約 2,096,732 件
https://w.atwiki.jp/figbr/pages/33.html
THE BEGINNING ◆ACT//GA03c ――彼女は、『如月千早』という少女のことをよく知っている。 歌が好きで、世界中の何より好きで、ただ歌うためだけにアイドルを志し、だけどその過程で少しずつ変わっていった少女。 大事な仲間と出会い、閉ざしていた心を開いて、輝きの向こう側へと向かっていった少女を、彼女はよく知っている。 何故なら彼女は、『如月千早』から生み出された存在なのだから。 「こんな時、本物の如月千早ならどうするのかしらね」 とある民家の一室、カーペットが敷かれた書斎の床に立ったまま、千早は……正確には「如月千早のフィギュア」は、そう呟いてため息をついた。 ぼんやりと自分のスレンダーな体を包むピンク色の衣装に目をやる。衣装といってもボディと一体なのだから、着替えることなど出来ないが。 この衣装も、それどころかこの顔も、髪も、体も、ゲームやアニメで活躍する「本物の如月千早」を模して作られたものに過ぎない。 自分は何千何万と量産されたうちのひとつ、「本物の如月千早」の小さな小さな劣化コピーに過ぎないのだ。 天賦の才を持つ「本物」を知るからこそ、フィギュアとしての自分が本当にちっぽけな存在に思えてしまう。 「最後の一体になるまで壊し合って……もし生き残ったとして、こんな人形の私に、どんな歌が歌えるっていうの……?」 その疑問は、自分自身に投げかけたものだった。そしてその答えは自分も知りはしなかった。 それでも問わざるを得なかった。ただそれだけのことだから、返事など期待してはいなかった。 「おぉ~悩んでるねぇお嬢ちゃん。青春だねぇ、おじさんそういうの大好きだよ」 だから、背後から返ってきた男性の声に完全に虚を突かれる格好になった千早はびくんと全身を跳ねさせ、それから恐る恐る振り向いた。 てっきり男性型のフィギュアが声をかけてきたのかと思ったが、その予想は外れていたようだった。 スマートなフォルムをした、深紅のロボットが、無造作にこちらへ向かって歩いてきていた。 赤い全身にあってひときわ赤く輝く単眼のカメラアイと背部から突き出したブレード状の放熱版が一際目を引く。 本来は人間の何倍も大きいであろうロボットが自分と同じ15cm前後のスケールで存在するということに、千早は奇妙な感覚を味わった。 「だ、誰ですか……?」 千早の当然ともいえる問いかけに、赤いロボットは舞台役者めいて空の両手をひらひらと振り、オーバーに天を仰いでみせた。 「なんと! このヴェノムことコダールiを知らんとは! お嬢ちゃんさてはエリゴールって言わなきゃ通じない原作派かい?」 大げさにおどけてみせるその姿が、千早の目には余計に不気味に映る。 何を言っているのかよく分からないが、フレンドリーな雰囲気を演出しようとしているのだろう。 だが、簡単に気を許していいのだろうか。千早はこの部屋で目覚める前にあの電脳空間で聞かされた「実験」の話を思い出し、身震いした。 実験の参加者。そういう目で見れば、いかにも戦う気はありませんよと見せつけるような歩み寄りかたもなんだか不自然だ。 でも、いくら戦闘ロボット型だからといってむやみに怖がるのもどうだろう。疑心暗鬼に囚われすぎてはいないだろうか。 混乱する思考を何とか纏めようと、千早は必死に電子頭脳を働かせる。 怪しいとは言い切れない。現に今のコダールiは丸腰だ。さっき派手に動かしていた両手には何も握られていなかったし―― (――え?) 何も握られていなかったはずのコダールiの右腕が、なにか緑色の銃のようなものを握っていた。 気付かなかった。いつの間に転送したのか。何のために? いや、分からない訳がない。でも、分かりたくない。 握手するかのような自然さで銃を持った手が前へ出る。銃口が真っ直ぐ千早の方へ向く。そして流れるような動きで銃爪に指がかかる。 ――撃たれる。 嫌だ。死にたくない。まだ自分が誰かも分からないのに、壊されたくない……! しかし、そのまま無造作に放たれたビームは、千早の体を穿つことはなかった。 「……んん~?」 コダールiの不思議がる声が聞こえるが、千早自身にも何が起きたのか分からずにいた。 反射的に瞑ってしまっていた両目をうっすら開くと、自分の両手が何かを掲げているのに気が付いた。 自分を守ろうとする意志が支給パーツ転送の引き金となり、パラポラ型光線兵器「マーカライト・ファープ」がビームを反射し撃ち返したのだ。 もっとも千早も何も考えずに盾にしようとしただけで反射機能などしらなかったから、撃ち返されたレーザーはコダールiをかすめただけだった。 単なる偶然。あるいは奇跡。しかし、それがいっそう悪い結果を招いたことに気付くまでそう長い時間はかからなかった。 「……おいおい、物騒なことしてくれるじゃねえか。今のおじさん、もみあげどころか放熱索すらないってのによぉ」 ぞくりと、フィギュアである自分には立つはずがない鳥肌が立つような感覚を味わった。 おどけた口調はそのまま。だがその裏に、確かな殺意の色が浮き出している。 もう疑いようもなかった。目覚める前のサイバースペースでArchetype sheというフィギュアが語っていた、戦闘実験。 バトル・ロワイアル。目の前の赤いロボットは、この実験に乗るつもりでいる。そして、千早を破壊しようとしている。 「や、やめ……!」 やめて、と言おうとした。言えなかったのは、言い切る前に千早の体が見えない何かで殴りつけられたからだ。 さっきの銃で撃たれたのではない。本当に不可視の力場のようなものでしたたかに全身を叩かれ、千早のボディはカーペットの上に転がった。 「く、うぁ……っ」 口からうめき声が漏れる。頭がパニックを起こす。全身が衝撃で軋む。 マーカライト・ファープも落としてしまった。キャタピラ付きのパラポラは弾みながら離れていき、よりにもよってコダールiの足元で止まった。 「やぁれやれ。慣れないラムダ・ドライバは調節が難しいな。いやね、本当はお嬢ちゃんの可愛いあんよをへし折ってやろうとね」 レーザー銃を放り捨てながら更に歩み寄るコダールiの台詞が、どこか遠くに聞こえる。 状況が理解できない。それでも今の見えない攻撃があのロボットの隠された機能なのだということだけは、何となく分かった。 そして、それだけで十分だった。もう自分に可能性などないことに気付くには。 もう駄目だ。逃げられない。ただのアイドルのフィギュアでしかない自分には、ただ生き延びることすら出来ない。 悔しくて、悔しくて、だけどもうどうすることも出来なくて、近づく足音だけが段々大きく響いて、千早はその身をぎゅっと強ばらせ―― 全ては一瞬だった。 《 ROCKET ON 》 絶望を塗り替えたのは、微かに遠くから聞こえた場違いな電子音声と、 「……宇宙、キタ――――――――ッ!!!」 さらに場違いな雄叫びを挙げながらロケットのように突っ込んでくる真っ白い姿。 その謎の闖入者に手を引かれたのだと千早が気付いたのは、自分の体が重力を振り切り、赤のロボットを一瞬で置き去りにしてからのことだった。 ▼ ▼ ▼ 「いやぁー、間一髪だったな!」 「だったな、じゃないです! 関節のジョイントが外れたらどうするんですか!」 ドアの隙間から書斎を飛び出し、派手に空中をドリフトしながら階段を通って、そのまま錐揉み回転しながらリビングへ。 散々悲鳴を上げながらの、ロマンの欠片もない突撃空中散歩を終えて食卓の上に降り立った千早は、白いフィギュアに向かって声を荒げた。 変身ヒーローのフィギュアなのだろうか、意外なくらい若い声の彼は「悪い悪い」と言葉ほど悪びれた風もなく詫びてみせた。 ヒーローといっても千早のイメージとは違い、どこか宇宙服のようなデザインだ。腰には複雑なデザインのベルトのようなものが付いている。 さっきまで右腕に付いていたはずのオレンジ色のロケットは、気付いたら消えていた。転送式のパーツなのだろうか。 総じてアイドルゲームのキャラクターである千早とは無縁なタイプのフィギュアだが、直感的に、人格的にも無縁のタイプに思えた。 しかし、だからといって、命を救われておいて「はい、さよなら」と立ち去れるほど図太くはないのが千早である。 「……すみません。その、助けていただいたことは、感謝しています。ええと……」 礼を言ったはいいが相手を何と呼ぼうか迷って咄嗟に言いよどみ、直後にしまったと思った。 白いフィギュアが待ってましたと言わんばかりの勢いで大げさに自分自身の胸を拳で叩き、その手で真っ直ぐに千早を指さしたからだ。 「俺か? 俺は如月弦太朗! またの名を『仮面ライダーフォーゼ』……この会場のアクションフィギュア全員と、友達になる男だ!」 その言葉を聞いたときの自分は、さぞかし間抜けな顔をしていたんだろうと思う。 名乗られてこちらも自己紹介しないと失礼だと、半ば思考停止しかけた電子頭脳で考えられただけでも奇跡だろう。 「私は……ええと、如月、千早です」 「お、お前も如月っていうのか! だったら千早、お前も俺のダチだ!」 「意味が分かりません勝手に友達にしないでください」 フィギュアの自分がなんと名乗ったらいいものか迷って結局「如月千早」の名前を使ったら、予想外に食いつかれてしまった。 やっかいな人だという第一印象が完全に補強されてしまったうえにどうやら気に入られたらしく、千早は頭を抱えたくなった。 ……しかし、このフォーゼという人(如月さんとは何となく呼びたくない)の言うことには、聞き流せない引っ掛かりを感じた。 「フォーゼさん」 「弦太朗でいいぜ、千早!」 「……フォーゼさん。本気で、フィギュア全員と友達になろうなんて言っているんですか?」 「当たり前だろ。何故なら俺は、」 「その指差しポーズはいいです。全員っていうことは、さっきの赤いロボットの人も、ですか……?」 そう口に出すと、無意識に自分の肩が震えるのを感じた。 結果的に助かったとはいえ、破壊されかけた。その恐怖は忘れられるはずがない。 だからこそ分かる。仲良くなるなんて無理だ。分かり合えない相手というのは、いるのだ。 「ああ、あいつか。いきなり女の子を襲うなんて許せねえヤツだ」 「じゃあ、やっぱり……」 「だからこそ、ダチになり甲斐がある」 だけどフォーゼは、その千早の恐怖の対象に向かってすらそう言い切った。 頭をガツンと殴られたような気がした。千早は脱力して、食卓の真ん中に置いてあった塩入りの小瓶にもたれかかった。 この人は本気だ。 本気で、この実験に乗って戦おうとするフィギュア達とも、友達になるつもりでいる。 「――それは、『本物の如月弦太朗』ならそうするから……ですか?」 ふと、そんな言葉が口を突いて出た。 自分が『本物の如月千早』について考えたように、彼もまた『本物の如月弦太朗』になろうとしているのかもしれないと思ったから。 本物のあり方をなぞって、あえて無謀な道を歩こうとしているのではないか。そう思ったから。 だけど。 「本物とか偽物とか、そんなのは関係ねえ。俺がやりたいからやる、それだけだ」 目の前の彼は、今の千早には分からないほど真っ直ぐで。 「よっし、決めた。俺がお前のその迷いをぶっ壊してやる。そして、いずれ俺のことをダチって言わせてやるぜ」 その唐突な宣言が同行の申し出だと気付いても、それを突っぱねる気には何故かなれなかった。 「まあ、なんでも、いいですけれど」 ……いや、何故か、ではない。 自分とは正反対の、だけど自分の道を自分で進もうとするこの男を、千早はほんの少しだけうらやましいと思ってしまったからだろう。 【深夜/エリアA(民家・ダイニング)】 【如月千早@figma】 【電力残量:95%】 【装備:無し】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(マイク・スピーカー・フットモニター・照明機材)、拡張パーツ×1(未確認)】 【状態:損傷なし】 【思考・行動】 基本方針:私に、何が出来るの? 1:フォーゼと行動。 【仮面ライダーフォーゼ@S.H.シリーズ】 【電力残量:80%】 【装備:無し】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(モジュール全種)、拡張パーツ1~2(未確認)】 【状態:損傷なし】 【思考・行動】 基本方針:すべてのフィギュアとダチになる 1:千早と行動。 ※ベース・エレキ・ファイヤー・マグネットの各ステイツにフォームチェンジが可能です。 ※コズミックステイツへのチェンジには何らかの条件がある模様です。 ▼ ▼ ▼ 「ったくよぉ、つまんねえことしやがるなぁあの兄ちゃん」 コダールiは床に転がるマーカライト・ファーブを不機嫌そうに蹴り飛ばした。 突然現れた白いフィギュアに、獲物を文字通りかっさらわれる形になったのだ。面白くないのも当然である。 どうせならもっとラムダ・ドライバの力を引き出すための練習台にして、手足の二、三本はもいでから潰そうと思っていたのに。 いや、原作で縁の無かったビーム兵器への好奇心に駆られて、わざわざマグナバイザーなんかを使い反射されたのがケチの付き初めか。 実弾の基本装備であるマシンガンやガトリング・キャノンでさっさと始末してから、文字通りのお人形さん遊びに興じればよかったと後悔する。 「ま、これからはせいぜい背中に気をつけることだなぁ。悪いが、おじさんはしつこいぜぇ~」 言葉の中身と噛み合わないほど軽い口調でそう独りごちると、コダールiは身を屈めようとした。 その行動は単に先ほど投げ捨てたレーザード・ライフルを拾おうとしただけのもので、それ以外の意図など特に無かった。 しかし――そうして視線を伏せた結果、彼は「あるもの」に気付いた。 気付いたことを幸いと言っていいのか、あるいは気付かずに済んだほうが幸せだったのかもしれない。 それは正三角形の頂点の位置に並んだ、赤いレーザーポインターの光点だった。 三つの赤い照準が、同じく赤いコダールiのボディの上を、急所目掛けて滑るように移動している――! 「――おいおい」 コダールiはラムダ・ドライバを起動した。正確には、起動しようとした。 しかし片腕を構え、それから意識を集中し、力場をいざ発現せんとした途中で、彼は自分の行動が遅すぎたことを悟った。 直後、気の利いた臨終の台詞を吐く間もなく、コダールiの頭部から片肩にかけてを遠方よりの極大ビームが一瞬で消し飛ばした。 あるいは本物のアームスレイブであれば、頭部ユニットを破壊された程度では乗員の生死には影響しなかったかもしれない。 しかし、フィギュアである彼の頭部には、コアユニットが積まれていた。そこには彼の人格データも収められていた。 一撃で自我を喪失した彼のボディはゆっくりと傾き、小さな音を立てて倒れ、一瞬遅れて格納を解除され転送された彼の支給武器が辺りに散らばった。 その光景はまるで、持ち主が遊び飽きたオモチャを散らかしたままにしているかのようで。 もっとも、彼には持ち主なんていなかったし、散らかったパーツを片付けてくれる人間も、ましてや悼んでくれる人間などいるはずもない。 【コダールi@ROBOT魂 機能停止】 ※マグナバイザー(仮面ライダートルク)@figma、マーカライトファープ(モゲラ)@リボルテック、及びコダールiの基本武装が、 エリアAの民家内(書斎)に散乱しています。 ▼ ▼ ▼ このバスターライフルは駄目だ。 試しに使ってみたが威力があり過ぎて狙撃者の位置が一瞬でばれるし、何よりバッテリーの消耗が激しすぎる。 狙撃までに展開していた光学迷彩と合わせて、この一発で三割近くの電力を消費してしまった。 クレイドルでの充電は出来るだけ短期間に留めたい。いくら火力は申し分ないとはいえ、使いどころは考えなければ。 書斎の一角、本棚に並ぶ分厚い表紙の隙間に潜みながら、『プレデター』は考える。 破壊した赤いロボットの武器が周りに散らばるのを認識し、拾いにいくか僅かに逡巡して、しかしその選択肢は排除した。 あの獲物の敗因は、己が狩る側であると思っていたことだ。同じような隙を誇り高き戦士たる自分が晒すわけにはいかない。 彼の思考は淀みない。自分がフィギュアであることへのジレンマや、コピーであることのコンプレックスなど、彼には存在しない。 今、彼のコアユニットを支配しているのは、いかにして残り58体のフィギュアを狩るか。それが全てだった。 プレデターが体を動かすと、四肢の関節からカチカチと小さなクリック音がする。 リボルテック特有のリボルバージョイントは確かに強度と安定性に優れるが、動くたびに鳴るこの音は隠密戦を得意とするプレデターとは相性が悪い。 光学迷彩を使用していても、派手な動きは相手にその位置を悟られる結果になるだろう。 だが、問題にはならない。 障害は己の力で乗り越えてこそ真の狩人、そして真の戦士だ。 全ての獲物を刈り尽くす。そうすることで初めて己の証を立てられる。 ただ、それだけのこと。 プレデターは一切の慢心をすることなく棚から棚へと飛び移り、新たな獲物を求めて僅かに開いた窓の外へと身を躍らせた。 【深夜/エリアA(屋外)】 【プレデター@リボルテック】 【電力残量:70%】 【装備:基本武装(ショルダープラズマキャノン、リストブレイド、コンピューターガントレット)】 【所持品:クレイドル、バスターライフル(ウイングガンダム)@ROBOT魂、拡張パーツ1種(未確認)】 【状態:損傷なし】 【思考・行動】 基本方針:戦士の名誉にかけて、全ての獲物を狩る 1:次の獲物を探す 前:イントロダクション―武装神姫・異説― 投下順に読む 次:Battle Of Emperor 前:イントロダクション―武装神姫・異説― 時系列順に読む 次:Battle Of Emperor 如月千早 次:三匹が斬る 仮面ライダーフォーゼ 次:三匹が斬る コダールi 機能停止 プレデター 次:ヒーローVSプレデター ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/figbr/pages/59.html
X―シルシの所在― ◆7Ju4MZPjio 「フフフ……ハハハハハハハハハッ!!」 両腕を大きく開き周囲に声を響かせる男――フィギュアが一体。 刻まれたシルシの所在はX。それを表す機体、名をターンX。眠から覚めた直後だと言う事を感じさせない程の笑い声。 眠から覚めた直後。 始まりの儀式で告げられた実験の開始、他の規格の存在。 『この世界に存在するアクションフィギュアは、武装神姫だけではありません』――無論ターンXは武装神姫ではない。 フィギュアであるターンXには本来のパイロット、機体が存在していた媒体のパイロットの記録が記されているのが定石。 そして【記録を持ったフィギュア】として可動しているのがフィギュアの世界。 しかしこのターンXには【フィギュアとしての記録】は持っていない。 オリジナルは元々封印――言わば活動を停止していた古代の遺産だったのだ。 それが発掘されMS――モビルスーツとして運用され、とある世界線とそれを含む平行世界で暴れていた。 黒歴史。触れてはならない禁忌の遺産。その権化が今此処に【フィギュア】といて降臨したのだ。 「小生の記録に黒歴史が――幾つもの黒歴史が刻まれているではないか!」 宇宙世紀と記された人類の進化と可能性、ニュータイプ達の過ちと成長の記録。 バルマー戦役と呼ばれた銀河を巡る大いなる争いと文明の終局。 数多の多元世界を巻き込んだ時空を震撼させた運命分岐点の選択と奪還。 彼の中に記された黒歴史に共通することは絶えない争いと大いなる戦争。 惹かれるは宇宙、導かれるは新人類。伝説の決戦、意思の光、サイコフレーム……。 「この小生の行く先にはどうやら戦いしかないみたいではないか!面白い、ならば思う存分この戦に身を赴かせるのみッ!!」 フィギュアとしての生活は零、覚醒めたばかりの禁忌の遺産。 記録されているのは多くの黒歴史、戦いの歴史のみ。ならば彼は好きなだけ戦う。 この実験に終止符を撃つのか、それは止めるなんて優しいものではない。 長年封印されていた鬱憤を晴らすためだけに大地を戦火に包もうとしているのだ。 装備も充分――同梱されている一式の装備は揃っている。 主に遠距離を扱う武具が多いがターンXは元々高スペックな機体のため戦闘能力は高い。 月光蝶――禁忌が禁忌を名乗る故の兵器が使えるかは、今語る必要はないだろう。 ビームライフルやバズーカは残念ながらサイズ比で表すとオリジナルよりも小さく感じる。 「ふん」 だが威力は本物だ。試射と題して前方のコンクリートに放つが大きく凹み消滅している。 ギンガナム――ターンXに刻まれている本来の搭乗者人格も納得しているようだ。 「颯爽登場……って訳でもないけど今の爆発はもしかして貴方ですか?」 ターンXがビームライフルを発射した音と光が原因なのか。 それとも大きく笑っていた行為が問題だったのか。 それか惹かれ合う運命だったのか。一つのフィギュアがターンXに接触を図ってきた。 その規格は同じROBOT魂だがサイズは未確認フィギュアの方が大きい。 全体的に細いフォルム、赤と白を基調としたカラーバランス、胸には青いコア、頭には特徴的なクリアパーツ。 「突然ごめんなさい、僕はツナシ・タクト……じゃなくてタウバーン?」 サイバディ。それがタウバーンと呼ばれる人型兵器の総称。 ツナシ・タクトとはタウバーンに刻まれた搭乗者の記録であり、此処に居るのはフィギュアのタウバーン。 無機物に生命を込められた本来ならば存在しない玩具、それはターンXも同じである。 そんなタウバーンは爆発の所在をターンXに尋ねる、犯人はターンXだ。 手に持っているビームライフルがそれを物語っているが暴発かもしれない、ならば理由を問うべき。 タウバーンは実験で不幸なフィギュアが出るなら、困っているフィギュアのために動ける心優しいフィギュアだ。 もしターンXが実験に怯え震えているフィギュアならば、彼は救いの手を差し伸べる。 しかしターンXは実験に怯える存在ではない、寧ろ喜び、意気揚々と戦火を拡大させる。 ビームライフルを無言でタウバーンに発射、胸のコアに吸い込まれるようにタウバーンに直進。 機体を撚るように躱すタウバーン、そして声を出す。 「こっちは手を出す気はないんだけど?」 「構わんッ!黒歴史に刻まれていない機体よ、小生と戦えェいッ!!」 ビームライフル本体をタウバーンに投げつけるターンX。 武器を放棄するターンXに驚き、反応が遅れるがこれを腕で大地に叩き落とす。 「フハハハハハハハ!!」 直進し拳を突き出すターンX、腕を交差させ防ぐタウバーン。ミシッ。フィギュアと言えど力は油断できない。 直撃こそしていないが数センチ後退するタウバーン。数センチもフィギュアにしてみれば人間の数メートルに値する。 「マトモに会話もしてないけど……仕方ないッ!タウ!ビームッッ!!」 胸のコアに腕を重ね出力を集中、其処から発射されるは一筋の青い閃光。 「フンッ!!」 ターンXは迫る閃光を避けることはなく、右腕一つで対抗を始めたのだ。 突き出された右腕と閃光は互い同士空中でぶつかり合い均衡している。 溶断破砕マニピュレーター――ターンXの右腕に装備されている兵器を展開しエネルギーを放出。 これによりビーム兵器と生身で正面から対応しているのだ。 「これだけかァ?タウバーンとやらよォ!!小生を満足させるには……ムゥ!!」 タウビームを防いでいるターンXに追い打ちを掛けるべく上空に飛んだタウビーム。 そのまま右腕に握られた剣を振り下ろしターンXに傷を与えようとしていた。 「スターソード、エゥロード!!」 緑に輝くスターソードエムロードがターンXを捉え――ビームと共に爆発。 「出力を上げてビームを爆発……面白いことをするね」 スターソードが機体に当たる前にターンXは溶断破砕マニピュレーターの出力を上昇。 密度高く集約されたエネルギーを掌にて解放、これにより小規模な爆発を展開しタウバーンを退けた。 着地が終了したタウバーンは爆風が晴れない中神経を集中、潜む敵を探る――そこだ。 「手応え……なしっ!?」 背後に存在を感じたタウバーンはスターソードを後ろに突き刺したが……空を切る。 「甘いぞ小僧め!戦いは常に何手先も見据えるものだ!!」 「分解して……動いているのか!?」 確かにタウバーンの予測通りターンXは背後に居たが、全てが居たワケでは無かった。 スターソードが刺さる直前に機体を分裂させることにより回避、そして攻勢に移るターンX。 「イッツァピーンチ……」 「このターンXに名を刻んでやろうではないか!タウバーンよッ!!」 今度はタウバーンの背後にターンXの右腕が迫っていた。 出力は充分、先ほどのビームを誘爆しとき同じように――所謂シャイニングフィンガー、まではいかない。 それでも機体に損傷を与えるには充分過ぎる一撃であることには変わらない。 「さぁ此処で朽ち果てるがいいィ!!」 「僕には見えているッ!スターソード!サフィールッ!!」 左手に握られた蒼天のスターソードがターンXの右腕と衝突。 タウバーンに与えられたスターソードは一本ではない、一対だ。 「分離してくる敵とは一度やったことが……あるんだよねッ!!」 力任せにスターソードを払い右腕を返すタウバーン、返されたターンXはそのまま機体を再度連結させる。 「歴史に記されていないってさ、タウバーンは元々綺羅星十字団も把握してなかったみたいだけど……その機体はサイバディじゃないよね?」 剣を一つ大地に降ろし、一つを肩に担ぎターンXを見つめるタウバーン。 戦闘経験は敵機の方が圧倒的に上だが、そのまま負けるつもりはない。 「それに僕はまだ青春を謳歌している途中…て『黒歴史』認定何てまだ早いってね」 (それと早く終わらせなくちゃ……聞こえてきた悲鳴の女の子を助けに行かないと) 戦闘の合間、本当の一瞬だった。タウバーンがターンXの右腕を払った直後の僅かな静寂。 その時一つの悲鳴が彼の耳に――脳内に響いたのだ。誰かが襲われているならば。 「本来の僕――ツナシ・タクトも助けに行くに決まってる……それが銀河美少年!タウバーン!!」 取る行動は一つしかない。例えフィギュアだろうとこの世に生命を授かっているならば。 見捨てることなんてツナシ・タクトの存在が許さない、守れるものは全て守り通す。 「小生に背を向けるとは何事よォォォオオオ!!」 悲鳴の元へ向かうタウバーンをターンXが見逃す理由も無く咆哮を上げながら追尾を行っていた。 「今はアンタに構っている場合じゃないってこと!!それぐらい分かってくれてもいいんじゃないの!?」 スターソードをコンクリートに振り下ろし瓦礫の弾幕を張るタウバーン。 それを気にせず突撃を止めないターンX。 「それが!小生に!何の関係があると言うのだあああああああああああああ!!」 本能のままに闘争を求める男が逃走を許す筈もなく、己が満たされるまで戦闘を止めないだろう。 追跡を振り切り参加フィギュアを助けたいタウバーン。 しかし彼はまだ「救いの対象が既に活動を停止」していることを知らない、知る由もない。 だが急ぐ、信じて、ただひたすらに――。 【黎明/エリアR(南西)】 【ターンX@ROBOT魂】 【電力残量:80%】 【装備:ビームライフル、キャラバス】 【所持品:クレイドル、基本パーツ、拡張パーツ×1(未確認)】 【状態:右手に損傷(軽微)】 【思考・行動】 基本方針:気の赴くままに闘争を楽しむ 1:タウバーンを破壊する 【タウバーン@ROBOT魂】 【電力残量:90%】 【装備:スターソードエムロード、スターソードサフィール】 【所持品:クレイドル、基本パーツ、拡張パーツ×1(未確認)】 【状態:損傷なし】 【思考・行動】 基本方針:実験何て必要ないね 1:悲鳴が聞こえたエリア(V・エウクランテ)へ向かう。 前:剣の舞 投下順に読む 次:人の造りしもの(適当) 前:あの日あの時の青ダルマ 時系列順に読む 次:冥のミクル伝説 ターンX 次:聞こえない声 タウバーン 次:聞こえない声 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/tradingfigure/pages/28.html
シーエムズコーポレーション シーエムズコーポレーション勇者ヒロインコレクション アイドルマスターXENOGLOSSIA Collection figure とんがり帽子のメモル COLLECTION FIGURE もえたん COLLECTION FIGURE センチメンタルジャーニー Collection Figure センチメンタルジャーニー Collection Figure Part.2 ガッちゃんコレクションフィギュア Part.3 トゥハート Remember my memories COLLECTION'09 機甲創世記モスピーダ フィギュアコレクション その他 勇者ヒロインコレクション 2006年4月27日発売 630円 卯都木命 天野ハルカ 桜小路螢 吉永サリー 戸部真理亜 ジェイデッカー&吉永勇太 アイドルマスターXENOGLOSSIA Collection figure 2007年6月30日発売 683円 天海春香 萩原雪歩 水瀬伊織 高槻やよい 菊地 真 秋月律子 ペンギンの着ぐるみ とんがり帽子のメモル COLLECTION FIGURE 2007年7月25日発売 683円 マリエル メモル メモルとマリエル メモルと仲間達 マリエルとジョジョ メモルとマリエル もえたん COLLECTION FIGURE 2007年11月14日発売 472円 パステルペイント! 変身できない!? のんびりピクニック。 マジカルティーチャー登場 風邪ひきさん全開モードです。 ???? センチメンタルジャーニー Collection Figure 2007年12月27日発売 683円 沢渡 ほのか 七瀬 優 森井 夏穂 星野 明日香 遠藤 晶 星野 明日香 センチメンタルジャーニー Collection Figure Part.2 2008年6月6日発売 683円 山本 るりか 綾崎 若菜 安達 妙子 七瀬 優 杉原 真奈美 ガッちゃんコレクションフィギュア Part.3 2009年8月発売 735円 トゥハート Remember my memories COLLECTION'09 2009年11月発売 735円 機甲創世記モスピーダ フィギュアコレクション 2009年12月発売 735円 スティック・バーナード イエロー・ベルモンド レイ フーケ・エローズ ???? その他 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/lord_of_vermilion/pages/2962.html
C メアリー・フィギュア 最終更新日時 2019年02月02日 (土) 07時02分54秒 基本情報 名前 メアリー・フィギュア 種族 魔種 ジョブ アタッカー 召喚コスト 10 セフィラ - タイプ ホムンクルス HP 300 ATK 20 DEF 10 PSY 20 武装 不可 血晶武装 不可 アーツ 無 CV 村井かずさ 対象称号 世界魔療医学会員<世界魔療医学会>に関係する使い魔を使って50回勝利する。 アビリティ 召喚 ATKエースサポートP 自身が戦場に出ている間、最も攻撃力が高い自身と同じ種族の自使い魔の精神力を上げる。この効果は、対象の攻撃力に応じて上がる。 パラメーター 状態 HP ATK DEF PSY 備考 召喚 300 20 10 20 修正情報 +修正履歴 修正履歴 ▲Ver4.208(2019.01.31)にて、上方修正 ATKエースサポートP 精神力:対象の攻撃力の5%→+8% DATA・フレーバーテキスト +Ver4.1 Ver4.1 Ver4.1 No 魔種:1-011 身長 …小さいわ… 体重 …とても軽いのじゃないかしら… 性格 …寂しいのは嫌… 特性 よく盗まれそうになる 創造主 …錬金術師だと言っていたわ… 創造主の性格 …変態… イラストレーター 碧風羽 フレーバーテキスト(カード裏面) ねぇ……私は 命なのかしら……? フレーバーテキスト(LoV4.net) わたしはね、あの人を愛しているの。あの人は可哀そうな人なのよ。奥様を亡くされて、おかしくなってしまったのね……。とっても誠実な人……あの人は一日に一度、欠かさずわたしを蒸留器から出して話しかけてくれるわ。わたしを造った人は、そんなことはしてくれなかった。そこには他にも同じような検体がたくさんいたし、あの人、あんなに嬉しそうに造るくせに、出来上がったそばから興味を失って、すぐに別のことを始めてしまうような人だったもの。結局その人は、いつの間にかいなくなっていたわ。あの“影みたいな子”や、“紅い石のような子”も、みんなみんないなくなった。そこは秘密の場所で、そうしてとっても長い間一人でいたのだけれど、あの日、ヴィクターがわたしを見つけてくれたの。わたしは嬉しかった。彼もとっても嬉しそうにしていたわ。だからね、私は彼の奥様ではないのよ?彼はわたしを奥様だと思い込んでいるようなのだけど……わかるのよ。わたしは世界の全てを識っているのですもの。それでも、あの人はわたしを愛していると言ってくれるわ。だから、わたしも愛しているの。だからね、わたしはあの人の望み通り人間になって、あの人の奥さんになってあげたいの。でもね、教えてちょうだい――愛って、何かしら?識ってはいるわ。でも、知らないの。愛も、命も。ねぇ、あなた、わたしに会いに来てくれてありがとう。わたしを盗みに来たのでしょう?なら、せっかくだから見せてくださらない?あなたの命の中を覗けば、それが少しわかるかもしれないと思うの。 セリフ一覧 +通常版 通常版 召喚 通常攻撃 タワー制圧 動かなくなった 私もいつかこうなるのかしら ストーン破壊 ねぇ 命って…なに? 死滅 サポート 命を見せて 考察 アビリティ「ATKエースサポートP」は、最も攻撃力が高い魔種使い魔の精神力を上げる能力。 この効果は、対象の攻撃力に応じて上がり、ATK25につきPSY2アップさせる。 リップルのエースサポートPと比較する際、あちらは精神力エースを参照するのに対しこちらは"魔種"の攻撃力エースを参照する等の差異があるものの、ATKが125を越えない限りは基本的に下位互換となる。 しかしカードにしか出来ない事としてミューンを一緒に使いたい場合は彼女の出番となる。ステータスも調度同じなので序盤のPSY付与値以外は使用感は変わらない。また、レイドが絡めばATK300台も狙えるのでより精神力を上げる事も出来る。相性が良いのはヴァッハ神や火々里といった精神攻撃持ちの面々。前者はややATKが控えめであるものの、倍率の高い精神ダメージアーツが使えるので悪くはない。また、火々里は素で200と高いATKを有してるのでアビリティのかみ合いも問題ない。 キャラクター説明 Re2からの復活使い魔。ホムンクルスとはヨーロッパの錬金術師によって作られた人造生命体やその技術の事だが、元来の意味はラテン語で"小さな人"を指す言葉である。ホムンクルスは生まれつき知識が豊富であるが一説によるとフラスコの中でしか生きられないとされておりLoVでの彼女のデザインもそれを踏襲したものとなっている。 彼女の創造主は彼女以外に影みたいな子や紅い石のような子を製作したのちに何処かへ行ってしまった為、一人で過ごしていたところへとある科学者が訪れ、以降は彼と共にいる様子 余談だがRe2に登場した際、変態の錬金術師は彼しかいなかったせいか、製作者はこいつではなかろうかとか言われていた。 +編集用コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします ATK20につきPSY1アップだと思われます ATK200の使い魔だとPSY10アップしました -- (2017-12-17 11 11 41) 名前 コメント 余りにも当Wikiやゲームから逸脱した無関係な雑談や、誹謗中傷めいた暴言、ページに関係ないコメントはおやめ下さい。 wikiは不特定多数の人が利用する場です。プレイヤーの個人名や所属ギルドなどを書き込む行為は慎んで頂きますようお願いします。 個人的な日記として使用するのも控えて下さい。 +コメント *雑談や使用方法などの相談にご利用下さい 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anipicbook/pages/3104.html
全てのフィギュアはこちら
https://w.atwiki.jp/maoasadalog/pages/23.html
息抜きページ2 前のページ 難読漢字クイズです。 「鴎」や「韮」など、見たことはあるけど、なんて読むんだっけ? と思わず首を傾げてしまうクイズが満載。 毎週10題のクイズが出題され、その中からランダムに略語を表示します。 あ~いい漢字 略語クイズです。 何の略やね~ん yahooみんなの検定特集 エラーが起こることがよくあります。 採点されないときは各自答えをお調べください。 難易度は参考程度にお願い致します。 問題が作られた当時の状況に合わせて回答してください。 浅田真央中心の問題 新着検定を探すときは こちら 浅田真央 5問。2択。難易度:低 浅田真央関連 5問。難易度:低 フィギュアスケート・浅田真央ちゃん♪(初級編) 5問。難易度:低 フィギュアスケート・浅田真央ちゃん♪(中級編) 5問。難易度:低 フィギュアスケート・浅田真央ちゃん♪(上級編) 5問。難易度:中 フィギュアスケート・浅田真央ちゃん♪(特別編) 5問。難易度:高 フィギュアスケート・浅田真央ちゃん♪(マニア編) 5問。難易度:高 浅田真央検定 5問。難易度:中 フィギュアスケート検定~真央ちゃん篇~ 5問。難易度:中 フィギュアスケート★浅田真央選手★ 10問。難易度:中 ちょっとマニアックな浅田真央ちゃん検定 - プロフィール編 10問。難易度:高 ちょっとマニアックな浅田真央ちゃん検定 - TV・雑誌編 10問。難易度:高 ちょっとマニアックな浅田真央ちゃん検定 - スケート編 10問。難易度:高 マニアレベル浅田真央ちゃん検定 包括問題 10問。難易度:高 フィギュア全般の問題 新着検定を探すときは こちら 初級編 10問。難易度:低 オフィシャル出題者 おすすめ 中級編 10問。難易度:中 オフィシャル出題者 おすすめ 上級者編 10問。難易度:高 オフィシャル出題者 おすすめ フィギュアスケート ジャンプ見分け検定 10問。難易度:低 フィギュアスケート検定(初級) 5問。難易度:低 フィギュアスケート検定 5問。2択。難易度:低 フィギュアスケート検定 〔3級〕 5問。難易度:低 フィギュアスケート検定〔準2級〕 5問。難易度:中 フィギュアスケート検定 その1 選手編 5問。難易度:低 フィギュアスケート検定 その2 大会編 5問。難易度:低 フィギュアスケート ジャンプクイズ検定 10問。難易度:低 フィギュアスケート ジャンプクイズ検定2 10問。難易度:中 フィギュアスケート検定 レギュラーA問題 10問。難易度:中 フィギュアスケート検定 レギュラーB問題 10問。難易度:低 フィギュアスケート検定 総合A問題 10問。難易度:中 この選手の血液型は?(フィギュアスケート編) 10問。難易度:高 フィギュアスケート検定(その2) 10問。難易度:中 フィギュアスケート検定 10問。難易度:中 フィギュアスケート検定〔2級〕 10問。難易度:中 フィギュアスケート人物クイズ検定 10問。難易度:中 ☆「世界フィギュアスケート選手権2007東京」検定☆ 5問。難易度:中 世界フィギュアスケート選手権 5問。難易度:中 【フィギュアスケート】検定 5問。難易度:中 簡単!フィギュアスケート検定 5問。難易度:中 フィギュアスケート検定(知識編) 5問。難易度:中 フィギュアスケート検定(初心者編) 5問。難易度:高 スケート検定~フィギュア編~ 5問。難易度:高 フィギュアスケート検定 創始者編 10問。難易度:高 フィギュアスケート知識検定(上級) 5問。難易度:中 フィギュアスケート検定〔準1級〕 10問。難易度:高 フィギュアスケート検定 〔1級〕 10問。難易度:高 前のページ このページの上へ トップページへ
https://w.atwiki.jp/39figure/pages/21.html
ブランド_CHUBBYCOLLECTION ブランド_FIGURIZM ブランド_HELLO! GOOD SMILE ブランド_POPUPPARADE ブランド_figma ブランド_ねんどろいど ブランド_スーパープレミアムフィギュア
https://w.atwiki.jp/sagittarius/pages/40.html
城田憲子って誰ですか? 役職:日本スケート連盟フィギュアスケート強化部長 日本スケート連盟のフィギュアスケート部門の選手育成の最高責任者です。 日本人選手が競技会で最高の力を発揮出来るようにするのがこの人の仕事です。その仕事の内容は多岐にわたります。 どの選手をどの競技会に出すかを決めるのもこの人の仕事ですし、選手とコーチ、振付師の間を仲介するのも重要な仕事です。 長野県の野辺山で毎年行われている「全国有望新人発掘合宿」や「強化合宿」を通した選手全体の底上げも指揮しています。
https://w.atwiki.jp/sagittarius/pages/46.html
何故、浅田選手はトリノ・オリンピックに出られないの? 国際スケート連盟の規定として、オリンピックに出場するには、オリンピックの前の年の7月1日までに15歳になっている必要があるからです。 何故、そんな規定があるんですか? これにはフィギュアスケート界独特の事情が関係しています。ご存じのように、日本ではフィギュアスケートはマイナーなスポーツです。 しかしアメリカ合衆国では、アイスショーと呼ばれるフィギュアスケートの興行が極めて盛んで、アイスショーの人気者は結構な金額を稼ぐのです 。(一方、アマチュアのフィギュアスケート選手は、ごく一部のトップ選手を除くと、決して経済的に恵まれている人々ではありません) そして、アイスショーで人気者になる一つの道として、オリンピックや世界選手権という最高レベルの競技会で名前を売るというものがあるのです。 さらにつけ加えておくと、アイスショーとアマチュアの競技会では、要求される技術の難易度やプログラムを滑る為に必要な体力という点で、大きな差があります。楽なのはアイスショーです。 ですから、選手や選手の家族の中には、オリンピックや世界選手権をさっさと勝ってプロに転向してしまった方が良いな、と思う人も出てくるわけです。こうした風潮を象徴するのが、長野オリンピックで優勝したタラ・リピンスキー選手でした。彼女は今回の浅田選手と同じように特例で世界選手権に出場して優勝したのですが、続くシーズンの長野オリンピックで優勝するとさっさとプロになってしまったのです。 こうした風潮に歯止めをかけるために設けられたのが、フィギュアスケート独自の年齢制限です。 日本スケート連盟もこの決定に賛成しています。 でも、プロになるかどうかは個人の自由でしょ? その通りです。しかし、14歳や15歳で最高レベルの競技会に勝つ為には、桁外れの才能に加えて幼い頃からの鍛錬が求められます。そうした時期の子供たちが、親や周囲の要求に毅然として対応し、自らの心身の健康を守る為の主体性を維持出来る可能性はさほど大きくありません。もちろん浅田選手のように、滑る事を楽しんでいるうちにとてつもないレベルに達してしまったという例もあるでしょうが、親や周囲の大人がアイスショーでの収入やマスメディア露出に伴う収入目当てで子供に厳しい訓練を課してしまうおそれもあります。 国際スケート連盟の年齢制限規定には、こういった状況を未然に防ぐという意味合いもあります。 それで、浅田選手はトリノに出てはいけないの? 浅田選手がトリノ・オリンピックに出れば表彰台争いをする可能性もありますし、金メダルの可能性も無いとは言い切れません。浅田選手個人について言えば、年齢による出場制限は合理的根拠を持ちません。しかし、フィギュアスケートという競技全体を考えると、浅田選手の特例を認めないことには合理的な根拠があります。というのは、 たしかに浅田選手は色々な意味で規格外の選手であり、トリノ・オリンピックに出たからといって競技寿命を縮める可能性はさほど大きくありませんけれども、あるジュニア選手がそういった桁外れの天才なのか、あるいは異常な早期教育を施されたいびつな選手なのかを判定する合理的な基準が設定できない以上、ここで浅田選手の特例を認めると、心身に過大な負担をかけて育成された選手であっても、グランプリ・シリーズで浅田選手と同等の成績を上げたならば、オリンピックや世界選手権に出さざるを得なくなるからです。 将来的に、例えば複数のスポーツ医学の専門家による診断書があれば年齢制限を解除出来るようにするなど、より合理的な制度が考案される可能性はありますが、そういった方策が未だ具体的な議論の場に出てきていない段階で、超法規的に浅田選手の出場を認めることは、将来に禍根を残すのではないでしょうか。 別の言い方をすると、フィギュアスケート競技におけるジュニア選手の心身の保護を、現在の年齢制限よりもより合理的に実現出来る対案が提出されない限り、年齢制限を解除することのリスクは、それによって得られるメリットより大きいという事です。 じゃあ、何でグランプリ・シリーズやグランプリ・ファイナルは年齢制限が緩いの? はっきりした理由はわかりません。オリンピックや世界選手権に較べると、競技会のレベルや知名度が明らかに落ちる為、グランプリ・シリーズやグランプリ・ファイナルを勝った程度では、プロに転向しても人気者になれる可能性が低いからかもしれません。 たしかにグランプリ・シリーズとオリンピックや世界選手権で、年齢制限が異なっていることは、今回のような混乱を引き起こしかねないので、将来的には規定変更の議論も出てくるでしょう。 しかしそれはあくまでも、次のシーズン以降どうするかという議論であり、今シーズンは既に連盟としてルールに合意している以上、シーズン途中での規定変更はあり得ません。
https://w.atwiki.jp/moeu/pages/87.html
スピード&フィギュア 双子系 詳細設定は作成中です。