約 3,810,514 件
https://w.atwiki.jp/armoredcoreforever/pages/244.html
メニュー トップページ はじめに AROMORED CORE V 発売前情報 パーツリスト(準備中) ミッション攻略(準備中) 5用語辞典(準備中) 初代シリーズ ARMORED CORE ARMORED CORE PROJECT PHANTASMA ARMORED CORE MASTER OF ARENA 2シリーズ ARMORED CORE 2 ARMORED CORE 2 ANOTHER AGE 3シリーズ ARMORED CORE 3 ARMORED CORE 3 SILENT LINE Nシリーズ ARMORED CORE NEXUS ARMORED CORE NINE BRAKER ARMORED CORE FORMULA FRONT ARMORED CORE LAST RAVEN 4シリーズ ARMORED CORE 4 ARMORED CORE for Answer ポータブルシリーズ FAQ ARMORED CORE 3P ARMORED CORE 3 SILENT LINE P ARMORED CORE LAST RAVEN P 携帯シリーズ パーツリスト(準備中) MOBILE1・2 MOBILE3(準備中) 共通 用語辞典 公式用語辞典 その他 編集練習 総合コメントフォーム 2chロボットゲーム板スレテンプレ 外部リンク ARMORED CORE OFFICIAL PARTNERSHIP バトルTV - AC.net 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: - 更新履歴 取得中です。 ここを編集 ↑※本来のメニューページを編集するので、ここでは使わないこと
https://w.atwiki.jp/achdh/pages/159.html
⑩*⑪*⑫ 昇降機の下降制御情報によると、現在地下高度は千数百メートルまで下がっている。エデンⅣ全域に散在する区画隔壁管理局の運営する昇降機でも通常では、地下数百メートル程度の経済管轄階層までしか降りられない。それより先へ進むには、制御システムに専用コードでアクセス指令を出すかプログラム自体を改竄する方法と取らねばならない。 地下核部構造体は複数の空間層によって構築されているが、不定勢力の依頼主が指定してきた作戦領域はその最下層区域であった。 その最下層へ、間もなく到着する── 数十秒後、昇降機の停止と共に制御システムが最下層区域への到着をプログラムヴォイスで伝え、隔壁扉が開放される。 「動体反応はない、が──」 前方に伸びる連絡通路は赤黒く点滅する警戒灯によってその全貌を淡く映し出しており、ルートマップ上でゼクトラの現在位置を把握。搭載レーダー機能を戦術支援AIの性能支援と併せて並列展開させ、広域及び狭域警戒態勢で反応検出を行ったが、機体周囲半径500メートルには少なくとも動体反応は見当たらない。 作戦領域──当該戦域である場所のその状況に不審を抱き、右腕部に携える短機関砲の発砲態勢を固定維持して、アザミは通常歩行による隠密索敵を開始する。 薄暗くはあるが夜間戦闘支援システムを起動するまでもない連絡通路を緩慢な速度で進行し、ルートマップ上直線距離に最下層区域北方ターミナルエリアの広大な設備空間を確認。其処へレーダー索敵が及んだ時、ターミナルエリア内に動体反応が検出された。 (敵か──にしては、動かんな……) レーダー機能が検出した動体反応はターミナルエリア内に僅か一つ、それ以外の物体反応は見当たらず、無論周囲空間にも同様のものはない。加えて、その動体反応は恐らく此方のレーダー波を捕捉しているはずだが、それにも関わらず、ターミナルエリアからの所定行動を一切取る気配がなかった。 通常歩行による索敵姿勢を固定維持し、アザミはゼクトラをターミナルエリアの方向へ転進させた。 動体反応の検出から約十分後、ターミナルエリアに直線上に直結する連絡通路へ行き当たったが、その時点でも動体反応は一切の機動行動を起こす様子がない。 アザミはその事を不審に思いながらも機体搭載兵装の運用状態を再確認、瞬時に戦闘機動へ移行できるよう準備してその連絡通路をターミナルエリアまで通過した。 ──廃棄線路と資材の残骸が散在、天蓋部まで凡そ百数十メートルもある広大な設備空間がゼクトラの有視界に姿を現した。暫く進んだ後、レーダー機能が検出した動体反応の方向へ頭部のカメラアイを転回させる。 一番初めに捕捉した時と変わらない座標位置に、その"AC機体"は鎮座していた。口頭指示するまでもなく自己判断した戦術支援AIが捕捉機体の詳細解析を展開する。 その間にゼクトラの機体を捕捉機体のほぼ正面へ移動させ、約220メートルの距離を取って停止した。 (AC機体のようだが──少し違うか……?) 望遠拡視界に出力したその機体を一瞥した所、外部機体構造はミラージュ社純製のアーマードコア機体【ガイア・モデル】のように見える。が、アザミがそのアーマードコア機体をガイアモデルに酷似したものだと感じたのは、明らかに既存の同種機体と比較して異なる視覚的情報が散見されたからであった。 事実、詳細解析を行っていた戦術支援AIも当該情報なしの結果を導き出している。 ──両腕部搭載の突撃型ライフル銃と思しき兵装は見慣れない形態をしており、それは少なくともアザミの記憶の中に見当たるものはなかった。両背部兵装に其々搭載されている兵装についても、同様である。 それが実働試験用の新規開発兵器だというのなら驚くに値はしないものだが、アザミはそれらを搭載する機体自体に最も注視していた。 限りなくガイアモデルに近い中量型二脚機体──しかし外部構造に見られる若干の差異として、推力機構と思しきスラスターノズルが構造体各部が挙げられる。 所属を示す部隊章などもなく、眼前に捕捉した機体はまさに未確認機そのものであった。 さて、どうしたものかとアザミが幾つかのコンタクトの手段を考えていると、前方未確認機からの通信要請の受信音がコクピットに不意に響いた。その受信音をカットした後、アザミは自らコンソールを操作してその未確認機との回線を確立した。 数秒の緊迫した空白が両者の間を包み──、 『ぬるい戦場だったろう、──"一つ手の射手"?』 低く静かな、しかし聴く者に確かな緊迫感を伝える鋭い声音。それが、アザミの古い戦場で呼ばれていた俗称を口にした。抑揚に乏しく端的なその声音と言葉は、それを久しく耳にする事のなかったアザミの意識の奥底を強く揺さ振り、過去の記憶を思い出させた。 ──影を捕まえられるまで、生かされて、生きていけ…… 今はもう戦場を下りた一人の友の言葉が、脳裏をよぎる。 「……──アンヘル。クライアントは、お前か……」 グレイエンバー作戦以前、所属を共にしたレイヴンとして部隊を率いたかつての同志の名を、そう呼んだ。地上は商業区画で緊急依頼を送信してきた不定勢力のケリー・アルトマンという人間は、恐らく眼前の未確認機に搭乗する彼の事だと、アザミは瞬時に悟った。依頼データの文末に添えられていた標語、それを部隊に広く知らしめたのが彼──アンヘル・セラ・イ・ナダルという男である。 ──戦場の挽歌を詠え 常に最前線に在り続け、戦場で幾多の死線に曝されながら友軍を勝利に導いた、かつてミラージュ社陸軍に存在した精鋭機械化空挺部隊──レッド・シーカーズの誇りだった。 半ば独り言のような問いに、アンヘルはそう言ったニュアンスを強く孕んだ気配を流して見せ、アザミの六感はそれを鋭く感じ取った。 『──"グレイエンバー"を生き残っていたとは、初耳だな』 「──憶えている人間を探すのも困難では、仕方のない話だろうな……」 変わらず抑揚に欠けた口調ではあるが、その裏側に確かな感情の揺らぎが介在しているのをアザミは手に取るように理解する事ができた。かつてアンヘルとは同部隊のレイヴンとして多くの戦場を共にし、──"グレイエンバー作戦"の際も、部隊が散り散りになる直前まで協同していたのだ。心を感じる事はできなくても、それを察する事はできる。 たったの数人ではあるにせよ、部隊員の生存者がいるという話をこの五年間でちらほら聞いたものだが、その中に彼に纏わる事実情報は一切含まれていなかった。 そんな噂話すら出る余地もないほど、"グレイエンバー作戦"で姿を消した彼は死んだと思われていたのだ。 武装地帯の最前線に押し寄せた数万の軍勢を前に致命的な戦火に呑まれゆく中、彼は幾名かの部下を率いて戦闘を継続した。確かな記憶として残っている訳ではないが、朧げな赤錆色の映像の中に、確かにその際へ立とうとしていたアンヘルの姿をアザミは憶えていた。 状況がどうであれ古い戦友との再会を喜ぶべきなのだろうが、アザミはその期待を容易に受けれなる事はしなかった。操縦把のセーフトリガーを引き、提げていたゼクトラの右腕を持ち上げる。携えた短機関砲の砲口をガイアモデルのコア中枢部へ突き付けた。 「昔話は余り趣味じゃない。──アンヘル、何の為に此処へ来た?」 ──この騒乱の渦中に在って緊急依頼を寄こしてきた【ケリー・アルトマン】とクライアントが、アンヘルである事を疑う余地はない。しかし、依頼内容と実際の当該現場における状況の比較事実は著しく異なっている。 其処に何らかの猜疑を抱くなという事自体が難題であり、たとえ相手が五年振りに再会する死んだと思われていた旧友だとしても、それに対する兵士としての義務を変える事などはしない。 だからこそ先日も、その延長線上で一人の古い知己と別れを交わしたのだから。 ──長く戦場を共にした戦友であろうと何だろうと、五年という時間さえ在れば、人間はどこまでも変わる。 アザミはかつてのその戦友の一人を前にして、レイヴンとして在る以上に冷酷でいた。 アザミのその鋭利な態度を前に、しかしアンヘルは僅かな意識の揺らぎすらも見せることはしない。それは往来の彼の性質に依るものではなく、彼もまた、この五年の間に相応の密度を生き抜いてきた故である。 互いの心理を探り合う緊迫した時間が過ぎ、やがて未確認機のカメラアイが僅かに動いてゼクトラを正視する。その細やかなカメラアイの機能動作気付かなければ何でもない程度のものだ。しかし、明らかに既存のAC機体とは異なる高精度の反応動作である其れに気付いたアザミは、やはり未確認機がミラージュ社純製のガイアモデル機体を模しただけの、全く異なる兵器である事を確信した。 その細やかな挙動は人間のそれであるような── アンヘルは気配を一切変えず、先ほどのアザミの問いに答えるべく口を開いた。 『──お前を、殺す為だ』 殺意の膨張は見られず唯、事実としての言葉のみをアザミは静かに受け入れた。 最後まで肩を並べて戦い抜いた彼の、アンヘルの五年越しの致命的な言葉に驚きはなかった。 兵器災害からの五年間──その間に彼の選択した意思が、その言葉をアザミに告げさせたのだ。 何故、と自ら問うつもりはなかった。代わりにアザミは問い返す。 「何処で、私を知った──?」 ──グレイエンバー作戦を境にミラージュ社を去った後、執拗な追撃を振り切る為にアザミは公的記録を全て削除した。その為にターミナルスフィア所長であるノウラの手をも借りた。徹底的な情報及び偽装工作の末、自身はグレイエンバー作戦後の何処かの戦場で戦死した──それが最後の公的記録として残されることとなった。 当然、"グレイエンバー作戦"の記録抹消の為に生存者の粛清を行っていたミラージュ社もそれを最終報告記録とした。本人と判断できる死体が見つからなかった為に掛けられた懸賞金はそのままとなったが、少なくともグレイエンバー作戦を生き抜いて軍から逃亡した"アザミ"という人物は死亡した、という事ことになったのである。 その真相を、アンヘルは何処で知ったというのか── 俄かに伝わる都市伝説のような噂のみで確信したとは、冗談でも考えられない。 『──あらゆる手を使った、と言えば満足か? だが、案ずるな。此れは──私の私闘だ』 決定的な決別の言葉。此方の問いに答えることは終ぞしなかった。が、その言葉から察する限り、何処で知ったか、その全容を知るのは自身のみにとどめていることを、アンヘルは暗に述べている。 完全に無視された訳ではないが、問いの答えを逸らされたという事だ。 「そうか……では構わん。幸運を、アンヘル──」 『残り火同士の喰い争い、か。幸運を、ファイーナ──』 その言葉の交わりを最後に、交信を終了。 有視界に捉えた未確認機が機体重心を下げ、戦闘態勢を確立する。その異様なまでに円滑な機体動作はやはり人の挙動を全て反映したかのようである。 ──アザミは既に、その未確認機の可能性に行き着いていた。 「……【NEXT】、お前も企業に下ったのか……」 断定するのは早計かもしれないが、外部構造体にミラージュ社純製のAC機体であるガイアモデルを採用している事から、眼前の"未確認ネクスト"機体の製造元はかつての帰属企業であるミラージュ社の可能性が高い。 ──財団存続時に既に幾つかのネクスト兵器は試験実働段階にまで到達してはいた。しかし、それらは支配企業群の開発技術を集約したが故に実現した叡智に過ぎなかった。 超過技術とも言えるネクスト技術は財団の組織的解体に伴って各支配企業へ分散、その後新たなネクスト兵器の開発競争が水面下で継続されている所までは、アザミも把握していた。 直接関与している訳ではないが、ターミナルスフィアの研究施設へノウラに幾度か連れられ、其処でネクスト兵器なるものの実態を目の当たりにしていたのだ。 だが、どの支配勢力も──一部例外はあるにせよ──実働型ネクストの開発にはまだ到達していない、というのが此れまでの見解だった。 ──その見解を改める事実が今、アザミの眼の前にいる。 アザミは自らの戦意を極限にまで研ぎ澄ますが、その意図とは裏腹に"明確な死"という可能性を意識していた。 ネクストという存在が持つ戦略的兵器価値は十二分に理解している。自身がAC機を駆るレイヴンであるからこそ、尚更その重大性について分かっているつもりだった。 従来のアーマードコア兵器では、もしも実働型ネクストを相手にした時、勝つ術はない。 つまり、今自分はその瀬戸際に立たされているのだ。 それを強く認めながら、しかし回避する為にアザミはネクスト兵器を正面に見咎めて戦意を研ぎ澄ます。 術がないというのは戦場で訪れる幾つかの瀬戸際で、従来の意識を引き剥がせなかった場合に限る。 戦場の幾つかの瀬戸際に、セオリーは通用しない。 生き残りたいのなら、生き残る事の出来る可能性を見出すしかない。 ──ミラージュ社製のネクスト兵器、か。 操縦把付随のトリガーにかけた指に力を込め、 カメラアイから転送されてくる有視界に閃光の如き光が溢れた事を意識した時には、既に眼前にネクスト兵器が肉薄していた。正対に位置していたにも関わらず知覚外の速度で迫った脅威は、既に左腕部の突撃型ライフルの銃口をゼクトラの頭部に突き付けている。 視覚情報の認識反応は遅れた──しかし、強化内骨格体の自身の体に刻みこませた経験則は意識の外側から行動判断を送り、アザミは推力用フットペダルを踏み込んでいた。 最大推力で吹かした噴射炎がゼクトラの機体を右舷真横へ弾き飛ばし、刹那よりも短い差で煌いたライフルの砲口から吐き出された銃弾が、ゼクトラの頭部外部装甲を掠める。 残余推力をそのままに迎撃姿勢を構築すべくゼクトラを機動転回、空間を切り貼りするような知覚外の速度で移動してきた敵性目標へ機体を向ける。 ──其処に既に姿はなかった。白緑色の噴射炎の陽炎のみが前方の空間をたゆたい、間もなくしてかき消える。狭域索敵態勢のレーダーに視線を巡らす前に敵性目標の位置座標を予測確定、明確な行動判断の前にアザミは左腕部ターレットを最大展開し短機関砲を後背部へ向けた。 短機関砲による高密度の火線が空を切り、敵性動体は瞬間推力による回避行動から後方上空へと機体を浮上させていた。左腕部ターレットを固定維持したまま機体を急速展開させ、ゼクトラのカメラアイを敵性目標へと向ける。背部兵装から展開されたグレネードキャノンの長大な砲身が、ゼクトラに突き付けられていた。 「──!」 グレネードキャノンの砲口の煌きに併せて短機関砲による応対射撃を展開、前方高密度に張った集中弾幕が榴弾飛翔体を直撃し、巨大な爆炎が有視界を埋め尽くす。応酬とばかりに背部コンテナを展開、爆炎の裂け目に捕捉した敵性目標へ向けてマイクロミサイルを射出。 後の先を取った事により敵性目標が燻り出される格好で、マイクロミサイル群の追撃を受けながら右舷へ飛び出す。分割ディスプレイに出力している拡視界映像で、敵性目標の背部兵装が今度は逆側に転換されているのを肉眼で捉え、アザミは明確な意思判断を待たずにフットペダルを踏み込んだ。 滑走進路をなぞるように逆進し、予測射線に向けてばら撒かれた重拡散銃の弾幕を明後日の方向へやり過ごす。数秒と持たずに撃墜されたマイクロミサイル群が立て続けに爆発を起こし、赤々しい火球が空中に幾つも浮かび上がる。反転攻撃に転じた敵性目標が重拡散銃と突撃ライフルの砲口を向けた時、それよりも一拍早くアザミは再度マイクロミサイルを同時射出していた。予め火器管制システムに設定しておいた飛翔起動パターンを戦術支援AIが自律選択し、そのプログラムを搭載したマイクロミサイルが敵性目標へ向けて不規則なアウトラインを取りながら飛来していく。 反転攻撃を中断せざるを得なくなった敵性目標が急速接近してくるマイクロミサイル群の迎撃射撃に転じ、重散弾銃から放たれた無数の火線が雷鳴の如き砲声と共に大気を切り裂く。弾薬消費の効率性を度外視した事により、敵性目標はミサイルコンテナ群の接近を一切許さず、全て同時に撃墜し切る。 轟く残響音が冷め遣らぬ間に爆煙を突き抜けた対重兵器用の散弾の雨が降り注ぎ、しかしそれらが牽制射撃である事は疑いようもなく、アザミは軽くブースタを吹かして弾幕を機体後方へやり過ごす。何発かの弾をわざと装甲で弾いていなし、その損害度を戦術支援AIが解析して報告する。 『右肩外部装甲、小破。第一種戦闘態勢継続維持に問題ありません』 掠める程度に止めた散弾銃の銃弾は、しかし通常ACの規格兵装と比較するとやや衝撃力や搭載火力に長けているといえる。 「重い──が、それほど大差はないか……?」 外部構造体を既存ACであるガイアモデルから流用しているとはいえ、内部駆動構造に至っては全くの別物である事は此れまでの戦闘推移を見ていればだれでもわかる。機体自体のペイロード限界も底上げされている事は、搭載兵装から確認できるが、それらが持つ火力脅威は既存ACと比較して致命的な差がある訳ではないことを、アザミは察知した。 それでも、正面から喰らえば致命傷は避けられんだろうが── 交戦開始から現在までの時間推移は、8,65秒── ネクスト兵器相手に最初の数秒をよく継戦維持できたというのが、アザミの見解だった。それだけの継戦行為を可能にしたのは、彼我の差とすら言える機体機能である訳ではなく、搭乗者であるアザミ自身や敵性目標の未確認機に搭乗するアンヘルに長らく染み込んだ経験則を互いが理解していたが故である。 アザミは最初の数秒を乗り切る可能性を、大きく其処に賭けていた。 ──アンヘルは、変わっていない。 かつてミラージュ社陸軍が保有していた精鋭機械化空挺部隊──レッド・シーカーズはその運営方針の通り、敵地内部へ深く先行潜入し、速やかな指揮機能の破壊や兵站部隊の排除と言った前衛撹乱戦闘に特化していた。 強襲、奇襲、威力偵察、殲滅戦闘を旨とし、徹底的な撹乱戦闘によって目標を達する。レッド・シーカーズの任務達成率は同種部隊の中では群を抜いており、それら技術の基礎を作り上げた兵士の一人がアンヘルという敏腕レイヴンであった。 烏から山猫になっても、アンヘルはそのスタイルを変えていなかったらしい── もし、そうでなければ、アザミは自身が最初の三秒足らずで即死していたであろう事を理解していた。 他の展開戦術を秘匿している可能性が有ることも重々承知しているが、それを出さずに最初の数秒をやり合った事はかなり大きな意味を持つ。 だが、此処から先はそう上手く行きはしないだろう。 アザミが此処まで考えているのなら、同じ部隊のレイヴンであったアンヘルが同様の思考に行き着いていない道理はない。つまり、此処から先は互いに別に道を歩んだ五年間で培った戦場での経験がモノを言う事になる。 しくじれば、それは速やかな己の死── 「アンヘル、貴様がどんな戦場を歩んできたのか聴かせてくれ……」 幾多もの戦場を潜り抜けてきたかつての戦友、その男が自身の預かり知らぬ時間の中でどのような戦場を過ごしてきたのか、致命的な決別の中ですらアザミはそれの一端を知りたいものだと意識のどこかで僅かに願った。 ネクストが正面から通常兵器とやり合ってその殲滅に掛かる時間に、数秒もかからない。初見であるにも関わらず、過去の双方の接点のみでそれを覆してみせたアザミを警戒しているのだろう。爆煙の向こうに姿を隠すアンヘルは、牽制射撃から次の機動を起こさずに此方の出方を見ているようだった。 次が始まれば、一連の結実まで恐らく、数秒の間もない。 アザミは素早くコンソールを叩き、此れまで一度しか実戦で使う事の無かった機体制御システムの起動プロトコルを完結させた。続いて戦術支援AIに口頭指示し、 「BICS(ブレイン・インターフェース・コントロール・システム)、起動──」 『了解しました。BICシステム起動プロトコル、開始します──』 コクピット後方部の収納設備から出た接続機構が、アザミの頚部に施されたインターフェースへ物理接続される。それと同時に同調システムの処理プロトコルが進行、頭の中に砂のざらつきのような不快感が巡る。 『BICシステム、起動完結しました。此れより第一種戦闘態勢をBIC制御下に固定維持します──』 砂のざらつきが収まり、アザミはBICシステムによって高精度で再起動したフレームシステムを意識した。自身の視覚行動をBICシステムの接続によって認識したフレームシステムが追従していく。その精度の余りの滑らかさについ、アザミは口許を僅かに歪めた。 システム下に入ったフレームシステムを扱い、アザミは若干下げていたゼクトラのカメラアイを上空へ向ける。ゼクトラのその明らかな変化を敵性目標が認識し、未確認機は後方ノズルから噴射炎を吐き出してゼクトラに肉薄する。コンマ数秒しかかからないその接近機動に対し、アザミは此れまで使用しなかった右腕部兵装──物理型射突ブレードに意識を傾注、右腕部を跳ね上げた。 互いの視線がカメラアイを介して交錯し、此方の迎撃行動に瞬時に反応した敵性目標が有視界内から掻き消える。アザミは強化内骨格施術の恩恵である義眼の卓越した動体視力を用いてその軌跡を追い、フレームシステムがそれに同調する。 しかし、有視界内に完全に機影を捕捉するのを待たず、アザミは操縦把付随のトリガーを絞った。 強装炸薬の燃焼によって長大な鋼鉄の杭が、ゼクトラの近接周囲を迂回しようとしていた敵性目標に向けて射出される。杭の突端部が外部装甲を捉えるも、敵性目標は致命打を受ける前に瞬時にその場から回避機動を取った。 (やはり一芸では終わらんな……) 明確な意思判断を待たずに敵性目標が刹那以下の展開にすら反応できたのは、その機体に搭載されているであろうAMS機構による機体制御の賜物に違いない。 此処から付いていけるか── ──アザミが先に起動したBICシステムは、そのAMS機構に酷似した機体制御技術である。正確に言えば酷似しているのはAMS機構であり、BICシステムは遥か以前から軍事用技術として確立されていた代物に過ぎないが。ネクストに搭載されているAMS機構は従来の類似機構を遥かに凌ぐ高精度の機体制御を可能としており、いくらアザミがアンヘルの行動を先読んでいるとしても、何れ応対行動に遅れが生じるであろう事は、本人が最も分かっていた。ならばと、アザミはゼクトラに搭載していたBICシステムを起動したのである。 最も、それで機体機能の差が詰められるはずはないという事も重々承知している。 従来のBICシステムの大半が大脳部皮質機能を経由して高精度の情報伝達を実現している。しかしネクストに搭載されているAMS機構は、ノウラの話によれば大脳新皮質という従来では扱われなかった分野を用いる事によってさらに高精度な情報伝達を可能としているらしい。 しかしAMS機構は、大脳新皮質に特異な神経回路構造を備えた者だけが正常に機能制御できる代物であり、普及させるには現在の技術力は余りに乏しすぎると、彼女は言っていた。 ──アンヘルは、その適性を保持していたというのか 空間認識能力を大幅に底上げしたフレームシステムで、地上百数十メートル前方へ後退した敵性目標を有視界に捕捉──アザミは戦況が致命的な域に達する前に動いた。 火器管制システムを右背部コンテナへ転換──垂直発射式ミサイルを上空へ向けて連続射出した。戦術支援AIによるプログラム修正を受けた計八基のミサイル群が急速上昇し、順次投下高度に達する前に分解した弾頭部から小型子弾が広範囲に向けて散開した。 戦術支援AIが支援態勢段階を跳ね上げ、有視界外を含む交戦域全域に拡散する小型子弾の豪雨の落下軌道を解析捕捉、メインディスプレイに落下軌道を随時更新出力する。 漆黒の豪雨が降り注ぐその下で、二機の機動兵器は同時に接近を開始した。 「果てが、見えるぞ──」 此方の出方と同様、落下軌道を全て解析捕捉したのだろう敵性目標は瞬間推力による高機動を極力抑える。過度の移動能力を齎すその機能を用いては、無秩序に落下してくる小型子弾への接触爆発に対する対応が遅延する事をよく理解している。 アザミは大きく口許を歪め、先行落下してきた子弾群を的確に回避或いは撃墜しながら眼前の敵性目標へ迫り往く。敵性目標も進行の障害になる落下子弾のみを突撃ライフルをバースト射撃で撃ち落とす。 敵性目標のその慎重とも言える出方にアザミは可能性を見出した。 火器管制システムを左背部コンテナへ転換、戦術支援AIに射出ミサイルの回避軌道をインプットさせる。着弾目標までの回避軌道を瞬時にシミュレーションさせ、その完結と同時にアザミは操縦把付随の射出スイッチを押し込んだ。マイクロミサイル群は射出後急速上昇し、次々と落下してくる子弾群をインプットされた回避機動に従って糸を縫うように避け、上空へ急速上昇していく──それが着弾目標へ過たず吸い込まれていくのを有視界の隅で見送った直後だった。 精密射撃によって安全軌道を自ら切り開いた敵性目標のネクストが、後方ノズルより出力を絞った──それでも充分な推力を齎す噴射炎を吐き出して弾丸の如く迫り来る。 アザミはその眼前から迫りくる強襲機動に対し、応対射撃を前方ではなく上空へ向けて展開した。短機関砲によりばら撒いた弾幕が上空から落下してきていた子弾群を次々と誘爆発させる。無数の小さな爆炎が頭上を赤銅色に染め上げ、多重の炸裂音が広大な空間を反響していく。 固定維持していた左背部コンテナに残存のマイクロミサイルを前方へ向けて全基射出、同時にコンテナをその場へ切り離す。前方から殺到するマイクロミサイルをネクスト機体は突撃ライフルによる高密度射撃で撃ち落とし、その端から見れば悪あがきにも取れる攻撃の中を突き抜けて突進攻撃を仕掛けてきた。 その交錯の間際こそが、アザミの予測していた結実の時だった── 頭上に広がる爆炎の海を突き破って落下してきた無数の物体──マイクロミサイル群の直撃を受けて崩落した天蓋部の大きな瓦礫片が頭上から降り注ぎ、眼前に肉薄してきていたネクスト機体を直撃した。大質量の瓦礫片の直撃を受けて機体バランスを崩したネクスト機体がその場で機動を中断、その完全な停止状態を捕捉したアザイは其処へゼクトラを突進させた。 機体姿勢を持ち直すも退路を塞ぐ瓦礫片に意識を取られていたネクスト機のカメラアイと、視線が交錯── 右腕部に備えていた射突型物理ブレードの刀身を敵性目標のコア中核部に向け、アザミはトリガーを引き絞った。突進推力を上乗せした鋼鉄の杭を至近距離から撃ち放ち── 結実まで数秒足らず──アザミの見立ては間違っていなかった。しかし、その思いもよらない形で飛び込んできた終幕にアザミは目を瞠った。 「何だ、それは──」 コア中核部を貫くはずだった鋼鉄の杭は、その手前でコクピット内部への侵入を停止していた。そして、ネクスト機の機体周囲を巡るように環流する薄い白緑色の膜の存在に其処でようやく気づき、アザミは不意にそう遠くない記憶を思い出した。 →Next… ⑫ コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/achdh/pages/162.html
⑬*⑭/ /第十四話 ノウラは既に、事実関係の大半を知り得ていた。 だからこそ、当事者達からの直接の言葉などは無為に等しきものであると断じ、代わりに彼らに告げるべき事実を告げる為に、次の口を開いた。 「──我々一族は、貴君等に多くの叡智を与えた。貴君等、統一政府が衰退した人類の復興の一助となり、賢明な統治者として君臨するであろう事を、望んだからだ」 ノウラは語る。自らの身体に流れる、何世代にも渡って受け継がれてきた血筋を。自身の一族が統一連邦政府と共に在り続けてきた過去を。彼らが今回の件──【エデンⅣ騒乱】で、人類の今後の在り方を確実に変えてしまう失態を犯した事を、彼ら自身に思い知らせる為に。 「貴君等の先達の遺した遺産を見誤り、貴君等は自ら王道を踏み外した。──末路は、自らが語れ」 十数時間前──【エデンⅣ騒乱】の引き金を引いた政府一派の暴走を、賢人会議は止める事が出来なかった。──正確には、黙認したのだ。統治者としての権勢が徐々に衰退していく中、それに焦燥を感じていたが故に彼らは致命的な過ちを犯した。 結末として、閉鎖型機械化都市【エデンⅣ】の都市機能の大部分を破壊したに留まらず、数百人の一般市民の死者とそれを遥かに上回る数千人の負傷者を出した。事態の真相の片鱗は【エデンⅣ】の管轄企業体であるグローバル・コーテックスも把握し、また、他の支配企業へも情報が伝播しつつある。 ──過ぎた叡智を、過ぎた手段で求めようとしたが故、統一政府は致命的な過ちを犯した。 最早、この後にやって来る世界情勢の混迷期の潮流を押し留める事はできはしない。 ──統一連邦の時代は、間もなく終わりを告げるのだ。 その末路を、統一連邦の失陥という形で来るべき時期に自らが露呈しろ──ノウラはそう言ったのだった。 絶望感にも似た退廃的な空気が仮想議事堂を包み込む中、ノウラの対面に位置して来賓椅子に静かに座る統一連邦の長である老人が、僅かに口を動かす。 「齢一世紀──老いた我々を捨て置き、ノウラ、お前は、過ぎたる叡智を何処へ連れて行こうという?」 歴史そのものと言っては過言でない程、統一連邦と共に一世紀という時間を過ごしてきた老人は言う。賢人会議の中では理事会議長のみが、ノウラの血筋──統一連邦に多く協力してきた学者一族の最も古い記録を直接知る人物である。ノウラもその名のみしか知らぬ、一族の始祖である曾祖父の姿を、対面の老人は一世紀も前の時点で顔を合わせている。 老醜染みたその面白みのない問いに対し、ノウラは僅かに口許を吊り上げて歪んだ笑みを創り上げた。 「──我々が望むは、世の安寧。貴君等では、其れを成し得なかっただけの話だ」 酷薄に努め、且つ極めて冷淡な口調でノウラは宣告する。古い石像のように固い表情を一同に介した賢人達が並べるその中に在って、唯一苦笑の笑みを静かに浮かべる者がいた。向かって右側の位置座標の来賓椅子に腰かける男は浮かべていた笑みを即座に隠し、双眸をノウラへ向けた。互いの視線が、僅かに交錯する。 ノウラは来賓椅子から腰を上げた。それを追うように理事会議長が言葉を投げかける。 「その為に、お前は世界を戦乱に招き込むつもりか──」 「引き金を引いたのは、統一政府──貴君等だろう。分水嶺を勘違いするべきではないな。では──」 終幕の言葉を自ら紡ごうとした瞬間、ノウラを中心とする全周囲に視覚化された膨大な量の情報群が出力された。眩い光源を伴う羅列情報群は忙しなく明滅しながら出力と削除を繰り返し、その光景にノウラは小さく嘆息した。傍らに立つメイヴィスに視線を送ると同時、全周囲で周回していた羅列情報群が一斉に霧散──代わって理路整然と形式立てられた電子防性プログラムの羅列情報群が緩慢な速度で周回出力を開始する。 「──最早、貴様等如きに我々は止められんよ」 それが、彼ら賢人会議への最後の言葉となった。それを待っていたメイヴィスは仮想空間への接続態勢を解除し、ノウラの位置座標が消失。周囲の景色が一瞬完全な闇の深遠に落ちた後、数秒のデジタル処理を経てノウラの意識構造は現実へと帰還した。 控え目な光源の照らし出す無機質な設備空間内を一瞥し、ノウラは頭に装着していたヘッドマウントディスプレイを取り外した。傍らに立っていたメイヴィスが手を差し出し、その手を取ってノウラは席から立ち上がる。 「大丈夫ですか──」 「ああ、仔細ない。お前のおかげでな?」 「過分な言葉です、ノウラ──」 どんな状況にあっても一切態度を崩さない書記官の佇まいに息をつきつつ、ノウラは若干疲労のたまった肩を揉んだ。 最後に安全保障理事会が仕掛けてきた電子攻勢──かなり周到に組み上げられた攻撃プログラムであった事はノウラも容易に理解していた。恐らく、自身達にとって最悪の結末が語られた場合、ノウラの意識構造をその場で即破壊する腹積もりだったのだろう。 そんな統一政府の暗愚な性質をよく知っていたノウラは、専属書記官であるメイヴィスを連れだち、彼女に直接電子防衛に当たらせたのだ。彼女の技術力であれば、選任安全保障理事会直属の情報技術部門──電子戦術対応部の電子攻勢など、赤子の手を捻るようなものだった。 メイヴィスが傍のデスクに置いたパソコンのディスプレイを注視し、 「ノウラ、外部から通信要請です。──理事会議員、マルティン・ローゼンタール氏です」 「──接続しろ」 「分かりました。ホログラム通信で出力します」 そう言い、メイヴィスがコンソールを素早く叩いて接続処理を完結させる。通信設備のみが置かれた無機質な空間内、ノウラの眼前にデジタル映像体が構築され、やがてそこに見覚えある男の構造体が現れた。 先程、仮想空間内で最後に視線を交えた人間だ。 政治的分野においてノウラにとって非常に古い知己であるその男──マルティン・ローゼンタールは、顎に蓄えた髭を撫でた後、ダークスーツのポケットに手を収めた格好で口を開いた。 『……時期は早まりそうだな』 「──それは、どうか。奴さんも一枚岩には見えなんだが?」 『振りだけだろう。此方の事ならば、心配は無用だ……』 「ならば私は問わん──。統一連邦内での今後の対応は、其方の采配に一任するとしよう……」 ノウラのその提案に、マルティン・ローゼンタールはおどけるように軽く肩をすくめて見せる。統一連邦政府内における彼の勢力の立場上、十数時間前に統一政府の起こした【エデンⅣ騒乱】に彼は関与していなかった。もしも関与していたのなら、【エデンⅣ騒乱】は何らかの形で回避できたはずである。 『有史史上、例の無い試みか──我々も踏み外さんよう、互いの足元を見ておかねばな?』 そう含みを持たせた言葉をマルティンは残し、軽く手を上げて別れを意図する。そして、極めて短い会話のみでホログラム通信は終了した。 わざわざホログラム通信で直接話を交わす必要はない。彼がそれをしてきたのは、単なる意思確認と社交辞令の類だろう。彼が述べるべき事柄は、専用ネットワークを通じて中間報告書が手元に送られてくる手筈になっている。 彼のデジタル映像体が消失した座標の空白をしばし見つめ、ノウラはメイヴィスを連れだって手狭な設備空間を後にした。 「──スリーパーからの成果は?」 「掛けられた最後のプロテクトが中々、堅牢のようです」 「成程──」 埃の積もった連絡通路を慣れた足取りで進み、ノウラとメイヴィスの後に薄く埃が舞い上がる。非常用階段から複数階下った先の階層に無尽に伸びる連絡通路の最奥部に設えられた一室の前へ、ノウラは到着する。 扉の前の哨戒兵に目線で指示し鈍重な隔離扉を開かせると、鼻腔をつく異臭が流れ出てきた室内へとノウラは臆する事無く踏み込んだ。光源の絞られた薄暗い室内、その中央に立つ数人の屈強な男達に「空けろ」と言い、ノウラは彼らに囲まれて尋問椅子に座らされていた一人の男の前に立った。 ひどく殴打された顔面から滴った流血がまだ若い男の衣類を赤黒く濡らし、そいつはノウラの気配に気づいて醜く腫れ上がった顔を上げる。 「時間が惜しい。手短に済ませろ──」 「わかりました」 同調したメイヴィスが動き、拘束状態に在る男の後背へ回り込む。その行動に気付いた男が俄かに抵抗の動きを見えるも、尋問官の一人が男の頭を鷲掴みして強引に挙動を封じ込んだ。 メイヴィスが軽く頷き、ポーチから取り出したウェアラブルコンピュータを起動、それを介して接続用コネクタを自身の頚部と男の専用ジャックに接続する。 メイヴィスが男の機械化電子脳に電子介入を直接開始し、それに伴って男の挙動が硬直したように停止した。 その奇なる光景を視界に収める中、腰元のポーチに差していた携帯端末が振動し、ノウラはそれを取り出す。小型の投射型ディスプレイを出力し、その中に見覚えのある青年の顔が現れた。 『──まだ途中だが、一応特定はできたぞ』 「ほう……、それで?」 短く先を促すと、ディスプレイの中のハルフテルは手元のコンソールを操作し、データファイルをノウラの携帯端末へ転送する。そのデータファイルを解凍してディスプレイに出力し、その映像付き詳細情報を一瞥した。 『──プライマルアーマー機構だと、断言して良いだろう』 「そうか……。よもや、此れほど早く実戦投入してくるとはな──」 『ああ。だが、然程憂慮すべき事態でもないんじゃないか?』 「どういう事だ──」 『記録映像をよく見てみろ……』 そう指示され、ノウラはタッチパネルに触れて一個の映像ファイルを再生した。映像にはミラージュ社純製のAC機体を模したネクスト兵器の姿が在り、その周囲を半透明の白緑色の膜が還流していた。 十数時間前、【エデンⅣ騒乱】の渦中で此の未確認機体と交戦した自社の契約戦力【AC】が記録したものでありる。契約戦力──ゼクトラが至近距離から撃ち放ったと思しき射突型物理ブレードは、その敵性機体が周囲に還流させる分厚い膜に完全に遮られている。 一拍あまりの空白を挟み、その膜によって守られていた敵性機体のカメラアイにセンサー類の再起動を示す光源が溢れ、その違和感にノウラは今しがたハルフテルの言った言葉との関連性に気付いた 「──まだ、未完という事か?」 『出力機構のエネルギーの大半を、同機構へ回している可能性が高い──つまり、環流制御技術に関しては未完成の域を出ていないという事だ。本来なら、たかだか数年程度で完成する代物じゃないからな』 「──そうか。だが、安堵するには少々重大な事実だな」 『まだ言うべき事はあるが──時間がないんだろう? 此方も報告書を纏めておく。好きな時にでも取りに来てくれ』 ハルフテルのその言葉がそのままの意味を指しているのならば、ミラージュ社が実戦に先行投入してきたネクスト兵器にはまだ言い足りないことがあるらしい。ノウラは言葉に出さず、代わりに軽く頷いて携帯端末での映像通信を解除した。 ポーチに端末を指し直し、ついでにソフトパックから紙巻煙草を一本抜き出して咥える。 「──お前達にとって、憂慮すべき事態は既に超過しているようだ」 ──三年前のジシス財団解体以後、統一政府が最も恐れてきた可能性。 財団解体と共に分散した旧世代の兵器技術が、各支配企業によって何れは実用化されるであろう未来。 世界情勢を席巻する兵器災害に対する要として開発研究されてきたネクスト兵器が、自己利益を求める者達によって自らに牙を剥く事が何を意味しているのか。統治組織として著しい形骸化を重ねて来ていた統一政府は、それを重々承知していた。 それに対する抑止力を保持する為だけに、統一政府は都市をひとつ丸ごと巻き込んで【エデンⅣ騒乱】という惨禍を演出した。ネクスト兵器に対抗できる兵器もまた、ネクスト兵器を置いて他には存在しない。そして、対等ではなく抑止力としての絶対的優位性を持つネクスト兵器の開発を統一政府は迫られていたのだろう。ノウラは、【エデンⅣ騒乱】の最中で、統一政府が執拗に求めていた対象の存在から、そんな因果関係を推測していた。 財団崩壊後、統一政府に手を貸して従来の抑止力──ナインボール・コピーの開発計画に関与していたからこそ、その次に彼らが迎える統治危機がどんなものであるかが、ノウラには手に取るように察知する事ができた。 統一政府が手に入れようとしている絶対的抑止力としての兵器価値を持つ戦力── 「──ナインボール・セラフ、か……」 そう呟いた時、メイヴィスによる強制的な電子支配下によって身体機能を簒奪されているはずの男の瞼が、僅かに動いたような気がした。 元々は、グローバル・コーテックス【エデンⅣ】支社の通信技術部所属の通信技官──というのが、この男の表向きの素性である。実際は、この男が【エデンⅣ騒乱】のお膳立てを内部から進めた元凶の一人──統一政府が複数送り込んできた潜伏工作員であった。 十数時間前に都市防衛戦闘が収束し、統合司令部内の第一種戦闘態勢が解除された直後の隙を狙い、この男は施設の人気のない連絡通路でノウラを背後から刺殺しようとした。 統一政府の関与を疑い始めた時点で既にその可能性にも思考を及ばせていた為、ノウラがその潜伏工作員を逆に無力化する事は難儀な話ではなかった。 ネクスト研究を行う組織として、ひとつの独立勢力として統一政府の動向を確かめたかったノウラは、潜伏工作員をターミナルスフィアが直轄管理する形骸企業の施設へ移送──必要な情報を絞り取れるだけ絞りとった。 統一政府と過去に密接な関係性を持ち、現在は独立勢力として旧世代技術分野の発展に著しい影響力を持つターミナルスフィア──その長を務めるノウラは、統一政府にとって非常に邪魔な存在だったのだ。【エデンⅣ騒乱】が成功しようとしまいと、最終的に統一政府の送り込んだ潜伏工作員はノウラを殺すつもりだった。 電子介入によって搾取した情報の中には、統一政府の狙った旧世代の凍結資材──公式には存在すら確認されていない生体CPUの詳細すらも載っている。通信技術部に潜伏する中で、生体CPUの正確な所在を把握したのだろう。しかし、どこで生体CPUの存在を知ったのかどうかについては、その情報はまだ眼前の男から搾取できていなかった。 最も強固なプロテクトプログラムが最後に展開されており、それを無効化する為に現在、メイヴィスが直接電子制圧を試みているのである。 ノウラは安易な推測を述べないが、もし最も整合性のある可能性を考えるとしたら、 ──統一政府と過去に接点を持っていた人間が、生体CPUの近くに居たとしたら? 尋問椅子に座る男の方へ視線を移したのと、男が宿す眼に変化が現れたのはほぼ同時だった。 それまで虚ろな色しか宿していなかった双眸が激情を湛えた獰猛な色にがらりと変わり、ノウラはその劇的な変化に目を見開いた。 潜伏工作員が電子処理脳に展開させていた電子防性因子は此れまでの尋問段階で既に駆除されており、現在はメイヴィスによって身体機能も含めて完全な制圧下にあるはずなのだ。 それを行っているメイヴィスの方を見やると、彼女は僅かな驚愕の感情を切れ長の双眸に映し出している。 そして男が野獣のような表情に変貌したかと思うと、恐ろしく低いうなり声を上げながら手足を縛っていた拘束縄を強引に引き千切った。 それと同時、電子干渉を受けたらしいメイヴィスが男の後背へ弾き飛ばされる。 手首足首からの出血をも無視する男は覆い被さるように抑えにかかった尋問官の兵士達を跳ね退け、ノウラ目がけ両腕を突きだして突進してきた。 両手の爪先が首筋に届く刹那、ノウラは脇に立っていた尋問官のホルスターから自動拳銃を抜き取り瞬時に発砲した。くぐもった銃声が狭い室内に響き、胸部に至近距離から銃撃を喰らった男が前のめりに倒れ込む。 鮮血をぶち撒けながらうつ伏せになった男はそれでも止まらず、這いずってノウラのもとへにじり寄ろうとし、ノウラはその男の双眸を見た。 自身の意識を失い、野獣のような攻撃衝動に支配された眼── ノウラは足元にまで近づいてきた男の後頭部に銃口を突き付け、引き金を引いた。 「──……」 指揮系統を完全に失った男の体がごとん、と床に伏せ、そいつが完全に沈黙した事を確認する。 一瞬で騒然となった室内、複数の兵士が男の身体を囲み、既に死体へと変わっている事を念入りに確認する。ノウラは手に握った自動拳銃を持ち主の尋問官へ手渡し、その光景を離れた場所で見守っていたメイヴィスに歩み寄った。 「何があった、メイヴィス?」 「──カウンター性エマージェンシー・プログラムです」 発動の際に発生した僅かな隙に、電子攻勢を受けたらしくメイヴィスは接続状態に在るウェアラブルコンピュータから調整用補整プログラムを自らの電子処理脳へインストールし始める。 「一撃を喰らうとは、お前らしくないな──」 「かなりの手練のようです──しかし、あのプログラムは……」 自身に一撃を喰らわせたカウンタープログラムに、メイヴィスは何かしら思い当たる所があるらしい。彼女の素性の片鱗は統一連邦に求める事も出来る為、あっても可笑しくはない話だろうとノウラは思った。 死体からこれ以上の情報を抜き出すことはできない。 ノウラは手頸に嵌めた腕時計に目線を落とした。 既に事態は急速に動き始めている。 統一政府自身が引き金を引いたのだ。 最早、今後加速する潮流は誰にも止められない 止められないのなら、その流れに乗らねば淘汰されていくのみ。 「機構会議がそろそろ始まる──行けるか、メイヴィス」 「ええ、問題ありません」 20分後──グローバルコーテックス【エデンⅣ】支社主導による機構調整会議が開催される。 長らく、この計画に賛同した者達が望み臨もうとしてきた一つの極点の始まりが、其処に在る。 * AM03 25── 機構調整会議の開催上として設けた仮想空間には、既に招聘した傘下企業の代表等が集っていた。仮想空間への映像体のアップロード後、今回機構調整会議の緊急開催を決定したコーテックス支社長のエウヘニアは初期の位置座標から一歩踏み出す。 自然背景を模した空間映像は緑に溢れ、小川の静涼としたせせらぎがこの空間に集うものの心の緊張感をいくらかでも和らげてくれる。 傍に立つ秘書官の女性がエウヘニアに近づき、軽く耳打ちした。 「既に大半の信任を得ています。残りの者も、この審議次第だと……」 「そう、わかったわ──」 涼流の岸辺の方々に集まる企業代表達の注目の視線を受けながら、エウヘニアは水辺まで歩み寄る。水底で小魚達が鈍色に煌めく様子を一時見下し、それから静かに待っていた参加者たちの方を振り返った。 小さく、しかし長く息を吸い込む。 「諸君に集まってもらった経緯は、既に承知の事と思うが──我がグローバルコーテックス【エデンⅣ支社】の今後の進退についてだ」 淀みなく、今回述べるべき事柄に触れる。流石は百戦錬磨の企業代表達と見るべきか、その重大な案件を前にしていずれもが研ぎ澄ました雰囲気を湛えて静かに佇んでいる。 エウヘニアは続ける。 「──約百年前の大戦後、我々支社グループは衰退した人類社会の復興の為に、コーテックス本社と協同して尽力してきた。しかし、五年前、世界情勢を席巻した兵器災害以降、本社は徹底的な中央集権化を推進し、傘下企業を直接統合するばかりか、武力侵攻を行ってまで自社権益の確保に走りつつある。その様な本社の暴走を喰い留め、グローバルコーテックスを在るべきものとするために我々【エデンⅣ支社】は今日の繁栄を築いてきたはずだった。──しかし、どうか。今回の騒乱に際して本社は我々【エデンⅣ支社】の被った被害規模を把握しているにも関わらず、何ら有効な支援策を講じようともしていない。──本社は我々を恐れていたのだ。我々一同が崇高な理念と志を持って、グローバルコーテックスの繁栄に勤めてきたその事実、我々が企業グループの権益を簒奪するのではないかと。だからこそ、本社は支援復興策を講じず、我々支社グループが経済管轄企業として充分に衰退するのを傍観しているのだ……」 静かな口調で、しかし強い意志をこめてエウヘニアは言い切った。そして、今後のグループ一同の進退を問う言葉を次に紡ぐ。 「私は狂言を好まない。此処に集ってくれた志在る諸君らに、忌憚無く問おう── ──我々の新生、分離独立は可能か?」 その、堅固な意思を確かめる言葉に、一同は変わらず研ぎ澄ました表情を持って受け止める。 この場に在って、異を唱える者はいない。 「──よろしい。我々グローバルコーテックス【エデンⅣ】支社は、今後本社経営管轄下からの実質離脱を計る。然るべき機会を持って我々支社グループは分離独立──グローバルコーテックス改め、独立後企業体名を、【グローバル・アーマメンツ】として新生する──」 * 『──【グローバル・アーマメンツ】として新生する──』 そう締め括られた言葉を、ノウラとメイヴィスは仮想空間内の離れた位置座標、小川は上流の岸部からしかと耳にしていた。機構調整会議へ非公式という形での招待をエウヘニアから受けていた為である。 「動き始めましたね、ノウラ」 「──我々は進むぞ」 混迷の時代への潮流を、誰もが明確な意図を持って早めようとしている。 ──【エデンⅣ騒乱】は、閉鎖型機械化都市一つを巻き込んだ未曽有の大惨禍として、その後の戦争史に名を残すこととなる── * ──【エデンⅣ騒乱】勃発から約二時間後 AM09 55── 「──安全圏離脱を確認。機体制御態勢を第一種戦闘態勢から第三種広域警戒態勢へ移行処理します──」 閉鎖型機械化都市【エデンⅣ】から遠く離れた帰還領域への到達と同時に、アンヘラが機体制御態勢の移行処理を完結する。第三種広域警戒態勢への移行に合わせてAMS接続負荷が不意に軽減され、頭の中に直接圧し掛かっていた重圧が消失した解放感にアンヘルは胸中で小さく息をついた。 足りないAMS適性のいくらかをアンヘラを通じてごまかしAMS接続を実現しているとはいえ、機体制御に最低限必要なAMS接続ですら搭乗者の心身負荷はかなり高い。生命の安全を保障された機動試験ならばともかく、そうでない実際の戦場では負荷効率は著しく悪化してしまう。 「申し訳ありませんでした、アンヘル様──」 「気にするな……」 此方の接続負荷による身体損耗についてアンヘラは言及したらしいが、それについて咎める術をアンヘルは持ち合わせていなかった。機体制御システムの根幹である統合制御体との仲立ちをする重要な要素として、アンヘラは最大限の支援態勢を尽くしていたのだ。それは直接AMS接続を介していたアンヘルが最もよく理解していた。 数十キロに渡って伸びていた廃棄軍事ラインの終着点に到り、統合制御体に軽く語り掛けて地上へ直結する連絡通路に進路を取る。最低限の警戒灯が灯る連結通路を巡航機動で疾走する傍ら、 「──何故、排撃しなかったのですか?」 咎めるような口調ではない、しかし、心底理解しかねると言ったような僅かな抑揚を含んだ言葉。 その問いに対する返答を簡単に口にする事はできない。アンヘルにとってそれは難しいものだった。 だからこそ、アンヘルは偽りなく簡潔に述べた。 「──友だからだ」 共に長い年月を戦場で過ごしたかつての戦友だったから。 閉鎖型機械化都市【エデンⅣ】が未曽有の騒乱劇に見舞われていた中、グローバルコーテックスを中心に構築されていた防衛ネットワークシステムにアンヘラは直接電子介入していた。その中で、ナインボール・コピーの撃破が報告され、その時点でアンヘルは元来与えられていた任務の消失を確認、基幹基地への帰投を意思決定した。 地下核部で交戦した友に別れを告げる直前に、その報告と意思決定をしたから見逃した──そう言えば自分にとっても彼女にとっても詭弁になることは違いなかった。そして、アンヘル自身がそう述べる事を許さなかった。 その一瞬の空白による逡巡を天秤に掛けたことは、疑いようがない。 しかし、数十分前のあの戦場に際して、アンヘルは願った。 最も親しく戦場を駆け抜けてきた友との別れが、こんなモノであって良いはずはないのだと。 かつていくつもの死線を潜り抜けてきた戦友達の始末を、自身の手で行うと決めた以上、相見える者が何者であろうと眼に付いたならば、即座に葬るつもりですらいた。 自身の退路を断つ為に、偶然に故意を含めてネクスト兵器まで持ち出したのだ。 ──だが、友はその彼我の戦力差からやって来る死の瞬間を、互いの生命が天秤に乗る局地にまで運びこんだ。 死に損ねた兵士としての己と友──綺麗な死に様を今更望んだ訳ではない。 しかし、彼女とはもう少しこの螺旋の中で戯れたい──アンヘルはそう思ったのだった。 アンヘルの駆るネクスト機体【カルディナ】が連絡通路の終結点へ到着し、それを先行して確認していたアンヘラが隔壁扉を開放。巡航速度をそのままにアンヘルはカルディナの機体を地上へ滑り出させた。 周囲一面に広がる荒野──しかし到る箇所に兵器の残骸と思しき金属片が埋没し、その錆びた姿を曝していた。 ──古い戦場か その荒涼とした景色を視界に収めつつ、広域警戒態勢にあるレーダーで友軍の派遣した機体回収機の接近を捕捉する。 見渡す限り何処までも続くその光景を見つめ、やがて地平線の果てからやって来る回収機の機影を肉眼で捉えた時、アンヘラが口を開いた。 「──では何故、殺そうとしたのですか?」 「──かつて、友だったからだ」 成すべき夢想の為に切り捨てねばならない、過去の重圧。 螺旋から永久に抜けられないのなら、下るか上るかを選択せねばならない。 お前はどうだ、ファイーナ── 第十三話 終 →Next… 第十四話 コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/crisisxcrisis/pages/2.html
メニュー トップページ シェルフェンド世界観 異界アルテミス世界観 種族別キャラクター総覧 帝国の技術 帝国の地理 魔族の魔法 ゲームエンジン ガイドライン crisisxcrisis通信 用語集 画像アップローダ 検索 リンク veirosブログ yukeブログ 取得中です。 ここを編集
https://w.atwiki.jp/aroe/pages/28.html
FFT Compiler IP Coreとは Lattice IPexpressからダウンロードして利用できるFFTモジュール リンク 論理合成方法 (Lattice Diamond 1.0を使う前提) 普通のIPexpressが生成するモジュールとは違い.vや.vhdlではなく.ngoファイルが出力されるので .ipxをプロジェクトにインポートしないとPlace Route Designの時点で.ngoファイルが読み込まれないので注意。 IPExpressが生成するテストベンチファイルに文法エラーが出た 588行目から"DW_UP32"の後にカンマが抜けている。正しくはこう dore_rtl = {{DW_UP32,{1'b0}},dore[`DOUT_WIDTH-DW_UP32-1 0]}; doim_rtl = {{DW_UP32,{1'b0}},doim[`DOUT_WIDTH-DW_UP32-1 0]}; dore_cpr = {{DW_UP32,{1'b0}},outdatar[osite+ii][`DOUT_WIDTH-DW_UP32-1 0]}; doim_cpr = {{DW_UP32,{1'b0}},outdatai[osite+ii][`DOUT_WIDTH-DW_UP32-1 0]}; Lattice XP2に組み込む場合のリソース使用率 Latticeサイトに載ってないポイント数の場合 9bit Low Resource 2048 point EBR 3/9 33% used MULT9ADDSUB 2/12 16% used SLICE 507/2376 21% used 9bit Low Resource 4096 point EBR 5/9 55% used MULT9ADDSUB 2/12 16% used SLICE 518/2376 21% used 9bit Low Resource 8192 point EBR 9/9 100% used MULT9ADDSUB 2/12 16% used SLICE 530/2376 22% used Bit Reverseの場合 SLICE 555/2376 23% used
https://w.atwiki.jp/achdh/pages/153.html
④*⑤*⑥ つまり、今はそういう事態という事だ。 グローバルコーテックス支社内部には、その規定が発動した際に統合司令部として機能する施設が設けられており、ターミナルスフィアも招集令を受けて現在その指令機能を移転中なのだろう。 レイヴンであると同時に事務所所長であるノウラは、その陣頭指揮を取る為に出向しなければならないため、今回レイヴンとしての仕事をこなすのは若干の無理がある。 そうでなくともノウラの本業はレイヴンではないため、そこまで彼女に望むのは酷だとファイーナは軽く考えた。 「そこまで期待はしないさ。それよりノウラ、此れを観ろ──」 ファイーナは戦術支援AIに指示して予め編集保存していた先ほどの映像ファイルを、ノウラの下へ転送した。メインディスプレイに出力した通信映像に映るノウラは、左頬を人差し指でかく真似をしてみせる。 『ふむ、やはりナインボールか──』 「その口振りでは、其方からも目視できたようだな」 『まあな。一瞬だったが、コレで確信が持てたよ』 商業区画に拠点がある事務所から空路で移動中だったのなら、都市天蓋部が崩落するという未曽有の事態を目撃していたとしても何ら不自然はない。となれば、そこから侵入してきた旧世代兵器群と“赤い亡霊”について見えていたのも道理として成り立つはずだ。 「ノウラ、お前はどう見る──?」 『つい先ほど、【バラハ03】──リサからも提供報告があったんだが。状況判断により要点のみを言うが、──旧世代兵器群を含めて、統一政府の差し金である可能性が濃厚だ』 「なるほど、な──」 『さほど驚きはないようだな。既に織り込み済みか』 そう言ってノウラは満足げな表情を浮かべながら、口許に咥えていた紙巻煙草を挟んだ指をこちらに向けて見せる。驚きがないのはファイーナにとっては当然だった。──つい十分ほど前に、勢力源を異にすると思われる統一連邦の強襲部隊から実力行使を受けたのだから、当然可能性のひとつとしてあの“赤い亡霊”との関連性は認めていたのだ。 ノウラにその前後詳細について伝えているつもりはなかったが、彼女の言うように別の情報源──恐らくリサも近い状況下に遭遇したのかもしれん──から同様の可能性に行き着いたのだろう。 となると、残る疑問は── 「究明についてはノウラ、お前に任せる。もうすぐ当該戦域に到着する、後はよろしく頼む」 『了解した。──ファイーナ。この戦場、お前にとっては懐かしいかもしれんな? 十分に気をつけろよ』 「心配するな、ノウラ──カット」 その意思を聞いた戦術支援AIが回線接続を解除した。残った疑問についてもそのデータをファイル化して転送した後、コクピット内に再び静寂が戻り、ファイーナは意識を切り替えてセンサー群が出力する情報とレーダー画面を注視した。 ファイーナが指定を受けた防衛戦域──商業区画には既に集合した味方部隊の反応が多数あり、それに対して圧倒的な質量差で迫る敵性動体反応がレーダー上に蔓延していた。 戦況は言わずもがな──進入源不明の敵対勢力の侵攻は止まず、危機的状況に在り。 彼我の差といっていいその状態を覆すには、敵対勢力にとって不測の事態を演出しなければならない。 ファイーナは機体制御を巡航機動から強襲機動へ移行し、機体速度を倍加的に跳ね上げた。 搭載兵装の状態をメインディスプレイに出力し、試験型兵装が搭載される前の標準兵装に戻っている事を確認する。 幹線道路上直線距離にして約200メートル──恐らく狭域索敵態勢下にあるレーダーの一歩外側にある。ファイーナは機体搭載のオーバードブースト・システムの起動準備を完結し、操縦把付随の起動スイッチを押しこんだ。敵対勢力にとっての不測の事態──それはレーダー上で動体反応を捕捉してから、此方の機動展開を予測される前に強襲攻撃で先制を取ること。ファイーナは迷わずそれを実行し、後方ノズルから吐き出された高出力の青白い噴射炎が軽量二脚型であるゼクトラの機体を圧倒的な推力をもって押し出す。 有視界内前方に対AC用パルヴァライザーの攻撃を受け、一方的に後退に追いやられている友軍AC機の機影を捕捉。右腕搭載の射突型物理ブレードの射出準備を済ませ、強襲機動態勢を移動したままそこへ突進した。 追撃を続行していた一機のパルヴァライザーが友軍ACへ決定打を負わせる刹那、そこへ最大強襲推力を持って介入──右操縦把のトリガーを引き絞った。 強装炸薬の炸裂に合わせた強襲推力と共に射出された長大な杭は、不気味な光を宿したパルヴァライザーの頭部を側面から過たず撃ち貫く。強装炸薬の再換装結実を戦術支援AIが伝え、メインブースタを最大出力で吹かすと共に再度トリガーを引いた。過剰威力による徹底的な破壊を受けたパルヴァライザーが被弾の衝撃によって吹き飛び、路面を滑走しながら高層ビルに突っ込んでいった。そこを中心に大きな爆発が生まれる。 各部ブースタを吹かして機体を転回させ、複数車線の広い幹線道路上に停止した。前方有視界内に対AC戦闘に特化した多数の戦闘用パルヴァライザーが、突然の奇襲攻撃にその侵攻を止める。 ふむ、ひと先ずは成功といったところか── ゼクトラの背後に辛うじて後退した数機のAC機体のうちの一機が通信をよこしてきた。 『増援かっ──?』 「お前達はこのまま後退し、戦線を確立しろ。此処は私が引き受ける──」 ゼクトラの機体に強襲姿勢を取らせ、戦術支援AIが前方に捕捉したパルヴァライザー群を瞬く間に解析、詳細情報をアップロードする。 純粋兵力にして一個小隊規模──正面からやり合うには少しばかり頭数が多いが、やってやれない事はない。最初の強襲攻撃が成功した時点で、旧世代兵器群の機体性能水準は既に推し量れている。 『単機でやる気か。無茶な真似はよせ、俺達でさえ──』 ファイーナはその明らかに冷静さを欠いた狼狽の声を遮った。 「一人でいい。さっさと退がるんだ、二度は言わん」 その有無を言わさない鋭い言動に歴戦のレイヴン達ですらも口を閉じた。ファイーナの傍から見れば、常軌を逸してるとしか思えないその言動に返す言葉がなかったのかもしれない。あるいは他の可能性か。 その心中はどうあれ、ゼクトラの背後にいた計四機の味方機体は、ファイーナの指示に従って速やかに後退を始めた。 それでいい。この侵略劇は未だ序章の段階だろう。此処で下手に戦力を消耗する必要性はどこにもない。ファイーナが任された商業区画の作戦領域は統合司令部が置かれている広域防衛区域の目前に在り、今回の防衛戦闘の要となる場所である。一歩でも戦術判断を間違えて戦力を消耗しようものなら、それは速やかなエデンⅣの失陥をすら意味しかねない。 ──ただ、ファイーナにとってこの戦闘は遍く在る戦場のひとつに過ぎないものだったが 味方機が後退を完了した事に焦燥を感じでもしたのか、前方に停止していたパルヴァライザー達が進行陣形を取って再び進軍を始める。 「さあ、戦ろうじゃないか。ガラクタ共が──」 ノウラの言った通りだった。この戦場は懐かしいにおいがする。 五年前、未曽有の兵器災害が全世界を襲い、数千万とも言われる人類がその命を落とした。 その頃、自身は企業連合軍主戦力を安全圏にまで逃す為に戦い、そして部隊と共に── だが、あの頃に比べれば何と言うことはない。 ぬるい戦場だ。そう思いつつも、ファイーナの意識は激しく猛っていた。 戦場でしか生きる事の出来ない自身に、戦って生きる事の喜びを感じさせてほしかった。 そうして生きてきた生涯を実感させてほしいのだ。 「くれぐれも、簡単に終わってくれるなよ」 口許を大きく歪めて呟き、ファイーナはコンソールを叩いて火器管制システムを転換、背部兵装の垂直爆雷投下型ミサイルのコンテナを稼働展開する。 侵攻部隊がブースタを吹かして一気に攻勢を仕掛けてきたのを見計らい、ファイーナは背部コンテナから垂直ミサイルを連続射出した。同時にフットペダルを踏み込み、最大推力でメインブースタを踏み込む。頭上数十メートルでミサイルの弾頭が炸裂し、その中に格納されていた計数千発の小型爆弾が空域一杯に拡散する。 頭上に展開した無数の熱源に一瞬侵攻部隊の統率が乱れ、ファイーナはその隙を見逃さなかった。 数千発に及ぶ小型子弾の全ての落下軌道を戦術支援AIが視覚情報としてメインディスプレイに出力し、その下でようやく迎撃態勢を取ったパルヴァライザーに対して、短機関砲による集中掃射を浴びせかける。 敵性目標の機動力のみを削ぐ事に専念して脚部関節に損傷を与え、すぐさまその後背に迫っていた別機を捕捉対象に切り替える。センサー群が後方に置き去りにしたパルヴァライザーの接近を感知したが、ファイーナはそれを敢えて無視した。 補足目標に対して先と同様の精密射撃を喰らわせた直後、関節部を破損しながらも至近に迫ったパルヴァライザーがゼクトラのコア背部にレーザーライフルの砲口を突き付けた。 零距離からの光線がコアを貫くかに見えた刹那、頭上から高速落下してきた拡散子弾の一発がパルヴァライザーの頭部に直撃して爆発を起こした。続けざまにさらに数発の子弾が接触爆発してパルヴァライザーの機体を破壊する。 予測通りの現実に満足しつつ、さらに強襲機動を継続した。子弾一発一発の威力は分厚い複合繊維装甲を持つ兵器群などにとってはとるに足らないものだが、それを立て続けに喰らい続ければ話は別になってくる。加えて幹線道路の上空にはそれが数千発、漆黒の豪雨となって地上に迫って来ていた。 空中機動を行おうにも上空が使えず、後退しようにも広範囲に渡って落下する子弾の群は周囲百メートル以上に及んでいる。パルヴァライザーを主力とする侵攻部隊に残されている脱出経路は既になきに等しかった。 ファイーナは五感神経を極限にまで研ぎ澄まし、赤々しい爆炎の海に呑み込まれゆく幹線道路の中を搭乗機のゼクトラを駆って駆け抜けていく。 ──数千発にも及ぶ高密度の子弾による落下爆発の嵐が収まるまで、単純時間にして僅か十数秒だった。メインディスプレイに表記されたガイドラインに従って落下軌道を全て避けたゼクトラは、ほぼ無傷で戦域を切り抜けた。その背後には関節部を破壊されて機動力を失った所に子弾群による連続爆発を受けたパルヴァライザーの群体が、ぶすぶすと黒煙を上げながら焼け焦げた路上に伏していた。 その中でも辛うじて機体制御を継続する複数機のパルヴァライザーを捕捉し、通常歩行で近づくとファイーナは至近距離から短機関砲の銃撃を頭部に撃ち込んでいった。 「敵性動体、すべて消失。レーダー制御を広域索敵態勢へ移行します」 敵性動体反応がレーダー上から全て消えた事を戦術支援AIが報告し、コンソールを叩いて機体状態を細かくチェックするが目立った損傷は一切なく、搭載兵装群の稼働率にも問題はない。 此れで味方部隊による防衛戦線確立まで、いくらかの時間は稼げただろう。しかし、まだまだ十分ではない。統合司令部による現場指揮が機能し、駐留兵力が一個の軍事力として防衛戦闘を展開し始めるまで、まだ時間はかかるはずだった。 侵入源は未だ不明だが、旧世代兵器群はまだまだ侵攻をやめないだろう。 ファイーナのその見立て通り、間もなくして戦術支援AIが、 「広域索敵レーダーに動体反応、多数。此方へ向かってきます」 先ほどの侵攻部隊はエデンⅣ側の戦力規模を計る為の、威力偵察部隊と言ったところか。これは単機でも殲滅することができたが、広域索敵レーダーに反応のある敵対勢力の主力部隊は広範囲にわたって進軍を始めている。 後方へ後退した味方AC機体も、その対応を迫られることになるだろう。 やがてゼクトラの立つ幹線道路の防衛戦線前方に無数の機影が現れ、カメラアイがそれらを捕捉して有視界に拡視界で映し出す。 「世の果てにはまだまだ遠いぞ、貴様ら──」 かつて数年前に押し寄せた数万から成る旧世代兵器の軍勢──特に思い出したくもない過去に訪れた世の果ての記憶がファイーナの意識を燃え上がらせ、そして凄惨な表情を作らせる。 ファイーナは、ゼクトラの左腕部に携えた短機関砲の砲口を跳ね上げた。 AM07 55── * AM07 53── 致命的な戦火は、生き残ろうとするモノの真価を試し、その意図を引き摺りだす。 この都市を知らぬ者が眼下の惨禍を目の当たりにしても、此処が人類最後の安楽地であるとは到底気付かないだろう。 「了解した──ファイーナ。此の戦場、お前にとっては懐かしいかもしれんな? 充分に気をつけろよ」 それを此方からの最後の通信内容とし、ターミナルスフィア非公式戦力であり現在、事務所への依頼通達を受けて該当戦域へ出撃中のレイヴン・アザミとの回線を解除した。 複数機のガンシップの編隊によって護衛されながらコーテックスビルへ向かう大型輸送ヘリの中で、ノウラは膝の上に置いたラップトップパソコンのディスプレイを注視する。着込んだ複合繊維質のコートの懐からソフトパックを取り出して紙巻煙草を咥えると、対面シートに腰を下していたメイヴィスが擦過させたオイルライターを遣し、それにあやかって先端に火を点した。 「ナインボールとはな──メイヴィス、お前はどう見る?」 濃紺色のダブルボタンスーツに身を包み込み、同じくラップトップパソコンを用いて統合司令部への指揮系統参入に伴う書類作成に当たるメイヴィスに尋ねた。細長のタイトな眼鏡の奥に宿る灰色がかったブルーの瞳がノウラの方へ向き、 「前後推移から考えるに、ナインボール・コピーでしょうね」 「その確度と論拠は?」 その問いを受けてメイヴィスはキーボードに走らせていた指の動きを止める。 「82,85%。──私達が創ったのです。違いはありません」 意地の悪いことを訊かないでください、というような形容しがたい笑みをメイヴィスは浮かべてみせた。つい先ほど、当該戦域へ急行中のアザミが転送してきた映像データの解析情報をディスプレイに羅列表記していく。 【エデンⅣ】の天蓋部が大きく崩落した貫通痕より侵入してきた“ナインボール”──かつて紅い亡霊と呼ばれていたものの機体塗装データ及び駆動パターン、稼働センサー群反応をメイヴィスが即座に吟味した所、それがかつてターミナルスフィアの技術開発部が手掛けた産物であるという結果が導き出された。 ノウラは大した意味はなかったが軽く肩をすくめ、口許で転がしていた紙巻煙草を指に挟み込む。 「つまり、統一政府という線がやはり濃厚か……」 ──三年前、支配企業群が共同出資運営していた技術開発系組織【ジシス財団】は、技術簒奪を狙う企業同士の内紛によって組織的解体に追い込まれた。その際、統一連邦政府は財団で開発研究されていた最重要兵器開発要綱【ネクスト】に関連する複数資材を奪取した。 それから現在に至るまで、統一政府が秘密裏に運用している【紅い亡霊】の劣化品は、当時奪取された関連資材から着想を得て製造されたものである。 試験型ネクスト技術を導入し、それら機能を人工知能によって機動制御させることを実現した完全なる無人機──ナインボール・コピー。 ジシス財団解体後、独自のネクスト兵器開発で暗礁に乗り上げていた統一政府に故在って出向し、高性能型人工知能の開発分野を担当したのが当時のターミナルスフィアであり、設計を手掛けた中核人物がノウラその人とメイヴィス、そして隷下の技術者集団【エンシェント・ワークス】だった。 ナインボール・コピーの運用理念は導入技術の実用性を求める為だけに採用され、結果的に旧世代兵器群の攻勢に対して圧倒的な戦火を上げた。 世間的に──それでも非公式的に過ぎないが──知られている“赤い亡霊”に関する神話はそこに端を発しており、その大半が兵器災害による被害規模が膠着し始めた二年前以前までの事である。 ナインボール・コピーの実用性が確認された後、組織運営の都合上ノウラは統一政府との技術提携を解消し、それ以降前者とターミナルスフィアがネクスト開発に関係して積極的な接触を取ることはなかった。 ──遺失技術文化社団【ターミナルスフィア】にも、組織としてそろそろ始動せねばならないプロジェクトが待っていたからである。かつての財団発足に携わり、他の支配企業と同様隷下の技術者達を派遣して解体までの数年間に培われた技術情報──ターミナルスフィア個人にしても、それを野放しにする理由はどこにもない。 通信終了後続けて転送されてきた提供報告を把握し、その中のひとつに保存されていた映像ファイルの中にきわめて見覚えのある長身の男と精緻極まる技巧人形のような顔立ちをした少女──ソリテュードとアリスか──の姿を見咎め、ノウラは必然的にひとつの可能性に行き着くことができた。 「ふむ。統一政府も、よくよく無茶が好きなようだな。それでこの様か──」 そう忌々しげに呟き、ノウラはノブに手をかけてドアノブをスライドさせた。硝煙の濃い匂いの交る突風が機内に一瞬巻き込み、ノウラは乱れた自身の黒髪は掻き梳いた。 眼下に広がる、人類最後の庭園という栄誉を冠された都市の惨状──。 整然と林立する超高層ビル群の遥か下層、不完全な闇に落ちた地上部で激しい火線が行き交い、その戦火の拡大は留まるところを知らないようだった。既にいくつかの超高層ビルは侵略によって火災に見舞われ、轟々と内部から黒煙交じりの炎を吹き上げている。 エデンの各空域でも侵攻部隊と防衛戦力の航空兵器同士が戦火を交え、赤々しい火球が至るところで発生していた。 「──連邦の都市管理局とは無関係のようだが、さて……」 統一連邦エデンⅣ直轄都市管理局の連邦法該当規定を発動し、駐留軍総司令部が作戦指揮を公に取っている当たり、侵攻勢力とは無関係という見方をして問題はないだろう。 仮にどこかの一派が独断専行で今回の騒乱を引き起こしたとして、そいつらの存在自体は旧世代兵器群の武力侵攻という致命的な混乱が隠れ蓑となり、その存在が明るみでることはないはずだ。 ──エデンⅣに潜伏している生体CPUの奪取が目的として、なぜこの時期なのか? ──どこから奴らはその存在を知った? 常に状況の先を読む為、職業病の一貫として思案に耽りかけていたノウラにメイヴィスが声をかけた。 「ノウラ、コーテックスビルまで残り二分です」 「──ああ。見えてきたな」 ノウラはレール部分に足をかけて身を乗り出し、輸送機部隊の進路上に在る一際巨大な複合産業建築物群──グローバル・コーテックスエデンⅣ支社ビルを視界に映し出した。 既に建築物自体の防衛機構も発動しており、ビル各所から防衛用の大口径艦載砲や対空迎撃用機関砲、誘導ミサイルシステムなどが配備されている。もしも人類最後の楽園であるエデンⅣの外壁が破られた時、最後の要として残されるのが、グローバルコーテックスの要塞の如き守りだった。 その時、輸送機のパイロットがヘッドセットのマイクを通じてノウラに狼狽めいた言葉を出した。 『広域索敵レーダーに動体反応多数。──旧世代兵器群です!』 その報告を耳にした時、ノウラは既に旧世代兵器群と思しき航空戦力が八時の方角から接近してくる様子を肉眼で捉えていた。先ほどまでその方角で交戦していた防衛戦力の全ては圧倒的な質量差の前に壊滅させられたらしく、炎に包まれた残骸が丁度地上へ向けて落下してゆく最中だった。 「迎撃陣形を取れ。接近される前に撃破しろ」 ノウラの冷静な指揮指示にパイロットも安堵したらしく、命令を復唱する。輸送部隊を護衛していた複数機のガンシップが八時の方角に展開して迎撃隊形を整え、機体搭載の35ミリ航空機関砲による弾幕掃射を始めた。大気を切り裂く轟音が周囲へ伝播し、続いて固定ポッドから数十発に及ぶ大型ロケット弾が射出され、前方空域に巨大な火の海を演出した。 『レーダー上、動体反応尚も多数。止められません──!』 今の一連の迎撃戦闘で前衛の航空戦力は殲滅したようだが、すぐに現れた増援勢力が火炎の中を突き破って突進攻撃を仕掛けてくる。高密度の迎撃射撃をガンシップが展開するが、それでも圧倒的な質量差で迫るそれらを寸秒程度すら止められない。 『動体反応尚も接近、突破されます──』 弾幕を搔い潜った旧世代兵器群がガンシップのすぐそばまで迫り、パイロットは既に自分の死でも覚悟していたのだろう間切り声を上げる。 しかしノウラは、 「焦るな。ほら、増援のお出ましだ──」 ノウラが視線を変えてみていた先──コーテックスビル空域防衛網から誘導ミサイルの群列が高速飛来し、眼前に迫っていた旧世代兵器群を側面から全て叩き落とす。その一瞬の隙に発射源であった味方増援の空戦特化型MT部隊が、輸送部隊の前に割って入る。 空戦MT部隊の指揮官からと思しき通信要請が入り、パイロットに回線開放を指示した。 『此方、GCエデンⅣ陸軍第三四機械化部隊だ。遅れてすまない』 「此方、ターミナルスフィアだ。増援、礼を言う。統合司令部現着までの間、掩護を頼む」 空戦MT部隊は迅速に広範囲にわたって迎撃陣形を展開し、正面から迫りくる新たな旧世代兵器群に向けて迎撃戦闘を開始した。その苛烈な様子を視界の隅に残し、ノウラは統合司令部への急行をパイロットに指示する。 MT部隊の防衛戦闘が功を奏したらしくその後まもなくしてターミナルスフィアの輸送部隊はコーテックス空域防衛網に進入、コーテックス統合司令部管制室からの指示に従って複合産業建築物群の間を飛行し、ビル上部に設置されていた広大な敷地の着陸ポートへ順次輸送機を着陸させた。 メインローターが生む突風が収まらぬうちに機内から着陸ポートへ足を下ろし、速やかな指揮系統の確立をメイヴィスに指示すると、彼女は頷いて別機に搭乗していた情報技術班を招集、出迎えに来た統合司令部の使者に案内されてビル内部へと向かっていく。 その様子を見送り、ノウラはすぐ傍の着陸ポートの縁に歩み寄り、そこから一望できる眼下の凄惨な戦場に臨んだ。短くなった吸殻を放り捨て、新たな紙巻煙草を取りだして咥える。蛇革の愛用のオイルライターを擦過させ、吹きつける突風に消されぬよう速やかに先端に紅点を灯す。 肺腑に紫煙を深く吸い込んで糸のように細く吐き出した時、背後に感じ慣れた古い知己の気配を感じた。あえて振り向く事無くその人物が隣にやってくるのを待って、ようやくノウラは視線を横に向けた。 「お久しぶりです、──グアルディオラ社長」 その名を呼ばれたグローバルコーテックスエデンⅣ支社長──エウヘニア・ベルグラーノ・イ・グアルディオラは口許に淡い笑みを浮かべてはいるものの、僅かに気後れするような微妙な表情をしていた。その表情を目の当たりにしてノウラ、軽く口許を歪める。 「状況が状況だわ。古い知己の常でお願い、イアマール──いえ、ノウラ?」 古い知己であるが故に、エデンⅣに事務所機能を移転してきた5年前以降直接顔を合わすこともなかった彼女のその頼みに応じ、仕方なくノウラは態度を崩した。 「──すまない、エウヘニア」 「統合司令部の指揮機能確立は急ピッチで進められているわ。戦線確立までには、何とか間に合いそうかしらね」 「さすがだな──御上が手練だと、下も仕事が早い」 「私が現役だったのは25年も前の話──貴女に比べれば、私なんて素人の域よ」 そのどこかむずがゆさを覚える称賛にノウラはあえて返事を返さず、紫煙を吹かした。傍に佇むエウヘニアも自前の嗜好品である葉巻を咥える。 「今回の騒乱、貴女達はどう見ているの?」 「──ただでは終われんだろうな。どの推測も可能性の域を出てはいない」 「構わない。今は要点のみを言って……」 忌憚なく問いかけるエウヘニアの言葉に、やはりこの女は私と違って一流の政治家なのだなとノウラは胸中で感嘆した。眼下の戦場の光景を一風景として見やりつつ、ノウラは一時思案してから、 「──統一政府による手管の可能性が、現在は濃厚だ」 その発言に予想通りというかなんというか、エウヘニアは葉巻を挟み込んだ指で軽く額を押えて見せた。 「どこか、心当たりでもあるのか?」 「ええ、さっき少しね──。統合司令部はあっち、其処で少し話しましょう?」 突風の吹き付ける野ざらしの場所で長々と話をすべきでもないと考えなおしたのだろうエウヘニアはそう促し、ノウラはその場に吸い差しの煙草を落としてかかとで踏みつけた。 その時、数機から成る輸送ヘリが機動装甲車を牽引して着陸ポートに降下し、着陸してきた。輸送機及び装甲車に貼りつけられている部隊章はターミナルスフィア直属の軍事力──先ほど作戦に参加していた【バラハ01】のものだった。 機動装甲車後部の開放されたハッチから次々と兵士が飛び出して資材を持ち出し、一時遅れて【バラハ01】の情報技術班が関連資材を持ちながら出てきた。 そして、最後に【バラハ01】の指揮官であるガロと同じく作戦に臨んでいたリサの姿を見咎めると、二人も此方の姿を視認し、ゆっくりとした歩調で近づいてきた。 「──作戦は完結。新規作戦【セント・シルヴィナ】の発動に準拠し、俺もすぐに出撃する。構わんな?」 「ああ。部下を連れていけ。既に機体はコーテックスの指定ハンガーに搬入してある」 「了解──」 部下のガロと短いやりとりを交わし、彼がすぐに部下を連れてその場を去った後、右手に立つリサの佇まいを一瞥した。彼女自身は無傷ではあったが、純白のタイトスカートは煤に塗れ、各部は銃弾が掠めたのだろう無残に切り裂かれていて、何ともまあといったところだが、下手な言い方をすれば扇情的と言えなくもなかった。 「ご苦労だったな、リサ」 「いえ。統合司令部へ出向し、オペレートを開始します」 「その前に着替えろ。私のロッカーに服がある。適当に見繕ってから来い」 「──分かりました」 鋭い眼光を一切崩さない彼女は短く返答を返し、ノウラが乗って来た輸送機の中へ姿を消した。 一連の様子を見守っていたエウヘニアの方へ振り返り、先を促す。足早に進むエウヘニアの後を追って着陸ポートを後にし、周囲を警護達に囲まれていくつもの連絡通路を抜けた末、厳重なセキュリティロックがかかった扉の先へ入る。 既にそこでは都市全域から招聘を受けた軍事勢力が共同して指揮系統の構築にあたり、その中にターミナルスフィアの面々の顔も無論ある。 軍事分野における電子技術の最先端が集約された司令部施設は、室内中央の投射型メインモニターとエデンⅣ都市全域を模した三次元マップに各司令機構からの提供情報が表記されるようになっており、それを中心して同心円状に各司令部の専用ブースが設けられている。その一階と吹き抜けで直結している二階部分にも同様のスペースがあり、既に一部機能し始めている指令機構からの提供情報がメインモニターに次々と舞い込んで来ていた。 エウヘニアに連れられて主通路から内郭階段を上り吹き抜け二階の統合司令部最高議長のワークブースの手前、吹き抜けに面した欄干部で立ち止まった。窓硝子からのぞく事の出来る室内には。既に膨大な量のファイル文書が持ちこまれており、情報技術員達が整理業務に奔走している。 ワインレッドを基調とした見事な装飾のスーツを着こなすカルディナは、内ポケットからウェアラブルモニターを取り出してノウラに差し出した。手渡されてすぐに起動した画面を注視した。 そこには航空戦力部隊が撮影したと思しき地上映像が映し出されており、そこでグローバルコーテックス所属のAC機体が敵性勢力と交戦している最中だった。なんてことのない、現在外部で展開中の戦闘のひとつだと思ったが、ノウラはコーテックスのACが相手にしている機体を見咎め、エウヘニアの言葉の心中を察した。 「貴方が到着する直前の映像よ──。既に我社のレイヴンが一機、撃破されています。確信はなかったけど、貴方の推測通りなら、これは実に忌々しき事態だわ……」 ──コーテックス所属のACを相手にしていた敵対勢力の機体、全身に鮮血を浴びたような塗装を施されたその既存ACに極めて近い機体は、現場にいる者にとっては全くもって知覚外の機動力を使いこなしている。そして、ノウラが画面を見始めてからわずか数十秒足らずでコーテックスのACは致命的な損壊を受け、その場で炎を吹き上げながら路上に崩れ落ちた。 「此れを知っているものは?」 「撮影した航空戦力と技術情報部、それにオペレーター部門の担当者と私だけ。現在、二部が共同して追跡に当たっているわ。全く、なんてことになったのかしら」 返したウェアラブルモニターをしまうエウヘニアは、厳しい表情を作る。 既にグローバル・コーテックス陣営の主戦力にまで被害が及んでいるとは、統一連邦も目的遂行の為には何事も厭わないつもりのようだ。そこに、今回“赤い亡霊”を送り込んでいた勢力の根本的体質が反映されているとノウラはそれとなく見立てを立てた。 ヘッドセットからメイヴィスの無線が入り、ノウラは欄干越しにターミナルスフィアが機能確保の作業をしている専用ブースを見下ろした。 『指揮機能確立、完了しました。全戦力への状況動発指令は此れを随時可能です、ノウラ』 「わかった。各通常戦力にオペレーター支援を配備し、即座に状況を開始しろ」 『了解。AC戦力はどうしますか?』 「ヤツらは個々で構わん。──其れを嫌うからな」 そう言い切ると、専用ブースで代理として陣頭指揮を執るメイヴィスは略式敬礼で了解の意を示し、コンソール作業に戻った。隣に佇むエウヘニアに視線を戻し、 「心配せんでも、この騒乱を鎮圧すれば、我々が求める限り自ずと事態は明るみになる。今は、この状況を乗り切る事を最優先に考える事だな」 「そうね……。ノウラ、貴女がこの場に居て本当に助かるわ」 「身分不相応だな。では、私も状況を開始します」 最後に互いの立ち位置を明確にするため、略式敬礼を交わして踵を返した。連絡通路から内郭階段を降りメイヴィスが代理指揮を執る専用ブースへ足を踏み入れる。既に膨大な量の戦況資料が舞い込んで来ているコンソールに腰を下ろした。 『此方【シックフロント】、此れより当該戦域へ向けて出撃する』 「此方コントロール、了解。気をつけろ、ガロ。──もしもの場合は、分かっているな?」 『問題ない。状況を開始する──』 →Next… ⑥ コメントフォーム 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/2042.html
Part74-32-40 32 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 08 21.89 ID uiUWsg2C0.net 特に誰も頼んでませんが、ARMORED CORE VERDICT DAY投下します 「レジスタンス」が「シティ」および「企業」との壮絶な戦いを繰り広げてから、数世紀後の未来。 年月の経過が汚染を改善したのか、かつて赤く濁っていた空は青さを取り戻し、人類の生存可能範囲も地球全土に広がっていた。 しかし、それは人類同士の争いが世界規模に広がったことも意味していた。 かつてのミグラント達は合併・吸収を繰り返した末に肥大化し、「シリウス・エグゼクティブ」、「ヴェニデ」、「EGF(Ever Green Family)」の三大勢力に分かれて戦いを繰り広げていた。 そして、全世界に7つ点在する謎の巨大建造物「タワー」の所有権を巡って抗争は更に激化した。 タワーには世界が滅びる以前のロストテクノロジーが多数保存されており、それを手にした勢力が覇権を握ると考えられていたからだ。 各勢力の主戦力は相変わらず人型機動兵器「アーマード・コア(以下AC)」だったが、その運用方法にも若干の変化が生じていた。 「財団」と呼ばれる組織がタワーから入手した技術を基に、無人自律AC「UNAC」を開発したのだ。 中立を掲げる財団は全ての勢力にUNACを提供。搭乗者を必要とせず、容易な量産・大量投入が可能なそれは戦場の様子を瞬く間に変化させていった。 一方、かつてのミグラントと同じように各地を流浪し、ACなどの戦力を派遣する小規模な運び屋「ストーカー」は、今や時代遅れになりつつも生き残っていた。 そんなストーカーの一人、ファットマンがある不可解な依頼を受けたところから物語が始まる。 登場人物 ・主人公:ファットマンに雇われた傭兵。例のごとく台詞は無く人物像も不明。 ・ファットマン:主人公と契約しているベテラン男性ストーカー。いい加減な言動が目立つが、実際は経験と判断力を併せ持つ実力者。 ・マグノリア・カーチス:通称マギー。ファットマンの下でオペレーターを務める隻腕の女性。かつてはEGFの優れた傭兵だったが引退した過去を持つ。ある人物の子孫でもある ・財団:財団の代表者と思われる男性。本名は不詳。抗争を煽り、軽い口調で自分の言いたい事だけをしゃべり続けるなど人を食ったような性格。 ・K:死神部隊と呼ばれる謎の組織に所属する女性。主人公を監視しているような素振りを見せる。狙撃型ACに搭乗する。 ・J:死神部隊のリーダー。普段は冷静沈着だが異常な価値観を持つ戦闘狂でもある。シリーズ経験者にとって聞き覚えのある声の持ち主だが……? 33 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 34 10.07 ID uiUWsg2C0.net MISSION 01 DIRTY WORKER ファットマンの愛好する曲「DIRTY WORKER」が鳴り響く中、物語は幕を開ける。 今回の依頼は「睨み合いを続けるヴェニデの境界警備部隊、シリウスの偵察部隊に戦端を開かせ、両者を殲滅する」というものだった。 依頼を達成したものの、目的どころか依頼者すら不明という状況に不満を漏らすファットマン。最近はこのような依頼が増えているらしい。 マギーは「今のやり方はそういうもの」「知らないなくていいものは知らなくていい」と諭すが、 ファットマンはマギーが言葉とは裏腹に現状への苛立ちを抱えている事を見抜いていた。 一方、任務の依頼者と思しき謎の男女が、戦闘の様子を遠距離から監視していた。 女性の方は主人公の実力を「今はそれほどのものは、しかし……」と評し、成長の可能性を示唆する。 男性の方もそれに応じ、「ええ、可能性のある者はすべて排除します。それが我々の計画ですから」と応えるのだった。 MISSION 02 TRICKSTER 今回の依頼はEGF基地に侵入した諜報部隊の逃走阻止、戦闘は最小限……という話で出撃したファットマン一同。 しかし、諜報部隊は基地の武装を奪取してタワー侵攻を目論んだらしく、現地では大規模な市街地戦が展開していた。 古巣の醜態に悪態を吐きながら、報酬の上乗せを要求するマギー。EGF司令官は激怒するが彼らを雇うほか選択肢は無かった。 依頼達成後、もししらばっくれたら容赦しないと脅すマギーに対し、司令官はろくでなし共と評しながらも報酬を支払うのだった。 MISSION 03 RUSTING STEEL ヴェニデ部隊と共にEGFの輸送部隊を襲撃するミッションに参加したファットマン一同。 敵戦力は少ないにも関わらず、ヴェニデ部隊隊長は主人公のACに後方警戒を任せるなど慎重な態度を見せる。 奇襲を過剰に警戒する隊長を臆病者と評するも、「俺は不本意な死に方をしたくないだけだ」と軽くかわされてしまうマギー。 しかし、彼らの読みは甘かった。潜伏していたEGF部隊が出現し、ヴェニデ隊長のヘリを撃墜。更に5機ものUNACを投下したのだ。 絶体絶命の状況下、黒とワインレッドで彩られた謎のACが出現。UNACを狙撃ポイントに誘導するよう要求する。 (ファットマンたちは知らないが、このACの搭乗者はMISSION 01の女性こと「K」である) 強力なスナイパーキャノンによって瞬く間にUNACを葬り去っていく謎のAC。その姿を見たマギーは動揺する。 戦闘終了後、謎のACは何の言葉も残さずに去っていった。 マギーはあのACが「死神部隊」のものだと断言する。 所属も目的も正体も不明、その強さだけが知れ渡っている謎の部隊。 2年前にマギーを撃墜し、彼女の片腕を奪ったACもその死神部隊のものだったのだ。 MISSION 04 PEEKABOO 「指定する場所で戦闘しろ」というこれまで以上に情報不足な依頼に参加したファットマン一同。 現地には正体不明の二脚兵器「To-605(通称;ヘンなの)」が待ち構えていた。恐らくタワーから出土した未知の兵器であろう。 依頼主が「財団」と察したマギーは質問を投げかけるも財団側は完全に無視。一方的にヘンなのと戦うよう要求する。 (ファットマンたちは知らないが、MISSION 01の男性もこの財団の代表者である) 財団は味方としてUNAC部隊までつけたものの、ヘンなのは凄まじい火力と見た目から想像も出来ないほどの機動力で暴れまわる。 これまでの経験が全く活かせない相手との戦いに苦戦するも、何とか勝利する主人公。 主人公が勝ったことに驚きを隠せない財団。マギーは彼にそのヘンなので戦いを煽るつもりかと問うが、彼は答える気は無いようだ。 マギーが戦闘の様子を隠し撮りしていた事を指摘し、彼女の過去……傭兵ブルー・マグノリアだった頃の名声が泣くよと指摘する財団。 彼女は不貞腐れた声で会話を打ち切るほかなかった。 34 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 36 47.18 ID uiUWsg2C0.net MISSION 05 SECRET GAME ヴェニデ領内からの脱出を図るシリウス部隊救援に向かったファットマン一同。 シリウス部隊の隊長が搭乗したヘリが撃墜されたものの、搭乗者は生存しているようだ。 マギーはいっそ死んでいてくれれば楽なのにと評すが、放置するわけにもいかずヘリの護衛と敵部隊の排除にあたる主人公機。 やや遅れて現地にシリウスの増援が到着。UNAC部隊を投下する。 UNACに嫌悪感を持つファットマンは不満を漏らすも、戦力的には圧倒的優位になったので安堵するマギー。 しかし、状況は一変する。UNACがシリウス側の制御を受け付けなくなり、主人公機に対して牙を剥いたのだ。 辛くも敵部隊殲滅とヘリ護衛、そしてUNACの迎撃に成功するも、UNAC暴走の理由はシリウス側にもつかめないままだった。 ファットマンはこの事態がシリウス陣営だけに留まらないことを察し、とんでもない事になると予想するのだった…… MISSION 05-3 反ヴェニデを掲げる武装集団の殲滅を依頼され、出撃するファットマン達。 武装集団は旧世代のものと思しき巨大な、まるで大地を歩く空母のような兵器「スピリット級移動要塞」の残骸に布陣していた。 集団を率いる狙撃型ACパイロット・ロイは、背後で糸を引く何者かが執拗にAC同士の対決を演出している事に気付いたようだが、 主人公の襲撃を防ぎきる事は出来なかった。彼の運命はファットマン達の未来なのだろうか。 そして、どこかで見たような移動要塞が闊歩していた旧世代とは、どんな時代だったのだろうか。 MISSION 05-6 敵領域内で行動不能になったヘリの護衛を任されたファットマン一同。 やがて敵部隊が多数出現したが、ヘリは「トラブルが発生した」と言って離陸しようとしない。 絶体絶命の危機の筈だが、どういうわけかヘリ操縦士の発言には余裕すら感じられる。 その時、現地に黒とワインレッドのAC……死神部隊の3番機「R.I.P.3/N」が現れる。 「お前で28人目……恐れるな、死ぬ時間が来ただけだ」 まさかの事態に困惑しながらも迎撃する主人公。ヘリが発進しない以上、他に選択肢はなくR.I.P.3/Nを撃破する。 戦闘終結後、マギーはヘリ操縦士が発進を引き延ばしたのではないかと指摘するが、操縦士はあくまでトラブルだと主張。 「まさか死神を倒すとはな。その傭兵、確かにいい腕だ」 どう考えても死神部隊と内通していたとしか思えない言葉を残して、彼は去っていった。 MISSION 06 BLUE MAGNOLIA 案の定、三大勢力の所有するUNACが次々に暴走を始めていた。製造元である財団はどのような悪意を秘めているのか、ただ沈黙を保っている。 一方、ヴェニデ基地の防衛を任されたファットマンたちは、同様に雇われた傭兵エイリークのACと共に暴走UNAC部隊を迎撃する事になった。 圧倒的な数のUNAC部隊に対してたった二機のACという明らかに不足した戦力。 マギーは「何らかの決定打を用意しているのか、あるいは逃げる為の捨て駒にされているのか」と考察する。 エイリークは他人の思惑など関係無いとばかりに突っ込んでいくも、敵の猛攻に晒され機体は四肢をもぎ取られて大破・爆散する。 (余談だが、エイリークは異常な生存能力を持っているらしく、このような状況になっても無事生還した) すると、その場に死神部隊のメンバー「D」のACと彼が率いるUNACが出現した。どうやら彼らは主人公とエイリーク、どちらが生き残るかを見届けたかったようだ。 Dは主人公の事を「選別の素養がある」と評しながら、次々とUNACを破壊していった。 暴走UNAC殲滅後、死神部隊に対し「選別」とは何かと問いかけるマギー。死神部隊のリーダーはそれに答えず「あの青いACには乗らんのか」と尋ねてくる。 困惑するマギーに対し、死神部隊リーダーは2年前マギーを撃墜したのは自分だと明かす。激怒するマギー。 結局、死神部隊リーダーは自らの意図を語らず、「お前(マギー)は選ばれなかった、そのACはどうだろうな」と言い残して去っていくのだった。 35 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 39 04.67 ID uiUWsg2C0.net MISSION 06-6 ヴェニデ親衛隊エル・ヴェニデの殲滅を任されたファットマン一行。 指定地域に展開していたのは貧弱な戦力だったが、彼らに帯同するACペニーブラックが現れる。 それを撃破すると、今度はかつて共闘した経験のあるAC「キャスパリーグ」が登場。今度は敵として立ちはだかる。 「強い……あの頃とは比べ物にならんほど。化け物が!」 キャスパリーグのパイロット・カリウスは、数多くの修羅場を潜り抜けた主人公の実力に気づきつつも襲ってきた。 両者とも優れたパイロットだったが、主人公は連戦に勝利する。しかし、その凄まじい戦いぶりを見たマギーは表情を曇らせる。 「手ごわい相手だった、あなたはどこまで強くなるの?私なら勝てた?昔の私なら……」 死神部隊リーダーとの再会、そして彼の残した一言。それはマギーの心の中で燃え残っていた想いに火を点けつつあった…… MISSION 07 GRAVITY UNACには財団によってコンピューターウイルスが仕込まれていた。 財団の目的は三大勢力が混乱に陥った隙に乗じてタワーを占拠し、「ヘンなの」を始めとする強力な兵器を持ち出すことだったようだ。 しかし、それらは三大勢力と戦争して勝てる程の戦力では無い。死神部隊が財団と連携しているという噂もあるが、未だ彼らの目的は謎だらけだった。 一方、財団の指揮下にある自律兵器の迎撃を担当する事になったファットマン一同。 戦いの最中、ファットマンはマギーが過去を捨てきれていないことを指摘する。 マギーは自分がずっと諦めていた振りをしていたこと、彼女の魂がずっと戦いに惹かれていた事を告白する。 すると通信に財団が割り込んできた。彼はマギーを歓迎すると言い、世界を滅茶苦茶にしようと提案する。 一方、財団は新たな大型無人兵器「GREY LOTUS」を投下してくる。 巨大なフレンチクルーラーとでも言うべきそれは高速回転しながら小型自律兵器をバラ撒くなど未知の戦術を多用、やはり今までの戦闘経験が全く役に立たない兵器だった。 しかし、マギーは主人公に「あなたならやれる」と評し、適切なアドバイスを与えたのだった。 戦闘終了後、マギーはファットマンに別れを告げて財団の下へ去っていく。彼女の思いを知っていたファットマンはあえて止めることはしなかった。 財団はマギーの狙いが死神部隊リーダーか、あるいは自分であるかと問いながらも、彼女の決断、そして戦いへの執念を嘲笑するのだった。 MISSION 08 VENDETTA 死神部隊は腕利きの傭兵を襲撃、殺害するという意図不明の行動を繰り返していた。 今だに財団および死神部隊の目的は不明のままだったが、UNAC暴走の理由が判明したこともあり事態は終息に向かいつつあった。 ファットマンたちは財団の自律兵器を撃破する為に出撃するが、そこに待ち構えていたのは死神部隊のKだった。 まるで決闘を挑むかの如く単機で襲撃を仕掛けてきたK。数発でACを粉々にするスナイパーキャノンの猛攻に晒されながらも主人公は返り討ちに成功する。 しかし、次はDと彼のUNACが出現。彼は手段を選ばないと称し、得意の集団戦法を仕掛けてくる。 消耗した状態での対多数戦を強いられる。四方からの銃撃とDの大火力・重装甲に苦戦しながらも撃破に成功する主人公。 これで終わりかに思われたが、更に未知のACが高速で接近しつつあった。 どうやら逃がしてくれそうもないと語るファットマンに、「その通りよ」と答えるACの搭乗者。 その声はノイズ交じりながらも聞き慣れたものだった。彼らの前に現れた死神部隊新3番機「R.I.P.3/M」の搭乗者はマギーだったのだ。 もはやACは操縦できない身体だったはずだが、自在に機体を操るマギー。しかし、彼女はまだ本調子ではないとして撤退を決断する。 ファットマンはマギーに「お前はそれでいいのか」と問いかけるも、彼女は「私はそいつ(主人公)を見逃すわけにはいかない」 「そういう風にしか私は生きられないから、私が敗れたあの日からそれは決まってた」と答える。 財団、そして死神部隊の真の目的は主人公のような力の持ち主を見つけ出し、殺す事なのだという。 死神部隊リーダーは「マギーもまたその可能性を持つ一人だった」と言葉を繋ぐ。 全てを焼き尽くす定めを持つ主人公、全てを捨ててでも戦いへの執念を捨てないマギー、彼はどちらかが「本物」なのかを知りたいという。 そして生き残った「本物」を「死神」である自分が殺すと。 常軌を逸しているとしか思えない彼の発言を聞いて「イカれてるよ、お前」と吐き捨てるファットマン。 死神部隊リーダーは「それの何が悪い」と応え、まさしく「イカれてる」としか思えない哄笑を残して去っていった。 36 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 00 45 03.97 ID uiUWsg2C0.net MISSION 09 FORGIVE AN ANGEL 財団は三大勢力に包囲され、残された戦力は僅かな無人兵器と死神部隊の生き残りを残すだけとなっていた。 彼らにトドメを刺すべく派遣された主人公は、マギーの駆るR.I.P.3/Mと対峙する。 ファットマンはマギーに何故そこまで戦いに固執するのかと問いかけるが、彼女は答えの代わりに「昔話」を始める。 「神様は人間を救いたいと思っていた。だから、手を差し伸べた」 「でもその度に、人間の中から邪魔者が現れた」 「神様の作る秩序を、壊してしまう者。神様は困惑した。人間は救われることを望んでいないのかって」 ファットマンは「あれこれ指図されたくない、それだけだろ」と答える。マギーはそれに同意しながらも言葉を続けた。 「でも、神様は人間を救ってあげたかった。だから先に邪魔者を見つけ出して、殺す事にした」 「そいつは「黒い鳥」って呼ばれたらしいわ。何もかもを黒く焼き尽くす、死を告げる鳥……」 マギーの脳裏には鮮烈な光景が浮かんでいた。かつて、「レジスタンス」と「企業」が死闘を繰り広げ、滅び去った「シティ」という街の光景が。 ヴェンジェンス、ハングドマン、ヴェンデッタ、それらを倒した名も無きパイロットの駆るACの雄姿が。 「これは本当の話よ。ずっと昔の、私の何代も前のお婆ちゃんが見た出来事」 「最初の黒い鳥、その人が生まれるところを見たのよ」 彼女はどこか懐かしげな声で語り続ける。まるで「フラン」と呼ばれた彼女の祖先、フランシス・バッティ・カーチスの遺志が乗り移ったかのように。 ファットマンは「お前はそれ(黒い鳥)になりたいっていうのか」と問いかけるが、マギーは「本当はそうなのかもね」と遠回しに否定する。 「でも私は、もう負けたくないだけ。何にも、誰にも……始めましょう。殺すわ、あなたを」 以前よりすさまじい機動力で襲い掛かってくるマギー。しかし、歴戦の主人公はそれらを掻い潜って反撃を続ける。 やがて大ダメージを受け、搭乗者と同じく左腕を吹き飛ばされるR.I.P.3/M。ファットマンは「もういいだろマギー、これで終わりだ」と宣告するも、マギーの心は折れない。 「まだよ、私は、私はまだ戦える!ここが、この戦場が!私の魂の場所よ!!」 彼女の言葉と共に、どう見ても大破した状態のR.I.P.3/Mは「再起動」を果たす。 その不屈の姿はどこかで聞いた「青い木蓮」の歌を思わせた。来る日も来る日も(Day after day)彼女の心は戦場に焦がれていたのだ。 マギーの決意も虚しく、度重なる被弾により膝が折れ、火花と爆炎に包まれていくR.I.P.3/M。 それを見ながらファットマンは告げる。 「俺は、最初から知ってたよ。お前の中にいる恐ろしいものを知ってたんだよ、マギー」 「俺はずっと戦いの中で生きてきた。お前みたいなやつが死んでいくのを見ながらさ。だから……」 「お前を救ってやりたかった。でもそれは俺の思い上がりだった。 「好きなように生きて好きなように死ぬ、それが俺らのやり方だったな……」 その告白に対し、マギーは憑き物が取れたような晴れやかな声で答える。 「あなたは優しいのね、ファットマン」 「私は選ばれなかった、でも……さよなら、これで良かったのよ……」 勝利を得る事は出来なかったものの、決して自分には負けなかったマギー。 彼女が最後の言葉を残すと同時に、R.I.P.3/Mは爆散した。 「まぁ、こんなもんかね。終わってみたら呆気ない」 「これまでの戦いで僕らが殺した候補者は51人、彼女が52人目か」 「もう目ぼしい奴は残ってないと思うよ、君以外は……そしてこれから君も死ぬ!」 戦いを監視していたのか、財団は二人の戦いを愚弄するかのような言葉と共に、旧世代の自律兵器SCAVENGERを差し向けてきた。 「神様は間違ってる!世界を破滅させるのは人間自身だ!」 しかし、主人公はマギーとの戦いで消耗したにも関わらず、難なく自律兵器をねじ伏せる。その光景に感嘆したのか、遂に財団は自身の目的を語り始めた。 「何故僕がUNACをバラ撒いたのか、人間の可能性を知り、情報を集める為だ」 「僕は君に挑戦する。そして抹殺する。人間に可能性など存在しない。それを証明して見せる」 まるで自身が人間ではないかのように語る財団に動揺し「お前は人間じゃないのか」と問いかけるファットマンだが、 財団は「人間だよ、昔はね」と、謎めいた答えを返したのだった。 なお、戦闘終結後、回収されたR.I.P.3/Mからマギーの遺体は回収されなかった。 まるで真っ黒に焼け焦げたその機体こそが彼女の「魂の場所」だったかのように。 37 :ゲーム好き名無しさん:2023/08/24(木) 00 50 31.05 ID uiUWsg2C0.net MISSION 10 MECHANIZED MEMORIES 「これは君という存在への挑戦だ。私は、私の正しさを証明して見せる」 財団から届いた最後の依頼は、まさしく挑戦状だった。 財団は死神部隊リーダーこと「J」に対し、旧世代の機動兵器を提供していた。 UNACの戦闘経験を統合したオペレーション、数々の戦場を渡り歩いたJの戦闘経験。 そして、ステルス戦闘機のようなその機体、それが負ける事はあり得ないと評する財団。 凄まじい推進力を持つそれは、主人公の待つ砂漠へとまっすぐ飛来し、巡航用の外装をパージする。 中から現れたのは、ACと似た……そしてどこか懐かしさを覚える形状を持つ、黒く巨大な人型機動兵器だった。 Jは「三大勢力の支配する秩序など、私の生きる世界では無い。戦いの中にしか、私の存在する場はない。好きに生き、理不尽に死ぬ」と評し、その為に「人間を辞め、肉体を捨てた」のだという。 「戦いはいい、私にはそれが必要なんだ」 その言葉と共に、最後の戦いが始まった。 Jの駆る機体、「N-WGIX/v」は空中を自在に飛行するだけに留まらず、謎の粒子によるバリア「プライマル・アーマー」を展開。 ACのあらゆる攻撃を無効化し、前後左右への高速移動「クイックブースト」を併用して一方的に攻撃を仕掛けてくる。 かつて「アーマード・コア・ネクスト」と呼ばれていたのかもしれないそれは、現代のACを遥かに上回る性能を誇っていた。 しかし、鉄壁の防御にも穴があった。謎の粒子を圧縮炸裂させて全方位に爆発的ダメージを与える武装「アサルト・アーマー」を使用した直後は、 バリアが一時的に使えなくなるという弱点を抱えていたのだ。それを看破しバリア解除の隙を突いて集中攻撃を加える主人公。 やがて、N-WGIX/vは爆炎を上げながら地上へ着陸した。 「バカな……こんな事が……!?」と驚愕する財団。しかし、彼はおどけた口調で「……とでも言うと思ったかい?この程度、想定の範囲内だよ!」と嘲笑する。 N-WGIX/vは「再起動」を果たし、機体各所から粒子を放射。装甲を赤熱させる。それは周囲の瓦礫を溶解させるほどの高熱を放っていた。 「ジェネレーター出力再上昇。オペレーション、パターン2」 「かつて、世界を破滅させた力。そのひとつが、この機体。黒い鳥、人間の中の可能性、そんなものはただの妄言に過ぎない。人は、人によって滅びる。それが必然だ」 持論を語り続ける財団だが、Jはそんなものに興味は無いとばかりに切り捨てる。 「もういい。言葉など既に意味を為さない。見せてみろ、貴様の力」 J……かつて「ジョシュア・オブライエン」と呼ばれていたのかもしれないその男は、かつて「ホワイト・グリント」と呼ばれたのかもしれない焼け焦げた機体を駆り、主人公に最後の戦いを挑む。 バリアを失ったN-WGIX/vは先ほどまでの積極的な攻撃を止め、中・長距離を保っての引き撃ちに徹し始めた。 しかし機体から放出され続ける粒子は戦闘エリア全域を汚染し、主人公のACの装甲をも蝕んでゆく。 Jはもはや勝つ為の手段を選んでいない。自機の圧倒的な装甲と機動力、そして毒性の粒子を活かし、持久戦で主人公を仕留めるつもりのようだ。 必死に機体を駆ってJに追いすがり、僅かな隙を狙って火器を撃ち込んでいく主人公。 撃ち合いの末、熾烈な消耗戦を征したのは主人公の方だった。N-WGIX/vはライフルを保持できなくなり、青白い爆炎を上げ始める。 「これで満足か?ブッ壊れてるのは貴様らだ」 世界がイカれていると称する財団に対し、ファットマンは宣告する。しかし、財団は負けを認めようとはしなかった。 「認めない、人の可能性など僕は認めない。僕の人生を、すべてを破壊したあの汚れた世界を忘れる事など無い」 「既にいくつもの兵器が動き出している。その力の源はタワーだ。たとえ僕がいなくても止まることなどない。タワーを巡る戦いはもう始まった。それは全ての破滅まで続く」 彼の言う通り、三大勢力はタワーを巡る一大抗争を始めつつあった。今までにない規模の大戦争。世界が再び破滅するまでそれは終わらないのかもしれない 「……だがもし、君が「例外」だというのなら生き延びるがいい。君にはその権利と義務がある」 財団は最後に、「イレギュラー」たる主人公に対してその一言を残した。 粒子をバラ撒きながら大爆発するN-WGIX/vを尻目に、物言わぬ主人公に代わってファットマンが答える。 「ああ、生き延びて見せるさ。俺達が戦い続ける限り」 こうして財団は消滅し、代わりに三大勢力による全世界を舞台とした大戦争「ヴァーティクト・ウォー」が幕を開けた。 それは今、この瞬間も続いている。 38 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 01 53 20.05 ID uiUWsg2C0.net ACVDサイドストーリー Forgotten Day ファットマンたちの暮らす時代から数世紀前、かつてレジスタンスと呼ばれた組織が「ゾディアック」を滅ぼした後。 レジスタンスはMoH幹部でありロザリィの姉の一人・ゴネリルと会談する。 欲しくなったものはどんな手でも使って手に入れるという彼女は、汚染地帯深部にある「タワー」と呼ばれる建造物探索を依頼してきた。 断れば何度でも大部隊を率いてレジスタンスを襲撃するという。 「黒い鳥」の力があるとはいえ寡兵に過ぎないフランたちは依頼を受けざるを得なかった。 レジスタンスは、かつてタワーを目撃したという男を連れて旅に出る。廃人同然のその男は自分の名をアイザックと告げた。 旅の途中、レジスタンスは汚染地帯への潜入を専門とするミグラント「ストークス」を救い、彼らの協力を得て汚染地帯へ侵入する。 汚染地帯内の施設から砲撃を受けたレジスタンスたち。 施設に踏み込んだ黒い鳥が見たものは、なんと「主任」と同じ機体、同じエンブレムをつけたACハングドマンだった。 そして通信からは「キャロル・ドーリー」の声が響いてくる。 「あなたたちは失敗作でした。あの塔に行く気なら止めておきなさい、きっと後悔しますから」 「自分が何をしようとしているのか、あなたたちは気づいていないのです。気づく術がないのだから、仕方ありませんが」 主任と黒い鳥の戦いの最中、それまで死人のようだったアイザックがキャロルの声に反応する。 「誰なんだ、お前たちは……僕は知る必要がある。お前たちが……僕たちが、誰なのか……」 結局、決着のつかないまま主任は去っていく。フランは久しぶりに再会した彼らの正体を薄々察しつつあった。 「あの二人は、おそらく人間ではない何か……ずっと私たちを見ている何か、です」 一方、比較的汚染の薄い街の跡に辿り着いたレジスタンスは、今度は人間の部隊と交戦する。 数は少ないが高い戦闘能力を持つ集団……彼らの機体には「ヴェニデ」のエンブレムが貼られていた。 やがてヴェニデの指導者であるという男、セサル・ヴェニデが姿を現す。海を越えてやってきたという彼らもまた、タワーを狙っていた。 力を信仰し、強者を愛するというセサルの姿に、かつてのシティ代表の姿を思い出すフラン。彼らとの対立は避けられなかった。 39 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 01 54 44.70 ID uiUWsg2C0.net ついにタワー目前に達したレジスタンスはヴェニデ部隊と対決する。 黒い鳥と互角の戦いを繰り広げるセサルのAC、しかしそこに無数のハングドマンが出現する。 彼らを「浅はかな人間」と評して排除しようとするキャロル。 一方、セサルは主任たちに対し、「お前が我々の”協力者”の正体か?」と問いかける。 セサルの父がヴェニデという組織を立ち上げた際、それに手を貸した存在がいたという。 それは、シティ代表が主任=企業の手を借りて独裁者と化していった構図と酷似していた。 「ヴェニデとは、貴方たちにもあり得るはずであった、もうひとつの未来。実験は続いているのです。それが我々の使命なのですから」 「知りたがり過ぎるんだよ、余計なことをさ。セサル・ヴェニデ、それからさ……今度こそ消えてもらおうか、黒い鳥。ギャハハハ!」 絶望的な状況下、黒い鳥とセサルは咄嗟に共闘し、無数のハングドマンを全滅させる。動揺するキャロル。 「何故、貴方たちのようなものが現れるのです?私たちは守るために生み出されたのです」 「私たちの使命を守り、この世界を守るために……人間を守るために」 しかし、アイザックはキャロルの言葉を否定する。 「人間にそんな価値など、ありはしない。見てみろ、この世界を。この破滅を人間が生み出したのなら、人間は欠陥だらけの生き物だ」 「その人間が生み出したお前も、お前の出した結論も、欠陥だらけに他ならない」 その言葉にキャロルもまた反応する。 「……あなたは何を望むのです? アイザック」 「人間の欠陥を証明し、そして完全な破滅を!僕を連れていってくれ!お前の誤りを証明してみせよう!」 アイザックの言葉を面白いと評し、「俺は人間の可能性が見てみたいのさ、それが破滅でもなんでもさ」と語る主任。 同時に、タワーのふもとから超巨大兵器が姿を現した。 「2人の鳥よ。貴方たちの力は、大きすぎる。」「秩序を破壊する力……やはり、プログラムには不要です」 黒い鳥とセサルは超巨大兵器を撃破するが、その残骸から大量の汚染物質がまき散らされタワーの付近には近づけなくなった。 彼らの探索の旅は終わり、そしてアイザックはいつの間にか姿を消していた。 戦いの後、セサル・ヴェニデは、あえて主任たちの計画に乗って人類の復興を果たすことを決意し、去っていった。 一方、フランとロザリィはヴェニデと主任たちに対抗すべく、独自勢力の確立を目指して活動することを決意する。 そしてフランは、姿を消したアイザックこそが、いつか真の脅威になることを察していた。 二人は別々の道を模索し、お互いを補う存在になることを目的に袂を分かつ。 ロザリィはMoHへ帰還してゴネリルを排除、その組織を後の「シリウス・エグゼクティブ」へと変革していく。 フランはストークスと共に新天地を目指し、そこで新たな組織「EGF」を立ち上げたのち、歴史の中に埋もれていった。 ……そして、かつて彼女に雇用されていたという傭兵、黒い鳥のその後もまた一切の記録は残されていない。 (完) 40 :ARMORED CORE VERDICT DAY:2023/08/24(木) 02 31 06.26 ID uiUWsg2C0.net ※補足 ・MISSION 10の「かもしれない」って何だよ? N-WGIX/vの外見は明らかにアーマード・コア フォーアンサーのネクストAC「ホワイト・グリント」であり、 パイロットのJも担当声優がアーマード・コア4のジョシュアと同じなのだが、4シリーズとVシリーズは公式に独立した世界観と発表されている。 なので、もしかしたら裏設定上では同一の機体、同一人物である可能性はあるが、断言も出来ないので、こうした表現になった。 人によっては「似てるだけで全くの無関係」と主張したり、逆に「絶対に同一世界観」と主張する者もいるが、断言はできないとしか言いようがない。 ・結局、死神部隊って何なの?財団って何なの? 前作に登場した「ゾディアック」はデザインドと呼ばれる強化人間だったが、期待されていたほどの成果は上がらなかったらしい。 一方、カルティベイターと呼ばれる過去の英雄(優秀なパイロット)のクローン人間も作られたが、こちらもうまく行かなかった。 そのため両者の手法を組み合わせ、優秀なクローンの意識を電子化し、自我を完全にプログラム化した存在「ファンタズマビーイング」が作り出された。 おそらくこれが「死神部隊」の正体であり、R.I.P.3/Mからマギーの遺体が見つからなかった理由と思われる。 もしJの正体がジョシュアのクローンだったとしても、その自我は戦闘狂というほどまでに改造されており、もはや原形は留めていないと思われる。 財団代表者の正体は Forgotten Day のアイザックと思われる。 何らかの事情(ヴェニデ関係なのか、それとも汚染地帯に飲まれて滅んだ彼の故郷関連なのかは不明)で人類を憎んでいるらしい彼は、 人類の欠陥を証明して滅ぼすためファンタズマビーイング化し、主任たちと共に活動を続けているのだろう。 (なお主任もまだ現役で活動しており、時折強化型のEXUSIAで暴れまわっている模様)
https://w.atwiki.jp/eqtunarejp/pages/75.html
Tier3 Zone/Named Mob/Core 対応表 Steam Core Martialism Necrotic Purification Dedicant Druadic Dream Consort Intensity Class WARROG SHDNEC MNKPAL CLESHM RNGDRU BRDENC BSTMAG BERWIZZone Name Mob Gyrospire Zeka Engineer LXII ◯ ◯ Shocktroop Commander XIX ◯ ◯ Commander Gearwell ◯ ◯ Zeka Repairer III ◯ ◯ S.H.I.P. Workshop Head Scientist Spodwork ◯ ◯ Head Scientist Wripple ◯ ◯ Former Head Scientist Bozle ◯ ◯ Head Scientist Fizzil ◯ ◯ Malfunctioning Steamwork Borri ◯ ◯ Head Scientist Gripwir ◯ ◯ Head Administrator Grigano ◯ ◯ Head Scientist Belnot ◯ ◯ The Steam Factory Head Mechanic Binsprocket ◯ ◯ Station Attendant Sparkbolt ◯ ◯ Quartermaster Thickgear ◯ ◯ Foundry Master Slagspring ◯ ◯ Steamwork Prototype Mark XIX ◯ ◯ Foreman Bronzecoat ◯ ◯ Meldrath s Majestic Mansion Geartop ◯ ◯ Steamwork Trainer ◯ ◯ The Hangman ◯ ◯ Wizbobble ◯ ◯ Larth the Toad ◯ ◯ Glorb ◯ ◯
https://w.atwiki.jp/dragonkiller/pages/723.html
【ROLAND】ZEN-Core音源 公開日:2020年11月22日 更新日:2024年07月19日 概要 ZEN-Core音源と関連製品。 ROLANDの製品全体は★関連記事【ROLAND】シンセサイザーの歴史を参照。 目次 【ROLAND】ZEN-Core音源/概要/目次/ページの登録タグ歴史/2010/2020 特徴/公式サイト/ZENOLOGYメンバーシッププラン/関連機種、関連音源/アナログ/デジタル/アナログモデリング/アナログxデジタル ZEN-Core対応ハードウェア/ワークステーション/モデリングシンセサイザー/ステージキーボード/キーボード/デジタルピアノ/ショルダーキーボード/Groovebox、リズムマシン/デジタル管楽器/ギター・シンセサイザー ソフト音源/ZENOLOGY/音色/Wave Expansion EXZ/Sound Collection SDZ/ZEN-Core Model Expansions 音楽ソフト/Zenbeats/ZC1 動画、サウンド/Roland/Zenology/Zenbeats 検索/ニュース ページの登録タグ ROLAND ZEN-Core音源 シンセ シンセサイザー ローランド 楽器 歴史 製品 免責事項 商品の仕様・内容・デザイン・付属品・品番・価格等は予告なく変更になる場合があります。 掲載されている内容が最新とは限りません。 掲載されている内容に不備がある場合があります。 掲載されている内容を保証するものではありません。 歴史 2010 2019 9月、Zenbeats発表。 https //www.roland.com/jp/news/0847/ 各コンテンツ 各3.99 USドル Unlock 14.99 USドル(iOS/Android),49.99 USドル(Mac/Windows) Ultimate Unlock 149.99 USドル 2020 2020 1月、ZEN-Core Synthesis System発表。 https //www.roland.com/jp/news/0863/ 1月、Zenbeats1.1アップデート。 https //www.youtube.com/watch?v=pWwxqnmooYI 5月、ソフト音源「ZENOLOGY」発表。 https //www.roland.com/jp/news/0869/ 5月、国内にてRoland Cloud配信開始。★関連記事【ROLAND】Roland Cloud 5月、Zenbeats1.2アップデート。 https //www.youtube.com/watch?v=9_QJXnAvvxI 6月、「ZEN-Core Model Expansions」 第一弾配信開始。 https //www.roland.com/us/company/press_releases/2020/Model-Expansions-for-the-ZENOLOGY-Software-Synth/ 6月 - ROLAND CLOUDアップデートを発表。ZEN-Core Model Expansions「JX-8P」を追加。 7月 - ROLAND CLOUDアップデートを発表。ZEN-Core Model Expansions「SH-101」を追加。 8月 - ROLAND CLOUDアップデートを発表。ZEN-Core Model Expansions「JUNO-106」を追加。 9月 - ROLAND CLOUDアップデートを発表。ZEN-Core Model Expansions「JUPITER-8」を追加。 9月、「Zenbeats2.0」発表。プラグインシンセ「ZC1」搭載。 https //www.roland.com/jp/news/0878/ 9月、「ZENOLOGY Pro」配信開始。 2021 2月、「Zenbeats2.1」発表。 https //www.rolandcloud.com/news/zenbeats-2-1-now-available 3月 - ROLAND CLOUDアップデートを発表。ZEN-Core Model Expansions「JD-800」を追加。 2022 5月、「Zenbeats3.0」発表。 https //www.rolandcloud.com/news/introducing-zenbeats-3-0 9月、「Zenbeats3.1」発表。 2023 2024 特徴 公式サイト ZENOLOGY https //www.roland.com/jp/categories/roland_cloud/zenology/ Roland Zenbeats https //www.youtube.com/channel/UC4XYd34vWt8rVLnsrDHMtXg/ ZENOLOGYメンバーシッププラン Roland Cloud https //www.roland.com/jp/promos/about_roland_cloud/membership/ ZENOLOGY Lite 無料 ZENOLOGY 月額2.99USドル ZENOLOGY Pro 月額9.99USドル ZENOLOGY Ultimate 月額19.99USドル 関連機種、関連音源 アナログ ★関連記事【ROLAND】アナログシンセサイザー SH-1000(1973) SH-1(1978) JUPITER-8(1981) JUNO-106(1984) デジタル ★関連記事【ROLAND】デジタルシンセサイザー?未作成ページ? D-50(1987)★関連記事【ROLAND】D/Uシリーズ JD-800(1991)★関連記事【ROLAND】JDシリーズ JV-1080(1994)★関連記事【ROLAND】JVシリーズ XV-5080(2000)★関連記事【ROLAND】XVシリーズ FANTOM-X(2004)★関連記事【ROLAND】Fantomシリーズ JUPITER-80(2011)SuperNATURALサウンド★関連記事【ROLAND】JUPITERシリーズ INTEGRA-7(2012)SuperNATURALサウンド★関連記事【ROLAND】INTEGRA-7シリーズ FA-06/08(2014)SuperNATURALサウンド アナログモデリング ★関連記事【ROLAND】モデリングシンセサイザー JP-8000(1996)アナログモデリング★関連記事【ROLAND】JPシリーズ V-SYNTH(2003)バーチャルシンセ★関連記事【ROLAND】V-Synthシリーズ SH-201(2006)アナログモデリング V-SYNTH GT(2007)バーチャルシンセ GAIA SH-01(2010)アナログモデリング SYSTEM-1(2014)プラグアウト・シンセサイザー★関連記事【ROLAND】ARIAシリーズ SYSTEM-8(2016)プラグアウト・シンセサイザー アナログxデジタル JD-XA(1987)クロスオーバー・シンセサイザー★関連記事【ROLAND】JD-Xシリーズ【JD-Xi,JD-XA】 ZEN-Core対応ハードウェア ワークステーション 波形+モデリング モデリングモデル 波形+モデリング キーボードモデル 波形 ワークステーション ★関連記事【ROLAND】Fantomシリーズ FANTOM 6(2019) トーンPR-A 0001-0239 専用 PR-B 0001-0459 AX-Edge(0001-00459) PR-C 0001-0128 モデリング PR-D 0001-1109 SuperNATURAL Synth Tone PR-E 0001-0896 PCM Synth Tone(XV-5080) CMN 0001-0837 共通トーン=AX-Edge(0460-1296) ドラムキットPR-A 0001-0074 専用 CMN 001-074 共通ドラムキット FANTOM 7(2019) FANTOM 8(2019) FANTOM 06(2022) FANTOM 07(2022) FANTOM 08(2022) FANTOM 6EX(2024) FANTOM 7EX(2024) FANTOM 8EX(2024) モデリングシンセサイザー ★関連記事【ROLAND】モデリングシンセサイザー JUPITER-Xm(2019) トーンJUPITER-8 001-116 モデリング JUNO-106 001-122 モデリング JX-8P 001-117 モデリング SH-101 001-102 モデリング XV-5080 001-896 PCM Synth Tone(XV-5080) RD-PIANO 001-005 JUPITER-X 001-158 専用 PR-A 001 001-239 PR-B 0001-0459 AX-Edge(0001-00459) PR-C 0001-0128 モデリング PR-D 0001-1109 SuperNATURAL Synth Tone CMN 0001-0837 共通トーン VOCODER 001-002 PR-X 001-035 ドラムキットPR-A 0001-0017 専用ドラムキット CMN 001-074 共通ドラムキット JUPITER-X(2020) JUPITER-8 001-116 モデリング JUNO-106 001-122 モデリング JX-8P 001-117 モデリング SH-101 001-102 モデリング XV-5080 001-896 PCM Synth Tone(XV-5080) RD-PIANO 001-005 JUPITER-X 001-158 専用 PR-A 001 001-239 PR-B 0001-0459 PR-C 0001-0128 モデリング PR-D 0001-1109 SuperNATURAL Synth Tone CMN 0001-0837 共通トーン VOCODER 001-002 PR-X 001-035 ドラムキットPR-A 0001-0017 専用ドラムキット CMN 001-074 共通ドラムキット JUNO-X(2022) トーンJUNO-X 001-145 JUNO-106 001-122 モデリング JUNO-60 001-138 モデリング XV-5080 001-896 PCM Synth Tone(XV-5080) VOCODER 001-002 PR-X 001-035 CMN 0001-0837 共通トーン PR-A 0001-0239 PR-B 0001-0459 AX-Edge(0001-00459) PR-C 0001-0128 PR-D 0001-1109 SuperNATURAL Synth Tone ドラムキットPR-A 0001-0017 専用ドラムキット CMN 001-074 共通ドラムキット ステージキーボード ★関連記事【ROLAND】RDシリーズ RD-88(2020) トーンSN PRE-A 001-009 ピアノ SN PRE-B 001-015 エレピ RD-88 001-038 専用 PR-A 001-239 PR-B 001-459 AX-Edge(0001-00459) PR-C 001-128 PR-D 001-1109 SuperNATURAL Synth Tone? PR-E 0001-0896 PCM Synth Tone(XV-5080) CMN 0001-0837 共通トーン EXZ001 001-011 Piano RD-08(2024) トーンSN PRE-A 001-009 ピアノ SN PRE-B 001-015 エレピ RD-08 001-038 専用 PR-A 001-239 PR-B 001-459 AX-Edge(0001-00459) PR-C 001-128 PR-D 001-1109 SuperNATURAL Synth Tone? PR-E 0001-0896 PCM Synth Tone(XV-5080) CMN 0001-0837 共通トーン EXZ001 001-011 拡張トーン キーボード GO KEYS5(2024) GO KEYS3(2024) トーンPR 001-317 専用 CMN 001-837 共通トーン ドラムキットCD 001-074 共通ドラムキット デジタルピアノ ★関連記事ピアノ音源 FP-E50(2023) トーンSN 001-007 SuperNATURAL Piano PR 001-100 専用 CMN 001-837 共通トーン ドラムキットCD 001-074 共通ドラムキット ショルダーキーボード ★関連記事ショルダーキーボード AX-Edge(2018)★関連記事【ROLAND】Fantomシリーズ トーンプログラム932 トーン1296 PR-B(0001-00459)+共通トーン(0460-1296) Groovebox、リズムマシン ★関連記事【ROLAND】MCシリーズ、★関連記事【ROLAND】ARIAシリーズ MC-707(2019) トーンPR-A 001-178 PR-B 001-451 AXコレクション不足あり PR-C 001-128 モデリング系 PR-D 0001-1109 SuperNATURAL Synth Tone PR-E 0001-0896 PCM Synth Tone(XV-5080) PR-F 0001-0837 共通トーン ドラムキットPR-A 001-058 専用ドラムキット CMN 001-074 共通ドラムキット MC-101(2019) トーンPR-A 001-178 PR-B 001-451 AXコレクション不足あり PR-C 001-128 モデリング系 PR-D 0001-1109 SuperNATURAL Synth Tone PR-E 0001-0896 PCM Synth Tone(XV-5080) PR-F 0001-0837 共通トーン ドラムキットPR-A 001-058 専用ドラムキット CMN 001-074 共通ドラムキット VERSELAB MV-1(2021) PR-A 001-059 PR-B 001-061 PR-C 001-037 PR-D 001-044 PR-E 001-067 PR-F 001-178 PR-G 001-451 AXコレクション不足あり PR-H 001-128 モデリング系 PR-I 0001-1109 SuperNATURAL Synth Tone PR-J 0001-0896 PCM Synth Tone(XV-5080) PR-K 0001-0837 共通トーン ドラムキットPR-A 001-013 PR-B 001-058 PR-C 001-074 共通ドラムキット デジタル管楽器 Aerophone PRO AE-30(2021) Aerophone AE-20(2022) ギター・シンセサイザー GM-800 ソフト音源 対応機種一覧情報 https //www.roland.com/jp/support/by_product/rc_zenology/support_documents/319ed642-8e1d-4b0b-a6ec-5d730f30cd8d/ ZENOLOGY ZENOLOGY Lite トーン:176種類 ドラム・キット:6種類、ユーザーデータ保存不可 ZENOLOGY トーン:3,597種類 ドラム・キット:80種類、ユーザーデータ保存対応、EXZ対応、SDZ対応 ZENOLOGY Pro Model Expansions対応 ZENOLOGY Ultimate 音色 PresetA Factory Presets PresetB AX Collection PresetC Synth Legend PresetD Basic SynthXV Collection PresetE Essential PresetF Essential Drum Wave Expansion EXZ 音源の追加 EXZ001 EXZ Stage Piano 1 https //www.roland.com/jp/products/rc_exz001_stage_piano_1/ EXZ002 EXZ Stage Piano 2(収録内容:26 Tones, 48 Waveforms) https //axial.roland.com/jp/articles/exz002_exz_stage_piano_2/ EXZ003 EXZ Session Drums EXZ004 EXZ Power Drums EXZ005 EXZ Studio Sounds EXZ006 EXZ World Instruments EXZ007 EXZ Complete Orchestra EXZ008 EXZ Vintage Keys EXZ009 EXZ Symphonique Strings EXZ010 EXZ Big Brass Ensemble EXZ011 EXZ Classic EPs EXZ012 EXZ Dance Trax(収録内容:361 Tones, 16 Drums Kits, 829 Waveforms) EXZ013 EXZ Concert Grand Piano EXZ014 EXZ Complete Piano EXZ015 EXZ Analog/Digital Vintage Synth(収録内容:125 Tones, 222 Waveforms) Sound Collection SDZ 音色の追加 ZEN-Core Model Expansions 名機の追加 https //www.roland.com/jp/promos/zen-core/model_expansions/ JX-8P SH-101 JUNO-106 JUPITER-8 JD-800 音楽ソフト Zenbeats 各コンテンツ Unlock ZC1のフル・バージョン Ultimate Unlock ZC1 free:57プリセット・トーン/3ドラム・キット Unlock:837プリセット、90種のMFX、ユーザー・プリセットのインポート/エクスポート機能が使用可能 動画、サウンド Roland ローランド ソフトウェア・シンセサイザー『ZENOLOGY』紹介 https //www.youtube.com/watch?v=Id_MDRWAmXk Zenology Roland Zenology Plugin Synthesizer Demo Fun https //www.youtube.com/watch?v=1BgK46PvYpE Zenbeats Zenbeats Introduction Demo https //www.youtube.com/watch?v=YmUuyOYch0M 検索 https //www.google.com/search?q=ZENOLOGY+Lite https //www.google.com/search?q=ZENOLOGY+free https //www.google.com/search?q=Zenbeats+midiキーボード https //www.google.com/search?q=Zenbeats+オーディオインターフェイス ニュース ■ニュース1「ROLAND」 高級車に“嫌な感じ”イメージも…ローランド、中古購入での変化告白「造りは素晴らしい」 - リアルサウンド ROLAND、「同僚の子供ちゃん達と」ディズニー新エリア満喫 「良いパパになりそう」「子どもに向ける笑顔マジで優しい」 - Yahoo!ニュース ROLAND、「同僚の子供ちゃん達と」ディズニー新エリア満喫 「良いパパになりそう」「子どもに向ける笑顔マジで優しい」 - J-CASTニュース ROLANDさん“隠し子”たちと東京ディズニーシーを大満喫!?「笑顔マジで優しい」「いいパパになりそう」 - デイリースポーツ ROLANDさん“隠し子”たちと東京ディズニーシーを大満喫!?「笑顔マジで優しい」「いいパパになりそう」 - 神戸新聞社 ROLAND、人気テーマパークに“隠し子”たちと来園「良いパパになりそう」「隠しきれない優しさが伝わってくる」 - goo.ne.jp ROLAND、人気テーマパークに“隠し子”たちと来園「良いパパになりそう」「隠しきれない優しさが伝わってくる」 - クランクイン! ROLAND、人気テーマパークに“隠し子”たちと来園「良いパパになりそう」「隠しきれない優しさが伝わってくる」(クランクイン!) - Yahoo!ニュース 2024年パリ五輪:テニスのテレビ中継はどのチャンネルで何時から見られる? - Sortiraparis ROLAND、“隠し子”とのディズニーシー満喫ショットが話題「羨ましい」「パパ感」 - モデルプレス ROLAND「隠し子」とのディズニー満喫ショットが話題に「パパ感すごい」 (2024年7月14日掲載) - livedoor ギター業界に革命を起こしたRoland/BOSSに聞く!「エフェクター」と「アンプ」の開発秘話(1/2) - ウォーカープラス ローランド蓑輪新社長が記者会見、イノベーションに力点 - 日本経済新聞 ROLAND「2週間で辞めた」人生初バイト先に謝罪「その節は本当にすみませんでした」 - サンスポ ローランド 地元・八王子で人生初のアルバイト先に“謝罪”「その節は本当にすみませんでした」 - スポニチアネックス Sponichi Annex EV充電指数2024:EV市場の成長は鈍化、焦点はインフラ - Roland Berger ローランド、豪華新居を公開 “ホテル顔負け”の内装にご満悦「男のロマン」 - リアルサウンド VaVa、ウクライナのプロデューサーであるRoland Jonesとの共作「凍京」を配信 - DIGLE MAGAZINE ローランド、愛弟子の“1600万円超”高級外車を絶賛 25歳での購入は「あり得ない」 - リアルサウンド VaVa、 ウクライナのフォンクプロデューサー・Roland Jonesとの共作シングル“凍京”リリース - Spincoaster(スピンコースター) ローランド、7/1付組織変更および人事異動を発表 Roland Future Design Labの新設等 - Musicman | 音楽業界総合情報サイト 年間6億円売り上げるROLAND愛弟子、1600万円の超高級車を即決購入 しかも「僕免許持ってないんで」 - ENCOUNT(エンカウント) ローランドとユニバーサル ミュージック グループが提唱する「AIによる音楽創造のための原則」に50以上の企業や団体が賛同 - アットプレス(プレスリリース) 中小製造業向け生産現場改善ソリューション「Roland DG Assemble」が「IT導入補助金2024」の補助対象に採択 - PR TIMES 夏井いつきとROLANDが淡路島に 「よみ旅! in 兵庫」 - nhk.or.jp 正恩氏たたえる音楽映像にSONYやRoland 民間取引で調達か - 朝日新聞デジタル ブラザー工業が撤退見込みのローランドDGを巡る「TOB競争」 DG側に立ったファンドのCEOが意義を語った - Yahoo!ニュース ロボティックス市場のメガトレンドと将来展望 - Roland Berger ROLAND テキーラを語る「ラグジュアリー感があってお祝いにもふさわしい」 - 東スポWEB ROLAND、お酒は強いのかと聞かれて「現役時代はパフォーマンスが落ちるという観点で飲まなかったんですけど…」 - 中日新聞 ROLAND、スペインのサッカークラブ視察 ヨーロッパクラブ買収に向け「今現在動いています」 - ORICON NEWS ROLAND、テキーラ「ドン・フリオ1942」イベントのアンバサダー就任「僕から1杯サービスさせていただきます」 - ORICON NEWS ROLAND、小学校1年のクラス分けで伝説「カテゴライズされるのが非常に嫌」 - ORICON NEWS ROLAND、小学校1年のクラス分けで伝説「カテゴライズされるのが非常に嫌」 - やまがたニュースオンライン ROLAND「あんまり後ろを振り返らなかったからかなと」ホスト界のリーダー的存在の理由明かす - ニッカンスポーツ ROLAND、テキーラ「ドン・フリオ1942」イベントのアンバサダー就任「僕から1杯サービスさせていただきます」 - 紀伊民報 ローランドDGのMBO成立、上場廃止へ 株式の75%応募 - 日本経済新聞 ローランドの最新シンセは80年代の名サウンドを再現 - GIZMODO JAPAN ブラザー工業がローランドDGの買収を断念 焦点となった「企業価値」 - 日経ビジネスオンライン ブラザー、ローランドDGの買収事実上断念 価格上げず - 日本経済新聞 ローランド、24年1月~3月期は経常利益39.8%減 ディーラー在庫調整影響でセルイン低調 - Musicman | 音楽業界総合情報サイト ローランド、7月から新社長に蓑輪 雅弘氏「今以上のスピード感を持ってチャレンジ」 - Musicman | 音楽業界総合情報サイト ローランド新社長に蓑輪氏 COO兼CIOから昇格 - 日本経済新聞 ローランド社長に蓑輪雅弘氏 - 日本経済新聞 「ブラザー工業のTOB案」にローランドDGが大反論 DG常務「傘下に入ると営業利益が50億円下押し」 - 東洋経済オンライン 「ブラザー工業のガバナンスに疑念」 ローランドDG常務が激白 - 日経ビジネスオンライン ローランド・シンセの最高峰「FANTOMシリーズ」が アップグレードして登場 - アットプレス(プレスリリース) ローランド、専用アプリで簡単に配信できるUSBマイク - AV Watch ローランド、「浜名湖花博2024」に出展 ~本格的なドラム演奏を楽しめる電子ドラム演奏体験会を開催~ - アットプレス(プレスリリース) ローランド、世界最大級のクラシック音楽祭 「ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2024」に出展 - アットプレス(プレスリリース) ローランド、配信に適したスマホ向けマイク - PC Watch ゲーム配信の最適解!ローランド「BRIDGE CAST X」レビュー - PRONEWS 「SDVerse」開発において、ローランド・ベルガーが戦略アドバイザーを担当 - Roland Berger 小売ビジネスの未来 - Roland Berger また1台買ったの!? ROLAND、“超高級外車”の4代目ゲットで本音吐露 華やか内装披露し「現行嫌いだった」「買ったら買ったで愛おしい」(1/2 ページ) - ねとらぼ - ねとらぼ 半導体材料・原料市場の動向 - Roland Berger ローランドDG、TOB期間を再延長 26日まで - 日本経済新聞 30周年アンバサダーローランド様来場! - セレッソ大阪 ブラザー工業、ローランドDGに割り込みTOB MBOブーム崩壊か - 日経ビジネスオンライン C大阪30周年アンバサダーのROLANDが5・11神戸戦でトークショー「セレッソ大阪か、それ以外か」 - スポーツ報知 ローランド、デジタルピアノ上位モデルを対象に 10年保証サービスを開始 - アットプレス(プレスリリース) 都内一等地住みのROLAND、自宅の間取りは「1QD」 ネット困惑「なるほど分からん」 - ENCOUNT(エンカウント) 【完全版】松木玖生×ROLAND 強靭なメンタルの構築法に迫る - テレビ東京 ~テレ東BIZ Roland×島村楽器コラボの“白いFANTOM-06”が限定音色&ケース付きで発売 - サンレコ ローランドDG株主総会、TOB巡る質疑相次ぐ - 日本経済新聞 ローランド、2024年度の組織変更および人事異動を発表 - Musicman | 音楽業界総合情報サイト 「ブラザー参戦」でもファンドを頼るローランドDG かつての親会社の非公開化でも登場のタイヨウ - 東洋経済オンライン ローランド、多彩な音色と豊富な自動伴奏機能を備えたポータブルキーボード2製品 - マイナビニュース Roland GO KEYS 5 & 3 〜初心者でも本格的な演奏や楽曲作りができるキーボード - サンレコ ローランド、初心者でもクリエイター感覚で本格的な演奏や楽曲作りができるキーボード - BARKS ローランド、浜松研究所で株主総会とシンポジウム開催 - 日本経済新聞 ローランド社長、電子と伝統を融合 楽器の垣根なくす - 日本経済新聞 初心者でもクリエイター感覚で本格的な演奏や楽曲作りができるキーボードを発売|ローランド株式会社のプレスリリース - アットプレス(プレスリリース) 「日本の教育って終わってる」ROLANDの著書が道徳の教科書に掲載も…批判の裏にある“社会問題”(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース 「AIによる音楽創造のための原則」をローランドとユニバーサル ミュージック グループが発表(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース Rolandから軽量&コンパントでリーズナブルなステージピアノRD-08が登場 - サンレコ ユニバーサル ミュージック グループとローランドが人間の芸術性を高めるための 戦略的パートナーシップを構築 ~「AIによる音楽創造のための原則」を発表し音楽制作におけるAIの責任ある活用への協業を開始 - Universal Music Japan 揺れるローランドDGのMBO 同社支える米投資ファンドの正体 - 日経ビジネスオンライン 【Roland×島村楽器】極上のコンサート・グランドピアノのようなクオリティ。人気の木目カラー2色をラインアップするなど、オリジナル機能満載のコラボ電子ピアノが2024年3月29日(金)に発売。 - PR TIMES ブラザー、ローランドDGに買収提案 MBO中に同意なく - 日本経済新聞 ROLAND 念願のクレカ手に入れたと報告「アメックスのセンチュリオンよりも遭遇率低め」と大喜び - スポニチアネックス Sponichi Annex ROLAND、アメックスセンチュリオンより 激レア なブラックカード入手「地道にダイヤモンド会員続けてきた甲斐があった」 - ENCOUNT(エンカウント) ローランド社長 ゴードン・レイゾン「音楽や楽器を通じて、世界中の人とコミュニティをつなぎ、全ての人々をつなげていく!」 - 財界オンライン ローランド、「コンバーチブル」ドラムで市場深掘り - 日本経済新聞 ローランドDGがMBO、1株5035円でTOB - ロイター (Reuters Japan) ROLAND、サッカー界の“レジェンド”と対面に感激 - エンタメ - ニュース - クランクイン! ROLAND、メッシと対面「偏見を持たずにありがとう」 金言 に「一生の宝ですね」「すごっ!!」 - ENCOUNT(エンカウント) ROLAND、女性客送迎用のベンツVクラスを購入 内装も女子好みにカスタム「1500万円くらいで乗っていてワクワク出来そうな、ラグジュアリー感がある方が良い」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース ROLAND、1200万円の新車を納車 意外なカスタムに「ジムニーをゲレンデ仕様にしてる人と同じ感じ?」の声 - ENCOUNT(エンカウント) Roland BRIDGE CAST X〜ビデオキャプチャー機能が搭載され進化したオーディオミキサー - サンレコ ローランド、ゲーム配信特化ミキサーにHDMI搭載モデル - AV Watch ローランド、配信者「オレビバ!」コラボのゲーミングミキサー - AV Watch ローランドとローランド ディー.ジー.がコラボレーション オレビバ!限定版ゲーミング・オーディオミキサーをカスタマイズ - PR TIMES 【発表】トップホストROLAND(ローランド)氏が最新業務用脱毛機『LUMIX-A9X』のアンバサダーに5年連続就任! - PR TIMES 中小製造業向け生産現場改善ソリューション「Roland DG Assemble」を販売開始 - PR TIMES 欧州系グローバル経営戦略コンサルティングファームのローランド・ベルガー、オフィスを虎ノ門ヒルズ ステーションタワーに移転 - Roland Berger ROLAND、サングラスなし×黒髪の“証明写真”公開「優しそうな顔してて可愛い」「美しいパスポートだ」 - ORICON NEWS ローランドのスイッチャーを体験!東京・半蔵門ショールームにて体験会を開催! - PR TIMES RolandがヒップホップレーベルStones ThrowとコラボしたSP-404MKIIをリリース - サンレコ ローランド、日本初の直営店「Roland Store Tokyo」を東京・裏原宿にオープン - PRONEWS ■ニュース2「シンセサイザー」 Moog Labyrinth 〜デュアルシーケンサーを搭載したセミモジュラー型アナログシンセサイザー - サンレコ イギリスの機材保護カバーブランドDecksaver、新たな製品22モデルをラインナップに追加 - サンレコ Moog新製品 「Moog Labylinth」セミモジュラー・パラレル・ジェネレーティブ・アナログ・シンセサイザーのリリース、発売のお知らせ - ドリームニュース 電子工作でシンセサイザーをつくるSTEAM講座から、レクチャーとハンズオン2部構成の「はじめての3Dプリンターワークショップ」まで(7月14日~) - fabcross BEHRINGER Kobol Expander レビュー:2VCOでモーフィング可能な波形を備えたアナログ・セミモジュラー・シンセ - サンレコ DREADBOX Typhon レビュー:12種のDSPエフェクトを備えたモノフォニック・アナログ・シンセサイザー - サンレコ ネコがシンセサイザーを演奏する『Meowstro』早期アクセス開始!ネコの外見や背景などもカスタマイズ可能 - MSN ネコがシンセサイザーを演奏する『Meowstro』早期アクセス開始!ネコの外見や背景などもカスタマイズ可能 - Game*Spark ネコがシンセサイザーを演奏する『Meowstro』早期アクセス開始!ネコの外見や背景などもカスタマイズ可能 - goo.ne.jp 【音楽教師】発電機、シンセサイザーなど盗んだ中学校教師の47歳男 新たな勤め先の別の学校でも 発電機・ストーブ・テレビ・工具 など約17万相当盗む 全てリサイクルショップに売却し生活費に 北海道函館市 - 北海道ニュースUHB 猫シンセサイザーシム『Meowstro』発表。猫が鍵盤を弾く姿を好きなだけ眺められ、MIDIキーボード・MIDIソフトウェアにも対応 - AUTOMATON 【藤本健のDigital Audio Laboratory】ビンテージ風から“モンスター”シンセサイザまで登場。KORGの注目新製品見てきた - AV Watch 【音楽教師】発電機、シンセサイザーなど盗んだ疑いで送検 事件があった中学校では全校集会で生徒たちに説明へ 北海道函館市 - Yahoo!ニュース 前回の様子。「ゆうこりん」によるウインドシンセサイザーの演奏。今年も演奏予定 - 熊谷経済新聞 Syntherizer Vの最新AI歌声データベース「ロサ(ROSA)」登場 - サンレコ 超マニア向け!Synthesizer Vの英語モードを使ってドイツ語歌唱を作ろう! 講師:渡部潤一 - サンレコ tofubeats 〜Synthesizer Vは無っていうか存在がないみたいなところがすごく良い - サンレコ シンセサイザー自在に演奏11歳 小山内湊琉さん:まなぶんデジタル by 北海道新聞 - 北海道新聞 Synthesizer Vのユーザースクリプトを活用する方法 講師:守尾崇 - サンレコ Synthesizer VでゲームやSF映画に出てくるような不思議な声を作ってみる 講師:守尾崇 - サンレコ Synthesizer Vで歌詞のインパクトをアップ!ラップモード活用法 講師:守尾崇 - サンレコ シンセサイザー自在に演奏 11歳 小山内湊琉さん:まなぶんデジタル by 北海道新聞 - 北海道新聞 テックマークジャパンと島村楽器が共同で シンセサイザーを対象とした延長保証サービスを 4 月より提供開始 - PR TIMES 純白のかわいいシンセサイザーは見た目に寄らず実力派 (2024年4月4日掲載) - livedoor 純白のかわいいシンセサイザーは見た目に寄らず実力派 - GIZMODO JAPAN 純白のかわいいシンセサイザーは見た目に寄らず実力派 - livedoor 【Roland×島村楽器】音楽に必要な全てがここに。人気シンセサイザー『FANTOM-0』シリーズから島村楽器オリジナルのホワイトカラーが2024年4月5日(金)発売。 - PR TIMES Synthesizer Vで音声データのMIDI変換機能(音声自動解析)を使う方法 講師:浅田祐介 - サンレコ Synthesizer Vによるダブルボーカルと生歌のミックス方法 講師:浅田祐介 - サンレコ Synthesizer Vの英語モードでカタコトの日本語歌唱を作る方法 講師:浅田祐介 - サンレコ ネコちゃんのためのシンセサイザー誕生(音出ないけどね) - GIZMODO JAPAN Rolandのクロスオーバーシンセサイザー「JD-Xi」用にラズパイ搭載MIDIコントローラーを自作 - fabcross Synthesizer Vだから簡単!バックコーラスの作り⽅(グループ機能) 講師:浅田祐介 - サンレコ Synthesizer VがARA対応でDAWとの連携度アップ! 講師:浅田祐介 - サンレコ Synthesizer Vだから簡単!Uh/Ahコーラスの作り⽅ 講師:浅田祐介 - サンレコ Synthesizer Vの声をもっとリアルに!ブレス分離トラックと歌声のミックス 講師:江夏正晃 - サンレコ Synthesizer Vの声をもっとリアルに!ブレス分離トラックの作り方 講師:江夏正晃 - サンレコ Synthesizer Vでアクセント強調/歌詞を聴こえやすくする( コマンド活用法)講師:江夏正晃 - サンレコ Synthesizer Vで歌の滑舌をアップさせる方法(音素の強弱を設定)講師:江夏正晃 - サンレコ Synthesizer Vの声質コントロールの方法(ボーカルスタイルの種類)講師:江夏正晃 - サンレコ 新たなコルグのマイクロコルグ2 クラシックシンセサイザーの次世代 - Smartphone Magazine 松永拓馬、プロデューサーにMiru Shinoda(yahyel)を迎えた2ndアルバム『Epoch』をリリース|大部分の音をアナログ・シンセサイザーより生成した「音響的な軌跡」 - Qetic Synthesizer Vで調整できる2つの異なるブレス(brコマンドとブレスの比較)講師:江夏正晃 - サンレコ Synthesizer Vならでは!効率的な歌詞の打ち込み方(+コマンド活用法)講師:江夏正晃 - サンレコ 「SEQTRAK」は見た目だけじゃない。誰にでも曲が作れるオールインワンシンセ - GIZMODO JAPAN KORG、伝説のシンセサイザー「PS-3300」の復刻版を発表 - BARKS KORGが伝説的シンセサイザー『KORG PS-3300』のフルスケール復刻版『PS-3300 FS』を発表 - リアルサウンド フア カンル(Dreamtonics)〜Synthesizer V 開発者インタビュー - サンレコ ザ・リーサルウェポンズ、5月より OKシンセサイザー全国ツアー 開催決定! - 激ロック ニュース ついに予約開始。ヤマハの全部盛りシンセならクリエイティブがもっと身近になる - GIZMODO JAPAN 1台でどこでも曲作り ヤマハから“全部入り”の音楽制作ガジェット「SEQTRAK」登場 5.5万円 - ITmedia NEWS - ITmedia NEWS YAMAHA、音楽制作ギア「SEQTRAK」発売 ドラムマシンやシンセ等、もろもろ入って5万円台 - KAI-YOU Synthesizer Vとは?〜使い方から最新機能まで徹底解説! - サンレコ YM2612+SN76489の“16bit”な音源を再現したシンセサイザーがSONICWAREから。古代祐三氏によるサウンドバンクとパターンを収録 - 4Gamer.net バンドリ!が贈る、次世代プロジェクト「夢ノ結唱」から、「Synthesizer V AI 夢ノ結唱 POPY/ROSE」の販売を開始! - PR TIMES 「Synthesizer V AI」の歌声データベースがダウンロード版で新登場!『Synthesizer V AI Ayame』『Synthesizer V AI Jin』 - PR TIMES 『Synthesizer V AI Megpoid(メグッポイド)』2023年12月20日に株式会社インターネットより発売予定! - PR TIMES 大仏×音楽 聴衆を魅了 シンセサイザー奏者喜多郎さんコンサート 勝山の大師山清大寺 - 中日新聞 MELBOURNE INSTRUMENTS Nina レビュー:モーターで回転するノブを搭載した12音ポリのアナログ・シンセサイザー - サンレコ サンプラーのおすすめ8選!シンセサイザーとの違いや使い方など解説 2024年7月 - 歌詞・音楽メディアUtaTen BanG Dream! 夢ノ結唱 「POPY」「ROSE」が「Synthesizer V」に参入! - PR TIMES 「Synthesizer V AI 夢ノ結唱 POPY/ROSE」の開発・発売が決定! - PR TIMES KORG modwave mk II〜同時発音数が約2倍となり進化したウェーブテーブルシンセ - サンレコ 「東京楽器博2023/TOKYO GAKKI EXPO 2023」11/11・12に開催、高校生以下無料 - Musicman | 音楽業界総合情報サイト 東京楽器博2023/TOKYO GAKKI EXPO 2023を開催 - PR TIMES シンセサイザー最高位モデル ヤマハ、後継3機種を発売 - あなたの静岡新聞 シンセサイザー最高位モデル ヤマハ、後継3機種を発売 - @S[アットエス] by 静岡新聞 ザ・リーサルウェポンズ『OKシンセサイザー』キラキラしたシンセを軸にポップな曲が勢揃い 豪華ゲスト陣が華を添えるメジャー2作目 - Mikiki IK MULTIMEDIA Uno Synth Pro X レビュー:3VCO&BASSLINEモードを備えた多機能アナログ・シンセサイザー - サンレコ アナログシンセの名曲・名演・名音 1967~1979年(洋楽編) - Aktio Note-アクティオノート シンセサイザーの喜多郎さんが越前大仏で11月12日公演 福井県勝山市、長谷川章さんの「デジタル掛け軸」も - 福井新聞 ヤマハ ミュージックシンセサイザー 『MONTAGE M』シリーズ - PR TIMES ヤマハ、フラッグシップ・シンセサイザー「MONTAGE M」を発表 - 発表会には浅倉大介も登場 - マイナビニュース ローランド、ハイブリッド音源搭載のシンセサイザー「GAIA 2」を発表 - マイナビニュース ウェーブテーブルとバーチャル・アナログ・エンジンを搭載した 新世代のシンセサイザーを発売 - アットプレス(プレスリリース) ザ・リーサルウェポンズの世界へようこそ! 上坂すみれ、宇多丸ら招いた強力アルバム『OKシンセサイザー』を語る - Mikiki 中学1年生が自主制作した「シンセサイザーの回路図」クオリティに驚きの声 (2023年9月27日掲載) - livedoor Model 80 Five Voice Synthesizer × Gonno【SOFTUBEプラグインを使いこなす! Vol.9】 - サンレコ シンセサイザーを自作してみた! ラズパイPicoとArduinoで売り物レベルの超超超本格的なオリジナルFMシンセが完成 - ニフティニュース Suzanne Ciani(スザンヌ・チアニ)|レジェンド・シンセサイザー奏者によるライヴ・パフォーマンス音源『Improvisation On Four Sequences』の限定アナログ - TOWER RECORDS ONLINE SOFTUBE Model 80 Five Voice Synthesizer|2020年代生まれのソフト・シンセ12モデルを徹底レビュー - サンレコ メジャー2ndアルバム『OKシンセサイザー』収録曲、全16曲を公開!初回生産限定盤には開催されたばかりのZepp新宿公演のライブ盤を収録! | ザ・リーサルウェポンズ | ソニーミュージックオフィシャルサイト - ソニ-ミュージック オフィシャルサイト ザ・リーサルウェポンズ、9/20リリースのメジャー2ndアルバム『OKシンセサイザー』全収録曲公開!初回生産限定盤にはライヴ音源も! - 激ロック ニュース シンセサイザーやDJ関連商品、グッズ類などを扱う地上1階のイメージ=電子楽器のローランド、裏原宿エリアに日本初直営店 - シブヤ経済新聞 ヒップホップ誕生から50年。音楽と文化を作ってきたテクノロジー - GIZMODO JAPAN raytrek、シンセサイザーコレクション『KORG Collection』推奨PC5モデル - マイナビニュース フックアップ、Expressive Eのポリフォニックシンセサイザー「Osmose 49」 - マイナビニュース KORG NAUTILUS AT〜新たにアフタータッチ機能を搭載したフラッグシップワークステーション - サンレコ 80年代にシンセサイザーを活用した有名ロック・ミュージシャン8組 - https //www.udiscovermusic.com/ ROLAND S-1〜 SH-101をサウンドを元にした4ボイスの小型シンセサイザー - サンレコ もはや“歌うシンセサイザー”! カシオ「CT-S1000V」は、誰もが使い続けられる高い機能性を備えている:製品レビュー - WIRED.jp ミラーボール、サウンドシステム、伝説のシンセサイザー。ダンスは鼓動と感情を同期させる:AS A TOOL特集/DANCE - WIRED.jp 好きな味を合成してなめられる“味覚シンセサイザー” 明大教授が開発:Innovative Tech - ITmedia NEWS - ITmedia NEWS シンセサイザーの選び方とは?初心者向けからDTM・作曲向きまでおすすめ8選を紹介 2024年7月 - 歌詞・音楽メディアUtaTen 強力なアト秒パルスを作り出す光シンセサイザーを実現 - 理化学研究所 無限の拡張性を秘めた手のひらに載る“ガジェットシンセサイザー”:FETISH #29 - WIRED.jp 「第4のYMO」と呼ばれたシンセサイザーの神様がこだわる日本の音 - Forbes JAPAN スティーヴィー・ワンダーの名曲を彩った巨大シンセサイザーの物語 - http //rollingstonejapan.com/ モジュラーシンセサイザーの魅力知って 東京でイベント - 朝日新聞デジタル デヴィッド・ボウイが愛したシンセサイザー「Stylophone」、現代に蘇る - WIRED.jp
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1878.html
ARMORED CORE FORMULA FRONT当Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-805~806 805 :ARMORED CORE FORMULA FRONT:2014/03/10(月) 22 42 27 ID ??? ARMORED CORE FORMULA FRONT 2004年発売、アーマード・コアシリーズの異色作品。 最初から全てのパーツを持っていて、好きに機体を作りあげて行動指針を決める その後アーマード・コア=AC同士一対一で戦わせる、基本オート操作可能、マニュアル操作も可能 一つ上のランキングの機体と戦い、勝てばランクを交代、たまにイベントで下のランクに挑戦される 情報はニュースとメールのやり取り、正直ストーリーはオマケ AIを搭載した人が乗らないアーマード・コア同士のバトルグランプリが新時代の興業として人々を熱狂させた。 そこに新たに登場した主人公チーム、B級ライセンスを得てボトムリーグへ。 主人公はそのチームのアーキテクト(AIとか作る人)。 ニュース:観客動員数100億人を突破。フォーミュラF(試合の名前)は閉塞したこの世界に熱狂を与える。 他にもニュースは毎回、どこのチームがどこのチームに勝ったとか、その戦闘シーンを見る事が出来る。 ニュース:1位アルティが、24連続首位防衛に成功。帝王メイルド・ブレンは当分負けるつもりが無いとコメント。 ニュース:アルティ、2位のネオニアに圧勝。 ボトムリーグを勝ち抜きA級ライセンスを取得し、レギュラーリーグに出る。 チームBTワイバーンのライナスが、唯一の同期(お互い新人同士)で、丁寧なあいさつのメールを送ってくる。 倒したあと、何試合後かにライナスが挑戦してくる。倒すと完敗だった、あなたを追い続けるとメール。 その後もライナスから、チーム内での不和や、ファンからの応援で立ち直ったなどのメールが届く。 ニュース:アルティが連続首位記録を更新。「勝者が決まった試合は観客にしてみれば退屈、しかし最も退屈なのは私だ」。 ニュース:アルティ人気投票で圧倒的1位。 勝ち進んでいると、少し上のランキングのチームオーガのアーキテクト、ディアボリクからメールが来る。 ディアボリク:調子に乗っているお前ら新人どもを一人ずつ徹底的に潰してやる。 ライナス:オーガに負けたが、倒れたACに追い打ちを掛けられた事を許せない。 ディアボリク:ライナスは悔しがっていた、プライドだけは一人前か、ライナス以上に無様な負け方をさせてやる。 ニュース:倒したACに攻撃。オーガ恒例の新人いびりは、フォーミュラFの風紀を乱すと批判されている。 ニュース:3位F&Fが2位ネオニアとの対戦で勝利、しかし直後に挑戦を受理される。「勝ち続ける事が勝者の条件」。 ニュース:F&F、敗北しまたも後退。チームスタッフたちは何も言わずに退場。 オーガを倒すと、偶然勝った程度で調子に乗るなと別の試合会場で連戦になり倒す。 ライナスはその後、主人公との再戦から新たなAIの形を思いつく。それを用いてオーガを撃ち倒す。 しかしオーガの動きの悪さに憎さを通り越して、逆に心配になったとメール。 ニュース:BTワイバーンが多彩な機動でオーガを圧倒、リベンジを達成。 806 :ARMORED CORE FORMULA FRONT:2014/03/10(月) 22 43 04 ID ??? ディアボリクからメール、新たなACを組んだ、今度は叩き潰してやる。 ニュース:オーガ、ACを一新。今までとは全く異なった先方でワイバーンに快勝。 ライナスがオーガに挑戦されて敗北。その時のオーガの動きや機体が、ライナスが新たに作ろうと考えていたACだった。 ライナスは念のため、情報が盗まれてないか調べる。そしてオーガと主人公チームが戦う。 ニュース:オーガは2度にわたって負けた相手だが、今までと全く違うACで以前の試合は参考にならない。 そして主人公が、オーガを3度目の撃破。 ニュース:フォーミュラFで使用されるマスターデータが盗難される事件があった、現在調査中。 ニュース:オーガのチームスタッフ3名を、データ盗難の容疑で逮捕。ディアボリク選手は体調不良で聴取を拒否。 ニュース:オーガチームのデータ盗難、組織的犯行の証拠は無い。しかし組織としての責任から無期限活動停止。 ニュース:アルティ50連勝。「一度も心躍る試合が無かった、さすがに飽きてきた。」と帝王が引退かと騒然となる。 ライナスからようやく自分の思い描いていたACが出来上がった、オーガが盗んだAIとは比べ物にならないとメール。 すぐに追いつくと書いてあり、その通り追いつかれて挑戦され倒す。 ライナス:まだまだ自分は浅はかだった、またあなたに挑戦したい。あなたがもっと遠くに行ってくれる事を望む。 ニュース:BTワイバーン、ARツアーチーム、主人公。新たに勝ちあがってきたこの3チームに期待。 ニュース:オーガ、全てに責任を負わすのはあまりにも重いと活動停止解除。31位からチーム再活動。 ニュース:帝王ブレン、インタビューで注目しているチームがあることを示唆。主人公チームか!? ニュース:主人公とDSBMの試合が超満員。主人公の試合を見たいなら、当日券など当てにしてはいけない。 ニュース:主人公、ついにランキング3位に浮上。ネオニアのレイヴィング「負けるはずが無い」と絶対の自信。 ついに三位になり、二位のチームネオニアのレイヴィングとの対戦となる。 レイヴィング:下位などどうでもよいが、見過ごせない事態になった。貴様らなど取るに足らない存在だと教えてやる。 レイヴィングを倒し主人公がランキング2位になり、最強のチームアルティのメイルド・ブレンに挑戦する。 メイルド・ブレン:レイヴィングを倒したようだな。新たな挑戦者よ、君を歓迎しよう。 ライナス:ブレンは最強のアーキテクトだが、あなたなら倒せる。 ニュース:世界中から観客が殺到。試合前でありながら渋滞、当日の交通量に対処できるか問題に。 レギュラーリーグを勝ち抜き優勝する、すると別地域のリーグにいるACと戦えるエキシビジョンマッチになる。 ライナス:ランキングなんて僕にはどうでもいい。あなたに勝つ事が僕の目的だと、きっと超えてみせる。 ディアボリク:帝王が破れた今、客が求めるのは新たな王者の敗北、俺がその夢をかなえてやる。 レイヴィング:アルティが破れるとは。全ての者がブレンが勝つと信じていた。これで俺の標的はブレンと貴様の二人だ。 メイルド・ブレン:私が破れるとはな。「無限の可能性」信じた甲斐があった。君なら世界に新しい可能性を示してくれる。 ニュース:ついにアルティが王座を明け渡した。噂された引退について「これから面白くなる」と否定。 ニュース:前王者ブレンが、あらゆるリーグから招待したエキシビジョンマッチを開催。主人公にとって試練となるだろう。 一応、エンディングが流れるので終わり。