約 3,657,063 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11640.html
登録日:2010/08/29 Sun 10 56 30 更新日:2024/07/03 Wed 17 34 03 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 02 150ガーベラ 2号機のジンクス ASTRAY EXVS参戦 MS どぅぶれあ!! アストレイ アストレイシリーズ オーブ ガンダム ガンダムSEED ガンダムの皮を被ったスーパーロボット ガンダムアストレイ ガーベラ・ストレート ジャンク屋組合 タイガー・ピアス チート トンデモMS プロトアストレイ リアル系の姿をしたスーパー系 レッドフレーム ロウ・ギュール ロマンの塊 主人公機 作業用? 変態 技術盗用 日本刀 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 機密の塊 王道でないもの 荒武者 試作機 赤い一撃 野武士 阿久津潤一 どうして… 全部破壊して解決しようとするんだ!!! ガンダムアストレイ レッドフレームとは、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』をはじめとする『ASTRAYシリーズ』に登場するモビルスーツ(MS)。 『SEED ASTRAY』では主人公機として活躍している。 ■目次 基礎データ 機体解説 基本武装 装備変更バリエーション◆サルベージタイプ ◆フライトユニット装備 ◆バクゥヘッド装備 ◆パワーローダー ◆パワードレッド ◆レッドフレームMJ(マーズジャケット) ◆レッドフレーム改 ◆レッドドラゴン 劇中での活躍『ASTRAY』 『X ASTRAY』 『ASTRAY R』 『DESTINY ASTRAY』 立体化ガンプラ METAL BUILD ゲーム作品『スーパーロボット大戦シリーズ』 『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』 『機動戦士ガンダム Extreme vs.シリーズ』 『ガンダムSEED BATTLE DESTINY』 機動戦士ガンダム アーセナルベース 余談 基礎データ 型式番号:MBF-P02 全高:17.53m 重量:49.8t 装甲材質:発泡金属装甲 動力機関:バッテリー 所属:ジャンク屋組合 主な武装 ビームサーベル×2 ビームライフル 対ビームシールド 対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2 ガーベラストレート 必殺技:光雷球 パイロット:ロウ・ギュール 機体デザイン:阿久津潤一 機体解説 中立国オーブ所有の資源衛星「ヘリオポリス」にて、秘密裡に地球連合軍の依頼で開発していたGAT-Xシリーズの技術を盗用して建造された「プロトアストレイシリーズ」の一機。 機体コードは「プロト02」。「レッドフレーム」は、赤いフレームが剥き出しの特徴的な外見からロウが付けたあだ名で、後にこのMSの通称として普及した。 『SEED ASTRAY』冒頭にて、崩壊したヘリオポリス内にブルーフレームと共に完品の状態で破棄されていたのをジャンク屋のロウ一行が発見。 直後に両機の破壊、及び目撃者の排除を依頼された傭兵部隊「サーペントテール」の叢雲劾と鉢合わせになり、レッドフレームは樹里たちに先に運び出された。 ロウはブルーフレームに乗り込んで劾を迎え撃つも、奇襲を回避されて追い込まれる…が、依頼主が劾たちごと始末しようとしたことで戦況が一変。 劾はブルーフレームを強引に借り受けて迎撃に向かい、ロウもレッドフレームに乗り込んで劾や自分たちを襲ってきた部隊を撃退。 ブルーフレームはこの時に結果的に助けられた礼としてロウから劾に贈られ、残ったレッドフレームはロウの愛機となった。 なお、所属はジャンク屋組合なので左肩にそのエンブレムが描かれているが、売り物ではなくロウの個人所有機であるため、その上に「LOWE」と描かれている。ガンダム、売らないよ! プロトアストレイシリーズの内、「P02」である本機は「ナチュラルでも扱えるMS」を最終目標として開発されたという経緯があり、 そのため、ロウが見つけた時には不完全ながらもナチュラルの使用を想定したOSの試作型が搭載されている。 ロウが持っている自我を持った謎の人工知能搭載コンピューター「8」をOSに接続し、そのバックアップを受けることでナチュラルのロウでも最初からある程度操縦出来た。 それに加え、何度も使用する上でロウが自分に合わせてOSをカスタマイズしていっており、後に登場したストライクダガーなどのナチュラル用OSを搭載したMSと比べても滑らかに稼働している。 後にオーブに寄った際にはロウはレッドフレームのデータを提供しており、そのデータとキラ・ヤマトの協力がM1アストレイ(特にOS面)の完成に役立った。 そのことを受け、本機の機体色である赤はM1アストレイにも使用されることになった上、オーブのナチュラル用MSを意味するカラーとしても定着していった。 元々右腕をロストしていた上、ロウとの戦闘を経てメインカメラも損傷したことで、修復と装備の追加でほとんど別物と言っていい見た目と化した「P01」(ゴールドフレーム)、 傭兵という職業柄、様々な戦地に対応する必要があり、さらに局地戦用の装備のデータが元々入っていたこともあり、多彩な武装を使い分けている「P03」(ブルーフレーム)とは違い、 レッドフレームはそもそもロウが自衛目的以外では戦わないジャンク屋であることもあってか、建造当時に近い姿で運用され続けている。 ただし、これはロウがその時々の状況に応じて試行錯誤して装備を変えて(主に自作)は元に戻しているためであり、装備変更バリエーション自体は豊富。 また、機体そのものにもロウが趣味と実益を兼ねて様々な手を加えているため、見た目こそあまり変わらなくとも、内部パーツは当初の物とは大きく違っている。 「アストレイ」(王道でない)と言う名はエリカ・シモンズがMS開発の迷走を愚痴る形で付けた名前だが、 ロウはこの名前を「兵器として王道ではない=人殺しをしないMS」と言う意味で受け取り、好んで「アストレイ」と呼んでいる。 その他、自身が改修等で関わったMSの中で、例えアストレイシリーズと関連がないMSであっても、パイロットの意思や想定用途等で戦闘以外に用いられるMSであれば、 『Xアストレイ』や『アストレイ アウトフレーム』等のように、「アストレイ」の名称を使っている。 基本武装 対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 GAT-Xシリーズなどに装備されているのと同様のバルカン砲。 頭部の上方の左右に内蔵している。 ビームサーベル 肩の後ろ部分に二基接続されているビーム剣。 最初は主武装として使用されていたが、エネルギーの消耗が激しいなど使用に難があったため、ガーベラストレート装備以降は外してはいないものの使っていない。 ビームライフル アストレイシリーズの共通装備の一つ。 MS用装備としては十分な威力を持っているが、サーベル同様エネルギー消費が激しく(ロウ曰く「いるか!あんなエネルギー喰い!」)(*1)、 ロウがあまり射撃が得意でないこともあって、ほとんど使用されることは無くなっていった。 対ビームシールド ストライクやデュエルと同型の対ビームコーティングシールド。 これも最初はよく装備していたが、重く取り回しが悪いためか使われなくなった。 ガーベラストレート MS用の大型実体剣であり、そのデザイン・構造は日本刀そのもの。名前の由来も名刀「菊一文字」。 グレイブヤードにおいてほぼロストテクノロジーと化していた、古来の刀造りの技術を再現することで完成した代物で、MSは勿論、MSサイズの隕石をも真っ二つにする程の切れ味を誇る。 対ビームコーティングでもされているのか、ビームを切り裂いたり弾くことも可能で、シールドの代用にもなる。 普段は専用の鞘に納められ、左腰のアーマー部分に接続されている。 入手以降は本機の標準装備となり、燃費が非常に悪く、過剰性能のビームサーベルの代わりとして、 ロウはエネルギーを使わないこの武器を近接戦闘では好んで使用している。 なお、巨大な重量物である本装備を使用するために、ロウがレッドフレームのOSの改修や機体各部のアップグレードを行って耐久性やトルクを強化しており、 本編ではM1アストレイとレッドフレームで模擬戦を行った際、M1がレッドフレームから本装備を奪って斬り付けるシーンがあったが、 無理な体勢で振ったこともあり、M1は使用直後に右腕の各部アクチェーターが火を噴いて破損して使用不能となった。 これは、ただ叩き付ければ斬れるビームサーベルや重斬刀と違って、本装備はある程度の長さと重さを併せ持つため、 その応力に耐えうるアクチェーターと全身の躯体、足・腰・腕・手首などを正確に連動させなければ相手を斬ることはできないためである。 戦闘後、自身の予言通りM1の右腕が壊れたのを見て取ったロウが「素人が簡単に真似するなよ」と言っているように、 使い熟すにはパイロット、機体共に日本刀への造詣が深くないといけない、扱いが難しい武装なのだ。 加えて、他のプロトアストレイが使用者の必要に応じて強化・改修などで装甲やフレームに手を加えられている中、 唯一オリジナルと大きく変更されない姿(*2)でずっと運用されているレッドフレームは、 プロトアストレイシリーズのコンセプトである「ジンよりも人体に近い可動性を持ったフレーム」の特性を持ち続けており、 その特性によって「人間が日本刀でモノを斬る動作」をレッドフレームが正確に再現できていると推測され、 これもまた、レッドフレームがガーベラ・ストレートを使い熟せる一因になっていると思われる。 光雷球 本体からビーム兵器へエネルギーを供給するための掌の送電用プラグから、ビーム兵器を手にしていない状態でエネルギーを放出することで、 装甲面に帯電し、球体状に形成されたそのエネルギーを敵に押し付ける、若しくは投げつけることで攻撃する技。 ビームライフルやビームサーベル程の指向性は無く破壊力は限定的だが、敵のセンサー部などを破壊するには十分。 また、徒手空拳の状態からでも放てるために相手の意表を衝くこともできる、もしもの時の切り札的な攻撃手段である。 8曰く「新必殺技」。 ただこれは、元々そう設計された武装ではなく、偶発的に発見されたもの(8が「新兵器」ではなく「新必殺技」と呼称しているのもそのせい)であり、 それ故に使用した際の自機への負荷は大きく、無理に使い続けたり、一度に長時間連続して使うと内部構造が破損する危険がある。 実際作中では、機体の全エネルギーをこの攻撃に回した際、右腕の肘から先が粉々になってしまった。(*3) 構造上他のプロトアストレイでも使用可能なはずだが、発見した事自体が偶然である為、他に使う機体がいない。 『Gジェネ』等でもMAP兵器として登場する事があり、スパロボでもモーションが似ているあの技とネタにされる事も。 装備変更バリエーション ◆サルベージタイプ ザフトのグーンの装甲を改造した外部装甲を被せた水中活動用形態。 見た目はグーンの上半身装甲を被っただけで下半身は本体丸出し。 動かせない両腕の代わりにマジックアームは付いているが、急ごしらえで必要最低限の動作能力しかない間に合わせ。水中戦なんてとても出来ない。 一応、グーンの装甲をパージ可能だがアストレイが紙耐久なので非常時以外はやらない(と言うか普通は出来ない)。 実際にグーンの装甲をパージするとコックピットが直ちに浸水し始めた。 ◆フライトユニット装備 オーブ軍のMSのOS開発及び演習に協力した報酬に貰ったM1のバックパックを追加した姿。 レッドフレームとM1では装備仕様が異なるため、バックパックに改造を加え接続出来るようにした。 また燃料タンクを兼ねたウィングを増設し、重力下での滞空時間が大幅に延長した。無論、宇宙でも運用可。 8による無人運用も可能で、燃料タンクを切り離すことにより陽動としても運用できる。 ◆バクゥヘッド装備 砂漠の市場で売られていたザフトのバクゥ戦術偵察タイプの頭部を武器として装備した姿。といっても右手でバクゥの頭を掴んでいるだけだが。 バクゥの頭部に内蔵されていた後期型バクゥのビームサーベルも使用可能になっており、双頭刃のように扱える。 一応レッドのビームサーベルよりは燃費はよかったらしいが、バクゥヘッド内部データに残っていたあるデータを目当てにザフトの襲撃を受け、ポイ捨てされたままとなった。 ◆パワーローダー ロウが剣技の師匠に言われた『大馬鹿天井知ラズ』を体現したマシン。全高はアストレイと比較して60m程。 ザフトのレアメタルが海に落ちたぞ→よし、貰っちまおう→拾ったはいいがどうする?→全部使ってデカい刀を作ろう →作ったけどこんなん振れねぇよ→ん?補給に入った艦から出た機体になんかくっついたぞ →よし、あの案いただいて、作った刀振れるメカを作ろう と言う、行き当たりばったり過ぎる経緯で完成した。この世界でも珍しい「MSが操縦するメカ」。 普段はどこぞの白い悪魔よろしくAパーツとBパーツに分割されており、使用時に合体し、レッドに接続される。 そのパワーは凄まじく、150ガーベラを放り投げ、戦艦の頭から尻まで文字通り串刺しにするほど。 しかし本質的には作業用のメカであり小回りが利かないためMS相手に戦うのは不利。 ちなみにほかの機体でも使用可能で、分割したA・Bパーツの状態でもそれぞれ作業機械として他のMSに装着することも出来る。 150ガーベラ 上記で説明した通り、巨大なレアメタルの塊をそのまま全部、刃渡り150mの日本刀にした代物。 どぅぶれあ! 最近刀身が破損したことで、ロウが今度は柄部分の魔改造に走り巨大バッテリーパックと化す。 勿論それだけで済むはずがなく、ローエングリンを内蔵した上に柄頭は取り外してアルミューレ・リュミエール搭載のガーベラ・シールドに、 鍔部分は分解してガーベラ・ツールという2種類の工具に変形するようになった。 ◆パワードレッド レッドにジャン・キャリーの開発した「高出力パワーシリンダー」を内蔵した両腕及び背面の強化フレームを装備した姿。 「高出力」の名は伊達ではなく、パワーローダー無しで振るとレッドの腕の内部構造がメチャクチャになった150ガーベラをレッド単体で振れる程。 最大出力状態では放熱のために両肩部分の装甲が大きく展開する。 ガーベラストレートは左肩後部にマウントされ、抜刀し振るうことも可能。 必殺技は敵機体の構造上脆い箇所をフルパワーで殴りつける『赤い一撃(レッドフレイム)』。 ◆レッドフレームMJ(マーズジャケット) 火星を訪れたロウがそこの技術を用いて改造した新しいレッド。 機体全体を包み込む様に装着された追加装甲により一見、ガンダムに見えず、その姿はさながらゲルググ。 しかしキャストオフする事で本来のガンダムフェイスが現れる。 莫大な推力を持ち、大気が薄く、重力の小さい火星なら大気圏離脱が可能な程。 「赤」くて「キャストオフ」して「頭部の一部が迫り上がる」とどこぞのカブトを彷彿とさせる。 火星から帰還後このMJ装備を気に入ったマーシャン(火星人)のディアゴに奪われるが、その後再会した際、 ロウの厚意でシビリアンアストレイ(*4)にMJ装備部分だけを丸々移植する形でディアゴに譲渡された。 劾のブルーフレームといい、ジェスのアウトフレームといい、気前良すぎだろロウ…。 ◆レッドフレーム改 新たなる敵ライブラリアンに所属するネブラブリッツとの戦いによって中破したレッドフレームを改良した機体。 もはや非戦闘員が乗る機体とは思えないほどの戦闘力を有する機体だが、作業にも使える。 以前から愛用しているガーベラ・ストレート(菊一文字)に加え、ライブラリアンの技術によってカーボンヒューマンとして再生、 若返った恩師の蘊・奥(ウン・ノウ)が新たに鍛え上げたタイガー・ピアス(虎徹)を装備、 更にロウ自身が新たに製作したタクティカルアームズIILを背負い、合計三本の実体剣を装備。 その代わりブルーフレームセカンドLと同様、従来のバックパックごとビームサーベルはオミットされた。 そのほか、オプションとして「ローエングリンランチャー」や「ミラージュコロイドウイルス」といった装備もある。 後述することから、これまでのASTRAYシリーズでロウが培ってきた技術の集大成とも言うべき機体である。 …そこ。どこぞの海賊狩りとか言わないの タクティカルアームズIIL ブルーフレームセカンドLにも装備された多機能装備。コンセプトは同じだが、ブルーフレームのそれとは中身は別である。 形態として、「Vフォーム」「ソードフォーム」「フライトフォーム」「アローフォーム」「デルタフォーム」「ワークフォーム」があり、 機体のバランスがよく、カッコよさを自慢できる「Vフォーム」が標準的なマウント方法になっている。 この形態はグリップ部をビームトーチ(ビームガン)として使用可能。極めつけに、ドラグーンとしても使用可能。 ●ソードフォーム:そのまま剣としての使用が可能。 この形態のままバックパックとしてマウントもできるが、カッコいいだけでデッドウエイトになる。 ●デルタフォーム:VL(ヴォワチュール・リュミエール)の展開が可能な形態である。 これはライブラリアンに破壊されたターンデルタのパーツを流用している。ただし機能をフルに発揮するには、核動力がいる。 ●アローフォーム:ロングボウとショートボウのタイプがあり、それぞれ連射性と射程距離に違いがある。 この形態でビームの発射が可能であり、ビームを曲げることもできる。VLを応用することで、ミラージュコロイドを使用する機体の位置の特定が可能となる。 ●フライトフォーム:マントのように斜め後に延びた形からディバインストライカーやジェットストライカーのように、バックパック後方上部に水平展開するよう変更されている。 フライトユニットの先端を鋭角化させた「ハイスピードモード」もある。これは、スピードは出るが安定感が低く、格闘戦には向かない。 ●ワークフォーム:作業用の形態で、タクティカルアームズをハサミのような形態に変化させる。 パワーシリンダーが内蔵してあり、コロニー用の太い鉄骨をもらくらく扱えるほどのパワーを有する。この形態でもビームトーチを使える。 さらに、デルタフォームから大きく上部が開いた形に変形するとマガノイクタチとして機能する。 ロウが言うにはオリジナルより改良したハイパワー仕様であり、少なくともネブラブリッツ3機分を同時に相手にしても勝てるレベルの出力。 といったように、多機能なんて言葉では済まないほど多くの機能がある。 しかし、核動力前提の装備やパイロットを選ぶ装備など、どう考えてもロウが扱えない装備もあり、どちらかと言えば自慢したいために装備したものもある。 仮に核動力を搭載しても、この機体を完全な形で運用できるパイロットはいないと思われる (あえて「仮合格」と言えるのは叢雲劾だろう。一応彼の師匠は日本刀の使い手だし、本人も作中でも生身で使用している。ドラグーンも使用可能)。 ◆レッドドラゴン フライトユニット装備をベースに、新しく開発したどう見ても戦闘用の多目的ツール「カレトヴルッフ」を3つ装備し、 頭部にビームアンテナを形成できるドライグヘッドを装備した姿。これにはセンサーを強化するだけでなく、かの有名なミラージュコロイドの制御機能を持つ。 どう足掻いても作業用MSの域を軽々と越えてしまう辺りがロウらしいと言えばそうなのだが。 カレトヴルッフ 切断能力と溶接能力に優れたツールであり、緊急時にはリミッターを外すだけで戦闘用になる代物。 G(ガン)モードとS(ソード)モードに変形できるが、この手のマルチウエポンとしては珍しく変形は手動。ロウはレッドフレームを使ってスムーズに変形を行い実演販売をしていた。 2021年にMETAL BUILDでレッドドラゴンの強化形態である。『レッドドラゴニクス』の製作が発表された。 カレトヴルッフを戦闘用に再設計したネオ・カレトヴルッフが特徴。 ネオ・カレトヴルッフは実体剣が真紅のビーム刃に変わっており破壊力が格段に増している。また長柄にビーム刃三本を取り付けたJ(ジャベリン)モードにも組み換えが可能。 他にもお馴染みのガーベラ・ストレートに加えタイガー・ピアスも装備し、腰と足に大型バーニアを追加する等ボリュームアップしている。 このレッドドラゴニクス、ロウが乗るレッドフレームの最終形態……ではなく、ダブルブイことヴァレリオ・ヴァレリがロウの許可を得ず無断でレッドフレームをコピー・強化改造した機体である点に注意。 カイト・マディガンがテストパイロットとして操縦し、同じくテストパイロットとして呼ばれた叢雲劾の乗るブルーフレームセカンドリバイ(トリプルランチャー・オオトリ装備)と交戦している。 劇中での活躍 『ASTRAY』 ロウ一行にブルーフレームと共に発見され、オーブ穏健派の依頼を受けたサーペントテール・叢雲劾に破壊されそうになるが、ロウの機転で樹里とリーアムにより運び出され難を逃れた。 以降、ロウをパイロットに迎え、各所を廻る。そして、軌道上での仕事中にゴールドフレームと遭遇、戦闘になる。 なんとか退ける事に成功するも激戦の末にかなりの損傷を受けた上にエネルギーも使い果たしたレッドは行動不能に陥り、ホームに収容されつつ地球に降り立った。 その後、オーブ本国に立ち寄ったロウは、M1アストレイの模擬戦の手伝った礼としてフライトユニットを譲り受ける。 その試験飛行を兼ねてマルキオ導師の下へ向かう際、本編主人公キラとアスランが乗るストライクとイージスの激闘を目撃。 セーフティーシャッターのおかげで一命をとりとめたキラを救助する。 …後にこれは黒歴史化してしまったが。 海上移動型マスドライバー施設・ギガフロートで、その建造の最中、ゴールドフレーム天(未完成)と再び戦闘になる。 ミラージュコロイドを使った天の姿を捉えることが出来ず、嬲り者にされるが、トドメにと放たれたビームを光雷球で相殺して防いだ後、 ギガフロートの護衛のために水中戦用の「スケイルシステム」を装備したブルーフレームが戦闘に介入し、海中に天を引きずり込んだことで、 地の利を得たブルーフレームを相手取る不利を悟った天は撤退。ロウと本機は辛くも難を逃れた。 修復された後は宇宙へと上がり、新なる母艦《リ・ホーム》で活動するが、救難信号を辿った先でゴールドフレーム天と三度邂逅し、激突。 戦いの最中、ガーベラ・ストレートをへし折られ追い詰められるが、そこに現れたブルーセカンドLからタクティカルアームズを借り、天を撃退する。 天を撃破したと思ったロウは撤退中に、まだ稼働できた天にビームを撃ちかけられるも、折れたガーベラ・ストレートの破片に救われる。 『X ASTRAY』 メイン主人公機ではなくなったため、冒頭でハイペリオンに襲われ小破したりする程度で殆ど出番はない。 『ASTRAY R』 ときた版ASTRAYの別視点であるが作風も相まって大暴れする。 150ガーベラやパワーローダー、パワードレッドを使用するのは今作。 どぅぶれあ! 『DESTINY ASTRAY』 冒頭でロウと共に火星に旅立ったため前半は登場せず。 後半で帰還した際には既にマーズジャケット装備になっておりユニウスセブン破砕作業に参加したが、直後にディアゴに盗まれてしまった。 その後『⊿ASTRAY』で再合流。『フォトストーリー版DESTINY ASTRAY』でMJ装備だけを取り外しシビリアンアストレイJGカスタムへと移植されレッドフレーム本体はロウの下に戻った。 ちなみに『ガンダムSEED』のアニメ本編1期OP「INVOKE-インヴォーク-」のサビ前に一瞬だけ登場している。 …が、リマスター版ではミゲル専用ジンに変わり、ハブられた。 立体化 ガンプラ 実は1/144SEEDコレクションシリーズの第1弾はストライクガンダムではなく本機。(シリーズNoは0番) その後、HG、1/100化された。(ガーベラストレート付き) そしてまさかのPG(1/60)化。PGストライクから一部パーツが流用されているが、設定のことを考えるとそこまでおかしくはない。 特典はタイガーピアス+クリアパーツセット。 2018年にはPGでもタクティカルアームズIIL装備のレッド改がプレミアムバンダイ限定で発売。 MGではブルーセカンドリバイに続いてレッド改が発売。2019年にカレットヴルッフ装備のレッドドラゴンがプレバンで発売された。 しかし新規パーツを作るのをケチっているのか、立体化が熱望されているフライトユニット、パワードレッド、MJは全く立体化されない。 バンダイェ…… とか言っていたらHGにてフライトユニット装備レッドフレームが2013年8月発売。 HGオールガンダムプロジェクトが始まる直前に発売されたため、ポリキャップをふんだんに使用した可動範囲、両手の平手付属、 ほぼ完璧な色分けと旧HGを大きく上回る(ガーベラストレート以外)、ある意味現行HG最高峰のキットとなった。何気にHGCEストライクよりも先にシールドの色分けがされており、他のプロトアストレイシリーズやデュエル、M1アストレイのシールドの再現のために奪われやすかった。まぁ最悪無くても様になるのがレッドフレームではあるが ただその一方、旧HGでは単軸で大きな可動を実現していた肘関節が二重関節に変更されて曲げた時の見た目が不自然になってしまい、その割に肘の可動域は申し訳程度にしか広がっていないため、この点については「見栄えが悪くなっただけ」という意見もしばしば。 あと、ピン型ポリキャップで接続する両サイドの腰アーマー(*5)もかなり落ちやすい。少しでも腹部が浮いているとポロッと落ちてしまうので注意。 しかし、それを差し引いても後発の改良型プロトアストレイシリーズのベース(*6)としてランナーが流用される程度には影響は大きい。グリーンとミラージュのリメイクHG待ってます HJ付録になったカレトヴルッフを3個使えばレッドドラゴンが再現できるが、現在では入手はやや厳しいか。 と思っていたらガンダムベースにて2022年にレッドドラゴン仕様が限定販売。 本体自体はフライトユニットのものだが、それに合わせてカレトヴルッフのランナーが3つ同梱され、フライトユニット自体も専用の3つ目のアームを取り付けられる新たなランナーが付属した。地味に色分けランナーで、塗装がなくても完成度の高いカレトヴルッフが作れるが、やはり金属色ランナーの宿命か、ブレード部分の銀色だけはどうしてもヒケやムラが目立ってしまう。ここだけでもガンダムマーカーや缶スプレー塗料で塗装することをお勧めする。 Gモード、Sモードといった劇中のギミック再現だけでなく、連結パーツによってさまざまな形態にすることができ、遊ぶには十分すぎるボリュームとなっている。当然だがバックパック重量がやばくなり、膝を曲げて前傾姿勢にでもさせないと自立はかなり難しいので、アクションベースはあったほうがいい。 なお、カレトヴルッフのランナーにドライグヘッド用の頭部が付属する関係上、頭部カバーとアンテナが2セット余る。カメラアイはフライトユニットのものが共有されており、アンテナ(と、シールが一個分しかないためセンサーも)を塗装すればそれだけで各フレームのドライグヘッドにすることができる。 ついでに親指を立てた新しいハンドパーツも左右一対で2つ手に入る。 武器を持たせることも出来る他、単体でもサムズアップに見える。 2015年にはRG(1/144)で発売。アドヴァンスドMSジョイントは専用のものが設計されている。 ただし、オプション装備は2022年現在でも発売されておらず、どうしても再現したいのであればHGから流用して改造するか自作するしかない。 2018年にハイレゾリューションモデル(1/100)で発売。人体に近い動きを表現するために、可動部分が多くなっている。 内部フレームは完成済みで、プラモデルというよりアクショントイに近い。値段も高め。 2022年にはパワードレッドも発売された。 METAL BUILD 塗装済み完成品アクションフィギュアであるMETAL BUILDでも発売。 こちらではレッドフレーム素体と、フライトユニットやパワードレッド用腕部等のオプションが別売りとなっている。 組み合わせる事でノーマル、フライトユニット、パワードレッド、改、レッドドラゴンが再現可能。150ガーベラストレートも柄だけだが再現された。 しかしやはりMJは立体化されなかった。バンダイェ…… また、METAL BUILD用の企画であるストライクを中心とした「オルタナティブストライク」にも組み込まれたため、新たにオルタナティブストライクVerのレッドフレーム改が発売された。 基本的には以前発売されたレッドフレームと改用のオプションパーツのセットのリペイントとなっているが、ストライカーパックに対応した専用のバックパックパーツが追加されている。 そして2021年5月にモビルスーツアンサンブルとして刃まで再現された150ガーベラストレートが試作されたと発表された。大きさ的には子供が持つ模造刀並。ホントに大馬鹿だ 後続でストライクの新規バックパックが発売されると、そのたびにバンダイはバックパックとレッドドラゴンやフライトユニットと併せて過剰装備オリジナルの形態を作る事で互換性があると強調する。 ゲーム作品 『スーパーロボット大戦シリーズ』 『W』にて初参戦し、第2部中盤参入のブルーとは異なり第2部序盤からガンガン使っていける。 通常状態・フライトユニット装備・パワーローダー・パワードレッドが使用出来るが、原作再現の為他のMSとは異なり、格別攻撃力が高いわけでもないのにビームサーベルでENを20も消費する。 フライトユニットは劾のブルーフレームとの合体技「アストレイ・ダブル・ブレード」の演出面で優遇されており、運動性が高く空適性がある上に撃墜されても通常状態で即時復帰可能。 ガーベラ・ストレートはEN消費0でバリア貫通効果もついているが、射程1しかなくコンボ不可。 全武器の射程もあまり長くなく、合体攻撃抜きでの火力も低いため、終盤では息切れしてしまう。 パワーローダーはサイズがLでありレッドフレームの特性である機動性と運動性をかなぐり捨ててしまうことと、ブルーフレームとの合体攻撃が無くなるという弱点があるが、被弾率の高さを利用してロウの気力上げに使うという手がある。 換装パーツ扱いなので母艦付近でわざと被弾し、頃合いを見計らって換装して底力で暴れることも可能。 ちなみにパワーローダーは原作より早いオーブ解放戦でお披露目となるが、あの巨体を果たして重力下でまともに運用できるかは不明(出来てもラムダ・ドライバの切れたベヘモスのように圧潰する可能性がある)。 何気に最も射程が長い形態でもある。 パワードレッドはガーベラ・ストレートの射程が伸びたうえにバリア無効+コンボ可能という凶悪性能に変化する為、宇宙ステージに限定するなら使い勝手はいい。 だが最大射程は各形態で最も短く、地上だと空を飛べない事が仇となり、強化パーツでの補助無しでは立ち回りに難儀してしまう。 もっとも、パワードレッドに換装可能になってからはほとんど宇宙ステージであり、Wは全体的に敵の方から移動してくることが多いので困ることは少ないが。 隠し技扱いの「赤い一撃」はテッカマンルート最終章との二者択一となっている。 ENを100も消費してしまい、射程も1しかないため実用性は低いが、ロウの格闘の高さもあって威力自体は歴代MSユニットの中でもトップレベルに入り、スーパーロボット顔負けの攻撃性能である事と力強い印象からかガンダムの皮を被ったスーパーロボットと言っても過言ではない。 『X-Ω』ではパワードレッドのみ参戦。 しかし、パッとしないアビリティと攻撃モーションが長すぎる必殺技で使い勝手はイマイチ。 同じガシャに入ったブルーフレームは非常に優秀な性能、ヴィルキスはかなり尖ったバフ持ちということもあって、多くのユーザーからは外れ枠扱いされがち。 全体修理によるサポートと大火力を両立でき、さらにリアル系にもかかわらず防御力高めなのは魅力。 『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』 『WORLD』では素体のみの参戦という悲しい扱いだったが、『OVERWORLD』にてパワードレッドが登場。 射程2~4で特殊格闘かつマルチロックの150ガーベラが強力だが、肝心の赤い一撃が必殺技属性でPS装甲に弾かれてしまう。 『CROSSRAYS』では素体、フライトユニット、パワードレッド、改、レッドドラゴンが登場。 赤い一撃も超強気時限定になったがちゃんとPS装甲を無視できる特殊格闘属性になったので存分にPS装甲のガンダムをぶん殴ろう。 『機動戦士ガンダム Extreme vs.シリーズ』 レッドフレーム 初代EXVS時代のリリース当初から参戦。コストは2000。 通常時はフライトユニットが装備されている。 足は止まるが二連射できるメイン射撃、上下誘導が強力でスタン&鈍足効果のある射撃CSが中距離戦の要。 格闘はガーベラストレートと太極拳を上手く使い分けており、特殊射撃の詰め寄りや特殊格闘の連撃で斬りこんでいく。射撃戦では厳しい立ち回りを要求されるが、一度格闘を叩きこんでしまえば安定した高火力を生み出しやすいため若干のムラッ気が目立つ。 覚醒中はパワードレッドを装備する。とはいえ、通常時と武装的には大差が無い。格闘CSに150ガーベラ投擲がつくが、初代の時点ではネタ装備もいい所。覚醒技の150ガーベラ叩き斬りはヒット数と巻き込み性能が非常に高く、特に前者はダメージの底上げ目的で締めに使われていた。 3作目のEXVSMBでは、メタルビルドで150ガーベラのローエングリンランチャー機能が立体化されるや否や、コラボで下覚醒技に実装された。SEED世界では珍しい緑色のビームと爆風を発生させる照射攻撃。 この頃になるとメイン射撃で足を止めなくなったが、代わりに二連射射撃を失う事となった。 EXVS2の時代になると、光雷球が実装され中距離の足止め方法が増えてきた。 格闘もバクゥヘッドを用いた突撃や、判定に優れる光雷球突撃などもあるのでかち合いには強くなった。 EXVS2XBでは、格闘CSにローエングリンランチャー照射が移設。一度きりではあるが爆発的な火力の砲撃を撃てる。 特殊射撃へのキャンセルルート増加など機敏に動けるようには徐々になってきた。覚醒も兎角詰め寄るF覚醒やR覚醒のどちらでもいける。 レッドフレーム改 3作目のEXVSMBから実装された派生機。コストは2500。 純粋な上位互換と言っても差し支えなく、射撃CSは二段階ゲージで貯めきると通常投擲の後に虎徹も水平投擲する。サブ射撃はTLをアローフォームにして光弾を一発生成し、若干の溜めの後に高弾速で突撃していく稀有な性質を持っている。 特殊射撃はマガクノイタチをプレッシャー状に展開する技。しかし他の機体と違い出だしにSAが無く、ヒットするとスタンこそするが一定時間敵機のブースト効率を低下&自機のブーストゲージを回復する性質を持っている。 特殊格闘はTLを使った各種攻撃。N、前、後、左右のそれぞれで違う技が出せるが、リリース当初は横特殊格闘が著しく強く、横特改とまで揶揄されるほどこれだけ振ればとりあえず勝てる性能だった。 通常格闘は二本の刀を使った連撃が主体で、特殊格闘派生で赤い一撃という高火力だがキャンセルできない攻撃も可能。 覚醒技はデルタフォーム起動。攻撃やカウンター技では無く、純粋な機体性能上昇系武装という珍しいタイプで、発生中は機動力強化や特殊射撃派生の効率上昇、特殊格闘のダウン値低下などの恩恵が得られる。 EXVS2ではそれなりに強化されてこそいたが、引き撃ち機体が跋扈しインフレが最も加速していた時代だったので、詰め寄って格闘でダメージを出さないといけない本機には辛い環境だった。 EXVS2XBでは一部武装を刷新されて続投。 サブ射撃には光雷球を蹴るようなモーションで投擲する技が追加され、旧サブ射撃は特殊射撃に移設。その特殊射撃は後格闘に移設し、旧後格闘は弾切れ時限定の技になった。 また発動のネックであった覚醒技の終了時硬直が無くなったので、純粋な出し得武装に変貌している。 レッドドラゴン 3作目EXVSMBの中間に行われたPDF決勝戦後の運営の発表で緊急参戦した。コストは2500。 なんとパイロット絵が戸田先生直々のイラストで、発表された時の映像では現地にいた参加者の笑い声が入っている。 通常のレッドフレームと同等の射撃CS、改の特殊射撃派生のような特殊射撃を持つ2機の合いの子のような武装がある。 しかし、サブ射撃のビームサーベル薙ぎ払いはリリース当初は特にえげつない性能を有し、ほぼノーモーションかつ発生が早すぎる武装だったため、近距離で放てば避けられない強さがあった。よしんば初段の突き刺し部分を避けられたとしても、二段目の左右薙ぎ払いが当たる事も多かったので、そこから特殊格闘を当てられて強化状態のレッドドラゴン相手に苦慮しなければならないループが散見された。 その特殊格闘のカレトヴルッフ斬りあげは命中させると自動で強化モードに移行する技で、特殊格闘を当て続ければ強化形態のゲージはリセットされるため継続時間が増え続ける。強化形態中は特殊射撃の燃費効率上昇と特殊格闘二段目追加の恩恵が得られる。少ないようだが実際この強化は重要で、ひたすら敵機に纏わりついて特殊格闘をいかに当て続けるかが主戦法になる。 覚醒技は非常に長い格闘乱舞と3WAYに照射ビームを発射する二択。出し得という事は無いが、発動すれば強化状態に移行する格闘乱舞を出しておけばとりあえず問題ない。 EXVS2及びEXVS2XBでは新技含めた強化を貰っているが、前述の二機と比べると不遇さが際立つ。 リリース当初のいき過ぎた性能をナーフされ、次回作EXVSMBONでも身なりを潜めていたが、中距離以降の攻め手がとにかく欠け、前へ前へと行かなければ他と比べても手数に事欠く場面が多い。 更に言えばEXVS2になった時、戸田先生のイラスト絵が消されてしまったのは多くのプレイヤーの顰蹙を買う事となった。(*7) 『ガンダムSEED BATTLE DESTINY』 ノーマル(ガーベラ装備)・パワーローダー・改の三種類が参戦。 ノーマルは至って普通の機体。 改は高い能力に加えゲーム中トップクラスの威力+命中率を誇るアローフォームを持つ割と普通の強機体。 特筆すべきはパワーローダーである。勿論150ガーベラが主武装で、その威力は絶大。 通常格闘ではモンハンの大剣コンボとまるっきり同じモーションで攻撃し、隙は大きいものの刃が届く範囲の敵機を粉砕する… …と、ここまでなら問題なかったのだが 高速接近するチャージブースト中に格闘するとモーションが素早い二連斬りになり、敵に撃つ暇を与えず部隊丸ごとなます斬りにしてしまう。 普通の機体がSPゲージを1ゲージ使って放つスペシャルアタックに匹敵する攻撃を、その1/5の消費で放つことができるのだ。 ではこの機体のSPAはというと、150ガーベラ投擲である。 代々ガンダムバトルシリーズの投擲技はどんな高機動機も易々と貫く命中精度を持ち、グングニルだのロンギヌスだのと呼ばれて親しまれているが 本機も勿論それらと同じく遙か彼方の敵機を一瞬のもとに貫く…だけではなく、投げた刀がブーメランのように戻ってくる。攻撃判定つきで。 戦艦から出てきたガンダム部隊を背後の戦艦ごと瞬殺するその威力はゲームバランスの吹っ飛んだ本シリーズにおいてなお最強技の一角と言えよう。 機動戦士ガンダム アーセナルベース 稼働開始時のSeason01から本機とパイロットのロウが参戦。 特殊レアリティであるアーセナルレアで2枚ともイラストはときた氏の描き下ろしとなっている。 主武装はガーベラストレートの近距離型。 レッドフレーム自体は当時としてはスペックも高めで実装された。 次弾以降では、普通に収録されており、Season02で登場したものは、アビリティが「縛撃」使用時には、光雷球で攻撃するモーションをするものも。 余談 何気にASTRAYシリーズ皆勤賞だったりする。 もう一人の主人公劾の機体であるブルーはΔASTRAYには出ていない為、皆勤賞はレッドのみ。 模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングGCパーツにゲスト出演する。 2019年には某VTuberのデザインがレッドフレーム改に似ていると話題になり、サンライズ公式や漫画担当のときた洸一などが反応したりした。 でも似ていると言われた▽パーツの元の持ち主的には複雑な話である。 ブビー 8『オイ、ロウ 追記・修正しろ』 ロウ「今レッドの改造で忙しいんだ!後にしろ!!」 8『ロウがこんな調子なんだ、追記・修正頼む』 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] レッドフレーム改だけはなんか微妙というか。やっぱりMGならパワードレッドが欲しかったような -- 名無しさん (2013-06-19 16 45 53) ガンダムの癖に「必殺技」がある時点で何かがおかしい -- 名無しさん (2013-08-05 00 03 21) ↑Gガンdisってんのか? -- 名無しさん (2013-08-05 00 35 01) めでたくフライトユニット発売。何気にHGでver.2が発売されたのってファースト除けばレッドフレームだけじゃね? -- 名無しさん (2013-08-30 20 13 40) アストレイはなかなかどれもいいキット。カラドブルッフも三つ揃えて遊んでる。 -- 名無しさん (2013-09-27 22 59 14) ↑↑今更だが つブルーフレーム -- 名無しさん (2013-09-27 23 12 58) ↑ブルーフレームはセカンドだろ。全く同じMSが全面リニューアルされたのはファースト別にすればこいつだけのはず -- 名無しさん (2013-09-28 00 32 36) レッドドラゴン形態かっけえええええ -- 名無しさん (2013-09-28 00 36 39) 150ガーベラを1/144にすると1m強。HGが1m物差し抱えて振り回してるのを想像するとロウの大馬鹿天井不知っぷりがよくわかる。 -- 名無しさん (2013-11-13 17 16 56) 漫画描いてたのがスクライドの漫画描いてた人だから余計に酷いというかスゴいというか。 -- 名無しさん (2013-11-13 17 35 21) コレクションシリーズで一番最初に発売されたのがこれだったから「うおおおおおおおおお今度の主役機かっけええええええええ」ってなってワクワクしながら種見てたのに何時まで経っても出てこなくて、後々調べてみたら外伝の機体だったと知ってかなりショックだった -- 名無しさん (2013-11-21 02 24 42) ↑当時は色々装備が出てくるのが面白かったけど、今じゃ一周回ってオプション無しが一番かっこいいと思う様になった -- 名無しさん (2013-11-21 02 40 30) パワードレッドを頑なに出さないなバンダイは -- 名無しさん (2014-03-01 11 10 48) ↑パワードレッドの経緯だと、どうしても150菊一文字が外せないから・・・アレもセットにしかねない -- 名無しさん (2014-03-01 19 42 13) フライトユニットって、エールストライカーに比べると異常に軽いんだけど、何で? -- 名無しさん (2014-03-01 21 15 18) ↑「フライトユニット装備」と「エールストライク」を比べてるんだよな?PS装甲の金属に比べて発泡金属がかなり軽いからじゃないか?ストライカーそのものの重量は知らんけど -- 名無しさん (2014-03-26 18 00 43) 戦国アストレイ混ぜても違和感がないってすごいよな -- 名無しさん (2014-03-28 16 32 48) 腕破損したとはいえ、自身の5倍以上ある武器を基本形態で振り回せるあたりもともとおかしい機体だったんだろうな。 -- 名無しさん (2014-03-28 17 00 31) ↑×3 フライトユニットが7.3t(装備時57.1t-本体49.8t)に対してエールストライカーは20.3tで3倍近い。エールは盾とライフル含みなのかね?エールそのものの装備ではないと思うんだけど -- 名無しさん (2014-03-28 21 48 26) こいつは馬鹿と冗談が総動員だ お嬢ちゃん>150ガーベラを見たときの率直な感想 -- 名無しさん (2014-03-28 22 54 56) パワードレッドの両腕どこにやっちゃったんだろう。相当貴重だったはず。 -- 名無しさん (2014-06-20 22 44 43) ↑改造して出力三倍にしてるよ -- 名無しさん (2014-06-20 23 21 22) SEED一期のOPに一瞬だけ登場してたから本編にも絡んでくるかと思ったけどそんなことは無かったぜ!おかげでアレはM1アストレイの方だと思ってた -- 名無しさん (2014-06-20 23 31 37) てかカレドブルッフってミラコロ使ってるらしいけど種死の頃ってミラコロ条約で禁止されてなかったっけ? -- 名無しさん (2014-06-21 00 40 56) ↑その期待のことは知らないけどザフトの終盤の象徴的なデスティニーがミラコロ積んでるから条約は守られてなかったと思うよ -- 名無しさん (2014-06-21 01 07 07) ↑期待× 機体○ -- 名無しさん (2014-06-21 01 08 08) ユニウス条約をパッとググってみたけど禁止してるのはミラコロの軍事利用らしいな。まあカレトは一応工具だし、ステルスするわけじゃく空力制御や周辺センサーに使うんだからまだアリなんじゃね -- 名無しさん (2014-06-21 01 27 56) ↑ミラコロはUCに於けるミノフスキー粒子だったのかと気付かされたこの頃 -- 名無しさん (2014-06-21 01 35 18) ↑5 民間だからおkってヤツさね。そう言えば戦国アストレイは本シリーズ用の没案だったらしいね。コマンドグリーンやナイトブルーも見てみたかったなぁ。 -- 名無しさん (2014-06-22 17 04 33) ↑×2本来はステルス機能しかなかったんだけどな…千葉が後付けしまくったから訳が分からないことに -- 名無しさん (2014-06-30 17 07 59) タクティカルアームズでVPS装甲のDインパルスを叩き斬っていたりするし、もう千葉は種の基本的な設定すら忘れてんじゃないのか? -- 名無しさん (2014-08-03 00 46 22) ↑種死の時点でPSの設定はフレーバーになってたよ(震え) -- 名無しさん (2014-11-22 21 53 59) ガンダムブレイカー2にレッドドラゴン参戦、はやく使いたい。 -- 名無しさん (2014-12-03 11 05 16) ↑まじか。てことはターンレッドくるか? -- 名無しさん (2014-12-03 14 10 42) ↑4 PS装甲同士は干渉するって設定なかったか? -- 名無しさん (2014-12-03 16 05 23) ↑調べてみたけどそれらしい記述はどこにも無かったよ。その代わり「レールガン以上の衝撃を与えればPS装甲は破壊可能」らしい。現状の機体だとグフクラッシャーとネロブリッツが確実に破壊可能 -- 名無しさん (2014-12-03 18 51 51) ↑PS装甲も衝撃を完全無力化するわけじゃなくなったからなー。ミサイル75発目以降から止めれなかったりとか -- 名無しさん (2015-06-18 13 42 35) 制作スタッフのお気に入り。プラモは多くの主人公機飛ばして複数種発売、某動物園ゲーでは千葉枠で3種類目。約半分がこいつの装備違い。いい加減こいつのゴリ押しは飽きた。 -- 名無しさん (2015-08-10 02 44 24) ↑ フリーダムとストフリとエクシアと00にも同じこと言えんのか? -- 名無しさん (2015-08-10 07 50 53) ↑曲がりなりにもテレビ本編の主人公と同列に扱われる外伝主役機ってどうなんだよって話。実際同じようにぽこじゃか出てるシャアは何一つ文句言われてないし、刹那に関しても千葉枠のMSV系統以外は普通じゃん。EXAの例も考えると千葉枠ってのが悪いだけかもしれんけど。 -- 名無しさん (2015-08-10 16 03 57) ↑正直、別に何処が悪いとも思わん。そのへんは個人の感覚だと思うが。 -- 名無しさん (2015-08-10 17 55 59) ↑5まぁタクティカルアームズなんて宇宙でぶつけられたらPSで守れそうもない -- 名無しさん (2015-08-10 18 09 05) 150ガーベラストレートがオルフェンズの世界にもあったら面白そう -- 名無しさん (2016-09-17 01 33 33) 150メイス(杭打ち機能アリ)……うn、ミカさんなら使いこなしてくれる。 -- 名無しさん (2016-10-22 22 24 31) 150ガーベラにローエングリンwww どういう意図でそうなったんだろ?? -- 名無しさん (2016-11-11 20 49 08) レッドフレームは何処へ向かっているのか・・・・ww -- 名無しさん (2016-11-11 21 41 33) 最初の頃のこいつのが好きだなあ…ていうかアストレイ全般が今は…それは置いといてRGかっこええわぁ -- 名無しさん (2016-11-11 22 02 09) レッドフレーム改は普通にやったら顰蹙モノのどんな武装もどんな機能もあるってぼくのかんがえたさいきょうがんだむだけど、実用性は無い機能も多くてロウが自分の技術自慢するためにとにかく積みまくったって設定で割と許されてる感 -- 名無しさん (2016-11-12 18 41 46) ↑ 普通に見たら民間の一業者が世界最高クラスの兵器を持ってるおかしい状態だからな -- 名無しさん (2017-03-24 11 08 07) 最近タクティカルアームズにマガノイタチの機能が加わったよな。 -- 名無しさん (2017-04-29 14 35 29) 150ガーベラが折れた理由は何者かに細工をされて暴走したアメノミハラシヤのシャフト部分を強引に斬った所為(プロフェッサー曰く賊はアメノミハラシヤと150ガーベラを同時に葬る予定名のではと推察している) -- 名無しさん (2017-08-03 12 51 04) 叶 和 キ セ キ -- 名無しさん (2019-09-10 07 50 12) ↑斗和キセキだぞ -- ガチ恋勢 (2019-10-10 20 14 01) 全部破壊して解決する為の手段を体現する機体だな -- 名無しさん (2019-10-10 21 01 18) ガーベラS、最適化されたOSで扱わないとMSの腕の方が壊れるってよく考えるとおかしいよな。普通オシャカになるのは刀の方だろ -- 名無しさん (2020-02-18 00 47 55) まああの刀異常に頑丈だし余程下手に扱わない限り折れない。本体はOSだけじゃなくメカ部分もチューンしないで無理やり振り回したら過負荷で腕の駆動系が壊れる。M1は元々そんな頑丈じゃないうえに無理な体勢からぶん回して腕に壊したし、VSでウンノウが乗ってた偽レッドもOSは兎も角細部まで機体をチューンしてないでタイガーピアスを何度も振ったせいでレッドより先にガタが来て負けた。そして150ガーベラはそもそもMSが扱うもんじゃない -- 名無しさん (2020-02-18 01 09 12) 正直もういい加減おなか一杯な感が強い。ストライクはまがりなりにも別機体バリエーションで増えてってるのにこいつは一個の機体が優遇されすぎ。 -- 名無しさん (2021-05-23 22 24 08) 150ガーベラはそもそもよっぽど軽くないと振るおうとしたらMS"が"振り回される。地球上で自分より重い物を振り回しうるのは地球というより大きな質量の物体の補助があるからであって、そういうのが無い状態で振り回そうとするのは「腕立て伏せで地球を押し下げる」みたいな話になる -- 名無しさん (2021-05-24 23 15 23) 150ガーベラの刀身の1/3は後にデュランダル(デスティニープラン)の置き土産といえる人物によりヤバすぎる最終兵器の素材として利用された模様(後にザフトも入手したが最終的に封印した)。 -- 名無しさん (2021-06-03 13 53 22) バクゥヘッドはSEEDDESTINYASTRAYRで紆余曲折ありましたが最終的にロウの手に戻っています。 -- 名無しさん (2021-09-05 11 48 31) 文献によってレッドドラゴンが最強とか書いてあるけど改は性能めちゃくちゃもて余してるからかなあ? -- 名無しさん (2021-09-05 22 16 21) ストライクにも言えることだけど、「関節配置を工夫し、最低限のパーツ分割と単軸関節で大きく可動」を志向したデザインのはずなのに、プラモが悉く装甲もフレームもバキバキに分割しまくって関節も二重関節ばっかなのがなんだかなぁ… -- 名無しさん (2023-01-14 18 22 35) SEED放送20周年の企画で強調されていたな…本編の先発要員である事が。 -- 名無しさん (2023-02-27 13 50 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/1591.html
登録日:2009/06/14 Sun 22 59 42 更新日:2024/08/10 Sat 17 10 17 所要時間:約 37 分で読めます ▽タグ一覧 01 ASTRAY DESTINY_ASTRAY MS アストレイ アマテラス アメノミハシラ エロいおみあし オーブ連合首長国 カイト・マディガン ガンダム ガンダムSEED ゴールドフレーム ゴールドフレーム天 サハク姉弟 サハク家 ステルス トリケロス ブリッツガンダム プロト01 プロトアストレイ ミラージュコロイド ヤタガラス ライバル機 ラスボス機 ラス・ウィンスレット リリー・ザヴァリー レアメタルΩ ロンド・ギナ・サハク ロンド・ミナ・サハク 一号機 仏壇においても違和感ない 光学迷彩 八咫烏 吸収 天ハナ 天ミナ 天照 天空の宣言 太陽神 家宝になる 左右非対称 技術盗用 改造 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 試作機 過剰装飾 金ピカ 金枠 金色 隻腕 風花・アジャー 黒いガンダム まともにダンスを踊れぬ者よ… フィナーレだ!!! ガンダムアストレイ ゴールドフレーム(Gundam Astray Gold Frame)とは、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場するモビルスーツ(MS)。 『ASTRAYシリーズ』に長く登場する機体であり、本項目では改修形態なども記載する。 【目次】 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム基礎データ 機体解説 武装 劇中の活躍C.E.71(『ASTRAY』&『ASTRAY R』) ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)(未完成)基礎データ(天・未完成) 機体解説(天・未完成) 武装(天・未完成) 劇中の活躍(天・未完成)C.E.71(『ASTRAY』) ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)基礎データ(天) 機体解説(天) 武装(天) 劇中の活躍(天)C.E.71(『ASTRAY』&『ASTRAY R』) ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)ミナ基礎データ(天ミナ) 機体解説(天ミナ) 武装(天ミナ) 劇中の活躍(天ミナ)C.E.71(『ASTRAY R』&『X ASTRAY』) C.E.73(『DESTINY ASTRAY』) C.E.73(『⊿ASTRAY』) C.E.73(『VS ASTRAY』 ) C.E.??(『天空の皇女』) ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)ハナ ガンダムアストレイ ゴールドフレームアマテラス基礎データ(アマテラス) 機体解説(アマテラス) 武装(アマテラス) 劇中の活躍C.E.??(『天空の皇女』) バリエーションガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)(完全体) ガンダムアストレイゴールドフレーム天(アマツ)ミナC ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)ハナ バージョン華(ハナ) ガンダムアストレイ ゴールドフレーム(AP再生機) 関連機体ガンダムアストレイ レッドフレーム ガンダムアストレイ ブルーフレーム ガンダムアストレイ グリーンフレーム ガンダムアストレイ ミラージュフレーム ストライクガンダム デュエルガンダム バスターガンダム ブリッツガンダム イージスガンダム ネブラブリッツ テスタメントガンダム ロードアストレイΩ 立体化ガンプラ METAL BUILD NXEDGE STYLE ゲームでの活躍機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E. SDガンダムGジェネレーションシリーズ Extreme vs.シリーズ機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 ◇アーセナルベース ガンダムアストレイ ゴールドフレーム ……踊れ 基礎データ 型式番号:MBF-P01 所属:オーブ連合首長国、サハク家 開発:モルゲンレーテ 製造:モルゲンレーテ ヘリオポリス工廠 全高:17.53m 重量:49.8t 装甲材質:発泡金属装甲 動力:バッテリー 武装 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2 ビームサーベル×2 ビームライフル 対ビームコーティングシールド 350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」 搭乗者 ロンド・ギナ・サハク 機体解説 地球連合軍大西洋連邦による試作MS群『GAT-Xシリーズ』の開発に協力していたオーブ連合首長国の半国営企業・モルゲンレーテ社が、 その試作MS群の開発データを密かに盗用し、建造したオーブ製MS『アストレイシリーズ』。 ゴールドフレームは、その中でも最初期に試作された「プロトアストレイ」の1号機であり、最初のオーブ製MSにあたる。 プロトアストレイシリーズは、フェイズシフト(PS)装甲を解析できなかった影響で、「機動力を上げて攻撃を回避する」という方向性にシフトしており、 極限まで装甲面積を削った結果、本来装甲で隠すはずのフレームが背面はほぼ剥き出しになっている特異なシルエットとなっており、 ロウ・ギュールによる「○○フレーム」のあだ名もそこに由来しているが、このゴールドフレームは、そのあだ名の通り他の機体と比べて一際派手な金色のフレームとなっている。 最初のパイロットであるギナや、開発畑のエリカ・シモンズなどは試作機の1号機ということで本機を「プロト01」と呼んでいたが、 主人公であるロウにはその見た目(と彼の愛機の「プロト02」に付けた「レッドフレーム」というあだ名)から「ゴールドフレーム」という通称を付けられ、 物語が基本的に主人公であるロウやその仲間達の視点で描かれることもあり、こちらの方が通称として普及した。 この経緯から分かるように、少なくとも「ゴールドフレーム」は(開発時点では)本機の正式名称というわけではないのだが、 「ストライクガンダム」等の例と同じく、劇中や商品展開では「ガンダムアストレイ ゴールドフレーム」の名称が使われている。 基本構造は同じプロトアストレイであるレッドフレーム、ブルーフレームなどと共通であり、 運動性・機動性を重視して軽量の発泡金属装甲が採用され、その面積も最低限という軽装甲のMSになっている。 また、プロトアストレイシリーズは文字通り「試作機」ということもあって、試験的な技術・データが組み込まれており、 レッドフレームは「ナチュラル用試作OS」、ブルーフレームは「試作オプションパーツデータ」がそれぞれ組み込まれていたが、 ゴールドフレームは両掌に「連合製MSと共通の武装用コネクタ」が搭載されているのが他の機体との差異となっている。 この装備により、本機はビーム兵器を含むGAT-Xシリーズが持つ携行武装をそのまま使用する事が可能(*1)。 ……となるはずであったが、他2機の物が未完成品だったのと同様にまだ諸々調整などが済んでいなかったらしく、 ヘリオポリス脱出時にデュエルガンダムのゲイボルグを初使用した際、整備が不十分だった影響で使用した右腕部分がバーストしてしまい、 本体への悪影響を防ぐためにやむなく右腕はパージされ、そのまま投棄された。 ヘリオポリス崩壊から間もなく残った左手のコネクタの整備・調整は完了し問題は解消されたようで、以降はゲイボルグも使用出来るようになった。 しかし、結果としてゴールドフレームは早々に右腕を丸ごと失い、隻腕となってしまったのだった。 なお、パージされた右腕は上述の通り崩壊したヘリオポリス内に投棄され、間もなく現場にやって来たロウ一行がレッド・ブルーフレーム共々回収。 その後、後述の戦闘で右腕をロストしたレッドフレームの修理パーツとして利用された。 初登場時から隻腕状態ではあったものの、アストレイシリーズに纏わる物語の中で暗躍。 作中で幾度か改造を受けて強化もされ、初代『ASTRAY』ではライバル機兼ラスボス機として活躍した。 武装 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 ビームライフル ビームサーベル 対ビームコーティングシールド 開発時に他のプロトアストレイと同型の装備が用意されていた。 しかし、ライフルとシールドはヘリオポリスから持ち出せなかったため、装備される事はなかった。 350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」 機体全高と同等サイズの肩掛け式バズーカ。 バズーカ本体後部に補助バッテリーを内蔵しており、高威力の砲弾を内部で電磁加速させ高速発射する形式で、ジンなどのバズーカに比べてかなり高性能。 本来デュエル用に開発されていたオプション装備だったが、ヘリオポリス脱出の際にモルゲンレーテに置かれていたこれをゴールドフレームが拝借。 そのまま持ち出された結果、事実上のゴールドフレームの主武装となり、本来想定されていたMSであるデュエルに装備される事はなかった。 また、プロトアストレイは最初からビーム兵器の使用も想定され、実際にビームライフルとビームサーベルが装備されているが、 そのどれもがエネルギー消費が激しく、実際の運用には難があり(レッド・ブルーフレームも早い段階で実体弾・剣を取り入れている)、 本機の場合も、この補助バッテリー付きのバズーカは丁度良かったということだろう。 しかし上記の通り、右腕の喪失はこのバズーカを使った事で起きてしまった。 劇中の活躍 C.E.71(『ASTRAY』&『ASTRAY R』) ヘリオポリスで極秘建造されていたが、オーブ本国にプロトアストレイの存在が露見してしまい、 本国の意向による機体破棄を嫌がったギナがヘリオポリスへ向かいプロトアストレイを持ち出そうとした。 しかし、丁度クルーゼ隊による襲撃も起こり、起動したゴールドフレームで持ち出そうとしたものの、 右腕を失うなどのアクシデントも重なり、結局ゴールドフレームとゲイボルグを持ち出す事しか出来なかった。 その後、オーブ本国への帰還に向けた陽動としてジブラルタル基地への大型デブリ落下を目論んで低軌道にいたところ、ロウのレッドフレームと遭遇し交戦。 パイロットの技量差もあり、ゲイボルグの破壊力を活かして圧倒し追い詰めるが、ロウのエネルギー切れと見せかける策に騙され、 トドメを刺そうと接近してビームサーベルを振り上げたところで、不意打ち気味に放たれた光雷球を頭部に被弾。 そのままレッドフレームに残った全てのエネルギーを注ぎ込んだ光雷球の炸裂で頭部が損壊(と同時にレッドフレームの右手も全壊)。 その勢いで吹っ飛ばされ、続けざまにホームのクレーンアームで殴り飛ばされてしまった。 しかしギナは無事であり、頭部を失いながらもゴールドフレームは地球への降下を果たした。 なお、レッドフレームにトドメを刺そうとした際、(左腕しかないので)ゲイボルグを手放してビームサーベルに持ち替えたのだが、 その直後に反撃を喰らって吹っ飛ばされたため、ゲイボルグはその場に置いて行かれることとなった。 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)(未完成) どうした 終幕(フィナーレ)にはまだ早いぞ 基礎データ(天・未完成) 型式番号:MBF-P01-Re 所属:オーブ連合首長国、サハク家 装甲材質:発泡金属装甲、フェイズシフト(PS)装甲(右腕のみ) 武装 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2 ビームサーベル×2 攻盾システム「トリケロス」 50mm高エネルギービームライフル(50mmレーザーライフルとの資料もあり) ビームサーベル 3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」 350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」 特殊装備:ミラージュコロイドシステム 搭乗者 ロンド・ギナ・サハク 機体解説(天・未完成) 右腕に続いて頭部までも失ってしまったゴールドフレームをモルゲンレーテ本社工廠で改修した機体。 しかし、「未完成」と付いている通り、改修計画の内終わっているのは70%程度であり、 問題なく動作こそするものの、一部装備は未実装な上、各種調整も完了していない。 尤も、これは劇中で未だ改修途中の本機をギナが強引に持ち出し、運用したためで、 ましてやそれにギナが乗って戦場に出るとなれば、スタッフは気が気ではなかったのではなかろうか。 金色のフレームはそのままだが、外装部の白かった部分が全て黒に変更され、悪役然としたイメージに変わっている。 破損した頭部は新造品に交換されており、原型のイメージを残したガンダムフェイスを持つが、 頭頂部の固定センサーカメラに代わってモノアイが組み込まれたため、どことなく化け物じみた独特のビジュアルと化した。 独立していた額のブレードアンテナ部は頭頂部の装甲と一体になり、 帽子のつばのように尖った前部から後頭部に突き出した2本のスタビライザーのような形状に。 その他顎部分にも下嘴のような装甲が追加され、全体的にボリュームと刺々しさが増した。 ロウ「妙な頭付けやがって……」 さらにオーブ近海でストライクに斬り落とされた ブリッツガンダムの右腕部分を密かに回収し、ロストしていた右腕部に移植。 この右腕に関しても、右肩アーマーの上部に赤いラインが追加、マニピュレーターの指先を鋭利化するなどの改造が施されている。 移植した右腕分のみPS装甲になっており、装着されていた「トリケロス」の武装も使用可能。 加えて右腕周りのシステムを解析して得られたミラージュコロイドシステムを本体部分にも導入し、ブリッツと同等のステルス機能を獲得。 作中では右腕だけをミラージュコロイドで見えなくさせるといった小器用なこともしている。 なお、外装部の色が白から黒に変更されたのもミラージュコロイドを定着させるための措置である。 武装(天・未完成) 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 改修前と同型。装備位置も頭部の上辺りであまり変わっていない。 ビームサーベル 柄の色が黒色になっている点を除けば改修前と同一。 350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」 回収されたようで、引き続き装備されている。 攻盾システム「トリケロス」 元々はブリッツに装備されていた遠近・攻防を兼ね揃えた複合兵装。 ストライクとの戦闘で斬り落とされたブリッツの右腕をゴールドフレームに移植した際、本装備も流用された。 備え付けのレーザーライフル、ビームサーベルの他、回収時には失っていたランサーダートも補充されている。 劇中の活躍(天・未完成) C.E.71(『ASTRAY』) 上記の通り改修途中であったがギナが持ち出し、建造途中のギガフロートを崩壊させようと攻撃を仕掛け、建造作業に参加していたロウのレッドフレームと交戦。 最初はブリッツの右腕部分のみミラージュコロイドを施しており(*2)、斬りかかってきたレッドのガーベラストレートを受け止めてみせた上、 今度は全身にミラージュコロイドを展開し、こちらを捕捉出来ないレッドフレームを一方的かつ散々に嬲った。 しかし、トドメを刺す直前で防衛任務を受けていた叢雲劾とブルーフレームの横槍が入り、海中に引き込まれてミラージュコロイドを封じられた上、 水中戦用の「スケイルシステム」装備のブルーフレーム、及び凄腕の傭兵である劾相手では不利と判断したギナは即座に撤退した。 ちなみに、レッドフレームとの戦闘時にまたしてもゲイボルグは投げ捨てられており、ギガフロート上に放置されて今度こそそのままとなった。 その後、連合軍との取引のため、第3次ビクトリア攻防戦に参戦。 同戦場では指揮官機として「切り裂きエド」ことエドワード・ハレルソンやソキウス達を率いて活躍した。 「私は後2回変身を残している……この意味が分かるな?」 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ) ラストダンスの時間だ 基礎データ(天) 型式番号:MBF-P01-Re〈AMASTU〉 所属:宇宙ステーション・アメノミハシラ 開発:宇宙ステーション・アメノミハシラ 全高:17.99m 重量:73.2t 装甲材質:発泡金属装甲、フェイズシフト(PS)装甲(右腕のみ) 動力:バッテリー 武装 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2 攻盾システム「トリケロス改」 ビームライフル/ビームサーベル 3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」 マガノイクタチ マガノシラホコ×2 特殊装備:ミラージュコロイドシステム 搭乗者 ロンド・ギナ・サハク 機体解説(天) 天(未完成)を宇宙ステーション「アメノミハシラ」に運び込み、同工廠で追加の改修を施して完成させた機体。 本体部分の外観は未完成時とあまり変わっていないが、左肩部側面に新規の安定翼、頭部左右側面にネックガード状のパーツが追加されている。 そして、バックパック及びビームサーベルを撤廃し、代わりに「マガノイクタチ」「マガノシラホコ」を内蔵した新型バックパックに換装。 これにより、全体のボリュームが一回りほどアップ。 元々の黒と金の派手なカラーリングに刺々しいフォルム、大型のバックパックのシルエットも加わり、マントを纏った吸血鬼のような禍々しさを持つ。 ロウ「くそ……カッコいいじゃねェかよ……」 戦闘では新バックパックの武装、機能を洗練した「トリケロス改」、ミラージュコロイドを活かした中近距離戦を主軸とした戦法を得意とする。 パイロットのロンド姉弟は「ゴールドフレーム」の名称は使わず、改修前同様の「プロト01」(ギナ)か「天」(ミナ)とだけ呼んでいる。 武装(天) 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 未完成状態と同一。 攻盾システム「トリケロス改」 改造されたトリケロス。 機能面を維持しつつ全体の形状が変更され、シールド部がやや小型化しつつ下縁が鋭利化した事で実体刃として使用可能になっており、 劇中ではゲイツのボディを易々と縦に両断するほどの凄まじい切れ味を見せている。 別々に搭載されていたビームライフルとビームサーベルは一体型のデバイスに改められ、サーベルの刀身はライフルの銃口部分から形成する仕様になった。 ランサーダートは形状が変更されているが、依然3本装備されている。 マガノイクタチ バックパックと一体になった新型の試作兵器。 バックパック左右に接続された巨大な翼状デバイスを前方に可動展開させて先端の鎌状部位で敵機に接触・拘束。 その状態で敵機内に送り込んだコロイド粒子を媒介にバッテリーを強制的に放電させ、同時に自機のエネルギーとして吸収する。 開発当初は自機の周辺空間にコロイドを展開し、そのエリアに入った敵機全てのバッテリーを強制的に放電させる形を目指していたが、 搭載段階では非接触による放電は実現させられず、先述のように敵機に直接接触してエネルギーを吸収する仕様に変更された。 コロイドを媒介にする面からも分かる通り、解析されたミラージュコロイド制御技術から派生して生み出されたもの。 メインの機能は放電・吸収による敵機の無力化だが、翼状ユニット自体も巨大なブレードとして機能し、 これで挟んで拘束した敵機の頭部をそのまま絞めつけて刎ね飛ばす場面もあるため、単純な格闘武器としても扱える模様。 また、背部で展開すればそのまま翼となり、機動性を強化する事も出来る。 マガノイクタチは漢字表記では「禍ノ生太刀」となり、「敵に禍をなし、自らを生かす武器」という意味を持つ。 マガノシラホコ マガノイクタチに付属するワイヤーアンカー。 先端のブレード部分がPS装甲素材で形成され、射出時に通電・硬化する仕組みで、通常のシールドなど容易に貫く事ができるなど、直接的な攻撃用の装備。 ガンバレルなどのように分離させたまま連続操作する事は想定した武装ではないため、 射出後の細かな軌道コントロールは原則できず、基本は1回使うと巻き取って再射出する。 しかし、ロンド姉弟の優れた使用技術があればある程度コントロールする事が可能。 マガノイクタチ基部の一部になっているため、相手の意表を突く隠し武器のような使い方も出来る。 劇中の活躍(天) C.E.71(『ASTRAY』&『ASTRAY R』) 地球連合軍への協力の一環と天の慣らしを兼ねて宇宙でザフトの部隊を襲撃。 単機でザフト艦5隻と迎撃してきたゲイツを含むMS隊相手にミラージュコロイドも駆使し立ち回り、3隻を航行不能・撃沈、残りも撤退追い込む無双っぷりを披露した。 そしてザフトの救援信号を受け、駆け付けたレッドフレームとの戦闘では新たな武装も披露して翻弄。 更にはガーベラストレートを左手の指で挟んで受け止めつつトリケロス改で叩き折り、圧倒的な実力差で痛めつけ、救援にきた山吹樹里のバクゥも追い払う。 しかし、助太刀に現れたブルーフレームセカンドLからタクティカルアームズを受け取ったレッドフレームと交錯した際、 直前にバクゥから攻撃を受けていた右腕部分が動作不良に陥り、その隙を突かれて右肩から胴体付近に一撃を受けて中破させられる。 この敗北を受け入れられないギナは、背中を向けて撤退していくレッドフレームに対し左腕でトリケロス改を掴みビームを放つが、 偶然その射線上にあった、折られて周辺を漂っていたガーベラストレートの刀身にビームを弾かれ、不意打ちは失敗。 敗北とこの出来過ぎた偶然にギナは半狂乱となるが、直後その隙を突いて接近したブルーフレームにコクピットをアーマーシュナイダーで貫かれて沈黙した。 その後、ギナの遺体と損壊した天はミナの指示を受けたソキウスのソードカラミティによってイズモへ収容された。 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)ミナ 基礎データ(天ミナ) 型式番号:MBF-P01-Re2 所属:宇宙ステーション・アメノミハシラ 開発:宇宙ステーション・アメノミハシラ 全高:17.99m 重量:73.2t 装甲材質:発泡金属装甲、フェイズシフト(PS)装甲(右腕のみ) 動力:バッテリー 武装 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×2 攻盾システム「トリケロス改」 50㎜高エネルギー・ビームライフル ビームサーベル 3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」 マガノイクタチ マガノシラホコ×2 ツムハノタチ トツカノツルギ×2 オキツノカガミ 特殊装備:ミラージュコロイドシステム 搭乗者 ロンド・ミナ・サハク カイト・マディガン ユン・セファン リリー・サヴァリー 機体解説(天ミナ) レッドフレーム及びブルーフレームセカンドLとの戦闘によって損傷し回収された天をアメノミハシラにて再度修復・改造した機体。 死亡したギナに代わり搭乗者がミナになった事と、改修前の天と本機を区別する意味で「天ミナ」と呼ばれる。 天からの主な改修点は脚部及び武装の強化。 当初ボディ部分は修理した天をそのまま使う予定だったが、修理直後の試験中に偶然ザフトのリジェネレイトガンダムと遭遇。 ほぼ当て逃げのような形で衝突されて膝下部分をもぎ取られてしまい、その修復ついでに様々な部分が改修されることとなった。 その脚部はフレーム機構が露出していた脛部分をブリッツの物に近い形状の追加装甲で覆った上、 足首もパイロットのミナが女性であることを意識してか、踵がハイヒール状で後部にブレード、爪先が反って尖った新型足首ユニットに交換。 防御力を上げた上でよりエレガントな印象となった。 武装は新たに「ツムハノタチ」「トツカノツルギ」を取り付けて手数を増やしているが、 どちらも破壊力より取り回しなどを重視した補助的な性質の物である。 後に更なる追加武装として「オキツノカガミ」も用意された。 脚部以外の外観にはほとんど変化は無いが、内部機器は相応に手が加えられており、 基本性能は改修前の天と比べて30%ほどのアップが見込まれている。 大気圏内を単独飛行することも可能となっており、『DESTINY』の舞台であるC.E.73年代の最新鋭機とも充分渡り合えるポテンシャルを秘める。 余談だが、あまりにも「女王様」然とした外観をしているため、超ドS機体扱いされることも。 この機体を駆るミナが「SEED版ハマーン様」を地で行く女傑なのも、本機のそういう扱いを加速させている。 『X ASTRAY』で登場して以降『天空の皇女』まで作中時間では2年ほど、現実時間でも10年以上この形態であったため、 ゴールドフレーム系といえばこの姿をイメージする人も多いだろう。 武装(天ミナ) 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 攻盾システム「トリケロス改」 マガノイクタチ マガノシラホコ これらは基本的に天のものと同じ。 ただし時期は不明だが、マガノイクタチは改良により放電機能が強化され、当初の目標だった非接触による強制放電が可能になった。 ツムハノタチ 左前腕部に追加された鉤爪ユニット。 鉤爪部分は普段はユニット内部に収納されており、使用時には内部をスライドして3本の鉤爪が手首辺りから展開される。 リーチはそれほど長くないが、敵機に引っ掛けてバランスを崩させたり自由を奪ったりと色々使える。 トリケロス改の大きさからくる取り回しの悪さを補う為に装備されたとされる。 名称は八岐大蛇の尾の中から出てきたとされる剣・都牟刈太刀(*3)に由来。 トツカノツルギ 腰部左右に装備された二振りの実体剣。 非使用時には腰部に増設したホルダーに懸架される。 レイピアのような細身の剣で、刺突で敵機のセンサーや関節部などを狙う事を重視している。 刀身は決して堅牢とは言い難く、斬りつけるような攻撃には向かないなど、ミナの美意識を反映した装飾的な意味合いの武装とも言われる。 それでもミナの高い技量をもってすれば、敵機体を行動不能にする事ができる性能はある。 なお、カイト・マディガンも本機を借りた際、テスタメントの攻撃をいなしながらこの剣で斬りつけたが、直前でVPS装甲を展開されて弾かれてしまった。 名称はスサノオノミコトが八岐大蛇を退治するのに用いたとされる剣・十束剣に由来。 オキツノカガミ 槍のような外見をした、ビームシールドとビームソードの機能を併せ持つマルチウェポン。 左前腕部にツムハノタチと換装される形で装備される。 「天空の宣言」後、ボロボロになっていく機体を見た技術者ユン・セファンによって開発された。 使用時には手首部分のプレート上パーツが変形しビーム発生器部となり、そこからシールドもしくはソードを形成。 さらに後部の円柱部分をスライドさせて突き出し、リーチを伸ばして防御や攻撃を行う。 また、発生器部はワイヤーで射出することも可能でリーチは更に伸びる。 なお、ビームシールド機能には、ロウによってもたらされたハイペリオンガンダムの「アルミューレ・リュミエール」の技術が応用されている。 『天空の皇女』の時期になると発生器部などに若干の改修が施されている。 名称は日本の史書である『先代旧事本紀』に登場する十種神宝の一つ・沖津鏡に由来。 劇中の活躍(天ミナ) C.E.71(『ASTRAY R』&『X ASTRAY』) 『ASTRAY R』終盤に天から修復され、登場。 この時点ではツムハノタチとトツカノツルギを装備しているが、リジェネレイトの当て逃げで膝下を失い、出番は終了した。 『X ASTRAY』では脚部の修復と改修を終えた状態で登場するが、出撃の機会は無かった。 C.E.73(『DESTINY ASTRAY』) ブレイク・ザ・ワールドの直前にジェネシスαを訪問。 この頃にはミナの愛機としてすっかり存在が認知されているようで、カイトからは「オーブの影の軍神」と呼ばれている。 直後、ジェスの危機を救うべくカイトがミナから本機を借りて出撃した際には、 テスタメントが用いる量子コンピュータウィルスにミラージュコロイドの粒子を干渉させて相殺するという荒業で対抗するも、 あと一歩及ばずダメージを受けロウの介入でなんとか撃墜は免れた。 また、ある時所用で地上に降りた際、セトナ・ウィンタースとユンが、 「ミラージュコロイドステルスを使う天ミナを、センサー系が強化されているアウトフレームで見つける」という、 かくれんぼのような遊びをするため勝手に持ち出したりしている(*4)。 C.E.73(『⊿ASTRAY』) カガリ・ユラ・アスハの結婚式に出席するためオーブ本国に来ていたミナが持ち込んでおり、 誘拐事件の際フリーダムガンダムを追うアグニス・ブラーエのデルタアストレイの前に登場。 ストライクフリーダムやデスティニー同様にヴォワチュール・リュミエールを搭載し、トップクラスの機動力を持つデルタアストレイを、 ミナの卓越した操縦技術も相まって一蹴する戦闘能力を見せている。 C.E.73(『VS ASTRAY』 ) 序盤でカーボンヒューマンとして蘇ったギナのミラージュフレームと対決するが、ミラージュの擬態に欺かれ敗北を喫する。 その後、リリー・ザヴァリーも負傷したミナの代わりに搭乗したりもする。 C.E.??(『天空の皇女』) 序盤からミナと共に登場するが、後述の天ハナとなってラス・ウィンスレットと風花・アジャーに譲られた。 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)ハナ 型式番号:MBF-P01-Re3 『天空の皇女』に登場。 ミナが次期サハク家当主のために前述の天ミナを譲渡すべく誂えた状態。 天ミナの装甲の黒色部分をアストレイ開発当初と同じ白に変更しており、右腕のPS装甲部分も白に変更されている。 色以外の部分の外観及び装備・機能面も基本的に同じだが、コクピットは前後2シートの複座式に変更されている。 これは後継者になった風花のMS操縦技術が拙いため、当主候補だったラスをメインパイロットとし、風花はサブパイロットとして搭乗する形での運用を想定したため。 登場後しばらくは2人の乗機として運用されたが、レアメタルΩ(*5)の騒動の中で、 インパルスガンダムブランシュの攻撃からロードアストレイを庇って大破してしまった。 ガンダムアストレイ ゴールドフレームアマテラス 基礎データ(アマテラス) 型式番号:MBF-P01-Re3 AMATERASU 装甲材質:発泡金属装甲、レアメタルΩ(ヤタガラス部分) 動力:バッテリー 武装 アメノハゴロモ×2 天光輪 タクティカルアームズΩ×2 特殊装備:独立支援ユニット「ヤタガラス」 搭乗者 ラス・ウィンスレット(本体) 風花・アジャー(ヤタガラス) 機体解説(アマテラス) 『天空の皇女』に登場。 大破してしまった天ハナにフェアネス・ツヴァイクレの手でラスに合わせた全面改修を施した機体で、現状でのゴールドフレームの最終形態。 金と白のイメージカラーを残しつつ、頭部及び脚部の形状を変更し、両腕は左右対称・同一規格の新造品に換装。 各部に装飾も追加されている。 本体コクピットを単座に戻しつつ、バックパックをマガノイクタチごと取り外し、コクピット付き独立支援ユニット「ヤタガラス」に換装した。 このヤタガラスはロードアストレイΩに使用されるはずだったレアメタルΩの一部を使って製造されており、機体を覆い隠せる大型翼「天羽雷(アメノハヅチ)」によって防御を行える。 また、この天羽雷はヴォワチュール・リュミエールの発展形となる推進システムも内蔵しており、太陽風の変換や緊急加速による機動性の大幅強化が可能。 使用時には翼を頭上に展開し、円形にする。 ただし、後者に関してはバッテリー駆動の本機ではエネルギー供給が足りず、何らかの形で外部からエネルギーを送り込む必要がある。 その他、従来の本体武装は全て外されており、ミラージュコロイドステルス機能などが残されているかは不明。 機体名は当初「天ハナ改」となっていたが、ラスが新たな後継者になった際にミナが「アマテラス」と改名した。 ちなみに、風花はこれまでのネーミングに倣って「天(アマツ)ラス」と呼ぼうとしていたが、ラスは恥ずかしがっており、そこにミナが「アマテラス」を提案し採用となった。 由来は「天ラス」+「天照大御神」と思われる。 武装(アマテラス) アメノハゴロモ 両肩後部から伸びた長いベルト状の鞭。 天光輪(アメノコウリン) 天羽雷展開時に生じたエネルギーを利用したもので、スターゲイザーのオラージュ・ド・リューヌ同様、機体周囲から生じたビームで攻撃を行える。 タクティカルアームズΩ ロウが自分の手元に残ったレアメタルΩを用いて製造した新型のタクティカルアームズ。 ゴールドとシルバーの二振りが製造された。 アマテラス用というわけではなかったが、戦闘の際にロウと劾から受け取り使用した。 劇中の活躍 C.E.??(『天空の皇女』) 天ハナを旧アルテミス要塞で改修し、登場。 フェアネスのロードアストレイΩと共にアルテミスの防衛にあたっていたが、終盤に風花と合流しロードアストレイΩと対決。 攻めあぐねていた中でロウが放った150ガーベラのローエングリンをエネルギー変換して急加速しつつ、タクティカルアームズΩを受け取って一撃を叩き込んだ。 しかし、ロードアストレイΩによってタクティカルアームズΩの一振りを奪われてしまい反撃を受けそうになるも、割って入ったミナの天ミナCが盾となり守られた。 その後、最終回ラストで描かれたラスの天空の皇女即位の披露中継にアマテラスも映っている。 バリエーション ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)(完全体) 型式番号:MBF-01 『ASTRAY』時点で本来想定されていた、ゴールドフレーム系の最終形態。 ゴールドフレームの設計をベースにしつつ、ブリッツの右腕を解析して得られたミラージュコロイド及びPS装甲を応用し、 新規製造されたオリジナルパーツで全身を一から作り上げる予定だった。 しかし、本編の通りギナが出撃を急いだためにオリジナルのゴールドフレームを強化改修して使う方針となり、ブリッツの右腕をそのまま使用。 天ミナ以降の改修でも右腕が外される事はなかったためにこの構想は実現せず、本機はペーパープランのままに終わっている。 本編に登場した「天」の相違点としては、両腕がブリッツの腕に似た形状(*6)でデザインも統一されている他、 全身にPS装甲が施されている点と、脚部はアンクルガードのみという点が挙げられる。それ以外は天ミナと同一である。 ガンダムアストレイゴールドフレーム天(アマツ)ミナC 型式番号:MBF-P01-Re2C 『天空の皇女』に登場。 天ミナを天ハナとして譲渡したため、ミナの乗機として新たに製作された機体。 オリジナルゴールドフレームの設計データをベースにし天ミナの機能を盛り込んで新造された複製機。 だが、天ミナをそっくりそのまま複製したわけではなく、ブリッツベースだった右腕は左腕側と同じアストレイベースになり、左右対称化された。 ただし、アマテラスの改修時取り外されたブリッツの右腕が戻ってきたため、必要に応じてそちらに換装し天ミナとほぼ同じ左右非対称に戻す事も出来る。 ブリッツ右腕「まだまだいけるぜ!」 完全新造のゴールドフレーム天と考えると、上記の完全体に似た機体といえるだろうか。 『METAL BUILD』で商品化される際、新たな武装類が追加設定で登場。 具体的には両肩に「カムドノツルギ天」、トツカノツルギとの連結ギミックを追加した「トリケロス天」、 手持ち及び2本連結ギミックを追加した「オキツノカガミ天」など。 これらは試作品でもあり、データから完成した装備は天ハナに搭載される予定だったが、あちらがアマテラスに改造された事で実現しなかった。 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(アマツ)ハナ バージョン華(ハナ) 型式番号:MBF-P01-Re3 HANA 天ハナの改修プラン。 仮に風花が天空の皇女として即位する事になった場合、天ハナをそのまま強化改修する予定であり、その際に至るはずだった姿。 機体名の華は式典用としての意味合いもあり、即位式での披露も想定している。 上記の通り天ミナCの技術も取り入れる予定であり、頭部に追加センサー「ハナカンムリ」、 左肩部にミラージュコロイド制御強化用の「カムドノツルギ」などを追加。 マガノイクタチも複合センサーを追加し「マガノイクタチ改」となった。 新規武装として劾との模擬戦データから開発された大剣「アメノムラクモノツルギ」を装備する。 本来は天ハナからこの形態になる予定だったが、予定外の機体の大破と修復を兼ねた改造の結果、アマテラスへとなったため、この形態はお蔵入りとなった。 『天空の皇女』では登場せず、後年の『METAL BUILD』の企画内で追加設定された。 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム(AP再生機) 型式番号:MBF-P01 「ダブルブイ」ことヴァレリオ・ヴァレリとロウによるMS開発計画「オルタナティブ・プロジェクト」の一環として、カイトからの依頼で新規製造されたゴールドフレーム(*7)。 外観などはオリジナルをベースにしているが、それまでの開発ノウハウがフィードバックされており、オリジナルが事故によって至った隻腕状態を再現したり、 その状態の右腕の付け根にシールドを取り付けたりと、個人的な依頼の産物故の嗜好的なギミックも追加されている。 主武装になっていた「ゲイボルグ」は設計データが手元になかったためにプロジェクト内では再現出来なかったが、 カイトが自分のコレクションから融通し装備された(恐らくレーゲンデュエルに付属していた物)。 また、カイトの追加注文でテスタメントのディバインストライカーとトリケロス改のバージョンアップ版も装備される事になった。 関連機体 ガンダムアストレイ レッドフレーム ガンダムアストレイ ブルーフレーム ガンダムアストレイ グリーンフレーム ガンダムアストレイ ミラージュフレーム ゴールドフレームと共にヘリオポリスで製造されたプロトアストレイ。 元々はほとんど同じ機体だったが、ゴールドフレーム同様、様々な形で強化されていった。 ストライクガンダム デュエルガンダム バスターガンダム ブリッツガンダム イージスガンダム 前期GAT-Xシリーズ。開発時にこれらの機体の技術を盗み出して投入しており、一部装備も共通する。 また、ゴールドフレームはデュエルのゲイボルグを持ち出している他、天への改修に際して撃墜されたブリッツから右腕を移植した。 ネブラブリッツ ライブラリアンが製造したブリッツの改造機。 ストライカーパック化されたマガノイクタチユニットやツムハノタチなど天ミナの装備がコピーされている。 テスタメントガンダム ザフト製ニュートロンジャマーキャンセラー搭載機。 直接の関連は無いが、連合による強奪・改修時に天の物とは異なる独自の「トリケロス改」が追加装備された。 また、搭載している量子コンピュータウィルスはコロイド粒子を媒介に感染する仕組みであるため、 ミラージュコロイドシステムを持つ天ミナならば、ある程度までなら感染を防げる模様。 ロードアストレイΩ プロトアストレイをモデルにしたフェアネスのオリジナルMS。 150ガーベラに使われていたレアメタルΩを機体全体に使用する予定だったが、一部はアマテラスの改修時にヤタガラスへと使われた。 立体化 ガンプラ 1/100スケールで天ミナが発売。 本体は先発のレッド・ブルーセカンドと同じだったが、元々1/100のアストレイ素体の出来が良く、さらに新規パーツのバックパックや右腕・足首などの出来も高レベル。 箱や説明書の写真がほぼ無塗装で載せられているほど完成度が高く、かなりのボリュームを誇る。 また、説明書には載せられていないがランナーを流用している関係上、一部のパーツを組み替えるとミナになる前の天にもできる。 また、トリケロスを1/100ブリッツから、バックパックを素ゴールドフレームなどから流用すれば未完成も作れる。 バリエーションを作ろうとすると塗装やスクラッチが必要なレッドやブルーに比べると、非常に素組みモデラーに優しいガンダムである 素ゴールドフレームの足首はツヤのないダークグレーだが、ミキシングしても違いが目立ちにくい。それでも気になる人はツヤあり黒で塗装しよう。 改修前のゴールドフレームも同スケールで発売。 基本的にフレームを金メッキした通常のアストレイだが、ゲイボルグと右腕をパージした状態を再現する肩パーツ(肩接続用のピンがない仕様)が付属する。 2013年にはHG GUNDAM SEEDで天ミナが発売。 また、ミナのHG化発表からしばらくして、同シリーズの天もプレミアムバンダイ限定で発売。 直前に販売されたレッドフレーム(フライトユニット版)が一部ランナーは共通だが、外装は殆ど新規造形。 右腕もパーツ自体はブリッツそのものだが、その他にマガノシラホコ、ツムハノタチ、トツカノツルギ、左肩のスタビライザーウイング、及び本体腹部パーツのために新規造形された専用ランナーである。 マガノシラホコはワイヤー付きで射出状態を再現でき、マガクノイタチは広い可動域を有する。 肝心の金色部分は金メッキではなく黄色パーツだが、黄土色ではないためある程度安心できる。しかし、金属色ランナーの宿命でかなりヒケやムラがあるため、どうしても気になる場合はゴールドを塗った後にクリアイエローか、クリアイエローに少しクリアオレンジを混ぜたもので仕上げる等で全塗装したほうがいいだろう。 2018年にはRGで天ミナが発売。 同シリーズの特徴であるアドヴァンスドMSジョイントは金色と黒色でしっかり再現され、右腕のみは灰色になっているなど芸が細かい。 外装はグロスインジェクションが施され、金色フレームも一部色分けがされているので単純に組み上げただけでも優雅な趣を感じさせる。 武装は一通り揃っており、HGでは再現されなかったオキツノカガミの射出やビームシールドなどのエフェクトパーツが付属。 色分け不十分だったランサーダートも綺麗に色分けされている。 またアストレイの右腕がほぼ丸々余るため、一部のパーツを融通・塗装すれば天ミナCも再現可能。 プレミアムバンダイ限定でゴールドフレーム、天、天ハナが発売。ゴールドフレームはゲイボルグが付属し、破損状態の右腕も再現している。 これらの他、ムック本の付属キットとして1/144のコレクションシリーズやBB戦士などでゴールドフレームが発売されている。 METAL BUILD 2015年に天ミナ-天空の宣言-が一般発売。 天ミナをベースに全体的シャープにデザインされており、オキツノカガミは『天空の皇女』の改修バージョンデザインとなった。 また、マガノイクタチ先端に展開ギミック、トリケロス改の下縁ブレードを取り外し手持ち剣に、と細かなオリジナルギミックを追加している。 金色部分は電解メッキで豪華な見た目。 2020年には天ハナ バージョン華が予約限定発売。 ベースは天ミナだが、追加設定された各装備を取り入れている。 2021年には天ミナ(天空の皇女Ver.)が一般発売。 内容的には天ミナCであるが、一部武装や両肩形状などが独自のデザインに変更。 右腕はアストレイタイプの物の他、ブリッツタイプの物が付属し、差し替えで天ミナへの変更も可能。ただし左肩や武装が異なるので完全再現は出来ない。 オルタナティブストライク企画との連携もあり、マガノイクタチやトリケロスはジョイントで同企画のストライカーパックと互換可能。 2023年にはゴールドフレーム(オルタナティブストライク Ver.)が予約限定発売。 付属武器はライフル、シールド、サーベル、そしてゲイボルグ。 隻腕状態再現用に取り外した右腕接続部の蓋パーツや、シールド懸架用ジョイントが付属する。 オルタナティブストライク企画での連携も引き続きあり、背部ジョイントの取り付けでストライカーパックを装備可能。 アレンジ版のディバインストライカーとトリケロス改も設定された。 NXEDGE STYLE 約三頭身のデフォルメフィギュアとしてレッド、ブルーフレームセカンドLに続いて天が発売。 マガノイクタチなどの可動の他、トリケロス改はブレード部の着脱が可能。 ゲームでの活躍 機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ ガンダムSEED MSVが多数参戦した本作ではもちろん参戦。 ただしゴールドフレーム及び天のみで、天ミナは登場していない。 機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E. 天(未完成)と天が参戦。ただし素のゴールドフレームや天ミナは登場せず。 天(未完成)はギガフロート戦で敵として初登場し第三次ビクトリア基地攻防戦では味方ユニットとして参戦。 天はレッドフレームとの決戦ステージで敵として登場。「天が落ちる時」というムービーも用意されている。 性能的にはどちらもミラージュコロイドもあり回避率が高めなのだが、武装の威力は突出したものが無く平凡。 また、天になるとバーストアタック(必殺技)の威力は上がるが未完成ではビームサーベルだった近接攻撃が物理格闘になるため、PS装甲持ち相手だとやや攻め辛い。 SDガンダムGジェネレーションシリーズ 『SEED』から参戦。 基本的な性能はアストレイ共通だが、マガクノイタチの攻撃は対象のENを吸収するというものになっているので、PS装甲機相手でもある程度渡り合える実力がある。 天以降はミラージュコロイドもアビリティで所持しているが、その性能はシリーズによってマチマチで安定しない。 防御面の要として見るにはやや頼りないので、レベルアップして防御にステータス配分しておくと安心する。 CROSSRAYSのDLCでアマテラスも参戦。 武装は広範囲と高威力を誇るため、性能のみを追求するのならこれにしておくのが無難。 Extreme vs.シリーズ 機動戦士ガンダム Extreme vs. FULL BOOST 中間アップデートで天が参戦。コストは2000。 家庭用ではコスト2500の上位互換として天ミナも参戦した。 どちらも癖のある射撃と奇襲特化な格闘スタイルが特徴で、更に低耐久というハイリスクを背負っている。 一方で特殊格闘のマガクノイタチは敵にヒットすると自機の耐久値を回復するという無二の効果を持っているため、これを活用して生命線を延ばしていくのが基本戦術となる。 そのためリスクを背負ってでも接近して耐久値を奪い取る機会を狙わざるを得ないのだが、強引な攻め手を持つ機体や範囲攻撃には分が悪いため押し付けはやや手厳しい。 お家芸とも呼べるミラージュコロイドのステルス効果も、ゲームシステム上どこにいるかはずっと捕捉され続けてしまう上、挙動の最後は一直線に敵機へ向かうため誘導切りも意味が無いなど欠点も多々ある。 なので一定距離を動きつつ隙を見て攻撃/回復を如何に仕掛けられるかが本機の肝となるだろう。 機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOSTでは、新システムのドライヴは耐久値が一定値減少した後に発動するのだが、マガクノイタチで回復してしまうとドライヴが中断されてしまうという懸念点が露出した。 その状態で再度ドライヴを行うと中断後からのゲージ配分から再開されるので、これをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかは人次第。 ただし武装回転率を上昇させるSドライヴ、ダメージ率を上昇させるFドライヴ共に相性は良好だった。 機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ONではさほど変わりは無かったが、特殊格闘のブーストゲージ消費が無くなったり、各種武装の補正値やダウン値が減少された結果、今までよりも格段に耐久値回復のチャンスが得られるようになった。 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 特殊射撃射撃派生が高弾速のランサーダート射出となり、特殊格闘の弾数は撤廃された。 他にも中間アップデートで多量の強化点を受けていたが、カットされやすい初動や格闘中の隙が最もネックとなっており、インフレ激しい今作では低コスト故の前衛忌避のジレンマも相まってやりづらい環境に置かれてしまった感は否めない。 一方の天ミナはリリース直後はエクストラ機体全削除のせいで消えていたが、後に再復活を遂げる。 基本的な強化点は天を踏襲し2500コストに再編されたのだが、新武装として横特殊格闘の移動しながらマガクノイタチ攻撃をするというのが非常にエグイ性能を有していた。 また、特殊射撃中前格闘で強判定のBD格闘が伸びを強化されたまま発動できるようになったのもあり、いきなり詰め寄ってきてBD格闘で刺されて横特殊格闘で回復されるというムーブが多発。結果、環境最上位というエクストラ機体にあるまじき覇権を手にしてしまった。 余談だが、この時に発売された家庭用EXVSMBONの店頭予約特典として、天ミナが使用できるバナパスカードが付属。 屈指の強機体を配布という形で宣伝した公式のやりように、一部のプレイヤーはわざとではないかと訝しむ声が上がった。 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは天ミナは公式から今更すぎるお仕置きを受け、さすがに環境最上位からは転落。 しかしお仕置き内容はそれほど厳しくはないので、やりよう次第ではまだまだやれるといった具合。 一方不遇とされてきた天なのだが、前後特殊格闘に落下しつつマガクノイタチを発動する新技が追加。 落下テクを持たなかった本機に遂に設置された武装で、ようやく天ミナと明確な差別化ができた。 中間アップデートで上記武装の耐久値回復量が増加し接地判定も追加、覚醒技も初段が外れても格闘入力で接近し、二段目以降を発動できるなど追い風が吹きつつある。 本作で新規に実装されたR覚醒とは割と相性が良く、突進性能は良くても奇襲性能は微妙だった特殊射撃からの格闘派生がある程度保証されるようになった。 更にEXバーストXの攻撃成功時に耐久値が回復するという特性を利用して、特殊格闘の回復に相乗効果を合わせることが可能になった。 コンボ次第ではあるが200以上も回復できる余地はあるので、チャンスを狙ってみるのも悪くは無い。 特に期間限定バトルでBurstXがルール設定されると、単機でBurstリンク効果が発動するので相方に気兼ねせずとも済む。 機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOSTでは両機とも共通の仕様として、N特殊格闘のマガクノイタチが通常ダウン状態を拾う属性が付与された……が、あまりに強すぎたのか天の方だけ取り上げられた。 天はそこから更に下射撃CSで後退撃ちが追加され、横格闘2段目が切り上げに変更。 ミナは横サブ射撃に側転撃ちが追加され、覚醒技のホールド部分が格闘ボタン入力受付で追加ダメージ対応になった。 どちらも独自の強みを持ち、個性がハッキリしつつあるので、コスト差だけでなく立ち回りによって機体選択を選んでも十分良い。 ◇アーセナルベース UNITRIBE03から参戦。 パイロットであるギナとゴールドフレームとアマツが参戦している。 ゴールドフレームの方は、主武器がゲイボルグの遠距離型。Mレアで性能はそこそこ。 演出の都合上だが、戦術技を発動するたびに片腕が壊れるが、性能が下がったりしないのでご安心を。 アマツの方はギナ共々最高レアリティで収録されている。 更に同弾では、主役的扱いを受けており、作品の主人公以外がピックアップされるのは初である。 ギナと編成することで発動する専用リンクアビリティ「選ばれし者」を所持している。 所持アビリティは、同弾初登場の「陣略/機動」。 これは自分に周囲の地点に相手の機動力が下がるフィールドを一定時間展開するものである。 減退率が凄まじく、陣略の中に入れば、「奇襲」などの移動系アビリティがないと抜け出せなくなる。 相手の逃げる制圧の足を止めたり、防衛の移動地点に設置して防衛移動を許さず、拠点をタコ殴りするなど指揮官の使い方次第で凶悪なアビリティである。 簡単に言うと士気4で使える鉄鎖連環といえば、このアビリティが凶悪だとお分かりであろう。 更に戦術技はマガノイクタチによる攻撃だが、攻撃と同時に自身のHPが回復する効果もあるので、戦術技を駆使すれば長時間戦場に居座ることも可能。 相性の良いパイロットとして、時間経過とともに能力が上昇するアビリティや戦術技発動時にアビリティが発動するパイロットが考えられる。 特にLX04のシンは戦術技発動時に強力なダメージ軽減効果も発生するため、回復して更に硬くなるという相手のデッキによっては、 倒すことが難しくなる。 シークレット版も存在している。 また、同弾ではRで収録された低レア版も存在。 LX01で登場したデスサイズ同様、環境に影響を及ぼしている「隠密」持ちの遠距離型。 コストが3と増えているが、本機は宇宙適正がSだったり、リンクアビリティが「多彩な戦術」と使い分けができている。 私の恐ろしさを生きて語るものなど不要だ この追記と修正の量こそがすべてを語ってくれるのだからな!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] そういやHGで天ミナ発売決定してるね。つか最近アストレイHG流行ってるね。 -- 名無しさん (2013-07-17 09 13 30) 種死HDは種HDほど売り物にならないってことか…ブラストインパェ…… -- 名無しさん (2013-08-29 17 09 24) ダブルオーのも扱い悪いよね… -- 名無しさん (2013-08-29 17 30 55) 組み立て完了。 成形色が艶ありという豪華仕様。部分的にちょっと金色塗ってやるだけで優美さが増すという素晴らしいキットだった -- 名無しさん (2013-10-04 23 31 54) ギナが乗る時はラスボス、ミナ様が乗るとダークヒーローという、見た目はあまり変わらないのに搭乗者のイメージだけで印象が大きく変わる機体だな -- 名無しさん (2013-10-05 01 31 56) なんつーかここまで魔改造するなら新造したほうが(ry -- 名無しさん (2014-02-19 06 15 10) ↑あの2人にとっては多分P01である事に意味があるんだと思う。 -- 名無しさん (2014-03-02 09 49 14) ミナに至って初期からのパーツは胴体・左腕・両太ももか -- 名無しさん (2014-07-17 12 33 00) つか右腕が絶対重いから機体のバランス左腕に向けてるんだよね、ブリッツの左腕と交換させたい -- 名無しさん (2015-01-12 23 38 55) メタルビルドの天ミナは最高だったな、完成品で出ることすら奇跡的なのにメタビルだから出来も良くて大満足だわ -- 名無しさん (2015-07-02 13 29 57) オーバーワールドの天ミナは使い勝手がよかった。武装の属性が綺麗にバラけてて戦いやすいし、地形適応も良好、何より値段も安い新装備のオキツノカガミも、ビームバンカーみたいなド派手な演出で見応えがある -- 名無しさん (2015-09-26 23 00 55) マガノイクタチがギナが使うと敵を動けなくしてなぶり殺しにする鬼畜兵器、ミナが使うと敵を戦闘不能にして殺さずして勝つ人道兵器になるという、コンセプトは同じなのに真逆の効果になるってのが興味深い。結局兵器も使う人次第なんだよな… -- 名無しさん (2016-01-24 09 57 46) RGで天ミナが確定したが、天もいいかげん1/144で出せよ。 -- 名無しさん (2016-11-20 02 32 57) 元々完全体になる予定があったのにも関わらず何度改修を経ても非対称のままって事はその姿に意義や意味を持つようになってるんだろう -- 名無しさん (2016-12-10 00 01 41) 兄弟の贖罪の意味もあるだろうね -- 名無しさん (2017-03-24 10 58 36) ガンダムブレイカー2でパーツが凶悪だった -- 名無しさん (2017-03-24 11 22 54) 最近「天ハナ」に改修され改造前以来の白カラーに戻った。 -- 名無しさん (2017-12-12 01 25 49) 顔の色は黒かった頃のままだから逆にアンバランスだが。 -- 名無しさん (2018-06-07 13 09 11) ↑10 流石に左腕にウェイト入れてバランスはとっていたと思うよ。宇宙世紀のνガンダムみたいにOSでバランスとっているとも考えられるけど -- 名無しさん (2018-10-06 18 37 09) 天ミナCも左右非対称になった。 -- 名無しさん (2021-06-09 21 09 50) 1度きりではあるが、ロウを完全に詰ませ生きる事を諦めさせた機体…仲間が居なければ確実に宇宙のチリになっていたからな。 -- 名無しさん (2022-08-05 02 10 37) なんかゴールドフレーム再生産機とか出てきたけど、ここでの記載無理あるな。誰か記事タイトルから「天」とってくれないかな。 -- 名無しさん (2023-03-11 01 11 07) 相談所のほうでも意見出してる人いたけど項目名から「天」とる?勿論中身も弄る形で -- 名無しさん (2023-07-16 17 50 05) サービス終了してるCFOってゲームではめっちゃ強かったな天ミナも未完成も -- 名無しさん (2023-07-16 17 56 00) ↑2 アマテラスや再生産機の都合考えるととったほうがいいと思う。 -- 名無しさん (2023-07-18 17 49 16) じゃあ8/3辺りで「天」とって中身も整理するね。あと天ハナのとこの折り畳みどうしようか。独自考察っぽくなっちゃってるが -- 名無しさん (2023-07-27 11 55 03) ↑折り畳み部分はもう要らないと思います。一個人の意見ですし。 -- 名無しさん (2023-07-29 16 45 36) ページ名を「ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天」から「ガンダムアストレイ ゴールドフレーム」に変更しました -- 名無しさん (2023-08-03 02 45 28) ページ名変更に伴うデッドリンク修正も行ってほしい -- 名無しさん (2023-08-31 14 41 01) 未作成ページで漏れてたアストレアのリンクは修正したけど他にリンク箇所ある? -- 名無しさん (2023-08-31 14 57 30) ラゴゥとかムラサメとかエクバ関連の項目で計10ページほどあったので直しておいた。リンク修正する際はwikiの構文での検索とかも使って欲しい -- 名無しさん (2023-09-03 03 46 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/takekino/pages/216.html
F級フレーム開発コンペ 基礎フレーム
https://w.atwiki.jp/requiem_negesoft/pages/37.html
システム関連のフレームデータです。 REQUIEMは1フレーム=100分の1秒(1/100秒)です。 必殺技のデータは強攻撃に準じます。 ジャンプ予備動作 5F(投げ無敵) ジャンプ着地硬直 通常着地 2F(投げ無敵)攻撃中着地 4F(3F目からキャンセル可能、実質2F。投げ無敵。) 起き上がり 32F 地上攻撃ガード硬直(ガード側の動けない時間) 弱:26F強:42F 地上攻撃ヒット硬直(くらい側の動けない時間) 弱:29F(カウンター時 35F)強:45F(カウンター時 51F) J通常技ガード硬直(ガード側の動けない時間) 弱:26F強:32F J通常技ヒット硬直(くらい側の動けない時間) 弱:39F(カウンター時 45F)強:39F(カウンター時 45F) 地上攻撃ヒット&ガードストップ(攻撃側のみかかる停止時間) 弱:11F(カウンター時 14F)強:14F(カウンター時 17F)→一部例外技あり J通常技ヒット&ガードストップ(攻撃側のみかかる停止時間) 弱:14F(カウンター時 17F)強:14F(カウンター時 17F) 通常技>必殺技が連続ヒットする基準フレーム 弱:発生18F以内(連続ガードは15F以内)強;発生31F以内(連続ガードは28F以内)
https://w.atwiki.jp/garougarou/pages/179.html
は:フレーム:背景 ハロウィンナイトの背景 ピンク ハートクラウンレースの背景 ブラック 発動アースストームの背景 ブラウン
https://w.atwiki.jp/garougarou/pages/184.html
ら:フレーム:背景 ラヴリーハートチェッカーの背景 グレー
https://w.atwiki.jp/gundamwarnexa/pages/3102.html
MBF-P02 ガンダムアストレイ レッドフレーム [部分編集] 第12弾 UNIT 12E/U WT214N 4-白1 ∞ [1]:改装[レッドフレーム系] (>起動):このカードが場に出た場合、自軍ジャンクヤードにあるカードX枚を取り除く事ができる。その場合、自軍ジャンクヤードにある、X以下の合計国力を持つユニット1枚を、自軍ハンガーに移す。 アストレイ系 レッドフレーム系 MS レジェンド 専用「ロウ・ギュール」 白-S 宇宙 地球 [4][1][4] アストレイ レッドフレームとは同一機体。 イラストはガンダムアストレイ(レッドフレーム ガーベラストレート装備)〔U-S49〕のもの。
https://w.atwiki.jp/garougarou/pages/178.html
ね:フレーム:背景 ねこあんよの背景 ブルー
https://w.atwiki.jp/garougarou/pages/503.html
あ:フレーム:背景 アップグラデーションの背景 レッド
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11641.html
登録日:2012/01/21 Sat 01 42 15 更新日:2024/09/05 Thu 10 25 47NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 04 ASTRAY ASTRAYS MS アストレイ ガンダム ガンダムSEED グリーンフレーム ゲリラ ツインソードライフル トロヤ・ノワレ バリー・ホー 地味 戦闘支援AI←チート 試作機 「オレは大切なモノを守るために戦う!」 ガンダムアストレイ グリーンフレームとは、『機動戦士ガンダムSEED外伝 ガンダムSEED FRAME ASTRAYS』に登場したMSである。 ■目次 ■基礎データ ■機体解説●武装・及び特殊装備 ●劇中までの経緯 ●本編での活躍 ●ガンプラ ●ゲームでの扱い ■基礎データ 型式番号 MBF-P04 全高 17.53m 重量 49.8t 装甲材質 発泡金属装甲 動力機関 バッテリー 特殊装置 戦闘支援AI搭載 所属 オーブ(アメノミハシラ)→反政府ゲリラ 主な搭乗者 バリー・ホー→トロヤ・ノワレ ■機体解説 ガンダムアストレイ グリーンフレーム(以下グリーンフレーム)はオーブによって開発されたP0シリーズ、すなわちレッドフレーム、ブルーフレーム、ゴールドフレームに続く四機目のアストレイである。 ヘリオポリス内部で組み立てが行われ完成していた三機とは異なりパーツ状態でヘリオポリス内部に放置されており、ヘリオポリスの崩壊にともない行方不明となっていた。 その後いかなる経路を辿ったかは不明だが、オーブの宇宙ステーション「アメノミハシラ」に持ち込まれロウ・ギュールによって完成している。 本来P0シリーズは何らかの実験的要素を組み込んだ機体ではあった(レッドのナチュラル用の試作OS、ブルーの装備換装、ゴールドの連合MSの武装用コネクタ)が、組み立てすら完了してない本機は特殊な機能が搭載されていない至ってプレーンな機体であった。 だがこの機体を完成させる際、ロウはヘリオポリス内部で研究されていた(キラ・ヤマトの手によらない)ナチュラル用OSと擬似人格コンピュータをベースとした戦闘支援AIを組み込む(このAIがアメノミハシラにあったいきさつも不明)。 トロヤがまだパイロットとして未熟だった為この他は大した違いはないが、結果としてこの機体も立派にASTRAY、すなわち王道ではない機体としてロールアウトされた。 ●武装・及び特殊装備 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」 ストライクガンダムを初めとするGATシリーズに搭載された機関砲。 威力は大した事はないが近接戦闘においては牽制などに使えるため本機にとっては重要な装備。 ビームライフル P0シリーズ共通装備であるビームライフル。 量産型でも装備している機体は増えているものの、依然として強力な装備である。 トロヤはこの装備の試射で火災を起こしてしまった事から「密林のファイヤーボール」と渾名された。 ビームサーベル 特に特徴がないビームサーベル。 しかしASTRAYシリーズは人間に近い動作が可能な機体である事もあり、接近戦闘においての有用性は高い。 対ビームシールド ストライクの物と同型のシールド。 GATシリーズとは違い装甲材質に発泡金属を使用しているため実弾・ビームへの耐久力が低い本シリーズでは重要な装備……だったのだが劇中ほとんど有効に使われなかった。 ツインソードライフル ロウが開発したライフル・ビームサーベル・実体斧の複合武器。 ライフルの上下にスライド可能なビームサーベルを二基装着、後部には斧のようなブレードが装着されており、少し変形することにより射撃戦からタイムラグなしで格闘戦に移行する事ができる。 通常のビームライフルに代わる武器として用意され、本編ではジャングルという地形もあり強力な装備であった。不使用時は腰にマウント。 銃剣付きビームライフルで十分じゃね?とか見た目取り回し悪そうな上にビーム兵器ばっかりで森も焼き払うんじゃね?とか突っ込んではいけない(実際ブルーフレームサードは森林への影響を考慮しビーム兵器の搭載を控え目にしている)。 ぶっちゃけあんまり使っていない。 戦闘支援AI ロウによって搭載された、本機を象徴する装備。元々はストライクルージュに搭載されたものであり、グリーンフレームのはその発展型が搭載されている。強化された各部センサーから敵機体の動きを予測、相手の攻撃の完全回避を可能にする(機体が相手の動きにオートで回避行動を行う)。 つまり、確実に後の先を取れる機能であり、実際にアストレイ ブルーフレームサードの格闘・射撃を回避してみせた。 ただし、こちらから攻めた場合相手のフェイントに対応できずに引っかかってしまう弱点があり、劇中でもこれにより戦闘不能にさせられている。 以上のことからグリーンフレームは先にこちらからは攻撃をせず、守るための機体であるといえる。 ●劇中までの経緯 「混乱の大地で生きる民の盾となるために私に力を与えてくれ」 ASTRAYS本編開始以前にアメノミハシラのロンド・ミナ・サハクの元を尋ねた、前大戦のエース「バリー・ホー」。 彼が連合・ザフト・現地ゲリラによる三つ巴の戦いで混迷を極める東アジア共和国の現地住民を守るための力として、ロウより本機を譲り受けた。 なお、この際ジャングルに溶け込むためのカラーリングとしてグリーンに塗り替えている。つまりこの機体は元々グリーンフレームではなかった(緑でない部分も多い?気にするな)。 彼は反政府ゲリラの一員となり現地住民を守るためにこの機体を使用して戦っていた。 その後、時期は不明であるが彼の弟子であるゲリラの青年トロヤ・ノワレに本機体を譲り渡している。だが、この事が彼の後の運命を決定付けることになる。_ ●本編での活躍 第一話から登場。 作業用MSのレイスタやシビリアンアストレイなどと並んでゲリラ側の保有するMSであり、また非戦闘時にもバリーを肩に乗せて偵察に出るなど、ゲリラ内での扱いは強力な主力MSというよりは小回りの利くジープのような扱いであった。 そこ、なら普通にジープかバイク使えとか言わない。 MSに搭乗し、現地ゲリラと戦闘を行っていた連合の現地司令官ソキウスと、彼に雇われた傭兵叢雲劾の前に罠を張っていたが、劾が傭兵のカンで敵の撤退の違和感を覚えて撤収したため不発に終わった。 その後ザフトの罠に使われる形で劾を初めとしたMS小隊の前に初登場。ソキウスのハイペリオンGを損傷させるもザフトの罠に使われた事を察知したバリー・ホーによりすぐ撤退した。 連合の増援部隊としてルカス・オドネルらが到着。その際に行われた戦闘においてザフト側を皆殺しにし、周囲の自然を破壊した事に激昂したトロヤは単身グリーンフレームを持ち出し連合の基地に殴りこみをかけ、迎撃に出たブルーサードと一対一の戦いを行う。 当初はブルーフレームの攻撃を完全回避し優位に立っていたが、格闘戦において先に仕掛けてAIの欠点が露呈。 ブルーフレームの回避行動を見切って攻撃をするも、足に装備されたナイフでビームサーベルを受けるフェイントをされ、腕部ソードの峰打ちで衝撃を与えられダウン。 トロヤともども連合に拿捕されてしまい、トロヤは師匠の死に目に会えなくなってしまう。 その後はゲリラの自衛は自分でしてもらうという方針の下でトロヤの手に戻り、ロウが持ってきたツインソードライフルによるパワーアップも果たした。 そしてルカスが旗揚げした第四軍への対抗のため、連合・ザフト・ゲリラの和平が成立。ゲリラの村にいたトロヤはバリーを殺したスーが駆るケルベロスザクウォーリアの襲撃を受ける。 交戦中にルカスのライゴウガンダムが避難民を乗せたトラックを攻撃した事に気を取られ、ツインソードライフルを破壊されピンチを迎えるも、仲間の活躍でどうにか避難民への攻撃は阻止。 グリーンフレームはケルベロスザクのビームランスを紙一重で回避し、師匠であるバリーの投げ技でザクを戦闘不能に持ち込んだ。 この戦いの後、第四軍の首謀者であるルカスは死亡。連合とザフトの駐留は続くものの無益な争いの起きる事はなく、この地域に平和が戻ったのである。 ちなみに『DESTINY ASTRAY R/B』での描写によればレッド・ブルー・ゴールド同様けっこう名の知れた機体/パイロットであるらしく、組合公式商品のシビリアンアストレイ改造キットには「外見をグリーンフレームにするための塗装グッズ一式」もあるとのこと(*1)。本人と間違われうる使い方をする場合は自己責任、らしい。それつまり実際にそういったトラブルがあったってことでは…? ●ガンプラ HG・1/100共にアストレイ(レッド、ブルー等)のカラーを変更しツインソードライフルを追加したものが発売した。 元のアストレイは出来のいいキットではあったがHG SEED初期のものであるため、後発のHGやMGなどと比較すると物足りない面も多々あるものとなっている。 そして2016年晩秋、まさかのPG化。 セブンイレブンのキャンペーン期間中限定受注品として製品化。例年のセブン限定ガンプラ同様、オリジナルデカールが付属。 久々のキット化ではあるものの、肝心のツインソードライフルが付属しない一方で赤枠同様の日本刀が付属するなど、完全に『レッドフレーム(セブンイレブン限定カラー)』といった趣である(一応出典は『ASTRAYS』表記)。 ●ゲームでの扱い 『ガンダムブレイカー』シリーズには初代から登場している。他のアストレイの色違いで済むからだろうか? 『SDガンダムGジェネレーションシリーズ』では『CROSSRAYS』にて初登場。だが、戦闘支援AI等がアビリティ化されておらず、基本性能も低いため使い続けるには愛が必要。 追記・修正は守りたいと思う気持ちを持った人がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] グリーンは5体のフレームの中では地味だな -- 名無しさん (2015-01-03 10 48 56) ↑他の機体が魔改造され過ぎてるからしょうがないよ -- 名無しさん (2015-01-03 11 05 15) レッドフレームPGのセブンイレブンカラーがグリーンフレームって名前なのは馬鹿にしているのか? -- 名無しさん (2016-11-16 11 03 48) ↑グリーンフレームのセブンイレブンカラーって書いてある。まあ色変えただけかもだけど… -- 名無しさん (2016-11-18 23 29 53) ↑「グリーンフレーム」と言いながらツインソードライフル無いのにガーベラが付いてる。つまり緑枠じゃなくて緑色の赤枠だよ -- 名無しさん (2016-11-18 23 39 31) ↑ああ、確かにあれは手抜きっぽいよね… -- 名無しさん (2016-12-04 19 23 23) BF枠でサイコフレームって設定なんだよきっと -- 名無しさん (2017-03-24 10 51 20) 今更だけどBF外伝とはいえようやく?カスタム機のコマンドアストレイが出た模様。いつかは騎士風のアストレイも出るのかなぁ… -- 名無しさん (2023-09-22 22 33 00) ガンダムブレイカー4でも登場。でも他の赤青金枠はステージによっては登場演出付きなのに、緑枠だけ完全にモブ… -- 名無しさん (2024-09-05 10 25 47) 名前 コメント