約 328,159 件
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/345.html
「…思い出してくれたみたいね」 「ああ。だが俺は英雄でも何でもない。…約束は守れない」 「確かにセフィロスみたいな英雄にはなれなかった。けど、夢は実現できたでしょ?」 いつになく真剣に考え込むクラウド。ティファがもう一押しというようにクラウドを見つめる。 (…俺は英雄にはなれなかった。英雄…英雄…。そんな言葉に捉われてたらだめだな…) クラウドが決意を固め口を開こうとした瞬間、バレットが戻ってきた。 「ほらよ報酬だ!…約束は約束だからな」 クラウドが報酬を受け取りクスっと笑う。 「こんなしけた報酬じゃやってらんないな」 クラウドの予想外の発言に驚きを隠せない二人。 「それじゃあクラウド…!」 「次の指令はあるのか?倍額で請け負うことにしようか」 「ば、倍額だとぉ!!」 倍額という言葉に異常なまでに反応するバレットだったが、ティファになだめられやむなく承諾した。 「クラウド、ありがとう」 「約束一つ守れないような男はダメだろ?気にするな」 「話はまとまったようだな!細かい話はまた明日だ!今日はもう休むぞ!!」 作戦成功の喜びと、極度の緊張感から解放されたからだろうか、一同はすぐに深い眠りについた。 FF7 11
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/344.html
「ほら、村の給水塔…覚えてる?」 クラウドは必死に自分の中の記憶を掘り起こす。 「ああ、あの時か。ティファなかなか来なくて寒かったな」 クラウドの脳裏に7年前の出来事、故郷での給水塔の場面が思い出される。 「おまたせ!話があるってな~に?」 「俺さ、春になったら村を出て行くよ」 突然のクラウドの発言に戸惑うティファ。 「みんな村を出て行っちゃうんだね…」 ティファが寂しそうに漏らす。 「俺はみんなとは違う。ソルジャーになりたいんだ。英雄セフィロスみたいなソルジャーに」 ソルジャーという言葉を聞いてティファが問いかける。 「ソルジャーになるのって、大変なことなんでしょ?」 「ああ、しばらくは村に戻って来れないだろうな。仕方ないよ」 重い沈黙が流れた。クラウドが次に何を喋ろうか考えているとティファが突然立ち上がった。 「ねえクラウド。約束しない?もしクラウドが有名になってさ、その時私が困ってたら… クラウド助けにきてよね!」 「はぁ?」 突然何を言い出すのかといったように首を傾げる。 「私がピンチになったらヒーローみたいに助けに来てくれるの。女の子なら誰だって 一度は味わってみたいじゃない?」 「はぁ…」 再び疑問の表情を浮かべる。 「いいじゃないのよ!約束しなさい~!」 よっぽど恥ずかしかったのだろうか、顔を赤らめながら強い口調で言い放つ。 「わかった、約束するよ…」 (そういえば、そんな約束したっけな……) FF7 10
https://w.atwiki.jp/furikake/pages/106.html
素材置場
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/341.html
車内でアナウンスが響く。長いトンネルを通過して地上に差し掛かり、一同は窓から外を見上げた。 「見ろよ…地上が見えてきたぜ。昼も夜もねぇオレ達の街がな。あのプレートさえなけりゃ でっけぇ空が拝めるんだけどな…」 バレットがふと漏らす。クラウドもいつになく真剣な表情で考え込んでいる。 ここ大都市ミッドガルの上空は巨大なプレートで覆われており、日の光は拝めない。 都市中心部に建てられた大きな支柱と各区画に建てられている柱でプレートが支えられている。 爆破した壱番魔光炉は都市の最北端に位置し、そこから時計回りに8つの区画に分けられている。 そしてこの8つの区画にあるそれぞれの魔光炉が、この大都市の電力供給を果しているのだ。 区画ごとの移動は中心部の支柱に螺旋状に走っている列車で行う。 「落ち着かない風景だな…」 らしくないクラウドの発言に目を疑うバレット。 「まさかあんたがそんな風に感じるとはな、意外だな。あの腐ったピザのせいで 下の人間がどんなに苦しんでいることか。下の世界は今じゃゴミの溜り場だぜ」 数秒の沈黙の後にクラウドが口を開く。 「どうして上の世界に移らないんだろう…」 「わかんねぇ、金がない…もしくは、どんなに汚れていても地ベタが好きなんだろうよ」 「そうかもな…。敷かれたレールには逆らえない。それは俺だって…そうさ」 また重い沈黙が流れる。誰もがみな列車の窓から外を眺めている。 二人の会話をただ黙々と聞いていたビッグスとジェシー。 …バレットはいつもとは少し違ったクラウドを垣間見た気がした。 みなが様々な思いを巡らせつつ列車は終着駅へ到着した。 FF7 7
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/350.html
「…!気をつけろ!」 クラウドの一声で身構える一同。 「我社の兵器開発部の試作機動兵だ。キミ達は戦闘データの実験台となってもらうよ それでは失礼」 プレジデントが喋り終えると、取り巻きの兵士と共に去ってしまった。 「とりあえずコイツを何とかしねぇとな」 瞬時、クラウドが上空へと舞い上がった。 「ティファ!俺にサンダーを唱えるんだ!」 突然のことで驚いたが、すぐに頷くとサンダーを唱えた。 上空に翳したクラウドの大剣に雷の力が宿る。雷を帯びた大剣は一心不乱に振り下ろされた。 雷に弱いからであろう、マシーンが感電したせいか動きが鈍くなっている。 「うぉぉぉおおおお!」 バレットはマシンの足元めがけてマシンガンをぶっ放した。 痛烈な爆発音と共にマシーンの脚部が大破する。 「これでもくらえ!」 ティファが手榴弾を投げつけ、追い討ちをかける。 「とどめだ!」 クラウドがマシンへ向かい一直線に進んでゆく。そして『凶』の字を描く様に切り刻んでゆく。 もはや原型もないくらいにボロボロになったマシーン。 だが、いち早く異変に気がついたのはクラウドだった。 「二人とも離れろ!!」 クラウドの声と共に自爆したマシーン。そのせいで足場が抉り取られている。 マシーンに近接していたクラウドの足場が抉られ、宙ぶらりの状態となってしまった。 FF7 16
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/346.html
「今回は私も参加するわよ!」 前回参加できなかったからだろう、いつも以上にティファが張り切っている。 「今回の標的は伍番魔光炉だ!詳しい説明は列車の中でな!」 「クラウド!今日もがんばろうな!」 「今日は足手まといにならないようにがんばるね!」 みながクラウドを頼りにしている。頼られていることが嬉しいのか恥ずかしいのか クラウドは少し照れた表情で下を向く。 「おっと忘れてた!今回はウェッジも同行するぜ!」 ウェッジと呼ばれた男が挨拶をする。 「クラウドさん、今日はよろしくたのんます!」 「ああ…」 相変わらずなクラウドの返答に苦笑する面々。 「…んでよクラウド。我ながら情けねぇんだがオレはマテリアの扱い方がよくわかんねぇ! オマエなら詳しいだろうからちっと教えてくれ!」 「やれやれ…少々長くなるがしっかり聞いてくれ。マテリアというのは…………… マテリアとは『material(素材・材料)』が原語で、そこから派生している。 この世界を取り巻く生命の流れ『ライフストリーム』中の様々な故人の知恵や魔力が宿っている。 それらが圧縮されたのがこのマテリアであり、見た感じは宝石のようである。 大きさは手の平に収まる程度で非常に扱いやすい。といっても様々な種類があり、中には素人では扱えないようなものも。 これらマテリアを武器や防具の穴にはめ込み、自らの精神と連動させて効果を発揮する。 人によって異なるが、精神への負担が大きいため過度の使用は危険である。 …………というわけだ」 「ぜっんぜんわけわかんねぇ!マテリアの管理はオマエに任せる!!」 まぁ、そうだろうなというような表情のクラウド。 「それじゃ出発だ!マリン!留守番頼んだぜ!」 「お留守番任せたわよマリン。それじゃあね!」 FF7 12
https://w.atwiki.jp/sioyakitetrisopener/pages/132.html
FF砲/FF Cannon テト譜 1巡目別パターン このテンプレの(ネタテンプレとしての)メリット FIN(NEO)を連発できる このテンプレの(ネタテンプレとしての)デメリット 2巡目以降安定しない 妥協のほうが強くn(殴 名前の由来は FINが2回打てるからFF砲 です
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/338.html
ガードロボットであろう大きなマシーンが二人の頭上を掠めるように落下してきた。 「本格的にくるぜ」 クラウドはこくりと頷くと、背中に差してある大剣を抜き構えた。 「おらぁぁぁぁ!!」 バレットが猛獣のように怒鳴り散らし腕のマシンガンを一斉にぶっ放す。 クラウドは背後にまわりこみ、マシーン後方から斬撃を加える。 マシーンが背後のクラウドへと方向転換し、体当たりを試みる。 咄嗟に上空へと舞い上がり回避するクラウド。そして落下しつつマシン中央部を切り裂く。 大破するマシーン。プスプスと音を上げ回路が切断されたのだろか停止した。 「強いじゃねぇか!元ソルジャーってのもほんとうみてーだな」 「当たり前だ」 これくらい朝飯前と言わんばかりのクラウド。ははっと笑うバレット。 だが安息も束の間、警報が鳴り出した。 「しまった!警報装置が作動したか!急いでここを出るぞ!」 二人は急いで元来た道を戻り始めた。 「あれは…ジェシー!」 先程、脱出経路を確保すると言い、待機していたジェシーが足をもたつかせている。 「大丈夫か?」 声をかけるクラウド。 「ごめん!ちょっと足くじいちゃっただけだから!心配しないでも大丈夫!」 本当は大丈夫じゃないのだろう。ジェシーは足を引きづりながら引き返してゆく。 待ち合わせ場所であったブリッジへと到着した一行。 「できたわ!下がって!脱出しましょう!」 ジェシーの合図と共に、逆方面の八番街方面へと走る。 「これでよかったんだよね…」 「星の命、少しは延びたかな…」 崩れ落ちてゆく瓦礫を見ながら漏らす面々。なんだか、ちょっと後ろめたい気持ちで。 そんな中一人、クラウドは遠くを見つめていた。 (あの声は誰だったんだ?あれは幻聴だったのか?…いや、たしかに聞こえていた…) FF7 4
https://w.atwiki.jp/gslote/pages/18.html
FF5 制限 呪い装備縛り 改造FF5 FF5 ALLおどりこ縛り
https://w.atwiki.jp/ddff_orique/pages/92.html
【登録タグ F FF13 FF4 FF5 FF7】 【タイトル】FF小話集 【概要】クスッと笑える小話を4つ集めました。キャラ崩壊は抑え目 FF4「好きだから」 FF5「ラッキーカラー」 FF7「味噌汁」 FF13「まさか!?」 【対象】 【バトル】 【作者より】フレンドコード(同じ作者のクエ一覧) 1057-7996-7353 【コード】0000-1081-6703-4445 スレ感想 【初代スレ】 いっぱい話を詰める方法もあるんだね。あんな短い中によく入れられたなあと感心したよ( 305) どの話も短いのにしっかりオチがついてて面白かった、構成力に脱帽です( 319) 場面切り替えで、こういう形式にするのは新しいアイデアですね。ただ、イベントバトルが1個も無かったのが個人的に残念…最後のライトさんは笑ったw( 355) テンポが良く、オチがしっかりついてて、4コママンガを読んでる感じで面白かった 個人的にはFF5編が好きw( 361) セシル勘違い乙wこういう形式だと一気に沢山のシリーズを楽しめてお得 初回の戦闘に勝ってやろうと意気込んだが無理だったw( 495) コメント 名前 コメント