約 2,399,509 件
https://w.atwiki.jp/abeinu-e/pages/17.html
Come Away, Death に関することをまとめていくページです。 歌詞 Come away, come away, death, And in sad cypress let me be laid Fly away, fly away breath I am slain by a fair cruel maid. My shroud of white, stuck all with yew, O, prepare it! My part of death, no one so true Did share it. Not a flower, not a flower sweet On my black coffin let there be strown Not a friend, not a friend greet My poor corpse, where my bones shall be thrown A thousand thousand sighs to save, Lay me, O, where Sad true lover never find my grave, To weep there! 訳詩
https://w.atwiki.jp/memotyors/pages/289.html
誰だってまともになろうと努力している Everybody tries to be straight, だがまだそんなに変わってはいない But things are still unchanged 抵抗したって無駄なんだ It s useless to resist, そんなもの何にもなりゃしない Their effort will be wasted ひたすら進むんだ、目的のためなら手段は選ばない Head straight for your goal by any means そこのはまだお前が開けたことのないドアや There is a door that you ve never opened, そこから景色を眺めたことのない窓があるんだ There is a window with the view you have never seen, どれだけ長い時間がかかったとしても行け Get there, no matter how long it takes 薄明かりの中で眠る邪悪な者 Oh dark, the darkness that dozes in the dusk, 全てを投げ捨てろ Throw it all away 誰も曲げることや押し分けることもできないんだ No one can break you, nobody can tear you, お前は永遠に死ぬことができないんだ You live an endless life forever 薄明かりの中で眠る邪悪な者 Oh dark, the darkness that dozes in the dusk, 全てを投げ捨てろ Throw it all away お前がいるところには光りがある You see a light wherever you go, 何度も立ち向かうんだ、何度も何度も You have to face it again and again 何度も…何度も…何度も! And again and again and again! さあ、目覚めるんだ… Now, wake up... 薄明かりの中で眠る邪悪な者 Oh dark, the darkness that dozes in the dusk, 全てを投げ捨てろ Throw it all away 誰も曲げることや押し分けることもできないんだ No one can break you, nobody can tear you, お前は永遠に死ぬことができないんだ You live an endless life forever 薄明かりの中で眠る邪悪な者 Oh dark, the darkness that dozes in the dusk, 全てを投げ捨てろ Throw it all away お前がいるところには光りがある You see a light wherever you go, 何度も立ち向かうんだ、何度も何度も You have to face it again and again お前は永遠に死ぬことができないんだ You live an endless life forever 永遠に… Forever... 薄明かりの中で眠る邪悪な者 Oh dark, the darkness that dozes in the dusk, 全てを投げ捨てろ Throw it all away 誰も曲げることや押し分けることもできないんだ No one can break you, nobody can tear you, お前は永遠に死ぬことができないんだ You live an endless life forever 薄明かりの中で眠る邪悪な者 Oh dark, the darkness that dozes in the dusk, 全てを投げ捨てろ Throw it all away お前がいるところには光りがある You see a light wherever you go, 何度も立ち向かうんだ、何度も何度も You have to face it again and again 薄明かりの中で眠る邪悪な者 Oh dark, the darkness that dozes in the dusk, 全てを投げ捨てろ Throw it all away 誰も曲げることや押し分けることもできないんだ No one can break you, nobody can tear you, お前は永遠に死ぬことができないんだ You live an endless life forever 薄明かりの中で眠る邪悪な者 Oh dark, the darkness that dozes in the dusk, 全てを投げ捨てろ Throw it all away お前がいるところには光りがある You see a light wherever you go, 何度も立ち向かうんだ、何度も何度も You have to face it again and again
https://w.atwiki.jp/kyokutosamba/pages/1.html
ここは極東がプロデュースするFar East Promotionに所属するお笑いユニットに関するページです。 当事務所に所属するユニットは以下の四組です。 ハーベストムーン シーサイドサンセット レイニースターライト 一夜の幻影 また当事務所のマネジメントを担当するのは以下の二名です。 極東 西之宮果実
https://w.atwiki.jp/bms_progress/pages/2834.html
曲Data Lv BPM TOTAL NOTES TOTAL値 判定 平均密度 最大瞬間密度 ☆11 Notes/s Notes/s 傾向 譜面URL コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/japanesehiphop/pages/501.html
Format Title Artist Label Model Number Release Press 12 FADE AWAY RIP SLYME FILE RECORDS FRAD-060 1998/01/30 - Side Track Title Produce A 1 FADE AWAY PES 2 FADE AWAY(Inst) PES 3 FADE AWAY(Acap) PES B 4 AT THE LOUNGE DJ FUMIYA 5 AT THE LOUNGE(Inst) DJ FUMIYA PERTAIN CD Talkin’Cheap
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/9011.html
AWAY シャッフルダンジョン 機種:NDS 作・編曲者:植松伸夫、蓑部雄崇 開発元:ミストウォーカー 発売元:AQインタラクティブ 発売年:2008年 概要 2008年にAQインタラクティブより、DSで発売されたアクションRPG。 サウンドトラックは発売されていないが、ゲーム中のサウンドプレイヤーにて全BGMを聞く事ができる。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 スタートメニュー タイトル画面 プロローグ エンディングテーマ エンディング ウェップ村のテーマ 〜消失 ウェップ村のテーマ 〜始まり ウェップ村のテーマ 〜集い 森林のダンジョン 森林系ダンジョン 炎のダンジョン 炎系ダンジョン 氷のダンジョン 氷系ダンジョン 村人のテーマ 海底のダンジョン 海底系ダンジョン 遺跡のダンジョン 遺跡系ダンジョン 冷却装置のダンジョン 機械系ダンジョン 鉱山のダンジョン 鉱山系ダンジョン 亜空間のダンジョン 亜空間ダンジョン アトン博士の研究所 アトン博士の研究所 ボス ボス戦闘 ボス 〜凶悪な敵 後半ボス戦闘 ボス 〜最後の戦い ラストボス戦闘 ショッピング ショップメニュー セーブロード セーブ ロード画面 司令室のテーマ 司令室 通信メニュー 通信メニュー画面 真実を知る イベントBGM アネーラとの別れ アネーラ死亡イベント コミカル 切迫のとき アネーラとのひととき ミステリー フッポンのテーマ AWAY -Harpe Cornet- ダンジョンのテーマ ダンジョン汎用 ウェップ村 細胞マスターモデル 細胞マスターモデル ゲームオーバー ゲームオーバー ボス撃破 ボス戦闘勝利時BGM やすらぎ 休息時BGM 七色大角笛貝 -Harpe Cornet- 信号機1 信号機2 信号機3 信号機4 ラッキー1 ラッキー2 ラッキー3 アンラッキー 村人救出の達成!
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/5512.html
【登録タグ 2008年 Clean Tears F VOCALOID 初音ミク 曲 曲英】 作詞:Clean Tears 作曲:Clean Tears 編曲:Clean Tears 唄:初音ミク 曲紹介 疾走感に満ち溢れたミクトランスの名曲。 オリジナル版は削除された模様。リミックス版が複数投稿されている。 歌詞 Simple Air Mix、2x MIX 君のそばで 伝わる温もりを 感じるから 私はここにいるよ 0と1の狭間に広がるの いつか会える そう 信じている 3x Remix 黒に染まる電子に 白に映るこころ 延びていく光は 未知の希望の果て パルスの鼓動と有機の波が 閉ざしてく指のぬくもり 過去の記憶を乗せて 育ち進む未来 形のない感覚 擬似に交わす言葉 創りし世界に輝く光 引き込まれゆく魂 そっと・・・ 君のそばで 伝わる温もりを 感じるから 私はここにいるよ 0と1の狭間に広がるの いつか会える そう 信じている 君のそばで 伝わる温もりを 感じるから 私はここにいるよ 0と1の狭間に広がるの いつか会える そう 信じている 君のそばで 感じるから 君のそばで 伝えるから + オリジナル版歌詞 (作者HPより転載) 君のそばで 伝わる温もりを 感じるから 私はここにいるよ 0と1の狭間に広がるの いつか会える そう 信じている 黒に染まる電子に 白に映るこころ 延びていく光は 未知の希望の果て パルスの鼓動と有機の波が 閉ざしてく指のぬくもり 過去の記憶を乗せて 育ち進む未来 形のない感覚 擬似に交わす言葉 創りし世界に輝く光 引き込まれゆく魂 そっと・・・ 君のそばで 君のそばで 伝えるから PV(Simple Air MIX) コメント 疾走感が凄い! -- 名無しさん (2009-06-07 12 50 13) なぜ、project DIVA に入らないんだろう。 -- 名無しさん (2012-01-05 23 22 20) SF してる。大好き -- 名無しさん (2012-12-11 18 36 24) 疾走感に加え、シリアスで切ない歌詞と神秘的な音楽で曲の世界にどっぷり浸れる名作 -- 名無しさん (2014-07-03 00 31 46) suki -- 名無しさん (2019-03-17 21 49 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/58047.html
【検索用 FlyingAway 登録タグ 2018年 Clean Tears F VOCALOID ましろ.あー。 初音ミク 曲 曲英】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Clean Tears 作曲:Clean Tears 編曲:Clean Tears イラスト:ましろ.あー。(piapro) 唄:初音ミク 曲紹介 困難乗り越えて掴み取れ 曲名:『Flying Away』 CD『Heat Haze』収録曲。 懐かしさを胸に飛翔してゆく、希望に満ちたチップチューン。 FM音源はいいぞ~。(投稿者コメント) 歌詞 (動画より書き起こし) 僕を包み込む重力安らかに ずっと温かい愛に幸せを感じてる それでも今 安心から 冒険したくなる 気づいたこと 気づいたまま 過ごすことできない 自由を求めて 巣立つ雛鳥の気持ちで 空の向こうには 輝く星を手のひらで掴めるはず 羽ばたいてゆけ 幼い翼を 希望と夢の数だけ力にして 次のフェイズの 作戦は完璧 そう 困難乗り越えて掴み取れ 目覚めの光 手をかざし遮る 眩しさと熱さ その答えはどこなの 振り返ると 僕の星は あんなに小さくて 風や匂い 懐かしいと 思えるときが来た 自由を求めて 上空8000m 何でもできるさ でも何もできない弱さも持ってるかもね 突き抜けてゆけ 銀河の彼方へ 暗黒の障壁 勇気で超えてけ 未知の領域に 中枢へと進もう そう ここからロードなんて出来ないから 僕は見つめてる 理想と現実の狭間 僕は知っている 未来は想像を遥かに超えることを 広げてゆけ 未完成な翼を あの日の温もりを 伝える光を 懐かしさを 誇れる勇気は そう 僕の揺らがない証明 羽ばたいてゆけ 幼い翼を 夢や希望を力に変えてゆけ 次のフェイズの 作戦は完璧 そう 困難乗り越えて掴み取れ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/2157.html
レッツゴーアウェイ 収録作品:デイトナUSA[AC/SS/Win/DC/360/PS3] 歌:光吉猛修 作詞:光吉猛修、David Leytze 作曲:光吉猛修 編曲:光吉猛修 概要 中級コースのダイナソーキャニオンで流れる曲。またオープニングデモでも「Let's Go Away(Advertisement)」というアレンジが流れる。 何はともあれこの曲が流れると、 「 デーーイーートォーーーナァァァァァァァァ」 という光吉氏(セガ社員)のインパクトのある歌声が流れ、一度聴いただけでもなかなか頭から離れられない。 また歌声だけではなく、全体的にノリがよく疾走感があり、まさにレースゲームに最適の曲とも言える。 『デイトナUSA』の代表する曲の一つでもあり、アレンジされたバージョンも多い。 『クラッキンDJ PART2』ではリミックス版が収録。また海外で稼働中の『Daytona Championship USA』でもアレンジ版が収録されている。 ちなみにこの曲のボーカルは光吉氏が生でレコーディングしたものではない。 当時はメモリーの容量上レコーディングした歌をゲームで流すことはできなかった。 そこで光吉氏は「デ」・「イ」・「ト」・「ナ」と声を4つに切って、それぞれ1音1音をコンピュータに組み込ませた。 ゲームの中のCPUがこの光吉氏の声を編集して、演奏・歌唱しているような仕組みになっているという。 光吉氏によると、「ナムコの『リッジレーサー』を超えるレースゲーを作れ」という上層部の厳命を満たすにはどうすればいいか悩んだ末、思い切って声をつけることにしたらしい。 この曲を作っている時に自分で歌ったメロディーを乗せて、当時セガのサウンドクリエイターだったアメリカ人のデビッド・ライツィー氏に歌詞を翻訳させてみせたという。 光吉氏が「Let's Go Away」って意味おかしくないよね?とデビット氏に聞いても全然OKだったので「Let's Go Away」という曲名に決定したという。 稼働開始年のクリスマスイブの日、ギターを担いだ青年が筐体の前で耳を傾けて「これ世紀末じゃね?」と発言する姿を見て「これはイケた」と確信したそうだ(2012年のライブイベントでの弁)。 『デイトナUSA』が大ヒットした海外でもこの曲は注目され、海外のゲーム書評ではこんな事が書かれている。 「デイトナUSA」には悪評もある。オープニングでダイナソーキャニオンのレーストラックに車を入れたとき、 「Let's Go Away」というタイトルの安っぽいラウンジ系の歌が流れるのだ。 英語だが日本語のアクセントがかなりきつい。そして、これが耳にこびりついて離れないから困る。 (『死ぬまでにやりたいゲーム1001』より引用) 過去のランキング順位 第4回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 637位 第5回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 300位 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 301位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 337位 みんなで決める【アーケードゲーム音楽】ベスト100 29位 第2回 みんなで決める【アーケードゲーム音楽】ベスト100 163位 みんなで決めるゲームソングBEST100 84位 第2回みんなで決めるゲームソングBEST100 211位 みんなで決めるSEGAゲーム音楽ベスト100 11位 みんなで決めるレーシング・スポーツゲームBGMランキング 7位(AC) 233位(DC) みんなで決める1990年代の名曲ランキング 132位 歌詞 以下のページを参照 別窓開きます。 サウンドトラック デイトナUSA Let's Go Away The Video Game DAYTONA USA Anniversary Box
https://w.atwiki.jp/meidaibungei/pages/171.html
2006年06月17日(土)17時23分-彩希晶 ふぅ… ちょっと休憩するか。 両腕を上に伸ばし、俺はそのまま後ろにひっくり返った。右の手首に何か硬いものがぶつかって痛かった。見ると、ベッドから転げ落ちた目覚まし時計が転がっていた。寝返りを打って時計を掴み、時間を見た。今日だった日が昨日になってすでに30分ほどが経っていて、針がほぼ180度に開いている。 時計を戻し、起き上がって目の前を見た。小さな折りたたみ机にパソコンと大量の資料がごちゃごちゃに載っている。書きかけのレポートがディスプレイに表示され、カーソルが文章の最後で点滅していた。マウスを操作し、とりあえず上書き保存しておいた。 不意に、開けられた窓から涼しい風がすぅっと入ってきた。もやっとこもった空気が奥へ去り、代わりに爽やかな空気が部屋を包む。風に揺れた電気の紐が顔に触ってくすぐったい。風と共に窓から光が入り、薄暗い部屋の床を平行四辺形に照らしていた。今日は満月だった。 顔に纏わりつく紐を払い、しびれ気味の足をさすりながら、俺はゆっくりと立った。窓の手すりによりかかると、夜風が直に当たって気持ちがよかった。 まさに月天心という言葉がぴったりな景色だった。2階の窓からの地味な夜景が、今日はやけに映えるように思えた。月明かりで藍色に染まった空に、綿雲が流れていくのが分かる。時々雲は月にかかり、その度に月は明暗を繰り返した。 あいつもこの月を見ているだろうか。見ていないのなら、教えてやりたいな。あいつはこんな風景が大好きだから、見ればきっと喜ぶに違いない。そういえば、ここのところしばらくあいつの声聞いてなかったな。離れてすぐの頃は毎日のように電話してたけど、いつの間にかその回数も減ったし。最近、あいつと距離感を感じるようになった気もするな。気晴らしに、久しぶりに話でもしてみようかな。 もう、寝たかな。まだ、起きてるかな。 気がついたら俺はケータイに手を伸ばしていた。 「もしもし」 呼び出し音に続いて、やや眠そうなあいつの声が聞こえた。 「あ、ごめん、起こした?」 「ううん、今までテレビ見てたから。明日は講義ないし。どしたの?」 「いや、今日は月が凄く綺麗だから、お前にも見せたいなと思って。今、外見れる?」 あいつの言葉が止まった。変だな、特におかしな話はしてないと思うけれど。 「どうした?」 「ううん、別に。ところで、こっちからもひとつ。今テレビ点けられる?」 テレビ? なんだろう。俺はとりあえず散らかった部屋からリモコンを探し出し、テレビを点けた。 「あっ……」 テレビが映し出したのは、その時間の番組を変更してやっている特別ニュースだった。画面右上に大型台風接近と書いてある。映し出された衛星画像に、白い大きな塊がドッカリと居座っているのはちょうどあいつの街の真上だった。勢力はまだ強いままで、あの白い塊の下は暴風雨になっているということは容易に想像できた。 「…………」 「ごめんね。そういうことで、こっちは月どころか、外は大雨暴風警報発令中なわけでして」 しまった。あっちは暴風雨で、こっちは絵に描いたような月の夜。遠距離の距離感を紛らわそうとかけた電話で、あろうことか、より遠距離を実感することになろうとは。自分の傷を自分で広げてしまうような、己の情けなさを嘆いた。 「あ……なんかゴメンな」 どうしていいかわからず、とりあえず俺は謝ってみた。 「なんで謝るのよ」 「いや、なんでって言われても……なんとなくだよ」 変なの、と言ってしばらく間を置いて、あいつが言った。 「ねぇ、どんな景色なのか、詳しく教えてよ」 「はぁ? どんなって……満月が街を照らしている景色だよ」 「ううん、もっと詳しく」 「詳しくって言ったって……」 突然に妙なことを言い出すのは昔から全く変わっていないな、などと思いながら、俺は仕方なく目の前を実況することにした。 「そうだな……えーっと、満月が、街の上に輝いている。丘の上のアパート2階から見える街は、それに照らされて幻想的に浮かび上がっている。藍色の空には千切れ雲が流れていて、速いスピードで流れていく。雲によって出来た影が街に降り、その影も雲と同じ方向に流れていく。あ、今雲のかけらが月にかぶさった。雲の中に月がぼうっと見えている」 「…………」 「月明かりの街は、夜も遅いから明かりはだいぶ減っている。それでも、ネオンや街灯の明かりが星のように輝いているね。遠くの高速道路を白い光と赤い光が互いに逆方向に流れていく。ビルの赤い警告灯は定期的に光って、それに遅れたタイミングで鉄塔の白い光も点滅する。あ、下の道路を人が歩いている。おっ、立ち止まって空を見上げた。あの人も今月を眺めているんだろうね。おっと、塀越しに犬に吼えられて慌ててまた歩き出したな」 「……凄い」 「えっ?」 「なんだか私もその部屋にいるみたい。月明かりの街の情景が、目の前に広がって見える感じ。こんなに離れてるのに、なんか不思議」 そう言われて、俺も気がついた。電話の向こうのあいつに実況しているつもりが、いつの間にか隣に座っているあいつに話しかけている気分になっていたのだ。月の下と、台風の下。こんなにも遠く、こんなにも違う空の下にいるのに、その瞬間だけは、この小さな部屋の、小さな窓から、雄大な景色を2人で眺めていることができたのだ。 俺は実況を続けた。あいつは黙ってそれを聞いていた。満月の街は、ただ目の前に存在し続けた。 「ありがとう」 実況を終えたとき、あいつが言った。 「こっちも1人でずっと寂しかったけど、そんなの吹っ飛んじゃった。こんなに楽しい台風の夜は初めて」 俺はなんだか照れくさいような恥ずかしいような気になり、頭を掻いた。 「そうか? こんなのでよかったら、いつでもやってやるよ」 「あっ、風雨が収まったみたい。もうそろそろ台風を抜けるかもよ」 「ほんとか?」 「雲も切れてきたみたい。これでやっと、そっちと同じような景色を本当に見られるね」 「よかった……これでやっと一緒に、」 目の前の景色に、俺は絶句した。不思議に思ったあいつが聞いてきた。 「……どしたの?」 「ごめん、やっぱ同じ景色見れそうにないや」 さっきまでの素晴らしい月はいつの間にか厚い雲に阻まれ、窓を抜ける風も強さを増してきた。台風は時速数10kmで移動する。あいつの街の上にいた台風が、こちらに移動してきたのだ。ついに雨まで降り出した。先ほどあれだけ近くに感じていたのに、またしても、台風の直径分だけ離れていることを思い知らされてしまった。 「なぁ」 苦笑いをしながら、俺は言った。 「何?」 「そっちの景色、実況してくれないか?」 end 初投稿になります。「月の夜に」はシリーズ化(?)するかもしれません。