約 2,281,228 件
https://w.atwiki.jp/galgerowa2/pages/555.html
al fine (後後) 6 ◆Live4Uyua6 ・◆・◆・◆・ 午後の気持ちのいい日差しを浴びながら桂はうーんと腕と背筋を伸ばす。 突き抜けた空の青と真っ白な雲が織り成すグラーデーションを見つめていた。 時々ドクター・ウェストが奇声を上げせっかくの雰囲気を台無しにする事が多々あったものの、 空と島の景色が織り成す天然の風景画の美しさが霞むことがなかった。 こんなにもいい天気、だけど…… 桂は隣を歩く柚明の姿を一瞥する。 見慣れた蒼の着物とは違った黒色のワンピース。 元々着物のせで見た目の年齢以上に大人びた印象の柚明だったが、新しい衣装に袖を通した彼女の姿は、 それまで見せていた清楚なイメージに加え、妖艶な女の魅力という相反した印象を醸し出していた。 「(柚明お姉ちゃん……)」 柚明の顔は暗く沈んだまま。昨日からずっとこうだった。 みんなで楽しく過ごした昼食や夕食の時も柚明は輪の中に入ろうとせず、周りとは壁を作り心を閉ざしていた。 「(柚明の様子は相も変わらずと言ったところか……)」 「(アルちゃん……)」 「(まあ妾とてこれだけの人間が一同に会し、協力するとは思いもよらなんだわ)」 近くを歩いていたアルが桂の様子を察し、そっと囁く。 桂もアルも柚明が心を閉ざしてしまった原因をいやと言うほど理解していた。 絶望的な殺し合いの中、光を見出せぬ者は忍び寄る影に心を奪われる。 大切な人間を何人も奪われた、奪われてなくてもこれから奪われるかもしれない。 疲弊し磨耗した精神の隙間に這い寄る悪魔の囁き。 柚明もまたそれが愚かな事だと理解しながらもその囁きに耳を傾けてしまった。 桂の目はもはや自分に向いてはいない。なら桂を何一つ幸せにしてやれない自分が出来ることはただ一つだけ。 ―――他の参加者を全て手にかけて。桂だけが残った後、自らは命を絶つ。 そして彼女は一緒に行動していた菊地真を手にかけた。 なぜ真だったか? 理由は何もない。自分が悪魔の囁きに耳を傾けた時に、たまたまそこにいただけ。 たったそれだけのために真は命を落としてしまった。 だけど柚明は今こうして皆と共にいる。 結局の所、柚明の行動は全くの無駄で、愚かで、いたずらに周りの人間を傷つけるだけでしかなかった。 なんて愚かで惨め。 まともな感性を持った人間なら自分がこのような場所にいる資格なんてあるはずがない。 すぐにでも消えてしまいたい。でも消えることはさらに罪を重ねる事。 許しを請うてはいけない、許されてはいけない。 己の犯した罪に苛まれる柚明だった。 桂は視線を柚明から外し前を歩いているやよいに向ける。 プッチャンと会話してるようだが時折、ちらちらと視線を向けていた。 アイドルとしての同僚でもあり友人でもあった真を柚明によって殺されたやよい。 それでも彼女は勇気を出して柚明と友達になりたいと言った。 しかし……両者に広がる溝は深い物。 やよいは必死にその溝を埋めようと柚明に話しかけていたりはしたが、中々うまくは行かなかった。 どうしても柚明の方から、真を殺した罪悪感からやよいを避けているようだった。 桂自身は比較的やよいと会話を交わして(ある意味似たもの同士ゆえだろうか)お互いの仲は良好である。 だから両者の間に立って何としてでも二人の仲を近づけさせたいと考えていた。 「『みんな私のように開き直って生きればいいのに』か……」 「どうした桂?」 「ううん、何でもないよアルちゃん」 とアルに言いつつ桂は昨晩言葉を交わした少女を思い出していた。 この世界は利用するものとされる者の二種類しかいない。 今までそう信じて生きてきた少女の言葉を――― ・◆・◆・◆・ 少し時間を巻き戻して昨日の事である。 夕食を済ませた桂は一人、教会の外で星を見上げ佇んでいた。 別に思うことがあって詩的な気分になりたかったという訳ではない。 激辛麻婆丼のせいで火照った身体を冷ますため、外で涼みに来ていたのだった。 夜空に散りばめられた満天の星。桂は地面に腰を下ろし空を見上げる。 都会ではまずお目にかかることのできない空だった。 今まではいつ何時命の危機が訪れるかもしれない状況。のんびりと星を眺めては到底いられなかった。 でも今はこうして星空を眺めていられるほど心に余裕ができている。ようやく訪れたひと時の安らぎだった。 「やっぱり……柚明お姉ちゃん……元気ないなぁ……」 みんなと楽しく過ごした夕食の団欒。 奇しくもやよい同じテーブルで食卓を囲うことになった桂。 プッチャンがうまくその場を盛り上げてくれたおかげで気まずい雰囲気では無かった。 しかし柚明はほとんど会話の中に入ろうとはしていなかった。 18人もの人間が一同に会した教会。 初めて顔を合わせる者、お互い協力する仲間、そして敵対していた者。 すべてが同じ目的のために行動を共にする事に希望と不安が渦巻く桂だった。 特に吾妻玲二。 桂は彼についてはあまりいい感情を抱いてはいない。 自らの意志で人を殺してきた暗殺者。この島に連れて来られる前から何人もの人間をその手で殺めてきた。 あの時の電話越しの相手、棗鈴を殺害した男。 「…………」 桂は無言で膝を抱える。 ほんの短い間言葉を交わしただけの人間を殺された事でも憎しみは募る。 ましてや親しい人間を殺された時の絶望と憎悪は計り知れない。 目の前でサクヤを失った桂もその例外ではない。 あの時アルがいなければ自分も怒りと哀しみと憎しみで自己を失っていただろう。 やよいもその点では同じのはずなのに、友人を殺されて、でも殺した相手に友達になろうと言ってのけた。 罪を憎んで人を憎まずとは言うが、人の感情とはそんな物では推し量れるものではない。 現に桂も玲二に対して死んで欲しくは無いと思う複雑な気持ちがあった。 許すとか許さないといった言葉では到底括る事のできない人の感情であった。 「あら、桂さんじゃない。あなたも涼みに来たの?」 ざっと地面を踏みしめる音と鈴を転がすような美しい声が背後からした。 桂は少し驚いて立ち上がり、服に付いた汚れを払いのける。 振り返った先にいたのはファルだった。 「あ、ファルさん……」 透き通るような白い肌と淡い亜麻色の髪と深い緑色の瞳の彼女は、着物と袴に身を包んだ姿で立っている。 一見、ファルのような外国人に和装束はミスマッチの様に思えるが、 彼女はそれを簡単に着こなし、違和感を全く感じさせなかった。 頬に手を当てにこやかにかつ妖艶に微笑むファル。 自分とそんなに年は変わらないはずなのに、その佇まいはお世辞抜きに美しい物だと桂は思う。 まさしくヨーロッパのどこかの深窓の令嬢といった表現がぴったりと当てはまっていた。 「もしかして……邪魔しちゃったかしら?」 「えっ、そんなことないよっ」 美しさに見とれていたせいで思わず声が上ずってしまう。 顔も少し赤くなってるのが自分でも良く分かる。 「私も涼みに、かな。あの麻婆丼はさすがに身体が温もりすぎるわ」 「あははっ、確かに美味しかったけどあの辛さはちょっと……」 「そういえば……今あなた一人なの?」 「うん、わたしだけだけど……どうしたの?」 「あの人……柚明さんだったかしら、が一緒にいないのが意外と思っただけよ」 そう言って二人の会話が途切れる。 教会で合流して初めて顔を合わせる事となった桂とファル。 お互い食事時に言葉を交わす事はあってもこうして二人きりになるのは初めてだった。 何か話題はないかと考える桂。 咄嗟に落語について話してみようかと思ったものの、外国人のファルに落語が理解できるのかと疑問に思いやめた。 黙ったまま星空を見上げる二人だった。 「柚明さんの事が心配なの?」 「うん……」 ファルは口を開き柚明について桂に尋ねる。 ファルも桂達と同じ食卓を囲んだ身、柚明の様子について思うところはあった。 「でも、柚明お姉ちゃんを簡単に許すことはわたしもやよいちゃんもできない……」 結果的に自分の存在が柚明を凶行に駆り立てる事となってしまった。 伏し目がちに答える桂。 「許すって誰から許されるつもりなのかしら?」 「え……?」 「真さん? やよいさん? あなた? それとも殺人という行為を禁じる法かしら? そんなもの別にどうだっていいじゃない」 「だって……!」 「そうね、あなたは私と違うもの。綺麗で純粋な桂さん、少し前の私ならあなたの事」 いつの間にかに桂の背後に立っていたファル。 その顔を、その温かい吐息が肌を舐めるほど近づけて桂の耳元で囁いた。 「壊してしまいたいほど大嫌いだったわ―――」 「ファル……さん……?」 ぞっとするほど艶かしい声で囁くファル。 ファルは背後から片方の手で桂の顎を撫でながら、もう片方の手で服越しに桂の身体を撫でる。 熱い吐息を桂の耳たぶに吹きかけて、ファルの蠢く細く白い指が桂の身体を嘗め回す。 桂はその指の愛撫がもたらす快感に身を捩じらせる。 「んんっ……ファ、ルさ―――」 「ふふ……意外とウブな反応なのね。あなたと柚明さんを見る限りそういう関係だと思ったんけど……」 「……ぁん……そんなこと、ファルさん……だめっ……」 「あら、私は一応ノーマルよ? できればこういうことは男の人相手にしたいのだけど……あの時も、渚さんもこんな感じだったわ……」 太股を撫でていたファルの指が桂の上着のボタンを外し、 ブラウスのボタンに指をかけるとそのまま片手で器用にボタンを外してゆく。 ファルははだけたブラウスの隙間に手を滑り込ませた。 「や……ぁんっ……だめっ……んんっ」 「彼女のように純粋で真っ直ぐで穢れのない人は簡単よ? 少し言葉で揺さぶりをかけて、身体に快楽を刻み込めばあっさりと堕ちる。 彼女もそうして手駒にするつもりだったんだけど―――結果は手痛い反撃を受けて記憶喪失よ。くすくす……」 そう言ってファルは愛撫を止め、桂を解放する。 桂はそのまま力が抜けぺたりと地面に座り込む。 「その後の彼女がどうなったかは知らないわ。大方私が死んだと思ってパニックになったでしょうね……うふふ。 ほら……私って酷い女でしょ? 最初に教会で言った事は嘘でも何でもない本当のことよ」 魔女のように妖しく微笑むファル。 桂はそれが同年代の少女とは思えないほど妖艶な笑みだった。 「じゃあもっと私が酷い女という事を教えてあげる。柚原このみさんって知ってるわよね?」 「柚原さん……」 「そう最初のあの場所で泣き崩れていた彼女。彼女はもっと簡単だったわ、彼女が食べた食材に毒を混ぜたと嘘を吐いて、 解毒剤が欲しければ三人殺してきてと命令したらあっさり従ったもの」 「そんな……」 「結局渚さんもこのみさんも私が知ってるのはそこまで、彼女達がその後どうなったかなんて知らないわ」 「………」 「そして私は二人の運命を狂わせた事に微塵も罪悪感を感じてはいない。意味がないものそんな物に。私はただ私の幸せのために行動しただけ 本当に世界は理不尽なものね、彼女達のような人間が酷い目にあって。私のような度しがたい女がこうしてみんなと一緒にいる。 そして脱出に成功すれば私はのうのうと幸せを享受できる。理不尽ね、理不尽すぎて神様を呪いたくなると思わない?」 微笑を崩さず、世間話をするかのように語り続けるファル。 自らの本性を嬉々と語る彼女は自らを何度も『酷い女』と評してした。 「だけど……クリスさんのことは予想外だったなあ……」 「クリス君? ファルさんとクリス君は……」 「ああ……そう言えばまだ言っていなかったかしら? 私と彼は同じ音楽学院に通っていたの。 私は声楽科、クリスさんはフォルテール科だったわ……」 彼女の主観ではたった数日前の出来事であったにも関わらず、 過ぎ去った遠い昔の日を懐かしむようにファルは星空を見上げていた。 「こう見えても私とクリスさんは恋人同士だったのよ。 もちろん今更なつきさんを泥棒猫呼ばわりするつもりはないわ。 この世界の彼にとって私と恋人同士だった事実は最初から存在しなかったもの。 でもこのネタで二人をからかってみるのは面白そうかしら? うふふ……」 並行世界、Ifの世界。この世界に呼び寄せられた者達を幾度と無く惑わし続けたもの。 同じ人物であるにも関わらず、ずれる認識。ファルとクリスの関係もその一つだった。 「卒業すればトップクラスの音楽家を約束されるピオーヴァ音楽学院。 誰にだって幸せに過ごす権利ぐらいはある。だから孤児だった私は夢を叶えるために、 幸せを享受するために、上を目指すためにあらゆる努力を惜しまなかった。 努力でどうにもならないことは―――わかるかしら?」 「…………」 桂は答えない。答えたくなかった。 古来より女であるなら簡単に思いつく方法。だけどそれを実行に移すのは大きな抵抗がある行動。 「望まぬ男に抱かれた事も何度もあった。でも私には歌しかなかったから、上を目指すためには何ら抵抗はなかったわ。 そんな中、クリスさんのフォルテールの音色に出会ったの。彼の奏でる深い哀しみの音色。 この音なら私はさらなる高みを目指せると確信したの。だから愛した」 まるでクリスの音にしか興味が無いようにも聞こえるファルの言葉。 「あら……私がクリスさんの音のためだけに近づいたと思ってそうな顔ね? うふふ……どうかしら? だけど私は彼に全てを打ち明けたのよ私の本性も全て。それを分かった上で彼は私を愛してくれた」 含み笑うファル。 全てが打算的な目的でクリスに近づいたのか、それとも本当にクリスを愛していたのか。 彼女の言動と表情からはその真意を測ることは全く出来なかった 「今の彼はとても幸せそう……今の彼もきっと良い音色を奏でてくれるはず。 だけど……今の彼が奏でる音色は私が愛した深い哀しみを湛えるものとは程遠くなってしまっているわ……」 手に頬を当てたまま微笑むファル。かつて愛した男が自分の手の届かない所に行ってしまったというのに、 言葉と仕草の妙なアンバランスさがどこか他人事のように見えるファル。 だが桂は逆にあえて他人事のように振舞う事でクリスへの未練を断ち切ろうとしてるのでは?と感じていた。 「ねえファルさん……口ではそんな他人事のように言ってるけど本当はまだクリス君のこと……」 「……あら、言ってくれるじゃない? そうね……なら―――」 「あ……」 静かに押し倒される桂、視界に移る満天の星空と桂の上に馬乗りになったファルの姿。 妖しく哂う彼女は着ている和服を肩の辺りまではだけさせていた。 「この穢れた女を、他人を利用することでしか自らの価値を見出せない哀れな女をその綺麗な身体で慰めてくれないかしら?」 月光に下に晒されたファルの肌。 ビスクドールの様な白い素肌は青白い月の光にも関わらずほのかに紅潮させていた。 ゆっくりと近づくファルの赤い唇。熱い吐息が桂の顔を優しく撫でる。 二人の唇が重なり合おうとしたその時――― 「はぁ……乙女達のスキンシップを覗き見とはいい趣味してるわね。『亡霊』さん?」 「へ―――?」 やれやれと言った表情で立ち上がるファル。 早々に服を整え、誰もいない闇に向かって視線を投げかけていた。 突然の出来事にきょとんとする桂。 ベイバロン 「―――大した毒婦だな、ファルシータ・フォーセット」 闇の中から霧の様に現れた青年の姿。 亡霊の名を冠した暗殺者―――吾妻玲二がそこにいた。 「あら、私如きが黙示録の大淫婦だなんて恐れ多いわ」 「否定はしないんだな」 「ええ。ところで……玲二さんは何か用かしら? まさか凄腕の暗殺者が覗き……なんて事はないでしょう?」 「…………」 黙ったままの玲二。 表情を崩さないファル。 「答えないとなると本当に覗き―――」 「教会周辺の見回りだ」 さすがに覗き呼ばわれはされたくなかったのか玲二は素直に答えた。 その言葉を聞いてにやりとほくそ笑むファル。 「何人もの人をその手で殺し続けた暗殺者が私達の警護とはどういう心変わりかしら……くすくす」 「ちょっ……ちょっとファルさん」 微笑みながら玲二を挑発するファル。 ファルと玲二の周辺に見えない火花がバチバチと飛び散って気が気でない桂。 あくまで玲二は己の目的が桂達と利害が一致したため行動を共にしているだけ。 行動を共にするメリットが無ければいつ銃口を皆に向けるかもしれない。彼ははっきりとそう言い切った。 「桂さん、女は度胸よ? あいにく暗殺者に怯えるほど私は真っ当な人間じゃないのよね…… それに桂さんだって、銃弾の一発や二発受けたところで何ともない身体なのでしょう?」 「そう……だけど……」 「何とでも言え……俺は俺自身の目的のためにお前達を利用する。そう言ったはずだ」 「ええ、全くその通りね。だから私もあなたを利用するわ。それでいいじゃない」 「………」 玲二はしばらくの間、無言でファルを睨みつけていたが視線を外し立ち去ろうとした。 「どこへ行くのかしら?」 「俺がどこを見回ろうと俺の勝手だ。お前達はさっさと教会に戻るんだな」 「そうね、誰かさんのおかげで興も削がれてしまった事だしそうするわ。桂さん、行きましょう」 「あっ……うん」 玲二に背を向け教会に戻ろうとするファルと桂。 玲二はそんな桂に向かって声をかけた。 「羽藤」 「何……玲二さん」 「お前は戦えるのか? 相手は神崎や言峰だけじゃない、一番地とシアーズという組織が相手だ。当然組織に忠誠を誓う人間達もいるだろう。それを殺せるのか?」 「…………」 「いくら人外の力を持っていようと、覚悟の無い人間は足手まといだ。大人しく留守番してるんだな」 「まるで……わたしの鬼の力以外に興味は無いって言い草ですね」 「当然だろう? 力を持っていても行使できなければ何の意味があるまい。俺が必要なのは神崎を打ち倒す力と……キャルを生き返らせる方法だけだ」 そう言って玲二は闇の中へ消えた。 桂はあからさまな挑発と分かっていても何も言い返せず唇を噛むだけだった。 「どう聞いてもあなたを焚き付けるための挑発だったわね」 「わたし……あの人嫌い」 「あら、なら私も嫌いなの?」 「それは―――」 「一緒よ。彼も私も自らの目的のために教会に集まった人間を利用しようとしているもの。 それに私だって自分の幸せの障害となる者を排除する事に躊躇はしないわよ。それが殺人であっても みんな私のように開き直って生きればいいのに。そうすればつまらないことで悩む必要なんて無いのにね。 たった一人殺して陰鬱としている柚明さんのように……」 「そんな言い方……!」 「そうよ、それでいいの私の言葉に憤りを覚えるあなたの感性が正常なのよ。 私や玲二さんのように『壊れて』しまった人間の言う事に惑わされてはいけないわ」 自らの価値観が他者と大きく外れている事を自覚しながらもそれを正そうとしない自分。 ―――ほんと酷い女。 ファルはそんな自分に対し自虐的な笑みを浮かべていた。 「でもね―――私が唯一にして最大に嫌いな物があなたにあるの、わかるかしら?」 人を食ったような掴み所のないファルだったが いつになく厳しい視線を桂に向けていた。 「才能を、力を持ってる癖に何もしようとしない事よ。あなた戦える力を持ってるんでしょ? 誰よりも銃弾を物とせず、ただの人間をボロ布のように引き裂く力を持ちながらなぜ戦おうとしないの。 例え敵であっても誰かを傷つけるのが嫌だから? 自分が汚れるのが嫌だから?」 「っ……」 「持たざる者にとってそれはただの傲慢と自己満足と逃げとしか思えないわ。それを覚えておく事ね」 「わた、しは……」 「誰かを守りたいのであれば……いい加減覚悟を決めなさい。はぁ……柄にでもないこと言っちゃったわ……ほんと柄にもない。 さ、もう戻りましょ? いい加減みんな心配するわよ」 そう言ってファルは踵を返し教会へ戻って行った。 夜が明けるのはまだまだ先、明日から本格的な反抗作戦が始まるだろう。 集まった18人の内、戦闘能力を持った人間はごく僅か。 そして桂。 サクヤの血を受け継いだ事で常人を遥かに超えた力を手にしている。 しかし、彼女には決定的に足りない物がある。 それは覚悟。己を守るため、仲間を守るため他者を傷つける覚悟。 優しすぎる少女は悩み、葛藤する。 教会の玄関の前で立ち尽くす桂。 ふと後ろを振り返る。玲二はどこか別の場所に行ってしまったのか周囲に人の気配はしなかった。 誰もいない夜の街並がやけに肌寒く感じる夜だった。 ・◆・◆・◆・ 「はぁ……わたし達ちゃんとうまくやっていけるのかなぁ……」 昨晩の事を思い出し思わずため息を吐いてしまう桂。 お互い協力しあう関係になったとは言え、依然として確執が残ったままの者もいる。 桂の場合は玲二がそれに当てはまっていた。 何の因果か玲二は桂と同じグループでホテルへ向かう事へとなってしまっていた。 「出来る出来ないのではない、やらねばならぬのだ。神崎を打ち倒す。その為に我等は協力体制を取っているのだからな」 「そうなんだけどね……」 「まだ玲二の事が気になっておるのか?」 「うん……あの人の事だけじゃないけど、ね。アルちゃんはどう思う?」 「ふむ、そうだな……はっきり言ってしまえば玲二の事など何とも思ってはおらぬ。 今までの所業と理由はどうあれ今は我らと協力する身。しっかり働いてもらおう、というぐらいだな」 「アルちゃんも同じような事言うんだね」 「ん? 同じとは誰の事だ?」 「あっ、いいのこちらの事だから、あはは……」 「……まあよい。桂は優しすぎるからのう……妾や玲二は言わば彼岸の住人。 此岸の者であった桂には理解できぬ価値観があるのも無理はない。だが―――」 アルは一旦言葉をくぎり、真剣な眼差しで再度語りかける。 「心せよ、正義無き力が無力であると同時に力無き正義もまた無力」 「………」 「理想を語るならそれ相応の力と覚悟を持てと言う事だ」 その言葉がぐさりと突き刺さる。 まるで昨日玲二とファルに言われた事をそのまま言われているかのようだった。 「本来ならこの様な言葉、平和に日常を暮らしている者へ言うべき事ではない。 だが桂よ、汝はこちら側の……彼岸を垣間見てしまった。 もはや此岸の理ではどうにもできぬ現実がある事を理解できぬほど桂は夢想家ではあるまい」 「私に誰かを守るために誰かを殺せって事……?」 「端的に言葉を選ばず言ってしまえばそうだ。汝はもはや此岸の者ではない。妾と同じ彼岸の者だ。 サクヤの血を受け継いだあの時からな……それが汝の背負った業だということは分かっておろう?」 「それは―――分かってる」 「力とはそれ自体に善も悪も無い、その相を決めるのは扱う者次第。桂よ、汝は自らの力に溺れるような人間であったか?」 静かに首を振る桂。この地で長い間行動を共にしてきたアルだからこそ桂がその程度の人間ではないことを熟知している。 しかし、アルにとって気がかりは一つだけあった。 今の事ではなく、これからの事。 神崎を倒し、脱出に成功した後の事である。 長い時を生きる事を運命付けられた桂。彼女にそれがいかなる苦痛であるかはまだ自覚は無い。 いずれは共に脱出することに成功した仲間達も老いて死んでゆく。 それを今と変わらぬ姿で見続ける苦しみを桂はまだ知らない。 脱出に希望を見出せば見出すほど、アルはそれが現実的な先の不安として浮かび上がって来るのだった。 「なあ―――桂よ」 「どうしたの?」 「千年という時はあまりにも長く、苦しい。人の人生なぞたかだが百年、九郎とていずれは老い朽ち果てる身なのだからな……」 「アルちゃん……」 「悠久の時を生きる者の先輩として言っておく。汝はこれから長い時を生きる事になるだろう。 最初の百年は今まで共に生きた人間がいる。その別れを経験するとはいえ心は潤いに満ちている。 だが次の百年、その次の百年を過ぎた頃には心は磨耗し枯れゆく。人の世が移り変わっても変わらぬ自分に嫌気がさして来るだろう。 だが……だからこそ、その時代時代で出会った人間との絆を大事にせよ。いずれ別れが来ると分かっていてもだ。 たとえ当人が老いて死のうとも、子が孫が汝を覚え慕っている限り絆は途切れはせぬ。決して心の水を絶やすでないぞ……」 「……アルちゃんは……寂しくなかった?」 「妾か? 妾は寂しいなんて思った事は……無い」 「でも、今までのマスターとの思い出があるんでしょ?」 「そんな物……とうの昔に忘れたわ。……否。忘れようと努めなければならなかった。妾は使命のためにマスターを使い捨てにしてきた心無い魔導書。 そう思わなければやってられぬよ……。よいか桂、これが『枯れる』ということだ」 寂しげな表情のアル。彼女も長き時を生きるにつれて心を磨り減らしてきた者。 だから桂にはいつまでもその純粋で無邪気な心を枯れさせては欲しくはないと望んでいた。 程度の度合いはあるとは言え、確実に時の流れは心を磨耗させる。 例えそれが叶わぬ望みと分かっていても――― ・◆・◆・◆・ (あれ……この辺りはたしか……) アスファルトで固められた地面と灰色のビルが立ち並ぶ街の景色。 いつしかそれは灰色が薄れ、緑の割合が多くなって来ていた。 大都会の景色から地方都市のそれへと変化してゆく街並み。 桂はそれが見覚えのある景色だった。 忘れるはずがない、この場所は真とりのを埋葬した場所のすぐ近くなのだから。 「あ、あの那岐君!」 「ん? どしたの桂ちゃん」 「ちょっとだけこの辺りに用があるんだけど……良いかな? あんまり時間は取らないと思うから」 「いいよ~。ごゆっくり用を足して―――へぶっ!?」 にやにやと冗談を飛ばす那岐の頭にアルの拳がクリーンヒットする。 頭を抱え涙目の那岐。 「アホな冗談を言ってるでないわっ! そもそも汝は妾達がここで何をしていたか知っておるはずだろうっ!」 「ひ、酷いなぁアルちゃん……僕はただ場を和ますために……」 「そんな物は時と場所を考えいっ!」 「はいはい……と言う訳で桂ちゃん行ってらっしゃい」 那岐の言葉に頷く桂。 那岐の許可を得た事で桂はやよいとプッチャンに話しかけた。 彼女達が眠る地へ赴くために――― 「やよいちゃんにプッチャン、ちょっといいかな?」 「おう、どうした桂」 「はいっ何ですか?」 「わたしについて来て、とても……大切な所だから……」 きょとんとするやよいに対して神妙な面持ちのプッチャン。 まるでどこへ連れて行かれるか分かっていたかのようだった。 「そして―――柚明お姉ちゃんも。嫌とは言わせないから」 桂の声にぴくりと肩を震わす柚明。 彼女もまたこの地が何なのか嫌というほど理解していた。 己の罪を否応なしに突きつけられる場所なのだから。 「うん……」 悪戯を咎められた小さな子供のように、柚明はか細い声で答えた。 ・◆・◆・◆・ 木々をざわめかす穏やかな風は今はぴたりと止んでいた。 まるで時が止まったかのように風が凪いでいる。 静まり返った野原の中にひっそりとそれは存在していた。 土が軽く盛られただけの簡素な墓地。墓碑銘も何もなく、数ヶ月もすれば多い茂る草花の中に埋もれて消える物。 墓守も誰もなく、忘れ去られた墓所で寄り添うように彼女達は眠る。 そこにやよい・プッチャン・桂・アル、そして柚明が集まった。 「お墓、ですね……ここ。そして……きっとここには……」 やよいがぽつりと呟く。 彼女もここが誰のための墓所か感づいていた。 「うん……ここはりのちゃんと、真ちゃんのお墓。ごめんね……きちんとした物作れなくて。ただ穴を掘って埋めるだけで」 「ううん! そんな事無いです! ありが……とう、ございます……」 最後は涙声で、消え入りそうな声で桂に感謝の言葉を伝えるやよいだった。 「こっちが……りのか……すまねえやよい、りのの所まで頼む」 「はい……」 「くそっ……ざまあねえ……りのの所まで行くまで一人じゃまともに動くことすらできねぇ…… こんなんで何があいつの兄貴だ……笑わせんじゃねえぞ……糞ッ糞ッ!」 プッチャン―――かつて蘭堂哲也と呼ばれた男。 死してなおその魂と記憶は人形に宿りりのを見守り続けていた。 だがその彼も今は人形の身体がたまらなく苦痛だった。 誰かの身体と口を借りなければ動くことも話すことも出来ない人形の身体。 墓前に花も添えられない身体。 妹の前で涙すら流せない身体。 今日この時ほど彼は人形である事を恨んだ事はないだろう。 彼はその小さな手で妹が眠る土を軽く触れる。 「届いたぜ……お前の声。あんなメーセッジ誰にも届くわけねーよと思ったけどよぉ……俺達はこうしてここいる。 『俺』じゃなくて『俺達』だ。なんでか分かるか? そうだぜ……俺達はもう殺し合いをやめたんだ。 りの、お前の―――勝ちだ」 命の炎が燃え尽きるその時までメッセージを送り続けたりの。 彼女の願いは……多くの犠牲を出しながらも叶ったのである。 「おいりの……そっちに奏来てるか? 来てたら一発ぶん殴ってやってくれ。あいつ馬鹿だぜ…… お前があんだけ頑張ったってのによ……お前を追いかけて逝きやがった。でもよ……あんな死に方があるかよ…… 会長さんはよ……俺達の目の前で……あの綺麗な顔がふっ飛びやがった。いくらお前に会いに行くためとはいえありゃねーよ。 けっ……ガキには刺激が強すぎる光景だっつーの……あんな馬鹿野郎、一発どころか何十発殴っても構いやしねーよ……」 感情を必死に押し殺してプッチャンは呟く。 一時間、二時間、もっともっとりのの前で語りたい。だけどプッチャンはしなかった。 そうでもしないと高まった感情が溢れ出しそうになるのだから…… 「やよい……もう……いいぜ……」 「いいん……ですか? 私に構わずもっと……」 「へっ、これ以上泣き虫りのと話してたらこっちも目から汗が止まらなくなっちまうぜ!」 「別にいいんですよ? こんな時ぐらい……泣いても……」 「よせやい、男が人前で泣けるかっーつーの」 プッチャンはやよいに顔を背けながら、涙の流れない自らの目を拭う。 語り足りない所はいくらでもある。 でもそれは全てが終わってからにしようと彼は想いを胸に秘める。 「ちょっといいか桂?」 「あ、何かな」 「俺をやよいから外してくれねえか? 俺がいたら邪魔になっちまう」 「私は別に気にしませんけど……」 「俺がよくないんだよ。な、桂」 「うん、わかったよプッチャン」 そう言って桂はやよいの手からプッチャンを取り外し自分の手に付けた。 さっきまでやよいの声で喋っていたプッチャンが今度は自分の声で喋るという奇妙な光景。 改めてこのプッチャンという人形の不思議さを目の当たりにした彼女だった。 「真さん……やよいです。結局……私一人だけ残っちゃいました。 千早さんも真さんもいなくなって、あの日一緒にデビューしたメンバーは私だけになっちゃいました。 あはは……ここにいた真さんも千早さんも、私とユニットを組んだ二人じゃないことなんてわかっています。 でも、そんなの関係ないです。真さんは真さんであることに変わりなんてないんです……」 やよいは静かな声で真の墓前に祈りを捧げる。 宗教的な儀礼もなにもない祈り。だけど人の死を悼む想いが象る祈りに儀礼や形式なんて物は必要ない。 純粋な想いさえあればそれでいいのだから。 「また……一緒に歌いたいです。踊りたいです。一緒にもやし炒め食べたいです。 一緒にトップアイドルを目指し……うぁ……えぐっ……」 真達と共にアイドルデビューを果たしたやよい。 目指せ武道館ライブ! 目指せ五大ドームツアー! 決して夢じゃない、いつかそこ辿り付ける事を信じてレッスンに励む日々。 辛くも楽しい日々はもう儚く過ぎ去ってしまった。 そんな過去を思い出したやよいの目には涙が溢れ、言葉に嗚咽が混ざりだす。 「ぅぐ……どうして……死んじゃったんですか……まだ武道館ライ、……ブもドーム……ツアーも、ひぐ…… 私達まだまだこれからなのに……何で……うっうぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ……」 ついに張り詰めた想いが決壊して真の墓前で泣き崩れるやよい。 ただひたすら言葉にならない嗚咽と慟哭が辺りに木霊する。 「やよいちゃん……」 やよいの下に歩み寄る桂をプッチャンが「今は泣かせてやれ」と引き止めた。 自らの存在が柚明を凶行に駆り立てる原因となってしまった事で胸を痛める桂。 そして泣き崩れ、慟哭するやよいを魂が抜けた様な虚ろな表情で見つめる柚明の姿があった。 目を逸らさずやよいを見据える柚明。 その傍らに立ったアルが静かな声で柚明に語りかけた。 「柚明よ……目を逸らすでないぞ。汝の罪、しかと見届けよ」 「アル、ちゃん……」 「これが汝の望んだ光景か? これを見て桂が喜ぶとでも思ったか? この愚か者が……」 「…………」 「大切な者の為にその手を血で汚した結果は何だ? 桂と巡り合えた上に、共に神崎を討ち倒す仲間を手に入れた事か? くくっ……ならばとんだ道化よのう。汝の所業はただいたずらに哀しみと憎しみを増やしただけよ。汝の行いは、そう全て―――無駄だ」 「ぁああ……」 「汝が真に罪を償いと思うならば、罪の意識と恥辱に塗れながら無様に生きよ。安易に死を選ぶのは決して許さぬ。 それに……汝が死ぬと哀しむ者がまた一人増えるからな……」 「桂……ちゃん」 「なあ柚明、桂はもはや誰かに守ってもらうだけの人間ではないのだ。汝にも、サクヤにも、そして妾からも桂は離れておる。 あやつはこれから自らの意志で生き、そして死ぬ。雛はすでに若鳥となって巣立っていたのだ……」 「ああ―――もう桂ちゃんは……馬鹿ですね私……私の役目はとっくに終えていたのに……」 憑き物が落ちたかのような表情の柚明。 胸の内を覆う深い霧が晴れてゆく、明るい日の光が燻っていた罪の意識をさらけ出す。 無言で柚明はやよいの下へ、真の墓前へ駆け出していた。 「真ちゃん……! 私は……ううっ……あなたに酷い事を……謝っても決して許されない事だなんて分かっていますっ! でも……それでも、それでも……ッ! ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなっ……さい……!」 墓前に跪き、涙と嗚咽が混じった言葉で謝罪の言葉を口にする。 こんなもので到底許される物ではないと分かってはいても、ひたすら謝り続ける。 罪と悔恨の十字架を背負いながら生き続けるしか彼女に贖う方法は許されていないのだから――― 「柚明さん……」 「やよいちゃん……私はっ……私は……」 「もう、いいんです。今はそんな事をしなくても……罪を償う方法はそれだけじゃないんですから…… だから、今は無事に帰れる事だけを考えましょう……真さんに謝るのは無事に帰って、平和に幸せに暮して、 年をとって、おばあちゃんになって、天国に行った時にしましょう。その時は私も一緒に謝ってあげますからっ!」 「でも……私が幸せになるなんて……」 「違います! 真さんに謝りたいのなら真さんの分まで幸せになってくださいっ! あなたと、あなたが奪った真さんの命、二人分の幸せを! 幸せになって心が苦しいのは本当に真さんに申し訳ないと思っている証拠ですから! きっとこんな考え傲慢だと分かってますけど……私にはこれぐらいしか方法が思いつきません……!」 柚明は思う。どうして、自分の周りにはこうも優しい人間ばかりなのだろうか。 憎しみを露にして罵ってくれた方がよほど気が楽なのに。 こんな自分に手を差し伸ばしてくれるほうがずっと胸が痛む。 罪の意識に苛まれながら幸せを享受する、これ以上の罰は彼女にとって存在しないだろう。 やよいは優しく柚明を抱きとめる。 小さな身体で頑張った少女。 柚明はその胸の中でひたすら泣き続けていた。 抱き合うやよいと柚明の様子を見ている桂とアルとプッチャン。 ようやく二人の間の確執が和らいだようで、お互い顔を頷き合わせる。 「これにて一件落着……なのかな?」 「やよいも多少は吹っ切れたようだな……やれやれだぜ」 「まだこれからよ、ようやく柚明は一歩を踏み出したばかりに過ぎん。我らの手助けはまだまだ必要だぞ?」 「あははっそうだね」 そう言って笑い合う三人の前に柚明とやよいが戻ってくる。 柚明の表情からは昨夜までの陰鬱とした物が消え去りある種の決意を秘めていた。 「桂ちゃん……あの、色々とごめんなさい……」 「うん! 柚明お姉ちゃんっ、そこでじっとしててね!」 「?」 桂はにっこりと笑って。右手を後ろに引いた。 その時、アルもやよいもプッチャンも柚明もその動作の意味が分からなかった。 そのコンマ数秒後、動作の意味を知ることになる。 思いもよらぬ桂の行動を――― 「えいっ!」 「へ―――っ????!!!!!」 ドゴッと鈍い音が辺りに響き、桂の拳が柚明の左頬に炸裂した。 非力な女子高生のパンチ……ではなく鬼の力がプラスされた右ストレート。 いくら手加減してるとは言え、大の男ほどの威力のあるパンチを受けたものだからたまらない。 そのまま派手に吹っ飛ぶ柚明だった。 その行動に口をポカンと開けたまま立ち尽くすアルとやよい。左手のプッチャンすらも呆然としている。 桂はそんな二人と左手に気にも留めず倒れる柚明に近づき手を差し出した。 「言いたいこと、聞きたいことは一杯あるけど、今はこれだけ。さ、行こう」 微笑んで柚明の手を引いて立ち上がらせる。 突然の出来事に頭がパニックになる柚明だった。 「あわわ……桂ちゃんが……桂ちゃんが……」 「落ち着け柚明! 慌てるでない!(碧のやつめ……桂に何をさせる……)」 「ごめんね、柚明お姉ちゃん。でも少しはすっきりしたでしょ?」 「あっ……」 「あはは……わたしも経験あるからね」 明るく笑う桂につられて柚明もくすりと微笑んだ。 まるで何年も見てないかのように懐かしい笑顔だった。 「うっうー!、柚明さん! ちょっと右手を上げて下さいっ」 「えっ? こ、こう……かしら?」 パァンと小気味よく弾ける乾いた音。 やよいと柚明の右手が交わすハイタッチだった。 「絶対に生きて還りましょうっ! そしてもう一度聞きます。柚明さん、私と友達になってくれませんかっ?」 「はいっ……!」 柚明はまだ残るハイタッチの感触と頬の痛みを感じながら笑顔で返事した。 今までで一番の笑顔をやよいに見せて。 そんな二人の微笑ましい光景を見て桂は思う。 昨日の玲二とファルの言葉を噛み締めて――― (柚明お姉ちゃんは答えを出した。いい加減……わたしも迷ってなんかいられない。 迷ってばかりで何も出来ないなんて嫌。少しでもこの力をみんなのために―――) al fine (後後) 5 <前 後> al fine (後後) 7
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/13696.html
出川哲朗の充電させてもらえませんか? 出川哲朗の充電させてもらえませんか? 2024年4月~24年6月 @TX テレビ東京 + ... 共通事項 放送時間…土曜19 54~20 54 絨毯の上に P G、フマキラー、NEXCO東日本、三和シヤッター 以外カラー表記 固定スポンサー 三菱地所 宝仙堂 高須クリニック JT SBI損保 JR東日本 P G d!c 岡三証券グループ 東京建物 NEXCO東日本 フマキラー(2024年4月~24年5月) 2024年4月13日 0’30”…三菱地所、宝仙堂、高須クリニック、JT、SBI損保、JR東日本、P G、d!c(ロゴは1’30”仕様)、岡三証券グループ、フマキラー、東京建物、NEXCO東日本 2024年4月20日 0’30”…d!c(ロゴは1’30”仕様)、東京建物、フマキラー、岡三証券グループ、高須クリニック、NEXCO東日本、三菱地所、宝仙堂、SBI損保、P G、JR東日本、JT 2024年5月11日 0’30”…SBI損保、高須クリニック、フマキラー、JR東日本、JT、d!c(ロゴは1’30”仕様)、岡三証券グループ、東京建物、P G、三菱地所、NEXCO東日本、宝仙堂 2024年5月18日 0’30”…岡三証券グループ、三菱地所、P G、JT、フマキラー、SBI損保、宝仙堂、NEXCO東日本、JR東日本、高須クリニック、d!c(ロゴは1’30”仕様)、東京建物 2024年6月8日 0’30”…SBI損保、三菱地所、高須クリニック、NEXCO東日本、d!c(ロゴは1’30”仕様)、岡三証券グループ、三和シヤッター、宝仙堂、JT、P G、東京建物、JR東日本 2024年6月15日 0’30”…宝仙堂、d!c(ロゴは1’30”仕様)、高須クリニック、岡三証券グループ、P G、東京建物、JT、NEXCO東日本、フマキラー、JR東日本、三菱地所、SBI損保 @TVAテレビ愛知 + ... 共通事項 基本の放送時間…土曜19 58~20 54 全社絨毯の上にカラー表記 固定スポンサー 2024年5月18日 遅れネット 0’30”…NTPグループ、ジャパンレンタカー、OPEN HOUSE、濱田酒造
https://w.atwiki.jp/finalewiki/pages/13.html
動作環境と機能の概要 http //www.cameo.co.jp/finale/spec.html Finaleデモ(体験)版 Machttp //www.cameo.co.jp/finale/download/mac/2006/Finale2006Demo.dmg.bz2 Winhttp //www.cameo.co.jp/finale/download/win/2006/Finale2006Demo.zip
https://w.atwiki.jp/comic8/pages/4558.html
YOUNG FINEをお気に入りに追加 情報1課 <YOUNG FINE> #bf 外部リンク課 <YOUNG FINE> ウィキペディア(Wikipedia) - YOUNG FINE Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <YOUNG FINE> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <YOUNG FINE> #blogsearch2 成分解析課 <YOUNG FINE> YOUNG FINEの52%はカルシウムで出来ています。YOUNG FINEの34%はアルコールで出来ています。YOUNG FINEの6%はお菓子で出来ています。YOUNG FINEの5%は食塩で出来ています。YOUNG FINEの1%は宇宙の意思で出来ています。YOUNG FINEの1%は欲望で出来ています。YOUNG FINEの1%は果物で出来ています。 報道課 <YOUNG FINE> gnewプラグインエラー「YOUNG&FINE」は見つからないか、接続エラーです。 情報3課 <YOUNG FINE> #technorati マンガとは マンガの33%は厳しさで出来ています。マンガの30%はカルシウムで出来ています。マンガの25%は元気玉で出来ています。マンガの9%は毒物で出来ています。マンガの1%は月の光で出来ています。マンガの1%は毒電波で出来ています。マンガの1%は魂の炎で出来ています。 28589.jpg?_ex=300x300 s=2 r=1 ヨスガノソラ 春日野 穹 -すくみず 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ YOUNG&FINE このサイトについて 当サイトは漫画のタイトル毎にインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ページをブックマークしておけば、ほぼ毎日その漫画のタイトルに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/10791.html
梓「またシール……」 唯「えへへー」 梓「えへへじゃないですよ」 唯「にへへー」 梓「もう! 勝手に貼ったらだめじゃないですか!」 唯「もーしわけない~」 梓「全然反省してないですね。これ結構はがした後ベタベタが残るんですよ?」 唯「そうなの? じゃあ剥がさなくても……」 梓「そもそも貼らないでください!」 唯「むぅ、またツンツンしちゃう?」 梓「い、いえ……すいません。なんでもありません」 唯「わかればよろしい!」 梓「でも何事もほどほどでお願いします」 唯「おっけーおっけー承知之助~」 梓「じゃあとりあえず剥がしてまわりましょっか?」 唯「えっ? そんな殺生な」 梓「みなさん迷惑してると思いますよ」 唯「んーでもでも。私そんなにみんなの物には貼ってないよー」 梓「え? そうなんですか?」 唯「うん! 貼るのはあずにゃんだけ!」 梓「そ、それは……嫌がらせで? それとも……どういう意味でしょうか」 唯「うーん、わかんないや!」 梓「……」 唯「でもなんだかあずにゃんの物にはいっぱい貼りたくなっちゃうんだぁ!」 梓「……? えっとそれは」 唯「あずにゃんどうしたの? 顔赤いよ? 怒った?」 梓「ち、ちがいます! 関係ありません!」 唯「不可解……」ジィー 梓「私のほうが……不可解ですよ」 唯「あずにゃん」 梓「なんです?」 唯「えへへ、このシール可愛いでしょ?」 梓「え、えっと……可愛い……シロクマ?」 唯「犬だよ! あ、でもあずにゃんは猫のほうが好きかーごめんね」 梓「いえ、そんな。可愛いと思いますよ犬も」 唯「じゃあこの黒猫さんのシールあげるね」 梓「あ、ありがとうございます」 唯「さっそく貼っていいよ!」 梓「はい。んーっと、どこに貼ったらいいですか?」 唯「どこでもいいよ?」 梓「じゃあ唯先輩の物に貼っていいですか?」 唯「仕返し?」 梓「まぁそんなようなものです」 唯「んで、どれに貼る? 鉛筆? ピック? あ、ギー太はだめ!」 梓「わかってますよ。んと、そうですねぇ」 唯「あ、名前かいたほうがいいよ! せっかく名前欄あるんだから」 梓「私の名前書いたシールを唯先輩の持ち物にはってどうするんですか」 唯「じゃあさ! 貼った物は自由につかっていいことにしよう!」 梓「ということは私の持ち物はすでに大半唯先輩の物化してるんですね……」 唯「そゆこと! 俺のものは俺の物! あずにゃんの物も俺のものだー!」 梓「……そうですか」カキカキ 唯「相変わらず丸くて可愛い字だね!」 梓「書きました。貼りますね?」 唯「わくわく! わくわく!」 梓「じゃあここで」 ペタ 唯「髪の毛? ほえ?」 梓「……あ、や、やっぱなしで!」 唯「?」 梓「すいませんすいません、すぐ剥がしますっ!」 唯「NO!」 梓「うぇ?」 唯「そっかぁあずにゃん……」 梓「うっ……」 唯「あ、また顔真っ赤。可愛い!」 梓「いわないでください」 唯「あずにゃんってさ……その」 梓「あうぅ……」 唯「髪の毛が欲しいんだね!」 梓「……あ、あぁー、はいそうです……」 唯「なんだーびっくりしたよー。言ってくれたら髪の毛の一本や二本あげるのにー」 梓「……ばか」 唯「え?」 梓「もうこんな馬鹿なことやめましょ」 唯「えーもっといっぱいぺたぺたしてよー」 唯「まだまだあまってるよー?」 梓「……あーもう! じゃあこれでどうですか!」 ペタッ 唯「むぐっ!」 唯「むぐむぐ……ふぁがしてぇ」 梓「あ、やってしまった……」 唯「あじゅにゃーん」 梓「すいません、剥がします」 ペリペリ 唯「もう! いきなり唇に貼るなんてそんなに私の唇……あっ……!」カァ 梓「……えっと」 唯「あ、あはは……あずにゃん……」 梓「ま、間違えたんです。ほんとはヘアピンに貼ろうかと」 唯「……そ、そうなんだ。すごい間違え方だねー」 梓「ほんとですよ? はい、ほんとに」 唯「あずにゃんのいけずぅ」 梓「あの、唯先輩は貼らなくていいんですか……?」 唯「……そだね。貼る」 梓「……顔真っ赤ですよ」 唯「いいのいいの。ちょっとまってねー名前かくから」 梓「……」 唯「えーっと、どこに貼ろうかなー」 梓「……」 唯「よーし目つぶって貼ろうかなーっと」 梓「え?」 唯「目つぶってるんだからたまたまおかしなとこに貼っちゃってもしかたないよねー」 唯「うん、だって目つぶってるもん!」 梓「は、はい……そうかもしれませんね」 唯「よーし貼るよー貼るよー」 唯「えい!」 ペタッ 梓「……」 唯「どれどれー……あっ」 梓「……ハズレです」 唯「あーほっぺたねー、ほっぺたねーあー……」 唯「しかたないよねー目つぶってたもん」 梓「そうですね」 唯「ね! もっかい! もっかい貼らせて!?」 梓「まだ貼るんですか?」 唯「シールならいっぱいあるから!」 梓「い、いいですけど……次はちゃんと……いえなんでもないです」 唯「もう目はつぶらない」 梓「そうですか」 唯「じゃあ……い、いきます」 梓「なんだか……ど、どきどきしますね!」 唯「そうだね!」 梓「その、何に貼るのかなーって意味でですよ!?」 唯「しってるよ……うん!」 梓「どうぞ」 唯「……」 ペタ 梓「ん?」 唯「あ、えへへ……えー、あぁー」 梓「なんで反対のほっぺたに貼ってるんですか」 唯「あのぅ……その……」 梓「……いくじなし」 唯「ご、ごめんなさい」 梓「唯先輩のばか」 唯「……い、いいじゃん! 私の勝手でしょ!」 梓「むぅ、そうですけど」 唯「ほんとはほっぺたがほしかったんだもーん!」 梓「そうですか、ならいいですけど」 唯「ほれたこ焼きー!」ムニュ 梓「しょれでいいにゃらいいでしゅけど!」 唯「たこ焼きあずにゃん可愛いーあははははー……ハァ……」 梓「……ハァ」 唯「ため息なんてあずにゃんらしくないぞっ!」 梓「いや、もういいんです……なんか疲れました」 唯「私もー。なんか神経磨り減ったって言うかね」 梓「とりあえず今日は帰りましょっか?」 唯「そだね」 梓「これも剥がしますね」 唯「うん。もうほっぺたは貰ったし」 梓「……アイタタ」ペリペリ 唯「やっぱ体に直接はるもんじゃないね。ごめんね?」 梓「いいですよ。私も貼っちゃいましたし」 唯「どんまいどんまい!」バンバン! 梓「な、なんですかいきなり律先輩みたいなノリ」 唯「さぁ、お手手つないで帰りましょー」 梓「それは……ちょっと」 翌日 純「おいーっす梓」 梓「おはよ」 純「梓見た!? 昨日のドラマのさー! あれ?」 梓「ん?」 純「なんか制服の後ろについてるよ」 梓「何? とって」 純「……なにこれ、なんか猫みたいな、あぁー」 梓「?」 純「とれたとれた、糸くずだった」 梓「ありがと」 純「梓いいなー」 梓「なにが?」 純「私もいつか素敵な王子様に占有されたいー」 梓「ふえ?」 憂「おはよー梓ちゃん」 唯「あずにゃんおっはー!」 純「私には挨拶なし!?」 梓「憂おはよ。おはようございます唯先輩」 唯「えへへーまた新しいシールもってきたんだー」 梓「次こそはちゃんと貼ってくれるんですか?」 唯「ちゃんとって? むふ、あずにゃん……えへへ」 梓「ち、ちがいます! もう教室いきますね!」 スタスタ 唯「おやおや」 純「なんか急に怒った。てか私らおいてくなー!」 憂「あれ、梓ちゃん背中になんかついてるー」 唯「そりゃあ私の充電器だからねー」 お し ま い 3
https://w.atwiki.jp/japanesehiphop/pages/1580.html
for COLDFEET ・ANALOG [WORKS] 2002 RADIO RADIO/MIC BANDITZ E.S.P. pt.2/MIC BANDITZ 2005 GET READY-NITE 2 REMEMBER-/JHETT a.k.a. YAKKO 2015 DIRTY30/Sunaga t Experience
https://w.atwiki.jp/toho/pages/5002.html
Undefined Darkness サークル:Crimson Moon Number Track Name Arranger Original Works Original Tune Length 01 Undefined Darkness act 東方星蓮船 平安のエイリアン [-- --] 02 Gekko sgg 東方永夜抄 永夜抄 [-- --] 詳細 東方北都祭(2010/5/23)にて頒布 イベント価格:100円 ショップ価格:?円(税込:?円) Guest sgg : (Red Bullet Sequence) レビュー 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/4095.html
出川哲朗の充電させてもらえませんか? 出川哲朗の充電させてもらえませんか? 2021年10月~21年12月 @テレ東 + ... 共通事項 放送時間…土曜19 54~20 54 固定スポンサー 東京建物 フマキラー ORIENTAL HOTELS RESORTS 宝仙堂 HEBEL HAUS P G SBI損保 GALA FJネクスト 株式会社 武蔵野 リンレイ 三菱地所 岡三証券グループ(岡三オンライン証券) 2021年10月23日 0’30”…東京建物、フマキラー、ORIENTAL HOTELS RESORTS、宝仙堂、ライフネット生命、HEBEL HAUS、P G、SBI損保、GALA FJネクスト、株式会社 武蔵野、リンレイ、多摩電子工業株式会社、三菱地所、岡三証券グループ 2021年11月27日 0’30”…株式会社 武蔵野、リンレイ、東京建物、ライフネット生命、GALA FJネクスト、フマキラー、SBI損保、HEBEL HAUS、宝仙堂、P G、三菱地所、ORIENTAL HOTELS RESORTS、岡三オンライン証券、Family Mart(PT) 2021年12月4日 0’30”…岡三証券グループ、P G、三菱地所、ORIENTAL HOTELS RESORTS、GALA FJネクスト、SBI損保、マイナビ、HEBEL HAUS、フマキラー、宝仙堂、リンレイ、東京建物、株式会社 武蔵野、コンビニATM E net @TVh + ... 共通事項 基本の放送時間…土曜19 00~20 00 固定スポンサー 2021年12月18日 1’00”…KAGOME(インフォマーシャル・PT) 0’30”…ヨドバシカメラ、トーホウリゾート、Ju札幌、ニトリ、北海道中央食糧、北海道鉄道活性化協議会(PT) @TSCテレビせとうち + ... 共通事項 放送時間…土曜19 54~20 54 全社絨毯の上に表記 固定スポンサー 2021年12月4日 0’30”…CityLiGht※、ELJソーラーコーポレーション株式会社、JRA、★SAPPORO
https://w.atwiki.jp/cloneofminecraft/pages/118.html
+メニュー メニュー メニュー Minetestとは スクリーンショット おすすめのModMineClone 2 ダウンロード ゲーム名 Minetest リリース日 2010 開発者 Perttu Ahola(Celeron55) パブリッシャー - 公式サイト http //www.minetest.net/ ジャンル サンドボックス オンライン マルチプレイ対応 OS Windows/Mac/LinuxFreeBSD/OpenBSDDragonfly BSD/Android Minetestとは Minetest(Minetest-C55)は、Perttu Ahola(Celeron55)氏が2010年にMinecraft/Infiniminerにインスピレーションを受け開発されたオープンソースのゲーム/エンジンです。 プレイヤーは、生き延びるためにサバイバルをしたり、ワールドに存在するブロックを使って建築したり、アートを作ったり、他プレイヤーと建築に励んだり、他プレイヤーと対決したり、何でもできるゲームです。 スクリーンショット おすすめのMod +MineClone 2 MineClone 2 MinecraftをMinetestで再現したゲームアドオン。 ネザーもあるし、Minecraftにあるバイオームや地形(渓谷や廃坑など)があります。 ダウンロード ダウンロード Minetest.net/Download
https://w.atwiki.jp/hiroyuki12/pages/127.html
# apt-get install wine でエラー The following packages have unmet dependencies wine Depends libGL.so.1 but it is not installable Depends libGLU.so.1 Depends libgstapp-0.10.so.0