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2013/1/9規制 DDRX3関連荒らし 荒らし時期 2012/12/29~2013/1/2 IPアドレス 223.217.20.124 スペランカー荒らし 荒らし時期 2012/12/12 IPアドレス 221.189.96.106 逆転裁判4荒らし 荒らし時期 2012/1/7 IPアドレス 119.238.253.65 キングダム ハーツ シリーズ荒らし 荒らし時期 2012/10/28 IPアドレス 122.30.63.111 キングダム ハーツII荒らし 荒らし時期 2012/11/2 IPアドレス 125.54.195.114 「スーパーダンガンロンパ2」作成者 荒らし時期 2012/10/24 IPアドレス 180.9.55.145 PS依頼所 荒らし時期 2013/1/9 IPアドレス 180.33.216.67 2013/1/16規制 カタログ無断移転荒らし 荒らし時期 2013/1/14 IPアドレス 202.161.244.126 2013/1/17規制 したらばID Lqb/TRXI0 荒らし時期 2013/1/17 IPアドレス 218.223.84.176 したらばID 9UauFSSg0 荒らし時期 2013/1/14 IPアドレス 119.171.2.7 2013/1/28規制 「タクティクスオウガ」2013/01/23 (水) 14 52 44 荒らし時期 2013/1/23 IPアドレス 61.195.250.70 「ぷよぷよ」2013/01/23 (水) 15 54 50 荒らし時期 2013/1/23 IPアドレス 122.24.106.109 2013/2/2規制 したらばID mY8NdBZ.O 荒らし時期 2013/2/2 「テイルズ オブ レジェンディア」荒らし 荒らし時期 2013/2/2 IPアドレス 124.47.215.42 2013/2/3規制 「テイルズ オブ レジェンディア」荒らし(再発) 荒らし時期 2013/2/2 IPアドレス 220.148.145.8 したらばID 7mgXlXcw0 荒らし時期 2013/2/3 IPアドレス 220.148.145.8 2013/2/4規制 したらばID 7mgXlXcw0 荒らし時期 2013/2/4 IPアドレス 60.45.61.63 2013/2/10規制 したらばID pi3PZNbU0 荒らし時期 2013/2/6 IPアドレス 124.47.199.100 非常に下品な荒らし 荒らし時期 2013/2/9 IPアドレス 101.1.90.40 名作・良作まとめの度重なる運営妨害 荒らし時期 2013/2/9?~2013/2/10 携帯からの投稿のようです。 2013/2/11規制 カタログ「ああああ」記事作成者 荒らし時期 2013/2/10 IPアドレス 60.46.74.80 2013/2/21規制 「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」荒らし 荒らし時期 2013/2/16 IPアドレス 113.146.12.64 カタログ「ドラゴンクエストX」2013/02/18 (月) 17 11 19 荒らし時期 2013/2/18 IPアドレス 123.218.59.140 下ネタの可能性あり 「ファンタシースターポータブル2 インフィニティ」無断移転荒らし 荒らし時期 2013/2/6~2013/2/19 IPアドレス 210.198.174.157 2013/2/23規制 「A列車で行こう9」荒らし 荒らし時期 2013/2/21 IPアドレス 182.21.151.43 2013/3/12規制 したらばID pJvjnNG.0 ID QpwNhS/g0 荒らし時期 2013/3/8~2013/3/11 名作・良作「ふしぎの木の実」荒らし 荒らし時期 2013/2/21 IPアドレス 123.218.59.140 下ネタの可能性あり 名作・良作「怒首領蜂大往生」無断移転荒らし 荒らし時期 2013/2/23 IPアドレス 221.190.164.122 2013/3/24規制 「ロックマンX6」荒らし(したらばID Tacg/j7M0) 荒らし時期 2013/3/1~2013/3/15 IPアドレス 219.57.236.140 したらばID JPn9FyYM0 荒らし時期 2013/3/21 IPアドレス 正引きに失敗したためホスト名 fb.city.nihonmatsu.lg.jp ホスト名を見れば分かりますが、二本松市役所からの荒らしです。 したらばRMT宣伝 荒らし時期 2013/3/23 IPアドレス 126.19.84.168 2013/4/7規制 したらばスパム 荒らし時期 2013/3/29 IPアドレス 67.23.169.89 2013/4/27規制 「アーマードコア ネクサス」2013/04/08 (月) 18 41 31 荒らし時期 2013/4/8 IPアドレス 223.133.116.71 2013/6/1規制 ジョジョの奇妙な冒険の荒らし 荒らし時期 2013/5/17 IPアドレス 124.33.90.13 「テイルズ オブ レジェンディア」荒らし(再々発) 荒らし時期 2013/6/1 IPアドレス 182.249.242.31 スマホからの投稿のようです。 2013/6/19規制 用語集荒らし 荒らし時期 2013/6/9 IPアドレス 219.118.16.138 逆転裁判4荒らし 荒らし時期 2013/6/6 IPアドレス 211.124.230.40 雑談スレ@ggmatome 2 799 荒らし時期 2013/6/15 携帯からです。 したらば ID 1eUjysVw0 ID SCHwnAHw0 荒らし時期 2013/6/3 IPアドレス 203.212.59.248 1.78.36.156 2013/7/15規制 したらば ID dRDXYxeY0 荒らし時期 2013/6/28 IPアドレス 49.251.65.104 したらば ID 2aNclVY20 荒らし時期 2013/7/5 IPアドレス 59.85.238.236 したらば ID zkV3rC5s0 荒らし時期 2013/7/7 IPアドレス 219.115.21.217 したらば ID SqxO2Kck0 荒らし時期 2013/7/7 IPアドレス 49.98.152.1 ここはゲハではありません。 したらば ID Tm038CXA0 荒らし時期 2013/7/8 IPアドレス 210.131.203.44 下品な発言は禁止です。 したらば ID QDd7aeis0 荒らし時期 2013/7/12 IPアドレス 219.117.114.158 「ガンダムブレイカー」記事作成者 荒らし時期 2013/7/13 IPアドレス 219.193.14.241 ルール違反&あからさまな手抜き記事&ワープロモード 依頼所荒らしコメント 荒らし時期 2013/7/12~2013/7/13 IPアドレス 114.190.138.64 依頼所は愚痴を吐くところではありません。 2013/8/16規制 「ファイナルファンタジーXIII」関連荒らし 荒らし時期 2013/8/13 IPアドレス 59.136.89.158 スレ乱立荒らし 荒らし時期 2013/8/13 IPアドレス 202.214.106.217 ID NbdtNKNQ0 荒らし時期 2013/8/8 IPアドレス 122.17.152.82 2013/9/15規制 ID BRYQQ1.c0(「戦国BASARA議論所」スレ) 荒らし時期 2013/8/13 IPアドレス 106.172.157.133 勘兵衛の可能性が高いです。公開プロキシからの投稿でした。IPアドレスはプロキシのものではなく送信元のものです。 ID BJ4NLfow0 荒らし時期 2013/8/13 IPアドレス 60.138.236.81 クレーマーはどっかにいってください 「戦国無双Chronicle」荒らし 荒らし時期 2013/8/15 IPアドレス 60.138.236.81 「逆転検事2」荒らし 荒らし時期 2013/6/24 IPアドレス 114.186.212.98 「ガルフウォーⅡ」荒らし 荒らし時期 2013/8/1 IPアドレス 180.50.132.173 「流星のロックマン」荒らし 荒らし時期 2013/7/27 IPアドレス 116.80.186.181 2013/9/30規制 「太鼓の達人1」「太鼓の達人2」「太鼓の達人3」記事作成者 荒らし時期 2013/7/5 IPアドレス 59.85.252.107 「THE IDOLM@STER SHINY FESTA」荒らしは誤認ブロックでした。申し訳ありません。 ID KvBvCbwA0 荒らし時期 2013/9/29 IPアドレス 60.138.236.81 2013/12/15規制 「スーパーロボット大戦UX」荒らし 荒らし時期 2013/12/8 IPアドレス 219.202.106.66 2013/12/27規制 「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」荒らし 荒らし時期 2013/12/22~2013/12/23 IPアドレス 219.202.106.66 したらば無意味なスレ乱立荒らし 荒らし時期 2013/12/26 IPアドレス 202.214.106.217 2013/12/27規制 「このWikiで扱う作品」改竄荒らし 荒らし時期 2013/12/27 IPアドレス 202.214.106.217 IPアドレスを調べたところ、いろいろな場所で荒らしまわっているようです。
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このページは数あるニコニコ歴史戦略ゲー動画の登場人物について、各動画内での列伝をまとめていくものとして用意しました。 ここでは、プレイ動画に登場したFateのメンバーについて扱います。 とりあえず作ってみました。自由に追加してください。 アーチャー アサシン アサシン(真) イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 衛宮士郎 カレン・オルテンシア キャスター ギルガメッシュ ギルガメッシュ(子) 葛木宗一郎 言峰綺礼 セイバー セイバー・オルタナティブ 遠坂凛 バーサーカー バゼット・フラガ・マクレミッツ 藤村大河 間桐桜 間桐桜(反転) 間桐慎二 間桐蔵硯 ライダー ランサー コメント欄 アーチャー [部分編集] サーヴァント。聖杯により召喚された七騎の英霊の一人。弓兵でありながら双剣での戦いもこなす。 上へ アサシン [部分編集] サーヴァント。聖杯により召喚された七騎の英霊の一人。真名、佐々木小次郎。愛刀物干し竿を使ったツバメ返しは必殺の魔剣。 上へ アサシン(真) [部分編集] サーヴァント。アサシン(佐々木小次郎)を媒体として召喚された正統な英霊。戦闘能力はサーヴァントの中では低め。 上へ イリヤスフィール・フォン・アインツベルン [部分編集] 通称、イリヤ。 聖杯戦争のマスターの一人。バーサーカーを擁する最強のマスター。人間ではなくホムンクルスであり、聖杯そのものでもある。異次元ではブルマ。 上へ 衛宮士郎 [部分編集] 聖杯戦争のマスターの一人。正義の味方を目指すへっぽこ魔術使い。しかしその魔術にはとんでもない秘密が・・・。家政夫。 上へ カレン・オルテンシア [部分編集] 聖杯戦争終結後に言峰教会の管理人代理として派遣されたシスター。ランサーとギルガメッシュのマスターを引き継いでいる。悪霊が近くにいるとその霊障が自分のみにも及んでしまう霊媒体質。穿いてない。 上へ キャスター [部分編集] サーヴァント。聖杯に召喚された七騎の英霊の一人。元のマスターを殺し、魔力切れで消えかけていたところを葛木に助けられ、サーヴァントとして契約する。 上へ ギルガメッシュ [部分編集] 前回の聖杯戦争時から現界している最強のサーヴァント。無数の宝具を貯蔵した蔵と最強の攻撃力を誇る開闢剣エアを持つ。慢心が最大の弱点。 上へ ギルガメッシュ(子) [部分編集] サーヴァント。ギルガメッシュが宝具の力により子供化した姿。使える魔力は減少しているものの慢心は消えている。 上へ 葛木宗一郎 [部分編集] 聖杯戦争のマスターの一人。学校の教師をしているが本来は暗殺者。初見では見切ることは不可能な暗殺拳の使い手。キャスターを助けたことから聖杯戦争に巻き込まれる。 上へ 言峰綺礼 [部分編集] 聖杯戦争の監視役。普通の人間とは正邪の感覚が逆転している神父。前回の聖杯戦争の生き残り。マーボー豆腐好き。 上へ セイバー [部分編集] サーヴァント。聖杯により召喚された七騎の英霊の一人。優れた対魔力能力と圧倒的な威力を誇る対軍宝具「約束された勝利の剣」などを持ち最優のサーヴァントと呼ばれる。通称ハラペコ王。 上へ セイバー・オルタナティブ [部分編集] サーヴァント。聖杯の中身である黒い泥に汚染されたセイバー。セイバーと比べて対魔力・敏捷は下がっているものの、それ以外では能力が上昇している。ジャンクフードが好みのハラペコ王。 上へ 遠坂凛 [部分編集] 聖杯戦争のマスターの一人。宝石魔術を得意とする優秀な魔術師であるが、ここぞという時にミスをするという呪いにも似たジンクスを持つ。通称『冬木のあかいあくま』。 上へ バーサーカー [部分編集] サーヴァント。聖杯に召喚された七騎の英霊の一人。正体はギリシャの英雄ヘラクレス。圧倒的な破壊力と突破困難な防御宝具「十二の試練」を持つ。 上へ バゼット・フラガ・マクレミッツ [部分編集] 聖杯戦争のマスターの一人。戦争開始前にだまし討ちされリタイア。その後、とある閉ざされた世界で終わりのないループを続ける。通称ダメット。 上へ 藤村大河 [部分編集] 士郎の保護者で担任教師。タイガーと呼ぶと怒る。一般人。異次元では師匠。虎竹刀を持たせてはいけない。 上へ 間桐桜 [部分編集] 聖杯戦争のマスターの一人。士郎の後輩であり彼に思いを寄せている。ゲーム序盤ではマスターの権利を兄に譲っており、ルートによっては空気と化す。 上へ 間桐桜(反転) [部分編集] 通称、黒桜。ルートによってはこちらの状態に変化し聖杯の中身と共鳴した最狂最悪のラスボスと化す。 上へ 間桐慎二 [部分編集] 桜の兄。魔術師の家系に生まれたものの本人には魔術師としての素質がなく、桜から一時的にサーヴァントのマスター権を借り受けている。わかめ。 上へ 間桐蔵硯 [部分編集] ルートによっては聖杯戦争のマスターの一人。数百年を生きる魔術師であり、現在ではその体は蟲で構成されている。聖杯戦争の黒幕。 上へ ライダー [部分編集] サーヴァント。聖杯に召喚された七騎の英霊の一人。相手を撹乱させる戦いを得意とし、「鮮血神殿」「暗黒神殿」「騎英の手綱」など多彩な宝具を持つ。 上へ ランサー [部分編集] サーヴァント。聖杯に召喚された七騎の英霊の一人。最速の英霊の呼び名を持ち、生き延びることにかけてはすべてのサーヴァントに勝る。 上へ コメント欄 セイバー・オルタは敏捷も下がってるぞw -- 名無しさん (2008-07-11 01 04 21) 誰かこの項目に登録作品書いてやれよw -- 名無しさん (2009-06-16 17 15 21) ひなやぼのほうにイスカンダルが登場しているので、追加お願いします。 -- 名無しさん (2010-09-19 16 55 40) 名前 コメント
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登録日:2021/08/04 (水) 01 52 23 更新日:2024/05/29 Wed 18 33 29NEW! 所要時間:約 25 分で読めます ▽タグ一覧 1億QP FGO Fate TYPE-MOON かわいい ぐだの嫁候補 そこまでにしておけよ武内 はや辿り着けぬ理想郷 アルトリア顔 キャスター キャタピラー戦争 キャメロット物語 ギャップ萌え クーデレ サーヴァント シナリオが更新される度に株が上がる人 セイバー顔 ダークヒロイン チート トネリコ ネーミングセンスは残念 バーサーカー ビルド星5等プロ級 モルガン モルママ ラスボスの風格を持つ中ボス ルーラー 人生ハードモード 優しすぎた人 元救世主 冬の女王 分身 加害者にして犠牲者 加害者にして被害者 口下手 味方だと頼もしいが敵に回すと恐ろしい 哀しき悪役 堕ちた英雄 報われない 大人気 天才 天然 夫 女王 妖精 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ 妖精國ブリテン 妻 姉 子煩悩 巨乳 後味の悪いオチ 必要悪 悪役ではない敵役 悲しい結末 悲しき過去 悲劇 悲劇のヒロイン 悲劇の人生 悲劇の連鎖 悲惨な末路 愛が重い 救いがない 救世主 敵女 料理上手 本当は優しい人 楽園の妖精 正義の味方の成れの果て 母 水妃 水着鯖 涙腺崩壊 漆黒の意思 無理、帰る。 現実という名の『地獄』 異聞帯 目が死んでる 石川由依 結構暗い過去持ち 考えさせられる話 芋虫 苦労人 苦悩の連続 英雄 萌えキャラ 虫嫌い 言葉足らず 誰よりも妖精國を愛した人 遠藤綾 闇堕ち 雨の魔女 鬱展開 魔女 魔猪の氏族 魔術師 Fateシリーズの登場人物。 アーサー王(アルトリア)の姉にして宿敵であり、ブリテンの滅びの元凶と目される「魔女」。 CV:遠藤綾(Apocrypha)/石川由依(Grand Order) ●目次 【概要】 【活躍】◆Fate/stay night関連 ◆Fate/Apocrypha ◆Fate/Grand Order【データ】 【スキル】 【宝具】 【人物】 【ゲームユニットとしての性能】 【劇中での活躍】 【概要】 ウーサー・ペンドラゴンの娘であり、アーサー王とは腹違いの姉にあたる。 本来、ブリテンの王は神秘の力を授かり産まれるが、テクスチャが塗り替わった影響でその力は尽きかけており、 ウーサーはブリテンの加護が受け継がれない事を危ぶみ、人と竜の血を掛け合わせることで理想の王(=アーサー王)を作り出した。 しかし、ウーサーの予想に反し、彼の娘であるモルガンはブリテンの加護を受け継いで生まれた。 モルガンは本来自分のものとなる筈だったブリテンの王位を奪ったアーサー王と、自分に従わない全ての人間を憎み、アーサー王を破滅させるべく様々な奸計を巡らした。 その一環として、魔術によってアルトリアを擬似的に男体化させ、自らは彼女の妻に化けて誘惑することでその精を奪い、 いわばアルトリアのクローンであるホムンクルス・モードレッドを作り出し、最終的にはその彼女の手でアルトリア…アーサー王は討たれることとなった。 また、オークニーのロット王との間に何人か子供を作っており、 円卓の騎士であるガウェイン、ガヘリス、アグラヴェイン、ガレスはモルガンの子。 モードレッドもアルトリアとモルガンの遺伝子で作られたモルガンの子にあたるため、特にガレスは彼女を『妹』と認識している。 この内、アグラヴェインはモードレッドと同じくブリテンの王位を奪うために送り込まれた駒だったが、 アグラヴェインは元よりモルガンを嫌っており、なおかつブリテンの王にはアーサー王の方が相応しいと忠臣になってしまった。 ただ、彼はモルガンが原因で女嫌いであり、それに基づいてランスロットの不貞を暴いてギネヴィアを責め立てたが、 そのことが円卓に大きなダメージを与えたため、意図せず嫌っているモルガンに利する結果に繋がってしまった。 アーサー王の宿敵であったモルガンだが、同時にアーサー王の庇護者であった湖の妖精ヴィヴィアンと同一視される存在でもある。 これは古いイギリス妖精史では『善き湖の妖精』として語られていたが、アーサー王伝説を編纂するにあたり、複数の伝説が習合したためと言われる。 汎人類史においては人間としての在り方、アーサー王の善き姉である「モルガン」、 妖精としての在り方である「ヴィヴィアン」、ブリテン島の化身としての在り方である「モルガン・ル・フェ」という、 いうなれば三重の人格を持っていたのではないかと予想されている。 しかし総じてモルガンについて語られるときは、その中でも「モルガン・ル・フェ」の人格、 つまりアーサー王を憎みブリテンを破滅に追い込む、ヒステリックな魔女として描かれる場合が多い。 【活躍】 ◆Fate/stay night関連 アーサー王と関係する人物として何度かその存在は触れられていた。 魔術師としてのスペックはマーリンに匹敵するほどだったらしく、ブリテンの神秘の力をも受け継いでいるため、 ブリテンの主としての力はアルトリアをも上回っており、黒化したアルトリア・オルタも「ブリテンの王としてはモルガンの方が上」と発言している。 マーリンを最果ての塔に封印したのも彼女だとされている。 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では、アーサー王の復活を目的とするブラックモアの墓地の起源にはモルガンが関わっていた事が語られている。 漫画『Fate/stay night』(だっと版)では、当然ながら後のGrand Order版とまるで違う、アルトリアと似ても似つかない姿が回想で描かれた。 ◆Fate/Apocrypha 私の息子である貴方には王位を継承する資格があります。今はその身分を隠し、王に仕えなさい。そして───いずれ王を倒し、その身が王になるのです モードレッドの回想に登場。 モードレッドはモルガンが自身の野望のために作り出した子だったが、当のモードレッドはアーサー王を慕ってばかり。 そんなモードレッドに対してモルガンは真実を告げ、ブリテンの破滅へのトリガーを引くことになったのだった。 なお、当のモードレッドからは嫌われており、赤のアサシンのことも「モルガンと同じ雰囲気を感じた」という理由で敵視している。 アニメ版ではベールをかぶった姿で登場。 この時期になるともう設定が固まってきているのか、Grand Order版とデザインがそれなりに似ていた。 ◆Fate/Grand Order Fate/Grand Orderでは、明言されていないが、トリスタンの幕間の物語にて、彼に何かを吹き込み、ギフトを授けて狂わせた人物として示唆されていた。 それ以降は音沙汰がなかった一方で、第二部の情報が開示されると、Lostbelt No.6において再び円卓の騎士が関係すると目されていた関係上、 そちらで満を持して登場するのでは…ともプレイヤーから予想されていた。 ……私を召喚したのですね バーサーカー、モルガン 妖精國ブリテンの女王にして、汎人類史を呪い続けるもの それで問題がないのなら、サーヴァントとして力を貸しましょう 私が女王である事はもう変えようのない事実 おまえには、私の臣下としての働きを期待します それとも、夫/妻として扱ってほしいですか? 大方の予想通り、第二部 Lostbelt No.6「妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ」実装に合わせてバーサーカーのサーヴァントとして登場。 断片的に語られてきた容姿もここで明らかとなり、汎人類史では血縁関係にあるアルトリアとよく似た顔立ち。 ただし、召喚されるのはこれまで描写されていた汎人類史の彼女ではなく、異聞帯のモルガン。 異聞帯『妖精國ブリテン』に2000年以上君臨する女王として、その性格も汎人類史のものから変化している事が示唆されている。 ILLUST:武内崇 【データ】 ◆プロフィール 身長:170cm 体重:56kg 出典:アーサー王伝説、イギリス妖精史、及び異聞帯ブリテン 地域:最果てのオークニー 属性:秩序・悪 ◆ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C E B A+ B EX 【スキル】 ○クラス別スキル 狂化:B 対魔力:A 道具作成:EX 陣地作成:B 妖精眼:A ○保有スキル 渇望のカリスマ:B 多くの失敗、多くの落胆、多くの絶望を経て、 民衆を恐怖で支配する道を選んだ支配者の力。 湖の加護:C 湖の妖精たちによる加護。 放浪した時間があまりにも長い為、ランクは下がっている。 最果てより:A 幾度となく死に瀕しながらも立ち上がり、 最果ての島に至り、 ブリテンに帰還を果たした女王の矜持。 通常のモルガンは持たない、異聞帯の王であるモルガンのみが持つスキル。 戦場の勝敗そのものを左右する強力な呪いの渦。 冬の嵐、その具現。 【宝具】 『はや辿り着けぬ理想郷(ロードレス・キャメロット)』 ランク:EX 種別:対城宝具 レンジ:10~99 最大補足:100人 昏き湖よ、来たれ。 慈悲だ。頭を垂れよ。恐怖は無い、希望も無い。ただ、罪人のように死ね。何人も、通るに能わず──! 其れは絶えず視た滅びの夢。酬いは無く、救いは無い。最果てに在りながら、鳥は明日を謳うでしょう。どうか標に── 『はや辿り着けぬ理想郷(ロードレス・キャメロット)』 モルガンがその生涯をかけて入城を望み、そして果たされなかった白亜の城キャメロット。 世界のルールそのもの……即ち『人理』が、モルガンをブリテンの王にはしなかった。 叶わぬ望みは嘆きに替わり、やがて憎しみとなった。 ねじれた支配欲と特権意識。 燃えるような望郷と人間たちへの怒り。 そして同じ存在でありながらキャメロットの玉座に座ったアルトリアへの憎悪が、モルガンを『円卓を破滅させるもの』に変えてしまった。 これはその在り方を魔術として顕したもの。 決して辿り着けない路を一瞬にして踏破し、破壊せんとするモルガンの恩讐である。 モルガンが倒すべきはアーサー王ではない。 人間の為にブリテンの妖精たちを一度滅ぼそうとする運命……『人理』そのものを打倒する為、彼女は最果てより戻り、世界を呪う魔女となったのである。 【人物】 長い年月、ひたすらにブリテンを守護してきたことで感情が薄れており、汎人類史のような淫蕩・残忍・自分勝手という悪女の見本のような性格は鳴りを潜めている。 「つまらぬ。そういったものは、もう飽きた」とは本人の弁。 そのため、基本的には物静かでクールな美女といった雰囲気で、感情的になることは少ない。 ただし、あくまで“鳴りを潜めた”だけなので、何かの拍子に元の残忍さなどが噴き出す可能性もあるらしい。 好きなものは「自分の思い通りになる国」。 嫌いなものは強いて言うなら「芋虫」。 異聞帯の「キャタピラー戦争」と呼ばれる厄災では唯一女性らしい悲鳴を上げたと語り草になっている。 竹箒日記2021/8/1に一時的に書かれていた(現在は削除済み)裏話では、その時には一度だけ平原に出て、 大量発生したケムシ型モースことキャタピラーたちにひとしきり全体宝具を叩き込んだ後、真顔で「無理。帰る」と一言残してキャメロットに帰ったとな。かわいい。 聖杯にかける願いは特になし。 「どうせアルトリアのものになるから見たくもない」との事。 前述の通り、アルトリアに対しては当然憎しみを抱いており、「いずれは踏み潰す」と語っている。 しかし水着アルトリアの水鉄砲には興味津々で「私にも貸すがよい!」と叫んでいる。 意外と面白いところもある女王陛下であった。 また、アルトリア・オルタが自分の名前を宝具に付けている事に関しては、嫌がらせの天才かと罵倒し、 「見るからに壊すことしかできない宝具になぜ私の名を付け足した」と妹に詰め寄るほどの怒りを見せている。 ちなみにこの剣については『FGO material 1』にて、 「エクスカリバーは所有者の魔力を変換する増幅器なので、黒化したセイバーの聖剣の光も黒色になるが、これもあくまで同じエクスカリバーの別側面」 「湖の妖精にヴィヴィアンとモルガンが併存するように、聖剣エクスカリバーにも善悪両方の属性があるようだ」 「黒く染まった魔力はブリテン島に潜む原始の呪力であり、それをウーサー王から受け継いだのはアルトリアの姉モルガン」 と解説されており、変質した聖剣の名前は、最期まで分かり合えなかったモルガンとアルトリアの唯一の繋がりかもしれないとのこと。 汎人類史におけるモルガンの子供達には、自分とは繋がりがないものの思うところはある様子。 特にモードレッドに関しては、「アルトリアのコピーを作るまで追い詰められたのか」と汎人類史の自分の所業にドン引きしつつ、 モードレッド当人については、その(おそらくホムンクルスとしての)完成度の高さに目を見張っている。 一方のモードレッドは、モルガンを見るなり「げぇっ、関羽母上!?」とイヤそうな反応をするが、 やはり汎人類史のモルガンとは言動・性格共に違うらしく、少し見ただけで「自分の知っている母上(モルガン)ではない」と察している。 マーリンを「罪なき者の庭」に幽閉した張本人でもあり、「悪夢そのもの」と呼んで警戒している。 「殺してもまた現れるからどこかに閉じ込め、その後話術で騙されないように決して近付かない」事がマーリンへの最適な対処であるとモルガンは経験談を語る。 城はいつ建てましょう?準備はできていますので良い日取り、良い時期に声をかけるようすごいのを建てます そして、マスターに対しては、なんと男であれば「我が夫」、女であれば「我が妻」と一方的に呼んでくれる。(*1) 絆レベルが上がると上記の台詞の通り、一緒に住む居城を建てようとするほど、彼/彼女に対して好意を寄せるように。 一部のサーヴァント達に怒鳴り込まれないか不安である。 モーさん「…今、マスターのことを『我が夫』/『我が妻』とか呼んでなかったか?へぇっ!?オマエが父上/母上になるの!?イヤなんだけどメチャクチャあ!」 これは「(自分は女王だから)自分に全てを捧げるのが当然」という考えを持っているため。 そして「バーサーカークラスは自分がいれば他は必要ない、全員解雇しなさい」とアサシンの妹みたいな事を言い出す、また違うベクトルで非常に愛が重い過激派。 まあでも「解雇」にしようとするだけモルガンの方が穏便ではあるのだが。愛娘はそのバーサーカークラスの一人と仲良しになっているが果たして? 割と天然なところも持ち合わせているようで、語彙力が少々残念な事になる場面もしばしば。「任せなさい、ビルド星5等プロ級です。」 サーヴァント化してからは後述する生前の失敗を気にしているのか、かつての部下達や愛娘と頑張ってコミュニケーションを取ろうとしたりしているが、 モルガンは若干言葉が足りない上に、真意が伝わらなくともあまり訂正しないので、単なる心配を叱責と勘違いされて謝られたりしている。 ちなみに妖精騎士ランスロットことメリュジーヌは、自分の名前の元ネタであるランスロットの女癖の悪さを目の当たりにしたことで、 「あれ…?もしかしてボク、(モルガン)陛下からそういう風に見られてた…ってコト!?」と愕然としているが、モルガン自身がその真意を語ることは今のところない。 ただ、カルデアでは主人公を「我が夫/妻」と呼ぶモルガンに対し、メリュジーヌも主人公を「恋人(番い)」と見なして接しているため、 元ネタであるランスロットの「主の伴侶に道ならぬ恋を抱く最強騎士」という図式と三人の関係が(当の主人公の意思は無視しているが)完全に一致している。 さらに言うと、メリュジーヌ本人は主人公一筋とはいえ、バレンタインイベントではカルデアの女子職員たちからチョコを贈られるなど、女性にモテるという点も一致している。 妖精国訪問ルートが内定しなかったアーケード版では代わりにプレイヤーを「我が臣下」と呼ぶが、扱いはほぼ変わらない。 また上述の「すごいのを建てます」発言時にはローマなポーズで言う。あざとい。 なお、アルトリアの姉ということか、それとなくアルトリアと対になっている姿で、顔立ちもよく似ている。 なのでセイバーとして抹殺されうる。システム的な処理とはいえ色んな意味でモルガンがキレそうである 【ゲームユニットとしての性能】 『妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ』の実装に際し、限定星5バーサーカーとして登場。 カード構成はQ1A2B2のセイバー型で、宝具はBuster。 バーサーカーの中ではArtsの枚数が多い上に「陣地作成」も持っているのでNP効率は良く、Quickの性能も悪くない。 クラススキル「妖精眼 A」は「自身の被クリティカル発生耐性をアップ」という珍しい効果を持つ。 要はクリティカルでの被弾率が自分だけ少なくなるということであり、 クリティカル発生率アップスキルを相手に積まれない限りはクリティカル被弾を恐れる必要は少ない。 元々撃たれ弱いバーサーカーなので気休め程度ではあるが、事故率軽減に繋がる。 ちなみにこのクラススキルのおかげで、アペンドスキル3の「対セイバー被クリティカル発生耐性」がほぼ無意味になっている。 というのも、元々どのバーサーカーにおいてもクリティカル発生耐性は殆ど無意味と言っていいものの、一応書いてある通りの効果はちゃんとあるのに対し、 セイバークラスのエネミーには、バフスキルでクリティカル発生アップがかからない限りクリティカル率が20%を超えるエネミーがいないため、 このスキルを持つモルガンがセイバークラスのエネミーからクリティカルを受けることがほとんど無く、故に手間暇かけてアペンド3を解放する理由も少ないのである。 保有スキルは自身にNP30%追加+味方全体の攻撃力アップ+敵全体防御力ダウンの「渇望のカリスマ」、 自身も含む味方にNP20を付与しつつ味方全体のNP獲得量を底上げする「湖の加護」、 ガッツ、スター生産・集中・クリティカル威力アップ、毎ターン発動する攻撃力ダウンが複合した「最果てより」の3種。 宝具には非常に希少な「味方全体にオーバーチャージ段階UPを付与」効果と「人の力特攻」「妖精特攻」「円卓の騎士特攻」効果がついており、 敵全体を一掃しつつ味方の追撃・サポートに繋げられるが、OCに対応しているのは「人の力特攻」のみ。 妖精と円卓の騎士の特攻対象は割と分かりやすく、特に円卓の騎士は何やかんやで戦う機会も多い。 「人の力」を持つのはだいたい全サーヴァントの1/3強なので、合わせると全サーヴァントの半分強が特攻対象となる。 ちなみに人の力と円卓の騎士または妖精双方に該当するサーヴァントは4騎。うち一人は完全にとばっちり。(*2) 2種のNPチャージで宝具発動、スキルでクリティカルが狙えるほか、 毎ターン発動する攻撃力ダウンとガッツに加えてクラススキルの存在により場持ちもそれなりと、バーサーカークラスの割に小回りが利くのが特徴。 特に全体宝具とNP即チャージを併せ持つバーサーカーはスパルタクス、アルジュナ・オルタに続いて彼女が3人目であり、自給できるNPも50と更に多い。 一人でできることが多いため、単独での性能が求められやすい周回にはおあつらえ向き。 バスター全体宝具を撃った後に残った敵をクリティカル攻撃で沈める、というような芸当を一人でこなせるため、最近増えてきた変則周回での活躍が期待できる。 総じて、攻撃力に欠けるが手数の多いキャスタークラスと、攻撃力に長ける代わりに攻撃以外のことが苦手なバーサーカークラスのいいとこどりをしたような性能で、 「バーサーカーは自分以外全員解雇しろ」というだけのことはあるほどに優秀なサーヴァント。 その優秀さもあって、全国各地を移り歩きながら行われた生放送企画「カルデアサテライトステーション2021-2022」の中で発表された内容によると、 「最も多くレベル120にされた星5サーヴァントランキング」で堂々の1位を獲得している。 欠点は、攻撃力そのものはバーサーカーの中では控えめなこと。 特攻範囲は割と広いが、同じく全体Buster宝具の源頼光(のスキル)やアルジュナ・オルタほど広い特攻ではなく、特攻以外の自前の打点アップ手段が「狂化」「渇望のカリスマ」くらい。 宝具を使えば雑魚敵なら概ね一掃出来る打点を叩き出す彼らとは違い、特攻が刺さらない相手に宝具を放っても一撃必殺には届かないことが多いため、そこを上手くカバーしてやりたいところ。 ちなみに、Lostbelt No.6の主役であるアルトリア・キャスターとはスキル構成もセイントグラフの構造も非常によく似ている。 これはファミ通奈須きのこインタビューによると、セリフなどは意図して対になるように設定したが、イラストの構図まで対になっているのはたまたまとのこと。 んでもって2人のセット運用はフリクエでも高難易度でもきっちり噛み合ったりする。 ここに補完メンバーを一人入れておくと色々なクエストを楽に回れるようになるが、モルガン自身がBuster宝具持ちということで、 有用なBusterサポーターであるマーリン・オベロン・光のコヤンスカヤのいずれかをクエストに応じて選ぶことが多いか。 ろくな扱いされてない奴らが多いのに噛み合うとはこれいかに。 【劇中での活躍】 妖精國ブリテンに2000年もの間君臨する女王。プレイアブルの彼女と異なり、『Apocrypha』登場時のようにベールを付けている(*3)。 最果ての槍ロンゴミニアドを魔術として習得した比類なき魔術の天才であり、5章終盤ではブリテンからオリュンポスに向けてロンゴミニアドを撃ち込んだ事から異星の神からも警戒されている。 そしてカルデアはブリテン異聞帯より起きると予報された「崩落」の阻止と、ロンゴミニアドを異星の神に対する切り札とするため、 彼女との交渉を目的のひとつとしてブリテン異聞帯へと突入することになる。 妖精國においては、「私は妖精を救わない」と語り、妖精に令呪を刻み彼らから生命力を奪う「存在税」を課す冷酷な女王として知られる。 それとは別に定期的に発生する「厄災」からブリテンを守護する役目も担っている為、圧政者でありながら2000年の間女王として認められる存在でもある。 オベロンによれば、2000年もの間妖精たちから魔力を集めている理由は、汎人類史を塗り潰して地球全土を「妖精郷化」させるためであるらしい。 カルデア一行とはノリッジの厄災を払った後の謁見で初めて顔を合わせる事となるが、その際には厄災を打ち払った功績として1億QPをポンとくれる豪気な面も見せたが、 ロンゴミニアドの提供に関しては「汎人類史はこの上なく無様に滅びよ」とにべもなく拒絶した。 また、ベリルはモルガンのマスターを自称しており、モルガンもそれを否定していない。 ベリルに対してはある程度の自由を許しているが、自分の意に添わない行動に対しては制裁を加えるなどしている。 しかし、2000年前からモルガンが存在しているのならベリルが召喚したサーヴァントのはずもなく、その矛盾は主人公たちも疑問に思っていたが…… ※注意※ この先には『妖精円卓領域』後半以降の重大なネタバレが含まれています。 『私はお前たちを救わぬ。私はお前たちを許さぬ。』 異聞帯現在の「女王モルガン」は特殊な経歴によって生まれた。 当初、ベリルが来たばかりのブリテン異聞帯は空想樹が聳え立つ以外はただの何もない土地であり、妖精國などという国は存在しなかった。 ベリルはキリシュタリアから依頼されていたブリテンの空想樹の切除のため、「どうせなら世界を壊せるヤツがいい」とサーヴァントを召喚し、 召喚場所がブリテンであった為か、汎人類史からルーラー・モルガンがベリルのサーヴァントとして召喚された。 しかし、サーヴァント・モルガンは異聞帯においてすらブリテンが滅びるという事実を受け入れなかった。 そしてモルガンはベリルが昼寝をしていたほんの数時間の間に、自分を召喚したカルデア式召喚の形式からレイシフトの術式を解析し実行。 2017年から見て約6000年前、妖精暦4000年に自らレイシフトした。 レイシフトとは、コフィンという「棺」に守られて初めて存在の証明が保てるもので、 自らの肉体を持たないサーヴァントがコフィン無しでレイシフトをすれば即座に存在を保てなくなり、レイシフト先で霧散してしまう。 それはモルガンとて例外ではない。 が、この時のモルガンに関して言えばレイシフト先に「その世界における自分自身」が別途存在していたために抜け道があった。 異聞帯の自分自身に記憶や知識などの情報を送りこんだのだ。 ベリルの例えによれば、「モルガンというメールアカウントにメールだけ送るようなもの」。 本来の歴史=ベリルが見た何もないブリテン異聞帯に繋がる歴史では、異聞帯におけるモルガン=かつて救世主トネリコと呼ばれた妖精は、 楽園の妖精の使命を果たすために巡礼の旅を続けるも、妖精たちの謀略によって殺害されてしまっている。 そうやってトネリコを排した結果、厄災を退ける手段を失ってそのまま滅びたのが、何もないブリテンである。 しかし、汎人類史のモルガンがレイシフトにより情報を送り、「ブリテン異聞帯の未来」と「ブリテンへの執着という感情」を知ったトネリコは、殺害される前に身を隠した。 「トネリコがいなくなったので厄災から逃れられなくなり滅亡する」という点は変わらないもののトネリコ自身は生き延び、 全てが収まった後に活動を再開し、空想樹を枯らして魔力を全て取り込み妖精國を復興、女王として君臨した。 それが「女王モルガンが統治する、カルデアが訪れた時のブリテン異聞帯」である。 つまり、救世主トネリコと女王モルガンは同一人物であり、ベリルのサーヴァントである汎人類史のモルガンの意志を受け継いだ存在である。 「基本の能力は異聞帯のモルガンで、そこに汎人類史のモルガンの情報をインストールした」と言えばいいだろうか。 要するに『Fate/EXTELLA』のアルテラルートのザビ子(同一の中の人)と同じことをやったわけである。 そして現在のモルガンが偶発的な事故により、自分がトネリコとして活動していた妖精歴400年、 今から約2400年前の時代にマシュを送り込んだことで、マシュは過去でトネリコの仲間としてしばし行動するようになった。 この時にトネリコはマシュに「妖精騎士ギャラハッド」の着名(ギフト)を与えている。 トネリコだった頃は見た目・言動・性格すべてがアルトリア・キャスターにそっくり。一応、胸のリボンの色や杖の形状で区別は可能。 それもそのはず、トネリコ/モルガンはアルトリア・キャスターと同じく、楽園から送り出された「楽園の妖精」なのである。 楽園の妖精はブリテンの妖精からは疎まれ排斥される。 本来の歴史では、オークニーに流れ着いた楽園の妖精は、妖精の中では穏健派である「雨の氏族」に保護されたが、これが原因で雨の氏族ごと他の氏族に殺される筈だった。 そして楽園の妖精を殺した事で妖精暦の終わりに起こる「大厄災」を祓う術がないまま妖精たちは滅び、ブリテンは荒野となる。 これがベリルが最初に見たブリテン異聞帯の顛末である。 汎人類史からの記憶の流入によって、雨の氏族滅亡から生き延びた彼女は救世主トネリコとして名を馳せ、幾度となく「厄災」を祓ってきた。 ただでさえ雨の氏族を滅ぼした時点でトネリコの妖精への感情は最悪に等しい状況であるにもかかわらず、 厄災を祓う度に妖精たちからはその度に排斥され、「体験してないのは毒殺くらい」と語るほど凄惨な目に遭わされた。 マシュと出会った時点でトネリコはもう妖精には愛想が付きかけており、半分見捨てるほど。 仲間は黒騎士エクター、排熱大公ライネック、妖精騎士トトロットしかいなくなるほどに荒んでおり、 かつて使っていた「選定の槍」も妖精のワガママに対しトネリコが怒ったために、使い手から寿命を奪う呪われた装備になってしまった。 それでもトネリコはブリテンと妖精を救うべく奔走。 妖精を中心にまとめようとするから反発されるのなら人間の王を立てればいいと考え、 汎人類史の自分が忌み嫌っていた男と同名の別人、ウーサーを見出し極めて良好な関係を築いていた。 というかウーサーの方は完全にトネリコに惚れていた。トネリコの方は「よくわからない」と言っていたが。 そして彼が「ロンディニウムの騎士」として自立したのを機に彼の援助者として共に五つの氏族を退け、 最後に残った北の妖精女王マヴはウーサーと政略結婚するという形で落ち着き、全ての氏族間の争いを終わらせた。 こうして、人間であるウーサーを王として、ブリテンを統一するという段階にまで漕ぎ着け、彼女の長年の望みは未来への希望と共に叶うはず、だった。 しかも戴冠式直前となると当初の予定から変わりトネリコは王妃として迎えられることになっており、理想とも言える状況になっていた。 だがしかし、ウーサーの戴冠式の日、一部の妖精たちの悪意でウーサーは毒殺され、ロンディニウムは滅ぼされ、全ては台無しにされた。 この所業を以て、遂にトネリコは、横暴の限りを尽くす妖精に完全に失望した。 そして…… もうわからない。これでダメだったのなら、ヒトの善性なんて、私には何もわからない 理解したところで何になる。その労力はまったくの無駄だった もうさんざん裏切られて、思い知ってきた筈なのに。私はまだ一縷の希望を抱いて、 そんなことにかまけている暇があったから、今回も失敗した ブリテンを存続させたいのなら、『救う』なんて方針が間違っていた もうやめよう。救世主なんてやめにしよう もっと別の、もっと優れた形式を考えよう 「……そうだ。私は妖精たちを救わない。私は妖精たちを許さない」 「楽園の妖精の使命なんて、どうでもいい。ただ支配する、それだけでよかったんだ」 妖精たちを「救わない」と決意する。その時点で、楽園の妖精としての使命は放棄することになる。 短い間だったが、真の仲間として旅をしたマシュを、「初代妖精騎士」として2000年間オークニーでコールドスリープさせるという荒業で元の時代に送り返すと、トネリコは姿を眩ます。 時間移動による矛盾を避けるべく、マシュの記憶はトネリコ自身のものまで消してしまった。 ロンディニウムの滅びから400年後、そして大厄災による妖精文明の崩壊後。トネリコは「女王モルガン」としてオークニーからブリテンに帰ってきた。 そしてモルガンは空想樹セイファートを枯死させ、ブリテン異聞帯を空想樹の力によって維持される異聞帯から現実に存在する異聞世界へと作り替え、妖精國ブリテンを建国したのだった。 妖精の大嫌いなモルガンであったが、自らに情報を与えて散ったモルガンのことも考え、 妖精國に笑い・発展・存続と言った要素を許し、2000年間不満はありながらも存続させるだけの統治を布いてきた。 しかし、誰も信用しなくなったモルガンにも例外となる妖精はいる。 例えば、かつての仲間であるライネックの次代、ウッドワス。 ウッドワスはただ単にモルガンに忠誠を誓う嫡子ではない。 自らが長を務める牙の氏族がかつて犯した翅の氏族の虐殺という過去を恥じ、過ちを繰り返さぬよう牙の氏族に平和的な菜食主義などを推奨していた。 ウッドワス自身も怒りにまかせて部下を手にかけるなど気が短く、その獣性を完全に克服していたとは言いがたかったが、 「過去に犯した己や氏族の罪を認め、改善のために努力する」と言う姿勢はモルガンにとっては好ましいものであった。 それ故、モルガンはウッドワスには絶対の信頼を置いた。 そして、ウッドワスが恥じている己が獣性をさらけ出さずに済むよう、出陣を控えさせるなど配慮したため、他の妖精たちはウッドワスの化け物じみた実力をいつしか忘れ去っていった。 例えば、救世主であった時代、唯一自分に感謝の言葉をくれたバーヴァン・シー。 彼女は「善良」な妖精であったが、それ故に他の妖精たちのオモチャにされ、ボロ雑巾と化して捨てられ、 モルガンが発見する頃には手遅れという事態を繰り返していた。 もはやバーヴァン・シー自身が摩耗して次に死んでも蘇らないほどになってしまったことを察知したモルガンは、 最後のチャンスでバーヴァン・シーを庇護するために、周囲の反発を無視してトリスタンの着名を与え、娘として迎えた。 そして、他の妖精たちに食い物にされないよう、あえて悪逆残忍に振舞ったときに褒め称えることで、他の妖精たちを近づけさせないようにしていた。 しかし、モルガンはこうした妖精たちに対して、感謝や愛情を言葉にする事は少なかったため、周囲の妖精たちどころか、本人たちもそれほど配慮されていることが理解できていなかった。 特にバーヴァン・シーに対しては「何故いつもお前はそうなのだ」とバーヴァン・シーの置かれた境遇を嘆いていたのだが、 モルガンの真意が分からないバーヴァン・シー側はそれを「叱責」と捉えてしまい、すれ違いが生じていた。 その上、根が真面目なバーヴァン・シーは悪逆残忍な振舞いも、ただ「モルガンに喜ばれたい」という希望の下にやっていただけだった。 キャメロットでの最終決戦の際、それに気付いていた黒幕たちによって、モルガンはその愛を利用されてしまう。 ウッドワスはカルデア勢力と戦って満身創痍になっていたところをオーロラによってモルガンへの不信を吹き込まれてしまい、 己が忠誠を嘲笑われたと考え、怒りのあまりキャメロットのモルガンの下に怒鳴り込み、彼女を負傷させてしまう。 モルガンの愛情に気づいたときには、返り討ちにされ瀕死になったときであり、そのまま事切れてしまった。 そしてモルガンはバーヴァン・シーをスプリガンに人質にされた動揺を突かれ切り刻まれ、 さらに、何故かモルガンの妖精暦での行いを知っていたオーロラはそれを妖精たちに向けて悪意混じりに語り、 全ての苦しみはモルガンの責任だとオーロラに吹き込まれた妖精たちの手によって惨殺されるという末路を迎えた。 モルガンの「自分が玉座に戻らなければブリテンが失われる」という哀願に誰も耳を貸すことはなく、妖精たちは再び、厄災を祓い続けたモルガンを排斥したのだった。 こうしてめでたく、冬の女王は倒されました。 お疲れ様でした。ブリテンに新しい時代が訪れました。 新女王陛下 戴冠式が行われます。 妖精國ブリテン ソールズベリー大聖堂にお集まりください。 『赦されよ、赦されよ、我等が罪を、赦されよ』 女王モルガンがあまりに呆気ない幕切れを迎え、裏のシーンが提示されるプレイヤーにとって多くの疑念を残したまま戦いが一段落する。 その後新しい女王が即位し、めでたしめでたし……… とはなるはずもなかった 。 戴冠式が行われようとする裏で、厄災たるモースは発生数を増しており、戴冠式の前日、遂に妖精とモースの数は逆転した。 さらに妖精側のモースへの対抗策たる武力を持った牙の氏族は、既にある氏族の長により絶滅寸前にまで数を減らされてしまったのである。 戴冠式当日、新女王たるノクナレアは自称王の氏族の妖精から糾弾されてしまう。 王の氏族は、自らの力を分け与えて仲間の氏族を増やす特性を持っており、その数だけ自分も仲間も強くなれるが、 仲間に裏切られた場合分けた力は戻ってこないどころか以前より弱体化する。 ノクナレアは力を与えすぎた。自称王の氏族の行動を引き金に仲間に裏切られたノクナレアは力がどんどん失われていく。 しかも事前に毒酒が仕込まれており、初めこそ平気だったが力が失われたことで毒が周りだし遂にノクナレアは倒れてしまう。 そこにある妖精の衛士から追い討ちを受け、彼女は玉座につかないまま事切れてしまった。 ちなみにノクナレアだけでなく主人公たちにも毒酒が配られていたが、 主人公が未成年だったために飲む「ふり」をしたのを全員右に倣えしたためにこちらは全員回避している。 もし回避できていなかったら最悪の展開だった 実はモルガンの玉座は、妖精暦の終わりに命を失った妖精達を召喚するための装置であり、モルガンは言わば「ブリテンの妖精たちのマスター」と言うべき存在であった。 この玉座により、死んだ妖精を再び召喚し直すことで妖精たちの命のサイクルは維持されており、 それだけの事が出来る力を持った妖精でなければ、そもそも妖精國の王になったところでサイクルを保てない。 その真実をモルガン以外で唯一知っていたのは、トネリコのライバルであった北の妖精の女王マヴだけであり、 マヴはいずれモルガンが衰えた時、ブリテンを背負えるだけの力を持った妖精を生み出すために力を蓄える事になった。 そして長い年月をかけて誕生したノクナレアにはその資格があったのだが、妖精達はそのノクナレアすら謀殺してしまったのである…。 妖精の気まぐれによって過去の過ちは繰り返された。 戴冠式の崩壊を引き金に、妖精国ブリテンは地獄と化した。 今まで妖精だったものがふとした瞬間にモースと化すなど増え続けるモース相手に、なすすべもなく人間も妖精も死んでいく。 これに対し、生き残っていた氏族の長はいずれもまともに手を打つことはできなかった。 ある者は自らの行いの愚かさに精神が崩壊したあげく、破滅を望む真の黒幕に暗殺された。 ある者は自らの蒐集した芸術品とともに頑丈な塔に立てこもり、厄災に飲み込まれる時をただ待つのみとなった。 ある者は妖精として好き勝手な振舞を続け、「例え逃げたところで待っているのは生き地獄」と考えた部下に介錯された。 モルガンが円卓の騎士の着名(ギフト)によって抑えていた「炎の厄災」と「獣の厄災」も、不安定な心身状態にあった。 そして「獣の厄災」は 自領の妖精達の暴虐 を目の当たりにしたことで、「炎の厄災」は 上記した主たる妖精のあまりの醜態を目にし、介錯した ことでそれぞれ厄災として覚醒。 更に妖精達を呪いながら大穴に落とされた、ある妖精を核にして目覚めた「呪いの厄災」も同時に出現し、ブリテンは崩壊を加速させていく。 しかし、ブリテンがこのまま滅ぶと、汎人類史に厄災が流れ出て汎人類史の危機ともなってしまう。 主人公とアルトリア・キャスター達はそれを阻止するため、モルガンが自らの願いの為に放棄した楽園の妖精の使命を果たしに赴く… 以降の動向はアルトリア側の記事に譲るのだが、モルガンはトネリコとしてマシュと旅していた時に、 ブリテンの大穴に潜むケルヌンノスの死骸・「呪いの厄災」の存在を既につきとめており、その対処には百年単位の時を要すると算段をつけていた。 楽園の妖精の使命は放棄したものの、独自に「呪いの厄災」の対処を考えており、 キャメロットにある「呪いの厄災」を取り囲むように設置された12基のロンゴミニアドこそがそのうちの一つであった。 しかし結局完全な対処には至らず、いたずらに厄災の発生を先延ばしするにとどまっていた。 そして、当のモルガンが道半ばで倒れたことで、かろうじて堰き止めていた厄災が大暴発。ブリテンの終末の火蓋が切られたのである。 予言の子:アルトリア・キャスターはモルガンの忘れ物である楽園の妖精の使命を果たしたが、 刀鍛冶の最期の力添えにより、使命を果たしてなおブリテンに帰還が成った。 新たな厄災の芽はこれによって剪まれることとなるが、既に現れた厄災は剪定されないため討ち滅ぼさなければならない。 その中でも最大規模となる「呪いの厄災」には、さしものカルデアもなすすべなく押しつぶされようとしていた。 その頃、アルトリア・キャスターは誰もいない玉座に走っていた。 玉座は12基のロンゴミニアドの発射装置でもある。 アルトリア・キャスターはモルガンの遺産である魔力と装備を使い、「呪いの厄災」へ一撃を放つ。 その威力は絶大だった。術式の創造主のモルガンであれば、確実に「呪いの厄災」へ決定打が与えられていたと考えられるほど。 しかしアルトリア・キャスターではロンゴミニアドの威力は出しきれなかった。 ならばと彼女はロンゴミニアドの術式を自らの使いやすい術式…エクスカリバーに改造して、再び命を燃やして放つ。 再度、決死の一撃。「呪いの厄災」へは先程以上のダメージが与えられ核が露出。 カルデアには「神殺し」の為の武器ブラックバレルがある。この機を逃すわけにはいかなかったが、今のマシュはブラックバレルを持っていなかった。 が、かつてのトネリコとも縁がある妖精の手によりこっそり回収されており、マシュの元に届けられる。 かくして、「神殺し」の究極武装が神核を撃ち抜いたことで、「呪いの厄災」は遂に討ち鎮められた。 モルガンの忘れ物は、予言の子と異邦の魔術師、そして最後の妖精騎士たちの手により果たされた。 しかし、真の黒幕によってブリテンは奈落へと落ちていってしまった。 過酷な旅を終えた主人公達は、これまでと同様に、名残惜しそうに「綺麗な思い出」を振り返る。 とある人物の手により、カルデア陣営は妖精の悪性をそこまで見ていなかったことが幸いした。 汎人類史からお客様が来ることもあるでしょう。 私の國はどうですか? 美しい國でしょうか。夢のような國でしょうか。 そうであれば、これに勝る喜びはありません。 妖精國ブリテンへようこそ、お客様。 どうかこの風景が、いつまでも貴方の記憶に残りますように。 汎人類史からの来訪者は知る由もなかったが、全てに絶望し、2000年間孤独であった女王の願いは、最後の最後に叶っていたのだった。 イベントシナリオでの活躍(上囲み部分ネタバレあり) イベントにはしばらく登場しなかったが、竹箒日記にてお正月の恒例レースを見てカーレースを開催することを思いつき、 妖精国初の自動車モルカーを誕生させる…という与太話が掲載され、即座にマスター達からはイベント適性を見出される。 バレンタイン個別シナリオでは妖精騎士を集めて円卓会議を開催。異聞帯での出来事はある程度水に流したようでカルデアでは仲良くやっている様子。 そして「ビルド星5等プロ級」とか「凄いのを作ります」とか真面目な顔してパワーワードを度々発するモルガンともども、妖精円卓も面白集団と発覚してしまった その際に妖精國で開催されていた『モルガン祭』の開催を匂わせており… バレンタインイベントを除くとイベント初登場となった22年春開催の「水怪クライシス 無垢なる者たちの浮島」では、 「ハベトロットを連れて勝手にレイシフトする」「現地の謎の生物「コン」を分析しつつもひたすら愛でる」というフリーダムぶりを発揮。 終盤には島全域への異変を起こした黒幕との戦いに姿を現すや、居合わせたサーヴァントたちの髪の毛一本ずつと島に埋もれていたものの正体およびコンを触媒に太歳星君を召喚し、事態を一気に解決の方向に動かすという、 ギャグ方面でもシリアス方面でも無双と言える活躍を見せた。そして悲しいかな、イベントにモルガンを出すことの難しさをマスター達が理解してしまった そしてついに22年秋~冬にてついにモルガン祭、もとい「カルデア妖精騎士杯 ~二代目の凱旋~」が開催。 アヴァロンよりやってきた「汎人類史の妖精騎士」たるブリトマートのカルデアへの召喚、そして自身の噂を聞いたブリトマートの「妖精騎士を従えし女王に仕えたい」という嘆願を聞かされたモルガンは、 自らの生前の失敗と末路、そして「もはや国すら持たぬ敗北した女王」という自分の立場から一度はそれを断る。 が、バーヴァン・シーの「どうせならデカい試練与えて、抗えない現実を突きつけて心を折ったほうが良い(こんなに熱意がある子を諦めさせるのは可哀想、チャンスを与えましょうお母様)」という意地悪(親切)な提案を聞き「大会」の開催を決意。 バーゲスト(と黒ひげ)の発想を元に前もって作っておいた巨大アスレチックステージ、その名も「明日霊血古圏」を舞台に大掛かりな体育大会が繰り広げられる事に。 これまでとこれから(上囲み部分ネタバレあり) こんにちは。貴女が私の召喚者、ですね? 私はトネリコ。雨の国の魔女、トネリコ。 植物系の魔術は苦手ですが、敵を倒す魔術、争いに備える魔術、障害を破壊する魔術には自信があります。 城の外の世界は不慣れですが、どうかよろしくお願いしますね なんと8周年記念サーヴァントとしてトネリコ兼水着モルガンとして再登場。 クラスはやはりというかキャスターに変化している。 ◆プロフィール 身長:170cm 体重:56kg 出典:アーサー王伝説、イギリス妖精史、及び異聞帯ブリテン 地域:最果てのオークニー 属性:秩序・善/秩序・中庸/秩序・夏(再臨状態により異なる) ◆ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C C B EX E A++ 【スキル】 ○クラス別スキル 陣地作成:EX 道具作成:C 対魔力:B 妖精眼:C 陣地作成のランクが上昇した一方で、他の能力は少しずつ下がっている。 ○保有スキル 雨の国の妖精:A 『アヴァロンの妖精』がトネリコ風に使われたもの。雨の国の魔女としてのスキル。 知識はあるが外界を知らない箱入りのお嬢様で、 知識欲が旺盛で、見た事のないもの、予測のつかないものに好意を持つ彼女らしいスキル。 自分の行動はきっと正しい、と明るい確信を持っている。 逆境のカリスマ:A 救世の妖精、救世主トネリコは常に弱く苦しめられた妖精たちの前に現れ、その劣勢を覆してきた。 逆境において強く奮い立ち、強大な敵を倒す姿は虐げられる者たちにとって希望そのものに映った事だろう。 通常の『カリスマ』に加えて、トネリコには追加効果が発生する。 ラスト・リゾート:A 最後の切り札にして、最高級の楽園(リゾートホテル)を造る女王の政治手腕にして、物理的な攻撃性結界。 【宝具】 『聖剣遙か夢の名残(メモリー・オブ・ロンディニウム)』 ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:10~70 最大捕捉:300人 優しい雨だけではありませんよ? 理想の国、理想の王。白亜の城に集いしは、清廉なりし無双の騎士。胸躍る幻想を、鳥は綴らん! 水鏡、最大展開! 楽園の妖精の名の下に、輝ける未来を示しましょう! 約束された勝利の剣。数多の希望は、今一つに! 『聖剣遙か夢の名残(メモリー・オブ・ロンディニウム)』!! トネリコの名に、恥じぬように! 夢想の国、無冠の騎士。白亜の城が語りしは、叶う事なき夢の名残。燃え上がる結末を、鳥は忘れず。 水鏡、最大展開! 救世の妖精である以上、全ての虚飾を祓いましょう。はや辿り着けぬ理想郷。目に映るもの、全てを灰に! 『聖剣遙か夢の名残(メモリー・オブ・ロンディニウム)』!! 救世主トネリコが夢見た、理想郷ロンディニウムの残骸。現在・過去・未来、かの地に集うはずだった騎士たちの輝ける武器を製造し、霧散させる。 霊基第一、第二専用。 内容こそ同一だが、再臨段階により微妙に意味が異なり、霊基第一の状態ではこれから待ち受けている輝かしい幻想の城、 霊基第二の状態では既に失くなってしまった夢想の城を再現する。 『希望孵す夏の水鏡(サマープール・ドズマリー)』 ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:10~70 最大捕捉:300人 大工房、解錠。 コール・アヴァロン。我が記憶の底より湧き出でよ。原初の瞬き、最果ての極光。 気に入りました。私の手に縋りつきなさい。肉体は溶けようとも、魂はこの湖に―― 『希望孵す夏の水鏡(サマープール・ドズマリー)』! 聖剣を王に与え、回収したとされる湖の妖精。 その湖を触媒にして大量の疑似聖剣を造り出し、拡散させる大魔術。 かつて希望を生んだ湖は、苛烈な女王の手によって兵器を生産する工場と化した。 宝具ランクがA++なのはアーサー王の宝具がA++なので、それへの対抗意識によるもの。強引に宝具を強化しているため、女王自身の能力は通常のものよりランクダウンしている。 霊基第三専用。 ゲームにおいてはどちらも同じ効果の宝具となる。 【人物】 前年のアーキタイプ:アースよろしく、再臨で人格に加えてアライメントまで変わる仕様。 第一再臨時のマイルームボイスでバーサーカーの自分自身に言及する描写があるため、少なくともカルデアにおいては雨の魔女トネリコとモルガンは別霊基で存在している模様。 ◆第一再臨 改めて自己紹介を。魔女とは言いましたが、私は雨の国で育った妖精です。トネリコ、というのは、王妃様に戴いた名前なんです。世界樹のように、いずれ国を見守る王女になってほしい……という。すごい目標ですよね。親馬鹿も大概だと思います。……コホン。話が逸れました。あなたは人間の魔術師、私は妖精の魔術師。魔術師同士、仲良くしていただけますか? 雨の氏族の元で育てられていた頃のトネリコ。アライメントは秩序・善。 かつて菌糸類が語った、 「ねんがらねんじゅう雨が降っているオークニーの宮殿の奥、他に誰もいない図書室であまだれの音だけを友達にして本を読んでいた少女」 というイメージをそのまま持ってきたかのような、まるで生真面目な委員長めいた気質で、 まだ悪意に晒される前のモルガンであるため、あらゆる面で純粋。あと眼鏡っ娘。 とはいえアルトリア・キャスターのような魔猪の氏族と言われる大雑把な気質も持っている。アルキャスと比較して私は知性派と語るトネリコだが、正直大差ないのであった。 ◆第二再臨 雨の音が響く図書室で、鍛錬に励むのはここまでです。ここからは、雨水に晒されながら進む、戦いの道。救世(ぐぜ)の旅を始めましょう! 2部6章でも登場した救世主トネリコ。 アルトリア・キャスターの2Pカラーのような姿からアルトリア・アヴァロン風味のデザインにリファインされている。アライメントは秩序・中庸。 性格は概ね2部6章で明示された通り。巡礼の旅で精神を擦り減らしているため荒み気味。 とはいえまだ「滅び」に至っていないため、明るさは失われていない。 ちなみに救世主としてはだいたい何でも力ずくで解決していたとか。こっちのが早い!(蹴り) 槍に童話魔術をエンチャントして物理で殴る、が一番効率的と語る彼女は紛れもなくアルキャスの同類である。魔法(物理) なお、2部6章クリア後の時系列を想定されているのか、絆を深めると、救世主としての先達として先輩風を吹かせようとする彼女に対して、 マスター(主人公)は「最終的には救えなかったじゃん」と返し、これにはトネリコも笑うしかなかったという事実が明らかになる。 基本的には後の「滅び」を知らない彼女だが、第二再臨でもう一度再臨すると朧気ながらその記憶を思い出す。 ああ……記憶が……そうでした、これはかつてそうだった姿、通り過ぎた思い出の灰。いつまでも、見ていいものではありません ◆第三再臨 一国を預かる身ではありますが、今は公務より私事を優先し、相応しい姿に着替えてみました。この姿の時は、水妃モルガン、と呼ぶように。……似合いますか? 第二段階のシリアスさを嘘のようにぶん投げたモルガン陛下。アライメントは秩序・夏。 本人は『今までとなにひとつ変わらない冬の女王』として振る舞い、そうなっていると確信しているが、 客観的にはどう見ても普段より気が緩み、テンションも高くなっている。 言動そのものは普段のモルガン同様にクールなのだが、女王より少女の面が強く出ており、端的に言えば時折可愛げが覗く。 普段より規律やマナーに厳しくなく、マスターやバーヴァン・シーが粗相をしても優しく微笑む。 隣で見ているバーゲストは「逆に怖い」と語る。 この姿の時のみ、水着イベント2023の特定章クリア&2部6章クリアを条件に絆ボイスの差し替え&マイルームボイスの追加が行われる。 絆ボイスは2部6章クリア前の時点ではマスターへの呼称は「貴様」となり、 「遊んでばかりいずに早く人理を救え(意訳)」「特定クラスばかりでごり押しするな(意訳)」と厳しめのセリフがメイン。 まだ皮肉で夫/妻と呼んでた頃をイメージしているものと思われる。 2部6章クリア後になると「あなた」呼びに変わり、お馴染みの……否、いつも以上にデレデレの恋する乙女と化したモルガンとなる。 同イベントで明らかになったが任意でトネリコの姿にもなれる様子。 マイルームボイスでも、休暇中でも変わらないバーゲストの奉仕体質に言及したり、バーヴァンシー専用のロイヤルスイートを作っていたことが判明したり、 モルガン専用のプライベートビーチを我が物顔で占領するメリュジーヌにツッコんだりと、普段よりも和やか。 また、ルーラーアルトリアを(色々成長しているためか)妹と見抜けず、服装や所作に感心する(後で真実を知ったら嫌な顔をしそうな)ものや、 汎人類史における“娘”であるガレスの水着姿を見て、特に第二霊基の水着姿を「愛くるしい」「聖槍級の可愛さ」と絶賛するものもある。なおモーさんはスルー 【ゲームユニットとしての性能】 8周年記念で実装された星5キャスター。何気に破られていなかった同クラス最高ATKを三蔵ちゃんから奪い取った。 カード構成は宝具も含めてバーサーカー版と一切変化がない。 カード性能は、キャスターにしてはAが少なめであるのを補える程度に高めのArts性能に加え、星も出せるQuickと近年のスタンダードらしく悪くないもの。 保有スキルは「雨の国の妖精」「逆境のカリスマ」「ラスト・リゾート」の3種。 「雨の国の妖精」自身にNP50%チャージ+宝具威力アップ+毎ターンスター獲得状態+味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与する。 毎ターンのスター獲得は10個・NP獲得は10%とそれなりの性能。宝具威力アップは20%と標準的。 「逆境のカリスマ」「HP状態によって適用数の変わる攻撃力アップを全体に付与し、味方全員のHPがMAXならターン終了時にスターを獲得する状態を自身に付与する。 HPMAX・MAXでないとき・75%以下・50%以下・25%以下の5段階で出力が変わり、 HPMAX時でも「カリスマ:A」と同程度の効果があり、そこからはHPが減るたびに10%ずつ強化されていく。 一方のスター獲得量は10個と、使用条件の割にはオマケ程度の数。 「ラスト・リゾート」は味方全体にNP50%チャージ+宝具威力アップ+ガッツを付与するが、バトル開始時には使用できずCT短縮をしなければ6ターン目まで待つ必要がある。 バフの持続はすべて3T。 宝具は自身に1回の無敵・Busterバフを付与してからの全体悪特攻攻撃。更に「ラスト・リゾート」のスキルCTを1進める効果と防御ダウン効果が付属する。 無敵とBusterバフは1T、防御ダウンは3T持続する。 OCはスキルCT短縮効果に対応するほか、特攻火力が宝具レベルによって上昇するアーキタイプ:アースと同じ特性も持っている。 ユニットとしてはバーサーカー時と大きく異なり非常に取り回しが難しい。 直感的に使えるのは「雨の国の妖精」くらいで、HPの状態により性能の変わる「逆境のカリスマ」と非常に強力な効果を持つが、 そもそものスキル使用に制限のある「ラスト・リゾート」はかなり癖がある。 「逆境のカリスマ」は最大出力時はなんと攻撃力+60%というとんでもない強化量になるが、勿論その分HPは少ないので倒れるリスクが増す。 追加効果を考えなくても30~40%の強化は労せず得られるので、最大出力を狙わないという戦法も十分考えられる。 同様にHPが少ないほど性能の上がる宝具を持つアンメアや土方歳三らと組んだり、 陳宮に一度射出させて能動的にHPを減らしたりと言ったコンボもある。 「ラスト・リゾート」は宝具とも連動するスキルで、全サーヴァント中でもトップのNP配布に加え、 30%もの宝具威力アップと3000回復のガッツを全体に付与するという凄まじい効果を持つが、 初めからCT5加算状態でスタートするという初の仕様からそのままの状態だと6ターン目までスキルが使えない上、再使用CTに至っては10と重い。 トネリコ(水妃モルガン)を起用する場合は、このスキルをどれだけ早く、どれだけの回数使えるかということが、 そのまま彼女をどれだけ強く運用できるかに直結するため、あらゆる手段を用いてCTを短縮することが求められる。 このため直接CTを短縮できたり宝具のOC段階アップ効果を付与できるサーヴァント(現状そのすべてが★4以上)の存在がかなり重要。魔術礼装や概念礼装によるサポートも大事になってくる。 意外なことに単騎運用も強力。宝具の回転が速まるためラスト・リゾートの使用頻度が上がり、ガッツや宝具による無敵でかなりしぶとい。 その上単騎だとHPが少ない状態で戦い続けるため、「逆境のカリスマ」が効果を発揮しやすい。 回復手段がないためコマンドコードや礼装による支援は必須になるものの、そこはどんな単騎サーヴァントでも同じだろう。 某所では単騎でORTを倒した勇者王を単騎で撃破する動画まで上がっている。 これが勇者王カマソッソを理解らせた一撃です! と、ここまで癖の強さばかり述べてきたが、その分最大限活かせたときはキャスタークラスの攻撃力低下補正を補って余りある攻撃性能に加え、 強力なサポートまでこなせる、まさに最強クラスのサーヴァントになる。 彼女を迎えられたマスターは救世主として戦って貰えるようにケアを忘れないようにしよう。 【イベントでの活躍】 専ら出番があるのは(水妃)モルガンであり、トネリコの姿はモルガンの変装としてのみ登場。 すごいのを建てますと豪語した通り、ハワトリアの西側、ワイキキからは離れた海岸沿いにプライベートビーチと超豪華ホテル「ブリスティン」を建てた。 言うまでもなく目的はマスターと二人で過ごすこと(と、妖精騎士達の保養)である。 ガウェインやガレスといった汎人類史のモルガンの子供たちにも招待状を送っているなど、割と律儀。 モルガンはここでマスターを待っていたのだが、謎丸のごとくすっぽかしていたレポートを片付ける羽目になっていたマスターに、 「作業に戻りなさい。あまり待たせないように」と一言どころじゃないレベルで足りない言葉でしか意を伝えなかったため当然ながら誤解される。 結果的にサバフェスに集中していたマスターからはモルガンの存在を3ループぶんまるまる忘れられていた。王は人の心がわからない 拗ねたモルガンは自ら波浪祭神ウミヌンノスを作ってサバフェス会場を襲撃する暴挙に出てしまった。 だって、来ないから。 こうして無理矢理マスターをブリスティンに連れてきたおかげで目的の半分は達成。 後は準備していたアースマンレースの商品として「マスターと1週間好きに過ごす権利」を用意し、 名代として出場させるメリュジーヌにトップを取らせれば合法的にマスターを独占できる…!と意気込んでいたモルガン。 しかしマスターは鈴鹿御前とともに自らレースに出場し、メリュジーヌの弱点を突いて見事優勝を掻っ攫われてしまう。 メリュジーヌは「マスター独占権」を自分がもらえるものと誤解していたため、実は計画は最初から破綻していたのだが、モルガンは知る由もなかった これにご機嫌斜めのモルガンはウミヌンノスを繰り出…そうとして辞めようとしたがうっかりハベトロットが出撃させてしまう。 こうして出現したウミヌンノスはモルガンが作り使役しているものだと自白していたため、仲間達には知れ渡っており、 お の れ モ ル ガ ン ! を合言葉にモルガン陛下(ウミヌンノス)は当然のようにフルボッコにされたのだった。 その後は最終盤になって、バーヴァン・シーが同人誌作りに行き詰まっていることを知ったマスターが再びホテルを訪れたことで再登場。 トネリコの姿で彼女達の元を訪れ、同人誌作りに協力している。そしてしれっとトネリコ・モルガンで二人分寄せ書きを書いた。 マシュとはハベトロットの魅力で意気投合しており、かつての関係を想起させている。 また、イベント最後で妖精騎士3名は彼女の存在に起因して召喚されたことも明らかになった。そんな重要設定をトンチキイベントの最後に持ってくるなよ 事件解決後はAAAの指摘(「マスターと1週間好きに過ごす権利」をマスターが取った以上、ハワトリアの1週間をマスターが過ごすために特異点を維持する義務がある)と娘の懇願もあって、 特異点を最後まで維持する役割を担うこととなった。 余談(上囲み部分ネタバレあり) モルガンが手に持っている武器は槍にも杖にも見える形状。救世主として杖も槍も使ってきた過去を思うと何かを感じ取れるかもしれない。 モルガンのクラスとして事前に予想されていたのはキャスター。また聖杯への望みがないのでルーラー、史実の逸話的にバーサーカーに適性があると予想される。果たして、プレイアブルのモルガンはバーサーカー、ベリルの召喚したモルガンはルーラー、トネリコとしてはキャスターと、予想クラスすべてを網羅する形になった。といっても、「バーサーカー」になった理由は史実とは無関係の、「そうならざるを得なかった」という空気が強いのだが。バーサーカークラスで召喚される英霊には、生前に発狂して暴れたりした逸話があることで狂化が乗りやすくなったヘラクレスのようなタイプと、あまりにも強い目的意識から、それに反する意見を聞かないために適性があるとされたタイプが存在する(項羽、ナイチンゲールや土方歳三など)。救世主トネリコのプロフィールテキストを見る限り、彼女は後者のような理由でバーサーカー適性があるとみなされたことがほぼ明確となっている。 ハベトロットとは「自分の知るトトロットではない」と理解しつつも、心を許していた仲間そっくりの彼女に対して親愛の情を抱いている。でもとんでもなく物騒な宝具を持ち込むに至ったことについてはカルデアのせいと勘違いしている。ハベトロット曰く、「よく一緒にアフタヌーンティーをしばいている」とのこと。モルガンの「お嫁さん力」が無い(=壊滅的に低い)ことには、何故か「哀しい」という感情が湧くという。 モルガンとしてはその滅茶苦茶な強さがよく描写されていたが、これはトネリコだった時からそうだったらしい。分かりやすいところで言うとカルデア陣営があれだけ苦戦した牙の氏族の長(現代のウッドワスに相当するのが過去におけるライネック)を、トネリコ一行はより少ない戦力で戦い起死回生の一撃を浴びせて実力を認めさせた。竹箒日記に曰く、『死力を尽くしても倒せず、最後(ライネック側はゲージ1個ブレイクした程度のダメージ、トネリコはHP/NPともに1+ガッツ状態)にバクチ寸前の読みあいから渾身の一撃をいれた』とのこと。これが勇者ライネックを理解らせた一撃です!以来、トネリコが本当に窮地の時に(なぜか都合良く)駆けつける自称・ライバルになったという話であった。また、アルトリア・キャスターが巡礼の旅で鐘を鳴らすたびに魔力を増しているが、トネリコはその 巡礼の旅を「複数回繰り返し完了している」ため、単純な魔力量でもアルトリア・キャスターの数倍 という計算になる。 トネリコとしてマシュを送り届ける際に、封印した地に資格を見極めるための試練を設置したモルガンだったが、最後の試練として出てくるのがアルトリア・キャスターとアーサーのシャドウサーヴァント。これが誰を意味しているかは言うまでもないだろう。結局「彼女」が「彼」をどう考えていたかは明かされていないが、少なくとも周りからははっきりと「恋人同士」として認識されていたというのだから尚更哀愁漂う。ただしトネリコはカルデアでアーサーと会っても模擬戦はやったが特別な感情を抱いてはいないらしい。 赤ん坊だったモルガンは妖精の中では穏健派な雨の氏族の王妃に保護された。雨の氏族といえどブリテンの妖精であることは変わらず、楽園の妖精を恐れていたのだが、流石に可哀想になって王女としてモルガンを大切に育て、トネリコの名を与え、トネリコは妖精たちの救済を目指すようになる。しかし雨の氏族は楽園の妖精の保護が原因で他の氏族に攻められ滅亡、本来の王女は楽園の妖精の身代わりとして処刑されるという凄惨な末路を辿ってしまった。なまじ雨の氏族に保護されて妖精たちを救いたいという感情を持ってしまった故に絶望・変節したモルガンと、ティンタジェルでいい思い出がない育ち方をした故、ある意味で妖精を突き放しつつ使命を全うしたアルトリア・キャスターは、その意味でも対となる存在だったと言える。 言うまでもないが同一人物なのでトネリコもモルガンも中の人は同じ。だがトネリコ時は明確にアルトリア・キャスターに近い声質の演技になっており、声優の本気を実感させられたというマスターも多かったとか。 モルガンは異聞帯を変えるために4000年奮闘し、そして絶望の末に2000年の間女王としてブリテンを治めていたのだが、これをベリル視点から見ると荒野に寝転がって起きたらキャメロットが出来ててモルガンは自分のサーヴァントじゃない別の何かになってたという、異世界転生もかくやみたいな状況になっていたり。また、ベリル自身も歴史改変の過程で本来の人間ではないコピーのような存在に変化していたりするらしい…。 最終的に厄災から辛うじて守られたブリテンだが、妖精がどうなったかについては何も触れられず、その後のことは異聞帯の影の中へ。とはいえ厄災で大量に死んだ上に、妖精を再召喚させている王を根絶やしにしたので、どのような末路を辿るかは推察できるだろう。 追記・修正はキャメロット前の大穴をどうにかしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 汎人類史のモルガンかと思いきや妖精国の「救世主トネリコ」が来た。 -- 名無しさん (2023-07-31 19 14 15) 異論がありませんでしたのでリセットしました -- 名無しさん (2023-08-05 14 34 19) 雨の魔女の格好して娘を見守ったりホテル経営したり夏を満喫してた。 -- 名無しさん (2023-09-13 19 14 34) サバフェス2023は実質妖精国の夏休み兼FDになってた。陛下もロイヤルホテルで夏を堪能してて文句無し! -- 名無しさん (2023-11-04 21 48 32) 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2023-11-08 19 41 43) フレンドさんのほとんどがレベル100か宝具重ねてる。愛され陛下。 -- 名無しさん (2023-11-08 20 09 58) だって来ないからは吹いた。あんな建物近寄り難いでしょうに -- 名無しさん (2024-01-29 17 14 47) そもそもカルナさん以上に言葉が足りてないせいで…生前も踏まえると治らないんだろうなぁ今後も -- 名無しさん (2024-02-25 19 32 50) ↑×2 マスターを軒並み夫扱いにしてるのかと思いきや夏イベントでがっつり本気で惚れてるのがわかって良かった。バレンタインイベントで義娘の方もそうだとわかってこれ大丈夫か?ってなった。 -- 名無しさん (2024-04-18 18 32 54) 名前 コメント
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※バージョンによってタイトルが異なるため、共通部である『~THE テーブルゲーム』までを記事タイトルとしています。 SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch Vol.1 THE テーブルゲーム ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札~ 【しんぷるしりーず ふぉー にんてんどー すいっち ぼりゅーむわん ざ てーぶるげーむ まーじゃん・いご・しょうぎ・つめしょうぎ・おせろ・かーど・はなふだ】 SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch Vol.1 THE テーブルゲーム Deluxe Pack ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札・二角取り~ 【しんぷるしりーず ふぉー にんてんどー すいっち ぼりゅーむわん ざ てーぶるげーむ でらっくす ぱっく まーじゃん・いご・しょうぎ・つめしょうぎ・おせろ・かーど・はなふだ・にかくどり】 ジャンル テーブルゲーム集 対応機種 Nintendo Switch メディア ダウンロード専売 ※通常版のみ 発売元 D3パブリッシャー 発売日 2022年2月17日 定価 2,000円(税別)Deluxeアップグレードキット:500円(税別)Deluxe版:2,500円(税別) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 なし ポイント 『SIMPLEシリーズ』定番のテーブルゲーム集ローカル麻雀や1000問以上の詰め将棋を収録無料アップデートでゲーム2種を追加だが同系統の有名作と比べると収録総数は少なめ SIMPLEシリーズ for Nintendo Switch 概要 特徴 各ゲーム個別の特徴 評価点 問題点 総評 その後の展開 概要 D3パブリッシャーの低価格ブランド『SIMPLEシリーズ』のSwitch版第1弾であり、定番作であるテーブルゲーム作品。 将棋・囲碁・麻雀などを中心としたゲームが収録されている。オフラインでの2人対戦機能あり。 2000円の通常版と2500円のDeluxe版が存在する(通常版はダウンロード販売のみ)。 通常版には12種のテーブルゲームを収録、Deluxe版はそれに加えてゲームが12→15種のプラス3種、「詰将棋」の問題が約2倍に追加されている。 差額分をダウンロード購入することで、通常版をDeluxe版にアップグレードすることも可能。 Switch発売後本作までの約5年間、D3はSwitchでSIMPLEシリーズを出していなかった。 『THE 麻雀』『THE 密室からの脱出』といった、過去にはSIMPLEシリーズとして発売されていた作品も、タイトルに「THE」を付けるというSIMPLEシリーズの特徴は守ったものの、SIMPLEシリーズ名義では3DSで2016年に発売された『@SIMPLE DLシリーズ Vol.40 THE 密室からの脱出 ~大不自然キャンプ場編~』を最後に新作は出されていなかった。 本作はそんな中、沈黙を破ってSIMPLEシリーズとして発売された形になる。 発売約8ヶ月後の10月20日に無料アップデートが行われ、「チェス」「バックギャモン」のゲームが追加された。 これにより、ゲーム収録数は10種(通常)→15種(Deluxe)から、12種→15種に増加した。 また、この更新に伴ってゲーム作中でのタイトル名には収録ゲームの列挙部分に「チェス・バックギャモン」が追加されている。 特徴 上記の通り、通常版は12種、Deluxe版は15種のゲームを収録。 通常版の収録ゲームは「二人麻雀」「四人麻雀」「将棋」「詰め将棋」「オセロ」「囲碁」「ブラックジャック」「ファイブドローポーカー」「テキサスホールデム」「花札 こいこい」「チェス」「バックギャモン」。 Deluxe版にはこれに「三人麻雀」「二角取り」「花札 花合わせ」の3種と、「詰め将棋」の問題が600問→1250問のプラス650問追加される。 いずれのゲームも後から解放される形ではなく、最初から全て遊べる。 各ゲームは、主に「フリープレイ」「対戦」「チャレンジ」「エクストラチャレンジ」に分かれる。 「フリープレイ」はルール、対戦の長さ、CPUの強さなど、条件を自由に設定してプレイができる。 「チャレンジ」はルールや対戦形式などが固定されており、指定の条件で勝利することでクリアとなる面クリア形式のモード。 「エクストラチャレンジ」は「チャレンジ」と同様に特定の条件でプレイするモードだが、「チャレンジ」をある程度遊ばないと解放されない。 「将棋」「オセロ」「囲碁」「チェス」「バックギャモン」の5つについては、2人プレイヤーでの対戦が可能。 Joy-Conを各プレイヤーそれぞれで持ってのおすそわけ対戦と、画面をタッチしての対戦が選択できる。 ゲームごとに個別の実績を持っており、チャレンジ面のクリアや特定の条件達成で解放できる。 実績の開放度に応じて、各ゲームで「素人」~「○段」~「名人」の段位が認定される。 各ゲームそれぞれについて個別に、BGMや画面のデザイン等をカスタマイズできる。 BGMのほか、プレイ中の背景、麻雀牌やトランプの裏面、麻雀卓や囲碁盤・将棋盤の表面などが選択できる。 万人向けの定番テーブルゲーム作ということで、模様に派手なものやキャラ物はなく、色替えやシンプルな模様ばかりである。 カスタマイズ要素は、前述の実績を解放した際の特典として徐々に追加される。 各ゲームの簡単なルール説明も収録されている。対戦中でも見ることが可能。 各ゲーム個別の特徴 各ゲームのゲームとしてのルールは基本的に省略。 麻雀(二人麻雀/三人麻雀/四人麻雀) 三人麻雀のみ、通常の麻雀の他に、ローカルルールの「関西麻雀」「京都麻雀」を選べる。 専門の麻雀ソフトでもしばしば見られるが、「萬子の2-8牌なし」「七対子四枚使いあり」等の「関西麻雀」、「字牌がない」「得点計算が大幅に異なる」等の「京都麻雀」のルールは中々に強烈。 二角取り このゲームにはフリープレイがなく、15~20面1セットのチャレンジモードのみが用意されている。 その他、ゲームオーバーになるまで連続で面をプレイし続けるエンドレスモードも存在する。 将棋 駒落ちは「香落ち」「角落ち」など7種類設定可能。 「待った」が使用でき、1手だけ前に戻すことができる。 詰め将棋 通常版では1手詰めの問題を500問、3手詰めの問題を100問収録。Deluxe版ではさらに1手詰め500問と3手詰め150問が追加される。 各問で動かす駒を1手でも間違えた場合は、相手の手を待たず即座に「GAME OVER」と表示されやり直しとなる。 オセロ 将棋と同様に「待った」が可能。 囲碁 手合(ハンデ)は互先・定先と二子~九子の置石を選択可能。 盤面は9路盤・13路盤・19路盤を選べる。 トランプ(ブラックジャック/ポーカー/テキサスホールダム) ゲームを始めた時点でコインが各プレイヤーに配られ、それを賭けて進行する。最初に持っているコイン数と規定ゲーム数、1ゲーム当たりの規定BET数を設定できる。 規定ゲーム数が終わる前にコインが無くなったプレイヤーはゲームから脱落。操作しているプレイヤーが脱落した場合はその時点で終了(チャレンジモードの場合は失敗)となる。 「テキサスホールダム」のみ日本では比較的マイナーなゲームなので簡単に紹介すると、一般的なポーカーのように各プレイヤーが手札5枚を入れ替えて役を作るのではなく、場に全プレイヤー共有のカードがあり、その共有カードと各プレイヤー2枚ずつの手札を合わせてポーカーの役を作るゲームである。 花札(こいこい/花合わせ) 特になし。 チェス 将棋と同様に「待った」が可能。 チャレンジモードでは「○○手以内に勝利」という手数制限が設けられている。手数制限内の残り手数がハイスコアとして記録される。 バックギャモン 目標得点を1~25点の間の奇数いずれかで設定してゲーム開始する。各ゲームの勝利得点の合計が目標得点に早く達した側が勝利となる。 評価点 各ゲームのルール設定は一通り揃っている。 将棋は振り駒や主な駒落ちを網羅、囲碁は手合のほか9路盤・13路盤・19路盤を選択可、花札は雨流れや雨四光のあり無しを設定可、バックギャモンはダブルに関してクロフォードルールの有無を設定可など。ランダム設定もできる。 特に麻雀は焼き鳥や喰いタンといった基本的なローカルルールのほか、関西麻雀や京都麻雀を収録、CPUについても強さ弱さ以外に手役の傾向設定(ランダムも設定可)もあったりと、麻雀だけでも3つ収録しているだけに、この辺りはそこそこしっかりしている。 BGMも、初期状態の8曲以外は実績の解放が必要ではあるが、23曲とまあまあの数。 詰め将棋の問題数は多い。 後述の問題はあるが、1250問という問題数は評価すべきだろう。 実績は無理のない範囲に収まっている。 この手の作品だと実績が適当で、機械的に実績を設定したため作業、運ゲーじみた実績が多数並ぶものもしばしば見られるが、そういった問題はない。 ポーカーの実績を例に挙げれば、ワンペアやツーペアは10回達成の実績があるが、滅多に揃わないストレートフラッシュやロイヤルストレートフラッシュは1回達成すれば終わりだったりと配慮はされている。 リバーシが「オセロ」名義で収録されている。 「オセロ」はメガハウス(旧・ツクダオリジナル)の登録商標であり、任天堂の『世界のアソビ大全51』等も含め、多くのゲームが一般名称の「リバーシ」で収録しているが、本作はメガハウスの商標を得て「オセロ」として収録している。 SIMPLEシリーズへの「オセロ」名義での収録としては、3DSの『@SIMPLE DLシリーズ Vol.17 THE オセロ』以来。 問題点 収録ゲーム数が少なめで、かつ対戦機能も少ない。 2000~2500円のロープライス作ではあるが、それでもテーブルゲーム12~15種は率直に言ってやや少ない。「二人麻雀」「三人麻雀」「四人麻雀」はあくまで1つの「麻雀」であるだけに余計にである。 オンライン対戦不可に加え、麻雀やこいこいと言った2人対戦用のゲームの一部に対人戦が付いていないものもある。 特に、1年半近く前に約4000円で『世界のアソビ大全51』が出ており、否応なくそちらと比較せざるを得ない。 ローカル麻雀・囲碁・詰め将棋といったあちらに無くてこちらにあるゲームも存在する、ある程度細かいルール設定ができるなど何から何まで負けているという訳ではないが、50作近くが収録されておりオンライン対戦もできる同作にはボリューム感でかなり後れを取っている。 チャレンジモードをクリアしていけばプレイ時間自体は長く遊べるが、なにぶん同じゲームを細かいルールだけ変えて何度も遊ぶだけのモードなのでボリュームがあるとは言い難いところ。 PS2時代に発売された、『SIMPLEシリーズ』初の『THE テーブルゲーム』も2000円で11種だったが、そちらはストーリーモードがあったり、ハード発売1年ほどで発売されていたりと本作とはやや事情が異なる。 ゲーム操作部分にアナログスティック非対応のものがある。 将棋など、メニューまではアナログスティックで選べるのだが、個別のゲームでの盤面の操作などは方向キーでないと反応しなくなる。 画面タッチにも対応しているとは言え、単純に不便。 各ゲームのルール説明の精度に差がある。 役の概念がある麻雀や花札はイラストの説明があり独自の用語集を付けているなど比較的ちゃんと説明されているが、他のゲームはかなり説明が雑。 囲碁を例に取れば、石の置き方や勝敗の決め方だけで陣地の決め方が書いていないなど、肝心のものが丸っきり抜けている。重要なルールについても2、3行で説明してあり、これで未経験者がルールを理解するのは無理だろう。 総評 SIMPLEシリーズ定番のテーブルゲーム集から良くも悪くも逸脱していない出来。 基本的なテーブルゲームをいずれも問題なく楽しむことができる。 だが、やや少な目のボリュームはやはり気になる。 アップデートで2種類追加されたことで改善がなされ、他にもローカル麻雀の収録など、見るべきところも感じられなくはないのだが、独自の魅力に乏しいこともあってフォローとしてはまだ不足。 せめてSwitch黎明期であれば役割もあったのだろうが、発売時期的にも遅きに失した感があり厳しい。 ここに来て『SIMPLEシリーズ』のブランドを再度投入した以上、今後の作品で巻き返しが欲しいところである。 その後の展開 2023年1月26日にOneで、同年5月25日にはPS5/PS4でさらなる移植版『THE テーブルゲーム Deluxe Pack ~麻雀・囲碁・将棋・詰将棋・オセロ・カード・花札・二角取り・チェス・バックギャモン~』がダウンロード専用タイトルとして発売された。 PS5/PS4版は『THE 麻雀』以来9年ぶりとなる『SIMPLEシリーズG4U』からの発売となる。内容としては、新たにチェスとバックギャモンが追加されている。
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登録日:2012/01/16 Mon 06 40 50 更新日:2024/04/15 Mon 15 51 20NEW! 所要時間:約 18 分で読めます ▽タグ一覧 Apocrypha FGO Fate GO TYPE-MOON 「男か女かなんてついてるかついてないかの違いだよ」 お調子者 かわいい ←だが男だ こんな可愛い子が女の子なわけがない ちんこ アストルフォ ウサミミ サーヴァント シャルルマーニュ伝説 シャルルマーニュ十二勇士 ジャンヌのライバル スカポンタン セイバー ツンデレ バイセクシャル ペロペロ禁止 ライダー 三つ編み 両刀 僕は君の剣 大久保瑠美 女の子じゃないって言ってるだろいい加減にしろペロ! 最萌のサーヴァント 男の娘 真のヒロイン 萌え EX 騎士 魔笛 黒の陣営 ――だけどまあ、ボクはこの為に召喚されたんだし。しょうがないったらしょうがない、ようし、やってやるかっ! 『Fate/Apocrypha』に登場するサーヴァントの一人。 クラスはライダー。 キャラクターデザイン:近衛乙嗣 設定制作:近衛乙嗣・星空めてお CV:大久保瑠美 真名:アストルフォ マスター:セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア→ジーク 身長:ちっちゃくないよ!164cm 体重:秘密(はぁと)56kg 属性:混沌・善 スリーサイズ:B71/W59/H73 性別:――――le secret♪ 血液型:不明 誕生日:不明 特技:火事場の馬鹿力 好きなもの:この世全て 苦手なもの:潤んだ瞳で訴えかける系の生物 イメージカラー:ローズピンク 天敵:なし ステータス(企画段階) 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 D D B C A+ Ctriste(悲しい)…… クラス別スキル 騎乗:A+ 騎乗の才能。獣であるのならば、幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。 対魔力:A A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではアストルフォに傷をつけられない。 宝具である『本』によってランクが大きく向上しており、通常はDランクである。 保有スキル 理性蒸発:D 理性が蒸発しておりあらゆる秘密を堪えることができない。味方側の真名や弱点をうっかり喋る、大切な物を忘れるなど最早呪いの類い。 このスキルは「直感」も兼ねており、戦闘時は自身にとって最適な展開をある程度感じ取れることが可能。 怪力:C- 筋力を1ランクアップさせることが可能。ただし、このスキルが発動している場合は1ターンごとにダメージを負う。 魔物・野獣と言った特性を持つ者のみが保有出来るスキルという設定なのだが、Twitter企画によると彼の場合は理性蒸発によるリミッター解除との事。 ぶっちゃけ設定ミスのようだが作者によると突っ込まないで欲しいらしい。 単独行動:B マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。 《 人物 》 真名はアストルフォ。 フランク国王に仕える武勇に秀でた12人の配下『シャルルマーニュ十二勇士』の騎士(パラディン)の一人。 設定ではイングランド王の子にしてリナルドの従弟となっていたので、恐らくオットーに嫁いだ母親がシャルルマーニュの親族であると云われている。 この世に並ぶもの無き美形ながら、「理性が蒸発している」と例えられるほどのお調子者。 冒険好きのトラブルメーカーで、どこにでも顔を出し、トラブルに巻き込まれ時には巻き起こす。 悪事を働くという概念がなく、好き放題暴れまわるが最悪の事態には踏み込まないというお得な性格。 一見するとピンク髪の三つ編みにスカートと美少女な外見だが、性別は男。いつもの女体化かと思ったらなんと男の娘。 こんな可愛い子が男の子なわけがない。 もしかしたら男設定は誤植で本当は女の子かもしれない! 一応、顔が美しい騎士という伝承はある。それだけでおにゃのこ顔にされてしまうのもアレだが可愛いからおk。 また王女と見紛らう頭飾りは、傷心の盟友・オルランドの狂乱を鎮める為の不可抗力の友情の証なんだからね、とは本人の弁。 私服は女性のものを好んで着用し、平然とスカートを履きこなす。 男性のものでも着用に抵抗こそないが、「地味なものが多いからイヤ」らしい。 ちなみに、アホの子だが月だとちょっと賢くなる。多分。 《 伝承 》 伝承では金持ちでハンサム、だけどおっちょこちょいという憎めない人物。 功名心が強いのか好奇心旺盛なのか、本編を通じてほとんどどこかに冒険に出ている。 その度にトラブルに巻き込まれたり、起こしたり、解決したりと結構な活躍である。 また狂ったオルランドを正常な状態に戻したのも彼の活躍のお陰である。 アストルフォ「べ、別にアンタのために頑張ったわけじゃないんだからねっ!!」 オルランド「デュフフwwwアストルフォたん可愛いのぅwwwペロペロwww」 ライダー適性なだけあって様々な騎乗獣に乗ったエピソードがあり、有名なのはヒポグリフ(ただし月に行った時は乗ってないが)。 ただそのボケ役的なポジションのせいか、あまり話に緊張感がない。もちろんこういうキャラがいないと面白みに欠けるので必要不可欠な存在である。 あまり腕前はよくないが不思議アイテムで切り抜ける(並みの騎士よりは強いであろうが)。 そんな武勇と愛嬌のあるアストルフォも運命から逃れることは出来ず、 裏切りの騎士・ガヌロンの仕組んだ罠に飲まれ、異国の地ロンスヴァルで生涯を終わらせるのだった。 ちなみに、カール大帝によると彼はもちろんのことシャルルマーニュ十二勇士の伝説は、すべて吟遊詩人の吹聴したほら話であるとのこと。 十二人の精鋭がいたことは確からしいが、それだけである。 《 宝具 》 伝説では 触ったものを転倒させる魔法の槍 あらゆる魔法を打ち破る攻略法が記された攻略本 相手を吹き飛ばす角笛 身体の前半身が鷲で後半身が馬の幻獣ヒッポグリフ など装備に恵まれており、作中でもこれら全てを宝具として備えている。 〇『恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)』 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人 音色を聞いた者が恐怖で逃げ出すという魔笛。 善の魔女・ロジェスティラがアストルフォに与え、ハルピュイアの大群を追い払うのに使用された。 企画段階では、魔術に抵抗力のある英霊なら留まることも出来るが、並の魔術師が耐えることは難しい、というそこまで大した宝具では無かった。 しかし、小説版では企画段階とは大きく異なり、大きく吸い込んだ息を角笛に向けて吐き出す事で、 龍の咆哮・巨鳥の雄叫び、神馬の嘶きに比肩するほどの魔音を発生させ、レンジ内に存在するものに爆音の衝撃を叩きつけるという極めて剣呑な広域破壊兵器となり、 純粋な音波によって竜翼兵(竜牙兵と妖鳥を合わせた代物)100体を一瞬で消し飛ばせるほどの威力を誇る、彼にとっての切り札となった。 ちなみに対象のHPがダメージ以下(オーバーキル)だった場合、塵になって四散する。 通常時は腰に下げられるサイズだが、真名解放時はアストルフォを囲うほどの大きさになる。 おっきい笛を必死にぷーぷー吹いてるアストルフォタンハァハァ アストルフォタンが吹いた後の笛ペロペロ 〇『触れれば転倒!(トラップ・オブ・アルガリア)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:1人 「!」までが宝具名。 カタイの王子・アルガリアが愛用した馬上槍。アルガリアが落としていったものをパクった。 伝承では触れた者を転倒させる槍として伝えられており、この宝具は殺傷能力こそ低いものの、槍に触れた相手を転倒させ、立ち上がれなくする効果がある。 本来霊体であるサーヴァントに使用した場合は、膝から下を強制的に霊体化させて同様の効果を付与する。 この転倒から復帰するためにはLUC判定が必要なため、失敗すればバッドステータス「転倒」が残り続ける。 ただし1ターンごとにLUCの上方修正があるため、成功はしやすくなる。 概念による干渉を削減する輩はともかく、化け物染みたタフさが売りの輩にはこの上無くよく効く。 ちなみに生前のアストルフォは、この槍の効果を知らず、「ボクが無意識に封印していた力が“覚醒”したんだね!」とか思っていたそうな。…厨二病? 〇『魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)』本来の真名は『破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)』 ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 こちらも魔女ロジェスティラから譲り受けた、全ての魔術を打ち破る手段が記載されている書物。 所有しているだけで、自動的にAランク以下の魔術をキャンセルすることが可能。 固有結界か、それにきわめて近い大魔術となるとその限りではないが、その場合も真名を解放して、書を読み解くことで打破する可能性を秘めている。 …………が、アストルフォはその真名を完璧に忘却している。 適当に『魔術万能攻略書(ルナ・ブレイクマニュアル)』って感じの名前だったような気がする、と言っていたが、結果かすりもしていなかった。 狂気の道標である月が隠れ、アストルフォが理性を取り戻す新月の晩のみ、その真名をアストルフォが思い出し真名開放を行うことが出来る。 〇『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 キミの真の力を見せてみろ! 『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』! アストルフォの愛馬。上半身がグリフォン、下半身が馬という本来「有り得ない」存在の幻獣(*1)。 ジェット機並みの物凄い速さで飛行し(当人曰く「びゅーん」)、ただ飛ぶ分には魔力消費も左程無い便利なペット。 神代の獣であるグリフォンよりランクは劣るものの、その突進による粉砕攻撃はAランクの物理攻撃に匹敵する。 本来有り得ない存在であるヒポグリフは、真名開放を行うことで非現実の存在としての属性を強調させ、幻想種達が消えた世界の裏側に戻るが、 仮とは言えこの世の側の存在であるアストルフォによって現実へと引き戻される。 そしてその一瞬の消失が 次元跳躍 として機能し、あらゆる干渉を無効化する。 《 『Apocrypha』での活躍 》 Apocrypha本編では黒のライダーとして参戦。 お調子者ではあるものの、黒の陣営ではケイローン先生と並ぶ人格者であり、英雄らしい人格の持ち主。 自分がやりたくないと思ったことは絶対にやらないが、助けたいと思えば無償で人を助けることも厭わない。 ぶっちゃけ聖杯にかけるような願いはなく、単に二度目の生を楽しむために召喚に応じただけで、 他に深刻な願いを持つ者がいるようなら喜んで聖杯を譲ろうとさえ思っている。 そして現世をエンジョイしつつ呑気に過ごしていたのだが、ある時脱走してきたホムンクルスと出会う。 ユグドミレニア一族はゴルドが実現したパスの分割によってホムンクルスからサーヴァント維持のために必要な魔力を抽出しており、 彼もまたそんなホムンクルスの一体だった。 元々そのやり方に嫌気がさしていたアストルフォは彼を助けることを決め、ケイローン先生と共に彼を匿い、 スパルタクスの襲撃の混乱のどさくさに紛れて彼を城外に逃がす。 そしてそれを追ってきたゴルドによって彼は致命傷を負ってしまうが、 それを嘆くアストルフォの必死の訴えに心を動かされたジークフリートは自らの心臓を彼に与え、消滅した。 その後、彼を一人で逃がしミレニア城塞に戻ったアストルフォは、ケイローン先生が関わっていたこと以外のすべてを洗いざらい正直に話し、 ヴラド三世の怒りを買って投獄されてしまったが、 それでも彼を助けられたことに満足していた。 そして、セミラミスの宝具『虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)』で直接乗り込んできた赤の陣営との総力戦において解放され、ヒポグリフで空中庭園に乗り込もうとするが、 ホムンクルスたちを死なせることを嫌ったアストルフォは真名解放を行わず、撃ち落とされてヒポグリフを使用不能にしてしまう。 そしてその直後にモードレッドに出くわし、追い詰められてしまう。 そこにホムンクルス改めジークが救援に現れるが、彼もまた敗れ殺されてしまう。 しかしその直後にフランケンシュタインが発動させた『磔刑の雷樹(ブラステッド・ツリー)』の影響によってジークが復活。 『竜告令呪』によってジークフリートの力を再現したジークはモードレッドと互角に渡り合う。 しかしそれを見たアストルフォは「自分の弱さが彼に平穏を選ばせてあげることができなかった」と激しく後悔し、「彼を助ける」という願いを持つに至るのだった。 …うん、もう完全にヒロインだよねこれ。 あまりにもヒロインオーラを出しているため、誰かさんはまだ見ぬ読者に媚を売るべく魔法少女と化したのであった。 ちなみにジークは一応『彼』とアストルフォを男性だと認識しているが、 ジークをめぐる恋のライバル(?)からは『貴女』と、完全に女性だと勘違いされていた。(*2) ジークに対する態度も完全に恋する乙女そのものであり、一緒に出かけたいと駄々をこねたり、布団に潜り込んで彼の下半身にしがみついたりもする。 だが男だ。 ちなみに本人としては性差などどうでもいいらしい。まず好きになる事が大前提で、好きになったなら相手がどっちだろうと構わないのだとか。(*3) ジークに性欲(というか生殖機能自体あるかどうか分からない)がなかったため、アッー!な展開にはならなかったが、 好きな相手から求められたのであれば、当人が同性であっても関係なく、喜んで相手を務めるという。 だが、それが逆に彼のマスターの逆鱗に触れた! 魔力供給用の電池扱いしていたホムンクルスに自分のサーヴァントをNTRたとブチ切れたセレニケは、その加虐心をむき出しにして令呪を発動。 内容は、アストルフォの手でジークを殺せ、という完全にいやがらせ以外の何物でもないが、その効果は抜群であり、 涙目になりながら対魔力全開でその命令に逆らうアストルフォの表情に、サディストのセレニケは大歓喜。 サディスティックな笑みを浮かべて更なる令呪をもってジーク殺害を命じようとした瞬間、 たまたま近くに来ていたモーさんによって背後から首チョンパされ、セレニケは興奮の中、何が起きたかも分からずに脱落するのであった。 その後マスターを失いはぐれサーヴァントとなったアストルフォだったが、普通の令呪としても機能する竜告令呪を持つジークと再契約。 まさかの主人公のパートナーサーヴァントとなり、 続くアヴィケブロンの裏切りによるゴーレムとの戦いにて、ケイローン先生、モーさん、ジークとの連携によりこれを撃破。 その後も街でジークとデートしたり、ジャンヌに裸を見られたりとフリーダムに活躍。 その一方で王に仕える臣下としての立場からモーさんが目指す王のあり方について切り込んだりと、 シリアスもギャグもこなす万能ヒロイン(?)ぶりを見せつける。 最終決戦では難攻不落の『虚栄の空中庭園』攻略のカギを握るキーパーソンとして、 新月によって取り戻した理性によって宝具『破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)』を使用し、空中庭園に突入。 愛馬のヒポグリフ共々傷だらけになりながらも迎撃システムである『十と一の黒棺(ティアムトゥム・ウームー)』を全て破壊する事に成功。 その後はケイローン先生との約束によりジーク達への助力を請け負っていたアキレウスから託された宝具『蒼天囲みし小世界(アキレウス・コスモス)』を持って、ジークとカルナの決闘へと乱入。 カルナの『日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)』からマスターを守り抜き、ジークの勝利に貢献する。 エピローグでは、決戦を終えた後に竜となって聖杯と共に世界の裏側へと消えたジークとのラインがまだ残っているらしく、座に戻らずに現界し続けており、 赤と黒の両陣営のサーヴァントと2人のルーラーの所縁の地を巡ろうと考えており、その巡礼が終わった後はいつか自分のマスターと再会するつもりでいる。 ちなみに、『Fate/Apocrypha material』では当然のようにサーヴァント時と私服のイラストで4ページを獲得し、 女性サーヴァントのスタイル比べのラフ画でも当然のように混じっていた。 《 Fate/Grand Orderにおいて 》 TYPE-MOON制作のスマホゲーム『Fate/Grand Order』にもサーヴァントとして登場している。 アストルフォ(騎) レア度は☆4。狙って出すのは難しいが、幸い恒常枠なので思わぬところで引けるかもしれない。 原作通りのライダーで、イラストも近衛先生のものが採用されている。 バトルモーションはというとやっぱり逐一あざと可愛いモーションが満載で、立ちポーズすらちょっと腰をかがめた可愛らしいもの。…腰痛めそう?言うな。 ちなみにCVはどこぞのエリちゃんさんと同じく大久保瑠美さんが担当している。やっぱり女性声優じゃないですかやだー! 宝具は『この世ならざる幻馬』が採用されており、効果は「敵全体に強力な防御無視攻撃+自身に回避状態を付与(3回)+スター獲得〈オーバーチャージで効果UP〉」と非常に高性能。 特に3回回避が強力で例え単騎になったとしても相手が強化解除や即死、必中(or無敵貫通)を使ってこない限りは確実に1ターンを凌げる。 例えNPが0に近くても令呪を使えば即宝具が使用可能なので緊急回避にも使える。 …なのだが、これだけ高性能な宝具を手にした反動かATKが低めに設定されているうえ、ライダークラス初のQuick3枚持ちにも関わらず、どの攻撃も最大でたった2hitしかしないのでスターもNPも打点もろくに稼げず、無策では足を引っ張るばかりになりがち。 そればかりかアストルフォだけ被弾時のNP増加量も落とされているという有様で、NP効率に至っては極めて劣悪。 幸い、ライダークラスはスターが一番集まりやすいのでスター生産が得意なアサシンクラス等と組めば 『単独行動:B』(クリティカル威力アップ)により火力の低さはある程度補える。 さらに、『怪力:C-』(1ターン自身の攻撃アップ)と『触れれば転倒!:D』(敵単体を確率でスタン)は使いやすいのだが、『理性蒸発:D』が曲者。 これは「3ターンの間、確率でスター獲得・スター発生率アップ・クリティカル威力アップする」スキルなのだが、3つの効果それぞれがランダムで発動する仕様。 全部発動する時もあれば1つも発動しない時もあると言うかなり不確定要素を孕んだスキル。 スキルレベルを上げても強化の上昇値は上がるが成功率そのものは変わらず、「確率で自身を強化」するバフの『皇帝特権』とは違い、 「確率で自身を強化する状態」を付与するバフなのでオジマンディアスの『太陽神の加護』(味方のバフ成功率アップ)による補佐も出来ない仕様。 強化そのものを狙うよりも、成功すれば良いな、ぐらいの心持ちで使いたい。 なお、初登場時は「カルデアボーイズコレクション」ということで完全に男扱いだったが、プロフィール画面では本人の希望により『???』と表記されており、 バトルでもデオンと同じく「性別不明」として扱われるため、性別に関係する効果を受けないと言う特徴がある。 これは性別を限定したタイプの魅了スキル(ディルムッドの『愛の黒子』など)の影響を受けないというメリットがある反面、 タマモちゃんサマーや中の人が同じランサーが持つ性別限定のバフスキルの対象にならないというデメリットもあるので注意。 なお、中性的ではなく男女両方の要素を持つという扱いなのか、男性限定・女性限定のクエストにはどちらにも参加でき、バレンタインイベントではチョコをもらうことも渡すこともできる。 2人とも黒髭の『紳士的な愛』の追加効果は受けるだって?そりゃ黒髭だから当たり前…女性のみボーナスの魔法少女イベントでもボーナス貰ってた? …知らん(目そらし) とまあ、可愛いし宝具は強いが使いにくいサーヴァント扱いされ続けてきたアストルフォだったが、 実装された幕間の物語をクリアすると『理性蒸発』が強化され、ランダムなのは変わらないが効果ターンが増え、NPチャージ効果が追加(最大レベルで50%チャージ)。 アストルフォの欠点であったスター生産能力のなさやNP回収効率の劣悪さにフォローが入り、扱いやすさがグンと上がった。 さらに、強化クエストで元々強力だった宝具もランクアップ…と、今では(育て上げ、強化も全て行うと)☆4相応の活躍を発揮するようになった。 幕間は第3段階(&絆レベル3以上)まで、強化クエストは第4段階まで霊基再臨しないと解放されないので、それまでは上述した通りの扱いにくいサーヴァントのままではあるが、 アストルフォが好きなマスター、もしくはライダーが足りないマスターは、是非とも根気良く育ててあげてほしい。 ちなみにQメインサーヴァントなのでスカディシステムしたいところだが、通常攻撃が1-2ヒットまで&宝具も1~3ヒットと、 NP効率が皆無に等しい のでリチャージは絶望的。 その代わり宝具の色を自在に変えられるスペース・イシュタルを除くQ全体宝具のサーヴァントで唯一のNP50チャージスキルを持つため、 Wスカディとオーダーチェンジ孔明、凸カレを組み合わせると相手のクラスに関係なく宝具が3連射できる。 もちろんカードバフはしっかり乗るので火力底上げ的な意味での相性も良い。 + メインシナリオネタバレ とまあFGOではこんな塩梅のアストルフォだが、肝心のメインシナリオではというと…… ……まさかの出番なし。 そう、第一部終了時点の現在でメインシナリオに出番が設けられていないのである。 大量のサーヴァントが救援に駆けつけ、イベント限定サーヴァントすら集結した終章ですら出番を貰えていなかったのだ。 終章までアストルフォと同じく、マタ・ハリもまた出番がなかったのだが彼女はイベントサーヴァント(と一応二章にいたはずのタマモキャット)と一緒にⅩの座のストーリーにて登場している。 むろん、他にも終章に登場していないサーヴァントはいるのだが、 基本的にはヴラド三世(ランサー)や子ギルのように別側面のキャラクター、水着やサンタなどの衣装替えキャラであり、 それ以外ではアルトリアやアンリマユのように伏線や謎が回収されていない冬木に特に縁深いサーヴァント (特に明確に味方として縁を結んだクー・フーリン(キャスター)が登場していないのが特徴的) と未登場である事そのものが伏線と思われるキャラクターばかりである。 アストルフォにそういった理由が見いだせるかといえばそうでなく、 というか同じ出典のジャンヌたち実装済Apocrypha勢はしっかり登場している。 イベントで実装のサーヴァントだからといえば別にそうでもなく、同じ境遇の天草はきちんとⅩの座に顔を見せた。 このためメインストーリーではなかなかに不遇な目に合っている事に。 現在セミラミス、ケイローン、アキレウスなど未実装のApocrypha勢がそれなりに残っている為に 彼らに合わせて断章や第二部で出番がある事を祈るとしよう。 …とかなんとか言ってたら1.5章「アガルタの女」でデオンと共に主人公の同行サーヴァントとして登場。 性別的にも言動的にもフリーダムであざと可愛いアストルフォが見られるよ!やったね! 二部6.5章であるトラオムでも登場する。 アストルフォ(剣) わっはっは! わーはっはっは!来たよ来たよついに来たとも!クラス、セイバー! アストルフォ!ホントホント、ホントに最優のセイバーだってば!何だったら出るとこ出てもいいから!コホン。ともかくよろしくね、親愛なるマスター! ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C+ C A B A++ B クラス別スキル 騎乗:A 騎乗の才能。クラス変更で少し下がる。 対魔力:A A以下の魔術は全てキャンセル。事実上、現代の魔術師ではアストルフォに傷をつけられない。 相変わらず本を持つのでランク据え置き。 保有スキル 破却宣言:C 恐慌呼び起こせし魔笛:C 宝具がスキルになったものなので省略。上記参照のこと。 威風堂々たる凱旋:EX 宝具 〇僥倖の拘引網(ヴルカーノ・カリゴランテ) 月を見上げる兎とて、理性の無い時もある。暴れる巨人をとっ捕まえて、勇気凛々行進だ! 行っくぞー!『僥倖の拘引網(ヴルカーノ・カリゴランテ)』! ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人 巨人カリゴランテが仕掛けていた神をも捕らえる網。 ……だったのだが、アストルフォの角笛によりカリゴランテは恐慌に陥り逃走。 自爆した形で、この網に引っ掛かってしまった。 紆余曲折あって、網はアストルフォがセイバークラスへと霊基変化した際に剣へと鍛え直された。 鞭剣、または蛇腹剣とも称されるそれは、全戦士のロマン武器である(断言)。 〇分別なき偶像暴走(クレイジートリップ・ドライブアイドル) ランク:B+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:0~99 最大捕捉:1人 封印されている第二宝具。 ライダーとして召喚された場合に使用可能なヒポグリフの力を発動するもの。 どこにでもいるしどこにもいない、虚数的存在となって敵陣を撹乱する。 具体的に言うと、アストルフォが多重分身となる上に、本物がいたりいなかったりいても攻撃を喰らわなかったりする。 さらに最悪なことに一定時間が経過すると、アストルフォは倍々ゲームで増えていく。 百人近いアストルフォがワイワイキャーキャー暴れる様は、一部サーヴァントにとっては悪夢のようだとか。 忘れられがちだがシャルルマーニュ十二勇士であるのでセイバーで召喚することもできるアストルフォ。 しかし十二勇士の中でも弱いと噂されるアストルフォを最優のセイバーとして召喚する物好きはあまりいなかった。 セイバーになって騎士度がアップしたので普段より5%くらい礼儀正しく、5秒くらい長く理性を保つことができる。 お辞儀をする角度も5度くらい深いし、5倍の力で手を握り締めてくれる。レアリティも星5になった。 割と初期の頃から噂されていたセイバーアストルフォ、まさかのクリスマスで登場。 「本」を真名で使えるので理性が蒸発していない状態であるらしく、マイルーム台詞でもそのことについて言及がある。 ただし考えるのがめんどくさいという性分からあまり違いはない。というかセイバーになって調子に乗ってるので下手したら悪化してる。 ボクは君の剣! 性能面では沖田さん以来のQ単体セイバー。意識してるのかしてないのか勝利セリフもパクった。 カード構成もカード性能も同じ十二勇士仲間のブラダマンテに非常に近いが、あちらよりQ性能が低め。 スキルは持ってくる宝具の優秀さからかやけに高性能であり、微妙なカード性能をスキルや2枚に増えたArtsでのチェインなどで補っていく持久戦向きタイプで、この点沖田さんとは対照的。 宝具は事前にQバフが入り、追加効果で宝具封印を付与する。ヒット数が多いため星は結構出るが、リチャージは相変わらず乏しい。 《 アニメでのルーラーことジャンヌに裸披露の件 》 アニメ版にて風呂上がりの際、ルーラーことジャンヌに思いっきりフルチンを披露してしまっている。(猥褻物陳列罪なためリアルでやっちゃいけないが、バイトテロなどを犯す『現実と非現実を区別できない』人も少ないため、念のため。) ジャンヌからしたら、好いて婚約したい相手でもない男の性器見せつけられたセクシャルハラスメント被害者である。しかし、アストルフォは反省どころか笑い飛ばしていた。同じ過ちを他の女子へ繰り返さないか心配。 成人男性からして、おそらくは巨根はあれど粗チンの可能性は低いと思われる。包茎か否かは未知数だが、アストルフォの印象からして、包茎から剥けているとはイメージしづらい。陰毛も、脚のスネ毛目立たぬ体毛の薄さ、アストルフォの性格からして律儀に剃る習慣は考えづらいからして、おそらくは細くてまばらでほとんど生えてない可能性が高い。 《 主な人間関係 》 セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア 『Fate/Apocrypha』におけるマスター。 本作発売前にネタでアストルフォペロペロと発言する読者がいたが、ホントにペロペロしちゃった人。 実体化し続けることを許可してくれたのには感謝しているが、彼女の偏執的な愛情表現にはうんざりしており、最終的にジークの存在にブチギレて決別する。 ジーク セレニケの死後に契約を結んだ新たなマスター。 自らの命の恩人であるアストルフォに感謝と信頼を向けており、アストルフォもまた彼に最大級の親愛の情を寄せているという、相性抜群の関係を築く。 他のキャラ(特に女性陣達)がアストルフォの性別を女性と勘違いしている中で、最初から一貫して彼を男性として認識していた稀有な人物。 ルーラー 自分と同じくジークの身を案じる恋のライバル(?)。 ジークを巡って火花を散らすこともあるが、彼女本人に悪感情を抱いているわけではなく、 むしろジークの朴念仁っぷりに悩まされる者同士シンパシーを感じている場面もある。 シャルルマーニュ 生前使えていた主君。 『Fate/Apocrypha』第四話の次回予告では、仮にも自分の生前の主君ながら「シャル」と呼び捨てにし、 その人格についても「どこをどう切っても馬鹿」と評するなど、おおよそ主君に対するものとは思えない砕けた接し方をしていた様子。 とはいえ、「誰にどう思われようと、自分の願いを貫いて落命した馬鹿」と並べた上で「気持ちの良い馬鹿」とも称しており、 言葉こそ割と辛辣だが、主君としても人間としても彼を気に入っていたことが窺える。 ちなみに向こうからもアストルフォと書いてスカポンタンと読まれるなど評価は辛辣だが、臣下・仲間として気に入られている様子。 なお、さすがのシャルルマーニュもフルタイム女装はびっくりだった様子。 『Fate/EXTELLA LINK』では気安い態度は変わらぬものの、シャルルの霊基がボロボロでかなり無理をしていることを初見からほぼ見抜いており、ルートによっては普段のスカポンタンな姿からは想像できないほどの真面目な表情と声色でシャルルマーニュを支えて欲しいと懇願される。 この作中でのアストルフォは常よりも真面目な表情を見せることが多く(月効果?)、不安げな声色でシャルルの身を心配するセリフも所々に見られ、最後の最期まで彼の行く末を案じていた。 本当に主従関係か?となるぐらい友人のような距離感で接するが、やはり根っこはしっかり王と臣下なのである。 「今の王様は…複製サーヴァントみたいなもの」 「大帝ってすごい光が生み出した、影なんだ」 「…素敵な影」 ローラン(オルランド) 生前の親友。 『シャルルマーニュ十二勇士』筆頭にして聖剣「デュランダル」の担い手。 脱衣癖持ちの変態だったらしくアストルフォ曰く「ボクが新聞に載るタイプの問題児なら、アイツは警察に捕まるタイプの問題児」との事。 とはいえ『FGO material』では、早いとこ来てくれないと困ると文句を言っているため実力は認めている模様。 「ん? 珍しい奴からメール来てる。」 「『空港で』『興奮して』『全裸に』削除削除。身元引受人はノーサンキュー、ノーメルシー。」 「あいつは全裸にならなければいいやつなんだけどなあ……。」 ブラダマンテ 十二勇士仲間にして親友。 彼女からは(性別が男だと分かった上で)「アーちゃん」と呼ばれており、あたかも同性の友人同士のような接し方をされている。 実はヒポグリフはもともと彼女の持ち物で、彼女のマイルーム台詞でも「そのヒポグリフ、私のじゃないよね?」と詰問されている。 一方で、アストルフォが彼女に「触れれば転倒!」を貸したこともある。 追記・修正はオルランドを正気に戻すために月まで飛んでった方お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました。 -- 名無しさん (2017-08-07 00 18 51) アポを見てから正直、あまり好きなキャラじゃなくなったな…。 勝手な事ばかりして黒陣営に損害を与えて反省もないし…なのにやたら優遇されてるし -- 名無しさん (2017-11-19 15 11 30) 他サイトでも全く同じ事書いてない? -- 名無しさん (2017-12-14 20 30 32) マスターもマスターでサーヴァントを私物化する勝手な女だし、黒陣営のトップもセレニケと大差ない自己中思考だし、お互い様ですよ -- 名無しさん (2017-12-26 13 28 38) そもそも仮にどちらの陣営が勝ったとしても聖杯巡って争うので陣営の為に云々で行動してるのっていないような -- 名無しさん (2018-01-04 14 03 19) アストルフォに惚れてFGO始めた -- 名無しさん (2018-01-19 12 48 21) 途中からアニメ見た人完全に性別わかってないよね。SNS -- 名無しさん (2018-03-11 18 30 36) 最近ではデオンくんちゃんさんとカップル扱いされつつある。けしからんもっとやれ -- 名無しさん (2018-03-11 18 42 07) ここまで自分が夢中になった男の娘はバカテスの秀吉以来かもしれない。 -- 名無しさん (2018-04-19 18 55 42) 黒陣営内で好き勝手といっても、そもそもあの黒朱 -- 名無しさん (2018-06-09 15 30 35) ごめん途中で送った。黒赤陣営での聖杯大戦って聖杯戦争の参加権を貰うための予選をチーム戦でやってるってだけで、同陣営であれ後には敵対する存在なんだからなにしようが勝手なんだけどね。極論一人で13人倒せるなら陣営に拘らないでソロで動いたって良いし、天草みたいに鯖だけ戴いてマスターまとめて再起不能にしてもいいなんでもありな戦い -- 名無しさん (2018-06-09 15 37 52) ぶっちゃけ大戦当初で両陣営が勝つ事ってマスターにとってはメリット有っても鯖からしたら生き残りで潰しあうだけでしかないし何のメリットもないからな -- 名無しさん (2018-09-20 09 28 34) EXTELLAにてシャルルマーニュ曰く『十二勇士の条件はアストルフォのようなポンコツ(要約)』らしい。 -- 名無しさん (2019-06-21 16 17 48) こんなに可愛すぎるのにおちんちんついてるなんて… -- 名無しさん (2019-09-30 14 23 20) 能力の理性蒸発が何故か第4の壁を越えた場所まで作用する -- 名無しさん (2019-11-26 23 53 28) セイバーの時の宝具てヘパイストスがベットに仕掛けた網なんだよな… -- 名無しさん (2019-12-20 14 14 12) シャルルマーニュ12勇士ってアスタルフォ、ブラダマンテ、ローラン以外はどんな人がいるの? -- 名無しさん (2020-08-12 00 25 16) ↑ブラダマンテは12勇士じゃないです。ローランとオリヴィエ、テュルパン以外は色々いますが資料によって違います。ちなみにローランの歌だとアストルフォもでていません -- 名無しさん (2022-03-26 19 05 59) すいません。間違えました。ブラダマンテ云々は原典のほうの話でした -- 名無しさん (2022-03-26 19 09 43) 本人が自分はあまり強くないって言ってるけどApoでもトラオムでも要所で活躍してる。 -- 名無しさん (2022-07-01 06 17 51) 色々バフ盛ってたとはいえ、正真正銘のガチ勝負という美味し過ぎる活躍を貰えたのは、流石十二勇士の参戦組古株。 -- 名無しさん (2022-07-22 22 06 31) かわいい上におちんちんついてるからお得 -- 名無しさん (2022-09-10 15 18 06) ↑でもマグナムサイズなのは解釈違いだし、ヤ〇チン寝〇り男に無辜ってるのを見る度に怒りよりも悲しさが先に来る -- 名無しさん (2022-10-18 02 11 50) ↑わかる。 この手のキャラって二次設定の質も大事なんだなぁ…とは思ってしまった -- 名無しさん (2022-10-18 02 36 01) 名前 コメント
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Mortal Kombat Armageddon 【も-たるこんばっと あるまげどん】 ジャンル 対戦格闘アクション 対応機種 プレイステーション2XboxWii 発売・開発元 ミッドウェイゲームス 発売日 2006年10月11日 判定 なし ポイント 60以上のキャラクター相変わらず充実したモード色々な意味で問題作 Mortal Kombatシリーズリンク 概要 ストーリー(OP要約) システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 Wii版について 概要 メインシリーズとしては7作品目にあたる。初代から『Deception』までの作品に登場したキャラが総登場する『Trilogy』以来となるお祭りゲーである。その数は62人(Wii版では63人)で、モータルコンバットシリーズは勿論、当時の格闘ゲームとしては最大級のキャラクター数となった。またキャラクターを自作するモードも追加されている。 前作のような携帯機向けとしての移植は無いが、若干のマイナーチェンジを施したWii版が翌年に販売された。Wii版はMidway倒産後もワーナーが代わって販売を継続していた。 PS2版は後に「Mortal Kombat Kollection」として『Deception』『Shaolin Monks』とセットになって販売されている。 ストーリー(OP要約) この千年の間に数多くの力を備えた戦士達が存在した。しかしモータルコンバットの時代は世界の構造を引き裂き、それは限界に達していた。戦士達が力を増幅し、その数が肥大していくのが予見された。この状況を野放しにすれば、激化する死闘は国々を衰弱させ世界を粉砕し、やがては大惨事になるだろう。旧神(Elder Gods)は破滅を防ぐための安全策を求めた。それは戦士達の飽くことのない残忍性を利用したものだった。飛んで火にいる虫のように彼らは戦いへと導かれる。破滅行為が頂点に達した時点で同盟は崩壊し、やがて古代の憎悪が蘇生するだろう。ついにそれは最終決戦を迎える。アルマゲドンは開始された。 システム 戦闘システムの変更・追加点 基本的に『Deadly Alliance』『Deception』を踏襲した3D格闘であるが、いくつかの違いや追加点がある。 格闘スタイルが1つに減り、格闘スタイル↔︎武器スタイルのみに変更された。これにより、前々作・前作で登場していたキャラクターも大幅にコンボの性質が異なっている。 エリアルコンボが追加された。エリアル始動となる技で相手を浮かせた後にジャンプで空中での追撃が出来る。 指定回数だけ相手の攻撃を中断できたコンボブレーカーに加えて新たに攻撃を弾くことができるインタラプトガードが追加された。ストIIIシリーズのようなブロッキングシステムに近く、発動にはタイミングが必要だがコンボブレーカーと違い何度も発動できる。 Kreate-A-Fatality 本作のFATALITYはコマンドによって自由に技を組み合わせる 「Kreate-A-Fatality(クリエイトフェイタリティ)」 という独自のシステムを採用している。 一般サイズのキャラと大型サイズのキャラ、武器の装備でタイプが分かれるが、それ以外は全員共通のFATALITYになった。 「Finish Him!/Finish Her!」の表示とともにタイマーゲージが発動し、この間にコマンドを入力することで1発目が作動。タイマーゲージがリセットされ、また別のコマンドを入力することで2発目、3発目…と継続していく。 技にはタイプがあり、開始技のスターター、次の技に繋げていくチェイン、相手の状態を後ろ向きや膝付きなどに変化させるトランジッション、最後に首を潰したり背骨抜きをするなどで相手を絶命させるフィニッシャーがある。 タイマーゲージがなくなるかフィニッシャーを発動するとその場で終了し、チェイン回数に応じてFATALITYの前に「EVIL」「DEADLY」などランクが付く(最高は「ULTIMATE FATALITY」)。 タイマーゲージはチェイン回数によって減少が早くなる。一部を除き、原則として同じ技を重ねて使用することはできない。 Kreate Fighter 今作の目玉といえるモード。キャラクターを自作することが出来る。 キャラの見た目・格闘スタイルと武器スタイル・必殺技などの基本設定は勿論、各スタイルの名前やストーリー、エンディングまで設定できる。作成したキャラクターは通常キャラと同様に扱えるようになり、FATALITYなども使える。 このシリーズでは決着がついたときに勝利したキャラ名をアナウンスするが、クリエイトファイターのアナウンスは「You Win」で固定される。 キャラの衣装はパーツから選択する。初期から選べるパーツの他、コインを払って購入するパーツやKryptで手に入れるパーツもある。 同様にコンボ技や投げ技、必殺技もコインで購入して増やしていける。 Konquest 『Deadly Alliance』『Deception』から継承されたモード。前作はアドベンチャーRPG風だったが、本作は一本道タイプの3Dアクションアドベンチャーとなっている。 格闘シーンは2タイプあり、四方から襲い掛かってくる敵を次々と倒していくアクションパートと通常の格闘パートがある。 前者はザコ敵シーン、後者はイベントキャラクターとの決着シーンで使用される。 途中のアイテム(Relics)を集めていくことで隠しキャラクターや隠しステージなどが解禁されていく。 Motor Kombat 前作のおまけモードは落ち物パズルだったが、今作はカートタイプのレースゲームになった。 マリオカートを模倣したタイプのカートレースであり、アイテム・固有の必殺技やトラップなどギミックが多々用意されている。しかしプレイ感覚はどちらかと言えばシンプルにまとまっており、元々ACでレーシングを展開していたMidwayらしく堅実な作りになっている。 Krypt 本作のKryptモードはコンテンツとしてはかなり少なく、殆どがキャラクターの別コスチュームに当てられている。またコインも色違いがなくなり、比較的コンテンツを集めやすくなった。 しかし本作のコインはKryptだけでなくクリエイトファイターのパーツや技にも使うようになっているので、コインがすぐに余ることは無い。 評価点 圧倒的なキャラクター数。 当時としては圧巻の62人。ストライカーやシーヴァ、カメレオンなど、2D作品時代から一切出演しなかったキャラクターも3Dモデルで復活した。 キャラクターが多くなったにもかかわらず、ロードが過去作に比べて早くなっているのも評価できる。 『Trilogy』同様に歴代の中ボスとボスキャラがブレイズ含めて使用可能になっている。しかも本作では全てのキャラクターにFATALITYやDeath Trapが適用される。 圧倒的な存在感を誇るオナガやブレイズが崩れた崖から落ちてあっけなく串刺しになったり、熱気にあたふたしながら鉄鋼プレスに潰される様は非常にシュールな光景。 2D作品以来の登場となるキャラはほぼ忠実に3Dモデル化している。唯一の例外であるモタロは本来ケンタロウスの風貌だったが、ショカン族の呪いによってサテュロスのような2足歩行の半獣人として参加している。これは4本足のモデリングが困難であったためとされる。 加えて新キャラも多い。Konquestの新キャラは勿論として、外伝作『Mythologies Sub-Zero』に登場し『Deadly Alliance』のGBA版でデビューを果たしたサリーナ、『4』の死体を裏技で使えるようにしたネタキャラが「ミート」という名前で復活した。 ほぼ全キャラクターが出演するオープニングムービーは非常にクオリティが高く良評価。 『Deception』終了後の時点で正義側と悪側に分けられていた戦士達が、キンタローの叫びとともに一斉に戦いを始めるという内容。それぞれのキャラクターの能力を活かしつつスピーディかつダイナミックな戦闘シーンが展開されており、ブレイズの封印されていたピラミッド出現シーンにテンポよく繋がっている。またピラミッド出現後も、善悪ともに我を忘れて階段を駆け登りながら闘争するシーンに力が入っている。 いくらかのキャラクターの闘争シーンがピックアップされながら、背景で戦っているキャラクターの描写も細かい。 過去作のオマージュも多い。 スコーピオンなど前作で登場したキャラも、新規に2D作品をモデルにしたコスチュームで参戦している。 『1』の牢獄ステージ、『2』の武器庫ステージ、『3』のサブウェイステージ、『4』の機械(プロペラ)ステージなどが3Dアレンジして再登場している。また『Deception』のステージもいくつか継続して収録されている。 ネタ要素の多いクリエイトファイター。 使えるパーツがバラエティに富んでいる。 従来キャラからチョイスされたパーツも多い。例えばサイボーグ忍者キャラのマスクやクン・ラオ風帽子、バラカの種族になれるTarkatanフェイスなど。 一方で、 「某2D格闘に出てきた軍人のような平べったい髪型」 や 「某3D格闘の空手家そっくりな縦長の髪型」 など、他社作品で見たようなギリギリなパーツも多々存在する。 パーツの色を上手く調節したり別のもので代替したりしながら、他作品の登場キャラクターを模倣したプレイヤーが多く現れた。パーツの数は限られているものの、アイデア次第で様々な表現が可能である。 ゲーム性の高まったKonquest。 前作もサブイベントなどが充実していたが、メイン部分は所詮チュートリアルをなぞっているだけにすぎず、ダレやすかった。本作ではチュートリアル部分を出来る限りオミットし、独立した3Dアクションにチェンジしたことで爽快感とスピード感が増しており、一つのゲームとしても完成度の高い内容となっている。 従来の格闘パートでは主人公のテイヴンを操作することになるが、彼自身もバランスよくまとまったキャラクターであり使いやすい。 エデニアの守護神アーガス、テイヴンやディーゴンの両親、守護竜でテイヴンのパートナー的存在であるカロなどを中心とした神話的なストーリーも魅力が高い。おなじみのキャラクターが色々な場面で登場するのも見どころである。 本作のストーリーはほぼ投げっぱなしになってしまっている(後述)が、Konquestのメインキャラ周りは卒なくまとまっている。 賛否両論点 クリエイトフェイタリティの存在。 勝敗には関係しないものの、残虐かつユニークな「最期の魅せ技」としてシリーズの定番となり、キャラクターをより個性づけるために重要な役割を果たしていたFATALITYの中身が全キャラほぼ一緒になってしまった。 今まではキャラとの距離を合わせながらコマンドを入力するだけだったが、今作では短い時間の間に次々とコマンドを入力しなければならない。しかも相手の状態・タイプ・所持する武器によって使えるチェインが変化し、その法則性も複雑で敷居が高い。 慣れればチェインやトランジッションを組み合わせて多彩な技を繋げることが出来るが、それでも最終的に行き着く先は背骨抜きや臓器抜きといったフィニッシャーなので、マンネリ感は拭えない。 ミレーナなどFATALITYでその本性を曝すキャラが本作では単なる「飾り」になってしまい、個性を殺している。 キャラクター数の都合上、全員分のFATALITYを製作する時間が無かったのが理由だと思われるが、本作追加されたクリエイトファイターのみに実装すべきだったのでは無いかという声も挙がっている。 その一方で、パターンがマンネリ化しつつあったFATALITYを自分で構築できるようになったアイデア自体を評価する声もある。が、前述した通りフィニッシャーは決まっているのでマンネリを回避できたかどうかは疑問である。 問題点 個々のキャラクターのストーリーが言及されていない。 実は大半のキャラのBios(ストーリー)が公式で用意されていない。 KryptのコンセプトアートにてアーマックのBiosムービーが閲覧できるが、本来は全員分のBiosが作られるはずだったのが製作時間の都合により断念したらしい。 当時Ed Boon氏が公式サイトにてBiosを公開することを言及し、いくつかのキャラクターはBiosが公開されることとなったが、全てのキャラクターまで手がつかないまま更新停止してしまった。 ストーリーが言及されていないことで、幾つかのキャラクターはエンディングが理解不能になってしまっている(後述)。クリエイトファイターですらストーリーを付加できるのに… 説明不足で支離滅裂なエンディングが多い。 今作のエンディングはカット絵がなく、真ん中でキャラが演舞しながら下にテキストで表示されるというシンプルなもの。基本的にほぼ全員が「打倒したブレイズの強靭なパワーを得る」という内容になっている。 だが、その地味な演出とは裏腹に、いくらかのキャラはエンディングの内容がかなりぶっ飛んでいる。以下にその一例を示す。 + ぶっとんだエンディングの一部(ネタバレ) クン・ラオ ブレイズに勝利して開かれたポータルの先に、100年前の彼の先祖が現れる。彼の先祖は自分の代わりに彼をモータルコンバットに出場させ、本来これから因縁の関係となったはずのゴローに勝利しトーナメントに優勝。その結果 リュウ・カンと競うことがなくなり、ライバル関係が無くなってしまう。 彼とリュウ・カンは「スコーピオンとサブゼロ」に並ぶほど人気あるライバル関係であり、本作の結末はその根本を覆してしまったためにファンから疑問と批判の的になった。ゴローとの因縁についても和解までのストーリーが全て無かったことになってしまっており、こちらも批判が多い。 カノウ Red Dragon(赤龍会)によって行われた人体実験のモルモットになっていたカノウは組織から脱出するものの、注入された因子がブレイズ打破後に覚醒し、Dragon-Human(竜人)になってしまう。 竜人になってしまう結末そのものも理解不能だが、そもそも Red Dragonに捉えられるまでの経緯がこのエンディングまでに一切描写されていない。 ジャックス ブレイズのパワーが彼の機械の腕を成長させ、 なんとサイボーグになってしまう。 更にその時セクターによって機械の腕にニュートラルチップが埋め込まれた過去を思い出し、怒った彼はセクターを倒して所属していたスペシャルフォースを辞め、セクターが統率していた組織であるTekuninのリーダーに君臨する。 セクターとの接点は『4』のマイナーチェンジ版である『Gold』のみ。それも目的はサイラックスなのでジャックスとの関連性は薄い。彼の同期であるソニアや敵対するカノウ率いる黒龍会などお馴染みメンバーとは関係無く、代わりに全く因縁の無かったセクターが出て来るという意味不明なエンディングである。 「ジャックスの腕にいつチップを取り付けたのか」「取り付けたことでセクターはジャックスに返り討ちにされているがなぜ取り付けたのか」「ジャックスはサイボーグになってなぜ特殊部隊を辞めてTekuninを統率しだすのか」 とあらゆる点で理解が追いつかない内容になっている。 シノック ライデン同様にアルマゲドンを予期していた彼は、ディーゴンのブレイズ討伐を援護するために自身のドッペルゲンガーを送り込んでいた。しかし予想外にもディーゴンが消滅してしまったために 目的を失ったドッペルゲンガーがブレイズを倒してしまい、力を吸収した自らの分身と対面することになってしまう。 ディーゴンとの関係はKonquestでも見られるが、肝心のディーゴンのエンディングには シノックが登場しない。 モカプ 怒りに怒り全ての戦士を駆逐したブレイズに、モカプな四肢を引き裂かれてしまうが、魂がエデニアの空にのぼり、その星座がエデニアの天文学で 「モカプ座」 として伝えられる。 彼のモーションキャプチャーを星座に捉えたユニークなエンドだが、一連の内容を鑑みるにエンディング直前に倒したはずのブレイズが死んでいないという矛盾点も残る。 9作目『Mortal Kombat(2011)』では本作のその後のストーリーが展開するが、すでに登場キャラほぼ全員が絶命した状態のため、生存したライデンが一旦過去に戻り、本作の「アルマゲドン」を起こさないよう修正するという内容になっている。つまり本作はパラレル、悪く考えれば「なかったこと」にされたと言えなくもない(というよりアルマゲドンを回避すること自体が本作への皮肉にも思えてしまう)。 いっそ一般的なお祭りゲーのように、ストーリーを無くせば良かったのではないかと指摘もある。 2011によれば今作でブレイズの力を得たのはシャオ・カーンになっているが、もしその後の「アルマゲドン」が正史となった場合の結末が本作のシャオ・カーンのエンディングに記されている。しかし彼のエンディングもまた投げやりな結末である。 + シャオ・カーンの結末(ネタバレ) ブレイズの力を経て至る世界を魔界と統合することに成功するが、やがて征服する相手がいなくなり 彼自身がノイローゼになってしまった。 クリエイトファイターの欠点 パーツは多種多様に富んでいるものの、イメージに反してこれといったパーツが見つからない事が多く、思ったよりも製作の自由度は低い。 選べる必殺技は飛び道具・突進系・ワープ系・挑発系をそれぞれ1つずつ、つまり4つのタイプで固定されている。この中でも挑発系は間抜けな動作をするものが多く、イメージとはかけ離れた技になってしまいがち。 キャラクターが1データにつき一人しか作れない。他のキャラクターを制作したい場合はキャラクターを削除するしかない。 他のモードに比べてロードも比較的長い。 Motor Kombatの欠点 パズル同様にコミカルなキャラクターが出演してはいるものの、カートゲームとしてはシンプルにまとまりすぎて地味な印象を受ける。 若干固めのステアリングに対して入り組んだコースで走りにくい。ステージの周回数が4~5周というのもテンポが悪い。 マリオカートのようなパーティ志向とMidwayのリアルレーシング志向がバランス悪くぶつかり合っているイメージで、中途半端。 Konquestモードの欠点 純粋なチュートリアルモードとしては機能を果たさなくなっている。3Dアクションが苦手なプレイヤーには辛いかも。 一本道なので一度通ったエリアは引き返すことが出来ない。そのためReliceを取り逃してしまうと再び最初からKonquestを開始せざるを得なくなる。 隠し要素を解禁するだけなら全てのRelicsを集める必要はない。仮に全て集めても解禁される要素は「Kryptの全解禁」だけである(ただしこれ自体がボーナスイラストにもなっているので、全収集したいプレイヤーは結局やり直す必要がある)。 総評 60以上もののプレイアブルキャラクター、『Deception』から更に洗練されたシステム周り、アクションとして完成されたKonquest、相変わらず太っ腹なおまけモードの数々などから過去最高の完成度になり得るポテンシャルを秘めていたが、その一方で均一化してしまったFATALITY、手付かずで投げっぱなしになってしまったストーリーなど練り込み不足な部分もあり、評価できる部分もあると同時に様々な批判も生んでしまった。 他を引き離した圧倒的なボリューム、正史として扱いながらに後発作品でも手を焼いてしまうレベルの滅茶苦茶なストーリー展開など、色々な意味で問題になった作品であり、良くも悪くも「Armageddon」を表す一作となっている。 Wii版について Wii版のみ、ヌンチャクを利用した独自の操作が可能。基礎動作を習えるビデオと、各キャラの技を練習するチュートリアルモードがわざわざ別個に用意されている。 ただしモーション精度に限界があり(モーションプラス非対応)、この操作方法で本作を極めようとするのはかなり難しい。Ed Boon氏がプッシュしているようにWii版の最大の特徴といえるのだが、あくまでもお遊び程度と考えるべきだろう。 幸いにもクラシックコントローラーまたはGCコントローラが使えるので、そちらで代替してもらいたい。 カメレオンの♀(Khameleon)が新たに追加され、真の意味で全員集合となった。 本来カメレオン♀はN64版『Trilogy』のみ登場していたキャラクターで、N64=任天堂ハード=Wiiという理由で追加されたという逸話がある。 ちなみに♂(Chameleon)の方はN64に出ていなかったにもかかわらず他機種同様ちゃっかり参加している。 地味な追加点として、ガード中にキーを前方向に押すことで伏せ動作が出来るようになった。ほぼダウン状態になるので攻撃をかわすために使えるが、CPUも使用してくる。
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あ
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べ んごしをよべ
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赤サブレ ニュータイプの修羅場が見られる