約 3,848,650 件
https://w.atwiki.jp/tokyoexodus_nova/pages/29.html
■アクトトレーラー 光り輝くペンライト。大音量で流れる音楽。 観客達が歓声と共に君たちの全てを待っている。 歌声、ダンス、ビジュアル……そして魂。 嘴の黄色い小鳥はステージという名の大空へと羽ばたいていく。 トーキョーN◎VA The Detonation 「エピトリカは夢を謳う」 かくて運命のステージは幕を開けた。 ■シナリオハンドアウト キャストには以下の設定が付属する。 PC1:今回デビューすることになったアイドル候補生のカブキ。 PC2:昔奏楽千夏が歌っていた店のオーナー。 PC3:N◎VAスポに所属するトーキー。 PC4:二人の新人アイドルを守るよう依頼されたカブト (PTバランスによりカゲ、カブトワリ、カタナでも可だが、アイドルを守るというモチベーションを持っている事。) PC1 推奨スタイル:カブキ コネ:奏楽千夏 推奨スート:スペード ある日事務所に呼び出されたキミはユニットを組みデビューし、 大型デビューライブをする事を告げられた。 デビューに喜ぶキミであったが、ユニットを組む相手は あの無愛想なアイドル候補生、「奏楽千夏」であった。 果たしてキミたちは無事デビューをする事は出来るのだろうか。 こうして伝説の一端は幕を開けたのだった。 PS デビューライブを成功させる PC2 推奨スタイル:ミストレス コネ:奏楽千夏 推奨スート:クラブ このN◎VAでは珍しい手書きの封書がキミの元へ届いた。 以前自分の店で歌っていた千夏からだ。彼女は確かに才能があった。 もっと自分の歌を色んな人に聴いて欲しい―――。 彼女はそういってキミの店をやめたのだった。 あれから数年、こうして彼女はデビューをするという。 封書の中にはデビューライブチケット。 かわいい雛の旅立ちを見守るのもたまにはいいかもしれない PS:デビューライブを成功させる PC3 推奨スタイル:トーキー コネ:九条政次 推奨スート:スペード 新人アイドルユニットが大型デビューライブを行う―――。 芸能界ではなんてことのない、ありふれたニュースだ。 が、キミは九条に呼び出され、一部始終をインタビューしてこいと言う。 何でも「記者の勘がこいつらにはドラマがあると告げるんや!」というそうだ。 何時もの九条の物言いにキミは丸め込まれ、N◎VAスポを後にするのだった。 PS 彼女達の物語を報道する PC4 推奨スタイル:カブト コネ:依頼人の女 推奨スート:ダイヤ 何時ものように依頼を受けた君が呼び出されたのはホワイトエリアの高級ホテルのラウンジだった。 何時もとは違う雰囲気の場所に依頼人の女がやってくる。 キミに二人のアイドルを守って欲しいという。 報酬は1プラチナム。後金として更に1プラチナム。悪い話じゃぁ、ない。 こういったことに慣れてなさそうな目の前の女性は不安そうにキミのことを見つめている。 PS:二人のアイドルを守る ■レギュレーション キャラクター製作において50点の下駄を配布する。 この下駄はアクト中に使用しても構わない。 キャストが神業のみで死亡しない為に2発、ゲストが死なない為には1発の防御系神業が必要となる。 《暴露》はシナリオで使用想定箇所がある。 敵は最大で達成値20後半を出す。PCはそれを超えてしまっても構わない。 PC1が判定する事によって状況が変わるシーンが幾つかある。その場合他キャストによるサポート(演出次第)は認める。 ■特記事項 今シナリオでPC1は〈芸術:歌唱〉もしくは〈芸術:ダンス〉等 「アイドルらしい芸術技能」で判定する場面が幾つかあるので取得しておくこと。 ■RLからの一言 自分の夢に向かって頑張る女の子達のカブキシナリオです。 アイドルしたい!アイドル応援したい!そんなシナリオだと思います。 どうぞよろしくお願いします。 イメージイラストはこちらhttp //kumatyanpantyu.tumblr.com/ メインヒロインは左の女の子です。
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/1653.html
MTL/084 R 美柑を守るヤミ/変身能力 女性 パートナー 雑誌を読むヤミ/変身能力 女性 レベル 3 攻撃力 3000 防御力 5500 【美柑は大切な友達】《闇》 【永】〔手札〕 このカードは自分のリングの名前に“美柑”を含むカードのパートナーとしても扱う。(このカードでリングのカードをパートナーブロックできる) 【にゅるにゅるやぬるぬるの類とは、あまり戦いたくないのですが…】《宇宙人》 【自】 このカードがパートナーブロックによって手札から控え室に置かれた時、すべてのプレイヤーのリタイヤが0枚なら、そのアタックを無効化する。(ダメージもパートナーアタックも無効化される) 作品 『もっとTo LOVEる -とらぶる-』
https://w.atwiki.jp/1548908-tf5/pages/271.html
ツァン・ディレ:秘密のもののふ1 攻略 合計40枚+00枚 上級06枚 紫炎の老中 エニシ(D) 大将軍 紫炎×2(D) 六武衆の師範×3 下級14枚 ツンドラの大蠍 六武衆-イロウ×2 六武衆-カモン 六武衆-ザンジ×2 六武衆-ニサシ×2 六武衆の露払い×2 六武衆の御霊代 六武衆-ヤイチ×2 六武衆-ヤリザ 魔法16枚 漆黒の名馬 増援 団結の力×2 月の書 ハリケーン 連合軍 六武衆の結束×2 六武衆の理×3 六武ノ書×2 六武の門×2 罠04枚 究極・背水の陣(D) 神速の具足 諸刃の活人剣術 六武衆推参! エクストラ00枚
https://w.atwiki.jp/hadaiki/pages/4.html
ロンドン同時テロ:犯人は英国育ち、教育水準が高い? 【ロンドン山科武司】ロンドン中心部で7日発生した同時爆破テロ事件に関し、ロンドン警視庁は10日、キングズクロス駅付近で爆破された地下鉄車両から複数の遺体を収容したと発表した。確認できた犠牲者の総数は49人のままだという。 同庁は同日朝、ロンドンのヒースロー空港で反テロ法違反容疑で3人の男性を拘束したが、AP通信は3人が同日午後に釈放されたと報じた。同庁は「3人は現時点で爆破事件との関連が見いだせない」としていた。 一方ロンドン警視庁のスティーブンス前警視総監は、「ニュースオブザワールド」紙で、事件の実行犯を「英国で生まれ育った人物なのはほぼ確実」で「恐らく教育水準の高い人物」と推測。英捜査当局が過去5年間に少なくとも8件テロを未然に防いだと述べた。 AP通信は同日、実行犯を「英国国籍を持つか、英国に長く暮らし、直接の関係はないがアルカイダのテロ攻撃に刺激された人物」との専門家の分析を報じた。専門家は「実行犯は、潤沢な資金を持っているわけではなく、今回のテロの費用は1万~1万5000ドル(110万~170万円)程度」と推測している。 毎日新聞 2005年7月11日 10時29分 (最終更新時間 7月11日 13時01分)
https://w.atwiki.jp/tamagrail/pages/82.html
. アリスよ。子どもじみたおとぎ話をとって やさしい手でもって子供時代の夢のつどう地に横たえておくれ 記憶のなぞめいた輪の中 彼方の地でつみ取られた巡礼たちの、しおれた花輪のように ───ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ あたしはどこにいるんだろう。 あたしはどこにいきたかったんだろう。 最後まで残っていた右脚の感覚が、とうとうなくなった。 右足、とけちゃったのかな? 不安になる。視線を落とそうとして、でも、あれ? 首が動かない。 しょうがないので目だけを動かして、そこにあるはずの足を探す。ぼんやりと霞む視界の端に、スカートの裾から覗いた白い足を見つける。 ああ、よかった。まだあたしはひとなんだわ。そう思ってほっと息を吐こうとして、自分が息をしていないことに気づく。 体の感覚が少しずつなくなっていることに気づいたのは、一体いつのことだっただろう。 少しずつ、少しずつ、自分が存在するためのリソースを取り込むたびに、自分という存在を水で薄めるかのように希釈されていくあの感覚。 最初はとても熱くなって、冷たくなって、震えが止まらなくなって、そして何も感じなくなる。 あたしはずっと歩いているのだけど、もうあたしは自分が本当に歩いているのか、本当に足を動かせているのか、実はとっくに倒れて夢を見ているんじゃないか、何もわからなくなっていた。 目はみえるわ。耳もきこえる。でも、もうこえはでないの。 あたまの中はぼんやりかすんで、もやがかかって。まるで起きながらゆめをみているような気分なのに、ゆめのようにここちよくはない。 ねむくなる───ゆめにおちていく。 少しずつ「あたし」がこわれていく。 なにもわからないわ。 なにもしらないの。 かこも、きおくも、なまえさえ。ながれるなみだのいみすら、もうわからない。 ただ、たいせつだったことだけはおぼえている。 あれは、そう、いつだっただろう。そのときあたしはひとりじゃなかった。 ×××がいて、××××××がいて、それはしあわせなワンダーランド。 さんにんはいつだっていっしょにいたわ。 ×××。たいせつなあたしのともだち。 ××××××。ふたりしかいなかったせかいで出会った、さいしょでさいごのひと。 たくさんわらったわ。とてもうれしくて、すごくあったかくて、だからあたしたちはずっとずっとわらっていたの。 ええ、たのしかったわ。たのしかったの。だから、あのときだってないたりしなかった。 ……あのとき。 ××××××が、いなくなったとき。 「いかないで××××××」 「あたしをおいていかないで」 きおく───とうとくかがやくもの。 きおく───それは、とてもあたたかな。 あたしがずっとほしかったもの。ほしくて、ずっとてにはいらなかったもの。 あのひとはそれをくれたから。きっと、あたしにうそなんかつかないから。 「絶対に帰ってくる。約束だ」 やくそく。 ……うん、やくそくよ。 あたしはまってる。ずっとまってる。 ずっと、ずっと。 まってるの。 ずっと。 いつまでも。 あなたを。 ───おにいちゃん。 ◇ 「アリスは何処だ?」 「……え?」 開口一番に問われたその言葉に、少女は訳も分からず目を点にするばかりであった。 あれ、あたし、今まで何をしてたんだっけ? まるで夢から覚めた直後であるように、少女はぽかぽか寝ぼけ眼な心地の頭で、うーんと首をひねった。 ふと気が付けば自分はちょこんと椅子に座っていて、目の前には真っ白なテーブルと、その上に乗ったティーカップ。中には淹れたばかりの紅茶があって、ゆらゆらと白い湯気が立っている。 そして、テーブルを挟んだ向こう側には知らない男の人。 鎧を纏った、ええと、誰? 「え、えっと……」 絶えず疑問符が浮かぶ頭を無理やり落ち着かせて、少女は改めて男を見やる。 一見して彼は、鎧の人だった。黒銀のフルフェイスを装着した彼は、まさしく中世の騎士そのものであり、ひどく時代錯誤めいた様相を呈した姿をしている。 そんな彼は、作法の整った姿勢で以て椅子に腰かけ、ティーテーブル越しに少女と向かい合っているのだった。 誰だろう、わからない。けれどこのまま黙っているわけにもいかず、少女はおずおずと、話しかける。 「……騎士様?」 「アリス」 「え?」 「アリスを探さねば」 「え、待って……え?」 ぎり、と軋むような音。 人であったはずの男の姿が、一瞬ゆがんだように見えた。 彼はまるで糸の切れた人形のように、あるいは朽ち果てた機械のように、人ではありえない不自然な動作と声音で以て、もはや声ではない音と化した声を発した。 「アリスが不足している」 「アリスをよこせ」 「アリスを訪ねる」 「アリスはどこにいる」 「お前がアリスを隠しているんだろう」 「ええと……ありすはありすよ?」 「さつが───いや、君はアリスではないだろう」 ぴたり、と狂騒めいた声が止む。 ちぐはぐな人形はそこにはなくて、まるで最初からそのように落ち着いていたと言うかの如く、行儀よく腰かける男の姿。 直前の壊れたテープレコーダーっぷりが嘘であるかのように。先ほどまでの狂的な様相は何処にもない。 そのことについて思うところはあるけれど、それより少女には、ありすには看過できないことがひとつ。 「むう……騎士様はあたしを嘘つきとおっしゃるの?」 「む、ああいや、そうか。君もまたアリスという名であるのか。だが君は私の探し人ではあるまい。数奇な巡り合わせではあるが」 探し人─── そう語らう彼は、どこか遠くを見るような素振りであった。 「私は探しているのだ。アリスという名の、愛しき少女を。彼女を探さねばならぬという一念だけが、今も私の胸の裡に渦巻き急かすのだ。他は何も覚えてはいないがね」 「何も……」 「そう、何もだ。恥ずかしながら記憶喪失という奴だ。名前、というより与えられた役柄だけは知ってはいるが」 そこで彼は、湯気揺蕩うティーカップを手に取り、口元へと傾ける。フルフェイスの兜はいつの間にか開閉口が開いていて、その素顔を明らかにしていた。 しかし、ありすは彼の顔をはっきりと見ることができなかった。黒く霞んでいたのだ。まるで、黒く染まる霧が顔の周りにだけ充満しているような光景であった。 「私はバーサーカー。サーヴァントであり、君を守護する英霊の一角ということになるらしい。聖杯戦争については知っているかね?」 「……せい、はい。えと、ううん。なんだか聞いたことがあるような気はするのだけど」 記憶の海の底に沈むもの、それを思い起こそうとすると、きりきりと頭が痛む。まるで頭の中に歯車ができて、それが軋んでいるかのようだった。 痛い。何も思い出せない。わかるのは自分の名前と、そしてあとひとつだけ。 「……おにいちゃん」 「うん?」 「おにいちゃんに、あいたい」 何もかもがなくなって、零れ落ちて。 最後に残ったのがそれだった。もう何も覚えていないけど、自分の口が語る「おにいちゃん」が誰だったのかすら、わからないけれど。 大切だったことだけは覚えている。それこそが、ありすの心の裡に残った唯一の真実。 「なるほど。私はこれを数奇な巡り合わせと言ったが、どうやら想像以上であったらしい。そんなところまで私と同じであるとは。 だが案ずることはない。例え記憶が無くなろうと、想いだけは決して消えない。なにせ、人の想いは永遠なのだからね」 「えいえん?」 「その通り。愛はとても強い感情だ。なればこそ、尊く輝かしいそれが報われないなどありえない。 例えば、聖杯。万能の願望器たる杯を得れば、あるいは求めるものが手に入るかもしれない」 私はそのための剣なのだ、と彼は語る。 「私はサーヴァント。聖杯戦争に参ずるは多種多様な魂たちのパレードだ。 だが生者が私に向ける目はどれも濁っている。 魂たちは私を憎んでいるのだろうか? けど、そんなことはどうだっていい。 英霊の座という魂の循環がなくなることは永遠に来ないのだから。 波打つドラムロール、灰のカーテン。そして再びパレードだ。 アリスを見つけ出すことができれば終わりは来るのに───」 そして或いは君の探し人が、と付け加える。 彼は大仰に手を振り上げ、まるで舞台演劇であるかのように歌い上げる。 「呪わしきは聖杯戦争! 願望器が杯ならば、水などいくらでも注ぎ込めばよかろうに。されど天上におわす御方はただ一度きりの奇跡しか望まぬなどと! ありす、我が愛しきアリスにあらざる永遠に幼き水子の魂よ。無知なるままに惨劇の都へ投げ込まれた哀れな子よ。なれば汝は願うままに願えば良い、君にはすべてが許されている」 「……わからないわ」 ありすは沈んだ瞳のままに答える。覇気も、活力も、そこにはない。 「なにもわからないわ。あなたとあたしは同じと言ったけど、あたしには何もないの。 あなたが語るものも、願いも。あたしにはあたしが無いんだわ」 自己の欠落とは、果たしてどれほどの不安と恐怖をもたらすのであろうか。 健常な人間にはきっと想像さえつきはしまい。己が己であるという当たり前に存在する存在証明が、まるで成立しないのだ。 存在しない記憶、世界、価値観。名前や主観ですら信用するには値せず、目に見える全てが欺瞞によって構成される書割に等しいという孤独。 世界という舞台演劇の中に、己ひとりだけ役も何もないままに放り込まれるに等しい疎外感。それは一個人の矮小な自我など苦も無く呑み込んで削ってしまうほどに強大だ。 なければ1から作ればいい、などというのは何も知らぬ部外者の無責任な妄言だ。 自意識すらなき真っ新な0である赤ん坊と、確固たる主観を有する個人とではまるで話が違う。 その恐れを、孤独を、自分が自分であるという証明を、いったい誰が担保してくれるというのか。 「嘆かわしいなありす。君はとても聡明な子だが、やはりまだ幼いのだ」 彼は一言、ほんの少し哀れみのような色を含んで言った。 ありすは一瞬、自分が何か間違ったことを言ってしまったかと肝を冷やしたが、彼は問答を楽しむような表情を兜の向こうに浮かべつつ、さらに言葉を続けた。 「物事には、対象の外部からでなければ観察し得ない事実というものがある。例えばありす、君は君をわからないと言ったが───君の脳髄に宿る君の精神は、自分自身のことをどれだけ認識しているのかな?」 「??????」 「分からなかったかね? つまり私はこう言いたいんだ。君のことを教えてくれないか、と」 「じこしょうかい?」 「そう言い換えてもよい」 ありすは大人の真似事のように、らしくなく姿勢を正した。 「ありすはありすよ。歳は8つで、ずっとおにいちゃんのことを探しているの」 「それが君の全てかな?」 「? うーん、たぶんそう、かしら?」 「では今度は、私が知る君について語ろう」 すると彼はまるで頭の中のノートを諳んじるかのように、朗々と言葉を流しだす。 「ありす・性不詳。性別女性、生年不明。聖杯戦争に招かれたマスターのひとりであり、他ならぬ我がマスターである。 ───と、ここまでは君の理解と同様だが、無論これで終わりではない。 髪の色は白の色合いが強い薄桃色、瞳は髪と同様だがやや赤色の色素が強い。小柄痩身、栄養状態に難ありだが現状の活動に影響なし。記憶がやや不安定であり、過去について断片的にしか覚えていないのが不安材料。ぶっちゃけ私も心配だ。しかしそれを願いと並びたてた不安や謙遜として吐露するのは自分なりの節度と矜持のためだ。そう、君は優しくも誇り高い人間である。その年にして既にね。 そして気付いているかな、ありす。君は私との会話中にしばしば目を逸らした。幼さ故の多動性ではない。相手の視線から逃げたがっているのだ。誇りと自意識の鏡像としての自己への評価の不安が、君を消極的にしてしまうのだな」 ありすはティーカップに落としていた視線を、慌てて上げた。それを見て男は、安心させるように笑う。 「無論、それは未だ君が私を信頼しきれていないという、ごく当たり前の心情の現れに過ぎないのであり、不徳とすべきは私にあるのだが、まあ良い。 そして君のその内省的な性質は長所でもある。すなわち、君はよく観察し熟考する習慣を持ち、そして何某かの気づきを得られたときに初めて、その表情を太陽の如く輝かせる。実に好ましい精神的特徴だ」 「たいよう……おひさま?」 辛うじて聞き取ることのできた言葉を、ありすは反芻する。彼の言葉は難しくてまるで分らないが、どうも自分に対して好意的である、ということは察せられた。 「うむ。比喩、修辞的表現で「大変に輝かしい」という意味だ」 「おひさまはあたしも好きよ。ぽかぽかできもちよくって、まるで笑ってくれているみたい」 「ほう」 男は感心したように声を上げる。 「詩的であり、同時にそれだけで留まらぬ感性に満ちた言葉だ。然り、君の中には信仰と創造に値する資質があると、私は考える。自らを信じ、敬いたまえよ」 「むー……」 「理解できたかな、ありす?」 「あなたのいうことは回りくどくていけないわ。つまりこういうことかしら? 『じぶんの鼻を見るにはだれかに見てもらわなきゃいけない』」 「さらにひとつ付け加えるなら、先の私の言は『君の鼻は中々良い形をしている』という指摘も含んでいる」 「あなたの鼻もごりっぱよ。でもちょっと赤くなって、寒そうだわ」 「おお、それは私にとっては新たな発見だ!」 彼は片手で自分の鼻をつまみ、もう片方の手でありすの頬をつまんだ。 「しかし、そう言う君は顔が真っ赤だぞ!」 言われてみて、ありすは自分の顔の火照りを自覚した。鈍色の寒空の下、含んだ紅茶の熱が体内に蓄積され、頬を突き抜けて外に出ているかのようだ。 「どうかね、我らは互いを客観的視点から観察することによって、初めて己の鼻の色を知った。ならば自らを知ることに一体何の疑いがあろうや!」 男はまさに会心の笑みを浮かべた。 「よろしい、理解したようだな少女よ───君は今まさに、太陽の如く笑っている」 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ それは最初、確かに勝てる戦いであるはずだった。 涼やかな風が吹く夜半の街角。人通りなど誰もいない路地で遭遇したはぐれサーヴァントとの戦闘は、当初は優勢に進んだ。 魔術師としてはそれなりの腕を持つマスターたる青年と、総合的に優れた資質を持つランサー。そして相手は、マスターの付き添いもなく未だ宝具開帳の兆しもない狂戦士。となれば、要所要所で的確に魔術によるサポートを得られるランサーに隙はなく、下手さえ打たなければこちらの勝利は盤石であった。 そうして戦況は推移し、遂には宝具の真名を開放したランサーの手によって、狂戦士はその胸に槍を突き立てられ、絶命する末路に至った。 如何なサーヴァントとて心臓を潰されて無事に済む英雄などいるはずもなく……ならばこそ、彼らが自らの勝利を確信するのはある種当然のことではあったのだが。 「繧「繝ェ繧ケ縺ッ縺ゥ縺薙□?」 聞こえるはずのない声が、聞こえた。 男も、ランサーも、揃って驚愕に表情を歪める。その声は今まさに絶命したはずの、心臓に槍を突き立てられ大量の血反吐をぶちまけた狂戦士の口から放たれたものだったからだ。 「き、貴様……ッ!」 それでも流石は歴戦の勇士たるか、ランサーは即座に無手での反撃に成功。茫洋と伸ばされる狂戦士の手を払いのけ、その首を一撃にてへし折ったのだが。 「縺ゥ縺薙↓縺?k」 「くっ、づぅう……!」 頸骨の折れる乾いた音を響かせて、しかし狂戦士は何の痛痒も感じぬとばかりに尚もランサーへと腕を伸ばす。寸でのところで回避したランサーが後ろ手に飛んで後退するのを見遣り、男は未だ覚めぬ困惑のままに戦況を眺めるばかりであった。 それはランサーも同じようで、パスを通じて彼の混乱の感情が伝わってくる。男は既に、ランサーの生前を聞いている。戦場にて活躍した無双の英雄、ならばこそ致命傷を負っても立ち上がる傑物など幾度も見たことはあるはずだが、しかしこれは性質が違った。 死する傷を負っても戦う英雄はいたが、死して立ち上がる人間はいなかった。眼前の何かはまさしくそうした不条理であり、二人の理解の範疇を超えた存在である。 男は念話で指示を仰いだ。それはもはや怒号にも等しい悲鳴であり、返される言葉もまた同じであった。 狂戦士はぎしぎしと、まるで何度も折り曲げた針金めいてぐちゃぐちゃになった体を持ち上げて、虚空に手を伸ばした。それは生者を求める屍鬼にも似た動きで、しかし手元へ魔力が凝縮して現出したのは、人間の身長ほどの長径を持つ巨大な銃砲火器であった。 機関銃───その単語を認識したかどうか、その刹那の時間ですべては終わっていた。 耳を劈く破裂音と、空気を切り裂く炸裂音。断続的にけたたましく鳴り響くはまさしく機関銃の放つ弾丸の射出音であり、ただ純粋に人の命を奪うための暴威であった。 男のすぐ隣に、ぱっと赤い花が咲いた。そうとしか形容できないほどに、すべてはあっけなかった。ランサー、稀代の英雄。彼が運命を共にし、優勝さえ狙えるだろうと確信した傑物。そうであるはずの英霊が、赤い水の詰まった風船であるかのように、びしゃりと弾けて消えてしまったのだ。 男は叫んだ。喉よ張り裂けろとばかりに、何もかも忘れて、ただ胸の裡を支配する恐怖の感情がままに。思考はおぼつかず、今や自分の置かれた状況さえも理解しないまま、脱兎と走る。逃げる。 嫌だ、嫌だ、死にたくない。あんな死に方はしたくない。聖杯なんてどうでもいい、無事に帰れるなら何もいらない。それだけを望んで、男は走って、走って、少しでもあの怪物から距離を離そうとして。 もつれる足で路地の角を曲がった瞬間、男の生はやはり呆気なく終わりを迎えた。 彼が最後に見たものは、自分に向かって迫る、何か黒く巨大な口であった。 ◇ 『Ring-a-ring o'roses, A pocket full of posies, A-tishoo! A-tishoo! We all fall down.』 それは一見、黒く染まった樹木のように見えた。 樹木。細長い幹が一本と、同じく細長い枝がいくつもいくつも伸びている。枝の先には人の頭部ほどの丸い塊がついていて、ゆらゆらと揺れている。 しかしこれは樹木ではない。枝の先についた球体には口があり、歯があり、舌があった。それらは口々に歌いながら、歯を軋らせてぐちゃぐちゃと何かを咀嚼している。 球体が一つ動くたびに、新たに赤い液体がぶち撒かれる。食っているのだ、人を。今この場に逃げてきた魔術師の男を。 人でないものが人の歌を歌っている。人でないものが人を食っている。 そして最も異常でありグロテスクなのは───この黒木が、エプロンドレスを着た小さな少女の体から生えているのだという、拭えない事実。 少女を苗床にした異形の樹木。 ただ一言、怪物。そうとしか形容の仕様がなかった。 「蠕?◆縺帙◆縺ュ縲√◎繧阪◎繧崎。後%縺?°繧「繝ェ繧ケ」 近づく影がひとつ。 それは死したはずの狂戦士であり、彼はやはり死んでいなくばおかしなほどの傷を負ったまま、少女のような異形の傍に歩み寄る。 その胸には未だ槍が刺さり、首は折れて垂れ下がった頭部がぷらぷらと揺れている。手足もおかしな方向に折れ曲がり、およそ人としての行動ができる有様ではないはずなのに。 彼と彼女はおよそ常人には理解できない、何か独自の言語らしきもので少しだけ話すと、意思疎通ができているのか揃い踏んでどこかへと歩き出した。 点、点と伸び行く血の足跡。後にはただ、惨劇の残り香とも言うべき血の海だけが、そこに残されているばかりであった。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ きみはその右脚が左脚と違うほどにも私と異なるわけではないが、 私たちを結び合わせるのは、怪物を生み出す───理性の睡りなのである。 ───バタイユ『宗教の理論』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 小さなお茶会の跡片付けを済ませると、ふたりは揃って歩き出した。 男はアリスを探すため、少女はお兄ちゃんを探すためである。 煌めく夜空、笑う星々。静かな夜の冷たい空気が、手を握って歩くふたりには心地よかった。 「楽しいわ、楽しいわ! こんなにお話したのはいつぶりかしら! あたたかな紅茶に甘いお菓子、ときめく絵本に煌めく夜空! きっとここはワンダーランドなのだわ!」 はしゃぐようにありす。うきうきと、少女はまさに年相応の子供が如く、浮足立って笑う。 特に、そう。先ほど食べたケーキはとても美味しかった。ティーテーブルで語らうふたりの前に現れた、丸々と太った歩く不思議なケーキ。 「妊婦ケーキだ」、彼はそう言った。「あのおなかの中にはたくさんのケーキが詰まってるんだ」。 ああ、それはなんて素敵なことだろう。言われた通りケーキナイフを入れてみれば、あらびっくり! ぱんと弾けた妊婦ケーキから、たくさんのおちびたちが飛び出てきたのだ。 「好きなものができたのだね、ありす」 「ええ! 甘いものもおいしいものも大好きよ!」 るんるんと跳ねるありすを、何か微笑ましいものを見るように、彼は柔らかに見下ろす。 「喜びしか知らぬ者から祈りは生まれない。同時に、喜びすら知らぬ者から慈しみは生まれない。 君は何もないと言ったが、好きなものができたのだ。ありす、たった今から君の世界は変わっていくだろう。私たちが互いの鼻の色を知ったように、これからの一歩一歩が君を形作っていく」 「あいかわらずあなたの言葉は難しいわ。でも悪い気分じゃないの」 うーん、とありすは首を捻り、ぽんと納得する。 「そうだわ、あなたはまるで『先生』みたいなんだわ!」 「……先生、かい?」 「ええ、そうよ! パパもママもお友達もお兄ちゃんも、みんな大切だけどあなたはどこかちょっと違ってて、うん。やっぱり先生なのだわ!」 そうなのだわそうなのだわ、と笑うありす。男もやっぱり笑ってて、でもどこか困ったふう。 「そうか……なにやら、以前にもそう呼ばれたような覚えがある」 でも、と言葉を続ける。 「うむ、悪い気分ではない、な」 それは何かを懐かしむように。思い出せるものなど何もないはずの彼が、郷愁に浸って笑みを浮かべる。 「では行こうかありす。物語を続けるにはもう夜も深い。続きはこんど───」 「いまがこんどよ!」 そうしてふたりは笑いあう。 小鳥囀る黄金の昼下がりを、求めて。 ふたり以外のなにもかもから、見放されたまま。 ◇ どれだけの少女が、未知の物語を前に好奇心を抑えられるというのか? 「親愛なる君へのクリスマスプレゼントとして、 夏の日の思い出に贈る」 手書きの挿絵を添え付けた、貴方の為の物語。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 "グリム"或いは"ルイス・キャロル"或いは"アンデルセン"、或いは"名も無き不死者"@BLACK SOULSⅡ-愛しき貴方へ贈る不思議の国- 【ステータス】 筋力B+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力B+ 幸運EX 宝具E~A++ 【属性】 混沌・狂 【クラススキル】 狂気:A 憧憬と渇望、無垢と愛憎。調和と摂理からの逸脱。 周囲精神の世界観にまで影響を及ぼす異質な思考。 領域外の生命:A 外なる宇宙、虚空からの来訪者に見初められた者。 邪神に魅入られ、権能の先触れを身に宿して揮う器。 【保有スキル】 宇宙〈そら〉の恩寵:EX 虚空より見遣る無貌から贈られる、寵愛にして最悪の呪詛。 創造されたる箱庭宇宙の中枢を担うに相応しい高次生命として強い神性を帯びるが、代償に自身のあらゆる運命・未来・可能性を簒奪され、死後の輪廻までをも縛られる。 このスキルは自身の死亡、ないし令呪の使用、聖杯による奇跡を行使しようと、決して取り外すことができない。 余談だが、彼の幸運ランクEXはこのスキルに由来する(本来のランクはE-)。 これを規格外の幸運と解釈するか、逆に規格外の不運と解釈するかは、人によって別れるだろう。 不死の呪詛:A その身に掛けられたる呪い。バーサーカーは決して死ぬことが許されない。霊核を破壊された場合、彼の肉体は一時的に消失し、次瞬に相応の魔力消費と共に復活する。 事実上戦闘続行の上位互換スキルとも取れるが、無論これにはいくつかの条件とデメリットが存在する。 第一に、復活にかかる魔力消費はサーヴァント召喚に匹敵するものであり、マスターがこれを賄えない場合にはバーサーカーの霊基は消滅する。 第二に、復活の度にスキル:精神汚染のランクが上昇し、更に汚染をマスターと共有する。 歪な比翼連理は溶けあうように墜ちていく、それは精神的な心中と言い換えてもいい。 精神汚染:A+++ 愛しき少女の情念によって精神が汚染されている。 精神干渉をシャットアウトできるが、同ランクの精神汚染を持つ者でなければ意思疎通が成立しない。 【宝具】 『開演の刻来たれり、其は総てを弄ぶもの(ディアラヴァーズ・グランギニョール)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1000 あらゆる他者を演者とし、その運命を弄ぶ悪辣劇場。 かつて数多の物語を玩弄し結末を書き換えたご都合主義の支配者「メアリィ・スー」が保有する世界改変の権能にして、それ自体が意思を宿した最新の邪神とも言うべきもの。 その権能が最大まで発揮された場合、過去の改竄や死者の蘇生さえ実現できてしまう文字通りのデウス・エクス・マキナであり、限りなく全能に近い万能の力ではあるが、 その本質はあくまで既存の物語の改変であり、0からの創造だけは決してできないという性質を持つ。 かつて暗黒舞台装置・機械仕掛けの失楽園との戦闘で簒奪した力だが、バーサーカーは現在この宝具を失っている。 『終幕の刻来たれり、其は総てを尊ぶもの(アリス・イン・マリアージュ)』 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000 己一人を苦行者とし、物語を紡ぎ上げる創造能力。 神ならぬ人間であれば誰もが持つものであり、別の事象世界においては「観測の力」とも呼称されるもの。 バーサーカーが、そして彼の魂の大本となった童話作家たちが繰り返してきた、空想の創作にして世界の創造。 バーサーカーの場合、書き上げられた物語に準じた登場人物を夢霊として召喚することができたはずなのだが、現在彼はこの力を失っている。 『恐怖劇を終える剣よ、此処に(アンサンブル・カーテンコール)』 ランク:E~A++ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100 かつてバーサーカーが揮った数多の武器群を、相応の魔力消費と引き換えに具現化する。 由来なく拾い上げた名も無きもの、想いと共に誰かに託されたもの、血と闘争の果てに奪い取ったもの。彼が歩んだ死山血河の旅路の象徴にして、力の具現。 それはまるで、彼らが紡いだ物語のように。 幾重にも折り重なる因果と縁にして、想いと願いの果てである。 【weapon】 アンサンブル・カーテンコールによって召喚した武器群。 【人物背景】 「君は確かに、過去に、覚えがあるだろう。 偽りでありながら感じた肌の温かさを、抱擁する躰から滴る血の温かさを。 記憶の底に在る少女を再現すれば、人の形に見えるものなのか」 邪神に玩弄された魂。神々の箱庭遊びのお人形。 総ての真実を忘却したまま、彼は今も愛しき少女を探し求めている。 【サーヴァントとしての願い】 「アリスは何処だ?」 【マスター】 ありす@Fate/EXTRA Last Encore 【マスターとしての願い】 「お兄ちゃんは何処?」 【weapon】 なし。 【能力・技能】 サイバーゴーストの常として、際限なき魔力貯蔵量を誇る。また周辺物質をリソースに変換して肉体を保持する。 以上は本来的には電脳空間においてのみ機能するものであるはずだが、本聖杯戦争においてはなぜか現実世界においても同等の機能を有しているようだ。 リソース使用による負荷と情報混濁により肉体そのものが変容してしまっており、並みのウィザード程度なら苦も無く虐殺できるほどの異形・身体スペックを持つ。 【人物背景】 かつて少女だった怪物。
https://w.atwiki.jp/mugen-yarouze/pages/21.html
今、ガットとねこは9代目からの任務である高校に来ていた。 ねこ「ねぇ、ガット。」 ガット「ん、何だ?」 ねこ「ほんとに、年齢偽装して高校に転入していいの?」 そう、彼らはこうこうには言って狙われている子を守るのが今回の任務である。 ・・・だが彼らは、中学生なので年齢を偽装しないと入れないのである。 ガット「大丈夫だ。ボンゴレでちゃんと書類も作ったんだ、きっと大丈夫だ。」 ねこ「まぁ、任務だしやるしかないよね。」 ガット「そうだな。じゃあ行こう。」 ねこ「うん。」 一方、彼らが守るべき子、弘樹がいる教室では・・・ 康成「なぁ、お前ら知ってるか?今度クラスに転入生が来るんだってよ。」 裕太「え~、マジかよ?!」 弘樹「それで、どんな子なんだい?」 康成「何でも噂によると2人来るらしく、1人は活発な子で、もう1人は少し大人みたいな性格のやつららしいぜ。」 裕太 弘樹「ふ、2人ィ~~~?!!」 と、そのとき、 先生「ほら、全員席に着いて。」 と、全員が着席しているのを確認してから、 先生「皆はもう知っているかも知れないが、今度このクラスに転入生がくるぞ。それも2人だ。実はもう来てる。おーい、入ってきてもいいぞー!」 そう言われ、ガットとねこはドアを開けて教室に入ってきた。 ねこ「沢田ねこです。分からないこともあるけどよろしくお願いします。」 ガット「沢田ガットだ。よろしく。」 と、それを見ていた弘樹たちは、 弘樹「うわー、似てるな・・・。こりゃ慣れるまで時間がかかりそう・・・。」 康成「だな。でも見たところ身長に少し差がある。そこで判断すれば―――。」 裕太「おー、それはグッドアイデアだな!」 弘樹「な、何もそこで判断しなくても・・・。ほら、あの髪型とか。ガットくんは結んでるけど、ねこ君は結んでないでしょ?」 康成 裕太「おぉー、弘樹スゲー。」その頃、ガットとねこは、 ねこ「(ガット、あれが弘樹君かな?)」 ガット「(おそらくそうだろう。写真から見て間違いない。)」 ねこ「(あの子が本当にボンゴレの敵対ファミリーを撃ったのは本当なのかな?)」 ガット「(分かんない。だが聞けば分かるはずだ。)」 ねこ「(でもそのためには友達になるしかないかもね。)」 ガット「(まぁ、いつかバレるかもしれないがな。)」 と、小声で話していたら、 先生「じゃあ、ガット君は弘樹君の隣、ねこ君は裕太君の隣だ。」 ねこ ガット「はい!」 ねこ「(僕は弘樹君の近くだし、隣の子は弘樹君の友達だろうから守りやすいね。)」 ガット「(隣ということは、じゅうぶん守りやすいな。)」 ガットとねこには都合のよいことになったようだ。そのころ弘樹たちは、 裕太「(お、俺の隣はねこか。とりあえず教える事はたくさんありそうだが・・・どうもゲーム方面にいかないか・・・ブツブツ)」 康成「(何ブツブツ言ってるんだよ。お前はお前なりに頑張れば分かってくれるって。)」 弘樹「(僕の隣はガット君か。まぁ、教える事はきっちり教えとかないと、委員長が務まらないな。・・・話が理論的にならないように頑張ろう。)」 ガット「よろしくな!」 弘樹「こっちもよろしくね!」 ねこ「よろしくー!」 裕太「おう、よろしくな!」 こうして、ねこたちと弘樹たちとの生活が始まったのであった・・・。 ~あとがき・反省~ はい、こちらも始まりましたよコラボ作品。・・・といっても僕もコラボ中の友達も長編を書いてる途中なので(友達は終わりかけらしいですが)、少々大変です。・・・って、僕、自分のキャラのセリフとナレーションの修正しかしてないや・・・orz でも、一応頑張るので、応援よろしくお願いします!では(´・ω・`)ノシBye Bye
https://w.atwiki.jp/taru/pages/7.html
◆『Ⅰ』 小さな島で生まれ育ったソラは、外の世界に旅立つことを夢見て、親友のリクとカイリの3人で、イカダで海にこぎだす計画を立てていた。 ある日、島の洞窟をのぞいたソラは「鍵の向こう」から来たという人物に出会う。 その夜、異変が島を襲う。 リクは「あの扉から外の世界へ」と言い残して闇に消える。 ソラの手に、鍵をかたどった不思議な剣を残して・・・ そしてカイリもまた、ソラの目の前で姿を消す。 巨大な暗黒球が、島を飲みこもうとしていた。 ソラは暗黒球から出現した魔物を倒すが、島もろとも闇に飲みこまれた。 一方、ディズニーキャッスルでは大騒ぎになっていた。 王様が突然姿を消したのだ。 ドナルドとグーフィーは王様をさがして城を出発する。 手がかりは、王様が残した手紙しかない… やがてソラは見知らぬ街トラヴァースタウンで目をさまし、レオンと名乗る青年と出会う。 彼はエアリスやユフィとともに、世界をおびやかす闇の魔物ハートレスについて調べているという。 どうやらソラの持つキーブレードが、謎を解く「鍵」らしい。 ソラはとまどいながらも、ドナルドとグーフィーにさそわれて仲間になる。 さあ、3人で力を合わせ、新しい世界をめざそう! ◆『Ⅱ』 島の消滅にまきこまれて行方不明になったカイリと、ハートレスについて調べるために姿を消した王様。 たいせつな人たちをさがすため、ソラとドナルド、グーフィーは、グミシップで旅をしている。 行く先々の世界には、ぶきみな影がしのびよっていた。 ワンダーランドでは、無実の罪を着せられたアリスを助けたものの、彼女は何者かにさらわれてしまう。 ディープジャングルでは、ハートレスにとりつかれたクレイトンを倒さねばならなかった。 そしてひさしぶりに再会したリクは、どういうわけかソラたちといっしょに行動しようとしない。 しかし不安なことばかりではない。 ともだちになったターザンの案内で見つけた、ふしぎな鍵穴。 それをキーブレードで閉じると、新たなグミブロックが手に入ったのだ。 エアリスによると、ハートレスは鍵穴を通って現れるようだ。 たくさんの世界をめぐり、キーブレードで鍵穴を閉じれば、世界の破滅を食いとめることができるかもしれない。 手に入れたグミブロックは、ソラたちを新たな世界へとみちびく。 次なる世界で、カイリに会えるのだろうか…? キーブレードは何も語らない。 ◆『Ⅲ』 ネバーランドで、ソラはやっとカイリに再会する。 しかし彼女は心をなくして眠りつづけていた。 彼女の心を取り戻すため、リクはハートレスの力を利用するというのだ。 ソラの説得も通じず、リクはカイリを連れ去った。 行き先は、ホロウバスティオン。 魔女マレフィセントの城だ。 マレフィセントは、心に闇を秘めた者たちと手を組み、何かたくらんでいるようだ。 海賊フック船長も、アグラバーの支配をもくろんだジャファーも、みなマレフィセントの指図で動いていた。 さらに今やリクも… マレフィセントの目的は、いったい何か? アリスやジャスミンがさらわれ、カイリが連れ去られたのも、マレフィセントのしわざなのだろうか? またマレフィセント一味はキーブレードをねらっているらしい。 さらわれた少女たちと鍵穴、そして「鍵」には、どんな秘密が隠されているのだろうか。 その答えを求め、ソラたちはホロウバスティオンをめざす。 アラジンやピーターパンとの出会いを通じて、少しずつ強くなった心がソラの武器だ。 闇の力に打ち勝って、カイリを助けるまで、ソラの旅は終わらない。 ◆『Ⅳ』 ハートレスと化したソラをよみがえらせたのは、めざめたカイリの心の力だった。 ずっといっしょだったふたりの、強いきずなが光となって、闇に消えかけた空を救ったのだ。 「かならず帰る」とカイリに約束し、ソラは再びホロウバスティオンに向かう。 プリンセスたちの力で完成した最後の鍵穴をふさぎ、闇のとりことなったリクを助けるために。 鍵穴はふさいだものの、アンセムやリクの姿はなかった。 アンセムは、大いなる闇をめざして去ったのだ。 ソラたちはアンセムを追い、うずまく世界にたどりつく。 闇の中心にいるアンセムを倒せば、傷ついた世界も正しい姿を取りもどすだろう。 だがそれは、世界が再びはなればなれになることをも意味している。 かつてそれぞれの世界は星の壁でへだてられていたが、闇の力で崩された。 その壁が復活すれば、グミシップでも行き来できなくなる。 もう、みんなと会えないかもしれない… それを知りつつ、ソラは進む。 たいせつな人との約束を胸に、アンセムが待ちかまえる闇の中心へ。 どんなに深い闇の奥にも、かならず光があると信じて・・・
https://w.atwiki.jp/chuo713/pages/26.html
3D DFT 3D-isa 3D-isa2
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/2982.html
「原子力施設等の防災対策について」原子力安全委員会 第5章 災害応急対策の実施のための指針 5-3 防護対策のための指標 5-3 防護対策のための指標(1) 屋内退避及び避難等に関する指標 (2) 安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策の指標 (3) 飲食物の摂取制限に関する指標 防護対策をとるための指標は、なんらかの対策を講じなければ個人が受けると予想される線量(予測線量)又は実測値としての飲食物中の放射性物質の濃度として表される。 予測線量は、異常事態の態様、放射性物質又は放射線の予想される又は実際の放出状況、緊急時モニタリング情報、気象情報、SPEEDIネットワークシステム等から推定されることとなる。※4 なお、SPEEDIネットワークシステムを用いた予測線量の算定についての参考資料を、付属資料10(未作成)に示す。 (1) 屋内退避及び避難等に関する指標 国際放射線防護委員会(ICRP)等の文書を踏まえながら、防護対策の実効性も考慮し、屋内退避及び避難等に関する指標を以下のとおり提案する。検討に当たり参考とした資料については、付属資料7(未作成)、付属資料8(未作成)、付属資料11(未作成)に示す。 表2 屋内退避及び避難等に関する指標 予測線量(単位:mSv) 防 護 対 策 の 内 容 外部被ばくによる実効線量 内部被ばくによる等価線量・放射性ヨウ素による小児甲状腺の等価線量・ウランによる骨表面又は肺の等価線量・プルトニウムによる骨表面又は肺の等価線量 10~50 100~500 住民は、自宅等の屋内へ退避すること。その際、窓等を閉め気密性に配慮すること。ただし、施設から直接放出される中性子線又はガンマ線の放出に対しては、指示があれば、コンクリート建家に退避するか、又は避難すること。 50以上 500以上 住民は、指示に従いコンクリート建家の屋内に退避するか、又は避難すること。 注) 予測線量は、災害対策本部等において算定され、これに基づく周辺住民等の防護対策措置についての指示等が行われる。 予測線量は、放射性物質又は放射線の放出期間中、屋外に居続け、なんらの措置も講じなければ受けると予測される線量である。 外部被ばくによる実効線量、放射性ヨウ素による小児甲状腺の等価線量、ウランによる骨表面又は肺の等価線量、プルトニウムによる骨表面又は肺の等価線量が同一レベルにないときは、これらのうちいずれか高いレベルに応じた防護対策をとるものとする。 ※4 IAEA等の文書において、防護対策(屋内退避/避難)の指標は、ある対策を講じた場合に回避することができる線量(回避線量)で記載されている。一方、防災指針においては、予測線量を用いている。これは、原子力災害発生時においては防護対策の実施期間を定めて求めた回避線量より、一定の期間を定めて求めた予測線量を防護対策指標と比較し、防護対策の実施を判断した方がより安全側の対応になるためである。 屋内退避及び避難等に関する指標には、ある幅を持たせることとした。この理由は、線量によってのみ防護対策は決定されるべきではなく、その対策の実現の可能性、実行することによって生ずる危険、影響する人口規模及び低減されることとなる線量等を考慮して決定されるべきであり、そのためには防護対策の実施に柔軟性が必要とされるからである。また、災害対策本部が行う周辺住民等の行動についての勧告又は指示は、ある地域的範囲を単位として与えられることが予想され、この地域的範囲の中で予測線量が場所によって異なることも指標に幅を持たせた理由である。 なお、屋内退避若しくはコンクリート屋内退避あるいは避難という防護対策を実際に適用する場合は、上記指標に応じて異常事態の規模、気象条件を配慮した上、ある範囲を定め、段階的に実施されることが必要である。また、放射性物質の放出前又は放出後直ちに、地域の実情や異常事態の態様及び今後の見通し等によっては、予防的に屋内退避あるいは避難等の対策を実施することも有効である。 (2) 安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策の指標 安定ヨウ素剤予防服用に係る防護対策の指標として、性別・年齢に関係なく全ての対象者(原則40歳未満。詳細については、付属資料12参照。)に対し一律に、放射性ヨウ素による小児甲状腺等価線量の予測線量100 mSvを提案する。この際、5-2-(4)のとおり、本防護対策の効果が限定的であり、屋内退避、避難等の他の防護対策を補完する対策であることを踏まえ、実施に当たっては、技術的観点、実効性、地域の実情を考慮し、他の防護対策とともに判断することが必要である。 (3) 飲食物の摂取制限に関する指標 飲食物摂取制限に関する放射性元素として、放射性プルームに起因するヨウ素、ウラン及びプルトニウムを選定するとともに、旧ソ連チェルノブイル事故時の経験を踏まえてセシウムを選定した。そして、これらの核種による被ばくを低減するとの観点から実測による放射性物質の濃度として表3のとおり飲食物摂取制限に関する指標を提案する。 なお、この指標は災害対策本部等が飲食物の摂取制限措置を講ずることが適切であるか否かの検討を開始するめやすを示すものである。 表3 飲食物摂取制限に関する指標 対 象 放 射 性 ヨ ウ 素(混合核種の代表核種:131I) 飲 料 水 3×102Bq/kg 以上 牛乳・乳製品 野 菜 類(根菜、芋類を除く。) 2×103Bq/kg 以上 対 象 放 射 性 セ シ ウ ム 飲 料 水 2×102Bq/kg 以上 牛乳・乳製品 野 菜 類 5×102Bq/kg 以上 穀 類 肉・卵・魚・その他 対 象 ウ ラ ン 飲 料 水 20Bq/kg 以上 牛乳・乳製品 野 菜 類 1×102Bq/kg 以上 穀 類 肉・卵・魚・その他 対 象 プルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種( 238Pu、239Pu、240Pu、242Pu、241Am、242Cm、243Cm、244Cmの放射能濃度の合計) 飲 料 水 1Bq/kg 以上 牛乳・乳製品 野 菜 類 10Bq/kg 以上 穀 類 肉・卵・魚・その他 (注) 乳児用として市販される食品の摂取制限の指標としては、ウランについては20Bq/kgを、 プルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種については1Bq/kgを適用するものとする。 ただしこの基準は、調理され食事に供される形のものに適用されるものとする。 なお、上記の対象物中の放射能濃度の定量に当たっては、以下の文部科学省放射能測定法シリーズを参照することを提案する。 放射性ヨウ素 :15「緊急時における放射性ヨウ素測定法」 放射性セシウム: 7「ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー」24「緊急時におけるガンマ線スペクトロメトリーのための試料前処理法」29「緊急時におけるガンマ線スペクトル解析法」 ウラン :14「ウラン分析法」 プルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種: 12「プルトニウム分析法」21「アメリシウム分析法」22「プルトニウム・アメリシウム逐次分析法」28「環境試料中プルトニウム迅速分析法」30「環境試料中アメリシウム241、キュリウム迅速分析法」 また、上記濃度の算出についての考え方を付属資料14に示す。 「原子力施設等の防災対策について」原子力安全委員会
https://w.atwiki.jp/stillwater/pages/173.html
デュナルの書 ドルウィー・デュナルの研究者・ブラウフニス・レクによって著された書。人間が“闇のもの”に関して持つ唯一の知識。その破滅的な予言性ゆえに禁忌とされた。そのため、これを排撃しようとする者たちと、そして他ならぬ“闇のもの”からこの知識を守るため、ブラウフニス・レクによって魔法的な防護を何重にも施されている。禁断の書。 “‥‥‥あるときは古文書を求めて禁断の‘滅びの都’に立ち入り、またあるときにはドルウィー・デュナルの‘実物’を見にこの世の底の底まで降りて行きもした‥‥‥ いつの日にか、暗黒の勢力は津波の如く押し寄せてくるだろう。そのとき、この書が、闇のものに敢然と立ち向かう戦士たちの、貴重な助けとならんことを‥‥‥” ………『デュナルの書』