約 4,757,453 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4990.html
beatmania IIDX 21 SPADA 【びーとまにあ つーでぃーえっくす とぅえんてぃわん すぱーだ】 ジャンル DJシミュレーション 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミデジタルエンタテインメント 稼動開始日 2013年11月13日 判定 なし ポイント ハードコア重視の楽曲ラインアップ機能性、操作性の向上シリーズ初旧曲無条件解禁廃止増税に伴うプレー料金の値上げ beatmania IIDXシリーズ 概要 評価点 問題点 主なゲーム仕様に起因する問題点 ゲーム内イベントの稀薄性 賛否両論点 総評 その後 余談 鍵士とは、叩っ斬ることと見つけたり。 概要 beatmania IIDXシリーズ22作目。(*1) これまでとは一線を画した「ダーク・ファンタジー」と「厨二病」がテーマ。 赤と黒を基調とした画面をはじめ、システムボイスに不気味なエフェクトがかかっている、ダブルプレーが「双鍵の型」と表記されているなど、ノンジャンル風の前作、前々作よりもテーマが徹底されている。 評価点 オープンユアワールドシステム 1人プレー時、同一クレジット中にSP/DPの切り替えができるようになった。(*2) 両方のプレースタイルで遊ぶ人は勿論、今まで片方しか遊んでなかった人が手軽に両モードを体験できるようになった。 SPでEXTRAステージ進出、あるいはボス曲の召喚条件を達成して、EXTRAステージだけDPでプレーする…といったことも可能。 選曲画面でテンキーの3を押すだけと操作も分かりやすい。 従来と異なり、全ての店舗でSP/DPの価格が統一される事になった点も魅力。 また、SP/DP各モードのプレーオプションが個別に保存される事になったため、Hi-SPEED設定等を独立して保存しておく事が可能になった。 選曲時のテンキーの使用による操作性向上 上記のSP/DP切り替え機能の他、テンキー1で譜面の難度変更(従来のVEFXボタンでも変更可)が行える。 エコーやピッチ等のエフェクト変更と操作ボタンが分離したため、快適な操作が可能となった。 2人プレー時にはテンキーを押した側のみ独立して難易度が変更されるため、従来よりも直感的で分かりやすい操作が行える。 テンキー2で曲順ソートの変更(並び替え)が出来る。 こちらも従来通り「フォルダを閉じたまま黒鍵を押す」事での変更も可能。 MY FAVORITEフォルダ機能 譜面ごとに登録のできるお気に入りフォルダ。 家庭用では搭載されていた機能が、ようやくアーケードでもお目見えする形になった。 リザルト画面にてVEFXボタンを押すと楽曲の登録/登録解除が可能。 挑戦したい曲や、気に入った曲を素早く選曲できるため利便性が高い。 ただしSP/DPそれぞれで20曲ずつしか登録できないため、登録数の上限に対して不満意見もある。 家庭用ではMY FAVORITE1/2と2種類のフォルダを使い分けて、ジャンルや作曲者別等のフォルダを作ることが可能だった。 また、筐体で、しかもリザルト画面でしか登録・解除ができない点は地味に不便である。 e-Amusement GATEのカスタマイズページで自由に入れ替えることもできるようにすれば、という意見も多い。 その他細かい機能やデザインの追加・変更 前作から以下の点が追加され、概ねどれもコアプレーヤーにとっては便利となった。 リザルト画面でのトータルノート数、FAST/SLOW数の常設表示 耐久ゲージで途中終了時での到達地点・ノーツ数の表示 DJLEVEL A以上を記録した際にリザルト画面に登場するキャラクターイラストが前作tricoroではポスターの使い回しであったが、今作では全て新規に描き下ろされた。しかし、稼動から約1ヶ月遅れての登場だった。 e-AMUSEMENTアプリへのリザルト送信機能 特定の課題を達成すると入手できるトランメダルに、最上位クラスの「プラチナ」が追加 beatmania時代からの伝統である20万点スコアはリザルト画面から廃止されたが、今までも実質機能していなかったため大きな反発は無い。 問題点 主なゲーム仕様に起因する問題点 シリーズ初となる旧作収録楽曲の無条件解禁廃止 今作より、前作までの隠し曲が稼働直後から無条件で選曲画面に常駐しなくなってしまった。 これまでの作品では新バージョンが稼働ないしその直前の時期になると、前作に収録されていたEXTRA STAGE曲などの隠し曲は無条件で解禁され選曲画面に常駐していた。これによって誰でも次回作が稼働するまで待てばプレーできるようになり、初心者やお金をあまりつぎ込まないライトプレーヤーにとっての救済措置となっていたのだが…。 過去に他BEMANIシリーズとの連動イベントでの解禁が必要な楽曲に関しては、新バージョン稼働後でも解禁されていないことはあった。ただしこれはあくまでも連動イベント自体が継続中の為であって、イベントが終了したものに関しては少しのインターバルを開けた上で無条件解禁されていた。 しかもそれらの楽曲を今作で解禁するには、DELLARと呼ばれるプレーするごとに貯まるポイントを使って楽曲を解禁するアイテムを購入する(*3)のだが、いくらDELLARを貯めたところで前作tricoroと同様有料会員に加入しないと購入できない。 このためjubeatと同じように、他BEMANIシリーズの移植先で該当する楽曲をいつでもプレーできるのに対し肝心の移植元ですぐにはプレーできない珍現象が起こっている。 ちなみにこのDELLAR、プレーデータ等と違い前作tricoroから本作に引き継げない。そのため楽曲を解禁するアイテムに必要なDELLARが貯まっていないと今までの努力がすべて無駄になる。 これだけ非常に大きな問題であるにもかかわらず、公式サイト等でプレーヤーに対する告知がお世辞にも十分なものではなかった。告知が稼働開始5日前と直前であったため必要なDELLARが貯まっていたにもかかわらず知らずにデータの引き継ぎをしてしまい涙を呑むことになったプレーヤーが続出。苦情が殺到した。 前回のLincleからtricoroへの移行の際にもDELLARは引き継がれなかったが、楽曲は無条件で解禁されていたためそこまで大きな問題にはならなかった。 もちろん有料会員になっていないプレーヤーはクプロパーツ以外のアイテムを購入できないため、すべてのDELLARがパーになる。 稼働から1ヶ月後に前作tricoroの解禁イベント「LEGEND CROSS」の楽曲が無条件解禁となり、e-AMUSEMENT PASSを使っていればすべてのプレーヤーが遊べるようになった。とはいえtricoro全体の隠し曲の1/4程度でしかない。 稼働から半年以上が経ち、次回作PENDUALのロケテストが開催された2014年6月現在でも他の解禁イベントの楽曲は終了した連動イベントを除き未だに解禁されていない。 他の解禁方法がないわけではない。「トランメダル」と言う、課題を満たすと得られるアイテムを集める事でtricoro曲の解禁が可能である。SPADA稼働当初はプレーしているだけで簡単に達成できる課題が少なく初心者に楽曲を解禁できるほどの課題をこなすことはほぼ不可能であったが(*4)、Qprogueの開催後はイベントを進めるだけで100枚近くのメダルを入手できるので、プレーヤーの実力問わずある程度の救済にはなっている。 ただし、あまり多くの回数プレーしない人にとっては根本的な解決になっておらず、救済措置としてベストとは言えない。 2014年7月24日より開催された連動イベント「発見!蘇ったBEMANI遺跡」にて、tricoro未解禁曲とすでに終了した連動イベントの楽曲が解禁できるようになった。その中でもtricoro未解禁曲はイベントの最初に配置されているため、数回プレーする程度で達成することが可能。トランメダルを集めるよりも早く解禁が出来る。 一見高待遇の解禁処置のように見えるが、すでに全楽曲を解禁しているプレーヤーには全く恩恵がない。しかもイベントの中の解禁要素として取り入れているため、解禁済みだからその項目を飛ばして次の楽曲解禁を先に進めるといったことができない。しかもこの弊害で更なる問題点も…(後述) 料金に関する問題点 ※2014年4月23日より、消費税増税に対応しPASELIプレーの基本料金が値上げされた。(店舗により設定は異なる) それに伴いPASELI使用時には特典が増えたが、クレジットには制限が付く事となった。 PASELI側の特典については概ね好評。 Vディスクというアイテムが配布され、クリアに失敗しても復活できたり、特別な上位譜面が遊べるようになる。 さらにVディスクを100枚集めると「DJ VIP PASS BLACK」というものが適用され、3曲保障・ステージごとの難易度制限の解放・同譜面連続プレー可能・後述の『Qprogue』にて解禁を促進する…という非常に豪華な特典が得られる。 他にも前作ゴースト表示機能も使用できるようになる。 基本的には便利なVディスクだが、不親切な点も存在する。 1・2曲目でFAILEDした時に発動する「Vディスクで復活」と、EXTRAステージ進出条件を満たさなかった場合に、これを無視してEXTRAステージへ進出させてくれる「いつでもEXTRAステージ」の機能は、条件を満たすと強制発動する。 このため、Vディスクを貯めて「DJ VIP PASS BLACK」を発動させるには、これらの機能の発動を避けるようにしてプレーしなければいけない。 さらに厄介なことに「DJ VIP PASS BLACK」も条件を満たすと強制発動してしまう。(発動タイミングはVディスクが100枚以上貯まった状態で、PASELIを使用してSTANDARDモードを選択した瞬間。) ゲームセンターに訪れた最初の1プレーは肩慣らしをして…といった事ができなくなり、せっかくの豊富な機能が無駄になってしまう事も。 一方クレジットによるプレーでは、今まで出来たことを封印する形で調整がされた為、改悪と言われている。 「EXTRA STAGEが出現しない」「STEP UPモード(*5)の修練曲で、☆11以上を選択できない」という制限がかけられてしまった。 また、上記の機能変更の告知が非常にわかりづらいものだったことも、プレーヤーからの反発を強くした要因だと思われる(*6)。 難易度表記の限界 「IIDX12 HAPPY SKY」から採用されている12段階の難易度表記だが、曲数の増加に伴い、同レベル内での難易度に大きな差が出てしまっている。 特に最高難易度の☆12でもSPが143譜面、DPに至っては204譜面もある(*7)。また、段位認定課題曲は十段と皆伝の全曲が☆12となっている。 前作『tricoro』ではゲーム内イベント・多機種連動イベントによって他機種から「ボス曲」にあたる高難度の楽曲が多数移植された結果、☆12の譜面を大量に増やすことになった。 「†leggendaria」譜面も全て元のANOTHER譜面と同じ☆12となっており、 もはや難易度表記が全く役に立っていない。 これは今作に限った話ではないし、難易度を増やすことで新たな問題(*8)も出てくるため、それが必ずしも良いこととは言い切れない。しかしこれだけの曲数をたった12段階の難易度に抱えてしまっては、何からやればいいのか迷うプレーヤーも少なからずいると思われる。さすがに再考する時期が来ているのではないだろうか…。 DDRではXで20段階に、ギタドラではXG移行時に実質3桁でのレベル表示に、と長寿シリーズではレベル表記の大幅な見直しが行われたが、IIDXでは12 HAPPY SKY以降10年近くレベル表記が改定されないままで、譜面の難易度上昇とレベル表記の格差が大きくなっている。 ポップンではSunny Parkでの50段階表記への変更に伴い旧43レベルは概ね49レベルに変更され、中でも特に突出した4曲がレベル50へ移動した。同じように最上位を分けるだけでも多少は改善されると思うのだが…。 余談だが、DPに関しては上級難易度が今の12段階になるよりも前からかなり不明瞭だったこともあり、有志の手によって非公式の難易度表が作られ、小数点以下を付け加えた細かいランク付けが行われている。 なお、REFLEC BEATシリーズも同様の問題を抱えており、『REFLEC BEAT groovin !!』(2014年6月稼働)では、最高難易度のレベル10+の譜面数が一つ下のレベル10の譜面数を上回る事態になっていた(*9)。 ちなみに、本作稼働当時のBEMANI界隈における難易度問題についてはjubeatシリーズが一番深刻で、難易度表記以前に 初代以外で詐称・逆詐称のレベル調整が一切行われていない (一応二作目で超詐称譜面が一譜面だけ変更があったが)という状況が『jubeat Qubell』(2016年4月稼働)まで放置されていた(*10)。 バグ・不具合 新曲の1つである「RISE」は、譜面作成時のミスで一部のキー音が元の音源と比べて1小節丸ごとずれているというとんでもないものになっていた。 作曲者であるDirty Androids氏がゲームセンターに訪れた際に「自分の曲がとんでもないことになっていた」とTwitterでコメントしたことで、稼働時大きく話題になった。サウンドトラックでは元の正しい音源が収録されているので、比較も可能。 譜面については公式への問い合わせで「仕様」との回答があったが、作曲者が大問題としている事を仕様の一言ですませるのはいかがなものか。 次回作であるPENDUALでは楽曲・譜面共に修正された。 上記「発見!蘇ったBEMANI遺跡」にて、フェーズ2移行後の一週間近くの間、特定状況下でIIDXをプレーしても他機種用の解禁ポイントが入手できない不具合が発生していた。 譜面の出来について 今作では、SP ANOTHER以上の高難易度譜面において、スクラッチを多用したコンボを切りやすい譜面が明らかに増えている。 スクラッチに割り当てる意味のある音ならまだしも、そもそも鳴っているのかすらわかりづらい音がスクラッチに割り当てられていたりなど、無理やり難易度を上げているような譜面がとても多い。 その一方で、明らかにスクラッチ音が鳴っているのに露骨にオミットされてしまった「廿」や、同じくスクラッチ音が鳴っているのに†leggendaria譜面のために手加減されたとしか思えない「invoker」のAnother譜面などといった逆のパターンもある。 今作の譜面の方向性として最も顕著なのが本作最高難易度の楽曲である「Sigmund」及びその†leggendaria譜面で、両方共曲中で鳴っているシンバルの大部分がそのままスクラッチに当てられているというもの。 最後までtricoro限定のクプロパーツを手に入れることができなかったこと Lincle→tricoroのときは、tricoro中期くらいにLincleのステップアップや、APPEND TRAVELで手に入った限定クプロパーツが携帯サイトにて購入できるようになっていたが、今作においては一切追加されなかった。 その他の問題点 一部のソート機能の廃止 前作tricoroで使用可能だった「VERSION、MAX BPM、DIFFICULTY TYPE、MY BEST」によるソートが廃止された。 ソートの方式は多ければ多い方が様々な需要に応えられるため、廃止するメリットは殆ど無い。 前作から修正されてない不具合 一部楽曲の固定レイヤーアニメ(*11)が曲に対して遅くズレている。 『Lincle LINK』で収録された楽曲の一部の汎用ムービーが差し替えられたまま直っていない。 暗めの楽曲である「TITANS RETURN」や、当イベントのボス楽曲である「HAERETICS」のムービーが未だハウス系のVJムービーだったのは如何なものか… ゲーム内イベントの稀薄性 前作のtricoroでもイベントの尻すぼみな内容について言及するプレーヤーが少なからず存在していたが、今作は更に盛り上がりに欠ける結果となってしまっている。 楽曲解禁イベント『Qprogue』 プレー毎に蓄積されるスタミナを消費して、マップを探検して楽曲を解禁していくRPG風イベント。 ある程度任意の楽曲から解禁を進められる点は好ましいが、それ以外は否定的な意見が多い。 前作tricoroの謎解き+実力による解禁イベント『LEGEND CROSS』とは違い、同バージョンの『Ω-ATTACK』のように、プレー回数だけが必要になる解禁イベントなので「貢ぎゲー」との印象がある。 特定のボス曲解禁時には「城」に突入し、全てのプレーオプションを排した状況で数秒間の譜面をプレーさせられるため、実力による解禁とも言えるが、実質的には殆ど影響がない。 前作までのONE MORE EXTRAにあたる「自分の実力でやっとボス楽曲に辿り付けた」と言う興奮が味わえないのは寂しい。 「実力に関わらず誰でも解禁が出来る」と言うと良い事のようにも聞こえる。しかし元々音楽ゲームの「隠し曲」と言うのは優れたプレーや特定の条件を満たさないと出現しない、高難度でレアと言う点に価値が置かれていた。特にONE MORE EXTRA STAGEをいち早く導入していたIIDXシリーズでは、プレーヤー達にもそういう志向が大きかった。 このイベントにもマップの最奥に「ボス曲」ともいえる高難度の譜面を擁する楽曲は存在するが、問題なのは腕前で解禁を早められるなんてことはまずないことである。よって、「解禁作業が終わった」という貢ぎゲー特有の複雑な達成感に見舞われることになる。 また、単純にイベントの操作・目的が分かり辛いと言う意見もある。(特に初心者から) 一応画面上に一通りの説明はあるが、突然マップの中に放り出され、これまでにないテンキーを使った操作を説明を見ながら操作しているうちに、制限時間に達してしまう。初見では戸惑うだろう。 特にクラスチェンジによる敵の弱点を突くダメージの影響といった、効率よく進める方法については何の説明もない。筐体のみで理解するのは非常に難しい。 wiki等の攻略サイトを調べ、MAPを熟知し、行動予定をあらかじめ立てておくと簡単だが、そうでない場合は攻略は困難かもしれない。 というか、全体マップや敵の配置図が無く、確かめる為にいちいちその場に行かなければいけないため、予めMAPの用意は必須といえる。曲を解禁できる敵を探しているうちに時間切れというのも珍しくない。行動するためのスタミナは、時間切れなどで使いきれなかった場合は数クレジット分は次回に持ち越せるので、無駄にならないのは不幸中の幸い。 前作はイベント時にキャラによる寸劇デモが挿入されていたが、今作ではイベント開始時のみ。その為ストーリー性も薄くなっている。テーマ的に話を膨らます事はやりやすいと思うが…… そのため、バトルムービーとして登場した「魔女ファウラ(ra am)」「王女フェリーラ(焔獄のエルフェリア)」がどういう存在なのかさっぱりよくわからない結果に。ついでに言えば、Lincleから再登場した「キュベリア(Last Dance)」もほとんどとばっちり(*12)になってしまっている。 ちなみにPENDUALにおいてはイベント曲は初期状態から全て解禁されているため、現在においては新規プレーヤーもすぐに遊べる。 それにより「SPADAの曲は(leggendariaを除き)全てプレー可能なのに、その前作にあたるtricoroの楽曲が遊べない」という謎の逆転現象が起きてしまっているが…。 Spada†leggendaria EXTRA STAGE専用の隠し楽曲の事で、特定条件を満たすと出現する。前作の「LIMIT BURST」と類似。 上記の「Qprogue」と異なり、一定の実力が無いと楽曲プレーすら不可能である。 1週間毎に条件が緩くなり、最終的にASSIST CLEARで出現するようになるため、初心者でも時間が経てばプレー可能…のはずだった。 毎月新曲が追加されるため、定期的に新曲が楽しめる点は魅力。 1曲目以外の条件が「特定のアーティストの曲をプレーする事」となっており、隠し曲の作曲者の実質的ネタバレとなっている点は賛否両論である。 これらの楽曲のジャンルも他の楽曲と同じくハードコア系に偏っており、BPMも全て170以上の高速曲のみとなっている。個人の好き嫌いもあるが、マンネリ気味と言われている。ビジュアル的にも目を引くものでなく、出現リザルトは楽曲ごとに用意されているものの、選曲画面が変化するような演出は無く、ムービーが全て汎用ムービーで、レイヤーアニメの類も用意されていない。3作後の24 SINOBUZでは本枠の楽曲の一つ「Sigmund」の続編曲「GuNGNiR」が固有レイヤー付きで登場したのだが、前作が前作であった為か「初代作は汎用なのに、続編にはレイヤーが付いている」という皮肉な状況になってしまった。 この一連の楽曲のアーティストが全て外注である事にも賛否がある。 しかもアーティストの7人中4人がHARDCORE TANO*Cというレーベルの所属であったことから、TANO*C†leggendariaという揶揄もあった。また、解禁条件にもあるように全てのアーティストが過去にIIDXシリーズに楽曲提供をしたことのあるアーティスト、しかも全員が今作でレジェンダリア楽曲以外に別の楽曲を提供しているということから、全く目新しさやサプライズがないイベントであるという批判意見が大きかった。 過去にBEMANIシリーズに楽曲提供をしていたが、現在は退社したアーティストや、これまでに楽曲提供をしていないアーティストがいれば、という意見は大きい。 PASELIプレーの基本料金値上げとVディスクの実装にともない、 これらの楽曲はEXTRAステージがないコインプレーでは実力以前に一切遊べなくなってしまった 。代わりに曲名に「†leggendaria」と付いた第四の譜面が登場。Vディスクを消費することでプレー出来る。 CS作品でも見られた「黒譜面」のような、既存のANOTHER譜面のさらに上の難易度にあたるものだが、この中でも「Sigmund†leggendaria」は、元のANOTHER譜面が既に全曲中トップクラスの難易度を誇る高密度の譜面であった為に難度の伸びしろがそんなに作れず、ノートが200+個程度付け足された程度に終わってしまっている。 但しCS EMPRESSにある「卑弥呼」のBLACK ANOTHER譜面にもこれと同じケースが存在する。 元々のレジェンダリア楽曲自体、7曲全てがSPのANOTHER譜面で☆12(最高難易度)であるにもかかわらず、LEGGENDARIA譜面はそれに輪をかけて難易度を上げているため、全ての楽曲が☆12の中でも上位レベル(*13)、その内の4曲が最上位クラス(*14)と、かなりインフレ気味である。 2000ノーツ超の高速物量譜面の量産に嫌悪感を示す人もいる一方、こういった高難易度譜面を歓迎する立場にある上級者からも、上述のように外注ばかりでマンネリ気味の曲ばかりに高難易度譜面を作られることに対して良い感情を持たない人も多い。結局のところ、ありきたりの高速ハードコアにノーツを詰め込んだ高難易度譜面を量産するのは全体からあまり歓迎されなかった。 上級者でさえ、これら譜面の比較対象がかの「発狂BMS」くらいしかないと言わしめている。まったくコンセプトの異なる譜面であるにもかかわらず、それを公式でやってしまう事には呆れる声も少なくはなかった。 そしてなぜか†leggendaria譜面はSPADA時点で4曲までしか出ていない。残りの3曲は次回作のPENDUALが稼働するまで放置されていた。 結局、通常譜面ですら通常フォルダへの常駐手段は一切無かった。 SUPER STAR 満 -MITSURU- 完全復活祭 beatmania IIDX 19 Lincleの「SA.YO.NA.RA. SUPER STAR」で銀河に帰った(という設定)のSUPER STAR 満 -MITSURU-が新曲を引っさげて帰還するという設定のイベント。 「326(みつる)」に関係する条件を満たすとトランメダルと共に、カスタマイズアイテムが購入可能になり、それぞれ4つと8つの条件を満たした場合、新曲が解禁されるというイベント。 IIDXではDistorteDから続く(Resort Anthemを除く)謎解き型のイベントで、掲示板やtwitterでは条件探しに大いに盛り上がった。 解禁される楽曲は、REFLEC BEAT初出の「Smug Face -どうだ、オレの生き様は-」のリミックスと、新曲の「I will be back -オレは帰ってきた-」の2曲。後者は「SA.YO.NA.RA. SUPER STAR」のムービーにも劣らない強烈なインパクトのあるムービーが登場し、爆笑をもって迎えられた。(*15) ただし、解禁条件の1つに、「MIRRORオプション(鍵盤の配置が正規譜面から鏡写しになるオプション)をつけてEX SCOREが623点の状態で演奏を終了する」というものがある。これはある程度狙ってスコア調整できる上級者でも難しく面倒であった。前作のLEGEND CROSSでもEX SCORE調整系の条件はあったが、これについてあまり良い印象は持たれていなかった。 623点になった状態であとは放置すればよいのだが、もし623点を突破して624点以上になってしまった場合は次のステージまで手詰まりとなる。調整のためにわざとミスをしなければならないのが基本なので、失敗を確認してからスコアの更新へ…などと別の目的へ切り替えることもできない。 更に1プレー中において達成できる条件は重複可能だったとしても1つ限りというのも地味に面倒で、最低でも8プレーこなさなければならない。上記の解禁条件に苦戦するとそれ以上に必要なプレー数が増えてしまう。 なおこのイベントで解禁される2曲や煉獄のエルフェリア等の曲コメントが公式サイトにて公開されたのは、なんとPENDUAL稼働後。更新されたことに気付かなかった人もちらほらいたとか。 GUMI 5th Anniversary party Presented by BEMANI INTERNET社のボーカロイド「Megpoid」こと「GUMI」の生誕5周年を記念して、BEMANI8機種に一斉にGUMI使用楽曲が追加されるというイベント。 EXIT TUNE所属の有名PであるcoSmo@暴走PとLast Note.による書き下ろし楽曲が無条件解禁。更に機種ごとに異なる条件を満たすことにより、iconoclasm(*16)とのGUMIコラボのオリジナル曲「Idola」が解禁する。 はじめこそ「IIDXにボーカロイド楽曲の追加」という抵抗感や「ポップン前作におけるキー音無し」など様々な要因が危惧されたが、しっかりムービーやキー音も用意されており、何よりも「BEMANI界の重鎮アーティスト2名とボーカロイドのコラボ」と衝撃的な要素も大きく、心配は杞憂に終わったか。 なお、IIDXのボカロ使用曲としてはこれ以前にも既に16 EMPRESSにて、VOCALOID「Prima」と別の技術の合成音声「ALT」を使用した「鉄甲乙女-under the steel-」が存在している。その他、ボカロではないがALTを使用した曲もいくつか過去に収録されている。 また、3曲ともいわゆるギターを前面に出したロック系の楽曲。クラブ系のハードコアに大きく偏っているSPADAに足りないジャンルということもあり、受け入れられている。 IIDXでのIdola解禁方法は「指定回数プレーして公式サイトでスタンプを押す」と譜面別に解禁されるというものであり、やや賛否が分かれそうなところである。何も考えず単純にプレー回数を重ねるだけで解禁できるものの、Anotherまで解禁させるのには10プレー必要。 発見!よみがえったBEMANI遺跡 現BEMANIコンポーザーの面々と外注アーティストの面々が曲を合作するという、最早恒例となった全機種連動イベント。 「彫像のやる気」を貯めることで対象機種すべてに時間限定で新曲を解禁する「彫像の覚醒」と、各連動機種に6つの項目が与えられその項目に新曲となる他機種からの移植曲があてがわれる「ピラミッド建造」の2種類がある。 しかしIIDXではピラミッド建造の6項目の内、その半分となる3項目が新曲ではなく旧楽曲の解禁に充てられてしまっている。連動機種の中でも一番の占有率である(*17)。 追加される新曲3曲と、移植楽曲のチョイス自体は評価されているのだが、これも肝心の譜面の出来が非常に悪い。特に「SCHWARZSCHILD FIELD」と「KAISER PHOENIX」のDP譜面は全譜面揃って今作でも最悪の部類に入ると評価されている(*18)。 連動機種すべてに共通することだが、ピラミッドを建造すると謳っている割には頂上に近づくほど積み上げるために必要な石が増えるのはどういうことなのか。これは解禁イベントとしては間違ってはいないのだが。 問題点というほどでもないのだが、この影響によりトランメダルでの楽曲解禁の意味がほぼなくなり、トランメダルがただのコレクター要素でしかなくなってしまった。 8月6日よりフェーズ2になり今イベントの新曲は従来通りの回数式になり常駐可能になったのだが、ここでも深刻なバグが発生。詳しくは前述のバグ・不具合を参照のこと。 賛否両論点 収録楽曲ジャンルの偏り 全体的にハードコア・ドラムンベースに寄り過ぎている 今作に限った話ではないが、ユーザーの先鋭化に対応するために高BPMかつ音を詰め込めるジャンルであるハードコア系・ドラムンベース系の楽曲がbeatmania IIDXでは主流になっていたが、今作では更に拍車がかかっている。 日本のみならずワールドワイドに活躍する日本ハードコア界の精鋭たるDJ Shimamuraや、国内におけるスピードコアの第一人者といわれるm1dy(ミデイ)といったアーティストの楽曲が、稼働日から遊べるデフォルト楽曲として収録されているのが今作の目玉。 特にDJ Shimamura氏については、ロケテストのアンケート等でプレーヤーから参戦を熱く希望されていたアーティストの一人。m1dy氏も、ファンからIIDXへの参加を希望する声を前々より受けていた。 若手アーティストの楽曲も国内のハードコア界隈からの参戦が多い。アートコア、J-CORE、UKハードコア、ハッピーハードコア、フレンチコア、ガバ、メインストリームハードコア、ハードコアレイヴ、フリーフォーム、トライブコア、ファンキーコタ…と、とにかくハードコア系列を一斉に網羅せんばかりの新曲ラインナップ。 ハードコア好きからしてみれば、「国産ハードコア天国」とも言えるぐらいのラインナップ。 ドラムンベース系については、2作前のbeatmania IIDX 19 Lincleのエキスパートコースにおいてドラムンベースコースが用意されるほど多数の収録があったことも記憶に新しいが、今作ではダブステップとの複合ジャンルである「ドラムステップ」の流行を取り入れたことにより、今でもそのペースが収まっていない。 譜面にチャージノートやバックスピンスクラッチを加えやすい性質をしているため、これらの要素で際立たせた楽曲が多い。 「ハードコアが多すぎる」と言われたbeatmania IIDX 18 Resort Anthemであっても、BPM130前後のハウス等のジャンルは収録されていたのに対し、今作ではジャンルがハウスの楽曲は0。一応「超!!遠距離らぶ♡メ~ル」というEDM系の楽曲はあるのだが、どちらかといえば「電波、萌え系のポップス」の楽曲であり、この付近のBPM帯でIIDXらしくストイックなクラブサウンドを求めるユーザーへのウケは芳しくない。 一応低速楽曲としては、近年流行しているグリッチホップの要素を取り入れた楽曲がたった2曲だが入っている。 実質「世界のハードコアツアー」だったResort Anthemに加えて、国産ハードコアを一気に網羅した今作。ハードコア好きにはたまらないラインナップが揃ったが、そもそもハードコア自体本来は極端なジャンルなので、全体で見ればかなり偏ったラインナップである。 それでも、 流行しているジャンルをリサーチし、今回のダークなテーマに照らし合わせた結果 も見て取れる。本来のダブステップ(*19)やトラップ、ムーンバートン等、低速BPMでも流行しているジャンルは結構あるので、それらに注目してもらえればいいのだが…。その一環として、今作では旧来ジャンルの評判を確かめるために、beatmania時代のテクノを意識した楽曲を描き下ろし収録する動きも見せている。 Ryu☆氏に至っては移植を含めて青龍系名義の連発、さらに本名義でのハードコアも数曲収録され、食傷になるプレーヤーが続出。 ちなみに本作で氏はハウスやエレクトロはおろか、ポップスすら提供していない始末。 ハードコアの影に隠れがちだが、女性ボーカルのポップス系楽曲はむしろ充実している。 おなじみの星野奏子やMayumi Morinagaに加え、CS10thより久々参戦の霜月はるかや前作に引き続き楽曲提供をしたNana Takahashi、桜川めぐ等。上記の通り、ついにはVocaloid GUMIまで参戦した。 但し、良くも悪くも「アニソンっぽい」曲が多いのも事実。ある意味本作のテーマにはマッチしているが。 総評 今作の評価としては、今ひとつ盛り上がりに欠け「DDR2013とはまた別の意味で薄味になってしまった作品」と言った感じか。 楽曲自体は一部を除いて全体的に良質なものが揃っていた作品であっただけに、全体的な演出や配慮の不足で致命的な損をしてしまった、ただただ惜しいとしか言いようがない作品である。 前作tricoroからのデータ引き継ぎ、ゲーム内イベントの希薄さ、プレー料金の値上げに関する対応など運営面の問題が目立った一作でもある。とりわけBEMANIシリーズ全体が直面することになったプレー料金の値上げについては、変更後のサービス内容に関する告知等が不十分だった事や、過去作で長年維持されてきた機能(EXTRA STAGE進出)の制限に関わるものだった事も本作への批判を強くする格好になった。 シリーズ最新作として、機能面から見ても便利になった点は評価できる。が、それらの機能はPASELIプレーという前提にある上で非常に細かいものであったため、あまり注目されなかったのが悲しい所。 また、新曲の楽曲や譜面に関しても、高BPMに偏った収録楽曲、高難易度重視の譜面という傾向があったのは否めない。 とはいえ、楽曲面に関しては、ナンバリング外のsubstreamを含めて22作も続くシリーズとなっただけに、プレーヤー層は新旧~他機種から流れてきた層など多岐に渡って各層の好みが極端に分かれている。 よって全ての人を満足させるのが難しい状況にあるのも事実である。 いずれにしろ、本作は今後のシリーズ継続において避けて通ることのできない問題がいくつもあることを開発スタッフやプレーヤーに示した。それこそが、本作が証明した存在意義なのかもしれない。 その後 「時」をテーマにした次回作『beatmania IIDX 22 PENDUAL』が2014年9月17日から稼動。 新曲、新規オプションという概ねな正統進化に加え、2種類のイメージが特定スケジュールを以って交互に登場するなど、テーマならではの試みも。 新規楽曲の偏り等もなく、明るめのイメージと硬派なイメージが時期ごとだが楽しめる事や、クプローグ隠し曲が無条件解禁されたなど、初動の評価は悪くはない模様だったが、プレー料金が値上げされていたにもかかわらず、時期が進むに連れて相変わらず貢ぎ要素が著しい割に内容が薄いイベントが多く、PASELI関連機能の欠点もそのままなど、本作後半期で頻発した問題点は余り改善されてはいない。 余談 本作のサントラはデフォルト曲が中心の物と隠し曲中心の物の2つがそれぞれ稼働前期と後期に発売された。 うち、前期発売の物には前作のサントラで収録漏れだった曲の多くも収録。 以降のサントラも基本的に本作と同様のスタンスで発売される様になった。 使い捨てにされやすいSTEP UPキャラのうち、ラスボスキャラの「トゥオネタル」のみLincleキャラ(というかキュベリア)との関係性がはっきり描かれている。 「Last Dance」のムービーで登場し、『BeatStream アニムトライヴ』に収録されたCuvelia名義新曲「Sky High」ではミニキャラのみならず高等身イラストで書き下ろされ登場した。 謎のユニット「ジャカルタファンクブラザーズ」初参戦。 アフロでグラサンの二人組「エド(青いTシャツ)」と「アブディ(赤いTシャツ)」の二人組である。正体は猫叉MasterとDJ TOTTO。 提供曲「INSOMNIA」では、奥多摩ジャカルタの川辺でバーベキューや川遊びとやりたい放題。Another譜面も☆12で高難易度…というか、開幕の取りづらいワブル皿連、高速かつ細かい二重階段ラッシュ、果てにデニムや全押し+皿等、あらゆる意味でやりたい放題な譜面になっている。(*20) ちなみに「I will be back -オレは帰ってきた-」でも二人が川に飛び込むシーンが映っている。直後に猫叉Masterがまったく別の場所で登場することにツッコむファン続出。 没データとして『Spada†leggendariaの7本の剣が揃い、隠し曲がアンロックされた』と表示されたリザルトが存在する。伝説の剣の名を集めたイベントにもかかわらず最も有名だろう聖剣エクスカリバーの名義が登場しないのは頓挫したためだろうか?
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6242.html
beatmania IIDX 20 tricoro 【びーとまにあ つーでぃーえっくす とぅうぇんてぃー とりころ】 ジャンル DJシミュレーション 対応機種 アーケード 販売・開発元 コナミデジタルエンタテインメント 稼動開始日 2012年9月25日(19日に先行稼動) 判定 なし ポイント 「竜頭蛇尾」イベントが増量した反面、期限付きにHD化 システム大幅変更、それによるバグもEXPERTモード廃止異例の長期稼動 beatmania IIDXシリーズ 概要 特徴(変更点) イベント 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後 余談 輪 音 転 奏 概要 『beatmania IIDX』シリーズ21作目。 本作では「トリコロール(三色)」を元に、赤・黄・青の三色がテーマカラーとなっている。 キャッチコピーは「輪廻転生」をもじった「輪音転奏。」。 特徴(変更点) 目立つ変更点のみ挙げる。 画面解像度UP(HD化) ただし、ブラウン管筐体では従来の解像度となっている。 システムBGM関連 本作から、エントリーから選曲画面までシステムBGMがクロスフェードで繋がるようになった。 選曲BGMゲットキャンペーンで手に入れられるのも同様である。 エントリーとモード選択とプレー終了時には、音声案内がつくようになった。 オプション画面 モードセレクト画面でオプション設定が出来なくなった。 オプション画面表示中、EFFECTボタンでビギナーオプションと通常オプションを、VEFXボタンで通常オプションと詳細オプションを切り替えられるようになった。 ビギナーオプション 初心者用に設定項目を減らしたモード。 間違ってこのモードを開いてしまうと、ここで表示されていないオプションが全て解除される厄介な点も。 通常オプション 従来とほぼ同等だが、ハイスピード設定の削除・DP専用オプションの移動を受けて、一部が1項目につき1キーから2キーに割り当てられた。 詳細オプション ゴーストスコア表示、判定表示位置、判定タイミング(FAST/SLOW)表示、判定数表示(JUDGE)、判定タイミング調整のオプションを設定できる。 オプション ハイスピード表記が実際倍率表示へ変更された。また、SUDDEN+を使用していなくても緑数字が表示されるようになった。 フローティングハイスピード ハイスピードの値を細かく設定可能。最小値は0.50、最大値は10.0で、鍵盤で0.5ずつ変更、ターンテーブルでさらに細かく微調整できる。 緑数字(*1)を固定したままSUDDEN+を動かすことができる。 ハイスピード値が前ステージ終了時の白数字・緑数字に合わせて曲開始時に自動で設定される。 曲のBPMが途中で変動したとき、SUDDEN+を動かすと開始時の緑数字に自動的に合わされる。通称「皿チョン」。 前作で実装されたSUDDEN+ TYPE Bは廃止された。 H-RANDOMオプションが復活。もちろんスコアは保存されない。 HIDDEN、SUDDEN、HID+SUDは使うプレーヤーがほぼいなかったためか廃止。 前作にあったHELP BUTTONは廃止された。 選曲・プレー画面 ローディング画面での曲名表記のフォントが「V」などの一部専用フォントを除いて統一された。 「F」や「HARETICUS」など削除されてしまったものも存在(*2)。 逆に、TЁЯRAのHYPER J-POPシリーズの楽曲は豪華なフォントに。 ローディング画面にハイスピード設定方法のナビゲーションが出るようになった。 また、判定文字のフォントも変更。 4:3ムービーが登場 旧曲は従来通りのサイズのものと、全画面サイズになっているものが存在。 次回作以降では一部の新曲や移植曲にて16:9ムービーも登場。これらはムービー表示領域の上下にレターボックス(黒帯)を配置して表示する形式となる。 シングルプレー時にスコアグラフを表示しない場合、プレーしていない側のレーンが表示されなくなった。 Resort AnthemからDPでのレイヤーが左上しか表示されていなかったが、本作から4画面全てに表示されるようになった。スコアグラフ表示時にも、ムービーが少し透けて見えるようになっている。 リザルト画面でのレイアウトが変わった。 ここではFAST/SLOW数の表示をすることもできる。 スコアグラフ スコアグラフとBGAの位置を入れ替えることができる。 ちなみにグラフでは、スコア更新時にグラフ上にカットイン表示が出るようになっている。 STEP UPモードの仕様変更 課題曲がステージごとに毎回ランダムで変わるようになった。 次の月への進行と、クプロパーツ解禁がそれぞれ最短1クレずつでできるようになった。 前作は手形を3つ集めていくだけで進むことができたが、本作では特定の月で発生する「試験」をこなさなければ先に進むことができなくなっている。 EXPERTモードがなぜか廃止。 稼働末期まで、公式サイト上に詳細不明な項目が1つあり、それがEXPERTモードに関するものであったと思われる。 トランメダル いわゆる実績システム。 獲得するとデラーが貰え、本作では一定量集めると復活曲を解禁することができた。 今日のイチオシ♪ 毎日、オススメ楽曲として3曲がピックアップされる。 3曲を全てプレーしてコンプリートするとトランメダルを獲得できる。 本作に限り、選定に規則がある。 所属店舗の登録 ただし黄イベント開催中は不可。 ライバル挑戦状 相互ライバルにしていると、両者プレー済みかつライバル勝利時の告知が挑戦状として来るようになった 「ライバル挑戦状」フォルダにて、その記録に挑戦し勝利できれば回数に応じてトランメダルが入手できる。 イベント LEGEND CROSS RED ver Ω-ATTACK BLUE ver ぼくらの宇宙戦争 YELLOW ver 本作の3つのメインイベント。詳しくは後述。 LIMIT BURST 前作までのEXTRA STAGE専用曲をイベント化させたようなイベント。 残念ながらONE MORE EXTRA STAGEは存在しないが、過去作のONE MORE EXTRA専用曲とタメを張れるほどの高難易度譜面は存在する。 月ごとに出現する曲が変わり、週を進むごとに条件が緩和され、下位譜面も出現する。 新曲が1曲と、まるでナンバリング「20」を祝福するかのごとく他機種から人気ボス曲が1曲ずつ登場する。 最後の「Timepiece phase II」のみ、特定の条件を満たすと別譜面のCN Ver.が出現した。 イベント化にあたって解禁が必要になった。詳しくは後述。 Road to SPADA 次回作のIIDX 21 SPADA稼動前に行われたイベント。 先行曲が解禁されると思わせて……?詳しくは後述。 店舗対抗 IIDXの乱 楽曲解禁は無く、スコアによる店舗対抗イベント。 上位店舗及びスコア上位者には、称号が授与される。 Café de Tran 「jubeat saucer」との連動イベント。 ムービーは全曲汎用。 システムは「Lincle Link」に近いものだが、それほど悪評ではなかった。詳しくは後述。 私立BEMANI学園 6機種が対象の連動イベント。 ムービーは全曲汎用。 BEMANIアーティスト同士のコラボ企画である。連動イベントの中では評価はそこそこ良い。詳しくはここ クプロ・ミミニャミ・パステルくんのみんなで宇宙戦争!! beatmania IIDX・pop n music・REFLEC BEATの3機種連動イベント。 評価が「Lincle Link」並かそれ以上に悪い。詳しくはここ Lincle LINK 前作から継続。稼動終盤の「Road to SPADA」開催同時に、第一弾の楽曲のみカードで解禁できるようになった。値段は高め。 評価点 HD化による画質向上 ただし、この頃はまだブラウン管で稼動しているところも多かった。 オプションの充実 特にFHSと判定タイミング調整機能の2つは、IIDXのプレー環境を大きく変えた。 FHSは、今までHSを合わせにくかったかなり速い曲や遅い曲をプレーさせやすくなった。その一方で、ソフラン曲での事故を促すようにさせてしまった面もある(*3)。 楽曲は全体的に評価が高く、ムービーのインパクトが強いものが多い。ナンバリング「20」を記念してか、古参プレーヤーへのサプライズとも見れる要素も見受けられる。 IIDX初参加(*4)のU1-ASAMi氏による「Illegal Function Call」は五鍵前期のアニメや選曲画面を模したムービーとなっており、古参プレーヤーを感動させた。 PONの「Howling」では、PONが曲名どおりストップモーションで叫びまくる・暴れまわるレイヤーが色々な意味で話題に。わかりやすく言うと新しい顔芸。 TAGは「TAG」名義のIIDX新規楽曲では初めて(*5)となる「Re GENERATION」を提供。曲名や曲調、ボーカリストのERi(*6)の存在から、前作星に帰っていったあのSUPER STARへのアンサーソングのような扱い。 前作に衝撃デビューを果たしたPrimの楽曲「狂イ咲ケ焔ノ華」は前作と打って変わって中二病要素全快の電波曲となった。 いわゆる「萌え系電波曲」もイベントで2曲ほど登場している。その片方は稼動終盤に登場したが……詳細は後述。 「To my star」のムービーでは星野奏子が一人芝居に挑戦。そして前作で引退したSUPER STAR 満-MITSURU-の姿が。 今やBEMANIを代表する楽曲「FLOWER」がIIDXにも登場。ムービーはDJ YOSHITAKA本人のライブ映像になっている。 後のイベントで「JOMANDA」と「VALLIS-NERIA」も移植され、作曲者本人にそっくりなキャラが登場する厨二臭いムービーが話題になった。 後のbeatnation RHYZEメンバーであるOSTER projectが初参加。前作七大悪魔キャラが登場するレイヤーも話題になった。 キャラデザインはGOLIが描き直したものだが、マモニスのおっさんが若返っていたり、ルシェちゃんが妙にイケメンになっている。(前者に関しては楽曲コメントでストーリーがついている。かなりギャグだが) 元SEGAのコンポーザーである長沼英樹が参加。提供した「LUV CAN SAVE U」は難易度は高くないが大人気となった。 HARDCORE TANO*Cレーベルから初参加したDJ Genkiの「Shining World」、USAOの「ZED」、DJ Norikenの「Neonlights」は稼動直後から人気を集めた。 アニメソング界で有名なクリエイター集団、Elements Garden所属の中山真斗が「メイメツ、フラグメンツ」を提供。 「LIMIT BURST」のIIDX新曲「Sol Cosine Job 2」にて、DJ TECHNORCHが久しぶりにIIDXに復帰した。 赤イベントではそれぞれdjTAKA、Sota、Kors K、Tatsh、wacが中ボス曲を担当。詳しい解説は後述するが、どれも「過去とのクロス」というテーマで過去曲をモチーフにした新曲となっており、いずれも人気が非常に高い。 キャラ方面ではエルピス(白い天使)とパール(青い魔法使い風の女性)が人気を集めた。 赤イベントにて、beatmania IIIのED曲である「mnemoniq」が、CS移植曲としてだが移植され古参プレーヤーを驚かせた。公式サイトでは作曲者本人からの曲コメントも。 青イベントで追加されたDJ MURASAMEの新曲「仮想空間の住人」は従来のような難易度ごとではなく、SP→DPで曲が繋がるという新たな試みも。レイヤーは久々に虎大和(TIGER YAMATO名義の楽曲(*7)に登場していたお団子頭の女の子)が登場。SPA譜面には正体を隠す気が無い全押しも……・。 同じく青イベントの黒猫ダンジョン(TOMOSUKE)の新曲「龍と少女とデコヒーレンス」はムービー・曲・譜面と3拍子揃い好評。jubeatとpop n musicで人気を博したモード(水色ツインテールのキャラ)がIIDXのムービーに登場。 黄イベントでのREDALICEの新曲「VEGA」は曲以上に奇妙な服装でじたばた走るハゲのおじさんという謎過ぎるキャラクターが話題になった。 過去を意識したボスフォルダ「LEGEND CROSS」の演出・コンセプトは好評 楽曲は、2つの過去バージョンで自分が提供した楽曲の要素を入れることをコンセプトにしている。 例えば2ndと10thが解禁条件となるdj TAKAの「ΕΛΠΙΣ」は2ndの「.59」と10thの「Pandora」のフレーズが盛り込まれている。(*8) 他には、Sota氏のそれまでの曲のフレーズを盛り込んだ「CONCEPTUAL」や歴代Eagle(kors k氏)曲の声ネタを詰めた「S!ck」等、いわゆる「集大成」とも言える楽曲もあり、アーティストのファンなら感涙モノ。 フォルダ内での演出はかっこいいと好評。 楽曲の出現条件がやや難解であり、掲示板などで検証されてようやく特定された(*9)。 EX SCOREを「573」にして曲を終える、FHSを「5.73」に設定して曲を終えるなど満たすのがやや厄介な条件も存在した。 フォルダ内のボス曲の勲章(クリスタル)の付け方に仕掛けがあり、1曲につき2個ずつつける必要がある(*10)。 クリスタルを揃え、フォルダ内でとあるコマンドを入力すると度胸兄弟による「Thor s Hammer」が最上級者の前に立ちはだかる。 ONE MORE EXTRA STAGEは出現難易度があまりにも高すぎた(*11)ため、緩和するまで存在が謎な状態になっていた。 そのボス曲はRyu☆の「Plan8」。曲名の由来は氏がアマチュア時代に組んでいたユニット名とのことでこちらも「過去とのクロス」を意識した楽曲。Another譜面は大ボスらしく☆12の中でも抜き出て高難度な譜面。 撃破に失敗すると、クリスタルが半分没収される。 ボスフォルダだけにとどまらず、イベントの進行度に応じてしれっとCS移植曲が解禁されている。 謎解き要素が多いことには賛否もあったが、古参から新参まで問わず楽しめる評価が高いイベントになった。 しかし、イベント開催中までは良かったのだが、やはり自動解禁は無く…(後述)。 「BEMANI学園」は前述の通り、連動イベントの中では珍しく評価は良い方。 賛否両論点 一部表記・レイアウトの変更 様々な機能が追加されて便利になった一方とはいえ、ハイスピの実倍数表示、オプション画面やリザルト画面のレイアウトの変更などは旧作からの一部プレーヤーには戸惑わせる要素になり、慣れるのにやや時間がかかるものになった。 ACとCSを遊んでいるプレーヤーは特に戸惑いやすい。 ボス曲の大量移植 「LIMIT BURST」や連動イベントで、いろんな機種のボス曲が節操無く移植されたことに眉をひそめるプレーヤーも少なからず存在する。当然の如く、その大半は☆12と更なるインフレ。 ちなみに、本作のイベントボス曲も連動イベントで他機種にあっさり移植されている。 「Café de Tran」の解禁 「jubeat sauser」ではPASELIを用いれば1TUNEのみのプレーが可能だったため、全体的なクレ数だけで見れば「Lincle Link」よりはマシであり、そこまで問題視はされなかった。 1曲30~40pでプレーしても貰えるお菓子の質にそこまで差は無く、どちらかといえばIIDXをメインにするプレーヤーが有利な仕様だった。 「Lincle Link」と同様に連日プレーで解禁が早まる可能性があるという仕様もあって、ひたすらそれを繰り返す作業ゲーになってしまいがち。 作業ゲー気味な「Ω-ATTACK」 ゲームをプレーすることでCP(コードポイント)を貯め、六角形のパネルで構成された迷路のようなマスを開放していくイベント。 マスの上に解禁譜面や解禁アイテム「ウェポン」が落ちている。 効率よく解禁するには「ウェポン」をいかに使うかという戦略性が問われる。 イベント開始から約2ヵ月後に、「クプロの部屋」にて獲得CPを増やす緩和アイテム「ブースター」が登場。 カーソルが縦方向なので、やや混乱を招きやすい。 L.E.D.と幽閉サテライト(実質的にStarving Trancerと森永真由美)の合作「トリカゴノ鳳凰」が中ボス、猫叉Masterの「Proof of the existence」が大ボス。それぞれ本作SDの楽曲である。難易度としてはどちらも☆12中堅レベルといったところ。 イベントは割りと貢ぎゲーで、解禁譜面の難易度的には割りと地味であるが、解禁楽曲は全体的に評価が高い。 イベント終了後の措置については後述。 3色イベントボス曲のレイヤーについて 各イベントのボス曲は、前作同様クプロの戦闘形式のレイヤーである。 その中でもストーリーに関わった女性キャラ(ラピカ、リピカ、ルピカ、鳳凰鈴火)は人気を博した。 よりによってイベント大ボス曲で、露出の多い衣装を纏った萌キャラが出てくるという事態に抵抗を感じるプレーヤーも多少はいた。 ちなみにストーリーが終わったPENDUALの次回作以降でも、イベントのUIで登場している。 問題点 処理落ちバグ ハードウェア関連の不具合だと思われるが、一部楽曲のノートが微妙にズレてきたり、判定がおかしかったりする。 BGAのバグ 一部楽曲のレイヤーが表示されなかったり、ズレたりしている。 アップコンバートに失敗したのか、一部楽曲の専用ムービー・レイヤーが削除され汎用ムービーになってしまった。特に古い曲に多い。 また、一部楽曲の両下端(Lincle以前にゲージがはみ出ていた所)が欠けている楽曲も存在。 青イベントに関するバグ 急遽修正されたが、特定の条件を満たした場合にゲームの進行が停止するバグが発生した。 青イベント開始前に、今日のイチオシにそのイベントの解禁曲である「たまゆら」を入れたことでネタバレとなってしまった。 また特定の条件を満たすと、イベント開始前にもかかわらずBLUEイベントのボス楽曲の解禁メダルを手に入るバグが存在した。 「LIMIT BURST」の解禁 毎月曲が登場する点は評価が良かったのだが、前作までのEXTRA専用曲とは違い常駐に解禁が必要になってしまった。 前作までのように自動的に常駐されず、常駐にはe-AMUSEMENTのカード購入が必要。 譜面を出現させてプレーしたか否かで、デラー価格が変わるようになっている。もちろん各曲の出現できる猶予は1ヶ月である。 プレーしていない場合、プレーした場合の4倍の価格とかなり割高になってしまう。 EXPERTモード廃止 曲が決まっているオフィシャルコースでは5曲も遊べ、オリジナルコースを作成することもできたこのモードが廃止されたことはやはり痛い。 おそらくPASELI関連の問題であるだろう。 同モードは次回作でも廃止されたままだったが、次回作『22 PENDUAL』で当時のBEMANI界隈におけるコース・段位認定相当モード実装ブームに乗る形で復活する事になった。 選曲BGMゲットキャンペーン 特定のアーティストの楽曲をプレーすると、そのアーティストの選曲BGMがクプロの部屋に登場する、というもの。 選曲BGMはデラーで購入する必要がある。ちなみに一定数「出現」させると、クプロパーツを貰えた。 第6弾まで行われたのだが、後半からプレー必要曲数がかなり増え、選曲BGMがその割りに高い値段で売られ、さらに稼動終盤でそこまで長い期間は無かったので、評価は良くなかった。 プレーヤー間の格差が酷い「ぼくらの宇宙戦争」 3色イベントの最後の、店舗対抗イベント。 過密店舗と過疎店舗で解禁労力が非常に大きく変わってきてしまうという問題が生じた。 過密店舗では、ほとんどプレーしていないのにいつの間に新曲が出ていたという状態になる一方、過疎店舗ではとんでもない貢ぎゲーが課さられる。 前述の通り、このイベント中には所属店舗が変更できないため誤って過疎店舗に登録してしまうと泣きを見る羽目になる。 イベントに貢献するほど貯まってCS曲が解禁される「ヒロイックゲージ」なるものが存在するが、直接店舗間の差を埋めるものにはなっていない。店舗に全然貢献していないと割と重いゲージと化す。 解禁曲は主に同人界隈で活躍するコンポーザーが多めに参戦し、電波曲が多めである。 SOUND HOLICやmosaic.wav、前作に続きARMが参戦している。後半ではレギュラーメンバーのSota Fujimoriやkors kがいつものノリの楽曲で参加している。 本作のラスボスのポジションとなるこのイベントの大ボス曲はまさかのPrimの萌え系電波楽曲「キャトられv恋はモ~モク」であり、このポジションに電波系の楽曲が来たことに後味を悪く感じるプレーヤーは少なくなかった。おまけに難易度も☆12ではそこそこ難しい方ではあるが、最上位レベルの「Plan8」や連動イベントのボス曲達には遠く及んでいない。 3色イベントでの寸劇が長い。 イベント中には、会話イベントというかクプロの寸劇が発生する。 スキップはできるが、後から公式サイトなどで閲覧したりする機能は一切無し。かといって観ようと思えば、順番待ちもあるアーケードの場では気まずいこと必至。 3色イベントはストーリーが繋がっているのだが、話がまとめきれておらず(*12)、投げっぱなしな展開になってしまっている。一応、次々回作のIIDX 22 PENDUALでストーリーに決着は着いた。 ストーリーの主人公かつプレーヤーの分身となっているクプロが「ご褒美に釣られてホイホイ仕事を引き受けるスケベ野郎」というキャラ付けになってしまい、ストーリーを見てられないと感じるプレーヤーも……。クプロパーツには女性キャラモチーフのパーツが多いにもかかわらず、である。 3色イベント終了後の措置 イベントが進行するにあたって、各イベントには期間が設けられており、解禁を逃すと後々カード解禁することになる。 常駐手段が無かった赤イベントのボス曲のみ、全員カード解禁となる。ただし、ボスフォルダに楽曲を出現させなかった場合は必要デラーが割高になってしまう。ボスフォルダが稼動終了まで続いていた前作とは違い、カード解禁をしないとプレー手段が無い点が痛い。 赤・黄イベントは終了後すぐにカードが登場したが、青イベントのカード登場はイベント終了から数ヵ月後だったために未解禁に終わるとしばらくは解禁手段が無くなっていた。 CS移植曲は3イベント共に、黄イベント終了後にやっとカード解禁できるようになった。赤イベント終了との期間はなんと約8ヶ月である。 このようにイベント中に解禁できないとしばらくの間解禁できなくなってしまうことには批判が強い。 もはや詐欺に近い「Road to SPADA」 本作の評価を最も下げたイベントといっても過言ではない。 条件が非常に重く面倒な割に、解禁するものがクプロパーツのみというまず微妙な内容だった。 ちなみに条件にはイベント開始後しばらくは絶対に達成できないものがあったために、プレーヤーを撹乱させてしまった。 解禁する内容について前情報が無かったため、楽曲が解禁するものだと思って努力をしたプレーヤーの期待を裏切る結果になってしまった。 結果、クプロシステムに対してヘイトを溜めてしまったプレーヤーが増えてしまった。 前述の通り、連動イベント「みんなで宇宙戦争」は非常に不評。 総評 稼動からしばらくは、主に赤イベントのおかげで評価はよいものに落ち着いていた。 しかし、稼動末期に近づくにつれ黄イベントや「みんなで宇宙戦争」、「Road to SPADA」という評価が悪いイベントが立て続けに来たため、微妙な気持ちで本作を終わらせたプレーヤーが続出してしまった。 純粋にイベント・楽曲の完成度に加えてボス曲の難易度から「赤イベントを最後に持ってくればよかったのではないか?」という意見が今でも多くのプレーヤーから見受けられる。 また、一部イベントにおいて楽曲がカードでしか常駐できないことや、開催期間を逃がすとしばらく解禁不可になることには批判が集まった。イベントが増量したこと自体は賛否両論である。 システム面では高画質化や特にオプション周りの進化で、プレー環境は良くなった。ただし、それゆえのバグも色々と発生してしまった。 その後 長い稼動期間を経て、次回作IIDX 21 SPADAが稼動した。 しかし、本作のメインイベント解禁曲と復活曲が無条件で解禁されていないという事態になった。 しばらくして赤イベントの楽曲は無条件解禁されたが、それ以外はトランメダルによる解禁となった。 また、これらの楽曲はSPADAで開催されたイベント「BEMANI遺跡」の解禁要素となった。 連動イベントも全てそのまま継続し、一切無条件解禁はされなかった。 「Lince Link」は、やっとSPADAの途中で無条件解禁された。 「Café de Tran」、「BEMANI学園」、「みんなで宇宙戦争」はSPADAの途中でイベントが終了し、「BEMANI遺跡」の解禁要素となった。ただし「BEMANI学園」のみ、プレー回数での解禁が可能だった。 そして「BEMANI遺跡」は続き、結局無条件解禁しないままさらに次回作のIIDX 22 PENDUALが稼動してしまう。 PENDUALで「BEMANI遺跡」が終了し、その後は本作のカードにあたる「ホログラム」での解禁になった。相変わらずベーシックコース加入が必要。 結局、全てのtricoroのイベント曲が無条件解禁されたのはなんと3作後のIIDX 23 copulaである。ちなみに、その内数曲が削除されてしまっている。 余談 本作を最後に、Tatsh氏の楽曲提供がピタリと止まってしまった。また、長い間IIDX常連だったkobo氏、上野圭一氏、S.S.D.氏、Dr.Honda氏は前作を最後に提供が止まってしまった。 もっとも、これは当時リリースしていた他のBEMANI機種でも同様であり、2010年代前半はアーティストの世代交代が頻繁に行われた時期だったといえるだろう。 その後、Tatsh氏については2016年に『DDR HOTTEST PARTY』から『Dance Dance Revolution A』へ「Lesson by DJ」が、2018年に『CHUNITHM STAR』(セガ)から天下一音ゲ祭を通じ『SOUND VOLTEX IV HEAVENLY HAVEN』へ「Xevel」がそれぞれ収録と、IIDX外では少ないながらも楽曲収録の動きがあった。 IIDXにおいても、『24 SINOBUZ』から『25 CANNON BALLERS』にかけて「RED ZONE」「仮想空間の旅人たち」それぞれにLEGGENDARIA譜面(*13)追加というテコ入れはなされており、忘れ去られているわけではないようである。 S.S.D.氏についても、IIDXへの楽曲提供が途絶えて約6年後『REFLEC BEAT 悠久のリフレシア』に新曲「アエル」を提供している。 本作の次にボスフォルダが採用された『22 PENDUAL』のイベントは本作同様にボスフォルダ→ΩATTACK相当の個別解禁イベントという構成であったが、前2作の反省やファンの要望に応えたのか、更なる次回作の『23 copula』より開催順が逆転し個別解禁イベント→ボスフォルダという構成になった。 なお、本作以降の作品でぼくらの宇宙戦争に相当する全店舗対抗解禁イベントは一切行われていない。その代わりなのか『22 PENDUAL』からはEXTRA STAGE専用曲とエンディング曲の解禁を兼ねたイベントが稼働終期に開催されるようになった。 もっとも、全店舗対抗解禁イベントに関してはプレーヤーはおろかスタッフ間でも失敗を認めている可能性が高く、結局のところ実験として採用されただけで終わった感が否めない。 本作のサントラは2本リリースされるとアナウンスされたものの、本作単品のサントラはvol.1のみに終わり、収録漏れ楽曲は次回作のサントラに収録された。もっとも、他機種であるDance Dance Revolutionとpop n musicでもX3 VS 2ndMIX、eclaleそれぞれで同様の事態が発生した為、現在のBEMANIシリーズ全体で起こりうる問題の一つとも言えるだろう。 ちなみにサントラの2本体制は次回作以降もしばらくの間で行われていたが、そちらの場合はデフォルト曲を収録した物と隠し曲を収録した物の2つで構成されていた。現在は次回作のサントラのvol.1に前作後半の楽曲が収録されるのが半ばお約束になりつつある。 本作は、韓国版も発売されている。これは、『beatmania IIDX 2nd style』以来14年ぶりのことである。 基本的なゲーム内容は日本版とほぼ同じだが、主に以下の点が異なる。 一部曲の専用ムービーとレイヤーが削除され、汎用ムービーに差し替えられている。 PASELI非対応であるため、PASELI専用サービスは使用不可能。 なお、操作方法パネルはローカライズされているが、ゲーム中表示のローカライズは行われていない。 本作から『25 CANNON BALLERS』までのAC版6作は、e-amusementサービス終了後のオフライン稼働が不可能となっている。 そのため、Lincle LINK第1弾楽曲、『19 Lincle』での隠し曲の大半と隠し譜面、本作~『25 CANNON BALLERS』の収録曲と追加譜面がその間に削除された場合、AC版ではプレー不可能となっていた。 なお、『beatmania IIDX 26 Rootage』(2018年11月稼働)ではオフライン化対応キット導入筐体に限り、e-amusementサービス終了後にオフライン稼働できるようになった。 このキットが適用された筐体は『26 Rootage』の稼働開始時点の状態となっているため、『25 CANNON BALLERS』でのイベント解禁曲や(版権曲扱いの)一部楽曲などはプレー不可能である。 今作で登場したボスキャラクター達(通称ピカ族)は今作以降も解禁イベント画面での常連キャラとなる。 今作で投げっぱなしだったストーリーは『PENDUAL』で一応はきっちり解決し、それ以降は解禁画面で協力してくれたり敵対したりするような関係となっている。
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/174.html
GENRE TITLE ARTIST bpm notes CLEAR RATE RECKLESS RAVE GOLD RUSH DJ YOSHITAKA-G feat.Michael a la mode 162 764 80% (2013/09/11) 4鍵の押し方がポイント 基本n譜面に従順してる -- 名無しさん (2011-05-20 00 15 44) 皿といっしょにトリルもちょくちょく出てくる -- 名無しさん (2011-07-19 22 29 30) EXHはトリルが鬼門になってくる。あと、同時押しもこの譜面独特の配置なので気を付けよう。穴白≒灰灘ってとこか? -- 名無しさん (2013-11-03 12 28 32) 後半にかけて4鍵絡みの同時押しが出てくるからそこが難しい -- 名無しさん (2019-08-07 00 42 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bemanispecwiki/pages/21.html
基盤スペック CPU Pentium 4 2.5Ghz RAM DDR2700 512MB VGA ATI Radeon X1300 Audio Realtek HD HDD SATA 80GB 3.5" OS WindowsXP Embedded Control I/O Control PCB connected by USBProperly labelled FPGA device 採用アーケードゲーム一覧 beatmania IIDX 14 GOLD beatmania IIDX 15 DJ TROOPERS beatmania IIDX 16 EMPRESS beatmania IIDX 17 SIRIUS beatmania IIDX 18 Resort Anthem beatmania IIDX 19 Lincle
https://w.atwiki.jp/bemani_ry/pages/14.html
beatmaniaIII - シリーズ一覧 beatmaniaIII beatmaniaIII APPEND CORE REMIX beatmaniaIII APPEND 6thMIX beatmaniaIII APPEND 7thMIX beatmaniaIII THE FINAL
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/340.html
今日 - 合計 - beatmania for WonderSwanの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 13時04分32秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/bemaniproleague/pages/13.html
BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2- beatmania IIDXについてのページです。 ドラフト会議 2022年春、BPLS2 beatmaniaIIDX部門(以下BPLS2IIDX)のドラフト会議に参加する42名の選手が公表された。 BPL2021に出場した24名のうち、不参加を表明したDOLCE.を除く23名+新規で選考された19名である。 BPL2021に引き続き2季目の開催にあたり、継続参加する6チーム(APINA VRAMeS、GAME PANIC、SILK HAT、SUPERNOVA Tohoku、ROUND1、レジャーランド)については、継続契約の制度が設けられた。継続契約する選手人数については特別なルールは公表されていない。 参加選手 BPL2021からの継続参加 UCCHIE MIKAMO SEIRYU WELLOW U*TAKA 1-PIN NIKE. PEACE RKS-32 KEEL KUREI DINASO KENTAN 54GAYA NORI CORIVE ANSA G* #MA3# HAL FRIP TENIN U76NER 新規参加 I6VV EXIT *WOOL* KIDO. 9MARYO CYBERX SANA9N 46 TATSU NCHO72 8S. 86* VELVET PPJT MAKO-G RAITO. RIOO RIN LOOT 第1巡 各チーム選択希望選手 APINA VRAMeS GiGO GAME PANIC SILK HAT SUPERNOVA Tohoku TAITO STATION Tradz ROUND1 レジャーランド UCCHIE(継続) RIOO MIKAMO(継続) SEIRYU(継続) RIOO RIOO U*TAKA(継続) 1-PIN(継続) 継続参加の5チーム(SUPERNOVA Tohoku除く)は、BPL2021からの所属選手と継続契約。唯一全選手をリリースしたSUPERNOVA Tohokuおよび新規参戦の2チームがRIOOを指名した。 抽選の結果、TAITO STATION TradzがRIOOとの交渉権を獲得。 各チーム再選択希望選手 GiGO SUPERNOVA Tohoku CORIVE VELVET SUPERNOVA TohokuからリリースされたCORIVEが、新規チームGiGOに指名され移籍となった。 SUPERNOVA Tohokuは新規参戦の選手からVELVETを指名。 選択結果 APINA VRAMeS GiGO GAME PANIC SILK HAT SUPERNOVA Tohoku TAITO STATION Tradz ROUND1 レジャーランド UCCHIE(継続) CORIVE MIKAMO(継続) SEIRYU(継続) VELVET RIOO U*TAKA(継続) 1-PIN(継続) 第2巡 各チーム選択希望選手 APINA VRAMeS GiGO GAME PANIC SILK HAT SUPERNOVA Tohoku TAITO STATION Tradz ROUND1 レジャーランド NIKE.(継続) NCHO72 PEACE(継続) EXIT WELLOW PPJT KUREI(継続) DINASO(継続) APINA VRAMeS、GAME PANIC、ROUND1、レジャーランドは引き続き昨シーズンの選手と継続契約。 SUPERNOVA TohokuはリリースしたWELLOWを再指名で呼び戻す形となった。 GiGO、SILK HAT、TAITO STATION Tradzについては新規参戦の選手からそれぞれ指名。 BPL史上初、重複が一切なく一度の選択で全チームの指名が確定した。 第3巡 各チーム選択希望選手 APINA VRAMeS GiGO GAME PANIC SILK HAT SUPERNOVA Tohoku TAITO STATION Tradz ROUND1 レジャーランド KENTAN(継続) I6VV 54GAYA(継続) ANSA 8S. TATSU I6VV G*(継続) APINA VRAMeS、GAME PANIC、レジャーランドは引き続き昨シーズンの選手と継続契約。これでAPINA VRAMeSはBPL2021からの継続参戦となる選手全員と継続契約となった。 GiGO、SUPERNOVA Tohoku、TAITO STATION Tradzについては新規選手からそれぞれ指名。 ROUND1はここで昨シーズンの選手をリリースし、新規選手のI6VVを指名。リリースされたANSAがSILK HATに指名され移籍となった。 抽選の結果、ROUND1がI6VVとの交渉権を獲得。 各チーム再選択希望選手 GiGO CYBERX 抽選から漏れたGiGOは同じく新規選手のCYBERXを指名。 選択結果 APINA VRAMeS GiGO GAME PANIC SILK HAT SUPERNOVA Tohoku TAITO STATION Tradz ROUND1 レジャーランド KENTAN(継続) CYBERX 54GAYA(継続) ANSA 8S. TATSU I6VV G*(継続) 第4巡 各チーム選択希望選手 APINA VRAMeS GiGO GAME PANIC SILK HAT SUPERNOVA Tohoku TAITO STATION Tradz ROUND1 レジャーランド 46 LOOT #MA3#(継続) NORI FRIP NORI MAKO-G U76NER(継続) GAME PANIC、レジャーランドは引き続き昨シーズンの選手と継続契約。これで2チームはBPL2021に参戦した選手全員と継続契約となった。 APINA VRAMeS、GiGO、ROUND1については新規選手からそれぞれ指名。 SILK HAT、SUPERNOVA TohokuはリリースしたNORI、FRIPをそれぞれ再指名した。 しかし、TAITO STATION TradzがSILK HATと同じくNORIを指名。 抽選の結果、TAITO STATION TradzがNORIとの交渉権を獲得。 各チーム再選択希望選手 SILK HAT KIDO. 抽選から漏れたSILK HATは新規選手のKIDO.を指名。 選択結果 APINA VRAMeS GiGO GAME PANIC SILK HAT SUPERNOVA Tohoku TAITO STATION Tradz ROUND1 レジャーランド 46 LOOT #MA3#(継続) KIDO. FRIP NORI MAKO-G U76NER(継続) ドラフト最終結果 APINA VRAMeS GiGO GAME PANIC SILK HAT SUPERNOVA Tohoku TAITO STATION Tradz ROUND1 レジャーランド UCCHIE CORIVE MIKAMO SEIRYU VELVET RIOO U*TAKA 1-PIN NIKE. NCHO72 PEACE EXIT WELLOW PPJT KUREI DINASO KENTAN CYBERX 54GAYA ANSA 8S. TATSU I6VV G* 46 LOOT #MA3# KIDO. FRIP NORI MAKO-G U76NER 文献 ドラフト会議 - beatmania IIDX | BEMANI PRO LEAGUE -SEASON 2-、https //p.eagate.573.jp/game/bpl/season2/2dx/draft/index.html
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/985.html
CS GOLD SP五段 STAGE TITLE BPM notes LEVEL 1st GOLD RUSH(H) 162 764 ☆9 2nd JIVE INTO THE NIGHT(H) 170 884 ☆8 3rd QQQ(H) 155 961 ☆8 Final ANDROMEDA II(H) 152 982 ☆9 コメント・攻略 いきなりGOLDRUSH、JIVEも地味にきつく、QQQでとどめ。明らかに現行より難しい五段。 -- 名無しさん (2011-09-02 17 53 40) ところどころ殺しにかかってくる。回復場所も少なく、低空飛行で行かざるを得ない段位。全ての曲で閉店はあり得るので注意。 -- 名無しさん (2012-04-05 21 49 58) PEN五段を見た後だと、同じ段位とは思えない鬼畜ラインナップだなw固定運指をしっかり身につけて、地力付けて勝負だな -- 名無しさん (2014-11-30 21 29 02) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wgcranking/pages/93.html
第18回 beatmaniaⅢ THE FINAL 2Weeks Ranking love s theme of beatmania 登録者一覧 JLさん KENT KOTL Lay31415 S.CROW SOLB iMp いしひろ けんぼう もぶ 凹・_・凹 地底人
https://w.atwiki.jp/bemani2sp/pages/2813.html
AC GOLD SP二段 STAGE TITLE BPM notes LEVEL 1st Monkey Dance(H) 155 690 7 2nd Abyss(H) 142 817 7 3rd Don t let it go(H) 160 647 7 FINAL Zenius -I- vanisher(H) 160 790 7 コメント・攻略 名前 コメント