし、人が何と言おうと考えようとどうでもいいんだ。知ってるかね、きみのことにあれこれ首突っ込むやつも少なくないんだよ。 クリスティーネ 思うんだけど、私がもっと違ったら… ローベルト でも、それがきみなのさ。 クリスティーネ お願い、私は別に… ローベルト 別に何だね? クリスティーネ あの、私、これからずっと… ローベルト ずっと?さあ、仲直りして平和になろうじゃないか。 クリスティーネ 怒ってるんじゃないの? ローベルト さっきはね。おまえはどうなんだね? クリスティーネ もうすっきりしたわ。何もかも。 ローベルト 離婚後の生活を夢見たんじゃないのかね? クリスティーネ そうじゃないのよ。私、あなたに対してつんけんしすぎたわ。 ローベルト 三日間というもの、仲間のそばでいろいろ考えていたよ。つらいことばかり頭に浮かんだ。誰が子どもを引き取るんだろう、とか。 クリスティーネ もちろん私よ! ローベルト 田舎の家は誰が受け継ぐのか、とか。 クリスティーネ もちろん私よ! ローベルト だとすると、僕にはほとんど何も残らないな。 クリスティーネ あの時点では、あなたに罪があると思っていたもの。 ローベルト (さりげなく)で、あの若くて軽薄な美男子はどうなるんだ? クリスティーネ お願いだから、この大事な時にあの人のことなんか言わないでよ。 ローベルト いや、ちゃんと話そう。親切にしてもらったんだって? クリスティーネ ええ、悪気はないし、好感が持てるし…(口ごもる。) ローベルト いつも? クリスティーネ まあね。 ローベルト 素晴らしくスポーツに長けているそうだね? クリスティーネ とてもね。 ローベルト いい家柄のようだね。楽しい相手だったかい? クリスティーネ そうね、そうでもないわ。ちょっとばかり退屈だし。 ローベルト おまえ、あいつと仲良くしたのかい? クリスティーネ ええ、多少はね。もっとも…ただ… ローベルト 何だね? クリスティーネ あの人が千マルクの借金を申し込んできてからはいやになったわ。 ローベルト えっ?(笑う。)ハハハハ。いやはや、かわいそうに。それはとんだ災難だったね。 クリスティーネ (恥ずかしそうに)あの人はペテン師とまではいかないけれど、ちょっと軽薄だし、賢いとは言えないわ。私、あの人にはぜんぜん未練はないのよ。 ローベルト それなら何も問題はない。彼がおまえを楽しませてくれたなら…親切にはしてもらったんだろう? クリスティーネ (思い切って)ええ、親切だったし、優しかったわ。ただ、借金申し込み… ローベルト 分かったよ。まあ、聞いてくれ。(言い聞かせるように)彼が僕の愛する妻に親切にしてくれたなら、彼の面倒を見てやるよ。きみが望むならどんな形で援助してもいい… クリスティーネ (ちょっと涙声になって)そんなつもりじゃなかったわ。 ローベルト まあ、よく考えてみよう。そして決着がついたらこのことはきれいに忘れるんだ。彼は優しかったんだろう?きみたちは喧嘩一つしなかったのかい? クリスティーネ 喧嘩の必要はなかったわ。喧嘩の相手としては間抜けすぎたし、いつもびくびくしてるから… ローベルト びくびく?どうして? クリスティーネ 知らないわ。とにかくいつも煮え切らない態度ばかりだったの。 ローベルト 喧嘩するのは夫だけってことかね? クリスティーネ まあね。いつも一緒にいる人間同士って、どうしても新鮮味に欠けてくるじゃない。だからたまには変わったこともしてみたくなるのよ。 ローベルト きみが楽しんだならよかったよ。 クリスティーネ だって私、いつもあなたと意見が同じというわけにはいかないもの。あら、私の自尊心はどうなっちゃったのかしら? ローベルト 自尊心はきみの愛すべき特徴として、いつまでも持っていたらいいさ。おまえがわめきまわって、それですっきりするんなら僕はそれで満足なんだよ。 クリスティーネ (とっさに)私、もう二度と反抗なんかしないわ。あなたと手を携えて、あなたが居心地よくいられるようにしたい。今やっと分かったんだけど、あなたがいないなんてぞっとするわ。そんなことになったら私、きっと死んでしまう。 ローベルト いや、いや、それはいけない。子供のことを考えないと。 クリスティーネ あなたが育てたらいいわ。 ローベルト でも、もし僕のほうに非があったら? クリスティーネ それでも任せるわ。あなたみたいに子供を教育できる人なんていないわよ。さっきそう思ったの。さっきあなたがとても怒った時、何だかぞくぞくしたの。あなたのまっすぐな心が感じられて、すてきだったわ。 ローベルト おいおい、大げさに言うなよ。 抱き合う。 クリスティーネ あなたは地に足がついていて心のきれいな、ほんとに素敵な夫よ。私、ずっとあなたのことだけを愛し続けるわ。 ローベルト そんなに言ってもらえるなら、(うっとりして)あれほど苦しんだのも無駄ではなかったよ。 クリスティーネ ぜんぶ赦してね。 ローベルト 何とも思ってないよ。きみがかわいそうだった! クリスティーネ ねえローベルト、こういうのを言うんでしょうね、とっても幸せな夫婦だって。 ZWEITER AUFZUG ERSTE SZENE Die Skatpartie Komfortables Wohnzimmer mit guten modernen Bildern und Bronzen im Hause des Kommerzienrats. Am Skattisch in der Mitte des Zimmers unter einem grossen Luster sitzen der JUSTIZRAT, der KOMMERZIENRAT, der KAMMERSÄNGER und KAPELLMEISTER STROH beim Skatspiel. Der Justizrat mischt die Karten und gibt aus DER KOMMERZIENRAT Ach! Sie kennen sie nicht, Herr Justizrat! Ein Ekel! Er ist ein reizender Mensch. Aber die Frau einfach fürchterlich! DER KAMMERSÄNGER Sie haben etwas gegen die Frau. DER KOMMERZIENRAT Kunststück, bei die Behandlung! STROH Aber es ist doch eine sehr tüchtige Frau! DER KOMMERZIENRAT Für ihn vielleicht. DER KAMMERSÄNGER Gucki DER JUSTIZRAT Wer spielt aus? STROH Ich! Bei Grand die Asse auf den Tisch. Sie spielen DER JUSTIZRAT Er soll die Frau riesig gern haben - DER KOMMERZIENRAT Wie sie ihn auch oft behandelt, sogar vor Leuten! STROH Ich finde, die Frau wird schwer verkannt. Sie ist sehr temperamentvoll, vielleicht zu hitzig - DER KAMMERSÄNGER ruft Schneider! Neunundzwanzig haben Sie! Sechzig Gute für mich! STROH fortfahrend ein bisschen wild und rücksichtslos sie spielen immer weiter aber ich glaube, sie hat ein gutes Herz und sie sorgt sehr gut für ihn. DER KOMMERZIENRAT Na ja, irgendeinen Vorzug muss sie wohl haben. Zum Justizrat Sie haben ja das Vergnügen, sie nicht zu kennen, aber wen sie näherer Bekanntschaft würdigt - schlaflose Nächte, sag ich Ihnen. Achtzehn! Achtzehn! Herr Kammersänger! DER KAMMERSÄNGER Einen Moment, ich bin noch nicht auf dem Kontor, halte ich - DER KOMMERZIENRAT Vierundzwanzig! DER JUSTIZRAT Für Sie, mein Herr! ROBERT tritt ein Guten Abend, meine Herren! Entschuldigen Sie, aber die Probe war nicht abzukürzen - DER KAMMERSÄNGER spottend Am Anfang jeder Spielzeit haben Sie immer einen kolossalen Probeneifer, so gegen den März zu legt er sich. ROBERT Naja, einmal im Jahr. Wenn ihr euch das alles merken würdet, was ich euch da sage, für drei Jahre müsst es genügen. STROH Sie können gleich eintreten, verehrter Meister, noch dieses Spiel! DER KAMMERSÄNGER dröhnend "Hast du schon zur Nacht gebetet, Desdemona!" STROH ruft Neunundfünfzig. Haben Sie denn keinen König mehr zum Reinschmeissen? Neunundfünfzig ohne vier! kostet ein Vermögen! DER JUSTIZRAT zum Kammersänger Sehr fein gespielt, dass Sie Pique nicht brachten! zu Stroh Du hättest dieses Spiel nicht gewonnen! ROBERT behaglich Ach, so ein Skätchen ist ein Genuss, die einzige Erholung nach Musik! DER KOMMERZIENRAT spottend Besonders, wenn die Frau recht weit weg ist! ROBERT gutmütig Na ja, Sie wissen ich habe meine Frau sehr gerne, nur beim Skat ist es angenehm, wenn keine Damen im Nebenzimmer. DER KOMMERZIENRAT Alle Augenblicke steckt eine den Kopf zur Tür herein "Sind die Herren schon bald fertig?" "Gleich, mein Engel," sagt er, hol dich der Satan, denkt er. Oder "Gewinnen die Herren?" Nur ein Vorwand, um schnell nachzusehn, ob der Gatte verliert oder gewinnt, und zu Hause dann, au wei! ROBERT Na, so schlimm ist s nicht. Null auf dem Pferde! DER JUSTIZRAT Ich gebe Kontra. KAMMERSÄNGER Bei Null ouvert? ROBERT Rekontra. Nicht zu fassen! Legt die Karten au DER KOMMERZIENRAT Das ist aber doch kein Kontra, ich bitte Sie! DER JUSTIZRAT Mit zwei Sieben? DER KOMMERZIENRAT Trotzdem, Sie sehen ja! ROBERT Keine Leichenreden! Aufschreiben! Zweihundert Gute für mich! Sie geben! DER KAMMERSÄNGER Wie lange bleiben Sie diesmal, Meister? ROBERT Vier Wochen. Noch zwei Konzerte ohne das übrige. Zum Kommerzienrat Sie reizen. DER KOMMERZIENRAT Gleich, ich habe noch nicht ausgepackt. Zehn! DER KAMMERSÄNGER Gibt s nicht. Nur Solo. DER KOMMERZIENRAT Seit wann denn? DER KAMMERSÄNGER Schon immer bei uns. DER KOMMERZIENRAT Na, also achtzehn. DER KAMMERSÄNGER Passen! DER JUSTIZRAT Passen! DER KOMMERZIENRAT Nein! Diese Maurer! Einen auf achtzehn hängen zu lassen! DER JUSTIZRAT Ja, das einzige, was heute billig ist! DER KOMMERZIENRAT nimmt auf Zwei Wenzel! DER KAMMERSÄNGER Da siehst du, ob wir gemauert haben. DER KOMMERZIENRAT Coeur solo. Die Herren können schenken! DER JUSTIZRAT zu Robert Wie geht es Ihrer Frau Gemahlin? ROBERT Ich danke, gut. Habe heut einen Brief von ihr, sie hat jetzt recht nette Gesellschaft ein junger Mann, der mit ihr spazierengeht und Sport treibt. DER KAMMERSÄNGER Na, hör n Sie, Meester?! ROBERT Wieso? Meine Frau, die kennen Sie nicht. DER KOMMERZIENRAT Na, ich kenne sie. ROBERT Auch Sie nicht! DER KOMMERZIENRAT Oho! ROBERT Weil sie Ihnen einmal - DER KOMMERZIENRAT einmal? Ein Dutzend reicht nicht - ROBERT wie ich gerne zugebe, unangenehme Dinge und sehr mit Unrecht deswegen kennen Sie sie doch nicht genau. DER KOMMERZIENRAT Danke für noch nähere Berührung. Bin schon nervös genug. DER KAMMERSÄNGER Sind wir hier zum Unterhalten oder zum Skatspielen? Schieberamschrunde. ROBERT Sehr wohl! Wenn er auf meiner Frau herumhackt, muss ich sie doch verteidigen. Ich nehme zu Grand auf. DER JUSTIZRAT Einer verdirbt s immer. STROH zu Robert Sie sind wirklich ein rührender Ehemann! ROBERT Und ich fühle mich sehr wohl dabei. DER KOMMERZIENRAT Das wundert mich ja, Sie haben keine Nerven! ROBERT Gott sei Dank nicht! Alles Training! DER KOMMERZIENRAT Daran fehlt es Ihnen ja nicht. DER KAMMERSÄNGER ruft Schwarz, Ihr Ludersch! STROH So ein Glückspilz! ROBERT Dass ich gezwungen bin, ihr gegenüber, die hitzig, starker Phantasiemensch, von etwas mangelnder Selbstdisziplin oft rührend hilflos- DER KOMMERZIENRAT Hilflos? Davon hab ich noch nichts gemerkt. ROBERT Doch, oft rührend hilflos und kindlich dabei, das hat mir die Nerven gestählt. Nervosität gibt s nicht Mangel an Selbstzucht. DER KOMMERZIENRAT Na, hör n Sie - das ist stark! ROBERT Behaupte ich gegen jeden! DER KAMMERSÄNGER Ramsch! DER KOMMERZIENRAT Sie selbst sind allerdings ein gutes Beispiel. Ich mit einer solchen Frau sässe längst im Irrenhause! DER JUSTIZRAT Ich habe fünfundsechzig. ROBERT zum Kommerzienrat Trotz Ihres schlechten Spiels. DER KOMMERZIENRAT Natürlich, wenn ich an die Frau nur denke, bekomme ich das Zittern. ROBERT mit Wärme Und für mich ist sie grade das Richtige. Ich habe ein Talent zum Verdösen, Verbummeln; was aus mir geworden, danke ich ihr, besonders die Gesundheit! Sie hat mich aufgepulvert. DER KOMMERZIENRAT Aufpulvern, das kann sie! Dynamit! ROBERT Nur nicht übertreiben! Mir tut das gut, ich muss Leben und Temperament um mich haben. Jeder Mensch hat seine zwei Seiten, der Unterschied ist nur, dass der eine nur das Gute zeigt, das sind die Menschen mit der angenehmen Fläche. Während sie, - sie ist eine von den ganz zarten, schamhaften Naturen mit rauher Schale, ich kenne manche - es sind die Besten! Ein Igel, nach aussen mit Stacheln gepanzert - Das Dienstmädchen tritt ein und gibt Robert ein Telegramm. Zum Kammersänger Bitte, geben Sie für mich - er hat das Telegramm geöffnet und starrt es fassungslos an DER JUSTIZRAT Was gibt s? Doch nichts Unangenehmes? Was ist Ihnen? ROBERT Was soll denn das heissen? DER JUSTIZRAT Darf man wissen, von wem? ROBERT Jedenfalls von meiner Frau. DER KOMMERZIENRAT Sticht der Igel? ROBERT Ich bitte, jetzt keinen Scherz! DER JUSTIZRAT Doch nicht wirklich was Ernsthaftes? ROBERT Ich bin sprachlos. Zu Stroh Lesen Sie! STROH liest "Du kennst Mieze Maier. Deine Untreue erwiesen. Wir sind auf immer geschieden." Keine Unterschrift. ROBERT Meine Frau unterschreibt nie eine Depesche. Ist sie verrückt? DER JUSTIZRAT Schon lang ein wenig. ROBERT Nun hören Sie auf! Das ist kein Scherz mehr. Mieze Maier! STROH Sie kennen die auch? ROBERT Wer ist denn das? STROH Nun, so etwas - so, so, la la. ROBERT Sie kennen sie? STROH Flüchtig ROBERT Aber ich habe keine Ahnung. STROH Das sagt ein jeder, wenn s herauskommt. ROBERT Ich muss schon bitten! STROH Entschuldigen Sie, aber ich begreife ja, dass es peinlich ist, wenn das Frauchen es erfährt. ROBERT Da hört sich aber doch schon die Geschichte auf... plötzlich ruhig Die Herren entschuldigen, wenn ich Sie verlasse, aber mir ist die Lust zum Spielen vergangen. Ich muss die Sache erst überdenken - die Herren sind ja zu vieren! Adieu! Schnell ab DER KOMMERZIENRAT Verfluchte Chose! Frau Christine wird toben! DER KAMMERSÄNGER Ich möchte nicht in seiner Haut stecken! DER JUSTIZRAT Ich habe es ihm eigentlich nicht zugetraut! STROH Das Muster eines Ehemanns! DER JUSTIZRAT Nun, er wird sich schon herauswinden! DER KAMMERSÄNGER "Schwach auch er, schwach alle!" DER KOMMERZIENRAT Wahrlich, ich sage euch mit der Frau ist schon im Frieden nicht zu spassen, nun ein solcher Kriegsanlass, oh je, oh je, er tut mir leid! DER KAMMERSÄNGER "Ein Fehltritt, ist er solcher Büssung wert?" STROH Dass er die Mieze Maier auch kennt, das hätt ich ihm allerdings nicht zugetraut! DER JUSTIZRAT Nun, wie wär s, meine Herren, spielen wir noch ein bisschen, uns von dem Schrecken zu erholen? DER KOMMERZIENRAT Meinen Sie nicht, man sollte sich nach dem Meister doch ein bisschen umsehn, er schien wirklich aufs tiefste erschrocken? Ich werde ihn morgen anrufen, wenn er die Sache ein bisschen beschlafen hat. Sie setzen sich wieder zum Spiel, STROH gibt die Karten aus DER KOMMERZIENRAT Achtzehn! DER JUSTIZRAT Zwanzig! DER KOMMERZIENRAT Vierundzwanzig! DER JUSTIZRAT Ich passe! DER KAMMERSÄNGER Passe. DER KOMMERZIENRAT Ich spiele Treff solo! Orchesternachspiel. Verwandlung. ZWEITE SZENE Bureau des Notars CHRISTINE tritt ein, feierlich ernst Guten Tag, Herr Notar. DER NOTAR Ah, guten Tag, gnädige Frau. Sich vom Schreibtisch erhebend Was verschafft mir die Ehre? CHRISTINE Ich will mich scheiden lassen. DER NOTAR Also doch? CHRISTINE Also doch - wieso? DER NOTAR Ach, entschuldigen Sie, meine Frau sagte mir - CHRISTINE Ihre Frau? Was weiss denn die? DER NOTAR verlegen Nun, er wohnt doch bei uns? CHRISTINE Wer? Mein Mann? DER NOTAR Nein, nein, der Herr Baron! CHRISTINE Reden Sie doch keinen Unsinn, von dem will ich mich doch nicht scheiden lassen. DER NOTAR trocken Natürlich nicht. Aber vielleicht wegen ihm. CHRISTINE Sie träumen wohl? Wegen meines Mannes! DER NOTAR Ja - ach so? Wegen Ihres Mannes? Ja, da müssen Sie schon zu einem andren Notar gehen ich verehre Ihren Gemahl viel zu sehr - CHRISTINE Verehren? Ha, ha, Ihr Männer seid alle ein Gesindel, das zusammenhält. DER NOTAR auffahrend Da muss ich aber sehr bitten! CHRISTINE Ich muss bitten, dass Sie mich ruhig anhören! Ich stehe amtlich vor Ihnen! DER NOTAR halb lachend Gewiss, aber gerade deshalb kann ich verlangen, dass Sie mich nicht beschimpfen. CHRISTINE Wenn man euch die Wahrheit sagt, so ist das keine Beschimpfung. DER NOTAR Gut also! Lädt sie ein, sich zu setzen Fangen wir von vorne an. Sie wünschen also, von Ihrem Gatten geschieden zu werden? CHRISTINE Sie hören doch! DER NOTAR Haben Sie einen Scheidungsgrund? CHRISTINE hält triumphierend dem Brief hoch Kennen Sie Mieze Maier? DER NOTAR Wer ist das? CHRISTINE Der Scheidungsgrund. DER NOTAR Das hier? CHRISTINE Der Scheidungsgrund. Der von Ihnen so gerühmte Gatte ist ein Elender. Ihr Männer taugt eben alle nichts! DER NOTAR Ich bitte, bei der Sache zu bleiben! Sie scheinen also zu vermuten? CHRISTINE höhnisch Vermuten? Können Sie nicht lesen? Sie duzt ihn. DER NOTAR Ja, wer ist denn Mieze Maier? CHRISTINE Will ich gar nicht wissen. Eine Frau nsperson, das genügt.. DER NOTAR Ja aber, so ohne weitres - CHRISTINE So ohne weiteres will ich sofort geschieden sein! Ich behalte das Kind. Ich behalte das Haus, da er im Unrecht. DER NOTAR Das ist noch keineswegs erwiesen. CHRISTINE Wie? DER NOTAR Ja, sind Sie denn sicher, dass der Brief auch wirklich Ihrem Gatten gilt? CHRISTINE Natürlich, hier die genaue Adresse. DER NOTAR Eine Verwechslung ist ausgeschlossen? CHRISTINE Ausgeschlossen! Ich glaub s auch. Denn ich habe ihm nie getraut. Ich kenne doch die Männer. Woll n Sie mich nun scheiden oder nicht? DER NOTAR Nein, verzeihen Sie, bevor ich Ihren Mann gesprochen, noch nicht. CHRISTINE Dann Adieu! Es gibt noch andere Notare. Ab DER NOTAR kopfschüttelnd Seltsam, sehr seltsam! Verwandlung. Orchesterzwischenspiel. DRITTE SZENE Im Prater. Gewitter und Sturm ROBERT im Hintergrunde verzweiflungsvoll herumirrend Es ist einfach zum Rasendwerden! Ich schreibe - ich telegraphiere. Keine Antwort. Wie am Nordpol. Und ich kenne das verfluchte Weibsbild nicht einmal. Der Irrtum muss sich doch aufklären lassen. Wenn ich nur überhaupt wüsste, was vorliegt. Aber so! Wenn Christine nur eine Erklärung schickte! Der Teufel hol diese Weiberkniffe! Wenn ich nur nach Hause könnte - aber wegen einer solchen Dummheit alles absagen und im Stiche lassen das geht doch nicht. STROH hereinstürzend Meister! Meister! ROBERT sich umwendend Ach, Sie sind s? Was gibt s? STROH etwas stockend Ich muss Ihnen ein Geständnis machen - ROBERT Mir? STROH Der Mann, an den Mieze Maier geschrieben hat - ROBERT sie hat geschrieben? STROH Ja, aber nicht an Sie, der Brief-! ROBERT nicht an mich - STROH galt - ROBERT galt - STROH jämmerlich mir! ROBERT Ihnen? STROH Trug aber Ihre Adresse. ROBERT in steigendem Zorn Meine Adresse? Da hört sich doch - STROH Ich komme soeben von ihr, mir schwante neulich schon so etwas. Die Weiber merken sich selten genau die Namen - sie hat geglaubt, ich sei der berühmte. Eine Verwechslung - ROBERT eine Verwechslung... STROH sie suchte die Wohnung im Telephonbuch ROBERT im Telephonbuch... STROH fand ROBERT fand? STROH zögernd Ihre Adresse. ROBERT in ausbrechender Wut Nun, da bin ich Ihnen aber schon ausserordentlich dankbar. Unerhört. Sie sind wohl auch nicht ganz schuldlos an der Verwechslung? Sie haben diesen Irrtum vielleicht stillschweigend geduldet, wenn nicht gar gepflegt? Wenn sich da etwas herausstellen sollte - brüllend Herr! Dann sollen Sie mich kennenlernen! Schlaflose Nächte! Meine arme Frau! Ich war dem Wahnsinn nahe. Meine gute Christine verflucht mich, war schon beim Notar wegen Scheidung, er hat es mir heute mitgeteilt - und sie hat ganz recht! Fasst sich plötzlich, sehr energisch Mensch, Sie haben dieses Unglück angerichtet, Sie müssen alles wieder gutmachen. STROH Mit tausend Freuden, ich tue alles, was Ihr befehlt, werde sofort telegraphieren. ROBERT Auch das, genügt aber nicht, Sie müssen zu meiner Frau fahren mit genauesten Beweisen, genauster schriftlicher Bestät gung Ihrer saub ren Donna! Unerhört So ein Mistvieh! STROH Ja, ich kann aber doch nicht fort... ROBERT Herr, wollen Sie oder wollen nicht? STROH Nun ja, wenn möglich. ROBERT Sie müssen! Zum Teufel, nun reisst mir die Geduld! Sie reisen heute abend oder. Sie sollen mich kennenlernen! STROH In Gottes Namen, es ist mir so schrecklich, dass mir das passiert! ROBERT Ich verdanke Ihnen die drei schlimmsten Tage meines Lebens; darauf können Sie sich was einbilden! Nun schnell aufs Telegraphenamt, dann in den Zug! Alles Weit re besorgen wir bis dahin. Den Urlaub verschaff ich Ihnen. Schnell! Fort, fort, Gott sei Dank! Ich war nah dem Wahnsinn! Beide schnell ab Orchesternachspiel. Verwandlung. VIERTE SZENE Das Toilettenzimmer der Frau in wildester Unordnung, offene Schränke und Schubladen, die von der Frau in ungeduldiger Hast geleert werden. Dazwischen rast sie planlos durchs Zimmer. Anna über einer Unmasse von Koffern beschäftigt CHRISTINE sinkt erschöpft in einen Sessel Anna! Ich hätte den Baron doch nicht dahin schicken sollen. ANNA Wohin, gnä Frau? CHRISTINE Na, zu der Person doch nach Wien! ANNA Ja, aber wie wollen Sie denn sonst völlige Gewissheit haben? Gnä Frau können sie doch nicht persönlich fragen; das ginge doch nicht. CHRISTINE Natürlich nicht. Auffahrend Zum Donnerwetter noch einmal. Rufend Therese, Therese, wo bleiben Sie denn? THERESE von aussen Ich finde die Decken nicht. CHRISTINE So machen Sie doch Ihre blöden Augen auf. THERESE Sie sind nicht da. ANNA Welche Decken? CHRISTINE Die seidnen Tischdecken. ANNA Aber gnä Frau, die sind doch mit dem Eilgut schon fort! CHRISTINE So? Therese, es ist gut, sind schon da - das hatte ich ganz vergessen - die blöde Person müsste doch auch immer mehr in Zorn geratend statt da stundenlang - eilen Sie sich, bringen Sie mir die schwarzen Knopfstiefel. - Sich wieder auf die Schubladen stürzend Alles ausräumen, nichts da lassen, was mir gehört. Er wird ein recht wohnliches Heim vorfinden - schreiend Stehen Sie mir doch nicht immer im Weg! Wo sind denn meine Ringe? Meine Ringe! Rast herum, suchend Ich habe sie doch soeben gehabt. ANNA suchend Hier sind sie nicht. CHRISTINE So suchen Sie doch! ANNA Ich suche ja. CHRISTINE Sie haben sie mir sicher heruntergeschmissen. ANNA Das hätte ich ja doch gemerkt. CHRISTINE gereizt Sie merken nie etwas. Immer ärgerlicher Sie werden überhaupt so faul in der letzten Zeit. ANNA Wenn ich gnä Frau nicht mehr recht bin, so kann ich ja... CHRISTINE heftig Sofort können Sie gehn, Sie widerspenstiges Ding, das mich nur ärgert und alles mir entgegen tut. Sie sind von einer Ungezogenheit - ich weiss schon Ihr seid alle gegen mich, haltet natürlich zu dem saubren Herrn! Gehn Sie nur, ich brauche niemand! Sucht von neuem Da habe ich die Ringe. Eingesteckt hatt ich sie. Matt Übrigens meinen Sie, dass der Baron die Sache herausbringen wird? Halten Sie ihn eigentlich für sehr helle? ANNA weinend Eigentlich nicht. CHRISTINE Aber das wäre doch kein grosses Kunststück - ANNA Gewiss nicht. CHRISTINE Und er ist doch mit Begeistrung gereist, kommt mal umsonst, das heisst auf meine Kosten, nach Wien. ANNA Haben gnä Frau ihm eine Photographie mitgegeben? CHRISTINE Zu was braucht der eine Photographie von mir? ANNA Von dem Herrn doch! CHRISTINE Ja - nein - ANNA Wie soll denn da festgestellt werden, CHRISTINE begreifend Ei ja! ANNA ob die Person den Herrn wirklich kennt? CHRISTINE Herrgott, das ist wahr! Aber warum ha m Sie das nicht früher gesagt? ANNA Gnä Frau haben mich ja nicht gefragt. CHRISTINE Aber der Trottel... ANNA Natürlich - CHRISTINE ...hätte doch daran denken sollen. ANNA Wie kann er denn nun? CHRISTINE Kann ich nicht meinem Mann depeschieren? er soll selbst mit dem Baron hingehn? ANNA entsetzt Aber gnä Frau! CHRISTINE Und seine Identität feststellen lassen? ANNA Aber gnä Frau, das können Sie doch dem Herrn nicht zumuten? CHRISTINE ausbrechend Diesem treulosen Betrüger, der immer depeschiert, er wisse von gar nichts, schwächer so dass ich schon fast anfange, es zu glauben. Sich aufraffend Wenn er unschuldig ist, muss er doch froh sein, sein Alibi, oder wie man das Ding da nennt, beweisen zu können! THERESE tritt ein Ein Telegramm, gnädige Frau! CHRISTINE Schon wieder. Das ist, glaube ich, das zehnte, ich mache sie schon gar nicht mehr auf. ANNA Vielleicht doch. CHRISTINE Das sagen Sie jedes Mal. Uneröffnet zurück! ANNA Bitte gnä Frau, dies eine noch; ich habe noch immer Hoffnung Es könnte... CHRISTINE Also meinetwegen, dann Schluß! Lesen Sie, ich mag meine Hände mit dem unsauberen nicht beschmutzen! ANNA liest "Unselige Verwechslung mit Kollegen Stroh, trifft morgen selbst bei dir ein, alles mit Beweisen berichtigen. Dein unschuldiger, höchst vergnügter Robert." CHRISTINE Was? Geben Sie her! überliest Telegramm nochmal,einzelne Worte halblaut Glauben Sie,daß das wahr ist? Wer weiß was für einen Schwindel die beiden zusammen da ausgeheckt haben. Er will rein waschen, der andre nimmt s auf sich. Na hoffentlich ist der Baron gescheit und läßt sich nichts weismachen. liest noch einmal "Unselige Verwechslung" Stroh - Stroh - Anna, halten Sie das möglich? "Beweise" trifft morgen selbst bei dir ein -"Dein unschuldiger" Anna, wollen Sie wirklich gehn? ANNA noch immer weinend Gnä Frau können mich ja doch nicht gebrauchen. CHRISTINE Dumm sind Sie nicht, aber frech! THRESE tritt ein. Herr Kapellmeister Stroh läßt sich melden. CHRISTINE Was! Ist der Kerl wirklich schon da? ANNA Wahrscheinlich direkt mit dem Nachtzug. CHRISTINE wütend Ich will ihn nicht sehn. Er lügt mich auch an. Die ganze Bande ist eine Horde von Betrügern! sie rast planlos herum. Sagen Sie ihm, er soll sich zum Teufel scheren - ANNA Wenn er aber wirklich Aufklärung bringt, mit Beweisen - es wäre doch möglich - Wollen gnä Frau ihn nicht wenigstens anhör n? Sie können ja nachher immer noch beschließen! CHRISTINE Gut. Also herein mit dem Schubiak! Er soll im Herrnzimmer warten, ich komme gleich. FÜNFTE SZENE Das Esszimmer, festlich geschmückt. ANNA noch am Esstisch beschäftigt. CHRISTINE stürzt herein Er kommt! Herrgott, wie ich mich freue. Zu Anna Ist der Frühstückstisch schon fertig? So? Schön! Hoffentlich ist der Kuchen nicht spintig? Hinausrufend Therese! Wann kommt der Zug? Schon da? Da kann er jede Minute hier sein! THERESE stürzt herein Der gnädige Herr! Ab CHRISTINE will ihm entgegeneilen, plötzlich fasst sie sich Nein, nein! Nicht so entgegenkommend! Er soll nur hereintanzen! Ich habe mich genug geärgert! ROBERT stürzt herein Christinerl! Christinerl! Da bin ich! Will sie umarmen, sie weicht zurück und reicht ihm nur die Hand CHRISTINE abwehrend Nur nicht so hitzig! Du denkst wohl, es sei alles in Ordnung? ROBERT Aber natürlich! Gott sei Lob und Dank! Was habe ich ausgestanden! Diese drei Tage - CHRISTINE Du ausgestanden? Von meinen Seelenschmerzen, meiner Kränkung redest du nicht? ROBERT Doch ich begreife, dass du wütend warst! CHRISTINE Wütend? Ich war gar nicht wütend. Es war eben alles ausgestorben. Die Ehre, auf dich wütend zu sein, werde ich dir nicht antun. ROBERT ohne ihre Bemerkung zu beachten, vergnügt Das ist nun alles glücklich vorbei - da hast du deinen verlor nen Mann betont den Ungetreuen! Na, Christine? Was ist denn? CHRISTINE sehr betont Du scheinst das nicht sehr ernst genommen zu haben. ROBERT Doch - drei Tage lang verflucht ernst. Aber nachdem sich die Tragödie in eine Burleske verwandelt hat - CHRISTINE komisch ernst Ich finde gar nichts Spassiges dabei. ROBERT Erlaube - CHRISTINE immer feierlicher Du musst mir schon einige Zeit lassen, mich mit der bitt ren Enttäuschung abzufinden. ROBERT Ich soll wohl um Verzeihung bitten? CHRISTINE Verzeihung? Was ich gelitten, wird dadurch nicht ausgelöscht. ROBERT Aber doch nicht durch meine Schuld. CHRISTINE Vielleicht meine? ROBERT Natürlich. Dieses unüberlegt hitzige Köpfchen - CHRISTINE Ich? Das ist unerhört! ROBERT Na, ich keinesfalls! CHRISTINE Wer denn? ROBERT Du weisst, dass ich ganz schuldlos bin. CHRISTINE Das weiss ich nicht. ROBERT Die Beweise genügen dir nicht? CHRISTINE Für diesen besonderen Fall vielleicht... aber man weiss doch nicht... ROBERT Du könntest wissen! CHRISTINE Gar nichts weiss ich! Ich habe jetzt gesehn, was alles passieren kann! ROBERT heiter und behaglich Aber es ist doch nichts geschehn. CHRISTINE Meine Leiden, meine Seelenqualen ROBERT hättest du dir grösstenteils ersparen können, wenn du besonnener zu Werke gegangen wärst. Statt dessen zwei völlig unverständliche, unbeantwortbare Telegramme an mich, die mich dem Wahnsinn nah brachten. Du warst beim Notar wegen Scheidung? CHRISTINE Du weisst? ROBERT Er hat mir telegraphiert. CHRISTINE Gemeinheit. Kennt der Kerl kein Amtsgeheimnis? Schöner Notar! ROBERT Ja, der hat eine bessere Meinung von mir als meine eigene Frau. CHRISTINE wütend Ihr steckt alle unter einer Decke! ROBERT Also kurz und gut es war die schlimmste Zeit meines ganzen Lebens! Drei Nächte kein Auge zu. CHRISTINE Ich auch nicht. ROBERT Meine ganze Tätigkeit unterbrochen. CHRISTINE höhnisch Das schadet dir schon! ROBERT Hättest du lieber ordentliche Erkundigungen eingezogen! CHRISTINE triumphierend Habe ich! Sind noch gar nicht abgeschlossen! ROBERT Was? CHRISTINE Deinem saubren Kollegen traue ich nicht. Wer weiss, welches Komplott? ROBERT allmählich ärgerlich Nun wird mir s aber zu dumm! Ich gutmüt ger Narre reise eigens nach Hause, dir alles zu vergeben - CHRISTINE Du mir? ROBERT Ich dir, jawohl! Und du machst mir noch eine Szene, anstatt mir reumütig um den Hals zu fallen! CHRISTINE immer zorniger Reumütig? Ich bedaure nur, dass ich dich geheiratet habe, dass ich ausser sich überhaupt geheiratet habe! ROBERT Zum Teufel! Da hört sich aber doch alles auf! CHRISTINE Es hört auch auf. Ich lasse mich erst recht scheiden! Ich will nicht mehr bei dir bleiben! Ich will von den Männern überhaupt nichts wissen! Ich war an deiner Seite immer unglücklich. Du hast mich nie gewürdigt, nie verstanden, immer vernachlässigt! Ich mag nicht mehr deine Haushälterin sein! Du kannst sofort zu deinem Freunde Notar und die Scheidung beantragen! ROBERT wütend Nun ist s genug! Das kannst du selber tun! Kreuzelement! Ich habe genug von dieser Komödie!läuft ab CHRISTINE ziemlich überrascht über diesen heftigen Wutausbruch Ich hab s gewusst, dass es einmal so enden wird! Besser heut als morgen! SECHSTE SZENE BARON LUMMER tritt schnell ein Da bin ich, gnäd ge Frau! CHRISTINE sehr kühl Nun? Was haben Sie ausgerichtet? BARON LUMMER Nicht viel. Ich hatte keine Photographie Ihres Gatten. CHRISTINE Allerdings. Die hatten Sie vergessen. Konnten Sie aber in jeder Buchhandlung kaufen. BARON LUMMER Daran habe ich nicht gedacht. CHRISTINE Nun - und? BARON LUMMER Also ich war bei der Dame. CHRISTINE spöttisch Dame? BARON LUMMER Nun ja, wie Sie es nennen wollen.. sie kennt den Herrn Hofkapellmeister Storch sehr gut. CHRISTINE Ach, sie kennt ihn? Was Sie sagen! Das weiss ich längst BARON LUMMER verblüfft Sie wissen? CHRISTINE Ja, aber Sie wissen nicht, ob der Herr Hofkapellmeister Storch wirklich mein Mann war! BARON LUMMER macht ein immer dümmeres Gesicht Ja gibt s denn noch? CHRISTINE immer höhnischer Ja, es gibt noch... BARON LUMMER einen andern - CHRISTINE einen andern - aber der heisst Stroh! BARON LUMMER Eine Verwechslung? Und der? CHRISTINE nickt stolz Der hat die Suppe eingebrockt. BARON LUMMER sehr dämlich Ach, ich verstehe. CHRISTINE Verstehn Sie endlich, Herr Baron? Jedenfalls danke ich Ihnen für Ihre Bemühungen; spitzig wenn ich auch gestehen muss, dass Sie sich zum Detektiv nicht besonders eignen. Für heute so viel, dass alles aufgeklärt ist, BARON LUMMER aufgeklärt? CHRISTINE sehr betont dass alles aufgeklärt ist. BARON LUMMER Ach so! CHRISTINE Dass mein Mann hier ist. Baron zuckt zusammen CHRISTINE Soeben noch wie Sie von der Reise BARON LUMMER zurückgekehrt? CHRISTINE Vielleicht kommen Sie zu geleg ner Stunde wieder? Ich mache Sie mit meinem Mann bekannt, der, wie ich Sie versichern kann, vollkommen, vollkommen unschuldig ist, wie ich es ja auch gar nicht anders erwartet habe. BARON LUMMER Ja, ja, dann empfehl ich mich für heute. CHRISTINE Auf Wiedersehen, mein lieber Herr Baron! Baron nach flüchtigem Handkuss ab ROBERT eintretend Wer war denn das? CHRISTINE etwas verlegen Das, das war der junge Herr Baron, von dem ich dir schrieb... ROBERT trocken Ja, ja, der Notar schrieb mir auch er ist eigentlich der Hauptgrund, dass ich heimkam. CHRISTINE auffahrend Du glaubst doch nicht? ROBERT Nein, aber ich dachte, es ist nicht gut, dass die Frau allein sei, wenigstens nicht gar zu lang. CHRISTINE Das ist schändlich von dir! Ich versichere dich. ROBERT Gar nicht nötig. Ich kenne meine liebe Frau viel zu gut, um nicht genau zu wissen... Aber es ist auch nicht nötig, dass die Leute auch nur von so was reden, vermuten, Glossen machen, und du weisst, wie gerade in deinen Kreisen der Klatsch blüht. CHRISTINE Ich denke, ich wäre doch... ROBERT Du bist s! CHRISTINE Du weisst, ich war niemals... ROBERT Niemals! CHRISTINE Sei versichert, ich werde immer ROBERT Immer. Nun lass uns Frieden schliessen ein für allemal. CHRISTINE Warst du sehr böse auf mich? ROBERT Das glaube ich, und du? CHRISTINE Alles war ausgelöscht, erstorben. ROBERT Du hattest dir wohl die Trennung schon in allen Farben ausgemalt? CHRISTINE Das eigentlich nicht. Ich war viel zu wütend auf dich! ROBERT Aber ich lebte bereits drei Tage in allen Schrecken des Junggesellendaseins, die meine Phantasie mir nur ersinnen konnte. Wer sollte das Kind behalten? CHRISTINE Ich, natürlich! ROBERT Wer das Landhaus? CHRISTINE Ich, natürlich! ROBERT Für mich wäre da wohl nicht viel übriggeblieben? CHRISTINE Du warst ja auch der schuldige Teil! ROBERT leichthin Und der junge, schöne, flotte Edelmann? CHRISTINE Ich bitte dich, rede jetzt in diesem feierlichen Augenblick nicht von dem! ROBERT Doch reden wir! Er war wohl sehr nett? CHRISTINE Ach Gott! Harmlos, gefällig...stockt ROBERT Hatte immer Zeit! CHRISTINE Allerdings! ROBERT Famos in allen Dingen des Sports? CHRISTINE Sehr. ROBERT Vornehme Familie? Guter Gesellschafter? CHRISTINE Na, eigentlich nicht -- ein bisschen langweilig. ROBERT Hattest du Sympathie für ihn? CHRISTINE Ja, ein wenig Sympathie, bis - bis - ROBERT bis...? CHRISTINE Bis er mich um tausend Mark gebeten hat. ROBERT Was? Lacht Ha ha ha ha, ha ha ha ha - Ich ahne... Armes Christinchen, das nenn ich ein Malheur! CHRISTINE sehr schüchtern Er ist sicher kein Gauner, nur vielleicht ein bisschen leichtsinnig und naiv ich hab s ihm auch gleich abgeschlagen. ROBERT Nun, dann ist ja alles gut! Da er nett zu dir war - er war doch nett? CHRISTINE mutiger Sehr nett und liebenswürdig, bis... ROBERT Nun ja, bis... Also höre betont weil er zu meiner lieben Frau nett war, werde ich für ihn sorgen, in jeder Form, die du wünschest, ihn unterstützen... CHRISTINE etwas weinerlich Ich wünsche ja nichts! ROBERT Nun wir werden sehen - reden wir nun heute nicht mehr davon! Gutmütig war er, sagst du? Da habt ihr euch wohl nie gestritten? CHRISTINE Nein, zum Streiten war er nicht zu gebrauchen, dazu war er zu blöd und schüchtern... ROBERT Schüchtern? Na? CHRISTINE Doch, er war eher schüchtern - sicher! ROBERT Zum Streiten taugen also wohl nur Ehemänner? CHRISTINE Nun ja, Menschen, die man genau kennt, sonst hat man ja keinen int ressanten Stoff es macht auch gar keinen Spass! ROBERT Na, für den Spass danke ich schon. CHRISTINE Aber ich kann doch nicht immer deiner Meinung sein. Wo bliebe mein Stolz, meine Selbstachtung? ROBERT Die sollst du immer behalten als schönste Zierde. Ich bin zufrieden, wenn du mir nur in ganz unzweifelhaften Streitpunkten hie und da - CHRISTINE einfallend Ich werde dir nie mehr widersprechen, ich will dich auf Händen tragen, dir jeden Willen, jeden erfüllen! Ich habe jetzt erst gesehn, wie schrecklich es gewesen wäre, dich zu verlieren, ich glaube, ich hätte nicht weiter leben können. ROBERT Doch - doch - schon des Kindes wegen! Denk doch das Kind! CHRISTINE Das hättest doch du bekommen. ROBERT Wenn ich aber der schuld ge Teil war? CHRISTINE Auch dann! Wer konnte das Kind so erziehen wie du? Heute hab ich es so recht erst erkannt! Wie du so böse warst, da zog ein Schauder mir durch den Leib; schön - schön direkt warst du in deinem Zorn. ROBERT Na, na, nur nicht wieder übertreiben! Umarmung CHRISTINE Du bist mein schöner, reiner, prachtvoller Mann! Ich liebe dich allein und immer und ewig. ROBERT Um das noch einmal so zuhören, breit dafür hätte ich gerne noch mehr ausgestanden! CHRISTINE Verzeihung für alles! ROBERT Für gar nichts! Du hast mir ja so leid getan! CHRISTINE Gelt, mein lieber Robert, das nennt man doch wahrhaftig eine glückliche Ehe? All rights reserved © Maria Fujioka Strauss,Richard/Intermezzo
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Artist Nas Album God s Son (Dutch Version) Title One Mic (Remix) feat. Brainpower [Nas {Brainpower} speaking] turn my headphones up, nothing gon stop me now {uhu, Nas ... Brainpower} i m here baby, we here! it s yo world .. [Brainpower *gradually getting louder*] Dit is voor al m n peeps en fans En hersenders die verder kijken dan de pers De kudde meningsvorming, de herder dit verse Hoe hevtiger de stress, des te verder de levensles - Zich ontwikkeld, des te verder het besef Wat moet je zonder liefde beginnen, misgeliefde beminnend In t diepste van binnen, met omin liefde verzinnen Vertaal me tranen in leven, in lyrics zwevend Woorden banen zich snelwegen in de geest, met lanen en stegen Binnen in haalt m n hart z n weg, naar m n vingers Kan het niet echter verzinnen Hand op m n pen, en m n tekst kan beginnen Sirenes wennend zwaar in m n brain Van jaren lang een vreemde eend, tot een maand op nummer één En flashbacks van m n jongenskamer, jaren alleen De dood van geliefde, [*gun shot*] en viel m n tranen in een Je breekt daar, wat wou je nou Als je verder gaat en denkt.. na Hou jij van jouw, als je nergens staat Een weg met lege praat, ga niet voor geld of de bedels Ben me bewust van deze verse, dus benut elke regel Je hoort de Brain omdat je puur wou Voor iedereen, van Nederland tot Kaap-Verdië, Aruba, Bonera, Curacao Suriname, Turkije, [...], Marokko em Vlaanderen Afrika tot Aziatische wijken, Zuid-Amerika, Europa USA en wereldwijd, m n wereld blijft in één vibe Naast de Brain in 1 Mic! [Nas {Brainpower} *whispering again*] All I need is one mic.. {kom, kijk, en luister} All I need is one mic.. {1, mic} All I need is one mic.. {kom, kijk, en luister} all I need All I need is one mic.. {1 mic} yeah, uhu [Nas *gradually getting louder*] All I need is one cub, one page, and one pen One prayer - tell God forgive me for one sin Matter fact maybe more than one, look back at all the hatred against me, touch alla them Jesus died at age 33, there s thirty-three (shots) from (twin glocks) there s sixteen apiece, that s thirty-two Which means, one of my duns was holdin 17 Twenty-seven hit your crew, six went into you Everybody gotta die sometime; hope your funeral never get caught up, pain go through the innocent Nothin is fair, brothers roll up, (shootin) from wheelchairs My heart is racin, tastin revenge in the air I let it all slide for too many years, too many times Now I m strapped with a couple of (macs), too many (nines) If y all people really wit me get busy load up the (semis) Do more than just hold it explode the (clip) until you empty There s nothin in our way - they bust, we bust, they rust, we rust (Led) flyin, feel it? I feel it in my gut THAT WE TAKE THESE DUDES TO WAR, LIE EM DOWN CAUSE WE STRONGER NOW MY PEOPLE THE TIME IS NOW!! [Nas {Brainpower} *whispering again*] All I need is one mic.. {kom, kijk, en luister} All I need is one mic.. {1, mic} All I need is one mic.. {kom, kijk, en luister} all I need All I need is one mic.. {1 mic} yeah, uhu Alleen in boeken verstraten Lees je boeken, luister je blaten Hoor politici weer oefenloos praten Voel je verlaten, en moet dan wel wraken Het goede verlaten, plaatsmakend voor woede - Door haten en voel je gelaten Wie gooid er roet in zaken Wie blijft er vloeken en praten Wie heeft het goed en wie flaat het Wie is bedroefd en wie schaad het Wie hoest er - wie gaapt er Wie broest er - wie slaapt er Wie doet er zoveel namaak Wie bloed er, wie haperd Zoveel vragen in een wereld Banger en enger, en ben met verlangen verstrengeld Op de klank van merengue En voor speciale personen voel ik diepe liefde, die prachtig is MC ik niet voor niets, verdieper dan in een alchemist FUCK een diss! pak is, ik rock op shit Ik rock een diss, veel te lang ingeslikt To m n ziel naar adem snakkend is Alleen vrede in m n geest Op stage met die ene mic Wreed en hight, tekeer gaand als een vreselijk beest Schreeuw et uit! verschil moet er zijn Tyfus voor non-believers Laat je niks wijs maken, peeps, en ga voor wat je lief is En je hoeft niet te doen alsof, die shit is jezelf En zoek maar waar je wilt, echt waar maar het zit in jezelf! [Nas {Brainpower} *whispering again*] All I need is one mic.. {kom, kijk, en luister} All I need is one mic.. {1, mic} All I need is one mic.. {kom, kijk, en luister} all I need All I need is one mic.. {1 mic} {*starting loud this time, getting quieter*} ALL I NEED IS ONE LIFE, ONE TRY, ONE BREATH I M ONE MAN WHAT I STAND FOR SPEAKS FOR ITSELF, THEY DON T UNDERSTAND Or wanna see me on top, too egotistical Talkin all that slick stuff, my name is political Wonder what my secrets is, enemies ll move on you only if they know, what your weakness is I have none Too late; I m mad done, I m blastin cause I m a cool brother Thought I wouldn t have that ass done? Fooled you brothers What you call a infinite brawl, eternal souls clashin War gets deep, some beef is everlastin Complete with thick scars, brothers knifin each other up in prison yards, drama, where does it start? You know the block was ill as a youngster Every night it was like a, (cop) would get killed body found in the dumpster For real a hustler, purchased my Range, people throwin dirt on my name Jealous cause fiends got they work and complain Women left me cause they thought I was finished Shoulda knew she wasn t true she came to me when her man caught a sentence Diamonds are blindin, I never make the same mistakes Movin with a change of pace, lighter load, see now the king is straight Swellin my melon cause none of these brothers real Heard he was, tellin police, how can a kingpin squeal? This is crazy, I m on the right track I m finally found You need some soul searchin, the time is now [Nas *whispering again*] All I need is one mic.. yeah, yeah yeah yeah All I need is one mic.. that s all I ever needed in this world, cash All I need is one mic.. the cars, the jewelry All I need is one mic.. to spread my voice to the whole world
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Metric BASIC ADVANCED EXTREME LEVEL 3 6 8 Notes 238 425 861 BPM 123 Time Artist Hommarju ジャンル オリジナル Version saucer fulfill この曲で手に入る称号 【全難易度クリア】メトリック横丁 【全難易度フルコンボ】メタリックが丘 解禁方法 saucer macchiatoによる解禁 動画 -譜面動画 譜面動画 -プレー動画 プレー動画 攻略・解説 各譜面の攻略に関する情報はこちらへ。 [ADV]非常にリズム難。あと遅ズレも相まってエクセ難易度は7上位クラス。静寂地帯は目押しで乗り切ろう。 -- 名無しさん (2014-07-31 20 11 53) [EXT]独特な形の同時押しがたくさん出てくるので初見は困惑するだろう。だが、出張必須な配置は1+2+3+14+15+16のみで、ほかは分業でもとることができる。 -- 名無しさん (2014-07-31 20 12 40) [BSC]リズムは4分までだが、判定がやや遅め。特に中盤は曲を聞いてしまうとグレやすいか。間を空けて出てくるノーツが多いこともあり、エクセ狙いは集中力勝負。 -- 名無しさん (2014-08-01 22 01 26) [EXT]混フレ地帯はイントロが左半分(シンセ)と右半分(キーボード)、中盤も左半分(シンセ)と右半分(ボーカル)、サビ直前(2回)が内側(11→10→6→7)の4パネル(キック音 or スネアドラム)+外側の12パネル(アナログデバイス)の構成。ラストは3+6+7+8+9+10+11+14の8個同時押しが流れてくる。 -- 名無しさん (2014-08-04 22 51 32) [EXT]↑の人に加えて、1回目のサビは2+3→13+16→1+4→14+15を4分で、2回目のサビは2+15→3+14→1+16→4+13を4分でやる混フレもある。 -- 名無しさん (2014-08-04 22 58 43) [EXT]初見ではSSまでは可能。鳥コンからは、しっかりリズムを聞くのと同時押し譜面が得意かで分かれる。同時押しが苦手だとリズム難と混ざってスコアは伸びにくい。 -- 名無しさん (2014-08-24 16 58 54) [EXT]遅いBPMを同時押しラッシュでじっくり捌く、今まであまりなかったタイプの譜面。独特ではあるが難解というほどではないので焦らずに捌けば比較的楽な譜面。ラストの8個押しに注意。 -- 名無しさん (2014-08-28 23 53 28) [EXT]レベル9の中でも同時押し力を鍛えられる譜面。さまざまな形の同時押しが出てくるが同時押しが得意ならば初見でも鳥Sはあまり難しくない。 -- 名無しさん (2014-10-23 23 40 16) [EXT]まさかのLv8降格。Sandstromと並び、Lv8最難関ツートップとなった -- 名無しさん (2017-07-25 22 22 47) 名前 コメント ※攻略の際は、文頭に[BSC] [ADV] [EXT] のいずれかを置くと、どの譜面に関する情報かが分かりやすいです。 ※体感難易度を書き記す際は、クリア難度・スコア難度のどちらかなのかを明記してください。 また、攻略と関係ない投稿・重複した内容は削除の対象になります 攻略とは無関係の話は該当する欄(情報交換&雑談) にてどうぞ。
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【Tags Gakupo Kaito Len VanaN'Ice haku natsuP tL L】 Original Music Title LOVELESS××× Music Lyrics written, Voice edited by natsuP Music arranged by natsuP haku Singers Kaito, 神威がくぽ (Kamui Gakupo / Camui Gackpo / Gackpoid), 鏡音レン (Kagamine Len) Click here for the Japanese Lyrics English Lyrics (translated by animeyay): If only I had been able to bid you "goodbye" just a little sooner... Although, I was able to feign ignorance to this pain caused by the piercing thorns and lies. Were you afflicted with injuries (into my heart) by the mere amount of my tenderness? (lovelessly hurt) Your tears, trailing down your cheeks, (just to for you) crush hard onto my chest. (ooo...) You may go ahead and hate me, (into my heart) you may despise me as much as you want, (lovelessly hurt) for I, emotionlessly, once said to you, (just to for you) "It s fine as long as you re happy." (I love you, I need you, ah...) However, to be honest, (love in silent night) I really wanted to tell you more and more (for you give me heart) of my tiny wishes, my dreams, and my thoughts for you hidden deep within my heart. (addicted so forever) Having obliterated what you re supposed to protect, (love in silent night) as you reach the end of this world, (for you give me heart) there, undoubtedly, you will be able to find your happiness. (addicted so forever) The things that you have obtained, and the things that I have lost, they sink deeply into uncertainty, and begin to dissolve away. (lu lu lu...) [That was a very special moment filled with happiness, but then I also did something foolish. Just what was being reflected in your eyes? I can no longer turn back no matter how much I wish.] If I completely kill off this softly reverberating echo in my bosom, will I finally have comfort and ease? Since I can t even be forgiven for merely loving you, (lovelessly hurt) there s no longer a meaning for my existence in this place. (just to for you) I uttered this on that night. (ooo...) I raise my head and look up, (into my heart) so that you re no longer in my field of view. (lovelessly hurt) Just how long must I wait for my lingering thoughts for you (just to for you) to disappear completely? Please tell me. (I love you, I need you, ah...) When I embrace tightly (love in silent night) your near-torn body, (for you give me heart) I only wish that time would freeze at this moment forever and ever. (addicted so forever) I m unable to keep my promise made on that day, (love in silent night) so please cast punishment onto me. (for you give me heart) Softly, and quietly, I suppress down my voice, and start to erasing that sky, (addicted so forever) which is on the fringe of collapsing. However, to be honest, (love in silent night) I really wanted to tell you more and more (for you give me heart) of my tiny wishes, my dreams, and my thoughts for you hidden deep within my heart. (addicted so forever) Having obliterated what you re supposed to protect, (love in silent night) as you reach the end of this world, (for you give me heart) there, undoubtedly, you will be able to find your happiness. (addicted so forever) The path, which you and I once walked on together, vanishes away in a split second. In a world free of betrayal, someday, once again, without a doubt, we will be reborn there... (lu lu lu...) Singable English Lyrics (by Razzy): Wouldn t it be nice if you could say goodbye before you leave? It s what I believe, don t you agree ? Ahh~ It s so hard to live with all these agonies and lies Eating at my life, still I put a guise on my eyes [Len] Into my heart... Lovelessly hurt. Love you for you.. oooo~ Into my heart.. Lovelessly hurt.. Love you for you.. I love you.. I need you.. Ahhh~ Was I too tender for your affections, Aimlessly I struggle, in hopes that you heal With every tear, this blind rejection, it tightly grasps, leaves my heart to feel If it makes you happy, I ll learn to forgive you, I will endure your every command Would you despise me if you knew the truth, Hate me, love me, or reprimand me til I die [Len] Love.. in silent night Give me your heart Addicted.. forever... Ahhh~ Love.. in silent night Give me your heart Addicted.. forever... Ahhh~ Wishes fill the kisses, with our hopes and dreams, Leaving us with memories our hearts will scream, For more, much more, Just let me spread this message to you, my love Leavingour protection till our minds are scorn, Reaching to the universe, we re left to mourn, Surely, surely, You ll find your happiness there, darling, Deep down inside of your body you ve got, Something the two of us suddenly lost, Let it sink deeper down into your core, If you don t you ll keep yearning for more [Len] Inside my chest, Voices echoed in this mess, And once you breathe your last breath I ll soon lead you both to your deaths [Len] Into my heart... Lovelessly hurt. Love you for you.. oooo~ Into my heart.. Lovelessly hurt.. Love you for you.. I love you.. I need you.. Ahhh~ But if my love is causing destruction, This is just something I won t allow No matter the pain I feel through seduction, It s spreading out, all the lies and doubts Slowly you fade a way from existence, Leaving the pain and tainted sins My heart keeps on fighting for the resistance, I just have to release you, Your voice that is locked within [Len] Love.. in silent night Give me your heart Addicted.. forever... Ahhh~ Love.. in silent night Give me your heart Addicted.. forever... Ahhh~ As our bodies slowly get torn apart, know that I will always hold you in my heart Always, Always If only time could pause this moment in place Holy vows that you and I both made that day, Punishment received for not keeping you safe Silence, silence will be your one and only saving guidance As the sky breaks into fragments Wishes fill the kisses, with our hopes and dreams, Leaving us with memories our hearts will scream, For more, much more, Just let me spread this message to you, my love Leaving our protection till our minds are scorn, Reaching to the universe, we re left to mourn, Surely, surely, You ll find your happiness there, darling, With every second that passes in time, I ll keep on walking with your hand in mine, Living in such a ridiculous way Is okay in this world Certainly.. We ll change and we ll be reborn Romaji lyrics (transliterated by polarone): sayonara o motto kimi ni hayaku ie ta nara konna ni... sashi ta toge no itami mo uso mo kizuka nai furi deki ta no ni yasashisa no kazu dake (into my heart) kimi o kizutsuke te ta no? (lovelessly hurt) hoho o tsutau namida ga (just to for you) mune o shime tsukeru (ooo...) kimi ga raku ni nareru nara to (into my heart) tsumetai kotoba o (lovelessly hurt) itta boku o kirai ni natte (just to for you) boku o nikunde ii kara (I love you, I need you, ah...) chiisana negai mo yume mo (love in silent night) kokoro ni hime ta omoi mo (for you give me heart) motto motto kimi ni ii takatta no ni (addicted so forever) mamoru beki mono o kowashi te (love in silent night) ikitsuku kono yo no hate ni (for you give me heart) kitto kitto kimi no shiawase ga aru (addicted so forever) kimi ga te ni ire ta mono boku ga nakushi ta mono fukaku shizunde kie te ku yurameki no naka e (lu lu lu...) [sore wa totemo shiawase na shunkan de soshite totemo oroka datta sono hitomi ni utsushi te ita no wa nani? negatte mo modore nai] sotto mune ni hibiku zankyou ayame te shimae ba raku ni nareru no? tada ai suru koto sae yurusa re nai nara (lovelessly hurt) koko ni iru imi nante (just to for you) nai to itta yoru ni (ooo...) kimi o mi re naku naru you ni (into my heart) boku no me o ageru (lovelessly hurt) fukanzen na omoi wa (just to for you) itsu ni nare ba kieru ka oshie te (I love you, I need you, ah...) chigire te shimai sou na (love in silent night) kimi no karada o dakishime te (for you give me heart) zutto zutto toki ga tomare ba ii no ni to (addicted so forever) ano hi chikatta yakusoku (love in silent night) mamore nai boku ni batsu o (for you give me heart) sotto sotto koe o osaete keshiteru (addicted so forever) kowarete yuku sora chiisana negai mo yume mo (love in silent night) kokoro ni himeta omoi mo (for you give me heart) motto motto kimi ni iitakatta no ni (addicted so forever) mamoru beki mono o kowashi te (love in silent night) ikitsuku kono yo no hate ni (for you give me heart) kitto kitto kimi no shiawase ga aru (addicted so forever) setsuna ni sugi te yuku kimi to arui ta michi uragiri no nai sekai de mata itsuka kitto umarekawareru... (lu lu lu...) [natsuP, natsu-P, haku]
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【Tags I Miku Yucha-P tO】 Original Music title 一方通行 English music title One-Way Route / One-way Traffic Romaji music title Ippou Tsuukou Music Lyrics written, Voice edited by ゆちゃP(Yucha-P) Music arranged by ゆちゃP(Yucha-P) Singer(s) 初音ミク (Hatsune Miku) Click here for the original Japanese Lyrics English Lyrics (translated by vgboy / vgperson): 1, 2, 3 - an honorably-fallen virgin 2, 2, 3 - I should have blossomed so fully But with such pie in the sky thinking, As expected, our excuses are nonsensical... Seems I m going backwards, but turn around, and it s over When I say what I want said, it s just "ambiance" I idle, pretending to ponder deeply; "Stop sticking out like a sore thumb!" The forbidden fruit I ve been ever awaiting, A more-or-less free-of-charge love, And of course, I expect everything from it; "Pitiful..." We re like porcupinefish with our lies; "But still, do you trust me?" It s so awful to keep this chase up as such... A, B, C? I don t know, what are those? With all the logic of textbooks you ve found, As usual, you protect your reputation, And you turn - how utterly foolhardy... Lust complicates things so; I give up, honestly What do we think we re doing? Whittling at our personalities, riding on others... Instead of clinging on, answer me! No going back, it s a one-way route Any mistake, and our reality comes crumbling down We re burderned with every little thing "Foolish..." Show your dreams to honest people; We ve been raised to be tame But if only things could be the way we fantasize... There s a dictator behind all this, we say, But we have a verifier here as well So we have no reason, at least, to sink down alone... The forbidden fruit I ve been ever awaiting, A more-or-less free-of-charge love, And of course, I expect everything from it; "Pitiful..." No going back, it s a one-way route I take hold of your hands held out And so you said it like this "Thank you..." Romaji lyrics (transliterated by vgboy / vgperson): Ichi, ni, san de gyokusai no baajin Ni, ni, san de yoku saita hazu ga E ni kaita mochi no you ni Rei ni sotte iiwake wa muimi de Hikikaesou to furimukeba owari Iitai koto iidaseba "kuuki" Kangae-goto suru furi de sabori "Medatte deru kui ni naru na yo" Zutto matta kindan no kajitsu Chotto dake no mushou no ai ni Kitto zenbu kitai shiteiru "Mijime" Uso tsuitara harisenbon ne "Sore demo shinjimasu ka?" Sou yatte mou oiyatte saikei A, B, C, o shiranai de nani? Te ni totta kyoukasho no ronri Rei ni yotte shisei wa mamori Migi-muke bakabakashii naa Bonnou kojirase hontou maitta Boku-tachi nani shite kangaeteru no? Kosei kiritori dareka ni nokkari Haritsuke kawari ni kotaete yo Modorenai ippou tsukou Shippai wa genjitsu houkai Zenbu zenbu seotteiru no "Baka ne" Shoujiki mono ni yume o misete Kainara sareta sou ne shoune Sou itta mousou dattara ii ne Dokoka ni iru yo dokusaisha Demo ne koko ni mo iru yo shoumeisha Dakara hitori de shizumu yokei na koto wa iranai kara Zutto matta kindan no kajitsu Chotto dake no mushou no ai ni Kitto zenbu kitai shiteiru "Mijime" Modorenai ippou tsukou Sashidashita ryoute o nigiru Sou natta kimi kou itte "Sankyuu" [Yucha-P, YuchaP]
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ふぉーがっとぅん [ TAG Alp-F E-A Miku OreP title] Music OreP/オレP Lyric OreP/オレP Arrange OreP/オレP Vocal Hatsune Miku Videos PVs ■ Show/Hide Video http //www.nicovideo.jp/watch/sm1762073 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1762073 Translations ■ Show/Hide Romaji kuraku samui heya uzukumaru watashi no "itsuka mata yonde kureru" sono tsubuyaki ga kasureteru watashi to deatta ano shunkan wo anata wa ima demo oboete imasu ka watashi niwa kotoba wa nai keredo kono utagoe wa aru kara ganbaru kara watashi ni uta wo oshie te "kon-nanimo kanashii no nara deawana kereba yokatta na ..." ano hi anata to mitsumete ta mirai eno omoi wo hasete ... todoke tai kono koe wo watashi no merodi (melody) wo kedo kitto kono kimochi mou utae nai kono heya no doa (door) anata wa mada ake nai "ashita koso wa kite kureru" hoo ni shizuku ga tsutatte ku ... watashi no utagoe wo kiita ano toki no anata no hohoemi wa wasure nai kara watashi ni karada wa nai keredo omou kokoro wa aru kara hitori wa iya watashi ni oto wo atae te "kon-nanimo sabishii no nara umarenakereba yokatta na ..." deatta toki no omoi ga namida to tomo ni afurete ku utai tai ano uta wo anata e no omoi wo watashi ni wa ano kioku mada nokotteru watashi ni mirai wa nai no ka na kono utagoe ga aru noni onegai na no "anata no oto wo kikase te ..." ... watashi no negau koe dake ga shizuka ni sotto kodama suru kon-nanimo setsunai noni nukumori wa moo todoka nai ... futari de tsukutta ano uta wa watashi no hatsune (substituted as "oto") ni nokotteru anata ga kure ta oto dake wa watashi no mune no okufukaku ... 09-07-14 Checked by damesukekun 2009-07-14 22 49 Generated automatically [部分編集] ■ Show/Hide Translation Forgotten... 2009-07-15 First Entry 2009-08-12 21 46 22 (Wed) Last update Translated by damesukekun Title Forgotten... Lyric In a dark and cold room I m crouching and mutter "do you call me again?" with a feeble voice Do you still remember the moment when you met me first? I was not formed to speak words but I do have this singing voice so, please give me singing lessons, I ll do my best "I shouldn t have met you cause I m so sad..." I m thinking of the the future that I was looking at with you that day... I want to send this voice and my melody to you, but I can t sing my heart anymore You don t open the door of this room yet I mutter, "do you come tomorrow or never?" and the drops of tears run down my cheeks... I never forget your smile you made when you heard my singing voice I don t have a real body but I do have this feeling heart so don t leave me alone, give me your sounds "I shouldn t have been born cause I feel so lonely" the feeling of meeting you first is pouring over with tears I want to sing that song and the sincere heart to you that memory still remains within me Isn t there any future for me even I have this singing voice? please, "let me listen to your sound..." ...Only my voice wishing for you echoes lightly and quietly I feel so heart-breaking but your warmth doesn t reach me anymore... That song we created together remains as my first sound and only the sounds you gave me stays in my deep heart... Note This translation is by permission of the composer. 作者様のご了解のもと翻訳しました。 I paraphrased some sentences. I tried to correspond what English listeners would feel with that of Japanese listeners. Comment If you have any advise or opinion for this post please write here.この投稿に対して助言、ご意見などありましたらこちらに書き込んで下さい。 Name Comment すべてのコメントを見る あ・・・スペルミス直しておきました。どうもです。 -- (damesukekun) 2009-07-25 20 44 29 スペルチェックしました。 Note の sentenses は sentences ですね -- (BookPeople) 2009-07-16 11 40 39 Last modified 2009-08-12 21 46 22 (Wed) Original Lyric, Nicosound MP3, etc http //www5.atwiki.jp/hmiku/pages/191.html http //nicosound.anyap.info/sound/sm1762073 http //www.nicomimi.com/play/sm1762073 Sub video, PV, other fan made video in YouTube http //www.youtube.com/watch?v=HkLDXsz6feI [Add] http //www.youtube.com/watch/xxxxxxxxx ADD LINK すべてのコメントを見る http //www.youtube.com/watch?v=HkLDXsz6feI (Information in this page is based on HatsuneMiku@Wiki) _
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第一幕 第一場 衣裳部屋。夫が旅立つ直前で、旅行カバンが開けられ、あたりは非常に散らかっている。 朝の七時。 クリスティーネ アンナ!アンナ!あのばかなガチョウはどこよ? ローベルト 荷造りをしてくれているんだよ。そう悪口ばかり言うものじゃない。さもないと彼女は辞めてしまうよ。 クリスティーネ だったらまた次のを見つけるわよ! ローベルト こんなにいい娘はそう見つからないぞ。 クリスティーネ 見つけますとも! ローベルト きみは自分を過信しすぎだ。 いつもとにかく軽薄なんだから! クリスティーネ でも、現に召使に困ったためしはないわよ。 ローベルト だが、いつも怒鳴り散らしてはあら捜しをして、お説教ばかりしているじゃないか。おまえ、ひと夏で医者を変えるみたいに次々と料理女を雇ったじゃないか。ざっと計算して十五人は来たぞ! クリスティーネ (勝ち誇って) で、最終的に一番いい人を見つけたじゃないの。 ローベルト ああ。でも、どのくらい持つものかな。 クリスティーネ また喧嘩はじめるつもり? ローベルト 喧嘩はしてない、忠告しているだけだ。 クリスティーネ 忠告なんかいるもんですか! ローベルト とんでもない。 僕がブレーキをかけなかったらきみは災難に遭う。 クリスティーネ あなたが出て行ってくれたほうがありがたいってものよ! ローベルト 橇が来るまでまだ三十分もあるぞ。 クリスティーネ あなた、まだ朝食を取ってないでしょう? ローベルト そんなの五分もあれば食べきれるさ。 クリスティーネ 朝食はちゃんととらなきゃだめ!あなたの考えってのは… ローベルト 合理的だよ。 クリスティーネ あなたが行ってしまったらほっとするってものよ。アンナ、アンナ、ほら急いで! アンナ (外から)すぐ参ります。トランクに鍵をかけたら終わりますから。 クリスティーネ (外に向かって叫ぶ。)ご主人様に鍵を渡すのを忘れないのよ! ローベルト あの子は忘れないさ。 クリスティーネ まあ!いつだったかカンピリオで鍵がなかったばかりに三日間もトランクが開かなかったじゃないの。 ローベルト あの時はきみも一緒に来ていたじゃないか。責任はお互いにあるさ。だいたいきみが一緒に来ると… クリスティーネ いいかげんにしてちょうだい!私はね、一人で静かにしていたいの。 ローベルト よっぽど僕が邪魔みたいじゃないか! クリスティーネ あなたって本当に家にじーっといるんだから、もう!ふつうの男は毎日会社に行くのにね。みんな会社でみっちり仕事をして… ローベルト きみ自身「みっちり」なんかしてないだろう! クリスティーネ じゃあ、誰がしてるっていうの? ローベルト むろん召使いたちさ。 クリスティーネ 私が全員に指示を出さなきゃならないのよ。いつも家中走り回ってぜんぶきちんとなっているかチェックして、 おまけに電話はひっきりなしにかかってくるし…。 ローベルト ぜんぶメイドがやっていることばかりじゃないか。 クリスティーネ でも家事は誰がやっているとお思い? ローベルト そりゃ、取り仕切っているのはきみだろうけどね。 クリスティーネ ぜんぶ担っているのは私なのよ。例えば献立表。 ローベルト そんなの仕事のうちに入らないだろう。 クリスティーネ 台所から物置に至るまでぴかぴかにお掃除するのも仕事のうちに入らないのかしら? ローベルト 掃除熱のおかげでこっちは迷惑だ! クリスティーネ お庭の世話もあるし… ローベルト 庭なんかきみがいなくても庭師がやってくれるよ。 クリスティーネ 家計簿の計算もあるわ。 ローベルト それは僕がしているじゃないか。 クリスティーネ あなたの計算はいいかげんじゃないの!それから何か取り次いだり、注文したりもするし… ローベルト (そっけなく)結局のところ、ぜんぶ本当の仕事とは言えないんじゃないかい? クリスティーネ (同じように)言えない?あんたたち男が認めないだけよ! ローベルト きみが自分のことを自慢しなきゃ認めるんだけどね。 クリスティーネ (ため息をついて)一日中家事に追われるんだから。 ローベルト そんなに骨が折れる仕事には思えんが。 クリスティーネ 勝手に決めないで。くたくたよ。 ローベルト まあ、そうだろうがーだが、私としてはやめてもらいたいね。芸術家や学者はー発明家もそうだが、とにかくあれこれ考えて何かを生み出す。これは非常に楽しいものだが、それを引っ掻き回されるといらいらするんだ。 クリスティーネ こっちは面白くてやってるんじゃないのよ。 ローベルト それならやめたまえ。きみが仕事を放り出しても困ることはない。 クリスティーネ そうしたら家の中が… ローベルト …めちゃくちゃになることはないね。むしろずっと簡単でうまくいくさ。 クリスティーネ で、あちこちカビだらけになって、ごみが積もるわけね。 ローベルト やれやれ、また掃除のことか!掃除なんかもっと手を抜いても僕らよりずっと楽しんでる家族はいっぱいいるんだぜ。 クリスティーネ (乱暴に)それなら死んだほうがましだわ! ローベルト (妻の言葉をもじって)僕は生きてるほうがいいね! クリスティーネ (ばかにしきって)まあ、あなたはそうとう汚いところで生まれ育ったんでしょうしね! ローベルト おまえは女王様にでもなったつもりかい? クリスティーネ (腹を立てて)あなたとは比べ物にならないくらい立派な家柄なんだから! ローベルト (自分の頭を指して)僕はここに立派なものが詰まってるのさ! クリスティーネ さっさと出て行ってちょうだい、平民さん。 ローベルト それなら何だってベッドに寝てなかったんだい?わざわざ朝早くから起きだしてきて、つまらんことで興奮したり喧嘩したりするくらいなら寝てたほうがましだったろうに。大事なことをする時はきちんと気持ちを落ち着かせなきゃできないんだよ。 クリスティーネ だから私が気を配っているのよ。 ローベルト きみといると僕もアンナもくたくただ。 クリスティーネ クッションは入れたんでしょうね? ローベルト さっき見た気がするが。 クリスティーネ 靴べらは?手袋を忘れないで。帽子も。 ローベルト アンナは忘れはしないと言っただろう! クリスティーネ (皮肉たっぷりに勝ち誇って)カンピリオで六つのトランクが開かなかった時は別として! ローベルト (我慢できなくなって)いいかげん静かにしてくれ!朝食を取ってくる!(急ぎ足で隣の部屋に退場。) アンナ (飛び込んできて、ハンドバッグの用意にかかる。) クリスティーネ 必要なものはぜんぶ入れた?パンとハムと牛乳は?十時の軽食に必要なのよ。タルトはちゃんとくるんでおいた?木苺のジュースはこぼれてない?固ゆで卵も十個入れて。栄養満点なんだから。緊張続きの仕事だから少しはリラックスしていただかないとね。ねえ、あの人、ちょっと神経質になってるんじゃない? アンナ いいえ、特には思いませんでしたけれど。 クリスティーネ 旅行中に何も起きませんように! 薬は入れたでしょうね?うがい薬と湿布も? アンナ ぜんぶ入れました。 クリスティーネ あの人が快適に旅行してくれたら、私としてもうれしいんだから。 アンナ で、奥様はまた朝昼夜なくお泣きになるんでしょう。 クリスティーネ まあね、子供と二人でいるには家が大きすぎるし、この田舎は退屈なんですもの。 アンナ 今日みたいに天気のいい日だったら橇すべりでもなさっては? クリスティーネ 退屈そう。まあ、今はそんなことどうでもいいわ。あなた、枕を入れ忘れてない? アンナ まさか。(隣の部屋に行く。) ローベルト (戻ってきて、黙ったままカバンの中身を確認しようとする。) クリスティーネ (ふてくされたように)何だって話してくれないの? ローベルト 喧嘩はもううんざりだからね。 クリスティーネ (気を悪くして) だけど、夫たるもの二か月も家を空ける時は何かしら妻と相談することがあるでしょうに。 ローベルト そりゃ、妻が分別を備えていればそうだろうがね。 クリスティーネ あなたってほんと礼儀知らずね。 ローベルト きみだって親切のかけらもないじゃないか。 クリスティーネ そんなこと言わないでよ! ローベルト ふーん。じゃ、何て言ってほしいんだい? クリスティーネ 何って…あなたは…あなたはあんまり皮肉を言いすぎるのよ。 ローベルト そうかもしれないな。 きみはちょっといらだっているらしいね。 クリスティーネ 別にそうじゃないけど、ただこんな環境は合わないのよ。しょっちゅう世間と関わらないといけないし、みんなして芸術家のところに押しかけてくるし。台本作家たちは自分の経験を振りかざして図々しくのさばってるのに、 宮廷楽長はその下に置かれて、人からあれのこれの指図されながら自分の情熱をぜんぶ四分の四拍子に変えるしかないんですもの! もう、いやんなっちゃう! ローベルト もっと早くきみが手綱を締めていればうまくいったかもしれないね。僕はそんなこと、思いもしなかったからな。だが、いまさら転職はできない。 クリスティーネ (いらいらと)いいかげん家を出ないと! ローベルト じゃ、さようなら。二か月分の言い争いはこれで気が済むだけやれたかい? クリスティーネ あなたが理解してくれない限りどうしても議論は必要になるわ。 ローベルト 私はおまえのことならおまえ自身より知っていると思うがね。まあ、いいさ。僕はもうあと五分しかいられない。もうちょっとしたら橇が… アンナ (入ってきて告げる。)橇がまいりました。 ローベルト もうか?じゃ、さようなら。おまえ、別れのキスもしてくれないんだな。僕が何かしたとでも言うのかい? クリスティーネ 何にも。ただ邪魔なだけ。 ローベルト 勝手に言いたまえ。本心じゃないのは分かっているぞ。 クリスティーネ あなたがいないとすっきりするのよ。 ローベルト だが、旅先で僕が事故にでも遭ったら、そうは言わないでくれるだろうに。 クリスティーネ 縁起でもないわよ。何を言ってるの? ローベルト 意識不明になったり、心臓発作や肺炎を起こしたり、あるいは強盗に殺されたり、交通事故に巻き込まれたり… クリスティーネ お願いだからよく気をつけてちょうだいね。汽車に乗る時は一番前も一番後ろも避けて! ローベルト できればね。 クリスティーネ 暑いところからいきなり寒いところになんか出ないようにね。毛皮の襟はしっかり口まで被せて首に巻いておくのよ。それから早く寝る事も大事よ。夜中になって眠りにつくのは… ローベルト 大丈夫、分かってるよ。じゃあな。 クリスティーネ (急に夫に抱きついて)行ってらっしゃい!元気でいてね! ローベルト (同じく妻を抱きしめて)手紙を書いておくれ。 クリスティーネ (また冷たい態度に戻って) 書いてる暇なんかないと思うわ。 ローベルト だけど… クリスティーネ 手紙は苦手なの。あなただって書かなくていいわよ。 ローベルト (一生懸命に)だが、僕は… クリスティーネ あれこれニュースは書いてこないでちょうだい。 ローベルト こっちが書くのもだめなのか? クリスティーネ 私、読みたくないの。散らかって道ふさぎになるだけだわ。 ローベルト だが、僕は書かずにはいられないよ。遠く離れているんだからちょっとくらいきみとおしゃべりをしたいんだ。 クリスティーネ こっちはそんな気ゼロよ。 ローベルト (怒って)よし、それではご自由に!留守番を頼むよ、毒舌さん。さようなら!(急いで出ていく。) クリスティーネ 何でもいいけど汽車に遅れないようにね! クリスティーネ (ドレッサーの前に座って)さあ、今度は髪を結いましょう。 アンナ (髪を結い始める。) クリスティーネ ねえ、昨日息子のシャツは繕ってくれた? アンナ もちろんですとも、奥様。 クリスティーネ 私の肌着もボタンをつけてくれた? アンナ 全部済ませましたわ。 クリスティーネ (飛び上がり、柄付き眼鏡を持って窓辺に走り寄る。)もしかしてあの人、こっちに挨拶してる? アンナ ええ、手を振っていらっしゃいますわ。 クリスティーネ (カーテンの陰に隠れて)何だってあの人旅行が多いのかしら。(そっとまたドレッサーに戻る。) アンナ きっと一つの場所にあまり長くおいでなのはお好みでないんだと思いますわ。 クリスティーネ (ばかにしたように)思うにあの人には*ユダヤの血が流れているわ。 [ユダヤ人が放浪の歴史を歩んだことからあてこすった表現] アンナ (また髪を結い始めながら)それに、それがお仕事ですし。 クリスティーネ お仕事? たしかにそうよね。 アンナ それに、名声にもつながりますし。 クリスティーネ その名声っていうのが結構迷惑なのよね。私たちが死んでしまった後で物好きな人たちが勝手にあれこれ噂するに決まってるわ。妻の立場にもスポットを当てて、家庭内のことを書かれたんではかなわないわよ。主人の伝記作家には私のことなんか書いちゃだめって固く禁止しておかなくては。プライバシーの侵害と見なすわ ー 痛っ!ちょっと気をつけてよ。私の髪をぜんぶ引っこ抜く気? あなたってほんと下手ね!ーでないとぜんぶ書かれちゃうわ。私が誰で交響詩作家の妻としてどうだったかなどなど。ハハハハ、お断りよ! アンナ (つんとして)ご主人様のお好みを知るのに打ってつけなのに。 クリスティーネ 厚かましい物言いね! アンナは気を悪くし、黙って結い続ける。 フランツル (ドアから頭を出して) ママ、釘付きのブーツ履いていい? クリスティーネ もちろんよ、ぼうや。雪が降ってるものね。(アンナに)横着な態度は取らないでちょうだい。 アンナ 何も申しておりませんわ。 クリスティーネ だけど、しかめっ面してるじゃないの。鏡に映ってるわよ。 マリー (飛び込んできて)奥様、役場の人が請求書を持っておいでですけど。 クリスティーネ ああ、五分前だったら主人がいたんだけど。悪いんだけど、ここには用意してないわ。その手のことはヴィーンでカードゲームをやってる主人にお任せしているの。 私が払うわけにはいかないから請求書を主人に回すように伝えて。 マリー わかりました。(退場。) クリスティーネ 待って、思い出したわ。(飛び上がって電話に飛びつき、カリカリしながらダイヤルを回してわめく。)178番に繋いでください。(間。)宮廷学長ローベルト・シュトルヒ夫人だけど。プリテクさん、いつごろになったらノイバラの実のピューレをいただけるんでしょう?…もちろん瓶詰めにしてね。ノイバラの実は唯一主人が好きなジャムなんです。…緊張続きの仕事をしたあげく好物がないのではあんまりかわいそうですもの。どうかお忘れにならないでくださいな。 ええ、ありがとう。 料理女 (入ってきて、ドアを半開きにしたままそこに立つ。) クリスティーネ 親切な方々がいらしたら指一本で動いてくださるのね。 アンナ (皮肉っぽくうなずく。)そうですわね、奥様! 料理女 奥様、献立のことなんですけど… クリスティーネ (怒って飛び上がる。)何度言ったらわかるの。入るならちゃんと入って、ドアは閉めてちょうだい! アンナ (この間に髪を結い終える。) 料理女 何を作ったらよろしいんでしょう? クリスティーネ (いらいらと)あなたの作りたいものを作ったらいいでしょ。いいこと、何でも奥方様に聞くんじゃないの!それぞれ役割分担というのがあるでしょう? 料理女 (退場。) アンナ (詫びるように)だけど、奥様… クリスティーネ 何にも言わないで。主人が行ってしまうとね…。 アンナ なぜご一緒なさらなかったんですの? クリスティーネ だってすることが山とありますもの! 私が家を空けたらどうなるとお思い?私は模範的といっていいほど忠実で働き者の妻なのよ。ただ子供を散歩に出して、あとは家の中に放っておくだけで済ませるそこらの軽薄な女たちとはわけが違うんだから!「自分の頭のハエを追え」というのが私のモットーなの。 私がいなくては家事が成り立たないことくらい、見たら分かるでしょう?私は髪を結ったり、着替えたりしてるだけじゃないわ。これでのこのこホテル巡りなんかできると思うの?不本意でも悲しくても家に残らなきゃいけないのよ。二か月という長期間にもなるとね。 アンナ でも、奥様はちょっとくらいお一人のほうがよろしいのでしょう? クリスティーネ あの人が旅行に出ていようと家にいようと私は一人ぼっちよ。家にいてもあの人、いつも考えに耽って仕事ばかりだもの。 アンナ でも、ご主人様はいつも奥様と仲良くしておいででは? クリスティーネ (きっとなって)だから何なのよ!あの人、私のそばでくつろいでるだけなの。ほんと、何にもしないわ。おしゃべりなんて、夢のまた夢だし。およそ女性崇拝者とは程遠いわ。 アンナ そんなこと、おっしゃらずに。ご主人様に喧嘩を売らなければうまくいきますのに。 クリスティーネ (乱暴に)あの人がいつも私を挑発するせいよ! アンナ でも優しいし、すぐ譲歩なさるじゃありませんか。 クリスティーネ いつも優しくて譲歩してばかりなのが癇に障るのよ。もうちょっと血気盛んで頑としていたら立派な夫って呼べるのにね。年がら年中、聖人君子然とされてもねえ…。私と言い争う時はいつも譲るが勝ちを決め込んでるんだから。 アンナ そんなことありませんわ、奥様… クリスティーネ (子供みたいに熱心に) 結局あの人、女を見下してるのよ。私たちのこと、ばかで分別のない、そのくせ虚栄心だけはあるガチョウとでも思ってるんだわ。 アンナ でも奥様、ご主人様はいつだって奥様のご意見を… クリスティーネ そう、結局のところ… アンナ よくいろいろとご相談になりますし… クリスティーネ ええ、(むきになって)それもこれも私のほうが現実的だからってだけよ。 アンナ ご主人様だって現実的ですわ。 クリスティーネ ただ頭がいいだけよ。ああいう百姓的な抜け目のなさは私には欠けてるの。 何よりかんしゃくを起こしそうになるのは、あの人のうすらぼんやりした態度よ。あれ、もう何て言っていいか分からないわ。だからどうしても修羅場になっちゃうのよね。 アンナ ご主人様は態度を心得ておいでなだけですわ。奥様がもうちょっと… クリスティーネ おまけにいつもうやむやになるし、決まって(ため息をついて)最後にはのれんに腕押しってことになるんですもの。あの人ったらいつも落ち着き払っちゃって、こっちの言うことを適当にあしらうのよ。決まって悪人にされるのはこの私。ああ、アンナ、これってほんと悲劇よね。 アンナ 奥様、落ち着いてくださいませ。 (電話が鳴る。) クリスティーネ (立ち上がり、ゆっくり歩いていく。電話を取り、暗い声で)もしもし?(急に嬉しそうになり、)まあ、フス夫人でしたの。こんにちは。お元気?…十時に?…橇すべりに?喜んで!…ハハハ。 迎えに来てくださるの? じゃあね。 (さっきとは打って変わってうきうきした様子になる。)親切なご婦人がお情けで電話をくれたわ。私、ほんとはこんなお付き合いは気が進まないんだけど。 アンナ ご婦人方は奥様の気分を損ねるおつもりじゃ… クリスティーネ お黙り! 女たちってみんな眉唾ものよ。私のほうが知ってるんだから。 とにかく着替えなくちゃね。どんなブラウスにしようかしら。ブルーの絹地?いいえ、黄色のほうがいいわ! あ、でもちょっと待って。アンナ!アンナ! 場面転換。間奏曲 第二場 橇の滑走路。次々と橇が滑ってきては書き割りの向こうに消えていく。 ルンマー男爵 (スキーをしながら登場。) 後方からクリスティーネの「そこをどいて!」という声が聞こえる。別の女が滑ってきて、男爵は彼女を橇を見送ってからすばやく滑走路を横切ろうとする。そこにクリスティーネが滑ってきて、前に通行人がいるのも構わず突進し、ちょっとくねくねと角を回ってから「気をつけて!」と叫ぶが間に合わず、男爵を跳ね飛ばしてしまう。 雪を払うと彼女はさっそく男爵に喰ってかかる; クリスティーネ もう、ばかね!滑ってくるのが見えなかったの? ルンマー男爵 思ったより速かったもんですから。 クリスティーネ ちがうわ!あなたがのろまなのよ!すごく痛かったわ。 ルンマー男爵 ほんとに申し訳ございません、お嬢さん。 クリスティーネ 主人がいたら文句言ってくれるところよ。ほんと、あの人がいてくれたらよかったのに! ルンマー男爵 どこを打ったんですか? クリスティーネ (泣きそうな顔をして)そんなの初対面で言えるわけないでしょ! ルンマー男爵 私はルンマー男爵と申します。 クリスティーネ (がらりと態度を変え、急に親しげになって)あら、リンツの連隊に所属の大佐、ルンマー男爵のご親類かしら?奥様はミュラー家のご出身なんだけど。 ルンマー男爵 私はその息子です。 クリスティーネ まあ、うれしい!私は宮廷楽長シュトルヒ夫人。主人は有名な交響詩の作曲家なの。 ルンマー男爵 何かお手伝いいたしましょうか? クリスティーネ いいえ、いいわ。もうだいぶ良くなったもの。打ち身が残っただけ。こんなところで何をしておいでなの?まだここにご滞在なさるつもり? ルンマー男爵 転地療養ですよ。三、四週間ちょっとスポーツをしに来ているんです。 クリスティーネ 私の両親はあなたのご両親と知り合いだったの。母は軍隊にも顔が利く人で、何でも取り仕切りたがるのでみんな「取り仕切るのは自分の夫だけにしてくれればいいのに」って言っていたんですって。ハハハ。よかったら私の家においでにならない? ルンマー男爵 喜んで! しかし、先ほどは本当に失礼いたしました。 クリスティーネ もういいわ。ただ、次からはもっと機敏になってね。 さようなら! ルンマー男爵 奥様、失礼します。(彼女の手にキスをする。) 場面転換。間奏曲(ワルツ)。 第三場 グルンドル湖畔の舞踏会。 クリスティーネ (男爵とともに手前に出てきて、くたくたになったようすでいすに座り込む。)もうだめ!こんなに踊ったのは久しぶりだわ。とにかく、一息つかないと窒息しそう。 あなたの健康にもよくないわ。 ルンマー男爵 たまにたった一回踊ったからって大丈夫ですよ。 クリスティーネ 療養しに来てるんだから気をつけなきゃだめよ。 ルンマー男爵 明日はゆっくり休むから大丈夫です。 クリスティーネ 私がちゃんと管理しないとだめね。主人はいつも、私は最良の医者だって言ってくれるのよ。あなたのこととか、あなたのご家族のこととかぜんぶ話してくださらない? ルンマー男爵 お許しいただければ明日ぜんぶ申し上げます。ですが、もうワルツが終わりそうですよ。もう一度どうですか?奥様は羽のように踊られますよねえ。 クリスティーネ ねえ、信じられる?主人はぜんぜん踊ってくれないのよ。目が回るって言い張るの。でも、私は好き。 ルンマー男爵 そのうえとてもお上手です。 二人はまた踊っている人たちの間に混じる。 場面転換。(ワルツの後奏。) 第四場 公証人宅の家具付きの貸し部屋。 クリスティーネ (公証人の妻とあわただしく入ってきて) もう、主人ときたらいつも仕事ばかりなんですもの。仕事にかじりついてるって言っていいくらいよ。だからあの人はいつも私に散歩やスポーツの相手に親切な友達を作ってもいいって許してくれてるの。ルンマー男爵はね、うちの両親の旧知の息子で、リンツに住んでるの。ところで、この部屋なのね?居心地がいいわ。あの人にちょうどよさそう。かわいそうに、あの人、偏頭痛がひどくて勉強を始められないでいるのよ。この辺りは空気がきれいだからけっこう痛みが和らぐそうだけど。ご家族をどう説得するか頭をひねらなくちゃね。彼は自然科学の才能に恵まれているの。この机はあまり日が当たらないわね。若き男爵は時々机でやらなきゃならない仕事があるらしいのよ。ところで、ひじ掛け椅子はないのね? 公証人の妻 主人に頼んでおきましょうか? クリスティーネ ええ、もちろんよ、テレーゼ。ここに一台置いておいてね。ベッドはいいわね。風通しはー偏頭痛持ちだから開いた窓のそばで寝る必要があるの。 公証人の妻 まだ若いのに?! クリスティーネ 二十二歳くらいだと思うんだけど。 公証人の妻 それなのに偏頭痛なんですか?いつも? クリスティーネ 思うに遺伝性のものよ。 公証人の妻 まあ、そうおっしゃるなら。 クリスティーネ 彼の叔父さんは気が狂って死んだっていうし。テレーゼ!この引き出しはひどく湿ってるじゃない。これは何とかしてちょうだい。 公証人の妻 あの、いちおう清潔にはなっていますのよ。 クリスティーネ (ちょっと堅くなって)ごめんなさい、自分のじゃなかったわ。これできれいになっているということなのね。それからセントラルヒーツィングも必要だけど…ああ、うちの窓際に置いているのを持ってくればいいわね。朝食はつけていただける? 公証人の妻 もちろんですわ。 クリスティーネ できたら時々冷たい夜食でも出していただけない?彼は飲み歩くような人じゃないけど、若い人たちって悪習に染まるのも早いから。では、これでいいわね。勘定は毎週私が払うわ。主人は私に何でも好きなようにさせてくれるのよ。それじゃ、男爵をよろしくね。よくお世話をしてあげて。ストーブをたく時はちゃんと換気してね。また来るわ。 ご主人によろしく。 公証人の妻 ありがとう。すべてご希望通りにしますわ。 クリスティーネ (彼女に)戸棚はよく乾かして、カビを防いでちょうだいね。衛生面をきちんとしておくのは大切なことなのよ。私、こういうことにはけっこう神経質なの。主人はいつも私はどんな医者より医者らしいって言うのよ。あの人が元気いっぱいなのを見たらわかるでしょう?それじゃ、ごきげんよう! 場面転換。間奏曲。 第五場 シュトルヒ夫人の家。ダイニング。クリスティーネがランプのそばで夫への手紙を読み返し、末尾に近づいたところ。 クリスティーネ 「ほんとうにとても親切で、びっくりするくらい礼儀正しい方なの。偏頭痛がひどくて、勉強を始める前によく休養を取る必要があるんですって。私たちはこのところよく一緒にスポーツをしたり、散歩したりして新鮮な空気を吸い、自然を楽しんでいます。いつもあなたからなおざりにされて、置いてきぼりにされてるあなたのかわいそうな妻にとって、あの方は打ってつけのお友達よ。」そうそう、このくらい言ってあげなきゃね。「なおざりにされてる妻」。私がしょっちゅう男爵を食事に招待したからって、あの人は文句言えるはずないわ。ちゃんと礼儀正しく節度を保ってお付き合いしてるんだから。「このまえはグルンドル湖畔の舞踏会でとても楽しく踊りました。ただあまり空気が良くなかったのが残念だったわ。どうも男爵はあまり満足できる暮らしができてないようなの。彼の進もうとする将来について家族の同意が得られていないそうで、勝手だったけど私、あなたが何らかの面倒を見てくれるようにお願いするって約束しちゃったの。ねえ、あなたなら何かしてくださるでしょう?あの方、ほんとに私によくしてくださるのよ。今日はこのあたりで。 フランツルは元気にしています。あなたも元気でね。タバコは吸いすぎないで。体を酷使しないように…」 我ながらなかなかうまく書けたわ。これならちゃんと伝わるでしょう。あの人は絶対同意してくれるわ。私が死ぬほど退屈してると知ったらあの人だって愉快じゃないでしょうし…。やっと若くていい友達ができたわ。ローベルトが連れてきてくれた家の中で、無邪気な妻がちょっとばかり楽しんだって悪くないわよね。ここには私を目当てに訪ねてくる人なんて一人もなかったんですもの。みんな、有名な夫のところにばかり来る。おまけにその誰もが恐れ多いとばかりのしゃちほこばった態度。つまらないったらないわ!私は私みたいに陽気な人とおしゃべりしたり、元気いっぱいでお散歩したりしたいの。もしあの人がこれっぽっちのことでごちゃごちゃ言うんなら、誰がこの家の主人なのか分からせてあげるわ!「英雄の妻」の行状を評論家があることないこと書き立てたらあの人、我慢できなくてかんかんになるでしょうね。 ハハハハ! 料理女 (入ってくる。) クリスティーネ どうしたの、ファニー? 料理女 奥様、勘定をお願いします。 クリスティーネ ドアにでも貼っておいて。 料理女 明日の献立に必要なものですわ。 クリスティーネ 何を言うかと思えば!今日は計算してる暇なんかないわ。男爵がいらっしゃるんだから。 料理女 またですか? クリスティーネ そんな大きな口をきいちゃいや。夕食までおいでかどうか分からないんだけど。とにかくちゃんと用意だけはしておいて。 料理女 それはちゃんといたしますけど。 マリー (取り次ぐ。)ルンマー男爵様です。 クリスティーネ あら、すてき。お通しして。 ルンマー男爵 (入ってくる。) クリスティーネ こんにちは。ごめんなさいね。私、ちょうど献立の計算でうんざりしてるところなの。申し訳ないわ。 ルンマー男爵 どうぞ、お構いなく。よかったらお手伝いいたしましょうか? クリスティーネ まあ、助かるわ! こういう頭を使う作業をする時に親切なお友達がいてくれたら半分の時間で済むのよ。 計算と手紙ほどいやなものはないわ。私、事務作業は大嫌いなの。 五たす六は… ルンマー男爵 十一。 クリスティーネ それに七を足して十八。十八と五を足すと… ルンマー男爵 二十三。 クリスティーネ 二十三足す八は… ルンマー男爵 三十一。 クリスティーネ 三十一よね。まだ三が残ってるわ。三足す九は十二で、十二足す九は…足す九は…ああ、こんがらがってきたわ。十二足す九は… ルンマー男爵 二十一。 クリスティーネ ありがとう!これでまた分かりそうよ。 お元気?夕食までおいでになる? ルンマー男爵 いや、長居はできないんです。友達と約束があるんですよ。 クリスティーネ お友達? お友達がいるとは知らなかったわ。 ルンマー男爵 すみません。いや、その、よかったら奥様… クリスティーネ いいえ、けっこう。見知らぬ人たちの中には混じりたくないわ。 気まずい沈黙。 クリスティーネ 今日は何をなさったの? ルンマー男爵 特には。 クリスティーネ (ちょっと嘲笑うように)いつもと変わりないのね。 ルンマー男爵 ちょっとスキーをして…ちょっと橇すべりをして… (言葉に詰まる。) クリスティーネ 住居は満足していただけたかしら? ルンマー男爵 まったく理想的ですよ!(また沈黙。) クリスティーネ もしよかったら私、ちょっと新聞を読みたいんだけど。いろいろすることがあってまだ読んでないのよ。よかったら一緒にどう? ルンマー男爵 喜んで! 二人は新聞を読む。 クリスティーネ まあ、フォン・フップ夫人が離婚したんですって。夫が女優と浮気したのが原因とか。これはスキャンダルだわ! それにしてもあなた、いつになったら進路を決めるの? ルンマー男爵 まあ、近いうちには。 クリスティーネ お兄様は何もしてくださらないの? ルンマー男爵 (頭を振る。) クリスティーネ でも、援助はできる立場なんでしょう? ルンマー男爵 そりゃ、できはするんですが、兄は法学に進むよう望んでるんですよ。 クリスティーネ あなた、いやなの? ルンマー男爵 あんなつまらないもの、できませんよ! クリスティーネ じゃ、あなた、自分で稼ぎ出すしかないわ。 ルンマー男爵 (決心して)いや、働くなんてできませんよ! マリー (入ってくる。) クリスティーネ (マリーに)ぼうやはもうピアノの練習は済んだのかしら? マリー たぶん終わったと思いますわ。 クリスティーネ じゃあ、すぐにお風呂に入れてあげて。 夕食に間に合うようにね。 マリー (退場。) クリスティーネ (机で何かし、それからまた新聞を手に取る。) ルンマー男爵 あの、ちょっとご相談したいことがあるのですが。 クリスティーネ (読むのに熱中して耳を貸さない。) ルンマー男爵 あの、折り入ってお願いがあって… クリスティーネ 何なの? ルンマー男爵 かなり申し訳ないお願いで… クリスティーネ 私に?(時々ちらちら新聞に目をやる。) ルンマー男爵 奥様は私の将来を熱心に考えてくださいましたよね。 クリスティーネ (力を込めて)もちろんよ! ルンマー男爵 将来のことは私自身すっかり困り果てているのです。一度は自然科学の仕事に興味を持ったのですが… クリスティーネ きっと素敵だと思うわよ。アフリカに中国に、それからスペインだのセルビアだのオーストラリアだの、あちこち旅ができますもの。もっとも私にとっては趣味じゃないけど。でも、私の叔父はアラスカにいたことがあるのよ。ただ、一つ思うんだけど、自然科学って即収入につながらないんじゃないかしら。 ルンマー男爵 たしかにそうですよね。 クリスティーネ 大学に入れる資金はあるの?こんなこと聞いてちょっと申し訳ないけれど。 ルンマー男爵 別に構いませんよ。 クリスティーネ ただどうもわからないのは…(また新聞に目をやって)ハハハハ。シュトゥルツ大尉が辞表を出したんですって。健康が思わしくないからというのが理由だけど、本当は大恥をかいたせいなんだとか。 この方が見習士官だった頃、私一緒に踊ったことがあるのよ。あの時はとても親切だったけど、あとであんな乱暴になるなんてね。辞任に追い込まれたのも自業自得ってものだわ。あら、ごめんなさい。何のお話だったかしら。 ルンマー男爵 大学に入る資金がないことです。 クリスティーネ そうだったわね。ほんと、どうしようかしら。 ルンマー男爵 奨学金も考えられるし、ちょっとした推薦でもあれば… クリスティーネ 奨学金ね。それはぜひとも試してみるべきだわ。 ルンマー男爵 ただ、それにしても推薦してくれる人がいないし… クリスティーネ 推薦?推薦なら主人ができるんじゃないかしら? ルンマー男爵 えっ、そんなことできないでしょう? クリスティーネ (てきぱきと)いいえ、主人ならきっと大丈夫よ!私、すでにあなたのことを手紙でほのめかしておいたの。主人はずいぶん多くの人に手を貸してやったのよ。あの人がどんなにしっかりしているかご存じないでしょう?あの人は家族中でもとりわけ優れた人で、貴族にも顔が利くし、良い縁もたくさんあるのよ。何たっていつもしっかり働くし、現実をしっかり見ているからいつも正しい道を示してくれるわ。よく天才は物事を知らないとか言うけど、ぜんぜん違うわ。私がこんがらがってしまった時も、主人は必ず励ましてあるべき方向を示してくれるんだから。 主人はとても優しいのよ。パッと見たらそう見えないかもしれないけど。一般的には無愛想に見られるのよ。とんでもない誤解だわ。作曲家としてはちゃんと理解されてるのにね。あの人は自分の輝かしいキャリアも多くの勲章も、それからいかに成功を収めたかも絶対に吹聴したりしないのよ。まず、うぬぼれとは無縁だわ。 ほんとに控えめなの。家にいたって自分のことなんか話しもしない、話すのは創作のことばかりよ。ほんとに働き者なんだから!ただ、これが私の悩みの種でもあるわ。しょっちゅう夫から置いてきぼりにされる羽目になって…いいえ、あの人はとても愛してはくれてるのよ。ただね、いつも考え事をしてるの。頭の中は創作でいっぱいなのよ。ほんと、あんな人も珍しいと思うわ。あなたにはとても想像つかないでしょうね。 ルンマー男爵 (ずるそうに、図々しく)私はその奥様をちょっとばかり満足させるために遣わされたというわけですね。 クリスティーネ ちょっと失礼ね、主人について今何も触れなかったわ。あなたを助けられる人がいるとすればあの人だけなのに! ルンマー男爵 そんなこと!(哀れっぽく)ご主人は私と何の面識もないのに。 クリスティーネ でも私は知ってるし、あなたのことをよく書いておいたからそれで充分よ。あなたは私のいいお友達だし、私はあなたのことを心から気にかけているわ。 ルンマー男爵 いや、でも… クリスティーネ (うんざりして)何がでもなの?(優しく、よく言い聞かせるように)あのね、私の主人は世界で一番素敵な人なの。あの人は私が頼んだことを退けたことなんか一度もないのよ。たしかにちょっとした意見の食い違いはあるし、考えも一致しないけど、でもこんなことはごく小さなことにしかすぎないの。喧嘩といったって会話のスパイスでしかないし、いつだって最後には私が正しいってことに落ち着くんですもの。ほんとは私のほうが間違ってる時でさえ、あの人は譲歩してくれるのよ。それもこれもすべて彼の清らかな心ゆえ。私が頼んだことなら何でも聞いてくれるわ。 ルンマー男爵 ただ、私がお願いしたいのは… クリスティーネ 何? ルンマー男爵 つまり… クリスティーネ さあさあ、もっとテンポよくお願いしたいわ。あなた、今日は口ごもってばかりね。主人はいつもテンポ、テンポ、って言うわ。大事なことなのよ。 ルンマー男爵 (決心して)あの、ご主人がお返事を下さるまでは待て… クリスティーネ どうしてよ?主人の許可なしには何もできないわ! ルンマー男爵 でも、奥様は… クリスティーネ もちろん権限はあるわよ。 ルンマー男爵 だったら、よろしければ… クリスティーネ (いらいらと)何がよろしければなの? ルンマー男爵 (いよいよ図々しくなって)あの、お分かりと思いますが、これは本当に非常に重大な問題なのです。私の家族は皆して理解がありませんし、私には心を許せる相手が一人もないのです。奥様はこれまでのちょっとした間にもかなり親切にしてくださいました。お美しいご婦人の思いやりというのは…どう申したらよろしいか、私はかなり良くしていただいて… クリスティーネ (優しく)ええ、あなたはとてもいいお友達よ。主人がいない間、慰めになってくださっているものね。一人ぼっちなんて、ほんとつまらないんだから、もう。お分かりいただけるかしら… ルンマー男爵 ええ、ただ… クリスティーネ (聞こうとしないで)こう一人ぼっちだと… ルンマー男爵 もしよろしければ… クリスティーネ 夫が有名人っていうのもつらいわ。 だからね、私には繊細で無邪気な気晴らしの相手が必要なの。それにあなたは打ってつけなのよ。 ルンマー男爵 それはもちろんうれしいお言葉ですが…ただ、お話を元に戻させていただいてもよろしいですか? クリスティーネ 今日ローベルトにあなたのことを書いておいたわ。あなたにとってとてもいいことよ。それにしてもあなたって腕利きのスポーツマンよね。 ただ、もうちょっとおしゃべりが弾むと嬉しいんだけど。(笑って)もちろんこんなこと、主人には書いてないから安心して。(いたずらっぽく)私、浮気してるってことになるのかしら?もしかしたらあの人、ちょっと焼くかもしれないわね。(自分で否定して)そんなことないわ、あなたがここにいるわけは分かってくれるはずよ。だから、 できたら彼が帰ってくるまでここにいらしたほうが都合がいいけれど。 ルンマー男爵 とんでもない!あなたご自身からの援助でないと… クリスティーネ さっき言ったようにね、私には何にもできないのよ。できるのはただあなたとお散歩しておしゃべりして、橇すべりするだけなの! ルンマー男爵 しかし、先ほどおっしゃったじゃありませんか… クリスティーネ 何を? ルンマー男爵 我々はよい友達になれる、と。 クリスティーネ それはもちろんそうよ。でも、今日はお食事はなさらないんでしょう?そろそろお約束の相手のところに行かないと。今度はいつお会いしましょうか。明日、アウス湖畔に行かないこと? ルンマー男爵 喜んで! クリスティーネ ランデヴーは何時にしようかしら?十時がいいわね。迎えに来ていただける?だけど、明日はできたらもっと陽気でいていただきたいわ。心配事なんか家に置いていらっしゃい。私、湿っぽいのは嫌いよ。(男爵は別れの挨拶をする。)では、また! クリスティーネ (夢見心地で) かわいい人だわ! おまけにまだ若い。また私は一人になっちゃったのね。大好きなローベルト。あの人はとってもいい人で、誠実だわ。一人で何日も夜を過ごさなくちゃいけないなんて悲しくなっちゃうわ。(深く物思いにふける。) 場面転換。間奏曲。 第六場 公証人の家の中にある男爵の部屋。 男爵はソファに寝そべって、煙草をふかしている。 ルンマー男爵 (起き上がり、ドアの向こうに向かって叫ぶ。)奥さん!すみませんが、僕のトランクを持ってきていただけませんか? 公証人の妻 (外から)でも、どこにもお出かけにならないんでしょうに。 ルンマー男爵 もしかしたら行くかもしれないんです。 (口笛を吹く。) それにしても変わった女だよな。 俺が毎晩、ただ暇つぶしのためだけに会いに行ってるとでも思ってんだろうか。友達がいることにびっくりしたり、(口ずさむ)「テレーゼちゃん、テレーゼちゃん、我が甘い蜜よ!」今夜もまた面白いだろうな。二人で新聞を読むのが趣味だとはなあ。こっちは退屈だけどね。いつも俺に勉強しろって言うのもうるさいけど、でも、ほんと人がいいからな。おまけに可愛いし、魅力的ときてる。 偏頭痛のこともぜんぜん疑ってないし。俺が本気で愛してますなんて言ったらどうするんだろう。けろっとかわして亭主のやつを褒めちぎるかな。(口笛を吹く。) 若い娘がスポーツウェアに身を包んでドアから頭を出す。 レージィ あんた、用意はいい? ルンマー男爵 おい、何てことをしてくれるんだ!いいから外に出なさい!奥さんがきみを見つけて、あの気前のいいご婦人にしゃべったらどうなると思ってるんだ! レージィ わかった、行くわよ。いつかあんたの家を見せてよね。(退場。) ルンマー男爵 (彼女に向かって)十五分したら行くよ! やっぱり一度試してみるか。散歩の時はいつも機嫌がいいからそこで手紙を渡すとしよう。(机に座って)さて、こんなことをやるのはこれが最初で最後だ。(書き始める。)「奥様。今日もあなたは実に親しくしてくださいましたが、私はやはり心にかかる悩みをお話しできませんでした。ですので、書面にてお願い申し上げます…」(彼が書き続けるうちに幕が下りる。) 場面転換。間奏曲。 第七場 クリスティーネのダイニング。外は大吹雪。 クリスティーネ (男爵からの手紙を手に持って)千マルク貸してくれ、ですって!あの人、気は確か?何考えてるのかしら。千マルクだなんて!ローベルトが何て言うかしら。ばかばかしい!口で言えないから、って…だから最近、煮え切らない態度だったわけね。これでぜんぶめちゃくちゃだわ。私はてっきり…ほんとにがっかりだわ。ばかな人!かわいそうだけど、だめなものはだめよ! ルンマー男爵 (入ってきて)失礼します… クリスティーネ そんなかっこうじゃだめ!まずちゃんと足ふきマットで靴を拭っていただきたいわ。 ルンマー男爵 (出ていく。) クリスティーネ (後姿に呼ばわる。)また通行人に色目使う気? ルンマー男爵 (また入ってくる。) クリスティーネ とにかくはっきり言ってしまうわ。借金は絶対にお断りよ、あなたでもほかの誰であってもね!あなた、せっかくの縁を壊す気?あなたのこと、信頼していたのに。私は心から思いやりを持ってあなたに接しているのよ。あなたとはずっとお友達でいたいと思ってるわ。こんな可愛げのないことをして!主人が何らかの援助をしてくれるだろうって言っておいたじゃないの。あの人はきっと何かしてくれるはずとあれだけ言ったのに…。お金の貸し借りは友情を壊すのよ。父がいつも言っていたわ。 ルンマー男爵 ちゃんと利子をつけて返しますから。 クリスティーネ 二度とお金のことを口にしないって言うなら、貸すのではなくてあげるのならまだいいわ。だけど、ローベルトは何て言うかしら。そんなに急いでるくらいならどうして… ルンマー男爵 (強調して)大学に備えて体力をつけておかないといけないので仕事は無理なんです! クリスティーネ (しらけて)だったら私にはもう言うことなんかないわ! マリー (手紙を持ってくる。) クリスティーネ (大喜びで)夫からの? ちょっと失礼。(宛名を読んで)いいえ、宮廷楽長ローベルト・シュトルヒ様宛だわ。 また無心の手紙かオペラの台本の相談事かしら。でも、違いそうだわ。この筆跡は見たことがあるんだけど。(開封して読み、ぞっとして悲鳴を上げる。)何よ、これ! ルンマー男爵 (びっくりして)どうしました? クリスティーネ 前代未聞だわ! ルンマー男爵 何がです? クリスティーネ ああ!ああ!ああ!ああ!(手紙を読む。)「いとしい方。明日のオペラの切符を二枚送ってね。舞台がはねたらいつもの通りバーでお会いしましょう。あなたのミッツェ・マイヤー。」ミッツェ・マイヤーですって!いやらしい女!いつも通りバーで会うんですって!私の夫と?ああ、もうおしまいだわ!いつかこうなるとはわかっていたわ。(両手で頭を抱える。) ルンマー男爵 そんな、まさか、奥様がこんなことに… クリスティーネ (こわい目で手紙をにらみ)いとしい方!あなたのミッツェ・マイヤー! ルンマー男爵 何かできることはありませんか? クリスティーネ 何もないわ、男爵! よかったら一人にしていただける?今はそのほうがいいわ。 ルンマー男爵 (明らかにうれしそうな様子で去る。) クリスティーネ (しばらく経ってから机に向かい、電信用紙をひったくって書く。)「ミッツェ・マイヤーを知っているわね?あなたの不実は知れたわ!こうなったら離婚します!」(ベルを鳴らす。アンナが入ってくる。)この電文をすぐに郵便局に持っていくのよ。 それから急いでトランクに詰めて、何もかもぜんぶ! アンナ どうしてですの? クリスティーネ ここを発つの。 アンナ 今日でございますか? クリスティーネ 二度と戻ってこないわ。 アンナ でも、奥様! クリスティーネ 黙って!話はあとよ!荷造りして-ひとつ残らず!すぐ出発するんだから。 アンナ まあ、いったい何が起こったんですの? クリスティーネ (我を忘れて)今すぐ出て行って!(疲れ切ってひじ掛け椅子にくずおれる。) 場面転換。間奏曲。 第八場 子供部屋。一本のロウソクだけが灯っている。 クリスティーネ (子供のベッドに腰を下ろして)かわいい、かわいいぼうや。ママはひどい目に遭ったわ。 フランツル どうして泣いてるの、ママ? クリスティーネ あなたのパパが、身の毛もよだつほど悪い人だったの。 フランツル そんなことないよ!パパはいい人だよ。 クリスティーネ それがちがうのよ。ぼうやもかわいそうに!パパはこそこそとママを欺いていたの。だから遠くに行きましょう、二人でね。 フランツル やだよ、僕、行かない! クリスティーネ いいえ、ママと一緒にここを出て、パパとは一生会わないのよ。 フランツル (わめきだして)パパから離れたくないよう! クリスティーネ まあ!ぼうやのママをひどい目に遭わせたパパに執着を持つの? フランツル パパはいつもママに優しかったじゃない。ママのほうが悪かったんだよ。いつもがみがみ喧嘩ばっかり売るんだからさ。 クリスティーネ まあ、何てことを!私はいつもパパによく尽くしたわよ。(泣き出す。)あんなに良くしてやる価値なんかない男だったんだわ!ああ、ぼうや、もう全部終わっちゃったのよ。さあ、もう一度お眠り。ぼうやが眠ってしまうまでママがそばにいてあげるから。あなたのためにお祈りするわ。かわいそうに、捨てられて!そして裏切られた妻の身の何と辛いこと!(彼女はベッドのそばにひざまずき、祈る。) 幕が下りる。 ERSTER AUFZUG ERSTE SZENE Im Ankleidezimmer. Vor der Abreise des Mannes, offene Reisetaschen, grosse Unordnung. 7 Uhr früh CHRISTINE Anna, Anna! Wo bleibt denn nur die dumme Gans? ROBERT im Einpacken begriffen, die Frau hilft ihm dabei Schimpf doch nicht wieder! Bis sie dir alle davonlaufen! CHRISTINE Dann gibt es andere! ROBERT So gute Mädels findest du nicht so bald wieder! CHRISTINE Ich schon! ROBERT Du hast ein Zutrauen zu dir, einen Leichtsinn, bei den Zeiten! CHRISTINE s gibt immer welche! ROBERT Aber die Schererei, das Suchen, das Anlernen! Einen Sommer hattest du so viel Köchinnen wie Doktoren, ich glaube 15 Stück! CHRISTINE triumphierend Und habe doch endlich dann die richtige gefunden. ROBERT Ja, auf wie lange! CHRISTINE Streitest du schon wieder? ROBERT Ich streite nicht, ich warne nur. CHRISTINE Brauch deine Warnungen nicht! ROBERT Mehr als du glaubst - ohne meine Bremse ginge dein Temperament in jeden Graben. CHRISTINE Mach lieber, dass du fortkommst! ROBERT Noch eine halbe Stunde, eh der Schlitten kommt! CHRISTINE Aber du hast ja noch nicht gefrühstückt! ROBERT Dauert fünf Minuten! CHRISTINE Ich will, dass du ordentlich frühstückst! Deine Nerven ROBERT sind vortrefflich! CHRISTINE Ach, bin ich froh, wenn du endlich fort bist - Anna - Anna - schnell! ANNA von aussen Gleich, gnä Frau, ich sperre nur die Koffer zu. CHRISTINE ruft hinaus Vergessen Sie nicht, dem Herrn die Schlüssel zu geben! ROBERT Sie vergisst es nicht. CHRISTINE Na! Und damals in Campiglio, wo wir drei Tage ohne Schlüssel vor unsern Koffern sassen - ROBERT Da bist du mitgefahren; und bei dem Durcheinander, wenn du mitreisest - CHRISTINE Fang nicht wieder an! Ich sehne mich wahrhaftig nach der Ruhe des Alleinseins. ROBERT Als wenn ich dich je belästigte! CHRISTINE Schon deine ewige Anwesenheit - du bist immer zu Hause - andere Männer gehn in ihr Bureau - stöhnend die vermehrte Arbeit ROBERT trifft dich doch nicht! CHRISTINE Na, wen denn? ROBERT Doch die Dienstboten, CHRISTINE denen ich alles befehlen muss, immer und überall nachsehen, ob auch alles richtig geschieht - schon allein dieses fortwährende Telephonieren ROBERT können doch auch die Mädchen besorgen. CHRISTINE Und wer macht denn die Hausarbeit? ROBERT Herrgott, ich weiss schon s liegt alles auf dir! CHRISTINE Na, auf wessen Schultern denn? Der Speisezettel? ROBERT Ein Vergnügen, keine Arbeit! CHRISTINE Das Saubermachen von Küche und Keller und Speicher, ist das vielleicht nichts? ROBERT Chronischer Unfug! CHRISTINE Den Garten - ROBERT besorgt der Gärtner besser ohne dich. CHRISTINE Bezahlungen der Rechnungen - ROBERT übernehme ich gerne - CHRISTINE und bezahlst alle doppelt! Kommissionen, Bestellungen - ROBERT trocken Na, etwas kannst du ja schliesslich auch tun, das ist alles keine ernste Arbeit. CHRISTINE Jedenfalls keine, die von euch Männern anerkannt wird! ROBERT Anerkannt schon, wenn auch nicht überschätzt. CHRISTINE seufzend Das Denken den ganzen Tag ROBERT Soll das wohl auch eine anstrengende Arbeit sein? CHRISTINE Die grösste doch, mich wenigstens ermüdet s! ROBERT Ja, dann - aber das bestreite icheben! Nur produzierendes Denken beim Künstler, beim Gelehrten, bei einem Erfinder, das ist Kopfarbeit und die sollte eigentlich ein Vergnügen sein für mich ist sie es wirklich. CHRISTINE Arbeit ist nie ein Vergnügen. ROBERT Dann lass sie doch! Du hast es doch nicht nötig! CHRISTINE Und das Haus - ROBERT ging auch nicht zugrund, nur ein bisschen einfacher wird vieles CHRISTINE und alles würde verkommen und im Dreck ersticken. ROBERT Na, na, alter Putzteufel! Es leben doch tausend Familien nicht so genau und peinlich und wahrscheinlich vergnügter als wir. CHRISTINE heftig Da sterbe ich lieber! ROBERT parodierend Da lebte ich lieber! CHRISTINE höhnisch Natürlich du bei deiner Herkunft bist es nicht besser gewöhnt! ROBERT Du tust, als wenn du in einem Schlosse geboren wärst! CHRISTINE wütend Du wirst doch deine Familie nicht der Vornehmheit der mein gen vergleichen wollen! ROBERT auf seinen Kopf deutend Da sitzt die Vornehmheit! CHRISTINE Mach, dass du fortkommst, du Plebejer. ROBERT Schau, warum bleibst du nicht lieber zu Bett, statt einen mit deiner schlechten Morgenlaune unnötig aufzuregen und über die alten langweil gen Dinge zu streiten, wo man gut daran täte, seinen Kopf zusammenzunehmen, dass man nichts Wicht ges vergisst! CHRISTINE Dafür sorge ich schon! ROBERT Nein, du störst nur mich und Anna. CHRISTINE Hast du dein Reisekissen? ROBERT Ich denke - sieht nach ja - CHRISTINE Schuhlöffel, Handschuhe, Reisemütze? ROBERT Anna hat noch nie was vergessen! CHRISTINE mit höhnischem Triumph Bloss alle Schlüssel zu sechs Koffern in Campiglio! ROBERT schon ungeduldig Nun lass mich endlich in Ruhe - frühstücken! Schnell ab ins Nebenzimmer ANNA stürzt herein, über die Handtasche sich eifrigst hermachend CHRISTINE Haben Sie alles für den Herrn? Die Brötchen, den Schinken, die Milchflasche für zehn Uhr? Ist die Torte gut verpackt?Kann der Himbeersaft nicht auslaufen? Zehn harte Eier sehr nahrhaft. Bei der anstrengenden Tätigkeit muss er sich kräftig nähren. Anna, finden Sie nicht, der Herr ist wieder sehr nervös? ANNA Nein, gnä Frau, das find ich nicht. CHRISTINE Hoffentlich passiert ihm nichts auf der Reise! Haben Sie die Pillen? das Gurgelwasser? den Umschlag? ANNA Alles, gnä Frau. CHRISTINE Eigentlich bin ich recht froh, wenn er glücklich fort ist! ANNA Und dann weinen gnäd ge Frau wieder jeden Morgen und Abend und sind unter Tags traurig. CHRISTINE Nun ja, mit dem Kind allein in dem grossen Haus und dem langweiligen Bauernnest! ANNA Wollen gnä Frau, es ist heut sehr schönes Wetter, nicht ein bisschen rodeln gehn? CHRISTINE Ist auch langweilig. Nun ja - wie Sie meinen! Sie haben sicher das Kopfkissen vergessen? ANNA Gewiss nicht. Ab ins Nebenzimmer ROBERT tritt wieder ein und sucht sich schweigend die letzten Reiseeffekten zusammen CHRISTINE herausfordernd Warum redest du nicht? ROBERT Weil du doch nur streitest. CHRISTINE auffahrend Ich denke, wenn man auf zwei Monate fortgeht, hätte man mitseiner Frau doch manches Wicht ge zu besprechen. ROBERT Ja, wenn sie bei Vernunft ist. CHRISTINE Du bist ein Flegel. ROBERT Du auch nicht gerade sehr liebenswürdig. CHRISTINE Ich verbitte mir diesen Ton! ROBERT Na, und ich? Was soll denn ich dann sagen? CHRISTINE Du - du - du bist geringschätzig ein Musikant. ROBERT Weiss schon, also in deinen Augen so etwas Minderwert ges. CHRISTINE Das nicht - aber mir passt das ganze Milieu nicht, die Öffentlichkeit und was sich so alles an den Künstler herandrängt diese schamlosen Dichter, die all ihre Erlebnisse auf die Strasse tragen, so ein Kapellmeister, der den Vollgefress nen unten im Parkett den Hampelmann macht und seine brünstigen Gefühle im Viervierteltakt preis gibt! Pfui Teufel! ROBERT Ja, das hättest du dir früher überlegen sollen! Ich habe nichts andres gelernt. Umsatteln kann ich nicht mehr. CHRISTINE ungeduldig Aber endlich abreisen! ROBERT Also, leb wohl! Hast du dich nun auch genügend ausgetobt für die nächsten zwei Monate? CHRISTINE Noch lange nicht, denn du kannst mich doch nie verstehn. ROBERT Na, na, ich kenne dich, glaub ich, besser als du dich selbst. Geh, sei gut, ich habe nur mehr fünf Minuten, dann kommt - ANNA kommt herein und meldet Der Schlitten ist da. ROBERT Schon? Adieu also! Bekomme ich keinen Kuss zum Abschied? Was habe ich dir denn getan? CHRISTINE Nichts. Ekelhaft bist du mir! ROBERT Ach geh, das ist ja doch nicht dein Ernst. CHRISTINE Ich bin froh, wenn ich dich los bin! ROBERT Wenn mir auf der Reise was passsiert, es gereut dich doch. CHRISTINE Um Gottes Willen, was? ROBERT Eine Ohnmacht, Herzschlag - eine Lungenentzündung - ein Raubmord - ein Eisenbahnunglück - CHRISTINE Ich bitte dich, nimm dich in acht, steig nicht in die vorderen, nicht in die letzten Waggons! ROBERT Wenn möglich - nicht. CHRISTINE Kühl dich immer gut ab, bevor du in die Kälte gehst, schlag deinen Pelzkragen hoch, den Mund zu, geh früh zu Bett, der Schlaf vor Mitternacht - ROBERT Ja, ja ich weiss schon - also leb wohl CHRISTINE fällt ihm stürmisch um den Hals Adieu! Bleib mir gesund! ROBERT Gleichfalls. Und schreib hie und da. CHRISTINE Schon wieder unliebenswürdig Zum Schreiben hab ich keine Zeit - ROBERT Na, aber..... CHRISTINE und ausserdem wenig Lust, du kannst es dir auch ersparen! ROBERT eifrig Doch, doch ich - CHRISTINE Und schick keine Zeitungen, ROBERT auch das nicht? CHRISTINE Ich lese sie doch nicht, sie liegen mir nur im Wege herum. ROBERT Schreiben muss ich, mir ist s ein Bedürfnis, mit dir aus der Ferne wenigstens zu plaudern. CHRISTINE Mir gar nicht. ROBERT wütend Dann also, zum Teufel! Lass es bleiben, du unaustehliche Kratzbürste du! Adieu! rasch ab CHRISTINE Mit Gott! Versäume den ZUg nicht! CHRISTINE am Toilettentisch Nun wollenn wir frisieren ANNA beginnt mit der Frisur CHRISTINE Haben Sie gestern für Bubi die Hemden besorgt? ANNA Jawohl, gnä Frau. CHRISTINE Meine Taille - die Knöpfe? ANNA Fertig. CHRISTINE springt auf, rennt mit der Lorgnette ans Fenster Grüsst mein Mann herauf? ANNA Er grüsst mit der Hand. CHRISTINE versteckt sich hinter der Gardine Warum er nur immer reist! Langsam an den Toilettentisch zurückkehrend ANNA Ich glaube, der Herr ist nicht gerne allzulange an einem Ort. CHRISTINE höhnisch Er hat, glaube ich, doch jüdisches Blut in den Adern! ANNA beginnt wieder zu frisieren Und dann sein schöner Beruf. CHRISTINE Schöner Beruf. Ha, ha, fangen Sie auch noch an? ANNA Die Berühmtheit! CHRISTINE Na, ich danke für die Ehre! Dass nachdem Tode noch wildfremde Leute aus purer Neugier urteilen, ob sich die Gemahlin ihrerandren besseren Hälfte würdig erwiesen hat. Mein Mann hat seinem Herrn Biographenausdrücklich verbieten müssen, meiner zu erwähnen, man muss doch noch das Recht haben, Privatperson bleiben zu dürfen - Au! aber - so passen Sie doch auf, sie reissen mir ja alle Haare aus! Sie lernen s auch nie! Und was bin ich und was war ich als "Tondichtersgattin"? Ha, ha, ha, ha! Nicht mal hoffähig. ANNA schnippisch Das wäre gerade nach des Herrn Geschmack! CHRISTINE Halten Sie Ihr freches Maul! Anna frisiert gekränkt - schweigend weiter FRANZL steckt den Kopf zur Tür herein Mama, soll ich die genagelten Stiefel anziehen? CHRISTINE Freilich, mein Herzchen, bei dem Schnee. Zur Jungfer Ich verbitte mir Ihr freches Benehmen. ANNA Ich sage ja gar nichts. CHRISTINE Aber Sie schneiden ein Gesicht. Ich seh s im Spiegel. MARIE stürzt herein Gnä Frau, der Steuerbote ist da, hier ist die Quittung. CHRISTINE Natürlich, fünf Minuten, nachdem der Herr aus dem Hause! Erschöpft Sie sehen, alles Unangenehme kommt an mich. Er salviert sich, spielt Skat in Wien Sagen Sie dem Boten, ich dürfe nicht bezahlen, er möchte die Quittung an den Herrn schicken. MARIE Schön.Ab CHRISTINE Halt - da fällt mir ein - springt auf, ans Telephon, klingelt wütend, schreiend ich klingle, wie es mir beliebt, bitte 178. Pause Hier Frau Hofkapellmeister Robert Storch. Bitte, liebe Frau Pritek, wann bekomme ich nun endlich das Hagebuttenmark - natürlich zum Einmachen, die einzige Marmelade, die mein Mann gerne isst - wissen Sie, wo er doch so angestrengt arbeitet, wenn er seine Hagebutten nicht hat, ist er unglücklich, aber bitte, nicht vergessen! Danke, danke. DIE KÖCHIN tritt ein, bleibt in der halbgeöffneten Tür stehen CHRISTINE Wenn man gut zu den Leuten ist, kann man sie um den Finger wickeln. ANNA nickt ironisch Jawohl, gnä Frau! KÖCHIN Gnä Frau, wegen des Speisezettels? CHRISTINE fährt wütend auf Wie oft habe ich Ihnen schon gesagt, Sie sollen ganz ins Zimmer kommen und die Türe schliessen. ANNA beendet inzwischen die Frisur KÖCHIN Was soll ich kochen? CHRISTINE wütend Was Sie wollen, Sie wissen ja selbst. Sie sehen, wie alles auf mich einstürmt - es gehört sich doch nicht, dass Sie mich da auch noch ärgern. KÖCHIN ab ANNA entschuldigend Aber gnä Frau, wirklich - CHRISTINE Halten Sie Ihren Schnabel! Wenn mein Mann fortreist ANNA Warum reisen gnä Frau nicht mit? CHRISTINE Sie sehn doch, was ich zu tun habe! Sagen sie selbst, ob ich da fort kann - ich, eine brave, treue, arbeitsame Frau - ich gehöre nicht zu diesen leichtsinnigen Weibern, die nur ihre Kleider und Hüte spazierentragen und zu Hause alles liegen und stehen lassen - "Den Krempel besorgt meine Babette" hat mir neulich mal so eine gesagt, - sehn sie nicht, wie notwendig ich zu Hause bin, ich komme nicht einmal zum Frisieren, zum Anziehn - und da soll ich in der Welt herumkutschieren und in den Hotels herumlungern? Es kommt sowieso alles Unangenehme auf mich, verzweifelt wenn mein Mann fort ist auf zwei Monate! ANNA Ich denk , gnä Frau sind froh, ein bisschen allein zu sein? CHRISTINE Ich bin immer allein, entweder ist er auf Reisen oder, wenn er zu Hause - in Gedanken seufzend und bei der Arbeit. ANNA Aber der Herr ist doch immer so nett mit der gnädigen Frau. CHRISTINE auffahrend Das wäre noch schöner, das gehört sich doch! Aber sehen sie, so gemütlich bei mir sitzen, nichts tun, plaudern, das kann er nicht. Er ist eben so gar kein Damenmann. ANNA Ach, so einen möcht gnä Frau ja gar nicht! Gnä Frau sind gar nicht so böse auf den Herrn. CHRISTINE heftig Er reizt mich fortwährend. ANNA Aber er ist doch so gut und nachgiebig! CHRISTINE Diese ew ge Güte und Nachgiebigkeit - das ist es ja, was mich so rasend macht. Wenn er nur mal richtig grob und brutal wäre, wie ein richtiger Mann - aber dieser ewig "waiche Günstler" und dabei diese ruh ge süffisante Überlegenheit, die er mir gegenüber stets markiert. ANNA Aber nein, gnä Frau irren sich - CHRISTINE eifrig und kindlich dich, doch, er sieht auf alle Frauen mächtig herab, hält uns mehr oder minder für dumme, eitle, ungebildete Gänse ANNA Gnä Frau, ich mein , der Herr gibt sehr viel gerade auf Ihr Urteil - CHRISTINE Ja, ja, bis zu einem gewissen Grade - ANNA Wie oft fragt er Sie um Rat! CHRISTINE Ja, eifrig weil er genau weiss, dass ich viel prakt scher bin als er. ANNA Der Herr ist doch auch ganz praktisch! CHRISTINE Nur schlau! Diese Bauernpfiffigkeit, das fehlt mir eben. Ich platze immer heraus mit allem; er heimtückisch, kann sich beherrschen, verstellen! Da werde ich immer wütender, finde nicht die richtigen Worte - da gibt s dann diese scheusslichen Szenen. ANNA Der Herr weiss schon, wie s gemeint ist, dass gnä Frau gut sind - CHRISTINE Aber man setzt sich dadurch ins Unrecht seufzend und ist dann der schwächere Teil. - Seine Ruh will er haben, darum gibt er immer nach und ich, ich bin dann immer das Scheusal! Ach, Anna, ich bin recht unglücklich! ANNA Aber gnä Frau, beruh gen Sie sich doch! Das Telephon läutet CHRISTINE steht auf und geht langsam hin. Am Telephon mit leidender Stimme Wer ist da? Plötzlich sehr heiter Ach! Frau Huss! GrüssGott! Wie geht s Ihnen? Um 10 Uhr? Zum Schlittschuhlaufen? Sehr gerne! Ha, ha, ha! Also Sie holen mich ab? Auf Wiedersehn! Ganz verwandelt und vergnügt Sehn Sie, das ist eine nette Frau, die klingelt mich doch wenigstens an. Ich hasse es, dass ich immer die Leute anrufen und auffordern soll! ANNA Viele Damen getrau n sich nicht, fürchten zu stören... CHRISTINE Schweigen Sie! Faul sind sie, die Weiber! Ich kenne sie besser! Nun aber schnell anziehn! Welche Bluse? Die blauseidene? Ja, die gelbe ist besser! Aber nein! Halt! Anna! Anna! Verwandlung. Orchesterzwischenspiel. ZWEITE SZENE Auf der Rodelbahn. Ein Schlitten nach dem anderen fährt herab und verschwindet in der Kulisse. BARON LUMMER tritt auf, auf Skiern Man hört von hinten die Stimme der Frau "Bahnfrei" rufen. Eine NEUE RODLERIN fährt herab, nach ihr will der BARON rasch die Bahn überschreiten, da kommt DIE FRAU, viel zu schnell hinter ihrem Vormann, etwas kreuz und quer rodelnd um die Ecke, schreit noch schnell, aber zu spät "Obacht" und fährt den Baron über den Haufen. Als der Schneeknäuel sich entwirrt, schreit sie den Baron an CHRISTINE Sie Esel! Sehn Sie denn nicht, dass hier gerodelt wird. BARON LUMMER Doch, aber Sie waren zu schnell! CHRISTINE Nein! Sie zu langsam! Ich habe mir furchtbar weh getan! BARON LUMMER Ich bedaure unendlich, mein Fräulein! CHRISTINE Mein Mann würde Ihnen schöne Grobheiten machen - wenn er nämlich hier wäre! BARON LUMMER Wo haben Sie Schmerzen? CHRISTINE weinerlich Das kann ich einem fremden Herrn doch nicht sagen! BARON LUMMER Mein Name ist Baron Lummer. CHRISTINE verändert, plötzlich freundlich Ach! sind Sie verwandt mit dem Oberst Baron Lummer, der in Linz das Regiment hatte und eine geborene von Müller zur Frau? BARON LUMMER Das sind meine Eltern. CHRISTINE Ach! Das freut mich! Ich bin Frau Hofkapellmeister Storch, mein Mann der berühmte Tondichter. BARON LUMMER Kann ich Ihnen behilflich sein? CHRISTINE Danke nein es geht schon besser, nur ein bisschen Prellung. Was treiben Sie hier? Bleiben Sie lange? BARON LUMMER Zur Erholung, etwas Sport drei bis vier Wochen. CHRISTINE Meine Eltern haben Ihre Eltern gut gekannt, als in Linz Frau von Ref- ha, ha, ha, ha, Gouverneurin war, von der man sagt "kommandiert hoffentlich nur ihren Mann" ha, ha, ha - Woll n Sie mich besuchen? BARON LUMMER Mit grösstem Vergnügen! Bitte nur nochmals zu entschuldigen! CHRISTINE Macht nichts. Sein Sie nur das nächste Mal etwas flinker! Auf Wiedersehn! BARON LUMMER Empfehle mich, gnäd ge Frau er küsst ihr die Hand Verwandlung. Orchesterzwischenspiel (Walzer). DRITTE SZENE Ball beim Grundlseewirt CHRISTINE kommt mit dem Baron nach vorn, erschöpft auf einen Stuhl sinkend Ich kann nicht mehr! So toll hab ich aber schon lange nicht mehr getanzt. Übrigens eine Luft zum Ersticken! Gar nichts für Sie, für Ihre Gesundheit! BARON LUMMER Einmal, eine Ausnahme! CHRISTINE Wenn Sie schon hier zur Kur sind, müssen Sie sich doch pflegen! BARON LUMMER Morgen fange ich strenge an. CHRISTINE Gut, unter meiner Aufsicht! Mein Mann sagt immer, ich sei der beste Arzt! Sie wollten mir auch von Ihrem Leben, Ihrer Familie erzählen! BARON LUMMER Alles morgen, wenn Sie gestatten. Aber ich fürchte, der Walzer geht zu Ende. Darf ich bitten? Gnäd ge Frau tanzen wie eine Feder! CHRISTINE Nun denken Sie sich mein Mann tanzt gar nicht mehr. Er behauptet, Schwindel zu bekommen. Und ich tanze so gern! BARON LUMMER Und so vorzüglich! Beide mischen sich wieder unter die Tanzenden Verwandlung. Schluss des Walzers. VIERTE SZENE Möbliertes Zimmer im Hause des Notars CHRISTINE mit der Notarin schnell eintretend Wissen Sie, mein Mann, der immer an der Arbeit sitzt - er ist so furchtbar fleissig - sagte mir schon immer wenn du nette Gesellschaft findest zum Spazierengehn, zum Sport - dieser Baron Lummer ist der Sohn alter Freunde meiner Eltern in Linz, wissen Sie! Also dies ist das Zimmer? Aber sehr hübsch Gerade das richtige für meinen Schützling. Denken Sie der Arme kann seine Studien nicht beginnen - starke Migräne - in der hohen Luft hier schon viel besser! In seiner Verwandtschaft grosser Widerstand! Er hat grosses Talent zum Naturforscher. Der Schreibtisch steht nicht gut im Licht. Der junge Baron will doch ab und zu auch einmal ein bisschen arbeiten richtet den Schreibtisch So, haben Sie keinen Lehnstuhl? DIE NOTARIN Ich müsste den von meinem Mann? CHRISTINE Gewiss, gewiss, Therese, Sie bringen ihn sofort herauf. Das Bett steht gut. Wegen der Zugluft - Sie wissen ja, bei Migräne muss man bei offnen Fenstern schlafen! DIE NOTARIN So jung?! CHRISTINE Zweiundzwanzig, glaube ich! DIE NOTARIN Doch schon?! Immerhin - Migräne! CHRISTINE Erblich, wie es scheint. DIE NOTARIN Was Sie sagen! CHRISTINE Ein Onkel starb im Irrsinn! Therese! Die Schubfächer müssen Sie alle feucht auswischen! DIE NOTARIN Bitte, es ist alles sauber. CHRISTINE förmlich Verzeihen Sie, da bin ich eigen. Sie glauben nicht, wie es hier staubt! Die vielen Fremden, Zentralheizungen - ich seh es an meinen Fensterbrettern! Frühstück kann er haben? DIE NOTARIN Gewiss! CHRISTINE Vielleicht auch ab und zu kaltes Abendbrot - er sollte nicht soviel ins Wirtshaus! Die jungen Leute gewöhnen sich zu schnell ans Bummeln. Also, all right. Ich bezahle - wöchentlich. Mein Mann gibt mir plein pouvoir. Also ich schicke Ihnen jetzt den Jüngling. Sie sorgen gut für ihn. Vor dem Einheizen gut lüften! Ich schaue dann schon wieder her. Grüssen Sie Ihren Mann! DIE NOTARIN Danke sehr. Es wird alles nach Ihren Wünschen sein. CHRISTINE zu Therese Alle Schränke feucht wischen für die Hygiene das Wichtigste. Das verstehe ich. Mein Mann sagt immer, ich wäre der leibhaftigste Arzt. Sie sehen ja, wie er blüht. Adieu! Auf Wiedersehen. Verwandlung. Orchesterzwischenspiel. FÜNFTE SZENE Wohnung der Frau Storch. Esszimmer. Die Frau sitzt bei der Lampe und überliest noch einmal einen beinahe beendigten Brief an ihren Mann. CHRISTINE "Es ist wirklich ein sehr netter, ungeheuer bescheidener Mensch. Da er vor Beginn seines Studiums wegen starker Migräne ganz der Erholung leben muss, hat er immer Zeit, ist bei gleicher Neigung mit mir für Sport, Spazierenrennen, frische Luft und Naturgenuss ein selten geeigneter Begleiter für deine arme, verlassene, von dir stets so vernachlässigte Frau“ - Das ist gut, das soll er nur hören! "stets vernachlässigte Frau" - Was soll er denn dagegen haben?! dagegen, dass ich den Baron, der sehr gute Manieren hat, auch öfters einmal zum Essen einlade. "Neulich haben wir sehr fidel beim Grundlseewirt getanzt. Nur die Luft war miserabel. Ich muss dem Baron, der, glaube ich, nicht in den besten Verhältnissen lebt und der in seiner Familie nicht das nötige Verständnis für seine geistigen Ziele findet, versprechen, dass du dich seiner etwas annehmen wirst. Nicht wahr, du tust es. Er verdient es, da er mir hier sehr gefällig ist. Ich muss schliessen für heute. Das Kind ist wohl. Bleibe gesund, rauche nicht zu viel, überanstrenge dich nicht.... "Ich glaube, der Brief ist gut. Mitteilen muss ich es ihm doch. Er ist sicher einverstanden. Er kann doch nicht verlangen, dass ich mich hier zu Tode mopse... Endlich einmal ein junger, frischer Mensch. - Die alten Häuser, die Robert mir ins Haus bringt, sehen so eine harmlose Frau als lustige Bagatelle an. Nicht einer kommt meinetwegen zu uns! Alle zum berühmten Mann! Alles erstirbt immer in Ehrfurcht! Pfui Teufel! Ich will mit meinesgleichen fröhlich plaudern, rüstig wandern! Wenn es ihm nicht recht ist, ich werde ihm schon zeigen, wer der Herr im Hause ist!"Die bessere Hälfte" hat mich der berühmte Kritiker, der ihn nicht leiden kann, genannt, das hat ihn doch geärgert. Ha, ha, ha, ha! DIE KÖCHIN tritt ein CHRISTINE Fanny, was wollen Sie? KÖCHIN Rechnen, gnä Frau! CHRISTINE Tür zu, sag ich! KÖCHIN Der Speisezettel für morgen! CHRISTINE Was Sie wollen! Was gibt s heute abend? Der Baron kommt. KÖCHIN Schon wieder? CHRISTINE Ich verbitt mir Ihre Glossen! Ich weiss nicht, ob er zu Tisch bleibt. Jedenfalls richten Sie sich ein! KÖCHIN Ich hab schon was. MARIE meldet Baron Lummer. CHRISTINE Ach schön! Soll hereinkommen! BARON LUMMER tritt ein CHRISTINE Guten Tag! Entschuld gen Sie Ich bin gerade beim Rechnen seufzend des Küchenbuchs. Sie erlauben doch? BARON LUMMER Bitte, bitte, gnäd ge Frau - kann ich helfen? CHRISTINE Sehr willkommen! Wenn man bei so lästiger Kopfarbeit ein bisschen angenehme Gesellschaft hat, geht s doppelt leicht Rechnen und Briefschreiben ist so das Allerschlimmste. Ich hasse die Schreibtische. Rechnet Fünf und sechs BARON LUMMER elf. CHRISTINE Und siebene ist achtzehn und fünf ist - BARON LUMMER dreiundzwanzig CHRISTINE und acht ist - BARON LUMMER einunddreissig - CHRISTINE einunddreissig, bleibt drei im Sinn, drei und neun ist zwölf und neun ... und neun... na, wieviel ist denn zwölf und neun - BARON LUMMER einundzwanzig - CHRISTINE Danke! Das wäre wieder überstanden! Wie geht es Ihnen? Bleiben Sie zu Tisch? BARON LUMMER Nein, danke vielmals. Ich bin mit einem Freunde verabrede CHRISTINE Freunde? Die Freunde kennt man! BARON LUMMER Aber ich bitte! Nein wirklich - gnäd ge Frau! CHRISTINE Will gar nichts wissen! Ich mische mich nie in fremder Leute Dinge. Verlegenheitspause CHRISTINE Was haben Sie heute getan? BARON LUMMER Nicht viel. CHRISTINE spöttisch Wie gewöhnlich. BARON LUMMER Ein bisschen Ski - ein bisschen Rodeln... Pause CHRISTINE Sind Sie mit Ihrer Wohnung zufrieden? BARON LUMMER Geradezu ideal! Neue Pause CHRISTINE Sie gestatten, dass ich ein wenig Zeitung lese, vor lauter Arbeit komme ich nicht einmal dazu... Wollen Sie auch? BARON LUMMER Bitte! Beide lesen Zeitung CHRISTINE Haben Sie gehört? Frau von Hupp lässt sich scheiden! Er flirtet mit einer Schauspielerin. Ein Skandal! Wann gedenken Sie eigentlich Ihre Studien zu beginnen? BARON LUMMER ja, das ist es eben CHRISTINE Ihr Bruder, sagen Sie, tut gar nichts für Sie? BARON LUMMER schüttelt mit dem Kopf CHRISTINE Aber er könnte doch? BARON LUMMER Freilich könnte er, aber er will, dass ich Jura büffle. CHRISTINE Und warum nicht? BARON LUMMER Aber ich bitte, gnäd ge Frau, dies trockene Studium! CHRISTINE Gott, ich meine, arbeiten müssen Sie doch überall! BARON LUMMER entschlossen Nein, zu den Pandekten bringt mich niemand! MARIE tritt ein CHRISTINE ruft ihr zu Marie, ist Bubi mit seiner Klavierstunde fertig? MARIE Ich glaube ja, gnä Frau. CHRISTINE Er soll dann gleich ins Bad, damit er vor dem Abendessen richtig fertig ist. MARIE ab CHRISTINE macht sich am Schreibtisch zu schaffen, dann nimmt sie wieder die Zeitung auf BARON LUMMER Dürfte ich Ihnen ein kleines Anliegen unterbreiten? CHRISTINE liest eifrig, ohne hinzuhören BARON LUMMER Ich hätte eine kleine Bitte. CHRISTINE Was haben Sie? BARON LUMMER Eine grosse Bitte - CHRISTINE An mich? Wirft ab und zu wieder einen Blick in die Zeitung BARON LUMMER Da Sie sich so freundlich für meine Zukunft interessieren CHRISTINE eifrig Freilich, freilich! BARON LUMMER es ist für mich so schwer, ich habe nun einmal die Passion für den Beruf des Naturforschers! CHRISTINE Das ist ja auch recht schön Reisen nach Afrika, China, Spanien, Serbien, Australien ist zwar nicht mein Geschmack! Aber ein Onkel von mir war in Alaska, aber ich glaube, dazu muss man vermögend sein. BARON LUMMER Leider ja. CHRISTINE Haben Sie denn die Mittel zum Universitätsstudium? Verzeihen Sie, wenn ich etwas indiskret! BARON LUMMER Nicht einmal die. CHRISTINE Ja, dann verstehe ich aber nicht - schaut wieder in die Zeitung Ha, ha, ha, ha. Der Hauptmann Sturtz hat seinen Abschied eingereicht. Gesundheitsrücksichten, die kennt man, wahrscheinlich blamiert. War ein Tänzer von mir, als Fähnrich sehr nett später ein ziemlicher Grobian - gönn ich ihm! Was sagten Sie vorhin? BARON LUMMER Dass mir leider die Mittel zum geliebten Studium fehlen - CHRISTINE Ja, da weiss ich halt auch keinen Rat. BARON LUMMER Es gibt Stipendien, ein bisschen Protektion, wenn ich nur - CHRISTINE Stipendien, das müsste sich doch machen lassen. BARON LUMMER Ich habe so gar keine Beziehungen, CHRISTINE aber Protektion, Protektion, da könnte doch mein Mann? BARON LUMMER Wie wäre das wohl möglich? CHRISTINE sehr lebhaft O sicher, mein Mann! Ich hab ihm schon etwas im Briefe angedeutet - er hat schon vielen geholfen - Sie glauben nicht, wie gut er ist er ist aus vornehmer Familie, altes Patrizierhaus, gute Beziehungen - immer eifriger und praktisch ist er, er weiss immer die richtigen Wege. Man sagt oft, geniale Menschen seien in Dingen des Lebens so unerfahren - im Gegenteil wenn ich oft gar nicht mehr weiss, wo aus und ein, mit einem Schlage hat er das Richtige. Ein so weiches Gemüt, mein Mann - man sieht es ihm nicht an - oft scheint er abweisend - o, er wird sehr verkannt, nicht als Künstler da kann er sich nicht beklagen, seine glänzende Laufbahn, diese Masse Orden und üb rall Erfolg, dabei ist er nicht mal eitel, nein, eigentlich bescheiden, ja wirklich bescheiden zu Hause spricht er nie von sich, von seiner Arbeit - und was ist der Mann fleissig, zu fleissig! Das ist ja oft mein Kummer, dass er mich vernachlässigt, nicht aus Lieblosigkeit - aber immer in Gedanken, den Kopf voller Projekte - wirklich ein seltner Mensch! Sie kennen meinen Mann nicht? BARON LUMMER witzig, dreist Ich bin vorläufig mit der Bekanntschaft seiner Frau Gemahlin zufrieden. CHRISTINE Pfui, Baron, sagen Sie nichts über meinen Mann! Wenn Ihnen jemand helfen kann, ist er es! BARON LUMMER Sie meinen, gnäd ge Frau? Kläglich Ihr Gemahl kennt mich ja noch gar nicht. CHRISTINE Aber ich kenne und schätze Sie, das genügt. Sie sind mir ein lieber Begleiter, ich hab eine wirkliche Sympathie für Sie. BARON LUMMER Ja, aber - CHRISTINE ungeduldig Was aber? Sehr warm und betont Ich sage Ihnen mein Mann ist der beste Mensch von der Welt. Glauben Sie mir, dass er mir noch nie eine Bitte abgeschlagen hat? Hier und da streiten wir ein bisschen, wir sind nie eigentlich derselben Meinung, aber das tut nichts ein bisschen Zank würzt die Unterhaltung, schliesslich behalte ich dann doch immer recht. Er gibt oft nach, wenn ich sogar mal im Unrecht bin - aus reiner Güte! Kurz, er erfüllt mir eben jeden Wunsch. BARON LUMMER Ja, ich möchte nur - CHRISTINE Ja? BARON LUMMER Ich möchte nur - CHRISTINE Na, na rasch ein bisschen! Sie drucksen ja heute herum! Tempo, tempo, sagt mein Mann immer, tempo ist alles! BARON LUMMER mit Entschluss Ich möchte doch nicht warten, bis Ihr Herr Gemahl - CHRISTINE Wieso? Ich tue nichts ohne seine Zustimmung! BARON LUMMER Aber gnäd ge Frau sagten doch? CHRISTINE Natürlich. Ich bin vollkommen frei in meinen Entschlüssen! BARON LUMMER Da möchte ich schon lieber - CHRISTINE ungeduldig Was möchten Sie schon lieber? BARON LUMMER mutiger Ja, sehn Sie, gnäd ge Frau, es ist so schwer für mich - meine Familie versteht mich gar nicht - ich habe eigentlich niemand, der mir ein wenig freundlich gesinnt ist; gnäd ge Frau haben mir schon so viel Gutes erwiesen - die Sympathie einer schönen Frau - Ja, wie soll ich mich ausdrücken? - ich bin Ihnen schon so verpflichtet - CHRISTINE herzlich Nun ja, wir wollen recht gute Freunde bleiben, an meinem Mann werden Sie eine wahre Stütze finden - Ach! Es ist so traurig, wieviel ich allein bin! Sie glauben nicht für eine Frau - BARON LUMMER Ja, gnäd ge Frau, wenn ich - CHRISTINE nicht auf ihn hörend in dieser Einsamkeit -- BARON LUMMER wenn ich dürfte - CHRISTINE Was nützt mir der berühmte Mann, den ich habe? Naiv und harmlos Für mich genügt ein einfacher, gemütlicher Mann, wie Sie! BARON LUMMER Ich würde ja ganz gern - dürft ich noch einmal auf meine Bitte zurückkommen? CHRISTINE Ich habe Robert heute von Ihnen geschrieben sehr schöne Dinge! Welch ein guter Sportler Sie sind! Nur in der Unterhaltung ein wenig zäh. lachend Das habe ich ihm natürlich nicht geschrieben. scherzend Ich hätte nun einen wirklichen Galan! Vielleicht wird er einmal ein bisschen eifersüchtig. Sich korrigierend Nein, nein, ich musste ihm doch mitteilen, dass Sie hier sind! Hoffentlich können Sie so lange bleiben, bis er zurückkommt. BARON LUMMER Ich fürchte, nein! Ich muss mich doch umsehn, wenn nicht Sie selbst, gnäd ge Frau - CHRISTINE Ich sagte Ihnen ja schon, ich kann gar nichts tun, ausser mit Ihnen bummeln, plaudern, rodeln! BARON LUMMER Aber Sie sagten doch? - CHRISTINE Was? - BARON LUMMER Dass wir recht gute Freunde sein sollen! CHRISTINE Will ich auch! Aber wenn Sie nicht zu Tische bleiben - weich müssen Sie jetzt gehn, lieber Freund. Wann sehn wir uns wieder? Wollen wir morgen nach Aussee gehen? BARON LUMMER Sehr gerne! CHRISTINE Wann Rendezvous? Zehn Uhr? Holen Sie mich ab? Aber morgen sind Sie hoffentlich etwas fröhlicher! Lassen Sie Ihre Sorgen zu Hause! Ich kann nur heitere Menschen um mich sehn! Der Baron erabschiedet sich Auf Wiedersehn! CHRISTINE in Träumerei versunken Ein hübscher Mensch! Und jung ist er halt - Nun sitz ich wieder allein! Mein lieber Mann! Er ist so gut, so treu. - Diese langen, einsamen Abende - man wird ganz traurig - sie versinkt in immer tieferes Sinnieren Verwandlung. Orchesterzwischenspiel. SECHSTE SZENE Zimmer des Barons im Hause des Notars Der Baron liegt auf dem Sofa und raucht eine Zigarette BARON LUMMER springt auf und ruft zur Tür hinaus Frau Notar! Können Sie mir meinen Koffer heraufschicken? DIE NOTARIN von aussen Sie wollen doch nicht schon abreisen BARON LUMMER Ich muss vielleicht. Pfeift Was fällt ihr denn ein? Glaubt sie, ich setze mich jeden Abend so hin, einfach zum Zeitvertreib? "Die Freunde kennt man!" Trällernd "Theresulein, Theresulein, du bist mein süsses Madulein !" Na, heute abend soll es mal lustig werden! Dieses Zeitunglesen zu zwein scheint ihr Hauptvergnügen zu sein! Schöne Langeweile! Und immer fängt sie wieder von meinen Studien an! Der reine Pastor! Dabei ist sie eigentlich recht hübsch und pikant! Aber an die Migräne glaubt sie fest! Ob ich eine richt ge Liebeserklärung mache? Sie ist imstande und antwortet mit einem Lobeshymnus auf ihren alten Ehekrüppel.Pfeift Ein junges Mädchen im Vorstadtsportanzug steckt den Kopf zur Tür herein RESI Bist du fertig, Schatz? BARON LUMMER Herrgott, diese Frechheit! Mach, dass du rauskommst! Wenn die Notarin dich sieht und alles meiner freigebigen Patronin klatscht! RESI Ich gehe ja schon. Wollte nur deine Bude mal sehn! Ab BARON LUMMER ruft ihr nach In fünfzehn Minuten bin ich bei dir! Einmal probier ich s noch; auf dem Spaziergang übergeb ich ihr den Brief, da ist sie immer am besten gelaunt. Setzt sich an den Schreibtisch Also - erster und letzter Versuch! Beginnt zu schreiben "Verehrte, gnädige Frau! So freundlich Sie heute zu mir waren, so brachte ich es doch nicht über die Lippen, Ihnen mein ganzes Herz auszuschütten... Verzeihen Sie, wenn ich es nun schriftlich wage. . . Während er weiterschreibt, fällt der Vorhang Verwandlung. Orchesterzwischenspiel. SIEBENTE SZENE Esszimmer der Frau. Draussen starkes Schneegestöber CHRISTINE in der Hand den Brief des Barons Tausend Mark will er haben! Der ist wohl verrückt? Was glaubt er denn? Tausend Mark! Was würde Robert denken? Solch ein dummer Brief! Mündlich getraut er sich nicht - Darum druckste er neulich immer so herum! Das ist nun auch wieder vorbei. Und ich habe geglaubt - schade. Der dumme Kerl! Tut mir ja leid. Aber das geht wirklich nicht. BARON LUMMER eintretend Ich habe mir erlaubt... CHRISTINE Aber nicht in diesem Zustande! Erst ordentlich abputzen, bitte. BARON LUMMER wieder hinaus CHRISTINE ruft ihm nach Da sieht man wieder den Junggesellen. BARON LUMMER tritt wieder ein CHRISTINE Also dass ich es Ihnen nur gleich heraussage Das ist ein für allemal ausgeschlossen! Wollen Sie unsre guten Beziehungen stören, auf die ich so viel Wert gelegt hatte? Ich habe eine ehrliche Sympathie für Sie. Wir wollen doch gute Freunde bleiben - wirklich, es war nicht hübsch von Ihnen - in dieser Weise - warm mein Mann wird Ihnen jede Förderung angedeihen lassen, er wird sich fur Sie verwenden... Mein Vater sagte immer, Geld leihen verdirbt die beste Freundschaft. BARON LUMMER Ich würde alles mit Zins zurückerstatten. CHRISTINE Lieber etwas schenken, dass nie mehr davon gesprochen wird, sagt Robert - Können Sie denn nicht Stunden geben, wie so viele - BARON LUMMER mit Emphase Neben dem anstrengenden Studium, unmöglich! CHRISTINE trocken Nun, da weiss ich wirklich keinen Rat. MARIE bringt einen Brief CHRISTINE freudig Von meinem Mann? Sie erlauben? Liest die Adresse Herrn Hofkapellmeister Robert Storch. Wieder ein Bettelbrief oder Ankündigung eines Operntextes. Doch nein! Die Schrift kenne ich. Sie öffnet und liest, entsetzt aufschreiend Was ist das? BARON LUMMER erschrocken Was ist Ihnen? CHRISTINE Das ist ja unerhört! BARON LUMMER Was denn? CHRISTINE Ach! Ach! Ach! Ach! Liest den Brief vor "Lieber Schatz! Schicke mir doch wieder zwei Billette morgen zur Oper! Nachher in der Bar wie immer! Deine Mieze Maier." Mieze Maier! Eine Dirne! In der Bar wie immer - mein Mann! Das ist das Ende! Ich hab es längst geahnt. Sie fasst sich mit beiden Händen an den Kopf BARON LUMMER Um Gottes willen, gnäd ge Frau! CHRISTINE blickt wie versteinert in den Brief Lieber Schatz! Deine Mieze Maier! BARON LUMMER Kann ich Ihnen in irgend etwas beistehn? CHRISTINE Nein, ich danke, Herr Baron! Sollte ich Ihrer bedürfen, werde ich so frei sein, Sie zu mir zu bitten. BARON LUMMER eilt, sichtlich erleichtert, ab CHRISTINE nach langer Pause, an dem Schreibtisch, ein Telegrammformular abreissend, schreibt Du kennst Mieze Maier! Deine Untreue erwiesen! Wir sind auf immer geschieden! Klingelt. Anna tritt ein Schicken Sie diese Depesche sofort auf die Post. Augenblicklich die Koffer packen! Alle! ANNA Warum denn? CHRISTINE Wir reisen - ANNA Heute? CHRISTINE Für immer - ANNA Aber gnä Frau! CHRISTINE Ruhig! Später! Sofort packen - alles! Wir reisen, sobald Sie fertig. ANNA Um Gottes willen, was ist geschehn? CHRISTINE ausser sich So machen Sie doch, dass Sie hinauskommen! Sie sinkt erschöpft in den Lehnstuhl Verwandlung. Orchesterzwischenspiel. ACHTE SZENE Das Schlafzimmer des Kindes, nur mit einer Kerze erleuchtet CHRISTINE am Bett des Kindes sitzend Mein lieber, lieber Bubi! Ich bin so furchtbar unglücklich! FRANZL Warum weinst du? CHRISTINE Dein Papa ist ganz furchtbar schlecht und böse. FRANZL Das ist nicht wahr! Papa ist gut. CHRISTINE Nein, nein. Mein armes Kind! Er hat mich unerhört betrogen! Wir gehen fort, wir zwei ganz allein. FRANZL Ich will aber nicht fort! CHRISTINE Du gehst mit mir und wirst Papa nie wiedersehn. FRANZL fängt zu heulen an Ich will nicht weg von Papa! CHRISTINE Was? Du willst bei dem bösen Manne bleiben, der so schlecht gegen deine liebe Mutter war? FRANZL Papa ist immer gut zu dir, du bist böse mit Papa, zankst ihn, bist garstig. CHRISTINE O, ich war viel zu gut mit ihm! Sie weint Er hat das nicht verdient! Oh, Bubi! Alles ist vorbei für ewig. Schlaf nur wieder! Ich bleibe, bis du eingeschlafen, mein Liebling! Ich will für dich beten, du armes, verlassenes Kind! Ich arme, verlassene Frau! Sie kniet betend am Bett des Kindes nieder. Der Vorhang fällt. All rights reserved © Maria Fujioka Strauss,Richard/Intermezzo/II
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【Tags 40meterP Miku tS S】 Original Music title STEP TO YOU Romaji music title STEP TO YOU Music Lyrics written, Voice edited by 40㍍P (40meterP) Music arranged by 40㍍P (40meterP) Singer(s) 初音ミク (Hatsune Miku) Click here for the original Japanese Lyrics Romaji lyrics (transliterated by motokokusanagi2009): wakatta yōna kotoba bakka narabete kimi no koto o tsukuri agete ita "jibun jishin" to iu semai heya no naka ni kagi o kakete toji kometeta nda "ima kimi wa doko ni iru?" wasureta hazu no namae o sakene miru kedo ki ga tsukeba kono basho ni katachi no nai gensō dake ga nokotteru kimi ni ai ni ikō sō kimeta nda koko de "āda kōda" nayamu yori mo ai ni itte kizu tsuku hō ga kokoro wa karuku naru dakara ai ni ikō sō kimeta nda haru o tsugeru kaze ni fuka rete futari no hanabira mai chiru omotta yori mo jikan wa hayakute kisetsu wa boku o oki zari ni suru machi iku hito gomi ni naga sarete tadori tsuita basho samayou hibi mō nido to modore nai sore demo mae ni susumu koto shika deki nakute "gomen ne" to "arigatō" sono kotoba o tsutaeru tame no tabi ni deru kimi ni ai ni ikō sō kimeta nda ima togireta kotoba atsumete haru kaze ni omoi nosete kimi eto todoke tai dakara ai ni ikō sō kimeta nda sono egao mo namida mo zenbu ima nara uke rome rareru yo dare ka ga tsukuri ageta dake no itsuwari no shiawase wa ira nai tatoe sore ga itami dato shitemo shinjitsu ga hoshī kimi ni ai ni ikō sō kimeta nda yuki ga tokete haru ga kuru koro "ai tai" tte omoi dake ga kokoro ni furi tsumoru dakara... ai ni ikō sō kimeta nda koko de "āda kōda" nayamu yori mo ai ni itte kizu tsuku hō ga kokoro wa karuku naru dakara ai ni ikō sō kimeta nda haru o tsugeru kaze ni fuka rete futari no hanabira mai chiru [40m-P, 40mP, 40meter-P, 40meterP]