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trombe は現代フランス語では「竜巻」の意味。 LAFやDMFには掲載されていないが、DFE では「中空の木製のボール」とされていた。 DAF では trompe (ラッパ)の綴りの揺れとされている。 ピエール・ブランダムールは、イタリア語の tromba からの借用と見なしていたが(*1)、ラッパの意味とするところは同じである。 【画像】『響け! ユーフォニアム』第4巻 登場箇所 詩百篇第1巻40番 詩百篇第1巻57番 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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スノウレッジ 概要 2021年5月27日にカテゴリ化された「スノウレッジ」と名のついたカード群。 属するモンスターは全て水属性で統一されている。 アイスカウンターを駆使しながら融合召喚を行い、ビートダウンする。 カード一覧 効果モンスター レベル8 《真雪の羆形》 レベル5 《真雪の馬形》 レベル4 《真雪の豹形》 《真雪の鷓鴣形》 《真雪の兎形》 レベル3 《真雪の人形》 レベル2 《真雪の雀形》 レベル1 《真雪の虫形》 融合モンスター レベル10 《真雪の究極巨人異形》 レベル9 《真雪の巨砦異形》 レベル8 《真雪の白竜異形》 レベル 《真雪の巨人異形》 リンクモンスター リンク 《真雪の魔人異形》 魔法カード 通常魔法 《真雪融合》 フィールド魔法 《真雪の要塞》 罠カード 通常罠 《真雪の吹雪》 関連リンク tron スノウレッジ(遊戯王カードリスト・評価・オリカ) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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TYMへようこそ! 各担当者紹介 大人数をまとめるためにがんばってくれる人です。サンクス! 全体を統括する総司令官的な人 誰かがやらないといけないんです。みんなでバックアップお願いします! バストゥーク+ザルカバード担当 Griffyceさん Lagnasさん サンドリア+ボスディン担当 Teegoさん ウィンダス+ジュノ担当 Raiさん Windyさん 新裏担当 Lagnasさん 出席回数を統括的チェックする人&出席の受付&構成作成&発表 予約はお早めに!遅刻、無断欠席はなるべくしないようにしましょう! 突撃前の変更はとても大変なので、自分に出来ることをやりましょう! Sourceさん レリック取得管理 なるべくみんなが取れるように、ロット弱くてもいつかはチャンスができるように記録をとっています。 Gontanさん 参加者AF取得者記録に関しては Gontanさん> Sharonさん >Windyさん>Korechinさんの優先順位で記録することになりました。 囮役候補(突入時にSourceさんから指名されます) 戦術的に重要な役です。死んでくれるのが当たり前と思わないように敬意を( ◇ )ゞ Exantiaさん Lagnasさん Sharonさん Talulutoさん 裏の管理の掲示板(怖そう?(^-^;))の書き込み Exantiaさん
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概要 タイプ セダン 乗車定員 通常=2 コンバーチブル=4 ヤミ改造工場 × 購入 × ベース車両 Rolls Royce Silver Cloud 解説 デザイン クラシカルな雰囲気をもつ高級車。 性能 設計が古いせいか、走行性能はあまり高くない。 そのため、ミッションに使うより街をゆったり走るのに適している。 その他 一般仕様車の出現率は高くなく、たまに駐車場に止まっていたり路上駐車してあったりするのを見かける程度。しかし、セインツのギャングカーとして指定しておけば、Saints Row地区を除く全地区で見かけるようになる。 またスカウトも愛用しており、彼らが出没する地区でスカウトと戦っていると、これに乗った増援がやってくる事がある。 カスタマイズでコンバーチブルに改造可能。コンバーチブルタイプが出現する事もあり、セインツメンバーやスカウトがよく乗っている。 特別仕様 非売品パーツ なし レア仕様 セインツ仕様 コンバーチブルタイプのみ登場する。 クリア特典 なし 画像 Baron(コンバーチブル) 実車:Rolls Royce Silver Cloud
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Eberron Campaign Setting Sharn City of Towers Races of Eberron Five Nations? Explorer’s Handbook? Magic of Eberron? Player s Guide to Eberron? Secrets of Xen drik? Faiths of Eberron? Dragonmarked? Secrets of Sarlona? The Last War An Eberron Supplement? Shadows of the Last War? Whispers of the Vampire s Blade? Grasp of the Emerald Claw? Voyage of the Golden Dragon? The Curse of the Dragon s Eye? 名前 コメント すべてのコメントを見る
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Metro Last Lightという洋ゲーのこと。価格は49.99ドル。vvvvvvの10倍ほどである。 ゆっくり仮面の誕生日と発売日が近かったため くろいのに誕生日プレゼントとして買ってもらおうと隙あらば煽ってくる。 メトロ・ギ・フト・ハヨゥ・クロワール
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Are you tired of using various products yet still ineffective to straighten your hair now? I suggest you do not waste more of your money trying, spending it wisely and always assure the quality of each product. Chi flat irons are you best choice. Chi flat irons temperature control is one of the crucial factors in determining if you have found the right straightener for you. You want to make sure that you have many options for heat levels so that the job can get done at just the right temp for your hair. Additionally, think about if you want to use the straightener as a curler also. If so, be sure to read reviews to see if the Chi flat irons do a good job at this. CHI Styler principal characteristics of IV The village are a whole great deal more hastens heating ceramic materials. Chi flat irons shortly after the completion of the heating will should wake you prepared to use. The distinctive design of Chi flat irons, doesn’t work durable protection shortly after 15 minutes, special wires and cables to close design and design can maintain porcelain pieces from damp heat environmental damage. www.chiflatirons.biz
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コム コントロール(COMM CONTROL) 攻撃チームは防衛チームが所持している通信タワーを制圧し、機密書類をダウンロードする。 制限時間内にダウンロードが完了したら勝利。 防衛チームは制限時間いっぱいまで阻止すれば勝利。 通信タワーがある拠点内に一定時間居続けることで、通信タワーを制圧できる。 得点が加算・減算される行動 キル +150pt スタン +100pt ヘッドショット +50pt アシスト +50pt フルトン +250pt フルトン阻止 +???pt マーキング +???pt 尋問 +???pt COMM LINK NEUTRALIZE +150pt COMM LINK CAPTURE +250pt 自殺 -???pt テーブルに入れて編集。 解説 解説など 残り時間の右側に表示されるアイコンが盾=防衛側/剣=攻撃側 防衛側は制圧ゲージ(仮)が100%の状態でスタート。攻撃側は0%からスタート 有効スキル 有効スキルなど アナウンス [基本的なアナウンス] バディリンクを生成 バディリンクを解除 ワームホール使用可能 戦況:優勢 戦況:劣勢 残り時間:1分 弾薬を入手[○○(弾薬の種類)] [ミッション別のアナウンス] 通信タワー○○を制圧 通信タワー○○をロスト
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概要 ver2.6で追加。ニトロ。 一斉に爆発する爆薬。DRAGによって爆発させることができる。 他、FIREはもちろん、BOMBや高速のS-BALLなどによっても爆発する。 FISHが泳げる粉の一つ。 FUSEが吸収できる粉の一つ。NITROを吸収したFUSEは、FIREを出しながら激しく燃焼する。 コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る
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『最強』の妖精ことチルノは、その小さな羽根を羽ばたかせながら低空を飛び草原を移動していた。 とはいえそれは飛行というよりも精々ちょっとした浮遊程度の高度であったが。 苦い表情を浮かべる彼女に行く宛は特に無い。 とりあえず頼れる相手も特にいない。 信頼出来そうな相手も今のところあんまりいない。 ただ、何となくあの場から離れたくなっただけ。 チルノが移動を始めた理由なんてのはそんなものである。 彼女はヤケクソに草原を突き進む。 『念のため』に、その懐にとある『支給品』を仕込ませながら。 …因みに、ささやかに竹林は避けている。 彼女とて、出来ればあの『迷いの竹林』は通りたくはない。 理由は単純、あそこに入って迷子にならなかったことが無いからである。 故に彼女は竹林への移動は視野に入れなかったのだ。 それ以前に、今の彼女は竹林のことなんかよりもずっと心に引っ掛かっていることがあった。 「…ホント…何なのよ。あのホウキ頭…っ」 歯軋りをしながら彼女はその小さな口から言葉を漏らす。 自信過剰で常にガッツのあるチルノ。だが今の彼女は少しばかり自信を失いかけてる。 それもそのはずだ。チルノが最初に出会った参加者、それはポルナレフというスタンド使い。 彼から感じ取ったのは未知の闘気、そして殺気。 幻想郷では認識したことの無いような、次元の違う『強さ』。 (…あたい、もしかして…アイツにビビってんの?) 心中を悔しさに滲ませながら、そんな推測が心の中に浮かぶ。 その予想はまさに『正解』だった。彼女はあの時、無意識ながらも彼を恐れていた。 まざまざと見せつけられた『強さ』を前に一歩も動くことが出来ないでいた。 『仕返し』も『反撃』も出来ずに、ただ唖然と突っ立ってることしか出来なかった。 ―――タイガーバームガーデンからの移動の際も、気がつけばあのホウキ頭とは別の方向へと進んでいた。 あいつとまた会うことをいつの間にか胸の内で拒んでいたのだ 「むぅぅぅ……」 あれから暫しの時間が経ってから、負けず嫌いな彼女の胸に遅れて来るように悔しさが込み上げてくる。 あたいは「最強」を名乗ってたはずだったのに、こんなカッコわるいことになってしまった。 最強のはずなのに、(たぶん)人間である変なホウキ頭の技にビビってしまった。 あいつと戦っても負けるってなんとなく気付いていた。 こんなことで何が最強だ。びくびくしてる子供と同じじゃないか。 …自分のことだけど…本当に、情けない! ホントにあのホウキ頭をぶっ倒してやりたくてしょうがない! …だけど、あいつは強いし…何だか色んな意味で『あぶなそう』だし…、…正直勝てるかどうかも… 「………あぁーー!!ホント何なのよ、あのホウキ頭ーーーっ!!」 屈辱と苛立ちを一気に口から吐き出した。 勿論その矛先は(此処にはいないけど)この『もやもやする気持ち』の原因であるあのホウキ頭に向けてるつもり。 自分への苛立ちもほんのちょっぴり織り交ぜて。 そのままぷんすかと怒りながら、彼女は不機嫌に竹林近辺の草原を進んでいく… ◆◆◆◆◆◆ 参加者は九十名。 名簿を確認するだけでも数多の人間、妖怪、神々が巻き込まれていることが解る。 幻想郷屈指の実力者達の名も見受けられることは先に認識済みだ。 彼女らを籠の中に捕らえ、不壊の鎖にて縛り付ける力を持つ主催者の二人はまさしく『幻想をも凌駕する領域に座する存在』か。 奴らに叛逆した所で勝算など皆無だろう。 この頭脳を振り絞り続けても無意味だ。打開策の一つも浮かばない。いや、あるはずがない。 故に私は紫様ただ一人を生き残らせる為に闘う。 私は去っていった橙を見送った後、ふらりと草原を歩き始める。 怯えていたとはいえ、橙は我が愛しき部下。あの娘ならきっと紫様の為に励んでくれるだろう。 尤も、再び見えた時に何ら務めを果たせていなければ『その程度の存在』だったというコトになるが。 所詮は『一介の化け猫』に過ぎぬか、『有能な我が式神』か。放送まで、ゆるりと成果を待つとしよう。 さて―――私も、務めを果たさなくてはならない。 全ては我が主の為に。 「皆殺し、それだけだ」 邪悪な笑みを口元に浮かべ、『八雲藍』はそう呟く。 今の彼女に躊躇や後悔などない。あるのはただ、主への忠誠。そして忠義を貫き通す覚悟。 その為には何処までも冷酷に、何処までも狡猾になろう。 暫く草原を進み続けた先、彼女は一つの『人影』を目にする。 影は前方からこちらの方へ向かって来ている。 シルエットのようだったその姿が次第にこの眼に見えてくる。 あれは…妖精か。 「妖精、か」 「…んん?あんた、確か…あのスキマ妖怪のしたっぱの…キツネ!」 相対するのは妖獣・八雲藍と妖精・チルノ。 およそ10m前後の距離で互いに立ち止まる。 ゆったりと構えながら淡々と呟く藍に対し、チルノは虚勢を張るように堂々と言葉を発する。 チルノを見る藍の表情は氷のように冷たい。冷気を操るチルノでも、その『冷ややかさ』は何となく理解出来た。 (うぅ…こいつ、あたいを馬鹿にしてるの?) 眉間に僅かに皺を寄せながらチルノは内心思う。 何だかあいつの表情や視線が妙に冷ややかというか、ひんやりとするというか… まるでこちらを見下してくるような感じだ。ちょっと「いやな感じ」だ。 あの顔、もしやあたいのことを妖精だからって馬鹿にしてるのか? ただでさえ苛立ちを募らせている中、思い込みで藍への不快指数がふつふつと上がり始めている。 だが、彼女は身構えない。警戒をすることも無い。それは何故か。 『幻想郷を守ってるらしいスキマ妖怪のしもべなんだから、きっと殺し合いに乗ってないはず』 そんな理由からだ。彼女は的の外れた確信を胸に抱いていた。 「…や、やいキツネ!そんな目であたいを見るんじゃない!」 チルノはビシッと藍を指差しながら精一杯の見栄を張りつつ言う。 とりあえず、あんな目でじっと見られるのは何となくいやだ。 こっちにもプライドだってある。何だかバカにされているような気持ちになる。 だが、藍は無言を貫いたままだ。チルノの言葉に耳を傾けていないかのように。 流石のチルノも、これにはちょっぴり「カチン」と来た。 あのホウキ頭から適当にあしらわれたばっかなのに、こいつまであたいのこと無視するのか! 「というかあたいの話を聞きなさいよ、このバカー!いいからそんな顔やめて…」 「…騒がしい小娘だな」 その時だった。 藍がすっとデイパックから『武器』を取り出し、出現させたのだ。 鋭利な鉄の刃を持つ長身の武器、いわゆる『薙刀』を。 軽く振り回すような動作を見せ、藍はその白い右手に薙刀の長柄を握り締める。 月光の下に晒されて鈍く輝く刃を目の当たりにし、チルノはどきりと不安感を覚える。 直後にチルノは気付く。藍の身から発せられているのは明らかな『殺気』だと。 あのホウキ頭と同じような、不気味で得体の知れない『闘気』だと。 頭の弱い彼女だが、あのことは異常なまでに鮮烈に記憶していた。 「その下らない活力だけは見習うべき所か」 そんなチルノの様子にも気にかけること無く、彼女を皮肉るように冷淡に言葉を発する。 酷く冷徹で、そして残忍な妖獣の瞳をチルノに向ける。 その手に薙刀を、敵を殺す為の武器を握り締めながら。 「―――っ、」 一瞬、チルノの身体が震えた。 チルノは目の前の藍に対し恐怖を覚えていたのだ。 一応は見知っている相手であるはずの藍を前に、ほんのちょっぴりでも『震え』ていた。 動揺するのも無理は無い。幻想郷の住民から、あんな殺気を向けられたことなど無いのだから。 それでもチルノは、少し前に『ホウキ頭に負けた屈辱』を思い出し負けじと藍を睨む。 そして―――殺意の籠った鋭い瞳を向けながら、藍が薙刀を構えた。 「その心臓、貰い受ける」 藍がはっきりと口を開き、殺意を剥き出しにした。 その口元に不敵な笑みを浮かべながら。 チルノの腕はその刹那に動き出した。 すぐにでも先手を取らなければいけないと直感した。 目の前の狐をどうにかして撃退しなければ、自分は『殺される』ということを理解したッ! 「だりゃあぁぁぁぁーーーーっ!!」 薙刀を構える藍目掛けチルノは破れ被れに氷弾を放ち続ける。 一個一個の威力は大したものではない。だが、恐るべきはその無数の弾幕。 これほどまでの数となれば、回避や対処は難しいだろう。足止めには十分過ぎる。 少なくとも、チルノはそう思っていた。 しかし、そう甘くはなかった。 放たれた氷弾は、風を斬る音と共に振るわれた薙刀によって容易く弾かれていく。 ある弾丸は明後日の方向へ飛び、また別の弾丸は刃によって両断される。 防御と同時に藍は僅かな動きによって簡単に弾幕を回避“グレイズ”していく。 その表情は。余裕と言わんばかりの涼しげな顔だ。 氷弾を簡単に対処され、驚くような顔を浮かべながらもチルノは攻撃をやめない。 藍は弾幕を弾いて避けながらも、こちらへと着実に近づいてきているのだから! 「まだまだ、まだまだ…っ!」 ギリリと歯軋りをしながらチルノは両手を正面へと突き出す。 その掌に冷気を集わせながら、藍へと照準を定めた。 「氷符―――『アイシクルマシンガン』!!」 弾幕を解除した直後、鋭利な刃の如し氷柱が次々と機関銃のように放たれる。 氷符「アイシクルマシンガン」。霊力の消耗が少なく、彼女が好んで用いることも多いスペルだ。 流れ矢のような速度で氷柱は藍に迫る。スペルならば、あいつもどうにか出来るはず。 だが、そんな期待さえも目の前の『圧倒的な力』に容易く打ち砕かれる。 ブゥン―――と、霊力を帯びた薙刀が藍の両手によって車輪のように回転する。 妖獣の霊力によって強化され、振り回される薙刀が放たれた氷柱を―――いとも簡単に弾く。 次々と弾く。弾く。弾く。弾く――――! 「…脆いな」 冷ややかにそう言ってのける藍に消耗は全く見られない。 全ての氷柱を完璧に弾き、再び薙刀を構える。 その身には一片の傷もなく、息を乱す様子も無く、霊力も充実し切っている。 僅かに氷弾が服に掠れた痕が見えるだけだ。十全の状態のまま、彼女は堂々たる姿で立っていた。 それでもチルノは、必死に弾幕を放つ。 その表情に浮かぶのは焦り。苛立ち。そして恐怖。 氷弾を放つ。氷柱を発射する。とにかく藍を近付かせないように、ありったけの冷気を放つ。 しかし藍にそんな攻撃は通用しない。舞うような回避に薙刀による防御を続け、こちらへと迫っているのだ。 幾ら渾身の霊力を込めようと、幾ら攻撃に冷気を収束させようと、藍は全く動じずに対処をしてくる――! (―――何で?何で当たらないのよっ―――!?) 攻撃を悉くいなしてくる藍を前に、チルノの心から冷静さは失われていた。 『圧倒的な力の差』という事実が彼女の胸にのしかかる。 最強を自称する彼女にだって、それくらいは理解出来た。 だけど、それを認めたくなかった。自分が「最強」だということを信じたかった。 普段の弾幕ごっこならばまだ遊びの決闘に過ぎない。「また次の機会がある」と思ってくよくよせずにいられるだろう。 しかし、今回は命を燃やして闘う本気の殺し合い。参加者達が全力を懸けて死合う本当の決闘。 みんなが、本気で闘う殺し合い。 最初のホウキ頭との出会いで、真っ先にチルノは力の差を理解してしまった。 凄まじいプレッシャーと百戦錬磨の力量を、即座に感じ取ってしまった。 そして現在。今度は幻想郷の住民である八雲藍を前に、彼女は恐怖していた。 くそ。どうして、こんなことに。何であたい、こんなに「弱い」んだ。 悔しさを滲ませて攻撃を放ちながらも、藍と渡り合うことなど出来ない。 確かにチルノは「最強の妖精」と言っても過言ではない力はあった。 だが、対する八雲藍は「最強の妖獣」。強大な妖力を持つ九尾の狐。 どちらも同じ「最強」。だが、チルノはあくまで人間でも憂さ晴らしに使える程弱いと称される妖精の中での「最強」。 古来より数々の伝説を担い、存在そのものが最上位に位置する強大な妖怪である『九尾の狐』には―――遠く及ばない。 そして、気がつけば藍が正面まで迫っていた。 無論、その身に傷一つ付けていない状態で。 「やば、ッ――――」 藍が薙刀を強く握り締め、振り下ろさんとする。 チルノは咄嗟に冷気を集わせて正面に氷の盾を造り出す。 その直後―――霊力を纏わせた薙刀が、力の限り振り下ろされた。 鋭利な刃と妖獣の力によって、氷の盾がいとも簡単に砕け散る。 咄嗟に後方へ下がったチルノだったが、その平坦な胸は薙刀の刃によって斬り裂かれる。 ほんの少しでも動きが遅れていれば彼女の胴体は真っ二つに引き裂かれ、心の臓を抉られていただろう。 ギリギリで回避をしたが、それでも藍の攻撃は鋭く、素早かった。チルノの胸部には確かな『裂傷』が生まれている。 そのまま切り裂かれた衝撃によって、チルノは勢いよく転倒した。 「うあっ…!?」 雑草の上を這い蹲るように、チルノが浮遊状態から地面に叩き落ちる。 胸に焼けるような痛みが走る。今までに体感したことの無いように、ズキズキと熱い。 チルノは痛みと恐怖を堪えながら、すぐに立ち上がろうとしたが――― 「所詮は有象無象の妖精、この程度だろうな」 藍がチルノの首を左手で乱暴に掴み、そのまま宙にぶら下げるように片手で持ち上げた。 抵抗する間もなかった。首を締め上げられ、苦痛の表情のままどうにか両手で必死に藍の腕を離そうとする。 しかしそれも無意味な行動だ。藍の腕は全く離れないし、チルノの抵抗も意に介さない。 冷徹な眼差しでチルノを見上げながら、藍はその右手の薙刀を強く握り締める。 ―――やばい、やばい、やばい、やばい、やばい! チルノの頭の中で何度も警鐘が鳴り響く。 間近に迫る『死』を前に、彼女は必死に抵抗を続ける。 だが、圧倒的な力量差の前には無意味な行為に過ぎない。 「これで、お別れだ」 藍の口から発せられたのは、紛れも無い死刑宣告。 右手に握られ、構えられた薙刀。そして、放たれる突きの一撃。 チルノの腹部を、銀色の刃が容赦なく抉る―――― ―――はずだった。 八雲藍の身体が、突如として吹き飛ばされたのだ。 まるで何かの力と反発し、弾かれたかのように。 何の脈絡も無く起こった突然の出来事により、彼女は驚愕を浮かべ地面を転がる。 「…はぁーっ……!」 刃によって腸を抉り取られるはずだったチルノは、地面に尻餅を付いたまま荒い息を吐いていた。 その腹部に一切の刺傷は負っていない。 代わりに、その手元に持っていたのは二枚の護符。 チルノが懐に忍ばせていた支給品「霊撃札」。使用することで霊力の衝撃波を発生させ、周囲の物を吹き飛ばす使い捨ての道具。 彼女は3枚支給された内の1枚を咄嗟に使用し、藍を吹き飛ばしたのだ。 胸の傷を抑えながら、チルノは何とか立ち上がり再びその翼で浮遊を始める。 そして彼女は、一目散にその場から離れていく――― 「……。」 うつ伏せに転倒していた藍は近くに転がっていた薙刀を拾い上げ、ゆっくりと立ち上がる。 その身に外傷は無い。転倒時の痛みも微々たるものであり、行動に支障を起こすこともないだろう。 霊撃札はあくまで「周囲のものを吹き飛ばす」効果を持つだけで、直接的な攻撃能力はない。 故に藍の身体は無傷。ふー、と白い吐息を吐きながら藍は逃げていくチルノを見据える。 チルノとの距離を見る限り、奴はどうやら逃げ足は速いようだ。 やれやれ…小賢しい鼠だ。そう思いながら、彼女は薙刀を握り締めて遠ざかっていくチルノの姿をキッと睨む。 奴の逃げていく方向の先に見えるのは―――『迷いの竹林』。 成る程、あの入り組んだ地で私を撒こうと言うワケか。 だが、何もかもが甘い。最強の妖獣たる九尾の狐であるこの私を前に、そのような取るに足らぬ「逃げ」の手段を使うか。 全く持って…嗤えてくる。 「逃げ往く鼠を追うのも…面倒なものだな」 藍はその場から駆け出し、逃げていくチルノを追跡する。 相手は妖精風情。狩るのは容易い。こちらの勝算は確実だろう。 私は白面金毛九尾の狐にして、大結界の守護者である八雲紫様の式神。 あのような小物を相手に、遅れを取るつもりは無い。 「―――逃げられると思うなよ、小娘」 刃の如く鋭い殺意を、細く白い右手に握り締めて。 彼女は一直線に迷いの竹林へと向かう。 取り逃がすものか。精々逃げ回るといい、氷の妖精。 さあ―――『最強の妖獣』たる私が、殲滅してくれようぞ。 ◆◆◆◆◆◆ あいつは、ホントに強い。 ちょっと顔をどっかで見たことがある、くらいの仲で全然しらないヤツだったけど… はっきり言って、勝ち目があるかわからないレベルだ。 だからあたいはこうやって入りたくもなかった竹林にまで逃げてきているんだ。 迷路みたいなここなら、あいつから逃げ切れると思った。 だけど…何だかそれは、悔しい。 あのホウキ頭の時と同じ。最強を名乗っておいて、結局は逃げ回ってるだけなんて。 何も出来ずにおびえながらこうやってのこのこ逃げ帰ってるだけなんて。 こんなの絶対おかしい。 あたいは結局、大した力も持ってないようなザコキャラなんだろうか。 正直にいうと、だんだん自信が無くなってきていることも何となく理解出来た。 そんなあたいの思いが、ちょっとずつ苛立ちへと変わっていることにも気付き出す。 「…ぶっ倒す」 竹林の中へと突入した直後に、チルノの口から言葉が漏れる。 それは自然に、いつの間にか発せられていた一言だった。 ホントに悔しい。このまま逃げ帰ってるだけなのは、なんだかムカつく。 あいつは強い。めちゃくちゃ強い。…でも。 だからって、あたいが弱いってことにはならない!あたいだって強い!最強よ! あのホウキ頭の時みたいな「くつじょく」なんてもうゴメンよ! この竹林でなら、あいつをどうにかできる!…きっと! 懐を確かめ、霊撃札の枚数も確認。…残り2枚。大切に使わないと。 それに、もう一つ支給品もある。頑張れば使えなくもないかもしれない。 あたいの脳ミソは少なめでからっきし。…それは一応、なんとなーく自覚はしている。 だけどそんな頭を振り絞って、必死で考えなくっちゃいけない。 あいつに勝つ方法を。あいつにギャフンと言わせられる、すっごい攻撃を! 「クール」になるのよ、あたい! キラリと光るひらめきで、あのキツネにクールなあたいの力を見せつけてやるんだ! 「あたいが、あいつを…ぶっ倒してやるんだから!」 竹林の中を走りながら、チルノはそう呟く。 最強はどっちだ。最強は誰だ。答えるまでもない。あたいだ。きっと。 ホントの『最強』って奴を、見せてやるわ! 【D-6 迷いの竹林(北西の入口)/黎明】 【チルノ@東方紅魔郷】 [状態]:防御力低下、胸部に裂傷、疲労(小)、霊力消費(中)、体力消耗(中)、恐怖(小)、苛立ち [装備]:霊撃札×2@東方心綺楼 [道具]:ランダム支給品(現実)、基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:??? 1 竹林を逃げ回りつつ、追いかけてくるあのキツネ(藍)をぶっ倒す方法を考える。 2 自信を失いかけてる自分に苛立ち。悔しい。この気持ちを晴らしたい。 3 『スタンド』ってなんだろう? [備考] ※参戦時期は未定です。 ※霊撃札の使用によって「防御力低下」が発生しています。一定時間外傷に対して脆くなります。 【八雲藍@東方妖々夢】 [状態]:健康、霊力消費(微小) [装備]:秦こころの薙刀@東方心綺楼 [道具]:ランダム支給品(0~1)、基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:紫様を生き残らせる 1:マサクゥル! 皆殺しだ! 2:チルノを仕留める。今後の戦闘に備えて最小限の消耗に留めたいが、場合によっては全力の行使も止さない。 3:橙への褒美の用意する [備考] 参戦時期は後続の書き手の方に任せます 第一回放送時に香霖堂で橙と待ち合わせをしています <霊撃札×3> チルノに支給。本ロワでは三枚セット。 東方心綺楼で登場したアイテムカード。 使用することで霊力の衝撃波を発生させ、強制的に周囲の物を吹き飛ばすことが出来る使い捨ての護符。 しかし使用する度に使用者の防御力が低下し、重傷を負い易くなるというリスクが発生する。 防御力低下はおよそ30分間程度で解除される。本ロワ内ではマイナス補正の重複は発生しない模様。 ただし、防御力低下中に再び霊撃札を使用するとマイナス補正の効果時間が延長される。 <秦こころの薙刀> 八雲藍に支給。 面霊気である秦こころが戦闘時に使用する青白い薙刀。 持ち運んでいるような描写が無く、霊力で生み出されたものかもしれない。 ラストワード「仮面喪心舞 暗黒能楽」でもこの薙刀をトドメに使っている。 044:最初のトリニティストーリー 投下順 046:柱の女 041:迷い猫オーバードライブ! 時系列順 047:名前のない怪物達 005:おてんば少女、出会う チルノ 054:狐狸大戦争、そして 026:紫の式は妖しく輝く 八雲藍 054:狐狸大戦争、そして