約 2,978,177 件
https://w.atwiki.jp/irarchive/pages/1188.html
サイト ホームページ(スターキャット) IRサイト(スターキャット) CSRサイト(スターキャット) 各種ツール 事業報告書(スターキャット) アニュアルレポート(スターキャット) CSRレポート(スターキャット) 総会通知(スターキャット) 有価証券報告書(スターキャット) 決算短信(スターキャット) 中期経営計画(スターキャット) その他資料(スターキャット) 戻る
https://w.atwiki.jp/jojost/pages/308.html
「何だ、こりゃァ―――ッ!? "おれの『スタンド』が『変化』している"ッ―――!!?」 ……一体、どういうことだ、これは。 キョンの憂鬱な冒険 -アフターロック- 外伝② 『キャット・ア・スペクタクル その3』 「古泉ィ――ッ!! この、おれたちの『ネコ化』は! 『精神にまでは影響しない』はずじゃあなかったのかッ!? だが、『スタンド』が変化してるって事は! おれたちは、『精神までネコになりつつある』って事じゃあねえかッ―――!?」 「バカなッ――! そんなはずはない! 涼宮さんが『ぼくらが心までネコになる』なんて事を求めるわけがないでしょうっ!? いや、しかし! さっきから、ぼくらの行動はおかしい! 泥のついた足を、平気で舐めたり、耳に突っ込んだりしているッ! 無意識にだッ!」 「ちょっと―――ッ!! あんたたち、静かにしろ! この『スタンド』は、『黒ネコ』が出しているのッ!?」 キキィ。と、耳障りな音を立てて、車体が揺れる。 どうやら、『森さん』が、どこかに車を停めたようだ! エンジンは切らないまま、運転席から腰を上げ、森さんが、俺たちの居る後部座席を振り返る! まずい、このままじゃあ―――俺たちは、『敵』だと認識されてしまう! 「ごっ、『ゴッド・ロックゥ』―――! 一度戻れッ!! 森さん――!! 違う、おれたちは、ちゃんと『おれたち』なんだ! 今の『スタンド』は、『攻撃』しようとしたわけじゃあないっ!」 「ニャアニャアうるさいッ! さっき、あんたたちは、あたしの言葉を『理解』してたわね!? 知能の高いネコの『刺客』……ありえない話じゃないわ! もっと警戒するべきだった……!」 そう言いながら、森さんが何かを取り出す……『拳銃』だァ――ッ!? まずい! 森さんが『スタンド』を出したなら こちらから『スタンド』で話しかける事も出来る! しかし、森さんの『スタンド』は戦闘向きでない! 「三匹とも『スタンド使い』と見たほうがよさそうね…… しかし、『鶴屋さん』は確かに、ネコになってしまった三人を見ているし、スタンドで確認もしている! 三人が隠れている間に、あんた達が入れ替わった……そう言うことかしら? 『スタンド』は出すんじゃないわよ! 出した瞬間、『撃つ』! いい、私の質問に、さっきのように『行動』で答えなさい!」 やばい。完全に眼がマジだ。 チクショウ、ありえねえだろう、そんな超展開! ハルヒの能力で、俺たちがネコになってしまいました! そんな時に都合よく、ネコの『敵スタンド使い』なんぞが現れるかよォォ―――ッ!!? 「ダメです、いくら突拍子のない話でも! 事実として、姿の変わってしまった『ゴッド・ロック』を、彼女は見てしまった! 彼女がぼくらを、『見知らぬスタンド使い』だと認識してしまった以上、警戒を解くはずはない……!」 全身の毛を逆立てながら、古泉が、小声で言う。 チクショウ、確かに! 普段のロックと今のロックとの共通点なんか、全身が黒いって事くらいだ。 更に、ロックには、そいつを見せればロックだと分かるような『能力』もない。 ……或いは、朝比奈さんや古泉のスタンドなら? 俺は、朝比奈さんをちらりと見る。 ……なんてこった、ぼんやりと寝そべってやがる!? この状況が分かってないんですか、あなたは!? 「……鶴屋さんの言っていることは確かだったわ。 つまり、あの三人が『ネコ』になってしまっているのは間違いない! なら、何故、この車に、あの子達が乗っていない? ……あんたたちが『摩り替わっ』た、それしかありえない! あの三人をどうしたってのよ、あんたたちは! まさか……『殺した』わけじゃっ、ないでしょうねッ!? そのスタンドで!」 「ちが」 「肯定なら、尻尾を三回! 否定なら、二回振りなさい!」 ……ダメだ、言葉は通じないってのは、なんて不便なんだ、畜生! せめて、『マシンガンズ』を! あの強烈個性爆発スタンドを、一瞬でも森さんに見せることが出来れば! 憶測でしかないが、人型でないマシンガンズなら。 変化があったとしても、どこか面影が残っているはず…… しかし、今。俺たちには、『銃口』が向けられている。 スタンドを出した瞬間に、頭をブチ抜かれちまうかもしれない…… 「うう……うーん……」 不意に車内に響いたのは……朝比奈さんのうめき声だった。 目を覚ましたんだろうか? いや、しかし……何か妙だ。さっきから感じていたが、今の朝比奈さんは…… ただ、眠たいだとか、そういうのとは違う。 何か……何か、妙なんだ! よくわからんが、俺の直感が、何か妙だと騒いでいる…… 「……早く、答えなさい!! あんたたち……あの三人を! キョン君と、古泉と、朝比奈みくるを、どうしたのよ!」 「あ……私……」 ! また、朝比奈さんが、何かを呟いた…… さっきまで、シートにうつ伏せになっていた朝比奈さんが なにやらおぼつかない足取りで立ち上がる……! 「あっ、朝比奈さん! 動かないでください、今はまずいんだ!」 「古泉くん、な、なんか、あたし、さっきから変なんですよう……」 な……何だ、この人は……この状況が、まったく眼に入ってないのか? ゆったりとした動きで、朝比奈さんは、古泉に近寄る、そして――― なにやら、古泉の胴体に、顔面をこすり付け出したッ!? 「ちょっと、待てッ! 動くなって言ってるのが分からないのッ!?」 「うーん……はあ……」 森さんが怒声を発するのにも構わず、朝比奈さんは、その、謎の行為を続ける…… 「動くなって―――」 ! 森さんが、銃口を朝比奈さんに向けた! 古泉と朝比奈さんは、シートの中央! 俺は左側のドア寄りに居る―――こうなれば、一か八かしかない! 「『やれ』ぇ―――ッ!!」 「ッ!?」 俺の体から、森さんの、銃を持つ手に向かって! まっすぐに、獣の姿の『ゴッド・ロック』をシュートする――― その『手』に、喰らい付く!! 「なっ!」 バス。……車内に響き渡る銃声! しかし、その一瞬前に! 『ゴッド・ロック』の突進によって、森さんの手、その銃口の矛先は! 朝比奈さんと古泉から逸れて、後部座席の右側のシートに向けられている! 弾丸がブチ抜いたのは、無人のシートだ! そして、『二発目』は『撃たせない』! 「『セックス・マシンガンズ』ゥゥゥ―――!!」 古泉が吠える! しかし―――古泉の体からは、何も『飛び出さない』!! やはり、『マシンガンズ』も! 変化していた―――! 「―――フニ゛ャァアッァァァオウ!!!」 ……その声は、古泉の体から発せられた声だ。 気のふれたネコのような、ケバついた声。 それを発したのは―――"古泉の体に現れた『セックス・マシンガンズ』"!! 古泉の肩の上に、小型の『発射台』が現れ 小型の『ガトリングガン』の砲身が、前方に向かって伸びている。 そして、その砲身の真下、古泉の頭の真上に! まるで、帽子の鍔のように突き出した、あの『口』が付いている! 「『クイモノ』だ、『マシンガンズ』――ッ!!」 「アギャァァァァオ!!」 『マシンガンズ』を構えた。いや、『装着』した古泉が、森さんの手に飛び掛かる!! 「くぅッ!?」 そして、『口』が、喰らい付く――その『拳銃』を、食ったァ―――ッ!! いや、しかし! このままじゃあ、ただ、俺たちが森さんを『攻撃』したようにしか見えない――― 『マシンガンズ』は、おそらく、人語を話せなくなってやがる! だったら―――後は! 『森さんにスタンドを出させる』しかない! 「『ゴッド・ロック』!! ―――『ブッ壊せ』ェー!!」 俺の声と同時に、『ゴッド・ロック』は、座席を駆け登り、運転席へと襲い掛かる! 「くッ、何をッ―――!?」 「『やれ』ェ―ッ!」 銃を失った以上、ロックが森さんの攻撃を受ける心配はない。 ロックは、運転席に上半身を突っ込むと―――前足を振り上げ! まず、『ハンドル』を殴り付けた! 今のロックに、どれほどの『パワー』があるかは分からなかった。 しかし、どうにか、それを『破壊する』だけのパワーはあったようだ。ハンドルは、根元からへし折れた! 俺の視界と、『ゴッド・ロック』の視界が交差する―――次は、座席の下! 『アクセル』だ! 「―――げぇっ!? こ、古泉! どれが……『どれ』が『アクセル』だッ、このペダルはァ―――ッ!?」 「えっ……い、一番右ですッ!! ……ちょ、ちょっと待った、まさかッ!?」 危険は承知だ、チクショウ! しかし、これしかないんだよ! 見ろ、この状況。俺の目の前に、森さんが迫ってるんだぜ? 両手で俺に掴みかかろうとしてるらしい。 このままじゃ―――『絞め殺される』んだよォ―――――ッ!! 「踏めええええ!!」 『ゴッド・ロック』の前足が、三つあるペダルの内、もっとも右のペダルを、目一杯に踏み込む! 当然、俺たちの乗っている、この車は―――動き出す!! ただ、前方へと、我武者羅に!! 「何ぃ―――ッ!!?」 間一髪、俺の脆弱な体に、森さんの両手がたどり着く、寸前に! 森さんが、フロントガラスを振り返った! ハンドルは無い、アクセルはひたすら踏み続けられる――― この状況で、森さんが取る行動は、一つしかない――― 「くッ―――『箱船(ヘブンズ・ドライブ)』ゥゥ―――ッ!!」 ―――その言葉が、聴きたかったんだぁ―――ッ!! ぐおん。……ハンドルを失ったはずの車体が、進行方向を変え、車内の俺たちの体は大きく揺らぐ。 背筋に感じる、覚えのある『スタンド反応』。 間違いない―――像は無いが! 森さんのスタンドは、発動している! 「森さん―――!! 聴いてください、おれなんです! ここに居るのは、間違いなく、おれと、古泉と、朝比奈さんなんだァ―――!!」 俺が発した声は、『ゴッド・ロック』の口から、音ではない声として放たれる。 その瞬間。フロントガラスへ視線を向けていた森さんが、こちらを振り返る―――『届いた』!! 「な……何? 何ですって? 今のは、キョン君の……」 「森さん、聞こえているんですね? ぼくです、古泉一樹です! お願いします、事情を話させてください! 『ヘブンズ・ドライブ』を解除しないでください! どこかへ停めて、ぼくらの話を聞いてください!!」 続けて、古泉が、小型化された『セックス・マシンガンズ』を介して叫ぶ。 『スタンド』を介した声は、俺たちの本来の声色で発せられる。これなら……きっと! 「あんたが、本当に『古泉』……ッ!? ちょっと待て! この『スタンド』はどう説明するのよ!? あんたのスタンドは、あのやかましい『マシンガンズ』…… まっ、まさか、それ……『その頭に乗っけてるの』が、『セックス・マシンガンズ』だっての!? でもっ、鶴屋さんは、あんたたちの『スタンド』は、いつも通りだと言ったのよ!? その『スター・ウォーズ』の世界からちょろまかしてきたみたいな『スタンド』の どこがいつも通りの『セックス・マシンガンズ』なのよッ!? なら、この黒い『スタンド』が キョンの『ゴッド・ロック』だとでも言うわけッ!?」 だから、その説明をさせてくれと言っているんじゃねえかァ―――ッ!! こうなったら、とにかく経緯だけでも、手早く――――伝えようとした、俺よりも一瞬早く。古泉が、叫んだ。 「――『森園生』! ぼくの上司で、年齢は29歳! 独身、みずがめ座! 三つ下で、現在二股中の弟がいるっ!!! 父方の実家は『和菓子"もり家"』だッ!!」 「なッ―――!?」 「好きな歌手は『鈴木雅之』! 好きな食べ物は『酒盗』と『豆腐よう』 そして毎晩欠かさない『酒類全般』! ただし『ジン』だけは飲めないッ!! 『週刊ヤングジャンプ』を、毎週、森田まさのりの『べしゃり暮らし』を読むために購読している! あれ、早く捨ててください、居間がヤンジャンだらけで邪魔なんですよッ!! 初恋は小学四年の時、二学年上の『ノリアキ君』!! ファーストキスは高校一年生の時! 相手は部活動の先輩で、そのとき舌を――――」 ガシャン。 ……突如として語られ始めた、その奇妙に偏ったプロフィールは 始まりと同じく、『突如』に終わった。 車内を揺さぶる衝撃と、それに伴って響き渡った轟音によって、無理矢理に掻き消されたのだ。 「……もうっ、わかったわ! 理解したわよ、あんたは間違いなく『古泉一樹』よッ!! だから、それ以上喋るなァ―――ッ!!」 少々時間を要したものの、俺はどうにか、その状況を理解することが出来た。 先の古泉の言葉に気をやっていたために、気づかなかったが。 いつの間にか、俺たちを乗せた車は、先ほど停止した位置から移動していた。 『ゴッド・ロック』の目で、車のバックを振り返る。 ……ゆですぎて縮れてしまったラザニアのようにひしゃげたボンネットと、灰色のビルの壁が、視界に映った。 「……わかっていただけて、光栄です」 間一髪、バックガラスが砕け散るほどの勢いで無かったために難を逃れた。 もしガラスがブチ割れていたならば、今頃俺たち三匹は、ガラスのシャワーを浴びていたところだ。 荒く息をつきながら、顔面を真っ赤にした森さんが、古泉に掴みかかる。 まるで、そのまま絞め殺さんかのような勢いだ。 「だけどっ、どういうことかはさっぱりわからないわよッ! アンタたちの『スタンド』に変化はないって聞いてたぞ、アタシは! 古泉、あんたが『その心配はない』と言ったと アタシは鶴屋さんから聴いてるのよッ! どういうことか説明しろっ!!」 「おっ、落ち着いてください森さんッ!! それがぼくに説明できるなら、この世にぼくらは必要ないッ!!」 自らの存在をえらく軽視した古泉の発言。しかし、それは正しい。 俺たちのスタンドに変化が現れた。 それはつまり、俺たちの『精神』にまで、ハルヒの力による『ネコ化』が及んでいるという事だ。 そして。その『ネコ化』は、まだ留まっていない! 「ハルヒは、今どうしてるんだ?」 「そ、それだ! 森さん、『機関』に連絡を…… 涼宮さんはどうしてますかッ!? まだ、学校にいるんですかッ!?」 古泉の言葉が終わるよりも早く。 森さんは、古泉の体を掴み上げた両手を開放し、携帯電話を取り出し、耳に押し当てた。 ……しばしの静寂。数秒か、十数秒ほどだったろうか? その短い時の間に、森さんの眉間に、徐々に皺が寄せられていく。 「……なんで出ないのよッ!? 涼宮ハルヒの状況よッ!? 『監視室』にかけてるのよ!? この時間なら、間違いなく、校内を監視してるヤツがいるはずでしょッ!?」 校内を監視。機関が、日ごろから…… 特に、この『スタンド』事件が勃発して以来、より強固に、ハルヒの動向を逐一監視していることは聞き知っていた。 が、久しく還れていない常識に基づいて考えて見れば そいつはどうにも奇妙で、ある意味恐ろしいものでもある。 校内を監視しているのなら、当然、俺たちや、ハルヒとはほぼ無関係な連中の行動までもを、常に見ているものがいるわけだ。 しかし。俺の背筋に、嫌な予感が奔る。 『それは、今、この瞬間も、問題なく行われているだろうか?』 「ッ! やっと出た……おいッ、何やってんだ監視ぃッ!! 『絶対に監視室を空けない』のが、アンタたちの仕事じゃ……」 ……次の瞬間。森さんの携帯電話から毀れ出た、電話口から発せられた、その『声』を。 俺と。そして、おそらく、古泉の耳とが。はっきりと捉えた。 『……ウギャーォ……』 「なッ……何ィィ―――――――ッ!?」 車中に、俺たち三人(厳密には、二匹と一人……ああ、もうどうでもいい。三人だ)の声が、折り重なって響き渡る。 「おいっ、監視、ふざけてんのかッ!? アタシは今テメーらの冗談に付き合ってるほど……」 『フギャーッ!!』 ……今日、何度目だろうか。変わり果てた姿となった古泉と、目が合う。 「んな……ウソでしょォオオッ!? なんで……『監視』が、『ネコ化』してるってのッ!? 説明しろ、古泉ィ――――ッ!!」 「おっ、落ち着いてください、森さっ……」 携帯電話をシートに叩きつけながら、森さんが再び叫ぶ―――そして、次の瞬間だ。 どうやら、俺は古泉よりも一歩遅れて。その『異変』に気づいたらしい。 「これが落ち着けるかッ! どうして監視が『ネコ化』してるのよッ!! アンタの推論は、どこから間違ってたってーのよッ!?」 ……目の前で、見る見る姿を変えてゆく森さんを見つめながら。 俺はため息を付き、とりあえず―――『ゴッド・ロック』を解除した。 これで、『ネコ』と『人間』との間の、言葉の隔たりなどに悩む必要もなくなったわけなのだから。 「……な、何よ、アンタたち……ッ! ちょっと待て……何か、何かおかしいわよッ!? 何が? これは……どうなってッ、まさか―――――――ッ!?」 「森さん、学校に……すぐに『ヘブンズ・ドライブ』で、ぼくらを学校に連れ戻してくださいッ!! わからない、何がおきているのか、さっぱりわからないが…… もしかしたら、これはやはり『スタンド攻撃』なのかもしれないッ! そうでなくても―――ぼくらが学校を離れるのは、何か『まずい』! はやく―――フロントの上に『飛び乗って』ください!! でなけりゃ、その姿じゃ『前が見えない』だろうッ!?」 ……意外なことに、かわいらしい小柄なアメリカン・カールへと姿を変えてしまった『森さん』に。 古泉が、体毛を逆立てながら叫ぶ。 やがて、状況を理解したらしい。 森さんは、まだこなれていない足つきで、助手席、フロントへと飛び移り、立派な事故車と化した車体を動かし始めた。 ……俺はというと。先の古泉の言葉にあった、『スタンド攻撃』の単語を、脳内で転がしていた。 『ゴッド・ロック』の像は引っ込めたが、『探知能力』は問題なく機能している。 森さんが『ヘブンズ・ドライブ』を発動させる瞬間も、確かに感じることができた。 そして、やはり。あの時、俺たちが『ネコ化』した時、校内に『スタンド攻撃』などは存在しなかったはずだ。 なら、この状況は一体どういうことか。 ……それが分かったなら、世界に古泉も長門も朝比奈さんも、岸辺露伴も スタンド使いのイタリア人も、必要ないだろう。 「ああっ、クソッ! 『スタンド』だけで手一杯だってのにッ! ハルヒは一体何がしたいってーんだッ!」 「あなたも、落ち着いてください! とにかく、原因が『学校』にあるのは間違いないんです! 学校を監視していた監視室の人間が『ネコ化』したのも説明が付く…… これは、『ウィルス』だ! 『人をネコへと変えるウィルス』!! 何故、学校にそんなものが発生したのかわからない、けれど、そうとしか考えられない!」 俺の口から零れ落ちた愚痴を拾い上げた古泉が 知らぬ間へグリーンへと変わって行ったエメラルドの色の瞳を俺に突きつけながら言う。 「『ウィルス』だって? ちょっと待て、学校にそんなものが発生してるってのか? それも、学校を監視しているやつらまでもに感染するような 『ネコ化ウィルス』だってのか?」 いや、それどころか。もし、古泉の新たな『仮説』が真実であれば。 『ネコ化ウィルス』に感染した人間と、電話越しに会話した森さんまでもが、そのウィルスに感染してしまった。 それほどに強力な『ウィルス』。だとしたら―――― "『今、北高はどうなってしまっている』というんだ?" 「――っ、森さん、急いでくれ!」 フロントに向かって叫ぶ古泉。その視線の先で、四足で立ち フロントガラスを見据えるアメリカン・カールが、こちらを見ないままに声を返す。 「言われなくても、急いでいるわ……古泉。あんたの『仮説』は 今度こそ正しいかもしれないわ…… でも、同時に『間違って』もいる…… 今、この状況は、あんたが思っているよりもずっと『酷い』かもしれない」 先ほどの激昂を忘れてしまったかのように、落ち着き払った、森さんの声。 そして、そこには落ち着きと同時に、聴くものの背筋に伝達するかのような、冷たく重い『緊張』が有った、 「不思議なのよ……一昨日を思い出すわ。アタシは『急げている』の…… どんどん中心街の方へと向かっているっていうのに 『信号待ち』をくらったりも、スットロい前車にイライラさせられたりもせずに! その代わりに……道路のそこらじゅうに、不自然に『停まっている車』や! 異様にそこらをうろついている『野良ネコども』を避ける羽目を食らっているけどな……!」 「何だってッ……?」 ……ネコという生き物は、足の裏からしか汗をかけないという。 しかし、俺は、森さんの言葉を聴いた瞬間。自分の額から 汗の粒が流れ落ちてゆくような錯覚を感じた。 背中の皮膚が縮み上がるかのような、ジリジリとした感覚。 「『ネコ化』は既に! 北高以外にも及んでしまっているのかッ!?」 森さんの言葉を疑う余地もない。助手席の背もたれの上へと飛び乗り、車窓の向こう側を覗くと…… そこには、つい一瞬前、俺が脳裏に浮かべたような光景が、現実に存在していた。 人気のひとつもない街並み。そしてその代わりに あちらこちらで、うろたえるように周囲を見回している『ネコ』たちの姿…… しかし、その光景よりも―――俺の左胸の鼓動を速めているのは、その光景とは別の事象だ。 森さんの声を聴いた時、感じた『緊張』……しかし、それはただの緊張ではない。 今もなお、俺の背筋を蝕み続けている、この感覚…… 森さんが『ヘブンズ・ドライブ』を進め 俺たちが北高へと近づくにつれて、徐々に強まってゆくこの『感覚』は!! 「『スタンド』だ……北高に、『スタンド』がいるッ!! 『スタンドの気配』が、北高から伝わってくるんだ、古泉、森さんッ!!」 「―――何だってッ!?」 その声は、二人分のものだ。まったく同じ言葉が、古泉と森さんから、俺に向けて投げつけられる。 「これは『スタンド』だ! おれの『ゴッド・ロック』が、北高からスタンドの気配を感じ取っている!! さっきまでは……おれたちが学校を離れるときまでは、感じられなかったものだッ! だが、今、はっきりとわかった! やはり、この『ネコ化』は『スタンド能力』なんだ!」 「ちょっと待ってください……話が矛盾している! あなたはあれほど、ぼくらの『ネコ化』はスタンドではないと…… 学校内に『スタンド能力』はないと、繰り返していたじゃあないですかッ! ……まさか、この騒ぎだってのに それとは無関係に『敵スタンド』がやってきたとでも言うのですかッ!?」 「違う! このスタンドは間違いなく『ネコ化』なんだ! 何故さっきまでは感じられなかったかわからない…… しかし、今なら感じ取れる! 『ネコ化』したお前たちや、そこらの通行人たちからも感じる…… 北高から感じるスタンドにやられた『気配』を!」 頭に浮かぶ物事を、そのまま口から垂れ流す。頭の中で整理をしている余裕など、今の俺にはない。 背筋に、全身に、神経に、『ゴッド・ロック』に伝わってくる、確かな気配。 それは、紛いなき『スタンドの気配』。しかし、その気配は――― 「こいつは、おれの知らない『スタンド』じゃない……いや、違う! このスタンドは、おれのよく知っているスタンドと、とても『似てる』…… おれは、この『スタンド』を知っている! この『スタンド』が、いったい誰の……いや」 全身から湧き上がるかのように。俺の頭の中で、いくつものピースが嵌ってゆく。 パチリ、パチリと、その一つ一つが、音を立てるかのように、はっきりと!! 「これは―――『学校のスタンド』だッ!! 古泉……お前は、言ったよな!? "北高は、ハルヒの力によって、『自意識』を持ったパワースポットになっている"と! こいつはその『自意識』だ……ハルヒの能力によって生まれた『自意識』が! 『スタンド能力に目覚めた』んだッ!!」 俺の言葉と同時に。こちらを見据える二対の瞳に、はっきりとした驚愕の色が浮かび上がった。 本体名 - 西宮北高等学校? スタンド名 - 不明 … 能力:人間を『ネコ化』させるウィルスを発生させる?(仮説) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― キョン(♂) 体長/体重:174cm/62kg → 32cm/3.2kg 品種:カラスネコ(日本猫・黒ネコ) 毛色:ブラック 目の色:赤みがかったゴールド スタンド:『ゴッド・ロック』 変化:人型・体長2m→猛獣型・体長1.5m ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 古泉一樹(♂) 体長/体重:179cm/67kg → 35cm/3.6kg 品種:ロシアンブルー 毛色:グレー 眼の色:エメラルドグリーン スタンド:『セックス・マシンガンズ』 変化:銃器型・全長0.84cm→装着型 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 朝比奈みくる(♀) 体長/体重:152cm/?kg → 30cm/2.8kg 品種:日本猫・アルビノ種 毛色:ホワイト 目の色:右目…ヘーゼル 左目…ブルー スタンド:『メリー・ミー』 変化:未確認※現在、原因不明の意識不明瞭状態であり、スタンド発動は不可能? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 森園生(♀) 体長/体重:163cm/53kg→30cm/2.5kg 品種:アメリカンカール 毛色:セーブルティックドタビー 目の色:カッパー スタンド:『ヘブンズ・ドライブ』 変化:特になし ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― to be contiuend↓
https://w.atwiki.jp/chaken_archives/pages/577.html
ナックが制作したTVアニメ。1980年4月6日から同年12月29日まで東京12チャンネルで放送された。全40話。 家族と離れ離れになった少女スーが再び家族と再会するために歌手になることを決意。芸能界での活動を通して様々な苦難を乗り越えながらスター歌手への階段を上っていく姿を描いたシリアスなサクセスストーリー。いわゆる「スター誕生」がモチーフとなっている模様。なお登場人物は全て猫を擬人化したキャラクターである。 一見するとストーリー・作画共にナックにしてはまともなアニメに見えるが、各所にチャー研仕込の「突っ込みどころ」や魅力(狂気)的なキャラクター達が多々見られる。そのため、末期のレベルに達したチャーケニストからは、例によって狂気に満ち溢れたネタアニメとして捉えられてしまう。 タロム、アキラ、ノンクロらパイロット版3部作に比較するとチャーケニスト間の知名度は殆どなかったが、このWikiで「まどか★マギカ」の負のスパイラル感がスーキャットに近いことが指摘されたことにより注目され、よく知られるようになった模様。 その後、チャー研、バトルホークに続いて怒り新党(2013年9月11日放送)で紹介された事により、更に知名度を高める事になったが、なぜか「チャー研と同じ制作会社」だとは紹介されなかった。 2015年にキッズステーションのYouTube公式アカウントにてチャー研をはじめとするナックアニメの一話が無料配信されているが、 何故かこのスーキャットは配信されていない。 登場人(猫)物 ・登場人(猫)物一覧(スーキャット)を参照
https://w.atwiki.jp/bkneko/pages/1352.html
キャラクター一覧|ALLキャラ進化表|デバフもち|クリティカルもち|小判&ドロップもち|キャラダメージ表 + ガチャキャラ一覧 ガチャ(レア)【体当たり(キャラ)|弓(キャラ)|魔法(キャラ)|ため(キャラ)|サポート(キャラ)】 ガチャ(激レア)【体当たり(キャラ)|弓(キャラ)|魔法(キャラ)|ため(キャラ)|サポート(キャラ)】 ガチャ(超激レア)【体当たり(キャラ)|弓(キャラ)|魔法(キャラ)|ため(キャラ)|サポート(キャラ)】 ※限界突破のステータスは上限解放が記載されていないものは未解放状態での値です ※限界突破のステータスは推測値ですので+-10ぐらい前後する場合があるかもしれません。(参考までに リアルキャット 「勝手にコラボ」にて入手できるキャラ。 リアルキャット 癒しのリアルキャット 超癒しのリアルキャット キャラ名 タイプ 属性 レアリティ レベル 体力 攻撃力 CP リアルキャット 体当たり 無 レア 20 287 144 150 癒しのリアルキャット 体当たり 無 激レア 20 1763 615 290 超癒しのリアルキャット 体当たり 無 激レア 20 2418 844 290 限界突破 +25 4836 1688 250 リアルキャット 癒しのリアルキャット 超癒しのリアルキャット マジックスキルリアルキャット 癒しのリアルキャット 超癒しのリアルキャット ダッシュ+10(無)無属性攻撃20%増加無属性の攻撃力ダウン5%中(無) ダッシュ+10(無)無属性攻撃40%増加無属性の攻撃力ダウン10%中(無) ダッシュ+15(無)無属性攻撃50%増加無属性の攻撃力ダウン15%中(無) 進化素材表 リアルキャット 降臨の書2 癒しのリアルキャット 降臨の書5 降臨の書・真3 超癒しのリアルキャット 説明 とある星からやってきたと言われるリアルネコ。 人間には理解できないが、シロちんのような同じネコに対しては理解できる言語を発する。 故郷の星ではネコ動画でかなり有名だったようだ。 故郷の星では人間の腕に抱き着いて甘えるだけでネットでバズるらしい。 故郷の星ではきゅうりにびっくりするネコの動画がバズるらしい。 備考
https://w.atwiki.jp/saikyoumousou5/pages/3052.html
【名前】サーバルキャット 【属性】動物 【大きさ】サーバルキャットの成体並 【攻撃力】サーバルキャットの成体並 【防御力】サーバルキャットの成体並 【素早さ】サーバルキャットの成体並 【特殊能力】サーバルキャットの成体並 【長所】跳躍力や聴力に長けるそうな 【短所】急旋回は苦手だそうな ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 290 : ◆llyMtx4ftn46 :2017/04/06(木) 01 38 43.61 ID TbBk3Yc5 サーバルキャット考察 Wikipediaより体長60 - 100センチメートル。 頭胴長67-100 cm。尾長24 - 45センチメートル。 肩高54-62 cm。体重8.6 - 18キログラム。体重8.7-18 kg。 結構でかい。成人男性くらいには勝てるだろうが、鍛えている場合は厳しいか。 犬程度の戦闘力はあるだろう。青髪ピアスまでは勝てるとする。 △ サバイバー大和 サイズ的に投石はあまり効かないか。こちらは見つけられないため分け。 × ぼたん 無理 × ダンジュウロー 体重差がある為厳しいか × ハチ 同上 これ以上は無理か。 大和は犬に分けで下に位置しているので、それを習って大和の上とする。 ぼたん>サーバルキャット>サバイバー大和 292 : ◆x3/l5AX1wE :2017/04/06(木) 08 19 13.92 ID 3JNHvUwX 290 犬と猫では、犬の方が有利だと思われがちだが、実際は猫の方が有利らしい http //www.news-postseven.com/archives/20140607_259115.html?PAGE=1#container サーバルキャットはネコ科の中でも強いから、普通の犬になら勝てると思う。 294 : ◆llyMtx4ftn46 :2017/04/06(木) 08 36 47.07 ID rliz2Ojg なるほど。 なら犬軍団には勝てるな。 6人衆も虎以外の攻撃はしないから勝てるだろう。 大乗道侍6人衆の上で。
https://w.atwiki.jp/seriale/pages/2948.html
12/07/14(土)10 20 39 No.8408331 ■ガーディアン・フロント■ サーバルキャット ダックスフントを頭部に搭載する、サーバルキャット型DD 耳のような形の高性能レーダーで地中の動体まで感知する しかしサーバルキャットの本領はその高い索敵能力ではない チーターのような肢体を生かした陸上での超高速機動である 軽量化と強固な四肢の両方を得る為に射撃兵装は存在しない 高速走行状態からの跳躍で目標を捕捉し、四肢を敵に直撃させ 地面に叩きつける事で一撃の元に原生生物を葬り去る 自分と同じ、もしくは2倍程度まで重量の敵に対して圧倒的な戦闘力を誇るが 非常に小さい敵や自重の4倍を越える敵を相手にするには不安を残す 攻撃を行う為に助走が必要であったり 高速機動ゆえの制動性のシビアさからパイロットを選ぶ為 高い戦闘力を誇りながら生産数は非常に少ない 関連事項 ⇒ダックスフント
https://w.atwiki.jp/jojost/pages/307.html
「―――マッ、『マシンガンズゥー』!! 言っただろうが、『鶴屋さん』を呼べとォォォ!!」 「アァー!? ウルセーナ、コイズミカ? テメー! ンナモンワスレチマッタゼェェ!! ……デヨォー、ナンテイウンダッケ?」 ……『メリミー』の腕の中で喚く『マシンガンズ』と、その本体である『古泉一樹』。 俺たちにしか聞こえない、喧しい口喧嘩を耳の端に捕らえながら。 俺は、軽いめまいを覚えた。 キョンの憂鬱な冒険 -アフターロック- 外伝② 『キャット・ア・スペクタクル その2』 「『鶴屋さん、廊下に出て来てください』だよッ!! 『古泉です』も『非常事態です』も覚えられねえってェーから、省いてやったんだろうがッ!!! いいやっ、ぼくは最後には『鶴屋さん』と呼びまくるだけでもいいとまで言ったんだッ!! このバケモノが、たった五文字も覚えられねェ――のかッ!? この粗大ゴミがッ、ガラクタがァーッ!!」 「ウルセェーンダヨ!! メシモクワセネェークセニ エラソウニオレニ『サシズ』テンジャネェーヨッドボゲガッ!! 『ノウ』ニ『エイヨウ』ガイカネェーンダヨ!!」 「こっの……何を食わせようと一瞬で『弾丸』にしちまう癖にほざいてんじゃねェーぞ、この妖怪がァッ!!! 大体が、おまえに『脳』なんて大層なモンが付いてるのか!? バラバラに分解して確かめさせて貰いたいもんだ!」 ……えーと、俺の目の前で。体毛を逆立てながら、とんでもなく口汚く叫んでいる、このネコ。 本当に『古泉一樹』なのか? ……誰かが化けてるとかじゃあ、ないよな? 「こっ、古泉くんッ、落ち着いてください、あんまり鳴いたら、先生たちに気づかれちゃいますからっ!!」 「いいやっ、今度こそ頭に来た! 朝比奈さん、あなたの『スタンド』で、その手の中のクズ鉄が、二度とふざけたクチを利けないように、『ブッ壊し』てください!!」 それ、本体のお前もブッ壊れないか。 「ギャッハァー!! ソイツァイーゼェ! コンナ『ビジン』ニブッコワサレテヨォ オマケニテメェーミテーナクソ『ホンタイ』トモオサラバデキンダ、ネガッテモネェーゼ!! アー、デモヨォ、サイゴニ、『アレ』クイテェーナァー!! エート、ナンダッケ、アレ? オマエ、シッテル? アノ『フワフワ』ダヨ、フワフワ!」 ……俺に聞くな、知るわけないだろうが。 「ぐっ……テメェー、この間『覚えた』んじゃなかったのか、『カステラ』はッ!! 『カステラ』も覚えられねェーゴミクズがっ、贅沢をほざくなァ――ッ!!」 「アァー! ソレダヨ、『カステラ』ダ『カステラ』! アレクッテカラブッコワサレテェーナーァ!」 ……あの、これ、いつ終わるんですか? などと、意識が遠のきかけた直後。俺たちの頭上から、『救いの声』が降り注いできた。 「あー、はいはい! 『いっちゃん』も『マシンガンくん』も、そこまで! また今度! ね!」 「あっ……つ、鶴屋さんっ!!」 俺が、声のした頭上を見上げるよりも早く。 朝比奈さんが、その名前を呼んだ。 ―――『鶴屋さん』! どうやら、この大ゲンカの声を聞きつけて、出てきてくれたらしい! 「んー、見たところ、コッチの白ちゃんが『みくる』で 黒くんは『キョン君』なのかなっ? ま、とりあえずね? ここだとちょーっと、喋りにくいから とりあえず『階段』までいこうねっ?」 ……女神だ。微笑むそのお姿が、今の俺には、女神にしか見えない…… 神様仏様スタンド様。この方を、俺たちの仲間にしてくれて、本当にありがとうございます。 ――― 「なるほどねぇー、いやはや、久々だね、ハルにゃんじきじきの不思議事件も! っていうか、あたしがまともに見るのは、初めてじゃないかい、もしかして? みくるが、部室に新しいお茶を置いてくるってったきり戻ってこないからさあ。 なんかあったのかなー? とかは、思ってたんだけどねえ? まさか、こんなカワイイ異常事態が起きてるなんてねえ。ハルにゃんも可愛いところあるんだねえ」 踊り場にて、俺たちを隅っこに隠すように移動させた鶴屋さんは。 『スタンド』を解しての会話の後、そう言って、からからと笑った。 「でもさぁー、みくるさあ、いくら授業に間に合わないかもしんないからって 『ワープ』してまでお茶を置きにいくことないじゃん」 「ご、ごめんなさい、少し日に干してからのほうが美味しいって聴いたから……」 「うん、そっかそっか。ま、とにかくわかったよ。 ハルにゃんに、みんなオヤスミだよーって伝えればいいんだね? それと、フーゴ先生に……えーっと、なんだったっけ?」 「ぼくらは正門近くで身を隠していますから。 正門まで誰か迎えを送るように、機関に連絡してもらえるように伝えて欲しいんです。 出来れば、森さんが望ましい…… それと、可能なら、一連の事情を伝えてもらえれば」 「うん、わかったよ。いきさつを説明するのは、あたしがしたほうがいいね? あと、例の美夕紀ちゃんにも伝えておいたほうがいいかな?」 俺の記憶が確かなら、榎本先輩は、今日は軽音楽部のほうで 大事な音あわせがあるらしく、SOS団には参加しないと聞いている。 しかし、念のため、事情を伝えておいたほうがいいだろう。 「じゃ、美夕紀ちゃんにはメールしとこっかな。 たしかA組だったよね? 会長くんと同じ。じゃ、今は体育中かな? あ、そだ、あたしね、先生には、ちょっと保健室にって言ってあるからさ。 このまま、ほんとに保健室行って、フーゴ先生に伝えてくるよ。 迎えは、正門前だったよね? じゃ、正門からそれらしい車とかが来たら、出て行けるような場所に、隠れててくれるかな?」 「お願いします。……どうもすみません、お見苦しいところをお見せしてしまって」 「あっはっは、いーっていーって。 いっちゃんとマシンガンくんが喧嘩友達なのは知ってたしねぇー。 でも、いっちゃんがあんな怒ってるの、初めて見たよっ、貴重なところ見ちゃったなぁ」 ……それについては。全面的に同意します。 ……まさに己自身である、自分の『スタンド』相手だからこそ出せる、『素』なのだろうか。アレは。 「まっ、まあ、とにかく。あとは、鶴屋さんにお任せして、ぼくたちは正門へ向かいましょう…… まだ授業時間中です、正門側にでしたら、誰もいないでしょう」 俺と一瞬眼が合うと、古泉は、僅かにうろたえるような様子を見せ、早口にそう言い切り、エメラルドの眼の矛先を逸らした。 「ついでだし、連れて行ってあげるよ。 万が一、誰かに見かけられたら厄介なことになるでしょ? 大丈夫大丈夫、校内に『ネコ』が迷い込んでたから 出口までつれていってあげてるんだって言えば、誰も文句言わないよっ」 お心遣い、非常にありがたいです。やはり、鶴屋さんに助けを求めた、古泉の提案は正解だった。 これがあのバ会長あたりだったら、助けてくれるどころか ここぞとばかりに俺たちを弄繰り回し、遊ばれていたところだろう。 鶴屋さんが俺たちの前にしゃがみ込んでくれて その両肩に、俺と古泉が、爪を立てないよう注意しながら、前足をかける。 さすがに、彼女の両腕の中に、俺たちのどちらかが収まるわけにはいかない。 非常に残念だが、その特等席には、朝比奈さんについて貰う。 「あっはっは、三人ともでこれかあ。 いやあ、ホントにネコちゃんなんだねえ、みんな。なんか笑えるなぁーっ」 彼女の肩に密着している俺の胴体に、彼女が喋るたび、振動が伝わってくるのが、なんとなくこそばゆい。 「んん? ……あっはっは、キョンくんったら、そこまでネコちゃんじゃなくてもいいのに」 「……はい?」 「気づいてないの? あ、みくるもだ。二人ともさ、『ゴロゴロ』言ってるよ、『ゴロゴロ』!」 ―――― かくして。鶴屋さんの助力のもと、俺たちは無事、何事もなく 昇降口から、初夏の空の下へと抜け出すことができた。 名残惜しい鶴屋さんの体温に別れを告げ、アスファルトの地面の上に着地する。 「じゃ、あたし、フーゴ先生のところに行ってくるから、どっか隠れててくれるかな? 放課後になると面倒だし、できるだけ早くお迎えが来るように言っておくね! あと、ハルにゃんのことは、任せてくれていーからね」 「すみません、鶴屋さん」 「? お礼を言ってくれてるのかな? 気にしない気にしないっ 困ったときはお互い様だよっ。じゃ、ご武運をねっ」 ……校舎へ飲み込まれてゆく、鶴屋さんの背中を見送った後。 残された俺たち三人の、俺たちにしか聞こえない作戦会議が始まる。 「よかったぁ、なんとかなりそうですね……」 「ええ。後は、時が解決してくれることに期待する他ないですね。 万が一、明日になってもぼくらが元に戻らなかったりする可能性を考えると まだまだ問題は残っていますが」 それは、今考えても仕方ない、か。 「です。……とにかく、迎えを待つのに、この人目につく場所はまずいですし、どこかに隠れましょう」 と、そうだった。さすがに校舎内よりは目立たんだろうが 昇降口の前で、三匹のネコが顔をつき合わせているというのは、あまり自然な光景じゃあない。 二人が、周囲をくるくると見回す。それに倣って、俺も視線を周囲に散らばせる…… 早々人が注目するような場所ではなく また、正門から入ってくる迎えにすぐに気づける場所。 そんな場所を見つけるのに、そう時間は掛からなかった。 「あそこがいいでしょう。少し砂埃がうっとうしいかも知れませんが」 古泉がアゴで示したのは、非常階段の脇の、名も知らない低木によって構築された、茂みの影だった。 なるほど、あの場所ならば、体をかがめていれば 覗き込まれでもしない限り、周りには見つからない。少し首を伸ばせば、正門の様子も伺えるな。 「行きましょう」 言うが早いか、古泉が駆け出す。それを追いかけて、俺と朝比奈さんも、アスファルトを蹴った。 ……近づいてはじめて気づいたが。その茂みは、アスファルトよりも高い位置にある。 人間の姿の俺たちにとっては、せいぜい階段三段分程度の高さだが 今の俺たちにとっては、その段差は、かなり高いものだ。 今の俺の視点を、普段の俺の視点…… 身長174cmほどの人間に換算すると。その高さは、マンションの2階分ほどは十分にある。 『スタンド』に持ち上げてもらう必要があるか? ……などと、俺が考え出した、瞬間。 俺の背後から、頭上を経て、目指す茂みのある高さへと、何事もないかのように飛び映ったのは……朝比奈さんだった。 ……『スタンド』の力を借りたんだろうか? 「? どうしたんですか、おふたりとも? はやく、飛び乗ってください」 くるりと上半身をこちらに向け、俺たちを見下ろしながら、朝比奈さんは、そう言った。 ……そうか。今、俺たちが『ネコ』であるとするなら。 『ネコ』の跳躍力を持ってすればは、このくらいの高さになら容易く届くのか。 「ほっ」 短い掛け声とともに、アスファルトを蹴ってみる。 すると、俺の体は、まるで風船でも背負っているかのように、ふわりと、容易く。目指す高さまで浮き上がった。 ……ネコってのは、随分便利な身体能力を持っているんだな。 「どうやら、『ネコ化』して時間が経つにつれて、ぼくらはこの身体に『慣れて』きているようですね」 俺より一瞬遅れて、段上に飛び乗ってきた古泉が、言う。 「無意識に、ネコとしての『走り方』や、『跳び方』が身についてきているようだ。 始めのうちは、四足で立っているのも違和感がありましたが 今では四足で走ることも、当然のようにこなしている」 「……人間に戻ったときに、二足歩行のしかたを忘れちまてなけりゃーいいがな」 「はは、それは怖いですね。まあ、問題ないでしょう、おそらく。 精神はあくまで人間のままでいられているんですからね。スタンドがその証拠だ」 何はともあれ、俺たちは、予定通り。目指した『隠れ場所』へとたどり着くことができた。 古泉の言うとおり、少しばかり埃っぽい気もするが、この際そこには目をつぶるとしよう。 ……何しろ、時刻を確認する手段を軒並み失ってしまったので 放課後まで、どれほど時間が残っているのかわからない。 できれば、授業時間中に、この学校から脱出したいのだが…… などと焦れ出した頃。待ち望んでいた、『迎え』がやってきた。 「! おい、古泉、正門から車が入ってきたぜ……教師の車じゃなさそうだ、仰々しい黒塗りの車だ」 「ええ、ぼくも、先ほどから音で気づいていました。あれは『機関』の車です……やれやれ、どうにか間に合ったようです」 しきりに正門を気にしていた俺の傍らで、古泉と朝比奈さんは、あまり清潔とはいえない土の上に体を丸め、身を隠すことに専念していた。 ……と、いうか。朝比奈さんに至っては、なにやら目を細め、気だるげな表情をしている。 どうやら、夢うつつの様子だ。 ……確かにネコはよく寝る生き物だが、何もそこまでネコにならなくてもいいだろうに。 「誰か降りてきました……あれは、森さんだ。よかった、彼女となら意思の疎通もできます。 よし、急いで出て行きましょう。……? 朝比奈さん?」 「……ふえ?」 どうやら、本気で眠りかけていたらしい。まあ、無理もないか。 スタンドバトルよりはいくらかマシだが、気疲れするには十分すぎる状況だ。 「迎えが来ました、朝比奈さん。 どうやら、まだ授業も終わっていないようです。今のうちに、学校を出ましょう」 「あ、はい……すいません、なんだか、眠くなっちゃって…… わかりました、行きましょう」 そう言うと、朝比奈さんは、四足ですくっと立ち上がり 寝覚めにしてはやけに軽い足取りで、先ほど上ってきた段差の淵から、軽やかに飛び降りた。 追いかけるように、俺は古泉と顔を見合わせ、人間換算すると二階ほどの高さから、目下のアスファルトへ飛び降りる。 問題なく、着地成功。……しかし、やはり、飛び降りる瞬間には、一瞬の躊躇いを感じる――― ……ふと、思う。 何故、朝比奈さんは。あれほどこの状況に順応しているんだろうか? 彼女は、先ほど、この段差へと飛び乗る際にも。まるで当たり前のようにネコとしての跳躍をやってのけた。 それはまだわかる。しかし、飛び降りる事に関しては。 少なくとも精神が人間である俺たちにとって、目下十数メートルに相当する高さから飛び降りるというのは、どう考えても普通のことじゃあない。 おそらく、臆病さにランクをつけるとしたら、かなり高い順位にランキングされるであろう朝比奈さんが。 俺より、古泉よりも早く、この段差から、何事もなく飛び降りた。見た限りは、一瞬の躊躇いもなくだ。 「ん! どうやら、問題なく保護できそうね」 アスファルトの上を駆け寄る俺たちに気づいた森さんが、腰に手を当てながら、しゃがみ込む。 「どうも、すみません。事情は聞いていますね?」 「ん? ごめん、何言ってるかは分からないけど…… なんとなくわかるわね、えーっと、あんたが古泉? そっちがキョン君ね? すると、この白ネコさんが、朝比奈みくる?」 おっと、ただ喋りかけるだけじゃあ通用しないんだったな。 森さんの確認に、俺たちは、なんとなく肯くような動作で答える。 「……んー、万が一間違えてると困るわね。間違いないようにテストしましょう。 古泉、ちょっとこの場で三回回って、ワンって言ってみて?」 「なっ……」 「古泉、仕方ないだろ」 「…………ワン」 不服そうに目を細めながらも、古泉は、森さんの言うとおり 円を描くように三度周囲を歩き回った後、吐き捨てるように呟いた。 「ぷっ…………くっくっく、おかしーわね、『ニャン』にしか聞こえなかったけど? ま、あんまりいじめると悪いわ、間違いないだし、早いところ乗っちゃって」 ……いつもの姿でなくてよかったな、古泉。 「ネコになんかなってなければ、こんな目に会ってすらいません」 それもそうだ。 ともあれ、森さんが開けてくれた後部座席の扉から、俺たちは車内に飛び乗る。 座席に土足(?)で上がるのは些か躊躇われたが ありがたいことに、なにやら専用のシートのようなものが敷いてあった。 ほどなくして、車体が動き出す。 ……エンジンの音は聞こえるし、スタンドではなく、普通に運転しているようだ。 「さて、事情は大体聞いています。 涼宮ハルヒについては、チンピラ会長と、パンナコッタ・フーゴのほうで、警戒しておいて貰えるよう、言っておきました。 あいつらがどこまで頼れるか分からないけど…… パンナコッタ・フーゴのスタンドについては、詳しい情報は聞いていませんし。 とりあえず、貴方たちは、機関の寮で、ことが動くのを待ってもらいます。それでいいですね?」 運転席に座った森さんが、バックミラー越しに俺たちを見つつ、僅かに義務的な口調で、淡々と告げる。 特に断る理由もないので、再び、ネコ的肯定の動作を行う。 首ごと肩をすくめているようで、なんとなく奇妙な気分だ。 ……と、いうか、それよりも。『スタンド』で会話をすりゃあいいんじゃないか? こんなまどろっこしいことをせんでも。 「……ふう、一時はどうなることかと思いましたが。とりあえず、難は逃れた、というところですかね」 不意に、古泉が言う。シートの上に、のっぺりと腹を預けるその姿は、まるでうちのシャミセンのようだ。 それどころか、前足の肉球を舐めだしやがる。……おい、ちょっと待たんか。 「はい?」 「いやな、お前も随分と『ネコ』が身に染み付いてるみたいだがよ。 さっきまで、茂みの土だの、アスファルトだのを踏んづけてた手なんか、よく舐められるな」 「! ……そういえば……いや、確かに。ぼくは何て不潔な真似を……」 は。と、気づいたように、古泉が、シートの上で、立ち上がる。 寝そべる体制については、確かに、この体では、人間のように胡坐をかくのもままならん。 よって、仕方なく、俺もそのポーズを取ってるが…… 「! ……あの、あなた、それは…… いえ、別に、これは言葉を返すわけではないのですが……」 「何だよ?」 古泉が、ふと。俺を見て、なにやら訝しげに目を見開いている。 ……俺が何か妙な真似をしてるか? 今の俺は……ただ、耳が痒いような気がして、ほじくっているだけなんだが。 「いや、それが『おかしい』んです! あなただって、ぼくと同じように、さっきまで土足で、四足で立っていたじゃあないですか! だったら、その『行為』だって、十分『不潔』じゃあないですか!?」 「なっ……!?」 ……古泉に指摘されて、初めて気づく。 俺は……今、何をしてる? 耳が痒いな……そう思った時! 『自然』に俺が取っていた行動は!? 「な、何だ、こりゃァッ!? 今、おれは何をしているんだ!? 自分の体だから、見えねえが……この『体制』は! おれは……『後ろ足』を、『耳』ん中に『突っ込んで』るのかよォッ!? ただ、小指を耳の穴に突っ込むくらいの、軽い気持ちで……おれはこんな行動をしたのかッ!?」 これじゃ、まるで! 『精神』まで『ネコ』になっちまっているようじゃねえか! んな、馬鹿な! 俺はさっき、2階レベルの段差を飛び降りるとき! ちゃんと『躊躇』してた……人間として当然の躊躇を感じてたじゃねえか!? 「何よ、さっきっからニャーニャーうるさいわね、雑談なら、もうちょっと静かにやってくれない?」 森さんが、バックミラー越しに俺たちを見ながら、面倒くさそうに言う。 まずいぞ―――ついさっきまで、事はひとまず落ち着いたと、楽観していたが! この状況は! 俺たちが思っていたよりも、ずっと『深刻』な状況だったかもしれないッ! 「森さん、スタンドを! 『スタンド』を出してください、話があるんだ!」 「……ちょっと、何よ? 腹でも空いた?」 違う! 駄目だ、今のままじゃ、俺たちがいくら必死で訴えても、深刻さは伝わらない! 当然だ、ネコは表情の変化がわかりにくいからなッ! 「『ゴッド・ロック』を出してください! スタンドを見せれば、森さんも、ただ事ではないと気づくはずです!」 古泉が言う。よし、それだ! 万が一話が通じなくたって、『ゴッド・ロック』なら、何かに文字を書いて 『スタンドを出して会話してくれ』くらいのメッセージは伝えられる! 「森さん、こいつを『見て』ください!!!」 『スタンド』を体から浮き上がらせながら、叫ぶ……もとい、鳴く。 よし、どうだ―――これなら、さすがに気づくだろッ!? 「! ちょ、っと……何よ、『そいつ』はっ!?」 森さんが、反応した! ……しかし、何かおかしい。俺が望んでいた反応と、違う……? 「まさか―――『敵スタンド』ッ!? あんたたち、『古泉』たちじゃあないのッ!?」 ……何だって? ちょっと待て、森さんは、俺の『ゴッド・ロック』を知っているはずだッ! だってのに、どうして! この『ゴッド・ロック』を見て 『敵スタンド』なんて言葉が出てくるってんだッ!? ―――まさか! 数日前! あの『ネオ・メロ・ドラマティック』で女性化した際に 『ゴッド・ロック』の見た目が変わっていたように―――!! 「ちょ、ちょっと待て……『それ』は、一体どういう事ですか―――まさか、『それ』が―――あなたの、『ゴッド・ロック』なんですかッ!?」 ―――俺の体から飛び出した、俺の『スタンド』! 漆黒の巨人、『ゴッド・ロック』は、今!! ―――車体の天井近くに浮かび上がっている―――そいつは、今ッ―――!? ―――"黒い『ヒョウ』の如き姿をしている"――――ッ!!? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― キョン(♂) 体長/体重:174cm/62kg → 32cm/3.2kg 品種:カラスネコ 毛色:ブラック 目の色:赤みがかったゴールド スタンド:『ゴッド・ロック』 変化:人型・体長2m→猛獣型・体長1.5m ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 古泉一樹(♂) 体長/体重:179cm/67kg → 35cm/3.6kg 品種:ロシアンブルー 毛色:グレー 眼の色:エメラルドグリーン スタンド:『セックス・マシンガンズ』 変化:未確認 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 朝比奈みくる(♀) 体長/体重:152cm/?kg → 30cm/2.8kg 品種:日本猫 毛色:ホワイト 目の色:右目…ヘーゼル 左目…ブルー スタンド:『メリー・ミー』 変化:未確認 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― to be contiuend↓
https://w.atwiki.jp/bzspirit/pages/185.html
doa(ドア)は、日本のスリーピースロックバンド。メンバー全員がボーカル、演奏、楽曲制作を行う。 B'zのサポートメンバーを務めたことのある徳永暁人と大田紳一郎がメンバーである。 そのためB'zとの関わりが深く、メジャーオリジナル1stアルバム『open_d』収録の「Siren」では、 稲葉浩志が作詞およびブルースハープで参加している。 メンバー 徳永暁人(とくなが あきひと) 大田紳一郎(おおた しんいちろう) 吉本大樹(よしもと だいき) 外部リンク doa official web site doa blog 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/1979.html
キャットタワー 商品ページ 名称:キャットタワー(家具) 要点:猫・爪とぎ・タワー 周辺環境:設置された家 特殊: *キャットタワーのアイテムカテゴリ = ,,,非着用型アイテム。 *キャットタワーの位置づけ = ,,,家具。 *キャットタワーの特殊 = ,,,設置した家の猫がちょっぴり健康になる。 →次のアイドレス:たかいところがすき(イベント) コメント にゃんこたわぁ ニャンコの為に作られたニャンコの為のニャンコによるニャンコ 要点を見ると爪とぎもあって優秀。登ったり降りたりと運動することによりにゃんこも健康一番。にゃんこぱんちで特訓だ。
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/1006.html
キャットタワー(きゃっとたわー) ファンファン・ファーニチャー家具店で販売されている家具。 猫の遊び場としてキャットタワーはいかがでしょうか。 上ったりおりたりきっと喜んでくれるはずですv 家の住み易さを+1上昇させる。 設置した家の猫がちょっぴり健康になる。 ※ご購入は上記のファンファン・ファーニチャー家具店リンクからどうぞ L:キャットタワー = { t:名称 = キャットタワー(アイテム) t:要点 = 猫,爪とぎ,タワー t:周辺環境 = 設置された家 t:評価 = なし t:特殊 = { *キャットタワーのアイテムカテゴリ = ,,,設置型アイテム。 *キャットタワーの位置づけ = ,,,{家具,ショップアイテム}。 *キャットタワーの取り扱い = ,,,FFF。 *キャットタワーの販売価格 = ,,,10マイル。 *キャットタワーの住みやすさ補正 = ,,,住みやすさ、評価+1。 *キャットタワーの特殊能力 = ,,,設置した家の猫がちょっぴり健康になる。 } t:→次のアイドレス = たかいところがすき(イベント) } 解説 ファンファン・ファーニチャー家具店で販売されている一般家具のひとつ。家に設置することで家の住み易さを+1上昇させるほか、設置した家の猫がちょっぴり健康になる効果をもつ。 猫は高いところが大好き!そんな猫の習性を遺憾なく発揮させることができる、猫のためのアスレチック、キャットタワー。天井まで届く支柱に、上るための足場や一休みできる土台、各種遊具などを組み合わせて木登りの感覚を再現してあげよう。家猫特有の運動不足やストレスといった悩みも楽しく遊びながら解消できる。複数匹飼っている場合にもオススメ。支柱は要点にもあるとおり爪とぎにもなる。 最近、猫を飼う方が増えてきたので、注目度もあがったと思われるこのアイテム。猫のためだけじゃなく、上り下りしている愛くるしい姿を見て和むのもまた一興。家の住みやすさ+1はむしろここからきているのだろうか?猫好きなACEもきっと満足してくれるに違いない。 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 天領 09/01/21購入 緋璃・ロッシ 1 フィールド・エレメンツ・グローリー 08/7/29:購入 川原雅 1 海法よけ藩国 10/05/05:購入10/05/06:自宅へ設置 黒崎克耶 1 鍋の国 09/03/25:購入 藤村 早紀乃 1 レンジャー連邦 10/04/01:購入10/04/16:自宅へ設置 むつき・萩野・ドラケン 1 紅葉国 09/07/09:購入09/07/21:自宅へ設置 日向美弥 1 涼州藩国 08/8/3:購入 蒼のあおひと 1 参考資料 ファンファン・ファーニチャー家具店:キャットタワー アイドレスWiki:キャットタワー 上へ 戻る 編集履歴:矢上麗華@天領 (2010/10/25) イラスト:ファンファン・ファーニチャー家具店 解説:阪明日見@akiharu国(2008/08/15)