約 2,280,942 件
https://w.atwiki.jp/swfspec/pages/149.html
DefineBits フィールド 型 コメント Header RECORDHEADER (long) タグタイプ = 6 CharacterID UI16 このキャラクタの ID JPEGData UI8[画像データサイズ] JPEG 圧縮済み画像
https://w.atwiki.jp/devulman/pages/71.html
Visitor No. - - - One Line Drawing (一筆書き) (This part is about Japanese-English translation trouble.) 英訳サイトで調べたら、One Stroke sketch とでましたが、画像ぐぐってもほとんどでない。上記のがよく出る。 困って、考えてみれば、線画は通常drawing(ドローイング)って呼ぶし、ま、そんなこんなで脳みそ絞ってみたら、出ました。結果、strokeに問題があったようで、One Lineなら、Sketchでもたくさん出ることが判った。一気に描くものもは、strokeに多かった。(Aug.2015) 1st I found a stamps in Aug 2015.(8月に発見) Original Size This is it. It was a stamp of Danmark designed by Boye Willumsen. Then I traced it, and found it s one line drawing. これ! デンマークの切手で、Boye Willumsenのデザインしたもの。その後なぞってみて、一筆書きであることを確認。 Next I tried two of my drawing with pencil, scanning, tracing on MS-paint. 次に、自分でやってみようと、鉛筆で下書き、スキャン、MS-Paintで線引きしてみた。 Original Size Original Size PDF File But hard to change color or width of line after finished them. So, I programmed in delphi 5j on WinXP(US). Using Bezier^2 curve, save not pix but coodinary data. And when print, reading printer s dpi info and re-write to printer s buffer memory. Then I finished up the 3rd on 21 Sept. 2015. しかし、書いた後で、色を変えるとか線の太さを変更するのは、とても、困難。 そんな訳で、winXP(US版)のDelphi5jでプログラムすることに。2次ベジエ曲線を使って、画像ではなく、座標で保存。印刷時にはプリンタの密度に応じて再描画した画像をバッファに送信する方法。 それで、3つ目が2015.9.21に完成。 Original Size Mono Color Simple Line PNG file Full Color PDF file Mono Color Variation lines PDF file Mono Color Simple Lines PDF file This program is not finished-up. プログラムは未完成。
https://w.atwiki.jp/sonsfinare/pages/9.html
■唯一無二の魔法列車 テンダ式機関車で魔法石を消費して走ります。 線路はもちろんのこと、線路なき道も自ら線路を作り出して走ることが出来ます。 (水の上はもちろん空中であっても駆けることが出来ます) ■都市伝説 作られたのは大昔、人間が雷の魔法石の扱いを知ってから少し経った頃で月日を経るうちに意志を持った列車だという都市伝説がある通り、時々運転手の言う事を聞かずに走り出すことがあるそうです。 闘争の中で処分されてしまったのだと思われていましたが争いの終わった頃に現れ、車体にも全く傷が無かったことを讃えて人々から平和の象徴だと言われています。 ■車内編成 運転室 炭水車 荷物車両×∞ スタッフ車両×1 厨房車×1 販売車両×1 食堂車(レストラン・カー)×2 展望車(ラウンジ)×2 サロンカー×1 カフェカー×1 医務車両×1 寝台車(キャビン)×∞ ※×∞表記はお客様の数だけご用意できるように、との計らいです。 ※SonsFinare号は成長していきます。今はこれだけの車両種類ですが都市に着くたびに様々な車両をとりつける予定です。 ■乗車料金 一般(20歳~100歳) 50ディン 子供(10歳~19歳) 35ディン シニア(101歳~) 35ディン ※9歳以下の乗客者は保護者同伴でのみ乗車可能。 ※9歳以下のお子様は無料とします。 ■客室 寝台列車<キャビン>がそうです。 ダブル(2人部屋)とクアドラプル(4人部屋)をご用意してます。 設備は同じですがクアドラプルの方が少し広めです。 各部屋には様々な設備があります。 洗面台 トイレ シャワー バスタオル ローブ 空調機 ※基本日常品は各お客様持参か、販売車両でも売っておりますのでご利用ください。 ※客室は喫煙禁止です。展望車<ラウンジ>のデッキ部分のみ喫煙可能です。
https://w.atwiki.jp/umineko/pages/52.html
UMINEKO グループ クランの名称。 海猫、うみねこ、ウミネコ、UMINEKOと、表記は様々ではあるが、特に統一はしていない。 詳しくは海猫の項を参照の事。
https://w.atwiki.jp/hanakame/pages/17.html
キャラ名 finnegan ご尊顔 呼び方 ダイソン パンティ 熟女 ドロン女 TENGA オルゴール伯爵 別キャラ Carpent babyfaith プチヴェール いつから 飲み屋のねーちゃん(ついてる場合有り)の良さを知ってから 履歴 ローレル→SteelWill→TENGA 罪状 頭髪偽造の容疑で家宅捜査、パンモロ半裸で強制連行*2、小さい女の子が好きだッ!! ひとこと こらるんもやれば癖になるさw 好きなプレイ 掃除機にふとももを吸わせる事 願望 細木数子に警官コスプレさせて職質プレイでアンアン言いたい、または天童よしみに「舐めらたらアカン、舐めたらアカン」言わせながら後ろから攻めたい 戦略 自己主張の強くない子でいなくなってもあまり気づかれない感じの人がベストw競争相手少ない方が都合いいじゃんw 処理の仕方 拭かずに練り歩く 合コンでの必殺技 テイクアウト ヤッて捨てる 好きなTENGA エッグ型 TENGA 使うならどこ? eyeだよ愛!! 好きなサプライズ ついてた・・・
https://w.atwiki.jp/nijiura_city/pages/685.html
● ――同刻 第一特務隊詰め所 そこは戦場と化していた。 幾多の戦闘音が重なり合い、苛烈な合奏(ギグ)を響かせている。 打撃音。 悲鳴。 己の詞。 神器の掛詞。 凍結音。 破砕音。 雅式首聯。 風の咆哮。 凍結音。 打撃音。 悲鳴。 悲鳴。 悲鳴―― 「う……ああ……」 「無駄な抵抗をするからそうなる」 激痛にうめく第一特務の風水師の腕を、田中・核衛は踏み潰す。 枯れ木を折るような音の風水師の腕が折れた。 風水師が絶叫を上げ、気絶した。 それを見た者から罵声があがった。 「……殺括者が!」 早々に倒され、両脚を潰された神術師の男の叫びだ。 田中はそちらを視線を向け、しかしもはや戦闘力はないと判断して無視。 戦闘で倒れた棚や、破砕した机を調べていく。 「――何が目的だ、田中・核衛!?」 神術師の男が再度叫ぶ。 田中はもはや男を見ずに、 「戦闘において、情報は重要だ。相手のそれを潰しておけば、勝利は容易になる――」 床に散らばった書類や本の中から、一つのアルバムを拾い上げる。 アルバムの表紙に書かれている文字は、 「それは――!!」 「――そして相手の情報を手に入れれば、さらに勝ち易くなる」 神術師の男が叫びをあげる。 田中が拾い上げたアルバムには、“総長連合員名簿”と書いてあった。 懐に名簿を納め、田中は戸口へと向かう。 「――待て」 「もはや用はない」 田中は男の制止を無視。 しかし、 ――田中・心理技能・自動発動・危険感知・成功。 漠然とした危機を感じて振り向いた。 視線の先、床に倒れ伏す神術師の男の手に、握られているものがある。 筒の形状を持つ、ガラスの武器。 詞剣管だ。 「こんなこともあろうかとな、……此処の床下には自決用の精霊燃料が保存してあるんだよ……!」 中に含まれている詞料液は赤。火の色だ。 神術師の男は手にした詞剣管を強く振り、投げた。 硝子の砕音と同時に中に含まれた詞料液“火帝(ファイアミドル)” がその威を発揮。 燃焼する。 「焼け死ね殺括者!」 田中の反応は迅速。 燃え上がる炎が床下の精霊燃料へ引火する前に、己の詞を謳った。 熱 音 色 風 全ては停止の定めにある 人 心 時 詞 全ては凍て付き動かない 深々と―― 田中の己の詞はそこで途切れている。 しかしそれで充分だった。 ――田中・雪王(スノウロウ)/心理技能・重複発動・遺伝詞凍結・成功! 詞料液“火帝”によって生まれた“炎”という遺伝詞が凍結した。 な、と神術師の男が悲鳴にも似た叫びをあげ、 ――田中・腕術技能・発動・打撃・成功。 凍結した“炎”の遺伝詞が打撃で破砕され、流体に還元。 馬鹿な、という声があがる。 「炎すらも……凍らせるのか!?」 男の問いに答えず、田中は拳を握った。 ひ、と悲鳴をあげた男に向けて、それを叩き込む。 ――田中・腕術技能・発動・打撃・成功。 骨格を砕く音。 肉を千切る音。 臓器を潰す音。 殺人の合奏の後には、赤いものが花のようにぶちまけられている。 「小賢しい真似をするから、そうなる」 詞に応える者はもはや居ない。 ○ 風の音がある。 地上とは違う風の詞色が、軽トラに増設された推進器の推進力に負けて道を空けて行く。 ここは空だ。 飛んでいる。 空を進む軽トラの荷台で蔵人を膝に乗せ、芙雪は周囲を包む浮揚の遺伝詞を見て、吐息を一つ。 ……浮神神器(フローティングハイリズム)による飛行、か。 ……車両一台を浮かせるのだから、いつ見てもすごい。 と、運転席から声が来た。 「……で、治療はしたのだな?」 「あ、はい。とりあえずは」 「まったく、人を救急車代わりに使いおって。……最近は燃料代も安くないのだがな」 愚痴る声はしゃがれた老人の声だが、その声音には老いによる弱さを感じられない。 老人の名は荻原・儀天という。 蔵人の祖父だ。 両腕を義体化している老人は、無骨な戦闘用義腕でハンドルを繰りながら、 「しかし三度目の負けか。……惰弱なことだ。まあ次あたりは勝ってもらわんとな」 「……蔵人は」 芙雪は吐息。いまだ気絶したままの蔵人の頬を撫でて、 「わたしの制止を無視して、鬼に突っ込んで――」 「十三年前はともかく、三年前はオマエが傷を受けた。未熟な孫だが怒りの感情ぐらいは持っているだろうな」 「……そういうこと、なのかな」 「ん?」 「三年前があるから、蔵人は今のわたしを字名で呼ぶのかな」 芙雪の言葉に儀天はしばし沈黙し、 「そういうことは本人に聞け。未熟な孫にな」 「…………」 「聞くのが怖いか。ヤツの心の内を識るのが怖いのか、矢村の娘よ」 芙雪は無言。 儀天は構わず言葉を続ける。 「はン――、識神を以て他者の心を識るオマエにとっては、儂の孫は特別だろうからな。 ……十三年前の後遺症として、自己遺伝詞の異常な堅固性を持つ孫だけは、意思一つで識神による同調を拒絶できる」 一息。 「本人は気づいておらんがな」 は、と儀天は軽く笑い、無言のままのこちらにルームミラー越しで視線を送り、言った。 「――伝えたい詞は伝えられるうちに伝えておけ。……儂のように、伝える相手がいなくなる前にな」 ○ 意識が覚醒する。 まず感じたのは光。陽光でも月光でもない人工の照明が、自分を照らしている。 視界の中にあるのは見慣れた天井だ。車に轢かれた狸にも見える染みがある。 上高地の山の中ではない。自分の部屋だった。 ……いつの間に帰ってきた? 移動した覚えはないが。 次に感じたのは重さだ。布団の上で横になっている自分の上に、何かが乗っている。 慣れた重さだ。不快な重さではない。 ……芙雪だな。 確信を持って見れば、白いものが見える。 花のように広がるそれは、髪だ。黒という色を失った白髪。 白髪の少女が、うつ伏せで眠っている。 やはり彼女だ。 耳を澄ませば穏やかな寝息も聞こえてくる。 蔵人は吐息を一つ。 眠っている彼女の頭を撫でようと、左手を伸ばしかけ、 「…………」 やめた。 伸ばしかけた手を戻し、握り締める。 く、と軋んだうめきをあげ、 「おれは――」 「起きたか負け孫」 襖が開く音と同時に声。 振り向くと、両腕義腕の老人が作務衣姿で立っている。 祖父の儀天だ。老人は義腕で腕組みし、こちらを見下ろしている。 「三度目の負けだな、未熟な孫め。――しかも矢村の娘の話によれば自爆だそうだな」 「……祖父さんが運んで来てくれたのか?」 「治療をしたのはそこで呑気に寝ている娘だ。あとで礼でも言っておくのだな」 「……なんと言えばいいのか、判らん」 は、と儀天は息を吐くように笑う。 眉を上げ、口元を歪ませた、からかうような笑みだ。 「だから未熟なのだオマエたちは。自分で考えるのだな――相手が欲している詞を、な」 「オマエ……たち? どういう意味だ、祖父さん」 「儂がそう言った意味も言葉に出来ん未熟者に教える気はないな」 笑みのまま言い、儀天はこちらに背を向け部屋を出る。 「儂は車の整備をしてくる。その間に矢村の娘を起こしてメシを作れ。――夕餉の刻はとっくに過ぎているからな」 振り向かぬまま老人は立ち去り、襖が閉められた。 部屋の中には、蔵人と芙雪の二人しかいない。 蔵人は眠っている彼女の顔を見る。 警戒心など微塵もない、安心しきった寝顔だ。緩やかな笑みだけがある。 その彼女の髪は、白い。 「…………」 は、と蔵人は息を吐く。 「おまえが欲している詞とは――」 言いかけ、噤んだ。 詞ではなく思考で問いかける。 ……なんなのだろうな? 答えは返って来ない。 ○ 夕食は鍋になった。 食卓の上にカセットコンロと土鍋を用意し、昆布でダシを取ったら食材を叩き込む。 今日の具は豚肉、豆腐、白菜に各種キノコ。 「矢村は今日も夜勤か」 義体リミッターをカットした戦闘用義腕の速度で豚肉をかっさらい、儀天。 豆腐を口に含んだ芙雪は頷きを一つ返し、豆腐を飲み込んだ。 「最近色々物騒だからな。GASASも多忙らしい」 蔵人が言いながら右の手指で儀天の義腕を弾き、その隙に左に持った箸で肉を拾っていく。 荻原家の住人は、本来は儀天と蔵人の二人だけだ。 しかし、芙雪の両親はよく夜勤で家を空けるので、芙雪も一緒に食事をすることが多い。 ……一人の食事は寂しいし。 二人の殺人技能者が技量を無駄に発揮している合間を縫うように、芙雪は箸を動かす。 ――芙雪・識神神器・発動・思考同調・成功。 それを可能とするのは協音の領主としての神器だ。 思考を同調させることで相手の意図を察知し、常に先手を取って動く。 蔵人に対しては識神神器が効きにくいが、そこは幼馴染としての記憶経験で対応している。 鍋奉行がいない荻原家の食卓は戦場だ。戦闘技能だろうが尋問技能だろうが、使える限りを駆使して胃を満たしていく。 しばらく無言の攻防を続け、そこそこ腹も満ち足りたところで、ふと芙雪は聞いた。 「そういえば、文月(ふづき)さんたちは今どうしてるんだ?」 「知らんな。だが多分、中近東だか欧州だかで斬ったり斬りかかったりしてるだろう」 「あの馬鹿娘はせっかく文月(ふみづき)の名をつけてやったのに、年に一度しか手紙を寄越さんからな。儂も判らん」 淡々と蔵人は答え、苦々しく儀天は答えた。 蔵人の母、荻原・文月は、夫である荻原・啓地(けいち)と共に海外で何かをやっている。 何をやっているかは父にも息子にも教えてないらしい。 ……蔵人が他人に無関心だったりするのは、こういうのが原因なのだろうな。 芙雪は嘆息一つで食事を再開する。 と、電子音が鳴った。 電話の音だ。 「何処の馬鹿だ、食事時に……」 儀天がうるさそうな表情を浮かべて立ち上がる。 それを見て、蔵人がおもむろにコンロの火力調節ツマミを“山火事”から“火の七日間”に変更した。 「あ、蔵人――」 大火力で湯が即座に沸騰する中、素早い手つきで具を放り込み、高温で即座に煮えた具を回収する。 「……もう。蔵人は食い意地張ってるんだから……」 「機を逃すな、というのが祖父さんの教えでな」 「それは打撃の心得って前に言ってなかった……?」 「心得というのは何にでも適用できるものだ。おまえは食わないのか?」 「……食べる」 と、箸を伸ばした時、儀天が戻ってきた。蔵人が何食わぬ顔をして火力を戻す。 儀天はじと目で蔵人を見るが、彼は平静を保って食事を続行。 老人はため息一つ。 そして芙雪に視線を向けてきた。 「? 何か?」 「今の電話だがな。オマエあてだ」 「え――? それで、内容は?」 儀天はそこで言葉を切り、歯軋りを一つして、 「長野の第一特務隊が壊滅したそうだ。新潟の総長にやられてな」 ○ いきなりの言葉に思考が止まった。 「……え?」 間の抜けた声を出し、動きも止まる。 停止する芙雪に構わず、儀天が言葉を続ける。 「オマエのところの……なんだったか。とにかくやかましい毛唐の小娘」 「広報長か」 「そう、それだ。なにやら色々言っててよく聞き取れなんだが」 「アレの発言の八割はノイズだからな。おれも聞き取れん」 蔵人の口調には動揺など微塵もない。 「――ってなんでそんなに冷静なんだ蔵人! 少しは驚いたりうろたえたりしろっ!」 こちらの言葉に蔵人は一瞬だけ考えて、 「うわあ。どうしよう。――これでいいか?」 「ああもう他人事みたいにー! 蔵人だって第一特務隊だろう!」 「そうだな。で?」 「で? じゃなくて! これからどうしようとか考えたりしないのかっ!?」 「おれは下っ端の非常勤隊員だぞ。考えるのは上がやることだ、――つまりはおまえが」 「えと、確かにそうだけど――」 「隊長の小笠原・松葉は、確か姫路に出張中だったな。ならば隊長代理のおまえが対処しなくてはならない」 「……正論言ってるけど、よーするに蔵人は自分が動くのが面倒なだけだろう?」 「そうだな」 一言だけが返ってくる。 蔵人は返答が面倒な時や、本心を隠したい時は“そうだな”としか返さない。 はあ、と芙雪は嘆息。 と、電子音が鳴った。 電話の音だ。 「わ、私が出る!」 芙雪はダッシュして受話器を取り、叫ぶ。 「もしもし矢村――じゃなくて荻原ですが!」 『あ、おユキさんっすか?』 ○ 『アズマ!? 第一特務隊は壊滅したというのは――』 「マジっすよー」 第一特務隊員、東(あずま)・小一丸はギプスに包まれた右腕に視線を送り、左手の受話器へと声を投げた。 「さすがに新潟圏総長は強いっすね。俺、アバラと右腕折られたっすよ。すげえ痛えっす」 『ほ、他の者は!? まさか死人は出て――』 「出てるっす。……神術師の平林が最後まで抵抗して」 『そうか』 「ヤツには部署変えを勧めてたんっすけどね。最後まで冷静で居られないようじゃ、第一特務は務まらないっすから」 『…………』 「おユキさんが気にすることじゃないっすよ。ヤツの責任っす。……県境でやられた第三特務の連中が、抵抗しなきゃ殺されないって言ってたのを無視したっすから」 『……いや。小笠原隊長がいない間、第一特務を率いるのはわたしだ。指示を徹底し切れなかったわたしの責任だろう』 「そうやって背負い込もうとするのはおユキさんらしいっすけどね。荷物が多くちゃいつか倒れるっすよ。――まあともかく、もうふたつ報告することがあるっすけど聞くっすか? ちなみにひとつはよくないことで、もうひとつはよいことっすよ」 『……じゃあ、よくないことのほうから』 「詰め所に置いといた連合員名簿――連合員の住所に氏名に容姿に性格に舞闘に神器にと色々とウチの情報が書いてるアレが、田中に奪われたっす。」 『――えぇ!?』 「ってか、襲撃はアレ狙ったものっぽいっすね。俺ら倒したのはついでみたいっす」 『蔵人といいアズマといい、何でそんなに冷静なんだお前たちは……!』 「いや、荻原の兄さんは単に興味ないんだと思うっすよ。兄さん、正規の隊員じゃないっすから」 『う……、と、ともかく、よいほうの報告は?』 「ああそれはっすね、――田中が持ってった名簿、最近作った偽物っす」 淡々と言うと、受話器の向こうから何かが倒れる音が響いた。 「どうしたっすか? おユキさん」 『……さ……』 「さ? ――あ、サイズは大丈夫っす。おユキさんのスリーサイズは実数値から全部マイナス10して記載したっす」 『先にそっちを言え馬鹿――――!! 偽物なら奪われても構わないだろう!?』 「いや、アレ作るの大変だったっすよ。嘘法都市―秋田の広報にも協力してもらって九割の嘘の中に一割の真実を」 『あー、それは大変だったかもしれないけど、――待て、わたしは知らなかったぞ?』 「上杉の考えた策っすからね。俺とヤツ以外は松葉隊長も含めて誰も知らねえっす」 告げた事実に、相手の声音が変わった。押し殺したような声で、 『……副長補佐の、策だと?』 ……気づかれたっすかね? だとしたらイヤだ、と思う。矢村・芙雪は温厚でマトモな性格をしているが、その分キレた時は激しい。 そして彼女がキレる時というのは、おおむね“彼”が危険に晒された時だ。 昨年のカラーギャング狩りで“彼”を騙して現場に出した時の、彼女の怒気を思い出すと身体が震える。 それでも、事実は事実として伝えなければならない。伝えなければ、彼と彼女は知らないままに戦うことになる。 「そうっすよ」 平静を装って、返す。 『――第一特務隊長代理として聞くぞ。偽名簿の中の“一割の真実”とは、誰の情報だ?』 受話器の向こうの彼女から、冷気を感じる声音が返ってきた。 唾を飲み込み、一拍。 深く息を吸い、一拍。 肺の息を吐き、一拍。 三挙動の間をおいて、小一丸は告げた。 「第一特務隊非常勤隊員、荻原・蔵人の情報っす」 NEXT
https://w.atwiki.jp/minez/pages/30.html
MineZとは? MineZは、ArmaⅡの DayZに触発されたMinecraftのためのマルチプレイゾンビサバイバルサーバです。 このゲームは、アイテムを集め、終末のような世界を探索しながら、ゾンビの群れと戦うプレイヤーになります。 Minecraftをお持ちの方は、サーバに参加し、Minecraftのクライアントを変更せずにゾンビのはびこる終末世界のスリルを体験することができます。 "ゾンビのアウトブレイクに大陸全体が巻き込まれた。文明は滅亡にさしかかっており、あなたは最初のアウトブレイクを生き延びた数少ない幸運を持つ者。しかし木刀と古い革の鎧セット以外は何も装備していない。あなたは生き延びるために旅を始める.. " mineZを始める!! mineZのmapをチェックする!!
https://w.atwiki.jp/psmovie/pages/437.html
§5 Finder §5 Finder 主催:rook 編集:rook 出演者
https://w.atwiki.jp/nijiura_city/pages/688.html
○ 芙雪は風水の鳥たちで蔵人を受け止め、安堵の息をついた。 蔵人は、気絶しており、負傷していたが、 「……生きてた」 その事実が、安堵の息を吐かせる。 ……間に合った。 ん、と呟き、目尻に浮いた涙を拭う。 まずは治療だ。過去の事故で遺伝詞構造が堅固になっている蔵人には、通常の風水治療は効果が薄い。 ゆえに、芙雪は神器を用いた。協音の領主のみが用いる、親和の神器を。 口ずさむ掛詞は己の詞だ。 共の歩みをわたしは望む 伴い進むとわたしは誓う 常世の末にすら疑わない 識神神器の掛詞は、相手と自分の遺伝詞を等しくする架け橋となる。 ――芙雪・識神神器・発動・遺伝詞同調・成功。 遺伝詞を見る。 遺伝詞が乱れているのは胸。肋骨が折れたらしい。折れてからも戦ったのだろう、骨が臓器に刺さりかけているようだ。 ……馬鹿。無理しすぎだ。 身体全体の筋肉にも遺伝詞の乱れが見える。恐らくは記憶遺伝詞の反射による動作再生も行ったのだろう。 芙雪は矢筒から神形具の矢を引き抜く。 金属製の白い矢だ。が、刃は付いておらず、穂先は重りとしての役目しかない。 蔵人の母、荻原・文月の作った神形具(デヴァイス)だ。 芙雪はその矢を握り、僅かな逡巡の後に彼の胸へ穂先を突き刺した。 瞬間。感触が返って来る。彼の遺伝詞の核に穂先が触れたのだ。 「オ」 芙雪は神形具の遺伝詞を響かせ、彼の遺伝詞操作(アレンジ)をした。 共鳴(ハウリング)。 芙雪の遺伝詞、神形具の遺伝詞、そして彼の遺伝詞が共に等しく震える。 遺伝詞同調をしてからの風水治療は、こちらの遺伝詞にも響くのだ。 蔵人の胸とこちらの身体から、白の鳥が飛び出した。彼と自分の遺伝詞の乱れが形になったものだ。 彼と自分から生まれ出る鳥を見ると、やや恥ずかしいものがある。 ……文月さんにも“子供生んでるみたい”って言われたし……。 母さんにも同じこと言われたっけ、と家庭環境に思いを馳せ、蔵人の顔を見る。 安堵の表情がそこにある。 「……良かった」 同じ表情をこちらも浮かべた。 そこに声が響いた。 「――新潟圏総長が、何の用でしょうか」 鎖音を響かせるのは、四の関節を持った棍。展開式四柱棍。 棍の纏う白色は冷気の霧。凍神の冷気。 それを携え、田中・核衛に立ち向かうのは、 「長野圏副総長、筑摩・梓です。……姉の代わりに用件を聞きますが」 「用件は一つ」 田中は即座に答えた。 「支配だ。この地を貰う」 「それは承服出来かねますね」 答えた声は梓のものではない。 梓の背後。棍を持った眼鏡の男だ。 男は棍を一振りして、 「副長補佐、上杉・信繁です。……さて、投降を願いましょうか」 「ほう……」 と田中が眼光を鋭くした瞬間だ。 旋回した棍の瞬間が、梓のスカートを引っ掛けた。 めくり上げる。 「ちょっ――!?」 「……白か。色気がない」 「ふふふふふ油断大敵ですぐふぉあっ、あっ、ちょっ、痛っ、冷たっ!?」 「なんっ、でっ、こんなっ、時にっ、までっ!!」 棍による連撃が上杉を打ち据える。 見慣れた光景をうろんな眼で眺めながら、芙雪は思う。 ……ああ、馬鹿だ。 総長の言葉を思い出す。“馬鹿は重病だ。百回転生しても治癒しない”との言葉を。 やはり総長は正しい。あれは百回転生したぐらいで治るようなものではない。 目が覚めたら蔵人にも教えてやろう。やはり総長は正しいのだと。 夢想していると打撃音が収まった。身体中に打撃痕を残し、結露の水滴をしたたらせながら上杉が立ち上がる。 「茶番は終わったか?」 「ああはいすいません待って頂いて。ええとですね、率直に言いますが貴方は包囲されてます。――上をごらんください」 上杉が手で上方、立ち並ぶ建造物の上を示す。 そこに、巨人が居た。 機械の遺伝詞を持つ巨人だ。それも複数の。 重騎。長野圏総長連合の徽章を肩部に備えた騎体達だ。 その中で、バスターミナルの上に乗っている騎体の音声素子から、声が響く。 『長野圏第二特務隊長、藤篠・豪。及び第二特務騎師隊だ。投降を勧める』 芙雪は呆然とそれ見て、 「……第二特務が、いつの間に……?」 「いえいえ予定通りですよ矢村さん。――最初から待機していたのですからね」 「――何?」 「つまり……」 上杉は眼鏡を中指で押し上げ、言った。 「荻原君は囮だったのです。理解できましたか?」 「……理解はした。でも納得はしない」 感情を押し込めて告げると、梓がこちらに視線を向けて、 「すいません、おユキさん」 「あなたが謝ることじゃないだろう。それより……」 芙雪は田中に視線を向けた。 新潟最強の男は、伏兵の存在を知らされてなお傲岸不遜。動揺の遺伝詞すら見えない。 「……ここまでやったのなら、是が非でも勝ってもらうぞ」 「勿論。何しろこれだけの人員ですよ。負けるはずなど――」 「その通りだ」 上杉の言葉に、田中が頷きを返した。 顔には笑み。 「この程度の人員で、俺は負けん」 言葉と同時に、田中は走り出した。 方向はバスターミナル。 「迎撃を!」 『判った』 藤篠の重騎が飛び降りてきた。 トン級の重量の落下を前にしても田中は恐れずに疾走。 轟音。 着地した藤篠の重騎の股の間を、田中が走り抜ける。 そして神器の掛詞が響いた。 雪王神器の掛詞だ。 次いで、田中は己の詞を口にする。 熱 音 色 風 全ては停止の定めにある 人 心 時 詞 全ては凍て付き動かない 深々と―― 凍結と停止。終結の威を持つ詞だ。 田中は己の詞を謳いながら、バスターミナルに向かって拳を構え、 「凍て付き、砕け散るがいい」 ――田中・雪王神器(スノウロウリズム)・発動(テイク)・遺伝詞凍結(ライブフリーズ)・成功(ヒット)! ――田中・腕術技能・発動・正拳・成功! 二動作。 たった二つのその行動で。 『何……!?』 バスターミナルが崩壊した。 冷気を伴った、超重量の大崩落が巻き起こる。 「俺に敗北など有り得んが、これだけの戦力は厄介だ。この場は退いてやろう」 「ま、待ちなさい!」 走り去ろうとする田中に、梓が追いついた。 鎖音も高らかに二本の四柱棍を展開し、凍神神器の掛詞を響かせ、 ――梓・凍神/棍術/腕術技能・重複発動・伸長凍結打撃・成功! ――梓・凍神/棍術/腕術技能・重複発動・伸長凍結打撃・成功! 攻撃した。 白い冷気を纏ってチェーンを伸ばす展開式四柱棍の姿は、竜にも見える。二匹の氷竜だ。 双竜が冷気の牙をもって田中に迫る。 だが、 「児戯だ」 ――田中・雪王神器・発動・遺伝詞凍結・成功! 冷気の双竜が停止した。 凍結したのだ。 そして田中が振り向きざまに拳を放ち、 「その程度の凍気では、何も停まらん」 砕いた。 凍結物の破砕音は硝子の破砕音に等しい。 「冷気の遺伝詞すら凍らせるなんて……!」 「すべては停まり散り行くのみだ。退屈な余興だったな、長野圏。――次は殺しに来る」 田中が走り去る。 誰も追いかけない。武器を砕かれた梓も、棍から雷神(サンダーハイ)の刃を生み出した上杉も、鋼神(スチールハイ)で騎体を覆った藤篠も、第二特務の騎師(ストライカー)達も。 怖いのだ。 追いかけ追いついて、凍て付き砕かれるのが。 芙雪も動かなかった。 芙雪は、蔵人の身体を強く抱きしめていた。 すがるように。 ● コール音。 「……久遠寺か。下らん策を潰して来た。 ……ああ。問題ない。イレギュラーになるかと思ったが、所詮は殺外者だ。器が足りん。障害になることは無い。 ついでだが、副長と副長補佐、第二特務隊長の力量も少し知れた。当初の予定通りだ。一人ずつならば確実に屠れる。 ……ああ、やはり少なからずとも障害になるのは総長だけだ。あれは器が知れぬ。異族筋という情報もあったが確認できん。 だがまあ問題ないだろう。……問題ない。問題ないと俺が言っているのだ。判ったな。 ……ああ。判っている。油断など有り得ん。……判っている。判っていると言っている。 ……そういえば、変わった風水師(チューナー)が居た。首聯(アップ)を使わん風水師だ。鳴弦の響きで風水(チューン)を行い、刃の無い神形具(デヴァイス)を用いていた。 ……調べる? 好きにしろ。そちらは頼む。次の連絡を待て」 受話器が置かれた音。 ● 松本時計博物館。 ここが長野圏総長連合の本部だ。 その一室に、今は三人が集まっている。 「えー、まず凍結破砕されたバスターミナルですが、何やら遺伝詞的に妙な感じだそうで風水での修復は難しいと。矢村さんの話では“遺伝詞が停まっているから、まず動かさないといけない”とのことで。五行か何かで一度破壊すれば風水が効くそうです」 「そのことは警察の衛生課には?」 「伝えておきました。……とはいえこのあたりは五行師(バスター)はあまり居ませんし、復旧にはかなりの時間がかかるかと」 上杉の報告を聞き、総長――筑摩・深視は鷹揚に頷き、 「五行師か。そういえばそこの負け男の母親は五行師だったな。連絡は取れるのか?」 「……母は四年前に一度帰って来たっきりだ。連絡は取れん。あと、誰が負け男だ」 「ほう。確かにそうだな。――先日も虚霊に負けたというのをヒガシから聞いている。つまりより正確に負け負け男と呼んで欲しいということだな? いい心がけだ。三角をやろう。負けたからマルはやらん」 「いえいえ総長。より正確にすれば三年前と十三年前にも虚霊に負けていますよ彼は」 「なるほど。つまり――負け負け負け負け男というわけだな? 呼びにくい。自重しろ」 「そちらが自重しろ総長。それと……副長補佐、なぜ貴様がそのことを知っている」 蔵人が歯を剥いて告げると、 「ふふふふふ」 上杉は眼鏡を中指で押し上げて笑った。 それだけだ。質問には答えない。 蔵人は嘆息を一つ。立ち上がろうとするが、動きが取れない。 身体中に巻かれた包帯で、椅子に縛り付けられているからだ。 「……おれがいつ解放されるのか、教えてもらいたいのだがな」 「まあ縛ったのは矢村さんですから。――向こうで事後処理の指揮してるお二人が戻るまでは我慢です」 と、ノックの音が響いた。 入れ、と深視が告げるとドアが開き、茶を注いだ湯飲みを盆に乗せて、一体の自動人形が入ってきた。 この館の館員である自動人形、長野・絹子――シルクだ。 彼女は柔和な笑みを浮かべ、 「お茶をお持ちしましたよ。……あら?」 包帯で縛り付けられている蔵人を見て、首をかしげた。 「……拷問ごっこですか?」 「違う」 「なるほど。それも良さそうだ」 「お二人が戻ってくるまでの時間潰しにはなりますね」 「あらあら。――あまり残虐なのはいけませんよ? 音とかが響くとお客さんがびっくりしますから」 「違うと言っているのだがな……」 「無論そのあたりは心得ている。だが――、ちょっとぐらい悲鳴が漏れても構わんだろう?」 「シルクさん目当てでやってくるここの常連さんなら日常茶飯事ですしね。――主に彼ら自身の悲鳴で」 「まあ、ちょっとぐらいなら良いですけれど」 「……包帯を引きちぎって暴れたくなるな」 歯軋りして腕に力を入れると、シルクが目を弓にして笑い、 「お外に出てからにしてくださいね?」 ――蔵人・視覚/心理技能・重複発動・表情読解・成功。 彼女は本気で言っている。 ――蔵人・心理技能・発動・抑制・成功。 蔵人は深い溜め息をつく。 やはり人にからかわれるのは慣れない、と蔵人は思う。 特にシルクだ。この天然具合は四年前に一時帰宅した母によく似ている。こちらの意思を気にしないところが。 こちらの意思を言葉にせずとも判ってくれる芙雪は、本当に有り難いと思う。 ……早く帰ってきてくれ、芙雪。 心底そう思った時だ。 振動が伝わってきた。機械のような規則的なものではなく、軽くゆったりとした振動の連続。 足音だ。それも二人分。 そしてその片方は、蔵人のよく知る者の足音だ。 それらはドアの前で停まり、ノックの音に変わった。 入れ、と深視が告げるとドアが開き、最初に入ってきたのは一羽の鳥だ。 風水で生まれた白の鳥は一直線に蔵人へと向かい、 「っ!」 同化した。 風水で整調化された遺伝詞が戻ってきたのだ。 一度“鳥”という形を介しているため、戻ってきても大した反響はない。 そして、 ――蔵人・視覚技能・自動発動・発見・成功。 開いたドアのところに、二つの人影がある。 一人は副長の梓。深視を見て、やや驚いた顔をしている。 そして、 「起きてたんだ、蔵人」 こちらを案じるような表情で、それでも顔に微笑を浮かべ、 「治ってないところとか、ある?」 芙雪がいる。 ○ 戻ってくるなり周囲視点的にいちゃつきを開始した二人を置いて、梓は姉に問いかけた。 「いつ来たんですか?」 「つい先ほどだ。しかし――」 と、深視は目を細め、 「私が不在の間に核衛の下衆が暴れていたとはどういうことだ。ん? そう思わないか上杉。第二特務を動かして交通規制までやって誘った挙句仕留められないとは。さて、貴様はこの圏の副長と副長補佐と第二特務を全部合わせても田中・核衛一人に敵わないと確認したかったのか?」 「いや、その、――ふふふふふ」 深視に睨まれ、冷や汗を盛大に流しながら眼鏡を拭く上杉を見て、梓はいい気味だ、と胸中で思う。 ……あんなときにまでめくるなんて、何を考えているんですかまったく。 上杉に冷ややかな視線を送っていると、 「しかも聞いた話では核衛に色気の無い下着を見せたそうではないか」 「――ちょっ!? 姉さん!?」 「白。清純派なのは良いがやはり色気が無いことは否めない。長野の副長がそんな色気の無い白い下着だったと新潟圏に伝わってしまっては、長野が色気の無い都市だと思われしまう。長野の恥だな」 色気が無いのは恥なんかじゃありません。ってか色気があるのは誇りなんですか。 そう言い返したいところだったが、あいにく動揺が大きすぎて声が出ない。 「そこでは私は先ほど新潟に私自らが起草した写真入副総長成長記録・改をFAXで送っておいた。前に学園都市―筑波の学園新聞の『全国学生連合美人紹介』に添付したものを、さらに改稿・バージョンアップしたものだ。これで新潟も我が都市への認識を改めることだろう」 「な……」 「ん? どうした妹よ。喜びリアクションが足りないぞ。お前に色気が無いなどという誤情報が阻止されたのだ。 ここは万歳三唱にブラボーハラショーオブイェークトと異国式三段賛美をだな」 「――なんでそういうことするんですかー!!」 吼えた。 もし架空都市(エアリアルシティ)―倫敦だったら、音に負けて周囲が字己詞震(ディスセルフ)するぐらいの吼詞(タスク)だった。 さすがの深視もやや驚いた様子で深刻な表情を見せ、数秒考え込んだ後に、 「反抗期か……」 「違いますっ! いえそうかもしれませんけど問題なのはそこじゃなく……、っていうか、見てたんなら止めてくださいよ二人とも!?」 殺気走った目で男二人を睨むと、芙雪に包帯を解いてもらっている蔵人は肩をすくめ、 「身動きがとれなかった。動けても止められなかっただろうがな。――まあ制止はしたぞ。遺伝詞の声で」 上杉は怪しい笑みを浮かべながら中指で眼鏡を押し上げ、 「ふふふふふ。……私が総長様を止められると思ってます?」 「……敵しかいない……」 うなだれる。と、おろおろと芙雪、あらあらとシルクが、 「えっと、その、……気を落とさずに? ほら、いつものことだろう?」 「落ち込むのはいけませんよ? ……思考には底が無いので落ち続けますし」 励ましてくれているのか追い討ちをかけたのか判らなかった。 と、いつの間にか背後に立っていた姉が肩を叩き、 「まあそう気を落とすな。私はいつでもどこでも絶対に味方だ」 「――帰りますっ!!」 梓は泣きながら走り去った。 NEXT
https://w.atwiki.jp/agon/pages/20.html
[ 口コミ ] #bf [ 関連ブログ ] #blogsearch [ 関連ブログ2 ] #blogsearch2 [ ニュース ] クラウドコールセンターシステム『OmniaLINK(オムニアリンク)』サービスサイトがリニューアル - アットプレス(プレスリリース) SFPポートがなくても“光アイソレート”は実現できる! ネットワークハブとメディコンの役割を解説(PHILE WEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース デル・テクノロジーズ、ハイパフォーマンス コンピューティング、AI、データ アナリティクスの統合を促進するオープンソース ソフトウェア「Omnia」を発表 - PR TIMES 【2日間のビッグセール!】小型ノートパソコン2台を同時充電できるPD対応充電器「Omnia Mix 4」他、全17アイテムが最大30%OFF! - PR TIMES 困りごとをまるっと解決! 「リアルタイム音声認識」はコンタクトセンターをどう変える? - ITmedia AUKEY、超ち〜っちゃい20W出力USB-C充電器を発売 - ギズモード・ジャパン iPhone 12におすすめ! AUKEYのPD対応20Wマイクロ充電器「Omnia Mini 20W II」、6月3日(木)販売開始! - PR TIMES THE BACK HORN山田将司がLUX OMNIA VINCITの新曲に参加 ギターはINORAN ベースはu zo ドラムは宮上元克 MVは紀里谷和明 - PR TIMES AUKEY発!世界最小クラスのPD充電器「Omniaシリーズ」最新モデル「Omnia Mix3」「Omnia Mix4」12月11日より好評発売中! - PR TIMES 【iPhone 12にオススメ】超コンパクトな充電器『AUKEY Omnia Mini』が発売開始!【PD対応・20W出力Type-Cポート】 - AppBank AUKEYスタッフに調査。iPhone 12シリーズと一緒に使いたいイチオシの急速充電器はコレ!新商品の先行情報もご紹介! - PR TIMES iPhone12向けの世界最小最軽量20W Omnia Mini PD充電器「AUKEY PA-B1」!小さいは正義♪ - PR TIMES AUKEY発!3センチ角のPD対応20Wマイクロ充電器「Omnia Mini」、9月16日予約販売開始! - PR TIMES USB-CポートはひとつでOK! という人にAUKEYの61W OMNIA急速充電器がやっと登場 - ギズモード・ジャパン 最短2週間で緊急構築可能!クラウド型在宅コールセンター向け「OmniaLINK(オムニアリンク)」スターターパック提供開始 - アットプレス(プレスリリース) 新型コロナ対策で緊急構築可能:在宅コールセンター スターターパック on Omnia LINK - PR TIMES AUKEY、最大100W出力のPD充電器 「Omnia オム二アデュオ PA‐B5」 発売 - CoRRiENTE.top AUKEY Omniaオム二アデュオ GaN素材を採用したUSB-C 2ポート充電器PA-B4ホワイトも登場! - PR TIMES AUKEY、“世界最小”GaN採用USB PD充電器「Omnia」シリーズ5機種で日本へ本格進出 - PHILE WEB - PHILE WEB AUKEY GaN採用で小型化した充電器 オムニアシリーズを発表 レビュー動画も - iPhone Mania 世界最小USB ACアダプタ、Omniaシリーズ5機種をAUKEYが発表。「100W C2」でも56mm角 - Engadget 日本版 米デジタル技術見本市「CES 2020」で注目を集めた、AUKEY(オーキー)世界最小※モンスターチャージャー『Omniaシリーズ』、4月末順次発売 - PR TIMES 「DISSIDIA FF OPERA OMNIA」に「FFIV」のローザが登場 - GAME Watch たった1着で100パターンのドレスに変形できる「Omnia」 - GIGAZINE Windows Phone 7スマートフォン「OMNIA 7」ムービーレビュー、過去の「Windows Mobile」とは雲泥の差に - GIGAZINE 第1回 「931SC」から何が変わった?――「OMNIA VISION 940SC」:「OMNIA VISION 940SC」の“ここ”が知りたい - - ITmedia コンパクトなタッチパネルケータイ「OMNIA POP 931SC」に新色登場 - - ITmedia ペンでイジって色々遊べるフルタッチケータイ「931SC」 (1/3) - ASCII.jp ソフトバンクモバイル、「930N」「OMNIA POP」を6月19日発売 - CNET Japan 「930SC OMNIA」レビュー 独自ウィジェット対応、お絵かきもできるタッチケータイ - ケータイ Watch ASCII.jp:iPhoneの対抗馬!?サムスンのOMNIA - ASCII.jp [ ニュース2 ] クラウドコールセンターシステム『OmniaLINK(オムニアリンク)』サービスサイトがリニューアル - アットプレス(プレスリリース) SFPポートがなくても“光アイソレート”は実現できる! ネットワークハブとメディコンの役割を解説(PHILE WEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース デル・テクノロジーズ、ハイパフォーマンス コンピューティング、AI、データ アナリティクスの統合を促進するオープンソース ソフトウェア「Omnia」を発表 - PR TIMES 【2日間のビッグセール!】小型ノートパソコン2台を同時充電できるPD対応充電器「Omnia Mix 4」他、全17アイテムが最大30%OFF! - PR TIMES 困りごとをまるっと解決! 「リアルタイム音声認識」はコンタクトセンターをどう変える? - ITmedia AUKEY、超ち〜っちゃい20W出力USB-C充電器を発売 - ギズモード・ジャパン iPhone 12におすすめ! AUKEYのPD対応20Wマイクロ充電器「Omnia Mini 20W II」、6月3日(木)販売開始! - PR TIMES THE BACK HORN山田将司がLUX OMNIA VINCITの新曲に参加 ギターはINORAN ベースはu zo ドラムは宮上元克 MVは紀里谷和明 - PR TIMES AUKEY発!世界最小クラスのPD充電器「Omniaシリーズ」最新モデル「Omnia Mix3」「Omnia Mix4」12月11日より好評発売中! - PR TIMES 【iPhone 12にオススメ】超コンパクトな充電器『AUKEY Omnia Mini』が発売開始!【PD対応・20W出力Type-Cポート】 - AppBank AUKEYスタッフに調査。iPhone 12シリーズと一緒に使いたいイチオシの急速充電器はコレ!新商品の先行情報もご紹介! - PR TIMES iPhone12向けの世界最小最軽量20W Omnia Mini PD充電器「AUKEY PA-B1」!小さいは正義♪ - PR TIMES AUKEY発!3センチ角のPD対応20Wマイクロ充電器「Omnia Mini」、9月16日予約販売開始! - PR TIMES USB-CポートはひとつでOK! という人にAUKEYの61W OMNIA急速充電器がやっと登場 - ギズモード・ジャパン 最短2週間で緊急構築可能!クラウド型在宅コールセンター向け「OmniaLINK(オムニアリンク)」スターターパック提供開始 - アットプレス(プレスリリース) 新型コロナ対策で緊急構築可能:在宅コールセンター スターターパック on Omnia LINK - PR TIMES AUKEY、最大100W出力のPD充電器 「Omnia オム二アデュオ PA‐B5」 発売 - CoRRiENTE.top AUKEY Omniaオム二アデュオ GaN素材を採用したUSB-C 2ポート充電器PA-B4ホワイトも登場! - PR TIMES AUKEY、“世界最小”GaN採用USB PD充電器「Omnia」シリーズ5機種で日本へ本格進出 - PHILE WEB - PHILE WEB AUKEY GaN採用で小型化した充電器 オムニアシリーズを発表 レビュー動画も - iPhone Mania 世界最小USB ACアダプタ、Omniaシリーズ5機種をAUKEYが発表。「100W C2」でも56mm角 - Engadget 日本版 米デジタル技術見本市「CES 2020」で注目を集めた、AUKEY(オーキー)世界最小※モンスターチャージャー『Omniaシリーズ』、4月末順次発売 - PR TIMES 「DISSIDIA FF OPERA OMNIA」に「FFIV」のローザが登場 - GAME Watch たった1着で100パターンのドレスに変形できる「Omnia」 - GIGAZINE Windows Phone 7スマートフォン「OMNIA 7」ムービーレビュー、過去の「Windows Mobile」とは雲泥の差に - GIGAZINE 第1回 「931SC」から何が変わった?――「OMNIA VISION 940SC」:「OMNIA VISION 940SC」の“ここ”が知りたい - - ITmedia コンパクトなタッチパネルケータイ「OMNIA POP 931SC」に新色登場 - - ITmedia ペンでイジって色々遊べるフルタッチケータイ「931SC」 (1/3) - ASCII.jp ソフトバンクモバイル、「930N」「OMNIA POP」を6月19日発売 - CNET Japan 「930SC OMNIA」レビュー 独自ウィジェット対応、お絵かきもできるタッチケータイ - ケータイ Watch ASCII.jp:iPhoneの対抗馬!?サムスンのOMNIA - ASCII.jp