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登録日:2018/12/10 Mon 21 19 26 更新日:2024/05/30 Thu 03 19 17NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 Apocrypha CCC EXTRA FGO Fate Fate用語項目 GO Prototype Samurai Remnant TYPE-MOON Zero stay night オンラインゲーム キャスター キャスタークラス グレイトフル魂 サーヴァントだよ全員集合!! ワールドワイド 偉人 古今東西 愛すべきバカ達 神話 英雄 英霊 英霊(の真名)言えるかな? 蒼銀のフラグメンツ ガッチリミーナー!コッチニキナー! ※この記事はFate/Grand Orderに登場するサーヴァント一覧の項目から一部内容を移転して編集した内容となっています。ご了承ください。 キャスタークラスとは、ゲーム『Fate』シリーズに登場するサーヴァントのクラスの一つである。 概要 「魔術師」のクラス。基本的には魔術師など魔術を扱った逸話を持つ英霊が該当する。中には神代の魔術を扱うものも。 同じ魔術師という点である意味マスターと役が被っており、加えて他のサーヴァントに対しては基本的に白兵戦能力で大きく劣る。 特に三騎士(セイバー、アーチャー、ランサー)は固有スキルとして高い「対魔力」スキルを有している事から大幅に不利が付くため、 ことサーヴァント戦に関しては完全にアウェー。その為ハズレ扱いされることもしばしば。 その真価は 自陣での防衛戦 強力な魔術と高い魔力、そして古の権謀術数の数々 を利用した長期戦及び謀略戦にあり、戦術的な対サーヴァント戦よりも戦略的な行動に適したクラスである。そして下準備の時間を掛ければ掛けるほど厄介さが増していくのも特徴の一つに挙げられる。 またマジックアイテムの制作やマスターの強化など、マスターの支援能力に関しては他のクラスよりもはるかに優秀であり、必然的にマスターとの連携が求められる。 だが魔術師であれ作家であれ、このクラスに属する者たちは知恵に長ける反面義理や忠誠心よりも自身の欲望や嗜好を優先する傾向が強いため、 馬が合えば他のクラスよりも良好な関係を築けるが、一方で意見を違えれば容赦なく抹殺されたりキャスターの傀儡に堕とされてしまう危険度の高いサーヴァントでもある。 実際に『Fate』シリーズで登場したキャスターの内4人がマスターを裏切っており、そのうち3人がマスターを殺害している。 ただし、1人は実際に間接的な遠因となった人物が殺したとも考えられるため曖昧。 その為近年では公式からも「ロクなやつがいない」「ある意味バーサーカーよりも御し辛いクラス」とディスられてる上に、裏切る事で名を残した英霊までいたりする。 このように聖杯戦争においてはあまりいい扱いを受けていないクラスであるが、現在の所シリーズで言及されている聖杯戦争のうち、 まっとうに勝利して聖杯を手に入れ自らの望みを叶える事に成功している唯一のサーヴァントもいる。 選定基準は「魔術に関する逸話がある」こと。 魔術師・呪術師・魔女・僧侶・シャーマン・陰陽師・仙術師・道士などが該当する。 英語の「Caster」には「配役者(=Castする人)」の意味もあるため、最近では劇作家・童話作家・哲学者・音楽家・発明家・彫刻家・画家・医者・軍師・悪魔・アイドル・服飾家・マジシャンなど、文化や文学に貢献した人物、時には「文学そのもの」までもこのクラスに割り当てられることもあり、シリーズ全体での比率的には生粋の魔術師ではない者の方が増加。 様々な派生作品が出るにつれ、該当する英霊が最もカオスなクラスへと変貌。現在では非戦闘員系英霊の坩堝と化している。 というか真っ当な魔術師の英霊の方が少ない。 しかしその分クラス分けにおける解釈の自由度も最も高く、同時にバラエティ豊かなクラスである。 メタ的な視点で見ると神話や伝説に登場する魔術師は英雄や騎士よりも強い場合や反則じみた能力を持っている例も多い為、 所謂「真っ当な魔術師」は登場させにくいという理由もある。 基本ステータス ※サーヴァントによって変動する。 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 E E C A B クラス別スキル 陣地作成…自らに有利な陣地を作り上げる。 道具作成…魔力を帯びた器具を作成できる ※その他、サーヴァントによって異なる。 各作品のキャスター ここには名称のみ記載。重要なネタバレになるので、詳細は各項目を参照。 一覧 『stay night』 ◆キャスター(Fate) 『Zero』 ◆キャスター(Zero) 『EXTRA』 ◆キャスター(EXTRA) ◆ありすのサーヴァント(EXTRA) 『EXTRA CCC』 ◆キャスター(EXTRA CCC) 『EXTELLA』 ◆アルキメデス(Fate) 『Apocrypha』 ◆“黒”のキャスター ◆“赤”のキャスター 『strange Fake』 ◆キャスター(Fake) ◆真キャスター(Fake) 『SamuraiRemnant』 ◆キャスター(Samurai Remnant) 『Prototype』 ◆キャスター(Fate) 『蒼銀のフラグメンツ』 ◆キャスター(蒼銀のフラグメンツ) 『帝都聖杯奇譚』 ◆キャスター(帝都聖杯奇譚) 『Grand Order』 今作では数多くのキャスターが登場しており、適性のゆるさもあってゲーム中トップの実装数を誇る。 ライダークラス、アサシンクラスとは三すくみの関係で、アサシンに有利、ライダーに不利なクラス。 素の攻撃力の低さに加えてクラス補正で更に攻撃力が低下する為、アタッカーは余程特化しない限り火力不足気味。 また、単体宝具を持つサーヴァントが、ほかのクラスに比べて極めて少ない。 その為、アサシンクラスのボスエネミーとは、キャスターのみのパーティの場合、必然的に長期戦が余儀なくされる。 逆にバフ・デバフや宝具によるサポートに特化したサーヴァントは強力な者が多いのが特徴。 Artsのカードが多く、NPチャージスキルも豊富なことからNPを稼ぎやすい。 一覧 重要なネタバレになるので、閲覧は自己責任にてお願いします。 ※恒常(スト限含む)排出は◆、限定は◇で記載します。 ★★★★★ ◆諸葛孔明(エルメロイⅡ世) CV:浪川大輔 ILLUST:武内崇 三国志での知将でお馴染みの中国の英霊・諸葛孔明が、ロード・エルメロイⅡ世が寄り代になることで召喚された存在。 マシュのようなデミ・サーヴァントとは、結果は似ているが原理・過程は大きく異なる姿とのこと。 ストーリーでは予想外の形で若き頃の征服王と出会う。 再臨を繰り返していくと何故か第四次聖杯戦争時代の姿に若返る。前線・主役に立つ彼の全盛期はこの頃、だとか。 その能力はバフスキルとデバフ宝具を揃えた補助特化型。「万能の孔明」。 実装当初は宝具が全サーヴァント中でも最弱級であり、肝心のスキルも使いづらい(と思われていた)のもあって上方修正を願うファンも多かった。ある意味原作再現である。 その後アップデートにより宝具・スキルが修正され大幅強化された唯一のキャラとなり、 周回でも高難易度でも攻守両面への貢献力から必須級の一人に並べられる評価を受けた。 ◆玉藻の前 CV:斎藤千和 ILLUST:ワダアルコ EXTRA出身の良妻狐(自称)。その正体は三大化生の一角にして(禁則事項)。 第四章の〆で現れたが、どうやら『EXTRA』を経た上で来ているらしく、ぐだーず相手では完全にはデレてくれない。 最近では分身(本体?)の皮を被ったアイツのせいでネロ並みに不穏なフラグを立てている。 超大器晩成ではあるが、長期戦にかなり強い「Artsの玉藻」。 超絶貴重なスキルCT短縮効果に全体HP回復、NPチャージを詰め込んだ宝具でご奉仕する。敵のチャージを減らせる仲間かマーリンやジャンヌあたりと組めばもはや鉄壁。 サモさんなど一部のArts全体宝具持ちと組めば周回でも活躍できる。特に強化クエストで 持続する宝具威力アップ をスキルで撒けるようになったことでさらに短期戦での出番アップ。 ◆玄奘三蔵 CV:小松未可子 ILLUST:岡崎武士 イベント『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』にて先行登場したサーヴァント。その後6章でも登場。 「サイ・ユウ・ロード!」「サルブタカッパ、天竺を突破!」でお馴染みの西遊記は彼女の実際の旅路をモデルにしたとされる、唐時代に実在したお坊さん。 当たり前のように女体化されているが納得感を持たざるをえない。 因みに覚者の力の一端を借り、その逸話を基にして筋力EなのにBランク対城宝具をぶっ放す。覚者パネエ。 今現在もなお超貴重な単体Buster宝具持ちキャスター。 驚異のNPチャージスキルと合わせ、お釈迦様の名の元にアサシンボスを速やかにお説教(物理)する。 ◇レオナルド・ダ・ヴィンチ CV:坂本真綾 ILLUST:下越 通称ダ・ヴィンチちゃん。カルデアに常駐するサーヴァントの一人。 かの「モナ・リザ」を「理想の美」として好きすぎた余り、自分自身の顔と体を「モナ・リザ」の姿に変えたほどのド変人。 Fateシリーズには「歴史上のあの偉人は実は女性だった!」という意味での女体化サーヴァントはやたらめったら多いが、 「元々男性だったが座に至る際に女体化した」と明言されたのは歴代シリーズでもこの人が初。 性能的には意外にも自己完結力バリバリのArts全体アタッカー。 ◇イリヤスフィール・フォン・アインツベルン CV:門脇舞以(イリヤ)&高野直子(ルビー) ILLUST:ひろやまひろし プリヤ時空の魔法少女。コラボイベント「魔法少女紀行プリズマコーズ」にて限定ガチャに追加された。 キャスタークラスでは貴重な、宝具火力と耐久能力をバランスよく持つ対ボスアタッカー。 マーリンやキャストリアでしっかりとサポートしてあげれば持ち前の耐久力で延々魔力砲ぶっぱしてくれる。 圧倒的に負担改善されてるとはいえ小5に身体ぶっ壊す系の攻撃使わせまくるマスターの図はアレだけど ゲージ効率がやや心細いものの、2回目の強化クエストで無敵スキルに念願のNP大量獲得が追加。仲間と宝具レベル次第で三蔵と使い分けが効く程度には持ち直した。 ◇マーリン CV:櫻井孝宏 ILLUST:タイキ アーサー王に仕える宮廷魔術師にしてキングメーカー。夢魔との混血で引き籠りのろくでなし。 『stay night』シリーズの回想から登場自体はしていた古参キャラで、本作でも影から物語を支える名脇役。 グランドキャスター資格持ちは伊達ではなく、FGOでは最初のぶっ壊れサポーターとして降臨。 「最強に頭のいい戦法」を文字通り最強にする「Busterのマーリン」。 ……と言いたいところだがそれ以外のサポートもこなせてしまう万能で、 回復宝具もスキルも攻撃・防御両面に於いて異常な効力と使い勝手を発揮する。 また宝具と素殴りでのクリティカルスターを獲得しやすいため、スターの配分次第ではあるものの英雄作成を自身に使ってクリティカルで殴るという戦法も可能。私自身が英雄になることだ 一時期は文字通り最強の支援キャスターであり、現在でも肩を並べる相手ができただけでその強さは五指に入る。 そのためかどうかは定かではないが、以降に実装された元グランドサーヴァントの多くがBusterクリティカルを主力にしてきている… ◆不夜城のキャスター CV:井上喜久子 ILLUST:なまにくATK 褐色の豊満爆乳美女。聡明なれど、とにかく「死にたくない」を繰り返している。 戦う際にはアラビア系の使い魔を呼び出し、もっぱら彼ら任せ。 実は初めて全体宝具を持ってきた恒常★5キャスター。1.5部のキーキャラのくせに 大いなる石像神に次いでブービーのATK故に一見頼りがいがなさそうだが、王タイプの敵に対しては凄まじい殲滅火力を発揮するキングスレイヤー。 実装当初は素のATKの低さと特効対象の狭さから酷評を受けることが多かったが、強化クエストで宝具火力の低さがある程度改善され、 絆クエストクリアでガッツを仲間に撒けるようになり、長期戦での穴がある程度ふさがる。 さらに2回目の強化クエストでスキル1にNP獲得が追加され、実装当初の評価を覆す程度にはストーリーで活躍できるサーヴァントとなった。 ◇ネロ・クラウディウス(水着) CV:丹下桜 ILLUST:ワダアルコ 「あれは誰だ? 美女だ!? ローマだ!? もっちろん、余だヨ☆」 真っ赤な水着に身を包んだ薔薇の皇帝。どう考えてもB83以上あるよ!? 初期セイントグラフでは初のツインテールで登場。再臨段階で髪形が変わり、宝具演出での正面カットもそれに合わせた3パターンの豪華仕様。 「あかいいなずま」は林檎的にアウトだった模様。だがある意味「あかいいなずま」よりエロいと評判 冷血メイドと一緒に2000万パワーズを結成し、レースに出場する。 キャスター最強クラスのBuster全体アタッカー。仲間にガッツと攻撃バフを分けることも。 ストレートに高火力だが、宝具演出が一番長い。バニヤンが6回巨人ストンプできるぐらい 水着鯖お約束のサマー系スキルが、不穏な名前のスキルに置き換えられてしまっているらしい。 ◆アナスタシア CV:原由実 ILLUST:sime 第二部『Cosmos in the Lostbelt』のプロローグにて初登場し、ロストベルトNo.1“獣国の皇女”にて看板サーヴァントを務めたロマノフ朝最後の悲劇の皇女。 Fateシリーズにいそうでいなかった「氷系メインの魔術使い」で、魔眼の精霊「ヴィイ」を使役する。 クリプターの1人であるカドック・ゼムルプスの契約サーヴァントとして登場した彼女と、主人公と契約したサーヴァントとしての彼女は別人であるが、そこはかとないNTR感にワインが進む愉悦部員が多いとか…。 自撮りとラーメン好き好きアナスタシアさん。 無敵貫通、スタン、攻撃ダウンなど氷とヴィイの魔眼の特性を再現したかのようなスキルでガンガン行くアタッカー兼妨害役。 ガッデムホット(めっさ暑いわ)。 ◇スカサハ=スカディ CV:能登麻美子 ILLUST:こやまひろかず ロストベルトNo.2で時に協力し、時に敵対した北欧異聞帯の女王。二部のCMに出ていたサーヴァントの一人。 同一視されることもある北欧神話の女神スカディとケルト神話の影の国の女王スカサハが習合した存在。 人格はスカディだが、外見や宝具などはスカサハと相互に継承しあっている。つまりクー・フーリンと師匠のルーン魔術は元をたどるとスカディが根源である。 アイス大好きで暑いのは苦手。だが最近メイヴちゃんが熱い視線を… 刑部姫のリベンジにあたる、待望された「Quickのスカディ」。玉藻やおっきーとは対照的に短期決戦( 3T周回)超特化のスキル構成で、玉藻・マーリンと肩を並べる属性サポーター。 自前とフレンドそれぞれのスカディで協力すると、一部のQuick宝具が凸カレスコ分と合わせて最大3連発可能になるというシステム編成を開拓した。 ワルキューレまでのQ全体宝具鯖&イベント周回勢の福音であり、スカディ以後のQ全体宝具鯖は悪さをしきれない、出来ても難易度が高いように調整されるようになったくらいの影響力はある。 ◇紫式部 CV:茅野愛衣 ILLUST:本庄雷太 『源氏物語』『紫式部日記』で知られる、平安時代の女流作家。ハイライトの無い虚ろな眼と紫色の洋装が特徴の爆乳美女。 一見するとダークな雰囲気だが、実際は生真面目で優しく、そしてちょっぴりドジな図書委員系はわわ女子。 本作では生前かの安倍晴明の元弟子という事になっており、陰陽術の使い手としてキャスタークラスの適性を得た。 ちなみに本人曰く精神年齢は19歳程らしい。本名は不明だがfgoでは「藤原薫子」説を採用している。 スキル・宝具共に「魔性」タイプへの殺意に満ち溢れた、「魔性絶対殺すウーマン」。 デバフや強化解除に確実な対策もできるため、嫌らしいギミックを使うボスに強い。 なぜか通常攻撃にQuickを2枚持っている。 ◇アルトリア・キャスター CV:川澄綾子 ILLUST:武内崇 菌糸類から存在を否定されていた、アルトリアのキャスタークラスが5周年記念でついに登場。サポート枠=全クラスを完全踏破したシリーズの顔 村娘を自称して竜・王属性を持っておらず、選定の 杖 に選ばれ、キャメロットに至るまでの姿などという設定面、そして口振りから2部6章からの先行実装キャラであることは確定的に明らかだが… みんなのトラウマである無敵貫通宝具を宝具で対策できる…だけでなく 全体NP効率バフ+玉藻並のArtsバフに、孔明のNP供給力を更に強化して盛り込んだ「Arts版スカディ」とでも言うようなはっちゃけスキルセットを引っさげてきた。 ものの見事にマーリンや大半のアルトリアとは別物である そのえげつないNP効率ブーストによりサモさんシステム編成をさらなる高次元へと進化させた。玉藻とも相性良。 また、宝具による防御回数が増えるというおそらく最強格のオーバーチャージ恩恵を持っており、Buster宝具でOCバフを与える卑弥呼やモルガンをマーリンと合わせて支援する編成も注目度が高い。 ◇ミス・クレーン CV:水橋かおり ILLUST:シャカP(DELiGHTWORKS) スピンオフ音ゲー「FGO Waltz」で声だけ登場していたゲストキャラクター。 衣装作りを得意とする、魔術師の様な服装の赤髪美女。 特技と名前からして正体がバレバレだが、何故か本人は頑なに認めようとしない。 その優美な立ち振る舞いからは想像も出来ない意外な一面は、多くのマスターに笑衝撃を与えた。 「自分以外の」味方のクリティカル強化に特化した異色のサポート型キャスター。 クリティカルと宝具の補助に秀でている他、宝具使用にスターが必要で、使うと後衛に引っ込むというオダチェンの新機軸とも言うべきユニーク特性を持つ。人道派マスターに優しい 癖が強い代わりに高いコンボ性を持ち、使い方次第で低~中レアすら超アタッカーに生まれ変わらせる名プロデューサー。 「霊衣(アンロックコスチューム)が1つでも実装されたことのあるキャラ」はかなり高い恩恵を受けることだろう。 ◇出雲阿国 CV 上坂すみれ(阿国) マフィア梶田(斬ザブロー) ILLUST:NOCO ぐだぐだファミリー初のプレイアブルキャスターはかぶき踊りの祖にして魔性ハンターと衝撃のキャストだった。 「斬サブロー」という名の謎のロボットを引き連れており、時折阿国の言葉に呼応するかの様に唸り声をあげる。 稀代のエンターテイナーということで陽気で新しいもの好きでサービス精神も豊富とアイドルっぽい人物。 しかしそのような外面の裏には時代の荒波で強かに生き続けたことを裏打ちさせる聡明さを持ち合わせている。 キャスターなのにQuick宝具でキャスターなのにArtsが1枚しかないという変わり種な特徴を持つ。 アタッカーとしてもキャスターとしては非常に珍しいクリティカルアタッカー寄り。 ◇救世主トネリコ(雨の魔女トネリコ)/水妃モルガン CV 石川由依 ILLUST:武内崇 8周年記念サーヴァントにして、水着サーヴァント。 第1、第2霊基は妖精國の女王モルガンが妖精に絶望し変節する前の姿、トネリコ。 第3霊基は現在のモルガンが水着姿となって少し気を緩めているもの。 周年にトネリコの登場を予想した者は少数であったようだが、2部6章を踏破した多くのマスターの涙腺を崩壊させた。 雨の魔女時代は今の荒んで色々と疲れ切ったモルガンからは予想もできないほどの、温厚で優しい文学少女。 救世主時代は少しづつ心が荒み始めた為か時折陰のある発言もするものの、マシュと共に旅をした頃の天真爛漫さを感じさせる性格。 しかし、モルガンとしての記憶を思い出してしまい、トネリコの姿のままモルガンの声音になるという切ない描写も。 キャスタークラス最高値のATKと、HP減少に伴って効果が増えるATKバフを持つアタッカー。やっぱり魔猪の氏族だった 悪特攻全体Buster宝具で火力はかなり高い。 戦闘開始5ターン使えない代わりに味方全体にNP50とガッツをばらまく恐るべきスキル3「ラスト・リゾート」も目を引く。 自らの宝具を使うことでターン数が減少するのと、他サーヴァントとのスキルターン減少能力と組み合わせての運用が主。 運用法やパートナーをそれなりに選ぶピーキーな所があるが、その分選ばれた相手と組ませると恐るべき力を発揮する。 ★★★★ ◇エリザベート・バートリー(ハロウィン) CV:大久保瑠美 ILLUST:ワダアルコ ハロウィンイベントで条件を達成すると入手できた初のイベントサーヴァント。 エリちゃんが自分のスキルとたまたま拾った聖杯でハロウィン属性を得たもの。 何を言っているのかわからねーと思うがこれは序の口に過ぎないことを当時のマスターは知らなかった。 自己完結型の純アタッカーだが、2つの耐久スキル両方に星出しがくっついており、 しぶとく居座りながらスター確保もできる有能アイドル。 ◆メディア(リリィ) CV:野中藍 ILLUST:こやまひろかず イアソンの篭絡と女神の呪いにより「魔女」の烙印を押される前のメディアさん14歳。 純真無垢、可憐な少女で誰からも愛される存在。みんな仲良しが一番なとてもよい子。 今作では数少ない回復&妨害対策特化の能力で、高難度や耐久戦など、4体以上の敵が出るバトルや、 デバフの手数がとんでもなく多い強敵相手に真価を発揮する。 逆にたいていのボスどもが須らく持つ、一撃死するような大火力になすすべがないのがネック。 ◆ナーサリー・ライム CV:野中藍 ILLUST:ワダアルコ 多くの子供達の夢を受け止めていくうちに一つの概念として成立し、“子供達の英雄”としてサーヴァント化した童話そのもの。 初期段階では絵本の姿で、再臨させることで漸く姿が見える変わったサーヴァント。 見た目はほぼ『EXTRA』そのままだが、マスターが違うからか『EXTRA』よりも若干大人びているのが特徴。 カルデア幼女部のツッコミ役。 実はこう見えてもバリバリのArtsクリティカルアタッカー。同期のジャックちゃんと組むなど、クリティカルスターを出し続けるほど強くなる。 ◆エレナ・ブラヴァツキー CV:金元寿子 ILLUST:松竜 近代神智学の創始者であり、オカルティズムやSFに多くの影響を与えた人物。 簡単に言うと「アカシックレコード」とかそういう中二心に響く用語の大半を考えた人である。 TYPEーMOONも含めて あらゆる創作のご先祖様のような女性。 それもあってか攻撃モーションがいちいちブッ飛んでおり、宝具に至ってはUFOを召喚して砲撃をぶっ放す。何者だあんた……? 何気に「FGO」の記念すべき登録No.100のサーヴァント。 味方へのバフやNP配りなど、支援面の伸びしろが優秀なサイドキック。 全色バフを味方に3T付与できる、非常に貴重なスキルを持つ。 FGO実装サーヴァントの中では、今でも大いなる石像神とあわせて2人しかいない、 「NP20全体配布スキルと全体攻撃宝具を併せ持つ」恒常サーヴァントでもある。 (限定キャラも含めればオベロンとテスカトリポカも該当する) ◆トーマス・エジソン CV:寺島拓篤 ILLUST:pako 発明家は数居れど、世界で最も有名であろう「発明王」。何の因果かライオン丸。 電気や電話、映画などを幅広く世界に普及させた大天才。なお性格は…「煩いぞすっとんきょう」「黙れ凡骨」 当初は恵まれない性能が多い1部5章実装の一人ということもあって危ぶまれていたが、 度重なる強化で、宝具のOC2段階増加、防御アップとスキルチャージ短縮1Tを配ることが出来るようになり、独自の立ち位置を築くに至った。 宝具は攻撃系デバフを複数重ねがけする全体攻撃という、長期戦に向いたスタイル。 ◇天の衣 CV:大原さやか ILLUST:縞うどん Fate/Zeroのコラボイベントに登場した神秘的な雰囲気の女性。 かつて第四次聖杯戦争に関わった、或るホムンクルスと瓜二つの姿をしている。 このゲームに珍しいヒーラータイプ。取り回しが良いメディアリリィに対し、こちらは敵の宝具に対応しやすい。 ◆ニトクリス CV:田中美海 ILLUST:縞うどん 古代エジプトの女王。歴史的には超地味な人だが、クトゥルー界隈で大人気。 オジマンディアスより先代だが、彼の配下として6章に登場する。 宝具の全体即死、スキルによる成功率アップ&NP大量獲得で雑魚敵掃討戦に真価を発揮する周回の女神。 キャスター・アルトリアの実装、更に強化クエストクリアで3ターンのArts性能バフも獲得出来るようになり、高速神言と合わせてリカバリの効きやすいシステム周回要員としての立場を確立している。 ◇マリー・アントワネット(水着) CV:種田梨沙 ILLUST:ギンカ ご存じ麗しきお姫様。キャスターに転身し、ビーチボールで戦う。 頭のカニさんはまさかの本物。再臨ごとにお召し物が大きく変わる。第一再臨は渚のお嬢様。 「麗しの姫君」は健在。騎士や音楽家や処刑人が庇ってるとか。 ライダー時から相変わらずのしぶとさ。しかもハロエリちゃんと同じく星を出すスキルの持ち主。術ギルと相性が良い。 そして宝具がどことなくラスボスっぽい。スーパーきらきら、きらきら、輝き、煌く! ◆ギルガメッシュ CV:関智一 ILLUST:ギンカ 何気にグランドキャスターの有資格者でもあるギルガメッシュが、キャスターとして召喚された姿。 不老不死を探す旅を経て悟りを開き帰還した後の姿であり、勇者にして暴君であるアーチャー時とは打って変わり、人々を導く賢王として振る舞う。(無茶振りは相変わらずだが) いわゆる劇場版ジャ○アン。 Artsパの支援に最適なスキル構成で、欠点になりやすいArtsのヒット数の多さを強みに変えられるスター補助スキルを持つ。 スキルのCTが重たいので、玉藻と組ませると効果てきめん。 ◆オケアノスのキャスター CV:茜屋日海夏 ILLUST:左 誘惑と堕落と怪文書の魔女。キュケオーンをお食べ。 その能力・スキルはあるサーヴァントを思わせる構成だったりする。 ぶっちゃけ真名隠しが全然意味を成してnらめぇぇぇブタになっちゃうぅぅぅぅぅ キャスターでは超希少な単体宝具持ちだが、どちらかといえば火力ではなく足止めが得意。 ただし肝心の大ボス相手には絶対に効かない仕様になっていることも多かったり(例外あり)と、厄介な仕様がある。 ◆ミドラーシュのキャスター CV:佐藤聡美 ILLUST:加藤いつわ 陽気な守銭奴商売人褐色おっぱい美女。ネガティブな不夜キャスとは真逆に超ポジティブ。耳は敏感なのです。 実は“ある人物”の妻と言われているため、彼に関係するとある存在に対して耐性を持つ。 こちらも希少な単体宝具持ちキャスターだがArts属性。何故か強力なクリバフも持つため、メインアタッカー寄りの性能。 ◇ジーク CV:花江夏樹 ILLUST:近衛乙嗣 『Apocrypha』主人公のホムンクルス。時系列は本編後だが普通に本編時と同じ姿を取っている。 理由はコラボイベントを参照のこと。 地味に全体宝具のNPリチャージ性能が良く、Wキャストリアまたは玉藻&パラPと組むと宝具を雑に連射可能。 ◇酒呑童子(キャスター)護法少女・鬼救阿 CV:悠木碧 ILLUST:本庄雷太 ハロウィンイベント『神秘の国のONILAND!! ~鬼の王とカムイの黄金~』の配布サーヴァントとして登場した酒呑童子護法少女。 護法少女の正体は謎なので、誰もその正体には気づいていない。いないったらない。 だが本人は存外ノリノリ。エネルギー源は子どもの声援とお酒。 おにきゅあー!がんばえー!! 未だにキャスタークラスでは希少な単体Buster宝具を持つ純アタッカー。魔性特攻でソウルイーター&酒呑童子対策などの救世主。 ◇美遊・エーデルフェルト CV:名塚佳織(美遊)&かかずゆみ(サファイア) ILLUST:ひろやまひろし プリヤ時空の魔法少女その2。イリヤの元ライバルにして親友。 コラボイベント「魔法少女紀行プリズマコーズ」では囚われの身だったが、復刻版で晴れて期間限定実装。 マーリンによく似た効果の回復宝具が目を引くバリバリのサポータータイプ。 スキルでNP増加&強化成功率アップも持っているため、やはりイリヤ(シトナイでも可)と組ませたいところ。 ◇シャルロット・コルデー(水着) CV:堀江由衣 ILLUST:蒼月タカオ まさかのレアリティ3ランクアップを遂げたシャルロット。クラスは魔術師だがその実態はなんちゃってマジシャンガール。 味方の攻防サポートをしつつ敵のスキルを封じ、特攻宝具と言う名のイリュージョンで仕留める搦め手を使う。 ◇マルタ〔サンタ〕 CV:早見沙織 ILLUST:坂本みねぢ 2021年に女王様の善意によって爆誕した7代目サンタさん。 穏やかなお姉さん気質だが、戦いになるとやっぱりマルタさん。 タラスクは移動キッチンへと変貌。 Quick2枚+Quick支援宝具という変則的なサポータータイプ。 ライダー・ルーラー時の要素を味方支援に落とし込んでおり、宝具で特攻付与を行う。 ◇大黒天 CV:武田華 ILLUST:リヨ コラボイベント第二弾「連続活劇神話 ミシシッピ・ミササイザーズ」で実装、マンガで分かるキャスター。 まさかの星4。フレポはアニングが担当しているし仕方ないね。 七福神でおなじみの大黒様の名義だが、本人ではなく使いの鼠達の群体サーヴァント。 旺盛な奉仕体質。あとしきりに繁殖したがる。 性能もひたすら奉仕の支援型。HPにNPにスターにとにかく生産しまくる。 ◇武則天(水着) CV:井澤詩織 ILLUST:原田たけひと 2022年水着サーヴァントの一角。ふーやーちゃんが後宮でブイブイ言わせてた頃の姿。スタイル抜群。楊玉環「我不能理解(なっとくできないんですけど)!!」 道術の心得があり、キョンシー酷吏や符を使って戦う。大人だからお化けも怖くないもん ……が、実は心得はあっても死霊を祓えるほどの素質ではなかったらしく、挫折した苦い記憶を封じ、自己催眠で認識を改竄することでキャスター適性を無理やり上げている。 霊基改変ルーンは弾いちゃったからしょうがないね。 相手を宝具で死霊化できる。汝は死霊、罪ありき!じゃ!その後は対死霊の全体スタンや特攻で手玉にとる。元々死霊なら手間いらずで翻弄できる、まさに悪霊を統べる女王。 ◇由井正雪 CV:田村睦心 ILLUST:渡れい SamuraiRemnantコラボで登場。ライダーのマスター。 「平らかなる世」を求め、盈月の儀に参加した軍学者で烈士。 中性的な女性で、極めて誠実で表裏がなく、いろいろと戦乱向きではない性格の持ち主。 イベントシナリオでもまだ盈月を求め続けているのだが――。 Fate/SRの正雪は森宗意軒の作ったホムンクルス。そしてイベント中の彼女はクライマックスまで自分が死人・サーヴァントであると気づいていない。更には、彼女の身体にはとんでもない爆弾じみた仕掛けが創造主により仕込まれていた事が判明する。原作のライターであるジン氏直々のシナリオである為、SR本編の時点で彼女はあの爆弾を身に秘めていた事になる。 史実では徳川幕府に対し反乱を企てた活動家。もちろん男性。 強化されているBuster、Arts、Quickに応じて味方の火力を強化する宝具が特徴。 エミヤや村正、同イベント配布の伊織なら三色強化を持つため全ての恩恵に預かれる。エレナおばあちゃまやケイローン先生との共同授業もありか。 Artsだけなら自前のスキルで付与できるのでBuster・Quick型とも組ませられる。丑御前「呼びましたか?」 ★★★ ◆メディア CV:田中敦子 ILLUST:ネコタワワ Fateシリーズではお馴染みとなったフードを被った妙齢エルフ耳の美女。 神代に生まれ、ギリシャ神話に「魔女」としてその名を刻むことになった物凄い魔術師。 原作では敵対者へは悪辣な魔女、葛木には恋する若奥様といった振る舞いだったが、今作のマスターに対しては世話の焼ける弟分といった感じで接する。 フレポ勢では宝具の回転がダントツで良く強化解除つきの単体攻撃を頻発するので、星がろくに出ない事を差っ引いても初期勢キャラの中では出番に恵まれやすい。 ◆ジル・ド・レェ CV:鶴岡聡 ILLUST:Azusa 童話『青髭』のモチーフとなった反英雄。 聖処女を失い、狂信の果てに狂気と退廃の道に堕ちた元帥閣下。 ジャンヌだらけのカルデアはある意味彼にとって天国。ジャンヌがいると声にならない狂喜乱舞を見せる。 また、彼が使役する海魔の親分の様な存在から額にサインをもらったとか……。 デバフまみれのスキルを揃えているが、いかんせん確実性も効果量も物足りなさすぎる。ATKも★3ワーストでモーションも汎用光弾でNP&スター効率も最底辺と、初期勢のどうしようもないところが深刻な重しとなっている。 強化クエストが実装され、クリアすると数値が低すぎてほぼ死んでいた「芸術審美」が「冒涜審美」に強化。宝具威力ダウン効果が全体化して効果量が倍になり、更にArts及びBuster耐性ダウンも追加される。 最大強化すると効果量は一律20%、効果時間3ターンで使用間隔5ターンとかなり優秀だが、現状では敵にデバフを撒いて退場してもらうか、百重塔の道中の掃討に使う程度か。 ◆メフィストフェレス CV:子安武人 ILLUST:下越 やたらハイテンションで自ら「生まれついてのサーヴァント」を自称するが、 その本性はマスターを絶望のどん底に叩き落とす正真正銘の残酷な悪魔。 ぐだぐだオーダーでの名前は「コャスコ」。キャス子っぽく言おうとしたが…お察しということで。 なお、中の人は『Fate/EXTRA CCC』でもキャスターを担当している。そちらも参戦しているので自前でダブルコャスコも可能。 防御無視宝具で雑魚を散らすアタッカーであり、滅茶苦茶貴重な3回強化無効スキルで厄介なボスを黙らせるアシスタント。 極端な話、強化無効スキルだけで活躍の場を勝ち取るまであるほどのダークホース。 ◆クー・フーリン(キャスター) CV:神奈延年 ILLUST:また Fateシリーズお馴染みの、アルスター伝説の勇士であるケルト神話の大英雄。 キャスターとして召喚されているため、主に火の属性のルーン魔術を扱う。 だが、キャスター化に伴い金属類が装備出来なくなっているらしく、本人は槍に未練タラタラだったりする。 性能的には槍ニキとプロトニキの間を取ったようなもので、どんな相手でもある程度は居座れる。 2部6章にたどり着くと周回型Busterアタッカーとして大化けする。 第1~1.5部の本筋から乖離した感じのセリフが多く、地味に謎の多いキャラ。 クー・フーリンを象徴する宝具・武装をほとんど持ってきていないが…それもそのはずキャスターの兄貴は大神オーディンの代行者だからである;。 ◆ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス CV:三木眞一郎 ILLUST:中原 フラグメンツより参戦。伝説的な医師にして錬金術師。 「四元素(五元素)の再発見」「三原質の再発見」を始めとして数多の功績と書物を残し、人類史と魔術史の双方に名を刻んだ稀有な人物。 真面目で悪い奴ではないのだが、良くも悪くも魔術師らしい性格からイベントでは「良かれと思って滅茶苦茶な真似をする」トラブルメーカー的存在になった。 結果、「何かつまらないトラブルが起きたらその黒幕はカエサルかこいつ」という方程式が初期カルデアメンバーの中で完成。 イベントでは無実でも容赦なく疑われるポジションになった。ある意味美味しいといえば美味しいポジションであった。 そんな彼だが、Artsパのサポーターとしては超優秀。 特にArts全体宝具を連発させる周回編成に関してはキャストリアに次ぐ要という立ち位置に収まっている。 なお、彼は『蒼銀のフラグメンツ』での出来事を悔やみ続けている。 絆を深めると座に刻まれる程の悔恨となった「過去の出来事」を匂わせるセリフを聞くことができる。 アヴィケブロンとはある意味で似た者同士であり、同じ罪に苦しむ存在。 ◆チャールズ・バベッジ CV:稲田徹 ILLUST:I-IV 十九世紀の数学者にして科学者。 世界初となる機械式計算機「階差機関」「解析機関」を考案し、現在では「コンピューターの父」とも呼ばれる。 考案当時こそ机上の理論に終わったが、約100年後に彼の理論が正しかったことが証明されている。 英霊として昇華された結果、とんでもない姿になった。 その割にNP効率とATKが低いが、そこをBuster宝具強化で補っていくロマン砲。 強化を数回得た結果、スキル中の宝具火力は目を見張るほどに。 ◆ジェロニモ CV:江川央生 ILLUST:坂本みねぢ アメリカ先住民・アパッチ族のシャーマン(本人は厳密には違うと否定する)。 穏やかな性格の良識人。戦士として白人の侵略に立ち向かった人物だが、本名(真名にあらず)は彼の部族の言葉で「眠たがり」を意味し、地はのんびり屋らしい。 ストーリーではアメリカの歴史を守るという生前の敵のために召喚されるが、 曰く「歴史を無にしてしまえば仲間たちの戦いも無になってしまう」とし、主人公達に協力してくれる器のでかい人。 第5章にもなってやたらチュートリアルめいた発言をしてくれることで知られる。 攻防一体の宝具とカードバフスキルで暴れられるサブアタッカー。自身のBusterバフと掛け合わせた宝具MAX状態の宝具の威力は一部☆5キャスターに肉薄すると言われる。 が、バフの効果量自体は高いものの効果ターンが1ターンしかなく、Qが1枚しかないのに第3スキルで強化しても…という状況が続いている。 現在なら1つに纏まっているようなスキルだけで3枠全部を潰しているため、1回の強化では根本的な解決に成り得ないと言われる始末である… ◆アヴィケブロン CV:宮本充 ILLUST:近衛乙嗣 ゴーレムを極めし魔術師。別名アヴィえもん。 ストーリー本編ではゴーレム作成スキルの万能っぷりにより大活躍であったが、 『Apocrypha』本編での出来事が彼の霊基に強い悔恨として残っているようで「先生」とは呼ばれたくない様子。 素の火力は低めだが、それを補って余りあるスキルの優秀さを持つ。死に際に無敵をばらまくスキルが特徴。 カルデアのロボット系サーヴァントたちと覇を争う「ギッチギチ 第一回史上最強ロボコンテスト」なるトンチキな幕間を経て宝具が強化された。 と同時に開放されたマテリアルが余りにも重すぎる内容であったため、全国のマスターが幕間シナリオとの落差にしんどくなってしまったとか ◆アスクレピオス CV:鈴木峻汰 ILLUST:悌太 ついに登場した『FGO』のみならず『Fateシリーズ』史上初の純粋な『医者』の英霊。 毒舌萌え袖イケメン。風邪にはケツにネギ。 婦長のように「殺してでも治療する」という事はないが、指示に従わない患者には凄まじく厳しいパターナリストでもある。 ヒーラーとしてもサポーターとしてもレアリティ詐欺レベルで優秀なスーパードクターA。みんなのトラウマ統合神との戦いを切り抜けた後に召喚できるだけのことはある。 副作用などない。…はずだ。 ◆張角 CV 千葉繁 ILLUST カワグチタケシ かの三国時代の引き金となった農民蜂起「黄巾の乱」を巻き起こした、太平道の創設者。仙人から教わった太平要術を操る「大賢良師」。某無双ゲーで最初に倒すボスとしても有名 望みは天下泰平と謳う好々爺だが、目的のためにあらゆる悪事や謀略をも辞さない正統派イメージのキャスター。まさしく狸ジジイ。 善を成すには手段を選ばないという危うい一面を持っており、黄巾を使ってマスターをちょくちょく洗脳しようとしてくる。 黄巾だからかパーソナルカラーはやはり黄色。「(コマンドカードに)黄色いのは無いのかの?」と聞いてくるほど。中のアドリブ大帝の影響か 一部サーヴァントのスキル・宝具に関わるフィールド属性『炎上』『水辺』『森』『陽射し』を(確率ではあるが)全て再現可能という規格外のスキルを持つ。 自身の宝具も四つのフィールド属性によって追加効果を得るため、全て当たった時の効果はレアリティを凌駕する。フィールドチェッカーにも使えるよ! ★★ ◆ハンス・クリスチャン・アンデルセン CV:子安武人 ILLUST:ワダアルコ 見た目はショタっ子、中身は毒舌中年。悲観主義の童話作家。 カルデアで意気投合したシェイクスピアとは執筆仲間。よく二人で新しい童話や小説を書いていたりする。 CCCと同様に、自分で戦うよりもスキルと宝具によるサポートが主体となる。フレジャンヌとマシュとのチームは無課金勢の命綱。 強化されてさらにクリティカル支援能力が高まっている。そんなわけでキアラとは相変わらず相性バツグン。ヒューヒュー! モーション変更後はまさかのキアラを呼んでしまうレアモーションまで追加。もうお前ら結婚しろ。 ◆ウィリアム・シェイクスピア CV:稲田徹 ILLUST:近衛乙嗣 『Apocrypha』から参戦。英文学史上に燦然と輝く世界最高の知名度を持つ劇作家。 やっぱり本人は戦わないのがメインだが、一応攻撃宝具なので働かせることも可能。 むしろ彼の活躍の場はストーリーデモにて披露する弁舌と煽り、そして場を引っ掻き回すトリックスターとしての振る舞いだろうか。 ちなみにジャンヌからはApocryphaの件から苦手に思われているそうだ。 攻撃面ではマーリンのジェネリック品くらいのサポート力はある。赤陣営のサーヴァント大半と相性が良い。 低レアでありながらもマーリンと同等クラスな高倍率Busterバフを保有しており、Busterメインの鯖をゴリラへと変貌させる。 ◆陳宮 CV:真殿光昭 ILLUST:ワダアルコ 中国異聞帯にはぐれサーヴァントとして登場した、呂布奉先に仕えた軍師。 見た目は「男性になったラニ=Ⅷ」。Fate世界では弓の名手にして夏王朝の時代から続く技師一族らしい。 献策は自爆命令ばかりらしい。『そこです。自爆しなさい』 その実態は他人を生贄に「流星一条」をぶっ放す外道戦法「掎角一陣」の使い手。 A多段ヒットなので持ち札次第では宝具三連射によるシステム構築可能、限定ではなくフレポで出てくるので入手難易度が低いとあって周回に革命を巻き起こしたと言っても過言ではない。 ATKは★2キャスター相応に低いので場合によっては聖杯や金フォウでドーピングするなどして底上げしてやる必要はあるが。 宝具の存在から忘れられがちだが、バーサーカーのサポートとしても大変優秀でやはりというべきか呂布との相性が良い。 多くのマスターが実装直後から研究を重ねた結果、多くの編成とネタが生み出された。詳細は本人頁にて。 ★ ◆ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト CV:関智一 ILLUST:PFALZ 世界有数の天才作曲家にして演奏家。天賦の才能と異常なまでの音感を以て多くの楽曲を後世に残した。 音楽にやたらこだわりを持つが、一方で地が出ると下品な単語が出たりするド変態。 ケツからスキル1つで星を50個いっぺんに出せるのはアマデウスだけ。1TのArts強化も可能で、実質使い切りのArtsパ用ナイトロとして機能する。 関連項目 ◆セイバー ◆アーチャー ◆ランサー ◆ライダー ◆アサシン ◆バーサーカー ◆エクストラ 追記・修正はキャスターと良好な関係を築いてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ラスボス、あるいはその支援者である可能性がやたら高いクラス -- 名無しさん (2018-12-10 21 30 08) 星5にマーリンが…いない…だと…⁈ -- 名無しさん (2018-12-11 15 07 06) ミドキャスがエロ可愛いくて声も最高 -- 名無しさん (2020-04-27 18 55 11) 弊デアではクリスマスイベ、阿国さんとザンザブロー大活躍でした。 -- 名無しさん (2021-12-16 09 13 14) キャスター以外の6クラスのうち4クラスが対魔力を持っているという事実。どっかの夢魔が高速詠唱を捨てて剣で戦うのも納得である。 -- 名無しさん (2022-07-28 14 03 46) ある意味マスター殺し(召喚者自身)に特化したクラス。意気投合したら心強いけど。 -- 名無しさん (2022-08-02 12 12 01) 白兵戦に弱く、他クラスは対魔力があるので不遇…というのは(冬木式の)聖杯戦争の話で、本来は陣地作成と道具作成で他クラスを強力にサポートするのが仕事なのだろう -- 名無しさん (2023-02-04 14 34 22) 何時までも記事にされない錬金術師 -- 名無しさん (2023-11-17 14 47 49) 名前 コメント
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《ランサー(Fate/Zero)》 キャラクターカード コスト5/緑/CP5000/RANK1 【サーヴァント】 ボーナスアイコン RANK+1 [コネクトアタック(5)] 自分の「ランサー」のアタックで、相手にダメージを与えた場合、 相手のコネクトゲージにあるカード1枚を表向きにする。 表にしたカードがキャラ以外の場合、相手のコネクトゲージにあるカード1枚を表向きにする。 このカードは、自分の「破魔の紅薔薇」がある場合、ランク+1を得る。 フィオナ騎士団が一番槍、ディルムッド・オディナ――推して参る! Fate/Zeroで登場した緑色・【サーヴァント】を持つランサー。 コネクトアタック5と、ランサーのアタックで相手にダメージを与えた場合、相手コネクトゲージ1枚を表向きにし、それがキャラ以外なら、さらに1枚表にするテキストを持つ。 また、破魔の紅薔薇がある場合、ランク+1を得るテキストを持つ。 2013年05月10日付の今日の1枚として公開された。 関連項目 ランサー 破魔の紅薔薇 収録 Fate/Zero 01-066 SR
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Fate_Summer_Vacation Fate_Summer_Vacation_プロローグ Fate_Summer_Vacation_第1話「出会い」 Fate_Summer_Vacation_第2話「上陸」 Fate_Summer_Vacation_第3話「傍観するもの、狂うもの」 Fate_Summer_Vacation_第4話「接触」 Fate_Summer_Vacation_第5話「報告」 Fate_Summer_Vacation_第6話「夏休み前夜」 Fate_Summer_Vacation_第7話「人と英霊」 Fate_Summer_Vacation_第8話「戦いの後に」 Fate_Summer_Vacation_第9話「邂逅」 Fate_Summer_Vacation_第10話「聖堂教会」 Fate_Summer_Vacation_第11話「逃亡開始」 Fate_Summer_Vacation_第12話「はじめてのえいれいしょうかん」 Fate_Summer_Vacation_第13話「ひっちゃかめっちゃか」 Fate_Summer_Vacation_第14話「七体目の英霊」 Fate_Summer_Vacation_第15話「乱入者」 Fate_Summer_Vacation_第16話「エンジェー」 Fate_Summer_Vacation_第17話「老紳士」 Fate_Summer_Vacation_第18話「闇夜の襲撃者」 Fate_Summer_Vacation_第19話「獅子心王」 Fate_Summer_Vacation_第20話「獅子の牙」 Fate_Summer_Vacation_第21話「正体看破」 Fate_Summer_Vacation_第22話「反則乱入」 Fate_Summer_Vacation_第23話「第8番目の英霊」 OBR 24話 OBR 25話 OBR 26話 OBR 27話 OBR 28話 OBR 29話 OBR 30話 OBR 31話 OBR 32話 OBR 33話 OBR 34話 OBR 35話 OBR 36話 OBR 37話 OBR 38話 OBR 39話 OBR 40話 OBR 41話 OBR 42話 OBR 43話 OBR 44話 OBR 45話 OBR 46話 OBR 47話 OBR 48話 OBR 49話 OBR 50話 OBR 51話 OBR 52話 OBR 53話 OBR 54話 OBR 55話 OBR 56話 OBR 57話 OBR 58話 OBR 59話 OBR 60話 OBR 61話 OBR 62話 OBR 63話 OBR 64話 OBR 65話 OBR 66話 OBR 67話 OBR 68話 OBR 69話 OBR 70話
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※バージョンによってタイトルが異なるため、共通部である『~THE テーブルゲーム』までを記事タイトルとしています。 SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch Vol.1 THE テーブルゲーム ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札~ 【しんぷるしりーず ふぉー にんてんどー すいっち ぼりゅーむわん ざ てーぶるげーむ まーじゃん・いご・しょうぎ・つめしょうぎ・おせろ・かーど・はなふだ】 SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch Vol.1 THE テーブルゲーム Deluxe Pack ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札・二角取り~ 【しんぷるしりーず ふぉー にんてんどー すいっち ぼりゅーむわん ざ てーぶるげーむ でらっくす ぱっく まーじゃん・いご・しょうぎ・つめしょうぎ・おせろ・かーど・はなふだ・にかくどり】 ジャンル テーブルゲーム集 対応機種 Nintendo Switch メディア ダウンロード専売 ※通常版のみ 発売元 D3パブリッシャー 発売日 2022年2月17日 定価 2,000円(税別)Deluxeアップグレードキット:500円(税別)Deluxe版:2,500円(税別) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 『SIMPLEシリーズ』定番のテーブルゲーム集ローカル麻雀や1000問以上の詰め将棋を収録無料アップデートでゲーム2種を追加だが同系統の有名作と比べると収録総数は少なめ SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch 概要 特徴 各ゲーム個別の特徴 評価点 問題点 総評 その後の展開 概要 D3パブリッシャーの低価格ブランド『SIMPLEシリーズ』のSwitch版第1弾であり、定番作であるテーブルゲーム作品。 将棋・囲碁・麻雀などを中心としたゲームが収録されている。オフラインでの2人対戦機能あり。 2000円の通常版と2500円のDeluxe版が存在する(通常版はダウンロード販売のみ)。 通常版には12種のテーブルゲームを収録、Deluxe版はそれに加えてゲームが12→15種のプラス3種、「詰将棋」の問題が約2倍に追加されている。 差額分をダウンロード購入することで、通常版をDeluxe版にアップグレードすることも可能。 Switch発売後本作までの約5年間、D3はSwitchでSIMPLEシリーズを出していなかった。 『THE 麻雀』『THE 密室からの脱出』といった、過去にはSIMPLEシリーズとして発売されていた作品も、タイトルに「THE」を付けるというSIMPLEシリーズの特徴は守ったものの、SIMPLEシリーズ名義では3DSで2016年に発売された『@SIMPLE DLシリーズ Vol.40 THE 密室からの脱出 ~大不自然キャンプ場編~』を最後に新作は出されていなかった。 本作はそんな中、沈黙を破ってSIMPLEシリーズとして発売された形になる。 発売約8ヶ月後の10月20日に無料アップデートが行われ、「チェス」「バックギャモン」のゲームが追加された。 これにより、ゲーム収録数は10種(通常)→15種(Deluxe)から、12種→15種に増加した。 また、この更新に伴ってゲーム作中でのタイトル名には収録ゲームの列挙部分に「チェス・バックギャモン」が追加されている。 特徴 上記の通り、通常版は12種、Deluxe版は15種のゲームを収録。 通常版の収録ゲームは「二人麻雀」「四人麻雀」「将棋」「詰め将棋」「オセロ」「囲碁」「ブラックジャック」「ファイブドローポーカー」「テキサスホールデム」「花札 こいこい」「チェス」「バックギャモン」。 Deluxe版にはこれに「三人麻雀」「二角取り」「花札 花合わせ」の3種と、「詰め将棋」の問題が600問→1250問のプラス650問追加される。 いずれのゲームも後から解放される形ではなく、最初から全て遊べる。 各ゲームは、主に「フリープレイ」「対戦」「チャレンジ」「エクストラチャレンジ」に分かれる。 「フリープレイ」はルール、対戦の長さ、CPUの強さなど、条件を自由に設定してプレイができる。 「チャレンジ」はルールや対戦形式などが固定されており、指定の条件で勝利することでクリアとなる面クリア形式のモード。 「エクストラチャレンジ」は「チャレンジ」と同様に特定の条件でプレイするモードだが、「チャレンジ」をある程度遊ばないと解放されない。 「将棋」「オセロ」「囲碁」「チェス」「バックギャモン」の5つについては、2人プレイヤーでの対戦が可能。 Joy-Conを各プレイヤーそれぞれで持ってのおすそわけ対戦と、画面をタッチしての対戦が選択できる。 ゲームごとに個別の実績を持っており、チャレンジ面のクリアや特定の条件達成で解放できる。 実績の開放度に応じて、各ゲームで「素人」~「○段」~「名人」の段位が認定される。 各ゲームそれぞれについて個別に、BGMや画面のデザイン等をカスタマイズできる。 BGMのほか、プレイ中の背景、麻雀牌やトランプの裏面、麻雀卓や囲碁盤・将棋盤の表面などが選択できる。 万人向けの定番テーブルゲーム作ということで、模様に派手なものやキャラ物はなく、色替えやシンプルな模様ばかりである。 カスタマイズ要素は、前述の実績を解放した際の特典として徐々に追加される。 各ゲームの簡単なルール説明も収録されている。対戦中でも見ることが可能。 各ゲーム個別の特徴 各ゲームのゲームとしてのルールは基本的に省略。 麻雀(二人麻雀/三人麻雀/四人麻雀) 三人麻雀のみ、通常の麻雀の他に、ローカルルールの「関西麻雀」「京都麻雀」を選べる。 専門の麻雀ソフトでもしばしば見られるが、「萬子の2-8牌なし」「七対子四枚使いあり」等の「関西麻雀」、「字牌がない」「得点計算が大幅に異なる」等の「京都麻雀」のルールは中々に強烈。 二角取り このゲームにはフリープレイがなく、15~20面1セットのチャレンジモードのみが用意されている。 その他、ゲームオーバーになるまで連続で面をプレイし続けるエンドレスモードも存在する。 将棋 駒落ちは「香落ち」「角落ち」など7種類設定可能。 「待った」が使用でき、1手だけ前に戻すことができる。 詰め将棋 通常版では1手詰めの問題を500問、3手詰めの問題を100問収録。Deluxe版ではさらに1手詰め500問と3手詰め150問が追加される。 各問で動かす駒を1手でも間違えた場合は、相手の手を待たず即座に「GAME OVER」と表示されやり直しとなる。 オセロ 将棋と同様に「待った」が可能。 囲碁 手合(ハンデ)は互先・定先と二子~九子の置石を選択可能。 盤面は9路盤・13路盤・19路盤を選べる。 トランプ(ブラックジャック/ポーカー/テキサスホールダム) ゲームを始めた時点でコインが各プレイヤーに配られ、それを賭けて進行する。最初に持っているコイン数と規定ゲーム数、1ゲーム当たりの規定BET数を設定できる。 規定ゲーム数が終わる前にコインが無くなったプレイヤーはゲームから脱落。操作しているプレイヤーが脱落した場合はその時点で終了(チャレンジモードの場合は失敗)となる。 「テキサスホールダム」のみ日本では比較的マイナーなゲームなので簡単に紹介すると、一般的なポーカーのように各プレイヤーが手札5枚を入れ替えて役を作るのではなく、場に全プレイヤー共有のカードがあり、その共有カードと各プレイヤー2枚ずつの手札を合わせてポーカーの役を作るゲームである。 花札(こいこい/花合わせ) 特になし。 チェス 将棋と同様に「待った」が可能。 チャレンジモードでは「○○手以内に勝利」という手数制限が設けられている。手数制限内の残り手数がハイスコアとして記録される。 バックギャモン 目標得点を1~25点の間の奇数いずれかで設定してゲーム開始する。各ゲームの勝利得点の合計が目標得点に早く達した側が勝利となる。 評価点 各ゲームのルール設定は一通り揃っている。 将棋は振り駒や主な駒落ちを網羅、囲碁は手合のほか9路盤・13路盤・19路盤を選択可、花札は雨流れや雨四光のあり無しを設定可、バックギャモンはダブルに関してクロフォードルールの有無を設定可など。ランダム設定もできる。 特に麻雀は焼き鳥や喰いタンといった基本的なローカルルールのほか、関西麻雀や京都麻雀を収録、CPUについても強さ弱さ以外に手役の傾向設定(ランダムも設定可)もあったりと、麻雀だけでも3つ収録しているだけに、この辺りはそこそこしっかりしている。 BGMも、初期状態の8曲以外は実績の解放が必要ではあるが、23曲とまあまあの数。 詰め将棋の問題数は多い。 後述の問題はあるが、1250問という問題数は評価すべきだろう。 実績は無理のない範囲に収まっている。 この手の作品だと実績が適当で、機械的に実績を設定したため作業、運ゲーじみた実績が多数並ぶものもしばしば見られるが、そういった問題はない。 ポーカーの実績を例に挙げれば、ワンペアやツーペアは10回達成の実績があるが、滅多に揃わないストレートフラッシュやロイヤルストレートフラッシュは1回達成すれば終わりだったりと配慮はされている。 リバーシが「オセロ」名義で収録されている。 「オセロ」はメガハウス(旧・ツクダオリジナル)の登録商標であり、任天堂の『世界のアソビ大全51』等も含め、多くのゲームが一般名称の「リバーシ」で収録しているが、本作はメガハウスの商標を得て「オセロ」として収録している。 SIMPLEシリーズへの「オセロ」名義での収録としては、3DSの『@SIMPLE DLシリーズ Vol.17 THE オセロ』以来。 問題点 収録ゲーム数が少なめで、かつ対戦機能も少ない。 2000~2500円のロープライス作ではあるが、それでもテーブルゲーム12~15種は率直に言ってやや少ない。「二人麻雀」「三人麻雀」「四人麻雀」はあくまで1つの「麻雀」であるだけに余計にである。 オンライン対戦不可に加え、麻雀やこいこいと言った2人対戦用のゲームの一部に対人戦が付いていないものもある。 特に、1年半近く前に約4000円で『世界のアソビ大全51』が出ており、否応なくそちらと比較せざるを得ない。 ローカル麻雀・囲碁・詰め将棋といったあちらに無くてこちらにあるゲームも存在する、ある程度細かいルール設定ができるなど何から何まで負けているという訳ではないが、50作近くが収録されておりオンライン対戦もできる同作にはボリューム感でかなり後れを取っている。 チャレンジモードをクリアしていけばプレイ時間自体は長く遊べるが、なにぶん同じゲームを細かいルールだけ変えて何度も遊ぶだけのモードなのでボリュームがあるとは言い難いところ。 PS2時代に発売された、『SIMPLEシリーズ』初の『THE テーブルゲーム』も2000円で11種だったが、そちらはストーリーモードがあったり、ハード発売1年ほどで発売されていたりと本作とはやや事情が異なる。 ゲーム操作部分にアナログスティック非対応のものがある。 将棋など、メニューまではアナログスティックで選べるのだが、個別のゲームでの盤面の操作などは方向キーでないと反応しなくなる。 画面タッチにも対応しているとは言え、単純に不便。 各ゲームのルール説明の精度に差がある。 役の概念がある麻雀や花札はイラストの説明があり独自の用語集を付けているなど比較的ちゃんと説明されているが、他のゲームはかなり説明が雑。 囲碁を例に取れば、石の置き方や勝敗の決め方だけで陣地の決め方が書いていないなど、肝心のものが丸っきり抜けている。重要なルールについても2、3行で説明してあり、これで未経験者がルールを理解するのは無理だろう。 総評 SIMPLEシリーズ定番のテーブルゲーム集から良くも悪くも逸脱していない出来。 基本的なテーブルゲームをいずれも問題なく楽しむことができる。 だが、やや少な目のボリュームはやはり気になる。 アップデートで2種類追加されたことで改善がなされ、他にもローカル麻雀の収録など、見るべきところも感じられなくはないのだが、独自の魅力に乏しいこともあってフォローとしてはまだ不足。 せめてSwitch黎明期であれば役割もあったのだろうが、発売時期的にも遅きに失した感があり厳しい。 ここに来て『SIMPLEシリーズ』のブランドを再度投入した以上、今後の作品で巻き返しが欲しいところである。 その後の展開 2023年1月26日にOneで、同年5月25日にはPS5/PS4でさらなる移植版『THE テーブルゲーム Deluxe Pack ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札・二角取り・チェス・バックギャモン~』がダウンロード専用タイトルとして発売された。 PS5/PS4版は『THE 麻雀』以来9年ぶりとなる『SIMPLEシリーズG4U』からの発売となる。内容としては、新たにチェスとバックギャモンが追加されている。
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リトルインフェルノ 【りとるいんふぇるの】 ジャンル パズル 対応機種 Wii UNintendo Switch 発売元 【Wii U】任天堂【Switch】フライハイワークス 開発元 Tomorrow Corporation 発売日 【Wii U】2015年4月2日【Switch】2017年6月1日 定価 【Wii U】972円(税込)【Switch】1,000円(税込) プレイ人数 【Wii U】1人【Switch】1~2人 レーティング CERO B(12歳以上対象) セーブデータ 3個 判定 なし ポイント 暖炉でものを燃やすだけのゲーム リトルインフェルノ 概要 特徴・システム 評価点 問題点 総評 概要 『グーの惑星』や『ヒューマン・リソース・マシーン』で知られるアメリカ・サンフランシスコにある会社「Tomorrow Corporation」によって作られたWiiU/Switch用のゲーム……のようなもの。 本作はSteamやスマホ向けアプリとしても配信されているが、そちらは日本語未対応なので注意。 特徴・システム 「リトルインフェルノ」という暖炉を使って様々なものを燃やしていくことでゲームが進行していく。 WiiUゲームパッド/Switch携帯モードの場合はタッチ操作で、Wiiリモコン/Joy-Con使用の場合はリモコン操作で、火をつけることができる。 ものを燃やしていくと、手紙が届いてストーリーが進んでいく。そしてその手紙も燃やすことができる。 というか、手元にあるものは、説明書(*1)だろうが送られてきた写真だろうが基本的に何でも燃やすことができる。 ものを燃やすとお金が手に入り、そのお金を使ってカタログからものを購入することができる。 本作では「ものを買って、買ったものを燃やす」を繰り返すのが基本となる。 ものにはコンボが設定されており、特定のもの同士を同時に燃やすことでコンボが達成される。一応本作のやりこみ要素である。 評価点 シンプルなゲーム性。 このゲームは本当にただ色んなものを燃やすだけのゲームと言っても差し支えないので、難しいことを考えずに気軽に遊ぶことができる。 時間制限やペナルティーなどプレッシャーになる要素はまったくない。 ものを燃やすと、お金が購入したときよりも多くの金額で出るため、お金が尽きるということは決してない。 ものを燃やしたときの様々な反応。 ゲーム機を燃やすとピコピコ音が鳴る、クレジットカードを燃やすと中からお札が飛び出してくるなど、ものによっては見ていて面白い反応をするものもある。 コンボの数 コンボの数は300種類以上とかなり多い。 ただし、後述するがその仕様に問題点がある。 問題点 シンプルすぎるゲーム性。 評価点の裏返しとなるが、基本的に適当にものを燃やしていくだけで、話が進んでいくため人によっては物足りない、簡単すぎてつまらないと感じて、飽きてしまう可能性もある。 一応、特定のもの同士を燃やすことを要求されることがあるのだが、そこまで難しい謎解きでもないので、詰まることはまずないだろう。 ものを購入した際に到着まで時間がかかる。 高いものほど到着までの時間は長く、既にものを燃やしきってしまっていると、やることがなくなってしまう。 一応、時々手に入るチケットを使用することで、すぐ手元に取り寄せることはできる。 コンボの仕様 コンボの数は300種類以上と書いたが、ゲームを開始した時点でその中から自動的に99個が選ばれるという仕様となっている。 本作のセーブデータは3つまでしかないため、すべてのコンボをコンプリートすることは不可能。 ゲームクリアには無関係なのが幸いか。 総評 本当にやれることが、「購入したものを燃やしていく」を繰り返していくだけなので、正直ゲームと言っていいのかどうか怪しい代物である。 コンボに関しては一応ゲーム要素として成り立ってはいるが、クリアには関係ないので所詮ただのやりこみ要素でしかない。 ものが燃えるのを見るのが好きな人にとっては十分楽しめるだろうが、そういうことに興味を持てない人だと、作業的に感じてしまい、あまり楽しむことはできないだろう。 ものや人物のデザインもTomorrow Corporation特有の独特なビジュアルとなっているので、購入を検討する際はPVなどの動画を見て、面白いと思えるかどうか各自で判断していただきたい。
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`、 /}{_、-''~ \\ ~"'-_// { . .`、 / ,}{ _、-‐¬宀‐- ミ辷=-‐¬^` :{''"~‘,‐- /:{ _、‐_ノ⌒ニヘ \~"'-_ v 八 . . . . ‘,-ヘ / 八v/_ノ辷_、-冖⌒^ヽ ', \\ //⌒ . . . . . .} \ У辷シ⌒ \ } ; } .\\' . . . . . . .}.._  ̄ノ .′ `、 ノイ ノ \ } .ヽ } . . . . . .}⌒ /{ { ‘, .ノ/、 } ハノイ、{ . . . . ,、 /( Ⅵ : i ‘, 、 ヽ ノイ { 、\ . . . ./∧ ̄{ {\乂_! .〔 l }\ } ノ ノ :\_‐┐ /⌒)〉 !! \┘ 〔 } l-‐N、=抒 }⌒ T{ ノ _ -`´ _、-‐¬ 八\ (⌒', { Nノ〃vうシノ ノノ }辷_─ ̄ /. .. .. .. .} 、} \〉 {\Nヽ} ノ ^ ''^⌒ 彡 ノ⌒ / . .. .. ./. .人 乂_. 抖f抒ぅ; _ ,⌒ } }`{ . . . . /\. . .≧=- 个 ,,_”^ ` ノ 'ツ /乂Уノ_!. . . . √ \. . \廴^> . . └ 公(└'ソ/}_ . . . . √ \. . \⌒}}_个 ‐-‐ ≦ヘ }乂У(/^ヽニ- _ . . .√ ,_. . `、ミ⌒}シ{ } ⅱ ノ厂⌒ }ニニ)ニ-_ . .√ }-:. . _`、\ニ- } !// / ゝ-く廴ニ . √ } ゙ァ' ノ┐ 、ヽこ}、; } }.(( / たニニニ\ . { `7 / /┐.`、Vニ{ } ' )) {-ニニニ ┘ └L '/ ノ . . 、)圦 }/イ´ 廴-ニニ L└, . . .Ⅵニ ! { _,,.. /ニ}rヘ_ イ ア⌒ , . . .Ⅵ /l {厂/ニノ{ニニ八ニニ 圦 . . . .Ⅵ≧l {─‐-‐圦-/ニニニ L_ヽ . . . ..Ⅵi圦!_-_-_/{-ニニニ 丶イハ . . ..Ⅵー`、 、_-/ニニ\_/- { (∧. . . Ⅵ-_`、\ニニニニニニ 名前:ヴァン・ゴッホ/真名:クリュティエ=ヴァン・ゴッホ 性別:女 原作:Fate/Grand Order AA:TYPE-MOON作品/Fate/00 英霊/エクストラ/ヴァン・ゴッホ.mlt 「Fate/Grand Order」に登場する画家ヴァン・ゴッホを名乗るフォーリナーのサーヴァント。 一人称は私で自身の記憶の混濁が起こっている気弱な少女。 しかし本来のヴィセント・ヴァン・ゴッホは男性であり、現界したサーヴァントのゴッホは女性。 これには複雑な訳があり、実は新宿の幻霊を元にした複合サーヴァントと同じで神霊クリュティエとゴッホを組み合わせたハイ・サーヴァント (に限りなく近いサーヴァント)である。 上記の通りちゃんと真名もある。 手に持つヒマワリ型の回転ノコギリは『ゴッホカッター』と呼ばれる。 またスキル「向日葵の呪い」は逸話通りに自殺したゴッホの自殺を阻止している呪縛。 AAは第一再臨(*1)のものが20枚ほどあるが、第三は1枚のみ。 ちなみにゴッホの再臨後は装飾品がちょっと違うレベルではなく全くの別物となる。 キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia TYPE-MOONWiki アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 通常/真名 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 あんこ時々安価でクトゥルフ神話TRPG クトゥルフ神話TRPG シナリオ「アザトースの世界」に登場する謎の少女 脇 まとめ wiki R-18G 安価あんこ 島流されアカリのポケットモンスタートロピコ2nd! ポケットモンスター シュガーの繰り出したポケモン 脇 登場回 wiki R-18 安価 どうかお辞儀をさせないで Wizarding World ミカ、ニオ、チセと同室になった生徒一応半純血の家系らしい 脇 スレ R-18 安価 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
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ザ・ゲームメーカー 売れ売れ100万本げっとだぜ! 【ざげーむめーかー うれうれひゃくまんぼんげっとだぜ】 ジャンル SLG 対応機種 プレイステーション 発売元 アクセラ 開発元 空想科学 発売日 1998年9月23日 定価 5,800円 廉価版 【PS】(SuperLite1500シリーズ)サクセス/2000年3月2日/1,500円 判定 良作 概要 ゲーム内容 評価点 問題点 総評 余談 概要 プレーヤーは、立ち上げたばかりのゲームメーカーの経営者となって、ヒット作を作るのが目的である。 公式にはシミュレーションではあるが、ゲーム性そのものはかなりアクション性が強く、本作の独自性を構成する要素となっている。 ゲーム内容 ゲームはリアルタイムで進み、企画・プログラム・グラフィック・サウンドの担当者に該当する仕様書を渡すことで作成の指示をすることになる 仕様書は、主人公のパソコンで一度紙束のファイルの形にし、さらに担当者の机に直接置かなければいけない。また、グラフィックソフトやコーヒーなどアイテムの差し入れも効率上昇には必要となる。上記はすべてリアルタイムで進んでいき、こういったアクションの中心点になるのが主人公の机であるため、だれをどこに配置するかというのが非常に重要になる。 たとえば、シナリオの作業量が多いRPGを作るときは、シナリオの得意な人材を主人公のそばに配置するなど。 また、孤独好きは誰かが同室にいると集中が鈍り、紫煙に巻かれた嫌煙家も集中が乱れるなどの問題があるため、こうした意味でも部屋割りは重要である。 スタッフが仕様書を完成させると、経験値が手に入る。これを利用して、何度も完全リテイクを出したり、高い技術力を持つスタッフに完成直前まで作らせてからそれを取り上げ、まだ未熟なスタッフに経験値だけ横取りさせるなどといったテクニックが重要になる。 この仕様書をめぐるピストン作業が、本作をアクションゲームたらしめている最大の要因である。完成間近の仕様書を取り上げようとして、一歩足りずに完成されてしまった、などはよくある光景。 もちろん、納期そのものとの戦いもある(納期を3カ月過ぎると強制ゲームオーバー)。 仕様書を受け取った担当者は自動で作業を進行していき、これらの仕様書を必要な数だけ仕上げると、めでたくゲームの完成となる。 作成するゲームの内容(というかジャンル)は、企画会議で決める。ゲームのジャンルによって作業量が異なり、必要となる仕様書の数に影響する。 作業量が多いジャンルほど、また仕上がった仕様書のクオリティが高いほど、ゲームの売り上げが伸びる。 各スタッフにはセンスと技術力(それぞれ後述)のほかに、要素ごとに特殊技能という得手・不得手がある(たとえば、2Dグラフィックは得意だが、3Dはからっきし、など)。要素の向き不向きひとつごとにセンスと技術力に20%の修正がかかるので、かなりバカにならない。 + 具体的な流れ 1:事前準備 企画の選択 作るジャンル及び目指す方向性を会議で決定する。 チーム編成 作るゲームの内容に応じて、制作作業に関わるスタッフを選抜する(月次変更可能)。 2:制作作業 仕様書作成 決定した企画に基づき、仕様書を作成する。 仕様書配布 スタッフの能力・特性を考慮しながら仕様書をスタッフの作業デスクの上に配布する。なお、いくつか積み重ねることも可能。 3:現場管理 できあがったパートのクオリティをチェックしたり、アイテムを使ってスタッフのコンディションを管理する。 α版、β版完成 作業内容の見直しをするか、次の段階に進むかを選択する。 (方針転換) スタッフの発案等で目指すジャンルや方向性が途中で変更になる場合もある。 -マスター-アップ M(マスター)版が完成するとゲーム制作が終了となる。 4:販促 - 発売 イベント出展 タイミングが合えばゲームショウ等のイベントに出展することができる。 営業・宣伝活動 営業を行ったり、宣伝をしたりして作品の知名度を上げる。 レビュー ゲーム雑誌からの評価(点数と寸評)を受ける。 発売 発売日より3ヶ月の売れ行き状況がグラフで示され、合計本数が表示される。売上に応じて収入が入る。 この流れを繰り返すのが基本形。その間に新スタッフの登場、事務所の移転、スタッフ間のトラブルから恋愛まで、様々なイベントが発生する。 (wikipediaより引用) 評価点 ゲーム開発事業を題材にしたゲームの中では数少ない成功例といっていい作品である。 同系列の他作品はオーソドックスな経営SLGスタイルが主流だったため、実際のゲーム作業制作の地道さ・地味さに起因するゲーム制作パートの作業感を撤廃できなかったが、ここをアクションゲームにしたことで、地味さや単調さを払拭している。 「スタッフの部屋割りやアイテムの差し入れなどによる作業効率の考慮」「リテイクを利用して経験値を稼ぐ」など、アクションでありつつシミュレーションならではの計画的な戦略の構築という要素も抜かりなく入っている。 シナリオ面では、あえて業界のドロドロした部分を描かなかったことにより、爽やかな作風に仕上がっており、好感が持てる。 後述するように、ゲーム業界の有名人のそっくりさんが多数出てくる。元ネタを知っていると、にやりとできる言動も。 キャラデザインはイラストを見るとかなりアクが強いのだが、ローポリによって作品内ではかなりマイルドになり好感が持てるようになっている。 また、本作には基本的に終りが無い。一応EDはあるものの、その後もゲームを普通に作り続けることができる。ビリオン達成や全種類ゲームを作るなんてことを目指すのもいいかもしれない。 問題点 センスの低い人材が使い物にならない。 作品のクオリティは、担当者のセンスという能力値で決まる。一方で、技術力という能力値もあるが、こちらは作業速度を高め、間接的にセンスを安定させるためのものといえる。つまり、センスが低いと、どうやってもクオリティの高いものが作れない。 この格差をさらに加速させるものに、セミナーチケットというものがある。これを使うと、その人物は一日出張することで技術力が1上がるが、このようにしてセンスを上げる方法は存在しない(*1)。イベントアイテムや企画を貰ったら以後二度と使われないなんてことも… こうしたノーセンスキャラに、初期メンバーかつダブルヒロインの片割れである「まなみ」も該当する。もう一人のヒロインである「めぐみ」とあまりにも能力に差があるため、もっと使えるようにしてほしかったという声が多い。 一応、めったに賃金アップの要求をしないこと(*2)や仲の悪い人物が1名のみのためスタッフ編成が楽など良い点が無いわけではないのだが、能力の低さはいかんともしがたい。 ただし、普通にプレイしているとヒロインイベントが進行するのはまなみだけのため、正ヒロインはまなみと思われる サウンドの一人「くろさきやよい」がなかなか出現しない。出現するためには同じくサウンドの「すぎもと としき」の加入が必要だが、序盤の選択肢次第でとしきは加入しなくなるため、やよいも必然的に加入しなくなる。 サウンドはタイプこそ違えど全員優秀のため、やよいが加入しなくてもゲーム制作に問題はないが、スタッフを殆ど揃えた中でやよいだけいないのはもやもやさせられる。 プランナーが少ない上に欠点(*3)が多い。 初期メンバーの「しげる」は癖は少ないもののセンスが低く、かといってそれ以外のプランナーは欠点が目立つ上、加入条件も厳しい、初期メンバーに「とうじ」がいるプログラマー、序盤に「めぐみ」の加入するグラフィッカーおよび粒ぞろいのサウンド担当と比較してプランナーは長期間人材不足に悩まされる。プログラマーの中にプランナーの能力が高い人材が居るのが救い。 仲の悪いキャラが一緒に出社している場合、部屋割りで別々にしても、わざわざ別室にきてまでいがみ合いをはじめる。 逆に、仲の良いキャラが別室でも良いイベントが起こるのだが…。 またスタッフがある程度集まってしまうとイベントも繰り返しになり、結果的に作業的なものが増える。 一度莫大な本数を売り上げてしまうと、その後の評価のハードルが異常に上がる。例えば1,400万本売り上げた後だと1,000万本売り上げても文句を言われるようになる。 本作は作るソフトでベースとなる売り上げが変わる(*4)ため、企画の穴埋めがしづらくなる。 他にも賃金引き上げの時に妥協案(*5)が存在しない。一部のスタッフが任意でなく強制加入となる等かゆい所に手が届かない仕様がある。 総評 残念な出来のものが多いこの手のゲームの中では唯一の成功例と言える。 ゲーム技術が進歩した現在なら、もっと細かいところまでこだわって作ることが可能だろうとファンからは本作の血を受け継いだ作品が出ることを期待されているが、既にアクセラは倒産しているため、なかなか難しいと思われる。(一応他作品と違いサクセスが関与しているためサクセス発で出る可能性が無いわけではないが…) ジャンルとしてもタイトルとしてもかなりマイナーなゲームではあるが、他にはない魅力を持っているゲームであるため、是非一度手に取って遊んでほしい。 余談 攻略本が1種類しか存在せず、その唯一の攻略本にも、「???」などとして隠してある余計なお世話や、間違いがある。 廉価版がSuperLite1500シリーズの一作としてサクセスから発売されている。 中古相場に差はない。廉価盤はパッケージがかなりしょぼいので出来れば通常版を購入することを薦める。 ここでは、特筆に価すると思われるスタッフを、わずかではあるが挙げてみたい。 くどう とうじ 初期メンバーだが、プログラムのセンスが30(高い部類)もあり、企画系の作業もある程度こなせるため、最後まで使っていける。性格面も特に問題なく、頼もしい。 はら めぐみ ダブルヒロインの片方で見た目は林原めぐみのそっくりさん(?)。グラフィッカーとしての能力はまなみと、あや(高いCGセンスを持つが、2Dが駄目なので活かしきれないスタッフ)のハイブリッド。初期メンバーでこそないものの、加入時期は二本目のソフト開発中と早く、性格も良い(仲の悪い人が存在しない)とメインで使える。彼女の告白イベントを進行させたい人は、丈夫な(ランダムに自己回復するイベントが発生するため、病気になりにくい)彼女を一度病気にする必要がある。 びば あふろ サウンド担当だが、大器晩成型で、低レベルだと苦労する。しかし、育ちきると企画・プログラム・グラフィック・サウンドをすべて一人でこなす化け物と化す。失踪癖が玉に瑕。前述のやよいが出現しない原因は、育ち切った彼のせいでとしきを開発メンバーから外すプレイヤーが多いことも一因。 ひろた でんか 広井王子のそっくりさん。高い企画センスを持つが、技術力はほぼオール1、技能も苦手だらけで失踪癖持ちとかなり残念な人。そのかわり、いろいろな新ゲームの案を持ってくる。 ほりいけ かんじ 堀井雄二のそっくりさん。最強の企画能力を持つが、仲間にする条件は厳しい。完璧主義で、ムラっ気が強い。 なかじま ひかる 中村光一のそっくりさん。プログラマーであるがプランナー能力もあるため使いやすいが一緒に加入する「たかやま ぽんた」をスタッフに入れてないとやる気が大きく下がる。
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ゲームで出ましたっ! パワパフガールズZ 【げーむででましたっ ぱわぱふがーるずぜっと】 ジャンル パワパフボードバトル 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 インフィニティー 発売日 2007年6月14日 定価 5,040円 プレイ人数 1~3人 判定 クソゲー ポイント PPGZ唯一のゲーム化子供向けとは思えない強CPU内容薄すぎ 概要 ゲーム内容 問題点 評価点 総評 概要 アメリカのカートゥーンネットワークの人気アニメ『パワーパフガールズ』を、東映アニメーションが権利を取得して日本市場向けにアレンジした(*1)『出ましたっ! パワパフガールズZ』のゲーム化作品。 放送終了直前での発売であったが……。 ゲーム内容 1~3人で遊べるボードゲーム。サイコロを振ってゴールに着いた人が勝ちとなる単純明快なルール。 マスに止まる際、各プレイヤーはシールを使う事が出来る。素早く貼られたシールの効果が発揮される。 貼れるシールはシールやキャンディが貰える「ピーチゾーン」、シールを取られたり戻される「モジョゾーン」、ミニゲームで対決する「パワパフゾーン」の3つ。 ミニゲームに勝利したプレイヤーはサイコロとは別に先へ進める「パワパフジャンプ」が行える。 この時、キャンディを賭けた数に応じて進めるマスが増え、最大で12マス進める。 パワパフジャンプで進んだ場合、シールを貼ったりマスに設置されているゾーンの効果は発揮されない。 ゲームモードはPPGお馴染みの悪役・モジョと1対1で対決する「ストーリーモード」、最大3人で遊べる「パーティーモード」、ミニゲームで遊べる「トレーニングモード」の3つ。 トレーニングモードで遊べるミニゲームはストーリーモードで遊んだ事のあるミニゲームが出現する。ミニゲームは全部で21種類用意されている。 問題点 とにかく薄い。この一言に尽きる。 ストーリーモードは1ゲーム10分もあれば終わる。これが1人3ステージ×3人分あるだけ。なぜかステージをクリアしてセーブが行われるとメインメニューに戻される。続きをプレイするにはもう1度メニューから選択し直す必要があり面倒。 マップ中には特定のマスを相互に行き来出来るバスがあるが、これがかなり短い間隔で設置されているためショートカット出来たと思ったら戻されて……という事を繰り返しがち。パワパフジャンプで進んだ場合、こういったギミックのマスに止まっても無視出来るのが救いだが。 パーティーモードならそこそこ遊べる……が、ミニゲームだけで遊ぶ事は出来ない。 ミニゲームにおけるCPUがやたらと強い。 ゲームの外見は完全に子供向けだが、それに似合わずかなりの強敵。難易度調整もない。ボードゲーム部分も含めればさほどの難易度でないのが救いだが……。 特にいわゆる数探しの「20さがし」やモグラ叩きの「モジョたたき!」はCPUが超高速なため勝つのは非常に困難。 クイズ系のミニゲームは同じ問題に素早く回答するのではなく、相手は相手で別に進めている。このため1問でも逃すと挽回不能という事が多い。 一応、この強CPUを評価する声もある。もっとも、評価しているのは子供ではなく大人のプレイヤーであるが。 ミニゲーム自体も「国旗あて」(*2)や「この国どこ?」「作曲者あて」といった子供はおろか大人ですら回答出来るか分からないゲームがある。 ストーリーも特に原作を意識したような内容ではない。モジョが悪さをするのでガールズが変身してやっつける。本当にこれだけ。本格的なストーリーを期待すると肩透かしを食らう。 本作はシリーズ構成が浦沢義雄氏と言う事もあってか、世界観や脚本のシュールさ・原作お馴染みのキャラクターのアレンジっぷりも話題となった。それだけにこれは本当に痛い点である。せめてモジョ繋がりでラウディラフボーイズや(発売時期的に)カレは出して欲しかった所。 ストーリーデモでは各キャラの名前が表示されるが、変身前の名前(*3)は登場せず「ブロッサム」「バブルス」「バターカップ」で統一(*4)。本家ならともかくこれはPPGZのゲームのはずだが……。 申し訳程度に3キャラクターのシナリオがあるように見えるが、実質後半の絵は使い回しで展開も4コマ漫画で済むレベル。どの娘のファンでもとても期待外れ。 その後突入するオーラスストーリーも非常に短い。そこでモジョと3回バトルを行うが特に今までのミニゲームと変化はない。負けるとやり直しのため先程の強CPUの件と相まって、嫌がらせとしてだけは機能している。 そもそもストーリーが全体のシナリオの最初と最後にしか無く、道中クリア時のわくわく感や達成感は皆無。 まだイラストでも凝っていればキャラマニアからは受けたのであるが、5040円のゲームとしてはあまりにCGの数が少ない。一応ゲーム画面のドットはそれなりには出来ているが、肝心のバトルがミニゲームなので熱い戦闘をドット表現で見たかった人には期待外れ。 昨今のキャラゲーでありながらキャラクターボイスなし。 登場キャラは片手で数えられるくらいしか出てこないのに……。 劇中で印象的だった変身シーンも一枚絵で処理されておりアニメムービーなどは一切ない。 評価点 タイトル画面で前期OP「希望のカケラ」のインストアレンジが流れる。もっとも、TVサイズではなくオリジナルアレンジになっているが。 クソゲーのお約束通り他の曲も悪くない。 タイトルメニュー画面にゲームルールの説明が用意されている説明書いらずなタイトルである。 総評 バンダイ製クソキャラゲーのルーツを今に伝えるクソゲーである。 10分も遊べば飽きてしまう薄い内容からファンからの評判も良くないというあんまりなソフトであった。
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登録日:2009/06/21(日) 13 49 45 更新日:2024/04/03 Wed 16 43 52NEW! 所要時間:約 24 分で読めます ▽タグ一覧 23年夏アニメ Fate Fateシリーズ初の動物のマスター Fate/strange Fake TRPG TYPE-MOON fake どいつもこいつもイレギュラー ぼくのかんがえた最強のサーヴァント ←マスターのほうもなかなか アニメ化 アメリカ エイプリルフール スピンオフ チートvsチート チートの集まり メアリー・スー←原作者公認 嘘から出たまこと 成田良悟 死徒 金ピカよかったね! 電撃文庫 真実は、時に世界の偽りを叩き潰す。 だが、『偽りがそこに存在していた』という『真実』を消すことはできない。 たとえ、聖杯の力を借りたとしても。 『Fate/strange Fake』とは、『Fate/stay night』の十数年後の偽りの聖杯戦争を描いたスピンオフ作品。 原典は2008年に成田良悟のホームページに掲載されていたエイプリルフール企画二次創作『Fake/states night』。 2009年にTYPE-MOONエースVOL.2の小冊子付録「Fate/strange fake」として『Fate/Zero』と共通の装丁で書籍化。 さらに2014年に「Fate/strange Fake」と改題して成田良悟本人によって書籍刊行されることが発表された。 ストーリー的には「stay night」から続いているのだが、「なぜか全く違う世界」の出来事であるとされており、 「限りなく本筋に近い偽物の物語」という立ち位置になっている。 その一例として、本作では死徒二十七祖と英霊召喚がどちらも存在している。ディープなファンにはその異質さが分かるだろう。(*1) これは、作品作りで邪魔になる諸々の制約をあえて取っ払い、成田良悟という作家がイキイキと作品を作れる環境作りを行ったためである。 結果的にこの判断が功を奏し(?)、Fateシリーズではダントツで濃い作品となっている。 【原作(小説版)】 電撃文庫から刊行されている。2024年現在9巻。イラストは森井しづき。 Fate作品のみならず、他の型月作品のネタも絡められて描かれるため、コアなファンほど喜べる作品となっている。 中には「それいる?」と言いたくなるような細かい情報やネタまであるが、それもまたこの作品の魅力と言えよう。 基本的に年一ペースで刊行されているが、一時期刊行がストップしていた。原因は作者の持病(指定難病)と思われる。 なお前述の通り成田の根城である電撃文庫からの刊行だが、これはFate作品としては初の一般流通スタートとなる。 (『Zero』や『空の境界』などは同人作品としての特殊な流通でスタートしており、一般書店では取り扱われなかった) 【漫画版】 TYPE-MOON BOOKSから刊行されている。2023年現在5巻。原作イラストと同じ森井しづきが手掛ける。 同じ人が書いているだけあって原作との親和性は非常に高い。 絵が付いたからこそわかる新たな情報や、原作にはなかった詠唱などが追加されている。 もちろんコミカライズなので原作から削られている部分もあるが、基本的には同じ流れなのでこちらでも話は十分分かるだろう。 原作と漫画版を両方読むことで情報量を増やすというぜいたくな楽しみ方も可能である。 【アニメ版】 2023年の夏に原作第1巻収録分を単発作品『Whispers of Dawn』としてアニメ化され、第2巻以降のエピソードもTVシリーズ化が予定されている。 制作は「Apocrypha」と同じA-1ピクチャーズ。 キャラデザは原作や漫画版の森井デザインに寄せられており、これまでのFateアニメより全体的に大人っぽく見えるかもしれない。 ●目次 【原作(小説版)】 【漫画版】 【アニメ版】 ストーリー 登場人物【マスター】【偽の聖杯戦争】 【真の聖杯戦争】 【サーヴァント】 【その他の人物】 舞台:スノーフィールド 余談 ストーリー 第五次聖杯戦争から数年後、アメリカ西部に位置する地スノーフィールドにて聖杯発現の予兆が見られた。 魔術協会の調査の結果、これは何者かがオリジナルの聖杯戦争の技術を模倣した「偽の聖杯戦争」であるらしい。 不完全な模倣ゆえにシステムには欠陥が存在し、在るはずのクラスが欠け、選ばれるはずのないサーヴァントが呼び出される。 そしてアメリカのとある国家機関の思惑により、都市の外からも多くの魔術師達が流れ込む… 本ストーリーは、そんな一触即発のスノーフィールドに一人の旅行者がやってくるところから始まる。 この聖杯戦争は「偽りの聖杯戦争」「真なる聖杯戦争」の二重構造となっており、最初に偽の聖杯戦争のサーヴァント6体を呼び出した状態でセイバー(偽にして真)を呼び出すことで『呼び水』とし、 残りの真の聖杯戦争のサーヴァント6体を召喚する計画であった。 登場人物 【マスター】 「プレイヤー」(Fake/states night版) この架空のゲームの主人公。欠けたセイバーのクラスを補完する存在。かつて、冬木市に住んでいた。 「エレベーターのある建物に入れない」「時折、血塗れの女の子の幻影を見る」という制約があり、5体の英霊と5本の令呪をもつ。 令呪を消費する事で1人の英霊を30分間召喚し使役出来る。5人を6分間同時召喚というような分割も可能。但し宝具を使用した場合は召喚時間が減る。 『hollow ataraxia』のプロローグの怪談話に登場したAさん本人と思われる。 アヤカ・サジョウ(Fate/strange Fake版) CV 花澤香菜 セイバーのマスター。書籍化に伴い「プレイヤー」の代役となった人物その1。沙条綾香そっくりの容姿の金髪の少女。 かつて冬木市にいた頃、同地の蝉菜マンションで何かがあったらしく、その一件から自分を無価値に思っているネガティブな性格。 本編では日本を流離っていた所、謎の女性フィリアに無理やり令呪や仕事を押しつけられスノーフィールドに行かされるも、 ある魔術師に捕まり偽と真の2つの聖杯戦争の架け橋としてセイバー召喚後に殺害される予定だったが、セイバーに命を救われ、成り行きでセイバーのマスターとなる。 当初はセイバーのお節介を嫌々受け止めていたが、彼のポジティブな人柄から色々なものを得ていくことになる。 一時期エルメロイ教室に居た「沙条綾香」とは異なる存在であり、アヤカ本人の記憶も蝉菜マンション絡みを含めかなり曖昧。 非魔術師ながらサーヴァント複数分の維持費を賄える異常な程の魔力量を誇るが、その理由は…。 メタ的には原典の「プレイヤー」から『蝉菜マンション』『複数のサーヴァントを使役(セイバーの能力として)』『複数の令呪を所持』という要素を受け継いだキャラクター。 名前もAyakaで『A氏』。 【偽の聖杯戦争】 ティーネ・チェルク CV 諸星すみれ アーチャーのマスター。スノーフィールドの原住民たちを束ねる少女。アーチャーを召喚した魔術師を殺害し、その令呪を奪取・再契約を果たす。 スノーフィールドの霊脈を利用した魔術を使用する。彼女の扱う魔術は強力であり、その詠唱は無音にして一瞬。 ただしスノーフィールドから出ると一転し、魔術も一切使えないただの人へと成り下がってしまう。 アーチャーを偉大な王として敬っており、その態度やティーネがまだ子供であることなどから、アーチャーも割と好意的に接している。 主従と言うよりは王と臣下の関係であり、どこぞの優雅たれな人と違い裏もないので相性は抜群。不要になったからとはいえ彼から財宝を下賜されたことも。 一族の悲願として魔術師たちから土地を奪還することを目的としており、命も捨てる覚悟を持っているが、 それが「自分の意思」なのか「運命の濁流に押し流されたもの」なのか本人にも分かっておらず、それをアーチャーから指摘され悩んでいる。 アーチャーの無駄に自信満々な言葉に「よく分からないけど、本当に凄い人なんだ…」と純粋に敬意を抱いており、素は割と子供っぽい。年齢を考えれば当然だが。 フラット・エスカルドス CV 松岡禎丞 バーサーカーのマスター。ロード・エルメロイⅡ世の研究室において、留年し続け現役最古参の弟子。 馬鹿でアホの子。年齢は成人前後だが中身は子供っぽい。 性格は壊滅的に魔術師に向いていないが、才能と技能はまさに天賦の才と言って良いレベルというややこしい魔術師。 その問題児っぷりにはエルメロイⅡ世も悩まされているが、「一度引き受けたからには最後まで付き合う」という心意気で面倒を引き受け続けている。 聖杯戦争には「英雄を友達にできたらかっこいいから」という好奇心で参加した。 魔術師としての出自・性格・才能など全てにおいてエルメロイⅡ世の対極に位置する青年で、しばしばどつき漫才をしている。 フラットの言動に血が上りすぎてエルメロイⅡ世が卒倒するのが、とある女生徒曰く「いつものこと」らしいあたりその苦労がうかがい知れるだろう。 ただ、フラット本人はエルメロイⅡ世を非常に慕っており、彼の教室の一員としての誇りを持っている。 若い魔術師らしく現代技術や機械には関心があり、聖堂教会の神父とも心を通わせるなど魔術師としての面以外では割と常識的だったり。 一方で魔術師という枠を逸脱した、不気味な発言をすることも…… 『Apocypha』や『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』でも魔術協会側の人間として登場し、本作と変わらずの振る舞いを見せている。 ちなみに外部出演の際は作者の成田氏がセリフやキャラの監修を行っているらしい。 ジェスター・カルトゥーレ CV 橘龍丸 アサシンのマスター。スノーフィールド郊外に別荘を持つ魔術師であり高位の死徒。 「六連男装(弾装)」の異名を持ち、魂をリボルバー銃のように入れ替える事によって体を6種類に変換し、使い分ける事ができる。 アサシンを召喚して早々に心臓をぶち抜かれたが、この能力のおかげで生き延びた。 魔力量は凄まじいようで、5体のサーヴァントを同時に使役できると本人は豪語している。 退屈から聖杯の力で大蜘蛛を起こして世界を滅ぼそうと思い聖杯戦争に参加するが、アサシンの純粋な信仰心に感動し、それを打ち砕くためアサシンを付け狙うようになる。 感動するほどのアサシンの信仰心を「けがしつくしたい(*2)」という願望を持っていることで察することが出来るが、かなりの性格破綻者である。 死徒としての実力はかなり高く、1mはあるコンクリートの破片をカノン砲でぶっ放したかのように射出したり、パイルバンカーのような強烈な手刀を叩きこんだりと英霊並みの身体能力を持つ。 死徒特有の「人類史の否定」により人間に対して相性がいい(*3)ため、英霊の力を借りただけの人間にはめっぽうに強い。一方で死徒らしく代行者は天敵。 アサシンとの関係は最悪。ジェスターは彼女を好いているがそれは上述の通り歪んだものであるため、アサシンの方はジェスターの魔力で現界していることすら許せないほど嫌悪しており、可能な限り迅速に抹殺したいと思っている。 なお、六連男装と名がつく能力の通り、その正体はオンナノコ。ぶっちゃけきのこが「最終的にアサシンと百合百合させたいから」と女の子にしただけで本編ではただの変態死徒である。 オーランド・リーヴ CV 羽多野渉 キャスターのマスター。スノーフィールド市の警察署長。 警察の情報網を最大限に活用し、スノーフィールド市中の情報を掌握している。 警察官としての部下であり、魔術師としての弟子でもある直属の戦闘集団「二十八人の怪物(クラン・カラティン)」を率い、キャスターに全員分の宝具を造らせて「人間による英霊の打倒」を目指す。 彼自身も日本刀の宝具を持っており、2巻時点では最も真名解放に近いらしい。 性格は堅物で、目的のためなら手段を選ばない冷酷なもの。しかし目的以外での犠牲を嫌悪し、理由もなく民間人を巻き込む輩がいるなら真っ先に排除するべきだという考えも持つ。 また警察署自体を自身の魔術工房に改造しており、結界のほか使い魔を使った攻撃や無数の罠を張り巡らせている。 キャスターとはマスターとサーヴァントとして特に問題のない関係を築いている。 一時は食事や女ばかり要求し不真面目なキャスターを見下していたが、彼が自分の知らない情報収集手段を持っていることを知ってからは猛省し、態度を改めてキャスターの力を評価している。自由過ぎる彼の性格に頭を痛めるのは変わらないが。 今回の聖杯戦争の黒幕側の人間だが、同じく黒幕側のフランチェスカやファルデウスとは目的が違い、必要ならば裏切るつもりであるし、向こうも裏切ってくるだろうと信用は全くしていない。 繰丘椿(くるおか つばき) CV 古賀葵 ライダーのマスター。10歳の幼女。 両親によって間桐の「蟲使い」の術を改造した細菌を移植され、魔術回路の増大を図られていたが、細菌が脳内で暴走して意識不明となり、現在はスノーフィールド中央病院で入院中。 そんな最中、本来なら彼女の両親が宿すはずだった令呪を彼女が宿してしまい、無意識のうちにライダーを召喚してしまう。 夢の中で「現実の光景を夢の中に投影する」という魔術を開花させる。 元々この夢には無生物以外が存在しなかったが、「まっくろさん」ことライダーの能力によって徐々に住人が加えられることとなる。 しかし彼女が夢の中で何かをライダーに告げる度に、斜め上の方向へ解釈したライダーにより現実世界が大変なことになっているが、6巻後半でその事実を知ってしまい…。 銀狼の合成獣 ランサーのマスター。ある魔術師によって、触媒として造られた合成獣(キメラ)。わんこ。モフモフ。 合成獣のため寿命が短いが、並の魔術師以上の魔術回路を保有する。 触媒のはずが合成獣自体に令呪が宿ってしまい、創造主の魔術師によって処分されかけたところでランサーを召喚。 わんこなので聖杯への願いなどあるはずがなく、ランサーと一緒に森でのんびりしている。 人間に対してあまり懐かないが、アヤカには素直に撫でられていた。 【真の聖杯戦争】 シグマ ウォッチャー(真ランサー枠)のマスター。黒幕側に雇われた魔術使いの傭兵。書籍化に伴い「プレイヤー」の代役となった人物その2。 ウォッチャーからは、現在空席の「(真)ランサー」になる存在と言われ、彼ら(彼女ら?)からは試練を与えられている。 産まれてすぐに魔術的に肉体を弄られ、少年兵として育てられた。外見は若いが成長はしばらく止まっているとのことで、寿命も短いらしい。 悲惨な境遇で育った故か感情が欠落しているが、表には出さないだけで内面で浮き沈みはあったりする。 ウォッチャーを召喚したことを誤魔化す際に「チャップリン!」と咄嗟に口にするなど、プライベートでは喜劇ものの映像視聴を好んでいる。 自分が周りと比べて少し(本人談)おかしいと感じており、周囲は普通に持っている「自分の意志」に関心を抱いている。 聖杯にかける願いは考えておらず、強いて言えば願望器を目の前にしたら自分がどのような行動に移るか知りたいと思っている程度。 だがウォッチャーから「目的を得る」事を勧められ、錯綜する事態や様々な人々との出会いから、6巻最後で「聖杯戦争を破壊する」という目的と、ある存在から依頼された「繰丘椿の守護」、2つの行動理由を得る事になる。 メタ的には原典の「プレイヤー」から『無個性』『複数のサーヴァントと相談』『彼自身が英霊枠となる』という要素を受け継いだキャラクター。 作中での彼の「自分は『一般人A』でも『兵士A』でもなく『Σ』だ」というセリフは『A氏』にかかっている。 なお、彼の母親は衛宮切嗣という魔術師の助手として聖杯戦争に参戦していたという。ただ生まれてすぐに引き離されているので、特に思うところは無いらしい。 ファルデウス・ディオランド CV 榎木淳弥 真アサシンのマスター。偽りの聖杯戦争を設定したアメリカ政府側の青年。魔術協会や聖堂教会より市民団体が怖いととぼける黒幕風公務員。 当初は時計塔の人形師であるランガルの弟子として魔術協会にスパイ活動を行っていたが、聖杯戦争の開幕に伴い協会への宣戦布告を行った。 第三次聖杯戦争にアサシンのマスターとして参加していた人形師の縁者で、人形を使い記憶を代々受け継いできた。 魔術世界に関する知識は豊富で、地の文によると裏の裏にまで精通しているらしい。 近代兵器を装備した私設軍隊を率いており、他人を殺害する時は専らこっちを利用している。 私立刑務所の裏の顔である監視施設を根城にしており、警察署長とは違った方面で優れた情報網を持つ。 だが、やることなすこと裏目に出まくるドジっ子。 フランチェスカ CV 内田真礼 真キャスターのマスター。ゴシックロリータ風の衣装に身を包む、(外見は)10代半ばほどの少女。 偽りの聖杯戦争の主催者側に身を置いている人外。オーランドと手を組んでいるが彼を「若造」と呼び、逆に彼からは「老害」と疎まれている。 服の下の肌には人間の歯のような物でできたファスナーがある。 享楽的な性格で、不測の事態を期待しているようなふしがある。 正体はフランソワ・プレラーティ。ジルの親友である錬金術師で、彼を狂わせた一因でもある。 型月恒例の女体化ではなく、何度も殺されておりそのたびに何らかの方法で新しい肉体で復活して現代まで存在している。 長い年月を生きているためか物凄いところに顔が知られており、キシュアの御老体や享楽主義者のサンジェルマン、 悠久の時を生きた御伽の魔女やモナコの金持ち吸血種、ゴドーワード使いの先生や傷ん(ryといった、 知る人なら何の冗談だと言いたくなるような人物の名前を、自分をギャフンと言わせた人間として挙げている。 ハルリ・ボルザーク 真バーサーカーのマスター。政府に雇われた魔術師の一人。 父が異端の魔術系譜として協会から追放、殺害された過去を持ち、協会への復讐として神秘の隠匿を排し、魔術の普遍化を目論んでいる。 「マズダ(*4)」なるものを使用して真バーサーカーを召喚するが、呼び出されたそれはハルリの想像とは違う、異形の何かであった。 その後は真バーサーカーを手懐けたイシュタルと行動を共にし、彼女の協力者――というよりは信者となっている。 祖父と同じく蜂の使い魔を使役する。当初はそこまで強力なものではなかったが、イシュタルの影響を受けてからは大きく強化された。 バズディロット・コーデリオン 真アーチャーのマスター。政府に雇われた魔術師の一人。 多くの魔術師を擁するマフィア・スクラディオファミリーの忠実な幹部。「機械に殺意だけが宿っている」と称されるほどの目をした危険人物。 魔術・体術ともに桁外れの戦闘能力を有しており、さらにアトラム・ガリアスタ(*5)の魔術鉱石技術を盗用・改良して作った「電池」で膨大な魔力を蓄えている。 令呪3画と聖杯の『泥』で、真アーチャーにアヴェンジャーのクラスを付加した。 主であるスクラディオからピアノの腕を褒められており、作中でも冷凍室の中でその腕前を披露していた。 ドリス・ルセンドラ 真ライダーのマスター。 強化系魔術の極北とも言われる家系の末裔で、すでに絶滅したとされる『鬼』を目指して幾多の魔の存在を喰らって血肉にしながら血を強くしてきた。 戦闘時には肉体を鬼へと変質させ、圧倒的な速度と物理破壊力を誇る。しかも戦えば戦うほど周囲を自身に有利なフィールドへと変化させるというおまけ付き。 しかし、最強とも謳われた先代当主が日本で本物の鬼と出会って惨殺されてしまい一気に没落。 フランチェスカに声をかけられ、高位の魔である英霊との出会いで良い影響があることを期待して聖杯戦争に参加する。 だが、素性の異なる複数人の真ライダーのマスターが姿を見せ始めるという不可解な事態になり… + 以下、7巻エンディングのネタバレに付き注意! その正体は師匠に代わって同門のフラットを連れ戻すため、ドリスを叩きのめしてマスター権を勝ち取ったエルメロイ教室学生 卒業生一同30名という斜め上のもの。ちなみに遠坂凛とのタイマンに敗れたドリスもマスターの末席として陣営に取り込まれている。 メンバーは凛の他、スヴィン・グラシュエートやカウレス・フォルヴェッジ、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト等多彩な天才たちの連合チームであり、魔術を介して全員で令呪を共有している(裏切り癖のある約1名と実質捕虜のドリスを除く)。偽物に過ぎない聖杯に興味はなく、特に凛は「聖杯戦争の解体」を目的に掲げている。 また一同は揃って「冬木市の魔術師沙条綾香」と面識があり、8巻でアヤカと邂逅した際、今ルーマニアにいる綾香そっくりなのに匂いから別人な謎の彼女の素性を訝しむ事に。 ちなみに、ドリスがマスター権を奪われたのは真ライダーの召喚直後なので、単独マスターであった期間はほぼ無い。 【サーヴァント】 セイバー(Fake/states night版) 欠番。主人公がこれに該当する。 セイバー(Fate/strange Fake版) CV 小野友樹 荘厳な装束を身に纏った、ところどころ赤毛の混じった金髪の若い男。 約束や職務など騎士道を気に掛けるが、天然かつポジティブで現代の音楽や娯楽について興味津々。 諸事情によりマスターになってしまったアヤカに「黙って助けられてろ」という極度のおせっかい焼き。 召喚前後の騒動で召喚場所のオペラハウスが半壊し、それの弁償をするとテレビカメラの前で宣言。そのまま警察におとなしく逮捕されるなど突飛な行動をとる(本人的には騎士道に従っているだけだが)。 『神速』スキルによって異様な速さを持つ足自慢。 + 真名 真名は 獅子心王リチャード1世 。 十字軍として中東遠征に赴いたり、自分の留守中に好き勝手やった弟を成敗したりした勇猛な王。 十字軍遠征の際に、戦場に現れた魔物(死徒)に対して好敵手のサラディーン、当時のハサン・サッバーハと一時共同戦線を張ったという。 その武勇は敵側であった中東勢力から恐れられ、次代以降のハサンにも語り継がれている。 アーサー王大好き勢の一人だが、その中でも多分ダントツでアーサー王への憧れが強い。基本的にアーサー王の事は全肯定。 また7巻では過去にやらかした惨事と思しき光景をアヤカが幻視しており、ゆえに8巻で アヤカは良くも悪くも躊躇と後悔をせず突き進む彼の行動に対し、マスターとして責任を負い、彼を「濁らせない」覚悟を決めている。 宝具は二つあり、一つは『永久に遠き勝利の剣(エクスカリバー)』。 手にしたものすべてを疑似エクスカリバーにする能力で、木の枝すらエクスカリバーと化す(*6)。 ただし、どんなことがあってもオリジナルのエクスカリバーにその威力が届くことは無い。 もう一つは『円き十字に獅子を奏でよ(ラウンズ・オブ・レオンハート)』 生前縁があった者たちに呼び掛け、それに同意した魂を同行させる能力。魔力消費の関係から流石に現界させることはできないが、それぞれのスキルや魔術で手助けしてもらえる。 4巻現在で同行が確認できているのは、弓の名手 ロクスレイ 、リチャードの死因となった弓兵 ピエール 、生前の部下である ウィリアム の3人。他にも4人(?)の魂を同行させている模様。 なお開催者はアルトリアを呼び出したかったが、触媒の手違いからか実際に召喚されたのは彼だった。 アーチャー CV 関智一 Fateシリーズ恒例の金ぴか我様アーチャー。 当初はやる気がなく若返りの薬を使って片手間に済ませるつもりだったが、無二の友であるランサーが召喚された事を察知した途端、かつてないノリを見せた。 どれぐらいやる気なのかと言うと、無二の親友との初戦でいきなり最強宝具を全力ブッパする程である。 自身を召喚した魔術師には心底うんざりした様子で接していたが、ティーネに対してはその臣下の礼と彼女がまだ子供であることから割と優しく接している。 やる気が出て必要ではなくなったからとはいえ、若返りの秘薬をティーネにぽいと下賜する辺り、子供に優しいのはそれがマスターでも変わらない様子。 セイバーと同じく現代生活をエンジョイしており、カジノで大勝して車を手に入れたり、ホテルの内装を金ぴかで統一するなど、相変わらずのやりたい放題。 + 真名 (今更隠す必要も無いが)真名は 英雄王ギルガメッシュ 。あらゆる英雄譚は彼を元に派生したと言われている。 前述の通り、生前の友であるエルキドゥが召喚されているため、かつてないほどのやる気を出している。 詳細は個別項目にて。 バーサーカー CV 堀内賢雄 紳士的で性格の軽い、正体不明の英霊。「どんなものにでもなれる」能力を持つ。 実体を持たず、何かの姿になっていないときはフラットの脳内に響く声としてしか存在しない。 クラスはバーサーカーなのだが、彼自身が狂気の象徴という存在であり、元々持っている狂気とクラススキルの狂化がかち合って、逆に理性が付与されている。 マスターのフラットに何かと振り回されており、基本的にツッコミ役。 当初は実体の無いままフラットに同行しようとしたが、フラットの提案によって腕時計の姿となり、フラットの左腕に収まっている。 + 真名 真名は不明だが、歴史上の通称は『切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)』。 切り裂きジャックに纏わる様々な『狂気の伝説』が形を持っただけであり、かつて犯行を行っていた切り裂きジャック本人ではなく、そもそも人ですらない。 「どんなものにでもなれる」のは「誰も正体を知らない」の逆説であり、バーサーカー本人ですら『切り裂きジャック』の素性は分からない。 変身レパートリーは『切り裂きジャックの犯人とされた対象』だが、因果を繋ぐことさえできればサーヴァントにも神にも化ける事が出来る。 聖杯にかける望みは「切り裂きジャックの正体を知ること」。 一つ目の宝具は『悪霧は倫敦の暁と共に滅び逝きて(フロム・ヘル)』 人が思い描く悪魔の姿と化す、対人特攻宝具。 周囲に居る人の数に応じてその強さは変化し、街中ならば武闘派サーヴァント並みの強さとなる。 二つ目の宝具は『其は惨劇の終焉に値せず(ナチュラルボーンキラーズ)』 マスターの魔力量に応じた数の分身を作る。 変身やもう一つの宝具と組み合わせて、同じ姿を持つ無数のバーサーカーを生み出すことが出来る。 詳細は個別項目にて。 アサシン CV Lynn ジェスターによって呼び出された、黒ずくめの女アサシン。 ジェスターは『ハサン・サッバーハ』を指定して召喚したが、呼び出されたのは髑髏の面を持たない彼女であった。 召喚直後にジェスターを殺害し、単独行動を取り始める。 聖杯に望む事は無く、逆に聖杯を求める者を殺そうとする。 + 真名 真名は無い。かつて暗殺教団に在籍していた、無銘の女暗殺者。 実力は確かだがハサンの名を継げず、そのまま歴史に消えていった存在のはずが、何の手違いか彼女が『ハサン・サッバーハ』として召喚されてしまった。 宝具『幻想血統(ザバーニーヤ)』は生前の彼女が手にした技が宝具化した物で、 彼女が生きた時代より前に存在した十八人のハサンの御業(ザバーニーヤ)の全てを使う事が出来る(*7)。 詳細は個別項目にて。 キャスター CV 森久保祥太郎 息をするように大言壮語や嘘を撒き散らす、やたらテンション高い兄ちゃん。 大体の発言が軽口だが、その辺は腐っても英霊。時々極めて重要な情報をマスターに伝えることもある。 能力として、オリジナル以上の能力を持った贋作宝具を生み出す事が可能で、マスターの部下の装備として提供している。 しかし本人はマスターと殴り合って負けるレベルの身体能力しかなく、どこかのホテルの一室で潜伏(という名の豪遊を)している。 聖杯に望む願いは無く、周囲の人物が聖杯を求めることで生まれるドラマを楽しんでいる。 マスターのことを兄弟と呼び、あちらが堅物なこともあり最初は若干軽蔑されていたが、能力の高さを認められてからは特に問題のない関係を結んでいる。 + 真名 真名は アレクサンドル・デュマ・ペール (*8)。フランスを代表する作家の一人である。 アンデルセンとは生前からの友人関係、シェイクスピアとは彼のハムレットを観て劇作家を志したという間柄。 また『モンテ・クリスト伯』の著者でもあり、ある意味彼の生みの親でもある。 贋作宝具を生み出すのは『遥か終わらじの食遊綺譚(グラン・ディクショネール・ド・キュイジーヌ)』という宝具。 完成された逸話を持たないアイテムにそれらしい逸話を与えて疑似宝具へ改造し、使い込まれるほどその真価を発揮する。 既に完成された逸話を持つ高位のアイテムに対しては、逸話を与えることが出来ないので疑似宝具にはできない。 二つ目の宝具『銃士達よ、風車に挑め(マスカレイド・マスケティアーズ)』は他者を支援する宝具で、対象の能力を数倍、数十倍にも底上げする。 ただし、一回の発動で対象に出来るのは1人のみ、一度の現界につき回数制限付き、支援対象は『強大な敵に立ち向かう者』でなくてはならない、など制約が多い。 ライダー 恐らく過去最悪のサーヴァント。定型を持たず、黒くてのっぺりした姿で椿の前に姿を現す。 椿の純粋な願いに応え、現実世界に居る人や動物を彼女の夢の中へと連れ込む。 また、スノーフィールドから外に出ようとしても、ライダーによって街へと戻されてしまう。 + 真名 真名は『病(ペイルライダー)』。「病気」という概念が形を持ったサーヴァント。 ある時は黒死病、ある時はスペイン風邪とも呼ばれ、風に乗り、水に乗り、鳥に乗り、人に乗り、世界を制覇した『災厄』という名の騎手。 ヨハネ黙示録における病という災厄を擬人化した騎士『ペイルライダー』に由来する。 詳細は個別項目にて。 ランサー CV 小林ゆう 生前のアーチャーにとって唯一無二であった親友。まるで人形のように中性的な雰囲気と美貌を持つ青年。 マスターである合成獣の「生きる」という雄叫びに呼応して参上した。 獣の言葉を理解し、高度の「気配察知」スキルで水源やサーヴァントの存在を判別する。実力も出鱈目で、アーチャーと対等に渡り合えるレベル。 あまりにも可愛かったため本家のエイプリルフールネタ『戦車男』にも出演。 + 真名 真名は エルキドゥ 。生前の、そしてサーヴァントになってからもギルガメッシュが認めた唯一の友。 宝具以外のステータスを『変容』というスキルにより、ある程度自由に変化させることができる。 そのステータス水準も非常に高く、メアリースーギリギリの公式チートサーヴァントの1体。 一つ目の宝具は『人よ、神を繋ぎ止めよう(エヌマ・エリシュ)』。 自身を兵器と化す宝具で、ギルガメッシュの宝具と同じ名前を持つ宝具。 その威力も、ギルガメッシュの『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』に勝るとも劣らないトンデモ宝具である。 二つ目の宝具は『民の叡智(エイジ・オブ・バビロン)』 こちらもギルガメッシュが持つ『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』と対になるような宝具であり、エルキドゥが普段から使っている、大地から武器を生み出す能力がそれである。 その本質は歴史の中で人間が生み出した、あらゆる武装をその場で大量生産するというもの。 人間の歴史が積み重なるほど生産できる武装の種類も増え、この時代に呼び出されたエルキドゥならおよそ半世紀前までの武装を生み出せる。 それらの武装にはエルキドゥの魔力が乗るため、下手な相手なら軽く消し飛ばしてしまう。 詳細は個別項目にて。 真アーチャー 身長2メートル越えの細見の弓兵だが、体全体に柄付きの長布を覆いかぶせており、素顔はうかがえない。 弓一つでアーチャーと交戦して、雷撃の自動防御を突破し、王の財宝の数千丁の全力発射を防ぎ切った超技量の持ち主。 本来は高潔な大英雄なのだが、マスターであるコーデリオンの魔術と聖杯の泥、令呪三画の重ね掛けにより暗黒面が押し出されオルタ化し、半ばアヴェンジャー化している。 そのため敵対勢力とはいえ本来ならやらないような幼子(ティーネ)狙いの攻撃もしている。 + 真名 真名は アルケイデス 。かの大英雄が幼い時に名乗っていた名前である。 当初は本来の姿、名前で呼び出されたが、オルタ化に伴い細身となり、名前もアルケイデスと改めている。 オルタ化の際に自身の持つ高い神性を削ぎ落しており、神というものを非常に嫌うようになった。 また、本来の自分の名を世界から抹消しようとしており、これは本来の名前が神の名に由来する事、一般的にその名前が神と同等に扱われているためである。 生前に成し遂げた十二の偉業が宝具と化した『十二の栄光(キングス・オーダー)』は、偉業の中で手にした物を使用できる宝具。 『 ネメアの獅子の皮 』はギルガメッシュの『王の財宝』による武器斉射を防ぎ、『 軍神の戦帯 』は真アーチャーの武具にその力を与えている。 他にも偉業由来の、様々なアイテムを持つ。 また、彼の持つ武術が宝具と化した第二宝具『射殺す百頭(ナインライブス)』、そして本来ならば使用できない第三宝具も存在する。 詳細は個別項目にて。 真ライダー 黒い馬に騎乗している10代後半の少女。真アーチャーの持っている布と全く同じ宝具を所有している。 真アーチャーとは生前からの因縁があり、さらにオルタ化した真アーチャーの行いに義憤、かなわないと知りつつも戦いを挑む。 自ら真名を名乗るなど、まっすぐな性格――悪く言えば直情的な性格をしている。 + 真名 真名は ヒッポリュテ 。ギリシャ神話における、アマゾネスの女王である。 生前は真アーチャーの試練に手を貸すも、女神ヘラの策略により 真アーチャーによって殺され、持っていた戦帯を奪われる。 宝具は真アーチャーも持っている『戦神の軍帯(ゴッデス・オブ・ウォー)』。 同じ宝具を持つサーヴァントが同時に限界する稀有な例である。 彼女と真アーチャーとでは軍帯の使い方に差があり、真アーチャーは武具に対して帯の力を与えているのに対し、 彼女の場合は自身の体に帯の力を纏わせてステータスを底上げしている。 なお、『Grand Order』に登場する『ペンテシレイア』とは姉妹である。(『FGO』ネタバレにつき 注意 ) 真アサシン ファルデウスが召喚したサーヴァント。 召喚直後に行った「人を殺めるに足るだけの信念を持っているか」という問いにファルデウスが答えたことで彼に従う。 真名はハサン・サッバーハで、過去に存在した十九人のハサンの一人……のハズ。 気配遮断EXによって世界と一体化し、攻撃に転じても気配遮断A+というハサン界にあらわれたチート新星。 スキル『影灯篭』は影から魔力を得ることで霊体なら魔力供給が不要となり、さらにマスターにすらステータスを隠蔽してしまう、隠密系スキルでも屈指のチートスキル。 真キャスター フランチェスカに呼び出された、彼女そっくりの少年の姿をしたサーヴァント。土地そのものを騙すほどの強力な幻術を使用する。 フランチェスカと共に聖杯戦争を観戦しており、直接戦いには参加しないが、幻術を使ってちょくちょく手を出している。 + 真名 真名は フランソワ・プレラーティ 。『フランソワ』はフランス語における『フランチェスカ』の男性形であり、事実上の同一人物である。 フランチェスカ本人を触媒に、フランソワ本人が呼び出された。 「最初に死んだ時点」をベースに英霊化しており、現在のフランチェスカよりも知識がやや少ない。 一つ目の宝具は『螺湮城は存在せず、故に世の狂気に果ては無し(グランド・イリュージョン)』。 非常に強力な幻術で、規模やクオリティだけなら固有結界レベルだが、固有結界のように直接的な効果があるわけではない。 二つ目の宝具は『螺湮城異本(プレラーティズ・スペルブック)』。 ジルの持つそれであり、現在はプレラーティの手元にないので使用することが出来ない。 実際に使用できる場合はEXランクの対理宝具となるらしく、ジル使用時とは比べ物にならないであろうことは想像に難くない。 真バーサーカー ハルリに召喚された、機械人形やゴーレムの様な姿をした異形のサーヴァント。 背負った虹色の光輪で攻撃し、その咆哮はアーチャーにすら恐怖を感じさせる。 使われた触媒や獅子のような姿はとある英霊を思わせるが、明らかにそれとはかけ離れた存在である。 + 真名 真名はフワワ。 かつてギルガメッシュとエルキドゥがその首を刎ねた、レバノン杉の森の番人。獅子のような顔という特徴は彼女にも通ずる。 その身に纏う7つのメラム(*9)は呼び出された当代のそれにアップデートされ、そのうちの一つにより電気をエネルギーとすることが出来る。 番人(ウォッチャー) シグマに召喚されたエクストラクラスのサーヴァント。本来は置き換わることのない(真)ランサーの枠と置き換わって召喚された。ただし、当人達は召喚されたのではなく脱獄囚と語っている。 現れる度に片足の船長、絡繰り仕掛けの翼を持つ少年、蛇が絡んだ杖の使い手等が代わる代わる現れ、彼らはウォッチャーの「影法師」とされる。コミカライズ版では真の姿と思わしき姿が判明しており、刀剣を咥えた巨大な白いクジラの姿で表されている。 戦闘力を持たない代わりに聖杯戦争を「監視」する力を持ち、ここから得た情報でシグマは状況に応じた最適解を考えて行動している。 また6巻末で記された紹介では部分部分が黒塗りながら6つの所持スキル(内一つは完全に黒塗り)が判明している。 本来はゲートキーパーで召喚される英霊で、作者曰く、シールダーの予定だったとか。 真名は■■■・■■■■、あるいは■■■■■■■となっている。データや影法師の発言によるとマスターに「(達成が不可能に近い)試練」を与える存在らしいが…。 【その他の人物】 ロード・エルメロイⅡ世 CV 浪川大輔 時計塔の講師で、フラットの師匠。「時計塔で抱かれたい男ナンバーワン」「グレートビッグベン☆ロンドンスター」等の異名を持つ。 彼の下に届いたとある小包が、フラットを聖杯戦争へ参加させるに至った(*10)。 ちなみに、彼自身も過去に師からサーヴァント召喚の触媒を無断で拝借している事を考えると、因果は廻ると言った所か。 本作は何かと胃が痛むような事態に見舞われる(だいたいフラットのせい)。 『Zero』で相棒だったライダーの影響で趣味となったTVゲームを未だに続けている。 『氷室の天地』に登場した、アカウント名『ロンドン☆スター』ではないかと言われていたが、本作では「勝手にアカウント名をそれに登録された」ことが明かされており、同一人物とされている。 ロッコ・ベルフェバン 他の作品でも名前が出ている時計塔の講師。典型的な現代技術に詳しくない魔術師。 一度はフラットを受け持ったが、結局はエルメロイⅡ世に押し付けてしまった。 降霊科のお偉いさん方が出払っているため、同科で代理のロードを務めているが代理なので肩身が狭く、同じく肩身の狭いエルメロイⅡ世に同情的。 ランガル CV 咲野俊介 魔術協会の人形師。常に姿を現さずに人形を介してコミュニケーションをとる。 普段は人形の動作をカムフラージュするために、老人型人形を用いて各種人形を使役している。 魔術協会の指示による偽の聖杯戦争の下調べ中に、弟子だと思っていたファルデウスに偵察用人形を破壊され、それ以降はスパイへの警戒を強め既存の人形を使わず、急ごしらえのカカシじみた人形で助手を従えて活動する。 繰丘夫妻 椿の両親。 典型的な魔術師であるため、椿のことも愛娘ではなく血をつなぐものとしてしか見ていない。 触媒を用意し聖杯戦争に参加する予定だったが、ライダーによって精神を夢の世界へ引きずり込まれ、 現実では人形のように家に閉じこもって過ごしている。 ヴェラ・レヴィット オーランド所長の秘書や補佐役を務めるクラン・カラティンの一人。 魔術師の家系に生まれ、素養が無い姉に変わって魔術の知識を受け継いでいる。 そんな姉はスノーフィールドの病院にて働いており、偶然にも椿の担当医だったため、警察組はライダー陣営の真相を知る事となる。 ジョン・ウィンガード クラン・カラティンの一人。 ジェスターによって宝具と右手を食べられてしまうが、キャスターにギミックの仕込まれた義手を与えられ戦線復帰する。 幼い頃に母を亡くした事件をきっかけに警察を志したが、そんな彼の過去にはある意外な人物が関わっていた。 ハンザ・セルバンテス 聖堂教会の代行者であり、この聖杯戦争の監督役として派遣された。 監督役としてどこの陣営にも肩入れしないことを誓っているが、マスターの一人である死徒ジェスターは滅ぼそうとしている。 型月作品ではよくある「山育ち」であり、その例に洩れず彼自身も凄まじい戦闘能力を有している。 山育ちで培われた身体能力に加え、武闘派のデルミオ神父に鍛えられた体術により高い格闘能力を持ち、さらに体の七割を聖別済み義体へ交換したサイボーグ神父でもあり、明らかに人間を止めた挙動やギミックが多数仕込まれている。 が、それでも埋葬機関には遠く及ばないとのこと。 一方でやや子供っぽい所があり、同じく子供っぽいフラットとは代行者と魔術師という立場を超えて意気投合していた。 代行者の例に漏れず辛い物好きであり、ジョロキア(*11)をパクパクとつまんでいる。 鮫 椿の夢の世界に現れた謎の存在。 繰丘夫妻が用意した触媒に宿っていた何者かであり、シグマに椿を託す。 フィリア/イシュタル 「プレイヤー」アヤカをスノーフィールドへと差し向けた張本人である「白い女」。アインツベルンのホムンクルスだが、現在は家と決別してでも何かを成そうとしている。 しかし、スノーフィールドに入ってからイシュタルの残滓に憑依され、意識も体も乗っ取られてしまう。 イシュタルと化してからはハルリに大きな影響を与え続けながら好き放題やらかしており、聖杯戦争どころではない地球規模の危機を引き起こす。 ティア・エスカルドス マスターでもサーヴァントでも死徒でもない新たなる霊長。 本作のサーヴァントの中でも最上位に部類されるランサーとも互角に、あるいはそれ以上にやりあえてしまう超危険存在。 獅子劫界離 『Apocrypha』に登場したマスターの一人で、本作には名前のみの登場。オーランド・リーヴに依頼されある物を届ける。 「噂通りの仕事の速さ」「出来れば身内のマスターに引き入れたかった程」と賞賛されるあたり、こっちの世界でも優秀な魔術師のようだ。 かつてバズディロットを出し抜いたことがあるらしい。 キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ CV 沢木郁也 死徒二十七祖第三位にして、5人の魔法使いのうちの一人。 此度の聖杯戦争にきな臭いものを感じ取り介入するが「表立った行動は馬鹿を喜ばせるだけ」ということで裏方役。 その馬鹿とはおそらくはプレラーティのことだろう。 コーバック・アルカトラス CV 岸尾だいすけ 死徒二十七祖第二十七位のケータイさん。 二十七祖のお笑い担当と言われるが、今回はキシュア翁と共に真面目なお仕事タイム。 プレラーティが言及する大迷宮とは彼のものと思われる。 ヴァン=フェム 死徒二十七祖第十四位の財界の魔王。普通の死徒とは違い、人間社会に馴染んでいる。最近の趣味はエコ活動。 モナコが拠点なので同国が出身のフラットとは以前からの知り合いで、電話番号も交換している。 エスカルドス家の先祖とも知り合いで、その結実を感じ取っていた。 サン・ジェルマン伯爵 生前にセイバーが出会った不思議な人物。本人曰く「貴族で詐欺師」 スチームパンク風の衣装に身を包み、これまたスチームパンク風の車に乗ってセイバーの前に現れた。 セイバーが生きた時代から数百年後の人物であるプレラーティにも言及されており、またセイバーよりも前の時代の人物であるアレキサンダーに会ったことがあるとも語っている。 舞台:スノーフィールド アメリカ大陸西部の架空の都市。ラスベガスからやや北の位置に存在する。現在の人口は約80万人。 都市を中心に、北には広大な渓谷、西には森、東には湖沼地帯、南には砂漠地帯が広がり異様なバランスをとっている。 記録によれば20世紀初頭までは先住民族が住むだけの土地であったが、70年ほど前から急激な発展を遂げ、都市の姿をとった。 その影には政府やスクラディオファミリーによる介入があったとされている。 余談 一部の設定は奈須きのこが監修し、特にエルキドゥとアサシンについてはきのこが詳しい設定の説明をしたらしい。 文庫版のあとがきでは成田氏を武内崇氏と共に奈須氏が呼び出したところ、「怒られると思っていたのに続き書いていいんですね! ヤッター!」という喜びと共に、 「とりあえず5巻分くらいのプロットあるんですけど」とどこかのZero作家のようにドサっとプロットを渡され、武内氏と共にドン引きしたというエピソードが明かされている。 ちなみにFateシリーズや型月作品のファンならニヤリとできる描写もあるので、興味がある人は本作を読んでみてほしい。 ……そして今作だが、Fateシリーズの中でも特に戦闘力のインフレが凄まじい作品となっている。 作品発表の時点からして、本家チートのギルガメッシュにそれと対等のエルキドゥ、過去最悪のライダーであるペイルライダー、ZEROアサシン以外の全てのアサシンの宝具を使えるハサン候補など、 ぶっ飛んだレベルの鯖が多かったのだが…… いざ蓋を開けてみると、実際にとんでもない様相だった。 まず1巻の時点で、ギルガメッシュとエルキドゥが本気で互角のタイマンを開幕初戦(*12)で行い周囲の砂漠を半径云kmに渡りガラス化させるという暴挙をやらかし、それだけでも読者の度肝が抜かれてしまったのだが…… 次いでの2巻では、(英霊ですらない) 変態死徒 vsYAMASODACHIで八極拳を使うサイボーグ代行者という大激戦が勃発。 更には気配遮断EX持ちの真アサシン、ギルガメッシュの王の財宝を無傷で凌ぎ切り「弱い。エアを出してこい、それで対等だ」と信じられない挑発をぶちかました真アーチャー(*13)、その真アーチャーを軽々と殴り飛ばす別サーヴァントが出現するという事態が起きてしてしまった。 この上でまだ姿を見せてなかったり宝具を見せてないサーヴァント達もいるので、なお勢いは加速しそうであるのが恐ろしいところ。 3巻では英霊以上の力を持つ『何か』がホムンクルスを器として召喚されるなどインフレが更に加速している。作者曰く「チートvsチート」。 一応成田本人もあんまりやりすぎると「ぼくのかんがえたさいきょうのサーヴァント(=メアリー・スー)」と揶揄されると思っていたようだが、 原作者である奈須きのこに「インフレだのはこっち(本編)がなんとかするから、そういうのにビビって縮こまったものを書くのは止めるんだボーイ!」等と発破をかけられたり、 エルキドゥなどのステータスを決める相談できのこ当人から「オールAで」などのインフレ気味な回答をされたりしたことで、現在のようなイレギュラーだらけの様相を呈しているらしい。 インフレし過ぎてメアリー・スーから遠ざかるとはこれ如何に。 また、適当にインフレしているわけではなく、真アーチャーが最強のサーヴァントたるギルガメッシュとやりあえる理由などはきちんと考えられており、それを知れば読者も納得してもらえるんじゃないかなと語っている。(*14) そして、そんな真アーチャーやペイルライダーにしても五次のあるサーヴァントと戦うと相性で全く歯が立たずに敗れる可能性があるらしく、帳尻もちゃんと考えているらしい。 (※ちなみに本作に限らず、FateシリーズひいてはTYPE-MOON作品全般には相性によって勝負が左右されるパターンが多々ある) なお、本作を執筆するにあたって作者の成田氏が一番恐れているのが『FGO』である。 関係者とはいえFGOに追加されるシナリオやサーヴァントについては知らされていない様で、ネタ被りしないかとビクビクしている。(流石にアスクレピオスに関しては連絡が行き届いていたようだが) そうは言いつつも、FGOとは連動している部分も少なからず存在する。執筆中にサーヴァントに関する歴史的発見があれば、小説に取り入れたり、作者が幕間の物語を執筆する際にstrangeFakeに対応する伏線を仕込んだりする事も。 追記、修正よろしく。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-12-06 22 26 32) 成田が第七章プレイして設定一部練り直しするって言ってたが、その練り直し箇所はギル&エルキ周りだろうけど、もしかしたらハサン周りって事も有り得るんかねぇ……第七章で明らかになった部分もそこそこある訳だし。 -- 名無しさん (2016-12-12 09 06 15) あるいは、ペイルライダーをビーストにする予定だったのかも? -- 名無しさん (2016-12-27 04 49 43) ↑あるえそうだな、エルキがペイルと聖杯(もしくは泥)が合体したら星が危ないとか言ってたし。 -- 名無しさん (2017-01-12 19 07 38) 真アチャは兄貴、ペイルはメデューサかな? ゲイボルグ喰らえば(当たるとは言ってない)さすがに -- 名無しさん (2017-01-21 22 19 11) よし! 4月に4巻刊行予定だ!! -- 名無しさん (2017-02-08 22 56 07) 大デュマの声小野坂昌也にやって欲しい -- 名無しさん (2017-02-21 11 34 41) ひむてん世界線の延長線上ほぼ確定っぽいね。二世の知り合いとしての綾香が存在する世界線はひむてん系列のみっぽいから -- 名無しさん (2017-03-08 05 38 38) 悲報 聖杯戦争でアメリカがやばい。 -- 名無しさん (2017-04-11 20 51 01) マスターも英霊も底が見えない奴らばかり…… -- 名無しさん (2017-04-12 00 38 46) ネタバレにならないように書くけどあの金星の女神の牛がfgoでいなくなったって聞いて何らかの理由でこの世界に来た。って感じかなぁ -- 名無しさん (2017-04-13 18 50 46) 竹箒日記見るに、人類史を守る為の人理定礎、そして人理を否定する死徒、その双方が力を失わぬままごった煮になった世界線って事かな? ……ある意味厄介度はGOの世界線並だなオイ -- 名無しさん (2017-04-15 10 58 56) ↑2 あの頃ならぎり権能使えるから何とかなるでしょって言ってるから女神の方がそれぞれの世界の存在で牛くんだけパチって来たんだよ -- 名無しさん (2017-04-15 11 18 57) 今卷もFGOネタ(主にウルク)出てたな、ここまで来てまだ脱落者なしかどう落とし前つけるのだろうか?もはや聖杯戦争どころではなくなった、最もまともにやったケースが少ない気もするけど -- 名無しさん (2017-04-17 01 15 26) どの陣営が最初に脱落するか分からないが、ファルデウスがそろそろ胃痛で死ぬのはよくわかった。署長以上に苦労人やな… -- 名無しさん (2017-04-17 23 03 31) シドゥリさんらしき人についても触れてたね -- 名無しさん (2017-04-17 23 04 14) 「全5巻といったな、あれは嘘だ」「知ってた」「むしろなぜ3巻時点で気づかなかった?」クソワロタwww -- 名無しさん (2017-04-18 09 43 38) ↑13ゲイボルグはネメアで通じんだろう。ギルの蔵に同じよう効果の武器くらい幾つかあるだろうし -- 名無しさん (2017-04-18 21 58 35) フラットって実は「根源」に接続してるのかな?何か四巻を読んでるとフラグメンツの沙条愛歌とどこか印象が被るんだが -- 名無しさん (2017-04-26 10 37 51) ↑フラットくん「根元接続者」か、人間を「資源」みたいに言ってたからレフ教授みたいに魔神柱の化身かと思った。 -- 名無しさん (2017-04-26 13 07 49) ↑すみません、根元じゃなく根源ですね。 -- 名無しさん (2017-04-26 13 09 28) 以前のエイプリルでネタバレ?気味のことしてたけど、天恵の忌み子スキルや、異界接触、カレイドスコープとの接続などの単語から平行世界とかが見えると思われる。愛歌の根源接続も認識してたので大分近いものを持っているようだ -- 名無しさん (2017-04-27 00 26 23) 真アーチャーが相性が悪いサーヴァントは五次バーサーカー……つまり「自分自身」と言う考察があるな。 -- 名無しさん (2017-05-19 10 22 20) そもそも五次バーサーカーと相性の良いサーヴァント自体が限られるような -- 名無しさん (2017-05-20 02 04 01) それはないわ。弓や斧や素手のナインライブズがあるしヒュドラ毒が致命的だし。その考察とやらは10割の人がヒュドラ毒のことを考慮してない人ばかりだよ -- 名無しさん (2017-05-20 03 19 31) 4巻まで読んでふと思ったんだが、この作品のテーマって「自己の確立」なのかね?偽物だらけの聖杯戦争で主人公格のアヤカ、ティーネ、シグマを始めとして、登場人物の多くがそれぞれ違う理由で「自分が無い(無かった)」キャラだし -- 名無しさん (2017-06-12 15 38 27) ギルとティーネ好きだから、偽アーチャー組応援してます。 -- 名無しさん (2017-06-12 18 23 00) あとがきまで面白すぎる -- 名無しさん (2017-06-12 18 25 49) (このwiki内で)staynight,zero,exのページだとサーヴァント紹介はクラス名表記だけどapoとこのページだと真名表記 この辺りの違いってなんなのかな?一応隠しておいた方が良い気がするんだが -- 名無しさん (2017-10-09 01 23 40) 女体化プレラーティがなぜどん被りしているのか説明を求めたいワケダ(後発 -- 名無しさん (2017-10-19 16 44 05) 4巻までで死人0、使用済み令呪もバスディロット3+ジェスター1+フラット1の僅か5画…これいつ終わるんすかねえ -- 名無しさん (2017-11-15 09 20 44) ↑2 ApoとFakeは速攻で真明割れるからまぁ… -- 名無しさん (2017-12-13 22 23 57) まあ他の作品でも令呪使い切れずに退場する人も多いし・・・ -- 名無しさん (2017-12-13 22 35 23) タグのTRPGの意味はいかに? -- 名無しさん (2018-01-14 15 25 44) 待てよ、『病という概念』がサーヴァントになれるなら、『ギャルゲー』もいっぱい広まれば、サーヴァントになる可能性も……!? -- 名無しさん (2018-05-02 15 06 56) 5巻いつ?なんか電撃文庫CLUB終わるらしいけど。 -- 名無しさん (2018-07-11 15 11 30) あっちもこっちもメアリースー級のふざけた戦闘力と設定だらけで逆にメアリーの定義からは外れまくってるという -- 名無しさん (2018-11-01 13 22 51) 過ぎたインフレを過ぎたインフレでおあいこにするの良いよnやりすぎだバカ -- 名無しさん (2019-03-26 04 34 39) どうせ終着点があの鋼の大地なんだからへーきへーき -- 名無しさん (2019-04-26 03 34 29) ↑3そら全員イカれた強さなんだから格差は発生せんわな -- 名無しさん (2019-04-29 14 42 12) 某金ピカや某若い車掌みたいなメアリースー級が群れをなしてドッタンバッタン大騒ぎする一方で警官隊やダラスのような脇役、小物が思っても見ない活躍をする、それが成田ワールド -- 名無しさん (2019-05-11 15 12 52) ↑事前情報であらかじめチート級と判明してる奴は大抵1度はやり込められて、そのワンランク下の「普通の尺度から見てとても凄いやつ」が中心になって物語をかき回していく傾向があるように思う。なおシナリオ中で新たに判明した化け物は普通に暴れる模様。 -- 名無しさん (2019-07-09 09 53 01) 金ぴかとガチで対等にヤれるアーチャーってどこの誰やねんと思ってたが、真名みておまえならしゃーないって思ったわ -- 名無しさん (2020-02-21 10 34 31) ひどいレベルで吊り合ってる、最高にイカれた聖杯戦争 -- 名無しさん (2020-09-10 06 00 57) 6巻も出てるのに脱落者いないとかこれいつ終わるの -- 名無しさん (2020-11-18 12 17 04) 椿ちゃんのウイルスが南米で見つけたものを改造したらしいが、これってケツ姉さんのやつと同じだったりするのだろうか -- 名無しさん (2020-11-20 23 16 41) 正直フラット組もアヤカもシグマもフランチェスカも警察組もファルデウスもジェスターも好きじゃないからせいぜい派手にくたばるなり生き延びるなりして楽しませてほしい -- 名無しさん (2021-03-13 20 55 11) ↑君が死ねばいいじゃん♪ -- 名無しさん (2022-03-24 18 24 07) フラットくんの正体、人知れず○○した?○○○○のマスター、規模がハリウッド映画の終盤みたいになってて7巻も堪能させてもらった。 肝が誰が勝ち残るかよりもどうやって事態に収拾をつけるかが気になる。 -- 名無しさん (2022-03-24 18 34 40) もう1~2巻で終わりそうな感じだな。作者も復帰は出来たようだし来年くらいには終わるかな -- 名無しさん (2022-04-15 09 14 27) 年末にアニメ化来たか -- 名無しさん (2022-09-24 16 21 09) なんかバトル描写下手なんかな。あんま読んでてワクワクしないっていうか戦闘時の地の分で説明してる感じが強すぎていまいち乗り切れないわ。特に自作のキャラの時はともかく他のキャラの時に気を遣いすぎてその傾向が強かった。ギルガメッシュとアルケイデスのバトル時とか高速戦闘してるはずなのにすっげーもっさりしてたし -- 名無しさん (2023-02-22 12 10 06) ↑×2 夏の放送で連続アニメ化告知もも来たし今から楽しみ! -- 名無しさん (2023-07-03 19 04 49) ↑2 文章が合わないなと思ったら漫画版の方を読んでみるのも良いかも。自分はそうしているのだが、刊行が1~2年に一度なのが玉に瑕なのだ… -- 名無しさん (2023-08-27 10 15 42) 名前 コメント
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登録日:2012/11/18(日) 12 08 55 更新日:2024/06/21 Fri 14 18 29NEW! 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 Apocrypha FGO Fate GO TYPE-MOON ただ認めて欲しかった アウトロー戦法 アホ毛無し アーサー王を愛しているのは俺だけでいい派 オレっ娘 クローン コハエース サーヴァント シガレット・ライオン セイバー セイバーの息子(正確には娘) デッドコピー ファザコン ホムンクルス モーさん モードレッド ヤンデレ ライダー 不憫 何だ女か 円卓の騎士 反抗期 反逆 叛逆三銃士 型月が生んだ文化 天敵は母親 女体化 愛すべきバカ 我が麗しき父への叛逆 桑島法子 殺し愛 水着鯖 沢城みゆき 漢女 燦然と輝く王剣 牛魔王一家 神聖円卓領域キャメロット 自分以外の父親侮辱は絶許 赤の陣営 車を運転させてはいけない人 騎士 騎士というより傭兵 逃げても構わねぇぞ。 相手はこのモードレッドだからな!! Fate/stay night 「Fate/Apocrypha」「コハエース」 「Fate/Grand Order」◇セイバー・モードレッド ◇ライダー・モードレッド Fate/stay night CV.桑島法子(DEEN版) 円卓の騎士の一人。アルトリアとモルガンの息子。 原典ではアーサー王とモルガンの近親相姦による子供。 しかし、本作では一時的に男性化したアルトリアを魔術によって幻惑し、精子を手に入れたモルガンが自らの卵子を利用して作ったホムンクルスという、とんでも設定。 人工的に作られたホムンクルスなのでアルトリア自身が出産した訳ではないものの遺伝的関係でいえば正真正銘アルトリアの息子。 外見は羊を思わせる角の生えた仮面を付けた騎士だが、その素顔はクローンだけあってアルトリアそっくり。 非常に丁寧な口調で話す。謙虚な性格で、憎んだ相手にも敬語で接する節度を持った礼節の極みと評される騎士(後に正反対に改変されてしまい賛否が分かれた部分だったりする)。 ホムンクルス故に成長スピードはかなり速く能力も高い反面、寿命は相当短く短命。 本人はこの歪んだ自身の出生を恥じており、同時に真っ当な人間に対してコンプレックスを抱いていた。 モルガンのブリテン崩壊の妄念の為に作られた彼だったが、彼自身はアーサー王に深い尊敬と敬意の念を抱いていた。 完璧な騎士、理想の騎士を体現したアルトリアは子供心を持つモードレッドにとって尊敬を超える崇拝の対象だったのである。 故に彼はアーサー王のような立派な騎士になるのを目指し、努力を怠らない純粋な騎士だった。 素顔を隠した不確かな人物ながらも円卓の騎士に加入出来たのはその確かな力量も一因であったが、騎士道精神溢れるその在り方が理由であった。 しかし、アーサー王打倒の為に作り出したにもかかわらず、一向にアーサー王に敵意を抱かない彼に業を煮やしたモルガンによって、自身の出生を知らされる。 お前はアーサー王と自身によって生み出した不義の息子だと。 だが、彼自身はその事実にショックを受けながらも一方で喜びの感情も持つ。 あれほど偉大な人物の息子だという事を、自身の歪んだ出生すらも人を超越したあの方の息子として誇るべきだろうとすら考えた。 こうして彼は喜びを抱きながら、王であるアルトリアに自身の全てを話し、自身を後継者にするように進言するも…… 「なる程。姉の奸計とはいえ、確かに貴公は私から生まれた者だ。だが、息子とは認めないし、王位も譲らない」 アルトリアはモードレッドを受け入れる事はなく、また「王の器でない」と判断して後継者としても認めることはなかった。 その言葉にモードレッドは「自分は王が嫌うモルガンの息子だから、どれだけ努力しても王からは愛してもらえない」と思い込む事となる。 崇拝と言える程の感情を抱いていた相手に自分を受け入れられなかった。 愛情を抱いていたからこそ、深い憎悪と絶望に駆られた彼はアーサー王に憎しみを抱くようになる。 「そうか……私が円卓の末席である理由が今わかった……」 こうして、彼は反逆を決意。 仲間たちと共にランスロットとギネヴィアの不倫を暴いて、円卓を瓦解させた後にローマに遠征したアーサー王の隙をついてブリテンにて反乱を起こした(一部作品ではランスロットの諍いの隙をついて反乱)。 闘いは凄まじく、多くの戦死者を出し続け円卓の騎士もほぼ全滅。国は完全に崩壊した。 そして互いの軍が死に絶えた後にアーサー王伝説最後の闘い、カムランの丘にて2人の親子は対峙する。 「貴方の国はこれで終わりです、アーサー王」 「私が勝とうと、貴方が勝とうと―――もはや全て滅び去った」 「何故です!何故私に王位を譲らなかった!?」 「そんなにモルガンの分身である私が憎いか!!アーサー王!!」 しかしアーサー王は感情を見せずに冷静に言い放つ。 「貴公を憎いと思った事は一度も無い。」 「理由はただ一つ。貴公には、王としての器は無いからだ。」 激情に身を任せ、アーサー王に襲いかかるモードレッド。 闘いの末にアーサー王に深手を負わすも名槍ロンゴミアントによって貫かれて敗北する。 モルガンから、決して外してはならないと言われた仮面は砕け、父と同じ顔を曝け出しながら。 血に濡れながらも彼は最期に憧れた父親に触れようと手を伸ばすも、その血だらけの手が父に届く事は遂に無かった。 「父……上」 父を憎み、反乱すらも起こした叛逆の騎士モードレッド。 だが、その奥底にあった想いは父であるアーサー王に息子と認めて欲しかった、息子と呼ばれたかったという、 子として親に抱くごく当たり前の感情だけであった。 ▼余談 アニメ版『Fate/stay night』のオリジナルシーンにて2人の闘いが初めて描かれた。 セイバーの槍によって貫かれるものの、相討ちの形で彼女に剣を突き立てている。 デザインが詳細な設定が決められたのも本作の影響。 『Fate/Zero』ではエンディングの回想にて登場。 此方は、槍によって貫かれ敗北してるシーンが流れている。 『Fate/EXTRA』のガウェインの真名捜索の選択肢に彼の名前が表示される。 曰わく、もしも彼が対戦相手だったなら、もっとヤバかったかもしれないとの事。 コレは伝承にてガウェインを討ち取ったのはモードレッドとされている為だと思わせる。 「Fate/Apocrypha」 赤陣営のセイバーのサーヴァントとして登場。 オンラインゲームの企画であったころのApocryphaには存在しておらず、 当然『Fate/complete material IV Extra material』にも掲載されていなかったが、小説化に当たって新しく追加されたサーヴァントの一人となった。 以下、ネタバレ。 ◇プロフィール 年齢:10歳(エイプリルフール企画にて) 身長:154cm 体重:42kg スリーサイズ:B73/W53/H76 属性:混沌・中庸 イメージカラー:赤 特技:奇襲 好きなもの:勝利・栄光・名誉・父上 苦手なもの:敗北・失墜・無視・父上 天敵:キングアーサー CV:沢城みゆき ◇ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 B+ A B B D A 最優のセイバーに恥じず、全体的に高ランク。サーヴァント全体でも一級品といえる水準に達しているという。 アルトリアのクローンである為にステータス及びスキル構成は彼女と酷似している。 但し、各能力を比較した場合はオリジナルであるアルトリアには劣るとコメントされている。 ◇スキル ○クラス別スキル 対魔力:B 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。 セイバークラスとしては標準的なランク。 騎乗:B 魔獣や幻獣・神獣の類以外であれば、あらゆる乗り物を乗りこなす ………筈なのだが、彼女の性格のためか、運転が酷く荒い。そのため、「戦車並に頑丈じゃないと壊れる」とまで言われる始末。 ○固有スキル 魔力放出:A 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。 彼女の場合は、赤い雷を瞬間的に放出することが出来る。 このスキルによって、騎士王と互角の打ち合いが可能とされる。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。 親の未来予知の域に入るAランクには到達しないが、高めのランクと考察力もあって戦闘においてはよく機能する。 戦闘続行:B 往生際が悪い。 聖槍で貫かれてもなお諦めず、騎士王に致命傷を与えた。 カリスマ:C- 軍団を指揮する天性の才能。 団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。稀有な才能。 モードレッドのカリスマは、体制に反抗するときにその真価を発揮する。 ◇宝具 『不貞隠しの兜(シークレット・オブ・ペディグリー)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 真名や固有スキルなどの情報を隠蔽し、その正体の想起を阻害する効果もある。ただし、この宝具を解除しなければ対軍宝具は使用できない。 円卓においてモードレッドはその顔を隠すために常にこの母親から授かった兜をかぶっていたとされる。 ちなみに、モードレッドは普段現代風の衣装で行動しているが、この宝具は鎧とセットの状態で外した時のみ効果が消える便利宝具なため問題ないらしい。 防具としてもかなり頑丈でケイローンの宝具でも貫けるか怪しいとされ、Cランクの通常攻撃とはいえ令呪ブーストされた一撃を多少へこんだ程度で済ませた。 また物理攻撃以外に猛毒に対してもある程度軽減させる事が出来るなど、防具としても高性能である。 Apocryphaアニメでこの兜を解除するシーンは妙にメカメカしくて格好いい。 『燦然と輝く王剣(クラレント)』 ランク C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 アーサー王の武器庫に保管されていた王位継承を示す剣。 王を選定する岩に刺さった剣『勝利すべき黄金の剣』と同価値の宝剣。 正式な所有者に肉体能力向上とカリスマ性を付与する効果を持つ。 しかし、モードレッドは了承なくこの剣を強奪したために本来よりランクが下がっており、付属効果も発揮出来なくなっている。 『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』 ランク A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:800人 モードレッドがウォリングフォードの武器庫から奪い取った儀礼用の剣が由来。 『燦然と輝く王剣』 の最大開放形態。 真名開放を行うと、アーサー王に対するモードレッドの執念と父殺しという由来によって属性を変質、禍々しい邪剣になり剣先から直線型の赤黒い稲妻を放つ。 同ランクの対軍宝具「幻想大剣・天魔失墜」とはほぼ同等の威力であり、 直線型のクラレントと拡散型のバルムンクの性質差もあって打ち勝つ活躍を見せた(距離次第では打ち負けていた可能性がある)。 伝承にはモードレッドが武器庫から盗み出し父殺しに使ったという逸話以外の逸話は殆どない。 “赤”の陣営のセイバー。マスターは獅子劫界離。 触媒は円卓の席の欠片。アルトリアにそっくりな少女……先程は男性といったな、あれは嘘だ。 というより、『Apocrypha』へ参戦決定の際に既存設定を一部変更したという。 因みに東出祐一郎氏によって性別が変更された理由はアストルフォとキャラが被るから(女顔の男性という意味で)。 あちらは何故か登場人物から「貴女」だの終始女扱いされまくる。 性格面も前述のは妄執漂う執着じみたモノだが、此方は「父親とか嫌いだし」「父ちゃんなんて大嫌い!」と反抗期の子供としての面を出したモノにしたという。 作者の東出曰く「『charactermaterial』だとヤンデレ系なんですけど、こちらのコンセプトは反抗期真っ盛り」との事。 性別こそ変更されたが基本的な設定は引き継がれている。 完璧な王であるアーサー王を敬愛し、完璧すぎたが故に他者から恐れられた彼女の生き方を「だからこそ素晴らしい王」として肯定し、彼女を崇拝していた。 ホムンクルスである自身の出生にコンプレックスを抱き、短命である己の運命を嘆きながらも、(*1) 騎士としては純粋にアーサー王への忠誠を誓っていた。 しかし、モルガンによって出生を聞き、アーサー王に全てを告げて王位継承を要求されるも拒絶された結果、彼女の全てを壊す事を決意する。 出生や王位継承と言った様々な問題点の前では自身への王位継承を許さないのもしょうがないと後の彼女自身も納得していた。 しかし、王位はおろか子供とすら認めて貰えない事が彼女に深い憎悪をもたらしたという。 尤も仮に子供と認められたとしても己の性分からいずれは必ず王位への即位を要求するとモードレッド自身が確信している。 承認欲求が強い彼女にとって王位の獲得こそが己がアーサー王の子供だと知らしめる為に必要な証明手段であり、必須条件。 中途半端な幸せなどでは到底満足出来ず、王位を渡されない限りは自分は必ず叛逆しただろうと語っている。 アルトリアとしても王位を譲る理由もなく、この気質をどうにかしない限りは二人の争いは避けられないだろう。 性格は傲岸不遜にして荒々しく好戦的、口調も男性的で乱雑。 実年齢が10歳の子供という事もあってか、どこか幼さや間の抜けた言動を度々を行っており、他作品ではもっぱら子供のような扱いをされる時も多い。 だが礼儀知らずという訳ではなく、生前に騎士として振る舞っていた際はアルトリアに対しては敬語を用いていた模様。 一人称も「俺」と荒々しく、自分を「女性」扱いされる事を嫌い、女と呟くとマスターの獅子劫に対しても殺気を向けて次はないと警告する。 とはいえ、男扱いをするとそれはそれでバッドコミュニケーションとコメントされており、男性扱いをされたい訳ではないらしい。 その割には私服はへそ出しタンクトップにショートパンツと女扱いをされると怒る割にはかなり露出した格好だがこれは動きやすいと理由で選んだもので彼女自身にそういう認識はない。 清楚な雰囲気だった父親の私服とは正反対である。 強面の傭兵であるマスターと並んだ様はもはやアメリカ映画のキャラ。奈須きのこ曰く「こいつらボニー クライドだよね」。 そんなマスターとの関係はかなり良好。 獅子劫自体のマスター適正は並止まりだが、聖杯大戦がチーム戦であることも関係してサーヴァントとの信頼関係を重視しており、 元々円卓の騎士の中から彼と似た気質の英霊として選ばれただけあって性格的な相性もばっちりの様子。 アルトリアのクローンだけに魔力放出スキル、直感などアルトリアと同じスキルを持っている。 「魔力放出」スキルはアルトリアと違って赤雷を放出する事になっており、瞬間的に身体能力を増幅するので非常に強靭な膂力を誇り、 「直感」による戦闘やそれ以外の場面での嗅覚も高い。 「対魔力」はランクB止まりで竜殺しの剣にも特に有効な反応が無いので、アルトリアと違い竜の因子がないのではないかと推察されていたが、 GOでは彼女も竜属性なので竜因子持ちの模様。ランクで劣るのはクローン故の劣化のようだ。 戦闘スタイルは基本的に卓越した剣術を用いるが、父とは違って愛剣を敵に投げつけたり、徒手空拳になった後は豪快に殴る蹴るのスタイルで敵を殲滅する等、性格同様荒々しい物。 本人曰く「勝てばいい」との事。 そのスタイルから、バーサーカーのような獰猛さとセイバーの技量を両立させたものと称される。 反乱時はその苛烈な闘い方から一部の騎士を「この騎士はどこまでいくか見てみたい」と魅了したとされ、ある種のカリスマ性はあった。 但し、アルトリアからは王の器ではないと切って捨てられ認められることはなかった。 原因として考えられるのは、上記のように戦場の兵士には彼女に心酔する者も多く、一種のカリスマ性は確かにあったものの 「臣下なんぞ戦に勝てば勝手に増える」と当人は思っている故。 乱世の武将としては一流であり、カリスマも反抗に対し真価を発揮するものとされているが、 いざ治世に移行した場合には国を十分に治められるかは疑問である。 また反乱軍に対しても彼らの為に反旗した気など欠片もなく、寧ろ父を中傷する彼らには嫌悪感を抱いていた。 この事が原因か勝手な事を言う存在として人間という存在を嫌いだと語っている。 そして、致命的なのがモードレッドが王位への即位を要求したのは「アーサー王に己を認めさせる為に必要な事だから求めただけ」で、肝心の王となった後の己の目的を全く抱いていない所。 自分が王として成し遂げたい事、どのように在りたいかを全くイメージ出来ておらず、どのような王になりたいかアストルフォに問われた際はとっさに誤魔化していた。 荒々しく乱雑な一方で騎士として無垢な民への無用な被害を嫌う高潔な一面も持ち合わせており、魂食いといった非道な行いを強要するようなマスターの命令は受け付けない。 生前に反逆を起こして無関係な人々を巻き込んでしまった事に対しては内心では思う所があったようで、 自己問答でその事に触れた際には「知らない、知らない、知らない。」と繰り返し慟哭していた。 尚、円卓の一員であるものの同僚との間柄はあまり良くなかったのか ランスロットは「父を侮辱した間男」として強い恨みを抱いており、 ガウェインには「忌々しい優等生」、ギャラハッドには「気に入らない盾野郎」、ベディヴィエールには「自分より弱いチキン野郎」と全体的に嫌っていた様子。 とはいえランスロットを「稀代の人物」、ガウェインを「反則的な強さ」と評しており、力量においては自分より遥かに上回る彼らを畏怖していたようで能力面においては二人を認めていた。 例外はアグラヴェインとガレスで、アグラヴェインに対しては別に仲が良かった訳ではなかったが気を遣われていた事を察しているようで「多分良い奴」。 ガレスについては、気に入らないガウェインにケンカを売らなかったのは彼女の存在があったからとモードレッドが気を使うほどに仲良しだったらしい。 尤も他の円卓からすれば敬愛するアーサー王に反旗を翻した裏切り者にすぎないモードレッドこそが嫌悪の対象のようで、 ガウェインは「何故、あのような反逆者が英霊になっている?」と怒りを露わに嫌悪し、 円卓の随一の良心であるベディヴィエールすらもアーサー王に対する最大の不忠者として侮蔑している(一応、彼なりにフォローしようともしているが)。 円卓の席に名を連ねたのは伊達ではなく戦闘能力はかなり高く、こと近接戦に関しては父であるアーサー王と同等に打ち合える実力の持ち主と解説されている。 作中ではゴーレムの大群を片手間に討伐し、 ジャック・ザ・リッパーやケイローンとの交戦でもマスターに治癒して貰えば済む程度の負傷で継戦が可能で、 フランケンシュタインやアストルフォらを完全に圧倒していた。 鎧も頑丈で令呪によって強化した攻撃が直撃しても彼女の鎧を少々凹ませるだけで済んでいる。 その後、ホムンクルスのジークがジークフリートの力を発現させ、特異な存在と判断して闘いを挑む。 先制攻撃として腕を切りつけるも『悪竜の血鎧』によって無傷で凌がれた事に驚愕し、更に巧みな剣捌きを見て彼の力量を認める。 不死身の防御力分モードレッドが不利と判断した獅子劫によって令呪によって 「ジークとの戦いに限り全能力を底上げする」という限定効果による大幅な恩恵を狙ったブーストを獲得し優位に立ち、闘いは宝具対決に移行。 クラレントで彼の放つバルムンクを真っ正面から撃ち勝つ活躍を見せつけた。 しかし、当の彼女本人は誇りである父の名を冠する宝具を凌がれた事に激怒。 勝因も令呪によるブーストの恩恵と戦闘経験皆無のジークが自身の変化に戸惑っていたことに因る部分が大きく、 戦いを重ねてジークの実力が本物に近付かれたら厄介と判断。 次に変身されたら自身に並び立つと感じており、更に3回目の変身を行われたら自分でもヤバいと焦りを覚えている。 加えて、父親である騎士王の名を冠した宝具による渾身の一撃ですら、このジークを仕留め損ねたため、 獅子劫の信頼に応えるためにも次の戦いで勝利すると強く誓いを立て、本大戦における自身にとって最大の好敵手と定めた。 アーサー王の唯一無二の後継者を名乗り、聖杯にかける願いは選定の剣への挑戦を願いとしている。 ただ単に王になるという願いではアーサー王は自分を認めないとし、王の座よりあくまで父に自分を認めさせる事に固執している。 当然、抜けない可能性がある……というより抜けない可能性の方が高いのであろうが、本人曰く「オレが引き抜けないはずがない!」とのこと。 因みにモードレッドの参戦と性別変更は東出祐一郎によるアイデア。 公式サイトで配布されているApocrypha material コミケ版によると、 小説に登場させるにあたってモードレッドの性別を男女どちらにするかは東出氏も結構悩んだが、 近衛乙嗣氏の私服ラフが出てきたときに「あ、これで正解だ」と確信したという。 東出氏のアイデアによってヤンデレ息子からヤン(キー)デレ娘にリファインされたモードレッドだが、 キャラデザを担当した近衛乙嗣氏も、セイバーシリーズに連なるキャラということで、デザインにあたってかなり緊張していたとか。 誤解が多いがセイバー狂いこと武内崇は、実はApocrypha版のモードレッドのデザインにノータッチだったりする。 ジャンヌとモードレッドを話の中心に据えたいと要望を出したのがせいぜい。 嘘だと思ったら公式サイトでApocrypha materialを読んでくるかTYPE-MOONエース8のバックナンバーを手に入れて読んで欲しい。 それでも当然のごとく作中キャラではモードレッドがいち押しであり、 「モードレッドはいいねえ。型月が生み出した文化の極みだね」 と言ったとか何とか。 それにしてもFate/hollow ataraxia以降の、理想の王どころかダメ人間と化し、見知らぬ男とイチャついている父親の姿を見たら彼(現在は彼女)は一体何を思うのだろうか… とりあえず士郎逃げて。 と思ったらエイプリルフール企画では生涯に渡って執着した相手が幸せに生きているなら、それは自分としても嬉しい事として父の幸せを純粋に喜んでいた。 ◇モードレッドの結末 最終決戦の空中庭園では黒・赤どちらの陣営に付かず獅子刧とともに単独行動をし聖杯入手を目指す。 セミラミスのヒュドラ毒に大苦戦を強いられるもマスターの協力もあって倒せはしなかったが致命傷を与え撤退に追い込む事に成功する。 しかし、代償に獅子刧も致命的なダメージを追ってしまう。 死にゆく彼に寄り添い、最期は自分は父であるアルトリアを王として憎悪したが、父としては憎まなかった。 ただ彼女の力になりたかった、彼女が王であったが故に切り捨てたものを拾い集めたかったとして自分の望んでいた事に気付き、選定の剣への挑戦を必要ないものとする。 モードレッド自身のダメージは回復可能であり、獅子刧からもユグドミレニア姉弟と再契約をすればよいと言われたが、これを拒否。 もう既にモードレッドはやるべきことを終えており、聖杯は必要ない。それなら、信頼関係を結んだマスターと共に退場することを選んだのであった。 消えゆく瞬間に父アルトリアの最期を幻視する。 無念など欠片もなく、安らかな表情を浮かばせ、穏やかに逝ったアルトリア。 彼女は父がこのような顔をしながら逝けた事に喜びを感じながら消滅した。 決して我欲を見せることはなく完璧に王としての責務をこなすアルトリア。 父に仕えた者たちはその在り方を人ではないと恐れ、自分もまた父は我欲のない無欲な人と考えていた。 ……そうではなかった。ただ、父にとっての報酬は名も知らない誰かを守ること。 皆が道端に放り捨てるような代物だっただけ。 父は輝く宝石ではなく、道端に転がるくすんだ石を慈しんだのだ、と。 「コハエース」 「オレ以外が父上をバカにするのは許さんぞ」 「どうしてああなった」 コハエース+より登場。愛称はモーさん。 超ファザコン娘と化しており、セイバーに何度鬱陶しそうにされてもめげない。 ひたすら子犬の様に懐き、セイバーにディスティニーランドへと連れていってオンブをしてもらった時は、 複雑そうな父上とは対照的に、満面の笑顔で写真を撮ってもらっている程のパパ大好き娘。 回を増すごとに仲良くなっており、最近は好きな艦娘について語りあったり、肉の取り合いをしている。 他にも大好きな父上をオワコン扱いする赤セイバーの事は嫌っており、 その一方で赤セイバーからも色がかぶっているという理由から嫌われている。 逆に桜セイバーの事は理想の母親像であるらしく、彼女がアルトリアのバリエーションでないと判明した際には「父上じゃないなら母上か」と反応。 これを切っ掛けに、以降は桜セイバーのことを「母上」と呼んで懐くようになっている。 「斬りあいなんて生きるか死ぬか」と言い切る桜セイバーとは考えが似てる為に「いまいいコト言った!!」と共感する場面もある。 また、桜セイバーの方も生前から子供好きである為、メンタルが子供そのもので元気なモーさんにお菓子をあげるなど可愛がられていたりする。 「Fate/Grand Order」 ◇セイバー・モードレッド 2015年12月28日、四章「死界魔霧都市ロンドン」シナリオ実装と同時にガチャに登場。 クラスはセイバーで、レアリティは☆5(SSR)。敬愛する父上と同じレアリティ・クラスでの登場となった。 絵師は『Apocrypha』と同じく近衛乙嗣が担当しているが、担当声優は『stay night』時と異なり、沢城みゆきに変更されている。(*2) サーヴァントとしての性能はやはり親子というべきか、アルトリアと似たステータスとスキルを持つ。父上と比べるとちょっとATK寄り。 スキルはアルトリアと同じ「直感」「魔力放出」の他に、彼女独自の「不貞隠しの兜」を持つ。防御力とNP上昇に自分の弱体解除とかなり有用なスキル。 「直感」は後のApocryphaコラボイベント復刻(*3)時に追加された強化クエストクリアで「シガレット・ライオン B+」に変化。 スター獲得+1個に加えてBusterカードのスター集中度アップ(1T)&クリティカル威力アップ(3回・3T)が追加された。 スターを集めてバスターで殴る戦法を手に入れた事で運用に厚みが増し、父上との差別化にも成功している。あちらは4ヶ月後に強制バスターゴジラと化したが スキル名が何を(誰を)指しているかは言うまでも無いだろう。 宝具は『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』が採用されており、『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』と同じモーションで黒い魔力波を放つ。 ダメージ量は高く、NPリチャージ効果と「アーサー」特攻効果を持つ。 …アーサー特攻って範囲狭すぎってレベルじゃねぇぞ!確かにこのゲーム、アーサーたくさんいるけど! 性格は概ね『Apocrypha』準拠で、めんどくさいファザコンに罹患している自信家なオレっ娘。召喚されて開口一番に「父上はいるか!」とか言っちゃう。 若い頃の父上(リリィ)やら黒化した父上(オルタ)やら黒化した上にミニスカ履いてプレゼント袋背負ってる父上(サンタオルタ)やら見てどんな気持ちになったのだろうか。 後のプロトアーサーの実装により、「男の方の父上」という、言わんとすることは分かるが字面がおかしいパワーワードじみた言葉を生み出すことに。 マスターに対する態度は最初こそ「マスターとか関係ねぇ、オレの方が格上だ」とか「触るなよ」とか刺々しく応じるが、 髪を引っ張られるなどの仲良くなることを諦めないマスターからのちょっかいに根負けし、 子供のような振る舞いに呆れつつも最終的には剣を捧げる主として認めてくれる。 余談だが、マテリアルで語られたモードレッドと良好な関係を続けるための心得は、 「アーサー王の悪口を言わない。アーサー王を褒めない。女性扱いしない。露骨に男性扱いもしない。堅苦しくならない。他のサーヴァントにうつつを抜かさない。彼女の意見はちゃんと聞く。簡単でしょう?」 とのこと。 モードレッドについて話す場合避けては通れない&本人も割と積極的にアーサー王の話題を振ってくるという事を踏まえて考えると、 どこが簡単なんだ?と首をひねりたくなるコトこの上ないが、実際彼女のマスターはこれを完璧にこなしている。 『Fate/Zero』のキャスター(Zero)と雨生龍之介のようにたまたま噛み合って上手くいったという訳でもなく、 お互いに含むところもなく最初から最後までマスターと上手くやりきった為、マスター運に関しては実際トップなのではと言われたとか言われなかったとか。 メインシナリオでは四章にメインキャラ(NPCサポート)として登場し、謎の霧に覆われたロンドンを救うべく行動する主人公に力を貸す。 どうやら四章に登場するモードレッドは聖杯大戦の記憶を保持しているようで、生前のフランちゃんと偶然会ってちょっと気まずそうにしながらも世話を焼いていた。 第六章「神聖円卓領域キャメロット」では敵として再登場。 四章の彼女とは別人扱いで、まさに「騎士道」という呪縛に取り憑かれた怪物。 獅子王率いる円卓軍の一員として終始主人公たちと敵対する。 戦闘面ではガヴェインに次ぐ難敵。ギフト「暴走」によってターン開始時に毎回チャージを満タンにしてくる。 そのままだと全体宝具を連発されてあっという間に全滅する。 ガウェインには通用したエウリュアレの男性特効が対象外なのも辛い所。 幸い耐久はそこまで無いためスタン・魅了などの足止め・回避、無敵などのダメージ無効化を行うことで少しでも宝具をどうにかした上で削り切るしか無い。 注意点として暴走のギフトには宝具を使う2戦目以降宝具封印耐性アップが付いており、 チャージ減少に対しても(第1再臨の姿にもかかわらず)不貞隠しの兜を使うことがあるためチャージ減少・宝具封印は上手く決まらないことがある。 期間限定イベントでは主に「星の三蔵ちゃん 天竺に行く」と水着イベントに参戦。 「星の三蔵ちゃん 天竺に行く」では牛魔王の息子『紅孩児』もといモー孩児として三蔵一行の前に立ちはだかる。 乳上にきちんと息子として認められているので、ことある事に乳上自慢をしてくるハイテンションファザコン。要はいつも通りである 一応慕っていると言われて否定する程度のツンデレ分は残ってはいる。 だが、その乳上を尻に敷く母ちゃんにはモー孩児も逆らえない。 モー紅孩児に言わせれば母ちゃんは「そりゃもうおっかねえ」、「ブレーキの壊れたダンプカー」。 …うん。ここまで書けばわかるとは思うが、母ちゃんはモー孩児と同じ声の最凶バイオレンスナース。 しかし恐れてはいるものの、母ちゃんの言うことは素直に従うなど、彼女を母親として慕っている模様。 上記の通り、実の母親からは虐待同然の扱いを受けてきたため、お仕置きがちょっと怖いとは言え生まれて初めて「母親」から愛情を注がれてるのは嬉しいのだろう。 なおナイチンゲールのお仕置き的消毒が苛烈なのはその通りだが、 モー孩児はモー孩児で、「手洗いは5秒程」「芭蕉扇で乾かして水をまき散らす」「うがいはコーラのついでに」と小学生男子イズムなので消毒が避けられないという面もある。 家族関係に色々と問題を抱えているモーさんが、イベント限定とはいえ乳上と母ちゃんと幸せそうに過ごしているのは、 ファンからしてみれば「良かったね。モーさん…」とファンの心を掴み「牛魔王一家」として人気が出ている。 以下、1.5部のネタバレ なお、1.5部の『異端なるセイレム』での隠しイベントでは、劇中劇という形ではあるものの、『星の三蔵ちゃん、天竺へ行く』の事実上の続編が展開。 そこでは夫婦お盛んな乳上と母ちゃんを尻目に自分を磨くために親元を離れて観世音菩薩様の元、天界で修行中。 …との事だが、どうも勉強漬けの毎日らしく、一日も早く脱走…もとい修行を終えて帰ると夫婦に手紙を送っていた。 …もしかしたら、帰ってきた時には弟か妹が出来てるかもしれない…!? 乳上頑張って超頑張って。 2018年5月1日(「アーサー王の死」内ではモードレッドの誕生日とされる)にて、Apocryphaコラボイベントの一環でモーション改修が実施。 ギザッ歯で不敵な笑みを浮かべ、戦い方も汎用剣士モーションから剣投げや飛び蹴り等非常に豪快なものへと変化した。 宝具演出もよりド派手に進化。アニメを反映してか演出は直前に変更された『幻想大剣・天魔失墜』に近くなっている。 爆音と共に赤い雷光が天を衝く様は父の『約束された勝利の剣』に負けず劣らずの神々しさ。 同時に他の円卓の騎士へのセリフも追加。 ガウェインはモードレッドに「兄貴風」を吹かせている(*4)らしく、彼女から鬱陶しがられている。 ガウェインは兄貴面してくることに対して困惑している様子。 べディヴィエールからは宝具を借りようとしていた。絶対に返さねえだろ ランスロットはどうやら初めて素顔を見て混乱していた様子。果たしてどちらの意味なのか。 トリスタンは…… 「ポンコツ☆アーチャー☆トリスタン!」 あんまりである。 尤も、トリスタンは特に気にしない…というか平然と居眠りしてモードレッドの評価を聞いていなかったが。 ……とまあ、多くの追加要素を貰えたのは良かったのだが、マスターが人類悪だのラフムだのと化すレイドイベントにて美味しい素材を落とすボスとしても登場しており、 誕生日なのに素材と収集アイテムを求める数多のぐだーずにボコされる事に。 マスターはモーさんの心がわからない。 なお、肝心の父上ことアルトリアからは基本的に塩対応であり、イベントで絡んでもよそよそしくされている。 ただ、「騎士王」となる前のアルトリアであるセイバーリリィは普通の対応をしている他、 件の「男の方の父上」ことプロトアーサーも、モードレッドに対してどことなく父親目線で接している。 後に「母上」であるモルガンも実装されたが、彼女は汎人類史のモルガンではなく異聞帯のモルガンということもあってか関係性は薄い。 あちらは汎人類史の自分が「アルトリアのコピー」を造ったことについて「そこまで追い詰められていたのか」と評し、驚く一方、 モードレッドについては(ホムンクルスとしての)完成度の高さを評価しつつ、人格などについては特に言及していない。うーんこの扱い ◇モードレッドの得た"答え" そして、新たな宝具セリフが追加されたが、それはApocrypha内にて獅子劫界離と共に戦い抜いた中で得た"答え"とも言えるセリフであった。 我は王に非ず!その後ろを歩む者! 彼の王の安らぎの為に あらゆる敵を駆逐する! 『我が麗しき父への叛逆』(クラレント・ブラッドアーサー)ッ! 誰か為に在れる事こそが王の喜びならば、自分はその影を歩み、王の喜びを守ろう。 彼女が求めた始まりのきっかけにして、彼女が得た最後の答え。 たとえそれが王を殺した呪われた剣だとしても、彼女は主を守る剣として戦い続ける。 絆5以上で解禁されるアルトリアへのボイスでも、複数の主に仕えるほど不忠ではないと語っており、こちらもモードレッドの答えの一つと言えるだろう。 ◇ライダー・モードレッド 水着イベントではサーファースタイルで参加。「波に乗る」ということでライダークラスで登場。 レア度は星4でライダーには珍しいArts2枚かつArts宝具のアーツ特化構成。 クラススキルに「騎乗(Quick強化)」が無い代わりに「サーフィン(Arts強化+スター発生率上昇)」を持つ。 固有スキルの「セルリアンライド(Arts強化)」と合わせるとかなりのNP効率を誇り、「終わらぬ夏(ガッツ状態+NP上昇)」と組み合わせると宝具の連続使用もたやすい。 更に礼装や味方の補助次第では宝具のヒットだけでNPが100%貯まることも難しくない。やろうと思えば宝具が4連発できる。 この性質を利用した高速周回は「サモさんシステム」と呼ばれ、宝物庫などのキャスタークラスが集まるクエストの最適解の一つとされている。 周回以外にも、クリティカルスターの集まりやすいライダークラスの為にクリティカルを出しやすいため素の攻撃力も悪くなく、 1ターン回避+スター発生率上昇の「ロデオフリップ」とシンプルに強力なスキルも兼ね備えており、高いレベルにまとまった万能型と言える。 …のだが、実装当初はNP効率が冗談の様に劣悪であり、礼装や味方の補助有りでも1回宝具を使用するのが精一杯な状態であり、前述の強みが全て消えていた。 後に不具合として修正された。(*5) 宝具はランクA・対波宝具「逆巻く波濤を制する王様気分!(プリドゥエン・チューブライディング)」。 アーサー王が所持していたとされる、船にもなる盾の宝具「プリトウェン」に乗って大波を起こし、敵全体を薙ぎ払う。 どうも反逆の際にこの盾を簒奪していたたしく、サーフボードとして使っている。 これにはアルトリアも激おこ。 イベントでは初めて父であるアルトリアと対面するも基本的にはそっけない対応を取られてやきもきしている。まあやらかした事が事なので当然なのだが。 そんな中、島に生息するうりぼう達と、奇妙な友情を育ませることに… 余談だが、第一部開拓の選択肢を全て彼女のリクエスト通りにすると、トンデモ世紀末島が完成する。 サーフィンスタイルになっただけなので性格もセイバー版に準拠しているが、 好きなものに思わずマスターの名を挙げかけて動揺して誤魔化そうとしたり、 スタイル抜群のサーヴァントに見惚れるマスターに嫉妬して怒るなど、マスターに明確な好意を抱いている様子を見せている。かわいい。 セイバー版のモーさんに慣れてる人からは違和感を感じるかもしれないが、 ある意味これこそが『騎士としての束縛に縛られてない一人の少女「モードレッド・ペンドラゴン」としての本来の姿』なのかもしれない。 なお、水着姿は胸こそ控えめだが出るとこは出ておりなかなかにグラマー。再臨すると日焼けする。 マイルームでは女海賊コンビの片割れの爆乳を見て羨ましがったり、自分の鎧を見て「暑苦しい」と言ったりとかわいい。 赤セイバーことネロとは比較的仲がいいらしく、「赤くてちっこいの」と呼んでいる。 ボケとツッコミの間柄のようで、「あかいいなずま」を手に水着イベントに乱入しようとしたネロに、 「紐じゃねぇか! アウトだバカ!!」とツッコミを入れていた。かわいい。 後にネロは新たなドスケベ水着を引っさげて乱入する事になる ちなみに無人島の色んな施設で遊び呆けている彼女を連れ戻すのは母ちゃん(赤い服を着た看護師)を連れてくるのが一番らしい。 「母ちゃん勘弁!!(;゚Д゚)ガクガクブルブル」 追記・修正は父親に認めて貰いたいと思ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました。 -- 名無しさん (2017-07-23 18 27 35) TS近親睡眠姦で勝手に作られたホムンクルス(なにより王の器無し)をなぜ自分の後継として認知しなきゃいけないのか -- 名無しさん (2017-08-07 21 27 29) ぶっちゃけそういうの抜きにやっぱり王の器じゃないから息子≒ -- 名無しさん (2017-08-07 22 08 22) ↑途中送信失礼 息子≒後継者とするのは…何を読んでこんなコメ書こうとしたんだ俺 忘れてくれ -- 名無しさん (2017-08-07 22 10 12) アニメ6話の回想で出てきたモーさんのカーちゃんのモルガン・ル・フェイ目元隠れてたけど割と美人だったな。 -- 名無しさん (2017-08-08 08 03 13) イスカンダル「後継者選びは難しかろう、ガハハ」 -- 名無しさん (2017-08-08 14 37 03) 後継者どころか存続の危機もあるし寿命の問題でどちらにせよ無理でしょ -- 名無しさん (2017-11-12 16 09 29) 本当の母親がクズだっただけに、継母のナイチンさんに(ビビりながらも)心から懐いてるのがほんとに泣けてくる…!! 甘えたかったんだなぁ。母親に… -- 名無しさん (2017-11-12 16 38 27) ブラッドアーサーって宝具ランクA+なのは流石に疑問に思う。C++じゃダメだったのか? -- 名無しさん (2017-11-12 21 52 04) 気が付くとFGOでぐだーずのいい友達ポジションもらってんのな。婦長になついてるのといい、カルデアにいるの楽しいんだろうなあ。 -- 名無しさん (2018-02-17 23 08 41) ↑円卓いた時と違って常にアーサー王を意識してなきゃいけないわけでもないし、ぐだもモードレッドという一人の人間として見てくれてるから肩肘張らなくていいんだろうな -- 名無しさん (2018-02-18 09 35 09) 桑島モーさん、プロト版扱いで出ないもんかね。黒歴史にするには勿体ない -- 名無しさん (2018-03-19 09 20 24) アーサー不老不死で仮に誰かに王任すとしてもガウェインいるのによく自分が後継になれると思ったな -- 名無しさん (2018-03-19 14 25 11) ↑extraやFGO見るとガウェインも割と問題児側面あるから何とも -- 名無しさん (2018-03-30 00 22 08) 円卓はどいつもこいつも俺(私)が一番アーサー王を理解してると解釈違い起こしてるサークル団体だから… -- 名無しさん (2018-04-25 22 00 48) 何より面倒なのは皆が皆形は違えど「アーサー王が大好き」って点だけは共通してるところだよなぁ…なんか同じ作品のファン同士の対立見てる気分になってくるwww -- 名無しさん (2018-05-02 05 01 25) 一つだけ言えるのは、『モルガン許すまじ! モルガンク〇喰らえ!』ということだ。 -- 名無しさん (2018-08-08 18 27 08) ↑5 遠征に行く際に留守番に指名されてる=「こいつなら長期間国を預けても大丈夫だと、アルトリアが保障している」だから、能力的には十分後継者に名乗りを上げれるだけのものを持っているぞ -- 名無しさん (2018-12-02 23 00 49) モードレッドで印象深いのは推理イベントで、関係者役で出てきたときだなあ。あれは実際にはモーではないけれども。 -- 名無しさん (2018-12-13 21 34 09) プロトアーサーに対しては割と素直で好意的に接しているが、相手の方が避け気味。嫌っているわけではないが。 -- 名無しさん (2019-06-15 00 06 39) FGOだと姉御系ヤンキーキャラ。第一部のロンドンや第二部の三章ではリーダーシップ抜群だった。この娘はブリテンよりアイルランドでク―フーリンさん辺りと相性が良さそうである -- 名無しさん (2019-09-23 20 19 28) ↑7 それを言っていいのは円卓の中ならケイぐらいじゃないのかな?次点でベディか -- 名無しさん (2019-09-23 20 43 06) 沖田さんと仲いいのか…閃いた! -- 名無しさん (2019-09-25 10 38 06) ホットパンツ霊衣きたーーーー! -- 名無しさん (2020-04-02 14 31 08) プロモーは逆に父親から愛情向けられてて本人もそれ気づいているけど、「全てを失った父上の姿は愛おしいだろうから叛逆するわwww」というサイコな御方 -- 名無しさん (2021-01-12 18 30 39) プロトモードレッドとstaynightモードレッドfgoに来ないかな…来てほしいが… -- 名無しさん (2021-01-22 18 43 10) プロトモードレッドのことを誰か追記してください -- 名無しさん (2021-01-22 20 09 43) 父親呼びするけど父親の概念自体よくわかっていなかったりする。生みの親がどっちも母親だし -- 名無しさん (2021-08-05 11 37 03) 間桐慎二と同じ小物、 -- 名無しさん (2021-09-18 15 47 41) アメリカ生まれじゃないけどアメリカ人過ぎるイギリス人 -- 名無しさん (2024-06-20 11 41 46) 名前 コメント