約 2,156,318 件
https://w.atwiki.jp/thecircleofdaybreak/pages/288.html
偉大なる歌い手 ――その歌声は世界を繋ぐ―― L:偉大なる歌い手 = { t:名称 = 偉大なる歌い手(職業) t:要点 = リューン,歌声,切断される第7世界とのリンク t:周辺環境 = 世界最後の日 t:評価 = 体格9,筋力9,耐久力10,外見17,敏捷9,器用12,感覚12,知識10,幸運12 t:特殊 = { *偉大なる歌い手の職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。 *歌い手のアイドレスを着用するには根源力が200万以上必要になる。 *歌い手は絶技行為が出来、リューンに呼びかけることが出来る。 } t:→次のアイドレス = アイドレスの終了ターン-1(強制イベント),英雄召喚(イベント),シオネ・アラダの影(イベント),世界樹反応(イベント) } 偉大なる歌い手世界を繋ぐ歌声詩姫の変遷 龍詩姫と龍詩聖 黄金の組合せ(ゴールデンタッグ) 帝國の芸術支援(ゴージャスアイドレス化) スタッフ 暁の民+王+ライオンハート+偉大なる歌い手 世界を繋ぐ歌声 ――第7世界とNWを繋ぐ情報が切断され、リンクが途絶しようとしている。 アイドレスプレイヤーにとってそれは世界の終わりに等しかった。 そんな時に歌は響き渡る。 それは暖かな愛に満ちた歌声。切なる願いを込めて歌い上げるは龍詩姫と龍詩聖。 かつて1日の間ではあるが世界が終わりかけていた日があった。 さまざまな苦難が襲い掛かり、誰もが一度は終わりを覚悟した絶望の日だ。 その時、いずこからともなく響いた秋津の歌声に誰もが愛を思い出し、その手を止め武器を置いた。 愛の歌の例を見てもわかるように、偉大なる歌い手の歌声は場合によっては世界をも超えると言われている。 生半可なことではそんな状況になることはないだろうが、時に優しく、時に激しい歌声は様々な幾重にも折り重なって、様々な作用をもたらした。 その歌声にリューンは集まる。 だから周辺世界へ歌を届けることができ、その果てには切断されたリンクを繋ぎ直すことすら可能なのだろう。 もしかしたらその歌声があなたにも聞こえるかもしれない。目に見えないリューンが運んできたその歌が。 何もかもが朱に染まる夕暮れ時。美しき不安定と儚き情熱が蒼の空を染め変えて夜を連れてくる。 一瞬の美、そんな言葉がぴったりと来る情景である。 夜の訪れとともに飛ぶ鳥も絶え、静けさが辺りを支配する。 「もしこの声が聞こえるなら……思い出してください。」 誰もいない石舞台に一人の少女が目を閉じ立ち尽くす。暗がりに一人たたずむ姿は世界の終わりを想起させる。 誰がつけたとも知れぬ篝火が少女を煌々照らしはじめた。篝火に映し出される姿は神威すら感じる。 灯火を合図に少女の目が見開かれる。それは原初から決められたかのような動作で次の言葉を紡いだ。 「もしこの歌が聞こえるなら……伝えてください。」 脳裏に浮かぶは沢山の大切な人たち。そして……想い人の姿。 真っ直ぐと前を見据えた瞳には雄大な景色が映る。大切な想いを伝える歌は世界の距離ですら阻むことはできない。 谷を渡る風に乗せて清流のような歌声が響き渡りはじめた。時に静かに、時に情熱的に。愛を歌う歌が響き始めた。 そんな中、周りに誰もいないはずの場所で少女は傍に誰かがいるようなそんな気がしていた。 夜が深まるにつれ次第に周りに青い光が集まり、少女の歌声と遊ぶ。それは世界が聞き惚れているような幻想的な光景。 もしこの光景を見るものがいればきっと心奪われるにちがいない。 通うもののない山中の舞台で確かにその歌声は世界を繋いでいた。 /*/ 歌が聞こえる。言葉はわからずとも、魂に響く歌声が。 まだ繋がれる。 また紡がれる。 確かに歌声は届く。 確かに想いは届く。 消えかけようとしていた繋がりが、その声に応じて再び紡がれていく。 切断された接続が再構築される。再び世界の間で情報がやり取りされはじめていた。 この二つの世界には世界を超えた想いがあった。だからこそこの歌が結びつけることができるのだろう。 /*/ 長い夜が明ける。 薄明るい黎明の空を貫いた朝日が座りこんだ少女の瞳に映る。 篝火は既に燃え尽き、夜通し歌い続けて疲れ果てた身体に力はなく、その消耗の激しさを物語っていた。 その世界の姿を満足げに見届けると朝と引き換えに意識は闇に落ちた。 夢を見ていた。いや、夢じゃなかったのかもしれない。 うっすらと感じた暖かい背中。 誰かに背負われている夢。あるいは夢のような時間。 「おつかれさま。」 語りかけられた言葉に答える術はなかったが、無意識に頷いたことだけは覚えている。 きっと目を覚ましたらそこは見慣れた景色だろう。 昨日から今日へ、今日から明日へ繋がる日はきっと素敵に違いない。 詩姫の変遷 朗々と響き渡る声。 時に悲しく、時に明るく。全てを唄い継ぐ、詩姫。 カテが暁の歌い手の影とするならば詩姫は光である 史実に語られる暁の詩姫とカテは互いの立場を越え、新たな姿を見せるようになっていた。 歌の道で日々の糧を得る事ができる職業が成り立つようになったのもこの出来事に大きく寄与している。 摂政風杜をはじめとする詩歌藩国との交流が大きな影響を与えているのも事実である。 ある意味においては詩歌藩国に負う部分が大きいが、両国は音楽という側面で共通していた。 想定よりも差があったこともあり、技術を持つものを言葉は悪いが遊ばせている余裕はなかったのである。 最初の休暇で国に戻って指示をだしたのが再編計画であった。 藩国歌唱部隊、唄士を廃し、元カテ及び、唄士の中でも特に歌に秀でた者を選りすぐり一つの地位として確立する。 これをして第一段階とする。これよりさらに音楽院へ留学を行い、磨きをかける。これをして第二階とする案である。 ここまでしても真に才能のある歌い手にはどうしても敵わなかった。 何故なら真に才能あるものとは天性のものであるからだ。心に響くその歌声は聞くものの感情を揺り動かし、心を一つにすることができるのである。 これらは女性であれば名を継いで龍詩姫(リュウシキ)、男性であれば龍詩聖(リュウシセイ)と呼ばれる事になる。 龍詩姫と龍詩聖 次に行うことにしたのは国内オーディションである。オーディションといえば定期的に行われている詩歌藩国音楽院のオーディションが有名だが、この国内オーディションは龍詩姫候補や龍詩聖候補を探し出すためのものであった。 龍詩姫候補や龍詩聖候補ともなれば、国内でも有数の才能を持つと言っても過言ではない。 それだけに厳正なオーディションの実施が行われるようになっている。誰も彼もがその域に達することが出来るほど簡単なものではないからだ。 だからこそ、その難関を潜り抜けた龍詩姫候補や龍詩聖候補からは幾人もの暁の円卓の音楽業界をリードする人材が育ち始めているのだ。 まだ始まってそれほど経ってはいないが、既に一線で活躍する歌い手が出始めてることからもそれがわかるだろう。 最近では数人の枠を決めて、龍詩姫候補と龍詩聖候補の中から音楽院への推薦留学が認められるようにもなっている。 または龍詩姫や龍詩聖は一般の歌唱士からは偉大な歌い手であると尊敬と憧憬が入り交じった感情を込めて呼ばれる。 彼ら一般の歌い手からすれば彼らの持つ歌唱能力はまさに憧れだろう。 黄金の組合せ(ゴールデンタッグ) 暁の円卓藩国と詩歌藩国。歌い手と吟遊詩人。 後にNWの音楽業界を席捲することになるこの二国のタッグはとある春の宴での出来事から始まったことは余り知られていない。 宰相を持てなす花見の席に招待されていた暁の円卓藩国摂政風杜神奈と、護民官の有力者であり、詩歌藩国摂政でもある星月典子。この二人がこの席で出会わなければ、この話の立ち上がりはもっと遅いものになったに違いない。 星月:「風杜さんの所(暁)にはいい歌い手さんがみえるそうですね。」 風杜:「ええ。」 星月:「うちから留学に行かせたいんですけど……」 風杜:「えっ、いいですけど。」 それは暁にとっても渡りに船とも言える提案であった。音楽による交流ができれば、暁の円卓の民に戦闘以外にも音楽に生きる道と言うものを提示することができる。 暁の円卓の旧来からの特性を見た上でも、音楽というものはとても大事にしていただけあり、親和性は高いだろうという判断もあった。 歌い手は歌を。 吟遊詩人は曲と詞を。 これが風杜が描いた連携のモデルだ。この組み合わせはどちらの領分も侵さずにこの業界を成り立たせることができるだろうと思う。 そしてそれは双方にとって外貨をもたらし、国の産業として成り立たせることができるだろう。 だけど、今までの暁をみている限りにおいてどれほどまでに受け入れられるだろうか、という懸念があった。 そこで、風杜は自らがその先鞭となるべく、進路を決めたのである。 奇しくも自身が定めた義務教育の上限年齢15歳を越え、その後の道を考えるべき時期にあったことも幸いした。歌い手の原石が多い暁の円卓において栄光の音楽院留学のオーディションが行われるようになったのも偶然ではないだろう。 もはや、ここまで来たら必然といっても良い。 帝國の、いやNW中の音楽業界にその名を轟かせる日は、近い。 帝國の芸術支援(ゴージャスアイドレス化) 音楽業界においても帝國では活動に必要なさまざまな支援を燃料グループ等の経済グループから受けられることから、歌い手達は大変良い環境で活動することができている。これは帝國の芸術支援活動の一環として行われており、演劇、音楽、絵画等、垣根を問わず広範に行われているものであった。中でも暁の龍詩姫、龍詩聖や詩歌の一流の吟遊詩人には個人に対してスポンサー等が付くこともある程である。 もちろんその歌声は帝國内にのみに留めるものではない。 媒体さえ確保できれば共和国ですら聞くことができるだろう。 歌声は響く。この広い世界に。 想いを伝え高らかに響き渡る音楽は帝國、ひいては世界に安らぎを与えるに違いない。 スタッフ イラスト:まさきち 設定文:風杜神奈 その他:白石裕 スペシャルサンクス:詩歌藩国の皆さん(設定協力ありがとうございました!) 暁の民+王+ライオンハート+偉大なる歌い手 継承:暁の民、王、ライオンハート 評価: 能力値 体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 暁の民 5 5 5 0 2 3 2 0 0 王 -2 0 3 4 0 -1 0 -1 0 ライオンハート 3 4 4 5 1 1 1 3 3 偉大なる歌い手 9 9 10 17 9 12 12 10 12 合計 15 18 22 26 12 15 15 12 15 特殊: 暁の民の特殊能力 = ,,,正義心を持つ。 暁の民の特殊補正 = ,歩兵,,{体格,外見}、評価+3。 暁の民のイベント消費 = ,,,(一般行為判定を伴うイベントに参加するごとに)食料-4万t。 王は一人の剣と契約を結べる。 王は契約した剣と一緒に行動する間、(距離10m内の)契約した剣の行うあらゆる判定を×3.38(評価3)する。(燃料は消費しない) 王はその魂の故郷の特産品に由来する力を契約した剣に与えることが出来、それに応じた×2.25(評価2)の修正を判定に与えられる。(燃料は消費しない) 王は根源力による死の効果を受けない。 ライオンハートの着用制限 = 根源力20万以下は着用することが出来ない。 ライオンハートは白兵戦闘行為ができ、この時、白兵戦の攻撃判定は評価+1される。 ライオンハートは近距離戦闘行為ができ、この時、近距離戦闘の攻撃判定は評価+3される。 ライオンハートは部隊指揮において、同調判定に必ず成功する。 偉大なる歌い手のアイドレスを着用するには根源力が200万以上必要になる。 偉大なる歌い手は絶技行為が出来、リューンに呼びかけることが出来る。
https://w.atwiki.jp/cod_blackops/pages/46.html
大会一覧 大会名 CoD BO PS3大会 告知 ルールの不徹底と参加人数の関係で今回は中止とさせて頂きます誠にご迷惑をかけてすみませんでした。 主催 CyAC 大会名 Call of Duty Black Ops Last Battle 機種 PS3 賞品 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3[字幕版](PS3版) サイト 詳しくはこちら→ http //www.cyac.jp/node/21457 主催 CyAC 大会名 CoD BO 5on5 Ladder - Summer 2011 機種 XBOX360 サイト 詳しくはこちら→ http //www.cyac.jp/node/19455 大会名 CTB2011(Capture the B Flag 2011) 機種 PS3 内容 個人参加の集まりでランダムなチーム振分による8人対抗ドミネーション交流大会です サイト 詳しくはこちら http //ctb2011.web.fc2.com/index.html 備考 運営ブログ http //ctb2011.blog79.fc2.com/
https://w.atwiki.jp/jojobr2/pages/364.html
みなさんは、今までに空中へ放り出されたことがあるだろうか。 この世に存在する生物の大半は、一度は地面に着地し、大地の恩恵を足から実感する。 その地面が、とつぜん何かの拍子に無くなってしまえば、我々はいとも簡単にバランスを崩す。 高さ云メートルの塀からしなやかな着地をする猫も、地上数十メートルの上空を飛ぶ鳥も、みな一緒なのだ。 「MUNNNNNAAAAAAAAA!?」 ここは知る人ぞ知るとある休憩室。 ソファーやクローゼットといった家具はもちろん、冷蔵庫にはキンキンに冷えた飲み物も用意されている。 先ほどまで土砂降りの中にいたカーズは、なんと突然この部屋に招かれてしまったのだ。 しかも身体は完全に空中にあるので、間もなく机に落下し、激突すること間違いなし! 予想外のことに思わず焦るカーズ! 「きた、きた、きた、きたアアアアアアアアアアアッ!! 」 だが、次の瞬間! なんとカーズの宿敵であるシュトロハイムが机の下から飛び出してきたではないか。 プロシュートから返して貰ったスタン・グレネードを、部屋の天井目掛けて投擲するシュトロハイム。なかなかの腕前だ。 爆発と一緒に放たれる強烈な閃光は、カーズの背中を焦がし、更なる窮地を生み出す。 火薬の威力が大したことでなくとも、光はカーズにとって目の上のたんこぶ。 意気揚々と第二、第三のスタン・グレネードを準備するシュトロハイム。これでカーズは迂闊に天井に近づけなくなってしまった。 「カァァァァァァァズッ! きさまにとどめを刺せるなんて!スカッとするぜーッ!! 」 お気づきだろうか? この部屋は我々がよーく知っているッ! この空間に我々は覚えがあるッ! ここは、プロシュートたちが支給品として管理していた『ココ・ジャンボ』の作り出した、異空間なのだ。 『ココ・ジャンボ』はギャング組織パッショーネが発見した、スタンド使いの亀。 長きに渉る訓練により、ココ・ジャンボは特殊な鍵を甲羅にはめ込むことで、スタンド発動のコントロールを身に着けた。 つまりその特殊な鍵をココ・ジャンボの甲羅にはめ込めば、異空間への入り口が発生し、鍵を外せば入り口は消える。 ちなみに、その異空間はココ・ジャンボの甲羅からでしか侵入できない。 「ジィィィィイイク・ハイル!! 」 もう、おわかりだろう。 プロシュートがカーズに投げつけたモノは、ココ・ジャンボ自身。 カーズが見た宝石とは、ココ・ジャンボの甲羅にはまっていた鍵の付属の模造石。 そして、カーズがシュトロハイムと対決しているこの部屋は、ココ・ジャンボの異空間。 カーズはココ・ジャンボの甲羅に切りかかるはずが、そのまま中の異空間にの中に引きずりこまれてしまったのだ! 「くだらんぞナチ公ッ! 貴様には大人しく泥を舐めるのがお似合いだNUAAAAHHHH――輝彩滑刀ッ! 」 ではプロシュートはなぜこのような行動に出たのか。 シュトロハイムに因縁を決着させるために、このようなお膳立てを用意したのか。 シュトロハイムは残りのスタン・グレネードもろとも、ココ・ジャンボの体内で特攻する算段だったのか。 彼らが悩みに悩み選んだ答えは、これだったのだろうかッ!? 「そんな手をマンマと食らうドイツ軍人などおらんわーッ!」 まばゆい光を撒き散らしながら、カーズの輝彩滑刀は12000000年の年季を見せ付ける。 だがその刀はシュトロハイムに身に食い込まず、寸での所で留まっているッ! 刃に仕込まれたツメは目にも留まらぬ速さで、エッジの部分を滑るように動いているというのに。 なんと、そのエッジの部分を我らがシュトロハイムがしっかりと掴んでいるからだ。 エッジの表面はまっ平らな金属。触れるだけなら、切れることはない。 危険なのはエッジの面ではなく、刃の部分なのだ。 全壊した右足の膝と右手で挟み、上下の力で輝彩滑刀を徹底的に押さえつけてしまったのだッ! 例え故障していようが、シュトロハイムの全身は柱の男・サンタナの倍を誇るパワーを持っている。 カーズのパワーがいくらサンタナを軽く凌駕していようと、わずかな均衡は生み出される。 「――シュトロハイム、そーゆーのをなぁ~~ただのやけくそと言うのだッ! 貴様は柱の男という存在を舐めたッ! 」 しかし、非情にもその均衡は刹那に終わり、シュトロハイムはカーズの刃で文字通り“辻斬り”にされて、散った。 宙を舞ったスタン・グレネード×2が弾みで暴発し、より一層激しく閃光を放射する。 上等なカーペットが、シュトロハイムから噴出したオイルでドス黒く染まってゆく。 このとき、シュトロハイムは我が身がバラバラにされたことを、いともすんなり受け入れていた。 恐怖はなかった。痛みもなかった。後悔もなかった。『やるだけやったのだから』――そう思っていた。 圧倒的悪の前で、彼が最後に感じていたことは、氷のように冷静な己を見つめる姿。 まるで生きながらヘビに飲まれるカエルのように……ぐったりとする自分。 (フフフ……カーズ、この部屋は貴様の棺桶よ! ) シュトロハイムの行動は最初から予定通りであった。 ウェザーたちと手を組んだのは偶然だが、誰かと手を組むのは偶然ではなかった。 仲間同士でいざこざが起こらぬよう、いつでも『この役目』を引き受けるつもりでいた。 それは何度もプロシュートと話し合ったし、何度も討論し続けた。 生身のプロシュートよりも、ほぼ全身サイボーグである自分が適任であると押し通した。 柱の男の情報は、自分でなくとも誰かに伝えることができる。 (さらばだ……いまいましくも……誇り高き……戦士たちよ) より多くの時間を稼ぐのなら、それがいい。 『どんな手段を使ってでも』とは、そういうことだ。 ★ ☆ ★ カギをはめれば、そこはてんごく。 あなたもわたしも、こんにちは。 あなたもわたしも、さようなら。 おおやさん、きょうもよろしくね。 カギをはずせば、ゆめはおわり。 あなたもわたしも、おいだされ。 あなたもわたしも、もとどおり。 おおやさん、おげんきで。 ――鍵を外しちまったら、もう中には入れないのか? ――そうだ。生き物はみんな部屋から追い出されてしまう。 ――逆に言えば中に残ることができるのは、生物以外……なぁ、柱の男は、どうなんだ。 ――アレは生物界の頂点に君臨していると言っても過言ではない。おそらく放り出されるだろう。 ――そのまま中に残っちまえば、いい気味なんだがな。 ――鍵が外れてから追い出されるのに、若干の猶予がある。亀から出た所を飛び出した所を狙うか。 ――シュトロハイム、ちょっと待て。その発想を『4次元』的にしたらどうだ? たいへんだ。 おおやさんが、いない。 おおやさんが、いない。 どうするの。どうするの。 おおやさんが、いなくなったら―― 「ザ……グレイト……フル・デッド……掴んだぜ」 へやは、いったいどうなるの? 「『栄光』をなぁッ! 」 ★ ☆ ★ したたる水を両手で払いながら、プロシュートはゆっくり足を前へ進める。 数分前には視界がぼやけるほど振っていた大雨も、少しづつ勢いを失い始めていた。 それは、小ぶりの傘を差して、幼稚園児が水溜りでぱしゃぱしゃと遊べるほどに。 この雨の勢いから考えれば、ウェザー・リポートの雨も5分足らずで止むだろう。 「よう、ウェザーはどうだった? 」 ブラックモアがふわりと地面に降り立ち、一時限りの盟友を出迎える。 しかしブラックモアは返事をせず、胸を両手で優しく撫でると、その場にゆっくりと横たわってしまった。 雨粒で塞がっていた傷を確認していたのだろう。とはいえ残された命はあとわずか。 カーズから受けた怪我で更に血を失ったのは大きかった。トレードマークのマントもボロボロだ。 最悪の場合、いつショック死になってもおかしくない状況。しかし運命はまだ彼を弄ぶらしい。 「……こっちは終わったぜ」 プロシュートの声に合わせるかの様に、最後の気力を振り絞り、顔をしっかりと右に向ける。 ブラックモアは何も言わず、思いの丈を真っ直ぐな視線で訴えた……瞳は曇りつつ。 「迷惑をかけた。お前も、アイツらも、コイツにもな」 プロシュートはすっと右手を持ち上げて、『結果』を掲げた。 それはザ・グレイトフル・デッドによって朽ち果てたココ・ジャンボの死体。 直に老化能力を叩き込まれた生物の肉体、自制は既に失われている。 ところどころにムキ出しとなった骨が、醜く崩れる生物の最後を主張していた。 どしゃりとココ・ジャンボだった肉塊を地面に落とし、プロシュートは懐から『鍵』を出した。 「カーズはあの部屋から出られなくなった……ツいてなかった」 『鍵』を外されたココ・ジャンボは異空間から生物を追い出そうとする。 その刹那の内に、ココ・ジャンボが死ねば、追い出されるはずの生物たちは、そのまま部屋に残るのではないか。 そして本体の死がスタンドの消滅であるように、異空間はそのまま消滅してしまうのではないだろうか。 この仮説を実践することこそが、カーズ抹殺作戦の全容だった。 「じゃあな。柱の男が、まだ1人残っている」 人手が欲しかった。 ①カーズに安全に近づくまでのメンバー。 ②カーズにココ・ジャンボを叩き込むのを助けてくれるメンバー。 ③カーズをココ・ジャンボの異空間内で足止めしてくれるメンバー。 ④カーズの殺害に失敗したとき、しんがりとして助力になってくれるメンバー。 ⑤カーズ殺害に成功したあと、もう1人の柱の男の存在を誰かに知らせてくれるメンバー。 「……オレは……ここで」 ブラックモアはココ・ジャンボにプロシュートたちを潜ませ、雨に溶け込みながら①と②を担った。 雨まみれの街におびき寄せられた、ネズミを探すことは、造作もないことなのだ。 シュトロハイムは言うまでも無く③を一身に引き受けた。代わりにプロシュートが⑤を任された。 ココ・ジャンボ殺害という切り札に集中して欲しいという、皆の要望だった。 そしてウェザー・リポートはカーズを食屍鬼街におびき寄せる他に、④も心得てくれた。 ブラックモアの合図が無ければ、食屍鬼街全域に雷と洪水と全力の台風が暴れる予定になっていた。 カーズが住宅に篭城しようと、そこに逃げ場はない。嵐に備えていない16世紀時代の古い構造など、容易に崩れ去る。 ブラックモアがウェザーに吉報を届けていたので、この天災は収まり始めているのだ。 「くたばるわけには」 プロシュートはまたしても賭けに勝った。彼の『勘』は最後まで鈍ることなく、精彩さを放ち続けた。 カーズ討伐計画を足早に実行させるだけの見返りを彼は得た。『栄光』を掴んだのだ。 ――しかし多くの犠牲を出した。何の罪も無い、何も知らない者を、己の私欲のためだけに巻き込んだ。 それは彼も重々承知だった。自分は吐き気を催す邪悪。どんなに気高くあろうとしても、悪は悪。 だからこそ、ここでくたばるわけにはいかなかった。 会って数時間も経っていないのに、自分の計画に乗り、全力を尽くしてくれた。 自分が最後のツメをしくじれば、それこそ彼らに申し訳が立たない。 シュトロハイムには仲間がいる。ウェザー・リポートにも仲間がいる。自分にも仲間がいる。 彼らと接触しなければ、わざわざ遠回りしてまでカーズ抹殺に専念した意味が無くなってしまう! 「――ゴバッ!……も、もしかして……」 彼らはどうして自分の意思に賛同してくれたのだろうか。信用? 信頼? スゴ味? 違う。 彼らは誇り高くありたかっただけだ。プライドを嘲笑しコケにした存在を許すことが出来なかった。 カーズ、いや、柱の男から一方的な侵略に全力で立ち向かおうとしただけ。 蟻を無自覚に踏み潰す象のような、過程を省みることすらせず、我が物顔で進む奴に思い知らせたかったのだ。 “人類存続とか地球平和とかどうだっていい。だがな、テメー、あんまり人間様をナメてんじゃねーぞコラァッ! ”と。 「ま、まさか……ツいて、なかったのは……オレもなのか……! 」 ドクドクと血を垂れ流す腹部を、手で押さえて、プロシュートは声を絞った。 この傷は、紛れも無くカーズの水圧弾を受けた時のものだった。 極限の緊張状態にあったため、脳内麻薬が活発に溢れていたのだろう。 彼はブラックモアのキャッチ・ザ・レインボー―――雨粒による傷口の固定――が解除されるまで、気づいていなかった。 自分もまた無傷では済んでいなかったという事実。無傷で生還という奇跡は、起こっていなかったのだと。 「……シュトロハイムよぉ、『もっと落ち着け』とか、『やかましい野郎』だなんて言ったが、撤回するよ……無礼な事を言った。 おまえが『エイジャの赤石』の話を持ちかけていなかったら……紙一重でカーズを出し抜けなかったかもしれねぇ。 ウェザー・リポート、ブラックモア! おめーら胡散臭ぇくせして頼りになっちまったじゃねーかッ! どうせならもっと役に立てよ! 赤の他人を簡単に信んじまったオレが馬鹿みたいだぜ……それもこれも! いつもの面子がいねぇからだ! なぁペッシ、リゾット、ホルマジオ! お前らどこで油を売ってやがる……早くオレを助けろよ……いや、助けなくていい……」 死にたくない。死ぬのが怖いからじゃあない。 死ぬことに対する恐怖はとうの昔に捨てた。死ぬことに悔いはない。 オメオメと救助されて生き延びるつもりはない。己のケツは己で拭いて当然。自業自得がこの世界だ。 「聞いてくれるだけでいい……柱の男は……ヤベェんだ……誰か………………………………」 ココ・ジャンボを何度も老化させて、年齢を探ったことが、余計に精神力を消費させたのか。 この降りしきる雨天で、冷えたココ・ジャンボを老化させるために、いつも以上のエネルギーを使ってしまったのか。 そんな屁理屈はどうだっていい。ただ、今は死にたくない。『その時』は今ではない。 まだまだずっと先の『未来』で待っているはずだった。きっとそうだった。 (なんて……こった……ツいて…………ない、な………………) チャリンと鍵が路面に跳ねる。 持ち主も、後を追うように倒れた。 時計は午前0時に差し掛かり、空は穏やかな晴間を作り始めていた。 【ココ・ジャンボ 死亡】 【シュトロハイム 死亡】 【ウェザー・リポート 死亡】 【ブラックモア 死亡】 【プロシュート 死亡】 ※ココ・ジャンボ、ブラックモア、プロシュートの遺体はG-5とG-6の境目付近の食屍鬼街内にあります。 ※プロシュートの遺体のそばにはフルフェイスヘルメットと基本支給品があります。 ※ブラックモアの遺体のそばには一八七四年製コルト予備弾薬(4/18)と【マルクのペンダント】、【デジタル式腕時計】、基本支給品があります。 ※ウェザー・リポートの遺体はG-5の食屍鬼街の端です。そばに支給品一式、黒い糸数本、【梨央ちゃんのアレ】、【オペラグラス】があります。 ※シュトロハイムの遺体はレミントン・ダブルデリンジャー、基本支給品と共に消滅しました。 【デジタル式腕時計】 安物。現実支給。 【マルクのペンダント】 ブラックモアの最後の支給品。 ジョジョ第二部で登場したシーザーの旧友、マルクのペンダント。中には女性の写真が入っている。 ナチスの軍人として勤務していたマルクは、写真の女性と近々結婚する予定だった。 【オペラグラス】 ジョニィがジャイロと与太話したときに出てきたもの。 一応、現実支給。 【梨央ちゃんのアレ】 ウェザー・リポートの最後の支給品。 ジョジョ第四部で東方仗助と吉良吉影の最後の決戦舞台となった家。 梨央ちゃんはその家の住人で、最近よくアレが盗まれると近所に相談していたらしい。 吉良の「うらやましいな……暇そうで……」のシーンと言えばピンとくる人もいるだろう。 もちろんこれは、何の変哲もないただのアレなのでご安心を。 ★ ☆ ★ 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 144 偉大なる死 その③ カーズ 144 偉大なる死 その⑤ 144 偉大なる死 その③ ウェザー・リポート GAME OVER 144 偉大なる死 その③ ブラックモア GAME OVER 144 偉大なる死 その③ ルドル・フォン・シュトロハイム GAME OVER 144 偉大なる死 その③ プロシュート GAME OVER
https://w.atwiki.jp/callofduty4jpn/pages/48.html
RiSe.karin666氏へインタビューを実施しました。 (mizuiro) まずは初出場にしてMVPおめでとうございます。 (mizuiro) RiSeとして今大会初出場ですがどんなことを意識して大会に臨みましたか? (karin666) 気楽に悔いが残らないように楽しく出来ればって感じでですね (karin666) 色々と悔しい思いしましたけど(笑) (mizuiro) karinさんはスナイパーと聞いてますが意識しているライバルみたいなのはいるんですか? (karin666) 強いなぁーって思う人ばかりでライバル意識したことがあまりないですね (mizuiro) 特に強いと思う方はいますか? (karin666) sarahさんですかね。やっぱり。 (mizuiro) 大会では大体チームの中でトップスコアでしたがやはりリーダーでありエースですかね? (karin666) ん~…エース?というかは後半以外はほとんど後ろにいたんで すけどね。カバーが結構出来てたって感じですね (mizuiro) 新規のクランということで大変なことが多いと思いますが大会に向けてどのような練習をしましたか? (karin666) グレ研・味方のカバーを主に練習しましたね。後者は練習量が全然たりませんでしたけど(笑) (mizuiro) クランメンバーはクラン経験者ばかりなのですか? (karin666) いえ、経験者は自分を合わせて3人ですね (mizuiro) でわpromodでの練習など苦労しませんでしたか? (karin666) 特に困る事はなかったですね。 (karin666) 困らないというかそCoD4じたいが初心者とかの人がいたので慣れるのは早かったですね(笑) (mizuiro) RiSeは今後どのような活動をしていきますか? (karin666) 最近は隊員も増えてきてかなり活発に試合など出来てるからとりあえず場数を踏んでいくことを考えてます。 (mizuiro) 今後にも期待してます。 (mizuiro) 有り難うございました。
https://w.atwiki.jp/codbosex/pages/10.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/codbosex/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
https://w.atwiki.jp/clan_furikakeplatoon/pages/23.html
http //jbbs.livedoor.jp/netgame/8657/ こちらに掲示板を間借りしましたので お手数ですが書き込む場合はこちらに移動してください。 http //www15.atwiki.jp/cod_blackops/pages/1.html [COD BO Wiki] こちらのWikiにクラン登録させて頂きました。 http //www.cyac.jp/wiki/call-of-duty-mw3/ [COD MW3 Wiki] こちらは登録代行が出来ないため少し登録が遅れそうです。
https://w.atwiki.jp/codbosex/pages/13.html
この前しました
https://w.atwiki.jp/codbosex/pages/3.html
SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEXSEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEXSEXSEXSEXSEXSEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEXSEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX SEXSEXSEXSEX
https://w.atwiki.jp/codbosex/pages/17.html
てsと