約 5,739,667 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/7723.html
【登録タグ S いたちまP ゐつ 巡音ルカ 曲】 作詞:ゐつ 作曲:いたちまP 編曲:いたちまP 唄:巡音ルカ 曲紹介 ろっくんろおおおおおおおおおおおる!!!! あはぁんで、うふぅんな感じのルカ様でございまつ!!(作者コメ転載) 動画のサンプルを頂いた時のファーストインパクトは、『おぉ・・・なんとゆう、わーるどいずぼいん・・・。』でした(。。/////// エロ+クリティカル=エロティカルで攻撃的なリリック。 歌詞 移り気な視線が ひらり 花から花へ渡り 浮気性な指先 ゆらり また誰か欲しがってる あやふやな距離を隔てて 芳(かぐわ)しく待ちぼうけ アタシまで飛んでおいでなさい 貪欲な蝶々さん 方程式や図形は苦手 でも計算はお手の物 アナタが振り返るまで5秒 口紅を重ね塗るの 結末(ゴール)は深けていく夜の何処か 手探りで溺れていくだけ 物憂げな溜め息(sigh)を受信 手を伸ばして 掴まって 夜風に晒した素肌が 下世話なネオンに濡れる そっちの花はもう枯れた こっちは今が愛で頃 アタシは高らかに歌う 柔らかな貝になろう 綺麗な音色(声)でなきましょう 震える喉でカラカラと 甘いシロップに とろり そんな恋は卒業 ほろ苦い敗北(愛)の味 ぺろり さあ早く舐めてみてよ エコが流行り(fashion)になるこんな時代 どんな上辺を着飾ろうか? アナタがdress(嘘)を脱がすまで5秒 唇を湿らせましょ 冷静(クール)に好みの女演じてあげる 踊ってよね 掌の上で 欲張りなアナタの好奇心 疼くのなら 捕まえて 夜風に晒した素顔が アナタの目線で染まる そっちの蜜はもう涸れた こっちは丁度食べ頃 物言わぬ花より 歌う貝の方が魅力的 扉(entrance)はわざとあいたまま ほら アタシまで堕ちてきてよ 手段(ツール)は瞼に落とすよこしまなキス 5センチから 誘惑を送る 意味ありげな合図(sign)を受信 ほら、アタシに 捕まった 夜風に晒した素肌が 下世話なネオンに濡れる アタシの声はもう嗄(か)れた それでもまだゆするのなら 一途に高らかに歌う 温かな貝になろう 殻に挟まれ抜け出せぬ アナタは愛に堕ちていけ コメント なんという・・・ルカかっこいい!! -- 名無しさん (2010-01-02 17 51 37) いいよー!!いいよー!! -- 名無しさん (2010-03-03 23 17 31) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/n904i/pages/23.html
Q.microSDは著作権対応を買わないとだめ? A.著作権対応が求められるのはSDオーディオの転送時のみで、 microSD、リーダライタ双方の著作権対応が必要。 ・microSDは基本的に全て著作権対応。(非対応のはSDを名乗れない) ・リーダライタは次のどちらか。 →N904iをmicroSDモードにしてUSBケーブルでPCと接続(携帯本体がUSB1.1通信速度は最大12Mbps) →Panasonicのリーダライタ(USB2.0通信速度は最大480Mbps) 普通のデータ(画像やiモーション)入れるのはリーダライタが著作権対応してなくてもOK Q. microSDをMacにマウントするとN904iで認識できなくなる? A. 不具合ぽい。もう一度N904iでフォーマットするまで認識不可。(Mac OS X 10.4.9 / PCI CL-CR101U で確認) 追記:Nらんどの声にこの件について報告しました(8/12) →どうしても開きたい場合は以下の手順で可能。 ただし危険な方法になるため自己責任で。壊れても泣かないこと。 素人には危険なため、詳細については伏せます。 1.ターミナルを起動する。 2.microSD内の「.Trashes」「._.Trashes」「.DS_Store」を全て削除する。 3.microSDをイジェクト・アンマウントせず引っこ抜く。 ※ファイルアクセス中にやるとあぼんする恐れアリなので要注意。 追記(10/23) 以下の手順でフォーマットせずに再認識可能。 N904iのメニュー→LIFE KIT→SD_PIM→機能(iボタン)→microSDチェックディスク と操作する。 豆知識 世界最速・最高品質のメモリカード?(2007/3月現在) MICRODIA microSD 160倍速XTRAPRO 最大読込書込速度24.0MB/s 携帯では発揮できない速度。 sdbench 速度ベンチiアプリ http //www.geocities.jp/sdbench_i/ パナソニック 2GB READ 3,066,011B/s WRITE 555,389B/s パナソニック 1GB READ : 3,130,077B/s WRITE: 514,512B/s TOSHIBA 1G READ : 3,039,350B/s WRITE: 184,251B/s 東芝製 2G READ : 3,039,350B/s WRITE: 520,902B/s ハギワラシスコム Tシリーズ 1G READ : 3,102,295B/s WRITE: 500,513B/s メルコ製 microSD 2GB READ : 2,404,990B/s WRITE: 380,884B/s SanDisk 1GB←測定ミス? READ : 27,740,108B/s WRITE: 4,559,028B/s サンディスク 2G READ : 2,532,792B/s WRITE: 413,966B/s A-DATA 2G READ : 2,904,642B/s WRITE: 429,216B/s IO-DATA 2GB READ : 2,928,983B/s WRITE: 429,744B/s トランセンド 512M(×80?) READ : 3,030,566B/s WRITE: 526,129B/s トランセンド 1G READ : 2,928,983B/s WRITE: 467,696B/s トランセンド2G(×60) READ : 2,702,515B/s WRITE: 306,064B/s 上海市場オリジナル 2GB READ : 1,820,444B/s WRITE: 318,813B/s Lexar 2GB READ : 1,798,586B/s WRITE: 261,882B/s GREENHOUSE 2GB READ : 1,407,484B/s WRITE: 214,652B/s buffalo 1 GB READ : 893,165B/S WRITE: 161,022B/S CFD販売 2GB(x60) READ : 2,857,155B/s WRITE: 461,115B/s Kingston 2GB READ : 3,021,832B/s WRITE: 331,303B/s MICRODIAのXTMCS160-G002 READ : 2,833,989B/s WRITE: 279,322B/s 世界最速も携帯では全く生かされず… おそらくフォーマット直後以外の計測も含まれてます。(データ入ってると遅くなるみたいです)@wikiへ
https://w.atwiki.jp/w53ca/pages/35.html
microSD撮影モード目安 撮影枚数目安 容量 2GB 1GB 512MB 256MB 128MB 64MB ファイン 約950枚 約470枚 約225枚 約110枚 約50枚 約20枚 ノーマル 約1890枚 約940枚 約460枚 約220枚 約100枚 約40枚 算出目安 実測値1GB=970MB[53CA表示]・1GB≒950MB(±20MB) 本来のサイズ換算 (※1MB = 1,000,000バイト」として計算しているため違い有) 1KB = 1024バイト 1MB = 1024 x 1024 = 1,048,576バイト 1GB = 1024 x 1024 x 1024 = 1,073,741,824バイト 画像サイズ 2560×1920 画素数 500万画素 画質設定 ファイルサイズ 実測値[53CA表示] ファイン 2000kb 1856kb(1855kb) ノーマル 1000kb 1008kb(997kb) 他目安 EX-S500(1/2.5型正方画素原色CCD(525万画素/有効画素数500万画素) http //dc.casio.jp/product/exilim/ex_s500/spec.html EX-Z500 http //dc.casio.jp/product/exilim/ex_z500/spec.html ※静止画記録枚数、動画記録時間、音楽記録時間は 撮影状況、被写体等により変わります。 ※静止画・動画・音声・音楽記録が混在している場合も、記録時間や枚数が変わります。 ※microSDカードには著作権保護機能用の領域等が含まれており、 実際にご利用いただける使用可能領域は表示容量より少なくなります。(1MBは1,048,576Bです。)
https://w.atwiki.jp/chaosgvg/pages/294.html
GV時 通常 ギルド名 ギルマス 職性別Lv EMC 結成日 溜まり場 EternalCross midtime ♂:チェイサー:91 EMC? 不明 不明 HP名 URL 管理者 EternalCross http //eternalcross.shisyou.com/ 不明 感想or詳細 有力ギルドの一つ
https://w.atwiki.jp/src_review/pages/792.html
5 :名無しさん(ザコ):2007/06/21(木) 09 42 19 ID tx1J4nH20 【Over Cross Worlds】 こういうシナリオは本家のスーパーロボット大戦に近いんじゃないかと思います。 「マジンガーZを動かしたい」みたいな。 ですので、結構好きな作者が集まっての時点でプレイを推奨します。 また重要な点として、好きなユニット好きなように動かせるかがあるかと思いますが、 ぽんぽん出てくるので、その点も問題なくクリアしていると思います。 ユニットキャラクターに大切であろう武器演出も、色々と画像を用意しているようです。 逆に今まで興味がなかったよという人にはお勧めしかねます。 人物、ロボット、用語がポンポン出てきます。 辞典で補完しているというのは考慮にいれておりませんので、 辞典を隈なく読むのが好きだと言う場合はその限りではありません。 個人的な意見ですが、キャラやシナリオなどいろんな面で安っぽいかなと思いました。 こういうシナリオは初めて落としたので、ずれてたらゴメンなさい。
https://w.atwiki.jp/yorucom/pages/57.html
DearCross ディアクロス
https://w.atwiki.jp/cyclo-cross/pages/32.html
SURLY モデル名 Cross-Check 【メーカーHP】 Long Haul Trucker 【メーカーHP】 定価 ¥134,400 ¥138,600 重量 ? ? フレーム Surly Cross-Check 100% Surly 4130 CroMoly steel. Main triangle double-butted. TIG-welded. Rear rack bosses Surly Long Haul Trucker 100% Surly 4130 CroMoly steel. Main triangle double butted. TIG-welded フォーク Surly Cross-Check 100% CroMoly, lugged + brazed crown. 1-1/8 threadless steerer Surly Long Haul Trucker 100% CroMoly, lugged and brazed. 1-1/8 threadless steer tube ヘッドセット Ritchey Logic Comp 1-1/8 threadless, w/ 15mm spacers. Black Ritchey Logic Comp 1-1/8 threadless, w/ 15mm spacers. Black ハンドルバー Salsa Moto Ace Bell-Lap 26.0mm clamp diameter. Black Zoom 25.4mm clamp area. Aluminum. Silver ステム Kalloy 1-1/8 threadless. Forged. Black Kalloy 1-1/8 threadless. Forged. 25.4mm clamp. Silver F.メカ Shimano Tiagra FD-4500 Double Shimano Tiagra FD-4403 triple R.メカ Shimano Tiagra RD-4500-GS Mid-cage Shimano XT RD-M760 SGS long cage シフター Shimano Bar-end type SL-BS77. 9-Speed Shimano Bar-end SL-BS77 9-speed ブレーキレバー Shimano BL-R400 aero Tektro R200A. Black hood/silver lever 補助ブレーキレバー ? ? ブレーキ Tektro Cantilevers 862A. Silver Tektro Oryx cantilever992. Silver チェーン Shimano HG-72 9-Speed compatible SRAM PC971 9-speed チェーンホイール Cyclone 110mm BCD. Silver Andel 36 x 48t, ramped and pinned. Black Sugino XD600 48-36-26t, silver B.Bセット Shimano Deore LX BB-UN53 68 x 113m Shimano UN53. 68x110mm サドル Velo Endzone Steel rails, vinyl cover. Black Velo Endzone Steel rails. Black シートポスト Kalloy Uno 27.2mm x 250mm. Black Kalloy SP-342 27.2 x 300mm. Silver F.ハブ Shimano Deore HU-M510. 32 hole, 100mm O.L.D.Black Shimano XT M760. 36h. Black R.ハブ Shimano Deore HU-M510. 32 hole, 135mm O.L.D.Black Shimano XT M760. 36h. Black スポーク DT Swiss Stainless Steel, straight-gauge (14) w/ brass nipples DT Swiss 14g stainless. Silver リム Alex AL-DA16. 32 hole x 700c. Black Alex Adventurer 36h. Black フリーホイール Shimano Tiagra HG-50 9-speed 12-13-14-15-17-19-21-23-25t Shimano Deore CS-HG50. 9-speed. 11-13-15-17-20-23-26-30-34t タイヤ Ritchey SpeedMax Cross 700x32 Wire bead. Black wall WTB 700 x 35 or 26 x 1.5 (frame size determined). Black wall Slickasaurus ペダル × × F.ダボ穴 ○ ○ R.ダボ穴 ○ ○ ボトル取付場所 2 2 カラー Misty Mountain Grey or Gloss Black Utility Blue サイズ 42,46,50,52,54,56,58,60,62cm 42,46,50,52,54,56,58,60,62cm
https://w.atwiki.jp/w52sa/pages/21.html
動作/不動作報告、コメントはこちらから ハギワラ 512MBハギワラ 1GB ハギワラ 2GB エレコム 512MBエレコム 1GB エレコム 2GB EVERGREEN 512MBEVERGREEN 1GB EVERGREEN 2GB I/O DATA 512MBI/O DATA 1GB I/O DATA 2GB A-DATA 512MBA-DATA 1GB A-DATA 2GB Apacer 512MBApacer 1GB Apacer 2GB CFD 512MBCFD 1GB CFD 2GB Kingston 512MBKingston 1GB Kingston 2GB KINGMAX 512MBKINGMAX 1GB KINGMAX 2GB pqi 512MBpqi 1GB pqi 2GB Silicon Power 512MBSilicon Power 1GB Silicon Power 2GB ALL-WAYS 512MBALL-WAYS 1GB ALL-WAYS 2GB UMAX 512MBUMAX 1GB UMAX 2GB Trancend 512MBTrancend 1GB Trancend 2GB タクラルブラザーズ 512MBタクラルブラザーズ 1GB タクラルブラザーズ 2GB コメント ハギワラ 512MB 選択肢 投票 使えた (13) 微妙 (1) 使えなかった (0) ハギワラ 1GB 選択肢 投票 使えた (18) 微妙 (0) 使えなかった (0) ハギワラ 2GB 選択肢 投票 使えた (16) 微妙 (3) 使えなかった (2) エレコム 512MB 選択肢 投票 使えた (7) 微妙 (0) 使えなかった (0) エレコム 1GB 選択肢 投票 使えた (7) 微妙 (1) 使えなかった (0) エレコム 2GB 選択肢 投票 使えた (8) 微妙 (0) 使えなかった (0) EVERGREEN 512MB 選択肢 投票 使えた (7) 微妙 (0) 使えなかった (1) EVERGREEN 1GB 選択肢 投票 使えた (6) 微妙 (0) 使えなかった (1) EVERGREEN 2GB 選択肢 投票 使えた (6) 微妙 (1) 使えなかった (2) I/O DATA 512MB 選択肢 投票 使えた (8) 微妙 (0) 使えなかった (0) I/O DATA 1GB 選択肢 投票 使えた (10) 微妙 (0) 使えなかった (0) I/O DATA 2GB 選択肢 投票 使えた (11) 微妙 (0) 使えなかった (0) A-DATA 512MB 選択肢 投票 使えた (5) 微妙 (0) 使えなかった (0) A-DATA 1GB 選択肢 投票 使えた (10) 微妙 (0) 使えなかった (1) A-DATA 2GB 選択肢 投票 使えた (19) 微妙 (0) 使えなかった (0) Apacer 512MB 選択肢 投票 使えた (0) 微妙 (0) 使えなかった (0) Apacer 1GB 選択肢 投票 使えた (1) 微妙 (0) 使えなかった (0) Apacer 2GB 選択肢 投票 使えた (7) 微妙 (0) 使えなかった (0) CFD 512MB 選択肢 投票 使えた (4) 微妙 (0) 使えなかった (0) CFD 1GB 選択肢 投票 使えた (7) 微妙 (0) 使えなかった (0) CFD 2GB 選択肢 投票 使えた (10) 微妙 (0) 使えなかった (0) Kingston 512MB 選択肢 投票 使えた (5) 微妙 (0) 使えなかった (0) Kingston 1GB 選択肢 投票 使えた (11) 微妙 (0) 使えなかった (0) Kingston 2GB 選択肢 投票 使えた (24) 微妙 (1) 使えなかった (0) KINGMAX 512MB 選択肢 投票 使えた (6) 微妙 (0) 使えなかった (0) KINGMAX 1GB 選択肢 投票 使えた (4) 微妙 (2) 使えなかった (0) KINGMAX 2GB 選択肢 投票 使えた (13) 微妙 (0) 使えなかった (0) pqi 512MB 選択肢 投票 使えた (2) 微妙 (0) 使えなかった (2) pqi 1GB 選択肢 投票 使えた (5) 微妙 (0) 使えなかった (0) pqi 2GB 選択肢 投票 使えた (8) 微妙 (0) 使えなかった (4) Silicon Power 512MB 選択肢 投票 使えた (3) 微妙 (0) 使えなかった (0) Silicon Power 1GB 選択肢 投票 使えた (6) 微妙 (0) 使えなかった (0) Silicon Power 2GB 選択肢 投票 使えた (13) 微妙 (0) 使えなかった (4) ALL-WAYS 512MB 選択肢 投票 使えた (3) 微妙 (0) 使えなかった (0) ALL-WAYS 1GB 選択肢 投票 使えた (3) 微妙 (0) 使えなかった (0) ALL-WAYS 2GB 選択肢 投票 使えた (4) 微妙 (0) 使えなかった (0) UMAX 512MB 選択肢 投票 使えた (3) 微妙 (0) 使えなかった (0) UMAX 1GB 選択肢 投票 使えた (4) 微妙 (0) 使えなかった (0) UMAX 2GB 選択肢 投票 使えた (3) 微妙 (0) 使えなかった (0) Trancend 512MB 選択肢 投票 使えた (5) 微妙 (0) 使えなかった (1) Trancend 1GB 選択肢 投票 使えた (22) 微妙 (0) 使えなかった (1) Trancend 2GB 選択肢 投票 使えた (23) 微妙 (0) 使えなかった (1) タクラルブラザーズ 512MB 選択肢 投票 使えた (0) 微妙 (0) 使えなかった (0) タクラルブラザーズ 1GB 選択肢 投票 使えた (2) 微妙 (0) 使えなかった (0) タクラルブラザーズ 2GB 選択肢 投票 使えた (0) 微妙 (0) 使えなかった (0) コメント 上記にないmicroSDについての結果もこちらへ 東芝2GB使えた。SDaudio等も問題なし -- 名無しさん (2007-06-16 14 19 03) 東芝の1GBも問題なしです。 -- 223 (2007-06-23 20 17 47) YES(タクラルブラザーズ)の1GB使用しています。 -- 名無しさん (2007-06-25 00 05 59) Trancendの128をショップにもらいましたが普通に動作してます。 -- 名無しさん (2007-06-30 20 21 14) Transcendの1GB動作確認しました。 -- 名無しさん (2007-07-15 22 32 23) SanDisk 2GBいけたみたい。SD-Audioは未確認です。 -- 名無しさん (2007-07-17 02 45 07) SanDiskの2GBは公式サイトに動作確認あるから、今さら報告は要らんのだよ w -- 名無しさん (2007-07-20 21 57 50) Transcendの2GB(緑パッケージ)普通に動作しました -- 比奈真 (2007-07-25 20 38 21) エレコムの1GB PC接続×でした。リムーバブルディスクとして認識はするものの読み書きできず、SD-Audioもダメでした。ハズレ!? -- 名無しさん (2007-07-27 09 49 43) OHM(オーム電機)の1GB動作確認しました格安だったので不安でしたが問題なく使えています -- 名無しさん (2007-08-21 13 45 26) maxellの2GB(M-MCSD2G)が1,999だったので購入しましたが、SD-Audio等問題なく利用できてます -- 名無しさん (2007-08-26 18 12 42) A-DATAの1GBで、ファイルシーク変換した動画は、microSDデータフォルダからは再生できました。ビデオプレイヤーのマイリストからだと不正なデータと出て再生できませんでした。通常のムービーはできると思います。 -- 名無しさん (2007-09-05 15 50 32) 動作しました。 -- RiDATA 512MB (2007-11-23 08 34 07) I/O DATA 128MB~2GBまで、メーカーが動作確認してるようですよ。 http //www.iodata.jp/pio/prod/pccard/minisdcard.htm#au ただし、「微妙」と評価されてるハギワラやpqiも、サイト上では動作確認済みをうたってましたので、実際のユーザーによる動作確認も意味のあるデータだと思います。 http //www.hscjpn.co.jp/taiou_list_.php?cmd=list ic_id=41#1 http //www.pg-index.com/support/microSD_1.html -- 名無しさん (2007-12-12 09 36 34) Planexの2GB使えた!! -- 健太郎 (2008-08-07 19 43 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wing-guild/pages/67.html
サファイアウィング 所在地 ヤンパ ギルド情報 Emerald Wingが消失したためWing中最も古いギルドに・・・。 特に一生懸命狩りをするわけでもなく、必死に製造するわけでもない。 マイペースなメンバーの集まりw ギルドメンバー 。シルク。(ギルドマスター) シグルドリ-ヴァ ハナカミ玉子(サブマスター) チププ 心菜。 百雪 超戟 あかりん シンア リーレ ルン゜ 識天 ティルナノーグ AZU。 砕破 自縛霊 パチパチくん まりのちゃん ビアトリーチェ WGS84楕円体 animo 。。シルク。。。 りな。。 関連項目 Ruby Wing Fluorite Wing Diamond Wing Garnet Wing Metal Wing
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/2049.html
crosswise - X side- / ACT Chain 『Don't say "lonely"』 ◆ANI3oprwOY たった、一人だけでいい。 私を見てくれる人が、たった一人だけいてくれれば、それだけで幸せでした。 私がいて、あなたがいた。 あの日々はまるで、夢のような―― ◆ ◇ ◇ ◇ ◇ crosswise - X side- / ACT Chain 『Don't say "lonely"』 ◆ ◆ ◆ ◆ ◇ つー、つー、と。 『応答無し』を告げる音が、私の耳元で鳴っていた。 「なんで、でないんだよ」 アスファルトの路上を走行する、ボロボロのKMFのなかで。 手に持った通信機を苛立ち紛れにコンソールへ投げつけようとし、それも出来なくて口ごもる。 そんな私、秋山澪が焦っている理由とは、単純明快な一つのことによるものだった。 「また、勝手なことしてるんじゃないだろうな、あいつ」 共闘の相手、東横桃子がいつまでたっても呼びかけに応えない。 電波状態が悪いせいだと思っていたけれど、 ここまで待ち合わせ場所に、ショッピングセンターに近づいて、応答がないのはいくらなんでもおかしい。 時間が経つにつれ、不安が大きくなっていく。 「むこうで何かあったのかな……」 結局のところ私を苛立たせる最たる理由とは、 彼女が応答しないことから連想される最悪の事態だった。 「ただでさえ状況は悪いって言うのに。この上お前まで」 胸の奥の不快感は消えない。 先ほどの戦いと、敗北。 命は助かったけれど何も得られない、虚しい結果に終わっただけだった。 いや、得たものはあった。 得てはいけないものを見てしまった。 私の中の真実、私を突き動かすものの正体。 それを知ってしまったから、 「私は、もう」 見えない抉り傷が深く、心に刻まれたような気がしていた。 痛い、辛い、情けない。 私はあのとき全部嫌になって、本当ならもう動けるはずもなくて。 「っ駄目だ。それは考えちゃ」 必死に頭を振って、止まりたくなる衝動を掻き消す。 進み続けなければならない。 少しでも止まったら今の私は、完全に潰れてしまう気がした。 あのとき、死に損ねたとき。 自分の根幹を理解した私は、ホントはずっとあの場所で、自分の無力に泣いていたかった。 ずっとメソメソして、痛がって、自分を責めて、そうやって足を止め続けて、消えていきたくて。 実際にそうやってたくさんの時間を無駄に浪費した結果。 もうあと数時間で正午になる、モモとの待ち合わせにも、とっくに大遅刻だった。 「……待たせてるんだ、あいつを」 それでも立ち上がれたのは、理由があったからだ。 あの場所で泣き続ける事を許さない、『約束』が、あったからだ。 モモとの約束がある。 あいつが待ってる。一緒に戦うって決めた存在がいる。 最後まで生き残って、私を殺すと言った共闘相手が、まだ生きている。 まだ終わってない契約が残っているから。 だからこそ、私はまたここまで、 おぼつかない操縦で、やっと戻ってこられたって、いうのに。 「……うそ」 山林のようなビル郡を越えて、 目前に見えた景色はとてもとても、凄惨なものだった。 「そん、な」 轟々と燃える町並み。 砕け散り崩れ落ちた立体駐車場。 そして、半壊したショッピングセンター。 私と、東横桃子との、落ち合い場所が、崩壊していた。 「――――っ」 しばし唖然とした後。 はっと自分を取り戻す。 状況を理解した瞬間、何も考えず、燃える町へと飛び込んでいた。 「ああ! ああ、もうっ! なんでお前は!」 南側の戦場が、これほどの規模だったなんて。 ここまでだなんて、思ってなかった。 私も、おそらくモモも。 敵は強大。 二人とも生き残れる保障のない、 キツイ戦いになるって、分ってはいたつもりだったけど。 でもまさかここまで途方もない、災害を相手にするような戦いを強いられるなんて。 それをあいつ一人に背負わせていたなんて! 「馬鹿モモッ!」 あの馬鹿。ホント馬鹿だ。 こんなことになってるって知ってたら、お前一人になんて任せなかった。 なんで私を呼ばなかったんだ。 お前はなんでいつも、一人でやろうとするんだよ。 たまには少しくらい……頼れよ、私を。共闘相手だろ。 多分、あの子はどんな状況だったとしても何かを頼らないであろうことは、理解していたけれど。 東横桃子は何かに縋るような、弱い奴じゃない、私とは違う。それは分っていたけど。 というかあいつはそもそも敵で、共感も、共闘も、この場限りの物と決めていて、 いつか戦う事になる相手だって、それは分っていたんだ、けどさ。 「どうしてっ」 私は何故か、苛立って堪らないんだ。 「どうしてみんな、私をおいていっちゃうんだ……!」 それはもしかすると、八つ当たりのようなものかもしれない。 ここでずっと進めない、止まった私一人を置いて、 梓も、律も、ムギも、唯も、ある意味では憂ちゃんさえも。 届かない『先』に行ってしまうことへのある種の、羨望なのかもしれなかった。 ◇ ◇ ◇ ただ、ひたすら、灰色の世界を彷徨っていました。 ここは照明の消えた、薄暗い施設の中……っすかね。 硬い床の上を私はふらつく足取りで、荒い息を吐きながら進んでいます。 霞んでよく見えない視界のなか、触れる壁や手摺を頼りに歩きました。 痛みに痺れて震える足を、無理やり動かしてひたすら前へ。 なんだか、自失状態ってやつっすね。 すごく長い間、何かとても怖いものから逃げ続けてたってことは、覚えてるっすけど。 どうして私がここにいるのかも、どこに行こうとしてるのかも、 曖昧で、何もかもが薄弱で、おぼろげで。 今の私には、なにも知覚出来てなくて……。 「……ぁ……あ……ぐっ……」 一つ一つ、感覚が消えていくようでした。 引きずってるディパックがどんどん軽くなっているのは、 破れた穴から中身がボロボロと零れていくから……っすかね。 やっぱり、いまいちわかんないっす。 正直、目も耳も、もうほとんど役に立たないみたいで。 「……っ……ぐぅ……ごほっ……」 そして、コンクリートの破片がお腹を貫いている不快感も、徐々に感じなくなってきました。 傷口からボタボタと、床に流れ落ちる大量の血液。 同時に奪われる熱、この寒さもいつか、消えていくんでしょうか。 「……ごほっ……ごほっ……っ」 気づけばもう、痛みもないみたいっす。 なんだか変な状況っすね。 一歩踏み出すごとに、むせて血を吐き出すごとに、重要なことが一つ一つ、分らなくなっていくみたいで。 心の中から何かが順に、忘れるようにして、消えていきます。 一つ一つ、私の外側から順番に。 「……ぁ」 いったい、さっきまで、私の身に何が起きていて、 何が、どうなったのかは、もう分らないっすけど。 けど、なんとなく、何が起こっているのかは、理解できました。 「ぁ……あ」 孤独の起源。その覚醒。 ――起源を覚醒させた者は起源に縛られる。 孤独への回帰とは即ち、それ以外の全てが消える、ということ。 他人の存在なんて勿論。私の名前とかそういう記号すら、今はもう思い出せない。 私の中から『私』以外の全てが、消えて無くなっていく。 なぜなら私は『孤独』だから、私を突き詰めれば、そこには『私』しか残らない。 全て、消える。 「あ……あぁ……」 痛みは、無いから、 ただ代わりに自由に動けない違和感と、知識や感覚がどんどん抜け落ちていく気持ち悪さだけが、際立ちます。 流れる血や体温と一緒に、私の全てが抜け落ちて行くように。 それに足を取られるように呆気なく私は、掴まっていた手摺から崩れ落ちていました。 タイルの床に頬が当たって、それがまたおぼろげに冷たくて、それでも、私は―― 「い……いや……だ……」 虫みたいに這って、這いずって、前を目指していました。 もう、どこに行こうとしていたのかも、分らないっすけど。 何がしたかったのかも分らないけど。 でも、だけど、誰を求めていたかはまだ、憶えているから。 憶えて、いたかったから。 「せん……ぱい……」 私はあなたを、求めている。 欲しいと願ったことを、忘れたくない。 私は多分使っちゃいけない力を使ってしまって、だから多分もう時間がなくて。 だから前に行かなくちゃ。たどりつかなくちゃいけなくて。 「きえ、ないで…………」 どうか私が、私であるうちに……。 私の中から……何もかもが消えてしまうまえに、 あなたが、いなくなってしまう、その前にどうか……。 「せんぱい……せんぱい……せんぱ……い……会いたい……せんぱい……」 繰り返し、繰り返し、繰り返し。 あなたを、忘れないように呼びました。 消えないよう、願いました。 あなたの顔を、あなたの声を、あなたの手の感触を、思い浮かべて。 「せんぱい……どこに……いったんすか……?」 ――ああ、それすらも、もう分からない。 私のなかの、どこを探しても、ない。 声も、輪郭も、感触すら、思い出せず消えていく。 私の存在、そして私の中にあったあなたの存在も、等しく消えて、孤独という二文字の元に還っていく。 「寂しいっすよ…………こんなの嫌なのに……」 目に映る景色は、あの頃と同じ灰色でした。 私の世界に色彩は無く、視界には無機質な形骸だけが映ります。 あなたと会う前の私の日常、どこまでも一人の、私にとって本来の世界。 「こんなのは嫌だって……寂しいんだって……あなたがいたから……私はやっと気づけたのに……」 私はもう、自分の運命を悟っていました。 何もかもを失って、何も出来ずに消えていく。 だからこれ以上進む力も無くて、体を仰向けにしてから、ふっと力を抜きます。 「会いたいっすよ……ねぇ……私は……ただそれだけなのに……」 私は死ぬ。 いいえ、死ぬことも出来ない。私は消える。 大切な人を想う事すら許されずに、 何も残さず、何も持たず、最初から存在しなかったかのように、消滅する。 それはなんだか、今更っすけど、酷く残酷な仕打ちに思えました。 もしかしたらこれが、罰なんすかね。 他人を犠牲にしてまで自分の夢を追い続けた人間には相応しい末路。 私は『私』でしかなくなって、だからあなたは『あなた』であることすら、もうすぐなくなって。 敗れた夢すら、もう見る事は叶わないという、報い。 「なくした夢は……やっぱり、どうにもならないものだったんすかね……?」 私は、あなた一人だけでよかった。 あなたが居ればそれだけで、何も多くは望まない。 ただ、私を見てくれたあなたが、 私を世界(ここ)に存在させてくれるあなたが、欲しかっただけなのに。 「先輩が居てくれれば、それでよかったのに……」 それを願うことは、そんなにも罪深いものだったんすかね。 人生の最後に、あなたを想うことすら、許されないほどに……。 答えはない。 あなたはもう、いないから。 ◇ ◇ ◇ 「どこだっ!モモっ!」 硬いタイルの床を蹴り飛ばすように、私は走っている。 体の節々が痛むけれど、自業自得だから文句は言ってられない。 気だるさを無視して、モモを探していた。 「はぁっ……聞こえたらっ……返事っ……しろよっ!」 右手で腫れた左手首を庇いつつ、シンとした廊下を駆け抜ける。 ビルの壁から落下した際に強く捻ったのだろう、そこが特に痛む。 まだ何とか動かせるけど、痛み以外の殆どの感覚が残ってない。 もしかしたらどこか折れてるかもしれない。 「どこにっ、いるんだよ……!」 所々火の手も上がっているショッピングセンターの近くに、ヴィンセントを停め。 機体を降りたその後はもう、後先考えずに走ってきた。 敵への警戒も放棄して、あいつと待ち合わせていたはずの、五階、雑貨店のフロアーにたどり着いた。 なのに、どこにも見つからない。桃子の姿は、影も形も見えなかった。 「はぁっ……ぜぇっ……痛っ……!」 結局、息が上がりきるまで走り続けた結果、 限界に達した疲労と、胸の痛みで足を遅める。 「もう……ちょっとくらい、体力もたないのか」 自分に愚痴をいっても現実は変わらない。 目の前には階下を見下ろせる吹き抜けの空間。通路と空中の仕切りがある。 そこに備えられた手摺に縋りつくようにして、私は息を落ち着けた。 ああまったく。 なんでこんな全力で、 あいつを心配してるんだろうな、私は、ほんと。 「……ばかみたい。多分お前も、そう言うんだろな」 このまま探し続けたって、きっとモモは見つからない。 本気で隠れたモモを見つけることは誰にも出来ないし、 隠れていないとしても、誰にも見つけられないところに逝ってしまったとすれば。 きっと止めてしまうのが正解なんだろう。 探すことを放棄して、私は私の戦いに戻るべき。 それが正解だから。彼女と決めたルールだから、だけど。 「でもそれじゃあ、私の戦いってなんだよ」 もう、今の私には分らない。 何のために戦っていたんだろう。 実際のところ私はただの死にたがりで。 どこまでも揺れ続ける。周囲に流され続ける。ブレ続ける。まるで風見鶏でしかなかった。 もう迷わないって信じて挑んだのに、また意思を挫かれて。 自分を騙し続けることも出来なくて。 死人(うしろ)と逃げ道しかみていない、強者に食われるだけの弱者。 「でもさ、お前は違ったんだろ?」 だけどそんな私と、一緒に戦ってくれる奴がいたから。 当面の目標があったから、 私は思考を停止してでも、まだ動くことが出来るんだって、いうのに。 「なあモモ。お前なら、このくらいで挫けたりしないんだろ?」 彼女は私と似ていて、でも微妙に違っていて、そして私よりきっと、ずっと強くて。 そして、「いい夢だな」って、思える願いを持っていたから……だから。 こんなに弱い私が、そのくせ頑固で諦めばっかり悪い私が、たとえ夢に敗れたとしても、 渋々でも納得して終われるとすれば、夢を譲れる奴がいるとすればもう、多分、彼女しかいないんだろう。 だから最後には殺し合いが待ってるとしても、できるなら、せめてそのときまで一緒に頑張れたらいいって、そう思ったんだ。 そう思っていたのに。 彼女はもう、いないのだろうか。 「――あれ」 そのとき、ふと気づく。 「ぬれて、る……?」 足の指が少し冷たいような。 手摺の下、今私が踏みしめているタイルの床が、少し湿っているような感覚があった。 ここに至るまでに私の靴はもうボロボロで、防水なんて見込めなかったらこそ気づけた。 そしてそれが、あまりにも大量に広がっていたからこそ感じられた。 「床が濡れ……まさか」 しゃがみこんで、触れてみる。 その、私の足元一面に広がる液体に、何故今まで気がつかなかったのだろう。 手摺にそって長くつづく水溜り。 いや、この粘り気と、意識を絞り集中してやっと感じ取れるくらい、薄い、においは。 「これ血、だよな」 気づいてしまえば、私は今までいったい、どれほど異様な場所に立っていたことか。 だけどそのカラクリは捨て置いて、私は理解してしまった。 こんな事を起こせるのは、心当たりは、一人しかない。 「――モモッ!」 私は周囲を見回しつつ、手摺にそって血を追った。 まだ近くにいる。この血があいつのものだとしたら、きっとすぐ近くにいる。 あいつは、待ち合わせ場所に来てたんだ。 「いるんだろ、モモ!!」 だったら、見つけてやらないといけない。 そんな脅迫観念のようなものを感じて、ディパックを開いた。 取り出した小型の懐中電灯で、薄暗い廊下に続く微かな血痕を照らそうとし、 「……なんで」 そこで呆気なく、途切れた。 見失ったと言った方が適切かもしれない。 電灯が足元を照らした瞬間、そこにはもう何も無かった。 床には元のまっ白いタイルしか見えない。血の後なんて、もうどこにもない。 まるで最初から何も無かったように、さっきモモを感じ取れたことが、奇跡だったと言うように。 「なんで……だよ……」 あまりにも速すぎる時間切れ。 見えないなら、足跡は終えない。 呼んでも、返事はない。もう手はない。 だから今度こそ、私は道を見失ったんだろう。 何もない私は、目的のない私は今度こそ。 「……っ……」 ぺたりと、冷たいタイルの床に座り込む。 きっと濡れているだろうその感覚さえも、見失ったまま。 開けっ放しのディパックも、取り出した懐中電灯も、既に意味は無くて、放り出す。 同時に私そのものにすら、意味がなくなったような気がしていた。 「またか。また私は何も出来ずに……」 多分その時、一度折れた私の心を支えてくれた何かが、無くなった。 身体が、くたりと脱力する。 私の力じゃ、結局ここまでが限度だった。 見つけられない、どうせ駄目なんだろう。 これ以上は、頑張れない。もう、無理なんだって。 「は、そっか。じゃあ、ここまでなのか……」 透明な血溜まりの中で膝を突いた私は一人。 今度こそ簡単に、諦めることが出来そうだった。 「――?」 なのに、カタカタと。 傍らのデイパックの中に、何か、金属的な音が、耳に届いて―― ◇ ◇ ◇ 私の世界はいつもぼやけていて、ハッキリしないものでした。 古い写真のように朽ちた、モノクローム。 あるいは白黒テレビを俯瞰するかのような、生気のない灰色っす。 私と、私以外の全てが、触れ合う事の無い。 誰も私に触れようとせず、私自身も他人と関ることを避けていました。 触れられない、関らないということは、いないことと同じ。 他人にとって私はそこにいない。私にっても、他人はそこにいない。 私しかいない世界だったから。 自分一人しかいない場所に、きっと色なんてある分けなくて。 だから私の世界は、いつだって灰色に、くすんでいたんすよ。 でもそれは、私にとってはあたりまえの日常だったから。 『私は君がほしい――!』 だからあの日、それを打ち砕いてくれたあなたの言葉が、嬉しくて。 私の世界にもやっと色が、見えた気がしました。 今はもうよく思い出せないけれど。 それでもあの時確かに、あなたと出会って、あなたと過ごして、 あなたと一緒に夢を追った日々は確かに、輝いて、見えました。 綺麗だって、思えたんすよ。 楽しいなって、私は生まれて初めて、 ずっと灰色だった世界が色づいて、やっと何かが始まったんだ、って思えたんすよ。 「……せんぱい…………」 でも、それは所詮、夢。 私の人生の中での、ほんの一年足らず。 刹那のように感じられた日々、あなたとの思い出の全て、泡沫のように。 目覚めたら呆気なく消えてしまうような、忘れてしまうような、そんな夢。 今は背中に冷たい床の感触と、見上げる天井の灰色しか、残されていません。 これが現実で、もう私にはそれしかなくて。 「……まだ……終わりじゃ……ないっすよね……?」 繰り返す、いつかの問い。 それはもっと以前にあなたに向けた言葉と、同じでした。 『――私と先輩が一緒にいる意味って、なくなっちゃうんすか?』 答えは貰えなかった、あの問いかけ。 これで私の夢はお終いなのか、と。 あなたと一緒に走りぬけた、日々の終わりを聞きました。 当たり前のようで、私にとっては夢のような毎日の、その終わり。 夢からさめ、元の場所に戻る。 あの灰色の世界に、戻らなきゃいけないのかなって。 「……せんぱい」 やっぱり今も、問いの答えはなく。 「…………せん……ぱい……」 でも、もう、分ってました。 答えは出ていたんすよ。 こんなこと、とっくに分りきったことだったのに。 あのとき、あなたを失った瞬間に。 ああ、夢だったんだって。もう、終わっちゃったんだって。 今、この体が『戻っていく』一つの起源の形を知れば、明らかに。 だって、だって、 「……嫌っすよ……やっぱり……いやだ……こんなの……」 先輩。 もう私は、あなたの名前すら、思い出せないんすよ。 「うぁ…………ぁ……」 無様に泣いても、何も変わらない。 あなたは戻らない、もう二度と。 ポロポロと、涙が溢れて止まりませんでした。 それは死ぬまで理解したくなかったこと。 『おまえの起源は、孤独だ』 だけど覚醒したそれは何よりも、雄弁に事実を告げてきて―― 「消えないで……いなくならないで……一人に……しないで……」 私の中から消えていく、私の証明(あなた)。 『孤独』だなんて、 でもそんなくだらない二文字が、私の根幹を為すものでした。 『おまえには最初から、絆などと呼べるものは存在しない―――』 だから永遠に辿りつけないと言った、誰かの声。 求めたものは偽り。 追いかけたものは泡沫の夢。 「……そっか」 後はこのまま、消えていくだけ。 何も分らない、何も残らない。 私以外の全てが消えて、私自身も完全に消えて、それで、おしまい。 「――私は『孤独』だから」 力が、抜けていきます。 最後に私は、片手だけを無意識に上へと伸ばしていました。 何を掴もうと思ったんすかね。 目の前には、相変わらず灰色をした天井だけなのに。 「――私はここにいない」 自然と口をついて出てくる言葉。 それは昔の私がよく言っていた、口癖のようなものでした。 見慣れたモノクロームの世界の中。 消えていく私から発せられた声は、まるで祝詞のように、響いて。 「――私はどこにもいない」 それはただ一つの真実で、それだけが絶対で。 最後まで覆せなかった事実でした。 「――私は存在しない」 結局、言葉だけが真実を結んで終わり。 先輩という記号。 記憶の最後の一欠けらが消え失せる。 私が消える。 伸ばされた腕から力が抜け、 何も掴めない手の平は、軽く空を掻いて――落ちる。 「…………ばか」 その、瞬間。 「――え?」 それは、手の平でした。 落ちようとした私の手を掴む、誰かの両手。 「……ばか」 この手は、私じゃない、誰か。 私の隣にしゃがみ込み、私の手を握りながら泣いてる、女の子(だれか)の。 「ばか、だよ……おまえは……ほんとにっ……!」 他人の手に、ここに居ない筈の私の手が、包まれて、います。 私は呆然としてしまって。 そして―― 「おまえは、ここにいるだろっ!」 その一言が衝撃となって、私を貫きました。 「あ――」 「ここにいる、お前はここに居るよ、馬鹿モモ。 私の目の前に、東横桃子は確かにいる。 お前がここにいたから、私はここまでこれたんだ。 だからそんな、悲しいこと言いながら死ぬなよ……。 存在しないとか、自分を否定するようなこと、言いながら死ぬなよ……っ!」 彼女が呼ぶ名、私の名。 彼女の瞳に映る姿、私の姿。 私が、いる。ここに、いる。 モモ。 ああ、そうだった。 私は確かそんなふうに、呼ばれていて―― 「私達は弱くて、小さくて、間違ってて、もう救いようのない馬鹿な子供で……だけどさぁ……。 一生懸命頑張ってた、必死だったんだ! 私達はここにいる、ここにいるんだっ!!」 「モモ」って。 呼んでくれる誰かがいたから―― 「無駄じゃない、無価値じゃない、ここにいる! 私はそれを、誰にも否定させたくないんだ。 お前も同じだって、知ってるから。 だから勝手にそれを否定するなよ、しないでよ、モモ……」 ……そっか、ここに、いたんだ。 あの日々に、私は確かに存在していた。 ここに存在するって、認めてもらえていた。 そしてそれだけで多分、もう私の夢は叶っていた。 ずっと求め続けていたもの。 絆は、ここにあったんだ、と。 思い出した私の頭上には、名前も思い出せない女の子の声と、涙。 「私は絶対に、忘れたりしないから。お前に負けないように頑張るから。 だから勝手に死んだりするな。 お前やり遂げるんだろ。最後まで生き残って、全部壊して、私も殺して、そうやって勝つんだろ。 大切な人を取り戻すんだって、言っただろ……!」 彼女の声が聞こえ、涙が私の頬を濡らしていくその度に、色が弾けるようでした。 あの日、先輩の手に初めて触れたときと同じ。 私の手と彼女の手が繋がって、世界が繋がったような錯覚でした。 灰色が砕け散り、色がキラキラと輝いていく。 それがもし、消えていく私の最後に見る、ただの幻だとしても。 またすぐに消えてしまう、泡沫の夢なのだとしても。 いいや、って。 綺麗だなって、嬉しいなって、私は不覚にも、また思ってしまったんすよ。 「悔……しい、なぁ」 「モモ……?」 「悔しい……っすね。あなたは……まだ、これを見続けられるのに……」 だから、心から、悔しい。 ぼやけた視界でも、痛々しい傷口に涙が入るのを、なんだか見ていられなくて。 震えながら伸ばした手を彼女の頬に当てました。 きょとんとした彼女が可笑しくて。同時に、やっぱり悔しいっす。 これ以上行けない私と違って、彼女はまだ生きているのに、夢を追い続けられるのに。 「こんなところで、なにやってるんだか」 ダメダメっすね、この人は。 それは何となく憶えてますし、分ります。 「あなたこそ……馬鹿な人っすよ……」 年上なのに泣き虫で、かっこつけるけど怖がりで、頑張るのに空回って。 ほんとぜんぜん、駄目な人。私の好きなあの人とは、似ても似つかない。 カッコいい先輩とは、正反対。 手を握ってもらっても、先輩に比べたらぜんぜん嬉しくない。 代わりになんて、なるわけない。 「ほんと、駄目駄目っすよ。でも……」 だけど、いつまでも見続けていたかった私の夢が、残念ながらここで終わりなのだとしても。 それでもきちんと最後まで、終わらせることが出来たなら。 覚めてもまた違う夢を、新しい夢を見ることができるって、 何故か今なら、信じることも出来そうだったから……。 その夢(きずな)をくれた『あなた』へと。 お礼とか、悔しいから絶対、言わないっすけど。 「じゃあ……せいぜい、頑張って」 しょうがないから、最後くらい激励を残します。 名前はやっぱりちゃんと思い出せないので、 いつも通り、なんとなく、思いついた言葉で呼びました。 泣き虫で、この先もずっと、涙の道を行くだろう彼女へと―― 「みお、さん」 それきり、気がつけばもう、何も見えません。彼女の声も聞こえません。 暗くて何もない場所に落ちていく。 だけど手の平にはずっと彼女の暖かさを感じられたので。 不思議と、怖くも、寂しくもなかったっす。 この手を通して、私と彼女は繋がっている。 彼女を通して、私はきっと世界に繋がっていられる。 命が尽き、死ぬその時まで、もしかしたらその先も、消えることはないと。 そんなふうに、思えたから。 本当は悔しいけど。 ちっとも納得なんてしてないっすけど。 まだまだ、諦められないっすけど。 もっともっと、あの夢を見ていたかったっすけど。 それでも私は一人じゃない、孤独じゃない。 今、傍にいる彼女が、私の手を握り続けてくれるから。 彼女の温もりを、いま確かに、この手に感じているから。 「――私は、ここにいる」 ――ねえ、先輩。 私は最後まで、世界(あなた)と繋がっていられたっすよ。 【東横桃子@咲-Saki- 死亡/存在 確認】 ◇ ◇ ◇ 吹き抜けの見下ろせる場所に出来ていた血溜まり。 そこから壁沿いに少し進んだ場所。 備え付けられたエレベーター前の広間。 その床の上に、私は座り込んでいた。 「『頑張れ』って、そんな恨めしそうな顔で言われても……うれしくないよ……」 掴んでいたはずのモモの手は、消えていた。完全に。 最初からそこになかったかのように。 それは見えないだけなのかもしれない。 だけどもう一生、私は彼女の亡骸を見つけることは出来ないのだろう。 東横桃子は消えた、視界からも、この世からも。 「なに、死んでるんだよ。 お前はよっぽど、私より強かったのに、私より生きるべきなのに。 なんで……」 傍らには、重なり合った白と黒の短剣。 絶大なステルスを発揮していたモモの元へ、 私を導いたその夫婦剣を拾い上げ。 「お前まで……」 そして、何故か呆然とする。 弔いはするまでもなく呆気なく終わってしまった 死んでしまった、仲間が。仲間の死。 久しぶりに、心の中でもそういう表現をした。 「なんだ、じゃあ、どうせ殺せなかったってことなのかな」 簡単な事に今更気づく。 死なれて始めて、自分の認識を理解できた。 仲間、だなんて。 彼女にそこまで情を移していたのなら、そもそも私に殺せるはずがなかった。 結局、最初から、彼女と契約していたあの時から、私が彼女を殺せるはずも無かったのだ。 勝てるわけなかったんだ。こうなりでもしなければ、負けてた。 もし二人で生き残るようなことになったら、私は確実に、東横桃子によって殺されていたんだろう。 好ましいと思ってしまった時点で、敗北。 明智光秀には忘我で挑み、福路美穂子には彼女をよく知る前に手を下したから出来ただけのこと。 殺せない。殺せるはずもなかった。やっぱり私は口だけだった。 なのに私は、モモに共闘を持ちかけていて。 「それってやっぱりさ……――っ!?」 ドン、と。 その時、背後から轟音が鳴り響いた。 おそらく、モモが何かから逃げてきた方角。 ショッピングセンター全体を揺さぶった衝撃は、身体が浮くかと思うくらいのものだった。 「なんだ、なにが……?」 答えるように、聞こえた声があった。 「――やれやれってなァ」 ジャリ、 と砂を踏みしめるような足音に、振り向く。 「ちっ、時間は多少回復したンだが」 そいつは―― 「やっぱ傷の方は塞がらねェか。まァいい、それよりも、だ」 ショッピングセンターの壁を突き破り。 倒壊したはずの立体駐車場の方角から、 まるでここで倒れていたモモを追うように、私の目の前に現れた、そいつは―― 「おい、散々逃げまわりやがってよォ。苦労したぜェ?」 悪魔のような笑い顔で私の背後に立っていたそいつは―― 「……へェ」 ギラギラと呪いに染まったような、赤い目をしていた。 全身に憎悪を宿したように、赤い血で染まっていた。 絶対、こいつはとっくに、何人も殺してる。 殺人鬼。 そう確信させる、悪魔のような存在が、私を見ている。 「オマエ、か?」 問われている。 この脇腹を抉った火傷。 やったのはお前かと。 答えによっては一秒先までも生きられない。 なのに私は呆然としていることしか出来なかった。 「おィ、聞いてンだよ」 織田信長は言葉の通じない規格外だった。 話が通じたのが奇跡のような怪物だったと思う。 だけど、こいつはその点、更に意味不明の化け物だ。 例え言葉は通じても、話は絶対に通じない。 交渉なんて一切望めないと直感させる。 そんな化け物の目が、言ってる。 殺す、と。 お前を殺す、逃がさない。 とだけ告げている。 ならば如何なる手段をもってしても、それは止められないと分った。 「だンまりか。じゃ、もういいわな」 私の沈黙をどう受け止めたのか、化け物が一歩、踏み出してくる。 ジャリ、と。また砂を踏む音。 距離にして二メートルもない。 あと三歩も踏み出せば、奴の手は私に届く。 「…………ぅぁ」 唐突な窮地に、しかし私は抵抗する気などまるで起こらなかった。 だって、これはもうどうようもない。 一目見れば分かる。敵は私じゃかないっこない化物。 諦めが感覚を一瞬にして麻痺させ、金縛りにする。 そして同時。 ああこの化け物ならば、瞬く間も無く私を殺してくれるのだろう、と。 奇妙な安堵があったから、身を任せたくなってすらいた。 ああ、そうなんだ。 私は多分、こうなる事を心のどこかで願ってた。 ――ジャリ。あと二歩。 「無抵抗、かよ」 ずっと、私なんて消えてしまえばいいと思っていた。 私は、仲間を奪った存在が嫌いだった。 私は、自分を傷つける存在が嫌いだった。 だけど誰よりも何よりも、何も守れなかった自分自身が嫌いだったんだ。 ――ジャリ。あと一歩。 「なンかねェのかよ。つまらねェ」 どうして私だけ残ったんだろう。ずっと疑問だった。 何人もの友達が死んでいく中で、何故自分だけが生き残ったんだろうと。 彼女たちの代わりに、何も救えない役立たずな自分が死ねばよかったのにって。 だけど一人で死ぬ勇気すらなくて、 再び友達に会える希望を捨てきる事もできなくて、ここまで生きていた。 何もかも中途半端だった。 ――ジャリ。あと零歩。 「わかってンのか? 死ぬぜ、オマエ」 化け物の腕が、伸びてくる。 「ああ、そうだよ。抵抗なんてしない、だって――」 嫌だ。 怖い。 だけど……。 「私が、死ねばよかったんだ……っ!」 最初からこうしておけばよかったんだ。 そうすれば、誰も傷つけなくてすんだのに。 誰も守れなくて、なにも出来なくて、目の前で幾つもの命を零して、とことん役立たずな私。 その上、今も諦めばっかり悪くて、人に迷惑をかけ続けて、 自分を騙すことさえ徹底できないから救いようがない。 最低な私。。 さっさと消えちゃえばいいんだ。 それが望みだったんだ。 「……早く、やれよぉ!」 ほんとは今も怖くて、震えが止まらないけど。 でも目の前にある彼は絶対に逃れられない死そのものだったから、肝が座ったようなことも言えた。 化け物は、止まった腕を見つめながら笑う。 「自殺志願か。哀れだなァ、オマエ」 「気づかわれる筋合いもない。 あなただって人殺しのクセに。私と同じ、地獄行きの悪党のクセに」 「……ほォ? ひは、そうさ。違いねェ。分ってンじゃねェか」 少し表情を変えた怪物は、 けれどすぐに嬉しそうに笑って、ようやく私に手を触れる。 「なァるほど、そォかい。 オマエも悪党なら、それなりの最後をくれてやる」 そのセリフとは裏腹に、頭の上に乗せられた手はなんだか、撫でるような感じだった。 これから殺すって状況なのに、触れた感覚が不釣合いすぎて、笑いそうになる。 「それじゃァ……」 終わりの一瞬。 きつく閉じた瞳。 「死ね」 目蓋の裏側では走馬灯のように景色が巡っていた。 最後に思ったことは断片的な、言葉の羅列―― ――ああ、やっぱり死にたくないな。 痛いのはヤダな。 もう一度みんなに、会いたいな。 このまま、終わりたくは、ないなぁ。 これまで信じていたことが全て、裏切られるというのなら。 いっそのこと、もしも、もしもの、イフの話があったとして。 それはとても幸せな幕引きがいい。 こんな結末には絶対ならない。 約束された、ご都合主義の、ハッピーエンド。 そう例えばピンチの時に、必ず助けてくれるような。 「――本当に、この世界にヒーローがいれば良かったのに」 ぼんやりとそんなことを、虚空に呟いたとき。 ポーン、と。 背後から、気の抜けたような音が、 ――エレベーターの到着を告げる音が聞こえた。 「――――ッ!!」 私の頭を掴んでいた手が、引き剥がされる。 咄嗟に目を開けば、そこには凄まじい勢いで後方に跳び退る白髪の怪物と―― 「……し、き?」 見間違えようもない。 凛とした、白い着物姿の少女が一人。 私の隣で、ナイフを片手に立っていた。 「……はは」 怪物と少女。にらみ合い、動きを止めている。 幻かと思ったけど、どうやら間違いなく現実みたいだった。 渇いた笑いが喉から漏れてきて、だけどなぜだか、涙が止まらない。 私は安堵しているのだろうか、それとも拍子抜けているのだろうか。 「……うん。やっぱりさ」 どちらにせよ、またしても死に場所を奪われた私は泣きながら。 目の前の少女に、こう言った。 「式は最高に空気読めないヒーローだよ。 いまさら、私なんか助けてどうするんだ……」 対して、ピクリと頬を動かした両儀式は―― 「だからヒーローとか柄じゃないって、失礼な奴だな。 そっちの事情なんか知るか」 嫌そうに切りかえし。 ナイフを持っていない方の手を、私に差し出してくる。 「約束、なんだろ?」 約束――繋がり。 友達、あるいは共犯者との間に交わしたもの。 それはいつまでも私を苛むように。 そしてもう動けない筈の私を、これまでずっと立たせ続けたものだった。 『私の武器を託すから、私の敵を倒せ』 ああ、そういや、ここにもあったんだっけ、そんな契約(やくそく)。 「…………そっか、そうだったっけ」 力の抜けていた体が、また動き出す。 突き動かすものに従い、私は傍らのディパックの中から一振りの刀を取り出し、手渡した。 式は片手で受け取り、数歩前に出て、倒すべき敵と向かい合う。 それだけで、事は済んだ。 「あァ、ったくめンどくせェ!」 苛立ちを含んだ怪物の声、響く渦中。 未だ終われない私は、硬いタイルの床に、へたり込む。 「まァ、どうせ殺る相手だしな。 いっそここで白黒つけますかねェ」 「白黒、ね。ああ、いいよ」 そして、そんな私をよそに。 式は毅然として、目の前で始まる戦いへと赴く。 その後ろ姿。強い人の背中。 絶対に届かない、遠すぎる彼女の姿を―― 「いい、なぁ……」 私はただひたすらに、羨望と憧憬を込めて、見送っていた。 【ACT Chain 『Don't say "lonely"』-End-】 時系列順で読む Back crosswise -white side- / ACT4 『JUST COMMUNICATION』(2) Next crosswise -X side- / ACT Force 『WHITE & BLACK REFLECTION 投下順で読む Back crosswise -white side- / ACT4 『JUST COMMUNICATION』(2) Next crosswise -X side- / ACT Force 『WHITE & BLACK REFLECTION