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第1幕 (皇帝の庭園上の平らなバルコニーの上) (その横には各部屋への入口が弱く照らし出されている) 乳母 (闇の中でうずくまりながら) 光が湖に・・・ 輝きながら消えて行く・・・ 鳥のように早く・・・! 夜の頂(いただき)が 上から明るくなっていく・・・ 火の手が あたしを捕まえに来る・・・ さては、ご主人さまですか? 御覧下さい! 私はお嬢様の面倒を見ております! こんな心労と苦痛の夜中でも。 使者 (暗闇から現れて、鎧をまとい、青い光に取り巻かれながら) 主ではないぞ。 カイコバート様ではない。 ただの使者だ! これまでも11人の使者が お前を訪れただろう。 月が替わるごと新たな使者が来たはずだ。 もはや12番目の月も落ちた・・・ だから12番目の使者が来たのだ。 乳母 (不安げに) あんたなんか見たことないわ。 使者 (厳しい口調で) よかろう。 来たからには、尋ねるぞ。 お嬢さまは、影をつくったか? なにっ、何てやつだ! 我々全員にとっても災いだ! 乳母 (勝ち誇ったように、しかしくぐもった声で) 影なんぞ!神々の名にかけて! 影なんぞ!影なんぞ! お嬢さまの体は 光が通り抜けて行く。 まるで、ガラスのようにね。 使者 (陰鬱に) お前を取り巻く孤独は、 あの子を守るためのもの。 黒い水が 小島を取り巻くように。 七つの月の峰が 湖畔を取り巻いている・・・ この雌犬め!それなのに、 宝を盗まれたままにしておくとは! 乳母 母親譲りよ! あの子の 人間になりたいという 激しい欲求は! 大失敗よ! 父親があの子に 変身する力をあげたのは! あたしが鳥を追って 飛べるわけ無いじゃない? あたしが、あのガゼルを 手で捕まえられるはずないじゃない!? 使者 お嬢さまに会わせてくれ! 乳母 (小声で) 独り身じゃないのよ・・・ あの男が、傍にいるわ。 この12か月の間、 あの男が、お嬢様を求めない日は 一夜たりと無かった! あの男は、狩人よ。 そして、恋に狂った男。 それ以外の何者だというの!? 最初の晩は、 恥ずかしそうに忍び出てきた。 でも、星がまたたく頃になると、 なんてこと!また戻って来たわ! あの男の夜が、お嬢様の昼で、 あの男の昼が、お嬢様の夜になったのよ・・・ 使者 (きわめて、きっぱりと) 12か月間、 あの男のものだったのだろう! だが、それもあと たった3日の話だ! 3日過ぎれば・・・ 父親の腕に 戻るほかない。 乳母 (嬉しさを押し隠すように) 私も一緒にまいります! ああ、きっといい日になるわ! でも、あの男はどうなるの? 使者 石にされるのさ! 乳母 石になる! さすがは、カイコバート様。 おおせに従います! 使者 (姿を消しながら) お嬢さまを守るのだ! あと3日だ!忘れるな! 皇帝 (部屋の扉に入りながら) 乳母よ!起きておるか? 乳母 起きて、控えておりまする。 雌犬のごとく、 お部屋の入口に! 皇帝 (部屋に入って来る。若い美男子。狩の衣裳で) (舞台はやや明るくなってくる) そのまま見張れ! 私が呼ぶまで! 姫は寝ている。 私は狩りに行く。 私が行くのは、 あの月の峰。 犬を放つぞ、 あの黒い水面に。 昔、私が、姫を見つけた所だ。 あの時、姫は、 白いガゼルのなりをして、 影もないのに、 私の心に火をつけた。 全ては神の思し召しだ・・・ 今日、私の赤い鷹を見つけられるかは! あの時、私のために愛する姫を捕まえてくれたのは あの鷹なのだ! あの時、姫は風のように、 私のもとから走り去り、 私を嘲り笑い、 私の愛馬も 音を上げようという時だった。 その時、あの鷹が 白いガゼルへ飛んで行き、 その眼光をかいくぐり、 あの可愛い目を 翼で打ったのだ! すると、ガゼルは、つんのめったので、 私は、槍をさっと抜き出し、 それを押さえた。 するとどうだ。恐怖に脅える 獣の体から千切れ出たかのように、 一人の女が 私の腕に絡みついてきた・・・! ああ、あの鷹にもう一度会いたいものだ! どんなに褒めてやりたいことか・・・! あの赤い鷹! それというのも、私は、あの鷹に罪深いことをした。 あの最初の陶酔のときだった。 ガゼルが妻になった時、 鷹への怒りが 私をとらえた。 あの鷹は、 姫の額に止まろうとし、 あの可愛い光る眼を 打とうとしたではないか! 激怒に駆られ、 私は短刀をつかむと あの鳥に放り投げた。 刀が当たると、 血が下にこぼれ落ちたのだ。 あの鷹の眼差し・・・忘れられない! 乳母 (様子をうかがいながら) 殿。さような狩りに 行かれるのなら・・・ さぞ、幾晩もご不在なのでしょうね? 皇帝 そうさな。 3日は戻って来ないかも知れぬ! お前は、姫をお守りし、 姫に伝えるがいい。私が狩りに出たことを・・・ 姫のためなのだ。 そう、姫のための狩りなのだ! 犬と鷹を駆って 私が捕えるもの・・・ 槍と弓矢により 私が手に入れるもの・・・ みんな姫のための獲物なのだ! そう・・・私の心にとって、 目にとって、 手にとって、 胸にとって、 私の狩の獲物は、 あの姫その人なのだ! 永遠に変わることなく! (急いで退場) (朝の薄明かりが次第に強まっていき、 鳥の歌声が聞こえて来る) 乳母 (それまでの間少しずつ皇帝の周りに集まって来ていた数名の侍従たちに) 出て行きなさい! 私は姫様と話すのです! お前たちが姫様の目に触れてはなりません! (侍従たちは立ち上がり、音も無く退場) 皇妃 (自分の部屋から出て来て) あなた・・・行ってしまうなら、 なぜ私をこんなに早く起こすのですか? まだ寝かせておいていただければ! もしかしたなら、 昔に帰る夢を見て、 小鳥の軽い体の中や、 若くて白いガゼルの気持ちに なっていたかもしれません! ああ!もう変身できないとは! ああ!お守りを失ってしまったとは・・・ あの最初の陶酔の瞬間に! よほど、あの時の かりそめの獣の姿でいたかったわ。 でも、あの人の鷹の群れが 襲いかかって・・・ああ! 頭上に群れて・・・ああ! そのうちの 一羽の鷹が ああ・・・飛び去って行ったわ! おお・・・見てよ。 あの赤い鷹・・・ 昔、私を 翼で打ったわ・・・ そうよ・・・あの鷹よ! おお、歓喜の昼間・・・ あの人と あたしのための昼間! あたしたちの おともだちの鷹。 ようこそ、 きれいな鳥・・・ 勇敢な狩人! あたしたちを許したなら、 戻っておいで。 ほら、御覧なさい、 あんなに胸をはって! あの枝の上にいるわ・・・ そんな目であたしを見つめて・・・ 翼からは 血のしずく。 目からは 涙がこぼれ出て! 鷹よ!鷹よ! なんでそんなに泣いてるの? 鷹の声 (嘆くように) どうして泣かずにおれましょう? どうして泣かずにおれましょう? 女は、影を地に投げず、 ミカドは、石にされるとは! 皇妃 最初の陶酔の時に、 あたしが失くした あのお守り。 そこには呪いが 刻まれていた・・・ 昔は解読できたのに、 今では忘れられている。 ああ、あの呪いが戻って来たのね・・・ 鷹の声 女は、影を地に投げず、 ミカドは、石にされるとは! どうして泣かずにおれましょう? 乳母 (声をくぐもらせながら繰り返す) 女は、影を地に投げず・・・! 皇妃 ミカドは、石にされるとは! (感情を爆発させて) 乳母よ。いったい どこで影を探せばいいの? 乳母 (声をくぐもらせて) あの殿は、不遜にも、 姫君を ご自分の同類にしようとしたのです・・・ ですが、それまでの 期限は切られておりました。 姫の心の結び目を あの方は、ほどくことができなかった。 ゆえに、姫君は、「まだ生まれぬ命」を お腹に宿さず、 影を投げることもありませんでした。 あの殿には当然の報いでございます! 皇妃 ひどいわ!お父さま! お父様の手は 子供の私に重たくのしかかる。 でも、他の子供よりも あたし、よっぽど強い女よ! 乳母よ。きっと お前は知ってるわよね。 そのための手段を。 お前が知らないことは何もなく、 何一つとして、困難は無い。 影をあたしに与えてよ! かわいい我が子に手を貸して! (乳母の前にひざまずく) 乳母 (厳しい口調で) 呪文がかけられ、 誓いはなされたのです。 いくら全能の者達の名を 証人に呼ぼうが、 それに従うのが あなたのつとめ! (皇妃の力強い視線に負けて、どもりながら) 影をつくるためには・・・ あるいは、ひょっとして、 影を付けることはできるかも・・・。 ご自分で、 取りに行かねばなりませんが。 それがどこであっても、知りたいのですか? 皇妃 どこであろうが、 そこへ行く道を教えなさい。 そして、お前も一緒に来なさい! 乳母 (小声で、身の毛もよだつように) 人間達のところですよ! ぞっとしませんか? 人いきれなんて、 あたしたちには、 死の空気ですよ。 この清浄な家でさえ、あたし達には、 さびた鉄のにおい、 こごった血のにおい、 古い死体のにおいがいたします! たとえ、この家が、 星座に向かってそびえ、 はじける噴水を吹き上げ、 天国のように豊かな 清浄さに包まれていようとも! なのに、ここから、 さらに深く下りて行くなんて! あいつらと交わり、 いっしょに住み、 いっしょに働き、 会話をかわし、 息と息をからめ、 その意に沿って動き、 あいつらの悪さを身につけ、 バカな奴らにぺこぺこし、 仕えたりしなけりゃならないなんて! ぞっとしないんですか? 皇妃 (きわめてきっぱりと、大声で) 影がほしいわ! (大きく跳躍して) 一日がはじまる! 連れてって・・・ 行きたいの! (ぼんやりとした明け方の光) 乳母 一日がはじまるわ・・・。 人間の一日が。 におってきませんか? もう震えてるんじゃないですか? あれが太陽・・・ あいつらは、あれで影を投げる! 風は、裏切り者・・・ 忍び足でやってきて、 あいつらの住みかへと 吹き寄せる。 あいつらの髪の毛を 逆立てながら! (徐々に、曙光が射し込む) (嘲りと軽蔑に満ちて) これが一日。 人間の一日・・・ ひどい大混乱、 がつがつと、意味も無く、 歓びも知らずに 永久に探し求めてばかり! (憎しみに満ちて、粗野に) 顔はたくさんあれど、 いい表情なんて、一つも無い・・・ 目は見えているけれど、 いい眼差しなんて、どこにもない・・・ バカづらをした、体の曲がった奴ら。 カエルみたいだわ。クモかしら・・・ あたしたちから見れば、 笑うべき生き物よ! あんな奴らのことを どうやって理解しろって言うんです? あいつらの家に入って、 その家の中で あいつらに悪さをする・・・ そんなことが、あたしの仕事でしょうか! あいつらの心は、泥棒の心よ・・・ ならば、あたしだって、 人の心を売ってやる! 詐欺師の中でも一番の 女詐欺師になってやるわ! おばちゃんとも、母ちゃんとも、 勝手に呼ぶがいい! 息子と娘を 養子にいっぱいもらってやる。 害虫みたいに、あたしに群がるがいいさ! さあ、お待ちあれ!楽しいものを見せるから! 皇妃 (乳母には気を留めずに) ああ、いやだわ。 何て気持ち悪い! どんな運命に 引きずり落とされていくの? 乳母 (体をぴったりと寄せて) 震えてるんですか? 願ったことを悔いてるんですか? やっぱりここにいようと言うんですか? 影なんかほうっておきましょうか? 皇妃 もちろん、身の毛もよだつほどよ。 それでも、 私の心では、 気持ちが、私に命ずるの。 心に恐れていることをなせ!と。 いまや、 そのほかのことは、 する価値のあることとは 思えない! 一緒に行くのよ! (曙の光が舞台全面を赤々と照らし出す) 乳母 それではご一緒に! よくぞ、案内人に私を お選びいただきました。 お嬢さま・・・可愛い方、 お待ちあれ、お待ちを! あいつらの屋根目がけ、 羽ばたく術を心得ておりますから。 煙突をくぐっていく道を 存じておりまする。 そして、あいつらの 曲がりくねった心の小道も、 桟道も、谷間も、 十分存じておりまする。 (二人は、人間界の深淵へと身を沈め、オーケストラがその地上への旅を描写する) (舞台のセカンドカーテンがさっと閉じられる) (舞台転換) (染物屋の家の中。がらんとした一室に、作業場と住まいがある。舞台左手後方にはベッドがあり、右手後方には出入り口のドアが一つだけある。舞台前方には、東洋風のみすぼらしいかまどがある。あちこちに、染められた布が竿に干されてぶらさがっている。長方形の水槽、大きな桶、鎖でぶらさがっているヤカン、大きな柄杓、攪拌用の竿、すりつぶし用の乳鉢、手回しのすりつぶし器が置いてある。 乾燥した草花は、束になってぶらさがっているかと思うと、別の所では壁に沿って積みあげられたりしている。黄褐色の地べたには、染料が水たまりのようになっており、部屋のあちらこちらに、濃い青や濃い黄色のしみがついている。) (幕が上がると、「片目の男」が「片腕の男」の首を絞めている。若い「腰の曲がった男」が「片目の男」を引き離そうとしている。染物屋バラクの妻が後ろからやって来て、全員に水をぶっかけようと大桶の方へと向かう) 片目の男 (組み伏せた男を殴りながら) 泥棒め!これでもくらえ! 満足するまで、くらいやがれ! 片腕の男 (下から、ぜいぜい言いながら) 誰かこいつを引き離してくれ! 犬っころめ!人殺し野郎! 腰の曲がった男 助けてくれ!誰か! 絞め殺しあっている! バラクの妻 (水をバシャッと振りかけて) 恥知らず達め! 犬ころみたいに野垂れ死ぬがいい! (三人兄弟は、バラクの妻の行動により、起き上がって離れ離れになる。そのあと地べたにしゃがみながら、バラクの妻をののしる) 片目の男 バカにするんじゃねえ!よそもの女め! 物乞いの娘め!何様だと言うんだ? 俺たちゃ13人兄弟の子供だったが、 やって来た貧乏人に出す料理は、 いつも脂が乗って、湯気を立てていたぜ! 腰の曲がった男 美人さんよ、何だって俺らに手出しするんだ。 それぐらいなら、もっと兄貴にいいことをしてやれよ! 片腕の男 ほっとけ、みんな、女ごときに! (ちょうどその時、染物師バラクがドアから入って来る) バラクの妻 こいつらを、この家から追い出して! ねえ、追い出してよ! さもなきゃ、あんたのとこなんか、もういられない! バラク (落ち着いて) お前ら、出て行ってくれ! すすがねばならない布が 10個のかごに一杯なんだ。 ここに何の用があるんだ? (3人兄弟は出て行く) (バラクは、色の付いた動物の皮を重ね合わせて、うず高く積み上げる) バラクの妻 あの男達を出入り禁止にして! 永久によ。 さもなくば、私が出て行くわ。 それで分かるわ。 あんたにとってのあたしの価値が。 バラク (作業し続けながら) ここにある食べ物で あいつらは飢えをいやしているんだ。 この父親ゆずりの家以外のどこに 泊まれると言うんだ? (妻は、怒って、黙りこむ) (バラクは、前と同じように目を上げずに) あいつらにも子供の時代があったんだ・・・ かがやく両眼、まっすぐな両腕、 しゃんとした背骨をしてたっけ。 あいつらの成長を見続けてきたんだ。 この父親ゆずりの家でな。 バラクの妻 (バラクを嘲って) 13人の子がいても、 料理は脂が乗って、 湯気を立てている・・・ もう一人、物乞いが来たとしても、 誰でも受け入れてやる、ですって! (両手で耳をふさいで) バラク (ロープを持ってきて、袋の口をしばると、作業を中断して妻を見る) 13人の食事とやらが 必要ならば、 この俺の手で 作ってやるよ! (立ち上がり、妻にぴったり寄り添いながら) 俺に子供を授けてくれないか? 夕食の食卓を囲む子供たちを。 誰にもお腹を空かせたりはさせないよ。 むしろ、その子たちの食欲を褒めてやるのさ。 そして、子供たちの空腹を満たすために、 俺が食事の注文を受けたことに、 心の底から礼を言うのさ。 (近付いてきて、そっと妻の体に触る) いつ、お前は、俺に 子供を産んでくれるんだい? (妻は後ろを向いていたが、バラクに触れられると、その手を振り払う) バラク (気を悪くしたりはせず、穏やかに) おい。ここにいるのは、お前の夫だぞ。 触れることすらできないのかい? バラクの妻 (バラクのほうを見ずに) ここにいるのは私の夫。そうよ、夫よ。 知っているわよ。どういうことか。 ここに売り払われたのも、それを思い知るためよ。 この家にかこわれて、 保護され、餌を与えられてるのも、 そのことを思い知るためよ。 でも、今日から、もうそんなこと思い知りたくない。 何にも言わないし、何にもしないわ! バラク おいおい!いつか親切な女達が、 素晴らしい預言をしただろう。 お前の体についての預言だった。 俺が、彼女らが祝福した食べ物を 7回食べ、 お前がいつもと違うおかしな行動を するようになったら・・・と言っていたな。 だから、俺は、お前がおかしな様子になったら、 喜んで、地面に頭を ぬかずくつもりさ。 その変化に感謝をするつもりさ! ああ、何という幸せだ。 胸に広がる期待と 歓喜! (仕事に戻ろうとしゃがみこむ) バラクの妻 あの、ただれ目の女達は、預言をしたけれど、 それは、あたしの体には 何の関係も無いことよ。 あんたが、夕方に何を食べたって、 あたしの心を変えさせることはできない。 (小声で) もう2年半、 あたしはあなたの妻だった・・・ だけど、あなたは、あたしから、 何の実りも得なかった。 あたしを 母にはできなかった。 そうなろうとすることを、 あたしの心は、 もう諦めたわ・・・ だから、あなたも、 そんな願いは持たないで。 そう思っていたいとしても・・・。 バラク (心から厳粛さと敬虔さをあふれさせて) お前の若い口から出て来るのは、 冷たい反抗的な 言葉ばかりだが、 祝福を受けさえすれば 取り消される言葉ばかりだ。 だから、俺は、怒らずに、 心楽しく、 待とう。 待っているよ。 いつかやって来る 素晴らしい子供たちを。 (バラクは巨大な袋の口を縛ると、それをいったんかまどの上に持ち上げる。そのあと、袋の上に屈み込んで、ひもの端っこを前に持ってくると、背中に背負い、そのまま立ち上がる) バラクの妻 (陰鬱に独りごちる) この家には、 誰一人新しい人間は来ないわ。 むしろ、この家からは、 さっさと出て行きたいぐらいよ。 (ほとんど声を出さずに) どのみちそうするんだから、 明日と言わず、今日そうしたいわ。 バラク (バラクは、最後の言葉は耳に入らず、善良そうに妻にうなずく。巨大な荷物を背負って、重たい足取りで進み、ドアに向かいながら独りごとを言う) 俺は、売り物を自分で市場に担いで行くのさ。 運んでくれるロバすらいやしない! (出て行ってしまう) (一人残された妻は、舞台前方の、包みのようなものの上に腰掛けている) (空中に、ふわりとした雲のような、薄明かりのような、きらっとした輝きのようなものが現れる) (乳母は白黒の継ぎはぎだらけの衣裳をし、皇妃は女中の身なりをして、その場に現れるが、二人ともドアから中には入ろうとしないでいる) バラクの妻 (いきなり立ち上がって) あんた方、何の用? どこから来たの? 乳母 (へりくだって、バラクの妻の足にキスをする) ああ!なんて類いなく美しい方! 稲妻が燃えているようなお方! 娘よ、ご覧!あたし達、どなた様の御前にいるんでしょうね? この奥方はどなたなの? お付きの女はどこにいるの? いったいどうして、こんなあばら家に一人でいるの? (うやうやしくバラクの妻の足下に屈んでいたが、身を起こす)質問してよろしゅうございますか?奥様? あの男は、あなた様のしもべの一人、 使者たちの一人ででもありましょうか? 袋を背負った体の大きな いかつい男。もう若くはなく、 ぱっくり開いた大きな口と下賤な額をした男ですよ。 バラクの妻 なによ、目をパチクリさせて。あんたなんか見たこともないし、どこから来たかもわからない・・・ でも、あたしはお見通しよ。ほんとは知っているくせに。 その染物師の男が、あたしの夫で、 あたしの住みかは、ここだということを。 乳母 (勢いよく立ち上がると、とてつもなく驚いたように) ああ、娘や!驚いたわ! このお方が、染物師バラクの妻なんて? おいで、娘や!お許しが出ましたよ・・・ このお方の、まつ毛と頬をよくご覧なさい。 若々しい椰子の木のように 華奢な体を見れば、思わず叫んでしまうでしょう。 ああ、なんてこと!・・・って。 皇妃 この方の影に口づけさせてほしいわ! 乳母 あわれ!このお人は、あの男に子供を作る定めなのに! ここで一人、朽ち果てる定めとは! ああ、目に見えぬ運命よ!偶然の悪巧みよ! バラクの妻 (不安げに乳母の前にやって来て) ひどいわ!あたしをからかいに来たのね! そんな話をして、じろじろ見つめて、 あたしを、神と人との目の前で バカな女として扱おうという魂胆ね。 (泣きだす) 乳母 (皇妃を前のほうに連れて来て、わざと驚いたふりをしながら) 娘よ、残念ですけど、もう行きましょう! この人はあたし達を追っ払うし、お仕えを受け入れてもくれないようだわ。きっと、もう秘密をご存知だから、相手にしてくれないのね。行きましょう! バラクの妻 (急に立ち上がって) いったい何の秘密よ? とても不思議な人ね! ねえ、口止めするなら、守るわ。 いったいどんな秘密があると言うの? 乳母 (深々と頭を垂れ) あなたが買ったものの秘密ですわ。 あなたに与えられたご褒美の秘密ですわ。 そのおかげで全てを手にすることができるんだもの。 バラクの妻 誓って言うけど、昔も今も、そんな買い物したことないし、そんな褒美をもらったことも無いわ! 乳母 あらあら、奥方さま。信じられるとお思いですか? あなたの影、この黒い「虚無」を、 あなたは背後の地面に投げている。 なのに、この名状しがたいものが、あなたの「売り」でないなんて・・・ ましてや、消え去ることの無い魅力、 際限の無い力を、 世の男達に対して発揮するものだというのに。 バラクの妻 (影を探して、ぐるりと振り返る) ありふれた女の 曲がった影よ! 誰が、こんなものに 一円たりと出すと言うのよ? 乳母 欲しがりの買い物客は、何でも出すわ、何でもよ。 ねえ、うらやましい奥方さま。 例えようもないあなたが、 影を脱ぎ捨て、こちらに差し出すだけでいいのよ! ほら!奴隷たちなら お望み次第で何人でも。 錦と絹の着物もあるから、 1時間ごとに着替えて楽しんでいいのよ。 らばもあげるし、家もあげるわ。 噴水もあれば、お庭もあげる。 夜ごとに恋人たちが訪ねて来るわ。 華やかな若い時代がずっと続くの。 測り知れないほど長い時間・・・ これが、みんな、あなたのものになるのよ。 さあ、女主人さま、 影を差し出してくださいな! (その時、空がぴかっと光り、そちらに手を伸ばすと、バラクの妻に、真珠と宝石をあしらった高価なヘアバンドを手渡す) バラクの妻 えっ、これをあたしの髪に? いい人ね、あなたって! だけど、あたしは貧しくて、 鏡を一つも持っていない! あそこの水槽で 髪を整えて来るわ! 乳母 お許しいただければ、 あたしが、つけて差し上げますわ! (乳母はバラクの妻の目に手をかざすと、そのままバラクの妻と一緒に姿を消してしまう。先ほどまで染物師の部屋があった所には壮麗な離宮が建ち、その中が見える。そこは貴族の婦人の居間である。 床には、綺麗な絨毯が敷きつめられており、色とりどりの服を着た女奴隷たちが控えている。彼女らは地べたから身をもたげると、ひざまずきながら後ろの方に耳を澄まし、鉄琴が響き交わすような甘い声で呼びかける) 侍女たち ああ、奥さま、やさしい奥さま!ああ! (乳母に連れられて舞台左手後方から部屋に入って来たバラクの妻は、マントに身を包んだ以外はほとんど何も身にまとわず、あたかも風呂上がりのような姿で、頭には真珠のヘアバンドを付けている。乳母とともに、ひざまずく女奴隷たちの間を通り抜け、舞台右手前方に置いてある楕円形の大きな金属製の鏡の前に進む。そこに腰を下ろすと、驚いて自分の姿を見つめる) 皇妃の声 この鏡像と引き換えよ。 うつろな影を手放さない? 少年の声 (まるでその声に答えるように) この鏡像のためならば、 心も命も惜しくない! バラクの妻 ああ、最高の世界!うつつに夢を見てるみたい! (だがバラクの妻が口を開くとともに、全ては色褪せ、消え行き始める) 侍女たち やだ!こんな早く! 奥さま!ああ、奥さま! (染物師の家が再び建っていて、前と同じように乳母がいて、皇妃は傍に立っている。着飾っていたものは消えてしまい、貧しい服を着た染物師の妻は、よろめいて乳母にしがみつく) (乳母と皇妃は目を見交わす) バラクの妻 (とても興奮して) あたし、すぐにも そうしたいわ・・・ あたし、どうやったら脱ぎ捨てられる? 投げ捨てられる・・・? 地面にはりついている あたしの影を。 ねえ、早く教えて! 善良な賢い人たち! ねえ、教えてよ、今すぐに! (乳母は周りを見渡し、あたかも証人を呼ぶかのように、皇妃に来るように合図する) (バラクの妻は、もはや苛立ちを抑えることができない) 乳母 血の涙を流す価値なんてあるかしら? あの横柄な男に、子供を作ってあげられなかったからって。 昼夜を問わず、渇望する意味なんぞあるかしら? 大勢の子ども染物師を、あなたの中から この世に送り出すことなんて。 体を軍勢の行軍路にして、 細い体を踏み荒らさせることなんて? 両の乳房をしおれさせ、 今の綺麗さを、さっさと捨ててしまうことなんて? バラクの妻 (小声で) 心の中では、もうあきあき。母親になるなんて・・・ 一度もそんな経験はないけれど。 この家に住んではいるけれど、 夫は、私のなかにやって来ないわ! だから、もう約束したの。 もう誓ったの。 心の中では。 乳母 ならば、母性を 捨て去りなさい! あなたの体から 永遠に! 差し出しなさい、 軽蔑をからだ全体で 表しながら・・・ その重たい者たちを。 産まれていない者たちを! 世にも稀なるお方! いと高き松明の光! 女主人さま!素晴らしい女性! 今はただ成り行きを見守るのです・・・ 全能の者達の 名にかけて 盟約が結ばれ、 命令が下されたのです! 3日間、 我らはあなたにお仕えします。 この家の中で、 この娘と私は。 そう取り決めました! 3日が過ぎれば、 その報酬として、 口から口へ、 手から手へ、 知恵のある手と 誓いを果たす口で あなたは影を 私達に差し出し、 歓喜に満ちた 生活を始めるのです! 男女の奴隷と 噴水と庭、 黄金のドームを楽しんでください・・・ バラクの妻 (急に話を遮って) 黙って、静かに・・・ 夫が帰って来たみたい! (暗い口調で) あの人、夕食をほしがるわ。 まだ準備をしてないのに。 きっと夜の添い寝もほしがるわ。 (ほとんど声を出さずに) でも、そんなことしたくない。 乳母 (急いで) あなた様は、もう一人ではございません・・・ 侍女がいるではないですか。 この子とあたしでございます。 朝から昼まで お仕えします・・・ 貧乏な親戚として 扱ってくれればいいのです。 ただし、あなたがお休みになる 真夜中だけは、 少しの間 ほっといてくださいませ。 それを知ることは、誰にも許されぬのです! さあ、急ぎましょう!するべきことをしなければ! (いきなり一陣の風が舞台に吹き込んで来て、舞台は次第に忍びよってくる薄暗がりの中に包まれていく) 乳母 (命令口調で) 桶から5匹の魚たち、 油の中へ飛んで行け。 フライパンよ、受け止めよ! 炎よ!起これ! こっちに来い!染物師バラクのベッド! 客たちよ、帰れ!もと来た所へ! (乳母は、命令するように、音も無く手を打ち鳴らす) (5匹の魚が、きらきら光りながら空中を飛んできて、フライパンの中に収まる。下のかまどの火が燃える。夫婦のベッドが半分に割れると、舞台のかなり前方の地面には、一人分の細長いベッドが現れる。 一方、舞台後方のバラクの妻のベッドは、カーテンで覆われたように見える。こうしたことが起こっている間に、乳母と皇妃は音も無く空中に消えて行く。炎の明かりは、薄暗くなっていく空間にちらちらと燃えている。 バラクの妻は一人で立ち尽くし、驚きのあまり身動きせずにいる。その時、突然、空中から、フライパンの中の魚の声でもあるかのように、不安げな5人の子供たちの声が響き始める) 子供たちの声 お母さん、お母さん、ぼくらを家に入れてよ! ドアに鍵がかかって、入れない。 真っ暗だよお!怖いよお! ああ、お母さん!悲しいよお! バラクの妻 (得体の知れないことへの恐怖にとらえられ、途方に暮れて、辺りを見渡す) ぞおっとするわ、何なのよ? 炎の中からすすり泣く声は? 子供たちの声 (ますます迫るように) 真っ暗だよお!怖いよお! お母さん、お母さん、ぼくらを家に入れてよ! でなけりゃ、お父さんを呼んでおくれよ・・・ 父さんなら、きっとドアを開けてくれるから! バラクの妻 (激しく恐怖して) ああ、水はないかしら? こんな炎は消してやる! (下のかまどの火の勢いは、みるみる弱くなっていく) 子供たちの声 (消え去って行くように) お母さん、何てひどい!何て冷たい心なの! (バラクの妻は舞台前方の包みに腰を下ろし、額から冷や汗をぬぐう) バラク (ぎゅうぎゅうづめの籠を担いで現れ、穏やかに独り言を言う) 俺は、売り物を自分で市場に担いで行くのさ。 運んでくれるロバすらいやしない! (バラクの妻は大儀そうに立ち上がると、舞台後方のベッドへと向かい、カーテンを開け、一言も口を利かない) バラク (舞台前方にやって来て) いいにおいだな。 油で魚を焼いてるな。 でも何で食べに来ないんだ? バラクの妻 (後ろから) あんたの食事はあるでしょ。 あたしは休みたいの。 今日からそれがあんたのベッドよ。 バラク (ベッドに気付くと、穏やかだが、いやそうに) これが俺のベッド?誰だ、こんなことしたのは? バラクの妻 (自分の居場所から) 明日から、親戚の女が二人ここで寝るわ。 だから、私は、その女達のために、 足もとに寝床を作ったの。 言った通りにするだけよ。 (カーテンを閉める) バラク (あきらめて服の中からパンを一切れ取り出して、それを食べると、地べたに腰を下ろす) 前に言われたっけなあ・・・ あいつの話がおかしくなって、 おかしな行動をするようになった時・・・と。 これが初めてのことだ。 だが、これを我慢するのもきついなあ。 飯が、まるで美味しくないぞ。 番人たちの声 この町に住む夫婦(めおと)たちよ。 そなたたち自身の命より、相手のことを愛し合え。 心せよ・・・そなたたちの命のために、 命の種を委ねられたのではないぞ。 さにあらず!そなたたちの愛のためなのだ! バラク (振り返りながら) なあ、おまえには、番人たちの声は聴こえるかい? (答えはない) 番人たちの声 愛の抱擁のうちに眠りにつく夫婦(めおと)たちよ。 そなたたちは、谷に掛けられた橋なのだ。 そこから死者が再び命に戻るためのかけ橋だ! 聖なるかな!そなたたちの愛の結晶よ! バラク (もう一度耳を澄まし、後ろを振り返るが、無駄である。深くため息をつくと、体を伸ばして眠りにつく) そうあってくれれば! ERSTER AUFZUG Auf einem flachen Dach über den kaiserlichen Gärten.Seitlich der Eingang in Gemächer matt erleuchtet AMME kauernd im Dunkel Licht überm See – ein fliessender Glanz – schnell wie ein Vogel! – Die Wipfel der Nacht von oben erhellt – eine Feuerhand will fassen nach mir – bist du es, Herr? Siehe, ich wache bei deinem Kinde, nächtlich in Sorge und Pein! BOTE tritt aus der Finsternis hervor, geharnischt, von blauem Licht umflossen Nicht der Gebieter, Keikobad nicht, aber sein Bote! Ihrer elf haben dich heimgesucht, ein neuer mit jedem schwindenden Mond. Der zwölfte Mond ist hinab der zwölfte Bote steht vor dir. AMME beklommen Dich hab ich nie gesehn. BOTE streng Genug ich kam und frage dich wirft sie einen Schatten? Dann wehe dir! Weh uns allen! AMME triumphierend, aber gedämpft Keinen! Bei den gewalt gen Namen! Keinen! Keinen! Durch ihren Leib wandelt das Licht, als wäre sie gläsern. BOTE finster Einsamkeit um dich, das Kind zu schützen. Vom schwarzen Wasser die Insel umflossen, Mondberge sieben gelagert um den See – und du liessest, du Hündin, das Kleinod dir stehlen! AMME Von der Mutter her war ihr ein Trieb übermächtig zu Menschen hin! Wehe, dass der Vater dem Kinde die Kraft gab, sich zu verwandeln! Konnt ich einem Vogel nach in die Luft? Sollt ich die Gazelle mit Händen halten? BOTE Lass mich sie sehn! AMME leise Sie ist nicht allein Er ist bei ihr. Die Nacht war nicht in zwölf Monden, dass er ihrer nicht hätte begehrt! Er ist ein Jäger und ein Verliebter, sonst ist er nichts! Im ersten Dämmer schleicht er von ihr, wenn Sterne einfallen, ist er wieder da! Seine Nächte sind ihr Tag, seine Tage sind ihre Nacht. – BOTE sehr bestimmt Zwölf lange Monde war sie sein! Jetzt hat er sie noch drei kurze Tage! Sind die vorbei – sie kehrt zurück in Vaters Arm. AMME mit gedämpftem Jubel Und ich mit ihr! O gesegneter Tag! Doch er? BOTE Er wird zu Stein! AMME Er wird zu Stein! Daran erkenn ich Keikobad und neige mich! BOTE verschwindend Wahre sie du! Drei Tage! Gedenk! KAISER tritt in die Tür des Gemaches Amme! Wachst du? AMME Wache und liege der Hündin gleich auf deiner Schwelle! KAISER tritt hervor, schön, jung, im Jagdharnisch.Es dämmert schwach. Bleib und wache, bis sie dich ruft! Die Herrin schläft. Ich geh zur Jagd. Heute streif ich bis an die Mondberge und schicke meine Hunde über das schwarze Wasser, wo ich meine Herrin fand, und sie hatte den Leib einer weissen Gazelle und warf keinen Schatten und entzündete mir das Herz. Wollte Gott, dass ich heute meinen roten Falken wiederfände, der mir damals meine Liebste fing! Denn als sie mir floh und war wie der Wind und höhnte meiner – und zusammenbrechen wollte mein Ross –, da flog er der weissen Gazelle zwischen die Lichter – und schlug mit den Schwingen ihre süssen Augen! Da stürzte sie hin und ich auf sie mit gezücktem Speer – da riss sich s in Ängsten aus dem Tierleib, und in meinen Armen rankte ein Weib! – O dass ich ihn wiederfände! Wie wollt ich ihn ehren! – Den roten Falken! Denn ich habe mich versündigt gegen ihn in der Trunkenheit der ersten Stunde denn als sie mein Weib geworden war, da stieg Zorn in mir auf gegen den Falken, dass er es gewagt hatte, auf ihrer Stirn zu sitzen und zu schlagen ihre süssen Lichter! Und in der Wut warf ich den Dolch gegen den Vogel und streifte ihn, und sein Blut tropfte nieder. – Seinen Blick vergesse ich nie! AMME lauernd Herr, wenn du anstellst ein solches Jagen – leicht bleibst du dann fern über Nacht? KAISER Kann sein, drei Tage komm ich nicht heim! Hüte du mir die Herrin und sag ihr wenn ich jage – es ist um sie und aber um sie! Und was ich erjage, mit Falke und Hund, und was mir fällt von Pfeil und Speer es ist anstatt ihrer! Denn meiner Seele und meinen Augen und meinen Händen und meinem Herzen ist sie die Beute aller Beuten ohn Ende! schnell abMorgendämmerung stärker,man hört Vogelstimmen AMME zu einigen Dienern, die sich allmählich um den Kaiser versammelt hatten Fort mit euch! Ich höre die Herrin! ihr Blick darf euch nicht sehn! die Diener auf und hinab, lautlos KAISERIN tritt aus dem Gemach Ist mein Liebster dahin, was weckst du mich früh? Lass mich noch liegen! Vielleicht träum ich mich zurück in eines Vogels leichten Leib oder einer jungen, weissen Gazelle! O dass ich mich nimmer verwandeln kann! O dass ich den Talisman verlieren musste in der Trunkenheit der ersten Stunde! Und wäre so gern das flüchtige Wild, das seine Falken schlagen – sieh! – Da droben, sieh! – Da hat sich einer von seinen Falken – sieh – verflogen! Oh, sieh doch hin, der rote Falke, der einst mich mit seinen Schwingen – ja, er ist s! O Tag der Freude für meinen Liebsten und für mich! Unser Falke, unser Freund! Sei mir gegrüsst, schöner Vogel, kühner Jäger! Er hat uns vergeben, er kehrt uns zurück. Oh, sieh hin, er bäumt auf! Dort auf dem Zweige – wie er mich ansieht – von seinem Fittich tropft ja Blut, aus seinen Augen rinnen ja Tränen! Falke! Falke! Warum weinst du? STIMME DES FALKEN klagend Wie soll ich denn nicht weinen? Wie soll ich denn nicht weinen? Die Frau wirft keinen Schatten, der Kaiser muss versteinen! KAISERIN Dem Talisman, den ich verlor in der Trunkenheit der ersten Stunde, ihm war ein Fluch eingegraben – gelesen einst, vergessen, ach! Nun kam es wieder – STIMME DES FALKEN Die Frau wirft keinen Schatten, der Kaiser muss versteinen! Wie soll ich da nicht weinen? AMME dumpf wiederholend Die Frau wirft keinen Schatten! KAISERIN Der Kaiser muss versteinen! ausbrechend Amme, um alles, wo find ich den Schatten? AMME dumpf Er hat sich vermessen, dass er dich mache zu seinesgleichen – eine Frist ward gesetzt, dass er es vollbringe. Deines Herzens Knoten hat er dir nicht gelöst, ein Ungebornes trägst du nicht im Schoss, Schatten wirfst du keinen. Des zahlt er den Preis! KAISERIN Weh, mein Vater! Schwer liegt deine Hand auf deinem Kind. Doch stärker als andre noch bin ich! – – – – – – – – Amme, um alles, du weisst die Wege, du kennst die Künste, nichts ist dir verborgen und nichts zu schwer. Schaff mir den Schatten! Hilf deinem Kind! Sie fällt vor ihr nieder AMME streng Ein Spruch ist getan und ein Vertrag! es sind angerufen gewaltige Namen, und es ist an dir, dass du dich fügest! unter der Gewalt ihres Blickes, stockend Den Schatten zu schaffen – – – – – – – – wüsst ich vielleicht, – – – – – – – – doch dass er dir haftet, müsstest du selber ihn dir holen. Und weisst du auch wo? KAISERIN Sei es wo immer, zeig mir den Weg, und geh ihn mit mir! AMME leise und schauerlich Bei den Menschen! Graust s dich nicht? Menschendunst ist uns Todesluft. Uns riecht ihre Reinheit nach rostigem Eisen und gestocktem Blut und nach alten Leichen! Dies Haus, getürmt den Sternen entgegen, emporgetrieben spielende Wasser buhlend um Reinheit der himmlischen Reiche! Und nun von hier noch tiefer hinab! Dich ihnen vermischen, hausen mit ihnen, handeln mit ihnen, Rede um Rede, Atem um Atem, erspähn ihr Belieben, ihrer Bosheit dich schmiegen, ihrer Dummheit dich bücken, ihnen dienen! Graust s dich nicht? KAISERIN sehr bestimmt und gross Ich will den Schatten! mit grossem Schwung Ein Tag bricht an! Führ mich zu ihnen ich will! fahles Morgenlicht AMME Ein Tag bricht an, ein Menschentag. Witterst du ihn? Schaudert s dich schon? Das ist ihre Sonne der werfen sie Schatten! Ein Verräter Wind schleicht sich heran, an ihren Häusern haucht er hin, an ihren Haaren reisst er sie auf! allmählich Morgenrot – – – – – – – – voll Hohn und Geringschätzung Der Tag ist da, der Menschentag – ein wildes Getümmel, gierig – sinnlos, ein ewiges Trachten ohne Freude! wild und hasserfüllt Tausend Gesichter, keine Mienen – Augen, die schauen, ohne zu blicken – Kielkröpfe, die gaffen, Lurche und Spinnen – uns sind sie zu schauen so lustig wie sie! – – – – – – – – Sie zu fassen verstünde ich schon – mich einzunisten – ihnen Streiche zu spielen im eigenen Haus – ist mein Element! Diebesseelen sind ihre Seelen – so verkauf ich einen dem andern! Eine Gaunerin bin ich unter Gaunern, Muhme nennen sie mich und Mutter gar! Ziehsöhne hab ich und Ziehtöchter viel, hocken wie Ungeziefer auf mir! Warte, du sollst was sehn! KAISERIN ohne auf die Amme zu achten Weh, was fasst mich grässlich an! Zu welchem Geschick reisst s mich hinab? AMME dicht an ihr Zitterst du? Reut dich dein Wünschen? Heissest uns bleiben? Lässest den Schatten dahin? KAISERIN Mich schaudert freilich, aber ein Mut ist in mir, der heisst mich tun, wovor mich schaudert! Und kein Geschäfte ausser diesem, das wert mir schiene besorgt zu werden! Hinab mit uns! Das Morgenrot flammt voll auf AMME Hinab denn mit uns! Die Geleiterin hast du dir gut gewählt, Töchterchen, liebes, warte nur, warte! Um ihre Dächer versteh ich zu flattern, durch den Rauchfang weiss ich den Weg, und ihrer Herzen verschlungene Pfade, Krümmen und Schlüfte, die kenne ich gut. Sie tauchen hinab in den Abgrund der Menschenwelt, das Orchester nimmt ihren Erdenflug auf.Der Zwischenvorhang schliesst sich rasch. Verwandlung Im Hause des Färbers. Ein kahler Raum, Werkstatt und Wohnung in einem. Hinten links das Bett, hinten rechts die einzige Ein- und Ausgangstür. Vorne die Feuerstätte, alles orientalisch-dürftig. Gefärbte Tücher an Stangen zum Trocknen aufgehängt da und dort; Tröge, Eimer Zuber, an Ketten hängende Kessel, grosse Schöpflöffel, Rührstangen, Stampfmörser, Handmühlen; Büschel getrockneter Blumen und Kräuter aufgehängt, anderes dergleichen an den Mauern aufgeschichtet, Farbmassen in Pfützen auf dem Lehmboden; dunkelblaue, dunkelgelbe Flecke da und dort.Beim Aufgehen des Vorhanges liegt der Einäugige auf dem Einarmigen, würgt ihn. Der Junge, Verwachsene sucht den Einäugigen wegzureissen. Die Färbersfrau kommt von rückwärts herzu, sucht nach einem Zuber, die Streitenden mit Wasser zu beschütten. EINÄUGIGER schlägt auf den unter ihm Liegenden Dieb! Da nimm! Unersättlicher Nehmer! EINARMIGER unten, röchelnd Reiss ihn nach hinten! Hund den! Mörder! BUCKLIGER Zu Hilfe, Bruder! Sie würgen einander! FRAU beschüttet sie Schamlose ihr! Eines Hundes Geschick über euch! Die drei Brüder, auf das Tun der Frau, auf und auseinander; fauchen, an der Erde hockend, gegen die Frau. EINÄUGIGER Willst du uns schmähen, Hergelaufene! Du Tochter von Bettlern, wer bist denn du? Unser waren dreizehn Kinder, aber für jeden Armen, der kam, standen die Schüsseln und dampften von Fett! BUCKLIGER Was hebst du die Hand gegen uns, du Schöne, bist doch unserm Bruder mit Lust zu Willen! EINARMIGER Lass sie, Bruder, was ist ein Weib! Barak, der Färber tritt eben in die Tür. FRAU Aus dem Haus mir mit diesen! Du, schaff sie mir fort! Oder es ist meines Bleibens nicht länger bei dir! BARAK gelassen Hinaus mit euch! Ist Zeug zum Schwemmen zehn Körbe voll, was lungert ihr hier? Die drei Brüder gehen ab.Barak schichtet gefärbte Tierhäute übereinander zu einem mächtigen Haufen. FRAU Sie aus dem Hause, und das für immer, oder ich. Daran will ich erkennen, was ich dir wert bin. BARAK weiter schaffend Hier steht die Schüssel, aus der sie sich stillen. Wo sollten sie herbergen, wenn nicht in Vaters Haus? {Frau schweigt böse. Barak wie vorher ohne aufzusehen} Kinder waren sie einmal, hatten blanke Augen, gerade Arme, einen glatten Rücken. Aufwachsen hab ich sie sehn in Vaters Haus. FRAU ihn höhnend Für dreizehn Kinder standen die Schüsseln dampfend vor Fett – kam noch ein Bettler, Platz war für jeden! Sie hält sich die Ohren zu. BARAK holt ein Tau, den Pack zu schnüren; hält inne, sieht sie an Speise für dreizehn, wenn es not tut, schaff ich auch mit diesen zwei Händen! hat sich aufgerichtet, steht dicht bei ihr Gib du mir Kinder, dass sie mir hocken um die Schüsseln zu Abend, es soll mir keines hungrig aufstehn. Und ich will preisen ihre Begierde und danksagen im Herzen, dass ich bestellt ward, damit ich sie stille. Er tritt näher rührt sie leise an. Wann gibst du mir die Kinder dazu? Die Frau hat sich abgekehrt; wie er sie anrührt, schüttelt sie s. BARAK arglos, behaglich Ei du, s ist dein Mann, der vor dir steht – soll dich der nicht anrühren dürfen? FRAU ohne ihn anzusehen Mein Mann steht vor mir! Ei ja, mein Mann, ich weiss, ei ja, ich weiss, was das heisst! Bin bezahlt und gekauft, es zu wissen, und gehalten im Haus und gehegt und gefüttert, damit ich es weiss, und will es von heut ab nicht wissen, verschwöre das Wort und das Ding! BARAK Heia! Die guten Gevatterinnen, haben sie nicht die schönen Sprüche gesprochen über deinen Leib, und ich hab siebenmal gegessen von dem, was sie gesegnet hatten, und wenn du seltsam bist und anders als sonst – ich preise die Seltsamkeit und neige mich zur Erde vor der Verwandlung! O Glück über mir und Erwartung und Freude im Herzen! Er kniet nieder zur Arbeit. FRAU Triefäugige Weiber, die Sprüche murmeln, haben nichts zu schaffen mit meinem Leib, und was du gegessen hast vor Nacht, hat keine Gewalt über meine Seele. leise Dritthalb Jahr bin ich dein Weib – und du hast keine Frucht gewonnen aus mir und mich nicht gemacht zu einer Mutter. Gelüsten danach hab ich abtun müssen von meiner Seele Nun ist es an dir, abzutun Gelüste, die dir lieb sind. BARAK mit ungezwungener Feierlichkeit und Frömmigkeit des Herzens Aus einem jungen Mund gehen harte Worte und trotzige Reden, aber sie sind gesegnet mit dem Segen der Widerruflichkeit. Ich zürne dir nicht und bin freudigen Herzens, und ich harre und erwarte die Gepriesenen, die da kommen. Barak hat den gewaltigen Pack zusammengeschnürt, hebt ihn auf den Herd und lädt ihn von da, indem er sich bückt und das Ende des Strickes vornüberzieht, auf seinen Rücken, beladen richtet er sich auf. FRAU finster vor sich Es kommen keine in dieses Haus, viel eher werden welche hinausgehn und schütteln den Staub von ihren Sohlen. fast tonlos Also geschehe es, lieber heute als morgen. BARAK nickt ihr gutmütig zu, ohne auf ihre letzten Worte zu hören; indem er unter der gewaltigen Last schwer gehend, den Weg zur Tür nimmt, für sich Trag ich die Ware mir selber zu Markt, spar ich den Esel, der sie mir schleppt! er geht. Die Frau, allein, hat sich auf ein Bündel oder einen Sack gesetzt, der vorne liegt.Ein Heranschweben, ein Dämmern, ein Aufblitzen in der Luft.Die Amme, in einem Gewand aus schwarzen und weissen Flicken, die Kaiserin, wie eine Magd gekleidet, stehen da, ohne dass sie zur Tür hereingekommen wären. FRAU ist jäh auf den Füssen Was wollt ihr hier? Wo kommt ihr her? AMME nähert sich demütig, ihr den Fuss zu küssen Ach! Schönheit ohnegleichen! Ein blitzendes Feuer! Oh! Oh! Meine Tochter, vor wem stehen wir? Wer ist diese Fürstin, wo bleibt ihr Gefolge? Wie kommt sie allein in diese Spelunke? Sie hebt sich furchtsam aus der fussfälligen Lage. Verstattest du die Frage, meine Herrin? War dieser einer von deinen Bedienten oder von deinen Botengängern, der Grosse mit einem Pack auf dem Rücken, solch ein Vierschrötiger, nicht mehr Junger, mit gespaltenem Maul und niedriger Stirne? FRAU Du Zwinkernde, die ich nie gesehn und weiss nicht, wo du hereingeschlüpft bist – dich durchschaue ich so weit Du weisst ganz wohl, dass dieser der Färber und mein Mann ist, und dass ich hier im Hause wohne. AMME springt auf die Füsse, wie in masslosem Erstaunen O meine Tochter, starre und staune! Die wäre das Weib des Färbers Barak? Heran, meine Tochter, es wird dir verstattet betrachte dir diese Wimpern und Wangen, betrachte dir diesen Leib in der Schlankheit des ganz jungen Palmbaums und schreie Wehe! KAISERIN Ich will den Schatten küssen, den sie wirft! AMME Wehe! Und das soll ihm Kinder gebären! Und das soll einsam hier verkümmern! O des blinden Geschicks und der Tücke des Zufalls! FRAU geht ängstlich vor ihr zurück Weh, dass du gekommen bist, meiner zu höhnen! Was redest du da und was starrst du auf mich und willst mich zu einer Närrin machen vor Gott und den Menschen. sie weint AMME mit gespieltem Erstaunen, indem sie die Kaiserin fortzieht Wehe, mein Kind, und fort mit uns! Diese weist uns von sich und will nicht unsere Dienste. Sie kennt das Geheimnis und will unser spotten, fort mit uns! FRAU steht jäh auf Welches Geheimnis, du Unsagbare du! Bei meiner Seele und deiner, welches Geheimnis? AMME neigt sich tief Das Geheimnis des Kaufs und das Geheimnis des Preises, um den du dir alles erkaufst. FRAU Bei meiner Seele und dem Jüngsten Tag, ich weiss von keinem Kauf, ich weiss von keinem Preis! AMME O meine Herrin, soll ich dir glauben, dass du deinen Schatten, dies schwarze Nichts hinter dir auf der Erde, dass dir dies Ding ohne Namen nicht feil ist – auch nicht um unvergänglichen Reiz und um Macht ohne Schranken über die Männer? FRAU dreht sich nach ihrem Schatten um Der gekrümmte Schatten eines Weibes, wie ich bin! Wer gäbe dafür auch nur den schmählichsten Preis? AMME Alles, du Benedeite, alles zahlen begierige Käufer, du Herrin, wenn eine Unnennbare deinesgleichen abtut ihren Schatten und gibt ihn dahin! Ei! Die Sklavinnen und die Sklaven, so viele ihrer du verlangest, und die Brokate und Seidengewänder, in denen du stündlich wechselnd prangest, und die Maultiere und die Häuser und die Springbrunnen und die Gärten und deiner Liebenden nächtlich Gedränge und dauernde Jugendherrlichkeit für ungemessene Zeit – dies alles ist dein, du Herrscherin, gibst du den Schatten dahin! Sie greift in die aufblitzende Luft und reicht der Frau ein köstliches Haarband aus Perlen und Edelsteinen. FRAU Dies in mein Haar? Du Liebe, du! – Doch ich armes Weib, ich hab keinen Spiegel! Dort überm Trog mach ich mein Haar! AMME Verstattest du, ich schmücke dich! Sie legt ihr die Hand auf die Augen; sogleich ist sie selbst samt der Frau verschwunden. An Stelle des Färbergemaches steht ein herrlicher Pavillon da, in dessen Inneres wir blicken es ist das Wohngemach einer Fürstin. Der Boden scheint mit einem Teppich in den schönsten Farben bedeckt, doch sind es Sklavinnen in bunten Gewändern. Sie heben sich nun von der Erde, lauschen kniend nach rückwärts, rufen mit süssen, wie ein Glockenspiel ineinanderklingenden Stimmen DIENERINNEN Ach, Herrin, süsse Herrin! Aah! Durch eine kleine Tür rückwärts, links, tritt die Frau, geführt von der Amme, in das Gemach. Sie ist fast nackt, in einen Mantel gehüllt, gleichsam aus dem Bade kommend, sie trägt das Perlenband ins Haar gewunden. Sie geht mit der Amme durch die knienden Sklavinnen quer durch, an einen grossen, ovalen Metallspiegel, der rechts vorne steht Dort setzt sie sich und sieht sich mit Staunen. STIMME DER KAISERIN Willst du um dies Spiegelbild nicht den hohlen Schatten geben? STIMME DES JÜNGLINGS gleichsam antwortend Gäb ich um dies Spiegelbild doch die Seele und mein Leben! FRAU O Welt in der Welt! O Traum im Wachen! Wie die Frau den Mund auftut, verbleicht alles und beginnt zu entschwinden. DIENERINNEN Weh! Zu früh! Herrin! Ach Herrin! Das Färberhaus steht wieder da, die Amme wie früher, die Kaiserin seitlich; die Färberin in ihrem ärmlichen Gewand – der Schmuck ist verschwunden – klammert sich taumelnd an die Amme.Die Amme und die Kaiserin wechseln einen Blick. FRAU sehr aufgeregt Und hätt ich gleich den Willen dazu – wie tät ich ihn ab und gäb ihn dahin – den an der Erde, ihn, meinen Schatten? Nein, sag doch schnell! du Kluge, du Gute! Jetzt sag es, schnell! Die Amme sieht sich um, winkt die Kaiserin heran, gleichsam als Zeugin.Die Frau kann ihre Ungeduld kaum bemeistern. AMME Hat es dich blutige Tränen gekostet, dass du dem Breitspurigen keine Kinder geboren hast? Und lechzt dein Herz darnach bei Tag und Nacht, dass viele kleine Färber durch dich eingehen sollen in diese Welt? Soll dein Leib eine Heerstrasse werden und deine Schlankheit ein zerstampfter Weg? Und sollen deine Brüste welken und ihre Herrlichkeit schnell dahin sein? FRAU leise Meine Seele ist satt worden der Mutterschaft, eh sie davon verkostet hat. Ich lebe hier im Haus, und der Mann kommt mir nicht nah! So ist es gesprochen und geschworen in meinem Innern. AMME Abzutun Mutterschaft auf ewige Zeiten von deinem Leibe! Dahinzugeben mit der Gebärde der Verachtung die Lästigen, die da nicht geboren sind! Du Seltene du! Du erhobene Fackel! O du Herrscherin, o du Gepriesene unter den Frauen, nun sollst du es sehn und es erleben angerufen werden gewaltige Namen und ein Bund geschlossen und gesetzt ein Bann! Tage drei dienen wir dir hier im Haus, diese und ich, dies ist gesetzt! Sind die vorbei, dem Dienst zum Lohn von Mund zu Mund, von Hand zu Hand mit wissender Hand und willigem Mund gibst du den Schatten uns dahin und gehest ein in der Freuden Beginn! Und die Sklavinnen und die Sklaven und die Springbrunnen und die Gärten und Gewölbe voll Tonnen Goldes – FRAU unterbricht sie jäh Still und verschwiegen ich höre meinen Mann, der wiederkommt! finster Nun wird er verlangen nach seinem Nachtmahl, das nicht bereit ist, und nach seinem Lager, fast tonlos das ich ihm nicht gewähren will. AMME hastig Du bist nicht allein Dienerinnen hast du, diese und mich. Morgen zu Mittag stehn wir dir in Dienst als arme Muhmen musst du uns grüssen, nach Mitternacht nur, indessen du ruhest, entlässest du uns für kurze Frist, das braucht niemand zu wissen! jetzt schnell, was nottut! Ein Windstoss durchfährt plötzlich den Raum, den die allmählich einsetzende Dämmerung in Halbdunkel getaucht hat. AMME befehlend Fischlein fünf aus Fischers Zuber, wandert ins Öl, und Pfanne empfang sie! Feuer, rühr dich! Hierher, du Bette des Färbers Barak! Und fort mit den Gästen, von wo sie kamen! Die Amme hat befehlend in die Hände geschlagen, lautlos.– Die Fischlein fliegen blinkend durch die Luft herein und landen in der Pfanne, das Feuer unteren Herd flammt auf, die Hälfte des ehelichen Lagers hat sich abgetrennt, und es ist ganz im Vordergrund eine schmälere Lagerstatt für einen einzelnen erschienen, indessen hinten das Lager der Frau durch einen Vorhang verhängt erscheint – und indes dies alles geschah, sind die Amme selbst und die Kaiserin lautlos durch die Luft verschwunden. Der Feuerschein flackert durch den dämmernden Raum. Die Frau steht allein und starr vor Staunen. Plötzlich ertönen aus der Luft, als wären es die Fischlein in der Pfanne, ängstlich fünf Kinderstimmen. KINDERSTIMMEN Mutter, Mutter, lass uns nach Hause! Die Tür ist verriegelt, wir finden nicht ein, wir sind im Dunkel und in der Furcht! Mutter, o weh! FRAU in höchster Angst über das Unbegreifliche, ratlos um sich blickend Was winselt so grässlich aus diesem Feuer? KINDERSTIMMEN dringender Wir sind im Dunkel und in der Furcht! Mutter, Mutter, lass uns ein! Oder ruf den lieben Vater, dass er uns die Tür auftu ! FRAU in grosser Angst O fänd ich Wasser, dies Feuer zu schweigen! Die Flamme unteren Herd wird zusehends schwächer. KINDERSTIMMEN verhauchend Mutter, o weh! Dein hartes Herz! Die Frau sinkt vorne auf ein Bündel, wischt sich den Angstschweiss von der Stirne. BARAK erscheint in der Tür mit einem vollgepackten Korb beladen; für sich, behaglich Trag ich die Ware mir selber zu Markt, spar ich den Esel, der sie mir schleppt. Die Frau hebt sich mühsam, geht nach hinten an ihr Lager, hebt den Vorhang und sagt nichts. BARAK kommt nach vorne Ein gepriesener Duft von Fischen und Öl. Was kommst du nicht essen? FRAU von rückwärts Hier ist dein Essen. Ich geh zur Ruh . Hier ist jetzt dein Lager. BARAK wird s gewahr, gemässigt unwillig Mein Bette hier? Wer hat das getan? FRAU von ihrer Stelle Von morgen ab schlafen zwei Muhmen hier, denen richt ich das Lager zu meinen Füssen als meinen Mägden. So ist es gesprochen, und so geschieht es. Sie zieht den Vorhang vor. BARAK indem er resigniert ein Stück Brot aus dem Gewand zieht, und, dieses essend, sich auf die Erde setzt Sie haben mir gesagt, dass ihre Rede seltsam sein wird und ihr Tun befremdlich die erste Zeit. Aber ich trage es hart, und das Essen will mir nicht schmecken. STIMMEN DER WÄCHTER Ihr Gatten in den Häusern dieser Stadt, liebet einander mehr als euer Leben und wisset nicht um eures Lebens willen ist euch die Saat des Lebens anvertraut, sondern allein um eurer Liebe willen! BARAK indem er sich umwendet Hörst du die Wächter, Kind, und ihren Ruf? Keine Antwort STIMMEN DER WÄCHTER Ihr Gatten, die ihr liebend euch in Armen liegt, ihr seid die Brücke, überm Abgrund ausgespannt, auf der die Toten wiederum ins Leben gehn! Geheiligt sei eurer Liebe Werk! BARAK horcht abermals, nach rückwärts gewendet, vergeblich; er seufzt tief auf und streckt sich zum Schlaf hin Sei s denn! この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Strauss,Richard/Die Frau ohne Schatten/II
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≪ In den Tagen einer Sache von TRPG / winter ≫ ....(Prinzenöl) Es ist die letzte Hälfte von 1990….Ein großer König der Angst kam plötzlich in die TRPG-Industrie herunter….Es gab TRPG-Spielern starken Druck und Ruhe, als ob ich großen König Advent der 1999 Angst vorschlug, daß der berühmter vorausgesagter Nostradamus.Ich hatte Angst und schauderte mit der großen Kühle, die kam und schauderte, und sie näherten sich, appellierte für Wörter von Gott…. In der Welt …Zünden Sie das an! Guten Tag aus irgendeinem Grund.Es ist Prinzenöl.Es wird schon man, das bald vertraut wurde, viel geben.Übrigens scheint es, daß die ehemaligen Studenten dann durch dieses wie für dieses Thema durchkamen; aber ist in den Tagen der Szene des Blutvergießens der TRPG-Geschichte Maximum, eine Sache des TRPG-Winters ; ist eine Geschichte.Ach, ich lebte nicht als ein TRPG-Spieler in der Zeit, und das Kind des Amateurs kommt immer noch mehr alberne Rede eine um einen zu Liste, aber vergibt es bitte. TRPG vor Kapitel 1 Winter Zuerst ist es 1970, daß TRPG für Japan kam.Dann schritt Medien-Fortschritt von TRPG ständig fort, und es wurde bei letzt eine Theaterversion als Tsunogawa Film drifting legend Chris Tania im Fernsehen übertragen.TRPG, der angefangen hat, in der Klasse der Studenten durch Massen Freilassung eines rulebook für Bibliothek populär zu werden.Ich sollte der Popularität hinzugefügt haben, treiben Sie mehr durch die Macht an….In der letzten Hälfte von 1990 passierte der Fall. Das Kapitel 2 Winter -Ankunft! In den Tagen einer Sache des TRPG-Winters über der Zeit.Im allgemeinen wird die Öffnung als die letzte Hälfte von 1990 betrachtet.Andererseits verstehe ich in dieser Zeit das Ende nicht eindeutig.Es wird seit 2000 Beginnen gesagt, auch wenn es in Winter vorbei war, auch wenn ich 2003 es werde, und bei letzt war fähig, hinter sich Sie zu lassen.Außerdem, nach das eine weitere Sicht, die Stimme, die die japanische TRPG-Industrie den Zeiten des Winters noch nicht loswerden kann, scheint auszubrechen.In einer Definition wird es nicht definitiv auf diese Art für die Periode von den Zeiten des Winters entschieden.Auch wenn es in letzt Jahr bei zeigt, daß ist die Zeit, als Shinnyu-Mitglied nicht in der Tat in die Zeiten des Winters unserer Abteilung eingab. Von der letzten Hälfte von 1990, die Anzahl der Veröffentlichungen des TRPG-verwandten Buches-/ Veröffentlichungensabnahmen scharf, und die Bevölkerung, um TRPG damit zu spielen, verfolgt die Pfade, von 1 abzunehmen.Ein TRPG-verwandter Artikel wurde von jeder Medien-Zeitschrift weg gefegt, und ein miserabler Staat, um sich zur Zeitschrift der neuen Generationsmedien-Spezialität (ein Kartenspiel und ein Fernseher-Spiel) zu verändern, der TRPG spezialisierte sich, Zeitschrift wurde Suspendierung von Veröffentlichungsdauer oder TRPG, und davon stattzufinden, setzte fort.Außerdem, die Jugendgeneration, als sie fähig waren, daß um TRPG nur bei einer Buchhandlung zu berühren sich dann TRPG-Ladenkasse berühren konnte, und ich wurde von der Vereinigung (ob sie sagen, Mangel an der Farbe) der Regel mehr ermüdet, und viel TRPG-Spieler scheinen TRPG verlassen zu haben, weil sie zum Kistenthema vom Gegenstand (hauptsächlich, Magian Usu) für Bibliothek umkehrten.Es wird berücksichtigt, daß ein Diagramm die Abnahme davon rief, das. Spielbevölkerung, die eine Übertragung zur nächst Generation nicht machte, hat Enden dagegen gebracht, sich dadurch zu treffen. Ich folge in dem Winter , als Kapitel 3 lang ist Und ich folge in Winter. Die Anzahl der Veröffentlichungen setzte fort, in einem Moment abzunehmen, und die Spielbevölkerung nahm scharf ab, und, außerdem, nur die Sache, daß das Spiel der Standard war, verschwand, und niedrige Qualität wurde es.In dieser Situation scheinen viel TRPG-Spieler ein Gefühl bevorstehender Krise empfunden zu haben, ob ich schlecht bin, aber machen schon. zu Zeit.TRPG wurde nur auf von der Welle der Zeiten geschluckt, und, nein, der kognitive Grad von der Welt wurde, erkennen Sie als nur die Sache, die einen Herbst war, einige Enthusiasten der kleineren Klasse, als es ging. Ein Zeichen des Kapitels 4 Frühling(?) Aber war ich fähig, das Zeichen des Frühlings zu sehen.Wenn 2000 Beginne ein mutiger Ruf der TRPG-Wiederbelebung anfängt, für Übersetzung neuer Publikation dungeon Dragons und der Freilassung des Himmels Luo verschiedene Formen und Wiedergewinnung (auch wenn ich sage, leichte Sache) der Spielbevölkerung zugesagt zu werden, die zu dem gleichen Zeitpunkt träge waren, daß Junichi Inoue neuen Jahrhundertstandard erklärt, der in dem Winter mit Ankündigung das Ende davon ist , ...... und die Wiederbelebung von der Zeitschrift, der Zunahme der Veröffentlichungsnummer.Und ich erlange Macht wieder, und Hitoshi Yasuda der repräsentativen Gruppe SNE führt nur langsam 2003 RPG Wiederbelebungserklärung über einen großen Maßstab auf. Eine Gesellschaft spielte eine Hauptrolle, und R weckte die TRPG-Industrie, und E zog Eine Gruppe SNE und F.Zuerst schwankt R, einige Leute riefen Nachtzauberer der Gesellschaft Ein E F einen lebhaften Cartoon des TRPG-Systemes, und das Phänomen wird gegeben, das einen großen Schock versetzte, wenn ich bis hier späte Jahre eine berühmte Sache für ein Beispiel des Medien-Fortschrittes von TRPG ernenne.Die TRPG-Industrie setzt es dem Beschleunigen wieder und Reichweiten beim Geschenk fort. Es ist ... zu Kapitel 5 und der Zukunft Die TRPG-Industrie setzt das Entwickeln jetzt fort.Sie glauben vielleicht, daß Sie sich in die Welt verändern, wo Sie abhängen, während Sie wenig Forderung sind, weil die Verlagswesengesellschaftsseite dem TRPG-Spieler leicht einen Artikel anbot, und können eine TRPG genannte Sache berühren.Ein Veröffentlichungsfleck, Spielbevölkerungszunahme eindeutig zusammen im Vergleich zu dem Winter und wird in einem Bedingung TRPG sein sehr wieder in der Welt erkannt zu werden, wenn es das Entwickeln fortsetzt, wie es ist.Ich denke so einen Staat, für die TRPG-Industrie sehr vorzuziehen zu sein. Aber sind jetzt vorgeschlagene Daten nicht immer nur gute Daten.Zum Beispiel, daß die Anzahl von Kreisen, die komischen Marktabnahmen Teilnahme vorschlugen, merkwürdigerweise gegeben wird.Die Anzahl der Teilnahmenkreise des komischen Marktes ist ganz weniger als die Zeit des Winters. Es wird nicht dieses trotz eines guten Zeichens geben. In solchen Zeiten, ....., es ist von Flamme von TRPG ein TRPG-Spieler wie wir als wichtig betroffen worden.Ich bin mächtig, und, künftig flattert jedes vielleicht in der Zukunft wie für die ganze TRPG-Industrie, daß wir herrliche Kultur behalten, rief diesen TRPG und und strömt es entlang zu kommenden Altern, wenn ich es habe und es binden kann. Ich glaube noch nicht, daß Winter vollkommen vorbei war, aber.Wie für TRPG wird sogar Anerkennung direkt noch nicht in kleiner Existenz gemacht, der Welt für die Welt.Es ist was für ein Fortschritt, von dem Sie jetzt darauf schaffen, wichtig.TRPG beschleunigt immer noch mehr und glaubt, daß ich Macht ausdehne.Deshalb überdenkt ein TRPG-Spieler diese gegenwärtigen Bedingungen, und wird es nicht wichtig für eine Handlung sein, sich in Verbindung zu setzen? Wenn dieser Satz eine Gelegenheit wäre, über eine ideale Methode von TRPG nachzudenken, bin ich froh.Dann… Ich bin Ruhm der in TRPG! ! #%)?$. O, \ \- O $?(% #!
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2800.html
第1幕 (アイトラの宮殿の部屋。外に通じる出口は、後方の中央にではなく、右側にある。左側にテーブルがあり、二人分の食事がきちんと用意してある。王座のような椅子が二つ置かれている。中央の三脚椅子の上には‘全知の貝殻’がいる。右の壁側に玉座があり、アイトラが座っている。その前の低い腰掛に侍女がひとり座り、ハープを奏でている。外は夜。部屋は美しく灯りがともっている。) アイトラ (立ち上がり) 食事の用意はもうできて、 夜になってきているのに、 私の愛する人はどこにいるの? あの人は私をひとりぼっちにした。 私はあの人が来ないかと、ずっと待っているのにー 私は悲しみにくれています、あなたは、どこ? この若くて、不安でたまらない恋人を ああ、こんなに長く ひとりぼっちにしないで! 夜が深まってきています、 ポセイドンよ、あなたの恋人を 今日もまたひとりぼっちにしないで! どこにいるの、ポセイドン、 (優しく) どこにいるの? (いらいらして) いったいあの人はどこにいるの? 全知の貝殻 三羽の鳩が飛んでいます、 真珠のように輝いて 遥かかなたの海の上を。 鳩が貴女にポセイドンからの 挨拶を伝えます。 くうくう優しくささやいて 約束してくれます、 彼の愛を、 彼の誠を、 彼の憧れを、 いつも新たに! アイトラ この嘘つき!ある時は旅人、ある時はデルフォイのお告げ、今度は鳩! 全知の貝殻 彼の愛を、彼の誠を、 いつも新たに! アイトラ (激して) 回りくどい言い方をしないで答えて、ポセイドンはどこ? 全知の貝殻 (非常に厳かに) エチオピアに! アイトラ (怒って) エチオピアですって? 侍女 蓮汁の入った壜を取りに行ってきます。 アイトラ (悲しそうに) ああ、私は魔法使いなのに、もっと強い魔法使いにはまるで無力! 侍女 壜を取りに行ってきます! アイトラ いらない! 侍女 要ります! アイトラ いらない! 侍女 心が落ち着きます。 アイトラ いらない! 侍女 要ります! アイトラ いらない! 侍女 お飲みになれば、 体じゅうの痛みがなくなります! アイトラ いらない! 侍女 そうすれば 心の中のご不満もおさまります! アイトラ いらない! 侍女 (穏やかに非常にはっきりと) 半ば忘れると 優しい思い出になります。 心の中に 神のようなあの方が またおられるように感じられます。 (アイトラはテーブルに就く。無邪気な若い娘たちが爪先立ちで入って来て、彼女に仕える。) アイトラ 薬で気を紛らわすのはイヤ、気分転換するわ! 仲間がほしい! 嵐を引き起こし、船を座礁させる力が、 いったい何のために私にはあるのかしら! 全知の貝殻 あの男が立ち上がります。眠っていないのは、甲板にいるあの男だけ。 侍女 (頭を振りながら) “あの男が立ち上がります!”ですって。 貝殻さんは大勢の人が眠っている船を見ているのです。 全知の貝殻 その男は眠っている一人を起こしー 侍女 “眠っている一人を起こし” 全知の貝殻 その手に舵を渡しー 侍女 “その手に舵を渡し” 全知の貝殻 自分は船室に降りて行きます。 侍女 “自分は船室に降りて行きます。” アイトラ (食事を止めて) 誰のことを話しているの? 侍女 貝殻さんは大勢の人が眠っている船を見ているのです。 全知の貝殻 今、その男は船室にいます。眠っている女が体を動かします。その女は世界一の美女です! アイトラ なぜすぐに世界一の美女だと? 誰が決めるの? 全知の貝殻 男は身を屈め、彼女にキスしようとします! アイトラ 美しい女なら、いいわ! 侍女 船の上の男は、自分の妻である眠れる美女に、キスしようとしています。 アイトラ それで全部? 全知の貝殻 いいえ! 男が今、取りに行ったのはー アイトラ (あまり興味なさそうに) 男は何を取りに行ったの? 全知の貝殻 男は左手に布をつかみー 侍女 “布を” 全知の貝殻 それを女の顔の上に広げー 侍女 “女の顔の上に広げ” 全知の貝殻 それから右手に短剣を持ちー彼女を殺すつもりです。 侍女 彼は左手に布をつかみー 全知の貝殻 アイトラ様、助けてあげて! 男が妻を殺します! 侍女 アイトラ様、助けてあげて、船の男が妻を殺します! アイトラ (跳びあがって) どうしろって? 私に何をしろって? あの人たちはいったい誰なの? 全知の貝殻 ヘレナです。トロイアのヘレナ。そして男はメネラス。 早く!男が忍び寄る。 布で彼女の顔を覆えば、彼女はお終いです。 侍女 早く! 男が忍び寄る。もうすぐ彼女はお終いです! アイトラ 嵐よ、荒れ狂え! 稲妻のごとく飛べ! あの船めがけて! 何が見える? 全知の貝殻 嵐が船を捕えた! 船を捕えた! 船を捕えた! 帆が裂ける! 眠っている者たちは上へ下へよろめく。 ああ、難破する。 侍女 難破する! アイトラ そしてあの女は? あの男は? 男は、あの悪魔は女を殺したの? 全知の貝殻 二人は泳いでいる。あそこー男が女を抱えて。海に静まるようお命じを。二人とも助けてあげて! アイトラ 誰が誰を抱えているって? 波よ、静まれ! 全知の貝殻 メネラスが腕にヘレナを抱えています! 砕け散る波が彼に場所をあけ、彼は懸命に陸に向かいます。 アイトラ 嵐よ、私の命令に従え! 静かに! ーあの人達に道を示すように、松明を。 (侍女が松明を持って出て行く。嵐はすっかりおさまる。) 本当にヘレナなの? あの有名なヘレナ? それでトロイアは陥落した!その彼女をここで私が迎える?私の館で?彼女と話をする?トロイアのヘレナと!世界で一番有名で、一番危険で、一番すばらしい女と。 私たちが今見たのは、 私たちが夢に見ながら憧れていたもの。 それが夜間に、晴れがましくも、 思いがけず私が家に来る! (アイトラは右側の隣の小部屋へゆっくり行く。が、観客からはまだ見える。真ん中の部屋は一瞬、誰もいなくなる。それから侍女が、手前を灯りで照らしながらやって来る。侍女の後には軽く武装した美しい男が続く。男は曲がった短剣を口にくわえ、手で彼の後ろのとても美しい女を、連れているというより引きずっている。女の豊かな金髪が乱れている。侍女は姿を消す。ヘレナは鏡を見て、そちらに進み、遠慮なくその髪をまとめ上げる。メネラスは、まるで暗闇から明るい所に、死の危険から逃れて美しく照らされた部屋に来た人間のように当惑して、あたりを見回す。それから、もはや歯の間ではなく、手に持っているナイフを、三脚椅子の上に、貝殻の隣に置く。) メネラス ここはどこだ? どういう家だ? ヘレナ (すぐに状況に対応する。) 暖炉の火が燃えている。 食事の用意がしてあるわ。 主人は私と一緒に座って、食事をしないのかしら? メネラス (小声で不安げに) 神々は私に何を用意したのだ? ヘレナ 部屋は美しく輝いている。王座が二つ。 王様と王妃様がここで待たれていたのです。 座りましょう! メネラス (独白) 私達二人がともに食事をすることはもうないだろう。 ヘレナ 夫と妻は、食事も寝床も共にする、 ー私はそう教えられたわ。 メネラス お前の寝床は船室の中、 私の寝床はその上の星空の下、 10日間ずっと。 ヘレナ (微笑みながら) でもあなたは今夜それに耐えられなかった。 あなたは足音をひそめて降りて来てー メネラス (驚いて) 眠っていなかったのか? ヘレナ (情熱的に) 私が、あなたを眠らせなかったのではないの? メネラス (辛そうに) お前のせいだ! (傍白) 嵐がなかったら、私は彼女に何をしたか、 彼女はそれに気づいているのか? それとも彼女は全く無邪気なのか? (彼は彼女から離れる。) アイトラ 気味の悪い男! 美しいものを目にして あんな風に人に頼ませるなんて! ヘレナ どこへ行くの? また私から離れて行くの? あなた、でも何の役にも立たないわ。 アイトラ 理解できないわ! ヘレナ あなたは運命づけられているのよ、 私を見捨てることがないように。 そして私も定められている、 あなたの腕に 戻ることが。 そしてその通りになったわ! お願いだから、言って、 この何年間のうちに一時間だって あなたの心が私から 離れたことがあったかしら? (メネラスは下を向く。) 黙っているのね。分かった? ネメラス (苦しそうに) ヘレナ! ヘレナ (愛に満ちて) メネラス! (彼女は彼の方に進み、彼は慄くように下がる。ヘレナはテーブルに近寄る。華奢な、少女のような妖精が、テーブルの後ろにつま先立ちで現われ、壺から浅い杯に飲み物を入れて、ヘレナに差し出す。) ヘレナ (杯を受け取り、それを手にしてメネラスの方に進む。) あの夜、たった一度の純潔だった夜、 私たちを永遠にひとつにした、あの夜にかけて、 そしてあの恐ろしい幾つもの夜、 あなたが天幕の中で私に身を焦がした、あの幾夜にかけて、 またあの炎の夜、あなたは私を引き寄せながら 私にキスするのを固く拒んだ、あの炎の夜にかけて、 そして遂に今夜、やっとあなたが来てくれて、 唐突に優しくあらゆる恐怖から私を連れ出してくれた、 今夜にかけて、私をあなたに新たに与えてくれた、 今夜にかけて、ここから飲んで、私が口をつけたところから! (彼女は杯の縁に口をつけ、それからメネラスに渡す。) メネラス (陰鬱に) これよりも もっと甘いグラスだった、 もっと見事なグラスだった、 パリスが飲んだのは。 パリスが死んだ後は 彼の兄弟の多くも飲んだ。 (非常に苦々しく) お前は比類なき義妹だった。 ヘレナ でもあなたが一番の幸せ者、 だって彼らは皆死にーそしてあなたは私の夫! さあ 私が噛んで 跡をつけた イチジクをとって、 お楽しみを! (小さな娘が果物を渡して、踊るように去る。) メネラス (残酷に苦々しく) 余りに多くの人が味わった、ヘレナ、 お前が差し出した、 立派な果物を! ヘレナ でも誰かからお聞きになりまして、 それにもう飽きたと? メネラス 今夜 私はお前のもとに行った、 そこで、眠っているお前を 殺すために! ヘレナ (微笑みながら魅惑的に) 何故ならあなたはそのやり方だけを信じ 他のやり方で私の最後の秘密を 受け入れようとは思わないから。 そうしてあなたは 死に際でしかめた私の顔を 魅力的で可愛いと認めるおつもりなの? ああ、あなた、限りなく愛するあなた! メネラス (曲がった短剣を掴み、彼女の目の前に持っていく。) この曲がった武器を知っているか? ヘレナ (とても落ち着いて) パリスがあなたの前に横たわって 命乞いをした時に、 あなたは彼から その曲がった短剣を奪い取ったー その短剣ならよく知っていますー (堰を切ったように) そしてそのご自分の手にした武器で あなたは彼の喉を生きたまま掻き切った! (穏やかに) パリスがあなたの刀で死んだ時、 あの日あなたには再び分かった、 あなたが私のものだということを、 そして私はー私は今あなたのものです! メネラス (実行を固く決意して) ヘレナ! 最後に私の話を聴いてくれ! いいか、女は誰かのものだー 私は私の娘をそう育てるつもりだー ヘレナ (動揺せず) あなたの娘ですって? 私の娘だとも思うけれど! メネラス (惑わされず) 私は娘をそう育てるつもりだ 娘が母親のことを 恥ずかしく思わなくていいように! 死んだ女に赤面することはないから。 ヘレナ (無敵の力で) メネラス、最後に私の話を聴いてね! ひとりの女はひとりの男のものというなら、 私はあなたのもの! あなたを選んだのはー私 勇気があって、美しい 30人の求婚者の中から! ヘレナ 私の顔をよく見てー 過去のことはすべて忘れてー すべて、このこと以外はすべて 私があなたのものということ以外は! メネラス 私は一番の勇士ではなかった 二番でもなかったー ヘレナ いやな夢は忘れなさい、 妻のもとで目を覚まして! メネラス お前はなぜ私を選んだのだ この苦しみに? 私は夢でトロイアを焼き払ったのか? ヘレナ 過去のことは忘れて、もう一度私にキスして! メネラス (独白) 決して子供に会わせるものか! ヘレナ 腕を組んで故郷に連れて帰って! メネラス 天上の神々よ、私を汚れからお守りください! ヘレナ 地下の闇の世界の霊たちよ、この女をお助けください! メネラス なすべきことを私ができますように、お助けください! ヘレナ 地よ、夜よ、 月よ、海よ、 今こそ私をお助けください! メネラス 地よ、夜よ、 月よ、海よ、 消え去れ! ヘレナ・メネラス 地よ、夜よ、 月よ、海よ、 メネラス なすべきことを私ができますように、 お助けください! 天上の神々よ、 私を汚れからお守りください! なすべきことを私ができますように、 お助けください! ヘレナ 地下の闇の世界の霊たちよ、 この女をお助けください! 妻のもとで目を覚まして! あなたと腕を組んで故郷に連れて帰って! ヘレナ・メネラス 地よ、夜よ、 月よ、海よ、 ヘレナ 今こそ私をお助けください! メネラス 消え去れ! (灯りが暗くなり、月だけが外から差し込んでくる。一条の光がヘレナの顔を照らす。メネラスは短剣を、ヘレナの喉に向けて振りかざすが、ヘレナの美しさに魅了されたかのように止まる。武器を持った彼の腕が下がる。) アイトラ (呪文を唱えて呼びかけながら) 真っ白い顔に、緑の目の お前たち、 ずるそうに様子をうかがいながら、 ブツブツ言いながら仮面をかぶっている。 生きているものをものほしげに 自分たちに引き寄せる、 お前たち、夜の精よ。 この家の中に 格好の男がいる。 その乱暴者を、 厄介払いしておくれ! (アイトラの前にひとつ、またひとつと妖精が、あっという間に現れ、彼女の命令を受け取って、すばやく姿を消す。) 戦場のような騒音を立てて 奴の頭に襲いかかれ、 奴を大いに弄べ! 手に剣を持って、 20本の木まで 奴を突進させろ。 奴を引き回し、振り回せ! 目くばせして、おしゃべりしろ! 奴を引き回し、振り回せ! わめきたて、誘い掛けろ、 ぺちゃくちゃしゃべり、いきり立て、 怒鳴りまくり、がなりたてよ! 奴をやっつけろ! けしかけろ! 行け、行け、行け! (館の後ろの壁が透けて、妖精たちが騒ぎ立てるのが見える。その中の一部は戦士の格好をし、兜を被り、盾と槍を振り回している。) ヘレナ ためらうことなく いっそ私を殺して! メネラス こう身動きしながらもなお なんと愛らしい嘆きよ、 そのかわいい喉が 鋼に向かって 切望するかのように伸びている! (彼はもう一度跳びかかり、もう一度立ち止まったままだ。) ヘレナ 私に短剣を! 私に、あなた! 妖精たち (一部は見えない) 戦場のような騒音を立てて 奴の頭に襲いかかれ! メネラス 私はどうなったのだ? 妖精たち 怒鳴りまくり、がなりたてよ! メネラス 聞こえるのは何だ? 妖精たち パリスがここに! 戦場のような騒音を立てて 奴の頭に襲いかかれ! 彼をしっかり捕まえろ。 メネラス 誰が呼ぶのだ? 何という武器? 妖精たち パリスがここに! ここにパリスがいる! メネラス パリスがここに? ヘレナ (せかして) あなたの心が望むことを さあ私に早くして! メネラス (困惑して) 短剣を前にしてもお前はそんな風なのか? 短剣が首にささるというのに 優しげに? 妖精たち パリス! メネラス パリス? 妖精たち ここにパリスがいる! メネラス ここにパリスがいる? 戦場の叫び声が聞こえる! 死者たちがうろつき、叫ぶ もう一度うち殺されたいのか? 妖精たち (すぐ近くで) ヘレナをもう一度手に入れたい! メネラス ここにメネラスがいる お前の死神だ! 私の前に立て、亡霊よ! (彼は戸外へ突進する。) 妖精たち ハハハハハハハ、ハハハハ! パリスがここに! ハハハハハハハ、ハハハハ! (姿を消しながら) パリスがここに! ハハハハハハハ、ハハハハ! (ヘレナはすっかり疲れてアイトラの玉座にふらふらと歩き、座るというより倒れ込む。アイトラが進み出る。ヘレナはそれを見て立とうとする。) アイトラ そのままで!無理しないで! (彼女は低い肘掛椅子に座る。) ヘレナ 貴女は誰? ここは誰の館? アイトラ 貴女がいるのはポセイドンの館、ヘレナ、貴女はお客様よ! でも時間を一刻も無駄にしてはいけない! 私が貴女を助けてあげる、私はお友達よ! すぐにあの恐ろしい男が戻って来るわ。 ああ、あの男、大嫌い! ヘレナ (立ち上がり、あたりの様子を見ながら) ああ、私はどれほどあの人を愛しているか! 全知の貝殻 (笑う) メネラス!彼は気違いのように濃い霧を追っています、ヘレナだと思って! ヘレナ トロイアはなくなったー今、私は彼のもの! 妖精たち ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ! もう一度彼をけしかけろ! 同じ所をぐるぐる回らせろ! ヘレナはここ! パリスはそこ! ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ! アイトラ 貴女はずぶ濡れになって、 乾かしたいんでしょう、 火が要るかしら? 私の目の力で 乾かしてあげる! ヘレナ (アイトラを微笑みながら見つめて) なんて優しい暖かさが私の体にしみこむこと! アイトラ 愛らしいほっぺが 海の塩で こんなに醜くなっている! (彼女はヘレナの頬を撫でる。) ヘレナ 貴女の手のやさしいこと! アイトラ 髪に艶がないわ! 髪が貴女を輝かせるためには クリームとオイルが要るわ、 そう思うでしょう? (彼女はヘレナの髪を軽く撫でる。) ヘレナ (アイトラの合図で、若い娘たちが持ってきた鏡の前で) 何て私はキラキラしているの! アイトラ (うっとりして) この上なく美しい! ヘレナ 最高! 私をどうしたの? アイトラ 元の華麗な姿に戻ったのよ。 ヘレナ (もう一度、鏡の中の自分の姿に見とれて) 私をどうしたの? まるでメネラスが私を 花嫁の寝室に運んだ時みたい。 私はこんなに若くて死ぬ運命なの? アイトラ (杯を持って) 死なないわよ! 生きるの! 生きるの! さあ早く、飲んで! ヘレナ (杯を受け取って) 貴女は誰? 侍女 (小声で、ささやく) 半ば忘れると 優しい思い出になります。 ヘレナ この飲み物は何? 侍女 (小声で) 貴女様はご自身の中に感じるでしょう かつての無邪気な生活が また始まるのをー ヘレナ (小声で、独り言) いきなり私に何が起こったの? 私の不安はどこに消えたのかしら? 侍女 貴女様がお感じになる通りに 今から貴女様はなるのです! アイトラ 貴女の目から夜が消えたように! ヘレナ 貴女は誰? アイトラ 貴女のとるに足らない友達のアイトラ! ヘレナ 魔法使いさんね! アイトラ 絶世の美女! (二人は互いに手をとる。) アイトラ・ヘレナ 戦士より強く、王より豊かな 信頼しあう、二人の女! ヘレナ (もう一度鏡の前に進み、嬉々として振り返る。) この姿を見て、誰がヘレナを殺すかしら? (アイトラは感嘆して彼女を見ている。) 何て全てが簡単に起こること! アイトラ その通りです! 飲んで! 心配事は忘れて! (彼女はまた杯を渡す。) ヘレナ (それを飲んで、子供のように楽しげに) メネラス! いったい何故私を殺そうとするの? (ねぼけたようによろめき、少女達がかたまって彼女を支える。) 寝るわ!ー眠くなっちゃたー私の隣で寝るでしょう、あなた? アイトラ 彼女を救うために、私はどうしたらいいの? 貝殻さん、彼はどこにいるの? 全知の貝殻 すぐ近くに! ヘレナ 聞こえたわーもう半分寝てるけどー (子守唄のように) 私のすぐ近くで 無邪気な幸福が もう浮かんでいる! 気をつけて、私は気を失ってしまいそう! いいえ、そのままで、 もう意識が戻ってきた! (彼女は少女達に支えられて、目を閉じる。) 侍女 (ドアから外の様子をうかがいながら) あの男の前に霧がかかっています! こっちへ来ます! この館に向かって! あの男が剣を持って後ろから! やって来ます! 妖精たち ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハ! 奴を大いに弄べ! ハ、ハ、ハ、ハ! 同じ所をぐるぐる回らせろ! アイトラ 彼女を私のベッドに寝かせて!そして寝ている間に私の一番きれいな衣装に着替えさせて!あのブルーの!さあ!みんな、さあ!(妖精達はヘレナを連れて左の部屋に動いて行く。メネラスは手に短剣を持ち、後を追っているかのように部屋に突進してくる。アイトラは飛び退き、カーテンの陰に身を隠して叫ぶ。) あっ! 妖精たち あっ! メネラス (取り乱して) 白い衣装にー乱れ髪ー なのに前より美しい あの時彼女は怖くて逃げ出したーそして美しい二つの腕を あのいまいましい姿に、絡めた! それは月明かりの下でパリスのように見えた。 私はあの二人にやはり一撃を振ったのだ! 私は呪われた男だ! 私は子供にも二度と会えないー おお 父も母もいない孤児(みなしご)よ! アイトラ (進み出て) スパルタの王よ、あなたは私の客人です! メネラス (すっかり取り乱し、血がついていると思って、短剣を急いでカーテンの後ろに隠そうとする。重苦しく独り言) 見知らぬ女ー恐怖の島 人殺しの館ー陰鬱な運命! アイトラ (侍女達に小声で) 蓮汁の壜を! この人には必要だわ。残酷な災いをすぐに忘れるために。 (侍女達はコップと壺を持ってきて、コップに注ぎ入れ、その飲物に壜から数滴垂らす。アイトラはメネラスに、座るように目くばせする。) メネラス 平和な客人として貴女の館でここに座れと?では貴女は、 貴女の館の敷居をまたいだのが誰か、ご存じないのか? アイトラ (もう一度目くばせし、メネラスは腰を下ろす。) 小さな声で! 絶世の美女の愛らしいまどろみを邪魔しないように。 奥でお休みです、 長旅でお疲れになって! メネラス 誰が! アイトラ 貴方の奥方が。 メネラス 誰のことを言っているのだ? アイトラ ヘレナに決まってるでしょう! 他に誰が? メネラス ヘレナが眠っているだって? (彼は跳び上がる。) アイトラ 奥の私のベッドで! ネメラス (独白) 心が引き裂かれる! 精神が錯乱する! 貴女の放った矢の レルナ(ギリシアのレルナ沼に住む七頭蛇)の毒が 体じゅうの血管に痛みを与える! ああ ほんの何時間か ほんの一瞬 その矢の先を 引き戻してくれ! 私にもう一度自分自身を 取り戻させてくれ 引き裂かれる前の 男としての幸せ! 神々よ、もう一度 もう一度自分自身を 哀れな私に 取り戻させてくれ! アイトラ (ためらいがちに言葉をはさんで) メネラスーあの日のことを覚えていますか、 3×3の9年前に、貴方は彼女を ほったらかしにしてー狩りに行ったことを? メネラス (彼女の言うことがよく分かり、腹を立て、暗い表情で) 貴女と言う人は! パリスとあの日のことは言わないでくれ! アイトラ お聞きなさい! 魔法にかけられたあの日から 貴方は一度もその目で奥方を見ていません! (メネラスは不意に両手を頭に上げる。) アイトラ (彼女も立ち上がり、メネラスのすぐ前に進む。) 気がつきなさい! あの若者があつかましくも大胆に 貴方の奥方に手を伸ばした時ー 神々は密かに貴方のことを気にかけていたのですー メネラス 気をつけろ、私が貴女に刑罰を加えないように! アイトラ 貴方の目つきはぞっとするわ、王様! このコップからお飲みなさい、 私と一緒に飲みましょう! (二人とも飲むが、アイトラはふりをするだけ。) 神々は密かに貴方のことを気にかけていたのです。 神々が彼の腕に抱かせたのは 幻影、おぼろげな亡霊、 神々はそうやって人間の男達をからかうのです! 妖精たち (目に見えない) 幻影、おぼろげな亡霊、 神々はそうやって人間の男達をからかう。 そう、そう、そう、そう! アイトラ その間、貴方の奥方を、あの無垢の美女を、 人里離れた場所に隠しました。 貴方から、世間から離れた所に! メネレス いかなる場所に? 口に出す前に 言葉には気をつけろ! (いっそう性急に) いかなる場所に? アイトラ アトラス山の麓にお城があります、 私の父がそこにいます。 強大な権力を持ち、恐れられている王です! 三人の娘がその城で成長しました、 三人とも魔法が使えます。 誇り高きサロメ、 美しいモルガーナ そして若きアイトラ! メネラス 用心しろ、女よ! アイトラ 私たちの館に貴方の奥方が連れて来られたのです! メネラス 用心しろ、女よ! アイトラ 貴方の腕に抱かれていると、思い込んで、 無邪気にまどろんで、 彼女は何年もその城に 私たちの所にいたのです。 その間、王座にいたのは 幻影です。 幻影が、プリアムスの娘たちの中の最高位となって 彼の立派な息子たちと情交を交わし 毎日毎日、世界の炎上を 英雄たちの死を楽しんでいたのです! メネラス ここで私の脅しに恐れなかったのはそれだというのか? アイトラ 幻影です! 妖精たち 幻影! アイトラ スズメバチです! 妖精たち スズメバチ!幻影!亡霊! メネラス ここに彼女は立っていた えもいわれぬ愛らしさで! アイトラ 幻影です! メネラス 幻影だって! アイトラ 亡霊です! メネラス 恐ろしい女だ! 貴女の言葉は恐ろしい、 そしてあらゆるトロイアの武器より強い! 貴女の微笑む口もとから出る 小刻みに震える息で、 貴女は私から彼女を完全に奪ってしまう! ああ、二度と彼女を見られないなんて、 私はなんて不幸な男だ! アイトラ (小声で) もし私が今、貴方の腕に彼女を抱かせたら、 貴方が彼女を失った 3×3の9年前に1年足して10年後に、 あのすばらしい聖女を、 あの永遠の処女を! メネラス もう一度彼女に会えるのか? アイトラ 彼女に会えます、 この目で! メネラス つまりあれは本当なのか、寂しい島の 洞窟に魔女たちが住んでいて、 そこにやって来た者には、 死んだ者の姿を見せてくれる! アイトラ 彼女に会えます! 準備はよろしいですか? メネラス (ひどく狼狽して) 私は何を見るのだろうか! 不幸な男よ! アイトラ 何を怖気づいているのですか? 準備はよろしいですね! メネラス 恐ろしい時間だ! アイトラ 準備はよろしいですね! メネラス 死者の国からー アイトラ 準備はよろしいですね! メネラス ぞっとする知らせ! アイトラ 準備はよろしいですね! メネラス 銅鑼の音が 鈍く響くのが聞こえる。 夜の霊たちが 死者たちを連れてくる! アイトラ 下で何が聴こえますか? 何かが貴方に新たに優しく魔法をかけるとでも? ご覧なさい、神々が貴方に用意してくれたものを! (彼女は目で合図する。部屋は暗くなり、左の部屋からだけ光が差し込む。カーテンが上り、大きなベッドの上で、光沢のあるブルーの衣装を着て、愛らしく眠り込んでいるヘレナの姿が見えるようになる。彼女は目を開ける。) 妖精たち (半数で) ああ、天使だ、 薄暗い中で動き回って、 奸策を弄する、哀れな我々妖精には まぶしすぎる! 妖精たち (残りの半数) ヒヒヒヒ、ヒヒヒヒ。 アイトラ (妖精たちに) お前たち、夜のろくでなしは お黙りなさい! 女主人の足元にひれ伏しなさい! (ヘレナはゆっくりベッドから起き上がり、輝くばかりの美しさで、眠りから覚める。) メネラス (目を向ける勇気がなく) 私は彼女を城に置き去りにして、 二度と思い出すことさえしなかった、 彼女は処女で、女王で、妻で、恋人だった! 彼方から明ける昼が、私の夜を明るくする! (ヘレナはベッドから降り、魅力的に驚いて周りを見回す。メネラスの横に立っていたアイトラは、音も立てずにヘレナに近寄る。彼女はメネラスに話すと見せかけて、実は彼女はヘレナに囁きかけている。) アイトラ アトラス山の麓に お城があります、 彼女はそこで眠っていましたー その間、王座にいたのは 幻影です。 スズメバチが 彼女と同じ姿になって プリアムスの城で 娘たちの中で 最高位に座っていましたー 三人の姉妹がヘレナの眠りを守っていました。 (その間にヘレナは完全にベッドから降り、メネラスの方に行くように見えるが、はにかみ、目を伏せ、足が鎖に繋がれているかのようだ。二人に向かって) 神々は選ばれた子供たちに思いがけないことをすることがあります! メネラス (震えながら) 彼女のことはずっと考えまいとしていた! ヘレナ (小声で、目を伏せて) 私は今でも以前のように望まれていまして? アイトラ (勝ち誇り、メネラスに向かって声をおさえて) 伏目がちのあの眼差しをご覧なさい! あの男に代償を払わせた 燃えるような瞳はどこ? 正直に彼女の虜になりなさい! 妖精たち おお 美女の中の美女ー (高らかに嘲りながら) それほど安易にお前は 神々と和解するのか? メネラス 何をしろと? 奴らは 私の心を粉々に引き裂く! 私をうっとりとさせ、 私を喜ばせ、 何をしろと? 奴らは私の心を二つに引き裂く! アイトラ (彼を彼女のほうに連れて行きながら) 聖女様です! メネラス 何をしろと? ヘレナ (心からはにかんで) あなたのものです! メネラス (痛々しげに) 何をしろと? 妖精たち (嘲りながら) おお 美女の中の美女ー アイトラ (せかして) 受け入れなさい! メネラス (胸苦しげに) 何をしろと? 妖精たち ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヘレナ (後ずさりして) 私はどうしたらいいの? アイトラ ためらわないで! メネラス 何を言えと? アイトラ 私たちは心を引き裂いたりしません! ヘレナ (心配そうに) 私は何て言えば? メネラス 奴らは私の心を二つに引き裂く! ヘレナ 彼の心を二つに引き裂く! 妖精たち 美女の中の美女ー それほど安易にお前は 神々と和解するのか? ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヘレナ (握っているアイトラの手を放して、脇に行って) あの人に構わないで!あの人は私を望んでいません! 妖精たち ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ メネラス お前は誰だ、永遠に若き女神のような そして私の妻に似た、生きもの? ヘレナ やめて! あの人は私を蔑んでいます。 (勝利の気持を隠して) あの人が愛しているのは別の人です! 妖精たち ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ ヒ メネラス (深く心を込めて、ヘレナに目を向けながら) お前の目に愛情を見るとはー 私はあの別の女のためにお前を捨てたのに? (ヘレナは彼に眼差しを向けて黙り込む。) アイトラ あんなに愛している彼に、応えてあげて! ヘレナ (心から) 私は、私を捨てた男なんて知りません、 私が知っているのは、 私が眠っている間、 私の夢の中で、 私を愛して、傍にいてくれた男だけ! メネラス お前は、お前を捨てた男を、 知らないというのかー お前が知っているのは、 お前を愛して、傍にいた男だけだと、 それはその男がお前を選んだから! ヘレナ (頭を彼の肩にもたせかけて) それはその方が私を選んだから! アイトラ 大急ぎで船の準備をして 二人を故郷に送りましょう! 妖精たち (からかいながら) 大急ぎで船の準備をして 二人を故郷に送りましょう! ハハハハ、ハハハハ! お芝居は終わりだ! (ヘレナはメネラスから離れると、アイトラの言葉に驚いて、アイトラの方に行く。) アイトラ (彼女の顔を見ながら) どうしたのー帰りたくないの? 妖精たち (間のびして尋ねる) どうしたのー帰りたくないの? ヘレナ (声をおさえて) あの館は怖いんです! 私は新しいものに惹かれ 古いものが怖いんです! 私を喜ばせてください、 私はあの人を引きとめておきたい! 妖精たち どうしたのー帰りたくないの? ヘレナ 誰も私達を知らない場所、 ヘレナの名が 鳥のさえずりのように ただの音にすぎず、 トロイアといっても 誰も耳にとめない場所、 ちょっとの間そこで 私たちは世間から身を隠す、 そんなこともおできになって? アイトラ (すばやく、声を抑えて) アトラス山の麓に オアシスがあります、 魔法の天幕を 私がそこに建ててあげますー ヘレナ どうやって行くの? アイトラ 私のベッドで あなた達が愛し合い 眠り込んだらー 私があなた達に マントを掛けてあげます! メネラス (歓喜と不安の中で、独白) 我々を動かし、 我々を喜ばせ、 彼女はその力で 我々の心を変える! アイトラ マントがあなた達を運びます、 そして明るく照らされた場所で、 あなた達は目を覚ますのです、 二人だけで! メネラス アトラス山の麓? 魔法の天幕? ヘレナ 愛しい魔法使いさん! 二人だけですって! メネラス (ヘレナをじっと見つめて) 突然現れた神々よ! 私に自分を取り戻させてください、 私に若さをください、 今すぐ返してください、 私がためらうことなく この突然の幸せを 享受できるように! アイトラ (ヘレナに) ごく必要なものだけ この長持に入れなさい、 一緒に送ってあげます! (小声で) とりわけこの壜、 甘い忘却の媚薬、 この蓮汁の壜には 感謝しなければいけません! もしかしたらもう数滴 必要になるかもしれません。 (意味深長に) 時として 彼の飲物にあるいは 貴女の飲物に数滴ー メネラス 彼女らの囁き合いの愛らしいこと! 魅惑的な女たちだ、 彼女らの眼差しの利発なこと! アイトラ ーそうして嫌なことは すっかり忘れて 明るい住まいの下で 静かに暮らすのです 永遠に! ヘレナ (祈りを唱えるように彼女と一緒に) そうして嫌なことは 地中の奥深く 明るい住まいの下に 葬られるのです 永遠に! メネラス (独白) おお 私の娘よ、 幸運な子よ! なんという母親を なんという姉を 私はお前に連れて帰ることか! (ヘレナは寝室に入り、そこからメネラスの方を見回す。メネラスは彼女の傍で、跪き、頭を彼女の膝に押し付ける。彼女は彼を引き上げる。寝室のカーテンが引かれて、彼らの姿が見えなくなる。中央の部屋に侍女が音をたてずに入っていく。アイトラは侍女に、灯りを消すように目くばせする。アイトラは、王座の前にある黒い魔法のマントを取る。中央の部屋の灯りが消え、寝室の灯りも消える。) 妖精たち (姿は見えず、静かに、しかし意地悪く) 永遠に! ハハハハ! 高貴な人間ども! 最高のものを隠すなんて、 ハハハハ、 そんなことはあってはならない! (アイトラは、マントを手にして、まだ躊躇しているように見える。彼女は月明かりでおぼろに照らされている。右隣の部屋は薄明りで侍女が見える。侍女は長持に衣服を入れる。最も貴重なものの中に、黄金の容器に密閉した、あの壜がある。) アイトラ (足を踏み鳴らし) もそろそろう静かにしたらどう? (アイトラは、全てが静まり返るまで、ひとしきり待つ。侍女も長持に鍵をかけると腕枕で眠ってしまう。アイトラはマントを揺すりながら、寝室の方に向かう。) (幕) ERSTER AUFZUG Gemach in Aithras Palast. Ein Ausgang ins Freie, nicht in der Mitte des Hintergrundes, sondern seitlich rechts. Zur Linken ein Tisch, schön gedeckt für zwei, zwei thronartige Stühle dabei. In der Mitte auf einem Dreifuss die alleswissende Muschel. An der rechten Seitenwand ein Thronsessel, auf dem Aithra sitzt - vor ihr auf einem niedrigen schemelartigen Stuhl die Dienerin, auf einer Harfe spielend. Draussen ist Nacht. Das Gemach ist schön erleuchtet AITHRA steht auf Das Mahl ist gerichtet, die Nacht schwebt nieder, wo ist mein Geliebter? Er lässt mich allein. Ich laure er kommt nicht - Ich traure wo. bist du? O lass nicht so lange die junge, die bange Geliebte allein! Die Nacht sinkt nieder, lass heute nicht wieder, Poseidon, die Freundin allein! Wo bist du, Poseidon, zart wo bist du? ungeduldig Wo ist er denn? MUSCHEL Drei Tauben schweben glänzend wie Perlen fern überm Meer. Sie grüssen dich von Poseidon und versichern mit sanftem Girren seine Liebe, seine Treue, seine Sehnsucht immer auf s neue! AITHRA O du Lügnerin! Einmal sind es Reisende, einmal Delphine, einmal Tauben! MUSCHEL Seine Liebe, seine Treue immer aufs neue! AITHRA heftig Antworte mir ohne Umschweife wo ist Poseidon? MUSCHEL sehr feierlich Bei den Äthiopen! AITHRA zornig Bei den Äthiopen? DIENERIN Ich laufe um das Fläschchen mit dem Lotossaft. AITHRA traurig Ach, eine Zauberin sein und so ohnmächtig gegen den stärkeren Zaubrer! DIENERIN Ich laufe und hole das Fläschchen! AITHRA Ich will nicht! DIENERIN Du brauchst es! AITHRA Ich will nicht! DIENERIN Es wird dich beruhigen. AITHRA Ich will nicht! DIENERIN Du brauchst es! AITHRA Ich will nicht! DIENERIN Dann wühlet kein Schmerz durch die Adern! AITHRA Ich will nicht! DIENERIN Dann stillet sich innen das Hadern! AITHRA Ich will nicht! DIENERIN leise und sehr deutlich Ein halbes Vergessen wird sanftes Erinnern; du fühlest im Innern dir wiedergegeben den göttlichen Mann! Aithra setzt sich zu Tisch, kindhaft junge Mädchen schweben auf den Fussspitzen herein und bedienen sie AITHRA Ich will nicht betäubt sein, ich will mich zerstreuen! Ich will Gesellschaft haben! Für was ist mir denn Gewalt gegeben, jeden Sturm zu entfesseln, jedes Schiff an die Klippen zu reissen! MUSCHEL Der Mann steht auf, er ist der einzige an Bord, der nicht schläft. DIENERIN kopfschüttelnd "Der Mann steht auf!"" Sie sieht ein Schiff mit schlafenden Leuten. MUSCHEL Er weckt einen von den Schläfern auf - DIENERIN von den Schläfern""" MUSCHEL und gibt dem das Steuer in die Hand - DIENERIN gibt dem das Steuer in die Hand MUSCHEL Er selber steigt hinunter in den Schiffsraum. DIENERIN Er steigt hinunter in den Schiffsraum. AITHRA hält im Essen inne Von wem erzählt sie? DIENERIN Sie sieht ein Schiff mit schlafenden Leuten. MUSCHEL Jetzt ist er unten. Die Schlafende regt sich. Die Schlafende ist von allen Frauen der Welt die Schönste! AITHRA Warum gleich die Schönste! Wer kann das entscheiden? MUSCHEL Er beugt,sich zu ihr, er will sie küssen! AITHRA Eine schöne Frau, gut! DIENERIN Der Mann auf dem Schiff will die Schlafende, die seine Frau ist, küssen. AITHRA Und das ist alles? MUSCHEL Nein! Jetzt holt er - AITHRA nicht sehr gespannt Was holt er? MUSCHEL Er greift mit der Linken ein Tuch - DIENERIN ein Tuch, MUSCHEL das will er über ihr Gesicht werfen - DIENERIN über ihr Gesicht MUSCHEL denn in der Rechten hält er einen Dolch - er will sie töten. DIENERIN Er greift mit der Linken ein Tuch - MUSCHEL Aithra, hilf doch! Der Mann ermordet die Frau! DIENERIN Aithra, hilf doch der Mann auf dem Schiff ermordet seine Frau! AITHRA aufspringend Wie denn? Was soll ich? Wer sind denn die Leute? MUSCHEL Helena ist es! Helena von Troja! Und er ist Menelas! Schnell! Er schleicht sich näher! Verdeckt er ihr mit dem Tuch das Gesicht, so ist sie verloren! DIENERIN Schnell! Er schleicht sich näher. Gleich ist sie verloren! AITHRA Sause hin, Sturm! Flieg hin wie der Blitz! Wirf dich auf das Schiff! Rede, was siehst du? MUSCHEL Der Sturm hat das Schiff! Er hat es! Er hat es! Die Masten splittern! Die Schlafenden taumeln drunter und drüber. Weh! Sie scheitern. DIENERIN Sie scheitern! AITHRA Und die Frau? Und der Mann? Hat er sie ermordet, der Teufel? MUSCHEL Sie schwimmen! Da - er trägt sie. Befiehl doch Ruhe, lass alle sich retten! AITHRA Wer trägt wen? Legt euch, Wellen! MUSCHEL Menelas trägt Helena hoch in den Armen! Die brandenden Wellen machen ihm Platz und er schwingt sich ans Land. AITHRA Leg dich, Sturm, zu meinen Füssen! Hier ganz still! ― Eine Fackel, ihnen den Weg zu zeigen. Die Dienerin packt eine Fackel, läuft hinaus. Der Sturm legt sich gänzlich Ist es wirklich Helena? Die berühmte? So ist denn Troja gefallen! Und ich soll hier sie empfangen? In meinem Haus? Mit ihr reden? Mit Helena von Troja! Mit der berühmtesten, der gefährlichsten, der herrlichsten Frau der Welt. Was wir sahen, da wir sehnten träumend uns aus uns hinaus, einmal kommt es, nächtig prächtig, unversehens uns ins Haus! Aithra zieht sich langsam zurück in ein Seitengemach nach rechts, wo sie aber dem Zuschauer sichtbar bleibt. Das Gemach bleibt einen Augenblick leer, dann kommt die Dienerin gelaufen, voran leuchtend, hinter ihr ein leicht gewappneter schöner Mann, der einen gekrümmten Dolch im Munde trägt und an der Hand eine sehr schöne Frau mehr hinter sich dreinreisst als führt, deren üppiges goldblondes Haar aufgegangen ist. Die Dienerin verschwindet. Helena erblickt einen Spiegel, geht hin und steckt unbefangen ihr Haar auf. Menelas sieht sich um, befangen wie ein Mensch, der aus Finsternis ans Licht und aus Todesgefahr in ein schön erleuchtetes Zimmer kommt; dann legt er den Dolch, der schon nicht mehr zwischen den Zähnen, sondern in seiner Hand ist, auf den Dreifuss nächst der Muschel hin MENELAS Wo bin ich? Was ist das für ein Haus? HELENA sofort Herrin der Lage Ein Feuer brennt. Ein Tisch ist gedeckt. Will nicht mein Gemahl mit mir sitzen und essen? MENELAS leise und beklommen Was haben die Götter mir zubereitet? HELENA Schön glänzt der Saal, zwei Throne stehen. Ein König und eine Königin sind hier erwartet. Setzen wir uns! MENELAS für sich Nie werden wir beide zusammen essen. HELENA Der Mann und die Frau - so ward ich gelehrt, teilen den Tisch und teilen das Lager. MENELAS Dein Lager war zuunterst im Schiff, meines war droben unter den Sternen zehn Nächte lang. HELENA lächelnd Doch heute nacht war dir das zur Last. Du kamst herab mit leisen Tritten - MENELAS erstaunt Du schliefest nicht? HELENA leidenschaftlich War ich s nicht, die dich nicht schlafen liess? MENELAS schmerzlich Du warst es! beiseite Ahnt sie, was ich ihr antat ohne den Sturm? Oder ist sie ganz arglos? Er tritt von ihr weg AITHRA Ein gräulicher Mann! Wie er sich bitten lässt zu etwas Schönem! HELENA Wohin trittst du? Willst du noch einmal von mir weggehn? Lieber, das fruchtet doch nichts. AITHRA Es ist nicht zu begreifen! HELENA Dir ist auferlegt, mich nicht zu verlassen, und mir ist verhängt, zurückzukehren in deine Arme, und so ist es geschehn! Sag doch, ob je in all diesen Jahren dein Wünschen gelassen hat von mir nur für eine Stunde? Menelas sieht zu Boden Du schweigest. Siehst du? MENELAS qualvoll Helena! HELENA mit voller Liebe Menelas! Sie tritt ihm entgegen, er weicht fast schaudernd zurück Helena ist dem Tisch näher getreten. Eine zarte, kindhafte Mädchengestalt schwebt auf Fussspitzen hinter dem Tisch hervor, füllt aus einem Mischkrug eine flache Trinkschale, bietet sie Helena dar HELENA ergreift die Schale, tritt mit ihr auf Menelas zu Bei jener Nacht, der keuschen einzig einen, die einmal kam, auf ewig uns zu einen; bei jenen fürchterlichen Nächten, da du im Zelte dich nach mir verzehrtest; bei jener Flammennacht, da du mich zu dir rissest und mich zu küssen doch dir hart verwehrtest, und bei der heutigen endlich, da du kamest, mich jäh und zart aus allem Schrecknis nahmest bei ihr, die mich aufs neu dir schenkt, trink hier, wo meine Lippe sich getränkt! Sie berührt mit den Lippen den Rand der Schale, reicht diese dann Menelas MENELAS finster Ein Becher war süsser als dieser, herrlich gebildet, aus dem trank Paris, und nach seinem Tod seiner Brüder viele. sehr bitter Du warst eine Schwägerin ohnegleichen! HELENA Aber du bist der Beglückte, denn sie alle sind tot - und du bist mein Herr! So nimm die Feige, darein ich drücke die Spur meiner Lippen, und freue dich! Das kleine Mädchen, das die Früchte gereicht hat, tanzt ab MENELAS grausam bitter Zu viele, Helena, haben gekostet von der herrlichen Frucht, die du anbietest! HELENA Hast du aber von einem gehört, der ihrer satt ward? MENELAS Heute nacht trat ich zu dir, dort, wo du schliefest, um dich zu itöten! HELENA lächelnd und bezaubernd Weil du nur so und nicht anders glaubst zu empf angen mein letztes Geheimnis darum meine Züge willst du gewahren zauberisch zärtlich im Tode verzerrt? O Liebender, du ohne Mass und Grenzen! MENELAS ergreift den gekrümmten Dolch und bringt ihn ihr vor die Augen Kennst du die gekrümmte Waffe? HELENA sehr ruhig Als Paris vor dir lag und fleht` um sein Leben, entrissest du ihm den krummen Dolch - ich kenn` ihn recht wohl - ausbrechend und mit der eignen Waffe durchschnittest du ihm die lebendige Kehle! leise Als Paris starb unter deinem Stahl, den Tag wusstest du wieder, dass du mir gehörtest, und ich - ich gehöre dir! MENELAS nun fest entschlossen zur Tat Helena! Merke zuletzt meine Rede! Merke Einem gehört ein Weib - und ich will meine Tochter so aufziehn - HELENA unerschüttert Deine? Ich denke, sie ist auch die meine! MENELAS ohne sich beirren zu lassen So auf ziehn will ich meine Tochter dass sie sich der Mutter nicht braucht zu schämen! Denn für eine Tote errötet man nicht. HELENA mit unbesiegbarer Kraft Menelas, merke zuletzt meine Rede! Einem gehört ein Weib und so bin ich die deine! Dich hab- ich gewählt aus dreissig Freiern, mutigen, schönen! HELENA Sieh mir ins Gesicht - und lass alles, was war, alles, alles, ausser diesem, dass ich dein bin! MENELAS Ich war nicht der erste der Helden und nicht der zweite - HELENA Vergiss den bösen Traum, wach auf bei deiner Frau! MENELAS Warum hast du mich gewählt zu solchem Leiden? Hab ich im Traum Troj a verbrannt? HELENA Lasse, was war, und küsse mich wieder! MENELAS für sich Nimmer darf das Kind sie sehn! HELENA In deinen Armen bring mich heim! MENELAS Bewahret mich rein, ihr oberen Götter! HELENA Helfet dem Weibe, ihr unteren dunklen! MENELAS Helfet, was sein muss, mir zu vollenden! HELENA Erde und Nacht, Mond und Meer, helf et mir jetzt! MENELAS Erde und Nacht, Mond und Meer, weichet hinweg! HELENA und MENELAS Erde und Nacht, Mond und Meer, MENELAS helfet, was sein muss, mir zu vollenden! Bewahret mich rein, ihr oberen Götter! Helfet, was sein muss, mir zu vollenden! HELENA Helfet dem Weibe, ihr unteren dunklen! Wach auf bei deiner Frau! In deinen Armen bringe mich heim! HELENA und MENELAS Erde und Nacht, Mond und Meer, HELENA helfet mir jetzt! MENELAS Weichet hinweg! Die Lichter verdunkeln sich, nur der Mond fällt von draussen herein. Ein Strahl trifft Helenas Antlitz. Menelas - den Dolch erhoben, sie in die Kehle zu treffen, steht wie gebannt vor ihrer Schönheit. Sein Arm mit der Waffe sinkt AITHRA beschwörend Ihr, grünen Augen im weissen Gesicht, die ihr lauernd listig euch pappelnd vermummt, Nachtelf en ihr, lüstern Lebendiges zu euch zu ziehn, ich hab hier im Haus einen heissen Kerl, einen rechten Raufbold, den schafft mir vom Leib! Vor Aithra erscheint flüchtig ein und der andre Elf, gleichsam um ihre Befehle entgegenzunehmen, und verschwindet ebenso rasch Mit Lärm einer Schlacht bestürmt ihm den Kopf, narret ihn fest! Lasst ihn anlaufen an zwanzig Bäume, sein Schwert in der Hand. Dreht ihn! Drillt ihn! Zwinkert und zwitschert! Dreht ihn! Drillt ihn! Belfert und balzt, schnattert und schnaubt, drommetet und trommelt! Hudelt ihn! Hetzt ihn! Flitz, flitz, flitz 1 Die Rückwand des Hauses wird durchsichtig, man erblickt das Treiben der Elfen, von denen einzelne sich als Krieger verkleiden, Helme aufsetzen, Schilde und Speere schwingen HELENA Ohne Zaudern töte mich denn! MENELAS Wie liebliches Weh noch in dieser Gebärde die süsse Kehle gedehnt wie dürstend dem Eisen entgegen! Abermals anspringend, hält er abermals inne HELENA Nimm mich ins Messer! Nimm mich, Liebster! DIE ELFEN teilweise unsichtbar Mit Lärm einer Schlacht bestürmt seinen Kopf! MENELAS Wie ist mir? DIE ELFEN Drommetet und trommelt! MENELAS Was hör ich? DIE ELFEN Paris hier! Mit Lärm einer Schlacht bestürmt seinen Kopf! Haltet ihn fest. MENELAS Wer ruft? Was für Waffen? DIE ELFEN Paris hier! Hier steht Paris! MENELAS Paris hier? HELENA dringender Was dein Herz begehrt, tu endlich mit mir! MENELAS verwirrt Auch ins Messer fällst du noch so? Auch der Stich in den Hals wird zärtlich sein? DIE ELFEN Paris! MENELAS Paris? DIE ELFEN Hier steht Paris! MENELAS Hier steht Paris? Den Feldruf hör ich! Gehn die Toten hier um und rufen und wollen noch einmal erschlagen sein? DIE ELFEN ganz nahe Helena will ich wieder gewinnen! MENELAS Hier steht Menelas und dein Tod! Steh mir, Gespenst! Er stürzt ab ins Freie DIE ELFEN Hahahahahahaha,hahahaha! Paris hier! Hahahahahahaha,hahahaha! verschwindend Paris hier! Hahahahahahaha,hahahaha! Helena wankt nun todmüde auf den Thron der Aithra und fällt dort mehr zusammen, als dass sie sich setzt. Aithra tritt hervor. Helena, bei ihrem Anblick, will aufstehen AITHRA Bleib sitzen! Schone dich! Sie setzt sich auf den niedrigen Sessel HELENA Wer bist du? Wem ist dies Haus? AITHRA Du bist in Poseidons Haus, Helena, und bist mein Gast! Doch lass uns keine Minute verlieren! Ich werde dich retten, ich bin deine Freundin! In wenigen Augenblicken kehrt der Fürchterliche zurück. Oh, wie ich ihn hasse! HELENA steht auf, späht hinaus Oh, wie ich ihn liebe! MUSCHEL lacht Menelas! Jetzt läuft er wie ein Toller einem Nebelschwaden nach, den er für Helena hält! HELENA Troja ist dahin - und jetzt gehöre ich ihm! DIE ELFEN Ha, ha, ha, ha, ha, ha, ha! Hetzt ihn auf s neu! Jagt ihn im Kreis um sich selber herum! Helena hier! Paris da! Ha, ha, ha, ha, ha, ha, ha! AITHRA Du bist durchnässt, meinst du zu trocknen bedarf es des Feuers? Ich trockne dich mit meinen Augen! HELENA sieht Aithra lächelnd an Wie sanfte Wärme mich durchdringt! AITHRA Die lieblichen Wangen so entstellt vom Salz des Meeres! Sie streicht ihr die Wange HELENA Wie du mich anrührst! AITHRA Ohne Glanz die Haare! Meinst du, ich brauche Salben und Öl, damit sie dir leuchten? Sie streift leicht über Helenas Haar HELENA vor dem Spiegel, den auf Aithras Wink die Mädchen herangebracht haben Wie ich erglänze! AITHRA entzückt Allerschönste! HELENA Beste! Was hast du aus mir gemacht? AITHRA Dein herrliches Wesen zurück dir gebracht. HELENA nachdem sie sich abermals an dem eigenen Spiegelbild geweidet Was machst du aus mir? So sah die aus, die Menelas in seine Brautkammer trug. Bin ich so jung und soll sterben? AITHRA mit der Trinkschale Nicht sterben! Leben! Leben! Schnell! Trinke! HELENA nimmt die Schale Wer bist du? DIENERIN ganz leise, nur hauchend Ein halbes Vergessen bringt sanftes Erinnern. HELENA Was ist das für ein Trank? DIENERIN leise Du fühlest im Innern dir wiedergegeben dein unschuldig Leben - HELENA für sich, leise Wie ist mir auf einmal? Wohin schwindet meine Angst? DIENERIN und wie du dich fühlest, so bist du fortan! AITHRA Wie die Nacht aus deinen Augen schwindet! HELENA Wer bist du? AITHRA Deine unbedeutende Freundin Aithra! HELENA Zauberin! AITHRA Schönste! Sie fassen einander bei den Händen AITHRA und HELENA Stärker als Krieger, reicher als Könige sind zwei Frauen, die sich vertrauen! HELENA tritt noch einmal vor den Spiegel, dann wendet sie sich beseligt Wer tötet Helena, wenn er sie ansieht? Aithra betrachtet sie voller Bewunderung Wie leicht wird alles! AITHRA Recht so! Trinke! Und vergiss deine Angst! Sie reicht ihr abermals die Schale HELENA nachdem sie getrunken, fröhlich wie ein Kind Menelas! Warum denn mich töten? Sie schwankt wie schlaftrunken, die kleinen Mädchen drücken sich an sie und stützen sie Schlafen! - Mich schläfert - Schläfst du neben mir, Liebster? AITHRA Wie stell ich‘s an, sie zu retten? Muschel, wo ist er? MUSCHEL Ganz nahe! HELENA Ich hab s gehört - schon in halben Schlaf hinein - wie ein Schlummerliedchen Ganz nahe schon schwebt mir ein unschuldig Glück. Gebt acht ich entschwinde! Nein, lasset ich finde schon wieder zurück! Sie schliesst, auf die Kleinen gestützt, die Augen. DIENERIN an der Tür hinausspähend Der Nebelstreif flattert vor ihm! Hierher zu! Auf das Haus! Er mit dem Schwert hinterdrein! Er kommt! DIE ELFEN Ha, ha, ha, ha, ha, ha, ha, Narret ihn fest, Ha, ha, ha, ha, jagt ihn im Kreis um sich selber herum! AITHRA Leget sie auf mein Bett! Und kleidet sie im Schlaf in mein schönstes Kleid! In das blaue! Fort! Alle fort! Die Kinder schweben mit Helena ab ins linke Gemach. Menelas, den Dolch in der Faust, kommt von aussen hereingestürzt als ein Verfolgender. Aithra springt ihm aus dem Weg, birgt sich in den Vorhängen und schreit Ai! DIE ELFEN Ai! MENELAS verstört vor sich hin Im weissen Gewand - zerrüttet das Haar - und doch schöner als je flüchtete sie in Angst - und warf zwei herrliche Arme - um eine verfluchte Gestalt, die im Mondlicht aussah wie Paris! Mit einem Streich doch traf ich die beiden! Ich Verfluchter! Auch mein Kind seh ich nicht wieder - O Waise ohne Vater und Mutter! AITHRA tritt hervor Fürst von Sparta, du bist mein Gast! MENELAS völlig verstört, sucht eilig den, wie er meint, blutigen Dolch unter dem Vorhang zu verbergen. Dumpf und vor sich hin Fremdes Weib - Insel der Schrecken! Mörderisch Haus! - Graues Geschick! AITHRA leise zu den Dienerinnen Das Lotosfläschchen! Er hat es nötig! Schnelles Vergessen grässlichen Übels! Die Dienerinnen bringen den Becher und den Mischkrug, giessen ein, träufeln aus dem Fläschchen in den Trank. Aithra winkt Menelas, den niedrigen Sitz einzunehmen MENELAS Hier sitzen bei dir als ein friedlicher Gast? So weisst du nicht, wer deine Schwelle betrat? AITHRA winkt ihm nochmals, er setzt sich Leise! Nicht störe den lieblichen Schlummer der schönsten Frau sie schläft da innen ermüdet von einer langen Reise! MENELAS Wer? AITHRA Deine Frau. MENELAS Du redest von wem? AITHRA Von Helena doch! Von wem denn sonst? MENELAS Die schliefe? Er springt auf AITHRA Da innen auf meinem Lager! MENELAS für sich Zerspalten das Herz! Zerrüttet der Sinn! Weh in den Adern, weh eurer Pfeile lernäisches Gift! Ach nur für Stunden, für wenige Augenblicke ziehet die Spitzen der Pfeile zurück! Gebt mir mich selber, mein einig Wesen der unzerspaltenen Mannheit Glück! O gebt, ihr Götter, o gebt mir mich selber, gebet mir Armen mich selber zurück! AITHRA zögernd einsetzend Menelas - gedenkst du des Tages vor dreimal drei Jahren, da du sie verliessest - und zogest zur Jagd? MENELAS sie völlig verstehend, mit zornig verfinsterter Miene Du! Sprich nicht von Paris und jenem Tage! AITHRA Höre! Seit jenem verwunschenen Tage hast du deine Frau mit Augen nicht wieder gesehn! Menelas hebt jäh die Hände über seinen Kopf AITHRA steht auch auf, tritt dicht vor ihn Merke! Als jener frech und verwegen ausreckte die Hand nach deinem Weibe - heimlich sorgten die Götter um dich - MENELAS Hüte dich Weib, dass ich dich nicht strafe! AITHRA Furchtbar sind deine Blicke, Fürst! Trinke hier aus diesem Becher, trinke mit mir! Sie trinken beide, Aithra nur zum Schein Heimlich sorgten die Götter um dich In die Arme legten sie ihm ein Luftgebild, ein duftig Gespenst, womit sie narren die sterblichen Männer! DIE ELFEN unsichtbar Ein Luftgebild, ein duftig Gespenst, womit Götter narren die sterblichen Männer, ja ja, ja ja, ja ja, ja ja! AITHRA Dein Weib indessen, die schuldlose Schöne, verbargen sie an entlegenem Ort vor dir und der Welt! MENELAS An welcher Stätte? Achte die Worte, bevor du sie redest! noch dringender An welcher Stätte? AITHRA Am Hang des Atlas steht eine Burg, mein Vater sitzt dort ein gewaltiger Herr und gefürchteter König! Drei Töchter wuchsen im Hause auf, zauberkundig alle drei Salome, die stolze, die schöne Morgana und Aithra, die junge! MENELAS Hüte dich, Weib! AITHRA Zu uns ins Haus brachten sie schwebend deine Frau! MENELAS Hüte dich, Weib! AITHRA Schuldlos schlummernd, wähnend, sie liege in deinen Armen, lag sie bei uns die Jahre im Haus. Dieweilen thronte das Luftgespenst zuoberst unter Priamus Töchtern und buhlte mit seinen herrlichen Söhnen und freute sich am Brande der Welt und am Tc de der Helden Tag f ür Tag! MENELAS Die, welche hier meinem Drohen trotzte? AITHRA Ein Luftgebild! DIE ELFEN Ein Luftgebild! AITHRA Die Wespe die! DIE ELFEN Die Wespe,die! Ein Luftgebild! Ein Gespenst! MENELAS Hier noch stand sie unsagbar lieblich! AITHRA Ein Luftgebild! MENELAS Ein Luftgebild! AITHRA Ein Gespenst! MENELAS Furchtbares Weib! Deine Worte sind furchtbar und stärker als alle trojanischen Waffen! Du raubst sie mir völlig mit zitterndem Hauch aus lächelndem Munde! weh, nun erblick ich sie nimmer wieder, ich ganz unseliger Mann! AITHRA leise Wenn ich sie nun in die Arme dir lege, die du verloren vor dreimal drei Jahren und einem Jahre - Die herrliche Reine, die Unberührte! MENELAS Ich werde sie sehn? AITHRA Du wirst sie sehn, mit diesen Augen! MENELAS So ist es wahr es wohnen in Höhlen auf einsamer Insel Zauberinnen, die zeigendem, der zu ihnen dringt, die Bilder der Toten! AITHRA Du wirst sie sehn! Bereite dich! MENELAS in grösster Verwirrung Was werde ich sehn! Unseliger Mann! AITHRA Was ficht dich an? Bereite,dich! MENELAS O furchtbare Stunde! AITHRA Bereite dich! MENELAS Vom Reiche der Toten - AITHRA Bereite dich! MENELAS grässliche Kunde! AITHRA Bereiteclich! MENELAS Ich höre Becken dumpf geschlagen, Nachtgeister bringen die Tote getragen! AITHRA Was horchst du hinunter? Zärtlich verzaubert dich was denn aufs neue? Sieh hin, was dir die Götter bereiten! Sie winkt. Das Hauptgemach verfinstert sich, und nur aus dem Gemach zur Linken dringt eine Helle hervor. Die Vorhänge heben sich, und auf einem breiten Lager wird Helena sichtbar, lieblich entschlummert, in einem strahlend blauen Gewand. Sie öffnet die Augen ELFEN 1. Hälfte O Engel, für Elfen arglistig arme, die zwinkern im Zwielicht - allzu herrlich! ELFEN 2. Hälfte Hi hi hi hi, hi hi hi hi. AITHRA zu den Elfen Ihr Nachtgesindel schweigt nun schon! Schmiegt euch zuFüssen der Herrin! Helena hebt sich langsam vom Lager, vom Schlaf erquickt, in strahlender Schönheit MENELAS der kaum wagt, hinzusehen Die ich zurückliess auf meinem Berge, die ich zu denken nie gewagt, die Jungfrau, die Fürstin, die Gattin, die Freundin! O Tag aus dem jenseits, der nächtlich mir tagt! Helena steigt vom Lager herab, mit reizendem Staunen blickt sie um sich. Aithra, die neben Menelas stand, gleitet lautlos zu Helena hinüber; was sie sagt, ist zum Schein zu Menelas gesprochen, in der Tat flüstert sie es Helena ein AITHRA Am Hang des Atlas steht eine Burg, da lag sie und schlief - dieweilen thronte das Luftgespenst, ihr gleichgebildet, die Wespe die, auf Priamus Burg und sag zu oberst unter den Töchtern - drei Schwestern hüteten Helenas Schlaf. Helena ist währenddem vollends herabgestiegen. Es scheint, als ginge sie auf Menelas zu, aber scheu, mit gesenktem Blick und wie mit gefesselten Füssen. Zu beiden Nie Erahntes bereiten die Götter ihren erwählten herrlichen Kindern! MENELAS bebend Die zu denken ich mir verwehrte! HELENA leise, mit gesenkten Augen Bin ich noch immer die einstens Begehrte? AITHRA triumphierend und halblaut zu Menelas Sieh doch den Blick zur Erde gesenkt! Wo ist nun das brennende Auge jener, die vom Manne gekostet? Wage doch endlich bezaubert zu sein! DIE ELFEN O Schönste der Schönen - Ganz hoch, höhnend so billig willst du die Götter versöhnen? MENELAS Was tun? Sie reissen das Herz mir in Stücken! Mit ihrem Entrücken, mit ihrem Beglücken was tun? Sie reissen das Herz mir entzwei! AITHRA ihm Helena zuführend Die Reine! MENELAS Was tun? HELENA innig scheu Die Deine! MENELAS leidvoll Was tun? DIE ELFEN höhnend O Schönste der Schönen - AITHRA dringender Empfange! MENELAS beklommen Was tun? ELFEN chi chi chi chi chi chi chi chi HELENA zurückweichend Wie darf ich? AITHRA Nicht zage! MENELAS Was sagen? AITHRA Wir reissen das Herz nicht entzwei! HELENA angstvoll Was sag ich? MENELAS Sie reissen das Herz mir entzwei! HELENA Und reisse das Herz ihm entzwei! DIE ELFEN O Schönste der Schönen - so billig willst du die Götter versöhnen? chi chi chi chi chi chi chi chi chi chi HELENA zur Seite tretend, sich von Aithra, die ihre Hand ergriffen hat, lösend Lass ihn! Er will mich nicht! ELFEN chi chi chi chi chi chi chi chi chi chi MENELAS Wer bist du, Wesen, das einer ewig jungen Göttin gleicht - und meiner Frau? HELENA Lass ab! Er verschmäht mich. mit verhohlenem Triumph Er liebt jene andre! ELFEN chi chi chi chi chi chi chi chi MENELAS die Augen zu Helena hebend, mit tiefster Innigkeit Wie gewänne ich Gunst in deinen Augen - da ich um jener willen dich verliess? Helena wirft ihm einen Blick zu und schweigt AITHRA Antworte ihm, der so liebt! HELENA sehr innig Ich weiss von keinem, der mich verliess, nur von einem, der liebend bei mir war in meinen Träumen, indessen ich schlief! MENELAS So weisst du von keinem, der dich verliess - nur von einem, der liebend bei dir war, weil er dich erwählte! HELENA drückt ihren Kopf an seine Schulter Weil er mich erwählte! AITHRA Schnell nun rüst ich das Schiff und schicke euch heim! DIE ELFEN spottend Nun rüstet das Schiff und schicket sie heim! ha ha ha ha, ha ha ha ha! Das Spiel ist aus! Nachdem Helena sich von Menelas gelöst hat, geht sie, erschrocken über Aithras Wort, auf diese zu AITHRA ihr ins Gesicht sehend Wie - oder nicht? DIE ELFEN sehr gedehnt fragend Wie - oder nicht? HELENA halblaut Mir bangt vor dem Haus! Verzaubert im Neuen mir bangt vor dem Alten! Lass mich mich freuen, lass mich ihn halten! ELFEN Wie - oder nicht? HELENA Wo niemand uns kennt, wo Helenas Name ein leerer Hauch wie Vogellaut, wo von Troja nie kein Ohr vernahm, dort birg uns der Welt für kurze Frist, vermagst du das auch? AITHRA schnell, halblaut Zu Füssen des Atlas liegt eine Oase ein zauberisch Zelt bau ich euch dort - HELENA Und wie die Fahrt? AITHRA Auf meinem Bette ihr legt euch liebend und schlummert ein - den Mantel werf ich über euch! MENELAS für sich, zwischen Jubel und Beklommenheit Mit ihrem Entrücken, mit ihrem Beglücken sie wenden mit Händen das Herz in der Brust! AITHRA Der Mantel trägt euch, und ihr erwacht am erleuchteten Ort zu zweien allein! MENELAS Zu Füssen des Atlas? Ein zauberisch Zelt? HELENA Zauberin! Liebste, zu zweien allein! MENELAS mit den Augen an Helena hängend Ihr jähen Götter! nun gebt mir mich selber, nun gebt mir die Jugend, schnell gebt sie zurück, damit ohne Zagen ich wage zu tragen dies jähe Glück! AITHRA zu Helena Das Nötigste nur in eine Truhe, ich schicke es mit! leise Das Fläschchen vor allem, Lotos, der liebliche Trank des Vergessens, dem alles wir danken! Vielleicht bedarf es etlicher Tropfen bedeutungsvoll von Zeit zu Zeit in seinem Trank oder in deinen - MENELAS Wie lieblich sie flüstern, die reizenden Frauen, wie klug sie blicken! AITHRA ― damit das Böse vergessen bleibe und ruhe unter der lichten Schwelle auf ewige Zeit! HELENA mit ihr wie ein Gebet Damit das Böse darunten bleibe vergraben unter der lichten Schwelle auf ewige Zeit! MENELAS für sich O meine Tochter, glückliches Kind! Welch eine Mutter, welch eine Schwester bring ich dir heim! Helena tritt auf die Schwelle vom Schlafgemach und blickt von dort nach Menelas um. Menelas ist bei ihr, kniet nieder, drüclct den Kopf an ihr Knie. Sie zieht ihn zu sich empor. Der Vorhang zum Schlafgemach entzieht sie den Blicken. Im Hauptgemaah ist lautlos die Dienerin eingetreten. Aithra winkt ihr, die Lichter zu löschen. Sie ergreift den schwarzen Zaubermantel, der vor ihrem Thron liegt. Im Hauptgemach erlöschen die Lichter, so auch im Schlafgemach DIE ELFEN unsichtbar, leise, aber boshaft Auf ewige Zeit! hahahaha! Die teuren Seelen! Das Beste verhehlen, hahahaha, das darf nicht sein! Aithra, den Mantel haltend, scheint noch zu zögern, sie ist vom Mondlicht unsicher beleuchtet. Im Nebengemach rechts wird bei schwachem Licht die Dienerin sichtbar; sie legt Gewänder in eine Truhe, zu oberst Kostbarkeiten, darunter das Fläschchen, das sie in einen goldenen Behälter verschliesst AITHRA stampft auf Wollt ihr jetzt schweigen? Aithra wartet noch eine Weile, bis alles still ist. Auch die Dienerin hat die Truhe verschlossen und ist auf ihren Armen eingeschlafen. Aithra wendet sich jetzt, den Mantel schwingend, dem Schlafgemach zu Vorhang この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ Aiko Oshio Strauss,Richard/Die ägyptische Helena/II
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ZWISCHENAKTS-MUSIK ZWEITER AKT (Im Palast des Herzogs. Prachtvoller Saal. Rückwärts mächtige Glastüren. Der vordere Teil des ganzen Raumes, der durch eine grosse Portiere von der weiten Hinterbühne abgetrennt werden kann, bildet unterstützt durch entsprechende Möblierung ein eigenes, intim wirkendes Gemach.) ERSTER AUFTRITT (Der Herzog. Centurio. Balbi) HERZOG (festlich gekleidet, geht ungeduldig auf und ab. Zu Centurio, der nach rückwärts späht) Wo bleibt nur Caramello? CENTURIO Vielleicht hat Signora Barbara Widerstand geleistet! HERZOG Kaum glaublich! Sind meine Leute instruiert? CENTURIO Nach Eurer Hoheit Befehl! HERZOG Sobald also diese Vorhänge geschlossen sind, wird niemand mehr vorgelassen! Und sie werden geschlossen, sobald Caramello mit einer Dame kommt. (Nervös) Leider kommt er noch immer nicht! BALBI (von rechts) Eure Hoheit! HERZOG Was gibt s? Ist Caramello da? BALBI Nein, Euer Hoheit . Gäste! HERZOG Führe sie in den Festsaal - hier will ich allein bleiben! BALBI Es sind Damen! HERZOG (aufhorchend) Damen? Hübsch? Jung? BALBI Es sind lauter Frauen von Senatoren! HERZOG (sehr überrascht) Senatorsfrauen, die trotz des Verbots ihrer Männer mein Haus betreten? Da bin ich doch neugierig herein mit ihnen! ZWEITER AUFTRITT (Vorige. Agricola, Constantia, Notbierga, Macedonia, Teodolinda und andere Senatorsfrauen, Balbi lässt die Damen, die Maskenkostüme tragen, aber unverlarvt sind, eintreten. An der Spitze kommt Agricola, eine dicke alte Dame, die jedoch noch sehr lebenslustig ist) Nr. 8 - Damenchor und Couplet DIE SENATORSFRAUEN Nur ungeniert hereinspaziert, Der Herzog lud uns ein! Drum soll Senat und hoher Rat Nicht hinderlich uns sein. Zu sagen Nein"" wär gar nicht fein," Man muss doch höflich sein! Wir sagten "Ja" und sind nun da Trotz unsrer Minncr Schrein. Die machen sich nur lächerlich Mit ihrer Politik - Von einem Ball im Karneval, Da hält uns nichts zurück! ▼AGRICOLA▲ (nach einer tiefen Verbeugung vor dem Herzog) Venedigs Frauen herzuführen Hab übernommen ich als Pflicht, Was kann uns Schlimmes hier passieren, So ängstlich sind wir nicht! Nein! ▼ALLE, HERZOG▲ So ängstlich sind wir (sie) nicht! ▼AGRICOLA▲ Dass Sie, Herr Herzog, allen Frauen Gefährlich sind, sagt das Gerücht, Doch unsrer Tugend wir vertrauen, So ängstlich sind wir nicht! ▼ALLE, HERZOG▲ So ängstlich sind wir (sie) nicht! ▼HERZOG▲ (ironisch) Verstehe ich die Damen recht, führt Sie die Opposition gegen Ihre Männer hierher? ▼AGRICOLA▲ Nicht diese allein, Hoheit! Wir wollen den tollen Herzog persönlich kennenlernen, einen Mann, von dessen Galanterie an allen 149 Kanälen Venedigs gesprochen wird. Einen Mann, der auf jeder der 370 Brücken Venedigs schon ein verliebtes Abenteuer hatte, einen Mann, der auf jeder der 117 Inseln Venedigs ein Opfer zurückliess! ▼HERZOG▲ (lachend) Ja, man vermag sehr viel in der Liebe, wenn man ihr ausschliesslich lebt! ▼AGRICOLA▲ Ihre Hand, mein Fürst! Sie sind zwar ein liebenswürdiger Taugenichts durch und durch aber … (schnalzt mit den Fingern und schüttelt ihm energisch die Hand) … ich achte Sie! ▼HERZOG▲ (wie oben) Wenn Sie mich besser kennen würden ▼AGRICOLA▲ Das verlange ich nicht, aber … (wie oben) ich achte Sie! (Kokett) Ist es wahr, Herzog, dass Sie nach Venedig mit Heiratsplänen gekommen sind? ▼HERZOG▲ Nein, Signora, ich mache die Reise durchs Leben nicht gerne mit Gepäck! ▼AGRICOLA▲ Oh, dieser Vergleich des ewig Weiblichen mit einem Reisekoffer ist zwar kühn, aber … (wie oben) … ich achte Sie! ▼CENTURIO▲ (ist rückwärts eingetreten, leise zum Herzog) Hoheit, eine Gondel, ich glaube Caramello zu erkennen! ▼HERZOG▲ (selig) Endlich! (Laut). Meine Damen, gestatten Sie, dass ich Sie in den Bankettsaal führe! (Bietet zwei jungen hübschen Senators frauen den Arm) ▼AGRICOLA▲ (verletzt) Oho, Herr Herzog, ich glaube, Ihr Arm gebührt den älteren Senatorinnen! ▼HERZOG▲ (macht sich von den beiden jungen Damen los) Signora, die älteren Senatorinnen… (schüttelt ihr die Hand) …achte ich, aber nach den jüngeren schmachte ich! ▼AGRICOLA▲ Die älteren Senatorinnen würden vor dem tollen Herzog auch nicht zurückschrecken, denn ▼ALLE SENATORSFRAUEN▲ (singend) So ängstlich sind wir nicht! (usw.) (Der Herzog geleitet die Damen bis an die Tür, bleibt dann allein zurück) DRITTER AUFTRITT (Herzog. Centurio) ▼CENTURIO▲ (kommt) Caramello ist schon im Palais! ▼HERZOG▲ Allein? ▼CENTURIO▲ Mit einer maskierten Dame! ▼HERZOG▲ Wirklich? Also, du weisst alles Vorhänge schliessen, niemand vorlassen! Wo ist ein Spiegel? Wie sehe ich aus? ▼CENTURIO▲ Verführerisch wie immer! ▼HERZOG▲ Weisst du, was diese Stunde mir bringt? Ein neues Glück! Ein neues Abenteuer! Du weisst doch, treu sein das liegt mir nicht! (Entlässt Centurio durch eine Handbewegung) Nr. 9 - Lied ▼HERZOG▲ Treu sein, das liegt mir nicht, Weil ich leicht den Kopf verlier, Wenn ich nur ein Mädel spür, Kann ja nichts dafür! Ja, treu sein das liegt mir nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt, Und mein Herz an Schönheit hängt, Gleich Feuer fängt! Das ist meine Manier Und jetzt geh ich zu ihr! Und morgen, ach ja, morgen dann, Fang ich was Neues an. Was liegt daran? Hab stets an eine nur gedacht, An die von heute Nacht! Ich liebe sie Bis früh! Ja, treu sein - das liegt mir nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt, Wenn ich nur ein Mädel spür, Kann ja nichts dafür! Ja, treu sein das kann ich nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt Und mein Herz an eine nur denkt. An sie, nur an sie! Bis früh! (Eilt ab) VIERTER AUFTRITT (Annina. Caramello) ▼CARAMELLO▲ (trägt die halb ohnmächtige Annina, die noch eine Larve trägt, atemlos in den Saal) Puh!… Gott sei Dank, dass ich hier bin! Wo soll ich sic denn hinlegen? (Blickt suchend nach einem Sofa) Diese Signora Barbara ist für eine leichtlebige Venezianern ziemlich schwer! (Geht mit ihr auf und ab) Die schaut nur so leicht aus! Die hat das Gewicht inwendig! (Renkt sich die Arme aus. Zum Publikum) Also bitte, wenn man bedenkt, so ein Haus, so ein Saal und keine Liegegelegenheit! (Setzt sich in einen Fauteui) ▼ANNINA▲ (seufzt) Ah! ▼CARAMELLO▲ Sagten Sic etwas? ▼ANNINA▲ (Wie oben) Ah! ▼CARAMELLO▲ (kopiert sie) Ah! (Zum Publikum) Sie hat A gesagt, da wird sie auch bald B sagen! Der Herzog wird sie schon gesprächig machen! (zu Annina) Sie müssen sich in die Lage finden, Signora Barbara! ▼ANNINA▲ (schwach) Ich bin schon in der Lage, Signor Caramello! ▼CARAMELLO▲ (erstaunt, für sich) Cararnello? Sic kennt mich? (laut) Woher kennen Sie mich denn? Ich bin doch der Gondoliere Franccsco. (zu Annina) Sie kennen mich? ▼ANNINA▲ Ich kenne Sie und die Erkorene Ihres Herzens! ▼CARAMELLO▲ Die Erkorene meines Herzens? (setzt sich interessiert zu ihr) Da müssen Sie mir schon sagen, welche Erkorene Sie meinen! ▼ANNINA▲ Haben Sie denn mehrere? ▼CARAMELLO▲ Ich habe mehrere! Denn (singt parodistisch, den Herzog kopierend) Treu sein das liegt mir nicht! Also, welche Erkorene meinen Sie? ▼ANNINA▲ Nun, Annina, meine Milchschwester! ▼CARAMELLO▲ (geringschätzig) Ach so, Annina … die Milch - Annina! Gott, ein einfaches Fischermädchen, eine kleine Tändelei! Was ist das gegen Sie, schöne Barbara! ▼ANNINA▲ Barbara! (Springt auf und tritt ihm dabei absichtlich auf den Fuss) ▼CARAMELLO▲ Au! Den Tritt kenne ich! ▼ANNINA▲ (nimmt die Maske ab) Esel! Ich bin es, Annina! ▼CARAMELLO▲ (erschrocken) Annina? Gehorsamster Diener! Barbara - Annina - Annina - Barbara! ▼ANNINA▲ Ja, ich bin das "einfache Fischermädchen"! ▼CARAMELLO▲ Unglückliche, was willst du denn hier? ▼ANNINA▲ Ja, mein Lieber, das muss ich dich fragen, der mich für den Herzog entführte! ▼CARAMELLO▲ Dich? Ich wollte ja Delacquas Frau entführen! (ängstlich) Wenn der Herzog den Missgriff entdeckt, macht er mich um zwei Köpfe kürzer! ▼ANNINA▲ (pathetisch) Sei ganz ruhig, ich werde meine Rolle als Senatorsfrau ganz gut spielen! (legt den Domino ab, trägt unter demselben ein prachtvolles Staatskleid, stolziert auf und ab, stolpert dabei über die Schleppe) ▼CARAMELLO▲ Du willst eine Senatorsfrau sein? Wenn der Herzog dich sieht, ist er imstande… ▼ANNINA▲ (kokett) … sich in mich zu verlieben! ▼CARAMELLO▲ Jawohl! und das dulde ich nicht! (schreiend) Das dulde ich nicht! (Da ihm Annina droht, geduckt, ganz kleinlaut) Das dulde ich nicht! (Will ihr den Domino über die Schultern legen) Komm ins Gonderl! Nr. 10a - Duett ▼CARAMELLO▲ Hör mich, Annina, Komm in die Gondel, Hör doch, komm doch! ▼ANNINA▲ Nein, ich bleibe, Will mich amüsieren, Will im Tanze Den Herzog verführen! ▼CARAMELLO▲ Gut! Doch bleibst du, So bleib ich bei dir Und tanzst du, Bin ich dein Tanzkavalier! ▼ANNINA▲ Haha! Ein feiner Kavalier! ▼CARAMELLO▲ (parodistisch übertrieben) Erlauben Sie mir, Um ihre Taille den Arm zu legen! ▼ANNINA▲ (ebenso, affektiert) Oh, bitte sehr, Tröten Sie nöher, Ich lieb den Tanz! (reicht ihm die Hand zum Kuss) ▼CARAMELLO▲ Wie sie sich spreizt, Die dumme Gans! (schlägt ihr auf die dargebotene Hand) ▼ANNINA▲ Ach, wie so schön, Sich ein wenig zu drehn… Herrlich, prächtig! ▼CARAMELLO▲ Sie schwärmt für den Tanz, Das muss man nützen! Bitte, sich nicht so sehr zu erhitzen! Jetzt rasch einen Kuss, Mit dem Tanzen mach Schluss! ▼ANNINA▲ Noch ein bisschen! ▼CARAMELLO▲ Erst ein Küsschen! ▼ANNINA▲ Nein, nein, nein! ▼CARAMELLO▲ Ja, beim Tanz Hüpft das Herz! Wie das rührt Und verführt! Lust und Scherz Jetzt regiert, Wang an Wang , Jeden Zwang Löst der Klang! So, jetzt haben wir getanzt und jetzt gehen wir! ▼ANNINA▲ Nein, ich bleibe, und wenn du dich auf den Kopf stellst! ▼CARAMELLO▲ Warum soll ich mich auf den Kopf stellen? Ich kann ja gar nicht auf dem Kopf stehen! FÜNFTER AUFTRITT (Vorige. Herzog) (Der Herzog kommt von links. Annina nimmt rasch ihre Larve vors Gesicht) ▼ANNINA▲ Er ist schon da! ▼CARAMELLO▲ (sich verbeugend, aufgeregt) Durchlaucht! (zu Annina) Na Wart! ▼HERZOG▲ Caraniello, ich bin mit dir zufrieden! ▼CARAMELLO▲ Ich auch mit Ihnen, Durchlaucht! ▼HERZOG▲ Hat sie Widerstand geleistet? Geschrie n? ▼CARAMELLO▲ Furchtbar! Wenn ich Eurer Hoheit raten darf, lassen Sie sie laufen, schicken wir sie nach Hause, es ist nichts dran an ihr! ich bringe eine andere! ▼HERZOG▲ Dumrnkopf, wo denkst du hin? Lass uns allein, fort, hinaus! ▼CARAMELLO▲ (zu Annina, befehlend) Lass uns allein, fort, hinaus! (Der Herzog klopft ihm auf die Achsel) Herein! ▼HERZOG▲ Dich meine ich, hinaus! ▼CARAMELLO▲ (wie oben, zu Annina) Dich meine ich, hinaus! ▼HERZOG▲ Du sollst hinaus, Caramello! ▼CARAMELLO▲ Ah, ich soll hinaus? Na ja, das ist was anderes! Aber, Hoheit, eines kann ich ihnen sagen trauen Sie ihr nicht, sie ist gemeingefährlich, sie beisst! ▼HERZOG▲ Desto besser, ich liebe den Widerstand! ▼CARAMELLO▲ (kleinlaut) Da kann man nichts machen! ▼HERZOG▲ (ungeduldig) So geh doch endlich! (Nervös auf und ab) ▼CARAMELLO▲ (folgt ihm auf Schritt und Tritt) Hoheit, trauen Sie ihr nicht! Es wäre schade um Ihr schönes Gesicht … …sie hat einen Dolch im Gewande! (Stösst an den Herzog, der sich plötzlich umdreht) ▼HERZOG▲ Wirst du dich endlich hinausscheren? ▼CARAMELLO▲ Scheren - das ist das Stichwort für einen Barbier! Scheren! (Geht nach rückwärts, plötzlich los brechend) Himmel, Herrgott! Wenn ich nur jetzt jemand hätte, an dem ich meine Wut auslassen könnte! Oh! (Rauf! sich wütend die Haare und geht ab) SECHSTER AUFTRITT (Der Herzog. Annina) Nr. 10b - Duett ▼HERZOG▲ So sind wir endlich denn allein Nun lösen Sie Ihr Wort auch ein! ▼ANNINA▲ Was für ein Wort? ▼HERZOG▲ Ihr Angesicht Hat stets die Larve mir verhüllt! ▼ANNINA▲ (kokett die Maske lüftend). Wenn nur Ihr Hoffen sich erfüllt! ▼HERZOG▲ Was seh ich? Weit ist s übertroffen! O Engelsbild! (Will sie umarmen) ▼ANNINA▲ Nur nicht so nah! ▼HERZOG▲ Warum so grausam, Barbara?! Ach, Ihre Nachsicht ging für mich Sonst weiter doch! ▼ANNINA▲ (für sich) Was hör ich da? (lLaut) Wie weit ging sie denn eigentlich? ▼HERZOG▲ Sie sagten… ▼ANNINA▲ Nun, was sagte ich? 1 ▼HERZOG▲ Sie sagten meinem Liebesflehn Gewährung zu beim Wiedersehn! Ich hoffe, Sie erinnern sich! ▼ANNINA▲ Nein, mir ist nichts erinnerlich! ▼HERZOG▲ Sie sprachen dann von Sympathie Und von… ▼ANNINA▲ Ich sagte »Schweigen Sie!» Sie werden wohl erinnern sich?! ▼HERZOG▲ Das ist mir nicht erinnerlich! ▼ANNINA▲ Von der guten Barbara Hört man saubre Dinge da, Das muss ich gestehn! Gar zu gerne wüsste ich, Wie die beiden eigentlich Miteinander stehn! ▼HERZOG▲ Endlich nun mir wieder nah, Heissgeliebte Barbara! Hör mein liebend Flehn! Heute noch möcht wissen ich, Wie wir beide eigentlich Miteinander stehn! 2 ▼HERZOG▲ Als zärtlich Sie umfing mein Arm, Da seufzten Sie »Es ist sehr warm!« Ich hoffe, Sie erinnern sich! ▼ANNINA▲ Nein, mir ist nichts erinnerlich! ▼HERZOG▲ Dann hab ein Küsschen ich begehrt Und Sie… ▼ANNINA▲ Ich sagte "Unerhört!" Sie werden wohl erinnern sich! ▼HERZOG▲ Nein, mir ist nichts erinnerlich! ▼ANNINA▲ Von der guten Barbara… (usw. bis Schluss, dann beide rechts ab) SIEBENTER AUFTRITT (Caramello. Herzog) ▼CARAMELLO▲ (der den Herzog noch hier glaubt, kommt von rückwärts) Hoheit! Annina! (Bemerkt plötzlich, dass niemand im Zimmer ist, kleinlaut) Sind schon drin da! (Geht zur Tür rechts, ruft) Hoheit! Hoheit! ▼HERZOG▲ (hinter der Szene) Was gibt es? ▼CARAMELLO▲ Sämtliche Senatoren bitten um Einlass! ▼HERZOG▲ (wie oben) Wirf sie hinaus! ▼CARAMELLO▲ (laut, als ob er zu anwesenden Herren sprechen würde) Sie haben gehört, meine Herren Hinaus! (Eilt nach rückwärts, ruft) Herein, meine Herren! (Da niemand kommt, zum Publikum) Also bitte, wenn man jemand braucht, ist niemand da! (nervös) Aber ich lasse sie nicht allein! (eilt wieder zur Tür rechts, ruft) Hoheit! Hoheit! ▼HERZOG▲ (hinter der Szene, ungeduldig) Was gibt es schon wieder? ▼CARAMELLO▲ Wenn mir nur etwas einfallen würde (rufend) Signor Delacqua ist hier! ▼HERZOG▲ (öffnet die Tür) Wirf ihn hinaus! ▼CARAMELLO▲ (der immer versucht, in das Zimmer zu blicken) Er lässt sich nicht abweisen! ▼HERZOG▲ (tritt aus dem Zimmer) Was heisst das, er lässt sich nicht abweisen? Ich will nicht gestört werden! ▼CARAMELLO▲ Zu Befehl, Hoheit! ▼HERZOG▲ (klopfl Caramello auf die Schulter) Diese Signora Barbara ist übrigens ein (jede Silbe betonend) reizendes Weibchen! ▼CARAMELLO▲ (sehr weinerlich) So? Reizend? Ist sie wirklich so reizend? ▼HERZOG▲ Aber sie ist spröde, sehr spröde! ▼CARAMELLO▲ (plötzlich ausser sich vor Freude) Sie ist spröde? (eilt froh nach rückwärts) Höre es, Volk von Venedig, sie ist spröde! ▼HERZOG▲ Aber ich werde auch dieses Herz besiegen! Auch sie wird mein werden! (Geht lachend, Caramello mehrmals zublinzelnd, in das Zimmer zurück) ▼CARAMELLO▲ (allein zum Publikum) Bitte, was hat er gesagt? Auch sie wird mein …? So eine Gemeinheit! (nach rechts sprechend) Na, freue dich auf das morgige Rasieren! ACHTER AUFTRITT (Caramello. Pappacocla, später Volk) ▼PAPPACODA▲ (als Senator gekleidet, mit einer falschen, unförmigen langen Maskennase, alle Taschen vollgestopft, eine lange Wurst unter dem Arm und eine bauchige, mit Stroh umwundene italienische Weinflasche um den Hals gehängt, kommt torkelnd von rückwärts) Caramello! ▼CARAMELLO▲ (erfreut) Ah, Pappacoda! Du musst mir helfen! Aber mir scheint, du hast einen Schwips? ▼PAPPACODA▲ Einen nur? Ich habe zwei Schwipse! Einen vom Wein und einen vom Schnaps! ▼CARAMELLO▲ Sauf aus! ▼PAPPACODA▲ Aussaufen soll ich? Gleich, gleich! (will trinken) Aber die Nase geniert mich! (schiebt sich die Nase auf die Stirn und trinkt) Hast du nicht Ciboletta gesehen? ▼CARAMELLO▲ Ach, lasse mich in Rub mit deiner Ciboletta! Ann ina ist hier im Palast! Der Herzog gibt sie nicht frei! Eile hinab an den Kanal und hole einige Genossen, damit wir Annina mit ihrer Hilfe entfuhren! ▼PAPPACODA▲ Dazu brauche ich nicht hinabzueilen! Ich habe deine Einladungskarten an meine Freunde verteilt…jeder frisst für drei, sauft für fünf und stiehlt für sieben! ▼CARAMELLO▲ Herein mit ihnen! Je mehr Lärm, desto besser! Der Herzog soll keine ruhige Minute haben! (Pappacoda pfeift, von allen Seiten kommen Männer und Frauen, durchwegs mit vollbeladenen Taschen, fast alle betrunken) Nr. 11 - Ensemble mit Lied ▼CHOR▲ Solch ein Wirtshaus Lob ich mir! Gut und billig Speist man hier! Wer bescheiden, Der verliert, Zugegriffen Ungeniert! Auch für morgen Lasst uns sorgen, Angepackt Und eingesackt! Marietta, come va? Se oggi là va bene Domani non si sa! ▼PAPPACODA▲ Schau, wie sich alles gut unterhält, (zu Caramello) Doch hab ich sie dir noch nicht vorgestellt! Dieser noble Cavaliere, Luigi ist s, der Gondoliere! Der hier Strassenmusikant, Dieser Käselieferant! Dort ein Schneider, un sartore, Und hier dieser pulitore Putzt die Stiefel rein und blank, Und der geht auf den Rattenfang! Das ist Peppo, ein Facchino, Hier vom Land ein Vetturino. Dieser duftet so pikant, Weil er steht am Zwiebelstand! Der dort säuft, ist Bürstenbinder, Er vertrank schon Weib und Kinder! Die Signora hier ist Wäscherin, Die Donna Öbstlerin! Kurz, die ganze riunione Ist wahrhaftig gar nicht ohne, Die und der, und der und die Alle sind sie nobili. ▼CHOR▲ Pensieri ne ho tre Quello dell amorosa, Ii vino et anche il café! Ohe, tralala, ohe! ▼CARAMELLO▲ Doch mit Vorsicht sorget klug, Dass die Taschen weit genug! ▼CHOR▲ Mit Vorsicht sorget klug, Dass die Taschen Weit genug! Ohe, tralala, ohe! Si mette tutto in sacco, Macacco, per bacco! ▼PAPPACODA▲ (leise) Man steckt ein, man steckt ein, Bis alle Tische blank und rein! (zu Caramello) Noch sah Ciboletta ich nicht Soviel ich im Saale auch such! Ha, wenn sie die Treue mir bricht, So trifft die Verrät rin mein Fluch! ▼CARAMELLO▲ (ironisch begütigend) Man steckt ein, man steckt ein, Wer Weibern traut, wird stets bereun! Si mette tutto in sacco, Per bacco, per bacco! Per bacco! Man steckt alles ein! Annina ist hier im Palast, Der Herzog gibt sie nicht frei, Das bringt zur Verzweiflung mich fast! Was soll ich nun machen dabei? ▼PAPPACODA▲ (ironisch Caramello kopierend) Man steckt ein, man steckt ein, Der Herzog könnt sonst böse sein! Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! ▼CHOR▲ Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! ▼CARAMELLO▲ Wird wo ein Verbrechen vollführt, Ist schnell auf der Spur Polizei. In Masse wird dann arretiert, Vielleicht ist der Schuld ge dabei! ▼PAPPACODA▲ Ah. (Caramello stopfl ihm den Mund mit der Salami und übernimmt den Ton) ▼BEIDE▲ Man steckt ein, man steckt ein, Der Rechte kann ja drunter sein! Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! ▼CHOR▲ Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco! Per bacco, man steckt alles ein! (Alle laufen lärmend ab, Caramello folgt ihnen) NEUNTER AUFTRITT (Annina. Herzog. Dann Caramello. Später Pappacoda. Zuletzt Delacqua, Barbaruccio und Testaccio) ▼HERZOG▲ (kommt von rechts) Dieser Spektakel! Den hat mir sicher Caramello angerichtet! (zurücksprechend) Die Luft ist rein, kommen Sie, Signora! ▼ANNINA▲ (kommt lächelnd) Mit einem Wort, Sie geben Ihre Bemühungen auf? ▼HERZOG▲ Noch lange nicht, schöne Signora Barbara! Ihre Kälte macht Sie mir nur noch begehrlicher! (er eilt auf sie zu, will sie umfangen) Ich liebe Sie, Signora … ich liebe Sie! (will sie küssen) ▼CARAMELLO▲ (der plötzlich eintritt) Ho … Ho… Ho……Hoheit! ▼HERZOG▲ (lässt Annina frei) Was willst du denn wieder? ▼CARAMELLO▲ Einer der Herren Senatoren wünscht seine Aufwartung zu machen! ▼HERZOG▲ Wirf ihn hinaus! ▼CARAMELLO▲ Oh… Das geht nicht (auf die Lange Nase Pappacodas zeigend, die langsam, nach und nach, hinter der Portiere sichtbar wird) Seine Nase ist schon da …gleich wird der ganze Senator da sein! (Pappacoda kommt als "Senator") Da ist er schon! ▼PAPPACODA▲ (sich verbeugend) Oh … Euer Hoheit! (zu Caramello) Was soll ich denn reden? ▼CARAMELLO▲ (leise) Was du willst! Du bist ja ein Senator! (im selben Moment treten Delacqua, Barbaruccio und Testaccio auf) ▼DELACQUA▲ Oh, der Herzog, Hoheit! ▼BARBARUCCIO▲ Hoheit! ▼TESTACCIO▲ Hoheit! ▼HERZOG▲ (deckt Annina, leise zu ihr) Fassung, Barbara, die Ehemänner sind blind! (laut) Ich begrüsse alle vier Senatoren! ▼DELACQUA, BARBARUCCIO, TESTACCIO▲ Vier? - Wo? - Ah! - Da! ▼DELACQUA▲ (zu Pappacoda, der sich ängstlich drücken will) Wie mir scheint, Kollege Grimaldi! ▼PAPPACODA▲ (mit verstellter Stimme) Nein, ich bin der andere! ▼BARBARUCCIO▲ Nein. Ich kenne keinen Senator mit einer solchen Gurkennase! ▼TESTACCIO▲ Die Nase scheint falsch zu sein! ▼DELACQUA▲ Vielleicht der ganze Senator! (zu Pappacoda) Wer das geheiligte Kleid der Senatoren als Maskenkostüm trägt, den straft das Gesetz mit einem Jahr Galeere! ▼PAPPACODA▲ O maccheronata! Jetzt, Frechheit, hilf! ▼HERZOG▲ (ungeduldig) Nun, meine Herren? ▼BARBARUCCIO▲ Hoheit, wir kommen, für das glänzende Fest zu danken! Ein echt italienisches Fest! ▼DELACQUA, TESTACCIO▲ Echt italienisch! ▼HERZOG▲ Zu gütig! Es galt ja, Venedigs Senat zu ehren! Leider wurde der Beschluss gefasst, die Damen vom Fest auszuschliessen! ▼DELACQUA▲ Nun, ich habe mich um diesen Beschluss nicht gekümmert, denn meine Frau ist von Treviso zurückgekehrt und befindet sich hier! (Der Herzog und Annina sehen sich betroffen an) Sie brennt vor Verlangen, Euer Hoheit vorgestellt zu werden! (eilt ab) ▼PAPPACODA▲ (sich vordrängend) Auch meine Frau brennt darauf, Euer Hoheit ins Angesicht zu treten! (verneigt sich) ▼CARAMELLO▲ (leise zu Pappacoda) Komm, komm - Du musst mir helfen! ▼PAPPACODA▲ Euer Hoheit - con piacere - cavaliere - habe die Ehre… (ab mit Caramello. Auch Barbaruccio und Testaccio entfernen sich) ZEHNTER AUFTRITT (Der Herzog. Annina. Dann Delacqua mit Ciboletta) ▼HERZOG▲ (zu Annina) Was soll ich davon denken? Hat denn Delacqua zwei Frauen? ▼ANNINA▲ Zwei Frauen? Er hat gerade genug an einer! Ich bin die echte, so wahr Caramello Barbara Delacqua entführte! ▼HERZOG▲ Ja, wen will er uns denn da bringen? ▼DELACQUA▲ (kommt mit Ciboletta, die einen schwarzen Domino trägt und eine Larve vor dem Gesicht hat). So, Euer Hoheit, hier ist meine Gemahlin! ▼HERZOG▲ (sich verbeugend) Signora! ▼DELACQUA▲ (zu Ciboletta) Wir sind Unter uns, du kannst die Larve abnehmen! Ich erlaube es dir! ▼HERZOG▲ Und ich bitte darum! (Ciboletta demaskiert sich und lässt die Kapuze ihres Dominos fallen) ▼ANNINA▲ (für sich) Ciboletta! (leise zum Herzog) Das ist meine Zofe! ▼HERZOG▲ (leise) Die Zofe? Oh, unverschämt! ▼DELACQUA▲ (leise zu Ciboletta) Vergiss nicht, was ich dir eingeschärft habe! Du bist für heute abend meine Frau und bittest um den Verwalterposten für mich! (laut) Begrüsse Seine Hoheit, Barbara! (Ciboletta macht eine tiefe Verbeugung und küsst dem Herzog die Hand) ▼HERZOG▲ (heiter, ironisch) Ich bin entzückt, Venedigs schönste Frau endlich persönlich kennenzulernen! ▼CIBOLETTA▲ Na na schönste Frau? Euer Gnaden, Herr Herzog, nehmen das Maul gar zu voll! (gibt dem Herzog einen Rippenstoss) ▼DELACQUA▲ (leise) Wirst du schweigen! (zum Herzog) Hoheit müssen meiner Gattin verzeihen ▼HERZOG▲ O bitte… Ich finde Signora reizend! Dies ungeschminkte Wesen, diese Haltung - alle diese Reize hatte ich sozusagen vorgeahnt, als ich meiner Bewunderung im vergangenen Karneval in jener Serenade Ausdruck gab, die Signora Barbara so sehr gefiel! (leise zu Annina) Denken Sie noch jenes Abends, schöne Frau? ▼ANNINA▲ (verlegen) Freilich, freilich … wie sollte ich nicht? ▼DELACQUA▲ Was für eine Serenade? Nr. 12 - Serenade ▼HERZOG▲ Ninana, Ninana, dir will ich singen, Ninana, Ninana, hör mich an! Ninananana, Ninananana, horch auf das Klingen, Ninananana, Ninananana, antworte dann! Heb auf dein Köpfchen, Liebste, träume nicht, O hör mich an, schlummre noch nicht ein! Ich sage dir vier Worte von Gewicht, Du musst voll Andacht dein Ohr dazu mir leihn! Das erste Dass um dich mein Herze bricht, Das zweite Ich will dein fürs Leben sein! Das dritte Dass ich dir mein Heil befehle, Das letzte Dich allein liebt meine Seele! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Ninana, Ninana - ach! ach! ▼HERZOG, DELACQUA▲ Ninana, Ninana, schönste der Frauen, Ninana, Ninana, du bist mein Glück! ▼ALLE VIER▲ Ninananana, Ninananana, lass dich erschauen, Ninananana, Ninananana, ach, einen Blick! ▼HERZOG▲ Du gingst am Montag wie ein Stern mir auf Und schienest reizend am Dienstag mir, Allein viel schöner noch am Mittwoch drauf! Zu Füssen lag ich am Donnerstag dir Am Freitag hob dein Blick mich wieder auf; Hab am Samstag dann gelauscht an deiner Tür; Und durft ich dich im Glanz am Sonntag sehen, Da war um den Verstand es bald geschehen! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Ninana, Ninana - ach! ach! ▼HERZOG, DELACQUA▲ Ninana, Ninana, schönste der Frauen, Ninana, Ninana, du bist mein Glück! ▼ALLE VIER▲ Ninananana, Ninananana, lass dich erschauen, Ninananana, Ninananana, ach, einen Blick! (Nach der Serenade geht der Herzog mit Annina etwas in den Hintergrund) ▼DELACQUA▲ (leise zu Ciboletta) Alles geht gut, du gefällst dem Herzog! Jetzt sprich! (stösst Sie) ▼CIBOLETTA▲ (stotternd) Herr Herzog! Herr Herzog! ▼HERZOG▲ Sie wünschen? ▼DELACQUA▲ (auf Ciboletta weisend) Meine …Madonna Barbara hat ein Anliegen! ▼HERZOG▲ Ist im vorhinein gewährt! ▼DELACQUA▲ (zärtlich) Also sprich, mein Täubchen von San Marco, sprich! (Gibt ihr einen Rippenstoss. leise) So rede doch, du dummes Ding! ▼CIBOLETTA▲ Mein Gott, ich möcht Euer Gnaden schön gebeten haben um einen Posten in Euer Gnaden Haus! ▼HERZOG▲ Also, um welchen Posten handelt es sich denn? ▼DELACQUA▲ (souffliert Ciboletta) Verwalter … Verwalter ▼CIBOLETTA▲ Nun, der Mann möchte gern herzoglicher Leibkoch werden. ▼HERZOG▲ (lachend) Leibkoch? ▼ANNINA▲ (ebenso) Leibkoch? ▼DELACQUA▲ (wütend, für sich) Ich Leibkoch? (leise zu Ciboletta) Verwalter! Verwalter! (stösst sie verstohlen) ▼CIBOLETTA▲ (ohne sich urn Delacqua zu kümmern) Es ist ein braver Bursche, namens Pappacoda, der Makkaroni kocht und Stockfisch mit Zwiebeln wie kein zweiter! ▼HERZOG▲ (lachend) Makkaroni? ▼ANNINA▲ (lachend) Stockfisch? ▼CIBOLETTA▲ (zu Delacqua) Nicht wahr, Signor, Stockfisch? ▼DELACQUA▲ (wütend) Ja, ja! ▼HERZOG▲ Nun, wenn sich Signora Delacqua für Pappacoda verwendet, soll er Leibkoch werden! ▼CIBOLETTA▲ Ach, Herzog, dafür muss ich Ihnen einen Kuss geben! (fällt ihm um den Hals und küsst ihn) ▼DELACQUA▲ (reisst sie vom Herzog weg) Du vergisst dich, meine Liebe! Du gehst zu weit! (zum Herzog) Euer Hoheit wollen meiner Gemahlin verzeihen (zu Ciboletta) Jetzt komm und freu dich! (will sir mit sich ziehen) ▼CIBOLETTA▲ (hält sich an einem Sessel fest) Nein, nein, ich will hier bleiben, es gefällt mir hier sehr gut! ▼HERZOG▲ Ah, Signor Delacqua, wenn es Ihrer Gattin hier gefällt, so gönnen Sie ihr doch das Vergnügen! ▼DELACQUA▲ (übertrieben freundlich) Ach ja, gönnen wir ihr das Vergnügen! (streichelt ihr zärtlich die Wangen und gibt ihr dabei verstohlen einen Backenstreich) Ich muss jetzt leider fort! (verbeugt sich) Hoheit! (Ab) ▼HERZOG▲ (zu Annina) Das Muster eines galanten Ehemannes! Ich will aber doch sehen, ob er wirklich geht! (eilt ihm nach) ELFTER AUFTRITT (Annina. Ciboletta. Dann der Herzog. Zuletzt Caramello) ▼ANNINA▲ (nimmt die Larve ab) Ach, Ciboletta, bald hättest du mit deinem Pappacoda alles verdorben! ▼CIBOLETTA▲ (erstaunt aufschreiend) Annina! Du hier? ▼ANNINA▲ Ja, man hält mich hier für Delacquas Frau! ▼CIBOLETTA▲ (stolziert nach vorn) Dich? Das bin ja ich ▼ANNINA▲ Ich auch! Ich bitte dich, bleibe dabei, dass ich Barbara Delacqua bin! ▼CIBOLETTA▲ Und ich? ▼ANNINA▲ Do bist, was du bist - meine Zofe! ▼CIBOLETTA▲ Deine Zofe? ▼ANNINA▲ (nervös) Barbara Delacquas Zofe! Still, da ist der Herzog! ▼HERZOG▲ (kommt zurück) So, Dciacqua stört uns nicht mehr! (zu Ciboletta) Ah, ich sehe, wir haben an dir eine Vertraute gewonnen! Ja, Mädchen, ich liebe deine Herrin! ▼CIBOLETTA▲ Signora Barbara Delacqua? ▼HERZOG▲ Freilich! Hat sie es dir denn nicht gesagt? Ich liebe sie! (küsst Annina) ▼CIBOLETTA▲ (für sich) Mein Gott, Annina liebt er auch! Was der alles zusammenliebt! ▼HERZOG▲ (wendet sich zur Tür, rufi) Caramello! ▼CARAMELLO▲ (kommt, verbeugt sich) Hoheit!? ▼HERZOG▲ Schliesse den Vorhang! ▼CARAMELLO▲ Den Vorhang? ▼HERZOG▲ Und hierher - das Souper! ▼CARAMELLO▲ Das Souper? o je! ▼HERZOG▲ Geh! ▼CARAMELLO▲ O weh! (schliesst die Vorhänge. Man sieht jetzt nur die Vorderbühne als intimen Raum für die nächste Szene) ▼HERZOG▲ Das Souper! ▼CARAMELLO▲ Adje! (heimlich zu Ciboletta) Iss dich an, du bist nicht alle Tage bei einem Herzog! (Ab) ▼ANNINA▲ Wie? Ich soll mit meiner Zofe soupieren? ▼HERZOG▲ (reicht beiden die Arme) Ja. Soupieren zu dreien - die Herrin - die Dienerin - der Sklave! Also zu Tische! ▼ANNINA▲ Zu Tische! (Die Wandlichter werden gelöscht, Pagen bringen von links einen gedeckten Tisch mit zwei grossen Leuchtern) Nr. 13 - Finale ▼HERZOG▲ Lasset die andern tanzen da, Tralalala, tralaiala! Ich bleibe lieber bei Barbara! Tralalala, tralalala! Die Herrin zur Rechten, die Zofe zur Linken, Recht vertraulich und nah! Ich seh ein Souper heute abend mir winken, Wie keins ich noch sah! (Er hat beide Damen zu Tisch geführt. Zu Caramello, der mit Wein eintritt) Caramello, schon wieder da? Was drängst du dich hier ein? ▼CARAMELLO▲ Hoheit wollen mir verzeihn! Da die Diener doch genieren, Wollte ich Euch selbst servieren! ▼ANNINA▲ (leise zu Ciboletta) Bleibe da, bleibe mir nah! ▼CIBOLETTA▲ (leise zu Annina) Recht gern, gewiss, ja ja! ▼HERZOG▲ (auf Pappacoda deutend, der jetzt als Koch gekleidet eintritt und einige Schüsseln balanciert, zu Caramello) Wen bringst du da noch? ▼CARAMELLO▲ Das ist nur ein Koch! ▼HERZOG▲ So so, ein Koch? ▼CARAMELLO▲ Jaja, ein Koch! ▼PAPPACODA▲ Ach ja, ich bin ein Koch! ▼CIBOLETTA▲ (leise zu Annina) Das ist Pappacoda! ▼ANNINA▲ (leise) So schweige doch! ▼PAPPACODA▲ (der vor Schreck eine Schüssel fallen lässt, leise) Das ist Ciboletta! (laut) Ja ja, ich bin ein Koch! ▼ALLE ANDEREN▲ Ja ja, das ist ein Koch! ▼CARAMELLO▲ (beiseite) Ach! Zeuge und Beistand mir zu sein, Bracht ich den Leidensgenossen herein! ▼PAPPACODA▲ (für sich) Na wart, Ciboletta, du kannst dich freun! ▼HERZOG▲ (zu den Damen) Kommt, kommt, Ihr holden Frauen, Lasst jetzt uns soupieren! Wir wollen scherzen und lachen, Werden superb uns amüsieren! (zu Annina) Bald küss ich dich, (zu Ciboletta) Bald wieder dich! (zu Annina) So lieb ich dich! (Zu Ciboletta.) So lieb ich dich! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Warum sollt ich nicht mit dem Herzog soupiern? Zu drei n kann ein Tête-à-tête keinen geniern! Ob Caramello/Pappacoda vor Wut ausser sich - Was kümmert s mich? ▼CARAMELLO▲ (grollend für sich). Meineidige Annina! ▼PAPPACODA▲ (ebenso). Treulose Ciboletta! ▼CARAMELLO, PAPPACODA▲ Du willst mit ihm soupieren, Lässt dich allzuleicht Vom Glanze verführen?! Kannst du so ganz vergessen mich? Pfui, schäme dich! ▼HERZOG▲ (sich zärtlich zu Annina neigend). Wie klopft in Ihrer Nähe das Herz mir froh ▼CARAMELLO▲ (fährt mit einer Weinflasche zwischen die beiden). Befehlen Hoheit Rheinwein oder Bordeaux? (schenkt ein) ▼HERZOG▲ (zu Ciboletta geneigt). Sie sprechen ja zu mir kein Wörtchen mehr! ▼PAPPACODA▲ (fährt mit der Schüssel zwischen die beiden) Hier ist Boeuf à la mode! Bitte sehr! ▼HERZOG▲ (zornig) Packt euch hinaus! Ihr langweilt mich! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ (beiseite, zugleich) Er ärgert sich! ▼CARAMELLO▲ (leise zu Pappacoda) Jetzt hol ich die andern! Den Wein nehm ich mit! (Ab) ▼HERZOG▲ (zu Annina) Du bist das schönste Weib der Welt, Bist aller Frauen höchste Zier! Glücklich der Mann, der dir gefällt, Rücke doch näher her zu mir! ZWÖLFTER AUFTRITT (Vorige. Die Gäste des Herzogs. Ein Herold. Caramello zieht jetzt rasch die Vorhänge zurück. Man sieht in den von Masken, Senatoren usw. belebten Saal. In der Mitte auf einem tragbaren Gerüst ein hübsches Mädchen in einem symbolischen Karnevalskostüm, eine bunte Fahne in der Hand, umlagert von Tänzerinnen. Phantastische Beleuchtung.) ▼HEROLD▲ (gesprochen). Um zwölf Uhr zieht nach altem Satz Die Maskenschar zum Markuspiatz! Dort kommt man schon Zu holen Euch Mit Sang und Klang! ▼HERZOG▲ Verhasster Zwang! (gibt ein Zeichen; der Maskenzug bewegt sich nach vorn) ▼CHOR▲ Jetzt ist s Zeit zur Lustbarkeit, Drum, Freunde, seid bereit! Lebenslust, Schwellt die Brust, Gibt tins das Geleit! Mondlicht strahlt in voller Pracht, Der Sternenhimmel lacht! Welch ein Bild, Wonnig mild, Gibt Venedigs Nacht! Karneval Ruft uns zum Ball Er ist Souverän! Zögert nicht, Denn was er spricht, Muss sofort geschehn! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zielst uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz, Folgt fröhlich jedermann! Hinaus! ▼HEROLD▲ (zum Herzog) Bereit seht Ihr schon der Masken Schwarm, Die Stunde schlug, es ist schon spät! ▼HERZOG▲ (zu Annina und Ciboletta) Wohlan, meine Damen, Ihren Arm, Fügen wir uns der Majorität, (seufzend) weil es anders nicht geht! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ (lachend) Weil es anders nicht geht! (Man hört von fern Glockengeläute) ▼ALLE▲ Horch! Von San Marco der Glocken Geläut Kündet die Mitternacht, Kündet die Mitternacht, Mahnend ertönet ihr Ruf es ist Zeit, Dass laute Lust hier erwacht! Wer sich will der Freude weihn, Der komme nicht allein, Wen sein Liebchen liess im Stich, Der such ein andres sich! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zieht uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz Folgt fröhlich jedermann! Hinaus! Hinaus! ▼ANNINA▲ (nimmt aus der Hand der Karnevalsfigur die Fahne, schwingt sie fröhlich) Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ▼ALLE▲ Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ▼ALLE▲ Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ▼CARAMELLO▲ (hat Annina die Fahne aus der Hand genommen, kommt, das Banner fröhlich schwingend, nach vorn) Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ▼ALLE▲ Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ▼CARAMELLO▲ Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ▼ALLE▲ Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ▼HERZOG▲ (übernimmt die Fahne von Caramello) Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! Die immerdar ihm treu ergeben war! (Bacchantischer Tanz, Männer tragen die Karnevalsfigur nach vorn bis in die Mitte der Bühne) ▼ALLE▲ Alle maskiert, alle maskiert, Wo Spass, wo Tollheit und Lust regiert! Ganz ungeniert alle maskiert, Cospetto, wie amüsant das wird! (Vorhang.) ZWISCHENAKTS-MUSIK ZWEITER AKT Im Palast des Herzogs. Prachtvoller Saal. Rückwärts mächtige Glastüren. Der vordere Teil des ganzen Raumes, der durch eine grosse Portiere von der weiten Hinterbühne abgetrennt werden kann, bildet unterstützt durch entsprechende Möblierung ein eigenes, intim wirkendes Gemach. ERSTER AUFTRITT Der Herzog. Centurio. Balbi HERZOG festlich gekleidet, geht ungeduldig auf und ab. Zu Centurio, der nach rückwärts späht Wo bleibt nur Caramello? CENTURIO Vielleicht hat Signora Barbara Widerstand geleistet! HERZOG Kaum glaublich! Sind meine Leute instruiert? CENTURIO Nach Eurer Hoheit Befehl! HERZOG Sobald also diese Vorhänge geschlossen sind, wird niemand mehr vorgelassen! Und sie werden geschlossen, sobald Caramello mit einer Dame kommt. Nervös Leider kommt er noch immer nicht! BALBI von rechts Eure Hoheit! HERZOG Was gibt s? Ist Caramello da? BALBI Nein, Euer Hoheit . Gäste! HERZOG Führe sie in den Festsaal - hier will ich allein bleiben! BALBI Es sind Damen! HERZOG aufhorchend Damen? Hübsch? Jung? BALBI Es sind lauter Frauen von Senatoren! HERZOG sehr überrascht Senatorsfrauen, die trotz des Verbots ihrer Männer mein Haus betreten? Da bin ich doch neugierig herein mit ihnen! ZWEITER AUFTRITT Vorige. Agricola, Constantia, Notbierga, Macedonia, Teodolinda und andere Senatorsfrauen, Balbi lässt die Damen, die Maskenkostüme tragen, aber unverlarvt sind, eintreten. An der Spitze kommt Agricola, eine dicke alte Dame, die jedoch noch sehr lebenslustig ist Nr. 8 - Damenchor und Couplet DIE SENATORSFRAUEN Nur ungeniert hereinspaziert, Der Herzog lud uns ein! Drum soll Senat und hoher Rat Nicht hinderlich uns sein. Zu sagen Nein"" wär gar nicht fein," Man muss doch höflich sein! Wir sagten "Ja" und sind nun da Trotz unsrer Minncr Schrein. Die machen sich nur lächerlich Mit ihrer Politik - Von einem Ball im Karneval, Da hält uns nichts zurück! AGRICOLA nach einer tiefen Verbeugung vor dem Herzog Venedigs Frauen herzuführen Hab übernommen ich als Pflicht, Was kann uns Schlimmes hier passieren, So ängstlich sind wir nicht! Nein! ALLE, HERZOG So ängstlich sind wir (sie) nicht! AGRICOLA Dass Sie, Herr Herzog, allen Frauen Gefährlich sind, sagt das Gerücht, Doch unsrer Tugend wir vertrauen, So ängstlich sind wir nicht! ALLE, HERZOG So ängstlich sind wir (sie) nicht! HERZOG ironisch Verstehe ich die Damen recht, führt Sie die Opposition gegen Ihre Männer hierher? AGRICOLA Nicht diese allein, Hoheit! Wir wollen den tollen Herzog persönlich kennenlernen, einen Mann, von dessen Galanterie an allen 149 Kanälen Venedigs gesprochen wird. Einen Mann, der auf jeder der 370 Brücken Venedigs schon ein verliebtes Abenteuer hatte, einen Mann, der auf jeder der 117 Inseln Venedigs ein Opfer zurückliess! HERZOG lachend Ja, man vermag sehr viel in der Liebe, wenn man ihr ausschliesslich lebt! AGRICOLA Ihre Hand, mein Fürst! Sie sind zwar ein liebenswürdiger Taugenichts durch und durch aber … schnalzt mit den Fingern und schüttelt ihm energisch die Hand … ich achte Sie! HERZOG wie oben Wenn Sie mich besser kennen würden AGRICOLA Das verlange ich nicht, aber … wie oben ich achte Sie! Kokett Ist es wahr, Herzog, dass Sie nach Venedig mit Heiratsplänen gekommen sind? HERZOG Nein, Signora, ich mache die Reise durchs Leben nicht gerne mit Gepäck! AGRICOLA Oh, dieser Vergleich des ewig Weiblichen mit einem Reisekoffer ist zwar kühn, aber … wie oben … ich achte Sie! CENTURIO ist rückwärts eingetreten, leise zum Herzog Hoheit, eine Gondel, ich glaube Caramello zu erkennen! HERZOG selig Endlich! Laut. Meine Damen, gestatten Sie, dass ich Sie in den Bankettsaal führe! Bietet zwei jungen hübschen Senators frauen den Arm AGRICOLA verletzt Oho, Herr Herzog, ich glaube, Ihr Arm gebührt den älteren Senatorinnen! HERZOG macht sich von den beiden jungen Damen los Signora, die älteren Senatorinnen… schüttelt ihr die Hand …achte ich, aber nach den jüngeren schmachte ich! AGRICOLA Die älteren Senatorinnen würden vor dem tollen Herzog auch nicht zurückschrecken, denn ALLE SENATORSFRAUEN singend So ängstlich sind wir nicht! (usw.) Der Herzog geleitet die Damen bis an die Tür, bleibt dann allein zurück DRITTER AUFTRITT Herzog. Centurio CENTURIO kommt Caramello ist schon im Palais! HERZOG Allein? CENTURIO Mit einer maskierten Dame! HERZOG Wirklich? Also, du weisst alles Vorhänge schliessen, niemand vorlassen! Wo ist ein Spiegel? Wie sehe ich aus? CENTURIO Verführerisch wie immer! HERZOG Weisst du, was diese Stunde mir bringt? Ein neues Glück! Ein neues Abenteuer! Du weisst doch, treu sein das liegt mir nicht! Entlässt Centurio durch eine Handbewegung Nr. 9 - Lied HERZOG Treu sein, das liegt mir nicht, Weil ich leicht den Kopf verlier, Wenn ich nur ein Mädel spür, Kann ja nichts dafür! Ja, treu sein das liegt mir nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt, Und mein Herz an Schönheit hängt, Gleich Feuer fängt! Das ist meine Manier Und jetzt geh ich zu ihr! Und morgen, ach ja, morgen dann, Fang ich was Neues an. Was liegt daran? Hab stets an eine nur gedacht, An die von heute Nacht! Ich liebe sie Bis früh! Ja, treu sein - das liegt mir nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt, Wenn ich nur ein Mädel spür, Kann ja nichts dafür! Ja, treu sein das kann ich nicht, Weil mein Blut nach Liebe drängt Und mein Herz an eine nur denkt. An sie, nur an sie! Bis früh! Eilt ab VIERTER AUFTRITT Annina. Caramello CARAMELLO trägt die halb ohnmächtige Annina, die noch eine Larve trägt, atemlos in den Saal Puh!… Gott sei Dank, dass ich hier bin! Wo soll ich sic denn hinlegen? Blickt suchend nach einem Sofa Diese Signora Barbara ist für eine leichtlebige Venezianern ziemlich schwer! Geht mit ihr auf und ab Die schaut nur so leicht aus! Die hat das Gewicht inwendig! Renkt sich die Arme aus. Zum Publikum Also bitte, wenn man bedenkt, so ein Haus, so ein Saal und keine Liegegelegenheit! Setzt sich in einen Fauteui ANNINA seufzt Ah! CARAMELLO Sagten Sic etwas? ANNINA Wie oben Ah! CARAMELLO kopiert sie Ah! Zum Publikum Sie hat A gesagt, da wird sie auch bald B sagen! Der Herzog wird sie schon gesprächig machen! zu Annina Sie müssen sich in die Lage finden, Signora Barbara! ANNINA schwach Ich bin schon in der Lage, Signor Caramello! CARAMELLO erstaunt, für sich Cararnello? Sic kennt mich? laut Woher kennen Sie mich denn? Ich bin doch der Gondoliere Franccsco. zu Annina Sie kennen mich? ANNINA Ich kenne Sie und die Erkorene Ihres Herzens! CARAMELLO Die Erkorene meines Herzens? setzt sich interessiert zu ihr Da müssen Sie mir schon sagen, welche Erkorene Sie meinen! ANNINA Haben Sie denn mehrere? CARAMELLO Ich habe mehrere! Denn singt parodistisch, den Herzog kopierend Treu sein das liegt mir nicht! Also, welche Erkorene meinen Sie? ANNINA Nun, Annina, meine Milchschwester! CARAMELLO geringschätzig Ach so, Annina … die Milch - Annina! Gott, ein einfaches Fischermädchen, eine kleine Tändelei! Was ist das gegen Sie, schöne Barbara! ANNINA Barbara! Springt auf und tritt ihm dabei absichtlich auf den Fuss CARAMELLO Au! Den Tritt kenne ich! ANNINA nimmt die Maske ab Esel! Ich bin es, Annina! CARAMELLO erschrocken Annina? Gehorsamster Diener! Barbara - Annina - Annina - Barbara! ANNINA Ja, ich bin das "einfache Fischermädchen"! CARAMELLO Unglückliche, was willst du denn hier? ANNINA Ja, mein Lieber, das muss ich dich fragen, der mich für den Herzog entführte! CARAMELLO Dich? Ich wollte ja Delacquas Frau entführen! ängstlich Wenn der Herzog den Missgriff entdeckt, macht er mich um zwei Köpfe kürzer! ANNINA pathetisch Sei ganz ruhig, ich werde meine Rolle als Senatorsfrau ganz gut spielen! legt den Domino ab, trägt unter demselben ein prachtvolles Staatskleid, stolziert auf und ab, stolpert dabei über die Schleppe CARAMELLO Du willst eine Senatorsfrau sein? Wenn der Herzog dich sieht, ist er imstande… ANNINA kokett … sich in mich zu verlieben! CARAMELLO Jawohl! und das dulde ich nicht! schreiend Das dulde ich nicht! Da ihm Annina droht, geduckt, ganz kleinlaut Das dulde ich nicht! Will ihr den Domino über die Schultern legen Komm ins Gonderl! Nr. 10a - Duett CARAMELLO Hör mich, Annina, Komm in die Gondel, Hör doch, komm doch! ANNINA Nein, ich bleibe, Will mich amüsieren, Will im Tanze Den Herzog verführen! CARAMELLO Gut! Doch bleibst du, So bleib ich bei dir Und tanzst du, Bin ich dein Tanzkavalier! ANNINA Haha! Ein feiner Kavalier! CARAMELLO parodistisch übertrieben Erlauben Sie mir, Um ihre Taille den Arm zu legen! ANNINA ebenso, affektiert Oh, bitte sehr, Tröten Sie nöher, Ich lieb den Tanz! reicht ihm die Hand zum Kuss CARAMELLO Wie sie sich spreizt, Die dumme Gans! schlägt ihr auf die dargebotene Hand ANNINA Ach, wie so schön, Sich ein wenig zu drehn… Herrlich, prächtig! CARAMELLO Sie schwärmt für den Tanz, Das muss man nützen! Bitte, sich nicht so sehr zu erhitzen! Jetzt rasch einen Kuss, Mit dem Tanzen mach Schluss! ANNINA Noch ein bisschen! CARAMELLO Erst ein Küsschen! ANNINA Nein, nein, nein! CARAMELLO Ja, beim Tanz Hüpft das Herz! Wie das rührt Und verführt! Lust und Scherz Jetzt regiert, Wang an Wang , Jeden Zwang Löst der Klang! So, jetzt haben wir getanzt und jetzt gehen wir! ANNINA Nein, ich bleibe, und wenn du dich auf den Kopf stellst! CARAMELLO Warum soll ich mich auf den Kopf stellen? Ich kann ja gar nicht auf dem Kopf stehen! FÜNFTER AUFTRITT Vorige. Herzog Der Herzog kommt von links. Annina nimmt rasch ihre Larve vors Gesicht ANNINA Er ist schon da! CARAMELLO sich verbeugend, aufgeregt Durchlaucht! zu Annina Na Wart! HERZOG Caraniello, ich bin mit dir zufrieden! CARAMELLO Ich auch mit Ihnen, Durchlaucht! HERZOG Hat sie Widerstand geleistet? Geschrie n? CARAMELLO Furchtbar! Wenn ich Eurer Hoheit raten darf, lassen Sie sie laufen, schicken wir sie nach Hause, es ist nichts dran an ihr! ich bringe eine andere! HERZOG Dumrnkopf, wo denkst du hin? Lass uns allein, fort, hinaus! CARAMELLO zu Annina, befehlend Lass uns allein, fort, hinaus! Der Herzog klopft ihm auf die Achsel Herein! HERZOG Dich meine ich, hinaus! CARAMELLO wie oben, zu Annina Dich meine ich, hinaus! HERZOG Du sollst hinaus, Caramello! CARAMELLO Ah, ich soll hinaus? Na ja, das ist was anderes! Aber, Hoheit, eines kann ich ihnen sagen trauen Sie ihr nicht, sie ist gemeingefährlich, sie beisst! HERZOG Desto besser, ich liebe den Widerstand! CARAMELLO kleinlaut Da kann man nichts machen! HERZOG ungeduldig So geh doch endlich! Nervös auf und ab CARAMELLO folgt ihm auf Schritt und Tritt Hoheit, trauen Sie ihr nicht! Es wäre schade um Ihr schönes Gesicht … …sie hat einen Dolch im Gewande! Stösst an den Herzog, der sich plötzlich umdreht HERZOG Wirst du dich endlich hinausscheren? CARAMELLO Scheren - das ist das Stichwort für einen Barbier! Scheren! Geht nach rückwärts, plötzlich los brechend Himmel, Herrgott! Wenn ich nur jetzt jemand hätte, an dem ich meine Wut auslassen könnte! Oh! Rauf! sich wütend die Haare und geht ab SECHSTER AUFTRITT Der Herzog. Annina Nr. 10b - Duett HERZOG So sind wir endlich denn allein Nun lösen Sie Ihr Wort auch ein! ANNINA Was für ein Wort? HERZOG Ihr Angesicht Hat stets die Larve mir verhüllt! ANNINA kokett die Maske lüftend. Wenn nur Ihr Hoffen sich erfüllt! HERZOG Was seh ich? Weit ist s übertroffen! O Engelsbild! Will sie umarmen ANNINA Nur nicht so nah! HERZOG Warum so grausam, Barbara?! Ach, Ihre Nachsicht ging für mich Sonst weiter doch! ANNINA für sich Was hör ich da? lLaut Wie weit ging sie denn eigentlich? HERZOG Sie sagten… ANNINA Nun, was sagte ich? 1HERZOG Sie sagten meinem Liebesflehn Gewährung zu beim Wiedersehn! Ich hoffe, Sie erinnern sich! ANNINA Nein, mir ist nichts erinnerlich! HERZOG Sie sprachen dann von Sympathie Und von… ANNINA Ich sagte »Schweigen Sie!» Sie werden wohl erinnern sich?! HERZOG Das ist mir nicht erinnerlich! ANNINA Von der guten Barbara Hört man saubre Dinge da, Das muss ich gestehn! Gar zu gerne wüsste ich, Wie die beiden eigentlich Miteinander stehn! HERZOG Endlich nun mir wieder nah, Heissgeliebte Barbara! Hör mein liebend Flehn! Heute noch möcht wissen ich, Wie wir beide eigentlich Miteinander stehn! 2HERZOG Als zärtlich Sie umfing mein Arm, Da seufzten Sie »Es ist sehr warm!« Ich hoffe, Sie erinnern sich! ANNINA Nein, mir ist nichts erinnerlich! HERZOG Dann hab ein Küsschen ich begehrt Und Sie… ANNINA Ich sagte "Unerhört!" Sie werden wohl erinnern sich! HERZOG Nein, mir ist nichts erinnerlich! ANNINA Von der guten Barbara… usw. bis Schluss, dann beide rechts ab SIEBENTER AUFTRITT Caramello. Herzog CARAMELLO der den Herzog noch hier glaubt, kommt von rückwärts Hoheit! Annina! Bemerkt plötzlich, dass niemand im Zimmer ist, kleinlaut Sind schon drin da! Geht zur Tür rechts, ruft Hoheit! Hoheit! HERZOG hinter der Szene Was gibt es? CARAMELLO Sämtliche Senatoren bitten um Einlass! HERZOG wie oben Wirf sie hinaus! CARAMELLO laut, als ob er zu anwesenden Herren sprechen würde Sie haben gehört, meine Herren Hinaus! Eilt nach rückwärts, ruft Herein, meine Herren! Da niemand kommt, zum Publikum Also bitte, wenn man jemand braucht, ist niemand da! nervös Aber ich lasse sie nicht allein! eilt wieder zur Tür rechts, ruft Hoheit! Hoheit! HERZOG hinter der Szene, ungeduldig Was gibt es schon wieder? CARAMELLO Wenn mir nur etwas einfallen würde rufend Signor Delacqua ist hier! HERZOG öffnet die Tür Wirf ihn hinaus! CARAMELLO der immer versucht, in das Zimmer zu blicken Er lässt sich nicht abweisen! HERZOG tritt aus dem Zimmer Was heisst das, er lässt sich nicht abweisen? Ich will nicht gestört werden! CARAMELLO Zu Befehl, Hoheit! HERZOG klopfl Caramello auf die Schulter Diese Signora Barbara ist übrigens ein jede Silbe betonend reizendes Weibchen! CARAMELLO sehr weinerlich So? Reizend? Ist sie wirklich so reizend? HERZOG Aber sie ist spröde, sehr spröde! CARAMELLO plötzlich ausser sich vor Freude Sie ist spröde? eilt froh nach rückwärts Höre es, Volk von Venedig, sie ist spröde! HERZOG Aber ich werde auch dieses Herz besiegen! Auch sie wird mein werden! Geht lachend, Caramello mehrmals zublinzelnd, in das Zimmer zurück CARAMELLO allein zum Publikum Bitte, was hat er gesagt? Auch sie wird mein …? So eine Gemeinheit! nach rechts sprechend Na, freue dich auf das morgige Rasieren! ACHTER AUFTRITT Caramello. Pappacocla, später Volk PAPPACODA als Senator gekleidet, mit einer falschen, unförmigen langen Maskennase, alle Taschen vollgestopft, eine lange Wurst unter dem Arm und eine bauchige, mit Stroh umwundene italienische Weinflasche um den Hals gehängt, kommt torkelnd von rückwärts Caramello! CARAMELLO erfreut Ah, Pappacoda! Du musst mir helfen! Aber mir scheint, du hast einen Schwips? PAPPACODA Einen nur? Ich habe zwei Schwipse! Einen vom Wein und einen vom Schnaps! CARAMELLO Sauf aus! PAPPACODA Aussaufen soll ich? Gleich, gleich! will trinken Aber die Nase geniert mich! schiebt sich die Nase auf die Stirn und trinkt Hast du nicht Ciboletta gesehen? CARAMELLO Ach, lasse mich in Rub mit deiner Ciboletta! Ann ina ist hier im Palast! Der Herzog gibt sie nicht frei! Eile hinab an den Kanal und hole einige Genossen, damit wir Annina mit ihrer Hilfe entfuhren! PAPPACODA Dazu brauche ich nicht hinabzueilen! Ich habe deine Einladungskarten an meine Freunde verteilt…jeder frisst für drei, sauft für fünf und stiehlt für sieben! CARAMELLO Herein mit ihnen! Je mehr Lärm, desto besser! Der Herzog soll keine ruhige Minute haben! Pappacoda pfeift, von allen Seiten kommen Männer und Frauen, durchwegs mit vollbeladenen Taschen, fast alle betrunken Nr. 11 - Ensemble mit Lied CHOR Solch ein Wirtshaus Lob ich mir! Gut und billig Speist man hier! Wer bescheiden, Der verliert, Zugegriffen Ungeniert! Auch für morgen Lasst uns sorgen, Angepackt Und eingesackt! Marietta, come va? Se oggi là va bene Domani non si sa! PAPPACODA Schau, wie sich alles gut unterhält, zu Caramello Doch hab ich sie dir noch nicht vorgestellt! Dieser noble Cavaliere, Luigi ist s, der Gondoliere! Der hier Strassenmusikant, Dieser Käselieferant! Dort ein Schneider, un sartore, Und hier dieser pulitore Putzt die Stiefel rein und blank, Und der geht auf den Rattenfang! Das ist Peppo, ein Facchino, Hier vom Land ein Vetturino. Dieser duftet so pikant, Weil er steht am Zwiebelstand! Der dort säuft, ist Bürstenbinder, Er vertrank schon Weib und Kinder! Die Signora hier ist Wäscherin, Die Donna Öbstlerin! Kurz, die ganze riunione Ist wahrhaftig gar nicht ohne, Die und der, und der und die Alle sind sie nobili. CHOR Pensieri ne ho tre Quello dell amorosa, Ii vino et anche il café! Ohe, tralala, ohe! CARAMELLO Doch mit Vorsicht sorget klug, Dass die Taschen weit genug! CHOR Mit Vorsicht sorget klug, Dass die Taschen Weit genug! Ohe, tralala, ohe! Si mette tutto in sacco, Macacco, per bacco! PAPPACODA leise Man steckt ein, man steckt ein, Bis alle Tische blank und rein! zu Caramello Noch sah Ciboletta ich nicht Soviel ich im Saale auch such! Ha, wenn sie die Treue mir bricht, So trifft die Verrät rin mein Fluch! CARAMELLO ironisch begütigend Man steckt ein, man steckt ein, Wer Weibern traut, wird stets bereun! Si mette tutto in sacco, Per bacco, per bacco! Per bacco! Man steckt alles ein! Annina ist hier im Palast, Der Herzog gibt sie nicht frei, Das bringt zur Verzweiflung mich fast! Was soll ich nun machen dabei? PAPPACODA ironisch Caramello kopierend Man steckt ein, man steckt ein, Der Herzog könnt sonst böse sein! Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! CHOR Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! CARAMELLO Wird wo ein Verbrechen vollführt, Ist schnell auf der Spur Polizei. In Masse wird dann arretiert, Vielleicht ist der Schuld ge dabei! PAPPACODA Ah. Caramello stopfl ihm den Mund mit der Salami und übernimmt den Ton BEIDE Man steckt ein, man steckt ein, Der Rechte kann ja drunter sein! Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco, Per bacco, man steckt alles ein! CHOR Si mette tutto in sacco, Macacco, macacco! Per bacco, man steckt alles ein! Alle laufen lärmend ab, Caramello folgt ihnen NEUNTER AUFTRITT Annina. Herzog. Dann Caramello. Später Pappacoda.Zuletzt Delacqua, Barbaruccio und Testaccio HERZOG kommt von rechts Dieser Spektakel! Den hat mir sicher Caramello angerichtet! zurücksprechend Die Luft ist rein, kommen Sie, Signora! ANNINA kommt lächelnd Mit einem Wort, Sie geben Ihre Bemühungen auf? HERZOG Noch lange nicht, schöne Signora Barbara! Ihre Kälte macht Sie mir nur noch begehrlicher! er eilt auf sie zu, will sie umfangen Ich liebe Sie, Signora … ich liebe Sie! will sie küssen CARAMELLO der plötzlich eintritt Ho … Ho… Ho……Hoheit! HERZOG lässt Annina frei Was willst du denn wieder? CARAMELLO Einer der Herren Senatoren wünscht seine Aufwartung zu machen! HERZOG Wirf ihn hinaus! CARAMELLO Oh… Das geht nicht auf die Lange Nase Pappacodas zeigend, die langsam, nach und nach, hinter der Portiere sichtbar wird Seine Nase ist schon da …gleich wird der ganze Senator da sein! Pappacoda kommt als "Senator" Da ist er schon! PAPPACODA sich verbeugend Oh … Euer Hoheit! zu Caramello Was soll ich denn reden? CARAMELLO leise Was du willst! Du bist ja ein Senator! im selben Moment treten Delacqua, Barbaruccio und Testaccio auf DELACQUA Oh, der Herzog, Hoheit! BARBARUCCIO Hoheit! TESTACCIO Hoheit! HERZOG deckt Annina, leise zu ihr Fassung, Barbara, die Ehemänner sind blind! laut Ich begrüsse alle vier Senatoren! DELACQUA, BARBARUCCIO, TESTACCIO Vier? - Wo? - Ah! - Da! DELACQUA zu Pappacoda, der sich ängstlich drücken will Wie mir scheint, Kollege Grimaldi! PAPPACODA mit verstellter Stimme Nein, ich bin der andere! BARBARUCCIO Nein. Ich kenne keinen Senator mit einer solchen Gurkennase! TESTACCIO Die Nase scheint falsch zu sein! DELACQUA Vielleicht der ganze Senator! zu Pappacoda Wer das geheiligte Kleid der Senatoren als Maskenkostüm trägt, den straft das Gesetz mit einem Jahr Galeere! PAPPACODA O maccheronata! Jetzt, Frechheit, hilf! HERZOG ungeduldig Nun, meine Herren? BARBARUCCIO Hoheit, wir kommen, für das glänzende Fest zu danken! Ein echt italienisches Fest! DELACQUA, TESTACCIO Echt italienisch! HERZOG Zu gütig! Es galt ja, Venedigs Senat zu ehren! Leider wurde der Beschluss gefasst, die Damen vom Fest auszuschliessen! DELACQUA Nun, ich habe mich um diesen Beschluss nicht gekümmert, denn meine Frau ist von Treviso zurückgekehrt und befindet sich hier! Der Herzog und Annina sehen sich betroffen an Sie brennt vor Verlangen, Euer Hoheit vorgestellt zu werden! eilt ab PAPPACODA sich vordrängend Auch meine Frau brennt darauf, Euer Hoheit ins Angesicht zu treten! verneigt sich CARAMELLO leise zu Pappacoda Komm, komm - Du musst mir helfen! PAPPACODA Euer Hoheit - con piacere - cavaliere - habe die Ehre… ab mit Caramello. Auch Barbaruccio und Testaccio entfernen sich ZEHNTER AUFTRITT Der Herzog. Annina. Dann Delacqua mit Ciboletta HERZOG zu Annina Was soll ich davon denken? Hat denn Delacqua zwei Frauen? ANNINA Zwei Frauen? Er hat gerade genug an einer! Ich bin die echte, so wahr Caramello Barbara Delacqua entführte! HERZOG Ja, wen will er uns denn da bringen? DELACQUA kommt mit Ciboletta, die einen schwarzen Domino trägt und eine Larve vor dem Gesicht hat. So, Euer Hoheit, hier ist meine Gemahlin! HERZOG sich verbeugend Signora! DELACQUA zu Ciboletta Wir sind Unter uns, du kannst die Larve abnehmen! Ich erlaube es dir! HERZOG Und ich bitte darum! Ciboletta demaskiert sich und lässt die Kapuze ihres Dominos fallen ANNINA für sich Ciboletta! leise zum Herzog Das ist meine Zofe! HERZOG leise Die Zofe? Oh, unverschämt! DELACQUA leise zu Ciboletta Vergiss nicht, was ich dir eingeschärft habe! Du bist für heute abend meine Frau und bittest um den Verwalterposten für mich! laut Begrüsse Seine Hoheit, Barbara! Ciboletta macht eine tiefe Verbeugung und küsst dem Herzog die Hand HERZOG heiter, ironisch Ich bin entzückt, Venedigs schönste Frau endlich persönlich kennenzulernen! CIBOLETTA Na na schönste Frau? Euer Gnaden, Herr Herzog, nehmen das Maul gar zu voll! gibt dem Herzog einen Rippenstoss DELACQUA leise Wirst du schweigen! zum Herzog Hoheit müssen meiner Gattin verzeihen HERZOG O bitte… Ich finde Signora reizend! Dies ungeschminkte Wesen, diese Haltung - alle diese Reize hatte ich sozusagen vorgeahnt, als ich meiner Bewunderung im vergangenen Karneval in jener Serenade Ausdruck gab, die Signora Barbara so sehr gefiel! leise zu Annina Denken Sie noch jenes Abends, schöne Frau? ANNINA verlegen Freilich, freilich … wie sollte ich nicht? DELACQUA Was für eine Serenade? Nr. 12 - Serenade HERZOG Ninana, Ninana, dir will ich singen, Ninana, Ninana, hör mich an! Ninananana, Ninananana, horch auf das Klingen, Ninananana, Ninananana, antworte dann! Heb auf dein Köpfchen, Liebste, träume nicht, O hör mich an, schlummre noch nicht ein! Ich sage dir vier Worte von Gewicht, Du musst voll Andacht dein Ohr dazu mir leihn! Das erste Dass um dich mein Herze bricht, Das zweite Ich will dein fürs Leben sein! Das dritte Dass ich dir mein Heil befehle, Das letzte Dich allein liebt meine Seele! ANNINA, CIBOLETTA Ninana, Ninana - ach! ach! HERZOG, DELACQUA Ninana, Ninana, schönste der Frauen, Ninana, Ninana, du bist mein Glück! ALLE VIER Ninananana, Ninananana, lass dich erschauen, Ninananana, Ninananana, ach, einen Blick! HERZOG Du gingst am Montag wie ein Stern mir auf Und schienest reizend am Dienstag mir, Allein viel schöner noch am Mittwoch drauf! Zu Füssen lag ich am Donnerstag dir Am Freitag hob dein Blick mich wieder auf; Hab am Samstag dann gelauscht an deiner Tür; Und durft ich dich im Glanz am Sonntag sehen, Da war um den Verstand es bald geschehen! ANNINA, CIBOLETTA Ninana, Ninana - ach! ach! HERZOG, DELACQUA Ninana, Ninana, schönste der Frauen, Ninana, Ninana, du bist mein Glück! ALLE VIER Ninananana, Ninananana, lass dich erschauen, Ninananana, Ninananana, ach, einen Blick! Nach der Serenade geht der Herzog mit Annina etwas in den Hintergrund DELACQUA leise zu Ciboletta Alles geht gut, du gefällst dem Herzog! Jetzt sprich! stösst Sie CIBOLETTA stotternd Herr Herzog! Herr Herzog! HERZOG Sie wünschen? DELACQUA auf Ciboletta weisend Meine …Madonna Barbara hat ein Anliegen! HERZOG Ist im vorhinein gewährt! DELACQUA zärtlich Also sprich, mein Täubchen von San Marco, sprich! Gibt ihr einen Rippenstoss. leise So rede doch, du dummes Ding! CIBOLETTA Mein Gott, ich möcht Euer Gnaden schön gebeten haben um einen Posten in Euer Gnaden Haus! HERZOG Also, um welchen Posten handelt es sich denn? DELACQUA souffliert Ciboletta Verwalter … Verwalter CIBOLETTA Nun, der Mann möchte gern herzoglicher Leibkoch werden. HERZOG lachend Leibkoch? ANNINA ebenso Leibkoch? DELACQUA wütend, für sich Ich Leibkoch? leise zu Ciboletta Verwalter! Verwalter! stösst sie verstohlen CIBOLETTA ohne sich urn Delacqua zu kümmern Es ist ein braver Bursche, namens Pappacoda, der Makkaroni kocht und Stockfisch mit Zwiebeln wie kein zweiter! HERZOG lachend Makkaroni? ANNINA lachend Stockfisch? CIBOLETTA zu Delacqua Nicht wahr, Signor, Stockfisch? DELACQUA wütend Ja, ja! HERZOG Nun, wenn sich Signora Delacqua für Pappacoda verwendet, soll er Leibkoch werden! CIBOLETTA Ach, Herzog, dafür muss ich Ihnen einen Kuss geben! fällt ihm um den Hals und küsst ihn DELACQUA reisst sie vom Herzog weg Du vergisst dich, meine Liebe! Du gehst zu weit! zum Herzog Euer Hoheit wollen meiner Gemahlin verzeihen zu Ciboletta Jetzt komm und freu dich! will sir mit sich ziehen CIBOLETTA hält sich an einem Sessel fest Nein, nein, ich will hier bleiben, es gefällt mir hier sehr gut! HERZOG Ah, Signor Delacqua, wenn es Ihrer Gattin hier gefällt, so gönnen Sie ihr doch das Vergnügen! DELACQUA übertrieben freundlich Ach ja, gönnen wir ihr das Vergnügen! streichelt ihr zärtlich die Wangen und gibt ihr dabei verstohlen einen Backenstreich Ich muss jetzt leider fort! verbeugt sich Hoheit! Ab HERZOG zu Annina Das Muster eines galanten Ehemannes! Ich will aber doch sehen, ob er wirklich geht! eilt ihm nach ELFTER AUFTRITT Annina. Ciboletta. Dann der Herzog. Zuletzt Caramello ANNINA nimmt die Larve ab Ach, Ciboletta, bald hättest du mit deinem Pappacoda alles verdorben! CIBOLETTA erstaunt aufschreiend Annina! Du hier? ANNINA Ja, man hält mich hier für Delacquas Frau! CIBOLETTA stolziert nach vorn Dich? Das bin ja ich ANNINA Ich auch! Ich bitte dich, bleibe dabei, dass ich Barbara Delacqua bin! CIBOLETTA Und ich? ANNINA Do bist, was du bist - meine Zofe! CIBOLETTA Deine Zofe? ANNINA nervös Barbara Delacquas Zofe! Still, da ist der Herzog! HERZOG kommt zurück So, Dciacqua stört uns nicht mehr! zu Ciboletta Ah, ich sehe, wir haben an dir eine Vertraute gewonnen! Ja, Mädchen, ich liebe deine Herrin! CIBOLETTA Signora Barbara Delacqua? HERZOG Freilich! Hat sie es dir denn nicht gesagt? Ich liebe sie! küsst Annina CIBOLETTA für sich Mein Gott, Annina liebt er auch! Was der alles zusammenliebt! HERZOG wendet sich zur Tür, rufi Caramello! CARAMELLO kommt, verbeugt sich Hoheit!? HERZOG Schliesse den Vorhang! CARAMELLO Den Vorhang? HERZOG Und hierher - das Souper! CARAMELLO Das Souper? o je! HERZOG Geh! CARAMELLO O weh! schliesst die Vorhänge. Man sieht jetzt nur die Vorderbühne als intimen Raum für die nächste Szene HERZOG Das Souper! CARAMELLO Adje! heimlich zu Ciboletta Iss dich an, du bist nicht alle Tage bei einem Herzog! Ab ANNINA Wie? Ich soll mit meiner Zofe soupieren? HERZOG reicht beiden die Arme Ja. Soupieren zu dreien - die Herrin - die Dienerin - der Sklave! Also zu Tische! ANNINA Zu Tische! Die Wandlichter werden gelöscht, Pagen bringen von links einen gedeckten Tisch mit zwei grossen Leuchtern Nr. 13 - Finale HERZOG Lasset die andern tanzen da, Tralalala, tralaiala! Ich bleibe lieber bei Barbara! Tralalala, tralalala! Die Herrin zur Rechten, die Zofe zur Linken, Recht vertraulich und nah! Ich seh ein Souper heute abend mir winken, Wie keins ich noch sah! Er hat beide Damen zu Tisch geführt. Zu Caramello, der mit Wein eintritt Caramello, schon wieder da? Was drängst du dich hier ein? CARAMELLO Hoheit wollen mir verzeihn! Da die Diener doch genieren, Wollte ich Euch selbst servieren! ANNINA leise zu Ciboletta Bleibe da, bleibe mir nah! CIBOLETTA leise zu Annina Recht gern, gewiss, ja ja! HERZOG auf Pappacoda deutend, der jetzt als Koch gekleidet eintritt und einige Schüsseln balanciert, zu Caramello Wen bringst du da noch? CARAMELLO Das ist nur ein Koch! HERZOG So so, ein Koch? CARAMELLO Jaja, ein Koch! PAPPACODA Ach ja, ich bin ein Koch! CIBOLETTA leise zu Annina Das ist Pappacoda! ANNINA leise So schweige doch! PAPPACODA der vor Schreck eine Schüssel fallen lässt, leise Das ist Ciboletta! laut Ja ja, ich bin ein Koch! ALLE ANDEREN Ja ja, das ist ein Koch! CARAMELLO beiseite Ach! Zeuge und Beistand mir zu sein, Bracht ich den Leidensgenossen herein! PAPPACODA für sich Na wart, Ciboletta, du kannst dich freun! HERZOG zu den Damen Kommt, kommt, Ihr holden Frauen, Lasst jetzt uns soupieren! Wir wollen scherzen und lachen, Werden superb uns amüsieren! zu Annina Bald küss ich dich, zu Ciboletta Bald wieder dich! zu Annina So lieb ich dich! (Zu Ciboletta.) So lieb ich dich! ANNINA, CIBOLETTA Warum sollt ich nicht mit dem Herzog soupiern? Zu drei n kann ein Tête-à-tête keinen geniern! Ob Caramello/Pappacoda vor Wut ausser sich - Was kümmert s mich? CARAMELLO grollend für sich. Meineidige Annina! PAPPACODA ebenso. Treulose Ciboletta! CARAMELLO, PAPPACODA Du willst mit ihm soupieren, Lässt dich allzuleicht Vom Glanze verführen?! Kannst du so ganz vergessen mich? Pfui, schäme dich! HERZOG sich zärtlich zu Annina neigend. Wie klopft in Ihrer Nähe das Herz mir froh CARAMELLO fährt mit einer Weinflasche zwischen die beiden. Befehlen Hoheit Rheinwein oder Bordeaux? schenkt ein HERZOG zu Ciboletta geneigt. Sie sprechen ja zu mir kein Wörtchen mehr! PAPPACODA fährt mit der Schüssel zwischen die beiden Hier ist Boeuf à la mode! Bitte sehr! HERZOG zornig Packt euch hinaus! Ihr langweilt mich! ANNINA, CIBOLETTA beiseite, zugleich Er ärgert sich! CARAMELLO leise zu Pappacoda Jetzt hol ich die andern! Den Wein nehm ich mit! Ab HERZOG zu Annina Du bist das schönste Weib der Welt, Bist aller Frauen höchste Zier! Glücklich der Mann, der dir gefällt, Rücke doch näher her zu mir! ZWÖLFTER AUFTRITT Vorige. Die Gäste des Herzogs. Ein Herold.Caramello zieht jetzt rasch die Vorhänge zurück. Man sieht in den von Masken, Senatoren usw. belebten Saal. In der Mitte auf einem tragbaren Gerüst ein hübsches Mädchen in einem symbolischen Karnevalskostüm, eine bunte Fahne in der Hand, umlagert von Tänzerinnen. Phantastische Beleuchtung. HEROLD gesprochen. Um zwölf Uhr zieht nach altem Satz Die Maskenschar zum Markuspiatz! Dort kommt man schon Zu holen Euch Mit Sang und Klang! HERZOG Verhasster Zwang! gibt ein Zeichen; der Maskenzug bewegt sich nach vorn CHOR Jetzt ist s Zeit zur Lustbarkeit, Drum, Freunde, seid bereit! Lebenslust, Schwellt die Brust, Gibt tins das Geleit! Mondlicht strahlt in voller Pracht, Der Sternenhimmel lacht! Welch ein Bild, Wonnig mild, Gibt Venedigs Nacht! Karneval Ruft uns zum Ball Er ist Souverän! Zögert nicht, Denn was er spricht, Muss sofort geschehn! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zielst uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz, Folgt fröhlich jedermann! Hinaus! HEROLD zum Herzog Bereit seht Ihr schon der Masken Schwarm, Die Stunde schlug, es ist schon spät! HERZOG zu Annina und Ciboletta Wohlan, meine Damen, Ihren Arm, Fügen wir uns der Majorität, seufzend weil es anders nicht geht! ANNINA, CIBOLETTA lachend Weil es anders nicht geht! Man hört von fern Glockengeläute ALLE Horch! Von San Marco der Glocken Geläut Kündet die Mitternacht, Kündet die Mitternacht, Mahnend ertönet ihr Ruf es ist Zeit, Dass laute Lust hier erwacht! Wer sich will der Freude weihn, Der komme nicht allein, Wen sein Liebchen liess im Stich, Der such ein andres sich! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zieht uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz Folgt fröhlich jedermann! Hinaus! Hinaus! ANNINA nimmt aus der Hand der Karnevalsfigur die Fahne, schwingt sie fröhlich Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ALLE Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ANNINA, CIBOLETTA Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ALLE Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! CARAMELLO hat Annina die Fahne aus der Hand genommen, kommt, das Banner fröhlich schwingend, nach vorn Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! ALLE Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! CARAMELLO Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! ALLE Seinem Rufe untertan, Kommt heran, reiht euch an! Heitre Lust ladet ein Jeder soll willkommen sein! HERZOG übernimmt die Fahne von Caramello Jetzt gebietet der Humor, Sein Banner flattert hoch empor, Seinem Zepter folgt die Schar, Die treu ihm stets ergeben war! Die immerdar ihm treu ergeben war! Bacchantischer Tanz, Männer tragen die Karnevalsfigur nach vorn bis in die Mitte der Bühne ALLE Alle maskiert, alle maskiert, Wo Spass, wo Tollheit und Lust regiert! Ganz ungeniert alle maskiert, Cospetto, wie amüsant das wird! Vorhang. Strauss,Johann II/Eine Nacht in Venedig/III
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Angiomatosis retinae. als Teilerkrankung des von Hippel-Lindau-Syndroms Dieter Schmidt? Enzymes Tools and Targets (Advances in Clinical Enzymology, Vol 6) Germany) International Congress of Clinical Enzymology 1987 (Hannover?D. W. Moss?E. Schmidt?D. M. Goldberg?F. W. Schmidt? Natural Killer Cells Biology and Clinical Application Reinhold E. Schmidt? Bartonella and Afipia Species Emphasizing Bartonella Henselae (Contributions to Microbiology, Vol. 1) Axel Schmidt? Aspergillus Fumigatus Biology, Clinical Aspects and Molecular Approaches to Pathogenicity (Contributions to Microbiology, Vol. 2) Axel A. Brakhage?Bernhard Jahn?Axel Schmidt? Vericella-Zoster Virus Molecular Biology, Pathogenesis, and Clinical Aspects (Contributions to Microbiology, 3) Manfred H. Wolff?S. Schunemann?A. Schmidt? Animal Testing in Infectiology (Contributions to Microbiology, Vol. 9) Axel Schmidt?Olaf F. Weber? The Beatles Mixes Holger Schoeler?Thorsten Schmidt? Kultur in Nuernberg 1918-1933. Die Weimarer Moderne in der Provinz Alexander Schmidt? Kalifornien und Suedwesten USA Horst Schmidt-Bruemmer? Suedstaaten USA. 11 Reiseregionen - 17 Routen - Service von A - Z Horst Schmidt-Bruemmer? Route 66. Amerikas legendaerer Highway von Chicago nach Los Angeles Horst Schmidt-Bruemmer? Ostkueste USA. Capital Region Horst Schmidt-Bruemmer? Kalifornien und Suedwesten USA. 12 Reiseregionen - 24 Routen - Service von A-Z Horst Schmidt-Bruemmer? Route 66. Amerikas legendaerer Highway von Chicago nach Los Angeles Horst Schmidt-Bruemmer? Texas. 23 Routen durch den 'Lone Star State' Horst Schmidt-Bruemmer? Suedstaaten USA. 11 Reiseregionen - 17 Routen - Service von A - Z Horst Schmidt-Bruemmer? Kalifornien und Suedwesten USA. Reisefuehrer Horst Schmidt-Bruemmer? Suedwesten USA. Nevada, Utah, Colorado, New Mexico, Arizona Horst Schmidt-Bruemmer?Karl Teuschl? Go Vista Las Vegas. Mit Stadtplan- Highligts- Serviceplan- Sprachfueher Horst Schmidt-Bruemmer? Florida. Go Vista. Info Guide Horst Schmidt-Bruemmer? Suedstaaten USA. Tourplaner Horst Schmidt-Bruemmer? Ostkueste USA. Tourplaner Horst Schmidt-Bruemmer? Zwischen Riga und Locarno Hartmut Schmidt? Zwischen Riga und Locarno Hartmut Schmidt? Warum soll ich trauern? Gedenkstaettenbesuche vorbereiten und begleiten Helmut Ruppel?Ingrid Schmidt? Komponierte Kindheit Matthias Schmidt? Nick Knatterton. Jubilaeumsausgabe. Alle aufregenden Abenteuer des beruehmten Meisterdetektivs Manfred Schmidt? Alles wird gut Friedel Schmidt? Es war die uns von Gott gegebene Obrigkeit Hans-Guenter Schmidt? Signierte Wirklichkeit. Zum Spaetwerk Arno Schmidts Jan Frederik Bandel? Handbook of Competitive Cycling Training, Keep Fit, Tactics (Meyer Meyer Sport) Achim Schmidt? Freies Turnen am Trapez. Hoehenfluege leicht gemacht Juergen Schmidt-Sinns? Indoor Cycling Achim Schmidt? Handbuch fuer Radsport Achim Schmidt? Tipps fuer Radsport Achim Schmidt? Tipps fuer Mountainbiking Achim Schmidt? Trojanische Pferde Peter Schmidt? Buchenwald. Ein Konzentrationslager. Berichte, Bilder, Dokumente Emil Carlebach?Willy Schmidt?Ulrich Schneider? Deutsch-Russisches Wirtschaftsglossar. Grundbegriffe der Marktwirtschaft - kurz erklaert Marianne Heyer?Galina Danilina? Bilanzsteuerrecht. Mit Anwendungsbeispielen und Loesungen Andre Jacques Dicken? Lagerhaltung und Konjunkturentwicklung Albrecht F. Michler? Die Zukunftsperspektiven des deutschen Fachgrosshandels Karel Koster? Demographie konkret. Handlungsansaetze fuer die kommunale Praxis Andreas Esche?Kerstin Schmidt?Johannes Meier?Klaus Peter Strohmeier?Bernhard Mueller?Ad Reinert? Rebecca Horn Stuart Morgan?Germano Celant?Nancy Spector?Giuliana Bruno?Katharina Schmidt? Hans Kupelwieser. Trans- Formation Hans Kupelwieser?Robert Fleck?Burghart. Schmidt?Peter. Noever? Les Levine Art Can See Lee Levine?Johann-Karl Schmidt?Isabel Greshcat?Thomas McEvilley? Das kollektive Schweigen Barbara Heimannsberg?Christoph J. Schmidt? Trans-Alatau. OutdoorHandbuch. Von Alma-Ata zum Issyk-Kul. Der Weg ist das Ziel Wolfgang Schmidt? Oh, dieses Franzoesisch! Claudia Schmidt? Oh, dieses Norwegisch! Martin Schmidt? Minis machen's moeglich Ingrid Lange-Schmidt? Das zweite Jahrhundert des Automobils Weert Canzler?Gert Schmidt? Spanisch fuer Nicaragua. Wort fuer Wort. Kauderwelsch Veronika Schmidt? Giftige und gefaehrliche Spinnentiere Guenter Schmidt? Die Vogelspinnen Guenter Schmidt? Juedische Wurzeln unseres Glaubens. Die Begegnungszeiten Gottes - Vorschatten der Erloesung Rainer Schmidt? Family Of Man 1955-2001 A Reappraisal Of The Photo Exhibition By Edward Steichen Humanism And Postmodernism Jean Back?Viktoria Schmidt-linsenhoff? Die Freiheit der Anderen. Festschrift fuer Viktoria Schmidt-Linsenhoff Hinterlaender Mountainbiker. Geschichte erfahren-mit DVD. 7 Hessen-Touren mit GPS-Navigation Harald Becker?Joerg Krug?Siegfried Pitzer?Matthias Schmidt?Ulrich Weigel? Training FOS/BOS Physik. Wechselstromwiderstaende, Mechanische Schwingungen, Impuls Eberhard Lehmann?Friedrich Schmidt? Training FOS/BOS Physik. Gravitations-, elektrisches und magnetisches Feld. Grundlagen und Aufgaben mit Loesungen (Lernmaterialien) Eberhard Lehmann?Friedrich Schmidt? Training FOS/BOS Physik. Kinematik, Dynamik, Energie. (Lernmaterialien) Eberhard Lehmann?Friedrich Schmidt? Mathematik-Training. Mathematik 6. Klasse Alfred Mueller?Achim Schmidt? Besondere Leistungsfeststellung - Biologie - 10. Klasse / Thueringen Gym. (Lernmaterialien) Sabine Hild?Petra Schmidt? Memo-Check Schuldrecht BT. 333 Fragen und Antworten Klausur und Hausarbeit. Methodik der Fallbearbeitung fuer Studium und Examen Uwe Pense? Wertpapierrecht 2003. Mit klausurmaessigen Beispielen und Loesungen Guenter Raddatz? Einkommensteuerrecht Volker Kreft?Otto-Gerd Lippross? Pruefungsrecht Godo Brehsan?Thomas Gohrke?Christian Wagner? 20 Klausuren fuer die Zwischenpruefung Oeffentliches Recht Hans-Gerd Pieper? Grunderwerbsteuerrecht Georg Schnitter? Memo-Check Familien- und Erbrecht Erbschaftsteuerrecht Gerd Brueggemann?Ruettger Classen? OeR-Trainer. Verfassungsrecht. Staatsorganisationsrecht, Grundrechte Internationales Steuerrecht. 48 Faelle Klaus Gross-Boelting? Memo-Check Polizei- und Ordnungsrecht / Staatshaftung Holger Knemeyer? Vollstreckungsrecht 1. 103 Faelle Peter Becker? Vollstreckungsrecht 2. 46 Faelle Peter Becker? Bilanzsteuerrecht Heinrich Weber-Grellet? Die zivilrechtliche Anwaltsklausur im Assessorexamen Walter Baumfalk? Besonderes Ordnungsrecht Horst Wuestenbecker? Kriminologie, Jugendstrafrecht, Strafvollzug Bertram Schmitt? Introduction to English Civil Law - Vol. 1. For German-Speaking Lawerys and Law Students Rainer Woerlen? Strafrecht Besonderer Teil (BT) 1. Vermoegensdelikte. 56 Faelle Rolf Krueger? Verwaltungsrecht AT 2. Mit Staatshaftungsrecht Horst Wuestenbecker? Memo-Check Arbeitsrecht Joerg Holtmann? Schuldrecht AT 2 Franz Thomas Rossmann? Schuldrecht BT 4 . Unerlaubte Handlungen und Allgemeines Schadensrecht Claudia Haack? Sozialrecht 1 Heinz Schaefer?Ulrike Senger-Sparenberg? Sozialrecht 2. 27 Faelle Heinz Schaefer? Grundlagen Zivilrecht 2 . Schuldrecht fuer den kleinen Schein und die Zwischenpruefung Christoph Pechstein?Michael Baeumer? Introduction to the US-American Legal System - Vol. 1. For German-Speaking Lawerys and Law Students Alexander Doerrbecker?Oliver Rothe? Introduction to the US-American Legal System - Vol. 2. For German-Speaking Lawerys and Law Students Alexander Doerrbecker?Oliver Rothe? Introduction to English Civil Law - Vol. 2. For German-Speaking Lawerys and Law Students Rainer Woerlen? Umsatzsteuerrecht Wolfram Reiss? Schuldrecht BT 02 / Karteikarten (Alpmann Schmidt) Schuldrecht BT 3. Auftrag, GoA, Bereicherungsrecht Annegerd Alpmann-Pieper? Europarecht VwGO. Grundzuege des Verwaltungsprozessrechts 2006. 30 Faelle Horst Wuestenbecker? Beamtenrecht - Skript Hansjochen Duerr?Hella Duerr? Kommunalrecht nach dem Landesrecht von Nordrhein-Westfalen. 25 Faelle Memo-Check - Handels- und Gesellschaftsrecht Gerd Hufgard? Oeffentliches Baurecht Hans-Gerd Pieper? Handelsrecht Josef A. Alpmann? Polizei- und Allgemeines Ordnungsrecht Schuldrecht BT 1. Kaufrecht Das internationale Privatrecht Johannes Dilling?Oliver Munte? Die strafrechtliche Assessorklausur 3. Anwaltliche Aufgabenstellungen. 10 Faelle Rolf Krueger?Andre Neumann? Schuldrecht AT 1. Mit Schuldrechtsreform. 34 Faelle Schuldrecht BT 2 Christoph Pechstein? Der Rechtsanwalt. Grundlagen des Anwaltsberufs Christian Wagner?Frank Hansen? Sachenrecht 3. Allgemeine Lehren. 16 Faelle Josef A. Alpmann? Gesellschaftsrecht Josef A. Alpmann? Die strafrechtliche Assessorklausur 2 Rolf Krueger?Sascha Luebbersmann? Sachenrecht 2. Grundstuecksrecht Josef A. Alpmann? Mediation, Schlichtung, Verhandlungsmanagement. Formen konsensualer Streitbeilegung Nadja Alexander?Juliane Ade?Constantin Olbrisch? Kollektives Arbeitsrecht 1 Guenter Marschollek? Memo-Check Sachenrecht. 315 Fragen und Antworten Christoph Pechstein? Memo-Check Schuldrecht AT BGB AT 1 / 2006 Grundlagen Strafrecht Gerd Hufgard?Rolf Krueger? Memo-Check ZPO/ StPO Gerd Hufgard? Sachenrecht 1. Bewegliche Sachen. 2006 Josef A. Alpmann? Alpmann Cards Schuldrecht BT 01. Kaufrecht, Werkvertragsrecht, Mietrecht Die zivilgerichtliche Assessorklausur. Klausur-, Relations- und Urteilstechnik Walter Baumfalk? Strafrecht Allgemeiner Teil 1 / 2006. 49 Faelle BGB AT 2 Josef A. Alpmann? Schuldrecht BT 03. Karteikarte. Auftrag, GoA, Bereicherungsrecht Annegerd Alpmann-Pieper? Strafprozessordnung (StPO). Grundzuege des Strafverfahrensrechts. Ueberblick ueber das OWiG Frank Mueller? Insolvenzrecht und Anfechtungsrecht Wolfgang C. Fahlbusch? Arbeitsrecht 2006. 41 Faelle Guenter Marschollek? Strafrecht Allgemeiner Teil 2. 51 Faelle Rolf Krueger? Erbrecht. 26 Faelle Claudia Haack? Strafrecht / StPO. Aufbauschemata. Strafrecht, Strafprozessrecht Rolf Krueger?Sascha Luebbersmann? Memo-Check Bereicherungs- u. Deliktsrecht. 288 Fragen und Antworten Christoph Pechstein? Rechtsphilosophie ZPO (Zivilprozessordnung) 1/2. Karteikarten. Erkenntnisverfahren - Vollstreckungsrecht Alpmann-Cards BGB AT Die oeffentlich-rechtliche Assessorklausur 1. Verwaltungsbehoerdliche Entscheidungen Horst Wuestenbecker? Zivilprozess. Stagen und Examen Nordrhein Westfalen Polizei- und Ordnungsrecht Hans-Gerd Pieper? Alpmann Cards Oeffentliches Baurecht Hans-Gerd Pieper? Memo-Check Verwaltungsgerichtsordnung (VwGO). 333 Fragen und Antworten Holger Knemeyer? Memo-Check StGB BT Grundlagen Zivilrecht 1 Christoph Pechstein? Alpmann Cards Straf- und Strafrechtsverfahren 1 im Assessorexamen Alpmann Cards Straf- und Strafrechtsverfahren 2 im Assessorexamen Grundrechte Hans-Gerd Pieper? Schuldrecht BT 4.Karteikarten. Unerlaubte Handlungen und Allgemeines Schadensrecht Claudia Haack? Familien- und Erbrecht. Karteikarten Claudia Haack? Kommunalrecht Baden-Wuerttemberg Otto Haeusser?Andreas Nachbaur?Friedrich Voigt? Introduction au droit francais t. I Sybille Neumann?Francois-Xavier Licari? Definitionen Zivilrecht Strafrecht, Besonderer Teil 2. Hoechstpersoenliche Rechtsgueter Rechtsgeschichte Alpmann Cards Vollstreckungsrecht 1 Strafrecht, Besonderer Teil 3. Delikte gegen Gueter der Rechtsgemeinschaft. 46 Faelle Rolf Krueger? Alpmann Cards Vollstreckungsrecht 2 Grundlagen Faelle Strafrecht BT. Nichtvermoegensdelikte Sascha Luebbersmann? Grundlagen Wissen. Oeffentliches Recht. Grundrechte. Staatsorganisationsrecht Memo-Check Verwaltungsrecht AT. 312 Fragen und Antworten Holger Knemeyer? 100 beste Plakate 03. Deutschland - Oesterreich - Schweiz Definitionen Strafrecht. Alle wichtigen Begriffe fuer Studium, Pruefung, Rechtsalltag Rolf Krueger? Zivilrecht. Aufbauschemata. BGB, Zivilprozessrecht, Handelsrecht, Gesellschaftsrecht Die strafrechtliche Assessorklausur 1. Staatsanwaltliche Aufgabenstellungen Rolf Krueger?Rainer Kock?Sascha Luebbersmann? Definitionen Oeffentliches Recht Familienrecht Franz Thomas Rossmann? Leichter lernen. Lern- und Arbeitstools fuer Juristen Klaus Hellermann?Heidi Plehn-Hellermann? Memo-Check Verfassungsrecht / Grundrechte. 306 Fragen und Antworten Memo-Check Schuldrecht BT. 333 Fragen und Antworten Tanzgeschichte des 20. Jahrhunderts in einem Band. Mit 101 Choreografenportraits Jochen Schmidt? Kurt Huebner. Von der Leidenschaft eines Theatermenschen Dietmar M. Schmidt? Ein gefallener Engel und andere Geschichten Ruth Schmidt-Mumm? Mathcad in der Schule. Anleitung fuer Lehrer und Schueler zur Version 11. (Lernmaterialien) Reinhard Raake?Reinhard Schmidt? Physik Klasse 9 Arbeitsheft Gymnasium Thueringen. (Lernmaterialien) Guenter Kunert?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 10 Arbeitsheft Regelschule Thueringen. (Lernmaterialien) Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 10 Arbeitsheft Berlin. (Lernmaterialien) Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt?Reiner. Schmidt? Physik Klasse 8 Arbeitsheft Regelschule Thueringen. (Lernmaterialien) Guenter Kunert?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 8 Lehrbuch Regelschule Thueringen. (Lernmaterialien) Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 10 Arbeitsheft Gymnasium Thueringen. (Lernmaterialien) Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt?Reiner Schmidt? Physik Klasse 7 Arbeitsheft Regelschule Thueringen. (Lernmaterialien) Klaus Jupe?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 7 Arbeitsheft Sekundarschule Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Siegfried Albien?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 8 Arbeitsheft Sekundarschule Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Siegfried Albien?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 7 Arbeitsheft Gymnasium Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Guenter Kunert?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 8 Arbeitsheft Gymnasium Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Guenter Kunert?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 9 Arbeitsheft Regelschule Thueringen. (Lernmaterialien) Guenter Kunert?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik 9. Schuelerbuch. Sekundarschule Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik 9. Arbeitsheft. Sekundarschule Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Siegfried Albien?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik 10. Arbeitsheft. Sekundarschule Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Siegfried Albien?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Physik Klasse 9 Arbeitsheft Gymnasium Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt?Reiner Schmidt? Physik Klasse 10 Arbeitsheft Gymnasium Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt?Siegfried Albien? Die Apokalypse des Subjekts Christoph Schmidt? Intelligenztraining Gerhard Schmidt? Die Geschichte der 10. Infanterie-Division August Schmidt? Alles Tomate! Vegetarische Rezepte Claudia Schmidt? Brot und Broetchen. Vollwertige Backideen Claudia Schmidt? Die Goetter des Sirius. Kontakte mit dem Sternenreich K. O. Schmidt? Application Management Services Und Support Walter Linnartz?Barbara Kohlhoff?Benedikt Schmidt?Gertrud Heck? Die Buehnenrepublik. Theater in der DDR. Ein kurzer Abriss mit laengeren Interviews Thomas Irmer?Matthias Schmidt? Oldenburg. Bilder einer Grossstadt mit Kultur und Geschichte Heinrich Schmidt? Gottes- Kinder- Lieder. Songbuch. 40 neue religioese Kinderlieder Reinhard Horn?Alexander Schmidt? Praxis des Handels- und Kostenrechts Berthold C. Haferland?Holger Schmidt?Werner Tiedtke? Tussi di Mare. Erotische Geschichten Luise Schmidt? Peru / Bolivien Kai Ferreira Schmidt? Peru kompakt Katharina Nickoleit?Kai Ferreira Schmidt? Brasilien Kai Ferreira Schmidt?Edilma Ferreira Schmidt? Brasilien kompakt Rainer Heubeck?Kai Ferreira Schmidt? Pop - Sport- Kultur. Praxisformen koerperlicher Auffuehrungen Robert Schmidt? Liebesaffaeren zwischen Problem und Loesung. Hypnisystemisches Arbeiten in schwierigen Kontexten Gunther Schmidt? Einfuehrung in die hypnosystemische Therapie und Beratung Gunther Schmidt? Aufstellungsarbeit revisited... nach Hellinger? Systemaufstellungen mit einem Metakommentar von Varga von Kibed Gunthard Weber?Gunther Schmidt?Fritz B. Simon? Lernen, Wissen, Kompetenz, Kultur. Vorschlaege zur Bestimmung von vier Unbekannten Siegfried J. Schmidt? Rundwanderungen Noerdlicher Schwarzwald. Mit den schoensten Touren zwischen Pforzheim und Triberg Werner Schmidt? Grufties. Jugendkultur in Schwarz Doris Schmidt?Heinz Janalik? Schwarze Mode der Grufties. Didaktische Bausteine Doris Schmidt?Heinz Janalik? Rundwanderungen Schwaebische Alb. Oestlicher Teil. Vom Lenninger Tal bis zum Haertsfeld Werner Schmidt? Einfuehrung in die Textildidaktik Doris Schmidt? Rundwanderungen Schwaebische Alb. Westlicher Teil. Vom Lenninger Tal bis zum Donautal Werner Schmidt? Rundwanderungen Schwaebischer Wald und Schurwald Werner Schmidt? Geschichte der USA Gustav Schmidt? Privat oder gesetzlich versichert Andrea Schmidt?Mathias Beenken? Wandlitz Bodo Thoens?Claudia Schmidt-Rathjen? Kaufbeuren in vergangenen Tagen Heinz R. Schmidt? Als Telegrafenbauer in Deutsch-Suedwest Wilhelm R. Schmidt? Geheimdienst, Politik und Medien. Meinungsmache Undercover Erich Schmidt-Eenboom? PHP Design Patterns (Deutsche Ausgabe) Stephan Schmidt? Die Fahrzeuge der Polizei Achim Schmidt?Kai Schwarz? Kandinskys Physikalische Kreise. Kunst als Medium naturwissenschaftlicher Erkenntnis Christiane Schmidt? Fresken malen ohne Waende Frank Schmidt? Hinter Gittern. Der Frauenknast 28. Die Geschichte der Melanie Schmidt Adele Menn? Beraten mit Kontakt. Handbuch fuer Gemeinde- und Organisationsberatung Eva Renate Schmidt?Hans Georg Berg? Kaufmaennische Ausbildung handlungsorientiert. Ein Praxisbericht Barbara Schmidt? Bewerber/innen richtig trainieren. Eine Anleitung fuer das Bewerbungstraining Claudia Schmidt?Susanne Kiupel?Peter Artl? Das koloniale Algerien Bernhard Schmidt? Wenn die Partei das Volk entdeckt Birgit Schmidt? Kein Licht auf dem Galgen. Ein Beitrag zur Diskussion um KPD/SED und Antisemitismus Birgit Schmidt? Erinnerungskulturen im Dialog. Europaeische Perspektiven auf die NS-Vergangenheit Claudia Lenz?Jens Schmidt?Oliver von Wrochem? Sachsen-Anhalts beruehmte Frauen Sigrid Eleonore Schmidt? Wahre Geschichten um Preussens Adel Hanns H. F. Schmidt? Wahre Geschichten von der Ostseekueste Hanns H. F. Schmidt? Wahre Geschichten um Sachsen-Anhalts Eisenbahnen Hanns H. F. Schmidt? Sagen und Bilder aus Berlin-Brandenburg Hanns H. F. Schmidt? Pferdewissen kompakt. Pferdewissen von A bis Z Almut Schmidt? Pferdewissen kompakt. So bleibt dein Pferd gesund Almut Schmidt? Ukraine Entdecken Evelyn Scheer?Gert Schmidt? Die Ukraine entdecken. Zwischen den Karpaten und dem Schwarzen Meer Evelyn Scheer?Gert Schmidt? Ressourcen der helfenden Beziehung. Modelle dialogischer Praxis und ihre Deformationen Christoph J. Schmidt-Lellek? Whiskybuechlein Tom Schmidt? Lebenstrieb und Todestrieb. Libido und Lethe Cordelia Schmidt-Hellerau? Das neue Der Die Das. Ueber die Modernisierung des Sexuellen Gunter Schmidt? Seele und totalitaerer Staat. Zur psychischen Erbschaft der DDR Tomas Plaenkers?Ulrich Bahrke?Monika Baltzer?Ludwig Drees?Gerold Hiebsch?Marion Schmidt?Tautz? Der Grenzgaenger. Zur Psycho-Logik im Werk Robert Walsers Cordelia Schmidt-Hellerau? Physik Klassen 7/8 Arbeitsheft Gymnasium Mecklenburg-Vorpommern. Neubearbeitung. Fuer den Physikunterricht in der Sekundarstufe 1. (Lernmaterialien) Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt?Guenter Kunert?Barbara Gau? Physik 6. Schuelerbuch. Sekundarstufe 1. Sachsen-Anhalt. (Lernmaterialien) Barbara Gau?Lothar Meyer?Gerd-Dietrich Schmidt? Lexikon der Heilpflanzen Iris Schmidt? mySAP Product Lifecycle Management. Strategie - Technologie - Implementierung Gerd Hartmann?Ulrich Schmidt? Tabellenkalkulation mit OpenOffice.org 2.0 Calc Joerg Schmidt? I' am the Law . Recht, Ethik und Aesthetik im Western Kurt Bayertz?Margrit Froelich?Kurt W. Schmidt? Eigentlich wollte ich Staedtebauer werden Helmut Schmidt? Helmut Schmidt. Eine politische Biografie Martin Rupps? Ihr Hobby Makropoden - Paradiesfische Thomas Seehaus?Juergen Schmidt? PraxisRatgeber Saluki Iris Schmidt? MiniAtlas Aquarienpflanzen Juergen Schmidt? Faszination Skalare Juergen Schmidt? Faszination Betta-Schleierkampffische Juergen Schmidt? Faszination Aquarienpflanzen Juergen Schmidt? Faszination - Harnischwelse Juergen Schmidt? Faszination - L-Welse Juergen Schmidt? MiniAtlas Schlangen Dieter Schmidt? MiniAtlas Guppys Jens Bergner?Willi Kosa?Thomas Reiss?Juergen Schmidt? Der Tod kam immer montags. Verfolgt als Kriegsdienstverweigerer im Nationalsozialismus Horst Schmidt? Rassenschande vor Duesseldorfer Gerichten 1935-1945. Eine Dokumentation Herbert Schmidt? Jazz in Dortmund. Hot - Modern - Free - New Uta C. Schmidt?Andreas Mueller?Richard Ortmann? Belehrung - Propaganda - Vertrauensarbeit Anne Schmidt? Zorn und Trauer. Als politischer Gefangener in Zuchthaeusern der DDR Helmut Schmidt?Heinz Weischer? Pattern-oriented Software Architektur. Muster fuer nebenlaeufige und vernetzte Objekte. Douglas Schmidt?Michael Stal?Hans Rohnert?Frank Buschmann? Nick Knatterton Manfred Schmidt? Kursmanual Appetit auf Bewegung. Bewegungs- und Ernaehrungsprogramme fuer Grundschulkinder Klaus Boes?Anne Schmidt-Redemann?Susanne Bappert? Mountainbiketraining. Fuer Anfaenger und Profis Achim Schmidt? Zeno Cosini. 15 CDs. . Hoerempfehlung von Harald Schmidt Italo Svevo? Stille Berge Michael Schnabel?Thomas Schirmboeck?Juergen Palmer?Aurel Schmidt? Der Wortschatzsucher Otto Anton Schmidt? Der Steigerwald und sein Vorland. Wanderungen in die Erdgeschichte (13) Matthias Reimann?Hermann Schmidt-Kaler? Von der Frankenhoehe zum Fraenkischen Seenland. Wanderungen in die Erdgeschichte (14) Hermann Schmidt-Kaler? Das Walberla - Ein Weissjura-Zeugenberg Hermann Schmidt-Kaler? Die Hassberge und ihr Vorland. Wanderungen in die Erdgeschichte 20 Gerd Geyer?Hermann Schmidt-Kaler? Coburger Land und Heldburger Gangschar. Wanderungen in die Erdgeschichte 21 Gerd Geyer?Hermann Schmidt-Kaler? Atmosphaere - Kommunikationsmedium der gebauten Umwelt. Essener Forum Baukommunikation Jahrbuch 2005 J. Alexander Schmidt?Reinhard Jammers? Treue zum Stil. Die aufgefuehrte Gesellschaft Gunter Gebauer?Thomas Alkemeyer?Bernhard Boschert?Uwe Flick?Robert Schmidt? Platons Schauspiel der Ideen Ulf Schmidt? Festschrift Fur Peter Ulmer Zum 70. Geburtstag Am 2. Januar 2003 Herausgegeben Von Mathias Habersack?Peter Hommelhoff?Uwe Huffer?Karsten Schmidt? Besonderes Verwaltungsrecht (De Gruyter Lehrbuch) Eberhard Schmidt-Assmann? Besonderes Verwaltungsrecht (De Gruyter Lehrbuch) Eberhard Schmidt-Assmann? Strafgesetzbuch. Leipziger Kommentar 61-79b (Grosskommentare Der Praxis) Ernst-walter Hanack?Klaus Geppert?Wilhelm Schmidt? Rufe in der Nacht. Biografische Erzaehlungen Siegfried Schmidt? In 80 Tagen um die Welt - Loesungsbuch. Markus Mueller?Stefan Schmidt? Europa lieber sozial als neoliberal Anne Karrass?Ingo Schmidt?Hans-Juergen Bieling?Frank Deppe?Klaus Draeger?Joerg Huffschmid? Nachbarschaft in der Stadt Erich Schmidt? Das Handbuch fuer Luschen. Vom Weichei zum Mann Ausbilder Schmidt?
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第1幕 第1場 (モロズス卿の部屋。広い部屋に幾つもの船の模型、旗、銃、錨、魚の骨、索具など多くのものがごちゃごちゃと置かれていて、ここに住んでいる人はかつて船乗りだったと分かる。とりわけ目につくのは、ドアがすべて分厚いカーテンや袋で覆われていることだ。) (午前中) 家政婦 (テーブルの埃を払い、部屋を片付けている。ノックの音) 家政婦 (ドアを開けて、理髪師を招き入れる) まあ、どうも、どうも!シュナイデバルト(髭を切るの意味)さん、いつも早いお越しで、いつも時間ぴったり。さあ、どうぞ、どうぞ、ちょっとお待ちになってね!旦那様はまだお休みで、よかった、まだお休みで、静かなんです。だからお話ができます、まだ少しおしゃべりができます。 理髪師 お取次ぎを! 家政婦 言ったでしょう、まだお休みだと、まだお休みなんです、よかったわ。それでお話ができるっていうのに、私の口ときたら凍りついたみたい。動かしていいのに、だってまあ、だってまあ、お目覚めになったら、お終いですもの。つまり身を屈めて、黙々とするのです。上履きを履いて音を立てないように動くの、黙って静かに、口もきかず、息の音も、足音も物音も立てず、ただ沈黙、沈黙、息苦しくなるまでの沈黙!ああ、床屋さん! 理髪師 お取次ぎを! 家政婦 只今、只今、あなたにご説明しておかないと、もう私我慢できません。旦那様は、ご存じの通り、とても厳しい方、でもご存じの通り、とてもいい方。お助けしてあげたい、お世話してあげたい、労をいとわず、骨を折り、旦那様のことだけを考えるの。なんて哀れ、ひとりぼっちで、寂しいお方!息子さんも甥御さんもなく、ご友人もご親戚もなく、とりわけ、とりわけ、ああ、奥様がいないなんて!しっかりして貞節で、ちゃんとした本当の奥様、律儀で、健気で、気のつく奥様がいないなんて… 理髪師 こん畜生、お取次ぎを! 家政婦 只今、只今、お分かりでしょう、厚かましくて軽率な女はダメ、浮気なすれっからしはダメ、若いのはダメ、そう、若くて青くさいのはダメ、お砂糖とロウでできたお人形さんみたいなのはダメ。ちゃんとして、経験があり、働き者で、もの静かで無口で、そこそこの年齢の女ーそう私みたいにーきちんとして落ち着いて、倹約はするけれど手際よく、短気にならず、しかも陽気、そんな女性が…貞節で善良な、そんな女性がいい…と思うけど。 理髪師 こん畜生、時間を無駄にした!何をぶつぶつ、ぺちゃくちゃ喋ってるんだ!お取次ぎを! 家政婦 只今、只今、私はただ…お分かりでしょう、ご存じですよね、旦那様をよくご存じでしょう…、あなたは旦那様に信頼され、旦那様とお話ができる。だから思ったんです、あなたならこっそりできるんじゃないかと… 理髪師 いまいましい、俺は髭剃りに呼ばれたんだ。 家政婦 只今、只今、私はただ…ああ、でも聞いてくださいな、思うに… 理髪師 泡立て(=ほらを吹く)なら自分でする、何をぶつぶつ言ってんだ!お取次ぎを! 家政婦 あとこれだけ、あなたならおできになる…私はただ…お礼はちゃんとします…私はただ、あなたなら旦那様に言える…分かってください、お礼はちゃんとします…あなたなら旦那様に言える…お分かりでしょう、お礼はちゃんとします…旦那様ときたらずっと何をお探しになる必要があって…私をここで、もう17年もお試しになったのに… 理髪師 まるで教会の芝居みたいにあんたは朝から晩までぶつぶつぺちゃくちゃー 家政婦 あなたなら助言できるでしょう… 理髪師 (激怒して) とっとと消え失せろ、おしゃべりのしわくちゃ婆あ! 家政婦 (叫び声をあげて) まあ! 理髪師 あんたの首より、聖パンクラスの教会の鐘にぶら下がるほうがましだ!あんたとベッドに行くくらいなら、イラクサの原っぱに裸で寝るほうがましだ! 家政婦 (金切声で) まあ! 理髪師 牧師の前で「はい」と言うくらいなら、奥歯を一列全部抜くほうがましだ! 家政婦 この無礼者、あんたって人は… 理髪師 あんたと結託するくらいなら、気違い草でも注射してもらうほうがましだ! 家政婦 まっとうな未亡人に対してなんて失礼な?文句があるの!あんたみたいな、みすぼらしい床屋が、独り者のくせに子供作って、取りもち屋で、何にでも首を突っ込んで、とんずらしたろくでなし、海千山千の、追っ払われた悪魔のダンス教師かい?この家から出て行け!即刻、失せろ!出て行け! 理髪師 黙れ、くそ婆あ、ぶっ叩いて木端微塵にしてやるぞ! 家政婦 (耳をつんざくような声で) 私をぶっ叩く、お前みたいな犬の骨が?私をぶっ叩く、まっとうな未亡人を?出て行け、この家から出て行け… 第2場 モロズス卿 (寝室から跳び出てくる。ガウンを着て、長いトルコ風のパイプを手にしている。その長い柄をパイプの頭からもぎ取り、仰天している家政婦に振り上げる。殴りかかって) そこの策具に隠れている奴、虫食いだらけのボロ船!お前に騒ぎの起こし方を教えてやる。そこはまだ舷側だ、そこも、そこも!私の船を乗っ取ろうというのか?錆びだらけの錨の鈎(かぎ)め?私を分捕ろうというのか、朽ちたガレー船よ?大ぼら吹いて、お前を悪魔の所へ吹き飛ばしてやる。失せろ、自分のキャビンに行け、二度と出て来るな!失せろ、音を立てるな、さもないと… 家政婦 (ドアから逃げ出す) 理髪師 (モロズス卿を押しとどめ、落ち着かせて) そうカッカとしないで、旦那、肝臓を刺激しますよ。血が汚れる。静かに!唾を吐く値打ちもない女です。静かに!静かに! モロズス (腹を立てて、理髪椅子に腰かけながら) 静かにだと?何故私が静かにしないといけないんだ?何故この私が?何故この喧しい悪魔の大鍋の中で私が?誰が私を静かにしておいてくれる? 理髪師 (モロズスに布を広げ、石鹸を泡立て、丁寧に、理髪師らしく) 恐れながら、閣下はよく眠れなかったようで。 モロズス 眠るだと?いつも騒ぎ立てる奴らが起きているのに、どうやって眠れるのか?いったいこの街のほかの人は眠れるのか?ひとりの平和な市民を眠らせてくれるのか?否、通りを走り回り、酒場で荒れ狂い、忌々しい大騒ぎをして、夜中じゅう反吐を吐く!おお、神よ、この人間というバカな種族は、ごたごたを起こすことにかけてはなんと発明の才の豊かなこと! バイオリンを弾く、フルートを吹く、 笛を吹く、トランペットを鳴らす、 ブルンブルンだの、ブンブンだの 取っ組みあうだの、酔っぱらうだの、 へっぽこギターに、下手くそピアノ、 一度だって止むことがない、 通りでも家でも静かになることはない! 理髪師 (てきぱきした理髪師らしく、ひたすら石鹸を塗りながら) なるほど、なるほど、面汚しですな、国王陛下や市当局の厳しいお達しがこの街ではそれほど軽視されている。しかし庶民というのはポケットに金がある限り、飲みたがる。飲んだら次は、取っ組み合い、やれやれ、いつだって喚き声がつきものだ。となると静けさを好む市民は自分もビールを一杯飲みに出掛けて、夜警が通りを一掃してくれるまで居酒屋で待つしか、なす術がない。真夜中になれば静かになるというものです! モロズス (怒りで理髪師をはねのけて) 静かになるだって?真夜中は静かだって?それではあの鐘は?あの忌々しい、呪わしい鐘は?いつになったら静かになるんだ? ああ、鐘の奴らめ、 塔の上に意地悪く、黒々と鎮座して、 教会の椅子の間に姿を隠して黙ってうずくまり その時を、あの果てしない時を窺っている! そして突如、雷鳴のような一撃とともに、 襲いかかるのだ。 ピン、パン、 揺れる、揺れた、 何時間も、 大きな鐘、重たい鐘が、 轟き渡り、鳴り響く。 小さな鐘、薄っぺらい鐘まで、 がなり立て、喚きちらす。 いつまでもいつまでも 奴らは騒音を 部屋に投げ続ける。 日が暮れようが、夜が明けようが、 夜だろうと昼だろうと、 いつまでもいつまでも このおぞましい、獰猛な、時を告げる鐘! おお、鐘の奴め、 恐るべき 鐘の音ときたら、 教会に来いと、すぐに喚き立てる。 誰かがくたばる時、 誰かが生まれる時、 どこかの馬鹿が 女と結婚を誓う時、 泥棒が 絞首台に送られる時、 いつだって、いつだって、 いつだって 鐘が鳴らされるのだ! 理髪師 (右側を剃りながら) まさにその通り、閣下、奴らときたら堅物の職人たちみたいに日曜日に仕事を休んだりはしません。しかし鐘は司教区の支配下にあって、役所の管轄下ではありません。だからちゃんと睡眠をとりたい人は誰だって、この腹立たしい騒音には鎧戸をしっかり閉めて、家で静けさを手にするしかないのです。 モロズス (もう一度理髪師をはねのけて) 家で静けさだって?いつ家に静けさがあるんだ?18度のモンスーンよりも大きな音を立てるあの女がいないとでもいうのか?あのお喋り女ときたら、国王陛下の最強の戦艦が一時間一斉射撃するよりも、一分間でもっと多く言葉を放つ。今、部屋の掃除をしていたかと思うと、もう、ドアを叩き、ノックしたかと思うとぱたぱた音を立て、お喋りするかと思うとぺちゃくちゃ、絶えず恐ろしく元気で、決して、一度も黙ることがない。 理髪師 そんな疫病神は俺が閣下に代わって箱詰して、どっかコショウが生える遠い所に送っておきましょう、代わりに若い娘をこの家に入れる、もの静かで従順な、感じのいい娘っ子、大人しい小鳩ちゃん、思いやりがあって優しくて、気晴らしになる娘ー親切で、こぎれいな、無口な女! モロズス は!無口な女だって?塩のない海か?鼠のいない船か?お喋りしない女だって?私は7回喜望峰を回って、北氷洋からアッフェンランド(猿ヶ島)まで航海したが、64年間そんな女に一度もお目にかかったことがない。無口な女、そんなものがいるのは修道院の中庭か十字架の墓石の下だけだ。 理髪師 (髭剃りを終えて、パウダーをはたき、鬘にヘアアイロンをする用意をしている) 閣下は誇張するのがお好きのようで。それほど稀というものでもありません、もの静かな小鳩ちゃんは飛び回わったりはせず、父と母の傍で鳩小屋に大人しく従順に座り、教会の椅子以外で男の人を見ることはありません。閣下のようにご立派な、尊敬すべき大地主の旦那のお世話をするのを幸せだと思うような娘を、俺は各々の指ごとに12人くらい知ってますよ。しかも結婚せず、結婚させられず、ああ、百マイルも逃げてる娘たち、というのもちゃんとした男は稀ですから、それに… モロズス 君は私をバカにしているのかね?若いご婦人を家にだなんて、それはつまり3週間後には私が棺桶に入るということだ! 理髪師 断じて、断じて!閣下はロイヤル・アカデミーのどの医者よりも7倍も世に長けた、経験豊かな床屋を信用できないと言うんですか。血液を温かく保つのに若いご婦人ほどいい薬はありません。眠りをいざない、胆汁を抑え、機嫌を良くし、気持ちを明るくし、精神を穏やかにしてくれます。ああ、若くて優しい婦人ほど年をとった男の心を幸せにする秘薬はありません。その眼差しには電子が宿り、それは男の持つあらゆる力を引き出し、実り豊かなものにしてくれます。それはまさにフィルターにかけた太陽で、心に再び花開かせます。考えてもみてください。 日が暮れる、暖炉は冷たいまま、 寂しさを感じる、老いを感じる、 悲しくなりぞっとする、恐ろしいほどの沈黙、 まるで死がこの部屋に 居座っているみたい。 そこに彼女が入って来る、 一条の 生き生きとした陽光が、 助けを惜しまない手と、朗らかな顔で、 暖かさと開花をもたらし、善と光をもたらす。 そしてあらゆる恐怖は 追い払われる。 手を取りあって、見つめあったり、 おしゃべりしたり、黙って、微笑みかけたり、 言葉を交わたりし、冗談を言い合い、夢を見て 眠りに就く。 いいじゃないですか? モロズス (突然考え込む。すっかり夢を見ているように、ひとりで) 確かに、いいかもしれん!不安もなく、空虚さもなく、死のような孤独もなく 毎日、毎晩、ひとりでいるより。 息子もなく、跡取りもなく、甥っ子もなく、友達もない、 心から思ってくれる人は、この世にひとりもいない。 確かに、それはいいかもしれん! 誰かを 知るというのは、その人のためにそこにいて、 親切にしてくれて、身近にいてくれて、 不安が胸が、締めつける時には、 共に息をし、共に考えてくれる。 誰か、 その人のために生き、その人のために死ぬ、 体が冷たくなった時に、ひとりがまだそこにいて、 瞼を閉じ、手を組ませてくれる、 (深く息をして) 確かに、それはいいかもしれん。 理髪師 (早口に) それでは閣下、少々あたってみますのでお許しを、俺は17マイル以内の母親、父親、おばさん、娘さんたちを全部知ってます。俺が閣下に、この伯爵領で一番きれいで、一番もの静かで、一番可愛いい、一番大人しいのを連れてきましょう。 モロズス ナンセンスだ、冗談はよせ!どこの娘が私を選ぶというのか、こんな年寄りの、意地悪で、皮肉屋の爺さんを?若い者は、若いのが好きだ、そうだろう!ダメだ、ダメだ、私は年をとりすぎている、年をとりすぎている! 理髪師 おお、閣下は勘違いしておられる。そういう女もいます、若い娘の中にはそういうのもいるし、全くそうでないのもいます。バカなのも賢いのもいて、賢いのはよく知っています、年寄りは親切だが、若いのは厚かましい、美しさは儚いが、お金は一生ものということを。そういう娘は役立たずより品位と名声のある人を千倍も喜んで選びます。 (理髪師はヘアアイロンを手に、巻毛にカールをつけたりゆるめたりしながら、カンツォーネを歌う) 世間知らずの 娘たちは、 見た目だけで 惑わされる。 身分でなく、年齢だけで、 男の価値を はかるのです。 どんな男も がさつということはない、 だって娘が ひたすら求めるのは 愛においては ただ若さだけ、 男においては ただ外観。 モロズス その通り、もうよく分かっている、 その通り、ああ、私は年をとりすぎている。 理髪師 しかしそうでない 女もいます、 力と成熟が 彼女たちを惹きつける、 安心して 信頼できる人だけを、 あるべき夫と 敬うのです。 精神と中身を 感じれば喜んで、 女たちは身を屈し、服従します。 若さだけを求める者は 騙されると、 賢い女たちには じきに分かるでしょう。 モロズス 私には、分かっている、君が言うのは嘘だ、 ダメだ、ああダメだ、私は年をとりすぎている。 理髪師 愛する者もいれば、熱をあげるだけの者もいる、 まさに相応しい人を選び出してください。 モロズス ダメだ、どっちにしろ、いつでも騒ぎたてる、 私がこの家に欲しいのは、静けさだ! 第3場 (突然、玄関のドアを外側から激しくノックする音) モロズス (弾に当たったかのように跳び上がって) ああ! 理髪師 (吃驚してヘアアイロンを落とす) 旦那! (またドアを力いっぱい叩く音) モロズス ああ、私の杖!私の杖はどこだ?ごろつきの頭をかち割ってやる! 理髪師 (彼を抑えながら) 閣下、抑えて抑えて!そんなにかっかすると、能卒中を起こしかねません。 モロズス (彼を振り払いながら) 静けさだ!この家には誰も要らん!私が欲しいのは静けさだ! 家政婦の声 (姿は見えず、外から) どなたもダメです!モロズス卿はどなたにもお会いになりません。 ヘンリー・モロズスの声 (姿は見えない) でも話があるんです。 家政婦の声 話はできません。 ヘンリーの声 話をしないといけないんです。 家政婦の声 ダメです! ヘンリーの声 どうしても! 家政婦の声 ダメです! ヘンリーの声 どうしても! モロズス ああ、このうすのろ!私が打ちのめしてやる! 家政婦の声 何です、力づくで? ヘンリーの声 (まだ外にいる) 中に入らないと。 家政婦の声 (外で) 放してください。 モロズス (部屋の中で理髪師に向かって) 放してくれ、こん畜生! (モロズスは振り払い、自分の杖のほうに駆けて行き、その杖を振り上げて玄関のドアの方に向かう) 家政婦 (その瞬間、ドアが開けられて家政婦は地面に倒れ、彼女の後ろにヘンリーがいる) ヘンリー 僕の邪魔をするとどうなるか、目にもの見せてやろう! モロズス ああ… (ヘンリーに殴りかかろうと、杖を振り上げた途端、硬直して、振り上げたまま杖を揺らせながら、尋ねる) ヘンリー? ヘンリー おじ上! モロズス (大感激して、確信して) ヘンリー?本当にヘンリー? ヘンリー そう、おじ上の最も誠実な甥っ子! モロズス ヘンリー! (杖を落とし、彼を抱く。優しく彼を中に招きながら) 生きてたのか? ヘンリー 生きてます。 モロズス 死んではいないのか? ヘンリー 知ってる限りは死んでません。 モロズス 死ななかったのか? ヘンリー 憶えてる限りは死んでません。 モロズス しかしお前はパヴィアの大学から姿を消した。誰もその後の消息を私に知らせてくれなかった。 ヘンリー ああ、おじ上、許してください。書物は僕には退屈だったんです。法学は吐き気がする、くだらない紙ばっかりで僕は大嫌いだ。だから逃げ出したんです。 モロズス (鷹揚に笑いながら) は!逃げ出した?さっさとそこから?ブラボー、ブラボー!モロズスだよ、本物のモロズスだよ、正真正銘、弟の息子だ!我々はそうなんだ、じっとしているのがいや、縛られるのがいや、いつも冒険を求める。まさにそうして40年前に私も親父の農園を出て、死と悪魔と格闘するため、船に乗り込んだ。本物のモロズスだ!我々の血だ、我々の気質だ!しかしお前が今ここに? ヘンリー お許しいただけるなら、おじ上。実は… モロズス (理髪師に) あいつがここにいる。聞いたか?この家はあいつのものだ、私の遺産は!全部あいつのものだ!それなら嫁は要らん、女房は要らん、娘っ子は要らん、もの静かで無口な女など要らん。そんな女は靴屋か商売人とでも結婚したらいい。祝ってやるぞ、今、あいつが戻って来たんだ、私の跡取り、私の息子。あいつの髭を剃ってやれ。 (家政婦に) あいつの世話をしてくれ!上の部屋をあいつに!全部あいつに!さあ、私のヘンリー、何のために生きているのか、今分かった。さあ、コートを脱いで、座って、抱かせてくれ、勇敢な若者よ、さあ、お前の話が聞きたくてうずうずする。 ヘンリー ええ、喜んで、喜んで…でもまず… モロズス 好きなようにしろ!お前の家も同然だ!風呂の用意をしようか?食事にするか?飲むか?ともかくこっちへ来て、座れ、若者よ、お前に会えて嬉しいよ! ヘンリー (落ちつかない様子で) ええ、でも…どう説明したらいいのか…僕はひとりじゃないんです。 モロズス ひとりじゃない? ヘンリー 一緒なんです…皆と…下で待ってるんです…つまり…つまり (躊躇しながら) 僕の仲間が… モロズス (勘違いして、興奮しながら) お前の仲間?連れて来たのか、兵隊たちを?ああ、そうだと思ったよ、モロズスは書物にへばりついてはおらん、冒険がひきつける。でかしたでかした!本物のモロズス、熱血漢だ!モロズスと共に戦った者は、我が友、我が客だ!兵隊たちを連れて来い!皆、上がれ! (窓から下に呼びかけて) 上がって来い!皆、上がって来い!皆、招待してやるぞ。 (再びヘンリーに) やつらに会いたい、お前の部下に、奴らからお前の武勇伝を聞かせてもらいたい、年寄りの船乗りは戦闘や戦争の話を聞くのが何より好きなのだ! (家政婦に) ワインを持ってこい!カラフェとグラスを。ああ、なんて嬉しいんだ、私のヘンリー、お前の仲間をもてなすとは、主の最良の息子たちだ、兵隊たちは。そして私も昔はその一人だった。 (ちょっとしたユーモラスな行進曲。チェーザレ・ヴァヌッチのオペラ一座登場。まずチェーザレ・ヴァヌッチ、身なりはひどいが、仰々しく勿体ぶっている。カルロ・モルビオ、ジョゼッペ・ファルファッロ、三人の女性歌手、アミンタ、イゾッタ、カルロッタ、その後にある程度のちょとした合唱をする2〜4人の歌手が続く。皆、勿体ぶって入って来て、女性たちは恭しく宮廷風のお辞儀をする) モロズス (吃驚して言葉もなく一行をみつめ、それから不機嫌になって、怒りをつのらせながら) これがお前の仲間?兵隊たち? ヘンリー (おずおずと) まあ…そうです…僕の仲間…かの高名なマエストロ・チェーザレ・ヴァヌッチのカンパニー… (気を落ちつけて) 紹介させていただきます、おじ上。チェーザレ・ヴァヌッチ氏、我々のオペラの座長で、黄金の拍車の騎士、イタリアのアポロ…その神聖さで大人気、立派な宮廷に賓客として招かれています… ヴァヌッチ (お辞儀をしながら) そして閣下の忠実な下僕であります。 ヘンリー こちらがカルロ・モルビオ、彼のオルフェオは評判なんです、こちらがジョゼッペ・ファルファッロ、ボローニャの人気者、こちらがアミンタ、こちらがイゾッタ、こちらがカルロッタ、とほかの仲間たち。 モロズス (疑い深そうに) まさかお前まで歌うとは、言わないだろうな? ヘンリー 成功が期待できないときは、あまりやりません。 ヴァヌッチ そう謙遜しなくても!若き名歌手ですよ、閣下!誓ッテ、サン・カルロとサンタ・カペッラでは大喝采でした。 モロズス まさか人前で歌うのではないだろう? ヘンリー ええまあ。数ヶ月前からは。 モロズス 金のために?モロズスが?金を払ってもらうのか? ヘンリー 正直言って、今はまだあまりもらってはいませんが。 モロズス それで何しに…何しにお前は仲間を引き連れてイギリスに?ここで何を? ヘンリー ヴァヌッチ氏の名声は我が祖国にまで及んでいます。ある興行主が彼を呼んだんです、ハイマーケット劇場で彼の有名なオペラをいくつか上演するために。女王陛下のお気に召して、観客の人気を博すことを願っています。 モロズス たとえ天使たちが合唱を歌うとしても、私は聴く気はないぞ。当世流行のオペラとかいうものに行って耳を酷使するくらいなら、ガレー船に乗るほうがましだ!奴らは喉頭が破裂するまで、声を震わせるなり、喚くなりしたらいい、。私が望むのはただ、モロズスたる者、お前までがこの国で奴らと一緒にやって、私に恥をかかせたりしないことだ。 ヘンリー ヴァヌッチ氏は僕に主役のテノールのパートをくれようとしてるんです。僕は神話を題材としたオペラでオルランドを歌うんです… モロズス お前は歌ってはだめだ! ヘンリー 僕は歌います! モロズス お前は歌ってはだめだ! ヘンリー 僕は歌います! モロズス 私が禁ずる。私はそんな恥辱には我慢できない。我が由緒ある家名!我が名門の家!モロズスたる者がカストラートやペテン師みたいなこと!モロズスたる者が!禁止だ!禁止だ! ヘンリー 聞いてください、おじ上! モロズス 聞く気はない。私が欲しいのは静けさ、静けさだ!歌を歌うような奴は、モロズスではない!即刻この仲間と別れろ! ヘンリー 仲間と別れるなんてできません。僕と仲間は一心同体です!僕の言葉、僕の名誉、そして (彼はためらっているアミンタを引き寄せる) 僕の愛と共に。すぐには言い出せませんでしたが、おじ上。このアミンタは僕の妻です。 モロズス お前の妻?歌うたいが?その女が私の家に?騒音をたて、耳を傷めつける女、コメディエンヌ、女ペテン師が、… ヘンリー あんまりです!彼女を歓迎してくれないなら、僕が彼女と出て行きます。 モロズス 役者ふぜいが3人!役者ふぜいが6人!私の家にまるごとオペラ?お前は気でも狂ったのか?皆を追い出せ、さもないと、勘当だ! ヘンリー 僕の優しいおじ上! モロズス (ますます荒々しくなって) 勘当だ!1ポンドも1シリングも遣らん!ネズミに遣るほうがましだ!海に捨てるほうがましだ!ああ、何たる恥辱!モロズスたる者がこんな悪党たちと、こんなならず者と、こんな浮浪者たちと、乞食歌手たちと… ヴァヌッチ (爆発して) ああ、アンマリダ!私に向かって!黄金の拍車の騎士に対して! (皆が交互に、モロズスに悪口雑言のひとつずつに口をはさみ、ますます激しく、辛辣になり、遂に大混乱になる) モロズス この鞭打ちの刑のならず者め!どこの馬の骨とも分からん奴らめ! モルビオ 無礼ダ!なんてことを言うのか! ファルファッロ ナント傲慢!法皇様の御前で歌ったこともある、この私に対して! ヘンリー おじ上、お願いだから、少し抑えて! モロズス 淫売女に可愛い子ぶりっ子… イゾッタ なんてことを言うの! カルロッタ なんて失礼な! モロズス 10ソルド(イタリアの通貨)のために唾を吞み込み、ブラボーに平身低頭し、金貨1枚のために喚いて体を売るような、こんな寄せ集めのゲスどもと一緒になって…皆を追い出せ、さもないと勘当だ! ヘンリー あんまりです!我慢できません。僕の妻を侮辱してます! ヴァヌッチ 私の剣を!私の剣を!正義の裁きを!奴は我々を侮辱した!奴の耳を切り取ってやる! モルビオ 正義の裁きを!正義の裁きを!奴は我々を侮辱した!奴は我々を誹謗した!謝罪シロ! ファルファッロ 正義の裁きを!奴は我々を侮辱した!奴は我々を誹謗した!謝罪シロ! イゾッタ 私の名誉!私の名誉!彼を告訴します!正義の裁きを! カルロッタ 飲んだくれ!大酒飲み!自分の言ってることが分かってない!なんてことを言うの? 他の合唱の人たち 謝罪シロ!奴は我々を誹謗した!謝罪シロ!正義の裁きを! モロズス (杖を握り、それを振り回しながら机を叩く。皆ごちゃごちゃに逃げ回り、黙り込む) 静かに!この家では静かに!ここでは私が主人だ、主人は私だけだ。 (ヘンリーに) もうお前のことなんか知らん。私にとってはお前は死んだも同然。歌を歌うモロズスなんぞモロズスじゃない。さあ話はついた。 (理髪師に) 明日、連れて来てくれ、もの静かで無口な女を、そして牧師と公証人も一緒に!すぐに結婚式を挙げる、明日のうちに、すぐに、全てが彼女のものになる、全て!明日だ、分かったか? ヘンリー しかし、優しいおじ上!聴いてください! ファルファッロ (傍で) ナント傲慢!無礼ダ! ヴァヌッチ 黄金の拍車の騎士である、この私に対して! モルビオ 法皇様の御前で歌った、この私に対して! モロズス (激怒して) 私はお人よしじゃない!私はもうお前のおじさんじゃない!この家の敷居を二度とまたぐな!ゲスどもと出て行け! (理髪師に) 明日、その女を連れて来い、孤児院の出でもいい!ただ静かなこと、それだけだ、歌を歌うのはだめだ、分かったか!ともかく、金切り声をあげず、喚かず、耳にうるさい音を立てない誰かだ。私が欲しいのは静けさ、静けさだ!ともかく静かに! (他の人には不愛想に) 皆くたばっちまえ! (部屋を出て行き、後ろ手にドアをバタンと閉める) 最終場面 ヘンリー (すっかり当惑して) ああ、神様、ひどい歓迎ぶりだ! アミンタ ああ、あなた、そんなことではないかとずっと思っていたわ、私を好きになってくれない、私たちを追い返した!今やあなたは私のせいで全てを失った、全て私のせいよ。故郷も、家も、遺産も、おじ上も! ファルファッロ 大いなる損失だ!なんたる不作法者!なんたる俗物!罵詈雑言の大バカ野郎! モルビオ なんたる不作法者!罵詈雑言の大バカ野郎!なんたる俗物! ヴァヌッチ 私のことを乞食楽師だと!このチェーザレ・ヴァヌッチを!ああ、悪者め! イゾッタ 罵詈雑言の大バカ野郎!なんたる俗物! カルロッタ なんたる俗物!私が淫売女ですって!300ドゥカーテン(金貨の単位)とダイヤモンド時計にも屈せず、グアスタッラの王子と寝ようとしなかった私を! モルビオ なんたる俗物!耳を切り落として、ドアに釘付けにしてやる! ファルファッロ 僕ノコトヲ何ダッテ?二度と悪口が言えないように、歯を全部引っこ抜いてやる、このがみがみ親爺! イゾッタ この家に火をつけてやる! ヴァヌッチ あいつは芸術を冒涜した、我々の芸術を侮辱した、謝罪すべきだ。毎晩この家の前でどんちゃん騒ぎしてやろう。毎晩、大きなティンパニとトロンボーンで、あいつが撤回するまで毎晩だ。 合唱 どんちゃん騒ぎだ!そう、そう!毎晩。あいつが撤回するまで! 理髪師 (割り込んで) 落ちついて、落ちついて、ご立派な紳士方!この国にはちゃんとした市民の夜の安眠を保護する法律があります。それ故、失礼ながら、あんた方がモロズス氏にしようとしていることは不当です。 ヘンリー 不当だって?おじさんは僕を勘当したんだ! アミンタ 不当ですって?私を追っ払ったわ! モルビオ 不当だって?我々を罵倒した! カルロッタ 私を侮辱した! イゾッタ 私を傷つけた! 合唱 不当だって?我々にくたばれと言った!くたばれと! 理髪師 静かに、静かに!言っときますが、あの方は馬鹿正直な方です。全伯爵領の中で一番と言ってもいい、愛想がよくて気前がよく、魂は蝋のように溶けやすく、心は金。ただ耳だけが問題で、可哀想にあの方は騒音が絶対にダメなんです、あの方の耳は、まるで他の人が足の裏をくすぐられた時みたいにむずむずと感じるのです。あの方は以前、ガレオン船の火薬庫もろとも空中に吹っ飛ばされましてね。その大爆発は40マイル離れていても聞こえ、教会の塔がそのために壊れたくらいです。半焦げで海水から引き上げられると、なんという奇跡、生きてました。ただ鼓膜が何千回も振り回されて無くなった。それ以来、分かるでしょう、如何なる騒音もダメなんです、自分がたてる音以外は。 アミンタ ああ、可哀想な方!そうと知っていたら! 理髪師 (ヘンリーに) あんたについてだが、若旦那、そうカリカリするな!その遺産がどこかに渡る前に、何か手を打とう。現ナマはアザミみたいにあっという間に生えてはこないし、あのご老体はイギリスの大酒飲みどころではない。あの方はスペインの銀を積んだ船を2隻ぶんどったし、その他にも戦利品をまめに持ち帰ってきた。 下の地下室にはありとあらゆる種類の箱があり、叩くとカチャカチャ、ガチャガチャ、チャリンチャリンと、黄金の音楽だ。俺は鼻が利くんだ。ミツバチが蜂蜜の匂いを嗅ぐように、百歩離れていても木と鉄を通して黄金の匂いがする。この家の敷居をまたぐ度に、俺はくしゃみをせずにはいられない。俺は鼻がムズムズする。何故かは、俺の鼻が知っている、地下室だけで6万ポンド、いや7万ポンドが金の延べ棒や丸いドゥカーテン金貨で眠っている。 全員 (畏敬の念に満ちて仰天し、繰り返す) 6、6…7…7…6万…万…万…万ポンド。 理髪師 伯爵家の遺産、ともかくこれで、若旦那、個人でオペラ団を維持するのには充分でしょう。加えてヴァヌッチ氏に(敬意を持って)宮廷楽師になってもらう、そのためには軽率になってはダメ、そんなに気位が高いのもダメ、でないとのに、若旦那、明日にはもう見ず知らずの小猫ちゃんがあんたの席に安穏と座ってますよ。 ヘンリー 僕は何をすれば?僕には、おじの愚かさために我らがアミンタを見捨てるなんてできない! 合唱 (ますます仰天して、小声で口々に) 6…7…万…万…万…6…7…そんな大金、この世に二度とない…6、7…万…万… アミンタ (ヘンリーに近づいて) 私のことはいいの、あなた、 自分のことを、自分のことだけ考えて! あなたを信じて この身を捧げるだけで 私はもう この上もなく幸せでした。 そんな幸福が いつまでも続くなんて ありえないと ずっと思っていました。 神様の手から 贈られたものに 私は毎日 感謝していました。 ヘンリー (彼女に) 君を見捨てる?君なしで済ます、 僕とひとつであり、全てである君を? できないよ、君、この地下室が たとえ黄金で いっぱいでも そのドアが金で、錠前が金で、 その屋根が金で、倉庫が金で、 それらを支える、壁が金だとしても。 僕が欲しいのは、ただ一房の髪、 君の可愛い 顔を飾る、 細いブロンドの 髪の毛、 君の睫毛の たった一本、 君の唇の 微笑み その微笑みの つくる影 その影の つくる影 それと交換だなんて、絶対いやだ! アミンタ 最後の日が 来たのですね、 この幸福も 本当に終わるのね あなたが私を選んだ時のように、愛をこめて あなたをあなた自身に お返しします! お幸せに! 嘆きの言葉は 私の口からはもう 漏らしません、 私は喜んで どんなことにも耐えます、 あなたがお幸せなのを 見さえすれば。 ヘンリー 君を見捨てる?君なしで済ます? できない、僕が生きている限り、 ずっと君のもの、ずっとずっと! 僕が愛する所に、僕の人生はあり、 君が息をする所が、僕の世界だ! (彼は彼女を抱きしめ、それから他の人に) できない、僕は君たちを見捨てはしない、 おじさんは好きなだけ、罵ったらいい。 君たちは僕を 仲間に入れてくれた、 若くて愚かだった、こんな僕を、 君たちは 僕の心を広げて 音楽で 祝福してくれた! できるなら君たちに お返ししたかった、 が今や僕は あの頃と同様に貧乏だ、 君たちの友情と、僕たちを幸福にしてくれる あの芸術以外、何も持っていない、 だがこれらの宝物は 僕にとって お金よりも地上の黄金よりも 価値がある。 ヴァヌッチ 立派な若者! モルビオ 愛する兄弟! ファルファッロ 抱かせてくれ! イゾッタ キスさせて! カルロッタ これからもずっと! アミンタ ありがとう、あなた! 合唱 ずっと、ずっと我々は一緒、ずっと兄弟、友達、仲間だ! 全員 (感激して互いに相互に抱き合う) 理髪師 (その間に帽子を被り、理髪道具を片づけて) 全く正しいお考えで、若旦那、しかしこの世間で正しいことが大抵はすべて愚行というのは、残念ですな。だってあんた方は大金を放棄するんですよ!俺が600年毎日60人の髭を剃っても、俺は6万ポンドにもならない、それをあんた方は、汚れたシャボン玉の泡みたいに、流して捨てようとする。ああ、人生は厳しくて、何グロッシェンか稼ぐのだって大変なのに!今となっては俺は明日までに旦那のために無口な娘を見つけなければ!旦那が思っているほど、簡単じゃないんだ。確かに俺はあらゆるタイプの女を知っていて、やり方も分かっている、でも明日までですよ、明日までに、どこで見つけろって、その女を? (カルロッタとイゾッタに) そうだ、お嬢さん方、どちらか6万ポンドに立候補する気はありませんか?よく考えてください、お嬢ちゃん、こんな金のなるリンゴの木はイギリスでも滅多にありません。 (イゾッタに) どうですか、小鳩ちゃん、モロズス卿のお傍で慎ましく、何よりもの静かで無口でやってみませんか? イゾッタ (踊るように) 私は笑うわ 朝から晩まで。 ずっと笑って 悪戯をするの、 あの人が文句を言う気が なくなるまで。 私が、教えてあげるわ、 笑いが私を守ってくれるってこと! さんざん冗談を言って、 活発に陽気に、 からかってやるわ、 つついて、つかんで、 つねって、つまんで、 あの人が私の一日を 台無しにしたりしないように! そんな風に 好きなようにしていけないなら、 心のままに 楽しんでいけないなら、 あの人のお金が何だっていうの? 理髪師 ああ、それでは我がモロズス卿には向いていませんな! (カルロッタに) それで君はどう、小羊ちゃん? カルロッタ (踊るように) 私は歌うわ 朝から晩まで ずっと歌って この胸を揺らせる、 あの人が文句を言う気が なくなるまで。 あの人は好きなように したらいい。 喚こうと、罵ろうと、 ガラス窓をぶち割ろうと、 私は静かになんかしていない。 呪うがいいわ、 吠えるなと、荒れ狂うなと、 お好きなように! 歌っている時だけ、 生きていると実感する、 歌っている時だけ、 ワクワクする、 歌っている時だけ、 私は世界を抱きしめる! アミンタ ああ ひどい侮辱、 ああ 苦い祝福! 私の愛する人よ、 私はあなたのお傍に忠実でいます。 この先、何が起こっても、 私はあなたを放しません。 あなたが私を見捨てない限り、 私はずっとこの上なく幸せです! 理髪師 ああ ひどい、これではモロズス卿の胃に良くない!これでは結婚届のインクがまだ乾かないうちに、離婚を請求することになる (突然、中断して、大声で笑い出す) は! 全員 (怪訝そうに彼の周りに集まる) どうしたんだ? 理髪師 (意味深長に厳かに) 思いついた! 全員 (恭しく) 静粛ニ!静粛ニ!床屋殿が何か思いついたと! 理髪師 (大きく息をついて) いいことを思いついた! 全員 静かに!静かに!床屋殿が何か思いついた! 理髪師 誰かがモロズス卿と結婚するというのはどうだろう、だがしかし、彼は結婚したと思っているが、本当は結婚していなくて、彼が結婚したというのは、それは彼が結婚したと自分で思っているだけで、本当は結婚していない。そこで実は効力のないこの結婚を無効にし、その結果、あんたがまた彼の相続人になる、というのは? 全員 (途方にくれて) 分かった?分かった?…中国語を話しているのか…一言も分からない。 理髪師 辛抱してお聞きを!人類の壮大なる思想は決してすぐには理解できない。ただ俺に任せてくれたらいい、すごいプランだ。 (ヴァヌッチに) 必要とあらばあんたを牧師だと信じ込ませることができますか? ヴァヌッチ (彼の芸術家としての誇りを傷つけられて) 牧師ですって?50通りでも100通りでも。カトリックでも、ルター派でも、プロテスタントでも、何でも望み通りに。司教だって、大司教だって、餓えた乞食坊主だって・・ 理髪師 十分、十分! (モルビオに) そしてあんた公証人の役は? モルビオ 無味乾燥なのでも、情熱的なのでも?ねずみみたいな奴、デモステネス風の雄弁な奴だって、お望みのままに。 理髪師 (ファルファッロに) そしてあんたも同様に? ファルファッロ やりますよ! 理髪師 (カルロッタに) 君は、どんくさい純朴な田舎娘、ごみ溜めのガチョウのようなの、できる? カルロッタ (身ぶりと声を真似て) でける、でける、旦那あ!うめぇことやりまさぁ。 理髪師 (イゾッタに) 君は上品で、かわいいコケットな娘、できる? イゾッタ (すぐにポーズをとり、媚びるようにお辞儀をしながら) かような高貴な騎士様に愛をこめてお仕えできるとは、光栄ですこと。 理髪師 (アミンタに) そしてあんたは、優雅で控え目で、魅力的な娘… (中断して) いや、あんたは演技しなくていい、それでいい。そのままでいい、そのままで素敵だ! (全員に) では俺が言ったように変装して、俺が望む通りにやってくれ。これで俺たちがモロズス卿の結婚についての好みを即刻変えることができず、あんたの相続財産を取り戻せなかったら、俺はよほど奇妙な間違いをおかしていたということになる。が、上手くいけば当然のことだが、俺にも分け前を少々、なにしろあの方に石鹸を塗り込んで誤魔化し、あの大バカ者の髪を切り落とすのは、今度ばかりは結構大変なことだ。準備はいいですか? ヘンリー ええ、僕らは やりますよ、 各々自分の役を やりましょう! おじ上に 分からせてやろう、 巧みさと思いつきで 何ができるか。 僕らの芸術を おじさんはけなした、 辛辣さには辛辣さで、厳しさには厳しさで! 同じもので 報いを受けるのだ、 バカな者は、バカにされる! 理髪師 では始め、まずは変装、 ちゃんと計画すれば、半ば成功。 モロズス卿だって 分かるだろう、 巧みさと思いつきで 何ができるか。 (ヴァヌッチに) あんたは牧師! ヴァヌッチ (聖職者の身ぶりで) 私は牧師! 理髪師 (モルビオに) 公証人! モルビオ (同様に) 公証人! 理髪師 (アミンタに) もの静かな女性! アミンタ もの静かな女性! 理髪師 (カルロッタに) あんたは田舎娘 カルロッタ 私は田舎娘! 理髪師 (イゾッタに) あんたは才気煥発! イゾッタ 私は才気煥発! 理髪師 他の人たちは、俺の言うように、 やってくれ、俺が台詞をつける通りに! 喋りすぎるな、まくしたてるな、 ぐずぐずするな、むだ口きくな、 そしたらきっと 上手く行く! 楽しみは全部 この芝居に蓄えてくれ! 全員 そしたらきっと 上手く行く! 万歳、床屋の親方! 合唱 (ヘンリーに) きっと、彼は撤回してくれる、 君に遺産を遣らないと 言ったことを。 ファルファッロ そして彼を 治療してやろう、 もう悪口雑言を 吐かないように。 モルビオ (冗長に、大声で、陽気に) そして髭を そってやろう、 髭がむずむず しないように。 ヴァヌッチ 私は彼に 接ぎ木しててやろう、 からす麦の代わりに 藁を食べないよう、 生涯けっして 忘れない、 結婚式を あげてやろう。 モルビオ この武骨者に 知らせてやろう、 真の芸術家が どういうものか。 そう、撤回してもらおう、 君に遺産を遣らないと 言ったことを。 ヘンリー そう、撤回してもらおう、 僕に遺産を遣らないと 言ったことを。 アミンタ (優しく) ああ、私はあの方の 心を動かしたい、 私たちの幸せを 許してくださるよう。 カルロッタ (踊りながら) バカな男を 騙すのは 娘にとっては 難しくない、 誰も研究する 必要なんてない、 誰にだって 初めからできること。 イゾッタ (同様に) しっかり気取って、かまととぶって、 やさしく男に まとわりつく、 娘が本気で 誘惑すると、 男はみんな バカになる。 合唱 (全部で10〜12人、陽気で、大声になる) このバカ者を 治療するのは、 特別興行の お楽しみ、 それを立派に やり遂げよう、 芸術と策略を 惜しまないで。 そう、私たちは やってみよう、 万歳、床屋の親方! 理髪師 (騒ぎを静めて) 静かに、静かに!小声で、小声で! カッカしないで!繊細でやさしく 先ずはあの方を 取り囲む、 冗談だと 気づかれないよう! 上手く隠して、抜き足さし足 こっそり 忍び寄り、 奴さんを 網にかけよう、 こけにして、それから… 全員 (大笑いしながら) 髭をそって (=騙して)やろう、 バカを治療 してやろう、 言い寄って、いっぱいくわせ、 困らせ、苦しめ、 接ぎ木したり、求婚したり、 さんざん なぶりものにして、 いじめて、からかってやろう。 理髪師 (同時に) では始めよう、ぐずぐずするな、 ほらを吹くな、むだ口をきくな、 各々が 自分の役割をする、 そして旦那を 降参させよう! 全員 万歳、床屋の親方! (全員が理髪師に抱きつき、それから互いに抱き合う) ERSTER AUFZUG ERSTE SZENE Zimmer des Sir Morosus. Weiter, unordentlich gehaltener Raum mit vielen Zeichen, die erkennen lassen, dass hier ein ehemaliger Seemann haust Schiffsmodelle, Fahnen, Gewehre, Anker, Fischgerippe, Takelwerk. Besonders auffällig, dass alle Türen mit dichten Vorhängen oder Säcken geschützt sind. Vormittagsstunde DIE HAUSHÄLTERIN fegt den Staub vom Tische, macht Ordnung. Es klopft DIE HAUSHÄLTERIN öffnet, lässt den Barbier herein Ei, die Ehre, die Ehre! Der Herr Schneidebart, immer zeitig, immer zur Zeit. Komm Er nur, komm Er nur weiter und wart Er ein wenig! Er schläft noch, der Herr, er schläft Gott sei Dank, da haben wir Ruhe. Da kann man was reden, da kann man noch plaudern. BARBIER Meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Ich sag s doch, er schläft noch, er schläft, Gott sei Dank. Da kann man noch reden, mir friert schon der Mund. Da darf man sich rühren, denn mein Gott, denn mein Gott, wenn er erwacht, dann ist es zu Ende, Da heisst es sich ducken, ganz stumm tun, und leise herum in Pantoffeln, ganz stumm und ganz leise, kein Wort und kein Atem, kein Schritt und kein Ton, nur schweigen und schweigen, schweigen bis man erstickt! Ach, liebster Herr Bader! BARBIER Meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Gleich, gleich, ich muss Ihm s erklären, ich halt es nicht aus. Der Herr, Er weiss ja, der Herr ist so streng, und doch, Er weiss ja, der Herr ist so gut. Man will ihm doch helfen, man will ihn doch pflegen, man müht sich, man plagt sich, man denkt nur für ihn, - wie arm und verlassen ist so ein einsamer Mann! Kein Sohn und kein Neffe, kein Freund und kein Schwäher und vor allem, und vor allem, ach ja, keine Frau! Keine brave, keine treue, keine rechte und echte, keine ehrliche, redliche, sorgliche Frau… BARBIER Zum Teufel, meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Gleich, gleich - Versteht sich, nicht eine, die frech ist und windig, nicht so ein verbuhltes, ludriges Ding… Keine junge, oh nein, keine junge, keine grüne, nicht so ein Püppchen aus Zucker und Wachs, nein, nein, eine rechte, erfahren und fleissig, sehr still und sehr schweigsam, schon reif in den Jahren - so etwa in meinen - genau und gelassen, zwar sparsam, doch flink, nicht hitzig, doch munter, so eine, so eine… ich meine, die treu ist und gut. BARBIER Zum Teufel, ich hab meine Zeit nicht gestohlen! Was schwätzt Sie und schwatzt Sie! Meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Gleich, gleich, ich meine nur… Er weiss doch, Er kennt doch, Er kennt doch den gnädigen Herrn . . ; Er hat sein Vertrauen, Er plaudert mit ihm. Da dacht ich, Er könnt doch verstohlen … BARBIER Potz Kreuz, ich bin zum Barbieren bestellt. AUSHÄLTERIN Gleich, gleich, ich meine nur… . ach hört doch, ich denke… BARBIER Den Schaum schlag ich selber, was schwätzt Sie? Meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Nur dies noch. . Er könnte doch… ich meine… ich zahlt es Ihm gut… ich meine, Er könnte dem Herren doch sagen… versteht sich, ich zahlt es Ihm gut… Er könnt Ihm doch sagen…. Er begreift mich, ich zahlt es Ihm gut… Was braucht er lang suchen, der gnädige Herr… Mich hat er erprobt. Seit siebzehn Jahren… BARBIER Schwätzt Sie und schwatzt Sie allein wie ein Kirchenspiel von morgens bis abends - DIE HAUSHÄLTERIN Er könnt Ihm doch raten… BARBIER ausbrechend Euch zum Henker zu jagen, Euch altes, verschwatztes, verwittertes Weib! DIE HAUSHÄLTERIN aufschreiend Ai! BARBIER Eh an den Glockenklöppel von Sankt Pankraz sich hängen als an Euren Hals! Eh sich nackt in ein Nesselfeld legen, als mit Euch ins Bett! DIE HAUSHÄLTERIN schriller Ai! BARBIER Eh sich alle Backenzähne reihenweis ausziehn zu lassen, als ein Ja" vor dem Pfarrer! DIE HAUSHÄLTERIN Er Grobian, - Er… Er… BARBIER Eh sich inokulieren zu lassen mit Narrenkraut, als Euch zu sponsieren! DIE HAUSHÄLTERIN Was erlaubt Er sich gegen eine ehrsame Wittib? Er will reden! Er, Er elender Bartschaber, Er lediger Kindermacher, Er Kuppelmajor und Mixturenmischer, Er ausgeflogener Galgenvogel, Er ausgepichter, ausgejagter Tanzmeister des Teufels? Hinaus aus dem Haus! Marschier Er sofort! Hinaus! BARBIER Ruhig, alter Scherben, oder ich schlag dich in Trümmer! DIE HAUSHÄLTERIN sehr grell Mich schlagen, du Hundsknochen? Mich schlagen, eine ehrsame Wittib? Hinaus mit Ihm, hinaus aus dem Haus… ZWEITE SZENE SIR MOROSUS stürzt aus dem Schlafzimmer hervor. Er ist im Morgenrock, hält eine lange türkische Pfeife in der Hand, deren langen Stiel er vom Pfeifenkopf wegreisst und gegen die erschrockene Haushälterin schwingt. Losdreschend Da eine in deine Takelage, du altes wurmstichiges Wrack! Ich will dich lehren, Lärm machen. Da noch eine Breitseite und noch eine und noch eine! Mich willst du entern, du rostiger Ankerhaken ? Mich willst du als Prise nehmen, du morsche Galeere? Ich werde dir Wind machen, dass du zum Satan fährst. Marsch, in deine Koje und nicht wieder heraus! Marsch und keinen Ton mehr oder… DIE HAUSHÄLTERIN ist durch die Tür entflohen BARBIER Morosus unterbrechend und beruhigend Nur nicht so cholerisch, gnädiger Herr, es schlägt sich auf die Leber und macht schwarzes Blut. Nur Ruhe! Sie ist die Spucke nicht wert. Nur Ruhe, nur Ruhe! MOROSUS ärgerlich auf den Barbiersessel sich niederlassend Ruhe? Warum soll ich Ruhe halten? Warum gerade ich? Warum ich allein in diesem Lärmkessel des Teufels? Wer lässt mir Ruhe? BARBIER ihm das Tuch umbindend und den Schaum schlagend, höflich, friseurhaft Euer Liebden haben, ich fürchte, schlecht geschlafen. MOROSUS Schlafen? Wie kann man schlafen, wenn immer eine ganze Herde von Brüllhälsen wach ist? Schlafen denn die andern Menschen in der Stadt? Und lassen sie einen friedsamen Bürger schlafen? Nein, sie rennen auf die Strasse, sie toben in den Schenken, sie kotzen die Nacht voll mit ihrem vermaledeiten Lärm! Oh Gott, wie ist dieses Eselsgeschlecht der Menschen erfindungsreich im Spektakulieren! Das fiedelt und flötet, das pfeift und trompetet, das brummt und das schrummt, das rauft und besauft sich, das klimpert und stümpert und setzt niemals aus, nie, nie wird s hier still in Gasse und Haus! BARBIER ihn beflissen einseifend, nach hurtiger Friseursart Wohl, wohl, eine Schande ists, wie die gestrengen Verordnungen seiner Majestät des Königs und des löblichen Magistrats missachtet werden in dieser Stadt. Aber solange das Volk Geld in der Tasche hat, will es saufen, und wenn es gesoffen hat, dann geht s ans Raufen, und leider, leider, das ist jederzeit mit Geschrei verbunden. Da hilft nichts, als dass ein ruheliebender Bürger selber sein Gläschen Ale trinken geht und im Wirtshaus abwartet, bis die Scharwache die Gassen reinfegt. Um Mitternacht wird s dann schon still! MOROSUS ihn wegstossend vor Zorn Still? Um Mitternacht still? Und die Glocken? Die verfluchten, vermaledeiten Glocken? Wann werden die jemals still? Oh diese Glocken, Die bös und schwarz auf den Türmen hocken, Unsichtbar stumm im Gestühle kauern Und die Zeit, die unendliche Zeit belauern! Und plötzlich mit einem donnernden Stoss, Fahren sie los Ping, pang, Schwing, schwang, Stundenlang, Die grossen, die schweren, Die donnern und dröhnen, Die kleinen, die dünnen, Die plärren und stöhnen, Immer und immer Schmeissen sie einem Lärm ins Zimmer; Ob es dunkelt, ob s dämmert, Bei Nacht und bei Tag, Immer und immer Dieser grässliche, grausame Stundenschlag! Oh, die Glocken, Die entsetzlichen Glocken, Bald gröhlen sie, um in die Kirche zu locken, Wenn einer krepiert, Wenn einer geboren, Wenn ein Narr einem Weib sich zur Ehe verschworen, Wenn ein Dieb zum Galgen befördert wird, Immer, immer, Immer werden die Glocken gerührt! BARBIER die rechte Seite rasierend Sehr wahr, Euer Liebden, nicht einmal Sonntag feiern sie wie sonst jeder ehrsame Handwerksmann. Aber die Glocken unterstehen der Diözese und nicht der Judikatur des Magistrats. So tut jeder Bürger, dem sein ehrlicher Schlaf lieb ist, wohl, seine Läden gut zu schliessen gegen dieses ärgerliche Gelärm und er hat Ruh im Haus. MOROSUS ihn wieder wegstossend Ruhe im Haus? Wann hab ich Ruhe im Haus? Ist dieses Weib nicht da, das mehr Lärm macht als ein achtzehngräd ger Monsun? Ah, dieses Plappermaul, das mehr Worte in einer Minute abschiesst als seiner Majestät bestes Kriegsschiff Salven in einer Stunde. jetzt fegt sie die Zimmer, jetzt schlägt sie die Türen, bald klopft sie und knattert, bald schwatzt sie und schnattert, beständig zeigt sie sich höllisch lebendig und nie, niemals schweigt sie. BARBIER Einen solchen Drachen würde ich an Eurer Gnaden Stelle per Stückfracht dahin spedieren, wo der Pfeffer wächst und nähme mir dafür eine junge ins Haus, still und gefügig, ein schmuckes Weibchen, ein sanftes Täubchen, ein zartes, zärtliches Zeitvertreibchen - eine nette, adrette, schweigsame Frau! MOROSUS Ha! Eine schweigsame Frau? Ein Meer ohne Salz? Ein Schiff ohne Ratten ? Eine Frau, die nicht schnattert? Siebenmal bin ich ums Kap gesegelt und vom Eismeer bis ins Affenland und habe vierundsechzig Jahre keine begegnet! Eine schweigsame Frau, die findet man nur auf Kirchhöfen und unterm steinernen Kreuz! BARBIER hat das Rasieren beendet, stäubt ihn mit Puder ein und bereitet die Brennscheren vor für die Perücke Euer Gnaden belieben zu übertreiben. Sind nicht so rar, die stillen Täubchen, flattern nur nicht aus, sitzen brav gehorsam im Taubenschlag bei Vater und Mutter, und ausser im Kirchstuhl sieht sie kein Mann. Ein Dutzend an jedem Finger wüsst ich, die sich glücklich schätzten, einen so respektablen, hochehrenswerten Squire wie Euer Gnaden betreuen zu dürfen. Und gar heiraten, geheiratet werden, ach, sie liefen hundert Meilen weit, denn die ehrsamen Männer sind rar geworden und … MOROSUS Will Er mich zum Narren haben? Eine junge Frau ins Haus, das hiesse mich drei Wochen später auf der Bahre! BARBIER Mit nichten, mit nichten! Glauben Euer Gnaden einem geprüften Bader, der siebenmal mehr weiss als jeder Medikus von der Royal Academy es gibt kein besseres Remedium, um das Blut warm zu halten, als eine junge Frau! Das schmeidigt den Schlaf, das schmächtigt die Galle und sänftigt die Laune, das heitert den Sinn, das vergütigt die Seele. Ach, kein Arcanum tut einem ältlichen Herzen so wohl als eine junge, zärtliche Frau. Es ist ein Elektron in ihrem Blick, das alle guten Kräfte im Mann aufziehet und fruchtbar macht. Es ist wie gefilterte Sonne, die das Herz wieder zum Blühen bringt. Denkt Euch s nur aus Es wird Abend, der Ofen friert kalt, Man fühlt sich verlassen, man fühlt sich uralt. - Es wird traurig und schaurig, wird so furchtbar stumm, Als sässe der Tod in der Stube herum. Da tritt sie herein, Ein Stück lebendiger Sonnenschein, Bringt Wärme und Blüte, bringt Güte und Licht Mit hilfreichen Händen, mit frohem Gesicht, Und alles Grauen ist fortgetan. Man hält sich die Hände, man blickt sich an, Man plaudert, man schweigt, man lächelt sich zu, Man spricht sich, man scherzt sich und träumt sich Zur Ruh. - Wär das nicht schön? MOROSUS plötzlich nachdenklich werdend. Ganz träumerisch vor sich hin Ja, das wär schön! Nicht so bang, - nicht so leer, -- nicht so sterbensallein Jeden Tag, jede Nacht mit sich selber zu sein. Kein Sohn, kein Erbe, kein Neffe, kein Freund, Kein Mensch auf der Welt, der es herzlich meint. ja, das wär schön! - Irgendwen Zu wissen, für den man da ist, Der einem gut, - der einem nah ist, Mit dem man atmet, mit dem man denkt. Wenn einem die Angst in die Kehle drängt. Irgendwen, Für den man lebt und dem man stirbt, Und dass einer da ist, wenn man erkaltet, Der einem die Augen zudrückt und die Hände faltet, tief atmend Ja, das wär schön. - BARBIER schnell Also verstatten Euer Gnaden, ein wenig Umschau zu halten, ich kenne alle Mütter und Väter und Tanten und Töchter im Umkreis von siebzehn Meilen, ich brächte Euch das Feinste, das Stillste, das Lieblichste, das Leiseste aus der ganzen Grafschaft… MOROSUS Unsinn, mach keinen Scherz! Welches Mädchen sollte mich nehmen wollen, mich alten, bösen, bissigen Mann? Was jung ist, liebt die Jugend, und recht so! Nein, nein, ich bin zu alt, ich bin zu alt ! BARBIER Oh, Euer Gnaden tun sich selber Unrecht. Es gibt solche und solche bei den Jungfern, und solche, die gar keine sind. Es gibt törichte und kluge, und die Klugen wissen, dass das Alter gütig ist und die Jugend frech, die Schönheit vergänglich und das Geld beständig, und sie wählen tausendmal lieber einen Mann mit Würde und Ehre, als einen Tunichtgut. Er hat die Brennschere in der Hand und singt, während er die Locken aufwickelt und einrollt, die Kanzone Mädchen nur, die nichts erfahren, Sind vom blossen Blick betört, Nicht nach Rang, nur nach den Jahren Messen sie des Mannes Wert. Keiner kann da grob genung sein, Denn sie suchen ohne Halt In der Liebe nur das Jungsein, In dem Mann nur die Gestalt. MOROSUS Ja, ich bin mir längst im klaren, Ja, ach ja, ich bin zu alt. BARBIER Anders aber lieben Frauen, Kraft und Reife zieht sie an, Nur wem sie getrost vertrauen, Ehren sie als rechten Mann. Gern beugt jede sich und fügt sich, Wo sie Geist spürt und Gehalt. Wer nur Jugend sucht betrügt sich, Jede Kluge weiss das bald. MOROSUS Ich, ich sehe, Er belügt mich, Nein, ach nein, ich bin zu alt. - BARBIER Diese lieben, jene schwärmen, Sucht Euch nur die Rechte aus. MOROSUS Nein, sie werden beide immer lärmen, Ruhe will ich, Ruh im Haus! DRITTE SZENE Ein plötzlicher harter Schlag mit dem Klopfer an die äussere Türe MOROSUS aufspringend wie von einer Kugel getroffen Ah! BARBIER hat die Brennschere fallen gelassen vor Schreck Gnädiger Herr! Neues kräftiges Pochen MOROSUS Ah! Mein Stock! Wo ist mein Stock? Ich muss diesem Schurken den Schädel eindreschen! BARBIER ihn haltend Euer Gnaden, temperiert Euch! Es kann ein Schlagfluss resultieren, wenn Euer Gnaden sich so echauffieren. MOROSUS mit ihm ringend Meine Ruhe! Ich will keine Menschen im Haus! Meine Ruhe will ich! STIMME DER HAUSHÄLTERIN draussen, unsichtbar Für niemanden! Sir Morosus empfängt niemanden. STIMME DES HENRY MOROSUS unsichtbar Ich muss ihn aber sprechen. STIMME DER HAUSHÄLTERIN Ist nicht zu sprechen. STIMME HENRYS Muss zu sprechen sein! STIMME DER HAUSHÄLTERIN Nein! STIMME HENRYS Doch! STIMME DER HAUSHÄLTERIN Nein! STIMME HENRYS Doch! MOROSUS Ah, du Kröte! Ich werde dich breitschlagen! STIMME DER HAUSHÄLTERIN Was, mit Gewalt? STIMME HENRYS noch draussen Ich muss herein. STIMME DER HAUSHÄLTERIN draussen Lasst mich los. MOROSUS innen zum Barbier Lass mich los, Verfluchter! Morosus hat sich losgerissen, rennt nach seinem Prügel und stürzt mit dem geschwungenen Stock nach der Tür HAUSHÄLTERIN fliegt in diesem Augenblick durch die aufgerissene Tür herein und zu Boden, hinter ihr Henry HENRY ich werde dir zeigen, mir den Weg zu sperren! MOROSUS Ah… Er schwingt den Stock, um auf Henry loszuschlagen. Plötzlich lässt er den Stock starr erhoben schweben, fragend Henry? HENRY Mein teuerster Ohm! MOROSUS begeisterter, sicherer Henry? Wirklich Henry? HENRY Und meines Oheims allergetreuester Neffe! MOROSUS Henry! Er lässt den Stock fallen und umarmt ihn. Zärtlich ihn nach vorn führend Du lebst? HENRY Ich lebe. MOROSUS Du bist nicht tot ? HENRY Nicht dass ich wüsste. MOROSUS Du bist nicht gestorben? HENRY Nicht dass ich dessen mich erinnerte. MOROSUS Aber du warst verschwunden von der Universität Pavia; niemand konnte mir Nachricht geben. HENRY Ach, Ohm, verzeiht mir s. Mich langweilten die Bücher, mich ekelte die Jurisprudenz, mich widerte der ganze papierene Kram. So lief ich davon. MOROSUS breit lachend Ha! Liefst davon? Einfach davon? Bravo, bravo! Ein Morosus, ein echter Morosus, mein wahrer Bruder Sohn! So sind wir, nicht zu halten, nicht zu binden, immer dem Abenteuer nach. Genau so entlief ich vor vierzig Jahren vom Gut meines Vaters zur Flotte, mich herumzuschlagen mit Tod und Teufel. Ein echter Morosus! Unser Blut, unser Sinn! Aber nun bleibst du hier? HENRY Wenn Ihr s verstattet, mein gütigster Ohm. Doch… MOROSUS zum Barbier Er bleibt hier. Habt ihr s gehört? Ihm dies Haus, ihm mein Erbe! Alles ihm! jetzt brauch ich keine Braut, keine Frau, keine Mädchen, keine stummen und schweigsamen sie sollen einen Schuster heiraten oder einen Krämer und ich geb meinen Segen, jetzt ist er da, mein Erbe, mein Sohn. Du wirst ihn rasieren. zur Haushälterin Du wirst ihn betreuen! Die oberen Zimmer für ihn! Alles für ihn! Ab, mein Henry, jetzt weiss ich wieder, wozu man lebt. Komm, leg ab, setz dich her, komm in meine Arme, wackrer junge, komm, ich bin hundeneugierig, von dir zu hören. HENRY Ja, gerne, gerne… doch möcht ich erst… MOROSUS Ganz - was dir beliebt! Du bist bei dir zu Hause! Soll man dir ein Bad rüsten? Willst du essen? Willst du trinken ? Nur setz dich, setz dich her, mein junge, lass mich freuen an dir! HENRY unruhig Ja, es ist nur… wie soll ich s Euch erklären… ich bin nicht allein. MOROSUS Nicht allein? HENRY Ich bin mit ihnen… sie sind mit mir… sie warten unten… nämlich… nämlich zögernd meine Truppe… MOROSUS falsch verstehend, begeistert Deine Truppen? Du hast sie mitgebracht, deine Soldaten? Ha, ich dacht es gleich, ein Morosus klebt nicht bei Büchern, den lockt s ins Abenteuer. Wacker, wacker! Ein echter Morosus, das gute, feurige Blut! Wer mit einem Morosus gefochten, ist mein Freund, mein Gast! Her mit deinen Soldaten! Alle herauf! Zum Fenster hinunterrufend Herauf! alle herauf! Ihr seid alle geladen. Wieder zu Henry Ich will sie sehen, deine jungen, sie sollen mir erzählen von deinen Heldentaten, ein alter Seemann hört nichts lieber als von Schlachten und Kriegen! Zur Haushälterin Wein her! Krüge und Becher! Ah, wie freu ich mich, mein Henry, deine Kameraden zu bewirten, es sind doch des Herrgotts beste Söhne, die Soldaten, und ich war auch einer von ihnen. Kleiner humoristischer Marsch. Es tritt auf die Operntruppe Cesare Vanuzzis zuerst Cesare Vanuzzi, schlecht angezogen, aber pathetisch und gravitätisch. Carlo Morbio, Giuseppe Farfallo, drei Sängerinnen Aminta, Isotta und Carlotta, hinter ihnen zwei bis vier andere Sänger, die gewissermassen den kleinen Chor bilden. Sie treten gravitätisch ein, die Frauen machen devote Kratzfüsse MOROSUS hat überrascht und sprachlos dem Aufzug zugesehen, dann indigniert, mit erwachendem Zorn Das deine Truppen? Deine Soldaten? HENRY ängstlich Allerdings… jawohl… unsere Truppe… Die hochberühmte Compagnia Maestro Cesare Vanuzzis… sich fassend gestattet, Ohm, Euch zu präsentieren Cavaliere Cesare Vanuzzi, der Principal unserer Opera, Ritter des goldenen Sporens, der Apoll Italiens… hochbeliebt bei Seiner Heiligkeit, Gast der illustresten Höfe… VANUZZI sich verbeugend und Euer Gnaden ergebenster servitore. HENRY Dies Carlo Morbio, gefeiert für seinen Orfeo, dies Giuseppe Farfallo, der Liebling Bolognas, - dies Aminta, dies Isotta, dies Carlotta, dies die andern Kameraden. MOROSUS misstrauisch Du willst doch nicht sagen, dass du gleichfalls singst ? HENRY Ich habe mich nicht ohne Erfolg darum bemüht. VANUZZI Nicht so bescheiden! Ein junger Meister, Euer Gnaden! Parola d onore, das Entzücken von San Carlo und Santa Capella. MOROSUS Doch nicht in publico singst? HENRY Allerdings. Seit einigen Monden. MOROSUS Für Geld? Ein Morosus? Du lässt dich bezahlen? HENRY Ich darf zu meinen Gunsten vorbringen, dass ich bisher sehr schlecht bezahlt wurde. MOROSUS Und wozu… wozu schleppst du all die mit nach England? Was soll das da? HENRY Cavaliere Vanuzzis Ruhm ist bis in unser Vaterland gedrungen. Ein Impresario hat ihn gewonnen, im Haymarket-Theater einige seiner berühmten Operas zu produzieren, wir hoffen auf den geneigten Beifall Ihrer Majestäten und die Gunst des Publikums. MOROSUS Und wenn dazu im Chorus die himmlischen Heerscharen singen wollten, ich hör mir s nicht an. Eher auf die Galeeren als zu diesem neumodischen Ohrengeschinde, das man Operas nennt! Mögen sie trillern und brüllen, bis ihnen der Kehlkopf platzt. Ich hoffe nur, du, ein Morosus, machst mir nicht die Schande, dich hierzulanden mit ihnen zu zeigen. HENRY Cavaliere Vanuzzi hat mir den Part des Primo Tenore zugedacht. Ich werde den Orlando singen in der Opera des göttlichen… MOROSUS Du wirst nicht singen! HENRY Ich werde singen! MOROSUS Du wirst nicht singen! HENRY Ich werde singen! MOROSUS Ich verbiete es. Ich dulde die Schande nicht. Unser ehrlicher Name! Unser angeseh nes Haus! Ein Morosus neben Kastraten und Gauklern! Ein Morosus! Ich verbiete es! Ich verbiete es! HENRY Hört mich an, gütigster Ohm! MOROSUS Ich will nichts hören. Ruhe will ich, Ruhe! Ein Morosus, der singt, ist kein Morosus! Sofort verlässt du diese Truppe! HENRY Ich kann sie nicht verlassen. Ich bin gebunden an sie! Mit meinem Wort, mit meiner Ehre, mit - er zieht die zögernde Aminta heran meiner Liebe. Ich wagt es Euch nicht gleich zu gestehen, Ohm. Diese, Aminta, ist meine Frau. MOROSUS Deine Frau? Eine Sängerin? Und sie soll in mein Haus? Eine Lärmmacherin, eine Ohrenschinderin, eine Komödiantin, eine Gauklerin, eine… HENRY Genug und zu viel! Wenn sie Euch nicht willkommen ist, dann gehe ich mit ihr. MOROSUS Drei Komödianten! Sechs Komödianten! Eine ganze Opera in meinem Haus? Bist du toll? Fort mit denen allen, oder - ich enterbe dich! HENRY Mein gütigster Ohm! MOROSUS immer wilder Ich enterbe dich! Kein Pfund und keinen Schilling! Lieber vor die Ratten! Lieber ins Wasser! Oh diese Schande! Ein Morosus mit solchen Kujonen, solchem Galgenholz, mit solchen Strassenläufern, Bettelsängern… VANUZZI ausbrechend Ah! C è troppo! Das mir! Einem Ritter vom goldenen Sporn! Alle durcheinander zusammen und auf die einzelnen Invektiven Morosus einsetzend, immer stärker, erbitterter, schliesslich zum Tumult werdend MOROSUS Solchen ausgestäupten Halunken! Solchen Weissnichtwohers! MORBIO Impertinenza! Was erlaubt er sich! FARFALLO Che arroganza! Mich, der vor dem Papst gesungen! HENRY Ohm, ich beschwöre Euch, moderier Er sich! MOROSUS Mit Dirnen und Hübschlerinnen… ISOTTA Was erlaubt Er sich! CARLOTTA Was erfrecht Er sich! MOROSUS Mit solchem zusammengelesenen Pack, das für zehn Soldi Speichel frisst, das für jedes Bravo buckelt, das für ein Goldstück heult und hurt… Fort mit denen allen, oder ich enterbe dich! HENRY Das ist zuviel! Das duld ich nicht. Ihr beleidigt meine Frau! VANUZZI Meinen Degen! Meinen Degen! Vor die Justiz! Er hat uns beleidigt! Ich muss ihm die Ohren abschneiden! MORBIO Vor die Justiz! Vor die Justiz! Er hat uns beleidigt! Er hat uns beschimpft! Soddisfazione! FARFALLO Vor die Justiz! Er hat uns beleidigt! Er hat mich beschimpft! Soddisfazione! ISOTTA Meine Ehre! Meine Ehre! Ich klage ihn an! Vor die Justiz! CARLOTTA Ein Saufbold! Ein Weinfass! Er weiss nicht, was er spricht! Was erlaubt er sich! CHORUS DER ANDERN Soddisfazione! Er hat uns beleidigt. Soddisfazione! Vor die Justiz! MOROSUS hat den Stock ergriffen, schlägt damit schmetternd auf denTisch. Alles flieht auseinander und schweigt Ruhe! Ruhe in meinem Haus! Hier bin ich der Herr und ich allein. Zu Henry Ich kenne dich nicht mehr. Du bist gestorben für mich. Ein Morosus, der singt, ist kein Morosus. jetzt wird reiner Tisch gemacht. Zum Barbier Morgen bringst du mir eine Frau, eine stille, schweigsame Frau, und gleich auch Pfarrer und Notar! Sofort wird geheiratet, morgen noch, sofort, alles soll ihr gehören, alles! Morgen, verstanden ? HENRY Aber gütigster Ohm! Hört mich an! FARFALLO beiseite Che arroganza! Impertinenza! VANUZZI Mich, einen Ritter vom goldenen Sporn! MORBIO Mich, der vorm Papst gesungen! MOROSUS wütend Ich bin nicht gütig! Ich bin nicht mehr dein Ohm! Kein Schritt mehr über die Schwelle! Fort mit deinem Pack! Zum Barbier Und morgen die Frau her, und käm sie aus dem Armenhaus! Nur still muss sie sein, nur still, nicht singen darf sie, verstanden! Endlich jemand, der nicht schreit und nicht zetert, der einem nicht Lärm in die Ohren schmettert. Meine Ruhe will ich, meine Ruhe! Endlich einmal Ruhe! brüsk zu den andern Hol euch alle der Henker! läuft hinaus und schmettert die Tür hinter sich zu LETZTE SZENE HENRY ganz konsterniert Oh Gott, war das ein saurer Empfang! AMINTA Ach, Liebster, ich hatte es immer geahnt, er wird mich nicht mögen, er stösst uns von sich! jetzt hast du alles durch mich verloren, alles durch meine Schuld die Heimat, das Haus, das Erbe, den Ohm! FARFALLO Grosser Verlust! Ein solcher Grobian! Ein solcher Banause! Ein solcher Sack voll Gift und Galle! MORBIO Ein solcher Grobian! Ein solcher Sack voll Gift und Galle! Ein solcher Banause! VANUZZI Mich einen Bettelmusikanten! Mich, Cesare Vanuzzi! Oh, canaglia! ISOTTA Ein solcher Sack voll Gift und Galle! Ein solcher Banause! CARLOTTA Ein solcher Banause! Eine Dirne mich! Mich, die mit dem Prinzen von Guastalla nicht schlafen wollte für dreihundert Dukaten und eine diamantene Uhr! MORBIO Ein solcher Banause! Die Ohren sollte man ihm abschneiden und an die Tür nageln! FARFALLO Che sono io? Die Zähne ausreissen, dass er nicht mehr schimpfieren kann, dieser Schreihals! ISOTTA Ihm das Haus anzünden! VANUZZI Aber die Kunst hat er gelästert, unsere Kunst hat er geschmäht, das soll er büssen. Ein Katzenkonzert jeden Abend vor seiner Tür. Grossi Timpani e Tromboni jeden Abend, jeden Abend, bis er revoziert. CHORUS Ein Katzenkonzert! ja, ja! jeden Abend. Bis er revoziert! BARBIER dazwischentretend Sachte, sachte, illustre Herren! Es gibt hierzulande Gesetze, welche die Nachtruhe jedes ehrsamen Bürgers beschirmen. Und dann, mit Verlaub, ihr tut Sir Morosus unrecht. HENRY Unrecht? Er hat mich enterbt! AMINTA Unrecht? Er hat mich verstossen! MORBIO Unrecht? Er hat uns beschimpft! CARLOTTA Er hat mich beleidigt. ISOTTA Er hat mich gekränkt! CHORUS Unrecht? Zum Henker hat er uns geschickt! Zum Henker! BARBIER Piano, piano! Und ich sage euch, er ist ein kreuzbraver Kerl, der Beste in der ganzen Grafschaft, er ist leutselig und freigebig, eine Seele aus Wachs, ein Herz von Gold. Nur mit den Ohren hapert s bei ihm, der Arme kann Lärm partout nicht vertragen, an den Ohren ist er so kitzlig wie andere unter der Sohle. Er ist einmal mit der Pulverkammer seiner Galione in die Luft geflogen, den Krach hat man vierzig Meilen weit gehört, ein Kirchturm ist drüber eingestürzt halbgeröstet haben sie ihn aus dem Wasser gefischt, er war - ein Wunder - lebendig. Nur das Trommelfell ist in tausend Winde gegangen. Seitdem, versteht ihr s, kann er keine Art von Lärm ertragen, ausser den er selber macht. AMINTA Ach der Arme! Hätten wir das doch geahnt! BARBIER zu Henry Und was Euch anbelangt, junger Herr - nicht so hitzig! Ich würde mir den Handel doch noch überlegen, eh ich solche Erbschaft fahren liesse. Bares Geld wächst nicht so flink wie die Disteln, und der alte Herr da hat mehr davon als England Trunkenbolde. Er hat zwei spanische Silberschiffe gekapert und auch sonst fleissig Prisen heimgebracht. Da unten im Keller stehen allerhand Kisten, wenn man die anstösst, dann klirrt s und klimpert s und klingt s von goldener Musik, ich hab eine Nase dafür, ich rieche Gold durch Holz und Eisen auf hundert Schritt wie die Biene den Honig. jedesmal, wenn ich hier über die Schwelle trete, muss ich niesen, so kitzelt s mich in der Nase, und meine Nase weiss warum es mögen da im Keller allein ihre sechzigtausend Pfund liegen oder siebzigtausend in guten Barren und runden Dukaten. ALLE in ehrfurchtsvollem Staunen wiederholend Sechzig, sechzig… siebzig … siebzig… sechzig-tausend… tausend… tausend… tausend Pfund. BARBIER Ein fürstliches Erbe und genug jedenfalls, junger Herr, Euch privatissime eine Opera zu halten und (bei allem Respekt) Signor Vanuzzi als Hofmusikus dazu. Darum nicht so voreilig, nicht so stolz, junger Mann, sonst setzt morgen schon in Eurer Wolle ein fremdes Kätzchen sich fest. HENRY Was soll ich tun? Ich kann doch unsre Aminta nicht lassen um seiner Narrheit willen! CHORUS noch immer staunend leise durcheinander Sechzig… Siebzig… tausend… tausend… tau-send… sechzig… siebzig… soviel Geld… gibt s nicht wieder auf der Welt… sechzig, siebzig… tausend … tausend… AMINTA sich Henry nähernd Nicht an mich, Geliebter, denke, Nur an dich, an dich allein! Gläubig mich dir hinzuschenken War für mich schon Seligsein. Immer schien mir zu gering ich, Dass solch Glück mir dauern mag. Wie aus Gottes Hand empfing ich Dankbar jeden neuen Tag. HENRY auf sie zu Dich verlassen ? Dich entbehren, Die mir eins und alles ist? Nein, Geliebte, wären diese Keller auch gefüllt mit Gold Gold die Türen, Gold die Schlösser, Gold das Dach und Gold die Speicher, Gold die Mauern, die sie tragen, Und ich sollt nur eine Strähne, Eine dünne blonde Strähne, Die dein liebes Antlitz ründet, Nur ein Haar von deinen Wimpern, Nur ein Lächeln deiner Lippen Und den Schatten dieses Lächelns Und den Schatten dieses Schattens Dafür tauschen - nie und nimmer! AMINTA Ist der Letzte nun gekommen, Endet wirklich so viel Glück Liebend, wie du mich genommen, Geb ich dich dir selbst zurück! Sei gesegnet! Keine Klage Soll von meinen Lippen gehn, Alles will ich gern ertragen, Kann ich dich nur glücklich sehn. HENRY Dich verlassen? Dich entbehren? Nein, solang ich lebe, Immer dein und immer mehr! Wo ich liebe, ist mein Leben, Wo du atmest, meine Welt! Er umarmt sie, dann zu den andern Nein, ich werde euch nicht lassen, Mag er wettern, wie er will. Ihr habt mich zu euch genommen, Jung und töricht wie ich war, Habt das Herz mir aufgeweitet Und gesegnet mit Musik! Gerne hätt ich s euch entgolten, - Doch nun bin ich arm wie damals, Habe nichts als eure Freundschaft Und die Kunst, die uns beseligt, Doch kein Geld, kein Gold der Erde Wiegt mir diese Schätze auf. VANUZZI Wackerer Junge! MORBIO Teurer Bruder! FARFALLO Sei umfangen! ISOTTA Lass dich küssen! CARLOTTA Heut und immer! AMINTA Dank, Geliebter! CHORUS Immer, immer wollen wir verbunden bleiben, immer Brüder, Freunde, Kameraden! ALLE umarmen sich begeistert untereinander BARBIER hat sich unterdessen die Mütze aufgesetzt und sein Barbierzeug zusammengerichtet Sehr rechtschaffen gedacht, junger Herr, aber wie schade, dass alles Rechtschaffensein auf dieser Welt meist eine Dummheit ist, denn Ihr lasst ein schönes Stück Geld wegschwimmen! Wenn ich jetzt sechshundert Jahre lang täglich sechzig Leute balbiere, so schabte ich mir nicht die sechzigtausend Pfund zusammen, die Ihr da wegwischt, als wär s schmutziger Seifenschaum. Ach, das Leben ist schwer und die paar Groschen sauer verdient! jetzt soll ich noch bis morgen für den Herrn sein schweigsames Fräulein finden! Ist nicht so leicht, wie er meint. Ich kenn ja allerhand Weibszeug und weiss meine Wege, aber bis morgen, bis morgen, wo find ich da eine, die Rechte? Zu Carlotta und Isotta Nun, meine Schätzchen, hätte nicht eine von euch Lust, sechzigtausend Pfund zu sponsieren ? Überlegt s euch, meine Kinder, solche goldene Äpfel wachsen selten in England. Zu Isotta Wie wär s, mein Täubchen, würdest du bei Herrn Morosus auch schön bescheiden und vor allem still und schweigsam sein? ISOTTA tanzhaft Ich würde lachen Von früh bis spät. Immer nur lachen, Schabernack machen, Bis ihm die Lust Am Schimpfieren vergeht. Ich würd ihn lehren, Das Lachen mir wehren! Mit hundert Scherzen, Hurtig und heiter, Würd ich ihn necken, Picken und packen, Zwicken und zwacken, Dass er nicht weiter Den Tag mir vergällt! Darf ich nicht so sein, Wie s mir gefällt, Darf ich nicht froh sein Nach meinem Herzen, Was soll mir sein Geld ? BARBIER Oh, das wär schon gar nichts für meinen Herrn Morosus! zu Carlotta Und du, mein Lämmchen? CARLOTTA tanzhaft Ich würde singen, Von früh bis spät Immer nur singen, Die Brust mir ausschwingen, Bis ihm die Lust Am Schimpfieren vergeht. Und mag er versuchen, Was er auch will, Zetern und wettern, Die Scheiben zerschmettern, Ich bleibe nicht still. Mag er nur fluchen, Brüllen und toben, Wie s ihm gefällt! - Nur wenn ich singe, Spür ich mich leben, Nur wenn ich singe, Fühl ich mich schweben, Nur wenn ich singe, Umfass ich die Welt! AMINTA O herbe Schmach, O bittre Seligkeit! Geliebter mein, Ich bleibe treu bei dir. Was auch die Zukunft bringen mag, Ich halte fest zu dir. So lange du nicht lässt von mir, Beseligt will ich immer sein! BARBIER O weh, das wäre eine harte Kost für den Magen des Herrn Morosus! Da würde er, eh noch die Tinte trocken ist auf dem Heiratsbrief, schon nach dem Scheidungskontrakt verlan - - er stockt plötzlich und lacht laut Ha! ALLE besorgt um ihn herum Was ist? BARBIER bedeutsam feierlich Mir fällt etwas ein! ALLE ehrfürchtig Silentium! Silentium! Herrn Schneidebart fällt etwas ein! BARBIER aufatmend Mir ist etwas eingefallen! ALLE Ruhe! Ruhe! Herrn Schneidebart ist etwas eingefallen! BARBIER Wie wär es, wenn man Herrn Morosus verheiratete, aber so, dass er meint, dass er verheiratet sei, aber er gar nicht verheiratet wäre, und dann, wenn er verheiratet ist, das heisst, wenn er meint, verheiratet zu sein, während er gar nicht verheiratet ist, diese Heirat, die gar nicht giltig ist, ungiltig zu machen, so dass Ihr wiederum sein Erbe werdet? ALLE ratlos Verstehst du das? Verstehst du das?… Er redet chinesisch… ich verstehe kein Wort. BARBIER Nur Geduld! Die grossen Gedanken waren der Menschheit niemals sofort verständlich. Lasst mich nur machen, ich habe einen bedeutenden Plan. Zu Vanuzzi Ihr könnt notfalls einen Pfarrer glaubhaft darstellen ? VANUZZI in seinem Künstlerstolz gekränkt Einen Pfarrer? Fünfzig, hundert. Einen katholischen, einen lutheranischen, einen protestantischen, alles, was Er begehrt. Einen Bischof, einen Erzbischof, einen verhungerten Landpfarrer, einen - - BARBIER Genug, genug! Zu Morbio Und Ihr einen Notar? MORBIO Einen papiernen, einen feurigen? Einen mausigen oder demosthenischen, ganz wie Ihr wollt. BARBIER zu Farfallo Und Ihr gleichfalls? FARFALLO Das will ich meinen! BARBIER zu Carlotta Und du ein dummes, schlichtes Landmädchen, eine rechte Gans vom Misthaufen her? CARLOTTA imitatorisch in Haltung und Stimme Woll, woll, gnä Herr! Dös wer ma scho könna. BARBIER zu Isotta Und du eine zierliche, kleine Kokette? ISOTTA sofort in Pose, schmachtend mit Knix Glücklich, einem so edlen Kavalier amorosest zu Diensten zu sein. BARBIER zu Aminta Und Ihr ein rührendes Mädchen voll Anmut und Bescheidenheit…. sich unterbrechend Nein, Ihr braucht nicht zu spielen, Ihr seid es ja. Ihr müsst nur sein, wie Ihr seid und werdet vortrefflich sein! zu allen Nun kostümiert euch, wie ich es euch sage, tut alles, was ich verlange. Und ich müsste mich kuriosest irren, wenn wir nicht Herrn Morosus den Geschmack an der Ehe schleunigst abgewöhnten und Euch Euer Erbe wieder zubrächten, wobei ich allerdings auch auf ein Scherflein rechne, denn es wird allerhand Mühe kosten, ihn gründlich einzuseifen und ihm den Schopf seiner Narrheit ein für allemal abzuschneiden. Seid ihr bereit? HENRY Ja, das wollen wir probieren, Jeder stelle seinen Mann! Mein Herr Oheim soll verspüren, Was Geschick und Laune kann. Er hat unsere Kunst gescholten, Scharf auf scharf jetzt, hart auf hart! Gleiches sei mit Gleich vergolten, Und wer Narr ist, sei genarrt! BARBIER Also fort, Euch kostümieren, Gut geplant, ist halb getan. Herr Morosus soll verspüren, Was Geschick und Laune kann. Zu Vanuzzi Du den Pfarrer! VANUZZI mit illustrativer Geste Ich den Pfarrer! BARBIER zu Morbio Den Notarius! MORBIO ebenso Den Notarius! BARBIER zu Aminta Ihr die Stille! AMINTA Ich die Stille! BARBIER zu Carlotta Du die Grobe CARLOTTA Ich die Grobe! BARBIER zu Isotta Ihr die Scharfe! ISOTTA Ich die Scharfe! BARBIER Und ihr andern, was ich sage, Tut nur, was ich euch souffliere! Nicht viel schwätzen, nicht parlieren, Nicht lang zaudern, nicht viel plaudern, Und wir werden reüssieren! Alle Lust dem Spiel gespart! ALLE Und wir werden reüssieren, Vivat, Meister Schneidebart! CHORUS zu Henry Ja, er muss es revozieren, Dass er dir dein Erbe raubt. FARFALLO Und ich werde ihn kurieren, Dass er nicht mehr Galle spuckt. MORBIO breit, voll, lustig Und ich werd ihn balbieren, Dass der Bart ihn nicht mehr juckt. VANUZZI Ich werd ihn kopulieren, Dass er Stroh für Hafer frisst, Eine Hochzeit zelebrieren, die er lebens nicht vergisst. MORBIO Dieser Rüpel soll es spüren, Was ein wahrer Künstler ist. Ja, er muss es revozieren, dass er dir dein Erbe raubt. HENRY Ja, er muss es revozieren, Dass er mir die Ehre raubt. AMINTA zart Ach, ich möcht ihn lieber rühren, Dass er unser Glück erlaubt. CARLOTTA tanzend Einen Narren riaszuführen, Das fällt keinem Mädchen schwer, Das braucht keine erst studieren, Jede kann s von Anfang her. ISOTTA ebenfalls Fest sich spreizen, keusch sich zieren, Sachte wickelt man ihn um, Will ein Mädchen sie verführen, Werden alle Männer dumm. CHORUS im ganzen also zehn oder zwölf Stimmen, übermütig und ganz laut werdend Diesen Narren zu kurieren, Wird ein Spass besonderer Art, Ihn vollendet durchzuführen, Sei nicht Kunst und List gespart. Ja, wir wollen es probieren, Vivat, Meister Schneidebart! BARBIER den Tumult beschwichtigend Sachte, sachte! Leise, leise! Nur nicht hitzig! Fein und zart Müssen wir ihn erst umkreisen, Dass er nicht den Spass gewahrt! Gut verhüllt, auf leisen Zehen Pürschen wir uns still heran, Ihn ins Netz hineinzunähen Und zu narren, aber dann… ALLE losbrechend Wollen wir ihn gut balbieren, Ihn von der Narrheit auskurieren, Scharmuzieren, intrigieren, Drangsalieren und vexieren, Kopulieren und sponsieren, Wacker an der Nase führen, Kujonieren, intrigieren. BARBIER gleichzeitig Also vorwärts, nicht gezaudert, Nicht geflunkert, nicht geplaudert, Jeder spiele seinen Part, Und er wird kapitulieren! ALLE Vivat, Meister Schneidebart! Alle umarmen den Barbier, dann sich untereinander この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ Aiko Oshio Strauss,Richard/Die schweigsame Frau/II
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Wir möchten uns bei allen Künstlern bedanken, die an unserer Ausschreibung teilgenommen haben. Wir suchen Arbeiten, die ... einer Begegnung Raum bieten, eine Begegnung ermöglichen oder Begegnung zum Thema haben. Und freuen uns auf viele Begegnungen im SofaLoft. AUSSCHREIBUNG ZUR TEILNAHME Meet ist eine Gruppenausstellung, die eine Künstlergruppe aus Hannover ins Leben ruft und organisiert. Auch andere bildende Künstler sind eingeladen, sich an der Ausstellung zu beteiligen. Die Organisatoren werten die eingereichten Arbeiten/Konzepte aus und entscheiden über die Teilnahme. Die Zahl der beteiligten Künstler ist auf 10 bis 15 Personen begrenzt (je nach Größe der ausgewählten Projekte). TEILNAHME Bewerben können sich bildende Künstler/innen aus dem In- und Ausland. Es können eine oder mehrere Arbeiten (jeder Gattung) bzw. Konzept eingereicht werden. Voraussetzung für die Teilnahme an der Ausschreibung ist die fristgerechte Einreichung einer vollständigen Bewerbung. Bewerbungsschluss ist der 20. März 2010 (Für Einreichungen per Post gilt der Poststempel). Die teilnehmenden Künstler werden bis Ende März 2010 per E-Mail benachrichtigt. Bitte senden Sie per E-Mail oder per Post Bewerbungsbogen mit Angaben zu Person, Vita Anschauungsmaterialien zur eingereichten künstlerischen Arbeit max. 10 Fotos (bitte nicht größer als DIN A4) und/oder DVD (höchstens 5 min. Länge). Kurzbeschreibung zum Werk und Intention zusätzlich zum eingereichten Konzept (max. halbe DIN-A4-Seite). Bei Einsendunden per Post bitte ausreichend frankierten Rückumschlag beilegen, wenn eine Rücksendung der eingereichten Unterlagen erwünscht ist. Bewerbungsbogen Bewerbungsbogen.doc Bewerbungsbogen.pdf Anschrift Meet!2010 Kesselstraße 17, 30453 Hannover Einsendungen per E-mail JPG, PDF, TIFF oder GIF, Textdateien insgesamt max. 5 MB an meet2010.hannover@googlemail.com Unvollständige Sendungen können leider nicht berücksichtigt werden. Bei Fragen können Sie uns gern eine E-Mail schicken. ORGANISATION Zur Ausstellung werden Einladungskarten und Poster gedruckt. Die zur Ausstellung ausgewählten Arbeiten sind während der Ausstellungslaufzeit versichert. Der Transport sowie Haftung für den Transport können nicht übernommen werden. Der Auf- und Abbau erfolgen wenige Tage vor bzw. nach der Ausstellung. Genaue Termine werden in der Teilnahmebestätigung bekannt gegeben. copyright(c)Meet!2010All Right Reserved Meet!2010(c)
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No.1 Chor Europa steht! Und die Zeiten, die ewig schreiten, der Völker Chor, und die alten Jahrundert, sie schauen verwundert empor! Wer muß die Hehre sein, die, von dem Wunderschein der alten Götterwelt umzogen, herauf von Osten geht in einer Fürstin Majestät, und auf des Friedens Regenbogen? Viele entzückte Völker stehn, rufend zu der herrlichen, kronengeschmückten, lichtumflossenen Gestalt steh und halt! Gib der großen Volkerrunde auf den Anruf Red’ und Kunde. Viele entzückte Völker… Nr. 2 Rezitative und Chor FÜHRER DES VOLKES O seht sie nah und näher treten! Jetzt aus der Glanzflut hebt sich die Gestalt! Der Kaisermantels ist’s, der von dem Rücken der Kommenden zur erde nieder wallt! Sechs Kronen zeiget er den Blicken, an diesem hat den Busenschluß der Aar geheftet mit den gold’nen Spangen, und um des Leibes Faltenguß she’ ich des Isters Silbergürtel prangen. GENIUS Erkennst du nicht das heimische Gebild auf seinen Wappenschild erscheinet dir die Lerchenschar, der gothisch alte Turm, der Doppelaar der durch Gebräus und Sturm in tausendjähr’gem Flug sein Volk empor zu dieser Glorie trug? CHOR Vienna, Vienna, Vienna! Kronengeschmückte, Götterbeglückte, Herrscher bewirtende Bürgerin, sei gegrüßt von den Völkern allen und Zeiten, die an dir vorüber schreiten, den jetzt bist du der Städte Königin. Nr. 3 Rezitative und Arie mit Chor VIENNA O Himmel, Welch’ Entzücken! Welch Schauspiel zeigt sich meinen Blicken! Was nur die Erde hoch und hehres hat, in meinen Mauren hat es sich versammelt! Der Busen pocht! Die Zunge stammelt! Europa bin ich – nicht mehr eine Stadt. Der Heros, der den Fuß aufstellet auf den Wolkenschemel, den alten Kaukasus und dem Eismeer bis zur Memel ausbreitet seine Segenshand. Der Herrscher an der Spree strand, der, Als sein Land verloren, sein Reich geboren. Der König, der am fernen Belt das Vaterhaus und Szepter hält. Der Wittelsbacher, dessen Land und Schild ein Bild der Kraft sind und der Güte. Und der Gekrönte auch, der mit der Kraft der Babenberger wirkt und schafft in Deutschland Paradiese! Arie mit Chor VIENNA Alle die Herrscher darf ich grüßen, alle die Völker freundlich küssen! CHOR Heil dir, Vienna, Heil und Glück! Stolze Roma, trete zurück! VIENNA Und des Höchste seh ich geschehen und mein Volk wird Zeuge stehen, wenn ein gesprengter Weltteil wieder sich zum Ringe füget und schließt, und zum Bunde friedlicher Brüder sich die gelöste Menschheit küßt! CHOR Welt! Dein glorreicher Augenblick! VIENNA Und nach meines Kaisers Rechten greifen die Herrscherhände all, einen ewigen Ring zu flechten. Und auf meinen gesprengten Wall baut sich Europa wieder auf. CHOR Heil dir, Vienna, Heil und Glück! Fei’re den glorreichen Augenblick! Stolze Roma, trete zurück! Nr. 4 Rezitativ (und Kavatine mit Chor) SEHERIN Das Auge schaut, in dessen Wimperngleise die Sonnen auf- und niedergehn, die Stern‘ und Völker ihre Bahnen drehn, o seht es über jenem Kreis der Kronenträger glänzend stehn! Dies Aug‘, es ist das Weltgerich, das die zusammen hier gewunden, um derentwillen nicht Europa in dem Blutmeer ist versunken. O kniet, Völker, hin und betet zuerst zu dem, der euch gerettet! (Kavatine mit Chor) SEHERIN Dem die erste Zähre droben in dem Sonnenhaus, der schon in dem Stürme drauss‘ mit der Allmacht Hand Könige und Heere aneinander flocht und band. CHOR Gott die erste Zähre droben in dem Sonnenhaus, usw. Nr. 5 Rezitative und Quartett SEHERIN Der den Bund im Stürme festgehalten, er wird den Bau der neuen Welt der neuen Zeit auch fest gestalten, daß dran des Frevels Arm Zerschellt. VIENNA Ewig wird der Ötzweig grünen, den der Chor dieser, die den Bau jetzt gründen, um Europas Säulen winden. SEHERIN Denn es steht ein Herz davor FÜHRER DES VOLKES Und es ist ein Gott mit ihnen. GENIUS Und die alten Zeiten werden endlich wieder sein auf Erden. Quartett VIENNA In meinen Mauern bauen sich neue Zeiten auf und alle Völker schauen mit kindlichem Vertrauen und lautem Jubel drauf. GENIUS Sieh, wie die Fahnen alle der Herr zusammenband und sie auf deinen Walle, zur Schau dem Welten balle, hinaushängt in das Land VIENNA, GENIUS So ist auf meinem Mauerbogen Europas Haupt wach‘ aufgezogen. FÜHRER DES VOLKES O Volk, das groß getragen das Blutige Geschick, dir ist zu schönen Tagen die Pforte aufgeschlagen in diesem Augenblick. SEHERIN Dem Wort laß Jubel schallen das deine Burgwand trägt. Es hat in ihren Hallen ein Pfand nie zu verfallen der Ewige eingelegt. SEHERIN, FÜHRER DES VOLKES Europas Diademe Alle, GENIUS Erkern es, bete an! SEHERIN, FÜHRER DES VOLKES Auf einem eingeworfnen Walle, GENIUS das der Herr getan. VIENNA, SEHERIN, GENIUS, FÜHRER DES VOLKES Kein Aug‘ ist da das seinen Fürsten nicht begegnet, kein Herz ist nah, das nicht sein Landesvater segnet. Und diesen Glorien bogen hat Gott in unsrem Franz um eine ganze Welt gezogen. Nr. 6 Chor CHOR DER FRAUEN Es treten vor die Scharen der Frauen, den glänzenden Chor der Fürsten zu schauen, auf alle die Kronen den heiligen Segen der Mütter zu legen. CHOR DER KINDER Die Unschuld als Chor, sie wagt es zu kommen es treten hervor die Kinder, die frommen Herz, Himmel und Zepter mit Blumengewinden Zusammen zu binden CHOR DER MÄNNER Auch wir treten vor, die Mannen der Heere, ein krieg’rischer Chor mit Fahnen und Wehre und fühlen die höchste der Vaterlandwonnen sich also zu sonnen CHOR Vindobona, Heil und Glück Welt, dein großer Augenblick! No.1 Chor Europa steht! Und die Zeiten, die ewig schreiten, der Völker Chor, und die alten Jahrundert, sie schauen verwundert empor! Wer muß die Hehre sein, die, von dem Wunderschein der alten Götterwelt umzogen, herauf von Osten geht in einer Fürstin Majestät, und auf des Friedens Regenbogen? Viele entzückte Völker stehn, rufend zu der herrlichen, kronengeschmückten, lichtumflossenen Gestalt steh und halt! Gib der großen Volkerrunde auf den Anruf Red’ und Kunde. Viele entzückte Völker… Nr. 2 Rezitative und Chor FÜHRER DES VOLKES O seht sie nah und näher treten! Jetzt aus der Glanzflut hebt sich die Gestalt! Der Kaisermantels ist’s, der von dem Rücken der Kommenden zur erde nieder wallt! Sechs Kronen zeiget er den Blicken, an diesem hat den Busenschluß der Aar geheftet mit den gold’nen Spangen, und um des Leibes Faltenguß she’ ich des Isters Silbergürtel prangen. GENIUS Erkennst du nicht das heimische Gebild auf seinen Wappenschild erscheinet dir die Lerchenschar, der gothisch alte Turm, der Doppelaar der durch Gebräus und Sturm in tausendjähr’gem Flug sein Volk empor zu dieser Glorie trug? CHOR Vienna, Vienna, Vienna! Kronengeschmückte, Götterbeglückte, Herrscher bewirtende Bürgerin, sei gegrüßt von den Völkern allen und Zeiten, die an dir vorüber schreiten, den jetzt bist du der Städte Königin. Nr. 3 Rezitative und Arie mit Chor VIENNA O Himmel, Welch’ Entzücken! Welch Schauspiel zeigt sich meinen Blicken! Was nur die Erde hoch und hehres hat, in meinen Mauren hat es sich versammelt! Der Busen pocht! Die Zunge stammelt! Europa bin ich – nicht mehr eine Stadt. Der Heros, der den Fuß aufstellet auf den Wolkenschemel, den alten Kaukasus und dem Eismeer bis zur Memel ausbreitet seine Segenshand. Der Herrscher an der Spree strand, der, Als sein Land verloren, sein Reich geboren. Der König, der am fernen Belt das Vaterhaus und Szepter hält. Der Wittelsbacher, dessen Land und Schild ein Bild der Kraft sind und der Güte. Und der Gekrönte auch, der mit der Kraft der Babenberger wirkt und schafft in Deutschland Paradiese! Arie mit Chor VIENNA Alle die Herrscher darf ich grüßen, alle die Völker freundlich küssen! CHOR Heil dir, Vienna, Heil und Glück! Stolze Roma, trete zurück! VIENNA Und des Höchste seh ich geschehen und mein Volk wird Zeuge stehen, wenn ein gesprengter Weltteil wieder sich zum Ringe füget und schließt, und zum Bunde friedlicher Brüder sich die gelöste Menschheit küßt! CHOR Welt! Dein glorreicher Augenblick! VIENNA Und nach meines Kaisers Rechten greifen die Herrscherhände all, einen ewigen Ring zu flechten. Und auf meinen gesprengten Wall baut sich Europa wieder auf. CHOR Heil dir, Vienna, Heil und Glück! Fei’re den glorreichen Augenblick! Stolze Roma, trete zurück! Nr. 4 Rezitativ (und Kavatine mit Chor) SEHERIN Das Auge schaut, in dessen Wimperngleise die Sonnen auf- und niedergehn, die Stern‘ und Völker ihre Bahnen drehn, o seht es über jenem Kreis der Kronenträger glänzend stehn! Dies Aug‘, es ist das Weltgerich, das die zusammen hier gewunden, um derentwillen nicht Europa in dem Blutmeer ist versunken. O kniet, Völker, hin und betet zuerst zu dem, der euch gerettet! (Kavatine mit Chor) SEHERIN Dem die erste Zähre droben in dem Sonnenhaus, der schon in dem Stürme drauss‘ mit der Allmacht Hand Könige und Heere aneinander flocht und band. CHOR Gott die erste Zähre droben in dem Sonnenhaus, usw. Nr. 5 Rezitative und Quartett SEHERIN Der den Bund im Stürme festgehalten, er wird den Bau der neuen Welt der neuen Zeit auch fest gestalten, daß dran des Frevels Arm Zerschellt. VIENNA Ewig wird der Ötzweig grünen, den der Chor dieser, die den Bau jetzt gründen, um Europas Säulen winden. SEHERIN Denn es steht ein Herz davor FÜHRER DES VOLKES Und es ist ein Gott mit ihnen. GENIUS Und die alten Zeiten werden endlich wieder sein auf Erden. Quartett VIENNA In meinen Mauern bauen sich neue Zeiten auf und alle Völker schauen mit kindlichem Vertrauen und lautem Jubel drauf. GENIUS Sieh, wie die Fahnen alle der Herr zusammenband und sie auf deinen Walle, zur Schau dem Welten balle, hinaushängt in das Land VIENNA, GENIUS So ist auf meinem Mauerbogen Europas Haupt wach‘ aufgezogen. FÜHRER DES VOLKES O Volk, das groß getragen das Blutige Geschick, dir ist zu schönen Tagen die Pforte aufgeschlagen in diesem Augenblick. SEHERIN Dem Wort laß Jubel schallen das deine Burgwand trägt. Es hat in ihren Hallen ein Pfand nie zu verfallen der Ewige eingelegt. SEHERIN, FÜHRER DES VOLKES Europas Diademe Alle, GENIUS Erkern es, bete an! SEHERIN, FÜHRER DES VOLKES Auf einem eingeworfnen Walle, GENIUS das der Herr getan. VIENNA, SEHERIN, GENIUS, FÜHRER DES VOLKES Kein Aug‘ ist da das seinen Fürsten nicht begegnet, kein Herz ist nah, das nicht sein Landesvater segnet. Und diesen Glorien bogen hat Gott in unsrem Franz um eine ganze Welt gezogen. Nr. 6 Chor CHOR DER FRAUEN Es treten vor die Scharen der Frauen, den glänzenden Chor der Fürsten zu schauen, auf alle die Kronen den heiligen Segen der Mütter zu legen. CHOR DER KINDER Die Unschuld als Chor, sie wagt es zu kommen es treten hervor die Kinder, die frommen Herz, Himmel und Zepter mit Blumengewinden Zusammen zu binden CHOR DER MÄNNER Auch wir treten vor, die Mannen der Heere, ein krieg’rischer Chor mit Fahnen und Wehre und fühlen die höchste der Vaterlandwonnen sich also zu sonnen CHOR Vindobona, Heil und Glück Welt, dein großer Augenblick! Beethoven,Ludwig van/Der glorreiche Augenblick
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ZWEITER AKT Nr. 6 - Polonaise ▼CHOR▲ Ach, wer zählt die vielen Namen, Die von Nord, Süd, Ost und West Gastlich hier zusammenkamen Froh zu diesem Fest! Fröhlichkeit herrsch in diesen Hallen, Wir wollen weihen uns der Gemütlichkeit! Fröhlichkeit möge laut erschallen, Lust und Freude töne weit und breit! Volk und Volk, Land und Land Reichen sich, Brüdern gleich, die Hand! Nr. 7 - Duett (Gräfin, Graf) ▼GRÄFIN▲ Das eine kann ich nicht verzeihen Ich leb in Einsamkeit auf meiner Eltern Schloss Und weiss es ganz genau, Sie liessen mich dort bloss, Um sich allein hier zu zerstreuen. ▼GRAF▲ Die Schuld liegt ganz auf Ihrer Seite; Seit mir die Ehre ward, dass ich Ihr Gatte bin, Ist Ja das Glück, dass meine Gattin Sie, dahin Wir leben fast wie fremde Leute. ▼GRÄFIN▲ Sie kennen die Geschichte uns rer Ehe! ▼GRAF▲ Von weitem nur, nicht von der Nähe! ▼GRÄFIN▲ Ich bin ein echtes Wiener Blut Und Sie aus Reuss-Greiz-Schleiz; Solch eine Ehe tut nicht gut, Dies ahnt ich meinerseits. Ich war so keck, ich war so flott Und Sie so streng solid, da ahnt ich s gleich - du lieber Gott - Was in der Eh mir blüht. Ach, Ihnen fehlte, ich wusst es zu gut - ▼GRAF▲ Ja, was denn? ▼GRÄFIN▲ Das Wiener Blut! ▼GRAF▲ Ich war ganz jämmerlich naiv, Das geb ich zu, sehr gern. Es kränkte mich auch damals tief, Dass Sie mir blieben fern. Und plötzlich nahmen Sie Reissaus Nach Ihrer Eltern Gut, Ich stand allein in unser m Haus, Mir war sehr bös zu Mut! Und was mir fehlte, das wusst ich zu gut - ▼GRÄFIN▲ Na, was denn? ▼GRAF▲ Mir fehlte ▼GRÄFIN▲ Was denn? ▼GRAF▲ Das Wiener Blut! Wiener Blut! Wiener Blut! Eig ner Saft Voller Kraft, Voller Glut! Du erhebst, Du belebst Unsern Mut! Wiener Blut! Wiener Blut! Was die Stadt Schönes hat, In dir ruht! Wiener Blut, Heisse Flut Allerort Gilt das Wort Wiener Blut! ▼GRÄFIN▲ Doch schau , wie plötzlich, wer hätt s gedacht, Haben, mein Bester, Sie sich gemacht; Aus dem soliden und strengen Mann Wurde der flotteste Don Juan! ▼GRAF▲ Ach, Gräfin, bitte, wer hat s gewagt - ▼GRÄFIN▲ Tralala, Tralala - - - ▼GRAF▲ Und hätte so was mir nachgesagt? ▼GRÄFIN▲ Tralala, Tralala! Sie haben ja ganz Reuss-Schleiz-Greiz vergessen Und leben, sagt man, mit Maitressen! ▼GRAF▲ Aber - ▼GRÄFIN▲ Ja, mein Herr, mit Maitressen! ▼GRAF▲ Aber nein! Aber nein! Ich ward ein Wiener Blut, Doch so arg trieb ich s nicht, Auch die Maitressen - Schand und Spott! - Sind wahrlich ein Gerücht! ▼GRÄFIN▲ Entschuld gen Sie sich, bitte, nicht, Sie wurden Mann von Welt, Ich hoffe, das ist kein Gerücht, Weil das mir grad gefällt. Denn was Ihnen fehlte, Sie sagten s gut, Sie haben s! ▼GRAF▲ Was hab ich? ▼GRÄFIN▲ Das Wiener Blut! ▼BEIDE▲ Wiener Blut usw. (usw.) Nr. 8 - Lied ▼GRAF▲ Als ich ward ihr Mann, Sah man mir s nicht an, Welch ein Don Juan Aus mir werden kann! In der kurzen Zeit Bracht ich s wirklich weit, Ja, das muss gesteh n man ohne Neid! Heute ist s Sophie, Morgen dann Marie, Wie am nächsten Tag Sie wohl heissen mag? Im Kalenderbuch Ich vergebens such Nach dem Frauennamen, den es gibt, Den ich noch nicht geliebt! Was nützt der gute Vorsatz mir? Klopft der Versucher an die Tür, Dann Ist vergessen die Moral! Ich denke "Nur noch dies eine Mal! Von morgen ab werd ich solid!" Ach, lieber Gott! s Ist ein altes Lied! Und morgen, ach, ja dann … ja dann … Fang ich von vorne an! Ist es wirklich recht, Dass als schwach Geschlecht Man von Frauen spricht, Nein, das find ich nicht! In der Schwäche liegt Ja die Macht der Frau, Ach, das weiss Ich leider zu genau! Erst ein Blick, der sprach, Der hält uns in Schach, Und die kleine Hand Drückt uns an die Wand, Mit dem Rosenmund Küsst sie Herzen wund . Und hat sie, was sie will, erreicht, Entkommt man nicht so leicht! Klopft der Versucher an die Tür, (usw. usw.) Nr. 9 - Duettino ▼GRAF▲ So nimm, mein süsser Schatz, nun schnell dies Billett… Doch vorsichtig nur, dass keiner es seh ! Will später dich dann fragen, Sollst mir die Antwort sagen; Die laute "Ja" und nicht "Nein"… O komm doch, komm zum Stelldichein! (ab.) ▼PEPI▲ Die Schrift, die kenn ich, die hab ich schon wo g seh n… Na, so wird s Lesen halt leichter geh n! «Du lieber Schatz, lass Dir gesteh n … Seit ich Dich geseh n, ist s um mich gescheh n … vor Sehnsucht vergeh n. Drum bitt! ich Dich heut um ein Stelldichein, Punkt Elf, in Hietzing … will warten beim Kasino-garten Ich bitt Dich, find Dich pünktlich ein! Du süsses Zuckertäuberl mein, O komm , o komm zum Stelldichein, Ich wart bei dem bestimmten Platz, Ich bitt Dich, komm , Du lieber Schatz! O komm doch, komm zum Stelldichein, Ich bitt Dich, sag mir ja nicht "nein". Hab Dich ja so lieb, so lieb, Du süsser Herzensdieb» Na, na, schöner Herr Graf, Fallt mir net ein im Schlaf, Geh ich nach Hietzing heut , Sind Sie s net, der mich begleit ! ▼JOSEF▲ Dank recht schön! ▼PEPI▲ Ah, Peperl! Du?! Das is g scheit! ▼JOSEF▲ Geh , gib a Ruh! Mein Kolleg , der Domestik, Hat mich für ein Augenblick In den Saal hineingelass n, Ich muss mein Herrn Graf n fass n, Ich muss mein Herrn Graf n find n, Ich muss ihm a G schicht verkünd n, Ich muss alles das ihm sag n, Ich - ▼PEPI▲ Und ich, und ich! Sag , Peperl, Was hat sich denn zugetrag n? Der Herr Graf - ▼JOSEF▲ Hast ihn denn g seh n? ▼PEPI▲ Ich? Nein, nein! ▼JOSEF▲ Dann lass mich geh n! Muss jetzt schau n, mein Herrn z krieg n Mädchen, s war mir ein Vergnügen! ▼PEPI▲ Na, so sag mir früh r g schwind, Wo ich dich dann nachher find ? ▼JOSEF▲ Zweg n was? ▼PEPI▲ Du kannst noch frag n? ▼JOSEF▲ Musst mir das schon deutlich sag n! ▼PEPI▲ Drausst in Hietzing gibt s a Remasuri Dui, Dui, Duri! Dui, Dui, Duri! ▼JOSEF▲ Is is ganz unmöglich heut , Muss zum Grafen - tut mir leid! ▼PEPI▲ Na, das geht doch z weit! ▼JOSEF▲ Geh , Peperl, sei doch g scheit! Geh , schau, mein lieb s Schatzerl, Gib mir dein klein s Pratzerl, Sei net a trutz g s Tepperl, Bleibst ja noch mein Peperl! Na, na, net gleich weinen, Ich tu s net schlecht meinen, Du weisst s ja doch, ich bin Mit dir ein Herz, ein Sinn! ▼PEPI▲ Ich bitt dich net, Ich halt dich net, Jeder tut das, was ihm g fällt, Du tröstest dich, Ich tröste mich, s is a mal so auf der Welt! Ich geh halt links, Und du gehst rechts, s is ja weiter gar nichts Schlecht s! Dich zieht dein Herz, Dich zieht dein Sinn Halt zu einer ander n hin! ▼JOSEF▲ Geh , du machst G spass! ▼PEPI▲ Ja, oder was! ▼JOSEF▲ Na gut, ich geh ! (ab.) ▼PEPI▲ Pfürt d Gott! Adieu! Er is fort? Wirklich fort? Gut, Herr Graf, Sie haben s Wort! Ah, das könnt mir passen, Ah, mich steh n zu lass n, Aus is mit uns zweien, Und er wird s bereuen. Pepi, leg dich schlafen, Ich geh mit dem Grafen, Dass mir nix passiert, o nein, Dafür steh ich ein! Heut in Hietzing gibt s a Remasuri, Dui, dui, duri! Dui, dui, duri! Volksfest, Hetz und a ein Kreuzertanz, All s is g richt auf n höchsten Glanz! Nr. 10 - Chor ▼CHOR▲ Bei dem Wiener Kongresse Gibt die Wiener Komtesse Euch von Oest reichs schmuckem Militär ein Bild! Seht in unser n Gruppen All die siegreichen Truppen, Oest reichs Wehr und Waffen Und Oest reichs Schild! Doch nur leider im Frieden Ist s uns manchmal beschieden, Dass die fesche Uniform wir haben an. Liess zur Schlacht man uns ziehen, Müsst der Feind rasch entfliehen, Denn wir Frauen stellen unser n Mann! Ging s nicht mit Säbel, Lanzen, Schwert, Gewehr, Genügte oft ein einziger Blick - Dann zög des Feindes ganzes Heer, Im Herzen verwundet, sich schleunigst zurück! Nicht Männer können nur allein Hurra schrei n, Tapfer sein! Auch ein Frauen-Regiment Wäre ganz patent! Soldat ist doch nur, der versteht, Feschität, Reschität! Und das hätten allen dann Wir voran! Drum seht euch uns Komtessen an, Grenadier, Husar, Uhlan! Jed Regiment, Das man kennt Und nennt, Das stellt in unser m flotten Korps Bei dem heut gen Feste vor Auf dem Kongress Mit Nobless Die Komtess. Hurra! Nr. 11 - Finale ▼MINISTER▲ Ich habe gewonnen, ich habe gesiegt, Hab seine Geliebte herumgekriegt! Sie geht mit mir! ▼FRANZI▲ Ist s Wahrheit? ▼MINISTER▲ Ein Rendezvous! Beim Volksfest in Hietzing noch dazu! ▼FRANZI▲ Ich kann es nicht glauben! ▼MINISTER▲ Sie werden s ja seh n! Sie will mir nicht mehr von der Seite geh n, Sie hat sich, mein Wort d rauf, in mich verliebt! ▼FRANZI▲ Verliebt gar? ▼MINISTER▲ In Liebe scheint sie mir sehr geübt! Sie verfolgt mich ja förmlich auf Schritt und Tritt, Da kommt sie schon wieder! Na, seh n Sie! ▼FRANZI▲ Ich bitt , Ich möcht . . . ich muss Sie um eins noch fragen . . . ▼MINISTER▲ Das wäre? ▼FRANZI▲ Ihren Namen müssen Sie mir noch sagen! ▼MINISTER▲ Ihren Namen? ▼FRANZI▲ Jawohl, denn ich will meine Rache! ▼MINISTER▲ Sie kommt! Sie kommt! Die Damen erlauben, dass bekannt ich Sie mache! ▼GRÄFIN▲ Hatt heut schon die Ehre, doch soll es mich freu n ▼MINISTER▲ Wir wollen die Vorstellung jetzt erneu n, Denn heute hab ich mich geirrt, Als ich als Gattin Sie präsentiert! Gestatten Sie also? ▼FRANZI▲ Ich wäre entzückt! Demoiselle Cagliari! FRANZI und GRÄFIN Ist der verrückt! ▼MINISTER▲ Hier Gräfin Zedlau! FRANZI und GRÄFIN Der ist faktisch verrückt! ▼MINISTER▲ Das, was ich wollte, das hab ich bezweckt; Sie ist ganz starr! Ein Rieseneffekt! FRANZI und GRÄFIN Haha, haha, das ist zu köstlich! ▼MINISTER▲ Was haben Sie denn? FRANZI und GRÄFIN Aus vollem Herzen muss ich lachen Über all die tollen Sachen! ▼MINISTER▲ Ja, was ist denn los? Sie lachen? … Sie lachen? … Sie lachen? Was ist denn nur los? FRANZI und GRÄFIN Haha, haha, wirklich famos! ▼GRÄFIN▲ Durchlaucht, Sie irrten sich! ▼MINISTER▲ Irrte mich? Wie? ▼GRÄFIN▲ Bin nicht die Cagliari und war es auch nie! ▼MINISTER▲ Sie sind nicht die Tänz rin? ▼GRÄFIN▲ Bedaure recht sehr! ▼MINISTER▲ Nun, wer ist dann die Tänzerin? Bitte sehr? Wer? ▼GRÄFIN▲ Sie wollen es wissen? ▼FRANZI▲ Sie hat mich erkannt! O Malheur! ▼MINISTER▲ Also wer? ▼GRÄFIN▲ Nun also - das ist sie! ▼PEPI▲ Wer soll ich sein? ▼FRANZI▲ Was fällt der ein? ▼GRÄFIN▲ Demoiselle Cagliari! ▼PEPI▲ Ich! Aber bitt schön, nein! Demoiselle Cagliari? Die steht ja da! ▼GRÄFIN▲ Wie? Sie? ▼PEPI▲ Ja! Die! ▼MINISTER▲ Ich seh s, Sie halten zum besten mich ja! ▼JOSEF▲ Ich bitte . . . haben S n Herrn Grafen net g seh n? Ich findn net …Kann s gar net versteh n… ▼GRÄFIN▲ Der Diener des Grafen, der wird s ja wissen! So hör Er! ▼JOSEF▲ Befehl n? ▼GRÄFIN▲ Er wird zu uns sagen müssen, Ob ihm die Tänz rin Cagliari bekannt? ▼JOSEF▲ Ja, Euer Gnaden! ▼MINISTER▲ Wer ist so genannt Von den drei Damen, die hier steh n? ▼JOSEF▲ Ich g spann was! Da scheint was vorzugeh n! Da muss ich g scheit sein! ▼GRÄFIN▲ Nun, wer ist s von uns drei n? ▼JOSEF▲ Ja Euer Gnaden Sie werd n schon verzeih n Gar keine! ▼MINISTER, GRÄFIN, PEPI▲ Gar keine? ▼MINISTER▲ Aber es muss eine sein! ▼JOSEF▲ Entschuld gen, Durchlaucht, gar keine! Nein! GRÄFIN und MINISTER Aber das kann ja nicht sein! Das kann ja nicht sein ▼FRANZI▲ Der Josef, der ist durchtrieben und fein! ▼PEPI▲ Ja, aber ▼JOSEF▲ So schweig ! ▼PEPI▲ Ich kenn doch ▼JOSEF▲ Sei still! ▼PEPI▲ Ich weiss net, was der da nur haben will! ▼GRAF▲ Die drei sind beisammen?! s sind meine drei Flammen - Ich bin ganz paff ▼MINISTER▲ Jetzt kommt die Erklärung! Da ist der Graf! ▼JOSEF▲ Wahrhaftig, der Graf! Und ich hab ihn net g funden; ich bin doch ein Schaf - FRANZI und GRÄFIN Die Erklärung ist nah! ▼MINISTER▲ Wer ist Tänzerin da? ▼GRAF▲ Ei, ich weich jeder Frage aus, Er kriegt nichts raus! Schlau und fein Heisst es da sein! Nein, vorderhand Wird gar nichts bekannt! ▼PEPI▲ Ach, das is ja ein Narrenhaus, Kenn mich net aus! FRANZI und GRÄFIN Man kennt sich nicht mehr aus! Ganz perplex schaut der Fürst jetzt drein, Und der Graf hüllt in Schweigen sich ein! ▼MINISTER▲ Möcht jetzt wissen genau Wer kann die Tänz rin sein!? ▼JOSEF▲ O, mein Herr, der is schlau und fein, Der fallt net rein! Doch s is g wiss, Dass das für n Grafen g böse G schicht is! ▼PEPI▲ Wenn man mich jetzt nur reden liess , Weiss, dass d Cagliari diese da is! Das liegt auf der Hand! FRANZI und GRÄFIN Ich bin gespannt! Ei, wer wird als Tänz rin nun erkannt? ▼MINISTER▲ Wer wird genannt? Herr Graf, bin gespannt, Wer wird genannt? ▼JOSEF▲ Der Fürst gar nix ahnt?! Dass der nix g spannt?! ▼GRAF▲ Das ist ein Spass, das seh ich genau, Sie stehen hier ja mit meiner Frau Ach, bitte sehr, Da fällt s nicht schwer, Da sieht es jeder doch klar- Wer hier Komtess Und wer Balletteus?! Das ist doch klar! Nicht wahr? ▼FRANZI▲ Was soll das? Einen Spass Macht mit ihm sich der Graf? Ich die Gräfin? Sehr brav! ▼GRÄFIN▲ Von der Frau Spricht er gar? Und der Fürst ist ganz paff, Dass die Gräfin er traf! ▼PEPI▲ Mir is rein Wie im Schlaf! ▼GRAF▲ Hahaha! Halten mich zum besten da! Hahaha! Ach, das muss man merken ja! Nur ein Spass War ja das! Ei, s ist nichts dabei, Denn ich lach , Hahaha! Nehm s Ihnen übel nicht, Hahaha! s war ein Scherz nur die Geschieht ? Wer Komtess, Balletteus? Ganz sicherlich Wissen Sie s! ▼MINISTER▲ Hahaha! Er hält mich zum besten da! Hahaha! Ach, das muss man merken ja! Nur ein Spass War ja das! Ei, s ist nichts dabei, Denn ich lach!, Hahaha! Er nimmt s ihm übel nicht! Hahaha! s war ein Scherz nur die Geschieht ! Wer Comtess, Das weiss ich nicht, Ganz sicherlich Sagen Sie s! ▼JOSEF▲ Hahaha! Er hält ihn zum besten da! Hahaha! Ach, das muss man merken ja! Nur ein G spass War ja das! Ei, s ist nichts dabei, Denn er lacht, Er nimmt s ihm übel nicht! Hahaha! s war ein G spass nur die G schicht ! Wer Comtess? Das weiss er nicht! Ganz sicherlich, Das is g wiss. ▼GRAF▲ Warum denn fragen dies Durchlaucht denn g rad mich? ▼MINISTER▲ Sagen Sie mir doch dies, Ihrerseits ist s Pflicht! ▼JOSEF▲ Das weiss er nicht, das is ganz g wiss, Eine Riesenhetz is aber bei der G schicht! ▼HAUSHOFMEISTER▲ Die Fürstlichkeiten! (Einzug der Fürstlichkeiten) MINISTER und FRANZI Das ist die Gräfin? Die Gräfin ist das? ▼GRÄFIN▲ Ihr Wohl, mein Fürst! ▼MINISTER▲ Ein böser Spass! Ich hab mich ja entsetzlich blamiert! ▼PEPI▲ Wann werd ich von Ihnen nach Hietzing naus g führt? ▼GRAF▲ Du Engel! ▼CHOR▲ Ein Lied! Ein Tanz! ▼GRAF▲ Die Wienerstadt, sie hat ein Symbol, In allen Landen kennt man es wohl Walzer genannt, Der zaub risch bannt, Der ist nur Wien zuerkannt! Des Festes Glanz Kann krönen nur ganz Ein Wiener Walzertanz! ▼CHOR▲ Dies Symbol Kennt man wohl! ▼SOLI▲ Walzersang! Süsser Klang! Walzertanz, Freudenglanz! ▼CHOR▲ Walzersang, Ach, dein Klang Macht uns selig ganz, O süsser Walzertanz! Walzerlied, Das erblüht Einem Wiener Sinn, Du reisst uns mächtig hin!. ▼SOLI▲ Auf zum Tanz! Walzersang, s lockt dein Klang! Auf zum Tanz! ▼ALLE▲ Walzersang, Ach, dein Klang, (usw. usw.) O Walzertanz, Du Freudenglanz! (Der Vorhang fällt) ZWEITER AKT Nr. 6 - Polonaise CHOR Ach, wer zählt die vielen Namen, Die von Nord, Süd, Ost und West Gastlich hier zusammenkamen Froh zu diesem Fest! Fröhlichkeit herrsch in diesen Hallen, Wir wollen weihen uns der Gemütlichkeit! Fröhlichkeit möge laut erschallen, Lust und Freude töne weit und breit! Volk und Volk, Land und Land Reichen sich, Brüdern gleich, die Hand! Nr. 7 - Duett Gräfin, Graf GRÄFIN Das eine kann ich nicht verzeihen Ich leb in Einsamkeit auf meiner Eltern Schloss Und weiss es ganz genau, Sie liessen mich dort bloss, Um sich allein hier zu zerstreuen. GRAF Die Schuld liegt ganz auf Ihrer Seite; Seit mir die Ehre ward, dass ich Ihr Gatte bin, Ist Ja das Glück, dass meine Gattin Sie, dahin Wir leben fast wie fremde Leute. GRÄFIN Sie kennen die Geschichte uns rer Ehe! GRAF Von weitem nur, nicht von der Nähe! GRÄFIN Ich bin ein echtes Wiener Blut Und Sie aus Reuss-Greiz-Schleiz; Solch eine Ehe tut nicht gut, Dies ahnt ich meinerseits. Ich war so keck, ich war so flott Und Sie so streng solid, da ahnt ich s gleich - du lieber Gott - Was in der Eh mir blüht. Ach, Ihnen fehlte, ich wusst es zu gut - GRAF Ja, was denn? GRÄFIN Das Wiener Blut! GRAF Ich war ganz jämmerlich naiv, Das geb ich zu, sehr gern. Es kränkte mich auch damals tief, Dass Sie mir blieben fern. Und plötzlich nahmen Sie Reissaus Nach Ihrer Eltern Gut, Ich stand allein in unser m Haus, Mir war sehr bös zu Mut! Und was mir fehlte, das wusst ich zu gut - GRÄFIN Na, was denn? GRAF Mir fehlte GRÄFIN Was denn? GRAF Das Wiener Blut! Wiener Blut! Wiener Blut! Eig ner Saft Voller Kraft, Voller Glut! Du erhebst, Du belebst Unsern Mut! Wiener Blut! Wiener Blut! Was die Stadt Schönes hat, In dir ruht! Wiener Blut, Heisse Flut Allerort Gilt das Wort Wiener Blut! GRÄFIN Doch schau , wie plötzlich, wer hätt s gedacht, Haben, mein Bester, Sie sich gemacht; Aus dem soliden und strengen Mann Wurde der flotteste Don Juan! GRAF Ach, Gräfin, bitte, wer hat s gewagt - GRÄFIN Tralala, Tralala - - - GRAF Und hätte so was mir nachgesagt? GRÄFIN Tralala, Tralala! Sie haben ja ganz Reuss-Schleiz-Greiz vergessen Und leben, sagt man, mit Maitressen! GRAF Aber - GRÄFIN Ja, mein Herr, mit Maitressen! GRAF Aber nein! Aber nein! Ich ward ein Wiener Blut, Doch so arg trieb ich s nicht, Auch die Maitressen - Schand und Spott! - Sind wahrlich ein Gerücht! GRÄFIN Entschuld gen Sie sich, bitte, nicht, Sie wurden Mann von Welt, Ich hoffe, das ist kein Gerücht, Weil das mir grad gefällt. Denn was Ihnen fehlte, Sie sagten s gut, Sie haben s! GRAF Was hab ich? GRÄFIN Das Wiener Blut! BEIDE Wiener Blut usw. usw. Nr. 8 - Lied GRAF Als ich ward ihr Mann, Sah man mir s nicht an, Welch ein Don Juan Aus mir werden kann! In der kurzen Zeit Bracht ich s wirklich weit, Ja, das muss gesteh n man ohne Neid! Heute ist s Sophie, Morgen dann Marie, Wie am nächsten Tag Sie wohl heissen mag? Im Kalenderbuch Ich vergebens such Nach dem Frauennamen, den es gibt, Den ich noch nicht geliebt! Was nützt der gute Vorsatz mir? Klopft der Versucher an die Tür, Dann Ist vergessen die Moral! Ich denke "Nur noch dies eine Mal! Von morgen ab werd ich solid!" Ach, lieber Gott! s Ist ein altes Lied! Und morgen, ach, ja dann … ja dann … Fang ich von vorne an! Ist es wirklich recht, Dass als schwach Geschlecht Man von Frauen spricht, Nein, das find ich nicht! In der Schwäche liegt Ja die Macht der Frau, Ach, das weiss Ich leider zu genau! Erst ein Blick, der sprach, Der hält uns in Schach, Und die kleine Hand Drückt uns an die Wand, Mit dem Rosenmund Küsst sie Herzen wund . Und hat sie, was sie will, erreicht, Entkommt man nicht so leicht! Klopft der Versucher an die Tür, usw. usw. Nr. 9 - Duettino GRAF So nimm, mein süsser Schatz, nun schnell dies Billett… Doch vorsichtig nur, dass keiner es seh ! Will später dich dann fragen, Sollst mir die Antwort sagen; Die laute "Ja" und nicht "Nein"… O komm doch, komm zum Stelldichein! ab. PEPI Die Schrift, die kenn ich, die hab ich schon wo g seh n… Na, so wird s Lesen halt leichter geh n! «Du lieber Schatz, lass Dir gesteh n … Seit ich Dich geseh n, ist s um mich gescheh n … vor Sehnsucht vergeh n. Drum bitt! ich Dich heut um ein Stelldichein, Punkt Elf, in Hietzing … will warten beim Kasino-garten Ich bitt Dich, find Dich pünktlich ein! Du süsses Zuckertäuberl mein, O komm , o komm zum Stelldichein, Ich wart bei dem bestimmten Platz, Ich bitt Dich, komm , Du lieber Schatz! O komm doch, komm zum Stelldichein, Ich bitt Dich, sag mir ja nicht "nein". Hab Dich ja so lieb, so lieb, Du süsser Herzensdieb» Na, na, schöner Herr Graf, Fallt mir net ein im Schlaf, Geh ich nach Hietzing heut , Sind Sie s net, der mich begleit ! JOSEF Dank recht schön! PEPI Ah, Peperl! Du?! Das is g scheit! JOSEF Geh , gib a Ruh! Mein Kolleg , der Domestik, Hat mich für ein Augenblick In den Saal hineingelass n, Ich muss mein Herrn Graf n fass n, Ich muss mein Herrn Graf n find n, Ich muss ihm a G schicht verkünd n, Ich muss alles das ihm sag n, Ich - PEPI Und ich, und ich! Sag , Peperl, Was hat sich denn zugetrag n? Der Herr Graf - JOSEF Hast ihn denn g seh n? PEPI Ich? Nein, nein! JOSEF Dann lass mich geh n! Muss jetzt schau n, mein Herrn z krieg n Mädchen, s war mir ein Vergnügen! PEPI Na, so sag mir früh r g schwind, Wo ich dich dann nachher find ? JOSEF Zweg n was? PEPI Du kannst noch frag n? JOSEF Musst mir das schon deutlich sag n! PEPI Drausst in Hietzing gibt s a Remasuri Dui, Dui, Duri! Dui, Dui, Duri! JOSEF Is is ganz unmöglich heut , Muss zum Grafen - tut mir leid! PEPI Na, das geht doch z weit! JOSEF Geh , Peperl, sei doch g scheit! Geh , schau, mein lieb s Schatzerl, Gib mir dein klein s Pratzerl, Sei net a trutz g s Tepperl, Bleibst ja noch mein Peperl! Na, na, net gleich weinen, Ich tu s net schlecht meinen, Du weisst s ja doch, ich bin Mit dir ein Herz, ein Sinn! PEPI Ich bitt dich net, Ich halt dich net, Jeder tut das, was ihm g fällt, Du tröstest dich, Ich tröste mich, s is a mal so auf der Welt! Ich geh halt links, Und du gehst rechts, s is ja weiter gar nichts Schlecht s! Dich zieht dein Herz, Dich zieht dein Sinn Halt zu einer ander n hin! JOSEF Geh , du machst G spass! PEPI Ja, oder was! JOSEF Na gut, ich geh ! ab. PEPI Pfürt d Gott! Adieu! Er is fort? Wirklich fort? Gut, Herr Graf, Sie haben s Wort! Ah, das könnt mir passen, Ah, mich steh n zu lass n, Aus is mit uns zweien, Und er wird s bereuen. Pepi, leg dich schlafen, Ich geh mit dem Grafen, Dass mir nix passiert, o nein, Dafür steh ich ein! Heut in Hietzing gibt s a Remasuri, Dui, dui, duri! Dui, dui, duri! Volksfest, Hetz und a ein Kreuzertanz, All s is g richt auf n höchsten Glanz! Nr. 10 - Chor CHOR Bei dem Wiener Kongresse Gibt die Wiener Komtesse Euch von Oest reichs schmuckem Militär ein Bild! Seht in unser n Gruppen All die siegreichen Truppen, Oest reichs Wehr und Waffen Und Oest reichs Schild! Doch nur leider im Frieden Ist s uns manchmal beschieden, Dass die fesche Uniform wir haben an. Liess zur Schlacht man uns ziehen, Müsst der Feind rasch entfliehen, Denn wir Frauen stellen unser n Mann! Ging s nicht mit Säbel, Lanzen, Schwert, Gewehr, Genügte oft ein einziger Blick - Dann zög des Feindes ganzes Heer, Im Herzen verwundet, sich schleunigst zurück! Nicht Männer können nur allein Hurra schrei n, Tapfer sein! Auch ein Frauen-Regiment Wäre ganz patent! Soldat ist doch nur, der versteht, Feschität, Reschität! Und das hätten allen dann Wir voran! Drum seht euch uns Komtessen an, Grenadier, Husar, Uhlan! Jed Regiment, Das man kennt Und nennt, Das stellt in unser m flotten Korps Bei dem heut gen Feste vor Auf dem Kongress Mit Nobless Die Komtess. Hurra! Nr. 11 - Finale MINISTER Ich habe gewonnen, ich habe gesiegt, Hab seine Geliebte herumgekriegt! Sie geht mit mir! FRANZI Ist s Wahrheit? MINISTER Ein Rendezvous! Beim Volksfest in Hietzing noch dazu! FRANZI Ich kann es nicht glauben! MINISTER Sie werden s ja seh n! Sie will mir nicht mehr von der Seite geh n, Sie hat sich, mein Wort d rauf, in mich verliebt! FRANZI Verliebt gar? MINISTER In Liebe scheint sie mir sehr geübt! Sie verfolgt mich ja förmlich auf Schritt und Tritt, Da kommt sie schon wieder! Na, seh n Sie! FRANZI Ich bitt , Ich möcht . . . ich muss Sie um eins noch fragen . . . MINISTER Das wäre? FRANZI Ihren Namen müssen Sie mir noch sagen! MINISTER Ihren Namen? FRANZI Jawohl, denn ich will meine Rache! MINISTER Sie kommt! Sie kommt! Die Damen erlauben, dass bekannt ich Sie mache! GRÄFIN Hatt heut schon die Ehre, doch soll es mich freu n MINISTER Wir wollen die Vorstellung jetzt erneu n, Denn heute hab ich mich geirrt, Als ich als Gattin Sie präsentiert! Gestatten Sie also? FRANZI Ich wäre entzückt! Demoiselle Cagliari! FRANZI und GRÄFIN Ist der verrückt! MINISTER Hier Gräfin Zedlau! FRANZI und GRÄFIN Der ist faktisch verrückt! MINISTER Das, was ich wollte, das hab ich bezweckt; Sie ist ganz starr! Ein Rieseneffekt! FRANZI und GRÄFIN Haha, haha, das ist zu köstlich! MINISTER Was haben Sie denn? FRANZI und GRÄFIN Aus vollem Herzen muss ich lachen Über all die tollen Sachen! MINISTER Ja, was ist denn los? Sie lachen? … Sie lachen? … Sie lachen? Was ist denn nur los? FRANZI und GRÄFIN Haha, haha, wirklich famos! GRÄFIN Durchlaucht, Sie irrten sich! MINISTER Irrte mich? Wie? GRÄFIN Bin nicht die Cagliari und war es auch nie! MINISTER Sie sind nicht die Tänz rin? GRÄFIN Bedaure recht sehr! MINISTER Nun, wer ist dann die Tänzerin? Bitte sehr? Wer? GRÄFIN Sie wollen es wissen? FRANZI Sie hat mich erkannt! O Malheur! MINISTER Also wer? GRÄFIN Nun also - das ist sie! PEPI Wer soll ich sein? FRANZI Was fällt der ein? GRÄFIN Demoiselle Cagliari! PEPI Ich! Aber bitt schön, nein! Demoiselle Cagliari? Die steht ja da! GRÄFIN Wie? Sie? PEPI Ja! Die! MINISTER Ich seh s, Sie halten zum besten mich ja! JOSEF Ich bitte . . . haben S n Herrn Grafen net g seh n? Ich findn net …Kann s gar net versteh n… GRÄFIN Der Diener des Grafen, der wird s ja wissen! So hör Er! JOSEF Befehl n? GRÄFIN Er wird zu uns sagen müssen, Ob ihm die Tänz rin Cagliari bekannt? JOSEF Ja, Euer Gnaden! MINISTER Wer ist so genannt Von den drei Damen, die hier steh n? JOSEF Ich g spann was! Da scheint was vorzugeh n! Da muss ich g scheit sein! GRÄFIN Nun, wer ist s von uns drei n? JOSEF Ja Euer Gnaden Sie werd n schon verzeih n Gar keine! MINISTER, GRÄFIN, PEPI Gar keine? MINISTER Aber es muss eine sein! JOSEF Entschuld gen, Durchlaucht, gar keine! Nein! GRÄFIN und MINISTER Aber das kann ja nicht sein! Das kann ja nicht sein FRANZI Der Josef, der ist durchtrieben und fein! PEPI Ja, aber JOSEF So schweig ! PEPI Ich kenn doch JOSEF Sei still! PEPI Ich weiss net, was der da nur haben will! GRAF Die drei sind beisammen?! s sind meine drei Flammen - Ich bin ganz paff MINISTER Jetzt kommt die Erklärung! Da ist der Graf! JOSEF Wahrhaftig, der Graf! Und ich hab ihn net g funden; ich bin doch ein Schaf - FRANZI und GRÄFIN Die Erklärung ist nah! MINISTER Wer ist Tänzerin da? GRAF Ei, ich weich jeder Frage aus, Er kriegt nichts raus! Schlau und fein Heisst es da sein! Nein, vorderhand Wird gar nichts bekannt! PEPI Ach, das is ja ein Narrenhaus, Kenn mich net aus! FRANZI und GRÄFIN Man kennt sich nicht mehr aus! Ganz perplex schaut der Fürst jetzt drein, Und der Graf hüllt in Schweigen sich ein! MINISTER Möcht jetzt wissen genau Wer kann die Tänz rin sein!? JOSEF O, mein Herr, der is schlau und fein, Der fallt net rein! Doch s is g wiss, Dass das für n Grafen g böse G schicht is! PEPI Wenn man mich jetzt nur reden liess , Weiss, dass d Cagliari diese da is! Das liegt auf der Hand! FRANZI und GRÄFIN Ich bin gespannt! Ei, wer wird als Tänz rin nun erkannt? MINISTER Wer wird genannt? Herr Graf, bin gespannt, Wer wird genannt? JOSEF Der Fürst gar nix ahnt?! Dass der nix g spannt?! GRAF Das ist ein Spass, das seh ich genau, Sie stehen hier ja mit meiner Frau Ach, bitte sehr, Da fällt s nicht schwer, Da sieht es jeder doch klar- Wer hier Komtess Und wer Balletteus?! Das ist doch klar! Nicht wahr? FRANZI Was soll das? Einen Spass Macht mit ihm sich der Graf? Ich die Gräfin? Sehr brav! GRÄFIN Von der Frau Spricht er gar? Und der Fürst ist ganz paff, Dass die Gräfin er traf! PEPI Mir is rein Wie im Schlaf! GRAF Hahaha! Halten mich zum besten da! Hahaha! Ach, das muss man merken ja! Nur ein Spass War ja das! Ei, s ist nichts dabei, Denn ich lach , Hahaha! Nehm s Ihnen übel nicht, Hahaha! s war ein Scherz nur die Geschieht ? Wer Komtess, Balletteus? Ganz sicherlich Wissen Sie s! MINISTER Hahaha! Er hält mich zum besten da! Hahaha! Ach, das muss man merken ja! Nur ein Spass War ja das! Ei, s ist nichts dabei, Denn ich lach!, Hahaha! Er nimmt s ihm übel nicht! Hahaha! s war ein Scherz nur die Geschieht ! Wer Comtess, Das weiss ich nicht, Ganz sicherlich Sagen Sie s! JOSEF Hahaha! Er hält ihn zum besten da! Hahaha! Ach, das muss man merken ja! Nur ein G spass War ja das! Ei, s ist nichts dabei, Denn er lacht, Er nimmt s ihm übel nicht! Hahaha! s war ein G spass nur die G schicht ! Wer Comtess? Das weiss er nicht! Ganz sicherlich, Das is g wiss. GRAF Warum denn fragen dies Durchlaucht denn g rad mich? MINISTER Sagen Sie mir doch dies, Ihrerseits ist s Pflicht! JOSEF Das weiss er nicht, das is ganz g wiss, Eine Riesenhetz is aber bei der G schicht! HAUSHOFMEISTER Die Fürstlichkeiten! Einzug der Fürstlichkeiten MINISTER und FRANZI Das ist die Gräfin? Die Gräfin ist das? GRÄFIN Ihr Wohl, mein Fürst! MINISTER Ein böser Spass! Ich hab mich ja entsetzlich blamiert! PEPI Wann werd ich von Ihnen nach Hietzing naus g führt? GRAF Du Engel! CHOR Ein Lied! Ein Tanz! GRAF Die Wienerstadt, sie hat ein Symbol, In allen Landen kennt man es wohl Walzer genannt, Der zaub risch bannt, Der ist nur Wien zuerkannt! Des Festes Glanz Kann krönen nur ganz Ein Wiener Walzertanz! CHOR Dies Symbol Kennt man wohl! SOLI Walzersang! Süsser Klang! Walzertanz, Freudenglanz! CHOR Walzersang, Ach, dein Klang Macht uns selig ganz, O süsser Walzertanz! Walzerlied, Das erblüht Einem Wiener Sinn, Du reisst uns mächtig hin!. SOLI Auf zum Tanz! Walzersang, s lockt dein Klang! Auf zum Tanz! ALLE Walzersang, Ach, dein Klang, usw. usw. O Walzertanz, Du Freudenglanz! Der Vorhang fällt Strauss,Johann II/Wiener Blut/III
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DRITTER AKT (Der Markusplatz. im Hintergrund die Markuskirche, vom Monde beleuchtet. Rechts und links Bogengänge. Rechts rückwärts ein Abgang, welcher um den Glockenturm herum nach der Piazzetta führt. Links rückwärts ein Abgang, der unter dem Schwibbogen des Glockenspiels zu den Mercerien führt. Die Vorderbühne von Laternen beleuchtet. Links vorne eine mit Teppichen geschmückte Loge für den Herzog.) ERSTER AUFTRITT Nr. 14 - Introduktion (Masken tanzen im Hintergrund; rechts rückwärts erschallt verhallend nachfolgende Reminiszenz) ▼MASKENGRUPPEN▲ (vorbeiziehend). Karneval Ruft uns zum Ball Er ist Souverän! Zögert nicht, Denn was er spricht, Muss sofort geschehn! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zieht uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz, Folgt fröhlich jedermann! ZWEITER AUFTRITT (Annina. Giboletta. Herzog. Mädchen) (Der Herzog kommt mit Annina und Ciboletta; beide tragen stilisierte Taubenkostüme. Aus den Bogengängen kommen einige Mädchen, ebenfalls als Tauben gekleidet) Nr. 14a - Taubenterzett mit Chor ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Die Tauben von San Marco Wem sind sie nicht bekannt? Die Tauben sind der Liebe, Des Friedens Unterpfand! Drum hat vor ihren Wagen Frau Venus uns gespannt, Und später hat uns Noah, Auf Kundschaft ausgesandt! ▼HERZOG▲ Wie s in der Bibel stand ▼ANNINA▲ Wir eilen pfeilgeschwind Mit Briefen durch das Land. ▼CIBOLETTA▲ Zur Liebesbotschaft sind Wir immer gern zur Hand! ▼HERZOG▲ Drum ward euch zur Belohnung Hier Wohnung und auch Schonung Für immer zuerkannt! ▼ANNINA, CIBOLETTA▲ Ein gutes Beispiel geben wir Für jedes Liebespaar! In Eintracht leben wir Und schnäbeln immerdar! ▼HERZOG▲ O süsse Schnäbelei, Wie gern bin ich dabei Drum reicht mir eure Schnäbel alle zwei! ▼BEIDE▲ In Liebesseligkeit, Vereint in Zärtlichkeit, Stets sanft und hold und zart Nach Taubenart! ▼HERZOG▲ In Liebesseligkeit, Vereint in Zärtlichkeit, Stets sanft und hold und zart Nach Taubenart! (Die Mädchen begleiten den Refrain mit einem die Tauben imitierenden Gurren. Nach dem Ensemble "flattern" die Tauben nach rückwärts davon; der Herzog mit Annina und Ciboletta links vorn ab.) DRITTER AUFTRITT (Caramello) ▼CARAMELLO▲ (kommt von rechts rückwärts, blickt traurig dem Herzog nach) Da zieht er hin, der Herzog, mit Annina am Arm - und ich habe das Nachsehen! O Weibertreue! Weibertreue! Nr. 15 - Lagunen-Walzer ▼CARAMELLO▲ Ach, wie so herrlich zu schaun Sind all die reizenden Fraun, Doch willst do einer vertraun, Dann, Freundchen, auf Sand wirst du baun! Rasch, wie die Wellen entfliehn, Flüchtig, wie Wolken dort ziehn, Treibt ihr beweglicher Sinn Sie bald her, bald hin! Wie sie schmeicheln, Liebe heucheln, Uns durch Tränen Schnell versöhnen! Ob sie schmollen Oder grollen Wie des Herzens Stimme spricht, Errätst du nicht! Doch ich will nicht länger klagen, Nicht cosi an tutte sagen, Denn es gibt noch süsse Frauen, Die uns Paradiese bauen! Reich belohnt ist unser Lieben, Wenn nur eine treu geblieben. Treue, schönes, süsses Wort Der Liebe sichrer Hort! Nachts die Wellen leise rauschen, Mädchen an den Fenstern lauschen, Gondeln gleiten hin und wieder, Rings ertönen sanfte Lieder, Hell am dunklen Himmelsbogen, Kommt der Stern der Lieb gezogen! Leuchte mild darein Und lass sie selig sein! Ach, wie so herrlich zu schaun Sind all die lieblichen Fraun, Doch willst du einer vertraun, Dann, Freundchen, auf Sand wirst du baun! Und du fragst immer aufs neu , Ob dir dein Liebchen auch treu Hör nur, von fern singt der Gondolier La donna è mobile! (Links ab) VIERTER AUFTRITT (Delacqua, dann Ciboletta, später Barbara mit Enrico) ▼DELACQUA▲ (kommt weinend)) Oh, oh! Barbara, mein Weib, ist mir geraubt worden! Ich war in Murano, dort habe ich Barbara nicht gefunden! Ich war zu Hause da habe ich sie auch nicht gefunden! Francesco, der Gondoliere, hat gestanden, dass dieser Schurke von Caramello sic entführte! Wo mag sie sein! (ruft) Barbara! Barbara! (Sucht sie unter den Masken) ▼CIBOLETTA▲ (kommt rufend) Pappacoda! Pappacoda! Wo ist Pappacoda? Ich muss ihm endlich sein Glück verkünden! Er ist ja herzoglicher Leibkoch geworden! (ruft) Pappacoda! Pappacoda! ▼DELACQUA▲ (erblickt Ciboletta) Ciboletta, wo ist mein Weib? ▼CIBOLETTA▲ Na, das bin ja ich! ▼DELACQUA▲ (droht ihr mit dem Stock) Du! ▼CIBOLETTA▲ Ihr habt mir doch selbst gesagt, dass ich für heute abend Euer Weib bin! ▼DELACQUA▲ Dumme Ente, wo ist deine Herrin? ▼CIBOLETTA▲ In Murano! ▼DELACQUA▲ Da ist sie nicht! Sie ist hier! Ich weiss es! ▼CIBOLETTA▲ Na, wenn Ihr es wisst, warum fragt Ihr denn mich? ▼DELACQUA▲ (ruft) Barbara! Barbara! ▼CIBOLETTA▲ (für sich) Meine Herrin verrate ich nicht! Ich will ihn auf falsche Fährte bringen! (aufschreiend) Ha! Ich hab s! ▼DELACQUA▲ (stürzt zu ihr) Du hast es! Was hast du?! ▼CIBOLETTA▲ Ich glaube, Signora Barbara gesehen zu haben! ▼DELACQUA▲ Wo? Wo? ▼CIBOLETTA▲ Auf der Piazzetta! ▼DELACQUA▲ Maskiert? ▼CIBOLETTA▲ Ja! ▼DELACQUA▲ Wie? ▼CIBOLETTA▲ Sie trug… ▼DELACQUA▲ Was? Was? ▼CIBOLETTA▲ …einen … einen roten Domino! (beiseite, pfiffig) Ich sage rot, weil sie einen grünen besitzt! ▼DELACQUA▲ (nimmt sie bei der Hand) So komm und hilf mir suchen! ▼CIBOLETTA▲ (wehrt sich) Nein, nein, geht nur allein! ▼DELACQUA▲ Du folgst mir oder… (erblickt plötzlich einen roten Domino, stürzt auf ihn zu) Ha! ein roter Domino! (sieht plötzlich einen anderen roten Domino) Ha! Da noch einer! (Eilt jedem roten Domino nach und ruf!) Barbara! Barbara! (Verschwindet unter den Masken) ▼BARBARA▲ (kommt in einem roten Domino mit Enrico von links). Himmel! Das war mein Mann! Er sucht mich! ▼ENRICO▲ (erschrocken) Der Onkel! - Rasch verschwinden wir! ▼BARBARA▲ So schnell als möglich nach Murano! ▼CIBOLETTA▲ (kommt, aufschreiend) Signora Barbara! ▼BARBARA▲ Ciboletta, du hier? ▼CIBOLETTA▲ (erschrocken) Und Ihr seid in einem roten Domino? Oh - ich Esel! Messere Delacqua sucht Euch wie eine Stecknadel. Er war in Murano und hat Euch nicht gefunden! ▼ENRICO▲ Nun und? ▼CIBOLETTA▲ Um ihn von Eurer Fährte abzulenken, sagte ich ihm, Ihr hättet einen roten Domino an, weil ich meinte, Ihr hättet einen grünen an! Nun habt Ihr aber wirklich einen roten an! ▼BARBARA▲ (ausser sich) Mein Gott, was tun, was tun?! ▼ENRICO▲ Nichts einfacher als das! Ihr beide wechselt die Dominos! ▼BARBARA▲ Ja, ja, die Idee ist gut! ▼CIBOLETTA▲ Glaubt Ihr? (beide wechseln die Dominos) ▼BARBARA▲ Und jetzt rasch nach Murano! Annina wartet dort auf mich! (will ab) ▼CIBOLETTA▲ Annina? Die ist ja gar nicht in Murano! ▼BARBARA▲ (bleibt stehen, sehr überrascht) Nicht in Murano? ▼CIBOLETTA▲ Nein, ich habe mit ihr beim Herzog soupiert! Jetzt ist sie mit ihm auf der Piazzetta! ▼ENRICO▲ Rasch auf die Piazzetta! Annina soll uns Rede stehen! ▼BARBARA▲ Was auch geschehe, Ciboletta, du hast mich nicht gesehen! ▼CIBOLETTA▲ Nein, ich habe Sie nicht gesehen! ▼ENRICO▲ So wenig wie ich! (eilt mit Barbara fort) FÜNFTER AUFTRITT (Ciboletta. Delacqua. Pappacoda). ▼CIBOLETTA▲ (allein) Barbara - Annina - Enrico - Delacqua - roter Domino - grüner Domino - Murano - Venedig! Ich weiss nicht mehr, wo mir der Verstand steht. Wenn ich nur Pappacoda fände. (ruft) Pappacoda! Pappacoda! ▼DELACQUA▲ (läuft über die Szene, ruft) Barbara! Barbara! (ab) ▼CIBOLETTA▲ (ruft) Pappacoda! Pappacoda! ▼PAPPACODA▲ (kommt durch die Menge) Ciboletta! Ciboletta! Cibolet … (erblickt sie) … ta! Du treuloses Frauenzimmer, finde ich dich endlich? Du Verräterin! ▼CIBOLETTA▲ Bist du verrückt? ▼PAPPACODA▲ Du, die mir gehört, hast in dem Kostüm, das nicht dir gehört, einen jungen Herzog erhört! Gehört sich das? Unerhört! ▼CIBOLETTA▲ Aber, Pappacoda… Pappacodscherl… Pappagoscherl ▼PAPPACODA▲ (wütend) Rrrrr! ▼CIBOLETTA▲ Sei doch nicht gar so wütend! Ich habe wohl mit dem Herzog soupiert, habe mir auch einige Liebenswürdigkeiten gefallen lassen, aber nur um einen Preis! ▼PAPPACODA▲ Um welchen Preis? ▼CIBOLETTA▲ Um deine Ernennung zum herzoglichen Oberküchenkellerspeisenmeister! ▼PAPPACODA▲ Was? Ich Oberspeisenkellerküchenmeister? ▼CIBOLETTA▲ Jawohl und das verdankst du mir! ▼PAPPACODA▲ Das verdanke ich dir? Jetzt koche ich dir immer deine Lieblingsspeise! ▼CIBOLETTA▲ Ach, du kochst mir ja doch immer nur Stockfisch mit Zwiebeln! ▼PAPPACODA▲ Nein! Ich koche dir meine Spezialspeise Boeuf ä la mode mit Sauce misterioso! ▼CIBOLETTA▲ Wie macht man das? Nr. 16 - Duett ▼PAPPACODA▲ Tacke, tacke, tack, Erst hack ich fein, Tacke, tacke, tack, Die Stoffe klein, Am Herd ein Häferl zischt, Da wird es drin gemischt! ▼CIBOLETTA▲ Tacke, tacke, tack, Ich hack dabei, Tacke, tacke, tack, Noch allerlei, Ein dunkelfarb ger Saft, Sein Inhalt rätselhaft! ▼PAPPACODA▲ Wenn s lang genug gerührt, Wird s sauber durchpassiert Und endlich im Geschirr serviert! Man rät, man fragt, was das wohl ist? Es scheint deliziös, Doch etwas mysteriös! Aber wenn man erst gekostet hat, Schreit begeistert alles delikat! Wer hat das entdeckt? ▼CIBOLETTA▲ Uje! Das schmeckt! ▼PAPPACODA▲ Alles voll Respekt Die Finger leckt! ▼BEIDE▲ Wem der Duft nur in die Nase zieht, Dem macht s ungeheuren Appetit! ▼PAPPACODA▲ Ja, zu solcher Sauce braucht s Genie, Ich mische sie, Aber fragt nicht wie! ▼CIBOLETTA▲ Quirle, quirle, quirl, Ich sprudle fein, Quirle, quirle, quirl, Drei Eier ein Und röste nun auf Kohl n Zwei alte Stiefelsohl n! ▼PAPPACODA▲ Pimperim, pimpim, Stoss Bröseln dann, Pimperim, pimpim, Und schütt sie an! Mit Butter nicht gespart, Sonst beisst sich s Leder hart! ▼CIBOLETTA▲ Doch solch Boeuf ä la mode Ziert jede table d hôte Auch Pappendeckel tät s zur Not! Wird s nur garniert recht zierlich, schlau, Ruft alles erfreut Oh, welche Sauberkeit! Aber wenn man erst gekostet hat (usw. bis Schluss. Beide tanzen ab) SECHSTER AUFTRITT (Der Herzog. Centurio. Ciboletta. Pappacoda). ▼HERZOG▲ (kommt mit Centurio) Wo mag die reizende Frau nur geblieben sein? Sie verschwand so plötzlich! ▼CENTURIO▲ Ich verstehe es auch nicht! Ihr grüner Domino macht sie doch kenntlich! ▼CIBOLETTA▲ (kommt, zieht Pappacoda hinter sich nach) Der Herzog! Komm, ich werd dich vorstellen! ▼PAPPACODA▲ (ängstlich) Er wird mich gleich wieder wegstellen. ▼CIBOLETTA▲ Euer Hoheit! ▼HERZOG▲ (nervös) Was gibt es? ▼CIBOLETTA▲ Ich habe die Ehre, meinen Bräutigam vorzustellen Ihren neuen Leibkoch! ▼HERZOG▲ (wie oben) Was geht mich der neue Leibkoch an! Ich habe andere Sachen ins Kopf! (plötzlich) Halt! Weisst du nicht, wo deine Herrin hingeraten ist? ▼CIBOLETTA▲ Ach, Herr Herzog meinen Annina? Sie haben meinen Pappacoda zum Oberkoch gemacht, dafür will ich mich Ihnen dankbar zeigen Das Frauenzimmer, mit welcher wir nachtmahlten, ist nicht Signora Barbara Delacqua, sondern ein Fischermädchen aus Chioggia namens Annina und ist Ihres Leibbarbiers Caramello Liebchen! ▼HERZOG▲ (wütend) Was? (Zu Centurio) Schaffe mir sogleich Caramello her, tot oder lebendig! (Centurio ab, dann zu Pappacoda und Ciboletta) Packt euch! ▼CIBOLETTA▲ (jammernd)) Mein Gott,. jetzt ist der Herzog böse! (legt sich mit dem Kopf auf Pappacodas Brust) ▼PAPPACODA▲ Dumme Gans! Durch dein Geschnatter hast du alles verdorben! ▼HERZOG▲ Beruhigt euch, du bist und bleibst mein Leibkoch! Nun aber geht! ▼PAPPACODA▲ (hoch erfreut) Ich bleibe Leibkoch? Herr Herzig, das ist herzog! Nein, Herr Herzog, das ist herzig! Komm, meine Oberleibköchin! (eilt mit Ciboletta ab) ▼HERZOG▲ (geht wütend auf und ab) Na warte, du Schurke! SIEBENTER AUFTRITT (Der Herzog. Caramello. Cersturio) ▼CENTURIO▲ (führt Caramello, der sich noch immer ängstlich drücken will). So, hier ist Seine Hoheit! ▼CARAMELLO▲ (der es kaum wagt, den Herzog anzublicken, zu Centurio) Ist er sehr böse? ▼CENTURIO▲ Sehr! (geht ab) ▼CARAMELLO▲ (ganz leise) Euer Hoheit. ▼HERZOG▲ (böse) Nur näher! (Caramello geht weiter weg von ihm) Näher! (Caramello noch einige Schritte weiter weg von ihm) Näher!! (da Caramello abermals weiter weggeht, geht der Herzog energisch auf ihn zu) Kennst du ein Fischermädchen namens Annina aus Chioggia? ▼CARAMELLO▲ (erschrickt, macht ein harmloses Gesicht, als verstünde er nicht) Wie, bitte? ▼HERZOG▲ (sprudelnd) Kennst du ein Fischermädchen namens Annina aus Chioggia? ▼CARAMELLO▲ Nicht dass ich wüsste! ▼HERZOG▲ Du kennst sie nicht? ▼CARAMELLO▲ Ich kenne keine Annina! ▼HERZOG▲ (drohend) Du kennst keine Annina! ▼CARAMELLO▲ (als würde es ihm plötzlich einfallen). Ah, die Annina die Annina! Hoheit, warum haben Sie das nicht gleich gesagt? Die Annina! die kenne ich nicht! ▼HERZOG▲ Schurke! Elender! Keine Ausflüchte! Ich weiss, Annina ist deine Geliebte! ▼CARAMELLO▲ Ach ja, richtig! Die Annina! Jetzt erinnere ich mich! Wo hatte ich nur meinen Kopf? ▼HERZOG▲ Deinen Kopf? In einer Schlinge von Hanf wirst du ihn gleich haben, wenn du nicht alles gestehst! ▼CARAMELLO▲ Gnade, Hoheit! Gnade! (kniet nieder) Ich war ja selbst betrogen, schämte mich, meine Eselei einzugestehen, und leide seither Qualen der wildesten Eifersucht! Puh! ▼HERZOG▲ Du hast auch allen Grund dazu, denn Annina gefällt mir! Ich will sie zu meiner Geliebten machen! ▼CARAMELLO▲ (erschrocken) Hoheit, tun Sie das nicht! ▼HERZOG▲ Vorwärts, hilf mir das Mädchen suchen! (geht nach rückwärts) ▼CARAMELLO▲ Da hilft nichts ich bring ihn um! (zieht ein Rasiermesser und macht an der Hand die Geste des Schleifens) ▼HERZOG▲ (kommt wieder zu ihm) Was machst du denn da? ▼CARAMELLO▲ Das ist eine kleine Generalprobe für das morgige Rasieren! (Hinter der Szene Stimmen und Lachen) ▼HERZOG▲ Komm, vorwärts! ▼CARAMELLO▲ (reicht dem Herzog die Hand) Hoheit, sind wir wieder gut! ▼HERZOG▲ (lacht, klopft ihm auf die Schulter) Wer könnte dir böse sein! ▼CARAMELLO▲ (vergisst sich, tätschelt dem Herzog auf die Wange) Eben! (Herzog und Caramello links ab) ACHTER AUFTRITT (Annina. Agricola. Senatorsfrauen) ▼ANNINA▲ (kommt mit Agricola und den anderen Frauen) Ihr hättet ihn sehen müssen, wie fad er girrte… (Ihn kopierend) Ach, schöne Frau, winselte er, "Sie sind so zurückhaltend, so kalt!" ▼AGRICOLA▲ Na, und du? ▼ANNINA▲ Ich sagte "Euer Hoheit verstehen eben das Einheizen nicht!" ▼AGRICOLA▲ Der Vergleich eines Herzogs mit einem Ofenheizer ist kühn, aber… (schnalzt mit den Fingern und schüttelt ihr energisch die Hand) … ich achte dich! Unglaublich! Ein Mann, ein Fürst, der nur so zu machen braucht… (spreizt die fünf Finger der rechten Hand aus) ▼ANNINA▲ Es gibt eben noch Frauen in Italien, die, wenn er so macht… (macht dieselbe Geste wie Agricola) … ihm so machen! (führt die gespreizten Finger an die Nase und macht so eine "lange Nase") ▼ALLE▲ (lachend) So! (machen dieselbe Geste) NEUNTER AUFTRITT Vorige. Herzog und Caramello. ▼HERZOG▲ (ist mit Caramello von rückwärts aufgetreten, hat die Damen beobachtet, lachend) Ja! So? (macht dieselbe Geste) ▼ALLE▲ (aufschreiend) Oh! (wollen entfliehen) ▼HERZOG▲ Halt! Bleiben Sie, meine Damen! ▼ANNINA▲ (verlegen) Hoheit, ich ▼HERZOG▲ (unterbricht sie) Pst! Seien Sie ganz ruhig. Ziehen wir einen Schleier über die Ereignisse dieses Abends! ▼CARAMELLO▲ Bei diesem Schleier wird mir schwarz vor den Augen! (vorwurfsvoll) Annina! ▼ANNINA▲ (losbrechend) Ah, das geht zu weit! ▼HERZOG▲ (unterbrechend) Genug davon! Dort naht der grosse Maskenzug! Vergessen wir nicht, dass heut Karneval ist! (Hier fällt rauschend die Musik des Maskenzuges ein, der von rückwärts rechts aufzieht. Die Personen der neunten Szene ziehen sich nach rechts zurück, nehmen in der Loge Platz; Caramello und Annina streiten pantomimisch) Nr. 17 - Finale (Fanfaren ertönen. Dann kommen die Gondolieri mit ihren von Blumen umwundenen Rudern, eine lange Gondel in der bekannten venezianischen Form in der Mitte tragend. Darauf folgen bekannte Sehenswürdigkeiten Venedigs, personifiziert, z. B. der Uhrturm (als grosse, wandelnde Glocke, zu beiden Seiten die männlichen Figuren, die mit mächtigen Hämmern daran schlagen), die Seufzerbrücke (als Bogen, darunter ein liebendes Pärchen) usw.) ▼DELACQUA▲ (hinter der Szene) Haltet sie! (Die Musik geht leise weiter.) ▼ALLE▲ Was gibt s? ▼CIBOLETTA▲ (von Delacqua verfolgt, eilt nach rechts vorn). Helft mir, helft mir! Er will mir die Maske herabreissen! ▼ALLE▲ Oho! Maskenfreiheit! Maskenfreiheit! ▼DELACQUA▲ Ach was, Maskenfreiheit! Der rote Domino ist meine Frau, meine Barbara! ▼HERZOG▲ Ja, wenn es seine Frau ist, muss sie sich demaskieren (zu Caramello) Jetzt werde ich endlich die echte sehen! ▼CIBOLETTA▲ (nimmt die Maske ab) Ich bin ja die Zofe! ▼ALLE▲ (lachen) Die Zofe? ▼DELACQUA▲ (kläglich) Ach da habe ich mich in der Eile vergriffen! Aber wo ist denn meine Barbara? (ruft) Barbara! Barbara! ▼ALLE▲ (ihn kopierend) Barbara! Barbara! ▼BARBARA▲ (mit Enrico von links kommend) Hier bin ich, Männchen! ▼DELACQUA▲ Wo warst du denn? ▼HERZOG▲ Das ist sie also? Allerliebst! ▼BARBARA▲ Denke dir, ich hatte eine falsche Gondel bestiegen, Männchen! Vermummte Gondolieri ruderten mich trotz meines Schreiens und Weinens nach dem Lido! Enrico hat mich gerettet! ▼ALLE▲ (lachend) Enrico? ▼ENRICO▲ Ja, ich hörte die Hilferufe und rettete meine schöne Tante! ▼AGRICOLA▲ (zu Enrico) Enrico ich achte Sie! (schüttelt ihm die Hand) ▼DELACQUA▲ (gerührt) Enrico, Neffe, Retter an mein Herz! ▼HERZOG▲ (zu Barbara) Sie haben einen Neffen? ▼BARBARA▲ Wie alle Tanten, Herr Herzog! ▼HERZOG▲ (für sich) Blamiert! (laut) Caramello, dein guter Wille gelte für die Tat! Ich mache dich zu meinem Verwalter! ▼CARAMELLO▲ Ich habe von Euer Hoheit nichts anderes erwartet! ▼HERZOG▲ (auf Annina zeigend) Und sie wird meine Verwalterin! ▼CARAMELLO▲ Verzeihung, Hoheit, die wird meine Verwalterin! (Der Herzog geht zu Annina, küsst ihr die Hand, Barbara blickt kokett auf den Herzog.) Schlussgesang ▼ALLE▲ Alle maskiert, alle maskiert, Wo Spass, wo Tollheit und Lust regiert! Ganz ungeniert alle maskiert, Cospetto, wie amüsant das wird! (Der Vorhang fällt.) DRITTER AKT Der Markusplatz. im Hintergrund die Markuskirche, vom Monde beleuchtet. Rechts und links Bogengänge. Rechts rückwärts ein Abgang, welcher um den Glockenturm herum nach der Piazzetta führt. Links rückwärts ein Abgang, der unter dem Schwibbogen des Glockenspiels zu den Mercerien führt. Die Vorderbühne von Laternen beleuchtet. Links vorne eine mit Teppichen geschmückte Loge für den Herzog. ERSTER AUFTRITT Nr. 14 - Introduktion Masken tanzen im Hintergrund; rechts rückwärts erschallt verhallend nachfolgende Reminiszenz MASKENGRUPPEN vorbeiziehend. Karneval Ruft uns zum Ball Er ist Souverän! Zögert nicht, Denn was er spricht, Muss sofort geschehn! Frisch hinaus zum Markusplatz, Musik zieht uns voran, Arm in Arm mit seinem Schatz, Folgt fröhlich jedermann! ZWEITER AUFTRITT Annina. Giboletta. Herzog. Mädchen Der Herzog kommt mit Annina und Ciboletta; beide tragen stilisierte Taubenkostüme. Aus den Bogengängen kommen einige Mädchen, ebenfalls als Tauben gekleidet Nr. 14a - Taubenterzett mit Chor ANNINA, CIBOLETTA Die Tauben von San Marco Wem sind sie nicht bekannt? Die Tauben sind der Liebe, Des Friedens Unterpfand! Drum hat vor ihren Wagen Frau Venus uns gespannt, Und später hat uns Noah, Auf Kundschaft ausgesandt! HERZOG Wie s in der Bibel stand ANNINA Wir eilen pfeilgeschwind Mit Briefen durch das Land. CIBOLETTA Zur Liebesbotschaft sind Wir immer gern zur Hand! HERZOG Drum ward euch zur Belohnung Hier Wohnung und auch Schonung Für immer zuerkannt! ANNINA, CIBOLETTA Ein gutes Beispiel geben wir Für jedes Liebespaar! In Eintracht leben wir Und schnäbeln immerdar! HERZOG O süsse Schnäbelei, Wie gern bin ich dabei Drum reicht mir eure Schnäbel alle zwei! BEIDE In Liebesseligkeit, Vereint in Zärtlichkeit, Stets sanft und hold und zart Nach Taubenart! HERZOG In Liebesseligkeit, Vereint in Zärtlichkeit, Stets sanft und hold und zart Nach Taubenart! Die Mädchen begleiten den Refrain mit einem die Tauben imitierenden Gurren. Nach dem Ensemble "flattern" die Tauben nach rückwärts davon; der Herzog mit Annina und Ciboletta links vorn ab. DRITTER AUFTRITT Caramello CARAMELLO kommt von rechts rückwärts, blickt traurig dem Herzog nach Da zieht er hin, der Herzog, mit Annina am Arm - und ich habe das Nachsehen! O Weibertreue! Weibertreue! Nr. 15 - Lagunen-Walzer CARAMELLO Ach, wie so herrlich zu schaun Sind all die reizenden Fraun, Doch willst do einer vertraun, Dann, Freundchen, auf Sand wirst du baun! Rasch, wie die Wellen entfliehn, Flüchtig, wie Wolken dort ziehn, Treibt ihr beweglicher Sinn Sie bald her, bald hin! Wie sie schmeicheln, Liebe heucheln, Uns durch Tränen Schnell versöhnen! Ob sie schmollen Oder grollen Wie des Herzens Stimme spricht, Errätst du nicht! Doch ich will nicht länger klagen, Nicht cosi an tutte sagen, Denn es gibt noch süsse Frauen, Die uns Paradiese bauen! Reich belohnt ist unser Lieben, Wenn nur eine treu geblieben. Treue, schönes, süsses Wort Der Liebe sichrer Hort! Nachts die Wellen leise rauschen, Mädchen an den Fenstern lauschen, Gondeln gleiten hin und wieder, Rings ertönen sanfte Lieder, Hell am dunklen Himmelsbogen, Kommt der Stern der Lieb gezogen! Leuchte mild darein Und lass sie selig sein! Ach, wie so herrlich zu schaun Sind all die lieblichen Fraun, Doch willst du einer vertraun, Dann, Freundchen, auf Sand wirst du baun! Und du fragst immer aufs neu , Ob dir dein Liebchen auch treu Hör nur, von fern singt der Gondolier La donna è mobile! Links ab VIERTER AUFTRITT Delacqua, dann Ciboletta, später Barbara mit Enrico DELACQUA kommt weinend) Oh, oh! Barbara, mein Weib, ist mir geraubt worden! Ich war in Murano, dort habe ich Barbara nicht gefunden! Ich war zu Hause da habe ich sie auch nicht gefunden! Francesco, der Gondoliere, hat gestanden, dass dieser Schurke von Caramello sic entführte! Wo mag sie sein! ruft Barbara! Barbara! Sucht sie unter den Masken CIBOLETTA kommt rufend Pappacoda! Pappacoda! Wo ist Pappacoda? Ich muss ihm endlich sein Glück verkünden! Er ist ja herzoglicher Leibkoch geworden! ruft Pappacoda! Pappacoda! DELACQUA erblickt Ciboletta Ciboletta, wo ist mein Weib? CIBOLETTA Na, das bin ja ich! DELACQUA droht ihr mit dem Stock Du! CIBOLETTA Ihr habt mir doch selbst gesagt, dass ich für heute abend Euer Weib bin! DELACQUA Dumme Ente, wo ist deine Herrin? CIBOLETTA In Murano! DELACQUA Da ist sie nicht! Sie ist hier! Ich weiss es! CIBOLETTA Na, wenn Ihr es wisst, warum fragt Ihr denn mich? DELACQUA ruft Barbara! Barbara! CIBOLETTA für sich Meine Herrin verrate ich nicht! Ich will ihn auf falsche Fährte bringen! aufschreiend Ha! Ich hab s! DELACQUA stürzt zu ihr Du hast es! Was hast du?! CIBOLETTA Ich glaube, Signora Barbara gesehen zu haben! DELACQUA Wo? Wo? CIBOLETTA Auf der Piazzetta! DELACQUA Maskiert? CIBOLETTA Ja! DELACQUA Wie? CIBOLETTA Sie trug… DELACQUA Was? Was? CIBOLETTA …einen … einen roten Domino! beiseite, pfiffig Ich sage rot, weil sie einen grünen besitzt! DELACQUA nimmt sie bei der Hand So komm und hilf mir suchen! CIBOLETTA wehrt sich Nein, nein, geht nur allein! DELACQUA Du folgst mir oder… erblickt plötzlich einen roten Domino, stürzt auf ihn zu Ha! ein roter Domino! sieht plötzlich einen anderen roten Domino Ha! Da noch einer! Eilt jedem roten Domino nach und ruf! Barbara! Barbara! Verschwindet unter den Masken BARBARA kommt in einem roten Domino mit Enrico von links. Himmel! Das war mein Mann! Er sucht mich! ENRICO erschrocken Der Onkel! - Rasch verschwinden wir! BARBARA So schnell als möglich nach Murano! CIBOLETTA kommt, aufschreiend Signora Barbara! BARBARA Ciboletta, du hier? CIBOLETTA erschrocken Und Ihr seid in einem roten Domino? Oh - ich Esel! Messere Delacqua sucht Euch wie eine Stecknadel. Er war in Murano und hat Euch nicht gefunden! ENRICO Nun und? CIBOLETTA Um ihn von Eurer Fährte abzulenken, sagte ich ihm, Ihr hättet einen roten Domino an, weil ich meinte, Ihr hättet einen grünen an! Nun habt Ihr aber wirklich einen roten an! BARBARA ausser sich Mein Gott, was tun, was tun?! ENRICO Nichts einfacher als das! Ihr beide wechselt die Dominos! BARBARA Ja, ja, die Idee ist gut! CIBOLETTA Glaubt Ihr? beide wechseln die Dominos BARBARA Und jetzt rasch nach Murano! Annina wartet dort auf mich! will ab CIBOLETTA Annina? Die ist ja gar nicht in Murano! BARBARA bleibt stehen, sehr überrascht Nicht in Murano? CIBOLETTA Nein, ich habe mit ihr beim Herzog soupiert! Jetzt ist sie mit ihm auf der Piazzetta! ENRICO Rasch auf die Piazzetta! Annina soll uns Rede stehen! BARBARA Was auch geschehe, Ciboletta, du hast mich nicht gesehen! CIBOLETTA Nein, ich habe Sie nicht gesehen! ENRICO So wenig wie ich! eilt mit Barbara fort FÜNFTER AUFTRITT Ciboletta. Delacqua. Pappacoda. CIBOLETTA allein Barbara - Annina - Enrico - Delacqua - roter Domino - grüner Domino - Murano - Venedig! Ich weiss nicht mehr, wo mir der Verstand steht. Wenn ich nur Pappacoda fände. ruft Pappacoda! Pappacoda! DELACQUA läuft über die Szene, ruft Barbara! Barbara! ab CIBOLETTA ruft Pappacoda! Pappacoda! PAPPACODA kommt durch die Menge Ciboletta! Ciboletta! Cibolet … erblickt sie … ta! Du treuloses Frauenzimmer, finde ich dich endlich? Du Verräterin! CIBOLETTA Bist du verrückt? PAPPACODA Du, die mir gehört, hast in dem Kostüm, das nicht dir gehört, einen jungen Herzog erhört! Gehört sich das? Unerhört! CIBOLETTA Aber, Pappacoda… Pappacodscherl… Pappagoscherl PAPPACODA wütend Rrrrr! CIBOLETTA Sei doch nicht gar so wütend! Ich habe wohl mit dem Herzog soupiert, habe mir auch einige Liebenswürdigkeiten gefallen lassen, aber nur um einen Preis! PAPPACODA Um welchen Preis? CIBOLETTA Um deine Ernennung zum herzoglichen Oberküchenkellerspeisenmeister! PAPPACODA Was? Ich Oberspeisenkellerküchenmeister? CIBOLETTA Jawohl und das verdankst du mir! PAPPACODA Das verdanke ich dir? Jetzt koche ich dir immer deine Lieblingsspeise! CIBOLETTA Ach, du kochst mir ja doch immer nur Stockfisch mit Zwiebeln! PAPPACODA Nein! Ich koche dir meine Spezialspeise Boeuf ä la mode mit Sauce misterioso! CIBOLETTA Wie macht man das? Nr. 16 - Duett PAPPACODA Tacke, tacke, tack, Erst hack ich fein, Tacke, tacke, tack, Die Stoffe klein, Am Herd ein Häferl zischt, Da wird es drin gemischt! CIBOLETTA Tacke, tacke, tack, Ich hack dabei, Tacke, tacke, tack, Noch allerlei, Ein dunkelfarb ger Saft, Sein Inhalt rätselhaft! PAPPACODA Wenn s lang genug gerührt, Wird s sauber durchpassiert Und endlich im Geschirr serviert! Man rät, man fragt, was das wohl ist? Es scheint deliziös, Doch etwas mysteriös! Aber wenn man erst gekostet hat, Schreit begeistert alles delikat! Wer hat das entdeckt? CIBOLETTA Uje! Das schmeckt! PAPPACODA Alles voll Respekt Die Finger leckt! BEIDE Wem der Duft nur in die Nase zieht, Dem macht s ungeheuren Appetit! PAPPACODA Ja, zu solcher Sauce braucht s Genie, Ich mische sie, Aber fragt nicht wie! CIBOLETTA Quirle, quirle, quirl, Ich sprudle fein, Quirle, quirle, quirl, Drei Eier ein Und röste nun auf Kohl n Zwei alte Stiefelsohl n! PAPPACODA Pimperim, pimpim, Stoss Bröseln dann, Pimperim, pimpim, Und schütt sie an! Mit Butter nicht gespart, Sonst beisst sich s Leder hart! CIBOLETTA Doch solch Boeuf ä la mode Ziert jede table d hôte Auch Pappendeckel tät s zur Not! Wird s nur garniert recht zierlich, schlau, Ruft alles erfreut Oh, welche Sauberkeit! Aber wenn man erst gekostet hat usw. bis Schluss. Beide tanzen ab SECHSTER AUFTRITT Der Herzog. Centurio. Ciboletta. Pappacoda. HERZOG kommt mit Centurio Wo mag die reizende Frau nur geblieben sein? Sie verschwand so plötzlich! CENTURIO Ich verstehe es auch nicht! Ihr grüner Domino macht sie doch kenntlich! CIBOLETTA kommt, zieht Pappacoda hinter sich nach Der Herzog! Komm, ich werd dich vorstellen! PAPPACODA ängstlich Er wird mich gleich wieder wegstellen. CIBOLETTA Euer Hoheit! HERZOG nervös Was gibt es? CIBOLETTA Ich habe die Ehre, meinen Bräutigam vorzustellen Ihren neuen Leibkoch! HERZOG wie oben Was geht mich der neue Leibkoch an! Ich habe andere Sachen ins Kopf! plötzlich Halt! Weisst du nicht, wo deine Herrin hingeraten ist? CIBOLETTA Ach, Herr Herzog meinen Annina? Sie haben meinen Pappacoda zum Oberkoch gemacht, dafür will ich mich Ihnen dankbar zeigen Das Frauenzimmer, mit welcher wir nachtmahlten, ist nicht Signora Barbara Delacqua, sondern ein Fischermädchen aus Chioggia namens Annina und ist Ihres Leibbarbiers Caramello Liebchen! HERZOG wütend Was? Zu Centurio Schaffe mir sogleich Caramello her, tot oder lebendig! Centurio ab, dann zu Pappacoda und Ciboletta Packt euch! CIBOLETTA jammernd) Mein Gott,. jetzt ist der Herzog böse! legt sich mit dem Kopf auf Pappacodas Brust PAPPACODA Dumme Gans! Durch dein Geschnatter hast du alles verdorben! HERZOG Beruhigt euch, du bist und bleibst mein Leibkoch! Nun aber geht! PAPPACODA hoch erfreut Ich bleibe Leibkoch? Herr Herzig, das ist herzog! Nein, Herr Herzog, das ist herzig! Komm, meine Oberleibköchin! eilt mit Ciboletta ab HERZOG geht wütend auf und ab Na warte, du Schurke! SIEBENTER AUFTRITT Der Herzog. Caramello. Cersturio CENTURIO führt Caramello, der sich noch immer ängstlich drücken will. So, hier ist Seine Hoheit! CARAMELLO der es kaum wagt, den Herzog anzublicken, zu Centurio Ist er sehr böse? CENTURIO Sehr! geht ab CARAMELLO ganz leise Euer Hoheit. HERZOG böse Nur näher! Caramello geht weiter weg von ihm Näher! Caramello noch einige Schritte weiter weg von ihm Näher!! da Caramello abermals weiter weggeht, geht der Herzog energisch auf ihn zu Kennst du ein Fischermädchen namens Annina aus Chioggia? CARAMELLO erschrickt, macht ein harmloses Gesicht, als verstünde er nicht Wie, bitte? HERZOG sprudelnd Kennst du ein Fischermädchen namens Annina aus Chioggia? CARAMELLO Nicht dass ich wüsste! HERZOG Du kennst sie nicht? CARAMELLO Ich kenne keine Annina! HERZOG drohend Du kennst keine Annina! CARAMELLO als würde es ihm plötzlich einfallen. Ah, die Annina die Annina! Hoheit, warum haben Sie das nicht gleich gesagt? Die Annina! die kenne ich nicht! HERZOG Schurke! Elender! Keine Ausflüchte! Ich weiss, Annina ist deine Geliebte! CARAMELLO Ach ja, richtig! Die Annina! Jetzt erinnere ich mich! Wo hatte ich nur meinen Kopf? HERZOG Deinen Kopf? In einer Schlinge von Hanf wirst du ihn gleich haben, wenn du nicht alles gestehst! CARAMELLO Gnade, Hoheit! Gnade! kniet nieder Ich war ja selbst betrogen, schämte mich, meine Eselei einzugestehen, und leide seither Qualen der wildesten Eifersucht! Puh! HERZOG Du hast auch allen Grund dazu, denn Annina gefällt mir! Ich will sie zu meiner Geliebten machen! CARAMELLO erschrocken Hoheit, tun Sie das nicht! HERZOG Vorwärts, hilf mir das Mädchen suchen! geht nach rückwärts CARAMELLO Da hilft nichts ich bring ihn um! zieht ein Rasiermesser und macht an der Hand die Geste des Schleifens HERZOG kommt wieder zu ihm Was machst du denn da? CARAMELLO Das ist eine kleine Generalprobe für das morgige Rasieren! Hinter der Szene Stimmen und Lachen HERZOG Komm, vorwärts! CARAMELLO reicht dem Herzog die Hand Hoheit, sind wir wieder gut! HERZOG lacht, klopft ihm auf die Schulter Wer könnte dir böse sein! CARAMELLO vergisst sich, tätschelt dem Herzog auf die Wange Eben! Herzog und Caramello links ab ACHTER AUFTRITT Annina. Agricola. Senatorsfrauen ANNINA kommt mit Agricola und den anderen Frauen Ihr hättet ihn sehen müssen, wie fad er girrte… Ihn kopierend Ach, schöne Frau, winselte er, "Sie sind so zurückhaltend, so kalt!" AGRICOLA Na, und du? ANNINA Ich sagte "Euer Hoheit verstehen eben das Einheizen nicht!" AGRICOLA Der Vergleich eines Herzogs mit einem Ofenheizer ist kühn, aber… schnalzt mit den Fingern und schüttelt ihr energisch die Hand … ich achte dich! Unglaublich! Ein Mann, ein Fürst, der nur so zu machen braucht… spreizt die fünf Finger der rechten Hand aus ANNINA Es gibt eben noch Frauen in Italien, die, wenn er so macht… macht dieselbe Geste wie Agricola … ihm so machen! führt die gespreizten Finger an die Nase und macht so eine "lange Nase" ALLE lachend So! machen dieselbe Geste NEUNTER AUFTRITT Vorige. Herzog und Caramello. HERZOG ist mit Caramello von rückwärts aufgetreten, hat die Damen beobachtet, lachend Ja! So? macht dieselbe Geste ALLE aufschreiend Oh! wollen entfliehen HERZOG Halt! Bleiben Sie, meine Damen! ANNINA verlegen Hoheit, ich HERZOG unterbricht sie Pst! Seien Sie ganz ruhig. Ziehen wir einen Schleier über die Ereignisse dieses Abends! CARAMELLO Bei diesem Schleier wird mir schwarz vor den Augen! vorwurfsvoll Annina! ANNINA losbrechend Ah, das geht zu weit! HERZOG unterbrechend Genug davon! Dort naht der grosse Maskenzug! Vergessen wir nicht, dass heut Karneval ist! Hier fällt rauschend die Musik des Maskenzuges ein, der von rückwärts rechts aufzieht. Die Personen der neunten Szene ziehen sich nach rechts zurück, nehmen in der Loge Platz; Caramello und Annina streiten pantomimisch Nr. 17 - Finale Fanfaren ertönen. Dann kommen die Gondolieri mit ihren von Blumen umwundenen Rudern, eine lange Gondel in der bekannten venezianischen Form in der Mitte tragend. Darauf folgen bekannte Sehenswürdigkeiten Venedigs, personifiziert, z. B. der Uhrturm (als grosse, wandelnde Glocke, zu beiden Seiten die männlichen Figuren, die mit mächtigen Hämmern daran schlagen), die Seufzerbrücke (als Bogen, darunter ein liebendes Pärchen) usw. DELACQUA hinter der Szene Haltet sie! Die Musik geht leise weiter. ALLE Was gibt s? CIBOLETTA von Delacqua verfolgt, eilt nach rechts vorn. Helft mir, helft mir! Er will mir die Maske herabreissen! ALLE Oho! Maskenfreiheit! Maskenfreiheit! DELACQUA Ach was, Maskenfreiheit! Der rote Domino ist meine Frau, meine Barbara! HERZOG Ja, wenn es seine Frau ist, muss sie sich demaskieren zu Caramello Jetzt werde ich endlich die echte sehen! CIBOLETTA nimmt die Maske ab Ich bin ja die Zofe! ALLE lachen Die Zofe? DELACQUA kläglich Ach da habe ich mich in der Eile vergriffen! Aber wo ist denn meine Barbara? ruft Barbara! Barbara! ALLE ihn kopierend Barbara! Barbara! BARBARA mit Enrico von links kommend Hier bin ich, Männchen! DELACQUA Wo warst du denn? HERZOG Das ist sie also? Allerliebst! BARBARA Denke dir, ich hatte eine falsche Gondel bestiegen, Männchen! Vermummte Gondolieri ruderten mich trotz meines Schreiens und Weinens nach dem Lido! Enrico hat mich gerettet! ALLE lachend Enrico? ENRICO Ja, ich hörte die Hilferufe und rettete meine schöne Tante! AGRICOLA zu Enrico Enrico ich achte Sie! schüttelt ihm die Hand DELACQUA gerührt Enrico, Neffe, Retter an mein Herz! HERZOG zu Barbara Sie haben einen Neffen? BARBARA Wie alle Tanten, Herr Herzog! HERZOG für sich Blamiert! laut Caramello, dein guter Wille gelte für die Tat! Ich mache dich zu meinem Verwalter! CARAMELLO Ich habe von Euer Hoheit nichts anderes erwartet! HERZOG auf Annina zeigend Und sie wird meine Verwalterin! CARAMELLO Verzeihung, Hoheit, die wird meine Verwalterin! Der Herzog geht zu Annina, küsst ihr die Hand, Barbara blickt kokett auf den Herzog. Schlussgesang ALLE Alle maskiert, alle maskiert, Wo Spass, wo Tollheit und Lust regiert! Ganz ungeniert alle maskiert, Cospetto, wie amüsant das wird! Der Vorhang fällt. Strauss,Johann II/Eine Nacht in Venedig