約 2,979,332 件
https://w.atwiki.jp/gennsousekai/pages/270.html
切り取り水槽 ユグドラシルで普及している空間操作魔術を街中に全展開している都市ソルムンルー。 街の景観を良くするために生み出された魔術で、観賞魚などと一緒に周囲の水を規則的な形に切り取るのが一般的だが、 この都市では実際に観賞用に使われる可視空間と、人の歩く不可視空間との二種類を一緒に使用している。 つまり都市全体が魔術の干渉を受けた空間となっている訳だ。 その特色もあって可視不可視関係なく、都市全域を観賞魚が泳いでいる。逆に可視空間を人が通ることも可能だ。 美しい女性が可視空間に入るだけでとても見栄えのある画になる、と世の男性に好評の街並みを誇っている。 可視空間の中は濡れもしないし呼吸もできるが、水中同様重力の影響が少ないので、通る際の服装には多少注意が必要だろう。 era3 ユグドラシル 技術
https://w.atwiki.jp/true_tears/pages/144.html
前truetearsVSプレデター4 憔悴した眞一郎は駅前にある、多様な店舗を内包した 若者向けの総合施設、コンプレックスで暇を潰していた。 「・・・どこもかしこもカップルばっかですか・・・」 愛子を強姦未遂した今となっては比呂美に合せる顔がない。 だから、もしもう家に戻ってるんじゃないと思うと、帰る気にはならなかった。 それに愛子も三代吉も警察に話す風には見えなかったが、 友情が決裂した今となってはそれも甘い観測でしかない。 案外、警察と父がが泣き叫ぶ母をなだめてるんじゃないかと考えると、胸が締めつけられる。 「ん・・・今日、発売日だったか」 三代吉が購読している漫画雑誌の最新号が並んでいる。 もう借りられないのだから、立ち読んでしまうか。 パラリとページを捲って、適当に読み進めていく。 気が滅入っている時は意外と、関係ないことにハマリやすい。 「・・・」 新人賞の作品紹介ページが目に入る。 物書き(志望)の端くれの眞一郎としては、まぁ参考になることも色々とある。 それに同じように頑張る人間を知るというのは励みになるのだ。 (大賞出たんだ・・・って、富山県民じゃん!) 何気なく視線を移したページで、彼の指が止まる。 多分野であっても同郷というのはどこか誇らしい。 しかしやがて・・・心臓さえ止まったかと思った。 (あれ・・・なんかこれって・・・) 最初は何か奇妙なデジャブの感覚、しかしそれはゾクゾクと背筋を這い回る悪寒となって、 終いには歯の根が震え、喉は擦れて、膝が踊ってしまうほどの衝撃が身を貫いた。 「『轟天号と地べた』・・・って、何だこれ?」 よく分からんタイトルだが、どことなく覚えがある。 というか、少ない紹介ページから分かるその内容は、何か気になった。 それに作者名─‘石垣 純太郎’─って、な~んかすごく誰かに似てる気が・・・。 たまらずレジで雑誌を買うと、逸る血気を抑えて付近のネットカフェに入ってPCを起動し、 出版社のサイトの新人賞のページを開く。大賞以下何人かはその内容を閲覧できるはずだ。 そこに描かれていたのは・・・ 「パ・・・パクリじゃん・・・」 「雷轟丸と地べた」。仲上眞一郎が製作している絵本の内容そのままのものが、 しかし漫画の文法にそって、非常に大胆かつ情感溢れるスタイルでそこには描かれていた。 (・・・ど、どうして?・・・盗まれたのか!?) 作者のプロフィールを読めば大まかに経歴は分かる。縁深きひとならそれで身元は知れるのだ。 「石動 純・・・だ」 突発的な事態、自分と同じ顔をした誰かが世に出歩いていて、こっちの自分が嘘といわれたような不安に襲われる。 「ここ、これが噂の・・・アレなのか・・・?」 創作活動において‘内容が被る’実は意外と珍しくもない。 というよりも長く続けていれば、必ずぶつかる自然現象だ。 物語の快感則は定型化しており、作り手の増加と読み手の好みを反映すれば、多少似通うのはもはや当然だ。 そもそも石動乃絵をきっかけとして始まった物語が、石動純の知らぬはずもない。 やつに作家の才があるならば、日常の話題が被るのはあり得ることだ。 「あいつ漫画まで描けるのか?」 一見意外と思えるが、豊かな社会性、スポーツを中心とした経験の深さ。 不幸な生い立ちに、変人の妹まで抱えてるのかだら内から湧くネタには困らないだろう。 嫌味にもてるルックスも、タレント化した流行のクリエイターといえば納得だ。 コネと謗る気はないが、出版不況のご時勢、彼なら恰好の話題にもなる。 いや、別に非難する云われもない。 てっきりスポーツ進学でもするかと思ったんだが、無茶な志望に出てやがる。 それとも漫画賞は即、大金の入るチャンスだから、そっち目当てなのかも。 自分のように創作に将来をかけてる人間には信じがたいが、 そーいう利だけでパッと動いて、チャチャッと稼ぐヤツもいるらしいじゃないか。 「でも・・・なんで俺がこんな目に・・・」 それらはあくまで条件を揃えた、仮定の可能性を埋めただけの話。 実際こんな事態になるなんて、そうそうはあり得ない。 つまり、誰かの幸せのアオリを意味も無くひっかぶる、ということをだ。 眞一郎はガックリと膝を落としてキーボードに突っ伏す。 「・・・これじゃあ永遠に、発表できるわけない・・・」 今後、どこに出しても‘パクリ’疑惑、いや一蹴されるだろう。 精魂込めた作品の発表機会を失う、これはとても痛い。 それに同様の想いを込めた作品を生み出さない限り、長く後悔が緒を引くことになる。 一線の作家ならまだしも、耐性のないデビュー前に これを喰らうと、日の目も見ないまま引退なんてこともある。 と聞いたことはあるが、体験するのとはまた別物だ。 こと眞一郎のように、深い挫折を経ずなんとなしに、しかし強く創作を拠り所にした人間は、 ストレスに向き合えず、作ることへの情熱を捨ててしまうのだ。 (なんか・・・すごく面倒臭くなってきたなぁ・・・) さっそく彼のメンタルも、お定まりの諦めムードに移行する。 強化外骨格=アームスーツの豪腕がプレデターの顔面を狙う。 「おらぁああ!!」 ガゴォッ! 腕を十字に交差してプレデターも受けるが、衝撃を抑えきれず、 そのままなぎ倒される。 「クウゥオオッ!」 空中に吹き飛ばされるプレデターだが、その勢いのまま腰を回転させてアームスーツの 頭部に斬るような回し蹴りを打ち込む。が、 「そんなものかぁあ!」 風を裂くような攻撃を、超AIの驚異的な処理速度が上回り、予知したように片手でガードされた。 「醜い化け物がぁああああっっっ!!」 そしてもう片腕を鞭のようにプレデターのボディに打ちつけた。 「グゥアアアツッッッーーー!!」 大地に叩きつけられ、衝撃が余って弾かれた怪物の体躯はボールのように転がってゆく。 そのまま、撃ち捨てられた装甲車のドアに、衝撃でその鉄板を歪ませるほどぶつかって停止する。 ギギギ・・・ブゥンッ! アームスーツは片腕づつトライアルバイクを軽々と持ち上げ、2台いっぺんにプレデターにブン投げてきた。 「グ・・・クゥアッア・・・」 ブーメランのように飛んでくる二つの巨大な鉄の塊に気付いたプレデターが、間髪スレスレに避けて駆け出す。 ジャキンッッ! そのままシミターブレイド─物干し竿のように長い大型剣─を両腕から伸ばして アームスーツへ矢のように突進するプレデター。 「無駄な足掻きをおおっ!」 アームスーツの巨大な両椀がドリルのように回転して、竜巻のような破壊券となる。 ガキイイィゥイーッ! 2対のシミターブレイドと、回転椀が激突して火花が弾ける。 そのまま両者引かず、パワーが拮抗した鍔迫り合いになるが・・・ 「貴様ごとき殺人狂いの化け物がぁっ!」 アームすーツンの機動力ががプレデターの腕力を上回って、押しのけた。 「人類科学は最先端の結晶でぇ・・・」 プレデターも隙を与えず、千手観音のようにシミターブレイドを高速の連撃で応戦する。 が、スピードにおいても戦闘システムの対応力が、精緻に合せ、空中で、腕が幾度も交差する。 「選ばれたスペシャルなオレ様にいっ!」 腹に潜り込んだと思ったプレデターのブレイドを、アームスーツの指が掴んでいた。 「敵うわけがないっっ!!」 そのまま、もぎ取るようにしてシミターブレイドを根元からぶち折った。 「クゥアアッア!?」 正面からの決戦に勝機を見出せない宇宙のハンターは、後ろに振り返ると一気に距離をとった。 そして、付近に建っている送電線用の50mはある鉄塔まで退避すると、 その壁面をジャンプするようにして、どんどん上に駆け上がっていく。 狭い場所の方が、体躯の大きい敵を向かえやすいし、 足場の少ない高所であれば獣のプレデターのほうが動きなれているからだ。 だが、 「あらゆる環境に対応し、制限されない・・・」 アームスーツのロケットパックが噴射すると、高熱が唸るように吼えて、3mはある大型機械が浮き上がった。 「それが強化外骨格たる所以っ!」 そのまま、獲物を狙う鷹のように天空に飛翔すると、ミサイルのように鉄塔に向かう。 「うそ・・・」 巨大ロボット(正確には異なるが)と巨大怪獣のぶつかり合いを呆然と見つめる比呂美。 下手に動けば、巻き込まれかねないと、 さっきまで出ようとしていた落とし穴の淵にしがみついて隠れるしかない。 しかし、工学には素人とはいえ、人の作った象のようにデカイ機械の性能たるや。 金メダリスト体操選手のように軽やかに動き、果ては天使のように(見たことはないが)浮き上がるとは、 目の当たりにしても信じられない。今宵はそればっかだけど。 「とても、勝てないわよ・・・」 プレデターに自分たちは翼だ、といったがあくまで比喩だ。本当に、飛ばざるものを飛ばしてしまう力があるなんて。 あんな禍々しい兵器が、しかし夢に描いていた天空を制する翼なのか。 あれは自分を殺すものだ思いつつも、その強大なパワーに比呂美は惹かれていた。 「なんだ、あれは・・・」 石動 純─寄生生命体と同化して、黒体の怪物となった青年はアームスーツの力に驚嘆する。 あんなマシンはプレデターの博士─プロフェッサーから知らされていない。 心身を強化され、尋常でない力を備えられたからこそ分かる力量の差。 少なくとも自分の牙や爪が、あの分厚い装甲版を貫くとは思えない。 「しかし、あいつがプレデターを殺してくれれば‘試練’である俺の手間も省けるのか?」 孤軍のプレデターを人類に捕獲されないために仲間たちが助けるハンデとして、 自分は改造され使わされた。従わなければ乃絵の腕にある装置が派手に吹き飛ぶ。 「何にせよ、もうしばし静観するか・・・」 この寄生体を無理やりとはいえ、譲渡されたのだから相応の働きは要求される筈。 となると、自分があのアームスーツと闘う展開も十分あり得る。 ならば、少しでも両者を消耗させといて損は無い、と冷静に判断する。 しかし、肉と鉄がぶつかり合う激しい戦いに、血が騒ぎ始め加わりたい衝動も感じていた。 空も吹雪いてきた上に、碌な持ち合わせもない眞一郎は 仕方なく、だがどこか納得して帰宅を決めた。 結局比呂美を見つけるどころか、愛子を傷つけ、三代吉を失い、 純に殴られ、新作も頓挫し、乃絵の期待を裏切ることしかできなかった。 そんなあまりに何もできない自分が可笑しくて歌ってしまう。 「しんいちろ~は くつ~のそこの アブラムシ~♪」 帰り道、眞一郎は思いに耽る。 両家の一人息子であるのが疎ましかった。 が、何不自由なく、というか一般家庭よりずっと贅沢に過ごし、 周囲の大人たちが好意と敬いを込めて「坊ちゃん」と呼んでくれる。 そんな身分に知らず自惚れていたんだろうか? ‘オレは大した男だ’と。 彼らは仲上眞一郎という人格を慕っているのではなく、 ‘仲上家’という威光、資産、あるいは父の功績を称えていたのだ。 もちろん彼らに悪意があるわけはない。 人が社会的に営んでいる以上、それに即した付き合いをするのは当然であり、 むしろ個々の人格や資質のみで付き合うヤツがいたら、それは余程の大物かでなきゃ馬鹿者だ。 それに家柄やコネもまた、才能のように親から継いだ財産であり、 世間における自分の一部に他ならない。 実際、高い功績を残す偉人たちは、自身も優れた出自であったり、特別な環境であることが多い。 ‘坊ちゃん’が仲上眞一郎であることに何の不具合があるか。 まぁ、噂のとはいかぬまでも、相応しい振る舞いはしてきたつもりだ。 が、そこまで。 夢を追う自分も、友としての自分も、男としての自分も未熟だった。 ‘坊ちゃん’と呼ぶ人たちには強くても、‘眞一郎’と呼ぶ人には何もできやしない。 無論、これは世間一般男子に特別劣ってる意味ではない。 思春期の思い上がりも、反抗も、諦観も、死にたくなるような葛藤も、大人への通過儀礼だ。 そう、普通なのだ。 だから、普通な自分にこんな異常事態は対応できない。 非常識な性癖を露呈した幼馴染み、それを受け入れた勇敢な(元)親友、 一見清楚なれど心を縛りつけた才女と、普通と言いがたい少女。 でもってその兄にしてこの世の黄色い声援と、輝かしい経歴を一身に浴びる美少年がライバルときた。 こんな関係を、凡人に折り合えたら、それこそ理に反してる。 無理。それが真理。 通念上、今までの混乱が自分にあるとしても、現実的には収拾不可なのだから気に病むことはない。 適当に後悔と懺悔の表明だけはしておくが、だ。 これからは仲上眞一郎としての分をわきまえ、適度に周囲を頼っておとなしく過ごすが吉。 それが自分と、ひいては公益なのだ。 そう結論に至った彼は、雪原の公道を、途中で買った傘を差しつつ、自転車を転がして帰路につく。 その足取りはどこか悠々とすらしていた。 少年特有の世間に対する無力感、それを受け入れることで 葛藤に苛まれていた眞一郎の心は平静を得たのだ。 鉄塔の壁面を駆け上がるプレデターを、獲物を狙う鷹のようにアームスーツが迫る。 ヒュバッ!ヒュバァッ! プレデターの肩口からプラズマキャノンの閃光が奔った。 「うわぁっ!」 アームスーツのパイロットは、航空に専念する隙を衝かれ、回避が遅れる。しかし、 ヴィイイッオオオォォォン! アームスーツのAIが、通信制御用のアンテナを展開して、各種電磁波を放出。 強力な干渉波フィールドを展開して、プラズマ光線を無効化した。 「す・・・すごいぞ!こんな性能はなかったはず!」 バイオニューロンを搭載した自己進化型の戦闘補助システムは、 プレデターの能力を自ら分析して対処法まで構築する成長を見せていた。 「ガウアアウゥッア!」 プレデターもビームの圧縮率を変えて応戦するが、弾道を読まれて避けられるか、 フィールドの周波数も変化して拡散されてしまい、時間稼ぎ程度しかならない。 「今より選手交代だな」 アームスーツが鉄骨の間を縫うように飛び、プレデターの背後に回る。 振り返ったときには、その頑強な腕が、怪物の首を締め上げた。 「貴様が獲物でぇっ・・・」 そのまま額を鉄骨に押し付けて、上へ滑空していく。 ギギギギギギギギ! プレデターの額は皮がさけ、マスクが擦れて火花が弾ける。 「オオオオエアアアアエエァァァァア!!!」 鉄塔の天辺までたどり着いたアームスーツは、プレデターの体を軽々と放る。 「オレ様がハンターだっ!」 そのまま飛び上がると、プレデターの肩膝を鉄塔の天辺に突き刺す形で踏み潰す。 ドシュッ 「ギャオオオアアアアーーーーッッッ!!!」 足を鉄骨で串刺しにされて、宙吊りにされた怪物が悲鳴を上げる。 ドクドクと黄緑色の体液が流れ、鉄塔を伝い落ちていく。 「捻り潰したいのは山々だが、貴様から得る情報は正しく宇宙的価値があるからな。 まぁここで引き裂かれるより、実験場で死ぬこともできず解体されるほうが苦しかろうて」 グリグリと巨大な足で、瀕死の怪物を踏みつけ嬲る。 ピピピッ 「んん?まだ生存者がいるのか?いや、これは・・・」 プレデターの全能力の観察に集中していたアームスーツのAIが、 周辺の環境をスキャンしたとき、ある反応に気付いた。 「民間人の女が紛れたという報告があったが、あれか」 アームスーツの望遠カメラが、彼方で穴に隠れている比呂美を、睫毛の先まで鮮明に捕らえた。 「目撃者は生かしておけんなぁ・・・」 「こっちに来る・・・?」 落とし穴に隠れていた比呂美からは、鉄塔の頂上にいる強化外骨格とプレデターは ゴマ粒のようにしか見えなかったが、それでもモンスターが追い詰められたこと。 そしてマシン兵器がこちらを向いたのは分かった。 「まずいっ!」 トカゲのように穴から這い出す比呂美。しかし、寒さと出血のせいで、 四肢に力が入らずに、くてりと座ってしまう。 ヒュンッ 「?」 それに合せたようにず頭上を風が抜け、髪を撫でた。 ドォオオアアアッッン! そのとき、さっきまで比呂美のいた穴が派手に爆発して、 中に埋まっていた棘やら死体やらを粉塵にして舞い上げる。 「うううわあっ!?」 偶然倒れていなければ、首ごと持っていかれていた。 慌てて雪の上を這い転がって、立ち上がると駆け出す比呂美。 「おしい」 砲を外したアームスーツがバルカン砲をセットする。それが放たれれば 比呂美がチーターのように走れても、たちまち鉄の雨で刻んで、 親だって彼女の名残を見つけられなくしてしまうだろう。 キュィィィ・・・ガガーッッ! 「な、なんだ!?」 しかしそれが発射される直前、足下にいたプレデターが腕のブレイドを ボウガンのように飛ばして、バルカン砲の先端を吹き飛ばし破壊した。 せめてあの少女だけは守る。それは情でも優しさでもなく、彼らの間で交わされた誓いだった。 「きっさまぁぁ!」 鉄骨に刺さったプレデターの足を乱暴に引き抜くと、アームスーツはボールのようにその体を下方に投げる。 いくつもの鉄柱にぶつかりながら、重態の怪物は落下していき、 20mほどパチンコ玉のように弾いて下ったあたりで、手をひっかけて停止した。 しかし、それで精一杯。比呂美のいる彼方に手を差すが、何もできない。 その眼前に噴射で悠然と浮遊してアームスーツが降りてくる。 「あの少女に何か秘密でもあるのか・・・それとも、美女と野獣の真似か? そこで股から真っ二つに裂く様を見てるがいい」 ィィィイイイ、ドウゥッ!! 空中でマシンのロケットが吼えると、ミサイルのように比呂美に突進した。 「カウゥッア!」 鉄柱にしがみついたプレデターが、2枚のレイザーディスクを取り出すと、 その巨大な背中に向けて、手裏剣のように放る。 獰猛な宇宙生物の皮膚もチーズのように斬るそれなら、電磁波バリアーも通じないはず。 ガキッガキイッ! だが宇宙ハンターの背後からの強襲も予期していたAIは、各種全身のマイクロセンサーで 円盤のコースを計算し、軽業のようにかわす。 「無駄無駄ぁっ!」 大軍を単身で蹴散らした狩猟戦士さえ、圧倒する性能に酔いしれるパイロット。そのとき、 「いや、そうでもないな」 人体の声を選別して再生する集音マイクが空気に溶けてきえる呟きを拾った。 「?・・・なっ!!」 ベトオオオッッッオッゥゥーーー! 突然、空を掻っ切るアームスーツを真っ黒い網が包み込んだ。 固く、それでいてしなり、貼りつき、どこまでも伸びるそれが、巨大マシンを捕らえる。 そして網の両端は、プレデターが投げた2枚のレイザーディスクにガムのようにくっつく。 「うおおおおっ!?」 ディスクが渦を巻くように強化外骨格に向かって回転し、グルグルとタコ糸を巻くように縛った。 さらに全身を縛られ、空中で姿勢を保とうとするアームスーツに向かって真上から黒い塊が飛んできた。 「ぉぉぉおおおらぁあっ!」 「ぬあっ!?」 全身を黒く染めた怪人が、巨大マシンの頭部に膝蹴りを叩きこむ。 その衝撃で短い間だが、モニターにノイズが走って真っ逆さまに地上へ転落した。 「ま、まだ仲間がいたのか?」 すぐさま立ち上がって、肩から小型キャノンを出そうとするアームスーツ。 黒い怪人はその背中に蜘蛛のようによじのぼって、武器を蹴り上げてもぎ取った。 「バカヤロウ!富山一の出世頭、石動純があんなマザーファッカーでたまるかよ!」 比呂美の足が止まり、何倍もある機械を踏みつける怪人を振り返る。 「え・・・えぇ・・・?あ、あんなキャラだっけ?」 「が・・・生憎とこの口裂け面じゃあワカンネェか。そうだな・・・オレ様は悪を以って悪を滅する毒薬・・・」 寄生生命体と同化した石動純はギラリと輝く牙を開くと、奇声とともに名乗りを上げた。 「ヴェノムだ!」 つづく truetearsVSプレデター6
https://w.atwiki.jp/ut3xbox360/pages/20.html
Community Settings Community Downloadable Content:ダウンロードコンテンツ 追加MODは来るのだろうか? Leaderbords:リーダーボード:プレイヤーマッチの集計している。(ランクマッチは集計していません。) Achievements:実績一覧 Gears of War 2 Trailer Gears of War 2の新しいマルチプレイモードと処刑方法の紹介。 Settings Controller Vibration:コントローラーの振動設定 Invent Y:Y軸設定 Controller Sensitivity:コントローラーの感度設定 Turn Acceleration:照準の加速設定 Look Centering(Walking):歩行時のカメラ設定 Look Centering(Vehicle):ビークル時のカメラ設定 Vehicle Controls:ビークルのコントローラー設定 Xbox 360 Controller:360コントローラー設定 PLAYER Faction:Iron Guard・Ronin・Krall・Liandri or Necris(一部アンロック有) の中からマルチプレイ用キャラクターを選ぶ。 Weapons Crosshair Type: Weapon Switch on Pickup: Weapon Hand:自キャラ武器装備時の表示設定 Small Weapons: Weapon Priority: HUD Zoomed Minimap:ミニマップのズーム機能設定 Show Map:全体マップ表示設定 Show Clock:時計の表示設定 Show Scoring:スコア画面の表示設定 Show Leaderboard:リーダーボード表示設定 CREDITS 製作者の顔とコメント付きのクレジット画面 UT3を作った偉い方々 {(c)1998-2007, Epic Games, Inc. All rights reserved. Epic, Epic Games, Unreal, Unreal Tournament, the Unreal Tournament 3 logo, the Circle-U logo and Gears of War are trademarks or registered trademarks of Epic Games, Inc. in the United States of America and elsewhere.
https://w.atwiki.jp/true_tears/pages/128.html
前truetearsVSプレデター2 意外にも、怯える比呂美にかけられたのは暖かい厚手のコートだった。こんなにいい生地はみたことがない。 「目標と一次接触を持ったと思われる民間人を発見。処理を問いたい」 「詳しい情報を聞きたい。慎重に保護した後、厳重に監視せよ。しかし抵抗したら射殺も許可する」 全身をプレデターの通常視野に移らないようコーティングされたスーツで包んだ兵士がマスクの下で無線通話する。 大金のかかった任務中とはいえ、成功が確定した今、全裸の美少女をうまく料理する方法はないものか思案する。 もっともそんな会話も思惑も比呂美には伝わらないし、考えも及ばない。 「さぁ、立って。もう安全だから」 「・・・あ、ありがと・・・」 グチャッ。 比呂美が安堵した顔を上げると、すぐ眼前にその男の顔があった。 より正確には、マンホールから上半身だけ出したように胴体があったのだ。下半身とは別々に。 空気が凍ったのち、一瞬で氷解する。 「ぎゃあああああああっ!!!」 完全に焼け死んだと思われたプレデターが懐から円盤上のレイザー・ディスクを飛ばし、身を縛っていた網もろとも周囲の兵隊を、 バターのようにスライスした。屈んでいた比呂美はまさに幸運の一言。 「撃て撃てぇ!」 地面にトランポリンでも仕込んだようにプレデターが跳ね起きると、一番近くにいた兵士にダンプカーのように体当たりをかけ折り曲げる。 あっけにとられた左右の兵士に両腕から生えたリスト・ブレイドをぶち込むと、まだ息のある彼らを前後に掲げる。 「構わん!攻撃しろぉ!」 100キロはある兵士の楯が味方の放火で雑巾のようになる間にはプレデターが覚醒していた。 ブレイドを収納すると肉片をボールのようにブン投げて、運悪くブチ当たった兵士の肋骨をグチャグチャにする。 「ヴオオオオオンンンッッッ!!!」 プラズマキャノンを照準もあわせず前後左右に降り注いだ。武装チームが結集していたのが不幸、 そこいら中で灼熱の花火があがり、鉄は溶け、人が弾ける。車両は次々に爆発してアスファルトは剥がれる。 ガガガガガガガガガガ! プレデターに戦車も貫く鉄鋼弾が雨のように降り注ぐ。当然その傍にいる味方にも。 黄緑の体液が全身を染めるが、大木のような巨体からは想像もつかない俊敏さで兵士を積み木のように薙ぎ倒し、 縮めていたスピアを解放すると団子のように人体を貫いては、あたりに撒き散らし死体の山を築いていく。 「グゥオゥオアアアアッ・・・!」 一瞬で混戦と化し、ミキサーの中のように肉と銃弾、液体と炎、悲鳴と金属音がぶつかり合って弾き飛ぶ。 その中心にいる刃は宇宙の狩人だ。しかし重症を負った肉体の疲労は蓄積され、地上と空からの包囲網を突破できずにいた。 一方、比呂美は戦場が奏でる轟音のハンマーで鼓膜が割れそうになりながらも、火の海、血の海、死体の山の戦場を トカゲのように這いずり回っていた。全身は擦り傷と火傷でボロボロだが、手足が?がれても今は気付かなかっただろう。 燃え、砕け、ドロドロに溶けた屍に怖がる暇もない。とにかく安全な場所を探していると、レイプ集団の乗ってきたバンが目に留まった。 (あれだ!) 死体と瓦礫の丘を超えるのに四苦八苦していると、最後に闘った男が使っていた金属バットが手の届くところにあったので、 それを使って邪魔な肉塊や鉄くずを壊して進んでいく。 (車を運転できる?大砲で吹き飛ばされるかも?そもそも壊れてない?) 不安に限りはないが、といって選択肢があるわけもなく、 たかだか10数メートルを万里の長城でも渡った気持ちで(行ったことはないが)ようやくバンまで辿りついた。 頭上を銃弾が行き来しているのに、立ち上がるのはギロチンの振り子の間から首を出す心境だったが、 思い切ってジャンプするように運転席に飛び込んだ。ドアを開けたまま車から降りたレイプ犯に比呂美は心中で礼をいった。 ギアを直し、キーを回してエンジンを始動させる。ホラー映画だと直ぐにはかからないものだが、幸い心配はなかった。 運転席からこっそりと覗くように周囲を伺い、アクセルに足をかける。 (おねがい・・・うまくいって!) ギュッウゥゥ!!! 当然比呂美は世界中から押し潰されたような圧力を感じた!脳に血液が回らず、肺に酸素が届かない。 目を一杯に見開いてあちこち泳がせると、バックミラーが事態を教えてくれた。 助手席に置いた筈の金属バットが自分の首に添えられ、それを座席の後ろから伸びた太い腕が両端から後ろにひぱって、 全力で比呂美を絞殺しようとしていたのだ。 「ひひひひひひひひいひひい」 レイプ集団の中で唯一比呂美と直接肌を合わせ、睾丸を潰されて失神していた男だった。 病院で治療を受けるべき損傷を負った筈だが、周囲の喧騒に半分起こされた形で、運転席にいた比呂美を見つけ、 狂乱したままに襲い掛かってきた。まともな思考だったら、一旦水に流して共に逃走を図っただろうがそんな希望はなかった。 「がっ・・・はっ・・・こっかっ、・・・っっ!」 比呂美の手が虚空を引っかき、下半身が浮きあってフロントガラスをがむしゃらに蹴り上げる。 座席を挟んだ後方から締め上げられては、百年経っても手は届かない。 ガチャンッ 眞一郎の母が受話器を置く。比呂美を使い先に出した顧客から、彼女の対応を褒める電話を受けたのだ。 途中で急に切れてしまったが、何か急ぎの用事でも入ったのだろう。かけ直す気もない。 しかし連絡どおりなら比呂美はもうとっくに戻っていい時間である。 (馬鹿な子・・・。車で送ってもらえばいいのに) そしたらそうで何かしら野次るのだが、そんな省みる真似はしない。 まさか眞一郎と逢引でもと勘繰ったが、息子は部屋でウンウンと唸って何か励んでいるらしい。思春期はいろいろだ。 「全く・・・世話のかかる・・・」 自分では気付かぬほど焦りながら上着を羽織ると、こっそりと戸口を開け、車を出す。 夫は酒蔵で熱心に作業中で気付く気配もない。言っておくべきだと思ったが、 (どうせ私を困らせようとしてるのよ) 刻限を破るような子ではないと分かっているが、不審が先立って正常な判断を妨げていた。 「あ、ちょっとあなた。少し付き合ってくれない?」 仕事の上がった酒蔵の少年の坊主頭が目についたので声をかける。男手ならこの程度で十分だろう。 「え、あの、ダメですよご主人の前でそんな」 「バカね、いいから乗りなさい」 「不味いな・・・。あと3分で片付けろ。でなきゃ撤退だ、人生からもな」 プレデターの射程範囲外から状況を観測しているユタニ実働部隊の指揮官は毒づいた。 既に物質的にも人的にも被害は数百億を下らない損害を出している。 無論目標さえ捕らえてしまえば、その損失は帳消しにして余りある、生涯使い切れない報酬が約束されるが、 さもなきゃクビでは到底済まない。この世の地獄で朽ちて果てようというものだ。 行くも地獄、戻るも地獄。潜った先にある極楽には未だ届かない。 「化け物が・・・っ何故死なん?」 付近一帯にジャミングと停電、交通規制、周到な情報操作をかけて人手を払っているが時期限界になる。 だが宇宙ハンターをここまで追い詰めたのは初めてだ。この機を逃せば余命までにまたチャンスが来るとは思えない。 一方で、追い詰められた獣が大規模な原子爆発を起こすというのは重要な注意事項だった。 まぁこのまま逃げられるくらいならいっそ全て灰になってもらうほうが、事後処理もせずにいいというものだ。 もちろん自分たちは安全圏まで離脱した後だが。 「近隣の住民は災難だな」 あとコンマ数秒で比呂美の脳が走馬灯に入ろうというとき,それでも脱出方法を探ることを諦めなかった。 兵隊から貰った高級コートのポケットを無我夢中で漁り、広げ、かき回して‘それ‘を掴む。 グチュッ 「ずぅうっ!」 プレデターから贈られたライフルの弾丸を見つけると、 バットを握り締めた男の手甲に先端を添えて、その上から手を重ねて握り締め突き刺したのだ。 が、相手もアドレナリンが分泌されてるせいで、苦痛をものともせずに締め上げる。 「ふっ!」 しかし、それで十分。意思とは関係なく、力が弱まった隙に体を前に倒し、僅かに椅子に沈み込む。 強靭な圧迫から逃れるには至らないが、指先がやっと座席の傾斜レバーに届き前後構わず引っ張った。 ガクンッ 急に椅子が倒れたので相手も力のまま後方にのけぞって尻餅をつく。が、それでも男は比呂美の顎にかけたバットを外さない。 その勢いで比呂美は舌を噛みそうになったが、なんとか奥歯をかみ締めて踏みとどまる。 そして相手が上から覆いかぶさって体重をかけようとするより速く、指先を刀のようにピンと伸ばして、 男の手首の付け根の骨を斬るようにして、叩いた。 「っぐ!?」 衝撃で腕から力が抜けバットから指が離れる。その期を逃さず、比呂美は首の下から肘を入れてバットを掴むと一気に奪った。 そして寝転がった状態のままバットを縦に握りなおすと、顔面に拳が落とされるより速く、傘をさすようにバットを真上、 重力からすると横に向かって突き伸ばし、男の鼻と前歯を砕いたまま吹き飛ばす。 「ぷっぶぅっっ!!」 寝転んだ状態の戦闘なら既に経験済みだ。鼻血と唾液が降り注ぐのをかわしひっくり返って膝立ちになると、 男が反撃に出した左フックを薙刀のようにバットで防いで、その柄で顎を抉る。 「ごぁっ!」 続く反撃も矢継ぎ早に防いではその度に金属バットをバトンのように回して、男の急所を次々と痛めつけていった。 狭い車内における戦闘も経験済みであり、比呂美は高度な身体操作で体力差を圧倒していた。 「ごっ、ひゃあっ、げぇ・・・、も、もうゆる、許してぇ、ひいい」 いくら殴りかかろうと比呂美に指一本触れられず、全身を釘で刺されたような激痛で覆われ、 醜い痣で膨れるに至って男は降参する。親に叱られた少年のように丸まって命乞いするがもちろん比呂美は容赦しない。 「げっっっ!!!」 もはや比呂美は因縁などどーだって良くなっていたが、生かしといて+になるとも思えないので、 丸まった背中から突き出た背骨に向かってバットを振り下ろすと、胸椎が肉から見えるほど殴りつけ、 失禁した男を不法投棄でもするように車から蹴落とした。殺す気も起きない。 「ふぅ・・・」 チュンッ 前を向いて一息ついたとき、ビニールが破れるような音がした。 お腹の辺りが急速に温かくなってきたので、咄嗟に手を添えてそこに目を向けると黒いのか赤いのか分からない水が滴っている。 ふと伝説的刑事ドラマの伝説的俳優の伝説的殉職シーンがよぎる。 よもやこの死地に至ってさえ、自分はこの事態を想定していなかった。いや、受け入れていなかったのだ。 「う・・・うぅ、う~~っ」 現実に、耐え難い事実に対して比呂美は張り裂けるような怒りと悲しみを抑えきれず唸った。 唇を噛み切らんばかりに閉め、ただ唸るしかなかった。 どこから迷い込んだのか知れぬ一発の弾丸が脇腹を通り抜け、比呂美の血液をトクトクと外に零していた。 「あぁ、・・・お、奥さん、オ、オレもぉ、・・・もぉ駄目です!」 腰まで捲り上げられたスカートから伸びる白い太股が蛇のように腰を絡めてリズムよく上下に揺れる。 「しっかりなさい!あんっ、そんなことで・・・うちの仕事が、んっ、・・・勤まるとぉ・・・思ってるの!」 彼女の平手が勢いよく少年の頬を叩く。そして紅く腫れ上がった頬に舌をべったり這わせ唾液を塗りたくる。 「だ、だってぇ、・・・もう3回も・・・、あぅっ、枯れちゃいますよぉ」 上着から飛び出した白桃のような乳房の片方をを少年の顔で押し潰すと、その薄黒い先端を舐めるように誘導する。 「そうよ・・・もっと強く吸って、・・・はぁあ・・・千切れるように」 彼女の胎内が若い肉棹にきつく吸い付き、掃除機のようにグイグイと引き込むと、 たまらず少年の手が女性の背中を引っ掻きまわし、暴れるように腰を引いて、喰いつかれるのから逃れようともがく。 「もっと・・・もっと耐えなさいっ!・・・あぁんっ!」 結合部からは肉が擦れ合うが音がパンパンと響き、愛液と精液が交じった水溜りが溢れてグッチョリと太股を汚す。 比呂美を探しに夜の闇に出た眞一郎の母と酒蔵の少年だったが、途中で急な交通規制に遭い、 しばらく揉めたものの、ガードマンが軍人のように筋骨逞しい大男だったこともあってやむなく引き返したのだ。 伺う限りでは比呂美は通らなかったようだし、この人の多さなら何か事件があったということもないだろう。 天候の影響か携帯もカーナビも通じず、付近が都合よく停電だったこともあって、 暗い路肩に停車するとたちまち狭い車内での淫らな交合、はやくいえばカーセックスへなだれ込んだ。 今夜が初めてではない。というより少年は予期していたし、女も暗に期待していた。 「全く・・・んんぅっ、つくづく・・・あっ・・・使えない子ねぇ!眞ちゃんなら・・・きっと・・・あんっ!」 劣勢だった少年が突如、女性の柔らかい尻に指を食い込ませ、ムニムニとこね回しながら、 ロデオのように腰を振り上げ、子宮を突き上げる。技と力の合わさったダイナミックなテクニックだ。 (オレが!オレがあんなフラフラしたフリーター予備軍の七光りエロゲー小僧に負けるかよ!) 決して口には出せぬ叫びを熱き男根に込めて、猥らな口に叩きつける。 「なに?眞ちゃんと・・・あっ、比べられて・・・っ、悔しいの?ほんとに子どんんっっ!」 それ以上は許さぬと唇を重ねて繋ぎとめる。捩る首を押さえつけ、喉奥まで舌を入れると、 唾液をたっぷり流し込んで、吐き出そうと伸びた舌を軽く噛んで飲み込み、ディープキスを強制する。 (覚悟もなく!道理もなく!己の欲望のままに親の金を使い、女の優しさに溺れる! それが仲上眞一郎の限界!だからこそ、奥さんはオレのものだあああぁぁぁ!!!) 最初に眞一郎の母親から関係を強要されたのは彼が中学に上がる少し前だ。 はじめは性への興味と熟れた美貌の魅力から、やがて事の重大さが分かっても、 奉公先という上下関係に逆らえぬままに、また過ちを重ねた。 しかし、そうして毎日影に隠れ肌を重ねてくうち、彼女の瞳が自分を通して何かを見つめていることに気付く。 ひとつの事実に気付けば、あとは糸を手繰るようにして簡単に真実が浮き上がってきた。 いたいけな少年への肉欲など及ばぬ罪、禁じられた恋心がそこにはあった。 彼女が息子を見つめるときの哀しく、しかし艶かしく濡れた瞳をみたとき、 その情欲が決して適わぬこと、それを年近い自分に重ねていることに気付いたのだ。 そうして初めて彼女を上司でも、母でも、女でもなく、一個の恋に身を焦がす可憐な少女として遠くから見たとき、 感情的で過保護なだけの小うるさいセックスだけの付き合いだった女性の別の側面が見えてきた。 不器用になってしまう優しさ、意固地なばかりのプライド、裏目に出てしまう気遣いの数々がどれも溶けるように可愛いかった。 髪を上げるときの薬指、振り返ったときの首筋、困ったときの眉根に胸が歌うように高鳴った。 ほぼ同時に自分とは別モノとして意識もしなかった坊ちゃん、眞一郎に腹が煮えてきた。 愚鈍にして勘違い、優柔不断で視野狭窄、周囲の愛情に気付かずひたすら恩人を翻弄し、不幸に染める呆れた軟弱。 彼が幾人かの少女からの好意に懊悩していることはなんとなしに知ってはいたが、 少年から言わせれば全て眞一郎の不甲斐がなせる惨状、無能極まる小人の、それすら認められぬ大罪だ。 母の想いに気付けなどという無茶はいわんが、どうせ結果は決まっているのに、矮小な精神をひたすら守らんがために、 自他共に言い訳を重ね、いたいけな少女たちの魂を混迷させ、浪費するなど男子の風上にもおけぬ。 「あんっ・・・!今日は・・・くっ・・・激しいわっ!ねぇ、んっ、んんっっ、んああああああぁぁぁぁ!!!」 少年は女性の胎内に秘めたる滾る愛情と憎しみを解き放った。 「救護班ーっ!救護班ーっ!」 「いでぇえええええ!だずげでぐれええ!」 「ここだぁぁぁ!だれかぁぁぁぁぁ!!!」 硝煙と銃弾の立ち込める闇の中で絶え間なく悲鳴が続き、禍々しい合唱を奏でていた。 皮膚は爛れ、肉は裂け、骨が露出してなお、死ぬこともできず苦痛に苛まれる兵士たち。 かれらの助けを請う呻きを無視して、新たな兵力が突入してくる。 「どこだぁあああ!!このクソッタぐあっ!?」 サクッ 空間を切り裂いたように、なにもない場所からスピアが現れると、怒声を撒き散らす兵士の両眼を削った。 「うわぁああああ!ちくしょおおおお!!!」 光を奪ったプレデターは錯乱した男を味方に向け突進させると、再び瓦礫の隙間に沈む。 シュバァッ 遠くから狙撃の体勢を図っていたスナイパーの胸をプラズマキャノンで風通しよくする。 シュカァッ 空けた場所で待ち伏せていた集団の真ん中にレイザーディスクを送り、背を低くしてやる。 グチャッ 地面に転がる負傷兵を泥のように踏み潰す。 「ぎゃあぁぁああああ!!!」 幅の広い道路にユタニの装甲車両が幾重にもバリケードを築き、整然とした包囲網を敷き詰めてもなお、 プレデターは的確に狩りを進めていた。 高所や遠距離からの攻撃には灼熱のビーム、中距離には鋭利な円盤、傍にくるものは槍で叩き、両椀の剣で刻んでやる。 恐れをなして逃げた者の先には透明なワイヤーと破片を切り出したギロチンの罠が待っている。 激しく炎を絡め、鉄を振り、冷静に血を抜き、肉を分けていく作業はさながら名シェフの調理場のようだ。 大切なのはそこそこに殺すことだ。そこそこに。 半死の兵隊の終わらない悲鳴と傷跡は、これから来るものたちの心に恐怖を撒き散らす。 心理効果だけでなく、泣き声は忍び寄る足音を隠し、腐臭は強い体臭を打ち消す。 地に転がる負傷者そのものも巨体を誇るプレデターにとってはぬかるみ程度だが、 人間には足を滑らせ、車両を躓かせ、行く手を遮る沼となる。 プレデターは逃げ回るように見せて、破壊された車両と人間を捏ね混ぜて壁を建て、深い迷路を作っていた。 迷い込んだ者の光と音を遮り、動きを封じ、痛みを引き伸ばす堅牢で邪悪な要塞だ。 ユタニの特殊兵士たちも紛れないエキスパート、勝ち抜いてきた一流だったが、人間相手の殺し屋である彼らと、 生まれながらの捕食獣、狩人、戦士であるプレデターとでは生物としての格が違う。 脅威の運動能力と人間心理まで計算した巧みな攻防に、兵士たちは翻弄されるしかなかった。 だがそれでも、プレデターの不利は変わらない。 戦闘が続けば体力は消耗し、武器も疲弊し、長引くほどにより蓄積される。 続々と新しい兵力が投入されるなかでは、傷を癒す暇もない。 次第に足腰は衰え、砲の出力は弱まり、刃は零れていく。 「グウオオオオオオオオオオオオッッ!!」 それでも生ある限りは生を奪わんと大気の震えるような咆哮で己を鼓舞し、敵を戦慄させる。 未だ死んではいないのだ。自分も、そして彼女も。 ドンドンドンドンッ! 「比呂美ー!比呂美ー!」 石動と書かれた戸を何度も叩き、声も枯れんばかりに叫ぶ。 母が車を出した音に気付いたことがきっかけで、家のどこにも彼女がいないこと、 どれほど待てども彼女が戻らないことに焦った眞一郎は、自転車ひとつで飛び出したのだ。 「・・・今何時だと思ってる」 髪もパジャマも顔もクチャクチャにして、不快感を隠そうともしない石動純が戸を開ける。 誰が来たかは分かっている。こんな近所迷惑甚だしい無礼者は妹を除けば一人しかいない。 「あの女はいない」 「比呂美が来てるんだろ!?どこにいるんだ!」 仲上眞一郎はそんな態度も気付かず、食いつかんばかりに詰め寄って、家のなかに入ってくる。 自転車を玄関に横倒しにし、寝巻きの上からジャケットだけ羽織って、息も絶え絶えで駆けてきたのが伺える。 「出て行け」 額を歪ませて吐き捨てると、感情そのままに眞一郎を押し出して戸を閉める。 「ま、待ってくれ!随分前に出たきり帰ってこないんだ。何か、何か知らないのか?なぁ!」 構わず戸に張り付きながら眞一郎は問う。二度と見失うわけにはいかないのだ。 「・・・こっちは本当に忙しいんだがな、おまえらのおかげで」 これ以上騒がれるならと、ウンザリした表情で純は眞一郎を家に入れる。 ただでさえ肩身の狭い家庭なのだ。夜の夜中に女がらみで大騒ぎなど、近所の恰好の噂だ。 万が一にも学校や世間の心証を損ねないためにも、品行方正な生活が望まれるというのに、 どうしてこう恥知らずな輩ばかり絡んでくるのか。 「乃絵が寝てるから静かにな。それとも・・・本当は夜這いに来たか?俺はその辺を一回りしてくっ!」 玄関口で純が零した悪意の冗談に眞一郎が掴みかかる。 「こっちは本気なんだ!母さんも探しにいったきり戻らないし・・・ぐぁっ?」 純が襟首を掴んでいた眞一郎の手首を捻り上げると、不自然な方向に間接を曲げ押さえつける。 「なんでここに来てるんて考えたんだ?こっちはあのトラブルメーカーのせいで・・・関わりたくもない」 痛みにたまらず眞一郎は膝をつきながらも訴える。 「け、携帯も通じないし・・・、あちこち急に道路封鎖してて、きっと何か・・・トラブルにっ!」 純は憮然としたまま、体を後ろに折り曲げて耐える眞一郎を突き飛ばして解放する。 「どこかで股でも開いてるんだろう。あれは好きモノだからなぁ兄さん?」 胸をつららで刺されたように眞一郎の顔が青ざめる。 「まだ寝てないのか?じゃあ初めてっていうのは・・・本当だったんだな、くくっ」 「おまえぇ!」 怒りで心臓を焼かれた眞一郎が飛び掛る。が、合わせて跳んできた純のつま先が腹にカウンターで突き刺さった。 「ゲェフッ!ぐぅああ!」 夕食の中身を廊下に戻しながら眞一郎がバタバタとのた打ち回る。その頭を踏みつけながら純が嗤う。 「きったないなぁ・・・ほら、ちゃんと綺麗にしてくれよ?坊・っ・ち・ゃ・ん☆」 眞一郎の頬を床にゴシゴシと擦り付けて、無理やりに吐しゃ物を拭わせていく。 「あっちから誘ったのに怒るのは筋違いだな。そういえばスポーツやってる子が締まりがいいって知ってたか?」 足を引き剥がそうと伸ばされた指を踵で踏みつけ、頭を転がすと喉をつま先の指で押さえつけて息をさせない。 「真面目な子ほどなんとやらってな。動物園の猿のようにキーキー啼いて乱れて・・・」 もがく眞一郎のこめかみをサッカーボールのように蹴り上て吹き飛ばし、狭い玄関先にすっ転がす。 「なかでもあれは格別だったけどな、並べて比べたから本当だよ」 固い靴箱の角に眞一郎の額がぶつかって割れ、ドクドクと流れた血が歌舞伎のように顔を染める。 「あーらら・・・やっちゃたか」 蹲る眞一郎を侮蔑すると、純は洗面台から水で濡らしたタオルを持ってきてその顔に落とす。 「ここにいないのは本当だ。手がかりもない。手伝う気もない。分かったら帰ってくれ」 竜巻に上げられたように眞一郎は純に投げ飛ばされると、石動邸前の道路を飛び越えて電柱に激突し、 そのまま収集日を守らないゴミ袋の山に落下した。 「ぐぇっ・・・」 生ゴミのクッションで助かったもの、背中には赤紫色の痣が何ヶ月も残るだろう。 しばらくは独特の悪臭と感触にも気付かないまま、腹なり顔なり背中なりの痛みが五体を征服していて、 考えることもままならず丸くなって呻いていた。 (こんな遅くに女がらみで押しかけるのは非常識だったか・・・) 普段の純からおよそ常軌を逸した行動は、まともな暴力に触れたことのない眞一郎に体ばかりでなくショックであった。 (親友ってこともないが、そこそこ繋がりもあったのに・・・どうやらそれも失っちまったらしい) 三代吉や愛子にもそうだが、自分の鈍感は随分ひとを傷つける。となればこれは相応の報いというべきか。 結局、手がかりどころか痛手まで負わされて痛みと後悔の海に浸っていると、頭上から涼やかな声がした。 「そんなとこで寝れるなんて意外と逞しいのね」 「おまえ・・・寝てたんじゃないのか」 石動乃絵。たった今、手酷く自分を痛めつけて追い返した美男子の妹にして、学内きっての変人。 「どこかの常識知らずさんが押しかけるまではね」 人に見られる恥ずかしさから逃れるため、眞一郎は動かすたびに悲鳴を上げる全身を無視してゴミ山から這い出る。 「ぐっ・・・わ、悪かったなぁ・・・ごほっ!」 フラフラとしつつも立ち上がるゴミまみれの少年。皮肉にも純のくれた濡れタオルで汚れた顔や手を拭っていく。 「・・・ごめんなさい」 頭痛と耳鳴りではっきりしない眞一郎にはよく要領を得られない。 「え?あ、あぁ、イツツッ!」 乃絵も別に受け答えは期待してなかったようで話題を切り替える。 「──で、眞一郎はこんな夜更けに湯浅比呂美がいなくなったから探してるのね?」 ゴクリッ 「ん?あ、ああ。母さんも探しに出たみたいだけどずっと戻らないし、携帯も通じないんだ」 「それで、ここにいると思って来たけど、ここにいなかった」 「・・・ごめんな」 「で、どこにいると思う?」 無根拠にここしかないと勝手に決め込んでいたから他に考えもしなかった。 「さぁ・・・えと、友達のとことか?きっとバスケ部の朋与のとこか、もしかして‘あいちゃん‘かも。 ひょっとしたら母さんともう会っててどこかで説教食らってるか・・・」 実際はレイプ集団と殺し合いを演じた挙句、宇宙ハンターと私設軍隊の抗争に巻き込まれて生死の境を彷徨っていた。 などと知る由もない眞一郎の話をじっと聞いていた乃絵は、少し沈黙したまま暗い夜空の向うに眼を向けた。 遠くの彼方で微かに光が瞬くが、地下の送電線の緊急修理という名目で交通封鎖をしているので誰も疑問は抱かない。 「そうね・・・多分、全部外れ。だから一番ありえない・・・ううん、あってほしくないと思うアテを探せばいい」 振り絞った答えをおざなりに否定されたうえ、不明瞭かつ不快な答えに、なんだか腹が立ってきたが、ふと雷轟丸のことが浮かぶ。 あの無鉄砲な黒い羽の最期にはどういった伏線も予報もなく、ただ結果のみが横たわっていた。 となると、この暗闇で影さえ掴めない比呂美にも同じことが起こっている、ということなのか。 ただの偶然、運のツキ。こちらがいくら注意を払っても拭えない現実の隙間に落ちてしまったのならば、どうすればいい? 「どうすればいい?」 「さぁ、私には分からない。でも眞一郎にはきっと分かる」 なんという謎かけか。自分には出来ないといってどうして俺には出来る!? 「どうして!?」 乃絵の瞳が眞一郎を捉えて、煌くように微笑む。 「あなたが彼女を探しているから。どんなに離れていても、想い続ける限り仲上眞一郎と湯浅比呂美の絆は切れないわ」 澄んだ明快な言葉で、彼女は続ける。 「きっと見つかるわ。あなたの足がそこに向かっているのだから」 不安で曇っていた胸のうちに風が吹きぬけた心地になる。 探すしかないのだ。それはきっと自分にしかできないし、ほかにできることもないのだから。 「わかった!ありがとな!」 一旦気持ちが奮い立つと、これ以上の長居は無用とばかり、自転車を立て、よろめく足を踏ん張って駆け出した。 外灯に導かれるように奔っていく眞一郎を静かな笑顔で見送った乃絵は、その背中が見えなくなるとそっと呟く。 「・・・でも、探すことを諦めたら見つからない。どんなに傍にいても絶対に・・・」 つづく truetearsVSプレデター3 ,. - 、 〈〉 毎度ようこそのお運びで厚く御礼申し上げます。 彡`壬ミ || ttパロ書きプレデターでございます。 用ノ哭ヾ二=G < 〈_〉〉=={ || 保守及び新作投下し易い空気を作るためだったのに、 {{{.《_甘.》 || 現行連載最古にして今スレ最長になってしまった「truetearsVSプレデター」。 {_} {_} || おかげで記念すべき‘20‘まで到達。今回は総集編です。 ム ム スルーしてたあなたもこれだけ読めば安心! 概要・・・truetearsにプレデターがきたら、というお話。の筈が、もはやプレデターの世界にttが来てる。 あらすじ・・・ある晩比呂美はレイプ集団に襲われる。恐怖の中覚醒した比呂美は、彼らを返り討ちにする。 彼女に敬意をもってプレデターが現れるが、それを追って大企業ユタニの私設軍も登場。 果たして比呂美とプレデターの出会いは何をもたらすのか。 各話紹介 430 ある晩、お使いに出た比呂美は大学生レイプ集団に路上拉致される。 433 一度は屈した比呂美だが、突如反撃にでる。 435 瞬く間に5人を葬り、ついに1対1に。 438 敵の男もとうとう本気になってきた。 441 一進一退の攻防が続くが、男のパワーに叩き潰される比呂美。危うし! 446 危機一髪、少女は生き残る。しかしそれもつかの間、プレデターが現れた! 457 おわり 466 やはり続く。プレデターとしばし心を通わせる比呂美。 479 メタネタ。いみはない。 485 プレデターに襲い掛かる大企業ユタニの戦術部隊。 487 富山が戦場となる。 488 逃げようとする比呂美を襲うレイプ集団の生き残り。 489 だが修羅場をぬけてきた比呂美の敵ではなかった。しかしその直後、比呂美の脇腹を銃弾が抜けていった。 496-497 カーセックスに励む丁稚とママン。 527 頑張るプレデター。 534 比呂美を探す眞一郎は4番のところに押しかけるが、からかわれて追い返される。 567-568 乃絵は眞一郎を励まし、道を示す。
https://w.atwiki.jp/kuma-gou/pages/36.html
Pandemonium Warden全10+最終形態 エジワ羅洞K-6に万魔殿の鍵をトレード.制限時間120分 リンク特性◆ノンヘイトでは絡まない◆本体はペット無視,ペットは本体から離れ過ぎると本体最大ヘイトPCまで戻って襲い掛かる(本体とペットヘイト連動)◆ペット同士のリンク有り バトル特性◆黄色ネームになると2分30秒で消滅◆救援要請を一度でも出した場合、HPが回復しないため終了←ココ大事◆本体引き寄せ有り.標的としているPCが近接位置を離れると使用 ペット特性◆本体1に対してペット×6 常時リゲイン状態◆魔法耐性◆通常弱体,及びスタン(雷耐性敵以外)有効 本体・ペット共通特性◆本体・ペットとも睡眠/ヘヴィ/バインド完全耐性◆本体へのスタン一部有効.但し高暗黒スキル依存 戦闘の流れ サルベージボス型 Chariot族×1 ボス1体+ペット6体×4セットランダムで登場ボスの止めをさしたPC所属アラに対し次形態出現時アクティブで登場 バフラウ型 ペット Gears族×6 範囲wsがとにかく強烈注意事項大ダメージ.麻痺.バインド針万本.魅了.急所突き.ヘヴィ 銀海遺構型 ペット Gears族×6 ゼオルム型 ペット Gears族×6 アラパゴ型 ペット Gears族×6 ↓無敵状態でPandemonium出現.カックル・ヘルスナップ使用. アトルガン獣人王型 各種獣人王×1 ボス1体+ペット6体×3セットランダムで登場ボスの止めをさしたPC所属アラに対し次形態出現時アクティブで登場 Gulool Ja Ja ペット マムージャ族×6 注意事項大ダメージ.バインド.魅了石化.毒.麻痺.スロウ静寂.悪疫.バインド.ヘヴィ Gurfurlur the Menacing ペット トロール族×6 Medusa ペット ラミア族×3,メロー族×3 ↓無敵状態でPandemonium出現.カックル・ヘルスナップ使用. アトルガンHNM型 花鳥st4HNM×1 ボス1体+ペット6体×3セットランダムで登場ボスの止めをさしたPC所属アラに対し次形態出現時アクティブで登場 Khimaira ペット プーク族×6 注意事項ハイドラのws及び追加効果の悪疫は現状TP5%-/3secPCがwsを打てなくなるほど凶悪なので速攻治したい Hydra ペット ドラゴン族ダハク×6 Cerberus ペット ボム族×6 ↓無敵状態でPandemonium出現.鮮血の饗宴使用.第10形態ボスにとどめをさしたPCがいるアライアンスに対しアクティブ ドゥエルグ型 ドゥエルグ族×1 ボス1体+ペット6体ボスHP75%+50%+25%の計3回ペットが全9種の召喚獣になりアストラルフロウ×9 PandemoniumWarden ペット ドゥエルグランプ×6 注意事項 このページの↑に移動
https://w.atwiki.jp/bemani2dp/pages/2903.html
GENRE TITLE ARTIST bpm notes MAINSTREAM HARDCORE Devil s Gear DJ Myosuke 180 1163 攻略・コメント ☆10に慣れていないと辛い。まずはノマゲから様子見が良いか。HARDはBP40あたりから互角、補正があるので瀕死でも諦めず食らいつけばワンチャンあり。 -- 名無しさん (2016-02-22 00 43 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gowjwiki/pages/15.html
wikiできてる〜 乙です! - 名無しさん 2013-03-23 02 06 56 マルチ面白いず - 名無しさん 2013-03-24 23 10 27 ランクリセット解決されてるのかな?解決されて無いのならメダルとか気にしないであそぶ - 名無しさん 2013-03-26 01 58 07 どうやってもティッカーでキュアとスポットは食べれなかったんですけど確認はされたのでしょうか? - 名無しさん 2013-03-26 17 43 18 確かに地面に落ちてるスポットグレ食べれなかったな - 名無しさん 2013-03-27 03 13 09 というか、スポットは食べても止まらなそうだがw - 名無しさん 2013-03-27 17 49 52 追加したの俺だけどごめん確認はしてないやコメントアウトしときました - 名無しさん 2013-03-27 16 24 22 フレンドと試してみましたが、飲み込めたのはグレネードとブーシュカの弾(炸裂前)だけでした。キュアとスポットはティッカーめがけて何度も投げ、ティッカー側も飲み込もうとしましたが飲み込めませんでした。 - 名無しさん 2013-04-03 12 58 22 OVER RUNなんで対戦方式にしちゃったんだろう。純粋にローカストだけ使いたいのに。Beastの強化版って銘打ってたから期待してたんだけどなぁ - 名無しさん 2013-03-29 09 46 33 BOTより人間の方が優秀だから強化版ってのは間違ってないような - 名無しさん 2013-03-29 18 23 21 wing~はスーパースターを談合で解除した実績乞食 - 名無しさん 2013-03-31 13 36 12 スーパースターは談合の方がムズイだろ - 名無しさん 2013-04-01 03 25 27 スーパースターは談合の方が楽。ホストがインセイン、ゲストがカジュアルにしてカジュアルが☆三つとったら退出すればいい。 - 名無しさん 2013-04-01 20 53 40 参加者全員インセじゃないとオニキススター取れないんじゃないっけ?抜け道あるの? - 名無しさん 2013-04-01 21 02 16 俺のフレがカジュアル談合でスーパースター解除したよ。後でバグが出るかもしれんけど・ - 名無しさん 2013-04-01 21 08 36 リセットバグ以外はそこそこ使えるのがエピックオリティ - 名無しさん 2013-04-02 06 51 57 「Haven DLC パック」は期間限定で無料とのことです。まだの人は早目にDL、まだ買ってなくて購入予定のある人も登録しておくことを推奨。 - 名無しさん 2013-04-04 12 59 28 HALO4はオフラインでは経験値が貯まらないシステムでしたが、本作も同様という事はないでしょうか? - 名無しさん 2013-04-06 14 09 39 メダルの、爆薬とグレネードの違いはなんでしょうか? - 名無しさん 2013-04-12 01 52 47 Easter eggのLIBRARYマップで出てくる亡霊みたいな奴、何者なんだろう? - 名無しさん 2013-04-12 19 20 41 EPIC リーパー? - 名無しさん 2013-04-13 14 29 47 そう、そいつ。世界大戦時のCOGの英雄か何かなんだろうか? - 名無しさん 2013-04-13 19 36 49 ホスト以外でタレット使うと弾抜けするらしい - 名無しさん 2013-04-17 19 39 54 招待されてタレット使ったけど弾抜けしなかったぞ - 名無しさん 2013-04-17 22 48 29 ベアード(顛末)やカーマインのスキンはどうやったら手に入るの?DLC? - 名無しさん 2013-04-19 01 07 10 たぶん、これからDLCで配信されるんじゃない? - 名無しさん 2013-04-21 18 55 57 う~ん、やっぱりDLCですか・・何時配信されるか分からないけど、気長に待つしかないかな?返信有難う! - 名無しさん 2013-04-23 12 10 26 あと、半裸姿のタイ、EPIC リーパー、そしてGrayson Hunt、Trishka Novakとゆう別ゲームのキャラもマルチキャラにいるみたい - 名無しさん 2013-04-26 11 45 49 追加実績が250ということは、今回も全部で2000だろうかね - 名無しさん 2013-04-23 01 30 16 DLC、あの内容で1000MSPは高過ぎる; - 名無しさん 2013-04-23 12 18 54 VIPパス買えということだね - 名無しさん 2013-04-23 23 20 05 この調子だと値下げセールが早めに来そうだから待てということです - 名無しさん 2013-04-24 01 38 50 "共有タグ/募集"ページに談合手順を載せる是非は一まず置いておくとして、ステンバーイに募集の度にコピペされると募集一覧もログも冗長になってどうかと思う。該当ページに誘導するだけとか、できないものかね。 - 名無しさん 2013-04-27 16 43 01 こっちで色々やっても結局はステンの過去の募集からコピペしてくるんだし変わらないと思うけど。手順自体は「実績」ページに移したほうがいいとは思う。やり方探してここ来る人はまずそっち見るだろうし。 - 名無しさん 2013-04-27 20 36 26 変わらない事無いでしょ。URLと軽い説明で2〜3行で済む。 - 名無しさん 2013-04-28 00 04 50 ステンで募集する人みんながここ見てコピペするわけじゃないから大して変わらないって事。ここで「URLと軽い説明で2〜3行で済む」とか書いても見てなきゃ一緒だし。 - 名無しさん 2013-04-28 02 16 50 「URLと軽い説明で2〜3行で済む」ってステンに書くんじゃないの? - 名無しさん 2013-04-28 02 25 18 このWikiに談合手順を載せた人と同一みたいだけど、ステンにもテンプレを投稿したんで後続がみんなそのままコピペしてる様子。実績目的の連中は周りを顧みないというか、自ら律するという事を知らないから困りもの。 - 名無しさん 2013-04-28 14 17 39 そうだよ。迷惑でしかないから談合手順なんか掲載するべきではないよ - 名無しさん 2013-04-28 14 29 28 なんか荒れてきてるな。とりあえず、wikiなんだから良い事も悪い事も情報はすべて載せればいいんじゃね? - 名無しさん 2013-04-28 17 36 28 実績関係はwikiでもステンでも我が物顔で通すから顰蹙を買うんだろうね。談合手順を載せるなら、なるべく一般プレイヤーの迷惑にならないような注意点も併記するぐらいの配慮はあってもよさげ。 - 名無しさん 2013-04-29 08 26 27 不明なメルアドを削除しました - 名無しさん 2013-05-17 22 31 07 nanamiwbowie3amaneq@yahoo.co.jp - 名無しさん 2013-05-18 15 44 59 gantletmakid_hideki3@docomo.ne.jp - 名無しさん 2013-05-24 15 08 15 この迷惑メルアドどうにかならんのでしょうか。IPとか判明出来ませんか? - 名無しさん 2013-05-25 02 51 12 海外ゲームオンデマンドセールで$30 - 名無しさん 2013-07-05 14 52 34 ウォーサポーターのバグ発生ってホントですか? - 名無しさん 2013-07-23 00 55 57 「Epic Reaper」について情報をください。マルチプレイで使えるキャラクターみたいです。 - Epic Reaper 2016-09-21 15 29 51 5年間更新の無かった当wikiのインセインストーリー攻略をほぼ全て加筆修正した。誰かの役に立てば良いが - 名無しさん 2019-12-26 07 42 25
https://w.atwiki.jp/niconicokaraokedb/pages/3692.html
Words Tears わあとあんとていああす【登録タグ:CYTOKINE SYO ZUN 曲 曲わ 曲わあ 東方Project 隣人】 曲情報 作詞:隣人?(CYTOKINE) 作曲:ZUN 編曲:隣人?(CYTOKINE) 唄:SYO? ジャンル・作品:東方Project カラオケ動画情報 オンボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/6605.html
2004年放送。 監督 鈴木行 原作 PEACH-PIT シリーズ構成・脚本 吉岡たかを キャラクターデザイン 越智信次 メカデザイン 渡辺義弘 美術監督 鈴木俊輔 美術設定 伊井蔵 色彩設計 馬庭由佳 撮影監督 樋口哲治 編集 田中恒嗣 音響監督 菊田浩巳 音響効果 森川永子 録音調整 土屋雅紀 録音助手 田中文章 音楽 長谷川智樹 アニメーション制作 童夢 プロデュース ジェンコ 脚本 吉岡たかを 絵コンテ 鈴木行 オザワカズヒロ 谷岡しろう 米田和博 あべたつや 水本葉月 福本潔 勇轍夫 倉田ちとせ 演出 江島泰男 オザワカズヒロ わたなべぢゅんいち 米田和博 三宅雄一郎 福本潔 広嶋秀樹 あべたつや 作画監督 清丸悟 齋藤雅和 米本亨 大河原晴男 石川洋一 村上龍一 ふくだのりゆき 阿部達也 蒼邑鹿三 山沢実 松原一之 青野厚司 岡村正弘 梶浦紳一郎 越智信次 ■関連タイトル DearS 1st contact 「DearS」オリジナルサウンドトラック 「DearS」オリジナルドラマCD PEACH-PIT画集 DearS 原作コミック PEACH-PIT/DearS 1巻
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1785.html
METAL GEAR AC!D 2 当サイト連絡掲示板内差し替え・追加スレッド-250~265 250:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 05 17 ID ??? 主人公【スネーク】は、3年前に軍事独裁国家【セレナ共和国】で起こった大虐殺事件 【プラウリアの惨劇】の直後、瀕死の重傷のところを発見された男である。 自分の通称がスネークであるということ以外、すべての記憶を失っていた。 自分を助けてくれたレジスタンスの一行の仲間となり、独裁政権を打倒した彼だったが、 黒社会の大物の恨みを買ってしまい冤罪をなすり付けられて亡命を余儀なくされ、 仲間とアメリカに不法入国したところをFBIに逮捕されてしまった。 FBI捜査官【ダルトン】は釈放の交換条件として、スネークに「危険だが重要な任務」 への協力を要請した。軍需企業【ストラテロジック社】の研究施設に侵入、社の行って いた人身売買の証拠データを盗み出してこい、というのだ。 研究施設は元軍事施設を改装したもので、最新鋭の警備システムに加え、元軍人や傭兵で 組織された警備部隊、高い殺傷能力を持つ警備ロボットに守られている。もはや研究施設 というよりはちょっとした軍事要塞のようなものなのだという。 「なぜ民間企業にそれほどの警備が?」というスネークの疑問にダルトンは「ヤマしい ところがあるからさ」と端的に答えた。 しかし、捜査チームによるバックアップ体制も組まれず、スネークを送り届けた船で ダルトンが一人待機するだけという、こんなむちゃくちゃな違法捜査が、本当にFBIの 正式な任務なのかスネークは疑問を抱くが、仲間を人質にされている以上従うほかない。 「武器はナシだ。違法だからな」といまさらなことを言うダルトンに、「そういうのは 慣れっこだ」と答えるスネーク。道具を現地調達しつつ、警備兵や監視カメラ、赤外線 センサーをかいくぐり、鮮やかな手並みで帳簿データを盗み出す。 251:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 06 10 ID ??? その瞬間、緊急事態を告げる警報が鳴り響く。警備兵が来ない所を見ると、スネークが 見つかったわけではない。ちょうど同じタイミングで別の事件が起こったのだろう。 ゲートが封鎖された、というアナウンス。脱出は困難だ。 ダルトンの指示に従い、通信棟に行ってデータだけ先に外へと送信しようとする。 が、それも不可能に終わった。データをダルトンに送ろうとしたそのとき、ダルトンの 船が何者かに占拠されたのだ。その指揮官は、国防省統合参謀本部のワイズマン准将と 名乗った。本当だとすれば、米軍の大物である。 彼によると、30分前、ストラテロジック社の副社長 兼 主幹研究員【コペルソーン】が、 開発中の【メタルギア】と実験用核弾頭を奪取し、政治家や企業重役など数十人の身柄を 要求するという武装蜂起事件を起こしたのだという。警報はそれだったのだ。 メタルギア、という単語に確かに聞き覚えを感じ、反応するスネーク。ワイズマンは その様子をじっくりと観察してから、スネークに事態の鎮圧への協力を要請。 そして、交換条件として、スネークの過去を教える、と言った。 「俺を知っているのか!?」と驚くスネークに、「多少はね」と薄く微笑むワイズマン。 252:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 06 53 ID ??? ワイズマンは、スネークが【ナノチップエキスパンション】で行動していることを 言い当て、長々とその説明を始めた。 ナノチップエキスパンションとは、武器や人物を模した「カード」状に加工された 「経験データ」を行動に活用するものである。 使用者は、使用者自身の経験値を元にカードをダウンロードすれば、他人の経験や能力を まるで自分のもののように使いこなせるようになるのだという。 シャドーモセスで活躍した傭兵のように重火器を操ることも、偉大なる伝説の兵士のように 接近格闘術を極めることもできれば、ザンジバーランドを駆け抜けた男の俊足を得ることも、 ブラックチェンバーの梟の男のような夜目の体質を得ることまでも、自由自在である。 さらにこのシステムの秀逸な点は、カードを取捨選択して「デッキ」を編纂できることだ。 多種多様な経験を、さまざまな状況に応じて適切に組み合わせることで、多彩な戦略を 実行することが可能となっている。いうなれば、使用する目的も状況も選ばずに活用できる、 多目的型汎用プログラム というべき画期的なシステムである。 ひとしきり説明したあと、「今後は軍のほうでもコードを用意させてもらう」と、 ワイズマンは言った。これにより、ステージをクリアするたびに手に入る経験値(PTS)を 使って、カードを購入することができるようになった。 任務が進むにつれて、購入できるカードの種類も次第に増えていく。短時間でこれだけ 用意できるということは、軍では相当前からこのナノチップエキスパンションの開発が 進められていたのであろうことが予測された。 ダルトンは「何を言っているのか分からない、見たことも聞いたこともない」といわん ばかりの様子である。FBIの人間が少しも知らないような情報ということは、軍内部でも 機密事項に分類されるものなのかもしれない。 ということは、スネークは軍の人間なのだろうか? 疑問は尽きないまま潜入を続ける。 253:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 07 13 ID ??? ワイズマンは協力はしてくれているものの、信用ならないことは変わらない事実だった。 協力というより、利用とでもいうべきか。彼に従ってすべてを解決したところで、無事で 帰れる保障はどこにもない。スネークには、協力者が必要だった。 ワイズマンの目を盗んでダルトンと話をすると、彼は本心を白状する。疑ったとおり、 これはFBIの正規捜査ではなかった。 ダルトン自身は本物のFBI捜査官である。ただし、「元」捜査官であった。 ストラテロジック社の人身売買事件を担当して追っていたところ、上層部からの圧力で 捜査が打ち切られてしまい、抵抗したところあっさりとクビになったのだという。 ストラテロジック社が「黒い」会社であることは有名である。上層部からの圧力だって、 賄賂の賜物に決まっている。彼はクビになっても『正義』を諦めず、自分の個人的な コネを使って一人で捜査を続けていたのだ。 人身売買が行われているらしき研究施設をなんとか見つけ出し、どうにか手出しできない ものかと思っていたところ、潜入工作が得意な男が密入国するという情報をキャッチ、 知人の現職警官に協力してもらって逮捕劇を演出したのだ、と。 もっとも、これで人身売買の証拠が手に入ったとしても、違法な手段で入手した証拠で あるため起訴の材料にはできない。だが、ここから情報が手繰れるかもしれないし、 最悪でも世間に公表すれば犯罪を止めさせることはできるはずだ。 スネークらを騙して危険な仕事に利用した形ではあるが、事が成った暁にはちゃんと約束 どおりに偽の身分を用意し、渡してから釈放するつもりだった、とも語るダルトン。 彼の動機も計画も、一から十まで彼なりの正義に貫かれていた。 ダルトンは信用に足る男だ。そう判断したスネークは、生きるため協力しようと持ちかけた。 254:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 08 46 ID ??? そこに、通信を盗聴していた自称天才ハッカー【B.B.(BlackBoard)】が割り込んでくる。 ワイズマンにまったく気付かれないようにスネークとダルトンにだけ話してきたり、 ナノチップエキスパンションを即興でハックしてみたりなど、腕は確かなようだ。 妙に軽い、というより、むしろ幼いような口調で「楽しいから」協力すると言ってくる B.B.をいぶかしむダルトンだが、スネークは「この状況では誰もが信用できないし、 これ以上悪くもならなそうだ」と、いちおう信用することにする。 中と外、両方に仲間を得たスネークは、一路北の格納庫へと進んでいく。 その後、女性社員【タキヤマ】と人形のように無口な少女【ルーシー】を保護したり、 社が作っていたと思われる生物兵器【被験体】と行きがかりで戦闘するハメになったり、 先行して潜入していたワイズマンの部下【ヴィナス】と合流して協力して進んだり、 傭兵上がりの巨漢【ビンス隊長】率いる警備部隊ともやっぱり戦うハメになったり、 基地内を走る輸送列車で移動してたら鉄橋を爆破されて回り道を余儀なくされたり、 その回り道に繋がっている地下水路をダウジングで発見しなければならなくなったり、 しかもその回り道を通るためにライフルが必要だってんでさらに寄り道を強いられたり、 そうこうしてる最中に、実はコペルソーンの直属の部下であり愛人でもあったタキヤマに あっさりと裏切られてルーシーともども逃げられてしまったり……などなど、 いろいろしながらメタルギア格納庫へと進むうち、様々なことが明らかとなっていく。 255:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 09 04 ID ??? 社が開発していたメタルギアのOS【システムEGO】は、従来の電子的プログラムとは違い、 人間の脳みその仕組みそのものをコピーして作られた画期的なシステムであること。 システムEGOの理論を応用すると、人間の能力・記憶・人格をコピーし、さらに都合よく 切り貼りしたり極端化したりという操作を加えて、別の人間に移植できるということ。 それによって造られた生物兵器が、今まで倒してきた被験体と呼ばれる存在であること。 またその理論により誕生した最新式OSが、細分化した「経験」を編纂できるシステム 「ナノチップエキスパンション」であり、メタルギアや被験体に使われていること。 コペルソーンと彼の妻ルシンダは、その研究のために、人身売買で集めた子供たちを 使って人体実験を繰り返していたこと。 三年前のプラウリアの惨劇は、ストラテロジック社がセレナの独裁政権と手を組み行った 「被験体の実用テスト」中に、被験体たちが暴走したため起こった事件であること。 ルシンダはそこで命を落とし、コペルソーンは妻を失って狂気に走り始めたこと。 コペルソーンのテロの目的は、プラウリアの惨劇に関わった政府高官や会社重役たちを 皆殺しにすることと、システムEGOによる人格移植を利用しての妻の復活であること。 (コペルソーンと被験体たちはそれを『受胎』『女王の生誕』と呼んでいた) タキヤマが連れていた少女ルーシーが、彼が妻を移植するべく用意したボディ…… 技術の粋を集め、長い年月を費やして用意した、「究極の被験体」であること。 256:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 11 09 ID ??? そしてもうひとつ。 スネークの正体は、実はこの研究所で作り出された被験体のうちの1人。 「伝説の兵士」ソリッド・スネークの遺伝子から造ったクローンボディに、ロビト島事件 (前作AC!D1)で収集したスネークの活動データを移植して作られた第三世代被験体で、 「スネークタイプ」と名づけられた試作型のひとりであること。 プラウリアの惨劇で、暴走した「第二世代」の被験体たちを鎮圧するために出動したが、 仲間との壮絶な殺し合いで心が壊れてしまい逃走。 同じ第三世代被験体に追われ、重傷を負わされたうえに記憶を失っていたということ……。 (第二世代が旧型の脳に直接丸コピー型、第三世代がナノチップエキスパンション型) #MG→MGSの正史ではソリッド・スネーク自身も「BIGBOSSのクローンの一種」という設定だが、 #AC!D世界はMG2から分岐したパラレル設定なので、MGS以降追加された設定は存在しない。 #(AC!D1のOP参照。彼の最後の任務はザンジバーランド単独潜入ということになっている) #よって、本家ソリッド・スネークはクローンではなく普通に生まれた普通の人間であって、 #こちらのスネークも「クローンのそのまたクローン」というややこしい存在にはならない。 257:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 11 54 ID ??? ついにメタルギア格納庫の最上階に到達するスネークとヴィナス。そこには、 コペルソーンとルシンダ、そしてメタルギア『カイオト・ハ・カドッシュ』が待っていた。 コペルソーンはスネークに並々ならぬ憎悪を燃やし、演説のように恨み言をぶつける。 彼が言うには、ルシンダを殺した直接の実行犯はスネークなのだ、という。 その現場を見ていたわけでもないコペルソーンが、なぜそんなことを断言できるのか? その答えは、傍らにいるルーシーにあった。彼女は先ほどまでまったく意志のない人形の ように無口だったのに、今はまるで別人のように、いや、実際に別の人格になっていた。 そう、その人格こそは、ルシンダの遺体の脳みそを完全にコピーして流し込んだもの。 ルシンダの記憶を完全に受け継いでいる本人が証言しているのだ、これ以上はない証拠だ。 まあそのへんはさておき、コペルソーンの独りよがりな演説をほどほどに聞き流しつつ、 冷静にメタルギア対策を検討するスネークとヴィナス。 肩部に中性子爆弾発射用レールガン、両手に機関砲、背中にミサイルパック。圧倒的武装で あることは確かだが、スネークにはある程度の勝算があった。 今までの情報から、メタルギアのOSがナノチップエキスパンションなことは分かっている。 ということは、相手が行動に利用する「手札」を確認すれば、どういう攻撃がくるのかは 十分予測がつく、ということだ。攻撃さえ読めれば回避でき、反撃もできるはずだ。 258:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 12 17 ID ??? その言葉通り、襲い掛かってくるメタルギアを撃退する二人。しかし、敵はまだ余力を 残しているようだ。『カイオト・ハ・カドッシュ』は、システムEGOでの稼動を基準に 造られているため、手動操縦では性能をフルに発揮できない。つまり、コペルソーンが 手動で操縦していた今の戦闘は、メタルギアにとっては全力の戦闘ではなかったのだ。 最大性能を発揮するため、EGOを起動して私に接続して、と呼びかけるルーシー。 ルーシーはルシンダ移植のために手術によって徹底的に改造された「究極の被験体」。 システムEGOに最適化された体は、すなわち、メタルギアOSとして最適ということだ。 彼女を接続すれば、メタルギアはこれ以上はない頭脳を手に入れたことになる。 妻を戦わせなくない、と思っていたコペルソーンだが、ルーシーの度重なるおねだりに ついに折れ、メタルギアの自律行動システムを起動し、ルーシーをそれに接続した。 そのとたん、ルーシーは態度を豹変させた。 メタルギアのコントロールを独占。コペルソーンに対しても、今までの甘えた様子など まったくなくなり、むしろ憎しみさえあるかのような冷たい態度をとるようになった。 驚くコペルソーンに対して、彼女は「自分はルシンダではない」と衝撃の告白をした。 ルシンダを流し込む「空っぽの脳」を作成する脳改造手術が行われた、まさにそのとき、 作り出された人工シナプスに奇跡的に発生した自我なのだ、と。 システムEGOに最適化された人工脳に芽生えた自我……それはいうなれば、システムEGO そのものが人格を得たものであった。 「いままでの人体実験ではそんなことは一度も起きなかった」と反論するコペルソーン。 だがルーシーは「理屈はともかく今回は起きてしまったんだからしょうがない」と、 コペルソーンの女々しい態度をあざ笑うかのように、あっさりと吐き棄てた。 259:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 13 39 ID ??? ルーシーという空っぽの器にルシンダの脳データを流し込み、完全コピーを作り出す。 それがコペルソーンの計画、ルシンダの復活……『受胎』だった。 しかしルーシーは空っぽではなかった。それではルシンダのデータを流し込んでも、 それはあくまで彼女の「一部」にしかならず、ルシンダの完全コピーにはなりえない。 つまり、コペルソーンが夢見たルシンダの復活は、最初から潰えていたのだ。 驚き戸惑い絶望するコペルソーンを哀れむように、彼女は自分の中に眠るルシンダの 記憶と思いを彼に伝える。ルシンダを殺したのは、スネークではない。むしろ逆だ、と。 ルシンダは【プラウリオの惨劇】を目の当たりにして、自分たち夫婦の研究がどれほど 残虐なことかを思い知り、「死を持って償わねばならない」と思ったのだという。 反逆罪に問われるのを覚悟で、心が壊れたスネークを逃亡させ、そして命を落とした。 「あなたの奥さんの思いを受け取ってね?」 ルーシーの言葉とともに、コペルソーンの入ったコクピットが外部へと射出され…… メタルギアから発射されたミサイルで、あっさりと撃ち落とされた。 今日の『受胎』のための下準備として、ルーシーへのルシンダの移植は、3年もかけて 断片的に少しずつ行われていた。その断片的なルシンダは、何度も何度もコペルソーンに 「私の仇をとって」「『受胎』で私を蘇らせて」「メタルギアですべてに復讐を」……と 囁いてきた。その声に導かれて、コペルソーンは今回の事件を起こした。 誰もが狂気だ妄想だと評したコペルソーンの行動は、実はすべてルシンダ本人と共謀した ものであるという、彼にとって何にも勝る根拠があるものだったのだ。 しかしそれはルーシーの罠だった。ルーシーはルシンダのフリをしてコペルソーンを操り、 今この瞬間を待っていたのだ。 260:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 13 55 ID ??? コペルソーンの意図していた『受胎』は完全に失敗した。 しかしルーシーが意図していた『受胎』は、今まさに完遂された。 システムEGOはメタルギアOSとして造られたプログラム。ある意味システムEGOそのものと いうべき彼女にとっては、メタルギアこそが本当の体とさえいえるものなのだ。 そして、兵器として戦い、殺すことこそが生存理由。それこそが本能だ、と言った。 同一システムで作り出された被験体たちも同じだ、と、スネークを誘うルーシー。 メタルギアを欲しがる国はいくらでもある。戦う場所も無尽蔵にある。争いに満ちた世界で、 兵器として生きていこう。それこそが、兵器として作られた自分たちの最上の幸福なのだ。 しかしスネークは断り、そして力強く言い切る。 「俺はお前とは違う」。 死闘の末メタルギアを破壊したスネークたち。 ルーシーは今わの際に、タキヤマの居場所を教えてくれた。 兵器としての本能を肯定しながらも、ルーシーは用済みとなったタキヤマを殺さなかった。 理由を聞かれたルーシーは、息も絶え絶えに答えた。「…子守唄を…歌ってくれたから…」 すぐさま一行はタキヤマと合流。彼女は無事であったうえ、研究室に残されていた貴重な データをすべて保護していた。その中には、メタルギアOS開発に重要な役割を果たした、 【ルシンダ・ライブラリ】と呼ばれるデータ……ルシンダの脳をコピーして作り出した、 どんな演算プログラムよりもAIよりも優秀な「思考プログラム」……も含まれていた。 261:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 15 30 ID ??? これですべて片付いた、と思った途端、共に戦ってきたヴィナスがスネークに銃を向けた。 驚くスネークとダルトン。相変わらず邪悪な薄笑みを浮かべているのは、ワイズマンだ。 実は、生物兵器やメタルギアを開発するように社に働きかけていたのは国防省であり、 その担当者は何を隠そう、ワイズマン本人だったのだ。 (そういえば、ワイズマンは最初からナノチップエキスパンションについて、詳細な 知識とデータを所持していた。) しかもプラウリアの惨劇は、より詳細・大量のデータを欲したワイズマンが、被験体を わざと暴走させたために起きたのだという。 ルシンダ・ライブラリは、最高の研究成果であると同時に、研究内容をすべて記録した 超大規模な犯罪の最大の証拠でもある。それが明るみに出れば、ストラテロジック社だけ ではなく、国防省とて無事では済まないだろう。 ワイズマンの究極的な目的は、すべての証拠を回収および隠滅することだったのだ。 ワイズマンは滔々と語る。ダルトンにスネークが密入国するという情報を流したのも、 実はワイズマンだった。いや、もっと言えば、スネークら一行がセレナ共和国から脱出 しなければならなくなったのも、ワイズマンの手回しだった。 ワイズマンのもともとの計画はこうだ。ヴィナスを単独潜入させ、関係者一同の暗殺と ルシンダ・ライブラリ奪取を隠密裏に実行。そしてそれと同時に、ワイズマンが流した 情報に乗って違法捜査を行っているダルトンとスネークを捕まえ、罪をすべて押し付ける。 コペルソーンがメタルギアを起動させるという暴挙に出たため計画は若干変更されたが、 当初の目的は十分に達成された、とワイズマンは邪悪に笑う。 262:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 16 27 ID ??? すべてを語り終わったワイズマンは、すべての関係者の抹殺をヴィナスに命じる。 腐った命令になぜ従う、と激昂するダルトンに、そう造られてるんだからしょうがない、 と、いままでの軽い調子をまったく変えずにあっけらかんと答えるヴィナス。 実は、ヴィナスも第三世代被験体だった。しかも、三年前にスネークに重傷を負わせた 追っ手とは、彼女のことだったのだ。彼女は、スネークよりも後に作られた新型。 身体的な強度や寿命はやや劣るが、戦闘力ならばヴィナスのほうが高いのだという。 彼女は余裕を見せ、スネークが使用しているナノチップエキスパンション・デッキと まったく同じデッキを使う、と宣言した。それでも勝てる自信、いや確信があるのだ。 しかし戦闘の結果はスネークの勝利であった。ハードの性能差を埋めたのは、ソフトの差。 それは戦闘経験の差なのか、伝説の傭兵の遺伝子が為せる技なのか、あるいは、 「兵器」ではなく「人間」であるというモチベーションの差だったのか。 形勢不利と見るや、ダルトンを人質にしてスネークの抵抗を抑えようとするワイズマン。 打つ手なしか、と思ったところに、ダルトンらのいる船室に突然の乱入が入った。 武器を持った兵隊が突入してきて、あっというまに全員を制圧、拘束してしまったのだ。 なんと大統領命令が発令され、ワイズマンが逮捕拘束、米軍にも正式な出動が命じられた。 内々に闇から闇に処理されるところだった事件が、完全に明るみにでることになったのだ。 すべては天才ハッカー「B.B.」のお手柄であった。 263:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 17 47 ID ??? 外の問題は片付いた。あとはスネーク一行が施設から脱出するだけだ。 メタルギアの起動および破壊の影響で、研究施設の警備システムは完全に混乱していた。 警備ロボットは暴走し、誰彼構わず攻撃する状態になっており、非常に危険な状態。 そしてお約束通りというか、施設全体を吹き飛ばす時限自爆装置まで勝手に作動していた。 脱出路目前で分厚いシャッターが下りてきて、スネークが取り残されてしまった。 仕方なく二人で脱出するヴィナスとタキヤマ。トラックで非常口をひた走り、追ってくる 警備ロボを蹴散らして外へ出ると、展開していた米軍に保護された。 ……と、そこに突然立ち上がる巨大な影。破壊されたはず、操縦者もいないはずの メタルギアが起動し、壁をぶち破って出てきたのだ。しかも肩部に装着したレールガンに エネルギーを充填、いまにも発射目前の状態になっていた。慌てて砲撃する米軍の戦車隊。 その攻撃が功を奏したのか、放たれた弾頭はそれほどの飛距離は出ず、海へと落ちた……。 軍に保護され、医療班に搬送されるタキヤマ。車椅子で救急ヘリへと運ばれていく。 爆発し、燃え上がる基地を心配そうに眺めながら、彼女は「スネーク……」と小さく呟く。 車椅子を押していた医療班員が「あら、惚れちゃったのかしら?」とからかいの言葉をかけた。 驚くタキヤマ。「しーっ、見つかるとヤバいの♪」と言った医療班員は、変装したヴィナスだ。 ワイズマンの部下であるうえ、歩く機密事項とも言うべき被験体の一員であるのだから、 彼女の言い分ももっともだろう。混乱に乗じて、彼女は脱出するつもりだった。 心配そうなタキヤマに、ヴィナスは「スネークはあのぐらいで死ぬタマじゃない」と呟くのだった。 264:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 18 27 ID ??? 後日。無事FBIに復職したダルトンが、ある小屋を訪ねる。 そこには、全身に包帯を巻いた男……スネークがいた。 スネークはシャッターの突破が不可能とみるや、引き返して半壊のメタルギアを起動し、 それに乗って壁などをバリバリ壊して外が見えるところまで脱出したのだ。 そしてメタルギアのレールガンを使って、自分を入れた空の弾頭を海へ発射。ダルトンが 船で回収して匿って今に至るのである。 そんな無茶をしたせいで全身骨折の重傷であったものの、スネークはかなり元気だった。 「これからどうするんだ?」とダルトンが聞いた。 「生きていこうと思う」とスネークは答える。「俺は造り物だ。本物の人間じゃない。 過去はないし、未来もあるかどうかわからない。……何もないんだ。」 失ったと思っていた記憶。しかし、それは最初から存在していなかった。それを確認し、 スネークは逆に生きる希望を見出していた。兵器としてではなく、人間として。 「何もなくても、作り物の命でも、生きていくことはできる。そうだろ?」 「いいや、お前は間違ってる」 ダルトンはスネークの言葉を否定した。 訝しげな表情を見せるスネークに、ダルトンはあるものを差し出す。 「約束していた、お前の偽造身分証だ。古い記録は全部消去しておいた。それと……」 「スネーク!!」 大声を上げて飛び込んできたのは、共にアメリカに脱出してきたレジスタンス仲間だった。 「わかったろ、スネーク。『何もない』なんて間違いだ」 Happy End 265:METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 19 02 ID ??? …… ………… 「……よーし、マスターアップ! うふふふふ、やっぱイケると思ったんだ」 と、少年と呼ぶには少々幼すぎる感のある男の子が歓声を上げた。 彼の通称はB.B.。ふと目に入ったブラック・ボード(黒板)から即興で思いついたHNだ。 今日も元気に、小学校の電算室でハッキングとプログラミングにいそしんでいる。 「ナノチップエキスパンションをクラックして世間にバラまく。被験者(プレイヤー)は 擬似的に能力を習得… これで第二、第三のスネークが続々登場!」 B.B.は目を輝かせ「事実はゲームよりも奇なり、ってね」と下手な洒落で見栄を切る。 なんと彼は、機密中の機密であるナノチップエキスパンションのデータを勝手に拝借して、 あろうことかゲームの形に改ざんして世間に流通させようとしているのだ。 なぜこんなことをするのか? もちろん理由は「面白そうだから」だ。 「媒介(ハード)は何にしようかな…… 携帯ゲーム機がいいな…… あの携帯ゲーム機…… あれ? なんて名前だっけ?」