約 3,265,091 件
https://w.atwiki.jp/utaware-radio/pages/39.html
意見、要望はこちらへ -- (test) 2006-12-28 19 46 20 クロウとベナウィ、ムックルのアイコンどこかにないかなぁ・・・ -- (管理人) 2006-12-28 19 47 11 リーフ公式からのアイコン画像を使用することにしました>クロウ等のアイコン -- (管理人) 2007-01-13 23 05 56 こがつ屋さんからアイコンをお借りしましたー。ハクオロとエルルゥを使用中 -- (管理人) 2007-01-28 22 40 41 初めまして。この度はトラックバックしていただきありがとうございます。まだ出来たてのページですが、よろしくお願いします。 -- (ランツァ) 2007-02-28 05 30 41 この際、アイコンに関してはごがつ屋さんに全面協力いただくのはどうでせう? -- (通りすがり) 2007-03-13 21 30 24 とりあえず、ヒエンのリクエストは出してみたいと思います -- (管理人) 2007-03-13 22 11 53 Suara氏のアイコンが欲しい所ですが…色々まずいのだろうか -- (奈々氏) 2007-03-18 20 04 27 Suara氏1Suara氏2Suara氏3 とか -- (ごがつ) おおっ!描いてくださるとは!「あかんー」ええなぁ( ´∀`) -- (管理人) 2007-03-19 23 28 32 うたらじCD延期で一つ。DTCと同時購入だと配送が4/25に伸びるそうです。別々に注文すれば良かった~(泣) -- (ランツァ) 2007-03-24 03 33 54 更新中:うたらじDTCと公開録音を主に。チケット取れたっていうブログ全然見かけないw -- (管理人) 2007-03-24 19 03 36 移転しましたー。ここへのコメントはまだ特に禁止等しておりません。なにかあればこちらか、移転先にて。 -- (管理人) 2007-04-08 17 19 38 第39回がまだ移す -- (名無しさん) 2007-04-09 00 03 44 第39回がまだ移せてないので、リンクを張りたい人がいるかもしれないので早めに作ったほうがいいのでは? -- (名無しさん) 2007-04-09 00 05 47 移転先pukiwikiでは名前の横についている「?」とついているところをクリックすると誰でも新規ページがつくれますので、それで対応できます。でも早めにつくっておくべきでした(*_ _)人 -- (管理人) 2007-04-09 06 46 22 「?」のこともどこかに記載しておきたいと思います。 -- (管理人) 2007-04-09 06 47 56
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/9515.html
きぬがさ みちお アクアプラスに所属していたゲーム音楽作曲家。故人。本名は「豆田将(まめだ すすむ)」。 90年代の頃からミュージシャンとして活動しており、豆田将の名義で女性歌手のボーカル曲の作・編曲を行った。 また自らもオリジナルアルバムとして「臘雪 ROUSETU」や「SONGS」を残している。 2002年頃よりアクアプラスで活動を開始。「衣笠道雄」の名義で数多くのアクアプラスの作品のサウンドの制作に携わった。 もともとミュージシャンだけあってゲームの主題歌などボーカル曲の作・編曲を手掛けることが多い。 うたわれるものシリーズに欠かさず参加している歌手のSuara氏には、数多くのボーカル曲を提供している。 中でも衣笠氏が作曲した『うたわれるもの 偽りの仮面』の主題歌である「ヌエドリ」の評価は高い。 またテレビアニメ版『うたわれるもの』のオープニングテーマ「夢想歌」も衣笠氏による作曲である。 2020年7月29日に急死していたことがアクアプラスの社長である下川直哉氏のTwitterで伝えられた。 作曲作品の一例 うたわれるものシリーズうたわれるもの うたわれるもの 偽りの仮面 うたわれるもの 二人の白皇 うたわれるもの ロストフラグ うたわれるもの斬 うたわれるもの斬2 モノクロームメビウス 刻ノ代贖 テネレッツァ Routes -ルーツ- 天使のいない12月 ToHeart2 ToHeart2 ダンジョントラベラーズ ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印 鎖 ~クサリ~ ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地 WHITE ALBUM2 AQUAPAZZA -AQUAPLUS DREAM MATCH- ドカポンUP! 夢幻のルーレット 代表的な曲 ヌエドリ (うたわれるもの 偽りの仮面)
https://w.atwiki.jp/daphne/pages/240.html
iPodとはアップルが開発した携帯音楽プレイヤーのことです。 小型で大量の音楽を保存できるのが特徴ですが、高性能化するにつれサイズが大きくなりつつあります。 タッチパネルを供えたiPod touchでは様々なゲームがプレイでき、LDゲームも登場しました。
https://w.atwiki.jp/animesongs/pages/452.html
うたわれるものらじお 真・うたわれるもののテーマ 小山剛志 小山剛志「真・うたわれるもののテーマ」(Amazon) 発売元・販売元 発売元:株式会社ランティス 販売元:キングレコード株式会社 発売日 2007.04.25 価格 1143円(税抜き) 内容 真・うたわれるもののテーマ ひげ独身のテーマ 真・うたわれるもののテーマ -instrumental- ひげ独身のテーマ -instrumental- 真・うたわれるもののテーマはこう歌え! 備考 「真・うたわれるもののテーマはこう歌え!」は歌い方レクチャー。
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/3270.html
東京都・港区。 ブロントさんを筆頭とする白くて黒い皆さん……あらため変態or変人の皆さんは、再び伝説の竜たちと会い見えていた。 「見つけたぞ人間ども」 「どうした、もう逃げる気力もなくしたか」 「さあ竜を侮った報いを受けよ。竜の偉大さを、貴様らの命を対価に知るがいい!」 今度は逃がさないとばかりに変態・変人の皆さんに襲いかかる伝説の三竜。 だが彼らは、三竜って対策されると経験値の塊で自分たちが攻略され尽くされていることを知らなかった。その結果―― 「「石破ラブラブ天驚ダブルスターバスター!!」」 「有り得ぬ……我が……雷鳴と共に現る者が人間ごときに敗れるなど……グワァー!」 「我のブレスが防がれただと!?」 「お前頭悪ぃな俺のアイスシんるドでお前をブレスはカカッと無効化されているに決まってる そして生半可なナイトには真似出来ないホーリー!」 「目からビーム!」 「有り得ぬ……我が……偉大なる赤竜が(ryグワァー!」 「ロリっ子を食らおうとする貴様が悪いのだよ!」 「ウホッいい竜 や ら な い か ……ああ、お前のナカはキンキンに冷えてるぜ……最高だ……」 「有り得ぬ……我が……氷嵐の支配者がアッーーー!」 こうして伝説の三竜の戦いはくそみそな結果に終わった…… 【雷鳴と共に現る者@世界樹の迷宮シリーズ 死亡確認】 【偉大なる赤竜@世界樹の迷宮シリーズ 死亡確認】 【氷嵐の支配者@世界樹の迷宮シリーズ 死亡確認】 こうして伝説の三竜を倒して経験値もガッポリ稼いだ変態or変人の一行。だが彼らにはまた新しい問題が持ち上がっていた。 「そういえば空腹だったがのがドラゴンと戦ったせいでさらにマッハなんだが」 そう、考えてみれば彼らは復活してからまだ一度も食事をしていなかった。 みんなすっかりお腹が空いていたのである。 しかし最新放送で決められた『盗む』行為の禁止により、そこらの潰れた食料品店から食べ物を調達することができない。 さてどうしようかと考えたとき、彼らの目に入ったのは先ほど倒した三体のドラゴンの屍だった。 「お前さっきドラゴンの刺身っておいしいらしいっていってたよな?」 「調理……しましょうか」 ◇ 神龍・改を捕食し、遂に名実ともに神となった元真竜……『神龍』ニアラは 散々迷った末、ようやく三竜がいた東京都港区へと向かっていた。 「はぁはぁ……、……ハハハハハ!ついにあの変な人間どもの居場所を見つけたぞ! まあ、あの連中はすでに三竜に始末されているだろうがな しかし逃げた家畜などもう問題では無い! 見よ!この我の新たな姿!新たな力を! 我はもはや真竜ではない…… 我 は 神 龍 ニ ア ラ ! 人間を、そして星を、否、この宇宙のあらゆるものを食らい尽くす! 全ての食物連鎖の頂点に立つ存在! 我こそがか……み……」 パワーアップしたことにご機嫌で、長台詞をしゃべりながら逃がした獲物たちの居場所に辿りついた神龍ニアラ。 その眼前に広がっていたのは彼の想像を絶した光景だった。 「ドラゴンというのはこんな味がするのか……」 「こっちのドラゴンの刺身はジューシーな味でこっちのドラゴンの刺身は冷たくてシャキシャキして舌触りが美味感」 「はいラグナさん。口をあーんってしてください///……」 「エ、エリス。みんなが見ている前で口移しは恥ずかしいよ///」(※彼ら夫婦はまだ繋がったままです) 「これが若さか……(モグモグ」 「食材的な意味でもいい味してるじゃないの(ムシャムシャ」 人間がドラゴンを食っている。 それは浮かれまくっていたニアラ様のアイデンティティを根底から崩壊させるような状況だった。 「ぎ、貴様ら何をしているのだあああああああああああ!!!!?」 「お、ニアラ来た。なにって見てのとおり食事なんだが? お前が来るまで時間がありすぎたために満腹になって体力も回復した 食材となったドラゴンたちに感謝し調理してくれたラグナとエリスには礼を言ってきたんだが(この辺の心配りが人気の秘訣)」 「「いえいえ、お粗末さまでした」」 「ウギャガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」 神龍ニアラはキレた。竜が人に食われるなどあってはならないこと、竜としてこの連中だけは存在させてはならない。 「もう捕食で殺す縛りなんぞ関係ない!お前らは全員この神の力で皆殺しだああああ!」 吹雪と炎を繰り出すニアラ。しかしその攻撃は、パーティーの盾であるブロントさんによって防がれる。 「うるさい黙れお前のその激昂が命取りみんな作戦どおりに行くぞ!」 「ミーティア!」 ラグナは星降る杖を使ってニアラの周囲に隕石の雨を降らせる。(偶然にも星降る杖は阿部さんに不明支給品として配られていた) 「隕石にダークパワーを宿らせる虐殺してるニアラは闇なのは確定的に確定的に明らかに確定的に明らかなのでこれで頭がおかしくなって死ぬ」 ミーティアで降る星にブロントさんがダークパワーを纏わせる。 「みんな練習を思い出して!俺たちのタイミングで隕石を蹴るんだ!ブロントさん!ラグナさん!エリスさん!阿部さん!」 「オウ「「はい!!「男は度胸!何でも試してみるもんさ」」」」 鬼道さん、ブロントさん、ラグナ&エリス夫婦、阿部さんが空中に飛び上がり、回転して四角形を描く。 それから5人は降ってくる隕石を踏み台にしてさらに高く飛び上がり、全員の落下のタイミングを合わせて星をニアラ目掛けてシュートする。 彼らがこの変則的デスゾーン2を短時間で習得できたのも、全員が一般人の枠をはみ出た逸般人だからである。 そして特大のデスゾーン2となった星はニアラに命中し、爆発した。 「命中来た!これで勝つr……」 その時彼らは信じられないものを見た。爆煙の中から現れる、神龍ニアラの姿を。 「ククク……クハハハハハ!どうだ!耐え切ったぞ! 我は『神龍』なり。この程度の球蹴りなど物の数ではないわ!」 神龍・改を喰らいその力を吸収したニアラは、それに伴ってLPも防御力もアップしていた。 かつて4000000だったLPは神龍・改の命を吸収したために4065000くらいになっていた。 そして変人変態チームの最終必殺技、デスゾーン2の直撃を受けてなお、ニアラには65000のLPが残されていた。 「デスゾーン2でも歯が立たないなんて……」 「「そんな……」」 「神龍食ったからって強力に強くなりすぐるでしょう……これはあまりにも卑怯」 「おいおい、このままじゃホイホイ皆殺しにされちまうぜ」 必殺のシュートで止めを刺せなかったことに、さすがの逸般人たちも絶望を隠せない。その絶望を見て神龍ニアラは狂喜する。 これが彼が求めていたものだった。勇敢に抗った挙句、所詮人間は竜の食料でしかないと思い知らされたときに人が見せる、この絶望の顔が。 「だがお前たちは捕食せん、一瞬でこの世界から消滅させてやる! 人の弱さに絶望しながら消えろ!アルマゲスt」 呪文を唱えようとしたニアラの頭をレーザービームが直撃した。 「何を勘違いしてる神龍ニアラ!……まだ私、シャア・アズナブルの逆襲は終了してなどいないと言っているのだ!」 ビームライフルを撃ったモビルスーツは、太陽の光を受けて金色に輝いていた。 「シャアさん!」 「まさかお前に二度も助けらるるとはな しかし肝心なときに居なくなって何をやっていたのかと考えると俺の怒りが有頂天にある」 「宇宙に、超次元サッカーにふさわしいボールを取りに行っていたのだよ。結局、人類が変わらない限り二次規制という悲劇は繰り返され……ロリ表現を押しつぶすのだ ならば人類は自分の手で自分を裁かねばならんのだよ……これはその為の特別ボールだ!」 そんな意味のわからないことを言うシャアの後ろには、地上めがけて落ちてくる小惑星・アクシズ(の一部)が! 「おいやりすぎだろバカ」 「今は議論している時ではない。皆百式の掌に乗るんだ」 5人の逸般人を手に乗せた百式は地上10数kmまで上昇する。 「いいか。あのアクシズが成層圏を抜けたところで、ミーティアとダークパワーでアクシズをさらに強化し それを我々がデスゾーン2で神龍ニアラに向けて蹴り飛ばす」 貧弱一般人だったら何度死んでも死に足りないような作戦を平気で話す赤い彗星。 しかし 「それでいこう!」 「わかりました!やってみましょう!」 「男は度胸、何でも試してみるもんさ」 生身で成層圏まで連れてこられて、さらに無茶な作戦を立てられても平気で賛成する5人。これも彼らが一般人の枠からははみでた逸般人だからである。 一方ニアラ様は 「家畜が!また逃げるつもりか!」 自分に向けて超特大超次元シュートが飛んでくるとは知らず、百式を追ってわざわざ上空に飛び上がっていた。 「ニアラがこっちに向かって飛んできます!ミーティア!」 「カモが飛んで火に入るって名言を知らないのかよ・・・ダークパワー!」 「では皆!今度こそ決着をつけるぞ! 行け、アクシズ! 忌まわしき記憶と共に!」 鬼道さん、ブロントさん、ラグナ&エリス夫婦、阿部さんは百式の掌から空中に飛び上がり、回転する。その回転にシャアの操縦する百式も加わり、五角形を描く。 そして5人と一機はアクシズを踏み台にしてさらに高く飛び上がり、全員の落下のタイミングを合わせ、照準をニアラに合わせて超特大のデスゾーン2を蹴り出した。 「家畜め、今度はあの金色のメカ諸共この世から消してくれる! ん? なんだあの巨大なこっちに一直線に飛んでくるのh」 変人と変態たちが全ての力を結集させた超特大デスゾーン2は、一体の竜を跡形も無く粉々に吹き飛ばした。 港区上空で大爆発が起こり、周囲に隕石の欠片が降り注いだ。そのために港区は崩壊した。ついでに港区高輪にあった日本ユ○セフ協会も消し飛んだ。 【日本ユ○セフ協会@現実 死亡確認】 【ア○ネス・チ○ン@現実 死亡確認】 ◇ 「これで竜の脅威も二次ロリ表現規制の脅威も一時的にではあるが退けることができた……幸運だったな」 「はあようやくわかったぞお前お前が竜たちを誘い出すなら港区がいいと強固に主張していた理由はそのためか」 「さあ? 何のことだかわからんね」 「汚いなさすが赤いロリコンきたない」 やがてブロントさんは、少し迷ったように話を切り出した。 「sYぁア、あbぇ、お前らこの後どうする」 「私は私の夢を実現させるだけだ。とりあえず今月のコミックLOを買いに行く」 「俺はいい男を捜そうと思ってるんだがね」 「……もしもお前らがよければ俺たちと一緒に来ないか 俺たちは妹紅というPTメンを探している」 それからブロントさんは藤原妹紅という少女と、彼女が置かれている危機的な状況について説明した。 「妹紅も心配だしニセ鷹の爪団を野放しにしてもおけないやつらの目的はどうせ全世界の完璧な統治とかだから野放すときっとこの世からロリもホモも無くなる お前らはどうしようもない変態だがその圧倒的実力はバレバレだ頼む圧倒的な戦力を貸してくれ」 「永遠に年をとらない少女だと!?」 赤い彗星は変なところに食いついてきた。 「そのニセ鷹の爪団ってのも気に入らないが……それよりもこんな所で二人のいい男と何もしないまま別れるってのも寂しい話じゃないの……」 そう言って笑う阿部さんは本当にいい男だった。 そして二人の性的異常者はブロントさんたちに同行することに合意した。 「ありがとう恩に着る。鬼ふぉうさんはどうするべき? たしか杭道さんにも合流したいと探してる人がいたはずだが」 「俺は……皆さんについていきます。先のドラゴン軍団といい、とても一人で太刀打ちできる相手ではありませんでした この状況で一人になるのは危険……それにその『ニセ鷹の爪』という組織……似てる気がするんです、俺が以前に同行していた人が戦っていた悪の組織に そいつらを追っていけば、いつかあの人に再会できる気がするんです。もっとも、復活してるかどうかさえわからないんですけどね」 そう言って哀しげに微笑む鬼道さんの肩にブロントさんは手を当てた。 「問題ない。ニセ鷹の爪も織田信長もカカッとたおしてバトロワなんか終わらせればみんなと会えるし人も探せる 俺はそのために戦うしPTメンも盾となり守るのがナイトの役目」 「さあ、話が決まったならさっさと行こうじゃないの」 「では、みんな百式に乗りたまえ。狭苦しいがそれは我慢してもらおう」 「シャa・・・a部・・・お前らは本当に良いやつらだ感謝するべき おいラギュナ!エリシュ!お前ら夫婦を営みを続きは乗ってからすべき!」 藤原妹紅……一部では「彼女に出会うこと自体が死亡フラグ」とも言われている薄倖の少女。 彼女と行動を共にすれば死ぬかもしれない。 だがこの百式に乗り込んでいる変人と変態たちはみんな文字通り『一度は死んだ連中』である。 「死亡フラグとか一回終わったらもう終わりだろそれ以上調子こくならバラバラにしてやんよ」 「このシャア・アズナブルが伊達に一回死んだわけではないということを、是非教えてやりたいものだな!」 こうして変人と変態で構成されている復活者たちは、死をも恐れずに藤原妹紅を探し始めた。 鷹が鳳凰の如く復活することを願いながら。 【三日目・14時/新惑星・東京都港区跡地】 【ブロントさん@ネ実】 【状態】疲労(大)、ダメージ(小)、謙虚 【装備】グラットンソード@FF11、アイスシールド@FF6 【道具】支給品一式 【思考】基本 主催者を倒して元の世界に帰る 1 貧弱一般人を守る。余裕があればデコと新生鷹の爪団を倒す 2:妹紅と早く合流する ※阿部さんに狙われているようです 【ラグナ@ルーンファクトリーフロンティア】 【状態】疲労(大)、ダメージ(小)、夫婦の営み中、職業・のうぎょう、KAITOを警戒、着衣、百式搭乗中 【装備】丈夫なクワ・ティアラ@ルーンファクトリーフロンティア、骨の剣、ヘイズから奪った剣、星降る杖 【道具】支給品一式、マーマン達の骨(大量)、真竜の鱗、フライパン、ビン詰め油 【思考】基本 主催者の撃破・嫁の守護 1 危険人物の撃破 2 妹紅と早く合流する 【エリス@ルーンファクトリー】 【状態】疲労(大)、ダメージ(小)、夫婦の営みで魔力回復中、白黒合体、空気王・KAITOを警戒、眠る暇無し、百式搭乗中 【装備】遮光服 【道具】支給品一式×2、ホウレン草 【思考】基本:夫の援護 1:妹紅と早く合流する 【鬼道有人@イナズマイレブン】 【状態】疲労(大)、誤った性教育、百式搭乗中 【装備】変なゴーグルとマント 【道具】支給品一式、サッカーボール 【思考】 1:仲間を探す(ただし妹最優先) 2:ブロントさんたちに同行する 3:本郷猛が復活していた場合合流 ※阿部さんに狙われているようです 【シャア・アズナブル@機動戦士ガンダム+機動戦士Zガンダム+機動戦士ガンダム逆襲のシャア】 【状態】オールバック、百式搭乗中 【装備】仮面、ノーマルスーツ、グラサン、百式@機動戦士Zガンダム 【道具】 【思考】 0:永遠に年を取らないという美少女を探す 1:二次ロリ表現を規制するものを粛正する 【阿部高和@くそみそテクニック】 【状態】健康、百式搭乗中 【装備】股間のジャッカル 【道具】支給品一式 【思考】 基本:やらないか (まず空気王を狙う) 0:いい男たちに同行する 1:鬼道さん や ら な い か 2:ブロントさん や ら な い か ※無差別マーダーではなくなったようです。 ※聖杯戦争とも関係なくなったようです。 ◆ 群馬県某所――― 「死なん……我は……神龍……」 神龍ニアラはまだ生きていた。辛うじて。 「やはり……あの時(三竜って対策されると経験値の塊)感じた予感は当たっていた…… ヤツを身代わりにしなければ確実に消し飛んでいた……」 あの時、デスゾーン2で死んだ竜はニアラ様ではなく、危機を事前に察知していたニアラ様が いざというときの身代わりとして呼び寄せておいた幻体真竜No3だった。こうしてニアラ様はまたもや九死に一生を得たのであった。なんて奴だニアラ様。 【幻体真竜No3@セブンスドラゴン 死亡確認】……東京都港区上空でデスゾーン2により死亡 「しかし危うく幻体真竜No3と一緒にやられるところだった……神龍・改を捕食して素早さが上昇していて助かった……」 それでもあの超特大デスゾーン2による爆発から逃げ切ることはできず、ニアラ様は爆発に巻き込まれ東京都港区からここ群馬県まで吹き飛ばされたのだ。 それほどあのデスゾーン2の破壊力は凄まじかったのである。 そして、東京から群馬まで吹き飛ばされるほどの爆発をくらったニアラ様は瀕死もいいところだった。 かつては4065000もあったLPは現在残りたったの100。まさに首の皮一枚で繋がっている状態である。 「とにかくスロースで回復を……そして食事だ! 何かを食って少しでも体力を取り戻さなければ……」 とは言っても現在LP100の身である。下手な対象を選んでは返り討ちにされて殺されかねない。 「今の状態の我でも確実に勝てそうな獲物は……」 いた。ニアラ様が倒れて体を隠している林の少し先に、大きな赤いリボンをつけた金髪の幼い少女と和服姿の老人がいる。 「子供と老いぼれ……これならば今の我でも確実に食えるだろう そうして地道に体力を回復して、やがてはこの宇宙の全てを喰らい尽くす食物連鎖の頂点に返り咲いてやる!」 ニアラの突然の襲撃にも、少女と老人は驚かなかった。 「あなたはだれ?」 リボンの少女は竜を前にしても怯えるどころか、逆に名前を聞いてきた。 老人のほうは道端に腰掛けたままで、寝ているのか起きているのかわからない穏やかな顔をしたままだった。 「我はグレイトフルセブンズ№3真竜ニアラ……否!我は神龍ニアラ! 竜であり神であり全てを創り食らう支配者である!」 「竜であり神であり全てを創り食らう支配者? つまりあなたは竜であり神であり全てを創り食らう支配者なのかー」 「そうだ。理解したか? 理解したなら大人しく我に食われ……!」 その瞬間、ニアラの視界は何も見えない闇に閉ざされた。 「なっ……!?これは!!?」 突然の真の闇による視覚の消失に狼狽するニアラ。その耳元で、少女のささやくような愛らしい声が聞こえた。 「あなたは、食べてもいい竜であり神であり全てを創り食らう支配者?」 その言葉と同時に体の一部を千切られる激痛がニアラを襲った。 「ぐおおおおおおおおおお!!!」 自分の体が食い千切られたのだと理解するまで少しかかった。ヒュプノスの必殺砲撃をも耐えるその肉体を食い千切られるなど、普通では有り得ないことだった。 だがその少女……宵闇の妖怪ルーミアは普通の存在ではない。 彼女はおなかが減っていたらしく、ニアラ様が悲鳴を上げるのも構わずにムシャムシャとニアラ様の体を食べていった。 「おいしいのかー」 その言葉に刺激されたのか、それまでノーリアクションだった和服の老人……味皇こと村田源二郎はおもむろに立ち上がると、ルーミアと一緒にニアラの体に食らいついた。 「これが竜の肉……うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(口からビーム) 「うまいのかー」 「ガッ!グボッ!ぎ、貴様ら止めろ……家畜の分際で……このニアラを……」 ニアラ様は必死で声を上げるが、妖怪の少女と捕食皇となった老人は無視してニアラの体を食らい続ける。 一応スロースを発動させたのだが、一匹と一人は1ターン200の回復を上回るスピードでニアラの体を貪り食っていた。 「やめ……ろ……」 「うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(全身がオーラに包まれる) 「うまいのかー」 「我は……神……」 「うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(体中からビームを放出) 「うまいのかー」 「しん……りゅう……にゃ……」 「うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(大阪城崩壊) 「うまいのかー」 「…………」 「うーーまーーいーーぞーーー!!!!」(大阪城と一体化) 「うまいのかー」 もう痛みさえも感じなくなった、薄れゆく意識の中でニアラは思った。 誰が想像しえただろうか。数十億年もの間、数え切れないほどの星を食らい尽くしてきたこのニアラが、全ての食物連鎖の頂点に立つこの神龍ニアラが まさか……まさか『捕食』で殺されるなんて。 その思考を最後に、神龍ニアラの意識は紅い闇の中へと沈んでいった。 ◆ 「WRYYYYYYYYYYYYYYYY!!このDIOが承太郎どころかポルナレフにも負けただとォォォォォ!!!」 「仕方ないですよ。DIO様は格闘ゲームの操作が下手すぎるから……」 「このDIOが生まれた時代はこんなものは無かった!!」 「ちょっとDIO様。興奮しすぎてゲーム機壊さないでくださいね」 ルーミアを仲間に引き入れ、その後迷宮兄弟とも合流したDIO様は、日中に激戦区である東京にいるのはあまりにも危険だと判断し 今はここ群馬県某所で、バトロワの騒ぎで住人が居なくなった民家を乗っ取り、雨戸を全て閉め切って根城として篭城していた。 ちなみにこれは他人の家を勝手に占拠しているだけであり、物を持ち出したりはしていないので『盗み』の禁止行為には抵触しないと思う。多分。 そしてDIO様は、日中はあまりにもすることが無く暇だったために ルーミアを適当に哨戒にあたらせ、自分は迷宮兄弟と日没までの時間つぶしにその家に置いてあったTVゲームをして遊んでいたのである。 ちなみに今やっていたのは名作の誉れ高い格闘ゲーム「ジョジョの奇妙な冒険(第3部)」である。結果はDIO様の連戦連敗だった。 「ただいまー」 DIO様がプッツンしてゲーム機を破壊しそうになっていたとき、外に出していたルーミアが帰ってきた。 「ルーミアか。どうだった外の様子……は……」 DIO様も迷宮兄弟も絶句した。にこにこ笑いながら帰ってきたルーミアは、全身血まみれだったのである。 「ルーミアッ!!貴様外で何があった!?」 「えーっとね、空を飛んでいたらおじいさんとお友達になったの。そのおじいさんあじおうっていうんだって それでおじおうのおじいさんと日向ぼっこしていたらボロボロの竜であり神であり全てを創り食らう支配者が出てきたのね」 「竜であり神であり全てを創り食らう支配者? なんだそいつは」 「だから竜であり神であり全てを創り食らう支配者なんだって。それであたしはお腹がへってたから、あじおうのおじいさんと一緒にその竜を食べたの」 「食べた!?お前のその様はその返り血か!?」 「とってもうまかったよー。あたしはお腹がいっぱいになったから帰ってきたけど あじおうのおじいさんは竜の骨までひとかけらも残さずたべて『うーーまーーいーーぞーーー!!!!』って叫んでたよ」 「そ、そうなのか……(そんな危険な奴がこの近辺に居たとはッ!しかし日没まで下手に移動したりすることは危険だ……)」 思わず頭を抱えるDIO様を尻目に、満腹で幸せなルーミアは血まみれの服のまま部屋の中でごろごろとするのだった。 【三日目:14時30分/新惑星:群馬県】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】首から下は綾崎ハーマイオニーの肉体 首輪は爆発した 【装備】メイド服 【道具】綾崎ハーマイオニーの支給品一式、東方求聞史紀@東方Project 【思考】 1:カオスロワの混乱に乗じて、全ての世界を制覇 2:日が暮れるまではこの民家に身を潜めたい 3:「あじおう」なる存在が恐ろしい 4:ゲームで負けたのが悔しい 【ルーミア@東方project】 【状態】健康、満腹、全身血まみれ(返り血) 【装備】不明 【道具】支給品一式その他不明 【思考】基本:DIOについていって美味しいものを沢山食べる 1:うまかったのかー 【迷宮兄弟・迷@遊☆戯☆王】 【状態】健康、肉の芽 【装備】 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 1:DIOを助ける 2:DIO様格ゲー弱すぎ 【迷宮兄弟・宮@遊☆戯☆王】 【状態】健康、肉の芽 【装備】 【道具】支給品一式、不明支給品 【思考】 1:DIOを助ける 2:DIO様格ゲー下手すぎ 【味皇(村田源二郎)@ミスター味っ子】 【状態】 満腹 【装備】 不明 【道具】 不明 【思考】 1 うーまーいーぞー! 2 うまいものをたくさん食う。 ※人食いに目覚めました。 ※竜食いにも目覚めました。 【神龍ニアラ@セブンスドラゴン 死亡確認】
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/4714.html
まつおか じゅんや アクアプラスに所属するゲーム音楽作曲家。 今日までにAQUAPLUSブランドの家庭用ゲームからLeafブランドのアダルトゲームまで、数多くのアクアプラス開発の作品を担当。 『こみっくパーティー』の時期から本格的に作曲に参加しており、BGMおよびボーカル曲の作編曲を行っている。 またゲームだけでなくTVアニメ版『こみっくパーティー Revolution』のBGMやボーカル曲も手掛けている。 特に2002年に発売された『うたわれるもの』では大部分のBGMを作曲しており、高い評価を獲得した。 Leaf関係の音楽を演奏しているバンド「COOL-WEIGH」のメンバーでもあり、キーボードを担当している。 作曲作品の一例 うたわれるものシリーズうたわれるもの うたわれるもの 偽りの仮面 うたわれるもの 二人の白皇 うたわれるもの斬 うたわれるもの斬2 モノクロームメビウス 刻ノ代贖 WHITE ALBUM (編曲) To Heart (編曲) こみっくパーティー 誰彼 テネレッツァ Routes -ルーツ- 天使のいない12月 ToHeart2 フルアニ ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地 WHITE ALBUM -綴られる冬の想い出- WHITE ALBUM2 ToHeart2 ダンジョントラベラーズ ダンジョントラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印 ティアーズ・トゥ・ティアラII 覇王の末裔 AQUAPAZZA -AQUAPLUS DREAM MATCH- ドカポンUP! 夢幻のルーレット 代表的な曲 うたわれるもの (うたわれるもの)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1646.html
前ページ次ページつかわれるもの 第01話 呼び出されたもの ここトリステイン魔法学院では、現在二年生の「春の使い魔召喚の儀式」の真っ最中だ。 午後から始まったこの儀式だが、生徒達は順調に召喚に成功して行き、一人の女生徒を残すのみ。 しかしその女生徒が召喚の魔法を唱えても……聞こえてくるのは儀式を終えた生徒や使い魔の叫び声と―――爆発音だけであった。 その女生徒――ルイズはこれで16度目となる爆発にも決して諦めようともせず、ゆっくりと深呼吸を行って精神を集中させていた。 (今度こそ大丈夫だ、落ち着こう……) 周りから聞こえて来る罵声と悲鳴、教師がまた明日行えば……と言ってくるが、ルイズはもう一度だけやらせて下さい!と半ば強引に押し切った。 (今まで沢山練習したんだ、落ち着いてやれば成功するわよッ……) そして再び杖を掲げ、声を張り上げた。 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ!私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」 ――再び巻き起こる轟音を伴った大爆発、今までで最大の規模だ。 太った一人の生徒が巻き込まれ、焼き過ぎて焦げてしまった豚のように真っ黒になってしまった。 ルイズはついに地面に崩れ落ちた。 今までの努力は、勉強は、練習は、無駄だったのだろうか。 所詮「ゼロ」のルイズには召喚なんか無理だったのだろうか。 そう考えると涙が出そうになった……が、周りの叫び声で我に返った。 「お、おい!何か動いてるぞ!」 「あのルイズが成功したのか!?」 「マリコルヌ!傷は深いぞ!しっかりしろ!!!」 何かが、居る? 勢い良く顔を上げ、土煙の中を確認すべく目を凝らす。 そこには確かに何か動くものが存在し、ルイズは期待に胸を膨らませた。 (ドラゴン?グリフォン?この際だったら鷲とか、梟とか、何でも良いわ!) そして段々と土煙が晴れて行き、そこに居たのは…… 「あ、亜人!?」 獣の耳と尾を持つ女性と、鷲の翼のような耳を持つ女性の二人だった。 カルラが目を開いた時、目の前は土煙で覆われていた。 そして辺りからは罵声や悲鳴、そして驚愕の声が聞こえて来る。 落ち着いて周囲を見回すと、隣にトウカが倒れているのが見えた。 「トウカー、死んでませんわよねー?」 ゆっさゆっさとトウカの身体を揺する。 呼吸はしているようだから死んではいないだろう。 片手で顔を抑えながら、トウカはゆっくりと上体を起こした。 「んー……ここは?」 「良く判りませんけど、生きてはいるみたいですわねー」 「先程居た戦場では無いみたいだな……」 「どうやら"あの鏡"で何処かに飛ばされた、と考えるのが妥当ですわね……」 結論から言えば、カルラの読みは正しかった。 土煙が晴れて目にしたのは、珍妙な衣装に身を包んだ子供達であった。 それを見守っていた教師――二つ名「炎蛇」のコルベールは、目の前で起こった事態に困り果てていた。 何しろ亜人が召喚された、というだけで相当の異常事態であると言うのに、あまつさえそれが二人も居るのだ。困るのも当然と言えば当然なのだが。 試しに彼女達に『ディテクト・マジック』を使ってみたのが、結果として両方から魔力反応があった。 やはり先住魔法が使える、と考えるべきなのだろう。いきなり暴れ出そうものなら手が付けられない事は明白だ。 そして、コルベールを悩ませる理由は彼女達の存在だけでは無かった。 「ミスタ・コルベール……私はどうすれば良いのでしょうか……」 そう、彼女達を召喚したのが――ルイズだと言う事だ。 コルベール自身、彼女の努力は良く判っているつもりでいた。 そしてルイズに才能が無いのでは無く、まだ開花していないだけだ、と考えていた。 ルイズが今日の儀式の為に、毎日毎日努力をしていた事を知っていた。 だからこそ、この機会に召喚できずに退学、という事態だけは絶対に避けて欲しかった。 もしこれを認めなかったら、次に召喚する時に成功する保証は……無い。 コルベールは考える。 召喚される使い魔は、主にとって最も必要とされる存在だ。 恐らく何らかの理由で、彼女達は呼ばれたのだろう。 今更何をした所で、杖はもう振られたのだ。ならばこの流れに全てを任せよう。 もしこの女性達が暴れ出そうものなら、自身が全力で止めてみせる。生徒達を守ってみせる。 コルベールは意を決して、ルイズに声を掛けた。 「前例には無いが……例外は認めらない。春の使い魔召喚の儀式はあらゆるルールに優先する」 「彼女達のどちらか片方と、『コントラクト・サーヴァント』を」 前ページ次ページつかわれるもの
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1707.html
前ページ次ページつかわれるもの 今ではないいつか、ここではないどこか。 戦場の中で二人の女性が足を進めていた。 一人は虎の様な耳と尾を持ち、身の丈に合わぬ大剣を片手に酒を呑んでいる。 もう一人は鷲の羽根の様な耳を持ち、腰に日本刀を帯びている……が、現在心ここに在らず……といった状態だった。 彼女達の名前は、カルラとトウカ。 先の大戦でクンネカムンのウィツァルネミテア全土への進行を阻止し、一躍最強国へと踊り出たトゥスクルの将軍である。 もっとも、現在は"ある出来事"によって皇のハクオロが去った為、家臣のベナウィが国を治めているのだが。 暫くの間、二人は無言で歩いていたが、トウカがぽつりと言葉をこぼした。 「……ここは何処だ?」 「何処かしらねー」 トウカの思考回路は現在まともに働いていない、真剣に何故こんな所に居るのか判らない……といった表情だ。 しかしカルラはそっけなく答えて歩き続ける。その声とは裏腹に、表情は実に楽しそうだ。 「何故、某がいくさ場の真っ只中にいる?」 「何故かしらねー」 「我関せず」といったカルラの態度に対し、遂にトウカの思考が正常に戻った。 「くぅぅぅぅ、少しでもお前を信じて付いてきた某が馬鹿だった!」 カルラに付いて行って碌な事が有った試しが無い。 すっかり記憶から抜け落ちていた情報を今更思い出し、頭を抱えた。 「だって、退屈なんですもの」 対するカルラは満面の笑みで振り返る。 「貴様は退屈だからと言って、共に戦った仲間を雇兵(アンクアム)として売飛ばすのか!!」 「売飛ばしてなんかいませんわよ。お金なんか貰ってませんもの」 そう言うと手に持つ酒をぐいーっと呷る。 ぷはぁ……と息を吐いてトウカの方へ顔を向けた。 「……では聞くが、その酒は何処で手に入れた」 「交換しましたの」 「なら良いのだが……ん?」 交換した?何と?…………某と? 「世間ではそれを売ったと言うんだぁぁぁぁぁあ!!!!」 今に泣き出すのでは無いか、と言った表情でカルラに向かって怒鳴りつける。 もっとも、カルラに説教など蛙の面に水を掛けるような物で、大して効果は無いのだが。 「そんなに大きな声で叫ぶと、来て欲しくも無いものが来てしまいますわよ?」 「そ、それもそうだが……む?」 ――空気が変わった気がした。 振り向いたカルラとトウカが目にしたものは"光る鏡" あまりにも突然の出現に、二人は思わず身構える。 「この光は……法術?」 「変ですわね……この戦にオンカミヤリューの術師達は参戦していない筈…… それにこのような術などウルトやカミュにも聞いた事がありませんわ」 「とすると……これは一体……?」 「んー……放置した方が安全かしらねぇ……」 この光る鏡に危険を感じつつも、興味が無いといえば嘘になる。 臨戦態勢のまま、一頻り鏡を見渡した後にカルラがポツリと一言。 「……叩き割ってみようかしら?」 「お、おいカルラ!?些か軽率じゃないか?」 「平気ですわよ、多分」 「よせ!どうなっても知らんぞ!」 トウカの忠告をスルーし、カルラは自身の大剣を振りかぶり――― 「ハァァァァアアアアッ!!!」 ―――気合と共に振り下ろした………が 「何!?」 「クッ!」 鏡は砕ける所かその大剣を飲み込み、あまつさえカルラの両手を捕らえて離さない。 手と大剣はカルラの人外の力を持ってしても抜けず、それどころか徐々に全身を引き込んで行く。 「忠告を……聞いていれば良かったですわ……ねッ!」 「カルラッ!」 トウカがカルラの肩を掴むと同時に、鏡の力が強まる。 一気に二人を引き込むと、まるでそこに何も存在して居なかったかの様に、鏡は消え失せた。 ――愛しき主人を失った二人の強き女性を乗せて…… ――新たな主人となる一人の少女を乗せて…… ――そして全ての元凶となる希望と絶望を乗せて…… ――ハルケギニアの運命を乗せた歯車は今、ゆっくりとゆっくりと動き出して行く。 前ページ次ページつかわれるもの
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2319.html
前ページつかわれるもの 第05話 見つめられるもの ルイズの暴力が止んだきっかけは、シエスタの発した「ミス・ヴァリエール、そろそろ朝食の御時間ですよ?」という言葉だった。 若干夢中になっていたルイズは我に返り、少々焦りながらトウカとシエスタを交互に見つめると、 「シエスタだったっけ?食堂で食べさせる訳にもいかないから、この二人に厨房で食べさせてあげて!頼んだわよ!」 などと言い残して、アルヴィーズの食堂へと駆け出して行った。 その暴力を受けていたトウカはどうなっていたのか、と言えば、考え事をしていた事と少なからず油断していた事によって、初撃をまともに喰らってしまっていた。 その後マウントポジションを取られ、回避に専念したとは言え数発の拳を身体に受け、寝起きに思い切り動いた事と相まって、たいへんにお疲れ気味であった。 そして力で振り解けばすぐ逃げられましたのに、とカルラに囁かれ、その発想は無かったと少々落ち込んだりしていたりもするのである。 まぁいくら落ち込んでいても腹は減る、と言う事でシエスタに連れられて厨房へと向かうトウカとカルラ。 その途中、どこか腑に落ちないように首を傾げているカルラの様子に気付いたトウカが、小さく声を掛けた。 「どうした?カルラ。何か考え事でもあるのか?」 「あ……いえ、シエスタの事なんですけど、何処かで見たような気がしますの……気のせいかしら?」 「いや、某も何処かで見たことがある気がするのだが……どうもな」 どこかに違和感、というか既視感を感じつつも、取り敢えず余計な事は意識から掻き消す。 そして不意にシエスタが立ち止まったそこが、目的地である厨房の前であった。 トウカが取り敢えず中に入ろうと覗いた厨房は、活気に溢れるとかを軽く超越し、戦場と言って良いほどの喧騒を醸し出していた。 数多の戦場を駆けてきたトウカとはいえど、これは流石に専門外。唖然として立ち尽くす他無かった。 「あの、お二人はちょっと待ってて下さいな。今はちょっと騒がしいですけど、もう少し経ったら落ち着きますからー!」 二人に向かって一言だけ叫んで厨房の中に駆け込むシエスタ。 厨房の喧騒がおさまったのは、シエスタが厨房に入ってから10分が経過する辺りであった。 「トウカさーん!カルラさーん!入ってもよろしいですよー!」 厨房の中が落ち着いてさらに数分経過した頃、ようやくシエスタからお呼びの声が掛かった。 待ってましたと言わんばかりの勢いで入ってきたのはトウカ。 やれやれと言った風にゆらりと入ってきたのがカルラ。 態度に多少の違いがあっても、久々の食事と言う事でどちらもなかなか嬉しそうだった。 「ようやく食事にありつけますわねー」 「そういえば暫く何も食べていなかったしなぁ……」 厨房内は多少ざわついていたが、二人の登場で一気に静まり返った。 場に流れる空気が一気に重たくなった。が、それを一切気にしない――というか気付いていない――のは、椅子に座って料理を待つ二人と、シチューの入った皿を持つシエスタだけであった。図太い。 「はい、これ余り物で作った厨房での賄いですけど、沢山あるのでどうぞー!」 「かたじけない、ありがたく頂戴するとしよう」 「んー、中々いけますわね、これ」 シチューが目の前に置かれると、同時にがっつくトウカとカルラ。 その光景を微笑ましげに眺めるシエスタに、状況を把握しきれない料理長のマルトーが尋ねた。 「なぁ、シエスタ。あの亜人さん達は何もんだ?」 「えーと、ミスヴァリエールの使い魔さんで……私の友人です」 ほぉ成る程な、と納得するマルトーを尻目に、カルラとトウカはシチューを早々と完食した。 しかし、シチューの一杯で満足するような二人ではなかった。ついでに言うと彼女達は遠慮する気もさらさら無かった。 「「シエスタ(殿)、おかわり!」」 「あ、ちょっと待ってて下さい。すぐ用意しますから!」 余程腹を空かしていたんだろう。その後もおかわりが何度か続き、両者が七杯ずつ平らげたところで、ようやくスプーンが置かれる。 二人はその食べっぷりを見て嬉しそうなマルトーとシエスタとその他厨房の皆さんに感謝を告げ、ルイズを待つために食堂の前に移動した。 食事を終えたルイズが二人を連れて向かったのは、立派な石造りの教室だった。 扉を開けてルイズが中に入った途端、一気に場が静まりかえる。 彼女が召喚した使い魔がただの平民ならば、野次の一つや二つも飛んだだろうが、召喚したのは亜人である。 なんと言うかぶっちゃけた話、トウカとカルラが怖くて、いつもみたいにからかう気にならなかったのだ。 そのおかげだろうか、ルイズは少々機嫌が宜しいようで鼻歌をこぼしながら席に着く。 一方の二人は、他の使い魔達を物珍しそうに眺めていた。 「変な生き物が一杯ですわねー」 「これが他の生徒の使い魔か。某達もこれと同類の扱いなんだろうか?」 「達じゃなくてトウカだけじゃありませんこと?私にはルーンがありませんもの」 「……いや、それはちょっと酷くないか?」 トゥスクルでは……と言うか、ウィツァルネミテアでは一度も見たことの無い生き物達。 興味は尽きないのか、二人は飽きる様子も無く観察している。恐らく初めて動物園に行った子供も、こんな反応をするんだろう。 そうして二人が使い魔達とじゃれているところに、小太りの女教師が入ってきた。 彼女は教室を一通り見回し、二人を見て若干顔が引きつったが、一先ず満足そうに微笑んで言った。 「皆さん、春の使い魔召喚は大成功のようですわね。このシュヴァルーズ、こうやって様々な使い魔達を見るのがとても楽しみなのですよ」 そう言って、そのまま授業が開始された。 授業の内容は生徒達にとっては基礎の復習程度の内容であったが、異世界からの来訪者である二人には一切馴染みの無いものであり、その多くは興味深いものであった。 「四大系統ねぇ……こちらで言う属性と考えれば良いのかしら?」 「多少の差異はあるだろうが、根本的なものは同じなんじゃないのか?」 「んー、差し詰め"虚無"は"大神"かしらね」 「"光"と"闇"の扱いが判らんが、そんなところだろう。まぁ無理矢理こちらの常識に当てはめるのが、間違っていると思うがな」 こそこそと会話を繰り広げる二人だが、その話に興味を持った人物が居た。 言わずもがな彼女らの主人、ラ・ヴァリエール嬢である。 「ねぇ、属性とか大神とかって何の話よ?」 「いや、某達の元居た世界の話だ。こちらとの似ている点について、な」 「ふーん、そう言えば詳しい事は聞いてなかったわね」 くるりと後ろに顔を向けて二人の会話に加わるルイズ。 だがしかし、それを見逃してくれるほど教師が甘い訳でもなかった。 「ミス・ヴァリエール!授業中です、私語は慎みなさい」 「す、すいません……」 「お喋りしている暇があるのなら、この錬金はあなたにやって貰いましょうか」 何の気無しに言ったであろうシュヴァルーズの言葉。 しかし、この場にいる生徒達のほぼ全員が、顔面を蒼白に変えていた。 教室中の心の内を代弁するように、キュルケが立ち上がる。 「先生、危険です」 その場のほとんど全員が一斉に、首を縦に振る。 すでにキュルケは、いつものようなからかいを含む口調では無くなっている。 しかし当のシュヴァルーズは、心底不思議そうな顔をして生徒達に言い放った。 「錬金の何処が危険なのです?それに失敗を恐れていては何も始まりませんよ。ミス・ヴァリエール、前に」 何とも教師の鑑だと言わんばかりのセリフだが、生徒達にとっては死刑宣告に等しい。 ルイズが前に歩いて行くのをキュルケが引き止めようとしたが、既に覚悟を決めたルイズの前では無意味だった。 観念した生徒達は次々に机の下に潜っていく。約一名は、既に教室の外への退避を完了させていた。 「二人とも、隠れた方が良いわよ?大変な事になりたくなければ」 現在の状況が判らずに首を傾げる二人に、キュルケの忠告が聞こえて来る。 何が危険なのだろうかと考えながら机の影に隠れた途端、前方から爆音が轟いた。 「ッ!何が起こった!?」 内心でキュルケに感謝し、トウカは一声叫んで机の影から飛び出る。 教卓が"あった"方向を見ると、黒焦げになって倒れているシュヴァルーズと、煤で体中を真っ黒にして立っているルイズが見えた。 「ちょっと失敗したみたいね」 教室の惨状を意に介した風も無く、淡々と呟くルイズ。 その一言がきっかけとなって堰を切ったように流れ出る罵声と中傷。 ようやく彼女の二つ名"ゼロ"と、その二つ名の持つ意味を理解する事となった二人であった。 ただそんな事は些細な事だと言いた気に、カルラはルイズを見て顔を綻ばせながら、トウカにだけ聞こえるような声で呟く。 「あの子……将来大物になりますわね」 「……全くもって同感だな」 前ページつかわれるもの
https://w.atwiki.jp/furitere/pages/23.html
アニメ「うたわれるもの」のオープニング曲のフレーズ。このアニメもフリテレのお気に入りである。 このフレーズを書き込むと、フリテレが外れた音程で歌を歌ってくれるぞ。 うたわれるもの