約 2,059,535 件
https://w.atwiki.jp/srwkdm/pages/292.html
22代目スレ 2008/02/08(金) マーズ「きゅっきゅっきゅ、きゅきゅっきゅきゅ、きゅっきゅっきゅ」 ガチャガチャガチャ ひたひたひた マーズ「くぇーすちょーん、くぇーすちょーん、ぼっくおっばきゅ」 ガチャガチャガチャガチャ ひたひたひたひた マーズ「んん?」 ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ! ひたひたひたひたひたひたひたひた! マーズ「誰だ、誰だぁーっ! コソコソあと追けて来やぁーがって! ドコの手のモンだ! マオ社か! あのマオ社か! このマオ社か! とーとー来やがったなコンニャロめ! そーそーヤスヤスと唐揚げにされると思ったら、おー間違いだーっ!」 ???「あなたを、解体したい」 【竜巻亭】 マーズ「スレイチェルちゃんスレイチェルちゃん、スレイチェルちゃぁーん! たぁすけてぇーっ! バラされるーっ!」 スレイチェル「食べ物を扱っているところで騒ぐなと、いつもいっているだろう」 マーズ「どーもこーもねーよ! 顔見るなり解体したいって!」 ???「はい、あんよ」 マーズ「そー、アンヨが。って、きゃーっ! おれの足じゃねーの!」 ???「実に興味深い。一見ポリマー樹脂のようでいて、なぜか金属反応があります」 マーズ「耐久性アップのために、金属の粉末が混ざってるだけだよ! 返してぇ、返してよぉ~! 三本足じゃーうまく歩けねーんだよー!」 ???「なるほど、かつてプラモ狂四郎がワールドシミュレーション大会で 使用していたものとおなじ素材というわけですね」 マーズ「知らねーよ、そんなこたぁーっ!」 スレイチェル「よいか、ロボスケ。男というものは、元来三本の足を持つ生き物であり」 マーズ「うっせーよ! スレイチェルちゃんに男語られたくねーよ!」 スレイチェル「そちらは、少し女の子らしくなったな」 マーズ「あぇ? これ、女の子? だって」 ???「作業しやすくて、実に合理的な体型です」 スレイチェル「久しぶりだな。モントーヤ夫妻は息災か、ラーナ」 ラーナ「おかげさまで、スレイチェルさん」 スレイチェル「メガネは相変わらずか」 ラーナ「休日には外しています。イギリス人ではありませんので」 マーズ「いってるイミがわかんねーよ」 スレイチェル「今年で、何年生だったか」 ラーナ「中2です」 マーズ「やりづらっ! なんでそんな、ほかと絡みづれーねんれーなんだよ! おやじンとこ行ってくれよ、おやじンとこ! こっ恥ずかしいポエム書きつづったノートを公開しあって、盛り上がればいーや!」 ラーナ「そういうことは従兄が全部やっています」 スレイチェル「ミズルは、相変わらずラクガキ癖が治らないか」 ラーナ「本人はアートだと主張していますが」 マーズ「なーに、スレイチェルちゃん、知り合いなの」 スレイチェル「むしろ、お前は知らないのか? L&Eコーポレーションの娘さんだ。 ラーナ・モントーヤという」 マーズ「L&E? あー、コーポレーションとかゆって、町工場みてーなトコね。 えーっと、データは・・・、っと、あったあった。 んだよっ、マオ社と取り引きあんじゃねーの! やっぱマオ社か! マオ社からの差し金かーっ!?」 スレイチェル「マオ社はお前のことなど洟にも引っかけていないと思うぞ」 マーズ「じゃーっ、なんでこんな解体マニア寄こしてくんだよっ!」 ラーナ「ごめんなさい。私、興味ある機械を見ると、どうしても、こう、解体したくなって」 スレイチェル「そういえば幼い頃より、目覚まし時計やラジコンを分解して喜んでいる子供だったな」 ラーナ「いったい、どういうエネルギーで動いているのか」 マーズ「おもに小麦粉とトウモロコシだよっ! おれは、ちきゅーにやさしーバイオ燃料で動いておりますっ! はいっ、ギモン解決したでしょっ!? 足返して!」 スレイチェル「『オラたちは燃料作ってるンでね、食いモンさ作ってるだ』と、 農家の皆さんから大不評のあれだな。 昨今の小麦粉値上げの一因でもある。 お前は前に騒いでいたが、自分で小麦粉の値上げに一役買っているのではないか」 マーズ「うるせーなぁーっ! しょーがねーでしょ、そればっかりは!」 ラーナ「すると、あなたは食べ物を摂取しているのですね。 排泄はどうしているのですか」 マーズ「アンタッチャブルなトコに、あっさり踏み込んで来る子だね」 スレイチェル「だいたいお前は、洋式トイレが使えるのか」 マーズ「おれのトイレじじょーにキョーミ持つんじゃねーよ! おれはエネルギー効率いーから、たまにカスみたいのがパラパラ出るだけだよ!」 ラーナ「そのカスは、どこから出ているのですか」 マーズ「ね、おれの下半身をまじまじと見ないでくれる?」 ラーナ「一度興味を持つと、ダメなんです、わたし。 手が、自動的にマイナスドライバーやプラスドライバーや六角レンチやチェーンソーを」 ばるんっ ばるんっ! ばるるるるっ! マーズ「ビッグチェーンソーだぁーっ!?」 スレイチェル「落ち着くのだ四本脚、いやさ三本脚。 彼女が『ToLoveる』でいえば誰なのかを考えるのだ」 マーズ「いねーよ、『ToLoveる』にこんなブッソーなキャラ! 『ブラック・ラグーン』とか、そのへんだよ!」 スレイチェル「『ナニワ金融道』か『ミナミの帝王』が、なにをいうか」 マーズ「ちげーよ! 『ヤミ金ウシジマくん』だよ! コミックのひょーしがどれも似たよーな感じで間違えやすいって 福満しげゆきセンセにもお墨付きもらってる!」 ラーナ「わたしは、むしろ『初恋限定』です」 マーズ「ガクネンしか一致してねーっ!」 スレイチェル「なるほど、『初恋限定』とは盲点だった」 マーズ「あーっ、やっぱスレイチェルちゃんの知り合いにはロクなのいねーっ! なんだよっ、集英社からなんかもらってんのかっ!?」 スレイチェル「しかし、なにをしに来たのだ? まさか、本当にこのロボを着けて来たわけではあるまい。 老婆心、いやさ性別イグニション心にいうが、これはタチが悪いぞ。 傍線で誤魔化しているが、口調はただのチンピラだからな」 マーズ「あっ、チクショー、いわなきゃわかんねーのに」 ラーナ「もともとは、スレイチェルさんのお宅を訪ねようとしていたのです」 スレイチェル「なにか用か」 ラーナ「先日、マオ社で起こったヒュッケバイン農薬混入事件をご存じですか?」 マーズ「あー、あれね。結局、犯人てカルトなテロ組織だったんだっけ? あれ、捕まったの?」 スレイチェル「リン社長が早期に対策を打っていなければ、あやうく国際問題になるといわれていたな」 ラーナ「その、対策を依頼されたのが我が社だったのです。 ちょうどお父さんたちが出払っていたので、 わたしがマオ社に出向き、ヒュッケバインというヒュッケバインを解体し、農薬を回収いたしました」 スレイチェル「それは、お前は楽しかったろうな」 ラーナ「量産型ヒュッケバインMkⅡに始まり、 試作型ヒュッケバインMkⅡ、ヒュッケバインMkⅢタイプL/R、 ヒュッケバインMkⅡT、本社ロビーに飾られていたオリジナルヒュッケバイン、 果てはテスラ妍にあった、一見ヒュッケバインではないヒュッケバインEXに至るまで、 解体、解体、また解体。それはめくるめく解体パラダイスでした」 マーズ「こっち見んなぁーっ! デザートを見るような目でおれを見んなぁーっ!」 スレイチェル「それで、なぜうちに? ヒュッケバイントロンベは父さまが勝手に黒く塗っただけだから、べつに断りにくることはないぞ」 ラーナ「はい、それがですね」 どかぁぁぁぁぁんっ! ラーナ「というわけです」 マーズ「わかんねーよ!」 スレイチェル「爆発したのは、ダイレクトメールか? なるほどわかったぞ。手紙爆弾といえば、スピードワゴンの奥さんがロリアイドル時代に送りつけられたものだ。 つまり、どこかのロリコンがスレイチェルを狙っている!」 マーズ「なんでスレイチェルちゃん、自分をカワイイ系だと信じて疑わねーのっ!?」 ラーナ「大惨事を未然に防いでしまったものですから、我が社が犯人グループ側から恨みを買ってしまったようです。 ここ数日、お父さんたちと縁故のある方々の家に爆弾が仕掛けられるという事件がいくつも起こりました」 スレイチェル「そういえば、先日アクセル用務員のいる宿舎が、なにか騒がしかったな」 マーズ「で、いまバクハツしたのがこれ? うへっ、ちゃっちーの。バクダンっちゅーか、改造花火じゃねーの」 ラーナ「いえ、それはノロシのようなものです。 いままでの事件ではどれも、最初の爆発から5分前後経ったところで大規模な爆発が起こっています」 マーズ「なんで、そんなしちめんどくせーことを」 ラーナ「爆発によって被害者があわてふためき、あるいは命を拾ったことに安堵しているところに、 すべてが絶望で吹き飛ぶ様を、どこかで見て楽しんでいるのでしょう」 スレイチェル「胸くその悪くなるような手段だな」 ラーナ「ご安心ください。そのために、わたしが来たのです」 ばるんっ ばるんっ ばるるるるっ! マーズ「なんでチェーンソーまわすのぉーっ!」 ラーナ「当L&Eコーポレーションでは、機械の修理・開発・処分に併せて 老朽化したビルなどの解体もおこなっています。 むしろわたしが勝手におこなっております。 ご用命の際にはフリーダイヤル0120ー」 マーズ「商魂たくましっ!」 ラーナ「まずはこの店を解体し、しかるのちに爆弾を解体します。 万が一爆発が起こっても、付近への類焼を防ぐことができます」 マーズ「おエドのころの火消しかよぉーっ!?」 スレイチェル「待て待て、早まるな。 父さまが留守の間に店を解体されましたでは、スレイチェルが父さまに叱られる。 えげつなく叱られる! 父さまはけっこうスパルタなのだ!」 マーズ「スレイチェルちゃん! あの子、ちょっとやべーよ! 『爆発を防ぐ』じゃなくて、『爆弾を解体する』が主目的になってんよぉーっ!」 ラーナ「わたし、手段のためには目的を選びません」 スレイチェル「とにかく、爆弾を探すことが先決だ!」 マーズ「ね、おれは避難してもいーい? おれ、肉体労働向きじゃねーし。 データばっかいっぱいあっても、しょせんロボだから立体的な発想とゆーもんができねーんだよ」 スレイチェル「いや、いまは少しでも手が必要なときだ。 まずはガスの元栓を閉め、照明をすべて消し、ブレーカーを落とすのだ。 火災のときの対処とおなじだ。とにかく、被害を最小限にとどめるのだ!」 マーズ「うっし、ブレーカーダウン!」 スレイチェル「次は店内を対角線上に区切り、ひとりずつ担当エリアをゾーンディフェンスの要領で捜索せよ! ラーナ、爆弾は時限式なのだな? ならば、ゼンマイ時計の音などが聞こえるかもしれない。 なるべく静かに動き、耳を研ぎ澄ませるのだ! 特にロボ、お前は声が甲高いから、少し黙っていろ」 マーズ「あのさー、おれ、動くだけでガチョンガチョン音しちゃうんだよ。 やっぱ、店から出てたほーが」 スレイチェル「いや、待て。ラーナ、最初の爆発から約5分後といっていたな?」 ラーナ「はい。おそらく手紙爆弾が爆発すると同時に、第二の爆弾に向けて起動信号が送られるのでしょう」 スレイチェル「マーズ、お前は電波感知機能は積んでいるな?」 マーズ「うん、たまに盗聴器探しの仕事とか受けるかんね。 でも、探してんのはバクダンであって盗聴器じゃ」 スレイチェル「手紙爆弾から電波が出たというなら、要領は盗聴器とおなじだ。 さらに、隠し場所も限定することができる。 コンセントや電気スイッチ、電話回線のモジュラー・ジャック内部など」 マーズ「あった! コンセントカバーの裏!」 スレイチェル「業務用冷蔵庫の裏に、巧妙に隠されていたのか。 どうやら、先日入った電気修理工が犯罪者だったようだな」 マーズ「べらぼーめ! さっさとこいつを」 スレイチェル「待て、うかつに手を触れるな!」 マーズ「うぇ? タイマーが、あと1分?」 ラーナ「設置場所から外すと、自動的にタイマーが早まる仕様のようですね」 マーズ「コンチクショーっ!」ばくっ ラーナ「なにを」 マーズ「こいつぁー、おれの腹ン中で処分する! スレイチェルちゃんは、その子連れてさっさと逃げて!」 スレイチェル「わかった、行くぞ、ラーナ」 ラーナ「スレイチェルさん、それでは」 スレイチェル「案ずることはない。そのロボは、そんなでもキャレットシリーズの最新型だ。 宇宙が1度2度崩壊しても、機能できるように設計されている」 マーズ「そーゆーこと! いまさら爆弾のひとつやふたつ、どーってことねーの!」 ラーナ「しかし」 マーズ「あーっ、もーっ、めんどっちーなぁー! スレイチェルちゃん! も、いいからその子引きずってって!」 スレイチェル「よし。今度、『ToLoveる』ランチを1回サービスしてやる」 マーズ「あんがと。おれ、ミカンちゃんが好きなんだよね」 ピッピッピッピッ マーズ「うし、行ったか。バクハツまで、あと45びょー。 スレイチェルちゃんにカンシャしなくっちゃね。 そりゃーおれの下半身はキャレットかーさんのパーツ使ってっけど、 上半身はアリアおばちゃん寄りの生体部品メインだかんな。 死なねーまでも、だいぶスプラッタなことになっちまうよ。 あんなでも、女の子だもんな。PTSD背負わせるわけにゃー、いかねーよ」 ピッピッピッピッ マーズ「あと30秒。あーぁ、修理代、どんだけかかっかな。 人工皮膚に人工筋肉は総取っ替え、基本フレームまでゆがんじまったら、ちょっとカクゴがひつよーか。 どーも、この町に来てからダメだね、おれは。 前はさー、もっと血も涙もねーってゆーか、こー、軽やかに行動できたっちゅーのに。 ちぇっ、だっせーの」 ラーナ「運動回路、シャットダウン」 マーズ「うん、そー、うんどーかいろを、って、はあぁぁぁぁっ!?」 ラーナ「横になってください。爆弾を摘出後、解体します」 マーズ「なんでいんの! じょーだんじゃねーよ!」 ラーナ「開腹」 マーズ「きゃーっ!」 ラーナ「肋骨切除、メインバッテリーを遮断、予備電源に切り替え。 マーベラス、なかなかスマートな構造をしていますね、あなたは」 マーズ「あのねー! おれ、ロボなの! 『ロボット三原則』積んでんの! ニンゲン傷付けるよーなマネはできねーんだよ! こーゆーふーにニンゲンの側からキケンが危ないことに踏み込まれっと、困んだよぉーっ! あーっ、パラドックスで頭痛が痛い!」 ラーナ「黙っていてください。口を封じますよ」 マーズ「あと20びょー! 出てけぇーっ! はなれろぉーっ! なんでこんなことっ!」 ラーナ「会社の経理を手伝うことがありますから、簡単な足し算引き算くらいできます。 本当にあなたの耐久度が優れているなら、店外に避難する必要などありません。 爆発による破損か、爆弾もろとも部品は無傷で解体されるか、どちらが経済的か、考えるまでもありません」 マーズ「アキナイやってんなら、リスクのけーさんくれぇできるでしょーが!」 ラーナ「その言葉、そっくりそのままお返しします」 マーズ「おれはいーんだよ! ロボだもん! このボディも飽きてきたことだし、美少女型のボディに乗り換えて、語尾にロボ付けて喋ってやらぁーっ!」 ラーナ「電子頭脳に多少の混乱あり」 マーズ「でもよぉーっ、でもよぉーっ! あんたはニンゲンだろーがっ! ふにゃふにゃで弱っちくてケチでずるくて、しょーもねーことでギャアギャア騒ぐ生き物でしょーが! そーゆーのからかっぱぐのが、おもしれーんだよ! それをなんだい! あんたときたら!」 ラーナ「しょうもないことでぎゃあぎゃあ騒ぐのです。人間は」 マーズ「あと10びょー! 出てけぇーっ! あっち行けぇーっ! チクショーっ! こえーよ! メチャクチャこえーぞ、おやじーっ!」 ラーナ「胃に到達。爆弾を摘出します」 マーズ「あと5びょー! 間に合わねーっ!」 ラーナ「解体します」 カラン ラーナ「気持ちいい」 マーズ「ふえぇ~、間一髪。品質保証期間がちぢまったよ」 ラーナ「爆弾自体は単純な構造でした。わたしは、少しつまらなかった」 マーズ「つまるつまんねーの問題じゃねーよ。 なんでこんなムチャクチャすんだよぉ~」 ラーナ「出なくてもいい損害は、出すべきではないのです」 マーズ「あー、もー、どっちでもいーや。 ねー、ラーナちゃん、コトは済んだんだから、お腹閉じてくれる?」 ラーナ「は?」 マーズ「いや、『は?』じゃなくてさ」 ラーナ「わたし、解体するとはいいましたが、組み立てるとはひと言もいっていません。 どうも、組み立てることには興味がわかなくて」 マーズ「やっぱキョーミ先行だよ、この子ーっ! じゃー、なに!? おれはここでヒラキにされたまんまなの!?」 ラーナ「本当によく喋るロボくんですね。その口、封じてあげましょうか」 マーズ「この上なにをする気だぁーっ!? だぁれかぁ~、たぁすけてぇ~!」 【店外】 スレイチェル「あの大人しい子が、スレイチェルの手を振り払うとはな。 まあ、いい。どうやら爆発は防げたようだ。 それでは、スレイチェルはスレイチェルの仕事をしようか。 おい、そこの、お前、お前だ。 見ていたのはわかっているぞ。 うちの出入り業者が世話になったな。返礼をせねばなるまい。そこを動くな」
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1314.html
688 :1/2:2007/02/12(月) 23 29 58 ID y5vS4b5U 【チェーンソー振り回すツンデレ】 「たまにだけどね、チェーンソーとか振り回したくなるよね」 とある休日、家に来たボクっ娘が突然猟奇趣味を告白なんてしやがったので、口に含んだコーヒーがどばどばこぼれた。 「うわっ、汚いなっ! 何やってんだよ!」 「す、すいません、キレイにしますからどうかチェーンソーでバラバラだけは勘弁してください」 「やんないよっ! 人をなんだと思ってんだよっ!」 「快楽殺人者」 ほっぺを引っ張られて痛い痛い。 「まったくもう、人を危ない人みたいに言ってぇ……そうじゃなくて、たまにああいう危ないの振り回したくなるんだよ。実際にはやんないけどね」 ぶちぶち言う梓と一緒にこぼれたコーヒーを掃除する。 「いや、チェーンソー振り回したいなぁ、目の前の血がつまった肉袋を切り刻んだらどれだけ楽しいのかなぁ、とか笑いながら、しかし目は冷め切ったままで言ってたし、快楽殺人者なのかなって」 「前者はともかく後者は言わない言ってない言うわけないよっ! 怖いよっ!」 「そう言う梓の手にチェーンソーが! 切り刻まれる俺! 昼食は俺が材料なのか!?」 「チェーンソーないし切り刻まないしお昼ご飯はチャーハンの予定だよっ!」 「手抜き」 「うっ……いっ、いいじゃん、作ってあげてんだし。てゆーか感謝される立場なんだよ、ボクは」 梓は休日になると俺の家まで来て飯を作る奇特な人なので、そんなことを言われているのだと思う。 「感謝なあ……じゃ、どっか買い物でも行くか? おごってやるよ」 「えっ、いいの? 珍しいね、何買ってもらおっかな? ね、何円までいい? 300円?」 「貴様は俺の財力を舐めた。なので貴様を舐める」 べろりと梓のほおを舐めたらなんだか甘い。 「うわわわわっ! な、なにすんだよっ!」 「頬舐め。なんか甘かったような」 「人のほっぺ舐めちゃダメだよ、ばかっ!」 「そんなこと言われたの初めてだ」 「ボクもだよ。なんでこんなこと注意しなきゃいけないんだよ……」 うな垂れながらも、梓の頬はちょっと赤かった。 「そりゃ、梓が俺の財力を舐めたからだ。お前が思っている以上に小金を持ってるぞ。たぶん」 「へー? それだけ言うならさ、高いの買ってもらうよ?」 「任せろ。どんなチェーンソーがいい?」 689 :2/2:2007/02/12(月) 23 30 23 ID y5vS4b5U 「なんでチェーンソーに決定してるの!?」 「いや、チェーンソーの他に簡単に人をバラバラにできる凶器を知らないもので。勉強不足でお恥ずかしい」 「なんでそこまでボクを怖い人にすんだよっ!」 「嫌がるかなーって。てへ」 誤魔化すために小首をかしげ梓のご機嫌をうかがう。 「タカシ、首が取れかけのロボットみたい」 超ショック。 「もう寝る。おやすみ」 「どっ、どこに潜り込んでんだよっ、そこボクのスカートの中だよ!?」 「なんだ、道理で狭いと思った。ところで梓、最近なんか本買った? もし買ったなら俺にも貸して」 「いいから出ろ、ばかっ! なんでボクのスカートの中で世間話してんだよっ!」 「スカート以外となると、パンツくらいしか。しかし、パンツの中に潜り込むには多少抵抗が」 いっぱい叩かれたので魅惑の三角地帯から頭を抜き出す。 「タカシのえっちえっちえっち! ド変態! ぱんつまにあ!」 「大丈夫、下着だけでなく中身も大好きです。いやむしろ中身の方が!」 「そんなこと告白されても嬉しくないよっ!」 「ところで、もう昼です。腹減った。梓、ごはん」 「ボク怒ってんだよ、作るわけないよっ!」 「む、それは困る。週に一度の楽しみを奪われては、もう何もやる気がしない」 ぐったりと床に寝そべり、やる気のなさを体で表現する。 「う……そ、そんなボクのご飯好きなの?」 「好き。超好き。結婚してください」 「すっごいやる気のないプロポーズされた!?」 「チャーハンとなら、きっと生涯を共に歩けると思う」 「ボクじゃなくてチャーハンと結婚する気だったの!?」 「オムライスでも可。あ、オムライス食べたいオムライス。梓、作って」 「……はぁ、タカシ見てたら怒ってるのバカらしくなってきたよ。いーよ、作ったげるよ」 「やたっ。さすがは梓、給士のボクっ娘とはよく言ったものだ」 「そんなこと言われたことないよっ!」 怒りながらもエプロンを装着する梓は、いい奴だと思う。
https://w.atwiki.jp/dh2ndname/pages/52.html
[投稿情報] 2010年08月14日 11 59 04 お名前 スカーレット ■二つ名 嗜骨隔離(スパイラルチェーンソー) ■○お題1(kiri) 花の名前(花、華でも可)が入った名前 天樹水仙 ■お題1のふりがな てんじゅすいせん ■お題1のアピールポイント 響きが良さそう+綺麗な名前にしたかった ■○お題2(ふきゅう) 苗字に適当な四字熟語の前半2文字 + 名前に適当な3文字の単語をひらがなにしたもの 不協ふたり ■お題2のふりがな ふきょうふたり ■お題2のアピールポイント 不協和音+ふたり ■○お題3(やまいち) 名字と名前に共通した漢字一文字以上が入る 有主有夢 ■お題3のふりがな アリスアリム ■お題3のアピールポイント 読み仮名があえてカタカナなのが特徴
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/7649.html
【名前】 モサソールスチェーンソーアーム 【読み方】 もさそーるすちぇーんそーあーむ 【登場作品】 王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー 【分類】 カミツキチェンジの武装 【使用者】 キョウリュウレッド・カーニバル 【部位】 腕 【組み合わせ】 アニバーサリーカーニバル(+ケツァルクロスボウガンアーム) 【詳細】 左腕の部位に追加される武装。 ガブティラキョウリュウレッドがNo.25の獣電池を使う。 ケツァルクロスボウガンアームとの組み合わせでチェーンソーのように近距離で斬撃を行う。
https://w.atwiki.jp/exe7/pages/26.html
Bボタン溜めなしを指定してるアドレスは00011470付近から。管理人が少し弄ってみた所、攻撃のパロメータは弄れる模様。 ただ、威力の指定だけができず、攻撃力の所に何を入れても反映しない。 しかも、最後に使ったチップの攻撃力を引き継ぐ模様
https://w.atwiki.jp/mihoyowikiunofficial/pages/414.html
目次 性能ステータス スキル1 近接威力+ 入手方法 説明 関連項目 性能 ステータス No. 名前 428 V制式チェーンソー 小分類 種類 ☆ 神格覚醒 近接・鎖鋸 V制式 4 属性 攻撃力 射速 残弾数 物理 165 10
https://w.atwiki.jp/nobihaza_id/pages/13.html
保健室 イベント終了後、急箱を調べて、「はい」を選択。その後、セーブ。そして、3人程と話したところで、イベント。 イベント終了後、メニュー→並び替え→聖奈を先頭に置く。 校舎探索 ※後日追記
https://w.atwiki.jp/mihoyowikiunofficial/pages/394.html
目次 性能ステータス スキル1 瞬殺 入手方法 説明 関連項目 性能 ステータス No. 名前 62 Mac260チェーンソー 小分類 種類 ☆ 神格覚醒 近接・鎖鋸 無 3 属性 攻撃力 射速 残弾数 物理 139 10
https://w.atwiki.jp/horror_vip/pages/194.html
https://w.atwiki.jp/dayz_sa/pages/18.html
走りながら振れる最強の近接武器。 燃料を入れれば動きますが音がうるさい。 最初から燃料はありますが、稼動させっぱなしだと1分ほどで燃料ぎれです。 大体、稼動状態で1回切れば相手を倒せる。 稼動してなくても2~3回切れば倒せるので威力は高めの武器です。 燃料の入れ方 必要なのは、電池でなくガソリンです。 ジェル缶を使用しなくても水筒やペットボトルで十分に満タンにできます。 チェンソーを手に持ち、ガソリンを入れた容器をドラッグしたらrefuel(燃料補給)できます。