約 1,563,680 件
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/1048.html
<ロンドン・とあるカフェ> シェリー「……」 シェリー「……」 シェリー「いた」 シェリー「この近くの教会に、アニェーゼ部隊が一網打尽にされてるわ」 シェリー「でも、エリスの目だけじゃ様子がよく分からねえな……」 シェリー「エリスの探索機能はこういう時にすごく便利だけど……」 シェリー「…………」 シェリー「単独行動だと、あれね」 シェリー「独り言が多くなってちょっと痛々しい感じになるわね」 シェリー「とにかく、行くか」 <とある教会> シェリー「見張ってるのは騎士派の奴らか」 見張り「む……貴様、シェリー=クロムウェルだな!?」 シェリー「そうよ。中の修道女を返して貰いに来たの」 シェリー「私は騎士派の野郎共が嫌いなんだよ。邪魔するなら――」 見張り「そうか。入れ」 扉<ギギー 見張り「こっちだ」 シェリー「……あれ? 何このトントン拍子」 見張り「とにかく、この惨状を見てくれ」 シェリー「惨状? まさか、貴様らアニェーゼたちを……!?」 アニェーゼ「ほらほら。私達全員見てますよ。つっつかれて喜んでるところ見られてますよ」 騎士1「あふん! 見られてる! ボク恥ずかしい! でも……(ry」 アンジェレネ「あ、あの、痛いですか? 本当ですか? えっと、もっと踏んで良いですか?」 騎士2「あ、あ、あ、アンジェレネ様最高です! もっとお願いします!!」 ルチア「……車輪に轢かれて喜ぶなんて、変態ですか?」 騎士3「そんな、はずは、うひんっ!」グニッ ルチア「変態ですね?」 騎士3「はい!」 シェリー「何だこの惨状は」 見張り「我等騎士派、謀反者の清教派を確保したと思ったら、二百人のシスター達に見事調教されてしまったのだ……」 見張り「頼むから、早く連れて帰ってくれ……」 アニェーゼ「おや? もしかして助けに来てくれちまったんですか?」 シェリー「そのつもりだったけど、随分元気そうじゃない」 ルチア「はい。私達、最近肌がツヤツヤです」 アンジェレネ「シェリーさん……」 アンジェレネ「私、ここ数日のシスター・アニェーゼの生き様を見ていて、何かに目覚めてしまったみたいで……」 アンジェレネ「踏んでいいですか?」 シェリー「いいわけねえだろ!」 アニェーゼ「ま、そういうわけで、私達は無事ですよ」 シェリー「っつかよ、何で騎士派の連中がアニェーゼ部隊を襲ったのよ?」 ルチア「王室の方々が攫われた影響ですね」 アンジェレネ「王族の皆さんは、ローマ教皇に会いに行ったんですよね。つまり、ローマ正教のトップ……」 アニェーゼ「魔術的な罠があるかもしれないから、『清教派』からも何人か護衛が行っていたんです」 ルチア「にもかかわらず、女王陛下も王女様方も、あっさり攫われてしまいました」 シェリー「なるほど。それで『清教派』に『騎士派』が因縁吹っかけたわけか」 アニェーゼ「たまたま槍玉にあげられちまったのが私達なんですよ。全くいい迷惑です」 アンジェレネ「騎士団長さんが不在で、このブタ共にもまとまりがなくなってしまったみたいです」 シェリー「……ブタ共?」 アンジェレネ「あ、『騎士派』の皆さんのことです。こう呼んであげると喜ぶんです」 シェリー「そうかよ……」 アニェーゼ「さて。調教も済んだことですし、帰ってもう一度禁書目録奪還の作戦でも練りますかね」 アンジェレネ「ああ……この、変態のゴミの皆さんともお別れなんですね」 ルチア「アンジェレネ、日常に帰りましょう。きっとここ最近のことは後で忘れたくなります」 アニェーゼ「ほらほら、帰りますよ」 アンジェレネ「はぁーい……」 シェリー「……え? 解決?」 ■■■■救助リスト(抜粋)■■■■ ===イギリス清教=== アニェーゼ部隊 アニェーゼ=サンクティス 【解決済】 シスタールチア 【解決済】 シスターアンジェレネ 【解決済】 他約200名 【解決済】 ===学園都市=== 御坂勢力 御坂美琴 【解決済】 妹達(学園都市組) 【解決済】 妹達(10033-17500) 【解決済:一方通行】 妹達(17501-20000) 【委託:一方通行】 白井黒子 【解決済】 初春飾利 【解決済】 佐天涙子 【解決済】 エツァリ 【解決済】 ショチトル 【解決済】 <謎のキャンピングカー内> 土御門「リドヴィアから話も聞けたし、さっさと次へ行くぜよ」 上条「本当に失敗談を聞いてただけだったな。もう電話で良かったんじゃねえのか」 土御門「……その発想はなかったぜよ」 上条「そうか……なかったのか」 土御門「それじゃあ、今度はビアージオを追って行ったオリアナのいるヴェニスへ向かうんだぜい」 上条「ビアージオはヴェネチアで何をする気なんだ?」 土御門「それを確かめて、阻止するのがカミやんの仕事ですたい!」 上条「それはそうだけど……」 上条「いや、騙されないぞ。俺はそんな仕事始めた覚えはない」 <ヴェニス> 上条「お、オリアナがどういうわけかヴェントに土下座してるぞ」 オリアナ(土下座)「……」 ヴェント「……」 土御門「動じなくなったな、カミやん」 オリアナ「あ、あら? どうして君たちがこんな所にいるの?」 上条「仕事だ」 土御門「割り切ったな、カミやん」 上条「それよりオリアナ、聞きたいことはこっちの方にこそ山ほどあるぞ」 オリアナ「……何かしら?」 上条「ローマ教皇を助けるためにここまで来たお前が、どうしてヴェントに土下座なんだ」 土御門「土下座しに来たのか?」 オリアナ「違うわよ……」 ヴェント「そのエロ女、よりによってビアージオと間違えて私を罠に掛けやがったのよ」 上条「え、どこら辺を間違えて……?」 オリアナ「ちょっと、十字架のアクセサリーチャラチャラしてるところが似てて……」 上条「オオオオオイ!?」 土御門「お前は十字架がらみの取り返しのつかない勘違いが多いな!」 上条「姫神に謝れ!」 オリアナが「あの時の子……ゴメンね☆」 ヴェント「私は」 オリアナ「というのは半分冗談で、ちゃんと事情があるのよん」 上条「半分は本気だったんだ」 土御門「十字架が鬼門なんだにゃー。使徒十字に一番関わっちゃいけない魔術師だったんじゃないのか」 オリアナ「私は確かにビアージオの奴を捕えるつもりで、罠を仕掛けてたのよ」 <回想・とある寺院> オリアナ「ビアージオは相当厄介な魔術師。魔術で真っ向勝負は分が悪いわね」 オリアナ「そこで!」 オリアナ「この学園都市特製すごい罠(トラーップ)で、ビアージオの奴を生け捕りよん!」 オリアナ「これの凄いところは、か弱いお姉さんでも一人で好きな場所にセッティング出来て、自在に敵を生け捕りに出来るってとこで……」 オリアナ「……単独行動だと若干独り言が増えて痛々しい感じになるわね」 オリアナ「……ん? 魔術師の気配?」 ヴェント「やれやれ……ここね。教皇のオッサンが捕まってるのは」 ガシャーン ヴェント「な、何だ!? 罠!?」 オリアナ「」 オリアナ「とんでもない人を間違えて捕まえちゃったン!」 オリアナ「何で!? あのポンコツちっともまともに働かないじゃない!」 オリアナ「マニュアルはどこにやったっけ? えーと、まず解除して……」 オリアナ「こ、今度こそ間違えずにあの男を……」 フィアンマ「やれやれ。まさかこの俺様が出て来る事になるとはな」 ヴェント「! フィアンマ!」 フィアンマ「昔のよしみだ。俺様が解放してやろう。感謝するんだな、ヴェント」 ヴェント「ハッ。何を寝ぼけたことを。アンタなんかに助けられるまでもな」 ガシャーン フィアンマ「」 ヴェント「」 オリアナ「」 オリアナ「ピャー!!!」 オリアナ「な、何でこうもみんな同じ罠にはまるの?」 オリアナ「こういうアレなの? 決まった運命なの?」 オリアナ「お姉さん、縛るのは好きだけど運命に縛られるのはあんまり……」 ヴェント「オイ……このナメた真似してくれたの、どうやらアンタのようね……」 オリアナ「…………」 オリアナ「あわばばばばばば」 <ヴェニス・道端> オリアナ「と、言うわけだったの」 上条「ありがとう、何も分からなかった」 ヴェント「その後私がこいつを追っかけまわして、さっきやっと追い詰めて土下座させたところよ」 上条「いや、それはちょっと何か」 土御門「深く突っ込んでる時間が無いんで、悪いけど話を進めるぞ」 オリアナ「学園都市製のものを使えば、魔術師も簡単に防衛出来ないと思って使ってみたのよ」 オリアナ「ビアージオだし、あの程度のトラップで引っかかってくれると思ったんだけど……」 上条「関係ない大物が釣れちゃったみたいだな」 ヴェント「はた迷惑な野郎ね」 上条「あれ? それでフィアンマは?」 ヴェント「ああ、あいつなら何か魔術師に拉致されていくのを見たわ」 上条「何ですと!?」 オリアナ「忙しかったから放っといちゃった」 上条「そんな『網棚に折りたたみ傘忘れちゃった』みたいなノリで言われても!」 ヴェント「ま、あいつなら大丈夫でしょ。そこらの魔術師とは桁違いだし」 上条「そうか? ……でもなあ」 土御門「心配する義理もないだろうに、カミやんは相変わらずだにゃー」 上条「よし、大体分かった。それで、オリアナ」 オリアナ「ん? なあに?」 上条「ビアージオがいる寺院を教えてくれ。行くから」 オリアナ「教えてもいいけど、彼らはとっくに別の教会へ逃げちゃったと思うよ?」 土御門「ヴェネチアにはでかいのだけで五箇所教会堂があるからにゃー」 上条「でも、そもそもあいつって今はローマ正教からも罪人扱いなんじゃなかったか?」 オリアナ「まあね」 オリアナ「それでも、熱心な部下は多少いたみたい」 土御門「それよりも、ローマ教皇を人質に取ってるんだからにゃー。誰も逆らえないぜよ」 上条「ああ、ローマ正教の魔術師を使うために教皇を攫ったのか」 土御門「命知らずというか無謀ですたい」 オリアナ「何か、なりふり構わない印象だったわよ、見た感じ」 上条「あいつ、今更何する気なんだ……?」 オリアナ「結局その狙いすら掴めなかったし……」 オリアナ「ビアージオ本人も捕まえられてないし、教皇も助け出せてないし……」 オリアナ「こんなんじゃ、リドヴィアに嘲られちゃう……」 上条「リドヴィアも似たような惨状だったから、多分何も言えねえよ」 オリアナ「それにしても、案外ビアージオって捕まらないものね」 土御門「『右席のほうが雑魚かったわねん。お姉さんがっかり』」 ヴェント「……ふーん?」 オリアナ「え!? ちょ、ちょっと! 変なこと言わないでよ!? 今の私じゃないわよ!」 ヴェント「上等じゃない。こちとら腐っても神の右席を名乗っていた身」 ヴェント「雑魚いかどうか、かかっておいでぇーん?」 上条「うわ、やばい。ヴェントさんでかい船呼ぶ気だ」 土御門「逃げるぞカミやん」 オリアナ「ちょっとおおおお!」 <ヴェニス・とあるリストランテ前> 建宮「皆、グラスは持ったか!?」 五和「はい!」 野母崎「はい」 対馬「ええ」 浦上「いえす!」 香焼「はい!」 諫早「はいよ」 牛深「おう!」 他「はーい!」 神裂「……ふふ」 建宮「それじゃ、」 天草式「「「カンパーイ!!」」」 カチーン☆ 上条「……走りながら偶然通りかかったら何だこれ」 上条「天草式と神裂が酒飲んでイカスミスパゲティ食べてる」 土御門「何かの打ち上げっぽいにゃー」 五和「って、うわああ!? お、おしぼりさん!! 上条使います!?」 上条「いや、おしぼりさんも、上条さんなんか渡されても困ると思いますよ」 上条「天草式の連中は、神裂を助けるために立ちあがって、逆に捕まったんだよな?」 土御門「そのはずだぜい」 上条「じゃあなんでヴェニスで酒盛りなんだ」 土御門「神裂ねーちんが助けたんじゃないのかにゃー」 上条「その神裂を助けたのは誰だ」 土御門「ねーちんは捕まってなんていなくて、一時的に連絡が取れなかったとかでいいんじゃないか?」 上条「俺に同意を求めるなよ。そうなのか?」 土御門「ぶっちゃけ、酔っ払った五和と天草式がねーちんを巻き込んでひと騒動起こすかもしれなかったなんて思ったけどただの幻想だったぜい」 上条「幻想だったのか」 土御門「悪いけど、天草式には何事も無くイカスミパスタ食っててもらうとするぜよ」 上条「何でヴェニスで?」 土御門「ヴェニスのイカスミは別格だとか何とか」 建宮「行け! 五和! 今こそなんちゃらメイドを着こなしてアタックなのよな!!」 五和「メ、メイドさん! 堕天使チラ上条を着たおしぼりが私を差し出したらどう思いますか!!」 対馬「テンパりすぎよ、五和」 上条「よう、神裂」 神裂「少年……お久しぶりです」 上条「ステイルは一緒じゃないのか?」 神裂「あの子とステイルがどうしているかは分かりません。私だけわがままを言ってこちらに」 土御門「そりゃまたどうして?」 神裂「あの子を助けに出掛けた私を助けようとして捕まった天草式を助けるためです」 上条「……ん?」 上条「あの子を助けて私を助け……ん?」 神裂「あの子の元へ向かう途中、天草式が捕えられたとの情報を得まして」 上条「お前だけ引き返したのか」 神裂「後をステイルに任せて、騎士派の手中にあった彼らを無事保護したところなんです」 土御門「あいつら、完全に足手まといだにゃー」 上条「しーっ」 上条「で、必要悪の教会の裏切り者って誰だ? リストにあったけど」 土御門「ギクッ」 神裂「……それはですね」 神裂「私とステイルが。あの子を追いかけるつもりだったから『仲間のもとへ行く』とだけ告げたんです」 神裂「それがそのまま音信不通になってしまったものですから」 神裂「仲間のもとへ行くつもりが、行方不明。ということで」 神裂「『必要悪の教会』の裏切り者のせいだという話になってしまったようですね!」 土御門「そんな事情があったとは!」 上条「成程、完全に納得した!」 五和「あ、あの……おしぼり使います?」 対馬「五和、それおしぼりじゃなくて教皇代理の頭」 上条「神裂は、インデックスを攫った奴がどこにいるのか知ってるのか?」 神裂「それが……ステイルと別れた時にはまだ発覚していなくて」 土御門「仕方ない、どうにかして探し出してやるぜよ」 上条「おう!」 土御門「ラスボスの待つ運命の場所を求めて旅立つことになった上条当麻!」 神裂「長かったが後半妙に早かった旅も終わりを告げようとしていますね!」 上条「俺は、必ず奴を見つけ出し、皆を助けてみせる!」 上条「俺たちの戦いは、これからだ!!」 ■■■■救助リスト(抜粋)■■■■ ===イギリス清教=== ロンドン女子寮 神裂火織 【解決済】 オルソラ=アクィナス 【解決済】 天草式十字凄教 建宮斎字 【解決済】 浦上 【解決済】 五和 【解決済】 牛深 【解決済】 香焼 【解決済】 諫早 【解決済】 野母崎 【解決済】 対馬 【解決済】 他44名 【解決済】 ===ローマ正教=== 神の右席 フィアンマ 【誘拐:魔術師】 ヴェント 【解決済】 アックア 【解決済】 ===学園都市=== 御坂勢力 御坂美琴 【解決済】 妹達(学園都市組) 【解決済】 妹達(10033-18000) 【解決済:一方通行】 妹達(18001-20000) 【委託:一方通行】 白井黒子 【解決済】 初春飾利 【解決済】 佐天涙子 【解決済】 エツァリ 【解決済】 ショチトル 【解決済】 土御門「カミやん、〆に困ったら『俺たちの戦いはこれからだ』って言うの、もうナシだからな」 上条「ちょっと言ってみただけだよ。あ!」 土御門「どうした?」 上条「ステイルが道端に倒れてる!」 ステイル「はぁ……床冷てぇ……」 神裂「一体ステイルの身に何が!?」 上条「ステイルは無事なのか!?」 土御門「その答えを、カミやんは見つけられるのか!?」 上条「俺たちの戦いは、これからだ!!」 ■■■■救助リスト■■■■ ===イギリス清教=== 必要悪の教会 禁書目録 【救助立候補:シェリー=クロムウェル】 ステイル=マグヌス 【床が冷たい】 ===学園都市=== 御坂勢力 御坂美琴 【解決済】 妹達(学園都市組) 【解決済】 妹達(10033-18100) 【解決済:一方通行】 妹達(18101-20000) 【委託:一方通行】 白井黒子 【解決済】 初春飾利 【解決済】 佐天涙子 【解決済】 エツァリ 【解決済】 ショチトル 【解決済】
https://w.atwiki.jp/d2peca/pages/45.html
公式サイトに掲載されているセットアイテムページはこちら 本家|共通|Viking|Magi|Witch|Hero|Huntress|Summoner Narashima's Trinkets The Silambam Disciple The Poles Siva's Song Nasrudin's Tricks Slayers Garb Gifts of the Pack Lost Silks of Najat Narashima s Trinkets Narashima s Mitts - Leather Cuffs Narashima s Belt - Heavy Belt Narashima s Plume - Great Helm Narashima s Step - Heavy Boots The Silambam Disciple Agkuli - Ring Arukazi - Feral Ring Kutaiyani - Amulet Pakkavettu - Heavy Mesh Cuffs Nilaikalakki - Battle Bo The Poles North - Twisted Bo South - Steel Cuffs Siva s Song Siva s Break - Pavise Siva s Bridge - Battle Boots Siva s Chorus - Feral Ring Nasrudin s Tricks Nasrudin s Vanishing Hat - War Hat Nasrudin s Empty Pockets - Ghost Armor Nasrudin s Growing Stick - Quarterstaff Nasrudin s Flowing Sleeves - Battle Cuffs Slayers Garb Slayer s Strength - Slayer Cuffs Slayer s Speed - Feral Ring Slayer s Fate - Sensei Bo Gifts of the Pack Dire Paw - Crusader Gauntlets Moonglow - Feral Ring Wolfstep - Boneweave Boots Vampireskin Wrap - Vampirefang Belt Lost Silks of Najat Wyrmsilk Gloves - Feral Cuffs Ghoulskilk Wrap - Colossus Girdle Plated Slk Cloak - Balrog Skin Moonsilk Turban - Tiara Goldsilk Band - Amulet
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46965.html
登録日:2021/01/11 Mon 09 26 12 更新日:2024/07/28 Sun 13 20 41 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 かませ犬 ふたりはプリキュア ゲキドラーゴ ゴリラ ゴリラ人間 タンクトップ ダークファイブ ドツクゾーン ドラゴン パワー パワーキャラ プリキュア プリキュアの敵 プリズムストーンよこせBot モアイ モアイ像 モヒカン 不遇 単細胞 巨体 愛すべきバカ 激怒 石井康嗣 筋肉 脳筋 俺が叩き潰す ゲキドラーゴは『ふたりはプリキュア』に登場するキャラクター。 CV:石井康嗣 【概要】 本作の敵対勢力「ドツクゾーン」のダークファイブの1人。 モヒカン刈りとタンクトップ、吊りズボンを着用しており、モアイ像のような顔が特徴的な巨漢。 EDの行進では彼の巨体ぶりがよく分かる。 口癖は「ウガ」で怪力が自慢。 片言口調でほぼ知性はなく、ゴリラのような振る舞いが特徴的。 この手のパワーキャラの例に漏れず頭は非常に悪い。 考えるより先に行動が立つ悪癖が原因で何度も失敗している。 また、「ゲキド」ラーゴだけに激怒しやすい短気な性格でもあり、なぎさとほのかが戦闘中に自分を無視して喧嘩をした時は「オレ、無視するなー!」とキレて襲い掛かった事がある。 彼の使うザケンナーは、けしかけるだけでなく、自分と合体させて闘う事も可能である。 【来歴】 第6話「新たな闇!危険な森のクマさん」 殉職したピーサードに代わってプリズムストーンを回収するべく、自ら名乗りを上げて虹の園へ出陣。 この際ジャアクキングから「間違っても石だけは潰すなよ」と念を押されており、身内からもどう思われているかがうかがえる。 森林で熊の親子と遭遇し、母親熊にザケンナーを憑依させなぎさとほのかを襲撃する。 子熊を連れて逃げたプリキュアを追いかけるが、勢い余って橋を壊してしまい谷底の川へ落下してしまった。 その後、地中移動でプリキュアの前に現れるもマーブルスクリューで岩山に叩きつけられ、その衝撃で落石に閉じ込められてしまう。 当然こんな簡単にくたばる筈もなく、岩を破壊して脱出するもなぎさとほのかはとっくにお家に帰っていた。 第7話「熱闘ラクロス!乙女心は超ビミョー!」 当たり前だが前回の失態をジャアクキングに叱責されてしまうが、「ザケンナーの使い道を考えろ」と助言を貰う。 町中で大暴れしていたところ、ほのかに空のグラウンドに誘い出され、遅れてきたなぎさとも交戦する。 だが、そこへ米槻教頭先生がやって来てしまう。教頭先生は立ち入り禁止のグラウンドに入った事を注意したが、ゲキドラーゴには目もくれなかった ゲキドラーゴはジャアクキングに言われたことを思い出すと、教頭先生にザケンナーを憑依させる。 暫くは高みの見物をしていたが、愚痴をぶちまけるなど色んな意味でやりたい放題の教頭先生から「話を聞く態度が悪い」と注意されて逆上。 なんと教頭先生をぶん殴ってノックアウトさせてしまう。 案の定、その隙を突かれてマーブルスクリューを受けてまたも敗北してしまった。 第8話「プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?」 ゲキドラーゴさん最不遇回。詳しくは項目参照。 第9話「取り返せ!メポメポ大作戦」 プリズムストーンの在処を知るために、メップルとミップルを生け捕りにして連れていこうとする。 その夜、人体模型にザケンナーを憑依させ、教頭先生からコミューンを奪い取る。(*1) ちなみに、ゲキドラーゴは「明日の像」のフリをしていた。ご丁寧にポーズを取りながら。 『またあなたね!』 『やっぱりさっきのはザケンナー!』 『そうザケンナ』 寒いギャグのせいで2人に白い目で見られたがコミューンを取られていてはなぎさとほのかは変身できない。 すると、やけにコミューンが熱いことに気づき、なぎさからメップルは酷い風邪をひいていることを教えられる。 当初はそこまで気にしていなかったが、もしメップルを死なせてしまっては、命令違反で確実にジャアクキングに粛清される事に気づく。 『それいけないいけない!!どうすれば!?』 大いに慌てた結果、なぎさの涙を流した説得も手伝ってコミューンを返してしまった。 その直後、2人に騙されていた(*2)事に気づき激怒。 巨大化したザケンナー(人体模型)に2人を踏み潰すように命令するが、逆に自分が踏み潰されてしまい2人が変身する時間を与えてしまった。 何とか足を退かすも、その拍子にザケンナーは転倒してしまい、もはやお約束と言わんばかりにマーブルスクリューを受けて吹っ飛ばされた。 第10話「ほのか炸裂!素敵な誕生日」 ほのかからプリズムストーンを奪うために宝石店に突入。 なお、この時宝石店は強盗達のせいでオートロックがかかっていたが、何と素手で電動シャッターをこじ開ける怪力を発揮した。 そして、ちゃんとシャッターを下ろす律儀な一面も見せた。 『開けたら閉める』 例によってプリズムストーンを要求するが、ほのかから「プリズムストーンは宝石店の宝石の中にある」と言われると、バカ真面目に店中の宝石をかき集めてプリズムストーンを探し始める。 そして全部確認し終わった後、自分を騙したほのかに怒り狂う。もっと早く気づけよ ほのかとの交流で改心した強盗達をデコピンで気絶させると、ほのかに襲いかかろうとするが、換気ダクトを通って駆けつけたなぎさに阻止される。 プリキュアとの交戦では例によってマーブルスクリューを正面から受け止めるも、今回は結構粘る。 しかし、自身が取り出した沢山の宝石がマーブルスクリューの光を跳ね返し威力を増強させてしまったため、結局敗北するのだった。 第11話『亮太を救え!ゲキドラーゴ・パニック』 度重なる失敗でとうとうジャアクキングから最終通告を出されてしまう。 プリキュア達への怒りと悔しさを胸に水族館へ向かう。 ……が、魚と一緒に泳いだり、マンタに掴まったりといくら尾行しているとはいえ、端から見たらどう見てもふざけている。 その後、鮫やウツボ、マンタにザケンナーを憑依させ水族館をパニックにさせる。 プリキュアとの決戦では邪悪なパワーを終結させ、鮫とマンタとウツボと合体する。なぎさとほのかからは「キモい」と不評だった 圧倒的な力でプリキュアを追い詰めるも、2人の身を案じて飛び出したなぎさの弟の亮太に攻撃すると状況が一変。 弟を傷つけた事でなぎさの怒りを買ってしまい、猛攻撃を受けて一気に劣勢になってしまう。 そして…… 『ジャアクキング様ぁあああ!』 最期はマーブルスクリューをくらって消滅し、ピーサードに次いでダークファイブでは2人目の退場者となった。 『とっとと追記・修正しなさい!』 『しなーい!』 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメントがないw -- 名無しさん (2022-11-23 23 04 59) のでコメントを。11話のガチギレブラックのカッコよさは異常。それでもしっかり反撃し、追撃するゲキドラーゴだったが、華麗なホワイトの投げ技に倒れる。そこにPMS。耐えるゲキドラーゴだったが、手を握っているホワイトが痛みを覚えるほど怒ってるブラックの気持ちで吹き飛んでいく。この流れは実は大好きです。 -- 名無しさん (2022-11-23 23 07 53) 詳しくは項目参照と言われてもその項目は消されてる。 -- 名無しさん (2024-07-28 13 20 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/18508.html
登録日:2011/04/12(火) 16 10 19 更新日:2021/12/30 Thu 17 40 42 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 GANTZではない GENEZ mebae まともな深見 ジーンズ ファンタジー ライトノベル ラノベ 一級フラグ建築士 不死身 初心者用深見 富士見ファンタジア文庫 拷問 深見真 漫画化 練馬区 魔法 GENEZ(ジーンズ)は著/深見真、画/mebaeの富士見ファンタジア文庫から出版されているライトノベル。 2009年に第1巻が刊行され、2013年2月の第8巻をもって完結した。 【ストーリー】(1巻より) 「大牙謙吾はどうした?」「さあ―。あいつのことだから、今日もどこかで世界を救っているんじゃないですか?」 一見普通の進学校、実は民間軍事会社グリークスが管理する海神学園。特進クラスに通うゲーム好きの少年兵・謙吾は、幼なじみの岩清水ユキナとともに、ヴェルトハイム公国から帰国した妹・涼羽を迎える。が、若くして公女フランシスカの家庭教師を務める涼羽は、何者かに狙われていた―。全身鎧GENEZを装備して戦う謙吾たちは、学園長の指示で、来日中の公女と涼羽の警護に就くが!? 超弩級アクション開幕。 【概要】 深見真お得意の戦争もの。 しかしそんなことはどうでもいい。すごいのは、同性愛がないことだ。 深見真のやばさはこちら。 ライトノベルらしく魔法なども出てくるので、純粋なガンアクションものは期待してない方がいい。 しかし深見真だけあってアクションは評価が高く、多少中二やファンタジーが入っていても気にしないなら問題なく楽しめる作品。 また、ライトノベルにしてはグロが多く、ヒロインや主人公が拷問されたりする。 拷問描写も生々しく(指を潰されたり、爪を剥がされたり、焼きごてを押し付けられたりetc.)、苦手な人は注意した方がいい。 【用語】 GENEZ 獣系遺伝子制御強化外骨格。 人間の遺伝子にはジャンクと呼ばれる今までの進化の過程にいらなくなった様々な部分をまとめたものがある。 GENEZは過去に存在した生物の遺伝子を元にしたパワード・スーツで、ジャンクと合った人間のみが使える。そのため専用のスーツとなる。 スーツを着ると筋力は勿論かなり上がる。それ以外にもコンピューター内蔵・強度は戦車の大砲でも正面からなら耐えられるほど。 特進クラス 民間軍事会社グリークスが経営している私立学校海神学園(わだつみがくえん)の特進クラスのこと。頭は良くない。 傭兵育成のクラスで、普通科クラスの人間はこの事を知らない。 傭兵育成と言っても能力は全員かなり高い。授業内容は弾道計算などやはり戦争に関わることばかり。 もしも普通科クラスの人間が、誤ってこのクラスの事を知ってしまった場合、 「逃げるなら射殺。出来れば生け捕りで、黒幕がいないか拷問。その後、手術と薬品で記憶を消してから別の学校に。記憶の消去がうまくいかなかったら、そのまま専用の病院で一生監禁。」 らしい。怖すぎる。 【主要人物】 大牙謙吾 主人公。高校1年。 特進クラスのエースで、チーム『ビーバス&バットヘッド』のリーダー。特務大尉で、暗号名は『バットヘッド1』。 真面目で、仲間思いな性格。 かつては泣き虫で、いつもユキナに守ってもらっていたが、母親が爆弾テロで死亡。 性格が豹変した父親によって、少年兵育成施設に入れられた(捨てられた)。 父親はそのまま死ぬと思っていたが、生き残り、海神学園に入った。 数々の死線を乗り越えてきただけはあり、能力と経験は高く、仲間の為なら体を張る熱さと冷静さを併せ持つ。剣歯虎(サーベルタイガー)型のGENEZの所有者。 ユキナとキスすることで7分31秒間だけ不死身の状態『ギルガメッシュ』化することが出来る。 戦闘時はかなり頼りになるが、普段はゲーム好きのオタク。かなりマニアックなゲームも持ち、特にギャルゲー・エロゲーが大好き。 声優も好きで、前に声優護衛の任務ではデレデレだった。 岩清水ユキナ ヒロイン。謙吾の幼馴染み。ビーバス&バットヘッドのメンバーで、暗号名は『ナイチンゲール』。 生真面目で曲がったことが大嫌いな性格で、趣味は時代劇を見ることと将棋。 ナイチンゲールと呼ばれる不死身の能力の持ち主。そのため、元は普通クラスだったが、特進クラスに移された。 スタイルがかなり良く、特に胸が大きい。謙吾のことが好きで、半ば両想いの関係。 堤彩離 ビーバス&バットヘッドのメンバーで、暗号名は『バットヘッド2』。特務中尉。 明るく、バカ。残念なバカ。 恐鳥(モア)型のGENEZの所有者で、空中戦が得意。恐鳥型の特性上足技が得意。 本来の男のタイプはデブだが、何度も助けられたことで、謙吾のことが好き。貧乳。 セルジュ=ドラグレスク ビーバス&バットヘッドのメンバーで、暗号名は『アンダーソン1』。 楽天的でお調子者の女好き。関西弁を話す。 第二次世界大戦の頃に作られたゴーレムで、その際霊魂が足りなかったので、火の精霊『サラマンデル』で補完された。そのため、火の魔法を使える。 ゴーレムなので、不死ではないが不老で、かなり頑丈。 今まで生きてきた長い経験と、ゴーレムとしての能力で、ビーバス&バットヘッドでも謙吾と並ぶ実力者。 今の趣味は模型作り。 布施七湖 サブヒロイン。途中から海神学園に転入する。 共感覚の持ち主で、機械言語が絵に見えるらしい。どんな防壁も突破できる天才ハッカー。 引きこもりで、オンラインゲームばかりやっていた中、同じくオンラインゲームをやっていた謙吾と出会い、意気投合。 裏の社会に入っていくことになる。 元引きこもりなので人見知りが激しい。が、謙吾には本来の明るい性格が出る。 謙吾が好き。 厳島アイナ 海神学園高等部の学長。 かなり若く、子供学長と呼ばれているが、天才でかなり優秀。 いつもはのほほんとしているが、冷静で冷酷な性格。 だが実際は子供っぽいところもあり、優しくしてくれたことで気になっているセルジュの前ではその顔を見せる。 林力也 特進クラスの上級生で、海神学園で最も強い部活・軍隊格闘技研究会のエース。 格闘技に関しては謙吾よりも上で、謙吾も尊敬している。 どう見ても高校生に見えない顔をしている。本人は気にしているようで、周りから指摘されるとブチキレる。 規律などを大切にする人間なので、上司の命令には絶対に従う。 追記・修正よろしく △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 世界観はもっと評価されていい -- 名無しさん (2014-07-13 00 34 03) もっと長期連載しても良かった気がするなぁ スプリガンといい、こういう超兵器とオカルトのクロスオーバーは好きだわ -- 名無しさん (2014-07-13 00 48 39) そういや同性愛無いって書いてあるけど、レズはあったような・・・・・・・ -- 名無しさん (2014-07-13 00 49 08) 後半立派に調教されているお姉さんとかいた気がしたが気のせいなんだろう -- 名無しさん (2014-08-08 05 13 44) レズはフツーにいたような・・ -- 名無しさん (2014-11-01 18 39 13) もうちょい続けてほしかったかな 仮面ライダー的変身ヒーロー 不死身の兵士とかサイコーの組み合わせ -- 名無しさん (2015-08-18 02 39 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/orenomemo/pages/101.html
FF1 FFT
https://w.atwiki.jp/antrpg/pages/23.html
ここでは戦闘について解説します 戦闘 戦闘フェイズ攻撃 ダメージ判定 部位狙い 回避 カウンター 特殊な行動 戦闘の例 戦闘 時として目的を達成するためには敵の排除を行う必要があります。 しかし、PCはスーパーマンでもなければヒーローでもありません。 当然のように巨悪にはもみ消され、強敵には駆逐されます。 戦闘フェイズ 「互いに戦闘の意思があって」,「どちらかの武器の射程内で」ある場合、戦闘フェイズに突入します。 戦闘中は敏捷の順に行動を決定し、相手の頑健値を削り取っていきます。 戦闘中はただ殴りあうだけではなく、一般人が取れると考えられる行動であれば基本的にはなんでもできます。 なお、1ラウンド(一人の行動)は約8~10秒程度の間に行えることに限られます。 攻撃 攻撃を宣言した場合、装備している武器で「命中判定」⇒「ダメージ判定」を行います。 命中判定は1D100を振り、その出目がDEXを下回っていれば成功となります。 成功した場合はダメージ判定へ移ります。 ダメージ判定 ダメージ判定は、武器ごとに定められたダイスを振り、その出目から装甲分の値を引いた数がダメージとなります。 ダメージ分頑健の値が直接減少します。 つまり、頑健8のPCが6ダメージを食らうと、頑健の残りが2となります。 頑健が0になった時点で気絶、そこからさらにHP分頑健の減少があると死亡します。 つまり 頑健値が~1:徐々に死に近づく 頑健値が0:気絶 頑健値が-HP:死亡 部位狙い 体の部分を狙って特殊な効果を引き起こします。 部位狙いは誰でもできますが、その分、命中判定の難易度に+30されます。 頭狙い:ダメージがさらに増えます。元ダメージが1D6なら2D6、2D6なら3D6と言う具合に、ダイスが一つ追加されます。 腕狙い:頑健ではなく、器用にダメージを与えます。腕狙いで相手は死にませんが、攻撃が当らなくなります。 足狙い:頑健ではなく、敏捷にダメージを与えます。相手が死ぬことはありませんが、逃げられなくなります。生け捕りなどに。 玉狙い:宣言して1D100を振り、1が出た場合、戦闘が終了します。 回避 回避行動は1ターンに1回のみ行えます。 1D100を振り、SPDの値を下回れば回避成功です。 カウンター カウンター狙いを宣言した時点で行動は終了です。 カウンター待ち状態に敵が「近接攻撃」を仕掛けてきた場合、ダメージを受けた後で必中の攻撃を繰り出せます。 特殊な行動 上述の通り、「一般人が行える」ことであればなんでもできます。 路上の砂をかけて目潰しを狙ったり、脇に積んである資材を崩して巻き込んだりなどです。 戦闘の例 それでは、一例として町の片隅で行われている喧嘩の様子を見てみましょう。 登場人物は以下の二人です。 「パパイヤ」(筋力:10 頑健:8 敏捷:4 器用:14 size 大型 装備:素手 トレンチコート 「拳の心得」 北極クマ男) 「マンゴー」(筋力:8 頑健:6 敏捷:7 器用:10 size 中型 装備:メリケンサック(1D3+db) ゾンビ男) GM:「マンゴーの溢した酒は、パパイヤのコートをじっとりと濡らした」 パパイヤ:「冷てぇ!てめぇ、やんのかこら?」と胸倉を掴むよ マンゴー:んじゃ掴まれて、悪態を吐くぜ「かかってこいよ、このでくの坊が!」 パパイヤ:(……かかった) GM:んじゃ、戦闘だね? 二人とも新しいPCの用意だ マンゴー&パパイヤ:OK GM:敏捷はマンゴーが先か。じゃあ、行動どうぞ。あ、胸倉掴まれているからね? 間合いじゃない分、ダメージは減るぜ? マンゴー:げ……OK、つまり息も触れ合う近さってことだな。キスするぜ。 GM&パパイヤ:はぁっ!? GM:……1D100で パパイヤ:許可するのかよ! 抵抗するぞ GM:じゃあ対抗判定だ。筋力で…目標値は40だな マンゴー:コロコロ…… 34 ヒャッハー!成功だー! GM:それじゃ…「抵抗むなしく、マンゴーの唇はパパイヤの唇を奪った。じっとりと湿った感触と、ゾンビ独特の腐臭が鼻をつく」 胸倉をつかまれている状態から頭突きをかまそうが殴ろうがそのダメージは当然弱まります。 ただ、ここではGMが情報を出しすぎの感もあります。基本的にはGMはPLの自由意志やイメージを妨害しないように立ち回るのが良いでしょう。 しかし、ここで唐突のキス。それもゾンビからのキス。まさに起死回生の一手です。当然… GM:次、パパイヤの行動 パパイヤ:当然押しのける。「な、なにしやがる!?」 マンゴー:あ、抵抗はしない GM:んじゃ自動成功でいいか。「パパイアは顔を赤らめてマンゴーを押しのけた『な、なにしやがる///』」 パパイヤ:おいやめろwwww GM:次、マンゴーの行動 マンゴー:ニヤニヤ笑いながらキックするよ。「おいおい、初めてか?」 コロコロ… 08 成功 パパイヤ:回避!コロコロ… 84 失敗… GM:じゃ、ダメージどうぞ。1D3 マンゴー:コロコロ… 2 GM:「マンゴーの蹴りがパパイヤの体に当った。じんとする痛みがパパイヤを襲う」 パパイヤ:しかし、トレンチコートは万能である!《ダメージは1:頑健8⇒7》 パパイヤは回避に失敗しましたが、トレンチコートのおかげでダメージを減らすことができました。 パパイヤ:お返しとばかりに蹴りを返すぜ。「もう貴様は餌にしてくれる!」コロコロ… 01 GM:クリティカルwwwww GM:自動成功で。ダメージどうぞ。1D3+1D6 マンゴー:心得持ちかよwwww クリティカルの場合、相手の回避を一切許さない自動成功となります。 そして、パパイヤは大型で「拳の心得」を習得しているため、拳に1D6のダメージボーナスがつきます。 パパイヤ:大人しく死ぬがいいwwwwww コロコロ… 7 マンゴー:あ……《頑健:6⇒-1》 GM:「パパイヤの蹴りがマンゴーの体を捉えた瞬間、マンゴーは蹴り飛ばされ、酒場の壁に叩きつけられた」 GM:「そして、意識が遠のいて行く」……マンゴー気絶だね。パパイヤはどうする? ここで強烈な一撃がマンゴーの意識を刈り取りました。 壁にもたれかかり、生殺与奪は完全にパパイヤの手にあります。 パパイヤ:「二度と舐めた真似するんじゃねぇぞ、この腐肉が」と呟きながら懐を漁るよ マンゴー:いやあああああ! GM:野盗だwww では…「気絶したマンゴーの色んなところをあさって、パパイヤはメリケンサックと金20を奪った」 パパイヤ:気絶しているマンゴーに唾を吐いて店を立ち去る。「ペッ」 マンゴー:ひでぇwwwww …で、GM、俺いつ復帰できるの? GM:2日後だね。あ、二人とも… コロコロ… 4 KBYを-4しておいてね? パパイヤ&マンゴー:はぁ!? GM:喧嘩は店の中だから、当然目撃された。それでどれだけ騒ぎになったか。1D4で。まさか最高値とはねwwww 喧嘩は立派な違法行為の一つです。素手同士の喧嘩であればそこまで大きな問題にはなりません。 これでどちらかが死亡した場合は、「殺人」となり、消費するKBYは跳ね上がります。 また、意識が清明で動けるようになるには頑健が1以上になるまで自然回復を待たなければなりません。 頑健は1日1ずつ回復するので、ここから2日間マンゴーは何もできません。
https://w.atwiki.jp/seadra-library/pages/36.html
海水浴から帰って数日。 我々は普段と変わらない日常に戻っていた。 しかし、意外な所からまた人魚の話を耳にする事になった。 賞金がかかった?人魚にかね? 私の言葉にうなずいたのはサイカワだった。私たちは町の中で行き会って立ち話をしていた。 「発見に繋がる情報に2500G、生け捕りで30000Gだそうです(※1G=100円位)」 それは本格的だな・・・・目の色変える輩も出てくるだろう。 「浜辺は大騒ぎだそうですよ。専門のハンター達も多く出てきているそうです」 サイカワは行かないのかね? 「生憎と私はお金にも人魚にも興味はありませんね。今日もこれから『キュウリがもたらす平和への害について』で講演してこなくてはいけないんですよ。先生もご一緒にどうですか?」 丁重に辞退する。てゆかそんな講演誰が企画したんだ。 「そうですか、残念です。壇上に上がるまでに警備員の妨害があるでしょうから駆逐するのに人手が欲しかったのですが・・・・」 人の講演をジャックする気だった。本人も充分平和を乱してるんじゃないですかそれ。 帰りがけにスフィーダの店に寄る。 ここならば賞金の話も詳しくわかるだろう。 案の定チラシが出ている。何々・・・・? 問い合わせ先はシャハル商会、シャハル・マドルまで、か・・・・。 気が重くなる。嫌な名前を見た。 シャハルは中央大陸南部を中心に活動する商人だ。金になれば何でもやると悪評の多い人物である。 武器、麻薬、人身売買までだ。あくまでも噂ではあるが、まあここまで悪い話が出ていれば真っ当な人物では無いだろう。 この島まで活動範囲を広げていたのか・・・。 にわかにきな臭い話になってきた。 マルティナの事を思い出す。彼女は迷惑しているだろうなぁ・・・・。 等と考えながら宿に戻ると、そのマルティナが私を訪ねて来ていた。 そして彼女の持ってきた話は、私の危惧を杞憂では無かったと思わせる内容のものだった。 「ここ2,3日なんだか見張られてる気がするんだ。怖くてさ・・・。急にごめんよ。他に頼れる人がいなくって、漁師仲間に聞いたんだ、先生は頼れる人だって」 申し訳なさそうにマルティナが言う。どこでそんな話になっているのかはわからないが、まあ私で力になれる事であればなってあげたいとは思う。 かかった賞金の額が額だし、イリーガルな手段に訴えようとする輩も出ないとは限らない。彼女はこのあたりの海に詳しいだろうし、それで標的にされているのであろうか。 他にも漁師はいるのだから一部腑に落ちない部分もあったが、今はそれを考えていてもしょうがない。 実際彼女が目を付けられているのならどうにかしなくてはならないだろう。 とはいえ私が四六時中護衛しているわけにもいかない。ここはうぐいす隊に相談してみよう。 私はマルティナに、頼りになる人達に心当たりがあるから明日その内の誰かを連れてそちらへ向かうと言った。 「ありがとう! いきなりこんな話されたら迷惑だろうって思ったんだけど・・・よかった相談しに来て」 彼女は喜んで礼を言い、住所を告げてその日は帰って行った。 翌日、まだ早いうちにうぐいす隊の屯所を訪れる。 応対に出てきたのはヒビキだった。彼女は私の話を真摯に聞いてくれた。 「わかりました。では私が先生と一緒にその人の所へ行きましょう」 いいのかね?副長自ら。 「今は空いていますから。自分がいない程度で動けない役立たずは隊にはいません。それにしても・・・・」 そこで彼女は私を見て、彼女にしては珍しく微かに笑った。 どうかしたのかね? 「いいえ、慕われるわけだな、と思っただけです。行きましょう」 こうして私はヒビキと二人でマルティナの家へと向かった。 しかし、その時には既に遅かった。 「留守のようですね」 ノックをしたヒビキが反応を待ってから言う。 おかしいな、今日訪問するとは言ってあるのだが・・・・。 隣家を訪ねると、昨日から不在なのではと言われた。昨晩は家に明かりが灯らなかったのだと。 甘かった!! 昨日私の所から帰る途中に何かあったのだ!! 拳を握り締めて歯噛みする。 昨夜の内に何か動いておくべきだったのだ。 「それは仕方の無い事だと思いますよ。先生の行動に誤りがあったとは思えません。それよりも今は彼女の行方を捜しましょう」 ヒビキは何か走り書きすると、そのメモを漁師に屯所へ届けてくれと頼んでいた。 「かどわかされたとして、人目の多い街中で動いたとは考え辛い。おそらくは海に近くなってからでしょう。この周辺で聞き込みをします」 ヒビキと別れてそれぞれ昨夜何か異常が無かったか周辺の住民に聞いて回る。 するといくつかの情報が集まった。 人の争うような声が聞こえて、それが浜辺へ向かったとの事。 夜のうちにボートが一艘、沖合いに漕ぎ出して行ったとの事。 夜に沖合いへ?彼女を拉致してボートでどこかへ向かったのだろうか。 「なるほど・・・・」 ヒビキがうなずいた。 「ここの沖合いにはシャハル商会の大型貨物船が停泊しているはずです。そのマルティナさんはそこへ連れていかれた可能性がありますね」 ぬう、しかし確たる証拠があるわけでもないのにいきなり乗り込むわけにも・・・・。 「既に私たちは後手を踏んでいます。これ以上時間をかければ手遅れになる可能性がある。乗り込んでしまいます。もしも間違いで何もなければその時は・・・・」 その時は? 「『お願いして』許してもらう事にしましょう」 う・・・・。彼女から感じた冷たい迫力に思わず冷や汗が出る。 そこへテッセイが屯所で待っていたというエリスを連れて合流してきた。 「副長、言われた小船の手配完了しています」 「ご苦労。蒲生、あなたも一緒に来てもらいます。先生たちは・・・・・聞くまでもありませんね」 うなずいた。これは私が受けた相談だ。私は行かなくてはならない。 我々は4人で小船で沖へ出た。 砂浜が大分遠くなった所で、突然船のへりに海中からガッと手がかかった。 !!? なんだ敵襲か!!! 船上の我々が緊張する。ザバッと海面が波立ち、誰かが船に這い上がってきた。 ・・・・・・イカ(?)だ。 着流しの着物を着たイカっぽい何かが・・・・・・。 「自分、高クラーケンといいます・・・・不器用ですいません・・・・」 声が渋い・・・・。 「出入りと聞いて・・・・血が騒いでしまいましてね・・・・不器用ですいません・・・」 てゆかお前血ないだろ。 「自分、義侠に生きてまして・・・・助太刀させてもらいます・・・・不器用ですいません・・・・」 謎の軟体生物が勝手にPT入りしてきた・・・・。 海は不思議が一杯だった。 程なく、巨大な貨物船が見えてくる。 一向に緊張が走る。その時・・・・。 「!! いけない!!止めてくだせぇ!!」 高クラーケンが突然船を停止させた。 人ならざるものの鋭敏な感覚で何か危機を感じ取ったのだろうか。 「・・・・船に酔いました。・・・・・不器用ですいません・・・・」 へりから海にオェエエエエエエエと吐いている。 もうお前帰れよ母なる海に・・・・。 第12話 1← →第12話 3
https://w.atwiki.jp/nimbus/pages/42.html
Chapter1 士官学校時代(ロン毛時代とも言う) 厳密には冒頭からの追想シーン NPC オーボンヌ修道院 魔法都市ガリランド マンダリア平原 スウィージの森 ドーターのスラム街 砂ネズミの穴ぐら 盗賊の砦 レナリア台地(続ミルウーダ戦) 風車小屋 ジークデン砦 NPC ディリータ・ハイラルとアルガス・サダルファスの2名。ストーリーバトルにしか参加しないので、育成は計画的に。ちなみに両名とも離脱する。 オーボンヌ修道院 チュートリアルのようなもの。何もしなくても勝てる。負ける方が難しい。ここで得たExp.は今後に引き継がれない。(早い話が動くだけ無駄) FFシリーズおなじみの「ビッグス」がここで敵として登場する? ちなみに敵も味方も戦闘不能状態になっても気絶しているだけ。 ラッドのサブアビリティはランダム(というか全員ランダム)。白魔法だったり黒魔法だったり。基本的に敵に突っ込んでは行かず、補助的に動く。 一方アリシアとラヴィアンは前に突っ込んで行く。 ガフガリオンのサブアビリティが白魔法だったときがあった…ケアル似合わない(笑) 敵の名前が固定らしい…知らんかった。 魔法都市ガリランド プレイヤーは編集できないままいきなり戦闘に突入する。用意されているユニットは、見習い戦士男女各2、アイテム士各1。BraveとFaith及び星座はランダムらしい。最初からアイテム士の2名はフェニ尾を覚えているとは限らない(さすがにポーションは覚えているだろうが)。おそらく、ポーション、毒消し、目薬、フェニックスの尾のどれかをランダムで習得していると思われる。見習い戦士は、体当たり、投石、防御をランダムで覚えている様だ?どれも出撃画面で知るのは不可能。 用意されているアイテムは、ポーション5個、その他1個ずつ。 Chapter1終了までディリータがNPCとして参加する。基本ジョブは見習い戦士(アビリティは基本アビリティ+おまじない)。 ディリータの動き方は、他人の安全>攻撃>自分の安全(早い話が、自分のHPはやばくてもおまじないで救助する傾向にある。付近にいる仲間のHPが半分以下になると、攻撃よりおまじないを優先するようだ。それで例え自分が瀕死状態になろうとも)。近くに仲間が見当たらない場合は特攻型。 一カ所攻撃を受けない安全な場所がある。知らなかったけど。出撃位置でディリータの位置と反対側の奥の家の屋根登り口。下とのハイト差が3のところ。確か4人まで登れる。 マンダリア平原 アルガス初参戦マップ。基本ジョブは見習い戦士。サブアビリティにアイテムを持っていたりいなかったり。ここでアルガスが消費するポーションは自軍のものなので、この戦闘に突入するまでにポーションを買いそろえておく必要がある。(アルガスがアイテムをセットしている場合、容赦なく自分にポーションを使うため) アルガスの動き方は、「攻撃>自分の安全>他人の安全」のようなので、アイテムをセットしていてなおかつ囲まれていないのであれば放置しても構わない(多分)。仲間が瀕死になって初めてポーションを使うようだ? アルガスの基本ジョブ「見習い戦士」にはヘッドブレイクとアーマーブレイクがついている。 敵の見習い戦士は、ブロードソードとダガーをランダムで所持している(全員ダガーの時はあったが、全員ブロードソードの時はないと思う)。 シーフの転職条件は弓使いLv.3なので、ここのシーフのクリスタルを取ると400jp分ぐらいは継承できるかも?(チャージ1とチャージ3を取ったことはある) 敵シーフがチャームを習得している場合がある。 クリア後、フリーバトルで使えるようになる。 スウィージの森 敵は全部モンスター。ボムの自爆さえ気をつけていれば問題はない。楽に勝つならブリザド@黒魔導士で。……とあっさり書いてしまったが、なれないかも知れなかったね…。ここで黒魔導士を使うには、ガリランドでアイテム士を参戦させて黒魔導士に転職できるまでjpを稼ぐ→マンダリア平原で黒魔導士に転職して、jpを最低50貯める(多分だが、この時点では溜まってない気が)→晴れてブリザドを使える黒魔導士誕生。但しレベルが高くないのでMPも低く、打てる数が少ないので注意。 クリア後、フリーバトルで使えるようになる。 ドーターのスラム街 初心者泣かせで有名なマップ。この辺から敵がいいものを持ってる。クリア後は商品が追加されるが弓はやっぱりボウガンしかない。 特筆すべき事はない。ここの攻略にマニュアルは通用しない。遠隔攻撃の出来る敵が多いので、間合いを気にする必要はある。弓使い1名だけ何故か素手。制作側の優しさ? ディリータとアルガスは屋根の上の弓使いを狙って動く(ように出来てるらしい。上に行かないのを見たことがない)ので、味方もそれに追随すると敵も一方に固まってくる(からあまり宜しくないという話)。 サンダーの威力が増大するのは「雷雨」だが、ここはただの「雨天」のため、サンダーの威力は変わらない。だがファイアの威力も変わらない。(雨天だと威力が下がるらしいがここでは下がらない。ここだけ天候は無視されているという噂) この後の「砂ネズミの穴ぐら」の弓使いはロングボウを所持しているので、障害物を越えて攻撃してくる。こっちもロングボウで対応したいなら、ここで一番高い所にいる弓使い(ディリータとアルガスが最初に目指して行く敵)から盗むしかない。 砂ネズミの穴ぐら テレポ覚えてると敵は全く手を出せない(屋根に上れるから)。←もしくはこの時点までに黒チョコボを用意できれば上に登れる。 敵弓使いの持っている弓はロングボウなので、障害を越えてくる。陰に隠れても無意味。こちらもロングボウで対応したいなら、この前のドーターで敵から盗むしかない(屋根の上にいる弓使いがロングボウを持っている)。 攻略本(確かPS版の白本)に「矢かわしをセットして云々」とある(矢でボコボコにされたんでしょうな…)が、弓使いは1名しかいないので微妙。 クリア後、フリーバトルで使えるようになる(ゼクラス砂漠)。 盗賊の砦 詳細はここ 初ボス戦マップ(ミルウーダ)。 敵構成は、ミルウーダ(多分通常のナイトと同等しかしHPは高い)+白魔導士♀*2+シーフ♂*3名。アタックチームに女性がいる場合は注意。チャーム使います。 この戦闘が終わった直後にティータ誘拐イベント。イグーロスに移動すると更にイベントが続き、このイベントでアルガスが離脱する。その後マンダリア平原に移動してイベント(スキップ不可)。 レナリア台地(続ミルウーダ戦) 高低差は激しいわ足場は悪いわで移動も中々ままならないマップ。平坦な部分が少ない。 敵構成は、ミルウーダ+黒魔導士♂*2+時魔導士♀*1+ナイト♀*2 クリア後、フリーバトルで使えるようになる。 風車小屋 ボスはミルウーダの兄ウィーグラフ。聖剣技がうざい。 ボコは勧誘も出来ないし、戦闘不能になっても気絶状態だそうな。 女モンクから先に倒した方が楽かも。チャクラを覚えている場合があるらしい。 ジークデン砦 ボスはアルガス。アルガスはディリータだけを狙って動くらしい。ここのみディリータはアルガスを狙って動くことを最優先させる。(おそらくおまじないはしないと思われる) マンダリア平原でアルガスを救出していない場合、ここでアルガスに論破された時点でラムザのBraveが下がるらしい。 ティータは基本ステータスが「戦闘不能」なので、フェニックスの尾を使っても蘇生する事はない。 この戦闘終了後、ディリータが離脱する。(戦闘終了後に編集画面にはいない)
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/515.html
皆覚えているだろうか、あのタブンネ狩り大会を・・・あの大会要項にはなぜか生け捕りの方が得点が高く設定されていた。 そうすれば当然参加者は生きたままタブンネを捕獲する。何故生け捕りにするのか?捕えられたタブンネは一体どうなるのだろうか? 今日は大会後のタブンネの処遇について見ていこう。 「大会中」 捕えられたタブンネはどんどん本部へと送られ得点に換算される。どのタブンネも不安の表情でいっぱいだ。 計算の終わったタブンネはタマゴと一部反抗的なものを除き大きな檻へと入れられ、ある建物へ連れていかれる。 その屋内には大きなスクリーンがあり、タブンネが集まるとある映像が流される。 それは一匹のタブンネが捕らえられた後、街へと行きとても幸せな生活を送るというものだ。 映像内のタブンネはオボンを頬いっぱい頬張り、寝たい時に寝て、何かあればすぐ人間が駆けつけて世話をしてくれる。 さらに特殊な訓練を受けてバトルに出れば百戦百勝のまさにタブンネにとって夢のような生活をしていた。 当然捕われたタブンネは自分にもそのような未来が待ち受けていると思い込み、 それまでの不安顔から一転いつものニヤケ顔に変わる。この一見無駄なような作業も、この後タブンネの反応を楽しむためには必須だという。 「大会後」 結果発表が終わり、優勝者が決定すると大会も閉幕だ。次の大会は秋なので、それまで今回狩られたタブンネは生き長らえる。 当のタブンネはこれからの甘い生活を確信して、狩られた直後は一言も発しなかったくせにあの映像を見た後ではあらゆる檻からから 「ミッミッ♪」「ミィミィ♪」という媚びた声が聞こえてくる。ここまで来ると滑稽を通り越して可哀想である。 後片付けが終わるとタブンネたちは多数のトラックに分載され街へと向かう、無論トラックの中でも「ミィミィ♪」の大合唱、 街が見えてくるとその声は一段と大きくなる。しかし皆知っているようにタブンネが幸せになることはない、 いや、なってはならないのだ。 トラックは街の直前、つまり郊外で停まる。そこには周りの広大な土地に不釣合な鉄筋コンクリートの建物が数十棟に分かれて建っており、 タブンネは檻から出された後、建物群の入り口で数列に並ばされる。 列の先頭ではタブンネが次々と振り分けられ、どの棟に入るか指定される。実はこのグループ分けが後々重要な意味を持つのだがタブンネ達は知る由もない。 タブンネたちが振り分けられた棟へと入っていく、先程のグループ分けだが、どうやら棟によってばらつきがある。 数百匹いるところもあれば、数匹しかいないところもある。また子タブンネや赤ちゃんタブンネのみの棟もある。 タブンネたちはこのような場所に連れてこられたことに疑問を持ちながらも、まだあの映像のことを信じていた。 太陽はとっくに沈み、見える明かりは各棟の照明ぐらいである。タブンネたちにはオボンのみが与えられ、 軽い洗浄の後就寝となる。数が多いので雑魚寝だが、昨日までは野生のタブンネ、そんなことは気にならない。 さて夜が明けると各棟ごとに活動が始まるのだが、先述したとおりここには多くの棟が偏在しており、 グループも数多である。よって便宜上ここからタブンネのいる棟及びグループをAやBというふうに記述して、個別に末路を見ていく。 けいとん編 「A棟」 A棟は200匹ほどで成る大規模グループである。Aグループはこの敷地内の馬場のような場所へ行き、 朝から晩まで走らされる。走ると言ってもマラソンではなく、各10匹ほど集まってかけっこをする。 かけっこで1位のタブンネにはオボンのみが与えられるので、それが競争意識を高める。しかしタブンネは短足である。 たしかに努力しているのはわかる。1位をとろうとする気迫も伝わる。だがあのピンクの塊がトテトテ走っている姿を遠目から見るとつい笑ってしまう。 それでも走ることに向いていない種族であるタブンネたちは、オボンによるアメと途中から追加されたビリに対する罰走のムチによって、 他のタブンネと比べて非常に足が速くなった。 そんなうちに秋となった。タブンネ狩り大会の季節である。A棟のタブンネたちは競技場の外にあるイベント会場へと連れていかれる。 半年前まで住んでいた場所を見てタブンネたちも「ミッミッ♪」とはしゃいでいる。タブンネたちの載ったトラックは大きな運動場のようなところへ入っていった。 その入口には「タブンネ競豚」と書いてある看板が・・・ついにA棟のタブンネたちがこれまでずっと走ってきた意味が明かされる。 時間が来て大会が始まったが、多数の見物客が競技場ではなくこの運動場へと入っていく、彼らの目的は狩りではなく同時開催される前回狩られたタブンネを使った興行である。 そしてここではタブンネ競豚が行われる・・・。 運動場内のタブンネは、8匹ごとに分けられ、色の違うゼッケンを着せられる。ゼッケンには番号が書いてあり、 指示が受けたらその番号のゲートに入るよう命令される。タブンネは観客がたくさんいるという、いつもと違う雰囲気に戸惑っていたが、 今回の賞品である山のように積まれたオボンを見るや、今か今かと待ちきれない様子になった。 「タブンネ競豚場、第1レースタブンネ記念、芝500、右回り、天候晴れ」 出走豚一覧 1白タブンネ 今回は厳しいか 2黒タブンネ 芝は苦手 3赤タブンネ 逃げ豚の本領発揮か △ 4青タブンネ この距離では・・・ 5黄タブンネ 調子上々 ○ 6緑タブンネ 実力上位 ◎ 7橙タブンネ 冷静になれない 8桃タブンネ 出遅れなければ ▲ タブンネ達がゲートに入り、ファンファーレが鳴る。そして観客の歓声と共にゲートが一斉オープン! タブンネ競豚第1レースは、スタート直後はもつれたが、そのあと黄と緑のゼッケンを着たタブンネ2匹が抜け出し 200メートル時点で他に8豚身の差をつけ圧倒的リード、下馬評通りこの二匹の勝負となると思いきや、残り100メートルで緑が転倒! これで誰もが黄の勝利だと思った。しかしそうはいかないのがこの競豚、緑の転倒を見た黄が突如Uターンして緑に近づくと、 なんと足をくじいて動けない緑の肩を持ち一緒に歩き始めたではないか!結局ゴールするまでに他のタブンネに抜かれ最下位となったが、 タブンネ同士の厚い友情物語に我々も感動・・・・・・・・・するわけがねえだろ。 確定結果 1青タブンネ 2桃タブンネ 3白タブンネ なんという大番狂わせ、しかしレース結果などどうでもいい、ここからがこのレースの醍醐味なのだから。 1位のタブンネにオボンが渡される間、運動場内にそれ以外のタブンネが集合させられる。どのタブンネも状況がわからず 「ミィミィ?」とあたりを見回している。そのタブンネたちの前に運ばれてくる7つのミキサー。もうお解りだろう、負けたタブンネがどうなるのかが。 係員によってミキサー内に入れられるタブンネ、まだ判っていないようで、「ミッミッ♪」とミキサー内でガラスにペチペチと手や触覚を当てて興味津々だ。 そんなタブンネに構わず係員がボタンをひとつ押した。 「ミブャァァァァァくぁwせdrftgyふじこlp・・・・」 ギュイーンという起動音と共に起こる一匹のタブンネの悲鳴、下半身から溶けるようにペースト状になっていき、悲鳴が消えたと思うと、 ミキサー内はタブンネだったもので満ちていた。この瞬間観客席のボルテージは最高潮、逆に残ったミキサー内のタブンネと次のレースの準備をしていたタブンネ、 あと1位となってミキサーから逃れたタブンネがこの光景に体を硬直させた。特にミキサー内のタブンネは次は自分だとやっと悟り、渾身の力を込めてミキサーからの脱出を図った。 「ミギャアアァァァァ!!!」「ミグアアァァァァ!!」 しかし間に合うわけがない、次々とペースト状になっていくタブンネ達、一斉にではなく順番にやっていくのがなんとも心憎い、最後の一匹となるともう茫然自失となり悲鳴も挙げずに散っていった。 だがこれで終わりではない、係員たちはミキサーを1位だったタブンネの周りに並べ、あたかもシャンパンファイトのように頭から浴びせかけた。これが勝者の権利である。 「ミギュアアアアァァァァ!!」 1位タブンネはかつての仲間のペーストをかぶると、発狂したように暴れだした。まだ次のレースがあるというのにここで無駄な体力を使っていいのだろうか? 第2レースは開幕と違い16頭立てで行われたがハプニング発生、ゲージが開いてもタブンネたちが出てこない。全員座り込んで「ミィィィ・・・・」と呟いている。 成程、レースが終われば誰かが死ぬ、ならばそのレースを全員でボイコットすればいいということか。 タブンネにしてはよく考えた方だが、甘い、甘すぎる。何年もこの競技を続けてきた本部がこんなハプニングを予測していないとも思っているのか、 その証拠に誰一人慌てていない、ただ時が過ぎるのを待っている。タブンネたちの本性が現れるその時を・・・ そして10分後、ついにその時が訪れた。 「ミッ!!」 突然一匹のタブンネが抜け駆けを図った!そう、いくら示し合わせたとは言え、どのタブンネも極限状態、とても信じあえる心理ではない。 互いに疑心暗鬼となっている中、一匹のタブンネがその重圧に耐えられず仲間を蹴落してでもこの地獄から抜け出すことを選んだのだ。 もちろんこの展開を読んでいた観客たちは大爆笑、観客席の雰囲気と必死に仲間を見捨ててトテトテ走るタブンネとのギャップは見事である。 さてまだゲージ内に残っていたタブンネたちは仲間のまさかの裏切りに呆然としていたが、やがて事態の重大さに気づき慌てて裏切りタブンネを追いかけ始めた。 しかし時すでに遅し、コースの中ほどに来たときにはとっくに裏切りンネはゴール板を過ぎていた。 「ミィ・・・・・・・ミィヤーーーーー!!」 悲鳴と共にコース上に倒れるタブンネたち、ピンクの体がブルブル震えていた。 その後タブンネたちは係員にミキサーに押し込まれる時も、そしてピンクのペーストになる時も一言も発しなかった。 代わりにただ只管裏切ったタブンネをものすごい形相で睨みつけていた。 裏切ったタブンネは最初顔を背けていたが、係員によって顔をミキサーに向けられたときに、 今まさにすりつぶされる瞬間のタブンネと目を合わせてしまい、「ミヒッ!」と一言鳴いた後動かなくなってしまった。 ペーストによるシャンパンファイトにも反応なし、どうやら精神がイカれてしまったらしい、 この分では次のレースでこのタブンネも仲間のところへ行けるだろう。その時謝ればいいじゃないか、良かったな。 その後残りのレースも順調に進められ、多くのタブンネが原型を留めず死んでいった。 競豚に敗者は要らない、敗者から天に召されるまさに命がけのレース、この地獄から抜け出すには裏切りンネのように 他者を蹴落さなければならない、それも一度ではなく最後の勝者が決まるまで。 そうして200匹の頂点に立ったタブンネだけが、ミキサーではなくみんなのサンドバックとして生涯を終えることができるのである。 タブンネ競豚編 終 ダンスダンスタブンネ編 「B棟」 B棟30匹ほどの少数グループ。このタブンネたちは最初棟内で一日中ポケモンミュージカルの映像を見せられる。 するとどうだろう、なんとタブンネたちがミュージカルの真似事をし始めた。まあ娯楽がこれしかないから当然だろうが、 それにしても酷い、全くダンスというものではない、ただ贅肉を見せびらかしているだけである。しかしそんな肉踊りも3ヶ月の間インストラクターの指導や、 ドレディア等による移動公演見学などによってだいぶ上達したようだ。ここで私はあることに気がついた。タブンネの顔が違う、 ダンスが少しうまくなっただけで自信に満ち溢れている。練習が終わると観ていた私に対して「ミッミッ!」と手を振って来る。 その時のタブンネたちの顔は俗にいうドヤンネ顔なのだろう。なるほど勘違い此処に極まりか・・・ そんなこんなで秋、タブンネたちは自信満々の顔で特別に用意されたバスへと乗り込む。他のタブンネは皆トラックなので、ここでも優越感を感じるのである。 会場は大きなホール、タブンネたちはそれぞれ綺羅びやかな衣装をつけ、入念にリハーサルを行う、どのタブンネも頭の中で今まで観てきた映像のように、 大観衆から拍手喝采を浴びる自分を想像しているのだろう。いや、現にムシャーナがそう見せてくれた。 とうとう開演である。会場内は満員、タブンネたちは舞台裏で円陣を組み「ミッ!!」と気合を入れると、インストラクターに一匹ずつ背中を押され、笑顔で観客の前に飛び出した。 「ミッ♪ミッ♪」 音楽に合わせて今までの練習の成果を見せるタブンネたち、しかし観客席は水を打ったように静まり返っている。 それもダンスに見入っているわけではなく、何かをずっと待っているようだ。 「ミッ♪・・・・・・ミィ?」 それでも精一杯踊るタブンネ、だがそろそろクライマックスだというのに全くダンスに集中していない観客たちを見て、 さすがのタブンネも疑問に思って来たらしい。 「ミィ・・・・・」 とうとう全演目が終わったが、観客席からは拍手ひとつ起きない、何故?どうして誰も拍手しないの?ドレディアなんかダンスが 終わったら花がたくさん投げ入れられていたのに・・・ 自分の予想とは真逆の展開に、タブンネたちは上のセリフでも言いたそうな表情で「ミィミィ・・・」 とうなだれている。その時!突然観客席から何かが投げ込まれた! 「ミギャ!」 それは見事にタブンネに命中し、タブンネのピンクの体を黒く汚した。タブンネが恐る恐る投げられたものを確かめる・・・・・・・泥だ。 「ワアーーーー!!」 それが合図だったらしく、今まで沈黙していた観客席から鬨の声が上がり、次々とものが投げられ舞台上のタブンネを襲った。 「ミギャーーーー!!」 泣きながら必死に逃げ惑うタブンネたち、投げられているものは泥、石、ゴルフボール、ゴミ、パチンコ玉、黒い鉄球・・・おそらく観客にカイリキーがいるな・・・。 「ミブッ!」「ミビャッ!」 それらは面白いようにタブンネたちに当たっていく、これは最初不思議に思ったがすぐに分かった。タブンネの背中にいかりのこなが付けられている。だが一体いつ付いたのだろう。 「ミナブッ!」 衣装も体もボロボロにしたタブンネが転んだ。見るといつの間にか舞台上に水が撒かれている。いや、その水からは鼻をつくような強烈な臭いが放たれている・・・ガソリンだ。 最前列の客が撒いたらしいガソリンはタブンネたちを滑らせては体の毛に染みこんでいく、そして全てのタブンネがガソリンまみれになったと思うと、何か光ったものが舞台へと飛んでいったのが見えた。 「ミビャアアア!ミヤアアアア!!」 よく見るとそれはロケット花火、これもいかりのこなの効果でタブンネめがけて一直線に飛んでいく、 いつもはちょっと危険なだけの夏の風物詩も、ガソリンが染み込んだタブンネにとっては死神同然である。 「ミグバァァァァァ!!!!」 ついに一匹のタブンネに命中し、そのタブンネは炎に包まれた。これはほのおタイプのデルタ種か? 「ミガガガガ・・・・・・・・」バタッ 違った。ただのタブンネだった。炎によって黒焦げになったタブンネが息絶え倒れこむと、体からは香ばしい匂いが立ち込めた。 「ミィィィギャアアアァァァァアア!!!」「ミニャアアァァァァ!!!」 死んだタブンネに続けとばかりに、続々炎を身に纏うタブンネたち、床に残っていたガソリンにも引火し舞台は一瞬にして業火のステージとなった。 「ミビャアァァァァアアァアア!!!」 タブンネたちは体と床の炎から逃れようと身をよじったり、スッテプを踏んだりしている。はっきり言って、先程の肉踊りよりもこちらのほうが格段に面白い。 バタリバタリと図ったかのように一匹ずつ倒れていくタブンネたち、とうとう最後の一匹が「ビィィィ・・・」と言って旅立ち、 舞台に30匹分のステーキが出来上がると会場内は拍手喝采。これこそタブンネたちが夢見てきたものではないのか、しかし哀しいかな、 そのタブンネたちはもういない、あるのは黒焦げの中にほどよくレアになった肉が覗ける死体が30体のみだった。このダンスダンスタブンネに出るタブンネは、 数ヶ月の練習の成果は認めてもらえないものの、己の命を張った即興ダンスは高く評価してもらえるので、 他のタブンネよりも幾分ましである。まあどうせ死ぬのでタブンネにとっては同じかもしれないが。 「ダンスダンスタブンネ編」 終
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/394.html
囲いの中、ゆっくりのすすり泣く声が響いている。 木の杭を地面に打ち込み、有刺鉄線で杭に繋いだだけのお粗末な囲い。 でも、中にいるゆっくりは囲いの中から出られない。 ゆっくりの柔らかい体で杭の間を無理に通ろうとすれば、そのまま有刺鉄線の棘にズタズタに傷を付けられるだけだから。 その姿を、地べたに腰を下ろして俺は見張っている。 いつまで見張っていればいいのかは分からない。 村長はすぐに連れてくると言ったけれど、ドス程の巨体ならここへ来るまで暫く掛かるだろう。 逃げ出す恐れの無い物を見張るほど退屈なものはない。 なので俺は隣に座っているゆちゅりーに話しかけた。 「なあ、ドスはどれくらいで来ると思う?」 「分からないわ… ドスは体が大きいもの」 「だよな、大人しく待つしかないか…」 そこで俺は会話を打ち切り、再び囲いの中のゆっくり達を見張る。 このゆちゅりーは、ドスの側近で俺達人間の協力者だ。 俺の住む村とゆっくりの関係は比較的良好だった。 ゆっくり達は山の恵みを村に与え、代わりに俺達はお礼代わりに作物をゆっくりに与えた。 だが、そんなゆっくりの群れにもやはり膿というものは存在したのだ。 それが、この囲いの中のゆっくり達である。 以前からドスの群れに畑を荒らすゆっくりがいた。 その為、村の中ではゆっくりを全て殺すべきだと主張する人間が現れだした。 ドスに何度注意するよう頼んでも問題は解決せず、本当に全てのゆっくりを殺すかどうかの選択を迫られたときだ。 話を聞いていたこいつが、「ドスは皆に甘いから…私が何とかするわ」と言い出した。 ゆちゅりーの言い分は実に単純なもので、このまま人間を怒らせれば群れの皆が死ぬ。だからその原因を何とかしたいというものだった。 正直群れのゆっくり全てを駆除するのは大変だし、ドスの相手もしないとなると怪我人だってでるだろう。 半信半疑ではあったものの、村の人間はこいつを信じることにした。 信じた結果はご覧の通り。ゆちゅりーは見事畑荒しのゆっくり達をおびき寄せ、村の人間でこの囲いへ閉じ込めた。 このまま反省させて返しても良かったのだが、それはゆちゅりーに止められてしまった。 ゆちゅりー曰く、ドスに責任を取らすとの事だ。 どういう意味なのかは分からなかったけれど、村長はゆちゅりーの言うとおり皆を連れてドスを呼びに行った。 見張りの為に俺を残してだ。 ドスの巣へ向かってからもう30分は経った筈なのに、いまだにドスが来る気配は無い。 もう一度言わせてもらうが、逃げ出す恐れの無い物を見張るほど退屈なものはない。 俺は何度目になるか分からない欠伸をすると、村の方から一人の人間が近づいてくるのが見えた。 あれは… ゆっくりを殺すべきと主張してた奴らのリーダーだ。 もう畑を荒らすゆっくりは捕まえたのに、今更なんの用なんだ? 「やあ、見張りご苦労さん」 「…どうも」 胡散臭い笑みを浮かべて話しかけてきたので、俺も立ち上がって一応返事をする。 正直、俺はこの人が苦手だった。 普段は物静かで大人しい人なんだが、ゆっくりが絡むと途端に感情的になる人。 自称虐待お兄さん。家には生け捕りにしたゆっくりを捕まえて名前どおり虐待してるとかで、近所の人の話では彼の家からは常にゆっくりの泣き叫ぶ声が聞えてくるとか。 ゆっくりもこの人には近づこうとしないのは、やっぱり本能的なもので危険だと感じ取っているんだろう。 とりあえずゆちゅりーの姿をこの人の視界に入れないように少しだけ俺は動いた。 「しっかし、畑を荒らすゆっくりってこんなにいたんだ~ 凄い凄い」 「まあ、30匹はいるらしいですからね」 「結構いるねぇ」 囲いの中のゆっくりを見ながら楽しそうに話しかけてくる。 ちなみに、この人の姿を見た囲いの中のゆっくりは全員できる限り囲いの端で固まっている。 この人早くどっかいかねえかな… 「この饅頭共はどうすんの?」 「へ?」 「ゆっくりだよ、ゆっくり。いくらなんでもこのままって訳じゃないでしょ?」 「ああ、今村長がドスを呼びにいってますよ。なんでもドスに責任を取ってもらうとかなんとか」 「ドス? あのでかい奴に責任取ってもらうの?」 ドスという言葉を聞いた瞬間、少し声の調子が上がった気がする。 「そうですよ。それが何か?」 「おいおい、ドスっていう固体は非常に仲間に甘いんだぜ? そんなのがここに来て囲いの中のこいつら見たら、拉致監禁したって襲ってくるに決まってるじゃないか」 「そんなこと俺に言われても知りませんよ。村長は俺に見張ってろって言ったからここにいるだけなんですから」 「ふぅ、村長は本当に救い難い… せっかく僕が村を元の形にしようって言っても山のゆっくり達を大切にするんだもんなあ…」 「いいじゃないですか。ドスみたいなでかいの相手にしたら誰か怪我するかもしれないし、死人だって出るかもしれないんですよ? だったら今のままで」 「分かってないな… 君も僕も生まれるずっと前はこっちが一方的にゆっくりを蹂躙していい時代だったんだよ? それなのに今はおままごとみたいに皆仲良くなんてさ…」 「おままごとでも結構ですよ。ゆっくりがいるお陰で狼とか現れたらその場所を教えてもらえるんですから、村だって少しは安全になったじゃないですか」 「おいおい、ゆっくりは自分が食われないために教えてくるだけなんだぜ? 言っちゃえば饅頭は僕らを利用してるんだな」 …一々腹立つ物言いしてくる人だな。 そんな風に思っていたら、俺の後ろのゆちゅりーに気づきやがった。 「ところでさ、君の後ろにいるぱちゅりーはなんなの?」 「こいつですか? ドスまりさの側近の子ですよ」 「側近ねえ…」 男は一歩だけこちらに近づいてきたので、俺も一歩下がる。 「……何にもしてないのに離れるのは酷くないか?」 「何となくなんですが、貴方にゆっくりを近づけちゃいけない気がするんですよ」 「まあいいや、歓迎されてないようだからそろそろ僕は帰るよ」 「そうですか」 「じゃあね~」 歩きながら右手を振り、去っていった。 そんなに長い間いたとは思えないが、話してるだけで疲れが貯まってきた。 深呼吸をして少し心を落ち着かせ、ゆちゅりーに話しかける。 あいつが言っていた事が、ちょっとだけ引っ掛かったから。 「なあ、嘘だよな?」 「え?」 「あいつが言ってたろ、ドスがここに来たら仲間の為にこっちを襲ってくるって」 「…言ってたわね」 「お前はさ、俺達人間の為にこいつらをおびき寄せてくれたんだよな? それとも、やっぱり油断させてドスに俺らを殺させるのか?」 正直言うと、男の言葉を聞いて俺は不安になった。 こいつが畑荒し共をおびき寄せてくれたのは知ってるし、その理由はゆっくりの群れが人間に駆除されない為というのも分かっている。 でも、ここまで畑荒しが増えたのはドスが何もしなかったからだ。 さっきの男が言ったようにドスがこちらを襲ってくる可能性は十分あった。 「ドスは仲間に甘いのは事実よ。人間よりも、群れのゆっくりを大切にしてるのも認めるわ」 「そっか… じゃあ、本当にドスが襲ってくるかもしれないんだな…」 「でも、そんな事をしたら群れの皆は人間に殺されてしまう。だから、私が何とかしてみせるわ」 「お前が?」 こんな小さい体で、ドスの巨体を止めるっていうのか? 馬鹿げてるとは思ったけれどゆちゅりーの目は本気だ。 「じゃあ、信じるよ。お前がなんとかしてくれるって」 「任せて、絶対ドスに人間は殺させないから」 「頼りにさせてもらうよ」 大きさがバレーボールみたいなゆっくりに頼るのは情けないと思ったけれど、ドスを説得できるのはきっとこいつだけなのだろう。 ドスが来るまでどうなるかは分からない。でも、やっぱりどこかで安心はしていた。 それから、ドスが来るまでゆちゅりーも俺も口を噤んでいた。 「み、みんな… なんでみんなつかまってるの!? にんげんにつかまったの!? そんちょうさんせつめいしてね!! つまらないりゆうだったらドスはゆるさないよ!!」 村長がドスを連れて来るまで、結局二時間掛かった。 そして、上の言葉が囲いの中のゆっくりを見たドスの第一声だ。 捕まってる奴らは捕まってる奴らで、ドスの姿を見た途端「たすけて」だの、「にんげんをやっつけて」だの騒ぎ始めた。 さっきまでの怯えていた姿は嘘みたいだ。 まあ、ドス来たからには助けてもらえると喜ぶのは無理も無い。 けれど、村長を問い詰めるドスの前にゆちゅりーが立ち塞がった。 囲いの中の奴等にとっては自分を騙し人間に味方した裏切り者。 だが、ドスにとっては自分の大事な側近。 ゆちゅりーが立ち塞がった事で、ドスは少し頭が冷えたようだ。 「ドス、本当は分かっているんでしょ? この子達が、人里で何をしたか?」 「ぱちゅりー…」 「貴方は叱った気になっても、『もうやっちゃだめだよ』ってだけじゃまたやるに決まってるじゃない」 「で、でも…」 そ、それだけかよ…ドスの注意って… 「いい? ドスが怒る気ないから、この子達は調子に乗って人間の畑を荒らしたのよ? それなのに人間の人達を悪く言うの?」 「そ、そんなつもりはないよ!! ただ、このこたちがつかまってたからかわいそうで…」 「この子達が可哀想って思うなら、ドスは尚更この子達を言い聞かすべきだったのよ」 「つ、つぎからちゃんとしかるよ!! だから、だからこのこたちをはなして!!」 でかい顔を地面に付けて懇願するドスまりさだが、ゆちゅりーへは届かない。 「本当はドスも分かってるんでしょ? この子達にすべき事を」 「でも、でも…」 「囲いの中の子はね、たくさん迷惑を掛けたわ。だから責任を取らなきゃいけないのよ」 「せ、せきにんてどうするの!? このこたちにひどいことしちゃだめだよ!!」 「この子達じゃなくて、貴方が責任を取るのよ」 「ま、まりさはこのこたちのためならなんでもするよ!! だからなんでもいってね!!」 仲間意識が強いドスだけあって、こいつらが助かるためなら何でもやるという思いは本当だろう。 でも、ゆちゅりーはこいつらじゃなく群れの事だけを常に考えている。甘いドスと違って。 「この子達は膿よ。それを群れの中にずっと留めておくわけにはいかないの。それに、人間の人達にも見せ付けなきゃいけないわ」 「ぱ、ぱちゅりー? な、なにをいってるの? ドスにもわかるようにいってね!!」 「簡単に言うわ。貴方は、この囲いの中の子達を殺さなきゃいけないの。全部ね」 ゆちゅりーの言葉を聞いて、ドスは固まった。 囲いの中の奴らは怯え、泣き叫び、どれもがドスまりさに助けを求めている。 「……じょ、じょうだんにしてはひどすぎるよぱちゅりー!! みんなおびえてるよ!! あやまってね!!」 「冗談じゃない。この子達はね、人間の畑を荒らしすぎたのよ。ドスがずっと何も言わなかったから… その責任を今果たさなきゃ駄目なのよ」 「でも、ころすなんてかわいそうすぎるよ…」 「じゃあ、ドスは群れの皆を見殺しにするの? 勝手に人間の畑を荒らした群れの膿よりも、群れの皆を犠牲にするの?」 「そ、そうじゃないよ!!」 「じゃあ、貴方がすべき事は分かるわよね? 分かっているなら、私は何にも言わないわ」 ドスに説教をし終えたゆちゅりーは俺の側までやってきた。 本当は、殺すほどではないんじゃないかって俺は思ってる。村長も、村の皆も。 でも、ゆちゅりーは俺達に言った。 信用を得るために、群れの中の膿は除かなければいけない。 それはゆっくりでも人間でも変わりないと。 そして、悩んでいたドスまりさだは囲いの中のゆっくりに向き合った。 口の中を輝かせながら。 「ドスまって!!」 「これからはもうおやさいぬすまないよ!!」 「だからおねがいだからころさないで!!」 「もうしません、もうしませんから!!」 「おねがいだがらだずげてぐだざい!!」 ドスが何をしようとしたのか分かって、命乞いを始める囲いの中のゆっくり達。 それでも、ドスは涙を流すだけで止めようとはしなかった。 涙を流しながら、ドスまりさはドススパークを放った。 泣きながら、仲間の命を奪うために。 お粗末な囲いは破壊され、後にも塵すら残らなかった。 「貴方がこれから悪さをした子を叱ればもうこういう事にはならないから。これからはちゃんとできるわね?」 仲間を殺した事で号泣するドスまりさに近づいてゆちゅりーは言った。 でも、ドスはやはりゆちゅりーを許せないようだ。 「これからはちゃんとやるよ… でも、ドスはぱちゅりーをゆるさないから… もうむれにはもどってこないでね…」 「分かってるわ。お別れね、ドス」 それだけのやり取りで、ドスは来た道を戻っていく。 村長達も帰り、後には、俺とゆちゅりーが残った。 「お前これからどうすんだ?」 とりあえず、ゆちゅリーに声を掛ける。 聞いた話ではゆちゅりー種というのは知力が高い代わりに体が弱いらしい。 その為どこかの群れに属して生きていくのだが、こいつはその群れを追い出されてしまった。 このまま間違いなく死んでしまう野生で生きていくのなら、俺はこいつを家へ連れて帰るつもりだった。 でも、ゆちゅりーは俺にこう言った 「まだ、やらなきゃいけないことがあるからお兄さんに見届けてほしいの」 やあ、僕は虐待お兄さん。 今僕は籠を背負って夜の山の中を歩いているんだ。 え?こんな夜遅くにピクニックかって? 違う違う、僕はゆっくりを捕まえ来たんだよ。 僕の家には生け捕りにしたゆっくりが何匹もいるんだけど、今日は嫌な事があったからつい憂さ晴らしに全部殺しちゃったんだ。 だから、その補充に来たんだね。 嫌な事って何かって? それはね、また村の馬鹿な奴らとゆっくりが仲良くするようになっちゃったんだよね。 せっかく僕がゆっくりを畑に案内して荒らさせるようにしたのに、そいつら全部処分されちゃったんだもん。 村の皆で饅頭共を駆除する絶好の機会だったっていうのにさ、皆このままゆっくりと仲良くする事を選ぶなんて馬鹿だと思わないかい? おっと、早速ゆっくりの巣を見つけたぞ。 何? ただの木じゃないかって? 僕は虐待お兄さんだからね、ゆっくりの巣とかだいたい分かるんだよ。 羨ましいかい? 無駄にカモフラージュされてる入口を壊して掴まえようとした僕に、いきなり後ろから小石が飛んできた。 後ろを振り返ると、あのドスの側近とか言ってた生意気な紫饅頭がいるじゃないか。 ちょっとムカついたけど、紫饅頭は簡単に死んじゃうからすぐに手を出すことを僕はしない。 ゆっくりの苦しむ様や絶望する姿を見続けるのが虐待の醍醐味なのに、死なせっちゃったらそれで終わりだろう? だから、僕はこの紫饅頭と言葉遊びを楽しむ事にした。 「いきなり石をぶつけるなんて酷くないかな?僕が何をしたっていうんだい?」 「貴方は… そこのゆっくり達を捕まえようとした。私はそれを助けようとしただけよ」 饅頭の癖に生意気な口の利き方をする奴だ。 こういう奴は懲らしめなきゃね、虐待お兄さんとして。 「そうかい、でも君にこの巣の中のゆっくりを助けることはできないよ」 そう言いながら僕はゆっくりの巣に足を突っ込む。 これで中のゆっくりは生き埋め、物音を聞いて近づいてきた親ゆっくりは潰れただろう。靴の裏に餡子が付いたのが分かるもん。 「何故なら、巣を崩せば終わりだからね」 「本当に貴方はクズ…いえ、膿ね。村の人達の膿」 「膿… ゆっくりの癖に難しい言葉を知っているんだねぇ~」 笑顔は崩さないけれど、僕の腸は煮えくり返りそうだったよ。 だって、害虫でしかないゆっくりに膿扱いされたんだぜ? ムカつかない方が無理だって。 「私は群れの膿を取り除いた。だから、今度は村の人達の膿を取り除くわ!!」 ごめん、もう我慢の限界。 「やってみろよ糞饅頭!! 捕まえて死んだほうがマシって想いを何度でもさせてやるからな!!」 僕は叫んで、こいつを捕まえるために走り出す。 糞饅頭に膿扱いされて、しかもそれを取り除くって言われたんだぜ? それって僕は饅頭にコケにされたってことだろ? 誰だって怒るって、仕方ない仕方ない。 そこそこ距離は離れていたけど、跳ねる事でしかできない糞饅頭と二本の足がある人間。簡単に捕まえられるって思ったさ。 けど、糞饅頭は生意気にも頭を働かせたんだよね。 小さいからって藪の中とか木の間とかを通るんだ。それで追うのに結構時間が掛かってしまったよ。 でも、やっぱり人間と饅頭。 追いつけないわけが無く、藪に突っ込んだのを見た僕はそのまま跳んだ。奴を捕まえる為に。 その先が崖とも知らずにさ。 僕は饅頭の策略に乗せられ、そのまま一緒に落っこちた。 死ぬ間際は時間が遅く感じるとかよく言うけど、そんな事は無かった。 あっという間に地面が近づいてきて叩きつけられた僕は、そのまま意識を閉じた… 次の日、村はある事で話題になった。 自称虐待お兄さんが死んだと。 側には一匹のゆっくりが死んでおり、追いかけてる最中に崖から落ちて死んだのだと判断された。 でも、俺は知っている。 ゆちゅりーが、この村の膿を取り除いてくれたのだと。 以前からゆっくりを虐待してきた男。 そのゆっくりは、無論あの山から捕まえてきたゆっくりだ。 俺達人間は気にしなくても、ゆっくりの群れが気にしないわけが無い。 ゆちゅりーの話では、ゆっくりの中には人間と戦うべきだと訴える奴もいたらしい。 ドスが以前から村長に言っていたみたいだが、村長はあの男に何か注意したわけではないらしい。 村長もドスも、結局身内には甘いのだ。 ゆっくりと人間が戦ったらゆっくりが死ぬだけだと分かっていたゆちゅりーは、今回全ての膿と取り除く事を決意した。 畑荒しのゆっくりと、あの自称虐待お兄さんだ。 全てを知っているのは最後まで見届けた俺だけ。 それを誰かに言うつもりはない。ゆちゅりーもそれを望みはしないだろう。 村はゆっくりに作物を与え、ゆっくりは村に山の恵みを与えてくれる。 その関係をずっと維持すればいい。 ゆちゅりーがいなくなった後の群れが心配だったが、ゆちゅりーは後進の育成にも余念が無かった。 ちゃんと自分が居なくなった後の考えての事なのだから、流石と言わざるを得ない。 ゆちゅりーが守ったこの関係を、ずっと維持していこうと思う。 これからずっと、このままずっと… 終 このSSに感想を付ける