約 1,050,974 件
https://w.atwiki.jp/hgfs/pages/46.html
【Wol】光の戦士にハァハァするスレ3…589とwol Trick or Treat お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ ハロウィンである。 大地が育んだ作物の実りを祝い、悪霊を祓うためにこの時期に行われる行事である。 五穀豊穣を感謝するこの祭りの日には、一方で子供たちが思い思いの仮装をして訪ね歩くならわしがある。 そして、彼らは必ずこう言うのだ。 「トリック オア トリート~」「トリック オア トリート!」 「…………」 「おい、スコールも!」 「何で俺が……」 ウォーリアオブライトの部屋の扉を派手に開けるなり、三人揃って飛び込んできたのは、バッツとジタンとスコールである。 しかし、応答がない。居ないのかと思えば、そうでもなかった。 ウォーリアオブライトはソファの上に腰を下ろしている。 背を預けながら読書を嗜んでいたのか、ハードカバーの本を手にしたまま訝しげな視線を三人に向ける。 「何だ?」 視線と同等の問いかけに、勢いに乗っていた二人と、乗っていなかった一人は思わず言葉に詰まった。 「えと……トリックオアトリート?」 バッツが自信なさげに繰り返すが、 「それがどうした」 「だから、菓子くれって」 更に怪訝な表情で首を傾げたウォーリアオブライトを見て、一抹の不安が、期せずして少年たち(うち一人は青年)の間を漂う。 「揃いも揃って、その格好は何だ」 化け猫の扮装をしたジタンは頭に大きい耳つきのカチューシャ姿。 スコールは適当そうに頭に包帯を巻いた姿。 バッツは丈の短い女もののワンピースに、とんがり帽子を被った魔女姿。 「似合ってるだろ、俺の魔女っこ仮装」 「そう、これ一応祭りの仮装で……」 「ハロウィン、……知らないのか?」 「そんな祭りは知らない」 余りにも予想外、ある意味ではお約束通りの反応を目の当たりにしてしまった少年たちは、当然ながら動揺を隠せない。 「俺はお前らが先に説明してるものだと……」 「当然知ってるもんだとばっかりなぁ」 「俺も、そう思ってた、何でか」 その場でぼそぼそと言葉を洩らす三人。 せっかく昼間から仮装して来たものを、このままでは菓子を貰えないどころか小言を頂戴してしまいかねない。 すると徐に、本を閉じたウォーリアオブライトが立ち上がった。 「スコール、君に剣の稽古を付けよう」 唐突な申し出に、スコールが露骨に顔をしかめる。 「今日は見逃してほしいなぁ……なんて」 「そうそう、祭りだしさ」 「そんな祭りにかまけている暇があるなら、剣の腕を磨いたらどうなのだ」 「え~~」「う~わ」 そら来た。 案の定、何処までも生真面目なコスモス陣のリーダにスコールが捕まった。 祭りに浮かれる一行を見て思うところでもあったのか、ウォーリアオブライトはすっかりその気になっており、 渋る少年の腕を掴んで連れて行こうとする。 こうなると、残された者たちの判断は一つである。 「まぁ、いつも手合わせを逃げるのはスコールだけだし、いい機会かもな」 「頑張れよ、スコール」 「…………」 そそくさと場を逃れたバッツとジタンを追いかけるように、スコールの溜息が虚しく響いた。 「やぶ蛇もいいとこだ」 木刀を片手に、スコールが愚痴をこぼす。 「大体、思い出す努力をしてみるとか……」 そういうのを少しはしろよ。延々とぼやき続けるスコールを前に、一方、ウォーリアオブライトはいつになく上機嫌である。 表情は何時もと変わらないものに見えるが、スコールは他人の機微を読むのに長けているので、 ウォーリアオブライトの頬のゆるみでそれが分かる。 「どうした、早く打って来い」 秩序の聖域の中心に立って木刀を構え、スコールを誘う。 「私から一本でも取ったら解放しよう」 「分からずやが」 仕方なくスコールも観念して構えを取る。 「行くぞ!」 勢い良く斬りかかった。 カンッ! 繰り出した者と受けた者、木と木がぶつかり、鋭くも棲んだ音が辺りに響き渡る。 続けて放った一刀をかわされ、逆にカウンターを受けたスコールがバランスを崩してたたらを踏む。 何度となく打ち合うものの、ウォーリアオブライトには掠りもしない。 「守りが甘い」 「減らず口を!」 焦るほど動きが散漫になるスコールとは対照に、ウォーリアオブライトは余裕の笑みを浮かべている。 その態度は少年をからかってもいるようで――初めこそ苛立ちを露にしていたスコールだが、 そういったやり取りを続けるうちやがて不思議な感覚を覚えていた。 こんな風にウォーリアオブライトと手合わせが出来ることが、楽しい、と思った。 思えば、互いの意見の食い違いから剣を交えたことがあったが、 命のやり取りではなく、日常の中で、当然の営みとして腕を見せられることが、純粋に幸せだと感じた。 あるいは、スコールにそういった感情を抱かせたのは、 スコールの打ち込みを真正面から受けとめるウォーリアオブライトの姿勢であったのかも知れない。 彼もまた、楽しそうだった。 『その力、仲間を守るために使うつもりはないのか?』 『忘れるな。我々はひとりではない』 あの時のウォーリアオブライトは――あの時の秩序の勇者とは、まるで別人に見えた。 彼の笑顔を見られることが、スコールには嬉しかった。 (たまには、こういうのも、いいか……) いつしか焦りは消えて。二人は思う存分、互いの腕を磨くために打ち合った。 結局、ウォーリアオブライトから何とか一本を取った頃には、日も西へと傾いていた。 木陰で倒れ込んでいたスコールは、いつの間にかウォーリアオブライトがいなくなっていることに気付いた。 一人で先に戻ってしまったのか、見れば今し方まで稽古に使っていた木刀もなく、どうやら彼が持って行ってしまったようだ。 「酷いな……」 独白しかけたところで、後ろから声がかかる。スコール、と。 振り返ると、そこにはウォーリアオブライトの姿。 やはり一度は戻ったらしい彼は木刀の代わりに何かの入った袋を両手に抱えている。 「トリック オア トリート」 その袋を少年に差し出した。 言われるがままにそれを受け取ったスコールは。 「あ」 袋を開けると、果たして中には溢れんばかりの菓子が詰められていた。 よく煮詰めたキャンディに、丁寧に包装されたカップケーキ。それに、手のひら一杯に乗るクッキー。 おそらくは焼き上がって間もないのだろう、まだ温もりの残るクッキーの香ばしい匂いが鼻孔をくすぐる。 「本当は多少の時間で良かったのだが、ついつい、心のまま続けてしまった。」 「つきあってくれてありがとう、スコール」 言うまでもなく、その菓子は、初めから皆に渡される筈だったもの。 実は予想していたより、件の三人が早く来てしまった為、 焼き菓子が間に合わずウォーリアオブライトが稽古と称して時間を稼いでいる間に、キッチンで出来上がったものをセシルやクラウドやフリオニールが用意していたのだった。 「ハロウィンなんて知らんとか言ってたくせに」 見事に騙されたスコールが、唇を少し尖らせる。 「悪戯をしてみたくなった。何となく」 「何となくって何だよ……」 「さぁ、何だろうな」 「そもそも悪戯は子供がするんだよ。あんた、もう子供じゃないだろ」 盛大な溜息を吐いたスコールに、ウォーリアオブライトは「ふふ」と笑った。 優しげな眼差しで。 寄せては還す海の色にも似た色――遠い昔もまた、これと同じ瞳に見守られていたような気がする。 「あと二つはバッツとジタンに渡してほしい」 「分かった」 「意気消沈しているだろうから」 「無いな。あいつらゲンキンだから」 菓子袋を持って立ち上がったスコールに、ウォーリアオブライトが、スコール。と、もう一度名前を呼ぶ。 「楽しんできなさい、君も」 しっかりと釘を刺されながら、満更でもない様子で。 仲間であれば至極当たり前の会話が新鮮であると同時に、スコールには何処かくすぐったかった。 「そういうの……ガラじゃない」 そう言って、軽い足取りで駆けて行く少年を、ウォーリアオブライトは穏やかな微笑を湛えて見送った。
https://w.atwiki.jp/ghardkichigai/pages/131.html
FF15スレが立つとどこからともなく湧いてきて、スレにホモAAを貼り続ける謎の荒らし。 完全手動である。 その他にもゲハでは「FF15=ホモ」のようなネガキャンスレを乱立していたことも。 現在はFFDQ板のつれぇわスレに出没しているが特に文句は言われていなかったりする(つれぇわスレはFF15アンチスレのため)
https://w.atwiki.jp/ffivalice/pages/75.html
アルティマニア前考察 FF12の場合のヤクトと FFTAの場合のヤクトの2通りがある。 クランレポート58 ミニマムキマイラより 賢者の知識No38/78 ヤクト 大気中のミストや地中に含まれる魔石の影響により 飛空石が正常に働かない場所をヤクトと呼ぶ。 以前はヤクトでなかった土地が環境変化などで 突然ヤクト化するケースもある。 飛空艇が侵入できないために 大国がヤクトを支配統治することはない。 その結果、大半のヤクトは無法地帯と化している。 FF12にある名称が判明済みのヤクトは次の通り。 ヤクト・ラムーダ →神都ブルオミシェイス南部 ヤクト・ディフォール →ゴルモア大森林のさらに奥 幻妖の森 ヤクト・ナルドア →リドルアナ大瀑布の付近 セリフ集からヤクトについて抜粋。 ヴァン→「『ヤクト』ってのはさ 飛空石が働かない土地のこと だからふねで飛んでけないんだ」 バッシュ→「神都ブルオミシェイスはヤクト・ラムーダの北部だ ヤクトに入れば飛空挺による追撃は避けられるか」 バルフレア→「望み薄だな リヴァイアサンはヤクト・エンサを飛び越えて直接レイスウォールの墓へ乗りつけた ヤクトでも飛べる新型飛空石…… 可能にしたのはどうせ破魔石だ ったく 奴らが必死で狙うわけだよ」 バルフレア→「……あれから6年か なぁ ヤクト・ディフォールで何があった? 何があんたを変えたんだ?」 フラン→「遥けき時の彼方にて 猛るミストに守られて まどろむ聖地ギルヴェガン 至りし道を誰ぞ知る」 レダス→「ヤクト・ディフォールだ ゴルモア大森林のさらに奥 幻妖の森にミストの嵐が荒れ狂う一角がある」 レダス→「リドルアナ大瀑布の付近で水上船団が遭難した 何の前触れもなく全機関停止…… どうやら原因は強烈なミストの干渉だ あの海域はヤクトだが飛空挺どころか水上船までいかれるとはな」 レダス→「お前のふねに組み込んでみろ ヤクト対応型の飛空石らしい」 バルフレア→「これもドラクロアでの戦利品かい? 自分で使ったらどうだ」 レダス→「俺の船はビュエルバ製でな 規格が合わん シュトラールに合えばヤクトを飛べるはずだ」 ノノ→「おまたせクポ! <シュトラール>の修理が終わったクポ! いつでも<飛空挺ターミナル>から乗れるクポ! クポッ! ヤクト対応型の飛空石を持ってるクポ!? ならさっそくシュトラールに組みこむクポ!!」 ラズ→「よかったっスね 新型飛空挺があればヤクトへも行けそうっスね じゃ大灯台の場所について説明するっス 大灯台 つまり絶海の塔が建つ<リドルアナ大瀑布>は<この街から南東のヤクト・ナルドア>にあるっス 新型飛空挺があったとしても気をつけて行くっスよ」
https://w.atwiki.jp/titans-fleet/pages/18.html
フリゲート艦(FF) 全ての人が通る道。 小型の艦体と足の速さによる被弾のしにくさと行動範囲の広さが特徴。哨戒・視界確保、敵陣背後に忍び寄ってのCV叩き等が可能なのは大きい。低レベル国籍DD辺りとなら打ち合えるだけのスペックを持つ意外な伏兵。 ただし当たると脆い上に回復手段がほぼ皆無のため、敵に捕捉されないように奇襲、またはうねるように動くことを心がけよう。 高レベル兵はまず乗らず、基本的に無国籍の半幽霊兵を乗せることになる。 Lv22から乗れるFF-X、Lv28から乗れるFF-YはCL艦とも遣り合える。 6.0インチ 53口径 15.2cm Mark.13 N型(無国6単N)を装備できるなら是非載せて行きたい。
https://w.atwiki.jp/suihanjar/pages/48.html
13/09/11 なんやろか 13/08/20 ページ内整理 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (around) 最終幻想14ちゃん - オワコン供養シリーズ - 改め - MMOをプレイして君も廃人デビュー!シリーズ - オラー! やっていくわよFF14 以下略 えっ。 …チェ、チェケラー。 【お姉さん&カー君で学ぶシリーズ】 +クラス・ジョブについて それじゃあ最初に、職業の概念について説明するわよ。 アナタたち冒険者が就く職業は大別して、 ❀クラスと☃ジョブの二通りがあるわ。 まず❀クラス。 剣術士、弓術士、呪術士...などの、 キャラ作成時にも選択するベーシックなロールの事ね。 まぁいわゆる1次職やで。 設定としては、技術の体系化により継承を楽にした反面、 しょぼくなって高度な技は置き去りにされたって話になっとる。 役割としては… 剣・斧 タンク 弓・槍・格・呪・巴 アタッカー 幻 ヒーラー こんな感じ。 斧は攻撃的なタンクで、呪はNuker兼CCerよ。 次に☃ジョブ。 これは”剣30+幻15=ナイト”のように、特定のクラスを複合したもので よりロールに特化した上位職にあたるわ。 モンクやリューサン、白・黒魔なんかのFFフレーバー満載のもんやな! これらは古のふる~い技術とされとって、 ムズい技や危ない魔法のデパートらしいで。 その埃っぽいデパートを掘り起こしたマッドな方々がいて、 入門させられちゃうクエストがあるらしいわよ。 ジョブについて詳しくは ☞このへん☜ を見るとグーね! はよ赤魔入りのデパートを掘り起こして下さい(切実) ちなみにクラスはLv10から自由に変えられるようになるわ。 各ギルドに赴いて、 『私は○術士を続けるよ』って唱えなきゃならないけどね。 +ステータスについて 次にステータスについて説明するわ。 身体が資本の冒険者にとっては重要なトコロよ。 STR:近接の物理攻撃力と受け流し軽減率、盾のブロック軽減率に影響を与えます。 DEX:射撃の物理攻撃力と受け流し発動率、盾のブロック発動率に影響を与えます。 VIT:最大HPに影響を与えます。 INT:攻撃魔法威力に影響を与えます。 MND:回復魔法威力に影響を与えます。 PIE:最大MPに影響を与えます。 大体は他のMMOと大差ない感じやな。 そうね。 またこれらのステータスは、Lvアップでの上昇以外に ☀フィジカルボーナスを割り振って上げる事もできるわ。 ☞ フィジカルボーナスはLv10で3pt、以降Lv2ごとに1ptずつ付与されます。 フィジカルボーナスはクラス毎に管理されとるから 色んなクラスをやりたいヤツにも安心設計やで。 一つ注意なのが、 ジョブはベースクラスとボーナスを共有しちゃう点ね。 ナイトなら剣術、黒魔なら呪術とシンクロするっちゅう事やな。 アイテム消費などの条件付きで再分配できるみたいだけど、 今後システムが変わる可能性も考えられるわ。 後々メインにするジョブを考えて振るとよさそうね。 パーティバトル&ヘイトについて テキストコマンド・マクロについて 【使えるところ】 外部リンク 装備染色のバリエーション 敵視チュートリアル ファイア・ブリザド使用時のバフについて(呪術) HUDをつくろう2013(Webエンジンによっては動かない場合アリ) 【小ネタ】 ☀ 各ギルドはどこ? ウルダハ 剣術士、呪術士、格闘士 リムサロミンサ 斧術士、巴術士 グリダニア 幻術士、弓術士、槍術士 ☀ ターゲットがうまく取れない><; システム→キャラクターコンフィグからターゲットサークルの設定を行う ☀ 美容室で変更可能なもの 髪型、髪色、目の色、傷、フェイスペイント、フェイスペイントカラー ☀ ベテランリワード(累積課金日数に応じてアイテムが貰える) 30日:カーソルミニオン、幻想薬(一度だけキャラクリしなおせるアイテム) 60日:水着、黒チョコボミニオン 90日:アーリマンミニオン&マウント ☀ 雑多 現クラスより高Lvのクラスがある場合、常時取得EXP+50% CFに初見お知らせ機能と報酬UPが追加 まっぷっぷ(ネ実産) β4のわし ごぶぅ… つり おもしろい です 種族毎のステータスの差異 種族ステはほぼ誤差で済むそうです(吉P談) 好きなキャラではじめよう。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hgfs/pages/18.html
【Wol】光の戦士にハァハァするスレ1…バッツ×wol そよそよと柔らかな風が頬を撫でて、銀色の髪を弄んだ。 その感覚に光の戦士――ウォーリアオブライトは、何かに誘われる様に天を仰いだ。 真っ青な空、白く棚引く雲、絶え間なく光を放つ太陽、心地良い微風。 戦いの最中では忘れていた、美しい風景が目の前にあった。 「そうか、空は…こんなに青かったのか」 今初めて知った様なその感覚にウォーリアオブライトは1人小さく零した。 世界が崩壊に向かっているとは思えない程、ゆっくりと流れていく風景。 まるで切り取られた絵画の様に現実味が無く、それでいて心地良いと感じた。 本来なら人々はこの美しい空の下で生きていくものなのだろう。 しかし自分は、どうなのだろう。 戦いに戦いを重ねて、戦いを戦いで塗り重ねて行く毎日。 とてもじゃないが平和な世で生きて行く姿など想像出来ない。 そもそも平和な世で生きて行くと言うのは、何をすれば良いのだろう? 甘んじてその恩恵を受ける方法とは、一体何なのか… 「あのー…もしもーし?」 「…っ…!?」 唐突に耳へ届いた怪訝そうな声で我に帰れば、目の前には驚く程近くに顔を寄せている青年の姿。 柄にも無く驚いてしまい、息を詰めながら背後にあった城壁に身体をぶつける。 こんなに近くまで来られて呼ばれなければならない程、自分は思考の海に溺れていたらしい。 見知った青年の不思議そうな表情で、ようやく胸元に留めていた呼吸を吐き出す。 「バッツか…すまない。少しぼんやりしていた」 「…へぇ?珍しいな。いつも刺々しいまでに気ぃ張ってる光の戦士が」 「そうだな。らしくなかった」 「別にらしくないなんて言ってないだろ?たまには良いんだって」 へらへらと少しだらしない笑みを浮かべながら、青年はウォーリアオブライトの隣へ移動する。 そして太陽の光を受け眩しそうに目を細めながら、ゆっくりと腰を降ろした。 「ちょっと休憩しようぜ。皆も歩き疲れたみたいだし…な?」 明るい声でそう提案されて、なぜか言葉が出なかった。 破滅への時間は刻々と迫っているのに、こんな所で止まってる暇はない…と言いたかった筈なのに。 ――皆が疲れているなら、休息も致し方ない。 いつもの様に己も相手も叱咤出来ない理由をすげ替えて、無言のまま腰を降ろした。 隣の青年の顔を横目で見れば、柔らかい風を浴びて心地良さそうに目を閉じている。 バッツは風が好きだと言った。 風を全身に浴びていると元気になれるのだと。 暖かい風も冷たい風も、嵐の様な強い風も…全て好きだと。 キラキラとした笑顔でそう語っていたのはいつだったか。 そこまで好きになれるものがあると言うのは、純粋に羨ましいと思った。 過去の記憶がない自分にはそれに該当するものなど無いし、戦いに身を置く今も見当たらないままである。 無くても構わないと以前は思っていたのに、青年を見ると何故かそれが寂しいと感じるのだ。 "寂しい"なんて感情、自分には存在しないと思っていた筈なのに。 「なぁ、ウォル。さくら、って知ってるか?」 またもや思考の海に浸っていた耳へ、質問が投げかけられた。 慌てて意識を覚醒させて、浮かんだ疑問符を素直に口に出す。 「さくら…?いや、知らないな」 「やっぱ知らないかー…俺も見た事ないもんなぁ」 少し残念そうに呟いたバッツは、閉じていた瞼を開いて身体ごとこちらに向き直った。 「さくらって言うのはな、こんな感じのあったかい所で咲く花なんだ」 「花?」 「そう。木に咲く花なんだ。ピンク色の花でさ、すっげー綺麗で幻想的らしいぜ」 青年の説明を聞きウォーリアオブライトは首を傾げる。 生憎と花に対しては殆ど知識がない上、木に咲く花など見た事がない。 前の世界では世界中を旅していたと言うバッツでさえ見た事がないのだから、当然と言えば当然とも言える。 想像していたさくらの図は、虚ろな色のまま形にはならなかった。 「想像出来ないが…そうか、そんな花があるのか」 「そうなんだよ。見てみたいと思わねぇ?」 「そうだな、そんなに綺麗なら見てみたい気もする」 「じゃあ、見に行こうぜ」 「…………………………は?」 なだらかに進んでいた会話が止まった。 一瞬で理解する事が出来なかった言葉にたっぷり固まった後、思わず間抜けな声が上がる。 今、彼は何と言ったのか? 見に、行く? 何を?誰と? 処理出来ない疑問がぐるぐると頭を駆け巡って、言葉が出ない。 意味が分からない。彼は何と言ったのか? 恐らくポカンと間抜けな顔をしているであろう己に構う事無く、バッツはにこやかな笑顔のまま続けた。 「この戦い終わったら2人で探しに行こうぜ!風のように世界中を巡って、さくらを探す旅に出るんだ。イイ感じだろ?」 「…探す?何故、私と…」 「だって、見たいって言っただろ?」 ますます意味が分からない。 彼はこの世界で戦いが終わっても、一緒にいる事が出来ると思っているのか? そんな訳がない。そんな事、有り得ない。 自分達は本来なら出会う筈の無い、異なる世界の人間。 それが神々の意志によりたまたま出会えただけで、ずっと一緒にいるなんて叶わないのだ。 神々の闘争の終わり、それはすなわち別れを意味する。 その終わりに向けてひた走っているのに、何故そんな事が言える? 分からない。分からない。どうして。 「私達は…あるべき場所へ帰らねばならないのだぞ?君も例外ではない。私と一緒になんて、無理だ」 なぜか胸が苦しくなって、絞り出す様に現実を告げる。 決まりきった未来に抗う事なんて出来ない。そう自分に言い聞かせながら。 「大丈夫だって。どんな世界にいても俺が必ずウォルを見付け出すから」 しかし彼は直ぐに、眩しいまでの笑顔で否定をして。 「だから、約束な」 お互いの小指を半ば強引に絡ませて、子供同士がする様に上下に軽く振った。 自分が望む未来が必ず来ると、信じて疑わない力強い眼差しで。 「…約、束…?」 「あぁ、約束だ」 絡められた己の小指は、僅かに震えていた。 来る事のない未来を信じる彼の笑顔が、なぜか怖かった。 あぁ、でも 「…分かった」 どうしてだろう。先程青年の夢を否定した口から出て来たのは、了承の言葉だった。 望む未来が来る事を信じている青年を、信じてみたくなった。 分かっている。未来は絶対に変わらない。 それでも見付け出すと、根拠のない自信を掲げる彼に賭けてみたくなったのだ。 「よし!破ったら針千本飲まなきゃならないから、必ず守らないとな!」 「…何だそれは。私も飲まなければならないのか?」 「ウォルは飲まなくて良いんだよ。見付け出すのは俺の役目、ウォルは待っててくれれば良いんだから」 相変わらず自信満々な笑顔を見せる青年が、やけに眩しく映った。 必ず叶うと、自分達なら大丈夫だと、純粋なまでに言い切る…笑顔。 しかし全ては幻想。こんな約束は無意味な事。 叶わぬ約束、果たされぬ夢、決まりきった末路。 全て分かっていながら、それでもこの笑顔に縋るのは…愚かだろうか。 場所は次元城辺りを考えて頂ければ良いかと思います
https://w.atwiki.jp/sq-eni/pages/73.html
第8章 いてもたっても 身を潜めた種族 眠りし者たちよ 遺言 悲しき抵抗 ミディアの心 いてもたっても 身を潜めた種族 眠りし者たちよ 遺言 悲しき抵抗 ミディアの心 子ここここここ尾個々個々個々個々大子おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおkkっここおkっこkっこっこkっこっこっこっこっこっこっこっこっこっこっこ -- (ここここここここここここここここここここここここここ) 2008-11-23 10 17 17 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sq-eni/pages/71.html
第6章 復活した迷惑 パートナーの条件 フランとともに 聖晶石の前で待つ者 バルフレアの裏切り 復活した迷惑 パートナーの条件 フランとともに 聖晶石の前で待つ者 バルフレアの裏切り 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/anti-omega/pages/32.html
ファイナルファンタジーシリーズとの類似点というかパクリの数々 4大属性の力が奪われ世界が衰退していく → FF1 主人公が本来の闇属性から光属性に → FF4 世界各地の属性遺跡破壊めぐり → FF5 敵の本拠地のバリアーを破壊するため世界巡り → FF5 属性の遺跡でクリスタルの欠片をゲット → FF5 心の問題から戦うことが出来なくなり襲って来た敵に一方的に叩きのめされる → FF6 ラスボスがあっという間に瓦礫の塔を建てて根城にする → FF6 Wヒロイン展開の中、神秘的で大人しい方のヒロインが離脱 ようやく遺跡で再開するも、ラスボスに胸を貫かれて死亡 格闘技で戦うしっかり者の肉体派ヒロインが残る → FF7 衝撃的な事実を突き付けられ精神崩壊した主人公を精神世界でヒロインが救う→FF7 巨大な天体接近で世界滅亡の危機 → FF7 これまでの作品とは一線を劃した軍人学園モノ → FF8 そして十二宮で(上っ面だけの)原点回帰→FF9 ポッと出の宇宙の彼方から現れた永遠の闇の神というラスボス → FF9 巨大な敵を倒したら膨大な光が地球上の至るところに雨となって降り注ぐ → FF10ED 霊体ヒロインの大いなる福音による雨水で死に至る病が治る→FF7AC
https://w.atwiki.jp/sq-eni/pages/66.html
第1章 幽霊船 飛来 はじまりの夜 狙われた幽霊船 秘宝の導くちから 先客の正体 はじまりの夜 【勝利条件】すべての敵を倒せ! 【敗北条件】ヴァンの戦闘不能 狙われた幽霊船 【勝利条件】飛空挺に忍びこめ! 【敗北条件】味方だれかの戦闘不能 秘宝の導くちから 【勝利条件】召喚ゲートに接近しろ! 【敗北条件】味方だれかの戦闘不能 先客の正体 【勝利条件】バッガモナン一味を倒せ! 【敗北条件】ヴァンの戦闘不能 BOSS戦【バッガモナン一味】