約 3,409,393 件
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/17530.html
鉄機王・スタージャスティスの希石 No.4515 レア度 7 レベル 1 最大Lv1 スキル ジャスティスモード 進化素材 コスト 20 HP 150 ターン(最短) 23(-)※パワーアップ合成不可 タイプ 進化用/マシン 攻撃力 150 Lスキル 希石 主属性 木 回復力 150 進化元 なし 編集 副属性 なし EXP 進化先 なし
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1125.html
オリジナルスタンド図鑑No.4501~4510 ■ No.4511 【案師】 ID rJpLAiYB0 【絵師】 ID W8JpHw7u0 【スタンド名】 ギャテイ 【本体】 とてつもなく頭が電波な男性 かなりヤバイ危険人物 【タイプ】 自動操縦型 / チート 【特徴】 なんかもう色々混ざりすぎてカオスな塊 口がある ズルズルと這うように移動する 【能力】 相手のスタンドを「取り込む」能力 相手のスタンドを大きな口で飲み込みどこまでも大きく成長する 相手は死ぬことは無いがスタンド能力を奪われる スタンドを取込むと取り込んだスタンドの一部が体に浮き出る 相手のスタンドを探知して自動で攻撃する 本体は全く狙わない 動きは遅いが攻撃のときだけ物凄く動きが速い スタンドか本体を倒せば今まで取り込んだスタンドは全て持ち主のもとへ戻る 取り込んだスタンドを使う事はできない ただ食うのみ 破壊力-A スピード-D 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-D 成長性-A ■ No.4512 【案師】 ID iVJMgCBK0 「ヘルメットで受けなきゃ即死だったわ……」 【絵師】 ID W8JpHw7u0 【スタンド名】 ウェイク・アイランド 【本体】 軍人かぶれのミリオタ腐女子。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 ヘルメットをかぶった軍服の人型。 【能力】 ヘルメットで攻撃を受けることで、どんな攻撃も無力化する能力。 破壊力-A スピード-E 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-D 成長性-D ■ No.4513 【案師】 ID Kmej42Ds0 【絵師】 ID IdagoX+6O 【絵師】 ID IdagoX+6O 【スタンド名】 ビー・トゥギャザー 【本体】 『降星学園』4年女生徒。お笑い研究部部員。 撫で回したくなりそうなまでに見事なお尻の持ち主。お笑いのセンスが割とズレてる。 【タイプ】 近距離型 【特徴】 ところどころデザインがあやふやな人型。 【能力】 触れたものを「不安定」にする能力。 銃に触れれば、射程も照準も威力もあやふやになり、 ダイナマイトに触れればニトログリセリン並みに慎重な扱いが必要となり、 建物の土台に触れればそれがエッフェル塔でも震度1の地震でメトロノームばりに大揺れする。 もちろん、人に対しても効果があり、精神を不安定にされた人間は感情を突然激発させたり、 わけのわからない行動を取ったり、急激な鬱状態に陥ったりする。 破壊力-A スピード-A 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-E 成長性-D ■ No.4514 【案師】 ID 6fdl8bX70 【絵師】 ID dizS2rQH0 【スタンド名】 ジャックポット 【本体】 へたれのチンピラ小僧 【タイプ】 装備型 【特徴】 メリケンつきグローブ 【能力】 人を殴れば殴るほどこのスタンドの破壊力がアップする しかし一回でも人から攻撃を食らえばアップした分の破壊力はすべてチャラになる 破壊力-E スピード-なし 射程距離-なし 持続力-C 精密動作性-なし 成長性-A ■ No.4515 【案師】 ID o8mDzihc0 【絵師】 ID AWI4AawMP 【スタンド名】 ラブ・ミー・トゥナイト 【本体】 左右非対称の髪型の男 【タイプ】 自動操縦型 【特徴】 人型。頭部が縦に長く、両側面に円盤状の装飾がある。 また、手の甲や腰の辺りに同様の円盤状の装飾がある 【能力】 本体が好意を持った相手に転憑し(女性に限る)、 新たに転憑対象に好意を持った者(男性に限られる)を不幸に陥れる。 不幸の程度は本体も知り得ないし、操作も出来ない。 また、スタンドは転憑対象に物理的危険が迫ると自動的に出現し、直接防御する。 また、スタンド自体のパワーは低いが、防御時のみスタンドパワーが増す。 元の本体が転憑対象に対する好意が失われるか、 新たに別の者に好意を持った場合、能力は解除される。 (ただし後者の場合、転憑対象が移る) 破壊力-E (防御-A) スピード-D (防御-B) 射程距離-D 持続力-A 精密動作性-D 成長性-E 【能力射程】 一度転憑すると∞ ■ No.4516 【案師】 ID UmMQsrgN0 【絵師】 ID dizS2rQH0 【スタンド名】 ダウンズ・トラウマ 【本体】 青白い顔をした男 【タイプ】 近距離型 【特徴】 気だるそうな人型スタンド 【能力】 触れた相手のトラウマ、後悔したことを思い出させることができる 後悔やトラウマを思い出した相手は鬱になったりして動けなくなる。 破壊力-B スピード-C 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-C 成長性-D ■ No.4517 【案師】 ID Rzp2CLt60 【絵師】 ID 9BwukyJ10 【スタンド名】 ザ・ブラック・クロウズ 【本体】 苦労人の殺し屋 【タイプ】 近距離型 【特徴】 長い爪を携える黒衣の人型 【能力】 爪先には即効性の麻痺毒が塗りこまれており これに引っ掻かれた時、体が痺れて思うように動けなくなる 破壊力-B スピード-A 射程距離-C 持続力-C 精密動作性-B 成長性-C ■ No.4518 【案師】 ID kh.Ro92cO 【絵師】 ID mJtCW7C10 【スタンド名】 マタル・ジャステス 【本体】 英語力が残念な戦闘狂の男 【タイプ】 遠隔操作型 / ネタ 【特徴】 銀色の球体 【能力】 周囲の金属を液化させる「だけ」の能力。 液化させるだけで操ることはできない。 破壊力-E スピード-D 射程距離-B 持続力-C 精密動作性-D 成長性-B ■ No.4519 【案師】 ID JS5NUa/D0 【絵師】 ID WZYh0Q/SO 【スタンド名】 モア・ザ・メリアー 【本体】 黒いスーツを着こんだ白髪ロングヘアーのクレイジーそうな男。 【タイプ】 近距離型 / 群体型 【特徴】 両腕が剥き出しの骨のように細い青色の人型。 【能力】 スタンドを発現する度に『ポイント』が一つずつ貯まる能力。 『ポイント』は一日に一ポイントまでしか貯められない。 また、最大で何ポイントまで貯めることができるかは不明。 その最大値まで行くと何かが起きるらしい。 破壊力-B スピード-B 射程距離-E 持続力-A 精密動作性-C 成長性-A ■ No.4520 【案師】 ID ZKejWkAK0 【絵師】 ID eOJ6KQ6To 【スタンド名】 バンデット 【本体】 『降星学園』五年生女子。 工作部の部長で、ほぼ常に作業着着用の、色気ゼロ娘。 【タイプ】 装備型 【特徴】 けっこうゴッツイ、重厚な拳銃。 【能力】 このスタンドから発射された弾丸は、着弾するとネジのように対象を抉り、締め付ける。 破壊力-B スピード-C 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-E 成長性-E 【能力射程】 B オリジナルスタンド図鑑No.4521~4530 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/445190/pages/8.html
屑(@445190) 【性別】男 【年齢】17 【願い】元彼女に帰ってきてほしい、殺したい男がいる 【外見】165.5㎝55.5㎏。眼鏡黒髪ひ弱体型。 【性格】頼まれたことは割と何でもしたり流されやすいがちょくちょくリーダーシップ取って周りを振り回したりもする。 しかし総じていじられ役。他人に対しては短所よりも長所を見ていくアレであまり嫌いな人は居ないが。嫌いになったらとことん嫌う。
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/17192.html
豪傑の雷姫神・立花ぎん千代 No.4451 レア度 7 レベル 1 最大Lv99 スキル 豪傑姫の祈念 進化素材 コスト 35 HP 3365 ターン(最短) 17(12) タイプ 神/攻撃 攻撃力 2065 Lスキル 立花守の神紋 主属性 光 回復力 198 進化元 立花ぎん千代 編集 副属性 光 EXP 400万 4,000,000 進化先 立花ぎん千代(退化) 覚醒 コンボ強化 / コンボ強化 / 操作時間延長 / スキル封印耐性 / スキルブースト / バインド耐性 / バインド耐性
https://w.atwiki.jp/asdfa/pages/1084.html
#contents *詳細 [#s71d4e6b] **ステータス [#bb1aa451] | |left |left |left |c | |詳細|カード画像|備考|h |BGCOLOR(#F1FDDF) モンスター名|マンダラー|CENTER ref(魔物/マンダラー/251マンダラー.jpg,nolink);|| |BGCOLOR(#F1FDDF) 属性|COLOR(BLUE){水}9COLOR(RED){火}1|~|~| |BGCOLOR(#F1FDDF) 種族|Plant|~|~| |BGCOLOR(#F1FDDF) Slot|8|~|~| |BGCOLOR(#F1FDDF) カードランク|銀R?|~|~| | |CENTER ref(魔物/noimage.jpg,nolink);|~|~| **出現場所 [#k04f3969] |left |left |left |left |left |c |場所|Lv|使用スキル|ドロップ|備考|h |トレントの洞窟|4〜8|||Lv1出現ポイント| |||||| |||||| *習得可能スキル [#b3cd04f0] **戦闘スキル一覧 [#ycb15d61] ||||||||||||c |スキル名|習得|消費MP||スキル名|習得|消費MP||スキル名|習得|消費MP|h |諸刃 桜||||乾坤一擲 初||||崩撃 初||| |アイスフロスト?||||バニッシュブロー?||||メテオストライク?||| |ヴォルケーノ?||||フロストバーン?||||トゥワールブロウ?||| |グランドメテオ?||||インフェルノ?||||ヒール ?||| |ヒーリス ?||||気功弾 波||||目潰し 暗||| |ダブルエッジ ?||||エリセ ウノ||||||| //|||||||||||| *コメント [#d456639c] - Lv1 -- new{2007-05-01 (火) 13 58 01}; - Lv1はトレントの洞窟で マンダラー2・トレント・ジェリー複合編成で出てきます -- new{2007-05-01 (火) 13 59 06}; #comment
https://w.atwiki.jp/betaw/pages/13.html
PAR改造コード ゲームコード ゲームID 人数減らない コイン255枚 体力減らない 無限ジャンプ Lを押してる間スピードMAX テストマップ1 テストマップ2 敵キャラプレイ L+上か下大きさ自由に変更 LかRで自由に色変更 水に入ると即死 毒 水中歩き 音変化 Lボタンでマリオ寝る ヨッシーが変になる 新しいマップ 小さな木 ルイージ世界 変なキャラ(白) 変なキャラ(ライトブルー) 変なキャラ(ライトブルー) 変なキャラ(薄黄色) 変なキャラ(ブラウン) 変なキャラ(グリーン) ルイージ城 βコース ルイージがワルイージみたくなる 自由に世界の色変更 夜になる 面白い ヨッシーが・・・ 開けたドア壊れる キノピオが手を振る コース入口の絵壊れる マリオ3つ目 マリオの目大量 異空間 その場でキャラ変更 マグマ歩き ロード長いけどすごい世界 バグワールド しましま世界 64世界 裏世界 ワリオ色の世界 ワリオ色の城 マリオ色の世界 ゲームコード ASMJ ゲームID D2F380B2 人数減らない 02096DD4 00000063 コイン255枚 02096E3C 000000FF 体力減らない 220901ED 00000008 無限ジャンプ 94000130 FFFD0000 B2093710 00000000 000000A8 00019A23 D2000000 00000000 Lを押してる間スピードMAX 94000130 FDFF0000 B2093710 00000000 00000098 00080000 D2000000 00000000 テストマップ1 02096D48 00000029 テストマップ2 02096D48 00000000 敵キャラプレイ 12102128 00000XXX L+上か下大きさ自由に変更 94000130 FDBF0000 B2093710 00000000 D9000000 00000080 D4000000 00000005 D6000000 00000080 D2000000 00000000 94000130 FDBF0000 B2093710 00000000 D9000000 00000084 D4000000 00000005 D6000000 00000084 D2000000 00000000 94000130 FDBF0000 B2093710 00000000 D9000000 00000088 D4000000 00000005 D6000000 00000088 D2000000 00000000 94000130 FD7F0000 B2093710 00000000 D9000000 00000080 D4000000 FFFFFFFB D6000000 00000080 D2000000 00000000 94000130 FD7F0000 B2093710 00000000 D9000000 00000084 D4000000 FFFFFFFB D6000000 00000084 D2000000 00000000 94000130 FD7F0000 B2093710 00000000 D9000000 00000088 D4000000 FFFFFFFB D6000000 00000088 D2000000 00000000 LかRで自由に色変更 94000130 FDFF0000 D9000000 020430DC D4000000 00000001 D6000000 020430DC D2000000 00000000 94000130 FEFF0000 D9000000 020430DC D4000000 FFFFFFFE D6000000 020430DC D2000000 00000000 水に入ると即死 B2093710 00000000 1000065E 000003FF 200006CB 00000001 毒 B2093710 00000000 20000651 00000001 水中歩き B2093728 00000000 1000065E 000003FF 200006B6 00000001 200006B7 00000001 音変化 12104590 00000000 1223D509 00000077 1321466B 00000770 C2000000 00000000 6000001F 0228E628 00000000 0228E628 Lボタンでマリオ寝る 94000130 FDFF0000 0127DABC 00000000 0216C6DC 00000000 D2000000 00000000 ヨッシーが変になる 22044143 00000000 新しいマップ 020532F2 00000000 0205328A 00000000 小さな木 02042D7B 00000000 ルイージ世界 22044949 00000090 変なキャラ(白) 220430DC 12102128 22043100 000000DC 02042EE4 00009999 変なキャラ(ライトブルー) 220430DC 00000129 22043100 000000DC 02042EE4 00009999 変なキャラ(ライトブルー) 220430DC 1A9CEF1E 22043100 000000DC 02042EE4 00009999 変なキャラ(薄黄色) 220430DC 0001231F 22043100 000000DC 02042EE4 00009999 変なキャラ(ブラウン) 220430DC 0000011D 22043100 000000DC 02042EE4 00009999 変なキャラ(グリーン) 220430DC 0000011C 22043100 000000DC 02042EE4 00009999 ルイージ城 220444966 00000090 βコース 22043100 02156A59 ルイージがワルイージみたくなる 22044978 000000D6 220430F0 00000040 B2093710 00000000 00000080 00000999 00000084 00001910 00000088 00000999 自由に世界の色変更 22044958 xxxxxxxx 夜になる 0202A2B0 00000000 面白い 0202A434 00000000 ヨッシーが・・・ 02016B1C 00000000 開けたドア壊れる 02043B78 00000000 キノピオが手を振る 02043C10 00000000 コース入口の絵壊れる 02044044 00000000 マリオ3つ目 02043190 00000000 マリオの目大量 02043184 00000000 異空間 02043ED7 0000069B その場でキャラ変更 0217DAF2 00000xxx 0216C712 00000xxx マグマ歩き 02035E30 00000000 ロード長いけどすごい世界 22043F27 00000000 バグワールド 220448E7 00000000 しましま世界 220448EB 00000000 64世界 220448F3 00000000 裏世界 220448E4 00000000 ワリオ色の世界 2204469B 00000000 ワリオ色の城 22044964 00000000 マリオ色の世界 22044957 00000000
https://w.atwiki.jp/afe01/pages/189.html
2018年 11月28日 18 38 451 忘却の亡霊 ヴェルグ「確かに戦闘もこなせるが…この撃破報酬ってのが気になるなぁ…」 一体何と戦わされるのだろうか…多分魔境の連中だろうが… まあメインは修理の仕事だろうから深く考えずにいこうと気楽に考えて 設備からシュヴェシィナまで、広い範囲で面倒を見るとなると忙しくなりそうだ。錬金術も駆使しなければならないだろう ヴェルグ「とりあえず受けてみるか…ブロペニュ達に着いてきゃ迷いもしないだろう」 2018年 11月28日 21 45 452 MI4989 削除 朝食を取っている間に件の任務を受ける事にし、装備を整えてターリア宇宙港へと足を運んだ。 ~資源惑星△△△、寂しげな雪原地帯、第17採掘基地、西部要塞線~ 現地時刻 夕方、日没前後 天候 降雪 いくらかの宇宙港を経由し、現地に着く直前で抜き打ちの身元調査を受けた後、辿り着いた場所は夕日が照り付けて橙色の雪原が広がるところにある採掘基地と街だった。 石炭鉱床がある場所ではアームズフォートを思わせる巨大な採掘車両が動き回り、何があるのかわからないが巨大な縦穴を掘り続けている謎の施設、その施設の周りに広がる工場とパイプラインと鉄道と街で構成されている。 だが、どこも激しい砲爆撃を受けたような戦いの痕がそこかしこに残っており、直前までは戦っていたのだろうと思わせる。 カスターダ「なんか懐かしい」 ニュルン「そういえばカスターダの故郷ってこういう土地だったわね」 カスターダ「そうね……」 ヴェルグとブロペニュは多分ヴェルグの主な作業場となるだろう整備工場を訪れた。 そこには防衛戦力として採用して貰おうと目論んでいるであろういろんな企業が持ち込んだ装甲戦闘車両や重火器が沢山並んでいた。 ブロペニュ「あ、一応は自前の戦車があるんだね」 ……その一方で工場の隅っこに対処できる戦力として温存されているであろうT-28中戦車とT-26軽戦車が3輌ずつあった。後はT-35重戦車が1輌だけある。 なんかオンボロな古めかしい戦車達である……が、逆に言うとさまざまな企業が持ち込んだ装甲戦闘車両や重火器はここに置いてあるオンボロ戦車と同レベルの性能でしかないとも言える。 そう思うとちょっと微妙な気分になる。 ニュルン「えっと、私達シュヴェシィナはこの辺の武器を使うテスター的な任務なのよね」 カスターダ「そうなんだけど……ちょっと心配ね」 一応、ブロペニュ達もテストパイロット的な任務を請け負っているのでこの工場に並んでいる武器を使う事になるようだ。 2018年 11月28日 22 17 453 忘却の亡霊 ヴェルグ「俺はここにある戦車達の面倒を見れば良い訳か…」 いつの間にかエクストリームBの姿になっているヴェルグ ジャキン!と腕から工具を取り出し、レンチをくるくると回す これだけの戦車群だ、どうやら忙しくなりそうだ ヴェルグ「とりあえず責任者と話しないとな」 2018年 11月28日 23 51 454 MI4989 削除 ヴェルグは責任者であろう偉い人を探し始め…… 基地司令官「自前で揃えたボロ車よりは小綺麗だが……果たして使えるかどうか……」 探さなくとも如何にも偉そうな外装をしているLサイズ陸戦ロイドが居た。 さっそくヴェルグは彼と話をすることにした。 基地司令官「――とまぁ、基本的な仕事内容はそういうことだ。後は……ああ、そうだ。この工場には現時点で3つの企業が持って来た戦闘車両と武器がある」 ヴェルグ「ほうほう」 仕事の内容などをヴェルグが聞いた後、この工場に置いてある試験に挑む兵器と武装の事を責任者は話し始めた。 基地司令官「まず一つ目の企業は性能と整備性はまずまずなんだが、シュヴェシィナ用武装の製造経験が全くない」 ヴェルグ「ふむ」 基地司令官「二つ目の企業は安価なんだが品質が悪く、当然シュヴェシィナ用武装の製造経験はないし、戦闘車両に至っては初めてだ」 ヴェルグ「……」 基地司令官「三つ目の企業はそこにあるオンボロ戦車の製造元、つまり魔境にあるらしい企業だ。今回はこちらの世界にある技術と原料で作れる戦闘車両を寄越してくれたんだが、初めての試みと言う事もあって品質に不安がある」 ヴェルグ「それが有力候補か?」 基地司令官「唯一シュヴェシィナ用武装の製造経験がある企業だし、有力候補なんだが……、試験の結果によってはシュヴェシィナ用武装以外は一つ目の方になるかもしれん」 基地司令官「ちなみに別の整備工場にはまた別の企業が持って来たものがある。もしかするとここでもその企業の製品の面倒を見なきゃならんかもしれん」 2018年 11月29日 17 38 455 忘却の亡霊 ヴェルグ「2つ目の企業は不味いな…品質、経験も無くて初めて、ダブルパンチだ」 間違いなく故障を起こすだろうなと気まずそうにヴェルグが言うと基地司令官も頷く、どうやら覚悟の上のようだ 本命の企業もこちらの技術で作れるものとなると品質に不安が残る 全体的に、どれもこれも不安を残していた。だからテストするのだろう、ヴェルグもカメラセンサーを磨く ヴェルグ「どれもこれも気が抜けんな、注意しねぇと…」 2018年 11月29日 20 43 456 MI4989 削除 「こっちが有人機仕様でそっちが車両型ロイド仕様だ。で、区分はどうなるんだろ?」 「超重射撃型高機動陸戦ロイドあたりになるんじゃないのか? まぁ、アリーナには絶対に出させて貰えない代物だろうけど」 改めて工場に並べられているT-90主力戦車みたいなのや自走砲にも見える戦車を見るとどうやら同じものでもヒュムが乗り込む仕様と内部構造がロイドのそれになっていて古の戦車のようなものに近い戦車型ロボ仕様なるものがあるようだ。 なんかワンダービットみたいな感じで応急修理専門のType2LBやゼロファイターみたいな小型ロボを4機ほど展開するテストをしているあたり、リペアビット的なものも付いているようである。 戦車ばかりが目につくが装甲輸送車などもあるようで一つ目の企業と二つ目の企業が持って来たものはプラットフォームを共通化する事でより整備を簡単にしているようだ。 カスターダ「このロケットポッド、なんかぐらつくんだけど」 一方でシュヴェシィナ用武装はというともうシュヴェシィナに整備兵が集まってくるくらい不具合の対応に追われていた。 まず、武装翼のハードポイントに付かない不具合が頻発している。 不具合は一つ目と二つ目の企業が作ったものにあり、三つ目は魔境の企業だからというのもあってかそういう初歩的な不具合がない。 ヴェルグは今まですんなりとシュヴェシィナの武装を作っていたのだがどうやらかなり難しい技術だったらしい。 2018年 11月29日 22 20 457 忘却の亡霊 ヴェルグ「車両の方は特に問題は無さそうだな」 整備兵がシュヴェシィナに群がっているのを見てため息をつき 車両の方は問題無さそうで良かったと思いながら仕事をするべくあるシュヴェシィナの元に歩いて行った ヴェルグ「ちょっと見せてくれ…ああ、ここは金具の形が合わないんだな」 そう言うと錬金術でちょちょいと金具を微調整する 錬金術で改修した金具はすんなり武装翼に装着出来た 整備兵「お前スゲーな…」 ヴェルグ「慣れてるからな」 整備兵2「あっ、お前か!臨時で来たメカニックって!道理で見たことないと思った」 ヴェルグ「ああ、短い付き合いになると思うがよろしく頼む」 整備兵に挨拶を済ませ、ヴェルグは次のシュヴェシィナの元に歩いて行った 2018年 11月29日 23 30 458 MI4989 削除 次々とハードポイントとの接触周りを見ては対処しているとどうにもシュヴェシィナのハードポイントというのはどうにも一筋縄ではいかないような奇妙なものであるとひしひしと感じさせられる。 ヴェルグ「こっちは……ん? このシュヴェシィナ、なんか調子が悪そうだが……」 整備兵3「ああ、司令官が言いそびれちまってたけど実は今、制式装備として導入するシュヴェシィナ素体と外殻の選定試験も行われているんだ。まぁ、例によっていくらかの企業が居るよ」 どうやらしれっと制式採用する量産型シュヴェシィナの選定試験も行われているらしい。 整備兵3「というか調子悪い……のか?」 ヴェルグ「えっと、他の傭兵シュヴェシィナのと比べてみれば分かるがこいつはヒートシンクとアンテナが錆びてるし萎びてる。シュヴェシィナは何かしら調子が悪いとこうなるんだよ」 整備兵3「そうなのか……。で、原因は……」 ヴェルグ「萎びてるだけなら疲労が溜まっているだけなんだが、錆びるところまで行くなんていうのは初めて見たな……。ニュルン、ヒートシンクが錆びているのはどういう状態なんだ?」 ニュルン「内蔵が壊れているわ。その状態でも飛べるけど酸欠で気絶しちゃったり、推進器が止まったりするわね」 整備兵3「うーん、それじゃあ飛ばさない方が良いな」 ヴェルグ「それが良い」 整備兵3「おーい、皆っ、羽が萎びてたり錆びているシュヴェシィナは飛ばさない方が良いってよーっ!」 が、量産型シュヴェシィナも工業製品だからか例によって不良品みたいなのがあったりするようだ。 っとふとヴェルグは何か嫌な予感がし、その量産型シュヴェシィナ達をざっと見た。 <マジかよ……。 <量産型の半分が錆びてるんだが……。 最悪の事態である……どういうわけか量産型シュヴェシィナが半分も故障しているのだ。 ヴェルグ「なぁ……この子達はどこ製なんだ……?」 整備兵3「この工場に並べられている子達は傭兵を除くと魔境の企業で作られたものじゃないんだよ……」 ヴェルグ「oh……」 いきなり量産型シュヴェシィナの数が半分になるというどうしようもない事態にヴェルグ達は直面するのであった……。 2018年 11月30日 12 53 459 忘却の亡霊 ヴェルグ「ナンテコッタイ…」 まさかいきなり使える量産型シュヴェシィナが半分になってしまうとか誰が予想できただろうか 少なくともヴェルグは予想出来なかった ここまで来るとテストの続行は厳しいものがある ヴェルグ「むむむ…とりあえず動く分だけでもテストに使うしかないか…」 効率はかなり落ちるが、それでもやるしかないだろう ヴェルグもいきなりの大問題に頭が痛くなりそうだ… 2018年 11月30日 18 33 460 MI4989 削除 工場内の整備兵達は異常のある量産型シュヴェシィナ達から外殻と発動機を取り外していき、彼女らを後方の格納庫へと連れ居て行くのであった。 その傍らで…… 整備部隊長「本部へ連絡、我が部隊で預かっている量産型シュヴェシィナの半分以上が異常ありと発覚した。現在格納庫へ移送中……機種毎の数は?」 整備兵4「スノーロゼが34機、シャーピーが41機」 整備部隊長「スノーロゼが34機、シャーピーが41機だ」 なんか量産型シュヴェシィナの機種の名前が聞こえ、どうやらこの工場には2種類の量産型シュヴェシィナが居ることが分かった。 ……なんとなくその名前でどれなのか分かった。 クリムローゼ型の腰に武装翼を付けたっぽいシュヴェシィナがスノーロゼ、武装翼といい外殻といい平らな胸といい無駄の無いシャープな印象を受けるシュヴェシィナが多分シャーピーなんだろう。 そんなこんなで量産型シュヴェシィナの発動機の噴射テストを終え、外に出てテストが始まった。 車両と量産型シュヴェシィナの性能試験と並行して傭兵達は武装のテストをしていく。 その頃ヴェルグはシュヴェシィナを見れると言う雇われたメカニック達と情報を共有し、「シュヴェシィナ基本整備マニュアル」なるものを作っていた。 おそらく初めてシュヴェシィナのお世話をすることになるだろうからこういうマニュアルを作っておくのも必要なのかもしれない。 性能試験がそろそろ終わる……そんな時に敵襲を知らせる警報が鳴り響いた。 <対砲兵レーダーより132mmカノン砲による遠距離砲撃が確認された。弾着まで4分31秒と推定。配置に付け> いよいよ、実際の敵を使った性能試験が始まるのである。 傭兵シュヴェシィナ達はすぐさま武装を取り付けて弾薬を入れて行き、試験をしていた戦車などの車両にも砲弾が供給されていく。 2018年 11月30日 19 04 461 忘却の亡霊 ヴェルグ「いよいよ本番が始まる訳か…とりあえず武装のメンテしとこ」 ヴェルグは搭載武装とシュヴェシィナ用の補給用武器弾薬の確認をし、特に問題が無くバッチリなのを見て武器弾薬をナノトランサーに突っ込んだ 戦場で応急措置が出来るように資材も少しだけ持っていく 戦場でメカニックだという事を認識してもらう為に肩に黄十字のマークを貼り付け、オルゴンライフルとシールドを装備し、敵の襲来に備える 雇われメカニック「なんだ、お前も出るのか?」 ヴェルグ「ああ…まあ後ろに控えてエクリプスフェイスで支援射撃と補給、メンテに専念するけどな」 雇われメカニック「そうだな、俺達は直す事がメインだからな…ほらコレやるよ」 ヴェルグ「おお、サンキュー」 雇われメカニックから資材を貰いつつ、改めて敵の襲来に備えるヴェルグであった… 2018年 11月30日 20 55 462 MI4989 削除 <対砲兵レーダーより連絡、183mm榴弾砲による砲撃を確認した> シュヴェシィナ達が飛び立ったあたりで前線に砲撃が着弾し始め、決して小さくない被害が発生し始める。 最初に着弾し始めたのは132mmカノン砲から発射された榴弾だった。132mmと言うと長距離砲としては大分小さいものだが、それでも炸薬の威力は相当強力なもののようで防衛線を構成しているトーチカが直撃一発で半壊させ、バリケードであろう要塞壁を崩し、何もない場所に着弾しても大き目のクレーターを作っている。 次に着弾し始めたのは183mm榴弾砲から発射された榴弾と半徹甲榴弾だ。こちらはどちらかと言えば要塞そのものに対する破砕砲撃的な意味合いが強く、何もない場所に着弾したとしてもその破片の威力が凄まじく、装甲車から数m離れた所に着弾しただけでも大破させて、トーチカや要塞壁を爆砕していた。 「被害状況を」 「第三中隊(三つ目の企業製)は損傷していない」 「第一中隊(一つ目の企業製)は戦車と重APC以外走行不能」 「第二中隊(二つ目の企業製)は戦闘行動不能、全車中破」 「要塞砲兵隊は対戦車砲3門、機関銃20門が損傷した」 <早期警戒機から連絡、戦闘爆撃機と中型爆撃機を中核とした編隊が飛来している> 攻撃が来ると思う場所を見渡すと予想通り、装甲戦闘車両を中核とした戦力の群れが迫って来ていた。それに加えて航空戦力も見える。 空ではもうシュヴェシィナ達による迎撃射撃と高射レーザー砲や防空ミサイルによる迎撃射撃が始まっていた。 「第三中隊は前に出て攻撃を引き付ける。援護を頼む」 「第二中隊の戦車隊は援護射撃を開始する」 遮蔽物が要塞以外にはほとんどない雪原でもちょっとした丘くらいはあるのでそれを遮蔽物にしてT-90みたいな主力戦車達は前進しながら遥か遠方の機甲戦力を攻撃し始めた。 5000m以上離れた目標を正確に捉えては砲弾を撃ち込んで次々と撃破していくのが見えたが、同じように敵の戦車も砲弾をガンガン当ててきている。 2018年 11月30日 22 16 463 忘却の亡霊 激しい戦闘が繰り広げられている中、ヴェルグは第一中隊の動けなくなった車両の修理をしながら機構のメンテを行っている 足りない機構があればこの場で製作して追加し 破損した部品があれば錬金術で元通りに直して組み直した ヴェルグも修理するのに集中しているので戦闘には全く参加していない 修理して直す事がメカニックのお仕事なので戦闘は二の次なのだ ヴェルグ「空間圧縮カタパルト方式で弾を撃つ方式も面白そうだな」 修理しながらそんな事を呟くヴェルグ、ヴェルグも魔改造のフラグが立った 2018年 12月01日 00 11 464 MI4989 削除 修理した車両が前線に向かっていくのを見送り、また壊れた車両を直しているといつのまにやらすぐ前までやって来たミニバリスタン数匹が暴れ回っているのを見つけた。 おそらく、あれがType15Dとも呼ばれている敵なのだろうか。 ただ、孤立しているのもあってか私兵や傭兵達がLLバルクガトリングやタイタンバズーカなどで十字砲火を食らわせて仕留めているのも見えた。 ……どうやら隣の防衛線が突破されたらしく、そこから側面攻撃してきているらしい。 ちょっと前に基地司令官と話している時、別の工場ではまた別の企業が持ってきた兵器や武装の試験を行っていると聞いていたのでそこのが尽くダメだったのだろうか。 ニュルンやカスターダが頑張って側面から来ている戦車を撃破したり足止めしたりしているので強い機甲戦力があまり来ないがそれでもミニバリスタン達の後ろからはなにかしらやって来てはいる。 ずばり「鉄血のモビルワーカー」と呼ばれているあの3輪トラックとそれから装甲を抜いて輸送特化っぽい感じのものが居た。 装甲が無いモデルからはいくらかのミニバリスタンと沢山の小銃弾くらいなら数発は耐えるジアスロボが降りてきて、ミニバリスタンはまっすぐ突撃し、ジアスロボは戦列歩兵の如く300機単位でずらっと並んで銃剣が付いたレールマスケットを構えて一斉射撃していた。 そして榴散弾を装填したレールガンを持ったSサイズ砲戦ロイド達にぶっ飛ばされ、ガンポッドを搭載した量産型シュヴェシィナによる機銃掃射を食らって100機単位で撃破されていた。 でも大量にいるのかその数が増え続けている。 その頃、空では…… ブロペニュ「爆撃機には爆発力が大きい弾を撃ち込んで! 小さい弾やレーザーガンでは落ちないよ!」 傭兵の戦闘機型シュヴェシィナと量産型シュヴェシィナ達が制空戦を繰り広げていた。 ブロペニュはテストで使っているいろいろな武器を使って通り過ぎ様に次々と撃墜していくような戦闘機動をとり、無人戦闘爆撃機や中型爆撃機はガンポッドに搭載した機関砲と空対空ミサイルで撃ち落とし、偵察機や護衛機として沢山展開している無人機は手持ちのレーザーガンやビームガトリングガンで一掃していた。 シュヴェシィナにとって腕に付ける武器や手で握る武器は旋回できるガンタレットのようなものであり、これを使って進行方向と違う方向にいる目標を攻撃している。 そういうことをブロペニュら戦闘機型シュヴェシィナは量産型シュヴェシィナ達に身をもって見せていた。 ……ただ、一機でどっちもやれというのはシュヴェシィナでも慣れてないと難しいので大型目標を攻撃する班と小型目標を攻撃する班に分かれてやらせている。 2018年 12月01日 13 59 465 忘却の亡霊 ヴェルグ「よし直った!行け行け行け!」 バンバンと車体を叩き、修理が終わった事を知らせ ブロォン!とエンジンを響かせ車両が走り出す ヴェルグはすかさず次の車両まで飛んでいき、修理を始めた ヴェルグ「よし、コレで第一中隊の車両は終わった…次は…支援射撃でもしてよっと…」 第二中隊の修理を諦め、両背にエクリプスクラスターを展開、ミサイルコンテナを全弾ぶっぱなす ミサイルコンテナからマイクロミサイルが発射され、敵性勢力のあちこちに雨あられと降り注いだ 続いてベルグブラストを接続し、対空砲撃としてヒュージキャノンを撃った 2018年 12月01日 15 26 466 MI4989 削除 側面から向かって来ている敵戦力に対して前線で戦っていた第三中隊の戦車や装甲車が攻撃し始めていた。 どうやら前線から向かってきていた敵機甲部隊を撃滅できたらしい。 側面から攻撃してきている敵部隊は一応自走対戦車砲的なものもいたのだが、ヴェルグが放った多量のマイクロミサイルが周囲の歩兵戦力やジープ的な車両戦力に降り注ぐことによって分断されたことによって傭兵の陸戦ロイド達に接近されて撃破されていた。 どうやらある程度以上の火力をもつ対戦車火器は大型化する傾向にあるらしく、あまり小回りが利かないため、それを持っている分隊や班は接近されるとどうしようもないようである。 傭兵戦闘機型シュヴェシィナ「爆撃機全機撃墜! 弾が切れたら対地兵装へ換装して!」 ようやく爆撃機と戦闘爆撃機を撃墜し終えて制空権を確保したシュヴェシィナ達はいよいよ対地攻撃に回す機体を増やしてきた。 ……と、同時に整備兵達が居る場所に戻るシュヴェシィナ達が出てきた。 量産型シュヴェシィナ達は外殻を損傷しており、修理を受けている。中には脚を失っていて着陸が難しくなっている個体も居た。 整備兵2「やっぱり推進器を脚部に集中させるクリムローゼ形式だと脚がもげている個体は居ないな。墜落するからか……」 傭兵輸送機型シュヴェシィナ「損傷スノーロゼ入りまーす」すいーっ 整備兵3「……そうでもないみたいだぞ。こいつはどうする?」 雇われメカニック「これは脚部が完全なロイド系統になっているから部品交換とオイル補充だけで治る。まだ飛ばせるぞ」 整備兵「シャーピーが入ったぞ」 雇われメカニック「ん? こいつセルフオイルシーリングが欠如している……消火液系統もない……」 整備兵4「シャーピー2匹目だ!」 雇われメカニック「……まさか、シャーピー型は量産型シュヴェシィナなのにセルフオイルシーリングと消火液系統が無いのか!?」 一方でヴェルグと同じく臨時メカニックであるあいつはどうやらシュヴェシィナ素体専門のようで素体自体の損傷を対処していた。 ……だが、どうやらシュヴェシィナだったらあるものが無いというかそういう仕様になっている型があるようだ。 っとそんなところに口径が12mmmか13mmくらいはある突撃銃とバトルアックスを握った翡翠みたいな色をしている毛のミニバリスタンが防衛網を突破してきた。 2018年 12月01日 18 42 467 忘却の亡霊 ヴェルグ「おっと…行かせはしないぞ…っ!」 オルゴンソードを展開し、突撃してミニバリスタンに振り下ろす ミニバリスタンも気付いたのかバトルアックスで受け止め、払う そのままヴェルグは至近距離でショルダーキャノンを連射し、目眩ましをかける ついでにオルゴンキャノンを放ってミニバリスタンを結晶に閉じ込めた ヴェルグ「こいつでトドメだ…!バスカーモード、起動!」 オルゴンライフルが変形し、巨大な結晶の大剣を形成 そのまま大剣を振りかぶり、おもいっきり振り下ろした 2018年 12月01日 21 51 468 MI4989 削除 大剣が振り降ろされるそのときにミニバリスタンは自身の動きを封じていた結晶を破壊したが、そのときにはもう大剣が彼女の頭の上に来ていた。 振り降ろした大剣の下にはうつ伏せになっているミニバリスタンが居た。死んでいるのかどうかはヴェルグには分からない。魂の反応がまだあるあたり気絶しただけなのだろうか? 思いっきり叩き付けても綺麗なままなのは流石バリスタンと言うべきか。 対地兵装に換装した量産型シュヴェシィナ達が飛び立っていくのを背に、ヴェルグはまた迫ってきているミニバリスタンを迎え撃つ。 次は翡翠色のミニバリスタンが2匹、自動装填装置付き無反動砲を持った個体と突撃銃を持った個体のタッグでどちらもシールドを持っている。 ヴェルグは防衛線を突破してきた2匹に肉薄を許してしまい、シールドで殴り飛ばされた。 どうやらあのもふもふした尻尾を地面に接地して3本目の脚とすることで近接攻撃時に抵抗力を上げて威力を上げているようだ。 さっき叩き伏せたミニバリスタンもそうやって衝撃抵抗を向上させて受け止めていたのだろうか。 整備兵「もうウサギが近いぞ! バルカンを取れ!」 ヴェルグが殴り飛ばされたのを見た整備兵達は一斉にバルカンやエイトバルカンを構えてミニバリスタンに向かって撃ち始めた。 40連弾倉が一瞬で空っぽになるほど通常のバルカンよりも発射レートが極めて高く、ほとんど単発ショットガンである。それが10挺以上あるので一瞬で軟鉄弾の嵐が形成されてミニバリスタンに降り注ぐが、その殆どがシールドで砕け散ったり跳ね返っていた。 2018年 12月01日 22 42 469 忘却の亡霊 ヴェルグ「…っ!」 殴り飛ばされて吹っ飛びながら姿勢を整えつつ距離をとる 整備兵達の攻撃は盾で防がれているのを見ると大剣が叩き折れ、砕ける勢いで振り抜く 盾で防がれて大剣が叩き砕けるも、一瞬だけ隙が出来たのを見るとチェインボムを盾に巻き付け爆破した ヴェルグ「少しは効いてくれよ…っ!」 爆破の勢いで吹っ飛びながらエクリプスフェイスの装備をゼノンフェイスに付け替え、オルゴンライフルを構えた 2018年 12月02日 07 20 470 MI4989 削除 爆炎から無反動持ちのミニバリスタンとシールドが吹っ飛んだのが見えた。残った突撃銃持ちのミニバリスタンの手からはシールドが無くなっているのを見るとさっきの爆破で吹き飛ばされたのだろう。 残ったミニバリスタンはヴェルグに向かって来ながら突撃銃を撃ち込み、ヴェルグの左肩と胴体の左側に当て始めた。 その弾は軟らかい鋼鉄で出来ているのもあってヴェルグの装甲を貫通することは無かったが、弾速が非常に速い上に大口径故に重く、照準を乱させられる。 ブロペニュ(間に合って……!) その時にブロペニュが急降下し、ガンポッドの機関砲をミニバリスタンに照準を合わせて機銃掃射を始めた。 2018年 12月02日 17 33 471 忘却の亡霊 突撃銃を持ったミニバリスタンがヴェルグを追い立てる ヴェルグは照準が乱れるのも構わずオルゴンライフルから結晶弾を撃ち出し、外れる ろくに照準が整ってない状況で撃てばそりゃ外れるというもんである その時上空から機銃掃射がミニバリスタンが襲う、ブロペニュからの援護射撃だ 援護を受け、どうにか体勢を立て直したヴェルグはLLバルクガトリングを両手に持ちバリバリと突撃銃を持ったミニバリスタンに撃ち込んだ 2018年 12月02日 18 30 472 MI4989 削除 ブロペニュからの機銃掃射とヴェルグからの集中攻撃を受けたミニバリスタンは数十発ほどは弾を弾き返していたものの、すぐにAPが尽きたACのように防御力が低下して十数発もの銃弾を受けて仰向けに倒れた。 ブロペニュ「間に合った……」 ヴェルグはすぐに周囲を見渡して敵が来てないかどうかを見た。周囲は既に静まり返っており、敵からの攻撃も来なくなっていた。どうやら戦闘が終わったようである。 ブロペニュ「止血しなきゃ」 倒れたミニバリスタンの傍に着地したブロペニュは軽プラズマランチャーをプラズマバーナーとして起動し、ミニバリスタンの血を燃やし始めた。 そして雪原の中で私兵と傭兵達が戦闘の後始末を始めた。 兵器の残骸を拾い集めたり、倒れたミニバリスタン達を縛って檻に入れたり、空薬莢を拾い集めたり……。 勿論、車両を整備工場まで運んで洗う者も居る。 2018年 12月02日 21 30 473 忘却の亡霊 ヴェルグは自身のメンテを軽く行い、近くの車両を点検して整備工場に運んで洗い始めた ヴェルグもメカニックとして呼ばれている以上、仕事をしようと思ったからだ ごしごしとスポンジで擦り、洗う。そして泡をホースの水で洗い流し綺麗サッパリにして何か仕事が無いかと周りを見渡した ヴェルグ「ミニバリスタンが厄介な奴だったなぁ…」(キョロキョロ 2018年 12月02日 22 35 474 MI4989 削除 整備工場内を見渡すとどういう訳か兵装の整備と並行して檻に入れたミニバリスタン達の個体識別を行っている光景が目に入った。 どうやら専用の檻に入れる作業と並行して行われているようだ。 私兵指揮官「……ウサギを盗むなよ、お前ら」 だが、なんだか一部の傭兵と私兵の目が金目のものを見ているそれになっており、どうにも危ない雰囲気を醸し出していた。 隙あらば盗人が出る雰囲気だ。 ニュルン「やっぱり二つ目のはいろいろとアレね……とにかく壊れやすい」 カスターダ「そうよね、リペアビット使えばすぐ直るのは良いんだけどレーザーに弱過ぎて高射レーザーを食らうと消えちゃうわ」 ブロペニュ「うん、結局一つ目と三つ目のしか使わなくなったよね」 その頃ブロペニュ達はレポートを作成していた。 なんだかんだで3種類とも全部使っていたようでそのへんの使い勝手や耐久性などを詳細に書いている。 傭兵陸戦ヒュム「この檻、結構重いな……」 私兵補助ロイド「重いならこの子を檻から出して行こう。(魔境のだけど)普通の南京錠だからピッキングはできるさ……」 カチャカチャ、カチッ 私兵補助ロイド「今日は運が良い。この翡翠色の毛は珍しいから高く売れるかもな」 傭兵陸戦ヒュム「子バリスタンよりは安いとは言え、それと比べると何倍もある毛の量だ……」もふっ 2018年 12月03日 14 46 475 忘却の亡霊 ヴェルグ「…」ポンポン 私兵補助ロイド「ん?なんだよお前も興味あるのか?」 ヴェルグ「アレ、見てみ」 傭兵陸戦ヒュム「んん…?」 私兵指揮官「お前ら…何をしている…?」 傭兵陸戦ヒュム 私兵補助ロイド「( Д ) ゜゜ポーン」 ゴゴゴゴゴと威圧感が溢れる私兵指揮官に思わず固まる傭兵と私兵 そしてヴェルグはどこ吹く風でレポートを書いていた ヴェルグ「2番目の企業の兵器は兵器としての信頼性に問題アリ…と」 2018年 12月03日 20 52 476 MI4989 削除 <た、ただもふりたかっただけなんだ! <だからと言って一度入れたものをもう一度出す理由にはならないだろう 整備兵「量産型シュヴェシィナのレポートもよろしく、戦闘行動のときだけで良いぞ」 ブロペニュ「はーい」 ブロペニュ達は武装のレポートを書き終えると今度は一緒に戦っていた量産型シュヴェシィナに関するレポートを書き始めた。 ニュルン「シャーピー型は一度燃えるとすぐに火達磨になってたわね……」 カスターダ「お腹に熱レーザーが当たると破裂・炎上する確率が極めて高い、そのレーザーが歩兵用レーザー小銃のものでも起こる……と」 ブロペニュ「性能はスノーロゼ型よりは良いんだけどなんかやたらと燃えてたよね」 ニュルン「カタログスペックを見るとシャーピー型はスノーロゼ型よりもレーザー防御が高いんだけれどそのレーザー防御に問題があるわ」 とにかくシュヴェシィナにとってはレーザー防御があるかどうかが気になるらしく、当然のようにレーザー防御の問題をレポートに書いた。 カスターダ「あと三つ目の企業の武装と量産型シュヴェシィナの相性は良くない」 ブロペニュ「確かにそうだね。そもそも手持ちの武器でも握れないから腕部外殻にマウントするしかなかったし」 ニュルン「というか銃砲系は反動制御が上手くいってなかったわね……」 まだまだレポートが書き終わりそうにもなさそうだ。 ヴェルグはというと武装と車両のレポートを書き終えて暇になっていた。 二つ目の企業が持って来た車両は準備砲撃でぶっ壊れてしまったためにテストできなかったが、先ほどの戦闘の様子からしてミニバリスタンとの戦いにおいて車両には防御力がある程度必要なので準備砲撃で壊れなくとも結果は同じだろうか……? レポートを提出し、周りを見渡すと鹵獲兵器や残骸が積まれている場所を見つけた。 さきほどのミニバリスタン達はどんな武器を使っていたのだろうとヴェルグはそこに向かう。 整備兵3「ときどきどっかの文明の兵器が出るよな。ウサギ達の間でも流行り廃りがあるのかな?」 整備兵4「まぁ、流行り廃りはあるだろうね。一回しか見なかった奴もあればずっと見るようになった奴もあるし」 整備兵「そういえばこの無人戦闘爆撃機、前はAIモジュールなんてなかったんだが何時からかべた付く何かと共に搭載するようになってきているな」 整備兵2「これ、仮に本当にどこかしらの文明の兵器だったら今まさに技術流出が起きているっていうことなんだろうか……?」 2018年 12月04日 19 08 477 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」ジーっ 鹵獲兵器をじっと見るヴェルグ、まだ見ぬ兵器に興味があるのかじっと見つめている しばらく見つめていたが見ていて飽きたのか鹵獲兵器から離れた ヴェルグ「んーっ」 そして大きく伸びをし、何か面白いものが無いかキョロキョロと見渡した 2018年 12月04日 22 18 478 MI4989 削除 採掘施設がある方向に目を向けると私兵指揮官と整備部隊長なるロイドとヒュムが基地司令官にレポートをまとめた箱を渡しているのが見えた。 基地司令官「この工場だけやけに量産型シュヴェシィナの故障機が多いなと思ったら本当に故障機だったんだな」 整備部隊長「そうですかい? 他は少なかったんか?」 基地司令官「他は故障機の割合の殆どが事故機になってるぞ。発動機が爆発したり、身体が発火・炎上したり、そもそも発動機が動かなかったり……」 整備部隊長「大惨事じゃないか。やっぱり知ってる奴が居ないとダメか」 どうやら他の所では量産型シュヴェシィナの半分が自壊する事故が発生していたらしい。 シュヴェシィナの体調不良は飛んでも大丈夫かどうかにかかって来るようだ。 ブロペニュ「~♪」スリスリ ヴェルグ「……」 ブロペニュ達はようやくレポートを書き終えたようだ。そしてさっそくブロペニュはヴェルグに近寄り、すり付いてきた。 基地司令官「さて、傭兵諸君はあのType15D達を業者が引き取りに来るまでは任務についてもらう。……ただし、お前らは帰れ」 一部の拘束された傭兵達がトラックに乗せられて行く。 どうやら盗みを働こうとしたからのようだ。 基地司令官「それで臨時メカニック達はここで仕事は終わりだ。指定の場所で報酬を受け取ってくれ」 臨時メカニック「彼や俺のように傭兵と組んでいる者はどうするんだ?」 基地司令官「残っても良いが報酬を受け取るのを忘れないように」 ヴェルグ「……そういう契約なのか?」 ニュルン「まぁ、そうね」 そうして臨時メカニック達も帰って行き、傭兵達はミニバリスタンが入っている檻を守備する事となった。 ヴェルグ「暇だな……」 ブロペニュ「暇だね……」 傭兵砲戦ヒュム「こいつらどこに持って行かれるんだろうな?」 傭兵スチールライダー型「さぁ……な」 2018年 12月04日 22 56 479 忘却の亡霊 ヴェルグ「俺も残るか、どうせ戻っても暇だしな」 報酬を受け取り、鹵獲バリスタンの檻を見る どれもコレももふもふしているのでモフりたくなってくる それをどうにか押さえ込んで業者が来るまで待つ ヴェルグ「んー…暇だな」 自販機で買ったコーヒーを飲もうとしてまだエクストリームBの姿のままである事に気付きジェイス型に戻る ジェイス型の姿でコーヒーをのんびりとあおった 2018年 12月05日 02 33 480 MI4989 削除 ブロペニュ「……もふもふしたい」 Type15D翡翠「ミ´・ω・`ミ もふもふされたい」 カスターダ「そんな目で見られても私はならないし、檻を開けないわよ」 ニュルン「ふぅ……」 なんとも冷えた工場の中で業者を待つ時間が流れて行く。 傭兵によっては檻の中のミニバリスタンに値段を付けてみたり、どのミニバリスタンが一番美しい毛並みをしているか話し合ったりといろいろな話題で暇を潰していた。 そんなとき、何でだか知らないが檻の中に居るミニバリスタン達が一斉に何もない所に目を向けた。 そして何かを察知したのか傭兵シュヴェシィナの一人がそこに拳銃を数発撃ち込み、光学迷彩を着込んでいたヒト型生物が倒れこんだ。 ブロペニュ「毎回思うんだけどなんでバリスタンの周りって無駄に技術力が高い泥棒が現れるの」 カスターダ「技術力が高くないと盗めないからよ。あ、ちなみにバリスタンを狙う泥棒は全波長光学迷彩が標準装備だから皆気を付けてね」 動かなくなった泥棒を傭兵達が拘束して回収する光景を見た後は皆、ちょっとは真面目に監視するようにはなった……かもしれない。 2018年 12月05日 13 49 481 忘却の亡霊 ヴェルグ「この監視網の中盗みに来るとは…度胸があるのか馬鹿なのか…」 光学迷彩を用意できるだけのツテがあるならもっと違う生き方も出来ただろう しかし光学迷彩対策にブロードレーダーがあれば光学迷彩も位置が丸見えになるだろう ヴェルグ「ブロードレーダーにも見えない光学迷彩を用意されたら辛いな…」 ヴェルグはそう言うと魂レーダーを展開し、盗人が居ないか確認し始めた 2018年 12月05日 15 49 482 MI4989 削除 ニュルン「こういう時に使う光学迷彩ってブロードレーダーにもサーマルスコープにも映らないモノよ。構造上の問題と排熱が困難な仕様で稼働時間が実質5秒とか2秒とかだけど」 ヴェルグ「それ意味あるのか……?」 ニュルン「まぁ、使い方次第ね……」 どうやらブロードレーダーどころかサーマルスコープにも映らない光学迷彩が普通にあるようだ。だが、排熱の問題がネックで実質的な稼働時間が短いようだ。 その稼働時間の短さからブロードレーダーには映らないと言っても起動したらレーダーから消えるのでそれによって光学迷彩を使ったことがバレてしまうこともある。 今まさにそれが起こったのかブロードレーダー持ちの傭兵がすかさず銃撃したり殴りかかったりして盗人をボコボコにして拘束していた。 拘束されている盗人達を見て見るとどうにもコズミックロイドやヒュムといったCB次元群で一般的な人類種ではなく、異なる世界からやって来た人類種ばかりだ。 ヴェルグは魂レーダーを使って周囲を索敵していると盗人の中には姿が見えるのに魂の反応が無い者が居た。どうやら基本的な物理法則すらも異なる世界から来ている者も居るようだ。 ヴェルグが魂レーダーで索敵していると工場の外で採掘基地の私兵達と盗賊らしく何かが交戦している様子が見えた。 <トガリミミ族の盗賊が強襲して来たぞ! 守備部隊は強襲に警戒しろ!> <空挺戦車を確認できたが母艦が確認できない> やっぱり盗賊でした。というかトガリミミ族ってなんだよ。 ブロペニュ「(´・ω・`)結局こうなるの」 カスターダ「こうなるの」 そうしてさっそく工場に十数人の武装した盗人がやって来た。トガリミミ族なんて呼ばれてた通り彼らは耳が尖っているヒュムみたいな姿をしている……訳ではなくどちらかというといままで捉えてきた多数の人類種がパワードスーツを着込んだもので構成されている。ちゃんとそういう姿をしている者は後ろの方でレールガン機構な自動小銃を撃っている。 パワードスーツを着込んだ盗人達ははっきりと言って弱い。 超音速で踏み込んできたりはするがミニバリスタンと戦って来た傭兵達や私兵達にはその速度でも鈍く感じる。確かに素早く方向転換はするけれど空気抵抗が自在に変わるミニバリスタンの動きに比べれば単調なのだ。 なので、一瞬のうちに後ろの方で自動小銃を撃っている者以外は直ぐに仕留められ、あとはその盗人を仕留めるだけ。 が、彼女はパワードスーツを着込んだ盗人達に傭兵達が構っているその隙にミニバリスタンが入っている檻を一つ持って逃げていた。ブロペニュは発動機を吹かして檻を持った盗人を追い始める。 2018年 12月05日 19 59 483 忘却の亡霊 ヴェルグ「行かせはしないぞ…っと」 ヴェルグはストレージライフルを構えて冷静に狙いをつけ、盗人の手に向かって訓練用のアサルトピアース弾を連射する アサルトピアースの1発が右手に当たりその衝撃でゴトリとミニバリスタンの入った檻を落としてしまう 慌てて拾おうとする盗人だがそれをヴェルグの狙撃が邪魔をする ブロペニュも追い付いて銃撃を加えるので盗人は檻の回収を諦め、逃走を開始した ヴェルグ「………」(狙撃中 2018年 12月05日 23 10 484 MI4989 削除 ブロペニュはヴェルグからの援護を受けながら逃げている盗人に肉薄し、ボコボコに殴り始めた。あとはもうブロペニュに任せても良いだろう。 落っことした檻は空戦ロイドが広って元の位置に戻したのを見たヴェルグは持ち場に戻って別の集団を対処し始める。 戦いながら様子を見ているとどうやらあの盗賊は耳が長い人類種を中心にし、ほかの沢山の雑多な人類種を肉盾にして戦うのが基本のようだ。 そういう物量に身を任せた戦い方をするものの、小型警備艇のようなホバー車両を多用しているため機動力に優れているようだ。 あとヴェルグ的には何かとホーミングがかかってる銃が多い事も目に付いた。CB次元群的にはサイガン系武器が多い感じだ。発射してから加速する所まで一緒である。 パワードスーツを着込んだ盗人達が握っている大口径短機関銃はもちろん、耳が尖っている盗人がよく持っている自動小銃も、ホバー車両に載っている機関銃までもだ。 ここまで徹底しているのはもはやそうさせるだけの強い理由があるのだろうか。 3つ目の集団を撃退した時に空挺戦車と呼んでいる砲塔が付いた宇宙船のような大型ホバー車両がとうとう突撃してきた。 速攻で傭兵のマイティバイン型が繰り出したバズーカとパイルバンカーのコンボで推進器をやられてから直ぐに固定砲台と化していたが、それでも主砲であろう爆発する誘導ビーム弾を発射する8連装機関砲で反撃してマイティバイン型を吹っ飛ばし、車体には近づかせないようにしていた。 2018年 12月06日 17 14 485 忘却の亡霊 ヴェルグ「あの戦車は厄介だな…」 とりあえず戦車を無力化すべくアサルトピアースの実弾を装填し その貫通力の高さを生かすべく車体と砲塔の繋ぎ目を撃ち抜くべく狙いをつけ始めた ジリジリと距離を詰め、有効射程に入ったらストレージライフルのトリガーを引いた アサルトピアース弾が車体と砲塔の繋ぎ目に当たり、貫通していった… 2018年 12月06日 21 47 486 MI4989 削除 ターレットリングが壊れたのか砲塔が回らなくなった。それでも誘導弾を物凄いカーブさせることでカバーしているものの、既に至近距離まで近づいた傭兵には誘導弾が来ることが無い。 近寄られたのを勘付いたのか車体のハッチが開き、パイロットであろう尖り耳の盗人がASミサイルの銃弾バージョン的な自律探知誘導弾をばらまく機関拳銃を撃って来た。ロケット弾や砲弾の撃墜までこなすという凄い奴だが、そんな所まで誘導弾でしかも自律探知ってどんだけ射撃に自信がないんだか誘導弾を極めているのかよく分からなくなってくる。 盗賊の誘導火器はパルサーディオ型などが誘導火器を使えなくするジャマーを撒いても誘導が効いているのであんまり意味が無いかと思われたが、彼女がばら撒いている自律探知誘導弾に関してはデータリンクが切断されることによって効果的な動きをしなくなった。 その隙にソードウィング型が肉薄し、ガンマライトニングガンをハッチから身体を出しているパイロットに撃ち込み、空挺戦車が沈黙した。 傭兵マイティバイン型「やったか!?」 傭兵ソードウィング型「……クリア!」 もう一つあるハッチをこじ開けて中を確認して無力化したことを確認すると中からパイロットとガンナーを引きずり出して拘束し、警戒に戻った。 その後はとても静かになった。 遠くの方ではまだ銃声はするものの、だんだんとその数が少なくなっていく。 そんな時に基地司令官が工場にやって来た。 基地司令官「業者の輸送機が到着した。もし残存戦力が来るようなら引き続き守備していてくれ」 傭兵スチールライダー型「ようやく業者さんが来たかー」 輸送機が到着したという連絡を受けて傭兵達は一息ついた。 要塞線の方からは古の兵器の雰囲気がするC-130輸送機とM8135tトラックと作業員であろう装甲車級クレリアン2輌がやって来た。 ブロペニュ「ふぅ……」すとっ 2018年 12月06日 22 41 487 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 いつの間にか錬成した双眼鏡を覗いて敵の姿を探すヴェルグ どうやら第二陣が来るのを警戒しているようだ しばし双眼鏡を覗き続けあちこち警戒していたが、敵の姿を見ないのか双眼鏡を離し、ようやく一安心した心地でため息を吐いた ヴェルグ「ふぅ…」 ブロペニュ「お疲れ様」 ヴェルグ「おう、お疲れ…敵の数が少ないのは良いんだが盗人らしく盗み取ろうとしてくるからなぁ…油断出来ん…」 ブロペニュに双眼鏡を渡し、ストレージライフルを構え直すヴェルグ 積み込みが完了するまで安心出来ない。まだ仕事は終わってないのだ ヴェルグ「………」 ストレージライフルを構えて、冷静に回りを見渡しながらヴェルグは敵の数が無いか探し続けた 2018年 12月07日 06 42 488 MI4989 削除 トラックになんとも悲しいとも安心とも取れる微妙な表情をしているミニバリスタン達が入った檻を積み込んで行く光景を背景に傭兵達は警戒を続ける。 盗人の性なのかこういう時にも出て来た。いつものように光学迷彩を使った状態で接近し、装甲車級クレリアンから檻をひったくろうとしたのである。 しかし、ひったくろうとした相手であるそのクレリアンはこの手の仕事に慣れているのかビンタで盗人を殴り飛ばした。 ニュルン「あら、もう積み込み始めてたのね」 そんな時にニュルンが檻を二つ抱えて降下してきた。どうやらまだ持ち出した上に逃げているのが居たらしい。 ブロペニュ「え、何個盗まれてたの?」 ニュルン「あと一つね。カスターダが追っているのが見えたんだけどまだかしら……」 カスターダ「お待たせ。これで最後かな?」 続いてカスターダがやって来て数が揃ったようだ。 ヴェルグ「いつの間にか3つも盗まれてたんだな」 ニュルン「なんか空挺戦車が突撃していた時にどさくさに紛れて盗んでたみたい。気が付いた時にはもう宇宙へ逃げている時だったから間に合ってよかったわ」 数が揃ったのを確認するとトラックと装甲車級クレリアンは輸送機へと乗り込み、輸送機が飛び立ち、そのあとレシプロ戦闘機5機と軽輸送機の護衛と合流して宇宙へと飛んで行った。 2018年 12月07日 14 39 489 忘却の亡霊 ヴェルグ「ホント油断ならんなあの盗人共…」 あの盗人共に何故盗みに入られなきゃならんのだとぶつぶつ呟きながら帰り支度を始めるヴェルグ 荷物をまとめてナノトランサーにしまい、立ち上がる そして基地司令官にもう帰っていいかと聞きに行った… 2018年 12月07日 17 42 490 MI4989 削除 基地司令官「良い所に来たな。追加報酬だ、もってけ」 帰っていいかどうかを聞きに行ったヴェルグは基地司令官と目が合うといきなりガンケースを二つ渡されてきた。 一つ目はUCがたくさん入ったケース。 もう一つは自律探知誘導弾200発とそれをばら撒く機関拳銃と弾倉3つが入ったケース。しれっと鹵獲兵器が報酬になったようだ。 そのあと基地司令官は帰って良いと言って次の傭兵へと足を運んで行った。 ブロペニュ達も報酬を貰い、ヴェルグと合流して工房へと帰るのであった……。 ~惑星ダスド、工房~ ブロペニュ「最後の盗賊撃退はともかく微妙にキツイ任務だったね」 ニュルン「そうね……」 カスターダ「いつもの武器が使えないからね……」 工房に帰って来たシュヴェシィナ達はさっそく作業場に行って自分の外殻の整備を始めた。 2018年 12月07日 19 47 491 忘却の亡霊 ヴェルグ「レポート書くのもこの任務の珍しい所だな…」 作業部屋に入ったヴェルグはエクストリームBのボディを取り出し、整備を始める 細かい傷を磨いて隠し、吹き飛ばされて付いた傷を錬金術で直す 武器のメンテを済ませた頃には傷がキレイサッパリ無くなり少々の汚れも(激落ち君)と書かれた特殊なスポンジで擦り、キレイに落としていく そうして整備を済ませた頃にはピッカピカになったエクストリームBの姿があった ヴェルグ「…うん、やっぱりキレイにすると気分もスッキリするな」 ピッカピカのエクストリームBを見て、満足げに頷くヴェルグであった 2018年 12月07日 21 36 492 MI4989 削除 ブロペニュ「んーっ、おわったぁ……」のびーっ ニュルン「お風呂入ったらお昼作らなきゃ……」 自分達の外殻の整備を済ませて工具を整頓したブロペニュ達はそそくさとお風呂に入っていく。身体も機体の一部となっている彼女らにとってはそういう意味ではまだ整備が終わっていない。 風呂場に入ったブロペニュ達は身体を洗い、ニュルンは洗い終わるとすぐに出て身体を拭いていつもの水着を付けてキッチンへと向かった。 ニュルン「えーっと食材の在庫状況はっと……」 冷蔵庫と食糧庫の中を見て食材の在庫状況を確認して献立を考えるのは、単に作るのが簡単な料理を作る為だ。 ニュルン「……うーん」 適当に目星をつけて食材を取り始めたあたりでニュルンは自分の胸がやけに揺れるというか緩い感覚を覚える。 なんとなくブラを触ってみた。 ニュルン(……あ、これ寝間着用の緩い奴だわ……。まぁ、調理には支障がないでしょ、多分) 寝巻用だったらしい。そんなこんなで料理を始めるのであった。 2018年 12月07日 22 38 493 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 風呂に入った後自律探知誘導弾とそれを撃ち出す機関拳銃をバラしてパーツを調べるヴェルグ 見知らぬテクノロジーにヴェルグも興味があるらしい ヴェルグ「へぇ…小さいミサイルみたいな形状になってるんだな…」 自律探知誘導弾を調べていたヴェルグが感心したように声を上げる 自律探知誘導弾の内側にミサイルの羽根みたいなのが収納され、発射された後羽根が展開し誘導弾になる仕組みのようだ また、発射する機関拳銃の方も口径が少し大きいものを使っており、誘導弾を発射するため反動を抑えるサプレッサーが取り付けられている こんな小さなミサイルと言える機構をピンセットでつまみ、じっくりと眺めていた まるで新しいオモチャを貰った子供のようにウキウキしながら柔らかい布でパーツを拭き、機関拳銃を組み上げ、誘導弾も組み上げる 元通りに機関拳銃と弾を組み上げ、満足げにため息を吐き缶コーヒーを飲んだ ヴェルグ「スマートピストみたいな構造だったな…」 2018年 12月08日 13 03 494 MI4989 削除 ブロペニュ「何その銃」 ヴェルグ「撃てば敵に当たりに行く弾とそれをばらまく機関拳銃」 ブロペニュ「見たことが無い銃だね」 ヴェルグ「俺も見たことが無かったな」 風呂から上がったブロペニュはさっそくヴェルグの隣に座る。 そうしてヴェルグはブロペニュにこの機関拳銃と弾がなんとも変わった機能を持つ割に構造が簡単だとか実際に撃たれた時の感想を話していく。 ヴェルグ「……まぁ、そんなところか」 ブロペニュ「当てやすいけど威力はそんなでもないんだね」 ヴェルグ「まぁ、誘導装置と電子装置で容積取られて口径は大きいけど弾頭質量が軽くなっているしな」 だいたい話し終えたあたりでニュルンが昼食の用意を終えて昼食を取り始めた。 ニュルン「さて、次の任務はどうしようかな……」ムニュッ カスターダ「潜水艦狩りはあるのかしら」 ブロペニュ「私達だと潜水艦基地への強襲になると思うよ……」 ニュルン「それにしても混沌軍の海軍って凄い量の潜水艦を使ってるわよね。先月のダスド周辺宙域だけで3000隻の潜水艦が沈められてるのに今月も出てきてるし」 カスターダ「なんか水棲ベレロフォン文明の惑星侵攻軍みたいな規模ね」 2018年 12月08日 20 00 495 忘却の亡霊 ヴェルグ「混沌軍どもは潜水艦が好きなのか…?」 潜水艦の撃破記録を聞き、呆れた表情で飯を食うヴェルグ さすがに1ヶ月に3000もの潜水艦が撃破されても懲りずに潜水艦を送り込んでくる混沌軍には呆れるしかない ヴェルグ「今月も送り込まれているなら依頼も絶えないだろうな…」 2018年 12月08日 21 53 496 MI4989 削除 ニュルン「実際、依頼が多いわよ。お仕事には困らないけど最近だと流石に数が多いからフェヌンさんのお母さんやお友達に頼むみたい」 流石にもうフェヌン達だけでは数を捌けないので他の群れに応援を呼んでいるようだ。 ブロペニュ「数は多い方が良いもんね。ところでそれ以前はどうしてたの?」 ニュルン「一人だけ天使軍の艦隊や傭兵の艦隊や通商船団に随伴して潜水艦を発見したらその位置を教えてって感じだったらしいわ。場合によっては宙域に一人って感じだったみたい」 カスターダ「凄いハードなお仕事ね……」 ニュルン「で、惑星や宇宙建築物の周囲の機雷原も一人で掃海だったわ」 ブロペニュ「えぇ……」 ニュルン「当然だけど一人じゃ捌き切れないから潜水艦の量産型シュヴェシィナの対処も天使軍や傭兵任せだったわ」 他の群れに応援を要請する前は恐ろしくハードなお仕事だったことがニュルンの口から語られる。 やはり水棲シュヴェシィナにしか出来ないことがとても多いのでそうなっていたようである。 カスターダ「量産型シュヴェシィナの対処で凄い被害になってそうね……」 ニュルン「その辺はヴェルグさんのお友達の方が詳しいんじゃないのかしら……」 ヴェルグはいつぞやのラプター達の話を思い出してどういうものなのか想像が出来た。 2018年 12月09日 15 53 497 忘却の亡霊 ヴェルグ「随分ハードな仕事なんだな…それだけ機雷が多いって事だな…」 機雷の撤去もこんなにハードな任務になっていたのかと感心したように頷く 傭兵を雇わないといけない辺り、機雷以外も忙しそうだ そんな事を言いながらヴェルグは昼食を食い終え、コーヒーを飲んだ 2018年 12月09日 19 18 498 MI4989 削除 昼食を終えるとニュルンは食器を片付け始め、カスターダはコーヒーを飲みながら任務を探し始めた。ブロペニュもそこに加わる。 カスターダ「水棲シュヴェシィナ向けばかりね……」 ブロペニュ「うん」 潜水艦と機雷原関係の依頼が多いらしく、いつもの地上攻撃の依頼があまりないようだ。 2018年 12月09日 20 51 499 忘却の亡霊 ヴェルグ「んー…」 ヴェルグも携帯端末を開いて依頼を探していた、来ている依頼は3つ ・冷蔵庫の修理 ・エアコンの修理 ・テレビの修理 ヴェルグ「…俺は電気屋か…?」 思わず脱力するヴェルグ どれもこれも家電の修理なので脱力せざるをえない 仕方ないので冷蔵庫の修理を受け冷蔵庫を転移して取りに行く 転移して帰って来たヴェルグの手には業務用の銀色の大きな冷蔵庫があった 熱交換器が壊れてるので冷蔵庫の一部をバラして熱交換器のパーツを交換して冷蔵庫に組み込み直す 電気を通してちゃんと冷えて異常が無いのを確認し転移で冷蔵庫を運び込んだ ~30分後~ ヴェルグ「ふいー…」 直した冷蔵庫を運び込み、設置して帰って来たヴェルグ ふたたびコーヒーを飲んで一息ついた 2018年 12月09日 21 52 500 MI4989 削除 ニュルン「んーっ……」のびーっ ヴェルグ「ブロペニュとカスターダはどうしたんだ?」 ニュルン「ん、ブロペニュもカスターダも航空支援に出たわよ」 ソファでだらけているニュルンが言うにはブロペニュとカスターダは航空支援に出たらしい。 ニュルンはというとレモネードを飲みながらソファに寝転がってだらけている。 ニュルン「……水中のつもりで仰向けになるとおっぱいが重いのよね」 ヴェルグ「それ、俺の前で言って何かなるのか……」 ニュルン「おっぱいが大きい女の身体を使って生活する時には思い知る事になるわよ」 2018年 12月09日 22 42 501 忘却の亡霊 ヴェルグ「…ふむ」 ふと思い付きリーシャボディを取り出して憑依し、寝転がってみる すると確かにおっぱいが重力に引かれてのしっと乗っかってくる おっぱいが重いとはこういう事かとヴェルグは納得した ヴェルグ「確かに重いな、おっぱい」 ニュルン「でしょう?水中と違っておっぱいが重いのよ」 ヴェルグ「胸が大きい女性も大変なんだな…」 砂糖をたっぷり入れたミルクコーヒーを飲みながらリーシャボディの特徴である大きな胸を見た 2018年 12月10日 08 57 502 MI4989 削除 顔を下に傾けると視界の下半分が胸で埋まっている。多分、ニュルンもこんな感じの視界なんだろう。 ヴェルグ「下が見えないんだが大丈夫なのか? 主に対地攻撃の時」 ニュルン「私達って基本的に身体を進行方向に対して水平にしているから別にそうでもないわよ。そもそも三人称視点が使えるし」 ヴェルグ「そうなのか」 下方視界が悪いがそもそもシュヴェシィナは三人称視点が使えたりするのであんまり問題にはならないようだ。 ニュルンは自分の胸を抱えながらソファから起き上がり、飲み物を取りにキッチンへ向かった。 2018年 12月10日 14 26 503 忘却の亡霊 ヴェルグ「うーむ、三人称視点か…」 別視点を見る為にカメラでもあるのだろうかと不思議そうに首を捻ったがよくわからないので考えても仕方ないとミルクコーヒーを飲んだ ホットのミルクコーヒーをごくごく飲んでほぅ…と一息ついてジェイス型のボディに憑依し直してミルクコーヒーを飲む ヴェルグ「…やっぱりこっちだと甘いな…」 ジェイス型にとっていささか甘過ぎるミルクコーヒーを飲み干して作業部屋に入りテレビの修理を始めた 2018年 12月10日 16 33 504 MI4989 削除 ブロペニュ「あ、ヴェルグもお仕事?」 ヴェルグ「そうだな」 作業部屋に入るといつの間にかブロペニュが居て、武装翼の武装を付け替えていた。 テレビを修理しながらブロペニュのほうを見ると、彼女は自分の格納庫へ繋がるポータルを行ったり来たりして機銃弾ベルトやマイクロミサイルを補充していたり、ミサイル発射機をパルスキャノンに換装していた。 ヴェルグ「次はどういう敵と戦うんだい」 ブロペニュ「んーっとね、次は再生速度と増殖速度がすっごい速い生体兵器群と量産型シュヴェシィナかな」 ヴェルグにどんな敵と戦うのかと聞かれたブロペニュは銃剣的なビームブレードと大容量弾倉を付けた短機関銃的なプラズマガンを二つ持ち、二挺拳銃スタイルで構えながら答えた。 大きくしてからはブラを付けてても二の腕が半分隠れるくらい大きな胸が相変わらず邪魔そうであるが、片手で銃を使うのにはまだ何とかなるようだ。 ブロペニュ「じゃ、行って来るね~」 そう言ってブロペニュは武装翼と発動機を取り付けて工房から飛び立っていった。 2018年 12月10日 19 17 505 忘却の亡霊 ヴェルグ「いってらー」 手を振りブロペニュを見送ったヴェルグはテレビの修理を続ける スイッチ部分が劣化しているので部品を交換し、ブロワーで基盤に溜まっていた埃を吹き飛ばした そしてキレイになった基盤をテレビ本体に組み込み、修理したテレビを拭いて依頼先に届けに行った… ~30分後~ ヴェルグ「ふぅ…」 テレビを設置して帰って来たヴェルグはソファに座って天井から見える星空を見上げた 2018年 12月10日 22 12 506 MI4989 削除 ニュルン「……」ぐた~ ヴェルグが星空を見上げる時になってもニュルンはまだソファに寝転がってだらだらしていた。 きっと疲れているのだろう。 フェヌン「~♪」 ニュルン「ん……、何しに来たの」 フェヌン「なんとなく寄ってみた」 なんかいつの間にかフェヌンがやって来た。多分、リーダー格なんだろうなって雰囲気がする水棲シュヴェシィナだ。 背がかなり高いし、髪がとても長い、アンテナも長いしヒートシンクも長い。 フェヌン「ねぇ、この対潜ミサイルどう思う?」 ニュルン「んー……、安いのは良いと思うけどうちのミサイル駆逐艦で使ってる508VLSには対応してないわよ」 で、カタログみたいなものを取り出したかと思えばミサイルが発射機に対応してないみたいな話をし始める。 2018年 12月11日 13 12 507 忘却の亡霊 ヴェルグ(いろんなシュヴェシィナが来るなぁ…家) ぼーっとニュルン達を眺め、ぼんやりと考えていたヴェルグ 多分あのシュヴェシィナはリーダー格だろうなとフェヌンを見て思う 特に意味も無くニュルン達から目を離し、再び星空を見上げた ヴェルグ(後少ししたらエアコン直しに行こうっと…) 2018年 12月11日 14 58 508 MI4989 削除 フェヌン「うーん、小型潜水艦用の対潜ミサイルってあんまり良いのが無いわね……」 ニュルン「なんなら178NLOS-PAMLSで使ってるミサイルの弾頭を榴弾に変えて使ってみるのもいいんじゃない? この世界だったらどこも有効射程距離よ」 システィ「あれ、カスターダは?」 ニュルン「航空支援」 システィ「そっかー……、ソ連軍の戦車に塗ってる基本色ってどんな色だったか聞こうと思ったのに」 ニュルン「色を合わせるのに本人が居た方がいいの?」 システィ「そうだよ。プロイセン帝国軍の基本色であるダークイエローだったらウィルキンスさんに聞いたりしてるの。あと錆び止めの色とかも」 なんかまた別のシュヴェシィナが来たあたりでヴェルグはエアコン修理に向かうのであった……。 2018年 12月11日 19 11 509 忘却の亡霊 ~プリッツア王城 廊下~ ヴェルグ「…今度はお前かシルビア…」 シルビア「いやなに、急の修理に対応してくれそうなのがお前しか思い付かなくてな」 ヴェルグ「俺 は 電 気 屋 じ ゃ ね ぇ !」 依頼先がプリッツアな時点で嫌な予感がしていたが、またプリッツアの王城のエアコンが壊れたらしい もう新しいのにしろよ…とヴェルグもげんなりしていた シルビア「今度は私の部屋のエアコンが壊れてな、いやぁ参った…ハッハッハ」 ヴェルグ「ちゃんとした電気屋に依頼しようぜ…」 シルビア「いや、今日は弟子が来るからな、急ぎで来られる奴が欲しかったんだ」 ヴェルグ「弟子?弟子なんか居たのかお前…」 シルビア「ああ、中々出来た奴でな…」 可愛い所があるんだとシルビアが言った所でシルビアの部屋に着き入る シルビアの部屋は大剣や大斧がきっちり飾っており、部屋もキレイに掃除されていた 仕方ないといった表情でエアコンの修理を開始するヴェルグ まずエアコンのカバーを外し、水魔法で熱交換器に溜まっていた埃を洗い落とす そのままフィルターも洗い流し、一通りキレイに掃除したらエアコンの基板も風魔法でブロワーをかけ埃を落とす エアコンをキレイにしたら元通り組み上げる そしてエアコンの受信部を交換し、リモコンのボタンの接触が悪い所を部品交換して直した 最後にちゃんと動くか確認し、問題無く動いた所で修理完了した ヴェルグ「終わったぞ…ついでにキレイに洗っといたから吹き出す風もキレイになってると思う」 シルビア「流石の手早さだな…報酬はこんなので…」 ヴェルグ「俺は電気屋じゃねぇんだがな…はい、毎度あり」 文句を言いつつも報酬を受け取り、帰ろうとした所で誰かが転移して来た ヴェルグ「おっ…さっき言ってた弟子か…な…?」 キスリル「師匠~、課題のクリスマスケーキを持ってきました~」 そこには混沌軍の幹部、キスリルの姿が キスリルに恨み骨髄のヴェルグは素早くソルブレイズに変身し、戦闘態勢に入った そして警戒したまま唸るように呟いた ソルブレイズ『…何故混沌軍の幹部がここに…!?』 2018年 12月11日 22 46 510 MI4989 削除 キスリル「えーっと、これはその――」 リオネール「J,,・ω・)」ぴょんっ とにもかくにもシルビアはキスリルが弟子になった事情と経緯を説明するとともに説得し始めた。 ソルブレイズ『なんじゃそりゃ』 リオネール「J,,・ω・)」ごろっ シルビア「事実なんだから仕方が無い……」 その経緯がなんというか……ツッコミにも困るようなものだった。 今目の前にいるキスリルなら納得しそうになるが、ヴェルグからしたら彼の記憶にあるキスリルのイメージからあまりにもかけ離れ過ぎているせいで演技にも見えなくもない。 あと、じみーにヴェルグにとって驚かされるのが……「キスリルはもう混沌軍から抜けていた」と言う事である。 キスリル「……」じーっ リオネール「(-ω-,,し」ころんっ なぜ、幹部であろう者が抜け出したのかは分からないがシルビアが言うにはいつからか天使側に付いていたようだ。 キスリル「……」もふもふ リオネール「J,,-ω-)ゴロゴロ……」 シルビアがソルブレイズに事情と経緯を説明している一方でキスリルはなんでだか部屋に現れたリオネールを撫でていた。 2018年 12月11日 23 48 511 忘却の亡霊 ソルブレイズ『…なんだか、色々とツッコミ辛い話だな』 シルビア「まあそんな所だ…ここは私の顔を立てて大人しくしてくれ」 キスリル「ケーキ…食ってくか?」 ソルブレイズ『食い物で釣ろうとするのやめーや』 ソルブレイズからジェイス型に戻り、警戒しつつもシルビアの頼みに従った ヴェルグ「…シルビアに感謝するんだな…」 キスリル「目が本気だな…出会った場所が場所なら殺し合いになりそうだ」 ヴェルグ「当たり前だ、俺が何年恨み続けたと思っている」 キスリル「知らんな、私からしたら襲った村の1つだったからな」 ヴェルグ「テメェ…!」 拳を強く握りしめ、ギンッとキスリルを睨み付けるヴェルグ 【憎悪】の影響に無くても恨みはそう消えるものでは無いのだ シルビア「落ち着けヴェルグ」 ヴェルグ「…くっ!」 キスリル「こういう時にはケーキでも食べて落ち着け」 ヴェルグ「餌付けかよ…」 ブッシュドノエルがこたつの上に置かれ、シルビアは紅茶の準備しブッシュドノエルをキスリルが切り分ける キスリルの事は憎いがここで暴れる訳にもいかない 思いっきりキスリルを睨みながらこたつに座った 2018年 12月12日 01 29 512 MI4989 削除 リオネール「J´・ω・`)キュー……」 良いとは言えない雰囲気を前にしてリオネールは悲しげに鳴く…… ヴェルグ(そりゃ、良くない雰囲気だろうな……) シルビア「こたつの中に入ったら……」スッ リオネール「J´・ω・`)……」フルフルッ ヴェルグ(こたつの中に入りたいだけかいっ!) ……かと思ったらこたつの中に入りたいだけのようだ。 シルビアが腕を上げるとリオネールが怖がるあたり、エリザへの特訓よろしくかなり厳しく躾けられているようだ。……というか、あのバリスタンが怖がるお仕置きってどんなものなんだ。 そんなこんなで紅茶を持って来たシルビアもリオネールとキスリルの間に座ってティータイムとなった。 リオネール「J; ω )Σ」ごいんっ! シルビア「食べる時はテーブルの上に乗らない」 が、いきなりリオネールの頭にシルビアの鉄拳が振り降ろされた。言っていることを聞くにテーブルの上に乗ろうとしていたようだ。 キスリル(容赦がない……) シルビア「最近、リオネールも飼い主に似てきてな」 ヴェルグ「特訓中に逃げるとかか?」 シルビア「そう、特訓中によく逃げるんだ。おかげでバリスタンを捕らえる罠の研究が進むんだが……」 ごんっ! リオネール「J´;ω;`)」いたい シルビア「食器を食べない」 なんか事あるごとに殴られてるように見えるリオネールは涙目になって震えながら切り分けられたケーキを人間らしい作法で食べるのであった。 その傍らでシルビアは料理の技術的な事をキスリルに話し始めた。 2018年 12月12日 13 51 513 忘却の亡霊 ヴェルグ(むぅ…案外美味いぞ…) キスリルが作ったというケーキは美味しかった 甘く、しかし甘過ぎず、ちょうどいい甘さであった ヴェルグ(しかしそれを認めるのもなんだか悔しい…) シルビア「どうだ?うちの弟子が作ったケーキは?」 ヴェルグ「…まぁまぁだな」 シルビア「ふふ、そうかそうか」 ヴェルグ「なんだよ、笑ったりして」 シルビア「なに、さっきまで殺気に溢れてたのがすっかり大人しくなったと思ってな」 ヴェルグ「ぐぬ…」 痛い所を突かれ、黙り込むヴェルグ キスリルのケーキがおいしかった証拠であった 自分の分のブッシュドノエルを食い尽くしているのも証拠のひとつだろう キスリル「ふっふーん」 ヴェルグ「ぐぬぅ…」 2018年 12月12日 16 23 514 MI4989 削除 リオネール「J´・ω・)」フルフルッ なんとも和やかな雰囲気になり始めた一方でリオネールはまだ怯えながらケーキを食べている。 また躾として殴られないか怖いのである。 これでは味を聞こうにも答える余裕はない。 その一方でシルビアはヴェルグにキスリルの事を話し始めた……主にお菓子作りの弟子として。 最初のうちはえらく不器用だったために物体Xを量産しまくっていたとか、全然形がなってなかったとかそういう話をし始める。 話が進むたびにキスリルは小恥ずかしい気分になったのかだんだんと目を反らすようになっていった。 ヴェルグ(いや、初心者にいきなりチョコブラウニーを作らせるとか難易度高いと思うぞ……) 2018年 12月12日 16 48 515 忘却の亡霊 ヴェルグ(俺には出来そうに無いな…) 料理が苦手なヴェルグは簡単な料理…いわゆる男の料理しか作れない 作れるのはいわゆる丼物くらいだ そんなヴェルグにチョコブラウニーを作れと言われても無理がある ヴェルグ「さて…っと」 シルビア「もう帰るのか?」 ヴェルグ「ああ、ちょっと長居し過ぎたからな」 キスリル「私を見逃すのか?」 ヴェルグ「…ああ、今はもう悪さしてないみたいだし、シルビアの顔を立てて見逃してやるよ…だが」 そこで変身しソルブレイズになる。そしてこう警告した ソルブレイズ『もしお前が災禍を振り撒くようになったらその時は迷わず…『お前を殺す』』 キスリル「…胸に刻んでおこう」 ヴェルグ「それでいい…じゃあな」 そう言って再びジェイス型に戻り、転移して工房に帰っていった… ~惑星ダスド ヴェルグの工房~ ヴェルグ(…自分でも甘いもんだな…殺す絶好の機会を見逃すなんて…) 2018年 12月12日 20 30 516 MI4989 削除 ニュルン「~♪」 工房に帰って来るとエアコンを修理する前に来ていたシュヴェシィナ達は帰り、呑気に夕飯の支度をしているニュルンだけが居た。 ニュルンは何か歌っているがシュヴェシィナ語なる言語で歌っているためどんな歌なのかはわからない。 ただ、なんとも悲しげな曲調なのはヴェルグにも分かる。 悲しげに聞こえるだけかもしれないが。 ブロペニュ「ただいま~」 風呂場からいつもの水着姿になってるブロペニュが出てきた。 そしていつものようにヴェルグに寄って来る。 2018年 12月12日 21 18 517 忘却の亡霊 ヴェルグ「よしよし…」 いつものように寄ってくるブロペニュの頭をいつものように撫でる そして二人してソファに座り、わしゃわしゃと頭を撫で回した ブロペニュ「~♪」 ヴェルグ「よしよし…お前はいつも寄ってくるなぁ」 そうしてブロペニュの相手をしながら先程のキスリルの事を思い返す 自分でもよく見逃したなと、自分でも少し信じられないくらいだ 恨みは消えていないが冷静になれる程度には弱まったのだろう 【憎悪】のアークに恨みを増幅させられた反動だろうか? ヴェルグ「うーん、甘いもので誤魔化せたのかねぇ…」ナデナデ ブロペニュ「?」スリスリ ヴェルグ「おっと…なんでもない」ナデナデナデナデ 2018年 12月12日 21 50 518 MI4989 削除 ブロペニュ「♪」スリスリ ヴェルグはソファでのんびりとブロペニュを撫でながら星空を見上げる。 見えるのはいつもの星空で今日は流星が多いようだ。 そういえばブロペニュにも何か嫌な思い出や恨んでいることが有ったりするのだろうか、とヴェルグは思い始めた。 ……だが、記憶を編集できる存在が居るあたり、思い出さないようにプロテクトさせているのかもしれない。 むにむにと胸を押し付けてすり付いてくるブロペニュを撫でていくうちにそれに気づいてどうでもよくなってきた。 カスターダ「ようやく任務が終わったわ……。お風呂、お風呂……」 ニュルン「あら、遅くなるって言ってたけどそうでもなかったわね」 2018年 12月12日 22 20 519 忘却の亡霊 カスターダも帰って来ていつものメンバーが出揃った 今日の夕飯も揃って食べる事が出来そうだ ブロペニュを撫でてのんびり星空を見上げ、ホットココアを飲む 甘いホットココアは疲れた身体を癒してくれるので甘いものとしてヴェルグも飲み始めたのだ ヴェルグ「んー…」 ブロペニュを膝の上に乗せて後ろからぬいぐるみのように抱きしめ、ナデナデと頭を撫で回した 2018年 12月13日 11 44 520 MI4989 削除 ニュルンが夕飯の支度を終えて皆を呼び、夕食の時間となった。 メニューはブロペニュがよく作り置きしているサーモンのテリーヌ、アサリとトマトソースのボンゴレスパゲッティ、フォカッチャ(イタリアの平たいパン)、イワシの香草パン粉焼き、ミネストローネ、モンブランだ。 カスターダ「今日はイタリア料理なのね」 ニュルン「うっかりゼリー化したりオイルたっぷりにしないようにするのが大変だったわ……」 ブロペニュ「水中だと汁物系は全滅だもんね……って、気を付ける所そこなの?」 2018年 12月13日 13 56 521 忘却の亡霊 ヴェルグ「風習になれてるとついうっかり…ってのがあるもんな」 そう言ってミネストローネを飲む…トマトの風味が効いてて美味い フォカッチャをミネストローネに浸けて食べ、ボンゴレスパゲッティに舌鼓を打つ しばらくして夕飯を食べ終え、デザートのモンブランを食べコーヒーを飲むヴェルグであった ヴェルグ「うーん、美味い…」モグモグ 2018年 12月13日 15 31 522 MI4989 削除 ブロペニュ「明日はどうする?」 ニュルン「うーん、私はちょっと朝早くからフェヌンさんと武器屋さんに行ってくる用事があるのよね……」 ブロペニュ「大きなお買い物するんだ……」 ニュルン「ええ、Au単位(百万UC単位)のお買い物よ。お昼までには帰ると思うわ」 カスターダ「私はとくに決まってないからだらだらする」 モンブランを食べながら明日の予定を話し終えるとブロペニュはいつものようにヴェルグに寄り、ニュルンは風呂に入った。 カスターダは疲れていたのかもうベッドに入った。 2018年 12月13日 17 48 523 忘却の亡霊 ヴェルグ「よしよし…」 ブロペニュ「♪」 いつものように寄ってくるブロペニュを相手にしながらヴェルグはコーヒーを飲み始め そのままソファに座ってブロペニュの頭を撫でながら携帯端末を開き、いつものようにニュースサイトを見る …が、特にコレといって気になるニュースが無い 何か無いかとニュースサイトをじっと見て回る だが年末特集が組まれている程度で中々見つからない 違うそうじゃないと思いながらコーヒーを飲んだ 2018年 12月13日 21 39 524 MI4989 削除 ニュルン「何探してるのかな」 携帯端末を弄っていると風呂から上がったニュルンが隣に座って肩を付けてきた。 ちょっと目を横にずらすとニュルンのおっぱいが見える。反対側にずらしてもブロペニュのそれが見える。 ブロペニュはニュルンがくっついてきたからかちょっと顔が不機嫌そうである。 ニュルンはそれを面白がっているようだ。 2018年 12月13日 22 08 525 忘却の亡霊 ヴェルグ「混沌軍の動きを探してたんだが、中々見つからなくてな」 むくれてるブロペニュの相手を撫でて宥め、ブロペニュにくっつかせる そのままナノトランサーからミルクココアを取り出して飲む そしてニュルンに携帯端末を持たせニュースを見せた 2018年 12月13日 23 43 526 MI4989 削除 ニュルン「どれどれ……、なんか年末特集的なものが多いわね……」 そのままニュルンは携帯端末を弄り始め、ニュースサイト巡りを始めた。 そのあたりでブロペニュの機嫌が戻る。 ブロペニュ「♪」 ニュルン「……、ふむふむ……」 ヴェルグ(何を見ているんだろ) ヴェルグは何か変なサイトに行ってないかチェックするのも兼ねてニュルンが見ているものを確認した。 目に入ったのは年末特集として上がっているケーキやお菓子の特集記事だった。 やっぱり料理ができるというのもあってケーキやお菓子に興味はあるようだ。 2018年 12月14日 12 32 527 忘却の亡霊 ヴェルグ(やっぱりケーキとかに興味があるのかねぇ…) ブロペニュを撫でながらニュルンが弄る携帯端末の画面を見る ずず…とホットココアを飲みながらブロペニュの頭を撫でて宥める しばらくするとホットココアの影響か眠くなってきた… ヴェルグ「んー…」うつらうつら 2018年 12月14日 16 49 528 MI4989 削除 翌朝…… ヴェルグがまだ寝ている時にブロペニュは早く起きて朝食の支度をし始めた。 日々の料理の合間に作って置いた保存が効く料理を組み合わせ、それっぽく仕上げていく。 お楽しみの時間になる前に設定しておいて作って置いたフライドポテトとパンを取り出し、パンを切り分けて焼いた分厚いハムとチーズを挟んで焼いてクロックムッシュにしていく。 茹でたアスパラガスとフライドポテトとザワークラウトを一緒に盛りつけ、次にいろいろな豆類を入れたコンソメスープを温める。 だいたいそのあたりで眠そうな顔をしているニュルンがテーブルに来た。 そそくさとブロペニュはそこに朝食を並べて行く。 2018年 12月14日 18 58 529 忘却の亡霊 ヴェルグ「………いい匂い…」 朝食の匂いに釣られてむくりと起き上がるヴェルグ そのままもそもそとベッドから出て来てフラフラとテーブルに向かって歩く 眠そうに大きなあくびをした後、テーブルについた ヴェルグ「んー…」 ブロペニュがテーブルに朝食を並べ終えるのを待ち、こっくりこっくりと船をこぐ そしてテーブルに朝食が並べ終えブロペニュが朝食を食べ始めるのを見ていただきますとヴェルグも朝食に手を着けた ヴェルグ「…んまい…」 若干寝ぼけてるのかぼーっと朝食を食べるヴェルグ その姿は隙だらけで、とてもアークには見えなかった… 2018年 12月14日 20 55 530 MI4989 削除 ブロペニュ「カフェオレ入ったよ」 ニュルン「ありがとう。……今日は砂糖が少ないわね」 カスターダ「ふあ……」 ニュルンにカフェオレを出したあたりでカスターダがやって来る。 ブロペニュは一旦食事を中断してカスターダに朝食を並べ、それから食事を再開した。 ニュルン「冷蔵庫にあるお魚のテリーヌ食べていいかしら?」 ブロペニュ「サーモンやサバの燻製を先に消費して、そっちのほうが古いから」 ニュルン「えーっと……なんかサーモンとサバ以外のお魚の燻製が多くない? なまもの魚類のハムがめっちゃあるんだけど」 お魚ソーセージならぬお魚ハムなんていうものがあるようだ。 全長30mから200m超にもなる超巨大なお魚であるなまもの魚類ならではの保存方法だが……ニュルンはいつも食べてる食材らしい反応をしている。 ニュルン「じゃあ、このサヨリのハムとハードタックを貰おうっと……」 っと、まるでお弁当でも持ってくかのようにでっかい魚の切り身みたいなものとなんか小麦粉の塊で出来た刺突剣のようなものを取り出した。 ニュルン「ちょっと、なんでハードタックがエストックみたいな形してるの」 <シュッ ブロペニュ「……」ニヤニヤ ニュルン「ああ、タック(tuck、エストックの英語名)の形してるハードタック(Hardtack)……」 ぼこっ! ニュルン「ぐえっ!?」 どういうわけか冷蔵庫の中からかなりの速度を持ったトマトがニュルンの顔に飛んできた。 2018年 12月14日 23 16 531 忘却の亡霊 ヴェルグ「…モグモグ…」 トマトで痛い目に遭っているニュルンをよそにのんびりと朝食を取るヴェルグ、まだ寝ぼけているようだ フライドポテトをもっきゅもっきゅ食う姿はどこかのんきに見える ヴェルグ「…ごちそうさま」 しばらくして朝食を食い終わり、コーヒーを飲む頃には目が覚めていた そして携帯端末で何か依頼が無いかと探し始めた… 2018年 12月15日 09 16 532 MI4989 削除 依頼リストを開くと項目が並んでいた。 ・無線送電レーザーの整圧器と整流器の修復 ・軽プラズマランチャー(溶接器)20基の修理 ・バリスタンのナノラミネートアーマー的防御塗料塗布用ビームスプレーガンの修理 ヴェルグ「ナニコレ」 謎の装置が並んでいた……。 ニュルン「じゃ、行ってきまーす」 ブロペニュ「いってらっしゃーい」 ヴェルグが携帯端末を見ている頃にニュルンは買い物に行くのであった……。 カスターダ「……」もぐもぐ 2018年 12月15日 18 13 533 忘却の亡霊 ヴェルグ「とりあえず直せるもんから直していくか」 まだ見覚えのある軽プラズマランチャーを選択し壊れてる軽プラズマランチャーを取り寄せる それぞれどこが壊れているのか確かめた後、ひとつひとつ錬金術で直し始めた 大きく欠けているところは素材を継ぎ足し錬金術でくっ付ける 細かい破損はパーツを弄って直し20個全部直ったか確認してチェックする そうして直った軽プラズマランチャーをナノトランサーにしまい、依頼先へと転移していった… 2018年 12月15日 20 01 534 MI4989 削除 溶接器の修繕依頼を出してくるあたり依頼主の予想が付いていたが、やはりどこかの工場だった。 工場作業ロボ「よかった、よかった。使い方しかわからねー謎の工具だったから直してくれるかわからんかったよ」 ……よくそんなもんを仕事道具として使おうと思ったな、と思ったヴェルグは直した軽プラズマランチャーと代金を交換し、工場から去って行った。 ブロペニュ「陸棲シュヴェシィナとかのエネルギーを操る機能で他の機体にエネルギーを非接触供給するっていうのって出来るの?」 カスターダ「出来るけど専用の機材が必要だし、電気エネルギーに限られるわね……。範囲が意外に狭いからどうしても機動力が落ちるし……」 工房に帰ってくるとリビングでカスターダとブロペニュが雑談していた。 2018年 12月15日 21 57 535 忘却の亡霊 ヴェルグ「………」 2羽の会話をチラ見した後、作業部屋に入りビームスプレーガンの修理を始めた 一度バラバラに分解すると塗料が詰まっていた部品があったので詰まっている塗料を掻き出し新品同様に磨き上げ 塗料が付着し辛くなる溶剤を溶いてパーツに塗り、素早く乾くように温風を送り込み乾いた頃にパーツを組み合わせ、組み立てていく ヴェルグ「塗料用のビームスプレーガンってのもあるもんだな…」 そう言って無線送電レーザーの整圧器と整流器の修復を始めた …修復と言っても無線送電レーザーの壊れてない部品を参考にし錬金術で直すだけである 壊れているパーツを錬金術でキレイに直し、元通りに組み立てる そうして組み上がった無線送電レーザーの整圧器と整流器がに電気を流し、上手く電流が流れていくのを確認してからよいしょっととナノトランサーに修理品をしまい込み届け先へと転移していった… 2018年 12月15日 23 26 536 MI4989 削除 ビームスプレーガンの修理を依頼した所も工場だったが、そこはさっきのその場所とは違い、主にヒュムやロイド用の耐レーザーセラミック装甲を作っている工場だった。 塗装工ロボ「鹵獲品頼りの工程が要る製品ってダメだよな」 ヴェルグ「これ、鹵獲品だったのか」 塗装工ロボ「そうだよ、なんでもウサギみたいな猛獣が良く作る工具なんだとか。まぁ、塗料も鹵獲品頼りなんだけどな」 なんだか安定性に欠ける製造ラインである……、そんなことをビームスプレーガンと代金を交換して、次の場所へと向かった。 無線送電レーザーの修理を依頼した所は(多分)ミニバリスタンの宇宙要塞を運用しているPMCだった。 整備兵ヒュム「これが無いとライトニングレーザーになるんだよな……。ありがとう」 ヴェルグ「……ライトニングガンよろしく、感電するレーザーにでもなるのか?」 整備兵ヒュム「そう、感電するレーザーになるぞ」 ヴェルグ「厄介だな」 どうやら先ほど直した二つの部品が無いと無線送電レーザーが威力のある感電するレーザーになってしまうらしい。 ともかく、部品と代金を交換し、ヴェルグは工房に戻った。 2018年 12月16日 14 37 537 忘却の亡霊 ヴェルグ「ふぃー…」 ドサッとソファに身を投げ出し外で買ってきた缶コーヒーを飲む ゆっくりとコーヒーを飲み、ぼーっと星空を見上げる ダスドの空は、今日も星空に満ちていた ヴェルグ「………」 ゆっくりと缶コーヒーを飲み、星空を見上げる 無数に広がる星空の中、ヴェルグと同じ事をしている者が居るのだろうか そんな、ちょっとセンチな気分にひたるヴェルグであった 2018年 12月16日 19 24 538 MI4989 削除 ブロペニュ「食材はこれでよしっと……」 ヴェルグがソファでゆっくりとしている頃、ブロペニュは買って来た食材を手にキッチンへと向かった。 どうやらヴェルグが仕事してる時に買い物をしていたようだ。 カスターダはと言うと射撃場でサプレッサーを付けた大口径突撃銃を撃って照準器の調整をしていた。 2018年 12月16日 21 36 539 忘却の亡霊 ヴェルグ「…よいしょっと」 缶コーヒーを飲み干したヴェルグは缶をゴミ箱に捨て作業部屋に入り、棚に転がってたワープクリスタルを手に取る そして何処かへ転移していった… ~1時間後~ ヴェルグ「~♪」 帰って来たヴェルグがホクホクした顔でリビングに入って来た どうやら先程のワープクリスタルを売りに行ってたようだ 表情を見るに中々良い値段で売れたようだ、鼻歌を歌っている位機嫌が良い ヴェルグ「さーて、今回のお仕事は?」 鼻歌混じりに携帯端末を開き依頼を確認すると 封都・月讀京 試作武器を使った模擬戦 プリッツア王城 魔法エンチャント武器の開発 プリッツア王城 エアコンの修理(3度目) ヴェルグ「見事に知り合いしかねぇ!」 思わずツッコミを入れるヴェルグであった 2018年 12月16日 22 27 540 MI4989 削除 ブロペニュ「?」 コトコトとアイントプフになる具材を煮込んでいたブロペニュは何かが聞こえたのかアンテナみたいな耳を立てた。 大変そうでもないね、と思って再び調理に気を向けた。 カスターダ「一部地域でモンスターロボが超巨大化ねぇ……」 その頃、カスターダはソファに寝転がりながらラップトップPCでニュースサイトを巡っていた。 そんな彼女が見つけた記事によるとどうやら一部の宙域に棲息するモンスターロボが“超”巨大化する変異が起こっているらしい。“超”と付くからには相当な巨大化である。 もしかするとなまもの兵器群のような進化をし始めているのかもしれない。 2018年 12月17日 18 40 541 忘却の亡霊 ~封都・月讀京 だんご屋かぐや~ もみじ「いやー悪いね、また呼んじゃって」 ヴェルグ「仕事だからな、別に構わん」 ヴェルグは月讀京のだんご屋でだんごを一本食いながらもみじを待っていた しばらくしてからやって来たもみじと合流し、試験場に向かう 試験場にはコンパクトガトリングが置かれてあり、ヴェルグが持つと、そこそこの重さを感じる 後はやっぱりあちこちにお札が貼られていた ヴェルグ「今回はどんな仕掛けだ?」 もみじ「んーとね、あたしの手裏剣のスロウターン効果を付与したコンパクトガトリングだって」 ヴェルグ「スロウターンとはまた地味に嫌なデバフだな…」 もみじ「そんで、使ってみてどうだったかレポートを書いて欲しいんだって」 ヴェルグ「模擬戦の相手は誰だ?」 もみじ「あたし」 ヴェルグ「やっぱりか…そういう事ならとっとと始めようか」 そう言って二人はある程度離れ、同時に走り出した 2018年 12月17日 22 54 542 MI4989 削除 ~ダスド、工房~ ニュルン「んーっ、お買い物がようやく済んだわ……」 ヴェルグが仕事で出かけているころ、ニュルンがお買い物から帰って来た。 カスターダ「おかえり、やっぱりミサイルとかを買ってたの?」 ニュルン「ええ、たくさんの砲発射ミサイルと少しのミサイル買ってたわ」 カスターダ「やっぱり潜水艦用のかしら」 ニュルン「主に潜水艦用ね。他にはスウォームドローン掃討用の多弾頭ミサイル、レーダー破壊用の浮遊機雷散布ミサイル……といった所かしら」 そうして買ったミサイルの特徴をネタに雑談にふけるのであった……。 ブロペニュ「あとはパンが焼き上がるのを待つだけっと……ふぅ」 ブロペニュは昼食の支度を終えてリビングに入り、ソファに寝転がった。 ニュルンとカスターダの雑談を聞きながらブロペニュはなんとのついでで買ったカタログを読み始める。 ブロペニュ(なんかこの世界の武器って状態異常系が多い気がするんだよね……。スロウとかディスオーダーとかなんなんだろ……) 2018年 12月18日 00 07 543 忘却の亡霊 ~封都・月讀京 試験場~ ヴェルグ「…!」 もみじ「ほっ!」 ヴェルグ「ええいすばしっこい!忍者の脚速すぎだろう!?」 もみじの素早さに翻弄されながらコンガトの空転時間を経てコンガトをどうにか当てる するとスロウターンがかかったのかもみじの動きが鈍くなった そのままもみじの横へ回り込みコンガトを遠慮なく叩き込んだ ~模擬戦終了後~ ヴェルグ「効果は地味だが中々いやらしい攻撃だな」 もみじ「ねー、自分で喰らってみてやりづらいといったら…」 レポートを書きつつもみじと会話するヴェルグ 先程の模擬戦の感想を語り合い、レポートに残す 書き上がったレポートをもみじに渡して報酬を受け取る そしてだんご屋かぐやでだんごを買い、転移して帰っていった 2018年 12月18日 08 00 544 MI4989 削除 ブロペニュ「おかえり~」 帰って来たヴェルグに挨拶をしたブロペニュは呼んでいたカタログをソファに置いて昼食をテーブルに並べ始めた。 ソファに置かれたカタログはヴェルグにとっては見慣れない体裁だが紹介されているのがCB次元群では一般的な武器というもの。どうやら魔境視点でCB次元群の武器を紹介するカタログのようだ。 カスターダ「おかえりなさい。今日も月の都でお仕事だったのかしら?」 ヴェルグ「よく分かったな」 ニュルン「だって手にお団子を下げてるじゃない」 ブロペニュが昼食を並べ終えたのを見て昼食を取り始める。 メニューはトマトベースのアイントプフ、ライ麦パン、ザワークラウトと茹でたジャガイモ、鶏の丸焼き、そしてヴェルグがお土産に買って来たお団子。 ブロペニュ「ねぇねぇ」 ヴェルグ「なんだ?」 ブロペニュ「この世界の武器って状態異常付きが多いよね」 ヴェルグ「今さっき仕事で使った奴もそうだったな」 ブロペニュ「この手の状態異常ってどうやって付与してるの?」 2018年 12月18日 18 55 545 忘却の亡霊 ヴェルグ「一般的にはチューンで状態異常を付与出来たりするんだが…」 ブロペニュ「ふんふん」 ヴェルグ「専門的な技術を持ってないと付与出来ないチューンもあったりする…術や魔法による付与もその手のもんだな」 そう言ってアイントプフを飲むヴェルグ、暖かいスープが外回りで冷えた身体を暖める ヴェルグ「まぁ専門の技術者でないと出来ないと思ってくれや」 ブロペニュ「ヴェルグは出来るの?」 ヴェルグ「魔法エンチャントなら一応出来る、専門的なチューンは…ちょっと厳しいかな」 そう言ってアイントプフを飲みきり、鶏の丸焼きを切り分けた 2018年 12月18日 22 07 546 MI4989 削除 ブロペニュ「もうちょっと工業的な手段で付与してるのかと思ってたけどちょっと違うんだね」 鶏の丸焼きとザワークラウトを食べながら話を聞いていたブロペニュはいくらか工業的な手法で付与しているのかと思っていたようだ。おそらく、職人さんがやるお仕事的な印象を受けたのだろう。 ブロペニュ「それで、ヴェルグが付与できるエンチャントってどういうものがあるの?」 2018年 12月18日 22 46 547 忘却の亡霊 ヴェルグ「普段のチューンと同じように威力や弾速を強化するものだったりスロウを付与するものだったり色々あるぞ」 ブロペニュ「ふぅん…」 ヴェルグ「まあ一部のチューンはアリーナに出られなくなるけどな、コンガトにスロウとか何も出来ない内に殺られるし」 どうやらアリーナに禁止されてるエンチャントも多々あるようだ ヴェルグ「まあ一般的なチューン以外はアリーナに持っていけないと認識してくれていい」 そう言って鶏の丸焼きのひときれを口に運び、デザート代わりにお団子を手に取った… 2018年 12月19日 11 15 548 MI4989 削除 ブロペニュ「銃にスロウが乗せられないのって出来る出来ないの話じゃなかったんだ」 ニュルン「でもシュヴェシィナは素体も機体も殆どアリーナ出場禁止だからあまり気にするところではないわね」 アリーナのレギュレーションで禁止というところでニュルンが反応し、シュヴェシィナ自体も禁止されていると言った。まぁ、シュヴェシィナの性能を考えると当然だが。 ブロペニュ「じゃあ、私が持ってるスカウトライフルにスロウを入れてもいいんだね」 カスターダ「でも同じシュヴェシィナにはスロウとかその手の状態異常系はかからなかったと思うんだけど……」 ブロペニュ「(´・ω・`)だいぶ前自分にリキッドスネイルボムを使ってみたけどねちょねちょするだけで効果が無かったのを思い出した……」 ヴェルグ「何してんだか……」 昼食を食べ終えてデザート代わりのお団子を食べ始めた頃合いにブロペニュは食器を食器洗い機に突っ込んでいく。 2018年 12月19日 16 58 549 忘却の亡霊 ヴェルグ「状態異常が効かないってのは強味だな…」 お団子をモグモグと食べながらヴェルグが呟く 状態異常が効かない常時クリアランス状態なのだろうか そんな事を考えながらだんごを食い終わり、立ち上がる ブロペニュ「お仕事?」 ヴェルグ「おう、今度はプリッツアに行ってくる」 ブロペニュ「すっかり常連だね」 ヴェルグ「そうだな…まあ仕事がある分暇な時よりマシだが…」 行ってくると言い残し、ヴェルグはプリッツアに転移していった… 2018年 12月19日 19 38 550 MI4989 削除 ブロペニュ「いってらっしゃーい」 仕事に向かうヴェルグを見送り、昼食の片付けを済ませて行く。 カスターダ「そういえば私達って基本的に状態異常って呼べる効果がかからないわよね……なんでかしら」 ニュルン「経験的な話だけどその手の状態異常ってコンピュータのプログラムや毒と同じで土台となる物理法則(OS、身体)がほぼ似ている事が前提みたいなのよ」 カスターダ「ヒトはだいたい食べられるけどネコは玉ねぎとチョコレートがダメみたいな感じなのかしら」 ニュルン「多分、そんな感じなんでしょうね……」 その傍らでカスターダとニュルンは雑談にふけるのであった。 2018年 12月19日 21 54 551 忘却の亡霊 ~プリッツア王城 廊下~ ヴェルグ「今度はお前か…メルフィ…」 メルフィ「えへへ…ごめんなさいヴェルグさん」 ヴェルグ「もういっそ新しいエアコンにした方が良いんじゃないかな…」 今度はメルフィの部屋のエアコンが壊れたらしく、3度目となるともうツッコむ気力が起きないようだ ぬいぐるみに溢れたファンシーなメルフィの部屋に入り、早速エアコンのカバーを開ける 熱交換器とフィルターを水魔法で洗い流し基盤をはんだつけして直して組み上げる ついでにリモコンのボタンの部品を新しいのに付け直し、エアコンのチェックをして修理を終える 終わった所でメルフィの方を見るとメルフィはティータイムの用意をしていた…中々図太い精神である ヴェルグ「終わったぞメルフィ…何してんの?」 メルフィ「あっちょうどいいですね、ちょっとティータイムにしませんか?」 ヴェルグ「…まあ、いいか…一杯貰おう」 テーブルについてクッキーと紅茶を振る舞われ、クッキーを食べながら紅茶を飲むヴェルグ クッキーのサクサク具合が心地よく食べられ、いい香りの紅茶が鼻腔をくすぐる つかの間のティータイムを楽しみ、クッキーを何枚か食べた後メルフィの部屋を出た ヴェルグ「さて、次は魔法エンチャント武器を作るか…」 2018年 12月20日 00 46 552 MI4989 削除 ~ダスド、工房~ ニュルン「任務どうしようっかな~」 ブロペニュ「あんまりきついのはやだなぁ」 ニュルン「きつくない任務はないわよ」 ブロペニュ「(´・ω・`)えー」 リビングのソファでだらだらしながら任務を探すシュヴェシィナ達。 のんびりとした調子で探すものの、大抵の任務は航空支援に使う航空機として待機するというもの。 大抵は目的地まで飛んで行って機銃掃射か空爆かロケット砲撃して飛び去って行くというもの。ガンシップ型だったら少し滞空して弾幕を張るのがお仕事となる。 ただ、ニュルンやカスターダなどの手練れのシュヴェシィナ達に求められているのは敵防空網を直接攻撃して制圧することであり、だいたいこの2機に引っ張られているブロペニュは敵防空網に一緒に突っ込んでいくこととなるのだ。 そんな調子なのでブロペニュにとってはかなりキツイ任務ばかりなのであった……。 2018年 12月20日 14 27 553 忘却の亡霊 ~プリッツア王城 魔法工房~ ヴェルグ「工房はここか…?」 マルカ「ヴェルグ~こっちこっち~」 ヴェルグ「おうマルカ、今度はお前か」 マルカの方へ歩いていき、合流するヴェルグ そしてマルカから何を作るのか聞き出し、メモをとる どうやらホウキにフルブースト機構を積みたいらしい 早速魔方陣が書かれたシートを広げ、そこにホウキを置く 呪文を唱えながら魔力を流し込みホウキに新たな魔力回路を作る そこに別の魔力を流し込み、フルブーストの機構を刻み込んだ これで魔力を使ったフルブーストが機能するはずだ ヴェルグ「…出来たぞ、コレでフルブーストを唱えるとフルブーストが出来る筈だ」 マルカ「うわ~い!コレで逃げたエリザに追い付けるぞ~!」 ヴェルグ「お前はいったい何をしようとしてるんだ」 きゃっきゃとホウキにまたがりフルブーストで飛び回るマルカをジト目で見ているヴェルグであった 2018年 12月20日 20 37 554 エアロ 「全く、アヤツは進歩せんというか…ガキっぽいというか…」 ため息を付きながら数人の魔法使い達と現れたのは、 緑色の魔法使いの格好をしたロイド。 プリッツア魔法魔術団顧問にして大魔導師・ウィザメルだ。 マルカ「ウゲッ、師範・・・」スィーッ マルカも流石に降りてきた。 やはり魔法の能力だけでも敵わないと見ているのだろう ウィザメル「さてと、そこの御仁は元アーティス村の猟師にして 太陽のアークのメカニック、ヴェルグ・ラスタ殿じゃな? ワシはプリッツア魔法魔術団顧問のウィザメルじゃ、 出来の悪い弟子がお世話になっとるのう。 それにエリザ姫からも色々話は聞いておるでな」 ブリンク「同じく、プリッツア修道会総代のブリンクです。よろしくお願いします」 ヴェルグ「ああ、お初にお目にかかる」 ヴェルグは二体に挨拶をして握手を交わす。 偉い人が頻繁に訪れることからも、 この工房がプリッツアの魔法用具の中心なのだろう。 ウィザメル「ふむ、マルカのホウキにフルブーストか、良いカスタムじゃな。 ワシも若い時分は加速エンチャ掛けて飛び回っとったわい、カカカッ」 ブリンク「修道会の方でも、上部組織の正法院があなたを調べているとか… まぁアークとは言っても元国民、その点はご安心を」 ヴェルグ「そうだといいがな…」 マルカや魔法使いがお茶を入れ、ヴェルグは2回めのティータイムと洒落こむのだった。 2018年 12月20日 22 10 555 MI4989 削除 ~ダスド、工房~ ブロペニュ「そう言えば鹵獲した武器のテストってもう終わってるんだっけ」 ニュルン「混沌軍の武器と兵器は概ね終わってるわね。あとはミニバリスタンが作った武器とかのテストなんだけど規格がめちゃくちゃだから大変みたいなのよね……」 ブロペニュ「そうなんだ……」 ニュルン「でも同じ集団内なら薬莢の規格は遺伝子に刻まれているのかなってくらい揃っているの」 ヴェルグが仕事先でティータイムになっている頃、ブロペニュ達は飽きもせず雑談にふけていた。 今話題にしているのは鹵獲武器の話題、主にミニバリスタンの武器についてだった。 ブロペニュ「カスターダちゃんも何も見ないで作れる薬莢はあるの?」 カスターダ「まぁ、.22LRと12.7x108mmと23x115mmなら……」 ブロペニュ「あ、あるんだ……」 ニュルン「やっぱり遺伝子に刻まれている規格があるのね……」 その中で「ミニバリスタンは適当に薬莢を作っても何故か同じ集団内なら薬莢の規格が揃っている」事が多々あるということで一応はクレリアン系であるカスターダに聞くと、やはり見ないで作れる規格があったようだ。 2018年 12月20日 22 12 556 忘却の亡霊 ヴェルグ「…旨いな…」 ウィザメル「そうであろう、良い茶葉を仕入れたのだからな」 メルフィが淹れた紅茶も旨かったが茶葉の風味が格別だ ふわりと紅茶の香りが鼻を抜け、リラックスさせてくれる 茶葉に詳しくないヴェルグでも、このお茶は旨いと認識させる紅茶であった ヴェルグ「紅茶まで貰って…なんかすまないな…」 ウィザメル「なぁに、アークと茶を飲めるなんて珍しいからのう」 2018年 12月20日 23 59 557 MI4989 削除 美味しい紅茶を楽しんでいると工房のどこかからヴェルグにとってはなんだか懐かしい感じがする、高山地帯に住む人々特有の訛りのある話し言葉が聞こえてくる。 紅茶を飲みながらヴェルグはそっと耳を傾けてみた。 訛りのある魔法使い「――“心音”パターンの取り方を教えてと言われても……。私はここにあるようなちゃんとした機械で取った訳じゃないので……」 魔法使いE「ええ、それだと探すのにいちいちあんたの耳を借りなきゃならないじゃん……」 訛りのある魔法使い「ここには機械があるのでその子をここに連れて来てくれれば“心音”パターンを取ってセンサーに反応するようにもできますよ」 魔法使いE「うぅ、あいつ捕まえるの苦労するのに……」 どうやら心音探知を使った索敵手段を開発している最中のようだ。 2018年 12月21日 19 10 558 忘却の亡霊 ヴェルグ(ウサギでも逃げたのか…?) 盗み聞きした情報を元に想像し、子バリスタンのリオネールを思い出すヴェルグ 確かここで飼われていたなーと思いつつ紅茶を飲む 仕事の後ののんびりしたティータイムはヴェルグの心を癒す そしてしばらくのんびりした後でヴェルグは立ち上がり、そろそろおいとまする事を伝えた ヴェルグ「そろそろ帰るとするか…」 2018年 12月21日 22 21 559 MI4989 削除 ~ダスド、工房~ ニュルン「……」カチャカチャ カスターダ「何してるの」 ニュルン「多連装ロケットランチャー用のクイックローダーを組んでるの」 ブロペニュが夕飯の支度を始めた頃、ニュルンは作業部屋で55mmロケット弾を束ねてクイックローダー的なものを作っていた。 多連装ロケットランチャーに入れるロケット弾は一本一本詰めていくのが基本だったのでこれで装填時間を短縮しようという魂胆だ。 2018年 12月21日 23 38 560 忘却の亡霊 ブリンク「上部組織の正法院があなたを調べているから注意して下さい…私からは以上です」 ヴェルグ「わかった、目立たないように気をつけておく…おいマルカ、俺はまだ報酬貰ってねぇぞ」 マルカ「…あっ」 ヴェルグ「忘れてたとはいい度胸だ」 マルカ「いだだだだ!痛い痛い!」 マルカにコブラツイストをかけてぎりぎりと締め上げる マルカが涙目になった辺りで解放し、報酬を要求する 一通り報酬を貰ったらまたごひいきにとだけ言い残し、工房へと転移していった ~惑星ダスド ヴェルグの工房~ ヴェルグ「ふぃ~…終わった終わった…」 2018年 12月22日 00 51 561 MI4989 削除 工房に帰って来るとキッチンでブロペニュが夕飯の支度を始めているのが見え、作業部屋ではニュルンはなんかロケット弾を束ねたものを作っているのが見えた。 カスターダ「……たまには陸戦用外殻でも使ってみようかな」 その一方でカスターダはリビングのソファに寝転がりながらシュヴェシィナ用外殻のカタログ的なものを読んでいた。 カスターダ「でもエルシーちゃんとかのBMP-T11系と運用が被りそうだから……、あんまり重いのはダメかしら……」 2018年 12月22日 07 56 562 忘却の亡霊 ヴェルグ「…ふぅ…」 ドサリとソファに座り、ぼーっと星空を見上げる そして正法院について考え始めた ヴェルグにとって全く知らない組織である正法院…ヴェルグからしたら不気味に感じる ヴェルグ「俺の事はほおっておいてほしいんだけどなぁ…」 気になる事は気になるので正法院について調べ始めた 2018年 12月22日 12 28 563 MI4989 削除 ニュルン「……ん? 調べもの?」 ヴェルグ「まぁ、な」 ロケット弾を束ね終えたのかニュルンがソファに座ってカフェオレを飲み始めた。 ヴェルグが調べものをしているの光景を見たがニュルンは興味がないようだ。 まぁ、携帯端末の画面を覗かれるというのはなんでだかあまり良い気分がしないのでそれで良いとヴェルグは思ったが。 カスターダ「陸戦用外殻ってどう思う?」 ニュルン「この世界だとパワードスーツ的なものが普及してるし、そもそもロイドの重装甲モデルで事足りちゃうから微妙だと思うわ」 カスターダ「あら、残念……」 2018年 12月22日 18 24 564 忘却の亡霊 正法院について検索してみても詳しい事は分からず、不気味に思い始めるヴェルグ そんな折、フラップジャックECGNからの信号が途絶える ヴェルグ「んぁ?ECGNが墜ちた…?」 フラップジャック型は高いのになーと考えながらとりあえず回収に向かう為エクストリームBに憑依し 夕食を作ってるブロペニュにちょっと出かけると言い残し、ヴェルグはブレイゾンへと転移していった… 2018年 12月22日 20 09 565 MI4989 削除 ブロペニュ(急用……ね) ブレイゾンへと急いで向かったヴェルグを見送ったブロペニュはいったいどんな用事が出来たんだろうとカレーシチューを煮込みながら考え始める。 ……が、ぶっちゃけなんなのかさっぱり分からない。 ブロペニュ(そういえば最近はブレイゾンに行ってない気がする) 2018年 12月23日 19 04 566 忘却の亡霊 ヴェルグ「ただいまー」 いつの間にかジェイス型に戻っていたヴェルグが帰って来た そしてコアを破壊されたECGNを作業部屋に起き、ソファに座る ECGNの修理は後回しにするようだ ヴェルグ「バリスタン達が居るとは思わんかった…」 2018年 12月23日 21 42 567 MI4989 削除 ニュルン「あら、バリスタンに絡まれたの?」 ヴェルグ「そう言う訳じゃないが……」 ブロペニュ「パン焼けたよ」 夕食の準備が整い、夕食を取り始めた。 今日はビーフカレーシチュー(とろみがあまり無いタイプ)、ラグビーボール状のフランスパン、茹でたジャガイモとザワークラウト、ヨーグルト。 ニュルン「うちの群れだと航海中は特定の曜日にカレースパイスを使った料理が出るのよね」 ブロペニュ「曜日感覚を狂わせない為?」 ニュルン「まぁ、そういうものね。お船の中に居ると曜日感覚どころか昼夜の感覚も狂っちゃうから……」 カスターダ「水棲シュヴェシィナって育つ場所によって昼夜の感覚が変わって来るからその辺が大変そうね……」 ニュルン「ぶっちゃけ、時差ボケみたいなものだと思ってるわ」 2018年 12月24日 20 22 568 忘却の亡霊 ヴェルグ「時間差に身体がついていけなくなる事ってあるよな」 傭兵時代にあちこち旅して時差ボケに悩む事があったらしく、ヴェルグも頷く そしてヴェルグはパンをちぎってビーフカレーシチューに付け、食べていく 固いパンを柔らかくしてから食べるのがヴェルグの食べ方だ ヴェルグ「コレ、カレーなのかシチューなのかわからなくなるな…」 2018年 12月25日 00 41 569 MI4989 削除 ブロペニュ「カレー味のシチューだよ」 カスターダ「お肉とジャガイモを頼める?」 ブロペニュ「牛肉は高いから鶏肉で良い?」 カスターダ「それで良いわ」 カスターダがおかわりを要求し、それを聞いたブロペニュはキッチンへ向かって茹でたジャガイモとフライドチキンをカスターダの所に置いた。 カスターダはカレーシチューをカレーソース代わりにフライドチキンへかけて食べ始めた。 ブロペニュ「今年のクリスマスどうする?」 ニュルン「うーん、うちの群れはお祝いと催しするつもりだったんだけど、この世界でのシーレーン防衛で忙しくなっちゃったから、今年は時間が進むスピードを速めた仮想空間内で催しすることになったわね」 ブロペニュ「(´・ω・`)そっかー」 なんかしれっと時間の流れる速度が違う空間で催しをするとかいう話が出てきた。 どうやら水棲シュヴェシィナ達はそんな亜空間物件的なモノを持っているようだ。……ブロペニュの反応を見るにあんまり良い場所ではなさそうである。 2018年 12月25日 13 40 570 忘却の亡霊 ヴェルグ「今年ももうクリスマスか…」 アーティス村にいた頃、クリスマスはウサギ肉を食っていたヴェルグ 自分で狩ったウサギを丸焼きにして食っていたのだ その頃の思い出で懐かしい気持ちになり、後でチキンをつまみにビールでも飲むか…と夕飯を食べながら思ったヴェルグであった… 2018年 12月25日 17 59 571 MI4989 削除 ニュルン「ごちそうさま」 ブロペニュ「んじゃ、お皿を片付けるね」 ニュルン「明日あたりにケーキ作ってくれる?」 ブロペニュ「いいよ」 夕飯を食べ終え、ブロペニュが食器を片付け始めた。 ヴェルグは作業部屋に入り、ニュルンとカスターダはソファに座って話をし始めた。 カスターダ「今年のクリスマスはお酒が無しになりそう」 ニュルン「まぁ、お酒は無しになるでしょうね……。翌日には爆雷を積む子もいるんだし」 2018年 12月25日 19 40 572 忘却の亡霊 ヴェルグ「ジングルベール、ジングルベール、鈴が鳴る~♪」 作業部屋に入ったヴェルグはうろ覚えの歌を歌いながらECGNの修理を始める 破損した部品を錬金術で錬成し、壊れたコア部分は丸ごと交換して直前までのデータをインストールして… コア部分に空いた大穴は鉱石を継ぎ足して錬金術で塞ぐ そして細かい傷を錬金術で綺麗に直し、磨いた ECGN「…はっ!?ここは…」 ヴェルグ「おかえり、コアをひと突きされて大破してたぞお前」 ECGN「うわぁ…見事にひと突きされてる…」 修理前に撮っていた画像をECGNに見せる 航空機で装甲も薄いとはいえ、コアを抉られているのはロイドにとって軽いグロ画像になっていた ヴェルグ「お前もよく壊されるな…」 ECGN「好きで壊されてる訳じゃないです…」 2018年 12月25日 21 29 573 MI4989 削除 ブロペニュ「次はケーキを作ろうっと」 食器を片付けたブロペニュは続いてケーキを作り始める。クリスマスのときによく作る種類を選び、それに合わせた食材を選んでいく。 ブロペニュ「~♪」 ニュルン「私はオードブルを持って行こうかな」 カスターダ「でもキッチンが開いてないわよ」 ニュルン「まな板と包丁があれば普通のテーブルでも出来るわよ」 その傍らでニュルンは(多分)クリスマスパーティに持っていくであろうオードブルを食事を食べるときによく使うテーブルで作り始めた。 魚介類と海草を組み合わせたものを沢山作っていく。 それと並行してカスターダもオードブルを作り始めた。 2018年 12月25日 22 25 574 忘却の亡霊 ECGN「じゃ、次の仕事があったら起こしてください」 ヴェルグ「おう、次は大破しないといいな」 ECGN「( ^q^)やめてください死んでしまいます」 そう言ってスリープモードに入ったECGNを飛行形態で倉庫にしまうヴェルグ リビングに戻ってくるとニュルンとカスターダが何やら豪華な料理を作っており キッチンからもブロペニュの鼻歌が聞こえてきたから何かしら作っているのだろうか ヴェルグはブロペニュの邪魔をしないように気をつけながらコーヒーを淹れ、コーヒーを持ってソファに座る こうなると料理下手のヴェルグが関わっても邪魔になるので大人しくしているのだ しかしソファに座っているのも暇なので何か依頼が無いか携帯端末を開いた 2018年 12月25日 23 03 575 MI4989 削除 ブロペニュ「……よし」 ニュルン「あら、ずいぶんと大きなケーキを作ったのね」 ブロペニュ「半分飾りみたいなものだしね。あとはこれを会場に持って行って組み立てるだけ……」 ニュルン「組み立てるんだ……」 なんだか組み立てる必要のある大きいケーキが完成したようだ。 ブロペニュはテレポーターで会場に搬入し、冷凍ビームスプレーガンを改造した調理器具を持って会場へと向かった。 カスターダ「なんか要塞かお城みたいなケーキだったわね」 ニュルン「半分飾りみたいなものを要求したから……ね」 Type2LB達「……」出来上がったオードブルを会場に運んでる ヴェルグ(……流石に依頼は無いか) ブロペニュ「ヴェルグ……ちょっと良い?」 ヴェルグ「ん、なんだ?」 ブロペニュ「この雪砂糖を吹きつけるスプレーガンの修理を頼めるかな……」 会場に向かったブロペニュが突然戻って来たかと思えばスプレーガンみたいな調理器具の修理を頼んできた。 なんかトリガー周まわりが壊れたらしい。 2018年 12月25日 23 46 576 忘却の亡霊 ヴェルグ「どれ…ああコレはトリガーがボッキリ折れてるわ」 プラスチックで出来てるトリガー部品がボッキリと折れていた コレではクリームが出せる筈もない 錬金術でトリガー部品を直し、他にも問題が無いか携帯端末のX線モードで確認して異常が無いか確認する ヴェルグ「んー、まあこんなもんだろ…出来たぞー」 2018年 12月26日 08 04 577 MI4989 削除 ブロペニュ「ありがとう」 調理器具を受け取ったブロペニュは礼を言い、ヴェルグの頬にキスをしてから会場へと足を運んで行った。 ニュルン「大人数の為に料理を作るなんて久々だったわね……」 カスターダ「ええ……」 オードブルを一通り作り終えたニュルンとカスターダはソファでちょっと一休みしようと座った。 ニュルン「ヴェルグさんも誘ったら行くかな……」 カスターダ「それは分からないわね……」 2018年 12月26日 19 14 578 忘却の亡霊 ヴェルグ「…催しもの?つまりパーティーか?」 ニュルン「ええ、みんなでパーティーするんだけどヴェルグさんは来る?」 ヴェルグ「う~ん…酒が無しなのがちと残念だが…よし、行くか」 少しだけ悩んだ後、行くことに決めニュルン達に参加の意思を伝える パーティーとなればいろんなクレリアンが見られるだろうと思い行くことに決めたのだ ヴェルグ「で、パーティーにはいつ行くんだ?」 2018年 12月26日 20 27 579 MI4989 削除 ニュルン「うーんっとダスド標準時刻だと明日の10時くらいに始まるからそのちょっと前あたりね」 カスターダ「まぁ、そこに置いてあるテレポーターから行けるわよ」 どうやら開催時刻が明日の10時くらいらしい。 カスターダが指差したテレポーターにはせっせとちっこい作業用ロボや丸い奴らや空中を泳いでいる魚たちがオードブルを運んで出入りしているのが見えた。 ちょっと蟻の行列みたいだ。 ニュルン「そういえば今年はうちの群れが主催だけど他のも来るのかしら……」 カスターダ「リストを見ると他の水棲シュヴェシィナ達の群れやクレリアン達も来るみたいね」 ~時間の流れを変えられる便利なパーティ会場~ 水棲シュヴェシィナ3「雪が深い設定だと子バリスタンが埋まっちゃうわよ。今年は子バリスタンも来るから……」 そのころ、パーティ会場では準備を進めていた。 まるで雪が積もっている森の中でパーティをやるような設定となっている。 そんな中ブロペニュは自分が作ったケーキに雪のような砂糖入りクリームをスプレーして塗っていた。 ブロペニュ「~♪」 2018年 12月26日 21 52 580 忘却の亡霊 ヴェルグ「いつの間にそんな物が…」 いつの間にか置かれていたテレポーターに少し驚くヴェルグ そして空を泳ぐ魚を不思議そうに眺めていた、どうやって泳いでいるのだろうか… ヴェルグ(さて、パーティーにはどんな奴らがやって来るのかな…?) パーティーに来るクレリアン達がどんな奴らなのか、少しだけワクワクするヴェルグであった 2018年 12月26日 23 22 581 MI4989 削除 ――翌朝 小さいやつらが料理を運び終えたのを見て就寝し、お出かけの準備をし始める。 そうしてテレポーターをくぐって会場へとたどり着くヴェルグ達。 一応、別の空間というもので雪が積もっている森のような場所だ。 主だった会場と思われる料理やケーキが並べられたテーブルが沢山ある場所にはもう既に人が集まっている。 ニュルン「今年のパーティはクレリアン系がそこそこ居るわね」 カスターダ「殆どバリスタンだけど」 会場に集まっている人種の構成は水棲シュヴェシィナが殆どのように見える。ニュルンの口ぶりからしてクレリアン系がそこそこ居るのは珍しいらしい。 フェヌンが形式的な挨拶を始めたので彼女の群れがこのクリスマスパーティの主催なのだろうか。 その間にヴェルグは周りを見渡してみる。 ばりすたんd「J,,・ω・)」もふもふっ タシュ「ミ,,・ω・,,ミ」もっふもっふっ Type15D2「ミ,,・ω・,,ミ」もふっ コリー模様のバリスタン「……」もふもっふっ ヴェルグ(やっぱり居るんだな……) クレリアンが居ると聞いていたのでバリスタンを探してみるとやっぱり居た。相変わらずふかふかな毛並みをしている。 フェヌンが形式的な挨拶を終えると会場が賑やかになり始めた。 ケピニェコ「そういえば貸してから気が付いたんだけど、あのスプレーガン壊れちゃってたね。……ごめんね」 ブロペニュ「大丈夫、直してもらったから……」 2018年 12月27日 14 43 582 忘却の亡霊 ヴェルグ「うーん、水棲シュヴェシィナが多いなさすがに」 会場に積もっている雪を踏みしめつつ料理があるテーブルに向かう 場所が場所なのか冬の狩りを思い出す光景だ テーブルに近付くと様々な料理が並べられており朝食を抜いていたヴェルグの腹が鳴る 腹の虫に従い紙皿に料理を取っていくヴェルグ、腹が空いているのか肉料理を中心に取っていく ヴェルグ「………」 もっきゅもっきゅと料理を食べるヴェルグ その姿は完全に一人の若者であった… 2018年 12月27日 16 29 583 MI4989 削除 ケピニェコ「水棲シュヴェシィナと言えば海鮮料理!なイメージがあるけど、ここの群れは山の幸を使った料理のバリエーションが豊富だよね」 タシュ「そうなの」もぐもぐ フェヌン「他の群れはかなり単調よ。そもそもパーティなんてやらない所も多いし」もふもふ バリスタンがいる時にフェヌンも含めて水棲シュヴェシィナ達はよくやる事なのか、まるで動物園のふれあい広場に居る小動物よろしく子バリスタンやバリスタンの男を抱っこしたり撫でたりとふかふかな毛並みを楽しんでいた。 水棲シュヴェシィナ9「よーしよし……♪」もふもふ、むにむに ばりすたんa「J,,・ω・)にゃー」 水棲シュヴェシィナ9「あれ、抱いてもおっぱいを揉まなくなっちゃった……」 装甲車級クレリアン「5歳過ぎちゃうと突起物を咥えたりなんか手に触れたものをにぎにぎしなくなるのよね……」 陸棲ツュヴェツィナ「うちの子もそうだったわ。それはそれで面倒な事が減るから良いんだけど……」 流石に抱っこやなでなでを嫌がる個体を無理やり抱いたり撫でていることはないようだ。 ……まぁ、子バリスタンの傍には母親であろう装甲車級クレリアンや陸棲ツュヴェツィナや狼か大型犬のようなバリスタンの女が居るのでそうそう嫌がる事はさせないのだろう。 ブロペニュ「? そういえば他の群れも来てるの?」 カスターダ「来てるみたいよ」 ブロペニュ「……なんか私くらいのばっかりだね」 ブロペニュは野菜のオードブルを食べながら会場を見渡してみると別の群れと思われる水棲シュヴェシィナ達が居るのが目に付いた。 彼女らはブロペニュがいつも使っている素体に近い仕様のものを使っている個体が多いみたいでフェヌンの群れの個体と比べると少し小柄に見える。 ブロペニュ(おっぱいの大きさは勝った……!) カスターダ「なんで満足気なのよ」 2018年 12月27日 19 10 584 忘却の亡霊 ヴェルグ「なんかふれあい広場みたいになってんな…」 ふれあい広場と化した一角を遠目に見て、ちょっと羨ましそうに呟くヴェルグ 後で混ぜてもらおうかなと思いながら好物である唐揚げをモグモグと食べるヴェルグ 特に知り合いも居ないのでのんびりと料理を食べられるのがヴェルグにとって過ごしやすくなっている しかし同時にちょっと寂しくもある…誰か知り合いが居ないかヴェルグはざっと会場を見渡した 2018年 12月27日 21 09 585 MI4989 削除 いつも一緒に過ごしているブロペニュ達を除いた知っている人物はと言うとさも美味しそうに七面鳥を食べているエルシーとシスティ。 ふれあい広場(仮)でタシュとケピニェコはおっぱいが大きい水棲シュヴェシィナ達にもふられたりなでなでされている。あと一緒に狩りをしたことがあるイライアももふられていた。 雪像とクリスマスツリーがある場所にはテストドライブでめっちゃ激しい抵抗をする混沌軍の採掘基地に行っちゃって苦い思い出を作らされたグロスタルと彼の妻らしきクレリアンの女が居た。 ブロペニュ「……♪」スリスリ 会場を見渡しているあたりでヴェルグにブロペニュがくっ付いてきた。 ばりすたんc「J´・ω・`)キュー……」 ニュルン(……なんか私だけ嫌がられてる) シェコダ「(,,・ω・,,)」 ニュルン(あ、あなたはもふらせてくれるのね)もふっ シェコダ(隙ありっ!)むにゅっ ニュルン「きゃっ!?」 水棲シュヴェシィナ3「ニュルンってよくいやらしいことをするけど、それをされるのも好きなんだね」 その頃、ニュルンはシェコダにからかわれていた。 フェヌン「そういえばなんであの子(ニュルン)を嫌がるの?」もふもふもふもふ タシュ「ミ´・ω・`ミ すぐお腹に手を伸ばしたり尻尾の付け根の上を押したりするから……」 2018年 12月27日 21 56 586 忘却の亡霊 ヴェルグ(そこまで喋ってる奴は居ないな…) 知り合いに挨拶して回るかと考えてた所にブロペニュがやって来る ブロペニュの頭を撫でて、好きにさせてフライドチキンをかじるヴェルグ むにむにとおっぱいを押し付けてくるブロペニュを微笑ましく感じながらヴェルグはジンジャエールを飲んだ ブロペニュ「~♪」 ヴェルグ(まるでペットの飼い主になった気分だな…) 甘えてくるブロペニュの頭をナデナデと撫で、次は何を食おうか思案するヴェルグであった 2018年 12月28日 16 43 587 MI4989 削除 システィ「んー、なんか太りそうだけど美味しいから止まらない……」もぐもぐ カスターダ「あんたは元から肉が付いてるでしょ」 システィ「それは言わないでよ……」 ヘッセニア「あ、ヴェルグも来てたんだ」 ブロペニュを撫でながら何食べようか考えている所でヘッセニアがヴェルグに話しかけてきた。 ヴェルグ「久しぶりだな。お前もこっちの世界で傭兵として働いてたりしてるのか?」 ヘッセニア「傭兵っちゃ傭兵だけど坑道戦とか地下での戦闘専門の偵察兵みたいな感じ。最近だと採鉱企業に雇われて惑星の地下を簡単に調査するのが主かな」 ヴェルグ「ほうほう……」 ヘッセニアは惑星に降り立って惑星の地下を調べる事を主とする傭兵として働いているようだ。 ヘッセニア「最近だと発見した盗掘している連中を抹殺したり、盗掘された鉱物資源を奪い返しに行く、何て任務もあるよ」 2018年 12月28日 21 49 588 忘却の亡霊 ヴェルグ「おちおち盗掘も出来ねぇな…おお怖…」 ヘッセニア「盗掘者に慈悲は無いね」 ヴェルグ「インガオホー…」 ヴェルグがそんな事を呟き、ブロペニュの頭を撫でる その後はヴェルグが最近プリッツアから便利な電気屋扱いされている事をぼやきヘッセニアから苦笑いをされて(´・ω・`)な顔をしていた ヘッセニア「なんか可哀想だね」(棒読み ヴェルグ「(´・ω・`)棒読みやめーや」 2018年 12月29日 00 26 589 MI4989 削除 イライア「え、電気屋さんだったの?」 ヘッセニア「違うよ、彼は職人さんよ」 イライア「そうだったんだ。一緒に狩りしてたから狩人だと思ってた」もふ なんかイライアがやって来た。やっぱりもふりたくなる見た目してる。 イライア「そういえばブロペニュ、おっぱい大きくしたんだね」 ブロペニュ「そうだよ」スリスリ、ムニムニ ヴェルグ「ちょっと大き過ぎる気がするけどな」 ヘッセニア「確かにちょっとバランスが悪そう……。大きさからしてニュルンとカスターダに合わせたのかな」 ブロペニュ「うぅ……」 2018年 12月29日 17 48 590 忘却の亡霊 ヴェルグ「昔は狩人やってたんだけどな…」 ボソッと周りに聞こえない程の小さな声で呟くヴェルグ 今はもうメカニックであるためあまり大きな声で言えないのだ ブロペニュの胸の話に話題も変わり、ちょっとホッとするヴェルグ 自身の昔話を掘り返す事になる事は避けたかった ヴェルグ「まあこのくらいの差なら大して気にならんな…揉み心地もいいし」 そう言ってブロペニュの頭をナデナデするヴェルグであった… 2018年 12月29日 21 57 591 MI4989 削除 ブロペニュ「……♪」 イライア「なんかヴェルグに良い事を言われるとすぐ嬉しそうにするね」 ヘッセニア「あたしのは結構硬いから好きで揉んでくれる人ってなかなかいない……」 ニュルン「でも軟らかいと痛くなるくらい強く揉まれることもあるのよ……」 ヴェルグ「痛いのか?」 ニュルン「痛いわよ。男の人にも分かりやすく言うとキ○タマを……」 ヴェルグ「わかった、わかった、もういい……」 えっちな事をされた後なのかなんか身体が火照っている感じになっているニュルンがヴェルグ達の所にやって来た。 なんとなくニュルンの胸を見る。他の部位とのバランスが良く、ブロペニュと比べるとなんとも大きさがちょうど良くみえる。 続いてかなり大柄なヘッセニアの姿を見てみると胸の大きさがかなり大きいがやはり他の部位とのバランスがニュルンのそれと一緒のようだ。 体形からしてウェアウルフあたりのケモ度が高いタイプの獣人なイライアはどういう体つきをしているのかはふかふかした毛並みに覆われていて分からない。 ヴェルグ「……」もふもふ…… イライア「あの……」 2018年 12月29日 23 20 592 忘却の亡霊 ヴェルグ「…はっ!?すまん、もふもふに釣られた!」 正気に返り、慌ててイライアから離れるヴェルグ どうやらもふもふには釣られやすいらしい イライア「いきなりもふもふされたから蹴り飛ばそうと思ったわ…」 ヴェルグ「本当にすまん、もふもふな毛並みには昔から弱くてな…」 ブロペニュ「………」ムスッ ヴェルグ「ああもうブロペニュも拗ねるな、俺が悪かったから」 慌てて拗ねるブロペニュをあやすヴェルグ 【太陽】のアークもこうなったら形無しである ブロペニュの機嫌が治るまで頭を撫でたり胸を揉んだりして必死にあやしていた… 2018年 12月30日 01 23 593 MI4989 削除 ニュルン「なんで他の女を触るだけで拗ねるのかしら……」 ヘッセニア「さぁ……」 ブロペニュ「♪」スリスリ、ムニムニ ヘッセニア「でもお触りすると機嫌が良くなるのね」 ニュルン「いつもあんな調子なのよ」 撫でられたり揉まれたりしていくうちに機嫌が良くなっているブロペニュをニュルンとヘッセニアは不思議そうな目で眺めていた。 もふっ ヴェルグ「ん?」 イライア「私じゃないよ」 なんかヴェルグにもふもふしたものが当たったがイライアではないらしい。 あたった感触から下を見ると毛が長くてもふもふしているミニバリスタンの姿が見えた。 Type15D2「ミ´・ω・`ミ」 なんかもふもふして欲しそうな顔をしている。 2018年 12月30日 04 07 594 忘却の亡霊 ヴェルグ「どうしたんだ?お前…」 ひょいとType15D2を抱き上げ、毛並みを撫でるように撫でていく もふもふの毛並みを堪能するヴェルグ、ちょっと幸せそうだ Type15D2も満足げなのか大人しくヴェルグに撫でられていた ヴェルグ「よーしよしよし…」 Type15D2「ミ=ω=ミ」もふもふ 2018年 12月30日 14 37 595 MI4989 削除 もふもふもふもふ…… Type15D2「ミ,,=ω=,,ミ ゴロゴロ……」 ヴェルグにもふられて気持ちよさそうに喉を鳴らす。 そんなあたりで他のミニバリスタンが一匹、また一匹とヴェルグに寄り始めた。 もふっ ヴェルグ「なんか集まってきている気がする」 もふっ 寄って来たミニバリスタン達を見て見るとバリスタンの男と違って迷彩柄に見える模様が無く、代わりにイヌやネコみたいな感じの模様である共通点が見え始めた。 思えばミニじゃないバリスタンの女もそういう模様だ。 性別によって模様のパターンが異なるのだろうか。 2018年 12月30日 20 23 596 忘却の亡霊 ヴェルグ「…よしよし」 集まってくるミニバリスタンを順番にもふもふしていくヴェルグ 模様に違いがあれど皆一様にもふもふした毛並みをしていたのでヴェルグも満足げになっていた ヴェルグ「ふぅ…どの子もいい毛並みをしていた…」 満足げに呟き、膝に乗ってるミニバリスタンを撫でるヴェルグ コレだけでもパーティーに来たかいがあるとヴェルグもご機嫌になっていた… 2018年 12月30日 21 47 597 MI4989 削除 ヴェルグ(そういえばブロペニュはどうしてるんだろ……また拗ねたか?) もふもふとミニバリスタンを撫でながらブロペニュが居た方向を見るとブロペニュもミニバリスタンをもふもふしていた。集まってきている以上はもふもふさせてもらっているのだろうか。 そんな様子を見たヴェルグは引き続きもふるのであった……。 カスターダ「なんか集まってるわね……」 エルシー「でもまんざらでもなさそうだね」 ~ダスド、工房~ ヴェルグ「なんかずっともふってたような気がする」 ブロペニュ「……」ソワソワ ミニバリスタン達をモフモフしていたら時間が過ぎ、パーティが終わっていた。 そんな訳でヴェルグとブロペニュ達は工房に戻って来た。時間の流れが違うというとおり、リビングにある時計は出発したときの9時から5分くらい進んだあたりの時刻をさしていた。 ニュルン「今日はずっとしたいわね……」ムニムニ カスターダ「そうね」ムニムニ ヴェルグ「なんで二人して胸を押し付けてきているんだ」 ブロペニュ「……」スリスリ、ムニムニ 2018年 12月30日 23 03 598 忘却の亡霊 ヤベェ、搾り取られる…と思ったヴェルグは仕事の依頼が入ってないかと携帯端末を開いた…がっ、駄目…!仕事の依頼が一個も入っていない…! ここまで状況が整っているとヴェルグも諦めざるをえなかった ヴェルグ「今度はどんなプレイになるんだろ…」 そう呟き、ヴェルグは3羽に押し倒された 2018年 12月31日 00 25 599 MI4989 削除 ニュルン「……ん、もう夕方?」 ヴェルグ「……」ぐたー…… ブロペニュ「……♪」ペロペロ カスターダ「すっかりお疲れさんね……。もっとしたいけど……ここで一休みしましょうか」 ニュルン「そうしましょう。ヴェルグ、ちょっとお夕飯作ってくるわ」 ベッドに押し倒されてからまるまる7~8時間くらいたっぷりと楽しんだあと、ヴェルグは疲れ果てていた。それでもブロペニュはヴェルグに抱き着いてペロペロと舐めている。 その頃合いでニュルンはヴェルグの頬にキスをしてから自分のおっぱいを抱えながらベッドに降り、ブラだけを付けてキッチンへ向かった。 カスターダ「ブロペニュ、もう疲れているみたいだから離れてあげなさい」 ブロペニュ「やだ」ぎゅっ 2018年 12月31日 01 52 600 忘却の亡霊 ヴェルグ「し、死ぬ…アークの力使わんと絞り尽くされて死ぬ…」 ぐったりとベッドに突っ伏してヴェルグはぼやく 7~8時間付き合わされてヘロヘロなのだ このまま突っ伏しているわけにもいかない、ヴェルグは仕方なくアークの力をちょっと解放した するとすぐさま力が復活し、身体が活力に満ち溢れる 【太陽】のアークによる無尽蔵な活力はこんな時にも活躍していた
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/2353.html
《秋山 澪(450)》 キャラクターカード 使用コスト4/発生コスト2/青/AP40/DP40 【ヘヴィメタ】/【音楽】 このカードは、自分の【ヘヴィメタ】を持つキャラがいない状態で登場する場合、休息状態で場に出る。 (今日は私たちのライブを聞いて下さいまして、ありがとうございます。) けいおん!!Part2で登場した青色・【ヘヴィメタ】【音楽】を持つ秋山 澪。 自分の【ヘヴィメタ】キャラがいない場合休息状態で場に出る効果を持つ。 デメリットアタッカーだが、ステータスはごくごく普通のファッティと変わらない。 【ヘヴィメタ】キャラがいればデメリットはなくなるが実質バニラファッティであるため、使い勝手は微妙。 <ヘヴィメタ>以外には採用する価値はないが、<ヘヴィメタ>では貴重なアタッカーとなる。 カードイラストはメガミマガジン2010年10月号の版権絵。《琴吹 紬&平沢 唯(451)》《田井中 律&中野 梓(452)》と並べると1つのイラストになる。 フレーバーは第20話「またまた学園祭!」での澪のセリフ。 関連項目 休息状態で場に出る 《琴吹 紬&平沢 唯(451)》 《田井中 律&中野 梓(452)》 収録 けいおん!!Part2 04-050 編集
https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/10098.html
南斗五車星・山のフドウ No.2451 レア度 6 レベル 1 最大Lv99 スキル 鬼神の一撃 進化素材 コスト 20 HP 1559 4,448 ターン(最短) 15(10) タイプ 体力 攻撃力 732 1318 Lスキル 鬼神となって戦おう!! 主属性 木 回復力 2 4 進化元 フドウ 編集 副属性 木 EXP 300万 3,000,000 進化先 なし 覚醒 木属性強化 / スキルブースト / 木属性強化 / マルチブースト / マルチブースト / 木属性強化 / 木属性強化 / 木属性強化 / 木属性強化 超覚醒 バインド耐性+ / 操作不可耐性 / コンボ強化
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/979.html
451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/17(土) 23 33 56.44 ID Cou7hCAb0 [13/14] ちなみ…大きくなると良いな…ウゥッ… 454 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/09/17(土) 23 44 37.32 ID QK/vg9Gb0 [2/4] 451 ゴクゴク コクコク タ「美味いな、牛乳」 ち「……冷たくて美味しい」 タ「栄養豊富だし、……うん、大きくなるかもしれないしな」 ち「……うるさい」コクコク タ「何とは言ってないが」ニヤニヤ ち「………もう、半分諦めてる」 タ「へぇ」 ち「……でも、背はちょっと欲しいかも」 タ「何でまた、ちまっこくて良いじゃん」 ち「……色々便利でしょ?」 タ「んー、そんなもんかな?」ゴクゴク ち「……キスの時とか…」ボソッ タ「ん?何かいったか?」 ち「……何でもない……馬鹿タカシ///」 ちまっこくてひんぬーなちなみん可愛い