約 1,074,644 件
https://w.atwiki.jp/atgames/pages/1030.html
壁:日本庭園の壁紙 朝 床:日本庭園の床 朝 壁:日本庭園の壁紙 夜 床:日本庭園の床 夜 ショップ
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/1766.html
ヴァイスサイド 涼宮ハルヒの憂鬱カードリスト ブースター エクストラブースター トライアルデッキ パワーアップセット プロモーションカード 総評 ブースター 発売日:2009/12/19(土) カード種類数:全100種(RR:8種/R:20種/U:28種/C:32種/CR:4種/CC:8種)+パラレル16種(SP:2種/RRR:6種/SR:8種) 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 SY/W08-001 キャラ RR RRR 黄 キョン 0/0 2500/1/0 《SOS団》 SY/W08-002 キャラ RR 黄 サンタっ娘ハルヒ&キョン 3/2 10000/2/1 《団長》 《SOS団》 SY/W08-003 キャラ R SR 黄 Xmasパーティ キョンの妹 0/0 500/1/0 《動物》 SY/W08-004 キャラ R RRR 黄 謎の転校生 古泉 1/0 2500/1/0 《超能力》 《SOS団》 SY/W08-005 キャラ R 黄 見えざる信頼関係 ハルヒ&キョン 1/1 5500/1/1 《団長》 《SOS団》 SY/W08-006 キャラ R 黄 “いつも”のキョン 2/1 8000/1/1 《SOS団》 SY/W08-007 キャラ R SR 黄 浴衣のキョン 2/2 7500/2/1 《SOS団》 《和服》 SY/W08-008 キャラ U 黄 森 園生 1/0 3000/1/0 《メイド》 SY/W08-009 キャラ U 黄 水着のキョンの妹 1/0 4500/1/0 《動物》 《水着》 SY/W08-010 キャラ U 黄 部室のキョン 1/1 5000/1/1 《メカ》 《SOS団》 SY/W08-011 キャラ U 黄 古泉 一樹 2/2 8000/2/1 《超能力》 《SOS団》 SY/W08-012 キャラ U 黄 部室の長門&古泉 2/1 2500/1/1 《宇宙人》 《超能力》 SY/W08-013 キャラ C 黄 クラスメイト国木田 0/0 500/1/0 《特徴なし》 SY/W08-014 キャラ C 黄 エプロン姿のキョン 0/0 1000/1/0 《本》 《SOS団》 SY/W08-015 キャラ C 黄 エプロン姿の古泉 0/0 1500/1/0 《超能力》 《本》 SY/W08-016 キャラ C 黄 クラスメイト谷口 0/0 2500/1/0 《特徴なし》 SY/W08-017 キャラ C 黄 がんばりすぎのみくる&キョン 0/0 3000/1/0 《時間》 《SOS団》 SY/W08-018 キャラ C 黄 ダンディな執事 新川 1/0 4500/1/0 《執事》 SY/W08-019 キャラ C 黄 キョンの妹&朝倉 2/1 8500/1/1 《動物》 《宇宙人》 SY/W08-020 イベント U 黄 合宿の夜 1/1 EV SY/W08-021 イベント U 黄 雨の日の帰り道 2/1 EV SY/W08-022 イベント C 黄 ふもっふ! 2/2 EV SY/W08-023 クライマックス CR 黄 涼宮ハルヒの朗報 CX 2 SY/W08-024 クライマックス CC 黄 sleeping beauty_ CX 1・風 SY/W08-025 クライマックス CC 黄 閉鎖空間 CX 1・炎 SY/W08-026 キャラ RR RRR 緑 異時間同位体 みくる&みくる(大) 2/1 8000/1/1 《時間》 《SOS団》 SY/W08-027 キャラ RR 緑 ドジっ娘みくる 2/2 2500/2/1 《時間》 《SOS団》 SY/W08-028 キャラ R SR 緑 おめかし鶴屋さん 0/0 1500/1/0 《オデコ》 《八重歯》 SY/W08-029 キャラ R 緑 朝比奈 みくる 0/0 2000/1/0 《時間》 《SOS団》 SY/W08-030 キャラ R 緑 温泉の鶴屋さん 0/0 2000/1/0 《オデコ》 《八重歯》 SY/W08-031 キャラ R RRR 緑 時をかける少女みくる 1/0 500/1/0 《時間》 《本》 SY/W08-032 キャラ R SR 緑 水着のハルヒ&みくる 1/1 5000/1/1 《団長》 《時間》 SY/W08-033 キャラ U 緑 おめかしみくる 1/0 3000/1/0 《時間》 《SOS団》 SY/W08-034 キャラ U 緑 ネコミミ 鶴屋さん 1/0 3000/1/0 《オデコ》 《動物》 SY/W08-035 キャラ U 緑 ビーチバレー みくる&鶴屋さん 1/1 7000/1/0 《水着》 《スポーツ》 SY/W08-036 キャラ U 緑 ウェイトレス鶴屋さん 2/2 7500/2/1 《オデコ》 《ウェイトレス》 SY/W08-037 キャラ U 緑 ネコミミ みくる 3/2 10000/2/1 《時間》 《動物》 SY/W08-038 キャラ C 緑 サイン会みくる 0/0 500/1/0 《時間》 《本》 SY/W08-039 キャラ C 緑 SOS団のマスコットみくる 0/0 2000/1/0 《時間》 《メイド》 SY/W08-040 キャラ C 緑 ウェイトレスみくる 0/0 2000/1/0 《時間》 《ウェイトレス》 SY/W08-041 キャラ C 緑 バニーガール ハルヒ&長門&みくる 0/0 3000/1/0 《動物》 《SOS団》 SY/W08-042 キャラ C 緑 未来から来たみくる 1/0 4500/1/0 《時間》 SY/W08-043 キャラ C 緑 Xmasパーティ 鶴屋さん&みくる 2/1 8000/1/1 《時間》 《オデコ》 SY/W08-044 キャラ C 緑 ミラクルガール みくる 2/2 9000/2/1 《時間》 《メイド》 SY/W08-045 イベント U 緑 みくるビーム 1/1 EV SY/W08-046 イベント U 緑 任意同行? 1/4 EV SY/W08-047 イベント C 緑 野球大会 2/0 EV SY/W08-048 クライマックス CR 緑 涼宮ハルヒの日常 CX 宝 SY/W08-049 クライマックス CC 緑 禁則事項です CX 袋 SY/W08-050 クライマックス CC 緑 もうボロ儲けだよっ! CX 2 SY/W08-051 キャラ RR 赤 Xmasパーティ ハルヒ&キョン 1/2 5500/1/1 《団長》 《SOS団》 SY/W08-052 キャラ RR SP 赤 SOS団団長ハルヒ 2/2 8500/2/1 《団長》 《SOS団》 SY/W08-053 キャラ R SR 赤 浴衣のハルヒ 0/0 500/1/0 《団長》 《和服》 SY/W08-054 キャラ R 赤 温泉のハルヒ 0/0 1000/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/W08-055 キャラ R SR 赤 世界の中心ハルヒ&ちっぽけなハルヒ 0/0 2500/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/W08-056 キャラ R SP 赤 “いつも”のハルヒ 1/0 5000/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/W08-057 キャラ R 赤 ビーチバレー ハルヒ 2/2 5000/2/1 《団長》 《スポーツ》 SY/W08-058 キャラ U 赤 超編集長ハルヒ 0/0 1000/1/0 《メガネ》 《本》 SY/W08-059 キャラ U 赤 おめかしハルヒ 0/0 2000/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/W08-060 キャラ U 赤 退屈を嫌うハルヒ 1/0 4500/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/W08-061 キャラ U 赤 浴衣のハルヒ&みくる 1/0 5500/1/0 《和服》 《SOS団》 SY/W08-062 キャラ U 赤 Happy Valentineハルヒ 1/1 5500/1/1 《団長》 《お菓子》 SY/W08-063 キャラ C 赤 両手いっぱいの花束ハルヒ 0/0 500/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/W08-064 キャラ C 赤 涼宮 ハルヒ 0/0 3000/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/W08-065 キャラ C 赤 ボーカリスト ハルヒ 1/1 2000/1/1 《団長》 《音楽》 SY/W08-066 キャラ C 赤 勝利宣言ハルヒ 2/1 6500/1/1 《団長》 《和服》 SY/W08-067 キャラ C 赤 ネコミミ ハルヒ 2/1 8000/1/1 《団長》 《動物》 SY/W08-068 キャラ C 赤 クラッカー ハルヒ 2/2 9000/2/1 《団長》 《SOS団》 SY/W08-069 キャラ C 赤 トラブルガール ハルヒ 3/2 10000/2/1 《団長》 《本》 SY/W08-070 イベント U 赤 市内探索ツアー 1/3 EV SY/W08-071 イベント U 赤 色褪せた世界 2/1 EV SY/W08-072 イベント C 赤 ただの人間には興味ありません 1/1 EV SY/W08-073 クライマックス CR 赤 Happy Valentine CX 2 SY/W08-074 クライマックス CC 赤 SOS団誕生! CX 2 SY/W08-075 クライマックス CC 赤 サムデイ イン ザ レイン CX 扉 SY/W08-076 キャラ RR RRR 青 宇宙人 長門&朝倉&喜緑 0/0 1500/1/0 《宇宙人》 《本》 SY/W08-077 キャラ RR RRR 青 おめかし長門 3/2 9500/2/1 《宇宙人》 《本》 SY/W08-078 キャラ R 青 長門 有希 0/0 1500/1/0 《宇宙人》 《SOS団》 SY/W08-079 キャラ R SR 青 眼鏡っ娘 長門 1/0 5000/1/0 《宇宙人》 《メガネ》 SY/W08-080 キャラ R 青 朝倉 涼子 1/1 5000/1/1 《宇宙人》 《武器》 SY/W08-081 キャラ R 青 無口キャラ 長門 2/1 7500/1/1 《宇宙人》 《SOS団》 SY/W08-082 キャラ R SR 青 チャイナドレスの長門 2/2 7500/2/1 《宇宙人》 《ドレス》 SY/W08-083 キャラ U 青 水着のハルヒ&長門 1/0 4500/1/0 《団長》 《宇宙人》 SY/W08-084 キャラ U 青 温泉の長門&みくる 1/0 5500/1/0 《宇宙人》 《時間》 SY/W08-085 キャラ U 青 ビーチバレー 長門 1/1 1000/1/1 《宇宙人》 《スポーツ》 SY/W08-086 キャラ U 青 ギタリスト 長門 2/1 5500/1/1 《宇宙人》 《音楽》 SY/W08-087 キャラ U 青 情報統合思念体の端末 長門 2/2 8500/2/1 《宇宙人》 《本》 SY/W08-088 キャラ C 青 Xmasパーティ 長門 0/0 1000/1/0 《宇宙人》 《SOS団》 SY/W08-089 キャラ C 青 浴衣の長門&キョンの妹 0/0 1000/1/0 《宇宙人》 《和服》 SY/W08-090 キャラ C 青 エプロン姿の長門 0/0 1000/1/0 《宇宙人》 《本》 SY/W08-091 キャラ C 青 スイカを食べる長門 0/0 2000/1/0 《宇宙人》 《スイカ》 SY/W08-092 キャラ C 青 ネコミミ 長門 0/0 3000/1/0 《宇宙人》 《動物》 SY/W08-093 キャラ C 青 依頼人第一号 喜緑 1/0 2500/1/0 《宇宙人》 《生徒会》 SY/W08-094 キャラ C 青 クールガール 長門 2/1 8500/1/1 《宇宙人》 《本》 SY/W08-095 イベント U 青 しおりの伝言 1/1 EV SY/W08-096 イベント U 青 離れないで 2/1 EV SY/W08-097 イベント C 青 情報連結解除 2/0 EV SY/W08-098 クライマックス CR 青 私のこと、あなたに教えておく CX 2 SY/W08-099 クライマックス CC 青 情報制御空間の死闘 CX 本 SY/W08-100 クライマックス CC 青 うん、それ無理 CX 2 エクストラブースター 発売日:一般発売:2011/01/29(土) 先行発売:2010/12/29(木) (コミックマーケット79 ブシロードブース) カード種類数:全27種(R:9種/C:18種)+パラレル45種(サイン:2種/ホイル:27種/イラスト違い[ホイル]:8種/イラスト違い[ノーマル]:8種) 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 SY/WE09-01 キャラ C 黄 キョン&古泉 0/0 1500/1/0 《超能力》 《SOS団》 SY/WE09-02 キャラ C 黄 星を語る古泉 0/0 2500/1/0 《超能力》 《SOS団》 SY/WE09-03 キャラ C 黄 夜空を見上げるキョン 1/0 4500/1/0 《SOS団》 SY/WE09-04 キャラ C 黄 小学五年生 キョンの妹 2/2 8500/2/1 《動物》 SY/WE09-05 キャラ R 緑 星に願うみくる 0/0 2000/1/0 《時間》 《メイド》 SY/WE09-06 キャラ R 緑 時間跳躍 キョン&みくる 1/0 2500/1/0 《時間》 《SOS団》 SY/WE09-07 キャラ R 緑 みくるとの出会い みくる(大) 2/1 2000/1/1 《時間》 SY/WE09-08 キャラ C 緑 元気な先輩 鶴屋さん 0/0 1000/1/0 《オデコ》 《八重歯》 SY/WE09-09 キャラ C 緑 バイト中のみくる 0/0 3000/1/0 《時間》 《カエル》 SY/WE09-10 キャラ C 緑 お花見 みくる 1/0 4500/1/0 《時間》 《SOS団》 SY/WE09-11 キャラ C 緑 セミ採り合戦 みくる 2/2 8500/2/1 《時間》 《SOS団》 SY/WE09-12 クライマックス C 緑 導く役目 CX 宝 SY/WE09-13 キャラ R 赤 “超監督”ハルヒ 1/1 3500/1/1 《団長》 《SOS団》 SY/WE09-14 キャラ R 赤 お花見 ハルヒ 2/2 10000/1/1 《団長》 《SOS団》 SY/WE09-15 キャラ R 赤 “笹の葉ラプソディ”ハルヒ 2/1 5000/1/1 《特徴なし》 SY/WE09-16 キャラ C 赤 世界を変える少女 ハルヒ 0/0 2500/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/WE09-17 キャラ C 赤 水着のハルヒ 1/0 5000/1/0 《団長》 《水着》 SY/WE09-18 キャラ C 赤 夏祭りのハルヒ 1/1 7000/1/0 《団長》 《和服》 SY/WE09-19 イベント C 赤 エンドレスエイト 1/1 EV SY/WE09-20 クライマックス C 赤 私はここにいる CX 2 SY/WE09-21 クライマックス C 赤 夏の終わり CX 2 SY/WE09-22 キャラ R 青 観察者 長門 0/0 2500/1/0 《宇宙人》 《SOS団》 SY/WE09-23 キャラ R 青 魔法使い長門&シャミセン 1/0 2000/1/0 《宇宙人》 《動物》 SY/WE09-24 キャラ R 青 夏祭りの長門 3/2 10000/2/1 《宇宙人》 《仮面》 SY/WE09-25 キャラ C 青 待機モード 長門 1/1 7000/1/0 《宇宙人》 《メガネ》 SY/WE09-26 キャラ C 青 お花見 長門 2/1 8000/1/1 《宇宙人》 《SOS団》 SY/WE09-27 クライマックス C 青 残り二週間の夜 CX 本 トライアルデッキ 発売日:2009/11/21(土) カード種類数:全19種(先行収録:17種/限定:2種)+パラレル2種 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 封入数 SY/W08-T01 キャラ TD 赤 涼宮 ハルヒ 0/0 3000/1/0 《団長》 《SOS団》 4 SY/W08-T02 キャラ TD 赤 両手いっぱいの花束ハルヒ 0/0 500/1/0 《団長》 《SOS団》 4 SY/W08-T03 キャラ TD 赤 浴衣のハルヒ&みくる 1/0 5500/1/0 《和服》 《SOS団》 2 SY/W08-T04 キャラ TD 赤 ボーカリスト ハルヒ 1/1 2000/1/1 《団長》 《音楽》 2 SY/W08-T05 キャラ TD 赤 ネコミミ ハルヒ 2/1 8000/1/1 《団長》 《動物》 2 SY/W08-T06 キャラ TD 赤 勝利宣言ハルヒ 2/1 6500/1/1 《団長》 《和服》 2 SY/W08-T07 キャラ TD 赤 クラッカー ハルヒ 2/2 9000/2/1 《団長》 《SOS団》 4 SY/W08-T08 キャラ TD 赤 トラブルガール ハルヒ 3/2 10000/2/1 《団長》 《本》 2 SY/W08-T09 クライマックス TD 赤 SOS団誕生! CX 2 2 SY/W08-T10 クライマックス TD 赤 サムデイ イン ザ レイン CX 扉 4 SY/W08-T11 キャラ TD 青 Xmasパーティ 長門 0/0 1000/1/0 《宇宙人》 《SOS団》 2 SY/W08-T12 キャラ TD 青 ネコミミ 長門 0/0 3000/1/0 《宇宙人》 《動物》 4 SY/W08-T13 キャラ TD 青 スイカを食べる長門 0/0 2000/1/0 《宇宙人》 《スイカ》 2 SY/W08-T14 キャラ TD 青 水着のハルヒ&長門 1/0 4500/1/0 《団長》 《宇宙人》 4 SY/W08-T15 キャラ TD 青 温泉の長門&みくる 1/0 5500/1/0 《宇宙人》 《時間》 4 SY/W08-T16 イベント TD 青 情報連結解除 2/0 EV 2 SY/W08-T17 クライマックス TD 青 私のこと、あなたに教えておく CX 2 2 SY/W08-101 キャラ TD 赤 いつものハルヒ&みくる 2/1 8500/1/1 《団長》 《時間》 1 SY/W08-102 キャラ TD 青 いつもの長門 0/0 2500/1/0 《宇宙人》 《本》 1 パワーアップセット 発売日:2016/12/23(土) (ブシロード公認店 限定販売商品) カード種類数:全8種+パラレル8種+特別封入PR1種 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 SY/WP02-01 キャラ PS SR 緑 ひと休み みくる 0/0 2000/1/0 《時間》 《SOS団》 SY/WP02-02 キャラ PS SR 緑 トナカイ みくる 3/2 9500/2/1 《時間》 《SOS団》 SY/WP02-03 キャラ PS SR 赤 ひと休み ハルヒ 0/0 1500/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/WP02-04 キャラ PS SR 赤 傍若無人 ハルヒ 1/0 4500/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/WP02-05 キャラ PS SR 赤 “10th Anniversary”ハルヒ 3/2 10000/2/1 《団長》 《SOS団》 SY/WP02-06 クライマックス PS SR 赤 ある日の部室 CX 2 SY/WP02-07 キャラ PS SR 青 ツリー色のドレス 長門 0/0 1500/1/0 《宇宙人》 《SOS団》 SY/WP02-08 キャラ PS SR 青 ひと休み 長門 1/0 6000/1/0 《宇宙人》 《SOS団》 プロモーションカード 番号 種類 レアリティ 色 カード名 レベル/コスト スペック 特徴 SY/W08-103 キャラ PR 赤 涼宮ハルヒの憂鬱 0/0 3000/1/0 《SOS団》 《団長》 SY/W08-104 キャラ PR 赤 好奇心ハルヒ 0/0 3000/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/W08-105 キャラ PR 赤 “Merry Xmas”ハルヒ 1/1 5500/1/1 《団長》 《SOS団》 SY/W08-106 キャラ PR 青 ウェディングドレスの長門 0/0 2000/1/0 《宇宙人》 《ドレス》 SY/W08-107 キャラ PR 緑 ウェディングドレスのみくる 0/0 2000/1/0 《時間》 《ドレス》 SY/W08-108 キャラ PR 赤 ウェディングドレスのハルヒ 0/0 1500/1/0 《団長》 《ドレス》 SY/W08-109 クライマックス PR 緑 団員ボシュウ中! CX 2 SY/W08-110 キャラ PR 黄 長門&ハルヒ&みくる 2/2 7500/2/1 《SOS団》 SY/W08-111 キャラ PR 赤 宇宙に思いをはせるハルヒ 0/0 2500/1/0 《特徴なし》 SY/W08-112 キャラ PR 赤 お正月 ハルヒ&長門&みくる 2/1 7000/1/1 《SOS団》 《和服》 SY/W08-113 キャラ PR 赤 超編集長ハルヒとその助手 1/1 3500/1/1 《SOS団》 SY/W08-114 キャラ PR 青 平穏な日常 有希 1/1 5500/1/1 《本》 《メガネ》 SY/WE09-28 キャラ PR 青 文芸部の有希 2/1 8000/1/1 《メガネ》 《本》 SY/WE09-29 キャラ PR 赤 唯我独尊 ハルヒ 0/0 2500/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/WE09-30 キャラ PR 赤 夏祭りの夜 ハルヒ 0/0 2000/1/0 《団長》 《和服》 SY/WE09-31 キャラ PR 赤 負けず嫌い ハルヒ 1/0 5000/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/WE09-32 キャラ PR 赤 体育祭のハルヒ 1/1 6500/1/0 《団長》 《SOS団》 SY/WP02-09 キャラ PR 赤 夏の眼福 ハルヒ&みくる? 3/2 10000/2/1 《団長》 《SOS団》 SY/WP02-10 キャラ PR 赤 みくるをプロデュース ハルヒ? 2/1 4000/1/1 《団長》 《SOS団》
https://w.atwiki.jp/tekii/pages/20.html
ダ・リーグ投手新人王 代 成績 選手 チーム 製作者 1 464 初春飾利 雛見沢ファイターズ あるく 2 482 Macky☆ 雛見沢ファイターズ Macky☆ 3 - - - - 4 276 竜宮レナ 雛見沢ファイターズ 竜宮レナ 5 - - - - 6 - - - - 7 - - - - 8 - - - - 9 - - - - 10 - - - - 11 - - - - 12 - - - - 13 - - - - 14 - - - - 15 - - - - 16 294 羽衣狐 雛見沢ファイターズ jum 17 - - - - 18 - - - - 19 - - - - 20 - - - - 21 380 長門有希 雛見沢ファイターズ ただの雑魚 22 439 WAWAWA 雛見沢ファイターズ 助っ人 23 - - - - 24 - - - - 25 211 吾郎 SOS団 あああ 26 - - - - 27 - - - - 28 - - - - 29 - - - - 30 - - - - 31 - - - - 32 - - - - 33 - - - - 34 - - - - 35 - - - - 36 - - - - 37 289 紫羽くるみ SOS団 一般人 38 222 佐々木魅音 雛見沢ファイターズ 一般人 39 266 成実梢 SOS団 一般人 40 - - - - 41 - - - - 42 - - - - 43 - - - - 44 380 akira SOS団 あきら 45 - - - - 46 - - - - 47 - - - - 48 - - - - 49 - - - - 50 150 フラッシュ 雛見沢ファイターズ X'mas 51 280 フラッシュ SOS団 X'mas 52 - - - - 53 - - - - 54 - - - - 55 - - - - 56 - - - - 57 234 田村綾乃 SOS団 一般人 58 - - - - 59 - - - - 60 292 北条千佳 SOS団 一般人 61 - - - - 62 296 小沢一郎 SOS団 小沢一郎 63 - - - - 64 272 guti 雛見沢ファイターズ 古手 65 177 蒼葉麗子 SOS団 一般人 66 - - - - 67 - - - - 68 240 やる大家 古河ベイカーズ エグナロ 69 - - - - 70 - - - - 71 - - - - 72 - - - - 73 - - - - 74 350 水奈瀬ゆか 古河ベイカーズ 兎 75 277 井上京子 雛見沢ファイターズ 一般人 76 164 ウルル=カジュタ 古河ベイカーズ こたつネコ 77 - - - - 78 - - - - 79 263 ニート 古河ベイカーズ 助っ人 80 - - - - 81 242 クラーク 古河ベイカーズ 助っ人 82 - - - - 83 - - - - 84 - - - - 85 - - - - 86 - - - - 87 - - - - 88 152 等々力茜 雛見沢ファイターズ 一般人 89 158 津山まひる SOS団 一般人 90 - - - - 91 - - - - 92 220 長門九曜 古河ベイカーズ 一般人 93 - - - - 94 264 茶ノ畑朝美 古河ベイカーズ 一般人 95 311 川澄梨花 雛見沢ファイターズ 一般人 96 - - - - 97 258 アペイロン 雛見沢ファイターズ 芝 98 272 新垣渚 雛見沢ファイターズ 兎 99 - - - - 100 - - - - 101 176 モリエンテス 雛見沢ファイターズ 古手 102 - - - - 103 - - - - 104 - - - - 105 411 園崎魅音 古河ベイカーズ 一般人 106 - - - - 107 - - - - 108 352 べるたそ~ 古河ベイカーズ 古手 109 - - - - 110 - - - - 111 344 キャベツ 古河ベイカーズ 助っ人 112 151 天原華菜 雛見沢ファイターズ 一般人 113 - - - - 114 - - - - 115 - - - - 116 - - - - 117 239 早川瞬渡 SOS団 早川瞬渡 118 - - - - 119 - - - - 120 153 式条清巳 古河ベイカーズ 一般人 121 175 やまぐちりこ SOS団 AVクイーン 122 165 シュバルツ SOS団 orz 123 - - - - 124 - - - - 125 236 イド SOS団 orz 126 - - - - 127 343 岩瀬仁紀 雛見沢ファイターズ 絶対的守護神 128 - - - - 129 - - - - 130 - - - - 131 171 染谷佐祐里 古河ベイカーズ 一般人 132 - - - - 133 - - - - 134 182 ジェロット SOS団 芝 135 150 DFFLH 雛見沢ファイターズ 香佑薫 136 172 沢渡麗 SOS団 一般人 137 209 日下部あゆ SOS団 一般人 138 - - - - 139 396 早川瞬渡2 SOS団 早川瞬渡 140 - - - - 141 - - - - 142 - - - - 143 - - - - 144 - - - - 145 - - - - 146 - - - - 147 - - - - 148 - - - - 149 - - - - 150 - - - - 来場者数 今日の観客数 - 昨日の観客数 - 合計観客数 -
https://w.atwiki.jp/atgames/pages/1065.html
壁:水草の壁紙 グリーン 床:波紋の床 ブルー 壁:水草の壁紙 ブルー 床:波紋の床 ホワイト ショップ、インテリアチケット
https://w.atwiki.jp/jojo_haruhi/
トップページ 現在wiki移転中 移転作業中 完成したら本スレに連絡します 小野大輔(声優)氏に最大の敬意を払いながらながら活動を続けている、2ちゃんねる漫画サロン板にある「もしジョジョキャラがハルヒのSOS団にはいったら」スレのまとめサイト(予定)です。 ボチボチ更新中 今年中には終わると思うので長い目で見てね 待てねぇよって人はメールくれれば編集用アクセス権差し上げますので ★今月のオススメ 空条徐倫の憂鬱 とうとう百話の大台を超えた現在最古参アメリカの人によるハルヒクロス最長編! SOS団と水族館組三人に保護者、個性豊かな敵スタンド使いが次から次へと飛び出すBIGなボリューム、なおかつサクサク読める手軽さ クライマックスも近づきますます期待のかかる一作!! 最近のニュース 何、ジョジョ、『消失がテレビ放映じゃなかったって?』 逆に考えるんだ 『スクリーンで消失長門が見れるなんてラッキーだ』って考えるんだ メニュー ↑選ぶと携帯からも読める新機能 現行スレ もしジョジョキャラがハルヒのSOS団に入ったらpart8 避難所 もしジョジョキャラがハルヒのSOS団に入ったら 避難所 うpロダ ジョジョ&SOS 前スレ もしジョジョキャラがハルヒのSOS団にはいったらpart7 過去スレ もしジョジョキャラがハルヒのSOS団に入ったらpart7 もしジョジョキャラがハルヒのSOS団にはいったらpart6 もしジョジョキャラがハルヒのSOS団にはいったらpart5 もしジョジョキャラがハルヒのSOS団にはいったらpart4 もしジョジョキャラがハルヒのSOS団にはいったらpart3 もしジョジョキャラがハルヒのSOS団にはいったら 合計 今日 昨日 - - - ※新規ページはアットウィキモードで作成してください
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2836.html
「最終試験官のハードルはものすごっっく高かったみたいだよ!なんと副団長の古泉君ですら敵わなかったからね!残すところ、挑戦者はあとひとーり!最終試練を、試験官を見事乗り越え、ハルにゃんを見事手に入れることができるのか!最大の見せ場だよ!月9で例えたら、好きだった幼馴染みに対してアプローチをする先生を阻止し、自分がプロポーズすべく大勝負をかける場面に匹敵するよ!」 どんだけ~!…いや失敬! 鶴屋さんは最後の勝負ということで、色々と盛り上げる内容を語っていた。そう。残り一人。これでようやく終わる。 こいつを倒せばハルヒを狙う輩を殲滅できる。俺の仕事が全うできるんだ。 ――残りの一人の人物は、俺の知った顔だった。名前は知らないがな。 最初は教室の外で、二度目は部室の前で、ハルヒを自分の彼女にすべく、俺に戦線布告をしてきたあの北高生だった。 「――やはりあなたと戦うことになりましたね。僕には分かってました。貴方を倒さなければ、いえ、貴方を超えなければ涼宮さんは僕に靡いてくれないでしょうから」 彼は優しく、穏やかに、そしてまるでこうなることが分かってたかのような口調で話しかけてきた。 「前にも言いましたが、貴方に勝つ自信はありません。ですが、全力であなたに臨みたいと思います。よろしくお願い致します」 ああ― 俺は、彼と握手を交わした。 彼との対決は、剣道での対決となった。 俺は剣道なんざ中学校の体育で、剣道部にコテンパンに叩かれて以来嫌いになったスポーツの一つだ。 彼が剣道二段の腕前を持つのを知ったのは題目決定後であった。勝てるわけねぇ。駄目って言えば良かったよ。 ただ、幸いにも彼が『素人相手に戦って勝ってもフェアではありません。僕は右手のみで勝負します』と言ってくれたおかげで、俺もなんとか戦えるレベルになりそうだ。 剣道の竹刀、防具一式は例の如く鶴屋家が貸してくれるそうだ。ボディーガードの鍛練用に数セット所有しているらしい。 本当にここにはなんでもあるんだな。ここにないのは宇宙人、未来人くらいだろう。 超能力者に至ってはスポンサーだから、本当に貸出できそうで怖い気がする。 俺は鶴屋家が所有する道場へ赴いていた。そこで燕尾服を脱ぎ、剣道着と袴を身に着けていたところ、聞き覚えのある声が俺の着替えを中断させた。 「申し訳ありません。少々お話ししたいことがあるのですが」 着替えの最中、古泉が話しかけて来た。何だ?さっきの話の続きか? 「いえ、それはそれで興味深くはあるんですが、今は目先のことについてお話ししたいと思います。彼のことについてです」 ―彼、最終試練最後の挑戦者、俺に挑戦状を叩き付けた、あいつのことである。 「実は涼宮さんから、彼にしつこく付け回されているという言葉を拝聴しまして、少々気になったのです。念の為、機関の方で彼のプロフィールや生態を調べてみたんです」 俺は黙って古泉の言葉に耳を傾けていた。 「機関で調べた結果、彼は東中出身であることがわかりました。成績優秀、文武両道、生徒会役員も歴任しており、高校は有名私立進学校へ行くものだと周りは思っていました。しかし、彼は北高校へ入学しました。まるで涼宮さんに惹かれるかのように。涼宮さんは彼と同じクラスになったことはなく、当時生徒会に興味はなかったこともあり、彼のことは全然知らないようでした。ですが、最近急接近するようになったんです。その理由は分かり兼ねますが、彼も涼宮さんの能力に惹かれてきたのではないかと推測しています」 あいつはお前のようなエスパーとか、朝比奈さんのようなタイムトラベラーとか、長門のような人型端末とでもいうのか? そうでなきゃあいつに呼び寄せられる理由なんてないはずだ。まさか、アナザーワールドの住人とでもいうのか? 「機関が調べた限りでは、彼は普通の人間でした。ですが、機関の人間は皆どこかに違和感を覚えています。違和感の原因はわかりませんが、それは危険なものではないかという心理状況です。まるで、水面の砂に埋もれ、疑似餌で餌を誘導して喰らいつく提灯鮟鱇のように」 ちょっと例えが笑えるが、どうやら古泉は真剣に話しているため、馬鹿なことを言える場合ではないようだ。 「いますぐ危険なことになるとは思えませんが、どうかお気をつけて勝負に臨んでください。そして、勝負に勝ってください」 あぁ、頑張ってはみる。だが、相手は剣道二段だとよ。中学の時数回やった俺とはいくらハンデがあるとはいっても軽くあしらわれるだけじゃないのか? 「剣道で竹刀を扱う場合、右手は多少コントロールをしますが、殆ど飾りです。竹刀の命は左手が握っています。振りや打撃の強さ、コントロールは左手がメインなのです。左手のない竹刀は命が吹き込まれてません。素人でもコツさえ分かれば簡単にあしらえます。竹刀を払えば元の構えに戻すまでタイムラグが生じます。そこを狙って打っていってください。そうすれば勝機がみられると思います。涼宮さんはあなたが勝つことを望んでいるはずです。あなたが全力で戦えば、負けることはありませんよ。それに、あなたも負けられない理由があるのではないですか?」 ―ギュッ― 俺は胴の紐を締め、古泉に語りかけた。 ―そうだったな。俺は負けるわけにはいかないんだ。あいつのためにも、俺自身のためにも― ……………… 「ねぇ、キョン。ちょっと」 鶴屋さんのナレーションの後、鶴屋家道場へ向かおうとしていたが、ハルヒの呼び掛けで体を180°回転し、ハルヒの元に向かった。どうしたんだ? 「あいつ、ストーカーかもしれないわ。やたらとあたしの周りをうろうろしてんのよ。何度も告白して来るし。毎回断ってんだけどね、いい加減しつこいし、のしてやろうと思ってたのよ。ちょうどいい機会よ。キョン、あたしの代わりにあいつを叩きのめす特別権限を与えるわ。コテンパンにやっつけちゃいなさい!」 ハルヒはそう、俺に語りかけてきた。 ハルヒ、あいつとはどんな関係なんだ? 「あたしはあいつのことなんか知らないわ!あいつ最近やたらとしつこくあたしに言い寄って来るのよ。一番許せないのは告白の台詞ね。『美しい花も、君が通ると萎れてしまうんだ。自分より美しいものに恥ずかしくなったんだよ』とか、『僕は朝、眩しくて目が覚めるんだ。太陽ではなくて、君の笑顔にね』とか、とにかくやたら寒いのよ!あたしは花を枯らせたことはないし、目覚まし時計でもないわ!本っっっ当に我慢できないわ!!」 ―つまり、お前に纏りつくお邪魔虫を退治すればいいわけだな― 「そうよ!あいつだけは手加減しなくていいわ!」 ―わかった。お前は俺が守って見せる。絶対にな― 「…え………う、うん………」 ―だから、ちゃんと応援してくれよ?お前の応援がないと負けちまうかもしれないしな。頼んだぜ― 「……当たり前じゃない、おもいっきり応援してあげるわよ!感謝しなさい!」 ……………… ―そうだ。俺には負けられない理由があったんだ。俺はこの勝負に勝ち、しなければいけないことがあるんだ― 俺と彼は道場の上で対面していた。俺は黒の剣道着と袴、防具を身に着け、彼は白の剣道着と袴を身に着け、赤色の胴を身に着けていた。 「お手柔らかにお願いします」 それはこっちの台詞だ。いくらハンデがあるからと言って、経験者に勝てるとは思えん。第一、勝ちたいならハンデなしの方がよかったんじゃないか? 「…同等の立場で勝ってこそ、意味があるのです。別に試験内容はなんでもよかったのです。 ただ、この片手ハンデの剣道が二人の能力を均等にできるものだと思ったから、そのように設定したんです」 …なるほどな。一つ聞きたいが、お前はハルヒを付け回しているのか? 「…私自身はそんなにしつこくしているとは思ってません。ただ、涼宮さんがそう思っているのであればそうなってしまいますね。僕はストーカーまがいのことをする気は毛頭ありません。ですが、僕の行動が涼宮さんにご迷惑をおかけしていたというのであれば謝りたいと思います」 俺に謝られても困る。本人に言ってくれ。 「正論ですが、もし嫌われているなら彼女は取り合ってくれないかも知れません。だからあなたに僕の気持ちをお伝えしようと思ったのです」 なるほどな。あと一つ、俺からのお願いだ。この試合、俺に負けたら、もうハルヒに関わらないでくれるか? 「…約束しましょう。では僕からも。もし僕が勝ったら僕は涼宮さんと付き合うことになります。あなたはそれで構わないですよね?」 …ああ、男と男の勝負だ。約束する。 「僕も。約束しました」 ―俺は正直、面食らっていた。ハルヒが言うほど怪しい奴ではなく、古泉が言うほど裏がある奴とは思えない。爽やかな好青年であった。 正直、ストーカー紛いの危ない奴だったり、古泉以上のニヒルな奴だったら奇襲をかけて二本取ったぜ俺の勝ちだザマーミロとやる予定だったのにな。 しかし、逆に武者震いがしてきた。素人の俺でも、強敵を前にするとわかるらしい。だがこいつになんとしても勝たなくてはいけない。 ―こいつに正々堂々と戦い、勝ってこそ、俺はあいつに― 「一本目、始め!」 審判の号令のもと、試合は始まった。俺は素人並に、相手の竹刀の動きを追っていた。 彼の竹刀は俺の竹刀を中心に円運動をし、たまに横から竹刀を叩いて様子を見ている。俺も暫く同じような動作をしていた。 ―たったそれだけのことが、非常に長く感じられた。焦りがあったのかもしれない。刹那、彼が大きく振りかぶり、俺の面を狙ってきた! 俺は慌てて竹刀を振りかぶり、相手の面打ちにに対する防御策を行っていた。しかし、それは罠だった。中途半端に上がった腕を狙って彼は前進して来た。 「小手ぇー!」 「一本!」 …やられた。さすがは経験者である。俺が今打たれた右小手は軽く痺れていた。 片手でこれほどの衝撃があるのなら、両腕で叩かれた日にゃ三日間くらい箸が持てなさそうである。 「二本目、始め!」 審判の合図のもと、二本目が始まった。これを取られたら試合終了、負けである。俺は今度こそフェイクに惑わされないよう、最新の注意を払っていた。 さっきとかわらず、竹刀の先同士が軽く小競合いをしている。 …さて、どうでるか。俺は試しに、竹刀を軽く振り上げて見た。…全然反応しやがらねえ。さすがにこの程度では無理か。 続いて、竹刀を横に大きく振り払って見た。以外にも軽く払うことができた。 …彼は片手でやっているから、払われた竹刀を元の位置に回復させるのには、俺より時間が掛かるようだ。 …さっきの古泉の言葉、もう忘れるとは、しっかりしないといけないな、俺。 俺はさらに立て続けに竹刀を払ってみた。執拗に払い続け、右手をオーバーヒートさせることにした。 そうすればいくら俺でも、打ち込むチャンスはありそうだ。俺は渾身の力を込め、彼の竹刀を左方向に薙ろうとした。 しかし、それを見透かされたか、彼は自分の竹刀を軽くあげていた。 しまった!俺はそのまま、体を左方向にねじっていた。力を込めすぎたため、体ごと持って行かれたのだ。すかさずそれを狙って飛び込んで来る彼。間に合え! 「めぇぇーん!」 「一本!」 俺はできる限りバックステップをしていた。 ―だが間に合わなかったか― 「…いや、待て!」 よく見ると、副審の2人は、両手の旗を交差させている。 ―俺は唐突に中学の授業を思い出していた。確か剣道は、審判三人のうち、二人が認めないと一本にならなかったはずだ。 だが、それに気付いてなかったのか、竹刀を下ろし、中心へ戻ろうとする彼の姿があった。―今しかない! 多少良心が痛む。相手が構えてないのに、狙いにいくとはな。だが、試合は中断されてないんだ。 「めーん!」 俺の掛け声に、相手は驚いて竹刀を構えようとした。だが遅い。 「一本!」 俺は多少卑怯かも知れなかったが、一本を取り返していた。だが、彼が両腕を使えたなら、今の面も防いでいたかもしれない。 俺は顔から流れる汗を拭えない事に苛立ちを抑え、中心に向かっていた。 …夏場にこんな暑苦しい防具をつけて、エアコンもない道場で修行するとは、いやはや、物好きもいたもんだ。 俺は一本取ったことによる喜びと驚きによる興奮状態を落ち着かせるため、軽口の代わりにそんなことを考えていた。 だが、まだ終わりじゃないんだ。もう一本必要なんだ。 「勝負!」 審判の合図とともに、俺は飛び掛かって行った。興奮が治まってなかったのだろう。 しかし彼の竹刀によって、俺の攻撃は阻まれた。続けて竹刀を払い、胴を狙って見る。 今度は払いが足りず、俺の面を狙われた。思わず首を曲げ、面に直撃しないようにさけてみた。 面には当たらなかったものの、肩を打ってしまった。いてえ。 ―俺たちは、ひたすらそんなことを繰り返していた。片方が仕掛け、それを避けながらカウンターを狙う… 暫くのルーティーンワークが続き、俺も彼も肩から息をしていた。 本来ならば彼はこの程度で息を切らすことはないのかもしれないが、片手で俺をあしらうのはさすがに大変そうである。 ――どのくらいたったのだろうか?俺と彼は間合いの距離から動いてなかった。 疲れに依る物もあるし、俺がフェイントになれて来たのもその理由だ。未だどちらも決定打を打てずにいた。 だが、一本とらなければ試合は終わらない。早く終わらせて、水飲んで、飯食って、風呂入って寝てえ。 …いや、何より、『お疲れ様、キョン』というハルヒの笑顔が見たいんだ! 俺は勝負をかけた。相手の面を狙いに行ってた。自分の物とは思えないスピードで、だ。今なら狙える!そう思ったからだ。 「めぇぇぇー―ん!!」 「…一本!…」 ―勝負は、決まった― 「胴あり!それまで!」 ―俺が振りかぶった瞬間を狙い、彼の竹刀が俺の胴を薙いでいた。 ―……負けちまった。…約束したに…やりたいことがあったのに……― 試合終了後、俺たちは着替え、ステージに戻って行った。女性陣はカメラとモニタで一部始終を確認していた。 何でも、道場は女性厳禁らしく、入れないしきたりになっていたらしい。ご令嬢の鶴屋さんも然り。 「……………」 ハルヒは長門のような沈黙で俺を迎えてくれた。 「…すまなかった、ハルヒ。勝てなかった」 「…あんたが悪いわけじゃないわ。あたしの応援が足りなかったのよ。キョン、お疲れ様」 珍しく、俺を労ってくれるハルヒがいた。だが、俺はちっとも嬉しくなかった。こんな顔をしたハルヒに労ってほしかったのではないから。 勝って、あの100Wの笑みで俺を労ってくれるハルヒを見たかったから。 ハルヒはそのまま何も言わず、自分の席に戻っていった。俺はただ、立ち尽くすしかなかった… 「…おめでとう、キミがハルにゃんのハートを仕留めることができた、唯一の人だよ!」 彼は俺と同じ燕尾服に着替え、様々な花を束ねた花束を抱え、ステージに上がっていた。最後の盛り上げをする鶴屋さんの声も、心なしかか弱く聞こえていた。 俺はステージの下、つまり、参加者側の場所で他の団員と鶴屋家使用人達と一緒に閉会式を見守っていた。 ハルヒは壇上に立ち、鶴屋さんの話を聞いていた。 「さあキミ、ハルにゃんに告白をお願いするよ!ハルにゃんもヨロシク!」 そう言って、鶴屋さんもステージを降りた。当たりは薄暗くなっていた。 途端、スポットライトが二人を写し出した。そしてファースト・ラヴがBGMとして流れ初めていた。 彼は花束をハルヒの前に差し出した。 「今日のこの日を記念として、8月7日の誕生花を集めてみました。僕たちの交際初日記念です。 涼宮さん、僕はあなたのことがずっと好きでした。中学生の頃から。 今まで告白できませんでしたが、今日この機会を与えてくださいましてありがとうございます」 ―宜しければ、僕と付き合ってください― そして、ハルヒは答えた― ―ごめんなさい― 瞬間、辺りが凍り付いた。BGMが寂しく流れ、沈黙が辺りに漂っていた。 俺は何とか氷の絶壁から脱出し、ハルヒに向かって声を出した。 「…何故だ?お前の彼氏を決める大会じゃなかったのかよ!?見事勝ち抜いたそいつがそうなんじゃないのかよ!」? 「…あたしは、『あたしに告白する権利を与えられる』って言ったのよ。彼氏になれるなんて、一言もいってないわ」 さも当然でしょ、みたいな口調で話し、彼の方を向いて話を続けた。 「…あんた、あの試験を突破するなんて、なかなか大した物よ。あたしの彼氏になる合格ポイントを獲得してるわ。一点を除いて」 「…一点…?……」 彼はか細い声で聞いてきた。 「そ、一点。あんたは、不思議な物に対する興味が感じられないわ。そこが一番のポイントなんだけどね。それが備わってない以上、他がどんなによくても問題外よ!」 「聞いたかーい!ハルにゃんは不思議な物に憧れているんだ!それを持っている人がその資格を得るんだよ!と言うことで、今回は該当者なし!次回『SOS団プレゼンツ 第二回 涼宮ハルヒ争奪戦』に期待だよ!」 鶴屋さんはいつの間にかステージに戻り、そう宣言した。宣言しても他の参加者は帰ってますがね。 「ああ、それいいわね!第二回目を行いましょ!次はもーっと盛り沢山の内容でやるわよ!今から計画練らなきゃね!あんたは今回残念だったけど、第二回争奪戦のシード権を与え…」 「―五月蠅い!!」 彼の絶叫が木霊した。 「なんだそれは。僕はこの争奪戦に参加し、試練を乗り越え、彼を破ってここまで来たんだ。それなのに…」 彼が何やら不満を爆発させている。気持ちは多いに分かるぞ。だからハルヒの彼氏になるなんてやめとけ。振り回されるのがオチだ。 「…だから、あんたに足りない物があるん…」 「…足りない物ってのは何だい?僕は様々な能力を持ってるんだ。何でもできるんだ。できるんだ。できるんだ…」 彼は何やらブツブツ言い出した。おいおい、ついにキレてしまったか? 「………時間超平面移動能力、限定空間破壊能力、情報結合制御能力…あと必要なのは、涼宮ハルヒが特異的に持つ、情報改変能力のみだ!」 …何!こいつ!!! 「涼宮さん!、鶴屋さん!逃げてください!!」 古泉が叫び、ハルヒの元へ駆けて行く。俺と長門、遅れて朝比奈さんもステージに昇る。 「今更渡さないとは言わせないぞ!涼宮ハルヒ!」 「ちょ…やだっ…キョ…助け…!!?」 『彼』はハルヒを捕まえた。その瞬間、ハルヒはステージに倒れ臥した。 「ハルヒ!!」 俺はハルヒを抱き上げた。ハルヒは静かに寝息を立てている。どうやら命に別条はないらしい。 「ハルヒに何しやがった!!」 「あなたも、『彼』から離れてください!!」 『彼』の代わりに古泉が答えた。俺は古泉の言うとおり、離れて安全な場所にハルヒを寝かした。『彼』は動く気配が見られない。…なんだあいつは? 「どうやら、彼の本性がご披露できそうです。かなりやっかいな御仁かもしれませんがね」 「……………」 古泉に加え、長門が真剣な目で『彼』を凝視していた。朝比奈さんは訳も分からずガタガタ震えている。 …かなりやっかいな、とはどれくらいだ? 「あの時のカマドウマが持つエネルギーを赤ちゃんのビンタ程度だとしたら、『彼』は水素爆弾がアメリカ本土全体を覆い尽くすくらいのエネルギーですかね」 …それはヤバ過ぎだろう。 「冗談です。ですがあまりのんびりもできません。…朝比奈さんは涼宮さんの看病を!」 「…ひゃ、はいっ!わかりました…!」 朝比奈さんはハルヒの元に赴いた。 なるほど、悪いが朝比奈さんは戦力外通告を受けたわけか。『彼』がカマドウマ以上の化け物であれば、朝比奈さんは役立たず以外の何者でもない。 「ふっ…、お前らがどれだけ集まっても俺には叶うまい!」 完全に『彼』の口調は変わっていた。 「俺は涼宮ハルヒの力を手に入れたんだ!あの能力をな!見ろ!!」 『彼』が両腕をあげた。まるで天に願いごとをするかのように。そして― 「閉鎖空間!?」 ―そして、辺りは漆黒の空間に覆われた― ※キョンの最終試練に続く
https://w.atwiki.jp/swk_tkys2/pages/16.html
・クリック推奨(別窓開きます) ページ内で使用している画像は検証が目的であり、著作権を侵害する意図は一切ありません。 権利者の方から削除の要請があった場合は削除いたしますのでwiki管理人にご連絡ください。 [模写疑惑] エルシャダイ公式壁紙/個人ブログ
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/3805.html
autolink() SY/WE09-16 カード名:世界を変える少女 ハルヒ カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2500 ソウル:1 特徴:《団長》?・《SOS団》? 【起】[あなたの《SOS団》?のキャラを1枚レストする]そのターン中、このカードのパワーを+1000。 あたし達SOS団はもっと面白い事をするわよ! レアリティ:C illust.- 他タイトルにも存在する、特定特徴キャラのレストでのパンプ能力持ちキャラ。 温泉のハルヒを始め、ハルヒのレベル0キャラには《SOS団》?持ちが多く、 採用率の高いレベル0応援キャラの両手いっぱいの花束ハルヒも《SOS団》?持ちなので使いやすい。 ・関連ページ 《SOS団》?
https://w.atwiki.jp/atgames/pages/1029.html
壁:地平線の壁紙 夕暮れ 床:大草原の床 夕暮れ 壁:地平線の壁紙 夜 床:大草原の床 夜 ショップ
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4922.html
キョンくーん、起きて!」 いつもの朝の風景だ。宝石よりも貴重な朝のまどろみの一時を、一秒でも長く楽しみたいという俺の体の欲求が、 自然に血圧を下げてしまう。そのままにしていると日が昇りきるまで泥の海の中を漂いそうな俺を、 遅刻したりしないように起こしに来てくれるのが我が最愛の妹なのだが……。 「キョン兄、うぇいく・あっぷ!」 「ぐはぁ!」 妹の幼くて愛らしい妖精のような覚醒への誘導とは全く異質な、 小悪魔のように尖がった凶暴な肘打ちが、未だ目覚めきらぬ俺の鳩尾目掛けて急降下爆撃とばかりに炸裂した。 体がベッドから数十センチも跳ね上げられ、俺は土の中から強引に掘り出されてしまった大ミミズのようにベッドの上でのたうちまわる。 「お前ら、いい加減にせんかい!」 「きゃはははー」 「わーい、逃げろ逃げろー」 「ガホッ、ゴホっ!ったく、あのバカ弟が。もうちっと力の加減をしたらどうなんだ」 と、そこで一昨日、力技で起こすのはいい加減やめろと苦言を呈したところ、昨日帰ってきた返答を思い出す。 そろりそろりと近づいてきたかと思うと、濡れタオルを何枚も顔面に覆い被せてきて、危うく窒息させられそうになったのだ。 まったく、一体何処からそんな下らない知識を手に入れてくるんだあのバカ弟は。 それに妹も妹だ。一緒になって、一まーい、二まーいと、可愛い声で死のカウントダウンを行なうんじゃありません! 「ふわぁぁぁ。うぃっす。今朝もご苦労さんね」 半開きになったドアの向こうから、ズンダラとだらしなくパジャマを着崩し、 ライオンのタテガミのようにボサボサに髪を乱しまくった少女が、のっそり顔を出した。 こいつは俺と同じ仇名で呼ばれる双子の“姉”だ。 「ご苦労さんじゃねぇだろ。ったく、いつも俺がお前の目覚まし時計かよ」 「しょうがないでしょ。あんな手荒な起こし方なんて、女の私に向ってするわけないじゃないの」 「そうだったな。起こそうものなら半殺しにされちまうもんな」 「ちょっと、それどういうことよ?」 どういう事も何も、ついこの間実演してくれたじゃねえか。 日曜日だからといって、目に余るほどグウタラ寝ていたお前を起こしに二人が向ったら、 妹はともかく弟の方は頭の形が変わるくらいにたんこぶを沢山こさえて俺の方に逃げ込んで来たんだぞ。 まるで子犬のようにキャンキャン泣きじゃくっていたのが、オレの見た幻だったとでも言うんじゃないだろうな? 自業自得とはいえ、忠実に職務を果たそうとした身内に対する返答にしては、あの仕打ちはあんまりだぞ。 「うっさいわね。か弱い乙女の寝起きに男がちょっかいなんか出すからよ」 ともあれ、こうしてオレとアイツ、妹と弟が四人揃って洗面所で歯を磨くのが我が家の日常行事。 かなり窮屈になってしまうので俺は端の方に引っ込むが、鏡に四人揃って歯を磨く光景はオツなものだ。 そのあと朝食をキチンと採って、準備を終えて同時に通学するのも日常の光景だ。 『いってきまーす』 気だるく家族に出発の挨拶をすると自転車を飛ばし学校へ向う。 校門を潜って駐輪場で停めるまでは全くの同時。そこからは靴箱までは一緒に向かい、自分たちのクラスの前で分かれる事になる。 「おはようキョン」 「よう、キョン」 同じ学年の男女を問わない見知った顔から挨拶されるが、一緒に通学していると、一体どっちに向けられているのか訳が判らなくなる時がある。 とりあえず自分にとって馴染みのないヤツからの挨拶は向こうに対してだろうと目星はつくので問題はないのだが、やはりどうにも落ち着かない。 ともあれ自分の教室に入ると、窓際の一番後ろの一つ手前の定位置に。 五月の終わりには珍しい、うららかな日差しに当てられながら、体力を温存するための省エネモードで一日の授業を受けて学生の本分をやり終える。 そして本日最後のクラス行事であるホームルームが始まる。 その放課後には、お天道様から定められた大自然の法則を超越した、 我らが団長の定めた鋼鉄の掟に従い部室に向わねばならないから、この間に準備を終えてしまわねばならない。 何しろ授業が終わった途端に我らが団長殿は、こちらの帰宅の準備など一切考慮に入れずに襟そでをひっ掴んで、 リニアレールカタパルトで超音速にまで加速したデタラメな速度でアジトに連行してくれるのだからな。 などと考えながらゴソゴソと帰り支度を終えて、ホームルームが終わったその時だった。 「さあ行くわよキョン。SOS団の神聖な活動はこれからよ。そして今日の今日こそ“連中”を打倒して、この宇宙から完膚なきまでに消滅させてやるんだから!」 ハルヒの定めたアカシックレコードが俺の首をガッチリとロックしてしまった。 こうなってしまってはあらゆる抵抗は、シロナガスクジラに飲まれた微小微細なプランクトン同様に無意味というものだ。 俺は首の皮をくわえられた子猫のように無気力に大人しく、一切の抵抗をあきらめてされるがままに部室に連行されるのだった。 このまま部室に可燃物ゴミのように乱雑に放りこまれるのかと思い、我が身の不遇に哀れみの言葉を送っていると、 突如、俺の体はハルヒの手から離れ、そのまま廊下をボウリングの玉のようにゴロゴロと転がされてしまう。 「ぎゃふん!」 背中で誰かがぐちゃっとつぶされてしまった感触が伝わってくる。どうやら俺はピンにストライクしたのではないらしい。 「きゃぁぁ!だ、大丈夫でしゅかぁ?」 ホワイトマシュマロのようにとろけるように甘い女性の声を聞いてオレはバッタのように起き上がった。 「大丈夫ですよ朝比奈さん。俺はご覧の通り大丈夫です」 「は、はい。でも……、でも……」 朝比奈さんが心配してくれたのは俺だけではなかった。むしろその心配が向けられていたのは、 俺のクッション代わりにされて、全衝撃を無理やり吸収させられた存在の方だった。 「ふぎゅう~」 「いくるちゃん!いくるちゃん!しっかりして!」 「おい、いくる!しっかりしろ!」 「うううう……。キョンさん酷いじゃないですかぁ……」 らんらんと愛くるしいガラス球のようなつぶらな瞳に水滴を浮かべている高校生、 というより場違いに迷い込んできた児童にしかみえないこの少年は朝比奈いくる。朝比奈さんの弟だ。 我が高の制服を着てまだ日が浅いとはいえ、傍から見ても中学生どころか小学生にしか見えないほどの幼い容姿。 こいつはランドセルを背負わせて、俺の妹たちと一緒に小学校の門を潜っても誰も怪しまないんじゃなかろうか? ぐしぐしと泣き止まないそのあどけない顔を見ているとつくづく思ってしまう。 しかしこの数週間でいい加減見慣れたとはいえ、コイツ、俺の弟の何倍も泣きやすいじゃないか。 耐え難きを耐え、忍び難きを忍べとまでは言わないが、男だったらもうちっとばっかり我慢したらどうなんだ? 朝比奈さんがオロオロしながらハンカチを差し出して、頬をそっと拭ってあげて、 その上背中まで擦ってあげているのを見ていると、微笑ましいんだか何だか解らなくなってくるぞ。 ともあれこちらは一段落したようなので、轟々とけたたましい声の響く部室の方を嫌々ながらも振り返ってみると、 俺が廊下を転がるハメになった原因を作った首魁たちが、周囲がドン引くほどの音量で激しく咆哮を戦わせていた。 「ちょっとアンタ、人の舎弟に何すんのよ!」 「強制的にかっ攫っておいて何言ってやがる。もうちっと本人の意思ってやつを確認したらどうだ?」 「だったらアンタが脇に抱えているのは何なのよ!?」 「おう、こいつは俺の“嫁”だ。夫が嫁を連れてきて何が悪い?」 と、黄色いハチマキを頭に巻いた男は、あの傲岸不遜の権化であるハルヒに対して何ら物怖じせず、 それどころか同等以上の態度で、己の信念を決然と言い放っていた。 こいつの名前は涼宮ハルヒコ。ハルヒの従兄弟だ。 その傍若無人、天衣無縫の俺様帝国皇帝ぶりは、ハルヒと互角に矛を交えられるほど。 そしてもう一つのSOS団の団長でもある。 しかしその脇に抱えられている“嫁”と呼ばれた女に、また随分と見覚えがあるのは気のせいだろうか? そうだな、気のせいだろう。先程しこたま打ち据えられてしまった頭が誤作動を起こして見せている幻覚に違いない。 そうとわかればあいつらの注意がこちらに来ないうちに退散するのが身の為だろう。 「さあ朝比奈さん、いくるも、今日の活動はここまでのようですから、今のうちに帰りましょう」 「鬼!悪魔!薄情者ぉ!逃げるなぁ!このか弱い乙女を見捨てて何処に行くぅ!」 二人に優しく語りかけ、朝比奈姉弟をエスコートする俺の背中に、 咆哮を戦わせている大怪獣たちとは別の誰かが激しい罵声を浴びせているようだが、 これはきっと大怪獣の咆哮の音量のお陰で、耳の調子がおかしくなってしまって聞こえている幻聴の一種に違いないと、 この雑音について俺は一切気に留めない事にした。 朝比奈さんが俺の袖を引いて、これで本当にいいのかと尋ねてくるが、構いませんよ、と紳士としてエスコートを続行する。 俺だけが毎朝、弟と妹の起床と称した急降下爆撃&雷撃の波状攻撃からの被害担当としての任務を務めているんだ。 たまにはそっちが被害担当を受け持つ事になったところでバチはあたるまいよ。 「こーらー!どーこーにーいーくー!?」 直後、俺の喉笛に柔らかいが鋭い棍棒の一撃が叩き込まれた。 ハルヒほどの常軌を逸した力強さと日本刀のような鋭さは無いが、それでも強烈な事には違いは無い。 思わずぐえっと情けない声が喉から漏れる。 「ひ、ヒメぇ、お前なぁ!」 「やっほーキョンくん!おかえりしようったってそうはいかないぞぉ。私たちの活動はこれからなんだからね!」 むせかえりながら吸い込んだ息に、朝比奈さんと同等の柔らかさに含まれた甘ったるい匂いが肺に飛び込んできた。 ラリアットを仕掛けてきたのは小泉一姫。読みが古泉と同じなので、俺たちはコイツを“ヒメ”と呼んでいる。 朝比奈さんとタメを張れるナイスバディに、ハチミツにメイプルシロップをぶちこんで、 歯が溶けそうになるほど煮詰めたような甘ったるい猫なで声。 可愛いものや気に入ったものには遠慮なく体を使ったスキンシップを仕掛ける女傑だ。 「逃亡は死刑って涼宮団長“たち”は言ってたじゃない?朝比奈先輩も、いくるちゃんも一緒に、エンジョイあーんどエキサイティング!」 こうして俺たちは逃亡する事も許されないまま、大怪獣たちが死闘を繰り広げる地獄の番外地に再び連行されてしまった。 「やっほーハルヒコ!とりあえず三人確保してきたよぉ!」 「よっしゃあヒメぇ、よくやったぁ!」 「ちょ、ちょっとアンタ待ちなさいよ!三人ともみんな“うちの”団員じゃないの!」 「やっほーキョンちゃん!私のマイハニー!」 「こ、こらー!やめんかい!」 屈強な野郎の脇に抱えられた無力でいたいけな少女に、妖豊な美少女が絡みつく構図というのは見ていて微笑ましいものがあると うんうんと腕を組んで眺めていると、今度はオレの後頭部にハルヒの蹴りが飛んだ。 「アンタもボサっと見てない!自分の片割れが身を引き裂かれそうになっているんだから、双子だったら電光石火で助け出してこっちに避難させなさいよ!」 いや、どっちに逃げても虎子無しの虎穴だからと、三十六計逃げるに如かずと口を開こうとしたその時、 カラカラと静かで軽く、それでいて重々しい音と共にドアが開いた。 「これ以上の騒ぎは近隣のサークルへの迷惑行為だ。各自とも速やかに互いの部室に入れ」 水滴を散らすような透き通った美麗の長髪に、水晶のように煌く小さな長方形のグラスが並んだ眼鏡が麗しい。 クールビューティとは正にこの“美青年”の事を言うのだろう。 長門“勇希”先輩の国宝級の刀のように研ぎ澄まされた鋭利な一言で、今まで繰り広げられていた大怪獣たちの巻き起こす破壊と喧騒の雰囲気は、 遥かな因果地平の彼方に霧散し、廊下にいた全員が粛々と各々の部室に入ったのだった。 「おや、今日のメンバーは正規のようですね」 こうやって毎回最後に、台風のような騒乱が収まってからノコノコと顔を出すのが古泉という男だ。まったく白々しい。 「遅かったわね古泉くん。そうなのよ。あと少しで連中の戦力をごっそり頂けるってとこだったのに……」 口元をアヒルのようにしながら、ハルヒのヤツは天井を見上げながらブツブツと怨嗟の呪文を口にし続けていた。 「でも、あの長門さんのお兄さんってすごいですよね。たった一言であの場を抑えてしまえるなんて」 そう言って長門の方を見る朝比奈さんだったが、長門は相変わらず本を読みふけったままピクリとも反応をしようとしない。 「そうなのよねぇ。有希のお兄さんがあっちにいるって言うのが正直厳しいのよ。何とかこっちに引き入れられないかしら」 「兄は自分の意志で向こうにいる。私もまた自分の意志でここにいる」 小さな声でボソリと呟く長門の声。ハルヒもそれは重々承知しているようだったが、それでもやはり口惜しいらしい。 「そんなに向こうの人材が欲しいならトレードでもするか?」 「冗談!何でアタシがハルヒコなんかと交渉しなきゃなんないのよ!」 俺の投げやりな意見具申に、ハルヒはポン菓子のように感情を爆発させて答えてくれた。 「あくまでも全ての戦力は私の手の内に納まるべきものなのよ。例えそれがキョンみたいな戦力外寸前の数合わせだとしても、取引の材料にするのは論外よ」 俺のような戦力外寸前のロートルとやらでも取引の材料に使ったりしないという我らが団長の意思には素直に感謝すべきなのだろうか? どうにもオレの目には敵対勢力が欲しがっているものだったら、例えそれが自分にとって発行から一ヶ月以上経った、 新聞の折込チラシ以下の価値であっても渡したくないという嫌がらせの魂胆以外に思えないのだが。 「うーん、取引するんだったら対等にトレードなんかじゃなくて、あいつの弱みを握ってからそこを揺すってやるのが一番なんだけどなぁ。 でも弱みを握って揺するってアタシのキャラじゃないし」 ウソ付け。お前コンピ研の連中から、朝比奈さんをハニートラップに使って、その眼前のPCを調達したのは何だと言うのだ。 大体、その件が原因でコンピ研が崩壊し、その隙を突いてお前の従兄弟がコンピ研の部室を乗っ取ってしまい、 敵対組織にこちら以上の設備を持った拠点を獲得されてしまうハメになったんだろうが。 その総括と反省はちゃんとできているんだろうな? 「有希のお兄さんにいくる君にキョンちゃんが来れば私のSOS団はより完璧になるっていうのに……」 などと俺の懸念など意にも介さず、ハルヒはブツブツとより完璧なるSOS団の未来図を描いているようだった。 自分の手元にアイツはともかく、長門先輩や第二のマスコットとなるであろういくるが来れば、確かに現時点の我が校で揃う戦力としては最高だろう。 しかしそこにヒメの名が出て来ないのは興味深いところだ。 まあハルヒにとってヒメはハルヒコ同様に近親憎悪で嫌っている相手だからだろうな。 ヒメはハルヒのように可愛らしいヤツには容赦なくベタベタするし、何より気に入った相手なら、男にもベタベタしてくる女だ。 主であるハルヒコはともかく長門先輩やいくる、果ては光栄な事に俺もその行為の対象に一人に加えてもらっているのだが、それはどんな魂胆からなんだろうか? あれだけ美形な古泉に対して全くしようとしないのは何か訳でもあるのだろうか? アイツに言わせればヒメはハルヒと古泉を刺激しているんだろうとか言っていたが、俺にはどうにもピンと来ねぇ。 結局この日もハルヒには打倒ハルヒコの妙案は浮かばず仕舞いだったようで、あっちもそれは同様の様子。両団長は適当な時間に退出し解散となった。 だが俺たちはこのまま解散、とはならない。二人が戻ってこないのを見計らって、この日はこっちの部室に集合になった。 あまり広いとはいえない部室に八人もの人数が納まると随分と窮屈になるのだが、とりあえず気軽に確保できる場所が他にないので仕方がない。 あらためて朝比奈さんの煎れてくれる美味なお茶と、いくるが丹精籠めて作ってくれたお茶菓子、今日はクッキーが全員分に行き渡ったところで、 ダラダラとしたいつもの両SOS団横断の両涼宮対策会議が始まった。 配置だが、オレとあいつの一般人代表と、長門兄妹の宇宙人、朝比奈姉弟の未来人、そして一樹とヒメの超能力者に分かれているはずだが、 今日もヒメは未来人の陣営にベッタリだ。一度たりとも超能力者たちが席を隣にしているのを見たことが無い。 事実上、場を取り仕切っているのはオレとアイツの一般人代表組だ。 長門先輩は確かにキレ者だが、聞かれないと答えてくれない難儀な人だし、長門はそれ以上に口を開かない。 古泉は率先して場を仕切りたがらない男だし、ヒメは論外。朝比奈姉弟は……それ以前だ。 「ねえみんな。今日はもう一度、私たちの置かれている状況を再確認したいんだけどいい?」 アイツがお茶菓子に出されたらくがんを手のひらでいじりながら切り出した。 こう切り出して異議が出た事は、実は一度も無い。しばらくの間は誰も口を開かず、まったりとした空気のまま無言のままだった。 目を泳がせている俺が何を言いたいのか察したのだろう。長門が口を開いてくれた。 「この状況が異常な事態だとは、私たちの上層部は認識していない。なぜなら最初からこの状況で存在していると考えている」 こういう席で長門が口火を切るのは珍しい。 ただでさえ口を開かないのに、会議の席でも兄の方が発言の機会が多いため、 長門の声を聞くのはかなりレアなことになってしまっているから、これも長門なりの自己主張だろうか。 「私たちもそうです。あの時、同時に涼宮さん“たち”に力が与えられ、我々も力を持つ事になり活動を開始したわけですが、この状況が異常だとは誰も認識していません」 古泉はいつもののらりくらりした笑顔で皆に目を配りながら話しているが、決して視線をヒメにだけは向けようとしていない。 何もかも正反対のこの二人の対立は、互いに露骨に表に出さない分、ハルヒたちより根が深いといえるだろう。 「で、で、わ、私たちですが……、きゃふぅ!や、やめてくださーい!」 朝比奈さんが勇気を出して発言しているところをヒメが子猫のようにじゃれ付いて妨害を始めた。 やれやれと頭を抱えてしまう俺だったが、そこでアイツはスっと立ち上がる。そして手にしていた特製の静粛ハリセンで、ヒメの後頭部をスパーンと一閃。 「あーん!キョンちゃんのいけずぅ」 「やかましい!朝比奈先輩が真剣に話をしているんだから、ヒメは邪魔しないでさっさと席に座んなさい!」 男の俺にできない事を平然とやってのけるのが同じキョンでも女の強みだろう。そこには素直に感心する。 「と、とにかく、禁則事項で言えない事だらけですが、今のところイレギュラーはありません」 姉の様子をみかねた弟が、たどたどしくはあったが健気に答えてくれた。 ともあれ現状は、どの勢力、その上層部は現状が当然であると認識しているそうだ。 ただし、全員が個人的見解として、この状態が異常である可能性は否定できないと口を揃えてもいた。 傾きかけた夕陽が照らす帰り道。自宅までの道を、俺とアイツは速度をあわせて走らせていた。 「とにかく、この状況が異常だというのを認識しているのはオレたちだけらしいな」 「そうね。これまでの改変とは次元が違うって事ね」 「だな。オレとお前が姉弟ってことになって、他にもかなりの数がごちゃごちゃに同居している。 時間の流れが変わったなんてレベルじゃないのは間違いない」 そう、今更だがオレもアイツも“キョン”なのだ。平行世界の同一人物、ただし性別が異なる“キョン”。 オレたちの世界は、中途半端に三月三十日の夜を持って一年の時を遡った入学式にまで遡って融合していたのだ。 そしてその事実を認識しているのも俺たち二人だけ。 余りにも不自然なく破綻なく融合してしまったため、だれも違和感を感じていないらしい。 あの統合思念体とやらさえも例外で無いというのが今回の事態の異常性を物語っている。 『ただいまー』 「キョン兄、キョン姉おかえりー!」 「キョンくん、キョンちゃんおかえりー!」 いつものように力なく帰宅を告げると、ずいぶんと元気を持て余した弟と妹の返事がきた。 心なしか妹の声も元の世界より大きい気がしているのだが、同じことを弟に対してアイツも感じているらしい。 俺にとっては弟なんてウザいだけの存在で、今までも何度か頭に血が上って叩き出そうとしたが、その度にアイツに止められている。 親父以外の一家揃って夕飯を済ませ、風呂に入る順番を待ちながらゲームに興じ、 親に止められると部屋に引き上げて宿題や明日の準備を行なうのが夜の過ごし方だ。 とはいえ元気を無尽蔵に有り余らせている弟たちが落ち着いて寝付いてくれるには十時以降を待たねばならないから、 元の世界だと比較的容易に確保していた自分の時間は確保が困難になっている。 妹と弟が寝付くとようやく自分の時間だ。 しかしその時間はアイツと一緒に宿題ついでに、まだ終わっていない情報の交換を行なっている。 俺とアイツ、平行世界だけあって似たような状況に置かれ、起こった出来事は殆ど同じものだが、 やはり男女が逆転していると細部やタイミングは随分と違うらしく、聞いていて面白い。 そのため麦茶を酌み交わしつつ一緒にちゃぶ台で向き合うのが夜遅くになることも多いのだが、 そんな俺たちを見てお袋は「姉弟じゃなくて夫婦みたい」などと冗談で口にする事もあった。 ご心配なく。オレたちは双子の姉と弟という表向きではありますが、その実、平行世界の同一人物なのですから。 世界が理不尽に滅亡の危機に瀕して関係を強要されでもしない限り、間違いなんて起こす事は有り得ませんからご心配なく。 Round2へ