約 2,936,192 件
https://w.atwiki.jp/gfxg/pages/116.html
ver 曲名 アーティスト BPM V4 PRIME LIGHT TAG 138 難度・パート GUITAR BASS NOVICE 3.65 3.40 REGULAR 6.30 5.20 EXPERT 7.50 7.30 MASTER -.-- -.-- 攻略・コメント 譜面指定については【EXP-G】など文頭に指定をお願いします。推奨オプションに関しては理由付けもお願いします。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/army2ch/pages/275.html
Leopard/Type90D死ぬほど似てます。訴えられませんか? 光文社文庫400「世界の戦車」の中に、「シミター(30mmアデン砲装備)は優れた 対空戦車のひとつに数えられる。」って書いてあるんだけど、シミターって対空戦車? 楔形の砲塔乗っけたイスラエル戦車って何?M60改造型なの? スウェーデンのIkv.91の「Ikv」とはスウェーデン語のどの単語の略で、日本語ではどういった意味ですか? メルカバの砲塔の後ろにジャラジャラとぶら下げられた鉄球は、結局実戦で何かの役に立ったのでしょうか? イスラエルの戦車や装甲車にはよく白い「V」のマークがペイントされていますが、あれは何のマークでしょうか? メルカバは対人戦闘に特化した戦車だそうですが、どんなところが特化してあるのですか? 韓国の戦車は、日本の戦車より優秀だといわれました。本当ですか? メルカバの後ろの砲塔に何十本とぶらさがっているものは何? 北朝鮮がT-72戦車を保有しているのは本当でしょうか。また、北朝鮮が国産戦車を開発したというのは本当でしょうか。 レオパルド2、チャレンジャーのメーカはどこ? なぜイスラエル軍はメルカバを前輪駆動にしたんでしょうか? イスラエルの105mm砲を装備したシャーマンてスーパーシャーマンでしたっけ? スウェーデンのStrv.103戦車ってB型とC型では外見上どの程度違いますか? スウェーデンのSタンクって世間的評論ってどんなもんでしょ? Sタンクの側面に何本も取り付けてあるフレームパイプ状のものは何でしょうか。組み立ててテントになるとか? レオパルド2って評価が高いのでしょうか? メルカバMK.2のサスペンションってT-34そっくりなのに、何でクリスティー型じゃなくてホルストマン型? 北朝鮮の国力で、実際稼働している戦車は何両ほどなんでしょう? チャレンジャーはどうやって命中率を高めたのでしょうか? おフランスのルクレルク戦車1両のお値段はいかほどですか。 レオパルト2戦車の同軸機銃の装備位置、及びショト装甲を付けた型では同軸機銃が装備されているかどうか イギリスのチャレンジャー戦車120ミリライフル砲弾が弾頭と装薬の二つに分離した形で搭載されているのはなぜ? イタリアのアリエテって戦車は性能いいの? 西ドイツ軍は、レオパルトやその他の車両を国産開発するまでは、どんな車両を使っていたのでしょうか。 フランスのルクレールは何故ここまで高くなってしまったのでしょうか? メルカバ戦車は世界最高の性能で、アメリカのM1より強いですか? イスラエルの戦車、メルカバってどういう意味なのですか? メルカバ戦車の前部エンジン小型砲塔などのレイアウトについて イスラエルの戦車のメルカバってアルファベットだとどう書くんですか? ドイツが戦後開発したレオパルドシリーズの戦車にはWW2での虎や豹の技術は受け継がれているのでせうか? メルカバMk1、Mk2の違いって何でしょう? メルカバが他の戦車より市街戦に特化している要素とは? メルカバ戦車はフロントエンジンであることがダメなポイントとしてよく挙げられていますが、フロントエンジンの戦車にはなにか致命的な問題があるのでしょうか? メルカバは重量級戦車であるため機動力、走破性が低いというのは本当? メルカバ戦車って乗員の生存率高めた設計て聞くけど、その分なんらかの機能を犠牲にしてたりするんですか? 中国の98/99式戦車の評価は? M1戦車はイラクで何両も損失してますがチャレンジャー戦車が全損した事はあるのでしょうか? メルカバの各型の簡単な見分け方って? WW2後の西ドイツが駆逐戦車を運用し続けた理由は? メルカバって後ろにドアがついてるってほんとですか? 北朝鮮のT55、T62、T72に対して韓国保有M48の90mm砲って役にたつの? メルガバの回転砲塔の後部の下端からチェーンを下げて暖簾状になってるの見たんですけど、どういう意味があるんですか? メルカバ戦車はイスラエル軍の運用や砂漠に適合した戦車だそうですが、逆にレオパルド・ルクレール・90式などはイスラエルでは本来の性能を生かしきれないものでしょうか? 現代の技術でStrv103のような無砲塔戦車を作ったとして、日本の防衛に通用しますか? 戦後ドイツのラインメタル社やクラウス・マッファイ社は兵器開発を禁止されていたのに、なぜ後のレオパルドI・IIを開発できたのでしょうか? 現代の戦車の主流は第三世代MBTですが、アフリカや中南米の国家はどのような戦車を保有しているのでしょうか? イスラエルのIシャーマンって、防御力はM4のままなのに、どうして活躍できたんですか? 米軍戦車アメリカのM1が自動装填じゃないのはなぜですか?現代では人力装填のメリットは全くないと思うのですが。 米軍のシェリダン「空挺」戦車ってパラシュートかなんかで空挺出来るって意味ですか? ガスタービンエンジンのアイドリング時の燃料消費量は走行時とさほどかわらないという話をきいたのですが、本当なのでしょうか? M1A1は燃費が悪いって聞きましたが M46に採用されて革新的な性能を示した”クロスドライブ式変速機”って、どういう機構なんでしょう? 朝鮮戦争ごろのアメリカ戦車には、「怪物の顔」みたいなのが描いてありますがあれはなんのためのものなんでしょうか? アメリカの軽戦車ってM-551で打止め? 湾岸戦争で戦ったM1エイブラムズ戦車もエアコンがついてなかったんですか? 朝鮮戦争時のアメリカの戦車の写真を見ると車体や砲塔の前面に怪獣みたいな絵が描いてあるんですけど何なのでしょうか? M1A1は、いまだに全更新されてないんですか。 アメリカ陸軍の昔の開発計画で、ADATSと同じ頃に計画された安価な戦闘車両の名前がわかりません。 M48戦車のステレオサイトって砲と連動してる図解を見たんですが、地面が平らじゃない時はどうするんでしょう? M60からM1へとアメリカのMBTは進化したと思うのですが、なぜ急にあんなに強くなったのでしょうか? イラク戦争では、旧式のM60戦車にリアクティブアーマーをコテコテにくっ付けた奴は出たのでしょうか? M1A1とM1A2はどこが違うんですか? イラク軍の兵器でアメリカの主力戦車を倒すことはできるのですか? パットン戦車の車体底部は何だか丸まってますが何かメリットが有ったのでしょうか? イラク戦争でM1戦車に乗っていて水死した人がいるらしいのですが詳細を教えてください イラク戦争で出動した第3歩兵師団と海兵隊のエイブラムズはどの程度M1A2に改修されていたのでしょうか? イラク戦争で、M1戦車はなんで破壊されちゃったのですか? M48戦車の中に、車体前面が角張ってる物と丸い物があるのは何故ですか? 高倉健さんの「野生の証明」に出た戦車は米軍の物らしいですが、型式は何ですか? M1A1戦車は「世界最強の戦車」なのにどうしてイラク戦争で破壊されたのでしょうか。 M1エイブラムスって誰に由来しているのですか? センチュリオンは1962年まで生産され続けていましたが、最終型のセンチュリオンMk.13は M1戦車に使われているガスタービンの燃料は? アメリカのM48の丸っこい車体は何故M60に継承されなかったのですか? クウェートかサウジアラビアが、M1戦車をアメリカ陸軍の数倍の値段で買ったという話を聞いたのですが、実際いくらで買ったのか M1戦車は、チェチェンゲリラがT-72相手にやったようなRPGの集中射撃で撃破できますか? M1A1の中の人が砲弾装填するたびにとか叫んでる言葉の意味は? アメリカ陸軍のM60ってWW2のM26の直系の子孫なんですか?車体は余り変わってないように見えるんですが。 アメリカの戦後戦車のニックネームについて教えてください。 アメリカの戦車はたしか将軍の名前がつくのだと記憶しています。 イスラエルのマガフは、機銃が3つも付いているのはなんででしょうか? 最初75mm砲だったのに最終的には105mm砲を積んでるAMX-13は、よほど最初の設計が優秀だったということなのでしょうか。 M1A2がM1A2の主砲をくらったら何発ぐらいで潰れる物なのでしょうか? メルカバ戦車はフロントエンジンであることがダメなポイントとしてよく挙げられていますが、フロントエンジンの戦車にはなにか致命的な問題があるのでしょうか? レオパルト2A5は傾斜した装甲の素材(推定でかまいません)と意義が今までと違い過ぎるのですが何故ですか? M60戦車が昔「走る棺桶」と言われてたのは本当ですか? 戦闘機や銃器の軍制式コンペってのは行われている様ですが、エイブラムズの時にはどのような競争があったんでしょうか。 何故アメリカは戦車後進国から戦車先進国になれたんですか? M1には砲弾が爆発したとき爆風を外に逃がす機構があると聞きましたがどういうものなんですか? M1とM1A1て、どれくらい違うの? アメリカの戦車は「M○A○」って名前がついてますが、このMやAってのは何かの頭文字なんですか? M1エイブラムズが市街戦に投入される場合、HEAT対策としてどのような装備をするのでしょうか? 米軍は60年代にガンランチャーに執心していますが、将来戦車の武装をミサイル主体で統一するつもりだったのですか? アメリカの結局配備されなかった対空戦車、サージャント・ヨークは何故M48がベースだったのでしょうか? ロシア・旧ソ連戦車ロシアのT-72系の戦車の一部はミサイルが撃てますが、これは何のためなんでしょうか? T-72とかT-80ってなんであんなに軽いの? T-80が装備しているATMにはトップアタック機能はついているのでしょうか? T-80UM VS T-90どちらが強いのでしょうか。 旧ソ連のT-64戦車はなぜ輸出されなかったの T-54/55またはT-62はキングタイガーの正面装甲を撃ち抜けますか? T-55戦車がチェコ、ポーランドでライセンス生産された時期を教えて下さい。 T-55の第一転輪は他の転輪と離れてますが何の意味があるんですか? スターリン戦車はいつ頃まで使われていたのでしょうか? T-64A以降、T-72と同じ分離装填式装填装置? 北朝鮮がしばしばロシアから戦車を買ってるそうですがT-80UやT-90のような比較的新しいものなんでしょうか? 韓国がどうしてロシア製の戦車をもっているのですか。 T-72って強いんですか? T-64の現在の価格っていくらなんですか? ソ連戦車のミサイル防御装置の名「ドロズド」や「アレナ」って単なる頭文字を並べただけの略称なのですか? T-72の通常弾でM1A2の正面装甲を打ちぬくためには、何メートルぐらいにまで接近すれば可能ですか。 T-72などのロシア戦車のケツについてる丸太の意味は? IS-3が戦後、90年代まで予備装備だったと聞いたんですが状態はどうだったんでしょう? T-72はどうしてあんなに人気があるのですか? ソビエトのT-55やT-62には、サーチライトが何個もついているんですが、これは何故なんでしょうか? T-72の改良型がT-74(T-72M)だと思ってたんだが今の分類は違うのか? T-90に西側の通信技術を導入しようとしたら、改良にでれくらいの費用がかかるんでしょうか? ロシア、旧ソ連の戦車はT-○○といわれますが、これはフランカーなどのようにNATO側が勝手につけた名前なのでしょうか T-34やT-72のように旧ソ連系の戦車につけられる「T」は何の略でしょうか? オブイェークトとはどういった意味なのでしょうか?検索してもいまいち要領を得ません 戦後第三世代のT-72は弾道計算機を備えているにも拘らず、戦後第二世代のレオパルト1に命中率で劣っているのは何故ですか? ロシア戦車は、なぜ今でも狭いお椀型砲塔に拘ってるんでしょうか 90年代のユーゴ内戦でT-34戦車が現役だったと聞いたんですが今でも使われているT-34ってあります? ソ連のMBTはパラシュートで空挺降下はできるのでしょうか? もしイラク軍のT-72がダウングレードの輸出型でなくロシア本国型ならM1戦車相手にどうなっていましたか? イラク仕様のT-72ってホントにモンキーモデルだったのかね? T-64とT-72とT-80ってどうやって見分ければいいんですか? T72等ソ連系戦車の砲弾庫が砲塔基部にあり、被弾・誘爆した場合には車内で爆発する事になり極めて危険というのは、いつ頃知られるようになった事でしょうか? 湾岸のT-72は簡単に砲弾が誘爆して砲塔が派手に吹き飛んでましたが 旧ソ連の戦車でキャタピラが四本あるものがあったと思いますが ソ連・ロシア製戦車ですが、砲塔基部に砲弾を並べる方式は被弾誘爆した場合、危険と分かっていながら、いまだにその方式が採用されている理由は何でしょうか? ソビエト戦車は遠距離射撃が苦手の為中東戦争で活躍できなかったそうですが、 T-72やT-80のような戦車はFCS?の交換で西側の戦車と互角に撃ちあえるレベルにすることは可能なのでしょうか イラクで、T-72M1じゃなくT-72B戦車だったらM1エイブラムズ戦車の劣化ウラン砲弾をなんとか防げたんじゃない? T72Bがチェチェンゲリラ相手に損害を出しているのは運用のまずさか? チェチェンでの戦訓を盛り込んだT-72Bのアップグレード型は? 湾岸でガタ落ちしたT-72の名誉を挽回できる機会はあるのだろうか T-72Bの砲塔正面の装甲は、M1A1やM1A2戦車の劣化ウラン弾だと、どれくらいの近距離まで耐えられるか? T-90戦車はT-72B戦車をT-80UD戦車の性能にまで引き上げた(近づけた)と見て良いでしょうか? ロシア製戦車ってなんでいつも弾薬庫配置が危険なものになっているのでしょうか? T-80の自動装填装置ってどんな仕組みで自動装填するんでしたっけ? T-72が神戦車と呼ばれるのは何故ですか? オブィェークト279とは? 今だ世界の紛争地でみかけるT-34ですが、50年以上前の戦車のパーツや砲弾の調達はどうやっているのでしょうか? Leopard/Type90D死ぬほど似てます。訴えられませんか? 兵器の世界にはんなもん存在しません。 第三国に輸出する他国の荷物を勝手にバラしてちょろまかしたりするのが日常の世界で デザインが似ている程度のことなど問題のうちには入りませんので。 (9 249) 光文社文庫400「世界の戦車」の中に、「シミター(30mmアデン砲装備)は優れた 対空戦車のひとつに数えられる。」って書いてあるんだけど、シミターって対空戦車? 対空戦車ではなく、偵察戦車で正解です。 何かと勘違いしているのでしょうね。 (11 名無しさん@眠い人 ◆ikaJHtf2) 楔形の砲塔乗っけたイスラエル戦車って何?M60改造型なの? 写真ないのでははっきりしたことはいえませんが、多分そうでしょう。 イスラエルはその政治的・外交的事情から 外国の最新兵器の購入を常にあてにできるような国ではないため 過去の兵器を近代化改装する技術に長けています。 いわゆる「マガフ」戦車は有名ですな。 ほかにもその技術を生かして外貨稼ぎをやるために作られた、 M60系の改修キット「サブラ」なんかもありますから。 (12 眠い人 ◆ikaJHtf2) スウェーデンのIkv.91の「Ikv」とはスウェーデン語のどの単語の略で、日本語ではどういった意味ですか? Infanterikanonvagnの略です。 Infanteri:歩兵 Kanon:砲 Vagn:車 となり、歩兵戦闘車、IFVが近い訳でしょう。しかし、Kanonと称するだけあって、 搭載砲は90mmと強力です。 余談ですが、ウクライナが今度プロトを作った、MTBR-84(T-84MTBRだったかな?怪しい)は T-84の125mm砲塔をそのままに、携行弾数を減らし、エンジンは1200馬力のままコンパクト化 して、5人分の歩兵収容力を作り出した力業の歩兵戦闘車で、当然MBTと同じ戦闘力、装甲です。 ここまで来ると、立派な砲車ですね。 (13 system) 歩兵戦闘車は別種の兵器でしょう。 おお、確かにIkv91はクルー4名で歩兵乗り組みはないのですね。訳で 錯覚してしまいましたが、これは駆逐戦車、tank destroyerと考えるべき なのかな。重量16.3t、90mm低圧砲ですから、むしろ軽戦車、か。 確かに歩兵戦闘車ではありませんね。指摘ありがとうございます。 (13 system) メルカバの砲塔の後ろにジャラジャラとぶら下げられた鉄球は、結局実戦で何かの役に立ったのでしょうか? 多分吸着地雷とか、対戦車ロケットを避けるものではないかと思います。 第二次世界大戦当時のドイツ戦車はコンクリートコーティングと、金網が張られていましたから、それの応用系でしょう。 (16 眠い人 ◆ikaJHtf2) イスラエルの戦車や装甲車にはよく白い「V」のマークがペイントされていますが、あれは何のマークでしょうか? 味方識別マーク。 (21 眠い人 ◆ikaJHtf2) メルカバは対人戦闘に特化した戦車だそうですが、どんなところが特化してあるのですか? 別に対人戦闘に特化したわけじゃなくて、対人戦闘能力を強化した、でしょう。 迫撃砲積んだり、機銃いっぱいつけたり。 イスラエル軍は戦車にクレイモアつけて近づく歩兵なぎたおしたりしてた。 (26 61) 韓国の戦車は、日本の戦車より優秀だといわれました。本当ですか? パルパル戦車ですね。これは米軍の次期主力戦車開発で負けた クライスラー社の原設計を、小型化(韓国用)にした物です。 私はこの戦車が好きでソウルの博物館で、韓国の出版社と共同で 取材してきました。博物館には正面と内部に展示してあります。 戦車装甲は複合ではありません。スペースドアーマー方式です。 これじゃ成形炸薬弾対応で、現用の戦車砲弾(90式)には対応出来ません。 パルパルの側面は特に弱いです。北朝鮮の戦車には十分対応可能です。 命中率はどうでしょうか? 更に追加しますと、この場合は正面戦闘です。パルパルは側面はT72では五分五分かな。 T62にはなんとか持ちそう。北朝鮮の火器管制装置(照準)はソビエト製ですので、 距離1.500まではまあまあですが、それ以上は性能悪化です。 パルパルは2.000くらいはOKでしょう。 90式は3.000以上、たぶん4.000でも90%以上の命中率はあるはずです。 知り合いが開発に関わってますが軍事機密なので教えてくれませんが、他の情報では見えない距離と聞きます。 アリゾナで実証試験やってます。 韓国のイタイのはエンジンはクライスラーからの輸入なんです。 更に突っ込めば自動車エンジンの 自主開発は不可能なのです。 マツダからの輸入品で、エンジン一個一万か一万五千円で乗せてるはずです。 で、マツダは赤字です・・・・ (29 一等自営業 ◆O8gZHKO.) メルカバの後ろの砲塔に何十本とぶらさがっているものは何? 鉄の鎖です。対HEAT用。 (30 バッチ3) 北朝鮮がT-72戦車を保有しているのは本当でしょうか。また、北朝鮮が国産戦車を開発したというのは本当でしょうか。 何年か前に入ってきたビデオで「北朝鮮の軍事パレード」がありました。この中に新型戦車の映像が入ってました。 T-55か62の砲塔に増加装甲で補強したタイプでした。 今回も同じようで、62の砲塔に加工して80か90シリーズに似せてるようです。 新型なんて無理ムリ・・・・ (33 一等自営業 ◆O8gZHKO.) 軍事研究によると、北朝鮮の最新戦車、MBT(T-72)を所有しているが、 性能は、70年代のものであり、イラク軍の同型車と同じ運命をたどるのは、必至であると書かれている。 開発したんではなくて、改造では? あの国の工業力は、想像をはるかに超える下級です。 中戦車級クラスは自主開発しておりますが、現在の主力は、自走迫撃砲、自走野砲などです。 (36 932) レオパルド2、チャレンジャーのメーカはどこ? レオパルド2→クラウス・マッファイ チャレンジャー2→ヴィッカース・ディフェンス・システムズ (チャレンジャー1は王立陸軍兵器廠) (41 眠い人 ◆ikaJHtf) なぜイスラエル軍はメルカバを前輪駆動にしたんでしょうか? 昔の戦車はリアエンジン・フロントドライブだったから前輪駆動だった。 メリットはキャタピラが外れにくいって事。 コレをRRかFFにすれば当然、容積的にはメリットが大きい。 戦車ってのは装甲板と砲でどうしても前が重くなる。重たいエンジンは後ろに置いた方がバランス的には良い。 というわけで、RRが普通に成ったんだ。 イスラエルはロシア戦車の照準機がヘタレだと言う事に目をつけた。 500m以上じゃ当たらない。そして想定戦場では1500m以上の戦闘が多い。 なおかつ、遠距離ではモンキーモデルのタングステンじゃない鋼製徹甲弾は威力を失う。 問題はheatの戦車砲弾とミサイルだ。 となれば、エンジンルームを空間装甲として使うアイデアが生きてくる。 多少、バランスに苦労してサイズと重量がオーバーしても割に合うと考えたのさ。 (42 815) イスラエルの105mm砲を装備したシャーマンてスーパーシャーマンでしたっけ? シャーマンにフランス製長砲身75mm砲を載せたのが”スーパーシャーマン”。 105mm砲を載せたのが”アィシャーマン”。 (46 274) 1.国内ではスーパーシャーマン・アイシャーマンの表記はまちまち 2.英語サイトでも同様。(.milサイトでも) 3.イスラエルのサイトではシャーマン自体への言及が少なく 断定できない (46 293) そこら辺のサイトの写真でも分かるんだけど、イスラエルのシャーマンってベースは初期型なんだよ。 エンジンをフランス製に変えた奴て、サスをスクラップヤードから拾ってきたHVSSに 変更した奴は原則的に全部「スーパーシャーマン」だった筈。 (46 295) イスラエルは、アメリカが鉄くずとして放出した76.2mmタイプも大量に購入していた。 (屑鉄と言っても砲身にガス抜き穴を開けたにすぎない代物で、簡単に修理できた) 足回りとエンジンの換装だけで済ませた奴は76.2mm砲搭載タイプであり、初期型ではない。 オリジナル75mm砲のタイプはフランス製の主砲に交換したが、その時点で76.2mm砲搭載タイプは 戦力として有効なのでそのまま使っている。 こちらが後に105mmタイプになっている。 ただ、どちらもスーパーと読んでいたという点は私の手持ち文献と一致します。 (46 338) スウェーデンのStrv.103戦車ってB型とC型では外見上どの程度違いますか? 照明弾発射機 サイドスカート兼用増加燃料タンク 車体前面増加装甲 {(51 494) スウェーデンのSタンクって世間的評論ってどんなもんでしょ? コンパクトにまとめられることは悪くないが、現在持つなら砲塔の付いたMBTってとこ かの国が某研デザインのステルス戦車へと走ったなら一時代きずいたかもしれん (52 561) まぁ、変わり者だね。って感じ。実戦経験がないので評価も難しい。スペックだけで 語れる車両でもないし。 ただ、いざとなれば1名だけで動かして戦闘も出来るって思想はなかなか良いと思う。 特にスウェーデンみたいな軍隊だと。 (52 562) Sタンクの側面に何本も取り付けてあるフレームパイプ状のものは何でしょうか。組み立ててテントになるとか? 浮航用のフロート・スクリーンを展開するための渡河キットの装備です。 これを使って周囲にカンバスを張り、浮力を確保します。 Strv 103はフロートスカートを装備しており、30分以内に渡河準備ができるように なっているそうです。 (53 130) レオパルド2って評価が高いのでしょうか? 評価が高いも何も、レオパルド2は実戦経験してないから分からないというのが 正味のところでしょう。大体第3世代戦車というもの自体が M1、レオパルド2、90式、チャレンジャー2、ルクレール、T80、K1A1 と数えるほどしかない。 この中で本格的に実戦参加したのはM1、チャレンジャー2 後チェチェンでT80ですか。 だから他は能力的には未知数です。レオパルド2は能力が証明されたM1と同等の装備を備えている事、 90式に比べ増加装甲を施した改良版が作れる発展性(逆にいうと増加装甲が必要ということでもあるかな)から 評価が高くなっているんだと思います (62 735) メルカバMK.2のサスペンションってT-34そっくりなのに、何でクリスティー型じゃなくてホルストマン型? クリスティー型もホルストマン型もコイルスプリングでアームを受けてます。 違いは、クリスティー型(の定義)はスプリングが車内に内蔵されること。 スプリングが邪魔にならない分、ストロークが大きく、不整地走破性が高くなる訳です。 メルカバMK.2の場合、スプリングはあくまで車外にあります。 だからホルストマン型です。 メルカバMK.2は、本来の車体側面装甲の外に、もう一枚増加装甲を被せており、 そのためスプリングが内蔵されてるように見えるだけなのです。 (65 223) 北朝鮮の国力で、実際稼働している戦車は何両ほどなんでしょう? 稼働率はどこの国でも最高機密なのでわからない。 (67 376) チャレンジャーはどうやって命中率を高めたのでしょうか? NATOの射撃大会の時の状況と湾岸戦争時の状況なども比べないと 一概に技術的/人的変化があったとは言えない。 (70 20) おフランスのルクレルク戦車1両のお値段はいかほどですか。 ルクレルクの価格 4億円 アラブ首長国連邦への輸出価格のようです。 (75 system) レオパルト2戦車の同軸機銃の装備位置、及びショト装甲を付けた型では同軸機銃が装備されているかどうか レオ2の同軸機銃は砲の左上方、正面から見て防盾の右上にある。 ショト装甲型でも同軸機銃はあるし位置も同じ。 (76 505) 大概の戦車の同軸機銃は装填手席のある側にある。理由は、って書くまでもないので省略。 まぁ例外もあるけどね・・・。 M1エイブラムスみたいに機銃本体は右側にあるけど弾薬箱は左側にある、っていうのもある。 (76 505補足) イギリスのチャレンジャー戦車120ミリライフル砲弾が弾頭と装薬の二つに分離した形で搭載されているのはなぜ? そっちの方がたくさんつめるから。 一体型だとかさばるけど、分離しとけばいろんなとこに詰め込めるでしょ? 一体型の利点は、APFSDSの弾体が長く出来て、貫徹力が高まるからじゃない? (80 ななしさん) イタリアのアリエテって戦車は性能いいの? カタログデータ上可も無く不可も無いような戦車 第三世代の要点は全て抑えているが特別な利点とか欠点が見当たらない (92 272) スペック的には一応現代MBTの列に並ぶものです。安定化火器管制、昼夜間サイトなど。 車両間通信などは大したことなさそうですが。それ以上の評価はわかりません。 実戦にも投入されたことはなかったんじゃないかなあ。 補足 うんにゃ、コソボのKFORにイタリアのAriete機甲旅団が逝ったはずでは、 とふと思いついてみたのだけど、なぜかAriete戦車は本国に残しての赴任だったそうです。 仮に持って行ってても実戦経験とはほど遠いでしょうけど。 (92 system) 西ドイツ軍は、レオパルトやその他の車両を国産開発するまでは、どんな車両を使っていたのでしょうか。 ドイツ国防軍は1955年成立です。 既に、第二次大戦から10年過ぎ、ナチスドイツの車輌はフランス、東欧な どの非占領国に接収されて、集団で使用できなくなっています。 MBTは、大戦のお古ではなく、米国から新品のM47を1956年から1,000両、 M48が1958年から供給されています。 そのM48ファミリーで、架橋戦車、戦車修理車も供与されていました。 これらは、現在、Turkeyに引き渡されて、未だに使用されています。 対空戦車はM42、軽戦車として1956年にM41が供与されています。 最初の生産装甲車輌は、フランスのHotchkissが開発したSPz11で、これは1,600両 生産され、また、装甲兵員輸送車として同じくスイスのHispano-Suizaが開発した対空 自走砲HS30を原型にしたSPz12が生産されました。 自走砲はM44/52/55が1957年から供与され、これも後にTurkeyで使用されています。 ソフトスキンは流石に国産車で、AutoUnion(今のAudi)のF91、Volkswagen Iltis、 Mercedes-Benz Unimog、MAN L2A、Magirus Jupiterが使用されています。 (94 眠い人 ◆gQikaJHtf2) フランスのルクレールは何故ここまで高くなってしまったのでしょうか? 何よりも生産数の少なさが原因です。 アジアの某島国の戦車と事情は同じですね。 (96 562) メルカバ戦車は世界最高の性能で、アメリカのM1より強いですか? イスラエルの国情と砂漠戦闘に特化した強力な戦車ですが、世界最強というようなものではありません。 想定された能力を120%発揮できる戦場では、世界最強戦車とタメを張れる、というようなものでしょう。 (98 280) イスラエルの戦車、メルカバってどういう意味なのですか? 神の車 (101 254) メルカバ戦車の前部エンジン小型砲塔などのレイアウトについて 雑誌やネットでは非常に良い評価ばかりなのに他国の戦車がこの形を採用しないのはどうしてですか。 戦車は、重量バランスの悪い乗り物です 砲や正面装甲が重量を全面に偏らせます。 そのためせめてエンジンを後方において調整するのが一般的ですし 後方だと整備も簡単です。 メルカバなどの、前部エンジンは .装甲厚が加算される .後部ハッチが利用できる などの利点が有りますが、前述の欠点が大きいため 他国では採用しないようです。 (107 10) イスラエルの戦車のメルカバってアルファベットだとどう書くんですか? Merkava (107 眠い人 ◆gQikaJHtf2) ちなみに日本語で言うと「戦車」 ただし現在の戦車ではなく古代の戦車(Chariot)、映画の「ベン・ハー」なんかに出てくる二輪馬車のこと (107 261) ドイツが戦後開発したレオパルドシリーズの戦車にはWW2での虎や豹の技術は受け継がれているのでせうか? 間接的に受けがれている、と言うべきでしょうか。 戦後開発されたレオパルドは、ティーガーⅠ→パンターの延長線上と言うより 足回りはM41、M47と言った米戦車の影響の方が強いですし、 砲は英国製の105mmライフル砲L7を使用しています。 エンジンは戦前、戦中のガソリンからディーゼルに成っていますし、 戦車の開発の肝であるトランスミッションは全くの新規開発と成っています。 しかし、戦後15年近く経っているとは言え、戦中に腕を振るった技術者達も当然開発に携っている訳で、 細かく見ていくと独戦車らしい所も随所に見られ、 (試作車はもっとドイツ臭が強かったですが)米戦車+独戦車/2=レオパルドⅠと言った所です。 (118 524) メルカバMk1、Mk2の違いって何でしょう? レバノン内戦の戦訓から改良されたのがMk2で、 砲塔正面と側面に増加装甲、車体前面装甲を強化、新型トランスミッションへの換装、 60mm迫撃砲を砲塔内装備に、射撃統制装置の改良などを行いました。 (110 813) メルカバが他の戦車より市街戦に特化している要素とは? RPG-7に対する全周間接防御とか (111 704) メルカバの防御性能や迫撃砲は、オールタンク・ドクトリンやタル・ドクトリンと呼ばれる 陸軍の運用思想の反動であり、市街戦に特化した物ではありません。 現実には半固定陣地だらけの戦場(≠市街地)を歩兵の援護が少なくても突破出来る様に考えられた物です。 (111 709) 機銃を山ほど載っけてるし、歩兵も収容できますな。>メルカヴァ あとは機動力よりも装甲を重視してる点とか… でもこれって市街戦対策というより、味方の人命重視という意味合いの方が強い気が。 (111 710) 収容するのは歩兵ではなく、僚車が破壊された時にその乗員を救助する。 また、そのために余剰スペースを常設している訳ではなく、基本的に物資の収納スペースを開放すれば人が乗れると言う程度の物。 メルカバについては80年代~90年代に伝わった誤報が広まりすぎて払拭できていない感があるので注意のこと。 (111 717) 基本的に正しいが、最近の報道写真で、歩兵を運用しているのが確認されている。 例外的事例ではあるが、一応確認されたい。 (111 721) ガリラヤの平和作戦(1982年のレバノン侵攻作戦)にて M113がRPGにとても弱いことが明らかとなったときにも、 メルカヴァで歩兵を輸送している事例があったとしている資料があります。 この作戦では南レヴァノンの確保をし、シリアを排除するのまではできたのですが、 ベイルートの市街地でPLOと市街戦となりました。 ここで様々な戦訓を学んで、例えば、60mm迫撃砲については取り付け位置が変更になっています。 これから考えると市街地での運用も考慮していると言えるかと思います。 また、近年大型地雷などが巡回路を埋設し直下にて爆発させる攻撃が行われるまでは 市街地において絶大な威力を発揮していたと言えるかと。 (111 744) メルカバ戦車はフロントエンジンであることがダメなポイントとしてよく挙げられていますが、フロントエンジンの戦車にはなにか致命的な問題があるのでしょうか? 戦車ってのは装甲と砲で前が重くなる傾向が強いから重量バランス的に後ろに 重量物を持って行きたい訳だ。エンジンとトランスミッションはその典型。 ソレが前に有る以上、バランスを取る為に無駄に重量を食う事になる。 利点としてはエンジンルーム自体がスペースドアーマーとして機能して HEATに対する防御力が増すという点がある。 歩兵の対戦車火器には無敵に近くなる訳だ。 後部が歩兵の輸送に使えるというのはホラ話だから信じないように、 被弾した戦車の乗員の回収などに使われる事はあるが、基本的には弾薬庫だ。 (122 550) 被弾し易いフロントにエンジン積み下ろし用のハッチがある点も指摘されているよ。 フロントが重いから超壕能力が・・・という話も聞いたことがある。 イスラエル軍用に特化しすぎていて他の国が買ってくれないって所が一番のイタイ 点かもしれないね。 実戦経験はメチャクチャあるのに。 (122 558) メルカバは重量級戦車であるため機動力、走破性が低いというのは本当? メルカバMk4 65トン、1500馬力、トン当たり23馬力 M1A2エイブラムズ 63トン、1500馬力、トン当たり23馬力 チャレンジャー2 62トン、1200馬力、トン当たり19馬力 レオパルド2A6 60トン、1500馬力、トン当たり25馬力 T-90 46トン、840馬力、トン当たり18馬力 不整地の突破能力については馬力以上にサスペンションの 性能が重要になるという認識で開発したメルカバのパワーウ ェイトレシオが他国の戦車と並んだ以上、馬力と重量だけで 機動性を見るのは単純が過ぎます。 ちなみに陸上自衛隊は61式戦車の開発に当たって、機動力 と重量の関連をM24軽戦車とM4E8中戦車を使って検証した 結果、M4のほうが「重いために不整地の機動力は上である」 として「機動力で防護する」という発想の25トン級を、本格的 な装甲を備えた36トン級に変更しました。 (初心者質問スレ481 427) アメリカ軍も、軽い戦車の方が、不整地の機動力は上であると、誤った考えを持っていました。 ベトナム戦争で、アメリカ軍はM48戦車を投入しました。 これは、間違いから起きたことでした。 ジャングルや水田の多いベトナムの戦場では、重い戦車は役に立たないと、アメリカ軍は考えていました。 そこで、ベトナムへ派遣する部隊の編成から、M48戦車は除いていました。 ある部隊が、間違えて、M48戦車を持ったまま、ベトナムへ行きました。 ところが、実際にベトナムで使ってみると、軽戦車より不整地の機動力は上であると分かりました。 その後、M48戦車はベトナムの戦場で使われることとなりました。 装甲兵員輸送車についても、同じことが言えます。 M113装甲兵員輸送車より軽い装甲兵員輸送車がありました。 しかし、不整地の機動力は、重いM113装甲兵員輸送車の方が上だったそうです。 (初心者質問スレ481 霞ヶ浦の住人 ◆tL07zEn.bU) M113より軽量な装甲車の例ですが、不整地の機動力については 重量でもってキャタピラをしっかりと地面にかみ合わせるほかに、キャタピラの 長さからくる色々な事情も関係するように思いますがどうでしょうか。 (初心者質問スレ481 437) わざと「間違えた」のさ 送られていくもののリストとその現物を、管理する複数の人間が、すべて把握しているわけでもないので。 目の前にあっても「リストに無い」のを知らないか見落とすかすれば、見過ごされる。 リストに無いって事を誰かが知ってても、知ってる人間が「無いはずの現物が積み込まれる」現場を 目撃しなければ、気づかれないまま送られる。 こいうことは逆に「持って行くはずなのに、何故か積み忘れている」って事もあったし。 物品にICタグが貼られて輸送物がコンピュータ管理している現代とは違ったしね (それでも現代でも、人間のほうの入力ミスで手違いが時々起こる) (初心者質問スレ485 29-30) ベトナムのときは戦車なんてあまり役に立たないという考えから 当時新型のM60ではなく旧式で軽いM48が意図的に投入されたんだが。 大規模に間違えちゃった例としては中国の架空師団が有名だがな。 (初心者質問スレ485 32) 「間違えて」と言うのは言葉の綾だが、海兵隊としては戦車の有用性を論議することもなく、 正規の編成装備の中に戦車があると言う理由でベトナムの戦車を持って行ったのだと言う。 要するに積極的に持って行くとしたと言うより、持って行かない理由を思いつかなかった。 これは確か海兵隊自身が編纂したベトナム戦史にあったと思う。 (初心者質問スレ485 36) メルカバ戦車って乗員の生存率高めた設計て聞くけど、その分なんらかの機能を犠牲にしてたりするんですか? フロントエンジン方式は機動性に劣る。 メルカバは機動力を重視した戦争に使うには向かない戦車。 アメリカがイラク戦争の劈頭でやったような電撃戦には使えない。 あと、メルカバは重量の割には武装が貧弱。 あくまで相対的な話だが、あの重量なら防御よりも攻撃に比重を置けばもう一クラス大きな口径の主砲が積めるだろう。 逆に言えば、攻撃力だけ求めるならメルカバよりもはるかに軽量な戦車が作れる。 (531 903) 中国の98/99式戦車の評価は? 中国の軍事関連掲示板における98/99式戦車論議 「解放軍の98/99式戦車の失敗についての試談」 ttp //www.zgjunshi.com/bbs/dispbbs.asp?boardid=4 star=1 replyid=285273 id=28226 skin=0 page=1 スレ主が98/99式戦車の10の失敗点について指摘。 1、98式は数の優位を頼むソ連式戦車の設計思想であり、単体の性 能は簡易化され量産性を優先している 2、外形設計は洗練されておらず、砲塔小型化も世界の趨勢に逆行 3、原型は70年代のT-72(モンキーバージョン)、エンジンの小型化 が出来ず車体が1m以上長くなってしまった 4、動力は騒音が大きく燃費も西側戦車より悪い 5、125mm砲は西側の120mm砲に劣るだけでなく、85式の125mm砲はパ キスタンでの試験で命中率が7割と高くなかったためにパキスタンはT-80 購入に走った 6、対空機関砲の性能は良くないが、工場の関係で採用させている 7、射撃統制システム、安定装置、暗視装置の性能で海外と大きな差がある 8、防御力は、小さな砲塔、長い車体、洗練されてない外形から問題がある 99式でレオパルト2のような楔形装甲が付加されたことは軍が98式の装甲 に満足していない証明であるが、99式の装甲も西側とは格差がある 9、標準化の水準は低く、日米の戦車の武器の共通性との差は歴然 10、製造技術の水準が低く、冶金、鋼材では国外と大差があり、工場での 管理、労働者の素質の問題から、生産が遅れたり設計通りに生産できな い問題がある 教育水準の問題から、近代的装備を運用するには西欧や日本に比べて差が ある。コストの問題からしばらくは59式が軍の主力であり続ける (J10や87式や99式等について語るスレ 365) M1戦車はイラクで何両も損失してますがチャレンジャー戦車が全損した事はあるのでしょうか? これが、湾岸では300両のイラク軍戦車を撃破して損害ゼロ。 イラク戦争でも友軍のチャレンジャー2による誤射で1両損失した以外は損失ゼロ。 ソースは丸7月号竹内修氏の記事。 (573 199) メルカバの各型の簡単な見分け方って? 砲身真ん中の太い部分(排煙器)にジャケットの止め金三つついているのが105mm砲なので1か2。 砲塔側面が垂直で、砲塔リング(回転する場所)に球形の出っ張りが目立つのも識別点。 Mk.2はその出っ張り以外の砲塔側面に増加装甲がボルトでとめてある。Mk.1はボルト無し。 105mm砲を積んでいるのに砲塔側面がひし形に出っ張っている型はMk.2を最近改修した奴。 砲身真ん中の排煙器がつるっとしているのは120mm砲を積んだ3か4、砲塔が低めでかっちょいいのが3。 側面が垂直なら3の初期型、ひし形は後期の。 砲塔真ん中が高く見えてかっちょわるいのが4。 (イスラエル軍スレ13 552) WW2後の西ドイツが駆逐戦車を運用し続けた理由は? 単純に戦力不足。 成形炸薬弾の発達により、他国の中戦車と同程度の主砲を積まなくても敵戦車を撃破可能になっていたこともあり、 90mmクラスの砲を軽量な車体に積めば、安価に敵戦車を撃破可能な車輌が作れた。 ただ、この辺は国ごとにアプローチが異なる。 ソ連では、BMP-1の低圧砲(サガーミサイルだけではなく)に西側の主だった戦車が撃破出来る能力を求めている。 米国ではオントスのような無反動砲装備車を開発し、日本も60式自走無反動砲を開発している。 他方で、開発当時、米英はソ連のJS3重戦車を過大評価してしまったり、核兵器使用下で残された重要拠点の取り 合いを模索(重戦車を開発したり、中戦車の航続距離を伸ばしたり)していた。 三つばかり注意点を挙げますな。 1.当時の西ドイツは、かつての「ならず者国家」としての遠慮と西側諸国最前線と言う事情から、人的被害と 引き換えに国土を守り抜く気概などが絡み合って、能力を限定した兵器の調達をする傾向があった。 (まあ我が国も戦闘機の空中給油や射爆性能に制限を加えるとかやってますように、あちらさんもそう言うこと を対外的にやって見せたがるところがあった訳です。) 2.カノーネタイプの駆逐戦車については、実は砲のブリーチが大きいので、戦闘室内で振れなくなるとか、 長砲身が地面に使えて戦術的に効果的な待ち伏せポイントに到着しにくくなるとか、様々に問題がある。 実は砲塔を装備した方が大口径長砲身砲を搭載しやすい。(砲にも拠りますよ。) 3.駆逐戦車自体がドイツ機甲科の予算・兵器調達上の名称に過ぎず、他国では自走砲に水平射撃で戦車を 撃破可能な砲弾を開発させるとか、中国の89式120ミリ対戦車自走砲の要な例もある。 全周旋回可能な砲塔を装備した戦車以外に、対戦車砲弾を発砲可能な自走車輌を開発する可能性は今後もある。 (608 818) メルカバって後ろにドアがついてるってほんとですか? メルカバはフロントエンジンレイアウトの恩恵で後部ハッチがつけられました ココには6名の歩兵は搭乗することが可能で、負傷した兵員の後送にも使えるのです これはそれまでの戦訓もありますが、米国以上に「友軍兵士を見捨てない」方針の現れです。 (298 三等自営業 ◆LiXVy0DO8s) 北朝鮮のT55、T62、T72に対して韓国保有M48の90mm砲って役にたつの? もし使えるならK1も120mmなんて不必要なモノは捨てていっその事90mm砲にしたらどうだろうか? 韓国のM48はA5で105mm砲にアップデートした型式。 FCSの能力で言えばM48はステレオ測距器に機械的に主砲をリンクさせた程度の 代物で地面の傾斜にも対応出来ないと言われており、その場合は単眼式の照準器を使う。 と言うより、アメリカではステレオ式は使いにくいので、もっぱら単眼式の照準器を 使っていたと言う。その場合の射撃精度はT55やT62と大差無いだろう。 (工業製品としての精度の差は出るかも知れない。) 基本的にはイスラエルが第3次中東戦争頃に使ってた物の技術や部品をアメリカが 逆輸入して州軍などに配備していたような、韓国に配備された時点で2流3流品。 韓国のM48A5がどの程度マイナーチェンジされているかは不明。サイドスカート の採用など、外見からすればいじくってるのは明らかではある。 ただ旧ソ連戦車の輸出仕様も負けず劣らずなので、似たり寄ったりかと。 (297 119) メルガバの回転砲塔の後部の下端からチェーンを下げて暖簾状になってるの見たんですけど、どういう意味があるんですか? 対戦車ロケット避けのおまじない 対戦車ミサイルなどを撃ち込まれたとき、あの鎖に当たって信管が作動するので、 中の人に被害が及ばない。 実際には気休め程度という意見もある。 あと、最近の対戦車ミサイル/ロケットは、空間装甲対策を取っている物もあって、 (タンデム弾頭など)そういう物に対しては効果は薄いと思われる。 (291 151-156) メルカバ戦車はイスラエル軍の運用や砂漠に適合した戦車だそうですが、逆にレオパルド・ルクレール・90式などはイスラエルでは本来の性能を生かしきれないものでしょうか? とりあえずいい例として、1960年代に、 イスラエルがイギリスのセンチュリオンを購入した例がある。 主力戦車として期待されたセンチュリオンだけど、 いざ機種転換を始めたら、空冷フィルターが砂塵で詰まってあっという間にオーバーヒートするわ、 砂丘のアップダウン(砂漠は平坦なように見えて、実は勾配がかなり厳しい) でトランスミッションが焼けるわと散々。 「こりゃあ使い物にならん」ということで、イスラエル得意の魔改造発動。 エンジンからトランスミッションから測量システムまで入れ替えて、 見事砂漠戦仕様主力戦車として返り咲き。 (290 725) 現代の技術でStrv103のような無砲塔戦車を作ったとして、日本の防衛に通用しますか? 構造上トップアタックに弱いし行進間射撃できないし視野狭いしあまりメリットない というかそんなに高性能だったら新型戦車を開発してる 日中ロ印韓全部が採用しようとしなかったのもスウェーデンも後継型のStrv.2000には砲塔っぽいのつけてるのも説明つかないわな そのStrv103の後継で中止になったのがStrv2000だが http //alternathistory.org.ua/files/241009_strv2000.jpg http //strv102r.tripod.com/strv_2000.htm どうみても無砲塔ではなく無人砲塔だよ (677 620-623) 戦後ドイツのラインメタル社やクラウス・マッファイ社は兵器開発を禁止されていたのに、なぜ後のレオパルドI・IIを開発できたのでしょうか? 1950年代にフランスなんかと戦車の共同開発をしていました。 また、米軍戦車の修理などで技術を吸収していますし、米国製戦車が入ってきて、それなりに技術レベルを 挙げることが出来たのも大きいです。 (276 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 現代の戦車の主流は第三世代MBTですが、アフリカや中南米の国家はどのような戦車を保有しているのでしょうか? 南アフリカはイギリス製のセンチュリオン中戦車をベースにして、これを近代化改修したオリファント戦車を経て、 砲こそ105mmだが第三世代MBTの能力を持つTTD試作戦車を開発し世界的な水準に達したそうで。 が、財政事情などから国産には至らず外国製の導入になるとか 南米ではブラジルがEE-T1オソリオ戦車 ただ、これは射撃関係はフランス製、パワープラント関係はドイツ製のコンポーネントが主用されている 砲塔もヴィカーズ社によって設計されたもの。半国産に近い。 アルゼンチンにもTAM戦車がありますがこれは1974年にアルゼンチン政府から出された要望に沿って、 西ドイツのティッセン・ヘンシェル社(現ヘンシェル・ヴェアテクニク社)がアルゼンチン陸軍向けに開発した 戦闘重量30tクラスのMBT。 重量と開発コストを低く抑える目的から、ティッセン・ヘンシェル社は、当時実用化していたマルダー歩兵戦闘車の 車体とコンポーネントを流用して開発 まあ間違っても第三世代MBTではないですね (221 996) イスラエルのIシャーマンって、防御力はM4のままなのに、どうして活躍できたんですか? イスラエルの戦車兵の練度が高かったからだ! つまり敵より速く目標に弾を当てて撃破したから防御が弱くても活躍出来た 攻撃力はアラブ側のT-55やT-62さらにはセンチュリオンでも撃破出来るくらい向上してたから 長距離で先制射撃して先に撃破すればいいんだ 砂漠や荒野が多い中東戦争ならではの事情だ! …でも対戦車ミサイルを壕を掘って使用されたり レバノン侵攻みたいな市街戦では脆いので さすがに退役が進んだぞ! (俺初質スレ2049 286) 米軍戦車 アメリカのM1が自動装填じゃないのはなぜですか?現代では人力装填のメリットは全くないと思うのですが。 それにいくら減口径弾とはいえ120ミリ砲弾は相当重いと思うのですが・・ 米兵はデカイよ。 (7 667) 漏れが聞いたことあるのは、戦車乗員にスペアを用意しておくとかいう説。 自動装填装置を採用すれば装填手はクビに出来るけど、その分保守整備をやる人数が減るから面倒だとか、そういったもの (7 670) ちょうど軍事研究誌にT-72との比較で載っていたが、自動装填装置はコンスタントに装填できるが、 手動は最初の3発ぐらいを勢いまかせにどんどん装填できる。平均発射速度は同じでも、最初の3発バーストが速い方が有利だ、という話。 また、自動装填装置採用の大きな理由は乗員削減だが、戦車乗員は同時に戦車メンテ/応急修理係であり、 3人乗員では保たない、という考えも以前からある。自動装填装置付き戦車に4人乗ると1人は余ってしまう。 それなら手動装填でいいじゃないか、という話もある。 もっとも、140mm戦車砲になると、さすがに人力では厳しいらしく、自動装填装置が必須といわれている。 (7 679) 米軍のシェリダン「空挺」戦車ってパラシュートかなんかで空挺出来るって意味ですか? シェリちゃんはオールアルミで超軽量です なので、パラシュート投下可能です 実際にC-5から落としたこともあったはず 他の戦車は鉄で出来とります また、シェリは砲からミサイルを撃つことも可能です でも、燃え易かったので役立たずでした (以上、タミヤの解説から引用) (31 179) ガスタービンエンジンのアイドリング時の燃料消費量は走行時とさほどかわらないという話をきいたのですが、本当なのでしょうか? M1のアイドリング時消費燃料は45リットル/時とも60リットル/時とも言われます。 一方、走行時燃費は舗装面を最良燃費速度で走行して4.3リットル/km(戦車では燃料/距離で表すのが普通)。 アイドリング1時間の燃料で7~10km走れる事になります。 しかし、路面が不整地だと走行速度はほぼ半減するようですから、 アイドリング時/走行時の燃料消費比率は50%近くに達する可能性があります。 (31 317) M1A1は燃費が悪いって聞きましたが 燃費が悪いのは確かなのですが、 それはガスタービンエンジンがアイドリングから全開まで ほとんど燃料消費が変わらない、つまりエンジンをかけた状態で 待機しているとバカスカ燃料がなくなる、という点に要因があるようです。 エンジンをかけていないと各種の電子機器が使えない今の戦車では、これは非常にまずい。 だから現行のM1シリーズは砲塔後の外部に補助発電用エンジンがついています。 (40 205) M46に採用されて革新的な性能を示した”クロスドライブ式変速機”って、どういう機構なんでしょう? 車でいうトランスアクスルのように、トランスミッションと操向装置が一体化した 当時としては画期的なミッションです。 コンパクトに作れるため、後方エンジン/後方駆動が実現し、車体のスペース確保と 低車高化に大きな役割を果たしました。 名前の由来は、入力軸と出力軸が十文字に交差するからだそうです。 (42 名無し軍曹) 朝鮮戦争ごろのアメリカ戦車には、「怪物の顔」みたいなのが描いてありますがあれはなんのためのものなんでしょうか? 敵を威嚇するためです。 しかしながら本気でそれに相手がビビると思った訳ではありません。 要するに自他に対する闘争心の誇示と考えればいいでしょう。 自分を少しでも強そうに見せたいというその発想の根源は珍走団と 似たり寄ったりですね。 (44 182) 特に、朝鮮半島の人間は虎を恐れるという認識が広まったためです。 (44 190) アメリカの軽戦車ってM-551で打止め? 攻撃ヘリの能力が向上してきた現在では、所詮どっちつかずの能力しか 無い空挺戦車の必要性は薄れてきました。とりあえず今は、攻撃ヘリが 任務を代替えしたいます。 ただし、今後RMAの研究成果によって変わって来るとの説も有りますが。 (輪装式車両3両に、M1の能力を分散する予定との事ですが・・・) (50 いやなヴァンツァー ◆RSKL58RGDs) 湾岸戦争で戦ったM1エイブラムズ戦車もエアコンがついてなかったんですか? 60年も前に北アフリカでも戦車戦が展開されていますが、無論エアコンなんぞついとりませんよ。 砂漠などの乾燥しきった場所では、直射日光をさえぎっていれば実は意外と快適と言う罠。 もちろん水分補給や換気などの必要はありますけど、ジメジメした暑さよりはマシだと思われ。 二次大戦の北アフリカの写真で、コートを着込んでいる兵士がいるが、あれも直射日光や外気をさえぎれば、 体温のほうが低くて快適とかいう理由だったと思った(記憶モードのため間違ってたらスマソ) (51 817) 中東戦争でソ連製戦車を使ったエジプト軍、シリア軍では、 西側戦車に比べて劣悪な居住環境の戦車だったため、 倒れる戦車兵が続出。 これを捕獲したイスラエル軍も、さすがに即時投入はいやがった。 (51 817) ソ連側も「これではマズい」と考え、後の中東向け戦車には 扇風機がつくようになりました。 (51 T-34/76 ◆RRg0QOD7sE) 朝鮮戦争時のアメリカの戦車の写真を見ると車体や砲塔の前面に怪獣みたいな絵が描いてあるんですけど何なのでしょうか? (ゴ*ラやガ*ラのことではなく西洋人が絵本なんかに書くような怪獣) 敵の恐怖心を煽るためのもんです。当然迷彩のためではありません。 まぁ確かに恐いんですが、それだけの意味しかないのでその後とっとと廃れました。 (58 688) M1A1は、いまだに全更新されてないんですか。 州兵は米陸軍のお下がり装備を使っている事が多く、また予算がつかなければ 更新せずそのままと言う事も十分あると思います。 (64 336) アメリカ陸軍の昔の開発計画で、ADATSと同じ頃に計画された安価な戦闘車両の名前がわかりません。 多分それはM8リッジウェイAGS(Armored Gun System)軽戦車のことではないかと。 M8AGSは第82空挺師団などに配備する空輸可能な近接支援/対装甲用軽装甲車両として 1985年から開発がはじまった車両です。 配備寸前まで開発は進みましたがポスト冷戦の予算削減により生産の予算が承認されず 開発は1997年に終了しました。 全長9.37m:全高2,78m:全幅2.69m:戦闘重量19.5t 武装:105mm低反動砲×1・7.62mm機銃×1 エンジン:552HPディーゼルエンジン (64 537) MGS MOBILE GUN SYSTEMというピラーニャⅢの派生型の車体に105mm砲を 搭載した車両の配備が進められています。 (64 543) ※修正有り M48戦車のステレオサイトって砲と連動してる図解を見たんですが、地面が平らじゃない時はどうするんでしょう? 見た限り、地面が水平でないと連動機構は使えなさそうですね。 元々、ステレオ式測距器と砲が直接連動している訳では無いので、不都合はありません。 主砲自動照準器という機械式の連動装置があり、そいつをONにした時だけ連動します。 朝鮮戦争中~1970年代まで、アメリカは戦車を停車させてHEAT弾で 精密射撃する戦法を重視してます。 そのために高度なFCSが必要だったってだけで、いつでも主砲を連動させ てた訳ではないですよ。 また、被弾とかで精度が落ちた時ってどうするんですか?(例えば明確に100m狂ったって認識できる場合) 元々、M48のステレオ照準器は煩雑で人気が無く、単眼式の照準器で目測 で距離を測ったあと、距離を射撃コンピュータに入力する射撃方法が好まれています。 つまり、ステレオ式が壊れてなくても、主に単眼式の方が使われてます。 そのため、後のM60に本格的な「光像合致式」照準器が装備されています。 (67 686本物) 「地面が水平でないと連動機構は使えなさそう」の、その理論と理由がわからない。 コンピュータが存在すれば、全ての誤差は計算で補正が可能と思われるので。 確かにM47では測距器から直接コンピューターに測定結果が送られてますね。 しかし、その場合弾道計算によるタイムラグが発生し、連動はしないようです。 (なんせ1950年代ですし) M48の連動機構は測距器と主砲を機械的に結合し、距離に合わせて主砲を上げ下げする物です。 ただの金属アームでリンクしてるだけ。計算機は介在していません。 (弾種ごとに形状の違うアームを選ぶことはできます。) (67 686本物) M48戦車のステレオサイトって砲と連動してる 左右は砲塔と同時に回り、上下が砲と連動してると言う事でしょうか。 地面が平らじゃない時はどうするんでしょう? 傾いていても使えますよ。極端に言えば、縦方向になっても使えます。 昔のカメラには、この装置が付いてましたが、縦にかまえても、 距離測定は出来たはずです。 被弾とかで精度が落ちた時ってどうするんですか? CSTVで見たものは、M60のレーザー式の調整だったようですが、 基本的には、レーザー式もステレオ式も、同じだと思います。 まず砲口に、焦点合わせ用の光学的な器具?を取り付けて、 決められた距離にある「的」の方向に、「砲口軸」と「レーザー光軸」 を、それぞれ合わせてる見たいでしたね。 左右の像が重ならないまま撃つの? もし戦闘中に、ステレオ測距装置などが被弾した場合は、大抵の場合、 「単眼鏡」が砲と同軸に付けられていると思いますので、 それを使用するのだと思います。 最近のレーザー式などでは、取替えが容易になっているものも、 有るのかも知れませんね。 (67 ☆≡ 6等兵 ≡☆) M60からM1へとアメリカのMBTは進化したと思うのですが、なぜ急にあんなに強くなったのでしょうか? ベトナム戦争のせいで開発に回す予算が足りなくなり、装備品の更新 が遅れた為です。で、M60を改良して使い回していた訳です。MBT-70 の開発も失敗しましたし。 空軍が、基本は50年代設計のファントムを改良して使っていたのと同じです。 F-4とM60の後継であるF-15、16&M1がほぼ同時期に出てきたので、 その因果関係は判ると思います。 (71 668) 西側第3世代MBTの先駆けになったのは西ドイツ(当時)のレオパルド2。 それ以降に採用された無印M1はM60と同様の105ミリライフル砲を装備していた。 レオパルド2と同等の砲を装備するようになるのはさらにその後のM1A1から。 (71 672) イラク戦争では、旧式のM60戦車にリアクティブアーマーをコテコテにくっ付けた奴は出たのでしょうか? もう海兵隊でもM60は退役しちゃったからね・・・。 (73 471) M1A1とM1A2はどこが違うんですか? M-1A1とM-1A2の違い: ベトロニクスの換装が主な改造なので外見的な違いはほとんどなし。 車長用独立熱線視察装置CITV搭載(装填手ハッチ前)←見た目はこれくらいしか差がない。 車内情報システム搭載 自己位置/航法システムPOS/NAV搭載 主砲スタビライザーの水平/垂直二軸安定サイト化 通信装置のデジタル化 デジタルエンジン制御システムDSU搭載 (75 260) イラク軍の兵器でアメリカの主力戦車を倒すことはできるのですか? 対空砲の水平撃ちで何両かのM1を撃破してるらしいですね。 まあ、後部を狙ったらしいですが。 (75 545) 第三世代戦車が対空砲で撃ちぬけるとは到底思えんが・・・ BBCとかABC曰くロシア製の新型対戦車ミサイル(スマン形式不明)で撃破されたらしい。 ABCでは対エイブラムス用ミサイルと言ってた。 それと少数の戦車と装甲兵員輸送車が対戦車地雷の餌食になってるらしい (75 548) パットン戦車の車体底部は何だか丸まってますが何かメリットが有ったのでしょうか? 鋳造製のようなので、 丸い方が「冷却時の応力が、少なくなる」と考えられます。 (77 ( - 。-)) 地雷の爆発力を逃がすためです。 M26~M47は平板の溶接で船型を構成していました。 溶接部分は弱点となりますので、一体成形としたようです。 M60やM48Kは前面を平板にしてますね。 手持ちの資料だと、鋳物とされてますが、昔、熱間鍛造であると言う説もありましたので、製法の断言は避けます。 (77 321) パットン戦車の車体底部は何だか丸まってますが M48の場合は、「板かまぼこ」を裏返しにしたような形状ですが、 M60では、「台形」を逆さまにした形状に変えられているようですね。 しかし共に、その断面形状の角の部分は、「曲面形状」に作られていて、 鋳造の可能性は高そうです。 特にM48の車体前部には、砲塔に近い、優雅とも言える形状の、 球面的な形状で作られていますので、少なくともこの部分においては、 砲塔と同様、「鋳造以外は考え難い」と思われます。 しかし、M60の前面のみが、「平たい板の溶接?」に変えられた理由は、 「耐弾性の良い防弾鋼板を使いたかった」と言う事では無いのでしょうか?。 「鋳造」が好まれたのは、《 量産に向く 》と言う理由からだと思います。 (77 ≡ 6等兵 ≡) 曲面は鋳造以外に作成方法はありませんか? プレス、削り出し、叩き出し等、他にも手段はある。 鋳造になるのはコストと強度の兼ね合いから。 (77 362) M48戦車の丸い車体前面部が継承されなかった理由質問された方(前スレ?)継続調査してみたよ。 M60戦車の車体も全て鋳物です。(前面は圧延鋼板かも?と回答してしまいましたが間違いでした。ごめんなさい。) 内部図解によると、前面装甲がそれなりに厚くなり、主砲弾収納チューブのラックや45口径弾ケース(乗員の自衛火器用ですね)に囲まれる形でドライバー席があり、操縦機器がギリギリ収まってます。 要するにM60が角張ったのは、車内容積の確保のためのようです。 (装甲強化&砲弾大型化対応) (77 937) イラク戦争でM1戦車に乗っていて水死した人がいるらしいのですが詳細を教えてください チグリス川だかユーフラテス川の橋の上で戦闘中、被弾して戦車が川に墜落。 脱出できずに車内で溺死、だったはず。 砂漠の戦争で水死なんて話だけ聞いてるとギャグマンガだけど、 これほど悲惨な死に方もなかなかない・・・。 「うぅっ、戦車の中で水死は嫌だぁあああ!!」(by大滝よしざえもん&おおのやすゆき) (80 832) NBC防御だー 気密だー 潜水渡河だー ってよく聞くので、落ちても平気かとおもってたのです・・・ 確かにNBC防御能力があり潜水渡渉能力がある車両なら、水密性はあるが それはあくまでそういう準備をした上での話。 いきなり水中に落ちたら水密が充分でないことはあるし、なによりそういった 能力は車両がちゃんと水平状態を保ってればの話。逆さまになったりしたら 水密性の確保は保証の限りではない。 戦闘で損傷した結果水没したなら車体がどこかしら痛んでいる可能性もあるし、 ハッチを開けていたりしたらそれまで。 ちなみにM1には完全潜水能力はありません。 車体が水没するくらいの水深が限度。 (80 843) NBC防御は外気の清浄化や放射線の遮蔽を指します。特別な準備なしで使えます。 (ただし、乗員はガスマスクや防護服を着用すべき) NBC防御を準備しても水密性は得られません。 (80 850) イラク戦争で出動した第3歩兵師団と海兵隊のエイブラムズはどの程度M1A2に改修されていたのでしょうか? http //www.globalsecurity.org/military/systems/ground/m1-specs.htm こちらのデータでは M1IP(初期型 105mm砲搭載)は陸、海兵とも無し M1A1は陸4393両 海兵403両 M1A2は陸に586両 M1A2SEPは陸に588両となっています。 第3歩兵師団については1個旅団が90年代を通じて常にクウェート展開 していました。この1個旅団については不明ですが、イラク戦争で増援されてきた2個旅団 については事前備蓄装備を使用し、人員だけを輸送したという話がありますので 使用車両はどの型か不明です。 第4歩兵師団については、米大陸本土から装備を輸送した船舶がトルコ沖合いで 暫し停泊していたことをご存知の方も多いと思います。 全車両M1A2かM1A2SEPだと思います。 #M1A1からM1A2への改修が現地で行われる可能性もあるので詳しいところは 書籍か議会報告などを待つ必要があると思います。当座としては上のHPを あちらこちら覗いては如何でしょうか。 (90 15) M1A1のフォース21対応型がM1A1Dで、 M1A2のフォース21対応型がM1A2SEPだとリンク先に書かれています。 従ってM1A1の場合現地改修をしたのならばM1A1D、第4歩兵師団については M1A2SEPだと考えるのが筋だと思います。 (90 22) 更に追加 事前集積について質問された方はイラク戦争に参加した陸軍 海兵隊装備の戦車の種類について質問?がりだと思いますが。 損傷を受けたM1は全てM1A1であるとしている英文ソースがあります。 URLは http //www.csis.org/features/iraq_instantlessons.pdf PDFファイルなので翻訳サイトに掛けるには多少手間がかかるかと思いますが 参考にどうぞ。 (90 31) 追加。M1A1Dでググルと以下のURLが有りました。 http //www.hood.army.mil/4id/equipment/content/m1a2_sep.asp 第4歩兵師団の公式HPです。M1A2SEP装備部隊は第67機甲連隊第1大隊 第67機甲連隊第3大隊 第10騎兵連隊第1大隊の3つ http //www.hood.army.mil/4id/equipment/content/m1a1d.asp M1A1D装備部隊は第66機甲連隊第1大隊 M1アップリケ装備部隊は第66機甲連隊第3大隊 となっています。 大隊名については http //www.globalsecurity.org/military/agency/army/4id.htm ここの各旅団隷下の大隊と食い違いもあるようですが。 (90 34) イラク戦争で、M1戦車はなんで破壊されちゃったのですか? 故障のため擱座・放棄したものを破壊したようです。(回収用のバーがついているでしょ) ただこれ以外にバグダッド市内で対空砲の水平射撃で後部を貫通され 撃破されたM1があると聞いています。 (90 883) M48戦車の中に、車体前面が角張ってる物と丸い物があるのは何故ですか? M48は皆鋳造車体なので車体前面は丸い筈。 あなたが言っている”車体前面の角張っているM48”とは、M60か台湾のM48H勇虎 戦車(M60A3型の車体にM48A5型の砲塔を載せたもの)だと思います。 (94 552) 地雷の爆風を逃がすためと、エッグシェルを形成するために、丸くしました。 しかし、主砲が105mmになって砲弾がでかくなったので、M60で車体を広げました。 それを用いたM48が存在するためです。 (94 558) 高倉健さんの「野生の証明」に出た戦車は米軍の物らしいですが、型式は何ですか? 「野生の証明」に登場したのはM60かM48A5戦車のどちらかでしょう。 M48の90mm砲を105mm砲に載せ換えたのが、M48A5です (他にも細かいところが変わっていますけれど) (94 552) 映画の方は、M60と発表されてました。 (94 558) M1A1戦車は「世界最強の戦車」なのにどうしてイラク戦争で破壊されたのでしょうか。 最強という呼称自体胡散臭いものですし (最強ではない、というのではなく最強というものが存在しないのが兵器) 最強=絶対壊れないという意味でもありません。 (98 757) 対戦車戦で失ったものは無いよ。 待ち伏せや後ろからの不意打ちなんかで破壊されたケースが殆ど。 さすがにM1でもそういう攻撃を近距離から受ければ破壊はされますよ。 (98 760) 煽りっぽいのだが・・・マジレスする。 破壊された2両は携帯対戦車火器および機械故障によって行動不能になった。 米軍は回収・牽引を試みたものの諦め、機密保持のために味方の手によって 爆破・破壊された。 損傷を受けたものの破壊に至らなかった他のM1に比べ、 動けなくなった場所や状況がまずかったのが原因。 (98 762) M1エイブラムスって誰に由来しているのですか? バストーニュ一番乗りを果たしたクレイトン・エイブラムス中佐(バルジ作戦37TKBN) (101 254) センチュリオンは1962年まで生産され続けていましたが、最終型のセンチュリオンMk.13は その当時の新鋭戦車に十分対抗しうる能力を持ち合わせていたのでしょうか? センチュリオンが優秀な戦車だった理由として改良が容易にできたと言う事が挙げられます。 つまりそれだけ兵器として拡張性が意図したかどうかは別としてあったと言う事です。 (103 147) M1戦車に使われているガスタービンの燃料は? 上記のとおり、JP-8に切り替わっています。 (116 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) アメリカのM48の丸っこい車体は何故M60に継承されなかったのですか? M48の鋳造車体は、(M48に限らずだが)耐弾性が低く、また装甲厚を増やすのが 鋳造では技術的に難しかった為。 それと、M48の丸形の車体前面は、車内容積が少なく、スペースに無駄が出る。 (122 179) クウェートかサウジアラビアが、M1戦車をアメリカ陸軍の数倍の値段で買ったという話を聞いたのですが、実際いくらで買ったのか 実際いくらで買ったかなんて正確には不明です。 サウジは予備の部品なども含めて買ったので高くなったとか言われています。 (125 857) オフセットoffsetとは「相殺する」という意味です。 つまり、兵器の輸入契約を結んだ代償として何がしかの埋め合わせをするわけです。 契約の内容はさまざまですが、購入した国からのパーツ購入や購入国への技術移転、 さらには購入国への投資など、場合によっては兵器の購入金額を大幅に上回る 見返りを購入国に与えることもあります。 (125 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) M1戦車は、チェチェンゲリラがT-72相手にやったようなRPGの集中射撃で撃破できますか? RPGにもいろいろな型がある。タンデム弾頭のものなどは貫徹できる可能性が他よりも高いと思われる。 また、M1戦車も装甲は正面が厚めにできており、その分側面、背面、上面は薄い。 従って、建造物上層階から上面に撃ち下ろすなどすれば可能性はさらに高まるだろう。 また、戦車といえど、都市治安戦などでは車長や装填手、砲手などは車体外に上半身を出して監視している ことが少なくない。防弾シールドなどが追加されているが車体の装甲を貫けなくても車体の外に体を出している 乗員に破片や爆風が当たることはありえる。 だが、RPG射手はそれなりの覚悟が必要。また、実際には仕掛け爆弾のほうが多用されているのではないかと思える。 (537 312) M1A1の中の人が砲弾装填するたびにとか叫んでる言葉の意味は? 「Save on!」って叫んでる。 装填手は装填が終わったら速やかに砲尾から離れて安全な位置に移動しないと、 発砲後に後座してきた砲にどつかれる。 なので砲手は装填手が退避したのを確認しないと発砲しない(してはいけない) 事になっている。 なので装填が完了したらすぐに砲尾から離れて「退避よし!」と申告する。 (346 597) アメリカ陸軍のM60ってWW2のM26の直系の子孫なんですか?車体は余り変わってないように見えるんですが。 M26パーシングからマイナーチェンジでM46へ。ここから大改修されてM47/48へ。 ここで105mm砲装備にまでパワーアップされて更なる改修でM60へ。基本デザインは変わっていない。 (7 372) アメリカの戦後戦車のニックネームについて教えてください。 M46 パットン M47 パットンⅡ M48 パットンⅢ M48A5 M60 スーパーパットン M60A1 シャイアン M60A2 チェロキー アメリカの戦車はたしか将軍の名前がつくのだと記憶しています。 しかし、シャイアンやチェロキーという将軍はいませんよね? M47、M48、M60とPattonで合ってます。 基本的に米国の戦車はそのサブタイプには愛称を付けませんので、 M60A1とかM48A5については例え付いてたとしても、非公式な渾名 にしかなりません。 (102 眠い人 ◆gQikaJHtf2) アメリカの戦車はたしか将軍の名前がつくのだと記憶しています。 M60A1シャイアン・M60A2チェロキーはそういう名前の将軍がいたのでしょうか? M47、M48、M60とPattonで合ってます。 基本的に米国の戦車はそのサブタイプには愛称を付けませんので、 M60A1とかM48A5については例え付いてたとしても、非公式な渾名にしかなりません。 (102 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 公式には M46~48 パットン M60 シャイアン です。 ただ、前線の将兵はおろか、公式な文書まで、マイナーチェンジ的な物は名称を混用しています。 M46 パーシング M60 パットンとする記述は、なかば公認的に使用されていたようです。 (逆に言えば、こだわるほど重要な意味のある名称では無い。) また、輸出相手国が区別をしない場合もあり、混用が増殖する一因となっています。 目くじら立てても無駄な部類のお話です。 (102 160) イスラエルのマガフは、機銃が3つも付いているのはなんででしょうか? 機銃が多く付いているのは市街戦対策です。 (103 214) ご参考のお話。 昔、タルドクトリンって思想がイスラエルにありました。 戦車の機動力に物を言わせて一気に敵の拠点を落とそうって発想です。 ぶっちゃけ只の「いけいけどんどん」ですが、第三次中東戦争でなまじっか成功したんで、 第四次中東戦争でも同じことをやったら、対戦車ミサイルに大損害を受けてしまいました。 以来、歩兵との近接戦闘、および成形炸薬弾への対策を徹底的に重視しています。 また、国力の面で人的被害を嫌うので、イスラエルの戦車は、 他国に比べて戦車の自衛戦闘用の火器を重用する傾向があります。 (103 217) 最初75mm砲だったのに最終的には105mm砲を積んでるAMX-13は、よほど最初の設計が優秀だったということなのでしょうか。 装甲が薄い機動性だけの車輌に大きな砲を載せて喜んでるフランス人はよく解らん。 (119 905) 基本設計はもちろん大変重要です。ただ、兵器に対する要求は日々変わっていますから、 基本設計が優れていてもクルセーダー自走砲のように使用要求自体が消滅して 装備が費用に見合わなくなることも少なくありません。 AMX-13は空輸可能という条件を最初から盛り込んだ時点で、現代にもまだ通用しているわけですが、 設計当時に現代のような迅速展開部隊の必要性がどこまで予測されていたのか。 ある程度の幸運も必要なのかも知れませんね。 (119 system) 根本的な話だが、緊急展開用で様々な難点があるAMX-13を購入する時点で、敵対する国が弱いとか、あるいは深刻な敵対関係にある国自体が無いとか。 あるいは貧乏な国。 当然、その後、敵対国の脅威や自国の経済力に変化が無ければ、おいそれと装備の更新は出来ない。 異常に物持ちが良くなる。 まず、あなたが勘違いされてるのは、105mm砲に換装したAMX-13では当時の東側の戦車に対して、 まったくもって力不足である点です。 (119 907) AMX-13は75mmにしろ、105mmに変えたにしろ、射撃精度という点ではMBTに遠く及ばないわけだ。 もちろん元からそんな要求されてないわけだが、その程度の要求だからこそ、 そんなに大きな変更しなくても大口径化できたんだろう。 (119 909) 揺動式砲塔と言うハンデと引き替えに自動装填を実現してますんで、装填手の居住性を考えなくて良く、 砲弾は砲塔後部に集中配置しているので砲弾が多少大きくなっても余所のスペースを圧迫しません。 従って、砲尾と反動がデカくならない限り、大口径化はしやすいでしょう。 搭載砲弾の少なさや耐弾性の低さ、視察装置まで俯仰してしまう使い難さと引き替え。 低圧砲弾の命中率を上げるための高度なFCSの搭載スペースもない。 ライフリング削った90mm滑腔砲化も、弾丸は飛翔体としての理想形にはほど遠い物だったでしょう。 (119 931) M1A2がM1A2の主砲をくらったら何発ぐらいで潰れる物なのでしょうか? 砲塔についていえば、後からなら一発で。正面からならだいぶ撃たないとダメみたい。 側面も数発で抜けるかどうか。ベタな装甲は撃たれ強そう。 車体部なら正面以外は一発でおシャカでしょう。 (122 system ◆systemVXQ2) メルカバ戦車はフロントエンジンであることがダメなポイントとしてよく挙げられていますが、フロントエンジンの戦車にはなにか致命的な問題があるのでしょうか? 実戦経験があってその後も新バージョンが開発されてる戦車に 簡単に一言で言えるような致命的な欠陥はないのです。 (Ⅲにはあるという話もあるがそれはフロント自体の問題ではない) 撃った時に反動をきっちり受け止められないとかそんなとこかな。 確かにメルカバは同じ世代のMBTに比べて評判が良くないけど 一応、兵員輸送も出来るわけだからMBT同士のガチンコの撃ち合いだけでは ちょっと評価しにくいところもある。 兵員輸送能力が必要かどうかは別として。 (122 546) レオパルト2A5は傾斜した装甲の素材(推定でかまいません)と意義が今までと違い過ぎるのですが何故ですか? 鋳造砲塔からスペースドアーマーを取り入れた溶接砲塔に変わったからです・・・ 「ショト装甲」でググッてみてください。 (125 85) あの装甲は素材は普通の防弾鋼です。 あの形状は”ショト装甲”といい、APFSDS弾が着弾したときに、 本装甲の一番厚いところに誘導することを目的としています。 (125 86) 現代における傾斜装甲の意義は、二次大戦頃の跳飛による避弾目的から、 貫通体の偏向による有効長の減少、貫徹長の減少を狙ったものに変わっています。 (125 system ◆systemVXQ2) M60戦車が昔「走る棺桶」と言われてたのは本当ですか? M60が走る棺桶ということではない。 ヨム・キプル戦争時、シナイ半島でイスラエル軍のM60がAT-3サガー対戦車ミサイルにボコられたため、 「今やミサイルの時代、戦車なんか走る棺桶だ」と言われたのが元。 実際にはイスラエル側の用兵に問題があったわけで、移動要塞としての戦車の価値は未だに高い。 (493 301) イスラエル側の用兵に問題があったわけで、とはどんな問題ですか? 随伴歩兵もなく、戦車の群が、対戦車ミサイルがたくさん隠れていそうな地形に ためらいもなくずんずん突っ込んでいった。 今の機甲師団には歩兵戦闘車が随伴し、ヤバそうな地形があれば歩兵が先行して偵察、安全を確保してから進行する。 (493 306) 戦闘機や銃器の軍制式コンペってのは行われている様ですが、エイブラムズの時にはどのような競争があったんでしょうか。 M-1戦車は、クライスラー防衛事業部とジェネラル・モーターズ社 デトロイト・ディーゼル・アリソン事業部の二社の競作によって開発されました。 両社に提示された条件は、 M-60戦車の性能をすべての面で上回ること 整備性・稼動性・耐久性の向上 生産価格が3,300輌を生産するとして1輌辺り507,790ドル(1972年当時)を上回らないこと などです。 1973年6月に両社に対してそれぞれ682万ドルと870万ドルでXM-1戦車の開発契約が結ばれました。 この競合契約の内容は、試作戦車を1輌、車両試験装置を1基、さらに弾道試験のための 車体と砲塔各1基を製作して引き渡すと言うものでした。 ところがその一方で、陸軍省は1974年12月に西ドイツ(当時)との間に次期主力戦車のテストに関する 協定を締結していました。これはレオパルド2戦車とXM-1戦車の評価試験を行い、 優れているほうを米軍のMBTとして採用すると言うものです。 さらに、後には両国の戦車の武装、装備の共通化を図る旨の覚書が追加されています。 クライスラー社とGM社の試作車は1976年1月31日に陸軍当局に引き渡され、アバディーンとフォート・ノックスで 試験が始められました。この結果、11月12日に陸軍長官によって公式ににクライスラー社の案が 採用されると発表されました。 しかし、このテスト中には上記の覚書に基づいた仕様変更を両社は求められたりしています。 採用が決定したクライスラー案に基づくXM-1戦車はさらに11輌が生産され、より詳細なテストが続けられました。 この間にアメリカにレオパルド2AV(レオパルド2戦車の装甲強化型)戦車がアメリカに持ち込まれて比較され、 一部の性能ではXM-1を上回ったとされます。 しかし最終的に1977年に両車の比較競作は中止とされ、米独のMBT共通化はなりませんでした。 (352 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) 何故アメリカは戦車後進国から戦車先進国になれたんですか? M1エイブラムスを開発するまでアメリカは戦車後進国だったのですが。MBT-70で西ドイツの優秀な戦車技術を得られたからですか? まず、西ドイツが優秀と言うこともありません。 レオパルド1はM48から技術的に習得した部分も多々あります。 M48は、元々は朝鮮戦争でT34/85に対して有利に戦える戦車として短期間で開発した戦車であり、その前に 短期開発したM47のさらなるバージョンアップのつもりの戦車に過ぎません。 実際、自衛隊の61式開発時点でも、目標はT34/85であり、T54・T55は意識していないとされています。 また、欧州では重戦車M103との併用しており、あくまで主力中戦車であってMBT思想で設計された戦車では ないし、JS3・JS4・T10などと比較しても仕方ありません。 M60も登場時点の他国の戦車や、登場時点で考えていた運用期間(MBT70との交代を考えていた)からすれば 優秀です。 大柄な割にエンジン出力が小さいとも言われますが、当時のアメリカはステレオ測距器を使った停車戦闘を 考えていたので、機動戦はしませんし。一応、軽合金の多用でドンガラの割には軽量に仕上げる努力もして います。 そも、あのエンジンは航続距離の延伸を目指して突貫開発したものであり、本当に短期間しか使うつもり が無かったことが判ります。 MBT70の失敗で延命させてしまったために、時代遅れなどと思われるのでしょう。 M48もM60も配備時点では優秀な戦車です。 むしろ迷走が始まったのはM60A2やMBT70を開発し始めた時期です。当時のアメリカはT62の性能を極端に 誤解してしまい、通常の戦車では優位に立てないと言う誤解があのような仕様の戦車開発に向かわせたと 言われています。 (その後、イスラエルから現物を手に入れる前ぐらいには誤解は解けていたようです。) ちなみにフルシチョフ時代のソ連でもミサイル万能論によるミサイル戦車の開発や、成形炸薬弾による戦車 砲の強化が実施されています。 ちなみにレオパルド1は高速で対戦車ミサイルを避けながら戦うなどと言った誤解もありますが、初期型は やはりステレオ測距器を用い、砲安定装置も装備しておらず、実はM48同様、行進間射撃には対応しておらず、 開発途中でMBT70計画の参加も始まっており、実はレオパルド1の開発途中で既に西ドイツは運用・設計思想 の転換を始めています。 (583 427) M1には砲弾が爆発したとき爆風を外に逃がす機構があると聞きましたがどういうものなんですか? 内側からの圧力に比較的弱いパネルがあってそこが吹っ飛ぶことで爆風を逃がす。 砲塔の後部に砲弾を収納しているが、 この部分の上面が若干弱く作ってある。 ブローオフパネルという (586 788-790) M1とM1A1て、どれくらい違うの? M1エイブラムズとIP-M1が「M68A1」105mmライフル砲 M1A1以下、M1A1HA、M1A1D、M1A2、M1A2SEPが「M256」120mm滑空砲を装備 装弾数は 105mmライフル砲 105mm砲弾×55発 120mm滑腔砲 120mm劣化ウラン徹甲弾×40発(SEP42発) となる 副兵装の12.7mm機関銃ないし7.62mm機関銃を装備している場合 弾数は1000発 / 12000発となっている あとは6連装発煙弾発射機2基があり、発煙弾24発を発射できる ほかにもヴェトロニクス・FCS射撃統制装置に始まる 電子装置及びシステムは大幅に改修・近代化が施されており CITV(Commander's Independent Thermal Viewer)車長用独立熱線映像装置の車長用独立熱線映像装置や M1A2から搭載され、同車が約60両がリアルタイムで情報を共有出来る IVIS(Intervehicular Information System)車両間情報システムのMMU(Mass Memory Unit)大容量記憶処理装置 あと、POS/NAV(Position/Navigation)自己位置測定/航法装置 M1A2SEP及びM1A1Dに搭載されている最新型のデジタル情報通信データーリンクシステムである FBCB2こと「フォース21旅団・部隊用戦闘指揮システム」 同じく、M1A1D型とM1A2SEP型で最初に採用されたアイセーフレーザー測距装置などなど (332 名無し上級大将 ◆80fYLf0UTM) アメリカの戦車は「M○A○」って名前がついてますが、このMやAってのは何かの頭文字なんですか? Mが「モデル」。 Aが「アドヴァンス」何回改修されたかの意。 (312 561) M1エイブラムズが市街戦に投入される場合、HEAT対策としてどのような装備をするのでしょうか? 一応HEAT弾というかRPG-7に対応する手として以下のような改修キットの 話がある。 出典は http //www.fprado.com/armorsite/abrams.htm 戦車市街戦生残性向上改修キット(The Tank Urban Survival Kit, TUSK) M1A2に装着する。目的は市街環境における戦闘力の向上。 全周の防御向上に留意し、また敵が近距離、上面から戦車の装甲の弱点を撃つ 可能性を考慮。 具体的には 車体側面にリアクティブアーマー 車体後部に鳥篭装甲。 操縦手用7.62mm機銃に防盾と熱線視界装置。車長用12.7mm重機関銃を車内から ハッチ閉鎖したままで操作可能に改善。歩兵との通話とのため外部に電話を搭載。 このキットは整備廠でなく野外で取り付け可能。 ただしこれがどの程度使われているかは不明なり。 (286 30) 米軍は60年代にガンランチャーに執心していますが、将来戦車の武装をミサイル主体で統一するつもりだったのですか? 主目的は旧式の装甲戦闘車両の簡易即席な火力増大を目指したものでした 結局普通に最強の戦車を作れば良いって事に気付いて止めたのが真相らしいです。 (279 三等自営業 ◆LiXVy0DO8s) アメリカの結局配備されなかった対空戦車、サージャント・ヨークは何故M48がベースだったのでしょうか? 傍系の存在である対空戦車に、当時の主力戦車であるM60の車体を使うよりは、 旧式化したM48戦車の再利用の方が良いと考えられたから (我が国の87式自走高射機関砲も、当初は61式戦車の車体を再利用する予定だった 結局、砲塔に対して車体が小さすぎるのが明らかになり、74式戦車ベースになったけど) (俺初質スレ436 107) ロシア・旧ソ連戦車 ロシアのT-72系の戦車の一部はミサイルが撃てますが、これは何のためなんでしょうか? 対戦車ミサイルも対空ミサイルも撃てます。 最大のメリットは攻撃可能距離の底上げで、 これによって「計算上は」T-72系列の最新型ならM1を撃破できる、と 販売側は言っているようですが…… 同口径の砲では西側に勝てないロシア戦車の苦肉の策とも言えましょう。 (27 746) T-72とかT-80ってなんであんなに軽いの? 足周りが複雑になって整備が……信頼性が…… 数をそろえないといけないのに値段が…… 値段が上がったから数が出なくて更に値段が…… 重量が上がると燃料も喰うようになるから更にお金が…… こんな風に。 (36 大渦よりの来訪者 ◆Bzr3neko) T-80が装備しているATMにはトップアタック機能はついているのでしょうか? ついていない。砲内発射で半自動式(操縦するのではなく指定した目標に向かう)誘導し、 西側第2世代戦車なら正面装甲を撃ち抜けるとされる。 (37 72) T-80UM VS T-90どちらが強いのでしょうか。 装備は殆ど同じだから車体性能以外に違いはないと思われる 強いて言えば専用に 開発された車体に乗ったT-80の方が車体の装甲性能や機動性は上回るかもしれない (45 281) 事実です。T-90はT-72の戦闘装備(主に電子装備)をT-80同等に置き換えたもので、 直接的な戦闘能力は同等ですが専用車体により強力なエンジンを載せた T-80のほうが性能は上回ります。しかしT-90はT-80よりも安価であるので、 輸出市場ではT-80より好成績を収めています。 (99 386) 露軍の「公式」見解では、砲塔の直接防護力はT-90の方が優れており、 機動性についても燃費・信頼性ではT-90が優位としている。火力は同等なのは 386の通り。 それ故、露軍の「主力戦車」としてはT-90が選定された。 ただし露軍機甲局長(副長だったかも、記憶に頼るため人物は不確実)は新聞のインタビューで、 「性能上、T-80UはT-90より優れた点が多く、先の決定は問題がある」という趣旨の発言。 なお、T-80Uにも各種性能を向上させたUMがあり、T-90にもT-72M1の改造型等があり、戦闘力比較には注意が必要。 (99 398) 旧ソ連のT-64戦車はなぜ輸出されなかったの 当時の最新鋭技術を詰めこんだ虎の子だったからです。T-64が輸出しても大丈夫な頃には T-72があったのでそちらを輸出しました (46 626) T-54/55またはT-62はキングタイガーの正面装甲を撃ち抜けますか? キングタイガーは逆に正面からT-62と打ち合ったらどうでしょうか? 装甲厚および傾斜角と徹甲弾の貫徹力で単純比較してみました。 T-62>キングタイガー ほぼ貫徹可能 キングタイガー>T-62 距離および命中箇所により貫通可能性あり T-54/55>キングタイガー 距離により貫徹可能性あり キングタイガー>T-54/55 距離および命中箇所により貫通可能性あり 砲弾の進歩や機動力を考えると、T-62>T-54/55>キングタイガーでしょうか。 (67 926) T-55戦車がチェコ、ポーランドでライセンス生産された時期を教えて下さい。 チェコ・スロヴァキアの場合、1950年代後期から1973年までと思われます。 ポーランドは、1950年代後期からいつまで生産されたかは不明です。 (68 眠い人 ◆gQikaJHtf2) T-55の第一転輪は他の転輪と離れてますが何の意味があるんですか? 重量配分の問題と違うのかな。M1戦車も、離れてたように思いますが。 転輪サスペンションアームの向きが、反対取り付けになってる箇所でも、 離れる傾向になる場合は、多いようですが。 (78 ≡ 6等兵 ≡) スターリン戦車はいつ頃まで使われていたのでしょうか? T34より早く全面的に引退したとすればそれはなぜでしょうか。 T-10(IS-10)系は八〇年代までソ連で使われてましたなあ。 (78 745) JS-2は戦後中国に供給されており、朝鮮戦争でも使用されたようです。 その他インドシナ戦争でもヴェトナム軍が使用したり、キューバや北朝鮮でも使用されました。 (キューバでは海岸線のトーチカとして使用されているとか) ソ連で最後に使用が確認されたのは1982年のオデッサ軍管区の演習での事だったそうです。 JS-3がソ連の制式装備から外されたのは1963年で、一部は東欧諸国や中東に 供給されており、1967年の中東戦争でも使用されたとのことです。 (78 名無し軍曹) T-64A以降、T-72と同じ分離装填式装填装置? T-64の115mm砲の弾薬は分離装薬。 ソースはグランドパワー2003/6号。 (80 323) 北朝鮮がしばしばロシアから戦車を買ってるそうですがT-80UやT-90のような比較的新しいものなんでしょうか? 少なくともT-90は売ってもらえなかった。 つーか最近は買って無いみたいだな 最後に買ったのはミグ29かな? (82 901) 韓国がどうしてロシア製の戦車をもっているのですか。 債務の肩代わり。 (96 755) T-72って強いんですか? ロシア軍が保有しているT72は複合装甲を装備しているので一線級で使用できると 思います。輸出モデルは通常装甲のモンキーモデルが中心なので、最新鋭の 運動エネルギー弾が発射化の西側戦車(含む90式)の敵ではないでしょう。 (100 186) ええと、マジレスしますと… T-72は第2世代の戦車です。日本の90式戦車やM1A1といった第3世代の戦車と比べると 劣っていると考えるのが自然でしょう。 実際に、T-72は湾岸戦争でアメリカのM1A1に一方的にぼこぼこにされました。 ただし、イラクのT-72はモンキーモデルであった可能性も指摘されていますので、ロシアが 保有しているT-72はもう少しまともかもしれません。 (100 187) T-72に関しては、総合的な戦闘能力(暗視能力・データリンク等) で西側の最新の戦車より劣っているのは間違い無いです。 ただし、一部改善はされており運用によっては危険な敵です。 ただ軍板では、T-72最強説を使用しているネタスレがあり そこでは T-72は宇宙最強ということになっています。 軍板ではこのようなネタスレが複数あり T-72とチハと60式とガチャピンが最強と答える人が何人かいます。 (100 188) T-72の開発に関して・・・。 T-72は元々革新的なT-64のバックアップとして開発された戦車です。 T-64が不調だったため、T-64のコンポーネンツを流用して実績のあるエンジン(V-45)を 搭載した車両がObiekt172と呼ばれる車両で、1970年に開発されました。 翌年、サスペンション・転輪を一新し、改良型エンジンを搭載した車両がObiekt172Mと呼ばれ、 さらに試験を重ねた車両が1972年に登場します。 これがT-72であり、73年に制式化されました。 生産は74年からはじまり、77年11月の革命記念日パレードでベールを脱ぐことになります。 (もっともその一月前にフランスのブールジェ国防相に対して親衛師団のT-72を披露しています) ただ、他のTシリーズも必ずしも開発年度が番号になっているわけではないので、 (T-54は1947年、T-62は57年)だいたいの年度くらいに思ったほうがいいかと。 (100 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) T-64の現在の価格っていくらなんですか? T-64は、80年代後半に製造が終わっていますし、量産されている最中でも海外への輸出実績は有りませんから、 これからl国際市場に出回る事は考えられませんから、 (売られるとしたら、スクラップ扱い)戦車としては不明でしょう。 (100 313) ソ連戦車のミサイル防御装置の名「ドロズド」や「アレナ」って単なる頭文字を並べただけの略称なのですか? 日本語訳するとどういった意味があるのでしょうか? Арена(Arena)はアリーナ、Дрозд(Drozd)はツグミ。 (100 890) T-72の通常弾でM1A2の正面装甲を打ちぬくためには、何メートルぐらいにまで接近すれば可能ですか。 正面装甲の正貫なら無理 ただ付言すると、 カタログデータのみから判断する限りであるが、 湾岸当時の旧タイプの120mm徹甲弾では、T-72B以降の正面装甲は貫徹不可能 (102 15) T-72などのロシア戦車のケツについてる丸太の意味は? イザというとき燃料になるぽ (102 441) よく「泥濘地脱出用に使われる」って解説を見るけど、実際にはどう使うのですか? 一応、きちんとしたやり方は戦車乗りできちんと教習の授業があるような内容なので 言い表せません。ってか俺も知りません。ケースバイケースですし。 要するにキャラビラがぬかるんだ地面でずるずる滑るような時にそれを噛ませて一気 に脱出したり・・・とそういう使い方をしたりするんですな。 (102 442) 冬将軍と行動を共にするには必須ですな (102 443) 戦車がスタックした時、適当な石を持ってきてスタック個所の近くにおいて、 車体と石の間に丸太を突っ込み、石を支点として戦車を持ち上げる時に使う。 1人では持ち上がらないけど、車長・砲手・装填手の3人がかりなら持ち上がる。 (102 444) IS-3が戦後、90年代まで予備装備だったと聞いたんですが状態はどうだったんでしょう? ソビエトが崩壊したころまでクリル列島の海岸沿いにの平野には トーチカ替わりにころがしてあったとか(北方墓参団の写真に写っているのがある)。 大陸中国国境にも同じようにトーチカとしてころがしてあったらしい。 そういう使い方が主で、稼動状態にあったものはほとんどなかった筈。 ソビエトの国鉄(にあたる組織)では砲塔を外したIS-3を トラクターとして90年代に入ってもバリバリ現役で使っていたらしいが・・・。 (111 47) T-72はどうしてあんなに人気があるのですか? 他のスレッドをみても人気があるわりに理由が書かれていないので・・・ T-72の人気の理由はさまざまでしょうが、常識的に考えてみると、 1.スタイルが独自 西欧型の弁当箱スタイルと一線を画した、ロシア流の丸い、平たい スタイルが好き 2.数が多い 安価なのと、旧ソ連圏に普及したのとでとにかくどこにでもあります。 画像などを通じて目にふれる機会も多い。でも一般人はけっこう知らない。 3.一応戦車 というとナニですが、使い方、環境によっては十分に強力です。 AK-47とはちょっと違う部分もありますが、なにか重なってる印象が強いなあ。 スホーイSu-27もかな。ちょっと通っぽい? (111 system) ソビエトのT-55やT-62には、サーチライトが何個もついているんですが、これは何故なんでしょうか? 白色光 ようするにフィルターのない普通のサーチライトです。 主砲脇に大きなライトが一つ 主砲用の主投光器L-2G。主砲と連動して俯仰します。 ステーの下に小型のライトが一つ 操縦用の補助赤外光投光器です。 この他に前面装甲板の波切り板のすぐ後ろに二つ白光/赤外光のヘッドライトがあります。 戦車長用キューポラに小さなライトが一つ 車長専用のOU3GK白光/赤外光切り替え式のサーチライトです。 (115 名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE) T-72の改良型がT-74(T-72M)だと思ってたんだが今の分類は違うのか? T-74は存在しない。 いまでもそのように記述している資料は古いので処分すること。 T-72AとかT-80とかについて、資料不足の時期に西側資料上で「出現」した。 SMT1989とか今でも言ってれば、知識不足と断定し得るだろうが、これも同類。 なお、T-72Mは、T-72の改良型であるT-72Aの輸出型(性能は低い)。 (115 870) T-90に西側の通信技術を導入しようとしたら、改良にでれくらいの費用がかかるんでしょうか? どれくらいかかるかは導入する国の技術力、 要求により異なりますから一概には言えません (116 47) ロシア、旧ソ連の戦車はT-○○といわれますが、これはフランカーなどのようにNATO側が勝手につけた名前なのでしょうか それはコードネームとは違い、東側の正式名称なのですが、 冷戦時代はいちいちソ連が新兵器の発表をしてたわけではないので、 外見や登場時期から西側が予測した番号が、実際とずれていたことはあります。 もちろん、それは「勝手につけた名前」とは意味が違うので、すぐ修正されてます。 (119 527) T-34やT-72のように旧ソ連系の戦車につけられる「T」は何の略でしょうか? 戦車の T だと思うけど? ロシア語でも読みは「タンク」でよかったと思う。 スペルは TAHK だったかと。 (122 120) オブイェークトとはどういった意味なのでしょうか?検索してもいまいち要領を得ません ソ連の戦車開発計画につけられたコードネーム。“Объект”と表記し、本来はロシア語で「製品」。 たとえばT-72は「オブイェークト172」として開発されていた。 (461 139) 戦後第三世代のT-72は弾道計算機を備えているにも拘らず、戦後第二世代のレオパルト1に命中率で劣っているのは何故ですか? T-72は近距離で高速徹甲弾で戦闘することを考えてるので精密射撃をあんまり重視してない。 西側の戦車は遠距離でHEAT弾で戦闘することを前提にしていたため、精密な弾道計算と 射撃管制が重視された。 近距離で高速徹甲弾で撃ち合うなら、大概はまず「狙ったところに飛んでく」ので複雑な 射撃管制は要らない。 遠距離目標にはちっとも当たらなくなるけど、「確実に当たる距離」まで突撃すればOK, という考え方。 数で圧すのが前提だから、距離を詰める間に何両かやられても構わない、と。 HEAT弾は弾速がトロいので遠距離射撃がしたかったら精密な射撃管制装置が必要になる。 特に冷戦時代の西側戦車は数で勝る相手に防御戦を強いられるのが前提だったので、 「初弾必中」を求めたから、命中精度に拘った。 (489 768) ロシア戦車は、なぜ今でも狭いお椀型砲塔に拘ってるんでしょうか 砲塔デザインを再検討するプランは無かったのですか? 敵に晒す面積を減らせる 軽い APFSDS以外の砲弾なら弾けるかもしれない そして広大な国境線を抱えているから数が必要 今でも高級なT-80Uの代わりにT-90を生産している訳で ソ連構成国として戦車開発のインフラを持つウクライナではT-84というT-80の発展型を生産しているが その中に西側仕様の120mm砲塔を備えたものがある (365 356) 90年代のユーゴ内戦でT-34戦車が現役だったと聞いたんですが今でも使われているT-34ってあります? お隣の北朝鮮では今でもT-34が主力戦車の一つで現役です。 (496 525) ※現在は第一線からは退いたと考えられている ソ連のMBTはパラシュートで空挺降下はできるのでしょうか? 無理。普通の車両は着地の大衝撃に耐えられずぶっ壊れる。 少なくともすぐに戦闘に参加できないぐらいの機械的故障が発生する。 投下できるのはBMDシリーズのような空挺戦闘車や空挺戦車と言った特殊な車両のみ。 それすらも着地に失敗することがあるので空中投下せず飛行場で着地して降ろされることが多い (495 モッティ ◆uSDglizB3o) もしイラク軍のT-72がダウングレードの輸出型でなくロシア本国型ならM1戦車相手にどうなっていましたか? 本国軍仕様のT-72だと、時期にもよるけど複合装甲やレーザーレンジ ファインダーなんかも装備してるみたい。 APFSDSも輸出用の鋼鉄弾芯のモンキーモデルは本国軍仕様のタングステンAPFSDSの半分の貫徹力 しかないとかいう話もあるので、T-72でも本国軍仕様ならもうちょっとM1の損害も増えたかも。 戦車本体の性能差も絶望的だが、何より弾薬の差で止めを刺された。 イラク側のT-72はM1戦車の装甲に全く歯が立たなかった。 そりゃ鉄で作った徹甲弾じゃ複合装甲は貫けないし、口径の差もあった。 対するM1の劣化ウランAPFSDSはT-72の装甲を紙みたいに貫いた。 (345 634,625) イラク仕様のT-72ってホントにモンキーモデルだったのかね? イラク軍のT-72については軍事研究の2008年4月号で詳細について触れられている。 イラク軍が海外から調達したT-72は、輸出向けのT-72M、T-72M1。T-72M はTPDK-1レーザー測遠器を搭載したタイプで、T-72M1は砲塔の装甲厚を 増加したタイプ。ただし、本国版とは異なり複合装甲は搭載されていない。 また、前述の通りFCSの自動化も本国版より一歩劣っており、諸元を手動入 力する必要がある。 そしてイラク国内で製造したT-72「アサド・バビロ」は、T-72M1をベースに改 良を加えた車両で、チェコの支援により建設された戦車組立工場で生産され たタイプ。イラン・イラク戦争の戦訓を加味して、280mmの正面装甲の上に 30mmの追加装甲を中空式に装着。性能の良いフランス製自動消火装置、 アクティブ防禦システムのはしりともいえる「ダズラー」赤外線パルス発信装 置、ベルギー製暗視装置(一部の車両のみ)を搭載するなど独自の改良が 加えられている。 ダズラーは、イラン・イラク戦争でイラン軍が使用するTOW対戦車ミサイルに よって大損害を喫した事により、ソ連技術者の助言を受けて開発された装置。 前方左右30度の角度に赤外線パルスを発射し、ミサイルの照準を狂わせる 機能があり、TOWによる被害を大きく減少させる事に繋がったとされる。 アサド・バビロの最大装甲厚は軍事研究を見ると鋳造装甲280mm+中空 +30mm装甲で、傾斜しているので実質的な防御力は運動エネルギー弾 に対してRHA410mm、HEAT弾に対してRHA450mm。 使用する砲弾は、旧式の3BM9 APFSDS-T(鋼製弾芯)が射程1000mでRHA 300mmの貫通力、より新しい3BM22 APFSDS-T(鋼鉄+タングステン弾芯)が 射程2000mでRHA380mmの貫通力、3BK14M HEAT-FSは、距離に関係なく RHA450mmの貫通力。ただし、実際の有効射程はFCSの能力の問題から砲 弾自体の射程よりもやや短い1800m程度。 なお、M1A1HAの防御力は運動エネルギー弾に対してRHA600mm。 装甲換装前のM1A1は、RHA350mmであったため、M1A1HAへの改造 が急がれる事となった。 湾岸戦争では、本国仕様のT-72でも土台相手にならないM1A1に、マイナー改良モデルとモンキーモデルでぶつかってコテンパンって感じかね ソ連本国でも西側第三世代戦車に対抗するにはT-72の能力を向上させ る必要があることは認識されており、1980年代中盤にはT-72Bが登場し ている。 西側戦車に対して射程で劣るのを解消するため、砲発射式ミサイルの運 用能力が付与され、9M120ATM(最大射程4000m、貫通力RHA700mm)に よるアウトレンジが可能となる。 これにあわせて射撃統制装置の能力向上が図られ、毎分8発の発射速度 をフルに生かす事が可能となり、時速30km程度での精度の高い行進間射 撃が可能となった。(しかし、相変わらず輸出型のT-72Sでは一段低いレベ ルのFCSが搭載されていた。) 従来RHA500mm(運動エネルギー弾)程度だった防御力についても、、複合 装甲をさらに増厚すると共にコンタクトEDZを装着することで改善が図られた。 ただし、第一世代のEDZはHEAT弾への対応が中心で運動エネルギー弾へ の対処も可能となるのはコンタクト5の登場を待つ必要がある。 ソ連/ロシアの125mmAPFSDS弾の種類とスペック。 http //www.russianarmor.info/Tanks/ARM/apfsds/ammo.html 砲弾についても改良が進むが、これらが他国にも提供されるようになるのは ソ連の崩壊後の話。 (今こそ湾岸戦争を検証する 255-259) T-64とT-72とT-80ってどうやって見分ければいいんですか? 一番明確な違いは T-64は赤外線投光器(砲塔主砲の横についてる丸いやつ)が 正面から見てT-64は右についてる。 T-72は同じく赤外線投光器が正面から見てT-64の逆の左についてる。 T-80はT-64、72に比べて砲塔上面のハッチ周辺(特に正面右上)に レーザ測距離儀(だったか?)などの細々した装置が搭載されている。 あと点輪がゴム付きになったのはT-80だけだったような気がした。 (343 119) T72等ソ連系戦車の砲弾庫が砲塔基部にあり、被弾・誘爆した場合には車内で爆発する事になり極めて危険というのは、いつ頃知られるようになった事でしょうか? T-72の誘爆のしやすさの原因である自動装填装置はT-64以降から搭載されるようになった。 ソ連戦車としてはグレードが高い部類なので紛争にはあまり出てこなかった T-72の初陣は確かレバノン内戦だったと思うがイスラエル軍にボコボコにされて評判を落としてる 知ってる人は知っていたと思われるが、人口に膾炙したのはやはり湾岸戦争時。オブイエクト (569 モッティ ◆uSDglizB3o) 民間レベルにはなかなか実状は判らなかった。 80年代後半になっても、まだT-74と表記したプラモが発売されるくらいで。 東西冷戦期、ソ連が公開した内部図解などでは、今思えば絶対にありえないくらい装甲 が厚く描かれてたり、時速100km出るだの吹きまくっていた。 かと思ったらレバノン紛争などは、当初、あたかもメルカバが一方的にT-72を撃破した と伝わったくらいで。 はっきり言って、T-72に関しては、アメリカのM60A3なんぞより相当に強そうだと言う 認識で、砲弾が貫通したらどうなるか?なんてとこまで考えてる人はそんないなかった でしょう。 と言うかね。中東戦争の戦訓で、砲塔に即用弾積んでると危険とか、砲塔旋回に高圧の オイルモーター使うと(高圧のオイルは高温化して、如何に作動油とは言え発火しやすい ので、)危険なんて話は伝わってて。 要は西側の戦車も砲塔リング周辺まで貫通弾が 到達すればアウトでした。 はい。 (M60とかドライバーの周辺に弾庫あるし。) (570 222) 湾岸のT-72は簡単に砲弾が誘爆して砲塔が派手に吹き飛んでましたが T-72が被弾すると砲塔が派手に飛んでしまうのは、弾薬庫が砲塔の真下にある 構造だから(自動装填装置をコンパクトにまとめるためなのでしょうがない)。 日本の90式や自動装填式ではないがアメリカのM1エイブラムスなんかは、 砲塔の後部に弾薬庫を置き、弾薬庫の真上の天井をわざとボルトで弱く 止めただけにして、弾薬が誘爆すると天井の方が先に吹き飛んで爆発の エネルギーが外に逃げるような構造になってる。 (342 637) 旧ソ連の戦車でキャタピラが四本あるものがあったと思いますが オブイェクト279試作重戦車だね。 これだ。 http //www3.kcn.ne.jp/~a400lbs/sfs/page009.html (342 726) ソ連・ロシア製戦車ですが、砲塔基部に砲弾を並べる方式は被弾誘爆した場合、危険と分かっていながら、いまだにその方式が採用されている理由は何でしょうか? なぜ、西側第3世代戦車の様に、砲塔後部に弾薬庫を設け、弾薬庫と乗員室の間は装甲板で仕切る方式にしないのでしょうか? 危険きわまりなくもないからです。 簡単に言っちゃうと、第3世代の開発当時、中東戦争などの戦訓で、戦車が直撃弾くらって戦闘不能になる可能性としては、 やはり車体より砲塔の方が危険性が高いと言うことが言われました。 乗員の死傷確率や砲塔旋回装置の作動油の火災など、砲弾の誘爆以外のファクターもあるのですが、やはり砲塔後部の弾庫 への直撃弾はまずいと言う話になりました。 とは言え、砲塔後部の弾庫は砲弾の搭載数を確保する上でも、長砲身砲や砲塔前面装甲とのカウンターバランスとしても 有効(砲弾の重さより、弾庫の張り出しと後面装甲の重さ)です。 で、西側は弾庫を隔壁で多い、天井板から爆風を逃がす方式を採用しました。 ソ連/ロシアは始めから砲塔後部には砲弾を搭載していません。 そう言うことです。 また、車体に被弾して砲弾が誘爆してしまう危険性ですが、地形を生かしてなるべく車体は晒さないように 戦うものですし、装填手を省き、車体を小型化することで被弾率そのものを下げると言う意図もあった訳です。 ソ連/ロシアの場合、自国の厳冬期や泥濘期の路外走行や道路事情が悪い地域・支援装備が貧弱な友好国への 配備など考えるとおいそれと戦車を大型化できない背景もあります。 また、砲身から発射するミサイルの開発により、西側の戦車をアウトレンジで撃破出来ると彼らは主張しています から、現用の方式が西側の戦車と比較して劣っていると言う意識も無いのかも知れません。 海外への売り込みは苦闘してますけどね。 (575 627) ソビエト戦車は遠距離射撃が苦手の為中東戦争で活躍できなかったそうですが、 T-90やT-80など現在配備されている戦車においても苦手には変わらないのでしょうか? 中東戦争やレバノン紛争に投入されたT62・T72などはソ連本国に配備された形式より性能が劣る。 射撃統制装置・・・ソ連国内版のT72はレーザーで測定した距離が弾道コンピューターにそのまま入力 される方式。同時期の74式戦車より進んでいる。 エンジン・・・・・T62では過給器の性能など、ソ連国内版より輸出版の機動性は落ちたようだ。 装甲・・・・・・・ソ連国内版のT72はハト胸と言うかドリーバートン胸の中にいろいろ内緒が詰まって いる。 で、レバノン紛争については日本国内の民間レベルにはメルカバやM60が圧勝したかのような情報が 入っていたのだが、(イスラエルの戦車を過大評価する余り、メルカバのホルストマン式サスペンション まで誉めだす始末)軍事情報筋や当のソ連は「ソ連に配備された戦車なら」と言うことはちゃんと判って いたはず。 (577 500) T-72やT-80のような戦車はFCS?の交換で西側の戦車と互角に撃ちあえるレベルにすることは可能なのでしょうか その「西側の戦車」ってのが、どの程度のレベルかによるが 第3世代を想定してるんなら無理・・ちゅうか無意味 元々、旧ソ連の全縦深同時打撃ドクトリンに特化した設計であり、圧倒的な砲兵火力の支援下、数と速度で敵陣を押し流す鉄津波が売りなんだから 敵戦車と互角に撃ち合うことなんか考えてない 一方、西側第三世代戦車は、ベラボーな戦力比で押し寄せるワルシャワパクトの鉄津波を少数のNATO軍で押しとどめるために、これまた互角に撃ち合っちゃならねぇレベルのキルレシオを要求されて作ってる で、前者に後者の能力を付与するってことは、前者がせっかくもってる安価・軽量・高速って有利な点をスポイルして、それでも後者に迫るだけで優越はできない中途半端なシロモノができあがる しかも改造費だけで後者が買えちゃうし んなもったいないマネするよりは、自分でも書いてるように、あくまで「自軍機甲戦力の足し」=速度や軽さを活かした補完的運用に限定するほうが合理的 ただ、戦車の製造ラインってのは限られていて、特に車体が簡単に増産できない バスタブ状になったハルを持ち上げたりひっくり返して加工する機械が、日本には一台しかないし、米ソだって各工場に一台しかないから だから、どうしても戦車が急遽大量に要る!って事態に備えて、車体の新造なしに旧世代戦車を新型と互角とまではいかないまでも、とりあえず一線での使用に耐えうるレベルに機能向上させる研究は各国行っている 74改とかね (創作質問55 400) 輸出用ならともかく、本国仕様のT-72はあなどれんぞ。 T-80は…あえて改修する?韓国はそのまま使ってるぜ? (創作質問55 399) ウクライナはT-84に西側仕様の砲塔に120mm砲載っけたタイプを輸出用に作ったりしてますね。 (創作質問55 丼炒飯 ◆HY/YgdSbHM) イラクで、T-72M1じゃなくT-72B戦車だったらM1エイブラムズ戦車の劣化ウラン砲弾をなんとか防げたんじゃない? イラク軍の戦車兵は何とか助かったのではなかろうか? T-72Bの砲塔装甲(複合装甲装備型)のRHA値は対APFSDS弾で 530mm、対HEAT弾換算で520mmとされている。 輸出向けのT-72M1「アサド・バビロ」の場合は複合装甲をオミットし た鋳造装甲でありRHA値は410mm(対APFSDS弾)。輸出向けのT- 72M1の一部は複合装甲を使用したバージョンもあったが、これは イラクには提供されていないと見られている。 湾岸戦争時のエイブラムズが使用したM829A1の貫通力が540mm だったので、T-72Bであれば遠距離から射撃された場合の生存性は T-72M1よりはましだったかもしれない。 さらに、T-72BはT-72M1の弱点であったFCSの能力が大幅に向上し ており、射程5000mの砲発射ATMの運用能力も確保しているので本 国版のAPFSDS弾とあわせて使用できれば一矢報いることができた 局面もあったかもしれない。 しかし、現実にはT-72Bの輸出型であるT-72Sにしても、複合装甲 とERAはそのまま装備されたが、射撃統制装置のレベルがかなり ダウンされ、本国版APFSDSや砲発射ATMは提供されないなどの措 置が採られていることから、モンキーモデルである限りエイブ ラムズに先手を打たれることは変わらなかったであろう。 なお、T-72Bの砲塔装甲(複合装甲装備型)のRHA値、対APFSDS弾で 530mm、対HEAT弾換算で520mmというのはERA未装着時の状態。ソ連 第一世代のERA「コンタクト」が装着された場合、HEAT弾に対する 防御力は向上するがAPFSDS弾に対する効果はあまり無いとされる。 (今こそ湾岸戦争を検証する 296,297) T72Bがチェチェンゲリラ相手に損害を出しているのは運用のまずさか? 市街地での対戦車伏撃戦術(チェチェン軍対戦車歩兵戦闘群) http //web.archive.org/web/20051230070048/http //angrif.hp.infoseek.co.jp/atc.htm 第一次チェチェン戦争での大きな被害の原因としては 市街地へ、ろくな準備無く戦車単独で市街地に投入した上層部の戦術ミス 初期に投入された戦車はEAR未搭載の物が多かった事。 チェチェン側がロシアの戦車について精通しており、何処を攻撃すれば 撃破できるかを熟知していた。またRPGの一斉発射、エンジングリルなど の弱点攻撃などに徹したなど戦術面での優位。 ロシア軍はT72とT80を投入しており、最初の一ヶ月で62両が破壊された。 そのうちの61両(98%)は反応装甲で覆われていない場所を破壊されてい た。また、紛争初期の頃ロシア戦車は反応装甲なしで戦闘に投入された。こ れらはとくに正面からの攻撃にも脆弱であった。(6) その後、ロシア側は以下の様な対策を講じる事で被害を減らす事に成功 している。 ①行列にZSU23-4と2S6という装軌対空車両を配備した。(9) ②歩兵を下車随行させ、装甲車両の前方に展開させ、装甲車両を歩兵の 戦闘予備・戦闘援護にあてた。 ③その上で、一軒一軒、一ブロック一ブロック調整された前進を都市で行った。 ④ロシアの車両のいくつかには、成形炸薬弾の防御・モロトフカクテル・爆発 物を収束したものに対抗すべく、車体から25-30cm離れたところにワイ ヤーメッシュ上の固まりを装着した。 (今こそ湾岸戦争を検証する 299) チェチェンでの戦訓を盛り込んだT-72Bのアップグレード型は? T-72BM http //www.otvaga2004.narod.ru/xlopotov_8/tank_t72ba_01.htm 1980年代から90年代初めにかけてに生産されたT-72Bを暗視装置以外をT- 90並に能力向上を測った戦車。車体のオーバーホールに合わせて、FCS、エ ンジン、砲安定装置を換装、「コンタクト5」ERAを装着、9M119/9M119M砲発射 ATMの運用能力付与など。ただし、改修の規模が大きいた予算もその分掛か り、これまでに改修を受けた車輌はそれほど多くない。 T-72B「Rogatka」 http //btvt.narod.ru/5/rogatka/rogatka.htm 2006年に初公開されたT-72Bのアップグレード型。火力、防御力、機動力、指 揮管制のあらゆる分野での能力向上が図られている。新型のERA「レリークト」 の装着により、800mm/1200mm(対APFSDS/HEAT)、車体で750mm/1100mmとなっ ている。チェチェンでの戦訓から車体後部にはスラットアーマーが装着され ており、地雷対策に電磁防護システムも採用されている。 T-72B「Rogatka」はこれまでに最大155両が改修を受けているとされる。 http //ru.wikipedia.org/wiki/%D0%A2-72 (今こそ湾岸戦争を検証する 300) 湾岸でガタ落ちしたT-72の名誉を挽回できる機会はあるのだろうか 湾岸戦争でT-72の評価ががた落ちした事は確かであるが、皮肉な事 に、それによって(冷戦終結後のT-72の大量退役もあって)T-72の 輸出価格が下がり、それなりの性能の戦車を格安な価格で購入でき ることになり、1990年代において最も国際的な取引が行われた戦車 となった。 ロシアでの生産が終了した後もT-72の売買は続いており、最近では ベネズエラが100両のT-72を購入する事を決定している。 しかし、メーカーのウラルヴァゴンザヴォードにとっては中古車の 近代化は新車の輸出に比べてうまみが少ないため、複雑な気持ちの ようだ。 (今こそ湾岸戦争を検証する 304) T-72Bの砲塔正面の装甲は、M1A1やM1A2戦車の劣化ウラン弾だと、どれくらいの近距離まで耐えられるか? http //bbs.tiexue.net/post2_1290555_1.html T-72Bに近い防御能力を有するT-90の場合、3VBM-17 125mmAPFSDS を正面装甲に打ち込む対弾試験を行ったところ、ERA未装着のT-90は複 合装甲の外側は貫通されたが、内側の装甲は貫通を免れ、車内装備に は破損は見られなかった。 3VBM-17の性能は以下の通り L/D値16。2A46M2 125mm滑腔砲から1500m の距離で発射。貫通力は1500mで580~600mm、2000mで520mm。 その性能はアメリカの120mm砲用のAPFSDS弾M829A1/A2に近い性能 であり、T-90の正面装甲はM829A1/A2の射撃に耐えられると見られる。 1996年にアメリカでコンタクト5を装備したT-72(型番は不明)に対して行 われた射撃試験では、1500mの距離で発射されたM829A1(1500mで RHA600mm貫通可能)は、複合装甲に達したものの内側の装甲を貫通 するには至らないという、今回と同様の試験結果が得られているとされる。 (今こそ湾岸戦争を検証する 306) T-90戦車はT-72B戦車をT-80UD戦車の性能にまで引き上げた(近づけた)と見て良いでしょうか? ソ連では1980年代末にT-72Bの改良型であるT-72BMを開発していた。 T-72BMは、運用コストが安く部隊での評判の高いT-72シリーズの戦闘 力をT-80シリーズと同等にアップグレードして大量配備する事を目指し て開発された戦車であり、砲発射ATMや新型FCSの搭載、「コンタクト5」 ERAの装着などが行われた。 そのT-72BMをベースにしてさらなる改良型である「オブィェクト188」が開 発され、これが1992年にT-90として正式採用された。T-90では、T-72BM よりも能力の高い射撃統制装置+赤外線暗視装置の採用、貫通力の高い APFSDS弾の運用能力の付与、「シトーラ」アクティブ防御システムの搭載 などの改良が行われている。 T-90シリーズはその後も砲塔の換装などの能力向上が続けられた結果、現 在ではT-80UDよりも能力の高い戦車になっていると見られる。 (今こそ湾岸戦争を検証する 307) ロシア製戦車ってなんでいつも弾薬庫配置が危険なものになっているのでしょうか? 砲塔容積が小さく出来るから。 その分手間やコストを掛けず装甲を厚くしたり、重量出力比を上げる事が出来る。 長大な国境線を抱える国なので、出来るだけ安く、大量に、しかし高性能な兵器を求める傾向がある。 また、簡単にカタログスペックを良くする事が出来る。 軍の要求を満たせなきゃ失脚したりシベリア送りなので、 そう言う旧日本軍戦車開発陣のような反則的設計に走る傾向にある。 (305 223) T-80の自動装填装置ってどんな仕組みで自動装填するんでしたっけ? 砲弾がリボルバーのように並んでるんでしたっけ? T-80のALSはT-64で使われている「コルジナ」の改良型です。 砲塔底部の回転式トレイに弾頭・薬莢が搭載されており、砲尾下に運ばれた弾頭をラマーで薬莢と共に装填し、 それと同時に空薬莢は元の収納位置に再収納される仕組みになっています。 http //armor.kiev.ua/fofanov/Tanks/EQP/al-80.html (296 丼炒飯 ◆HY/YgdSbHM) T-72が神戦車と呼ばれるのは何故ですか? あまり強いとは言えないですよね…? T-72が初めて登場したときは今までにない未来的な外見だったので この戦車はきっととんでもなく強いに違いないと西側諸国を震え上がらせたので ちょっとした伝説になった 湾岸戦争でモンキーモデルだった事、第2世代なので既に若干時代遅れだった事 しかも砲弾を収納する場所が悪かった事が相まって 西側の戦車にボッコボコにされて逆にちょっとした伝説になった という来歴なのでネタにされて一部から神と崇められるようになった まぁ、第2世代としては性能は良い方なんだけどね (682 568) オブィェークト279とは? ソ連(当時)が1957年に試作開発した戦車です。 「核爆発後の強烈な爆風に耐え、戦闘継続が可能であること」と「西側が装備する 高速徹甲弾や成型炸薬弾に抗し得る防御力を持つこと」を目的として開発された そうです。(沼地克服のための車体形状という話もあるようです) 足回りは油気圧式で、爆発時には車高を下げて地面にへばりつくようにして爆風を 避けることも出来るように考慮されていました。また、車体重量は60tでしたが、接地 圧はT-62(重量35.6t)より低いものでした。 #ま、接地圧を下げるために4本履帯なんて足回りになったんでしょうけど。 結局のところ、不具合を克服できずに試作のままで終わってしまったとのことです。 (112 ちゃぎ ◆fSfdiYoeFc) 今だ世界の紛争地でみかけるT-34ですが、50年以上前の戦車のパーツや砲弾の調達はどうやっているのでしょうか? まず、50年前のものをそのまま使っていることは滅多にありません。 戦後、それなりに改良が加えられ、既存のものもアップデートされています。 また、ポーランドとかチェコスロヴァキアでライセンス生産されたものは、1959年まで作られています。 戦車のパーツに関しては、例えばエンジンは、オリジナルのV-2-34からV-34-M11に換装され、冷却機構、 オイル潤滑機構が改良されています。 このほか、発電機、無線など内部の部品が近代化されています。 これが1960年に行われた改修で、それから、1969年にはT-55/62の部品との互換性を高める改修が行われ ています。 従って、部品に関しては、オリジナルの部品が底を付いても、T-55/62系列の戦車が有る限り、それなりに 整備は出来ます。 最悪は共食いで食いつなぐことも可能です。 砲弾に関しては、85mm砲はつい最近(今もかな)まで中国などでも製造されていましたから、弾薬についても 十分余裕があると思いますよ。 (160 眠い人 ◆gQikaJHtf2)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9612.html
登録日: 2011/09/06(火) 13 13 38 更新日:2023/09/10 Sun 16 18 32 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 III号戦車 ドイツ ナチス 不遇 戦車 第二次世界大戦 軍事 III号戦車とは、ナチスドイツ軍で使用された戦車である。 正式名称はPanzerkampfwagen III。 正式番号はSd Kfz 141(A型~J型)、Sd Kfz 141/1(L型~M型)、Sd Kfz 141/2(N型)、Sd Kfz 141/3(火炎放射仕様)。 秘匿名称はZW(Zugführerwagen=小隊長車)。 質も量も常に満足の行く水準に到達できなかったが、第二次世界大戦の初期から中期まで活躍した。 ドイツ軍の代名詞とも言える「電撃戦」の立役者である。 開発経緯 種類開戦に向けて 量産、そして戦いへ その後 フィクションにおけるIII号戦車 開発経緯 ドイツ陸軍はナチスが政権を取る前から新型戦車の開発を進めていた。 1934年1月に、ハインツ・グデーリアン大佐(最終階級は上級大将)から「電撃戦」の為の二種類の戦車開発が要請された。 III号戦車とIV号戦車である。 参謀総長のルートヴィヒ・ベックが戦車隊の2/3を占める主力と構想したのはIII号戦車であった。 IV号戦車は項目を見てもらうとして、III号戦車に求められたのは グデーリアン「電撃戦は機動力が大事なんだよ。おう、(戦車の足を)速くしろよ。」 ベック「戦車の敵は戦車!!重機関銃では威力不足!!対戦車砲を載せろ!!」 要求された速度は40km/hと、当時としては高速であった。 これ以外にも様々な要望があり、開発担当のダイムラー・ベンツ社(DB社)は相当苦労をすることになる。 種類 開戦に向けて A型 ほぼ試作型と言うに等しい型。生産数も1937年の10両だけ。 要求された 5人乗りで砲塔に3人入れる。 15トンを超えないこと(※当初軽戦車として構想されたためで、後に撤回された)。 3.7cm砲を装備し、将来的に5cm砲も搭載できる設計にする。 以上の事項を概ね達成する(※全備重量が0.4トン超過)。 しかし、 重量制限で装甲が14.5mmと貧弱(※対戦車ライフルに撃ち抜かれる危険性がある)。 にも関わらず最高速度が32km/hで要求速度に達しない。 とまだまだ問題も多かった。 ちなみに三番目の要求事項は、将来への脅威に備えて5cm砲を検討したところ、兵器本部長と砲兵監に3.7cm砲で充分だと異を唱えられたり、 牽引式対戦車砲(後にドアノッカーと晒された3.7cm PaK 36の事)と弾薬を統一したいという意向から採用を断念する代わりに、 ターレットリング径に余裕を持たせて後日載せられるようにしたためである。極東の某国でも似たような事が行われている。 B型 & C型 & D型 兎に角、最高速度を上げる為に足まわりを改良し、改良し、改良したタイプ。 コイルスプリングからリーフスプリングに変更したものの、3km/h増の35km/hに留まり解決せず。 15両(1937年)、15両(1937年~1938年1月)、30両(1938年1月~同年6月)と作られた。 D型が出来たのが1938年の初め。第二次世界大戦が起きたのが1939年。 総統閣下「遅っせぇ開発だなぁ、早くしろよ」 グデ「おう早くしろよ」 兵器局「ハヤクシロ!!」 DB「毎日が辛い!」 量産、そして戦いへ E型 & F型 そんな感じで難航していたDBであったが、ここで一転攻勢に出る。 サスペンションに「トーションバー方式」を採用したのだ。 これは比較的最近まで戦車に使われていたり、現在も重量のある車両の主流でもある方式で、まさに「革新的」だった。 このサスペンションとエンジン変更(マイバッハ HL108TR 250馬力→マイバッハ HL120TR 300馬力)のおかげで機動力が上がり、 更に重量にまで余裕が出来たので装甲を今までの14.5mmから30mmに強化し、これが正式に生産型として採用された。 実用最高速度は40km/hだが、G型まで装備されていた変速機はなんと70km/hまで対応していたという。 E型が96両(1938年12月~1939年10月)、それを微調整したF型(1939年9月~1940年7月)が435両生産された。 ただ、E型が出来たのが1938年末。1939年9月の開戦に数が揃わないのは当たり前である。具体的には96両くらい。 その後も数が足りず、1940年の西部戦線に参加したドイツ戦車2,128両のうち339両がIII号戦車だった (詳細な内訳はI号×554、II号×955、III号×339、IV号×280で、チェコのメーカー製である35(t)と38(t)はカウント外)。 これまでの戦闘でIII号戦車は二つの教訓を得る。 砲がやっぱり貧弱だった(ポーランド戦で42口径5cm砲、対仏戦で60口径5cm砲が制式化される契機となる)。 装甲もやっぱり貧弱だった(ポーランド戦で足回りにも問題があるA型~D型がリストラ、対仏戦でE型以降の装甲強化が決定)。 華麗な電撃戦の印象のあるフランス戦だが、投入されたIII号戦車の40%が破壊されていた。 ちなみに5月だけでも110両を損失していて、1/3近くが撃破された事になる。 だがしかし!前述したようにIII号戦車は5cm砲を搭載することができる! じゃあ次は5cm砲を乗っけようか、という話になったのだ。 G型 工場「(急に言われても数が揃って)ないです。」 仕方ないね。 と言うわけでG型は後ろの装甲を強化しただけで、従来の3.7cm砲を装備したまま量産された。 1940年4月~1941年2月にかけて600両が生産された。 E型後期 & F型後期 & G型後期 戦車兵「5cm砲はま~だ時間掛かりそうですかね~?」 工場「お待たせ!E型F型G型関係無く載せるけど、良いかな?」 戦車兵「あーいいっすねー。」 1940年7月頃になると、42口径5cm砲も数が揃ったので、現在あるIII号戦車に順次搭載された。 区別が付きづらく我々にとっては紛らわしいのだが。 H型 最初から42口径5cm砲を装備した型。 車体を抜本的に見直し、III号戦車の新基準を作る…筈だったが、結局砲塔を新しくして30mmの増加装甲を付ける程度に留まった型。 とはいえ、砲塔内部の容積拡張と砲塔バスケットの追加によって戦闘効率の改善に寄与した。 1940年10月~1941年4月にかけて308両が生産された。 潜水戦車型 1940年秋に予定されたゼーレーヴェ作戦(英本土上陸作戦)用として開発された特殊任務車両。 F型~H型の内168両を水密構造に変更してダクトパイプを追加した事で、水深15mの海底を5km/hで航行可能だった。 戦車揚陸艦艇を持たなかった故の苦肉の策で、上陸地点の沖合で輸送用の徴用船舶から発進させる予定だったという。 後に渡河作戦用として改造され、ダクトパイプからシュノーケルに交換された。 Tp(Tropen)仕様 北アフリカ戦線用の熱帯地対応で、機関系の防塵機能及び冷却能力を高める改修が施されている。 G型から導入されたが、1941年12月以降はベースとなったサブタイプを問わず標準仕様化された模様である。 J型 リベンジH型。今度こそ車体を改良し、E、F型から続くベースを更新した。 装甲を50mm一枚板に変更したが、これは30mm+30mmの二枚板(60mm)のH型より優れている。 1941年3月~1942年7月にかけて1,549両が生産された。 ここで改良は一段落を終え、バトル・オブ・ブリテン(英本土航空戦)の敗北で後に少佐が敢行したゼーレーヴェ作戦が凍結された事もあり、 豆戦車や軽戦車が大部を占めていた装甲師団は1941年の戦闘に備えて、本来の主力であるIII号戦車とIV号戦車に陣容を改める同時に、 鹵獲器材の活用と戦車定数の更なる削減を以って大拡充された(戦車を有する装甲大隊を35個から57個へ、装甲師団を10個から20個へ増設)。 ところが、番狂わせの事態が生じる。 北アフリカ戦線におけるイタリア第10軍の大敗北とユーゴスラヴィア王国の反枢軸クーデター及びイギリス軍のギリシア派遣である。 前者はロンメルが率いるDAKの派遣、後者は電撃戦と空挺作戦(増援として山岳猟兵の空輸も行われた)で打開を図ったが、 これらは1941年春に発動されるはずだったバルバロッサ作戦とその後の東部戦線に深刻な悪影響を及ぼした。 貴重な装甲兵力の一部と兵站の維持に不可欠な大量の支援車両を新たな戦線に割けなくてはいけなくなり、 バルカン半島の作戦行動に参加した装甲部隊は疲弊して対ソ作戦の発動が一ヶ月以上延期される羽目となったのだ。 III号戦車は北アフリカでは対戦車砲との連携もあり活躍できたが、バルカン半島ではある戦車中隊が誤った指揮により壊滅的な被害を負っている。 そして1941年の初夏、また新しい敵と対峙していた… ヨシフおじさんと愉快な赤軍、そしてT-34とKV-1である。 特にKV-1はIII号戦車では全く歯が立たず、貴重なタングステン弾芯の高速徹甲弾でさえ有効弾にならない事が多かった。 他戦線の分もカウントされているが、1941年におけるIII号戦車の損失は1,400両近くに達している。 J型後期 & L型前期 実はJ型は主砲違いの二種類がある。 H型までと同じ42口径5cm砲 新型の60口径、つまり5cm長砲身砲 何故そうなったかと言うと42口径5cm砲の火力が、かつて威力不足と評された試作対戦車砲(5cm PaK 37)と似通っていたためである。 対仏戦の戦訓から求められていたのは5cm PaK 38(1940年に部隊配備が開始された対戦車砲)と同じ性能の60口径砲だった。 総統閣下「III号に長砲身砲を載せて差し上げろ。」 兵器局「はい(すぐにやるとは言ってない)」 製造上の都合もあり42口径5cm砲の生産を継続していたのだが、1941年4月18日の供覧でバレてしまい…… 総統閣下「あのさぁ…言わな、載せなかった?長砲身砲ォ!!あのIII号んとこ!!」 兵器局「すいません許してくださいなんでもしますから!!」 こうして総統閣下の怒りを買った結果、ようやくにして60口径5cm砲が導入される事となった。 と長らく解説されてきたのだが、1941年12月~1942年7月にかけて1,067両が生産されたJ型の後期仕様は、 研究が進んだ現在では後日L型に編入されていた事実が判明している。 よって最も多く量産されたサブタイプはJ型ではなく、L型という事になる。まあマニア以外にはどうでもいい事だが。 L型 & M型 T-34との戦いで 総統閣下「東方作戦実施から一年過ぎたけど、T-34相手に分が悪いって言われてるぞ。とりあえず攻防走、全ての点で負けてるんだよね、それ一番言われてるからな。」 と気付いた。 1941年12月に量産車が登場した60口径5cm砲搭載のIII号戦車でさえ、射距離500m以内ではないと正面装甲を貫通できなかったのである。 そこで43口径7.5cm砲を搭載したIV号戦車用の砲塔へ換装する計画に着手したが、ターレットリング径の問題により失敗に終わってしまう。 これが幻と化した本来のK型で、重量増加対策としてサスペンションの強化と履帯幅の拡幅、トップヘビー対策の重心調整も予定されていた。 それでも何とか戦おうと、砲塔前面を57mm厚にして防楯と車体前面に20mm装甲板を中空式に貼ったL型(1942年6月~同年12月)1,700両や 何故か川を渡る能力を向上したM型(1942年10月~1943年2月)250両が生産された。 なおネタにされているM型については、渡河作戦に転用された前述の潜水戦車型の後継ではないかとする見方もある。 またL型については英軍からマークIIIスペシャルと称され、M4中戦車シャーマンの前身であるM3中戦車リー/グラントともそれなりに戦えた。 しかし、1942年の末には、軍部の意見はほぼ一致していた。 時代遅れ、と。 その後 1943年8月。III号戦車の生産中止命令が下された。事実、III号戦車の改良は限界点まで達していた。 新しい期待の星パンターが後継となり、女房役だったIV号戦車は立派な砲を携えて立ち向かう事になった。 しかし前線で残った戦車は、劣勢になっていく戦場で戦い続けたのである… N型 亜種とでも言うべき型。 IV号戦車とIII号突撃砲が43口径ないし48口径7.5cm砲を採用し、従来の24口径7.5cm砲が余っていた頃、 どこぞの頭の良い奴が「頑張ればIII号に載せれるんじゃね?」と言うことで作った。 1942年6月~同年8月にかけてまず450両、更に1943年8月までに213両が生産され、1944年には後送された旧型37両がN型に改装された。 榴弾の炸薬量が850gと砲兵の持つ野山砲用より多く、軟目標(人やソフトスキンなど)への直射に威力を発揮した。 成形炸薬弾(HEAT)(*1)を使えば、従来搭載していた5cm砲の徹甲榴弾よりも高い対戦車戦闘能力を発揮できた。 成形炸薬弾の貫徹力は砲口直径に左右されるので、弾速の遅い短砲身砲でも問題無いのである(7.5cm Gr.38 Hl/Cは100mm貫通可能)。 ちょっとしたリサイクル精神から生まれたのだが、兵士からの評判は良かったとか。敵側の英国軍公式戦史でも言及されてる程。 独立部隊の重戦車大隊には穴埋めとして配備されたが、ティーガーの援護に活躍したという。 K型 部隊統制用に無線機やアンテナを増設した指揮戦車の特別仕様。 5cm PaK 38用の弾薬も扱えるように改修した60口径5cm砲をIV号戦車用の砲塔に収めて、III号戦車の車台へ搭載している。 1942年12月から1943年2月にかけて50両が生産された。本来は200両の整備が予定されていたが、旧型からの簡易流用改造で賄った。 他に亜種としては、火炎放射仕様(Fl)とか、牽引車や観測車など雑用係的な物が存在する。 III号が第一線で通用しなくなったためで、少なくない車両が他用途へと改造されている。 III号戦車は実戦ではなかなか苦戦する事も多く、改良しても改良しても新たな敵に劣勢を強いられた。 しかし、その技術はけして無駄ではなく、革新的で優秀なものであったことに違いはない。 ポーランドの騎兵隊を駆逐し、英仏の連合軍を大陸から追い出し、モスクワの一歩手前まで攻め込んだのは、紛れもなく彼女の功績なのだから。 フィクションにおけるIII号戦車 ドイツ戦車ではティーガーの知名度が高い事もあり、まともな出番は殆ど無い。 仮想戦記や架空戦記でも登場する機会は珍しく、WWIIの陸戦を描いた戦争映画でも主役としてはまず出てこない。 アニヲタ的には、ガールズ&パンツァーで黒森峰女学園の所属車両としてJ型が登場した事で有名だろうか? 映画マニアの中には、Saints and Soldiers The VoidでアメリカのM18GMCヘルキャットと戦う姿を見た人もいるかも知れない。 追記・修正は限界点までお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 帝国軍はホモ -- 名無しさん (2013-07-25 01 28 30) フランス戦では数が全然揃ってない→揃ってきたソ連戦だとT34出てきて陳腐化というクッソ哀れな主力戦車 -- 名無しさん (2014-03-26 10 27 38) なおアフリカ戦線では英戦車相手に十分無双できた -- 名無しさん (2014-12-20 18 52 21) 北アフリカでもマチルダ2には手を焼いたはずだが。だからこそ88の武勇伝が生まれたわけだし -- 名無しさん (2014-12-20 19 53 27) とろいので正面戦闘を避けて横から殺れた 特に5cm60口径はマーク3スペシャルとして恐れられた -- 名無しさん (2014-12-20 21 05 05) 初期型はチハたん以下の性能だったんだね… -- 名無しさん (2014-12-20 21 10 33) 性犯罪アニメの情報を記載するな -- 名無しさん (2017-02-16 11 33 38) 一々セリフを淫夢にするのは止めてほしい -- 名無しさん (2017-02-25 19 03 50) 最近だと、「週末のイゼッタ」や「幼女戦記」など20世紀ヨーロッパ風架空世界を舞台にした戦争アニメではちょこちょこ出番がある。やられ役として。 -- 名無しさん (2019-01-09 11 59 24) ガルパンで質の高いCGが作られまくったおかげだな、戦争がちょろっと出るようなアニメでも出てくる -- 名無しさん (2019-01-09 12 07 38) ドイツ戦車は照準器が優秀で射程が長いのに肝心の砲火力が足らないのが勿体無いな -- 名無しさん (2020-11-29 17 39 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/138.html
登録日:2012/10/29 (月) 04 48 34 更新日:2024/07/23 Tue 20 12 13 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 Ⅳ号戦車 ガルパン ガールズ&パンツァー ドイツ ナチス ワークホース 兵器 戦車 第二次世界大戦 軍事 軍馬 陸軍 黒騎士物語 IV号戦車とは、ナチスドイツ軍で使用された戦車である。 ▽目次 概要 開発経緯 特徴 実戦での活躍 バリエーション 各種メディアでの活躍 概要 制式名称はPanzer kampf wagen IV。 制式番号はA型~F型はSd.Kfz.161、G型はSd.Kfz.161/1、H型~J型はSd.Kfz.161/2である。 対空戦車や指揮戦車を除く派生型にはSd.Kfz.162~167のナンバーが与えられた。 開発時の秘匿名称は大隊指揮車両(BW=Bataillonsführerwagen)だった。 ティーガーやパンターのような愛称も無く、知名度も低いが第二次世界大戦を通して戦場にあり続けた、兵士から最も身近だったと言える名戦車。 最後まで装甲防御力の不足に泣かされたが、傾斜装甲の導入は量産体制の都合、砲塔再設計による増厚は時期的な問題から実施されなかった(*1)。 開発経緯 ナチスがドイツの政権を取る前から、軍部は密かに新型戦車の開発をしていた。 しかし、これらは重すぎたり信頼性が無かったりと問題があった。 そこへ、グデーリアン(構想段階や開発要求時の階級は佐官で、最終的には上級大将まで昇進)から戦車の開発要望が来る。 グデーリアン「電撃戦のために新しい戦車が必要だ」 開発局「頑張ります」 …と言うわけで、ドイツ陸軍の主力となるべき戦車が、2つ開発されることになった。 III号戦車とIV号戦車である。 IV号戦車は、III号戦車を火力支援する為の「随伴戦車」として開発された。 III号を主人公とするなら、それを常にサポートする名脇役とか、親友とか、幼なじみと言ったところだろう。 WWII初期の機甲戦における弾丸陣/楔形隊形(パンツァー・カイル)を形成した際の第一陣では、主力のIII号戦車やチェコ製の35(t)/38(t)戦車が先頭、補助のII号戦車とI号戦車が側面に就き、IV号戦車は工兵や砲兵の前進観測班及び空軍の前線航空管制班とともに中央へ配置されて、榴弾で戦車の敵となる対戦車ライフルや対戦車砲が配置された防御陣地(パックフロント)を制圧したり、徹甲榴弾で対戦車戦闘の援護を図り、機動打撃時における障害の排除に務めたのである。 第二陣の自動車化歩兵(装甲擲弾兵)と行動を共にする事もあったせいか歩兵直協戦車と解説される場合もあるが、一時的な任務に過ぎず本業ではない。 そもそも歩兵直協用には突撃砲が開発されており、戦車とは役割分担している(*2)。 III号戦車「こんな挑発に乗っちゃいけない…うおおおおお!」 IV号「ちょっと!一人で突出しないで、って言ったでしょ!!…し、仕方ないわね!」 私もIV号に夜まで随伴……おや、お寺の卍みたいな旗を持った人が家の外に… ちなみに帝国陸軍でも同種の構想はあり、長砲身中口径砲搭載の中戦車と短砲身大口径砲搭載の砲戦車を戦車連隊に配備して運用する筈だった。 チハの後継である47mm砲搭載中戦車チヘ(後の一式中戦車で、更に三式中戦車チヌへ発展)と75mm砲搭載砲戦車ホイ(後の二式砲戦車)、57mm砲搭載中戦車チト(後に75mm砲搭載の四式中戦車へ発展)と75mm/105mm砲搭載砲戦車ホチ(開発中止)といった具合にである。 諸事情で実現しなかったが。 特徴 そういうわけで、IV号戦車はIII号戦車に比べ火力が強化されている。 Stummel(切り株)と称される程の短砲身ながらも、榴弾の炸薬量がM4中戦車や三式中戦車の同口径砲よりも多かった7.5cm KwK(L/24)を搭載していた(*3)。 徹甲榴弾でも炸薬が多目で、特火点(トーチカ)(コンクリート堡塁)や装甲掩蓋(ケースメート)に対する破甲榴弾としても使用されている。 よく誤解されがちだが対戦車戦闘も最初から考慮されており、当時の戦車戦としては標準的な中距離以内であれば十分な貫通力を有している(*4)。 対戦車戦闘のメインはあくまでもIII号戦車だったが、自衛や援護程度の任務は十分に果たせたのである。 とはいえWWII勃発前から仮想敵の仏軍重戦車に対する貫徹力不足が懸念された事も事実で、IV号戦車用として34.5口径砲が試作されている(*5)。 もっとも後に生じたある出来事が原因で量産に移されなかった。 最高速度は約40km/h(A型は35km/h、H型とJ型は38km/h)。 リーフ・スプリングボギー式サスペンションを使っており、III号戦車のトーションバー式に機動力や乗り心地こそ劣るが整備性は良好だった。 実は軍兵器局がトーションバー方式の採用を迫っていたが、クルップ社の拒絶と緊急生産の必要性により断念した経緯がある。 VK20.01(K)の初期設計では、トーションバーサスペンションとオーバーラップの転輪配置だったので、何らかの技術的な問題もあったのかもしれない。 また、地味であるが砲塔とターレットリング(砲塔を車体にはめ込む穴)が大きめで車長、 射手、装填手の三人が入れた。 当時は一人か二人用の小型砲塔が多かった事を考えると珍しい。 これで車長が状況判断をし易くなり、車内での連携、更に他の車両との連携が取りやすくなった。 「電撃戦」という連携が重要視される戦略化では、無視できない点である。 また、ターレットリングの大きさは後に大きな影響を与えることになる。 実戦での活躍 1936年にA型が制式採用、その後エンジンを換装して装甲も若干強化したB型/C型、1939年にはD型の量産が開始されたが、戦時体制の立ち遅れと戦車部隊の拡張が祟って戦前に構想していた編制に必要な編成需要を満たす事は出来なかった(*6)。 英仏を大陸から追い出すと、戦いの舞台は北アフリカ、東部戦線へと移る。 IV号戦車はE型、F型となり、III号戦車と共に戦うが、東部戦線でドイツ軍に激震が走った。 パンターなどの項目を見てくれている察しのよいウィキ篭もり諸君なら分かるだろう。 ソビエトの救世主、T-34中戦車である。 この戦車はIII号戦車、IV号戦車の両方に火力、装甲、機動力全てで勝っていた。 独ソ戦以降損害が激化したドイツ陸軍にとっては死活問題で、パンターなどの新型戦車や強力な対戦車兵器の開発を余儀なくされた。 T-34対策は、IV号戦車と後に戦車部隊へも配備される事となるIII号突撃砲にも施された。 IV号戦車は以前から武装強化が検討されていて、60口径5cm砲や前述の34.5口径7.5cm砲に換装する予定だったが、いずれも威力不足で新型砲(7.5cm KwK 40)の開発が決定し、徹甲榴弾も炸薬減と引き替えに硬度を増したPzgr.39に変更された。 F型に43口径7.5cm砲を搭載したF2型(後日G型に編入)や生産途上で48口径7.5cm砲に切り替えられたG型が生産され、 T-34や1942年秋以降に対峙する事となったM4中戦車シャーマンにも対抗可能となった(*7)。 しかし、これがIV号戦車の大きな転換点になった。 開戦当初から共に戦ってきたIII号戦車が、ここでリタイアしたのである。 III号戦車はターレットリングが小さいため、全周旋回砲塔に43乃至48口径7.5cm砲は装備できなかった(*8)。 既存の5cm砲では高速徹甲弾のPzgr.40を用いてもT-34に対抗することはできない…。 帝国陸軍の穿孔榴弾ことタ弾の元にもなった成形炸薬弾のGr.38シリーズ(*9)を使用すればN型の24口径7.5cm砲でも対抗できなくはないが、長砲身砲程の有効距離や命中精度は望めず、貫徹後の破壊効果も徹甲榴弾に劣る事から撃破しても回収された場合は復帰される可能性も高かった。 このIII号戦車の脱落により、IV号戦車は数的にも主力戦車として装甲師団の主力を担うことになったのである。 その後、次期主力戦車としてパンターが開発されるが、全ての工場をパンター生産に移行させるほど、ドイツには余裕が無かった。 IV号戦車はH型、J型へと改良されつつ、終戦の5月8日までナチスドイツと共に終末へ向かったのである。 ちなみに脱出口は乗員の数より多かった。 一応おかしいことではない。 バリエーション A型 プロトタイプの先行量産型。 正面装甲でも20mmと小銃弾を弾く程度しか装甲が無かったが、この頃から砲塔バスケットを採用していた。 35両が作られ、ソ連侵攻時までこき使われた。 B型/C型 正面装甲を30mmまで強化したり、エンジンをマイバッハHL120に替えたりと色々改良したタイプ。 同じC型でも細部が違ったりするので区別しにくい。 このエンジンがかなりの傑作で、A型より重くなったのに最高速度が上がったりした。 ちなみにB型では車体機関銃が一端廃止されたが、C型で復活している。 地味な改良などはあったが、IV号戦車はずっとこのエンジンで戦う事になる。 170両程生産され、ノルマンディー上陸までこき使わry D型 側面装甲が15mmから20mmに。 それでも装甲不足で後々増加装甲を取り付けられた。 本格的に量産され始めた型で、生産数は230両程。 大戦末期には長砲身7.5cm砲を装備したりと最後までこき使ry E型 装甲厚が最大30mmから50mmに。 これも増加装甲を取り付けられたりした。 アフリカ戦線、東部戦線初期での主力。 生産数は220両程。 F型 車体その物を見直し、根本的に大規模改修がされた。 正面装甲は50mm、側面装甲は30mmとなっている。 重量増加による接地圧悪化に備えて、履帯も大きめなっている。 最後の短砲身型である。 生産数は393両。 F2型 ヒトラーの要求でG型で導入される予定だった43口径75mm砲を前倒しして装備したF型。 F型393両の内、175両がこれで、F1型から改造された25両も加わったが、1942年中にG型へ編入された。 僅か9両のF2型が、アフリカ戦線で大暴れし、「人IV(読ん)で、マークフォー・スペシャル!」 でも最終的には70両程しかアフリカでは暴れられなかった。 アフリカ戦線からドイツは撤退し、逆に東部戦線は激化していく。 G型 当初から43口径7.5cm砲を武装した型。 これも生産途中でよく改良された。 1943年から48口径7.5cm砲に強化されたり、 「シュルツェン」と呼ばれる対戦車ライフル用の付加装甲(*10)が取り付けられたり、車体前面に30mmの増加装甲が取り付けられたり。 III号戦車が脱落した影響で増産され、生産数は約2,000両。 H型 車体前面装甲を一枚板の80mmにして、新型の変速機も乗っけた。 航空機の機関砲掃射対策で砲塔上面の装甲を増厚したが、曲射弾道の大口径榴弾が直撃した場合はまだ貫通されるおそれがあった。 ゴムの節約から転輪を全金属にしたりとこれも細かい改修が多かった。 重量は25トンに達し、最高速度が低下している(整地40km/h→38kn/h、不整地19km/h→16km/h)。 2,300両程が生産されたが、途中で対空戦車や突撃砲に改造されたりした。 ドイツの切迫感が伝わってくる。 余談だが、シュルツェンを装備したG型やH型は、ティーガーによく誤認されて敵兵をビビらせたとか。 ティーガーがどれほど怖れられたか分かる話である。 なお戦闘室前面装甲板の傾斜化と側面装甲増厚による装甲強化等を図った改修案もあったが、作業工程の変更に伴う一時的な生産量の減少が生じる事から見送られている。 J型 生産性の向上の為、無駄を省き簡略化したもの。 発電用の補助エンジンや、マフラーの消音機能が無くなった。 またエンジンが回転数を上げたHL120TRM112に変更されている。 砲塔の回転も手動と不便になったが、装填手と協力した場合は以前よりも旋回速度が向上し、車体が傾いた状態の旋回も容易になったという。 燃料タンクの増設により、航続距離が整地では210kmから320km、不整地では130kmから210kmに延長されている。 また、シュルツェンがノーマ・シールド(*11)と言う金網状の物に変更された。 生産数は約3,000両で最多。 IV号戦車がIII号戦車と違い、終戦まで戦えたのは「拡張性」があったからだろう。 未来を見据えて長く使える事、それも優秀な兵器の重要な要素だろう。 各種メディアでの活躍 長い間ドイツ陸軍を支え続けた軍馬ではあるが、映画やゲーム等ではV号、VI号の影に隠れ気味。 登場したとしても前記車両への橋渡し的な所謂「前期主役メカ」的な扱いが多い…と割と不遇な位置にある。 『マジンガーZ』のOPにちらりと登場している事はしばしばネタになる。 もしかしたらこれが本邦初の「アニメに登場したIV号戦車」かも知れない。 『ガールズ&パンツァー』では主役メンバーである「あんこうチーム」の戦車として抜擢された事で一躍有名になった。 同アニメでは自動車部の協力を得て、D型→D型改(F2型仕様)→D型改(H型仕様)と段階的に改修・改造されている。 武装のみならず、装甲、各種パーツにまで手が入っており、性能面では各バージョンと同等の性能を持つとか… 自動車部、パねぇ。 この項目も改良の余地があります。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 公式の愛称では無いが、「軍馬」の名で慕われていた -- 名無しさん (2013-07-08 15 10 24) ドイツ装甲師団の主力はどう見てもコイツ -- 名無しさん (2014-03-26 10 46 46) T34が第二次世界大戦最高の戦車だとするなら、コイツははかなり僅差での2位だな -- 名無しさん (2014-03-26 10 56 06) ドイツは戦中を通して戦車不足だったため内容を書き替えた -- 名無しさん (2014-11-06 09 57 00) なんで兵器解説のページはホモなんですかねぇ -- 名無しさん (2014-12-18 17 24 19) IV号って史実では採用されなかったロマン溢れる発展プランがあったけど、パンターあるならそりゃいらんよなと思った。あっちはまだ改良の余地あったし -- 名無しさん (2015-02-14 14 27 42) ガンダムで例えるならストライクガンダムっぽいな、拡張性的な意味で -- 名無しさん (2015-04-04 20 53 56) ドイツの機動兵器ではFw190と並んで好きな機体。どっちも軍馬に喩えられているというのがまたいい -- 名無しさん (2015-12-19 15 42 20) いや、ガンダム的にいうならズバリ「ザク」でしょ。初期から終戦まで多数のバリエーションを産みながら戦い抜いた軍馬的存在だし -- 名無しさん (2016-02-13 23 09 28) 説明のIII号に霧がかかってんな・・・ -- 名無しさん (2016-07-05 09 46 08) いや、幼馴染は絶対に違う; 萌えを持ち込むなど、誇り高きナチスドイツ軍の皆さんがお怒りになるぞ。 -- 名無しさん (2016-12-29 13 23 36) ティーガーフィーベルが取説に出てくる国の戦車に何を言っとるのかね?過去を美化したくなる気持ちはわからんではないが、誇り高きナチスドイツ軍の皆さんも当時の普通の若者だしおっさんだ。 -- 名無しさん (2017-01-14 13 05 55) あんなに早い時代にこれを作れたという衝撃と、これを最後まで主力にしなければならなかったという悲しみの、二面性を持った名戦車だよな -- 名無しさん (2018-06-14 19 05 03) ↑13 という資料を時々見るけど、「ワークホース」の意味を勘違いしたことから来る誤解じゃないかな。他の有名ドイツ戦車に豹だの虎だの鼠だのといった通称があるのも誤解に拍車をかけたに違いない。 -- 名無しさん (2018-06-26 15 05 25) ↑文字通り -- 名無しさん (2018-06-26 15 54 26) 「ワークホース」の意味で「軍馬」と呼ばれたんだよ。パンターとかとは意味が違う。 -- 名無しさん (2018-06-26 15 55 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/44243.html
【登録タグ One1pay S VOCALOID 初音ミク 曲】 作詞:One1pay 作曲:One1pay 編曲:One1pay 唄:初音ミク 曲紹介 イラスト:蒼崎ヤト前 歌詞 (動画より書き出し) 巡り巡り果てたMidnight 少しの足しにもならないような話ばかり 聞いて聞かされ僕ら いつの間にか此処まで来ていた いつかは大人になる事も 知ってた筈なのにどうしてだろう虚しいや ねぇアルタイル僕たちは 前に進むと決めたんだ Shining Light 色とりどりの光でできた Shining Light 世界は悲しいことだけじゃない 掴めるさ Light In The Darkness いつまでもその姿を追いかけて Run Through Anxiousness 離れても側にいるからね いつの日か While On The Journey 無邪気な思いを忘れないように 僕たちが目指した場所まであと少しだよ 冷えて凍えるような Silent Night 時の流れが恐ろしくなったのは何時からか 大事な事は何も 教わらないまま此処まで来たよな かけがえない時を分け合った あの声達はどこで何をしてるのだろう ねえアルタイル僕たちは 前に進むと決めたんだ Shining Light 塵に塗れても色あせない Shining Light 僕たちをそっと押し出してよ もう一度 Stand Up You My Friend 心に光を灯した星空で We'll Make A Promise どこまでも駆けて行けるように 僕たちは At The End Of Journey どこまでたどり着けるのかな きっとまだ遠くまで行けるよね 僕たちの手を合わせたなら 諦めても振り切れずに まだ心は冷めないままで あの日の僕が心の中で吹き荒れる 諦めても振り切れずに まだ心は冷めないままで 頭の中で叫び続ける声がする 掴めるさ Light In The Darkness いつまでもその姿を追いかけて Run Through Anxiousness 離れても側にいるからね いつの日か While On The Journey 無邪気な思いを忘れないように 僕たちが目指した場所まであと少しだよ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/jasdf1115/pages/16.html
隊員の人の避難所 気軽に使ってね 入隊希望者の人の避難所 メールするのがいや それなら下の入隊希望署名に好きなTACネームを書いてください(この方法はお勧めしません) 入隊希望者署名 入隊希望署名(メールアドレスを知りたくないなどの理由がある方) 編集でこのページに書き込んでください サーバー状態 JACFサーバー落ちてます!使用不可能どうした??
https://w.atwiki.jp/jasdf1115/pages/24.html
FirestormSQ専用機のページ まだ制作されていません、隊章およびロゴマークが決まったら制作する予定です。 現在、Firestorm技術チームにより F-22AをベースとしたF-22Sを開発中です。
https://w.atwiki.jp/tyrant/pages/58.html
Blight Ooze 種族:Bloodthirsty パック:Standard レア度:Common 攻撃:3 体力:4 待機:3 能力:Siege 1 Gold Packから入手可能。 Bloodthirstyでは数少ないSiege持ちアサルト。 …なのだが、このステータスに対して待機3は長すぎる。待機が2なら使えたかもしれないのに。 コメント コメント
https://w.atwiki.jp/commaou/pages/151.html
「大質量の突進攻撃をクラエェ!」 種族 悪魔(小型) 性別 女 出身 北国 概要 ”魔戦車”と呼ばれる車両兵器。 中には車長、装填手、砲撃手、操縦士の四人が登場しており、主体として喋るのは通信手もかねている車首。 魔物カテゴリー自体は”魔戦車”であるが、魔戦車自体はあくまで兵器であるため意志もない。しかし列記とした魔物ではあるため魔気のような物は発している。 つまり付喪神や、ポルターガイストの失敗作みたいなもの。 装備や大きさは換装によって変更でき、コクピットとなる核を付け替えれば形ごと丸々変更できてしまうのが特徴。 乗組員 車長 通信手も兼ねているためよくしゃべる。 車両の指揮者としては別段優れたわけではないのだが、他の三人が特に異論を口に出すこともないので基本は独断。 種族はグレムリン。身長低め。 どちらかといえば戦闘よりも、戦闘前の書類整理や車体整備の方が得意。 装填手 無口。無表情。無愛想。 特に仲がいいわけでもない射撃手に合わせて、もくもくと弾を装填する。 視力が最近がっつり落ちたらしく、戦闘中のみメガネがコンタクトになる。 種族はヴァンパイア。 比較的力の弱い、所為失敗作な眷属であり、しかしプライドは高いためあんまり下級の魔物なんかと会話もしたくない。とか思ってるうちに無口キャラになった。 挙句の果てには、射撃手に合わせる装填手になる始末。でも相性はいい自分が嫌になる毎日。 射撃手 装填手ほどではないが無口。しかし気性は荒い。 射撃手としての腕は荒々しい動きからは想像つかないほど確かだが、如何せん行動に非効率さが目立ち、癖が強く、せっかち。 だが、頭は回らないため装填手の絶妙なタイミングに助けられていることなど一切理解していない。 種族は夢魔。 種族の割にまったくと言っていいほど性に対する欲がなく、魔物として有り余った力を何故かスポーツで発散している。 とはいえ、彼女も下級なので、筋力や体力はともかく、魔物としての力は強くない。 操縦士 寡黙。偏屈な二人とは違い、非積極的な意味で意見を口に出せない。 頭は周り、車首の命令の意図を掴み取ること、もしくは融通の効く行動においては乗組員随一。 種族はインプ。 筋力はインプとしては平均的だが如何せん魔戦車の大きさによってはハンドルが重い。 パワフルで博打な動きを要求された際、内心で大きな溜息をつくのだが、誰ひとりそんなこと気づきやしないのだ。 裏 ガルパン面白かった
https://w.atwiki.jp/army2ch/pages/365.html
戦車の主砲の死角はどうしてるの? 戦車って自前で弾は何発くらい搭載しているのですか 林源文氏の漫画に、戦車のサーマルジャケットは砲身のたるみを増すだけで意味が無い、と書いてありました。 昔の戦車って戦車長用に簡素な照準器がついてるってことは、戦車長も砲塔回したり発射したりできるんですか? 戦車が演習とかで汚れた場合 後で洗車とかってするんでしょうか 戦車が撃った後の薬莢の行方は? 最新鋭の戦車は車内の砲弾が誘爆しても爆発が外に抜けるので乗員への被害は無いと聞きました。 砲弾の先は外に向いた状態で格納されているのでしょうか? 戦車の「ダックイン」と「ハルダウン」はどう違うのでしょうか? 戦車って、砲弾や燃料、潤滑油や冷却水以外にはどのようなものを積んでいるのでしょうか? マズルブレーキって、反動をキャンセルする力も砲弾に与えれば射程や貫通力が上がるのではないでしょうか? なぜ連装砲を積んだ戦車は作られなかったのでしょうか 東側の「T」で始まる戦車をぼろくそにいうけど、メリットってないの? 逃げながら砲塔だけ後ろ向けて打つことって可能ですか 落とし穴で戦車はやっつけられますか? 戦車の説明で出てくる「ハンターキラー能力」ってなんですか? 戦車や装甲車にNBC防護機能が備わったのっていつ頃ですか? 戦車の主砲の死角はどうしてるの? 戦車の死角をカバーするのは歩兵の役目です (58 120) 戦車って自前で弾は何発くらい搭載しているのですか 砲弾が大きくなれば、携行量は少なくなる 車体が大きくスペースがあれば多くなる 時代にもよるが主砲弾が30~60くらい (58 123) 林源文氏の漫画に、戦車のサーマルジャケットは砲身のたるみを増すだけで意味が無い、と書いてありました。 無意味ならなんでつけたままなのでしょうか。 現代の戦車は、砲身の熱による歪みも補正して照準してるはず (60 256) 昔の戦車って戦車長用に簡素な照準器がついてるってことは、戦車長も砲塔回したり発射したりできるんですか? 基本的にできません(車長が照準手を兼ねる場合を除く) あくまでも非常用だったりします>間接照準器 (60 688) 砲塔回せる奴はあるけどね。 手動旋回だと、旋回ハンドルが重かったり、何十回も回さなきゃいけなかったりして、 いざって時には車長も砲手を手伝って旋回ハンドル回す訳ですわ。 それ用のハンドルが車長のシートにもついてる場合があります。 基本的には車長には指揮に専念して欲しいですね。 (60 697) 戦車が演習とかで汚れた場合 後で洗車とかってするんでしょうか もちろんきれいに洗車して車庫に収納します。 泥汚れが残っているとさびや故障の原因になりかねませんので。 (61 153) 戦車が撃った後の薬莢の行方は? 室内にゴロンっていうイメージなんだけど 最近の120mm砲弾は、(鍋のふた)のような、底部のみの薬莢だよ。 (62 476) 「90式」の場合は、自動装填装置が付いていて、 ベルトコンベヤーのような機構が、後ろから出てくるので、 抜く必要のある場合でも、少なくとも『ゴロン』と言うことは無い。 (62 477) 車種によっては、砲の尾栓の下あたりの位置に、排莢バスケットがあって、ここに受け止める。 また、装填手が受け止めて、砲塔側面にある排莢用ハッチから車外に捨てるというのもある。 {(62 479) 最新鋭の戦車は車内の砲弾が誘爆しても爆発が外に抜けるので乗員への被害は無いと聞きました。 どのような構造になっているのでしょうか? ブローオフ・パネルといって、砲塔バスル(砲弾を格納する場所)の 天井がわざと吹き飛びやすいように弱く作ってあります。 また、居住区との間にも当然装甲があり、砲弾を出すときだけ 小さい扉を開けます。 (62 社聖 ◆DASH/8Egy6) 砲弾の先は外に向いた状態で格納されているのでしょうか? 日本の「90式」と、フランスの「ルクレール」は、前方を向いています。 アメリカの「M1」と、ドイツの「レオパルト」は、後方を向いています。 (62 818) 戦車の「ダックイン」と「ハルダウン」はどう違うのでしょうか? どちらも、物陰に隠れて、車体は隠し、砲塔だけ露出させている感じで、違いが良く分かりませんでした。 ダックインではなく、正確にはダグイン(dug in)とは、穴をを掘って車体を隠すこと。 ハルダウンは稜線に限らず、相手から見てこちらの砲塔だけが見えるような位置取り。 地形の起伏でも良いし、茂みでも良いし、平地であれば溝を掘ってこれを利用することもある。 ダグインに近い感じになりますな。さらに砲塔まで見えないようにするとタレットダウン。 ペリスコープの頭だけ出して、周囲を観察するわけです。 (703 system ◆systemVXQ2*一部加筆) 戦車って、砲弾や燃料、潤滑油や冷却水以外にはどのようなものを積んでいるのでしょうか? ウ~~~ン・・・・ 簡易トイレは機銃の弾薬箱や砲弾の空薬莢が一般的です。 防弾ガラスは車内に交換用が多数あります。 戦闘糧食は戦車兵用が一日分だったかな? その他、飲料水(白線表示)に被服類なども・・・ バケツも積んでますね。もちろん工具類もで簡単な修理は 自分達で行います。生命に関わるからね。 大日本絵画でそのあたりの本が出ております。 (55 一等自営業 ◆JYO8gZHKO.) マズルブレーキって、反動をキャンセルする力も砲弾に与えれば射程や貫通力が上がるのではないでしょうか? マズルブレーキは、装薬のガス圧を利用して駐退機にかかる反動を弱める装置なので その力を砲弾にあたえることは出来ない。 砲弾を撃った場合、作用反作用の法則で力が戦車にかかるが ガスを車体側に向けることにより、前方に力をかけて反動をキャンセルする。 (56 180) ブレーキなしで砲身長の限界を考えたうえでオプションにブレーキをつけているといった感じですかね 確かにマズルブレーキはムダといえば無駄な長さですが、それなしだと 駐退機に大きな反動がかかり、それを支えるために砲の構造全体が大きく、 重くなります。特に重量、サイズの厳しい戦車砲でそれは無理。 で、マズルブレーキで逃げることで、少しでも大口径、高初速の弾を撃てるようにしましょう、ってことです。 (56 206) なぜ連装砲を積んだ戦車は作られなかったのでしょうか 多砲塔戦車の時代にすら連装は無かったみたいですが・・・ 車内のスペースが足りない。 連装にすると砲の数だけ装填手と射手が要る。 (56 581) 戦車とは違いますが、自走迫撃砲では連装が流行りつつあります。 面制圧のために一時にたくさんの弾量を撃ち出したいこと、 自動装填装置の発達で連装にしても人員が増えないこと、120mm迫撃砲程度だと、 連装にしてもスペースや重量が実用可能な範囲に収まることなどが理由です。 (56 584) オーストラリアで第二次大戦中に製造されたセンチネルIV戦車の一部に 25ポンド砲2門を連装で搭載したものがあります。 また、センチネルACI戦車にも、2ポンド砲を2門連装で搭載したものもあります。 (56 眠い人 ◆gQikaJHtf2) 東側の「T」で始まる戦車をぼろくそにいうけど、メリットってないの? 湾岸戦争でT-72がワンサイドでボコられたからです。西側諸国が新たに 金だして購入するメリットは有りません。冶具や部品も有りませんし。(です から、韓国の行動は謎なのですが) 旧東側の兵器体系で整備している国は、それなりにメリットは有ります。 (57 295) 逃げながら砲塔だけ後ろ向けて打つことって可能ですか その場合命中率とかは落ちるんですか 逃げながら撃つことも可能ですが、移動しながら撃つと命中率は(現在の技術を 持ってしても)極端に落ちます 大戦からベトナムぐらいにかけての戦車は、撃つときには停止するのが基本でした (例外多数あり) (58 118) 落とし穴で戦車はやっつけられますか? やっつけた例は多数あります (51 748) 落とし穴はWW2~現代戦でも実際に使われた例のある戦術 ただし、実際に擬装した落とし穴に引っかかった戦車・装甲車はほぼ存在しない というか、少数例 多くは対戦車壕って言って、戦車の進行を阻害するために 戦車が越えられないようなくらいの幅の溝を掘るもので、「落とす事を目的にした罠」ではない ただ、戦闘中で回りが見えにくくなってる戦車が誤って壕に落っこちる事例は結構ある で、現在の戦車・装甲車は装軌・多装輪の溝を越える能力はかなり大きい 半端な幅の穴なんか楽々越えて通行してしまう なので、よほどの幅の落とし穴で掘らなきゃならないし それを擬装するのもまた大変な作業になる…ので、落とし穴を仕掛ける側の労力が 割に合わないし、設置してる暇は無いことが多い それよりも設置が簡単な対戦車障害を使ったほうが早く済むし効率がいいしね (創作スレ54 537) 戦車の説明で出てくる「ハンターキラー能力」ってなんですか? ハンターキラーとは索敵を行う者と攻撃を行う者が連携することを言う 戦車においては車長と砲手がそれぞれ索敵と攻撃を行う (俺初質スレ2048 891) 戦車や装甲車にNBC防護機能が備わったのっていつ頃ですか? 第二次大戦中既に、毒ガス戦を考慮してベンチレータにフィルター取り付け可能な戦車がある (俺初質スレ2048 979)