約 3,171,091 件
https://w.atwiki.jp/bsbwiki/
このサイトは、「舞台 戦国BASARA」の非公式情報wikiです。 個人の管理運営しているものであり、公式等とは関係ありません。 wiki内の文章の無断転載はご遠慮ください 役者の情報等は、ページを作成した日の時点の情報です 演目ページの情報等は、パンフレットに記載のものを基にしています。 記載内容の間違い、リンク切れなどありましたら「問い合わせフォーム」からご連絡ください (2014.4 運用開始) (2014.10.6 最終更新) ■公演一覧 舞台「戦国BASARA」(初演) 2009年7月 舞台「戦国BASARA」蒼紅共闘 2010年4月 舞台「戦国BASARA3」 2011年10月 舞台「戦国BASARA2」 2012年5月~6月 舞台「戦国BASARA3」瀬戸内響嵐 2012年11月 舞台「戦国BASARA3」宴 2013年4月~5月 舞台「戦国BASARA」武将祭2013 2013年7月 舞台「戦国BASARA3」宴弐 2013年11月 舞台「戦国BASARA3」咎狂わし絆 2014年4月~5月 舞台「戦国BASARA4」 2014年10月~12月 ■出演者一覧 武将 アンサンブル 役者逆引き データ ■リンク 舞台「戦国BASARA」シリーズ公式サイト 株式会社カプコン DAIS ENTERTAINMENT 戦国BASARA公式ファンクラブ「BASARA CLUB」 ダイスオンラインショップ 舞台「戦国BASARA」シリーズ公式Facebook 舞台「戦国BASARA」公式ツイート AND ENDLESS
https://w.atwiki.jp/bsbwiki/pages/36.html
2014年4月現在 【 村田洋二郎 】 猿飛佐助 役 プロフィール 誕生日:1980年7月11日 血液型:B型 身長:172cm 体重:kg 所属:Office ENDLESS ブログ:ブログ「偽メン」 ツイッター:@yoking0711) 出演作品 舞台「戦国BASARA」(初演) 舞台「戦国BASARA」蒼紅共闘 舞台「戦国BASARA3」 舞台「戦国BASARA2」 舞台「戦国BASARA3」瀬戸内響嵐 舞台「戦国BASARA3」宴 舞台「戦国BASARA」武将祭2013 舞台「戦国BASARA3」宴弐 舞台「戦国BASARA3」咎狂わし絆 舞台「戦国BASARA4」
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3863.html
前ページ次ページ異世界BASARA ラ・ロシェールで一番上等な宿、「女神の杵」。 この宿に泊まる事になった一行は1階の酒場でくつろいでいた。 利家は運ばれてきた料理をタバサをと一緒に食べている。 ギーシュはクタクタで、テーブルに突っ伏していた。 「……………」ブルルルル… 忠勝は中に入れないので、外で眠りについていた。 しばらくして、乗船の交渉に行っていたワルドとルイズが帰ってくる。 ワルドは椅子に座ると困ったように言った。 「アルビオンに渡る船は明後日にならないと、出ないそうだ」 「急ぎの任務なのに……」 ルイズは口を尖らせている。 聞けば、明日の夜は月が重なる『スヴェルの月夜』らしい。 その翌日の朝、アルビオンがこの港町に最も近づくと言うのだ。 「そんな船を待たなくても、タダカツに乗ってアルビオンまで飛んで行けばいいじゃない。ねぇ?」 キュルケはそう言うと、タバサの方を向く。 しかし、タバサは本から目を離して首を横に振った。 「充電中」 成る程、忠勝とて人間である。 朝早くにキュルケに起こされ、ルイズに追いつくまで飛んで来たのだ。 戦国最強の男も、流石に休まなければならないのだろう。 「さて、今日はもう寝よう。部屋を取っておいた」 ワルドは鍵束をテーブルの上に置く。 「キュルケとタバサは相部屋、ギーシュとウジマサが相部屋だ」 ワルドはそれぞれキュルケ達を見る。 「そしてトシイエとユキムラ……おや?ユキムラは何処へ行ったのかな?」 「ああ、幸村なら外で槍と剣の鍛錬だ」 利家が、脂の乗った骨付き肉に齧り付きながらワルドに言った。 「何よあいつ!じっと待っていられないのかしら!」 ルイズはそう言いながら、目を吊り上げて腰に手を当てた。 だが、次にルイズの頭にある事が浮かぶ。 「ま、待ってワルド。トシイエとユキムラが相部屋なら私は……」 「ああ、僕と相部屋だが?それが何か?」 ワルドはさも当然だと言うようにルイズに告げた。 「そんな、ダメよ!私達まだ結婚している訳じゃないのよ?」 ルイズは慌てて騒ぐ。 だがワルドは首を振ると、ルイズを見つめて言った。 「大事な話があるんだ、2人で話したい」 鍵が配られた後、キュルケ達はそれぞれ部屋に行こうとした。 と、キュルケは利家が立たずに未だ座っているのに気づく。 「あら、あなたまだ食べるつもりなの?」 「ん……それもあるが、幸村を待たんとな。あいつ部屋が分からないだろ?」 それだけ言うと、利家は運ばれてきたスープを皿から直接啜り始めた。 「さぁウジマサ!今日という今日はどっちが主人か教えてやるからね!」 「上等じゃ!お主にも北条家の素晴らしさを朝まで語ってやるわい!」 ギーシュとウジマサはそんな口論をしながら階段を上がって行った。 『女神の杵』、流石貴族も相手にする宿だけあって部屋も上等なものである。 宿の主人の趣味なのか、ベッドは天蓋付きで、高そうなレースの飾りが付いていた。 部屋でルイズはポケットの上から、アンリエッタから預かった封筒を押さえた。 「心配なのかい? 無事にアルビオンのウェールズ皇太子から、姫殿下の手紙を取り戻せるのかどうか」 ルイズの様子に気づいたのか、興味深そうにワルドが覗きこんでいる。 「そうね、心配だわ……」 「大丈夫だよ、きっと上手くいく。なにせ僕がついているんだから」 「そうね……あなたがいれば、きっと大丈夫よね。あなたは昔から、とても頼もしかったもの……」 そこでルイズは一呼吸置き、ワルドを見て言った。 「それで、大事な話って何?」 ワルドは急に遠くを見るような目になって話し始めた。 「ルイズ殿!ただいま戻りましたぞ!!」 その頃、入り口の扉を開けて幸村が入って来た。 鍛錬が終わり、戻って来たのである。 しかし、戻って来たら主のルイズどころかキュルケ達もいないではないか。 幸村はキョロキョロと店を見回した。 「おお戻ったか幸村。皆部屋に行ったぞ」 利家は手と口を、デザートのケーキのクリームまみれにしながら言った。 そして、アルビオンへは明後日の朝に出発する事、それまではこの宿に泊まる事を告げる。 「なんと、ルイズ殿は急いでいるというのに……ところで前田殿、そなたはキュルケ殿と部屋に行かなかったのか?」 「ああ、キュルケ殿はタバサと一緒の部屋だ、お前はそれがしと同じ部屋だぞ」 そう言った後、利家は咀嚼していたケーキを飲み込む。 一通り食べ終わって満足したのか、利家はやっとイスから立ち上がった。 しかし、幸村はここで首を傾げた。 キュルケとタバサが一緒、おそらくギーシュは氏政と一緒だろう。ならば…… 「前田殿、ルイズ殿は……」 「ん?ルイズならワルドと一緒の部屋だぞ?」 ――ワルドと一緒の部屋だぞ―― ――ワルドと一緒の部屋だぞ―― ――……一緒の部屋だぞ……―― 利家の言葉が頭で反響し、何度も繰り返される。 「……ワルド殿と……一緒……?」 「うむ、何やら大事な話があるらしいぞ、婚約しているから結婚の話じゃないのか?」 『結婚』…… その言葉から、幸村の頭の中にルイズとワルドの行動がシミュレーションされる。 「ルイズ!僕と結婚しよう!」 ↓ 「ダ、ダメよ!私まだ16よ!!」 ↓ 「ヨイデハナイカヨイデハナイカ!!」「イヤアァァァァァ~」 ↓ 「ううう……私汚れちゃった……」「HAHAHAHAHA」 約10数秒、シミュレーションは終了。 その短い時間の間、幸村の脳内では破廉恥行為が繰り広げられていた。 「ぬああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーっっっ!!!」 そのような妄想をした幸村は、あらん限りの絶叫を上げた。 そして、そのまま階段を駆け上がっていった。 (止めねば!手遅れになる前に拙者が止めねばあぁぁぁーっ!!) 「任務が終わったら、僕と結婚しようルイズ」 「え……」 突然、予想しなかった言葉にルイズははっとした顔になった。 ワルドが結婚を申し込んできたのである。 「僕は魔法衛士隊の隊長で終わるつもりはない。 いずれは、国を……、このハルケギニアを動かすような貴族になりたいと思っている」 「で、でも……」 「でも、なんだい?」 「わ、私……。 まだ……」 「もう、子供じゃない。 君は16だ。 自分のことは自分で決められる年齢だし、父上だって許してくださっている。 確かに……」 ワルドは、そこで一度言葉を切った。 それから再び顔を上げると、ルイズに顔を近づける。 「確かに、ずっとほったらかしだったことは謝るよ。 婚約者だなんて、言えた義理じゃない事も分かっている。 でもルイズ、僕には君が必要なんだ」 「ワルド……」 ワルドと結婚……婚約しているのだからいずれはそうなるだろう。 だが、その事を考えると、幸村の事が頭に浮かぶのだ。 ワルドと結婚しても幸村は使い魔として忠実に従うであろう。しかし、それは何だか嫌だとルイズは感じた。 では幸村をほっぽり出したら? 彼の強さはあのフーケのゴーレムと渡り合い、さらに素手でも多数の男をねじ伏せる程だ。 外に出ても傭兵としてやっていけるだろう。 だが何故か……何故か分からないが、嫌なのだ。幸村が自分の元から離れて行くのが嫌なのである。 「でも、でも……」 「でも?」 ルイズはしばらく俯いた。しばらくして顔を上げると、さらに話を続けた。 その頃、階段を怒涛の勢いで駆け上がり、荒い息をつく1人の男が廊下にいた。 男は血走った目で、各部屋のドアを見る。 「ハァハァ……どれだ?どの部屋にルイズ殿は……!」 男の名は真田幸村である。 ルイズとワルドが破廉恥な事をしていると思い込み、ここまで来たのだ。 しかし、来たのはいいが、肝心のルイズの部屋が分からなかったのである。 「ええいまどろっこしい!!1つ1つ調べるまでよ!!!!」 幸村はそう叫ぶと、手近にあったドアを力任せに開いた。 武田信玄に鍛えられた彼の腕力の前では、鍵など問題ではなかった。 「な、何だね君は!?いきなり入ってくるとは無礼な!!」 中にいたのは太り気味の貴族の男だった。 幸村はすぐにドアを閉める。 「違う!ならばここか!?」 次に幸村は反対側のドアを開いた。 「いいかい!使い魔とは本来主人の命令には絶対なんだ!それを君はやれ食事が不味いだの暖かい毛布が欲しいだの……おまけに僕の近くじゃなく学園長室にいる時間の方が長いなんてあってはならない事だよ!!」 「やかましい!お主はまだわしの凄さが分かっておらんのじゃな!?お主わしの住んでいる城がどれだけ凄いか知らんじゃろ?かの甲斐の虎、武田信玄すら退けた難攻不落の小田原城じゃぞ!!」 だがここも違ったようで、ギーシュと氏政がお互い向かい合って口論をしていた。 「ええい!ならばここはどうだあぁぁーっ!!!」 そして、今度はギーシュ達のいた部屋の隣のドアを開いた。 「あら?ユキムラじゃない?トシイエと一緒じゃないの?」 部屋にいたのは、ベッドで本を読んでいるタバサと、バスタオルを体に巻いたキュルケだった。 タオルで隠しているものの、胸や臀部のラインが見えて、かなり色っぽい。 「……ふぐぁ!?」 それを見た幸村は、当然の事ながら鼻血を噴き出す。 その勢いで仰向けに倒れる……寸前で、幸村の頭にさっきのシミュレーションがフラッシュバックした。 『ううう……私汚れちゃった……』 (ルイズ殿……!!!!) 倒れるように見えた幸村だったが、頭が地面につくかという距離で止まった。 「……なんのこれしき……!!うおおおおおおぉぉぉぉぁぁぁぁーーっっ!!!!!」 ブリッジ状態になった幸村は大きな声で叫ぶと、徐々に体を起こす。 そして完全に体を起こすと、「失礼した!」と言ってドアを閉めた。 「……何だったのかしら、ねぇタバサ?」 「知らない」 その頃、ルイズの部屋では…… 「あのねワルド……小さい頃、私思ったの……いつか、皆に認めてもらいたいって。立派な魔法使いになって、父上と母上に褒めてもらうんだって」 ルイズは顔を上げて、ワルドを真っ直ぐ見つめた。 「まだ、私、それが出来ていない」 「君の心の中には、誰かが住み始めたみたいだね」 「そ、そんな事ないの! そんな事ないのよ!」 まるで心を読み取られたかのようなワルドの言葉に、ルイズは慌てて否定した。 「いいさ、僕には分かる……分かった、取り消そう。今、返事をくれとは言わないよ。 でも、この旅が終わったら、きみの気持ちは、僕にかたむくはずさ」 ルイズは頷いた。 「それじゃあ、もう寝ようか。 疲れただろう」 それからワルドはルイズに近づいて、唇を合わせようとした。 が…… バアァァァン!!!! 「ルイズ殿っっっ!!!!」 ドアが勢いよく開かれ、幸村が入って来た。 何故か鼻から下を全て真っ赤にしながら。 「ユ、ユキムラ!?」 幸村を見たルイズは、慌ててワルドから離れる。 だが少し遅かった。幸村はワルドとキスしかけているルイズの姿を見てしまったのである。 「うわああぁぁ!!なりませぬルイズ殿!早まってはなりませぬぞっ!!!」 幸村はまだ鼻血が止まらないのも気にせず、ルイズの肩をガシッと掴む。 「おおお落ち着きなさいよユキムラ!わ、私は別にワルドといやらしい事しようとしてた訳じゃないのよ!?これはそう…あ、挨拶よ!寝る前の挨拶みたいなものなんだからね!」 ルイズも何を勘違いしたのか、声を震わせ、早口で捲し立てる。 それを見ていたワルドは苦笑いを浮かべて、首を振った。 「使い魔君、ルイズの言う通りだ、僕達は何も変な事をしていた訳じゃないよ」 「む、むぅ……ま、真でござるか?」 「ああ本当さ!さ、今日はもう休みたまえ。君だって疲れが溜まっている筈だろう?」 そういながら、ワルドは幸村を外に出した。 「ルイズ」 ドアを閉めた後、ワルドは振り返ってルイズを見つめた。 「急がないよ僕は」 それを聞いて、ルイズは頷く。 2つの重なりかけた月が、ラ・ロシェールを照らしていた ところで、所変わってキュルケの部屋…… コンコン 「今度は誰……トシイエ?どうしたのよ?」 「キュ、キュルケ殿……部屋が分からん……」 「……あなた、それじゃユキムラを待っていても意味がなかったじゃない……」 「ダメダメ」 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/266.html
前ページ次ページ異世界BASARA 「よく逃げずに来たね。それは褒めてあげよう」 「真剣勝負において相手に背を向けたとあっては武士の恥。この幸村、逃げも隠れもせん」 ヴェストリの広場… 魔法学院の「風」と「火」の塔の中間にある中庭である。 今ここで、1人の貴族と召喚された使い魔が決闘を始めようとしていた。 「目が随分と赤くなっているが…寝不足かい?調子が悪くて負けました、なんて言わないでくれよ?」 「お主こそ、顔に随分と痛手を負っているが戦えるのか?」 ギーシュの眉がピクリと動く。 「…フン、心配は無用だよ。なぜなら…」 ギーシュは薔薇の造花を取り出し、それを振って花びらを一枚落とす。 「戦うのは、僕じゃないからね」 花びらが地面に落ちた瞬間、その周りに光の輪が出来た。 そしてその光の中から、青い色の人形が現れたではないか。 「こやつは…」 「僕は"青銅"の二つ名を持つメイジだ。だからこのワルキューレが君の相手をしてくれる」 そう言い終わると、ギーシュは薔薇を幸村に向けた。 それが合図であったのだろう、ワルキューレは素早い動きで幸村の鳩尾に拳を打ち込む。 「さて、君はどのくらい耐えられるかな!?」 そしてギーシュは容赦ない攻撃を開始した。 「それでの、あの若造はわしにあんな固いもんを食わせようとしたんじゃ」 「おぉ~それは何とも、酷い話じゃの~」 場所は変わり、ここは魔法学院の学院長室である。 普段この部屋には学院長のオールド・オスマン、彼の秘書のミス・ロングビルしかいない。 ところが今日は誰かが来ているようで、もう一人老人の声が聞こえてくる。 「まったく最近の若いもんは!老人を労ろうという心が足りんわい!」 今まさに騒ぎの中心になっているギーシュの使い魔、北条氏政であった。 「だからといって、自分の主人を窮地に追い込むような行いはどうかと思います」 氏政がついさっきやった事に対し、ロングビルは鋭いツッコミを入れる。 「ほっほっほ、まぁ良いではないかミス・ロングビル。んー…」 オスマンが指をクイクイと動かすと、1匹のハツカネズミが彼の足元にやって来た。 このネズミがオスマンの使い魔、モートソグニルである。 「おぉ我が使い魔モートソグニル、よく戻ってきたの。して…今日の色は?」 耳を近づけるオスマンに何かを呟くモートソグニル。 「ほほぅなるほど!純白か!今日は黒だと思ったんじゃがのぉ」 「な!?」 ロングビルは慌ててスカートを押さえた。 これがオスマンの日課となっている。 黙っていれば貫禄のある老人なのだが、このせいで周りから…特に彼女からはただのスケベと捉えられているのだ。 「穿いているなら別に見られてもいいじゃろうが、わしの世界じゃ穿いとらんぞ?」 モートソグニルとのやり取りを見ていた氏政がとんでもない事を言った。 この一言を聞くやいなや、オスマンは目をカッと開いて振り返る。 「な、何じゃとお!?それは真か?おっぴろげとな!!もも、もちっと詳しく話しを…」 氏政の世界に興味を持ったのか、オスマンはググッと詰め寄ってきた。 それはもうそのまま接吻しそうな勢いで……だがそこでオスマンは2つ異変に気づく。 1つは氏政の顔が青くなっている事。 そしてもう1つは、背後から殺気が感じられる事… オスマンは氏政と同じように青い顔をしながら振り返った。そこには… 「こ…こ……この…」 そこには、真っ赤な顔をしたロングビルが仁王立ちしていた。 「ま、待てミス・ロングビル。冷静に…」 「このスケベジジイ共おぉぉぉーっ!!」 ドカッバキッゲシッ! 「ひえぇぇ~ままま待って!わしが悪かった!ごめんなさい許して~!」 ガシッボカッゲシッ! 「こ、こりゃ!何でわしまで蹴るんじゃ!わしを誰と心得ておる!わしは天下の北条…」 キーーーーン ヒョワアァァァァァ!ロウジンハタイセツニ!! 「失礼します、オールド・オスマ…おや?」 と、そこにコルベールが入ってきた。 「そんな所で…何をしておられるのですか?」 床で痙攣しているオスマンと氏政を見てコルベールは怪訝な顔をする。 ちなみに、ロングビルはちゃっかり自分の机に戻っていた。 「い、いや気にするでないミスタ・コルベール。何用じゃ?」 「それが…ヴェストリの広場にて生徒と使い魔が決闘をしているようでして…」 「決闘じゃと?禁止されている筈じゃがの…どれ…」 さんざん蹴られた尻を擦り、オスマンは「遠見の鏡」を覗く。 そこには人の輪の中に2人の男が戦っている光景が映っていた。 最も、一方は自分の呼び出した青銅のゴーレムが戦っているのを見物し、一方はそのゴーレムに無抵抗のまま殴られ続けている。 「1人はグラモン家の子息か、もう1人は……ふむ、ミス・ヴァリエールの使い魔か?」 決闘の様子を観察しているオスマンの横から氏政が顔を出してくる。 「何じゃあの若造ではないか、一体誰と戦って…」 と、それを見ていた氏政にギーシュの相手の顔が目に入る。 赤い鉢巻に、首に掛けた六文銭…彼の世界ではその名を知らぬ者はいない。 「こ、こやつは……真田幸村!」 (あの馬鹿者め!相手がどんな男か知らんと勝負を挑んだな!) 鏡を覗くのを止めると、氏政は栄光槍を手にする。 「止めに行くのかの?」 「当たり前じゃ!あやつはわしの家来じゃからな!!」 そう言って、ヴェストリの広場に向かう為に彼は学院長室を飛び出した。 その頃、広場ではまだギーシュの攻撃が続いていた。しかし、幸村はまったく反撃しない。 「どうしたんだい?勇ましかった割に手も足も出ていないじゃないか」 この状況にギーシュは勝利を確信したのだろう。 「何だよあれ、全然反撃しないじゃないか」 「結局ただの平民ってわけか…」 その様子に周りからも声が上がる。 ほとんどの生徒がギーシュが勝つ…そう考えていた。 キュルケもまたその1人である。 「トシイエ…あなた、彼が強いみたいな事言っていたけど、あれじゃ駄目そうじゃない」 キュルケは2人の決闘を見ている利家に言った。 「キュルケ殿にはそう見えるか?」 「そうよ、だってさっきからやられっぱなし…」 「効いていない」 「………え?」 何時の間にか、タバサもこの戦いを見ていた。 彼女にしては珍しく本を読むのを止め、2人の戦いを観察している。 タバサは気づいていたのだ。ギーシュのワルキューレは人1人を吹き飛ばす程の力を持っている。 そのワルキューレの攻撃を受けていながら、幸村は膝を折っていない。 それどころか……最初に立っていた場所から1歩も動いていないのだ。 「……あの人が勝つ……」 「ギーシュ!いい加減にして!」 自分の使い魔がやられ続けているのを見てられないのか、ルイズが間に割って入ってきた。 「ここまでやればもういいじゃない!大体、決闘は禁止されてるでしょ!?」 「彼は平民だよ?禁止されているのは貴族同士の決闘だ」 確かに貴族同士では禁じられているが、平民となら禁じられてはいない。というより、前例がないのだ。 何も言えないルイズに、ギーシュはさらに続ける。 「そもそも君が彼に身の程というのを教えておけばこんな事にならなかったのではないかい?」 これにも、ルイズは言い返せなかった。 そして調子に乗ったギーシュはさらに屈辱的な言葉を浴びせる。 「まぁ、何も出来ない愚かな君にはお似合いの使い魔だがね!」 「…今、何と言った…」 突然、黙っていた幸村が口を開いた。 「お主は…ルイズ殿に何と言った…」 顔を伏せたまま、静かにもう一度言う。 「ならもう一度言ってあげよう。彼女は何も出来ない愚か者だと言ったんだよ!」 言い終わるやいなや、ギーシュは薔薇を再び振るう。 「行けワルキューレ!これで最後だ!」 命令を受けたワルキューレは動き出した。そして幸村の顔面目掛けて拳を突き出す。 ギーシュはこれで勝負は決まると確信した。 所詮は平民、貴族に対する無礼の報いであると、そう考えていた。 ………だが今度の攻撃は幸村に届かなかった。 ギーシュは一瞬、我が目を疑った。 顔に当たる直前に、彼は右手で迫ってきた拳を止めてしまったのである。 ワルキューレは止められた拳を引き離そうとする…が、動かない。 何とかして掴まれている腕を自由にしようともがく。 「…お館様の…」 しかし幸村はそれを許さなかった。 金属の軋む音が聞こえ、ワルキューレの腕がどんどん潰れていく。 「お館様の拳は!もっと強いぞおぉぉぉぉぉ!!!!!」 ドガアァァァン!! ワルキューレの腕を完全に潰すと、胴体に幸村の拳が打ち込まれた。 その攻撃を受けたワルキューレの体は、衝撃に耐えられずバラバラになってしまう。 「な……な……」 ギーシュは今起こった事を信じられなかった。 自分のワルキューレがただの平民に、しかも素手で殴り壊されたのである。 この光景にルイズも、キュルケも、周りの生徒も皆驚愕していた。 「拙者は…この世界の事など何も知らぬ…」 全員が沈黙している中、幸村が喋り出す。 「故に、拙者が馬鹿にされても、それは仕方なき事……だが!!」 ワルキューレの残骸を踏みつけ、ギーシュを睨みつける。 「この世界で拙者に住む場所を、飯をくれた恩人を……ルイズ殿を馬鹿にするのだけは許せぬ!!」 「う…う…うわあぁぁぁぁー!」 ギーシュは持っていた薔薇を振り回し、6枚の花びらを落とす。 するとさっきと同じような青銅のワルキューレが6体、地面から現れた。 先程と違うのは、それぞれが剣や槍で武装している事である。 「い、行けワルキューレ!あいつを倒すんだ!」 ギーシュの命令で、6体のワルキューレは一斉に行動を開始した。 「そのような木偶人形共に、この幸村!敗れはせん!!」 相手が獲物を持っているのを見て幸村は自慢の二槍を構える。 と、幸村が槍を構えると左手が輝き始めた。 しかし彼は興奮していたのか、この事に気づいていないようである。 先ず、真正面から4体が幸村に攻撃を仕掛けてきた。 一度に仕掛ければ大丈夫…そう考えたのだろう。その考えはあっけなく破れた。 「おらおらおらあああぁぁぁぁぁぁっ!!」 「烈火」…目にも止まらぬ速さで突きを何度も繰り出す幸村の得意とする技の1つである。 ワルキューレ4体はまともにこの突きの嵐を受けてしまい、蜂の巣のように体に穴が空いていく。 やがて体が維持出来なくなり、ボロボロと崩れていった。 先鋒を倒した所に、空中から残り2体が襲い掛かってくる。 それを確認すると、幸村は体を回転させながら飛び上がった。 「大!車輪!!!!」 2体はこの回転に巻き込まれ、そしてギーシュの目の前に落ちてきた。 体を真っ二つにされた状態で… 「そ、そんな…僕のワルキューレが…全滅…」 こんな馬鹿な……ギーシュはこの状況を理解出来なかった。否、したくなかった。 ほとんど数分…いや、もしかしたら数十秒かもしれない。 それだけの間に自分のワルキューレが、平民に撃破されてしまったなどと… ドシャアァッ!! そこに、飛び上がっていた幸村が地上に着地した。 その音にギーシュはビクッと身を震わせる…勝敗は決したのだ。 もはや降参するしかない… 「ま、まいっ…」 参った。そう言おうとした瞬間 「うおおおおおおおおおー!!!」 それを言うよりも早く幸村が駆け出したのだ。 興奮すると周りが見えなくなる…彼の悪い癖である。 ワルキューレとの戦いと、何よりルイズを馬鹿にされた事で頭に血が上り、ギーシュが戦意を失った事に気づかなかったのだ。 「ば、馬鹿!ダメ…」 「覚悟いたせええぇぇぇぇ!!」 「ひいいいいいーーっ!」 情けない悲鳴を上げるギーシュに、「朱羅」が繰り出された。 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/bsbwiki/pages/35.html
2014年4月現在 【 吉田友一 】 片倉小十郎 役 プロフィール 誕生日:1982年7月9日 血液型:B型 身長:183cm 体重:kg 所属:AGAPE ブログ:吉田友一オフィシャルブログ「TOMOKAZU YOSHIDA」 ツイッター: 出演作品 舞台「戦国BASARA」(初演) 舞台「戦国BASARA」蒼紅共闘 舞台「戦国BASARA3」 舞台「戦国BASARA2」 舞台「戦国BASARA3」瀬戸内響嵐 舞台「戦国BASARA3」宴 舞台「戦国BASARA」武将祭2013 舞台「戦国BASARA3」宴弐 舞台「戦国BASARA3」咎狂わし絆 舞台「戦国BASARA4」
https://w.atwiki.jp/bsbwiki/pages/29.html
2014年4月現在 【 】 役 プロフィール 誕生日: 血液型: 身長:cm 体重:kg 所属: ブログ: ツイッター:@ 出演作品 舞台「戦国BASARA」(初演) 舞台「戦国BASARA」蒼紅共闘 舞台「戦国BASARA3」 舞台「戦国BASARA2」 舞台「戦国BASARA3」瀬戸内響嵐 舞台「戦国BASARA3」宴 舞台「戦国BASARA」武将祭2013 舞台「戦国BASARA3」宴弐 舞台「戦国BASARA3」咎狂わし絆
https://w.atwiki.jp/aohitolov4/pages/52.html
風魔小太郎 種族 人獣 ジョブ アタッカー タイプ シノビ HP 600 ATK 120 DEF 100 PSY 70 コスト 70 召喚 スピードアップ 武装 スピードアップ 血晶武装 キルクイック アーツ 風魔・鶫晩刃 範囲内にいるターゲット中の敵ユニット1体の移動速度を一定時間下げ、一定時間『毒』状態にする。[『毒』:固定ダメージを断続的に受ける。] 称号 無天無双の刃 風が舞い、無数の羽音が響く。 しかし不思議なことに、飛び立つ鳥の姿はなく、 そこにあるのは夕日に照らされ黄金に染まる山間の草原と、葉を巻き上げて霧散するつむじ風、 そしてその中心に立つ一人の影のみ。 影――風魔小太郎は、ゆっくりと目を開き目の前の草原を見やった。 そこには強烈な嵐が野火を伴い通り過ぎた跡ような、黒々とした太い道が伸びていた。 その黒の正体は、焼け焦げたように変色し煙を上げて倒れる高草―― しかしどういった理によるものか、そこに炎の明かりは一つとして灯ってなどいない。 「この技ならば……あとは――」 小太郎は汗をぬぐい、はだけたまま腰に垂らした上着を羽織ると、 後ろに結った髪をほどき小さく息をつく。そして、目を細め周囲を見渡した。 草原を囲うように並び立つ廃屋が、夕日に照らされて濃い陰を作っている。 そのほとんどは苔むし、吹きさらされるがまま長い経年を感じさせつつも、 しかと“あの日”の焼け崩れた姿を留めていた。 またここに戻って来ようとは……“ここ”はあれからどれほどの年月が経ったのであろうか―― 小太郎にとって、この地は後悔そのものだった。 かつて彼は呪われた掟から弟を守るために『風魔』であることを捨て、生まれ育ったこの地を去った。 そして再びこの地に戻った時、雨降る中に煙を上げて焼け落ちる里を目にし、 手放したそれらが二度と手に入らないものであることを知る。 その時から、彼の戦いは始まった。 『風魔』であることを受け入れ、一族の――弟の仇を追った。 その後小太郎は二度仇敵とまみえ、そのいずれも敗れることとなる。 その結果、必死の呪いを受け、それでも命ある限りと追跡行を続ける中で 「守るべき者」に出会い、人であることを捨てた。 そして「守るべき者」と駆けた戦場で、仇敵と三度目の邂逅を果たし、 刃を重ね、そしてまた――敗れた。 人を捨て、強くなったと思っていた。 しかし同じく人でなくなっていた仇敵は、小太郎にとどめを刺さすことなく、 むきになる子供をあやすような笑みを向けて去っていった。 もっと強くならなければ―― そしてその為に、その覚悟をもう一度確かなものとする為に、三度この地へと戻ってきた。 小太郎は、一列に並んで置かれた粗末な墓石のひとつの前に跪くと、 ボロボロに刃こぼれした風魔手裏剣を置いて手を合わせた。 そしてそこから少し離れたところにある、崩れた家屋の中に入ると、おもむろに瓦礫をどけはじめた。 その作業を無心に続け、月が中天を大きく傾いたころ、瓦礫の底の床下に三尺四方程の鉄扉が覗いた。 小太郎はふぅと息を吐き、重い扉を持ちあげる。 扉の中に収められていたのは『風魔』の紋が焼き当てられた桐の箱―― その中には、彎曲した美しい白刃を備えた一対の風魔手裏剣――。 「晩刃、俺と共に――」 それは長く振るってきた『黒鷺』と対を為す風の刃―― 小太郎は弟が振るうはずであったそれを手に取ると、 つつぅと一度も使われたことのない真新しい刃に指を走らせた。 ふと、その指先から蒼い光がこぼれだす。 「……そろそろ“時間”か。次で必ず決着をつける。 まずは“奴”がこの世界にあると言っていた俺の“門”を……帝都――東京へ」 指先から徐々に青い燐光を発して小太郎の体が崩れていく。 そして急なつむじ風が舞い上がると共に、ふらふらと漂う木の葉を残し、その姿は完全にかき消えていた。 ~『蓮刃剣風帖』より~ 身長 1.76[meter] 体重 59[kg] 新たな武器 風魔手裏剣『白烏(しろがらす)』 現在地 風魔の隠れ里 仇敵 高坂甚内 憑代 今だ見つからず イラストレーター 永井悠也(CyDesignation) CV. 今村卓博
https://w.atwiki.jp/bsbwiki/pages/102.html
2014年4月現在 【 竹内諒太 】 アンサンブル プロフィール 誕生日:1985年9月17日 血液型:A型 身長:162cm 体重:kg 所属:Office ENDLESS ブログ: ツイッター:@ryoandendless 出演作品 舞台「戦国BASARA」(初演) 舞台「戦国BASARA」蒼紅共闘 舞台「戦国BASARA3」 舞台「戦国BASARA2」 舞台「戦国BASARA3」瀬戸内響嵐 舞台「戦国BASARA3」宴 舞台「戦国BASARA」武将祭2013 舞台「戦国BASARA3」宴弐 舞台「戦国BASARA3」咎狂わし絆 舞台「戦国BASARA4」
https://w.atwiki.jp/bsbwiki/pages/104.html
2014年4月現在 【 平野雅史 】 アンサンブル プロフィール 誕生日:1985年11月18日 血液型:AB型 身長:167cm 体重:kg 所属:Office ENDLESS ブログ: ツイッター:@fumi19851118 出演作品 舞台「戦国BASARA」(初演) 舞台「戦国BASARA」蒼紅共闘 舞台「戦国BASARA3」 舞台「戦国BASARA2」 舞台「戦国BASARA3」瀬戸内響嵐 舞台「戦国BASARA3」宴 舞台「戦国BASARA」武将祭2013 舞台「戦国BASARA3」宴弐 舞台「戦国BASARA3」咎狂わし絆 舞台「戦国BASARA4」
https://w.atwiki.jp/minnasaba/pages/1385.html
【元ネタ】史実 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】風魔小太郎 【性別】男性 【身長・体重】158cm・49kg(286cm・195kg) 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力C+ 耐久D 敏捷A+ 魔力B 幸運B 宝具C 【クラス別スキル】 気配遮断:A+ 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【固有スキル】 破壊工作:B+ 戦闘の準備段階で相手の戦力を削ぎ落とす才能。 トラップの達人。ランクBならば、相手が進軍してくる前に3割近い戦力を戦闘不能に追い込むことが可能。 彼の場合、部下が多ければ多いほどダメージ割合が増加する。 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格が低下する。 忍術:A+++ 忍術は諜報活動や窃盗に関する技術や窃盗や諜報活動への対応法の総称である。 最高の忍者と謂われる風魔小太郎は、伝説の忍者たちと肩を並べるA+++という高いランクを誇る。 風声鶴唳:C→C++ 「風声鶴唳(ふうせいかくれい)」とは、怖気づいて僅かな物音にも怯える事という意味の四字熟語。 風魔小太郎は気配を遮断することで奇襲を仕掛け、部下を手足のように操り、文字通りの状況を再現できる。 【宝具】 『不滅の混沌旅団(イモータル・カオス・ブリゲイド)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 部下二百人を霊体として召喚し、自動的に敵グループ周囲を暗闇にし、阿鼻叫喚の地獄に叩き込む。 混乱などのバッドステータスと全体に中ダメージを与える。 この宝具の性質上、風魔小太郎の宝具というよりは、風魔忍群の宝具と言ったほうが適切である。 北条側に雇われた五代目風魔小太郎は部下二百人と共に武田軍の陣地へと潜入し、あちこちに火を投げ入れて武器食料を掠奪した。 連日連夜続けられる夜襲に、武田軍は撤退を余儀なくされたという。 宝具名には外国から日本へと流れ着いた風魔の祖たちが、日々故郷の記憶を薄れさせていったことに対し「せめて幾つかの(格好いい)単語だけでも彼らの安らぎとして残しておこう」という想いが込められているらしい。 『果てぬ羅刹に転ず(オウガ・トランス)』 ランク:C 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1人 第二宝具。「鬼になる」宝具とされているが、封じられているため使用できないらしい。 北条五代記に記載された風魔小太郎の姿はこちらだとも。 理性ある狂化。各ステータスが極端なまでに向上し、体力は毎ターン回復し続ける。 代償として寿命、臓器への深刻な損傷、脳の出力限界(オーバードライブ)による部分崩壊などが存在する。