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コルト(クルト) コンドル型の蟻。女王に忠誠的なキメラ=アント。王が誕生した後、女王を助ける為討伐隊に白旗を挙げ全面協力をする。人間だった頃は、最初に女王に喰われた兄妹の兄の方クルト(声 - 安済知佳(第2作))で、その頃の記憶がかすかに残っていたため、妹のレイナを守れなかったという後悔の念を(自身にもその思いが何か分からないままに)抱いている。女王の死後胎内に残っていたメルエムの双子と思われる子供を護ると誓った。 現在は王から離別した女王派キメラ=アントと共に穏健派に回り、王?を育てている。 ヂートゥ チーター型の蟻。自称・スピードキング。具現化系能力者。単純で大雑把な性格。目前に迫った銃弾を座った状態から回避するほどの途轍もないスピードの持ち主(拳銃の弾の速度は大体秒速250m~350m)。女王の崩御と共に単独行動するが、モラウとナックルに攻撃を食らう。その後、ハギャと提携しナックルにかけられた念を除念してもらう。新しい能力を会得するがモラウに突破され、再度シャウアプフに新たな能力を授けてもらいにいく。新能力「紋露戦苦」を試すべくゼノに戦いを挑もうとするも、最期はシルバの上空からの不意打ちを喰らい、新能力を披露する事無く一瞬にして殺されてしまった。 サバンナの念空間(仮称) 対象者と自分を野球場程度の広さを持ったサバンナの念空間に閉じ込める能力。発動条件は術者が対象者に触れること。 外へ出るには空間中央に設置された砂時計が計る8時間以内に「鬼ごっこ」の要領でヂートゥに触れなければならない(この為ヂートゥ自身も発動中は殴打等の攻撃ができない)。ただし、一度でも解除されるとヂートゥはこの念能力を失ってしまう。 王宮周辺でモラウに対し発動したが、煙で作り出されたモラウの偽物に気を取られている隙を突かれ本体にタッチ(解除)されてしまう。 脱出に失敗した対象者には何らかのダメージを与える効果を持つようだが、能力自体を失った後ではそれを知る意味が無かったこともあり内容は語られなかった。 長い制限時間を設ける能力にも関わらず、ヂートゥ自身は集中力に欠ける性格のため相性が悪かった。 ボウガンとクロウを具現化する能力(仮称) 具現化系の念能力。 右腕にボウガンとクロウを創り出す。もの自体は何の変哲も無いボウガンとクロウ。サバンナの念空間においてモラウに触れずに攻撃するために、勢いに任せ即興で作った技。ボウガンはヂートゥ自身の移動スピードよりも遅く、モラウにその事を指摘されていた。 紋露戦苦(モンローウォーク) ヂートゥがモラウとの戦闘後、新たに習得した能力。発動させる前にシルバの手によってヂートゥが殺害されたため、能力の具体的な内容は不明。 ペギー ペンギン型の蟻。キメラ=アントの参謀。女王を気遣った為、メルエムに殺され食べられた。人間だった頃はジェイルの里親だった。 ザザン サソリ型の蟻。操作系能力者。外見は豊満な胸を持った若い人間の女性にサソリの尾が生えたような姿。尾は戦闘に使える他、液を人間に注入することでキメラ=アントに改造し支配できる(クィーンショット)。さらに尾を自ら引き千切る事で怪獣の様な姿に変身し、フェイタンが硬を使用した刀で貫けないほど硬度が増す。女王の死を機に自ら女王となる為独立し、流星街に居城を置き支配しようと目論む。幻影旅団のフェイタンとの激闘の末に、敗れる。元ネタはドラゴンボールのザーボンと思われる。 審美的転生注射(クィーンショット) 操作系の念能力。 尻尾の針で注射した相手を異形の姿に変え、自分の部下にできる。女王の様な時間のかかる産卵形態では無く、短時間で増兵することができる反面、対象者に一定以上の生命力がなければ異形化の途中で死に至るという欠点もある。ザザンが死ねば支配は解除されるが、異形化した姿は元には戻らない。 ハギャ(改名 レオル) ライオン型の蟻。特質系能力者。女王の死を機に自ら王となるべく旅立ったが、ハンターの襲撃に遭い王の下に就く。元はハギャと名乗っていたが、王の配下となってからはレオルと名を変えた。王に恩を売る(王の能力を手に入れる)為信頼を得ようとして行動している。直属護衛軍の3人もそれを知りつつも敢えて彼を使っているようだ。テレビのインタビューに応じたりと派手な性格である(インタビューの途中で怪物であることを証明しろ。と言われレポーターを食い殺している)。東ゴルトーに進入してきたモラウに「TUBE(イナムラ)」で巨大な津波を駆使し闘うが、最後は策に嵌り溺死。ブラックプラネットというバンドの2ndアルバムがお気に入り(単純に曲が気に入っているのと同時に、合計演奏時間が能力の制限時間である60分ピッタリであるため)。 謝債発行機(レンタルポッド) 恩を売った相手の個別念能力を一時的に借りることができる能力。具現化した発行機で対象能力の券を発行し、それを手に取り破くことで対象能力を発動できるようになる。 能力のレンタルは一回一時間。レンタル期間中、貸した相手はその念能力を使えない。 イヤホンを繋げることにより音楽を聴くことも出来、レオルはこの楽曲の再生時間でレンタル終了の時間を計っていた。 〈レンタル条件〉 相手の特殊能力を実際に見るか能力名を知る。その後相手に恩を売り、貸しであることを相手に確認し、それに対して相手の同意を得る。条件をクリアすると自動的に発行機にデータが記憶される。ただし相手が死亡した場合データは削除される。(このことを利用して、仲間の生存確認を行っていた) TUBE(イナムラ) モラウの友人のグラチャンから奪った能力。雨の日限定で大量の水を呼び寄せ、その水を操り波などを起こすことができる能力。具現化したサーフボードと銛を使って攻撃する。 「渦波(トルネイヴ)」、「大波(ビッグウォール)」といった技がある。「渦波」はハギャ(レオル)が独自に編み出した応用技。 サーフボードと銛は具現化されたものであるが、水は具現化されたものではなく別の場所から呼び寄せているため(雨の日限定な理由の一つである)、水はけの良くない場所では能力を中断しても水は引かず、そのまま残る。 ビホーン 牛型の蟻。討伐隊に白旗を挙げた女王側に所属。師団長の中ではナンバーワンの怪力を持つが、パイクの糸は千切れなかったらしい。 ブロヴーダ ロブスター型の蟻。ハギャの要請で、モラウが念で創り出した煙人形と戦う為ピトーに派遣された。放出系能力者。フラッタに寄生したイカルゴを疑い、地下にて対峙するも策に嵌り気絶させられて通路に閉じ込められる。具体的な記憶は残っていないが、人間だった頃はNGLに属しイカルゴの仲間でもあった。解放後はウェルフィンには同行せずシドレ(レイナ)と共にNGLに帰郷する。自身はレイナを送り届けたら人里を離れるつもりだったが村の人間に受け入れられた。 念弾攻撃(仮称) 放出系の念能力。 両手のハサミから念弾を撃ち出し攻撃する。フラッタの体ごとトラックを吹き飛ばす程の威力があるが、分厚い装甲板を破壊することは出来ない。 ウェルフィン(ザイカハル) オオカミ型の蟻。操作系能力者。ロヴーダと共に行動している(信頼関係は無い)。師団長一の懐疑主義者。王国の裏のトップを密かに目指しており、現在その地位にいるビゼフ長官に恩を売ろうとする。その後、宮殿地下でイカルゴと交戦するも、イカルゴの捨て身の攻撃に圧倒されあっさり降伏する。イカルゴによって王との取引のための伝達役を使命され、人間としての意識からこれを承諾。王の残党狩りによって命を狙われるも、王の記憶を取り戻させたことから助命される(王と対峙したショックから凄まじく老けこんだ)。助命された後も「王はジャイロ一人」と敵対宣言をした。人間だった頃はNGLに属し、イカルゴの仲間であった。解放後はジャイロを探すためにビゼフ、ヒナと共に流星街に旅立つ。 卵男(ミサイルマン) 具現化系の念能力。 念のミサイルで攻撃した標的の体内に「黒百足(クロムカデ)」(ウェルフィンが念で創り出した生物)を植え付け、反抗する標的を体内から攻撃する能力。 背中に4門のミサイルランチャーを創り出した後、ウェルフィンが①対象者を定め、②質問・命令し、それに対して偽った者、逆らった者がいた場合にミサイルが発射され、攻撃を開始する。 一度発射されれば対象者に命中するまで追い続け、必ず命中する。ただし発射時点で条件が成立していなかった場合(例えば、物陰に誰かいると思って「物陰にいる奴」と指定したところ、実際は既に移動された後、またはそもそもそこには誰もいなかったなど)は不発に終わる。ミサイル自体に殺傷力はほとんどないが、命中した箇所に植え付けられる「黒百足」は対象者の反抗心を糧にして、激痛を与えながら成長し、最終的には体を突き破って死に至らしめる。解除の方法はないとウェルフィンは語ったが、「黒百足」はウェルフィンの心に反応しており、弱気になると虫が苦しみだしやがて解除される。交渉・取引を前提とした能力であるため、問答無用で攻撃してくる敵に対しては必然的に後手に回ってしまう欠点を持つ。
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ゴンの父親でゴンの旅立ちの理由となった人物。くじら島出身。グリードアイランド製作チームの最高責任者。12歳になる直前に「欲しいものがある」との理由でハンターを目指して島を飛び出し、その10年後、赤ん坊だったゴンを連れて突如帰郷。ゴンとゴン宛のメッセージボックスをミトに預けて、再び姿を消した。メッセージボックスによれば父親としての無責任さは自覚しており、ゴンに対しては申し訳なさから顔を合わせることを拒んでいる。ゴンに対しては「それでも会いたければ見つけてみろ」とのメッセージを残している。その反面、ゴンに一流のハンターになってもらいたいとの願望があり、レイザーに対してゴンと対決するときは本気で勝負するように頼んでいる(そもそもグリードアイランド自体がゴンの修行のために作られたとビスケは推測している)。 第267期ハンター試験唯一の合格者で、二ツ星ハンターとして世界を股にかける活躍をしている。様々な分野で歴史的な業績を残しており、カイトやサトツも「最高のハンター」と認める。一国の大統領に匹敵する権力を持ち、遺跡発掘の分野においては、行った仕事がそのまま遺跡保護のマニュアルとして世界的に普及しているという。三ツ星ハンターに値する功績を残しているが、本人は面倒臭がって申請していない。その反面、数々の規約違反を犯したり年に数回行方不明になるなどのいい加減な性格であり、十二支んを始めとして他のハンターからはあまり快く思われておらず、レオリオに殴られた時にはスタンディングオべーションが起こったほどであった。またネテロ会長からは、「念能力者としては間違いなく世界で五本の指に入る」と評価されるほどの実力者でもある。 ゴンはG・Iクリア後に一度再会する機会を得るが、キルアの同行を望んだために実現しなかった。 会長選挙編で十二支んの一人として登場し、選挙を有利に進めるパリストンに対して水面下で策を巡らせる。選挙での目的は会長になることではなく、「自身が楽しむ」ことであり、記名投票制のルールを盛り込んだの
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モラウ=マッカーナーシ シーハンター。自称 海人(うみんちゅ) キメラ=アント討伐隊。 操作系能力者。 一ツ星ハンター。 ネテロが連れて来たキメラ=アント討伐隊の1人。 ネテロも信頼する実力者で、キメラ=アント討伐により一気に三ツ星ハンターになる可能性もある。ナックル、シュートの師匠。 豪快で人情味のある性格。 保身を優先し現場とは温度差のある副会長派及び審査部に強い不信感を抱いている。 経験と実力からなる的確な判断力を持ち、常に余裕を持って戦闘に挑む。どんな相手にも「100%勝つ気概でやる」が信条であり事実相手が護衛軍のような強大なオーラの持ち主でも臆する事は無い。肺活量に絶対の自信があり「肺活量だけはこの世の誰にも負けない」という。巨大な煙管を武器として使用し、紫煙拳もキセルを媒介して発動する。 討伐作戦ではピトーの「人形」の陽動を担当。その最中ヂートゥ、レオルといった師団長をあっさり連破する。宮殿突入前には「連戦がたたって本調子の35%しか力を発揮できない」と自らの状態を考察するが、宮殿突入時にはシャウアプフと単独で交戦する。しかしシャウアプフの術策によってキセルを奪われ、モントゥトゥユピーと交戦中のナックルのサポートに回る。作戦前からの疲労もありユピーとの戦いで体力が尽き窮地に陥るも、ナックルがユピーとの交渉に応じたためにユピーに助命された。その後、ノヴによって治療のため戦線から離脱する。会長選挙前には十二支んからキメラ=アント討伐に実力不足を指摘されたが、本人は「作戦の性質上のサポート能力として白羽の矢が立っただけで、自分を強いとも思っていない」と発言している。 紫煙拳(ディープパープル) 煙を色々なものに変えて操ることができる操作系能力。煙を「ロープ」「船」「獣」「人」に模すことができ、形だけでなく色も擬態できるため、人や草を模した場合、見た目で実物と見分けることは困難(*1)であるなど、その応用力は非常に高く、モラウ自身も「紫煙拳より対応力のある能力をみたことがない」という。また、煙でありながら固体のように物に触れることができ、それでいて物理攻撃で破壊することはできないので、特に敵を拘束する能力としては極めて強力。例えば「千切れないロープで敵を縛りつける」ことも可能。 しかし、操作系能力であるため愛用のキセルを失うと新たに作り出すことはできない。 紫煙機兵隊(ディープパープル) 核となるオーラを発し、それを煙のオーラで覆うことで、自在に動き回る煙人形を創り出す技。 煙人形の操作は「自動操作(オート)」「遠隔操作(リモート)」共に可能。最大で216体の煙人形を同時に操ることができるが、操れる数と操作の精度は反比例し、数を増やせば増やすほど複雑な動きをとらせる事が出来なくなる。煙人形は作り出した後に操作情報、容姿を変えることが可能。創り出した煙人形を解除してそのオーラをモラウの体に戻すことができるが、一度解除してしまったらそのオーラを回収してからでないと発動し直すことができない。 監獄ロック(スモーキージェイル) 周囲に煙のドームを創り、敵を閉じ込める。
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声:池田昌子(メーテル•••) キメラ=アントの女王。 他の生物を食べることによりその生物の特徴を次世代に反映させることができる″摂食交配という産卵形態″をとっているため、キメラ=アントの中において唯一蟻としての容姿をそのまま持つ。 僅かに人間の血が流れているため人間らしい思考を持ち合わせる。しかし次世代の蟻と違い人語の発音機能が無いためテレパシーで兵隊達と会話を行う。本来は何処かの地にいたのだが何らかの事情で海で漂流し、NGLに近い海岸沿いに辿り着く。その際偶然食べた人間を極上の餌とし、キメラ=アントの本能に従い人間のみの大量捕食を開始。一匹の状態からコミュニティを形成する(後に王が受け継ぎ、一部は離反)。 一定の師団長、兵隊長、戦闘兵、雑務兵を出産後、次世代の『王』を生むため巣の奥へと籠り、良質の餌を食べながらまず王直属護衛軍を生み出し、次に後述の王「メルエム」を受胎する。 当人はあくまでキメラ=アントの本能に従い行動をしていたため、色濃く人間の血を引いた他のキメラ=アントと比較して温厚。わが子の誕生を何よりも楽しみにしていたという穏やかな一面を持つ。 メルエムの早産(本人が勝手に母の体内から出た事)により瀕死の重傷を負う。メルエムが巣立ちを迎えた際残った師団長コルトらがネテロたちに降伏、治療を求めるがその甲斐もなく死亡。女王は最後までわが子を案じ、遺言として王の「名前」を託した。また、出生直後のメルエム本人は母の死にも一顧だにしなかったが、自身の名前を知った際には「母から賜った」と形容するなどコムギにより成長した後はそれなりに敬意を表しているようであった。
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声:うえだゆうじ シュート=マクマホン UMAハンター。キメラ=アント討伐隊。操作系能力者。28歳。 モラウの弟子。ネテロからゴンとキルアと対決する事を命じられる。NGL行きを賭けてキルアと決闘し、勝利したため、討伐隊に決まりNGLへと向かう。極度の弱気でチャンスを逃してしまうことが多い。裏を返せば非常に理性的で慎重な性格であり、感情的なナックルとはしばしば言い争いになることもある。また、左腕が無く(原因は不明)、右腕の袖よりも丈の長い左腕の袖の部分は、後述する籠と3つの手の隠し場所となっている。 宮殿突入直後、ゼノの龍星群(ドラゴンダイヴ)による予想外の事態に見舞われ一瞬遅れを取ったが、その瞬間自分の代わりに即座にユピーに立ち向かおうとしたゴンの姿に感動し、生きて彼に感謝することを心に誓った。以降、逆境に強い独特の思考展開も相まって、実力を発揮できるようになった。ナックルのハコワレを生かすために、致命傷をも恐れず攻め続けるその凄まじい気迫はユピーに一瞬防御を意識させるほど。しかしナックルの介入で一時階段付近を離れていたユピーが再び戻ってきた際、全身全霊をかけて闘った自分の前をユピーが素通りしていったことに嘗て無い程の屈辱を覚え、ナックルに自らの分もユピーに仕返してくれるよう頼んだ後、倒れ込んだ。その後、ノヴによって搬送された先の病院で治療を受ける。 暗い宿(ホテル・ラフレシア) ダメージを与えた標的の体を、籠の中に閉じ込める操作系能力。 標的の体の一部に一定以上のダメージを与えればその部位のみを閉じ込めることができ、標的の全身に相応のダメージを与えれば全身を閉じ込めることができる。しかし、途中で能力者が気絶してしまった場合、能力は解除される。閉じ込めたものは籠から出せば元の大きさに戻る。 シュートは傷つけても構わない相手だけに能力を使うように制限するため、自身が苦手とする「相手を傷つけること」
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ネテロ会長がハンターとしての実力を認めた12人。全員が星持ちハンターで、有事の際の協会運営とネテロの暇つぶし相手が主な役割。十二支をモチーフにしており、それぞれにコードネームが与えられている。多くがネテロに心酔しており、モチーフに合わせて改名したりキャラ変するなどの努力をしている(パリストンとジンは例外)。パリストンはハンター協会副会長を兼任しているが、ネテロの生前に自分の派閥を形成して会長派と対立しており、メンバー全員と敵対関係にある。 パリストン=ヒル ハンター協会副会長。三ツ星ハンター。十二支んメンバーの一人(例外その1)、子。 一見すると爽やかな笑顔を絶やさない好青年で、選挙スローガンには「弱者の痛みの解る会長」を掲げるが、その実はきわめて狡猾な本性を持つ野心家であり、十二支んのメンバーでは唯一ネテロに反目している。ネテロが「最も苦手とする相手」を側に置きたいと望んだ事から3年前よりハンター協会副会長となる。ネテロの生前は会長職から引きずり下ろすために様々な妨害工作をしていたが、彼にとってネテロは遊び相手であり、そういった妨害工作も遊びの一環だった。切れ者であり能弁で確かな手腕を持つが、協専ハンターを奴隷のように扱う、協会の積立金を流用する、副会長就任後は18名のハンターが行方不明になる(年平均にすると就任前と比べて10倍の数)など黒い噂の絶えない人物でもあり、瀕死の重体になったゴンを盾にして、自分の対立候補になろうとしたジンに揺さ振りをかけてきた。基本的に笑顔を浮かべているときは余裕な時か本心を隠している時である。 次期会長選挙では自分以外の十二支んメンバー全員に疎まれる中、次期会長に当選するために策を巡らせる。その飽くなき野心と周囲を振り回す策略ぶりは抑止が効かない「怪者(けもの)」と評されている。最終投票でレオリオに逆転されかけるが、その直後にゴンが復活したことでレオリオの目的が失われてしまい、第13代ハンター協会会長に就任する。しかし、これはネテロに対する彼なりの弔いであったらしく、就任直後にチードルへ実質的な禅譲をして自ら会長の座を辞した。チードルに本心を聞かれた際は、いつも見せていた笑顔を消して真面目な顔で本心を語った。また、その後静かに涙ぐんでいる。後に十二支んからも脱退。 ミザイストム=ナナ 二ツ星ハンター。十二支んメンバーの一人、丑。 クライム(犯罪)ハンター。牛柄の迷彩服を着た寡黙な男性。十二支んの良心。親会長派だが、脱会長派に対しても一定の理解を示す常識人。 カンザイ ハンター十二支んメンバーの一人、寅。 派手な髪型をしていて、縞模様の服を着た青年。血気盛んで好戦的な性格。頭が悪く、世間的常識にも疎い。 ピヨン ハンター十二支んメンバーの一人、卯。 バニーガール風の格好をした女。常にマイペースで誰彼構わず毒を吐き、怒ると口調が悪くなる。 ボドバイ=ギガンテ 三ツ星ハンター。十二支んメンバーの一人、辰。 皮膚が鱗のようになっている大柄の老人。十二支んの最古参であり、選挙では名実共に最も会長に近い男と評されている。 ゲル ハンター十二支んメンバーの一人、巳。 蛇のように瞳孔が細い細身の女。腕を蛇に変化させることができる。 サッチョウ=コバヤカワ 二ツ星ハンター。十二支んメンバーの一人、午。 お悩みハンター。十二支んの相談役。ボサボサの髪を持つ馬面の男性。二本の刀を携えている。 ギンタ ハンター十二支んメンバーの一人、未。 全身が毛深いアフロヘアーの大男。羊の角を持ち羊毛を着ている。大食いだが動きは俊敏。 特に会長を慕っていたらしく、パリストンが最初に会長に立候補する意思を示した際には十二支んの中でも一際凄まじい怒りを露わにしている。 サイユウ ハンター十二支んメンバーの一人、申。 西遊記に登場する孫悟空のような姿をしている。伸縮自在の棒を操る。口が悪い。 クルック ハンター十二支んメンバーの一人、酉。 全身に羽毛をさしたメンバー中最も小柄な女。「○○!!○○!!○○!!」のように、3語1セットで叫ぶのが口癖(同じ言葉を連発する時も、違う語を並べる時もある)。短気な性格。大勢の鳥を操る能力を持つ。 チードル=ヨークシャー 三ツ星ハンター。十二支んメンバーの一人、戌。 プードルに似た顔をし、眼鏡をかけた知的な女性。十二支んの頭脳。親会長派の急先鋒。喋った内容に対して「→」を挟んで要約を付け加える話し方をするが、激昂したりすると普通の話し方をするため、ジンに「キャラが固まっていない」と言われている。 会長選挙では、自身の能力の高さと親会長派であることからパリストンに次ぐ支持を集めていた。最終的にはパリストンの当選を阻止するため対抗馬のレオリオをも巻き込んで策を弄するも、結果的に敗北する。しかしその後パリストンによって副会長に任命され、直後にパリストンが辞任したため会長に昇格した。パリストンによると、戦闘力はそこまで高くない様子。
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猫型の蟻。 通称・ピトー。 特質系能力者。 護衛軍の中で最初に生まれた。 発言の語尾に「~ニャ」と付くことが多い。 プロハンターですらたじろぐほどの不気味なオーラを発しており、時に無邪気ともとれる残酷さから部下たちからも恐れられていた。 かなりの実力者であるカイトを軽々と倒し、ゴンとキルアをオーラだけで圧倒した。 ネテロにさえ「わしより強くねー?」と言わしめるほどの実力を持つ。 戦闘を好み、自分が楽しいと夢中になってしまって周りが見えなくなる癖がある。 王と共に東ゴルトーに進出後、総帥マサドルディーゴとその軍隊を操り指揮をとるほか、一部分ならば最大2kmにも及ぶアメーバ状に変化する不定形の「円」を張り城の警備も担当している。 また、念能力で操る軍隊を使って強引に約5000人の念能力者を作りだした。 王宮でのゴンとの対峙の際には危篤状態のコムギを治療するため、カイトの蘇生を約束しゴンに対し降伏の意を示す(この際、左腕を自ら折っている)。 コムギの治療の終了後、カイトの蘇生が不可能であることを告げた上で、ゴンを殺害しようとするも、カイトの死によって突如変貌を遂げたゴンの強大な戦闘力の前に圧倒され、頭を砕かれて絶命。 テレプシコーラの死後の念で、死後更に強大となった念で動き出し、戦闘態勢を解いたゴンの右腕を奪うものの、最期はゴンの巨大なオーラの塊とも言えるジャジャン拳によって完全に活動を停止した。 念人形を創り出す能力(仮称) それぞれ異なる能力を持った念人形を創り出すことができる。 玩具修理者(ドクターブライス) 特質系の念能力。 外科医姿の念人形を使い、対象者の生死を問わずその肉体を修復することができる。 ただし死人は腐敗しないように作り直すだけで生き返らせることはできない。 全オーラを集中しなければ発動できないため、能力発動中はピトー自身は絶の状態になる。 マチの「念糸縫合」と比べるとスピードで劣るが、マチはあくまで念糸で縫い合わせるだけであり体組織がくっつくのは本人の自己治癒任せ(*1)なのに対し、この能力は完全に体組織を修復し単なる修復だけでなく改造することも可能である。 改造は生きた人間にも遺体にも施すことができ、パームのように脳の感情と記憶を繋ぐ部位だけを意図的に破壊し記憶を残したまま兵士にする(*2)こともできる。 また、自身の外傷を治す事も可能である。 この念人形は発動させた場所から移動させることができず、またネフェルピトーの尾と直接繋がっているため、ネフェルピトーは念人形から20メートル以上離れることができないが、逆にこの弱点を利用し、敵からの攻撃で遠くに飛ばされそうになった際に念人形を発動させ、それ以上飛ばされることを防ぎ、その場にとどまるといった利用方法が可能となっている。 死体を操る能力(仮称) 操作系の念能力。 傀儡師姿の念人形を死体にとり憑け操作する。 同時にかなりの数を操ることができる。 自動操作(オート)型。モラウの「紫煙拳(ディープパープル)」と違って念人形の数を少なくしても精度が上がる事は無く、煙人形を見て「自分の人形より精度が高い」とあっさり認めている。 ノヴら討伐隊はこの能力を見てネフェルピトーを操作系能力者と誤解している。 黒子舞想(テレプシコーラ) 操作系の念能力。 ネフェルピトーが全力で闘う時に発現させる念能力。 バレリーナを模した念人形を背後に出現させピトー自身を操り、戦闘能力を向上させる。 能力発動から攻撃までに要する時間は0.1秒を切る。 ピトーが死亡した後、死後強まる念によってピトーの死体を操った。
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よくある質問 ゲームについてマルチとかないの? サービス開始日はいつですか? 月額料金は発生するのですか? 導入について課金ってどうするの? zip codeのエラーで課金できない。 「Server Capacity Full」と出てログインできない。 システムについてゲームパッドに対応してますか? フルスクリーンしかないの? ゲーム中について目視(Spot)ってどうやるの? 痕跡(Trak)って? ミッションどうやって受けるの? フレンドリストに登録した覚えがない名前があるけど? 狩りの記録とかないの? ミッションコンプリートされない。 鹿に接近したのにどっちに鹿がいるかわからない。 クエストの6ポイントって何?6匹狩れってこと? 「Starting Position」が「South Cliff Lodge」から始められないんだけど? 弾が無くなった。撃ちつくした。 ハンターメイトの上にある青いバーは何? 画面がいきなり真っ暗になった。 右下にZZZマークでるのはなんなの? 足跡マークは? 鹿がいない。 この変なスプレー何? 七面鳥(Turkey)がいない 初期武器で七面鳥撃ったのに効果がない。 ロングショットがなかなか狙えない。 すっごいロングショットできたのにボードに乗らない。 ゲームについて マルチとかないの? 有料会員のみ 最大8名の部屋をたてられます。 無料開放地域で部屋を建てれば無料会員とマルチプレイできます。 サービス開始日はいつですか? 3月6日です。 月額料金は発生するのですか? 基本無料ですが、課金する事により使える武器や狩れる獲物が増えます。 導入について 課金ってどうするの? 課金参照 zip codeのエラーで課金できない。 実在するコードじゃないと受け付けません。 「Server Capacity Full」と出てログインできない。 サーバーが一杯で入れない状態です。課金することにより優先的にログインが可能になります。 システムについて ゲームパッドに対応してますか? 対応しておりません。 フルスクリーンしかないの? ランチャー起動時に変更できます。 ゲーム中について 目視(Spot)ってどうやるの? 獲物を全体が見える状態で、見続けると獲物情報が表示され、赤白の点滅が終われば目視完了です。 痕跡(Trak)って? フィールド上に赤く表示されてるのが痕跡です。 ミッションどうやって受けるの? ミッションとは参照 フレンドリストに登録した覚えがない名前があるけど? NPCです。 狩りの記録とかないの? MyPageの上The HunterのStatisticsから閲覧できます。 ミッションコンプリートされない。 大体のミッションは雄のみ。 コンプリートメッセージが出る前にログアウトしている。 鹿に接近したのにどっちに鹿がいるかわからない。 近くにいる状態で耳を澄ませば足音が聞こえるので、それを目当てに鹿がいる方向を割りだせます。 クエストの6ポイントって何?6匹狩れってこと? 角の分岐 「Starting Position」が「South Cliff Lodge」から始められないんだけど? マップ上にある家をダブルクリック。または右にあるリストから出発地点をダブルクリック。 弾が無くなった。撃ちつくした。 セットをすべて撃ちつくすとロッジに補給されます。ロッジの近くまで行きIキーでインベントリを開き補充できます。 ハンターメイトの上にある青いバーは何? 音に反応する模様。なので雨が降ってるとマックスになる。 画面がいきなり真っ暗になった。 メンテナンスが開始されると強制的に真っ暗な画面になり落とされます。 右下にZZZマークでるのはなんなの? ZZZマークは、一定時間たつとロッジに戻される。 足跡マークは? 足跡マークは 9999m 歩いたらロッジに戻される。 その限界値が迫っている時にマークが出るみたい 鹿がいない。 立ち状態・走ってる状態だと結構離れてても鹿は逃げます。接近するときはしゃがみ状態で近寄りましょう。 この変なスプレー何? 風向きを調べる物らしい。決して消臭スプレーではない。 七面鳥(Turkey)がいない MAP中央池付近に行けば痕跡が見つかる。ただし課金してないと狩れないので注意 初期武器で七面鳥撃ったのに効果がない。 七面鳥は課金者用の武器リボルバーまたはショットガンでないと狩れない。 ロングショットがなかなか狙えない。 131 :名も無き冒険者:2009/03/09(月) 12 13 04 ID 0+vk+O3g 真ん中の池?湖?の北西~西側とかどうだろ。 見晴らしよくて、500↑いけた すっごいロングショットできたのにボードに乗らない。 雄じゃないと乗らない模様
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Block Hunt とは minecraft版の かくれんぼである チーム選択 赤(Hunter) 青(Hider)の2チームに分かれる。 鬼だからと言って逃げる側に入れないわけではないので、入りたいチームの羊をクリックすればいい 選択していない人はランダムで選ばれるが大体 青(Hider)に入る。 kit詳細 隠れる側(Hider) Swapper Hider (Default) ブロックを何回も変えることができる。 Instant Hider (2000Gems) ブロックは一度しか変えられない。 即座に固体化することができる。 shocking Hider (5000Gems) ブロックは一度しか変えられない。 ハンターを殴った際に移動速度低下と吐き気を2秒間付与することができる。強い。 Infrstor Hider(実績解除で使用可能) 元から設置されてあるブロックに寄生することができる。 見た目はスライムであり、移動中ブロックになることは出来ない。 インベントリの中身について [ 隠れる側(Hider) ] 矢をハンターに4発当てるごとに斧が 木の斧 → 石の斧 → 鉄の斧 → ダイヤの斧とアップグレードしていく。 斧はアップグレードされる度に効果が強くなっていく。 経験値バーが満タンになるとブロックが固体化されたことになる。 インベントリの一番右にあるのが今自分が擬態しているブロックである。 ↓ 斧を右クリックすることでブースト(移動速度上昇)することができる。 スライムボールを持ち、擬態したいブロックにAIMを合わせて右クリックすると変更。 砂糖を使用すると+0.25Gems、花火を使用すると+5Gems。0.1以下は切り捨て。 鬼(Hunter) Leaper Hunter(Default) 鉄装備 弓 鉄斧 8秒に1回鉄斧を右クリックで向いている方向にリープ(大ジャンプ)をすることができる。 TNTHunter (2000Gems) 金装備 弓 鉄剣 15秒に1回TNTがもらえる。TNTはハンターにダメージが通ることはない。 地形も破壊されるが、一定時間で修復される。 Radar Hunter (5000Gems) チェーン装備 木の剣 コンパス コンパスの音で見つけることができる。音が鳴るのは手に持ってる時だけ。コンパスの針は関係ない 音が早くなるにつれハイダーが近くにいるということになる。 間違っていることなどがあれば編集していただけると幸いです
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魔法少女リリカルなのはSTS OF HUNTER 第十一話「新生」 「ドク……ドクター!?」 「スカリエッティ!?」 「お察しの通りだ。しかしまぁ、初めてだな第三ラウンドは。」 黒グラビモスとの激闘でドクの正体が発覚した。 その正体はここ最近何故かミッドチルダから姿を消していた犯罪者ジェイル・スカリエッティ。 ギンガ達の表情にはもちろん驚愕。スカリエッティはそんな彼女達を見向きもせず、守るように立ちグラビモスを睨む。 右手を思い切り握ると発光。魔法陣が出現。 「不完全だから魔力全開は5分12秒5.69…。やってやるさ。」 そう呟いた瞬間スカリエッティの体に衝撃波が走る。体の周りに漂う赤いオーラ。 純粋な身体能力を飛躍的に上昇させる魔法。しかしその魔力は並の量じゃなかった。 短時間の間だが魔法狩人ジェイル・スカリエッティ誕生。赤い軌道を描き、走る。 グラビモスが体勢を立て直し顔を前に向けた瞬間目の前にはスカリエッティの姿。 魔法陣が展開された右手の拳で殴る。その衝撃、ハンマーの一撃の如く。大きく後ろに飛ぶグラビモスの黒い巨体。 スカリエッティの右手から伸びた赤い魔力の線がグラビモスを捕らえ、地面に着くのを許さない。 次に浴びせるは拳の嵐。やっと巨体が地面にたたきつけられたのもつかの間、スカリエッティの踵落としが腹に直撃。腹の甲殻を破壊して再び巨体を、浮かせた。 浮いたグラビモスの顔面に魔力を込めた回し蹴り。蹴られた反対側の頬から赤い閃光が噴出、威力を物語っていた。 スカリエッティの眼光が何か捕らえた。甲殻の隙間から零れる赤い煙、すばやくその巨体を踏み台にして跳躍。距離をとる。 「ふぅ…『以前の』私なら不注意で今のをまともに受けていただろうな…。」 地面に降り立つスカリエッティに向けてグラビモスの怒りの咆哮があがる。 スカリエッティは無言で冷たい眼差しを向けて「来い。」と言っているかのように人差し指をクイ、と曲げる。 怒りのグラビモスの口から放たれるは以前のより大きさと威力を増したブレス。 スカリエッティは一旦魔力を抑え、右腕を前へ突き出す。発動したのはプロテクション。完全に受ける気だ。 続いて発動したのはプロテクション自体を強化させる魔法。赤く展開された大きな魔法陣が光を強める。 ついにブレスとプロテクションが激突。両方とも動じずにそのままの体勢を維持できている。 が、先に動いたのはスカリエッティ。相当な衝撃にも関わらず前に踏み出して加速。ブレスを防御しながら走り出した。 「さぁ、飛べ。」 プロテクションがブレスが小さくなるに連れて次第に形を変え、最後には魔力で生成された大きな塊となっていた。 その大きな塊、大きな球体でグラビモスを殴る。また巨体が吹き飛んだ。 「私は時間にルーズなのでな。早く終わらせてもらう。」 地面に落ちていたディープフィッシャーを拾い、投げた。 まっすぐに飛ぶディープフィッシャーの刃はグラビモスの腹に綺麗に刺さる。 さらにスカリエッティが殴りより深く、腹へと突き刺さった。 グラビモスが悲痛な声を出す前に握りなおし、弾丸を撃ち込む。最後にディープフィッシャーにも魔力をつぎ込むと内部で機械音が響く。 「私の魔力を込めた全力全開、竜撃砲のプレゼントだ。しっかり受け取るといい。」 空気が抜ける音の直後、大爆音。爆風が響き、グラビモスの体を魔力が貫いた。 ズシン、と倒れ地面がわずかに揺れる。それでもグラビモスは立ち上がるが向いた方向はスカリエッティとは正反対。 かなりのスピードで逃げようとするが数秒後、止まる。 スカリエッティの右腕から出現した赤い魔力の線がグラビモスの尻尾をがっちりと捕らえていた。 グイ、と引っ張ると宙に浮きながらスカリエッティの元へと引き戻される。 「眠れ。」 グラビモスの目の前に飛んできたのはスカリエッティが投げたディープフィッシャー。赤い魔力を帯びて鋭さを増している。 ディープフィッシャーは速度を増していくにつれて回転、魔力が螺旋を描く。 大きな咆哮が出る前に深く、深くグラビモスの額の甲殻と筋肉を貫いた。 「やれやれ、残り時間1分か…。危なかったな。」 右手を軽く振り、デバイスに異常はないかをチェック。異常なし、と確認して後ろへ振り向くと誰が投げたか、石が綺麗に当たった。 しゃがみこんで呻き声をあげながら額を押さえる。顔を上げた目の前には自分を睨む少女達。 額に冷や汗が流れた。何しろ睨み方がまるで親の仇を睨むような、そんな感じである。いやまぁ、実際にギンガの親の仇ではあるのだが。 「今までどこいってたんですか?」 ギンガの言葉は非常に冷たい。 私は思う。あぁこれが気まずいってことなのか。と。 「監獄に入ってたら連れ出されて雪山に飛ばされて村の人に救われてハンター始めてしばらく経ってここに戻って…。」 「…かっこ悪い」 「………ストレートすぎないかね?これでも必死だったんだよ。」 彼女達の自分を見る目は変わらない。 いくらスカリエッティといえど気まずい雰囲気を打破する方法なんて持ち合わせてはいない。 というよりも、自分は逆に”してしまう方”なのだ。頭が重く感じる。どう考えても皆を見ても状況は変わらず。 「さて…と。」 「!?」 チンクとギンガに首根っこをつかまれる。表情は笑顔に変わっていた。…確かに笑顔なのだがとてつもなく怖い。妖しい。 周りを見るとほかの皆もそうだ。最後の良心かと思われるディードとオットーはすでに見て見ぬフリ。 スカリエッティは悟る。「もうダメだ。止められない」と。 「お話、たっぷり聞かせてもらいますからね~。」 余談だが、チンクとギンガに引きずられていくスカリエッティの表情は口から何か魂が出るんじゃないかというほどだったが、 どこか懐かしさを感じているような、そんな顔だったという。 空は青い。まだ昼ぐらいだろう。スカリエッティはジェイ達がどうなってるかを思いながら地獄へと引きずられていく。 戻る 目次へ 次へ